約 3,558,756 件
https://w.atwiki.jp/smoptd/
トップページ 初めての方へ オデッセイwikiとして作る予定だったが、管理人が面倒くさくなってしまい、未完成になったwikiです。 初めての方はこちらを見る事お勧めします。初めての方へ 関連サイト 管理人のTwitter 世界ランキング 世界記録の更新保管庫 海外のマリオデwiki ワンステRTA世界記録保管庫
https://w.atwiki.jp/diktaion/pages/84.html
前へ … オデュッセイア … 次へ 第17歌 テレマコス、帰館 テレマコスは屋敷に帰館し、母に会った。オデュッセウスと豚飼は後から屋敷へ向かった。オデュッセウスは屋敷の入り口で愛犬と再会した。オデュッセウスは広間で食物を乞うて求婚者の間を回ったが、アンティノオスに足台を投げつけられた。ペネロペは夫の消息を知るために、乞食姿のオデュッセウスと会う約束をした。 内容 テレマコス屋敷に帰館する 翌朝、テレマコスは豚飼に「わたしはこれから町へ行き母に顔を見せてくる。そなたはこの気の毒な客人を町へ連れて行き、食物を物乞いできるようにしてあげてほしい」と言って、町へ出かけていき、屋敷に着いた。乳母のエウリュクレイアが彼に気付き、嬉しさに泣きながら出迎えた。ペネロペは部屋を出て、我が子を抱きしめ、泣きながら旅先のことを訊いた。テレマコスは「さあ、あまり泣かないで下さい。わたしはこれから帰国の旅に同行しペイライオスに預けておいた客人を迎えに集会場へ行ってきます」と言った。 テレマコス客人を迎えに行く テレマコスは集会所へ行き、メントル、アンティポス、ハリテルセスら親しい友人たちに会い、ペイライオスの連れてきた客人テオクリュメノスを迎えた。ペイライオスは「テレマコスよ、メネラオスからの贈物をそなたの屋敷に運びたいのだが」と言った。テレマコスは「屋敷の状況がどうなるか分からない。もし求婚者がわたしを殺害したら、これらの財宝が彼らの手に渡るよりは、ここにおいでの方々の持ち物となる方がよい。しかし、わたしが彼らに天誅を加えて討つことができたら、その時こそわたしの屋敷へ運んでくれ」と言った。 テレマコス母に旅の話をする テレマコスは客人を連れ屋敷へ戻った。二人は湯浴みして、食事をとった。母ペネロペが来て二人に相対した。食事がすむとペネロペは旅先での話をせがんだ。テレマコスはネストルとメネラオスを訪ねたことを話し、オデュッセウスは仙女カリュプソの島に留められ、船もないので故国へ帰れないでいるらしいことを話した。テオクリュメノスは「奥方よ、確かな予言をします。オデュッセウス王はすでに故国に帰っておられます。どこにおいでか分からぬが、わたしは船上で予兆を見たのです」と言った。ペネロペは「その通りになって欲しいもの」と答えた。求婚者たちは屋敷の前で円盤や槍を投げて遊んでいたが、夕食の時間になり、牧人たちが羊を連れてくると、屋敷に入って夕食の用意をした。 オデュッセウス屋敷へ向かう オデュッセウスと豚飼は町へ向かっていた。豚飼は「主人に言いつけられたので、おぬしを屋敷に送っているが、正直いうと、わしはおぬしに農園に残ってもらった方が嬉しいのだ」と言った。二人が町の近くの清らかな泉に着いた時、山羊飼のメランテウスに出会った。彼は二人を「豚飼よ、汚らしい乞食をどこへ連れていく。この男がオデュッセウス王の屋敷へ行ったら、殿方から足台を投げつけられるだろうよ」と口汚く罵り、オデュッセウスの腰を蹴った。豚飼は「ニンフ方よ、オデュッセウス王がお帰りになりますように。そうすれば、こいつの高慢な鼻をへし折ってくださろうに」と祈った。メランティオスは「なんたることを抜かすか。この男はいつか遠くの地で叩き売ってやる。テレマコスは今日にでも屋敷で殺されてしまえばよい」と言った。 オデュッセウス愛犬に再会する オデュッセウスと豚飼は屋敷に着いた。中からペミオスが弾く竪琴の前弾きが聴こえてきた。その時、牛の糞の山に埋もれて横になっていた、かつてのオデュッセウスの愛犬アルゴスが主人に気づいて尻尾を振った。主人に近づいていく力はもうなかった。オデュッセウスが不在の間、召使はその犬の世話をしようともしなかったのである。オデュッセウスは気づかれぬよう、そっと涙した。犬のアルゴスは主人と二十年ぶりに再会するとすぐに死んでしまった。 オデュッセウス求婚者の間を回る まず豚飼が屋敷に入り、後からオデュッセウスが入った。テレマコスは豚飼に言いつけてオデュッセウスに食物を与えたが、それを食べ終わるとオデュッセウスは求婚者たちの間をパンを乞うて回った。一同は食物を彼に施しつつ、彼は何者かと訪ねあっていた。メランティオスが「妃に求婚なさる方々よ、この男は豚飼めが案内してきました」と言うと、アンティノオスは「豚飼よ、なぜこんな汚い乞食など連れてきたのだ」と罵った。豚飼は「わしは乞食など招いたりはいたしませぬ」と答えた。 オデュッセウスがアンティノオスに打たれる オデュッセウスは袋をパンと肉で一杯にした。彼はアンティノオスの前に行き「あなたも何か恵んでくだされ。わしは昔は裕福でしたが、アイギュプトス人に捕らえられ、キュプロス島の王ドメトルに渡され、そこからさんざん苦労を重ねてこの地へやってきたのです」と言った。アンティノオスは「厚かましい恥知らずな男だ。あちらへいって立っておれ」と言った。オデュッセウスは「あなたは立派な風貌にふさわしい心を持っておらんようだ」と言った。アンティノオスは足台を取ってオデュッセウスに投げつけた。 ペネロペと乞食(オデュッセウス)は会う約束をする その様子はペネロペに伝えられたが、彼女はそれを聞くと気の毒な他国の乞食を憐れみ、話しを聞きたいと言って、豚飼にその乞食を連れてくるよう頼んだ。豚飼はオデュッセウスの所に行き、ペネロペが会いたがっていることを伝えた。オデュッセウスは「わしも一部始終をお話ししたいが、求婚者たちは恐ろしい。今わしは何も悪いことをしないのにあの男に物を投げつけられた。されば、日が暮れるまでお待ちくださるよう奥方に伝えてほしい」豚飼がそれをペネロペに伝えると、彼女は納得した。豚飼はテレマコスに身の安全に気をつけるようにと告げ、夕食をとって、農場へ帰っていった。それからも求婚者たちの宴は続き、時刻は夕方となった。 関連 人名 (作成中) 地名 (作成中) 前へ … オデュッセイア … 次へ
https://w.atwiki.jp/switchsoft/pages/890.html
アサシン クリード オデッセイ クラウドバージョン インターネット通信必須 Ubisoft Clubアカウント クラウド オープンワールド 古代ギリシャ 3Dアクション ARPG 基本無料20分 730日利用券8,400円(税別)44.0MB→70.0MB 己の運命を選択せよ! 紀元前431年 古代ギリシア 一介の傭兵から偉大なる英雄を目指せ。 待ち受ける壮大な旅の中で自らの過去の秘密を解き明かしながら、古代ギリシアの運命をもその手で変えるのだ。 古代ギリシアの旅 そこはいまだ神々と人間が共に暮らす世界であり、幾多の戦いで荒廃した世界でもある。 青々と生い茂る森、火山島、賑やかな街などで新たな発見や出会いが待っている。 伝説を築け 己の決断で運命さえも変えていけ。 プレイヤーの選択に応じて複数の展開が待つ新たなマルチストーリーシステムを採用。 さらに装備、船、を自在にカスタマイズして自分だけの物語を作り出そう。 かつてない壮大な戦い 数百名の兵士が入り乱れるアテナイ対スパルタの壮大なバトルで、様々なアビリティを駆使して戦おう。 そしてエーゲ海を舞台にした海戦では、敵艦隊を突破して道を切り開くのだ。 ※本タイトルはクラウドバージョンとなります。 クラウドサーバーでゲームを動かし、インターネット回線を通じてプレイします。 ゲーム本編をダウンロードする必要はありませんが、常にインターネット接続環境が必要となります。 遊ぶために必要なもの - インターネット通信 プレイするには、以下のものが必要です。 ・Nintendo Switch本体 ・Joy-conまたはProコントローラー ・ニンテンドーアカウント(18歳以上のアカウント) ・Ubisoft Clubアカウント ・安定したインターネット接続環境 ・ランチャー ・アサシン クリード オデッセイ クラウドバージョン利用券 ※利用券はニンテンドーeショップを通じてご購入いただけます。 Nintendo Switchでニンテンドーeショップをご利用いただくには、ニンテンドーアカウントとの連携が必要です。 なお、本作品のご利用にあたってNintendo Switch Onlineをご契約いただく必要はありません。 ソフト内アイテム 全2件 アサシン クリード オデッセイ - 最初の刃の遺産 3,240円(税込) アサシン クリード オデッセイ - アトランティスの運命 3,240円(税込) メーカー ユービーアイソフト 配信日 2018年10月5日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり非対応 対応コントローラー Nintendo Switch Proコントローラー プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 インターネット通信プレイ人数× 1 対応言語 日本語, 英語 レーティング CERO Z 暴力, 犯罪 アサクリオデッセイクラウド版思い切って買ってみた。グラはいまいちだけど携帯モードならいける。 外で遊べないのは痛いけど部屋で持ち運べるだけでも個人的に便利。 2020年まで遊んでるかっていうと微妙だから値段にこだわる理由は俺にはない。 とりあえずこのクラスのゲームがswitchで遊べるしダクソより好きだからほんといい。 -- 名無しさん (2018-10-08 10 36 06) ゼルダbow好きなんだけどアサクリオデッセイが気になってる 楽しめるかな? 箱でやってるからクラウド周りがどうなのかはわからないけど内容はめちゃめちゃ面白いよ 同じくbotwにハマったクチだけど同等かそれ以上に楽しんでる -- 名無しさん (2019-05-20 01 23 13) オデッセイは世界観のクセが強すぎるからもし4のあと興味持ったらよく調べてからにするといいよ 自分は急に神話寄りの話になって無理だった -- 名無しさん (2020-12-28 08 58 25) 4のあとオデッセイやると海戦の武装のショボさも気になるんだよな -- 名無しさん (2020-12-28 08 59 11) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/diktaion/pages/19.html
前へ … オデュッセイア … 次へ 第3歌 テレマコス、ピュロスでネストルに会う テレマコスはピュロスでネストルに会った。ネストルはトロイアからの帰還の様子を語ったが、オデュッセウスの消息は知らないという。ネストルはアガメムノンの最期を語り、メネラオスを訪ねるよう助言した。テレマコスはペイシストラトスとスパルタへ出発する。 内容 テレマコス、ピュロスへ着く 朝になって、一行はネレウスの城ピュロスに着いた。ちょうど海辺では、牡牛を何頭も屠ってポセイドンに献じているところだった。参列者は九組に分かれ、それぞれの組は500人だった。テレマコス一行は岸に船を泊め、上陸した。アテナはテレマコスにいった。 「テレマコスよ、さあ、ネストルのところへ行き、父親の消息について何か知っておられるか訊ねなさい。」 テレマコスは答えていった。 「でもメントル、どのように訪ねて行き、どのように挨拶したらよいのでしょう。年のゆかぬ身で年上の人にものを訊ねるのは気がひけます。」 アテナは答えていった。 「テレマコスよ、そなたが思いつくこともあるだろうし、神が知恵を授けてくださることもあるだろう。」 テレマコス、ネストルと食事をする 二人はピュロス人らの集まった所へ着いたが、この時、ネストルの子ペイシストラトスが真っ先に近づいて二人を宴席に誘い、父親のそばに座らせた。食べ物と酒をふるまい、アテナに向かって、 「では客人、ポセイドンにお祈りください。これはポセイドンの祭の宴です。献酒を済ませましたら、この方に盃を渡して献酒させてあげて下さい。あなたの方が年長ですから、先ずあなたに盃をお渡しします。」 といって、女神に盃を手渡した。アテナはポセイドンに祈っていった。 「ポセイドンよ、ネストルとその子たちに名声を、ついでピュロスに住む人々に幸せを授けたまえ。さらにテレマコスと私が、この地に参ったその目的を果たすことができるよう、はからい給わんことを。」 テレマコスも女神と同じように祈った。それから皆で豪勢な食事を楽しんだ。やがてネストルが口を切っていった。 「さて、客人方も食事を楽しまれたことであり、今はもうどこのどなたかおたずねしてもよいであろう。あなた方は一体どなたで、どこから来られたのか。」 テレマコスは勇気を出してそれに答えた。 「ネストルよ、われらはイタカからきた者で、用向きは公用ではなく私事です。私は父の消息が得られないかと、求めているのです。父とはオデュッセウスで、かつてあなたと共にトロイアで戦ったと聞いております。トロイアで戦った人のなかで、父のみはその最期が伝わっておりません。どうか父について知っていることをお話ください。」 ネストル、トロイアの話をする ネストルは答えた。 「ああ、そなたの言葉で思い出したぞ。われらアカイア勢のかの国での苦労をな。アイアス、アキレウス、パトロクロス、またわしの息子アンティロコスがかの地で最期を遂げた。その苦難はとうてい語り尽くせまい。戦争が終り、帰国する段になって、ゼウスの姫神の怒りによって、多数のアカイア勢は無残な最期を遂げた。女神はまずアトレウス家の二兄弟の間に争いを起された。二人は全軍の集会を開いた。メネラオスは船で帰国することを提案したが、アガメムノンは盛大なアテナの祭りを行うつもりだった。二人は激しく言い争い、全軍が二つに分かれた。半数は船を海におろし、他の半数はアガメムノンと共に居残った。われらは海に乗り出した方であったが、途中で船を反転させ、引き返していった者があった。なんとそれがオデュッセウスの部隊だったのだ。わしはディオメデスやメネラオスと共に帰国を目指した。ディオメデスがアルゴスに着いたのは四日目だった。わしはピュロスを目指してさらに進んだが、順風がやむことはなかった。そういうわけで、他の人々の消息は何も知らぬまま帰ったわけだ。しかし、ここに帰ってから噂で聞き知っていることは、何でもお話しよう。まず、ネオプトレモスは無事帰国したそうだ。ピロクテテスも無事に帰国。イドメネウスもクレタへ帰った。アガメムノンについては、アイギストスに殺害されたことは、そなたも知っておろう。息子のオレステスがアイギストスを討って、父の仇を報じたわけだ。そなたも、後の世の人に称えられるような勇敢な人間になっていただきたいものじゃ。」 ネストル、アガメムノンの最期の話をする テレマコスは答えた。 「あの方の誉れは後世の人々に伝えられるでしょう。私もそれほどの力をもって、求婚者どもを懲らしめてやれたらと思います。しかし、今は耐え忍ぶほかないのです。」 ネストルはいった。 「思い出した、そなたの母に多くの求婚者が言いより、屋敷に居座っているとか。しかしな、父上が帰られて、求婚者を懲らしめる日が来ないとも限るまい。女神アテナはそなたの父に公然と愛情を示しておられたのだから。」 テレマコスは答えた。 「神々の意志がそうであっても、そのような大層なことが実現するとは、私には思えません。」 アテナがいった。 「テレマコスよ、神というものは、その気になれば、離れていてもたやすく人を助けることができるのですぞ。」 テレマコスは答えた。 「メントルよ、その話はもうやめましょう。父は暗い死の運命が定められたのですから。ネストル殿には別のことをお訪ねします。お話ください、アガメムノンはどのようにして果てられたのか。」 ネストルはいった。 「話して進ぜよう。われらがトロイアにいる間に、アイギストスはアガメムノンの妻を口説くのに余念がなかったのだ。妃クリュタイムネストラはもとは道理をわきまえた女だったが、宿命によって屈服を余儀なくされた。一方、メネラオスとわしはトロイアを発って共に船を進めていた。ところがスニオンの辺りで、メネラオス配下の舵取りが急死したので、彼は部下の埋葬のため、その地にしばらく滞留せねばならなかった。やがて、彼はふたたび海に乗り出したが、嵐にあってアイギュプトスへ流された。その間に、アイギストスは帰国したアガメムノンを殺害し、七年にわたってミュケナイに君臨した。八年目にオレステスがアテナイから帰国し、アイギストスを討って、父の仇を報じたのだった。オレステスは供養の宴を催したのだが、ちょうどその日にメネラオスが帰国して、この家を訪れたのだ。されば、そなたも屋敷に乱暴者どもを置いたまま、ながらく旅を続けるのはよしたほうがよかろう。ただ、メネラオスの許へは是非たずねて行きなさい。果てしない異国へ流され、先頃帰ってきたばかりなのだからな。息子もいることゆえ、ラケダイモンまで案内させよう。」 一同、宴を終え、眠りにつく ちょうど日が暮れてきた。アテナがいった。 「御老体、只今の話は一々もっともに存じます。しかし、今は神酒を献じた上、眠りにつくとしましょう。」 一同はその言葉に従い、献酒を行った。アテナとテレマコスは船に戻ろうとしたが、ネストルはそれを引き止めていった。 「この屋敷には立派な夜具を用意してある。そなたらを甲板の端などで眠らせるわけにはいかぬ。」 アテナは答えた。 「御老体、まことに善いことをいって下された。テレマコスはお言葉に従うのが然るべきことと思います。私は船を帰って仲間に一部始終を話してやります。そして、明日の朝にはカウコネス族の国へ貸しを取り立てにいくつもり。テレマコスはご子息の一人をつけ、馬車でスパルタまで送ってやっていただきたい。」 こういうと、アテナはヒゲワシの姿になって飛び去った。ネストルは驚いていった。 「あの方こそゼウスの姫神にちがいない。女神よ、どうかわが家族に善き名声を賜ってください。あなたには、子牛を生贄に供えます」 一同はネストルの屋敷へ戻り、そこで酒を飲むと、それぞれの家へ引き上げた。ネストルは、テレマコスに寝台をしつらえ、ペイシストラトスと並んで休ませた。 (画像/ネストルのもとを発つテレマコス) テレマコス、馬車でスパルタへ向かう 次の朝、ネストルが寝室を出て腰掛けに座ると、息子たちとテレマコスも部屋から出てきて周りに集まった。ネストルはいった。 「息子たちよ、まずアテナ女神の御心をやすめたいのだ。一人は牧場へ行き、牛を一頭連れてきてくれ。一人は船へ行き、お供の方々を連れてきてくれ。一人は牛の角に金箔を張る、細工師をよんできてくれ。他の者はここで宴の用意をせよ。」 息子たちはそれぞれ仕事にかかった。息子たちは牛を、屠り、解体し、串に刺して焼いた。テレマコスはネストルの末娘ポリュカステに入浴させられ、場に現われた。宴が始まり、一同は食事を楽しんだ。やがて、ネストルはいった。 「さて、息子たちよ、テレマコスのために馬車をひいてきてくれ。」 息子たちは素早く馬車の用意をした。テレマコスがそれに乗り込むと、ペイシストラトスが、馬の手綱を握り、鞭をふるって馬を進めると、野へ走り出した。 日が沈むまで走って、ペライのディオクレスの屋敷に着いた。その夜はそこに泊まり、主人の歓迎を受けた。そして翌日も、朝から日没まで、二人は馬車を走らせた。 関連 人名 テレマコス 父の消息を尋ねてピュロスへやってきた ネストル ピュロスの国王。トロイア戦争の英雄 メントル アテナが姿を借りている人間 ペイシストラトス ネストルの息子。テレマコスの旅に同行する トラシュメデス ネストルの息子 ネレウス ネストルの父 エケプロン ネストルの息子 ストラティオス ネストルの息子 ペルセウス ネストルの息子 アレトス ネストルの息子 エウリュディケ ネストルの妃 ポリュカステ ネストルの末娘。テレマコスを入浴させる ディオクレス テレマコスたちを泊めて歓待する アテナ メントルの姿に扮している。途中、ひげ鷲の姿になって飛び去る アガメムノン トロイア戦争の英雄。ギリシア軍の総大将 メネラオス トロイア戦争の英雄。アガメムノンの弟 ディオメデス トロイア戦争の英雄 ネオプトレモス トロイア戦争の英雄。アキレウスの息子 ピロクテテス トロイア戦争の英雄 イドメネウス トロイア戦争の英雄 アイギストス アガメムノンの妻と通じ、アガメムノンを殺害する オレステス アガメムノンの子。父の仇のアイギストスを殺害する クリュタイムネストラ アガメムノンの妻。アイギストスと計って夫を殺害する 地名 ピュロス ネストル王の町 スパルタ メネラオス王の町 前へ … オデュッセイア … 次へ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/17961.html
ホワイトボタン(ほわいとぼたん) 概要 ハーツに登場したバッジ系の装飾品。 登場作品 + 目次 ハーツ 関連リンク関連品 ネタ ハーツ 作中説明 装飾品の一種。光属性の攻撃のダメージを15%アップする。 ヘンゼラとワンダリデルのアクセサリ屋で2000ガルドで買える。 No. 063 分類 装飾品 買値 2000 売値 1340 特殊効果 光属性の攻撃のダメージ15%上昇 入手方法 店 ヘンゼラ・アクセサリ屋(後半)ワンダリデル・アクセサリ屋 合 エストレーガ・アクセサリ屋(中盤)レーブ・アクセサリ屋 材 光念石×1真珠草の朝露×4燕の子安貝×1(270ガルド) 拾 特務拠点ニーベルグ ▲ 関連リンク 関連品 ライトバッジ ▲ ネタ 名前は「白いボタン」という意味。 ▲
https://w.atwiki.jp/diktaion/pages/82.html
前へ … オデュッセイア … 次へ 第16歌 テレマコス、乞食(オデュッセウス)の正体を知る テレマコスはエウマイオスを訪ねると、帰国をペネロペに知らせるため豚飼を町へ遣わした。アテナは乞食姿のオデュッセウスを元の姿に戻し、テレマコスと父子の再会をさせた。二人は求婚者殺害の策略を練った。求婚者はさらにテレマコス殺害を企てるが、ペネロペは彼らの非道を責めた。 内容 テレマコス豚飼を訪ねる オデュッセウスとエウマイオスが小屋で朝食を済ませたところに、テレマコスがやってきて戸口に立った。エウマイオスは感動して泣きながらテレマコスの手や頭に接吻して出迎え、小屋の中へ招き入れた。テレマコスは乞食姿のオデュッセウスと顔を会わせたが、ただの客人だと思った。三人は食事をした。テレマコスが豚飼に客人の素性を訊ねると、豚飼は「この人はクレタ出身で、各地を放浪したそうですが、身柄を若様に預けたい」と言った。テレマコスは求婚者がいる屋敷でこの客人を迎えることは出来ないと断り、「望めばどこへでも送るし、良かったらこの農場に留めて世話をしてあげれば良い」と言った。 豚飼を町につかわす オデュッセウスはテレマコスに屋敷で求婚者たちが無法にふるまっている事情を尋ねた。テレマコスは「父オデュッセウスは屋敷で私を生むと、戦争に行ってしまい戻らなかった。だから近隣の島々から無数の敵が集まってきて、私の母に求婚し、われらの財産を蕩尽しているのだ」と答え、エウマイオスに「爺よ、町へ行って母ペネロペに私が戻っていることを知らせてきてくれ」と頼んだ。豚飼が承知して出て行くと、アテナがオデュッセウスだけに姿を現して小屋に入ってきて、彼を外へ連れ出した。今はもう全てを息子に話し、求婚者を倒す謀りごとをめぐらすべきである、とアテナは言って、杖でオデュッセウスの体に触れ、衣服を清潔にして姿を若くしてやった。 (画像/オデュッセウスとテレマコスの再会) 父子の再会 テレマコスはすっかり変わった姿で入ってきたオデュッセウスに驚き、神ではないかと畏れた。オデュッセウスは「わしは神などではなく、そなたの父である」と息子に接吻したが、テレマコスはなおも信じようとせず、「先ほどまでは乞食のような姿であったのに、今は神にも見紛う姿、人間にこのようなことが出来るはずがありません」と言った。オデュッセウスは「度を越して怪しむのは良くないぞ。これはアテナがなさったことで、私は間違いなくそなたの父だ」と言うと、二人は抱き合って泣いた。 求婚者を殺す策略を練る オデュッセウスは「今わしがここへ来たのは二人で求婚者どもを討ち果たす計略を練るだめだ。さあ、求婚者の人数を挙げてくれ」と言った。テレマコスは「ドゥリキオンから52、サメから24、ザキュントスから20、イタカから12が来ています」と答えた。オデュッセウスは言った。「夜があけたら、そなたは屋敷へ戻り、求婚者どもと一緒になれ。わしは後から乞食に身をやつして豚飼に連れて行ってもらう。わしが求婚者に恥辱を加えられても、そなたはじっと堪えて忍ぶのだぞ。それから、わしがそなたに頷いてみせたら、そなたは広間にある武器をわれら二人の分を残して、全て倉庫にしまうのだ。もう一つ、オデュッセウスが帰国したことを誰にも知らせてはならぬ。豚飼にもラエルテス老にも、ペネロペにすらな」 求婚者たちの話し合い 一方豚飼は屋敷に着いて、ペネロペにテレマコスが帰還したことを伝えた。求婚者たちは暗殺が上手くいかなかったことに気落ちした。彼らは集会場で話し合ったが、アンティノオスは「我らは待伏せに失敗し、テレマコスを帰国させてしまった。領民たちは今はもう我らに好意を寄せておらぬ。町外れの農場か、道で彼を殺してしまおう」と一同に提案した。そのなかでアンピノモスは「テレマコスを殺すのは賛成できない。まず神々の意志を訊ねるべきだ」と言うと、一同はそれに同意し屋敷へ戻った。 ペネロペ求婚者を責める ペネロペは求婚者の前に姿を現した。アンティノオスに向かって「そなたは腹黒い人じゃ。なぜにテレマコスに対して殺害を企んだりするのか。そなたの父がテスプロトイ人に害を加えて、この国の領民に殺されそうになった時、民を止めたのがオデュッセウスであったのですよ」と言うと、エウリュマコスは「安心なさるがよい。テレマコスを手にかけようとする者など決しておりません」と答えたが、その当人がテレマコスの暗殺の首謀者だった。 豚飼が町から帰ってくる 豚飼は小屋に帰ってきたが、アテナは再び杖でオデュッセウスに触れ、乞食姿に変えた。テレマコスが豚飼に町の様子を訊ねると、豚飼いは「帰り道で、多数の武装した人間が乗った船が一艘入江に入っていくのを見ましたが、あれが例の待伏せの連中だろうと思いました」と答えた。三人は楽しく食事をして、眠りについた。 関連 人名 (作成中) 地名 (作成中) 前へ … オデュッセイア … 次へ
https://w.atwiki.jp/diktaion/pages/88.html
前へ … オデュッセイア … 次へ 第19歌 オデュッセウス、ペネロペとの出会い。足洗いの場 オデュッセウス父子は広間の武器を隠す。オデュッセウスはペネロペと初めて対面し、窮状を訴える妃に、うその身の上を語り、オデュッセウスが近く帰国するという。老女エウリュクレイアはオデュッセウスの足を洗う時、古い傷痕を見て、正体に気付くが、オデュッセウスに口止めされる。妃は結婚相手を選ぶため、翌日弓の競技を開催することを明かす。 内容 オデュッセウス、ペネロペと対面する 広間に残ったオデュッセウスはテレマコスに「武器をみな奥へ片付けよ」といった。二人は一緒に広間の武器を片付けた。テレマコスは寝室に去り、オデュッセウスは部屋に残っていた。そこへペネロペが降りてきて、炉の傍らに腰をおろした。この時女中メラントがオデュッセウスに「この乞食め、さっさと出ておいき」と毒づいた。オデュッセウスは、「わしも昔は裕福であった。お前も今の栄耀を失わないよう気をつけるのだな」といった。ペネロペもメラントを叱りつけた。「私がこの客人に、夫の消息を訊こうとしていることは、いっておいただろう」ペネロペはオデュッセウスに素性や出身をたずねたが、オデュッセウスは昔を思い出すのが辛いからと答えなかった。 ペネロペ、悲しい身の上を語る ペネロペはいった。「夫のオデュッセウスがイリアス目指して出征して以来、近隣の王侯や貴族たちが、嫌がる私を妻にと求め、屋敷を荒らしています。結婚を迫る彼らに私は策をめぐらしました。部屋に大きな機を据え、布を織ることにし、求婚者たちに言いました。『この布を織り上げるまで待ってください。これは老雄ラエルテスが亡くなった時に備えて、弔いの衣裳として織っているものです』そして昼のうちは機を織り、夜はそれをほどくことを続けたのです。三年間、求婚者をあざむきましたが、四年目に恥知らずの女中らの密告で、仕事の現場を押さえられてしまいました。もはや結婚をのがれる口実もありません。両親は私に結婚せよと迫り、息子は求婚者が財産を食いつぶすのを辛がっています。それはともかく、そなたはどこの出身なのか素性を明かして下さらぬか」 オデュッセウス、うその身の上を語る 妃に答えてオデュッセウスがいった。「ではお話しましょう。クレテの王デウカリオンが私の父でした。デウカリオンは私とイドメネウス王の二人の息子をもうけました。私の名はアイトンといいます。私はここで、トロイアへ向かう途中、クレテに漂着されたオデュッセウス王に会いました。私は王を屋敷へお連れして、もてなしました。王はこの地に十二日間滞在しました」オデュッセウスが作り話をまことしやかに語ると、ペネロペは涙にくれて悲しんだ。 老女、オデュッセウスの傷痕に気づく オデュッセウスは、「奥方よ、実は私が先頃聞いたところでは、王はこの近く、テスプロトイ人の土地に息災でおられるそうです。近いうちに必ずお帰りになられるでしょう」といった。ペネロペは、「そなたのいう通りになってくれればよいが。さあ、エウリュクレイアよ、この方の足を洗って寝床に案内してあげなさい」といった。老女は金だらいに湯を注ぎ、オデュッセウスに近づいて、足を洗いかけた時、足の古い傷痕に気がついた。かつてオデュッセウスが、母の父アウトリュコスを訪ねた時、猪の牙にかかって付けられたものであった。 オデュッセウスが猪に傷をつけられた次第 アウトリュコスは名高い盗賊だった。彼がイタカを訪れたとき、孫の名付け親を頼まれた。アウトリュコスは、「わしはこれまで多くの人間に憎まれて(オデュッサメノス)きた。されば、この子にはオデュッセウスという名を付けるがよい」といった。やがて成長したオデュッセウスは、パルナッソスを訪れた。アウトリュコスと妻アンピテエと息子たちは暖かく彼を迎えた。次の朝、アウトリュコスの息子たちは猟に出て、オデュッセウスも彼らに随った。パルナッソス山を越えた所で、巨大な猪が一行の前に立ちふさがった。猪はオデュッセウスの膝の上を、牙で深くえぐった。オデュッセウスは槍で猪の右肩を刺して、これを倒した。皆はすぐに屋敷に戻り、オデュッセウスの傷を手当てしたが、傷が消えることはなかった。 (画像/オデュッセウスに気付くエウリュクレイア) オデュッセウス、老女に口止めする エウリュクレイアは足の傷痕に気づくと、「あなたは間違いなくオデュッセウスさまですね」と泣いた。そのとき、アテナがペネロペの心をほかに逸らしたため、彼女が気づくことはなかった。オデュッセウスは、「婆やよ、誰にも知らせてはならぬぞ」といった。老女はオデュッセウスの足を洗い、油を塗った。オデュッセウスは再び炉のそばに座った。 ペネロペ、見た夢を語る ペネロペはいった。「客人よ、私は二つの道の間で迷っています。このまま屋敷に留まるべきか、それとも求婚者の一人と結婚するべきか。それで、これから話す私の見た夢をきいて、その意味を解いて下さらぬか。屋敷の中で二十羽のガチョウが小麦をついばんでいると、大ワシが山から飛んできて、全部のガチョウを殺してしまった。私は悲しんでいた。そのうち、ワシが舞い戻ってきて、『これは夢ではない。ガチョウは求婚者であり、私はそなたの夫として、求婚者全員に悲運を下すべく、ここに参ったのだ』というと、私は眠りからさめました」オデュッセウスは、「明らかに求婚者全員に破滅が迫っているのでしょう」といった。 ペネロペ、弓の競技の開催を明かす ペネロペは、「もう一つお話することがあります。実は私はこれから斧を使って競技を催そうと思っているのです。以前夫はよく、全部で十二本の斧を一列に並べ、遠くに立って、そこから矢を射通していたものです。私は求婚者たちにこの競技を催してやるつもりです。十二の斧を残らず射通したものに、私はこの屋敷を出て随っていくでしょう」といった。オデュッセウスは、「奥方よ、その競技をお延ばしなさいますな。求婚者どもが斧を射通す前に、オデュッセウス王はここに帰ってこられるでしょうから」といった。それからペネロペは就寝の挨拶をして、女中たちを伴って寝室へ引きあげ、眠りについた。 関連 人名 (作成中) 地名 (作成中) 前へ … オデュッセイア … 次へ
https://w.atwiki.jp/diktaion/pages/109.html
前へ … オデュッセイア … 次へ 第22歌 求婚者謀殺 オデュッセウスはアンティノオスを弓で討ち倒し、求婚者に正体を明かすと、テレマコスと二人の忠実な下僕を従えて求婚者と戦う。アテナの助けもあって、求婚者を全員誅殺した後、不忠の山羊飼や女中を処刑する。そして、惨劇の後を清掃する。 内容 オデュッセウス、アンティノオスを討つ オデュッセウスは着ていたぼろを捨て、敷居の上に躍り上がり、求婚者に向かって、「さあ、競技は終わったぞ。ではこれから、誰も当てたことのない的を、見事に射当てられるか試みるとしよう」といって、アンティノオスに矢を放つと、矢は咽喉を貫いて先へ抜けた。求婚者たちは騒然となり、椅子から躍り上がると、壁を見回したが、武器がひとつも見あたらなかった。彼らは、「他国者よ、とんでもない過ちを犯したな。お前の死は確実となった」と罵った。よもや、故意に殺したとは思わなかったのである。 オデュッセウス、一同に正体を明かす オデュッセウスは、「犬どもめ、わしがトロイアから戻らぬと思ったか。よくもわしの屋敷を散々に荒らし、女中たちに供寝を強い、妻に言い寄りおったな。今や貴様らすべてに、破滅の綱は結わえ付けられたのだ」といった。彼らは恐怖で蒼白になった。エウリュマコスは、「オデュッセウスよ、あなたが本物なら申し上げるが、悪行について最も責任ある男はアンティノオスである。その彼が討たれた今、われらを許していただきたい。われらは今後、あなたの屋敷で飲食した分は、弁済する積りである」といった。オデュッセウスは、「エウリュマコスよ、貴様らが全財産を差し出そうとも、貴様らにその罪業を悉く償わせるまでは、断じて殺戮から手を引かぬぞ」 求婚者との戦いが始まる エウリュマコスは、「一同よ、もはやこの男は強腕を控えることはないだろう。われらも戦うべく腹を決めようではないか。食卓で矢を防ぎ、市中を駆けて危急を告げるとしよう」というと、剣を抜いて躍りかかったが、オデュッセウスの放った矢が肝臓に刺さった。アンピノモスも剣を抜いて、オデュッセウスに躍りかかったが、テレマコスが背後から槍を投げて、胸を貫いた。テレマコスは父のもとへ駆けより、「父上、これからすぐ武器を取ってまいります」といった。オデュッセウスは、「わしの矢が尽きぬうちに、走って取って来い」といった。テレマコスは急いで倉庫に行き、武器を取って、父のもとへ引き返した。オデュッセウスは矢が続く限りは、求婚者たちを次々に射つづけ、敵は折り重なって倒れた。やがて矢が尽きると、楯と兜を身につけ、槍二本を手にとった。 [[メランティオス]]、求婚者に武器を渡す その時、メランティオスは倉庫に入り込むと、槍や防具を取ってきて、求婚者たちに手渡した。求婚者たちが武具を身に着けるのを見て、さすがのオデュッセウスも愕然として、「テレマコスよ、これは女中の誰かが裏切ったに違いない。あるいはメランティオスの仕業か」といった。テレマコスは、「倉庫の扉を開けたままにしておいた私のせいです。エウマイオスよ、行って誰の仕業か、調べてみてくれ」といった。メランティオスは再び倉庫へ向かっていたが、豚飼はそれを見つけ、「オデュッセウスよ、メランティオスの奴です。どうしてやりましょうか」といった。オデュッセウスは、「縛りあげて、倉庫に投げ込んでおけ」といった。メランティオスが倉庫の奥で武具を物色している所を、牛飼と豚飼は飛びかかって彼を捕らえ、縛りあげた。 アテナ、戦いの場に現れる 二人はオデュッセウスのもとに立ち帰った。今や敵味方とも対峙していた。敷居に立つわずか四人に対し、広間の敵は多数で強剛だった。この時、女神アテナがメントルの姿で、彼らの前に現れた。オデュッセウスは、「メントルよ、親友のことを忘れず、どうかこの危急を救ってくれ」と、内心では女神と察しつついった。アゲラオスは、「メントルよ、奴らに助勢してはならぬぞ。さもなくば、おぬしも供に死んでもらうことになる」といった。アテナは怒って、「オデュッセウスよ、かつてトロイアで戦った頃の、気概も力も残っておらぬのか」といったが、まだ勝利を与えようとはせず。身を翻して飛び上がると、天井の梁に腰かけた。 オデュッセウスたち、求婚者を殲滅する アゲラオスは、「一同よ、メントルは空しい大言を吐いて立ち去った。あとは戸口に立つ連中のみだ。今は全員一時に槍を放つのはやめ、まず六名が槍を投げよ」といった。一同はいわれた通りに槍を投げたが、アテナによってすべて的を外された。オデュッセウスたちも槍を放ったが、こちらは全て命中し、撃たれた者は床に倒れた。求婚者たちは再び槍を投げてきたが、そのうちアンピメドンの放った槍が、テレマコスの手首を傷つけ、クテシッポスの槍はエウマイオスの肩を削った。オデュッセウスたちもまた、槍を放ち、ことごとく命中させ敵を倒した。牛飼はクテシッポスの胸に当て、「この一撃は、オデュッセウス王に投げつけた牛の脚のお返しだ」といった。この時、アテナがアイギスを天井から掲げて見せると、求婚者たちは恐怖に駆られて、広間の中を逃げまどった。オデュッセウスたちは、求婚者たちに躍りかかって突き倒し、床は地の海と化した。 オデュッセウス、楽人[[ペミオス]]を許す レオデスはオデュッセウスの膝にすがって、「私を憐れんでくれ。私は求婚者の中で占い役を務め、悪事は何も犯しておらぬ」といった。オデュッセウスは、「さだめし貴様は、わしの帰国が成就せぬよう、祈願したのであろう」といって、剣で彼の首を切り落とした。楽人ペミオスはオデュッセウスの膝にすがって、「王よ、私を憐れんでください。ご子息テレマコスも証言して下さるでしょうが、私が求婚者に歌っていたのは、好んでしたのではなく、彼らに無理強いされたのです」といった。テレマコスは、「父上、この者を助けてやってください。また伝令使メドンも助けてやりましょう」といった。 (画像/女中を罰するオデュッセウス) オデュッセウス、女中を処刑する オデュッセウスは、屋敷の中を見回したが、求婚者たちは全員血にまみれて死んでいた。オデュッセウスはエウリュクレイアを呼び、誰が不実な女中だったかを訊いた。老女は、「お屋敷には全部で五十人の女中がおりますが、このうち十二名が恥知らずな邪道に迷いこんでおります」といった。オデュッセウスは不埒な女どもを呼び出した。女たちは泣きながらその場に現れた。オデュッセウスは自ら指揮して、女たちに、討たれた男たちの死骸を運び出させ、高椅子と食卓を海綿で洗い浄めさせた。屋敷全体の掃除を終えると、女中たちを、円堂と中庭の垣との間に閉じ込めた。テレマコスは、「私と母上をさんざん侮辱したこの女どもを、綺麗な死に方で死なせたくはありません」といって、一列に並べた女たちの首に綱を巻きつけると、誰も足が届かない高さに綱を張って、円堂に巻きつけた。ついでメランティオスをひきずり出して、鼻と耳を切り落とし、犬に食わせようと陰部をむしり取ると、手足を切断した。 オデュッセウス、屋敷を浄める 一同は手を洗って、オデュッセウスのもとへ引きあげた。オデュッセウスは、「婆やよ、硫黄を持ってきてくれ。硫黄をくべて屋敷を浄めようと思う。それからペネロペにここへ来るよう伝えてくれ。女中たちも、皆この広間へ呼んでくれ」といった。エウリュクレイアは命に従い、火と硫黄を持ってきた。オデュッセウスは広間から中庭まで、硫黄を燃やして浄めた。やがて女たちが炬火を手に女部屋から現れると、オデュッセウスにどっと駆け寄って、彼の帰還を喜び迎えた。 関連 人名 オデュッセウス 求婚者を謀殺する アポロン 弓の神 アンティノオス 最初に殺される求婚者 エウリュマコス 求婚者 アンピノモス 求婚者 テレマコス 父とともに求婚者と戦う アゲラオス 求婚者。ダマストルの子 メランティオス 山羊飼。ドリオスの子 ゼウス オリュンポスの主神 エウマイオス 豚飼 アテナ オデュッセウスに味方する女神 メントル アテナが姿を借りる人間。アルキモスの子 プリアモス トロイアの王 エウリュノモス 求婚者 アンピメドン 求婚者。テレマコスを傷つける。テレマコスに殺される デモプトレモス 求婚者。オデュッセウスに殺される ペイサンドロス 求婚者。ポリュクトルの子。牛飼に殺される ポリュボス 求婚者。豚飼に殺される エウリュアデス 求婚者。テレマコスに殺される エラトス 求婚者。豚飼に殺される クテシッポス 求婚者。ポリュテルセスの子。豚飼を傷つける。牛飼に殺される エウリュダマス 求婚者。オデュッセウスに殺される レオクリトス 求婚者。エウエノルの子。テレマコスに殺される レオデス 求婚者。オデュッセウスに殺される ペミオス 楽人。テルピオスの子 メドン 伝令使 ピロイティオス 牛飼 エウリュクレイア 老女 ペネロペ オデュッセウスの妻 アプロディテ 愛欲の神 地名 イタカ オデュッセウスの故国 トロイア トロイア戦争の地 オケアノス 世界の果てを流れる河 前へ … オデュッセイア … 次へ
https://w.atwiki.jp/katatte/pages/119.html
この武器が好き過ぎてちょっと暴走した。でも反省してない。 でもTA目的のガチ装備ならまず選択肢に入らないわけだし、これくらいネタに走ってもいいかなって思った。 -- (名無しさん) 2011-06-16 16 43 32 いいノリだ。 他の所もこんくらい盛り上がるといいな -- (名無しさん) 2011-06-22 16 00 46 アドパという表現じゃなくて、オンライン…などに変えた方が良いのでは? アドパだけじゃなく、KaiやPSPNPもありますしね。 -- (名無しさん) 2011-06-23 02 02 29 このノリは好きだな~ よし、他の武器も編集してくれ -- (名無しさん) 2011-07-15 14 28 25 あれか、新大陸にバサルモスが居ないのがいけないのか? -- (名無しさん) 2011-08-16 21 36 04 水属性無くなっちゃったよ -- (名無しさん) 2011-11-06 22 52 11 P2Gで水属性付くのは改からだぞ -- (名無しさん) 2011-12-02 10 25 58 どんぐりヘルム+スティールS一式+シルソル脚(マギュル脚も可)と合わせると一般兵そのもの でもお守りや装飾品を合わせればSB、回避性能+1、砥石高速化、抗菌、ガ性+1(お守り次第で+2)発動 装甲に不安があっても、当たらなければどうということはない! -- (名無しさん) 2012-01-09 23 36 32 スキルと防御力を犠牲に足をチェーンSにすればよりモブっぽくなれるぞ! -- (名無しさん) 2012-01-11 06 22 44 ↑ちょっとモブ装備で狩人の矜持逝ってきた。普通に3乙シマスタ orz もっと腕磨いてみます -- (名無しさん) 2012-01-12 10 39 08 自分は属性片手揃うまでこの剣を振り続けたもんだ・・・ かっこいいよね、これ作れた時、ドラクエで鋼の剣を買えたような喜びがあった。 -- (名無しさん) 2012-01-24 21 14 52 今更だけどアロイシリーズと合わせると上級兵みたいないぶし銀なかっこ良さがあることに気づいた。砥石高速化もついてるから相性も悪くない・・・素敵! -- (名無しさん) 2012-03-10 22 00 31 編集のテンションが病気w い い ぞ も っ と や れ 鉱石武器は格好いいから使っててテンション上がるんだわ -- (名無しさん) 2012-05-07 20 24 17 コメントおもしろいなw まだ上位になったばかりでこれ作ったところだ -- (名無しさん) 2012-06-24 17 01 38 この片手剣の形って漫画のマギに出てくるアリババの火の小剣に似てる気がする…火属性ついてないけど… -- (名無しさん) 2012-12-25 15 53 38 女の装備って、見た目はイイのが多いけど、 逆にモブっぽい一般兵コスが難しいんだよな……。 頭はどんぐりくらいしかないってどうなのよ。 女のアロイ頭は一般兵っぽくないし、 チェーンはモブっぽさ以前に激ダサだし。 女に必要なのはフルフェイスだよな。うん。 -- (名無しさん) 2013-01-16 20 47 04 10年前、ハンターナイフ一本つかんで村長に話しかけに言ったあの日を思い出さないか?水属性のオデッセイもいいが、やっぱりこの剣は無属性だよ -- (名無しさん) 2014-12-22 21 48 28
https://w.atwiki.jp/limeodyssey-wiki/
Last up date 0000-00-00 00 00 00 当Wikiについて SIRIUS ENTERTAINMENTのMMORPG「Lime Odyssey(ライムオデッセイ)」の攻略Wikiです。 当サイトは皆様のご協力により成り立っています。 どなたでも編集、修正が可能ですので、古い情報や誤った情報などがありましたら改筆の方宜しくお願い致します。 尚、当ページで掲載されている画像の著作権は全て関連企業に帰属いたします。 ▲ リンク 公式サイト :Lime Odyssey 運営会社 :SIRIUS ENTERTAINMENT ▲ お知らせ 2009/11/20 本日よりWikiオープンしました皆様よろしくお願いいたします。 ▲ ニュース 4Gamer.net − Lime Odyssey MMORPG「Lime Odyssey」のIPをもとに作られたスマホ向けアプリや,リズムゲーム「EZ2ON」のリブート作が開発中 韓国NeoNoviceは,PC向けオンラインゲーム「LimeOdyssey」「EZ2ON」に関して,IPの独占使用権の契約を行ったことを発表した。現在はLimeOdysseyのIPを用いたスマホ向けアプリや,EZ2ONのリブート作などが準備中とのこと。 「Lime Odyssey」,韓国のプレオープンβテストで公開される見込みのプレイアブル種族「Pam」のプロローグムービーを公開 韓国の新興バブリッシャTokTokPlusは,MMORPG「LimeOdyssey」の新種族「Pam」のプロローグムービーとスクリーンショットを公開した。Pamは,HumanとTurgaに続く第3のプレイアブル種族。ムービーでは,彼らの成り立ちを,スクリーンショットでは,好奇心旺盛な瞳を持つ彼らの可愛らしいビジュアルをチェックすることができる。 “生活系MMORPG”「Lime Odyssey」,事実上のオープンβテストが韓国で7月14日にスタート。実装内容の紹介ムービーでゲームの雰囲気をつかもう ゲームオンがサービス予定のMMORPG「LimeOdyssey」で,事実上のオープンβテストに相当する“CountdownTest”が,韓国において7月14〜23日に実施される予定だ。今回,同テストで実装されるコンテンツを紹介するムービーが公開されたので,掲載しよう。 日本でのサービスは2011年開始。ゲームオン,“生活”をコンセプトにしたMMORPG「Lime Odyssey」制作発表会を開催 ゲームオンは,サービスを予定しているMMORPG「LimeOdyssey」の制作発表会を開催し,本作の概要と今後の展望について発表した。「生活」をメインコンセプトに据え,「戦闘職業」と「生活職業」の二つのクラスを使い分けるという本作。現状はどのようになっているのだろうか。 「Lime Odyssey」,韓国で3次クローズドβテストが4月末から実施。「ロウラン砂漠」やエンチャントシステムなどが登場 韓国SIRIUSEntertainmentが開発し,日本ではゲームオンでのサービスが予定されているMMORPG「LimeOdyssey」の3次クローズドβテストが,韓国で4月28日〜5月2日の期間で実施される。今回のテストでは,4番目のワールド「ロウラン砂漠」が登場するほか,二種類のエンチャントシステム,銀行などが追加される。 元ROスタッフが手がけるMMORPG「Lime Odyssey(仮)」,ゲームオンが日本における独占ライセンスを締結。国内サービスに一歩前進 ゲームオンは,韓国のSIRIUSENTERTAINMENTが開発を手がけるMMORPG「LimeOdyssey(仮)」の日本国内サービスについて,同社と独占ライセンス契約を締結したと発表した。「ラグナロクオンライン」の開発メンバーが関わり,実質的な同作の続編と目され期待を集める本作。国内でプレイできるのもそう遠くはなさそうだ。 「ラグナロクオンライン」のスタッフが手掛けるMMORPG「Lime Odyssey」。日本語公式サイトがついにオープン 公式日本語サイト公開も間近? MMORPG「Lime Odyssey」韓国で2次CBTスケジュール発表 4Gamer読者の間でも注目度が非常に高い,元ROスタッフが開発中のMMORPG「LimeOdyssey」で,韓国第2次クローズドβテストが10月27日に開始される。そこで初めて公開される新クラスや新スキル,新エリアなどの情報が手に入ったので,さっそくお伝えしよう。さらには日本語の公式サイトが間もなく公開されるかも? との情報も。 間もなく韓国で第1次CBTがスタート! MMORPG「Lime Odyssey」のプレイムービーをUp 韓国のSIRIUSENTERTAINMENTが開発しているMMORPG,「LimeOdyssey」の最新プレイムービーを4GamerにUpした。間もなく韓国でスタートする第1次クローズドβテストの内容を,まとめて確認できる内容になっているので,MMORPGファンは必見だ。 いよいよ始動!「Lime Odyssey」のクローズドβテストが韓国で6月4日にスタート 「RO」の元開発メンバーが多数参加しているデベロッパ,SIRIUSENTERTAINMENTが手がけるMMORPG「LimeOdyssey」の,韓国におけるクローズドβテストのスケジュールが発表された。まだ日本でのサービスについては発表がない本作だが,いよいよ韓国で動き出すことになる。 引用元 : http //www.4gamer.net/games/050/G005056/contents.xml ▲ お問い合わせ ライムオデッセイ攻略Wikiへのお問い合わせは下記アドレスまでよろしくお願いいたします lime_odyssey_wiki_info@yahoo.co.jp ▲ コメント 過去のコメントはコチラ 名前