約 2,809,757 件
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/43046.html
(火自然)(コスト5)(パワー8000 ) (クリーチャー):(アーマード・ドラゴン/ロスト・クルセイダー) ■自分のアーマードかロストが出た時または自分のターンのはじめに、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それを手札に加えるか、墓地またはマナゾーンに置いてもよい。そうしなければ山札の上または下に置く。 ■スピードアタッカー ■マッハファイター ■Wブレイカー ■このクリーチャーが破壊された時、アーマード・メクレイド8とロスト・メクレイド8する。 評価 選択肢 投票 壊れ (0) 即戦力 (0) 優秀 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/395.html
ロスト ブラック 性別 男 年齢 25歳 身長 177 体重 49㎏ 血液型 B型 乗機 不明(依頼によって変わる) 所属 請け負い屋 詳細 突如現れた謎の組織、金さえあればどんな仕事もする(たまに断る) 人からは終始笑っているため道化師(ピエロ)とも呼ばれている 彼らの組織には謎が多い まず人数不明・目的不明ちなみに名前はコードネームただわかっていることは 地球連合とは犬猿の仲 彼らに用があるなら戦争の最前線にいくといい見物しているから
https://w.atwiki.jp/dmoc/pages/97.html
ハンド・ロスト コスト6 闇 呪文 ■ 相手の手札から3枚見ないで選び、相手はそれを持ち主の墓地に置く。 2枚以下の場合は、相手はすべての手札を持ち主の墓地に置く。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/4409.html
今日 - 合計 - キングダムアンダーファイア ~ザ・クルセイダーズ~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時28分22秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/10588.html
ロスト・スキル 闇 C コスト4 呪文 ■バトルゾーンまたは墓地にあるクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーは次の自分のターンの始めまで、全ての効果を失う。 作者:プッチ 評価 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18426.html
登録日:2011/07/02(土) 09 46 13 更新日:2024/04/07 Sun 22 32 38 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 AI ロストテクノロジー ロスト・シップ ロスト・ユニバース ロマン 宇宙戦艦 宇宙船 無人機 竜神 超兵器 遺失宇宙船 魔王 本項目では、ロスト・ユニバース作中に登場する、先史文明の遺失技術により建造されたロスト・シップを取り扱う。 概要 有史以前、現生人類が誕生する遥か昔。銀河全域を支配した先史文明が存在した。 価値観の違いからやがて大きな二つの勢力に分かれ、銀河を二分した大戦争が始まった。 やがて、片方の陣営が、特定の精神波や視覚認識によって起きる脳内電気とパターンを干渉させ合うことで、生体エネルギーのやりとりを阻害する生体殲滅システムの開発に成功。 そのシステムとそれを搭載した機体には伝説で語られる魔族の王「闇を撒くもの(ダークスター)デュグラディグドゥ」になぞらえ、 「システム・ダークスター」と「デュグラディグドゥ」と名付けられた。 システムダークスターの無差別広範囲の生命殺害能力から乗員を守る方法は研究途上にあったため必然的に自我としてAIを搭載した無人機となり、 システム・ダークスターにリソースの大半を割り振った為に低くなった戦闘力を補うべく魔王の武器の名を冠した 「颶風弓(ガルヴェイラ)」 「毒牙爪(ネザード)」 「烈光の剣(ゴルンノヴァ)」 「瞬撃槍(ラグド・メゼギス)」 「破神槌(ボーディガー)」 の5隻の無人自動護衛艦が建造された。 いずれも長期の戦闘行動を可能とするため、動力源として人間の精神力を変換する方式が採用された。 戦場において最も容易に収集が出来る、恐怖、憎悪、悲しみといった負の精神波長を糧とする事で活動する。 先史文明の崩壊 これで、戦争が終わる。人々の歓呼の声を背に進宙した「デュグラディグドゥ」とその護衛艦たち。 しかし最初にシステムダークスターの生贄に捧げたのは、自らを作り出した人々であった。 以後、デュグラディグドゥ他5隻は、両陣営の戦力バランスを崩さぬよう、真綿で首を絞めるように、かつての魔王と同様に少しずつ滅びを撒いていった…。(*1) デュグラディグドゥを開発した陣営の上層部が、暴走した「魔王」の力が戦争の勝ち負けどころではなく、種の滅亡を招くことに気づいた時には既に宇宙の人口は激減していた。 そして魔王に対抗するべく伝説で語られる、漆黒の竜神(ナイトドラゴン)ヴォルフィードの名を冠した最後の希望として戦闘封印艦(ソードブレイカー)「ヴォルフィード」の開発に着手する。 デュグラディグドゥ以下6隻全てが暴走した原因が、その動力源にある事と推測された事から、その正反対に「希望」を糧とする動力源を持たされた。 最大の特徴は、増幅チップにより自艦の精神波長を増幅し、負の精神波長と相殺する「消去(イレイズ)システム」である。 先史文明の終焉 しかし「ヴォルフィード」は完成間際に、事情を知らぬ敵対勢力の攻撃を受け、基地ごと土砂に埋もれてしまった。 基地壊滅間際に起動していた「ヴォルフィード」は試行錯誤を繰り返し、遂に地上へと出ることに成功した……が、その頃には人類は滅亡していた。 気の遠くなるほどの年月をかけ、「ヴォルフィード」は虚空に漂う6隻の宇宙船を発見。 戦闘はあっけなく「消去システム」の発動により終了。双方機関停止し、近くの惑星へと墜落して行った…。 長い年月が過ぎ、物語開始の約60年前に主人公の祖母とその兄は、光と闇に出会う…。 最後の希望の艦 195m級戦闘封印艦(ソードブレイカー)「ヴォルフィード」 既に失われた世界(ロスト・ユニバース)の遺した悪夢の居場所はどこにもないわ!悪夢はここで終わらせる! デュグラディグドゥ打倒の為建造された、最後の無人戦闘艦。 最大の特徴は、増幅チップにより自艦の精神波長を増幅し、負の精神波長と相殺する「消去(イレイズ)システム」である。 主武装はサイブラスター、リープレールガン。増幅チップにより、サイバリアを攻撃に転嫁するプラズマ・ブラスト。 他、数門のビーム砲や追跡攻撃弾を搭載しており、護衛艦との戦闘にある程度の対応が可能である。 ケインの祖母と出会った時に幼い彼女を安心させるために、自身の建造に関わった女性の姿と、伝説の中で魔王を滅ぼした天使の名を取って「キャナル」と名付けた。 小説版では偽装のため本来の装甲の上に装甲をとりつけてあり、最終決戦で取り外され、漆黒の機体が現れた(本人はこの姿はあまり好きではないらしい)。 アニメ版、漫画版では消去システムや二層の装甲は登場していない。 オリジナルとしてアニメ版では操縦者の肉体を破壊し、超新星に匹敵するサイ・エネルギーを生み出す「サイ・システム・コード・ファイナル 」が登場し、 漫画版ではプラズマ・ブラストが使用後、操縦者の肉体を消滅させかねない兵器となっている。 再臨せし魔王 生体殲滅艦(ダークスター)「デュグラディグドゥ」 命あるものを滅ぼすためだけに生まれた我と、我を滅ぼすためだけに生まれたお前。それにどれほどの違いがある? 先史文明に伝わる古の魔王、「闇を撒くもの(ダークスター)デュグラディドゥ」の名を冠した、試作1号艦。 紡錘形(両端が尖った円柱)の船体を持つ。 システム・ダークスターの力により、最低でも惑星一つの生命体を瞬く間に全滅させることが出来る。 反面、システムダークスターにリソースの大半を割り振った為、戦闘力そのものは高くはない。 直接戦闘の描写が少ないため定かではないが、少なくともいくつかのビーム砲は搭載しているようである。 メインプログラムは逆五芒星の魔法陣とそれに漂う「闇」であり、自身の声を聞き届けた少年アルバート・スターゲイザーに寄生し「宿主(マスター)」として、暗躍する。 アニメ版と漫画版ではヘカトンケイルこそがダークスターとなっており、システム・ダークスターは登場していない。 魔王の武器の名を冠した護衛艦 「デュグラディグドゥ」を護衛する、魔王の5つの武器になぞらえた5隻の無人戦闘艦。 主人同様、負の精神波長を動力源とする。 デザイン上の共通点として、眼を思わせるセンサーアイを艦首付近に持っている。 300m級攻撃艦「ガルヴェイラ(颶風弓)」 ヴォルフィード、きさまと心中ならば不足はない 三角錐の形をした船体の攻撃艦。万全の状態ではなかったとはいえ、劣勢でもないのに心中覚悟の突撃を仕掛けてくる特攻野郎。 本来の半分もパワーが出ていない状態でも一撃で衛星フォボスを砕く程の攻撃力を持つ。 チップの搭載の有無を含め、装備の詳細は戦闘描写が少なく不明である。 判明している限りでは、フォボスを一撃で砕いたエネルギー弾、数十の艦隊を一撃で壊滅させる追尾攻撃弾、 ソードブレイカーと同等レベルのサイ・バリヤを持っている。 攻防走の性能が5隻の平均値と思われ、器用貧乏すぎて5隻の中で一番へb(ry 300m級機動殲滅艦「ネザード(毒牙爪)」 ほざけ、ヴォルフィード。きさまごときにかまっている暇など、『デュグラディグドゥ』にはない。きさまの相手など、わたしだけで十分だ コウモリの翼のようなデザインの翼を3枚持つ機動殲滅艦。口は偉そうだが、実力が伴っているかというと微妙なところ。 ソードブレイカーと比べると機動性はほぼ互角。速度では勝るが、火力・防御力は劣る。実際の作中の戦闘ではソードブレイカーにあっさり劣勢になっている。 主武装は分散したレーザーを雨のように降らせるニードルレーザー、リープレールガン、高速追尾弾。防御火器として迎撃弾を持つ。 410m級重砲撃艦「ゴルンノヴァ(烈光の剣)」 ……笑わせるな……なぜ……おれが……貴様と馴れ合わねばならん……? 空間レンズを全面に展開したその姿は黒い霞のように見えるが、本来の姿は翼を畳んだ鳥のような外見である。 重苦しい言葉で喋るが、意外と正々堂々としているのか最終的にヴォルフィードの持ちかけた話にのって一時休戦し、正面からの決着に挑んだ珍しい機体。 攻防一体の空間歪曲機能を持つチップにより、5隻中最大の攻撃力、防御力を持つ。 銀色の球体の形をした空間歪曲チップにより空間レンズを発生させ、自身のエネルギー弾を収束・拡散することで破壊力と広域殲滅力を兼ね備える。前二隻涙目である。 また、空間レンズは防御にも使え、通常兵器は歪曲されるため通用せず、空間転移効果を持ったリープレールガンが必要となる。 但し、機動性能は低い(恐らくボーディガーよりはマシな程度)。 空間レンズを全面展開している姿は動く城塞のようであるが、眼の部分は無防備である。 170m級機動駆逐艦「ラグド・メゼギス(瞬撃槍)」 人間ふぜいのたわ言など、相手にする必要はない 先端が鋭くとがった、二等辺三角形のような鋭角のフォルムの快速艦。 自身の速さに自信を持ち人間を見下しているが、実は世間知らずらしく水のことをよく知らないお間抜けさん。 慣性中和チップにより、5隻中最大の機動性能を誇る。 非常に高い速力を持つ上、慣性中和チップで慣性モーメントを強引にキャンセルし、小型の無人戦闘機並の無茶苦茶な運動性を兼ね備える。 ただし、艦体スペースの大半を推進器とチップの制御に割り振っているため、火力と装甲は最低レベルで、現用兵器でも打撃を受ける程である。 アニメ版ではプラズマ・ブラスト以上の火力のグラビトン砲を装備した超火力艦。カーリーを取り込んだ後は、トラクタービームを鞭のようにして攻撃する武器を手に入れた。 550m級超長距離砲撃艦「ボーディガー(破神槌)」 ――人間ごときに――ザコ呼ばわりされるいわれはないっ! 円錐形の船体を持つ長距離砲撃艦。 砲撃特化の自分にコンプレックスでもあるのか、話しかけたわけでもない軽口にムキになるあたり煽り耐性が低い。 観測、ビームの干渉・修正機能を持った5つ一組の照準チップをあらかじめ散布しておくことにより、超長距離砲撃を可能にする。 照準チップは簡易的なステルス機能を持つ上、小型かつガス推進・光すら発さない為破壊が難しい。 本来は一度発射するとエネルギーチャージに時間がかかる、が…。 魔王がこの世界で手にした、第6の武器 20km級巨大戦艦「ヘカトンケイル」 犯罪結社「ナイトメア」の本拠地としてスターゲイザーが建造させた軌道ステーション。 表向きはゲイザー・コンツェルンの試作実験工場とされている。6隻のロスト・シップの基地でもある。 ヘカトンケイル自体もロスト・シップの技術を使用して建造されており多数の砲の他に、 ゴルンノヴァの空間歪曲機能、ラグド•メゼギスの慣性中和、ボーディガーの照準機能を複合したチップを多数備える。 消去システムに対抗するため、あえて通常動力である上、自我を持たない戦闘ユニットである。 デュグラディグドゥ以下6隻と接続する能力を持ち、エネルギーを供給することで、消去システムを無効化できる他、ボーディガーの弱点である長距離砲撃のインターバルを克服させられる。 原作では近隣に大規模な宇宙軍の基地があり常時監視している。また本拠地であるため「ナイトメア」でも中枢に近い人間が配属されているが、彼らもヘカトンケイルの詳しい内部構造はおろかロスト・シップが存在しているどころか時々出撃してることさえ知らなかった(現代の技術によるレーダーに反応しなかったため)。そして物語が終盤へと差し掛かり最終決戦が始まった直後、彼らは……。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 小説の描写から判断するに、攻防走の合計値はヴォルフィードが一番高い。5隻の護衛艦は基本的には同格であり、その能力の合計値は大差ないと思われるのだが、この内タイプのよく似た高機動艦ネザードに対して、同等の防御力速力に加え火力で一段上回っている為。 -- 名無しさん (2014-01-20 02 22 49) ヴォルフィードは万能型、ガルヴェイラはヴォルフィードに一歩劣る汎用型、って所かな。まぁ自然に考えれば「単艦での性能はヴォルフィードが少し上」っていうのも、ダークスターと護衛艦を建造した後に作られた「改良型」だから当然なわけで。正と負のエネルギー供給のしやすさの違い(負の方が簡単に供給できる)や、建造目的やAIの行動規範(ダークスター勢はなにもかも破壊しながら戦えるけど、ヴォルフィードは人間を守らなきゃいけない)という差によってソードブレイカーはいつも苦戦するんだろうね -- 名無しさん (2014-12-30 14 23 07) デュグラディグドゥとデュグラディドゥが混在してるけど合ってる? -- 名無しさん (2019-08-31 03 24 20) ディグラディグドゥとかも混ざってる…名前、ややこしいから仕方ないね! -- 名無しさん (2020-02-15 21 58 29) 元の項目建てた時には文字制限で入れられなかったけど、劣化コピーのロスト•シップとそのオリジナルに関しても誰か書いてくれると嬉しい -- 名無しさん (2021-05-26 21 46 29) ヘカトンケイルがリープレールガンを量産していない謎。無人戦闘機に一発だけ乗せて特攻させれば誤爆もないだろうし、バリア無視だからソードブレイカーも落とせていただろうに -- 名無しさん (2021-07-03 20 41 43) 基本的にダークスター達は必要以上のエネルギーは使いたがらない。ケインとミリィが居なければ、改良型ボーディガーだけで十分だったし、そもそも勝ち負けで言えばシステムダークスターを起動するだけで十分だった -- 名無しさん (2022-12-09 22 40 54) 作者いわく「あれがスレイヤーズ世界で剣の形になってたのは『昔凄い人がおったんや』くらいの認識でいて」とのこと。冗談口調でしたが。 -- 名無しさん (2022-12-10 01 14 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/74.html
「このぶたちゃんは、おかいもの」 月の明かりすらも、届かない。 暗く静かな森の中。 妖の一匹でも出そうな、夜闇であった。 ゴスロリとも呼ばれる黒いドレスに身を包んだ、金髪の少女。 大きな目でぱちくりと瞬きをすれば、長いまつ毛が僅かに揺れる。 その姿は、まるで人形のような……。 ……否。人形のような、ではなく彼女はまさに自動人形、つまりは機械なのであった。 「このぶたちゃんは、おるすばん」 少女のうたごえに、木々が涌く。 さらさらと、葉音による拍手喝采は鳴り止まず。 そう。果てしなく広い丸盆の中心で、この少女はひとり、歌をうたっていた。 されど、その響きは冷たい空気に溶けて、誰の心も震わせることはない。 だとしても、彼女のうたは止む事はなく。 「このぶたちゃんは、おやつたべ」 靴が汚れることも厭わずに、少女は宛ても無く歩き続けていた。 踏みしめた土はやわらかく、めり込んだ小さな足を優しく包み込む。 多くの養分を内に秘め、たくさんの木を育んでいく、母なる土壌だ。 しかし、彼女のつたない感覚器官では、その温もりすら感じることはできない。 「このぶたちゃんは……」 ふいに、歌が止まる。 それと同時に、少女もその場に立ち尽くした。 凪が訪れて、木々が黙る。 万来の拍手が鳴り止んだ。 それはまるで、芸人が綱渡りに失敗したときのよう。 「……このぶたちゃんは、なんにもない」 数泊おいてから続けられた歌詞だが、メロディーは添えられてはいなかった。 その小さな語りは、自分に言い聞かせるがごとく。 だがしかし、彼女が見上げる緑の天井には誰の姿もない。 木の葉の隙間から垣間見える星々も、酷なほどにそっけなかった。 少女は目を細めて、ゆっくりと首を横にふる。 「ううん。この子は、おみやげをもってるわ」 そう、歌詞を修正する。 彼女が永劫の眠りについたときに、掠れ行く意識の中で歌った歌詞へと。 モン・サン・ミッシェルでのことだ。 彼女は、勝たちを助けるための代償として、その機械仕掛けの命を散らせてしまう。 突然の終わりであったが、大切な人に抱きしめられたいというその本懐だけは、最期の最期で遂げることができた。 彼女はそれで満足だったのだ。 それだけで、彼女の百八十年の全ては報われたはず。 なのに、彼女はまたもや、こうして復活させられてしまっている。 「なんにもないのはアタシ」 からからと笑う。笑ったかのように顔を動かす。 やはり自分は機械だった。 それを思い知って、からからと。 生存理由が、空だった。 悔い無き最期を経験してしまった彼女には、もうこれ以上果たすべき目的がないのである。 仮に人間であれば、またここから新たに『生きる目的』を生み出すことができたのだろう。 だが、悲しいかな。彼女は自動人形。しかも旧式の。 『性能が悪い』彼女は、予めインプットされた『生存目的』を忠実に実行することしかできない。 「なぁんにもないや」 そよ風を受けて、わずかにさらさらと葉っぱが拍手をする。 喝采と呼ぶにはまばら過ぎる、申し訳程度のものだった。 それは、つまらないクラウンを見せられて辟易した観客の反応に似ている。 やがて、孤独な静寂に耐えかねたのか、少女はおどけて小さくターンをした。 気持ちを切り替えようと思ってのことだ。 短く二つに結わえられた髪の毛が、控えめに揺れる。 すると……。 「あら、あら、あら」 振り返った先に、彼女が密かに期待してたものがいた。 彼女のくりくりとした大きな目が捉えたのは、黒髪の少年。 白い浴衣を身にまとい、頭には手ぬぐいを巻いている。 それだけでもなかなかに異様な格好であるが、最も目を引くのは彼の左目の周りに広がる火傷の痕だ。 痛々しい痕が、彼本来の釣り目と相まって、なんとも暴力的な雰囲気を醸し出している。 しかし、そんな威圧感を放つ彼ですらも、目の前の少女が持つ不気味なオーラに気おされてしまっていた。 数歩だけ後ずさった少年の足首を、アポリオンと呼ばれる超小型自動人形を固めて作られた鞭が捕まえる。 「しもたッ!」 少年は頭に巻いていた手ぬぐいを解き、即座に口を閉じて呼吸を止めた。 すると、その布切れは次第に光沢を帯び、鋭利な刃と化す。 息を止めている間限定で、手ぬぐいを鉄に変える。彼の能力だ。 だが、それを振り上げるよりも早く、少女の操るゾナハ蟲が彼を逆さ吊りにした。 思わず息をのんだが最後、彼の握る刃はもとの力なき手ぬぐいに戻ってしまう。 右足で吊り下げられる体勢のまま、彼は成すすべなく少女の目の前まで運ばれた。 少年の顔は見る見るうちに青ざめ、その脳内にはサイレンが鳴り響く。 冷や汗が、その顔に残る火傷の痕を伝った。 逃げようともがいたところで、足首を縛る銀の鞭はどうすることもできない。 まな板の上の鯉、というやつだ。 「こんばんわぁ」 「お……おう。こんばんは……やな……」 少女の口から飛び出したのは、まさかの陽気な挨拶。 死を覚悟していた少年は、あっけに取られた。 現状を理解することもままならず、苦笑いで返事をする。 それを受けて、吸い込まれそうなほど大きな彼女の瞳が輝き……。 キャハハ、と甲高い笑い声。 突風がふいた。 彼女を祝うかのように、森中が今日一番の割れんばかりの盛大な拍手を贈る。 いま、ここに。 スタンディングオベーション。 第拾参話 『ロスト』 ◆d4asqdtPw2 ズズズ……と。 少女が『液体』を啜っている。 ズズズ……と、毒々しい色の、温かいソレを。 その可愛らしい桜色の唇の隙間に注いでいく。 とてもとても、美味しそうに。 一呼吸おいて、舌なめずり。 血の通っていないはずの少女の顔は、わずかに紅潮しているようにも見える。 初めての体験であったのだろう。 だいぶ緊張しているようだ。 禁忌だとして避けてきていたというわけではない。 少なくとも、彼女が馴染んだ文化ではこういった行為は存在しなかったのだ。 自動人形でも、こんなことを行うものは異端中の異端であろう。 少しずつ、液体を飲み下す。 頑張ってコレを出してくれた少年に感謝しながら。 彼がいなければ、彼女はこの味に出会うこともなかったのだから。 やっとのことで、少女が飲み干す。 緑茶を。 「意外と、悪くないわね」 コロンビーヌが、ぷはぁと溜め息をつく。 日本の緑茶という飲み物を味わうのは、彼女にとって初めてのことであった。 それもそのはず。そもそも自動人形である彼女は、このように飲食を摂る必要がない。 たったひとつだけ、人間の血を飲みさえすれば、それだけで活動するエネルギーを補給できた。 尤も、今の彼女は人間をむやみに殺すつもりは無いのだが。 それだけではない。 彼女が作られた文化圏ではお茶といえば専ら紅茶で、戯れに飲むにしても殆どがミルクティーだった。 さらに言えば、こんな緑色の濁液を飲むのは気が引けた、というのも一因としてあったのだろう。 そういったわけで、彼女が緑茶というものを飲んだことは今まで一度としてなかった。 「おう、飲まず嫌いはアカンで嬢ちゃん」 佐野清一郎が、空になった湯飲みに緑茶を注ぎ足す。 ちゃぶ台を挟んで座る少女は、礼を言いつつも即座にそれを飲み始めた。 どうやら、この日本文化を大層気に入ったらしい。 とはいえ、彼女が気に入ったのは緑茶の味ではなく、それを含めた『和』の空気。 風の感触すら感じられない彼女であるから、味覚などは存在してるはずもない。 ただ、正座してまったりとお茶を飲むという行為が気に入ったに過ぎない。 もしかしたら、人間の真似事をしてみたかっただけなのかもしれないが……。 「それで、アナタは地獄に落ちた犬丸って人を助け出したいわけね」 コロンビーヌが話を戻す。 森の中で自己紹介を済ませた両者。 まず彼女は佐野に、彼が叶えたい『願い』を聞き出した。 もしかしたら、自身の生存目的を見つけるうえでのヒントになるかもしれないと考えたからだ。 彼女に事情を話すことを承諾した佐野ではあるが、暗い森で立ち話をするのは流石に危険だと主張した。 それで、二人で町に向かい適当な民家を探してお邪魔し……今に至るというわけである。 「せや。アイツは……ワンコは、オレのせいで……」 ポットから急須にお湯を補充し終え、佐野が俯く。 かみ締められた奥歯が、ギリリと鳴った。 彼が元いた世界でのことだ。 能力者となった中学生たちの中から、たった一人の優勝者を決めるための戦いが行われていた。 今行われている殺し合いと、やっていることは余り変わらない。 優勝の見返りとして、能力者は何でも好きな才能を得られ、その人物を担当する天界人は新たな神様になることができる。 犬丸と言うのは、彼を担当していた天界人だ。 佐野は犬丸のことを単なる担当者としてだけではではなく、それ以上に心の通じ合った親友であると思っていた。 だが、その犬丸は、戦いの最中で佐野を守るために死の地獄に落ちてしまう。 彼の命を救うためには、佐野や植木たちの仲間の誰か一人が能力者の戦いで優勝するほかなかった。 逆に言えば、彼らが負ければ犬丸は死んでしまうということだ。 「ふぅん」 「……あ、このけったいな殺し合いには乗らへんで。んなもん当たり前や」 疑うようなコロンビーヌの目つきに、佐野が慌てて取り繕う。 他人や仲間を犠牲にしてまで願いを叶えるなど、彼はさすがにするつもりもなかった。 それに、そんなことをして救われたところで、犬丸は喜ばないだろうことも分かっていた。 あたふたする彼の様子にコロンビーヌがクスリと笑い、お茶のおかわりを無言で要求する。 突き出された湯飲みに熱い緑茶が注がれ、たちこめた白い湯気がお互いの顔をぼやけさせた。 「あとは、温泉やな」 「温泉……って『オフロ』のこと?」 「オレは世界中のみんながホッとできるような温泉旅館を作りたいんや」 自慢げに胸をポンと叩く。 元いた世界で、彼は優勝の見返りとして『温泉発掘の才』を要求するつもりでいた。 もちろん、この願いも人を殺してまで叶えるつもりは毛頭ない。 「キャハハハ! くっだらなーい」 優勝報酬の『空白の才』は、どんな願いでも叶うはずだ。 それをたかが温泉ごときに使うとは、なんと無計画な男なのだろうか。 佐野の向こう見ずな姿勢を、人形の少女は遠慮なしに笑う。 「ぬっはっは。お前も入りに来ぃ。ロボットやろが昇天させたるからな」 夢を笑われるのに慣れているのか、それとも元来の器の大きさか。 おそらくはその両方だろうが、佐野は笑顔で啖呵を切る。 コロンビーヌに温泉の温かさを感じる能力がないと分かったうえでの宣言だった。 嫌味ではなく、無駄な気を使わない性格なのだろう。 その真っ直ぐな瞳に、コロンビーヌも笑みを返す。 「楽しみにしておくわ」 満足げな表情で、彼女は座布団から立ち上がった。 クルリと体を翻すと、短いスカートが揺れる。 佐野に上品にウインクを贈りつつ、玄関へと歩みだす。 「お茶、おいしかったわ。ありがと」 佐野の方を振り返ることもなく、お礼を述べた。 さよならの意を込め、ひらひらと手を振りながら。 少年は、あぐらをかいて、ちゃぶ台に頬杖を付いたままで少女に尋ねる。 「……どこいくねん?」 「どこかしら?」 立ち止まった人形の答えはそっけない。 まるで、早くこの家から出て行きたいかの素振りだ。 それでもめげずに佐野は尋ね続ける。 「……なにしにいくねや?」 「なにかしら?」 再び。突き放すような、からかう様な少女の返事。 それを聞いて、「なんやそれ」と佐野が笑った。 笑い声を背に、少女は歩みを再会する。 「待てや」 呼び止められても、コロンビーヌは今度こそ立ち止まらなかった。 だが、佐野は気にせずゆっくりと立ち上がって、その背中に最後の質問をぶつける。 「お前の『願い』を聞いてへんで」 「…………」 コロンビーヌが息を吸い込む。 人間で言う肺に当たる機関に空気を充填してから、諦めたようにゆっくりとため息をつく。 「それを見つけにいくのよ」 「…………そうかい」 佐野は少女の元へ歩みよったかと思えば、彼女を追い越してしまった。 そのまま玄関まで進み、ガラガラと扉を開ける。 外は暗く、街頭すらも夜道を照らすには心もとない。 冷たい空気を頬で感じながら、彼はコロンビーヌへと振り返る。 「いくで。人形」 親指でドアの外を指差し、佐野はニヤリと楽しげな表情を浮かべた。 彼が知ってるのは、コロンビーヌが自動人形であることだけ。 彼女が辿ってきた百八十年の、その中身を全く知らない。 佐野にばかり話をさせるくせに、彼女は自分のことを全く話さなかったからだ。 それでも、佐野はコロンビーヌが人形であること以外にもうひとつの事実を知っていた。 ……会話の中で感じたのだ。 彼女は、大切な何かを求めている。 『願い』を尋ねたその瞬間の、この人形がみせた悲しい目を、佐野は覚えていた。 まるで人間ではないかと見紛うくらいに。 そして、温泉旅館を開くという彼の夢を聞いたとき、少女の瞳は僅かに輝いた。 くだらないと一笑に付したにも関わらず。 少女の双眼に、彼の正義は確かに射抜かれた。 「お好きにどうぞ。ニンゲンちゃん」 呆れたように、コロンビーヌも少しだけ笑う。 外に出た彼女の後ろ手が勢いよく閉めた扉が、夜空を揺らした。 その音がなんだか心地よくて、二人は少しだけ背筋を伸ばす。 見上げた星は、相も変わらずそっけなかった。 少女は扉を開けて外に踏み出す。 欠けた歯車を埋めるために。 なんにも持っていない人形が、別の何かになるために。 並び立つ少年もまた、失った大切なものを求めていた。 しかしそれは、この旅路では絶対に埋められないもの。 向こうの山に風が吹く。 サラサラ、サラサラ、木が揺れる。 その音に混じって、彼女たちの開幕ベルがピシャリと鳴り響く。 真夜中の、開幕ベルが。 高らかに。 【D-2 民家前 一日目深夜】 【佐野清一郎】 [時間軸] 不明。少なくても犬丸が地獄に落ちてから [状態] 健康 [装備] 佐野の手ぬぐい@うえきの法則 [道具] ランダム支給品1~3、基本支給品一式 [基本方針] 仲間たちとともに脱出する。コロンビーヌについていく。 ※佐野の手ぬぐいは支給品ではなく、最初から装備してました。 【コロンビーヌ】 [時間軸] 本編で活動停止後 [状態] 健康 [装備] なし [道具] ランダム支給品1~3、基本支給品一式 [基本方針] さすらう。『生存目的』を見つけ出す。 ※アポリオンは使用可。制限されているかどうかは不明。 投下順で読む 前へ:Dash! to truth 戻る 次へ:夢の花 時系列順で読む 前へ:Dash! to truth 戻る 次へ:Re Re キャラを追って読む GAME START 佐野清一郎 059:ナビ GAME START コロンビーヌ ▲
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/81.html
ロストメモリー ◆idJgve9t0Y 宇宙最強のボンバーマンと謳われたマイティ メカードに製作されたプロトタイプのアンドロイド、ゼロはマイティを殺害し、その記憶と戦闘データをコピーした。 その際、マイティの人格までコピーされてしまった。そのため、メカードは彼を危険視して破棄、ゼロはその際の衝撃で記憶そのものを失ってしまった。 だが、ゼロは紆余曲折を経て再起動を果たし、失われた記憶も取り戻した。 マイティの弟、シロボンは自分を兄のように慕ってくれる。いや、兄そのものだと思っているかもしれない。自分が兄を殺した張本人だと知らずに…… 殺害者にして、被害者の移し身という奇妙なアイデンティティで揺れ動く。 そろそろ決着を付けなければならないのだろう。 ゼロの良心を排除して作られたアンドロイド、MAXを破壊し、さらにはメカードの野望を打ち砕く。 この戦いで自分もただではすまないかもしれない。だが、それでも構わない。自分はマイティではないのだから そう思った矢先、彼はこのハッテン場に拉致されてしまった。これもメカードの仕業なのか。 とにかく、この愚かな殺し合い止めさせ、奴の野望を食い止めねば…… 【C-7 一日目深夜】 【ゼロ@ボンバーマンジェッターズ】 【服装】なし 【状態】健康。多少の焦燥感 【装備】なし 【持ち物】支給品一式、不明支給品0~3 【思考】基本:この殺し合いを破壊し、脱出する 1:メカードの仕業か? 2:会場にMAXがいれば破壊する 3:シロボンがいれば優先的に保護 【備考】参戦時期はゼロとシロボン以降です 時系列順で読む Back 七色の光 Next 矜持 投下順で読む Back 七色の光 Next 矜持 GAME START ゼロ 『逃れの意向』
https://w.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/189.html
パラダイス・ロスト 作画 日高トモキチ? 掲載誌 近代麻雀オリジナル92年6月号~95年6月号連載 話数 全37話 あらすじ 雀荘「失楽園」のメンバー・梁川桃子の日常を描く麻雀ギャグ。 単行本 レーベル名 出版社 版型 巻数 奥付 Amazon バンブーコミックス 竹書房 A5 未完1巻 1994年7月18日初版 パラダイス・ロスト 1 (バンブー・コミックス) 備考 単行本1巻は15話まで収録。 90年代 バンブーコミックス 日高トモキチ 近代麻雀オリジナル
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/1695.html
ロスト プラネット 2 / LOST PLANET 2 カプコン 2010年5月20日 PS3.Xb360 TPSゲームロスト プラネット エクストリーム コンディションの続編。 前作からは十数年後が舞台で、極寒の星「EDN-3rd」は、今は温暖化に成功して「ジャングル」や「砂漠」なんかもあります オンライン対応で4人同時プレイ可能 Xbox 360 ら行 プレイステーション3 ロスト プラネット エクストリーム コンディション PR ロスト プラネット 2 公式サバイバルガイド (カプコンファミ通)