約 1,516,410 件
https://w.atwiki.jp/digimon-cs/pages/277.html
No. 種族: 属性: 成長タイプ:タイプ スロット数: メモリ: サポートスキル:() ステータス(Lv.50時) HP SP 攻撃力 防御力 知力 素早さ 退化先 No. デジモン名 種族 属性 モン 進化先 No. デジモン名 種族 属性 モン 覚えるスキル名 技名 効果 習得Lv. 消費SP
https://w.atwiki.jp/cavestory006/pages/57.html
封印の間 カーリー 止まった… 島の落下が止まった! あいつを倒したから 負の力が弱まったのかな? カーリー ・・・。 良くわからないけど、 とりあえず私たちの仕事は 終わったみたいね。 くるしい… カーリー え? あついよぅ… いたいよぅ… 「?! (封印の間の両壁が迫ってきた) カーリー 「壁が!! たすけて… くるしい… あついよぅ… カーリー このままじゃ 2人とも潰されちゃうわ! 「ヘーイ! (バルログが現れた) バルログ やっぱりここだったんだね。 ミザリーの言ったとおりだ。 カーリー 助けにきてくれたのね! バルログ しっかりつかまって!! (クォートとカーリーはバルログにつかまった) バルログ 行くよ!! (バルログは天井めがけて高く舞い上がった) バルログ ヌオオオオオオオ!! (バルログはドクロの壁を破壊しながら突き進んでいった) カーリー 頭大丈夫? バルログ めげそう… バルログ ふ~。 かんいっぱつ… カーリー 今度こそスクラップに なる所だったわ… また借りが出来たね。 バルログ 恩を着せるつもりは無いよ。 ボクはミザリーに頼まれた ことをしただけさ。 カーリー ミザリーってあの魔女? バルログ そう。 カーリー 私達の事 嫌ってたんじゃないの? あんただって… バルログ 君らボロスを倒しただろ。 そのおかげで 僕らの呪いが解けた。 ボクもミザリーも、 もう誰の命令も きかなくてよくなったんだ。 カーリー 悪い奴だと思ってたけど 王冠のせいだったのね。 バルログ 自業自得さ。 王冠を作らせたのは ミザリーだもの。 カーリー ふ~ん。 そうだったんだ… バルログ そうだったんだよ。 バルログ それで? カーリー ん? バルログ これからどうするの? どこでも行ってあげるよ。 カーリー そうねぇ… 役目はもう終わったし、 どこか見晴らしのいい所で のんびり暮らしたいねー。 バルログ あのう。 カーリー 何? バルログ 僕も一緒にいいですか? カーリー いいよ。 3人で一緒に暮らそう! バルログ ホント?! カーリー 住む場所は あんたに任せるわ。 いいところ連れてってよ。 バルログ 了解ー!! それじゃあしっかり つかまっててねー!!
https://w.atwiki.jp/sfcross/pages/75.html
FrontPage
https://w.atwiki.jp/mushi/pages/305.html
https://w.atwiki.jp/studiozodiac/pages/505.html
#blognavi 風邪で寝込んで起きたらこんな時間だったので、にこにこのブックマークから呼び出してみたよ。 いつのまにりあるんから迎撃カウンター食らっていたようで、カウンタが跳ね上がってびっくり。なにも更新してないよΣ まだまだ次の本更新には遠そうです。まずは風邪なおさねばー。 東方原曲⇒アレンジ聴き比べ 墨染め+オーエン 【ニコニコ動画】東方原曲⇒アレンジ聴き比べ 墨染め+オーエン カテゴリ [雑記] - trackback- 2007年07月12日 01 55 21 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/m-server/pages/49.html
武器:+9未満は基本成功率33%+CHAに依存した成功率になっています。CHAの影響は小さめです。 +9以上は基本成功率10%+CHAに依存した成功率になっています。CHAの影響は極小さめです。 防具:デフォルト通りですが今後様子を見てCHAに依存する形になる可能性もあります。
https://w.atwiki.jp/peopleonstamps/pages/2200.html
James Cleveland "Jesse" Owens (1913/9/12 - 1980/3/31) 米国の陸上競技選手。ベルリン五輪金メダリスト 最初の切手/出身国最初の切手(1990年、米国発行)
https://w.atwiki.jp/obbligato207/pages/340.html
イシュカーク国主デュマシオン・イスカ・コーバックの乳兄弟にして側近。 東方の剣法である「八極流」の皆伝者。 《帝国騎士》。神聖ロタール帝国《操兵闘技大会(リューデス・ガイズ)》個人戦優勝者(準優勝者はルーラン・プール)。 誰からも文句のつけようの無いデュマシオンの第一の忠臣。 バルーザ戦役後、《近衛騎士の乱》絡みで失脚し、イシュカークで無為な日々を過ごしたことで 東テラルの他国全てを敵に回してしまい、その挙句暴走するデュマシオンを目覚めさせるため敵対。 イシュカークの旧勢力全てを率いてデュマシオンと戦い、それら全てを道連れにデュマシオンに 王としての自覚を目覚めさせ、愛機ラシュードごとデュマシオンに斬られた。 家族 メレア・ユーディス? 母 セーラ・ユーディス? 妹 ルイス・ユーディス? 息子 関連 リュディア・パウルス ミア・スィクローヌ? アド・シーヴァル? イカルガ ゴルト・ティーガ・ラング
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2295.html
「……うそ……だよね……」 「嘘ではありません。残念なことですが……遺体は酷い状態だったので見ないほうがよい かと思います」 翌日、前日と同じようにテラスでつかさと談笑するシンデレラにみゆきから事件が伝え られました。継母と姉たちが鳩の群れに襲われて重傷を負って死亡。それは間違いなく事 実です。無数の鳩の群れはあの忌々しい奴らの目をえぐり、肉を啄ばみ、命を持たぬ肉片 へと変貌させました。いくらおとぎ話の世界といえど、生き返ることはありえません。 「……そんな……」 「こなちゃんしっかり!」 シンデレラが倒れそうになり、つかさが慌てて支えました。せっかく邪魔な家族がいな くなったというのに嬉しくなさそうです。真っ青な顔で小さく振るえています。 シンデレラがショックを受けているようですので、励ましてやりましょう。 「まあ、もう会うこともない方々だったでしょうし、死んでしまっても害はないでしょう」 「み、みゆきさん? みゆきさんはそんなこと言う人じゃ――」 シンデレラ、何を言っているのですか。王様との付き合いはここ数日で人格などろくに 知らないでしょうに。 「シンデレラは鳩と仲良くしていたそうですから、鳩が助けてくれたのでしょう」 「ちょっと待ってよ! 私は鳩と仲良くした覚えなんかないよ」 覚えがなくてもちゃんとした設定として存在します。舞踏会に連れて行って欲しければ 庭にばら撒いた豆を始末しろと姉が要求して、鳩に食べてもらうことですぐに片付けると いうエピソードがあったのです。 「あちらで暮らしていたとき、鳩に助けてもらったそうじゃないですか」 「そういえばそんなことがあった……ような……あれ? そうだっけ?」 「混乱しているようですから少し落ち着きましょう。長く続けていて気分の良い話題でも ありませんし」 王様がそう言えば誰も逆らわず、シンデレラの疑問はうやむやのまま終わりました。 それでいいのです。 リーンゴーン…… 二人を祝福する教会の鐘の音が、青空にこだまします。 シンデレラは純白のウェディングドレス。つかさは白いタキシード。清らかな衣装に身 を包んだ二人は、寄り添いながら赤いバージンロードを歩きました。 本来バージンロードは父親と共に歩くものですが、シンデレラにはそれがいません。こ れを父と歩いて新婦を新郎に渡すという行為は『これまで育ててきた娘を新郎に託す』と いう意味合いを持った儀式なので新郎新婦が共に歩くことは相応しくないのですが、二人 はこのやり方で合意していました。宗教がどうであれ、人を祝福するという気持ち自体は もっと柔軟なものなのです。 こなたの元家族はもちろん参列していませんが、新郎側の親類縁者として、みゆき国王 や王宮の側近が何人か参列しています。 「汝、つかさはこの者を伴侶とし、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、 これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」 「誓います」 神父の述べる厳かな誓いの言葉に、つかさはしっかりと答えました。 次は、同じことをシンデレラに告げます。このときばかりは本名です。 「汝、こなたはこの者を伴侶とし、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、 これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」 「誓い……」 シンデレラは言葉に詰まりました。一呼吸おいて言い直します。 「誓います」 その声は確かに響き、やがて静寂の中に消えました。 「では、指輪の交換を」 つかさがシンデレラの方に向き直り、その左手をそっと手に取りました。 「こなちゃん」 つかさがシンデレラの薬指に指輪をはめ―― 「やっ」 ようとしたそのとき、シンデレラが左手を引っ込めました。シンデレラも自分のした事 に驚いているようです。 「こなちゃん?」 「あれ? なんで私」 二人とも何か戸惑っている様子ですが、今は結婚式の最中です。シンデレラが幸せにな るための儀式なのです。速やかに進行するべきです。 「こなちゃん、私を信じて」 「つかさ……」 つかさの真摯な瞳に見つめられ、シンデレラは今度こそ指輪を受け入れました。 「では誓いの口づけを」 つかさが薄いヴェールを持ち上げ、二人は遮るものはなくなりました。つかさはそのま ま唇を寄せ、シンデレラにキスを―― 「やめて!」 シンデレラはつかさを突き飛ばしました。二人の唇は触れないままに。時間が止まって しまったかのように、その場の全員は動きを止め、教会は静寂に包まれました。 「あの、私……つかさ、ごめん」 つかさは目に涙を溜めて、抗議するようにシンデレラを見つめています。 「そんなに……」 つかさは声を震わせました。 「そんなにお姉ちゃんがいいの? 私じゃダメなの!?」 「お姉ちゃん?」 「王子様はシンデレラを幸せにしなくちゃいけないのに、お姉ちゃんもこなちゃんのこと 好きになったのに、変な意地張って何もしなかったんだよ! だから私が代わりに王子様 になってこなちゃんを幸せにするって決めたんだ!」 そうです。かがみは意固地になって自分の気持ちを認めようとしませんでした。それで はシンデレラを幸せにするという役割を果たすことができません。ですから、王子様とい う役はつかさの方が相応しいのです。 「じゃあ、やっぱり王子様ってかがみ――」 「私も王子様だよ。ちゃんとこなちゃんを幸せにできる王子様だよ」 それは間違いありません。かがみとつかさは姉妹なのですから。 「かがみはどこ行ったの?」 「古来より双子というものは、洋の東西を問わず忌避されたものです」 疑問に答えたのは、つかさではなくみゆきでした。そういえばみゆきは雑学好きな人間 でしたね。 「片方が間引かれるというのはよくあることです。もし片方に何かあったときのために、 後継者としてもう片方をひっそり生かしておくということも」 「そんな、みゆきさんがそんなことするなんて」 シンデレラは何やら驚いているようですが、みゆきは国王なのです。多少はそういうこ とをしなければならない立場の人間なのです。 「生まれた順番が違うだけでずっとお姉ちゃんの召し使いとして扱われてたんだよ。お姉 ちゃんにいつもいつも虐げられてきて……私がどんなに辛かったかわかる!?」 つかさは瞳に涙を溜めて、シンデレラに同情を求めます。 「ずっと我慢してきたけど、こなちゃんだけは譲れなかった。こなちゃんに好きになって もらったお姉ちゃんが憎かった……!」 物語は決して嘘をつくことができず、既に起こったことを無かったことにすることはで きません。かがみという人物が舞踏会に登場したという事実はもはや曲げられないのです。 そのかがみを物語の舞台から排除してつかさを代わりに登場させるためだけに、これだけ の設定を付加しました。陰謀渦巻く西洋の王侯貴族の世界では、この程度の事は日常茶飯 事です。 「じゃあ、まさかつかさがかがみを……」 謀殺。便利な言葉です。 「そうだよ。お姉ちゃんじゃこなちゃんを幸せにできない! こなちゃんのことを幸せに する王子様は、絶対に私のほうが相応しいんだから……!」 つかさはシンデレラを逃がさないように、しっかり肩を掴みます。つかさの瞳には、姉 への憎しみとシンデレラへの情欲が炎となって燃えていました。 「つかさ、怖いよっ」 シンデレラが幸せになるためには、王子様と結婚しなければなりません。ですから結婚 式と、その中の誓いの口付けは必ず成功させなければならないイベントです。絶対に拒ま せてはならないのです。 「キス、しよう」 「でも、かがみが」 「お姉ちゃんより、私の方がこなちゃんのこと幸せにできる!」 「んぅっ……!」 つかさがシンデレラの肩を引き寄せ、そのままキスをしました。 「つかさっ」 シンデレラが抵抗して暴れてしまい、つかさがシンデレラを押し倒す形で倒れてしまい ました。つかさはますます必死な形相になります。 「うわっ!」 「絶対、私のこと好きになってもらうから……! そうすれば、こなちゃんが幸せになれ るんだから」 シンデレラに覆いかぶさったまま、王子様は強引にシンデレラの唇を奪いました。舌を ねじ込んでシンデレラの唇を開かせ、互いの舌を絡め合いました。 「つかさっ……んっ……つかさぁ……」 「こうすると気持ちよくなるんだよね?」 つかさはドレスの上から優しく手をあてがい、その胸を揉みしだきました。小さすぎて ほとんど膨らみのない胸は、つかさの掌に敏感に反応していました。 「つかさ、あっ……やっ、やだよっ……」 口では抵抗しながらも、シンデレラの吐息には甘い色香が含まれていました。王子様は シンデレラを幸せにするのが役目なのですから、王子様のすることはシンデレラを幸せに できるのです。 「やぁっ、あぁっ、ふあっ……やだ、つかさ、だめっ」 この際手段は関係ありません。王子様がシンデレラを虜にしてしまえばいいのです。 「こなちゃん、大好きだよ。その唇も、目も、声も、身体も、全部大好き」 つかさは、再びシンデレラに口付けて、その唇を貪りました。 「ちゅっ……んちゅっ……こなちゃん……」 互いの吐息さえ感じられるほどの至近距離で、二人は目を合わせます。 「んっ……んくぅ……や、やめてっ! こんなのやだよ!」 シンデレラは必死に抵抗します。まだ受け入れる気がないようです。 「私が好きなのは優しいつかさだよ。やだよ、そんなつかさは嫌いだよ!」 「そんなの関係ないよ。私が王子でこなちゃんがシンデレラなんだから」 事実、王子様の愛撫でシンデレラは悦んでいるのです。口では何と言おうと身体は正直 なものなのです。 「やめてよ、女の子同士なのに……あれ?」 シンデレラ、それだけは言ってはなりません。 「こなちゃん、それだけは言っちゃダメ」 「え? え?」 余計なことは考えてはなりません。ハッピーエンドのためにはシンデレラは王子様と結 ばれなければならないのです。 「私と結ばれれば、こなちゃんは幸せになれるんだから」 「やだよ、誰か、助けてっ」 つかさがシンデレラのドレスを脱がそうと自分の身体を起こしたそのとき。 「つかさ先輩、すいません!」 「わっ!」 突然現れたひよりがつかさを突き飛ばしました。 「泉先輩、逃げるっスよ!」 「ちょ、待っ」 いきなりシンデレラの手を引いて、逃げ出してしまいました。 ひよりはウェディングドレス姿のシンデレラの手を引いて走っています。 「だから言ったじゃないっスか、自分の立場に疑問を持たない方がいいって」 「どーなってんの?」 余計なことをやってくれましたね。あと少しでシンデレラが王子様と結ばれるところだ ったというのに。重要な人物以外の登場人物の動きはある程度本人に任せてきましたが、 いくらひよりが脇役だとしても流石にこれは看過できません。 「やっぱり無理矢理っていうのはよくないっスよね」 「なんで助けてくれたの?」 「よくわからないっス。なぜか勝手に身体が動いてました」 「他の人は何もしてなかったのに」 「それも何でかわかんないっス。あの様子を見て興奮してたのは私だけでしょうし」 「…………」 シンデレラの目にちょっとした不信感が宿ったようです。 「そんなことはいいから逃げましょう」 「逃げるってどこに?」 二人はあっという間に教会を飛び出し、必死に走っています。しかしどれだけ逃げよう とも無意味です。緑豊かな地域にある教会の、近くの森の中に逃げ込んで人の追跡しにく い環境で追っ手を撒こうとしているみたいですが、そんなことに何の意味もありません。 「私が斥候っていう設定でよかったっスよ。おかげで神出鬼没ってことにできましたから」 確かにこんな人物を配してしまったのは失敗だったようです。 「設定? 何言ってんの?」 「とにかく、こんなことはもうやめるべきっス。こんなんじゃ誰も幸せに……うぐっ」 「ひよりん!?」 ドサッ。そんな音がしてひよりは倒れました。 逃げるひよりを後ろから、近衛騎士のみなみのサーベルが貫いたのです。 みなみは俊足です。いくら逃げようとも、話の展開が『みなみは追いつく』と決めたか らには、必ず追いつくのです。これ以上話をかき乱されては困るのでみなみには自発的な 行動は一切許さないようにしましょう。 「ひよりん!」 いくら倒れたひよりを揺さぶろうと、ひよりは何の反応も返しません。今も背中から剣 がはえているのです。これで生きてるはずがありません。 「みなみちゃん」 みなみがひよりの背から剣を引き抜きます。シンデレラはひよりを刺した張本人を見上 げました。 「王族を守るのが近衛騎士の私の役割……それは王妃であるシンデレラも同様です」 「でも殺さなくても!」 みなみの持つサーベルから、赤い血が滴っています。地面にまばらに生える雑草は、あ るいはその血で赤く染められ、あるいは赤によってその色を引き立てられています。地面 を濡らした血液の量からして、ひよりが助かることはないでしょう。どうせ斥候などとい う登場人物はいなかったのですから死んだところで支障はありません。 「人には役割があります。田村さんはそれに反したからこんなことになったんです。結婚 式を再開しましょう。シンデレラは幸せにならなければならないのですから」 「絶対……絶対おかしいって! 目の前で人を殺しておいて幸せになれって!」 「シンデレラが幸せになるためには王子様と結ばれなければなりません。田村さんはそれ を妨害する人間なのですから、死んだほうがシンデレラのためです」 「私はそんなの望んでないよ!」 シンデレラは立ち上がってみなみのことを正面から見据え、拳を握り身体を震わせてい ます。まだ納得してくれないようです。 「あなたの意志は関係ありません。大切なのはシンデレラが幸せになることです」 「こんなの幸せじゃないよ。こんなんが幸せだって、おかしいよ!」 「おかしくありません。この世界ではそれが当たり前なんです」 「そうだよ、だからおかしいのはこのせか――」 「それ以上言ってはいけません」 「!?」 シンデレラがそれを言ってはいけないのです。 みなみはシンデレラに剣を突きつけました。あと半歩前に出れば、シンデレラの喉元に その切っ先が埋まることでしょう。 「みなみちゃん……」 「シンデレラであるあなたは、この世界の全て受け入れればそれでいいんです。それさえ すれば確実な幸福があなたを待っています」 「嫌だよ。ゆーちゃん達が私を苛めたり、つかさがかがみを憎んで殺したり、みゆきさん が人の死を喜んだり、そんなの絶対イヤだ! そんな世界にいたって幸せになれないよ!」 「あなたが彼女たちの何を知っているというのですか」 「そんなこと絶対にやらない人だって知ってるよ」 シンデレラはみなみを真っ直ぐに見据えています。まだ立場がわかっていないようです。 「みなみちゃんだってそんなに饒舌じゃないし、人を殺すような人じゃない」 「何を馬鹿な……」 「なんでか分からないけど、知ってる。私の友達にそんな人はいないよ。何かがおかしい って自分の立場に疑問を持ってみたら、おかしいことばっかりだったよ」 シンデレラ、余計なことは考えてはなりません。 「シンデレラ、あなたは余計なことは考えてはなりません」 「私はこなただよ。泉こなた」 「あなたは……シンデレラです」 みなみが三十センチ前進しました。あと五センチで、剣は首に突き刺さります。 「みんながどこかでおかしいって思ってたんだけど、違うんだよね」 黙りなさい。 「黙ってください」 それでも、シンデレラは退こうとはしません。 「おかしいのは、この世界全部だったんだ」 「黙ってください!」 四センチ前進。あと一センチ。 「こんな世界いらない。こんな世界に、私の幸せはないよ」 「黙ってください!」 みなみがその剣を突き出―― 「……消えた?」 シンデレラがどこを見回しても、みなみはいませんでした。シンデレラを殺そうとする 者は、ここにはいません。いえ、人どころか、森さえも無くなっています。木だけではな く、草も、土も、鳥も、街も、全てが無くなっています。シンデレラの周りにあった、あ らゆるモノが無くなっているのです。 「泉ちゃんの言うとおりだよ。この世界はおかしいんだ」 あの舞踏会の夜と同じように突然声がして、同じように振り向いた先にいたのは―― 「魔法使い……」 「ごめんね泉ちゃん。こんなことになったのって、全部わたしのせいなんだ」 「魔法使いが何かやったの?」 「泉ちゃんの言ったとおり、ここは本来泉ちゃんたちがいるべき世界じゃない。もう気付 いてるかもしれないけど、ここは童話『シンデレラ』の世界なんだ」 ハッピーエンド・ストーリー 後編 (3)に続く
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/4370.html
Break Card [[WIZ-DOM]] 2F/0C イレイザー 2/(2)/2 チャージ1 このカードが[[セット]]された際に、対戦相手の[[テリトリー]]にダークロアの[[キャラクター]]がいる場合、≪あなたの任意の、そのプレイヤーの手札1枚≫を捨て札し、≪あなた≫は1[[ドロー]]可能。 No.3679 Rarity UC Illustrator 深崎暮人 Expansion 約束の世界 カード考察 対抗勢力へのメタ能力を持つ軽ブレイクのサイクル。 セット時に対抗勢力のキャラが相手のテリトリーにいるだけでハンデス&ドローできるので、メタが合致すれば大きくアドバンテージをとることができる。 相手のメイン勢力でなくとも、色を散らして投入したセプチャが合致する可能性があるので、無駄にはなりにくい。