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57 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 15 14 01 6OrU9/wj 外が大雨の日は一日中セックスに明け暮れてそなカップリングは誰と誰なんだろう 58 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 15 22 02 XSQWLjPT 雨が嫌いなかがみんが誘いうけでさまざまに展開!とかどうだろうか 59 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 15 29 11 EPdYN1YM つかさはずっと寝てます 60 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 15 32 33 6OrU9/wj こなたはゲームだろうし 61 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 16 07 40 dmfXlL44 そしてかがみは不貞寝 62 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 16 15 40 EPdYN1YM ひよりはずっと妄想 63 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 16 32 04 AimbT9yH あやのは楽しくお菓子作り 64 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 16 52 54 jtkN83pF ≫60 かがみをネトゲに引き込んで、エロチャットを仕掛けるこなたを妄想した 65 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 02 42 p9iG0Nzy ゆたかとみなみじゃね? 雨で気分が悪くなったゆたかを(ry 66 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 06 43 e+Pj8PCj こなたは高校生になっても家に友達呼んでゲームしてそうだから困る そんな夢のような時代を再現されたらおじさん無職になってゲームしたくなっちゃう! 67 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 07 43 waBIEo67 ≫66 高校生でも別に普通じゃね? と思ってしまう自分はだめか 68 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 26 55 p9iG0Nzy そもそもこなたは既に高校生じゃないの? 69 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 29 16 +9kFBsqz そもそもこなたは俺の横にいるんじゃないの? 70 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 39 38 iXK3wF/e 俺がこなただ 71 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 39 41 xJqfCIdQ ≫69 それはないww ひーちゃんは暖房の無い家でお腹を空かしていると予想。 72 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 47 16 cdbLbxT2 みゆきはこなツーメンテナンス中 みゆき「こなツーさんの腕 ロケットパンチにしてみたらどうでしょうか?」 73 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 50 16 6OrU9/wj みゆきさんとかがみは性欲強そう 75 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 17 56 44 ROH8ig4/ ≫72 みゆき「新機能つけてみました!」 こなつー「ナドレ……開放!」 勿論 全裸な 76 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 18 07 39 +wEmoLTR みゆき「かがりさんにも新機能つけてみました」 かがり「月光蝶である!」 77 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 18 24 33 B7zunQNM ≫72 飛んでったこなつーのロケットパンチって いわゆるフツーの撃ちっぱなし どこいった?片方だけ?捜索人海戦術だだだだだー! それなんて「日常」?w 78 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 21 27 Ys3J0pwB ≫75 こなつーヴァーチェ=寒くて着膨れ 79 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 24 20 DLSUbbn8 せめてマジンガーくらいの能力はつけてやろうぜ (パンチが戻ってくる的な意味で) うぃきつー「お母さん・・・おっぱいミサイルはさすがにいやです・・・」 81 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 39 38 ctEeb9vm こな☆フェチに感染した者を全て制御下におく。 これがこなつーナドレの真の能力、こなつーのみに与えられたこな☆フェチ感染者へのトライアルシステム! 82 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 45 46 TRTph5mx こなつー 「ガ○ダムによる武力挿入を開始する!」 こなた 「Σこなつー!? 介入、介入っ!!」 こなつー 「介入はステータスだ! 希少価値だっ!!」 かがり (……殴りてぇ……激しく殴りてぇっ!!) 83 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 48 42 5IJ7gf8u 「どれほどの性能差があったかて……今日のウチは、阿修羅すら凌駕する存在や!!」 ……すまん。 84 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 19 55 32 waBIEo67 ≫83 せんせーーー!! フラッグで頑張って下さい 86 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 20 00 42 D26OTUi+ ≫81 そもそもあなた達は姉さんに相応しくない。 そうとも 萌死に値するっ!! えっ!?システムが強制解除され・・・アッー! 87 名前:43Hev0JB 投稿日:2008/03/06(木) 21 06 49 tJPz7vv1 かがみ「ヒイラギ・かがみ、目標を狙い撃つ!」 こなた「アッーー!!!!」 90 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 22 29 26 ROH8ig4/ ttp //www.geocities.jp/je104049/konatu.png こんなわけですか!!!! 良く分かりません!!!! 91 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 22 40 40 W0FUsEn8 ≫90 ぶーわさん! なにしてはるんですか!?w 98 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/06(木) 23 22 19 0g17rMD+ ≫90 クチュクチュする!!!! 100 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 08 28 39 Lj+z3CeU おはよークチュクチュ(=ω=.)9m 101 名前:とりとどん 投稿日:2008/03/07(金) 12 38 45 9QKMIrex ポワァーオクチュクチュ 102 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 12 45 40 ac2u5lI6 じゃあ俺はコリコリするか 103 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 12 56 10 xazugQD9 ≫90 エロス!!!!!! クチュクチュ!クチュクチュ! 104 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 12 56 37 tBC9y2Zs じゃあ俺はレロレロするか 105 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 13 12 39 V6p776w4 どこを? 106 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 13 30 19 yg9TINu6 みゆきさんの眼鏡 107 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 14 10 34 5nSzWnL0 ≫106 鼻血の味しかしないぞ 108 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 15 19 53 zOC6iMvf こなツー「なんか退屈だな…そうだ!ネットでこの前一発芸のサイト見つけて覚えたからかなたお母さんに披露しよう…」 こなツー「お母さん~」 Wかなた「何?こなツー?」 こなツー「コマネチ!シュッシュ」 109 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 15 29 36 pE2UzJEM ≫101 ちょっ、急に出てきて笑わせるなww 110 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/07(金) 17 32 19 webqRPCk ≫108 かなこなこなの「ジェットストリームあっぷっぷぇ」で、そうじろう陥落。 184 名前:アホ毛の女 投稿日:2008/03/08(土) 16 43 07 eGEKEILO 普段はダンボールに隠れてる私だけどさ……一応健康的な女性なワケだし、時々体を持て余したりするんだよね……。 みんなに見つかると無理やり色々されるから嫌なんだけど、逆に何もされないと体が疼いて困っちゃうんだよ。 そういう時はダンボールの中で自分を慰めるわけなんだけど、その時のスリルは最高だネ。 誰かに声を聴かれないように服の端をくわえて、必死で声を殺すんだよ。 みんなの事をオカズにイッちゃう私は、本当はみんなの中で一番えっちなのかもね……。 あーあ、見つかりたくはないけどさ、誰か私の事を見つけてくれないかなあ……。 185 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/08(土) 16 56 21 I5cuxKrE こなたが授業中寝てるのは、ネトゲとかじゃなくて心労からかもしれない 油断していると襲われる日々、先生以外誰も介入出来ない授業中が最も心休まる時なのだろうか 186 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/08(土) 17 03 00 Nic2oeLJ そして、黒井先生による公開処刑が行われるんですね。 187 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/03/08(土) 17 16 37 89vhrXf+ そもそも、学校ですら安住の地はないから ダンボール生活を余儀なくされてるんじゃなかったのかwwww 拝啓 柊かがみ様 私は今、遠い地で旅芸人をして暮らしています。 そっちのみんなは、元気で暮らしていますか? まあもっとも、禁断症状でみんな死にかける頃じゃあないかとおもうけど。 そろそろまた戻ってくるからね、私もいい加減、体疼いてきたし。 ではまた会いましょう。 本来なら最愛の人へ 敬具敬白不一早々かしこ さて、手紙送ったし、そろそろ帰り支度でもするかネ。 あ・・・また追っ手だ・・・とりあえず今は逃げなきゃ。 来るべき戻る日に向けて、体力は温存しなきゃいかんとです。 でわっ ε====┌( =ω=.)┘ 617 名前:埋めネタ(みかベルパロ) 投稿日:2008/03/17(月) 00 42 44 PwvfH0X5 「うおーっ!」 ああーっ、なんの前置きもなくかがみんが公園の池に! 「ブクブクブク あなたの落とした柊かがみはこの完璧超人で男前な柊かがみですか?」 ああーっ、そしてなんかお母さん? のような奇抜なファッションのが! 「それとも平々凡々なほうですか?」 「えっと。ツンデレで鹿の睾丸みたいなフェロモンだしてるほうです」 「貴方は正直者ですね……ではどちらも差し上げましょう ブクブクブク」 お母さんは池に沈んでいきました そしてなんか二人ほど池から這い上がってきました どっちもすごく……かがみです 「うぇ~、水飲んじゃったわ。って何か居る! 私が居る!」 「ふぅん、こいつが柊かがみ(平々凡々)ね」 「(平々凡々)とか言うな!」 同じ顔をしたかがみが睨み合う間に挟まれましたよどーしましょ 「悪いけど今日からこのスレの主役はこの私……妃夷螺戯 華臥魅(ひいらぎ かがみ)が貰ったわ!」 うわーっ! 字柄まで煌びやか?に!!!! そしてなんかドキドキ愉快のポーズとってる!? 馬鹿みたいだ! 「ふふふっ、私はあらゆる点でそこの平々凡々とは違うわ……見なさいっ!」 そう言うと無駄に服を肌蹴させ、無駄に背景に集中線が! 妃夷螺戯 華臥魅の秘密☆ 魔族の血を引く日本人とイギリス人のハーフ(髪は天然の金髪だ!) 普段の瞳の色は右→紫、左→青 しかし怒ると両の眼が金色に光る!(魔族である母方の力) 生まれ持ってのフェロモンで見たものを全て虜にしてしまう 豊満で美しい彫刻のような体 普段は隠しているが背に四つの翼が生えている 魔族の力を持つゆえの辛い過去がある(でも負けないで強く生きてるんだ) スポーツ万能 射撃の名手 絶対音感の持ち主 ソムリエ並みの舌 ピアノもプロ級 IQ350 618 名前:埋めネタ(みかベルパロ) 投稿日:2008/03/17(月) 00 43 26 PwvfH0X5 「痛ぇえええええええええええええええええええええええええ」 「過ぎたるはおよばざるがごとしいいいいいいいいいいいいいいいい」 「黒歴史ッスううううううううううううううううううう」 ん? 何か多かった 「つ、捕まえて返品しようよ。あんなのとラブコメなんてごめんだよっ!」 「ええ、ほのぼのマターリがとんだ超設定よ!」 「ふふっ……私を止める気? そうはさせないゾ☆」 「はぅあっ!!」 華臥魅んのウィンクで私の腰が抜けた! 恐るべき鹿の睾丸!! 「ま、まだよ! 私には効かないわ!」 「あら、まだやる気?」 そう言ってとっくみあう二人 おおっ、さすがかがみん(凡)「凡言うなっ!」 自分の魅惑には負けな……ん? 「ど、どうしても通りたいなら……私ごと連れていけば、いいじゃない……!」 変なツンデレになった!!!!!!!!!!!! く、くぅ……こうなったら仕方がない! とうっ!! 「こ、こなたっ! 何で池に……」 「ゴボゴボゴボ、貴方が落としたのはこのスーパーヒロインな泉こなたですか?」 微乳 小食 非オタク パンチラ 「こ、こんなのこなたじゃないわ! 私のこなたは……あのこなただけだよ!」 「貴方は正直者です、どちらもさしあげ……」 「お母さん邪魔っ!」 「ンゴブゥっ……うう、とうとうこなたにまで」 池から飛び出して、かがみんと抱き合う やっぱり私の嫁、信じてたよ! 「よぅし、スーパーヒロインな私! 任せたよ!!!」 頷き、パンチラしながら華臥魅んに歩いていく私 「華臥魅……ここは私たちのいる世界じゃないよ」 「子鉈……」 私字面酷くねっ!? つーかまだパンチラしてるし! 「こんな世界も……あったのかもしれ」 「「てめーは黙ってろ!!!!!」」 「……うぐぅ、ゴブゴブゴブ」 諸悪の根源はやっと、池に帰っていきました 「さぁ、帰ろう……華臥魅」 「……うん、そうね」 おお、無意味な全裸発光!! 最終回の種っぽい!!!!!! そしてVFXに包まれて、二人は帰って行きました ……池に ん? 「ゴボゴボゴボ 貴方が今落としたのは 『もっと超絶すごい柊かがみ』と『もっと美し神々しい泉こなた』ですか?」 「「もういいっつうの!!!!!!!!!!」」 「……あなた達は正直者ですね、ごほうびに」 「「空気、嫁!!!!!!!!!!」」 「そうです」と言えば居なくなることに、小五時間ほど繰り返してから気がつきました (終われ)
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autolink 【技名】 【読み】 ぷろれすわざてんぷれーと 【別名】 【大分類】 【中分類】 【小分類】 【開発者】 【得意とするレスラー】 【変形技】 【進化系】 【連携技】 【連絡技】 解説 相手の首を左脇に抱えるようにし、相手の左脇に自らの頭を差し込む。 右手で相手のタイツを掴む。 相手の首をネックロックの要領で決め、右腕で相手を支えながら、相手を一気に逆さまになるように持ち上げる。 相手の頭を胸元の辺りで抱える様に固定する。 自ら腰砕けになるように尻餅をつく。 その勢いのまま後方に倒れこみ相手をまっ逆さまに落とす。 脳天 (brain) から落とし、砕く(bastar)からブレインバスター。 歴史 元祖ブレインバスター ブレインバスターの元祖は色々諸説有るようだが、ココでは流智美氏のサンダー・ザボーが元祖で有る説をとる。 ザボーはタッグレスラーとして有名だったが、フィニッシュホールドがなく、単なる「タッグ屋」であった。タッグパートナーのフィニッシュ、つまり「タッグ」としてのフィニッシュが「フロントネックチャンスリードロップ」であった。 「フロントネックチャンスリードロップ」とはフロントネックロック、つまり「がぶり」の状態から、相手を後方にブリッジして投げる技である。現在の「ブレーンバスター」と同じような形だ。 余談では有るがザボーが来日当時、日本のプロレスマスコミは「バックフリップ」と称したようだ。 これを相手を自らの頭上に担ぎ上げて「頭から」落とすようにしたのが「ブレインバスター」である。 首だけを持って抱え挙げることは困難で有り、出来たとしても相当腰に負担がかかる。 この事から、相手の片腕を自らの首に巻き付け、相手の脇の下に首を差し込むことで、自分の体が相手の体の下に自然に入るようにしたものと推測される。これにより相手を引き込みながら、自分の体を立てることで相手を崩しつつ持ち上げることが可能に成った。 関連するリンク 名前 連絡事項
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ティガれみりゃ その4 ======================== ≪はじめに≫ 『ティガれみりゃ3』の後編になります。 他の作者様の設定や名称を一部使わせていただいております。 パロディネタおよび、自分設定有りです。 本家東方のキャラの性格口調、壊れ気味です すみません、まだ続きます。 以上、何卒ご理解・ご容赦ください。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 ======================== 4、誇りをかけた試練(後編) 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪』 「ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪」 歌いながら森を往く2匹のゆっくり。 よったよったどたどた歩く、巨大ゆっくり・ティガれみりゃ。 そんなティガれみりゃの頭の上に乗っている、通常サイズのゆっくりゃザウルス。 全長20メートルの、くてくてだぼだぼのヌイグルミ風恐竜。 大きく開かれた口から覗く、れみりゃ種特有の下ぶくれスマイル。 その大きな顔の上の、恐竜の頭部の上では、 ゆっくりゃザウルスが、腹ばいになって、ティガれみりゃにしがみついている。 ゲスまりさに襲われて千切られた手足と尻尾は、もう殆ど回復しきっている。 ニコニコ笑いながら、体全体を左右に揺らしながらリズムをとっている。 『うっう~うぁうぁ~♪』 「うっう~うぁうぁ~♪」 ゆっくりゃザウルス……先だって子供を失った親れみりゃは、 その悲しみを払拭するかの如く、楽しげに歌う。 親れみりゃにとって、ティガれみりゃの存在は、 まさに希望であり、憧れであり、救世主であった。 このティガれみりゃと一緒なら、どんな困難も悲しみも乗り越えられる。 親れみりゃは、巨大なティガれみりゃに揺られながら、かつてない安心と勇気を感じていた。 ティガれみりゃもまた、親れみりゃのことを、 親友のように、妹のように、娘のように愛おしく感じていた。 その巨体故に、他の生物から常に避けられ続けるティガれみりゃにとって、 自分をこの上なく慕ってくれる親れみりゃの存在が、嬉しくて楽しくてたまらなかった。 この温かい気持ちをどう言えばいいのだろう? この胸にこみ上げる幸せをどう表現すればよいのだろう? そんな時、不器用なれみりゃ種がとる行動は一つ。 嬉しい時も、悲しい時も、わき上がる思いをあらわにして。 (歌っちゃおう♪) (踊っちゃおう♪) 『ティガ☆』 「れみ☆」 『りゃ☆』 「うー♪」 『「にぱぁ~~~♪」』 決まったぁー♪ 渾身の「れみりゃ☆うー」が決まり、 ますます幸福感に包まれる2人のれみりゃ。 そんな2人の前に、1人の少女が現れた。 「やぁ! ずいぶんと御機嫌だねぇ~」 少女は空を飛んでいた。 知識のあるゆっくりならば、その時点でその少女が人間ではないこと。 恐い人間よりもさらに恐ろしい、妖怪と呼ばれる存在であることに気付いただろう。 しかし、そんな知識、れみりゃ種に求めるのは酷である。 『うっうー♪ れみりゃはいつでも御機嫌だどぉー♪』 「うー♪ おねぇーさんだぁーれだどぉ?」 屈託無い笑顔で少女とのコミュニケーションに応じる2人のれみりゃ。 「……ふふ、まぁ名乗るほどのものじゃないさ」 そう言って口の端を歪める少女。 『う~? おねぇーさんの角、とぉ~~ってもかっこいいどぉ~~♪』 そう言って、目を輝かせるティガれみりゃ。 角。 そう、少女の頭には、二本の角が生えていた。 れみりゃ達が知るよしも無いが、この少女こそ、 既に幻想郷からは姿を消したといわれていた伝説の種族・"鬼"の一角、 小さな百鬼夜行、伊吹萃香であった。 「それより聞きたいんだけどさ……」 『う~、なんでもきくがいいどぉ♪』 「ゆっくりれみりゃってのは、おまえ達のことであってる?」 『「うーっ♪」』 嬉しそうに反応する、2人のれみりゃ。 『そうだどぉー! れみりゃは~~♪ ティガれみりゃだどぉ~~~♪』 ティガれみりゃは、両手を頭の横に持ち上げ、うぁうぁとリズムを取り出す。 『「うっうーうぁうぁ♪ うっうーうぁぅぁ♪」』 最高に上機嫌なれみりゃ達。 そんなれみりゃ達に、萃香の真意など図れるわけがなかった。 「そりゃよかったよ。おまえ達をさがしていたんだ」 『「う~~?」』 不思議そうに首を傾げる、れみりゃ達。 「そう、おまえ達がほしいんだ」 笑顔のまま屈託なく告げる萃香。 一方、れみりゃ達は、いっぱく置いた後、 両手を自分の頬に充てて、身をよじりだした。 『きゃーきゃー♪ おねぇーさんだいたんなんだどぉーー♪』 「すとれーとなあいのこくはくだどぉーーー♪」 頬を赤くして、きゃーきゃー騒ぐ、れみりゃ達。 れみりゃ達は、萃香の言葉を、プロポーズと勘違いしていた。 「ま、というわけでね、どっちか一人でいいんで、私についてきて欲しいだ」 空高くを指さす萃香。 『「う?」』 意味を理解しかねる、れみりゃ達。 萃香は、山の上の天上の地で、大宴会を開こうとしていた。 しかし、天上の地にあるツマミといえば桃くらいのもの。 やはりここは塩味のもの、お腹にたまるものも欲しい。 腹が減っては夜通しどんちゃん騒ぎもできぬ。である。 そこで、萃香はかねてから噂に聞いていた珍味。 ゆっくりれみりゃの肉まんを探していたのだ。 それも、ただのれみりゃ肉まんではない。 一層珍しく、美味しいとされる、ゆっくりゃザウルスの肉まんをだ。 そんな折、巨大な肉まん……もとい巨大なゆっくりゃザウルスがやって来るのを見つけたのだった。 話に聞いていたのとは、ずいぶんサイズが違うが、 まぁ本人達がれみりゃだと言っているのだから、そうなのだろう。 萃香は納得し、ティガれみりゃ達を連れ去ろうとする。 しかし、それに異を唱えたのは、他ならぬれみりゃ達だった。 「う~~~! イヤだどぉ~~~! れみりゃはもうおうちにかえりたいんだどぉ~~~!」 『う~~~、そうだどぉ~~~! れみりゃたちはおねぇーさんとはいけないんだどぉ』 ティガれみりゃは、親れみりゃをお家(紅魔館)に送り届ける途中であった。 もっとも、2人とも紅魔館の場所など知らず、適当に歌って踊って歩いているだけであったが。 「ふーんそっかぁ……それは困ったな」 ちっとも困った風じゃない顔をして、萃香は腕組みをして考えるフリをする。 「……よし! じゃあこうしよう! 私と勝負して勝った方が負けた方の言うことを聞く!」 明らかに強引な論法。 だが、れみりゃ相手には、このムチャクチャな単純さが功をそうした。 『う~~~、わかったどぉ♪ れみりゃがあいてになるどぉ♪』 「おっ、話がわかるじゃないか! デカイの!」 『そんなに褒められると、さすがに照れてしまうどぉ~~♪』 もじもじと体をよじるティガれみりゃ。 "デカイ"というのは、褒め言葉として捉えるらしい。 『う~♪ れみりゃが勝ったら、おねぇーさんの角が欲しいどぉ♪ それがあれば、れみりゃはさらにぱーふぇくとなれでぃーになれるどぉ♪』 「はいはい」 適当に流す萃香。 「きゃーっ! ティガれみりゃがさらにかっこよくなっちゃうどぉー!」 興奮する親れみりゃ。 ティガれみりゃは、そんな親れみりゃを手に乗せ、少し離れた場所の地面に降ろす。 『あぶないがらぁ~ちっちゃいれみりゃはそこで見ててぇ~♪』 「わかったどぉ! ティガれみりゃ~がんばるんだどぉ♪」 『う~♪ まかせるんだどぉ♪ ちっちゃいれみりゃもおうえんじでねぇ~ん♪』 「うー! まかせとけだどぉ♪」 「やれやれ……そろそろいいかい?」 待ちくたびれて、肩をまわす萃香。 『うーっ、準備おっけぇーだどぉ♪ おねぇーさんなんかイチコロだどぉー!』 「ふーん、はたしてそうかな♪」 萃香は笑みをこぼし、スペルカードを使用する。 鬼神"ミッシングパープルパワー" 『「ううううう~~~~っ!?」』 目を丸くして驚く、ティガれみりゃと親れみりゃ。 小さな人間の少女でしかなかった萃香が、みるみる間に大きくなり、 いまやティガれみりゃと同等か、それより一回り大きい姿になっていた。 『うー♪ おねぇーさんおっききぃどぉー』 自分より一回り多くなった萃香を見上げるティガれみりゃ。 「それじゃ、勝負開始といこうか!」 『うっうー! いっくどぉー♪』 ぎゃぉー! と叫びながら、ティガれみりゃが萃香に突進する。 いや、正しくは、それは突進などと呼べるシロモノではなかった。 どたばたどたばた。 短い手足を振り回しながら、えっちらおっちらやって来るティガれみりゃ。 (……お、遅っ) 萃香は、逆の意味で驚きつつ、 わけもなくティガれみりゃの突進をかわす。 『うっ?』 ドターン。 勢いそのままに前のめりに倒れるティガれみりゃ。 普通のれみりゃ種ならば、ここで泣き叫ぶところだが……。 『う~、ゆだんしちゃったどぉ♪』 ティガれみりゃは、笑顔のまま立ち上がる。 この点こそが、ティガれみりゃ最大の強点であった。 体の大きさや防御力ではない、言わば痛みを痛みとして認識しない超鈍感力。 根拠無きポジティブシンキングと思いこみ、そして実際に鈍い五感と思考の速度。 その自身が置かれた状況に対する"鈍さ"が、痛みや苦しみを和らげ、 いいこと・たのしいことだけを考えさせる。 そんな鈍感力こそが、ティガれみりゃの得た、ゆっくりするための切り札といえる。 『おねぇーさんはつよいからぁー、れみりゃもとっておきを披露するどぉ♪』 「ふーん、とっておきねぇ」 『くらっておどろくどぉ♪』 ティガれみりゃは、萃香に背を向けると、 両手を腰にあて、おしりと尻尾を左右に振り出した。 『ティガれみりゃの~、の☆う☆さ☆つ☆しっぽふりふりぃ~~だどぉ♪』 「きゃぁ~~~! しぇくしぃーーーすぎるどぉ♪」 ティガれみりゃの勇姿を見て、地上の親れみりゃが興奮する。 あんなセクシーな姿を見せられては、 どんな相手もメロメロになってしまわずにはいられない! 顔を紅潮させて叫ぶ親れみりゃは、本気でそう信じていた。 『うっふぅ~~~ん♪ 尻尾ふ~りぃふりぃ~~♪』 尻尾を左右に振りながら、徐々に萃香に近寄っていくティガれみりゃ。 だが、萃香は溜息をつくと、その尻尾をむんずと掴んだ。 『うっ?』 「そぉーら!」 『ううううっ!?』 萃香は尻尾を綱引きのように引っ張り、ティガれみりゃを引き寄せる。 ティガれみりゃは抗おうとジタバタするが、結局萃香の目の前まで引っ張られ、 「う~♪」と反転して萃香の方を向いた瞬間、両脇を掴まれ、空中に持ち上げられてしまった。 『うっうー♪ つかまっちゃったどぉ♪』 まだ余裕なティガれみりゃ。 『う~~~♪ たかいたかぁ~い♪』 いつも以上に高い位置からの眺めに、ご満悦だ。 「すっごいどぉー! ティガれみりゃがおそらをとんでるどぉーー!」 そんなティガれみりゃを見て、興奮する親れみりゃ。 「……はぁ」 ただ一人、萃香だけがテンションを下げていた。 『うー、おねぇーさんはつよくてやさしぃんだどぉ♪ れみりゃのめしつかいにしてあげるどぉ♪』 萃香が自分のために高い高いをしてくれているものと信じるティガれみりゃ。 観戦している親れみりゃにしても、萃香がティガれみりゃの力に恐れをなして、 "こうさんです~あなたがいちばんです~"とあがめているのだと勝手に思いこんでいる。 (もういっか。宴会に遅れてもなんだし) れみりゃ種のペースに巻き込まれているのがバカらしくなった萃香は、 さっさと勝負を決めることにする。 「そりゃ!」 『うっ!?』 抱え上げたティガれみりゃを、背中から地面に叩きつける萃香。 ドシーンと、土煙が舞い上がる。 『う~~~♪ おねぇーさんつよいどぉ♪』 地面に大の字になったまま、萃香を見上げるティガれみりゃ。 思い切り叩きつけたにもかかわらず、まだ笑顔でいるティガれみりゃを見て、 鈍さだけは大したものだと呆れる萃香。 萃香は、ティガれみりゃの上に馬乗りになり、 大の字に広げられたティガれみりゃの腕を両手で押さえつけて固定する。 『うぅ~~♪ おねぇーさんのえっちぃ~~♪』 「きゃー! あかちゃんたぢには、みぜられないどぉー!」 勝手に興奮するティガれみりゃと親れみりゃ。 それに対し、萃香は冷静にティガれみりゃの体を眺めて、吟味する。 こんなやつが本当に絶品珍味なのだろうか? だんだんと不安になってくる萃香。 ゆっくりが出没しはじめたのは最近のことなので、 鬼にしてもゆっくりに関する知識は殆ど持ちあわせていたなかった。 「うーん……いちおう味見してみようかな」 萃香はティガれみりゃの下ぶくれ顔に、そっと顔を近づける。 そして、舌をのばして、ほっぺたを舐め上げた。 『くしゅぐったぁーい♪』 照れるティガれみりゃ。 一方、萃香は口の中に、たしかに肉汁が広がっていくのを感じていた。 (へぇー! こいつの汗、肉汁なんだ!) 妙に感心した萃香は、引き続きティガれみりゃの顔を舐め回す。 最初は嬉し恥ずかし状態だったティガれみりゃだったが、 次第に嫌悪感をあらわにしだす。 『う~~~~、う~~~~』 レロレロレロレロレロレロ。 『うぁ、うぁぁ、うぁうぁうぁ~~~~』 なめ回されていくうちに、奇妙な感覚を覚えるティガれみりゃ。 肉まんの皮がふやけていくのと同時に、顔に適度に振動を与え続けられたことで、 なんともむずかゆい気持にさせられてしまっていた。 そして萃香は、とうとう一つの決断をする。 「う~~ん、思い切って食べてみるか」 肉汁はうまいし、これだけデカければちょっとくらいつまみ食いしても大丈夫だろう。 いや、むしろ宴会の幹事としてはツマミの味を確認しないわけにはいくまい。 萃香はそう己を納得させ、 口角を歪めて、牙をひからせる。 『う~~? れみりゃ、おねぇーさんにたべられちゃうどぉー♪』 顔を紅潮させ、 かぶりを振って、イヤイヤ♪とするティガれみりゃ。 だが、その顔は相変わらずの満面しもぶくれスマイルのままで、むしろ嬉しそうでさえある。 「さっすがティガれみりゃだどぉ♪ あんなにつよいおねぇーさんを、もぉーとりこにしちゃったどぉ♪」 親れみりゃも、何を勘違いしたか興奮気味。 変なところで耳年増なのか、2人のれみりゃは、萃香の「食べちゃう」発言を、 これからいっしょに「すっきりぃ~♪」しようという誘いに受け取ったらしい。 『れみりゃはじめてだからぁ~♪ やさしくしてねぇ~~ん♪』 どこで覚えたのか、恥じらいの台詞を口にするティガれみりゃ。 ちなみに、本当に「すっきり」するのが初めてかどうかは定かでない。 「はいはい、やさしくなっと」 萃香はティガれみりゃの勘違いを軽く受け流すと、 にぃーっと笑った後、徐々に口を開いていき、鬼の牙を煌めかせた。 次の瞬間。 ぱくり。 萃香の小さな(?)口が、 ティガれみりゃの下ぶくれ顔の端にかぶりつき、そのまま一部をえぐりとった。 『「う?」』 何が起こったかわからず、硬直するティガれみりゃと親れみりゃ。 構わずむしゃむしゃ租借し、モチモチとした皮と、上質な肉餡を舌の上で堪能する萃香。 口内にじゅわぁーと肉汁がひろがっていくのにつれて、萃香の顔が輝いていく。 「おっ、おいしぃー!」 パァーと輝く萃香の笑顔。 その笑顔と言葉で、超鈍感力の持ち主たるティガれみりゃも、ようやく事態に気付いた。 おそるおそる、視線を下に向けると、自慢のふくよかな顔の一部が、えぐれていた。 『いっ!』 認識した瞬間、痛みが一気に広がった。 『いだぃぃぃぃぃ!』 泣き出し、ジタバタと体を動かすティガれみりゃ。 だが、ティガれみりりゃの動きは、馬乗りになった萃香によって封じられ、 その場から逃げ出すことは出来ない。 『うぁぁぁぁぁっっ! うぁぁぁぁぁぁっっ!!』 ティガれみりゃは、唯一動かせる顔だけを左右に揺らし、わめき散らす。 『しゃくやぁー! はやくぎでぇぇ! ごぁいひどがいるぅぅぅぅっっ!!』 「ん~? 咲夜ならこないぞ。 今頃は山の上じゃないか?」 『うぞづくなどぉぉぉ! しゃくやはでみりゃが呼べばぎでぐれるどぉぉぉ! でみりゃはおぜうさまだからえらいんだどぉーー! そしたらおまえなんがぁっ!!』 「そりゃお前がアノ吸血鬼だったらそうかもしれないけどねぇ。お前は違うだろ、恐竜さん♪」 『うぞだどぉー! うぞだどぉーー! ぎゃおーーっ! ぎゃおーーーっ!!』 自分が紅魔館のお嬢様でないはずがない! れみりゃ種特有の絶対的矜持を揺るがされ、必死に抵抗するティガれみりゃ。 恐竜と言われて否定するつもりが、「ぎゃおー!」とやってしまうあたりが、 れみりゃ種の限界らしく、それはティガれみりゃといえど例外ではなかった。 一方、そんな苦しむティガれみりゃの姿を見た親れみりゃ。 当初は下ぶくれスマイルのままだった彼女も、 次第に冷や汗がうかびだし、顔が徐々に青くなり、いまではガクガクと小刻みに震えだしている。 親れみりゃは、ティガれみりゃを崇拝し、信じ切っていた。 その崇拝と信頼は、如何にティガれみりゃが劣勢に立たされても揺らぐことはなかった。 萃香に捕まれようと、持ち上げられようと、投げられようと。 ティガれみりゃにとっては何の問題もない。そう期待していた。 現に、ティガれみりゃは笑顔のまま立ち上がったではないか。 やっぱり凄い、きっと自分だったら最初に転んだ時に泣き出してしまっていただろう。 すごい、ティガれみりゃ。 そんなティガれみりゃとそっくりな自分も、きっといつかあんな風に……。 そう、思っていた。 だが、しかし。 今のティガれみりゃの姿は。 動きを封じられ、なすすべなく助けを呼ぶ光景は。 まるで、さきほどゲスまりさに食べられそうになった自分そっくりで……。 崇拝と信頼と憧れで栓をしていた、恐怖と不安がどっと湧き出てきて、 親れみりゃを混乱させる。 「うぁ、うぁ……」 笑顔は自然と消え、 目からは涙が流れ出す。 だめ! ティガれみりゃは負けちゃだめ! じゃないと! じゃないと! 私まで! 「ううううーっ! ティガでみりゃぁぁぁ!! だづんだどぉぉ!! がんばっでだどぉぉぉぉっっ!!!」 号泣し、ろれつの回らないまま叫び続ける親れみりゃ。 けれど、そんな親れみりゃの応援むなしく、 ティガれみりゃは、萃香に食べられ続ける。 『うあぁぁぁぁっっ!! うあぁぁぁぁぁっ! おねがぃぃぃぼぉうやべでぇぇぇぇっっ!!!』 耳を貸さず、萃香はティガれみりゃの下ぶくれ顔をパクパク食べ続ける。 「う~ん、こんなうまい肉まん初めてだよ♪」 「うっ!!」 "肉まん" その単語を聞いて、親れみりゃはビクッと体を硬直させる。 ちがう、ちがう、ちがう! れみりゃは、れみりゃは! 「ちがうどぉぉーーっ!! でみりゃはにぐまんじゃないどぉぉぉぉーーーっ!!」 まるで自分のことのように叫ぶ親れみりゃ。 だが、叫んだその刹那。 暴れるティガれみりゃから飛散した肉まんの小さな欠片が、 大口を開いた親れみりゃの口の中へスッポリと収まった。 「うっぎゃぁ!! ティガでみりゃのおかおぉぉ!!」 嫌悪し、吐き出そうとする親れみりゃ。 ほんの小さな破片とはいえ、崇拝対象の顔を口の中に入れてしまうなんて。 「うーっ! うーっ! ………ううっ!?」 吐き出そうと咳き込むその時、 親れみりゃは、誤ってティガれみりゃの欠片を噛んでしまった。 じゅわぁ~~~と口内に広がるアツアツの肉汁。 「う、うーっ!!?」 そのあまりの肉汁の美味しさに、 親れみりゃは反射的に、ティガれみりゃの欠片を租借しだす。 噛めば噛むほど味が染み出る肉餡の美味しさに、もはや罪悪感もなんのその、 親れみりゃは食べるのを止めることができなくなっていた。 ごっくん。 ティガれみりゃの欠片を堪能し、飲み込む親れみりゃ。 「う~♪ しあわせぇ~~だどぉ~~~♪ こんなにおいじぃにぐまんははじめてだどぉ~~~♪」 そして。 思わず、言ってしまった。 ぷっでぃんとも甲乙つけがたいその美味しさに、 親れみりゃは決して言ってはならないことを言ってしまったのだ。 そのことに、数秒後に気付き、 親れみりゃは震えが止まらなくなった。 ティガれみりゃ、食べちゃった。 とっても美味しかった。 美味しいなんだった? ぷっでぃん?おまんじゅう? ううん、ちがう。 おいしぃおいしぃにくまんさん。 あれ。 ティガれみりゃはおいしぃにくまん? それじゃ、れみりゃは? れみりゃはこーまかんの? おぜうさ? にく? れみりゃは……。 にくま。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」 親れみりゃの中で、決定的な何かが壊れた。 小さな体であげたその悲痛な叫びは、巨大なティガれみりゃと萃香がたてる音によってかき消されていった…。 数分後。 『た、たしゅげでぇぇ……』 既に下ぶくれ顔の三分の一近くを失ったティガれみりゃは、 ブクブクと泡を吹き、白目を向いて、ぴくぴくと体を痙攣させていた。 「……うっ、しまったな」 萃香はハタと我に返り、立ち上がる。 眼下で苦しむティガれみりゃを見つめて苦笑いする萃香。 「調子にのって食べ過ぎた。こんな食べ残しを土産にしちゃ悪いかな…」 とはいえ、この素晴らしい肉まんの味は、是非他の連中にも味わってもらいたいのだけど。 う~ん。と、しばし考える萃香。 すると。 「おや?」 ふと眼下の森をを見ると、そこには目の前でノビている恐竜そっくりな、小さいヤツがいるではないか。 その小さな恐竜は、逃げるでも戦うでもなく、ぼぉーとその場に突っ立ているように見えた。 「そういえばいたな。 あれって、おまえの子供?」 ティガれみりゃに話しかける萃香。 ティガれみりゃは、ずりずりと地面を這いつくばりながら萃香から逃げ出そうとしていた。 「なぁ、ちょっと!」 『は、はぃぃぃ!』 萃香に呼び止められたティガれみりゃは、 這うのを止め、両手で頭を抱えて、ブルブルと震え出す。 『う~~~~っ! う~~~~~~っ!』 やれやれと肩で息を吐く萃香。 この様子では聞くだけ無駄か。 「なぁ、お前…」 『ごめなざぃぃぃぃ!! あなだのかぢですぅぅぅぅう!!』 何を勘違いしたか、ティガれみりゃは萃香の方を向き、 へへぇー、へへぇーと、何度も両手をついて土下座を繰り返し始めた。 「お前、もういいよ。さっさとどっかへ行きなよ」 『は、はぃぃぃぃっ! ありがどぉぉございまずぅぅぅぅ!!』 ティガれみりゃは涙を流し、 そのままずりずりと地面を這い出す。 『うぅ~~~~~~、うぅ~~~~~』 痛くて、辛くて、悲しくて、悔しくて、恐くて、惨めで、 ただただ泣きながら、逃げ去っていくティガれみりゃ。 その後ろ姿を溜息で見送った後、 萃香は元の人間の少女大のサイズに戻り、 森で呆然と立つゆっくりゃザウルス……即ち、 先ほどティガれみりゃの欠片を食べてしまった親れみりゃの下へ降りる。 「あばっ、あぶあっ、あばばばばばばば……!」 親れみりゃの様子は、既に正常を失っていた。 目の焦点を失い、口から泡を吹き、足下に肉汁の水たまりを作って、 よれよれと体を左右に揺らし続けている。 「おい、おまえ!」 萃香が呼ぶと、親れみりゃは、反射的に体を強張らせる。 「はいぃぃっっ! なんでじょぉぉ!?」 じぃーと親れみりゃを眺める萃香。 やはり、先ほどの大きいヤツの子供なのだろうか? そんなことを考えつつ、口を開く。 「おまえも、あのデカイ奴みたいに食べられるんだよね?」 すると、親れみりゃは、 実にストレートな答えを返した。 「そうでずぅぅ! でびりゃばおいじぃにぐまんでずぅぅぅぅぅぅっっっっ!!」 口角から肉汁を飛ばしながら喋る親れみりゃ。 「にぐまんいっばいうむがらぁぁぁ! いじべないでぇぐだじゃいぃぃぃぃぃっっ!!!」 その顔は満面笑顔だが、笑ったままの目尻から大量の涙を流し続けている。 「ふーん、じゃ鬼らしくさらわせてもらおうかな」 よくよく考えれば、こいつ一体いればツマミの肉まんとしては充分すぎる量かもしれない。 そう考えた萃香は、しばらく親れみりゃを物色した後、 ひょいっと親れみりゃを抱え上げ、その場を後にした。 無機物のように抱え上げられた親れみりゃ。 移動中、その顔は常に笑顔であり、ずっと歌を口ずさみ続けていた。 「うぁ~~うぁ~~♪ あばばぁ~~♪ でびりゃばおいじぃ~にぐまんだどぉ~~~♪」 ……数時間後。 『ティ…ガ…ティガ…ティガ……』 息も絶え絶えに地面を這い続けるティガれみりゃ。 萃香に食べられた下ぶくれ顔は、既にかなりの部分が再生している。 だが、いくら表面的な体の傷がなおっても、 再生に栄養をまわしたぶん、体力の消耗は激しかった。 それに、深く心にえぐられた傷はそうそう治るものでもない。 『ティガ…れみ…りゃ……うぅ……』 少しでも気を紛らわせようと、弱々しく口を開くティガれみりゃ。 しかし、いくら歌を歌っても、 その気持は、痛みは、苦しみは、ちっとも晴れはしなかった。 おかしいな。 そうティガれみりゃは感じていた。 ついさっきまで、あんなに楽しく歌ったり踊ったりしていたのに。 あれ、そういえば、誰かといっしょにいたような? おかしいな、だれだっけ? とってもやさしくて、おうたもダンスもじょうずな子だったような。 思い出せないけど、きっとあの子は今頃たのしくおうたをうたっているんだろうな。 また、いっしょにおどりたい、な。 『うぅー…うぅー…うぁ…うぁ……』 森のはずれの湖のほとり。 そこでティガれみりゃは意識を失った。 『…………ZZZ』 それから、どれくらいの時間がたっただろうか? たまたま湖を訪れ休憩する、ゆっくりの一団がいた。 「むっ、むっきゅーーーーーっ!!??」 昏睡するティガれみりゃを見つけて叫んだのは、 かつてティガれみりゃによって、群れを壊滅させられた、あの胴体付きぱちゅりーだった……。 to be continued 次回予告 『ティガれみりゃ5・さらばティガれみりゃ(予定)』 ============================ (あとがき) どうも、ティガれみりゃ第4回です。 今回は、『ティガれみりゃ3』から直接続くエピソードになります。 どうにも肉体的な虐め描写は苦手なのですが、 苦手ゆえに、敢えてこの前後編で挑戦してみました。 如何だったでしょうか? ……それにしても、ただの一発ネタのはずのティガれみりゃも、 随分書いた気がします。とりあえず次回で一区切りつける……予定です。 byティガれみりゃの人 (これって自分で名乗るものなんでしょうか?) ============================ このSSに感想を付ける
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ティガれみりゃ その4 ======================== ≪はじめに≫ 『ティガれみりゃ3』の後編になります。 他の作者様の設定や名称を一部使わせていただいております。 パロディネタおよび、自分設定有りです。 本家東方のキャラの性格口調、壊れ気味です すみません、まだ続きます。 以上、何卒ご理解・ご容赦ください。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 ======================== 4、誇りをかけた試練(後編) 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪』 「ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪」 歌いながら森を往く2匹のゆっくり。 よったよったどたどた歩く、巨大ゆっくり・ティガれみりゃ。 そんなティガれみりゃの頭の上に乗っている、通常サイズのゆっくりゃザウルス。 全長20メートルの、くてくてだぼだぼのヌイグルミ風恐竜。 大きく開かれた口から覗く、れみりゃ種特有の下ぶくれスマイル。 その大きな顔の上の、恐竜の頭部の上では、 ゆっくりゃザウルスが、腹ばいになって、ティガれみりゃにしがみついている。 ゲスまりさに襲われて千切られた手足と尻尾は、もう殆ど回復しきっている。 ニコニコ笑いながら、体全体を左右に揺らしながらリズムをとっている。 『うっう~うぁうぁ~♪』 「うっう~うぁうぁ~♪」 ゆっくりゃザウルス……先だって子供を失った親れみりゃは、 その悲しみを払拭するかの如く、楽しげに歌う。 親れみりゃにとって、ティガれみりゃの存在は、 まさに希望であり、憧れであり、救世主であった。 このティガれみりゃと一緒なら、どんな困難も悲しみも乗り越えられる。 親れみりゃは、巨大なティガれみりゃに揺られながら、かつてない安心と勇気を感じていた。 ティガれみりゃもまた、親れみりゃのことを、 親友のように、妹のように、娘のように愛おしく感じていた。 その巨体故に、他の生物から常に避けられ続けるティガれみりゃにとって、 自分をこの上なく慕ってくれる親れみりゃの存在が、嬉しくて楽しくてたまらなかった。 この温かい気持ちをどう言えばいいのだろう? この胸にこみ上げる幸せをどう表現すればよいのだろう? そんな時、不器用なれみりゃ種がとる行動は一つ。 嬉しい時も、悲しい時も、わき上がる思いをあらわにして。 (歌っちゃおう♪) (踊っちゃおう♪) 『ティガ☆』 「れみ☆」 『りゃ☆』 「うー♪」 『「にぱぁ~~~♪」』 決まったぁー♪ 渾身の「れみりゃ☆うー」が決まり、 ますます幸福感に包まれる2人のれみりゃ。 そんな2人の前に、1人の少女が現れた。 「やぁ! ずいぶんと御機嫌だねぇ~」 少女は空を飛んでいた。 知識のあるゆっくりならば、その時点でその少女が人間ではないこと。 恐い人間よりもさらに恐ろしい、妖怪と呼ばれる存在であることに気付いただろう。 しかし、そんな知識、れみりゃ種に求めるのは酷である。 『うっうー♪ れみりゃはいつでも御機嫌だどぉー♪』 「うー♪ おねぇーさんだぁーれだどぉ?」 屈託無い笑顔で少女とのコミュニケーションに応じる2人のれみりゃ。 「……ふふ、まぁ名乗るほどのものじゃないさ」 そう言って口の端を歪める少女。 『う~? おねぇーさんの角、とぉ~~ってもかっこいいどぉ~~♪』 そう言って、目を輝かせるティガれみりゃ。 角。 そう、少女の頭には、二本の角が生えていた。 れみりゃ達が知るよしも無いが、この少女こそ、 既に幻想郷からは姿を消したといわれていた伝説の種族・"鬼"の一角、 小さな百鬼夜行、伊吹萃香であった。 「それより聞きたいんだけどさ……」 『う~、なんでもきくがいいどぉ♪』 「ゆっくりれみりゃってのは、おまえ達のことであってる?」 『「うーっ♪」』 嬉しそうに反応する、2人のれみりゃ。 『そうだどぉー! れみりゃは~~♪ ティガれみりゃだどぉ~~~♪』 ティガれみりゃは、両手を頭の横に持ち上げ、うぁうぁとリズムを取り出す。 『「うっうーうぁうぁ♪ うっうーうぁぅぁ♪」』 最高に上機嫌なれみりゃ達。 そんなれみりゃ達に、萃香の真意など図れるわけがなかった。 「そりゃよかったよ。おまえ達をさがしていたんだ」 『「う~~?」』 不思議そうに首を傾げる、れみりゃ達。 「そう、おまえ達がほしいんだ」 笑顔のまま屈託なく告げる萃香。 一方、れみりゃ達は、いっぱく置いた後、 両手を自分の頬に充てて、身をよじりだした。 『きゃーきゃー♪ おねぇーさんだいたんなんだどぉーー♪』 「すとれーとなあいのこくはくだどぉーーー♪」 頬を赤くして、きゃーきゃー騒ぐ、れみりゃ達。 れみりゃ達は、萃香の言葉を、プロポーズと勘違いしていた。 「ま、というわけでね、どっちか一人でいいんで、私についてきて欲しいだ」 空高くを指さす萃香。 『「う?」』 意味を理解しかねる、れみりゃ達。 萃香は、山の上の天上の地で、大宴会を開こうとしていた。 しかし、天上の地にあるツマミといえば桃くらいのもの。 やはりここは塩味のもの、お腹にたまるものも欲しい。 腹が減っては夜通しどんちゃん騒ぎもできぬ。である。 そこで、萃香はかねてから噂に聞いていた珍味。 ゆっくりれみりゃの肉まんを探していたのだ。 それも、ただのれみりゃ肉まんではない。 一層珍しく、美味しいとされる、ゆっくりゃザウルスの肉まんをだ。 そんな折、巨大な肉まん……もとい巨大なゆっくりゃザウルスがやって来るのを見つけたのだった。 話に聞いていたのとは、ずいぶんサイズが違うが、 まぁ本人達がれみりゃだと言っているのだから、そうなのだろう。 萃香は納得し、ティガれみりゃ達を連れ去ろうとする。 しかし、それに異を唱えたのは、他ならぬれみりゃ達だった。 「う~~~! イヤだどぉ~~~! れみりゃはもうおうちにかえりたいんだどぉ~~~!」 『う~~~、そうだどぉ~~~! れみりゃたちはおねぇーさんとはいけないんだどぉ』 ティガれみりゃは、親れみりゃをお家(紅魔館)に送り届ける途中であった。 もっとも、2人とも紅魔館の場所など知らず、適当に歌って踊って歩いているだけであったが。 「ふーんそっかぁ……それは困ったな」 ちっとも困った風じゃない顔をして、萃香は腕組みをして考えるフリをする。 「……よし! じゃあこうしよう! 私と勝負して勝った方が負けた方の言うことを聞く!」 明らかに強引な論法。 だが、れみりゃ相手には、このムチャクチャな単純さが功をそうした。 『う~~~、わかったどぉ♪ れみりゃがあいてになるどぉ♪』 「おっ、話がわかるじゃないか! デカイの!」 『そんなに褒められると、さすがに照れてしまうどぉ~~♪』 もじもじと体をよじるティガれみりゃ。 "デカイ"というのは、褒め言葉として捉えるらしい。 『う~♪ れみりゃが勝ったら、おねぇーさんの角が欲しいどぉ♪ それがあれば、れみりゃはさらにぱーふぇくとなれでぃーになれるどぉ♪』 「はいはい」 適当に流す萃香。 「きゃーっ! ティガれみりゃがさらにかっこよくなっちゃうどぉー!」 興奮する親れみりゃ。 ティガれみりゃは、そんな親れみりゃを手に乗せ、少し離れた場所の地面に降ろす。 『あぶないがらぁ~ちっちゃいれみりゃはそこで見ててぇ~♪』 「わかったどぉ! ティガれみりゃ~がんばるんだどぉ♪」 『う~♪ まかせるんだどぉ♪ ちっちゃいれみりゃもおうえんじでねぇ~ん♪』 「うー! まかせとけだどぉ♪」 「やれやれ……そろそろいいかい?」 待ちくたびれて、肩をまわす萃香。 『うーっ、準備おっけぇーだどぉ♪ おねぇーさんなんかイチコロだどぉー!』 「ふーん、はたしてそうかな♪」 萃香は笑みをこぼし、スペルカードを使用する。 鬼神"ミッシングパープルパワー" 『「ううううう~~~~っ!?」』 目を丸くして驚く、ティガれみりゃと親れみりゃ。 小さな人間の少女でしかなかった萃香が、みるみる間に大きくなり、 いまやティガれみりゃと同等か、それより一回り大きい姿になっていた。 『うー♪ おねぇーさんおっききぃどぉー』 自分より一回り多くなった萃香を見上げるティガれみりゃ。 「それじゃ、勝負開始といこうか!」 『うっうー! いっくどぉー♪』 ぎゃぉー! と叫びながら、ティガれみりゃが萃香に突進する。 いや、正しくは、それは突進などと呼べるシロモノではなかった。 どたばたどたばた。 短い手足を振り回しながら、えっちらおっちらやって来るティガれみりゃ。 (……お、遅っ) 萃香は、逆の意味で驚きつつ、 わけもなくティガれみりゃの突進をかわす。 『うっ?』 ドターン。 勢いそのままに前のめりに倒れるティガれみりゃ。 普通のれみりゃ種ならば、ここで泣き叫ぶところだが……。 『う~、ゆだんしちゃったどぉ♪』 ティガれみりゃは、笑顔のまま立ち上がる。 この点こそが、ティガれみりゃ最大の強点であった。 体の大きさや防御力ではない、言わば痛みを痛みとして認識しない超鈍感力。 根拠無きポジティブシンキングと思いこみ、そして実際に鈍い五感と思考の速度。 その自身が置かれた状況に対する"鈍さ"が、痛みや苦しみを和らげ、 いいこと・たのしいことだけを考えさせる。 そんな鈍感力こそが、ティガれみりゃの得た、ゆっくりするための切り札といえる。 『おねぇーさんはつよいからぁー、れみりゃもとっておきを披露するどぉ♪』 「ふーん、とっておきねぇ」 『くらっておどろくどぉ♪』 ティガれみりゃは、萃香に背を向けると、 両手を腰にあて、おしりと尻尾を左右に振り出した。 『ティガれみりゃの~、の☆う☆さ☆つ☆しっぽふりふりぃ~~だどぉ♪』 「きゃぁ~~~! しぇくしぃーーーすぎるどぉ♪」 ティガれみりゃの勇姿を見て、地上の親れみりゃが興奮する。 あんなセクシーな姿を見せられては、 どんな相手もメロメロになってしまわずにはいられない! 顔を紅潮させて叫ぶ親れみりゃは、本気でそう信じていた。 『うっふぅ~~~ん♪ 尻尾ふ~りぃふりぃ~~♪』 尻尾を左右に振りながら、徐々に萃香に近寄っていくティガれみりゃ。 だが、萃香は溜息をつくと、その尻尾をむんずと掴んだ。 『うっ?』 「そぉーら!」 『ううううっ!?』 萃香は尻尾を綱引きのように引っ張り、ティガれみりゃを引き寄せる。 ティガれみりゃは抗おうとジタバタするが、結局萃香の目の前まで引っ張られ、 「う~♪」と反転して萃香の方を向いた瞬間、両脇を掴まれ、空中に持ち上げられてしまった。 『うっうー♪ つかまっちゃったどぉ♪』 まだ余裕なティガれみりゃ。 『う~~~♪ たかいたかぁ~い♪』 いつも以上に高い位置からの眺めに、ご満悦だ。 「すっごいどぉー! ティガれみりゃがおそらをとんでるどぉーー!」 そんなティガれみりゃを見て、興奮する親れみりゃ。 「……はぁ」 ただ一人、萃香だけがテンションを下げていた。 『うー、おねぇーさんはつよくてやさしぃんだどぉ♪ れみりゃのめしつかいにしてあげるどぉ♪』 萃香が自分のために高い高いをしてくれているものと信じるティガれみりゃ。 観戦している親れみりゃにしても、萃香がティガれみりゃの力に恐れをなして、 "こうさんです~あなたがいちばんです~"とあがめているのだと勝手に思いこんでいる。 (もういっか。宴会に遅れてもなんだし) れみりゃ種のペースに巻き込まれているのがバカらしくなった萃香は、 さっさと勝負を決めることにする。 「そりゃ!」 『うっ!?』 抱え上げたティガれみりゃを、背中から地面に叩きつける萃香。 ドシーンと、土煙が舞い上がる。 『う~~~♪ おねぇーさんつよいどぉ♪』 地面に大の字になったまま、萃香を見上げるティガれみりゃ。 思い切り叩きつけたにもかかわらず、まだ笑顔でいるティガれみりゃを見て、 鈍さだけは大したものだと呆れる萃香。 萃香は、ティガれみりゃの上に馬乗りになり、 大の字に広げられたティガれみりゃの腕を両手で押さえつけて固定する。 『うぅ~~♪ おねぇーさんのえっちぃ~~♪』 「きゃー! あかちゃんたぢには、みぜられないどぉー!」 勝手に興奮するティガれみりゃと親れみりゃ。 それに対し、萃香は冷静にティガれみりゃの体を眺めて、吟味する。 こんなやつが本当に絶品珍味なのだろうか? だんだんと不安になってくる萃香。 ゆっくりが出没しはじめたのは最近のことなので、 鬼にしてもゆっくりに関する知識は殆ど持ちあわせていたなかった。 「うーん……いちおう味見してみようかな」 萃香はティガれみりゃの下ぶくれ顔に、そっと顔を近づける。 そして、舌をのばして、ほっぺたを舐め上げた。 『くしゅぐったぁーい♪』 照れるティガれみりゃ。 一方、萃香は口の中に、たしかに肉汁が広がっていくのを感じていた。 (へぇー! こいつの汗、肉汁なんだ!) 妙に感心した萃香は、引き続きティガれみりゃの顔を舐め回す。 最初は嬉し恥ずかし状態だったティガれみりゃだったが、 次第に嫌悪感をあらわにしだす。 『う~~~~、う~~~~』 レロレロレロレロレロレロ。 『うぁ、うぁぁ、うぁうぁうぁ~~~~』 なめ回されていくうちに、奇妙な感覚を覚えるティガれみりゃ。 肉まんの皮がふやけていくのと同時に、顔に適度に振動を与え続けられたことで、 なんともむずかゆい気持にさせられてしまっていた。 そして萃香は、とうとう一つの決断をする。 「う~~ん、思い切って食べてみるか」 肉汁はうまいし、これだけデカければちょっとくらいつまみ食いしても大丈夫だろう。 いや、むしろ宴会の幹事としてはツマミの味を確認しないわけにはいくまい。 萃香はそう己を納得させ、 口角を歪めて、牙をひからせる。 『う~~? れみりゃ、おねぇーさんにたべられちゃうどぉー♪』 顔を紅潮させ、 かぶりを振って、イヤイヤ♪とするティガれみりゃ。 だが、その顔は相変わらずの満面しもぶくれスマイルのままで、むしろ嬉しそうでさえある。 「さっすがティガれみりゃだどぉ♪ あんなにつよいおねぇーさんを、もぉーとりこにしちゃったどぉ♪」 親れみりゃも、何を勘違いしたか興奮気味。 変なところで耳年増なのか、2人のれみりゃは、萃香の「食べちゃう」発言を、 これからいっしょに「すっきりぃ~♪」しようという誘いに受け取ったらしい。 『れみりゃはじめてだからぁ~♪ やさしくしてねぇ~~ん♪』 どこで覚えたのか、恥じらいの台詞を口にするティガれみりゃ。 ちなみに、本当に「すっきり」するのが初めてかどうかは定かでない。 「はいはい、やさしくなっと」 萃香はティガれみりゃの勘違いを軽く受け流すと、 にぃーっと笑った後、徐々に口を開いていき、鬼の牙を煌めかせた。 次の瞬間。 ぱくり。 萃香の小さな(?)口が、 ティガれみりゃの下ぶくれ顔の端にかぶりつき、そのまま一部をえぐりとった。 『「う?」』 何が起こったかわからず、硬直するティガれみりゃと親れみりゃ。 構わずむしゃむしゃ租借し、モチモチとした皮と、上質な肉餡を舌の上で堪能する萃香。 口内にじゅわぁーと肉汁がひろがっていくのにつれて、萃香の顔が輝いていく。 「おっ、おいしぃー!」 パァーと輝く萃香の笑顔。 その笑顔と言葉で、超鈍感力の持ち主たるティガれみりゃも、ようやく事態に気付いた。 おそるおそる、視線を下に向けると、自慢のふくよかな顔の一部が、えぐれていた。 『いっ!』 認識した瞬間、痛みが一気に広がった。 『いだぃぃぃぃぃ!』 泣き出し、ジタバタと体を動かすティガれみりゃ。 だが、ティガれみりりゃの動きは、馬乗りになった萃香によって封じられ、 その場から逃げ出すことは出来ない。 『うぁぁぁぁぁっっ! うぁぁぁぁぁぁっっ!!』 ティガれみりゃは、唯一動かせる顔だけを左右に揺らし、わめき散らす。 『しゃくやぁー! はやくぎでぇぇ! ごぁいひどがいるぅぅぅぅっっ!!』 「ん~? 咲夜ならこないぞ。 今頃は山の上じゃないか?」 『うぞづくなどぉぉぉ! しゃくやはでみりゃが呼べばぎでぐれるどぉぉぉ! でみりゃはおぜうさまだからえらいんだどぉーー! そしたらおまえなんがぁっ!!』 「そりゃお前がアノ吸血鬼だったらそうかもしれないけどねぇ。お前は違うだろ、恐竜さん♪」 『うぞだどぉー! うぞだどぉーー! ぎゃおーーっ! ぎゃおーーーっ!!』 自分が紅魔館のお嬢様でないはずがない! れみりゃ種特有の絶対的矜持を揺るがされ、必死に抵抗するティガれみりゃ。 恐竜と言われて否定するつもりが、「ぎゃおー!」とやってしまうあたりが、 れみりゃ種の限界らしく、それはティガれみりゃといえど例外ではなかった。 一方、そんな苦しむティガれみりゃの姿を見た親れみりゃ。 当初は下ぶくれスマイルのままだった彼女も、 次第に冷や汗がうかびだし、顔が徐々に青くなり、いまではガクガクと小刻みに震えだしている。 親れみりゃは、ティガれみりゃを崇拝し、信じ切っていた。 その崇拝と信頼は、如何にティガれみりゃが劣勢に立たされても揺らぐことはなかった。 萃香に捕まれようと、持ち上げられようと、投げられようと。 ティガれみりゃにとっては何の問題もない。そう期待していた。 現に、ティガれみりゃは笑顔のまま立ち上がったではないか。 やっぱり凄い、きっと自分だったら最初に転んだ時に泣き出してしまっていただろう。 すごい、ティガれみりゃ。 そんなティガれみりゃとそっくりな自分も、きっといつかあんな風に……。 そう、思っていた。 だが、しかし。 今のティガれみりゃの姿は。 動きを封じられ、なすすべなく助けを呼ぶ光景は。 まるで、さきほどゲスまりさに食べられそうになった自分そっくりで……。 崇拝と信頼と憧れで栓をしていた、恐怖と不安がどっと湧き出てきて、 親れみりゃを混乱させる。 「うぁ、うぁ……」 笑顔は自然と消え、 目からは涙が流れ出す。 だめ! ティガれみりゃは負けちゃだめ! じゃないと! じゃないと! 私まで! 「ううううーっ! ティガでみりゃぁぁぁ!! だづんだどぉぉ!! がんばっでだどぉぉぉぉっっ!!!」 号泣し、ろれつの回らないまま叫び続ける親れみりゃ。 けれど、そんな親れみりゃの応援むなしく、 ティガれみりゃは、萃香に食べられ続ける。 『うあぁぁぁぁっっ!! うあぁぁぁぁぁっ! おねがぃぃぃぼぉうやべでぇぇぇぇっっ!!!』 耳を貸さず、萃香はティガれみりゃの下ぶくれ顔をパクパク食べ続ける。 「う~ん、こんなうまい肉まん初めてだよ♪」 「うっ!!」 "肉まん" その単語を聞いて、親れみりゃはビクッと体を硬直させる。 ちがう、ちがう、ちがう! れみりゃは、れみりゃは! 「ちがうどぉぉーーっ!! でみりゃはにぐまんじゃないどぉぉぉぉーーーっ!!」 まるで自分のことのように叫ぶ親れみりゃ。 だが、叫んだその刹那。 暴れるティガれみりゃから飛散した肉まんの小さな欠片が、 大口を開いた親れみりゃの口の中へスッポリと収まった。 「うっぎゃぁ!! ティガでみりゃのおかおぉぉ!!」 嫌悪し、吐き出そうとする親れみりゃ。 ほんの小さな破片とはいえ、崇拝対象の顔を口の中に入れてしまうなんて。 「うーっ! うーっ! ………ううっ!?」 吐き出そうと咳き込むその時、 親れみりゃは、誤ってティガれみりゃの欠片を噛んでしまった。 じゅわぁ~~~と口内に広がるアツアツの肉汁。 「う、うーっ!!?」 そのあまりの肉汁の美味しさに、 親れみりゃは反射的に、ティガれみりゃの欠片を租借しだす。 噛めば噛むほど味が染み出る肉餡の美味しさに、もはや罪悪感もなんのその、 親れみりゃは食べるのを止めることができなくなっていた。 ごっくん。 ティガれみりゃの欠片を堪能し、飲み込む親れみりゃ。 「う~♪ しあわせぇ~~だどぉ~~~♪ こんなにおいじぃにぐまんははじめてだどぉ~~~♪」 そして。 思わず、言ってしまった。 ぷっでぃんとも甲乙つけがたいその美味しさに、 親れみりゃは決して言ってはならないことを言ってしまったのだ。 そのことに、数秒後に気付き、 親れみりゃは震えが止まらなくなった。 ティガれみりゃ、食べちゃった。 とっても美味しかった。 美味しいなんだった? ぷっでぃん?おまんじゅう? ううん、ちがう。 おいしぃおいしぃにくまんさん。 あれ。 ティガれみりゃはおいしぃにくまん? それじゃ、れみりゃは? れみりゃはこーまかんの? おぜうさ? にく? れみりゃは……。 にくま。 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」 親れみりゃの中で、決定的な何かが壊れた。 小さな体であげたその悲痛な叫びは、巨大なティガれみりゃと萃香がたてる音によってかき消されていった…。 数分後。 『た、たしゅげでぇぇ……』 既に下ぶくれ顔の三分の一近くを失ったティガれみりゃは、 ブクブクと泡を吹き、白目を向いて、ぴくぴくと体を痙攣させていた。 「……うっ、しまったな」 萃香はハタと我に返り、立ち上がる。 眼下で苦しむティガれみりゃを見つめて苦笑いする萃香。 「調子にのって食べ過ぎた。こんな食べ残しを土産にしちゃ悪いかな…」 とはいえ、この素晴らしい肉まんの味は、是非他の連中にも味わってもらいたいのだけど。 う~ん。と、しばし考える萃香。 すると。 「おや?」 ふと眼下の森をを見ると、そこには目の前でノビている恐竜そっくりな、小さいヤツがいるではないか。 その小さな恐竜は、逃げるでも戦うでもなく、ぼぉーとその場に突っ立ているように見えた。 「そういえばいたな。 あれって、おまえの子供?」 ティガれみりゃに話しかける萃香。 ティガれみりゃは、ずりずりと地面を這いつくばりながら萃香から逃げ出そうとしていた。 「なぁ、ちょっと!」 『は、はぃぃぃ!』 萃香に呼び止められたティガれみりゃは、 這うのを止め、両手で頭を抱えて、ブルブルと震え出す。 『う~~~~っ! う~~~~~~っ!』 やれやれと肩で息を吐く萃香。 この様子では聞くだけ無駄か。 「なぁ、お前…」 『ごめなざぃぃぃぃ!! あなだのかぢですぅぅぅぅう!!』 何を勘違いしたか、ティガれみりゃは萃香の方を向き、 へへぇー、へへぇーと、何度も両手をついて土下座を繰り返し始めた。 「お前、もういいよ。さっさとどっかへ行きなよ」 『は、はぃぃぃぃっ! ありがどぉぉございまずぅぅぅぅ!!』 ティガれみりゃは涙を流し、 そのままずりずりと地面を這い出す。 『うぅ~~~~~~、うぅ~~~~~』 痛くて、辛くて、悲しくて、悔しくて、恐くて、惨めで、 ただただ泣きながら、逃げ去っていくティガれみりゃ。 その後ろ姿を溜息で見送った後、 萃香は元の人間の少女大のサイズに戻り、 森で呆然と立つゆっくりゃザウルス……即ち、 先ほどティガれみりゃの欠片を食べてしまった親れみりゃの下へ降りる。 「あばっ、あぶあっ、あばばばばばばば……!」 親れみりゃの様子は、既に正常を失っていた。 目の焦点を失い、口から泡を吹き、足下に肉汁の水たまりを作って、 よれよれと体を左右に揺らし続けている。 「おい、おまえ!」 萃香が呼ぶと、親れみりゃは、反射的に体を強張らせる。 「はいぃぃっっ! なんでじょぉぉ!?」 じぃーと親れみりゃを眺める萃香。 やはり、先ほどの大きいヤツの子供なのだろうか? そんなことを考えつつ、口を開く。 「おまえも、あのデカイ奴みたいに食べられるんだよね?」 すると、親れみりゃは、 実にストレートな答えを返した。 「そうでずぅぅ! でびりゃばおいじぃにぐまんでずぅぅぅぅぅぅっっっっ!!」 口角から肉汁を飛ばしながら喋る親れみりゃ。 「にぐまんいっばいうむがらぁぁぁ! いじべないでぇぐだじゃいぃぃぃぃぃっっ!!!」 その顔は満面笑顔だが、笑ったままの目尻から大量の涙を流し続けている。 「ふーん、じゃ鬼らしくさらわせてもらおうかな」 よくよく考えれば、こいつ一体いればツマミの肉まんとしては充分すぎる量かもしれない。 そう考えた萃香は、しばらく親れみりゃを物色した後、 ひょいっと親れみりゃを抱え上げ、その場を後にした。 無機物のように抱え上げられた親れみりゃ。 移動中、その顔は常に笑顔であり、ずっと歌を口ずさみ続けていた。 「うぁ~~うぁ~~♪ あばばぁ~~♪ でびりゃばおいじぃ~にぐまんだどぉ~~~♪」 ……数時間後。 『ティ…ガ…ティガ…ティガ……』 息も絶え絶えに地面を這い続けるティガれみりゃ。 萃香に食べられた下ぶくれ顔は、既にかなりの部分が再生している。 だが、いくら表面的な体の傷がなおっても、 再生に栄養をまわしたぶん、体力の消耗は激しかった。 それに、深く心にえぐられた傷はそうそう治るものでもない。 『ティガ…れみ…りゃ……うぅ……』 少しでも気を紛らわせようと、弱々しく口を開くティガれみりゃ。 しかし、いくら歌を歌っても、 その気持は、痛みは、苦しみは、ちっとも晴れはしなかった。 おかしいな。 そうティガれみりゃは感じていた。 ついさっきまで、あんなに楽しく歌ったり踊ったりしていたのに。 あれ、そういえば、誰かといっしょにいたような? おかしいな、だれだっけ? とってもやさしくて、おうたもダンスもじょうずな子だったような。 思い出せないけど、きっとあの子は今頃たのしくおうたをうたっているんだろうな。 また、いっしょにおどりたい、な。 『うぅー…うぅー…うぁ…うぁ……』 森のはずれの湖のほとり。 そこでティガれみりゃは意識を失った。 『…………ZZZ』 それから、どれくらいの時間がたっただろうか? たまたま湖を訪れ休憩する、ゆっくりの一団がいた。 「むっ、むっきゅーーーーーっ!!??」 昏睡するティガれみりゃを見つけて叫んだのは、 かつてティガれみりゃによって、群れを壊滅させられた、あの胴体付きぱちゅりーだった……。 to be continued 次回予告 『ティガれみりゃ5・さらばティガれみりゃ(予定)』 ============================ (あとがき) どうも、ティガれみりゃ第4回です。 今回は、『ティガれみりゃ3』から直接続くエピソードになります。 どうにも肉体的な虐め描写は苦手なのですが、 苦手ゆえに、敢えてこの前後編で挑戦してみました。 如何だったでしょうか? ……それにしても、ただの一発ネタのはずのティガれみりゃも、 随分書いた気がします。とりあえず次回で一区切りつける……予定です。 byティガれみりゃの人 (これって自分で名乗るものなんでしょうか?) ============================ このSSに感想を付ける
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※タグに「作あ(作+作り手名の先頭のひらがな、または半角大文字のアルファベットのいずれか1文字、または他)」などのタグが入っていないとこの一覧には表示されません。 ※「あ」「い」「お」「か」「き」「こ」「し」「た」「と」「な」「は」「ひ」「ふ」「K」「M」「S」については登録が100組超えたため、2文字目での分類もしています。 ※複数の呼び名がある作り手ページにタグを付加する場合は、どれかひとつ、最も一般的な呼び名に対応したタグを付加してください。 あ か さ た な は ま や ら わ A~Z その他 ら り る れ ろ ら (↑) らぁらぁ〜P らいおお らいおんP 来世は鯨になりたい らいだーP らいちょう ライト/作り手 来都 らいふP ライブP 雷鳴P らいらP ラヴリーP 楽園市街 駱駝法師 らくとあぃす ラクトバチルスカゼイシロタP ラジオ体操P ラスキー らずりP 裸洗顔 ら・ディッツさん らでぃ猫 らふたー ラフラ らぶざわP らぶてん ラべニア らまりま ラマーズP ラムドP ラムネP ラララP らららぃ 蘭 乱心P 乱数P ランドルト らんらんP らーめんぽっぷ ロリ誘拐 ラテルネ り (↑) リア充P リア獣P りあす りうむ 鬯ゥ蟶ク?スオ鬮ォ蛹鬯ェ?ュ闖陋 りくのら リクルートP りこるP りず りずむんわーくす リセット/作り手 りせは 立秋 りつ りつP リトルP 利波 雷 りねず リノ 凜之形 りび りぼっと 龍。 粒子P 流星P りゅうせー 龍の巣P りゅうぴー リューイッティ 了 涼。 了 ミッちゃん 涼雅 両国忍者P 量産型P 涼介P 緑茶P 涼之介P リョータイ りょーの 莉良 リリイ/作り手 りん 凛-RIN-/作り手 鈴 PP(燐P) 凛9 リンゴアメ 林檎/作り手 りんごあめ りんりーぬ りんろんた リーマンP リスミー 流廻 る (↑) るいす ルイズぅぅうううわぁあああああんP ルイスヘヴン るぅー 流歌 るきや るさるさ ルシノ るなちゅ ルヌ るふぃん。 ルベルP 瑠芽 るりう るりまる ルリラレロ るる ルワン るーざ るーぱあP れ (↑) れあい レアホースP 澪 澪哀 レイターP 零点P れいな レインロード れい・ぼーん レオP レガシー れくし レゴP レジ レシオP れすた れすぽん レタスP れたすぜりー レッドカードP レノンP レフティーモンスターP レマノルド れるりり れれれP れをる 廉 レンコンP 連星P レン投P レントンP 練乳いちごP レンフルP れんぺろP れ~0 ろ (↑) ろいた ロイヤル六法全書 ロイリアル(Kashia) 牢獄P ろうりあ ロキ/作り手 六 六月P ろくすっぽ ろくろ 路地子 六歌 絽綴 ロテ ロ々 ろひ ろぴ ロボ ロリP ロレロ ろーある ローカスト ロール ら り る れ ろ あ か さ た な は ま や ら わ A~Z その他 ※複数の呼び名がある作り手は、最も一般的であろう名前で登録されています。 目的のページが見つからない場合は、ここから検索してみてください。 検索 (上に戻る↑)
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発売日 2018年12月21日 ブランド ウグイスカグラ タグ 2018年12月ゲーム 2018年ゲーム ウグイスカグラ キャスト そよかぜみらい(彼杵柚),唯香(有佐里亜),琉花あか(宝生玻璃),鈴谷まや(藍住ほたる),そよかぜみらい(紡木紅),大宮若葉(桜坂空),鬼井染(黒根真木),飴川紫乃(羽薪葵),古都ことり(矢継才加),今理名(遊佐硝子),椨もんじゃ(姉崎航太),来馬里於(赤坂水樹),奏谷しはる(栗原音々),みたかりん(天童悠未),もり犬輔(境遼二),鏑木真(常盤木蓮),佐倉江美(イーリス),柊紗夜子(水ヶ原夜月),桜川未央(日比菜小絵) スタッフ シナリオ:ルクル メイン原画:桐葉 サブ原画:萩野小唄,漆原六花 メイン彩色:萩野小唄 サブ彩色:漆原六花 音楽:めと システム設計:朔月 スクリプト:すぎるすぎ 背景:アトリエ空機関 デザイン:夕凪デザイン 音響制作:明神下スタジオ Movie:有栖 主題歌 「クオリアの輪郭」 作編曲作詞:めと Vocal:藍月なくる Guitar:Daiki
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Eddie Guerrero 実在の選手 用語集トップへ戻る エディ・ゲレロ(1967年10月9日 - 2005年11月13日) はかつてWWEに所属していたスーパースター。 『ラティーノ・ヒート』と呼ばれた。 国籍はメキシコの生粋のルチャドーラ一族から生まれた 欧米プロレス界における一つの完成形という存在だった。 「Lie Cheat and Steal!(ズルして騙して盗み取れ!)」 という合言葉を元にしたファイトスタイルで観客を大いに沸かせたが ただズルをして急所攻撃をしたり、反則攻撃を誘発させたりだけでなく WWEの中でもトップランクとも言われた身体スキルと素早い動きが世界中で大人気を獲得した。 WWEで大活躍する前には日本でもリングに上がっており、 長年に渡ってファンの心を鷲づかみにしていた存在だったが2005年に急逝。 あまりの突然の出来事に世界中のプロレス関係者・ファンが哀しみに包まれた。 エディの死を挟んで、WWE内だけでなくプロレス業界は大きく変わることとなった。 激しい業界の中でも、未だにその影響が残されている事から 如何に彼が偉大な選手であったか、彼を知らない人は一度、彼の足跡に触れて欲しい。 東プロではてゐがそのムーブ・ギミック共に非常に近い存在である。 東方もプロレスも愛する人たちがてゐの行動に大きな歓声を上げる理由が エディの影響力の大きさを示している。 ちなみに早苗様も最終鬼畜全員MDinU3で涙を流している 参考動画 お勧めの試合動画募集中 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4173432 2005年末頃の映像。この後僅かで急逝。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm858869 上の動画でバティスタにもらったローライダーに乗って登場。そして生涯最期の試合。 てゐが使うイス技も使っております。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm54600 エディ逝去後最初の興行OP。全ブックが破棄、追悼興行になるなど 如何に彼が団体、そして何よりファンにとって大きな存在だったかを示した。 このページを編集
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NO. 名前 支給品 01 相羽シンヤ 鉄パイプ 02 赤木しげる サイレンサー付き拳銃 03 朝倉涼子 アイスピック 04 朝比奈みくる 三味線糸 05 阿部高和 大型拳銃 06 泉こなた カッターナイフ 07 岩崎みなみ 出刃包丁 08 風見志郎 トランプ型の刃物 09 桂ヒナギク 日本刀 10 門倉雄大 警棒 11 ギャバン 金属バット 12 キョン 首輪探知機 13 キョン子 スナイパーライフル 14 古泉一樹 ボウガン 15 修正したあとすぐ熱血~狂気のKX.Hw4puwg ピアノ線 16 城茂 アサルトライフル 17 涼宮ハルヒ メリケンサック 18 スバル・ナカジマ フルフェイスヘルメット 19 ゾフィー 火炎放射器 20 高良みゆき 不明 21 滝和也 ショットガン 22 タケシ 即効性の睡眠薬 23 チンク スタンガン 24 ドラス サブマシンガン 25 長門有希 鎖鎌 26 渚カヲル 手榴弾×5 27 初音ミク バールのようなもの 28 柊かがみ 拳銃 29 柊つかさ コンバットナイフ 30 マサキ・アンドー 不明 31 マリオ 毒キノコセット 32 ミオ・サスガ ハリセン 33 南夏奈 スタングレネード×3 34 南光太郎 冷凍マグロ 35 峰岸あやの 鉈 36 八雲紫 プラスチック爆弾 37 ユーゼス・ゴッツォ 防弾繊維の服 38 ランキング作成人 斧 39 ルイージ リボルバー 40 ◆6/WWxs9O1s クルミ一袋
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第珀章「孤独」 製作:touhoudaisuki8488 制作日:2015/05/25 分類:短編小説 ※ある意味物語になってるので本題は蛍光ペンで塗りつぶされてると思っていたのか? 痛みには慣れているつもりだった。傷つけられたって傷を抉られても、決して死ぬことはないなんて事は解りきっていたから。 でもね。時折不安になるんだ。まぁ…何と言えばええんやろうな。 一人でいるときとか、雨の降る冷たい大地に手を置いて一人黙り、座り込んでいるときとか… 不安になるんだ。絶対、もうそんなことは有り得ないって解っていてもだ。 ━━━━うちはこのまま消え去るように死んじゃうんじゃないか、という不安… 身体を傷つけられたら痛い。痛いのは慣れていても… 精神を押し殺され、心を踏み躙られ、心を傷つけられた。心の痛みには慣れることができないんだ… …うちの柄じゃない?そんなことはわかっているよ。うち自身が一番解っているよ。でも事実だ。 うちは━━ ……あれ?なんでうち、あなたにこんなこと話しているんやっけ? 頭が揺さぶられる痛み。 がらがらと枯れた声しか出ない喉。 息苦しい。暑苦しい。怖い。落ち着かない。 部屋の窓辺に敷かれたふとんの上で、うちはうつぶせになりながら うち━━━藤原妹紅にして光内蛍は一言、誰かに向けているわけでもなく、がらがらで別人のような声で呟いた。 「…風邪か」 げほ、げほ、ごほ、と何度も咳が出る。あぁー、だりゅぅー、だの言いながら左足を毛布の上に置き、毛布に入っている右足をぐいっと持ち上げ、左足に掛け丸くなり、うちの高温に耐えられる特殊な素材の使われた体温計を脇に挟む。 少しすると、ピピピ、ピピピと電子音が伝わる。脇を開けて体温計を取った。 「…39.1か。参ったな」 数千年生きてきた中で、自分の身体に関する大抵のことは手を取るようにわかる。 原因は明確だ。あの輝夜のせいだ。「こんなにもどしゃぶりの雨水の中で、あなたは炎を使えるのかしら?」とか言ってた。もちろん、体内から放出する不死鳥の炎は雨など敵ではないのだが、私の身体は雨に浸り、気がつけば身体はびしょ濡れだ。戦いの中で疲れてしまったうちは、その場で倒れ込み、意識を失った。 風邪なんて生きてきた中で何回と起こしてきてるから風邪を引いたことには何も言わない。 しかし、その原因が輝夜であるというのが、うちの怒りを増大させてくれる。 愛と勇気だけが友達だと?…違う。憤怒と暴力だけが友達だ。 「う…カっとなると頭に痛みが。偏頭痛は辛い…熱があるから尚更…」 レウスのことを考えると、レウスと話がしたくなった。枕元にちゃんとレウスが眠っている勾玉があった。ザー、ザー、と轟音を立ててまで激しく降る雨のなかを一人で飛行なんてするわけないだろう。 そう考え、勾玉に触れるが応答しなかった。 「…留守か。きっとセティかポモナだな。やれやれ、寝込んでいるとはいえど、大切な私の守護龍だぞ」 そうブツブツ言いながら心を鎮ませることに成功し、寝返りを打った。治ったら、お仕置き天国でミンチにしてやる。セティも一緒にだ。と、そう心に決意した。 「風邪引いたの…けほ、久しぶりや」 蓬莱の薬を口にして不老不死になったからとがいっても病気にはかかる。違いは免疫力が並大抵ではないことか。だから滅多に病気にはかからないんだよ。風邪をひいたのは…確か今からざっと300年前くらいだったか。と、考えていると再び激しい倦怠感に襲われる。 「…うにゅぅ。あかん、今は寝よう。うん」 こんな状況で何かをするわけにもいかない。今うちにできることは早く治すことだ。そう判断したうちは少しでも体温を上げるため、布団に潜り込んだ。暗くて暑苦しいが、布団に潜り込むのも久しぶりだった。外の世界(並行世界)での自宅以外では、まずこんなことはしないからな。早く治せば早く輝夜を殴ることができる。━━━逆に早くしないと輝夜に何と言われてからかわれるのか、想像するだけでも腹が立つ。 「喉渇いたな…おーい。セティ。けほ、水をくれぇ」 部屋にうちのがらがら声が流れるが、誰からも返答もなく、シーンと、静まっている。 「…うわぁーん。孤独や」 …あれ?いつぶりや。うちがこうして孤独になったのは。不老不死になってからだと、800年ぶりかな。そんな感情をぽつりと呟いてからしばらく、むにゃむにゃとした中に意識が落ちた。 「……んー…う、にゅぅ?」 しゅんしゅん、という蒸気の音、カチャカチャ、という金属音で目が覚めた。一瞬泥棒かと疑ったが、自分の家であることを思い出すと疑いは自然になくなった。 知らぬ間に額にはピタっとヒエーぴたシートが貼られていた。傍らには「( 0w0)ノポキャリスウェット」と、レウスが描かれているガラスのコップが置かれていた。 ━━━こんな事をするのは。 セティと思ったが、今日は平日。いない時があると知るとコップの横にあったスマートフォンを手に取り、時間を確認した。現在の時刻は16:54となっていた。うちの住むここ「グランドマスターズ総合本部」では、食事は18時に大食堂で全員で食べることになっている。セティはいつもその少し前に戻ってくるので、セティではないと断定し、スマートフォンを閉じると、後ろ蒸気の音がした場所から 「ふぇー!溢れた!み、水ぅぅぅぅぅ!」 と、聞き慣れた女性の声がした。あぁー。と、誰だかわかったうちは、ゆっくりと身体を起こし、布団を出て、少し歩いて蒸気の音のする部屋の障子を、そっと開いて覗き見た。 「おはよー、でもまだ寝てなきゃあかんよ」 あざとく私を見つけたそいつは、粥をおたまで掻き混ぜながら、そんなことを言った。 「…うるさいなぁ。寝過ぎも身体に悪いんだよ。てかいつ来んだよ。この変態紅茶巫女が。またお金集りに来のか?」 非応なしに上昇する体温と、そのせいで赤くなった顔を隠しつつ、つい暴言を吐いてしまった。 「今はそれどころやないやろ?まぁ、元気そうやし、起きたんならえっか。ほいこれ」 そんなうちの言葉を軽くなしながら、彼女はうちに体温計を渡した。なんの変哲もないただの体温計。どこにでも売っていそうな、普通の体温計だ。 「…おい…これドクターストアで売ってる体温計だろ…。これでうちの高温測ったら…けほ、熱暴走すっぞ?」 「おふとぅん焦げてないから大丈夫やろ?それに妖術なんやろ?無意識に発動するもんちゃうやろ」 「…いま、まぁ、そうなんやけど…」 不承不承、体温計を口にくわえる━━と、これでええんやっけ、という疑問が浮かぶ。なにせうちの専用の体温計は脇で挟む体温計だからだ。 「にゃあ。ほれ、ほうでいいんふぁ?」 体温計をくわえながらだったので、呪文みたいな言葉になったが、どうやら伝わったらしく 「せやで~。舌の下やで」 と返してきた。よくわかったな、我の呪文が。と我ながら感心すると思っていたのか?した。 「お粥できたら持っていくから、オフトゥンで横になっててええよー」 「いや…椅子で待ってる…」 軽く?応え、うちは椅子に腰を下ろす。まだ頭がボーッっとするが、誰かに食べさせてもらわないと食べれないほど苦しいわけではなかった。 口先で体温計をレロレロレロレロ(ry上下させながら、改めて彼女を見る。彼女はお盆にお粥を入れ、レンゲを載せている。続けて、買ってきたと思われるコンビニのビニール袋から、梅干と鰹節を取り出すと、ひょいとこちらに視線を向けた。 「!?」 見ていたことが知られると恥ずかしいので、咄嗟に目を逸らす。机に目を落とすうちに、彼女の声が聞こえてきた。 「梅干…食べられなかったっけ?」 顔をあげて再び彼女の方に目をやると、ちょっと寂しげな顔をしていた。 「いや、梅干は食べられる…安心して」 お粥に梅干を入れたことがないだけであって、梅干が食べられないわけではない。 「ほーい。もー少しで出来るんやけど。まだ帰ってこないんかなぁ」 「…ん?お前以外にも誰か来る…ケホ、か?」 少しづつ身体が熱くなっていくのがわかる。でも、そんなことより彼女の発言に耳を傾けた。 「うん!もう少しで来ると思うんやけど」 と、話していると、サーッと障子が開く音がした。 「ふぃー。ただいまー。おっ?起きてたか」 と、びしょ濡れの金髪美少女が目に映った。 「ちょっとー!びしょ濡れやない!これで頭拭きなさい。可愛い妹が風邪ひいたらうち泣くで」 彼女は妹にタオルを渡していた。彼女が目を逸らしているうちに白い蒸気が勢いを増した。 ━━ちょっとカット(キング!クリムゾンッ!! 少し遅れて、手元にレウスの鱗柄が描かれたレンゲが置かれ、私は視線を上げた。 「おねーちゃんー。もー体温計はええやろー」 「っ!?」 あ、ありのまま起こったことを話すぜ!いま、うちはレンゲが置かれたのでこれからおかゆが置かれる!ようやく食べることができる!と思ったんだ。そして目線をあげたら彼女の顔が目の前にあったんだ!…な、何を言っているのかわからねぇと思うが、うちも何があったかわからねぇ。瞬間移動とか、THE・Worldとか、そんなちゃちなもんじゃ断じてねぇ!もっと酷い巫女の片鱗を味わったぜ…。 生きているもの、驚きが限界突破すると、声がでないらしい。うちの口先から体温計を外す、彼女の顔がすぐ目の前にあったときのうちがそうやから。 「えー、まだ38.1かぁ…まだちょっち高くない?って、おねーちゃんどーしたの?」 「ふぁ、っつ、ざ、どぅぇいとぅ、とぅどぇぇぇぃ!?」 今一度体温を測ったら、2~3度は間違えなく上がっているだろう。 慌てるうちを見て、すこし不審がったような顔をしてから 「…んー」 こつん、と 額を、うちの額に当てた。 「!?…どぅ、ゆー…チルノ……?」 突然の出来事に頭が回らなく、意味不明な発言をするうちを尻目に、彼女は「ちょっち上がったんやない?大丈夫?」などとほざいている。 あ。 やぴゃい。 頭がくらくらする。 /(^o^)\ナンテコッタイ。 熱暴走を起こしたのは。 体温計じゃなくて、うちだったのか…!そ、そーだったのかー! 「………!」 ちらり、と目に入ったのは、服の間からみえる二つの大きな皮膚の双連山…じゃない!びちゃびちゃ濡れた薄での服が透け、小さな突起物が…でもない!ほかほかと湯気をあげているお粥。うちはそれを見るやいなや、レンゲを右手に取り、うちの右腕がこの状況を打破するには食べるしかないと判断したのか荒ぶりだし、猛スピードで口に頬張る 「がふっがふっふぁっがっあ…げほっげほっ!」 …が、急いで食べ過ぎたせいか、熱い粥が器官に入ってしまい、おもわずむせ返してしまう。 「あぁ、もう急いで食べるからだよー!水飲んでみず!」 彼女が水を入れていると、うちの右側から 「げっほ!うぐっ!あちちちちちちちちちあーーじゃーーーーー!」 と、妹の猫舌に熱いココアが刺激になってしまったらしい。 「もー!タイミングを考えてよー!」 「……っん……んにゅ…」 出された水を言われるがまま、コップの水を飲み干す。本当に節介な女だ。 「……あー、助かった…」 「あーー…もうちょっと早くお湯からあげていれば…!」 うちも妹も落ち着き、ようやく一息付く。 「あっ、ご飯粒ついてるよ」 「ふぇ?あ、悪い」 眼前には、ニコっと微笑む彼女の顔があった。…あ。まずい。墓穴を掘ってしまった… 「ほーい。取れたよーって、顔さっきより赤くない?熱上がってるんじゃ…」 「あ、あーー、いや、それは、なない」 喉から声を搾り出すように出すうちと、心配そうな視線でさらにこちらをみつめてくる彼女。 その顔を見ていると、なんだかいたたまれなくなってしまう。 おもわずうちは、椅子から立ち上がった。勢いよく立ち上がったため、座っていた椅子は、ガタン、と大きな音を立てて倒れた。 「えっと……キチクリはいれてないはずやけど…」 「お前は」 心配そうな彼女のその言葉を遮り、うちは彼女に聞いた。 「何でうちのためにここまでしてくれるんだ。…うちが、どんな人間なのか、知らないわけじゃないやろ」 不老不死。 時を飛び越えながら生き 時代を追い越しても死ねない。 神の頭を上から踏み潰す。 道理や常識を覆す。 歴史に弾かれた特異点。 「お前がこんなことをしなくても、うちは死なない…死ねない。でも、お前は違うだろ」 人は「老いる」 彼女も「老いる」 妹も「老いる」 人は「死ぬ」 彼女も「死ぬ」 妹も「死ぬ」 私を知ったら 私と関わったら ━━ダメだ。 「風邪が映ったら大変や、さっさと帰れ!」 うちの目から、自然と涙がこぼれていた。彼女の右肩を強く握りしめていた。 痛いのかどうかもわからないが、彼女は言った。 「嫌だ」 そう言って彼女は笑った。 「そうだぜ」 妹までも笑っていた。 「うちが風邪引くより、おねーちゃんが風邪で苦しんでる方が、よっぽど辛いから!」 うちと関わった人間は 皆 皆 …死んでいった。 残ったのはあのニートだけだ。 「私と関わった人は!皆、皆死んでいく!お父様も!お母様も!兄弟姉妹も、その子もあの子もそこの子も!」 泣き崩れるうちを、彼女は優しく抱いてくれた。 「それでもうちは、おねーちゃんと一緒にいる時間が幸せやから」 「……」 「おねーちゃんには苦しいかもしれへん。でも、うちの命は短い。永遠じゃない。時間に限りっちゅーもんがある。でも、人間は幸せな時間ほど、過ごしたいものはないの。その、幸せな時間をくれるおねーちゃんのこと、うち、大好きやから」 うちは決めていたのに…「人を覚えない、人を好きにならない」と… けれど、その決意は、あの時。 『さぁ行こう。運命の歯車が回り出す!覚悟はいいか!』 炎ゆらめく雨の下でこう話したとき。 崩れたのかもしれへんな。 ━━━━14000年後━━━━ 「一つ聞きたいのだけれど」 「なんだよ」 「なぜその子は、蓬莱の薬を飲まなかったの?もし飲んでたら、今も貴女と幸せにやっていたでしょうに」 「…そりゃぁ、私だって飲んで欲しかったけどな。ただあの子は別の種類の不老不死だったからね…拒絶反応のこともあって、飲まなかったんだろうさ」 「悲しいものね。現実って、その子の妹さんはどうなったの?」 「過去に大きな戦争があってな。…そのときに、とある神様に殺されたよ」 「…そう。でも、その子が貴女のこと好きって言ってたんだったら、無視してでも飲めばよかったのに…」 「バーカ。あいつが飲まないって言ったんだから、私は何もいわねーよ」 「飲まないって?…どうしてその子は飲まなかったの?」 「『うちは妹紅みたいに強くないからね』だと」 「ふぅん」 「…ところで、輝夜」 「解ってるわよ。御生憎、今日はそんな気分じゃないの。今の貴女の話、いい酒の材料になりそうだから。もう帰って酒盛りにするわ」 「…そっか」 「じゃぁ、また殺し合いしましょ?」 後ろを向き、歩きさっていく輝夜の姿をみた私は、なぜか 「なぁ」 呼び止めた。まぁ、話したいことがあったから。呼び止めたんだ。 「なによ?」 「不老不死って…なんなんだろうな…」 その時、私は━━━━泣いていた。 『ねぇ、おねーちゃん』 「なんだ?」 『うちにはもう時間があんまりないけど…ごめんね』 「まぁいいよ。楽しかった」 『短い分』 「あぁ」 『また一緒に冒険しよー!』 「それも、悪くない」 『次は、どんな風に過ごそうかなぁ!楽しみだなー!』 「濃くすればいいんだよ」 「二人の時間を」 『二人の時間を』 ひと粒の大きな雫が、墓石に落ち、それから小さな雫が次々と… この呟きは、彼女に届いているのだろうか。 「ありがとうな… 愛香━━━━」 FIN
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役職内訳 人狼 狂人 占い師 狩人 ※ネタバレログの為、役職の色分けを行います。 参加者 ランさん ウール ジュリエット Viola ライズ ディヴィナ 文菜 基本ルール NPC配役:無し 初日占い:無し 処刑投票:非公開 人狼会話:夕&夜 ※初日犠牲者:NPC ※基本的にウィスパーでのやりとりはこんな感じにします。 初日(生存者7名) 初日(朝:ウィスパーでの役職決定) 占い師(ジュリエット) Apfel(進行役):貴方は占い師です。占いで人狼を見つけ、血祭りにあげるのです。 狩人(Viola) Apfel(進行役):貴方は狩人です。人狼から村人を護り通してあげてください。 狂人(ディヴィナ) Apfel(進行役):貴方は狂人です。村を人狼に捧げるのです。 ディヴィナ:よーし、パパ人狼に黒撃っちゃうぞー! ディヴィナ: 人狼(ランさん) Apfel(進行役):貴方は人狼です。村人を捕食し村を我が物とするのです。 初日(昼) Apfel(進行役):隣村が人狼によって滅ぼされたという噂を耳にしました。 Apfel(進行役):村長のドゥドゥは最近艦これのコスプレにはまっているようです。 文菜:岸田メル「( ^ω^)・・・」 ウール:コンゴウデース(低音 ランさん:ぜかまし・・_? ライズ:思ったんだけど ライズ:注意事項にPTを組んでも色を変えないようにって ライズ:いったほうがいいとおもうんだ 文菜:あっ、はい Apfel(進行役):PT組んでないからまだ大丈夫 Viola:人狼1人だから大丈夫かな? ライズ:今回はそうだけど二人以上だと Apfel(進行役):あとで説明いれまする>PTの件については ライズ:今完全に忘れてたw ランさん:設定してたら丸分かりだねw Apfel(進行役):うむ Apfel(進行役):というわけで雑談どうぞ ディヴィナ:僕も; ライズ:はーい ライズ:ということでいきなり反らして申し訳ない ランさん:ドゥドゥは・・t-トクじゃなくて艦むす? 文菜:戦艦ドゥドゥ ライズ:モニカなら・・・ Viola:エネミーのきぐるみは、いつか出るのかな…。 ランさん:ヲ級 文菜:補給 メセタ:1,000,000,000 グラ:10,000,000,000 ライズ:中破以上させたくないから封印 ランさん:同意ww 初日(夜) ウール:┌(┌^o^)┐… Apfel(進行役):夜…といいたいところですが Apfel(進行役):ぼっちだしいいよね? Apfel(進行役):すすめまーす ライズ:いいんじゃないかなw ディヴィナ:独り言とかあったらwisしてもいいのよ 二日目(生存者7名) 二日目(朝) Apfel(進行役):無残に資材を食い散らかした ドゥドゥの死体を発見しました。撃沈は人狼がやってくれたようです 二日目(昼) ディヴィナ:そして、村は平和になりました ライズ:なんだいい人じゃないか ランさん:撃沈・・ってことは旗はモニカかw Viola:おはようー。 ディヴィナ:おはもー ランさん:おはーー! ジュリエット:おはよー ライズ:おはー ウール:わードゥドゥシンデルー Viola:平和でいいですねぇ。 文菜:やほい ランさん:体はしてるーー ディヴィナ:ということで、平和村なんで時計回りに投票で(違 文菜:ちゃうw ランさん:やべぇw久しぶりだからやりそうだったわww 文菜:COとかある人ー ジュリエット:ノ ディヴィナ:まぁ、占いだろうけど ジュリエット(占い師①):占い師ですー Viola:メモメモ ライズ:あえての狩人とか ライズ: ライズ:対抗はいるのかな? ディヴィナ(占い師②):ほい、あやしいけど占いCO Viola:確かに怪しい…。 文菜:2人目 ディヴィナ②:遅れたから信用ないよねぇ;; ライズ:信じてあげて! Viola:狂人がいるから、真と狂が濃厚かな。 ランさん;雛見沢症候群・・ ライズ:何か味方がいないとぼっちにしか見えないよ! 文菜:だねぇ ディヴィナ②:いきなり怪しいからって占いには投票しないで欲しいなぁ 文菜:6>4 文菜:なんだよなぁ ディヴィナ②:え?7>5>3じゃ 文菜:あ、7か ウール:7だね 文菜:Excelで自分抜けてたwww ディヴィナ②:あるあるw Viola:あるある。 ディヴィナ②:んと Viola:占い師COの二人は吊りたくないのですが、皆さんはどうですか? ライズ:二人!? 文菜:んー・・・ ウール:初日はグレランかな? ディヴィナ②:吊り投票はグレー辺りにするか 文菜:パワープレイされる可能性が・・・ Viola:グレーの中から人狼を見つけ出す方がいい気がします。 ランさん:それ賛成 ライズ:ディヴィナさんか二人目 Viola:そそ。 ライズ:なんか見えてたのに把握できてなかったw ライズ:ごめんよ! ディヴィナ②:あぶねぇw ランさん:やべぇ、誰に入れよう。。 Viola:青いボディに青いフリソデ! ディヴィナ②:グレーでだれ入れたいか、それぞれ言わない? ディヴィナ②:って、時間ねぇ;; Viola:ランさんの「それ賛成」ってどういう意味ですか?文菜さんへ? ランさん:グレー吊りのほうだぜ! Viola:了解です! 二日目(夕) 投票内容 文菜:Violaさんで。 Viola:Violaの投票先 文菜さん ランさん:文さんに投票するぜ ライズ:投票先→ディヴィナさん ディヴィナ:なんでかなぁ、今日はやけにエンター押すのに躊躇しちまう… ディヴィナ:投票は文菜さんに ジュリエット:ライズさんでー ウール:投票→Violaさん 投票者 投票先 ランさん 文菜 ウール Viola ジュリエット ライズ Viola 文菜 ライズ ディヴィナ ディヴィナ 文菜 文菜 Viola 文菜……君の勇姿は忘れない。 文菜が処刑されました。 ライズ:トナカイじゃないのにw 二日目(夜) 占い師(ジュリエット)の行動 ジュリエット:ライズさん、おせーて Apfel(進行役):占い師→貴方が占った結果ライズさんは真っ白な村人でした。 狩人(Viola)の行動 Viola:狩人Viola ジュリエットさんを護衛します。 Apfel(進行役):狩人の護衛先了解しました 人狼(ランさん)の行動 ランさん:喰っていいんだよね! ランさん:ウールさん喰おう Apfel(進行役):人狼による噛み先了解しました 狂人(ディヴィナ)の囁き ディヴィナ:黒撃ちたい、黒撃ちたい(ウズウズ ディヴィナ:よし、今回は白撃つ! Apfel(進行役):飛ばしたくない人だけWISしてください Apfel(進行役):んでは、朝にします 三日目(生存者6名) 三日目(朝) Apfel(進行役):無残に食い散らかされたウールの死体を発見しました。 ウール:ウボァー 三日目(昼:生存者5名) Viola:あらら。 ディヴィナ②:占い結果:Violaさん白 ジュリエット①:おはよー ランさん:なんか両脇が涼しいんだけどww ジュリエット:占い結果:ライズさん白 ライズ:ランさんぼっちww ディヴィナ②:理由:率先した感じがあったので、位置を探ってみた ディヴィナ②:寄ってもいいのよ? Viola:ジュリエットさんの理由を聞いてみようかな。 ランさん:寄るぅぅl~” ジュリエット①:ライズさんがディヴィナさんの味方したっぽかったから ライズ:え? ライズ:したの? ジュリエット①:なんとなく ランさん:そんな感じあった?? ライズ:ふむ ディヴィナ②:組んでるって感じかぁw ジュリエット①:誰も味方しないとぼっちぽいとか ライズ:まあとりあえず理由は二人ともおk ディヴィナ②:なんとなくでもおっけー ライズ:占い一人だけ出てきたのに ランさん:二人の占いだと・・おれだけ怪しいかんじ? ライズ:みんなが怪しんでて味方いなかったから言ったのだけれどw Viola:ランさんだけ怪しく見えますね。 Viola:少しだけ。 ランさん:おれ占ってくれないんだもんww ランさん:うぐう ディヴィナ②:僕視点では、ランさんかライズさんが人狼があると思う ジュリエット①:おらはランさんかViolaさん ライズ:俺視点だとディヴィナさんとViolaさん ランさん:占いのどっちかは狂人だろなぁ ディヴィナ②:やっぱり、みんなは占い真狂で見てるのね ライズ:本物いるかもとは思ってるけど ライズ:ちがう狼がw ライズ:まあどっちにしろローラーしないと ライズ:終わる可能性がある ランさん:狼が騙るにはリスクが大きいぜ Viola:今のところ、真狂で見てます。 ランさん:うん ライズ:しないならここで狂人か狼釣らないといけない ディヴィナ②:ローラーしても、真狂だから狼吊れんよぉ ライズ:狼は最後に釣ればいい ライズ:狂人と狼どっちものこる=次でアウト ディヴィナ②:それだったら、どっちが占い真か聞きたいな ディヴィナ②:でないと吊り決まらん Viola:ライズさんは占い師吊りたいですか? ライズ:俺は吊ったほうがいいと思う ライズ:吊らないのなら候補がほしい ディヴィナ②:じゃぁ、ライズさん ディヴィナ②: ライズ:おk ランさん:おふぅ ジュリエット①:ライズさんはダメw ライズ:別にそれでもいいがw ランさん:それでいいのかww ジュリエット①:だめw ライズ:いやだって進まないじゃないw ジュリエット:おらかディヴィナさんのどっちかで良いんじゃ? 三日目(夕) 投票内容 ランさん:ライズさん吊りで ライズ:投票先→Violaさん ディヴィナ:いけるかな~?ライズさんで ディヴィナ:もう一押しいえればよかった… Viola:Violaの投票先 ランさん ジュリエット:ディヴィナさんでー 投票者 投票先 ランさん ライズ ジュリエット ディヴィナ Viola ランさん ライズ Viola ディヴィナ ライズ ライズ……君の勇姿は忘れない。 ライズが処刑されました。 ライズ:ふむーw 三日目(夜) 占い師(ジュリエット)の行動 ジュリエット:Violaさん知りたいです Apfel(進行役):占い師→貴方が占った結果Violaさんは真っ白な村人でした。 狩人(Viola)の行動 Viola:狩人Violaの護衛先 ジュリエットさん Apfel(進行役):狩人の護衛先了解しました 人狼(ランさん)の行動 ランさん:violaさんでしょうガブ Apfel(進行役):人狼による噛み先了解しました Apfel(進行役):飛ばしたくない人だけWISしてください Apfel(進行役):朝にしますー 四日目(生存者4名) 四日目(朝) Apfel(進行役):無残に食い散らかされたViolaの死体を発見しました。 Viola:ぎょえー。 四日目(昼:生存者3名) ディヴィナ②:おはもー ジュリエット①:役に立たない占い師でごめんなさい ランさん:ぉはょーヽ(`・ω・)ノーぅ!! ジュリエット①:TT ディヴィナ②:占い結果:ランさん白 ランさん:もっとよろう・・ ディヴィナ②:まぁ、残ってるから ランさん:ええ・・ ランさん:ヤツはニセの占い師だ!! ディヴィナ②:というわけで、ジュリエットさんと吊りましょうか ディヴィナ②:んむ、じんろーだー ランさん:まるっとゴリっとおみとうしだ!! ジュリエット①:へ? ジュリエット①:ランさん狼でしょ? ランさん:ボクはしろです 文菜(死体):だからパワープレイされるって言ったのに・・・ ディヴィナ②:そして、僕もしろです ジュリエット①:いや、ないから Apfel(進行役):墓場の人は黙ってなさい(’’ ジュリエット①:んまぁ、もう終わりなんだよねw ディヴィナ②:占い潜伏してたとは思えないしな~ Apfel(進行役):飛ばしたいなら意見まとめてね ランさん:キンクリ ディヴィナ②:キンクリしちゃう? ジュリエット①:なにそれ? Apfel(進行役):時間飛ばしちゃう?(ジョジョネタ ジュリエット①:どぞ Apfel(進行役):はあい ディヴィナ②:(よくわからんで使ってます Apfel(進行役):では 四日目(夕) 投票内容 ジュリエット:ランさんでー ディヴィナ:もち、真占いのジュリエットさんに投票するー ランさん:ジュリエットさんを吊る。 投票者 投票先 ランさん ジュリエット ジュリエット ランさん ディヴィナ ジュリエット ジュリエット……君の勇姿は忘れない。 ジュリエットが処刑されました。 ジュリエット①:うぅTT 四日目(夜) Apfel(進行役):とばします 五日目(生存者2名) 五日目(朝) 村は全滅してしまいました…。人狼勝利END 役職公開 占い師:ジュリエット 狩人:Viola 狂人:ディヴィナ 人狼:ランさん 村人:ウール、ライズ、文菜 投票内訳 役職名 参加者 処刑先一日目 処刑先二日目 処刑先三日目 人狼 ランさん 文菜 ライズ ジュリエット ウール Viola 占い師 ジュリエット ライズ ディヴィナ ランさん 狩人 Viola 文菜 ランさん ライズ ディヴィナ Viola 狂人 ディヴィナ 文菜 ライズ ジュリエット 文菜 Viola 処刑先 文菜 ライズ ジュリエット 占い先 ライズ Viola 護衛先 ジュリエット ジュリエット 噛み先 ウール Viola ディヴィナ