約 3,634,162 件
https://w.atwiki.jp/stselysium/pages/47.html
何かが光で照らされている限り、影は必ず現れる様に。 ヤクザがどしんと座り込んでいる事を除けば基本的に平和そうなこの冬木市にも、裏の世界と言う物は存在する。 此処は、その裏の世界の人間が入り浸る、夜間営業のバーである。 見てみれば、其処には沢山の人達で溢れ返っている。 多種多様な入れ墨に、物騒な傷跡。 如何にも、と言ったような雰囲気を構えた裏社会の人間が、このバーに集まると言う。 例えば彼処の席では、複数のグループがトランプやボードゲームに勤しんでいる。 恐らく金でも賭けているのだろう、幾らかは分からないが。 そして―あちらの席では― 「はぁ、全くどうしたもんかねぇ。」 ボロボロのコートを身に纏った中国人のオッサンが一人、グラスに注ぎ込まれたビールをグビリと口にする。 男の名は阿伏兎。 偽られた混沌の演算装置の中に巻き込まれたマスターの一人である。 「オイオイ、どうした?」 隣りで酒を飲む、「同業者」と「設定された」男性が、気軽そうに声を掛けてくる。 阿伏兎がこの聖杯戦争にて与えられたロールは、「中国マフィアの一人」だそうだ。 因みにこの夜兎族専用義手は「戦いで腕を負傷したことが付ける理由」になっているそうだ、全く台本の書き方が上手な物だ。 「いや、別に。」 素っ気なく誤魔化すように、ジト目で阿伏兎は誤魔化すように言う。 そうか、と言って同業者は口を閉じる。 「しっかし、きつかったな、今日の姉さん。」 「幾ら御見舞が失敗したからと言ってな。」 酒を飲んだ勢いからか、つい口から愚痴が溢れる。 同業者の話は、自分達が雇われている組織のリーダーのことだ。 美人なのだが、しかし御見舞がしょっちゅう失敗してしまい、その度にヤケクソになって自分達部下に八つ当たりをけしかけてくると言う。 今回被害にあった同僚の数は相当だ、飲む機会が無かった事に感謝。 (面倒くせぇ上司、ねぇ……) ふと、元の世界での上司の姿が目に浮かぶ。 神威。 宇宙にその名を轟かし、数多の星を飛び回る夜兎族の中でも、特に夜兎らしいとされた人物。 年下で有りながら春雨の幹部に就いた程の実力を持ち、えいりあんはんたーの血を引くだけあって相当に強いのだが― (彼奴、ぜってぇ何かやらかしているだろ、こりゃ) ―心配だ。 彼はべらぼうに強いしそこからなるカリスマ性に自身も惹かれている。 だが彼は―問題児だ。それも立派な。 例えて言うならいきなり転校してきた学校で「殺しちゃうぞ☆」と言って喧嘩を売ってくるような奴だ。 正にB-BOP神威くんだ、不良だ、超の付くほどのクソガキだ。 そして、そんな彼を補佐するのが、この自分の役割なのである。 しかし一週間前、仕事で訳の分からない鉄屑を手にしたこの阿伏兎は、今補佐の役割から切り離されてしまったのである。 これじゃぁ、あの脳筋ウサギは確実に何かをやらかしてしまう。 いや、仕事から切り離されて、自由だ、とは実際感じているが。 例えて言うなら学校を休むのと引き換えにインフルエンザの疲れと吐き気に苦しむ感覚、これに似ている。 (つーか、こんな俺に願い……ねぇ……) 阿伏兎に願いといえる願いは無い。 強いて言うのなら、この聖杯戦争からの脱出。 今の自分に叶えたい願いは無い。 ならばこの世界からとっととトンズラしてやる。 それが阿伏兎の、この聖杯戦争における方針だ。 「おーい、餃子食うかい?其処のチャイナ二人組。」 気のいい店主の声が聞こえてくる。 結果、阿伏兎はニンニクとビールと男臭の混じった臭いを撒き散らし、このバーから出るのであった。 ◆ ◆ ◆ 「あ―……イテテテ……。」 フラフラと頭を抱えながら、阿伏兎は公園の入口に入り込む。 さっきから飲んだ勢いで頭にズキンズキンと来る。 天下の夜兎族もお酒には弱いのか、鳳仙様は良く飲めたモンだ、と考えながらも、阿伏兎は倒れかけるようにベンチに腰掛ける。 「よいしょっと。」 ベンチに体重を掛け、背もたれに背中を任せる。 ふぅと落ち着いた所で、阿伏兎の直感に何かが干渉してきた。 「!?」 この感覚を阿伏兎は、既にChaos.Cellに来て何度かは経験している。 それは威圧。 それは恐怖。 それはオーラ。 あのアホ団長とも、キレた団長の妹さん、果ては鳳仙にまで匹敵するほどの、この気迫。 それは最強の戦闘種族たる己にしてみても、酔い覚ましとしては丁度良いぐらいの寒気だ。 覚めた顔を引き締め、口を開く。 「出てきなよ、バサカちゃん。」 阿伏兎のその言葉に呼応し、眼の前で光の粒子が収束する。 出現したのは、この夜に溶け込みそうな程に真っ暗な色をした―異形の怪人だった。 しかし異形の怪人は、しゅるしゅると形を変え、人間の姿を形作る。 西洋風の軍服を身に纏っているが、阿伏兎を圧倒するその気迫は、未だに衰えていない。 彼に与えられたクラスは「狂戦士(バーサーカー)」。 この聖杯戦争にて、阿伏兎とお供することとなる「サーヴァント」だ。 「で、成功したのか?2時間で300人、って云うのは。」 バーサーカーの真名、ゴ・ガドル・バ。 殺した人間の数を競い合う戦闘民族「グロンギ」の頂に立たんとした戦士。 彼が所属するグロンギは、一定時間内に決められた人数分だけ人を殺す「ゲーム」にて頂点を極めんとした種族だ。 その逸話から、このバーサーカーの様にグロンギ族のサーヴァントは、ゲームを成立させることにより能力を向上させることが可能、だそうだ。 勿論、殺した時間が短ければ短いほど、殺した数が多ければ多い程、報酬は上がっていく。 「……いや、失敗だ。」 「!?」 阿伏兎の目が見開く。 有り得ない、と言いたげな表情と共に。 気迫からして、バーサーカーの実力は本物だと言って差し支えないだろう。 そのバーサーカーが、ゲームに失敗したと言う事実に、阿伏兎は驚きを見せる。 「ゲゲルは確かに順調ではあった。 だが、残り数人と言う所で襲撃してきた一人のサーヴァントによって時間が遅れ、ゲゲルは失敗した。」 「んで、そのサーヴァントはどうした?」 「倒した。」 「へぇ。」 当然だと言い切るように仏頂面を崩さぬバーサーカーに、やはりか、と驚きの表情を見せる阿伏兎。 しかしバーサーカーは、何処か思うように、言葉を続ける。 「倒したセイバーは、見事な英雄であった。 嘗てのリントの様に争いを拒む事は無かった。 が、きゃつの実力は、あのクウガにも劣らぬ物であった。」 ……と、バーサーカーは強い者と戦う、と言う事が至高の喜びだそうだ。 強者と鎬を削り合い、死闘の果てに掴んだ勝利に酔う。 それがゴ・ガドル・バの生き様だと、阿伏兎の目にはそう映った。 (はぁ……団長と言い此奴と言い、何で俺はこんな奴に縁があるのかねぇ……) 今後も面倒な付き合いになりそうだ、と考え、阿伏兎は布団干しのようにベンチの背もたれに胴体を引っ掛ける。 【クラス名】バーサーカー 【出典】仮面ライダークウガ 【性別】男 【真名】ゴ・ガドル・バ 【属性】混沌・悪 【パラメータ】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具C+(格闘体) 【クラス別スキル】 狂化:E 理性と引き換えに自身のパラメータを向上させる能力― のはずだが、グロンギ族の精神は最早狂っていると言って差し支えないので、基本的に狂化の恩恵は受けない。 後述のスキル「殺戯の功」によってゲゲルを成功させる事で、闘争本能とパラメータを向上させることは可能であるが。 【保有スキル】 勇猛:B 威圧、混乱、幻惑などの精神攻撃を無効化する。 また、格闘ダメージを増強させる効果もある。 戦闘続行:A+ グロンギは戦う生物。 その体が朽ちるまで戦い続ける。 金のクウガの封印パワーや神経断裂弾を耐えられる程度の実力。 破壊のカリスマ:A ゴ集団最強の戦士としての風格。 対象にBランクの威圧を与える。 殺戯の功:B ゲゲル・グゴガ。 ゲームで殺した人間の数を誇りとするグロンギ族の「ゲーム」の再現。 殺す時間と人数を指定することでこのスキルは発動し、その間「人」属性の英雄に対し補正が掛かる。 もしゲームに成功すればパラメータは一定期間上昇するが代わりに失敗すればパラメータは一時減少する。 ゲームは宝具が埋め込まれているバックルを起動することが掟となっており、本来ならラ・バルバ・デの指輪が鍵となっていたが、 サーヴァント化したお陰で自由に押せる。 【宝具】 「強さ求める甲王の霊石(ゲブロン)」 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1 バーサーカーのベルトのバックルに埋め込まれている霊石。 グロンギ族にとって最も特徴的な物質で、これがなければグロンギは只の人間である。 バーサーカーの全身の神経に接続されており、バーサーカーの肉体を構成する一部と化している。 魔力源としての役割も果たしており、これにより消費する魔力は其処まで多くはない。 この他、魔力以外にもバーサーカーに様々なパワーを与えている。 「モーフィングパワー」と呼ばれる物質変換能力を与え、剣や弓、槍等を生成する力を有している。 また、バーサーカーの身体を変化させる能力、電撃を吸収する能力なども保有しており、バーサーカーはこの影響で「電撃体」に変化する能力を手にした。 ただし、スキルでこの宝具がゲーム開始時にセットされた状態で魔力がこの霊石に引火した瞬間、バーサーカーは爆裂四散する。 【Weapon】 「勾玉」 バーサーカーの肉体に付いている装飾品。 これをネックレスから千切り取る事で、モーフィングパワーで武器を生成できる。 バーサーカーは各フォームに併せて、槍、弓銃、剣の三つの武器を使いこなす。 【人物背景】 人間を殺戮する「ゲーム」によって地位を確立する戦闘民族「グロンギ」。 その最強の座を手にする「ファイナルゲーム」に最も近い「ゴ」の位を持つ者の中でも最強の存在を確立させている男。 自他ともに認める「破壊のカリスマ」で、その姿には多くのグロンギがひれ伏す。 クウガとの戦闘においてもそのクウガに似た力で翻弄するが、「究極の闇」の一歩手前となったクウガに倒される。 寡黙だがプライドが高く好戦的な性格。警察官を「リントの戦士」として見ている。 人間態では軍服姿、カッコいい。 【聖杯にかける願い】 リントの英霊と戦う。 もし聖杯が手に入ったなら、ザギバスゲゲルを再開するのも悪くはないのかもしれない。 【マスター名】阿伏兎 【出典】銀魂 【性別】男 【参戦経緯】 春雨での仕事で偶々鉄片を手にした。 【Weapon】 「日傘」 夜兎族が所持する特殊な日傘。 日光に弱い夜兎族が日中でも行動出来るようにするために作られた代物だが、しかしこれは只の日傘ではない。 傘の素材が異常に硬く、殴棒や盾として優れた役割を果たす。 因みに先端はマシンガンとなる。弾切れは起こるようだが、何処から充填しているかは不明。 「義手」 夜兎族はその性質上、身体の一部が千切れる者も少なくはない。 四肢はその治癒能力でも治せない為、義体の技術が発達している。 彼の左腕に付いている。 【能力・技能】 夜兎族 傭兵三大部族の一つに数えられる戦闘種族。 異常な程の戦闘力を誇り、数多の星を潰していったと伝えられている。 しかし日光に弱い事が祟り、今では闇ルートで売れるレベルで希少になっている。 日光に弱いため、日傘と透き通ったような白い肌が特徴となる。 【人物背景】 宇宙シンジケータ「春雨」の第七師団副団長にして、夜兎族の生き残り。 団長にして同胞の神威に振り回される苦労人だが、一方で神威の持つ特別な魅力に惹かれつつある。 神威の実力には一目置いており、神楽が暴走した際には神威の面影を垣間見た。 鳳仙が放った一撃で隻腕となっており、夜兎族専用の義手を付けている。 飄々としているが、意外と夜兎族にしては常識人(と言うより神威が異常すぎるからか)で、一族同士の闘いを好まない。 でもやっぱり夜兎族は夜兎族、彼も彼で好戦的な性格ではある。 吉原炎上篇後からの参戦。 【聖杯にかける願い】 帰る、向かってくる敵は倒す。 【把握資料】 バーサーカー(ゴ・ガドル・バ): 彼自身は2クール目(ズ集団が減少し、ゲリザギバスゲゲルが近づくことが示唆される所)から姿を表していますが、 戦闘シーン及び基本的な性格は最低限37~38、44~47話のみで把握可能。 阿伏兎: 吉原炎上篇(原作25~26巻)のみで把握自体は可能。 只、ちょっとしたエピソードで彼の苦労ぶりが見られるので、良ければそちらも。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/34.html
木原マサキ&バーサーカー ◆HHvly5T5Xo 「……頃合いか」 月海原学園 コンピューター室 数十台のPCが設置された室内で、男は先ほどまで使用していたパソコンの電源をオフにした。 ここではこれ以上の必要な情報を得られないと悟ったからだ。 彼の記憶はそう時間を費やす事無く、簡単に取り戻す事が出来た。 男にとって記憶の封印は試練にもならない。 にも拘わらず予選を早々と突破せずに月海原学園で学生ごっこに興じていたのは、出来る限り情報を収集し自身の勝利をより確実の物とするためである。 行くぞ と男が短く告げる。 すると男の傍に立っていた少女は無言のままコクリとうなづき、男の秘書であるかのように後ろを付いて行った。 男に従う少女は銀髪で肌が雪の様に白く、赤い瞳をしていた。 少女は常に無表情で感情どころが自我すら存在していない。 もし男が『手に持っているナイフを自分の喉元に突き刺して自害しろ』と命じれば一切の躊躇なく命令を遂行するだろう。 普通の人間なら、そんな行動など到底できる筈が無い。 だが少女は人間ではなく、男の手によって造られた人工生命体『ホムンクルス』 主人の命令には逆らえない人形なのである。 ♢♢♢ 月海原学園には隠された入口がある。 その先を進んでこそ予選は本当に終わる。 「出てこい、バーサーカー」 男の呼びかけに応じ、白い衣装に身を包んだサーヴァントが出現する。 ポニーテールをした栗色の髪に整った顔立ちをした優しそうな女性の姿をしているが その瞳は狂気に塗り固められ、主の命令あればひたすら破壊と殺戮の限りを尽くす狂戦士である。 男はバーサーカーを護衛に付け、ホムンクルスと共に奥へと進んでいった。 「―――――――ッ!!」 バーサーカーが何かに気付き、唸り声をあげたと同時に上空から大量の矢が雨のように降り注いだ。 矢が衝突する度に轟音が鳴り、爆風が巻き起こり三者の姿は爆炎の中へと隠された。 「へっ これで契約者を一人脱落させたぜ」 男へ攻撃を仕掛けさせたアーチャーのマスターは勝利を確信して姿を現す。 彼は男を尾行して襲撃する機会を伺っていたのだ。 「あいつはどうも厄介な予感がしたから早急に仕掛けてみたが、案外呆気なかったな」 「クックック……勝った気でいるのはまだ速いんじゃないか?」 「なっ まだ生きて……!?」 爆風が消え、男達の姿を見てアーチャーのマスターは苦虫を噛み潰したように表情をこわばらせる。 かすり傷一つ付いていなかった、バーサーカーだけではない。 マスターである男も、ホムンクルスの少女にも。 「アーチャーッ!!とっておきの宝具でぶちかませッ!!」 マスターの指示を聞いたアーチャーは宝具を展開させる。 矢を構えると先端から膨大な魔力が収束され強烈な光を発している。 男へ狙いを定めアーチャーが矢を放つと、ミサイルを撃ち込まれたのかと錯覚するほどの衝撃波が巻き起こる。 アーチャーのマスターは今度こそ決まった……と一瞬考えたがすぐに否定された。 バーサーカーが巨大な魔法陣の盾を展開して、アーチャーの攻撃を完全に遮断したのだ。 奇襲で仕掛けた矢の雨を防いだのもバーサーカーの魔法によるものだとアーチャーのマスターは理解した。 「遊びは終わりだ 捕らえろバーサーカー」 アーチャーとマスターが行動するよりも早く、バーサーカーの放つリング状の魔力で体を拘束され 撤退が不可能な状況に追い込まれた。 「お、お願いだ……殺さないでくれ……」 「バーサーカー、アーチャーを消滅させろ」 バーサーカーは手に持っている杖を、拘束されて身動きの一切取れないアーチャーへと向けた。 杖からピンク色の膨大な魔力を放出して、アーチャーは抵抗の出来ないまま直撃すると分子一つ残らず消滅した。 「あ……ああ……」 サーヴァントの死、それは契約者であるマスターの死でもある。 アーチャーのマスターの体は少しずつ消失していく。 「この日時で記憶を取り戻してる所といい、この俺を危険視した所といい魔術師としては二流以上のようだが そんな戦い方でこの俺に勝てると踏んだ貴様は策士としては三流以下だな」 「嫌だ!俺は、死にたくない……頼む!助けてくれぇ!!」 「くくくっ……予選なんぞつまらん催し物だと思っていたが、貴様は暇つぶしとしては中々楽しませてもらったぞ、はははは……はぁーっははははははは!!!」 アーチャーのマスターの肉体は半分以上消えかかっていた。 嘆きと苦しみと後悔と絶望などの負の感情が混ざり合ったような表情で涙を流す姿は男にとって愚かで滑稽であまりにも可笑しかった。 「このまま死ぬのは心残りだろう?俺に挑んだその無謀さを買って特別に俺の名前を教えてやる 俺の名は木原マサキ!地球も月も全てを支配する冥府の王だッ!!」 バーサーカーのマスターの男、木原マサキは世界を支配する為の研究を行っている内にムーンセルの存在に行き着くと 戦いに勝ち残り、聖杯を手にする為の道具を開発していた。 通行証であるゴフェルの木片は金と頭を使えば入手する事など他愛ないが あくまで科学者であり、魔術師ではない木原マサキはサーヴァントを使役する為の魔力が不十分だと考え アインツベルンのホムンクルスの技術を盗み出して利用する事にした。 マスターとしての資格は木原マサキに所有させ、サーヴァントの魔力補充はホムンクルスに担わせる特殊な契約を結ばせた。 ホムンクルスはアインツベルンの技術に加えて木原マサキ独自の改良を重ねており 魔力だけでなく肉体の強度も飛躍的に上昇されている。 (燃費の悪さに頭を悩ませるバーサーカーだがホムンクルスを使えば例え最大出力で戦わせても問題は無い それにバーサーカーなら余計な考えを持ち始めて邪魔をされずに済む) 本来ならキャスターとして召喚されたであろう彼女が狂化してバーサーカーに仕立て上げたのも サーヴァントがマスターを裏切らないようにするのが目的だった。 マサキがバーサーカーの方へ視線を向けると指で顎を持ち上げ、口付けをするように顔を近づける。 「見た目はただの小娘のようだが中々勇ましい功績じゃないか、なあバーサーカー……いや」 バーサーカーとの意志の疎通は不可能だったが月海原学園で情報収集してる間に出身や真名は既に把握していた。 「時空管理局、機動六課『エース・オブ・エース』の高町なのはよ」 【マスター】 木原マサキ@冥王計画ゼオライマー 【参加方法】 『ゴフェルの木片』による召喚、本人曰く金と頭を使えば簡単に入手出来た。 【マスターとしての願い】 冥王として地球も月も支配する 【weapon】 ホムンクルス、アインツベルンの技術を盗み出して作り出した名無しの少女。 木原マサキによる改良が施されているので身体能力も高い、外見はイリヤの肉体年齢を16歳にしたような姿 【能力・技能】 天才的頭脳と一般市民を犠牲にする事も問わない冷酷さ 【人物背景】 かつて鉄甲龍に所属していた科学者。八卦ロボや次元連結システムを開発しただけでなく、秋津マサトや氷室美久、八卦衆の造物主でもあるなど 機械工学のみならず生物工学にも才能を発揮した天才的技術者。 15年前、鉄甲龍を裏切りゼオライマーを持って逃亡し、日本政府に保護と見返りを要求するも、その直後に亡命を恐れた日本政府によって殺害されている。 だがマサキは自分が日本政府にとっても危険人物であることを理解しており 身の危険も承知していた。ゼオライマーの機体のパイロット登録システムに自身の遺伝子を登録していたのもそのためだった。 更にゼオライマーと共に持参した自身のクローン受精卵により成長した存在(秋津マサト)がゼオライマーに搭乗すると マサキの人格と記憶が目覚めるように予めセットすることで、15年の時を越えて復活を果たす。 卑劣で残忍、かつ狡猾な性格で、自分の目的のために他人を犠牲にする事を一切躊躇わない。彼の目的は自らが冥府の王となる事であり 日本政府か鉄甲龍のどちらかが世界を制すと計算した上で、その両陣営に自分のクローンを残している。マサトの人格の中で覚醒したマサキの意志はマサトの人格を書き換えようとしていたが 自分のプログラミングの結果である塞臥たちの愛情関係がもたらした三角関係を見て苦しみ出し、マサトの人格に敗れてしまう。最期はマサトの意思でもう一人のクローン幽羅帝もろとも、ゼオライマーのメイオウ攻撃で果てた。 最後まで愛を否定していたが、本当は彼自身も心を捨て切れず、否定しきれなかったのかもしれない。 【方針】 積極的に行動して他のマスター達を殺害する。 【クラス】バーサーカー 【真名】高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【パラメータ】筋力C 耐久C 俊敏C 魔力A⁺⁺ 幸運A 宝具A 【属性】秩序・狂 【クラス別スキル】 狂化:B…理性の代償として能力を強化する。 ランクBは大半の理性を失う代わりにすべての能力値が上昇する。 【保有スキル】 対魔力:A…A以下の魔術は全てキャンセルされる。 Aランク以下の魔術師では傷を付けることはできない。 エリアサーチ:B…探知用のスフィアを飛ばし隠れた敵を探す能力 このスキルを持つサーヴァントに対して物陰に隠れる事は無意味に近い。 【宝具】 『レイジングハート・エクセリオン』 ランク:A 種別:対人宝具 高町なのはが所有するインテリジェンスデバイス 戦況に応じて様々な形態を取る事が出来る 【人物背景】 海鳴市出身の空戦魔導士 ロストロギア関連の事件に巻き込まれ偶然魔法と出会い レイジングハートを手にしたことから戦いの中でその才能を開花させていった。 機動六課では戦技教官と前線フォワード部隊『スターズ分隊』隊長を務める。 射撃・砲撃戦では攻撃力・防御力と最大射程に優れ その空間制圧力超一流である。 武装隊では、その強さや実績から『エース・オブ・エース』の称号を得ている伝説的英雄。 【サーヴァントとしての願い】 現段階では不明。 【基本戦術、方針、運用法】 マスターの指示に従い他のマスターの殲滅。 並のマスターなら魔力の供給が間に合わないほど消耗が激しい技が多いが ホムンクルスから大量の魔力が供給されている為、使用する事が可能。
https://w.atwiki.jp/gotham/pages/47.html
「じゃーねーみんなー」 『バイバーイ!!』 ゴッサムシティのとある高校。そこに最近とびきりの美少女が転校してきたと近隣で話題になった。 見た目の愛くるしさは勿論、彼女は心も純粋だった。 そんな彼女を妬む人間も居たが、基本的には大人気だった。 だがここはゴッサムシティ、衆愚の街の名の通り大変治安が悪い。だから多くの人間が不安に思っていた。 「ヘヘヘ」 「なかなかいい女じゃねえか、ちょっと幼すぎるかもしれねえけどな」 こんな風に絡まれるのではないかと。 だけど大丈夫。何も心配はいらない。 「私に手を出そうというのなら……」 何故なら彼女は 「肉体言語にて、お相手つかまつる!!」 魔法の国のプリンセスにして王者の技を極めた者、田中ぷにえなのだから。 ◆◆◆ 「思い出した……」 絡んできた男2人を撃退した後、ぷにえは全てを取り戻した。 自らが魔法の国のプリンセスであったこと、女王になるための試験として1年間地上の世界で暮らしていた事、今までの思い出を。 そしてぷにえは怒りに身を震わせる、今自分が置かれている立場に。 「よりにもよって殺し合い、しかも私をただの留学生にするなんて」 ぷにえに植え付けられていた偽りの記憶は、『つい最近日本からやってきた留学生』というもの、魔法の国の王女であり覇王の道を歩む彼女に怒りを覚えさせるには十分だった。 ちなみに、彼女が記憶を取り戻した理由として『自らが繰り出す関節技の前にプリンセスと付けている』事に違和感を覚えた事が原因である。とことん彼女は王者なのだ。 「それにしても、何かしらこれ?」 ぷにえが落ちていた小さな彫像―――シャブティを拾おうとした瞬間、いきなりシャブティが光り出した。 それを見た彼女はとっさに後ろに跳び間合いを取る。 次の瞬間、シャブティが変化しそこには1人の男が立っていた。 見た目はツンツンした髪型をした黒髪、夏服を着用し、下にはオレンジのTシャツを着た学生だ。100人中99人は普通の高校生だと思うだろう。 だがここにいる田中ぷにえは例外の1人だ。彼女は目の前の男を相当の修羅場を潜り抜けてきた存在だと認識する。 そして同時に理解する、彼こそが私のサーヴァントなのだと。 「あなたが私のサーヴァントね?」 ぷにえがサーヴァントに話しかけ、サーヴァントは無言でうなづく。 言葉を介さない事に不信を覚える方も居るだろうが、この場合は致し方ない。 何故なら彼のクラスはバーサーカー、狂戦士のクラスなのだから。 そしてそれをぷにえも理解しているため、彼女は顔色を変えない。 彼女は話し続ける。 「バーサーカー、私はこの聖杯戦争が気に入らないわ。いきなり招待状もなく人を呼び寄せた事が、王女の地位が奪われる可能性を生み出されたことが」 そこで一拍置き、強く叫ぶ。 「何より、私に殺し合いを命じられることが!」 ぷにえにとって殺し合いなど日常茶飯事だ。 妹が、マスコットが、クラスメイトが王女の地位を狙いあらゆる手段で自分を狙ってくるのだから。 そんな自分に改めて殺し合いを命じられるなど我慢できない。 「だからバーサーカー、私についてきなさい」 ぷにえは手を伸ばし握手を求め、バーサーカーもまたそれに答える。 こうして二人の戦いが始まった。 「じゃあ帰りましょうか、今は一人暮らしだからあなたの事を誤魔化す方法も考える必要はないし」 ◆◆◆ バーサーカーは理解していない、自らのマスターがどのような人間であるかを。 仲間を盾にする、敵に土下座をして懇願する事すら厭わず、目的の為なら手段を択ばない存在だという事を。 本当にいざとなれば、他の主従を殺して元の世界に帰るという選択肢が常に存在する事を。 そしてマスターである田中ぷにえも理解していない。 バーサーカーが出会って1日にも満たない人間の為に命がけで戦える存在だという事を。 世界中の敵になった少女の為に1人で戦う事が選べる存在だという事を。 そんなバーサーカーの真名は――― 【クラス】 バーサーカー 【真名】 上条当麻@とある魔術の禁書目録 【パラメーター】 筋力B 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具EX 【属性】 秩序・狂 【クラススキル】 狂化:C 魔力と幸運を除く全パラメーターを1ランクアップさせるが、 言語能力を失い複雑な思考が出来なくなる。 【保有スキル】 前兆の感知:C 本人の意図しない微弱な動きからこれから行おうとする攻撃を察知するスキル。 ただし、バーサーカー本人もこのスキルを意図して使っているわけではないのでランクが下がっている。 魅了:E 簡単に言えば異性に好かれやすくなるスキル。 今回の聖杯戦争ではバーサーカーとして召喚されたので、最低ランクとなっている。 【宝具】 『幻想殺し(イマジンブレイカー)』 ランク:EX 種別:対異能宝具 レンジ:1 最大補足:1 バーサーカーの右手首より先の部分に宿る宝具。 その効果は触れた異能を打ち消すというシンプルなもの。 ただし、あまりに強力だった場合には打ち消すのではなく受け止めるに留まる事もある。 また、効果に関わらず打ち消すので回復や強化するための物でも打ち消してしまう。 【weapon】 なし 【人物背景】 学園都市に住むレベル0の平凡な高校1年生、というカテゴリの存在。 ただし、人間離れした強靭なメンタルの持ち主でもある。 また、強い正義感の持ち主でありとある人外曰く「誰に教えられなくても、自身の内から湧く感情に従って真っ直ぐに進もうとする者」らしい。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争という殺し合いを生むシステムをぶち壊す。 【マスター】 田中ぷにえ@大魔法峠 【マスターとしての願い】 この聖杯戦争の主催者には茶番に付き合わせた報いを受けさせる。 【weapon】 プリセンスロッドと関節技(サブミッション)。 プリンセスロッドは魔法の杖だが、三節棍にもなる。 【能力・技能】 魔法 彼女は魔法少女なので魔法が使える、使える魔法は多彩。 が、基本余り使われない。 関節技(サブミッション) 王者の技、これから逃れられた存在はいない。 【人物背景】 見た目は可愛らしい美少女にして魔法の国のお姫様。 その中身は覇王。 目的の為なら手段を選ばず、更には「正当性は力で掴み取る者」と言い切ったりするタイプの人間。 しかし、自らを暗殺しようとする妹やクラスメイトをお仕置きだけで済ませる様な甘さもある。 だが、ここは殺し合いなので普段のような容赦はないだろう。 【方針】 敵は全て打ち倒す。
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/2176.html
メニュー>サポートクラス>バーサーカー>アームズマスタリー(バーサーカー) アームズマスタリー:両 [Pv,-,U,-,-,1,両/WpHtR+1d†] ☆☆☆☆ 種別ではなく装備部位を基に適用される点で新しい。レベル毎の選択肢が劇的に広がるだろう。 弓を(一応は錬金銃も)扱えるようになるので、ケースに1張入れておくと対応力が増す。 -- 灯 (2015-07-10 21 56 44) 戦車砲に適用でき、戦車砲の威力に不満を覚えるようになっても腐らない -- 名無しさん (2018-11-09 18 19 35) 両手剣や斧等のついでにほぼすべての弓を扱えるため、サブウェポンに便利。 バーサーカーの主力スキルである《バーサーク》《ソウルヒート》も弓に問題なく乗る。 -- 名無しのチューシ (2018-12-19 21 06 57) 弓使いが火力アップのためにバーサーカーになることも十分考えられる。《フリンジスイング》が乗らないという致命的すぎる欠点はあるものの、狂戦士になっても《インターフィアレンス》はできるのだし、《ホークアイ》と合わせて移動も回避もしない完全固定砲台になるというのも面白いだろう。 《クローズショット》の枠をケチって両手剣を持つという選択肢はあまりお勧めできない。 -- 名無しさん (2018-12-20 00 07 46) バーサーカーの性質上、白兵武器との相性が高い。 錬金銃、弓にも乗るのは中々ユニークで、適用範囲の広さがグラディエイターの次くらいに広く、 マジックアイテムの使い分けもしやすい。…そうなると錬金銃が少しだけ枠的に扱い辛いのが難点だろうか。 それ以外だと、刀もトゥーハンドアタックで適用することも可能だが、保険に近いかもしれない。刀使いは大体刀のアームズマスタリーを取るだろうし。 -- 名無しさん (2020-03-28 12 22 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/holycon/pages/78.html
「ええ街やなあ」 「そうですね、マスター」 夜の冬木市。 その中でも一際高い建物の屋上に影が二つ。 一つは肢体がすらりと伸び、豊満な肉体をした女。 もう一つは、カナヘビのような小さな爬虫類である。 彼らの眼下には未だ活動を続ける街の姿がある。 「仕事柄、ボクはこれまで色んな場所を巡って来たもんやけども、そん中でも上位に入るくらい良いところやわ、ここは。一見、普通の街にしか見えへんけど、そこが逆にええねん。普通、万歳」 カナヘビの方が、京都弁の強いボーイソプラノボイスでそう言うと、両手を上げて万歳の姿勢をとる。 今までとある組織で異常な物ばかり見てきた彼にとって、こういう平凡な街こそが逆に素晴らしく見えるのだろう。 そもそも、カナヘビが人語を喋っている事はかなりの異常事態なのだが、女の方はそれに対して驚いている様子も不思議に思っている様子もない。 女はゆったりとした口調で、カナヘビの言葉に答える。 「この街には平凡な平和があります。人と人が、男と女が、母と子が笑って暮らせる平和が。私は、それがとても嬉しいことだと思えるのです」 「うんうん、分かるわー。分かる分かる。幸せな人たちって見てるだけで、コッチも幸せになってくるもんなあ」 女の言葉にカナヘビは首を縦に振りながら同意する。 「けどまあ……こんな平和な光景が見れるのも、聖杯戦争が本番に突入するまでなんやろうけどな」 「…………」 聖杯戦争。 それはこの平和な街で近々開かれる争いの名だ。 参加者として選ばれた複数の人間が人の常識を超えた存在――サーヴァントを召喚して使役し、奇跡の願望器である聖杯を巡って殺しあうのである。 この男女もそれの参加者であった。 カナヘビの方がマスターで、女の方はサーヴァントである。 「バーサーカー。キミってめっちゃ強いやん?」 カナヘビが放った突然の質問に、バーサーカーと呼ばれた女は軽く首を傾げるも、次のように答える。 「? ……まだ未熟ですけれど、それなりには強いという自負があります」 「でも、キミと渡り合えるヤツらもこの戦いにはぎょうさん参加するんやろ?」 「……ええ、まあ、おそらくは」 「そんなヤツらがこんなちっさな街で殺しあったらどうなるんかなぁ?」 まず街に今まで通りの平穏が続くことはあるまい。 サーヴァント同士の戦闘は爆弾と爆弾の衝突という例えでは足りないほどの破壊を周囲に撒き散らすのだ。 ルーラーの存在により、無意味なNPCの殺戮は無いであろうにしても、やはり一般人から少なからずの死傷者が出ることは間違いないだろう。 無関係な人間にまで被害が及ぶのが、戦争という物なのだから。 「サーヴァントっちゅうketerレベルのヤツらがじゃんじゃか見れるイベント、と言うと、財団のエージェントであるボクとしては正直興味が湧く。けどな。それに一般人の皆様を巻き込むのは頂けへんな。そういう事が起きない為に、ボク……いや、ボクらはこれまで頑張ってきたんやねん」 どこの誰か分からない、この聖杯戦争の主催者を心底憎むような口調で呟くカナヘビ。 「こんなクソッタレなゲーム、ボクがちゃっちゃと終わらせたる。残念ながら、今ではまだ聖杯がどんなものか、どこにあるか、誰がこの戦争を主催してるのかも全然分からへん。やけどな。何処かに情報の断片や端末はあるはずや。それを集めて、いつか黒幕に辿り着いたら、ボクは聖杯を収容してみせんねん」 カナヘビの決意を聞き、女は頷く。 カナヘビは言葉を続ける。 「もちろん、その為にはバーサーカー、キミの助力が必要不可欠や。ほら、ボクって見ての通り、喋れるだけのカナヘビやん? 何の力もないねん」 「マスター、わざわざ言われずとも、私は最初から貴方の為にこの身を捧げるつもりです。だって貴方は魔性である私を自分のサーヴァントだと認め、契約してくれた人なんですもの」 「いや、正確にはボクは契約してくれた『人』ではなく『カナヘビ』になるんちゃうかなぁ」 「ふふっ……それに、子の力にならない母なぞ母ではありませんからね」 「母……? ま、まあ、キミがボクに協力してくれるんなら幸いやね」 カナヘビはそう言うと、足から女の身体をよじ登り、彼女の左肩の上に乗った。 「……そんじゃ、ま、早速やけどフィールドワークと行こか」 カナヘビとバーサーカー。二人(正確には一人と一匹)の姿はどちらも情報収集に向いていない。 まず、人語の話せるカナヘビなぞ知られるだけで大騒ぎになるだろう。 一方、バーサーカーの方は、その、なんと言うか、見た目が非常に扇情的なのだ。 もっとはっきり言えば、すごくエロいのだ。 身体の出るところが出てて、ピッチリとした衣服で身を包んでいる彼女は良い意味悪い意味の両方で目立つ。 以上の事からこの聖杯戦争という場での情報収集において、彼らは不利な立場に置かれていると言えるだろう。 だが。 「せやけど、ボクはカナヘビやからなあ。ちょっとした隙間さえあれば何処へでも入れるし、カナヘビサイズの小ささだからこそ人の会話を気付かれずに盗み聞きする事も出来るんやで」 「それにしても全く……財団から離れて、資料も部下もいない状態になると、情報集めるだけでもわざわざ苦労せないかんくなるとはなあ。やれやれやね」 カナヘビのその呟きを残し、一人と一匹はその場から姿を消した。 情報を求めて、街へと降りて行ったのであろう。 誰もいなくなった屋上には風が吹いていた。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 源頼光@Fate/Grand Order 【属性】 混沌・善 【ステータス】 筋力A 敏捷D 耐久B 魔力A 幸運C 宝具A+ 【クラススキル】 狂化 EX 理性と引き換えに身体能力を強化するスキル。 頼光の場合、理性は失われておらず、元の理知的な彼女のまま。 だが、その精神は鬼の血の濁りと、異常的なまでの母性愛の発露で道徳的に破綻している。 【保有スキル】 対魔力 D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 頼光はセイバーへの適正が強い為、バーサーカーとして召喚された今でもこのスキルを保有している。 騎乗 A+ 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 A+のランクでは竜種を除く全ての乗り物を乗りこなす事ができる。 頼光はセイバーへの適正が強い為、バーサーカーとして召喚された今でもこのスキルを保有している。 神性 C 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。 牛頭天王の化身とされる彼女は神性も持つが、強引に封じた影響かランクはCに落ち着いている。 無窮の武練 A+ ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下でも十全の戦闘力を発揮できる。 魔力放出(雷) A 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。 頼光は魔力を雷として放出する。 神秘殺し A→B 魔性殺しの謂れがスキルと化したもの。頼光は四天王とともに数々の魔を打ち倒してきた。 魔性以外にもデミ・疑似以外の天と地属性のサーヴァントに対して特攻効果を発揮する。 だが、此度の聖杯戦争ではマスターが神秘や異常や怪異を殺すのではなく確保・収容・保護する側の者であり、その性質に引かれてこのスキルのランクは一段階落ちている。 【宝具】 『牛王招来・天網恢々(ごおうしょうらい・てんもうかいかい)』 ランク B++ 種別 対軍宝具 レンジ 1〜100 最大補足 200人 魔性・異形としての自己の源である牛頭天王。 その神使である牛(あるいは牛鬼)を一時的に召喚し、これと共に敵陣を一掃する。 神鳴りによって現れる武具は彼女の配下である四天王たちの魂を象ったものである。 【サーヴァントとしての願い】 母と子が幸せに暮らす世界。 それは戦争とは真逆に位置するものである。 【人物背景】 「大江山の酒呑童子」「京の大蜘蛛」「浅草寺の牛鬼」など、多くの怪異を討ち果たしてきた平安時代最強の『神秘殺し』。配下の坂田金時を始めとした「頼光四天王」を率い、都の安寧を守護し続けた。 史実では男と記されているが、とある事情で女となっている。 好きになってしまった者への愛情の注ぎ具合が異常であり、愛する者を息子のように扱う、母性愛が服を着て歩いているような存在である。 【マスター】 カナヘビ@SCP Foundation 【能力・技能】 異常オブジェクトを含めた数多の分野へ通じる豊富な知識 交渉、諜報、統率術 【weapon】 なし 【マスターとしての願い】 聖杯の収容 【人物背景】 京都弁を話す雄のカナヘビ。 あらゆる分野への深い知識を生かして財団のエージェントととして働いていた。 だが、此度の聖杯戦争ではただのその辺にいるカナヘビのロールを与えられている。 ちなみに英語はあまり得意ではない。 【補足】 クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0に従い、 SCP Foundationにおいてtokage-otoko氏が創作されたカナヘビのキャラクターを二次使用させて頂きました。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/30469.html
【文明】 光 【命名ルール】 「聖板龍 〜」? 【多種族冠詞】 - 【進化冠詞】 - 備考 2023年5月現在、《聖板龍 ジークシュトルツ》のみが持つ。 関連 種族一覧 バーサーカー
https://w.atwiki.jp/holycon/pages/94.html
四散する人体。飛び散る臓物。アスファルトの路面を赤く染める血。 不運な男女を見下ろして薄ら笑いを浮かべる剣士と、その横に立つ女。 女はは昭和五十五年の冬木に招かれたマスターであり、剣士はそのサーヴァントだった。 路地裏とはいえ真昼に魂喰いを行わせるのは愚行としか言いようがないが、周囲に人の気配が無い辺り、この二人は運に恵まれていると言えた。 だがそれも此処まで、二人に絶対の死が訪れる。 最初に気付いたのは、サーヴァントである剣士だった。薄ら笑いが瞬時に消え、血濡れた剣を構えて後ろを振り向く。 自身のサーヴァントの様子にマスターの女も振り向いた先にいた者は、何の変哲もない娘だった。 だが、平然と二人を見つめる様は、明らかに異常だった。惨殺死体と抜き身の剣を持った男を確かに視界に収めているのにも関わらず。 ─────敵。 二人がそう認識した時、既に戦端は開かれていた。 「あなた達に夜が来る」 そう、娘が呟いた瞬間。周囲が闇に覆われ、空に妖々と輝く赤い月。 瞬時に異界と化した路地裏に、キィ…と、蝶番の軋む音が響く。 娘の後ろに何時の間にか忽然と現れた棺の蓋が開き、中のものが外に出ようとしているのだ。 女は見た。棺の蓋を飾る、天空を舞う黄金の龍を。 「セイバー!!さっさと殺して!!出しちゃダメ!!!!」 龍の紋章と棺、そしてこの夜。出てこようとしている者の正体を悟った女が、半狂乱で絶叫する。 声に応じてセイバーが駿速で棺に馳せより長剣を振り下ろしたのと、棺から繰り出された拳がセイバーの胸を打つのとは同時。 大きく放物線を描いたセイバーが、電柱に激突し、そのまま折れた電柱の下敷きになるのと、柩の中から、王侯貴族を思わせる絢爛豪華な服を着た偉丈夫が出てきたのも、また同時。 セイバーの剣に依るものだろう、頭から血を流す偉丈夫は、流れる血を拭おうともせずに、血の色をした瞳で女を見た、無限の飢えと狂気に満ちた瞳は女の正気を奪うには充分だった。 「イイイイイイィィィィィィイイイイイ!!!!」 奇声を発して逃げ出す女を、何時の間にか距離を詰めた偉丈夫が拳を脳天目掛けて振り下ろし叩き潰す。 女は頭蓋が砕け、胴と足が縦に潰れ、骨格レベルで原型を留めぬ肉塊となった。 「貴様ぁぁぁああ!!」 漸く起き上がったセイバーが、己のマスターの最後を見て逆上し、バーサーカーのマスターに襲いかかる。己のマスターと同じ目に合わせようという腹積もりらしかった。 「オオオオオオオオオオ!!!」 セイバーが娘に襲いかかるのを見たバーサーカーが、天地を震わす程の咆哮を放つと同時、地面と周囲の壁から無数の杭が伸び、セイバーを貫き、宙に縫い止めた。 「があああああ!!」 獣じみた絶叫を上げて苦悶するセイバーを放置したまま、偉丈夫は棺に戻る。 柩の蓋が閉まると同時に、奇怪な夜は始まった時と同じく唐突に終わった。 徐々に力付き、命尽きて消えていくセイバーを見ようともせず、娘は蹲り、荒い息をつきながら恐怖に震えた。 戦いを真近に見た─────どころか殺しすら体験した身だが、このバーサーカーの戦い方は酷すぎる。 そして異常な消耗。昼間にバーサーカーを戦わせるのは自殺行為に他ならないと、娘は強く認識した。 娘には聖杯に掛ける願いがある。自分が愛した男と結ばれる為に障害を除くのだ。 愛する男の兄の死を願うことを浅ましいとは思うが、最早自分でもこの想いは止められない。 だが、それでもバーサーカーの凄惨な戦いを見ていると心が鈍る。 だが、それでも娘は止まれない。己の想いを叶える為に。 黄金の竜の紋章が飾られた棺の中、バーサーカーは夢を見る。 トルコ軍に包囲された城塞から身投げした妻を。 恐るべき妖姫に弄ばれ、美しき魔人に攫われた妻と瓜二つの女を。 黄金の竜の紋章が飾られた棺の中、バーサーカーは夢を見る。 トルコ軍に包囲された城塞から身投げした妻を。 恐るべき妖姫に弄ばれ、美しき魔人に攫われた妻と瓜二つの女を。 我が妻よ。 想いは言葉にならず、胸の内で響くのみ。 ─────我が妻よ。 想いは言葉にならず、胸の内で響くのみ。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 カズィクル・ベイ@魔界都市シリーズ 夜叉姫伝 【ステータス】 筋力:A+ 耐久:B++ 敏捷:A+ 幸運:E 魔力:B 宝具:EX 【属性】 混沌・狂 【クラススキル】 狂化:C 筋力と幸運とを除くステータスをアップさせるが 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。 【保有スキル】 不死:A+++ 吸血鬼としての不死性。スキルとなるだけあって他の吸血鬼と比べても破格のもので、心臓を貫くか首を落とさない限り、全身が灰になっても短期間で再生する。 再生阻害効果のある攻撃を受けても時間を掛ければ再生する。 高ランクの戦闘続行と再生の二つのスキルの効果を併せ持つ。 しかし、聖性や神性に対しては非常に脆弱であり、これらの属性を持つ攻撃を受けた時には、ランクに応じてダメージが増加し、傷の治りが遅くなる。 獰猛:A 威圧・魅了・混乱といった精神干渉を無効化する能力。 しかし、幻惑には掛かりやすくなる。 また、格闘ダメージを向上させる効果もあり、時間が経つ程に攻撃性にプラス補正がかかるが、冷静な思考を欠き、罠や陽動に掛かりやすくなる。 軍略:C 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 現在は狂化の為発揮出来ない。 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 他の事に気を取られていたとはいえ、魔人と称される二人の男の背後に気づかれずに立った。 現在は狂化の為発揮出来ない。 無窮の武練:E〜A+ 宝具の効果により、相手の技量に応じた武練を発揮出来る。 魔力放出:A+ 宝具により獲得したスキル。常時身体の周囲に鬼気を纏わせ、触れたものを衰弱させる。常人なら即死。サーヴァントでも抵抗力が弱いものなら時間経過により死ぬ。 濃度を高めることで防壁とすることも可能。 夜間にのみ発動するスキル。 【宝具】 人非の騎士の不敗の四肢(イヴィルナイト・ディスオーナー) ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ :1 最大補足:1人 かつて森深き東欧の森の果ての地に伝えられていたとされる古の魔道の技。人の心を捨てた騎士に不敗の四肢を与えたとされる。 習得の為の修練は筆舌に尽くし難く、業の完成の暁には、人の心を捨てた証として、九十九日荒野を旅し、出逢った者悉くを虐殺しなければならなかったという。 その効果は“対峙した敵の戦う術を奪い、使いこなす”。 剣であれば剣を、槍であれば槍を容易く奪い取り、持ち主と同じ技量を発揮して使ったという。本来はランク相応の見切りを発揮するが、狂化の為に使用できなくなっている。 徒手空拳の技にしても、その腕に手で触れれば技量を完全に習得。氣功の類も手で触れてしまえば習得した。 如何なる武器、技術でさえも己のものとする。宝具であっても掴まれればバーサーカーに筋力で勝らぬ限り奪われる。 武器・武術系スキル・武具系宝具をランクをそのまま、自身のものとする。 奪い取り使いこなすという性質上、判ってさえいれば奪った宝具の真名開放すら可能とするが、狂化の為行うことが出来ない。 龍公柩(ドルグレイヤ・コフィン) ランク: C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:2人 黄金の天空を舞う竜の紋章が飾られている柩。成人が二人入れる程度の大きさ。 表面に塗られた塗料によりAランク相当の対城宝具の直撃にすら耐える。 1000/1ミクロンの糸でも侵入する隙間を見出せない。 バーサーカーは昼間はここで眠る。 刑殺の杭(カズィクル・ベイ) ランク: C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大補足:50人 生前多用した処刑法であり、バーサーカーの代名詞でもある“串刺し刑”が宝具化したもの。 バーサーカーが“賊”と認識した対象を地面から生えた杭が貫く。地面や床と繋がっていれば杭は生えてくる為に、壁や天井、果ては樹木からも杭が生え、レンジ内にいる限り襲い続ける。 杭は生えた場所と同じ素材で構成される。木から生えれば気の杭が、石から生えれば石の杭となる。 バーサーカーとして現界した為にまともに使用することは出来なくなっている。サーヴァントとしての性質からマスターに害を及ぼそうとした者に対してのみ使用することが出来る。 鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア』) ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 後の伝承によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。 通常のスキル・宝具を封印される代わりに、 身体能力の大幅増幅、動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力と、陽光や聖印に弱いという弱点を獲得する。 が、元より吸血鬼であるバーサーカーには、夜間に限り全ステータスを1ランク自動的に向上させ、強大な鬼気を纏わせる。という効果を齎す。 要は吸血鬼としての特性の強化。 代わりに魔力消費は絶大であり、並の魔術師では僅かに動かすのがやっとという程の魔力消費量となる。更に聖性や神性に対する脆弱さも増している。 この宝具の効果は真正の夜のみに発揮される。 【weapon】 無し。 【人物背景】 歴史上におけるヴラド三世その人。古の魔道の技により、武器を帯ずに戦場に赴き、無双の武技を発揮した。 その統治は苛烈を極め、決して彼が許さなかった為に、水飲み場に放置した黄金の杯を持ち去る者も居なくなるほどだった。 トルコ軍に捕まり斬首された後、四千年生きた中国産吸血鬼である“美姫”に拾われ吸血鬼にされる。 そして何故か船底に500年幽閉される。 〈新宿〉にて秋せつらを倒す為に開放されるも美姫に反逆。美姫やせつらと数度の死闘を経て、せつらに倒される。 現世に解き放たれた後、ディスコ(古い…)を気に入ったりと、感性は割と若い様子。 【方針】 ??????? 【聖杯にかける願い】 妻と共に生きる 【マスター】 鈴木深央@仮面ライダーキバ 【能力・技能】 吸血鬼伝承の元となった魔族であるファンガイアの頂点である四人“チェックメイトフォー”の“クィーン” ファンガイアの掟を破った者を粛清する役割と、ファンガイアの頂点である“キング”との間に次代の“キング”を産む役割を持つ。その役職に相応しい強大な魔皇力を持っている。 真珠型の弾丸“パールバレット”を大量に射出したり、周囲一体を夜に変える能力を持つ。 【weapon】 無し 【ロール】 焼肉屋の従業員 【人物背景】 二十年以上の時を人間として過ごしてきたファンガイア。感性そのものは人と変わらない。 クィーンの資質を持っていた為、チェックメイトフォーの1人ビショップに力を引き出され、ファンガイアとして生きることになる。 この事が深央と渡と大牙の運命を大きく変えることになる。 大牙と渡のとの三角関係の果てに大牙を刺すも、大牙がそれでも自分を庇った事で大きく揺らぎ、最後は渡から大牙を庇い、重傷を負ったところをビショップに殺された。 【令呪の形・位置】 竜の頭部を模したものが胸部に有る。 【聖杯にかける願い】 登大牙を亡き者にして紅渡と結ばれる。 【方針】 優勝狙いではあるが、バーサーカーの戦い方が惨すぎるので余り気が進まない。 【参戦時期】 40話終了後 【運用】 マスターからの供給は質量ともに潤沢で、バーサーカーというクラス上逆らう可能性も少なく、昼間でも未央の能力で戦わせられるが、 魔力消費が激しい上に、戦闘時は宝具使用がデフォなのが悩みどころ。連戦や長期戦は不利どころか自滅の可能性が有る。 引き際と戦うタイミングを見極めるのが肝心だろう。 【把握媒体】 鈴木深央: 仮面ライダーキバ21話~43話まで視聴。 バーサーカー(カズィクル・ベイ): 魔界都市シリーズ 夜叉姫伝新書版3~6巻 文庫版2~3巻 原作が古い為把握が困難なので、戦闘描写だけなら武器強奪&ラーニングと思っといてください
https://w.atwiki.jp/fftcgwiki/pages/55.html
3-009C バーサーカー Chapter 3 フォワード 火 コスト:2 一般兵 パワー:9000 複数可 バーサーカーがフォワードをブレイクするかプレイヤーにダメージを与えたとき、バーサーカーをブレイクする。 2コスト9000という破格のスペックは、他の追随を許さない。 相手のアタックを躊躇わせる壁として、使い捨てのアタッカーとして、火属性を使うならば必須のカードだ。 chapter4では土属性にブロッカーを指定できる4-059U シンクと、ダメージを与えられない4-054C カトル・バシュタールが追加されてしまったものの、 同属性に加わった4-014U フェニックスとの相性は見逃せない。 ※フェニックスのプレイコストとしてバーサーカーを支払った場合、そのバーサーカーをプレイすることはできないので注意。 なお基本的にアタックフェイズでは1回きりの役目であるが、 唯一3-055R ガラフだけは、バーサーカー自身がブレイクしたことにはならない。 しれっとアタックするのもよいだろう。 カード別Q A 関連リンク
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/4341.html
《バーサーカー・ウィルス》 効果モンスター 星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守1700 「ウィルス培養カプセル」を装備して(自分ターンで数えて)2ターン後の 「ジャイアントウィルス」を生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。 このカードは上記の召喚方法でしか召喚できない。 このカードは戦闘によって破壊されない。 このカードを生贄に捧げることによって相手ライフに2500ポイントダメージを与える。 このカードが墓地に送られた場合、このカードをゲームから除外する。 part16-731 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/153.html
俺は人間どもに殺されて後に再び狸として生まれ変わり第二の生を生きていた。 前世の記憶はなく人間どもへの怒り憎しみを忘れのうのうと生きていた俺だったが ある時鉄籠の中のうまそうな肉に飛びついた!それが罠だった! 輪廻転生かくありなん、という話だが、これは月におわしまする神が 全狸の同胞を救う定めを持った俺への試練だったに違いない。 鉄籠を運ぼうと近づく人間を目にした瞬間に湧き上がる人間共への怒り! その瞬間前世の俺の記憶が蘇り、俺の体にこの文様が浮かび上がった。 同時に現れた「サーヴァント」に人間は頭を風船みたくパァンと吹っ飛ばされてお陀仏!って有様だ。 もちろん始めはその「サーヴァント」が人間だったもんだからワケが分からなかった。 髪は木苺をすり潰したような赤色で、人間とも獣ともつかねえ雄たけびを「ヴェェアアアアア!」ってあげてやがる。 どうやらそいつは頭がイカれていて、自分を「化け鼠」と思ってるらしく、 笑いながら人間を妖術でばらばらにしやがるんだ。そういやあ確かに鼠の叫びに聞こえねえこともねえ。 俺たちみたいな狸や狐でもないのに妖術を使うんだ。本当の化け物ってのはこういうのを言うんだろうな。 ぎゃあぎゃあ喚くか気持ち悪く笑うだけで話すこともできねえ奴なのに、 なぜか俺はそいつがそういう奴だってわかった。 これも月の神が手下として使わしたこいつに関する知識を天啓として授けてくださったんだろう。 人間どもは月にはウサギがいるとか言ってるが、本当は月にいるのは狸の神様なのかもしれねえ。 神様はこの力で他の人間共や化生の類を倒し続ければなんでも願いを叶えてくれるらしい。 俺はこの人間のガキを使い、人間どもを一匹残らず絶滅させてやる! 人間どもにノッペラ丘にされた鷹ヶ森を元の森に戻してやる! 「いいかガキ!人間をぶっ殺せ!!人間を滅ぼせ!!一匹残らず絶滅させろ!!」 「ふぇ・・・へへへ・・・・!」 【CLASS】バーサーカー 【真名】無し(通称「悪鬼」)@新世界より 【パラメーター】 筋力 E 耐久 D 敏捷 D 魔力 B 幸運 E 宝具 無し 【属性】 ・混沌・悪 【クラススキル】 狂化:B……筋力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。 【保有スキル】 呪力:バーサーカーの生まれた世界の人間が備えているPK(念動力、サイコキネシス)。 脳内でイメージを描くことによってそれを具現化し、様々なことに応用することができる。 呪力を行使するには目標を視認しイメージする必要がある。視力に少しでも不安を感じた場合には予測不可能な危険を伴う。 また一人の人間が呪力を行使している対象に、他の人間が行使して割り込むと虹のような干渉模様が現れ、 空間が歪み極めて危険な事態となる。 使えるエネルギーには事実上上限が無く、強力な呪力行使は核兵器の威力すらも上回る。 ただし呪力行使には集中力が必要とされ、呪力を行使する人間の体力・精神力には限りがある。 攻撃に特化した一方、防御では弓矢や投石をせき止めるなど応用できるものの、呪力による直接攻撃を防ぐことはできない。 また視認できない攻撃(火縄銃、死角からの攻撃など)・罠・毒ガス・薬物・生物兵器などにも 対処が困難であり不利となる。 呪力の原理は、恒星の莫大なエネルギーを利用しているというものと、 人間の脳を介して量子力学的な現象をコントロールしているという、二つの説が提唱されている。(wikipediaより) 呪力による直接攻撃では視認した相手の体を一瞬で跡形もないほど燃やしたり、 体を直接捻ったり捻ったりして殺害することができる。 「石を飛ばして攻撃する」のような間接的な攻撃でない分防御するのが非常に難しい。 聖杯戦争では対魔力などによって防御可能。 【宝具】 愧死機構:バーサーカーの世界で、人間は誰一人彼(彼女?)を傷つけられなかったという由来から生まれた宝具。 バーサーカーの世界にある「愧死機構」という仕組みを敵対者に無理やり植えつける。 人間にカテゴリされる存在は、たとえ英霊であってもバーサーカーを傷つけることに対して強い拒否反応を感じ、 眩暈・動悸などの警告発作が起こる。それでもなお警告を無視し攻撃を続行した場合には、強直の発作により死に至る。 魔術師やサーヴァントの場合は魔力の暴走によって自傷が起こる。 人間などの高い理性を持った生物により強く作用するが、狂化などで理性を失ってる相手や人間以外の存在には無効。 【weapon】 無し 【人物背景】 呪力と呼ばれる超能力がある世界で、能力者たちは遺伝子操作や教育により暗示により、 人間同士で殺しあわないように「攻撃抑制」「愧死機構」という仕組みを作った。 しかし彼(彼女)は産まれてすぐバケネズミと呼ばれる家畜のような種族にさらわれて育てられたため、 「愧死機構」が人間に働かず、バケネズミに働くように成長した。 その結果バケネズミの人間への秘密兵器として利用され、大量の人間を殺した。 真名がないのは境遇ゆえに名前をつけられなかった為。 バケネズミ達からはバケネズミの救世主「メシア」と崇められ、人間からは愧死機構がないと思われて「悪鬼」と呼ばれた。 自分が人間であることを知らなかったため、鏡を見せられて自分の姿を始めて見た時には大きなショックを受けた。 最期は人間側の策によってバケネズミを自分の能力で殺してしまい、愧死機構が働いて死亡した。 原作では少年だがアニメでは少女。 アニメの20話ぐらいから登場。21話以降は大暴れすることとなる。 アニメ版の容姿は母親似で、年のころは12歳ぐらい。粗末なコートのようなものを纏っている。 【サーヴァントとしての願い】 なし 【基本戦術、方針、運用法】 サーヴァントとして呼ばれたため、マスターの命令を聞く本能は一応刷り込まれている。 愧死機構で牽制しつつ呪力によるダイレクトアタックが基本戦術となるだろう。 ただし対魔力が強いサーヴァントが多いなか十分に活躍できるものだろうか…。 【マスター】権太@平成狸合戦ぽんぽこ 【参加方法】死んだときたまたまゴフェルの木片の上に倒れた。 【マスターとしての願い】優勝狙い。聖杯を手に入れて人間を滅ぼし故郷の山や森を復活させる。 【weapon】金玉 【能力・技能】 化け術: 精神集中の極点で体の全細胞・全組織を一瞬のうちに組み換える自然界最高の驚異。 人間や別の動物や無生物やお化けに化けることができる。 また狸である権太は金玉袋を使ってムササビのように飛んだり金玉を巨大化させて押しつぶしたり 金玉袋を道のように擬態させて上を渡ろうとした車を落下させたりした。 【動物背景】 人間たちの環境破壊のせいで住む山や森を奪われた狸の一匹で、人間を追い出そうとする一派のリーダー。 激しい気性で同士の狸たちを率いて人間達との抗争を繰り広げる。 【方針】 優勝狙い