約 3,634,095 件
https://w.atwiki.jp/yarahero/pages/70.html
)\)\\ ┘\ -=彡 \ \) { ヾ、 //⌒ヽ ヽ \_}} {/ .ィ_ノ \ } `ヽ / -=彡'⌒\ \ / f⌒V 〃⌒7 /⌒㌧ノ゙゙゙゙゙゙'ー'''"Y し1 / 〈q 弋ッ _兆ィッ! |i / _,ハ .く. | ト、ノ 八 . -‐…‐ミ ´ 〈 .\ ‐`¨´/} `ヽ } //. . . . . _ ヽ ‘, `¨¨¨´,′ . \ ̄ ̄`ヽ , . . . . . / }‐…=ミメ、ヽ { .′彡'´ ̄' .\ ‘, , V __/ /´ ̄. .. ..‐-ミ ∨/ _. .´ ̄‘, . ‘, / /.. . . . `'ー‐く/ . . . . . . . . .. . | |´ . . . . . . . ‘.‐-ミ| | ヘ、 .' /.. . . . . } . . . . . . . . ノ 、 . . . . } .`ヽ ///| // ' \ .... . . .ゝ _ノ…‐-ミ. . ノ. . .‘,. ////l/. ./. . . . . / . . . `'ー‐ ´ ..-‐く__ ‐く . |.i| . . . ‘,. 〈 / /=ミ、 \ イ‘, . . . . \‐< . . . 人 ‘,_ノ i| . . . . . ‘. i//. . .\ .\_ イ ‘,ヽ \ `ーr‐ ⌒|⌒ゝ-'. 八 ト . /'.′ i ア{ ヽ ‘, \ `ヽ_.. 个 ._ノア7 { \ . . ノヽ ヽ Vi | / } r{ / `'く | / ノ. } i`¨¨¨¨´ . .i ‘, '|∧ / ノ 〕=ニ=‐- ._ ‘, . . | { >_ノ | \ | . . ;┏──────────────────────────────────┓┣──────────────────────────────────┫ 『バーサーカー』 ♂ 『バーサーカー』<?> 武<?> 魔<?> 速<?> 知<?> 運<?>┣──────────────────────────────────┫ ダヴァルニア国における<英雄> やらない夫の師匠であり、オルタに関しても武術の手解きを行なっているようだ 趣味は鍛錬……と思いきや、散歩中の動物たちとの触れ合いらしい 無口だが、情に厚いようだ┣──────────────────────────────────┛
https://w.atwiki.jp/yarupokepolice/pages/47.html
L・バーサーカー . . . . . . . . . . . . . . . |三ニ| ,,r≦ l三三三≧ 、 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |三ニ! / l三三三三三ヾ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |三ニ! / l三三三三三三 , . . . . . . . . . . . ∠! j三ニl ..../ l三三三三三三ニヘ . . . . . . . . . /三' /ニニ/ ′ l三三三三三三三.ハ . . . . . //!三∨ニニ/ i l三三三三三三三ニ; ........... . //│三三ニ/ | l三三三三三三三三.! . . ノ// ゞ----イ | l三三三三三三三三.l . . .. .. /// . |i 〈\ !三三三三三三三三, .... . /// . |∧ \\ l.三三三三.//三三.′ / ̄`ヽ厶イ . |ニハ \\ l.三三三./ ィ 三三/ / ∠ム |三∧ \\ l三三>´ィ三三三. ′ /三三'. . /三ニ.ヘ 丶二ニニ ≦三三三三/ /三三三∧ . /三三三ヘ !三三三三三三三! 三三三三∧ /三三三三ニヽ. l三三三三三三三ヘ . 三三三三三≧ 、 . ,,≦三三三三三三ニ\ l三三三三三三三三\ . /三三三ニ三三三三三三∧,,≦三三三三三三三三三ニ\l三三三三三三三三三.\ . /三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 \ . /三三三三ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 \ /三三三三三三─────────────────────────────────────── 【名前】L・バーサーカー 【タイプ】■■■■/むし 【特性】■■■■■■■ 【性格】いじっぱり 攻撃↑ 特攻↓ 【種族値】攻撃■ 防御■ 特攻D+ 特防A 素早さ■+ 【LV】33 【わざ】インファイト 闘物理 威力120 命中率100 攻撃後ぼうぎょととくぼうが1段階下がる。 シザークロス 虫物理 威力80 命中率100 ストーンエッジ 岩物理 威力100 命中率80 急所に当たりやすい サイコカッター 超物理 威力70 命中率100 急所に当たりやすい 【アビリティ】 『無窮の武練』――ステータスのプラスのランク補正を受けている時、あらゆる状態異常状態でも十全の力を発揮できる その時、プラスのランク補正は無効 『己が栄光のためでなく』――自らのステータスを隠蔽する 戻る
https://w.atwiki.jp/sun-wiki/pages/233.html
バーサーカー スキル ディフェンダー バーサーク パッシブ スタイル 装備 ツーハンドアックス ツーハンドソード 防具 バーサーカー防具 バーサーカー防具 [#b862c43d] 力>体力 [#w3b128d0] ブラスシリーズ [#o99aa3f4] ブラックアイアンシリーズ [#v38da3b4] 体力>力 [#yf3626e8] ブラスシリーズ [#yaa452cf] ブラックアイアンシリーズ [#he2119e8] 力+バーサーク [#w7cfade4] ブラスシリーズ [#x009674b] ブラックアイアンシリーズ [#k7735188] 力+ディフェンダー [#s219d8bf] ブラスシリーズ [#c0f70d3f] ブラックアイアンシリーズ [#n1c214fc] コメント [#qabb4f35] 力>体力 ブラスシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・体力) 販売価格 備考 アーマー E 15 10 25 60・36 1300 プロテクター E 13 8 24 53・34 1100 ヘルム E 11 6 23 50・33 1000 ジーンズ E 10 5 22 46・32 900 ブーツ E 9 4 21 43・31 700 グローブ E 7 3 20 40・30 800 ベルト E 7 2 19 36・30 700 シャツ E 5 1 18 29・28 600 ブラックアイアンシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・体力) 販売価格 備考 アーマー E 25 19 30 91・43 2000 プロテクター E 23 17 29 87・42 1700 ヘルム E 21 16 28 84・41 1500 ジーンズ E 20 14 27 80・41 1300 ブーツ E 18 12 26 77・40 1100 グローブ E 16 11 25 74・39 1200 ベルト E 15 9 24 70・38 1100 シャツ E 13 8 23 67・37 1000 体力>力 ブラスシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・体力) 販売価格 備考 アーマー E 15 10 25 39・57 1300 プロテクター E 13 8 24 36・51 1100 ヘルム E 11 6 23 35・48 1000 ジーンズ E 10 5 22 34・45 900 ブーツ E 9 4 21 32・42 700 グローブ E 7 3 20 31・39 800 ベルト E 7 2 19 30・36 700 シャツ E 5 1 18 27・30 600 ブラックアイアンシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・体力) 販売価格 備考 アーマー E 25 19 30 50・84 2000 プロテクター E 23 17 29 49・81 1700 ヘルム E 21 16 28 48・78 1500 ジーンズ E 20 14 27 46・75 1300 ブーツ E 18 12 26 45・72 1100 グローブ E 16 11 25 44・69 1200 ベルト E 15 9 24 43・66 1100 シャツ E 13 8 23 41・63 1000 力+バーサーク ブラスシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・バーサーク) 販売価格 備考 アーマー E 13 10 25 55・16 1300 プロテクター E 10 7 24 49・13 1100 ヘルム E 9 6 23 46・11 1000 ジーンズ E 8 5 22 44・9 900 ブーツ E 6 4 21 41・8 700 グローブ E 5 3 20 38・6 800 ベルト E 4 2 19 35・5 700 シャツ E 3 1 18 29・2 600 ブラックアイアンシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・バーサーク) 販売価格 備考 アーマー E 22 18 30 82・30 2000 プロテクター E 20 17 29 79・28 1700 ヘルム E 19 15 28 76・27 1500 ジーンズ E 17 13 27 73・25 1300 ブーツ E 15 12 26 70・24 1100 グローブ E 14 10 25 67・22 1200 ベルト E 13 9 24 64・20 1100 シャツ E 11 8 23 61・19 1000 力+ディフェンダー ブラスシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・ディフェンダー) 販売価格 備考 アーマー E 13 10 25 55・16 1300 プロテクター E 10 7 24 49・13 1100 ヘルム E 9 6 23 46・11 1000 ジーンズ E 8 5 22 44・9 900 ブーツ E 6 4 21 41・8 700 グローブ E 5 3 20 38・6 800 ベルト E 4 2 19 35・5 700 シャツ E 3 1 18 29・2 600 ブラックアイアンシリーズ 名称 ランク 物理防御力 魔法抵抗力 最大耐久 装備条件(力・ディフェンダー) 販売価格 備考 アーマー E 22 18 30 82・30 2000 プロテクター E 20 17 29 79・28 1700 ヘルム E 19 15 28 76・27 1500 ジーンズ E 17 13 27 73・25 1300 ブーツ E 15 12 26 70・24 1100 グローブ E 14 10 25 67・22 1200 ベルト E 13 9 24 64・20 1100 シャツ E 11 8 23 61・19 1000 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/45kssos/pages/199.html
■■■■■■■■―――――――! 木霊する音。 振るわせる地。 湖の騎士にして裏切りのナイト――ランスロット――。 面影すら残っていない狂った1人の騎士の英雄であった者の雄叫びは一体何を意味する? 自らの勝利か? それとも、自らの敗北か? それとも、自らの死か? 答えは――――? 対峙するはツインテールの髪型をした幼き少女が1人。 これは狂った騎士と1人の少女の戦いの結末の<物語>。 ――――――――――――――――――――――――――― 「お姉さまは死ななくて、わたくしのお姉さまの恋路を邪魔するあの男の名前が呼ばれたのにどうして心の中がこう、……もわっとするのでしょうね……」 中学生のジャッジメントの白井黒子は放送の死亡者で数少ない知り合いの名前を聞かされた。 心に残るのは渦。 それはおそらく今まで人が死んだ事を無理矢理に忘れようとしていたが現実がそれを拒む。 3人の人間が首を飛ばされた。 黒子はまず最初にお姉さまである御坂美琴を探そうと行動。 美琴と再会しても脱出出来ないとわかっているのに。 美琴を優勝させる為に殺し合いに乗っているわけではないのに。 並盛中とは知らない学校であったが、それの風紀委員長と名乗る雲雀恭弥とは戦いを繰り広げたが黒子にとっては無意識にいつもの不良と戦う日常と変わらないと思っていた。 ただ、結果が負けたという事で。 逃避をしていたのだ。 そうやって人殺しなんか起きていないと目を逸らしていたが、名も知らない少女――竜宮レナ――に本物の刀を持って襲われた。 憎しみが限界を越した人間の表情を見た事が無かった。 怒りが限界を越した人間の声を聞いた事が無かった。 そして見てしまった首が無く、心臓が貫かれた死体。 殺し合いは行われていた。 自分の居た同じ島の数キロ近くの位置にて。 それからは忘れようと、死体から目を背けようと美琴を探した。 ただ声が聞きたかった。 ただ一緒に歩きたかった。 ただ美琴に抱かれたかった。 そうやって自分の能力の空間移動や、自らの足を使って。 ただ立ち止まらずに美琴だけを探す目となりて。 だが目を逸らすだけではいけなかった。 人が死んだ事を告げた郷田真弓の声が耳から入り込んだからだ。 目は閉じていても、耳は塞いでいなかった。 突きつけられた現実。 狂った現実。 狂った末の現実。 そして、 バトルロワイアルの意味を知る。 自分も、誰も、 その命は儚くて、壊れやすくて、 そして大事にされる。 「いやですわね、わたくしったら。柄にもない事を考えてしまって。あんな男の事などわたくしには関係のない事ですわ……」 ただ真っ直ぐで、正直で、誰をも受け入れる、強いのに弱くて、弱いのに強い男の事が離れなかった。 ライバルが居なくなった。 なんてつまらない事だろう。 黒子は名簿の『上条当麻』と書かれたところだけをただずっと凝視していた。 ――――――――――――――――――――――――――― ■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■。 ■■■■■■■■■■■■■■。 ■■■■■■■■■。 ――――■■■■■■■■■■■■■。 ■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■、■■■■■■。 ■■■■■■■■■■■■。 ■■■■、――■■。 ■■■■■■■■■■■■■■■。 ■■■■■■■。 ■■■■■■! 、■■■■。■■■■■■■■■■■■■。 ■■■。 ■■■。 ■■■。 ■■■。 ■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。 「■■■■■■■■■―――――!!」 ■■■■、■■■■■……。 ■■■、■■■■■……。 ■■■……。 「■■■■■■■■■■■■■■―――――――――!」 ■■■■■、 ■■■■■■■■■■■、 ■■■■■■■■■、 ■■■■■■■■■■■■■■、 ■■■、 ■■■■■■■、 ■■■■■■■■■■■■■■■■、 ■■■■■■■■■■■■■■、 ■■■、 ■■■■■■■、 ■■■■、 ■、 ■■■■■■■■■■■、 ■■■■■■。 ■■■、■■■■■■。 ――――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。 ――――――――――――――――――――――――――― 「な、なんですの!?」 何の音かはわからない。 だが黒子の耳にははっきりと雄叫びらしき大きな音を捉えた。 「幻聴……だとしたらわたくしの脳みそがおかしくなっているぐらいの音ですわね」 嫌な予感のする勘と反応する体が伝達する。 本当はここから逃げ出した方が良いのに。 わかっているのに。 「あ……」 動いた先に見えたのは負の塊を鎧の様に纏った騎士であった。 でたらめ過ぎる黒さ。 強いのはわかるのに何故かわからない彼の強さ。 黒子は今までの人生のどんな場面よりも危険を感じた。 雲雀恭弥や狂った女の子なんかとは比べものにするのも次元のおかしな話であろう。 あれは人間としての強さと狂いさだ。 だが、あれは人間の強さと狂いさではない。 怪物に近い。 理性があるのかすら疑うほどの獣と騎士の融合した姿。 おそらく目の前の怪物にはバトルロワイアルなど理解していないだろう。 「■■■■■■■■■■■――――――!!」 何故なら本能だけで参加者を殺しに来る様な自我なんかあってない様なものなのだろう。 黒子が捉えた大き過ぎる音の正体が繋がった瞬間――、黒子目掛けて追いかけてくる。 「品がまったくありませんのよ」 空間移動を使い、バーサーカーの後ろへ座標点を移動させる。 バーサーカーは当然攻撃している間は気付かなかったが、すぐに後ろに黒子が居る事に気付いた。 「頭が良いのか悪いのか……」 転がった岩に手を置く黒子。 持ち上げる事は出来ないぐらい大きな岩。 何故黒子はそんな事をしているのか? 「■■■■■■■■■■」 こちらへ走るバーサーカー相手に岩を空間移動させるのだ。 黒子の空間移動は自分の瞬間移動の他、物も瞬間移動出来る。 その岩がバーサーカーの頭の位置に急にCGで現したかの様に浮かび上がる。 これであの妙な鎧の正体を探ろうとしていた。 ただの霧の様に実態のないものか。 力が具現化したものなのか。 あれもあれで金属に含まれたものか。 「さぁ、答えを見せなさい狂戦士」 いくら彼に名前を聞いたところで恭弥の様に名前は答えないだろう。 彼の名前は参加者の『バーサーカー』だとは彼女も思っていたが、わからないので狂戦士と彼を呼んだ。 狂戦士の鎧の正体を見極める黒子の目。 その2つの眼に映像が再生される。 素早く岩の存在に気付くバーサーカーは雄叫びを上げながら跳び、両手で岩を握りしめて、破壊した。 「……もはや人間ではありませんのね」 黒子は狂戦士を見ていて少し哀れみを感じた。 自らの命の危険を忘れてまでの湧き上がる感情であった。 「あなたがもし人間だったとしたら……、そんな狂った格好を誰にも見せたくないのではないのかしら」 ――――――――――――――――――――――――――― 自分がもしあんな格好になったとしたら……。 大切な人には見られたくない。 お姉さまにはいつもの、この姿の白井黒子として見てもらいたいですわ。 「わたくしが良かったらあなたを殺してあげますわ」 「■■■■■■■■■■――――――」 そんな醜い力の塊の姿となって誰があなたを認めてくださいますの? 確かにわたくしではこの狂戦士には勝てないでしょう。 でも、わたくしには負けるつもりはありませんのよ! お姉さまに必ず会う、その時まで。 「白井黒子、行きます」 空間移動。 まばらに立っている木、木、木へと跳んでは狂戦士を足止めする様に障害物へと変えていく。 「■■■■■■■■■―――――!」 だが、それを軽くあしらい所詮は木だとは言わんばかりに素手と素足だけではたき落とされた。 木の肉塊。 まるでそんな表現がよく似合う。 木は粉々に破壊されていた。 ありえませんわ。 「状況を理解するのよ黒子」 岩や木などは簡単に破壊出来る力。 暴れまわる様な戦闘スタイル。 大きな体。 結局は彼もゲームの参加者、不釣り合いに首元の鎧に捲く様に付けられた銀色の首輪。 「……そういえば」 この島に来た時からの事を思い出す。 見せしめの3人。 雲雀恭弥にわたくしが負けた戦い。 女の子から逃げたわたくし。 既にヒントは提示されていた。 「このわたくしが勝つ事の出来るヒントとこのわたくしが判断した状況分析とわたくしにしか出来ない最大の武器で」 わたくしは笑う。 これからわたくしは人間であれ、怪物であれあの狂戦士を殺すのだ。 気の狂った様なわたくしですが、あれは危険過ぎますわ。 「さぁ、わたくしに踊らされなさい狂戦士!」 「■■■■■■■■■■■――――――!」 わたくしと狂戦士の気と気、気合いと気合い、声と声がぶつかり合う。 ――――――――――――――――――――――――――― 勝利の雄叫びを上げるのは――。 ――――――――――――――――――――――――――― シュン。 黒子がバーサーカーの目の前へと自らの意志で空間移動をする。 バーサーカーは捕まえようとか殴ろうとかはわからないが黒子へ手を伸ばす。 当たる瞬間。 シュン。 黒子の姿が空気に溶け合い、また別の場所へ現れる。 次は蹴ろうと足を伸ばすバーサーカーだがそれも避けられる。 シュン、シュン、シュン。 次から次へと捕まえられる瞬間に消えては現れてを繰り返す。 バーサーカーの動きは大きい割りに速いが、黒子からすれば瞬間移動に慣れた目だ。 反応する力があれば避ける事は簡単である。 ただ黒子には体力がどんどん削られていく。 「座標点の移動……、計算するのに疲れてきましたわ……」 足がふらふらだ。 そろそろ勝負を仕掛ける時間が近づいている。 負けられない。 黒子はバーサーカーへ向き合う。 疲れた体でヘトヘトであっても、目の対抗心だけは消えていなかった。 むしろ燃える火でも映すかの様な目。 黒子は作戦を実行させる。 「震えている……、いやこれは怯えなどではないのよ黒子」 「当然能力使用による疲労に決まっているのよ」 「わたくしは死ぬ気なんかまったくありませんの」 「この狂戦士を殺して、お姉さまを見つけて、他の参加者達と協力して……」 「主催者を屈伏させる」 「出来る、出来ないの問題ではないのよ」 「する問題、しなくてはいけない問題なの」 「だからこれは死ぬ戦いじゃない」 「…………」 「…………」 「…………」 「生きる戦いですのよ!」 小さな体で立ち上がる。 あの大きな怪物を倒す為、いや生きる為。 黒子の体に闘志の炎が燃え上がる。 「行きますわ!」 シュン。 静かに、黒子は空間移動をする。 現れたのはバーサーカーの目の前、しかも地面などのない空中に、だ。 この戦いをこの場所から見た者であれば何をしているのかと思われるかもしれない。 しかし、 (それで良いのですわ) 黒子は……、ニヤリと頬を緩ませる。 その顔は勝利を確信した者の、顔。 中学生、女、小さい体、弱った精神、限界の体力。 そんな不利しか見まわれない彼女は上手く頭を使った作戦で勝利をもぎ取ったのだ。 シュン。 この戦い最後の空間移動。 あらかじめ座標の位置は決まっていた。 空中の空間移動から1秒から2秒といった短い間の出来事。 ――バーサーカーは自らの首輪をもぎ取り、爆発して死ぬ。 哀れな狂気に満ちた彼だからこその敗北。 彼は『バーサーカー』であったが故に死ぬ事になる。 英雄ランスロットここで朽ち果てる。 ――――――――――――――――――――――――――― 『単刀直入に言うならこの首輪は爆弾です。 どんな人物であっても必ず死んでしまいます。この首輪が爆発する条件は3つです。 1つはこの首輪を外そうとする事。 2つはこの首輪に大きいショックを与える事。 3つは禁止エリアに侵入する事です』 郷田真弓の声がリフレインされる。 本来ならあんな相手の話などまともに聞きたくはないが、だが今回はそれが役に経った。 このバトルロワイアルにおいてみんなは爆弾を抱えている事になる。 わたくしも、お姉さまも、このバトルロワイアルの参加者である限りだ。 だからこんな人殺しを自ら積極的に皆が動くのだ。 だからわたくしは考えましたの。 『どんな相手であっても首輪を爆発させれば――殺せるであろうと』 岩や木々を粉々にする様な力の持ち主だ。 こんな首輪を力付くで壊せる相手だからこそ、この作戦は通用する。 何故なら壊すという事は首輪にショックを与えるという事にイコールで結べるのであるからだ。 だから無理矢理外させれば首輪を作動させられる。 自分の能力の空間移動。 それで自分は狂戦士の首より少し上へ座標を合わせる。 当然理性があってない様な狂戦士はバカの1つ覚えの様に捕まえようとその手を伸ばすだろう。 わたくしはそれに合わせて狂戦士の手が首輪に伸びるであろう位置へワープする。 正直これが一番難しかった。 だから体力ギリギリまで逃げまどいその速さを計算した。 それをなんとかクリアさせたわたくしは捕まる直前にまた避けられる様に空間移動をする。 狂戦士の伸ばした腕は空を切ってそのまま首輪へ一直線。 ぶつかるにしても、首輪を握るとしても勢いよく首輪にぶつかればショックと見なされる。 そして首輪が作動。 狂戦士の鎧や兜に纏われた首は鎧や兜を爆発させながら首を飛ばす。 これがわたくしの考えたバトルロワイアルのルールを最大に生かした作戦よ。 こんな作戦はこんな理性のない狂戦士にしか通用しないだろう事だと思うけど。 ――――――――――――――――――――――――――― バーサーカーの手は首輪にショックを与えようとしている。 勢いがあり、もうこの手を止める事は力を出しているバーサーカーにすら制止は不可能だろう。 黒子は疲れ切った様子でそれを眺めている。 いや、もう疲れ切って動けないのだ。 動けない少女の目の前で英雄はその儚いサーヴァントとしての存在が終わる。 首輪にバーサーカーの手が当たった。 バーサーカーは首輪を握った様子だが、これは当然ショックを与えた。 「わたくしの勝ちです……のよ」 「■■■■■■■■■■■―――――!」 咆吼。 その咆吼はどこか悲鳴に聞こえてくる。 英雄が少女に負けるなど騎士にとって屈辱でしかない。 バーサーカー故に理性がないのはまだ幸せなのかもしれない。 「あ゛゛゛■ヴァアア゛ア゛唖、亞ああああ。ああぁア吾■■■々※アあァアアアア■■■□□゛ア々ああぁ――――」 最後の咆吼。 いや咆吼というより絶叫。 白井黒子の左腕が消失した。 な……んで……。 黒子の口はそう開いているが聞き取れない。 爆発するのは狂戦士の首。 しかし爆発したのは首輪すら捲かれていない左腕。 「■■■■■■■■■■――――――!」 黒子の目には壊れかけ寸前のカメラの様に勝利の咆吼を上げる狂戦士が見える。 そこには、首輪の形が見当たらない。 完全な黒一色となっている。 騎士は徒手にて死せず。 バーサーカーは手に掴んだ物を宝具にする宝具を聖杯戦争のサーヴァントとして受け継いだ。 バーサーカーは握った爆弾の首輪を握り締めて爆発の寸前に首輪を宝具化。 宝具化した爆弾を壊してそれを疲れ切った『敵』に投げつけた。 狙って投げたわけではないその爆弾は、『敵』の左腕1本を飛ばしただけでその役割を終えた。 「■■■■■■■■■■――――――!」 もはやバーサーカーには制限を強制させる首輪など存在しない。 1人1人逆らえないロボット達の中で一番最初に感情の持ったロボットの様にもうバーサーカーには止められる者など居やしない。 マスターも居ない、理性もないサーヴァント『バーサーカー』は真のランスロットとしてこの世に現界したと言っても過言ではない。 「■■■■■■■■■■■■■■■――――――!!」 騎神咆吼バーサーカー。 高い咆吼を周りへ周りへと反響させなから『敵』になど目もくれずに立ち去った。 【G-4 野原/朝】 【バーサーカー@Fate/Zero】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式、無毀なる湖光@Fate/Zero(封印中)、ランダム支給品×2】 【状態:健康、狂化(永続)、首輪解除】 【思考・行動】 1:■■■■■■■■■――――― 【備考】 ※間桐雁夜に召喚される前からの参加です。 ※セイバー@Fate/stay nightを視認すると、全ての行動を放棄して彼女に襲いかかります ※首輪が解除され、戦闘能力が戻りました。 ――――――――――――――――――――――――――― 静寂。 声を出す者などもう居ない。 あぁ……、わたくしは狂戦士に勝つどころが蘇らせてしまったのね……。 左腕がなく、血ももう生きていられるぶんがあるかないかの量だろう。 お姉さまに害を成さない事を願って黒子はこのまま眠ろうと思います。 だけどこの近くにお姉さまが居るとしたらまだ死に切れません。 お姉さま、早く黒子を迎えに来てくださいませ……。 お姉さま、お姉さま、お姉さま。 わたくしはもう少しお姉さまを待っていても良いですわよね……? 次に目を覚まさせる相手がどうかお姉さまである様に。 このまま目を閉じたまま死ぬ可能性もある中、黒子は眠りますの。 お姉さま……。 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 【装備:なし】 【所持品:支給品一式 ランダム支給品×3】 【状態:精神的大ダメージ、左腕消失、気絶】 【思考・行動】 1:お姉様……、黒子を起こしてくださいませ。 【備考】 ※夏休み終了後からの参戦です。 ※『空間移動』は制限されています。移動は10メートル以内で連続の使用は体に負担が大きくなり、また物を体内や柱に入れる事は出来ません。 ※このまま気絶し続けると死ぬかもしれません。 シャングリラ 時系列 ブラッドチューン 輝きのトモキ 投下順 ブラッドチューン 決意と殺意が交わる時 バーサーカー [[]] Island Days 白井黒子 [[]]
https://w.atwiki.jp/soul_caliber2/pages/45.html
バーサーカー攻略 みーちゃん執筆
https://w.atwiki.jp/tamagrail/pages/109.html
夕焼けの空の下。 新し過ぎもせず、古過ぎもしないアパートの一室で、痩身の男が膝を抱えて震えている。 ああ、怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。 その男は全てが怖くてたまらなかった。 買い物かごを下げて道をゆく老婆が、風に吹かれて夕日にかかる雲が、退屈そうに欠伸をする野良猫が―― 男はずるり、と異常に長いマフラーを手繰り寄せる。 ずるり、ずるりとマフラーは彼の顔を覆い、瞬く間に男の身体は繭のようにマフラーで雁字搦めになる。 すると、がちゃり、という音がして、アパートの扉が開いた。 男は震えながら、マフラーの隙間を指でこじ開け、玄関口の方を窺う。 そこに立っていたのは、赤いロングヘアーを三つ編みにまとめた美女だった。 黒いコートを着たその美女は、ふう、とため息をつき、靴を脱ぎ始める。 それを見た男は身動ぎをし、膝を痣ができるほどさらに強く抱え込み、目を眼球ごと押しつぶすような勢いで閉じた。 「ただいま、バーサーカー。今日はネギとニンジンが安かったので買ってきたよ。鍋にするから、一緒に食べよう」 赤髪の女性は平然と団子のようなマフラーの塊に近づき、先程『バーサーカー』と呼ばれた男の入ったマフラーを指先で突く。 すると、そのバーサーカーは蚊の鳴くような声で何かを呟いた。返答だろうか。 女性はマフラーに耳を近づける。 「……そ、そんなこと言って、お、俺を食べる気か!? おっ、お前の手口は分かってるんだ!! かつて魔武器を喰った俺を喰うことで、お前も鬼神になる気なんだろ!!!!」 男は突如身体を包んでいたマフラーを破き、狂気と猜疑心の入り混じった殆ど悲鳴のような声でそう絶叫した。 「いや、食べないよ? お野菜切らないといけないから、バーサーカーも手伝って下さい」 女性はバーサーカーの様子に特段の感情を見せるでもなく、台所で手を洗い始める。 「うぅ……何でお前は狂気に染まらないんだよぉ……」 男はそう言うと、再び膝を抱え、マフラーを手繰り寄せ始めた。 男の名は『阿修羅』という。 いや、阿修羅は正確な名ではない。 正しく彼という存在を言い表すのであれば、こう言うのが一番だろう。 『鬼神 阿修羅』。 鬼神とは、己の弱さに負け、本来であれば禁忌とされる『善人の魂』を乱獲、その身に取り込んだもののことである。 弱いものは強さを欲する。力への渇望は、狂気へと変貌し、狂気は他の全てを否定しつつ伝染していく。 阿修羅は、世界で初めてその『鬼神』となった存在である。 異常な猜疑心と恐怖心から、この世の全てを信じず、恐怖し、そして他者をも自身の狂気へと塗りつぶしてきた。 だが、この女は―――― 阿修羅が異界東京都へと招かれ、初めて会ったのが、この『マキマ』という女であった。 彼女は、誰が見ても異様な風体の阿修羅へと臆すことなく近づき、あまつさえ友好関係を結ぼうとしていた。 ああ、怖い。 阿修羅には訳が分からない。 時間が経って、阿修羅の狂気が伝染し、恐怖心を喪失したのなら分かる。 吹き上がる恐怖心を抑え、無理やり平常心を保とうとしているのなら分かる。 しかしこの女はどうやら、本心から臆さず、疑わず、染まらず、ただひたすらに阿修羅を自身のサーヴァントとして扱っているようであった。 阿修羅は震える。 目の前で、鼻歌を歌いながらネギを切るマスターの心情が分からない。 やはりサーヴァントである自身を逆に喰い、『鬼神』になろうとしているのか……? 理解できないならば―― 理解できないならば、いっそこの世界から消してしまえばいいのでは……? 阿修羅の腹中にふっと思案の火が灯る。 今ならマキマは料理にかかりきりで台所の方を向いている。 彼女が魔術師としてどのような力を持っているかは不明だが、令呪を使わせる暇もなく首を落とすことなど容易い。 阿修羅は熱に浮かされたかのように、コンロに鍋をかけている彼女の首へと伸びる手を抑えることができなかった。 「ダメだよ」 残りコンマ1秒でマキマのうなじに手が触れるか触れないか、というところで阿修羅の手が止まる。 見ると、マキマが包丁を手にこちらを向いて微笑んでいた。 「ダメ。分かった? 返事は『はい』か『ワン』だけ」 それだけ言うと、マキマはまたくるりと振り返り、楽しげに野菜を切り始めていた。 ああ、本当に―――― 阿修羅は何も言わず、もとい何も言えず、そのままきびすを返すと再び部屋の隅で体育座りをし、またブツブツと取り留めのないことを呟き始めた。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 鬼神 阿修羅@SOUL EATER 【ステータス】 筋力:C+ 耐久:B+ 敏捷:A++ 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A++ 【属性】 混沌・狂 【クラススキル】 狂化:EX 筋力と幸運を除くパラメーターを2ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 規律を否定し、ありとあらゆるものに怯える狂気の化身。 【保有スキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは難しい。 精神汚染:EX 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。 また、長時間バーサーカーと接していた対象は、確率でEランク相当の精神汚染スキルを獲得する。 対英雄:C 英雄を相手にした際、そのパラメーターを1ランクダウンさせる。 ただし、反英雄には効果がない。 【宝具】 『魂喰い(ソウル・イーター)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:∞ 善悪問わず魂を乱獲する、力への渇望へと負けた者の力の在り方が宝具へと昇華されたもの。 レンジ内に存在する全ての魂を持つ存在に対して魂喰いを行う。 サーヴァント及び契約済みのマスター、そして彼らと深い繋がりを持つものでなければその魂は吸収され、バーサーカーの糧となる。 また、発動範囲を意図的に抑えることによって、魂の選別を行うことも可能。 【weapon】 体内に仕込んだ金剛杵。 宝具による魂喰いによって段階的に強化される。 【人物背景】 世界で最も初めに生まれた『鬼神』。細面とも言える普通の男性だが、髪に目の模様があり、第三の眼が額に開いている。 元は猜疑心の塊のような人間であり、パートナーの魔武器ですら信じられなかった。 死の恐怖から逃れるために武器に善人の魂を食べさせ、さらに武器すら食べてしまった結果、鬼神となった。 猜疑心のため、何十枚と重ね着をしているが、それは精神の安定のためであるとのこと。 顔に巻かれたマフラーをはじめとして、眼があしらわれていることが多い。 素顔だと普通の冷静な口調なのだが、隠すと極端にハイになる。 また魂を喰らう時はおぞましくも歯をむき出しにし、顔の造形が簡単に変わる。 【サーヴァントとしての願い】 恐怖から逃れたい。 【マスター】 マキマ@チェンソーマン 【マスターとしての願い】 ??? 【能力・技能】 支配の悪魔としての権能。以下の4点が確認されている。 なお、一番上の圧殺能力については、サーヴァントやマスターには効かないようである。 条件付きで対象を圧殺 不死性 指鉄砲で物を抉る 下等生物を操る 【人物背景】 公安退魔特異4課のリーダー。 内閣官房長官直属のデビルハンター。 狂気の否定者にして、世界平和を目指す女性。 【方針】 不明。少なくとも前奏段階が終わるまでは目立つことはしないようだ。
https://w.atwiki.jp/blessunleashedjpwiki/pages/29.html
バーサーカーは穏やかな巨人ですが、敵の前では残忍で野蛮にもなれる戦士です。広範囲にわたる攻撃を繰り出し、多くのモンスターに囲まれてもたやすく蹴散らすことができます。戦場での彼らは恐怖をものともせず、その大きな両手武器を振るい敵陣に正面から突入します。ナイトスフィアの森は、圧倒的な数のループスに侵略され、シャドウスポーンが後退していきました。いくつかの記録では、彼らはその戦いで生まれた影と同じくらい多くの人間を殺したことが示唆されています。「ニグラ・トゥリス」以降、ループスはその怒りを募らせ、戦争の責任をバーサーカーに負わせる事はなくなりました。今ループス族のバーサーカーは監視者や戦士としていたるところを巡り、彼らの家を他の種族の侵略から守っています。 戦闘スタイル 近接 主な装備 斧 種族 ループス ▲ バーサーカーの戦闘シーン
https://w.atwiki.jp/anchorwars/pages/24.html
|ヽ. /〉. | '.ヽ. / /'7 | '. ヽ. / / /ァ. | '. ヽ ,_ /7! / / // | ',. ∨ ;ハ/ / |/ / // _ ハト、 r1i _ |'/ / / / ヽ /_// _, v'| \ヾ=t/i| |',厶{_/┐ 'ヽ∠ィ'´丿-==ニニ,r―'-;ト, .// ;ハ└;ァ jj `!├―く イー′ ,イ__,rt 欠1 」 {. |i i;ィjyi}, 厂 ̄ ,ィヘ、 {j冖ト、广゙ `ト、j^iVイシ',厶 ,/}--∠_,ノーヘ、 〈/ レ^/仁ノレク;く;rュハr‐く__}_ノ`iヽ.\ | / _|、. イハユ }、\ トイ´ r‐1| \\ ,L!く √}く メ´ \, イr レ'/ \\ /¬/ | Y |i\ くーV_jノ \〉 トrく. /i i ,'八 \ニミKヘ._\ { じヘズハヽ'/ \_|ヽ√ヾト弋i_\ `}" }之ト、 \ーtベ. { i゙トベ._\ / ブ ̄ ̄´ \ー;ヘヾト、_ ̄ {/ ヾrく.i, 〉-j_,> Y'7^V´\ {/ ⌒ヽ}【CLASS】バーサーカー 【真名】シグムンド 【属性】混沌・狂 【ステータス】筋力 A 魔力 D 耐久 A 幸運 D 敏捷 A 宝具 A++ 7 / / / / .// ノヽ ./ {/ / -‐/ ∨_! / ./ . ./´ " 、_j__j_ / __ / ./ ′ /\ {ニニ 、`ヾ、>、 . / / , \ {_ィ-、 ハ 〉 ヽ/ / ‘ \ r=、_ >-< _r=、. 〈 ‘, { ̄ ¨ ‐- _ i /i!/i! 0 ∨ ∨ 0 !i `ヽ. / / > ´ ! 〈_/´∨/¨¨∨___∨¨¨∨/ / / ´ ∨ 、{r疾_/r=ヾ| . . |、\_,.イ}_/_.{ / 、_ ∨_ ミメ、 W/≧/ _| . .i | 7__/ _ -" ∨{`¨¨´ 7 <¨¨´ 〈r<_ | . . |< >、/ _.._/_ノ_ く r==、r‐| . .i |マムー一´ ̄ i /-<_アー─ \ ト、 ..人 ! . . ! マム ∨ゝ`ヽ ノ`ヽー‐{ /\_/ 〉〉 〉゙ | . .i | マム .∨マ¨¨ ハー{ / 〈/rク ./¨゙ | . . |‘,マj ./\マ .ノ ノ/ {i> ヘ___| . .i |\ .ト / .ゝ- "¨¨i/ /f、 . 人_| . . |≦、〉 、 / l />ヘ __ノ .! . .i ! ゚' \ 。 '゚ /i . | . . | \} / / il . | . .i |、____ |゚' 。 / _/ i! . | . . | 、`ヽj \ 。゚ ´ ̄ | ./| . .i | \ \ / | / .| . . |、 \ ∧━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【クラス別スキル】・狂化:B 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【固有スキル】・抗毒:A++ 毒を無効化する体質。 どんな毒であろうとも彼女を害する事は出来ない。・予知:- 魔術系統の一種。 ただし現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。・神々の加護:- 守護女神の加護。傷を負う事がなくなる。 生前オーディンに剣を折られた事により、このスキルは機能していない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ l| ∧ヽ /7ヽ / / .fl| ∧ ヽ /./ .lヽ / / |l| /'ハ 'ハ / ,' l..| /. / |lト、 /,' ハ | / ' /〉 | ノルヘ __/ ヾミ_`ヽ / { /! '. ノ / ,' // .l//'´.ハ , < / .∧ `ヾrヘ./ ./ .|、∧/ ,' 〈/ / /__ .| , < / .| \ j| i゙ 厶イ''マ二>‐、/ / .>‐ト、―<_,, --―===='゙ ,-、 |  ̄ト、l/_ノ| ,-リ ./ / /ー-、ィ'´ ̄ ̄三二ニ=‐- _ / /..0| ,ハ. ヽ|`フ/| Ⅳ ,' ,' 人_/ヽ ̄二ニ===―-- _ ニ=‐-'、_ ヽ.__| __ ./ 〉 /|坏kル/ {_,ヘ/⌒ヽ. /、 ̄\_ ./ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ rセ不ミヽl゙,辷__`ニ=-、/ /^ヽ |、 |l |ン^Y7_/ /⌒ヽ/^ーx/ \/ヘ/ ,ィ'^\ {三ヲl l| ,' ./ ̄'7、ヘ_,xく /l、 | l从_ri〈〈辷,,/\ /{_{ソト、 / ./ ( \ ___{二Z__ル / / }Tヽ/゙ヾ. /7ヽトミ彡|弋フ マニヽ‐-、 `ト、 〈 /ゝ、 ハ | | ∨ |/\ノ、 ./ /( )ハ_/iン' .Vハ. |!. '. -、〉 ̄ ∧ーt|`ヾ、 / ` ー-zヘ ∨ト、 .∧ト、 `Yー'ヽ、__ノ`\ Vヘ、/|l. '. Vヘ j〉 .j\ .ヘ./ .∧ | ̄l| ` 、___ ニ== ┘ Vヘ ,ィスヽ.l_/`‐゙ __.イ〉 \  ̄匸ヽ、 .| | ||  ̄ .//l| | .r'´ ̄| r、 `ト、_, '´/ `ヾミiー-、| | || ., ' , 'ヘノl| | i ノ \リ∧ /-、_| ,ィ `| | || / /__/ l.| | .i-―イ、 ノ、 ∧',...{_ノーj゙ ァ、x| | ||  ̄/ /|.| | .i ノミrセ彡' ヘノ∧厶,ノ / /./ | || / /∧!__j|_ i-―イ |ヘ. ヘ ∠二ムイ | || .| __/,/ | |'. ! __人..| ヘ. ヘ | | || .|//^ヽ | | Vi ̄ `i.ヽト、 ヽ. .〉 .| | || / /^ヽ/ .| | V! ,|_ノ \|l\ノヽ |【宝具】<担い手すら焼く太陽の剣(バルンストック)> ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 オーディンが大樹バルンストックに突き刺した神造兵装。後の魔剣グラムである。 その存在が剣に選ばれたシグムンドをも不幸に突き落とした、まさしく担い手すら焼きつくす災厄の剣。 その刀身は常に白熱し、眩い光と熱を放出し続けている。 真の力を解放して振りぬけば、太陽光の一撃があらゆる物を焼き尽くす。 さらに、その場に突き立てる事によって、そこを基点に周囲を焼き払う事も可能。 その場合、火力や射程は通常より劣ってしまうものの、燃費に優れ攻撃対象を識別することが出来る。 また、この宝具は魔力炉を持ち、魔力炉は太陽光によって魔力の補充が可能である。 この魔力炉の魔力は宝具を振るう際のみ使用する事ができる。
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/81.html
水瀬伊織&バーサーカー ◆KQwctnrg6E やあ諸君! 長らくお待たせした! ……え、待ってなどいない? ていうかお前誰? はっはっは、面白い冗談だね。 しかし私は英雄! 求められる限りは何度でも名乗ろう。 あるときは新聞記者に身をやつし、一度事件が起きれば赤いバンダナをたなびかせ飛んでゆく。 スプレンディド! 英雄スプレンディド、それが私だ! 今日は聖杯戦争などという大事件に巻き込まれてしまったようだ。 しかし私はいかなる時もヒーロー! 事件とあらばそれを解決し人を助けるのが我が使命! くわえてサーヴァントとして召喚された私は、守護すべきマスターもいる。 寝ぼけている暇など全くないな! さあヒーロースプレンディドの英雄戦記をとくとご覧あれ! ◇ ◇ ◇ 「……ドッキリだったら考えた奴ぶっ飛ばしてやるわ……」 水瀬伊織はひどく困惑していた。 偽りの世界についてはいい。良くはないけど、現実として自分の中では整理がついた。 聖杯戦争もいい。いや、これも良くはないけど「知識」として自分の中では把握は終わっている。 最大の問題はこの、自らの召使(サーヴァント)である水色のモモンガであった。 まず悪いことに彼がバーサーカー、狂戦士のクラスであること。己の狂気のままに暴走する、ある意味最悪の手札であった。 はじめに会話が成立した時こそ安心しかけたものの、彼が己の正義に狂ってまともな意思疎通が不可能っぽいと知ってまず伊織は嘆いた。 そして彼の力をある程度把握した所で、彼を狂気のままに放っておいたら大惨事を迎える事も目下の悩みのタネだった。 「何が悲しくてこの伊織ちゃんが、喋るアバレモモンガの世話なんかしなきゃならないのよ! こんなの、戦争どころじゃないじゃない!」 伊織に積極的に殺しを承諾の上で聖杯戦争に臨む意志こそなかったものの、既にその儚い良心はバーサーカーを引いた時点で踏みにじられたも同然だった。 よりにもよって正義を為すヒーローを名乗ってる奴こそがバーサーカーであったことが痛烈な皮肉になっていて、余計不快である。 「HAHAHA、イオリ。何をそんなに色めきだっているんだい? 君はアイドルなんだろう、小じわが出来てしまうよ」 「余計なお世話よ! 誰のせいだと思ってんのよ! っていうか普通にくつろいでるんじゃないわよ! 大体何よそのメガネ! スーパーマンか!」 「YES! 私は知っての通りのスーパーマン、そしてスーパーヒーロースプレンディドさ!」 苛立ちのままにツッコミ返すも当然会話にはならなかった。 こんな事だったら会話すら出来ないバーサーカーの方が幾許かマシだったと心から痛感していた。 今だってなお、聖杯戦争の事とかこの世界にもある765プロの事だとか、そこにいる友人やプロデューサーの事だとか、彼らが偽物らしい事だとか。 考える事や不安な事は山積みだというのにそれに加えてこの狂英雄である。 「それでイオリは何をしているんだい? 戦争はもう始まっているのだろう。早くヒーロー活動を始めたいんだが」 「私はヒーローの付き人じゃないのよ! というかこっちだって何したらいいかわかんないってのにああもう……」 伊織はもはや奴との会話を打ち切る事に決めた。 バーサーカーは残念そうにこそしているが、機嫌を損ねて暴れる訳ではないのが勿怪の幸いである。 狂っていてもそこは自称ヒーロー、というのがギリギリのラインでプラスになっているらしい。 しかし沈黙した伊織は結局のところ、聖杯戦争に対するスタンスを決められなかった。 願いの叶う願望機と言われても、それを巡った戦争と言っても、あくまでそれまではただの少女だったのだ。 「……とりあえず、やよいたちに合ってみようかしら……もしかしたらあっちも記憶を取り戻せるかもしれないし……」 仮に偽物だったとしても、彼らは伊織の友人で、仲間で、同僚である。実は本物である可能性だってある。 どちらであったとしても、伊織にとり大切な存在であることに変わりはなかった。 そして伊織は額を抑える。背後ではバーサーカーが、どこから取り出したのかハンモックを張って楽しそうに揺れているのだった。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 スプレンディド@Happy Tree Friends 【パラメーター】 筋力A 耐久B 敏俊A 魔力B 幸運E 宝具A 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 狂化:EX パラメータをランクアップさせるが、理性の大半を失われる。 狂化を受けてもスプレンディドは会話をする事は出来るが、 思考が独善的な正義感と英雄観で締められているため実質的に意思疎通は不可能である。 【保有スキル】 戦闘続行:A 往生際が悪い。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 元の世界において、耐久力の無い住民たちの中で群を抜いた生物離れの耐久力を誇る。 勇猛:A 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 自身を英雄として定義しているが故の勇猛であり、他者から見れば「蛮勇」に等しい。 変装:C 変装の技術。 Cランクなら、人間であれば親しい者でも騙し通せるレベルで変装できる。 ヒーローとは普段、正体を隠すため変装するもの……らしい。 飛行:A 飛行能力。空を高速かつ自由自在に飛行することが可能。 ただし彼のトラブル体質のため、誰かと一緒に飛ぶと事故る可能性が非常に高い。 【宝具】 『絶対正義の英雄戦記』(スプレンディッド・サガ) ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 #65374;50 最大補足人数:1 #65374;10 バーサーカーの英雄としての実力を開放する宝具。 空を自由自在に高速で飛び、目からレーザーを出して、大声は人間なら容易く粉砕する。 岩を軽々持ち上げるような怪力は勿論のこと、強靭な肉体を誇り並の攻撃では膝をつけることすら至難となる。 これらの能力はバーサーカーが「ヒーロー」としての行いに調子に乗っているほど性能が上昇する。 つまり気分次第の宝具であり、燃費が軽く開放が容易い代償として安定性に疑問がある能力である。 それでも彼がヒーローとして満足していれば、その膨大な魔力と強大な力はまさしく一騎当千のものである。 『封勇の種』(クリプト・ナッツ) ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 #65374;10 最大補足人数:30人 箱に封じられた光る種。 バーサーカーの弱点であり、この光に当たると嘔吐を繰り返すようになってしまい機能を封じられる。 その性質から宝具としてのこのアイテムは、「英雄」の性質を持つ者に対して反応。上記の効能をもたらす。 ただし自身の弱点であるため、バーサーカーはこれを厳重に手元に保管し存在を隠している。 【weapon】 己の拳 【人物背景】 豆腐ボディな住民たちのなかで、唯一強靭無敵な肉体を持つ正義のヒーロー。 ……なのだが、ありあまる力のせいでヒーロー活動を行おうとしてみんなを死なせたりとロクに役に立たない。 どころかうっかり殺した事に気づけば証拠隠滅を働き、正体を知った一般人は殺そうとし、 都合の悪い事が起こると助けを求める声を無視するなどかなり性格に問題がある。 【サーヴァントとしての願い】 ヒーローとして大活躍 【マスター】 水瀬伊織@アイドルマスター 【マスターとしての願い】 決めかねている。とりあえず聖杯戦争から開放されたい。 【能力・技能】 特になし 【人物背景】 水瀬財閥のお嬢様にして765プロダクションのアイドルユニット「竜宮小町」のメンバー。 外面は良いが本性はわがままで高飛車。しかし根は優しく、仲間思いで面倒見がよい典型的なツンデレ。 勝ち気な性格が加わって、なんだかだで個性的なメンツに囲まれると常識人の一面が目立つ。 【方針】 やよいや765プロのメンバーに会いに行きたい。バーサーカーを何とかしたい。
https://w.atwiki.jp/city_blues/pages/84.html
「ぐぅ、き、貴様……よくも私を……!」 貫手で胸を抉られた中年の男が血に呻きながら怨嗟の声をあげる。 常人ならば致命傷であるはずの攻撃を受けてなお光を失わない目は、憎悪を込めて下手人を睨め上げていた。 それは深夜の繁華街。未だ人の気配が溢れる表通りから外れた路地裏、およそ一般の目が届かない澱みの一角でのこと。 いくつかの影があった。倒れ伏した女の影、それに寄り添うように倒れる子供の影、腕を振り上げ仁王立ちになる異形の男の影、それに貫かれる法衣姿の男の影。 さて、この状況を端的に説明するならば、「家路に着こうとしていた親子を襲った法衣の男を、更に異形の男が襲った」という構図になる。法衣の男は親子を襲う直前に名誉の犠牲がどうとか言ってたから、恐らくは魂喰いでもしようとしていたのか……まあそれはどうでもいい。 文字だけで見るならばさながらヒーロー活劇のようにも思えるが―――しかし、二人の男の顔を見ればそんなことは言えないだろう。 「ここで私を殺せど……すぐに私のサーヴァントが貴様を殺す……! やれ、アーチャー……! 今すぐこやつを……」 「あー、生憎だがそいつはできない相談らしいぜ?」 何故なら―――異形の男は嗤っている。 へらへらと、けらけらと、血と悪徳が支配する地獄の只中で血潮に塗れながら口元を弦月の形に歪めている。 笑っている。嗤っているのだ。そんなものかと見下して、弱い弱いと嘲るように。 そんな異形の男の背後に、もう一つの影が舞い降りる。それは未だ幼い少年のようで、この異形と比するまでもない存在のようにも見えたが…… 「ひ……ま、まさか……そんな、私のアーチャーが……こんな子供に……」 「負けたってことだろうな。まあ手前にゃ勿体ない男ではあったが、こんなペテン野郎にこき使われるくらいなら死んだほうがマシだろ。なあ、バーサーカー?」 喜悦の笑みのまま背後へ振り返り、少年の影に問いかける。返答はない、しかしそんなこと百も承知か、男は満足そうにまた嗤った。 子供―――確かにバーサーカーは20にもなっていないような線の細い少年の姿をしていた。対する法衣の男に付き従っていたアーチャーは鋼と形容できるほどの巨漢、常識的に考えるならばそもそも勝負にならないだろう。 しかしそんな常識はサーヴァントには通用しない。ここは魔が跋扈する死の都。異界の法則が働くこの場において、見た目の優劣が何になるだろうか。 そも、見た目がどうこういうならば見よ、バーサーカーの相貌を。かつて黒かっただろう髪は悲憤により脱色し、憤激に狂乱する瞳は血涙に噎び泣き、ただ憎悪のままに殺すという唯一の感情を除いて全てを投げ捨てた姿はまさしく狂戦士。 体格よりも技術よりも、まず想念の強さが勝負を決定づけるとするならば。この少年を上回る存在など、三千世界を見渡してもそうはいまい。 「ひ、うぅ……わ、私は敬虔なる神の使徒、メシア教の大司教なるぞ……! この私に手を出せばどうなるか、貴様よもや―――!?」 命乞いにも似た脅迫の言葉はそこで終わりを告げた。 貫く男の腕から発生した業火は瞬時に法衣の男を包み込み、灰も残さずこの世から消失せしめた。末期の言葉もなく、何をこの世に残すでもなく法衣の男は聖杯戦争という舞台から退場したのだ。 異形の男―――ヒメネスは返り血さえも蒸発させたはずの腕を、しかし汚いものでも触ったかのように何度か宙に振る。それからバーサーカーに再度振り返り、ただこう言った。 「ったく、糞のせいで余計な手間喰っちまったか。行くぞバーサーカー、早いとこ他のマスターやらサーヴァントやらをぶっ殺してやらねえとな」 ヒメネスはそれだけを言って、倒れ伏す親子になど頓着せず歩き出す。バーサーカーもそれに続き、哀れな犠牲者には目もくれない。 補足しておくと、このヒメネスという男は義侠心で親子を救ったわけでは断じてない。 彼が掲げる信条は弱肉強食。強きが弱きから奪い取り、死んだらテメエで落とし前。なんとも野蛮で醜悪で、それ故に原初の輝きに満ちた思想。 だからこそ、あの似非宗教家が道行く親子に暴力を振るい命やその他を奪い取ろうが、ヒメネスはなんら義憤を抱かない。強者が自由に生きた結果として弱者が被害を蒙ろうが、それは世界のあるべき当然の姿だと本気で考えているからだ。 この場においてヒメネスが似非宗教家に喧嘩を売った理由。それは、単にこいつのことが気に入らなかっただけだ。 筋道だとか良心だとか、そんなものはヒメネスには存在しない。強者(自分)が自由にした結果弱者(ペテン師)がどうなろうと知ったことではないのだから。 「聖杯なんざくだらねえ。クソッタレの天使が絡んでいるならぶっ潰す。聖杯なんざなくてもオレにはメム・アレフがいるんだからな。 ああ、それとついでに救ってやんなきゃならねえよなぁ。間違って人間なんかに生まれちまった連中をよ」 故にヒメネスは止まらない。聖杯にかける願いも、人としての義侠も、守るべき信念もない彼は、故にこそ理由もなく他者を殺し食い物にしながら蹂躙劇を続けていく。 そこに躊躇など一片もありはしない。弱肉強食という単純明快な真理のもと、いつか自分が更なる強者に敗れる日まで停止することなどありえない。 豪放に笑うヒメネスの後ろで、バーサーカーは鉄のような無表情のままについていく。その心は狂っているが、しかし激烈なまでの信条を胸に秘めて。 力に狂う悪魔の男と、復讐に狂う嘆きの少年。傍から見れば同じ二人も、しかし蓋を開けてみればその性質は真逆もいいところだ。 しかし彼らは頓着しない。ヒメネスは力さえあればそれで良しと笑い、バーサーカーはただ殺すだけだ。 義も理もない子供じみた戦場に彼らは共に舞い踊る。それは比喩でもなんでもなく、血に塗れた悪鬼の行軍だった。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 比何ソウマ@トラウマイスタ 【ステータス】 筋力A+ 耐久C 敏捷A+ 魔力C 幸運D 宝具B 【属性】 中立・狂 【クラススキル】 狂化:D 筋力と敏捷をランクアップさせるが、言語能力が不自由になり複雑な思考ができなくなる。 【保有スキル】 戦闘続行:A 往生際が悪い。 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 精神汚染:D このスキルは狂化と重複する。 殺意により精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を高確率でシャットアウトする。 ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。 蛮勇:B+ 無謀な勇気。同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。 現状のバーサーカーは完全に殺意に狂っており、既にその身は英雄から堕している。絶対的恐怖を乗り越え勇気の剣を手にした少年の姿はどこにもない。 下記スキル「復讐への憤怒」が発動した場合において+の補正を与える。 復讐への憤怒:A 復讐にかける殺意が昇華したスキル。復讐対象と相対した際、バーサーカーの全ステータスに+補正を与える。 バーサーカーの場合は特定人物がそれに当たるが、狂化により全く関係ない赤の他人であっても復讐対象と誤認する場合がある。 誤認する条件としては、意図した殺人・傷害、もしくは略奪行為を行った場面を目撃すること。他者を虐げる行いを目にしたバーサーカーはその相手を復讐対象と誤認し、何よりも優先して殺害しようする。 その対象には無論自分のマスターも含まれるが、復讐対象であると誤認した相手に対する殺人行為等は黙認される。 【宝具】 『真実の自己・接触嚥下(アートマン・ゲルニカ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:10 人の心の奥に潜むトラウマが具現化した存在。反魂香と呼ばれる線香型の礼装を使用することにより実体を得る。 バーサーカーのアートマンはゲルニカと呼ばれ、鳥類の頭と羽を持った黒い鬼の姿をしている。呑み込んだ物質を原子分解し再配列することで砲弾として撃ち出す固有能力を持つ他、格闘による攻撃やバーサーカーを背に乗せての飛行などが可能。 本来ゲルニカには固有の人格が存在するが、狂化の影響によりゲルニカの思考能力もDランク相当で剥奪されている。 【weapon】 勇気の剣 バーサーカーが手にする長剣。勇気の心の具現であるため物質の縛りに囚われることなく非常に頑強。 しかしその刀身は半ばから罅割れ砕けている。 反魂香 宝具の発動に必要な線香。一度の使用につき10分の時間制限があるが、30分経てば再使用が可能となる。 【人物背景】 復讐に全てを捨てた少年。 【サーヴァントとしての願い】 ダヴィンチを殺す 【マスター】 覚醒人ヒメネス@真・女神転生 STRANGE JOURNEY 【マスターとしての願い】 悪魔が神々に立ち戻り、人類が輝きを取り戻す新世界の創造。 【weapon】 悪魔の肉体。 【能力・技能】 半悪魔であるため非常に強靭な肉体を持つ。そのため人間では生存できない環境にも適応可能。 戦闘では主に肉弾戦を取るが、地獄の業火やダークマターによる魔力攻撃も得意とする。 【人物背景】 20代のヒスパニック系男性。元は某大国で兵曹長として従軍していたが、多額の報酬に惹かれシュバルツバース調査隊に志願した。 斜に構えた性格で協調性に乏しいが、弱った悪魔バガブーを助けたり、自分を助けた主人公とそれなりに仲良くしたりと独自の矜持も持ち合わせる。 とある一件から仲魔であったバガブーと悪魔合体し半悪魔となる。悪魔となって以降は人間の頃に持っていた弱肉強食の思想が更に極端になり、人間的な感情こそ持ち合わせるものの大分悪魔っぽい性格となった。 【方針】 聖杯などという如何にも天使どもが関わってそうなのが気に入らないのでぶっ壊す。それを手に入れようとしている連中も殺す。つまり基本的には皆殺し。 ただし中には悪魔になるに足る奴やタダノのように気に入る奴もいるかもしれないし、そこらへんは臨機応変に。あと弱い奴は相手にしない。