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第1話「青い音速のハリネズミ!」 「へっ!そんな攻撃に当たるかよ!!!」 ソニックが走りながらロボットの軍隊に叫ぶ。 ロボットの軍隊からはなだれのように銃弾が放たれるが、一発としてソニックに当たることはなかった。 そしてリロード体制に入ったロボットはソニックのホーミングアタックの餌食になった。 爆発が他のロボットを巻き込み、他の爆発が起こる。 そうしてひとつのロボットの軍隊は完全に無力化された。 ここはエッグマンの基地。というか要塞だ。 壁からはいくつものマシンガンが突き出し、装甲車や戦車が取り巻いている基地はもはや要塞と呼んでもいいだろう。 なぜ、そんな基地にソニックが乗り込んでいるかというと、最近エッグマンのイタズラ(?)が多くなってきているのだ。 「ここにエッグマン帝国を築く!!」とか「エッグマンランドを建設する!!」などの無茶を実現させようとしてくる。 しかも、それを1週間に3回くらいやってきているので非常に面倒だ。 ナックルズ曰く、 「アイツは1回ぶっ殺したほうがいいんじゃねえか」 と言うほどだ。 ソニックとしては退屈をしないですむのだが。 そんなわけで今、エッグマンの基地をつぶしに行くのは大体6回目くらいだ。 なので、ソニックは今エッグマンを懲らしめに基地で戦っているのだ。 ソニックは大胆ながらも的確な動きで銃弾を避けつつロボットを粉砕する。 そこに―――― 「ソニック!ワシがじきじきに倒してやる!!」 巨大なロボットに乗ったエッグマンが出てくる。 そして腕のバルカン砲をソニックに向かって打ち出す。 ソニックは笑いながらそれを紙一重で全て回避する。 その勢いに乗って壁を走るが、 「小賢しい!」 とエッグマンがさけび、アームの部分から誘導ミサイルを打ち出す。 ソニックは一瞬驚いたような表情を見せたが、すぐに楽しそうな顔に変わりミサイルを避ける。 そしてそのまま基地の中へと逃げ込む。 だが、 「なめるなぁっ!」 さっきまでバルカン砲だったアームが手の形に変わり、ソニックを追っていく。 ソニックはミサイルの爆風でまわりがみえず、手が近くに来るまで気づかなかった。 「うおわっ、うわぁ~~~っ!!!」 ソニックは体をつかまれ強制的にさっきの場所に連れ戻される。 手がエッグマンのロボットとつながったとき、エッグマンがいやらしい笑みをソニックに見せた。 ソニックがそれに応えたのかどうかは知らないが、一瞬ソニックが不適に笑う。 そして何かに集中するかのように目を閉じる。 ソニックの周りにまばゆい光が生まれると同時に7つのきれいな石がソニックを囲む。 「まさかっ!!」 その石とソニックが集中し始めた意味を悟ったエッグマンだったが 気づくのが遅すぎた。 「ハァァァァァァァッ!!!」 エッグマンのロボットの腕が吹き飛ぶ。 そして、そこからは金色のソニックがいた。 スーパーソニック。 体の色は鮮やかなブルーからまばゆい金に変化し 瞳は淡いグリーンから燃えるような赤い瞳になる。 スーパーソニックはエッグマンを見て笑った後、猛スピードで突っ込む。 さっきまでのソニックとは比べ物にならない速さで。 「まずい!!」 エッグマンはコックピットを射出し、基地の中へと逃げ出す。 そして遠隔操作で基地に続く隔壁を下ろすが、そんなものはスーパーソニックの前には何の意味もなかった。 スーパーソニックは隔壁を全て打ち破り、エッグマンの元へたどり着く。 「ソニック、許してくれ!頼む!わしが悪かった。」 いまさらのような命乞いを冷たい目で見下すソニック。 そんなエッグマンにお灸をすえてやろうと力を使ってメインコンピュータを全て破壊する。 「ああっ!」 メインコンピュータを爆破したので全ての機能が停止する。 機能が停止、ということは火災の鎮火なども全て停止するということだ。 ソニックたちのいる部屋にも警告音が鳴り響く。 「ケイコク!!ケイコク!!ソウインタイヒセヨ!!」 エッグマンはあせって脱出ポッドに飛び込む。 だが、あせっていたのはソニックも同様であった。 「なんだ!?くっ…力が…抑えられない!?」 さっき使った力が突然暴発を始めた。 その力はどんどん膨れ上がり、ソニックが苦しみだす。 「うあああああああああああああああっっ!!!!!!」 基地一体に白い光が差し込む。 それは爆発でもただのライトでもない。 カオスコントロールだった。 その光に巻き込まれたものは空間を移動してしまう。 そして大きな力を使ったソニックの意識はそこで途絶えていた。 気づいたら、どこかの道路に寝ていた。 「ここは…?」 ソニックは立ち上がり、周りを見渡すが知っている景色はどこにもない。 と、そこに金髪の美女が空から舞い降りてきた。 ソニックの姿に驚きながらもたずねてくる。 「あの…失礼ですけど…お名前はなんていうんですか?」 ソニックはその女性に笑顔で答えた。 「オレの名はソニック。ソニック・ザ・ヘッジホッグさ!」 こうして、ソニックの新たな物語が幕を開くのだった。 ~おまけ~ 「なあ、ソニック。『リリカルなのは』はバトルがメインなんじゃよな?」 「ああ。」 「正直、難しくないか?」 「………つっこむな!!」 レースゲームを無理やりバトルに持っていくのは難しいです・・・はい。
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仮面ライダーリリカル電王sts第八話 「白き魔王と紫の狂人」 ここは機動6課訓練用フィールド。普段は前線フォワード部隊の訓練に使われるスペース。しかし、今はその場を闘気、いや殺気が支配していた。 放つは中央にたたずむ一組の男女。 片や、エースオブエースと呼ばれし管理局最強の魔導師、白き魔王高町なのは。 片や、狂わんばかりの殺気に包まれし時を駆ける仮面の戦士。紫の狂人、仮面ライダー電王Gunform。 見守りし者は皆、動かない。いや、動けない。それほどの殺気に包まれていた。 もはや、この場に言葉は不用。始まるは全力全開の真剣勝負。 先に仕掛けたのは電王の方であった。デンガッシャーから連続して放たれるエネルギー弾。それは狙いなどつけていない乱射であった。 しかし乱射は時に効果的である。それは、空中軌道の制限。だが、なのはには通用しなかった。 片手を上げると障壁で全て受け止めたのだ。 「へぇ、やるじゃん」 「でも、これからだから。お話、聞いてもらうよ」 「じゃあさ、これならどお?」 電王がそう言った瞬間その周囲に六発ほどの魔力弾が現れたのだ。その魔力弾を見た時、なのはは少し驚いた。それは、よく知る者の魔法。 「これって…」 「そうさ、これはティアナお姉ちゃんの魔法!いくよ、クロスファイヤァーシュート!」 放たれる魔力弾。そろはもの凄い誘導弾。なのははその凄さを知っている。 だからこそ正面から受けるのだ。なのはの周りに十発ほどの魔力弾が現れる。 「アクセルシューター、シュート!」 二色の誘導弾は互いを撃ち落とし、残った物も次々と撃ち落とされた。 爆煙で視界が封じられるが、煙が晴れるとこちらに銃口を向ける電王。 収束する魔力。放たれる魔法。 「ファントムゥ、ブレイザァー!」 「グッ、まだ!」 避けるなのは、追う電王。お互いに退かない、いや退くわけにはいかない訳がある。 なのはは、自身の全力を叩き込むことにした。 「いくよ、レイジングハート…」 『Exceed mode.』 その瞬間、お互いに示し合わせた様に集まっていく力。 あるのは、全力での砲撃勝負のみ! 「最後いくよいい?」 「これが終わったらお話聞かせて…」 「答えは聞いてない」 互いにレイジングハートとデンガッシャーを向けるなのはと電王。パスは既にセタッチされていた。 『full charge』 「ディバィィン…」 「いけぇぇ!」 「バスタァァー!」 桜色の閃光と紫の光弾がぶつかりあう。単純な力の勝負。 しかしそれは長くは続かなかった…。徐々に光弾は閃光に呑まれ消え去った。 「ごめん…、ティアナお姉ちゃん。倒せないや」 「リュウタロスゥゥ!」 ドギャアアァァ 閃光に包まれる中、電王は呟き、ティアナは叫んだ。 模擬戦が終わり、ここはラウンジ。R良太郎は、只一人、落ち込んでいた。そこに近づく影が一人。 「落ち込んでんの?」 「ティアナお姉ちゃん…」 「な~んで、そこまで落ち込んでの。相手はあのなのはさんよ?勝てる方が少ないわ」 「だって、ティアナお姉ちゃんに酷いことしたんでしょ?何で、そんなに」 ムスッ、としてるR良太郎を見て、ティアナは少し前の話をした。 「私ね、以前無茶な特訓をして、なのはさんに怒られたんだ。自分の命も考えないような無茶な特訓」 「何で、ティアナお姉ちゃんはそんなこと」 「力が欲しかったのかな。私にはね、兄さんがいたの…」 語られたのはティアナが力を求めた理由。 ティアナの兄、ティーダ・ランスターは管理局に所属する魔導師であった。 ある時、彼は逃走中の違法魔導師を追跡していたところ、殉職したのだ。ティアナは悲しんだ。 しかし、上司の放った一言のせいで彼の死は不名誉な死となってしまったのだった。 それからだ。ティアナが力を求めたのは。 ランスターの魔法を認めさせる。その為にティアナは力を求めた。 そして、スバルと出会い機動6課へと配属された。 しかし、ティアナは、その中で自分の才能のなさに劣等感を覚えてしまった。強くなった事にも気付かずに…。 「そのせいか、無茶苦茶な特訓をしちゃったんだ。で、なのはさんに撃墜されて…」 「じゃあ僕が見たのは…」 「そっ。その後、なのはさんに反抗して、でもシャーリーさんが教えてくれたんだ、なのはさんの過去」 その過去とは、なのはが自らの無茶のせいで撃墜され、大ケガを負ったということ。 なのはは自分の教え子には無茶をして欲しくなかったから実力のつく教導をしていたことを。 「だから、私は恨んでない。逆に感謝してるかもしれない。だから大丈夫だよ、リュウタロス」 そう言って、ティアナは優しく微笑んだ。 「ティアナお姉ちゃん!」 「うわっ」 R良太郎はいきなりティアナに抱きついた。そして、こう呟いた。 「ごめんね、ティアナお姉ちゃん…。ごめんね…」 「大丈夫、大丈夫だから」 「グスッ、ウワァァァン!ウワァァァン!」 「ホラホラ、ちょっと泣かないの」 ティアナの胸に顔を埋めながら、泣きじゃくるR良太郎。それを、優しく慰めるティアナ。 それはさながら、姉弟のようであった。その様子を見守る影が二つ。それは、なのはとスバルであった。 「もう心配ないみたい」 「そうですね。それにしても、ティア、すっかりお姉ちゃんですね」 「二人共、そこで見てないでこっちに来て下さい。」 「やっぱ、バレてた」 「バレバレ、あんたがいるところが分かんない方がおかしいわ」 「ムウゥ、ティアのイジワル」 「あの、その…」 「いいよ。私も、やり方が悪かったの分かってるし」 「ごめんなさい…。あと、えっとお願いしてもいい?」 「うん、なに?」 「なのはさんの事もお姉ちゃんて呼んで良いかな」 「え、えぇぇ!」 「良いじゃないですか!ねっ!」 「そうかなぁ。じゃあいいよ」 「わ~い、やったぁ!なのはお姉ちゃ~ん!」 「ヒャアァッ!」 なのはに抱きつくR良太郎。 心はリュウタロスでも身体は十代後半の少年。さすがのなのはも、少し戸惑っていた。 「エースオブエースも形無しやな」 「にゃはは、はやてちゃ~ん」 その場に通りかかったはやてがなのはをおちょくっていた。 「ティアナお姉ちゃんも!」 「ちょ、ちょっとやめなさいって!」 「お姉ちゃん達、二人共だ~い好き!」 「にゃはは…」 ハニカムような二人の笑顔と眩しいばかりに微笑むR良太郎。 しかし、平穏な時は長くは続かなかった。 「フッ、呑気なもんだな」 ラウンジが見える林の中、右手のライフルを構えているのは、以前Rティアナに倒されたオウルイマジン改と同型の改造種オウルイマジンR。 「ここで消えてもらうぞ、電王!」 スコープの先には、R良太郎の姿が。 オウルイマジンRが狙っている時、ティアナは林の一点が光るのが見えたのだった。 「リュウタロス、危ない!」 そう言って自らの身を投げ出すティアナ。 そして、 『チュンッ!』 「あ、クッ!」 「ティアナお姉ちゃん!」 「ティアナ!」 「ティア?ティアァァ!」 ティアナはR良太郎を庇い撃たれてしまったのだ。 「ティア、ティア!お願いしっかりして、目を開けて!」 「早く、誰か、シャマルを呼んで来て!早く!」 「お姉ちゃん、ねぇしっかりしてよティアナお姉ちゃん!」 「仕留め損なったかまぁいい、全員死ね!」 林から飛び立ち目の前に着地し、宣言したオウルイマジンR。 「許さない、許さない!」 「待って、スバル」 「何で、止めるんですか、なのはさん!」 「お願い、スバルちゃんは下がっててよ…」 「リュウタロスも!何で!」 「お願い!」 納得しない様子で下がるスバル。 なのはとR良太郎はオウルイマジンRの元へと歩き始めた。 「許せない、ティアナにこんな酷いことを」 「許さない、ティアナお姉ちゃんを苦しめたから!」 なのははレイジングハート、R良太郎はベルトを腰にセットしフォームスイッチを押した。 オウルイマジンRは恐れた。その後ろ姿には白と紫の二匹の龍の姿があったのだから。 「変身…」 「セットアップ…」 瞬時に変身した二人はレイジングハートとデンガッシャーガンモードを向けた。 そして、二人同時にその言葉を放った。 『お前、倒すけどいい?』 「な、なにを!」 『答えは聞いてないけど』 次回、ミッドチルダに二つの龍と蒼き騎士が舞う。 次回予告 スバル「倒れてしまったティア。怒りに震える私達」 はやて「全ての怒りを乗せて今、二匹の龍が舞う」 スバル「次回、仮面ライダーリリカル電王sts第九話「ドラゴンズ・ダンス」 はやて「お楽しみに…」 なのは 電王『倒すけどいい?答えは聞いてないけど』 戻る 目次へ 次へ
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『仮面ライダー龍騎…城戸真司か』 「神崎士郎…お前、こんな戦いを何回繰り返すつもりだよ!」 それを言い終える頃には、神崎は映っていなかった…。 それもそのはず、真司の後ろにいたのだから。 『ほう、タイムベントの記憶があるのか。そのまま同じように繰り返すといい』 「残念だったな、もう前と違う進み方してるんだよ!」 『どういう事だ?』 「前はディスパイダーとの戦いで蓮に会った。でも今回は蓮じゃなくて手塚に会ったんだ」 言い終える前に、神崎は再び鏡に戻っていた。 「それだけじゃない。この時点では前は誰にもばれてなかったのに、今回は何人かの人にばれているんだ」 『すでに前と違う進み方をしているのか…それもいい』 「神崎士郎!俺は絶対に、ライダーの戦いを止める!誰一人死なせたりしない!」 『それがお前の願いか。いいだろう。そのために戦え…戦え!』 言い終えると、神埼が消えた。 (そうだ、誰かに死なれてたまるかよ…!) 翌日、OREジャーナル。 「火事に気付いた場合、最初にどんな行動をとるかで生存率が変わってくるという…と」 現在夜勤で火事に関する記事を書いている真っ最中。 近くにあるコーヒーメーカーもコーヒー蒸発を通り越してメーカーそのものが溶け出している。 「正確に火を消せるかは疑問だ…よし、もう一頑張りだ」 真司、気付け。コーヒーメーカーが火元になって火事になっているぞ。 「火事の恐ろしさには…お?」 やっと気付いたが時既に遅し。 「うわ!火事だよ火事!どうすんだよ!」 必死に消そうとするが、消えない。全く消えない。それどころか延焼している。 「何だよこれは!どうなってんだよ!消防車!消防車ぁ!う熱っち!熱っちい!!」 「火事だ…火事だ!」 どうやら夢だったようだ。しかも今は昼前である。 「ちょっ、何やってるの城戸君!」 「火どこ!?火、火、火!」 思い切り消火器をぶちまける。寝ぼけているようだ。 「うわ!お前何すんだ!」 「あ~!アマリリス…」 「あああああ!うああぁぁぁぁ!!」 寝ぼけて未だに消火器をぶち撒ける真司。いい加減目を覚ましてもよさそうなものだが。 「いいかげん目を覚ませこのバカ!」 大久保のヘッドロック+ブレーンバスターのコンボが決まった。城戸真司、K.O. 第六話『蛇と蟹』 その頃学校では。 「そういえばはやてちゃん、一つ聞きたいことがあるんだけど」 なのはがはやてに話を振る。 「ん?何や?」 「はやてちゃん、前から真司さんと知り合いだったみたいだけど…どんな人なの?」 「ちょっと待った。その真司って人、誰?」 昨日のやりとりを知らないアリサが聞く。 「ああ、昨日からアースラに協力してくれてるライダーの人だよ。あの人も戦いを止めたいみたい」 なぜなのはが知っているか。その答えは簡単、そのやりとりの時に艦橋にいたから。 まあ、筆者の技量不足でセリフもらえなかったが。 「ふぅん…あたしも興味あるな、その真司って人とはやての関係」 いつの間にか話題がはやてと真司との関係にすり替わっている。 はやて以外の全員が気付いているが、あえて黙っていた。その方が面白そうだからである。 「ちょ…どうしても話さなあかん?」 「ごめん、はやてちゃん。私も興味ある」 すずかまでもが「さあ話せ」といったオーラで迫る。 助けを求めるかのようにフェイトの方を向くが… 「はやて…諦めて話したほうがいいよ」 孤立無援。味方はいない。 観念したかのように話し始めるはやて。 「別に大したことやあらへん。2年くらい前やったかな?真司君がうちの近所のアパートに越してきて、それ以来仲良うしてもらってるんよ。 私から見れば、真司君は年の離れたお兄ちゃんみたいなもんやな」 気のせいか、真司のことを話すはやてが少し楽しそうに見える。 「…まあ、頼りにはならへんけどな」 最後の一言でどっと笑いが巻き起こった。 で、放課後の帰り道。先日の4人にはやてを加えた5人での帰宅途中。 「あれ?真司君。何かあったん?」 はやてが向こうから歩いてくる真司に気付き、声をかける。 「あ、はやてちゃん。いやー、アパート追い出されちゃってさ」 そう言われて改めて真司を見ると、なるほど。かなりの大荷物だ。 多分アパートからありったけの荷物を運び出したのだろう。 「それで、新しく住む所決まるまで会社に泊まらせてもらおうと思って…」 それを聞き、少し考えるはやて。何を考えているかは大体想像がつくが… 考え事が終わると、想像通りの事を言い出した。 「それやったら真司君、うちに住むってのはどうやろ?」 「え?いいの?」 「うん。真司君やったらいつでも大歓迎や」 「…それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうとするよ」 住む所が決まったことか、それとも会社に泊まらずに済んだことか。 どちらかは分からないが、真司が嬉しそうに申し出を受け入れた。 「…はやてが『頼りにならない』って言ってた理由が分かった気がする」 思い切りため息をつくフェイト。それと同時に「自分の義兄がこうだったらちょっとな…」とも思っていた。 所変わってここは拘置所。浅倉威はここで拘留されていた。 「浅倉威、弁護士と接見だ!」 看守が浅倉を呼び、面会室へと来るよう指示する。 「イライラするんだよ…こんな所にいるとな」 口に出すあたり、相当イラついているようだ。 というのもこの男、幼少から暴力に包まれて育ってきたために、今では暴力無しではすぐイライラする性格になってしまっているのだ。 そして弁護士の北岡秀一との接見、裁判の結果によりさらにイライラする事になった。 「懲役10年、まあ納得できる判決だと思うよ。 俺としてもギャラの範囲で全力は尽くしたし」 「…無罪に出来る弁護士じゃなかったのか」 「程度ってもんがあるだろ?ここまで減刑させるのもかなり強引な手を使わなきゃいけなかったし。 だいたい動機が『イライラしたから』?通用しないよそんなの」 そう言うと北岡は荷物を片付け、席を立つ。 「…浅倉さん、弁護するにも相性があるんだよね。悪いけどあんたとは合わないみたいだ。 控訴するんなら、他の弁護士雇ってよ。じゃあね」 浅倉の収監されている部屋にて。 「クソッ…イライラしやがる…」 先ほどの北岡とのやりとりもあいまって、非常にイラついているようだ。 その時、何かの違和感を感じ取る浅倉。窓から外を見るが、何も無い。 そして戻ろうとしたその時、神崎が『いた』。 ジリリリリリリリリ!! 警報のベルが鳴り響く。脱獄を伝える警報だ。 急ぎ看守や警官がその現場…浅倉のいる部屋へと向かった。 だが、そこに浅倉は見当たらない。代わりにいたのは紫の鎧と銀の仮面を着けた仮面ライダー『王蛇』だ。 「このイライラ…お前らで晴れるか…?」 『SWORDVENT』『ADVENT』 数時間後、海鳴署にて。 「何ですって?浅倉が!?」 浅倉脱獄の報を警察が聞いたのは、脱獄から数時間後だった。 というのも、その拘置所で浅倉のところへと向かった人間は皆、何者かに殺害されていたのである。 須藤雅史刑事は、脱獄と殺害両方に対しての怒りを覚えていた。殺された警官の中に彼の友人がいたとなれば尚更だ。 その憤怒の表情を見られるのが嫌だったのか、須藤は休憩室へと去っていった。 「浅倉め…!」 怒りのあまり、それを言葉に出来ていない。 その状態でようやく絞り出した言葉がそれであった。 しかし、殺しはともかく、どうやって脱獄したのかが気になっている。 神崎が彼の前に現れたのは、その時だった。 「誰ですか?いやそもそもどうやってここへ?」 『そんな事はどうでもいい。浅倉威の事で話がある』 「…何か知っているんですね?」 そして神崎は全てを話した。 ライダーの戦いのこと、自分が浅倉にカードデッキを渡したこと、その力で看守・警官皆殺しにして脱獄をしたことを。 「…じゃあ、あなたのせいで浅倉は…!!」 『今更何かを言おうとは思わん。今俺に出来るのは、お前に浅倉を倒せる力を与えることだけだ。』 そう言うと、カードデッキを取り出す。 須藤はすぐに、これが例のカードデッキだと理解した。 「何のつもりか知りませんが、これは頂いておきます。 この力で浅倉を、そしてその浅倉に力を与えたあなたを殺す。 今から覚悟しておくことですね」 『覚えておこう』 そう言うと、神崎は去っていった。 次回予告 『昨日未明、脱獄事件が発生しました』 「おい、待てよ蓮!」 「ここがミラーワールドか」 「何だ、あいつ…見たことも無いライダーだ…」 仮面ライダーリリカル龍騎 第七話『夜の騎士』 戻る 目次へ 次へ
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リリカル魂 第二話「魔法と管理局」 「さてと、まずは援護ありがとっ。時空管理局民間協力者の高町なのはです。 じゃあキミの名前と所属世界、それと・・・そのロボットは?」 砂漠に降り立ち、二人に質問をするなのは。 「「・・・」」 固まってる。 「ねぇ、ちょっと?」 「あ。えーと、俺の名前はイッキ、天領イッキ。そんでこいつは」 「オレはメタビーだ。それより・・・・時空なんたらって何だ?」 ロボットが思いのほかスラスラと喋ったことに多少驚きつつも、 「ん~、詳しい話はアースラに行ってから教えるよ。 それで、イッキくん達はどこから来たの?」 (いや、だからアースラって何だよ?) 新たな単語に頭を捻るメタビー。その横でイッキは、 「どこからって・・・・っていうか、ここは地球、なのか?」 知っているかぎり、地球の砂漠にあんな怪物が住んでいるなんて聞いたことがない。 「確かに似てるけど、ここは地球の砂漠じゃないんだ。 その様子だと自分達で転移してきたってわけでもなさそうだし・・・・ つまり、イッキくん達は別世界に飛ばされてきちゃったってことになるね」 え?何言ってんのこの子?・・・・イッキとメタビーは呆気にとられる。 「とにかくアースラに戻ってからちゃんとお話しよ? 何があったか分からないけど怪我もしてるみたいだし。 ――エイミィさん聞こえますかー?要救助者+αの保護完了。転送お願いしま~す」 『はいはーい、お疲れ様!すぐに送るからちょっと待ってね』 「ちょ、ま、待てよ!何だよ別世界って?人の話を聞k――」 「おい!その+αってまさかオレのこt――」 最後まで言い切る前に、3人は灼熱の大地から姿を消した。 「転送完了っ、そろそろ戻ってきますね」 「うん、大した異常じゃなくて良かったわ。それにしても『+α』って何なのかしら?」 なのはの言っていた「要救助者+αを保護」の後半部分がちょっと気にかかるリンディ。 救助されたのは年齢的にあまりなのはと変わらない少年のようだが、 それにどんな『おまけ』がくっついているのか。 ほぼ同時刻、アースラの転送ポートに少年と少女とロボットが到着した。 「うわっ、どこだよここ!?ってか俺たちって今まで砂漠にいたのに・・・」 いきなり光に包まれたと思ったら次の瞬間には見知らぬ施設の中にいる。 一体自分はどこにいるんだとキョロキョロするイッキ。 「・・・つまり、ここがさっき言ってた『アースラ』ってやつなのか?」 一方で、メタビーは冷静に状況を見て質問した。 「そうだよ、時空航行戦艦アースラ。ちょっと待ってて、クロノくんを呼んでくるから」 「いや、その必要はない」 メタビーに応えてから歩き出そうとするなのはを制した声の主は、 全体的に黒い服に身を包んだ少年。時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだった。 「緊急の用事を頼んですまなかった、なのは。で・・・救助したのがその少年か?」 労いの言葉をかけるクロノ。そして、先ほどから落ち着きのないイッキを一瞥した。 「うん、天領イッキくん。それとそのロボットはメタビーくんっていうんだって」 「・・・そうか、自己紹介が遅れてしまったな。 僕は時空管理局の執務官、クロノ・ハラオウンだ。 天領イッキと、メタビー・・・だったか? 色々と聞くこともあるから ついて来てくれないか」 言いながら既に歩き出しているクロノ。なのはもその後ろについて 「こっちこっち」と手招きしている。 メタビーも二人の後に続いて歩き出したが、ふと振り返り、 (・・・まったく、あいつは・・・!) 「おいイッキ、いつまでキョロキョロしてんだよ? 置いてくぞ」 メタビーの声に、待てよ~と言いながら追いかけていくイッキ。 「ふーむ、つまりその『メダロット』で戦っている最中に事故が起きたわけね?」 管理局による簡単な手当てと身体検査を受けた後、イッキとメタビーはアースラの 食堂に案内された。そこで待っていたのは一人の女性。 この戦艦の艦長、リンディ・ハラオウンだった。 クロノとなのはも立会い、互いに自己紹介を済ませ今は事情聴取の最中である。 最初の内こそ「別世界って何だ~!?」とか何とか騒いでいたが、 3人掛かりの熱心な説明により、ようやく理解できたところだ。 「事故っていうか、とにかく電撃を食らって・・・気付いたら砂漠にいたんです」 頭の包帯を指で触りながら、イッキは在りのままを話した。 「なるほどね、イッキくん本人にもなぜだか分からない、か」 顎に指を添え、難しい顔をするリンディ。 9歳の子どもの話からでは、やはり元いた世界の詳しい情報は得られない。 聞く限りでは、どうやらこちらがまだ認知していない世界の住人のようだ。が、 断片的に聞いた内容が、なのはの住む地球のそれと酷似しており、 しかも彼らの世界でも『地球』と呼んでいるらしいことが不可解だった。 ブラックホールを抜けた先に左右が逆なだけの地球が存在するなどという 信じ難い論説があるが、むしろそれを信じる方が楽なくらいだ。 とにかく彼の世界を探索し帰してあげることには職務的にも個人的にも全力を尽くす。 検査の結果、危険因子は発見されなかったし、保護してしばらく様子を見よう。 それにしても、とイッキの隣に視線を移す。 「『おまけ』がこの子か・・・」 「おまけ?」 ポツリと呟やかれた独り言にメタビーが反応する。 「ああ、気にしないで! こちらのことだから」 「?」 独り言のつもりが、実は聞こえていたことに少々慌てる艦長さん。 「それで・・・俺の方からも聞きたいことがあるんですけど」 イッキが口を開く。 「その、なのは・・・ちゃんはなんであんなことができるんですか?」 「ああ、オレもそれは気になってた」 メタビーも同意見のようだ。 イッキの言う『あんなこと』とは、空を飛んだり砲撃を撃ったりといった魔法のこと。 リンディは「そうねぇ」と言い、 「世の中には、『リンカーコア』っていう魔力の源を持つ人がいるの」 「魔力の源?」 「そう。それを持っている人は大小の差はあるけど様々な魔法を使えるわ」 「はぁ」 信じ難い話だ。おとぎ話かメルヘンの産物だと思っていたのだから仕方ないが。 リンディは続ける。 「でもそれはごく少数の人たちで、現になのはさんの世界でもわずか数人しか 確認されてなくてね」 正確には『管理局が認識している魔力保持者』の数であり、 もしかしたらまだ確認されていない者もいるかのもしれない。 「それで、そのごく稀な人たちのほとんどは高い魔力資質を持っていることが多いの。 なのはさんも、そのうちの一人」 「えっ!?」 「つまり、なのはさんは魔法使いってことになるかしらね」 今更ながら、正直驚いた。確かに自分とそれほど変わらない歳の子が そんな力を持っているなど普通は考えられないだろう。 パッカーンと開いたイッキの口は、しばらく塞がりそうにない。 「ふふっ、まだ小学生の可愛い女の子にそんな力があるなんて思わないわよね」 リンディも初めてなのはのバカ魔力を目の当たりにしたときを思い出した。 あのときはまだ魔道士としての技量は低く、魔力量に頼っている部分も多かったが、 P・T事件、闇の書事件と修羅場をくぐり抜け、よく成長したものだと感心する。 「けど、あのすんげぇビーム見たら納得できるかもな」 と、メタビーは砂漠で見たディバインバスターを思い出す。 巨大ミミズ2頭を一瞬のうちに吹き飛ばしたのは、間違いなく目の前の少女だ。 「えと、あれでも抑え気味だったんだけど・・・」 さらりと怖いことを言うなのは。ミミズたちもあの世でさぞ微妙な心境だろう。 「「・・・・・・(汗」」 「あの・・・イッキくん?メタビーくん?」 イッキとメタビーも何か悪寒を感じたので、その発言はスルーすることにした。 「・・・とにかく、君たちの身柄はしばらくこちらが保護することになる。 なのはの世界ではもう夜も遅いし、今日のところはここまでにしようと思うが」 今まで話の流れを簡潔にまとめ、「よろしいですか?艦長」と尋ねるクロノ。 「そうねぇ。なのはさんもそろそろご家族が心配してるでしょうし」 いくら緊急の用事とはいえ、小学生を夜遅くまで留めておくのは少し問題がある。 ちらりと時計を確認するリンディに対し、 「いえ、仕事によっては遅くなることも家族には話してますし、大丈夫かと・・・」 と弁解するなのは。 「それに、家族のみんなは『無理しない程度に頑張れ』って認めてくれてますから」 「その割には、時折『無理』とか『無茶』を押し通すことがあるようだが?」 「にゃはは・・・(汗」 クロノの指摘に苦笑いを浮かべるなのは。 「確かに、ここのところなのはさんは頑張りすぎかもね」 「そんなぁ~、リンディさんまで」 艦長にまで追い討ちをかけられた。 「本格的に局の仕事に協力してくれるのは嬉しいけど、本業も忘れちゃダメよ」 「・・・は~い」 なのはは渋々といった感じで応える。 「うん、良いお返事ね。あ!そういえばイッキくん達の住むところを決めなくちゃ」 思い出したようにポンッと手を打つリンディ。 「オレたちの住むところ?」 「そう。管理局にもちゃんとした居住スペースはあるけど、たぶんあなた達では 息が詰まって暮らしにくいと思うの」 そういえば、とイッキとメタビーは顔を見合わせる。 別世界に飛ばされたとなれば、まずは住むところを探さなければならない。 かといって施設のようなところで暮らすのは正直なところ不安要素が多いわけで。 どうしようかと思案顔をするイッキに、リンディは一つ提案を出した。 「とりあえず今日は私達の家に泊まるといいわ。後のことはまた考えましょう」 「母さ・・艦長!!いきなりそんな!」 予期せぬ提案に一番驚いたのはクロノだった。 「あら、いいじゃないクロノ。別に女の子が泊まるわけじゃないんだし」 「いや男とか女とかの問題じゃなく!決定が急すぎますよ!」 慌てふためくクロノ。 先ほどのすました顔が印象に強かったイッキは、珍しそうな目で今の彼を見る。 (なんだか偉そうなヤツだなって思ってたけど、意外に面白いかも・・・) 内心そんなことを考えていたりする。人は見かけによらないものだったりするわけで。 「なぁ、なのはちゃん。この二人っていつもこんな感じなの?」 「なのはでいいよ。クロノくんがあんなに慌てるのは久しぶりかなぁ」 「ふーん・・・」 やっぱり珍しいのか、とか思いながら相槌を打つイッキ。 その目の前では未だにハラオウン親子の滑稽なやりとりが続行中だ。 本部に掛け合ってみるべきだとか一時的に保護スペースに預けるだとか まくし立てるクロノを無視し、リンディは「パジャマ用意しなくちゃ」とか言っている。 結局、クロノはリンディにいいように丸め込まれ、承諾させられる破目になった。 「・・・それじゃあ僕と艦長も今日は家に帰るから、なのはもその時でいいか?」 「うん!大丈夫だよ」 「執務官、イッキくんとメタビーくんもでしょ?」 「・・・・保護対象者の天領イッキと+αも一緒に帰宅することになる。以上」 「おい!!なんだその態度の違いは!」 「ってか+αってオレのことかよコラ!!」 あからさまな扱いの違いに、揃って文句を言う二人。それを無視するクロノ。 「まぁまぁ。二人とも落ち着いて」 なのはが仲裁に入り、二人は何とか落ち着きを取り戻す。しかしまだ何か言いたげだ。 「それじゃ、みんな帰りましょうか」 やれやれとリンディが腰を上げ、転送ポートへと向かう一同。 その間、クロノとイッキ達は一言どころか顔も合わそうとしなかった。 そして、彼らの様子を見ながら本日二度目の苦笑いをするなのはであった。 戻る 目次へ 次へ
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「あれ?」 管理局本部のとある場所で、局員がある事に気付く。 「どうした?またネットオークションでいい物でも見つけたか?」 別の局員がその局員に聞く。 仮に気付いた方を「局員A」、質問した方を「局員B」としておこう。 「いや、今回の事件の事で何か参考になるかと思って、過去の事件の記録調べてたんだけど…」 「事件?ああ、海鳴市とかいう所で怪物が出たって言うあれか。で、それがどうかしたのか?」 局員Aが言いにくそうに口を開く。 「P・T事件でジュエルシードっていうロストロギアが回収されたよな?そのジュエルシード…全部回収されてないみたいなんだ」 「…なんだって?」 局員Bが信じられないというような面持ちで局員Aのパソコンに駆け寄った。 「ほら、ジュエルシードは全部で21個だろ? そのうちこっちで回収できたのは12個、決着ついてから奪還したのが8個。 …つまり20個しか回収できてないんだ」 「それって…どういう事だよ?」 分かっているのに局員Bが聞く。そして予想通りの答えが返ってきた。 「その最後の一個は、プレシア・テスタロッサが持っているのかもしれない」 「…だ、だけど見つからないだけかもしれないし、仮にそのプレシアが持っていたとしても、奴は虚数空間に落ちたんだろ? ならあいつが帰ってこない限り悪用されることも無いんじゃないのか?」 局員Bがまるで心配事を打ち消そうとするようにまくし立てる。 「…だといいんだけどな」 「つまり、そのカードデッキさえあれば、アリシアを生き返らせる道が開けるという事?」 『そうだ。だが、今は13個全てがそれぞれの人間に与えられた後だ』 「…ならどうすればいいのよ?」 『簡単なことだ。他のライダーから奪えばいい』 そして神崎は一枚の紙を渡す。一通り目を通してみると、それは名簿のようだ。 『ライダーの名簿だ。それに載っている人間からカードデッキを奪え』 プレシアが長いこと黙りこくっている。『殺人』を犯す覚悟をしているのだろうか。 やがて、神崎の方を向き、覚悟を決めた表情で答えた… 「…ええ。カードデッキを奪い、その戦いに参加させてもらうわ」 『…覚悟は出来たようだな』 「アリシアを生き返らせる…そのためなら、私は人殺しにもなるわ」 そう言ってその部屋を出て行った。ちなみに、その部屋は少し前まで真司が住んでいた部屋である。 …言い忘れたが、ミラーワールドは海鳴市にしか存在しない。 そして、ミラーワールドの存在と化した神崎が姿を現せるのも海鳴市のみ。 つまり、プレシアは虚数空間から海鳴市に飛ばされたのだ。 『プレシア・テスタロッサ…どれほど場をかき回してくれるか…』 第九話『ライダー交代』 そして半日ほどたった現在、プレシアはある男と遭遇していた。 その男の名は高見沢逸郎、仮面ライダー『ベルデ』である。 そして名簿を取り出し、問う。 「あなたは…仮面ライダーベルデ、高見沢逸郎ね?」 「(ライダーの事を知っている?何者だこいつ…) …ええ、そうですが…何のご用でしょう?」 「意外ね、こんなに早く見つかるなんて。 早速だけど、あなたの持っているカードデッキ、頂くわ」 あまりにも唐突である。高見沢も面食らっているようだ。 「…どういうおつもりで?」 「ライダーには叶えたい願いがある。そうでしょう?」 「というと…って、別に気取って話す必要もねえか」 突如、高見沢の雰囲気が変わった。 「おいアマ、神崎士郎に何言われたか知らねえが、てめえ如きにこのデッキはやらねえ。 俺はこいつで力を得る。誰もお呼びもつかねえような超人的な力をな」 「なら、あなたの持っている会社は力ではないのかしら?」 「会社?ハッ、あんなもん屁みてえなもんd(ズゴォッ)…何のつもりだ?」 話が終わる前に、プレシアの攻撃魔法『フォトンバレット』が火を噴いた。 だが、高見沢はすんでの所でそれを避ける。 「話に夢中になっている間に倒して奪おうと思っていたのだけれど…やっぱりそう甘くは無いわね」 確かにこの方法ならほとんど労せずしてデッキを奪えるだろう。だが、やり方がせこい。 それが高見沢の逆鱗に触れたのか、鏡へとデッキを向けて変身した。 「てめえ、生きて帰れると思うな!」 戦いはベルデの方が有利に進んでいた。 バイオワインダーにクリアーベントを組み合わせた戦法が功を奏し、さすがのプレシアも攻撃を当てることが出来ない。 それでも命中の直前に防御魔法を使っているので、何とかダメージは受けていなかった。 (ライダーの力がこれほどだったとは…あれを使っても問題はなさそうね) プレシアが何かを取り出す。それは… 「あ?何だあの青い石…宝石か?」 「一応、警告はしておくわ。今すぐ降参して、デッキを渡しなさい。 今なら…殺さなくて済むわ」 この女は何を言っている。ここまで有利に戦いを進めているのはベルデの方のはずだ。 当然聞き入れず、バイオワインダーで長距離攻撃を仕掛けるベルデ。だが、それが命取りになった。 「そう、残念ね…さよなら」 ズゥン… 轟音が鳴り響く。音とともに煙が巻き上がる。 煙が晴れたとき、そこにいたのはプレシア一人だけだった。 誤解の無いように言っておくが、決してクリアーベントで姿を消しているわけではない。 その証拠に、服のポケットにベルデのデッキがしまわれている。 「待っていて、アリシア…必ずあなたを生き返らせてあげるから…」 そう言うと、プレシアは去っていった。 後に残っていたのは、高見沢逸郎『だったもの』だけである。 仮面ライダーベルデ:高見沢逸郎…死亡 プレシア・テスタロッサ…二代目仮面ライダーベルデとなる 残るライダー・・・13人 その晩、北岡弁護士事務所にて。 「先生、夕飯出来ました」 助手の由良吾郎が北岡に夕食を渡す。ちなみに今日の夕食はスパゲティだ。 それをフォークで巻き取り、口へと運ぶ。 「…うん、吾郎ちゃんの料理最高だよ」 いつもの事ながら、大絶賛である。 と、事務所の電話に着信が入った。 「はい、もしもし。北岡弁護士事務所です…え?何ですって?」 北岡がかなり驚いている。何があったのだろうか。 「はい…はい…では、その話は後日お伺いして、そのときに改めて…ええ、では」 北岡が電話を切る。そして吾郎に内容を話した。 「はー…参るよ。高見沢グループの社長さんが死んで、俺との契約何とかしたいってさ」 「え?あそこの社長さん、死んだんスか?」 「ああ、そうだよ…知り合いみたいな口ぶりだね」 「ええ、まあ…死んだ今になったら無意味でしょうけど、先生への伝言預かってたんスよ」 「伝言?何よ?」 「『いつか倒しに行く。待っていろ、仮面ライダーゾルダ』…そう言ってました」 「へえ…あの人ライダーだったの?」 『そう、仮面ライダーベルデだ』 その声に驚き、北岡・吾郎ともにその方向に振り向く。 そこにはいつの間にか、神崎士郎がいた。 「…いつからいたのかは聞かないよ。で、何か用?」 『高見沢逸郎とお前は知り合いだったようだからな、話しておいたほうがいいだろう』 そう言うと神崎は、プレシア・テスタロッサのことを話し始めた。そして話し終えると、この言葉を残して消えていった。 『勝ち残るつもりなら急いだ方がいい。でないと、次に消えるのはお前になる』 「やれやれ、神崎士郎も人が悪いよ。あんなこと聞かせて発奮でもさせようって言うのかね?」 神崎が去った後、北岡がそう呟いた。 「先生…」 「だーいじょぶだって。まだ時間はあるしさ」 北岡の中にある病、それが彼の命を喰らい尽くすにはまだ時間はある。 それまでに終わらせないと、その病が北岡を消す…神崎はそう言ったのだ。 「大丈夫、俺は死なないよ。俺が死ぬより先に、この戦いに勝ち残るからさ」 北岡はそう言って、残りのスパゲティを完食した。 次回予告 「あ、ごめん。でも大丈夫だよね?」 「これが我々の作った擬似ライダー、オルタナティブです」 「僕は…いや、僕達は英雄になる」 「おま、そんなの有りかよ!?」 仮面ライダーリリカル龍騎 第十話『香川研究室』 戻る 目次へ 次へ
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H14.2.1 PM3 40 アースラ艦内 「例の怪物の反応を確認!」 「すぐにモニターに映して!」 なのは達が戦いを始めるより少し前、アースラでもバクラーケンの出現を確認していた。 モニターに映ったそれは、今までに戦ったものとは違う、桁外れの高エネルギーを持つ化け物だ。 モニターには近くにいたなのは達の姿も映っている。 「艦長、僕も行きます」 「…そうね、もしもの時のために、いつでも出られるようにしておいて」 今回の相手はこれまでとは一味違う。 いくらAAAランクが二人いても、それに匹敵しかねないようなのが相手だ。万一の備えは必要だろう。 「艦長!なのはちゃんが!」 エイミィの声に気付き、すぐにモニターに目線を移す。 その目に飛び込んできたのは、なのはが縛られ、池に引きずり込まれそうになっている姿だった。 すぐさまクロノに出撃命令を下すリンディ。それを聞いた刹那、クロノは転送装置へと一目散に駆けていった。 その直後に手塚がバイクでバクラーケンをはね飛ばす姿が映り、クロノ以外のアースラメンバーが目を丸くしたのだが。 同日 PM3 45 公園 「あなた…今朝の占い師さん?無茶です!普通の人が太刀打ちできる相手じゃ…」 「心配するな、ああいうのは俺の専門分野だ」 そう言った手塚は、エイのようなレリーフが刻まれたカードデッキを取り出す。 そのカードデッキを池の水面にかざすと、どこからか現れたバックルが手塚の腰に巻きついた。そして… 「変身!」 右手を前にかざしながらそう言い、カードデッキをバックルにはめ込む。すると…彼の姿が変わった。 簡単に言えば、銀色の仮面とピンク色の鎧をつけているような感じだ。 手塚はなのは達を見てうなずくと、池の水面からミラーワールドへと飛び込んでいった。 クロノが到着したのはそのすぐ後だった。 第二話『仮面ライダー』 同日 同時刻 ミラーワールド 池からバクラーケンが現れる。先ほどの手塚のバイクによる突撃が効いているのか、足取りは重く、ふらついている。 しばらく休めば回復するだろう。そう判断したのか、その場で休憩を始めた。 だが、その突撃を仕掛けた張本人が近づいているとは気付いていないようだ。 そうでなければ…出てきた池の前で休憩するはずが無いのだから。 ブロロ… 何かの音が聞こえる。 ブロロロ… それはエンジンのようなものを動かすような… ブロロロロ… そう、例えるならアクセル全開のバイクのエンジン音のような、そんな音だ。 その音を聞いてから一秒もしないうちに、その正体を知ることになった。 ライドシューターに乗ったライアが池から出てきたのだ。 「!?」 予想もしなかった事態に驚くバクラーケン。その数瞬後にはもっと予想できない事が起こった。 ライドシューターがバクラーケンの方へと向きを変え、そして落ちてくる。 ライアの狙いを本能で察知し、紙一重で転がってかわす。着地後ライドシューターを降りるライア。 そしてバクラーケンが立ち上がる前にエビルバイザーを開き、一枚のカードを装填する。 『SWINGVENT』 どこからともなくエイのようなモンスター、エビルダイバーが飛んで来てエビルウィップをライアへと渡す。 そして立ち上がったバクラーケンへと飛びかかった。 右に飛んでかわすバクラーケン。そこから鞭のような触手を放ちライアをからめ取る。 縛られ、身動きが取れないライア。頭突きなどでもがくが、触手が緩む気配は無い。 だが腕は動く。それを利用して一枚のカードをバイザーに装填。 『ADVENT』 再び飛来するエビルダイバー。だが今回は武器を渡すためではなく、戦うために飛んできた。 鋭いヒレ・エビルフィンで触手を斬り落とし、そのおかげでライアが自由になる。 その後すぐさまエビルウィップを拾い、叩く、叩く、叩く。 さらに、スイングベントとエビルダイバーの尾、二つのエビルウィップでどんどん弱らせる。 そして、とどめの一撃がバクラーケンを急襲した。 『FINALVENT』 エビルダイバーが今度はライアの方へと飛んでいく。 そしてそのライアはエビルダイバーに乗り、もの凄い速度でバクラーケンへと向かう。 エビルダイバーに乗っての特攻、これがライア最大の必殺技『ハイドベノン』だ。 バクラーケンにはもう、これを避けるだけの体力は残っていなかった。 ハイドベノンの直撃を受け、砕け、斬られ、痺れ、そして爆散した。 ライアは現れたエネルギー光をエビルダイバーに食わせ、そして現実世界へと戻っていった。 同日 PM3 53 公園 一台の車が近づいてくる。その車がなのは達の前で止まり、見覚えの無い男が降りて来た。 「アリサちゃん、今帰りですか?」 「…えっと、どちら様ですか?」 「いや、今朝会いましたって!今日から使用人として働いてる佐野満!」 「冗談よ。帰るつもりだったんだけど…ちょっとした用事が出来たから少し遅れるわ」 知り合いだろうか。そう考えている一同の考えを察したのか、アリサが紹介する。 「あ、この人は佐野満さん。今日からうちで働いてるの」 ここから互いの自己紹介になるかとも思ったが、その前に一つやる事が出来たようだ。 バクラーケンとは違う怪物、ギガゼールが現れたのだ。 「く…まだいたのか!」 クロノの言葉をきっかけに、なのは達が身構える。 ふと、佐野はあることを思い出していた… そう、神崎から教えられたライダーバトルに関する重要事項を思い出していたのだ(第一話参照)。 その中には当然こういう怪物…ミラーモンスターのことも含まれている。 「じゃあ…あれがモンスター!? だったら!」 だったらやり様はある。そう判断した佐野は、神崎から受け取ったカードデッキを取り出す。 「佐野さん?まさかあなたも…!」 カードデッキに気付いたアリサに聞かれ、うなずく。 だが、彼のカードデッキはモンスターと契約していないブランクのデッキだ。そんなもので対抗できるとは思えない。 かといって、佐野には他に戦える人間がいるとも、それがこれから来るとも思えなかった。 佐野は賭けに出た。カードデッキから一枚のカードを取り出し、ギガゼールに向ける。 すると次の瞬間、ギガゼールが消えた…否、佐野が取り出したカード『CONTRACT』に取り込まれたのだ。 この瞬間、佐野とギガゼールとの契約が成立。仮面ライダーインペラーの誕生だ。 契約が吉と出るか凶と出るかの賭けだが、タイムベントの別方向を見たのならこれが吉だと理解できるだろう。 ちょうどライア…いや、手塚もミラーワールドから戻って来た。クロノは話を聞くため、自己紹介を始めた。 「時空管理局のクロノ・ハラオウンだ。あの怪物やカードについて話を聞かせてもらいたい」 同日 PM3 57 アースラ艦内 「神崎士郎からそのカードデッキを受け取った13人の仮面ライダーが願いを叶えるために殺しあう、その主な戦場になるのは鏡の世界『ミラーワールド』、あの怪物は人食いで、対抗するには他の怪物と契約しないといけない…と、つまりこういう事か?」 「ああ、それで合っている」 ここはアースラのブリッジ。あの後転移魔法でここまで移動し、そこで手塚がこの戦いのことを教えていた。 先ほど戦っていたなのはやフェイトもこの話を聞いている。 ちなみに佐野は買い出しの帰りだったそうで、アリサとすずかを乗せて帰っていった。おそらくこの二人も佐野から話を聞くだろう。 「…手塚さんも、他のライダーの人を…その…」 何かを聞きたそうにしているなのは。おそらく手塚もライダーを殺すのかと聞きたいのだろう。 聞き辛そうにしているなのはの質問を察し、手塚が答える。 「俺はライダーを殺さない。いや、むしろライダーの戦いを止めたいと思っている」 それを聞き、安堵の表情を浮かべるなのは。そこでリンディが切り出す。 「手塚さん、あなたを見込んで一つ頼みたいことがあるんだけど…」 もしかして…予想は付くが一応聞き返す手塚。 「頼みたいこと?…モンスター退治か?」 「分かっているなら話は早いわ。全面的に戦えとまでは言わないけど、なのはさん達が戦っている時には手を貸してあげてほしいの」 手塚としてもモンスターは倒さねばならない。さらに協力者まで得られるとなれば、選択の余地は無しだ。 「…分かった。協力しよう」 笑顔で礼を言うリンディ。ふと、手塚が呟く。 「占いで出ていた『運命を左右する出会い』…この事だったようだな」 次回予告 「デッキの解析は済んだか?」 「娘から話は聞いたよ」 「なのは、フェイト、これを持って行け」 「凄い…こんなに強化されたんだ…」 仮面ライダーリリカル龍騎 第三話『新たな力』 戻る 目次へ 次へ
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リリカルなのはディバインウォーズ ~PROLOGUE~ 時空管理局新入局員 クォヴレー・ゴードン。 過去の経緯や出身世界など一切不明。 使用デバイスはディス・アストラナガン。 このデバイスについても一切不明。最大技のアイン・ソフ・オウルは10の中性子星を相手にぶつけて時間を逆行させ完全に消滅させる…。 「なんか、凄いね…。」 「うん。入局してすぐに機動六課に推薦されるなんて普通ならありえん事やよ…」 高町なのはと八神はやては新入局員クォヴレー・ゴードンについて話していた。 「それにデバイスも謎が多すぎるよ。動力も一切不明だし、フルドライブ時の術なんてケタ違いだよ?」 「…うん。別名『虚空からの使者』っていうらしいよ。なんか不気味だね…。」 フェイト・テスタロッサも言う。 「で、そのクォヴレー君やけど、三日後にクラナガンで顔合わせすることになっとるよ?」 「うん。私とシグナムさんで迎えに行くことになってるよ。」 シグナムとともにクォヴレーの向かえに行くと言い出すなのは。 さて……これからクォヴレーの入った機動六課はどうなっていくのか… 次回を待て!! 目次へ 次へ
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登録日:2012/04/23 Mon 02 03 36 更新日:2024/06/05 Wed 18 28 37 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 かませ かませ犬 かませ犬←だった やられ役 キャノン・ボーラー キン肉マン キン肉マンビッグボディ キン肉マン用語集 ゴーレムマン ストロングマン ネタキャラ パワーキャラ ビッグボディ ペンチマン ムキムキ レオパルドン 何が知性だ! 川津泰彦 平野正人 強力 強力の神 強力チーム 怪力 愛のある項目 正義超人 王位争奪編 瞬殺 石森達幸 筋肉 総身に知恵が回りかね 脳筋 超人レスラー なにが知性だ そのかしこいおつむを怪力で破壊してやれ── 強力チームとは漫画『キン肉マン』の【キン肉星王位争奪編】に登場する架空の団体である。 【概要】 運命の五王子の一人・キン肉マンビッグボディをリーダーとしており、王位争奪戦の際に招集された。 『強力』は『ごうりき』と読むが、ルビを振って『ビッグボディ』と読まれることが多い。 意味と発音は同じだが 「剛力チーム」 ではないし、 「きょうりょくチーム」 でもない。弱いし。 その名の通り体格が良い力自慢の超人達で構成されている。 試合が始まる前は全員ビッグボディと同じマスクを被りアメフト風の衣装を着用して正体を隠していた。 作中では知性チームと対戦し、見事なまでのかませっぷりを見せてくれたことから一部でカルト的な人気を誇っている。 ラスボスやそのチームと一回戦で当たる相手は完膚なきまでにやられるというのは少年漫画のお約束ではあるが。 【メンバー】 先鋒 ペンチマン よーし、そろそろトドメといくか 出身 トリニダード・トバゴ 超人強度 340万パワー 身長 228cm 体重 200kg 必殺技 ペンチ・クロー CV 石森達幸 強力チームの先鋒として登場した、頭部と両腕がペンチになっている超人。 ワンショルダータイツを着用し、次元大介のような顎髭が印象的。 ビッグボディから「なにが知性だ そのかしこいおつむをペンチマンよ怪力で破壊してやれーー」と檄を受け、 知性チームの先鋒、マンモスマンに挑む。 序盤は鋼鉄製のペンチの両腕による打撃でマンモスマンを圧倒。 トドメとばかりに両手のペンチを合体させ、必殺技の「ペンチ・クロー」でマンモスマンの顔を攻撃。 しかし、「親にも傷つけられたことがない」素顔を傷つけられたことにマンモスマンが激昂。 「パワフルノーズブリーカー」を食らい絶命、敗退する。 次峰 レオパルドン 次鋒レオパルドンいきます!! 出身 ドイツ 超人強度 460万パワー 身長 230cm 体重 776kg 必殺技 地獄の砲弾、レオパルドンパンツァーショット、ターンバックルクーゲル、タンクシューター CV 川津泰彦 次鋒を務める戦車の化身超人。 背中には砲台を背負い、左腕は銃になっているが、重装備の割に何故か裸足。 (アニメでは両腕とも素手になりリングシューズを履いている) 名前の由来は西ドイツ軍の戦車レオパルトか。 試合での活躍ぶりについては項目を参照。 中堅 ゴーレムマン マンモスマン!よそ見してしゃべっている場合じゃないぜ!トドメだー! 出身 イスラエル 超人強度 580万パワー 出身 300cm 体重 1000kg 必殺技 フロント・ネック・チャンスリー・ドロップ、ゴーレムスピア、ゴーレムジャイアントスウィング CV 川津泰彦 中堅として登場。 ゴーレムの名の通り体の大部分が石で構成されているほか、ケツ顎が印象的。 イスラエル出身だけあってエルサレムの嘆きの壁のようにも見える。 マンモスマンと対戦し、力比べに打ち勝つ、鼻を掴んでジャイアントスイングを仕掛けるなど奮闘。 マンモスマンに「中堅ともなると今までのやつとは歯ごたえが違うぜ」と言わしめる。 たぶんリップサービスだろう その後、マンモスマンの必殺技「ゴーストキャンバス」で首を捩じ切られて惨殺。 デスボディ・シュートの弾にされた。 余談だが上記のセリフはアニメオリジナルで、原作では「グオオ」「グオーッ」「ゴアッ!」といった掛け声を発するのみ。 喋るだけの知性もないのだろうか…? と思いきや新シリーズでは普通に喋っている。 読者投稿のハガキでは「サンシャインの兄?」との説明書きがあった。 副将 キャノン・ボーラー ハァハァ 出身 イラク 超人強度 800万パワー 身長 200cm 体重 180kg 必殺技 キャノンラリアート 副将として登場。眠そうな半眼とヘッドギアが特徴。 後の【オメガ・ケンタウリの六鎗客編】で幻影として現れた際はちょっとイケメンになっていた。 登場したコマで「ハァハァ」と息を荒げている以外に一切セリフはない。 よくネタにされるが、仲間の凄惨な死に様を見た後では無理もないかもしれない。 彼も他のメンバー同様無残に倒される… かと思いきや、マンモスマンとのラリアートの相打ちで両者ノックアウト。 その名の通り大砲のような威力のラリアートなのだろう、多分。 ここまで無双してきたマンモスマンを引き分けながらも破り、自身も無事に生き残った。 ただ、マンモスマンはわざと引き分けていた。 大将 キン肉マンビッグボディ 確かに…オレはキン肉星の王子としてはニセモノだったかもしれん。 だが! この強力だけはホンモノだぁ〜!! 所属 強力(ビッグボディ)チーム大将(正義超人) 出身 キン肉星(エントリー国はカナダ) 超人強度 1億パワー(ストロングマンとしては100万パワー) 身長 245cm 体重 215kg 必殺技 メイプルリーフクラッチ/マッスル・インパクト CV 平野正人 強力チーム大将。 キン肉マンと同じ日に同じ病院で生まれた運命の5王子の一人であり、強力の神に力を与えられ、王位争奪戦に参戦した。 アメフトのプロテクターの様な鎧と、常にフェイスガードの付いた金属製のマスクをしている。 巨体という名前通り、他の5王子より一回りでかく、ボディービルダーの様なはち切れんばかりの筋肉を有している。 王位争奪戦の初戦で知性チームと当たり、集めたチームメイトが次々とマンモスマン一人に倒されて行く。 しかし、副将のキャノン・ボーラーがマンモスマンと引き分けたため、次峰に登録していたキン肉マン スーパー・フェニックスと対戦する事になる。 試合開始直後にフェニックスにキン肉族三大奥義の一つである「マッスル・リベンジャー」をかけられてしまい、 そのままコーナーポストに頭を叩きつけられ、敗北。昇天する。 こうして強力チームの王位争奪戦は初戦敗北という形で幕を閉じる。 ビッグボディの血はマンモスマンによって密かに回収され、血染めの儀式用に瓶詰めにされた。 そして… 六鎗客編にて再登場を果たし、ギヤマスターと対戦するが… 詳しくは当項目へ。 ◆余談 散々な扱いの強力チームだったが、超人強度自体は悪魔六騎士に近い水準を保っている。 知性チームが相手でなければ、彼らもまともな活躍ができたのかもしれない。 あくまでも相手となったフェニックスとマンモスマンがアホみたいに強過ぎただけである。 一応、フェニックスの方も改心後はビッグボディに対して罪悪感を感じていたようで、心の傷を乗り越えた彼を見て、モニター越しに「あいつめ」とホッとした表情を浮かべていた。 余談だが、ゼブラがマリキータマンに敗れた後はフェニックスから「ビッグボディでさえ勝利したというのに」と無関係にも関わらずディスられてしまった。 まぁ、そんなに深い意味のないただの強がりの発言かもしれないが。 おかげでツイッターでゼブラやマリキータマンを差し置いてまたしてもトレンド入りしている しかし、それでも真・残虐チームよりはマシな扱いと言える。 何しろ山籠りの特訓中にたかだか超人強度108万パワーのキン肉アタル一人に全滅させられ、戦闘描写も無いまま出番を終えたのだから。 アニメ版の最終回でも真・残虐チームだけはフェイスフラッシュで復活した描写がない(登場しなかっただけかもしれないが)。 なお、後に 全員正義超人である(実はキン肉マンチームや超人血盟軍を除いて唯一の正義超人のチームである) キャノン・ボーラーの他に、レオパルドンも一命を取り留めている(ただし、超人レスラーとしては再起不能となったようである) レオパルドンの試合はゴングの鳴る前なので試合としてはカウントされておらず(乱入扱い)、試合に持ち込めればマンモスマン相手でもそこそこ善戦できていた 等の設定が明かされている。 新シリーズでは… 【オメガ・ケンタウリの六鎗客編】ではビッグボディがギヤマスターにメイプルリーフクラッチを決める時、彼らに呼び掛ける。 背景には4人全員のシルエットが浮かび、感動的なフィニッシュを飾った。 のみならず、続く【超神編】ではなんと本人達が登場。 かつてのザ・マンのように神から超人となり、超人絶滅を掲げる【超神】達が最初の標的と定めたビッグボディの元へと降り立つ。 ビッグボディは逃げるのではなくあえて迎え撃つことを選択し、中国北京の紫禁城から西安の兵馬俑へと移動する。 超神の一人、ランペイジマンは強力の神との親交があったらしくビッグボディに興味を持つ。 手負いの上、神の1億パワーを失っている状態で本物の神に勝てるのか不安に思いながらもビッグボディはリングに上がろうとするが…。 ここは我々が通しはしない―っ! そこで助太刀に入ったのが、兵馬俑の中に隠れていた(*1)ペンチマン・ゴーレムマン・キャノン・ボーラー。 メイプルリーフクラッチを見ていたかは定かではないが、強力チームの絆は今も健在だった。 しかし、必死にビッグボディを守ろうとする彼らの奮闘も虚しく3人がかりでランペイジマン1人に一蹴され、重傷を負ってしまう。 だが読者は覚えていた。 強力チームにはまだあの男がいることを……。 デモンストレーション要員として瞬殺されてしまった3人。 この時の彼らの闘いぶりは、 キャノン・ボーラー ランペイジマンの喉元にキャノンラリアートを浴びせるも全くこたえた様子がなく、手首投げを食らい吐血してダウン。 ペンチマン ペンチ・クローでランペイジマンのこめかみから出血させるも、腕の力だけであっさりクローを外された上にひん曲げられる、 さらに胸部から×マークをした硬質の物体を撃ち出す「パニッシュメントエングレイバー」で腹部を貫かれKO。 ゴーレムマン ペンチマンを救出するためランペイジマンにゴーレムスピアを食らわせるも、あっさりと返される。 逆襲のドロップキックを繰り出されるも、これを受け止めゴーレムジャイアントスウィングにとらえることに成功。 しかし、なんとその体勢のまま脚力で胴体を挟み込まれ岩石部分が決壊、生身の胴体部分にも大ダメージを負う。 最後はエビ固めのような体勢で地面にたたきつける「カシードラルボンバー」で戦闘不能に。 マンモスマン戦と比較すると マンモスマンがパワフルノーズブリーカーを繰り出すまでは固定されていたペンチ・クローを、ランペイジマンは握力だけであっさり外す マンモスマンがゴーレムジャイアントスウィングで投げ飛ばされたのに対し、ランペイジマンは脚力だけで技を中断させ逆に重傷を負わせる マンモスマンが相討ちに持ち込まれたキャノンラリアートでランペイジマンはノーダメージ と、マンモスマンが本気ではなかった点を差し引いてもランペイジマンのフィジカルの強靭さが目立つ。 とはいえ、超神相手に流血させたペンチマン、一度は攻撃を受け止めたゴーレムマンはこのランクの超人としては称賛に値するかもしれない。 逆にキャノン・ボーラーは「描写的に他のメンバーよりはダメージがなさそうなのにあっさり倒される」というヘタレなやられ方が二度も続いてしまった。 今回は副将らしくセンターに陣取って登場したのに……。 こうしてランペイジマンの超神お披露目デモンストレーションの被害に遭った強力チームメンバーだったが、彼らが身を挺して時間稼ぎをしたのは無駄ではなかった。 その後フェニックスが超神第一陣の公式試合を地球の各地に設定し配下の知性チームとともに迎撃することになった際フェニックスは剛力チームが何とか守り抜いたことで試合可能なぐらい体力を回復できたビッグボディとタッグを組み、理性の神が下天した超神「イデアマン」と狂気の神が下天した超神「ザ・ノトーリアス」との戦いにて『ゴッドブレス・リベンジャー』という互いのフェイバリットを組み合わせたツープラトン技で見事に勝利。 超人たちの奮闘を超神たちにもある程度認めさせ、”バベルの塔”におけるセカンドステージを執り行うきっかけを作ることになった。 何が知性だ!そのかしこい文面をwiki篭りよ[項目変更]で追記・修正してやれー! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「試合会場を持ち上げて振り回す」 超人 申し訳無いがカナなんとかさんはNG -- 名無しさん (2014-05-14 17 20 51) 某同人ゲーでも愛されているんだよなw -- 名無しさん (2014-05-14 17 44 36) ただ「マッスルグランプリ」のビッグボディには、メイプルリーフクラッチやマッスルインパクトという必殺技があるのだが・・・ -- 名無しさん (2014-05-14 18 10 19) マンモスマンに真っ向勝負でやられ続けるのを見て(せめて頭脳や戦術でやられるような展開にしてやれよ…)と気の毒に思った -- 名無しさん (2014-05-14 18 26 54) 強力チームって割には、飛翔チームよりも超人強度が低いメンツばかりだな・・・ -- 名無しさん (2014-07-21 12 05 23) 「強力チーム」だからって力しか能がないような超人ばかりじゃなくてもいいのに・・・。 -- 名無しさん (2014-07-21 12 25 45) 一応、全員正義超人なんだってね -- 名無しさん (2014-07-21 12 29 04) まぁビッグボディことストロングマンはそこまで悪人ってわけじゃないし、神に唆されたってのが不幸の始まりだったということで -- 名無しさん (2014-07-21 12 34 17) グオゴゴゴ→ギャアーまでに麺VS電池以上の激闘が繰り広げられてたと思うと胸熱 -- 名無しさん (2014-07-24 20 51 44) 「切り株を引っこ抜く」という行為がどれだけすごいのかということかいまいち伝わりづらかったりする。 ほら、キン肉星の村人って謂わば超人みたいな奴らだから、そいつらが引っこ抜けなかったなんて、それは凄い切り株に違いない(震え声) -- 名無しさん (2014-07-24 20 57 16) ↑その凄い切り株を1人で引っこ抜くんだから強力の名に偽り無しだな(棒) -- 名無しさん (2014-07-24 21 02 35) ↑↑それは理屈に叶うけど、それでもいまいちよくわからない切り株 -- 名無しさん (2014-07-24 21 06 46) ↑きっとわざわざ誰もやりたがらない切り株を引っこ抜く作業を自分から?って出たからすごい奴なんだよ(錯乱) -- 名無しさん (2014-09-27 21 05 16) ↑善良な働き者だったのは確実だよな。 -- 名無しさん (2014-09-27 21 18 39) ↑多分強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたのは本当だ。自分でもよくわからないうちにビッグボディにされてたから・・・ -- REMONMAJIN (2014-10-10 23 30 18) ↑↑他の五王子の中では、変身前(フェニックス、パワフル、盗人ジョージ、ソルジャー)は一番人の役に立ってたと思う。 -- 名無しさん (2015-05-05 19 40 36) (別の意味で)アイドル超人そのもの -- 名無しさん (2015-07-21 13 08 58) もしかしたらビッグボディならもっとデカい試合会場をブン投げられるかもしれない -- 名無しさん (2015-07-21 13 20 48) 一応、超人強度は悪魔六騎士並 -- 名無しさん (2015-07-22 22 58 28) ↑4 てかその4人が引きこもり、馬殺し、悪党、家出人と碌な面子じゃないなwまぁゼブラはマシっぽかったが -- 名無しさん (2015-12-03 16 09 03) ↑ゼブラは境遇上仕方無い。寧ろ貧乏に耐えて努力して来たから立派な部類のヤツだと思う -- 名無しさん (2015-12-03 16 28 56) 作 中 不 敗 超 人 キ ャ ノ ン ボ ー ラ ー -- 名無しさん (2016-01-25 13 37 25) ↑ただし勝ち星もない -- 名無しさん (2016-01-25 14 26 51) 地味に作中唯一の不敗超人なんだよなぁ -- 名無しさん (2016-02-07 10 57 41) そんな超人をスカウトしてるビッグボディの眼力。大したヤツだ……(混乱) -- 名無しさん (2016-02-07 11 11 15) 一体何十年ぶりの再評価だろうか -- 名無しさん (2016-02-25 09 02 49) 評価というか古傷抉ってるというか -- あ (2016-02-25 09 53 04) 全員正義超人ってソースどこよ? 調べてもそんなのでないんだけど -- 名無しさん (2016-05-10 08 41 35) 因み強力バックブリーカーは、普通にジャベで存在する。 -- 愛なんかねぇよ (2016-05-12 01 59 03) 1人生き残ったキャノンボーラーのその後が気になる -- 名無しさん (2016-11-13 18 17 50) ドイツとイラクとパレスチナと散々ネタにされてるビッグボディだけどトリニダードドバコの超人まとめあげてるんだから大したもんでしょ。こんな宗教バラバラの国の人間纏めるなんてキリストでも出来ない。 -- 名無しさん (2016-12-06 13 28 35) ビッグボディさんマスグラ2で超パワー・カス耐久なのがそれっぽくて吹く。でも伸び代ありそうだから漫画に再登場すればすごい熱い展開が見れそう -- 名無しさん (2016-12-21 06 39 57) ↑ 運命の王子達の超人強度は一時的にドーピングされただけだし、フェニックスやゼブラやマリポーサと違ってろくに戦闘経験もない切り株ぬけるだけのただの力が強い村人のビックボディーじゃ超人レスラーとしての伸びしろないと思うぞ -- 名無しさん (2016-12-21 08 28 54) 偽マッスル・リベンジャーの元ネタはSFC版キン肉マンでのビッグボディ超必殺技だよ(ちなみにマリポーサのはアステカドロップ)。あとマッスルファイトでやたらパワー120%って出て来るのも多分これが元(超必殺技時のセリフ)。 -- 名無しさん (2017-01-16 14 48 34) ↑のソース:https //www.youtube.com/watch?v=oD7KWDtP1ls -- 名無しさん (2017-01-16 14 49 38) でも他のチームと違ってメンバーとチーム名が1番合致してるよな -- 名無しさん (2017-02-06 15 21 33) マッスルファイトで一番インパクトのあるのは「偽マッスル・インフェルノ」だと思う -- 名無しさん (2017-02-24 09 05 06) キン肉アタルと一進一退の攻防を繰り広げた強盗と強力チーム&真・残虐チームが戦ったらどっちが勝つのだろうか? -- 名無しさん (2017-02-24 14 27 18) 超人強度は本当に強い超人の場合だと目安にもならない哀しさ。 -- 名無しさん (2017-04-27 18 15 17) マッスルファイトにおけるビッグボディの一番インパクトのある技は「偽・マッスルインフェルノ」だと思う -- 名無しさん (2017-04-27 18 31 25) 新しいシリーズで出て汚名返上しなきゃな -- 名無しさん (2017-06-06 18 26 16) レオパルドンが再登場したら、多分それは勝ちフラグだと思うわ -- 名無しさん (2017-06-18 02 52 18) チームメイト正義超人なのか・・・。 -- 名無しさん (2017-06-18 09 40 09) 頭が悪すぎて悪事を働こうという考えすら浮かばないから、結果として正義超人なのかも… -- 名無しさん (2017-07-26 17 19 23) こいつらがウルフマンの助けに来てくれたら面白かったのにwwwww -- 名無しさん (2017-07-31 08 11 01) ↑次のページめくったら血の海になってそう -- 名無しさん (2017-09-30 17 55 40) スペシャルマンをリスペクトしていることに…。ゴーレムマンは弄られなくてよかったというべきか、中途半端に活躍したせいでネタにもならないというべきか -- 名無しさん (2017-10-16 12 14 20) 飛翔チームは泥棒仲間、残虐チームと技巧チームは雇われ者、知性チームは神の刺客や超人の歴史に関係している連中…強力チームの繋がりは -- 名無しさん (2017-11-15 00 04 16) 知性の神&フェニックス復活ということは、当然ビッグボディさんも大活躍ですよね! -- 名無しさん (2017-11-27 23 48 45) ↑か、神に唆されたんだ -- 名無しさん (2018-01-14 00 01 23) 今やってる新編で復活したら相手は巨漢繋がりでパイレートマンかな? -- 名無しさん (2018-01-14 14 26 07) 真面目に戦えばキン肉マンチームともそれなりに戦えたのではなかろうか -- 名無しさん (2018-02-03 10 42 57) 闘将!!拉麺男の龍牙拳法魔颶拏謀と激似だがどっちが先なんだっけ? -- 名無しさん (2018-02-03 11 02 50) ビッグボディがまともに闘う姿が見られると楽しみでならない -- 名無しさん (2018-03-12 00 06 33) お前らどんだけビッグボディさんが好きなんだw -- 名無しさん (2018-03-12 14 14 57) カナダ繋がりでカナディの敵取ってくれよ!!! -- 名無しさん (2018-03-12 20 29 57) とうとうビッグボディの出番が来たか…!(ガタッ -- 名無しさん (2018-03-12 23 24 15) 明らかにカナディの互換だからな。ゆで自身の手でメイプルリーフクラッチが見られたら最高なんだが -- 名無しさん (2018-03-19 22 43 50) 六鎗客相手にどこまでやれるか………カナディみたいに名誉挽回なるかな? -- 名無しさん (2018-03-27 19 36 48) 改めて見ると、やっつけデザインとは思えないほど格好いいなあ、ビッグボディ。 -- 名無しさん (2018-03-30 00 32 09) ↑プロテクターは流用だけど、マスクはとk -- 名無しさん (2018-03-30 00 34 41) フェニ「サタンなんぞにそそのかされた哀れな連中がいると聞いてな」のコマにきっちりビッグボディを入れるあたりは流石ゆで御大と言わざるを得ない -- 名無しさん (2018-04-01 21 22 03) 「マッスル・リベンジャー!」と言いながら龍牙拳昇技人体頭破を使ったら吹く自信がある -- 名無しさん (2018-04-01 21 41 27) 勇者ビッグボディには、自分の肉体を他者に分け与える能力があったんだよ。強力チームの面々に授けてたんだけど、それを回収できなかったからフェニックス戦では何もできず負けちゃったんだ。 -- 名無しさん (2018-04-01 22 11 09) ペンチマンとゴーレムマンはそこそこ戦えてるし、決して弱い奴らではないと思うわ。 -- 名無しさん (2018-04-02 19 14 24) 正直オメガ以外なら勝てそうたがどうなるか -- 名無しさん (2018-04-07 01 05 50) マリポーサは見事な勝利を納めた。次はビッグボディの番と期待したい。 -- 名無しさん (2018-05-29 18 36 22) 自慢の強力でギヤマスターの回転を食い止め力押しで勝利…かな -- 名無しさん (2018-06-03 00 24 24) ドアーッ(ヒップアタック) -- 名無しさん (2018-06-04 00 16 43) ビッグボディさんが奮起してる少し前に、フェニックスさんが「いけないなァ神のことを悪く言っては」とお兄さんに言ってるのは笑ってあげればよいんだろうか…ww -- 名無しさん (2018-06-04 00 28 13) ↑↑ギアに向かって突っ込んでったんだよな・・・あれ。ケツがでかいのかケツも強力なのか -- 名無しさん (2018-06-04 00 31 25) マリポーサは無茶苦茶格好良かったのに、ビッグボディの方は微妙にネタ臭のする扱いw -- 名無しさん (2018-06-04 00 45 36) 微妙にというかガッツリ痛いとこ突きまくっててネタしてるというかw -- 名無しさん (2018-06-04 01 43 46) たまにいる「何でこんな変な技構成なの!?」だけど強いレスラーみたいな感じにして欲しい。ギヤさんはギヤさんで自分を棚に上げて煽ってて負けフラグ感がすごいしw -- 名無しさん (2018-06-04 07 06 03) 勝ってほしいという気持ちも立ち位置的に善戦はするけど敗北かな…という若干の諦めがごちゃまぜな感じだ -- 名無しさん (2018-06-04 08 45 07) でもこれでギヤが勝ったらギミック超人としてはジンクス打ち崩しまくりの大躍進だけどね -- 名無しさん (2018-06-04 10 22 55) 最弱候補って部分は否定せずに「強力だけはホンモノだぁーーっ!」って話のすり替えをしてる…って意見見たとき笑ってしまったw -- 名無しさん (2018-06-05 03 19 24) ↑なんでや、恥は認めた上でセールスポイントアピールしただけやろ!? -- 名無しさん (2018-06-05 08 21 08) もしビッグボディ勝利回のタイトルが『勇者ビッグボディ』だったら本気で吹く自信がある -- 名無しさん (2018-06-05 09 09 15) ↑3 まあ5王子の中では最弱でも腕力だけは最強っていう意味かもしれんし、最弱だからギヤマスターに勝てない道理はない…よな? -- 名無しさん (2018-06-05 22 05 12) ↑その本物の強力でギアを正面から止めれなかったのがすごく心配なんですよね... -- 名無しさん (2018-06-05 23 13 49) メイプルリーフクラッチじゃないんかーい! -- 名無しさん (2018-06-18 09 09 00) ↑それは後のお楽しみだよ・・・(願望 つか冒頭の重量挙げで吹いたwww -- 名無しさん (2018-06-18 11 46 52) 折角攻勢に出たのに過信てwww -- 名無しさん (2018-06-18 14 37 09) ↑マリポーサ戦より煽り文が厳しいのちょっとヒドイでしょw -- 名無しさん (2018-06-19 00 24 45) テリーマンvsマックスラジアル戦を思い起こさせるなぁ⋯あの時は肘で止めたけど今回はどうやって止めるのやら -- 名無しさん (2018-06-19 10 17 40) マッスルインパクトはゲームオリジナルだし流石に出ないかなぁ -- 名無しさん (2018-06-19 18 59 42) 今週ビッグボディから「オレを信じてくれた仲間」みたいな発言出たし強力チーム再登場あるか? -- 名無しさん (2018-06-25 00 12 25) 今週のひきで少なくとも負けはなくなったな。引き分けDKOはあるかもしれんが -- 名無しさん (2018-07-02 13 45 29) ただギヤをぶっ壊すってなるとメイプルリーフクラッチは見れなさそうかなぁ… -- 名無しさん (2018-07-02 15 00 05) ギヤマスター戦がまさかこんなに熱くなるとは -- 名無しさん (2018-07-02 16 16 59) ギヤマスターとの戦いが因縁のライバルとの決戦感が凄い こいつら初対面なのに -- 名無しさん (2018-07-09 00 10 33) これだよ。これが見たかったんだよ。 -- 名無しさん (2018-07-09 00 19 42) チームの皆も友情出演で必殺技でキメた。いやーよかったよかった -- 名無しさん (2018-07-09 00 35 07) やはりメイプルリーフクラッチでトドメか!!長かった……色んな意味で -- 名無しさん (2018-07-09 00 37 44) 変な技構成だったけど、必殺技は超正統派だった! -- 名無しさん (2018-07-09 00 39 52) メイプルリーフクラッチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! -- 名無しさん (2018-07-09 06 31 37) メイプルリーフクラッチが来るのはある程度予想できてはいたが、ここまでかっこいい演出で決めるとは! -- 名無しさん (2018-07-09 07 13 40) 仲間たちの想いを背負ったメイプルリーフクラッチ!!! 最高だわ!! -- 名無しさん (2018-07-09 08 53 38) ウルフマンとルナイトの戦い以降、毎試合オメガ編のベストバウト更新されてる気がする…ゼブラの試合、ハードル高いぞこれ…! -- 名無しさん (2018-07-09 09 52 21) 現場の砂使うっていうのが知性を感じさせる、というそっち方面でも成長している説見て、それもいいなと感じた -- 名無しさん (2018-07-09 22 00 06) 果たして軒轅星はどっちに落ちるのか気になる。 -- 名無しさん (2018-07-09 22 07 44) ちょっとwそこはビッグボディが受け止めてあげる流れでしょw落ちると思わなかったとかなんなのよwww -- 名無しさん (2018-07-16 02 13 17) 「まさか本当に降がってきやがるとは!」そりゃ超人プロレス見慣れてる読者はともかく、経験浅いビッグボディはそう思うわなw 殺すために来たのにギヤマスター助けようとするあたり、ホントに神にそそのかされただけで根っから純朴で気のいい一超人だったんだな -- 名無しさん (2018-07-16 02 18 28) メイプルリーフクラッチの項目、デカ文字で「見ているか、ペンチマン レオパルドン(この場は省略)」のセリフ入れると読んでて心が熱くなりそう -- 名無しさん (2018-07-16 02 57 59) ↑2 よくよく考えると運命の王子でビッグボディが一番常識人じゃないかって気が…だからゆで展開に対応しきれなかっただけかも -- 名無しさん (2018-07-16 16 49 39) エクスプロイダーは秋山準のオリジナル技ですよ -- 名無しさん (2018-07-17 20 59 14) 殺しに来た以上非情であろうとするけど、咄嗟だったり熱中し始めると正義超人出身らしい人の好さが出てくるのがいいよね -- 名無しさん (2018-07-24 10 33 03) 運命の王子編は欲に目が眩んだのが一番の敗因か -- 名無しさん (2018-08-11 21 05 15) 正義超人の中では破格の超人パワーの持ち主ばかりの強力チームだが、物騒な外見に反して案外平和な日々を送ってたんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2018-08-17 19 32 11) 切り株を引っこ抜いていて強力の神に憑依された時も、「?」と状況をよくわかってなかったようだし、「オレにもよくわからないんだ。強力の神にそそのかされてムリヤリ出場させられたんだ」ってのは苦し紛れの弁解とかじゃなくて、まごうことなき本音だったんじゃないかな。ストロングマン、マジかわいそう -- 名無しさん (2018-08-17 21 08 54) 田舎の気のいいヤンキーが「お前王様になれるでー」って言われたらころっと転ぶのはしょうがない -- 名無しさん (2018-09-06 14 07 20) よく考えたら別にヤンキーではなかった。悪い大人に騙されて東京に連れて行かれた田舎の青年みたいな感じか -- 名無しさん (2018-09-07 19 20 32) 取りあえずフェニックスが勝っても負けてもメイプルリーフクラッチ決める権利はあるぞ、ビッグボディ。 -- 名無しさん (2018-09-24 01 39 15) 確かにひどいこと言われてたな。やっぱアイツ本質的にフェニックスだわ -- 名無しさん (2018-09-24 02 14 33) フェニが負けたときにはブーメランが飛ぶ -- 名無しさん (2018-09-24 05 08 17) 関係ない試合なのにTwitterでトレンド入りしててワロタ。もはや押しも押されぬ人気者だな。 -- 名無しさん (2018-09-24 09 38 09) 正義超人とはいえセリフから見ると開拓メインっぽかった彼が -- 名無しさん (2018-09-29 22 31 13) ↑4 アリステラたちに対しても「辺境の田舎者」と随分な言いようだったものな、今回は。改心はしても傲慢な人柄なのは変わらないというか。変に急に善人に変貌するより、俺はこっちが好きかな -- 名無しさん (2018-09-29 22 35 36) ↑2続き 神憑依前に命のやりとりをする機会があったのだろうかと考えると敗北自体は糧になったのだろうと思う。だがフェニックスを一発殴るくらいは許されると思うw -- 名無しさん (2018-09-29 22 40 26) フェニックスの嫌味は賢い自分がビッグボディと同じ開拓者に落ちぶれたストレスをぶつけてる気がしないでもない -- 名無しさん (2018-10-07 00 10 18) まぁ流石にフェニックスのあの酷い発言は悪気はない強がりだと思うけどねwdisられたビッグボディは完全にとばっちりだけどw -- 名無しさん (2018-10-07 01 53 54) メイプルリーフクラッチ決めた場面をもしレオパルドンとキャノン・ボーラーが観てたとしたら泣いて喜んでるんだろうなあ… -- 名無しさん (2018-11-23 02 54 18) 金の力や神の介入じゃなく気の合った仲間同士だったからビッグボディやマリポーサは強かった -- 名無しさん (2018-12-23 00 02 23) 犠牲になったのがたまたま強力だったというだけで技巧も飛翔もマンモスマン1人に4人抜きされそうではある -- 名無しさん (2019-06-03 12 27 25) しかし王位戦新顔チームの中では割と仲良さげな強力チームだけど、どういう形で超人パワーが一番低いストロングマンと交友関係結んだんだろうね? -- 名無しさん (2019-12-14 18 49 50) 先鋒~副将まで全員足してもマンモスマンの超人強度にも及ばないし、どこが強力なんだと思ってたが……。正義超人として見れば、確かに超人強度は相当規格外に高いな。 -- (2019-12-14 20 49 46) ペンチマンは舐めプとはいえマンモスマンの顔に傷をつける程度の実力者なのに、ペンチノンとか間違えられる程度に不遇。 -- 名無しさん (2020-04-21 01 16 50) だれかがビッグボディの援護に来るとは思ったけど彼らだったとは…やっぱり結束力すごいな -- 名無しさん (2020-08-24 00 11 33) でもかませ -- 名無しさん (2020-08-24 00 24 26) ↑2レオパルドンがまだ出てきて無いのは伏線、もとい仕込みかな -- 名無しさん (2020-08-24 00 32 27) ゲーッ!“あの方”呼びで泣いてたら全員やられただとーっ!? -- 名無しさん (2020-08-24 00 37 00) 正直来るとは思っていた。ビッグボディがやられそうなタイミングでそれをかばってやられるとかで。まさかここまで一気に瞬殺されるとは…wwいや凄い熱い展開ではあったが -- 名無しさん (2020-08-24 00 41 45) 俺はレオパルドンで行くぜ!! -- 名無しさん (2020-08-24 00 47 00) なんでアイツらあそこに潜んでたんだ… -- 名無しさん (2020-08-24 01 00 51) キャノン・ボーラーにやっとマトモなセリフが… -- 名無しさん (2020-08-24 01 11 49) マンモスの時と同じようなペースで処理されてしまった。マンモスおよび超神が強すぎるのか、こいつらが実戦経験不足なのか… -- 名無しさん (2020-08-24 02 13 13) ↑そら前者でしょ。ランペイジマンの実力が最低でもマンモスマンレベルと保証されたとも言える -- 名無しさん (2020-08-24 02 23 58) あんな近くにいたんだったら、ギヤマスター戦で応援ぐらい行けば良かったのに・・・ -- 名無しさん (2020-08-24 05 57 47) やられっちまったけどその辺の話もフォローされるといいね。しかし、自分(達)が思ってる以上に愛し愛されたチームだったんだな。よかったなビッグボディ。そして勝ちフラグすらあるんじゃないかと思えてきた。(最低でも生存しそう) -- 名無しさん (2020-08-24 07 04 43) 今なおビッグボディに尽くすその想いの強さと流れるような虐殺ショーをいっぺんに魅せられて感動とシュールギャグが両方襲い掛かってくるのはずるいと思う -- 名無しさん (2020-08-24 09 36 17) まだだ…!まだマンモスマンが不意打ちで倒さなければならなかった実力者のレオパルドンが残ってる…! -- 名無しさん (2020-08-24 09 38 58) ↑4 むしろギヤマス戦で奮戦してるビッグボディを見て今回の話で駆け付けたんじゃない?なんにせよ良い奴らだよなぁ…やってることは集団で不意打ちだったけど -- 名無しさん (2020-08-24 10 39 16) レオパルドンはレスラーとしては再起不能になったということらしい…けど、二度とリングに立てないといわれてたはずのロビンが復帰した前例もあるからなぁ。とはいえ今の肉にかつてほどのいい加減さはなさそうだけど -- 名無しさん (2020-08-24 10 45 25) ↑4 実際こんなものだろうという納得もある。強力側は一丸となって主人のためにってテンション上げてるけど、神から見たらゴミはゴミだろって掃除する以外の感覚しかない温度差 -- 名無しさん (2020-08-24 19 38 16) ゴーレムマンがあそこから粘りを見せるかも知れない(勝つとは言ってない)。伝承のゴーレムと兵馬俑は「土から作られた人形」という類似点があるのが気になる。 -- 名無しさん (2020-08-25 16 41 03) 正直、こいつ等出てきた+ギアマスター戦の負傷で負けムードから引き分けムードに変わったと思う。 -- 名無しさん (2020-08-25 23 56 13) しかしここで全員がビッグボディを慕っていたという描写をやると、後続のマリポーサやゼブラが心配。彼らの場合ミキサー大帝とモーターマンという”チームで浮いてたり格下扱いされた輩”がいるからなぁ -- 名無しさん (2020-08-31 06 38 18) 強力チームは過去に瞬殺された奴らだから再登場のインパクトがあるのであって普通に試合した他チームではやらないんじゃないかな。あとゼブラに関してはまず本人の体調の心配してもろて -- 名無しさん (2020-08-31 09 15 19) 何だろう、このただのダーハハハな力バカのバカ仲間から、腐った超人界に物申す為に自分達なりの理想を叶える為にニューリーダー候補に乗った革命児達に見えかねないこの状況。 -- 名無しさん (2020-08-31 09 50 46) 今週アオリの「マンモスマンの数倍強い」が本当なら、かなりの大健闘だったんじゃないか -- 名無しさん (2020-08-31 11 08 25) 生死判明したら追記するかな -- 名無しさん (2020-09-06 23 43 59) ゴーレムマンとキャノン・ボーラーは生きてるっぽい? -- 名無しさん (2020-09-14 11 49 48) 思えば王位継承戦でほぼ全チームが勝手にチーム増やしたり謎の仕掛け使う中で神パワー以外唯一まともに戦闘してた強力チームはある意味一番正義超人っぽいかもしれない。 -- 名無しさん (2020-09-14 21 26 17) ↑「運命の五王子の中でビッグボディが一番スグルに近いんじゃないか」という指摘もありますし、新シリーズのビッグボディを見ていると王者の素質は十分あるように思います。 -- 名無しさん (2020-09-14 21 50 38) つくづく相手が悪いとしか言いようがない。全員厄払いしたほうがいいよ・・・(ノД`)・゜・。 -- 名無しさん (2020-09-26 17 35 44) 本当によくやったよこいつら -- 名無しさん (2020-09-28 00 27 40) キャラ名の次に来てる台詞を書き換えてもいいかもね、特にキャノンボーラーは -- 名無しさん (2020-09-28 09 09 28) ペンチマンよく生きていたな… -- 名無しさん (2020-09-28 09 14 11) 73巻の表紙はこのチームかと期待してたんだがなぁ~… -- 名無しさん (2020-12-22 18 38 33) ↑同じく でも38巻や61巻のような新章開幕の巻はキン肉マンがピンで飾るのがお決まりだからなぁ…せめて背表紙はレオパルドンに譲って欲しい -- 名無しさん (2020-12-22 18 46 16) ↑フード姿の調和の神だったよ…ネタバレ防止の観点でも懸命だったのかな…? -- 名無しさん (2021-01-06 18 33 13) しかしチームメイトが時間稼ぎでランペイジマンに立ちふさがったおかげでなんとかビッグボディは試合可能程度に回復し超神の一画に勝てたと思うと、彼らの頑張りは無駄ではなかったな -- 名無しさん (2022-02-24 22 06 20) 王位争奪編の惨敗ぶりが嘘のように獅子奮迅の大活躍!因縁のフェニックスとのタッグも良かったし、強力チームは新シリーズで優遇されてて良い。 -- 名無しさん (2022-05-25 17 53 59) 相変わらずへっぽこの連中だが正義超人並みの気の良い奴ら -- 名無しさん (2022-06-11 14 35 39) イスラエル出身とイラク出身が同じチームにいる凄さ。 -- 名無しさん (2022-10-29 12 40 11) 王位争奪編でこいつらの試合を観に来た客はあまりに短く一方的な試合内容にさぞ損した気分になったろうな。払い戻しを要求してきそう。 -- 名無しさん (2023-08-20 22 32 46) こうやって旧作の超人が新編で出てくると嬉しい。 -- 名無しさん (2024-06-05 18 28 37) 名前 コメント
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◆◆◆ 男は、目を覚ました。 起き上がって周囲を見回せば、清潔なベッドに横たわる自分と医務室らしき設備の整った部屋。 ―――どういうことであるか? 記憶を思い起こす。 手のかかる上官の少女と狩人の少年を逃がす時間を稼ぐために、自分は"昇華"した。 そこからの記憶はおぼろげだが、たしか群がる"屍の兵"を片っ端から切り捨てているうちに大規模な鍾乳洞の崩落が起き、自分は降り注ぐ岩盤に飲み込まれたのだと思う。 その後どうなったかは自分には分からないが、こうしてベッドに寝かされていたという事は、救助されたという事なのだろうか? それでは納得できない違和感があった。その正体は簡単な事だ。 この医務室―――設備がとても優れているのだ。ラトロアの施療院では―――否、自分が身を置いていた世界では考えられないほどに進んだ医療機器が置かれている。 むしろ自分が生まれ育った世界に近いものだ。 いつの間にかソリダーテ大陸から元の世界に帰ったわけでもないはずだ。それを為そうした男を止めるために自分は戦ったのだから。 では、この状況は何だ? 「……ここは何処であるか?」 リリカルパンプキン 一話『仮面がないのである』 とりあえずベッドから降りようとするが、節々に痛みが走る。 体を見れば全身が包帯に包まれていた。肉体を改造された男でもこれで動くのは少々厳しい。 そして、今更のように自分にとって最も重要な変化が気づく。 そう。『仮面』が、いつどのような時でも被り続けていた『カボチャの被り物』が頭に無かったのである。 落盤の衝撃で外れるか、壊れるかしてしまったのだろうか? 「なんという事だ……。我は見知らぬ場所にいる上に、カボチャまでも失ってしまったのであるか……」 いや、諦めるのは早い。もしかしたら治療を施される際に誰かに外されただけかも知れない。 カボチャを捜索するために、痛みに耐え立ち上がった瞬間、医務室の扉が開き一人の女性が入ってきた。 「あぁ、良かった目が覚めたんですね。意識の混濁などはありませんか?」 医者と思しき女性の問いに男は首を振る。 「問題は無いのである。 ところで、かカボチャの被り物をご存知ないかね? 我が被っていたはずのものなのである。 それともう一つ。ここは何処であるか? 見たところラトロアなどでは無いようであるが」 「カボチャ……? いえ、心当たりは無いですね。あなたをここへ運び込んだ時には、そんな物は被っていませんでした。 それと、ラトロアという場所も知りませんね。服装などを見た限りでは多分、あなたは次元漂流者じゃないかって話でしたけど……」 次元漂流者という単語は気にはなったが、彼にとって重要だったのはそこでは無かった。 己の顔も同然だった『カボチャ』が無いという事実は男を痛烈に打ちのめした。 別の人生を歩む時こそ外すと覚悟はしていたが、不慮の事態でそれを失うなど……。 ―――否。むしろ頃合だったのかもしれぬな…… と、彼が諦め混じりに事実を受け止めているうちに女医が呼んだのか、医務室に新たに金髪の女性がやって来た。 「初めまして、フェイト・T・ハラオウンといいます。 重傷で倒れていたあなたをここに連れてきたので、一応…保護責任者という事になるので、あなたの身元などを確認させてもらいます」 そうして尋ねられたのは、まず名前。 「我の名は……」 そこで一瞬考え込む。これまで名乗ってきた『パンプキン』という名は、被り物が無い以上名乗るわけにはいかない。魂の名であるそれは、被り物と共にあるからこそだ。 生まれ持った名も無理だ。その名を名乗るのは被り物を外す事ができてから、と考えていたのだ。今はまだ名乗る覚悟ができていない。 折衷案として、昔呼ばれることが多かった愛称を言うことにする。 「我は、故あって名乗るわけにはいかないのである。故に愛称として、パンタと呼んで頂きたい」 「……そう、ですか。ではパンタさん、あなたが何故路上に倒れていたのか分かりますか? 服装などが中世的だったこともあわせて」 「うむ、それについては我にもわからぬ。元はラトロアという場所に居たのだが、目が覚めたらここにいたのである。我の方こそ説明して欲しい」 やはり、男性―――パンタは次元漂流者らしい。 彼はフェイトが自分の車で六課に戻る途中の路上で、重傷で倒れていたのを発見された。 その傷はかなり深く、早急に処置しないと危ないと判断し、近づいていた六課に運び込んだのだ。 幸い命には別状はなかったものの、男の体を調べた結果、少なからず肉体の改造の痕跡があり詳しく調べるために聖王協会の病院へ搬送された。 そして、三日ほど眠っていた男は先ほど目を覚まし、今フェイトの事情聴取を受けているのだが、 ―――変な人だなぁ 最初の感想はそれだった。見た目は温和そうな中年の男だったのだが、口を開いてみれば奇妙に芝居がかった口調だ。普通なら引くのだろうが、男の声や身振りのせいか何故か様になっていた。 突然別の世界に迷い込んだ割に混乱は薄いようだが、次元世界や管理局について順序立てて丁寧に説明する。 改造を受けた体を事についてなども聴きたかったが、とりあえず彼に事態を受け止めさせる時間が必要だと考え、フェイトは部屋を辞し必要な手続きのために六課のオフィスへ戻った。 パンタは説明された自分の状況について考える。 まず、自分は『また』異世界に迷い込んだようだ。どうにも奇妙な悪運には苦笑するしかない。 とはいえ、その体験のお陰で、次元世界については簡単に受け入れられた。 管理局という組織がそこを自由に行動している事についても同様だ。自分たちの世界でも異世界の遺物"魔術師の軸"を研究していたし、 シャジールの民が"御柱"を制御していたから、どこかの世界で異世界を渡り歩くことを可能にしてもおかしくはあるまい、と。 逆に驚いたのは"魔法"。自分の世界では御伽噺と同義の言葉は、この世界では確固とした理論のもとにある技術らしい。 ―――教授が知ったら、興味を示しそうであるな。 屈強な外見に似合わぬ理知的な雰囲気の仲間を思い出し、ふと微笑む。 フェイトの話では、自分のような迷い人は元の世界が分かりさえすれば、幾つかの処置を施した上で帰ることもできるらしい。 その辺りは、この後も行う事情聴取の際に聞かせて欲しいという事だったが、 ―――どうしたものであるかな……。 生まれた世界ではなく、自分たちが迷い込んだ世界に心残りが無いではなかった。 世界の危機については問題ないだろう。かの若き王子であれば必ず成し遂げると、パンタは考える。それより、仲間たちの事が気になった。 ―――教授は大丈夫なはずであるが、イリスとエンジュやシア、カトルはうまく逃げおおせたのであろうか? なにかと気掛かりだった上官は、エンジュがいれば大丈夫だろうか? カトルは最期に為すべきを成せたのか? 自分がいなくとも、彼らはやっていけると確信しているが、存外気になるものだった。 ―――いずれにせよ、フェイト執務官にはもう少し詳しく話を聞かなくていかんのである まだ体は癒えきっていない。もう少し休ませるべきだろうと、もう一度ベッドに横になる。 そして、まどろみ、ぼやけ始めた意識で彼は思う。 ―――カボチャが無いのでは、子供らに『王様』の芸は見せられぬなぁ…… 次へ 目次へ
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時空突破グレンラガンSTrikerS クロス元:天元突破グレンラガン 最終更新:09/11/14 第01話「あたしを誰だと思ってる!!」 第02話「貴様の気合いを見せてみろ!!」 天元突破リリカルなのはSpiral クロス元:天元突破グレンラガン 最終更新:08/09/02(更新停止) 更新停止のお知らせ 諸事情から「リリカルなのはSpiral」の執筆に詰んでしまい、色々と悩んだ結果、この度「グレンラガンStrikerS」という形で再スタートさせて頂くことにしました。 リメイク作品の執筆開始にあたり、申し訳ありませんが「リリカルなのはSpiral」の更新は停止させて頂きます。 長い間ご愛読ありがとうございました。 プロローグ「わしを……誰だと思っている!!」 第1話「貴方は、何者なんですか?」 第2話「軽くこれまでのおさらいしとこーか」 第3話「あたしの拳は天を突く!!」 第4話「二人合わせてラゼンガン」 第5話「皆さん、螺旋研究所へようこそ」 第6話「色々と波乱万丈やね、うん」 第7話「これからウチらの向かう先には……何かあるで」 第8話「騎士はやて……貴女は、卑怯だ……!」 第9話「一緒に飛んでみませんか?」 第10話「ジェイル・スカリエッティ……!」 第10.5話「初めて会っていきなりだけど、一緒に頑張ろうね」前編 中編 後編 完結編 第11話「スバル達は強くなるよ」 外伝「そんな、優しい夢を見ていた」前編 中編 拍手感想 :グレンラガンとのクロスオーバー とてもおもしろいです! 更新楽しみにしています。 :漢女(おとめ)の魂完全燃焼キャノンボールアターーーック!!! :逃げるんだよぉぉぉ!!スモーキー!! :リニアを止めるって操縦はどうすんだよ!『パイロット』を!あんたらここまで来てこんな大切なこと忘れてどうする気だ!ヒヨっ子のオレたちの誰が操縦できるって言うんだ! コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) 久々の最初から見直しました 武装隊ノリノリ過ぎww -- 名無しさん (2008-09-05 17 14 30) シモンは今二十代?それともオヤッさん? どっちにしても燃えまくる!!! 続き頑張って下さい!! -- 名無しさん (2008-09-06 21 31 36) グレパラ最終回、もしくは劇場版アバンを見てしまうと、スバルと共に戦うことになったラゼンガンが、けだし意味深ですね ロージェノム…! -- へまむしN (2008-09-17 03 30 51) ふと・・・この世界のレジアス中将は螺旋の戦士として大暴れしているような気がしたw -- 名無しさん (2008-10-11 06 16 33) 「燃える展開」という言葉はこの作品のために生まれて来たのだ、と確信しました。 -- 携帯から失礼します (2009-01-06 13 42 12) 超天元突破ラゼンガンは、緑色に輝く宇宙規模のマントだけ全裸スバル………ゴクリ -- 名無しさん (2009-04-27 04 37 11) いやぁ、スバルは、グレンラガンに対してまったく違和感ないね〜 口上絶叫してる姿がありありと想像できる魔法少女も、どうかとおもうが -- 名無しさん (2009-11-18 09 00 55) 流石スバルはもちろん、エリオあたりも親和性が高そう、新作も応援してます。がんばってください -- 名無しさん (2009-11-27 16 14 30) 読ませてもらいました。グレラガキャラとスバルのクロスコンビ、どこまで行くか楽しみです!グレラガSTS!! -- 999 (2009-11-29 01 52 19) 名前 コメント TOPページへ このページの先頭へ