約 1,472,992 件
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/1060.html
《プリズムリバー伯》 No.166 Character <第三弾> GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:人間 (自動α): 〔このキャラクター〕は、あなたの場の名称に「プリズムリバー」を含むキャラクター1枚につき「戦闘修正:+1/+1」を得る。 (自動γ): 〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、〔あなたの冥界にある「レイラ・プリズムリバー」1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出しても良い。 攻撃力(4)/耐久力(3) 「これが魔法の力か」 (SP-40:「何という事だ!」) Illustration:びなゆ(SP-40:CircleK) コメント プリズムリバー一家の大黒柱、プリズムリバー伯爵。 自分の場に存在する肉親の数だけその力が強くなる。 「このキャラクターを除く」という記述が無いため、このカードの実質的な戦闘力は5/4である。単体で見ても同じノード、コストのキャラクターと比べて強力な部類に入り、プリズムリバーとのシナジーによってさらに戦闘力を伸ばす事が可能となる。まさしく「高い戦闘力」そのものが特性と言えるキャラクター。 その展開力・コントロール性と引き換えに「一撃の軽さ」がネックとなっていたプリズムリバーデッキにおいて、まさしく大黒柱に等しい頼もしい戦闘用キャラクターと言えるだろう。 ただし他のプリズムリバーと比べると唯一グレイズが0ではなく2であり、あくまでノード拘束を目的とするプリズムリバーコントロールでなら逆に出番が無いという場合も多い。 それでも最後の一押しやレイラ・プリズムリバー/3弾、騒霊三姉妹チームとのシナジーを注目されて採用される事はあるが。 (自動γ)により、決死状態になった際にレイラ・プリズムリバーを後続として冥界からアクティブ状態で場に出すことが出来る。決死状態になった原因によらないため、例えば鬼符「ミッシングパワー」などで能動的に決死状態にすることで(自動γ)を発生させることも可能である。しかもこのカード自体も「プリズムリバー」なのでレイラ・プリズムリバー/3弾の能力の対象になれ、高いシナジーを形成する。 優秀ではあるが、一方で戦闘力が完全に能力頼みなので符ノ弐“博麗 霊夢”/3弾や霊符「夢想妙珠」で能力を封じられてしまうと人界剣「悟入幻想」一枚で決死状態にされるまで弱体化してしまうという脆さも持つので注意。 逆に、狂気の増幅とのコンボが狙えるというこのカードならではの利点もあるのだが。 決死状態になった時点で(自動γ)は発生するため、直ちに対象とする「レイラ・プリズムリバー」を選ばなければならない。なお、実際に(自動γ)が解決するのはこのカードの決死状態の処理が終了してからである。このため、このカードとレイラ・プリズムリバーが同時に決死状態になった場合、そのレイラを(自動γ)の対象として選択することは出来ない。 種族:人間のルナサ・リリカ・メルランの3人からの続きとなるフレイバー・テキストがある。この後は、破滅を呼ぶ東方の呪宝へと続く。 一家の運命は… 収録 第三弾 Advanced Starter(SP-40) The Next Advance(SP-40) スペシャルカード 関連 「プリズムリバー伯」 プリズムリバー伯/3弾 プリズムリバー伯/11弾 術者が「プリズムリバー」であるスペルカード 合葬「プリズムコンチェルト」 大合葬「霊車コンチェルトグロッソ」 騒葬「スティジャンリバーサイド」 騒符「ファントムディニング」 騒符「ライブポルターガイスト」 「プリズムリバー」を参照するカード レイラ・プリズムリバー/3弾 プリズムリバー伯/3弾 騒霊三姉妹チーム レイラ・プリズムリバー/11弾 騒葬「スティジャンリバーサイド」 「プリズムリバー」 ルナサ・プリズムリバー/1弾 ルナサ・プリズムリバー/3弾 ルナサ・プリズムリバー/11弾 ルナサ・プリズムリバー/14弾 ルナサ・プリズムリバー/17弾 リリカ・プリズムリバー/1弾 リリカ・プリズムリバー/3弾 リリカ・プリズムリバー/11弾 リリカ・プリズムリバー/14弾 リリカ・プリズムリバー/17弾 メルラン・プリズムリバー/1弾 メルラン・プリズムリバー/3弾 メルラン・プリズムリバー/11弾 メルラン・プリズムリバー/14弾 メルラン・プリズムリバー/17弾 レイラ・プリズムリバー/3弾 レイラ・プリズムリバー/11弾 プリズムリバー伯/3弾 プリズムリバー伯/11弾 「レイラ・プリズムリバー」 レイラ・プリズムリバー/3弾 レイラ・プリズムリバー/11弾
https://w.atwiki.jp/sigainid5/pages/42.html
筑波復路 順位 ドライバー名 タイム 車種 1 くらら 3 01"728 BNR34 2 ハートレス 3 02"293 SE3P 3 クラ 3 03"038 AP1 4 白疾風@MT 3 03"555 EA11R 5 クラ 3 03"693 FD3S6 6 モカさん 3 04"170 NB8C 7 シルフィス 3 04"316 AE86トレノ 8 レイラ 3 04"346 BNR32 9 ラスター 3 04"438 GC8 10 レイラ 3 04"661 CT9Aエボ7 11 レイラ@ビタ 3 04"807 S14 12 レイラ 3 04"831 EK9 13 レイラ@ビタ 3 04"892 AE86レビン 14 レイラ 3 04"910 CN9Aエボ4 15 レイラ 3 04"977 RPS13 16 0~2@ 3 05"031 FD3S 17 あかはりあ~ 3 05"134 JZA80 18 ハムタロー 3 05"185 DC2 19 ハムタロー 3 05"233 CE9Aエボ3 20 ハムタロー 3 05"655 CT9Aエボ9 21 レイラ 3 05"688 NA6CE 22 こーた 3 05"703 FC3S 23 HAS(?) 3 06"375 GDBF 24 くまさん 3 06"707 S15 25 らいむ 3 06"850 SXE10 26 もなさん 3 06"859 S13 27 ガイスト 3 06"977 シルエイティ 28 ジジ 3 08"372 EG6 29 TKS 3 08"912 AE85レビン 30 ふなずしCB 3 09"097 SW20 31 ROGER* 3 10"595 ZZW30
https://w.atwiki.jp/toch/pages/279.html
MD・・・グレイランサー <操作方法> 方向ボタン・・・自機の移動。 スタートボタン・・・スタート/ポーズ/ポーズ解除・・・ポーズ中に自機のスピード設定。 Aボタン・・・スピード設定・・・自機のスピードを4段階に変化させます。※自機の移動速度は1速→2→3→4→3→2→1の順で変化。 Bボタン・・・自機及びガンナーの弾を発射。 Cボタン・・・ガンナーのコントロール。 1992年7月17日発売 日本コンピュータシステム 8,300円(別)/STG
https://w.atwiki.jp/gunvolt3/pages/86.html
アフターエピソード01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 きりん合流後15 16 17 アフターエピソード 01 + ... ZEDΩ.: レイラ、なにをしてるんだい? レイラ…ATEMSの巫女にあてがわれた電子の踊精(サイバージーン)の能力者。 オレやATEMSの研究班ですら、彼女のチカラの全容は未だ 把握できていない… …ただ、無口な彼女がオレに付き従ってくれることは、ATEMSへの貢献以上に…どこかオレ自身の支えにもなっている。 レイラ: ん。 レイラの視線の先には、容器に入ったABスピリットがあった。 ZEDΩ.: ああ、ABスピリットか…。 スピリット、第七波動(セブンス)能力者が命を落とすと発現するという 能力因子とは異なる物質… でも、普通はこんなハッキリと残らないもんな。 蒼き雷霆(アームドブルー)だけが特別なのか、それともなにか条件があるのか…? あの時の状況から考えて、 ガンヴォルトが死んだとも考え難い…。 彼が生きているなら、このABスピリットはいったい…? ZEDΩ.: …いずれにせよ、とても興味深い物質だね。 レイラ: ん。(こくり) 02 + ... ZEDΩ.: ABスピリットの回収… バレたらまたあの子に怒られちゃうかな? レイラ: むぅ。 ZEDΩ.: この計画は人類…もとい、皇神(スメラギ)のためにも達成したいから 大目に見てもらえると嬉しいけど。 レイラ: …ん。 ZEDΩ.: ハハ、そう言ってもらえると助かるよ。レイラ。 世界の情勢は未だ予断を許されない状況、 むしろ、オレたちが以前より悪化させてしまった…。 この先、より良い世界に人々を導くには 皇神(スメラギ)との密接な連携は必要不可欠だろう。 ZEDΩ.: ま、やり残すってワケにはいかないな。 もうひと踏ん張りだ! レイラ: ん! 03 + ... ZEDΩ.: ABスピリット… ガンヴォルトとメビウスか。 あの時、鎖環(ギブス)の封印が完全であったなら なぜ彼は飛び去ってしまったんだろうな…? ルクシア: 『あら、アレはあの子の無限の星詠(ちから)が封印によって内転したせいよ、 ZEDΩ.ったら、気付かなかったの?』 ZEDΩ.: ルクシア。 内転…彼は運命の改変を自分自身に行ったってことかい? ルクシア: 『そ。 彼は避けられない破滅を“やり直し”という手段て回避したの。』 『見えなかった? 身体やチカラも生まれたての頃まで巻き戻ってたわよ、彼。』 ZEDΩ.: そうすると、ガンヴォルトはもう… ルクシア: 『どうしてるか、まては流石に判らないけど… 何処か、平穏に暮らせる場所に行き着いてると良いわね。』 鎖環(ギブス)の巫女…きりんは彼に何が起こったのか 知っているのだろうか? 04 + ... システィナ: …レイラ、ルクシアは何をしてるの? レイラ: んー。 レイラの合図でルクシアと呼ばれた少女… 電子の踊精(サイバージーン)が姿を現す。 ルクシア: 『…あら?別になにもしてないわよ?』 システィナ: なにもって…色々あるでしょう!? 治龍局の動向偵察とか!ABスピリットの探索とか! ルクシア: 『あら、それは見てるけど… そんなの“なにか”の内に入らないでしょ?』 システィナ: は・い・る・わ・よ! ちゃんと見ているなら、早く報告をなさい! ルクシア: 『造作もないことを“なにか”だなんて、大げさね?』 『べつに変な動きはしてないわ。 ZEDΩ.の事は各地て探ってるみたいだけど… ナイツは別に注視してないんじゃないかしら?』 『スピリットの反応も増減無いわね。』 システィナ: はぁ…もう! 今後は初めからそうしなさい! あと、ZEDΩ.様には様を付けなさい! 様! ルクシア: 『ええ、気が向いたらやるわ。気が向いたらね?』 レイラ: ん。 05 + ... レイラ: じー。 サーペンタイン: ん…? レイラがサーペンタインの占い道具… 古文書や渾天儀などを延々と見つめている。 レイラ: ……。 サーペンタイン: な、なんです..?あげませんよ? ……。 暇なら、アンタの未来でも占いましょうか? レイラ: ん! サーペンタイン: …しょーがないヤツですね。 …案外悪い仲ではないようだ。 06 + ... レイラ: じー。 グラツィエ: ん…?レイラちゃん? わだすになにか用べ? レイラ: ん。 レイラが袖から丸くてごつごつした石を取り出す。 …どこから捨ってきたんだろうか? グラツィエ: こ、この石っころの特徴は“ずおーど” だべか…? まんずよぐ見っけてきたべなぁ…! ジオード…確か、中が空洞になっていて 内側に鉱石などが密集して生成している石だ。 生成物が宝石などの場合、高額で取引されることもある。 グラツィエ: 中は水晶(クォーツ)だべか…? …レイラちゃん、割ってみても良いべ? レイラ: ん。(こくり) グラツィエ: やったべ!よーす、まんず綺麗に加工すてやんべ! 07 + ... レイラ: じー。 プラド: おや?どうしたんだいお嬢さん? いや、言わなくても大丈夫。 わたしに抱き上げられたい…そういう事だね? レイラ: むー。(ふるふる) プラド: …なに?違うのかい? 遠慮しなくても良いんだよ?ほらほら。 システィナ: なにしてるのよプラド、ミーティングの時間過ぎてるわよ? 早くきなさい! プラド: な、なんだって…!? レイラ: ん。 08 + ... ZEDΩ.: サーペンタイン。 頼んていた予知の結果、出せたかい? サーペンタイン: …いえ、相変わらずハッキリしたビジョンは出ていません。 一定の確定点を超えない限り、未来予測は厳しいかと…。 ZEDΩ.: そっか…サーペンタインの占術も厳しいとなると今後の指針は臨機応変に決めるしかないな。 この混迷の世界、やはり簡単にいきそうにない。 サーペンタイン: 力添えてきず、申し訳ありません…。 システィナ: サーペンタイン…手を抜いたりしてないでしょうね? サーペンタイン: わたしがするわけ無いでしょう?うるさいですよ。 システィナ: う、うるさいですって!? ZEDΩ.: まあまあ。 09 + ... グラツィエ: サーペンタインさん、その食べ物はなんだべ? サーペンタイン: この国の菓子、和菓子と呼ばれるものですね。 カステラのような物に餡子・豆などを煮たものを 詰めているようです。 グラツィエ: わがす…なんだか可愛らしい見だ目だぁ… 一つ頂いても良いべか? サーペンタイン: どうぞ。 こちらの“どら焼き”、わたしには甘すぎましたので…。 グラツィエ: はむ…。おお…なんだかフワフワすてて、スークリームみたいな...? もぐもぐ… レイラ: じー…。 サーペンタイン: …アンタも、持って行って良いですよ? レイラ: ん! 10 + ... プラド: やぁサーペンタイン、キミは今日もミステリアスだね! サーペンタイン: わたしからすればアンタの方がずっとミステリアスですけど… なにか用ですか? プラド: 素敵な午後に、紅茶はいかがかな? 今日のおススメはダージリンティーさ! サーペンタイン: あぁ、飲み物ですか... では無糖(プレーン)で一杯お願いします。 プラド: え、ええっ…!? サーペンタイン: …なんですか、その“信じられない!”というような反応は? プラド: “信じられない!”紅茶に砂糖を入れないだなんて…! サーペンタイン: …人の趣向にケチつけないでくれます? 11 + ... グラツィエ: そういえばわだすたち…あんだけのことをすたのに 皇神(スメラギ)ん中自由に動けてるの、なんでだべ…? サーペンタイン: まぁ、常識的に考えれば投獄されるのが妥当でしょうね。 もしくは実験場送りてしょうか? グラツィエ: ひえーっ!? サーペンタイン: 恐らく、あの巫女もどきとZEDΩ.様が 取り計らってくれたおかげでしょう…。 まぁ良い目で見られているようには思えませんがね。フフッ。 プラド: おや、そうなのかい…? わたしには彼らからのファンメッセージが毎日届いているよ! プラドが自分の端末を見せてくる…。 確かに皇神(スメラギ)の社員がプラドに賛美を送っているようだ、 それも十数人。 サーペンタイン: えぇ…?ここの連中、アタマ大丈夫なんですか...? グラツィエ: あはは…。プラドさん、見だ目はカッコいいがら…。 12 + ... プラド: こ、この強烈(ほうじゅん)な香りはなんだい…? 眩量を起こしそう、だよ…! プラドが部屋に入ると、怪しげな儀式をするサーペンタインと グラツィエが椅子に座っていた。 …辺りには強烈な異臭(スメル)が漂っている。 グラツィエ: あ、プラドさん… この香りはサーペンタインさんが占術で使った香料だべ。 サーペンタイン: 普段は自室でやるんですが、まぁ今は場所がありませんので…。 グラツィエ: わだすはキツい香りも平気だども… しずていなちゃんとずえど様は退避されてるべ。 プラド: な、なるほどね…! くっ…これしきの香りにやられていては、騎士(ナイト)としての名折れ…! 耐えて、みせるさ! サーペンタイン: 顔面蒼白ですが、大丈夫ですか…? グラツィエ: あ、倒れたべ…。 13 + ... システィナがオレの座っていた席の前で 真剣な面持ちで立っている…。 システィナ: この、ZEDΩ.様がお残しになった紅茶… ひ、秘書であるわたしなら…頂いても 問題は無いわよね…? レイラ: じー…。 システィナ: …はっ!? な、なんてすかレイラ…? あなたに、わたしを止める権利があるのかしら!? サーペンタイン: まぁ無いですけど…面白いですよね。 レイラ: ん。(こくり) システィナ: んなっ!? ささ、サーペンタイン! いつからそこに!? 14 + ... プラド: ふむ… 皇神(スメラギ)でも、偉人は銅像にして称えるようだね…? システィナ: プラド…変なこと考えるのは止めなさい? プラド: フフッ、わたしの考えを読むとは… さすがだねシスティナ! 帰国後、我等の宮殿にZEDΩ.公やATEMSナイツ、 みなの銅像を建てようじゃないか! システィナ: …自分の銅像を建てるためにナイツ全員の銅像を 建てさせよう、ってことかしら? プラド: フッ わたしはみなが喜べる平等な形式を唱えているだけさ! システィナ: ZEDΩ.様の銅像だけならともかく… ナイツ全員が同じ栄誉に預かろうなんて、おこがましいわよ。 …ZEDΩ.様の銅像だけならともかくね? プラド: くっ…!では、我々は石像ということでどうだい…!? グラツィエに作ってもらおうじゃないか! システィナ: な、中々ねばるわね…? きりん合流後 15 + ... きりん: しかし、アンタら余裕だね… 自分の国に戻らなくて平気なの? システィナ: ふん。レイラの電子の踊精(サイバージーン)さえ居れば 国の状況は手に取るようにわかる… 何も問題は無いわ。 レイラ: ん! きりん: ああ、このちびっこの…そんなに遠くても判るんだ。 ルクシア: 『…あら、あなたってこの前チカラ貸した子じゃない? 元気してるー?』 きりん: 噂をすれば。 あの時はアンタのおかげで助かったよ、ありがとね。 サーペンタイン: …ルクシアが自分から出てくるとは、珍しいですね? プラド: フフッ、子猫ちゃんの“鎖環”(ちから)に興味があるのかもしれないね? 16 + ... きりん: アンタがよく言う…“まんず”っての、なに? グラツィエ: えっと…?まんずは、まんずだべ……? きりん: いや、それじゃあわかんないんだって…! サーペンタイン: …“すごい”とか、“本当に”という意味合いの地方言語ですよ。 きりん: えっ、わかるのアンタ!? サーペンタイン: 多少は…本気で訛られるとお手上げですけどね。 きりん: やっぱりガンヴォルトがおかしかっただけか…。 ZEDΩ.: まぁオレも大体わかるけどね。 きりん: ええっ…!? 17 + ... ZEDΩ.: くっ…!ABスピリット、こんな厄介な代物だとは…! きりん: ちびっこの電子の踊精(サイバージーン)まで制御を奪われてる…!マズいよ! ZEDΩ.: レイラ...すぐに助け出してやるからな!
https://w.atwiki.jp/rds_th/pages/87.html
プリズムリバー練習曲第一番“はじめての合奏” 原曲 幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble Vocal めらみぽっぷ Lyric RD-Sounds 概要 「歌」が添えられた幽霊楽団。 原曲の味を生かした、和やかでゆったりした雰囲気の楽曲。 考察 特設サイトの対応する問いは「Q6.レイラ・プリズムリバーはもはや存在していない。」であり、その否定、すなわち「レイラ・プリズムリバーが今も存在している」IFの世界が描かれる。 ブックレットにはいつもの幽霊楽団―騒霊バイオリニスト・ルナサ、騒霊トランペッター・メルラン、騒霊キーボーディスト・リリカ―に加えて見慣れない少女が歌っており、この少女がレイラと考えられる。 本編の世界では姉の似姿の三姉妹を生み出して人間のまま死んでいったレイラだが、この「もしも」の世界では天寿を全うした後も尚、亡霊となって存在し続けているのだろう。 曲の中でレイラの「喩え在り方が違っても私は寂しくないから」等、騒霊と亡霊の違いを示唆している。 小ネタ はなだひょうさんのブログほしにっきにて「亡霊ボーカリスト」レイラ・プリズムリバーのラフ絵がアップされている。(※あくまではなだひょうさん解釈です) (曲の始まりで小さく1、2、3、4、と声掛けは涙腺ものである) コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/6663.html
草案 ドレディア 雪森りんご サーナイト 高城レイラ クレセリア 笹原奈月 -- (名無しさん) 2012-11-28 22 18 11 なつきはフシギダネ、チコリータ、キモリ、ナエトル、ツタージャ(子ども時)性格:まじめ 持ち物:つきのいし りんごはヒトカゲ、ヒノアラシ、アチャモ、ヒコザル、ポカブ(子ども時)性格:ようき 持ち物:ヒメリのみ レイラはゼニガメ、ワニノコ、ミズゴロウ、ポッチャマ、ミジュマル(子ども時)性格:おとなしい 持ち物:げんきのかけら ひめチェン後はそれぞれの進化系、又は最終進化系、世代統一すること。 3にんのそれぞれの持ち物はマークを表すため。 Wishはミミロップで、特性はメロメロボディで。 (メロメロ必須 リルぷりっ をメロメロにして「あ~んWish~♡」を再現しよう。) とびはねるもいれてジャンプできるようにしよう。(クリス時) -- (リモーネ) 2012-11-29 20 54 17 黒いイバラはロズレイドで。 -- (リモーネ) 2012-12-22 19 25 19 ・女王様:クレセリア ・花の妖精ルゥ:キノガッサ 意外に力持ちなのでかいりき必須 -- (タマモマエ) 2013-01-03 21 14 22 トビウオマンはテッポウオで。 とびはねる必須(とびとび~) -- (タマモマエ) 2013-01-06 11 36 56 ポケモンXYのプロモーションビデオの紹介にあったようにさっそくですが、リルぷりっ3人に新しい候補として、 なつきはハリマロン、りんごはフォッコ、レイラはケロマツで。 -- (リモーネ) 2013-01-14 19 13 53 魔ペットのダイはオタチでどうかな? 色あいとかが似ている+ヤマメっぽいので。 -- (リモーネ) 2013-02-25 14 36 24 ・熱井 太郎:ヒヒダルマ 特性ダルマモード(普段は熱いが落ち込むことも。) ・古林 幸恵:ホエルオーorプテラ 特性プレッシャー(礼儀作法にとても厳しいので。) ほえる必須(喝ッ!!) ・早乙女 光太郎:コロボーシ -- (リモーネ) 2013-02-25 15 49 15 リルぷりっをブイズで統一するなら。 エーフィ:雪森りんご シャワーズ:高城レイラ グレイシア:笹原名月 ひめチェン前は全員イーブイという事で。 -- (名無しさん) 2013-04-11 01 41 32 ブイズならば名月はブラッキーも。 -- (ジャイポ) 2013-04-23 20 20 59 サンムーン カプ・テテフ:雪森りんご オシャマリ:高城レイラ アママイコ:笹原名月 -- (名無しさん) 2018-01-22 20 55 34 600族で統一するなら ヌメルゴン:雪森りんご カイリュー:高城レイラ 色違いのガブリアス:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2018-02-25 22 00 23 虫タイプで統一するなら ビビヨン(はなぞののもよう):雪森りんご ツボツボ:高城レイラ ドクケイル:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2018-03-04 22 11 56 ニャビー:雪森りんご アシマリ:高城レイラ モクロー:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2018-06-02 09 17 01 ♀のみで統一 ラッキー:雪森りんご ビークイン:高城レイラ ミノマダム(ゴミのミノ}:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2018-08-06 09 02 01 幻で統一 ミュウ:雪森りんご ジラーチ:高城レイラ ゲノセクト:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2018-08-31 10 59 57 ソードシールド ヒバニー:雪森りんご メッソン:高城レイラ サルノリ:笹原名月 -- (リルぷりっ) 2020-07-04 15 08 23 アマカジorカジッチュ:雪森りんご 名前ネタ。 -- (ロケット・ガチャット) 2020-08-13 12 52 06 ドサイドンorダイノーズ:熱井太郎 後者は使い手のツツジが教師なので -- (ロケット・ガチャット) 2020-08-29 08 13 46 化石ポケモンで統一 プテラ:雪森りんご タテトプス:高城レイラ リリーラ:笹原名月 -- (ロケット・ガチャット) 2020-09-06 15 27 48 捕獲・孵化日 雪森りんご:4月8日 高城レイラ:6月1日 笹原名月:11月18日 -- (ロケット・ガチャット) 2020-09-11 17 08 26 ホシガリス:ダイ -- (ロケット・ガチャット) 2020-09-13 15 27 31 花咲小学校の教師・生徒 カモネギorコロトック:早乙女光太郎 前者は使い手のネネと声優繋がり、後者はヴァイオリンを習っているので。 トドゼルガ:楓 使い手の名前から。 -- (ロケット・ガチャット) 2020-09-27 09 49 00 パンプジン:高城レイラ パンプキンスープが好物なので -- (ロケット・ガチャット) 2020-10-18 09 12 07 花咲小学校の教師・生徒 ブーピッグ:岡本天子 4コマ大百科ネタ -- (ロケット・ガチャット) 2020-11-15 15 38 29 その他の登場人物 ラビフットorイワーク:タケシ 後者は某ジムリーダーの名前から キマワリ:ヒマワリ大使 -- (ロケット・ガチャット) 2020-11-18 14 57 43 おとぎの国 ラティオス:ヘンゼル ラティアス:グレーテル -- (ロケット・ガチャット) 2020-12-06 11 25 33 テッカグヤ:笹原名月 -- (ロケット・ガチャット) 2020-12-11 06 41 00 主題歌 エンディングテーマ ミルタンク:ヴィラヴィラヴィロー! -- (ロケット・ガチャット) 2021-01-17 14 28 38 花咲小学校の教師・生徒 ダストダス:校長先生 -- (ロケット・ガチャット) 2021-02-19 07 56 55 挿入歌 ハピナス&ラッキー:ハッピーゴーラッキー☆ぷりっ! -- (ロケット・ガチャット) 2021-02-26 23 26 00 ゴーストタイプで統一 ブルンゲル:雪森りんご ユキメノコ:高城レイラ ムウマージ:笹原名月 -- (ロケット・ガチャット) 2021-02-28 13 19 00 主要人物の家族構成 タルップル♂:雪森林檎朗 アマージョ♀orアップリュー♀:雪森フジコ -- (ロケット・ガチャット) 2021-03-26 19 07 21 バオップ:雪森りんご ヒヤップ:高城レイラ ヤナップ:笹原名月 -- (ロケット・ガチャット) 2021-04-25 14 30 49 おとぎの国 ヤドキング:はだかの王様 -- (ロケット・ガチャット) 2021-04-27 22 30 29 その他の登場人物 フーディンorジジーロン:岡正樹 -- (ロケット・ガチャット) 2021-05-03 12 29 28 魔ペット シャワーズ セイ ブースター ダイ サンダース リョク -- (mimitan) 2021-12-29 13 36 00 マホイップorエーフィ 雪森りんご ペロリームorシャワーズ 高城レイラ フレフワンorブラッキー 笹原なつき -- (mimitan) 2021-12-29 17 38 05 ビリジオンorエーフィorホゲータ 雪森りんご テラキオンorシャワーズorクワッス 高城レイラ コバルオンorブラッキーorニャオハ 笹原なつき -- (mimitan) 2022-12-10 18 03 03 ヤヤコマ セイ オタチ ダイ ヤマネで絶対決定 タツベイ リョク -- (mimitan) 2023-06-26 16 01 34 エーフィorミュウ 雪森りんご シャワーズorジラーチ 高城レイラ ブラッキーorセレビィ 笹原なつき -- (mimitan) 2023-07-07 20 37 08 エーフィ 雪森りんご シャワーズ:高城レイラ 転んだところ 泣き虫も ブラッキーorグレイシア:笹原なつき -- (mimitan) 2023-07-14 22 01 17 ビリジオン 雪森りんご テラキオン 高城レイラ コバルオン 笹原なつき -- (mimitan) 2023-09-02 19 10 33
https://w.atwiki.jp/orikyara3rd/pages/143.html
レイラ「初めましてー、レイラ・アストレイです!そして、この子が……」 ラフェ「……ラフェリア・リドル」 紅「レイラさんに、ラフェリアちゃんですね、よろしくお願いします。私は霧崎紅です」 レイラ「よろしくです!あと、呼び捨て&ため口で大丈夫です!」 紅「そ、そう?じゃあレイラも、ため口でどうぞ」 レイラ「わかった!……紅ちゃんは何歳?」 紅「13歳。レイラは?」 レイラ「当ててみて!」 紅「……うーん……15とか?」 レイラ「……コレデモ19サイ……」 紅「え!?ご、ごめん!」 ラフェ「レイラ、自分のとし聞くの、やめたらいいのに……」 作者 銀
https://w.atwiki.jp/touhouvision/pages/234.html
《プリズムリバー伯》 No.166 Character <第三弾> GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:人間 (自動α): 〔このキャラクター〕は、あなたの場の名称に「プリズムリバー」を含むキャラクター1枚につき「戦闘修正:+1/+1」を得る。 (自動γ): 〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、〔あなたの冥界にある「レイラ・プリズムリバー」1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出しても良い。 攻撃力(4)/耐久力(3) 「これが魔法の力か」 (SP-40:「何という事だ!」) Illustration:びなゆ(SP-40:CircleK) コメント プリズムリバー一家の大黒柱、プリズムリバー伯爵。 自分の場に存在する肉親の数だけその力が強くなる。 「このキャラクターを除く」という記述が無いため、このカードの実質的な戦闘力は5/4である。単体で見ても同じノード、コストのキャラクターと比べて強力な部類に入り、プリズムリバーとのシナジーによってさらに戦闘力を伸ばす事が可能となる。まさしく「高い戦闘力」そのものが特性と言えるキャラクター。 その展開力・コントロール性と引き換えに「一撃の軽さ」がネックとなっていたプリズムリバーデッキにおいて、まさしく大黒柱に等しい頼もしい戦闘用キャラクターと言えるだろう。 ただし他のプリズムリバーと比べると唯一グレイズが0ではなく2であり、あくまでノード拘束を目的とするプリズムリバーコントロールでなら逆に出番が無いという場合も多い。 それでも最後の一押しやレイラ・プリズムリバー、騒霊三姉妹チームとのシナジーを注目されて採用される事はあるが。 (自動γ)により、決死状態になった際にレイラ・プリズムリバーを後続として冥界からアクティブ状態で場に出すことが出来る。決死状態になった原因によらないため、例えば鬼符『ミッシングパワー』などで能動的に決死状態にすることで(自動γ)を発生させることも可能である。しかもこのカード自体も「プリズムリバー」なのでレイラ・プリズムリバーの能力の対象になれ、高いシナジーを形成する。 優秀ではあるが、一方で戦闘力が完全に能力頼みなので符ノ弐“博麗 霊夢”や霊符『夢想妙珠』で能力を封じられてしまうと人界剣『悟入幻想』一枚で決死状態にされるまで弱体化してしまうという脆さも持つので注意。 逆に、狂気の増幅とのコンボが狙えるというこのカードならではの利点もあるのだが。 決死状態になった時点で(自動γ)は発生するため、直ちに対象とする「レイラ・プリズムリバー」を選ばなければならない。なお、実際に(自動γ)が解決するのはこのカードの決死状態の処理が終了してからである。このため、このカードとレイラ・プリズムリバーが同時に決死状態になった場合、そのレイラを(自動γ)の対象として選択することは出来ない。 種族:人間のルナサ・リリカ・メルランの3人からの続きとなるフレイバー・テキストがある。この後は、破滅を呼ぶ東方の呪宝へと続く。 一家の運命は… 関連 第三弾 Advanced Starter(SP-40) スペシャルカード プリズムリバー伯/11弾 合葬『プリズムコンチェルト』 大合葬『霊車コンチェルトグロッソ』 騒葬『スティジャンリバーサイド』 騒符『ファントムディニング』 ※名称に「プリズムリバー」を含むカード ルナサ・プリズムリバー/1弾 ルナサ・プリズムリバー/3弾 ルナサ・プリズムリバー/11弾 ルナサ・プリズムリバー/14弾 リリカ・プリズムリバー/1弾 リリカ・プリズムリバー/3弾 リリカ・プリズムリバー/11弾 リリカ・プリズムリバー/14弾 メルラン・プリズムリバー/1弾 メルラン・プリズムリバー/3弾 メルラン・プリズムリバー/11弾 メルラン・プリズムリバー/14弾 レイラ・プリズムリバー/3弾 レイラ・プリズムリバー/11弾 プリズムリバー伯/3弾 プリズムリバー伯/11弾 ※名称に「レイラ・プリズムリバー」を含むカード レイラ・プリズムリバー/3弾 レイラ・プリズムリバー/11弾
https://w.atwiki.jp/blazer_novel/pages/164.html
もう朝日が出ており、外は明るくなり始めていた。 恐らく、外にはまだウィルクスの部下が巡回しているだろう。 となると、レイラをここからどうやって連れ出すか。 そう考えていた所で、ベアトリスがポツリと言った。 「で、あんた達どこ行くの?」 そう言えばそうだ。逃げるのに夢中でどこへ行くか考えていなかった。 「警察…と言いたい所だがな」 ここで目覚める前にも考えたが、今警察へ行くのは不味い。 ロワイアル・ファミリーの手の者がどれくらい潜んでいるのか見当もつかない。カーネルやエリスに任せれば安心ではあるが、あいつらもずっとレイラを保護できるわけではないだろう。 ましてや、今はロワイアル・ファミリーの―― 「ベアトリス、今夜はどのくらいの死体がここへ来た?」 俺の問いに、当のベアトリスは一瞬間の抜けたような顔をしたが、やがて指折り数え始めた。 「ひーふーみー…今夜はいつもよりちょっと多かったわね…4、5人ってとこかしら」 「それだけか?」 「不満?」 ベアトリスの言葉に、俺はちょっと考え込む。 確かロワイアル・ファミリーのゲームは、自分達にとっての邪魔者を殺し屋を雇って殺して回る、というものだった。 だが、既にその情報を警察が手に入れている。思ったより被害が少ないのはそのためか? いや。そこで俺は思い当たった。邪魔になる奴を『殺している』のではなく『連れ去っている』のだとしたら? 奴らの真の狙いは、邪魔になる奴を強制的に『賭けの対象』とすることなのだ。 そこであの地下の地獄に繋がる。ウィルクスが言っていたのはそういうことだったのか。 となると、ウィルクスがその情報を警察にも伝えているかが問題だが。 「…分からんな。カーネルにでも聞いてみないことには、被害がどれくらいになったのかも掴めやしない」 「ね、さっきの質問を繰り返すんだけど」 俺の様子を尻目に電子レンジで何かを暖めながら、ベアトリスは言った。 「結局、この子とあなたの関係は?」 ベアトリスがそう言った途端、電子レンジがチーンと軽快な電子音を響かせる。 そこから取り出したマグカップを、ベアトリスは傍のソファに座るレイラに手渡した。 「ココアよ。少しは温まるでしょ」 「あり…がとう」 毛布を羽織った格好のまま、レイラはそれを受け取って飲み始めた。 どうやら、俺の言葉を覚えていたらしい。ベアトリスの頭にも話しかけるんじゃないかとヒヤヒヤしたが、緊急時にでもならない限りそれは無さそうだ。 そしてそんな様子を眺め、俺は考え直した。 そう言えば、結局レイラが何者なのか俺はよく知らない。 マーガレットは最初自分の娘だと言っていたが、その後実の娘ではないと言った。 では、その出自が何なのか、俺は何も情報を持っていないということになる。 確かマーガレットに写真を渡された時は5歳くらいだと思っていたが、今のレイラを見ると、写真を撮られた時期から数年は経っているように見えた。 つまり、それだけの期間、レイラはアンドロマリウス研究所の実験台だったと言うことになる。 「…糞野郎共…!!」 「ねぇ、そろそろこっちに帰ってきてくれない?」 一人呟く俺に、いい加減ベアトリスの視線が呆れを帯びてきた。 とりあえず俺は、そのベアトリスに向かって頷くと、片膝をついて視線を合わせ、レイラの顔を見つめた。 「親の顔を思い出せるか?」 俺の言葉に、レイラはしばらく考えた後、ポツリと言う。 「覚えてるのは…男の人の顔」 「男?どんな男だ?」 「黒い服…を着てる」 黒服?ロワイアル・ファミリーの下っ端か何かか。そう思った時だった。 「私を見た顔…とても哀しそうだった」 「哀しそう…か」 レイラの言った情報から考えると、マフィアの手下という線は薄そうだ。 「他には?」 「…テレビに、男の人が…」 「…テレビ?」 今度は妙な光景がレイラの口から語られた。テレビに男が映っている? 「そのテレビに映っている男ってのは、さっき言った黒服の男と同じ奴か?」 「ううん、違う」 ということは、その男がレイラの人体実験を主導した男か?俺は更に質問してみることにした。 「そのテレビに映ってる男、どんな奴だ…?」 「髪の色が金髪で…うぅ…」 そこまで言って、レイラは頭を抱えだした。 これ以上は無理そうだな。レイラの様子を見て、俺はそう結論付けた。 少なくとも、これでレイラが親の顔を覚えていない、覚えていても酷く曖昧であることはよく分かった。 そうなると、レイラの親を探し出すのは今の状況が落ち着いてからにした方がいいだろう。 では、次はどうする? 「少なくとも…街を出た方がいいか」 いくらロワイアル・ファミリーと言えど、この街より外に権力は及ばないだろう。 そうなると、一旦この街から脱出し、レイラを安全な場所に避難させるべきだ。 以前も子供を親共々街から脱出させた事はあった。まぁ、あの時は運良くマフィアに感知される前に列車で逃がすのに成功したんだが。 しかし今はそのマフィアが全力で探しているだろう。そうなると駅も港も見張りがついている筈だ。 「…ベアトリス。この街と…隣町の地図はあるか?」 「隣町まで?古いのならあるわ」 そう言うと、ベアトリスは事務机の引き出しから地図を引っ張り出してきた。 そして鉄製の寝台に地図を広げたので、それを眺める。 この街は南と西が海に面しており、北と東が山に面している。 そのうち西側は主に工業地帯で、よくタンカーが寄航し、また打ち捨てられた倉庫なども数多く存在する。つまりは悪人が集合する危険地帯だ。 南は観光客用の港があるし、一日に何隻も船が出ている。が、当然ながらロワイアル・ファミリーはここを重点的に見張っているだろう。 東は山だ。目を引くのが何棟も建てられている風力発電所だろう。海から来た風が山に吹き上げており、それを利用して発電している。同時に街の有力者達が持っている別荘が多く、それに群がるように街の東側全体が富裕層の地域と化している。 最後に北だ。こっちの山はそんなに開拓されていないが、その代わりに山を突き抜けるようにトンネルが通っている。自動車用と列車用の二つだ。夏に自動車用のトンネルで崩落事故が起きたそうだが、それからもう3ヶ月以上経っており、現在は無事に復旧している。 「南が駄目なら北か…」 俺はそう呟きながら、地図に描かれたトンネルの先を見つめた。 トンネルの先は、また町だ。先程俺とベアトリスの言った『隣町』。 面積はこの街の3分の一くらいだ。昔こっちの街が急速に発展して経済が潤っていた頃、山にトンネルを通してその先の土地を開拓してできたのが隣町だった。 この街から出ている列車が、この隣町を経由して更にその先の北部へ路線が通っている。 「わざわざ私に隣町の地図を出させた理由は?」 「昔な、噂話を小耳に挟んでな」 前に情報屋から聞いた覚えがある。この隣町には路線の操車場があるのだが、警察から追われる凶悪犯やマフィアから追われる人間のために、密かにここから貨物列車に偽装した避難用の車両が出ているという話を。 「私だったら北より南を選ぶわね」 「人混みに紛れて、か?」 ベアトリスが頷くが、俺は首を振った。 「マフィアもウィルクスの手下も、それは考慮に入れている筈だ。それに、あんな子供を俺みたいな男が連れて行ってみろ。連中ならすぐ気づく筈だ」 「それはまぁ、否定しないけど」 渋々といった様子でベアトリスも同意する。 「それなら隣町からの列車に乗る方がマシだ」 「それも予想されてるんじゃない?」 ベアトリスの言葉に、俺は頷いた。 「勿論予想してるだろうな。だが、人混みのせいで敵が分からなくなるよりは、敵がいればすぐ分かる状況にいる方がマシだ」 「…嫌な二択ね」 方針が決まった所で、ベアトリスは言った。 「で、どうやってそこまで行くの?」 それが問題だ。隣町に行くまでの移動手段が無い。 徒歩では距離が遠すぎる。マフィアかウィルクスの部下に容易に捕捉されるだろう。 この街の駅は港と同じく張られている筈だ。 バスに乗るか?隣町までのバスは出ていないこともない。 だが、バス停に行くまでが徒歩だし、そもそも時刻表を調べる必要性が出てくる。 そんなことを考えていた時だった。 「…しょうがないわね」 大儀そうにベアトリスは白衣から鍵を取り出すと、俺に放り投げて寄越す。車の鍵だ。 「ここの裏に停めてあるから」 「待て、ここまでしてもらう義理は…」 俺の言葉を、俺を睨むことでベアトリスは遮った。 「…寝覚めが悪いのよ」 「は?」 「このまま何もしないでいると、あんたとあの子はマフィアか何かに捕まって、最悪殺されるんでしょ?見殺しにすると私の寝覚めが悪いのよ」 ベアトリスの言葉に、俺は苦笑した。 いつだったか、似たような台詞を吐いた覚えがあったからだ。 「何が可笑しいの」 「いや、何でもねぇよ」 「そ。じゃあこれ」 言いながらベアトリスは更にポケットを探ると、俺に錠剤を渡す。 「これは?」 「痛み止め。我慢してるつもりかもしれないけど、さっきから顔に出てるわよ」 若干呆れを含んだ声で、ベアトリスはそう言った。 バレてたか。ウィルクスにもバレる位だからな。 正直言って、さっきから喋るのさえ辛かった。肋骨が何本か折れてるせいで、喋る度に全身に電流が走るみたいな感覚がするのだ。 「いい?危うく死ぬ所だったってこと忘れないで。激しい運動したら傷が開くし、次に傷が開いたら今度こそ死ぬからね?」 言い聞かせるように、ベアトリスは俺を指差してそう語る。 バツが悪くなった俺は、頭を掻きつつ言った。 「…悪かったな」 「それはこっちの台詞。正直、あんな小さな女の子なら、ずっとここで保護したいんだけどね。もうすぐ私の勤務時間終わるのよ」 ベアトリスの意外な言葉に、俺は驚いた。そんな俺の視線に気づいたのか、ベアトリスは顔を背ける。 「さ。裏口からとっとと行きなさい。あの子の為にね」 「最後に一つ、教えてくれ」 一瞬の沈黙の後に紡いだ俺の言葉に、ベアトリスが振り返った。 「何?」 「いや、今更どうでもいい話なんだが…この前の昼間にここへ来たら、お前がいなかった。警備員もボブじゃなかった。それは勤務時間から察しがつく」 俺の言葉に、じれったそうにベアトリスが腕を組む。 「でも更にその前に、白衣姿でダイナーで昼飯食ってたよな。あの時間はお前の勤務時間じゃなかった筈だ」 俺がそう言った瞬間、ベアトリスは目を細めた。 「色々あんのよ。私みたいな死体漁りもね」 その一言で俺は安心した。 何かあるのかと思ったが、こんなあからさまな隠し方を見る限り、俺やレイラとは関係なさそうだ。 「分かった。今回のことは恩に着る」 「別に忘れてくれて構いやしないわ。こっちも暇だからやってるだけだし。あと、車は一日経ったら盗難届出すから」 そう言うと、今度こそベアトリスは死体安置所の廊下へ消えていった。 「さて、全部聞いてたな?移動するぞ」 ベアトリスが廊下に消えるのを見送ると、俺はレイラに声をかける。 当のレイラはソファに座ったまま呆然としていた。 「…どうした?」 反応しない。レイラの持つ能力のこともあり、俺は不安になった。 「おい、レイラ?」 呼びながら、肩を揺する。それでやっとレイラは目の焦点を俺の顔に合わせた。 「?」 「何でお前が疑問符浮かべてんだ。まぁいい、先にここから離れるのを優先しなきゃならん」 俺の言葉に、レイラは黙ったまま頷く。 「じゃ、行くぞ」 俺はレイラの手を握った。 後部座席にレイラを座らせ、ベアトリスの車にエンジンをかける。 周囲に誰もいないことを確認してから、俺は死体安置所の駐車場から車を出した。 まだウィルクスの部下が張っているだろう。それを予想していた俺は、後ろのレイラに声をかける。 「毛布を持ってきただろ。しばらくそれを被ってろ」 夜を過ごすことを考えて、ベアトリスに断ってから死体安置所の毛布を何枚か拝借してきたのだ。 無言で頷いたレイラは、後部座席に横たわり毛布を被った。 これでしばらくはレイラが発見される危険は無いが、マフィアの方は十中八九俺の顔も指名手配しているだろう。 この街は広い。北端のトンネルまで行くのにも結構な時間がかかる。 俺は売店でサングラスとマスクでも買うことにした。 しばらく走り、一番近いドラッグストアの駐車場に車を停める。 ウィルクスの部下は私服に覆面パトカーではあったが、あからさまな警戒の仕方だったので容易に目を盗むことができた。 そして既に朝だ。マフィアの活動も表に出なくなる時間帯なのは幸いで、お陰で誰の目にも触れずに開いているドラッグストアに辿り着くことができた。 「ちょっと待ってろ。絶対にここを動くなよ」 「…うん」 俺は後部座席のレイラにそう言い置いてからドアを開けた。そして車から出る前に、もう一言付け足す。 「できるんなら、何かあったら俺の頭に話しかけろ」 「うん」 まずいな。危惧した事が起こり始めてる。ドラッグストアに入りながら、俺はそう考えていた。 レイラの、人間の頭の中に話しかけるという能力。言うまでもなく普通の人間は持たない力だ。 その力に今、俺は少し頼ってしまっている。 子供を匿いながら街の外に脱出するなんて状況のせいもあるのだが、それでもあの能力に頼るのは不味いと俺は直感していた。 麻薬と同じだ。 探偵という職業の俺にとっては、活用すればこの上なく便利な能力なのだろう。 だからこそ、それに頼って己の能力が失われるなんて間抜けなことにはなりたくない。 ボスを敵に回している今なら尚更だ。 早い所この仕事は終わらせた方がいいと、俺は思い直していた。 そんなことを考えながら、目当てのサングラスと一箱分のマスクを手に取った時だった。 「あら、久しぶりじゃない」 横から声をかけられる。ギクリとして俺は硬直した。 この聞き覚えのある声は、まさか。 「顔引き攣ってるわよ、失礼ね」 俺は諦めてそちらを向いた。 果たして、レベッカ・ミラーは憤然とした表情でそこに立っていた。 後ろに纏めた赤髪に白い肌の、20代後半くらいの、鋭い眼をした女。俺が苦手な人間の一人だ。 いつも無鉄砲な行動をする癖に、勘は良いせいで俺の仕事中に首を突っ込まれることがよくある。 「何だ、何でここにいる」 「昨日ここでマフィアの抗争があったのよ。仲間同士で撃ち合ったらしくてね、その事件を追ってるの」 少し考えて、それが昨日俺とレイラが遺跡から脱出した際に起きたものだと分かった。 そこでハッとした。 アレがレイラの仕業だとしたら、レイラの能力は人の頭に話しかけるものだけではない? そう考えてしまったのが運の尽きだった。 「その顔…何か知ってるわね?」 どうやら、やはり昨日の疲労がまだ抜けきれていなかったようだ。先程のベアトリスの言といい、今日の俺は顔に出やすい日らしい。 車に戻るが、思った通り当然のようにレベッカが助手席に座る。相変わらず図々しい女だな全く。 そう思っていたら、やはりまた顔に出ていたらしい。 「だってあんた、何かよく見たらボロボロじゃない」 「…!」 確かによく見れば、俺の着ているコートはボロボロで、所々が擦り切れて変色し、更には血の跡が長い時間が経ったことにより黒く変色している箇所もあった。 そして、周到に隠したと思っていた身体の各所に巻いた包帯が、所々服からはみ出ている。 「…服屋にまで行く時間は無いな…」 「また何かに巻き込まれてんの?」 そんな俺の様子を見て、レベッカが言った。 だが、今回ばかりは事態が事態だ。流石にレベッカを巻き込むわけにはいかない。 車までついてこられた以上、もう手遅れの感があるが、もう少し粘ってみよう。 「色々あるんだよ俺にも。分かったら出てけ」 衣擦れの音がした。振り向くと、レイラが起き上がってあらぬ方向を見つめている。 当然、レベッカもレイラの姿を見て、俺の方に視線を向けていた。 「…また子供連れてんのね」 この瞬間俺は、もう粘っても無駄だと諦めた。 「マフィアと揉めてんの、また」 最早呆れを含んだ声で、レベッカは言った。マフィアにレイラが追われていると話したのだ。 レイラの方は相変わらず、後部座席に座ってどこか遠くを見つめている。 「で、どうするつもりなの?」 「この街から脱出する」 俺の回答にレベッカは呆気に取られていた。急にそんな事を言ったら当たり前か。 「それと、お前には忠告しておく」 俺はこれまで前方に向けていた視線を、隣のレベッカに向ける。 レベッカの方は既に真剣な様子で俺の方を見つめていた。 「この街は俺の予想以上に腐ってて、そして俺の近くには俺の予想してない敵がいた。お前の周りにもどこに奴らが潜んでいるか分からん。だからもう、俺と関わるのはやめろ」 レベッカはしばらく黙っていた。だが、急に持っていた鞄の中に手を突っ込むと、中から何か探し始める。 「…この街から出るまで同行するわ。あんた、どうせまた女の子の世話に難儀してるんでしょ」 「…聞こえなかったのか?」 続きの言葉を紡ごうとした所で、レベッカの視線に遮られた。 「聞いてたわよ。あんたがまたマフィアと揉めてるって。だからって私が止まる理由にはならないわね」 「だが…」 「覚えてない?私は…あの組織を許さないから」 決意に満ちた瞳で、レベッカは言った。そう言えば、レベッカが夫を失った事に、ロワイアル・ファミリーが少し絡んでいるんだったか。 「で、どうやって町を脱出するの?」 どうあってもレベッカは止まりそうにない。俺は迷った。本当にこいつを連れて行くべきか?ロワイアル・ファミリーの殺し屋に出くわして、こいつまで守れるのか? 「…聞いてる?」 駄目だ。考える時間が長引くほど、レベッカの視線に殺意が篭ってくる。俺は白状した。 「隣町から、貨物列車が出てるだろ。車でそこまで行って、それに乗って脱出する」 「ああ、あの…深夜に出てる奴?」 レベッカの返しに俺は少なからず驚いた。 伊達にジャーナリストを名乗ってないということか。まさか知っていたとは。 「そこに行くまでに張られてるんじゃない?」 「だろうな。だが、一番脱出できる可能性が高いのがそれしかないんだ」 レベッカはしばらく考える仕草を見せてから、やがて言った。 「でも、それ…夜中の3時頃に一本出てるだけだったと思う」 「本当か?」 「ええ。何ヶ月か前の仕事で取材したから、多分間違いない」 ということはやはり、こいつを連れて行く他無いようだ。 「つまり、今日一日マフィアをやり過ごす必要があるな」 「ホラやっぱり私が必要じゃない」 うるさい。腹が立つからやめろ。俺は胸中でレベッカを罵った。 胸中で罵った後に恐らくレイラには聞こえているだろうことに気がついたが、無視した。 「で、どこに泊まるの?やっぱり隣町のモーテル?」 「隣町は小さい。恐らくそこら中にマフィアが張ってるだろう」 そこまで言って、俺は先程から考えていた『ある場所』を思い浮かべ、言った。 「泊まる場所には心当たりがある。マフィアの連中が張ってるかどうかは…運次第だな。だがここや隣町のモーテルよりはマシだ」 「決まりね」 そう言うと、レベッカは後部座席の方を振り返る。 「レベッカ・ミラーよ。よろしくね?」 そう言って手を差し出す。 が、言われたレイラはその声が耳に入っているのかいないのか、レベッカの方を気にせず窓の外をずっと眺めていた。 「時々こうなんだ。名前はレイラだ」 俺がそう紹介するが、レベッカは後部座席のレイラを見つめたままだ。 ひょっとしてレベッカの頭の中にレイラが話しかけたりしたのか?そう思い二人を観察するが、どうやらレベッカは無言で遠くを見ているレイラを観察しているだけらしい。 そう思っていると、やがてレイラがこちらを向いた。 「…危なかった」 「何?」 「え?」 レイラの一言に、俺もレベッカも疑問符を浮かべる。 だがそんな俺達を意に介さずレイラは、レベッカに向かって言った。 「…レベッカ。よろしく」 「あ、うんよろしく」 そう言って握手する。レベッカは普段見せないような笑顔をレイラに向けていた。 やがて、レベッカを乗せたまま俺は車を発進させた。 車を発進させる前に、俺はサングラスとマスクをしたのだが。 「そういう変装すると、あんたって本格的に変質者ね」 「うるさい。誰でもそうなるだろうが」 それから数時間後。既に日が落ちかけている頃だ。 俺達は街の北端へ辿り着こうとしていた。 変装が功を奏したのかは分からないが、結局どこからもマフィアの襲撃は受けていない。 そして、北から隣町へ向かうトンネルの付近で道を逸れた俺は、車で北端の山を登り始める。 いきなりそんなコースを取ったものだから、レベッカは驚愕していた。 「泊まる当てって…山の中で野宿でもする気!?」 「もうすぐ着く。もう少し我慢しろ」 もうすぐとは言ったが、結局それから着いたのは1時間近くしてからだった。アップダウンの激しい山道でレベッカもレイラも疲れ切った頃、俺はある廃屋の前に車を停めた。 「ここだ」 「ここって…」 既に薄暗くなり始めた外に、注意をしながら俺は車から出る。 一旦レベッカは車に残し、異変があったら発進させろと言い置いて。 そして俺は、まず廃屋の周囲を観察した。 人の気配は無い。張られてはいないか。ボスなら知っている可能性もあり、確率は半々といった所だったが。 車も、ベアトリスの車は流石にターゲットにはされていないだろう。それは確信できた。街中でも見つからなかったからだ。 「いいぞ。ここだ」 俺はレベッカに合図した。レベッカの方は、レイラを連れて車から出てくる。 「何か…長年手入れされて無いように見えるんだけど?」 「勿論そうだ」 俺とレベッカが眺めた廃屋は、庭に雑草が生え放題で、植物も建物に張り付いた、まさに『廃屋』と言うに相応しいものだった。 以前、ブルースと俺と何人かの同期で、共同のセーフハウスとして購入したものだ。 ボスに内緒で。 ピンチの時に使おうという約束で、金を出しあった。 こんな山奥で建物も小さいとはいえ、立地的には東の別荘群とさほど変わらなかったから結構な額だったし、長年俺自身も無駄な買い物だと思っていたが、まさかこんな時に役に立つとは思わなかった。 中に入ると、流石に埃だらけだった。 待ち伏せなどがないかも警戒したが、それも無さそうだ。 ソファが二脚ある。そのうち一つに俺は腰を下ろしたが、衝撃でソファに積もっていた埃が舞い上がった。たまらずレベッカが顔をしかめる。 「水道は通ってるが、湯は出ない。電気は点けるな。一晩だけだ、我慢してくれ」 「…ちょっと待って、まさか暖房も無し?」 「当たり前だ」 言ってしまってから後悔した。 今は真冬ではないとはいえ秋の終わり頃だ。大分気温が低い。 風は凌げるとしても、特に暖房器具の無いここでは、気温の低下に耐えるのは結構大変そうだった。 そして当然、レベッカの拒否反応も。 「今、夜がどんだけ寒いか知ってるの!?」 「あー、分かった分かった。車に毛布が幾つかあった筈だ。それを持ってくりゃいいんだろ」 一晩だけとはいえ、キツイ一夜になりそうだ。 そう思った時だった。 「…綺麗…!」 レイラが、そんな俺たちを他所にそう呟いてベランダへ歩んでいた。 そんなレイラの様子に、俺もレベッカもそちらに気を取られる。 レイラの言葉につられてレベッカもその後に続き、次いで俺も立ち上がってベランダへ出た。 この場所は、街の夜景が一望できるのだ。 日が落ちかけているので、時間も丁度良い。 街の北側は主に中流階級の住宅街で、家々の明かりが点々と灯っている。視線を遠くへ移すにつれて、中心部にあるビジネス街の、無数のビルの明かりが見えていた。 その光景を改めて眺めて、いつしか俺は数時間ぶりに一息つけた気分になっていた。 ここを買った時は、『もっと地味な場所にしろ』と言ったものだったが、ここが良いと言い張ったブルースに少しは感謝してもいい気分だ。 俺もレベッカも、仕事でもプライベートでもわざわざ山に登る機会など無いだろう。そのせいか、レベッカもいつしか微笑んでその夜景を観て微笑んでいた。 『光の海。街の灯り。人々の、営み』 「!?」 「え、何!?」 頭の中に、レイラの声が響く。それを聞いた俺と同時にレベッカも驚愕していた。つまり、レベッカも頭の中に響く声を聞いてしまったということだ。 『私は、この光景が好きだった。これを…守りたかった』 「レイラ、お前…」 レイラがレベッカの頭の中にまで声を響かせたのは置いておくとして、俺はその言葉の意味に気を取られた。 「お前、記憶が…?」 振り向いたレイラは、大粒の涙を流していた。 「ど、どうしたの…!?」 驚いたレベッカが無言で涙を流すレイラに駆け寄る。俺は黙ってレイラの様子を観察することしかできなかった。 「ねぇ、一体何が…!」 「わかんない」 レベッカが肩を揺すると、レイラはそう言って泣き出した。 ソファの一つにレベッカが座り、その膝を枕にレイラが寝た。そのまま寝付くのを待って、俺とレベッカは視線を合わせる。 しばらく二人とも無言だったが、やがてレベッカは言った。 「聞く機会がなかったから、改めて聞くわ。何であんたはこの子と一緒にいるの?この子は何でマフィアに追われてるの?さっき…私の頭の中に聞こえた声は、何?」 俺は溜め息をつくと、目を瞑った。 この時を一番恐れていた。ここまで巻き込んだ以上、レベッカが情報を求めるのは当然の話だ。 レイラの能力を知ったのなら尚の事。 だが、下手に情報を与えれば、レベッカの事だから不用意にマフィアの奴らを嗅ぎ回るだろう。そして捕らえられて、あの地下の地獄へ落とされる可能性は十分ある。 俺は迷った。だがどちらにしろ、ここまで協力した以上、レベッカとしても十分な情報を得なければ納得するまい。そう考えて、俺は意を決した。 「いいだろう。全部話してやる、レベッカ」 照明も点けない廃屋の薄闇の中で、俺はレベッカを見据えた。 第五章へ 刹那に生きる者・目次
https://w.atwiki.jp/afkarenakouryaku/pages/45.html
英雄名 陣営 セレスチアル 英雄タイプ 知力型 職業 メイジ メインロール 継続アタッカー スキル 必殺技 花咲く季節 完全版 敵が最も密集しているエリアに花畑を作り出し、範囲内の敵に攻撃力×240%の範囲ダメージを与える。花畑は12秒間存在し、最大で1つの花畑しか存在できない。継続時間内に花畑にいる敵は毎秒フレイラの攻撃力×40%のHPを失い、フレイラはそれと同等のHPを回復する。 Lv.1 敵が最も密集しているエリアに花畑を作り出し、範囲内の敵に攻撃力×200%の範囲ダメージを与える。花畑は12秒間存在し、最大で1つの花畑しか存在できない。継続時間内に花畑にいる敵は毎秒フレイラの攻撃力×40%のHPを失い、フレイラはそれと同等のHPを回復する。 Lv.2 ダメージが攻撃力×220%に増加 Lv.3 ダメージが攻撃力×240%に増加 スキル 春の訪れ 完全版 フレイラは始終戦場の上空を飛び、この間は攻撃を受けず、味方スキルの影響も受けない。生きている味方がフレイラー人のみの時、フレイラは地面に戻る。空を飛んでいる間、フレイラは移動しながら花粉を撒き散らし、縦列の敵に攻撃力x122%の範囲ダメージを与える。 Lv.1 フレイラは始終戦場の上空を飛び、この間は攻撃を受けず、味方スキルの影響も受けない。生きている味方がフレイラー人のみの時、フレイラは地面に戻る。空を飛んでいる間、フレイラは移動しながら花粉を撒き散らし、縦列の敵に攻撃力x110%の範囲ダメージを与える。 Lv.2 ダメージが攻撃力×114%に増加 Lv.3 ダメージが攻撃力×118%に増加 Lv.4 ダメージが攻撃力×122%に増加 スキル 万物蘇生 完全版 自分の現在HPの25%を消費して、最も味方に近づいている敵の水平方向に対して戦場を横切る小鳥を召喚する。小鳥は経路上の全ての敵に消費したHPの60%のダメージを与える。HPが60%より低い場合このスキルは使用できない。小鳥が敵にダメージを与える時その敵の近くにいる味方に対して5秒継続するシールドを生成する。このシールドは少なくともフレイラが消費したHPの65%を吸収する。 Lv.1 自分の現在HPの25%を消費して、最も味方に近づいている敵の水平方向に対して戦場を横切る小鳥を召喚する。小鳥は経路上の全ての敵に消費したHPの55%のダメージを与える。HPが60%より低い場合このスキルは使用できない。 Lv.2 小鳥が敵にダメージを与える時その敵の近くにいる味方に対して5秒継続するシールドを生成する。このシールドは少なくともフレイラが消費したHPの65%を吸収する。 Lv.3 ダメージが消費したHPの60%に増加する。 パッシブ 生命の律動 完全版 戦闘中、毎秒間最大HPの1%を回復する。戦場の召喚物以外のキャラクター(敵も含み)が累計でそのキャラクターの最大HPの10%を回復すると、フレイラもそのキャラクターの最大HPの3.5%を回復する。 Lv.1 戦闘中、毎秒間最大HPの0.6%を回復する。戦場の召喚物以外のキャラクター(敵も含み)が累計でそのキャラクターの最大HPの10%を回復すると、フレイラもそのキャラクターの最大HPの3.5%を回復する。 Lv.2 戦闘中、毎秒間最大HPの0.8%を回復する。 Lv.3 戦闘中、毎秒間最大HPの1%を回復する。 専用装備/花枝のほうき 段階 専用装備スキル 蘇生の風 初期 スキル「万物蘇生」がクリティカルヒットすると、その敵は4秒間20ポイントの“減速効果を受ける。 +10 スキル「万物蘇生」がクリティカルヒットすると、その敵は4秒間35ポイントの減速効果を受ける。 +20 自身の残りHPが90%以上の時、「万物蘇生」のクールダウンスピードが250%上昇する。 +30 スキル「万物蘇生」がクリティカルヒットすると、その敵は5秒間50ポイントの減速効果を受ける。 家具スキル/スキル名 家具 専用スキル 3/9 必殺技「花咲く季節」の影響範囲内にいる敵は12ポイントの減速効果を受け、味方は6ポイントの急速効果を得る。 9/9 必殺技「花咲く季節」の影響範囲内にいる敵は12ポイントの減速効果を受け、味方は24ポイントの急速効果を得る。 入手方法 月桂冠の酒場 エリート英雄ソウルストーン ショップ剣闘士コイン150,000枚と交換