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【元ネタ】イリアス 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】ペンテシレイア 【性別】女性 【身長・体重】167cm・57kg 【属性】中立・善 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 神性:A 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 軍神アレスとアマゾネスであり精霊であるともされるオートレラの娘である。 戦場の華:B 美貌と勇猛さをもって戦場を駆ける華。 ペンテシレイアの戦う姿は、敵味方を問わず意図せずして精神に影響を与える。 味方は力強く後押しされ、敵は畏怖を覚え、死に様には誰もが涙に暮れる。 精神防御で抵抗可能。 連携攻撃:A 複数での攻撃に長けていることを示す能力。 他者と連続、または同時に攻撃を行う際、判定に有利な修正を得る。 騎乗:A 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。 【宝具】 『足並み狂わす不和の戦斧(エリス・ラブリュス)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補捉:100人 不和を好む争いの女神エリスから与えられた戦斧。真名開放によって斧刃から発する 不協和音がレンジ内に響き渡る。この不協和音はレンジ内の敵集団に相互不信を植え付け 複数での意思統一、連係を阻害する効果を持ち、連係を補助するスキル効果も無効化する。 この不協和音と相互不信は概念的なものであり、聴覚を持たないもの、 心を持たないものにも有効である。 『十二の女傑(ドデカ・アマゾネス)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:12人 十二人の麗しい女戦士を率いてギリシア軍を破った逸話の具現。 親衛隊の記憶を持った幻影を召喚し、忠実なる女戦士を降霊する。 最大12体まで召喚可能で幻影は実体を持ち、ペンテシレイアの 連携攻撃スキルに応じて統制の取れた戦闘を行うことができる。 【Weapon】 『無銘・装備一式』 軍神アレスより与えられた兜、鎧、臑あて、剣、槍、短剣、弓、盾など。 いずれも神々によって選ばれた一級品である。 『迅風駿騎(アネモイ)』 北風神ボレアスの妻オーレイテュイアから与えられた、ハルピュイアを遙かに凌ぐ早足の駿馬。 ペンテシレイアを乗せてギリシア軍の真っ只中を暗雲を貫く雷光のように走り抜けたという。 ただしランサーとして召喚された為、彼女は現在この馬を所持していない。 【解説】 トロイア戦争中、ヘクトル戦死後のトロイアに援軍として駆けつけたアマゾネスの女王。 軍神アレスとアマゾネスのオートレラの娘でメラニッペとは姉妹の関係に当たる。 昔狩りの最中に誤って妹を殺してしまったが、トロイア王プリアモスによって罪を許される。 その恩義に報いるべく神々から与えられた武具を装備し、十二の精鋭の女戦士を率いて、 オーレイテュイアから与えられた嵐のように速い馬に乗りトロイアに現れた。 トロイアの民は彼女の美しい容貌に感動して見とれ、それまでの苦悩を忘れて喜んだ。 ペンテシレイアの活躍は凄まじく、ギリシア軍の攻撃を七度撥ね返し多くの英雄の命を奪った。 しかしその快進撃もアキレスと大アイアスの、戦場への帰還によって終わりを迎える。 彼女は二人に戦いを挑むがアキレスの槍の一撃によって右胸を傷つけられる。 その衝撃で戦斧を取り落とすもすかさず剣を鞘から抜き放ったが、 反撃するか命乞いをしようか迷った一瞬の隙を突かれ、アキレスの二撃目により命を落とした。 アキレスは勝ち誇り、ペンテシレイアの無謀さを罵りながら彼女の兜を剥ぎ取る。 そこにあったのは息を飲むほどの、まるで女神のように美しい女性の死に顔だった。 アキレスは彼女を殺した事を心の底から後悔し、その亡骸を丁重に弔った。 ギリシア側もトロイア側も、敵味方の区別なく全将兵が彼女のために喪に服した。 娘の死を知った父アレスは激怒し、アキレスに一撃を加えようとしたがゼウスに阻止される。 死後ペンテシレイアの墓にはいつしか一輪のノコギリソウが芽を出し墓全体を覆っていった。 【イメージイラスト】 ペンテシレイア 【出演SS】 ペンテシレイアVSザッハーク 嘘予告・冬木市聖杯大戦の章
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ディスレイア/イサック 自分で狩れ 日本語が不自由
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どう見ても着地失敗です。本当に(ry [その他] トコナの舞人のいる森に近い一角で四天王のジョルジュとベアは舞人が来るのを待たされていた。 幾ら魔王と言っても全ての支配下の魔族の動向を把握できるわけではない。その為の措置である。 [ジョルジュ] 「勇者を見かけたら部屋に通すようにと言うことは、あの異世界から来た勇者 もミレイア様の魅惑的なおっぱい( ゚∀゚)o彡゜の前に負けたのでしょう」 [ベア] 「・・・ふん」 [その他] ベアは何か気にくわないと言った風に、ジョルジュの腕を振りながらの発言を聞き流していた。 [男の声] 「さぁ、それはどうかな」 [その他] 男の声がした方を二人は視線を向ける。そこにはいつの間にかツナギを着た男が どこにあったのかはともかくベンチに座っていた。 [ベア] 「・・・アーヴェか」 【ジョルジュ】 「アーヴェさん、それは一体どういう意味です?」 [その他] アーヴェと言われた男は二人から向けられた視線に臆することなく [アーヴェ] 「別にそのままの意味さ。まぁ、俺はいい男が食えるなら別にどうだって良いんだがね」 [その他] アーヴェがそう言うと二人は背中に悪寒を感じる。そう、アーヴェは男色専門の魔族なのだ。 そんな他愛もない話をしていると森の方から一人の男がこっちに向かって歩いてくるのが判る。 [アーヴェ] 「お、どうやらお客さんが来たようだな」 [舞人] 「あ・・・あの、魔王様の泊まってる部屋ってどこでしょうか・・・ なんて聞いてみちゃったりなんかしてもよろしいでしょうか?」 [その他] さすがに性的には成長したと言っても度胸などは変わらず恐いものは恐いのであろう。下手に出てしまっている。 ベアは気難しそうに舞人を睨み、ジョルジュはやはり誘惑されたのかと安堵し、 アーヴェはそんな三人を見定めていた。 [ジョルジュ] 「話は聞いています。さぁ、我々の後に着いてきて下さい」 [その他] 四天王の三人は軽く自己紹介を済ませると舞人を連れミレイアの待つ宿泊施設へと歩き出す。 途中他の魔族達が舞人の事を睨んだりもしていたが、四天王が三人もいるためか、それ以上の事はしてこなかった。 道も中程に差し当たった、そんな時―― [男の声] 「待つんだお!」 [その他] ふと高いところの方から男の声がして、その方向に舞人が振り返り見上げてみると、 そこにはブンが民家の屋根の上から見下ろしていた。 [ブン] 「アフロ頭を直すのに時間が掛かったけど、ようやく俺さま参上だお!」 [ベア] 「・・・そんな所で何をやっているんだ?」 [ブン] 「おまい達こそ勇者と一緒に何をやっているんだお!今から降りるから待つんだお、とうっ!・・・あばっ!」 [その他] ビタンッと言う音と共にブンは地面に激突していた。どう見ても着地失敗である。 [ブン] 「痛いッ痛いおおぉぉぉ!」 [その他] ブンは鼻から血を流しながらごろごろと地面を転がっている。舞人は呆然としつつもジョルジュに聞いてみた。 [舞人] 「あのブンって四天王、いつもあんな感じなん、ですか?」 [その他] ジョルジュはやれやれと言わんばかりに溜息を吐きつつ、舞人の質問に答えた。 [ジョルジュ] 「・・・聞かないで下さい。ブンも四天王の一人とまで言われてはいますが、少し頭の方がですね・・・」 [その他] 舞人はそれ以上聞かないことにした。なぜなら目の前にいるブンの現状がその証拠であるからだ。 ブンが落ち着くのを少し待って、ジョルジュはブンに今まで何をしていたのか尋ねた。 聞けばブンはどこかへkskしていった後、アフロ頭を直すことで手一杯で先程トコナへ帰ってきたばかりと言う。 ジョルジュがブンにミレイアからの命令を伝えると、納得できないと言った顔でこう返す。 [ブン] 「でもこいつはおいらの頭をあんな風にしたんだお!許せないお!」 [その他] ブンの怒りももっともである。いきなり不意打ちでツンデインを当てられた上にアフロ頭にされてしまっては。 しかし―― [アーヴェ] 「でもな、ミレイア様からの命令なんだぜ?それでもって言うなら――」 [その他] アーヴェはいきなりツナギのホックを降ろし始めたのだ・・・! [アーヴェ] 「やらないか」 [ブン] 「そ、そそそそれだけは勘弁だおおおおお!」 [その他] 相当嫌なのか、ブンは首を左右に振りつつ大人しくなった。 その後、四天王達に案内され何事もなくミレイアの宿泊している部屋の前まで来た舞人。 我々はここまでだ、と言われ一人でドアを開け入った先には―― 選択肢 少女形態のミレイアが― ミレイア3-8-1対少女ミレイア二回戦 へ 大人形態のミレイアが― ミレイア3-8-2対大人ミレイア二回戦 へ
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ライオットグライダー(らいおっとぐらいだー) 概要 ライオットグライダーとは二人でティポに掴まって飛び回りつつ武器を回転させて攻撃する技。 初出はXのエリーゼ・ルタスとレイア・ロランド。 英語版表記は「Ascending Streak」 登場作品 + 目次 エクシリア エクシリア2 関連リンク派生技 関連技 ネタ エクシリア 習得者 エリーゼ・ルタス レイア・ロランド ティポグライダーを使ったパートナーにつかまり武器を回転させつつ飛翔する共鳴武身技。 分類 共鳴武身技 属性 風 HIT数 4~ 消費TP - 威力 1092 詠唱時間 - 発動条件 ティポグライダー+昇掃撃 物魔比率は10 0引き起こし、ガード 鋼体ブレイク効果カウント1~180:飛翔時間延長カウント10,20,40,80,200 追加操作可能[追加操作詳細]カウント10:左スティック←・→で左右旋回カウント20:左スティック↑で加速カウント40:左スティック↓で減速カウント80:L2で左、R2で右に急旋回カウント200:左スティックによる左右旋回速度UP 共鳴武身技の一種。 エリーゼのティポグライダーとレイアの昇掃撃で発動する共鳴武身技。 エリーゼとレイアでティポに掴まり、飛び回りながら武器を振り回して攻撃するトンデモ技。 エリーゼとレイアの唯一の攻撃用共鳴術技。それ故なのかやたら追加操作が凝っている。 カウントがあがると飛翔時間が長くなり、L2,R2の急旋回を駆使すると縦横無尽にフィールドを飛び回ることができる。 だが飛び回れるからといって普段は大した撹乱もできず、用途はせいぜいボス戦で特攻するぐらいか。 動作時間がとても長いため、チェインには向かない。このキャラ組み合わせで完全物理依存なのも痛い。 他の共鳴術技がフルレイズデッド、リザレクションと優秀なものなのでわざわざ使う必要性もない。 ▲ エクシリア2 習得者 エリーゼ・ルタス レイア・ロランド ティポグライダーを使ったパートナーにつかまり武器を回転させつつ飛翔する共鳴武身技。 分類 ユニーク共鳴武身技 属性 風・打 HIT数 2~ 消費TP - 威力 750 詠唱時間 - 発動条件 ティポグライダー+昇掃撃トランティポリ+円閃打 物魔比率は10 0引き起こし、ガードブレイク効果カウント1~180:飛翔時間延長カウント10,20,40,80,200 追加操作可能[追加操作詳細]カウント10:左スティック←・→で左右旋回カウント20:左スティック↑で加速カウント40:左スティック↓で減速カウント80:L2で左、R2で右に急旋回カウント200:左スティックによる左右旋回速度UP ユニーク共鳴武身技の一種。 エリーゼのティポグライダーとレイアの昇掃撃で発動する共鳴武身技。 エリーゼとレイアでティポに掴まり、飛び回りながら武器を振り回して攻撃するトンデモ技。 HIT数が減ったり鋼体ブレイク効果が無くなったりと、更に弱い共鳴術技となってしまった。 特に鋼体を破れなくなった為、ボス戦で使用するのは(二人の)自殺行為に近い。趣味で使う程度か。 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ティポグライダー 昇掃撃 ▲ ネタ ライオットグライダーネタ ▲
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SW/S49-019 カード名:ウィケット カテゴリ:キャラ 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《ジェダイの帰還》? 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+1500。 【自】 絆/「“プリンセス”レイア」 [手札を1枚控え室に置く] (このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“プリンセス”レイア」を1枚選び、手札に戻す) レイア「傷つけないって約束するわ。ほら、こっちへいらっしゃい」 レアリティ:C STAR WARS収録 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “プリンセス”レイア 2/1 2000/1/1 黄 対応カード
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ヘスペレイア ギリシャ神話の黄昏の女神たちヘスペリデスの一人。
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レイアウト案一覧 メニュー画面 戦闘画面 ミニゲーム系
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月下の夜会 【討伐or捕獲】 両方捕獲 【タイム】 05 22 30 【武器】 王牙剣 【折雷】 【防具・スキル】 三眼のピアス、ベリオSメイル、シルソル×3 罠師、ボマー、攻撃up小、回避性能+1、業物 【ドリンクスキル】 攻撃大、ネコ火事場、こやし名人 【オトモ】 なし 【戦術・備考】 まずはじめに・・・ネコ火事場はレイアのみ使用です 理由はただ単にわたしが今作のレウスさんが苦手すぎるのです 同エリアスタートでレイアさんに爆弾置きながらドーピング&火事場準備 ミスって乙っちゃったらリタイアです アイテムの振り分けとしてはレイアに閃光2個、大タルG4個、大タル1個 レウスに閃光3個、大タルG8個、打ち上げタル爆弾6個 それぞれの捕獲に罠各1個です レイアへの閃光は砥石使用時に使いました まずレイアですが、翼を狙える場合はとにかく翼、その他は足ですがわたしは盾攻撃も地味に狙って行きます ホバリング中は怯み値近いかな?って場合は爆弾、それ以外は斬りつけて行きます 撃ち落とせたときは翼一択。 咆哮は回避して手を止めないようにしました レウス合流時の初回はう●ことペイント投げさよなら次からはう●このみ使用 レイア戦の爆弾はあくまでアクセント程度に立ち回りました 当たり前の事ですが何が当たっても死んじゃうので、足の間に入ってしまったり回転時の削りにはかなり気を配ります 常に突進に備えつつ位置取りも慎重に わたし基準ですがスタンとれて少ししたら捕獲タイミングになるよう意識して練習しました 今回もスタン時の翼攻撃&大タルで捕獲成功 次は・・・レウスですが・・・苦手すぎて泣けます 火事場も解除の為いにしえの秘薬ゴクリ レイアの場合とちがい危険度高すぎてコワいので盾攻撃はしません もう合流は無いし火事場も解除なのでとにかく足メインで攻撃して、転倒時は翼 飛んだら撃ち落とせそうな場合は爆弾でm9し、それ以外は閃光たたき落とし~翼 わたしの立ち回り的に爆弾終了+おまけの様子見攻撃~捕獲可能なので捕獲して終了 ガンナーのように瓶や弾数でタイミングを計れない剣士はちょっと見極めが難しいです 今回はかなり理想に近いカタチでできたんじゃないかな?と思います 使用アイテムは上記以外に鬼人G、怪力の種
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夕刻。今日の授業が全て終わり、生徒たちは放課後を迎えた。 ある者は連れ立って遊びに行き、ある者は部活に励み、ある者は委員会活動に取り組む。 そんな光景を彼、範馬刃牙は教室の窓から眺めていた。一時的なものとはいえ、別れを惜しんで。 「これでしばらく、見納めだな」 先日、徳川からの使者によって知らされた最大トーナメント。世界中から選び抜かれた 強者たちが集うこの大会で優勝を狙うのは、地下闘技場における無敗のチャンプである 自分にとっても、容易なことではないだろう。 なので特訓を始めることにした。その間、学生生活はお休みである。 「しっかし、また梢江ちゃんには叱られちゃうだろうなぁ。何とか納得してもらわないと……」 「刃牙くううううぅぅぅぅんっっ!」 噂をすれば何とやら。その梢江が、ただならぬ大声を上げて走ってきた。声だけでなく その表情も、何やら切羽詰ってるというか緊迫してるというか、普通ではない。 「あなた、何やらかしたのっ!」 走ってきた梢江は体当たりしそうな勢いで刃牙に詰め寄り、その襟首を掴んで振り回した。 何が何だかわからぬまま、刃牙は振り回される。 「ちょ、ちょっと、まっ、俺まだ何も、言ってない、」 「まだ? やっぱり何かやったのね!」 「や、やるとかそういうものじゃ、だから、まず、落ち着いて、」 刃牙になだめられ、梢江はようやく手を離した。でもまだ息を切らし、ぜーはー言っている。 皺の寄った襟を直しながら、刃牙は訊ねた。 「俺が言ってるのは、また特訓に入るから明日から学校を休むってことで。梢江ちゃん、 そのことで怒ってるのかと思ったんだけど、でも考えてみたら、俺まだ誰にも言ってないし」 「特訓?」 梢江はちょっと首を傾げて考える。 「欠席が多すぎるから……っていっても、それでわざわざ呼び出すとかはしないわよね。 それは先生の仕事だし、わざわざ刃牙君を気にかける理由には……」 「? 何のこと、呼び出しって」 考え込んでぶつぶつ言ってた梢江が、改めて刃牙に向き直った。 「さっきね、会長に伝言を頼まれたのよ。刃牙君に、屋上へ来るようにって。 何だか話があるみたいよ。それも人目を避けて」 梢江は生徒会に所属しているので、ここでいう会長というのは生徒会長のことだ。 「会長が? 俺に? なんだろ」 刃牙は、顔こそ知っているものの一度も会話したことのない会長を思い出した。 才色兼備の文武両道、成績優秀品行方正、あらゆる美辞麗句な四字熟語が、 ピタリと似合う美少女で、ついでに家は大金持ち。 模範生というレベルを超え、天が二物も三物も四物も与えた、「理想」の塊みたいな 女子生徒、それが会長だ。男子はもちろん女子にもファンは多い。むしろ女子の方が多い。 不良でこそないものの欠席しまくりで進級が危うい刃牙とは、はっきり言って 住む世界の違うお方である。だから今まで、刃牙と接点なんかなかったのだが。 「私、てっきり刃牙君が何かとんでもないことに手を染めてて、それを知った会長が、 先生方に知られる前にやめさせるとか改心させるとか自首をすすめるとか、」 「もしもーし。梢江ちゃん。俺のこと何だと思ってる?」 「だって、じゃあ何か心当たりあるの?」 「いや、そりゃないけどさ。……まあいいよ、危ぶむなかれ、行けばわかるさってね」 考えるのが面倒になった刃牙は、カバンを持って歩き出した。教室を出て、屋上に向かう。 残された梢江はというと、 『うう、心配だわ。気になってしょうがない……けど、覗き見して盗み聞きするって わけにもいかないし……でも気になるし……』 一人、悶々と悩んでいた。 刃牙が屋上に出てみると、天気晴朗にして風は穏やか、まだ真夏の暑さはなく、 昼寝に丁度いい陽気だった。 ここは立ち入り禁止というわけではないが、昼食時以外には殆ど人は来ない。 皆が帰宅したり部活に向かったりする放課後となれば尚更だ。 だから今、刃牙の他にここにいるのは、一人だけ。鉄柵越しにグラウンドを見下ろしている、 ほっそりとした女の子がいるだけだ。 「来てくれたのね」 女の子らしく、けれど高すぎはしない、耳に心地よい声と共に振り向いたのは、 確かに刃牙の知っている、生徒会長様だった。 眼鏡の向こうには気品を感じさせるツリ気味の目、整った鼻筋と可憐な桜色の唇。 スラリと高い身長は、実は刃牙を3センチ上回る。 艶やかなセミロングのストレートヘアは華奢な背中でサラサラと風に揺れ、首も肩も腰も、 どうやったらそんな風になれるんですかと他の女子生徒が何人も聞きに来るぐらい 細くしなやか。それでいて出るべきところはしっかり……あ、いや、待てよこれは…… 『今気付いたけど、それほどでもない、というより明確にアレだな。多分、全国平均値を きっちり下回ってる。今まで気を向けてなかったから、てっきり完璧超人だと思ってたけど、 ここが唯一の弱点ってとこか。けどしかし、むしろそれこそ望むところという男子も少なくは』 「……範馬君?」 会長にジト目で睨まれていることに気付き、刃牙は慌てて会長の胸部から視線を逸らす。 「す、すいません。でも、あの、俺は、実は、むしろそれこその方に属してまして、」 「? 何を言ってるのかわからないけど、とりあえず私の話を聞いてくれる?」 「あ、は、はい。どうぞ」 会長は刃牙に近づいてきた。 「あなたの中学時代のことを噂に聞いてね。失礼ながら、ちょっと調べさせてもらったの。 ご家庭の事情と、あなたの今までの経歴を」 予想外の言葉が飛んできて、刃牙は思わず一歩、後ずさった。緊張して警戒する。 会長の方は平然としたもので、警戒している刃牙を見つめてにっこり微笑んだ。 「大丈夫よ。松本さんにも、誰にも何も言わないわ。こういう言い方は何だけど、 あなたの過去そのものに興味はないしね。興味があるのはその過去を経て作り上げられた、 今現在の、そしてこれからの範馬君」 「これからの、ってどういう意味ですか」 会長の真意を測りかね、刃牙は軽く困惑する。 「詳しくは、今は言えないわ。言って、あなたが知っても、部外者であれば何にもならないしね。 そして部外者になるか、関係者になるかは、これから決まるの。範馬君、あなた格闘技の 心得があるのよね。それもかなり。その腕前を試させてほしいの」 「はい?」 刃牙は、今度は軽くではなく、重く困惑した。測ったら10トンぐらいはありそうな重さの困惑だ。 「試すって、何の為に」 「だから、それは関係者になったら説明してあげる。私が考えてる、ある計画の関係者にね」 「はあ。で、どうやって試すんです」 「もちろん、今この場で私と戦うのよ」
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いまの記録は鮮花が1位です。 これからも随時更新していきます。 (コメントにないランキングは友人です) -- (S3rd) 2011-11-30 20 07 03 では私からも S3rd(大剣・ハンマー):パーティ部門・レイアレウスまで(レイア終了)・2落ち いいとこまで行ったんですが不覚にもレウスのブレスで失敗してしまいました… -- (S3rd) 2011-12-12 01 29 34