約 4,442,687 件
https://w.atwiki.jp/irukakiss/pages/85.html
ルームエアコンのガスチャージ(ガス入替え) UPの目的はあくまで自分のためのメモであり、世間一般の人にDIYでエアコンの工事をすることを推奨するといったことではありません。僕は自分でやるけど、人に勧めるわけではありません。冷媒を大気中に放出してはいけません。犯罪だそうです。 1992年に設置した日立のルームエアコンRAS-50YCX2単相200Vの50型。20年間一度もまともに効いたことがない。エアコンのDIYの終わりの方の動機でも書いたが、何としてもこいつの実力を発揮させてやりたい。このエアコンが日の目を見ること。それだけを目指して、やる! [方針] ゲージは、基本的に真空ゲージしか必要ないと思うね。 低圧ゲージはチャージのときにあればいいのかも知れないが、 別になくても、ボンベを直結し、重さを量りながらチャージすればいい。 まして、高圧ゲージは何処で使うかわからん。 多分カーエアコンとか業務用エアコン用だろ。そんなの関係ない。 基本的に、達成計等の圧力でガスの量を判断することはプロでさえ難しい。 また、エアコンが効かない原因がガス量の不足以外にも空気や水分の混入によるものかも知れない。 その場合、圧力を見たところで何もわからない。 本来ならばガスを全部回収し、不純物を取り除き、その量を測り、規定量に達するように補充。 そんなことやってられるか。 全部回収して冷凍サイクル全体を真空引きして新しい冷媒を規定量入れる。 これが一番確実だし冷媒も13kg12500円(送料1000円)で買ったし、いっぱいある。 これを新たに詰め込む。 因みに2015年1月に改めて検索したところ、下の店は12000円送料無料だった。これは安いと思う。 Yahoo!ショッピングでフロンガス等が安い店。 1.ポンプダウン ①連続冷房運転30分以上。これによって圧縮機などを暖めるとサイクル内の冷媒と油が分離し て回収しやすくなる。 ②エアコン動かしたまま高圧バルブ閉めて約3分間待つ。 絞り運転する事で冷媒の流速を局所的に上げてやり帰還を強力にできる。(未確認) ③エアコン動かしたまま低圧バルブも閉めてすぐにエアコン止める。 以上ポンプダウン。コンプレッサーオイル(冷凍機油)も含め、全て室外機に回収できるはず。 2.回収 ①ポンプダウンが終了し、エアコンを止めた状態で サービスバルブにチャージバルブをつけて虫押しを少しずつ押してみる。 多分この状態では何も出ない。負圧になっているかも知れないので逆に吸い込むと思う。 吸い込むようであればすぐに虫押しやめる。空気を吸い込むのは水分が入るので良くない。 (出るようならもう一度エアコン動かしてポンプダウンもっとやる。) ②もちろんエアコンは止めたままだけど、高圧側バルブを少し開き、恐る恐る出るかどうかためす。 出たら犯罪なので、業者に依頼して回収してもらう。 ③出なかったら、冷媒がなくなっている。低圧側のバルブも開け、それでも出ないことを確認。 3.真空引き ①真空ポンプに真空ゲージを取り付ける。 マニホールドの下側のポンプにつなぐバルブを下バルブ、 横のエアコンにつなぐバルブを横バルブと呼ぶことにする。 下バルブは基本閉めとく。ところで横バルブって意味あんの?原則常に開けときゃいいよ。 下は閉、横は開。 ②ホースをチャージバルブにつなぎ、反対側は真空ゲージの横バルブのところにつなぐ。 ゲージの下バルブを閉状態で真空ポンプオン。(ポンプの排気キャップ取るの忘れるなよ。) ③はじめは高圧バルブ、低圧バルブ両方閉じた状態で下バルブ開けて配管+内機の中を真空引き。 ④完全に引けたと思ったらポンプ動かしたまま下バルブを閉め、音が変わらなければ 下バルブを閉じたままいったんポンプを止める。無論横バルブは開けたまま。(基本閉じない。) しばらく放置し、ゲージを見て上がってくればまた真空引き。水分が入っていると上がる可能性あり。 注!ポンプ止めた状態で絶対下バルブ開けるべからず。逆流する。 先にポンプを動かしてから下バルブ開ける。先に下バルブ閉めてからポンプ止める。 この状態でもちろん漏れがあればいつまでやってもダメ。 冷凍機油がにじみ出ているところがあれば確実に漏れている。 その場合はフレア等をやり直して接続部を再接続。 30分ぐらいでゲージが上がらなければ配管+内機の真空引き完了。 ⑤次に外機も真空引きする。ポンプ稼動し下バルブ開け、 ゲージをにらみながら、ゆっくり高圧バルブを恐る恐る開けて、引く。 ゲージを見つつ引いては閉じるを繰り返し、ある程度引けたら高圧バルブ全開。グイッと。 さらに変化なければ低圧バルブも恐る恐る開けて最終的には全開にする。グイッと。 注!バルブは最終的に中途半端に開けない事。 グイッと(もちろん限度もんだが)力がかかるまで開けないと、構造上漏れるらしい。 完全に引けたと思ったらポンプ動かしたまま下バルブを閉め、開いている時と音が変わらなければ 下バルブを閉じたままいったんポンプを止める。横バルブは開けたまま。 しばらく放置し、ゲージを見て上がってくればまた真空引き。 くれぐれも、先にポンプを動かしてから下バルブ開ける。 これを繰り返し、上がらなくなるまでやる。 冷凍機油の中に冷媒が溶け込んでいたり、(冷媒が寝るというらしい。) 冷媒サイクルに水分を含んでいる場合があり、そうなると3~4時間かかることもあるらしい。 これができれば冷凍サイクル全体の真空引きができたことになる。 あるのは冷凍機油のみだ。冷媒も空気も水分も全部きれいになくならせて、リセットだ。 4.チャージ!(R22なので気体の状態で充填。R410Aなら必ず液体状態で充填。) ①冷凍サイクルは現在真空状態。冷凍機油のみが入っている状態。 高圧バルブ、低圧バルブ共に全開状態。(グイッと力を込めて開けないと漏れるらしい。) 常識的には真空引きの前段階で最初からチャージバルブ直後にクイックカプラーボールバルブや バルブ付ホースアダプターといったバルブを付けておいて、真空引きを行い、真空引き完了後、 そのバルブを閉じ、バルブ直後にガスボンベをつないでチャージする。 あるいはゲージマニホールドを使えば、真空ポンプもガスボンベも予め全部つないでおいて、 真空引きやガスチャージはバルブの操作で切り替える。 配管内が負圧だと虫が効かない可能性があるからこうした器具が必要になる。 虫ってのは配管内が5気圧とか10気圧とか、でかい正圧になっていて初めてその働きができる。 自動車のタイヤの虫を考えればわかるでしょ。内部の圧力が高いほど締まるってわけ。 だから内部が真空だったら、虫のバネの強さにもよるが、チャージバルブの虫押しをやめたところで 外気が流入して然るべきである。 しかし、バルブやマニホールドをまた買うとなればまた出費だよ。 バルブは3000円ほどだけど、いろいろ買ってたらきりがない。 おらぁ、ここで禁じ手を使う。 高等技術だが理屈がわかっているから大丈夫なはず。 「真空ポンプのかわりにガスボンベをつなぐ。」 なぜ危ないか。へたをすると真空ゲージが壊れるからだ。 真空ゲージは1気圧でほぼフルスケール。負圧を見るものだ。正圧になると、振り切れる。 だから、1気圧まで慎重にチャージして、その状態で虫が効くようになるからゲージからボンベをはずし、 ボンベをチャージバルブにつなぎかえておもむろにチャージすればよいということさ。 原理さえわかってりゃ大したこっちゃねえ。 プロでないのにいろんな道具買うのはもういやだよ。 ガスボンベに真空ゲージつないでガスちょっと小出しにしたけど、できることは確認した。 これでやったろやないか。 ②まず、ガスボンベの重さを例のフィッシングメーターで測っておき、記録する。 ③下バルブが閉まった状態で真空ポンプから真空ゲージをはずし、ガスボンベにつなぎ換える。 ④下バルブを開けて暫く置き、針が上がらないことを確認。上がったらホースのつなぎ方が悪い。 また真空引きからやる。 ⑤真空計をにらみながらボンベバルブをほんのわずか開けて、ゆっくり振り切れるまで チャージする。その日の気圧と同程度か少し高くなるまでチャージする。 ⑥チャージバルブの虫押しをやめる。ボンベバルブ、下バルブ共に閉める。要するに全部閉。 ⑦ボンベからゲージをはずし、ボンベの重さを測って記録し、 最初から減った量でどれだけチャージしたのかを把握する。 ⑧チャージは冷房運転しながら行なう。エアコンを強制冷房運転し、室外機を回す。 ⑨ボンベを直接ホースに付け、チャージバルブ側のホースを緩めてボンベからガスをプシュッと出して 管内の空気を追い出し、すばやくホースを付ける。 ⑩ホースをたるませて影響が出にくいようにしつつフィッシングメーターで重さを測る。 ⑪チャージバルブの虫を押し、ボンベのバルブを開けてチャージする。 ⑫こまめにバルブを閉じて重さを監視し、⑦でチャージした分と合わせて規定量になったら 虫押しをやめてボンベをはずす。 ⑬確認のため、ボンベの重さを測り、最初から減った量がだいたい規定量になっていれば完了。 まだなら⑧から繰り返す。 ⑭厳密には、プシュッと出した分があるから、減った量は規定量を超えないといけない。 プシュッが何gになるのかわからんが。 以上が頭でシミュレーションした方針だ。実際にほぼ同じことをやった。 以下の内容である。 エアコンの工事日和。カラッと晴れたいい天気。これでないと。冷凍サイクルに湿気が入ったらいけないのでね。 陸屋根の上においてある外機。20年前のやつだ。 外機の横に冷媒の種類と量が書いてあるはずなのだが、日焼けでまったく判読不能。 メーカーのサービス窓口に電話したら丁寧な女性の方に 「お客様は業者様でいらっしゃいますか?」 と聞かれたので 「業者ではないのですが、ともかく冷媒の種類と量が知りたいんです。」 と言った。 「かしこまりました。少々お待ちください。」 おそらく彼女は自分の裁量で、僕に冷媒の種類と量を教えようと判断した。 やや時間がかかった。数分して、 「お待たせいたしました。冷媒はフロン22で、量は1950gです。」 と、彼女は言った。 僕は礼を言って電話を切った。 物わかりの良い人というのはこういう人のことである。 自分の裁量をどうするかということは、組織に属する人間にとってとても大事な問題だ。 自分なりの、ある種、「ものさし」を持っていなければこうした対応はできない。 何が言いたい?重要なのは「才能」ではなく「ものさし」だということ。 陸屋根の上とあって、直射日光で配管がボロボロだな。これは1992年の新設の状態からではなく 2000年にこの場所に移設してから12年経った状態だ。12年でここまでボロボロになる。まあ、そうかな。 しかし、これ、保護テープがきっちり巻いてないぞ。らせん状に巻いていくわけだけど、間が空いているんだよ。 そして、テープのない間のところが確かにボロボロになっている。幅広の非粘着型のテープでなく普通の ビニールテープを巻いてあるのだが、どうしてかきっちりではなく、間隔が空いている。まったくもう。 こういう巻き方を間抜けな巻き方と言う。 12年も経てばきっちり巻いてあってもボロボロになるだろう。しかし、銅管が露出するまでにはならんだろう。 業者の名前を出して、誹謗中傷なんてするつもりはさらさらないよ。 しかし、僕がこんな巻き方したら、セントラルサービスのプロ氏は絶対にダメ出しするだろう。 きっちり巻いたところでよけいにかかる手間は10分程度。材料費は100円、200円程度だろう。 なぜそれを惜しむのか。意味がわからない。それによってどれほど信用を失うかということの想像力が無いのか。 10年後のことなんてどうでもいいと考えているのだろう。そう思われても仕方ない。 たかがテープの巻き方でうるさいんだよ、と思われるかも知れない。 でもね、一事が万事なんだ。こういうことが露呈すると、全てが信用できなくなる。 移設してくれた業者については新設した業者に比べてそれほど悪い印象は持っていない。それでさえこんな状態。 僕がエアコン業者不信になる理由の一端だ。わかってもらえるだろうか。 こっちもそんな状態だ。 まず、ポンプダウンですべてを外機に集める。そのために強制冷房運転しないといけない。ところが今は冬。 応急運転しても冷房にならなかった。 再びメーカーのサービス窓口に電話した。今度は男の人。 「お客様は業者様でいらっしゃいますか?」 と聞かれたので 「業者ではないのですが…。」 と言うと、 「サービススイッチの操作につきましては業者の方にしかお教えできないことになっておりまして。」 と言われたので、 「ともかく、すぐに強制冷房運転をしないと面倒なことになるんです。」 と言ったら別の電話番号を案内された。僕は了解し、そちらに電話してサービススイッチの操作方法を聞くと 「折り返しお電話いたしますので、業者様のご名称とお電話番号をお願いいたします。」 と言われたので、もう面倒になって 「○○電気です。電話は075-~-~です。」 と、でっち上げの業者名を言った。 そして、10分後ぐらいに電話がありサービススイッチの場所を教えてもらった。 強制冷房運転って結構マニアックですよ。聞かないとわからない。設置説明書にも書いてなかったしね。 とりあえず、カバーをはずさないといけません。吹き出し口の下にある3本のビスをはずしてカバーを取る。 汚れてます。これは掃除します。この鉄板も取ります。 で、応急運転の右上にあるスライドスイッチが画面中央付近にありますがこれはOFF状態。 これを上にスライドさせると強制冷房ON状態になるのです。こりゃ聞かないとわからんね。 強制冷房状態で、外機のファンも回ってます。この状態で30分放置。 そろそろナットをはずして、高圧バルブと低圧バルブの六角レンチ差込部分を見てみます。 先ずは高圧バルブを閉めにかかります。完全に閉める前に絞り閉めを5分ほどやれば冷媒の流速が上がり、 冷凍機油がより確実に回収できるという話があるのですが、今回は特にやりませんでした。オイ!なんだよ! 高圧バルブをグイッと閉めたらキッチンタイマーを押して3分間待ちます。 3分経ったら低圧バルブをグイッと閉め、すぐに強制冷房スイッチをOFFしに行きます。 あまりモタモタしてるとコンプレッサーに良くないようです。 まあ、そう簡単につぶれるわけでもないでしょうけど…。 サービスバルブにチャージバルブを取り付ける。チャージバルブの上のつまみでサービスバルブの虫を押したり 離したりできます。自動車やバイクのタイヤの空気入れた人ならわかると思いますが、普通のねじ込み式のホースで直接空気入れた場合、はずす時にネジを回しながらもたもたしていると、虫が押されているからプシューと空気が漏れるのです。ささっとできればいいですけどね。簡単確実にやろうと思ったらこのチャージバルブは素人には絶対便利です。 R22チャージバルブ FS-762A-1 チャージバルブは手締めでOKですが素手だと滑るのでゴム手袋してます。これはR-22用。つまみやキャップが灰色。1/4フレアです。R-410A用はピンクで5/16フレア。 R410Aチャージバルブ FS-760A 何で統一せずに変えるんだよ!ボンベもホースも全部そうだ。間違っちゃいけないからか、製造メーカーが売るために意図的に変えたのか。素人が手を出しにくいようにするためか。もういい。買ったよ。どっちも買えばいいんでしょ。またそのうちR-410Aよりさらに新しい冷媒になるんだろな。 そしたらまた接続ネジの規格変えるんだろな。イタチごっこだ。 バルブの口を指で押えて、恐る恐る虫を押してみる。出たらポンプダウンが不完全。ちゃんとできてたら、 負圧で吸い付くはず。コンプレッサーが低圧側から引いてたはずなのでね。で、結果は吸い付いた。 まあ、ポンプダウンはうまく行っている。湿気などが入るといけないので再び虫を離して真空ポンプつなぎ、 配管+内機の真空引きのあと放置して漏れがないことを確認。 さて、ここでポンプダウンして外機に冷媒を集めたのだが、本当に冷媒があれば業者を呼んで回収してもらうしかない。回収セットを買えば20万ぐらいかかるし。空気中に放出すればフロン回収・破壊法により、1 年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる。 恐る恐る高圧側のバルブを開けた後、チャージバルブを開けると、一瞬プシュッといった後、音がなくなった。ガス無いよ。 最終的に高圧バルブも低圧バルブも全開。ここは、まあ、そういうことで。 さて、チャージバルブに真空ポンプをつなぎ、真空引きする。 真空ポンプはどうせならツーステージで。 このポンプ、重いけど丈夫な感じで僕は気に入っている。送料無料なのでモノタロウで買った。1万円以下のもあるみたいだけど、それはどうなんでしょう。安すぎないか? ツーステージ真空ポンプ 意外に高いのがバルブとマニホールドと真空ケージのセット。なぜかキットと言う。 これは買わないとどうしようもない。真空ポンプとの接続には必要ならばアダプタを使う。 TASCO 真空ゲージキット TA142VK-2 真空ゲージキットのバルブの呼び方…横に付いている黄色いボールバルブを横バルブと呼ぶことにする。 下についている黒いバルブを下バルブと呼ぶことにする。 基本的に横バルブは開けっ放し。(いらんがな。)下バルブはポンプが動いている時以外常に閉める。 「下は閉める」 と覚えておけば間違いない。 「真空ポンプを動かしてから、下バルブを開ける。下バルブを閉じてから真空ポンプを止める。」 これのくりかえし。 なかなか真空にならない。15分ほど引いたらポンプを休ませよう。 冷凍機油に冷媒が溶けて眠っているのか、水分が入っているのか、ある程度まで引けたところで下バルブを閉め、ポンプを止め、1時間ほど放置するとまた圧力が上がっている。しかしもれているわけではない。 高圧バルブと低圧バルブを閉めて、配管+内機の真空引きをして放置した時は、圧力は上がらなかったしね。 結局引いては放置を繰り返し、午後2時ごろから5時頃までやったがまだ不完全。今日は日没終了。 実際には、何かのたびに懐中電灯持って真空引きをやりに行った。 飯食って真空引き、風呂入って真空引き、寝る前も真空引き。 放置するたびにそれほど圧力が上がらなくなってきた。最終的にはほぼ真空。この状態で一晩放置。 一晩放置した、あくる朝の状態。ほとんど上がってませんね。いくらなんでも、もういいだろう。 この辺は素人の強みというか、丸1日かけて真空引きだ。 念のため、最後にもう一度真空引きした。 ポンプを動かしながら下バルブを開けたり閉めたりしてもほとんど音が変わらなくなった。 下バルブを閉め、ポンプを止めて1時間放置したが針は上がらなかった。 OK。これで、冷凍機油以外何も入っていない。水分も何もない。完全にリセットできた。 さて、チャージだ。フィッシングスケールで新品のボンベの重さを測る。スケールはやぐらを組んで吊るした。 15.62kgかな。 でかいボンベヤフオク!で買った。acoret303という人がフロンガスなど、エアコンの消耗品をたくさん出品している。 ヤフオク!acoret303さんのエアコン消耗品出品リスト 次に、ちょっと特殊なことをやります。 真空ポンプの代わりにボンベを繋いで1気圧までチャージする。 でないと、チャージバルブで虫押しをやめても中が真空だったら空気を吸い込んでしまうような気がするんで。 虫のバネが十分強ければ大丈夫なんでしょうけど、せっかく時間をかけて真空引きしたんだから、 万全を期しましょう。 ボンベに真空ゲージを繋ぎ、ボンベのバルブを開け、ゲージの下バルブをじわじわとものすごいゆっくり おそるおそる開ける。ガスがピューッと入っていくと気圧がピューッと上がる。 ガツンと針が振り切れないように極めて慎重に下バルブを操作してゼロのメモリをほんのちょっと 越えるぐらい(丁度外気圧と同じになるようなところ)で下バルブを閉める。 ボンベのバルブを閉めてチャージバルブも閉じてゲージをはずし、ボンベの重さを測り、1気圧までチャージした段階で何g冷媒が入ったかを把握する。40gだった。だから、規定量まではあと1910g入れればいい。 横バルブのホースをはずし、すばやくそのホースをボンベに直接繋ぐ。 この間、プシュッという音がしたらホースの中に空気が入ったことになるのでチャージバルブをつないでいる側のホースをはずしボンベのバルブを少し開いてプシュッとガスを出して空気を追い出し、すぐにまたチャージバルブに繋ぐ。 しかし、実際にはうまく気圧が合っていたらしく、まったく音がしなかったのでホースの中に空気が入ったとは思えなかったので追い出しの操作はしていない。 この状態で、チャージする前の重さを測っておく。必ず。 TARE機能もあるが、暫く操作しなかったら消えちゃうので、絶対的な重さを測っておかないとだめ。 でないと突然表示が消えて、どうすればいいかわからなくなる。パニクるぜ。 強制冷房運転しながらボンベのバルブを開け、チャージする。冷房しないとコンプレッサーが引かないから、チャージできないよ。最初のうちは勢いよく入りすぎないように抑え気味で入れる。あとはフィッシングスケールで重さを測りながら規定量になるまで入れればよいのだ。しかし、規定量近くになるとだんだん遅くなってくる。何しろ冬場なんでね。そういう時はドライヤーでボンベをあっためてやれば徐々に入っていく。 しかし、このフィッシングスケール、役に立ったよ。777円で十分な働きをしてくれた。 きっちり1950g入れました。最小メモリが10gなので±5g程度の誤差はあるでしょうけどね。 ところで、ガスチャージは液体の状態で行なうというのが一般的になっている。R410Aの場合は冷媒が混合されており、沸点が違うので気体の状態だと沸点の低い方の冷媒が先に充填されてしまうのでNG。そのため、R410Aのボンベにはサイフォン管が付いており、底にたまった液体を充填できるようになっている。しかし、R22は一種類の冷媒なので気体で充填しようが液体で充填しようがどちらでもかまわない。ボンベには普通サイフォン管も付いていないので液体で充填するにはボンベを逆さまにしなければならない。冷媒が残り少なくなってきたり、速く充填する必要があったり、冬場などなかなか充填できない場合は液体の状態で充填するのも良いかも知れないが、事情が許すならばボンベを普通に立ててゆっくりじっくり気体の状態で充填すれば良いと思う。少なくとも僕は新品のボンベではあったがかなり寒い日でもそうやって充填できた。 Amazon.co.jp ウィジェット この記事を書いたときは無かったが2015年1月現在、アマゾンで検索すると、1g単位で25kg程度まで計れるキッチンスケールが数種類出ていた。2,3千円するがこの方がいいかな。 1g単位で25kgとか計れる安いデジタルスケール 多少足りないのは問題無いらしい。多すぎるのは絶対ダメらしい。その辺を考慮して、オーバーしないようにチャージしましょう。オーバーしたらどれだけ出したらいいかわからないので。あと、空気中に出したら犯罪だし。28型ぐらいまでなら外機ごとフィッシングスケールに吊って測る事もできるかもしれないが、配管の接続をしていたら誤差も多いだろうし無理あるかな。 チャージが終わって、ホースやチャージバルブをはずし、強制冷房運転している内機のところに行った。 石油ファンヒーターで暖房していたがものすごい冷気が内機から出てきていた。吹き出し口温度を測定すると2℃。冷蔵庫より低い。吸い込みは18℃ぐらいだった。冷えている。この風量でこの温度差。これまでには無かった。間違いない。確実に冷えている。いまだかつてない冷え方だ。でも、冬だからよくわからない。 強制冷房運転をやめて、すべてを片付け、フィルターなども掃除して、リモコンで今度は、暖房しようとしたら、なんと、リモコンが効かない。えっ!表示は一応出ている。携帯のカメラでリモコンの発光部を見ると全然光っていない。内機本体の受光部の故障でないだけまだましか。 一難去ってまた一難。かんべんしてくれよ。たのむよ。 リモコン分解したら何か怪しいところが…。 何か、コーヒーでもこぼしたのか、さびてるな。 しかし、20年前のものとは言えチップ部品。半田ごてを当てて治そうとしたがうまくいかない。それどころか、しつこく当てていたらいつの間にか抵抗がなくなっているではないか!どこ探してもない。もう無理。 万事休す。 ネットでリモコン探したら¥7140。はあ?高いじゃないですか。これはないだろ。真空ゲージキット並みじゃないか。それは買う気しません。値打ちがない。 でも、リモコン無かったら応急運転だけだ。それはあまりに不便。温度設定すらできない。自動運転のみ。そりゃないよ。 汎用リモコンが使えるんじゃないかと思って、コーナンやD2に行った。OHMやら、ELPAやらであるにはあったが、1980円。微妙な値段。高くはないけど安くもないな。しかも日立は1994年から対応と書いてある。多分動くだろうけど、不安もあるし、やめた。 そんな中、アマゾンで超安いやつ見つけた。500円代から。フィッシングスケールといい、リモコンといい、こういうのは値打ちあるね。 各社共通1000種対応 エアコン用ユニバーサルマルチリモコン 自動検索機能も搭載!! 大丈夫? SETボタンを長押ししたらマニュアル設定モードになり、温度調節ボタンで番号を選ぶ。日立は640番からだった。ひとつずつOKボタンを押して、本体が反応するかどうか調べる。 640、反応なし、641、反応なし、642、反応なし、おい!だいじょうぶかよ! ひやひやしたが、646で見事に反応!やったー!これでリモコン操作OK。使える! amazonのエアコン用マルチリモコン Amazon.co.jp ウィジェット ニューロファジーとかできるのかどうか知らないが、もともとやったこともないし、どうでもいいさ。 ためしに暖房運転で27℃に設定したら吹き出し口温度は48℃。吸い込み口は20℃ほど。 しばらくやってたら汗ばんできた。すげー!いまだかつて、こんなに効いたことは一度もなかった。完全だ。 復活ではない。今、初めてこのエアコンは正常に動くようになった。20年目にしてようやく設置完了!めでたし、めでたし。チョーキモチイイ(古いか)だからDIYは止められない。 来年の夏が楽しみだ。どれだけ冷えるかね。またレポートします。 もちろんですけど、外機の配管保護テープ、やりなおしておきましたよ!素人の僕がやっても10分の仕事だ。 もうエアコンは、新設もメンテも一生全部絶対自分でやる。納得でうまくいったらこんなにうれしいことはない。うまくいかなかっても自分のせいだ。失敗しても捨てる。他人(ひと)のせいにはできない。自分でやったら文句ない。精神安定上それが良い。 2013年5月13日 そろそろ暑くなりそうなので昨日からこのエアコンのブレーカーを入れておいた。今日は30度まで気温が上がった。屋根裏部屋はおそらく35度ぐらいあるだろう。 冷房運転した。結果、 ひえーーー!冷え冷えだ。さすが50型。感慨無量。買ってから20年以上経ってやっとこのエアコンの真価を発揮させることができた。このエアコンからこれほどの冷気が出るのは初めてだ。このエアコンはすごいエアコンだったんだ。やっと本来の能力を出してくれた。捨てなくて良かった。
https://w.atwiki.jp/irukakiss/pages/82.html
エアコンのDIY 1.エアコンの工事と資格 コンセントなどの屋内配線、アース工事は電気工事士の資格が必要です。それ以外の作業については自分で自分のエアコンの作業を行う場合なら、何の資格もいりません。手間ひまかけて丁寧に自分のエアコン工事をしようと思う人なら、すべての人に自分のエアコン工事をする資格があります。 2.エアコン工事のDIY エアコン工事をDIYでやるにはその先にもまだハードルがあります。 一つは費用の問題。二つ目は技術の問題。 まず、費用について 例えば安い量販店なら22型エアコン取り付け込みで6~7万。 自分でやるなら本体を通販で買うなどすれば送料入れても4万ぐらいであるだろう。 しかし、自分で取り付けるには最低でも本体代以上の道具代がかかると思う。この時点で量販店の方が安い。 さらに取り付けをミスって、ガスが漏れたりすればどうする?どうにかしてよと業者を呼ぶのか? プロは素人の尻拭いを極端に嫌がる。そんなことなら最初から頼んでくれと言われる。 やりたくない仕事だから高く言われるに決まっている。 空気が混じってるかもしれないから冷媒を全部回収して真空引きして入れ直し、フレア加工もやり直し、出張料、1日仕事だから日当、何だかんだで4万とか言われても不思議じゃない。 それならもう1台本体が買える。だから、失敗してプロに尻拭いしてもらうようなことを考えてはいけない。 「自分で失敗したら、後始末も自分でやれ!」 これが僕のDIYにおけるモットーである。自己責任。自己完結。これにつきる。あとは自己満足。 じゃあ、どうするか。ガスの入れ替えまで自分でやるか、もうこれ以上無理と思ったら、その本体はガス保証なしでオークションに出品し、もう1台新品を買うかだ。 その覚悟がなければ自分でやろうと思ってはいけない。 大幅な出費というリスクを覚悟した上で、自己責任、自己完結でやるなら良い。 次に、技術について 同じ人間がやるんだからできないことはないはず。 特に知識についてはネット上にもたくさんの情報があり、その気になれば必要な知識は身につけられる。 ただし、やり方だけを調べるのでなく「なぜこうするのか」というところを押えないと無理。 想定外のことが起こったとき、パニックになってどうしようもなくなる。 しかし、技能については知識だけでなく経験的な部分も大きい。 3分管のフレアナットの締め方一つとっても初めてやったら普通の人は普通に失敗すると思う。 トルクはもちろんだがどう締めれば良いかを知っていなければいけない。腕力も必要。こつも必要。 何が正しいかという知識があれば、それを実現するために惜しみなく時間を割くことが必要。 極端な話、ナットを締める腕力がないと思ったら筋トレから始めるべき。 例えば新冷媒の銅管のフレア加工ならピカピカのきれいなフレアができるまで何回でも練習をやるべき。 逆に言えばDIYの強みはそこにある。 「時間だけはいくらでもかける。」 プロは趣味でやっているわけではない。一定時間内の生産性を追求しなければ生活が成り立たない。悠長なことは言ってられない。 素人はそんなのカンケーネー。いくらでも時間をかけることができる。それにかける時間そのものが趣味の時間であり、楽しみだ。 素人のくせに、時間をかけられないのならやめた方がいい。 3.エアコンの原理 ポンプダウンや真空引きやガスチャージなどの作業をする場合、エアコンの基本的な仕組みを理解していないと操作をまる覚えしたところで絶対にミスる。逆に、これを理解していれば細かいことまで覚えていなくても、どうすればよいのかが自然にわかる。 【冷凍サイクルについて】 冷房運転 コンプレッサー → 凝縮器 (室外機) ↑太(低圧) ↓細(高圧) 蒸 発 器 (室内機) 暖房運転 コンプレッサー ← 蒸発器 (室外機) ↓太(高圧) ↑細(低圧) 凝 縮 器 (室内機) コンプレッサーってのはポンプであって、引く力もある。冷媒を引いて圧縮して吐き出す。 引く方の管が低圧側。吐き出す方の管が高圧側になる。 凝縮機はコンプレッサーで加圧された冷媒が来るので熱い。 蒸発器は冷媒が気化し、気化熱により冷える。(ボイル・シャルルの法則だな) 冷房と暖房は配管内の冷媒の流れが逆になり、室外機と室内機の役割も逆になる。 流れが逆になるのはコンプレッサーの回転を逆にするのではなく、四方弁(電気で言えば2回路2接点の切り替えスイッチみたいなもん)で制御する。 冷房運転時の細い配管は高圧、太い配管は低圧で理にかなっているが、暖房の時は細い配管は低圧で太い配管が高圧となっている。いいのかな。 昨今は冷房暖房を1台でやるわけなので、配管の太さは同じでもいいと思うけどね。 間違ってたらすみません。 エアコンのポンプダウンやガスチャージは、原則冷房運転で行なうので冷房運転の冷凍サイクルだけはきっちり押えておく。暖房の方は忘れた方がいい。ややこしなる。 【ポンプダウン(室外機に冷媒を回収すること)について】 移設や、撤去の時にこれをやります。 冷凍サイクルを回っている冷凍機油もちゃんと回収するには、冷凍機油がよく流れるようにするためとりあえず強制冷房運転を30分やる。まあ、暖機運転みたいなもんだな。 仕事でやってる人はそんな悠長なことはやってられないし、せいぜい10分ぐらいでしょうけど。 30分ほどたったら、もちろん強制冷房運転を継続しながら、まず、上流の高圧バルブを閉めにかかる。 すぐに完全に閉めずにある程度絞った状態でしばらく放置。絞り方にもよるが5分ぐらいかな。 これは、石油ファンヒーターの修理でも書いたが、通り道を狭くして流速を上げ、できるだけ冷凍機油が配管内に残らないようにしようという意思の現れ。あるいはまじない。 経験則によるところだが、すぐ閉めるより効果はあると思う。ただし、室内機も通るわけだし、それを過ぎれば太い低圧配管となり流速がどこまで維持されるのか定かではない。 ぎりぎりまで絞ってしつこくやっているとコンプレッサーに負担がかかりそう。 気休め程度にちょっとやればいいんじゃないかな。 その後、きっちり高圧バルブを閉じる。 そうすると何も出てこないのにコンプレッサーが引くだけになるので配管内はピューと圧力下がり、3分もすれば負圧(1気圧以下)にまでなる。 負圧になった直後に低圧バルブを閉めすぐにポンプダウンをやめる。 これでコンプレッサーオイルも冷媒もすべて室外機に封じ込められる。 低圧ゲージを使えばこういうことが目に見えて判断できるのだが、使わなければ、高圧を閉めてから、3分後に低圧を閉め、すぐに電源OFFにすれば問題なし。 両方のバルブ閉めたらコンプレッサーがしんどいので、すぐに切らないとやばいぞ。 まあ、ちょっとやそっとで壊れるってこともないだろうけどね。 4.旧冷媒、新冷媒の冷凍サイクル内の圧力 【エアコンの冷凍サイクル内の圧力】 例えば旧冷媒のR-22でさえも運転していない状態の圧力は1.5MPaぐらい。それって、15気圧! 冷房運転すると低圧側はやや下がるが通常は0.5~1.2MPaの範囲。 5気圧から12気圧という高圧。(1気圧を約0MPaとすると、気圧の表記は+1だけど、感覚として大きい圧力であるということを掴みたかったのでわかりやすいように書いた。) 外気温にもよるが、この圧力が0.5MPa以下だと冷媒不足の疑い。ガス欠かもしれない。 ■代替フロン(HCFC)R-22の正常運転時のガス圧(冷房時) 低圧側(太い銅管): 0,39~0,59 Mpaのゲージ圧力 高圧側(凝縮後) : 1,57~1,96 Mpaのゲージ圧力 ■新冷媒(HFC)R-410Aの正常運転時のガス圧(冷房時) 低圧側(太い銅管): 0,56~1,20 Mpaのゲージ圧力 高圧側(凝縮後) : 2,36~2,85 Mpaのゲージ圧力 これを見ても、結構幅があるんだなってわかる。何が言いたいかというと 「R-410Aってすげー圧力だな。高圧側は自動車のタイヤの10倍だぜ。」 「冷凍サイクルの圧力測ったって冷媒がどのくらい減ってるか足りてるかなんてわからんぜ。」 R-410Aは、素人が適当にやればガスがもれて当たり前だな。 冷媒の継ぎ足しというかガスチャージというか、そりゃ、厳密には無理。 厳密には全部抜いて真空にして、規定量を入れるしかない。ガスの入れ替えだ。 ただし、抜いたやつをそこらに放出したら犯罪。温暖化の罪じゃ。 冷媒ガスの変遷など http //www.norimura.ecnet.jp/gasu.html オゾン層破壊、温暖化という大義名分の下、どんどん冷媒が素人には使いにくいものになっている。 原則エアコンは資格の問題は別としても業者の人がやるのが自然な流れだ。 素人がやるには、よほど強い動機や意志がないとだめ。軽い気持では無理。 エアコンの工事代浮かせるためだけの動機ならばやめた方がいい。 どうしても自分でやりたいのだという強い気持ちがなければやらない方がイイに決まっている。 最低限の道具そろえるだけでも結構な出費だからね。 ともかく、ここで書いたこの程度のことは完全に頭に入っていないと室外機のコンプレッサーつぶしたり、真空ポンプ逆流させたり(逆止弁あるにせよ)、真空ゲージ振り切れさせて針曲げたり、簡単にどんどん出費がかさんでいくと思う。 趣味ということで、それも楽しめるのならいいけどね。 5.そもそも、何で自分でやりたい?(動機) フロンからフロン22に変わった直後の1992年のこと。今から20年も前になるんだ。日立のルームエアコンRAS-50YCX2単相200Vの50型。張り込んでつけた。バブル崩壊してたが物価自体は下がっていなかったし、工事代も含めて50万位の見積もりだった。家を改装して、リビングを広くしたためにでかいエアコンが欲しかったのだ。当時としては画期的なインバーター、ニューロファジーとかマイコン制御とか言ってやたら高かった。モーターは日立と思っていたんだな。今となっては神話。個人的にはもはやどのメーカーも同じと思う。それどころか日立はマニュアルや仕様を調べるのにデータがWEB上にあまりないので印象としては良くない。電話の対応でも素人が強制冷房運転のやり方聞いたりしても教えてくれない。 それはさて置きだ。このエアコン、期待してたがほとんど効かなかった。つけたのが春。だから冷房使うまで数ヶ月あった。ためしにつけた時はそれほど暑い時期でなかったのでまあ、こんなもんかと思っていたが、いよいよ真夏になって活躍してもらおうと思ったら、「なんかイマイチ」って感じ。業者に連絡したら、一応ガスチャージしに来て、まあ、少しましになったような気がした。しかし、きりっと冷えない感じ。また業者に連絡したら、「代替フロンはこんなもんですわ。」と言われた。まあ、20年も前の話だから、記憶もあやふやだけどね。ものすごくがっかりしたのを覚えている。それからずっと8年ほど我慢しつつ使い続けた。最後の方は扇風機と同じようなもんだったな。そして、8年後、2000年にまた改装した時、捨てるかどうか迷ったが50万もしたやつだし、勿体ないからまあ、僕のDIYの根城である屋根裏部屋に移設した。効かなくても被害は僕だけが被るわけなので。移設は改装した工務店の電気屋さんがやった。その電気屋さん曰く 「一応移設しましたけど、移設前から効かなかったですね。」 「そうなんですよ。どうすりゃいいですか。」 「ガスチャージやるとしても完全に入れ替えでやった方がいいので4、5万ぐらいかかります。」 「そんなにかかりますか。」 だからチャージはやらず、とりあえず、移設だけした。8年で捨てるには忍びなかった。そんなわけで今日まで、20年間このエアコンはまともに働いたことがないのだ。僕としては、どうにかしてこいつを一度でいいからまともに働かせてみたいと常々思い続けて来た。何しろ移設してからの12年間というものは全く役に立っていない。外機の余熱に30Wほど使っていたのを最近知って、ブレーカーを落としていなかったことを今さらながら後悔した。1KWh24円とすれば12年間で7万5千円だ。それはさておき、 このエアコンの設置説明書があったけど、エアパージは真空引きじゃなく、ガス追い出し式。1992年当時としては当たり前だろう。追い出し式が全て悪だとは思わない。適切にやれば何の問題もないはず。しかし、R-22になった直後とあって、それまでのフロンとは勝手が違っていたのかもしれない。勘と経験が十分になければ危険な方法だ。多分最初の業者はエアパージも配管の接続もミスってたと思う。そうとしか思えない。まあ、ともかくこれが業者不信のはじまり。 数年前、父(嫁の)の家のエアコン2台を取り替える時に僕が業者を手配した。新冷媒ということもあり、真空引きを選定条件にした。しかし、その業者、真空ポンプを持って来なかった。キャンセルするのも面倒なのでやってもらったが、結局1台は効きが悪かったらしく、父は僕に内緒で別の電気店に発注して取り替えたという。僕の顔をつぶしてはいけないと思って内緒にしていたという。 僕は、ワンルームの賃貸マンションもやっていて、そこのエアコンがそろそろ替え時。新冷媒になってから真空引きが必須であると知り、タニヤマ無線でそれをやってくれるか聞いたら真空引きは取り付け業者によってはやらないこともあるということだった。ミドリ電化に聞くと必ずやるということだったので発注した。しかし、標準工事にフレア加工がないのか、余った配管は外機の裏でとぐろ巻いてる。 2012年11月9日に空いた部屋のエアコンを替えようと思って、ヨドバシに行った。機種は予め選定してあった。パナソニックのCS-252CFR-W¥74800基本工事込みということで買う気満々で行った。 売り場で三菱のはっぴ着た人に、パナでもいいですかって聞いてもちろんですってことなのでこれがほしいと言った。ところで真空引きについて聞くと 「原則としてやります。」 ということなので、 「やらない場合というのはどういう場合ですか。」 と聞くと 「普通はやると思います。」 という答。 「だからどういう場合にやらないのですか。」 と問いただすと、 「埋め込み配管とか、できない場合がありますから。」 「はあ?」 話にならん。それは、配管の交換ができないということだろ。真空引きとは関係ない。それにうちは埋め込み配管じゃない。だからいやなんだ。まったくおっしゃっている意味がわからん。それはそうと、 「壁のアングルに取り付けるのは別途費用がかかりますか?」と聞くと、 「別途¥10000かかります。」 「アングルは、前のエアコンのものを利用しても?」 「そうですね、高所作業などの技術料です。」 「そうですか、わるいけど、やめときます。」 と言って帰ってきた。買う気満々で行ったのにな。このようにして、エアコンに関して業者に頼む気がしなくなってしまった。 結局通販で、同機種を¥37800で仕入れ、トルクレンチをオークションで2本¥4000ぐらいで落とし、初めてなので、とりあえず教えてもらおうと思ってセントラルサービス http //www.c-svc.com/eakon.html のエアコンDIYサポートサービスを利用したというわけ。 よく、Yahoo!知恵袋などで、エアコンの工事について、内容や価格が適切かどうかの質問をしている人が居る。その回答の中に、「文句があるんだったら自分でやれば?」というのがある。やれるもんならやってみろ、みたいな言い方であまりいい感じじゃないが、これは確かに一理ある。僕の場合、人にやってもらっても結局何だかんだと文句つけたくなるので、納得するにはもはや自分でやる以外に方法は無い。満足できるかどうかはわからないが、自分でやれば文句は言えないし納得するしかないでしょう。 長々と書いたが、これが動機。やるしかないでしょ。
https://w.atwiki.jp/kadenwiki/pages/73.html
エア・コンディショナー ▼近所の家電量販店を検索する 【概要】 エア・コンディショナー(Air Conditioner)とは、空調設備のひとつで、部屋内の空気の調整を行う機械である。 広義にいえば、空気調和機全般。いわゆる「エアコンディショナー」といわれる空調機をいう。 普通にエアコンといえば、パッケージ型とルーム型の空調機をさすことが多い。 空気調和の機能を指すこともある。 狭い意味では、冷媒による単段蒸気圧縮冷凍サイクルの蒸気圧縮冷凍機のパッケージ・エア・コンディショナーや家庭用のルーム・エア・コンディショナーの内、水以外の熱媒体で熱を搬送するものを指す。 通称エアコン。 「エアコン」=「エアー・コンディショニング」または「エアー・コンディション」の略として使用される場合もある。 一般的に使うエアコンとは冷房、暖房機能をあわせもち空気の温度等を調整する機械を指す。最近では空気を洗浄する機能をもつものもある。 冷房機能しかもたない日本人がクーラーと呼ぶ機械も、エアコンである。 冷媒にはかつて、オゾン層を破壊する「フロンガス」が使われていた。 温室効果により温暖化に悪影響は及ぼすもののオゾン層は破壊しない「代替フロン(HFC類)」への切り替えが進んだ。 【機能】 室内機の形態 天井カセット形(4方向吹き出し) 事務所や店舗でもっとも普及しているもので、略して天カセ形と呼ばれている。 室内の天井部分に正方形や長方形のパネル部分のみが室内に露出し、中央のグリルから室内の空気を吸い込み、外側の4つの吹き出し口(ルーバー)から冷気や暖気を送付する。 天井カセット形(2方向吹き出し) 前項の4方向吹き出しに対して、ルーバーの内側2方向から室内の空気を吸い込み、 そのすぐ外側の2方向より送付する室内機。 天井吊り形 室内の隅に設置されており、中央に向けて風を送付する。 天井から吊り下げられており、機械はすべて露出されている。 略して天吊り形と呼ばれている。 床置き形 住宅用の小型のものから、工場などで利用されている大型のものまで 大小さまざまな種類がある。 床面に置かれているので、設置工事や洗浄サービス面では作業性は優れているが、 スペースがとられてしまうデメリットも伴う。 天井埋込みビルトイン形 機械本体は天井裏にあり見えない場合が多く、見えるのは吸い込み口(ガラリ)と 吹き出し口(アネモ)のみ。 吹き出しはフレキシブルのダクトなどで本体からつながれ、遠い場所にも空気を送付が可能。 壁掛形 一般家庭にもっとも普及しているのが、このタイプ。 ルームエアコンは本体横幅80~90cmくらいだが、 店舗や事務所などで使われる大型のものは横幅150cm位あるものもある。 【価格帯】 ¥10,800 ~ ¥328,000 ※家庭用の価格 エアコンの価格を調べる 【メーカー】 ダイキン/daikin 東芝/TOSHIBA パナソニック/Panasonic シャープ/SHARP 日立/HITACHI 三菱電機/MITSUBISHI 富士通ゼネラル 三菱重工 コロナ/corona 三洋電機/サンヨー(SANYO) トヨトミ/Toyotomi ナショナル/National ▼近所の家電量販店を検索する ▼お得なWEBチラシを検索する
https://w.atwiki.jp/irukakiss/pages/84.html
エアコンDIYの道具 エアコンの新設や既設エアコンのガスチャージに必要な道具とその費用をまとめてみました。 実際に僕がそろえた備品と消耗品です。結局、 備品 ¥52203 消耗品 ¥30677 計 ¥82880 でした。安いのか、高いのかは、これから何台のエアコンの工事をするかにかかっています。 5~6台のエアコンをうまく取り付けたり、ガスチャージすることができれば、元は取れる感じです。 冷媒はR-22とR-410Aの2種類を想定しています。 なお、室内機を壁に取り付けるためのドリルや貫通穴を開けるコアカッターなども必要かと思われますが、それらの工具の用途はエアコン工事に限定されていないのでここでは除外しています。 純粋にエアコンのサービス用に購入しなければならないものだけをあげています。 PS.1 2015年2月3日 価格が変わっていたりリンク切れがあるので調べて書き直すことにしました。 改めて調べたところ、モノタロウは大幅に値上がりしているものが多くヤフーショッピングやアマゾンや楽天の検索結果を吟味して書き直していこうと思います。 2012年の末に、このページを書いてから約2年間まったく拙い経験ですが、新設5台、ガスチャージ1回やった経験を踏まえて、自分でまた一からそろえるとしたら何を買うかということを基準に考えます。必要十分な性能があって、現時点で最安のショップのページを1行目に書いておきます。在庫が少ないものなどもあり、買えなくなってしまうこともあるかも知れないので、検索結果のリンクも書いていこうと思います。市場は日々変化しているので、そのリンクの最安値が1行目のショップではないかも知れません。後で合計額を計算する便宜上1行目のショップを書いています。 どんな道具をそろえればよいか、何が要るのか要らないのか、をゆっくり考えることで、新旧冷媒のサービスバルブのフレアの違いや締め付けトルクの単位やいろんな細かいことを思い出したり理解を深めたりできるので良い機会だと思いました。そういえば、このページを書いた時にいろんな道具の値段や規格を比較しているうちに例えば、真空到達度の単位のミクロンとPaやTorrの換算とか、メーターの2個付いたボールバルブ式ゲージマニホールドなんて必要ないとか、クローフットレンチのトルク換算などいろんなことがわかったことを思い出しました。 1.真空ポンプ ノーブランド ¥17,172(モノタロウ) 注.2016年1月現在、このポンプはモノタロウの個人向けサイトにはありません。 事業者向けサイトにはあると思います。なんだかなあ。 しかし、ヤフオク!で見ると、同じようなものがもっと安く出ています。 ツーステージ 真空ポンプ【ヤフオク!(安い順)】 参考までに、主な仕様を書いておきます。 排気速度(50/60Hz)(L/min): 25/30 モーター出力(W): 180 到達真空度: 25ミクロン(3.3Pa)(0.025Torr) モーター回転数(min-1[r.p.m]): 1440(50Hz)、1720(60Hz) オイル量(mL): (封入)220 付属品: 変換アダプター2個、補充オイル200mL 接続口径: 1/4フレア(変換アダプター5/16、M10-1.5P) シングルステージとツーステージなら、迷わずツーステージにすべし。 値段はそれほど変わらないのに真空到達度の桁が違う。 だからどうだと言うこともないが…。だいたい、松下のサービス用品の真空ポンプは見たとこ空気入れの弁を逆さにしたようなやつじゃないのか?にもかかわらず、やたらと高い。 10分の1の値段ならあれでもいいと思うけどね。どーなんですかね。 最終的にはTASCOのTA150SB-2(オークション最安で2万円ほど)とモノタロウのノーブランドポンプで相当迷ったが結局モノタロウにした。 これはR22時代の1/4フレアのポンプだと思うが、TASCO TA150SB-2よりしっかりしてそう。 なにしろ、8.2kgもあるし、熱も持ちにくいだろう。タスコは4.3kg。 重さで決めるわけではないにしろ、壊れにくそう。 真空到達度も良い。排出速度は遅い。それはいい。どうせ、プロじゃないし時間をあせる仕事はしない。 無論変換アダプターで、R-410Aエアコンのサービスバルブにつなぐことができる。 ★2012年当時モノタロウの個人向けサイトは、事業者向けサイトと全く同じ品物があり、安かったが今ではかなり値上がりした。モノタロウ個人向けサイトで買うことは残念ながらあまりお勧めできなくなってしまった。 しかし、他の各ショッピングサイトを見れば、性能的には似たようなものが似たような値段でまだある。 「ツーステージ真空ポンプ」を各ショッピングサイトで見てみると ツーステージ 真空ポンプ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 ツーステージ 真空ポンプ【楽天市場(安い順)】 ツーステージ 真空ポンプ【Amazon(安い順)】 もっと安いのもあるが送料が別だったり、1万円以下のものもあるがそれは???それなりと覚悟して買うなら話の種にはなると思うが過剰な期待はしないほうがよい気がする。2012年当時、 「シングルステージとツーステージなら、迷わずツーステージにすべし。」 「値段はそれほど変わらないのに真空到達度の桁が違う。」 と書いた。当時は確かにそうだった。しかし、2016年1月現在、各ショッピングサイトでシングルステージの真空ポンプを検索してみると、真空到達度は75ミクロンの物が1万円以下で売っている。桁違いに悪いこともない。というか、タスコのツーステージが38ミクロンだから、大して違わない。少なくとも桁違いではない。これでも使えそうな気がする。信頼性はわかりませんが。 シングルテージ 真空ポンプ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 シングルテージ 真空ポンプ【楽天市場(安い順)】 シングルテージ 真空ポンプ【Amazon(安い順)】 2万円ちょっと出せば、前述プロ御用達のTASCO TA150SB-2が買える。 TASCO TA150SB-2【Yahoo!ショッピング(安い順)】 楽天市場の最安ショップ 2015年2月現在、下のショップではケース付きで2万円そこそこ。これは安い。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/m-tool/ta150sb-2.html どちらが良いかは好みと考え方の問題だが、この記事を書いて以来2015年2月現在まで、エアコン新設5台、ガスチャージ1回やった(拙い)経験ではモノタロウのノーブランドで正解だったと思う。何の問題も不満もない。 2.R410A用チャージホース(黄)92cm ¥1,456(KanamonoYaSan KYS) http //store.shopping.yahoo.co.jp/kys/ta132af-3.html メネジ5/16フレア 色は何でもいいが、自分ルールで、R22と区別するために黄色にした。 しかしまあ、チャージホース、チャージバルブは新旧冷媒用にそれぞれ買わなくちゃならんのはつらいね。旧冷媒機でもチャージバルブを使うなら、5/16フレアオス×1/4フレアメスの変換アダプタを使えばこのホースでいけるような気もするが漏れるリスクも増えるから、両方そろえた方が無難か。 現在使っているエアコンのガスチャージなどのメンテナンスはR-22だし、新しいエアコンはR-410A。つらい。 2012年は¥1,402(モノタロウ)が最安だった。 検索結果を安いもの順にしてみると、モノタロウはずいぶん高くなっているなと思う。 R410A用チャージホース【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R410A用チャージホース【楽天市場(安い順)】 3.R22・R12・R502用チャージホース(青)92cm¥1,377(CRK販売 ) http //store.shopping.yahoo.co.jp/crkhanbai/ta136a-2.html メネジ1/4フレア 参考までにYahoo!ショッピングの検索結果のリンクも書いておく。いろんな所から細々と注文すると、送料の関係でかえって高くつくのが悩ましいところ。 2012年は¥1,191(モノタロウ)が最安だった。 R22・R12・R502用チャージホース【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R22・R12・R502用チャージホース【楽天市場(安い順)】 4.R410A用チャージバルブ¥1,979(創工館) http //store.shopping.yahoo.co.jp/soukoukan/fs-760a.html 5/16フレア。悪い事は言わない。素人なら、これは絶対あった方がよい。本当に。 FUSOの製品は安くてメジャーだ。パッキンも売ってあるので長く使える。 FS-760Aという型番で各サイトで検索したのが下の結果。 R410A用チャージバルブ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R410A用チャージバルブ【楽天市場(安い順)】 R410A用チャージバルブ【Amazon(安い順)】 5.R22・R12・R502用チャージバルブ¥1,866(創工館) http //store.shopping.yahoo.co.jp/soukoukan/fs-762a.html 1/4フレア FS-762Aという型番で各サイトで検索したのが下の結果。 R22・R12・R502用チャージバルブ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R22・R12・R502用チャージバルブ【楽天市場(安い順)】 R22・R12・R502用チャージバルブ【Amazon(安い順)】 6.変換アダプターTA159P-1¥556(KanamonoYaSan KYS) http //store.shopping.yahoo.co.jp/kys/ta159p-1.html 接続口径: 5/16フレアオス×1/4フレアメス これは、つまり真空ポンプの口が1/4フレアなのでそれを新冷媒用に5/16フレアにしようと思って買ったのだが、結果的には真空ポンプに付属していたから不要だった。まあ、何かの役に立つかも知れない。 TA159P-1【Yahoo!ショッピング(安い順)】 7.3サイズベンダーEA215W ¥1,642(DAISHIN工具箱 ) ■パイプ径:Φ1/4(6.3mm)、5/16(7.9mm)、3/8(9.5mm) http //store.shopping.yahoo.co.jp/daishinshop/2-010062.html 3サイズと言っても2分管、3分管用に買った。壁から出た管を急角度で曲げるときに必要。使わなければ下手をするとつぶれる。結構安いと思う。 EA215W【Yahoo!ショッピング(安い順)】 EA215W【楽天市場(安い順)】 8.フレアツールセット FUSO FS-500AS 12,896円(機械工具のラプラス) http //store.shopping.yahoo.co.jp/laplace/fs-500as.html 偏心コーン、クラッチ機能付き、新冷媒対応、リーマ、カッター付で1万円程度なら安いらしい。 ガスを買ったところの人が電話でそう言ってた。タスコならフレアツールだけでそれ以上する。 これもピンキリあるし、中古もあるけど、この加工精度で漏れが決まるわけだから中古はダメだろ。 2~3千円のものもあるが、新冷媒(R410A)に対応していない(フレアの幅が狭い)ので、安物買いのナンとやらになりそう。やめたほうがいいと思う。それでやるぐらいなら、ホームセンターで仕入れたフレア加工済みペアコイルをとぐろ巻きにしておいたほうがマシ。最初からできているフレアは見事にきれいだ。それが嫌でフレア加工したいのなら以下の条件を満たしたものが無難。もちろん、プロじゃないし耐久性まで求めない。 R410A用第2種銅管対応型(新冷媒対応) クラッチ機能(締めすぎ防止)。 偏心コーン 適応サイズ:1/4”・5/16”・3/8”・1/2”・5/8”・3/4” リーマー・チューブカッター・ケース付 FOSOのFS-500ASはそれを満たしている日本のメーカーの製品の中で最も安い思われる。 FS-500AS【Yahoo!ショッピング(安い順)】 FS-500AS【楽天市場(安い順)】 あと、台湾メーカー製の アジアンファースト フレアツールセット CT-808AL というのも1万円以下なら買いだと思う。 CT-808AL【Yahoo!ショッピング(安い順)】 CT-808AL【楽天市場(安い順)】 エスコやタスコのものは良いだろうが高いと思う。何千回もフレア加工するならその方がいいでしょうけどね。 いずれにせよ、どんなに上等の道具を使ってもフレア加工は管の切り口のバリ取りとコーンのメンテナンスができていなければ失敗すると思う。5万もする電動式のフレアリングツールを使ったところで、コーンの表面が荒れていたら絶対にきれいなフレアはできない。電動式、手動式の問題ではない。フレア加工が終わったら一回一回丁寧にコーンの表面を点検すること。バリなどから出た銅の粉などの圧着によって表面に凸凹ができたりして荒れていないか、よく調べるべし。大抵荒れている。その場合、きれいに掃除すべし。それがちゃんとできていれば安物でも大丈夫だと思う。もし、もう一度買うとしたら、アジアンファーストのCT-808ALを試してみようと思う。 9.トルクレンチ 2本合わせて¥5000以内(目標予算) この道具については、話が長くなる。 はっきり言って素人(アマチュア)がエアコン工事をする場合、絶対に必要。 しかし高い。値段が高い。 年間1000台工事するエアコンDIYサポートサービスのプロ氏でさえ使っていた。 熟練による勘が十分すぎるほどあるにもかかわらず、トルクレンチを使っていた。 ましてや経験の少ない素人が勘と度胸で真鍮のナットを締めれば失敗の確率は相当高い。 プロ氏曰く「トルクレンチは締め過ぎないために使う。」 素人が陥りやすいのは締め足りないのでなく、締め過ぎ。 鉄でなく、真鍮のナット。銅管のフレア。特に2分管は締め過ぎになりやすい。 漏れなどで設置後すぐに発覚すればまだまし。たちが悪いのは1年以上運転してからフレアが切れてきたりナットが割れてきたりすることもあるらしい。 とは言っても、そうなるのは規定の倍以上ぐらいの力で締めた時ではないだろうか。 例えば2分管のトルクは16±2N・mと規定されているが、それがどんなもんか素人にはわからない。30N・mぐらいの力で締めてしまうといったことは十分あり得るしそうなれば不具合が起きても不思議ではない。だからどう考えてもトルクレンチは必要。 しかし、高い。 ところで、2分管、20N・mとか、規定の1割増し位の力でナットが壊れるだろうか。多分それはない。規定の値にしても中心値±1割以上の幅がある。 何が言いたいかというと、 「トルクレンチは必要だが、そんなに正確なものでなくてよい。」 と思うのだ。ましてや校正証明書付きの上等なやつなんて、年間数回しか使わない素人には勿体ないと思うのだ。 僕は、絶対値を校正した測定器や器具はその校正値の精度が1桁上がるごとに1桁ずつ値段も上がるという印象を持っている。もちろん、コストをかけても精度を重視しなければならない立場の人(研究者やメーカーの開発者など)にとっては必要だろう。しかし、アマチュアの立場はちがう。 それはアマチュア無線をやっていて身に沁み付いた。アンテナやトランシーバーを自作する場合、いろいろな測定器が必要になる。SWR計、インピーダンス計、パワー計、電界強度計、周波数カウンタ、Lメーター、Cメーター…それらをメーカー製のマトモなもので揃えていたらいくらお金があっても足りない。しかしそれらをFCZ大久保氏や秋月電子のキットを作ったり、一から自作すれば2桁も3桁も安くできてしまう。確かに絶対的な精度は望めない。しかし、アマチュアらしく工夫すれば少ない費用で必要にして十分な目安を提供してくれるのだ。話が長くなった。 つまり、2分管、3分管のトルクレンチ2本で1万円以上かけるのは素人としてはもったいない。 せめて、5000円程度以下で2本揃えたい。しかし、安かろう悪かろうではいけないので、そのためにはある程度の工夫や労力が必要。 まず考えるのはヤフオク!の中古品。 掘り出し物を見つけるには仕様を熟知していなければならない。それも労力の一つ。 2分管(1/4インチ=2/8インチだから2分管と言うのだろう) ナットの大きさ:17mm 規定トルク:16±2N・m(163.3±20.4kgf・cm) 3分管(3/8インチだから3分管と言うのだろう) ナットの大きさ:22mm 規定トルク:38±4N・m(387.8±40.8kgf・cm) トルクはN・m表記がほとんどだが、kgf・cmの場合もある。 【 N・m を kgf・cm に換算するには、100倍して9.8で割る。≒ 10倍強 】 考え方 1kgf=9.8N(地球上ではこのように決まっている。) だから、N表記をkgf表記に直すには9.8で割ればよい。さらにもちろん 1m=100cm だから、m表記をcm表記に直すには100倍すればよい。故に N・m表記をkgw・cmに直すには、100倍して9.8で割ればよいのだ。単純な話。 だから例えば、 16±2N・m = 163.3±20.4kgw・cm となる。 およそ10倍だけどね。10倍強と覚えておけばいいと思う。 下の小野測器のページは自動計算してくれます。 https //www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/torque/unitrelationform.htm 下のページで10倍弱にしている人が居てあせったけど、10倍強だよね。どうして?変だなあ。 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1380498558 そんなわけで、2012年当時ヤフーオークションを必死で物色して中古のトルクレンチ2本を手に入れた。 エスコ(ESCO)17mmx160kgf・cmフレアーナットトルクレンチEA723A ¥2100 (R410A2分管用) BBK 22mm×38N・m 空調配管フレアーナット用トルクレンチ ¥1980 (R410A3分管用) 中古だけど、両方あわせて4千円以上した。忘れてしまったが別々に落札したと思うので、おそらく送料を加えれば5千円以上になったと思う。 しかも、中古だから本当に仕様通りのトルクになっているか不安だったので写真のように後述のチャージングスケール(中国製のフィッシングスケール)でどのくらいの力でカクンとなるか、測定した。このフィッシングスケールは本当に便利なもんだ。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 写真は3分管用のBBK製のトルクレンチのトルクを測定した様子である。38N・mというのは、けっこうな力なのでそのままで測定するのはちょっと苦しい。そこで、握り手の樹脂を引っこ抜いてはずし、50cmほどのVP25のパイプにはめて延長した。22mmのナットは手持ちのものが無く、エアコンのフレアナットを万力に固定し、ナットの中心から50cmのところをフィッシングスケールで引っ張った。 結果、6.8kgでカクンとなった。 ということは トルク=6.8kgf×50cm=340kgf・cm ん?これは、規定トルクの下限をやや下回る! だから、実際使うときはカクンとなってから気持ち増し締めしないといけない感じだ。(トホッ) 全然規定値と外れているわけではないので、使えないことはないと思う。 1980円だから仕方ないとする。規定値の上限を超えるよりはマシと自分を慰める。 安く上げようとすると、道具の癖を知る工夫と手間が必要なんだなあ。。 2分管用のエスコのトルクレンチは延長せずに握り手にチャージングスケールをかけて引っ張った。ナットの中心から力点までの距離は15.5cmで、カクンとなる力は10.1kgfだった。 トルク=10.1kgf×15.5cm=156.55kgf・cm ということで、こちらは規定値の中心値より、やや小さいものの、規定内に納まっていることがわかった。 ということで、こちらはちゃんと使えるということだ。 BBKの方は使えないよって突っ込まれそうだな。 握り手の樹脂をはずしたら、ネジがあって、それを回したら調整できそうな気もするが、赤いペンキで固めてあって、絶対イジルナ!って感じだし、パンドラの箱を開けるような気がするのでやっていない。ダメモトでやってみますか。またやったらレポートしますが、今のところは癖を把握すれば良しとしようと思う。トルクレンチは使い込むと柔らかくなるみたいだね。バネが伸びる? あと、安い中国製のフィッシングスケールで大丈夫かとツッコまれそうだが、水を入れたバケツ10kgほどを測り、その後タニタの体重計でこれを測ったら同じ数値だったのでフィッシングスケールは多分問題ない。 2015年2月11日追記 エアコン配管用BBKトルクレンチの調整(校正) ダメモトでパンドラの箱を開け、グリップエンドのネジをはずすぞ。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 まあ、こんなふうに赤いペンキで「ネジをさわるな!」と封がしてありますがそれを破って中を見ると、 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 多分これを大き目のマイナスドライバーで右に回せば内部のバネかなんかが引っ張れて強くなるのでしょう。ということで、少し(30度ほど)右に回して2つ上の写真のようにフィッシングスケールで測ると、7kgfあたりになったもよう。おお!これじゃ!間違いない。ということで、最終的には約100度ほど右に回し8.0kgfに調整。 これで、このトルクレンチのトルクは 8.0kgf×50cm=400kgf・cm となり、規定トルク 38±4N・m(387.8±40.8kgf・cm) の範囲に校正できました。ただし、アマゾンのフィッシングスケールで調整したので、いい加減といえばいい加減。しかし、何もせずに規定外となっているよりは良いと思う。 トルクレンチ、新品だと2本で普通1万円以上するので、ヤフオクで5千円以下で手に入れるのは選択肢の一つだ。ただし、上記のように本当に使えるか自分で確かめないといけない。もとの持ち主がなぜ手放したのか、使えないから新しいのに買い換えたのではないか。多分そうなんだろう。そんなことを考えると不安になる。だから、自分で状態を確認する必要がある。仮に使えなかったとしたら多くのオークションはノークレームノーリターンと言っているので交渉しても返品や返金ができないリスクがある。規定値外でも大幅なずれが無いなら、癖として把握すれば使えるかも知れない。もしかしたら自分で調整できるかも知れない。そんなふうに覚悟や期待を全部ひっくるめて楽しめるなら、ヤフオク!物色はアリだ。 ヤフオクで現在出品中のエアコン配管用トルクレンチ 2015年10月11日追記 エアコン配管用BBKトルクレンチのトルク確認 2015年4月にこのトルクレンチでエアコンを1台設置したが、どうも締め過ぎのような気がした。内機から出ている管に付いている22mmのオスねじの山をなめたような嫌な感触があった。中古のエアコンだったのでもともとその辺は怪しい感じ。トルクレンチがカクンとならずになんぼでも回る感じがしたのでもうこれ以上回すとヤバいというところでやめた。直後の動作テストは正常。今日(約6ヶ月後)暖房運転でテストしたが、効きが悪い感じはしない。 しかし、今日新品のエアコンを設置するのだが、同じ状態のトルクレンチを使うのが不安なので前記の方法でトルクを確認したところ、50㎝の位置で7.4㎏fでカクンとなったことから、370kgf・cm。約36Nm。前よりだいぶ柔らかくなっているが38Nm±4Nmの規定内だ。あの後少し緩めたのかな。ともかく、問題のない値なので、これで取り付けることにする。 そうしたことが面倒なら、モノタロウブランドのトルクレンチは2016年現在新品としては最安クラスだと思うが2本そろえれば9000円くらいにはなるだろう。 やっぱりそれはアマチュア用としては高いと思う。エアコンにしか使えないわけだしね。他のことには全く使えないなんてね。せいぜい年間2、3回使うのが関の山。全く無駄な話だ。 もし、僕がこれからトルクレンチを買うとすれば、エアコン専用のトルクレンチは買わない。自動車整備用のトルクレンチを流用する。しかし、自動車用のプレセットトルクレンチは普通ボックスレンチをはめるようになっている。プレセットトルクの目盛りもそれを想定して作られている。だが、簡単な計算でスパナ型のレンチ=クローフットレンチをはめた場合のトルクを計算できる。自動車整備にもトルクレンチは欠かせない。だから無駄にならないと思うのだ。 例えば、アマゾンで下の写真のようなトルクレンチがあった。 トルクはダイヤルで13.6~108N・mをプリセットできるものが、2016年1月現在で送料込3325円。これならエアコンにも自動車のホイルナットにも使える。ただし、ホイルナットを締めるにはシャフトが短いのでVPのパイプなどに突っ込んで締めないと苦しいかも知れない。 アマゾンのトルクレンチ 同じようなものはヤフーでも売っている。こちらは7~105Nm。 エアコン配管に使えそうなトルクレンチ 人によってはこんなもの使えないと言うかも知れないが、毎日仕事で使うわけでもなく、アマチュアがたまに自動車の整備やエアコンの設置で使うのならこれでいいじゃないか。お金をかければいくらでも良い道具をそろえる事はできるが、できるだけ安く何とかやりくりするのも楽しみの一つ。安物買いの何とやらになるかも知れないリスクを感じながらもそうした道具を物色することも趣味として楽しめればいいじゃないかと思っている。僕がエアコン用のトルクレンチを持っていなかったら、迷わずこのような自動車整備用のワイドレンジの安いプリセットトルクレンチを買う。そして、エアコン配管には17mmと22mmのクローフットレンチをはめてに使う。細かい話だが17mmは差込角が3/8のものが300円台で買えるが22mmは700円台。ところが差込角が1/2なら22mmでも400円台で買える。3/8→1/2変換アダプタは500円台。悩ましい。このあたりの道具のそろえ方についてああでもない、こうでもないと悩んでいると時が経つのも忘れてしまう。そういうことを考えていると自然にレンチの差込角の規格や種類がわかってくる。 道具をできるだけ安く物色するということは、ある作業をするには何を使って、どうすればよいかということを考えているわけで、その道具を使う作業のシミュレーションになる。だから、道具を物色しているうちに作業内容の理解が深まってくるのだ。実際、エアコンのガスチャージや設置の方法は道具をいろいろ物色しているうちにわかってきた。 話を戻す。クローフットレンチとは下のようなもの。これは、差込角3/8インチで17mmのストレートの製品。2015年2月現在350円。 クローフットレンチをプリセットトルクレンチにはめて回す場合、プリセットのトルク値は必要なトルク値よりも少し弱めにセットしないといけない。それには、ちょっとした換算が必要になる。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 トルクレンチの有効長Aは、グリップの所に線があるので回転の中心からその線までの長さを測る。 クローフットレンチの有効長Bは、くわえるナットの中心と差込角の中心の長さと測る。 例えば、2分管のフレアナットを締める場合、必要なトルク値は16N・m Aが27cm、Bが3cmであったとすると、27/(27+3)= 0.9 ということで、約1割ほど減らした14N・mちょっとあたりにプリセットしないといけない。 これは、実際に買ったものを自分で測って調べればよいと思う。だいたい似たような値になるのではないだろうか。 おそらく、規定値の下限あたり、 2分管なら14N・m 3分管なら34N・m あたりにプリセットして締めれば問題ないのではないかと思う。 不安だったら例のフィッシングスケールで実測して確認すべし。 クローフットレンチの検索結果を書いておきます。 17mmクローフットレンチ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 17mmクローフットレンチ【楽天市場(安い順)】 22mmクローフットレンチ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 22mmクローフットレンチ【楽天市場(安い順)】 送料を考えなければ、多分5000円以下でエアコン用のトルクレンチ2種類が手に入る。そして、このトルクレンチはもちろんホイールナットをはじめとして自動車の整備にも使える。アマチュアらしい選択だと思うのですがどうでしょう。 10.R410A用 真空ゲージキットTASCO TA142XK 7,920円(道具屋さん) http //store.shopping.yahoo.co.jp/douguyasan/tasco-ta142xk.html シングルマニホールド付きのもの。 低圧、高圧それぞれゲージのついたマニホールドはエアコンのサービスに必須みたいになっているけど、それって、絶対必要?わからん。僕はとりあえず真空引きの負圧だけ知りたいので真空ゲージだけでいいと思った。 実際僕が持っているのは TASCO TA142VK-2 8,280円(道具屋さん) http //store.shopping.yahoo.co.jp/douguyasan/tasco-ta142vk-2.html バルブが2個付いているものだが、ポンプにつながるバルブだけでいいと思うので、少しでも安いものを選べばTA142XKということになる。アダプタがあるのでTA142RKでもいい。 TA142XKまたはTA142RKの検索結果(Yahoo!ショッピング) TA142XKまたはTA142RKの検索結果(楽天市場) それにしても高いなあ。もうちょっと出せばシングルステージの真空ポンプ買えるんじゃないか。 今ならもうちょっと安く上げることを考える。真空ゲージとバルブを別々で買うのだ。何故かその方が安い。置針(目印用の針)付で一番安いのは FUSOの FS-717A-2 1,979円(創工館) http //store.shopping.yahoo.co.jp/soukoukan/fs-717a-2.html そして、バルブ付のマニホールドは エスコのEA105Z-1 2,684円(KanamonoYaSan KYS) http //store.shopping.yahoo.co.jp/kys/ea105z-1.html 両方あわせて4千円代。(送料は考えていない。送料込みならどちらも創工館にしたほうが安いかも。) ただし、R22の機械の真空引きをするなら1/4のチャージホースがもう1本欲しい。R410Aなら、5/16フレアオス1/4フレアメスのアダプタが手持ちで2個あるか要確認。 あとは、メーターが2個付いたマニホールドゲージが3500円ぐらいで売っているのだが、これは安過ぎないか?普通1万円はするはずなのに。しかし、ダメもとで冒険に挑戦するなら、試してみるのもイイ。 ただし真空計は付いていない。低圧用、高圧用のメーターが付いている。置き針もない。でも、低圧用のメーターを使えば真空引きができないこともないと思う。しかし、注意すべきは低圧用ゲージの負圧側のメモリの範囲。真空計は目盛り全体で負圧の範囲だけを測るから少しでも漏れていたらよくわかるのだ。この角度が大きい方が良いが、5度ぐらいの角度だったら苦しいだろ。R410aが使えるやつだとけっこう狭い。敢えて、R22しか使えないものにしたほうがいいかも。 ゲージマニホールド【Yahoo!ショッピング(安い順)】 ゲージマニホールド【楽天市場(安い順)】 2013年5月21日追記 実際、ガスチャージ1台と取付3台やったけど、メーターの2個付いたボールバルブ式ゲージマニホールドとやらは、いらんです。必要ない。絶対いらん。真空ゲージキットだけでいい。それにしても割と高いな。 2015年2月20日追記 低圧、高圧2個ゲージのついたゲージマニホールドは、注ぎ足しのガスチャージにいるんじゃないのかな。全部抜いて規定量を入れたり、新設する場合は真空引きさえできればよいので、シングルマニホールド付きの真空ゲージだけでよい。注ぎ足しのガスチャージは、カーエアコンならいざ知らず、ルームエアコンでは難しそう。僕は多分やらないと思う。 しかし、ダブルマニホールドの安いやつはとんでもなく安い。真空引きに使うのは難しいような気がしますけどね。 11.チャージングスケール→フィッシングスケールで代用 ¥350(アマゾン) フィッシングスケール デジタル10g-40kg(10g単位で計量)というものをアマゾンで買った。 送料込み。びっくりする。40kgまで測れて、分解能が10g。チャージングスケールなら5万以上する。 まったく素人にとっては飛びつきたくなる代物。吊り下げ式だけどそんなもん安さには代えられんよ。 意外と正確だ。恐るべしメイド・イン・チャイナ。 オークションの出品で、はこBOONの送料を調べたりするのにも使える。 前にも書いたが、トルクレンチのトルクを校正するのにも使える。 こんなにすごいものが、1000円もしない。500円もしない。し、信じられない。 これはエアコン備品を探した中での最大のヒット商品。 100%買うべきと断言する。絶対買うべき。僕は別にアマゾンの回し者ではないが、これは本当にいいものだと思う。 使用頻度があまりないのだが、かれこれ3年経つが先日使ったところ問題なく使えた。保管は電池を抜いてラップしていました。無茶な使い方をしなければすぐに壊れることも無さそう。 アマゾンのフィッシングスケール この製品のマニュアルが英語だけだったので、一応それを見たり使ってみたりして日本語マニュアルを作ったので書いておきます。 ●手提げ秤日本語マニュアル 1.各ボタン ①UNIT:このボタンを押すたびに単位がkg→Lb(ポンド)→oz(オンス)→斤に変わる。 ②POWER:電源ボタン。 ③TARE:風袋キャンセル機能。 2.操作方法 ①POWERボタンを押した後、重量表示が出たら測定するものをフックに引っ掛けて 上の紐を持って吊り下げると重さが表示される。 あるいは上の紐を何かに固定して秤を吊るし、測定物をフックに引っ掛けてもよい。 120秒間何の操作もなく、表示の変化もなければ自動的に電源が切れる。 ②TAREボタンを押した時にゼロ調整できる。容器を吊り下げてTAREボタンを押し、容器に 測りたいものを入れれば、容器内に加えた物の重さが測定できる。 ③TAREボタンを2秒押すと「L_ON」と表示され、ロックモードとなる。 ロックモードでは、測定できるとLEDが点灯し、その値がTAREボタンを押すまで保持される。 価が保持されている間、ずっとLEDが点灯し、液晶に鍵アイコンが表示される。 たとえば、荷物の重さを測るために荷物を吊るし、LEDが点灯すれば、荷物を降ろしても LEDが点灯している間(TAREボタンを押すまでの間または120秒間)は測定値を示す。 ロックモードでTAREボタンを2秒押すとロックモードが解除され、「L_OF」と表示される。 その場合は秤量がリアルタイムで表示される。 3.注意 ①40kg以上のものを吊るしてはいけない。「O_LD」と表示される。 ②「LO」表示が出たら、電池(単4電池2本)が減っているので交換する。 2015年2月現在、1g単位で20kgほど測れるスケールもアマゾンで3千円代で売っている。少し高いが本物のチャージングスケールの10分の1の値段だ。 チャージングスケール代用品として使える1g単位で20kgとか計れる激安デジタルスケール プロならいざ知らず、アマチュアなら本物のチャージングスケールは絶対必要ないと断言できる。 以下消耗品 消耗品は本当にいろんなところで売っている。どこで買っても大差はないだろうが、ヤフオク!で仕入れるのも面白い。acoret303という人がフロンガスなど、エアコンの消耗品をたくさん出品している。 ヤフオク!acoret303さんのエアコン消耗品出品リスト 冷媒は、例えばR22 13kgをヤフオク!で12500円(送料1000円)で買った。因みに2015年2月に改めて検索したところ、下の店は12000円送料無料だった。これは安いと思う。 Yahoo!ショッピングでフロンガス等が安い店。 以下、必要と思われる消耗品を上げておきます。 ぼちぼちと検索ヤフーショッピングと楽天市場の検索結果も書いていきたいと思います。 12.フレアー用スプレーオイル タスコ TA920H¥1069(KanamonoYaSan KYS ) フレアー用スプレーオイル タスコ TA920H【Yahoo!ショッピング(安い順)】 フレアー用スプレーオイル タスコ TA920H【楽天市場(安い順)】 賛否両論ありますがね。シールの意味でなく、銅管の共回りを避けるためにフレアの背の部分に綿棒などにしみこませて少し塗れば良いのではないかと思いました。フレア表面の汚れもオイルをしみこませた綿棒で拭き取ればいいと思う。フレアナットやオスのフレアのネジの山にかかるとネジを締めすぎてしまうのでそこにスプレーしてはいけないと思う。だからスプレーである必要がない。使うときは綿棒などにスプレーしてオイルをしみこませて使っている。フレアリングツールのコーン表面はゴミや金属片がこびりつきやすいのでここにも塗布すれば多少マシだと思う。フレアリングツールにはコーンの他にも回転部、ネジ部などにスプレーすればいいと思う。 13.リークチェック¥604(モノタロウ) http //store.shopping.yahoo.co.jp/monotaro/7135782.html これはモノタロウがダントツで安い。最終チェックに使えるかも知れない。パンク修理にも重宝しそうだしね。ただし、僕はこれによって漏れの箇所を発見したことはまだない。 14.R22冷媒13㎏ 12000円送料無料(ミラクルひろば) ところで、ガスチャージは液体の状態で行なうというのが一般的になっている。R410Aの場合は冷媒が混合されており、沸点が違うので気体の状態だと沸点の低い方の冷媒が先に充填されてしまうのでNG。そのため、R410Aのボンベにはサイフォン管が付いており、底にたまった液体を充填できるようになっている。しかし、R22は一種類の冷媒なので気体で充填しようが液体で充填しようがどちらでもかまわない。ボンベには普通サイフォン管も付いていないので液体で充填するにはボンベを逆さまにしなければならない。冷媒が残り少なくなってきたり、速く充填する必要があったり、冬場などなかなか充填できない場合は液体の状態で充填するのも良いかも知れないが、事情が許すならばボンベを普通に立ててゆっくりじっくり気体の状態で充填すれば良いと思う。少なくとも僕は新品のボンベではあったがかなり寒い日でもそうやって充填できた。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/miraclehiroba/10000010.html 念のため、各ショッピングサイトの検索結果も書いておきます。 R22冷媒【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R22冷媒【楽天市場(安い順)】 R22冷媒【Amazon(安い順)】 あと、ヤフオクでも出品されている。送料が1000円かかるようです。 R22はサイフォン管がないので逆さまにしてチャージすべきとの意見がありますが、別にそんなことしなくて構わないです。僕は正立させてやりました。入れるのに時間はかかるようですが、入ります。R22の場合、1種類の冷媒なので、問題ありません。速くやりたければ逆さにすればいいですが、慎重にするなら正立させてチャージすればよい。必ず逆さにしなければならないわけではないということです。サイフォン管は2種類以上の混合冷媒を充てんする場合に必要なものです。 R22冷媒【ヤフオク!(安い順)】 20年前の50型のエアコン、どうしても使えるようにしたい。復活じゃなく、僕の手で使えるようにしたいので。 15.R410A フロンガス10kg 12000円送料込(ミラクルひろば) http //store.shopping.yahoo.co.jp/miraclehiroba/10000000.html 念のため、各ショッピングサイトの検索結果も書いておきます。 R410A冷媒【Yahoo!ショッピング(安い順)】 R410A冷媒【楽天市場(安い順)】 R410A冷媒【Amazon(安い順)】 あと、ヤフオクでも出品されている。送料がどれだけかわからないですが、結構安いものも出ているようです。 R410A冷媒【ヤフオク!(安い順)】 ガス保証なしの中古エアコン買った時などに1本あれば、とてもいいと思います。10台分ぐらいあるんじゃないのか。 16.真空ポンプオイル1000mLタスコ TA117-2 ¥789(KanamonoYaSan) 真空ポンプにも200ml付属していたが、予備があったほうがいいかと思って購入。タスコの製品なら間違いないでしょう。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/kys/ta117-2.html タスコ TA117-2【Yahoo!ショッピング(安い順)】 タスコ TA117-2【楽天市場(安い順)】 タスコ TA117-2【Amazon(安い順)】 16.フレア加工済みペアコイル ¥2905(モノタロウ) これは、モノタロウの大阪魂ブランドが安いのではないか。 3.5mで2905円。4mで3229円。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/monotaro/40388747.html 17.ネオピタテープ5巻組 因幡電工 HY-50-I ¥840(洛楽マーケット) どこで買っても似たようなもんです。他のものと同梱で送料が無料になるようなところで買うのがよいと思われます。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/rakurakumarket/hy-50-i-5.html 因幡電工 HY-50-I【Yahoo!ショッピング(安い順)】 因幡電工 HY-50-I【楽天市場(安い順)】 因幡電工 HY-50-I【Amazon(安い順)】 18.ミリオン ビニルテープ 10巻入り ¥410(電線屋さん ヤフー店) これもどこで買ってもいいようなもんですが。アマゾンは高いかな。タスコやエスコのものはもう少しお高い。10巻もいらないかな。巻き初めと巻き終わりに使うだけですので。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/densenyasan/96091001.html ミリオン ビニルテープ 10巻入り【Yahoo!ショッピング(安い順)】 ミリオン ビニルテープ 10巻入り【楽天市場(安い順)】 ミリオン ビニルテープ 10巻入り【Amazon(安い順)】 19.エアコン配管用パテ ¥64 (電材堂ヤフー店) これこそどこで買おうとどうでもいいし、行きつけのホームセンターで調達しても良いが、同梱で送料がかからないならついでに買うのもいいということで一応安いのを探しました。オーム電機のが安いみたい。モノタロウブランドのやつも昔は安かったけど、最近最安でもない。3000円買えば送料無料というのは魅力ですけどね。 http //store.shopping.yahoo.co.jp/dendenichiba/4966307240036.html エアコン配管用パテ【Yahoo!ショッピング(安い順)】 エアコン配管用パテ【楽天市場(安い順)】 エアコン配管用パテ【Amazon(安い順)】 あと、ドレンホースとかあるけど、それは必要な時にホームセンターで調達するとして、 しめて、 備品 ¥52203 消耗品 ¥30677 計 ¥82880 備品が5万円台で全部そろうじゃないか。これって、意外と安いじゃないか。もしフレア加工もしないのであれば、4万円ほどで最低限のことはできる。新設するだけならもっと安いな。本体代より安いかも。 WEB上で結構高くつくようなこと書いている人が居るけど、何が必要かよく考えて吟味すればそれほどでもないね。 多くはモノタロウで買った。個々の品物について調べるともっと安く手に入ったのだが、送料の関係もあり、品揃えの良いところでそろえた感じ。少しずつそろえていくなら、もっといろいろなところから買うのがよいかもしれない。送料が無料になるようにいろいろ組み合わせを考えるのも暇つぶしには良い。忙しかったらそんなことやってられないけどね。 今後エアコン新設はペアコイルなど数千円の消耗品代でいけるだろう。 ガスチャージは20台分ぐらいあるか。 まあ、今の時点で安いエアコン1台より高くついてる。 これから死ぬまでの間にどれだけのエアコンを新設し、どれだけのエアコンをガスチャージするかでこの出費の真価が決まる。そう簡単には死ねない。 エアコンの道具はエアコン整備のときにしか使わないものがほとんどなので、段ボール箱にまとめてしまっておくことにしました。ペアコイル以外ほぼ全部まとめました。細かい消耗品もいろいろあるから30種類ぐらいあるな。年間数回しか使わないだろうし、できるだけ長く使いたいし。真鍮や銅でできたものは錆びやすいし、真空ポンプオイルも酸化しやすいらしいので、一応ビニール袋に入れてあまり空気の出入りがないようにしました。これさえあれば、エアコン新設、整備ができる! 僕は趣味でYahoo!オークションによく出品している関係上、ダンボールで商品を梱包することが多い。そして、これについてはある種の結論と言うか、これだ!という方法を確立している。それは、商品が収まる最小サイズの箱を作るのだ。特注だね。ガサガサしないようにきっちりの箱を作る。そうすれば、緩衝材なども最低限で済むし、送料も抑えられる。もっとも、はこBOONの場合は重さなのでそれほど関係ないが…。いつか、梱包の仕方を記事にしたいぐらいだ。ギターでも、はこBOONで送れる。自画自賛だがいい方法だ。簡単に言えば、直方体の縦、横、奥行き、高さを決めて、カッターで底面、上面、前面、背面、右側面、左側面という3種類6面を切って作る。大事なことは折り目をつけるとかそういうことは一切考えないこと。折るより切る方がよほど楽だし速いし誤差も少ない。あとはその6面を荷造り用の透明テープで箱の形に貼るのだ。これが一番いいと思う。決して紙のガムテープを使ってはいけない。重ね貼りができないので。そんなふうにすれば、ダンボールでいろんなものが作れる。6段の引き出しチェストまで作った。結構使える。荷造り用の透明テープがいいんだな。べたべた貼れるしね。小さなダンボールを張り合わせても大丈夫。例えば、50cm×40cmのダンボールが欲しいときに、50cm×15cmと50cm×25cmを貼り合わせても結構丈夫にできる。テープは裏表張らないといけませんが。折り目が付いていても端の方でなければ問題ない。今回は長く使えるようにと思って、つなぎあわせたり、折り目の付いたものを使ったりはしていないが、なかなかこういう大きなダンボールはないのでね。普通はつぎはぎでやります。まあ、これは冷蔵庫買ったときの外箱を取っておいたものがあって、それを使った。こんなものでも、木で作るとなれば大変だろうけど、ダンボールならすぐできる。それでも2時間ぐらいかかったか。 次はいよいよ実践。20年間まともに使えなかったエアコンを使えるようにしてみせるぜ。
https://w.atwiki.jp/liveinfukushima/pages/13.html
殆どのエアコンは外気を積極的に取り込みません 殆どの家庭用のエアコンでは、換気が機能としてついてはいないようです。 換気機能があるエアコンをお使いの場合でも「OFF」の設定ができます。 室外機は温度を変えるための装置です Q.エアコンの室外機の役割は? A.冷却サイクルの熱交換器です。 (参照元)Yahoo!知恵袋 http //detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1017509785 各メーカー問い合わせ先リスト メーカー名 電話 メール(フォーム) ダイキン http //www.daikin.co.jp/inquiry/index.html 東芝ルームエアコン 0120-1048-00または03-5326-5038 東芝ルームエアコンに関するお問い合わせ
https://w.atwiki.jp/osusumenoaircon/pages/29.html
2012年モデルから定格消費電力が若干増えたのは、JIS改正を踏まえた日本冷凍空調工業会の自主基準ににより表示率100%化されたため。 日本工業規格JIS C 9612:2005により、エアコンにおける冷暖房性能と消費電力の表示値は、 消費電力は実測値の110%以下、冷暖房能力に関しては実測値の95%以上であればよい。 工業製品なので測定誤差や部品のバラつきがあるため、公差がどの規格でも認められている。 この公差が次期JIS改正にて見直される予定のため、日本冷凍空調工業会では自主的に2012年モデルから表示値を 消費電力は実測値の100%以下、冷暖房能力は実測値の100%以上とした。APFに関しては当初より表示値100%以上。 ちなみにJIS改定については、政府、中立者、消費者、生産者による「ルームエアコンJIS検討特別委員会」による検討が行われ、 APFなどの計算方法も含めて大幅に改正される。 JISのルームエアコンディショナの省エネルギー性能評価方法が改正されました│製品共通事項・ご案内│製品分野別情報│JEMA 一般社団法人 日本電機工業会 http //www.jema-net.or.jp/Japanese/ha/jisc9612.html 2013年4月22日にJIS C 9612ルームエアコンディショナが改正されました。 なお、平成25年10月31日までの間は、 工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づく JISマーク表示認証において、JIS C 9612 2005によることができます。 日本工業標準調査会:データベース-JIS詳細表示 http //www.jisc.go.jp/app/pager?id=0 amp;RKKNP_vJISJISNO=C9612 amp;%23jps.JPSH0090D JPSO0020 /JPS/JPSO0090.jsp 日立の場合は、除霜になかなか入らないけど、その代わりに、 室外機熱交温度を0℃に保つために、安定運転時に約12分間隔でコンプのオンオフを繰り返すから、 電気代がその分増えるのと、室温が変動するのが欠点。
https://w.atwiki.jp/kubo-zemi/pages/720.html
トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20090810 This Page 2009年8月10日 締切 新聞論評 学籍番号1914033 氏名 川崎智佳史 1.新聞情報 見出し 「エアコン冷媒の温暖化効果、CO2換算量で表示、回収徹底へ業界団体。」 発行日 2009年08月06日 新聞社 日本経済新聞、朝刊 面数 10面 2.要約 エアコンなどを手掛ける企業が参加する日本冷凍空調工業会は、今秋発売の新商品から使用する代替フロンの温暖化効果を二酸化炭素に換算して表示すると発表。消費者や施工業者へ環境負荷の認知を働きかけ、回収の徹底を呼び掛ける。(107字) 3.論評 エアコンなどの冷媒には代替フロンのハイドロフルオロカーボンが使われ、温暖化効果は二酸化炭素の1300~4000倍にも上る。しかし消費者の認知は低く、ルームエアコンのリサイクル率は4割程度にとどまっているという。 上は記事の1部である。消費者の認知は低くとあるが、消費者が新しくルームエアコンを購入するとしても、取り外し、取り付けはほとんどが購入先の店舗従業員か店舗が派遣する業者である。むしろ、自分で作業をする人は余程の知識がある人か業者程度ではないか。いくらエアコン本体に表示をしたところで、一般市民は「そうなんだ」と納得する程度であろう。多くの人に関心を寄せさせるのはいいことだが、効果のありそうな、肝心なのは取り外しをする業者にどれだけ徹底した適切な回収、リサイクルを呼び掛けるかにあるのではないか。(346字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1002.html
エアコン(えあこん) ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている家具。 コレ一台で冷房暖房思いのまま。 快適な毎日のために是非どうぞ! でも使いすぎは体に悪いのでほどほどに。 家の住み易さを+2上昇させる。 ※ご購入は上記のファンファン・ファーニチャー家具店リンクからどうぞ L:エアコン = { t:名称 = エアコン(アイテム) t:要点 = エアコン,ホース,リモコン t:周辺環境 = 設置された家 t:評価 = なし t:特殊 = { *エアコンのアイテムカテゴリ = ,,,設置型アイテム。 *エアコンの位置づけ = ,,,{家具,ショップアイテム}。 *エアコンの取り扱い = ,,,FFF。 *エアコンの販売価格 = ,,,10マイル。 *エアコンーの住みやすさ補正 = ,,,住みやすさ、評価+2。 } t:→次のアイドレス = 人類が生み出した文化の極み(イベント) } 解説 ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている一般家具。これ一台で暑い夏も寒い冬も快適に過ごせるはず。家に設置することで家の住み易さを+2上昇させる効果を持つ。 今の現代社会において欠かすことのできなくなってきている家電のひとつ。アイドレスにおいても文化の発展した藩国はエアコンを導入している。しかし、少々限度を知らないようで、高位南国人は布地の多い服装で効き過ぎな冷房対策、高位北国人たちは涼しげな服装で効き過ぎな暖房対策、といったちぐはぐな服装になっている。 便利ではあるが、温度を低くしすぎや、冷風を体に直接受けたり、温度差の激しい所の出入りなどによって自律神経失調がおこりクーラー病になってしまうことも。健康のことを考えて加減して使おう。 家の気温は設置藩国によって変わると思うが、ACEにも暑いのが苦手な者や寒いほうが過ごし易い者もいる。より快適に暮らしてもらうためにも一台設置してみるのはいかがだろうか。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 フィールド・エレメンツ・グローリー 10/09/07:購入10/09/20:自宅へ設置 多岐川佑華 1 鍋の国 10/06/17:購入10/06/19:自宅へ設置10/10/09:購入10/11/04:銀内書庫へ設置 銀内 ユウ 2 紅葉国 10/08/12:購入10/08/12:自宅へ設置 日向美弥 1 世界忍者国 11/04/30:FFF家具店にて購入11/05/15:自宅へ設置 優羽カヲリ 1 参考資料 ファンファン・ファーニチャー家具店:エアコン アイドレスWiki:エアコン 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@天領 (2010/11/10) 龍樹・翡鹿・ボーランドウッド@土場藩国 (2011/05/17) 解説 阪明日見@akiharu国 (2008/08/03)
https://w.atwiki.jp/kubo-zemi/pages/723.html
トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20090810 This Page 2009年8月10日 締切 新聞論評 学籍番号1914033 氏名 川崎智佳史 1.新聞情報 見出し 「エアコン冷媒の温暖化効果、CO2換算量で表示、回収徹底へ業界団体。」 発行日 2009年08月06日 新聞社 日本経済新聞、朝刊 面数 10面 2.要約 エアコンなどを手掛ける企業が参加する日本冷凍空調工業会は、今秋発売の新商品から使用する代替フロンの温暖化効果を二酸化炭素に換算して表示すると発表。消費者や施工業者へ環境負荷の認知を働きかけ、回収の徹底を呼び掛ける。(107字) 3.論評 エアコンなどの冷媒には代替フロンのハイドロフルオロカーボンが使われ、温暖化効果は二酸化炭素の1300~4000倍にも上る。しかし消費者の認知は低く、ルームエアコンのリサイクル率は4割程度にとどまっているという。 上は記事の1部である。消費者の認知は低くとあるが、消費者が新しくルームエアコンを購入するとしても、取り外し、取り付けはほとんどが購入先の店舗従業員か店舗が派遣する業者である。むしろ、自分で作業をする人は余程の知識がある人か業者程度ではないか。いくらエアコン本体に表示をしたところで、一般市民は「そうなんだ」と納得する程度であろう。多くの人に関心を寄せさせるのはいいことだが、効果のありそうな、肝心なのは取り外しをする業者にどれだけ徹底した適切な回収、リサイクルを呼び掛けるかにあるのではないか。(346字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/irukakiss/pages/91.html
自分でエアコンを真空引で取替え!古いエアコンを取り外して新しいエアコンを取り付け 2013年3月31日(日)前からやるぞ!と思っていて、ついにやった!完全自力で納得のいくまで、1から10まで自分でエアコン取り替えた。もう文句は無い。これで効かなかったり、ガス漏れとかトラブルが発生したら、100%自分のせいだ。業者のせいにはできない。この日が来ることを長い間目標にしてきたのだ。僕のDIY史上において、歴史的なプロジェクトだ。だから、完全にメモを取る。忘れないように。しかし、やってみればそれほど難しいことでもないような気がする。いろいろな操作を行なうときに、内機、外機、配管の中のガスの流れや、圧力のようすがちゃんと把握できていれば、難しい作業ではない。フレア加工やフレアナットの締め付けなど、失敗しがちなところをきちんと押えればそれほど難しい作業ではない。配管カバーもつけないでテープ巻きで済ませるならそれほど手間はかからない。だいたい、ホームセンターでも消耗品などの材料はほとんど揃うわけだから、それだけノンプロにも需要があるわけで、DIYでやっている人は結構居るんじゃないの? 僕は皆さんにエアコンは自分で取り付けましょうと推奨しているわけではない。リスクはある。資格も必要。真空ポンプなどを買わないといけない。それでも自分でやりたい人がやるのは良いと思う。節約のためだけにやると言うなら、(近いうちに3台ほどエアコンを取り替えるというのなら別だが)それは道具代やリスクを考えると意味無いような気がする。やるとするなら、あくまで自分の納得のためにやる。それなら良い。 古いエアコン。20年以上だな。冷媒はR22。日立RAS2564W。この部屋は人に貸している。全然つぶれていないのだが、あまりに古いので燃費も悪いだろうし、イメージも良くない。よく働いてくれたがそろそろ引退だ。安らかに眠ってくれ。 その前に、最後の運転をしてもらう。強制冷房運転。ポンプダウンのためだ。ポンプダウンとは、冷凍サイクルの冷媒を、全て外機に回収すること。引越しなど、エアコン移設の時にも行なう。冷凍機油などもきれいにすべて回収しようとするならば、ウォーミングアップが絶対に必要。いきなり高圧バルブを閉じても無理。たっぷり30分は最後のお勤めをしてもらいたい。でないと冷凍機油が配管に残って配管はずした時にベタベタポタポタ出てくるハメになる。プロなら次の現場もあるだろうから10分以上時間は取ってられないだろうが、そこは素人の強味。たっぷり30分ウォーミングアップする。ウォーミングアップと言っても冷房運転に限る。暖房はダメ。この時期に冷房運転をするには強制冷房スイッチを入れるしかない。例によってこの手の古いエアコンは簡単にわかる場所に強制冷房スイッチが無い。ともかく下のネジ2本をはずし、前カバーをはずす。 少なくとも4年に1度は掃除してるんだけどね。かなり埃っぽい。 「えーっとスイッチは…?」 ほれ、右の方のカバーに何やら書いてあるよ。 右の方のブリキのカバー。これだね。 この中にスライドスイッチがあって、上にスライドさせればOK。 ブリキのカバーをはずしたらありましたね。これを上にして、30分冷房だ。今日はそれほどあたたかくもない。気温は16度くらいか。冷房すると寒いね。ちゃんとはたらいているけど、まあ、年数も年数なので引退してもらおう。自分の家ならともかく、賃貸の部屋なので。 その間に外機の配管カバーをはずしておこう。外機のポンプは頑張って作動している。音がしっかりしている。 昔のやつは外機の前面から向かって左側に配管をつないだのか。このところは右側に統一されているように思うが。 上が高圧の2分管、下が低圧3分管。冷房なので、上の2分管から出た冷媒が、内機で気化して気化熱を奪って冷え、内機のファンで冷気が出る。冷媒は下の3分管を通って再び外機のポンプで圧縮されて液化する。圧縮の時に出る熱は、外機のファンで放熱される。 これを見て、そういうイメージが浮かべばそうそう失敗しないよ。しかし、古そうな感じだな。 今の機械と何ら変わらないね。バルブキャップのナットをはずすと、バルブを六角レンチで回す穴が見える。低圧側のバルブには先の方にサービスバルブが付いている。これは虫押し式の自動車のタイヤのバルブみたいなもんだ。これを取り付けた当時は、フロンが温暖化どうのこうのということは言われていなかったので、高圧側のバルブを開けたあと、勘と度胸でこの虫を数秒間押し、プシュッと配管内の空気を追い出してエアパージした。多少余分目にプシューーとやらないと空気が混じるのでよくない。これを見込んで、昔は多少余分に冷媒が入っていたらしい。それが最近は温暖化の問題で冷媒は放出してはいけないので、メーカーもほとんど余分に冷媒を入れていない。だから、追い出し式エアパージは今は使えない。ガス不足になる。そんなわけで、今は真空引き式エアパージが無難。でもね、やらない業者はやらない。熟練すれば問題なくできるから。あるいは多少ガスが足りなくても効くからバレない。効けばいいじゃないですかってことだな。まあ、そうですね。冷媒が多少足りなくても効くよ。普通に。しかし、下手な業者だと冷媒の出しすぎを恐れるがあまり、エアパージが甘くて空気が残る場合がある。それは良くないと思うね。たちが悪い。そういうことが気になって仕方ないなら真空引きを絶対やる業者に頼むか、自分でやるしかないんですよ。もちろん気にしない人はそんなことする必要はない。この記事も読まないで下さいね。僕はね、実際痛い目に会っているからこういうことをやっているわけです。痛い目に会っていない人は(そういう人が大多数と思いますが)はっきり言って、こんなことやる必要はないです。 20分ほど経ったら低圧側は霜が付いてるね。冷え切ってる。春とはいえ、まだまだ寒いって事もあるしね。あと10分で30分になる。そうなれば高圧側のバルブを閉めて冷媒の供給をストップしましょう。 完全に閉めた後、90度ほど開いて通り道を細くして冷媒の通るスピードを上げてやる。この状態を1分(おまじないみたいなもんですが)。その後また思い切り完全に閉めて3分放置。キッチンタイマーかストップウォッチで測るべし。 そして、低圧側も完全に閉めて、できるだけ速やかにエアコンを止める。引退の場合ならまだしも、移設の場合などは低圧バルブを閉めたら間髪を入れずにポンプを止めないと、壊れたら元も子もないしね。ただし、止める事に気を取られて、あわてすぎて、低圧バルブがきちんと閉まってなかった…なんて事はありがちです。やっちゃいました。それに気付かず管をはずしかけたら、プシューッと音がしてあわててまた管のナットを締めたという始末。 バルブ閉めるとね、霜がなくなるんです。それで、ああ、もう閉まったのかと思ってエアコン切って管のナットを緩めると、プシュー!え? 古いせいもあってしまりが悪いですね。思い切り閉めないとダメです。より確実にやるなら、サービスバルブの蓋のネジを開けて虫を押してみることです。ちゃんとポンプダウンできてたら、配管内は少し負圧になるはずなので、出るんじゃなくて少し吸い込む感じになるはず。 この時はサービスバルブの虫を押していないが次回はやってみた方がいい。吸い込む感じならばポンプダウンはうまくいっている。そうなれば管をはずす。高圧側をはずしたところ。フレア部分とか、バルブの蓋のネジ部分が錆びている。これは多分ガス漏れを防ぐ薬品を塗布したあとなのだろう。現在は冷凍機油を塗るとか塗らないとか、メーカーによっていろいろだが、日立は「フレアの背面には何も塗らないこと」を推奨している。フレアの背面に塗るとフレアナットが抵抗無く締まりすぎて、工事直後は問題なくても、数シーズン経ってからナットやフレア部分が割れてくることがあるらしい。ほんとに?どうだかね。 これは、低圧側をはずしたところ。ナットのネジのところ、錆びてるね。やっぱ、何も塗らないのがいいと思うね。まあ、これは20年以上もちましたけどね。 管とドレンをはずしたので、内機をはずしました。ペアコイルは使ってないな。最短の配管でうまいこと繋がっていた。 これね、裏板だけど、取付部分はサッシにはみ出してるんですよね。なんとも不細工ですが、内機の幅は78cmぐらいでそれは今も同じ。どうしようもない。 穴の中に新聞紙がつめてあった。1989年平成元年2月17日か。ブッシュ大統領なんて書いてあるがパパブッシュだろな。125円で円高だって。西ドイツはユーロじゃなく、マルクです。西ドイツ?まだベルリンの壁があったんだ。東西冷戦時代の話。よくもまあ、今日まで丸24年正常に働いてくれました。 新しいエアコンも日立にした。RAS-AJ22B-W。2月とか3月がいちばん安いのかな。22型とはいえ、29600円しかも送料込み。楽天の関西トリカエ隊。びっくりする。 関西トリカエ隊楽天市場店 取り外した24年前のエアコンは、おそらく工務店の言われるままに10万以上していただろう。デフレか、インターネットで流通事情が変わったことによるのか、安くなったもんだ。 何で22型?8帖ほどの鉄筋の部屋で西日も入らないしというのもあるが、外機を既存の台に置く場合の奥行きと高さのクリアランスの問題。日立の22型が最も小さかった。25型となるとパナが最も小さい。ともかくいちばん小さいのが欲しかったのでこれになった。それでもギリだ。 上はこんな感じ。ほとんど空いてない。 前に軒のアルミの構造材がある。これ以上の大きさの外機になると相当苦しいな。4月15日に隣の部屋のエアコンを交換するが、そちらは12帖なのでパナの25型にしたんだが、どうなることやら。 あと3cmほどか。 後ろは5cm以上あけないといけないらしいが、これもギリ。 結局前のこの頬杖のLアングル材ギリギリまで前に出すということだ。まあ、何とかおさまった。 内機の裏板を壁につける。水平か、若干ドレン側を低くすべし。間違ってもドレン側を高くしてはならない。 窓枠にはみ出すから、木の板を予めちっちゃいネジで裏板に取り付けて、スペーサーにした。 矢印の所4本のタッピングビスで止める予定。これはガムテープで仮止め。 プラスティックのカールPCプラグ。緑(7.5mm)、コンクリートドリルは7mm、タッピングビスは4mm。 因みメモ 給湯器のときはカールPCプラグ。青(8.5mm)、コンクリートドリルは8mm、タッピングビスは5mm。 あと、ちっちゃいのをやる時は赤(5.5mm)、ドリル5mm、ビスは3mm。これは使わないな。 これするぐらいだったら、ドリル3mmで穴あけ後掃除機で吸って、セメダインスーパーXかコンクリボンドつめてコースレッド直接捻じ込む。最後は手締め。 そんなわけで、4箇所止めて、OK。日立の説明書にはそう書いてあった。松下は6箇所以上だった。そんなにいらない。4箇所でいいさ。 コンセント。普通のやつつけた。切れ込みの入った、20Aのやつを付けろと聞いたこともあるけど、22型では意味なし。もちろんだが、近い所の穴2箇所につないだら同じ所につなぐことになるので思い切りショートする。それは送り用の穴じゃ。こんなことわかっていたはずがプロ氏の前で赤っ恥をかいた。 内機の裏。この配管、そのまま手前に90度ねじってどこかつぶれないだろね。おそるおそる曲げようとしたが何か不安がよぎったので、 断熱材破いて銅管を見ながらねじることに… ※後で説明書読み返したら、これはだめだね。ねじるのは。先に下に真っ直ぐに伸ばしてそれをまた後ろに曲げるというのが正式なやり方。ねじるのはよくないね。 はい、別に問題ありませんです。そりゃそうだろ。今度からは破かなくていいよ。 ※破かなくていいけど、ねじってはダメ!下に伸ばしてから後ろに曲げること! 次は配線。前カバーをはずしたら右側にブリキのカバーが見えます。ネジはずしてこれをあける。 黒白赤の3心単線2mmの(2スケとか言うなよ!それはより線じゃ。)VVFケーブルを18mm剥いてつなぐ。 ちゃんと真っ直ぐにしてもこれがなかなか入らんぞ。1.6mmでもいいんじゃないの? 無理やり入れたがな、白いのはラジオペンチでつまんだから被服がボロボロになったで。やりなおす?もうええやん。大勢に影響なし。 これね、先に線を突っ込んでから後ろに出した方がいいんじゃない?その方がやりやすいと思う。 コードを後ろに突っ込んでずーっと通して固定金具でネジ止め。 後ろ側はこんな感じ。ドレンは下のほうにするけどはじめ上のほうで最後下のほうというのが一番良い。逆は不可。素人は適当にやって逆勾配にしがち。逆勾配の部分は少しでも作ってはいけない。そこに水がたまる。水がたまる所を作ると、そこの水の重さでせき止められてゴボゴボ音がして間欠的に水が流れたり、ひどい場合には内機から水がぽたぽた出てくるような目にあうのだ。 先ずはケーブルを通しまして、 あとは裏板の上の方から引っ掛けて下の方をパチンとロックするまで押し込む。最後に前カバーをつける。傷付けると見栄えが良くないので、前カバーは後にするのが無難。 室外側。ドレンを切っておこうか。外機の暖房時のドレンは既につないである。 下から右の方にやってもいいが、まあ、上からやろう。後ろは狭くて無理。急に曲げるときはパイプベンダーを使うが、この場合どうか。 まあ、半径10cm程度ならば折れたりすることもなかろう。ベンダーは使わなかった。パイプベンダーは半径5cmぐらいだな。 ペアコイルで延長。予め形をちゃんと作ってから接続すること。逆は不可。接続してから形を作るために曲げるような力を加えてはいけない。接続部の両側10cmは直線にすること。接続部分には極力変な力が加わらないように配慮しなければいけない。これがプロ氏の教えだ。よーく覚えとけ。 初めから工具で締めるべからず。はじめは手締めだ。管を真っ直ぐにしてフレアの背面をナットにくっつけるように軽く引っ張りつつ、手で回して閉めていく。ほとんど回らないで抵抗があったらナットが斜めに入っている。これは素手で感覚を味わいながらやるべし。素手で回る所まで回したら、ゴム手袋はめて増し締めする。工具はその後だ。 最大の難所、3分管から行こう。必ず自分の手前にフレアナットを持ってきてエアコン側のロウ付けしてあるオスの継ぎ手をモンキーで固定。フレアナットにトルクレンチをはめて両手で内側に締める。この時回転方向以外に絶対力を加えるな!管を曲げるような力は絶対加えるな!結構腕力要るぞ!前はブルブル震えて、プロ氏にダメ出しされて結局やらせてもらえなかった所だ。グイッと力入れて…ん???何だよ。震える前にトルクレンチがカクンとお辞儀したぜ。えっっと思って、あろうことか、そのままさらに15度ほど締めてしまった。締め過ぎたかな。力一杯という印象があっただけにあまりにあっけなかったのでやりすぎたぜ。まったく。これ、何年かしてからナットやフレアが割れてきたりするんでしょ。まあ、そこまで神経質になることもないか。大丈夫だと思うよ。それにしても前は外側に広げる方向で力入れたから具合が悪かったんだな。内側に絞る感じならばしっかり力が入るよ。 はっきり言って、2分管は力要らない。締め過ぎに注意だ。トルクレンチがカクンとなってから気持ち5度ぐらい締めたらいいんじゃないかな。その後数回カクンとなることを確認すればOK。 無事に繋がりました。この後、つないだ部分の前後10cm以内は絶対曲げない。極力このあたりに妙な力を加えない。 保護テープ巻いちゃってますが、これは正しくは、試運転が終わってからの方が良いのですが、僕の場合、ここの部分が曲がってはいけないと思って竹のお箸を副木にして一緒に巻き込んでいます。その後の配管作業で曲がらないようにこの部分に関してはテープを巻きました。 内機と接続する所を切断してフレア加工します。これは初めての体験だ。プロ氏が来たときはやらせてもらえなかったからペアコイルはとぐろ巻きにしたんだ。今日は絶対やるぜ。 2分管切ります。断熱材はテープで止めてめくり上げておきましょう。 パイプカッターは少しずつ刃を出す。一度にたくさん刃を出さないこと。軽く回る程度で何度も回してゆっくり切っていくこと。 次は3分管。同じ要領で。これは慣れてる。昔、アマチュア無線でアンテナ作ったからアルミ管とかよく切ったものだ。 リーマでバリを取る。管の切り口は下向きでないと削りカスが管の中に入るのでNG。削るのは、あまりしつこくやると削りすぎてだめだよ。あくまでバリを取るということ。 まあ、きれいだけどバリを取ったらまたそのバリが出ているように見える。厳密にはこの面を細かい精密ヤスリか何かで平らにすべきだな。 ほれ、これだな。2分管の方だが、バリを取ることでまたバリが発生している。 まあ、いいだろ。使わない方の管でフレア加工の練習だ。 ピントが合ってないので2分管はきれいにできているように見える。 ピント合ってないな。しかし、半分ぐらいの所に何となく線が…。 あー、これだね。外周から少し内側に線ができてるな。まあ、いいんじゃない?練習はこのくらいで。 これ、大事な写真ですよ。何でだかわかります?フレア加工の前に絶対にやっておくべきことです。日立の取付説明書にも書いてありました。 そうです。フレアナットを予め通しておきましょう。下向きだから落ちないようにテープで止めています。 フレアツールセットして回します。これはクラッチ付きなので熟練は要しない。丁度いい深さでカチカチ空回りする。そうなったら数回まわせばもうできている。 これ、バルブの方にピントが合ってますね。まあ、外周近くに線が少し入っています。 次は3分管ですが、2分管もそうですが、新冷媒のフレアは、管を固定する器具の面から1mmはみ出してセットしないといけません。でないとフレアが小さくなります。1mm以上出すとフレアが大きくなりすぎます。1mm厚の板か何か用意しておいてゲージとして使えばいいと思います。 3分管はピンボケでもはっきり筋がわかるな。しかし、今回は強引にも。このまま締めたよ。大丈夫だとは思うけど、完璧とは言いがたいね。フレア加工についてはまだまだ練習したり、工夫する必要があるな。自分でやるんだから失敗したら全て自分が悪い。この筋はバリによる筋というよりもバリから出た金属粉がフレアリングツールのローラーに癒着したことによるものだ。つまりローラーが汚れているようだ。フレア加工については次回のエアコン取り付けまでに問題を解決しなければならない。 まあ、もうやっちまえ! エアコンにもとからついていたフレアナットの方が丈夫そうだったのでそれを使った。もちろんこれも、先に手締めしてからですよ。 真空引きだ!夢にまで見た真空引き。心行くまで真空引きするぜ。 真空ポンプ側から、 まず、このポンプはR22用の真空計を繋ぐようになっているので、アダプタをつける。それは付属してたな。以後全て手締めだ。 次に真空計。黒いバルブを便宜上下バルブと言うことにするがこれは基本閉めておく。 黄色のバルブを横バルブと言うことにするが、これは基本開けておく。 横バルブからチャージホースって言うのかな、黄色いホースでチャージバルブに繋ぐ。チャージバルブはエアコンのサービスバルブに付ける。 素人の必需品はチャージバルブだな。これは絶対にいいよ。ホースをはずしても全く冷媒がもれない。プロ氏はこんなもの使わずにサービスバルブに直接チャージホース繋いでたけどね。はずす時にネジだからどれだけ素早くはずしても多少はチャージバルブの虫を押している状態になるからプシュッと出るわいな。そんなもん気にしなけりゃいいが、素人がもたもたネジ回してたら、プシュッがプシューーになったりするので良くない。 チャージバルブはケチらず買うべき。 言っとくけど、真空引きするのに、4バルブマニホールドとか達成計とかそんなものは絶対に全く必要ない。金輪際いらない。何だよ、あれ。あれは車のガスチャージか何かの時に使うんじゃないのか。家庭用エアコンの取り付けで真空引きするのにあんなもの買うのは何もわかっていないということ。いらんぞ。買っちゃいかんぞ。しかし、チャージバルブはいるぞ。 真空ポンプを動かす→下バルブを開ける そうすると1分もしないうちにほとんど真空状態。 下バルブを開けたり閉めたりしてもポンプの音に変化がなくなったらとりあえず下バルブを閉めて、ポンプを止めましょう。横バルブは基本開けたままでね。 これで、配管の中の真空度を示しているわけです。目印の赤い針を黒い針の上に持って 来ます。プロ氏はそれで5分程度放置した。それで針の位置が変わらなければ 「漏れてないですね」 って言えるわけ。 しかし、ここは素人の強みを発揮しよう。実はこの写真はあくる日の朝だ。20時間近く放置した。そこまでやれるのは素人だから。 どう見ても漏れてないね。 さて、ここではじめて横バルブを閉じる。万一1気圧以上の正圧が真空計にかかると振り切れる。これから冷媒を開放するので、チャージバルブの虫を開けたまま冷媒を開放すれば配管内の圧力がそのまま真空計にかかれば針が曲がるぐらいではすまないだろう。つぶれるに決まってる。 その前にチャージホースはずせって?まあ、それでもいいでしょうけど、僕はチャージホースは配管内に冷媒を入れてからはずすのが筋だと思っている。せっかく真空引きしたのだから、その状態のまま冷媒を注入すべき。 横バルブ閉めて、さらに虫も閉める。チャージバルブは左に回すと虫が上がってくるので閉まる。感覚的には逆だけどね。虫は押した時に開くから。 まだチャージホースははずさない方がいい! 虫は配管内の圧力が高いほど閉まるから、先にガスを開放すべきだと思うのです。配管内が負圧だったら虫は開こうとするわけだから、空気が入ってもおかしくないでしょ。もっとも虫のバネの力で空気はほとんど入らないと思うが…。まあ、これは気分的なもんかな。よくわかっている人が見たら、お笑いかもしれないけど、せっかくだから厳密にやりたい。 ともかく、DIYというのは、自分が納得するために自分でやるわけだ。自己満足でも何でもいい。納得のいくようにやる。 まさか真空計の針は動かないだろうが、高圧側のバルブを恐る恐る開ける。シュー。 グイッと力を入れて開けきる。中途半端に開けた状態にしてはいけない。思い切り力を入れるほどではないだろうけど、何と言うか、グイッと開けきるんです。 さて、ここでやっとチャージホースはずします。チャージバルブごとはずしました。うんともすんとも言わなかったな。少しだけチャージホースの中に空気が流れ込む音がするはずですが。 ちゃんと開いてるか。もう一度確認。 高圧側のバルブの蓋、サービスバルブの蓋をモンキーできっちり閉める。これはトルクレンチでやらないけどしっかり締める感じ。力一杯だと割れそうだし。 低圧側のバルブも最後までグイッと開ける。 蓋をきっちり閉める。古いエアコンは全部の蓋やフレアにシール剤みたいなのが塗ってあったようだ。でも、そこがさびてたし、そういうことはしない方がいいだろう。きっちり締めれば何も塗らなくていいはずだ。フレアには、シール剤ではなく少量のフレアオイルを塗ろうかと思って購入してあるが、日立の取り付け説明書には塗らないようにと書いてあった。理由はフレア部にオイルがあると、ナットとの間で滑りが良くなり過ぎてフレアナットを必要以上に締めてしまう可能性があるということ。そしてその場合、ナットがすぐに割れるようなことはなくても、数年経ってから徐々に割れてきたりすることがあるらしい。たち悪いね。しかし、外機の配管接続部分はフレア状の栓をフレアナットでとめてあるがこのフレアナットをはずすと、確かにその辺にオイルがべっとり塗ってあった。何だよ。人に塗るなって言っておいて最初から塗ってあるじゃないか。それなら塗ってもいいって書いておけよ。要するにこんなことどっちでもいい? さて、いよいよ外機に配線したら試運転だ。 これはちゃんと入った。 応急運転ボタンを普通に押せば応急運転となる。応急運転は前回の運転状態または気温判断で冷房か暖房だ。これはよくわからんので強制冷房しよう。 強制冷房は、応急運転ボタンを5秒以上長押しする。 すると、タイマーランプが点滅する。これが強制冷房状態のあかし。 おーー、冷えてきたぞーー!問題ないぞ。寒い寒いぞ。 リークチェックとかやってないけど、この部屋に住む人に、暑くなった頃ちゃんと効いているか確認すればいいだろ。ともかく今は問題ない。ガスが漏れるとすれば、フレア加工をした外機との接続部だな。ガス漏れとなればここのフレア加工をやり直し、冷媒入れなおす。やばそうな所はわかっている。 保護テープを巻いて仕上げだ。保護テープを狭い空間で巻く場合は予め巻き芯から解いたテープを芯なしで巻いておいて、これを巻きつけていく。巻き芯付だと狭いところは引っかかってどうしようもない。 まあ、今日はこんなところです。筑紫哲也さん風に。 穴は油粘土みたいなパテで埋めます。これは簡単。 できたぜ。 下の隙間にも白い板をはめて見栄えを良くしました。 サッシにはみ出して裏が見えるところも白い板を貼りました。 ついにできました。 4月14日にも別の部屋のエアコンを取り替えることになっている。そこは既に入居中の部屋なので今回のようにゆっくりやっていられない。写真も撮ったりできないだろう。でも、簡単に結果報告はするつもり。そして、今回の反省点はフレア加工。フレアに筋が入っているのが非常に気になる。これを解決した上で次のエアコンを取り付ける。 だらだらした長い文をお読みいただき、ありがとうございました。 これがエアコン取替えの一部始終。かなり多くの準備段階を経て何とか実践できた。いちばん勉強したのは道具をそろえる時だった。何をしなければならないか。何が必要か。性能は?価格は?そういうことを考えているうちにいろいろ知識が身についたような気がする。プロ氏にケチョンケチョンに言われた体験のリベンジみたいなモチベーションも手伝った。いずれにしろ、自力ではまだ1台しか付けていない。えらそうなことはいえない。 これをお読みになった方で、僕の間違いなどに気づかれた場合は教えていただければありがたいです。 2013年4月14日 自力エアコン取替え2台目 パナ CS-252CFR イークローバーというところで送料込み3万5千円ぐらいだった。 25型の場合外機がいちばん小さいのはパナだったのでこれにした。 外機WDH=655*275*530mm 内機の幅は780mmこれは旧エアコンと同じ。ぎりぎり。これ以上の幅は不可。 この、斜めの頬杖にあと5mmというところまでだったが何とか収まった。 上のクリアランスは日立と変わらない。あと5cmでもいける感じ。次にやる場合、高さより奥行きの小さいやつを選べばよいのではないだろうか。 2分管のフレア。こんなもんだと思うけどね。 3分管のフレア。外周付近に筋が見えるが、これはもうどうしようもない。フレア加工は相当慎重にやった。リーマとヤスリでバリをほぼ完全に取り除き、フレアガードをしみこませた綿棒できれいにした。フレアガードは今回フレアの表裏、フレアナットの中、接続するオスの継手、要するに全てに塗ったがベトベトに塗ったのではなく、綿棒にしみこませてゴミを掃除する意味でこすった。結果、結構ゴミが付いて来た。外機に初めからナットがついているけど、それをはずしてその辺を掃除してもしっかり汚れが付いて来た。さすがに大きい銅粉などはなかったが、綿棒が黒くなるような細かい金属粉はメーカー出荷状態から付いている。それが付いているからと言って、問題ではないでしょうけどね。ともかく、きれいにするのに越したことはない。 真空引き後20分放置で漏れ無し。 ガス充填してリークチェックをスプレーして漏れ無し。 全く問題ないと思う。自信ある。 旧エアコンの取り外しと新エアコンの据付全てあわせて5時間かかった。工程は全て頭に入っているので説明書を見たり迷ったり調べたり一切していない。外機が置けないといった問題もなく全て順調だった。それでも5時間。プロなら2~3時間でやるんだろうな。やっぱりすごいね。 うまくいって、屋根裏部屋に片付けようとエアコンの道具をまとめた段ボール箱を持って梯子のような階段を上っていたらあろう事か途中で手をすべらせて箱ごと2m近い高さから落とした。ものすごい大事にしてるのに!でも、ダメージはそれほどではなかった。真空ポンプも生きていた。しかし、真空計が重症。ポンプで引いたらメモリから外れる。 裏のカバーのネジをはずし、中のブルドン管を見たが折れてはいない。軽症だ。針を見ながら適当に曲げる。 ほぼ合ってきた。 あとはゼロ調のネジを回してあわせた。 横バルブを開けて大気圧を見るとほぼ1気圧。今日は曇りなのでもう少し低いようにも思うがまあいいだろう。絶対値はもうだめだ。しかし、真空引きのために絶対値は必要ない。だからいいじゃないか。 しかし教訓 「片づけが終わるまで気を抜くな!」