約 1,435,329 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2840.html
登録日:2011/03/03(木) 22 43 15 更新日:2024/08/18 Sun 23 03 21 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 アロー オムド・ロレス ダイの大冒険 ドラクエ ドラゴンクエスト ヒャド フレイザード ヘルアンドヘブン ポップ マトリフ メドローア メヒャド メラ メラ+ヒャド 一撃必殺 危険性も極大 反作用ボム 喰らいボム 弓矢 必殺技 必殺技項目 最強呪文 極大消滅呪文 氷炎属性 漢のロマンとカリスマの塊 相手は死ぬ 逆輸入 極大消滅呪文だ その名をメドローアという ドラゴンクエスト ダイの大冒険に登場し、後にゲームに逆輸入された呪文。 ●目次 ■概要●勇者アバンと獄炎の魔王 ■術の特性●発動工程 ●習得方法 ●性質 ●系統 ●欠点 ■実際の活躍 ■逆輸入●ゲームシリーズ ●漫画作品 ■余談 ■概要 炎熱の「メラ」系統と冷気の「ヒャド」系統という相反する呪文のエネルギーを融合させ、触れた全ての物体を消し去る消滅エネルギーを生み出して射出する「極大消滅呪文」。 呪文でありながら「必殺技」と認識されており、必殺技人気投票においてアバンストラッシュ、ブラッディースクライド、グランドクルス、獣王会心撃など多くの有名な技を押しのけて見事1位に輝いた。 …実際に(ポーズを)やってみたことのある人もいるのでは? 過去に大魔道士マトリフが生み出したマトリフ最強の呪文であり、終盤戦に臨むポップに伝授された。 その期間はたったの5日足らず。こんな短期間でマスターしたポップマジパネェ…。 意外にも、マトリフがこの呪文を実用レベルまで開発したのはアバンが凍れる時間の秘法でアバン自身も凍ってしまった後。 一時的に世界が平和になっていた時期であり、比較的最近作られた呪文である。 ブロキーナによれば、マトリフはアバンを犠牲にしてしまったことを悔いて開発したとのことで、ブロキーナはこの呪文が凍れる時間の秘法をかけられた無敵の肉体にも有効だと知っていた。 ●勇者アバンと獄炎の魔王 開発経緯の詳細が明かされた。 理論自体はマトリフの師匠バルゴートから伝えられており、ウロド荒野での決闘(凍れる時間の秘法の戦い)の際、ハドラー魔王軍幹部ガンガディアとの戦いでは、ルーラと腕力を組み合わせたガンガディアに追い詰められた際に使用。 魔法の達人マトリフへの敬意から撲殺ではなく炎呪文で葬ろうとするガンガディアに対し、ガンガディアを挑発してより燃やさせた炎呪文にマトリフは氷呪文をぶつけ、不完全ながらもメドローアの消滅力場を大規模発生させて魔物達の大半を壊滅させた。 さすがにガンガディアは何が起きたのかすぐに理解し死を避けるため即座にルーラで脱出したが、それでも自分だけ離脱するのが精一杯で、地底魔城に戻ったときにはボロボロになっていた。 マトリフはアバンを助けられなかった自身の無力さを悔い、最終決戦用にこの呪文を開発したとの事だが、ブロキーナによれば天才的な格闘センスを持ち高い再生力も持つハドラーに大呪文を直撃させて丸ごと消し飛ばすことは難しいだろうとの判断で、地底魔城の決戦ではアバンをハドラーの元に向かわせるためのサポートに回った。 ハドラーがマトリフがベギラゴンを使っただけで驚いていた様子からもわかるように、結局ハドラーとは対峙することはなかったため使われなかった模様。 「時間が凍った存在をも消滅させることができる」という特性上、本来の運用意図は時間が凍ったハドラーだけを消滅させる事(*1)のつもりだったのだが、メドローアが完成する前にハドラーの封印場所を探し当てたザボエラの依頼を受けたクロコダインにハドラーを奪還されてしまった。 ■術の特性 ●発動工程 まず右手にヒャド(氷)、左手にメラ(火炎)の魔力を同時に、同威力で発生させる。 これを両手を打ち合わせるように衝突させ、スパークさせる メラとヒャドの魔法力が対消滅し、「消滅」のエネルギーが生成される。 これを手元で暴発しないようにまとめて弓矢を引き絞るように構える 任意のタイミングで解き放つ ●習得方法 作中では「マトリフがポップに向けてメドローアを放ち、ポップがそれを相殺する」という、一歩間違えれば間違いなく死ぬ修行法を採った。 尤も、この修行法はメドローアが反射された際の対処方法も身を以て学ばせる事も出来るので習得できる力量があるなら極めて実用的とも言える。(*2) 伝授の場面ではマトリフのメドローアから逃げようとしたポップが、マトリフが文字通り血を吐きながら伝授を行おうとする姿に 「これを避けたらあの人を師匠と呼べない」 と受け止める覚悟と、 覚悟を察したマトリフの「ありがとよ…!!」と返す場面も印象的である。 マトリフ自身の『勇者アバンと獄炎の魔王』における実戦初の使用は敵の炎呪文に氷呪文をぶつけるというメチャクチャなものであり、使用後はさすがのマトリフも自分の指が吹っ飛んでいないかビビっていた。 魔法の特性を理解したガンガディアさえもこの魔法を習得しようとしたが1年間練習しても一度も発動に至ることはできず、「2つの呪文の威力を正確に一致させなければ成功しない」と評した。 「マトリフが生涯唯一の好敵手と認めたガンガディアがどれだけ努力しても習得できなかった」という設定が追加された事で、 「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」というマトリフの言葉の重みと、それをマトリフのアドバイス込みとはいえ初見でメドローア相殺まで持って行ったポップの異常性が際立ったと専らの評判である。 そら自分のライバルが1年間頑張っても無理だった呪文を5日間で習得して見せればマトリフも「今日ほどお前が大したヤツだと思った事はない」とビビるよ ●性質 メラとヒャドを混ぜてぶっ放す…という、原理自体は非常にシンプルだがすごく危ない術。 あくまで炎呪文と氷呪文の必要があり、ドラゴラム等ドラゴンの炎ブレスではこの魔法を生み出せない。 命中すれば、普通の呪文が効かないオリハルコンであろうが時間が動かなくなった物体であろうが物理強度/法則を無視して問答無用で消滅させる、正に「最強の魔法力」。 ただし、恐らくは消滅させる「エネルギー」の強さには限界が無いものの、一度に消し去る対象の「量」には限界が存在する。(*3) とはいえ、一撃で崖や島を抉り取るほどなので一度に消去可能な質量限界も膨大と見て間違いはない。 シーンによって消滅範囲がまちまちなのは、元となる魔法の出力によって消滅力場の規模が変化するため。 ある程度は術者が消し去る対象や限界を感覚で絞ったり調整も出来る。 極小規模のメラとヒャドでも臨界反応は起こるので、消滅力場を発生させるだけなら僅かなMPでも可能ではある。 ただし規模を問わずメドローアとして行使する場合は莫大なMPを消費するので、MP消費は主に臨界反応を制御し指向性を持たせる調整に費やす模様。 習得方法の項で分かる通り、メドローア同士をぶつけると相殺することが可能。 メドローアを扱えるものならば命中する前に相殺すれば防御することができるほか、作中でもポップがマホカンタで反射された際、咄嗟に二発目のメドローアを放って相殺している。 ただしメドローア自体消費が激しいうえ、消費されるMP×2となるため反射されれば厄介であることに変わりはないし、 ミストバーン戦ではブロキーナを抱えた状態で背中から反射を食らった(ように見せかけてアバンに助けられていた)ためか、相殺も懐に仕込んだシャハルの鏡を使った再反射もできなかった。それにしても、本当に食らっていたら、シャハルの鏡まで一緒に消滅するとは思えないのだが。 なお、この性質に関しては「世界中で使えるものがマトリフしかいなかった呪文なのに、なんでマトリフはメドローア同士で相殺できることを知っていたのか?」という疑問点が存在する。一応この世界では「同じ呪文同士は原則的に相殺し合う」という性質はあるものの、色々な意味で規格外な存在であるメドローアにまでこの原則が通用するとマトリフが確信していた根拠は不明だが、マホカンタを使えるモンスターを相手に検証した可能性は高い。切り札として編み出した以上その特性を把握しておくことは必須だろう。 また同じくマトリフが教えポップが使った呪文に重圧呪文の「ベタン」があるが、このような力場をメドローアで消せるかどうかは不明。(*4) ポップ独自の工夫かは不明だが、ベギラマを調整して見た目をメドローアそっくりに見せかけることが可能。 ポップはマホカンタの力を持つ盾『シャハルの鏡』を所有するオリハルコン生命体・シグマと1対1での勝負をするにあたり、反射させたこのベギラマをわざと受け、勝利を確信して油断したシグマに本命のメドローアを命中させた。 凍れる時の秘法で時間が凍結した物体を消し去れる攻撃であるため、バーンパレスの真の姿を見せたミストバーン戦では唯一の望み(*5)となった。 逆に言うなら、ポップ(とマトリフ)はメドローアを反射する手段を持つキャラ以外なら誰にでも勝てる可能性があるキャラと言える。 ●系統 火炎系統/氷結系統双方の最上位呪文として扱われる。 メラゾーマ(火炎系の最上級呪文)、マヒャド(氷系の最上級呪文)は「熱」を操るという意味で同類であり、これらの呪文に ベギラゴン(極大閃熱呪文) イオナズン(極大爆裂呪文) のように極大の名が付かないのは、このメドローアの存在がある為だとか。 作中ではベギラゴンなどの呪文に極大とつくのは、それが種類や原理が異なる各系統の呪文において最上位であるため。 使い手の力量によって威力に差が生じようとも、威力によってその魔法の形態や名称が変化することは無い。 大魔王等突出した使い手が、イオナズン級の威力を持つ球状のイオラを乱射する神業も披露した事例もあったが、それもあくまで「(他の一流魔道士が扱う)極大呪文級の威力を持つ下~中級呪文」として扱われる。 マトリフ曰く、メラ系とヒャド系の呪文はどちらも他の系統とは異なり、魔力によってエントロピー制御を行いエネルギーのベクトルとスカラーを変化させるもので、エネルギーの正負のどちらにベクトルを傾けるかの違いでしかないとのこと。 また、極大呪文には「特定の型と両手を用いて放つ」というルールがある。 メラゾーマ・マヒャドはどちらも片手で放つことができるためこの定義に当てはまらず、 ポップも「それらを極大呪文とは言わないな」とはっきり答えている。 エネルギーを0にするメドローアは、エネルギーの変換倍率の桁が何億はおろか那由他や不可思議に及ぼうが、エネルギーを0にする際の対消滅を利用して対象を問答無用で消滅させる。 発動条件に「両手を用いる特定の型を必要とする」という点も極大呪文の定義に正しく則っており、 よって、如何なる火炎・氷結呪文ともランクの異なるメドローアこそが、この二系統の「極大」なのである。 これは作品の世界観としてベギラゴンを一般的な攻撃呪文の頂点として扱っていることとも無関係ではないだろう。 (魔王時代からイオナズンを使えたハドラーは本編序盤にアバン討伐の褒賞として授かり、開始時点で既にメラゾーマ使えたポップに至っては最後まで習得できていない) ●欠点 ・魔法対策に弱い メドローア自体は一つの「呪文」に過ぎないため、通常の魔法力対策が効いてしまうという弱点がある。 特に、マホカンタなどの反射能力は致命的で、絶大な威力を反射される分、下手をすれば一瞬で味方が全滅する恐れがある(*6)。 大魔王バーンをこれで倒して決着、という誰でも思いつく戦法が取れないのもこのため(しかも莫大な魔法力を持つバーンは呪文の詠唱に「溜め」がなく、「見てからマホカンタ」ができる。あろうことか、全盛期の身体になろうものなら「見てからフェニックススウィング(*7)」も可能)。 魔法力そのものを吸収する効果があるバーンパレス心臓部にも無効化されていたので、恐らくマホステや「あやしいきり」でもかき消されるはず。 マトリフがどこまでも純粋な呪文使いだった故の壁、という所か。 もちろんマホトーンを喰らえば使用自体が封じられる。ダイ大のマホトーンは「口が聞けなくなる」という効果なので、発動の一言が出せなくなる。 ・消耗が激しい 消費魔法力が異様に多く、消費MPは70前後の模様(*8)。 終盤の成長したポップ(レベル51時のMPは325。並の魔法使い3人分を優に超える)でも数発しか使用できない。 このMPなら漫画の元ネタになっているドラクエ3基準でもメラゾーマが27発は撃てる計算になるはずである。 かのマトリフですら本編時点の衰えた状態では1発撃っただけ(*9)で魔法力が尽きてしまうほどなので、ポップのMPが相当なものだという事がうかがえる(*10)。 ちなみに、コミックス21巻巻末の「キャラクターQ&Aコーナー」では、ポップは「メドローアは2~3発、ベタンで5~6発。メラゾーマなら20発以上は軽い」とコメントしている。 これほど燃費が悪いとなると、術者の力量次第では下手に他の呪文を使えばメドローアの使用に差し支える可能性も出てくる。 敵に向けて撃つなら反射の可能性を考えて2発撃てる状態を保っておくのが理想なので消費MP70程度とした際のレベル34のポップは迂闊に他の魔法を連発できたものではない。 フィンガー・フレア・ボムズほどではないが術者に対する負荷も強く、体調を崩してしまっているマトリフが使うとよくても吐血してしまうほど。 ポップも終盤ではメドローアを撃った後に立ち眩みを起こしており、負荷が顕在化し始めている可能性がある。 ・習得が難しい 大前提として使用者には「2つの呪文を同時に、バランスよく扱えるセンス」が要求されるので、原理を教わったからといって誰でも扱える訳では無い。 上記した通り、「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」とはマトリフの談。 二つの異なる呪文を、全く同時に、全く同じ威力で発動させなければならないため、非常に難易度が高い。 ウロド荒野でその原理を見せられ、命からがら脱出したガンガディアもマトリフとは別に習得に挑んだが、1年間、何百回もチャレンジし続けたにも関わらず、一度たりとも反応を起こさなかったそうだ。 ポップは習得したばかりの頃、元々メラ系の方が得意だったために、左のメラが強く、撃つたびに右手が炎上して火傷を負っていたが、 一度も発動に至れなかったガンガディアの事を考えるとむしろメラの方が強いはずなのに反応を起こせていた事の方が異常とすら言える。 さらに原作終了から時を経た「蒼天のソウラ」でメドローアの規格外過ぎる難易度が描写される事に(後述)。 勇者アバンと獄炎の魔王ではメラ系とヒャド系を合わせることで消滅のエネルギーが弾ける描写があり、下手をしたら術者が自滅する可能性もあり得たかもしれない。そんなやべー呪文をぶっつけ本番でやらせるのか…(*11) 逆に、この呪文を習得できる者は、メドローア以外でも異なる2つの呪文を左右の手でそれぞれ同時に発生させる事が可能でもある。 マトリフはハドラーとベギラマの撃ち合いをしながら脇のポップにキアリーをかけている場面があり、ポップも呪文そのものではないが右手でブラックロッドに魔力を込めながら左手でイオ系の呪文を出している。 ただし、ポップがこれを披露したのは最終盤の大魔王バーン戦というメドローアを習得してからかなり後になっており、「今のおれならできると思った」と大魔道士に覚醒するまではできると思っていなかった節があるため、 全く系統の異なる2つの呪文を左右の手で同時に発生させることはメドローアを使うためにメラとヒャドを発動させるよりもさらに高等技術である模様。 ■実際の活躍 本編においてネームド相手に命中したのは2回、狙い通りに決まったのはそのうち1回と、ぶっちゃけ成功率は低い。 というのも、この呪文は当たれば防具や闘気圏のレジストを無視して、まるで空間ごと削ったかのように対象を削り消す。 結果として事実上の即死攻撃になってしまい、作劇上扱いが非常にデリケートになったのである。 とはいえ、終盤は呪文に耐性を持つ敵だらけだったためあるとないとではポップの脅威度が大違いであり、 また敵方にも対応必須の技として意識されることで、切り札としての存在感は保たれていた。 特に真の力を解放したミストバーンは呪文どころか全ての攻撃手段の中でメドローア以外に倒す手段が示されていない。 ドルオーラですら成し得ないかもしれないことを可能にする呪文と考えると、その凄まじさがわかるだろう (ただ、作中では試される機会はなかったが、のちのマァムにアバンがやったように、アバン流「空」の技で取り付いているミストにだけダメージを与える、という手が通用する可能性も、無いわけではない)。 本作のラスボスである大魔王バーンですらあわやフェニックスウィングが間に合わないかと思えた際には冷や汗をかいて明らかに焦っていたほどである。 結果、メドローアは「敵の受け技系秘技を引きずり出す」という形で用いられ、勇者ダイが突っ込む道を切り拓く穴開け役を担当する事になった(大魔道士ポップ自身がまさにそうだったように)。 vsハドラー親衛騎団虚を突いて完全な命中コースで放たれたが、ブロックの捨て身の行動によりギリギリで回避され、ブロックの背中を削り取って戦闘不能に追い込むに留まった。 vs老バーンマホカンタで普通に跳ね返された(咄嗟に相殺したため全滅は免れた)。 vsシグマベギラマを囮に使った高度な頭脳戦の末、胴体の中心を見事消し飛ばして勝利。 vs(?)◇の9罠からの脱出手段として使用。目論見通り炎の壁に風穴を空けることができた。 vsミストバーンフェニックスウイングで跳ね返される。 vs真バーン天地魔闘の構えの弱点を狙って放たれたがすんでの所でフェニックスウイングが間に合い弾かれる(正確に跳ね返されはしなかった)。 vsジャミラス(マトリフ)「おめえが消えな」の一言でアッサリ消滅。 vsフューレ(マトリフ)勇者アバンと獄炎の魔王にて。魔法を跳ね返す効果を持つ『暗黒のマント』を装備していたが、マトリフの機転で引き剥がされたところを突かれて他の幽霊騎士団(ゴーストナイツ)諸共消し飛ばされた。ちなみに呪文を跳ね返すアイテムがマントではなく盾や鎧だった場合はもっと苦労したと語っており、後に上位互換のようなスペックのシグマを倒したポップは本当に高い実力を身に着けていることがわかる。 vsガンガディア(マトリフ)同じく勇者アバンと獄炎の魔王にて。ドラゴラムによる身体能力の高さによるゴリ押しに苦戦する中、自分の放ったメラの残り火に対してヒャドを放ち小規模の消滅力場を発生。これによってガンガディアが戦慄して距離を取ろうとしたところを本命のメドローアで狙い撃ちに。直撃こそしなかったものの、喉のブレスを吐く器官を削ったことにより体内の炎が暴発し決め手となった。 なお、メラとヒャドを合成する呪文である関係上、マトリフ曰くフレイザードももっと成長していたらこの呪文を使えていた可能性があったとのこと。 成長したハドラーがヒムらを生み出す前に知っていたら、もしかしたら使えるようにしてた可能性は…ない。ていうかやられたら詰む。 さらに言えば、魔法力においてポップのはるか上を行くバーンならば、この呪文をより強大に扱える可能性もある。 だが本編のバーンは「10の相手に、それを上回る100の超威力単発や20の力の乱射」という形で対処している。 「パワーで圧倒しているのだから、「紛れ」でつけ込まれないように堅実に立ち回るべき」という戦術理解は実に彼らしい。 繊細さや緻密さを要する方向は、むしろバーンのやり方と対極にあり、上述のように呪文に長けている筈のガンガディアでさえ習得に至らなかったことから見ても、バーンといえども習得は厳しいと思われる(ポップが1人で天地魔闘の構えに挑む時に両手で別々の魔法力を使用する事に「器用」と評している)。 バーンの場合は普通の呪文ですら異常な威力を出せて溜めなしで連発が効くため、あえてメドローアに拘る理由が無かったというのもあるのだろう。 ■逆輸入 ●ゲームシリーズ ゲームではDQM2で連携攻撃として初登場、以降モンスターズシリーズの常連となっている。 DQM2ではメラゾーマとマヒャドの組み合わせで発動し、敵1体に700~900のダメージを与える。 DQMJ2以降はメラ系+ヒャド系の複合属性ダメージを与える設定。無属性ではない。 原作に沿ってか消費MPが80or100とバカ高く、マホカンタにも反射されるがDQMJ2P以降は消費相応の火力を誇る。 テリワン以降はメドローアをメドローアで相殺することも可能。 ただしアストロンで普通にはじかれる。 DQMJ2Pでブレス版にあたるオーロラブレスも登場。 「ドラゴンクエストソード」でも主人公とディーンの合体必殺剣として登場。 ディーンの投げた炎と氷を、リモコンを∞形に振って融合、突きで放ち、敵全体にダメージを与える。 「ドラゴンクエスト モンスターバトルロード」では光属性の究極必殺技という扱いになっている。 こちらは光の矢ではなく、光が降り注ぐ演出である。 本編ではⅪで主人公とベロニカの連携技として初登場。 原典どおり、主人公のメラゾーマとベロニカのマヒャドとの連携攻撃となっている。 モーションとしては主人公とベロニカが二人で魔力球を作って撃ち放つといった内容で、あまり原作再現度は高くない。 威力が最大で700台に達する無属性の全体攻撃であり、耐性の異なる複数の強敵を相手にする時などに重宝する。 その後、オンライン作品のⅩにおいてもVer6.3から実装された。 本作では呪文ではなく魔法使いの「必殺技」扱いであり、自身の前方の直線上にいる敵全員に超特大のダメージを与える。 条件の関係上、ストーリーを最低限Ver3までは終わらせていないと習得できない。 Ⅺの時とは違い、モーションは原典たるダイの大冒険を忠実に再現したものとなっており、ダイ大ファンであれば熱くなれること請け合い。 一方性能面で言うならば、必殺技であるがゆえに「マホカンタ等の呪文に関係した状態変化の影響は一切受けない」など原典とは一部設定が異なっている。 プレイヤーに有利な仕様でありながら、「原作再現でマホカンタでちゃんと反射して欲しかった」等の声を敢えて上げる人も少なくなかった様子。 連発できない分その威力は絶大であり、なんと攻撃魔力がどれだけ低い魔法使いであっても9000前後のダメージは保証されている。またテンションシステムとの複合などによるダメージ上限も通常の9999ではなく19999となっている特別仕様。 攻撃魔力1000以上になると徐々に威力は上がっていき、1万以上のダメージを簡単に叩き出すようになる。 なおVer6.4のボスであるジア・クルヴィダも、よく似た必殺攻撃「ジア・メドローア」を使用してくる。 ●漫画作品 ドラゴンクエストXのコミカライズである「蒼天のソウラ」でも登場。この時点ではまだゲーム本編には実装されておらず、先行登場であった。 敵に対してではなく城壁を破壊するために使用され、複数の城壁にまとめて大穴を開けてその威力を遺憾なく発揮した。 なお、作中では「古代の英雄譚に語られた合成魔法の究極奥義の一つ」とされており、 優秀な魔法使い二人がそれぞれメラ系の魔法力とヒャド系の魔法力を調整担当の魔法使いに供給 調整担当の魔法使いが2つのエネルギーを収束・合成 調整が完了したところで狙撃担当が撃ち出す という四人がかりでようやく撃てる超高難度の呪文となっている。 ただし狙撃役は調整担当のバウムが「魔法を当てるのが苦手」という理由で招いたので3人でも運用は一応可能。 その際にメラ系とヒャド系の担当の二人は肩で息をして「干からびるかと思った」と言うほど消耗し、 調整担当の魔法使いは二つの魔法力を均等に調整する際の知恵熱で眼と鼻から血を流すなど、四人がかりですら負担が大きくなっている。 作中では撃つまでも時間がかかっているので跳ね返されたりしたらまず相殺など不可能と思われるため、戦略的な運用は出来ても戦術的な運用は不可能に近い。 しかしながら城壁の守りとそこの戦力丸ごとを消し飛ばす威力は凄まじく、国家戦力級の手続きと結果を持つ、戦略級のブツとして表現された。 調整担当の魔法使いの口から「古代の英雄譚に語られた大魔導士(*12)は自分達がやった作業を一人でこなして単独でメドローアを撃った」 としてポップやマトリフの存在が示唆されているが、同時に「さすがに創作」「軍記物に誇張はつきもの」と仲間と共に語っており、「蒼天のソウラ」の時代からするとポップやマトリフがどれだけ規格外だったのかが解る。 一方で、マトリフに「センスの無ぇヤツには一生できねぇ」と言わしめる超常的な個人が操る必殺技を、それ以下の常人でも分担して行使出来るように分析できたという世界的なスケールでは技術向上という表現にもなっていた。 この他、運用における危険・弱点についても 炎熱や冷気のような物理現象になる前の純粋魔法力そのものを射出しているので、反射呪文(マホカンタ)や吸収呪文(マホキテ)などの対魔法障壁(アンチ・マジック・シェル)の影響をモロに受ける。対策を講じた相手に撃っていたらこっちが全滅していた。 ……と、マトリフの忠告やバーンパレス心臓部での展開を踏まえた内容でしっかり言及されている。 なお、この「メドローアを1人で撃てるヤツなんて創作(意訳)」発言を受けて、読者達からは「何度死にかけてもその度に復活してるヤツも創作」と思わぬところへ飛び火したのはまた別の話 上記のように後にゲーム本編では結局一人で行使できる必殺技として登場したワケだが、そもそもDQXの主人公はいろいろあって血統も実績も経歴も超一流どころのレベルではなく、ポップやマトリフにすら匹敵すると言ってもおかしくない規格外の人物となっている。 一人で使えたとしても何ら不思議ではないだろう。 ■余談 名前の由来は、「メラ」、「ヒャド」とアロー(矢)のアナグラム。 なお「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードⅡ」では下位技の「メヒャド」が登場している(モーション的にもそのまんま) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 原理的には相転移使ってるのかな?蒸発と凝固の概念を連続させた一撃だったら当たった対象を消滅できそう -- 名無しさん (2013-11-11 18 01 02) 俺は一番好きだった -- 名無しさん (2013-12-01 23 41 10) マトリフが旧魔王軍時代に使ったのは、罠にはめられて土砂崩れによる生き埋めとか津波によるパーティー全滅の危機とかのピンチの時に使ったんじゃないかな? -- 名無しさん (2014-01-02 19 31 05) 対抗技2種類もってるバーン様ですら ラーハルト&ヒムが特攻→天地魔闘で撃墜・・・した直後にメドローア・・・の流れでガチで焦ってたからな。 -- 名無しさん (2014-01-02 20 43 59) ふと思ったが、魔王軍があと数年本格的な侵攻遅らせてたらメドローア覚えたフレイザード(ついでに既に超魔生物の研究を終えたザボエラ)が居て勇者パーティ詰んでた可能性高いんだよな -- 名無しさん (2014-01-02 21 25 43) しかしフレイザードがメドローア覚えたら、調子に乗ってバーンにメドローア使って、跳ね返されて消滅する羽目になりそうだな -- 名無しさん (2014-02-03 23 28 56) そういえば、二次創作でエイミがメドローアを使えるようになる小説があったけ -- 名無しさん (2014-02-08 08 53 58) ポップの魔力でだいたい何発撃てるんだ? -- 名無しさん (2014-02-08 09 39 35) マホカンタで返ってきた分を防いですっからかんとか言ってたし、2発、多くても3発くらいかな -- 名無しさん (2014-02-08 10 56 31) 二発。ミストバーン戦の後に回復せずバーン戦に突入したなら三発。 -- 名無しさん (2014-02-08 11 15 15) メラ+ヒャド+アローでメドローア -- 名無しさん (2014-02-08 11 39 07) 決まれば一撃で相手を殺せる技の中でもここまで切り札としてフル活用された技はそうそうないと思う -- 名無しさん (2014-02-08 19 53 14) キラーマシーンあたりじゃね?>旧魔王軍戦で使った状況 -- 名無しさん (2014-02-08 21 59 54) 魔弾銃の併用できたら・・・・ -- 名無しさん (2014-02-26 00 54 18) ↑良く言われるけど、メドローアみたいなトンデモ呪文じゃ一発撃っただけで魔弾銃が耐えられずに壊れると思う -- 名無しさん (2014-02-26 06 36 15) 実際にマトリフはメドローアにたどり着く可能性があったから、早めにフレイザードを倒したことが暁光だったって褒めてたな。あの時点での魔王軍で言えば、突出した戦力になったろうね。 -- 名無しさん (2014-02-27 10 12 58) 記憶違いかも知れないけど、メドローアってドラクエシリーズに逆輸入されてなかったか? -- 名無しさん (2014-04-28 19 16 33) ガンガンもそうだけどオリジナル魔法や合体魔法のバリエーションが多くて羨ましかった。 -- 名無しさん (2014-06-06 21 37 00) ↑2 DQM2から合体技として使えるね。魔法系特技の最強技。因みに剣技系がギガクロスブレイク(ギガブレイク) -- 名無しさん (2014-07-28 13 13 28) 普通に考えれば+と-のエネルギーの対消滅エネルギー「0」をぶち込んでるんだろうが…反物質でも生成してんだろうか…。 -- 名無しさん (2014-07-28 13 41 59) ポップの最大MPは並の魔法使い3人を超えるくらいだろ、300で5人分とかMP60が並の魔法使いかよどんな初級者だよ -- 名無しさん (2015-01-23 05 38 32) ↑3 でも、はぐれメタルには効かないんですよね? -- 名無しさん (2015-01-23 08 54 41) ↑×3急冷と急加熱を繰り返したら、大抵の物質には歪みや相転移が発生し、最悪割れてしまう。メドローアを剣で受けようとすると、刃が変質し、機能不全を起こすだろう。 -- 名無しさん (2015-01-23 09 33 13) 上の方に合った生き埋め回避などの罠を消滅させるって使い方がメインだとすると、TRPGのSWとかにあった 分解消去(ディスインテグレート) に相当するのかな。少なくとも、人に向っては間違っても使っちゃいけない呪文だわな…… -- 名無しさん (2015-04-02 10 30 37) スペシウム光線の原理思い出した -- 名無しさん (2015-04-30 21 10 24) 某読本では世代が違うのか扱われていない。 -- 名無しさん (2015-04-30 21 12 26) 作中でまともに当たったのは2回、うちトドメになったのは1回だけだったりと強力な割には結果はパッとしない -- 名無しさん (2015-04-30 22 12 43) ↑いわゆる即死技の宿命だからしゃーない、あとシグマのほかにもオーザムのピラァオブバーンにいたジャミラス型モンスターも倒してるからトドメになったのは2回だね -- 名無しさん (2015-04-30 22 34 38) 便利過ぎる武器や技は、テレビやマンガでは扱いにくくて、結局使われなくなったり、対策取られてなかなか成功しなかったりするからな -- 名無しさん (2015-04-30 22 37 34) おっと使われまくって対策取られまくった挙げ句クリーンヒットしても大した成果を上げられなくなったカイザーフェニックスの悪口はそこまでだ -- 名無しさん (2015-05-10 18 54 51) ふと思ったんだが、メラガイアーとマヒャドデスでやったらどうなるんだろう。元々、威力云々は関係ない術だから、あまり変わらないのだろうか。 -- 名無しさん (2015-05-10 18 59 06) ↑メラゾーマとマヒャドを合成させてるわけじゃなくメラ系とヒャド系の魔力を同威力で合成させているわけだから出力調整することで射程とか効果範囲とかに違いが出るくらいじゃないだろうか? -- 名無しさん (2015-05-10 20 07 24) イルルカだと消費MP100で、MP10のメラゾーマのちょうど10倍になってるという地味な原作再現。ダイ大はほんとスクエニに愛されてるなぁ -- 名無しさん (2015-06-08 18 26 12) ↑×13 アバン曰く並の魔法使い5人くらいは全快させるフェザーでもポップ(Lv51,MP325)を全快させるのは無理だったから、記事が正しい -- 名無しさん (2015-07-18 22 46 07) ↑ 改めて読み返したら並の魔法使い3人分だったな。悪い -- 名無しさん (2015-07-18 22 45 19) ↑10 「ウルトラマンマックス」で同じ原理の技がでている(脚本は三条先生じゃないけど)。詳しくは某読本10巻を参照 -- 名無しさん (2016-01-25 21 23 04) ↑1 ガオガイガーFINALのスーパーノヴァもそうだな。 -- 名無しさん (2016-03-17 23 08 27) これが出た時、ポップにようやくボスキャラとガチで張り合える呪文が出来たのが嬉しかった。初期の最強技メラゾーマはクロコダインに通じず、やっと覚えたベタンはバラン登場であっさり引退、フィンガーフレアボムズは一発で息上がっちゃう上にオリハルコン製の敵なんてものまで出てきて、ポップが活躍できる場がどれだけ残るか不安だったから、それだけに初使用回は燃えたな。 -- 名無しさん (2016-04-08 21 04 05) ロト紋のポロンは使えないのだろうか。合体魔法は彼の方が得意のようだが…… -- 名無しさん (2016-04-30 21 32 26) ポロンだとそれこそメヒャドになるんだろうな…ネーミングセンス的に -- 名無しさん (2016-04-30 21 53 53) ↑ マダンテは最高クラスの魔法5発同時撃ちだもんなぁ…相互干渉はさせてないようなのでそれができるのかどうかがカギか? 出来るけどやってないのか出来ないのか。まぁできそうではある -- 名無しさん (2016-07-27 11 33 44) 単に同時に混ぜるだけと均等にスパークさせるの差はデカイんじゃね。 -- 名無しさん (2016-07-27 12 41 28) 消費MPはIIIのベホマズンと同じくらいで60と妄想してた -- 名無しさん (2016-07-27 12 56 59) フェアリーテイルのナツとグレイに合体魔法が用意されたら、メドローアを連想する人がいそう。 -- 名無しさん (2016-09-14 00 07 29) 炎と氷を融合させたら「魔法が消滅する」んじゃなく「消滅の魔法になる」って発想がすごい -- 名無しさん (2016-10-01 17 56 16) ゴルディオンハンマーや相転移砲みたいに命中後爆発したりせず問答無用に消し飛ばす一撃必殺の技のパイオニア的存在になるのかな。 -- 名無しさん (2016-12-18 20 59 53) DQ11で遂にナンバリングにも登場したか。ギガブレイク以外でナンバリングにまで逆輸入されたのはこれだけか? -- 名無しさん (2017-08-02 14 22 37) ↑それでもなおれんけい技なところで単独で撃てるポップのすごさが損なわれてないな -- 名無しさん (2017-09-25 12 34 03) バラン、というか竜の騎士やアバンなら、修練すれば使えるのかな? -- 名無しさん (2018-07-29 05 27 44) ドラクエ外だとグラブルの蘭子がメドローア使ってたな… -- 名無しさん (2018-09-03 14 18 13) ↑あれはメドローアと言っていいのか いや炎と氷の合体攻撃ではあるんだけど -- 名無しさん (2018-09-03 22 26 24) 老師が「メドローアなら凍れる時の秘法も撃ち抜ける」と断言していた辺り、本来の開発意図としては最終決戦用というよりは凍れる時の秘法状態のハドラーをふっ飛ばすためだったんじゃないかという気がする。となると、アバンが凍れる時の秘法から復活した時点で理論はともかく魔法としては完成していなかったのかも。 -- 名無しさん (2019-02-14 23 32 59) 2人ともども1年たらずで時間解凍しちまったからねぇ -- 名無しさん (2019-02-15 00 41 18) 明らかに固有名詞だし本家ゲームシリーズにも出てるから項目名「メドローア」でも良かったかもしれん -- 名無しさん (2019-02-15 00 52 35) DQ11では御世話になり申した。主人公とベロニカの連携技という事で他よりメッチャ使ったわw -- 名無しさん (2019-02-15 01 27 35) ある意味、「デス」「ザラキ」のような即死魔法の頂点 -- 名無しさん (2019-07-31 11 14 27) 即死呪文じゃ死体は残るだろうし蘇生も出来るだろうが、こっちは消滅させるから蘇生も不可能だろうな…そういう面も含めるとドルオーラすら足元に及ばないのではなかろうか -- 名無しさん (2019-07-31 18 00 45) 強力だけど弱点もそれなりにあるっていう部分もロマンがあって好きな技 -- 名無しさん (2019-12-10 21 21 28) 燃費や速射性も考慮されてカイザーフェニックスが公式で最強認定されたのは意外だったが、今思い返すと頷けるな -- 名無しさん (2020-04-18 21 39 55) ライバルズだと、「ユニットの蘇生を無効にする消滅効果を持つ必殺技」になってる -- 名無しさん (2020-05-30 16 43 45) ベギラマバリバリ食らいながらメドローア作って当てるってサラリと言ってるけどそんな高等技術マトリフでも不可能じゃなかろうか -- 名無しさん (2020-05-30 17 10 53) 修行でやったメドローアを受け止める奴、うまくやればあらゆる攻撃を消滅させる極大消滅防御呪文にならないかな -- 名無しさん (2020-07-08 04 50 31) ↑微妙だろうなぁ。対魔法ならマホカンタもあるし、ダイ大には出なかったがマホステ・マホキテもある。対物理だと攻めてくる相手に対してスパーク部分を自在に動かせるのか、そもそも素早さに差がありすぎると防御すらさせてもらえずにぶっ刺されそう。(ラーハルトなんかは特に) -- 名無しさん (2020-07-08 11 28 06) ↑2 瞬間的にメドローアの消滅効果を「暴発」させる事はできるんじゃないかな。使い手の両腕も消し飛ぶけど、相打ち技としては悪くない。 -- 名無しさん (2020-07-15 00 17 18) 弱ってる師匠が使えばともかく、メドローアはMP消費がひどいものの禁呪ほどの身体負荷は無いんじゃなかったっけ?ポップがフィンガーフレアボムズ使った後は苦しげに胸を押さえたけど、メドローアで立ちくらみしてるのはMPが枯渇した(しかけた)時だけのようだし -- 名無しさん (2020-07-15 00 51 32) ↑そのマトリフが吐血した事でポップが「あんな身体に負担がかかる呪文を」と言っているのでメドローアも普通の呪文に比べれば負荷のデカい呪文なのは間違いない。禁呪級に比べれば遥かに負荷が安いのは間違いないけど、そもそもメドローアを短時間で撃ちまくったのはポップしかいないので知らない内に負担が溜まった可能性もあると思う -- 名無しさん (2020-07-15 01 48 07) マトリフは老化による衰えがあるからな。 -- 名無しさん (2020-07-15 02 58 09) まさかのソウラ登場。メラ系・ヒャド系・合成・発射の4人がかりでも全員ヘロヘロになっていた。 -- 名無しさん (2020-07-21 20 48 35) 収束・狙撃をこなす古の大魔道士という誇張された話だろうって最高の誉め言葉だなポップ! -- 名無しさん (2020-08-05 05 53 28) やっぱりマホカンタは怖い… -- 名無しさん (2020-08-23 09 50 26) メラ系・ヒャド系・合成・発射を全部1人でやってのける人間が、まして初見でできる大魔導師がいるわけないって -- 名無しさん (2020-08-28 14 28 28) ソウラの作者はデジモンの時もそうだったが過去作の使い方が本当に上手だわ -- 名無しさん (2020-08-28 15 22 55) 「ベギラゴンとイオナズンには極大が付くのにメラゾーマには付かない」「ベギラゴンとイオナズンは両手が無いと撃てないのにメラゾーマは片手で(指一本でも)撃てる」というのが、メドローアの伏線になっていたのには驚いた -- 名無しさん (2020-11-06 12 55 49) 「バーンなら頑張ればできる」って書いてあるけど、無理じゃね?「両手で別々の魔法を使う」ってマジでマトリフオリジナルの魔界には存在しない技術っぽいし。 -- 名無しさん (2020-11-13 21 32 44) ↑その技術を身に着けることも可能、って意味じゃない? -- 名無しさん (2020-11-13 21 45 56) ↑凍れる時の秘法を実現できるくらいですから、できないことはないと思います。ただ大概の敵は強大な魔力で力押しできるから必要ないでしょうね。カイザーフェニックスも最後の最後で破れたくらいです。 -- 名無しさん (2020-11-13 21 53 02) 某所では「トラップや障害物を消滅させるのに使っていたのではないか」と考察されていました。おそらくマトリフが数回した使ったことがないといったのはそのためでしょう。そして戦闘で使ったのはポップが唯一になると思います。 -- 名無しさん (2020-11-23 11 45 44) ↑ マトリフがピラーの魔物を倒すのに使ってましたね…。 -- 名無しさん (2020-11-23 11 56 28) ドラゴンクエストビルダーズには「ほのおの弾丸」と「こおりの弾丸」を使って作れるレシピがあるけど、できるのは「イオナズンの弾丸」…まあビルダー魔法使えないしね -- 名無しさん (2020-12-04 02 05 55) アトリエシリーズにN/Aという爆弾が登場するんだけど、これも炎属性のフラムと水属性のレヘルンの調合なんだよね、やっぱりメドローアが元ネタなのかな -- 名無しさん (2020-12-05 13 50 41) ↑初出は爆弾カテゴリ×2だから多分違う。知らんけど -- 名無しさん (2020-12-06 19 42 06) バーン様が使える可能性はあったかもだけど燃費が悪いからフェニックスとか連射した方が強そう -- 名無しさん (2020-12-08 13 40 55) フィンガー・カイザー・フェニックスズ…すまん、ふざけ過ぎた -- 名無しさん (2020-12-08 19 15 47) 仮にバーンがプライドを捨ててメドローア砲台に徹していたらダイたちに勝利は無かったでしょうね。そもそもそこまでしなくてもポップの挑発に乗らず、天地魔闘構えを解かなかったら負けなかった。とはいえ、その誇り高さが魅力でもあるのですが・・・。まぁカイザー・フェニックス級のメドローアなんて考えたくもありませんが。 -- 名無しさん (2020-12-08 20 12 54) ↑4初出は確かリリーで、レヘルン系とフラム系を素材とする。うろ覚えだが、なんかブラックホールみたいな演出だった気がする。 -- 名無しさん (2021-03-07 21 08 19) ゲーム内ではDQMにしろ、普通のダメージ魔法として扱われてるのは違和感がある、もっとも真面目に原作再現すると必中耐性貫通のザキみたいになってバランス壊れるが・・・ -- 名無しさん (2021-08-27 17 12 00) アニメではメラゾーマやマヒャドは極大呪文と言わねぇってセリフはカットされてたな。極大○系呪文なんて当て字は漫画ならではの表現だし今じゃメラガイアーやマヒャドデスとさらに上位の呪文があるし… -- 名無しさん (2021-08-28 16 53 12) バーンってヒャド系、使えるのかな? 使えないことはないだろうけど、同威力で合成なんて繊細なことはできなさそう。きっと、そんな技術を必要、習得する前に、相手は力で捻じ伏せられているだろうから。 -- 名無しさん (2021-08-28 22 30 54) ↑メラゾーマで事足りるわけだしな。単純に二倍のMPかかる過剰攻撃なんて、ロンベルク的な魔法探求者でもなけりゃ思いつきもしないだろうな。いやー、しっかしアニメよかった!!!! -- 名無しさん (2021-08-29 01 07 51) ↑2 やる気になればやれたでしょう。あの小さな火の粉に超威力を集中できるくらい「魔法力の取り扱い」に習熟してるんだから。やる必要がなかったのだと思われ。 -- 名無しさん (2021-09-13 03 18 55) 威力が強すぎてなかなか決まらない不遇な呪文、当たればその時点で勝利だし...。 -- 名無しさん (2021-12-07 21 46 34) 発射までのシークエンスが長く簡略不可、というのも欠点 -- 名無しさん (2021-12-07 21 52 38) ほとんどのキャラには覚えられない前提の元、これを取得できる可能性のあるほどの魔物ならもっとローリスクで使えるとくぎを持ってるケースがほとんどでわざわざ取得する意味がないので、まさしく人間ならではの必殺って感じで好きだわ。 -- 名無しさん (2021-12-23 07 53 57) 感覚的には素の魔法力が高いから力押しで十分な魔族vsいろいろ工夫(小細工)しないと対抗できない人間ってイメージかな。余のメラはどちらかというと力押しの部類で、同時発動(≒溜めなしの連続発動)みたいな器用な使い方は、バーン様むしろ苦手な気がする……そもそも物理攻撃もあるから、片手空けときたいだろうし。 -- 名無しさん (2022-02-27 08 46 11) ソウラの方の反射対応不可って問題点は、2チーム用意して発射タイミングをずらす(反射されたら2発目を相殺に充てる)って運用でカバーできるかなぁ……それだけで魔法使い8人体制って、コスパはさらに悪くなるけど。 -- 名無しさん (2022-02-27 09 14 10) バーン様は魔法のコントロールがポップより上とは限らないんだよな。違う魔法の同時使用もそうだし、カイザーフェニックス分解にドン引きしてたし。ヒャド使えるか実は怪しいしメラが得意過ぎて失敗したりもあり得そう。 -- 名無しさん (2022-03-08 18 13 38) ↑6明確な見せ場が何度かある分全くと言っていいほど出番がなかった閃華裂光拳さんよりはマシ… -- 名無しさん (2022-03-10 17 44 55) 知恵熱で眼と鼻から血を流す状態で狙撃しろって不得意とかの問題でなく、基本3人じゃ理論上は可能レベルじゃね? -- 名無しさん (2022-06-03 18 35 04) 後世に天才魔法使い(大魔導師師弟2人のみ)がぶっ放す切り札から複数の魔法使いで運用する戦略魔法に変化していったのが面白い。不死身の魔剣戦士の逸話も。 -- 名無しさん (2022-08-23 14 55 18) 当たったら終わりな以上主要なキャラには決まらないけど、回避するか何かしらの方法を取らなきゃいけないから相手の手の内を明かすためには最適な呪文と化してる -- 名無しさん (2022-08-31 13 29 50) メドローアの起源、まさに「失敗は成功の母」か。 -- 名無しさん (2022-09-21 02 00 14) 師匠に「全く同じ出力で重ねてみろ」って言われて一発で成功させるわメラとヒャドの合成に対する忠告が「やるな」じゃなくて「気を付けろ」だわと細々とした描写からわかる若マトリフが天才過ぎてヤバい -- 名無しさん (2022-10-05 02 30 16) ドラゴン10に遂に実装。動作もダイ大完全再現ときた -- 名無しさん (2022-10-05 05 37 31) メドローアだけダメージ限界突破の特別仕様なのは熱い、呪文じゃなく必殺技扱いなのでマホカンタ貫通する不可思議現象も起きてしまったが -- 名無しさん (2022-10-05 08 55 58) 恐ろしい呪文なのは間違いないけどその特性にしか目がいってないファンが多い -- 名無しさん (2022-10-09 18 29 17) ガンガディアも生きてたら使えるようになってたかもしれない…。改めて思うと敵のメドローア使いとか脅威以外の何者でもないな… -- 名無しさん (2022-10-11 06 55 36) ハドラーが知ってたらフレイザードに使えるようにした可能性十分あるだろ。やられたら詰むとかメタ的な思考でないとか言い切んなよ。 -- 名無しさん (2022-10-11 09 24 27) 実際の活躍欄、バーンパレスの心臓部に向かって射ってなかったっけ? -- 名無しさん (2022-10-25 10 58 19) ↑x2 フレイザードが裏切る可能性を考慮するとできないって事じゃないかな。まぁ、フレイザード自身はハドラーに忠誠を誓ってたから実際裏切るかは微妙だけど、ハドラーがそれを信用できたかというと…ね? -- 名無しさん (2022-10-25 11 41 16) フレイザードが試したらメラとヒャドを合成する際に両腕が消し飛びそうな気もする。 -- 名無しさん (2022-12-25 15 08 20) バーンのカイザーフェニックスを分解したのはメドローアの応用だったりするのかな。さらに極めればギラでやったように集束できたりもするのだろうか。 -- 名無しさん (2023-01-03 00 28 40) 魔族にも該当するかは別だが、ダイ大の呪文は「呪文の契約」したうえで「使える資質」も必要なんだよな。ポップはマトリフに言われて予めすべての呪文の契約をさせられてたから賢者になった時に使えるようになった。逆に言うと、どれだけレベルや魔力が高くてもメラヒャド両方の資質を持ってるかは別だし、どちらかが欠けても使えないという技術と資質と能力すべてがないとダメな呪文。 -- 名無しさん (2023-01-26 10 11 00) マトリフとポップは後世の人間からするとリアルチートを越えた御伽の国の住人か天才・鬼才すら裸足で逃げ出す変態的な領域に至った魔導士に見える訳か… -- 名無しさん (2023-04-06 13 06 32) 勇者アバンで最終決戦に挑む前にメドローアは完成しているから、ハドラーは決戦でこの呪文を目の当たりにするはず。その後にフレイザードを造るわけだから、両半身を繋いで維持しているフレイザードの核にはメドローアの原理の逆(意味わからん表現だけど)が施されているんじゃないか?"使えるようにしなかった"んじゃなく、"いずれ習得することを期待しつつも造った時点では封じるしかなかった"んじゃないだろうか。フレイザード自身、「核を失ったら"消滅"する」ことを認識していたわけだし。 -- 名無しさん (2023-04-26 16 57 11) ソウラでやばい設定がついたのをDQX本編でバカスカ余裕で打てるのがいるけど、あいつ大魔王だしなぁ。しかもマホカンタで跳ね返らないように魔改造までしてるという。 -- 名無しさん (2023-04-30 20 25 25) 要はTRPGのディスインテグレイト、いわゆる分子分解呪文をドラクエ風に落とし込んだ呪文。大抵は触れないとダメとか分解可能な大きさが設定されてるけど、そういうのを取っ払って最強の攻撃呪文として相手の方に対抗策を持たせて万能無敵の呪文にしていない -- 名無しさん (2023-07-03 04 16 27) ダイ大のマホトーンって、確かに発声はできなくなるけど、極大呪文の予備動作というかタメの部分(メドローアならスパーク状態、ベギラゴンなら炎のアーチ)の発動も封じられるんかな?作中で描写がないから何とも言えんけど・・・ -- 名無しさん (2023-07-04 01 01 33) 後の作品で設定が後付けされる度に相対的にポップヤバいになるの草なんだわ -- 名無しさん (2023-07-19 02 30 37) ↑相棒にして「進化する小さな魔神」と死神に評された勇者ダイをしておまえは昔から『天才』だよと言われた男だからね。 -- 名無しさん (2023-08-06 20 01 07) 他作品でも単体で撃てそうなのは普段から複合魔法を扱ってるロト紋のポロンとか位しか思いつかねえな…… -- 名無しさん (2023-08-06 20 27 39) 上でも言われてるDQXの大魔王こと主人公が魔法使いの必殺技として単品で使える。あとは敵ボスも使ってくるけどあっちは二人一組だな -- 名無しさん (2023-09-26 01 57 50) ネトゲでソロで使えない呪文とかストレスだろうからな…ギガブレイクはとっくに解禁されてるし、いつまでもメドローアだけ特別扱いするわけにもいかんのかね。 -- 名無しさん (2023-09-26 02 01 47) ダイ大やポップにそこまで思い入れが無ければ「なんでイチ脇役の呪文を聖域扱いしなきゃならんの?」とも言えてしまうか。 -- 名無しさん (2023-09-26 02 07 30) ここまでウォークのメドローアなし、全体版はメタルにもダメージ与えるわ残りHPが僅かになったら問答無用で消滅させる(流石にメガモンとかは対象外)わ、消費MPの設定と相まって原作再現が(武器を除けば)かなり凄い。逆に言えば原作通りの武器に搭載されてるギガブレイクやグランドクルスと違ってダイコラボ関係なくメドローア入手できるって事か、理論上は -- 名無しさん (2023-09-26 03 14 12) ↑2 イチ脇役とか......言い方もっとあるだろ -- 名無しさん (2023-09-30 15 59 25) ↑ごめん。準主役、だな。でもまぁシリーズが進むと必殺技が他に流用されることはよくあるよね。 -- 名無しさん (2023-09-30 16 08 15) 「そこまで思い入れが無い」人なら、イチ脇役って認識でいいんじゃないかな……それは違うって言いだすのは思い入れある人間だと思う。 -- 名無しさん (2023-10-15 17 07 48) ポップやマトリフにすら匹敵すると言ってもおかしくない 匹敵どころか完全に凌駕してるだろ設定的に -- 名無しさん (2023-11-05 13 18 44) 獄炎の置きメドローア無法過ぎる。臨界→射出の工程を手元から離して発動可能なのはポップがほんへで気づいたらナーフされるやつ。 -- 名無しさん (2023-11-26 07 19 41) そこには同じ出力のメラとヒャドを両手でグミ撃ちするポップの姿が! -- 名無しさん (2023-12-10 10 10 51) ↑2 Ver6時点で同世界内の神クラスと同格だしな。ちなみにこの大魔王、魔力傾向的に時空系なんで凍れる時間の秘法では対処できない。神クラスの毒で毒殺はできるけど。 -- 名無しさん (2024-01-21 21 32 13) ロト紋のポロンでメラ+ヒャド=消滅(相殺して無くなった)的なネタが出てたのは何かのおまけ四コマだったか(うろ覚え)タグにもあるクロノトリガーのはんさようボムといい同じような組み合わせでも色んな発想がでるのね。 -- 名無しさん (2024-07-22 12 06 06) 当てれば問答無用で勝利だけど反射されたらパーティー全滅の危機を招くのが漫画的に上手いと感じた。 -- 名無しさん (2024-07-22 12 25 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/330.html
―――ずっと受け継がれてきた、おれの使命なんだよ。こうして大好きなものをかばって、いのちをかけることが。 黒の結晶(コア)――なんの比喩でもなく、文字通りに地上を滅ぼす爆弾。それを内蔵した人形を抱えて、少年は天空を翔ける。 もっと高く、もっと遠くへ。爆発から、世界を守るために。 それは勇者としての使命感でもなくて、みんなのための自己犠牲でもなくて。だから、隣でいっしょに飛んでくれていた親友を蹴り落とした。 なぜなんだと彼は叫んだ。きみといっしょにいくことはできない。きみを地上に置いていく。大切なものすべてを、この地上に置いていく。 醜い一面もひっくるめて、人間たちのことが大好きだから。自分を育ててくれた、地上の生物すべてが大好きだから。 だからおれは、他でもない自分自身のためにみんなをかばうんだ。 大魔王がいない世界で、もう、勇者を不要とする世界の中で、 自分が、ただの冒険好きな子供に戻って、再び、ときめく気持ちで大好きな世界を駆けめぐれるその日のために――― そして上空高く、爆発。閃光が、空を埋め尽くし――― 手応えはあったと言っていい。ルイズは、そう思う。 サモン・サーヴァントを行使した。「ゼロのルイズ」が、魔法を行使した。そして、爆発は起こらなかった。つまり、成功したということだ。 魔法を成功させた経験などないけれど、名門出の令嬢として、メイジとしてのプライドがあった。 詠唱を唱えてもなんらの現象も起きなかっただけ、などとは思わない。思ってはならない。 裡にある不安から目を背けるように杖を振り下ろした前方を睨みつければ、しかしそこには、想い描いていたどんな獣も存在せず。 「は……?」 疑問の声を漏らしたその先には、眠っているのか気絶しているのか、見知らぬ子供が仰向けに倒れていた。 平民を喚びだしてどうする。周りの人垣の嘲笑の声。 そう、まるっきり、平民のガキだ。クセっ毛の黒髪。上半身は裸、ズボンもボロボロ。服がボロボロになった結果、上半身部分が完全に破れ去ったよう。 顔を覗きこめば、あどけない寝顔の頬に小さな傷をみとめることができた。 どこをどうひいきして見ても、使い魔には見えない。どこからきた平民――いや、貧民かもしれない。 儀式が成功したことへの期待は一瞬で裏切られたことも加えて、ルイズは沸騰する。 「ちょっと間違っただけよ!」 人垣を怒鳴りつければ、返ってくるのは「ゼロのルイズ」への揶揄と、それを受けた爆笑。 生徒に弁解しても話にならない、教師のコルベールに召喚のやり直しを要求するも、却下された。 春の使い魔召喚は伝統ある儀式であり、学院の重要な教育課程である。ルイズひとりにだけやり直しを認めることなどできはしない。 ルイズが願った形でないだけで、魔法の発動は成功し、儀式の手順を踏んでしまっているのだ。 肩を落とすルイズに、コルベールが儀式の続きを促す。 「さあ、早く契約を続けなさい。次はコントラクト・サーヴァントだ」 口吻による契約である。わたしのファーストキスの相手はこんなのか――と倒れた子供の顔を睨みつけたそのとき、そいつと目があった。 タイミングが悪い。とルイズは少年へ心の中で毒づく。眠ったままならばまだ少しは楽にキスを済ませられたのに。 「起きたのね。で、あんた、誰?」 「おれは……ダイ。きみは……? あ、いや、ここは!?」 覚醒した途端に、ルイズの苛ついた声の問いを投げつけられ、目をぱちくりさせながらダイと名乗った少年は答え、問いを投げ返す。 自分のいる場所に戸惑った様子で周囲を見わたしている。 「どこの平民?」 「へ、平民!? どこのって……」 やっぱり子供ね、問いを重ねたルイズは思う。飲み込みが悪い、とさらに苛立った。平民という言葉すら聞き慣れていない様子だ。 早く儀式を済ませろという、コルベールや周囲の視線がただでさえうるさいのに、ここで時間をとられるのはごめんだった。 「ああ! もういいわ、後で説明するからいまは黙ってじっとしてなさい!」 「ぶっ!?」 突然唇をふさがれた驚きで、子供が間抜けな声をあげた。 状況についていけず、されるがままの少年からルイズは唇を離す。 「終わりました」 自分の頬が赤くなっているのがわかる。こんなガキに異性などこれっぽっちも意識していないが、それでも公衆の面前で男とのキスを披露してしまったことにはかわりはない。 しかし子供の方にはそんな意識はないらしい。あろうことか、ただ唇に物を押しつけられた感触が不快だとばかりに、手の甲で唇を拭ったあと、舌で自分の唇をぺろりと舐めやがった。 子供のやることだと思いつつも、ファーストキスをぞんざいに扱われ、さらにルイズの機嫌は悪くなる。 「うん、これで契約は完了だ、スムーズにできたね」 嬉しそうなコルベールの誉め言葉も、慰めにはならない。子供との契約など出来て当然だと、またルイズを馬鹿にする声が飛ぶ。 ルイズがそれに応戦しようとしたそのとき、 「つぅっ!?」 小さく、痛がる声。少年の身体中に熱が走る。 「使い魔のルーンが刻まれてるだけよ、すぐ終わるからわめかないでよ」 しかしルイズは首をかしげた。わめくなとは言ったものの、それ以上にこの子供が声をあげる様子はない。けっこう根性のある子なのかしら。 「な、なんだいまの熱は!?」 熱よりも、戸惑いと驚きのほうが少年を多く占めているらしい。身体のあちこちを不思議そうに確かめる。 コルベールは彼に近づいて、左手の甲をとった。「珍しいルーンだな」とつぶやいた。 「あ、あの! なんなんですかこれは!? あなたたちはいったい!?」 少し声を張り上げて子供が問うも、誰も相手にしない。コルベールに促され、生徒たちはみな学園に飛びたっていく。 「みんな、飛んでる……。全員が魔法使いなのか?」 そうして広場には、ずっと疑問を解消されないまま放っておかれたダイという子供と、ルイズのふたりだけになった。 なんの教育も受けてなさそうな平民の子供にしては目上に対する口の利き方を知ってるわね、とルイズは珍しがる。 どう見ても育ちがよいようには見えないが。どこかの家に奉公でもしていたのだろうかと思いながら、彼女は問うた。 「で、あんた、どこの子供よ?」 ―――ぜんっぜん要領を得ない。なんなのよコイツ。 学院までの道のり、歩きながら、互いのことを尋ねあいながら、ルイズの苛立ちはさらに増していく。 このダイという子供はしきりに状況確認にしつこく、その割には言っていることがわけがわからなかった。 デルムリン? 知らない、どこの島? トリステインの領土? なに? トリステインも知らないの? 魔法学院っていうのも聞いたことないですって? それにしては魔法のことそのものは知っているみたいだけど。 パプニカ? 聞いたこともない。勇者アバン? 勇者だなんておとぎ話のことなんてどうでもいいわよ はぁ!? 魔王? それこそなによそれ、よ、あのね、わたしは真面目に聞いてるのよ? そうしてルイズの自室、結局、ルイズはこのダイという子供はおとぎ話にのめり込んでいるのではなく、彼自身、真剣にルイズと会話をしていることを認めざるを得なかった。 別世界。別の大陸の住人ではなく、別世界の住人。勇者を先頭に、人類が一致団結して巨悪と戦い続けてきた世界。それこそ、おとぎ話のよう。 「魔法」という互いの世界で共通している言葉があることが、かえってややこしい。 「……アンタも、その、魔王軍とやらの戦争に参加してたの?」 「いや……、その、おれは、ずっと島で暮らしてたから」 逡巡し、うつむいて、ダイは答える 「あっそ」 ルイズは軽く落胆した。なんだ、少年兵とかだったら、ひょっとしたら見た目よりも強いのかと期待したのに。 「なんだよ?」 その態度にムッとする――というよりいぶかしんだ様子でダイは尋ねた。 別に。とルイズは答えた。 「アンタはわたしの使い魔だから。ひょっとしたら役に立つかも、って期待しただけよ―――」 ―――夜も更けて。 使い魔のルーンのこと、ダイを帰す方法はないこと。これからダイがどうするにせよ、この世界ではしばらくはルイズに頼るほかないこと。 そこまで話をまとめて、ルイズは会話を打ち切った。 「―――しゃべったら眠くなっちゃった。もう寝るわ。じゃあ、アンタ明日から掃除洗濯雑用ちゃんとやってね」 「おれ、どこで寝たらいいのかな?」 「床。……まあ、あんた服ないし、毛布くらいはやるわ」 下着を放り投げ、寝床に着こうとするルイズに、ダイは問いかけた。 「……最後に、ひとついいかな」 「なによ?」 「この、るーん、っていうやつ、できれば、左手以外の場所に移せないかな? 右手でも、額でも。……左手は、特別なんだ」 「―――無理よ、どんなこだわりがあるんだか知らないけど。紋章を同じ人間の別な場所に移すだなんて聞いたこともないわ」 「……そっか、わかった」 にべもないルイズの返事。ダイは静かに受け入れた。 そうしてルイズが指が鳴り、ランプの明かりが消える。ふたりの一日が、ようやく終わるのだった。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/1185.html
780: 名無しさん(ザコ) :2017/11/04(土) 13 28 27 ID 4A8dnDVE0 氷炎将軍フレイザード(ダイの大冒険) 一度はダイ達を敗走させたこともある恐ろしい禁呪法生命体である 吸収=火冷という反則ものの特殊能力を持ち、フォルダ内のだいたいの魔法使いに有利をとれる 陸3 サイズL 中耐久 低運動性 ではあるが登場するならボスランクも乗るだろう 武装も1~2Pから射程4にM全とほしいものは揃っている 3Qのフィンガーフレアボムズの火力は2000、1~4M全の弾岩爆花散は1700! 囲って殴るなら閃きか忍耐が欲しい 気力制限はあるが超強気であるため配置次第ではあるが枷にはならないだろう パイロット能力も特に低いものは無く4までではあるが切り払いも持っている 戦力の整わない序盤に出てこられると恐ろしい強敵になるだろう 鎧武装フレイザード 第2形体というか弱体化後というか…どうしてこうなった 吸収は火のみに 空の適応と移動力と装甲と魔法防御は上昇はしているのだが… 2つある武装は射程1になってしまった 作中の扱いを考えてもこちらにはボスランクが付かない可能性まである ダンジョン等でバラまかれるとそれはそれでうっとおしいが 423: 名無しさん(ザコ) :2014/02/10(月) 23 31 24 ID OO0Gb3cc0 インチキ臭い姿、容赦無い「悪党」ぷり、 そして何人たりとも否定できない欲望をもった真っ直ぐな悪漢。 ・・・しかし彼の存在自体が、後の伏線と気づいた人は居たのだろうか? パイロット パラメータ的には、回避と反応が二流って所以外、 悪くもなければ良くも無いと、そのインパクトある面の割には大人しい数値。 敵前提キャラなんでSP(表記は精神)は飾りみたいなものだが、 気合、集中、ひらめきと押さえる所は押さえており、状況次第で戦局を一転させるかく乱もち。 Lv1で激怒とらしいSPをもってるが、熱血がLv32とやや遅め(以外と冷静な点を考慮?)。 ユニット ○氷炎将軍フレイザード まず目につくのが吸収=火冷。 この特徴、じつはドラクエ系フォルダにおいてだと、 下手なバリアやフィールドより厄介極まり無い防御特性だったりする。 ダイの大冒険フォルダ限定でも、魔法攻撃が主力のキャラは軒並み「戦力外通告」を受けかねない代物。 なんせ射程3と純粋な魔法使いだと短射程気味だが、火力を燃費効率が優秀、特に主力武装としては優秀なメラゾーマをもつメラ系、 射程1に穴こそあるが、射程よし燃費より火力良しの上に準必殺級のベギラゴンをもつギラ系、 S属性付き武装としては破格の燃費、その上で火力も申し分無く何気に超高性能なマヒャドをもつヒャド系 と・・・DQ系の魔法使いが持つ主要呪文の大半が引っかかる。 引っかからない魔法もあるが、イオ系はMAP兵器としては優秀だが、 単純な火力としては攻撃力に対しての燃費は、お世辞にも良いとは言えず、 バギ系は僧侶系な上に使い手が少なく、数値敵には劣化メラ系(命中値はバギ系が上だから、完全に劣化とは言えないが) ディン系? これが使える勇者の大半は近接系メインだから特に・・・ この時、原作で戦ったポップだと「ポップ! ひらめき使って前にでろ!!」と、本気でデコイ役しか出番がない。 (中期以降なら、気力120かつメドローア解禁状態なら主戦力張れますが) それ以外でもHP5000の装甲値1000とボスランク込みで考えると、中々に侮れない防御力を持つ。 移動力3と鈍足だが攻撃力1100のSP武装の氷塊、攻撃力1200の4Qで魔火冷S属性を持つブレスが良燃費で使え、 優良な主力武装のメラゾーマ、意外と壊れ性能なマヒャド、そして攻撃力2000で燃費効率が非常によい3Q武装、 フィンガーフレアボムズを持つ・・・燃費が劣る以外、カイザーフェニックスより高性能と言う代物。 とまあ、射程のある武装が豊富なので、仮にプレイヤー操作としても、移動力3はさほど気にならない。 その上、攻撃力1300の3Qで気力110から使えるM全武装の氷炎爆花散が2発、 攻撃力17004Qで気力130から使えるM全武装の弾岩爆花散が1発と弾数性のMAP兵器を持つので、 気力増減を見誤って取り囲むと纏めて大ダメージを喰らう可能性があります。 余談だが弾岩爆花散が単なるMAP兵器で終わってるのがちょっと残念。 データとして丸める方向としては正しいとは思うが、できたらあの超回避能力を再現して欲しかった。 弾岩爆花散以外、火冷属性武装しかないので対策を取れば楽勝な相手と化しますが、 対策が取れないと、かなりの難敵に。 (原作通りの面子で挑むなら、魔剣戦士ヒュンケルを突っ込ませるだけで意外と楽勝なのは秘密。 なんせ大半の武装が鎧の魔剣がもつ魔法耐性(魔属性対応のアーマーLv6)に引っかかる。 ヒュンケルを毛嫌いするのも仕方がないか) ○鎧武装フレイザード 半身を失った所に、ミストバーンからデットアーマーの鎧を貰った状態。 耐久面は上がるが吸収は火のみ、武装も単純な近接攻撃系のみになったので、 対処はしやすい・・・・ポップ以外は。 アーマーLv6=魔法耐性Lv6 魔を持ってるので、こっちでも「ポップ! ひらめき使って前にでろ!!」。 しかも魔属性が引っかかるから、中期・後期のポップでも・・・
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1454.html
【作品名】DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 【ジャンル】ジャンプ漫画 後半は完全にドラクエではない 【先鋒】ポップ 【次鋒】竜魔人バラン 【中堅】真ミストバーン 【副将】竜魔人ダイ 【大将】バーンパレスwith大魔王バーン(老) <参考> 【名前】超魔ハドラー 【属性】超魔生物 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】剣での攻撃力は鬼岩城(副将参照)を剣で破壊したキャラと互角。 イオナズン:ダイのアバンストラッシュ(※1)を相殺し、その威力を完全に殺した爆裂呪文。射程十数m。タメ数秒。 ベギラゴン:島の反対側からでも確認できる直径数十m以上の大爆発を起こす閃熱呪文。 『我が最強の呪文』らしいので上記イオナズン以上の威力が見込める。射程数十m。タメ数秒。 地獄の爪:拳の骨を魔力で硬化、鋭い爪を突出させて敵を貫く必殺技。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』に致命傷を与えた。 超魔爆炎覇:炎の暗黒闘気を全身に纏って突撃し剣で両断する超魔ハドラー最大最強の必殺技。 アバンストラッシュ(※1)を涼風も同然にかき消せる威力がある。 【防御力】 竜魔人バランのドルオーラを全力で防御すれば防ぐことが可能なキャラと、少なくとも同等以上の肉体強度を持つ。 アバンストラッシュ(※1)の5倍以上の威力を誇るストラッシュクロスをまともに喰らった後でも戦闘続行が可能。 アバンストラッシュ(※1)を剣を仕込んだ右手で軽く受け止めることができる。 【素早さ】※なしのダイとほぼ同レベル。飛行可能。 【特殊能力】暗黒闘気で受けた傷やダメージは治療できない。魔炎気を発する超魔生物細胞は高熱に強いぞ。 タメ無しの爆裂呪文を手の平の間で炸裂させその閃光で敵を驚かす目眩ましコンボを持つ(要は猫騙し)。 【長所】素早さと防御力が高い。 【短所】若干火力不足。 【先鋒】ポップ 【属性】大魔法使い 【大きさ】男子中学生並み 【攻撃力】 ベタン:20m程の範囲に超重力磁場を発生させ、相手を押しつぶす魔法。杖を振ってベタンと叫ぶことで使用。 地面を数mほど陥没させ、5m程の竜を5匹まとめて巻き込んで三体撃破する。10m程の巨大な亀のモンスターに撃ったときも同様に押しつぶして撃破する。 メドローア:片手に火炎魔法のメラゾーマ、もう片手に氷結魔法マヒャドを発生させ、弓矢状にして放つ魔法。 正と負の熱エネルギーをスパークさせ、進路上のすべての物質を消滅させる極大魔法とのこと。(作中説明より) 作中使用した際は、進路上のあらゆる存在を消滅させた。 肉体に時間を停止させ永続的に動けなくしてしまう呪法がかけてあり、いかなる衝撃も受けつけず、ダメージを受けるということがない 敵にすら効果がある。魔法の太さは数十m、射程数百mほど。 雷速の戦闘速度を持つ相手が10m程の距離でかわせない弾速。メドローアを作って発射する寸前でも問題なくポップ自身は動ける 【防御力】 宇宙から気絶して落下してくるダイを地表ギリギリでキャッチしてもほとんどノーダメージ。 竜魔人バランのドルオーラを全力で防御すればほぼ無傷で防ぐことが可能な中期ダイより、比べ物にならないほどパワーアップした(※1)のダイに かなりのダメージを与える真・バーンの攻撃にある程度耐えられる。(たまに直撃も受けている) 中期のダイよりは防御力があるか。 【素早さ】 雷速以上の戦闘速度を持つ三人の動きを余裕で見切って反撃できる真バーンの格闘戦の奥義を視認してどういう技か見切る。 上記戦闘速度を持つバーンの手刀が振り下ろされる寸前にダイを助けて数m移動したりできる反応。 また9m程の距離にいる敵にメドローア発射後、4mほどメドローアが進行した後ルーラでその距離をつめた後、雷速以上の反応を持つ中堅の前に移動、 後、雷速以上の反応を持つミストバーンが反応できない速度でおじいさんを抱え、ついでに蹴りを入れてバランスを崩させ、メドローアが到達する前に 離脱できる戦闘速度。 上記一連の動きの後でもメドローアは2mも進んでいなかった。 ルーラによって飛行しながら戦闘可能。飛びながら雷速で戦えるダイよりうまく飛翔できる。 ルーラ:任意でどんなに遠いところでも一度行ったことがあれば瞬時に移動可能。また、目の前10mほどの距離を一瞬で移動して相手を攻撃することも可能。 【特殊能力】 ベホマ:自身のダメージを全回復させる魔術。闘いながら即使用できる。 【長所】すべての物質を消滅させるメドローア。どう見ても主人公 【短所】主人公扱いな上物語終了後は美人二人と旅とか勝ち組過ぎ よかったね参戦出来て 【戦法】即メドローア発射 【次鋒】竜魔人バラン 【属性】竜の騎士 主人公の親父 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】上空で剣を振るった際の剣風だけで地上に長さ100m以上の裂け目ができた。剣での攻撃力は超魔ハドラーと互角。 紋章閃:収束させた竜闘気のエネルギーで敵を貫く技。山をも砕く威力。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』の肩を貫通した。射程数十m。 ギガデイン:鋼鉄より硬い体をもち大砲が全く効かないヒドラ(巨大竜)を絶命させたライデインよりさらに強力な最強の電撃呪文。 ギガブレイク:上記のギガデインの落雷を剣に受け、その威力とともに突進し敵を両断する必殺技。 超魔ハドラーの超魔爆炎覇と通常状態でほぼ互角の威力。 竜魔人状態で使えば、威力はさらに倍増する。 ドルオーラ:圧縮した竜闘気を放出する竜の騎士最大最強の切り札。射程1,5km以上。タメ数秒。 一国を半島ごと消滅させる威力(半島の大きさは「大陸消滅~空の彼方、数百km」)。 【防御力】自分のドルオーラを全力で防御すれば防ぐことが可能なキャラと、少なくとも同等以上の肉体強度を持つ。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』に致命傷を与えた超魔ハドラーの地獄の爪が刺さらない。 分厚い岩壁を割り、衝撃で地平線の彼方まで溝を抉った斧の攻撃を受けて無傷。 直径十数m以上、深さ数m以上のクレーターを作り、上記ヒドラの亜種数匹を絶命させた重圧呪文を受けても無傷。 【素早さ】下記のダイとほぼ同レベル(※は除く)。飛行可能。 【特殊能力】数千年分の戦闘経験。相手の五感を奪う特殊な笛の音の力が通用しなかった。 【長所】バランスがいい。 【短所】ドルオーラにタメが必要。 【戦法】ギガブレイク→ドルオーラ。 【中堅】真ミストバーン 【属性】魔軍司令 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】地味目な格闘のみで特別な必殺技を出した描写は無いが設定上、超魔ハドラーや竜魔人バラン以上の肉弾スペックが見込める。 【防御力】 肉体に時間を停止させ永続的に動けなくしてしまう呪法がかけてありいかなる衝撃も受けつけず、ダメージを受けるということがない。 生命活動が停止しているため、生体破壊効果を持つ攻撃も通用しなかった。 あらゆる物質を問答無用で消滅させる呪文・メドローアを当てれば倒せる可能性がある。 フェニックスウイング:あらゆる呪文をはじき返す超高速の掌撃。この技でメドローアをはじき返した。 【素早さ】下記のダイ(※1)とほぼ同レベル。飛行可能。 【特殊能力】 時間が止まった肉体に幽霊のような怪物が取り憑き動かしているため物理的な攻撃に対してはほぼ無敵。 またその怪物には、相手の体に取り憑いて魂を砕き、生きた人形にするという能力もある。 【長所】肉体の時間が止まっているため通常の攻撃が効かない。 【短所】物質そのものを消滅させる攻撃なら効く可能性がある。 【戦法】生物相手には魂砕き。無生物相手には地道に攻撃。 【副将】竜魔人ダイ 【属性】勇者 主人公 【大きさ】12歳の少年並み 【攻撃力】 大地斬:大砲の一斉砲撃が効かない鬼岩城(全長145m)を破壊した。 海波斬:猛スピードの剣風で炎や水や呪文など、形のないものを斬る技。アバン流刀殺法最速。 空裂斬:ガス生命体やエネルギー生命体の急所を射抜きその命を断つ技。物理威力も岬の突端を吹き飛ばすくらいはある。射程数十m。 アバンストラッシュ:上記3つの技の要素を併せ持つ、アバン流刀殺法奥義。 直径1,5km以上の大爆発を防ぐバリアを破り、それを展開していた 『山を完全に貫通して稜線の一部を抉る技でも傷つけられなかったキャラ』を黒焦げにした。 数kmの射程を誇る闘気を飛ばすAタイプと、敵に突進して両断するBタイプが存在する。 ストラッシュクロス:AタイプとBタイプのストラッシュを敵の懐でX字に同時炸裂させる技。破壊力は、通常のアバンストラッシュの5倍以上。 ギガストラッシュ:ギガブレイクとアバンストラッシュの合成フォームから繰り出されるダイ最強の必殺技。 ストラッシュクロスにも耐えた超魔ハドラーを戦闘不能に追い込んだ。ただし、発動までに10秒かかるという弱点がある。 (※1)上記【攻撃力】は全て過去(竜の紋章1個時代)の描写。 竜の紋章が2個になった際に、本人曰く「以前とは比較にならないパワーを得た」らしい。 ドルオーラ:圧縮した竜闘気を放出する竜の騎士最大最強の切り札。射程1,5km以上。 一国を半島ごと消滅させる威力(半島の大きさは「大陸消滅~空の彼方、数百km」)。 (※2)ここまでの【攻撃力】は全て竜魔人になる以前の描写。 ここからさらに竜魔人状態に移行することで、上記までの状態では全く歯が立たなかったキャラを素手で圧倒できるようになった。 また、その際の格闘戦の余波で、空中要塞バーンパレスが完全に崩壊した。 無防備状態でドルオーラを喰らっても無傷のキャラを単なる斬撃で切り裂く通常攻撃力有。 【防御力】上記の超魔ハドラーや竜魔人バラン以上。 【素早さ】 落雷(マッハ440)が落ち始めた後でその落雷より速く剣を投げつけ目的を果たした反応と攻撃速度。 その剣を投げる速度と少なくとも同等以上の速さを持つ自分のAタイプストラッシュに放った後から動きだして追いつける反応と戦闘速度。 トベルーラ(飛翔呪文)を使いその戦闘速度で敵と自在に空中戦ができる飛行速度。 また、その戦闘速度でも避けられない攻撃をルーラ(長距離移動の呪文)で避けることができる。 ※上記【素早さ】は全て過去(竜の紋章1個時代)の描写。 竜の紋章が2個になった際に本人曰く「以前とは比較にならないスピードを得た」らしい。 【特殊能力】生身での大気圏突入可能。宇宙戦闘可能 心眼により敵の生命エネルギーを感じることで、見えない敵を見つけたり、目に頼らずに敵と戦うことができる。 ある程度以上の竜闘気で受けたダメージはしばらく治療が効かない。 【長所】バランスがいい。 【短所】難しい字が読めない。 【戦法】ドルオーラ→ぶった切る。 【大将】バーンパレス 【属性】大魔宮 【大きさ】全長3,15km 全幅3,15km 全高550m 【攻撃力】 ピラァ・オブ・バーン:バーンパレスの各所に計6本装備されている巨大な柱。投下型の兵器で、地面に刺さると大爆発をおこす。 その威力で巨大なクレーターができ山脈地帯が平らになった。 黒の核晶:魔力を無尽蔵に吸収する特殊な石を呪術で加工すると完成する魔界の超爆弾。 6本のピラァ・オブ・バーン全てに装備されており、その破壊力は大陸破壊の10倍以上。 6本の柱を世界中に六芒星を描く配置で投下した後に黒の核晶を起爆するとその破壊力は六芒魔法陣の魔力によって増幅され、 地上そのものを確実に消し飛ばすらしい。 通常は最後の柱の投下によって全ての柱の時限装置が同時に作動し始め6分後に爆発するのだが、黒の核晶を造った大魔王バーン(老)が その気にさえなればいつでも自由に起爆ができる。 また、黒の核晶は氷系以外の呪文をぶつけられたり、爆発による高熱に影響されたりすると誘爆をおこす。 【防御力】 大魔宮は結界で覆われており外周部で大陸破壊級の爆弾が爆発しても内部に影響はなかった。 地上そのものが消滅する大爆発が起きても、やはり内部に影響はないらしい。 【素早さ】詳細不明だが空を飛び、世界中を移動できる。 【特殊能力】外から中に入ることも、中から外へ出ることもできない。 【長所】攻撃力と防御力。 【短所】もはやドラクエでもなんでもない 【戦法】柱を投下してすぐ起爆。ちなみに中には大魔王バーン(老)が乗っている 【名前】大魔王バーン(老) 【属性】魔王 【攻撃力】 カラミティウォール:半円で進む衝撃波の壁。10mほどの距離から全力で放てばカイザー同様『避ける』という選択肢が無いスピード。城の一部を吹き飛ばす。 圧縮暗黒闘気:手から放出するエネルギー波。壁を破壊する。溜め無し。回復不可。 イオラ:腕一振りで五発ほど放てる。連発可。直径2mほどの爆発を起こす。 カイザーフェニックス:火の鳥が飛んでいき敵を焼き尽くす。連射可。(※1)のアバンストラッシュで丁度相殺出来る威力。 10m先からはなってもポップでも避けられないレベル。 光魔の杖:バーン最大の攻撃力を秘める魔法剣。 鬼岩城を真っ二つにしたオリハルコン製のダイの剣を折る。 魔力の通っていない武具や生身の体などは確実に切れると考えていい。 【防御力】光魔の杖を盾として使う。(※1)のダイのドルオーラを防ぎきった。 だがそのレベルの攻撃を連発されると耐えられない。 肉体的強度は達人レベル。闘気を纏うことで増強されるが同じく魔力をやつした武器にはまったくの無力。 【素早さ】(※1)のダイと同程度のスピード。 ただし魔法発動は一瞬。 【特殊能力】マホカンタ:魔法を跳ね返す。一瞬で発動する。 バーンのマホカンタは呪文の威力を100%反射することができる。 逃走防止結界:入ることも出ることも出来ない結界。作中では数100mはあろうかというバーンパレスを完全に覆っていた。 2回同時行動:マホカンタしながら切りつける等、異なる二つの動作を同時に実行できる。 【長所】本命はその防御力。魔法に絶対的に強く、物理防御もかなりのもの。 またその防御力に篭城しながら攻撃できるためタチが悪い。 【短所】スタミナ不足。ドルオーラを2回防ぎ、かつその戦い中に何度か大魔法を使ってМP切れ。 また光魔の剣を出しっぱなしにするとかなり早い段階でМPが不足する。どうせなら鬼岩眼状態で参戦させたかったが、テンプレがない! 【備考】これがランキングに入ったら直下に「雷速戦闘の壁」を作るべきだと思う 参戦 vol.88 387-391 vol.89 79 ダイ大考察その1 sage 2009/09/06(日) 15 29 42 ID FjTEfO9L DRAGON QUEST~ダイの大冒険~ 超適当考察 【先鋒】マッハ4400の防御無視+数百km破壊耐久+マッハ440強+マッハ8800反応+ワープ+回復 【次鋒】山脈破壊数倍+タメ数百km破壊+マッハ440 【中堅】巨大城塞破壊+物理&魔法系無効+マッハ440+魂砕き 【副将】地上壊滅攻撃無傷破壊+数百km破壊耐久+マッハ440+宇宙戦闘 【大将】地上壊滅攻防の空中大要塞 もはやドラクエでも何でもない。先鋒のメドローアと大将の爆撃がめっちゃ強いため防御無視の壁から 封神演義より下には攻防速でだいたい勝てる 防御無視以上の連中は考察しにくいから、今回の考察が間違ってる可能性は非常に高い ○封神演義 【先鋒】先手取って瞬殺 【次鋒】重力万倍負け 【中堅】先手取って魂砕けばこの食い倒れ人形でも殺せるじゃろ 勝ち 【副将】斬って勝ち 【大将】空爆勝ち この作品考察しづらいな ×FFⅦ 【先鋒~副将】0秒で死亡。負け 【大将】空爆勝ち ○ウォーシップガンナー2 【先鋒】メドローア→ルーラ→内部から削って勝ち 【次鋒】先手取って勝ち 【中堅】分けだな 【副将】切り刻みまくって勝ち 【大将】空爆勝ち △仮面ライダーV3 【先鋒】先手石化負け 【次鋒】速くて当たらんので分け 【中堅】オーロラ負け 【副将】音が届く前にドルオーラ勝ち 【大将】空爆勝ち △ルーンウルフは逃がさない 【先鋒】刺殺負け 【次鋒】内部破壊負け 【中堅】分けですね 【副将】まあ広範囲爆撃で勝てるか 【大将】飛べないので空爆で殺せる △うえきの法則 【先鋒】速すぎて当らんが長期戦で負ける 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】宇宙追放負け 【副将】速すぎて当らんが当てられん 【大将】圧勝 80 ダイ大考察その2 sage 2009/09/06(日) 15 33 07 ID FjTEfO9L △超時空要塞マクロス 【先鋒】ルーラ→メドローア勝ち 【次鋒】速くて当らんので勝てないが負けん 【中堅】分けだろ 【副将】速すぎて当らんので負け 【大将】硬いので分け ×創聖のアクエリオン 【先鋒】光負け 【次鋒】食われ負け 【中堅】分け 【副将】ドルオーラ勝ち 【大将】分け ○魔法戦隊マジレンジャー 反応はマッハ200とする 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】魂消して勝ち 【副将】ほとんど同スペックなので分けか 【大将】食われ負け ×デジモンテイマーズ 【先鋒】爆破負け 【次鋒】先手負け 【中堅】分け 【副将】片っ端から切っているうちにどんどん増えていって惑星がなくなって負け 【大将】空爆勝ち ○星のカービィ ウルトラスーパーデラックス 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】突撃で惑星ぶっ飛ばされて負け 【副将】ドルオーラ→斬撃勝ち 【大将】突撃負け ○アルジェントソーマ 【先鋒】肉薄してメドローア勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】魂砕いて勝ち 【副将】結構硬いが斬り続ければ倒せる 【大将】完敗 ○ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団 【先鋒】メドローア勝ち 【次鋒】ためてる間に逃げられ分け 【中堅】魂砕き勝ち 【副将・大将】完敗 ○魔術士オーフェンはぐれ旅 【先鋒】うーん、メドローアで倒せると思うけど 【次鋒】支配負け 【中堅】魂砕いて勝ち 【副将】支配負け 【大将】空爆勝ち 81 ダイ大考察その3 sage 2009/09/06(日) 15 36 21 ID FjTEfO9L ×真女神転生 【先鋒】でかすぎ負け 【次鋒】拘束負け 【中堅】光負け 【副将】速く動けば指さされないから分け 【大将】宇宙追放負け ○奏光のストレイン 【先鋒】速すぎ分け 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】分け 【副将】ドルオーラ勝ち 【大将】速すぎ分け ×ジーンダイバー 【先鋒】互いに決め手なし 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅・副将】惑星破壊負け 【大将】意識飛ばされて負け ×ドラゴンボールZ3 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】爆破負け 【中堅】わけ 【副将】爆破負け 【大将】分け ここから先は無理だろう (ジーンダイバー)××○×○○○○×○×△△△△○×(防御無視の壁) ジーンダイバー>奏光のストレイン=真女神転生Ⅱ=DRAGON QUEST -ダイの大冒険->魔術士オーフェン 考察が適当なので間違ってる可能性は高いがな 82 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 15 51 36 ID lKC5QY7t 下に負けると思う 封神は妙に高い位置にいるし 83 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 15 54 41 ID lKC5QY7t つうかなんでポップが8800反応なんだ? 84 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 16 22 28 ID LMfiN/rb そもそもメドローアってタメ時間なかったっけ? 発動状態で参戦とか書いてないし、発動状態でルーラとか他の呪文使えたっけ? 85 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 27 06 ID qy0e/pTX 84 シグマ戦なんかでは一瞬で作ってた気がする。偽装メドローア撃った後に作った奴。 86 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 50 53 ID LMfiN/rb 85 シグマ戦は数秒以上かかってる 描写もだが本来一瞬で燃え尽きるポップが時間経っても消えてないことに驚いてるのに一瞬なわけがない 一番速いのは多分ダイヤの9の時、手元にないからうろ覚えだけど ついでにメドローアやドルオーラの回数制限ってテンプレに書かないの? 87 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 54 42 ID LMfiN/rb 正確には一瞬で消滅するはずが時間経って燃え尽きようとしてる (本当のメドローアじゃないのに気付いた)に驚いてるだ 88 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 07 16 ID qy0e/pTX ダイヤの9の時はハドラーが身代わりになってる間に速攻で作ってたっけか。 数秒もかからず作れるとは思うけど。 ドルオーラはともかくメドローアに回数制限あったっけ? 89 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 32 02 ID CaY8V6Ty メドローアは最初のほうは一日二発制限だったはず 初めてバーンと戦ったときメドローア→マホカンタ→メドローアで相殺→これでもうメドローア撃てない、とか言ってたから その後魔法力がアップしてるから回数増えてるかもしれないけど回数制限があることは確実 とりあえず、氷呪文と炎呪文を両手に作って、合わせて、狙い打つからそこそこ時間はかかりそうだけど最速シーンはどこかはわからん まあ、漫画時間は最強スレの感覚とはズレがちだしな…マッハ4400で戦闘してたら1秒もあったら何千回攻撃されることやら、ってかんじだし 90 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 34 36 ID LMfiN/rb 88 中盤では数発しか打てない設定、MP切れて打てない描写あり その後パワーアップしたけど何発打てるようになったかは分からない パワーアップ後もダイヤの9の時MP尽きて打てなかった描写あり MP回復なしで打った最大描写は多分2発 何十回も打ってるとかMP切れの描写ないなら回数制限無しでもよさそうだけどこんなでもいいの? 94 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 39 39 ID qy0e/pTX 90 ダイヤの時はシグマ戦で魔法使いまくった後だから仕方ないんじゃ。 やられるたびにベホマで回復してたし。 95 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 44 53 ID mpJ22R7+ 確か単行本の巻末だかに メラゾーマなら20発以上いけるがメドローアは3、4発が限度 とか書いてなかったっけ 96 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 45 02 ID CaY8V6Ty とはいえ、世界観的にも回数制限があるのは確実じゃね? ポップは回復用の羽も持ってないしなぁ あと、ポップの防御力は中期ダイよりパワーアップしたダイより本当に上なの? ダイがどれくらいのダメージを受けて、ポップがどれくらいのダメージを受けたのか細かく書いてくれないと テンプレ見るだけだとわからないんだけど 実はダイは竜魔人モードより死に掛けゴメちゃんと一緒にいるときのほうが強いとか 防御無視持ってるマァムとか出した方がいいんじゃね? とか思わなくもない あ、ライデインとかギガデインも一応防御無視攻撃か。食らった相手黒こげになってたりするし 97 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 47 40 ID qy0e/pTX ポップは終盤本気バーンの攻撃直撃してるシーンは何個かあるから中盤のダイより上なのは確実だと思う。 後半のダイでも双竜紋前なら老バーンの攻撃直撃したら気絶するくらいはしてたし。 98 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 48 52 ID mpJ22R7+ ttp //dragonquestdai.matome-site.jp/%258B%25C9%2591%25E5%258F%25C1%2596%25C5%258E%25F4%2595%25B6%2528%2583%2581%2583h%2583%258D%2581%255B%2583A%2529/ 訂正 MP満タンで2、3発だったみたい 99 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 49 32 ID LMfiN/rb 93 21巻か22巻でMP満タンでも2,3発しか打てないって設定がある パワーアップ後に何発打てるかはわからない、描写で三発以上打ったことはない MPに制限ないなら戦闘でどれだけMP使ってもMP切れなんてないはず 100 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 51 14 ID qy0e/pTX 21巻だとパワーアップ前だからパワーアップ後は3発はいけるんじゃね? 戦闘でMP消費しながらでも2回は使用したことあるし。 101 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 51 41 ID CaY8V6Ty それならダイが気を失うほどのダメージを受ける攻撃を受けても戦闘続行可能、って書けるな ただ、竜の紋章を全開で防御に回してた状態のダイより、素の戦闘状態のダイの防御力は上なのか? バラン戦後に超魔生物との戦いで一瞬で自分の力を爆発させる戦い方にシフトしたからそこらへんがわからない気がするんだけど 102 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 52 24 ID qy0e/pTX んじゃ、三発は撃てるってことで良いんじゃね? 103 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 59 05 ID qy0e/pTX 101 細かく見るとバランとハドラーもこのときのダイ以上の防御力があるかどうかは不明になりそう。 現在のテンプレもバラン戦後の戦闘描写を見て書いてるもんだろうし。 104 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 02 31 ID LMfiN/rb 97 >終盤本気バーンの攻撃直撃してるシーンは何個かある ちなみにどこ? 片腕切られて心臓潰されて体内に直接電撃何発も叩き込まれて さらに腕力が弱まってると明言されてるバーンからしか直撃食らってないような? 35巻の47ページは直撃じゃないだろうし 105 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 05 51 ID qy0e/pTX 104 手元にないんで詳しくはあれだが、構えといて直接攻撃して来たシーンでラーハルトとかといっしょに攻撃くらって吹っ飛んでる。 106 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 15 32 ID LMfiN/rb 105 それ35巻の47ページ、直撃には見えん 何個もってことは他は? 107 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 17 42 ID qy0e/pTX 直撃に見えんってのは主観だと思うんだが、少なくとも攻撃くらって吹っ飛んでるわけだし。 他は老バーンのカイザーフェニックスとかかなぁ。ダイの攻撃に合わせて放出した気よりは全然強いだろうし。 108 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 30 25 ID LMfiN/rb 107 主観っても描写からだと バーン構えとき接近→次のコマで周囲に置いてあった物と半死人ダイとポップが吹っ飛ぶ →バーンが両手で攻撃→ダイやポップの前にいたヒム、ラーハルト吹っ飛ぶ 前にいた二人が庇ったけど庇いきれなくて吹っ飛んだようにも直撃しないで衝撃だけで 吹っ飛んだようにも見える 周囲に置いてあった瞳一つ一つをバーン攻撃したの? 109 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 34 11 ID qy0e/pTX 前にいて攻撃くらって吹っ飛んでりゃ十分だと思うが。 避けてる描写があるならともかく。 110 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 46 09 ID LMfiN/rb 状況が半死人のダイとポップの周りに瞳が落ちててヒムとラーハルトが前にいて 攻撃のシーンもなく、(演出上カットしたのかもしれんけど)バーンが構えといて接近しただけで 前にいたヒムとラーハルトは吹っ飛ばず後ろの二人と瞳が吹っ飛んだ その後直接攻撃してヒムとラーハルトが吹っ飛んだ 直接攻撃くらって吹っ飛んでる描写ないんだがこれでもいいの?いいならいいけど 111 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 20 00 00 ID qy0e/pTX 微妙なようなら老バーンのカイザーフェニックスを耐えた方でとってもいいと思うけど。 言ってしまえばバラン戦以降パワーアップしたダイに大ダメージを与えるくらいの技で考えればいいわけだし。 vol.110 442 :格無しさん:2013/03/13(水) 22 52 41.94 ID rKy7AvWs DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 攻撃力倍加の説明が無い
https://w.atwiki.jp/90sbr/pages/59.html
【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】の支給品 アバンのしるし(勇気) ポップの所持品。 アバンに教えを受けた「アバンの使徒」たちだけが卒業証書代わりに持つ石。 輝聖石という特殊な石で作られており、敵から受けるダメージを軽減し、所有者の力を高める事が可能。つまり、強力なおまもりである。 いざという時には、彼らの身を守る魔力を発動するが、確実に生存を約束する物ではない。 五種類あるが、ポップが持っている石は、「勇気」の力に呼応する。 帰ってきた真空の斧MARK-II ダイに支給。 クロコダインが愛用していた真空の斧を、パプリカの発明家バダックが改良して作り上げた武器。 核となる魔宝玉にはバギ系の魔力が宿っており、「唸れ、真空の斧」の掛け声と共にその呪文効果を発揮することが出来る。 高い攻撃力を持つが同時にサイズと重量も相当なものであり、事実上巨体と怪力を持つクロコダインのみが扱える専用武器といってもいい。 余談だが、名前があまりにも長すぎるためか作中で正式名称を呼ばれたことは最初の一回しかない。 真魔剛竜剣 大神一郎に支給。 ダイの父・バランが愛用していたオリハルコン製の史上最強の剣。 竜の騎士たちが代々受け継いだ武器であり、これを持つのは竜の騎士である証である。 高い攻撃力と自己修復能力を持ち合わせており、多少の刃こぼれならば自然に治っていく。 それ故か、本ロワでは竜の騎士の血を継ぐダイ以外の参加者が使用した場合、真価を発揮する事はなく、攻撃力は本来の力の半分にも満たない(ただし自己修復能力は健在)。 また、この剣を持つ者の近くにダイがいた場合、彼が呼べば光を放って彼の方に味方するかもしれないが、遠距離から呼び合う事は制限されている。 パプニカのナイフ 天道あかねに支給。 薬草 ベガに支給。 名前の通り、肉体に負ったダメージを回復させるための薬草。 回復呪文に比べればその回復量はそこまで高いとはいえないが、それでも呪文を使えない者にとっては貴重な回復手段といえる。 ちなみに、金属生命体の様に生身の肉体を持たない者には効果がない。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/2159.html
魔影参謀ミストバーン(ダイの大冒険) 本作のラスボス・大魔王バーンの最大の腹心と呼べる存在。ある事情により非常に無口であり、 劇中で初めて言葉を発した際は、その場にいた魔王軍幹部が軒並み驚いていた。 ユニットとしての性能を一言で言うと「縛り屋」。単体・MAPの二種の縛属性武装を持ち、 179という高技量もあって、非常に危険な存在である、特に単体縛属性の闘魔傀儡掌はCT補正+25もあるため、 下手に射程内に近づくと高確率で行動不能にされてしまうだろう。 縛M全属性の闘魔滅砕陣の方はCT補正-5なので多少安心できるが、それでも低技量の者が射程内に 踏み込むと一網打尽にされかねず、油断はできない。 幸いにも射程は傀儡掌が1-2Q、滅砕陣が1-3Qであり、「踏み込んできて即座に縛られる」ということは 起きないので、自ターンの間に射程外に逃がすことは可能ではある。 上で「縛り屋」と書いたが、他にも近接・有射程両方の武装を無消費で持ち、更に最強武装の闘魔最終掌が 威力2000の1-1P武装と、ダメージディーラーとしてもそれなり以上。ただ、無消費以外が消費30以上の技しかなく、 燃費が良いとは言えないので、SPひらめき等でかわして消耗させてやれば大幅に弱体化させることはできる。 最大射程も1-3Qのビュートデストリンガー止まりなので、射程4以上から攻めると一方的に攻撃可能。 …なのだが、気力130以上で魔属性を対象とした反射が20%の確率で発動するため、魔法を主体とするのは あまりお勧めできない。同フォルダの味方で言えば、獣王会心撃くらいしか条件を満たせる対単体武装はないので、 他フォルダの共闘相手に期待するのも手か。 味方として運用する場合、「技量以外のパイロット性能がやや平凡」という微妙な点こそあるが、SPの揃いは 普通に優秀で使い易い。基本的には縛り役に徹しつつ(開幕SP気合1回で滅砕陣を解禁することができる)、 適度に敵を倒して経験値を稼ぐ使い方で良いと思われる。 アイテムでの強化はENを優先。縛り武装の使用回数に直結するため重要となる。 命中率に関しては、運動性は70と低めだが大半の命中補正が+15もある上、上述のように命中補正SPもあるので そこまで苦労はしない筈。一方で回避能力はあまり高くなく、生存力確保のためにも装甲も強化しておきたい。 が、アイテムスロットがひとつしかないため、どちらを優先するかは迷うところだろう。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/2220.html
魔影参謀ミストバーン(ダイの大冒険) 本作のラスボス・大魔王バーンの最大の腹心と呼べる存在。ある事情により非常に無口であり、 劇中で初めて言葉を発した際は、その場にいた魔王軍幹部が軒並み驚いていた。 ユニットとしての性能を一言で言うと「縛り屋」。単体・MAPの二種の縛属性武装を持ち、 179という高技量もあって、非常に危険な存在である、特に単体縛属性の闘魔傀儡掌はCT補正+25もあるため、 下手に射程内に近づくと高確率で行動不能にされてしまうだろう。 縛M全属性の闘魔滅砕陣の方はCT補正-5なので多少安心できるが、それでも低技量の者が射程内に 踏み込むと一網打尽にされかねず、油断はできない。 幸いにも射程は傀儡掌が1-2Q、滅砕陣が1-3Qであり、「踏み込んできて即座に縛られる」ということは 起きないので、自ターンの間に射程外に逃がすことは可能ではある。 上で「縛り屋」と書いたが、他にも近接・有射程両方の武装を無消費で持ち、更に最強武装の闘魔最終掌が 威力2000の1-1P武装と、ダメージディーラーとしてもそれなり以上。ただ、無消費以外が消費30以上の技しかなく、 燃費が良いとは言えないので、SPひらめき等でかわして消耗させてやれば大幅に弱体化させることはできる。 最大射程も1-3Qのビュートデストリンガー止まりなので、射程4以上から攻めると一方的に攻撃可能。 …なのだが、気力130以上で魔属性を対象とした反射が20%の確率で発動するため、魔法を主体とするのは あまりお勧めできない。同フォルダの味方で言えば、獣王会心撃くらいしか条件を満たせる対単体武装はないので、 他フォルダの共闘相手に期待するのも手か。 味方として運用する場合、「技量以外のパイロット性能がやや平凡」という微妙な点こそあるが、SPの揃いは 普通に優秀で使い易い。基本的には縛り役に徹しつつ(開幕SP気合1回で滅砕陣を解禁することができる)、 適度に敵を倒して経験値を稼ぐ使い方で良いと思われる。 アイテムでの強化はENを優先。縛り武装の使用回数に直結するため重要となる。 命中率に関しては、運動性は70と低めだが大半の命中補正が+15もある上、上述のように命中補正SPもあるので そこまで苦労はしない筈。一方で回避能力はあまり高くなく、生存力確保のためにも装甲も強化しておきたい。 が、アイテムスロットがひとつしかないため、どちらを優先するかは迷うところだろう。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7435.html
登録日:2011/05/05 Thu 06 19 20 更新日:2024/07/09 Tue 20 24 12 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アバン ダイの大冒険 バーン ミストバーン 凍れる時間の秘法 勇者アバンと獄炎の魔王 呪文ではない 大魔王バーン 封印 皆既日食 『凍(こお)れる時間(とき)の秘法(ひほう)』は、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する技術。 ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』にはない漫画オリジナル要素である。 同作品における多大なネタバレを含むので閲覧注意。 ⚫︎目次 【概要】《バーンの場合》 《アバンの場合》 【前日譚にて】【予想外の副作用】 【余談】 【概要】 メラ系、イオ系のような個人の魔法力だけで行使する「呪文」ではなく、天変地異の力を利用した秘術の類。 数百年に一度、皆既日食が起きる瞬間にのみ使用できるとのこと。 これをかけられた対象は、その効果が解けるまではどんな攻撃も受け付けなくなる。 こう書くと鋼鉄変化呪文(アストロン)と似ているが、アストロンの場合はかけられた者は動けないものの意識はあり、会話も出来る。 対して『凍れる時間の秘法』は対象の時間そのものが止まる、つまりいかなる変化も起こらなくなる結果として攻撃の無効化が生じるのであり、根本の意味合いが異なっている。 十分な力を持つものが使えば数百年は効果が継続するので、普通は防御になど使えない。 要するに、本来敵や他者を封印する為に用いられる術ということ。 作中でこれを用いたことが判明しているのは大魔王バーン、並びに勇者アバンの2名。 以下、両者の使用用途とそのエピソードを紹介する。 ちなみに直近の皆既日食は本編開始の17年前に起きている。 《バーンの場合》 バーンは何千年もの昔、自身の体を二つに分けた。 自身の意識と知識、そして魔力だけを残した本体である老人の身体、もう一つは若さと力を分離した身体。 皆既日食が訪れる度、分離した身体に凍れる時間の秘法をかけ続けて己の若さを保っていたのである。 時間が停止した無防備な肉体をどうするかと考えるバーンの前にあるモンスターが現れる。 他人の肉体に宿り自由に動かすことの出来る魔物のミストである。 この主従の出会いにより、何者もそれを倒すことができず、かつバーン本来の肉体の凶悪な戦闘能力を持つミストバーンが誕生した。ぶっちゃけ反則以外の何物でもない。 ただし余りに強力すぎるため、またバーンの秘密が明るみに出ないよう、常時は闇の衣をミストバーンに纏わせて力を押さえさせている。 ミストバーンは必要なときにバーンの許しを得て秘めた力を解放し、長い間1人でバーンを守り続けてきた。 作中語られる「魔王軍など元々必要無い」というミストバーンの言は、誇張ではない本心からのもの。 実際ミストバーンが初めから全開で事に挑んでいたなら、出会った時点でダイ達の物語は終了していたのは想像に難くない。 《アバンの場合》 本編の過去、旧魔王軍を率いる魔王ハドラーを封印するために使用した。 秘法は(アバンが予想した通り)術者であるアバンを巻き込む形でハドラーは凍結。 解凍されるまでの約1年間、魔王の不在で世界に仮初めの平和が訪れた。 レイラはこの時期にダイの仲間となるマァムを産んでいる。 最終的にハドラーが倒されたのは15年前であるのに、戦いの最中にあったはずの両親を持つマァムが16歳であるのはその為。 なおマトリフはアバンを犠牲にしてしまった無力感を嘆き、時間が凍った相手すら消滅させるメドローアを後に編み出している。 本編の最終決戦にポップ達に同行したブロキーナは、この経験からミストバーンの不滅の秘密を解き明かしてポップに助言を与えている。 「心配いらん、ポップ君…」 「キミがマトリフどのから受け継いだ呪文…」 「あれだけは例外だ」 確かに有効ではあったのだが、フェニックスウィングにて弾き返されてしまうオチは空しい…。 ちなみに、本編開始時のアバンの年齢は31歳。 1年間の停止を含めて考えると、旧魔王軍の地上侵略が始まった21年前ではアバンは11歳。 初めてハドラーと対峙し、また魔王打倒の旅に出た18年前は、母国カール王国の騎士団に在籍していた14歳の頃にあたる。 そしてハドラーを倒して名実共に勇者となった時は16歳。 後のダイ(12)やポップ(15)もそうだが、代々若すぎる勇者達である。 【前日譚にて】 『勇者アバンと獄炎の魔王』において、この秘法の使用と由来、特性についても詳しく補足された。 元々学者の家系の出であるアバンは、ハドラー打倒の旅の最中、ギュータの隠れ里で大賢者バルゴートの書庫からこの秘法の使用方法について調べていたのである。 同時にただの人間であるアバンには荷が重く、ハドラーに効くことは間違いないものの自身が巻き込まれる可能性が高いことも知っており、カノンからも失敗すれば命にかかわると警告されている。 しかし「自分の命一つで済むなら命を懸ける価値はある」というアバンの覚悟を見て(*1)、カノンは書物を渡すことを決める。 カール王国にあるアバンの家で行われたマトリフとの会話内容から、かなりの体力を必要とすることも判明する。 この時のレギュラーパーティーは勇者アバン、戦士ロカ、僧侶レイラ、そして魔法使いマトリフの4人。 しかし、秘法を使う際の決戦にはマトリフと、助っ人として参戦した武闘家・ブロキーナを含めた3人で挑んでいる。 当時既にレイラはロカとの子供を妊娠しており、生まれる子供のことを考えてロカ共々戦いに参加させなかったのが理由。 そして決戦時、当初の懸念が的中。ハドラーに術は命中するもアバンもその余波に巻き込まれてしまう。 時間凍結したアバンとハドラーの取り扱いはマトリフに任され、両者の身柄は隠された。 旧魔王軍は禁呪法で生み出されたバルトスが健在であることを根拠にハドラーの存命は把握していたが、 肝心の封印されたハドラーの捜索に手こずり、その間に魔物達へのハドラーの影響支配力が弱まったのも相まって、 各地で人間達に敗走を重ねて勢力としては大きな弱体化を余儀なくされた。 そして約1年後に両者は秘法から開放されることになる。 アバンは「自分が力量不足で術が不完全だったから封印が解けた」と思っていたが、 実際は魔王軍がハドラーの身柄を奪還するも封印が解けず手詰まりになる中、その戦いを観察していたある勢力から知恵を授けられたガンガディアが秘法を解いた結果、同じ秘法の影響下だったアバンも必然的に時間凍結から解放されることになったのである。それがなかったらアバンとハドラーは未だ封印され続けていたかもしれない。 なお、マトリフも秘法を解く方法自体はいくつか見つけてはいたが、ハドラーを凍らせたままアバンを解放する方法が見つけられないため手が出せずにいた。 (アバンを呼び戻せても、ハドラーまで復活してはアバンの献身の意味がないため) このことから解呪のハードルはかける時ほどに高くはないことがうかがえる。(*2) バーンがミストバーンの正体を隠していたのも秘密がバレて秘法が解かれる可能性を考慮していたため。 それならば秘法を実際に使用したアバンを警戒したのも当然であろう。 【予想外の副作用】 この秘法は時間を止めてしまうため、封印前後で変化はないはずである。 しかし秘法を掛けたタイミングでの精神状態が維持されるためか、それが解除された後の人物の精神状態に影響が出ている。 アバンは秘法を何としてもかけるという精神状態で維持されている為、解除後は精神が強くなり、空烈斬をマスターしている。 対してハドラーは未知の呪法をかけられる恐怖の状態で維持されている為、解除後は精神的に弱くなっている。(*3) 【余談】 SFC版『ドラゴンクエストⅥ 幻の大地』ではこれと同名の裏ワザが存在する。ここでは詳細を省くが、完全に遂行した場合LV1スライム三体がデスタムーア撃破などと言う無茶も可能である。 DS版『ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち』でも復刻したが、この裏ワザの副産物のバグにより、レベル1トルネコで地獄の帝王はおろか裏ボスすら満身創痍に出来るほどの火力を叩き出せるという何を言ってるのか分からないバグまで付随してきてしまった。 『ドラゴンクエストX』ではVer.4.0のラスボスが「凍れる時獄の秘法」というこの技をオマージュしたであろう特技を使ってくる。 追記・修正は秘法に巻き込まれる覚悟を持ってお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 学者で騎士なアバンはハイスペックだな -- 名無しさん (2014-01-02 14 09 47) DQ6のデスタムーアをプレイヤーが一方的にいたぶる事ができる方法でもある -- 名無しさん (2014-04-03 09 42 20) DS版では修正されたが4のDS版では出来るな(スマホ版は多分修正される)。6は低レベルでないと無理だがDS4は種で素早さを容易に調整できるので… -- 名無しさん (2014-07-28 12 11 15) 「時間停止された物はその状態が維持されるので傷付けられない」という設定を採用した作品は意外と少なかったりする -- 名無しさん (2014-07-28 12 26 14) スプリガンに出てきたメッセージプレートとかだな -- 名無しさん (2014-07-28 12 47 48) 仮面ライダーブレイドのスカラベアンデッドもそうだった -- 名無しさん (2014-07-28 18 27 42) 呪法が解けた直後のアバンとハドラーはどういう感じだったんだろう。ものすごく気まずい空気が流れたんじゃないかとか予想してしまうw -- 名無しさん (2014-12-20 22 07 32) ↑言葉を濁しながら「今日はお開きと言うことで・・・」的な会話でもしてたんだろうかw -- 名無しさん (2015-04-21 22 37 25) 凍てつく波動で解除できるかな? -- 名無しさん (2015-09-19 16 34 10) バーン様がアバンを真っ先に始末した理由は、ミストバーンにかけた秘法に気づく可能性が一番高い存在だと踏んでいたからかな? -- 名無しさん (2017-05-06 10 40 07) 氷属性の技でよくある時間を凍結させるってやつか -- 名無しさん (2021-06-25 03 39 51) ↑ 空間操作・時空属性・氷属性共通の頂点かもな。時空間の凍結技は。 -- 名無しさん (2022-08-22 04 06 44) 凍れる時の秘法がかかった真ミストバーンはある意味ではバーン様より強い(メドローア意外効かない) -- 名無しさん (2022-08-22 06 46 15) 氷雪系の概念技にありがちな時間凍結 -- 名無しさん (2022-09-03 16 08 54) そもそも簡単にかけ直しできないのに解呪できる魔法だからね。 -- 名無しさん (2022-12-27 01 00 44) 1年だけ機能停止させただけって何か微妙じゃね…?と昔は思ってたけど、スピンオフで実際には解呪の儀を魔王軍が執り行ったから1年で解呪されただけであって、不完全なのは術者も巻き込まれた部分ぐらいだった事が判明。1年の封印期間でハドラーには精神面へ大きな傷痕を残し、自身は精神を昂らせたままだった事で空の技が完成(ついでにマトリフのアレも完成)とめちゃくちゃ意味あったわ…。 -- 名無しさん (2023-01-26 19 45 15) 獄炎の魔王での辻褄合わせが見事すぎて拍手。そりゃそうだ、2人一緒に溶けるわな…。 -- 名無しさん (2023-01-28 22 31 41) かけた時かけられた時の精神状態が呪法解除後に残ってるのが上手いと思った。 -- 名無しさん (2023-06-11 20 04 36) 老バーンと若バーンで態度違く見えるのも精神状態の影響かな -- 名無しさん (2023-09-30 15 52 06) ボーボボみたいに凍らされた人間を振り回せば最強のこんぼうができあがるのでは? -- 名無しさん (2023-10-05 18 15 01) バーンの「全盛期の肉体を保管してきた」ということは、バーンは実年齢がハドラーとほぼ同じ時期にすでに竜の騎士以上の強さを極めてたってことだろ。天才というレベルじゃないし、いったいどんな鍛え方をしたんだか -- 名無しさん (2023-11-05 16 29 02) ↑4,3 全盛期でダメージが与えられない身体を維持できるからな。本人はハイテンションだっただろうな。↑おそらく廃人プレイ(ひたすら強者とバトル)…。 -- 名無しさん (2024-07-04 13 03 30) ↑×2 ひとくいサーベルのようなモンスターにかければ、欠損も変形もしないサーベルが完成するな -- 名無しさん (2024-07-04 13 33 36) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1681.html
登録日:2009/07/20 Mon 15 50 06 更新日:2024/09/04 Wed 01 33 52NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 カリスマ コメント欄ログ化項目 ジャンプ三大悪役 ダイの大冒険 チェス ドラクエ ドラゴンクエスト バーン バーンパレス メラ メラゾーマ ラオウ→トキ→ケンシロウ ラスボス 不死鳥 主人公に勝ったキャラ 作中最強候補 光魔の杖 内海賢二 再生能力 力こそ正義 土師孝也 大魔王 大魔王からは逃げられない 大魔王バーン 天地魔闘の構え 子安武人 弱肉強食 悪のカリスマ 悪の美学 所要時間30分以上の項目 日照権 最強 真・大魔王バーン 老人 若返り 高性能じいちゃん 鬼眼王 魔族 魔王軍 魔界の神 間もなく地上は消えて無くなる…!! そして我らが魔界に太陽がふりそそぐのだ…!! その時余は真に魔界の神となる かつての神々が犯した愚行を余が償うのだッ!!!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場するキャラクター。 魔王軍の頂点に立つ存在であり、本作のラスボス。 CV.内海賢二(1991年版)/土師孝也(2020年版) 【目次】 【概要】 【人物像】目的 【形態】真・大魔王バーン 鬼眼王(きがんおう)バーン 【戦闘能力】大魔王様の呪文 大魔王様の技 大魔王様の武器 大魔王様の特殊能力 【主な人間関係】 【来歴】真・大魔王バーン復活 鬼眼王バーン 【勇者アバンと獄炎の魔王】 【モンスターズシリーズでの活躍】 【余談】 【概要】 魔王と呼ばれたハドラーの遥か上に君臨する存在で「魔界の神」と謳われる男。 当初は部下達にベール越しで接しており、そのシルエットは彼の居城である鬼眼城のように巨大な角が何本も生えた厳めしい姿を想像させた。 実際は二本の大きな角以外の部分は冠の装飾で、見た目はDQⅢのゾーマがモチーフにとれる服装に白く染まった長髪をした老年男性といったところ。 胸に心臓が三つあり、左右の心臓が肉体の運動を司り、真ん中の心臓が魔力を司るらしい。 圧倒的な威厳と強者のオーラは対峙した者に一目で恐怖を抱かせるほど キルバーン、ミストバーンを除くと、ハドラーが初めて直接会うことができた。 ……とされていたのだが、過去の回想シーンではロン・ベルクや給仕役の女性魔族にも普通に素顔を晒している。 また、後半になってから出てきたマキシマムやゴロアといった部下にもまず間違いなく見せていると思われる。 ついでに言えば、ハドラーに初めて直接顔見せしたときその場にいた悪魔の目玉やそれを介して見ていたザボエラにも素顔を公開しているが、別に気にした様子もない。 実のところ、当初素顔を隠していたことは本人的には大した意味やこだわりはなかったのかもしれない。 「地上の魔族は外様だから距離を置いていたが、功績を挙げたので譜代に取り立ててやったので褒美として身内と同等の扱いを許した」ぐらいのニュアンスなのかもしれない。 【人物像】 「力ほど純粋で単純で美しい法律は無い」「弱肉強食、力こそが全てを司る真理」を信条としており、強者には種族問わず、敬意を払う。 ただし本性は徹底的な合理主義者であり、危険度の高い敵を排除して確実な勝利を得るためならば卑劣な罠や手段も厭わない。 あくまで劇中で見せた慢心や油断に似た所作・行動は確実に勝てると値踏みした相手にだけ見せるただの舐めプ。 逆に勇者アバンや竜の騎士のように秘められた潜在能力などの不確定要素を抱える強敵に対して慎重に対処するような行動を見せて常に警戒の念を怠らず、二重三重と罠を巡らせて味方を捨て駒にすることも躊躇わない。 作中では「暗殺大いに結構」とキルバーンの大魔宮内での卑劣な謀略を奨励し、アバンの使徒PTを罠に嵌め抹殺することに何の躊躇いも感じないなどその慎重さは筋金入り。寧ろ罠に嵌めて速攻で殺さずに自身の玉座に戻ったことに対して不満の感情を覗かせている。 そしてダイとの最終決戦では双竜紋に最大の警戒を敷き、「即時粉砕」と結論付け開幕から全力で襲い掛かるなど本性は油断慢心とは遠い気質の魔王である。 更に 敬意を払っているとした強者相手に躊躇いなく暗殺者を差し向ける 仮にも配下だった者の遺体を焼き捨てる 部下を騙した上に無断で爆弾を仕込んで使い捨てにしようとする といったことも平然と行っている。 それらの行為を目撃していたダイの前でも「自分は彼らに今でも敬意を払っている」と悪びれる様子もなく言い放っているため、二枚舌というわけではないようである。あくまでも「彼なりの敬意」ということなのだろう。 それが我々の感覚とは相容れないものだからだが。 自身を最強と信じるが故に、己の信奉する弱肉強食の観点からいって最も強き者である自らの行為はなんであれ正しいのだ、ということか。 要するに威厳のあるジャイアン。 基本的には寛大で鷹揚な態度は崩さないが、それは要するに「格下が何をしようが無傷で対処できる」という自信の表れに過ぎない。部下への褒美なども惜しむことはないが、それも「圧倒的な力から集めた数多の財物から下げ渡しても惜しくないものを下賜してやっている」だけのこと。本質的には「他者への信頼・情愛」などとは無縁の徹底したリアリストの実力主義者である。 「力の無い者があがいている姿もそれなりに楽しめる」と弱い者いじめのような生殺しの目に合わせて残酷だと指摘されても「面白いね」「鍛えた力で弱者を思うようにあしらう時 気持ち良くはないか? 優越感を感じないのか?」と不思議そうに尋ね返している。 しかし、自分とは異質の力を持つアバンを真っ先に排除しにかかったり、どんな戦い方をするのか読めないバランを仲間に引き込んだりするなど「純粋な力」以外の能力は蚊帳の外という訳ではない。 勇者一行との初戦では半死半生のパーティーを奮い立たせたダイへ、 ……認めよう 傷つき絶望した仲間に生気を与えたその魂の”力,,だけは…… だが魂で余は殺せぬぞ…! おまえの正義を余に説きたくば言葉ではなくあくまで力で語れっ!!! と宣っている。 一方で勇者アバン・竜の騎士であるバランとダイ以外の人間は「人間如き」と露骨に見下しており警戒心は薄め。 キルバーンがポップに対して最大限警戒している姿を見ている時はキルバーンに対して不理解の感情まで抱いていた。 完全に格下と見下している人間に対しては警戒心が薄くなるのか、アバンの使徒PTとの戦いでは油断してしまいベホマを使う羽目になっている。 他方、圧倒的な力を持つダイを将来的に人間は迫害すると告げ、レオナがそれを否定した際にも「それは個人的な好意」と断言するなど、人間の種自体の否定は変わらないまでも彼女の情愛を理解するような問答をしたことがある。 あまりにも強すぎる力故に孤高の存在であるバーン様も、もしかしたらそういった経験があるのかもしれない。 目的 太陽を我が手に……! その真の目的は、魔界の天蓋である地上を消滅させ、その下の魔界に太陽の光をもたらすこと。 単なる世界征服ではなく、故郷のために戦う。過程自体は悪であれど、敵側の強い信念に心打たれた人も少なくはないだろう。 実際に魔界の勢力はいずれも生命の源である太陽の光を欲しており、魔族と竜に地上を与えず薄暗くマグマの流れる世界へ押し込んだ神々を憎み、それを理由として魔界では停戦、及び魔界に太陽の光をもたらした者が自分たちの頂点に立つという約束が結ばれるほどである。 余談ながら、大魔王はそんな場所に住む自分たちでさえ停戦したのに、自分たちと違って素晴らしい世界を与えられながらも争いを続ける人間の醜さ、弱肉強食に気取った理屈をつけて目を背ける姿勢に完全に失望しており、これが人間たちの住む地上ごと消し去ろうという考えの原因かもしれない。 神々が憎い!!! 我らを冷遇し地上の人間どもにのみ平穏を与えた奴らの愚挙が許せぬっ!!! ならば我々のいずれかが…!! 神になるのみ!!! もっとも、バーン以外の魔族が地上をぶっ壊してまでそれを望んでいるのかどうかは定かでなく、悪く言えば「こうすることが故郷のためになるのだ」と決めつけて他人の意向を無視して進めた独善的な振る舞いだともいえる。 事実、自分に忠実に従ってきた幹部であるハドラーにさえ真の目的を伏せ、体内に爆弾を仕込んでいざとなれば使い捨てる気でいながら、「征服後の地上を与える」と空約束をして利用し続けていた。 前述の敬意云々も含めて「気に入らないなら実力で余を追い出せ。やれるものならな」という事なのだろう。 とは言え、過去譚である『獄炎の魔王』で描かれた限りでは、ハドラーを含めた魔界の住民達は 「魔界は神々に見放された地獄のような不毛な世界」であるが、「地上へと脱出する術が本当にあるのか、あるとしても何十年何百年かければ見つかるのかすら分からない」と認識しており、地獄のような土地で生き永らえるしかないという諦観を抱く者が大半だったことが描かれている。 魔界の住民の中に、「神々は脆弱な人間に地上を与えて魔族と竜を魔界に押し込めた」というバーンとヴェルザーと同じ認識を持つ者や、 「地上を破壊して太陽を手に入れ、魔界を住み心地の良い世界へと改革する」というバーンの方針に賛同して彼を救世の神と崇めるが少なくないことも、想像に難くない。 魔王軍を結成して各地に侵攻させているが、上記の通り元々地上消滅を企んでいるため、侵略は完全に余興であり、これの結果で怒ることはなかった。 目的のため各地に『黒の核晶(コア)』という最悪の爆弾を密かに配置しており、これこそが本命。 しかも爆発阻止された時は驚愕したが、その後ひとつひとつ解凍して起爆すればいいじゃんって感じで、阻止しただけでは致命打とはならない模様。 しかし自身に迫る実力の持ち主であるバランに関することと、余興とは言え強者に敬意を払う性格によるものから、不祥事を隠そうとしたり功を焦ったりと、色々失敗してしまったハドラーに怒りを露わにしたこともある。 後に起こるだろう天界の神々との戦いを視野に入れているため、最強の軍団を編成出来るならばそれに越したことは無く、最強の肉体をロクに生かせていない彼に発破をかける目的だったようだが。 が、そもそもハドラーがそんなメンタルになった一因は魔軍司令という中途半端な中間管理職にしてしまった事も大きいのでは?という意見もある他、 ハドラー同様オリハルコンの身体と部下達という最強の肉体と軍団を持つマキシマムを全く前線に出さなかったばっかりに全然その能力を磨けなかった節もある事から、 どうにも部下の育成がド下手な疑惑もある…… 【形態】 真・大魔王バーン …フム 急に完璧に力が戻ると慣れるまでかかりそうだな ……やりすぎてしまうかもしれん CV:子安武人(2020年版) バーン本体とミストバーンのコンビでも打開できない場合にのみ開示される、最強の肉体と魔力、最高の叡智を併せ持つ、本気になったバーンの真の姿。 「凍れる時間の秘法」を解呪できるのもバーン様本人しかいないのだろう。 一度この姿に戻ると、肉体は次の皆既日食までの年数分(*1)歳をとらなければならず、めったなことではこの姿に戻ることは無い。 そもそも老人の姿のままでも大抵の敵は一蹴できてしまうのだが、双竜紋に目覚めたダイに追い詰められ、元の姿に戻ることを決意した。 若返った本来の姿は、細身ながらも逞しい筋肉に、人間と同じ肌の色をした、端正な美貌を持つ魔族の若い男性。 恐らく、人間換算では20代~30代位と言ったところか。 肌の色が人間と同じなのも相まって、ミストと融合してた時点ではパッと見人間と見間違えられる程区別がつかない。(*2) 精神面も肉体に引き摺られているのか、老人時に比べて口調や性格が若々しく変化。特に若返って力を存分に振るえるようなったからかテンションが高揚しており、事あるごとに高笑う。 大魔王様がご満悦で何よりです。ポップ「バカ笑いしやがって…!!」 …後に意図してないとは言えレオナをポロリさせた。ありがとうございます大魔王様。 反面傲慢さが増大しており、同時に嗜虐性や残忍さも老人の頃よりも高まってしまっている。 なお舐めプのイメージが強い真・大魔王バーンであるが、劇中での基本戦術は隙のない超パワーの通常技で徹底的に攻め続け、敵の決め手となりうる攻撃は無敵の奥義で確実に叩き潰すという舐めプどころか割とガチガチな部類。 おまけに3つの心臓を持つため高い自己治癒能力を備え、レベルやHPが基準値に満たない場合問答無用で戦力外扱いされ戦闘不能にされてしまうため理不尽さがより極まっている。 そもそもバーンの最大奥義である天地魔闘の構えを使わせないと勝ち筋が見えなかった時点でとんでもないボスであった。 読者からは「老バーンに比べると感情的で余裕がない感じで小物っぽい」とも評されることもあるが、老人の時は「いざとなれば若返ればどうとでもなる」と考えていたからこそであろうから無理もないだろう。 鬼眼王(きがんおう)バーン ダイよ… 竜(ドラゴン)の子よ 見事だ…!! 今のお前の強さ、この世のものとは思えん… …悟ったぞ お前に勝つ為には、余も魔獣と化さねばならぬとな… たとえ二度と元には戻れなくとも…(*3) 勝利 !!! その二文字の為なら……!! 額についた第三の眼『鬼眼』を発動させて魔獣に変貌したバーン最後の姿。 その辺の雑魚モンスターですら六大団長を優に上回る程の強力な魔物へと変化させる鬼眼の力を大魔王自身に適用した、正真正銘の最終形態。 その姿は荒々しい黒い岩山のような頭部と肩装甲を備え、胸の中心に巨大な赤い鬼眼を備えた甲殻類巨人。 フォルムは鬼岩城と似ていて、一度自分に鬼眼を使えば二度と元の人間のような姿には戻れなくなる。(*4) 鬼岩城はその姿をモチーフにして、無敵な自分を夢想するための肖像ないし玩具でもあった。バーン様は男のロマンが分かってらっしゃる 宇宙空間での一騎討ちは忘れられない闘いであるだろう。 戦闘スタイル……と呼べる戦い方はもはや存在しない。 魔法も使わず、ただひたすらに極限まで強化された持ち前のパワーと耐久力に任せて敵を叩き潰すのみ。 第二形態までのスタイリッシュな戦い方とは対極をなす、泥臭いにもほどがある姿だが、これはそのような矜持にこだわる自らを捨て去ったバーンの思いもあってのことである。 魔力の全リソースをフィジカル面に極振りしたような形態なだけあり、その戦闘力は双竜紋+竜魔人化を果たした本気のダイをただのフィジカル性能だけで徹底的に叩きのめし追い詰めた、最終形態と呼ぶに相応しい規格外の怪物である。 身のこなしも速く、宇宙空間を足場も無関係に自在に動き回り暴れるためおそらく飛行も可能。 そして胸の中枢にある巨大な鬼眼から閃光を放射する、詳細不明の攻撃能力を有している。 これがどういう性質の技なのか魔力なのか闘気なのかも不明なのだが、閃光の目潰しとしてのみならず竜魔人ダイの竜闘気を帯びたオリハルコンにヒビを入れる謎の超威力を発揮した…が、アニメ版では赤黒い大出力の破壊光線という形で描写され、威力の説得力が増すこととなった。 更にアニメ版では肩の岩山よりホーミングレーザーの弾幕を乱射して追撃してくる技も描かれている。 唯一の弱点はその鬼眼だが、有事には瞼やシャッターのように甲殻が閉じて鬼眼を保護するため防御力も一級品と、攻防共に隙が無い。 【戦闘能力】 老年男性の肉体時はDQ3でいう所の賢者スタイル。 護身用にロン・ベルクに作らせた『光魔の杖』を振るい、魔法使い・僧侶両方の呪文を使いつつ超強力な武器を使いこなす。 若返った際はハドラーに近い、武闘家と魔法使いの兼業家。真バーンの身体能力に見合う武器は結局生まれなかったため、最後まで素手である。 強者犇めく魔界における最強の実力者とされ、バランが倒した冥竜王ヴェルザーとはかつて魔界を二分した宿敵だという。 ヴェルザーのように、死亡しても魂さえ封印状態になければより強固な肉体になって復活するといった特殊能力こそないが、最早バーンの力は神々すら凌駕する領域に達している。 魔物や魔族からは魔界の神と讃えられているが、これは元々魔界や魔族を統べる神という出自だったのではなく、全知全能とさえ評されるその力への畏敬の念からそう呼ばれている。 しかも、彼の繰り出す技はどれも基礎中の基礎技ばかりなのだから恐ろしい。 余計な小細工やチート能力は一切無しに、基礎技がぶっ飛んで強いのである。 肉体的な強さがずば抜けているのはもちろん、力や数を頼みに突っ込んでも暗黒闘気で軽く吹っ飛ばされ、莫大な魔力により普通の呪文でも他の者とは威力の桁が違う。 魔族特有の肉体再生能力にしても、片腕が欠損した時にハドラーやザボエラと違って瞬時に復活している(*5)ので一点集中型の攻撃は急所に当てるか、でなければ竜闘気や暗黒闘気で再生を妨害する効果を付け加えないとほとんど意味がないらしい。おまけにベホマまで使うんだからもう…。 そして、何といっても最大の特性が全く同時に二種類の行動をとれるという点。ヒュンケル曰く「魔法力の桁が違い、溜めがない為」との事。 カイザーフェニックスを連射したり、片手で相手の攻撃を防ぎつつもう片方の手で攻撃の芸当も可能。 これにより、カイザーフェニックスと並走して相手に向かって襲いかかるのが最強の攻撃。 双竜紋のダイでさえ咄嗟に乗り切るのに相応のダメージを受けた厄介な戦闘手段だが、本来更に上がある。 JRPGのラスボスの定番「1ターンに2回行動」をマンガ的に再現したものだが、実に絶望感にあふれている。 本作に於いて別系統の2種類の行動を同時に行うというものは本来不可能な超高等技術とされており ダイの火炎剣やライデインストラッシュ、バランのギガブレイクなどの魔法と物理攻撃を合わせた魔法剣 ポップやマトリフの両手で異なる魔法を同時に発動させるといったものが披露された時は、ヒュンケルやハドラーでさえ驚愕するシーンが存在していることからもうかがえる。 竜の騎士は人、魔、竜からなる脅威の潜在能力と幾人もの竜の騎士によって蓄積された膨大な経験値で発動を可能とし 大魔道士は死線の中で掴み取った極意と努力で磨き上げた技術とそれらを合わせるセンスによって発動を可能にし バーンは膨大な魔力でチャージ時間(他作品で言う所のいわゆる呪文詠唱)を無視するという形になっており それぞれが独自の形で複数回の行動に辿り着いていると言えるだろう。 他にも大抵の呪文は使えるうえ、超巨大なバーンパレスを魔力で動かしたり、地上消滅規模の爆発に耐えうる結界すら展開できるなど流石は大魔王様である。 大体のバーン様絡みの不可思議なギミックは「大魔王の超魔力」と言う大雑把な理由付けでほぼ説明されており、数百年規模で封印されている門などすら存在する。(*6) 反面、他の強者の多くが自分用のオリジナル呪文を開発しているのと比べると、バーン様が使うのはよく知られている基本呪文ばかりである(*7)。 わざわざ小手先の小細工を弄さずとも、単に「基本を極める」だけで必殺の破壊力になるので必要ないのだろう。 ちなみにシャドーやマミーなど影やアンデッド系などのモンスターは大魔王から魔力を供給することで生きているため、太陽の光を浴びて大魔王が元気になると彼らも元気になる。そんなのアリか。 ダイ達との初戦は物凄く手加減しまくった舐めプだったが、途中で転職したマァムを除き、レベル41~50という極めて高レベル(*8)の勇者のパーティを容易く蹴散らしている。 真・大魔王化した際は3つの心臓による自己再生力も大幅に強化されており、3つの心臓が健在だった場合簡単な切り傷程度なら即再生し、腕の切断といった重傷すらいとも容易く完全再生してみせる。 そのため耐久戦・持久戦といった戦法も大魔王の前では無意味と化す。 大魔王様の呪文 メラ 今のはメラゾーマでは無い… メ ラ だ… 同じ呪文といえども使う者の魔法力の絶対量によって その威力は大きく異なる 本来なら小さな火の玉を飛ばす、言わずと知れたメラ系最下級呪文。 だが大魔王のものは、発射時こそ小さな火の粉だが、着弾と共に巨大な火柱を吹き上げる。 ポップのメラゾーマに打ち勝った上に魔法耐性の高い法衣を一撃で燃やしてしまう。 この時点で大魔王様の圧倒的な魔法力と、それをあの小さな火の粉に集中させるコントロール技量がうかがい知れる。 バランの亡骸の火葬にも使われた、大魔王様最大限の情けにして残虐非道な呪文。 また、単に『着弾した対象を巨大な火柱で焼き尽くす呪文』というだけでなく炎熱のコントロールも自由自在なようで、ハドラーが魔王だった頃にも使用しており、巨大な岩棘を3Dプリンターの如き精密さで削るように溶かし鬼岩城の頭を模したような頭像を作るという非常に器用な使い方をしていた。その頭像はハドラーに『魔界の神(バーン)からの贈り物』という名目で与え、持ち帰ったハドラーによって魔王軍の拠点である地底魔城の祈りの間に安置された。 マホカンタ …覚えておくのだな これがマホカンタだ… 魔法を跳ね返す光の壁を形成する。 この作品の世界観では術者の力量で反射した際の減衰率が変化するが、大魔王に限りほぼ100%の威力で相手にそっくりそのまま返すことが出来る。 ポップのメドローアと言えども例外ではない。 メタ的には魔法使いが非常に厳しくなることもあってかこれの使い手はバーンしか描かれていないこともあって、詳細は不明。 そのバーンに関してもマホカンタを使うべきタイミングは多々あったにもかかわらずその後は使っていないため、 本作では非常に稀有な上に何らかの理由で使い勝手が悪い呪文だと思われる(*9)。だがバーンの超魔力にかかれば溜め無しで瞬時に発動できる。 イオラ 「呪文の質を落として量で攻めてきやがった!?」 「それでも一発一発がイオナズン級の破壊力だぞ!」 イオ系の中級呪文。 大魔王のイオラは圧倒的な魔力によりイオナズン級まで跳ね上がる。しかもそれを一度に4,5発放ち、更にそれを連射し弾幕張ってくるので恐ろしい。 しかし、大魔王様にとってはこれですら、戯れのご様子。 ベホマ 「不死鳥は灰から蘇るというが……まさにそれだ」 作中におけるホイミ系最上級呪文(*10)。 ダイの一撃をあっさり覆す大魔王クラスが使えばチートの呪文。 黒焦げ状態から一瞬で復帰してのけたが、余りに酷い深手を負って生命力を著しく損なうと回復魔法すら受け付けなくなる設定からして、どうやらその状態も見かけ程のダメージではなかったらしい。 肉体だけでなくなぜかボロボロの衣服まで一緒に修復されると言う明らかに回復呪文から逸脱した効果まで付随している。 しかし万能というわけではなく、ただでさえ治癒し難い竜闘気を膨大に使うドルオーラ等で甚大なダメージを受けると、大魔王と言えどベホマで即全快という訳にもいかない模様。 カイザーフェニックス これが……余のメラゾーマだ…… その想像を絶する威力と優雅なる姿から 太古より魔界ではこう呼ぶ… カイザーフェニックス!! 大魔王が使うメラゾーマであり大魔王バーン最大の呪文攻撃技。 只のメラゾーマなのだが、大魔王の絶大な魔法力によってその名の通り巨大な不死鳥の姿形を取る。 直撃すればオリハルコンでさえ煙を吹きながら亀裂だらけになり、魔法反射能力を持つ伝説のアイテム・シャハルの鏡すら粉砕する圧倒的な威力を持つ。 にもかかわらず消費MPはメラゾーマと同等なのでコスパも抜群に高い。 極大呪文の類にも当てはまらないため片手で撃て、連射して重ね掛けすればメラゾーマ同士が融合し更に巨大な不死鳥となって爆発的に威力が増大する性質もある。 ヒュンケルのデイン系以外の魔法を無効にする鎧の魔鎗をもってしても何とか耐えるのが精一杯… 「…げえっ!!」 「だ、第2撃…!?」 「バカな!! 速すぎる!!!」 そこに間髪入れず2発目を放たれて防ぎきれず、パーティ全体に大ダメージを与えた。 竜魔人以上とされる双竜紋を得た状態のダイでさえ、直撃を食らえば大ダメージは必至だった。 大魔王様の技 暗黒闘気 これは余の暗黒闘気を圧縮して放っただけだ……このとおり、な 大魔王の暗黒闘気を圧縮して放つ単純な攻撃。 ダメージに加えて我を忘れてスキが生じていたとはいえ、竜の騎士であるダイを初め、ヒュンケル、クロコダインすらも一撃で瀕死に追いやり、マァムもポップが止めなければ顔面を撃ち抜かれていた所だった。 まだヒュンケルが完全覚醒していなかったとはいえ、彼のブラッディースクライドすら指一本で軽々止める芸当も披露した。 カラミティウォール 誇るのだな…あの世で… これがうぬらの最後の光景だ!!! 地に弧を描き、そこから極めて闘気に近い性質を持った吹き上がる光の衝撃波の壁を出現させ、前進させて薙ぎ払う。 例え壁に耐えても吹き上げる衝撃波に大きなダメージを受ける大技で、カイザーフェニックスと並ぶ老人形態の大魔王の必殺技の一つ。 体力の落ちている老バーン状態では光魔の杖を用いて放ったが、真・大魔王バーン状態では素手から放てる。 初戦でのダイたちとの戦いの結末を飾る技で、クロコダインが長く愛用していた真空の斧はこれで破壊されて役目を終え、防御力の高さから盾になろうと前に立ったヒュンケルとクロコダインは一方的に吹き飛ばされて完全に戦闘不能になり、残されたポップたちをハドラーが乱入して救わなければその巻で連載が終了していただろう。 ギガブレイクに辛うじて二発は耐えたクロコダインが、ちょっとした牽制の闘気波と相当手加減したカラミティウォール一発で轟沈したことを考えると、この技に秘められた恐ろしい威力のほどが窺える。 わざとゆっくり放つことも可能で、初戦で放った時や真・大魔王状態で放った時は、満身創痍のダイたちを敗北前に恐怖させる目的で速度を抑えている。 だが、全力で放った場合は双竜紋を解放したダイでも飛ぶことで回避することは困難な高速で壁が向かってくる。 一種の闘気技である為、闘気でなら対抗が可能で、ヒムは一度受け止め、腕が砕けるのも厭わずに無理やり壁を引き裂くことで、他の三人と瞳にされた者を全員守った。 わざとゆっくり放った時であるとはいえバーンもこの強引な対処には驚いており、これを実現できたのは強力な光の闘気とオリハルコンの肉体の頑強さにものを言わせたかなりの荒業と思われる。 完全回避方法として、闘気に近い衝撃エネルギーが一定方向に流れ続ける性質を利用し、同じ方向に流れる闘気の波で自分を包むことで衝撃波を最小限の被害(ほとんど無傷)で「いなす」ことが出来る。 ただし、これは桁違いの闘気戦闘力と歴代の騎士達が蓄積した戦闘経験から来る洞察力を備えた双竜紋会得後のダイ以外に実践出来た例は無い(おそらくバランなら同じ対処が可能)。 弱点……というより死角は、地面を起点にした技であるため、足場を崩されるとこの技のコントロールもズレることで、初戦でのハドラーもこの手段でポップたちを助けた。 また、同時に地面の部分から発生しているということは、そこより下に潜り込めればやり過ごせるということでもあり、ダイたちの戦いを離れた距離から見ていたレオナが技に巻き込まれそうになった時に外壁部にナイフでしがみつくことで回避していた。 掌圧 ミストバーンも大魔王のボディを使って使用した、おそらく基本の体術。 ゆっくりと掌を相手に向けると直後ノーモーションで遠距離に圧力のような破壊が発生するという、言わば発勁のようなこの作品ではあまり見ないタイプの技。 闘気弾でもなく衝撃波のような軌跡も無く遠隔でいきなり炸裂するため非常に反応や対処がしにくい。後述の切り札の技を解除した時にもこれらしき技を両手で用いている。 フェニックスウィング 真・大魔王バーンの最大防御技。 掌が炎を纏うほどの凄まじい超高速の掌底によってあらゆる呪文と物理攻撃を受け止めて無力化し、同時に生じる掌圧によりカウンターダメージも与えてしまう。 更に呪文の場合マホカンタのように跳ね返す形でも反射出来る。 作者(*11)によれば、超越した身体能力だけでなく魔法力を纏わせることで可能になる芸当らしい。 劇中ではメドローア、ギガストラッシュ、ハーケンディストールすら通用しなかった。 但し、ギガストラッシュはその威力故に完全には殺し切れず、僅かながらも手傷を負っている。 また呪文を跳ね返す効果は自動的ではなくバーンの任意で狙った方向へ弾き飛ばすという手動であるため、発動がギリギリの場合などタイミングに余裕がない時はどこかへ弾き飛ばすに留まる。 逆に言えば余裕があれば呪文を放った相手が移動・回避行動をしていても、正確に逃げた場所に向かって呪文を弾き返して当てることもできる。 名の由来は余りの速さの為に、空気との摩擦熱で手が炎をまとい、それが不死鳥の羽ばたきを思わせるところからである。 カラミティエンド いかに竜闘気(ドラゴニックオーラ)で守られているとはいえカラミティエンドで斬れないものはない この手刀こそが地上最強の剣というわけだ… バーン最強の打撃攻撃技である、神の手刀。 バーンは闘気を込めた単なる手刀とは区別しており、渾身の力を込めて振るう一刀のみがこの名を冠する。 伝説に語られるような御大層な武器でも、天変地異レベルの大魔法でもない「気合いを込めたチョップ攻撃」というシンプルな技ではあるが、彼の場合はそれだから強いのだ。 己の肉体こそが最強の武器と自負する大魔王が誇るだけあり、最大限の竜闘気を纏ったダイの体をいとも簡単に切り裂くほどの威力を有する。 他の攻撃にも言えることだが、膨大な暗黒闘気が込められているために喰らった相手に治癒阻害を引き起こして回復が困難になる。 天地魔闘の構え …………それでは… こちらもそれにふさわしい技を見せなくてはな…!! 真・大魔王バーンを語るには欠かせない最強奥義。 天は「攻撃」、地は「防御」、魔は「魔法」を意味する真・大魔王バーンの三つの必殺技を合わせた構え。 詳細は個別項目を参照。 大魔王様の武器 光魔の杖 ‘‘理力の杖’’というのがあるだろう? 「……ええ、力の弱い魔法使いとかが使う武器でしょう? 魔法力を打撃力に変えることができるという…」 基本的にはあれと同じだ……だが…… あの杖には上限が無い……。圧倒的な魔法力を持った大魔王が手にした時、それは最凶の武器へと変わる…… そう……変わるんだ…… …吸えッ!!! 我が魔法力をっ…!! そして自らの血肉とするのだっ!!! 魔界の名武器工、ロン・ベルクが作った伝説の武器。 「素手では勝てない」と判断した老人形態の大魔王の本気の証。 機能的には明解で、DQシリーズで常連の呪文使いクラス向け武器「理力の杖」のアレンジ版である。 ロン・ベルクからすると、いわばネタ的に作った微妙な品物らしく、これを一番の品として採用されたのは不本意だったようだ。 「理力の杖」は「一定のMPを消費して一定の攻撃力を発生する」という効果がある。 一般に出回っている理力の杖には使い手のMPを食いつぶしてしまわないように安全装置が働いているのだが、「光魔の杖」はこの安全装置が取っ払われている。 即ち無制限にMPを食いつぶし、無制限に攻撃力が上がるのである。 当然、並の呪文使いが手にしてもへっぽこ武器にしかならない。呪文使いが「たたかう」1回ではいガス欠、では話にならない。 だが、底知れないMPを持つ大魔王が手にした時、それは最強の武器へと変わる…! 戦闘形態の際は、蛇状のパーツがバーンの右腕に取り憑き、杖の先端が開き、ビーム状の魔力の刃が形成されて槍のような姿となる(*12)。 流し込まれる攻撃力強化に武器が耐えられず壊れるのを避けるためのシステムだったのだろうが、見るからに燃費が悪すぎる。 これもロン・ベルクが本品を低く評価した原因の一つと思われる。熟成不足だったのだろう。 ダイが紋章一つの時にはオリハルコンで出来たダイの剣を軽くへし折り、大技カラミティウォールもこれの支援つきで放つ大魔王様の御用達。 すさまじい攻撃力の塊であり、魔力の刃を広げれば敵の攻撃を受け流し・受け止めにも使える最強の盾でもある。 だが、握っているだけで魔力垂れ流し状態になるので長期戦になると威力も魔法力自体も低下し、比例して杖の攻撃力も低下していく欠点がある。 ただし、魔法力低下が起きたのは、実は加減していて魔力を解放せずに戦っていたとされる初戦のみ(*13)。 その後双竜紋によって以前とは別次元の戦闘力となったダイと戦った際には、光魔の杖が先の戦いと桁違いの威力を発揮するだけの魔力を込め続けて 彼とほぼ拮抗した長期戦を行いつつ、ドルオーラすらも一発ずつならば最低2発までなら完璧に凌ぎ切れた。 という結果となっており、凄まじい魔力消費にも平然と耐えていた。 バーン自身はこの杖を「ヤツの最高傑作」と称していたが、ロンとしては嫌悪と忌むべき記憶の象徴ともいうべき武器となってしまった。 ダイとの最終決戦ではダイの必殺技を受けて遂に大破。 しかし非力だった老人の体を補うための武器だったこともあり真・大魔王となった時点でバーンに不要と断じられ、バーンに残った残骸を粉々に踏み砕かれる形で武器としての役目を完全に終えた。 大魔王様の特殊能力 鬼眼(きがん) ……後悔しろ もう抵抗も…しゃべる事もできん…… 大魔王バーンの魔力の源たる額についた第三の眼。 真・大魔王バーンになった時のみ使用できる能力で、ここから閃光を放ち戦闘不能になった者や自分と戦うに値しない低レベルの相手を『瞳』という野球ボール程度の大きさの赤い宝玉に閉じ込める。 この中に入ったものは、「見ること」「聞くこと」「考えること」以外の行動は封じられてしまう。結果として、瞳に閉じ込められた時点で味方への支援が不能と化す。 「圧倒的強者なら頭数を揃えて集団で攻めればいいじゃん」という軟弱な考え方を真っ向から封殺する地味ながらも恐るべき能力。 常時発動しているので、例え初めは瞳化を免れたとしてもバーンとの戦いでダメージを負いHPが基準値を下回った場合、問答無用で瞳化されてしまう。 かなり頑丈に出来ており、バーン様さえその気なら傷つき倒れた部下や仲間を守る救護カプセルとしても使えただろう。(*14) 解除する方法はバーンが自分で壊すか、魔力の供給を断つことのみ。 その絶大な魔力を用いて生物の姿と力を変貌させることもでき、在野のモンスターと比べてもとりわけ脆弱であろうドラムーンという雑魚を、六大軍団長をも凌駕するであろう怪物ゴロアに昇華させてのけた。 なお、三条陸によれば『瞳』は当時体調が悪化していた作画担当の稲田浩司の負担を減らすために考案されたものだという(*15) 【主な人間関係】 冥竜王ヴェルザー 同盟者。 過去に対立関係にあったが、神々を憎む考えが一致し、それぞれ神になるための戦略を進め、成功した方に従うという一種の休戦協定を締結した。 本編前にバランに敗れ、更に復活のための転生するまでの状態の時に天界の精霊によって魂を封じ込められたため、魔界の奥地で石化している。(*16)。 ミストバーン 側近中の側近。 バーンに絶対の忠誠を誓っており、バーンからも絶大な信頼を受けている。 キルバーン バーンの指示で動くのが主だが、部下と言うと少し語弊がある。 というのも、キルバーンの正体は冥竜王ヴェルザーから派遣された自身の監視役兼暗殺者。 「キルバーン」という名前も「バーンを殺せ」という意味のコードネームであり、本来の名前ではない。 もっとも、バーン自身は初見で真意を見抜いて指摘しているが、不遜な態度もかえって気に入りあえて側近として重用している。 ロン・ベルク 元食客。 魔界の名工にして剣術の名手として気にかけ、本格的に召し抱えて魔軍司令の地位を与えようとしたが、向上心がなくなり堕落するという理由で断られ決別した。 ハドラー 臣下。 勇者アバンによって倒された魔王ハドラーを復活させ魔王軍の総司令官である「魔軍司令」に任命した。 あくまで神たる自分の所有物として扱ってはいるものの、ハドラーが魔王を名乗っていた時代からその動向を見守っており、魔軍司令を任せる人材として大魔王なりに重用していた。 またアニメではバーンが鬼眼王に変身する際、超魔生物となったハドラーに自分を重ね合わせており、ハドラーの強さのみならず生き様に対しても一定の敬意を払っていたようだ。 バラン 臣下。 当代の『竜の騎士』にして自身のライバルだった冥竜王ヴェルザーを倒した男。 過去の経験により人間を憎んでいた事から運良くたまたま仲間に引き込めたものの、地上で唯一自分に反抗しうる実力の持ち主と目しており、離反した際はキルバーンに抹殺を命じ、いざとなると黒の核晶で抹殺しにかかるほど警戒していた。 ヒュンケル 臣下。 人間でありながら人間を憎む心を気に入り『不死騎団』の団長に任命した。 「あの目がすばらしい。己以外のすべてをのろいやり場のない怒りをみなぎらせた目がな。あれこそまさに余の理想。魔界の戦士はああでなくてはいかん」 また自身に何かあったときに大魔王から魔力を供給されて動いているアンデッドやエネルギー生命体は不安定な状態になる事から、緊急時の統率の乱れを防ぎ、不死騎団を無理なく統率するには、不死騎団の指揮官には自身の魔力供給と無関係な人間が最適だと判断したようだ。 後に敵対した際は復讐心を捨て去ったヒュンケルに失望を露わとしている。 「澄んだ目だ 気に入らんな…昔のお前はもっと魅力的だったぞ…」 【来歴】 勇者アバンによって倒された魔王ハドラーを復活させ、傷を癒すため地下に潜伏させる。 15年後、多くの強者を集め、新生魔王軍を旗揚げすると、邪悪な魔力で各地の魔物を凶暴化させ、真っ先にアバンの始末をハドラーに命じた。 アバンを倒したハドラーの功績を讃え、新たな肉体と閃熱系最強呪文ベギラゴンを与えたものの、以降のハドラーは失敗が相次ぎ、六大軍団の戦力が半分に減少。さらに、ハドラーがダイが竜の騎士の血を引いていることをバランはおろか主であるバーンにも隠匿していたことが発覚する。 これにはバーンも 愚か者! お前のつまらぬ小細工が見抜けぬ余だと思ったか! バランの失態は余にすらダイの正体が竜の騎士であることを明かさなかったお前の罪だ!!! とご立腹。それでもアバンを倒した実績を鑑み、温情としてハドラーに最後のチャンスを与え「失敗したら次はない」と告げた。 ザボエラと組んだハドラーは敗れはしたものの、超魔生物に改造され復活し、相打ちではあるがダイを打ち倒す。 その後ハドラーはダイのパーティーを殲滅してはいなかったため死刑を覚悟でバーンに謁見しに行くが、バーンは武人として成長したハドラーを評価。 その証としてベール越しではない素顔を見せ、ハドラーおよび読者に姿を見せた。 さらにチェスで用いたオリハルコンの駒をハドラーに与え、禁呪法を用いて新たな軍団を作ることを提案。 一方で、ダイに敗北して姿を消したバランをキルバーンに始末させようとしたが失敗し、バラン叛逆のきっかけを作る。 実際叛逆したバランとダイのコンビに攻め込まれ、防衛にあたったハドラーは竜魔人と化したバランに圧倒される。 しかしハドラーに仕掛けていた黒の核晶をミストバーンによって起動させ、爆発を全力を使って抑え込まれたが、バランの殺害には成功。 また爆発の余波で死の大地を消滅させた。 ……知らなかったのか…? 大魔王からは逃げられない…!!! 爆発により死の大地消滅後はバーンパレスを起動させ、バランの尽力で爆発から免れたダイ達と戦う。 この初戦では遊びじみたモノであったが、彼らを全く寄せ付けずに勝利。ハドラーも叛逆したが、これを退けた大魔王は動き出す。 魔界に 太陽の光を 与えるために 自分達を閉じ込めた神々の罪を 自らの手で償うために その後再びバーンパレスに攻め込み双竜紋に覚醒したダイを相手に迎え撃つ。 ドルオーラで自らの居城を吹き飛ばしたダイの力にもはや手加減できるような相手ではないと悟り、力を解放。初戦とは桁違いの威圧や魔力にはダイすらも驚きを隠せなかった。 それでも覚醒したダイの力はかつては一目置いていた竜魔人バランすら軽く超えており、一進一退の攻防の末ダイの力を自らと互角と認めた。 この際、自分とほぼ互角の戦闘力を持つまでに至ったダイを惜しんだ彼は、恒例の 「世界の半分をやるから臣下になれ」という交渉へ移る。 この会話は、この漫画の中でも有名な名シーンだろう。 この時のダイの答えは…これは各々方が自分の目で見てほしい。 胸に迫ること必至である。 交渉決裂を悟ったバーンは、敬意を表しつつも全力を以て再びダイに襲い掛かる。 しかし十二分に評価したつもりでもなおダイの力は大魔王の予想を上回っており、互角どころか勝負はダイの優位で進んでいく。(*17) 「バーンの強さって、こんなものだったか?」 バーンの力に拍子抜けすら感じはじめたダイであったが、何故か全力の筈のバーンは不思議な余裕を漂わせていた。 追い詰められたバーンはカイザーフェニックスと光魔の杖による同時攻撃という「今の」バーンの最強の攻撃を繰り出すもそれでもダイを仕留めるには至らず、最終的にはダイのドルオーラ同時二発分の威力の攻撃を凌ぎきれず、天空に吹き飛ばされてしまう。 ダイ達は手にした勝利に安堵したが…… バーンはドルオーラの連発を受けて全身はボロボロ、死に体と言える程のダメージを負いつつも光魔の杖を代償に何とか生を繋いでいた。 もはや戦闘を続行できるような状態ではないにもかかわらず、バーンは立ち上がり呟く。 「様子見で死ぬところだった」と。 真・大魔王バーン復活 ………余は…! かぎりなく永遠に近い生命を得るために 自らの肉体を二つに分けた…! 叡智と魔力のみを残した、この肉体をベースに…! 若さと強さをもう一つの肉体に分離させた…! そして、皆既日食が来る度に、凍れる時間の秘法をかけ、 全盛期の肉体を封印し続けてきたのだ…!! 今それが一つに戻る…!! 何千年ぶりだか… とうに忘れてしまったが、な…!!! バーンは「地上を消し去り太陽を魔界に届ける」という大事業が長くかかる事を予想し、全盛期の強さを永く維持するために自らの体を二つに分けていた。 一つは知恵と魔力を宿した老人の肉体、こちらが自意識を保持した「本体(ベース)」。 もう1つは全盛期の若さと体力を保つ肉体であった。 普段の大魔王としての活動は本体(ベース)で行い、後者の若さと体力を持った肉体は本体が「凍れる時間の秘法」をかけて保存しておく(*18)。 そして「凍れる時間の秘法」をかけた若さと力を保った肉体は単に眠っているのではなく、ミストが取り憑いて操っていたのである。 度々姿を現したミストバーンの素顔は、この全盛期のバーンの顔であり、ここぞという局面になった場合にのみミストに全盛期の自分の肉体の使用許可を許していた。 こうして全盛期の力を取り戻したバーンの力は凄まじく、老人時に苦戦を強いられたダイすらも圧倒し、駆けつけたポップ達も寄せ付けなかったが、この闘いでさえ「不老の時を奪ったダイ達は自分を楽しませる義務がある」と超ナメプで最も警戒していたアバン以外は撃破に固執せず蹂躙、また地上消滅も既にチェックメイト済みであり、いわば余興のようなものであった。 ………前にも言った 何度も言わせるな……! 魂などでは余は殺せんっ!!! しかしダイ達が今まで紡いできた絆の力により天地魔闘の構えを破られて左腕を失い、更に左の心臓へ『ダイの剣』を突き立てられた事で再生を阻害され、奥義を封じられてしまう。 そして地上消滅を目前に控えながら世界が1つになった事で、肝心要の目的であった地上破壊計画は阻止されてしまった。 …爆発はっ…… 爆発はどうしたアァァッ!!!! 余りの事態に混乱する中で人間の底力を認め、静かに己の負けを認めるバーンであったが、爆発を一時的に止めただけ。 バーンは負傷こそしたものの、満身創痍のダイ達を倒すくらいの力は残っている。 邪魔者を始末し、また計画を実行するだけの事と高笑いを浮かべた。 しかし、ダイが無意識の内に抑えていた双竜紋を解放し、竜魔人になるという最後の危険な賭けを実行。 竜魔人と化したダイがバーンの前に立ちはだかる。 竜魔人の力、そしてバランの紋章からもたらされた『殺気』を全開にするダイの力はまさしく次元違い。 バーンは完全に劣勢になり、敗北を悟る。 今のダイに勝つ方法があるというのならば、自分も勝利の為に全てを捨てなければならない。 バーンもまた、己の封じていた禁じ手を使うことを決意した。 鬼眼王バーン ……余も…捨てねばならぬか…!! 自らの第三の目…『鬼眼』を雄叫びを上げながら、想像を絶する痛みに耐えながら抉り出し最終形態・鬼眼王へと変貌を遂げる。 この形態になってしまっては決して元に戻れない。 それを分かっていながらも、勝利のためだけに自身の本来の身体を捨てたのである。 ダイ同様、勝利の為に全てを捨てたその強さは凄まじく、ダイのドルオーラにすら無傷で耐え、一方的に叩き伏せる程。 いかんいかん 奇蹟は起こる 何度でも…!! 大魔王 心の俳句 ダイは父バランの遺志が託された竜の騎士の正当なる武器『真魔剛竜剣』の一撃で反撃するものの、 鬼眼王の中枢である鬼眼の力を破ることはできず、鬼眼王に捕えられ、握りつぶされそうになる。 …………… その時、今にも諦めてしまいそうなダイの脳裏によぎったもの… 結果が見えてたって もがきぬいてやる!! 一生懸命に生き抜いてやる!!! それは父でも、母でも、師でもなく… 一瞬…!! だけど… 閃光のように…!! 決して諦めなかった親友の姿だった 閃光のように!! 一瞬の隙に懐に入り込んだダイは、飛んできた勢いに身を任せ、バーンの胸に突き立ったままだったダイの剣を掴み、そのままバーンの肉体と鬼眼王を斬り裂いた。 かくして戦いは決着。 ………さよなら…! 大魔王バーン!! 最後の瞬間、ダイがバーンに残した言葉。 人間の世界を背負って戦ったダイ。 魔族の世界を背負って戦ったバーン。 似て非なる、相克する互いの信念……ダイがバーンに送った、最初で最後の敬意の表れであったのであろうか。 そして石化したバーンの遺体はそのまま宇宙を漂い、太陽へと向かっていった。 地上を焼き尽くさんとした魔の不死鳥は、求め続けたであろう母なる太陽の元へ、静かに還っていったのだった…。 【勇者アバンと獄炎の魔王】 …それが恐怖だ ハドラー… サババでアバンと再戦したハドラーだったが、アバンの決死の未完成アバンストラッシュで死の大地まで吹き飛ばされる。 凄まじいダメージにアバンへ恐怖を感じた彼に、語りかける謎の声。 自らを魔界の神と称した声はそれを示すかのようにハドラーの傷を癒すアイテムを贈るのだった。 【モンスターズシリーズでの活躍】 「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル」で老人形態がまさかの参戦。 イベントバトル後にもらえる「コラボチケット」を使用することで挑めるコラボバトルの3戦目として登場。 勝利すると自身の分身が仲間に加わる。 初期スキルは自身の名を冠する「大魔王バーン」 カラミティウォールを習得できる。 ちなみに通信コインで交換することができないので要注意。 + ネタバレ注意 大魔王だけでなく、最終決戦に登場した「鬼眼王バーン」も参戦。 配色は全体的に黒く、胸の鬼眼は赤。 モンスター4体分の超ギガボディ。 入手するには、大魔王バーン・ミストバーン・キルバーン・魔界神マデュラーシャを4体配合する。 中でもアップデート前では配合の終着点だった魔界神マデュラーシャの配合難易度は尋常ではないため、生み出すには多大な時間と手間を要する。 すれ違い通信などをフル活用するべし。 これにより、コラボモンスターでありながら、位階の頂点にして配合の終着点という破格の待遇を受けている。 初期スキルは「鬼眼王バーン」 様々な物理特技のほか、「鬼眼砲」を習得できる。 彼も通信コインで交換することができないので注意。 真・大魔王「解せぬ」 【余談】 バーン様の名セリフとして知られる「今のはメラゾーマではない、メラだ・・・」は原作読者はもちろん当時のドラクエプレイヤーにも衝撃を与えたセリフである。 なにしろ当時のドラクエは同じ呪文なら誰が使用しても威力は一緒なのが常識で、作中ではポップのベギラマやマトリフのベギラゴンが、ハドラーの同呪文を上回る威力を見せた例はあるものの、どちらもあくまで同じ呪文同士のぶつかり合いであり、最下級呪文が最上級呪文を大幅に上回るというのは前代未聞であった。 ゲーム基準で考えるならば彼のメラは「ポップのメラゾーマ(*19)をかき消してしまう」「耐火性・対呪文に優れた防具をも焼き切る」威力を考慮すると300~400くらいはあるだろうか。ダイ一行が戦慄するのもよくわかる。 連載終了後から登場したドラクエ8からは「呪文の威力に関わるパラメーターが設定された」「テンションを上げると攻撃力が上がる」システムができ、その気になれば初級呪文で当時の最上級呪文の威力を出せるようになっている。 最近のネット上では、コラ画像やそれを基にしたネタで、「ハドラ―や六軍団長におすすめアニメをプレゼンさせるアニメオタクおじさん」的なキャラとして広まっている。 「ハドラーよ…、どうなってるの?」 ネット発の二次創作ネタ全般に言えることだが、本編とは全くの無関係なので留意されたし。 なお、同ネタの完結作にて最後にハドラーがプレゼンしたアニメは『ダイの大冒険(2020年版)』だった。 「ハドラーよ。今一度言う。…見たか?」 「めっちゃ良かったv」 デジモンクロスウォーズでは1~2部のラスボスを務めるバグラモンというキャラクターが登場するが、バーンと似通った点が多い。 (ビジュアルは勿論のこと複数の幹部を従えている点や、圧倒的な実力に絶対の自信を持っている点、表の世界を滅ぼし己の世界の為にという信念を持っているなど) 実はクロスウォーズのシリーズ構成は「ダイ大」原作者である三条陸氏が務めており、セルフオマージュなのかもしれない。 なお、旧アニメのバーン役の内海賢二氏、新アニメの老バーン役の土師孝也氏と真バーン役の子安武人氏で (子安氏のみ変則的ではあるが)北斗3兄弟の声優をコンプしている …ひどい!!! なんて残酷なっ…!! そんな荒らしみたいな真似をして面白いのっ…!? ・・・ 面白いね !!! お前たちアニヲタは面白くはないのか? 荒らし続けて身につけた歪んだ文章力で項目を思うようにあしらう時 気持ち良くはないのか? 優越感を感じないのか? …バーン様…!! お戯れはそろそろおやめになって 全力で編集すべきです…!! …なに!!? バカな ミストバーンよ お主はこの期に及んでもなお、この項目に追記・修正する余地があるとでも言うのかっ…!!? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑ ベスト回答は -- (名無しさん) 2022-08-25 19 29 21 失礼、誤爆した。ベストはギャバン方式の「では、そのプロセスをもう一度見てみよう!」だと思うのだがどうか。 -- (名無しさん) 2022-08-25 19 30 07 実力、風格、大義を備えてるのは言うまでもないが、哀しき過去やら人類の罪業やら関係ないので戦うテンションに水差さないのも素晴らしい理想的ラスボス -- (名無しさん) 2022-08-26 17 22 22 力で勝ち取ったわけでもなく神々に与えられたものを当然の権利として地上でのうのうとしている態度にはだいぶ腹を立てていそうではあるが、己の野望が中心で基本的には過去がどうやらを表に出してこないのはまあ良い部分よね。 -- (名無しさん) 2022-08-27 12 27 33 よく考えたら時間停止されてる若い肉体は良いとして、老人体はどうやって長生きしてんだろう -- (名無しさん) 2022-09-03 18 33 49 そもそも魔族自体が長生きなんでしょ?ロンみたいに -- (名無しさん) 2022-10-16 23 33 15 鬼眼王バーン「私生活しづらっっ!!」一生これならそりゃバーンも躊躇うわ。 -- (名無しさん) 2022-10-22 09 11 13 肉体が消滅しなければ魂の寿命自体がないんじゃない?反射可能とはいえ -- (名無しさん) 2022-10-24 15 44 42 二つの肉体に分けたっていうんだからハドラーに新しい肉体を与えた時と同様に、肉体を生み出して精神を移行したのがあの老バーンなんだろう。肉体が滅べば精神も道連れに滅びそうだが、本体から引き離された精神には寿命がないんじゃない? -- (名無しさん) 2022-10-25 14 07 39 「数千年かけた計画がたった3か月の奇跡の連続で頓挫したんですけど!」 -- (名無しさん) 2022-11-05 21 43 35 余興と称して舐めプし続けた結果だから仕方ないね。 -- (名無しさん) 2022-11-05 21 48 42 若返ったら途端に言動も行動も小物臭くなってビックリしたわ -- (名無しさん) 2022-11-12 23 26 06 考えてみればただの人間のアバンがハドラーを倒した実績がある時点で、ハドラーの魔王軍以上の戦力を小出しにしたら新しい勇者が生まれる事は想定するべきだった -- (名無しさん) 2022-11-12 23 27 41 ダイが竜の騎士だと最初から知っていたらヒュンケルを向かわせず早々に超竜軍団との衝突になって詰んだと思う。ただの人間とは言えアバンは天才の部類の人間で、その教えを受けたとしても当初のダイは単なる人間のガキぐらいの印象だったろう。同じアバンの弟子ならさらにミストに師事して、ミストがスペアボディにする気で何年も鍛えた戦士とか普通なら負ける理由がない。おまけに鎧の魔剣まで与えてほとんど完全無欠に近い強さだったからな。 -- (名無しさん) 2022-12-03 00 56 07 個人的にはむしろ真になってからの小物臭さからの負けん!負けられぬ!あたりで株爆上がりしたわ主人公側に多いがやっぱり全てを捨ててでも地から這いあがるのはカッコいい -- (名無しさん) 2022-12-23 02 39 45 ↑永遠に近い寿命とか世界の支配とかそういった野望全部かなぐり捨てて「負けるのだけは絶対に嫌」っていうプライドのために戦うのいいよね。余裕しゃくしゃくな態度で「力あるものには敬意を払ってるぞ(こっそり黒の核晶仕込んだりはするけど)」とか言ってた頃のセコさが抜けて逆に応援したくなる。 -- (名無しさん) 2023-06-28 16 13 21 何が絶妙かって、人間を恨む理由があるバランやラーハルト(バランもよくよく考えるとだいぶアレだけど)と違って、バーン様自身はそういうの無いところだと思う。いくら魔界のためと言っても地上国家からすれば理不尽な侵略以外の何物でもないから、悪役としての株も落としてないっていう -- (名無しさん) 2023-06-28 16 40 13 今から思うともし永遠の命への執着のほうが深かったら、老人形態でドルオーラ二発を受けたときにルーラで逃亡されて最後の柱を投下して地上を消し飛ばされてるよね。ってか地上消滅が今後の前哨戦でしかなかったのに、よくそうならなかったよな。 -- (名無しさん) 2023-08-06 13 43 43 ↑あの時は様子見みたなもん本人もそういってたと思う。ただバーンにとって地上消滅計画より大魔王としてのプライドの方が大事っぽい。竜魔人ダイとの決戦のときもわざわざ戻れない鬼眼王に変身してまでダイとの最終決戦をしたぐらいだから。 -- (名無しさん) 2023-08-10 16 13 52 早く老バーン様と真バーン様に鬼眼王バーン内定してほしい…… -- (DQM3内定信者) 2023-08-28 01 11 59 新たに下げ渡しても惜しくないものを~って追記されたけど、ぶっちゃけハドラーに部下として預けたバランが離反する結果になったのはめちゃくちゃ惜しんでると思う。というか勧誘の段階で骨が折れたとバーン自身が述べて、万一のことを考えてできれば戦いも避けたかったと言ってるし。 -- (名無しさん) 2023-10-11 23 17 18 ↑↑↑それ踏まえると別に魔界のために戦っている魔界側の勇者とか英雄でもなんでもないのよな。他の魔族の皆さんの意見ガン無視した計画だってもう既にさんざん言われているから今更ではあるんだが -- (名無しさん) 2023-10-12 02 12 06 大丈夫これ?内容長すぎてエピソード項目化してない? -- (名無しさん) 2023-12-04 09 21 05 バーン様が言う「力」は別に腕力・直接戦闘力だけでなく、裏工作やだまし討ちの頭脳含めてだと思っている。「やるためなら何でもやれ、余をだまし討ち出来るもんならやってみよ。余もお前達をだましまくる」。そう考えたら筋は通っているように思える。 -- (名無しさん) 2024-01-20 19 54 06 老バーンは理想のラスボス。若バーンは中身は老のままなら良かったけどチャラ男っぽさ感じるのが惜しい -- (名無しさん) 2024-02-16 10 40 04 ↑5バランの過去話見てもバーンが骨折るような要素が見れない…ハドラーへのパワハラで吹かしたんじゃあるまいな -- (名無しさん) 2024-06-21 20 12 01 光魔の杖はブラックロッドと異なり、武装として持っている状態だと自動的に魔法力が消費されていくけど、そのおかげで同時に魔法を使うことも可能というメリットがあるんだよね。もし、ロンベルクがブラックロッドのようなのを献上していたら、バーンは選ばなかったと思う -- (名無しさん) 2024-06-21 21 39 53 ↑2恐らく天界の精霊達と協力してだろうがバーンのライバルだったヴェルザーに勝利している時点でバランは十分警戒に価するだろう -- (名無しさん) 2024-06-28 17 13 04 流石に人間は見切っても天界に背いて大魔王に味方するってバランに決断させるのは骨が折れたと思うぞ。可能ならば天界から刺客を送られたって変でもない -- (名無しさん) 2024-07-22 23 42 31 旧ラオウ、新トキ、真レイ -- (名無しさん) 2024-08-16 14 52 58 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gogorira/pages/336.html
バーン 余は寛大な男だ…失敗も三度までは許そう