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他人の作ったRPGツクールをやってみたのアユラ編を描いたみた by エミリアさん 他人の作ったRPGツクールをやってみたのアユラ編を作ってみた by ちぃさん アユラは -8てんしの ものがたり-◆二番煎じの『アユラ編』リメイク◆ by こなさん アユラは実況動画 by 輝月零さん 他人の作ったRPGツクールをやってみたのアユラ編を描いたみた by エミリアさん 01 02 他人の作ったRPGツクールをやってみたのアユラ編を作ってみた by ちぃさん ダウンロードはこちら part1 part2 マイリスト アユラは -8てんしの ものがたり- ダウンロードはこちら ◆二番煎じの『アユラ編』リメイク◆ by こなさん 01話 02話 03話 04話 05話 06話 07話 08話 09話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 17話 18話 19話 20話 21話 22話 最終話 マイリスト アユラは実況動画 by 輝月零さん 第1幕 第2幕 第3幕 第4幕 第5幕 第6幕前半 第6幕後半 第7幕 第8幕 第9幕 第10幕 第11幕 12幕 13幕 14幕 15幕 16幕 17幕 18幕 19幕 20幕 21幕 22幕 23幕 24幕 25幕 26幕 27幕 28幕 29幕 30幕 31幕 32幕 33幕 34幕 35幕 36幕 37幕 38幕 39幕 40幕 41幕 42幕 43幕 完結幕 実況マイリスト もどる
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【リリカル♪りりっく(1スレ 858より)】 858 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 02 47 21 ID 4S0FqEUl0 》857 リリカル♪りりっくを思い出した。 あの作品だと「服やぶっちゃうよおじさん」イベントの方が印象強いなぁ。 そういえばあの作品のクゥも専用ルート以外ではおっぱい丸出しでも堂々としてたね。 859 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 03 14 25 ID 1r32K3ZL0 》858 高速で体験版落とした。泣いた 860 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 14 52 45 ID pemZakqg0 》858 タイトル出さなくても解る人には解るもんだな ファンディスクのリリカルDSでも鈴様が水着ポロリしてるCGあったな 861 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 15 46 27 ID ayDEyjgr0 リリカル♪りりっくって、世間では地雷評価が多いが、このスレ的には 良ゲーなのか?いくつかポロリ系の画像はあるようだけど。 862 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 17 21 40 ID eGgpBLfk0 》861 ヒロイン別に服破壊時専用の立ち絵(?)を 用紙してくれてる時点で個人的には良ゲー確定。 863 :名無したちの午後 :2008/12/20(土) 17 29 08 ID RbKFTHWt0 》861 あくまで個人的な意見だが本番重視だった気がする。 堂々も含めてH以外の裸さらしシーンというと クゥが主人公とあった途端に裸で誘惑…というか淡々と取引をもちかけてくる セー○ームー○ばりの変身シーンで服が段階的に弾けて全裸 》857のシチュ(CG有) 変身服破きするオヤジとの戦い(ヒロイン√以外の二人が半裸に、立ち絵のみ) ぐらいで、期待してたほど多くなかった~ってのが当時の印象。 特典商法の派生で中古がかなり安いから買ってみてもいいかも? ..
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漫画 東方茨歌仙 <△> 漫画: ▽あずまあや 原作: ▽ZUN 一迅社の雑誌「▽キャラ★メル Febri」にて連載中▽東方茨歌仙の特設ページはこちら 第1話の試し読み、壁紙とアイコンの配布 東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermet. (2) (IDコミックス REXコミックス) 2012年3月発売 東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermet. (1) (IDコミックス REXコミックス) 2011年6月発売 主人公は、茨木華扇 霊夢など有名人物も登場するみたい 原作者が参加している漫画を集めた。(クレジットから推定) 品切れ気味になると、価格が跳ね上がる事がある 高額に思った時は、定価を確認して、メーカーに再販を問い合わせるのが吉 タグ 東方プロジェクト 資料集その2 漫画。東方儚月抄その2 漫画。東方三月精その2 漫画。東方茨歌仙 二次創作関連 ▼東方プロジェクト 上へ お役立ち度( - ) Copyright ©2008-2010 to_dk. _
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漫画 東方三月精 <△> 漫画: ▽比良坂 真琴 原作: ▽ZUN (完結) 第3部 = 東方三月精 -Oriental Sacred Place- 東方三月精 Strange and Bright Nature Deity (3) (角川コミックス) 2012年3月発売 東方三月精 Oriental Sacred Place (2)(角川コミックス) 2011年3月発売 東方三月精 Oriental Sacred Place (1) (角川コミックス) 2010年3月発売 博麗神社に引っ越した模様 > 続き(第2部、第1部)はこちら 原作者が参加している漫画を集めた。(クレジットから推定) 品切れ気味になると、価格が跳ね上がる事がある 高額に思った時は、定価を確認して、メーカーに再販を問い合わせるのが吉 タグ 東方Project 漫画 東方プロジェクト 資料集その2 漫画。東方儚月抄その2 漫画。東方三月精その2 漫画。東方茨歌仙 二次創作関連 ▼東方プロジェクト 上へ お役立ち度( - ) Copyright ©2008-2010 to_dk. _
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ここでは、第1期について書いてあります。 第2期、第3期、第4期、劇場版に関しては↓を参照してください。 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 魔法少女リリカルなのはA s 魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔法少女リリカルなのはViVid 魔法戦記リリカルなのはForce ゴメン、準備中
https://w.atwiki.jp/indexssindex/pages/215.html
元スレ:とあるSSの禁書目録 Part8 SS 8-9(未編集) 7-811 『希望ト絶望ノ箱(オペレーション パンドラ)』 SS 8-29(未編集) 7-945 悪くなった。本当に悪くなった。 SS 8-42(未編集) 8-36 Liberta 1 邂逅 SS 8-62(未編集) 7-945 メリー★クリスマステイルイコ! SS 8-62(未編集) 7-945 メリー★クリスマステイルイコ!(抜けシーン補完) SS 8-100(未編集) 8-99 (タイトル未定)
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@二次創作小説まとめ@ウィキへようこそ このウィキはみんなで気軽に二次小説を集めたり投稿したりするウィキです、 ただ18禁は絶対にダメです このサイトは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます このウィキに掲載されている作品などで著作権や法律に触れていても管理人は責任を取りませぬ 各自自己判断でお願いします 小説を掲載・投稿する場合はこちらをご覧ください、 投稿などしたりする時に助けになる・・・かも? 。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
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当スレッドは「魔法少女リリカルなのはクロスSSスレ」から派生したバトルロワイアル企画スレです。 注意点として、「登場人物は二次創作作品からの参戦する」という企画の性質上、原作とは異なった設定などが多々含まれています。 また、バトルロワイアルという性質上、登場人物が死亡・敗北する、または残酷な描写や表現を用いた要素が含まれています。 閲覧の際は、その点をご理解の上でよろしくお願いします。 企画の性質を鑑み、このスレは基本的にsage進行でよろしくお願いします。 参戦元のクロス作品に関する雑談などは「クロスSSスレ 避難所」でどうぞ。 この企画に関する雑談、運営・その他は「リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル専用したらば掲示板」でどうぞ。 前スレ リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル13 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12701/1269873751/ まとめサイト リリカルなのはクロス作品バトルロワイアルまとめwiki ttp //www5.atwiki.jp/nanoharow/ リリカルなのはクロスSS倉庫 ttp //www38.atwiki.jp/nanohass/ 避難所 リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル専用したらば掲示板(雑談・議論・予約等にどうぞ) ttp //jbbs.livedoor.jp/otaku/12701/ リリカルなのはクロスSSスレ 避難所(参戦元クロス作品に関する雑談にどうぞ) ttp //jbbs.livedoor.jp/anime/6053/ 2chパロロワ事典@wiki ttp //www11.atwiki.jp/row/ 詳しいルールなどは 2-5 【基本ルール】 参加者全員で殺し合いをして、最後まで生き残った者のみが元の世界に帰れる。 参加者の所持品は基本的に全て没収され、その一部は支給品として流用される。 ただし義肢などの身体と一体化した武器や装置、小さな雑貨品は免除される。 主催者に敵対行動を取ると殺されるが、参加者同士のやりとりは反則にならない。 参加者全員が死亡した場合、ゲームオーバーとなる。 バトロワ開始時、全参加者はマップ各地に転送される。 マップとなるのは「各クロス作品の建造物が配置されたアルハザード」という設定。 バトルロワイアルの主催者はプレシア・テスタロッサ。 バトロワの主催目的は未定です。それはバトロワの今後の発展次第で決定されます。 【支給品】 参加者はバトロワ開始時、以下の物品を支給される。 ・デイパック(小さなリュック。どんな質量も収納して持ち運べる素敵な機能有り) ・地図(アルハザードの地形が9×9マスで区分されて描かれている) ・名簿(参加者の名前のみが掲載されたファイル) ・水と食料(1日3食で3日分、都合9人分の水と食品が入っている) ・時計(ごく普通のアナログ時計。現在時刻を把握出来る) ・ランタン(暗闇を照らし、視界を確保出来る) ・筆記用具(ごく普通の鉛筆とノート) ・コンパス(ごく普通の方位磁石。東西南北を把握出来る) ・ランダム支給品1~3個(現実・原作・クロス作品に登場する物品限定。参加者の能力を均一化出来る選択が必要) 尚「地図」~「ランダム支給品」はデイバックに収められている。 【支給品の制限】 以下の支給品には特別な制限がかかります。詳しい内容は【制限一覧】のページを参照してください。 1.デバイス系 2.ライダーベルト系 3.火竜@FLAME OF SHADOW STS 4.巫器(アバター)@.hack//Lightning 5.カード系の支給品(遊戯王、アドベントカード@仮面ライダー龍騎、ラウズカード@仮面ライダー剣) 6.意思持ち支給品(自律行動あり) 制限が必要そうだが制限が決定していない物品を登場させたい場合は、事前の申請・議論が必要。 【時間】 深夜:0~2時 黎明:2~4時 早朝:4~6時 朝:6~8時 午前:8~10時 昼:10~12時 日中:12~14時 午後:14~16時 夕方:16~18時 夜:18~20時 夜中:20~22時 真夜中:22~24時 【放送】 以下の時間に「死亡者」「残り人数」「侵入禁止エリア」を生き残りの参加者に伝える。 ・深夜になった直後(00:00) ・朝になった直後(06:00) ・日中になった直後(12:00) ・夜になった直後(18:00) 【地図】 ttp //www5.atwiki.jp/nanoharow/pages/126.html 【禁止区域】 侵入し続けると1分後に首輪が爆発するエリア。「放送」の度に3エリアずつ(放送から1時間後、3時間後、5時間後に一つずつ)増える。 侵入禁止はバトロワ終了まで解除されない。 【首輪】 参加者全員の首(もしくは絶対に致死する部位)に装着された鉄製の輪の事です。 これにより参加者各人の「生死の判断」「位置の把握」「盗聴」「爆破」が行われ、「爆破」以外は常に作動しています。 「爆破」が発動する要因は以下の4通りです。 ・主催者が起動させた場合 ・無理に首輪を外そうとした場合 ・主催者へ一定以上の敵対行動を取った場合 ・禁止区域に一定時間滞在していた場合(尚、警告メッセージが入る) 【書き手のルール】 バトロワ作品を作る上で、書き手に求められる規則。 ・トリップをつける ・本スレでも連載中の書き手は、あくまでもこちらが副次的なものである事を念頭において執筆しましょう ・残虐描写、性描写は基本的に作者の裁量に任されます。ただし後者を詳細に書く事は厳禁 ・リレー小説という特性上、関係者全員で協力する事を心掛けましょう ・キャラやアイテムの設定において解らない所があったら、積極的に調べ、質問しましょう ・完結に向けて諦めない ・無理をして身体を壊さない 【予約について】 他の書き手とのかぶりを防止する為、使用したいキャラを前もって申請する行為。 ・希望者は自身のトリップと共に、予約専用スレで明言する事。 ・予約期間は1週間(168時間)。それ以内に作品が投下されなかった場合、予約は解除される。 ・ただし諸事情により延長を希望する場合は、予約スレにて申請すれば3日間の延長が可能である。 ・自己リレー(同一の書き手が連続して同じキャラを予約する事)は2週間全く予約がなかった場合に限り許可する。ただし放送を挟む場合は1週間とする。 ・書き手は前作の投下から24時間経過で新しい予約が可能になる。ただし修正版を投下した場合は修正版を投下終了してから24時間後とする。 ・作品に登場したキャラはその作品が投下終了してから24時間後に予約可能になる。ただし修正版が投下された場合は修正版を投下終了してから24時間後とする。 【状態表のテンプレ】 バトロワ作品に登場したキャラの、作品終了時点での状況を明白に記す箇条書きです 【○日目 現時刻(上記の時間参照)】 【現在地 ○ー○(このキャラがいるエリア名) ○○(このキャラがいる場所の詳細)】 【○○○○(キャラ名)@○○○○(参加作品名)】 【状態】○○(このキャラの体調、精神状態などを書いて下さい) 【装備】○○○○(このキャラが現在身に付けているアイテムを書いて下さい) 【道具】○○○(このキャラが現在所持しているアイテムを書いて下さい) 【思考】 基本 ○○○(このキャラが現在、大前提としている目的を書いて下さい) 1.○○(このキャラが考えている事を、優先順で書いて下さい) 2.○○ 3.○○ 【備考】 ○○○(このキャラが把握していない事実や状況など、上記に分類出来ない特記事項を書いて下さい) 以下は、バトロワ作品の参加キャラ数人以上が、特定の目的を果たすべく徒党を組んだ際に書くテンプレです 【チーム:○○○○○(この集団の名前を書いてください)】 【共通思考】 基本 ○○○(この集団が共有している最大の目的を書いてください) 1.○○(この集団に共有している思考を、優先順で書いてください) 2.○○ 3.○○ 【備考】 ○○○(この集団が把握していない事実や状況など、上記に分類出来ない特記事項を書いてください) 【参加者名簿】 【主催者】 ●プレシア・テスタロッサ 【魔法少女リリカルなのはStrikerS】1/10 ●高町なのは(StS) ●シャマル ●ザフィーラ ●スバル・ナカジマ ●キャロ・ル・ルシエ ●ルーテシア・アルピーノ ○ヴィヴィオ ●クアットロ ●チンク ●ディエチ 【魔法少女リリカルなのはA s】0/4 ●高町なのは(A s) ●フェイト・T・ハラオウン(A s) ●シグナム ●ヴィータ 【リリカル遊戯王GX】0/5 ●ティアナ・ランスター ●遊城十代 ●早乙女レイ ●万丈目準 ●天上院明日香 【NANOSING】0/4 ●アーカード ●アレクサンド・アンデルセン ●インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング ●シェルビー・M・ペンウッド 【コードギアス 反目のスバル】0/4 ●ルルーシュ・ランペルージ ●C.C. ●カレン・シュタットフェルト ●シャーリー・フェネット 【魔法少女リリカルなのは マスカレード】0/4 ●天道総司 ●相川始 ●キング ●金居 【仮面ライダーリリカル龍騎】0/3 ●八神はやて(A s) ●浅倉威 ●神崎優衣 【デジモン・ザ・リリカルS&F】0/3 ●エリオ・モンディアル ●アグモン ●ギルモン 【リリカルTRIGUNA s】0/3 ●クロノ・ハラオウン ●ヴァッシュ・ザ・スタンピード ●ミリオンズ・ナイブズ 【なの☆すた nanoha☆stars】0/3 ●泉こなた ●柊かがみ ●柊つかさ 【なのは×終わクロ】0/2 ●新庄・運切 ●ブレンヒルト・シルト 【リリカルなのはStrikerS 片翼の天使】0/2 ●セフィロス ●アンジール・ヒューレー 【魔法妖怪リリカル殺生丸】0/2 ●ギンガ・ナカジマ ●殺生丸 【L change the world after story】0/2 ●ユーノ・スクライア ●L 【ARMSクロス『シルバー』】0/2 ●アレックス ●キース・レッド 【仮面ライダーカブト】0/2 ●フェイト・T・ハラオウン(StS) ●矢車想 【ゲッターロボ昴】0/1 ●武蔵坊弁慶 【魔法少女リリカルなのは 闇の王女】0/1 ●ゼスト・グランガイツ 【小話メドレー】0/1 ●エネル 【ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】0/1 ●ヒビノ・ミライ 【魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】0/1 ●八神はやて(StS) 現在:1/60
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聖王の揺りかご内部では、スカリエッティが通信画面越しに、ウーノからの報告を受け取っていた。 『私以外のナンバーズはすべて捕縛されたようです』 「そうか……死者は出ていないのだな?」 『はい。その点は、敵に感謝しないといけませんね』 「そうだな。奪われた物は取り返せばいい」 スカリエッティは気だるげに告げる。目も焦点が合わず、どこかぼんやりとしている。 『どうやら、私もそろそろのようです』 断続的な破壊音と振動が、ウーノの画面を揺らす。敵が近づいてきていた。ウーノのISフローレス・セクレタリーは隠蔽と知能加速能力のみで、戦闘能力を持たない。誰が突入してきても、勝ち目はない。 『ドクター。また髪が伸びてきましたね』 ウーノはスカリエッティを見て言った。 言われるまで気がつかなったが、前髪が目にかかっている。 「本当だ。君に切ってもらわないといけないね」 『わかりました。では、この戦いが終わりましたら……』 「ああ、お願いするよ、ウーノ。……今までご苦労だった」 『ドクター。あなたの勝利をお祈りしております』 ウーノの手が画面に置かれる。スカリエッティはその手に自らの手を重ねた。 衝撃と煙が画面を覆い尽くし、通信は途絶した。 「こちらもそろそろか。切り札を使う時が来たようだな」 スカリエッティはまだ自らの勝利を疑っていなかった。 戦闘開始から二時間半が経過した。ついに太陰と白虎が力を使い果たし戦場から離脱する。 敵は空を先に制圧することにしたらしく、攻撃の手が空に集中する。 六合も勾陣も朱雀も遠距離攻撃を持っていない。空で戦う連中の負担が激増していた。 ルーテシアのインゼクトたちが、ガジェットを乗っ取り、こちらの手勢にしているが、焼け石に水だ。 白炎の龍で空を焼き払いながら、紅蓮は舌打ちした。 「くそ、俺も空を飛べれば」 地上からの援護では限界がある。 「泣き言を言うな、騰蛇!」 剛砕破でガジェットを撃ち落としながら、青龍が怒鳴る。 「黙れ、青龍! こんな時まで突っかかってくるな!」 「二人とも、そこまでだ。余計な体力を消耗するな」 勾陣が苛立ちを露わに注意する。勾陣は腹に包帯を巻いただけで、戦線に復帰していた。 紅蓮と青龍は十二神将の中で、もっとも仲が悪い。距離を取ろうと、紅蓮はきびすを返した。 その時、小さな影を弾き飛ばしそうになった。 「お前か」 直立不動の姿勢を取ったアギトだった。やけに真剣な顔をしている。 「どうした?」 「師匠と呼ばせて下さい!」 アギトが直角に腰を折る。 「はっ?」 突然の申し出に、紅蓮は呆気に取られる。 「師匠の炎を見ていて感動したんです。苛烈にして繊細、大胆にして優美。それに比べたら、私の炎なんて…………へっ、ただの花火さ」 アギトは手に灯した炎を寂しげに見つめる。 「それは俺を主に選ぶということか?」 「いえ、主じゃありません。師匠です」 違いが紅蓮にはわからないが、アギトの中では明確な区分があるらしい。 「悪いが、俺は弟子は取らん。そもそも俺の力は生まれつきで、何も教えてやれん」 「それでいいです。盗ませてもらいます」 「お前は俺が怖くないのか?」 紅蓮は全ての魔力を開放している。怖くないわけはないのだが。 よく見ると、アギトは小刻みに震えていた。 「もちろん怖いです。でも、それ以上に師匠を尊敬してるんです。お願いします。私を弟子にして下さい!」 「ああもう、勝手にしろ!」 「はい、わっかりました。ユニゾン・イン!」 アギトが勝手に紅蓮とユニゾンする。紅蓮の髪が金色に変化し、四枚の炎の翼が背中から生える。 翼が羽ばたき、紅蓮の体が宙に浮く。 「これは……」 『私と師匠の力が合わされば、空を飛ぶくらい、どってことないですよ』 頭の中から他人の声が聞こえてくるので、とても気持ち悪い。だが、贅沢は言っていられない。 「行くぞ、アギト!」 『はい、師匠!』 紅蓮が炎の龍を召喚する。黄金の炎龍は先ほどの倍以上の大きさだった。増援のガジェットが一瞬にして灰塵となる。 「すごい威力やな」 広域殲滅魔法が得意なはやても呆れる威力だった。 炎の龍を次々と召喚し、敵を焼き尽くす。形勢が徐々に好転していく。 『師匠、武器持ってないですか?』 「武器だと? これでいいか」 紅蓮が真紅の槍を召喚する。 『うーん。出来れば剣がいいんですが』 「ええい、注文の多い奴だ!」 黙っていろと一蹴したいが、ユニゾンも飛行も経験したことのない紅蓮は、アギトに従うしかない。これではどっちが師匠かわからない。 真紅の槍がほどけ、長く鋭い両手剣に再構成される。紅蓮の武器は魔力によって形作られているので、意思一つで好きな形に変化するのだ。 『師匠、最高です!』 炎をまとった剣を紅蓮は構える。 『技名はどうしますか?』 「知らん。お前が勝手に考えろ」 『わかりました! では、即興で、業竜一閃!!』 炎の斬撃が聖王の揺りかごの外壁を一文字に切り裂く。 聖王の揺りかごにしてみれば些細な傷だが、紅蓮は確かな手応えを感じていた。 「フェイト、はやて、ここは俺たちに任せて昌浩たちの援護に行ってくれ。どうにも時間がかかり過ぎている」 「でも……」 「行こう、フェイトちゃん。私らがいたら、騰蛇の邪魔になる」 初めてのユニゾンで、紅蓮もアギトも制御が上手く出来ていない。近くにいたら巻き込まれる危険性が高い。 はやてとフェイトは揺りかご内部へと突入した。 その頃、ヴィータと昌浩は揺りかごの駆動炉に到達していた。 駆動炉は巨大な四角錐を上下にくっつけた形をしている。その前に、白衣を着た男が簡素な椅子にもたれて座っていた。 「スカリエッティ。お前の野望もここまでだ」 「それはどうかな?」 スカリエッティの右手には、デバイスらしき鉤爪のついたグローブがはめられ、左の二の腕と、右足を黒い装甲に覆われている。バリアジャケットのようだが、それにしては覆っている部分が偏り過ぎている。 スカリエッティが右手を上げると、立方体型の迎撃装置が多数出現する。 「昌浩、思いっきりやれ!」 「万魔挟服!」 衝撃波が部屋の中を荒れ狂う。迎撃装置がすべて爆発する。 そんな中、スカリエッティは涼しい顔で衝撃波を浴びていた。 「馬鹿な!」 「面白い術だね。だが、もう学習した」 黒い甲冑が生物のようにうごめき、スカリエッティの体を侵食する。 「気持ち悪りぃんだよ!」 ヴィータが鉄球を打ち出す。スカリエッティはそれも体で受け止める。 攻撃を受けるたびに、黒い装甲が増殖し、スカリエッティを覆っていく。 「ああ、ようやく馴染んできた」 やがて歪な装甲が、スカリエッティの全身を包み込んだ。 「攻撃が効いてない!?」 「ヴィータ」 昌浩がヴィータの肩をつかむ。直感が全力で警鐘を鳴らしていた。理屈ではなく、直感が真実を指し示す。 スカリエッティの体の上を、薄い虹色の光の膜をまとっていた。 「あれが……あいつが聖王の器だ」 玉座の間に辿り着いたなのはは、ウーノと対峙する。ウーノは抵抗せずあっさりと捕縛された。 「あなたが聖王の器じゃないの?」 「違います」 他に何も喋るつもりはないらしく、ウーノはそれきり黙ってしまった。 ここが聖王の揺りかごの中枢のはずだが、作り変えられているらしい。たいした設備が見当たらない。 新しい中枢を探すべく、なのはは通路を戻った。 「なのは!」 途中でフェイトと合流する。 「フェイトちゃん、外は?」 「騰蛇とアギトが頑張ってくれてる。怪我人は多いけど、誰も死んでない」 「そっか。よかった」 信じてはいたが、なのはは胸をなでおろした。これで心のつかえが一つ取れた。 「はやては、ティアナとスバルの救出に向かってる。昌浩君たちは?」 「まだ見てない。駆動炉に急ごう。凄く嫌な予感がする」 なのはとフェイトは頷き合うと、駆動炉へと向かう。 通路には無数のガジェットの残骸が散らばっていた。それらを乗り越え、なのはとフェイトが目的地に辿り着く。 そこには折り重なるように、血まみれの昌浩とヴィータが倒れていた。 「ヴィータちゃん!」 「昌浩君!」 なのはとフェイトが悲鳴を上げる。胸がかすかに上下しているので、二人ともかろうじて生きているらしい。 「ああ、ようやく来たかね?」 黒い全身鎧をまとった男が、くぐもった声を漏らす。 「スカリエッティ!」 フェイトが鋭く睨みつける。顔はマスクで見えないが、覗く眼光と声に覚えがある。 「陰陽師とは、つまらない人種だね。理屈もなしに答えに辿り着く。おかげで私が答えを言う暇がなかったじゃないか」 とっておきのなぞなぞを解かれて、拗ねている子どものようだった。 「まさか……あなたが?」 「そう、新たな聖王の器だ」 見鬼の才を持つものなら、スカリエッティの体を取り巻く光の膜が見えただろう。 人の想念を具現化する技術を用いて作った魔力の聖王の器。聖王の器の贋作だが、これをかぶったおかげで、聖王の揺りかごは、スカリエッティを聖王と誤認している。 当初は、スカリエッティ自身が逮捕されてもいいように、別の安全策を講じていたのだが、残念ながらそちらは間に合わなかった。野望実現の為には、スカリエッティ自らが無敵の聖王の器となるしかなかったのだ。 「贋作でも、性能は本物と変わらない。まあ、少しばかり見た目が悪くなってしまったがね」 「なら、あなたを倒せば終わりだね。エクセリオンバスター!」 なのはが抜き打ちで、魔力砲を放つ。スカリエッティは軽く体をよろめかせただけだった。 フェイトが踏み込み、ザンバーを振るう。手応えはあるのに、傷一つつかない。 「これが聖王の能力、聖王の鎧だ。あらゆる攻撃を学習し、無力化する。さあ、もっと私に学習させてくれ!」 スカリエッティが愉悦に満ちた声で言う。 「何が聖王の鎧だ。どう見ても悪魔の甲冑じゃないか!」 「フェイトちゃん、リミットブレイク、行くよ!」 「わかった。魔力ダメージであの鎧を破壊する」 なのはがブラスターモードを、フェイトが真・ソニックフォームを開放する。 なのはの周囲に四基のブラスタービットが舞い、フェイトのバリアジャケットがレオタード状の物に変化する。 フェイトの姿がかき消える。トーレのライドインパルスを超える速度で飛行しているのだ。フェイトのデバイス、バルディッシュが二本の剣、ライオットザンバーに形を変える。 フェイトはあらゆる角度から、スカリエッティを切りつける。ライオットザンバーの斬撃に鎧の表面に亀裂が走る。 「なのは!」 フェイトが距離を取った。 ブラスタービットがスカリエッティを包囲し、魔力をチャージする。 「スターライトブレイカァァー!!」 まるで瀑布のように、全方位から大規模魔力砲がスカリエッティに降り注いだ。 床が陥没し、スカリエッティの鎧が砕けていく。威力に耐えかねたかのように、スカリエッティが膝を折る。 「やった!」 なのはとフェイトは肩で息をしていた。ブラスターモードも真・ソニックフォームも高い威力と引き換えに、著しく体力を消耗する。その上で最大の必殺技を放ったのだ。これで倒せないわけがない。 「素晴らしい技だ。学習させてもらったよ」 「「!」」 スカリエッティがゆっくりと立ち上がる。破損していた鎧も、すぐに修復される。 「そんな、どうして!?」 あれだけの攻撃を受けたのだ。スカリエッティには、もう欠片も魔力は残っていないはずなのに。 「不思議かね。では、ヒントだ。私がどうして玉座の機能をここに移したと思う?」 「まさか……」 答えに思い至り、なのはとフェイトの顔が青ざめる。 「そう、私と駆動炉を直接つないだのだよ。私は今聖王の揺りかごすべての魔力を、この身に宿している。もはや誰にも倒すことはできない」 「そんなことをしたら……」 「ああ、一カ月と生きられないだろうね。だが。それだけ時間があれば十分だ。管理局を破壊し、私の記憶を持ったクローンを作り上げる。それを繰り返せば、私は死なない。誰にも邪魔されず、永遠に研究を続けられる!」 「狂ってる」 わかっていたが、フェイトは改めて口にせざるを得なかった。 「君たちは頑張った。だが、私の勝利は絶対に揺るがない」 「そんなことない。まだ手はある。ディバインバスター!」 なのはの魔力砲が駆動炉を狙う。駆動炉を破壊してしまえば、スカリエッティへの魔力供給も止まるはずだ。 駆動炉が展開した漆黒のバリアが、ディバインバスターを防ぐ。 「対策を立てていないとでも? 駆動炉ももちろん聖王の鎧によって守られている。さて、もう諦めたまえ」 「私たちは絶対に、諦めない!」 打開策が見つからない絶望的な戦い。なのはとフェイトは、それでもうつむくことなく、スカリエッティに挑んで行った。 爆音と叫びが、昌浩を覚醒させた。 なのはとフェイトがスカリエッティと戦っている。余裕で迎え撃つスカリエッティと違い、なのはとフェイトには焦燥と疲労が色濃く出ていた。 昌浩は自分の胸に手を当てた。深い裂傷があり、鮮血が手を真っ赤に染める。 (そっか。俺、負けたんだ) 昌浩とヴィータのあらゆる攻撃は無効化された。スカリエッティの放つ光弾が、結界を破砕し、昌浩とヴィータは倒された。 昌浩に覆いかぶさっているヴィータも、重傷を負っている。昌浩はヴィータをどうにか横に寝かせると、傷口に血止めの符を張っていく。シャマルの回復魔法には遠く及ばないが、止血と痛み止めくらいはできる。 手当の途中で、ヴィータはうっすらと目を開けた。昌浩の手をつかんで止める。 「……昌浩、私はいいから、お前の手当てをしろ」 ヴィータは人間よりよほど頑丈に出来ている。手当てをするなら、昌浩が先だ。しかし、昌浩は首を横に振って、儚げに微笑む。 「できないよ。だって、俺、ヴィータに死んで欲しくないから」 「……馬鹿野郎」 ヴィータは泣きそうな顔で怒る。昌浩の笑顔は、先代の昌浩がヴィータをかばった時に浮かべたものと全く同じだった。 「あんなに説教したのに、お前、ちっとも反省してねぇじゃねぇか」 「ごめん。だから、帰ったら、また説教してよ」 「いいぜ。覚悟しておけよ」 ヴィータの手当てを終え、昌浩は自分の治療を始める。 その時、なのはたちの戦いに終止符が打たれようとしていた。スカリエッティが右手を動かすと、赤い光の線がなのはたちを拘束する。カートリッジはまだ残っているが、もう振り払う体力が残っていない。 普通に戦ってもスカリエッティは倒せない。 ならば……。 「……スカリエッティ」 ゆっくりと昌浩が立ち上った。流れ出た血が赤い衣をどす黒く染めている。止血が完全ではないのか、歩くたびに血が滴る。 「昌浩君、動いちゃ駄目!」 「ゆっくり寝ていたまえ。君の体は人造魔導師素体として有効に活用してあげよう」 昌浩はふらふらと体を左右に揺らしながら、スカリエッティに近づいていく。 「スカリエッティ、今日初めてお前に感謝する」 「おや、出血で気でもふれたかね?」 「お前のおかげで、俺たちは勝てる!」 昌浩は額から流れる血を拭い去る。その目には、勝利を確信した輝きが灯っていた。 戦闘開始から、そろそろ三時間が経とうとしていた。 駆動炉の前で、昌浩とスカリエッティが睨みあう。 「ハッタリにしても笑えないな。満身創痍で、どうやってこの聖王の鎧を破壊する?」 「破壊する必要なんてない」 昌浩の歩いた軌跡が光り輝く。光は北斗七星を描いていた。素早く呪文を唱え、術を完成させる。 「急々如律令!」 光の柱が、スカリエッティを包み込んだ。 「ふん。どんな攻撃も無意味……何!?」 スカリエッティが驚愕する。 聖王の鎧が少しずつほどけ、消えていく。 「これは攻撃じゃない。浄化だ!」 人の心から生まれる邪念や穢れを浄化するのも陰陽師の仕事だ。 スカリエッティの無限の欲望は、聖王の鎧を侵食し汚染した。それなら浄化し消滅させることができる。 他のナンバーズでは、こうはいかなかっただろう。残忍な性格の者もいたが、どれもスカリエッティが植え付けた紛い物でしかない。 マスクが消え、スカリエッティの顔が露出する。しかし、鎧が再生を始める。消えるそばから再生し、両者の勢いが完全に拮抗した。 (魔力が足りない) 昌浩の術が徐々に押し返され始める。 「なのは! フェイト!」 ヴィータが、ひび割れたグラーフアイゼンを掲げる。 「わかったよ、ヴィータちゃん!」 「昌浩君、これを使って!」 なのはとフェイトがそれぞれのデバイスを昌浩に投げ渡す。 左手にレイジングハート、右手にバルディッシュを受け取り、体の前で交差させる。 「カートリッジ、ロード!」 昌浩の指示で、装填されていたカートリッジがすべて吐き出される。膨大な魔力が昌浩に流れ込み、髪が突風に煽られたようになびく。 体内を魔力が暴れ狂い、昌浩の口から血が溢れる。 (やばい、意識が……) 出血で視界が暗くなる。ふらついた昌浩を、後ろから誰かが優しく支えた。 「どうやら、間に合ったようやな」 夜天の書を携え、翼を羽ばたかせた、はやてだった。 「はやて姉ちゃんに任せとき。リイン!」 「はいです。祝福の風、リインフォースⅡ、行きますです。ユニゾン・イン!」 リインと昌浩がユニゾンする。昌浩の全身に活力がみなぎり、髪が白銀に、瞳が蒼く、衣は白に、体が光に包まれる。 黒き翼の堕天使に守られた、光り輝く少年。まさに光と闇を司る陰陽師の体現だった。 『魔力制御完了。いつでも行けます!』 「スカリエッティ。あんたは最高の科学者なんだろう」 昌浩が言った。 どんなものも突き詰めれば最高になる。スカリエッティは研究の為に、あらゆるものを傷つけ、他人の命すら平然と犠牲にした。それは最高の一つの姿だ。 「でも、俺は違う。俺が目指すのは、誰も傷つけない、誰も犠牲にしない、最高の陰陽師だ!」 この力は守るために、救うために使うと誓う。 「やめろ、やめろぉぉぉー!」 スカリエッティが断末魔の悲鳴を上げる。 「これで終わりだ、スカリエッティ! 急々如律令!!」 純白の光がスカリエッティを飲み込む。 光が晴れた先には、すべての力を浄化され、骨と皮だけになったスカリエッティが倒れていた。 聖王の揺りかごとガジェットの群れが停止する。 はやてから通信を受け取り、シャマルが晴明を振り返る。 「全員脱出完了。晴明さん、みんな無事です!」 「晴明、最後の仕上げだ」 「わかっているよ、天空」 晴明は両手を打ち鳴らした。 「謹んで勧請し奉る……急々如律令!」 神の力を借りて、晴明が術を放つ。 聖王の揺りかごとガジェットの残骸が、次元の彼方へと強制的に転送される。 後は次元航行艦隊が、破壊してくれるのを待つだけだ。機能停止した聖王の揺りかごなら、四分の一の艦隊でも容易く破壊できる。 「やれやれ、老体に無茶をさせる」 「私たち、勝ったのね」 シャマルが感極まって泣き出す。あれだけの死闘を潜り抜け、一人の死者も出していない。まさに奇跡だった。 「私たち、負けたっスね」 捕縛されたウェンディが、複雑な表情を浮かべる。ナンバーズたちは皆似たり寄ったりの表情だ。 「私たち、これからどうなるんだろう?」 「ま、はやてたちがいるんだ。それほど悪いようにはせんだろう」 いつの間にか戻ってきたもっくんが、セインの疑問に答える。 「あー」 もっくんを見るなり、ウェンディ、チンク、セッテ、セインが卒倒する。 「おいこら。人を見るなり気絶するとは、どういう了見だ。お前ら、あれは演技だと言ったろーが!」 もっくんが憤慨するが、その声は届かない。 真夏の強い日差しだけが、戦いを終えた勇者たちを見守っていた。 目次へ 次へ