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【検索用 りなりあ 登録タグ 2008年 VOCALOID にいとP り 初音ミク 曲 曲ら】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:にいとP 作曲:にいとP 編曲:にいとP 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『リナリア』 【 リナリア[linaria] 】 科名 ゴマノハグサ科 和名:姫金魚草 花言葉:「私の恋を知ってください」 歌詞 (動画より書き起こし) あなたの事ばかり ずっと考えてしまう 今、あなたへの想い ひそかに込めて歌うよ もしも一つ願いが かなうのならば 写真で見たあの海を あなたと2人手をつなぎ 歩いてみたい 初めて出会った瞬間に 心に溢れてた暖かいこの気持ち 永遠に抱きしめて居たいよ たとえかなわない想いと知っていても 優しい嘘で良い 好きと言って欲しい 覚えていますか? 初めての音は終わった恋の誌 歌い終えたあと「ありがとう」と 涙をぬぐい微笑んで答えてくれた ねぇ教えて胸の奥が痛いよ 甘くて切ない想いが溢れているよ 解ってる解ってる でも止めて 好きと同じ位、悲しみも止まらないの 私は貴方の 特別な歌姫 笑顔で歌を紡ぎたい ひそかに想いを込めて コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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さよならりなりあすいぞくかん【登録タグ YonoP さ 曲 結月ゆかり】 作詞:YonoP 作曲:YonoP 編曲:YonoP 唄:結月ゆかり 曲紹介 YonoPの29作目。 歌詞 本日で 当館は終わりを迎えます 開館して 三十年 色々あったな シロクマのジョニーは腹を壊した ペンギンのルーイは演技を忘れた あぁ 一緒に 生きた 日々だ まるで世界の終わりだ 好きな人が僕以外を 想ってるのを 知った日みたいだな 「さよなら、リナリア水族館」 通り過ぎた たくさんの人よ 見られずも 僕らはここで生きてた ここでしか生きられなかった 偽物の海で泳がせて 見世物の愛を見せつけた こうして僕らは この街から 消えようと 思います 幽閉の 閉塞の 束縛の水槽 彼らにとって それが当然で きっと 不幸ではなかったと 信じています お嬢ちゃんが暮らす教室や家が お父さんが通う職場の方が 「セマクテ クラクテ トジテテ コワクテ イキグルシイモノ ナンデスヨ」 あぁ ちょっと早口が過ぎましたね 本当の幸せとは こんな閉じた世界だ ルールの中 死んでいける事はさ 素晴らしい 「さよなら、リナリア水族館」 愛すべき 言葉無き者達よ 水槽の藻屑となった者達 すべてに混じって消えてった。 本物の愛で生かした 困惑の日々でも愛したよ! こうして僕らは この街から 消えようと思う。 さよなら 循環する借り物の永遠たちよ さよなら 嘘だらけの信じれば本物共よ さよなら 商業主義にて作られた生命矛盾の権化 さよなら またいつか え? 私は誰かって? お腹の弱いシロクマさ コメント 名前 コメント
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リナリア - 第二章 - りなりあたいにしよう【登録タグ:VOCALOID にいとP 初音ミク 曲 曲り 曲りな】 曲情報 作詞:にいとP 作曲:にいとP 編曲:にいとP 唄:初音ミク ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルキー変更ワイプあり オフボーカルキー変更ワイプあり コメント 名前 コメント
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【検索用 りなりあ 登録タグ 2020年 M Ξ D I Λ VOCALOID ぴん り 子牛/2019~ 曲 曲ら 茶々尾ひろ 藤原ハガネ 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:子牛 作曲:子牛・茶々尾ひろ 編曲:子牛・茶々尾ひろ イラスト:ぴん(Twitter) 動画:M Ξ D I Λ(Twitter) ギター:子牛・フジワラテツドウ(藤原ハガネ) 唄:音街ウナ 曲紹介 ボカコレ楽しそうだな~いいな~と思い、みんなで急いで作りました 曲名:『リナリア』 子牛氏の16作目。 『ボカコレ2020冬』に合わせて作られた曲。 歌詞 古びた ショッピングモールの前で 振るビターテイスト コーヒーの缶を 夕焼けに染まる君 言うやけに悲しい言葉 理由や景色はどうでもいいから ささやかなお願いを聞いて! 1 2 3 4 5億円あったら何が欲しいですか? 毎日ディナーに国産和牛を 5億円あったら何が欲しいですか? すき家と吉野家の株を買い占めて 5億円あったら何が欲しいですか? ランボルギーニを渋谷で乗り回し 5億円あっても手に入らないものは 君 の 笑 顔 ~間奏~ 5億円あったら何が欲しいですか? 料理を頼むよコックさん和牛を 5億円あったら何が欲しいですか? 小岩井農場の土地を買い占めて 5億円あったら何が欲しいですか? アフリカの井戸にレッドブルをためて 5億円あっても手に入らないものは 君 の 笑 顔 コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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「どんなことがあっても折れないで、お願いよ」 名前 リナリア=クラルテ Name Linaria=Clarte 性別 ♀ 年齢 11 +more…… 好きな食べ物 甘いもの 嫌いな食べ物 なし 好きなこと 落書き、自分 嫌いなこと 思い通りにいかないもの 趣味・特技 料理 目標 日々を楽しく過ごすこと アライメント 混沌にして中立 アルカヌム Ⅲ・女帝 +image 容姿 146cm、37kg、長めの黒髪をツインテールにして纏めている少女、初等部としては少し細めの体型。 黒色のセーラー服に白いタイ、足元にローファーと一見真面目に見える格好をしている。 琥珀色の瞳に薄い唇、笑うと頬に笑窪が浮かぶ。 性格 悪戯好きで意地悪、意地っ張りで寂しがり屋という非常に面倒な性格をしている、ツンしゅん。 得意魔術 『魔法円型魔術』 魔法円を媒体に様々な魔術を行使する方法。 詠唱では威力の小さな魔法、または不安定な魔法に対して形のある媒体を用意することにより、魔法の威力と安定性を向上させる。 習熟度の足りない初等部にとっては非常に便利な術式だが、魔法円は使用する魔法に合った見た目をしている為、行使の前に使用する魔法がバレてしまうデメリットがある。 他にも魔法円を描く時間、描ける場所の問題が存在するが、彼女は想像主の絵筆を使うことによってそのデメリットを最小限に抑えている。 『先の見えない窓』 スクイバコの力の残滓、自分の望む場所に移動するための能力。 任意の場所に自分が通れるくらいの黒色の窓を描き、それを通り抜けることにより好きな場所にワープすることが出来る。 どんな窓でも描くのに大体一秒かかる、立ち入るべきではない場所に繋げることは出来ない。 簡単なプロフィール 親に半ば追い出されるような形でネポック学園に編入した少女、スクイバコの騒動の原因となった存在。 事件を起こす前にネポック学園に編入したため、結果としてスクイバコを生むことも無くなった。 元々割と才能に溢れてるタイプの少女だった為か、初めて習った魔術にも良く馴染み、魔法円を使った魔術が得意と言える程度に習熟した。 騒動の記憶は残っており、スクイバコの力もほんの少しながら残っている、本人はあんまり気にしていない。 騒動の影響で半怪異という種族に変貌しており、人間と怪異の中間のような存在になっている。 幽霊に近い存在な為霊魂や怨霊といった存在を確認することが可能、同じく幽霊を認識できる相手には『混ざりもの』だと判別される。 基本は人間と変わらないが、死んだ時に死体が残らなかったりと細かな相違点がある。 『想像主の絵筆(ワンダーペイント)』 自由自在に大きさを変えられる不思議な絵筆、壊れても数秒後には再生する。 持ち主の意思に応じて絵の具が湧き出てくる、この絵の具は空中にも絵を描けるスグレモノ。 ついでに消したい時にはいつでも消せる、非常に便利。
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作詞:にいとP 作曲:にいとP 編曲:にいとP 歌:初音ミク 翻譯: 心中儘想的 全都是有關你的事 現在 想將對你的思念 悄悄地放入歌裡唱出 如果能夠實現 一個願望的話 我想要到照片上的那片海 和你一起牽著手 在那裡走著 第一次見面時的瞬間起 從內心湧出的這份溫暖的感覺 想要就這樣永遠的抱著你 即使知道 這是無法實現的想法 溫柔的謊言也不要緊 想要你說出喜歡我 你還記得嗎? 第一次 結束聲音的那首戀之歌 在歌結束之後 「謝謝」 你拭去淚水 微笑著回答我 吶 告訴我 內心深處在痛苦著 那份甜蜜卻又苦悶的思念不斷湧出 我知道 我知道的 但是請停下來 但和喜歡相同的 這份悲傷卻無法停止 我是專屬於你的 特別的歌姬 用微笑編織出一首歌 悄悄地 將對你的思念放進去…
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トレーナー:オリーブ ポケモン名:ロトム(色違い) そーだのアイシャほどではないが良個体。 タイプ相性と技を生かして物理受けを担当。ノーガードカイリキーが主食です。 名前の由来は姫金魚草(ひめきんぎょそう:Linaria, Spurred snapdragon)から。
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然(水風)属性の精霊 『溟海』の精霊 ワートリのハイレインみたいな攻撃をする。 んもう!が口癖
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賞金 銀2 金冠条件 デッキレベル合計27以下 使用モンスター イサLv8 連続突き ヘヴィスラッシュ エアゲイルLv11 パワーファクト 金切り声 フェザーガン キンリーLv11 フォトン あたまタックル ムーンライト ミュートボール 通常攻略 ここでのリナリアのモンスター達は、同エリアの他バトラーのモンスターと比べて、最大MPがかなり高く設定されている。 (例・・ゴーレムのエアゲイルLv11が推定約550。リナリアのエアゲイルLv11は約750) おまけにキンリーに至っては、MPを回復する『ムーンライト』も取得している為、防御型モンスターでMPを枯らす作戦は狙いにくい。 状態異常を使って主導権を引き寄せるか、セオリー通り弱点を突いてさっさと倒してしまうのがベターだろう。 全モンスターが雷弱点。そこを上手く突けば、若干楽になるかも? -- 名無しさん (2012-06-16 01 25 54) 名前 コメント 金冠攻略(極力適正レベルで) 金冠条件を満たす為の攻略はここに記入して下さい ハバルウのサンドショットとヘンテコダンスが、イサとキンリーに有効。 -- naru (2024-04-24 12 22 11) 名前 コメント
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登録日:2022/07/24 Sun 19 06 23 更新日:2024/02/20 Tue 10 15 02NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 「お前」 この恋に気付いて ウンディーネ ディートフリート・ブーゲンビリアif パラレルワールド ブーゲンビリアの拳銃 ライデンシャフトリヒのウンディーネ リナリア・ブーゲンビリア ヴァイオレット・エヴァーガーデン ヴァイオレット・エヴァーガーデンif 名無し 義手←ではない 捨てるべき時に、それを捨てなければ、未来は大きく変わったことだろう。 リナリア・ブーゲンビリアとは、暁佳奈の小説『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の登場人物。 登場したのは原作小説軸の物語であり、アニメ版には未登場。 劇場アニメ映画の入場特典冊子に収録されたエピソードの一本『ヴァイオレット・エヴァーガーデンif』、 並びに完全受注生産の単行本「ラスト・レター」に書下ろされた同エピソードの続編『ディートフリート・ブーゲンビリアif』に登場する。 キャラクター概要 早いが話、「ディートフリート・ブーゲンビリアが後にヴァイオレットと名付けられる少女を『手放さなかったら』」というIFの世界線上における ヴァイオレット・エヴァーガーデンその人であり、正史世界とはまた違う運命の足取りを辿った彼女の「もう一つの可能性」とも言うべき鏡像的存在。 基本的な人間性は原作本編のヴァイオレットとそう変わらないと思われるが、ギルベルトと任務を共にしなかった事もあり両腕は義手ではなく生身のまま健在。 前述の通り、『ディートフリート・ブーゲンビリアif』ラストまで実質「名無しの少女」のままであり、リナリアの名はディートフリートから名付けられたもので、 それまでは彼からは名無しのまま「お前」などと呼ばれていた。 軍関係者からは、ディートフリートが彼女を利用して得意とした水上での奇襲戦法にちなんで「ライデンシャフトリヒのウンディーネ」と異名を付けられており、 ギルベルトやホッジンズといったディートフリートと知古の間柄の人物からもその異名にちなんだ「ウンディーネ」の愛称で呼ばれている。 軍内部では登録名なしの武器扱いにされており、途中から「ブーゲンビリアの拳銃」扱いになった。 関係者以外の外部の人間相手には、体面上「ディートフリートの秘書官」という呈ではぐらかしているとのこと。 概ねの人生はディートフリートに「捨てられるか否か」の境目前後まで(幾つかの差異はあれど)変わっておらず、重要なのはそれ以降。 ギルベルトの元で死線を共にして重傷を負う事が無かったため両腕を喪うことなく、ディートフリートの「道具」……実質彼の秘書に近い形で行動と生活を共にしている。 当初は戦闘絡み以外のスキルはからっきしであったが、ディートフリートとの生活の中で識字や言葉遣いなどを始め努力を怠らなかったが故に成長し、 『ヴァイオレット・エヴァーガーデンif』ラストの時代では実質ディートフリートを尻に敷くレベルで家事や秘書業務のスキルを向上させていた。 ただし、正史同様に淑女教育を受けたレベルに達しているかまでは不明。 少なくとも、他者への贈り物を選定する観察眼や芸術性については養われなかった模様。 またこの頃には紆余曲折での感情の変化を経た事で、ディートフリートもまた不器用ながらもリナリアに対して明確な「愛情」とも言うべき感情を抱いており、 もし名前を付けないまま彼女が死んでしまっていたら、何と呼びながら弔うつもりだったのかと述懐した事からも彼自身の変化がうかがえる。 作中での動向 『ヴァイオレット・エヴァーガーデンif』 概ねは正史通りに話が進みながらも、ディートフリートが手元に置いてから暫く経った「名無しの少女」と関わりあう中で、 彼自身が本当に欲しているものに気付き始めたのが大きな変化の切っ掛けとも言える。 この時点で彼女を「誰でもいいから“主”を欲しているだけ」を受け取ってしまい、煮え切らない想いを抱くようになってしまう。 次いで、正史とは異なる形でのディートフリートとギルベルトの兄弟の数年ぶりの再会。 高層建築の宿の最上階において、ディートフリートのみならず取り巻きの軍人からも嘲笑われながらギルベルトに引き取られた正史の物語とは対照的に、 『if』の世界線ではディートフリートが窃盗犯を返り討ちにした際、偶々居合わせたギルベルト並びにホッジンズと出会うという流れになっている。 こちらでもギルベルトが少女の置かれている境遇を知るや否や、当然ながら壮大な兄弟喧嘩に発展してしまったと地の文で言及されているが、 お互いに失望を抱えたまま離別してしまった正史に比べれば、感情を吐露して罵り合う事が出来た分まだマシと言えるかもしれない。 事実、ディートフリートはギルベルトに詰め寄られる中で、少女の存在が抜き身の刀身のようだった自分を揺らがせている事を自覚せざるを得なくなってしまう。 思い余ったディートフリートは、ギルベルトの住まうブーゲンビリア邸に赴き、少女を「自身に捨てられた」体裁で、正史同様にギルベルトの元へ引き取らせるべく仕向けようとする。 そしてそれは、弟を愛しており、また自覚こそしてないものの少女に対しても同じような感情を向けているが故のものだったのかもしれない。 だが、突き放すようなディートフリートの言葉を、少女は懸命に拒否する。 「……ひとりに、しないで、ください……」 そこに居たのは、初めて会った時の獣などではない、ディートフリートが言葉を教えた一人の少女だった。 彼女にとって主は誰でも良くなどなかった。誰でも良ければディートフリート以外にもたくさん人は居たはずであった。 けれども、彼を追いかけた。獣なりに本能的に感じ取ったのかもしれない。この人間ならば、この大人ならば、きっと、自分を離さないだろうと望みを抱いて。 「……傍に、いさせて、ください」 ディートフリートは、実際彼女を単なる道具としては扱わなかった。 言葉を与え、髪を梳かし、生活習慣を学ばせ、ディートフリートは知らずの内に、獣を人にしようとしてしまっていたのだ。 ディートフリートの怒鳴り声を聞いて邸宅から飛び出してきたギルベルトが見守る中、ディートフリートは少女に自分が必要かと問う。 頷いた少女の言葉に、ディートフリートはこれまで胸の中を蠢いていた昏い物が取り払われる感覚を知り、 彼女への憎しみに近い感情、そして自分への激しい怒り、世界への劣等感すらも薄れていった。 少女が自己を証明したがったように、ディートフリートもまた他人に、この獣だった少女に自身の事を認めて欲しかったとようやく理解できた。 本当に殺したいと思っていた時期も、道具として使い潰そうと思っていた時期すらもとっくに過ぎ、今は光ある方に変化していた。 二人は、そこで初めて自分達を認め合う朝を迎えた。 ―――時は流れ数年後。大陸戦争が終結し、ライデンシャフトリヒ郊外に建てられた邸宅にディートフリートと少女は共に住んでいた。 男と少女、風変わりで齢の離れた二人は仲は良くなさそうだが、離れる気配もない。 この頃には少女もすっかり成長し、ディートフリートが朝一番に彼女の事を「美しい」と思って後悔してしまうぐらいには美人になっている模様。 ギルベルトやホッジンズらとも親密な間柄が続き、ディートフリートもそれにヤキモチを焼く感情を自覚するくらいには自身の想いを自覚しているようだった。 ディートフリートは色々不満を抱きながらも、もはやこの関係性に居心地の良さも感じており、 もはやかつての彼では無く、自身の存在証明である少女を手放せない、ただの一人の男になってしまっていた。 故に、手を伸ばし、彼女が自分の事を忘れないように、自らが付けた彼女の名を呼び、その頬を撫でた。 「■■■■」 「はい、お傍におります」 この物語で明かされなかった「この世界線の」少女の名前は、『ディートフリート・ブーゲンビリアif』にまで持ち越されることとなる。 『ディートフリート・ブーゲンビリアif』 人は何を以(も)ってして、人になるのか。 時系列は『ヴァイオレット・エヴァーガーデンif』本編と「数年後」の間に位置する、大陸戦争が終わって然程経っていない頃。 ディートフリートの見立てに沿えばこの時点で14歳とのこと。 戦後はディートフリートの下、言語能力・一般教養・兵法の勉強を始め、いつしか彼にとって有能な秘書ともいえる立ち位置に。 この頃にはギルベルトから提案されたブーゲンビリア家の所有する土地の割譲を「ディートフリートは怒るだろう」と即答できるくらいには人間の情緒が理解できるようになっている。 冒頭では大陸戦争中の洋上戦で、少女を危うく失いかけ、その際にディートフリートが終ぞ名前を付けずにいた彼女が居なくなることを恐れる場面が挟まれ、 この一件は終戦後のディートフリートが「あの時彼女を失っていたら何と呼び弔うつもりだったのか」と思い返す流れにも繋がっている。 本編の時点ではディートフリートはボロボロに筆記帳に、少女の正式な名前とする候補を書き連ね、頭を抱える程の想いを持つようにまで至っている。 ディートフリートが終戦後に住む邸宅を見繕う中、彼が所持していたとある絵画の作者の遺族と会う約束を少女が勝手に休暇を申請して取り付けた事から、 遺族であった作者の母親と邂逅を果たし、その中で「今の自分達にできる事は後悔するかしないかの選択を延々とし続けることくらい」という想いをその母親と共有。 作者の遺作を管理する中で母親とも交流を続けるなど、少女との出会いでディートフリートの性格が年々丸くなっている事も明示された。 その後、ディートフリートはこの一件を経て知り合った画商から、とある資産家が持て余していた別荘を提供され、そこを自身の終の棲家とする事を決意。 少女に対し、自身が死んだ後は遺された邸宅の名義を譲ると言うも、彼女から返ってきた答えは全く異なるものだった。 「いやです」 「大佐は私が死なせません」 「あらゆる敵を、私が排除します」 彼を生かすためなら寿命とすら戦うと断言する少女に対し、 ディートフリートは「最後にお前を泣かせて死にたい」「看取る時くらい笑顔を見せろよ」と言いつつ、先の筆記帳を彼女に見せる。 その筆記帳の最後に記述された一つの名、「花の名前」に大きく丸が書かれていた。 その花は別荘の長らく手入れされていなかった庭にも咲いていた。 ディートフリート曰く、ブーゲンビリア家も植える花だそうで、迷いに迷って「うちの花」を選んだ、花の中で佇んでいる少女の姿が目に浮かんで、それでよいと思ったと少女に告げる。 その名は、「リナリア・ブーゲンビリア」。 美しい花と、ブーゲンビリア家の名前。以前なら結びつかなかった二つの名前が、まるで花束の様に少女の中に溶け込んだ。 自身の名前を復唱し、涙を流す少女―――否、リナリアに、ディートフリートは彼女に終身雇用という呈で、実質的なプロポーズを果たす。 ひどく不器用な愛し方ながらも、ディートフリートはただ、泣いている獣を慰め、必要とされる瞬間を味わいたいという気持ちを噛み締めていた――― 「リナリア、これでお前がもし孤独に死んでも墓は一緒だぞ」 これは、もしかしたらあったかもしれない愛の話だ。 余談 リナリア(姫金魚草)の花言葉は「この恋に気付いて」「幻想」など。 追記・修正は、捨てるべき時に捨てなかった人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント