約 1,510,512 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38379.html
【検索用 ほくかゆめをすてておとなになるまて 登録タグ VOCALOID Youtubeミリオン達成曲 ほ 傘村トータ 初音ミク 曲 曲は 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 カバー動画 コメント 作詞:傘村トータ 作曲:傘村トータ 編曲:傘村トータ 絵:kise(piapro) 唄:初音ミク 曲紹介 僕は大人になるので夢を捨てようとおもいました。 曲名:『僕が夢を捨てて大人になるまで』(ぼくがゆめをすてておとなになるまで) 傘村トータ氏の44作目。 傘村トータ氏初のVOCALOID殿堂入り達成曲である。 歌詞 (piaproより転載) いつまでも歌が歌えたらいい いつまでも曲が作れたらいい いつまでも夢を持っていられたら いつまでも自分らしく生きていられたら 綺麗ごとだけでは生きていけない そんなことはとっくに知ってる 周りの大人がそうであるように 自分も 世界を知らなくちゃ 大人になるから、って捨てた夢は いつかまた拾えますか なくしたくないもの 沢山詰まってる だから まだ渡せません ごめんなさい いつまでも歌は歌えないから いつまでも曲は作れないから いつまでも夢なんて持っていたら 生き抜くことさえ難しくなる 諦めろ も 諦めるな も どっちも間違ってて どっちも正しい 周りの大人がそうであるように きっと自分も もう選べない そんな人生で満足か と 聞かれたら答えるよ 「それじゃ嫌です。」 僕には夢があります 僕には夢があります どうか どうか 僕から奪わないで 大人になるから、って捨てた夢は いつかまた拾えますか なくしたくないもの 沢山詰まってる だから 僕はいつまでも 守り続けます カバー動画 コメント 私は夢を諦めて現実を見ろと言われて、諦めようとしました。でも曲を聴いて誰にも文句を言われないように一人前になったら叶えて見せようと思いました。救いになりました。 -- こはく (2018-12-18 17 02 09) この曲は本当に私自身の心を動かした曲です。本当に泣けてきて、今持っている自分の夢を拾って、限界まで向かおうと思いました。傘村トータさん、この曲を作ってくれて、ほんっとうに、ありがとうございました、心から感謝しています。 -- 真紀 (2018-12-31 23 46 26) 泣けました -- 名無しさん (2019-01-01 19 46 32) 私にもこんな時期があった気がします。とても、ピアノとミクの声とがぴったりで受験前とかなにかをやるまえに聴くのをお勧めしたいです -- 紅 絃兎 (2019-02-03 02 28 24) 感動をありがとう -- TOSHI (2019-02-03 16 08 51) 僕も夢を捨てずに生きててよかったなぁ… -- 名無しさん (2019-02-05 21 33 17) 聞いた途端、ウルッとしてしまいました。 -- れいにー (2019-03-02 19 29 40) WAO -- パピプペプッチップチ (2019-03-25 20 15 38) マジカルミライで聞けるのが楽しみです。 -- ゆば (2019-04-23 14 18 46) 初めて聴いたとき、涙が出ました。大人になるということは、大切な何かを失う事なんだと思いました。 -- ゆいぽん (2019-06-30 00 37 43) 「夢」と「将来やりたい職業」は違うと気付かされました -- 茨華仙 (2019-08-04 23 10 00) ZOLA PROの歌思い出した。大人になっても何か一つだけ選んでそれをこっそり守っていけば良いんだ -- 名無しさん (2019-08-11 21 39 07) 自分の人生を考えさせられました。この曲とピアノの音が合っていて、綺麗な曲だなと思います。 -- ‐音月ユズ‐ (2019-10-14 15 24 06) マジミラで聴いて感動してみにきました。感動をありがとうございます。 -- 零-Rei- (2019-12-23 07 17 55) はじめて聴いた時は泣きました。こんないい歌をありがとうございます。 -- かぐや姫 (2020-01-16 15 19 03) いつもYouTubeで視聴しています。絶賛受験生で頑張っています。親や先生に私の目指している学校に私の偏差値?が到底届いていなくてwでもこの曲を聞いて後悔のないように行きたいと思います!!!!いつも心の支えになってます、ありがとうございます!!!!これからもCDなど沢山買わせていただきます!!!!これけらも頑張ってください!!!! -- いさ (2022-01-15 16 50 37) 部活中にけがをしてしまい、大会に間に合うかどうかギリギリで、ほとんど諦めてしまっていた自分を変えてくれたのはこの曲でした。この曲のおかげで、どうにか大会に間に合わすことができそうです!本当にありがとうございました。(打ち間違いで上と繋げてしまい申し訳ないです...。) -- Nebula (2022-03-16 00 44 07) 1回聞いたらすっごい耳に残って。 -- 希糸-きいと- (2022-11-09 17 46 54) ずっと聞くたびに泣いてます、、(打ち間違えて上とつながって見にくくなってすみません💦) -- 希糸-きいと- (2022-11-09 17 49 08) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/venus_blade/pages/171.html
星名剣リディル さあ覚悟しろ悪党め!ってあれ…?あなた敵じゃないの? レア度 ★★ フォース 7 攻撃力 700 ~ --- 防御力 700 ~ --- スキル --- 価格 1000 入手方法 クエスト、シルバー 「ファーヴニルの歌」に登場。ファーヴニルから心臓を取り出す際に使われた。 う~ん。もうちょっとね… レベルアップしたわよ!これで私が最強ね! 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/1791.html
ardia /// / アルディア リディアの時代に起こったアシェットとデームスの戦争 \ sid ridia \ [ kirs ] \ リディアの時代に起こったアシェットとデームスの戦争。アルディアでテームスは一度滅んだ。しかしシオンの時代には既にテームスは復活しているものと目されている \
https://w.atwiki.jp/afe01/pages/184.html
2014年 11月18日 00 10 121 MI4989 削除 ブロペニュ「(´・ω・`)ぶっちゃけ私達要らないよね」自動小銃でミサイル迎撃中 エルシー「(´・ω・`)うん」機関銃でミサイル迎撃中 エルシー「とりあえず榴弾をあそこ(なんかバリア張ってる戦車と変な機動兵器)に撃っとこ」 なんとも迫力に欠ける砲声を上げて榴弾がアナハンブラに飛来する。 普通ならバリアで弾かれて(´・ω・`)。 ――が、撃った榴弾は対防壁処理が施されておりバリアを突き破って直撃。 よりにもよってミサイル発射器に直撃し、大爆発を起して機動兵器と主力戦車を半壊させた。 そもそも歩兵砲に半壊させられる機動兵器と主力戦車とは一体……。 ブロペニュ「……その歩兵砲ってあんなに強かったっけ」 エルシー「……火砲の貫通力は時代と国によってテストしてる装甲の材質が違うから一概に比較できないって言うのを思い出したけど……あれは流石にラッキーヒットだよね、多分」 ブロペニュ「じゃあ、ちょっと空爆するね」 飛び立ったブロペニュは敵戦車の位置を味方の戦車部隊に送信しながら爆撃するタイミングを図りはじめた。 2014年 11月18日 09 19 122 zyabara 各戦艦・巡洋艦 『各艦に告げる、現状目標の確保は我が艦隊では困難と判断…よって作戦の予定を早める…【ブラックミスト・オプス】開始せよ』 各艦『了解した』 『…任務了解』 『作戦を開始する』 大気圏上空に待機していた戦艦群が次々と、大気圏突入を開始…。 既に降下していた戦艦や巡洋艦は高度をギリギリまで下げると、アナハンブラ型やブラウニル戦車をありったけ投下…ライネン戦闘機も全て発進、戦艦は下部から…巡洋艦は排気ガスと共に【黒い霧】を散布し始めた…。そう…惑星デゴを汚染する為に。 ヴェルグ『…これ…は』 ヴェルグは直感的に各戦艦や巡洋艦から吹き出す【黒い霧】におぞましさを感じる。 ヴェルグ『…ッ…止めろ…止めろぉおおおオオォッー!!』 ヘルシャフトは大気圏突入準備中の旗艦クラウディウスから惑星デゴを嬉々とした目で睥睨する。 ヘルシャフト「さぁ… 蹂 躙 の 始 ま り だ」 2014年 11月18日 17 27 123 MI4989 削除 <荒覇吐級:そのまま返すぞ> ルボノス海の海底から浮上したドリル戦艦が降下してきた戦艦や巡洋艦を主砲のガトリング砲で弾幕を張りはじめた。 亜光速で飛来する徹甲榴弾はバリアや防御機構で防げるはずも無く、そのまま装甲に着弾、貫通して信管が起動する。凄まじい運動エネルギーで装甲をプラズマ化させたその上で波動炸薬が起爆。 大破したり撃沈された軍艦が毎分数百隻単位で出始めた。 ~ルボノス宇宙港~ 混沌軍に占拠された宇宙港に外の世界からやって来た傭兵部隊の襲撃が始まる。 グロスタル「作戦領域視認、降下せよ」空挺降下 クリック「未だに主導権を奪う系の化石みてーな力使う奴いるんだな」 防空網を強引に突破してきた輸送機群からType11Mや空挺戦車を初めとする空挺兵力が降下してきた。 BMD-3(1)「敵主力戦車と歩兵と機動兵器が三個中隊! 我々空挺部隊の障害ではないっ!」空挺降下 2S25スプルート-SD(7)「これで機甲兵力とは笑えないな」空挺降下 着陸地点を敵主力戦車にしているあたりに凄まじい攻撃性である。 空挺戦車による落下攻撃によりサスペンションをぶっ壊してからケツに主砲や対戦車ミサイルをぶち込んでいく。 そしてグロスタル含むType11Mはその戦車並みの質量によって主力戦車を落下と同時に潰す。 操戦車兵『敵未確認装甲兵器視認、迎撃する』 降下したグロスタルに向けてブラウニルの主砲が火を噴き、彼の頭部にAPFSDSが突き刺さる。 しかし、そこで止まってまるで落ち武者のように徹甲弾が刺さっただけであった。 そしてグロスタルは手持ちの8.8cm高射砲で徹甲榴弾を撃ってきた主力戦車に撃ち込み、正面装甲を貫通させて爆砕した。 完全に技術力(主に治金学)の差である。 そのまま彼ら空挺部隊は僅か数分で混沌地上部隊を宇宙港から殲滅。 宇宙港の機能を復旧させる。 2014年 11月18日 21 37 124 zyabara ~旗艦クラウディウス~ ヘルシャフトは操兵達の悲鳴を聞き付け、荒破吐級戦艦を睨み付ける。 ヘルシャフト「おいおい…?俺の邪魔するのかァ?…良いぜ…遊んでやる…!」 ヘルシャフトが片手をかざすと、荒破吐級のガトリング砲の弾丸が急激に軌道を変え…荒破吐級に戻る様に集弾し始めた。 荒破吐級戦艦〈な、なんじゃこりゃあああ!!?〉 レギオンはその様子を興味無さ気に頬杖を付きながらワインを飲みながら見る。 レギオン「そこまでにして置けヘルシャフト。贄は500程あれば良い。貴様の役割はアークの〈覚醒〉を促す事だ。」 ヘルシャフト「チッ…。わかったわかったよォ旦那ァ…言うこと聞けば良いんだろ?」 レギオン「理解していれば良い…旗艦クラウディウス大気圏突入開始せよ」 オペレーター『了解。クラウディウス降下開始…残存艦隊は全て続け!』 『了解した』 『…了解』 『…突入する』 残存した艦隊は全てデゴへと降下を開始し…クラウディウスは猛速度でヴェルグがいる温泉街方面へ急降下していく。 ヴェルグ『オォオッ!!』 ヴェルグは有りったけの弾丸を戦艦群に撃ち込み鬼神の如く撃沈していく。 と、突如急降下してきたクラウディウスがニヴルヘイムと装甲を擦り、火花を散らす。 瞬間…レギオンとヴェルグの視線が合い…ヴェルグは吠えた。 ヴェルグ『やはり貴様か!レェギオォンッ!!』 レギオン「フン…足掻け…【救済】…」 ヘルシャフト「ヒャハッ!ヒャハハハハハッ!!」 ヘルシャフトは甲板に出て狂ったように笑いながら、両手を万歳の如く掲げる。 すると…あろう事か全ての【兵器】や【武器】【殺傷器】の類いは使う度に、自らに飛来し、あるものは自滅。あるものは全ての武器が破損。小銃やナイフすら自立浮遊し所有者に牙を向く。 グロスタル「…おい!?弾が全部暴発したぞ!糞が!不良品掴まされたか?!」 Type11M「プラズマ放射器が熱暴走しているんだが?…あちちッ!」 グロスタル「何だ?…兵器と言う兵器が使い物にならないぞ!?どうなってる?」 クリック「あ…悪い…ミサイルそっち飛んでった」 ルブラン「おい!?俺達の弾丸やらミサイルが曲がってこっちを追い掛けてくるぞ?…た、退避しろ!」 ヘクトル「何が起きてる?!銃もナイフも使おうとするとこっちが危ない…つ、使うな!射撃停止!射撃停止!だ…駄目だ!武器は廃棄しろ今すぐにだ!」 ヴェルグ『ぐッ!糞ッ?!…一体何が!』 ニヴルヘイム級戦艦も暴走。…否、今は敵となりヴェルグやブロペニュ達に襲い掛かる。 ヘルシャフト「ヒャハハハハハッ!!ヒャハハハハハハハハハハァッ!!…踊れェ!踊れ踊れ踊れェッ!!これがワー・ザ・ウィル【戦の意志】だァッ!!!!」 2014年 11月18日 22 14 125 MI4989 削除 荒覇吐級「あ、はい」 グロスタル「まーたこれか、邪魔臭いな」 さらっとその能力を無効化する外の兵器共は受ける前と相変わらず敵に撃ちまくる。 暴発しても構わない、直ぐに補給してひたすら戦うだけである。 その光景にヘルシャフトはわずかに戦慄を覚える。 グロスタル「おい、チンピラ。まだそんな化石のような能力使ってるのか」 荒覇吐級「我々にそんな化石で挑むなど遅い、自然に全ての物質が液体になるくらい遅いっ!(※)」 ※10不可思議年くらい。桁いくつだか忘れた。 グロスタル「我々の武器の“主導権”は常に我々だ。そして」 荒覇吐級「俺の名前を間違えんじゃねぇ! くそがああああああああああああっ!!」 クリック「俺は誘導武器なんざ甘ったれた武装なんか使わねえんだよっ!!」 グロスタル「お前ら地震波で愚痴るな! 惑星が壊れるだろ!」 デゴ中に巨大地震が発生したが気にしない。 ブロペニュ「(´;ω;`)兵器怖い、兵器怖い」ヴェルグに抱きつく ヴェルグ『抱きつくなっ! というか来るんじゃねえ!』 ヴェルグもまた外の世界の兵器共と同じような不滅の魂を持つため【戦の意思】などという彼らにとっては過去の存在は無効化が簡単である。 そう、コンフィグファイルを編集して“真”から“偽”にするくらい簡単だ。 もう同じ効果を二度と受けることはないだろう。 そしてニブルヘイムの制御を即座に奪還し、攻撃を再開する。 かつてブロペニュ達が居た世界にはこの【戦の意思】と酷似しそれよりも遥かに強大な“NeID”と呼ばれるあらゆるモノの主導権を奪う至上最悪の欠陥兵器があった。 それを用いられた人類は、自らを兵器にし、究極の兵器へと進化したのである。 それが神にすら抵抗し、やがて殲滅しうる怪物となったが。 <クリック:“お前ら”の持ち主は誰だっ!> 2014年 11月18日 22 30 126 エアロ ルブラン「おいクリック少尉!俺達にもそのパッチファイルYOKOSE!」 クリック<心配しなさんな、量子ニューロン接続で全部適用済みだ、メカニックをなめんなよ> FPSF部隊もワーザウィルの呪縛を解き放ち、攻撃を再開する。 クリックのパッチファイルを適用したおかげで逆に混沌軍の兵器を逆ハックすることすらできるようになったのだ。 ヘクトル「古の兵器、恐ろしくもあり頼もしくもあるものだ」 アエリア<デゴ隊聞こえますか!市内はブロック封鎖完了し、感染の勢いは制御されつつあります!艦隊は送れませんが、とっておきのプレゼントを3つ、用意してあります!> 見ると、軌道上から何かが降ってくる。 ポッドのようだが・・・ ルブラン「はっ、アエリアめ考えたな・・・ヘクトル!エルビー!タイタンフォールだ!」 大きな玉が割れ、中から出てきたのは・・・ アトラス・タイタン オーガ・タイタン トール・タイタン そう、搭乗型ロボの中でも最大級の火力と装甲を誇る、 ハモンド・ロボティクスの最新鋭タイタン3機だ! FPSFの3人は戦車から降りると主を迎え入れるかのようにハッチを開けたタイタンに乗り込むのだった。 ルブラン「さぁて、ショータイムだ!タイタンの火力と装甲をなめんなよ!」 ヘクトル「戦車隊は引き続き援護砲撃!ブロペニュ嬢達に敵を近づけるな!」 【INFO】タイタンフォール! 2014年 11月18日 22 44 127 ヴェルグ『…阿呆が、俺の特性を忘れたか?』 ヴェルグは直ぐ様飛翔してニヴルヘイムの弾幕を掻い潜り、その艦橋に触れる。 するとニヴルヘイムは大人しくなり、再びヴェルグの意思に従い攻撃を始めた。 ベルシャフト「てめぇ、何しやがった!?」 ヴェルグ『無効化してやったんだよ、『戦』のアークの力を』 向こうが戦のアークの力を使うのであればこちらは蒼穹のアークの力を行使する、簡単な話であった。 ヴェルグ『お前達に『青空』は汚せない…ただ、それだけの事だ!』 ヴェルグが吠え、ニヴルヘイムが相転移砲のチャージを行う。 如何なる者にも干渉されずただ空にあり続ける…それが、蒼穹のアークの真骨頂だ。 ヴェルグ『相転移砲、撃て!』 ヴェルグの号令と共に、クラウディウスに向けて相転移砲が発射される。 神代の戦いにて猛威を振るった蒼穹のアークの戦いが、ここに再現されたのだった… 2014年 11月18日 22 55 128 レヴィドラン アポストル・プロト『・・・・』 何やら敵将らしき者が現れた・・・が・・・と言うか我らの持ち主・・・か・・・ 彼らは外とやらの世界から来たらしいが・・・・私は違う・・・だがあえて言うなら・・・ アポストル・プロト『我ゲードの意志にあり、悪の意志絶対的拒絶の壁』 そう言ったと同時にBDのレールガンから蒼い光が出始めそれが収縮された瞬間――― アポストル・プロト『発射』 ズ ガ ン ッ ! 轟音と共に放たれた弾丸は音速でヘルシャフトへ一直線に飛んで行くのであった・・・ 2014年 11月18日 23 51 129 zyabara ヘルシャフト「揃いもそろって…この歯向かいやがってッ生意気なんだよォッ」 ヘルシャフト「萎え系三代能力候補筆頭【無効化】ばっか使ってんじゃねぇえええっ!!もうちょい限られた能力のおツムを使った戦いしやがれぇえッ!!ラリッてんのかァアッ?!」 ヘルシャフトは何か悪態を付くと、全身からオーラの波動を噴き出し戦艦の残骸等で戦艦群の暴風を作り出し、攻撃を弾くと封印していた【支配】の力を解放し、地殻と空間を支配…暴走させる。 ヘルシャフト『ひャハッ!…この力ハ気二入らねえカラツカッてナかっタけど仕方ねぇ!…ヒャハハハハハッあたんねーゾ!』 説明しよう!ヘルシャフトは高速で空間振動を引き起こす事により射線や位置をずらしているのだ! ヴェルグ『地味だな!?オイ!』 ヘルシャフト『ウルせぇ!ご都合シュギッて訳ニハいかねーンだよ!』 ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ ブロペニュ「すすすすごごごごごいいゆゆゆれれれてる」 レギオン「…時間稼ぎご苦労…術式施行…」 レギオン「奉り…願い…御身に祈り捧げる…原初は一つ…その分かたれた御身の我らは子…故に御身に従い…恐れ…御身と一つにならん…今その杯に贄の血を注ぎ…御身の力を借り受けん…然らば…血は杯に…肉は皿に…御身よ願い受け入れ賜え…有るべき姿を有るべき形に…願い聞き入れ賜え…!!」 ヘルシャフト『すすすすげげぇぜ旦那ァ!全くブレてねねぇえ!!(複数の意味で)』 空間の振動が収まり、操兵達の戦艦や操兵が潰れ…血だまりを作り出し…その因果や未来を喰い、エネルギーと化して宇宙が歪み始める。 …異物を除去する為に。 ヴェルグがヘルヘイムのヴェルグに一元化される。 ヘルシャフトも作用でヘル 惑星デゴに残ったのはレギオンとその他の人間のみだった。 レギオン「…全く…愚にもならん…貴様等には是の相手をしていて貰おう」 レギオンは蛇剣で空間を引き裂くと、その中から1Km位ありそうな腕が手を出した。 腕が地表に足を付けるだけで大規模な爆風に匹敵する、衝撃波が発生し、辺り一面を壊滅させる。 更に2本3本と足が出る度に衝撃波で吹き飛び…系20本の巨大な20km超の化け物が姿を表す頃には周囲一帯が巨大なクレーター群となり、周囲を更地にしてしまった。 更に怪物が咆哮すると、核爆発に匹敵する衝撃波が発生し、クレーターを更に巨大にしてしまう。 グロスタル等やルブラン等は吹き飛ばされ転がるが衝撃波には熱や放射線などは含まれて何とか姿勢を立て直す。 レギオン「…遊んでいろ異次元の怪物よ」 閉じゆく空間の裂け目から咆哮が鳴り響くのを聞くかぎり、どうやらこの怪物は大量にいる事が伺いしれる。 レギオンはマントを翻すとその場から離れていき、上空に待機していたクラウディウスごと転移して消える。 ルブラン「おい!ルミア嬢やブロペニュ嬢どこ消えたエルシー嬢とヴェルグも居ないぞ?!」 グロスタル「チンピラ野郎もいないぞ?」 ヘクトル「…あの腐れ騎士野郎やりやがった!一人だけのほほんとしてやがるのはそう言う魂胆だったか!!」 ~惑星ヘルヘイム~ ヘルシャフト『…何が起きた?』 ヴェルグ『…ここは…』 ルミア「熱い…何処ですか?ここ…」 ブロペニュ「??」 エルシー(何で私まで…) ヴェルグ『グボォッ!?』 ヴェルグがボーッとしていると何故かいきなりパンチが飛んできた。 ワーザウィル『どうした?!…もう終わりか?!』 ヴェルグ『…ッ!いきなり何しやがる!』 オディウム『…何だ貴様等…』 INFO:転移させられただけだった…。 2014年 11月19日 11 37 130 MI4989 削除 荒覇吐級「めんどくさそうな奴だなぁ……次元消滅弾撃ってρ8800Eaに“出荷”しちまおうか?」 グロスタル「あの化石共に返品してやれ、“蚤が付いた不衛生な個体を出すんじゃねぇよ。三流ブリーダーが”と書いた紙切れを添えてな」 クリック「それだと“申し訳ありませんでしたお取替えします”ってやられるぞ。ここは怪獣園(動物園みたいなの)に寄贈しよう」 グロスタル「蚤が付いてる時点で駄目じゃねーか!」 三人が無線でがやがや話してる内にデゴにレーザー戦艦“うみがめ”50隻の群れが接近。 気付いた頃にはレギオンが召喚したあの怪物はうみがめ達の重力アンカーで宇宙に持ち去られ、そのまま美味しく食べられてしまった。 <ヴィルベルヴィント級:てめぇらこの世界に侵入した上に現地の生物食い荒らすんじゃねぇっ!!> うみがめ達「(;゚д゚)Σ」スイーッ ――が、途中で漁師らしき人に見つかったらしく、食いかけの状態で怪物を放棄してうみがめ達は逃げ出した。 そのまま怪物は動けない状態でデゴの衛星になってしまった。 2014年 11月22日 09 30 131 エアロ ルブラン「おっしゃいくぞお前ら!ルボノス宇宙港を取り返してブレイゾンに戻るぞ!」 タイタンと戦車隊は力強く前へと進む。 ハバロクス達も空挺降下を完了した陸戦隊とともに進撃していくが・・・ 荒覇吐級「敵軍の動きが混乱しているぞ」 グロスタル「どうやら奴らのオーラが切れたようだ、クロムヘル系の敵軍が敵性信号を解除している」 レーダー上の赤い点が次々と緑色になっていく。 ワーザウィルのオーラとヘルシャフトの支配の力がなくなったためだ。 毒でも、洗脳でも、元を断てばやがて枯れ果てる。 宇宙が始まってから何も変わらない、永劫の真理である。 ~~混沌側~~ デルゴン「どないなっとんねん!クロムヘルの連中、ワテらを攻撃しだしたで!」 デルビン「アカンでぇ!ワーザウィル様は退却、ヘルシャフト様はお陀仏だし・・・ アカン、洗脳が無効になってしもた!」 ワーザウィルは無様に【理想】に打ち破れて混沌の領域に退却し、 ヘルシャフトはアークを3柱も抱え込んでいた反動と悪事のインガオホーにより、 灰になって真っ白に燃え尽きた。 つまり、オーラを形成していた元素が2つとも消えてしまったのである。 もう、洗脳の意味すらなくなっていたのだ。 クロムヘル戦車兵「宇宙港を取り返すぞ!今からでは取り返しがつかないかもしれない、だが!俺達の祖国を取り返すぞ!」 クロムヘルパイロット「マークスの仇討ちだ!総統閣下と国王陛下の御恩に報いるぞ!」 クロムヘルの兵士たちは一斉に混沌の呪縛を解き放ち、混沌軍への攻撃を開始した! ルブラン「いいねぇ!熱いぜお前ら!俺達も行くぞ!」 ヘクトル「操られたとてそれが何だ。戦士の魂を持つものは等しく兄弟。混沌なぞ何するものだ!」 【INFO】クロムヘルの兵士たちも正気を取り戻しました。反撃開始! 2014年 11月22日 12 53 132 MI4989 削除 <グロスタル:まだ退路を完全に塞ぐな> ルボノス宇宙港に降下し、掃討を行っていたグロスタル率いる空挺部隊は宇宙港から混沌地上軍を徐々に脱出させる。 混沌地上軍が向う先は温泉街だ。 しかし、その間には――多数の残骸と燃え盛る燃料と薬莢とクレーターと ロマノフ「 よ う こ そ キ ッ チ ン へ 」臼砲射撃態勢 シューマッハ「貴様らもソーセージにしてやろう」機関砲射撃態勢 ハバロクス「まとめてシュヴェシィナの飯にしてやる」突撃 待ち伏せしていたAC達と へクトル「敵影視認、攻撃せよ!」 ルブラン「いくぜぇっ! おめぇら!」 へクトル率いるタイタンを中核とした戦車部隊だ。 要するに包囲である。あからさまに西側に兵力がいないが。 デルゴン「あ、あっち側に敵がいないところがあるで!」 やはり逃げている混沌軍はそちら側に向った。 なるべく戦闘を避けるように逃げるがもう戦車隊は攻撃し始めており、 後ろからは空挺部隊の歩兵戦闘車や対戦車自走砲が追撃している。 そして混沌軍が地形的に不利な位置を越えようとした時、 空からツュヴェツィナを中核としたシュヴェシィナ部隊の奇襲を受けて足止めを食らってしまう。 2014年 11月22日 13 28 133 zyabara ~混沌軍旗艦~ 艦長「戦況は、どうなっている!」 オペレーター「敵軍小型機と艦隊に押され、現在膠着状態に陥っています!」 艦長「糞!援軍の要請を出せ!…ミイラ取りがミイラになるとは…糞…」 オペレーター「緊急連絡!新たなワープ反応!…これは天使軍の艦隊です!」 艦長「何ィ!?」 ~惑星デゴ地上~ ルブラン「衛星宙域から連絡が…天使軍の増援だ!やったぞ!」 ヘクトル「連絡は…ラグナル宙域総司令…グリズリー・ベアラグト将軍…皆殺しのグリズリー!…保守派の将軍が何故…?!」 今頃現れたグリズリー将軍指揮下の天使軍艦隊は宇宙港を占領すると広域通信でグリズリー将軍の演説を垂れ流す。 グリズリー『今回の混沌軍襲撃事件に対し、我々グリズリー指揮下の宙域連隊と我らに賛同する、宙域連隊と部隊の枠組みを越え、混沌軍の制圧に乗り出す事となった。既に各宙域に艦長を派遣…間もなく制圧が完了するであろう。だから、どうか市民の皆様はご安心して欲しい。…我ら幾万の軍勢となりて彼の暴虐を尽くす混沌軍に鉄槌を下す事をお約束する!』 ルブラン「…手柄を横取りする魂胆か…重い腰を上げたと思ったらコレだ…全く…」 INFO:グリズリー将軍率いる各宙域艦隊がようやく重い腰をあげ、各宙域の制圧に乗り出しました。 2014年 11月23日 16 17 134 ~惑星デゴ上空~ ヴェルグ『こっちはまだ終わってねえのかよ…』 ワープゲートを抜けると、惑星デゴはまだ戦火に包まれていた。 戦いが終わってない事に呆れ返り、ヴェルグはとっとと残存艦隊の始末にかかる。 ヴェルグが手をかざすと雲が散って青空が広がる。そして空の彼方から照射レーザーが混沌軍の船に向かって雨あられと降り注いだ。 ニィエーバが敵を凪ぎ払う時に使っていた、『カタストロフィ・レイ』という攻撃である。 勿論範囲は絞り、混沌軍にのみ攻撃するように制御している。 ヴェルグ『…温泉はしばらくお預けかな…コレ…はぁぁ…』 広範囲にレーザー攻撃を行っているようには見えない気楽さで、ヴェルグはただため息をつくのであった… 2014年 11月23日 16 59 135 MI4989 削除 <荒覇吐級:なぁに、そろそろ地上は決着が付くし、こっちは10000隻のちょっとした機動艦隊を追い返すだけさ> ヴェルグ『休暇を返せよ……まったく』 <荒覇吐級:海底から空を見ながら寝ようと思った所にこれだよ、まったく……> 海上からは混沌艦隊へ亜光速の砲弾が降り注ぎ、ヴェルグが居る空域では艦隊の空母から発艦した艦載機を水棲シュヴェシィナ達と正気に戻ったであろうクロムヘル艦隊が迎撃していた。 暫くすると混沌軍の機動艦隊は95%もの艦艇を失い、撤退を始めていた。 デゴの周りには無数のデブリが散らかる。ついでに食いかけのへんな肉塊も浮んでる。 <荒覇吐級:……そうだ、寝る前に掃除しよう> 混沌軍の軍艦が全て撤退したところで海上から特徴的な衝角を持った戦艦が重力砲と重力アンカーでだるそうに掃除を始めた。 ヴェルグ『さて、俺はそろそろ地上に戻らせてもらうか……』 ヴェルグは地上に降下しはじめた。 まだ混沌軍の地上部隊は抵抗を続けている。 それにシュヴェシィナ達が攻撃を加えているのがここからでも見え、その中にブロペニュとリディアも居るのが見えた。 ちゃっかりワープゲートを通っていたようだ。 ヴェルグもまだ抵抗している混沌軍を始末すべく、向った。 ~アフロッケ海岸~ エルシー「そうだった、あの人に私が空飛べないのを言い忘れてた……」 エルシーはというと思いっきり戦域から離れた所に落ちてしまい、仕方なく温泉街まで鎧をガッシャガッシャ鳴らしながらマラソンしていた。 ……何気に70km/hくらいの速度で。 エルシー「あんまり鍛えてないから足遅いのよね……」 2014年 11月23日 17 40 136 zyabara 〈天使軍旗艦:そこの戦艦、邪魔だ。どけ〉 〈荒覇吐級:ん?〉 〈天使軍旗艦:ふん。火事場泥棒の傭兵風情が…〉 何か天使軍のグリズリー指揮下の艦隊が今さらわらわらやってきて、残党狩りを楽そうに始める。(ほとんど居なくなってるから当たり前だが) 荒覇吐級のお掃除中に数艦やってきて進行ルートの邪魔だとかおっしゃる上に、進行に邪魔な残骸を砲撃で吹っ飛ばし、余計に散らかして過ぎ去っていった。 〈荒覇吐級:典型的な官僚共だなぁ…気にしたら負けだな…無視しよ…〉 2014年 11月25日 11 11 137 MI4989 削除 ――3時間後 地上での戦闘も決着が付き、デゴは日常へ向い始めた。 それとほぼ同時に軌道上のお掃除を済ませた荒覇吐級は知り合いのジャンク屋に連絡してから残骸と肉塊をまとめて作った小惑星を次元消滅弾で強制転移させて掃除を仕上げた。 続いて展開していた水棲シュヴェシィナ達を戻らせ、全てが戻ってきたのを確認するとどこかへワープしてデゴから立ち去った。 ~デゴ、地上~ ツュヴェツィナ「敵影ありません、殲滅完了です」 グロスタル「よし、全車帰投せよ」 混沌地上軍の殲滅を確認すると空挺部隊と降下していたAC達は帰路に付いた。 これから別の戦場へ向かうために。 ブロペニュ「ヴェルグ」 ヴェルグ『なんだ』 ブロペニュ「“温泉はしばらくお預け”って言ってたけど帰るの?」 リディア「……」もう慣れた 2014年 11月25日 13 25 138 ヴェルグ『流石に大事になりすぎた…温泉街にも少なくない被害が出ている』 ブロペニュ「………」 悲しそうに温泉街を見渡すヴェルグ。 建物はあちこちが崩れ、瓦礫が道路を塞いで車も通れそうにない。 復興には時間が掛かるだろう… ヴェルグ『修復能力があれば…いや、先ずは瓦礫の撤去だな』 ブロペニュ「片付けるの?」 ヴェルグ『ああ、こういう後片付けだって重要な事だからな』 そう言うとヴェルグはフェザービットを複数瓦礫の下に潜り込ませて持ち上げ、街の外に運び始めた。 2014年 11月25日 14 37 139 zyabara ヴェルグは建物の影にかかって気が付かなかったが、どうやら港外にグリズリー将軍指揮下の天使軍の旗艦や戦艦が停泊していたらしく、その一団と思われる士官達が下士官に仕事を押しつけ、町に入って行くのを見かけた。 数分後、高級ワインやら土産物を買い占め、出ていく官僚達。 町がこんな事になっているにも関わらず、観光気分ついでに来ている事にヴェルグは呆れ、冷ややかな視線で見た。 途中、士官候補生らしい人物がヴェルグに事態の極細を聞きに来たが、ヴェルグは適当にいなす。 ヴェルグ「観光気分ついでに艦隊派遣か、お気楽な連中だな…」 ヴェルグは興味なさげに作業を再開する。 ブロペニュ「ああいう奴らってどこにでもいるのね…( ・ω・`)」 リディア「大人の世界って大変なんだね( ・ω・`)」 2014年 11月25日 14 59 140 MI4989 削除 エルシー「あ、もう戦いは終ったのね」 ブロペニュ「今はお掃除たいむ」 リディア「というかあんたの身体って結構強いのね……」瓦礫を持ち上げながら ブロペニュ「でも一晩寝るともう私の身体ではなくなるよ」瓦礫を運びながら エルシーも温泉街に辿り着いてお掃除の効率が上がった(ような気がする)。 2014年 11月25日 16 14 141 ヴェルグ「まあ、気にしても仕方ないか…」 屑どもめ…と内心毒づきつつ瓦礫の撤去を続けるヴェルグ。 アーク化は半分解除しており、フェザービットも純粋に瓦礫を持ち上げるための道具と化している。 大通りの瓦礫を一通り片付けると裏道に引っ込み、ロージーR+の姿になって出てきた。恐らく変装のつもりだろう。 ヴェルグ「…一度旅館に帰るか。帰るにしろ泊まるにしろ、宿の状態を見ないと」 2014年 11月25日 16 30 142 MI4989 削除 旅館はというと…… ヴェルグ「……」 ブロペニュ「あんまり変わってないね」 エルシー「無傷みたい」 リディア「大丈夫そう」 見た目は大丈夫そうである。しかし―― ペペン「すみません、今は病院としても使われてるんです……」 ヴェルグ「そうか……」 元からある病院が壊れてしまったのか代わりの病院になっていたようだ。 2014年 11月25日 20 26 143 ヴェルグ「こりゃ帰った方が良さそうだなぁ…」 流石にこの状況で泊まっていくのは迷惑になりかねないと思ったヴェルグはとりあえず温泉だけ入っていく事にした。 ~温泉 男湯~ ヴェルグ「ふぅ…やっぱり温泉はいいもんだな…」 露天風呂にゆっくりとつかり、空を見上げる。 空はどんよりとした雲に覆われ、ヴェルグの今の気分をよく表している。 続いて街の方を見て、深いため息を吐く。 自身が来たためにこんな事になってしまったように思えて、ヴェルグの気分は沈む一方であった… ヴェルグ「………はぁぁ…」 2014年 11月25日 20 50 144 MI4989 削除 ~女湯~ リディア「~♪」自分の身体を洗ってる エルシー「ちゃんとヒートシンクとアンテナも洗うのよー」 リディア「というかこの金属取れないんだね」 エルシー「( -ω-)ふぅ……」 リディア「一晩寝たら身体が変わるって言ってたけどどんな風に変るのかな」 ブロペニュ「(´・ω・`)私よりかわいくて綺麗になっちゃったら嫌だな……」 エルシー「そもそもシュヴェシィナって自分がなりたい身体になるんじゃなかった?」 ブロペニュ「(´・ω・`)まぁ、そうなんだけどさ」 2014年 11月25日 22 52 145 ~ロビー~ ヴェルグ「んぐっ、んぐっ…ぷはぁ」 風呂から上がったヴェルグは荷物をまとめてロビーでコーヒー牛乳を飲んでいた。 とは言え、ロビーも怪我人で溢れているため邪魔にならないように隅っこで立ち飲みだが… こんな状態では観光どころではない。手伝うか、とっとと帰るのが良いだろう。 ヴェルグ「………」 いたたまれなくなったヴェルグ… 救済の力をほんの少しだけ使い、怪我人達の自己修復力にブーストをかけておく。 ほんの少し傷の治りが早くなる程度なので、バレる事も無いだろう。 ヴェルグ「…セコいよな…俺…」 正面きって人々を癒す度胸が無い自分自身をなじり、ヴェルグはちびちびとコーヒー牛乳を飲むのだった… 2014年 11月25日 23 54 146 MI4989 削除 ブロペニュ「やっぱり……帰るのね」 ヴェルグと彼がまとめた荷物を見てそんなことを言うブロペニュ。 後ろにはエルシーとリディアもいる。 ヴェルグ「いや、こんな状態じゃ泊まるのは無理だろう」 リディア「そうね……」 ヴェルグ「……そろそろ帰るぞ」 ブロペニュ「うん」 エルシー「ええ」 2014年 11月26日 01 01 147 ペペン「…はい、丁度ですね。申し訳ありません、このような事になってしまい…」 ヴェルグ「…俺も力が足りなかった…悔しい思いでいっぱいさ。復興したら、また来る」 ペペン「はい、またのお越しをお待ちしております」 料金を支払い、見送りに出たペペンと挨拶を済ませてから旅館から出て裏道に入り、ヴェルグはワープゲートを生成し通り抜ける。 ブロペニュ達が続いて通り抜けた後ワープゲートは消失し、後には何も残ってはいなかった… ~惑星ダスド ヴェルグの自宅兼工房~ ヴェルグ「全く…疲れを癒すどころか余計に疲れた…録に眠れてないし…」 温泉で気力は回復したが、2度の戦闘によりヴェルグはすっかり疲れきっていた。 しかも2度目は街にも被害が出てしまっている為か、ヴェルグはひどく落ち込んでいた。 ヴェルグ「情けねぇ…アークったって、何も出来やしなかった…」 ヘルシャフトの事、混沌に与するアーク達の事、いろんな事がヴェルグの頭の中を駆け巡る。 沈んだ気持ちのままヴェルグはベッドに身を投げ出し、ただ窓から見える星空を見上げていた… 2014年 11月26日 10 30 148 MI4989 削除 ブロペニュ(なんかあの惑星で任務を終えた後みたいに落ち込んでる) ヴェルグが寝ている横にブロペニュが入ってきた。 相変わらずエルシーは床で寝て、リディアは別のベッドで寝ている。 2014年 11月26日 12 07 149 zyabara ブロペニュがヴェルグの居る部屋に向かうと、リディアはベッドに寝転びつつ、父親の灰を入れた袋を大事そうに手元で見た。 自分は体も魂も変わってしまったが、どんな生き方でも良いから生きて欲しいと父に言われた。 だから、今は何も考えず明日を迎えよう。 そんな事を考えているうちに微睡みの中に落ちていき、目を閉じた。 リディアは白い空間で目を覚ました。 リディア「?…ここどこだろ?…さっきまで部屋にいたんだけどな」 『そこの娘、聞こえるか?』 リディアは声の方向を振り向くと豪華な装飾品に身を包んだ、どこぞの皇帝みたいな風貌の少女が立っていた。 リディア「あなただぁれ?…ここどこだか分かる?」 少女『ここは朕の構成した精神空間じゃ、そして朕は【支配】のアーク【ドミナシオン】…まぁドミナとでも呼べ』 リディア「支配のアーク?…お父さんと一緒に飛んでいかなかったっけ?」 ドミナ『あれはそちの父親と他の魂の絡み合った物じゃ、朕は力が弱っていた故にこの灰から抜け出せなんだ』 リディア「へぇ…。…あなたも混沌の人なの?」 ドミナ『無礼な…朕をあの平治を乱す事を目的とする悪漢と同じにするな。…朕は世界を平定しすべからく平和な世界を実現するのじゃからな』 リディア「…?良く分からないけど悪い人じゃないんだね」 リディアがそんな事を言うとドミナはきょとんとして、少し紅くなって答えた。 ドミナ『と、当然じゃ!…朕は支配者として民に幸福を与えるが使命…当然の事を言っているまでじゃ!』 リディア「?良く分からないけど…頑張ってね~」 ドミナ『…本当にわかってないな…そち。…まぁ良い、いずれ力が回復した時はそなた等にも助力してやろう…あの状況から救われた礼じゃ…』 やがて白い空間が薄れていき…リディアは再び微睡みの中に落ちていった。 ヴェルグ「…?…今アークの気配がしたような…気のせいか?」 ブロペニュ「ヴェルグ?」 ヴェルグ「いや…何でも無い…気にするな」 INFO:敵ばっかりだとあれだし味方っぽいアークも作っておく。 2014年 11月26日 17 10 150 ~翌朝~ 気付かない内に眠っていたのか、気付けば既に朝になっていた。 やっぱり疲れているな…とヴェルグは体を起こし、体がやけに軽い事に気付く。 ヴェルグ『…アーク体になってる?いつの間に…』 どうやら眠っている間に【救済】のアークが起動していたらしい。 ヴェルグ本人は知る由も無いが、【救済】が【支配】のアークを警戒して自動起動していたようだ。 ここには顔見知りしか居ないが、アーク体で居ることは些か目立つ。そう思ったヴェルグはアーク体を解除した。 ヴェルグ「ふう…さて、インゴットでも作ろうかな…」 2014年 11月26日 18 17 151 MI4989 削除 ブロペニュ「(-ω-)zzz....」 エルシー「ヴェルグさん」 ヴェルグ「何だ」 エルシー「私、近くのリメイラタウンにお家が見つかったからここからお引越しするよ。じゃあね」 ヴェルグ「おう、達者でな~」 朝からのお別れの挨拶と共にエルシーは工房から出て行った。 ……とはいっても近くのリメイラタウンだそうなので居候がご近所さんになっただけである。 ヴェルグはインゴットの作成にとりかかった。 ~浴室~ リディア「さーて、私の身体はどんなふうに変わってるのかな~」鏡を見る 2014年 11月27日 01 16 152 ヴェルグ「よし、大体こんなものか…」 鉄、アルミ、ミスリル、鉛のインゴットを作り、ジュラルミンを少数作っておく。 そして鉄と鉛のインゴットを使って銃弾をいくつか作ってみた。 ヴェルグ「…ちょい歪みがあるな。まあ初めてならこんなものか」 少し歪んだ物が少数混ざっていたので使えそうな物を選別、中に火薬を詰める。 そしてそれをD92ジェイナスに装填し試射。特に問題なく真っ直ぐ飛ぶ事を確認してヴェルグは胸を撫で下ろした。 ヴェルグ「汗かいたから風呂に入りたいが…確か先客が居たよな…」 そう言いつつヴェルグは居間に戻り、ジンジャーエールを飲み始めた。 2014年 11月27日 13 42 153 MI4989 削除 トントン ブロペニュ「?」 リディア「……下着、合わなくなっちゃった」プルプル ブロペニュ「……やっぱり」パカッ リディア「ありがと……」以前のあのスク水着用 身体が変わったせいでそれまで着ていた水着が会わなくなったらしく、代わりにヴェルグが作っていたスク水を着るリディア。 何時の間にかシュヴェシィナ用に対応させたものが作ってあったらしい……。 ブロペニュ「あとで採寸と製作の予約しとくからね」 リディア「うん」 見てみるとブロペニュの身体からだいぶ変わっており、髪色と眼の色が違えば体格も違い、記憶の中で見た子供時代のリディアが大人になったような姿である。 ヴェルグは風呂に居たリディアが居間に入ってくるのを見ると風呂に向った。 ……ブロペニュも付いてきたが。 2014年 11月27日 17 58 154 ヴェルグ「…お前が一緒に入ってくるのもすっかり慣れたな」 ブロペニュに背中を流してもらいヴェルグは頭を洗う。 ついでにブロペニュを洗った後可愛がってやり、顔が上気したブロペニュを抱えて風呂から上がる。 作業用のツナギに袖を通し、ブロペニュに服を着せてダンボール箱に入れてヴェルグは牛乳を取り出して飲んだ。 ヴェルグ「そういや、あの子これからどうするのかね…」 ふとそんな事を考える。リディアもこっちに知り合いが居る訳無いだろうし、しばらくはこっちで面倒を見ないといけないだろう。 これでは完全に下宿屋である。どうしてこうなった。 ヴェルグ「………なんつーか、設定的に厄介な者を預けられてる気がする」 メタ発言をかましつつ、ヴェルグはごっきゅごっきゅと牛乳を飲むのであった… 2014年 11月27日 18 17 155 MI4989 削除 リディア「そりゃ、成仏する予定だったのを仕様上無理ですって言われてこの様だもん」 ヴェルグ「メタ発言にメタ発言で返すなよ」ゴクゴク リディア「所でなんであの子ダンボール箱にしまわれてるの」 ヴェルグ「シュヴェシィナってダンボール箱が好きらしい(大嘘)」 リディア「あ、そうなんだ」 ヴェルグ「で、お前はこれからどうするんだよ。暫くは面倒見てやれん事も無いが」 2014年 11月27日 18 46 156 zyabara リディア「特に予定とか無いんだよね…」 ヴェルグ「…ガクッ」 リディア「もう…好きにして…的な?」 ヴェルグ「変な知識が入ってるぞ」 リディア「お父さんの魂にくっついてたせいで変な知識が」 ヴェルグ「思いださん方が懸命だぞ、それ」 ブロペニュ「…( ・ω・`)」 2014年 11月27日 22 32 157 ヴェルグ「そーいや俺も最初はボロ雑巾のように使い潰されて死ぬ予定だったんだよな…それがこのザマだよ!」 リディア「おお、メタいメタい」 ヴェルグ「まあ、お前も行き場が無かったらしばらく家で預かるわ…とりあえず飯だな」 たまにはハンバーガーでも食いに行こうかなーと呑気に考えつつ、自分がツナギのままだった事に気付く。 脱衣所まで行き服を着替えてから居間に戻り、ブロペニュをゆすって起こした。 ヴェルグ「起きろー、ブロペニュー」ユサユサ ブロペニュ「(´д⊂)‥ウーン、ネムイ…」 2014年 11月27日 22 51 158 MI4989 削除 ブロペニュ「なに……」 ヴェルグ「飯食いに行くぞ」 ブロペニュ「うん」 ヴェルグは外出の準備を整え、ブロペニュとリディアを連れて外にでる。 カスターダが空をうろついているのが見えた。 ――だけならいいのだが知らないシュヴェシィナがざっと数えて十数羽飛んでる。 もしかするとリメイラタウンにシュヴェシィナが住みはじめたのかもしれない。 なんてこと思っていたらカスターダがヴェルグの傍に着陸した。 カスターダ「あ、久しぶり」 2014年 11月28日 09 24 159 ヴェルグ「おう、久しぶり…翼の具合も良さそうだな」 危なげ無く飛んでいたカスターダを見てうんうんと頷くヴェルグ。 自分で作った物だけにやっぱり気になるようだ。 ヴェルグ「でだ…あのシュヴェシィナの大群はなんだ…?」 十数羽のシュヴェシィナを見上げつつ尋ねるヴェルグ。どうも嫌な予感がしてならないようだ。 2014年 11月28日 12 22 160 MI4989 削除 カスターダ「なんか昨日あたりから近くの街に移住してきた子達みたい」 ヴェルグ「お引越ししたのはエルシーだけじゃなかったのか」 ブロペニュ「あの、全部量産型じゃないんだけど……」 ヴェルグ「全力で嫌な予感しかしない」 カスターダ「ちなみに元から居た女性達の気が荒れ始めてるから気を付けてね」 ヴェルグ「あ(察し」 どことなく女性版嫉妬団が結成されそうである。 2014年 11月28日 15 19 161 ヴェルグ「おお、もう…」 騒ぎの元になる匂いがプンプンする光景に、ヴェルグは思わず頭を抱える。 とりあえずとっとと飯を食って帰る事に決め、ハンバーガーショップに入る。 ビックマックのセットとハンバーガーを4つ、ナゲットを注文し、皆の注文を聞くためヴェルグは後ろを振り返った。 2014年 11月28日 17 59 162 MI4989 削除 ブロペニュとリディアは居るがカスターダはもう既に食事を済ませていたようで居ない。 とりあえず食費がかからなそうだ。 ブロペニュ「ダブルチーズのセットとフライドポテト一つ」 リディア「ハンバーガーのセットとナゲット」 やっぱり控え目なメニューである。ヴェルグは彼女達の分を注文し、出来上がったメニューを持って席に着いた。 ヴェルグ「結構居るんだな……」窓から暇そうにうろついてるシュヴェシィナとType11を見ながら リディア「……何か食べるの速くない?」 ブロペニュ「(´・ω・`)多分、ちょっとした騒ぎになりそうなんじゃないの……」もぐもぐ 2014年 11月29日 04 28 163 ヴェルグ「変な事に巻き込まれる前に帰るのが一番だろう。飯を食いに来ただけだしな」 最悪持ち帰りでも良かったが、それは止めておけとヴェルグのゴーストが囁いたので止めておいた。 何かあった時に荷物持ったままだと困るし。 窓の外を見つつハンバーガーをがっつき、ジュースを飲む。 何事も起こらない事を願いつつ、どうにかご飯を食べ終えた。 ヴェルグ「しかし、あいつらも何故こっちに移住して来たんだろうな…」 ジュースを飲みつつ、ヴェルグはふとそんな疑問を覚える。 後で本人達に聞いてみるか…とヴェルグはなんとなしに思った… 2014年 11月29日 09 00 164 MI4989 削除 ブロペニュ「……」食べ終わった リディア「もしかして」食べ終わった ブロペニュ「気にしてないし」 リディア「あ、拗ねた」 ブロペニュ「気にしてないし……」 リディア(そんなに気にする事なのかな……) ヴェルグ「そろそろ帰るか」 とりあえず店から出て帰路に付くヴェルグ達。 ヴェルグは途中、たまたますれ違った水棲シュヴェシィナに話しかけてみた。 ヴェルグ「よ、見ない顔だけどここに移住したのかい」 水棲シュヴェシィナ「ええ、そうよ。あんまり長く住まないかもしれないけどよろしくね」 リディア(うわ、でかっ) ブロペニュ「(´・ω・`)」 ヴェルグ「で、何故に移住したんだ?」 水棲シュヴェシィナ「うーん、皆多分それぞれだと思うけど私はなんとなくかな」 ヴェルグ「難民という訳じゃないんだな」 水棲シュヴェシィナ「うん、皆難民じゃないわね。新しく見つかった世界にとりあえず移住してみるっていう子も居るくらいだし」 2014年 11月30日 00 46 165 ヴェルグ「そうか…変な事聞いて悪かったな。んじゃ俺はこれで…」 水棲シュヴェシィナ「うん、バイバイ」 水棲シュヴェシィナと分かれ、ヴェルグはひとまず胸を撫で下ろした。 どうやら興味本位で来たらしく、特に心配する事も無いだろう… 後は住民との摩擦が不安だが…そこは彼にはどうしようもない。 ヴェルグ「俺はヴェルグ、しがない修理工だ。遺跡に住んでるから修理して欲しいもんがあったらウチに来な」 そう言うとヒラヒラと手を振り、ヴェルグは歩き去っていった。 ぐずるブロペニュを引き摺りつつ(滅 2014年 11月30日 09 21 166 MI4989 削除 ~ヴェルグの自宅(遺跡)~ 帰ってきたヴェルグはとりあえずブロペニュを可愛がってやり顔が上気した所でダンボール箱にしまう。 そのあと、再びインゴットの作成に取り掛かった。 リディア「やっぱりえっちな事されてるのかな」 ブロペニュ「(*-ω-)zzz....」気持ち良さそうに寝てる ヴェルグ「ん? 鉄鉱石を精錬したらチタンのインゴットも出来たぞ?」 2014年 11月30日 14 51 167 調べてみると、どうやら鉱石に鉄とチタンが混ざっていたらしい。 同様に黄鉄鉱を精錬してみると、今度は鉄と硫黄が出来上がった。 どうやらスキルが自動的に仕分けているようだ。 ヴェルグ「…ま、楽で良いか」 ヴェルグはそのままミスリルの精錬に入る。 ミスリルの精錬には魔力注入の手間がかかり、ミスリルのインゴットが山となる頃にはもう昼頃になっていた。 いかんせん熱い所での作業である、体力魔力ともに消耗しているのでこれ以上続けるのは危険だろう。 ヴェルグ「ふぃー…アーク化してないと結構消耗するな…」 スポーツドリンクを飲みつつ、椅子に腰掛けてヴェルグはへたりこんだ… 2014年 11月30日 15 08 168 MI4989 削除 ブロペニュ「~♪」調理中 リディア「そろそろ出来る?」 ブロペニュ「できるよ」調理完了 ちょうどブロペニュが調理し終えたようでテーブルに昼食を並べ始めた。 ブロペニュ「今日は天ぷらを中心にした和食にしてみました」 2014年 11月30日 15 32 169 ヴェルグ「ふぃー…飯だ飯だ…」フラフラ ブロペニュ「大丈夫?」 ヴェルグ「ちょっと精錬で張り切り過ぎた…」 フラつきつつなんとかちゃぶ台につき深呼吸… しばし深呼吸してから天ぷらに手を付け始めた。 ヴェルグ「ふむ、揚げ物にしちゃさっぱりしてて悪くないな」 天つゆに天ぷらをつけて食べ、さっぱりした味わいにほっと一息つく。 その後もヴェルグはもそもそと食べ続けた… 2014年 11月30日 16 05 170 MI4989 削除 ブロペニュ「無理はしないでね……」 ヴェルグ「そんなにやばかったか?」 ブロペニュ「いや、だって足ふら付いてたし……」 シュヴェシィナにとって平衡感覚が狂ってる状態というのはかなりヤバイらしい。 なんとなくそんな気がしたヴェルグであった。 その後もヴェルグ達三人はもそもそと食べ続ける。 リディア「うーん、始めて食べるけどなんだろこの食べた事がある感じ」 ブロペニュ「私の記憶も混じってるからね、しょうがないね」 ヴェルグ「となるとこいつも俺にべったりとするのか……」 ビルダーム?「あ、食事中だったか」ひょこっ ブロペニュ「あー、下着云々のアレね」 ビルダーム?「……あの家にいるツュヴェツィナ怖いから行きたくないんだけどね(ボソッ」 2014年 11月30日 17 49 171 ヴェルグ「午後はゆっくり休むさ、自分でもヤバイって思うしな」 そう言うとヴェルグはご飯を食べ終わり、テレビを付ける。 ニュースは対混沌の特殊部隊、ウラノスの話題で持ちきりだ。 ヴェルグ「…ウラノス…ね、なんかキナ臭いな…」 強硬的な空気を感じたヴェルグは、ウラノスに対して警戒しておく事にした。 …しかし、何が悲しくて混沌以外に警戒せねばならんのか。大きくため息を吐き、頭を抱えた… 2014年 11月30日 18 38 172 zyabara ヴェルグはそのニュースを見ていて、派遣地の表を見るなりギョッとする。 派遣地の一つにダスド方面天使軍基地が含まれていたからだ。 ヴェルグ「…隠れ家までは来ないだろうが…勘弁して欲しいな…」 リディア「わぁ…でっかい船…かっこいいなぁ」 ヴェルグ「呑気だな…お前」 ブロペニュ「お皿洗ってくる」 リディア「あ、手伝う」 ヴェルグは再びテレビ画面に注目し、一応派遣地をチェックしておく事にした。 2014年 11月30日 19 08 173 MI4989 削除 ブロペニュ「洗い終わった奴を乾燥機に入れてね」 リディア「はーい」 ブロペニュ「……ところでなんであの人達は持ち主の倉庫にあったジャンクパーツで組んだ艦で偉そうにしているのかしら」 リディア「え、あれゴミで出来てるの!?」 ブロペニュ「ほら、だってさっき出てた一番でかい軍艦なんて武装全部なくなっていてタマナシ状態だったのよ」 リディア「……なんか一気に哀れみが……というかなんで知ってるの」 ブロペニュ「シュヴェシィナの皆でかくれんぼしたり、戦艦ごっこしたり、エアガンと木刀もって白兵戦ごっこしたりしてよく遊んだの」 リディア「楽しそう……」 ヴェルグ「なんか楽しそうだな、おい」 ドミニクの倉庫にあったときはシュヴェシィナの遊具として活用されていたようだ。 ヴェルグ(というか中古兵器に成す術無くぶっ飛ばされてる混沌って……) 2014年 11月30日 21 18 174 ヴェルグ「…お前のトコの世界がよく分からんわ…」 もういっそコズミックアークから引き上げて隠れ住もうかなと思い、ジト目でブロペニュを見るヴェルグ。 しばらくは引きこもりにならざるをえないだろう…相手は曲がりなりにもエンジェルフォース、表立って敵対する訳にもいかない。 しかし、これで装備の製作は急務となった。休んでる暇は無いだろう。 ヴェルグ「…とりあえずパワードスーツを作る所から始めるか」 そう言って立ち上がり、ヴェルグは慎重な面持ちで作業場に入っていった… 2014年 11月30日 23 31 175 MI4989 削除 ブロペニュ「それじゃ、ちょっと採寸してこようね」 リディア「うん」 ブロペニュとリディアは冷蔵庫の中に入ってどこかに行った。 数分後 リディア「怖かった……」 ブロペニュ「そんなに怖いの?」 冷蔵庫から二人が帰ってきた。 何故冷蔵庫なのかは謎である。 ビルダーム?「あの夫婦どっちも怖いよ」冷蔵庫の扉をワープゲートにしてた人 リディア「というかでかいし身体中傷だらけだし……オーガなの?」 ブロペニュ「Type11Mね、それもかなり古い人よ」 リディア「ともかく水着合うようになったからいいや……」 ブロペニュ「ヴェルグさんは……作業場にいるわね」 2014年 12月01日 00 39 176 ブロペニュが作業場に入ると、そこにヴェルグは居なかった。 ヴェルグが何処に居るかというと… ~ダスドール遺跡 大広間~ ヴェルグ「…久しぶりじゃないか。何か依頼か?」 シルビア「いや…ちょっと面倒な事が起きた…」 ヴェルグ「面倒な事?」 シルビア「メルフィ達にお前が生きている事がバレた。しかもアークに覚醒したという事もだ」 ヴェルグ「…嘘だろ承太郎…」 シルビア曰く、ハルコタンとデゴでの戦闘データから存在がバレてしまったらしい。 メルフィがそれを見つけた途端、エリザを伴って王を問い詰めたら王様があっさりゲロったそうな。 シルビア「…それでお前に会うって聞かなくてな…すまないが1度来てくれるか?」 ヴェルグ「冗談だろ…?俺、あっちじゃ重罪人として処罰喰らった身だぜ?どんな顔して行けば良いんだよ!?」 思わず絶叫し、頭を抱えるヴェルグ。 しかしある意味いい機会でもある…プリッツアならエンジェルフォースの干渉を受けずに済むので逃げ場所には最適だろう。 しかし以前、オディウムに利用され暴走させられた事もあり、会わせる顔が無いというのがヴェルグの本音である。 ヴェルグ「畜生…どうすれば…どうすれば良いんだよ…」 ガックリと項垂れ、ヴェルグは再び頭を抱えてしまった… 2014年 12月01日 05 10 177 MI4989 削除 ブロペニュ「|・ω・)ジーッ」 リディア「|・ω・)ジーッ」 シルビア「ところで、あそこにいる奴らは?」 ヴェルグ「居候その1とその2って何でお前らまでここに……」 シルビア「よし、行こうか」 ヴェルグ「ですよねーってそいつらの存在は無視かいっ!」 ~プリッツア王国、王城の大広間~ 久々のプリッツア王国である。空にはかつてヴェルグが設計したオーディーンMの編隊が飛んでおり、あの時と比べて随分と強くなっているようだ。 シルビア「というわけで連れてきたぞ」 ブロペニュ「わー、久しぶりの風景じゃん」 リディア「~♪」何故か観光気分 ヴェルグ「こいつらまで付いてきたのか……」 ヴェルグが大広間にくるなりいきなりメルフィとエリザがヴェルグに詰め寄る。 2014年 12月01日 08 36 178 バシンッ! バキッ! ヴェルグに詰め寄ったメルフィはヴェルグの頬を平手打ちし、エリザがグーで思いっきりブン殴った。 そしてメルフィがヴェルグに抱きつき、わんわんと大声で泣いたのである。 面食らった顔のヴェルグに、ちょっと涙目のエリザが説明を始める。 エリザ「話はぜぇーんぶ聞かせて貰ったわ…!アンタが生きてた事も、別の名前でこっちに来てた事も、アークに覚醒したという事も!」 ヴェルグ「………」 エリザ「そして…あの時のアンタは、ただオディウムに利用されてただけだった事も…全部聞いたわ…」 ヴェルグ「…そうか」 エリザ「…何も言わないの…?アンタだって言っちゃえば被害者じゃない!?何で黙って処刑を受け入れたのよ!?」 そこまで言うととうとうエリザまで泣き出してしまった。 かつて一緒に戦った仲間を疑ってしまった事、理不尽に処刑された事が悔しかったらしい。 そんな二人にヴェルグは静かに語り出す、あれは憎悪を募らせ、利用された自分にこそ全ての元凶だと。 魂が不滅の存在になってしまった事、それでも復讐を果たしたかった事… ヴェルグ「だから、俺は処刑される事を受け入れた…自身の罪にケリをつけるため、ケジメをつけるために」 メルフィ「…馬鹿っ!ヴェルグさんの馬鹿っ!!そんなの…そんなの悲しすぎるじゃないですか…っ!」 ヴェルグ「…ごめん…でも、俺にはそれ以外の方法が…思い付かなかったんだ…」 すまなさそうに答え、まだ泣き続けるメルフィの頭をゆっくりと撫でる…泣き止むまで、ゆっくりと… 2014年 12月01日 10 43 179 MI4989 削除 リディア「……(何か来ちゃいけなかったような)」おどおど ブロペニュ「しばらく空で待っていましょう……いいよね」 リディア「うん……」 二人はメルフィとエリザが泣き止むのを待つ為に空に飛び立った。 ちょっとこればかりかはどうすることも出来ないのだ。 2014年 12月01日 12 39 180 エリザは自力で泣き止んだので、メルフィが泣き止むまで頭を撫で続けたヴェルグ。 しばらくしてようやくメルフィも泣き止み、2人揃って顔を洗いに行く。 それをヴェルグは沈痛な面持ちで見送っていた。 シルビア「随分泣かれたな、色男」 ヴェルグ「ブン殴るぞ…あの様子じゃ、随分傷つけちまったな…」 シルビア「私と王以外には真実を知らせなかったからな…城下町も今は大騒ぎだ」 ヴェルグ「…おい、俺の事は何処までバレてるんだ!?」 シルビア「…お前が生きていると王に確認を取った後直ぐにエリザが公表してしまったよ」 ヴェルグ「…冗談だろ?」 これでは下手に城下町に出れない…そう思ったヴェルグ頭を抱えてしまった。 しかも例の特殊部隊がもしこの事を嗅ぎ付けてしまったら… ヴェルグ「…シルビア、最近エンジェルフォースに特殊部隊が設立されたのは知ってるか?」 シルビア「知ってるも何も、お前の所に行く時にウラノスの高速艇を見たぞ」 ヴェルグ「くそっ!?じゃあ付けられてるじゃねぇか!?」 シルビア「あの演説なら私も見た。アークになったお前なら、狙われるだろうな…」 ヴェルグ「くそがっ!!」 苛立ちに思わず床をストンプし、叫ぶヴェルグ。 自身が原因で再び故郷が戦火に晒されるのは、絶対に避けたいヴェルグはすぐさま飛び立とうとするが、シルビアに止められた。 ヴェルグ「離してくれ!俺の問題にお前達を巻き込みたくない!」 シルビア「つい先程、プリッツアに混沌が出たと情報があった…もう、遅い…」 ヴェルグ「…くそっ、今このタイミングでコレかよ…!」 エリザ「…大丈夫よ。アンタは私達が守るわ」 ヴェルグ「っ!?エリザ…」 メルフィ「ヴェルグさんは私達の為に黙って犠牲になってくれました…」 エリザ「アンタの事だからどうせ国民の皆の溜飲を下げさせる為に処刑されたんでしょ?アンタはいっつも無茶するんだから」 メルフィ「だから…今度は私達がヴェルグさんを助けます!」 ヴェルグ「お前達…何故…」 エリザ「決まってるじゃない!アンタもうちの国民よ、国民を助けない国なんて無いわ!」 メルフィ「それに…ヴェルグさんはもう私達にとって大切な友達です。だから助けたいんです」 ヴェルグ「…お前達…」 2人にそう言われてしまってはもうヴェルグも拒否出来ない。 やれやれとため息をつきながら、ヴェルグは再びプリッツアの鞘に戻る事を決めた。 2014年 12月01日 14 00 181 zyabara ~プリッツァ駐在天使軍基地~ 「勝手な事をなされては困る!国際問題に成りかねない!」 突如基地に入港して来たウラノスの軍艦指揮官であるギーガーに悲鳴をあげる天使軍高官。 ギーガー「勝手な事だと?…笑わせる、我々の任務は各地域における混沌の排除だ。言わばこれは我々の使命!…それを辺境の駐在士官ごときが意見するか!?」 ギーガーが高官を殴り付けると、ウラノスの下士官達がリンチを始めた。 「生意気なんだよ!」 「辺境の士官ごときが!」 ギーガーは高官に背を向け軍艦の降下を急がせる。 ギーガー「全機、全艦降下準備!…目標プリッツァ王都!ウラノス・フォースの凱旋だ!」 「「サーイエスサー!!」」 ~プリッツァ王都~ オーディーンMの編隊がやけに多くなり、王宮周辺が守備隊で固められる。 ヴェルグ「…騒がしくなってきたな…来たか…」 シルビア「すまない、私は親衛隊の指揮に行く…ヴェルグと姫さまは、王宮の控え室にて守備隊に護衛を」 エリザ「ダメよ…国民の守るのが王族の義務…やすやすと奴らに王都を蹂躙させたりしないわ!」 シルビア「姫さまお気持ちは解りますが彼らとて軍隊…手荒な真似は避けるでしょう。…ですから先ずは交渉をしてくる筈です」 ヴェルグ「…」 シルビア「守備隊、行くぞ!国王の御身は我々の手でお守りする…無礼な奴らに我々の恐ろしさを見せてやれ!」 守備隊「我々に騎士の誇りを!」 シルビア達が王室に向かうとヴェルグ達も王宮の控え室へと急ぐ。 ~プリッツァ上空~ ブロペニュ「…戦艦が降下してきてる」 リディア「…やっぱり大きいね…」 ブロペニュ「一旦ヴェルグの所に戻るよ」 リディア「はーい」 降下して来たウラノスの軍艦にプリッツァの兵士達は驚愕する。 騎士団長「ご、強引な連中だ!…世論などお構いなしか!」 守備隊騎士「降下艦なお増加!艦隊規模です!!」 戦艦カリバーンが王都上空を威圧的に飛行し、国民達を怯えさせる。 「母さん、怖いよ。また戦争なの」 「落ち着きなさい…天使軍だもの、そんな事はないわ」 ギーガー「カリバーンは王都の港に降下させろ!…何ィ?…邪魔な艦船は退かせろ!砲を向けて構わん!」 下士官「サーイエスサー!!」 やや強引にカリバーンは港に着艇すると、ギーガーを騎士団の代表が騎士団を率いて迎える。 ギーガーもウラノスの士官達を率い、両者が睨み合う。 守備隊騎士団長「…ずいぶんと無礼なものだなウラノスの部隊とやらは…強引に侵入してからに」 ギーガー「フン!混沌の情報があったのだ我々が駆け付けるのは当然であろう!…それとも何か?…貴様等は混沌を庇護する悪国であったか?」 騎士団長「な…何ぃ!?…貴様ぁ…国王を侮辱するか!」 ギーガー「ならばここを通せ!…貴様等は混沌の仲間では無いのだろう!」 騎士団長「黙れ!…貴様等の様な無礼な連中を王都に踏み入れさせるか!!」 騎士団「「そうだ!王都に入るな!帰れ!」」 騎士団の各々が口々にウラノスに叫びをあげると、ウラノスの士官達が一歩前進し騎士団は威圧的な態度に狼狽し一歩下がる。 ギーガー「下らん…細事は任せるぞ、ホワイト少尉」 下士官「はっ!この場はお任せを」 ギーガーは艦内に戻ると同乗していた情報局の情報官に耳打ちする。 ギーガー「我々とて奴らと全面戦争する気はない…我々の敵は混沌だけだ…王都に民主主義派のテロリスト共が居るらしいな」 情報官「いますね…規模は小さく事を起こせるほどではありませんが」 ギーガー「なら武器を与えろ…混沌から滷獲した物があるだろう…此処には混沌がいるのだからな」 情報官「成る程からめ手ですな…直ぐに指示いたします」 情報官はその場を離れると通信室に向かって行った。 ~控え室~ ヴェルグは王都外周辺を威圧的に飛行するウラノス艦隊を見ながら様子を探る。 ヴェルグ「硬直してるな…王都は緊張状態だが…」 エリザ「…強引な奴らだったわね…シルビアの予測が外れるなんて…」 ブロペニュ「ただいまー」 リディア「疲れたー…」 ヴェルグ「外はどうだった?…やはり艦隊規模か?」 ブロペニュ「うん、この国を侵略する気なんじゃないかって思うくらい多いよ」 ヴェルグ「…」 エリザ「ッ…」 メルフィ「そんな…」 不意に王都の方から爆音が響き、スピーカーの様な物から声が響く。 《革命万歳!…王都に簡単に軍の介入を許す軟弱な王はいらない!我々はこの国を民主化し、国民に自由を!!》 ヴェルグ「なっ!テロリスト!?」 エリザ「…迂濶だったわ!奴ら混乱に乗じてこんな事を!」 しかし、直ぐ様オーディーンMの編隊が爆発地点に急行し…動きが止まる。 ウラノスの軍艦が進行してきたからだ。 軍艦から大量の部隊が降下しあっという間にテロリストを鎮圧…拘束し、王都全域にウラノスの軍艦が部隊を次々と降下させていく。 ギーガー《見たことか!我々の忠告を受け入れず、テロリスト共に勝手を許してしまう王都諸君には呆れ果てた!…只今確認した。…テロリスト共は混乱の武装を装備していた!…これは我々の急務となるべき事案である!国民の皆様どうか安心して欲しい。王都の治安は我々ウラノスが守る!》 ヴェルグ「しまった!王都全域が押さえられた!」 エリザ「…ッ奴らコレを狙ってたのね!」 メルフィ「王室に向おう!エリザ、ヴェルグさん!」 ヴェルグ「ああ…普通の対応じゃ無理だなこれは…」 ヴェルグ達は王室へと急いだ。 2014年 12月01日 17 20 182 レヴィドラン ~プリッツア王国付近森林~ そんな状況を見ているマジ物の混沌がいた・・・もっとも混沌なのは確かだが例の如く――― デルゴン「あー、やっぱ何か匂うでありゃ(双眼鏡で確認中」 ビック・ザ・デルゴン「隊長はんや匂うって何がや?」 デルゴン「そりゃあ、アレやろ茶番とか?もっともあくまで予測やけどな」 デルター「予測って・・・後ろにはこれでもかって位時間かけて助っ人用意して予測はないだろ・・・(;」 デルビンs『せやでせやで』 ビック・ザ・デルゴン「しかしや何でワイラ(アルカンタス調査部隊)がこんな面倒事に突っ込むんや隊長はん?」 アルカンタス調査部隊であった。 しかし何故平穏を望むはずのアルカンタス部隊がここにいるのか・・・そして助っ人とは・・・ デルゴン「せやなー・・・・まぁワイラも混沌やたまには暴れるのも悪くないやろ?」 デルター「本音は?」 デルゴン「さっきのが本音やっての!まったく・・・んじゃ頼むまっせ助っ人の――」 エルダーはんとアプレンティスはんや そうまさかのDFエルダーとアプレンティスであった。 オマイラどうやって見つけ出したし・・・・ エルダー「丸いの(デルゴン)ここにあの怨霊(ヴェルグ)がいるのだな?」 デルゴン「せやで、おるでまぁエルダーはんの闘争邪魔する連中(ウラノス)どうにかせなアカンでありゃ」 エルダー「ふん、戦う意志あるものだ・・・我と最も滾る闘争者との前菜には良いだろう・・・だが、珍しいなアプレンティス貴様が来るとはな」 アプレンティス「暇だったのよ、いつも探してるアレが見つからないしま、コイツらで暇つぶしね」 そう言ってアプレンティスが右手を上にかざすとその後ろから虫系ダーカーのユガ種ユグルドラーダが次々と出てくる。軽く50はすでに超えていた。 ビック・ザ・デルゴン「うわぁ・・・多いでー・・・(;」 デルター「だな・・・(;」 少し距離を離すアルカンタス調査部隊を気にすることなく次々と出てきてようやくで終わったと思いきやラストに一体別の個体が出てきた。 特殊個体ユリスガドラーダ『・・・・』 ユルグドラーダと違い角と触角が付いており羽状の物も付いている ゆっくりと体勢を立て直し辺りを見渡した後軽く足を地面に叩く―― ド ン ッ ! ・・・訂正強く叩くと200体近くのユグルドラーガが一斉に特殊個体ユリスガドラーダに振り向くと先程まで彼方此方をキョロキョロしつつうろうろしていたユリスガドラーダが一斉に並ぶ・・・まさに軍隊であった。 アプレンティス「はぁ・・・これだから特殊個体は・・・・」 どうやら特殊個体が苦手らしい(笑 そんなため息をアプレンティスを気にせず特殊個体ユリスガドラーダはいつの間にかダルバダソードを生成しある方向に向けたそしてつられてユグルドラーガ軍団がその方向に向くとそこにはウラノス艦隊がいた。要するに・・・ ―今回の獲物はアイツらだ― という訳らしい、そして再び強く地面を叩き再びユグルドラーガ達が特殊個体ユリスガドラーダに振り返るのを確認したのかダルバダブレードを上に掲げる デルゴン「まさかやとおもうが・・・これってあれかいな・・・突撃の合図する気かいな・・・」 デルター「いや・・・どちらかと言えば・・・ハント(狩り)だな・・・」 デルターが言った直後ダルバダブレードが振り下ろされ一斉にユグルドラーガ達が獲物(ウラノス)に向かって森林を駆けてゆく・・・そしてそれに続くように特殊個体ユリスガドラーダも向かい始めた。 エルダー「フハハハハ!結構結構!良き闘争心よ!さて・・・我も向かうかフハハハ!怨霊よ!再び滾る闘争をしようではないか!」 そう言ってファルス・ヒューナル形態になり赤黒い光に包まれプリッツア王国へ飛翔していった・・・ デルゴン「んじゃわいらも行くか!一応悪の仁義や!行でー!」 アルカンタス調査部隊『ウィッス!』 頑張るのはいいですけど武器持ってるのでしょうか・・・いやアルカンタス調査部隊の事ですしいつものギャグ補正で出すでしょう・・・ アプレンティス「さて・・・私もいこうかしら・・・」 そう言って残っていた一体のユグルドラーガの背中に乗り後を追うのであった・・・ 2014年 12月01日 22 12 183 zyabara ~プリッツァ王宮・王室~ ヴェルグ達が王室に駆けつけ、国王の無事を確認すると同時に事態の極細を聞き出す。 ヴェルグ「殿下…ご無事で?」 国王「ああ…余は無事だ…良く来てくれたなアーク…以前はすまなかった…余は悔いておる…」 ヴェルグ「…」 シルビア「殿下…そのお話はお後に…王室にウラノスの士官が来ております」 国王「…ああ…細事は任せるぞ、大臣」 大臣「はっ…」 ホワイト少尉「殿下、失礼致します。…偉大なるプリッツァ国王閣下、こたびの事態はまことに」 国王「よい…事態の説明をせよ軍人よ」 ホワイト少尉「…はっ」 ホワイト少尉はヴェルグを少し見て呟く。 ホワイト少尉「…あれか」 ヴェルグ「…」 大臣「…さて、天使軍の特殊部隊とやらの方々よ…こたびの騒動…強引では無かろうか?」 ホワイト少尉「存じております…しかしながら今回の事態我々が介入した以上…責任を持って収拾に当たると…」 大臣とホワイト少尉が話している間、ヴェルグは窓から王都を威圧的に飛行するウラノスの軍艦や、部隊を見て毒づく。 ヴェルグ「屑どもめ…」 やがて話を終えたホワイト少尉がヴェルグに近づき、語り掛けてきた。 ホワイト少尉「ヴェルグ・ラスタ様でございますね?」 ヴェルグ「…」 ホワイト少尉「貴男がアークである事は情報で把握しております」 ヴェルグ「…で?何の様だ?…今回の事態…俺が目的だろう」 ホワイト少尉「…さて、どうでしょうか?…ともかく、天使軍上層部は貴男が危険だと判断…監視を付けるように指示しました」 ヴェルグ「…」 ホワイト少尉「アーシャ情報官…こちらに」 アーシャ情報官「…はっ」 ヴェルグ「監視か…なるほどな?」 ホワイト少尉「ご不便をおかけしますがどうかよろしく…」 ホワイト少尉はヴェルグの手を握り、意味深な事を言う。 ヴェルグ「…おい?どういう意味だ…」 ホワイト少尉「では…また」 ヴェルグ「おい…!」 ホワイト少尉は振り返らずに去っていく。 ヴェルグはふと自身の手に紙が握らされている事に気が付く。 ヴェルグ「…数字?」 ヴェルグはそれが座標を示していることに気が付き、アーシャ情報官を見た。 アーシャ情報官もヴェルグを見たが何も言わず再び前を向く。 ヴェルグ「…そう言う事か…」 ~数時間後… ヴェルグが王宮内をアーシャ情報官と共に歩く…というよりはアーシャが着いて来るのだ。 ヴェルグ「…」 不意に人気の無い場所でアーシャが裏道にヴェルグの手を引き入る。 ヴェルグ「…やはりあんたウラノスの人間じゃないな」 アーシャ「はい、ウラノスに潜入している諜報員です…どうかこちらに」 ヴェルグがアーシャに着いて行くと、アーシャは地下道に入り…やがて地下道は下水道へと続く。 ヴェルグ「…一体誰の手引きだ?」 アーシャ「…この方です…イェーガ閣下!…お連れしました」 座標に着いたらしく、アーシャが呼び掛けると、大柄の眼帯の男が外套を身に纏い副官らしき女性と共に現れる。 ヴェルグ「…あんたは?」 イェーガ准将「私は天使軍中央局のイェーガ准将だ…貴様がヴェルグ・ラスタ…蒼穹のアークか…」 ヴェルグ「…ああ…で?…こんな手引きまでして何の…」 ヴェルグがそこまで言い掛けた所で突如イェーガ准将は、ドブの中に顔を突っ込みながら土下座をした。 ヴェルグ「!?」 イェーガ「頼む!…我々には貴殿の力が必要なのだ!…どうか力を貸して欲しい!」 副官「イェーガ閣下!お止めください!…閣下ともあろうお方が土下座など…!」 イェーガ「黙っていろ!…どうかこの通りだ…」 イェーガ准将は臭い汚水に額を突っ込みながらヴェルグにひれ伏す。…正直ヴェルグも困惑する。 ヴェルグ「…俺は…」 ヴェルグが言い掛けた所で地響きがなり、大地が揺れる。 ヴェルグ「…ッ!何だ?!」 副官「閣下!危険です!」 イェーガ「構わん!…地上からだな…爆音…!?」 ヴェルグ「一体何が!?」 ~王都上空~ ギーガー「何事だ!」 下士官「砲撃です!…左舷被弾!損害なし!」 ギーガーは左舷を確認し、大量に接近してくるダーカーを確認する。 ギーガー「なんだ?…混沌?違うな…ええい構わん!敵は敵だ!反撃しろ!」 下士官「無理です!今は王都の真上ですよ!?」 ギーガー「構わんと言っている!撃て!」 下士官「しかし…閣下…」 狼狽する下士官。ギーガーは下士官を払いのけ、命令を下す。 ギーガー「ええい!どけ!…敵性反応だ!反撃…いや、殲滅しろ!!地上部隊反撃開始…主砲…撃て!」 下士官「閣下!お止めください!閣下!」 ギーガー「煩い!下士官ごときが意見するな!」 ギーガーは下士官を殴り、主砲のコントロールを奪うと…引き金を引いた…。 ダーカーが王都の建物を崩しながら進攻する。 …不意に空が明るく染まりダーカーの集団が粉々に吹き飛ぶ…ウラノス地上部隊の反撃だ。地上部隊はType15などらしく素早く建物を駆け上がると狙撃の如く強力な砲撃を浴びせかけてくる。ダーカーも反撃するが攻撃が避けられてしまい、遠距離から再び打ち抜かれる。 アプレンティス「…何?…相手が何時もと違うわ!?…化け物じゃない!」 ダーカーが悲鳴をあげ逃げ惑う。 やがて遠くから光の点が空を裂き…王都の区画ごと蒸発させる。 ユリスガドラーダ「##########!?」 ユリスガドラーダも地表ごと蒸発させ、吹き飛ばす理不尽な砲撃に反撃する事も許されず文字通り消えて無くなってしまう。…数万の家屋ごと…。 ギーガーは凶悪な笑みを見せると再び引き金を引く…。 ギーガー「フハハ!素晴らしい!素晴らしいぞ!これこそ力だ!!我々の…いや俺の力だァ!!」 2014年 12月01日 22 59 184 レヴィドラン デルゴン「あらまー・・・・あれだけおったダーカーが全滅かいな・・・」 ビック・ザ・デルゴン「そう言っとる場合かいな第二波くるでー」 やはりと言うべきかギャグ補正で無事なようだ・・・もっともまた空が光りこちらに向かってくる。 デルター「シールドの角度は?」 デルゴン「さっきと同じやでー」 アルカンタス調査部隊『ウィッス』 そう言って再び主砲から放たれた光がアルカンタス調査部隊を覆うのだが・・・ デルゴン「アチチチ!微妙に頭掠っとるし!」 やっぱり盾が頑丈すぎるので全員無事である・・・のはいいが地味にデルゴンの構えている盾の角度がアレなのかちょっと焦げてる(笑 そして光が消えた時にはまた更地が増えていたがやっぱり健在のアルカンタス調査部隊である(笑 デルビンA「怖いでありゃ・・・ってカメラ何か持って何やっとるんや?」 デルビンB「まぁ軽いネタ的な感じに撮影しとるんや(REC」 ビック・ザ・デルゴン「こんなヤバ過ぎるのとって意味あるんかいな?」 デルター「というか何故軽くで済むんだ・・・(;」 ギャグ補正ですから仕方ないなーんて考えている間にもデルゴン達はいつものポーチからある武器を取り出す。 デルゴン「ま、とりあえず適当に撃って主砲壊すでー!」 ビック・ザ・デルゴン「それはええんやが隊長はんやこの完成型イーブルブレイカーで届く気まったくせえへんで」 デルター「そこは何とかなるだろうロングレンジチューンとかしてるから問題ないはずだぞ?」 それでいいのかオマイラは・・・それはともかくアルカンタス調査部隊は狙撃っぽい形を取り適当に狙いを定めて――― デルゴン「一斉射撃開始ぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいい!!!」 アルカンタス調査部隊『ウィッスゥゥゥゥウウウウウウウウウ!!!』 何故か気合だけはガチになっていた、しかし狙いは適当である(笑 デルビンBo0この後帰る時も軽く撮影してyou○ubeに投稿するかいな・・・ 2014年 12月02日 00 25 185 MI4989 削除 <改造駆逐艦C:間もなく戦闘領域に入ります> <巡洋戦艦艦長:光子魚雷を撃て、一本で良い> <改造駆逐艦B:まるでスタートレックだな……> <改造巡洋艦A:信管調整完了、魚雷照準、撃て> プリッツアの上空でウラノス艦隊が地上に対して砲撃を行っている中、彼方より超光速で飛来する光子魚雷が飛来、艦隊の遥か上空で起爆、対消滅反応により核爆発に匹敵する大爆発がウラノス艦隊を襲った。 流石に核兵器が普遍的に使用される戦場が前提の中古軍艦にはそれほどダメージは無かったが、抜き取られていた電子兵装を補うために使われていた代りの電子兵装が対消滅反応じ発生したEMPにより機能不全となり、ウラノス艦隊の連絡手段と電子兵装が破壊された。 Type15Mやシュヴェシィナやツュヴェツィナ達の電子兵装はいつも通り使えるが艦艇が動けなくなったのは痛い。 だが、プリッツアの地上にもEMPが降り注ぐ。 そんな状況下でイェーガ将軍が秘密裏に派遣した艦隊がワープアウトした。 そう、今が敵旗艦であるカリバーンに突撃するチャンスなのだ。 一隻の軽巡洋艦が味方の回収の為に降下する。 その間に巡洋戦艦がカリバーンもといハゴフ級の唯一の脆弱部位である強襲揚陸艦格納庫扉を主砲で砲撃して破壊。 その位置に接弦、艦長と白銀の鎧を身に纏ったシュヴェシィナ達がカリバーン内部へ侵入した。 <巡洋戦艦艦長:艦の指揮は誰かが引き継げ、わしは海軍陸戦隊として敵艦内部で白兵戦を行う> <イェーガ:健闘を祈る。柄澤大尉――> 駆逐艦が放った光子魚雷によるEMPが通信を遮断する頃には柄澤と呼ばれた艦長は将校としての服を脱ぎ去り、装飾の無い武者鎧を着込んだType11Mになっていた。 そして腰に挿していた刀を抜き、シュヴェシィナ達に突撃命令を出した。 ヴェルグ「傭兵でも雇ったのか?」 イェーガ「後払いだがな……」 ブロペニュ「お金なくても雇えちゃうからかな」 リディア「それよりなんでお空が光ったあと敵の軍艦が静かなの?」 2014年 12月02日 00 55 186 zyabara ~カリバーン~ ギーガー「な…何事だ!!」 下士官「…所属不明艦隊出現!!EMP攻撃により深刻なダメージ!!」 ギーガー「己!…非常用策だシュゥ゛ェシィナ共を演算機代わりに繋げ!壊れても構わん!!」 下士官「り、了解…!ッ…艦内に敵出現!侵入されています!」 ギーガー「Type15Mに防衛させろ!反撃だ!反撃しろ!」 下士官「新たなワープ反応!!」 ギーガー「なんだと!?」 ワープホールが開かれ、新たな戦艦が出現した。 ギーガー「旗艦ウーラノス!?チィ!ムーンリングか!」 〈ウーラノス:双方矢を収めよ!…プリッツァ国王の御前であるぞ!〉 〈巡洋戦艦艦長:…グリズリーの右腕…か〉 〈ムーンリング:この場は我々ウラノス総司令であるグリズリー閣下か執り行う!…双方控えよ!!〉 〈グリズリー将軍:…撤退せよ、ギーガー…今回の事態…査問会への出頭を命じる〉 ギーガー「…退くぞ」 下士官「は…はっ!」 カリバーンは非常用電源を復旧させると、旗艦ウーラノスに続いてワープアウトしていく。 グリズリー「…プリッツァ王国は封鎖しろ…ネズミ一匹通すな…」 ウラノスの大規模艦隊がプリッツァの宇宙港を封鎖…事実上の制圧にかかる。 イェーガ「…グリズリーィ…!」 ヴェルグ「…成る程…な」 イェーガは拳を握りしめワープアウトする旗艦ウーラノスを睨み付けた。 ヴェルグは何となく彼とグリズリーの関係を悟った。 ヴェルグ「どうするつもりだ?宇宙港は封鎖されているぞ」 イェーガ「いや…手は有る…我々は此処から脱出できるだろう…我々はな…」 ヴェルグ「それは…どういう意味だ?」 イェーガ「残念ながら私一人では未だに奴らにとどかん…協力してくれないか…ヴェルグ・ラスタ…」 イェーガはそう言ってヴェルグに握手を求めた…。 ヴェルグはその手を見つめる。…この男こそがグリズリーに対抗できると確信をこめながら。 2014年 12月02日 07 06 187 ヴェルグ「…俺に…この国を見捨てろと言うのか…!」 イェーガ「…すまない、勝手な願いだとは分かっている。だが…貴殿の力が無ければ恐らくプリッツアは…」 ヴェルグ「…ッー!」 苛立たしく頭をかき、悩む。 正直この話は怪しすぎる…しかしプリッツアが制圧された以上もうどうにも出来ない… だが、このイェーガもウラノスも到底信じる事は出来ない。 【救済】時代の苦い記憶が残っているため、お偉方に対して不信感を隠せないのだ。 …ヴェルグは握手に応じず、背を向ける。そして振り返りってイェーガを睨み付けた。 ヴェルグ「…今はお前の提案に乗ってやる…だが、変な真似でもしてみろ?その時は…」 その刹那、数百のフェザービットがイェーガ達を取り囲んだ。 鋭利な刃が大量に突き付けられ、イェーガのこめかみに、冷や汗が流れる。 ヴェルグ「その時は…一人残らず肉片にしてやるから覚悟しろ…!」 そう言い、ヴェルグはフェザービットを消す。 不本意極まりないといった所だが、とりあえずは協力するようだ。 2014年 12月02日 11 18 188 zyabara イェーガは首を振り語る。 イェーガ「…いや、今は理由も聞かず協力してくれる事に感謝する」 イェーガはヴェルグに一礼する。 ヴェルグ「…」 正直ヴェルグはイェーガが将軍にしては気さくな人物である印象を受けたが、これが仮面で無いとは言い切れず。…警戒を解く事は無かった。 不意に航空機のエンジン音が聞こえ、イェーガの副官やアーシャが銃を構えるが、ヴェルグはアーシャ達を片手で制した。 ヴェルグ「仲間だ」 ブロペニュ「あ、いたいた」 リディア「ヴェ~ルグ~!」 エリザ「ヴェルグ!」 メルフィ「ヴェルグさん!」 エリザを抱えたブロペニュとメルフィを抱えたリディアだった。 ヴェルグ「お前等…無事だったか…良かった…」 イェーガ「ッ…エリザロッテ殿下…」 イェーガはエリザを見ると片膝を着きひれ伏した。 副官やアーシャも続いてひれ伏す。 エリザ「貴男は…」 イェーガ「私は…天使軍中央局、上層指令部のイェーガです…この度はグリズリーめの暴走を押さえる事が出来ず…この様な事態に…悔いても悔やみきれません…」 エリザ「…良いのよ、奴らのした事は絶対に許せないけど、貴男は奴らを阻止する為に動いてるのでしょう?…なら貴男を責める理由は無いわ」 イェーガは歯噛みすると深々と礼をした。 ヴェルグ「王宮は…どうなっている?…国王は無事か?」 メルフィ「王様は無事です…ただ直ぐにウラノスの戦艦と部隊が制圧に来て…」 ブロペニュ「私達はたまたま外に居たから包囲される前に脱出したの」 リディア「どきどきしたよ」 ヴェルグ「そうか…シルビアは?」 エリザ「それが…国王を御守りするって聞かなくてね…着いてこなかったわ…」 メルフィ「正直この状況で王様を守れるのはシルビア教官しかいないから…」 ヴェルグ「そうか…」 エリザは王宮に振り返り…悔しそうに歯噛みした。 エリザ「お父様…」 と、そこで足音が聞こえ…ヴェルグとブロペニュ達は身構える。 イェーガ「いや…私の仲間だ。…柄澤大尉」 複数の白いシュゥ゛ェシィナを引きつれたかなり大柄の男は、イェーガの前に立つと敬礼をしてヴェルグを一瞥するとイェーガに話し掛けた。 柄澤大尉「閣下、ご無事で?」 イェーガ「ああ…貴殿らこそ無事カリバーンからは脱出できたか…」 柄澤大尉「いえ…それが複数のシュゥ゛ェシィナがカリバーンに取り残され…連れ去られてしまいました」 イェーガ「…そうか…グリズリーはしたたかな男だ…味方に引き込みはすれど拷問などはするまいよ」 柄澤大尉「はっ…」 イェーガは表情を変えると、柄澤大尉に聞く。 イェーガ「…やはり戦艦は攻撃してこないか…」 柄澤大尉「はい…奴ら有利なはずですが…」 イェーガ「グリズリーの奴め…見逃すつもりか…」 ヴェルグ「どういう事だ…?」 イェーガはヴェルグに振り返り話す。 イェーガ「…簡単な話だ…今回は見逃してやるから、議会でおかしな真似はするな…と…恩着せがましい奴だ」 ヴェルグ「…」 イェーガ「…ともかく、包囲網を突破し…艦隊にたどりつかないと脱出はできん…協力してくれるな?」 ヴェルグ「ああ…」 柄澤大尉「中央を抜ける必要があります…着いてきてください」 ヴェルグ達は大柄の男に続き駆け出して行く。 柄澤大尉「正面…Type15Mとρ系技術投入戦車と思われる機影複数…」 イェーガ「柄澤大尉とシュゥ゙ェシィナ部隊…ヴェルグ君が正面から引き付けてくれ…俺と俺以外が側面から仕掛ける」 シュゥ゙ェシィナ部隊「サーイエスサー!!」 シュゥ゙ェシィナと柄澤大尉、ヴェルグが正面から陸戦部隊に突撃していく。 Type15M「敵襲!敵襲!」 戦車兵「Type11Mだ!所属不明艦隊の者と思われる!…今回は小細工で良い!あまり本気はだすな!」 途中、側面に回るイェーガ達の前にType15Mが一体いたがイェーガが突撃…義手でType15Mをわしづかみにして投げ飛ばす。 イェーガ「邪魔だ!どけぇッ!」 Type15M「ファッ!?ぎょえぇっ!!」 ブロペニュ「え」 メルフィ「武闘派将軍…」 リディア「あの人実はType11なんじゃ…」 エリザ「良いから行くわよ!」 リディア「は、はーい…」 2014年 12月02日 13 10 189 MI4989 削除 ビターンッ! Type15M「チーン」 エリザ「よわっ!?」 ブロペニュ「あの子達って打たれ弱いから……」しれっとB-10無反動砲(銃剣付き)と砲弾取得 リディア「バズーカに銃剣付けてる人っているんだ……」 ブロペニュは無反動砲にHEAT弾を装填し空へ飛び立ち、波動砲を撃ちまくってるM8 AGSらしき戦車を攻撃し始める。 が、LAV-ADらしき対空車両が持つガトリング波動砲と誘導粒子ビーム砲に撃たれ始めたせいで射撃機会が減ってしまう。 柄澤大尉「敵対空車両視認、優先的に撃破せよ」 白シュヴェシィナ(1)「敵兵より無反動砲を取得、攻撃します」 白シュヴェシィナ(2)「敵対戦車車両よりミサイルが隊長に飛来、迎撃します」 正面から殴り合っているシュヴェシィナ部隊は最も堅牢な柄澤大尉を先頭に少しずつ戦線を押していた。 また柄澤大尉と白いシュヴェシィナ達のいくつかは敵のType15Mから無反動砲を奪って対戦車火力を手に入れていた。 白いシュヴェシィナ達は超低空飛行して敵機甲兵力を攻撃し始めた。 無反動砲を持った柄澤大尉は戦車のように敵弾を受けながら攻撃し始める。 2014年 12月02日 14 36 190 zyabara Type15M「あっぶね!!」ピョンピョーン 飛び跳ねて、白シュゥ゙ェシィナやヴェルグの攻撃を回避するType15M、突然その動きが空中で止まる。 イェーガ「回避するのは良いが、周りを確認する癖を忘れてはいかんな」満面の笑み 自分の方向に飛び跳ねてきたType15Mの首根っこを掴んだらしい。 Type15M「あ…すいません許して下さい。離して下さい」じたばた Type15Mは暴れるがバズーカの砲身をイェーガに握り潰され、手足の長さ的にイェーガに届かない…つまり積んでいた。 イェーガ「猫は首根っこを掴むと無力化できるがType15Mにも通じるのだな」ニコッ Type15M「(^q^)」ジタバタジタバタ イェーガ「動物虐待はしたくないが…すまんな(^^)」 Type15M「あっ…アーッ!!!!」 イェーガに首根っこを捕まれたままパンチされまくるType15M…最早虐待である。 リディア「ブロペニュー。私も手伝うねー」 とりあえずリディアは無反動砲を拾いあげると、構えて撃ってみた。…銃剣の方を背中に向けて。 ブロペニュ「!?」 ブロペニュを無反動砲がかすめ…ブロペニュは飛んできた方を確認する。 ブロペニュ「…それ逆だよ!?」 リディア「えっ!」 ブロペニュ「…いや何で銃剣が有るほうが後ろなの?」 リディア「俺の背後に立つんじゃねぇ…的な?」 ブロペニュ「無駄な知識はあるんだね…」 リディア「わかった!逆さまにしてみる!」 リディアは無反動砲を持ちかえる。…引き金を上に。 ブロペニュ「危ないからやめて!」 リディア「( ・ω・`)」 と、そこで上空からけたたましい鳴き声が聞こえ、ブロペニュは飛んできた弾丸を回避する。 ブロペニュ「レドタルボ!」 リディア「ぎゃーっ!きもいっ!」 レドタルボ「イラッ」 レドタルボはとりあえずリディアに襲い掛かる。 リディア「ぎょえーっ!!こっちきたー!!」 と、そこで声が響いた。 『仕方ないのぉ』 突如、地面から大きな柱の様なものが生えてきて、レドタルボを蛇の様に包むこむと、そのまま地面に戻ってレドタルボを生き埋めにしてしまう。 リディア「…飲まれちゃった」 声の主はリディアが首から下げている袋から這い出てくると、リディアの肩にまたがった。 ドミナシオン『やれやれ…助けにきてやったぞ』 リディア「あ!ドミナ!出て来ちゃダメだよ~!」 ドミナ『えっ…むぐうっ!』 リディアは何故かドミナを掴み、袋に押しつけて戻そうとする。 ドミナ『ちょ…息ができな…ふぐぉっ…力強すぎ…ぶほっ』 リディア「ヴェルグに見つかったら怒られちゃうって!」ぐりぐり ドミナ『む…むぐう…』チーン ドミナは無力化された!! ブロペニュ「これはひどい」 どうやら地上部隊は数が減って来たらしいが、どうにも増援が来る気配が無い…どういう事だろうか? イェーガ「走れ!後150kmくらいだ!!」 2014年 12月02日 19 02 191 レヴィドラン 一方その頃我らがアルカンタス調査部隊はと言うと・・・ デルゴン「えー・・・ワイラはいつものアルカンタスじゃないでーただ今この色々大変悲惨な状態にやりおった場所におるで」 何とニコ○コ生放送でプリッツァの状況を流していたしかもご丁寧に自作のノートPCを持ったデルビンにカメラ(自作)を持ったデルビンもいた。 しかもデルゴンはマイク(ハリボテ)をもってノリノリである(笑 尚生放送の題名が・・・ 【あ、ありのまま今起こった事を見せるぜ・・・・】 である(笑 何かセリフが似ているが気にしたら負けである。 ビック・ザ・デルゴン「しっかしあれやで安心と安定のコメントと視聴者数やな~」 そう実はアルカンタス調査隊は影で色々生放送やyou○ub投稿しているのだ・・・もっとも9.9割はモンスター達のノホホンとした日常と環境調査公開だけである(笑 デルター「しかしタグも゛またお前等か゛が一番先頭にあるのはもはや安定だな・・・もっともコメントはあれだが・・・」 【何だこの周りの焼け焦げた更地www】 【だけどアルカンタス調査部隊は健在クッソわろたwww】 【ギャグ補正の塊だしまぁ、そうなるわなww】 【ってかここプリッツァだろ?w被害場所の有様やべぇww】 草圧倒的不回避になっていた・・・・しかしこれもいつもの事らしい・・・ デルビンA「そういやあの時とった映像どないしてるん?」 デルビンB「後もうチョイで完成や、もっとも題名考えるだけなやがな」 どうやらこちらも残るは題名だけらしく決まり次第投稿するらしい・・・投稿(やる)気満々だなおい・・・ デルゴン「しっかしあれやなー・・・あの戦艦改めてみるとデカイでー」 取りあえず一番大型の戦艦にカメラを向ける、やはりデカイの一言である。 が、ここでビック・ザ・デルゴンがある発言をした・・・因みに意識はしていない。 ビック・ザ・デルゴン「そういやアレさっきこっちにぶっ放した戦艦やったなあれ」 その一言でコメンの草が駆逐された(笑 【ッファ!?】 【おいおい、マジかよ・・・?】 【ってかあれウラノスの艦隊のじゃね・・・?】 【ってかぶっ放したって・・・んじゃあプリッツァの被害の有様ってもしかして・・・】 デルター「あーあー・・・こりゃ完全にシリアス入ったぞ・・・」 デルビンD「そうは言うはりますがデルターはんやそれすぐ終わるで?」 そう言った直後デルゴンの足元の地面が盛り上がる、無論デルゴンは気づき2.3歩下がるとそこから――― シャフ「ふぅ・・・やっとつい・・・」 何とブロック体が出て来たのだ そしてデルゴンと偶然目が合い――― シャフ「こ、混沌ま、まさかお前t―――」 デルゴンo0ここは普通になんでやねんじゃあれやし・・・あれ言うか「フタエノキワミ、アッー!!!」 スパーン!!! 見事にデルゴンのツッコミ用パンチをくらい堀った穴に落とされるその際声が落ちる時の声が聞こえドーン!と煙が出てきた そしてやっぱり――― 【クッソwww不意打ちワロタwww】 【フwタwエwノwキwワwミw】 【腹痛てぇwww俺のお茶返せwww】 大 平 原 発 生 デルゴン「思わずフタエノキワミでぶん殴っちまったが・・・多分大丈夫やな」 デルター「ああ、やっぱりこうなったよ・・・」 デルビンD「いつもの事やん」 ビック・ザ・デルゴン「ってかタグにフタエノキワミ、アッー!追加されたで」 それでいいのかアンタらは・・・(; デルビンB「よしこれで完成や・・・投稿投稿っと・・・」 そう言ってプリッツァでの悲惨な状況を記録した動画と投稿した・・・その題名が案の定。 [あ、ありのまま今起こった事を皆に見せるぜ・・・!] であった(笑 と言うかニコ○コ生放送の題名に!マーク追加しただけじゃないですかヤダー! 2014年 12月02日 21 27 192 zyabara 〉〉191 Type15M「…なんかいるんだけど」 Type15M(B)「混沌とか言う連中じゃね?」 デルゴン「ほいほいっと」ポチポチ Type15M「おい」 デルゴン「なんや、今忙しいねん」ポチポチ Type15M(B)「オレら暇だよな」 Type15M「そうだよ(便乗)」 ビック・ザ・デルゴン「ただいま戻ったで~…なんや?ごっつうもふもふな連中が…」 デルダー「敵やん!」 デルゴン「えっ!」 Type15M「えっ(驚愕)」 Type15M(B)「何でお前まで驚いてんだよ」 Type15M「えっ」 Type15M(B)「殴るぞ」 デルゴン「なんやこいつら」 デルダー「似た空気を感じる」 ビック・ザ・デルゴン「嘘やろ?」 デルゴン「ほんまでっせ」 ビック・ザ・デルゴン「いやいや」 デルゴン「いやいや」 ビック・ザ・デルゴン「いやいや」 デルゴン「いやぁ…」 デルダー「いい加減にせいよ」 Type15M「なんだこいつら」 Type15M(B)「似た空気を感じる」 レギオン「そこまでだ」 デルゴン「ぬわッ!?」 ビック・ザ・デルゴン「騎士はん!?」 デルダー「何で此処に!?」 レギオン「貴様等に仕事を与えよう」 デルゴン「はぁ」 レギオン「…フォルター様…こいつらが苛めてくれるそうです」 フォルター「ああん!騎士様もっと叩いて~!」スリスリ レギオン「お相手しろ」 デルゴン「えっ(驚愕)」 フォルター「鞭で…叩いて!」 Type15M(B)「へんたいだ!」脱兎 Type15M「変態だ!逃げろ!」脱兎 フォルター「そんな風に罵ったらイッちゃう!!」ビクンビクン レギオン「私は忙しい…頼んだぞ」転移 デルゴン「えっ(驚愕)」 フォルター「殴ってぇ下さい!」スリスリ ビック・ザ・デルゴン「押しつけられたやん…」 INFO:レギオンがアルカンタス調査隊にフォルターを押し付けました 2014年 12月03日 13 17 193 MI4989 削除 Type15M「いや、なんだよあのマゾヒスト……」 Type15M(B)「お、あれってぶっ飛ばさなきゃいけない奴じゃね」ヴェルグ達を発見 Type15M「攻撃しなきゃ(使命感)。あ」弾切れ Type15M(B)「そいやダーカーとやらを最後にぶっ倒したのは無反動砲(銃剣)だったよーな」タマナシ 二匹「……あいつらまだ弾あるんだよなー」 Type15M「ほっとこ」 Type15M(B)「そうだな」 UH-60「どーもただの輸送ヘリです」降下 ブロペニュ「あ、いつぞやの音速念力ヘリ」 UH-60「だまらっしゃい」着陸 リディア「音速は何となくわかるけど何で念力……?」 ヴェルグ「念力で物資受け渡しとか簡単な整備するから」 地上部隊の追撃を振り切った所で輸送ヘリが着陸。 予め輸送ヘリを要請していたのか割と都合良く来てくれたようだ。 イェーガ「何だこの喋る変な機械は」でも乗り込む 柄澤大尉「わしが呼んだヘリだ。ちょっと成層圏にいる改造船(軽巡)まで行ってくれんかね」乗り込んだ UH-60「あいよー」離陸 副官「……こいつ、何で見てるんだろう」乗ってた アーシャ「心眼でも使ってんじゃないの」乗せられた UH-60「今から超音速入るんでドアは閉めたままにしておけよー」現在マッハ0.99 輸送ヘリとヴェルグ、そして白シュヴェシィナ達は成層圏で待機している改造軽巡を目指した。 2014年 12月03日 14 02 194 zyabara UH-60「!…高速飛行物体複数接近!」 ブロペニュ「何?」 リディア「…人?」 イェーガ「…あれは」 柄澤大尉「…やはり投入してきましたな…」 大気圏外に到達したヴェルグ達を謎の大型人型兵器が強襲する。 戦車砲並みの口径の波動砲が輸送ヘリを掠め、ヘリ機内が揺れる。 ヴェルグ「…ッ!なんだ!?…あれは!」 イェーガ「Type11Mの構造をある程度模倣して作らせた機動兵器…通称TypeRスーツだ」 白シュゥ゙ェシィナ「私達はモドキスーツって呼んでるけどね…」 リディア「…ダサい」 ヴェルグ「…成る程…技術的限界を大型化する事で強引に解決してるのか…しかしどうする?…この状況は不味いぞ」 イェーガは揺れる機内から外を一瞥すると柄澤大尉に振り返る。 イェーガ「…既に出しているな?」 柄澤大尉「ああ…まもなく到着する」 敵のザクみたいな頭の機動兵器が波動砲を乱射しながら接近してくるが、接近を牽制する様に、別の弾丸が機動兵器の前方を掠め…動きを止める。 イェーガ「来たか…」 ヴェルグ「…あれは」 ヴェルグ達の視界に白いジムみたいな機動兵器がこちら側に高速接近してくる。 機動兵器『閣下、お待たせしました』 イェーガ「ああ…初の実戦配備となるな」 ヴェルグ「こちらも開発していたのか…」 イェーガ「…ああ…奴らと違って試作品だから貴重だがな」 敵の機動兵器とイェーガ側の機動兵器が交戦に入り、その隙をついて輸送ヘリが離脱する。 イェーガ「敵は恐らく実戦データの取得が目的だ…こちらも目的は同じ…引き際を見誤るなよ!」 白シュゥ゙ェシィナ『サーイェッサー!』 機動兵器がイェーガの命令を受け突撃していく。 ヴェルグ「あれは搭乗兵器なのか?」 イェーガ「ああ…もっとも…アレの機動性に耐えられるのはヒーロー級がρ系のみだが」 柄澤大尉「…まもなく我が艦に到着する。各員準備を怠るな」 INFO:モビルスーツ戦ならぬモドキスーツ戦はじまる 2014年 12月03日 15 50 195 MI4989 削除 <ザク頭機動兵器:ちぃっ! 敵のシュヴェシィナ共がいる! シュヴェシィナをよこせ!> 飛来してくる白いシュヴェシィナ達を迎撃しようと120mm波動速射砲を乱射する。 そして襲い掛かってくる白シュヴェシィナ達に対抗するためにシュヴェシィナを呼んだ。 <白シュヴェシィナ(3):半数は対戦車戦闘用意、残りは敵航空機の迎撃を> 白いシュヴェシィナ達は背中に背負っていた82mm携行連装波動砲を構えて敵機動兵器に襲い掛かった。 その様子はまるで歩兵に纏わりつかれた戦車のようである。 <ジム頭機動兵器:しまった! 敵シュヴェシィナ部隊に囲まれた!> こっちも同じようだ……。 UH-60「到着したぜー」着艦 イェーガ「あれは……上手くやっているのか……?」 ヴェルグ「いや、多分シュヴェシィナに絡まれてそれ所じゃないんだろう……」 こころなしか迎撃波動機銃を持っているこちら側の機動兵器のほうが有利な気がする。 2014年 12月03日 18 05 196 zyabara ~軽巡ブリッジ~ 柄澤大尉「機関始動せよ」 オペレーター「了解しました」 イェーガ:データは十分取れた…帰艦せよ 白シュゥ゙ェシィナ:了解 交戦中の機動兵器が互いに牽制をかけ、後退していく。 機動兵器が帰艦すると、イェーガの艦隊はプリッツァから離れていく…。 柄澤大尉「如何する?イェーガ閣下よ」 イェーガ「一旦基地に帰投する。…私は会談があるのでな」 柄澤大尉「了解した。…我が艦は帰投する!…進路を帰投コースにとれ」 プリッツァはウラノスの大艦隊に包囲され、完全に封鎖されている。 ヴェルグは窓から離れゆくプリッツァ本星を歯噛みしながら眺める。 ヴェルグ「…必ず…取り戻す…」 エリザ「…ええ…絶対に…」 エリザもウラノスの艦隊を睨み、決意を固める。 メルフィ「王様…教官…どうかご無事で…」 メルフィは手を握り、祈る様に呟いた。 ブロペニュ「…ヴェルグ…辛そう」 リディア「もぐもぐ…宇宙食あんまり美味しくない…」 ブロペニュ「空気読みなさい!」ゲンコツ リディア「いたッ!…ごめんごめん」 ドミナ『』まだ気絶してる 2014年 12月03日 21 47 197 レヴィドラン デルゴン「さってそろそろウラノスの艦隊本格的に増えとるし帰るでー」 アルカンタス調査部隊『ウィッスー』 どうやらアルカンタス調査部隊も帰るようだ・・・ちなみにニ○生放送は終了しているらしい。 もっとも――― ビック・ザ・デルゴン「ところで隊長はんや騎士はんが押し付けたコイツどないするんや?」 そう言って毛布布団で頭以外包んで荷物を固定する際のビームロープを軽く巻いてミノムシ状態になったフォルターであった。 フォルター「これも・・・いいっ・・・!」 デルゴン「とりあえず連れて帰るでー、正直あれやあんな格好風邪ひくにきまっとるやろグランダムはんにモンハン武具作ってもらうしかないでこりゃ・・・」 デルターo0何故モンハンなんだよ・・・ 何てデルターが内心ツッコミを入れつつもいつも乗っている小型船が来たようだ デルゴン「ワイらの小型船も来たことやしアルカンタスに帰るで」 アルカンタス調査部隊『ウィッス』 ビック・ザ・デルゴン「んぉ?」 ふとビック・ザ・デルゴンが近くに白く光るディスクを見つけた空いている手で広い上げると見た感じ記録ディスクのようだが・・・ ビック・ザ・デルゴン「珍しいで・・・中に2枚あるやんか」 そう内部に2枚のディスクがあるのだ。 ビック・ザ・デルゴンo0ワイらが持っても意味ないやろうなー・・・どうせやし蒼の傭兵部隊の所に郵便利用してあげるかいな そんな事を考えつつさっさと乗るビック・ザ・デルゴンと持たれている毛布布団ミノムシ状態なフォルターであった。 そして小型船は高度を上げ空に向かってブーストを噴かし徐々に――― バギューン!!! ・・・訂正ブーストを全速力で吹かしてアルカンタスへ帰るのであった・・・ というか早すぎだろ・・・ 2014年 12月04日 00 38 198 MI4989 削除 ~イェーガ将軍管轄の海軍基地、軍港~ 柄澤大尉「着きましたぞ」 イェーガ「では、私は会談へ向う」 イェーガと副官とアーシャが軍港から去るのを見送ると直ぐに柄澤は白シュヴェシィナ達を整列させ、被害状況を確認し始めた。 ヴェルグ「お前もあんなふうに清楚だったらいいんだけどなぁ(ボソッ」 ブロペニュ「……」 リディア「もしかして、ああいう振る舞いって苦手なの?」 ブロペニュ「うん……」 柄澤大尉「損傷11名、負傷4名、死傷1名、拉致7名か……よし、お前ら兵舎へ戻って休養を取れ」 帰投命令みたいなのを出すと白シュヴェシィナ達はその場で消えてしまった。 どうやら亜空間兵舎なるものがあるらしい。 エリザ「私達はどうしたらいいの……」 メルフィ「さぁ……」 ヴェルグ「……」 2014年 12月04日 01 16 199 zyabara 下士官「皆様」 ヴェルグ達が困惑しているとこの施設の下士官らしき人物が、近づいてきた。 下士官「ヴェルグ様、あなたの身柄はウラノスに狙われているのが現状です…そこはご理解していますね?」 ヴェルグ「…ああ、つまり此処に留まれと?」 下士官「お話が早くて助かります…宿舎をご用意しました、着いてきて下さい」 リディア「汗臭そう」 ブロペニュ「偏見よ…それは」 ドミナ『朕は…むぐぅ!』 リディア「しー…!」 ブロペニュ(思いっきり自然に混じってるんですけど…) とりあえず下士官に着いていくヴェルグ達。 案内された宿舎は古い施設らしく、どの施設からも離れていた。…気を使われたのかもしれない。 下士官「わからない事があればこのアルナにお聞き下さい。…今日の所はお疲れでしょう…エリザ閣下とメルフィ様は少々ご不便かもしれませんが後ほどお付きの使用人をご用意いたしますので申し訳ありませんがご勘弁下さい」 エリザ「良いわ…私だって一人で生活できるもの!」 メルフィ「エリザ…それは流石に…」 エリザ「できるもの!」フンス リディア「嘘くさ…」 エリザ「…」カチン リディア「ナンデモナイデス」 ヴェルグ「とりあえず部屋を決めるぞ…お前等…」 2014年 12月05日 00 48 200 MI4989 削除 ブロペニュ「じゃあ、私はヴェルグと一緒がいいなー」 ヴェルグ「少しはブレろよ、お前……」 リディア「いつもと一緒じゃないですかーやだー」 2014年 12月05日 01 50 201 zyabara リディア「じゃあ私一人部屋~!調理とかしちゃうッ!」くるくる ヴェルグ「却下」 リディア「!?」ピタッ ヴェルグ「火事にされたらかなわん」 リディア「(^q^)!?」 ヴェルグ「そんな顔しても駄目だ」 リディア「(^q^)…」 メルフィ「一人は駄目だからね」 エリザ「(^q^)!?」 エリザ「(^q^)」 リディア「(^q^)」 ドミナ『おぬし等変な顔やめろ』 2014年 12月07日 12 03 202 MI4989 削除 ――翌朝 ブロペニュ「ふにゅぅ……」 リディア「随分激しくしたのね……目覚めそう」 ヴェルグ「あ、はい」 ビルダーム?「やぁ」ひょこっ ヴェルグ「何故ベッドの下からなんだ」 ビルダーム?「やだなぁ、まるで夜の運動を観察してたみたいじゃないか」 ヴェルグ「というか何しに来た」 ビルダーム?「“ネモが入荷しました”(お手紙を渡す」スッ ヴェルグ「前に問い合わせた時には無かったのに入荷したのか……」 ビルダーム?「じゃっ」ベッドの下に潜る リディア「あのちいさいロボがもういないんだけど」ベッドの下を覗いてる ヴェルグ「アイツはただの郵便だから気にするな」 2014年 12月08日 07 58 203 PSO2ガッツリやりこんでたでゴザル ヴェルグ「…」 一人で宿舎を出て、ストレージライフルを構えるヴェルグ。 表立って行動出来ないのである以上、コソコソ動き回る事を覚えなければならないからだ。 ストレージライフルをクルクル回した所で思い直し、新しい銃を取り出す。 コレは銃身がスナイパーライフルのように長く3種のビーム弾を撃ち分け、さらにはビームソードとしても使えるエネルギー銃、【ボギーライフル】である。 ヴェルグ「先ずは基本…」 基本形態であるアサルトライフル。ライフル型のビーム弾頭を連射していく。 連射性、集弾性も高く、非常に当てやすい。 ヴェルグ「次に、バースト…!」 今度はイヴキャノンのような大型弾をドン、ドン、と遅いサイクルで連射する。 大型弾は着弾すると爆発し、爆風を巻き起こす。どうやら吹き飛ばしを重視した弾頭のようだ。 ヴェルグ「最後は…コイツで!」 連射するエネルギーを一発に凝縮し発射、弾速が非常に速く威力と貫通性能に優れる。 射程の長さを見て、どうやらコレは狙撃用の弾頭のようだ。 最後に銃を変形させ、大型のビームソードとして振り回す。 振り回して重心バランスを確認した後、ヴェルグはボギーライフルを背中にマウントした。 2014年 12月08日 08 38 204 MI4989 削除 ブロペニュ「?」 銃声で目覚めたようだ。 ブロペニュ「私も射撃場行こうかな……」 そういってどこからかFA-MASを取り出して射撃場へ向かうのであった。 そして射撃場へ着くと先ずは普通に300mレンジで何と無く撃ち始めた。 特にカスタムしてる訳でもなく普通の自動小銃だ。精度もシュヴェシィナ同士で撃ち合うには不足はない。 50mレンジにリディアが居るが……見る限りではなんというか訓練されてない感じ。 ただ、拳銃は何故か上手い。多分ブロペニュより上手い。 お父さんことヘルシャフトが大型拳銃でシュヴェシィナを狙ってただけあるような気もする。リディアが言うにはちょっと混じっているらしいし。 2014年 12月08日 13 56 205 zyabara リディア「へへーん」クルクル ドミナ『危ないから回すな!』 リディア「私って射撃の天才かも!」クルクル ドミナ『ハンドガンだけじゃがな』 リディア「もう一発華麗にいっちゃうよ!」クルクル パァン! ドミナ『…』失禁←弾丸が掠めた リディア「あ…ごめんね…もうクルクル回さないから!」 ドミナ『きゅうっ』バタリ リディア「ドミナー!」 2014年 12月08日 17 39 206 ヴェルグ「………」 失禁するアークって…と、呆れたようにドミ何とかを見つつボギーライフルをクルクル回して遊ぶヴェルグ。 しばらくするとエリザとメルフィも起きたのかこっちに歩いてくる。 ヴェルグ「…さて、先ずはどうすればいいのかねぇ…」 ヴェルグの敵はウラノスだけではない、混沌やダーカーもヴェルグとって倒すべき敵となってしまっている。 因果なものだと、ヴェルグは頭痛を覚え頭に手を当てた。 2014年 12月08日 19 10 207 zyabara エリザ「ふぁ…おはよう」 メルフィ「おはようございます。ヴェルグさん…朝から精が出ますね」 ヴェルグ「…ああ、表立って行動できない以上自己鍛練は怠れないからな」 エリザ「ふーん…私も訓練した方が良いか…」剣を構える ヴェルグ「…ま、そうだな…」 ヴェルグが雑談していると、おそらくイェーガの副官であろう女性がこちらに歩いてきて、ヴェルグの前で止まる。 副官「おはようございますヴェルグ様。…起床早々で申し訳ないですがイェーガ閣下からヴェルグ様に資料をお渡ししておくよう言伝がございました。…こちらをどうぞ」 そう言って副官はヴェルグにファイルを渡す。 パラパラと流し見してみるヴェルグ。 ヴェルグ「…これは…Rスーツ?」 副官「はい、表立って行動できない以上…搭乗頂くか別ラインから生産した兵器をご使用頂くなどの手段が入り用でございます」 ヴェルグ「…成る程ねぇ…」 ‐資料内Rスーツ‐ ジムⅡ型 ネモ型 リック・ディアス型 ガンダムMKⅡ型 ヴェルグはとりあえず機体リストを記憶すると、ファイルを副官に返す。 副官「もうよろしいので?」 ヴェルグ「ま、考えてはおく…とりあえず今は朝食を取りたい。…食うもの食わなきゃ考えられるものも考えられないからな」 副官「それは失礼を…この件についてはいつでも良いとイェーガ閣下から申し付けられております…必要があれば下士官にお申し付けください」 ヴェルグ「ああ…」 副官はそこまで言うと去って行った。 リディア「おーい…起きろー」ペチペチ ドミナ『きゅう…』クルクル 2014年 12月08日 21 19 208 MI4989 削除 ~食堂みたいなとこ~ ブロペニュ「ご飯まだかな」 白シュヴェシィナ(1)「そうだね」 ブロペニュ「あんた、柄澤さんの私兵だよね……なんでここに?」 白シュヴェシィナ(1)「暇だから一緒にゲームしよ?」vitaを取り出してPSO2を起動 ブロペニュ「何でゲームするだけなのにわざわざ距離的に近くするの」同じく 白シュヴェシィナ(1)「外界から隔離されてるの。私達の兵舎って」 ブロペニュ「それは不便そう……」 白シュヴェシィナ(1)「だからいちいちお外に出ないといけないの」 なんだか楽しそうにゲームしているブロペニュと白いシュヴェシィナ。 そんなときにヴェルグが食堂に入ってきた。 ヴェルグ(何かいるな……ま、ほっとくか) 2014年 12月08日 22 46 209 zyabara ~宿舎・お風呂~ リディア「ふーんふーん♪」 ドミナ『なんだ、随分と上機嫌じゃな』 リディア「だってクリスマスだよクリスマス」 ドミナ『それがそなたとどう関係ある?』 リディア「あれだよ、クリスマスと言えばカップル!カップルと言えば恋愛!…私にも素敵な王子様が…」 ドミナ『…なんてベタな…』 ~~~~ 花畑をリディアと王子様が馬で駈ける。 リディア「あははっ」 やがて王子様が振り返り…ヴェルグ? ~~~~~ リディア「ぐはぁっ!」浴槽に沈む ドミナ『!?』 リディア「なんでさ!」 ~~~~~ 怪物に襲われるリディア そこに颯爽と現れた王子様。 王子様は振り返り…ヴェルグ? ~~~~~ リディア「ぐはっ!」浴槽に頭をぶつける ドミナ『さっきからなんじゃ!?』 リディア「おかしい…私の王子様は安い工房の主なんかじゃなくて…」 ~食堂~ ヴェルグ「ぶぇっくしっ!…失礼な事を言われた気がする…」 リディア「超絶イケメンのお金持ちなんだから!」 ドミナ『…なんてベタな…』 リディア「むう…」ゴポゴポ リディアは泡を立てながら浴槽に顔を突っ込んで思案する…なぜヴェルグになってしまうのか…そこまでヴェルグに接点があるわけでも… リディア「あっ…ブロペニュ…」 そうである…ブロペニュの記憶が交じってるせいであった。 リディア「…ぐぬぬ」 ~食堂~ ブロペニュ「へくちっ!」 白シュゥ゙ェシィナ(1)「風邪?」 ブロペニュ「わかんない…でも寒気がする…なんだろ…」 2014年 12月08日 23 49 210 ヴェルグ「…それはともかく、問題はどう戦うかだよなぁ…」 カツサンドを食べつつヴェルグは悩む。 もし使うのであればリック・ディアスかガンダムMk-Ⅱだろうか。 性能的にはこの2機はどっこいどっこいとも言える。 改造して好きに使えるならネモを選ぶのだが… ヴェルグ「ガンダムMk-Ⅱにしてスパガンみたいに戦うかねぇ…」 ボギーライフルをチラリと見て、なんとなくそんな事を考えるヴェルグであった… 2014年 12月09日 00 20 211 zyabara イェーガ「やぁ、悩んどるようだな」 ヴェルグが声に振り向くとイェーガが食堂のトレイにラーメンにカツサンド、牛乳プリンを乗せて立っていた。 ヴェルグ「あんた食堂で食うのか…仮にも将軍だろ?」 イェーガ「いやいや…指揮官たるもの兵士と同じ土俵に立ってこそさ」 イェーガはヴェルグの前に座ると、もそもそとカツサンドを食べ始めた。 イェーガ「まぁ正直やすくて美味いからってのもある…私費を投じたから金が…な」 ヴェルグ「やっぱりそっちか…」 イェーガは二口でカツサンドを食べると、ラーメンを啜る。 イェーガ「何…機体構成自体は君の自由でかまわん…最近【G.A.I.A.】の設立に伴って予算が大幅に増えてな…将来的には君独自設計のRスーツなんてのもあり得るかもしれん」 ヴェルグ「ほう」 ヴェルグもカツサンドをもそもそと食べながらイェーガの話に耳を傾ける。 イェーガ「それよりどうだ?…ここのカツサンドは逸品だろう」 ヴェルグ「そうだな…パンはふんわりとしていて肉も柔らかい…それでいてパン粉はサクッとしていてソースはしつこ過ぎない…中々良い」 イェーガは笑うとプリンをほうばる。 イェーガ「そうだろう。なぁに、ここのコックは私の引き抜きでな…いい腕をしているよ」 ヴェルグ(食うのはええ…) イェーガは一通り食べ終わるとタバコに火を付け一服する。 イェーガ「とは言えウラノスの連中は兵士にあるまじき、コース料理などを食っていると考えると腹立たしいがな」 ヴェルグ「…はは」 と、そこで背後からやって来た副官がイェーガからタバコを取り上げた。 副官「…閣下、食堂は禁煙です」 イェーガ「…す、すまん」 起床時間になったのか、白シュゥ゙ェシィナや兵士が続々と入室してきた。 各々、イェーガに軽く敬礼をしてはカウンター等に向かって行く。 やはりこの将軍、一般的な将軍とは毛色が違うようだ。 2014年 12月09日 02 06 212 ヴェルグ「…そもそもRスーツがどういうものか、よく知らないんだよな俺」 イェーガ「む?そうなのか?」 ヴェルグ「俺は基本的に自作でやってるからな…」 そう言うとヴェルグは2つめのカツサンドをほおばる。 彼の場合基本的に規格を考えず好き勝手に作るため互換性が低いのだ。 唯一の例外がオーディーンMである。あれはLBXの機能を人間大に当てはめたものだが。 ヴェルグ「まずはどういうものか、よく調べてみないとな…」 そう言って、ヴェルグはミルクティーをすすった。 2014年 12月09日 08 13 213 MI4989 削除 ブロペニュ「ねぇ、将軍が兵士と同じ食堂にいるってどういうことなの。私達が居た世界みたいに常時食糧危機なの?」 白シュヴェシィナ(1)「彼は単にお金が無いみたい」 ブロペニュ「私達もお食事を取りにいきましょ」 白シュヴェシィナ(1)「そうね」 2014年 12月09日 12 58 214 zyabara イェーガ「そうだなぁ…」 ヴェルグの話を聞いたイェーガはあごを掻いて答えた。 イェーガ「Rスーツは正式名称TypeRスーツ…元はウラノスの連中がType11Mをこちらの技術で量産化出来ないか試作したものだ。ρ系鋼鉄精錬技術不足を大型化する事で補い、8m余りの巨体となっている…まぁ当初は15m近くあったと聞くから大分進歩したのだろう…」 ヴェルグ「そんなに大きいと被弾率が大きくて元も子もないだろう…」 イェーガ「いや…ρ系鋼鉄は我々の次元と性質が違う…我々の次元の武器では貫通は難しいだろう…エネルギー系武装にも耐性がある…同じくρ系武装かもしくは超高速弾で無いとダメージは与えられないと思ったほうがいい」 ヴェルグ「化け物じゃねーか…」 イェーガは深く椅子に腰掛けて話を続けた。 イェーガ「いや、そこが妙な所でな…ρ系技術の完全再現とまではいかずType11Mの“炉”と“油”、“針”の再現まではいかなかった」 ヴェルグ「炉と油と針?」 イェーガ「針はエネルギーを吸収…常時超伝導化した油により炉に無限にエネルギーを溜め込む…これでエネルギー兵器は無力化される…完全にな」 ヴェルグ「…再現されていたら脅威だったな」 イェーガは椅子から腰を離しお茶を飲む。 イェーガ「いや、奴ら方法を変えたらしい…Rスーツを“強化外殻”として使う方向にな」 ヴェルグ「強化外殻?」 イェーガ「そうだ、炉と油と針が再現出来ないなら既に出来ている物を乗せてしまえば良い…」 ヴェルグ「まさか…」 イェーガ「そうだ…奴らシュゥ゙ェシィナなどを生体炉兼パイロットとして乗せる方向に切り替えた…Rスーツはエネルギー耐性までは再現出来なかったが炉があるなら話は別だ。…Rスーツはエネルギー耐性の強化パーツと化す…更に余った余剰エネルギーは機動性や武装に…」 ヴェルグ「厄介だな…どうするつもりだ?」 イェーガ「だからこそ奴らから情報を盗んだ…つまり我々にも同等の技術はあると言うことさ…これは奴らに対する牽制力となる」 ヴェルグ「ふむ…だがそんな戦場で俺が役に立つのか?」 イェーガ「君はアークだ…恐らく擬似的な炉として機能するだろう…最も…君自身がアークの力をより強く引き出さねばならんだろうが…」 ヴェルグ「そんな事を言われてもな…」 『修行か?手伝ってもよいぞ?』 ヴェルグが声の方向に振り向くとドミナと何故かジト目でヴェルグを睨むリディアが立っていた。 ヴェルグ「なんだよリディア…」 リディア「…ふん!なんでもないよ!」フンス ドミナ『アークとしてアークと戦えば目醒めははやくなるじゃろ…すなわち修行じゃ』 ヴェルグ「…そんな上手くいくか?」 ドミナ『朕は強いぞ?』 ヴェルグ「嘘つけ(即答)」 ドミナ『ぐぬぬ…嘘じゃない!』 ヴェルグ「へいへい」 ドミナ『ぐぬぬ』 イェーガ「ま、ともかく要点を纏めると」 Rスーツ ・8m程度のモビルスーツ擬き ・尋常ならざる強度 ・高いエネルギー耐性 ・高機動運動 ・大型化に伴う大火力 ・高いエネルギー耐性はシュゥ゙ェシィナなどでさらに強化しうる ・更になる発展が見込まれる イェーガ「と言った所だな」 ヴェルグ「ふーむ…」 リディア「ご飯食べよドミナ!」 ドミナ『…うぬ…おのれヴェルグめぇ…ぐぬぬ』スタスタ 2014年 12月09日 18 58 215 ヴェルグ「ここでもアークか…となるとニィエーバの出番だな…」 もしくはいまだ完全に目覚めてない【救済】のアークを起こすか… しかしそこでヴェルグは軽く首を捻る。このアークは本当に【救済】なのか?何かがおかしい気がしてならない。 ヴェルグ「ま、本当ならアーク化した方が早いが…それが出来ないのがなー」 そう言うとヴェルグは椅子にもたれかかり、深くため息を吐く。 ただ彼は静かに暮らしたいだけなのに、何故こうなってしまったのか… プリッツアのある方向を見て、ヴェルグは頭を抱えるのであった… 2014年 12月09日 19 43 216 MI4989 削除 ブロペニュ「え、理想の男がヴェルグさんになっちゃうの?」 リディア「あんたどんだけあの安い工房の主が大好きなの!?」 ブロペニュ「じゃあプロテクトかけて貰おっか」 <クリック:どーもメカニックです> 兵士「なんか外にヘリが駐機してるんだが」 クリック「まったく空いている隙を突いて転移するのは根気がいるぜ」 ブロペニュ「あー、あの人はメカニックよ」 兵士「素晴らしくメカメカしいメカニックだな(棒」 兵士2「ん? 人?」 ブロペニュ「ほら、不具合を修正するわよ」ガシッ リディア「え、ちょ」ズリズリ クリック「おし、とりあえずそこに立て」 リディア「(´・ω・`)何が悲しくてヘリの前に立たなくちゃいけないの」 クリック「よし、寝ろ(吸魂」ギラッ リディア「……(魂が抜けたように座り込む」すとんっ クリック「おら、起きろ(魂挿入」どすっ リディア「頭が痛いっ!」 ブロペニュ「これでちゃんとあんたは理想の男が妄想できるよ?」 クリック「んじゃ、俺はちょっとそこらへんを散歩してから帰るぜ」 ヴェルグ「今さっき何をしてたんだ?」 ブロペニュ「(霊魂的に)不具合修正」 ヴェルグ「なんか懐かしいな」 2014年 12月09日 20 33 217 zyabara ドミナ『だから朕と戦えば力を引き出せると言っとるじゃろう!』ズイ 思案しているヴェルグの眼前に飛び出るドミナ。 ヴェルグ「近い!」 ドミナ『ふふん、それともあれか?朕の真の力に恐れをなしたか?』 ヴェルグ「なすわけねーだろ」 ドミナ『では不戦勝じゃ!ほっほっほっ!蒼穹おそるるにたらずじゃ!ほっほっほっ!』高笑い ヴェルグ「…イラッ」 リディア「じゃあ早速妄想してみよー」 ブロペニュ「頑張れー(棒)」 ~~~~~~ 花畑のリディアを白馬の王子様が迎えに来た。 顔はとりあえずイケメンのウィスコルフにしておこう。 ~~~~~~ リディア「でへへ…」 ブロペニュ「だらしない顔…」ほっぺたを引っ張る ~ウィスコルフ城~ ウィスコルフ「ブルルッ…寒気が…」 ルミア「どうかしました師匠?」読書中 ウィスコルフ「誰かが俺の顔を未許可で使用しているな…思い知らせてやる」 ルミア「し、師匠?」 ウィスコルフ「フハハハハ!思い知れ!」魔術発動 ルミア「師匠は何を?」 ロリメイド「気にしない方がいいですぅ」 ルミア「そ、そう…」 ~~~~~~ 白馬に乗ろうとしるリディア。 ぬちゃっ リディア「えっ」 ウィスコルフ「旨そうな獲物だな喰っていいぞ」 白馬の様な粘液触手生物「キシャー!」 リディア「ぎぇぴーっ!」 ~~~~~~ リディア「…ぶくぶく」泡吹き ブロペニュ「!?」 2014年 12月09日 22 18 218 ヴェルグ「………(#^ω^)ビキビキ」 ドミ何とかが煽ってくるがここで挑発に乗る訳にもいかない。 ヴェルグはウラノスに狙われた身、ここで下手に戦ってアークの波動を感知されでもしたら最悪の展開になる。 今は雌伏の身、目立つ訳にはいかないのだ。でも腹立つ(#^ω^)ビキビキ ヴェルグ「…好きに言ってろ。今俺は下手に目立つ訳にはいかないんだ…」 そう言うと不機嫌そうに食堂から出るヴェルグ。近くに居る兵士に道を聞きながら格納庫に向かう。 とりあえず実物のRスーツを見て、気を落ち着かせるつもりのようだ。 2014年 12月09日 22 43 219 MI4989 削除 ブロペニュ「泡吹くくらいの理想の男性を思い浮かべられたのね……」 とりあえず、リディアをこのまま放置してヴェルグに付いて行くことにした。 ~格納庫~ 整備中であろうRスーツが4機並んでいる。 ヴェルグはとりあえず一機一機眺めていくことした。 ヴェルグ「ここにあるのはジムIIとネモにガンダムMkIIにリック・ディアス――っぽい奴か」 ブロペニュ「なんか(元ネタのMSと比べて)ちっちゃいね」 2014年 12月09日 23 28 220 zyabara 不意に赤いリック・ディアス型から金髪の男が出てきてメカニックと話してから、ヴェルグの前を横切った。 メカニック「ではきつめに調整しておきますねライアー大尉」 ライアー「ああ、頼む」 金髪の男はヴェルグに視線を合わせると、軽く肩に手をおく。 ライアー「君が噂の男か…これから苦労するかもしれんが友に戦う仲間だ…宜しく頼む」 ヴェルグ「…?」 ライアーは軽く笑うと去っていった。 メカニックが忙しそうに整備を始める。 とりあえずヴェルグは機体を観察してみる事にする。 2014年 12月10日 01 25 221 ヴェルグ「………」 4機のRスーツをじっと見上げ、ヴェルグは思案する。 まず性能的に見てジムⅡは除外。ガンダムMk-Ⅱも目立つので除外。 となると素体はリック・ディアスかネモになりそうだが… ヴェルグ「背中に空きがある分、ネモの方がいいかもなぁ…」 とりあえず使用するスーツはネモにし、遠距離狙撃スタイルの強化プランを考え始める。 圧縮波動ライフルで超遠距離を狙撃し、ボギーライフルで射撃と格闘をするようにすれば一応隙は潰せるだろう。 ヴェルグ「なによりネモなら量産品だから目立たんだろうしな…」 2014年 12月10日 15 22 222 MI4989 削除 ヴェルグ「――ところで、後ろのその馬鹿でかい圧縮波動砲はなんだ?」 艦砲かと思うほど巨大な波動砲を指差して聞いてみる。 メカニック「あんなの飾りです。えらいひとにはそれがわからんのですよ」 ヴェルグ「いや、なんだよ」 メカニック「軍艦に搭載しようとした第四世代10inリボルバー圧縮波動砲、通称フューザーキャノンですね」 ブロペニュ「あ(察し」 メカニック「余りにも巨大過ぎる必要出力により倉庫の肥やしになってます」 ヴェルグ「ダメじゃねーか!?」 ブロペニュ「やっぱりネタ武器になってたのね!」 所謂使えない兵器だったようだ……。 メカニック「とりあえずネモに乗って試運転してみます?」 ヴェルグ「うーむ……」 2014年 12月10日 15 36 223 zyabara メカニック「乗るなら調整しておきますから…あ、自己紹介しておきますと自分は整備長のアナストージです」 ヴェルグ「ぶほっ!?」 メカニック「どうかしました?」 ヴェルグ「…なんでもない(まんま過ぎる…)」 そう言ってアナストージはコックピットに入り軽く調整を始める。その様子を見るヴェルグ。外見こそネモシリーズだがコックピットは最新式らしく、コンソールはタッチパネル、安全装置なども最新タイプの様だ。 軽く足回り等を観察するヴェルグ。 ヴェルグ「やっぱり中身はジオニック系か…」 ネモシリーズは外見こそジムシリーズに通じるが、中身はジオン系の機体であり、ジオン系機体に互換性があるのだ。 メカニック「調整終わりましたよー!乗るならどうぞー!」 不意にアナストージが調整を終えたらしく、コックピットからヴェルグに叫んだ。 ヴェルグ「…さて、ちょいと見て見ますかね」 2014年 12月10日 16 53 224 ヴェルグ「とりあえず乗ってみるか…ぶっつけ本番よりはマシだろ」 メカニック「了解しました。今起動しますので搭乗してお待ち下さい」 ヴェルグはネモの各部を飛び移ってコックピットに乗り込み、起動スイッチを入れる。 起動を確認し、力が吸われる感覚を感じて少しだけニィエーバの力を解放する。 ヴェルグ「起動シーケンス問題無し。軽く動かしてみる」 メカニック「了解。周囲の物に気を付けて下さい」 ヴェルグ「了解だ、ゆっくり動かす」 ヴェルグはネモをゆっくりと歩かせ、格納庫から出る。 そしてバランサーを確認しながらパンチやキックをさせてみた。 ヴェルグ「基本武装はバルカンにビームサーベルか…パンチ力に欠けるかな…」 そう呟いて機体をハンガーに戻し、動力が止まったのを確認して飛び降りた。 2014年 12月10日 19 21 225 MI4989 削除 ブロペニュ「どうだった?」フワーリ ヴェルグ「まぁ、悪くは無いが……なんだか力が吸われる感じがしたんだよな」 ブロペニュ「ふーん」フワフワ ヴェルグ「で、なんでお前浮遊してるんだ? 天使のつもりか?」 ブロペニュ「私じゃぶっちゃけ夢魔でしょ」 ヴェルグ「確かに」 ブロペニュ「ぐぬぬぬ……」 ヴェルグ「自分で振っておいて何だその顔は」 柄澤大尉「……」海釣り中 白シュヴェシィナ(1)「……」隣でゲーム中 2014年 12月11日 00 05 226 zyabara ~執務室~ イェーガ「…」 執務室にて煙草を吹かしながら設計図を見るイェーガ。 その設計図は新たな艦船の設計図であり、G.A.I.A.の旗艦となるべくして設計された野心的な艦船だった。 ウラノスに潜入したシュゥ゙ェシィナの情報によればウラノスは新たな艦船の開発を進めていると言う。 なればこそこの艦の建造は急務であった。 副官「閣下、ヴェルグ様がネモタイプのRスーツを選定したようです」 イェーガ「そうか、なら資材は好きに使って良いと言ってやってくれ」 副官「はっ」 イェーガ「さて…私も開発を進めるかね…」 イェーガはそう言って煙草をもみ消すと、コートを羽織り執務室を後にした。 2014年 12月11日 02 53 227 一方ヴェルグはネモを見上げて改造プランを練っていた。 ヴェルグ「さて、まずはスラスターの増設かな」 素早い姿勢制御の為にもスラスターの増設は必要と思い、肩と腰、足首の辺りにスラスターを増設。 背中と両肩にアタッチメントを付けて装備の増設をしやすくする。 ビームサーベルは腕に内蔵し、腰に圧縮波動ライフルを装備する。 ヴェルグ「後がボギーライフルを大型化して装備させようかねぇ…」 頭も追加でセンサーユニットを付けて狙撃に対応させようと考え、ヴェルグは格納庫を出てエリザ達の様子を見に行った… 2014年 12月11日 10 34 228 MI4989 削除 ヴェルグ「エリザとメルフィは……」 白シュヴェシィナ(6)「二人なら仮想演習所にいますよ」 ヴェルグ「そうか」 ブロペニュ「やっぱり貴族って鍛練を怠らないのね」 ヴェルグ「まぁそうだろうな」 とりあえず仮想演習所とやらに行ってみる。なんとなくフルコンタクトな感じがする。 ~仮想演習所~ 監視用であろうモニターの一つにいきなりエリザとType15Mが武器で殴りあってる光景が映っていた。 違うモニターには白シュヴェシィナと撃ち合ってるメルフィ。 やはりフルコンタクトな演習というか実弾演習であった。 ヴェルグ「大丈夫か……?」 ブロペニュ「見る限りだと対抗出来る様になってきてるみたいだけど」 下士官(監視)「やっぱり王女様でも本職のType15Mはキツイかね……」 ヴェルグ「演習用に本職呼んでんのか?」 下士官(監視)「いや、彼は暇だから相手してるだけだ」 ヴェルグ「本職なのに暇なのか……」 ブロペニュ「そりゃ、クリスマスが近いし……」 2014年 12月11日 15 11 229 zyabara リディア「…ふいー死ぬかと思ったよ…」 ヴェルグ「なんの話だ」 リディア「妄想の中でやたらねちょねちょした触手いっぱいの化け物に襲われたの」 ヴェルグ「ほーん…んで?」 リディア「ん?」 ヴェルグ「何故くっつく」リディア「…」べったり リディア「やだなー研究だよ研究」 ヴェルグ「なんのだ…」 リディア「 男 の ツ ボ ?」 ブロペニュ「…」 ドミナ『…』 ヴェルグ「離れろ…暑…苦しい…」ぐりぐり リディア「んぎぎ…冬ですよ冬…もしかして恥ずかしがっているのかな…!?」ギリギリ ヴェルグ「他の男…に…しろ」ギリギリ リディア「垢の他人じゃ…失礼…でしょ…」ギリギリ ヴェルグ「俺に…失礼だとは…思わんのか…」ギリギリ リディア「安い…工房の…主なら…別にっ…」ギリギリ ヴェルグ「この…野郎…殴る…ぞ」ギリギリ ブロペニュ「バカなのあの子?」 ドミナ『アホじゃろ』 兵士(爆発しろ…) 2014年 12月12日 04 04 230 ヴェルグ「俺も後で訓練しておくかな…」 ドミナ『じゃあ朕が相手を…』 ヴェルグ「アークの力は使わんぞ。それにしてもクリスマスか…何十年もやってないからどんなものか忘れちまったなぁ…」 ドミナ『(´・ω・`)主はアークとしての自覚が足りぬ』 ヴェルグ「長年人間だったんだ、ほっとけ…」 ドミナをあしらいつつリディアをひっぺがすヴェルグ。打算が見え見えな奴を引っ付かせる程彼も優しくない。 エリザは前に見た時より剣の振りが速くなってるように見え、相手に食いついている。 メルフィの方も矢がより鋭く飛ぶようになった。偏差射撃や牽制射撃も混ぜてきている。 やはり人は成長するものだと、ヴェルグはうんうんと満足そうに頷いた。 満足気に頷いた所で、ヴェルグはふと気になる事を思い付いた。 ブロペニュがクリスマスだからと言っていたが、クリスマスと彼が暇になる事が何か関係があるのだろうか? ヴェルグ「なあブロペニュ、クリスマスが近いのとアイツが暇なのが何か関係があるのか?」
https://w.atwiki.jp/mk_koryu/pages/20.html
動画 結果 ルール 参加者 感想レス 動画 大人スレのみんなも倶楽部スレのみんなもお疲れ様でした 8/3 大人スレ倶楽部スレ交流戦 21 00の部 1/3 http //zoome.jp/umbllera/diary/1 8/3 大人スレ倶楽部スレ交流戦 23 00の部 第1試合 http //zoome.jp/takmk6/diary/3 残りの2試合は撮影機器の不調により録画できませんでした、謹んでお詫び申し上げます 結果 倶楽部スレの勝利です!おめでとうございます! 総合成績 ------大人チーム------ -----倶楽部チーム----- 804 845 個人MVPはろーそんさんです!おめでとうございます! -------------個人成績の部------------- ろーそん@MKC 166+123 144.5 アンブレラ@O 39+40+34 113 しろいQoo@MKC 87+112 99.5 ななし@O 25+21+47 93 はずき@MKC 42+33+18 93 カイジ@O 25+45+19 89 daibutu@O 15+21+45 81 TakMk-6@O 25+22+29 76 マリオ@MKC 29+30+15 74 むいむい@O 22+12+30 64 ハイテクちゃん.@O 14+22+25 61 デッテイウ@O 36+20+00 56 すいにー@O 16+13+23 52 ケイト@O 14+20+17 51 ひろっち☆@MKC 18+16+16 50 よしこ@O 21+28+01 50 おいてか@MKC 59+34 46.5 けつばん@O 16+22+(31) 38(69) かみよ@MKC 46+29 37.5 カヲル@MKC 05+10+07 22 23 00の部 ------大人チーム------ -----倶楽部チーム----- 358 507 参加者記録 ろーそん@MKC 60+54+52 166 しろいQoo@MKC 32+36+24 112 daibutu@O 15+21+45 81 TakMk-6@O 25+22+29 76 マリオ@MKC 29+30+15 74 ハイテクちゃん.@O 14+22+25 61 おいてか@MKC 22+13+24 59 すいにー@O 16+13+23 52 ひろっち☆@MKC 18+16+16 50 よしこ@O 21+28+01 50 かみよ@MKC 24+15+07 46 けつばん@O 16+22+(31) 38(69) 21 00の部 ------大人チーム------ -----倶楽部チーム----- 446 338 参加者記録 ろーそん@MKC 38+28+57 123 アンブレラ@O 39+40+34 113 ななし@O 25+21+47 93 はずき@MKC 42+33+18 93 カイジ@O 25+45+19 89 しろいQoo@MKC 28+38+21 87 むいむい@O 22+12+30 64 デッテイウ@O 36+20+00 56 ケイト@O 14+20+17 51 おいてか@MKC 06+21+07 34 かみよ@MKC 12+04+13 29 カヲル@MKC 05+10+07 22 ルール 参加募集締切:8/3 19 00 出走時間:8/3 21 00と23 00 それぞれの部において「こじんせん×3」 もし両方出ることになると個人戦6になります レースの縛りについてはそれぞれのスレから1つずつ特色ある縛りを入れ、本交流戦のルールとします 本交流戦のルール 第3レース、Mii+カート縛り(マリクラ産 一度使用したマシンは二度使用不可(大人産 21 00の部と23:00の部の総合ポイントで勝敗を付けます 個人MVPも発表します(2回出場した方はその平均をとります) 切断者が2名以上の場合、再試合を行います 1名の場合そのまま続行し、落ちた人は0pt扱いとします 参加者 編集ページから所定の場所にフレンドコードと参加ライセンス名を記入してください 入力例:|(FC)|(ライセンス名+下記のマーク)|(ライセンス名+下記のマーク)|(FC)| そして、ライセンス名の後に以下の条件があてはまる人はマークを入れてください そんな集まるかはわかりませんが、一応1スレ12名(計24名。各部スレあたり先着6名※先着といってもbc優先です)までです 21時開催と23時開催の大会両方出れる方 @a 21時開催の大会だけ出れる方 @b 23時開催の大会だけ出れる方 @c そして結果画面を撮影できる方(進行役になっていただきます)は英字を大文字に 例 ライセンス名 TakMk-6 ,21と23両方参加可,結果画面撮影できる → TakMk-6 @A 大人チーム記号 [@O] 倶楽部チーム記号 [@MKC]大人スレ側参加者のFC 大人チーム参加者 倶楽部チーム参加者 倶楽部スレ側参加者のFC 2535-5449-6712 TakMk-6 @A かみよ@a 5515-3609-0431 4596-9573-8451 デッテイウ@b マリオ@c 5284-2562-4199 1590-4891-4206 けつばん@a おいてか@c 4382-2192-0937 4554-1231-8533 ケイト@b ろーそん@a 0173-2000-8831 1633-4296-2969 むいむい@a ときオカくん@b 0817-4645-3417 4167-4602-7650 ハイテクちゃん.@a カヲル@b 3866-8192-3071 0173-1412-3474 すいにー@a しろいQoo@a 1547-6260-0905 2191-7756-1037 ななし@b ひろっち☆@C 3007-9014-3315 4725-8061-1377 daibutu@c はずき@b 1805-2274-3216 5456-0048-6531 よしこ@a - - 2148-8990-9642 アンブレラ@B - - 2406-5235-6020 カイジ@b - - 感想レス 感想レスはこちらにお願いします!(`・ω・´)ゞ -- TakMk-6 new{2008-08-03 (日) 22 20 04}; お疲れ様でした!少し緊張しましたが楽しかったです。最後のカート縛りは悔しい!是非次回が有ればろーそんさんにリベンジしたいですw また企画がありましたら参加しますのでよろしくお願いしまーす -- ななし@ new{2008-08-03 (日) 22 58 55}; お疲れ様でした!総合順位どんどん下がっていってワロタw交流戦とても新鮮味があって楽しかったです。またよろしくお願いします! -- カイジ new{2008-08-03 (日) 23 03 09}; お疲れ様でした!まず自分の接続切れにより皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。交流戦凄く楽しかったです!またお願いします! -- ツナ(デッテイウ) new{2008-08-03 (日) 23 03 10}; 初めての大会ものすごく緊張しました。みなさんものすごく速い。とても楽しかったです -- ケイト new{2008-08-03 (日) 23 07 23}; 参加者一同、主催おつです!色々チームメイトにはご迷惑おかけしましたが、個人的に最高に楽しかったですw -- アンブレラ new{2008-08-03 (日) 23 08 43}; 交流戦主催者ならびに参加者のみんな乙でした~。2戦目、総合1位やったぞぉ~www。でも総合ポイントはカートで台無しだぞぉ~orz。棘バカヤロ~!!!!楽しかったです。 -- はずき new{2008-08-03 (日) 23 18 02}; 交流戦お疲れ様でした~!企画してくださった方々どうもありがとうございました、とても楽しかったです。特にTakさん規制されてやりにくい中主催お疲れ様でした!MKCさんとっても強い方ばかりで驚きましたwまたぜひ次もやりましょう!最後にフレコ交換してくださった方々どうもありがとうございました~。ぜひ野良でも一緒に走りましょう! -- なおき.(ハイテクちゃん.) new{2008-08-04 (月) 00 10 01}; 第3戦に全てを掛けてガチカートで挑んだがステージ2位。。もう一度やりたいですねw ありがとうございましたーノン -- daibutu new{2008-08-04 (月) 00 10 30}; みなさんお疲れ様でした! -- むいむい new{2008-08-04 (月) 00 12 28}; 交流戦乙 -- マリオ new{2008-08-04 (月) 00 13 41}; 主催者&参加者の皆さんお疲れ様でした。カート限定足引っ張りまくってごめんなさい(´;ω;`)修行してきます。 -- よしお new{2008-08-04 (月) 00 15 56}; 交流戦お疲れ様でした~。とても楽しい時間が過ごせました~。やはりスレ対抗ということで燃えました(笑)次があればまた是非とも出場したいです!動画も楽しみに待ってます!ありがとうございました~。 -- しろいQoo new{2008-08-04 (月) 00 18 02}; 交流戦お疲れ様でした。すげー味方巻き込みまくった気が…ありがとうございました! -- けつばん new{2008-08-04 (月) 00 29 22}; 吹っ飛ばされまくりワロタw散々でした;でも楽しかったです!またやりたいですね! -- TakMk-6 new{2008-08-04 (月) 00 33 23}; 交流戦したいな~ってなんとなく書き込んだら本当に出来た!(またやりたいね) -- かみよ new{2008-08-04 (月) 00 46 53}; 主催者、参加者の皆さんお疲れ様でした!散々な結果でしたが楽しませてもらいました。ありがとうございました! -- すいにー new{2008-08-04 (月) 00 48 08}; 主催者さん、参加者のみなさんお疲れ様でした~楽しかったですね~またきかいがあればよろしくお願いします。 -- ひろっち☆ new{2008-08-04 (月) 00 56 26}; 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/2226.html
varte /// / 悪魔ヴァルテ \ sid artは魔法。リディアとクミールの共同創作キャラクター \ [ vest ] \ 悪魔ヴァルテ \ [ kirs ] \ デームス。デームス最強の魔導師。魔法関連のデームスを統べる者であり、下位に悪魔ミダン(聖)、悪魔ヴェンシート(邪)、ソーム(七曜の悪魔)を置く。ヴァルテは創世記に猛威を奮ったが、竜王ティクノによって封印された。ヴァルテに致命傷を負わせたのはティクノが投げつけた杖であり、その杖はヴァルテの魔力を吸って、これ以上にない程の魔力を秘めた杖となった。余りの威力を恐れたティクノは杖を回収すると、自分の屋敷に保管して、家宝とした。後にアルデスはティクノからそれを賜ったが、更にその杖は大召喚士リディアの手に渡ることとなった。リディアは魔杖(マジョウ)ヴァルデを手に、復活したヴァルテを再度封印する \
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/9488.html
PL名 ピー(pi) 所持サプリ スキルガイド1、2 アイテムガイド1、2 エネミーガイド ストレンジャーガイド、エクスパンション 経験値 所有キャラ |[[リディア]]|pi|10|19|女|ヒューリン|ウォーロード/サムライ|おっぱいサムライ| |[[フリュイデ]]|pi|1|17|女|ヒューリン|メイジ/ファランクス|巨乳生真面目学生| 性癖 ・ノーマルカプ>レズ・百合>>>無理の壁>ホモ・薔薇 ・テンションレンジ:イチャラブ新婚~強姦調教 ・人体破壊、スカはNG(ピアスや放尿ぐらいならセーフ) ・主な対象年齢14~30代中盤 GM歴 PL歴 2016/11/13 粘液侵食海域 GM:雪さん 200点 みみこ(ずべさん)・[[ルビナス]](PieNさん)・リディア(PI) 2016/12/30 GM:九尾さん 150点? エリフ(たれさん)・リディア(PI)
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2416.html
『大人のゆ学』 11KB いじめ 小ネタ 透明な箱 思いつきの小ネタです。 本屋で一冊の本を買ってきた。 これは実際のところ、本というより付録メインのものだ。 月に大体2度くらいのペースで発行されている科学雑誌、「大人のゆ学」という本である。 早速家に帰って中をあけてみる。 中にはCDケースが少し厚くなった様な物と、真空パックの中で眠っている小降りの赤ゆっくり。 それから幾つかの付属品が入っていた。 今回のテーマは、「ゆっくりの可能性」だそうだ。 まずはCDケースの様な物を開ける。 空け方はCDケースと大して変わらない。 違う点を上げるとすれば、本来ならCDを収納出来るようになっている、中身のトレイが無い事だろう。 透明なこのケースの中に、真空パックから取り出した一匹の赤れいむを中に入れる。 真空パックは全部で4個付属されていて、赤れいむと赤まりさが2匹ずつ用意されいる。 まずは試しに一匹、赤れいむが目を覚ます前にケースを閉じて、付属さてている固定用の器具で、ケースを密封する。 ケースを立たせる様に専用ラックに固定して観察開始だ。 しばらくすると、赤れいむが目を覚ます。 「れーみゅがゆっくちおきりゅよ!………にゃんにゃのここはぁぁぁぁ?!せみゃいよぉぉぉ!!」 赤れいむは小ぶりなものの、ケースの壁に若干圧迫される形で収まっているため、 それが居心地が悪いのか、不機嫌そうな顔をしている。 それでも動けない程ではないらしく、体を伸ばしながらケースの中を移動しはじめた。 「ゆゆ?!にんげんしゃん!!どーしちぇにんげんしゃんが、れーみゅのおうちにいりゅの?おとーしゃんとおかーしゃんはどこ?」 どうやられいむは私の存在に気がついたらしく、私に向かって話しかけてくる。 私はこのれいむと会話をする気はないので、そのまま様子を見守る。 「にゃんでだまっちぇるの?れーみゅのいっちぇることがわきゃらないの?ばきゃなの?」 何も答えない私に腹を立てたのか、れいむは不機嫌そうな顔で私を見る。 私は次にれいむがするであろう行動を想像して、笑いそうになるのを堪える。 れいむはそんな私に気がついたのか、さらに不機嫌になる。 「にゃにがおかしーの?!れーみゅおきょるよ!れーみゅがおこるちょ、きょわいんだよ!!」 舌足らずながらも、強い口調で私を睨むれいむ。 だが、相変わらずの私を見て、ついにれいむが怒り出す。 「もうおこちゃよ!ぷきゅーしゅるよ!」 そう言うと、れいむは大きく息を吸い込んで膨れ上がろうとする。 しかしこの狭い空間でそんな事をすればどうなるのか。 れいむはそこまで考えていなかったらしい。 「ぷきゅぅぅぅ………びゅびぃぃ!くるちぃよぉぉぉぉ!!」 膨らみかけたところで、突然の圧迫感に涙を流すれいむ。 どうして苦しいのか理解出来ずに、以前膨れ上がったままだ。 膨れ上がった頬が透明な壁に押し当てられた状態の間抜けな顔で、こちらを見ながら叫び続けるれいむ。 この状態で喋れると言うのも不思議なのだがそれよりも、どうやら膨れたときに口とあにゃるが壁に押し当てられ、吸い込んだ空気が抜けないらしい。 そんな間抜けな姿に、私は思わず噴出した。 れいむは大笑いする私を、悔しそうに眉を歪めて見ている。 本を開けて数分しか経っていないにも拘らず、ゆっくりの不思議を体験してしまった。 れいむが「くるちぃぃぃぃ!おにゃかがすいちゃぁぁぁ!!」と騒ぐので、私は付属品の中からスポイトを取り出した。 さらに付属品の固形の錠剤を、空のペットボトル500mlの中に入れて水を入れる。 これは濃縮タイプの栄養剤だそうで、錠剤は全部で10個ほど入っていた。 これを水で溶かしてスポイトで吸い上げ、ケースの上部に空いている穴から流し込み、餌として与えるようだ。 無くなったら、オレンジジュースと蜂蜜を混ぜたもので代用出来ると本に書いてあるが、 付属のゆっくりがそこまで持つかどうかは解らない。 栄養剤をケースの中に流し込むと、れいむの皮がそれを吸収していく。 幸せそうにピコピコ動かすれいむ、少しばかり表情も嬉しそうにしている。 「ゆわわ?!きょれ、あまあましゃんだよぉぉぉぉ!!」 れいむがそう叫ぶと、膨らんでいたれいむの体が萎んで元の大きさに戻る。 おそらく、栄養剤で滑りやすくなり、空気が抜けたのだろう。 幸せそうに透明な壁を舐めるれいむ。 だがその幸せも一時のもの。 すぐに自分の置かれた環境に不満の声をあげるのだった。 それから数日後。 赤れいむは大分大きくなっていた。 ケースの1/3ほどに成長したれいむ。 大きさから、子ゆっくりになりかけといった所だろうが、このケースには奥行きが無いため、実際の大きさは解らない。 このれいむは、ケースの形に合わせて、横に広がるようにして成長しているだけなのだから。 すでにこの大きさでは、ケースの中で動き回る事が出来ないれいむは、常に不機嫌そうにしている。 最初の内は不満を漏らしたり、私に罵声を浴びせたりもしていたが、 私が一切取り合わない事が解ったのか、最近ではただ私の方を睨むように見つめるだけだ。 普通ならストレスで死んでしまってもおかしくない状態なのだが、栄養剤の甘味のおかげでそれもない。 元気に動かしていたぴこぴこも、今では殆ど動かせずにいる。 それにも拘らず、なぜか目と眉だけは動かせるようで、それで感情の変化がわかる。 口もへの字に曲がった状態で閉じてはいるが、声を出すのには問題ないようだ。 一日二回の栄養剤の与えるたびに、「しあわせー!」と元気良く叫ぶ。 だがその幸せも一瞬で、すぐに狭い空間に押し込められている事に気がつき、眉を歪める。 それから更に一週間ほどったった。 れいむはケースいっぱいに育った。 顔はケースの壁に押しつぶされたような格好になり、不細工極まりない。 ピコピコもりぼんも体にめり込んでいて、これがゆっくりだと言われなければ解らないほどの変わり果てた生き物になっていた。 一時期大人しくなったれいむだったが、最近では私の顔を見るたびに「くそじじい」だの「ゆっくりさせろー!」だのと騒ぐようになった。 私に対する不満も爆発寸前なのだろう。 私はそろそろこのケースから、れいむを出してやろうと思っている。 もっとも、このケース内で飼うのもそろそろ限界。 本にも、このケースでこれ以上の成長は望めないと書いてある。 私はケースかられいむを取り出してみる事にした。 れいむは外に出られるのが解ったのか、目を輝かせて早く出せとせがむ。 そしてれいむは、ようやくケースの外に出る事になった。 「ゆわーい!おしょとだよ!………ゆ?」 そこには柔らかくて四角い、変な物があった。 ケースから出られたとはいえ、れいむの形がゆっくり本来の饅頭体系になる事も無く、 れいむは分厚いマウスパットの様な姿のままそこにあった。 せっかくだからと私は思い、れいむのあんよをテーブルにつける形で立たせてみる。 「ゆ?………ゆっくちあるくよ!」 まだ赤ゆ言葉の抜け切らない口調でそう言うと、れいむは起用に歩き出す。 だが… 「ゆぶっ!………いだいぃぃぃぃぃ!!まっくらだよぉぉぉぉ!どうなっちぇるのぉぉぉぉ?!」 立たせたCDケースが風に吹かれて倒れるがごとく、数ミリ動いた所でれいむは顔面からテーブルに倒れた。 本来のれいむ種なら、この状態でピコピコを激しく動かしているのだろうが、体にめり込んだピコピコは動かない。 私はそんなれいむの顔を、天井に向ける形でひっくり返した。 「ゆぴぃ!………しゃすがだねぇ、じじいはれーみゅがかわいいからたすたんだねぇ! わかっちゃよ!じじいをれーみゅのどれいにしちぇあげるよ!」 私が助けたと勘違いしたれいむは、勝手に奴隷宣言をして勝ち誇ったように笑う。 虐待派の人間なら、今の一言で間違いなくこのれいむを殴っていただろう。 そんな事を考えていると、れいむが必死に何かをしようと動いている。 もっとも、動いているといっても、うねうねと蠢くだけで何も出来ていない。 「ゆ?………ゆゆ?……ゆぅ…?………………ゆっがぁぁぁぁぁ?!どぼしておきあがれにゃいのぉぉぉぉぉ?!」 どうやられいむは、起き上がろうとしていららしい。 だが、その体系では無理な話、れいむは力の限り喚き散らしていた。 ―このようにゆっくりは、実ゆっくりや赤ゆっくりの頃から狭い場所で飼育すると、 ケースに沿った形で成長していきます。 四角い箱に入れれば箱と形に、円錐、円柱のケースで育てれば同じ形になります。 変わった形の喋るお洒落なインテリア、お部屋のスペースに合わせたゴミ箱やコンポスト、 変形ゆっくりの可能性は無限に広がります。― 「ゆんやー!せみゃいのじぇー!くるちいのじぇー!」 ケースの中で赤まりさが叫ぶ。 この赤まりさは昨日ケースに入れたばかりのもので、最後の4匹目になる。 一番初めのれいむは、口をガマ口状に改造してを友人に渡した。 密閉された空間で育ったれいむは、いつの間にかしーしー穴とあにゃるが塞がっていた。 それに気がついた私は携帯用の灰皿に使えないかと思い、れいむを改造した。 友人はゆ虐愛好家で、この灰皿を大変気に入った。 今では灰や吸殻以外にも、ちょっとしたゴミを餌として与えられている。 餌を大量に与えられているせいか、少し太り気味になっているようだが、未だに体は平らなままだ。 ただ、リボンやピコピコは本来の形に戻ったようで、餌を与えられたれいむは、泣きながら元気にピコピコを動かす。 二番目に育てたまりさは、私の家で元気に暮らしている。 まりさもれいむと同じ様にケースから取り出した直後は、自慢の帽子は得体の知れない黒い塊になっていた。 おさげも体にめり込んで動かせなくなっていて、顔はれいむ以上に潰れた不細工なものになっていた。 このまりさも、ケースから出してもまともに歩くや、飛び跳ねる事が出来ず、絶望に打ちひしがれていた。 そこで私はまりさにある仕事を与える事にした。 「ゆびぃぃ!いだいぃぃぃぃぃ!!お、おがえりなざいぃぃぃぃ!」 「ゆぎゃっ!い、いらっじゃいまぜぇぇぇぇ!!」 私の家に訪れたものは、こんな声を聞く事になるだろう。 このまりさ型玄関マットは、踏まれると元気良く挨拶をして客や私を和ませている。 灰皿れいむと同じように、帽子やお下げは元の形に戻ったが、体は平たいままである。 歯は、うっかり踏んで足に刺さったら危ないと思い、私が全部抜いておいた。 強く踏まれたりして弱った時に、多めに栄養剤を与えているせいか、大分大きく伸びたまりさ。 踏まれているせいなのかも知れないが、その体系のせいで歩く事も這いずる事も出来ないでいる。 一番私が驚いたことは、このまりさは目玉を踏んでも潰れたりしないのだ。 もっとも、潰れるほどの厚みが無いだけかもしれないが。 3番目の平面れいむは、円筒状に加工した。 底にもゆっくりの皮を使い丁寧に塞いでおいた。 その状態で円筒の内部の皮を底部に近い方だけ剥いで、最後に円筒れいむの中1/2程に餌用子ゆっくりの餡をいれた。 餌用子ゆは中枢餡を取り除いてから使ったので、発狂の心配も無い。 こうして完成したゴミ箱型コンポストれいむは、今日も元気に生ゴミを餡に変えている。 念のため底部も焼いてはいるが、動かせるのは両目とピコピコのみだ。 剥き出しになった餡にゴミを放り込まれるのはかなり痛いのか、その度に泣きながら大声を上げている。 「ゆぎぃぃぃぃ!!いだいぃぃぃぃ!!もうやだぁぁぁぁぁ!!ゆっくちさせてよぉぉぉぉ!!」 私はその言葉に従い、蜂蜜入りのオレンジジュースを少量与えると、れいむはしばらくの間だけ幸せを堪能する。 この処置のおかげか、れいむは病気やストレスで死ぬことも無く、円筒状のまま少しずつ成長している。 このれいむは仮初の幸せしか知らず、ゴミ箱コンポストとして一生を終えるだろう。 「ゆゆ?!………きょれはあみゃあみゃ?!ゆわーい!ゆっくちできるのじぇー!」 4代目の赤まりさが幸せそうに叫ぶ。 このまりさは、ケースから出したら壁に掛けて、ダーツの的に使う予定だ。 これは友人に教えてもらった事で、結構楽しめるものだ。 目に刺さると当然失明するようではあるが、話によれば、 中枢餡と思われる付近にダーツの矢を10本以上刺したが、適切に治療すれば死ななかったらしい。 調子に乗って爪楊枝を40本以上刺したら絶命したそうだが、 刺さったダーツの矢を抜いてすぐに治療すれば死ぬことは無いそうだ。 私も友人の家で、的になったれいむで遊んだが、中枢餡にヒットすると叫び声が変わるのが面白かった。 通常の場所では、 「ゆぎゃん!いだいぃぃぃぃ!!ぷすぷすはいやぁぁぁぁ!!」 といった感じだったのだが、 中枢餡に当たると、 「ゆぎびぃぃ!!びびびびびびびび…ぎぎぎぎぎぎ…がががが…」 と何を言っているのか解らないのが特徴だ。 中枢餡も押し潰れた形になったせいか、簡単に破壊出来なくなったようだ。 友人のれいむは、もう両目が見えなくなってはいたが、「ダーツするぞ!!」と言った瞬間の怯えっぷりや、 いつ刺さるとも知れない矢の恐怖に震える姿は堪らないものがある。 このまりさもそんな姿で私を楽しませてくれるかと思うと、今からワクワクしてくる。 ちなみにこの科学雑誌、「大人のゆ学」はゆっくりの生態やその不思議饅頭っぷりを毎号堪能出来る内容になってはいるが、 ほぼ毎号、ゆっくりを生き物として扱っていないような内容の実験ばかりをする鬼畜振りから、「大人のゆ虐」の裏の名前で親しまれている。 完 温めで書いたつもりですが……… どうしてこうなったのやら? 徒然あき
https://w.atwiki.jp/gods/pages/120780.html
ウィルヘルムスデウィット(ウィルヘルムス・デ・ウィット) オーストリア大公の系譜に登場する人物。 関連: アレクサンドラリディア (アレクサンドラ・リディア、妻)
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/6677.html
464 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/12(金) 15 19 23.57 ID ??? アセム「DTのまま死ねるかぁぁぁぁ!!!」 ゼハート「!」 キラ「中の人ネタを強いられるときってあるよね」 アセム「わけの分からない力が働いて、見に覚えのない台詞を言わされる現象か…… てっきりNTが変な電波受信してるのかと思ったけど、 オールドタイプの俺も経験するなんてな。ところでDTって何?」 キラ「Dimension Transferじゃない?ネトゲ病的に考えて」 ダン! ゼハート「アセム、お前も童貞だったのか!!」ガシィ! アセム「は?」 ゼハート「俺達は親友だ。同じ悩みを抱えている…… そして清い身体を保ち続けているお前は戦士だ!!」 アセム「お、おい、肩を掴んだまま揺らすなよ、ゼハート」 ポロッ… ゼハート「これは……俺も持っている財布のお守り。近藤さん!! わかる、わかるぞアセム! これは戦士としての心構えだな!」 キラ「アセム兄さん、これ穴開いてるよ」 アセム「え? あー…きっとユノアの仕業だよ」 ゼハート「え?」 アセム「アリーサはゴム付けたがらないしさ、困るよな」 キラ「生とかうらやましいなぁ……ラクスはほら、アイドルだからさ」 ゼハート(なんだ、なんの会話をしているんだ……) キラ「……向こうは全然気にしてないみたいだけど、流石にねぇ」 アセム「ロマリーだけだよ、理解あるのは。 ……でもロマリーが口でつけたときはちょっと引いた。それどこで覚えたんだって」 キラ「おおぅ…」 ゼハート(わからん。地球圏の言語は勉強しておいたのに、まったく理解ができない!) ゼハート「できんと言ったらできんのだ!!」ダン!ダン!ダンッ! アセム「うわ、いきなりどうしたんだゼハート!?」 ゼハート「絶望した!大人の階段を上りきった親友とその弟に絶望した!」ダン!ダン!ダンッ! 470 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/12(金) 17 21 50.62 ID ??? ジャミル「童貞とはこの世で一番清らかなものだ、数多の欲望に打ち勝ち信念を貫いた勇気ある人の事を言う」 471 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/12(金) 18 09 01.64 ID ??? ウルフ「アセム……使いこなせよ、(夜の)ダブルバレットをよ」 473 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/12(金) 18 20 28.52 ID ??? 464 シーゲル「我が娘を汚した罪で死んでもらう!」 キラ「行為自体をって意味ですよおおおおおお!? 真面目で健全な付き合いですからストフリで追いかけないでくださいいいいい!!!」 ラクス「キラ……お父様……私はどうすれば……」 アセム「だからって今出たら話がややこしくなるだけだし止めとけよ」