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ぱるましい 妬ましいの意。 リチャードおよびかのんによるユミアは俺の嫁宣言に対しまさのが放った。 アベック爆発しろ!
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直球勝負もいいかげんにしろ!◆N4CDx3zJvI 「あの!あたし緑川なおって言います!この場所から脱出するのに協力し「やめろ」 場面は、1人の少女の真っ直ぐな言葉を、1人の青年が遮った所から始まる。 濃い緑の髪をポニーテールに纏めた活発そうな少女の名は、緑川なお。 水色の長髪に黒いコートを着た影のある雰囲気の青年の名は、鬼柳京介といった。 このバトルロワイヤルの地に放り込まれた2人が偶然出会ったのは、地図上にしてG-6。デパートの家具売場である。 意識がハッキリした直後、持ち前の行動力で手近にあった建物へと入り込んだなおが、階層の1つでぼんやりとしていた鬼柳に話し掛けた、その矢先の出来事であった。 「え……え!?でも、此処から脱出しないと死んじゃうんですよ!?」 「………だからどうした」 一瞬言葉に詰まったものの、遮られた会話をなおは続ける。 しかしそんな言葉に返されたのは、嘆息と共に出た気力のない返事だった。 「俺は元々、死に場所を探していたんだ。 あの地獄みたいな町で死ぬのが相応しいとも思っていたが……この場所で存在すら残さずに消えるのも、それはそれで構わねぇ。 誰が生き残ろうと誰が死のうと、俺には意味のない話だ」 淡々と語る鬼柳の目には生気がない。 こうして誰かと相対し言葉を紡ぐことすら億劫であるかのように、今ここで自分のいる区域が消滅しても何の問題もないかのように、生きる意思を失った目。 “死んでも構わない”その言葉が本心からのものであることを、なおはうっすらと感じ取った。 「別にあんた自身がここから抜け出そうとするのは止めはしない……が、俺は協力する気はねぇ。 逃げたきゃ、逃げたいヤツらだけで逃げな」 吐き捨てた言葉と共になおに背を向け、立ち去ろうとする鬼柳。 慌てて、なおはその背に追いすがるように呼びかける。 「それで……それでいいんですか!?」 緑川なおは伝説の戦士プリキュアだ。そして何よりも、なお自身が強い正義感と優しさを持つ少女であった。 平和の為に戦い、人々の幸せのを願う者の1人として、自ら死にゆく目の前の青年を、見過ごすことは出来ない。 死なないでほしい、生きる気力を取り戻してほしいと思う真っ直ぐな心が、自然に言葉を並べていた。 「あなたに何があったか知らないし分からないけれど、簡単に死のうなんて……生きる事を諦めないでください! こんな訳の分からない場所で、誰にも、友達にも会えないまま死んでいいんですか? こんなところで死んじゃうなんて……それで満足するんですか!?」 「ハッ……満足、か」 なおの熱い直球な言葉にも、鬼柳の生気のない反応は変わらない。 ただ、なおの叫んだ1つの単語に、自嘲するように呟いた。 「忘れちまったぜ、満足なんて言葉」 ◇ ◇ ◇ 「はぁ………どうしよう」 あれから少し時が経ち。 場所は移って、デパート屋上に設置された、こぢんまりとした遊園地。 なおはそこで1人、ため息をついていた。 ちなみに彼女が腰掛けているのは、屋上遊園地に置かれた、お金を入れると動く玩具のトラの背中である。 無論、現在は入れるお金どころか財布すら持っていないので動くことはないのだが。 結局の所、なおは立ち去る青年を止めることは出来なかった。 いくら心の内から出た言葉が嘘偽りない真っ直ぐなものだとしても、それが全くの他人の心に響き、動かすなどは本当に稀なこと。 この地がバトルロワイヤルという異質な世界でも、そこまでは覆すことができなかったのだ。 「皆で脱出する方法を考えるのにも、あたし一人じゃどうしようもないし……同じような目的の人を探したかったんだけど…… あんな素でバッドエナジー出してそうな人、どう説得したらいいかわかんないや……」 はぁ、と再びため息をつく。 バッドエナジーと言えば、配られた名簿の中にはプリキュアの仲間以外にも知った名前が載っていた。 ウルフルン、そしてジョーカー。二人ともプリキュアと敵対するバッドエンド王国の存在であり、何度も拳を交え戦った強敵である。 自分ひとりで交戦する羽目になれば、苦戦は必須だろう。仲間と再開することができれば、戦っても何とかなるかもしれないが――― 「仲間か……みんな、どこにいるんだろう」 ごそごそと支給された鞄に手を入れ、一枚のカードを取り出す。 金色の台紙に、奇妙なタヌキだかネコだか分からないキャラクターが何匹も描かれた、奇妙なカード。 説明書きとして付いていたメモによれば、『親友テレカ』というらしい。 おもちゃか雑誌の付録についているようなおまけだろうか。自分にはさっぱり分からなかったが、メモに書かれていた単語は心に残っていた。 ―――親友テレカを使うことが許されるのは、不滅の友情と真の勇気を持つ者たちだけである。 「不滅の友情と真の勇気、か……おもちゃの割に、いいこと書いてあるじゃん。 うん、悩んでたってどうしようもないしね!皆を信じて、あたしはあたしに出来ることをしよう!」 顔をあげ、気合いを入れておもちゃのトラから立ち上がる。 みゆきちゃんも、あかねも、やよいちゃんも、れいかも……大切な仲間たちならばきっと、同じように脱出する方法を考えているはずだ。 そうした仲間たちと一刻も早く再会するためにも、自分に出来る精一杯のことをして、この生き残りをかけた戦いを生き抜く。 決意を新たにしたなおは、親友テレカを鞄にしまい……同じく自分に支給された、“あるもの”を取り出した。 「元々、“このため”にデパートの屋上まで上ってきたんだしね。人を集めるにはこれが一番! やっぱりあたしの性格に合ってるのは、直球勝負だ!」 そう言い切り、なおは取り出した物を―――『拡声器』を、口元へと持って行った。 ◇ ◇ ◇ 「追ってはこない、か……ああ、それがいい。 俺みたいな死神には、近づかないほうが身の為だろうしな……」 あれから少し時が経ち。 場所は移って、デパートの別階層、簡素なソファや自販機が設置された小さな休憩スペース。 鬼柳はそこで一人、独り言をつぶやいた。 あの奇妙なモンスターにバトルロワイヤルの説明をされてからも、謎の力でデパートの中に放置された後も、鬼柳はさして動揺しなかった。 驚きが無かったと言えば嘘になる。しかしそれ以前に、こう思ってしまっていたのだ。 『ああ、自分の死に場所はここなのか』と。 自分の周囲を省みない行動に友を巻き込み、些細な勘違いで友に裏切られたと思い込んで憎悪を抱き、 冥府の力でダークシグナーとして蘇り、憎み憎み切れなかった友を殺してやろうと戦い、 あの輝かしい救世の星屑の光で浄化され、再び現世に生き返り、 そして、友を憎んで殺しかけた自分を悔やみ、疎み、蔑み……最後には地獄のような鉱山の町で、用心棒として雇われ、生死をかけた決闘に明け暮れていた、筈だった。 幾度も幾度も勝ち続け、対戦者を死の鉱山送りにしたことで『死神』と恐れられた自分に相応しい死に様とは、決闘で負けて死ぬことではない。 このバトルロワイヤルの地で、空気も光も人も例外無く消し去る空間で塵と化すことか……はたまた、生き残りたいと思う誰かに殺されるか。 いずれにせよ、碌な死に様は残せないだろう。それが自分に相応しいかといえば、相応しいのだろうが。 「“どんな願いでも叶えられる権利”だがなんだか知らないが……そんなもん、欲しい奴が勝手に奪い合えばいいさ。 俺はもう、何を願うことも、何かで満たされることも無いんだろうからな……」 どっかりとソファに腰を下ろし、いつの間にか持っていた鞄を下ろす。 そういえば、あのモンスターは道具が支給とか、地図や参加者の名簿がどうとかも言っていた。 何が入っているのか、他の参加者はどれだけいるのかと少しばかり気になったが……思い直して、鞄に手を伸ばすのをやめた。 どうせ、遅かれ早かれ大半は死ぬ命運なのだ。 (中には逃げ出そうと考える奴もいるんだろうがな……さっきのガキみたいな) ふっと、先ほどであった子供のことを思い出す。 死んでも構わないと言った自分を叱咤した、真っ直ぐな性格の子供。 まるでかつての友を……遊星やジャックやクロウを思い出させるような、強い正義感と意思を見せつけた少女。 (まぁ、さすがに昔の俺たちほど馬鹿じゃないだろうがな……) あの少女にも、かつての自分の友のような、良き仲間たちはいるのだろうか。 チーム・サティスファクションとしてサテライトの廃墟を駆け回り、サテライト統一を目指して多くのデュエリスト達を潰して回ったあの日々。 普段はクールぶりながらも根は熱い魂を持つ遊星、馬鹿で傲慢不遜ながらも周囲を魅せるカリスマを持っていたジャック、お調子者ながらも面倒見のいい鉄砲玉のクロウ。 そして、その三人を引き連れ満たされぬ心を満足させるために生き急いでいた、自分自身。 (……今となっちゃあ、もう遠い昔のことだ。 あの頃は、自分がこんな無様なことになるなんざ思ってもいなかったな……) 懐かしくもまぶしい若かりし頃の自分を思い出し、ふっと笑みを浮かべる。 ―――自嘲のつもりで浮かべた、その笑みは。 『みゆきちゃーーーん! あかねーーー! やよいちゃーーーん! れいかーーー! みんな、聞こえるーーーーー!?』 ―――突如真上から響いた大声により、引き攣った笑みへと変化した。 『あたしは今デパートの屋上にいる!この声が聞こえたらこっちに向かって来てほしい!!! それとバトルロワイヤルだかなんだか知らないけど……あたしはそんなのするつもりはない!!! 誰か一人だけが生き残るだなんて、そんなこと絶ッッッ対認めないよ!!! あたしは一人でも多くの人を助けて、皆でここから帰りたい……あたしの他に同じ思いの人がいたら、デパートに来てください!!!』 「んなっ……さっきのガキの声か!?」 思わず上を見上げるも、その視線の先には天井があるばかり。 ぐわんぐわんと大音量に揺さぶられる額を抑え、鬼柳は悪態をつく。 「馬鹿か、無警戒に大声で喚きやがって! うまく仲間や脱出したい奴らだけに聞こえりゃいいが、そんな奴らだけじゃねぇだろ……!」 確かに誰かを殺してまで生きたくない参加者もいるだろう。 一人でも多く生還させたいと考える、正義感の強い参加者もいるだろう。 だが、それ以外の参加者は確実にいる。 誰かを蹴落としてまで生き残り、最後の一人になることを望む者が。 誰かを殺して生き残り、勝者として願いを叶えることを望む者が。 そんな奴らかあのお人よし極まりない声に惹かれて、続々と集まってきたら……!? 「クラッシュタウンなんざ目じゃねぇ程の地獄になる、か……くそっ!」 どうする? あの叫んでいる馬鹿の危険な行動を止めさせることが出来るのは、今ここにいる自分だけだ。 だが、止めてどうする? もうすでに声は響き渡ってしまっている。近くにいる参加者ならば、すでに此方へ向かって来ていてもおかしくはない。 そして何より、生きる意志のない自分が、あの言葉を止めてしまってもいいのか? あの言葉は本当に、彼女の望むとおりに殺し合いを望まない者の耳に届くかもしれないのに。 その僅かな可能性を、死に場所を求めている自分が絶ってしまってもいいのか? 戸惑う鬼柳の耳に届くのは、どこまでも真っ直ぐな、直球勝負な言葉だけであった。 『この声が聞こえた人……一緒に、ここから脱出する方法を考えてください!!!あたしに、力を貸してください!!! 皆で、仲間と一緒に、帰りましょう!!!』 【G-6/デパート屋上/一日目-深夜】 【緑川なお@スマイルプリキュア】 [衣装]:通常 [状態]:健康 [装備]:スマイルパクト@スマイルプリキュア [道具]:基本支給品一式、拡声器、親友テレカ@ドラえもん [思考・行動] 基本方針:仲間と一緒に脱出する 1:拡声器で仲間や脱出の意思がある人を呼ぶ! 2:仲間と再会したい 3:不満足そうな人(鬼柳)も死なせたくないが… ※参戦時期は不明です。 ※親友テレカはただのおもちゃと認識しています。 【G-6/デパート内部/一日目-深夜】 【鬼柳京介@遊戯王5D s】 [衣装]:通常(クラッシュタウン編の服) [状態]:健康、不満足 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品×1~3 [思考・行動] 基本方針:死に場所を探す。 1:流れに身を任せる。 2:誰かを襲うつもりもないが、誰かに襲われても抵抗する気はない。 3:屋上で叫んでいる少女(なお)は……? [備考] ※参戦時期はクラッシュタウン編直後、遊星と再会する前です。 ※名簿未確認、遊星とジャックがいることに気付いていません。 ※G-6の周囲8マス(上下左右斜め)に、拡声器を使ったなおの声が聞こえました。 時系列順で読む Back ]] Next [[ 投下順で読む Back 頂点を目指す戦い Next 運命 -destiny- GAME START 緑川なお GAME START 鬼柳京介
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登録日:2011/05/09(月) 03 09 00 更新日:2023/08/29 Tue 14 46 49NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 あなあなぼぼん ぼくのなつやすみ ぼくはボク! キレイキレイ プレイヤーの分身 ボクくん 主人公 千葉翔也 小学生 恐るべき都会っ子 村田貴輝 母親が臨月の為 溺れても蜂に刺されても大丈夫 矢島晶子 虫捕り 進藤一宏 頭でっかち 魚釣り ゲーム『ぼくのなつやすみ』シリーズにおける主人公。 概要 プレイヤーの分身であり、名前は決められるものの人からは「ボクくん」「ボクちゃん」等と呼ばれる。 見た目はキレイキレイと言えばプレイしたことのない人もなんとなくその姿が浮かぶのではないだろうか。 年は小学校中学年。シリーズによって若干の性格の違いはあるが、都会っ子の割に昆虫等に抵抗がなく、さらには魚釣りもこなしたり斧で木を切り倒したり海に飛び込んで泳いだりと非常にアクティブ。 シリーズによってはウツボ等も平気で釣り上げる。 朝はラジオ体操から始まり、毎日のように晩まで山から海から走り回る元気印である。 ただし稀に夏休み1ヵ月間引きこもるボクくんもいたりする。 因みにどのシリーズのボクくんも共通だが30日間絵日記を書くこと以外宿題をしている気配が一切ない。 7月中に終わらせているのだろうか…。一応プレイヤーの操作次第で自由研究の昆虫採集くらいはするが。 その絵日記の内容だが、絵は普通に上手く、文章もよくある小学生の日記とはかけ離れた味のあるポエミーなもの。 そして、作中に時折挟まるボクくんの内心を代弁するかのような男性のナレーションは、大人になったボクくんその人である。 シリーズごとのボク ぼくのなつやすみ CV 進藤一宏 舞台である昭和50年8月で小学3年生。 母親が臨月の為、北関東に位置する山や森の自然が豊かな田舎「月夜野」にある父方の叔母の家に8月の間預けられる。 地元のガキ大将とも人見知りすることもなく接する好奇心旺盛な子である。 バグによって恐怖の8月32日に迷い込んでしまうこともある可哀相な子。近年では8月0日から夏休みをすっ飛ばされてしまうことも。 PS1の性能故か唯一のカナヅチ。 夏休みの過ごし方によって将来の境遇が分岐する。 ぼくのなつやすみ2 CV 村田貴輝 舞台である昭和50年8月で小学3年生。 母親が臨月の為、伊豆半島の田舎町「富海」で民宿を営む父方の叔母の家に8月の間預けられる。 ハチ刺されに加えて何度溺れても立ち上がる不屈の少年。サイダーの蓋を集めたらシュノーケル一つで30mは軽く潜水する都会っ子っぽい何か。 疎遠になってた思春期の男女の間を取り持つキューピッド役になったり、診療所で不思議な女性患者と出会ったり、洞窟で金塊を発見したりと兎に角様々なことに首を突っ込む。 現地の子とデートイベントがあり、なかなかモテそうな子なのだろうか。 PSPリメイク版では女性作家のつみれちゃん(CV 沢城みゆき)と一緒に風呂に入ったり年上姉妹とデートしたりと更にリア充への道をひた走る。 ぼくのなつやすみ3 CV 千葉翔也 舞台である昭和50年8月で小学4年生。 母親が臨月の為、北海道で牧場を営む父方の叔父の家に8月の間預けられる。 性格は1のボクくんに近いが、サイダーの蓋が倍増したのか輪に掛けて遊泳力と潜水能力が常識外れの領域にまで達し、挙句の果てには大の大人程のサイズの怪魚まで釣り上げてしまう最強のボクくん。ただしお化けにはメチャクチャ弱い。 夏休みの過ごし方次第では将来的にいとこと結婚し、牧場を継いだような描写がある。リア充爆発しろ。 ぼくのなつやすみ4 CV 矢島晶子 舞台である昭和60年8月で小学4年生。 母親が臨月の為…ではなく、お盆に親戚が大集合するということで一足先に瀬戸内の島にある父方の伯父の家に預けられる。 過去3作のボクくんに比べかなり生意気なガキんちょである。夢は世界征服。妹は恐怖の存在。 このボクくんだけ陸上でもスタミナの概念があり、何も食べないと倒れてしまう。 なので相対的に虚弱気味。虚弱ってなんだっけ? 中の人のせいか時折某春日部の幼稚園児に聞こえることも。 夏休みでの生活によって将来が大きく変わる。 追記・修正はオオクワ捕まえてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 絵日記を書くこと以外宿題をしている気配が一切ない。 初代だと自由研究で昆虫標本作ってたぞ -- 名無しさん (2015-09-14 12 35 23) ドリルとか終えてきてるんだろうか -- 名無しさん (2015-09-14 12 45 30) ↑2 その自由研究もプレイヤー次第だしこの時代の小3~4年の自由研究は提出してもしなくてもいいとこが大半。 -- 名無しさん (2015-09-14 12 46 04) 4だとどうだっけ -- 名無しさん (2015-09-16 16 45 38) 『3』の中の人が今シグマセブンの声優らしいな -- 名無しさん (2016-05-26 19 49 11) ↑月がきれいのハネテル君と知って驚いた -- 名無しさん (2017-05-22 15 35 43) 今年の夏休みは33日まであるね(地域差多数) -- 名無しさん (2018-08-31 16 26 43) 3ボク君は30日の日記で宿題手つけてないって書いてるね -- 名無しさん (2018-09-01 01 55 24) 1は行動によって(何かを達成する?)エンディングのその後が変化するよね。他はどうなんだろう? -- 名無しさん (2019-07-04 14 42 48) 何作目か忘れたけど幽霊と会ってるよな。お盆で里帰りしてきた病室のお姉さん。 -- 名無しさん (2019-07-04 16 18 46) ↑ぼくなつ2の診療所のお爺ちゃんの奥さんだな。早逝したのか若いままで声含めて靖子にそっくり -- 名無しさん (2019-07-04 17 21 59) ↑おじいちゃんが「亡くなってかれこれ10年ぐらい」って言ってたから亡くなった時は間違いなくそこまで若くない。多分敢えて亡くなった時の姿じゃなくておじいちゃんとの青春を過ごした姿を取って帰ってきたんだと思う。 -- 名無しさん (2020-07-17 21 59 18) ここに「オラ」が加わるのか -- 名無しさん (2021-05-14 14 07 19) 2はマジで名作 -- 名無しさん (2021-06-05 17 46 30) ボクくんは意外と畜生発言したりするところもおもろい -- 名無しさん (2021-07-27 18 50 16) 2のボクくんは意外と生意気なの好きだ -- 名無しさん (2021-12-27 13 20 32) 声優さんもいい仕事してる -- 名無しさん (2023-01-13 14 35 39) 名前 コメント
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【モテーゴ】 一週間、女性をとっかえひっかえのアムロ 同じく女と歩いてない事はなく、歩けば女と鉢合わせて修羅場るカミーユ 本人は全く意識してないのに、年上のミンキーモモと巨乳と、幼なじみと、幼女×4にモテモテのジュドー 受け属性なのにお嬢様×2とお姫様のハーレムだ!ロラン 天然娘とアホ毛娘とミンチ娘のトライアングルなシン 本命はセーラちゃんだけど、異世界のお姫サマとか、あまつさえ花に惚れられていますシュウト 【リア充ーデン】 アイナと添い遂げる覚悟のシロー 世界の中心で愛を叫んだドモン 十年間童貞を貫けますか?シーブック トラウマを乗り越えてお花畑へキラ 少ない時間をやりくりするのも任務ですヒイロ ティィファァァァァァァァァァ!!!ガロード 人工知能との愛を貫けるかキャプテン 【喪レスタルビーイング】 AIさえ居れば他は何も要らないセレーネ フラグが空中分解してしまうマイ ガノタ男コウ 人類最底辺ウッソ コウ兄さんが可哀想だから一緒にいてあげるアル 刹喪「喪レスタルビーイングとして戦いに介入する!」 刹那「何故だ……なぜ世界はこんなに歪んでいる……」
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贈り物 20KB 虐待-普通 理不尽 調理 ツガイ 現代 独自設定 バレンタイン 贈り物 ※虐待薄め ※視点がころころ変わって読みづらいかも 1 虐チョコ 同じ職場にずっと気になっている人がいる。 しかしなかなか親しくなるきっかけがない。 そこでバレンタインデーに俺から彼女にチョコを渡すことにした。 ゆっくりを使った逆チョコならぬ虐チョコだ。 休日を利用して、材料集めに向かう。 ちぇん種は準通常種として比較的安価でペットショップなどで扱われているが、味は個体差が激しい。 通常野生のゆっくりは衛生面や未消化物の混入などの問題があるため、食用に使うのは避けられている。 その点実ちぇんのチョコレートは野生でも癖がなく、 独特のすっきりした甘味があるためお菓子の材料などによく使われている。 一説では、生まれた直後に実ゆが食べる茎に雑味成分が入っているとも言われ、 純粋な実ちぇんのチョコレートは茎に成っている時期にしか採れない。 このため通常のゆっくりに比べてコストが高くなり、 工場などで大規模に生産する以外の方法が難しい。 個人がちぇんを繁殖させて実ちぇんを採ろうとしても 一回に採れる量が5~6匹で少なすぎるため、 お菓子屋さんなどで買い求めるのが普通になっていた。 俺の場合、渡す人は彼女だけなので、実ちぇんは少なくていい。 野生のちぇんを捕まえてきて、適当なゆっくりとすっきりーさせる。 できた実ちぇんをチョコの材料に使えばいい。 夜、冬眠に失敗した野生のゆっくりたちがいる森に俺は来ていた。 おそらくその群れは春を待たずに全滅するだろうが、 その前に少しちぇんを拝借することにした。 懐中電灯で辺りを照らしながら進んでいくと、 獣道の途中で二匹のまりさが喧嘩をしていた。 「まりざがじゃまするからおぼうしがとんでっちゃったでしょぉ~!」 「まりざわるくないのぜ! あのおさがわるいのぜ!」 二匹とも帽子をつけていない。 野生にしては珍しいが、仲間割れで失ったのだろうか。 おさげで相手を叩いたりかみついたりして取っ組み合っている。 一匹のまりさのおさげをつかんで持ち上げた。 「おそらをとんでるみたい!」 「にんげんはじゃまするなだぜ! このまりさはまりさがこらしめるんだぜ!」 手に持ったまりさを地面のだぜまりさに振り下ろす。 「ゆべ!」 「ゆぎゃあ!」 二回目で餡子が飛び散り、 三回目で歯が折れて目が飛び出した。 四回目で手に持ったまりさのおさげがちぎれて、二匹とも虫の息になっていた。 「いぢゃいぃ……」 「ばりざのおめめざんどこいっだの……ででぎでねぇ……」 とどめに二匹を潰すと、冷たい風が吹いて、くしゃみが出た。 出来る限り厚着をしてきたが、気温は下がる一方だ。 早めに用事を済まそう。 しばらく歩くと大きな梅の木が見える場所に出た。 ここに来るまでは見なかったが、この場所にだけ生えているのだろうか。 梅の花が一輪だけ咲いていた。 近くの巣穴を覗くと、ゆっくりのつがいがいる。 れいむとまりさのつがいだった。 二匹ともぐっすりと寝ていて、その側には赤ゆが四匹いる。 赤まりさと赤れいむが二匹ずつだ。 れいむの頭にはなぜか茎がついていた。 この時期にすっきりをするとは、無計画にも程がある。 そのまま放置してもいいが幸せそうな寝顔が妙にムラムラきたので、 周りの土を集めて巣穴の入り口を塞いだ。 上に大きな石を転がして乗せれば冬篭り用結界の完成だ。 ただし内側からはどうやっても開けられない。 俺はその場を去った。 梅の木の根元に近づくと、二匹のゆっくりが眠っている。 ちぇんとみょんのつがいだった。 ちぇんの頭にも茎がついていて、実ちぇんが成っている。 この群れはすっきりしまくっているのか? と俺は不思議に思った。 しかしまあ、丁度いいや。 そっと手を伸ばして茎をもぎとる。 するとみょんが目を覚ました。 「みょんのおちびちゃんになにするみょん!」 「いてっ」 小さな枝をくわえて、必死に俺の手に突き立ててくる。 冷えた指に固い枝の感触が少し痛かった。 俺は小枝を掴んで、みょんの口の中に押し込んだ。 「むぐっ!」 みょんの後頭部らしき場所から枝の先が突き出る。 人間で言えば延髄を貫かれた状態だが、 中枢餡を傷つけるには至らなかったらしくまだ生きている。 「おちびちゃんとちぇんはっ、みょんがまもる、みょん……」 中身を吐きながらこちらをにらみつけるみょん。 死にかけの体でなお人間に抗おうとする姿は勇ましいが、 串刺しにされて宙吊りになっている状態では滑稽なだけだった。 手首をひねってみょんの口の中に指を入れる。 五本の指を全て押し込むと、中で握りこぶしを作った。 みょんの口が目いっぱいまで広がり端が裂ける。 「ゆぐふぐごぉぉ!!」 そのまま手を広げると伸ばした指が皮を突き破った。 口の端の傷口が広がり、みょんは真っ二つになった。 下半分がぼとりと地面に落ちる。 ちぇんも目を覚まし、周りの惨状に気付いた。 つがいのみょんは上顎から下がなくなっており、 頭の茎は人間に奪い取られている。 「みょおおん! どぼじでぇぇ! わぎゃらないよぉ~!」 ちぇんの帽子で手を拭く。 「やべでね! ちぇんのおぼうしがぁ~!」 帽子がなくて寂しがっているようなので、 帽子の代わりにみょんの上半分を頭に乗せてやった。 「ゆわ゛あ゛あ゛ぁぁ~!!」 半乱狂になっているちぇんを軽く殴って大人しくさせる。 チョコを吐いて苦しがっているが、死にはしない。 家に持ち帰り、野良まりさとすっきりーさせた。 ちぇんは拒んだが、ハッスルしているまりさに押しかかられて、 結局実ゆを実らせてしまった。 「みょん、みょん、どこいったの……わからないよ……」 まりさに後ろからすっきりをさせられている間、ちぇんはずっとみょんの姿を探していた。 巣穴で起こったことがいまだに信じられないようだ。 見て見ぬふりをして茎をもぎ取ると、実ちぇんをいただいた。 お菓子屋さんで買ってきたものも含めて、これで材料は揃った。 グラニュー糖と水飴に水を加えたものを鍋で充分に熱し、 ブランデーの入ったボウルに注ぐ。再びボウルから鍋に移す。 むやみに攪拌しないよう、容器を移し替える過程で自然に混ざるようにする。 できあがった液体をスポイトに入れて、足焼きした実ちぇんの中にひとつひとつ詰めていく。 「おちょーしゃん、おきゃーしゃん、どこぉ~!?」 「にゃんでうごけにゃいにょぉ~! わきゃらにゃいよぉ~!」 そのうち、もともとろれつの回らない赤ゆの口調がさらに怪しくなってきた。 「にゃ、にゃんだかきもちよくなっちぇきちゃよぉ~」 「おちょら! おちょ! とんぢぇる!」 ブランデーが中のチョコと混じって、実ちぇんは正常な活動ができなくなっていた。 そのうち中枢餡が溶け出して、実ちぇんたちは静かに永遠にゆっくりした。 冷蔵庫で冷やせば、即席ブランデーボンボンの出来上がりだ。 お菓子作りなんてやったことがないのでこれが精一杯だが、 無事に気持ちが伝わればいいのだが。 完成したちぇんを箱に詰めて、俺は当日を待った。 2 バレンタインですっきり 時間は少し戻り、男が群れを訪れる前。 長のぱちゅりーはない頭を抱えていた。 保存のきく食料が集まらなかったこの群れは冬篭りができず、 今まで全滅こそしなかったものの、凍死するゆっくりは後を絶たない。 次にもう一度気温の低い日が来たら全滅する可能性もある。 そしてもう一つ深刻な問題が群れにはあった。 深刻な食糧不足である。 2月も半ばにさしかかろうとするこの時期、山でとれる餌は少ない。 「むきゅ~ん、どうすればいいのかしら」 ぱちゅりーは群れのゆっくりたちを集めて、意思統一をはかることにした。 森の木々が開けた場所に様々なゆっくりたちが集まる。 「かわいいれいむのおちびちゃんにゆうっせんってきにごはんをあげてね! ごはんが足りないならまりさがとってくるよ!」 「どぼじでそんなこというのぉぉ~!」 「んほぉぉぉ! すっきりできるならごはんなんていらないわ! んっほおぉ!」 「わからないよ~!」 「ちーんぽ」 ゆっくりたちは各々の主張を繰り返すが、有意義なものは一つとしてない。 見かねたぱちゅりーが宣言した。 「しょうがないわ、すっきりーをきんしします」 群れが一瞬静かになったかと思うと、あちこちから悲鳴があがった。 「どぼじでぇぇぇ~!?」 ぱちゅりーが諭すように話し始める。 「むきゅ、あかちゃんが生まれるとそのぶんごはんもひつようになるわ。 でも、いまはわたしたちが食べるぶんだけでせいいっぱいなのよ」 「そんなのまりさがとってくればいいでしょっ! れいむはりっぱに子育てしなきゃいけないんだよ! りかいしてね!」 れいむは群れの状況を理解せず、自らの子供を増やし育てることだけを主張した。 ぱちゅりーがたしなめる。 「あなたが子育てをしても、むれ全部がゆっくりしてしまったら誰がえさをとってくるの? あなたはえさをとれないし、おちびちゃんもまだかりはできないでしょう」 「ゆうう! なにをいってるのかわからないよ!?」 「……そうね、あなたにはむずかしかったかもね」 ぱちゅりーは諦めて話を進めた。 「とにかく、すっきりーはきんし。けっこんっもだめよ。わかったわね」 「は~い……」 「どぼじでぇ~!」 消沈した雰囲気の中で、れいむの叫び声だけが空しく響く。 木の陰からその様子をうかがっている人間がいた。 男が群れを訪れる前に、同じように群れに来たもう一人の人間だった。 その手には手袋がつけられている。 人間は離れたところからじっとゆっくりたちの様子をうかがっていた。 やがて集まったゆっくりたちが各々の巣穴に帰りだすと、人間はその後を追った。 森には、一本だけ梅の木があった。 ここ数日の暖かさで花を一輪だけ咲かせているが、それ以上は増えていない。 夜になり、昼間に騒いでいたれいむとまりさは巣穴の中にいた。 それは、梅の木の近くの巣穴だった。 まりさは赤ゆたちを寝かしつけている。 「ゆぴ~。ゆぴ~」 幸せそうな顔をした赤ゆの寝顔が横に四つ並んでかすかに上下している。 赤まりさと赤れいむが二匹ずつだった。 「おちびちゃんたち、やっとす~やす~やしたのぜ」 「ゆふ~ん、ま・り・さ。すっきりしよぉ~」 「ゆゆ? なにいってるの? おさがすっきりしちゃだめっていってたでしょぉ!?」 「れいむは今すっきりーしたいんだよ! どぼじでそんなこというのぉ~!?」 れいむが自分の言い分を通そうとするが、まりさは拒んだ。 体を押し付けて迫るれいむを何とか避ける。 れいむが迫るとまりさが避ける、の繰り返しだった。 二匹がぬとぬとと揉めているところへ、巣の外から声が聞こえた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆゆ! だれなの?」 まりさたちが入口をみると、そこには一匹のゆっくりがいた。 いや、それは先ほどの人間だった。 人間は、ゆっくりの姿を模した手袋をつけていた。 ゲームセンターの景品にありそうな安物だった。 その手袋をつけた手だけを、小刻みに動かしながら声色をつかう。 巣の中のれいむたちには、まるで手袋が喋っているかのように見えていた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆぎゃぁぁ! こないでねぇ~! まりざはおいじぐないよぉ~!」 「ゆうぅ~、れいむたちのあいのいとなみをじゃましないでね!」 「おきゃーしゃん、ねむれないよぉ~」 突然現れた、よくわからないゆっくりに、思い思いの反応をするゆっくりたち。 赤ゆたちもその騒ぎに起き出してきた。 人間は、わけもわからず騒ぐまりさに問いかける。 「すっきりしたくないの? れいむはすっきりしたがってるよ?」 「ゆ……でも……おさが」 「これでも?」 人間がまりさの体を後ろから掴んで揺すぶる。 目を見開いてぽかんとした表情のまま揺られていたまりさの顔が、 次第に緩み、目がとろんとしてきた。 「ゆゆゆゆゆぅっふ~ん」 「素直になっちゃえよ、ほらあああ」 「ゆふぁ~ん、れいむ、まりさなんだかきもちよくなってきたよぉ~」 「まりさ、すっきり! すっきりしよっ!」 振動によって興奮状態になったまりさは、もはや自制心を失っていた。 れいむの求めにも素直に応じる。 そして濃密な餡子の絡み合いが始まった。 「んほぉぉぉ~!」 「すごいよ、れいむぅ~!」 「ぴゃぴゃ……みゃみゃ……?」 「なにやってりゅにょぉ~! きょわいよぉ~!」 赤ゆたちは親達のあられもない姿を目の当たりにしてぷるぷると小刻みに震えている。 赤まりさの一体はおそろちーちーを漏らした。 やがてすっきりを終えると二匹は眠りに落ちた。 れいむの頭には茎が生えて実ゆが成っている。 赤ゆも泣きつかれて再び寝ている。 その頃には人間の姿は見えなくなっていた。 梅の木の根元。 ちぇんとみょんが寄り添っている。 冷たい風が二匹の肌を撫でて、思わずちぇんは声をあげた。 「ゆひゃ~さむいよぉ~」 「けっこんっすればふたりでいっしょのおうちでねられるみょん」 「おさがけっこんっはだめだっていってたんだよー」 「そんなのかんけいないみょん……! みょんはちぇんといっしょにもっとゆっくりしたいんだみょん!」 「ちぇんもだよー……でも、おさのいうことはきかなきゃいけないんだよーわかってねー」 ここでもゆっくりたちの問答が繰り返されている。 まだつがいになっていない若いゆっくりのようだ。 ぱちゅりーの出したおふれによって、二匹の間にすれ違いが生じていた。 そこへ再び人間が現れた。 「何でもいいから、早くすっきりしていってね!」 人間は木の陰に体を隠し、手袋だけをちぇんたちに見えるように動かしている。 二匹にはそれが、宙に浮かんでいるように見えた。 「ゆわぁぁぁ~! おそらをとんでるゆっくりがいるよぉ~!」 「ち、ち、ちぇんをきずつけたらゆるさないみょん! あっちいけ!」 みょんが小枝を口にくわえて振り回しながらその場で飛び跳ねる。 当然人間の持っている手袋には届かない。 「落ち着いて聞いてね! けっこんっしたいんでしょう?」 「ゆゆゆ、どうしてしってるの?」 「自然とわかるんだよ」 「す、すっごいよー!」 (まあ、さっきから木の裏にいたんだけど) 人間は内心をごまかして続ける。 「好き同士なら、問題ないよ。いっぱいすっきりしていってね!」 「そうだみょん! いいこというみょん!」 「わからないよー、おさとどっちがただしいのー?」 みょんは無責任に賛同し、ちぇんは悩んでいる。 (面倒くさいな、早くやってしまえ) 人間は木の陰から出した足の爪先でちぇんを軽く揺らした。 潰さないように気をつけながら細かい振動を与えていく。 「わわわわからないよよぉぉー」 「ちぇん、どぼじだのぉ~!」 「ゆひゃぁん、み、みょん、みにゃいでぇ~」 「ちぇん、な、なんだか、すっごくかわいいみょん! はずかしがってるかおが、たまらないみょん! みょんのはくろーけんがのーびのーびしてきたみょん!」 (単純だなぁ、こいつら) 人間が後ろから軽く爪先で押すと、ちぇんは体ごとみょんにぶつかり、 待ち構えていたみょんの固く尖ったぺにぺにがそのまむまむに潜り込んだ。 「ゆぺ! だめぇ~」 「ちぇんっ! もうがまんできないちーんぽ!」 二匹は折り重なるように倒れ込み、そのまますっきりーを始めた。 ちぇんの頭には、もう茎が生え始めていた。 くっつきあう二匹を残して、人間はその場を離れた。 その後も人間は群れのいたるところですっきりを勧めて回った。 その様は、かつてのローマ帝国で士気が下がるとして兵士達の結婚が禁じられたとき、 ひっそりと彼らと若い娘を結婚させた聖ウァレンティヌスのようであった。 ただし、こちらの人間は半強制的にすっきりをさせていたが。 人間の目的は、すっきりで生まれる実ゆだった。 聖ウァレンティヌスのご利益かどうか、ゆっくりたちはかつてなくすっきりを繰り返した。 群れには大量の実ゆが生まれている。 後はそれを回収するだけでよかった。 しかし、その目論見は一匹のゆっくりによって暴かれようとしていた。 「そこまでよ!」 人間は懐中電灯を手に森の中の獣道を歩いていた。 そこへむきゅーんという音とともに、人間の前にぱちゅりーが躍り出る。 「わるいにんげんさんのたくらみは、ぱちぇがみやぶったわ!」 人間は立ち止まった。 ぱちゅりーの側には二匹のまりさがいる。 ゆっくりたちにすっきりをさせている姿を見て先回りをしたようだ。 「ゆっへっへ、おさにさからうとはばかなにんげんなのぜ」 「まりさたちがやっつけてやるよ! こわがってね!」 だが人間はぱちゅりーの帽子をいとも簡単に奪ってしまった。 「ゆんやぁぁぁ! ぱちぇのおぼうしがえじでぇ!」 「おさぁぁ! どぼじでぇぇ!?」 「こいつ、群れの長かな? ちょうどいいからこれ借りてくよ」 人間は帽子を被ると、二匹のまりさに向かって言った。 「お飾りのない、ゆっくりできないぱちゅりーがいるよ?」 「ゆゆ? おさ、いつのまにそっちへいったのぜ!?」 「ゆっ、こんなところにゆっくりできないぱちゅりーがいるよ!」 まりさたちは、長が急に消えて現れたので少し戸惑った。 なんだか高い所にいるし、声も違うみたいだ。 しかし、長は長。その言葉の意味するところに従った。 「ゆっくりできないくずはせいっさいっなのぜ!」 「むぎょ!」 ぱちゅりーは押し飛ばされて木の根元にぶつかった。 クリームを少し吐いた。 「ゆべ……わだじはおざよっ……ばりざぁ」 「おさはあっちだぜ! なにいってるんだぜ!」 「ゆぎゅぷぁっ!」 まりさがぱちゅりーの上に乗ると、中身が全て口とあにゃるから飛び出す。 ぺちゃんこになった皮を踏みにじりながら、まりさは誇らしげに言った。 「おさ、ゆっくりできないぱちゅりーをせいっさいっしたのぜ!」 「えらいえらい」 人間は関心が無さそうに言うと、二匹のまりさの帽子をとりあげた。 「なにするのぉぉ~!?」 「かえすんだぜ、おさでもまりさのおぼうしとったらしょうちしないんだぜ!」 人間はまりさの帽子のほつれを見つけた。 おそらく木の枝か何かにひっかけてできた傷が走っている。 そこに指を突っ込んで、一気に引き裂いた。 人間はただの布切れになったそれをもう一つの帽子と共に地面に落とす。 「ゆんやぁぁぁ~!」 「バイバイ、仲良く分けなよ」 「おまえなんておさじゃないぃぃ! むこういってね! ぷくー!」 「ぷくー! だぜぇぇ!」 人間は森の中へ消えた。 残された二匹のまりさは、泣きながら人間が消えた方角にぷくーを繰り返していた。 やがて無駄だと気付いたまりさが落ちている帽子を拾おうと歩き出す。 そこへ、だぜまりさがまりさに軽く体当たりして、邪魔をした。 「なにやってるんだぜ?」 「なにって、おぼうしさんひろうんだよ、ばかなの?」 「……それはまりさのだぜ、まりさにわたすんだぜ」 「なにいってるのぉぉ~!? まりさのはそっちにあるでしょぉ!」 「おぼうしさんがこんなになっちゃったらゆっくりできないでしょぉ~!まりざのをよこしてね!」 二匹は帽子をそっちのけにして喧嘩を始めた。 やがて梅の木を揺らした強い風が吹いて、ぼろぼろになった帽子の切れ端と、 まだ無事な帽子が両方飛んで行った。 「……あ」 帽子のない二匹は固まったまま呆然としていた。 取っ組み合いになるまで時間はかからなかった。 翌日、長の招集で集まったゆっくりたちの中には、頭に実ゆの成った茎をつけた個体が目立った。 昨夜の人間が巣穴にいたゆっくりたちのほとんどにすっきりーをさせたためである。 本来なら巣穴の中で休んでいるのだが、長が全てのゆっくりにわけ隔てなく 集まるように言ったためこうして広場に集まっているのだった。 長は辺りのゆっくりを見回すとこう言った。 「おちびちゃんを頭につけている人は、こっちに来なさい」 何匹かのゆっくりはびくっと震えた。 長の言いつけを守らずにすっきりーした結果、 群れのゆん口は一気に増えてしまった。 そのことで長に怒られると思ったからである。 昨夜の不思議な訪問者のことは群れの誰もが知っていたが、 長に話しても信じるとは思えなかった。 「あ、やっぱりちぇんだけでいい」 何故自分たちだけなのかわからないまま、ちぇんが長の前に並んでいく。 長はちぇんの頭についている茎を毟り取っていった。 「ゆああぁぁ~! ちぇんのゆっくりしたあかちゃんがぁ~!」 「どぼじでこんなことするのおぉ~!」 「わぎゃらないよぉ~!」 長は実ゆを潰さないように気をつけながら、茎をまとめて集めていく。 そして全ての茎をちぎり終わると、クーラーボックスに実ゆだけを丁寧に収めていく。 一匹のちぇんが疑問に思って尋ねた。 「おさ、おちびちゃんをいったいどうするの? わからないよー……」 「ん? そうか、もう帽子はいらないんだ」 長は帽子を脱ぎ捨てると、立ち上がってクーラーボックスを背負った。 そこにはさわやかな笑顔のお姉さんが立っていた。 「じゃあね。実ゆくれて、ありがとう」 昨夜からゆっくりたちをすっきりさせまくり、無事に目的の 実ちぇんを手に入れたお姉さんは、山を下りて行った。 後には、呆然とするゆっくりたちだけが残されていた。 3 当日 バレンタイン前日の夜、お姉さんは台所にエプロン姿で立っていた。 「ふんふ~ん」 台所には所狭しと調理器具が並べられている。 誰かのために手作りチョコを作るようだ。 お姉さんはクーラーボックスから大量の実ちぇんを取り出した。 「わきゃ、わきゃらにゃいよ~」 「ぶるぶるしゅるよぉ~」 何匹かは辛うじて生きているが、ひどく衰弱している。 お姉さんは一匹一匹からチョコを搾り出し、ボウルに入れた。 「ぷぎゅ!」 「やめちぇにぇ! やめちぇ……ぴきゅっ」 尻尾をつかみしごき上げるようにして中身を押し出すと、 飛び出したチョコがボウルの中に落ちる。 お姉さんは苦労して全てのちぇんの中身をボウルに入れた。 取り出したチョコを二つに分け、片方を湯せんにかける。 店売りのぱちゅりー種の生クリームを煮たものをもう片方のボウルに注ぎ、泡立て器で混ぜる。 しばらく涼しいところにおき、ちょうどよい固さになったら絞り袋に入れて搾り出す。 棒状のチョコを冷蔵庫で冷やし、固まったら包丁で一定の大きさに切っていく。 団子のような塊を手のひらで丸め、きれいな球にした。 湯せんにかけて溶かしたチョコレートを手につけ、 チョコレート球を転がしてコーティングしていく。 表面がまんべんなくチョコで覆われたら、 バットの中に入れたシナモンパウダーと粉砂糖を混ぜ合わせたものの上で転がす。 お姉さんが8個の生トリュフを作り終えたときには、深夜になっていた。 「よしっ! 間に合った!」 手で汗を拭うお姉さんのおでこにチョコが少しついた。 達成感がお姉さんの胸を満たした。 お姉さんはどきどきした気分で眠りについた。 翌朝、お姉さんが出勤すると、午前中なのになぜかみんな出払っていて二人きりだった。 お姉さんは意を決して、目的の男にチョコを渡すことに決めた。 「あの……」 男に声をかけると、わずかに肩を震わせて振り向いた。 「あっ、き、今日バレンタインですよね」 声が裏返った。 「これ、よかったらもももらってください」 「じゃあ俺からも……」 男が、箱を取り出して私に見せた。 お姉さんはぽかんとしていた。 「ただのブランデーボンボンだけど、一応自分で作ってみたんだ……もしよかったら」 お姉さんはこくこくと頷く。 「あ、嫌いだった?」 ぶるぶると首を横に振る。 「あーよかった。いらないって言われたらどうしようかと」 「私も……貰ってもらえてよかったです」 その後お姉さんと男は一緒に昼食に行った。 同じ群れに実ゆを採りに行ったことなどで盛り上がった。 どちらも楽しそうに笑っていた。 その日は数日前からの暖かさから一転、過去最大の冷え込みを記録した。 二人を祝福するように、例年より遅めの雪が降ってきた。 雪は街も野山も白く染めて、ゆっくりたちの群れにもやって来た。 「じゃぶいよぉ~!」 「ゆきしゃんきょわいぃ~! まりちゃのうえにこないでにぇ!」 「おざぁ~! どごいっちゃっだのぉ~!?」 群れのゆっくりたちは長を失い、どうすればいいかわからないままうろたえていた。 寒さで動けなくなるもの、巣にこもったまま凍死するもの、 全ての上に平等に雪は覆い被さった。 冬篭りに失敗した群れは、こうして全滅した。 その後二人はいい雰囲気になったところで、食後に男から貰ったボンボンを食べて 酔ってぶっ倒れたお姉さんを男が慌てて介抱したが、それは別のお話。 終わり 前作に感想くれた方、どうもありがとうございました。 小ネタのつもりが長くなってしまいました。 感想や指摘などいただけると幸いです。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 898 赤ゆ焼き トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る リア充爆発しろ!! お姉さんの「すっきり誘導」しているときの格好が滑稽www -- 2018-02-25 00 32 33 おさはきみたちが永遠にゆっくりさせちゃったよ どぼじでえー -- 2014-04-25 06 22 13 面白かったよー ちぇんはかわいいねー -- 2012-07-06 20 25 22 リア充爆発しろ -- 2010-11-24 17 40 08
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目次メインストーリー■ 1.オオイズミは【空夢】を見るか? ■ 2.シタラは【白昼夢】を見るか? ■ 3.タカナシは【悪夢】を見るか? ■ 4.イトウは【残夢】を見るか? サブストーリー■ 5.エダサトは【徒夢】を見るか? ■ 6.キリは【胡蝶の夢】を見るか? ■ 7.アオは【真夏の夜の夢】を見るか? ■ 8.ヤモトは【大夢】を見るか? おまけ■ 9.キリのきりきり舞い
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えんじょうのめりーくりすます【登録タグ VOCALOID miki え かごめP みきとP 曲 曲あ 月読アイ 森田せらぎ 歌愛ユキ 殿堂入り】 作詞:森田せらぎ 作曲:かごめP 編曲:かごめP 唄:歌愛ユキ・miki 台詞:月読アイ 曲紹介 「あたしたちもリア充シタイ!」 かごめP の15作目。 かごめP・みきとP・森田せらぎ氏 による、リア充共とクリスマスへの宣戦布告なコラボ作。 ユキは かごめP が、mikiは みきとP が、それぞれを担当。 可愛いユキとmikiのイラストと2番の背景は 森田せらぎ氏 が手掛ける。1番の背景は かごめP の自作。 歌詞 22時ふたり おうち抜け出して コッソリあの場所へ オシャレできたかな? 負けずにいきましょ Get Ready! アイ:きょうはクリスマス。 アイ:ユキちゃんとミキちゃんはおかいものにでかけました。 アイ:ケーキ、かってきてくれるかなぁ 22時、アタシ。 ビル街にひたひた 導火線仕掛け オイル浸したら wktk! wktk! 準備完了★ 22時、わたし。 「対象:リア充」 限定テロリスト 3,2,1,,0! さぁ、投下してやるわよ 『アトミック・ボム!』 街中カップル もぅ・・・ちょういっぱい ウンザリ・・・って・・・ ウソ!ウソ! >< 腕とか組んだり したい!したい!!したい!!! 粉雪降りそそぐ NEO・TOKIO かけ足・・・向かい合う ふ・た・り☆ ねぇ 憎い リア充 そこら中 吹き飛ばせ! 3,2,1! 死体死体死体★ 千の風になれ! 供養してやるわ! お墓たてたるワ! 千の風になれ! めりめり★めりめり メリークリスマス!! 24時、わたし。 ミサイル発射! Let's スイッチON! リア充きらめけ! キラキラ☆キラキラ 夜空の星へ・・・★ 24時、アタシ。 火炎瓶バラまき 焚き火でぬくぬく♪ 爆発!炎上!! 戦場・・・炎上・・・メリークリスマス!! (Get Ready!) (『アトミック・ボム!』) 粉雪降りそそぐ NEO・TOKIO かけ足・・・向かい合う ふ・た・り☆ ねぇ 来年こそは ネズミの海へ行くの いいでしょ・・・ 粉雪降りそそぐ NEO・TOKIO かけ足・・・向かい合う ふ・た・り☆ ねぇ 憎い リア充 そこら中 吹き飛ばせ! 3,2,1! 死体死体死体★ 千の風になれ! アイ:ねぇ、サンタさんくるのかなー コメント すいません、1番の背景がかごめPで、2番の背景は森田です。 -- 森田せらぎ (2010-12-24 07 58 09) ご本人様!!なんだか、とってもいい曲でした!メリクリです!! -- 名無しさん (2010-12-24 21 29 40) この曲最高ww -- 名無しさん (2011-02-27 03 10 48) このノリがたまらない -- 名無しさん (2011-04-10 16 39 13) 最高(≧∇≦)この歌すきだなぁ -- 名無しさん (2011-07-30 18 45 33) クリスマスに歌おう!色分けしてほしいなぁ -- 名無しさん (2011-11-18 18 04 03) この曲好き!ある意味感動するわww -- 名無しさん (2011-12-09 20 27 41) 千の風になれ☆だいすきです(*´`*) -- 名無しさん (2011-12-11 12 36 18) 好き -- 名無しさん (2012-04-30 11 34 50) リア充でごめんなさい☆← -- 名無しさん (2012-05-04 01 51 05) 歌詞が...でも今度、聴いてみよ♪ -- S,I (2012-05-04 03 03 58) リア充、爆発しろ -- 名無しさん (2012-08-23 15 29 16) すげえww -- 名無しさん (2012-11-02 14 41 00) 今年も…悲しみに暮れる日がくるのか。 -- トリッピー (2012-11-04 00 06 43) クリスマスなんて日本の文化にはないんだ 中止だ -- 名無しさん (2013-02-12 04 09 50) すごく好きこの曲、冬っぽい -- 名無しさん (2013-10-09 11 12 13) naughtyな二人=ゆき×mikiマジ可愛いwww( *♛ ェ ♛) NEO TOKIO炎上☆・゜ *☆メ☆リ☆ク☆リ ☆・゜ -- ♥ゆき×miki♥ (2014-12-01 19 38 29) クセになりますネ♪ (*´艸`*) -- 名無しさん (2017-06-13 16 27 40) 来年には殿堂入りしてほしいッス! -- みきとP大好 (2018-12-26 00 19 15) リア充 タイキック(大爆発) -- 名無しさん (2023-03-04 21 05 05) 名前 コメント
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2013年 合成総評案 大賞 明日もこの部室(へや)で会いましょう ネタスレであることが、クソゲーオブザイヤーinエロゲー板(通称「KOTYe」)の本質。 2012年、ゲー無代表『華麗に悩殺♪ くのいちがイク! ~桃色ハレンチ忍法帳~』と、ネタゲー代表『SEX戦争 ~愛あるエッチは禁止ですっ!~』による異種クソゲー決戦は、スレの在り方にまで議論が及ぶ大接戦の末に決着した。 終始話題を席巻したsofthouse-sealによる連覇の野望は、達成目前で新鋭スワンアイに阻止されたのである。 そして2013年。修羅の国における新陳代謝の激しさを噛み締めつつ、住人達は新たなクソゲー開拓の第一歩を踏み出してゆく。 その一歩目で、いきなりスレは爆心地となった。 前年の大賞争いも終わらぬ1月のうちにスワンアイがスタートダッシュを決め、『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』(通称『ずっぷ』)を一番槍として送り込んできたのである。 『SEX戦争』の血を色濃く受け継いだカオスな設定や展開は、まさしく怪物と呼ぶに相応しい代物であった。 本作の大まかな流れとしては「リア充達にバカにされていたコミュ障の主人公が、ふとしたことで手に入れた変身能力を使って復讐する」というものだ。 設定のぶっ飛び様はバカ抜きゲーであるため大した問題では無いものの、例によって説明不足が尋常では無い。 「変身エステ」なる所で主人公は変身能力を入手するのだが、経緯の説明は最初から前回のあらすじ以下に圧縮されており、この名称が初出した僅か4行後に「そして・・・僕は変身能力を手に入れたのだった。」で終わりである。 以後、掘り下げた説明が行われることもない。 前振りがすでに投げっぱなし状態なのだから、本編も当然まともなはずがなかった。 ヒロインのほぼ全員が彼氏持ちで、中にはセフレがいたり彼氏とのエロシーンがある者までいるのに全員処女。『SEX戦争』由来の新古品設定は健在である。 電波出力が高すぎるエピソードも目白押しだ。 主人公を毛嫌いしていたヒロインを彼氏に変身して抱いたのがバレた途端、怒るどころかデレる。 失禁したヒロインを見て男子生徒達がオ○ニー始めたら教師に見つかり、罰として廊下でオ○ニー。教師は女生徒共々オカズに志願する。 最早なんでもありだが、本作にはこれらに大義名分を与え得る特異な舞台設定さえ用意されていないのである。 挙句の果てに、抜きゲーの命たるHシーンは、全編コピペの粗製乱造かつ尺が短い最凶のワンパターン。 「ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!」とピストンを重ねて「ああ…もう出そう」で射精するのをベースに、喘ぎ声を混ぜ込み、少量の会話と地の文で形を整えたらエロシーン3分間メイキングの完了だ。 個別ルートも選んだ直後からHシーンに突入し、終わったらまた別のHシーンと物語としてはスッカラカンな出来である。 だが「ずっぷ!」のヘビーローテーションによって洗脳される住人は後を絶たず、ずっぷの旗のもとに集う門徒を増やした本作は、確固たる支持基盤を獲得するに至った。 そして初っ端から強力な門番として人外魔境に立ち塞がり、1年を通じて引き合いに出され続けることになる。 続く2月には、プラリネの『モテすぎて修羅場なオレ』がエントリーを果たした。 4人のヒロインと肉体関係を持っている四股状態で始まる本作は、事前情報だけ見ると面白そうな題材に見えるものの、実態はその全てを裏切っていた。 修羅場を回避する楽しみも何も無く、プロローグが終わった後の選択肢1つでルートが固定されエンディングまっしぐら。 そもそも四股状態なのもモテすぎてというよりは成り行きの関係で、四股がバレてもヒロインが折れて修羅場にならないため、完全にタイトル詐欺である。 春の訪れとともに始まったのは、余計なものを加えて台無しになった作品群による波状攻撃であった。 先陣を切った『星彩のレゾナンス』は特定ルートに限れば名作百合ゲーと評されたが、別ルートに入ると急に頭の悪い文章に変わる点や、ハメ技を使い続ければ必勝だが使わなければ必敗とバランスが大味すぎるアクション要素が批判された。 次に発車した『淫獄痴漢列車』は、メーカー同士のコラボ作品でありながら根幹の設定が他社の丸パクリで、つまらないミニゲームやターゲットの中に女装した男が密かに紛れているなどの独自要素も誰得であった。 両作とも再プレイ時にはアクション部分をスキップできるため、一段と蛇足感が増す。 この流れに乗じ、春の陽気にくつろぐスレ住人達を狩ろうとする亞人が現れた。 Softhouse-sealの『エルフと淫辱の森』である。 まともなCGにゲーム性ならぬ芸無性を付加するクソゲーマイスターとして名を馳せたsealの登場に、スレには恐怖が広がった。 肝心の内容は、端的に言えば「簡素化したくのいち」である。 防御が無くなるなど自機のアクションは半減、被弾後の無敵時間がやたらと長いお陰でボスも連打で圧勝と相変わらずゲーム性は皆無に近い。 また画面手前に配置された木や草がせっかくのミニアニメを隠してしまったり、陵辱イベントが敗北時ではなくステージ開始前に強制発生するなど、どこか的外れな印象も否めない。 とはいえ、エロCGやミニアニメ含む回想モードなど最低限あるべきものは備わったため、最終的には「いつものseal」の一言で片付けられた。 ならば真のアクションを見せてやると出撃したのが、FULLTIMEの3DガンSTG『UNDEROID -アンダロイド-』だ。 本作はゲームとして破綻をきたしてはいないものの、細かいツッコミどころが満載された「遊べてしまうクソゲー」であった。 ジャンプはできるが飛び越える物体が無く、雑魚が猪武者ばかりで対処法が各個撃破一択だったりと、せっかく豊富なアクションの多くに使い所がない。 被弾による脱衣もあるがバランスが悪く、休憩を挟まないと全裸どころか上着が脱げるより先に命が尽きる。 CG方面では、ヒロインの口元が今にも光線を吐きそうに怪しく光り、髪・怪物の長い舌・チ○コモザイク・その他諸々は胴体を貫通し、足を挫くと股関節はバルーンアート並に捻れる。 ほかにも説明不足に伏線放置・会話はテンポもセンスも悪いが読み飛ばし不可・テキストとCGの不整合・強烈な違和感を覚えるリピート映像など、気になり始めると止まらない。 個々のクソ要素はスライム級でも、合体すればキングを目指せることを本作は示してくれた。 5月生まれの作品からは、2本が舞台へと上がって来た。 1本目は、『ひよこストライク!』等で一定のファン層を獲得していたEx-iTからの意外なエントリーとなった『逃避行GAME』(通称『逃避行』)だ。 のっけからマスターアップ宣言の後に延期というチョンボをやらかし、掴みはバッチリである。 起動と同時にプレイヤーを出向かえるのは、このご時世に「START」「LOAD」「END」の3種というファミコン並みの項目数を誇るタイトル画面。 前作から大幅劣化しているばかりかオプションすらなく、いきなりの惨状にプレイヤーの方が現実逃避したい気分になる。 シナリオも避けては通れぬ重要な部分がスッポリ抜けている為、話を削ったのでは?と邪推してしまう。 しかし本作のポテンシャルの源はなんといってもバグである。 一部ボイスが流れない・背景の暗転といった軽微なものから、特定のルートに入れないという致命的なものまでボロボロ出てくる始末であった。 特に話題となったのは名前が「???」のキャラのボイスが全て「イラッシャイマセー」という謎の女性の声に置き換わってしまうイラッシャイマセーバグだ。 モブが「イラッシャイマセー」の応酬だけで会話。 テキストは「ありがとうございました」なのに音声は「イラッシャイマセー」 身の丈2m超の殺し屋があらゆる意志を「イラッシャイマセー」で表現しているとき、地の文で「互いに互いの言葉を押し付けているだけ。これは会話ではなかった。」と真理が示される。 など、デバッグ能力皆無の烙印と引き換えに笑いの死に花を咲かせる悲壮な自爆技に、住人達は喝采を惜しまなかった。 「イラッシャイマセー」は「ずっぷ」と並ぶ流行語として定着し本作の代名詞になっただけでなく、ようかんマンを改変したAAまで生まれて親しまれた。 また予約特典はHシーンをヒロイン視点で見られるものだが、本作には回想モードが無いため決して見ることが出来ない無用の長物と化している。 特典の不具合を理由に発売を延期したのは一体何だったのか。 その後もパッチ配布の告知と延期を何度も繰り返した末、ようやく改善されたときには発売から2ヶ月が経過していた。 一連の騒動はメーカーのリアル逃避行が疑われるまでに発展し、今後に大きな不安の影がよぎるのであった。 2本目はShelfが放った『Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-』(通称『クオリア』)だ。 本作はフルアニメーションの学園ADVが謳い文句だが、そこから膨らむ期待と実際の内容は大きくかけ離れている。 Win98時代を思い起こさせる異様に古臭いシステムは軽い先制パンチにすぎない。 全編アニメーションがウリのはずが、大部分は立ち絵や一枚絵にループやスライドといった単調な動きが加わっているだけであり、普通のADVと大差ない。 その動きも、笑顔でひとりマカンコウサッポウを繰り返すなどお粗末で、臨場感よりも違和感の方がはるかに強い。 エロ方面では単調なループが有効に作用するかと思えば、Hシーンはほかと違って1シーンがまるごと1本の動画として埋め込まれており、等速で前戯から通して見るか全部スキップして終了するかの2択。 早送りやブックマーク再生などできるわけもなく、不便さに加えて作画崩壊や低画質との相乗効果であまりにも使いにくい。 シナリオは超展開とご都合主義のオンパレードだ。 一見ありふれた学園萌えゲーだが、個別ルートではヒロインの化けの皮が剥がれて裏の顔が判明。 主人公はそれをあっさり受け入れ、悪の組織相手に中二妄想級のトンデモ大活劇が始まってしまう。 世話焼き幼なじみは、友人の仇を探すため売春斡旋をしているスーパーハッカー。主人公はヒロインのナビで敵アジトへの単独潜入作戦を敢行する。 小動物系ロリは金で暗殺を請け負う凄腕のスナイパー。主人公は何の訓練も経ず学生から暗殺者へと華麗な転身を果たす。 高飛車巨乳は悪徳宗教団体の傀儡教祖。主人公は教祖の右腕となって敵対する幹部を排除し、内部からの組織改革を成し遂げる。 主人公の持つ超能力は目の前のピンチに対応して都合よく進化するため、この程度の芸当は朝飯前である。 唯一化けの皮をかぶっていない義妹ルートに救いを求めても、待っているのは正気を失った姉が義妹をいじめ殺しにかかる鬱展開。最後は姉がトラックに轢かれ物理的に排除されてグッドエンドだ。 このように本作はシナリオ・システム・エロのすべてが低質だが、もはや笑うしかないところまで突き抜けているためある意味では長所であり、ツッコミ練習用教材としても非常に有用と言える。 次に放たれたのはブランドの個性を過剰に発揮した問題作、ニトロプラスの『君と彼女と彼女の恋。』である。 ストレス要因を多く抱えており、ゲームの強制終了、セーブデータの消去、一部でセーブ・ロード不可、ランダムQ Aを全問正解するまで無限ループ、特定ルートに入れなくなる、回想モードの部分消去、純愛を謳いながらNTR、と種類も豊富だ。 しかしこれらは意図的な演出であり、そうまでして強いメッセージ性が込められた内容を絶賛する声もあった。 あまりにクセが強いため賛否両論が激しく噴出した、クソゲーならぬ「くさやゲー」とでも呼ぶべきか。 夏の盛りには、高らかに鳴り響く行進曲の調べに合わせて声なき雌獅子が盛り始めた。 MBS Truth -Cherish Pink-の『クラス全員マヂでゆり?!~私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画~』(通称『マヂゆり』)は、タイトルから察せられる通り、おバカなノリの百合抜きゲーである。 希少な百合ハーレムものとして秀でたところもあるが、ボイス量に問題を有していた。 百合ゲーの女性主人公にボイスがないだけでも不満点としては充分である。 さらに主人公にはTPOをわきまえずディープな妄想をする癖があり、そのせいでヒロイン達のボイス量まで圧迫されるに至っては完全に行きすぎだ。 日常シーンでは、主人公が隠密変態単独行で覗き・盗撮・服泥棒を楽しむだけで会話が全く無い場面が目につく。 あろうことかHシーンにおいても傾向は変わらない。 主人公が「雌ライオン」と呼ぶ己のリビドーを荒ぶらせ、時には数十クリックもの間ヒロインにしゃべる暇を与えないエロ妄想とマシンガントークを炸裂させるのだ。妙に壮大で軽快なBGMと組み合わさり、雰囲気はぶち壊しである。 度々挿入される無音声幕間劇など、ボイスの少なさを工夫で補う努力の跡は見られるものの、皮肉にもそれが喋らない印象を強めてしまった。 余談ではあるが、誤クリックしやすい位置にある「NEXT」機能は、未読であっても次の選択肢まで強制スキップしゲーム終了以外に中断方法がない。この百合ゲーにあるまじき漢仕様も批判の対象となった。 夏の終わりから冬にかけては、数々の有名ブランドが意表をついて大攻勢に転じた。 信頼と実績を金に変える現代の錬金術士達がばら撒いた大型地雷群は、哀れな爆死者の数を急激に増やしていくことになる。 Lassの『少女神域∽少女天獄』は鬱グロ異能系の作風を匂わせていたのに反し、延々続く観光案内と料理談義がシナリオの大半を占めていた。 終盤で待望の鬱グロ展開に入ったら入ったで、登場人物の無駄な多さや難読漢字の濫用に困惑されられ、何もわからないままエンディングを迎えてしまう。 しかもシナリオ構成はいわゆる金太郎飴で、どのルートでもヒロインがすげ変わるだけで展開は代わり映えせず、行き着く先はすべて鬱エンド。 事ここに至って、冗長な日常描写やそこに頻出する強調記号と選択肢には実は何の意味もなく、謎に対してヒントすらろくに与えないままの投げ出しフィナーレであることをプレイヤーは知るのである。 もはや完全にライターのオ○ニーであり、買取価格が一時100円にまで下落した事実が本作の価値をよく表していると言えよう。 実りの秋には9月27日発売の3作品が相次いでKOTYeの門を叩き、盛大な収穫祭が催された。 先鋒としてエントリーの儀式を始めたのはSAGA PLANETSの『カルマルカ*サークル』だ。 あらすじは、「魔可」と呼ばれる七つの大罪になぞらえた能力を持つ主人公とヒロインが、過去や未来を改変できる超常存在「カルマルカ」との接触を目指すというものだ。 体験版の巧みな引きも併せてシリアスな展開が期待されていたのとは裏腹に、その実態は矛盾まみれの電波シナリオであった。 主人公は憤怒の魔可を持っており怒った時のみ超人的な身体能力を発揮するはずが、特に怒っていないときでも石をやすやすと圧砕する。 カルマルカに並々ならぬ興味を示していたはずのヒロインも、別のルートでは「ぶっちゃけカルマルカなんかどうでもよくね?」と根幹の設定を一蹴する始末。 魔可の設定もルートによっては自然消滅し、代わりに新設定が追加されて超展開が繰り広げられる。 特に、追手から自分を逃がすために瀕死の重傷を負った主人公に対し、ヒロインが永遠の愛を誓いつつ置き去りにして去る場面は、プレイヤーにシュールな苦笑いを提供した。 このように、本作のシナリオは支離滅裂な設定・説明不足・ご都合主義の合わせ技で不整合の嵐となっており、ライターを7人も揃えた人海戦術の弊害が際立っている。 選評者からは「笑い所のないチャージマン研!」と斬って捨てられ、購入者からは「個別ルートはTRUEルートと違いすぎるのでスキップで無視した方が良い」とまで言われており、散々も散々である。 なお、主人公ではなくプレイヤーが憤怒の魔可にとらわれそうなのをよそに、本作の公式ジャンルは「ハッピー&スマイルADV」であった。 このギャップが受けてハッピー&スマイルマンなるAAが誕生し、いきり立つ住人たちに癒やしを与える役割を担ってゆくのであった。 中継ぎを務めた『ノブレスオブルージュ』は、女装+双子入れ替わりがテーマにもかかわらず、エロシーンで主人公をのっぺらぼうにして女装ものの強みを自ら捨てている。 さらに、ヒロインに惚れた途端に主人公が後先考えず正体をばらして公認カップルになるなど、入れ替わりものの仁義もわきまえていない。 シチュエーションの不文律を理解せずに既存品の上っ面をなぞっているだけでは、クソゲーとの誹りを免れまい。 収穫祭のトリを飾ったのは戯画の『バルドスカイゼロ』である。 良く練られたシナリオと爽快感あるアクションが人気を博しているバルドは戯画の看板シリーズで、中でも高い評価を得た『バルドスカイ』の前日譚である本作は大いに期待を集めていた。 と同時に、半年にも及ぶ延期や製作陣の一新という戯画マイン警告信号もまた発されていたのである。 期待が勝り、警告を黙殺して購入に踏み切ったユーザーを待っていたのは、爆死体となる運命であった。 まず事前情報でも新要素満載を謳っていたアクションパートだが、コンボの概念が消滅・武装が減少・ラスボスさえゴリ押しで秒殺・理不尽すぎる即死級の不意打ちなど、進化どころかどこもかしこも退化している。 一方で、シナリオも本作が忌避されることとなった大きな要因だ。 出来の悪いラノベの様に冗長で意味もない会話、伏線は投げっぱなし、そして前日譚なのにバルドスカイにどう考えても話が繋がらない。 主人公は常に高圧的で常識や良心を感じさせない言動をとり、そこに深い理由付けもないため単なる不快な人物になってしまっている。 さらに前作主人公に関しては、「強いが馬鹿」扱いで大量殺人犯という設定まで追加された上、恋人の悲惨な死に様を皮肉たっぷりに掘り返されるといった胸糞悪い描写の大盤振る舞いである。 この段階で既にバルドシリーズが積み上げてきた信頼はゼロにまで堕ちていたが、ダメ押しとして続編の制作を発表。 単体で完結しているかのように匂わせておいて事実上の分割商法という仕打ちには、住人も怒りを通り越して呆れ返るばかりであった。 単品としても大概だが、前作への思い入れが強いほどハリウッド映画版ドラゴンボールのようなコレジャナイ感がいや増す本作は、ファン殲滅用の指向性戯画マインとして猛威を振るったのである。 時は流れてクリスマス・イブ、ある程度の落ち着きを見せていたスレに心優しいサンタクロースが選評を届けにやってきた。 11月末に発売されていたALcotハニカムの『赤さんと吸血鬼。』である。 本作は好きになる過程の薄っぺらさとダイジェスト並みのぶつ切り展開を兼ね備え、全てが唐突なキングクリムゾンシミュレータと化してしまった。 次々と脈絡なく股を開いていくヒロイン達と日常シーンの合間に突然おっぱじめる構成は、「Hシーンによる奇襲」と評されている。 肝試しの相手を選んだ瞬間に表示されるHCGや、「夜の寮で委員長と停電ハプニング中に、突如昼の学園屋上にワープしたと思ったら、仲良くなった覚えのないメイドが尻を突き出してくぱぁ」という大転換を3クリックの間にやってのける「停電くぱぁ」はその代表例だ。 グラフィック・設定・システム周りは時代相応以上の出来であっただけに、シナリオのせいでまとめて台無しになってしまったことが悔やまれる一作であった。 違う意味で有名なブランド、スワン系列の黒鳥から発売されたのが『雨音スイッチ~やまない雨と病んだ彼女そして俺~』だ。 副題からヤンデレものと勘違いしそうになるが、本作にデレはなく、ヒロインは徹頭徹尾病みオンリーの狂人である。 主人公の母の葬式にウェディングドレス姿で乱入し、遺影にブーケトスして結婚式の開始を宣言するシーンは本作が抱える狂気をよく表している。 そして狂っているのはヒロインだけにとどまらず、グラフィックや演出にまで及ぶ。 気合が入った絵は極一部で、全体として見ると明らかにデッサンの狂った立ち絵や異様に画力が低いCGが並ぶ典型的なパッケージ詐欺。 アニメーションの演出も、Hシーンを差し置いて首絞めだのリストカットだの誰が見たいのか分からない部分に採用しており、何を思ったのか回想まで可能だ。 メンヘラものとしてオンリーワンの存在感を持っているものの、とてもフルプライス作品とは思えないチープさまで備えていてはクソゲー扱いも致し方ない。 さらに多方面狂気仕様は限度を超えてギャグの域に到達しており、本作は文句なくKOTYeへの参戦資格を得たのであった。 こうして本格的な冬に差し掛かる頃には数々のクソゲーが揃い踏みしたが、スレには漠然とした不作感が蔓延していた。 金城鉄壁の門番『ずっぷ』に比肩しうるクソゲーの不在がその一因であろう。 しかし、安々と奈落へのポールトゥウィンを許すほど修羅の国は甘くない。 1年を通して新鮮な怪物や魔物が湧いて出る暗黒大陸においても、格別に瘴気の濃い逢魔が刻はこれからやって来るのだから。 そして、やはり年末の魔物は現れた。 その魔物とは、ド年末の瘴気を浴びて深化を遂げたEx-iTから孵化した『雛といっしょ』(通称『雛遺書』)である。 2012年初頭の発表からおよそ2年をかけ、前々作から数えて3作連続マスターアップ後に延期という前人未到の離れ業を経て世に出た本作。 発売前から嫌な予感は渦巻いていたが、はたしてそれは現実となった。 まず目に入るのはくたくたの梱包で、詫び状を入れるために一度開封して手作業で再梱包したのが原因だ。 そしてその詫び状には、不具合によりパッチを当てるまでゲームが進行できない旨が記載されていたのである。 実際の内容は、10分足らずでプロローグが終わるとルート分岐の選択肢が表示され、どれを選んでも直後にエラーで強制終了。以上だ。 完全な欠陥品と知りながらの発売強行に「新たな伝説の誕生か!?」とスレは一時騒然。 体験版未満の情報量で内容がほとんど不明なことから「シュレディンガーのエロゲー」「パンドラの箱」など様々な異名が付けられ、「ゲー無」にもなっていない「 ー 」だと恐れられた。 メーカー対応は「電気街祭りを優先」「原因がわからない」「ミラーサイトの担当者が不在」といった小学生並みの釈明とパッチの公開延期を繰り返すお粗末さで、かえって火に油を注ぐ結果となる。 七転八倒の末に配布されたパッチによって確認可能となった中身は「ミドルプライスのファンディスクとしては非常に薄い」の一言だったが、破綻やネタ性も無かったためにようやく騒ぎは収まった。 また、バグを装った未完成隠しの疑惑があることも無視できない。 というのも、パッチのデータを解析するとシナリオ・イベントCG・スタッフロールの画像まで出てくるのである。 プロローグだけを完成品の価格で販売しておいて、修正・お詫びパッチと称してパーツを継ぎ足していく新手の未完成商法と疑われるのも仕方あるまい。 延期に延期を重ねて年内ギリギリに強行発売し、完成度が低いを通り越して進行不能という典型的な年末の風情が感じられる本作は、まさしく血統書付きの魔物であった。 プレイできないという単純明快なクソ要素と事前事後の経緯により、修羅の国の非情な現実と業の深さを再認識させた負の功績は計り知れない。 雛遺書騒動が落ち着く頃には年も明けており、住人達が気を緩めていた矢先に未曾有の波乱が待ち受けていた。 年末の魔物を踏み台にして成り上がらんとばかりに、息を潜めて機をうかがっていたクソゲー共が一斉蜂起したのである。 その中には、かつての王や遅れてきた怪物の姿もあった。 年末ですら、始まりにすぎなかったのだ。 例年なら予備期間でしかない1月はまさかの主戦場となり、時間の壁を超えた最終戦争が勃発するのであった。 1月6日に現れた一番手が、夏にOne-upから発売されていた『聖ブリュンヒルデ学園少女騎士団と純白のパンティ ~甲冑お嬢様の絶頂おもらし~』(通称『ブリュパン』)である。 『マヂゆり』の姉妹作にあたる本作は問題点もほぼ同じで、ヒロインの反応に単発の「!?」や「……」を多用する新機軸のボイス抑制技を引っさげて参戦。 全社的なコスト削減意識の高さを存分に知らしめただけでなく、フルプライスのくせに主題歌が無い・立ち絵も基本1種類・タイトルの「おもらし」「純白パンティ」といった要素も適当な扱い、と可能な限りの手抜きまでもが際立っていた。 5日後には、GLaceが年末ギリギリに送り出していた『Timepiece Ensemble』が少々遅れてやって来た。 シナリオは、ほとんど一つの教室内で単調な話が延々続く罰ゲーム、のち時々超展開。 タイトル画面が無い演出や過去作からの謎キャラ続投も、不便さやモヤッと感が先に立っては制作者の自己満足だ。 またテキスト・立ち絵・一枚絵の間に不整合が多く、時には同じ場面で衣装が瞬時に切り替わるゲリラ手品まで見られる。 納期に追われ突貫作業ででっち上げた、年末産特有の異臭が香り立つ完成度であった。 選評ラッシュはまだまだ続く。 その中でひときわ異彩を放ったのが、あのアーベルの姉妹ブランドRed Labelの『JK辱処女~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~』(通称『枝豆』)だ。 2011年の大賞獲得を最後に姿を消していた古豪が帰ってきたのである。 起動するとロゴ表示よりも早くヒロインの嬌声が響き、本編では主人公と出会う場面よりも前に2人のエロシーンが存在するなど、冒頭から時系列がおかしい。 また主人公はJKを孕ませ実娘もいずれ犯そうとする不純な人物であり、「純粋な変態」とでも解釈しなければ副題と完全に矛盾する有様である。 CG差分の少なさは相変わらずで、文章と画像の乖離が激しい。 テキストでは徐々に脱がせていく場面でも、画面には半裸で横たわり微動だにしないヒロインが表示され続けるのみ。場面転換すら把握できないときもある。 そんな中で豊富な差分が用意され好待遇なのが、なぜか「枝豆」なのである。 クリ○リスの隠喩としてエロシーンの真っ最中にでかでかと表示される形で登場。その後も色を変えたり、腕の代わりに注射されたり、主人公のイチモツ代わりに汁気を帯びたりと、異次元のセンスをたぎらせ活躍の場を広げていくのだ。 ひと目で脳裏に焼き付くシュールな絵面のインパクトは絶大で、枝豆は瞬く間に本作そのものの象徴として認識された。 矛盾系AAを元に作られた枝豆AAが少しも矛盾していないことが、本作における枝豆の万能性を表している。 かつて糞システムとアペンド商法で苦痛を振りまいた悪逆非道の王は、あさっての方向に全力で突き抜けて笑いをもたらす新たな一面を見せてくれたのだった。 翌日には『妹*シスター -My sister-』もエントリーを果たす。 本作は公式サイトの日本語が不自由すぎて、発売前からスレで注目を集めていた。 「主人公の部室」や「いい肉な妹日」を筆頭に、あらすじやキャラ紹介までエキサイト翻訳以下の怪しい言い回しで記されているのである。 本編はというと、妹押しなタイトルにも関わらず義妹を実の妹と詐称して実妹好きを怒らせ、ほかのヒロイン達は妹要素が無いに等しい。 ただHシーンはなかなかの出来であり、多少の誤植こそあれシナリオに破綻は見られないため、色々な意味でガッカリゲーに近いと言える。 そして終盤には3Dゲー三連星が示し合わせたように相次いで登場。 華麗に3者凡退を決め、3Dエロゲーは鬼門であることをまざまざと見せつけた。 『プレミアムプレイ ~ダークネス~』はキャラのカスタマイズ性こそ評価されたが、それ以外は総崩れだった。 ストーリーは睡眠導入剤代わりに使えそうなほど退屈で、全9パターンの内容が酷似しているため冗長さも9倍である。 Hフリーモードは「アアッアッアッアッあっははおもしれーなー」「おほぉおおおぉイイノッモノスゴクタノシーワー」など、繋ぎ・抑揚・内容のトリプル違和感ボイスが10秒足らずでループするマインドブラスト仕様だ。 『3D少女カスタムエボリューション』は2008年に発売された『3Dカスタム少女』の後継作だが、前作の命綱であった有志による豊富な独自開発データが一切流用できない。 そのくせ、追加されたのは劣悪な操作性でゴーストタウンを彷徨う箱庭要素のみ。 ピストン毎にボイスがリピート再生されて「気持ちいい」が「キモッキモッキモッキモッ」になる笑いどころも修正された今となっては、前作の純劣化版と言っても過言ではない。 『いたずら学園』は、リアルタイム痴漢シミュレーターを謳っていながら痴漢要素ゼロ。 モブがいてもお互いに無視を決め込み、電車・バスや教室など場所がどこだろうと隠す気のない堂々たる性行為を痴漢とは呼ぶまい。 ほかにも、ランダムすぎて支離滅裂な会話、寝ているヒロインによる睡姦ならぬ夢遊病ご奉仕、車窓の風景が書割、絶頂時にヒロインの頭が消えるバグで畳み掛けてプレイヤーを困惑させ、まともなのは制服カスタムのみである。 こうした激しい闘争の真っ最中に、7月の発売以来眠り続けていた不発弾が発掘されていた。 ミルクプリンの『明日もこの部室(へや)で会いましょう』(通称『部室』)である。 公式サイトのブランド名ミスや少なすぎるサンプル、そして「発売予定」のままの告知からはやる気の無さが漂っており、ネット上に1件も感想が見つからなかったマイナーぶりも頷ける。 しかし気まぐれに爆破処理が行われた結果、夏の怪物どころかゾンビウイルスを内包した未知の細菌兵器だと発覚する。 第一報の着弾後まもなくパンデミックが発生しスレが狂騒の坩堝と化していく中、緊急出動した対策班によって解明された全容は想像を絶していた。 キャプションにいきなりの誤植、クイックセーブ&ロードやバックログの一括表示さえ出来ない化石UI、Hシーン後もこだまするBGV、Hシーンまで侵食する寒いパロネタとメタ発言、不安すら覚えるほど逆三な立ち絵、全商品エロゲにしか見えないカメラ屋の背景など、粗は探すまでもなく目立つ。 また公式サイトに記載の人物設定は本編との食い違いが激しく、主人公名からして間違っている。 有志が該当箇所を塗りつぶすと、KGBに検閲削除されたかの如く真っ黒になったほどだ。 だが、ここまでが余興に思えるほど、真の問題はシナリオに集約されている。 本作のあらすじは「廃部寸前の写真部を存続させるため、主人公がヒロインをモデルにした写真で実績作りを目指す」とごく普通で、進め方も毎日誰と行動するかを選び続けるだけのオーソドックスなものである。 ここまではいい。では何が問題なのか? まず9割以上が共通ルートで、その大半が意味のない雑談とカメラの雑学で占められているため非常に退屈。 ドラマ性があるとすれば、女性が苦手なはずの主人公が女子部員たちとあっさり打ち解け、学園内でエロ妄想を声に出して垂れ流せるまでに成長するところくらいか。 しかもセオリー通りに目当てのヒロインを選び続けると、土壇場でモデルの依頼を一笑に付されてバッドエンドへ直行する。 見ただけで個別ルートフラグが折れる罠イベントが隠されているからだ。 内容はヒロインがモブ男と一緒にいるのを遠くから目撃するだけで、発生した後も展開に変化はなく、表向きは引き続きヒロインとの親睦を深めていける。 これでは回避必須のイベントだとわかるはずもない。 そしてバッドエンドで主人公は碌な写真を撮れないまま卒業を迎えるが、それでも写真部は存続するのである。失意の主人公が衝動的に身投げするのも無理からぬことであろう。 悪質な罠を打開するまでは何度でも繰り返されることも含め、プレイヤーの心に理不尽の3文字を刻みつけた。 この段階で体調を崩すほどクソであるが、個別ルートは全体の1割にも満たないながら更なる魔窟であった。 構成は単なるHシーンの詰め合わせであり、それが済めばいきなり数年後に飛んでエンディングとなる。 主人公の写真やその成果には最後まで一切触れられず、部の存続が一部の後日談でかろうじて確認できるのみ。穴だらけの風呂敷は、畳まれないまま放置されてしまうのだ。 代わりに主人公の成長物語の続きが描かれており、ついには裸族のDNAを覚醒させて解脱に至る。 幼馴染ルートでは自室で服を着ない掟を公布して「ある意味DV」と呆れられ、メインヒロインルートでは2人して山奥の洋館での隠遁生活を始め、常に全裸でSEX三昧の日々を送るのである。 すでにプレイヤーを置き去りにする瞬発力を発揮しているが、後者のルートはさらに予測不能な次元に飛び立ってしまう。 引きこもっている間に細菌テロが発生し、街がラクーンシティ状態に陥っていることがさらっと明かされるのだ。もちろん前振りは何も無い。 そして、それでもなぜか招待状が届いた学園祭に参加するべく街へ出ようとする場面で、 「――果たして、無事に明日、部室で会えるかどうかは、誰にも分からない」 と、無理やりタイトルに繋げる圧倒的な力技によって本作は幕を下ろすのである。 この「裸族ニートからのバイオハザードエンド」は常人の理解力ヒューズを一発で飛ばし、初見の誰もが茫然自失となった。 果ては、主人公名前の変更時に規制を超えて255バイト分まで入力できるバグが発見される。 主人公名を長くすれば本来の台詞を次頁に追いやれる特徴は住人達の格好の玩具となり、独自の台詞や『ずっぷ』と『イラッシャイマセー』のAAをメッセージウィンドウに再現することすら可能にした。 作成されたネタ画像は電波シナリオに頭を抱えていた住人達を熱狂とともに癒やし、凶悪な兵器による脅威を払拭せしめたのである。 以上、主要なエントリー作品の紹介を終えたところで2013年の結果発表に移ろう。 次点は、 『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』 『Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-』 『逃避行GAME』 『雛といっしょ』 そして大賞は、 『明日もこの部室(へや)で会いましょう』 とする。 2013年のKOTYeは12の月からクソゲーが名乗りを上げ、全月制覇が達成されたほどの大豊作となった。個性に富んだ骨太なクソゲーが跋扈し、群雄割拠の様相を呈したのである。 クソ要素の特徴としては「手抜き」と「破綻したシナリオ」が主流であった。 まず「手抜き」だが、大手で無い限り潤沢な資金があることは珍しいエロゲー業界では、コストの問題で制作に支障をきたすことは日常茶飯事であろう。 だからといって品質が著しく低くては元も子もなく、手抜きと呼ばれるのも致し方ない。 続いて「破綻したシナリオ」だが、エロゲーは基本的に読み物であり、当然ながらシナリオの重要性は大きなウェイトを占めている。 好みの問題もあるとはいえ、それ以前に設定矛盾や超展開のように物書きの基本的なタブーすら破り放題では、読み物として失格である。 こうした粗製濫造の結果、面白みのないクソゲーが数多く排出されてしまった。 ゆえに、その暗い雰囲気を一撃で吹き飛ばす「笑い」を生み出すクソゲーがひときわ珍重され、歓喜をもって迎えられたのも今年の特徴である。 大賞・次点は、KOTYeの基本理念を前提に、こうした傾向も考慮して選出した。 『クオリア』は、低品質さを維持しながらの超展開シナリオが痛面白さに昇華された、バランス型で堅実なクソゲー優等生として。 『逃避行』は、詰めの甘さが神様の気まぐれで奇跡的に笑いへと転じた幸運の象徴として。 『雛遺書』は、内容以前に遊べる状態まで完成させない手抜きの極致と、業界のシビアな現実を端的に示す好例として。 それぞれ次点に名を連ねるに値する個性と資格を備えている。 ただし今年の次点争いは熾烈であり、評価基準の匙加減がわずかに変わっただけでも勝敗が入れ替わる大混戦であったことを改めて強調しておきたい。 だがこの戦いは、いわば審査員特別賞争いにすぎなかった。 次点のうち1つと大賞は満場一致で早々に確定していたからだ。 『部室』と『ずっぷ』がほかを完全に凌駕していることは、確かな実感として住人達の胸に刻まれていたのである。 両作がものの見事にスレの本旨に沿っていることが最大の理由であった。 まず「その年でいちばんクソだったエロゲーを決める祭典」であるからには、絶対的な品質の低さが最重要視される。 その点、両作はエロゲーの中核であるシナリオとエロに単調・薄い・電波の大三元を抱えており、バグやメーカー対応の悪さといったドラに頼らずとも、クソゲーとしての基本点は確固として高く揺るぎない。 さらにそれらが1周して笑いに繋がってるだけでなく、常套句の汎用性や名前バグの応用力の高さは、住人によって活用されてさらなる笑いへと進化した。 もうひとつの趣旨である「クソゲーを掴んでしまった怒りや哀しみを笑いへと昇華する」にも合致しているのだ。 今年の特徴として挙げた、手抜き・破綻したシナリオ・笑いの3要素もすべて高水準で満たしている。 ただし、類似点の多い両作は一部で方向性を異にしていた。 『ずっぷ』は薄さと単調さを中核に据えており、比較的小さく収束してしまった印象は拭い切れない。 対して『部室』は理不尽・物語の放棄・化石UI・誤植・設定詐欺まで追加で備えているだけでなく、ネタツールとしての自由度も高く、クソさと笑いの大パノラマを内包している。 この「クソゲーとしての雄大さ」が、両雄の勝敗を決定づけた。 おまけに名も無き修羅の立場で歴代の王者達を圧倒したことで、修羅の国の底知れなさをも示してみせたのである。 以上を鑑み、2013年KOTYeの大賞は『明日もこの部室(へや)で会いましょう』とする。 前年王者の君臨、新勢力の台頭、古豪復権の兆し、そして大賞をさらっていったダークホース。 今年もまた、入れ替わりが激しく先の見えない大荒れの1年となった。 歴戦のシットメーカー達はすでに次弾の発射に向けて動き始めており、激動の時代が続くことを予感させている。 ただでさえ、クソゲーを批評するからには否定的な論調になるのは必然であり、やむをえない。 しかし、だからこそ笑いに繋げることが理念とされているのだ。 この姿勢は、徹底的な検証が難しいエロゲでクソさ競争に特化するリスクへの対応でもある。 クソゲーカーストで最上位ではなくとも、笑いに昇華できそうな作品は積極的に歓迎して話題にする。本家とは異なる路線だが、こうした独自の柔軟性が生み出すエンターテイメントによって、負の感情を払拭せんとすることもまた、ネタスレとしての健全な在り方であろう。 「ネタスレだから」を免罪符に気に入らないものを罵倒するだけでは、否定自体が目的となって公開処刑ごっこに堕しかねない。 無と負がはびこる不毛のクソゲーにさえ、見た者に興味をも覚えさせる笑いを花開かせて「ネタスレだから」と胸を張る。KOTYeはそんな紳士の集う社交場であり続けたい。 最後に、クソゲーを掴んだ怒りや哀しみにとらわれたとき思い出してほしい言葉を、KOTYe2013の結びとして贈る。 「――果たして、無事に明日、クソゲーに克てるかどうかは、誰にも分からない。 それなら、この場所(スレ)で会いましょう。」
https://w.atwiki.jp/hatyametya/pages/14.html
状況まとめます。
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/98.html
【00〜10】 No. 題名 作者 位置 登場人物 00 オープニング ◆czaE8Nntlw ? ひろゆき、やる夫、やらない夫、S県月宮、荒巻スカルチノフ、室伏広治 01 【今だ!】画像も張らずにバトロワとな【2ゲットオオオォォォ!!】 ◆m8iVFhkTec C-2 ギコ猫、一条三位 02 バトロワでも寺生まれはスゴイ! ◆j5zhx6iDe. E-1 やる夫、八尺様、寺生まれのTさん 03 MSKK「不遇キャラってレベルじゃねぇぞ!」 ◆m8iVFhkTec B-4 クラウドさん、レベル男、MSKK、モララー 04 照英がバトルロワイアルに参加させられてる画像ください ◆i7XcZU0oTM A-3 麦茶ばあちゃん、照英 05 一つ罪なき男女を殺し、二つ開いた殺し合い、三つ卑劣な管理人を、退治てくれよ鬼淑女 ◆m8iVFhkTec A-3 日本鬼子、鬼女 06 Across the――――/お断りします ◆i7XcZU0oTM C-1 ショボーン、ミルコ・クロコップ、お断りします 07 街道上のぐう畜 ◆m8iVFhkTec F-1 やきうのお兄ちゃん、一等自営業 08 川越シェフがバトルロワイアル中に料理をしている画像下さい ◆i7XcZU0oTM D-3 川越達也、オエー、マウンテンバイク 09 リア充爆発しろ ◆shCEdpbZWw A-5 壁殴り代行、ZUN 10 【戦車攻め?】喪男×戦車×腐女子【喪男受け?】 ◆czaE8Nntlw B-3 ドクオ、801の姐さん、T-72神 【11〜20】 No. 題名 作者 位置 登場人物 11 ワッフルワッフル ◆shCEdpbZWw F-6 ウララー、カーチャン 12 とうとう11月が来てしまった! ◆1vozJRRYq6 B-2 しぃ、いわっち 13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! ◆i7XcZU0oTM A-6 ゆっくりしていってね!!、八頭身、タケシ 14 モッピー知ってるよ。モッピー達がバトルロワイアルでも大暴れするって!! ◆GM1UsJ3g8. C-2 ギコ猫、お断りします、モッピー 15 ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。 ◆m8iVFhkTec E-3 電車男、イズン様、グンマー 16 思えば遠くへ来たもんだ ◆EKhCqq9jsg A-1 孔明 17 やっぱ母艦かな ◆i7XcZU0oTM D-6 加賀、やらない夫 18 バトルロワイアル?サバンナでは日常茶飯事だぜ! ◆SurbT57X9w A-1 モナー、サバンナ 19 ありのままに今起こった事を書くぜ…… ◆j5zhx6iDe. E-4 ポルナレフ、田代まさし 20 ( ^ω^)と嵐を呼ぶクマーのようです ◆M8nvkr9BM6 D-1 エルメス、内藤ホライゾン、クマー 【21〜30】 No. 題名 作者 位置 登場人物 21 命も賭けずに殺し合いとな!? ◆i7XcZU0oTM C-3 ゆうすけ、一条三位、レベル男 22 ステマ ~Stealth Murder~ ◆shCEdpbZWw C-4 ノリさん、ぼっさん、ハルトシュラー閣下 23 バカとノートと機関銃 ◆m8iVFhkTec C-3 夜神月、ダディクール、A-10神 24 この愛を、世界に ◆i7XcZU0oTM F-5 カーチャン 25 かなりやばい資料見つけました ◆m8iVFhkTec D-3 マウンテンバイク、川越達也、キバヤシ 26 寺生まれはスゴかった ◆i7XcZU0oTM D-2 寺生まれのTさん、八尺様、内藤ホライゾン、クマー 27 【髪は】バトロワ内でした悪行を懺悔する絵師【言っている…】 ◆m8iVFhkTec B-4 髪の子ファヌソ、竹安佐和記 28 権力に飢えた扇動家 ◆Np4MBmIELw A-1 スターリン 孔明 29 葛藤は時として人を毒蛇に変えてゆく ◆m8iVFhkTec B-1 ミルコ・クロコップ、ウラー 30 Nightmare、そして現実へ ◆i7XcZU0oTM B-4 日本鬼子、鬼女、モララー 【31〜40】 No. 題名 作者 位置 登場人物 31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム ◆m8iVFhkTec A-3 T-72神、ドクオ、801の姐さん、照英、麦茶ばあちゃん 32 やる夫のドキドキパニック ◆m8iVFhkTec D-1 やる夫、エルメェス、原住民 33 馬鹿と天才は…… ◆i7XcZU0oTM D-4 夜神月、ダディクール 34 こんな加賀は嫌だ! ~安価でトランスフォームする~ ◆m8iVFhkTec B-5 やらない夫、加賀 35 ちはやぶる たらちねの ◆shCEdpbZWw F-1 一等自営業、畜生マッマ、チハ 36 すべては、セカイ動かすために。 ◆m8iVFhkTec C-2 ギコ猫、しぃ、いわっち、クタタン 37 僕らはいずれ誰かを疑っちまうから ◆shCEdpbZWw A-6 キユ、タケシ、ゆっくりしていってね!! 38 Bump of Belgianeso ◆m8iVFhkTec B-3 レベル男、一条三位、モッピー、モララー 39 汚いなさすがひろゆききたない ◆shCEdpbZWw C-6 ブロントさん 40 If you were here ◆i7XcZU0oTM A-4 クラウドさん 【41〜50】 No. 題名 作者 位置 登場人物 41 それでも人ですか? ◆shCEdpbZWw D-1 エルメェス、原住民、やきうのお兄ちゃん、やる夫 42 探し物はなんですか~? ◆m8iVFhkTec A-4 壁殴り代行、ZUN、八頭身 43 希望的観測 ◆XG.R2oT3cE D-2 八尺様、内藤ホライゾン、クマー 44 グンマーの大冒険 VS吸血鬼編 ◆i7XcZU0oTM E-2 グンマー、田代まさし 45 カルネアデスの板 ◆shCEdpbZWw B-1 ウラー、ミルコ・クロコップ、モナー 46 で、出たーww家から一歩も出ないでずっと隠れて奴wwwww ◆m8iVFhkTec C-3 ゆうすけ 47 同志スターリンと語らい合う軍師孔明 ◆czaE8Nntlw A-1 孔明、スターリン 48 一つ星シェフ ◆shCEdpbZWw D-3 川越達也、ポルナレフ、マウンテンバイク 49 銭闘民族の特徴でおまんがな ◆m8iVFhkTec C-4 ノリさん、ぼっさん、ハルトシュラー閣下 50 心の闇 ◆i7XcZU0oTM B-2 T-72神、ドクオ、801の姐さん、照英、麦茶ばあちゃん、クタタン