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まさかFくんがリア充になるとは・・・・ -- (BITE) 2011-09-16 17 25 32
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htr 読み:へてろ ヘテロの意。 主に連れ立って歩いている恋仲と思わしき男女を指す。週末や12月24日などに大量発生する。一部の漫研部員にとっては天敵であり、視界に入るだけで大きなダメージを負う為、ツイッターやmixiのボイスなどで「htr爆発しろ!」「htrBOMB!」「htr爆ぜろ!」などの呪文を唱えると良い。なお、それによる相手へのダメージはほぼ皆無である。 対義語:H M
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種籾vs修羅の国の交流戦決定しました 日時 8月28日~8月29日 19 30点呼 20 00~20 30開始 参加登録 種籾掲示板 の該当スレ ルールはポケモンバトル方式+4連勝で勝ちぬけ 基本は順番を変更可能な勝ち抜き (敗者側で次出す人を相談して決定。まとまらない場合はランダムを使用するなりして決定) 1R取られた状態で勝利した場合「傷を負った」として 勝者に以下のリストからランダムで一つペナルティを科せられます ペナルティ一覧 シスカ禁止 スキカ禁止 スペカ禁止 カード禁止 今の使用キャラ禁止 キャラランダム 罰則無し 一度付いたペナルティは消えません。また、ペナルティは積み重なっていきます また、禁止行為を行った場合その時点で負け確定となります (禁止されているカードを使用する等) 晴嵐等で禁止カードを使用した場合も負けとなります 開始時間以降のデッキの組み換えは出来ませんが、使用デッキの変更は認められます 28日概要 +... 参加者 運営:kitawing・トルティーヤ 配信:ビッチドール先生 プロフ名 使用キャラ 修羅の国側 百五銀行 あやや ロバート・ローズ 天子 カロ みょん エチオピアの秘宝 アリス Cielo 咲夜 nepi 幽々子 グラス 咲夜さん アナニート 文ちゃん 種籾側 だいぶハード アリス JAD 空 MFC引退@天鳳爆発しろ! てんこ まりほー 幽々子 飛道具屋 たぶんパチュリー ポンジュース十六夜 さくよる トルティーヤ 萃香 アサヒ 霊夢 チルチル美千代 衣玖 kitawing アリス 小傘が好きすぎる勢 空 バナナスペシャル 紫 新ジャンル催眠リョナ 咲夜 結果 ※28日は連勝制限がありません cielo2-0アサヒ cielo2-0kitawing cielo0-2まりほー エチオピアの秘宝2-0まりほー エチオピアの秘宝2-0チルチル美千代 エチオピアの秘宝2-0JAD エチオピアの秘宝2-0ポンジュース十六夜 エチオピアの秘宝2-0だいぶハード エチオピアの秘宝2-0バナナスペシャル エチオピアの秘宝2-0MFC引退@天鳳爆発しろ! エチオピアの秘宝2-0小傘が好きすぎる勢 エチオピアの秘宝2-0飛道具屋 エチオピアの秘宝2-1トルティーヤ 俺たちは悪い夢を見ていたんだ
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おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! その他 コメント 著者・村上凛、イラスト・あなぽんのライトノベル。単行本は富士見書房より、ファンタジア文庫の書き下ろしの形で第6巻まで発売されている。 その他 デンリュウ:柏田 あかり アカリちゃん繋がり コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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これが私の王子様 「お願い、助けて欲しいの」 ウィルソンの前に現れたのはかつて出会ったアウリラの女性であった。 参加キャラクター ミルテ Lv2 スミス Lv1 プロトン Lv1 シンカ・ストレンジャー Lv1(事情により後半から参加) オープニングフェーズ スミスがマーティンの紹介でギルドに加わる プロトンというエクスマキナがギルドに加わる。 オープニングフェーズ 依頼 ナイツ・オブ・ラウンドのギルドに前回出会ったツナサラダバニーズの面々が訪れる 私たちが前回の話で円盤を盗もうとしたのは、 ある人に頼まれたから盗みました。 しかし、その人が言っていた事が嘘だったことが分かり、 縁があるあなた達に助けて欲しいと思い訪れました。 ツナサラダバニーズは実は5人組で、ウィーグという男性が所属しています。 ただ彼は依頼人の護衛をやることになったのですが、 現在彼と連絡が取れなくなっています。 彼と出会って、依頼人の正体によっては、彼を連れてきてください 依頼人は黒いフードを被っている女性でしたが、 残念ながら依頼人にはディーとウィーグしか出会っていなくて、 しかもどのような人だったかは覚えていません。 ただし、フィルボルくらいの小さい人だったことは覚えています。 一度泥棒をしてしまった為、ウィルソンのギルドに頼む事が一番いいと思いました。 アウリラの幼女はウィルソンを見て影に隠れる そうして、ギルドはブリューグの街にいるというウィーグを探しに出る事になった。 ※未提示情報 ・ツナサラダバニーズの言っている事は神殿からも事実であろう事が分かる ミドルフェイズ 川下り ツナサラダバニーズの手配により、ラクレールから川を下ってブリューグの街を目指す事になる。 川を下るルートの為、3日かかるかどうかくらいで到達出来ます 現在出撃出来るギルドメンバーで出かけようとした所で、 ギルドに住み着いているキュプロ(金属の妖精)がウィルソンが出かける事を止める キュプロ「マーティンからどうしても依頼したい事があるから、ウィルソンは出て行っちゃダメ」 そうしてウィルソンに金属の槍を向ける ミルテ、スミス、プロトンの3人で、 まずはラクレール近くの船の停留所へ向かう ラッセル側から船に乗り2日ほど、 突如船の上に (ペタペタ) と変な足音が歩き回っている事に気がつき、 船上に出ると、ギルマンが船を襲撃していた。 ギルマンを見事追い払う ブリューグの街 ウィーグの情報を探すと、黒いローブのフィルボルとよく一緒にいることが分かる 黒いローブはマリンダという黒魔術道具を扱う店の女性である事が分かる この街では幽霊が飛び交っている姿がたまに見られる ざっと3ヶ月前から少しずつ増えているらしい マリンダの店を訪れるが、非常に警戒されるだけであった。 マリンダが森に出かけている事を突き止め、会いに行くが、 やはり警戒される。 幽霊と出会う 試しにスミスが殴ってみるが、ダメージがほとんど通ってないようだ。 勝ち目がなさそうなので逃げる ウィーグの泊っているホテルを見つけ話をするが、ツナサラダバニーズは知らないと言われる ただし、ウィーグである事は間違いないようだ。 判定に成功し、ウィーグは本心で言っていないだろう事が分かる。 さらに誰かに操られているのではないかという事も分かる。 ウィーグは夜になるとマリンダの裏の倉庫を訪れる事が分かる ちょっとダメもとで変装してマリンダの店を訪れる 店の中に怪しい物は見つけられなかったが、 一応マリンダにはバレなかった。 調子に乗ってさらにつっこんだ事を聞いた所、変装が見破られて、店から逃げ出す事になった。 「また来たの・・・?」 「彼は私の彼氏なんだから、ほんともう、何しにきたのよ」 教会 神父に操られている人を助ける手段などの助言を求める 「やはり、かけた人から直接手段を聞き出すか、長時間その環境から離さないと解決は難しいでしょう」 「そして私は戦う方が得意なので、そちらの方面は詳しくありません」 シンカ登場 マーティンからやはり3人では厳しいかもしれないと言われ、 ギルドに合流する 前編 クライマックス 再びマリンダの裏の倉庫を訪れるとマリンダに見つかる マリンダが怒って戦闘を仕掛けてくる シンカのスタンダードで率直なウォーリアの一撃によりあっさり沈む 前編 エンディングフェーズ マリンダにいろいろとあった様々な事をすべて伝える マリンダ「ウィーグ、あなたは操られていたの?私を好きでいてくれてるんじゃないの?」 ウィーグ「操られているはずなんてない。でも、君の事は好きだと思う」 マリンダ「・・・・・・」 何かを悟ったマリンダはウィーグにグレネードを投げつけ、 ウィーグの状態を推測する。 ウィーグは何かしらによる洗脳をうけていると思われる。 そして幽霊とウィーグとの雰囲気と、3ヶ月前から幽霊が飛んでいる事から、 黒魔術屋として、非常に危ないと思われる本を買い取った事を話し出す。 後編 オープニング マリンダ「黒魔術の本を買い取ったんだけど、この本自体がどうやらすごく危ない本だと言う事が分かったの。 だから怖くなって倉庫の一番奥に隠しちゃったんだけど、 それが原因かもしれない」 マリンダ「奥の本を見つけてきてくれないかな」 マリンダ「それと倉庫の中のアイテムには手を出さないでね。 あの中には危ない物もあるはずだから」 そうしてギルドメンバーはマリンダの倉庫に入る事になる ※マリンダはついて行かないの? マリンダ「出来れば行きたくない。 悪意のある魔術書って怖い物なのよ。 力の無い魔術書は普通の無知な人間にしか効果を及ばす事が出来ないから、 あんまり怖くは無いんだけど、 力のある魔術書はあえて能力のある人間を操ってより大きな力を扱おうとするの。 少なくても私が買い取っちゃった魔術書ってやばい系の魔術書だったのよね。 だから、出来れば近づきたくないんだけど」 黒魔術屋の幽霊倉庫 倉庫の中はいろんな道具でいっぱいである 宝箱を見つける。 一応空けると、噛み付かれる(ミミック) 道具の山が倒れてくる(1回目)が、全然平気であった。 扉がいきなり閉まり閉じ込められる 目の前から2体の幽霊が現れる。 幽霊撃破 と、思ったら、道具の山から攻撃を仕掛けようとしている幽霊がもう一体いた事が分かる。 幽霊は見つかったので逃亡した いろんな道具の山が倒れてくる(2回目) いろんな道具の山が倒れてくる(3回目) 床がもろく落とし穴のようになっている箇所を発見 折りたたみ梯子で回避 いろんな道具の山が倒れてくる(4回目) いろんな道具の山の奥に扉が隠れている事が分かる どかすのに失敗するが、あまり痛くない 後編 クライマックス 倉庫の奥には黒いローブの小さい女性が居る事が分かる イリュージョンで女性は骸骨である事が分かった スミスのキャリバーとプロトンのマジックフォージで、大ダメージを与える 黒ローブは壁の中に消える シンカが壁に近づくとイリュージョンにより壁では無い事が分かる つっこんだ先にワイト(待機中)と骸骨(待機中)が現れ猛攻撃を仕掛ける ワイトは倒したが、 どこかから攻撃が飛んでくる ※インタラプトは範囲:視界であるため、視界から捕らえられない範囲からの攻撃には無効と裁定 怪しい壁を一つずつ判定していき、黒ローブを見つける。 やっと使う機会が出てきたインタラプトとシンカの大打撃により黒ローブを打ち倒す 黒ローブ「あの男を乗っ取って、円盤を手に入れればワシはきっと・・・」 と黒ローブは消えてしまう。 エンディング マリンダ「洗脳されていたし、一緒にはいてくれない・・・」 ウィーグ「今度は本当の僕に出会うために、僕の舞台を見に来てくれ」 ウィルソンがいたらきっと「リア充爆発しろ」のオンパレードだった こうして、ウィーグはツナサラダバニーズと合流する事が出来たのであった
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14年度 後期卓 エリュシオン GM:助動詞にいてんろく NPC紹介 実観アリス(さねみ・ありす) 高等部2年23組 ディバインナイト フランス人ハーフでディバインナイトの少女。 元世界征服同好会の一員であり、P9Pという組織において、クローンによる人造撃退士の育成を研究してきた。 世界征服同好会から足を洗うために、実観アリスは悪魔の襲撃に巻き込まれ死亡したと装い、 フランスからの留学生として、ルノ・フィレードを名乗り、久遠ヶ原に改めて転入してきた。 第2話現在、学園当局の方で取り調べ中ではあるが、近いうちに学園生徒として復帰できるかもしれないとのこと。 アリカに好意を持ち始め、自身のクローンであるルノとは恋敵になりつつある。 ルノ・フィレード 高等部2年13組 ディバインナイト 実観アリスがP9Pから脱退後、御神楽優作ほかP9Pメンバーによってアリスの研究成果をもとに作られたアリスのクローン。 P9Pから脱走し、廃墟を拠点に行動していたところ、持っていたペンダントの宝石を狙って現れた天使に 襲われるが、PCたち(特に神喰アリカ)に助けられる。 その後、学園生徒として久遠ヶ原に転入、名前はルノ・フィレードを名乗っている。 神喰アリカに好意を持っている模様。 P9Pの施設にいた頃の記憶を失っているらしい。 第4話終了時に天使の石で変質したアウルを流し込まれ、天使化。 あと、天使化してからヤンデレになりつつある。 柚原風月(ゆはら・ふうげつ) 大学院1年 インフィルトレイター 久遠ヶ原学園の報道委員長を務める大学院生。引きこもりニート生活を送るアプリコットを久遠ヶ原学園に 連れてきた人物であり、早田アイの研究室の先輩でもある。 報道委員長として忙しい中、アプリコットやアイといった学園きっての問題児を相手にするその姿はどう見ても苦労人。 風紀委員長の黒瀧や「天使に詳しい協力者」と共にPCたちとは別にルノの一件に関して調査しているようだが… 安城緋沙(あんじょう・ひさ) 高等部2年23組 ナイトウォーカー 伊庭燕の幼馴染であり、風紀委員を務める真面目な少女。 風紀委員として、ルノとアリスが同一人物ではないかと疑い、その調査を伊庭に依頼する。 その後、第2話ではクローンの少女の捜索をPCたちに依頼する。 伊庭燕とお互いに好意を持っている模様。 第6話でついに互いの好意が5点に到達。リア充爆発しろ。 高良香織(たから・かおる) 高等部3年182組 バハムートテイマー 小林渚の恋愛委員会の先輩の少年。 趣味は買い食いで、会うたび何か食べているが、全く太る気配はない。 女の子のような自分の名前が嫌いで、言及されると不機嫌になる。 購買に出没し、後輩、同級生に「メロン豆乳焼きそばパン」「ペペロンチーノ焼きそばパン」などの 奇妙な新商品を押し付けていく迷惑な人。トラブルメイカー。 御神楽優作(みかぐら・ゆうさく) 高等部3年62組 鬼道忍軍 世界征服同好会、P9P所属の少年。 同好会を抜けたアリスと、P9Pのもとから脱走したクローンを追って、学園内を探し回っていた。 元来短気な性格なのと、アプリコット、アイ両名に激しく煽られたのとでひどく腹を立てている模様。 謎の占い師 廃墟に現れ、伊庭燕に意味深な言葉をかけて、神喰アリカに謎のポーションを渡していった占い師。 カラコンで作ったオッドアイに変わった衣装、ところどころ大げさなアクションに古風な喋り方。 一説にはただの厨二病だとも。 彼女のくれるポーションは緋沙曰く「ただの厨二病が作れる代物じゃない」とのこと。 ルーグ 第2話でルノとペンダントを狙って学園に現れた天使。 PCたちによって撃破され、アプリコットによる煽りを受け、天界へと退散していった。 津崎博人(つざき・ひろと) ダアト 高等部2年23組 アイに修学旅行の班に入れてくれないかと頼んできたクラスメイト。 他にも空きのある班があるにもかかわらず、他の班はもうメンバーが埋まっていたと言って アイに頼みに来たようだが… 第6話でアイに好意を持っていることが発覚。 だが、アイにはすげなくあしらわれているようである。 文月彩羽(ふみづき・いろは) 陰陽師 高等部2年23組 博人と共に修学旅行の班にいれてくれるように頼みに来たクラスメイト。 第5話で、天使に非常に詳しく、いっぱしの研究者に劣らないほどの知識を持つ俊英と発覚。 今後のセッションでの活躍が期待される。 海原満月(かいばら・みづき) アストラルヴァンガード 初等部4年1組 本キャンペーン初の登場となる公式NPC。 燕の戦う姿を見て好意を抱き、中庭で燕に告白してきた少女。 初等部4年ながら「くらげ館」という寮の寮長も務める。 告白の結果、燕に断られるものの、未だに友達として仲は良いようである。 高良和春(たから・かずはる) 久遠ヶ原で記憶についての研究を行っている高良香織の兄。 ルノの記憶の復元についてアドバイスを与える。 クロミエル アプリコットの旧知の天使であり、「天界に属さぬ天使を粛正せよ」との命令を受け学園に来た。 アプリコットを殺したくなかった故、天界に戻るように説得するが、 それを拒否され、任務を果たすために戦った末に、撃退されて天界へと退却していった。 花鏡/月鏡(はなかがみ/つきかがみ) 天使化しながらもアウル的に不安定なルノを狙って現れた双子の悪魔。 非常に悪戯好きで、関わる人に驚きと迷惑を振りまいてゆくある意味悪魔らしい悪魔。 悪戯好きゆえ気があったのか、アプリコットに気にいられ弟子になることとなる。 その後もちょくちょく顔を出して師匠のサポートをしているようである。 光霊剣”時風”(ひかりのれいけん”ときかぜ”) 異界のアウルを人の身から切り離す力のある霊剣。 京都の時風神社で眠っていたが、ルノの天使化を解くためにその能力を必要とするPCに探され、 自ら精霊体となって戦ってその資質を認めた渚に付いて学園に行くことに。
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登録日:2011/01/21(金) 22 48 13 更新日:2024/01/12 Fri 12 46 05NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 CSI CSIトリロジー2 NYチーム ニューヨーク 変な日本知識 海外ドラマ 科学捜査 【あらすじ】 青ざめた不夜城ニューヨークを舞台に次々起こる難事件を、マック・テイラー率いるニューヨーク市警科学捜査班(CSI = Crime Scene Investigation、正しくは鑑識班)が最新科学を駆使して、現場証拠から犯人及び犯行過程を解明していく。 【概要】 『CSI 科学捜査班』からの2作目のスピンオフ作品であり、『マイアミ』でホレイショがマイアミからニューヨークへ殺人事件の捜査のため訪れるエピソードから生まれた。 マイアミよりも血生臭く、多国籍都市ゆえに一貫性のない複雑怪奇な事件が横行する。 故に国籍や文化が手掛かりになることも。そのおかげで女体盛りが拝める回があるぞ。 他のチームと比べ、1話で二つの異なる事件を二班に分かれて扱うことが多い シーズン9が最終作となり、放送が終了した。 【主な登場人物】 マック・テイラー 演:ゲイリー・シニーズ/声:中村秀利 元海軍士官のCSI主任。 「証拠が全てを語る」「ラボは常に完全でなければならない」ことを第一に考えており、その輪を乱したりする者はたとえ部下であっても厳しく追及する。 しかし、部下をとても信頼しているが故の愛情の裏返しであり、そのためラボの皆から信頼・尊敬されている。 昔、市長の改革(汚職警官の一掃)に手を貸したことにより、上層部から嫌われている。 妻のクレアを同時多発テロで失い、シーズン1はその心の傷が癒えないまま事件に立ち向かっていた。遺品のビーチボールだけは、彼女の息が吹き込まれていると感じて捨てられずにいる。 冷静沈着で捜査に私情を挟むことはあまりないが、3日で12人も殺害した殺人鬼や、養子を虐待した挙げ句「拾うんじゃなかった」と悪態をついたロクデナシなどには怒りを露わにした。 マイアミのホレイショとは、同じ信念の絆で結ばれた盟友。 シーズン2のラストは本領発揮回。 ステラ・ボナセーラ 演:メリーナ・カナカレデス/声:野沢由香里 行動力と高い知性から『自由の女神』の異名を持つ女性捜査官。マックとは性別を超えた親友であり相棒。 その寛容性から、メンバーの相談役を自然と引き受ける母親役でもある。ちなみにギリシャ系。 孤児であり、コールドケースとのクロスオーバー回では、自分が深く関わる動機で殺人を犯してしまっていた姉妹同然の幼馴染みと辛い再会を果たした。 男運はかなり悪い。どのくらい悪いかというと、殺されかけるくらい。 登場するのはシーズン6最終話まで。以降はニューオーリンズに転勤したということがシーズン7第一話で語られる。(中の人の都合だろうか) ダニー・メッサー 演:カーマイン・ジョヴィナッツォ/声:平田広明 下町育ちで悲惨な子供時代を送っており、自身や家族が裏の社会とは浅からぬ関係があったことなどから、被害者と加害者の両方にたって考える等、独特の感性と倫理観を持っている。 陽気な性格で常に冗談を言っているムードメーカーだが、シーズン1では同時に独断行動や命令無視が多い問題児だった。 過去のトラウマに基づく一方的な思い込みと決めつけで殺人の被害者を愚弄し、その遺族に罵声を浴びせた事もある(真相解明後に謝罪した)。 シーズン2以降ではそういった暴走は見られなくなり、名実共にチームのムードメーカーとなった。 紆余曲折の果てリンジーと結婚し、娘をもうける。 シェルドン・ホークス 演:ヒル・ハーパー/声:楠大典 シーズン1では検死官だったが、最終話で捜査員への移動願いを提出し、シーズン2から捜査官となった。 現場では検視官を兼ねることもある。真面目で賢い人物だが良くも悪くも根詰めてしまう傾向が見受けられる。 豚骨ラーメンが好きかはわからない。 リンジー・モンロー 演:アンナ・ベルナップ/声:園崎未恵 シーズン2から加入する捜査官。それまではモンタナCSIで勤務していた。 怖気づく事なく虫を食べたりするほど逞しく、同時に都会に不慣れなカントリーガールで、ダニーには「モンタナ」と呼ばれからかわれていた。 ダニーとは徐々に惹かれ合い交際を始め、一時難航状態にあったがシーズン5で結婚した。後に娘が生まれている。 ドン・フラック 演:エディ・ケイヒル/声:土田大 NY市警の殺人課刑事。 代々刑事の警察一家に生まれ、そのせいか正義感は非常に強く、脅しにも捉えかねないほど厳しい取り調べを行う。 警察という職を愛しているため、警官による不祥事を表沙汰にしようとしたマックと(隠すのが悪いことであると理解しつつも)対立したことがある。 恋人とコトに及ぼうとした際、鉢合わせた泥棒の駆るボンドカーとニューヨーク市街で激しいカーチェイスを繰り広げた事から相当なドライビングテクニックを持つ。この回の道バッタンは見物。 同僚の女性警官ジェシカ・エンジェルと交際しているリア充爆発……と思ってたらシーズン5最終話で彼女は殉職してしまう悲劇に見舞われた。誰だリア充爆発しろって思ったやつは。 この件で心に深い傷を負った彼は以降、身なりに気を使わなくなるわ無断欠勤するわとどんどん落ちぶれていってしまう。正直言って見るに堪えないものがあるがマックが叱咤激励したことで何とか踏み止まれた。 シド・ハマーバック 演:ロバート・ジョイ/声:稲葉実 CSI検視官。シーズン2第5話から登場。 主要人物の中で(既婚だが妻を亡くしているマックを除き)唯一の妻帯者。 二人の娘がいる年配の検視官。独特な世界観を持ち、ジョークやお世辞を言う。 いわゆる「天才」でつい最近シェフの仕事をやめて検視官になったらしい。(後に設定変更されたけど) 少々喋り過ぎる傾向があり、ある事件で被害者が女性2人と「結婚」していたと聞かされた折、自分が以前3Pした時の体験談をいきなり話し始めて、ホークスをドン引きさせていた。 仕事の時だけ眼鏡(中央のフレームが分離する珍しいタイプ)をかけていて、普段は首にぶら下げている。 シド先生といえばこれと言うぐらいのトレードマークだが、中の人が言うにはこの眼鏡は別の撮影現場で使用していたものを譲り受けたらしい。 ダニーがリンジーに対して気があることを見抜いたり、マックが感謝祭の際どこにも行くところがないだろうと察して自分の家に招いたりするなど、観察眼にも優れている。 ピーナッツアレルギーがあり、それが原因で死にかける。 シーズン5でレギュラーに昇格……するが色々あって被曝死した女性をそうとは知らずに検視してしまい、自身も被曝して死の淵を彷徨うという災難に見舞われた。 後に自身の経験を活かし、『ハマーバック・スリーパー』といういびき防止用の枕を開発。これの特許が日本の企業に高額買取され、一躍億万長者となった。そして喜びのあまり、モルグにグランドピアノを運んだ。何やってんすか先生。 アダム・ロス 演:A・J・バックリー/声:後藤敦 ラボの研究員。シーズン2第8話から登場。 IT技術に非常に長けているがややお調子者且つおもしれー男で、ちょいちょい奇行を見せてはマックから釘を刺されたり怪訝な顔をされてりして「ハイ、すいませんボス」と返すのがお約束。 一方、幼少期は父親から暴力を振るわれていたという悲しい過去があり、その父親は現在認知症を患っているため彼が面倒を見ている。 シド先生同様にシーズン5からレギュラー入り。(いない回もあるけど) ジョー・ダンビル 演:セーラ・ウォード/声:渡辺美佐 元FBI捜査官。ステラの後任としてやってきた。 いわゆるキャリアウーマン然とした女性で、とても芯が強くも優しさもある人物。 エイデン・バーン 演:ヴァネッサ・フェルリト/声:甲斐田裕子 CSI捜査官……だった女性。 初期メンバーの一人だが、とある事件でレイプ魔の被疑者を確実に逮捕したいがために過去の事件の証拠を利用することを思いつき、(最終的に思い留まったものの)マックからラボの規律を維持するために解雇を言い渡された。 その後は私立探偵となって件のレイプ魔を独自に追いかけていたが……。 職を辞めた後でもメンバーとは交流があったらしく、彼女の人柄の良さや正義感の強さがうかがえる。 追記・修正は軍に入った後にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 実はシド先生が好きだったりする、あの性格や容姿やメガネが。ところでステラはいつの間に辞めたんだろう? -- 名無しさん (2013-09-01 16 10 25) 「サンジがダニー」という検索をするとあるサイトで面白漫画が見られた。しかも違和感まるでなし。 -- 名無しさん (2013-09-01 16 11 33) 他のシリーズは予告は主人公が要点的なことしか言わないがこのニューヨークだけは全てのメンバーが予告のあらすじを詳しく言っている。 -- 名無しさん (2013-09-01 16 31 40) マイアミもNYも終わっちゃうのかぁ…個人的に本家より好きだから残念 -- 名無しさん (2013-09-01 16 47 02) ↑私もです・・・・・。あんまりだ。 -- 名無しさん (2013-09-01 22 02 30) NYの女体盛り回とマイアミのヤクザ回はギャグと割りきって見た方がいい。 -- 名無しさん (2014-01-06 15 13 29) ↑2 私も寂しい スピンオフ作品はそれぞれ楽しんでたのに残念 ↑6 ステラは確かシーズン7入る時にいなかったような 今7放送中で既にいないし、6最終にはいたはず シーズンの番号は不安だが新シーズン最初にはいなくなっていた -- 名無しさん (2014-01-11 01 35 53) ↑6 しかもヴァイオレットちゃんの声がリンジーという組み合わせ -- 名無しさん (2014-04-21 07 46 54) CSIをやめてしまったダニーは戻ってくるんだろうか? -- 名無しさん (2014-06-11 17 41 15) ↑8で戻ってきたがほとんど「身内に裏切られた」のでかわいそう過ぎる。やっぱりマックたちのいるところがいいかもしれない。 -- 名無しさん (2014-06-13 12 57 16) ダニーはシーズン1で後半どうしようもない奴として描かれててどうしよう?とか思う状態だったな。 -- 名無しさん (2014-07-31 12 38 33) 何故ジョーの項目がないんだろう? -- 名無しさん (2014-07-31 13 48 58) あ、アダムも。 -- 名無しさん (2014-07-31 13 49 18) シーズン4でリンジーがCSI:NJのクインに「モンロー刑事以外は問題なし」ってお荷物扱いされてて涙が出そうになった。とりあえずダニーは猛省しやがれ! -- 名無しさん (2014-08-30 20 10 05) アダムリストラされかけて冷や冷やしてるけど、寧ろおつり来るだろ。サイバー技術だけでCTU,FBI,CIAのどっかから引き抜き来るレベルの気が・・・。 -- 名無しさん (2014-09-24 00 54 34) あと1シーズンで終わりかと思うと寂しいなぁ。 -- 名無しさん (2014-09-24 09 20 32) 仲間だったエイデン・バーンの死に方だけは納得がいかなかった。 -- 名無しさん (2014-09-25 12 07 50) ↑自分で進んで危険に首突っ込んでる(しかも後ろ盾なし)からエイデン自身の責任ではあるがな。寧ろダニーがクビにならないことが納得できない。シーズン6でバッジ奪われて大事件(負傷者大多数、殉職者一名、ホークスが極めて危機的状況に・・・なんとか生還)になってるぞ・・・。 -- 名無しさん (2014-09-25 21 06 58) ↑その分必死だったからなぁ・・・結局シーズン8で部下に裏切られて戻ってきてるしこれが罰なのかも。 -- 名無しさん (2014-09-25 21 50 01) マックの声を演じた人が亡くなってしまった・・・。 -- 名無しさん (2014-12-25 22 00 40) シーズン3でエンジェル刑事を見て「うお、すげーキレイどころ!」→シーズン5「ドン爆発しr・・・ごめん・・・なんでもない」 -- 名無しさん (2015-03-08 02 39 52) ジョー女優さんの熱演もあって好きなキャラだけどシーズン9の時期にはグレード1捜査官(マック、ドンと同格)なのか・・・。厨性能過ぎだろwww -- 名無しさん (2015-12-06 08 35 51) CSIのニューヨークにはスパイダーマンやデアデビルがいないよねえ -- 名無しさん (2016-11-10 10 28 31) マックもホレイショと似た者同士 -- 名無しさん (2016-12-09 21 27 15) ブラス警部もトリップもメタボなおっさんなのにフラックは細身の男前だったな -- 名無しさん (2018-01-28 17 19 38) 名前 コメント
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登録日:2012/05/03(木) 10 46 07 更新日:2021/03/04 Thu 00 52 09 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 テンガアール バカップル ヒックス 天慧星 天牢星 幻想水滸伝 幻想水滸伝Ⅱ 幼なじみ 戦士の村 ヒックスとテンガアールは、幻想水滸伝ⅠとⅡに登場する百八星の一人である。 因みにヒックスが天牢星、テンガアールが天慧星。 二人とも薄幸に定評のあるフリックと同じ戦士の村出身で、小さな頃から一緒に育った幼なじみで、テンガアールは村長ゾラックの一人娘。 気弱で優柔不断なヒックスに対し、テンガアールの方は気が強く強引な性格で、言うまでもなく主導権は彼女が握っている。 争いを嫌い、誰かを傷付けるのを躊躇う優しい性格の彼であるが、愛する彼女が危機に立たされた時、どんな怪物を前にしても決して退かない勇敢な戦士へと変わる。 テンガアールもそんなヒックスの事が好きで好きで堪らないというオーラが随所に溢れており、その度にプレイヤーは呟く。 「リア充爆発しろ」と。 1での二人 初登場はストーリーの中盤の終わり辺りから。 戦士の村にやって来た坊っちゃんご一行の前で言い合いをしている二人を目にする所から始まる。 この際フリックをパーティに入れてもこれといったイベントなんかは発生しない。何故なんだ? なんでも熊さん基・・・ビクトールの怨敵、変態ド腐れ外道吸血鬼のネクロードが朝から戦士の村にやって来てテンガアールを無理矢理花嫁にしようとしている事を知り、力を合わせネクロードを討伐する事になったご一行。 だが月の紋章の力であらゆる攻撃を無力化するネクロードに呆気なく惨敗。テンガアールは皆を助ける事を条件に自らネクロードにその身を差し出した。 ヒックスは必ず助ける事を約束。それが彼女の心を支える支柱になったのは間違いないだろう。 だがクロンで吸血鬼を討つ夜の紋章の化身である星辰剣を手に入れた帰り、やる気満々で娘を取り戻すべく村長や村人達の後ろでヒックスはというと 「僕は、ダメなんだ。まだ一人前じゃないから戦いには行けないんだ」 ヘタレ全開な発言をする彼に対しプレイヤーは 「お前言ってる事違うだろ!」と画面の前で叫んだだろう。 そんなヘタレを置いていき、意気揚々とネクロードの城へ殴り込もうとする坊っちゃん達の前にヒックスが息を切らしやってきた。 坊っちゃん「なんだ、上手い言い訳でも思いついたのか?」(台詞はイメージです) さっきまでのヘタレっぷりを拭うかのように、自分もテンガアールを助けに行きたいと志願するヒックスの心意気に、坊っちゃん達は快くOKを出す。 この時ヒックスは、ゾラックに一人前の戦士として認められ、剣に名前を付ける事を許される(戦士の村では、自分の一番大切な人の名前を剣に付ける風習がある)。 そしてビクトールと供にネクロードの前に対峙するヒックスは、高々と剣の名前を叫んだ。 「我が剣、テンガアールに賭けて、ネクロード!お前を倒してやる!」 そこに気弱で優柔不断なヘタレの姿はない。勇敢な戦士の魂が彼には宿っていた。 激闘の末ネクロードを倒したご一行を尻目に、早速バカップル振りを見せ付ける二人。このシーンだけでグレミオの特製シチュー三杯はいける。 城から出たビクトールは、故郷にネクロードを倒した吉報を報告すべく、一時解放軍を離れる事になるが、(この時坊っちゃんに対し柄にもなく敬語を使ってくるので違和感バリバリである)ビクトールに代わり彼女が自ら仲間に加わる。もちろんヒックスも半ば無理矢理に解放軍入りする羽目に。 2での二人 初登場はレイクウエストの宿屋にて。この時旧解放軍のメンバーをパーティに入れていると会話イベントが発生するので、余裕があるなら全員の会話を見てみるのもいいだろう。 相変わらずの二人の姿にフッとニヤケたのは、旧解放軍のメンバーだけではあるまい。 この後コボルトの村で発生するイベントをクリアすると仲間になる。 そのイベントの最後で、漢を見せるヒックスの勇姿だけでもナナミの酢豚三杯はいけ(ry このように1、2を通してストーリーに絡んでいたり、専用のイベントが用意されていたりと、何かと優遇されている為かファンの間じゃ結構人気が高い。 戦闘での二人 ヒックスは片手剣を武器に戦う、典型的Sレンジの物理アタッカー。しかし幻想での戦闘は協力攻撃や魔法がメインである為、単体での活躍は正直キツイ。 一方テンガアールは魔法がメインの魔法少女もとい、魔法使いキャラ。だが殆どの魔法使いキャラが杖を武器にしているのに対し、彼女は投げナイフが武器のLレンジキャラである為、アタッカーとしても兼任出来る等、ブッチャケ彼女の方が強い。 だが2では三年間の旅が彼を強くしたのか、後述する協力攻撃及び彼自身もかなり強化された。 彼の剣に宿っている固定紋章の「努力の紋章」は、ターンが進む事に攻撃力が上がっていくというチート紋章で、5・6ターン経過して放たれる協力攻撃は、ラスボス相手にも十分通用する威力。 一方のテンガアールはこれといった変更はなされていないが、紋章を一つしか宿せなかった1と違い二つ宿せる事を考えると、彼女の方も強化されたと言える。 得意魔法は風と土で、両方宿せば攻撃、補助、回復なんでもござれの万能キャラに・・・って、やっぱり彼女の方がつよ(ry 協力攻撃 戦士の村攻撃 1ではテンガアールが生み出した火の輪をヒックスが剣で投げ付けるという、ダメージ率も1.5倍と可もなく不可もない威力であった。え?フリックは入ってないの?と思うかもしれないが突っ込んではいけない。 2ではこれが2倍にUP。だがそのエフェクトが、ヒックスが攻撃した後、なんとテンガアールがヒックスごと火の球で敵を焼き払うという極悪使用となった。 もう一度言おう、ヒックスごと焼き払う。大事な事なので二回言いました。 無論ヒックスにもダメージはあるが、装備品で固めておけばダメージなど微々たるものなので、HPを回復してくれる銀の帽子やこもれびの紋章などで補強してやれば、デメリット無しで乱発出来る上、2でのダメージ率2倍以上の協力攻撃は、アンバランス等のデメリットが必ず存在するので、使い勝手は他の協力攻撃より優れていると言える。 オマケになんかムカつく美少年攻撃と違い険悪にならないのも地味にありがたい(やはり惚れた弱味か?) 追記・修正はテンガアールの火の球を受けても構わない人がお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- さて、ここらで真面目な解説は終わりにして本題に入ろう。 この二人、明らかに出るゲーム間違えてるとしか思えない要素の塊なのだ。 ヒックス ヘタレ 優柔不断 時々漢 鈍感 テンガアール ツンデレ 三編み ボクっ娘 幼なじみ スリットから覗く生足 分かって頂けただろう。まさにそれなんてギャルゲの主人公とヒロイン?って感じである。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 協力攻撃が優秀なんでよく使ってたが、確かにテンガアールってギャルゲに出してもなんら違和感ないよな。 -- 名無しさん (2014-03-07 21 40 13) まあなんだかんだで1と2の主人公もリア充だから、そんなに気にならない。むしろ2828する余裕がある。 -- 名無しさん (2014-03-07 21 44 55) テンガアールは幻想水滸伝シリーズで好きな女性キャラ5強の1人(あとは、クレオ ソニア オデッサ ビッキー ) -- 名無しさん (2014-05-10 17 36 58) 努力の紋章+協力攻撃のおかげで実際はヒックスも総合面ではゲオルグやペシュメルガを凌ぐ強キャラだったりする。 -- 名無しさん (2014-06-29 23 00 46) TとかUってなんなん?文字化け?半角数字に直すよ -- 名無しさん (2014-06-29 23 19 43) 3は2人の子供でも登場すればよかったのに。 -- 名無しさん (2015-04-06 21 11 55) 原典で対応する楊雄と石秀の関係とほぼおなじなんだよなあ(なお両方男なのでアッー!!!)。初代は原典リスペクトが多くて嬉しかった。 -- 名無しさん (2015-04-06 23 36 38) 実はヒックス、運がかなり高いので必殺の紋章をつけてやるとほぼ毎ターンクリティカルを連発する凄まじい強さになる。そして盾が装備可能なので防御力も高いと、1においてはぶっちゃけ熊さんよりも戦力になる(まぁ1の熊さんが特別弱いってのもあるが) -- 名無しさん (2015-05-15 23 17 20) 協力攻撃で自ら旦那を殺して怒りモードになるテンガアールにワロタ -- 名無しさん (2016-01-13 18 50 46) 意外に年齢差があったよね。 -- 名無しさん (2019-06-08 17 29 28) 名前 コメント
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メモネ ショータ【登録タグ HP 40 OK PW 20】 種別 通常音源/マーク OK/HP 40/PW 20 ILLUST ひな太 【ボーカル】リア充ロックオン! 30+ AP対象がDuet音源なら、威力が40増加。 【コーラス】リア充爆散計画 相手がDuetカードをオンステージした時に使用できる。あなたの手札を3枚バックヤードに送る。次のあなたのフェイズ終了まで、そのDuetカードのDuetボーナスは無効になる。 「UTAUカードゲームParty~うたうたいの共宴~」で登場。
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2013年 合成総評案 大賞 明日もこの部室(へや)で会いましょう 2012年、クソゲーオブザイヤーinエロゲー板(通称「KOTYe」)の最終局面は、ゲー無とネタゲーの異種クソゲー対決となった。 実力が伯仲して戦いは長期化し、「ネタスレである」というKOTYeの本質にまで議論が及んだ末にようやく決着。 終始話題を席巻したsofthouse-sealによる連覇の野望は、達成目前で新鋭スワンアイの『SEX戦争 ~愛あるエッチは禁止ですっ!~』に阻止されたのである。 そして2013年。修羅の国における新陳代謝の激しさを噛み締めつつ、住人達は新たなクソゲー開拓の第一歩を踏み出してゆく。 その一歩目で、いきなりスレは爆心地となった。 前年の大賞争いも終わらぬ1月のうちに、スワンアイは『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』(通称『ずっぷ』)の投入を終えていたのである。 本作は『SEX戦争』と同じくバカ抜きゲーだが、だからといって許されないカオスぶりまで色濃く受け継いでしまった。 あらすじは「変身能力を得た主人公が、ヒロインの彼氏に化けて寝取っていく」というもの。 説明不足にも程があった前作の反省からか能力の取得経緯は一応描かれているが、最初から前回のあらすじ以下に圧縮済みで、約10秒の話と「そして…僕は変身能力を手に入れたのだった。」で済まされる。 また、寝取りものなのでヒロインの大半が彼氏持ちで、中にはセフレがいたり彼氏とのHシーンがある者までいるが、例によって全員処女である。 シナリオも酷く、電波出力が高すぎるエピソードが目白押し。 主人公を毛嫌いしていたヒロインを彼氏に変身して手篭めにすると、バレた途端に怒るどころかデレる。 偽のハメ撮り写真に変身して脅迫すれば、女生徒同士のハメ撮り自慢に発展。 失禁したヒロインを見ると、男子生徒達が集団公開オ○ニーを始める。 それを見咎めた教師が下す罰が「全員廊下に立ってオ○ニー」で、教師は女生徒共々オカズに志願。 もはや何でもありだが、本作はこれらに大義名分を与え得る突飛な舞台設定さえ用意されていないのである。 挙句の果てに、抜きゲーの命たるHシーンは、全編コピペの粗製乱造かつ尺が短い最凶のワンパターン。 「ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!ずっぷ!」とピストンを重ねて「ああ…もう出そう」で射精するのをベースに、喘ぎ声を混ぜ込み、少量の会話と地の文で形を整えたらHシーン3分間メイキングの完了である。 毎回「ああ…もう出そう」と射精タイミングを知らせたり、音声を使いまわして声優の負担を軽減する細やかな心配りが忌々しい。 個別ルートはこうしたHシーンをわんこそばの如く繰り返すだけで、物語としてはスッカラカン。 副題の「質問ある?」に、無いと思うのかと問い返したくなる出来栄えである。 だが「ずっぷ!」のヘビーローテーションによって洗脳される住人は後を絶たず、ずっぷの旗のもとに集う門徒を増やした本作は、確固たる支持基盤を獲得するに至った。 かくて歴史は繰り返す。 前年の『くのいち』同様、初っ端から強力な門番が人外魔境に立ち塞がり、1年を通じて引き合いに出され続けることになったのである。 2月には、プラリネの『モテすぎて修羅場なオレ』がエントリー。 モテすぎというよりは成り行きの4股状態で始まり、1人を選ぶとほかのヒロイン全員が折れて修羅場にならないため完全なタイトル詐欺である。 真っ当な期待を全て裏切る内容は、選評者をして「ある意味プレイヤーが翻弄された5人目なのかもしれない」と言わしめた。 続いて春の訪れとともに始まったのは、余計なものを加えて台無しになった作品群による波状攻撃であった。 先陣を切った『星彩のレゾナンス』は特定ルートに限れば名作百合ゲーと評されたが、別ルートでは悪文の見本市が開催されてしまう。 アクションパートもバランスが悪く、ハメ技を使えば楽勝だが使わなければ無理ゲーである。 次に発車した『淫獄痴漢列車』は、メーカー同士のコラボ作品でありながら根幹の設定が他社の丸パクリ。 煩わしいミニゲームや、ターゲットの中に女装した男が紛れているなどの独自要素も誰得であった。 この流れに乗じ、春の陽気にくつろぐスレ住人達を狩ろうとする亞人が現れた。 まともなCGにゲーム性ならぬ芸無性を付加するクソゲーマイスターとして名を馳せたSofthouse-sealの、『エルフと淫辱の森』(通称『エルフ』)である。 本作は前年の大賞候補『くのいち』の後継作だが、アクションパートはさらに簡素化されている。 防御が無くなるなど自機のアクションは半減、やたら長い被弾後の無敵時間に攻撃を連打すればボスにも圧勝と、相変わらずゲーム性は皆無に近い。 また画面手前に配置された木や草がせっかくのミニアニメを隠してしまったり、陵辱イベントが敗北時ではなくステージ開始前に強制発生するなど、どこか的外れな印象も否めない。 とはいえ、HCGやミニアニメ含む回想モードなど最低限あるべきものは備わったため、最終的には「いつものseal」の一言で片付けられた。 ならば真のアクションを見せてやると出撃したのが、FULLTIMEの3DガンSTG『UNDEROID -アンダロイド-』だ。 本作はゲームとして破綻をきたしてはいないものの、細かいツッコミどころが満載された「遊べてしまうクソゲー」であった。 ジャンプはできても飛び越える物体が無く、雑魚が猪武者ばかりで対処法が慎重に各個撃破のみ、のようにせっかく豊富なアクションの多くに使い所が無い。 被弾による脱衣もあるが、休憩を挟まないと全裸どころか上着が脱げるより先に命が尽きる。 CG方面では、ヒロインの口元が今にも光線を吐きそうに怪しく光り、髪・怪物の長い舌・チ○コモザイク・その他諸々は胴体を貫通し、足を挫くと股関節はバルーンアート並に捻れる。 ほかにも説明不足に伏線放置、会話はテンポもセンスも悪いが読み飛ばし不可、テキストとCGの不整合、強烈な違和感を覚えるリピート映像など、気になり始めると止まらない。 個々のクソ要素はスライム級でも、合体すればキングを目指せることを本作は示してくれた。 5月生まれの作品からは、ネタ性に満ちた2タイトルが舞台へと上がってきた。 1本目の『逃避行GAME』(通称『逃避行』)は、堅実な作品作りで好評を得ていたEx-iTからまさかのエントリーとなった。 前作に続いてマスターアップ宣言の後に延期するチョンボをやらかし、発売前から掴みはバッチリ。 起動と同時にプレイヤーを出向かえるのは、このご時世に「START」「LOAD」「END」の3種というファミコン並みの項目数を誇るタイトル画面である。 シナリオも、主人公がヒロインとの馴れ初めを思い出さないなど要所がすっぽり抜けており、話を削ったのではないかと邪推された。 しかし、本作のポテンシャルの源はなんといってもバグである。 背景の暗転や一部ボイスが流れないといった軽微なものから、特定ルートに入れない致命的なものまで網羅。 特に話題となったのは、名前が「???」のキャラのボイスが全て「イラッシャイマセー」という謎の女性の声に置き換わってしまう「イラッシャイマセーバグ」である。 モブが「イラッシャイマセー」の応酬だけで会話。 テキストは「ありがとうございました」なのに音声は「イラッシャイマセー」 身の丈2m超の殺し屋があらゆる意志を「イラッシャイマセー」で表現しているとき、地の文で「互いに互いの言葉を押し付けているだけ。これは会話ではなかった。」と真理が示される。 など、デバッグ能力皆無の烙印と引き換えに笑いの死に花を咲かせる悲壮な自爆技に、住人達は喝采を惜しまなかった。 こうして「イラッシャイマセー」は「ずっぷ」と並ぶ流行語として定着。 そのまま本作の代名詞になっただけでなく、ようかんマンを改変したAAまで誕生して親しまれた。 また予約特典はシーン回想へのヒロイン視点追加ディスクだが、本編に回想モードが無いため決して機能せず、実質的にはフリスビーでしかない。 特典の不具合を理由に発売を延期したのは一体何だったのか。 その後もパッチ配布の告知と延期を何度も繰り返した末、ようやく改善されたのは発売から2ヶ月後のことであった。 一連の騒動はメーカーのリアル逃避行が疑われるまでに発展。 ファンは開発中の次作による巻き返しに望みを託したが、それが叶わぬ夢であることをまだ誰も知る由もなかった。 2本目はShelfが放った『Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-』(通称『クオリア』)である。 本作はフルアニメーションの学園ADVが謳い文句だが、そこから膨らむ期待と実際の内容は大きくかけ離れていた。 最大のウリであったはずの全編アニメーションは、大部分が立ち絵や一枚絵にループやスライドといった単調な動きが加わっているだけであり、普通のADVと大差ない。 それどころか、笑顔でひとりマカンコウサッポウを繰り返すなど、場合によっては臨場感よりも違和感の方がはるかに強い。 エロ方面では単調なループが有効に作用するかと思えば、Hシーンはほかと違って1シーンがまるごと1本の動画として埋め込まれており、等速で前戯から通して見るか全部スキップして終了するかの2択。 早送りやブックマーク再生などできるわけもなく、作画崩壊や低画質との相乗効果であまりにも使いにくい。 システム周りもWin98時代を思い起こさせるほど古臭く、不便さに拍車をかける。 そしてシナリオは超展開とご都合主義のオンパレードだ。 一見ありふれた学園萌えゲーだが、個別ルートではヒロインの化けの皮が剥がれて裏の顔が判明。 主人公はそれをあっさり受け入れ、悪の組織相手に中二妄想級のトンデモ大活劇が始まってしまう。 世話焼き幼なじみは、友人の仇を探すため売春斡旋をしているスーパーハッカー。 小動物系ロリは金で暗殺を請け負う凄腕のスナイパー。 高飛車巨乳は悪徳宗教団体の傀儡教祖。 そして主人公は持ち前の超能力をピンチに合わせて都合良く進化させ、敵アジトへの単独潜入やら内部からの組織改革やら暗殺者への転身やらを成し遂げていくのである。 学園恋愛ものの要素はもはやどこにもない。 唯一化けの皮をかぶっていない義妹ルートに救いを求めても、待っているのは正気を失った姉が義妹をいじめ殺しにかかる鬱展開。最後は姉がトラックに轢かれ、物理的に排除されてグッドエンドとなる。 ほかにも大小様々な超展開がこれでもかと連続するため、ツッコミ練習用教材としては非常に有用といえるだろう。 本作は全体的に短所だらけではあるが、笑うしかないところまで突き詰めて違う意味の長所に転ずる大技をやってのけたのであった。 次に放たれたのはブランドの個性を過剰に発揮した問題作、ニトロプラスの『君と彼女と彼女の恋。』である。 ストレス要因を多く抱えており、ゲームの強制終了、セーブデータの消去、一部でセーブ・ロード不可、ランダムQ Aを全問正解するまで無限ループ、特定ルートに入れなくなる、回想モードの部分消去、純愛を謳いながらNTR、と種類も豊富だ。 しかしこれらは意図的な演出であり、そうまでして強いメッセージ性が込められた内容を絶賛する声もあった。 あまりにクセが強く賛否両論が激しく噴出したことから、クソゲーならぬ「くさやゲー」とでも呼ぶべきか。 夏の盛りには、高らかに鳴り響く行進曲の調べに合わせて声なき雌獅子が盛り始めた。 MBS Truth -Cherish Pink-の『クラス全員マヂでゆり?!~私達のレズおっぱいは貴女のモノ・女子全員潮吹き計画~』(通称『マヂゆり』)は、タイトルから察せられる通り、おバカなノリの百合抜きゲーである。 希少な百合ハーレムものとして秀でたところもあるが、ゲーム終了でしか止められない問答無用の強制スキップ機能や、白濁液発射システムといった不可解な漢仕様が足を引っ張る。 そして本作最大の問題は、ボイスの異様なケチりようであった。 百合ゲーでありながらボイスのない主人公がTPOをわきまえず独白妄想を続け、ヒロイン達のボイス量までも圧迫しているのである。 日常シーンでは、主人公が隠密変態単独行で覗き・盗撮・服泥棒を楽しむだけで会話が全く無い場面が目につく。 あろうことか、抜きゲーの肝心要たるHシーンにおいても傾向は変わらない。 主人公が「ボクの中の雌ライオン」と呼ぶリビドーを荒ぶらせて、エロ妄想とマシンガントークを炸裂させるのである。 時には数十クリックもの間ヒロインにしゃべる暇を与えない独演会まで始まってしまう。 雰囲気にそぐわない壮大で軽快なBGMも組み合わさって、もはや抜くどころの話ではない。 度々挿入される無音声幕間劇など、ボイスの少なさを工夫で補う努力の跡は見られるものの、それが余計に喋らない印象を強める皮肉な結果となってしまった。 夏の終わりから冬にかけては、数々の有名ブランドが意表をついて大攻勢に転じた。 信頼と実績を金に変える現代の錬金術士達がばら撒いた大型地雷群は、哀れな爆死者の数を急激に増やしていくことになる。 Lassの『少女神域∽少女天獄』は鬱グロ異能系の作風を匂わせていたのに反して、延々続く観光案内と料理談義がシナリオの大半を占めていた。 終盤で待望の鬱グロ展開に入ったら入ったで、登場人物の無駄な多さや難読漢字の濫用に困惑されられ、理解が追いつく前に急転直下の幕引きを迎えてしまう。 ほかのルートでの補完を期待しても、ヒロインがすげ変わるだけで展開は変わらない一本道シナリオが露呈するだけ、という二段オチまで仕込まれている。 しかもエンディングは安直な鬱エンドのみ。 事ここに至って、冗長な日常描写やそこに頻出する強調記号と選択肢には実は何の意味もなく、謎に対してヒントすらろくに与えないままの投げ出しフィナーレであることをプレイヤーは知るのである。 もはや完全にライターのオ○ニーであり、買取価格が一時100円にまで下落した事実が本作の価値をよく表していると言えよう。 実りの秋には9月27日発売の3作品が相次いでエントリーし、阿鼻叫喚の収穫祭が盛大に催された。 先鋒は、老舗SAGA PLANETSの『カルマルカ*サークル』(通称『カルマルカ』)である。 本作は「魔可」と呼ばれる七つの大罪になぞらえた能力を持つ主人公とヒロインが、過去や未来を改変できる超常存在「カルマルカ」との接触を目指す物語……のはずだった。 だが実態は、設定をないがしろにした矛盾まみれの電波シナリオだったのである。 怒り時のみ身体能力が上がる憤怒の魔可を持つ主人公は、平常時でも小石をやすやすと圧砕するだけでなく、「暴力では何も解決しない」と主張したそばから殴り合いに応じる。 カルマルカに並々ならぬ興味を示していたはずのヒロインも、別のルートでは「ぶっちゃけカルマルカなんかどうでもよくね?」と根幹の設定を一蹴。 魔可の設定もルートによっては自然消滅し、代わりに新設定が追加されて超展開が繰り広げられる。 特に、追手から自分を逃がすために瀕死の重傷を負った主人公に対し、ヒロインが永遠の愛を誓いつつ置き去りにして去る場面は、プレイヤーにシュールな苦笑いを提供した。 これらがほんの一例にすぎないほど、本作のシナリオは支離滅裂な設定・説明不足・ご都合主義の合わせ技で不整合の嵐となっているのである。 紛れもなくシナリオ担当者を7人も揃えた人海戦術の弊害であり、ライター間の意思疎通能力にバグがあると断ぜられたのも仕方がない話だろう。 選評者からは「笑い所のないチャージマン研!」と斬って捨てられ、購入者からは「個別ルートはTRUEルートと違いすぎるのでスキップで無視した方が良い」とまで言われる始末。 このように主人公ではなくプレイヤーが憤怒の魔可に目覚めそうなのとは裏腹に、本作の公式ジャンルは「ハッピー&スマイルADV」である。 このギャップが受けてハッピー&スマイルマンなるAAが誕生し、いきり立つ住人たちに癒やしを与える役割を担ってゆくのであった。 中継ぎを務めた『ノブレスオブルージュ』は、女装+双子入れ替わりがテーマにもかかわらず、エロシーンで主人公をのっぺらぼうにして女装ものの強みを自ら捨てている。 さらに、ヒロインに惚れた途端に主人公が後先考えず正体をばらして公認カップルになるなど、入れ替わりものの仁義もわきまえていない。 シチュエーションの不文律を理解せずに既存品の上っ面をなぞっているだけでは、クソゲーとの誹りを免れまい。 秋祭りのトリを飾ったのは、戯画の『バルドスカイゼロ』(通称『バルゼロ』)である。 良く練られたシナリオと爽快感あるアクションが人気を博しているバルドは戯画の看板シリーズで、中でも高い評価を得た『バルドスカイ』の前日譚である本作は大いに期待を集めていた。 しかし、半年にも及ぶ延期や製作陣の一新という警告信号もまた発されており、結果から言えばそれを信じるべきであった。 まずアクションパートだが、武装は総数も装備上限も減少、売りであったコンボの概念が消滅し、ラスボスさえ近接連打のゴリ押しで秒殺など前作から軒並み劣化している。 しかも事前にアピールしていた新要素の一部は実装を見送られ、残りは微妙。 追加要素で最も印象に残るのは理不尽な初見殺しギミックという体たらくであった。 そして、1ルートクリアまでに20回以上頻発したという脅威のフリーズ地獄を耐えぬくプレイヤーに、苦痛に彩られたシナリオが追い打ちをかける。 会話はあまりにも回りくどいため理解しづらく、伏線は投げっぱなし。 大抵の出来事はドラ○もん的な便利キャラが出てきて何とかするご都合展開か、「実は~だったんだ」と後からこじ付けて終了するかのどちらかであり、緊張感も感慨もゼロ。 人を罵倒することに全力を掛ける主人公や、仲間が死んだ5分後には漫才を始める豪胆なヒロインたちは、そこに深い理由付けがないため単なる不快な人物になってしまっている。 さらに前作主人公に関しては、「強いが馬鹿」扱いで大量殺人犯という設定まで追加された上、恋人の悲惨な死に様を皮肉たっぷりに掘り返されるといった胸糞悪い描写の大盤振る舞いである。 そして前日譚なのにどう考えてもバルドスカイに話が繋がらない。 この段階で既にバルドシリーズが積み上げてきた信頼はゼロにまで堕ちていたが、ダメ押しとして続編の制作を発表。 単体で完結しているかのように匂わせておいて事実上の分割商法という仕打ちには、住人も怒りを通り越して呆れ返るばかりであった。 単品としても大概だが、前作への思い入れが強いほど実写版ドラゴンボールのようなコレジャナイ感が増す本作は、ファン殲滅用の指向性戯画マインとして猛威を振るったのである。 時は流れてクリスマス、心優しいサタンクロースから2つのプレゼントが届き、ある程度の落ち着きを見せていたスレは一転してジングルヘルと化した。 イブの夜にエントリーしたのは、11月末に発売されていたALcotハニカムの『赤さんと吸血鬼。』(通称『赤さん』)である。 本作は、好きになる過程の薄っぺらさとダイジェスト並みのぶつ切り展開を兼ね備え、全てが唐突なキングクリムゾンシミュレーターであった。 次々と脈絡なく股を開いていくヒロイン達と日常シーンの合間に突然おっぱじめる構成は、「Hシーンによる奇襲」と評されている。 肝試しの相手を選んだ瞬間に表示されるHCGや、「夜の寮で委員長と停電ハプニング中に、突如昼の学園屋上にワープしたと思ったら、仲良くなった覚えのないメイドが尻を突き出してくぱぁ」という大転換を3クリックの間にやってのける「停電くぱぁ」はその代表例であり、プレイヤーの頭上に特大のクエスチョンマークを点灯させた。 グラフィック・設定・システム周りは時代相応以上の出来であっただけに、シナリオのせいでまとめて台無しになってしまったことが悔やまれる一作であった。 25日の未明には、夏の怪談もかくやと思わせるオドロオドロしい7月作品が這い出してきた。 スワン系列の黒鳥から発売された『雨音スイッチ~やまない雨と病んだ彼女そして俺~』(通称『雨音』)である。 副題からヤンデレものと勘違いしそうになるが、本作にデレはない。 ヒロインは徹頭徹尾病みオンリーの狂人で、その狂いようはなかなかハイレベル。 「主人公の母の葬式にウェディングドレス姿で乱入し、遺影にブーケトスして結婚式の開始を宣言」はその最たる例と言えよう。 狂っているのはヒロインだけにとどまらず、グラフィックや演出にまで及ぶ。 気合が入った絵は極一部で、全体として見ると明らかにデッサンの狂った立ち絵や異様に画力が低いCGが並ぶ典型的なパッケージ詐欺。 アニメ演出も、Hシーンを差し置いて首絞めやリストカットなど誰が見たいのかわからない部分に採用され、何を思ったのか回想まで可能とあってプレイヤーの心に疑問の雨がやまない。 メンヘラものとしてオンリーワンの存在感を持っているものの、フルプライスとは思えないチープさまで備えていてはクソゲー扱いも致し方ない。 さらに全面狂気仕様は限度を超えてギャグの域に達しており、本作は文句なくKOTYeへの参戦資格を得たのであった。 こうして本格的な冬に差し掛かる頃には数々のクソゲーが揃い踏みしたが、スレには漠然とした不作感が蔓延していた。 金城鉄壁の門番『ずっぷ』に比肩しうるクソゲーの不在がその一因であろう。 しかし、安々と奈落へのポールトゥウィンを許すほど修羅の国は甘くない。 1年を通して新鮮な怪物や魔物が湧いて出る暗黒大陸においても、格別に瘴気の濃い逢魔が刻はまだ過ぎ去っていないのだから。 そして、やはり年末の魔物は現れた。 その魔物とは、ド年末の瘴気を浴びて深化を遂げたEx-iTから孵化した『雛といっしょ』(通称『雛遺書』)である。 2012年初頭の発表からおよそ2年をかけ、前々作から数えて3作連続マスターアップ後に延期という前人未到の離れ業を経て世に出た本作。 前作『逃避行』の影響もあり発売前から嫌な予感は渦巻いていたが、はたしてそれは現実となった。 商品を手にして真っ先に目に入るのは、シワだらけでくたくたの梱包。 これは詫び状を入れるために一度開封して手作業で再梱包したのが原因であった。 そしてその詫び状には、不具合によりパッチを当てるまでゲームが進行できない旨が記載されていたのである。 実際の内容は、10分足らずでプロローグが終わるとルート分岐の選択肢が表示され、どれを選んでも直後にエラーで強制終了する。以上。 前作は機能しない特典ディスクがフリスビーと揶揄されたが、同等のことを今度は本編でやってのけたのである。 完全な欠陥品と知りながらの発売強行に「新たな伝説の誕生か!?」とスレは騒然。 体験版未満の完成度で内容がほぼ不明なことから「シュレディンガーのエロゲ」「パンドラの箱」などと呼ばれ、しまいには「ゲー無」の体裁すら整っていない「 ー 」の称号を得るに至った。 メーカー対応も「電気街祭りを優先」「原因がわからない」「ミラーサイトの担当者が不在」などと宿題を忘れた小学生並みの釈明とパッチの公開延期を繰り返すお粗末さで、かえって火に油を注ぐ結果となる。 発売から約1週間後、ようやく開放された中身はミドルプライスのファンディスクにしても非常に薄かったが、破綻やネタ性も無かったため騒ぎは収まった。 だが、パッチを解析するとシナリオやイベントCGのみならずスタッフロールの画像まで出てきたことは無視できない。 プロローグだけを完成品の価格で販売しておいて、修正・お詫びパッチと称してパーツを継ぎ足していく新手の未完成商法と疑われるのも仕方あるまい。 延期に延期を重ねて年内ギリギリに強行発売し、完成度が低いを通り越して進行不能、と嫌気が差すほど年末の風情を感じられる本作は、まさしく血統書付きの魔物であった。 プレイできないという単純明快なクソ要素と事前事後の経緯により、修羅の国の非情な現実と業の深さを再認識させた負の功績は計り知れない。 かくして、逃避行から遺書に繋げてEXITする不吉コンボはスレを大きく賑わせたのであった。 以上が、2013年“内”の主なエントリー作品である。 例年なら予備期間でしかない1月を迎え、2013年のKOTYeはここまでの作品で覇を競うものと想定されていた。 しかし、雛遺書騒動が落ち着いた矢先に未曾有の波乱が待ち受けており、住人達は年末すら始まりにすぎなかったことを思い知る。 年末の魔物を踏み台にして成り上がらんとばかりに、息を潜めて機をうかがっていたクソゲー共が一斉蜂起。 時間の壁を超えて最終戦争を仕掛けてきたのである。 1月6日に現れた一番手は、夏にOne-upから発売されていた『聖ブリュンヒルデ学園少女騎士団と純白のパンティ ~甲冑お嬢様の絶頂おもらし~』(通称『ブリュパン』)であった。 『マヂゆり』の姉妹作にあたる本作は、ヒロインの反応に単発の「!?」や「……」を多用する新機軸のボイス抑制技を引っさげて登場。 ほかにも、フルプライスのくせに主題歌なし、立ち絵も基本1種類、タイトルに含まれる要素の扱いが適当などの手抜きが目立ち、全社的なコスト削減意識の高さを存分に知らしめた。 5日後には、GLaceが年末ギリギリに送り出していた『Timepiece Ensemble』が少々遅れてやって来た。 シナリオは、ほとんど一つの教室内で単調な話が延々続く罰ゲーム、のち時々超展開。 タイトル画面が無い演出や過去作からの謎キャラ続投も、不便さやモヤッと感が先に立っては制作者の自己満足だ。 またテキスト・立ち絵・一枚絵の間に不整合が多く、時には同じ場面で衣装が瞬時に切り替わるゲリラ手品まで見られる。 納期に追われ突貫作業ででっち上げた、年末産特有の異臭が香り立つ完成度であった。 選評ラッシュはまだまだ続く。 その中でひときわ異彩を放ったのが、あのアーベルの姉妹ブランドRed Labelの『JK辱処女~純粋な心の持ち主ほど処女を好むという法則~』(通称『枝豆』)である。 起動するとロゴ表示よりも早くヒロインの嬌声が響き、本編では主人公と出会う場面よりも前に2人のエロシーンが存在するなど、冒頭から時系列がおかしい。 また主人公は「娘の幸せを願うなら娘の処女を俺が奪うのが道理(要約)」などと言い始め、サブタイトルを全否定。でなければ、純粋な変態という意味だろうか。 CG差分の少なさは相変わらずで、文章と画像の乖離が激しい。 テキストでは徐々に脱がせていく場面でも、画面には半裸で横たわり微動だにしないヒロインが表示され続けるのみ。場合によっては場面転換すら把握できない。 そんな環境下でも豊富な差分が用意され好待遇なのが、なぜか「枝豆」なのである。 クリ○リスの隠喩として、Hシーンの真っ最中にいきなりHCGを覆い隠す勢いで初登場。 その後も、色を変えたり、腕の代わりに注射されたり、主人公のイチモツ代わりに汁気を帯びたりと、人類史上初の枝豆差分は異次元のセンスをたぎらせ活躍の場を広げていく。 ひと目で脳裏に焼き付くシュールな絵面のインパクトは絶大で、枝豆は瞬く間に本作そのものの象徴として認識された。 矛盾系AAを元に作られた枝豆AAが少しも矛盾していないことが、本作における枝豆の万能性を表している。 かつて糞システムとアペンド商法で苦痛を振りまいた悪逆非道の王は、あさっての方向に全力で突き抜けて笑いをもたらす新たな一面を見せてくれたのだった。 翌日に参戦した『妹*シスター -My sister-』は、公式サイトの日本語が不自由すぎて発売前から注目を集めていた。 解読が困難な「いい肉な妹日」を筆頭に、主人公の「部屋」を「部室」と間違えるなど、あらすじやキャラ紹介までエキサイト翻訳以下の怪しい言い回しで記されているのである。 そして本編は義妹を実妹と偽っている上にほかのヒロインは義妹ですらなく、妹ものとしては失格であった。 そして終盤には3Dゲー三連星が相次いで登場し、華麗に3者凡退を決めた。 『プレミアムプレイ ~ダークネス~』はキャラのカスタマイズ性こそ評価されたが、それ以外は総崩れである。 ストーリーは睡眠導入剤代わりに使えそうなほど退屈で、全9パターンの内容が酷似しているため冗長さも9倍。 そしてHフリーモードは「アアッアッアッアッあっははおもしれーなー」「おほぉおおおぉイイノッモノスゴクタノシーワー」など、繋ぎ・抑揚・内容のトリプル違和感ボイスが10秒足らずでループするマインドブラスト仕様であった。 『3D少女カスタムエボリューション』は2008年に発売された『3Dカスタム少女』の後継作だが、前作の命綱であった有志による豊富な独自開発データが一切流用できない。 そのくせ、追加されたのは劣悪な操作性でゴーストタウンを彷徨う箱庭要素のみ。 ピストン毎にボイスがリピート再生されて「気持ちいい」が「キモッキモッキモッキモッ」になる笑いどころも修正された今となっては、前作の純劣化版と言っても過言ではない。 『いたずら学園』は、リアルタイム痴漢シミュレーターを謳っていながら痴漢要素ゼロ。 モブがいてもお互いに無視を決め込み、電車・バスや教室など場所がどこだろうと隠す気のない堂々たる性行為を痴漢とは呼ぶまい。 ほかにも、ランダムすぎて支離滅裂な会話、寝ているヒロインによる睡姦ならぬ夢遊病ご奉仕、車窓の風景が書割、絶頂時にヒロインの頭が消えるバグで畳み掛けてプレイヤーを困惑させた。 こうした激しい闘争の真っ最中に、7月の発売以来眠り続けていた不発弾が発掘されていた。 ミルクプリンの『明日もこの部室(へや)で会いましょう』(通称『部室』)である。 公式サイトのブランド名ミスや少なすぎるサンプル、そして「発売予定」のままの告知から漂うやる気の無さゆえに、ただの駄作と見なされてスルーされっぱなしだったのだ。 しかし気まぐれに爆破処理が行われた結果、実はゾンビウイルスを内包した未知の細菌兵器だと発覚。 第一報の着弾後まもなくパンデミックが発生し、感想が全く見つからないという情報不足も重なってスレが狂騒の坩堝と化していく中、緊急出動した対策班によって解明された全容は想像を絶していた。 キャプションにいきなりの誤植、クイックセーブ&ロードやバックログの一括表示さえ出来ない化石UI、作中で自らを「主人公」と名乗る主人公、不安すら覚えるほど逆三な立ち絵、Hシーンまで侵食する寒いパロネタとメタ発言、Hシーン後もこだまするBGV、全商品エロゲにしか見えないカメラ屋の背景など、粗は探すまでもなくそこかしこに目立つ。 また、公式サイトは主人公名からして間違っているほど本編との食い違いが激しいと判明し、有志が該当箇所を塗りつぶすと検閲された墨塗り教科書のごとく真っ黒になってしまった。 だが、シナリオの方はここまでが余興に思えるほど問題の山であった。 本作のあらすじは「廃部寸前の写真部を存続させるため、主人公がヒロインをモデルにした写真で実績作りをする」とごく普通で、進め方も毎日誰と行動するかを選び続けるだけのオーソドックスなものである。 しかし全編の9割以上が共通ルートで、その大半が起伏のない日常とカメラの雑学で占められているため非常に退屈。 ドラマ性があるとすれば、女性が苦手なはずの主人公が女子部員たちとあっさり打ち解け、学園内でエロ妄想を声に出して垂れ流せるまでに成長するところくらいか。 攻略も一筋縄ではいかず、セオリー通りに目当てのヒロインを選び続けると、土壇場でモデルの依頼を一笑に付されてバッドエンドへ直行する。 なぜなら、見ただけで個別ルートフラグが折れる罠イベントが隠されているからだ。 内容はヒロインがモブ男と一緒にいるのを遠くから目撃するだけである。 発生した後も展開に変化はなく、表向きは引き続きヒロインとの親睦を深めていけるのでは、回避必須のイベントだとわかるはずもない。 そして迎えるバッドエンドで主人公は碌な写真を撮れないまま卒業を迎えるが、それでも写真部は存続するのである。 失意の主人公が衝動的に身投げするのも無理からぬことであろう。 悪質な罠を打開するまでは何度でも繰り返されることも含め、プレイヤーの心に「理不尽」の3文字を刻みつける所業であった。 そろそろクソさで体調を崩しそうになる頃だが、残り1割の個別ルートはさらなる魔窟である。 構成は単なるHシーンの詰め合わせであり、それが済めばいきなり数年後に飛んでエンディングとなる。 主人公の写真やその成果には最後まで一切触れられず、部の存続が一部の後日談でかろうじて確認できるのみ。穴だらけの風呂敷は、畳まれないまま放置されてしまうのである。 代わりに主人公の成長物語の続きが描かれており、ついには裸族のDNAを覚醒させて解脱に至る。 幼馴染ルートでは自室で服を着ない掟を公布して「ある意味DV」と呆れられ、メインヒロインルートでは2人して山奥の洋館に隠遁し、SEX三昧の常時全裸生活を送るのである。 すでにプレイヤーを置き去りにする瞬発力を発揮しているが、後者のルートはさらに予測不能な領域に飛躍してしまう。 引きこもっている間に細菌テロが発生し、街がラクーンシティ状態に陥っていることがさらっと明かされるのである。もちろん前振りは何も無い。 そして、それでもなぜか招待状が届いた学園祭に参加するべく街へ出ようとする場面で、 「――果たして、無事に明日、部室で会えるかどうかは、誰にも分からない」 と、無理やりタイトルに繋げる圧倒的な力技によって本作は幕を下ろすのである。 この「裸族ニートからのバイオハザードエンド」は常人の理解力ヒューズを一発で飛ばし、初見の誰もが茫然自失となった。 果ては、主人公の名前変更時に制限を超えて255バイト分まで入力できるバグが発見される。 主人公名を長くすれば本来の台詞を次頁に追いやれる特徴は住人達の格好の玩具となり、独自の台詞や「ずっぷ」と「イラッシャイマセー」のAAをメッセージウィンドウに再現することすら可能にした。 作成されたネタ画像は劣悪なシナリオに頭を抱えていた住人達を熱狂とともに癒やし、「遅れてきたバイオハザート」の脅威を払拭せしめたのであった。 以上、今度こそ主要なエントリー作品の紹介を全て終えたところで、2013年の結果発表に移ろう。 次点は、 『リア充爆発しろ! ~変身能力手に入れたんだけど質問ある?~』 『Qualiaffordance-クオリアフォーダンス-』 『逃避行GAME』 『雛といっしょ』 そして大賞は、 『明日もこの部室(へや)で会いましょう』 とする。 2013年のKOTYeは12の月からクソゲーが名乗りを上げ、全月制覇が達成されたほどの大豊作となった。個性に富んだ骨太なクソゲーが跋扈し、群雄割拠の様相を呈したのである。 クソ要素の特徴としては「手抜き」と「破綻したシナリオ」が主流であった。 まず「手抜き」だが、大手で無い限り潤沢な資金があることは珍しいエロゲー業界では、コストの問題で制作に支障をきたすことは日常茶飯事であろう。 だからといって品質が著しく低くては元も子もなく、手抜きと呼ばれるのも致し方ない。 続いて「破綻したシナリオ」だが、エロゲーは基本的に読み物であり、当然ながらシナリオの重要性は大きなウェイトを占めている。 好みの問題もあるとはいえ、それ以前に設定矛盾や超展開のように物書きの基本的なタブーすら破り放題では、読み物として失格である。 こうした粗製濫造の結果、面白みのないクソゲーが数多く排出されてしまった。 ゆえに、その暗い雰囲気を一撃で吹き飛ばす「笑い」を生み出すクソゲーがひときわ珍重され、歓喜をもって迎えられたのも今年の特徴である。 大賞・次点は、KOTYeの基本理念を前提に、こうした傾向も考慮して選出した。 『クオリア』は、低品質さを維持しながらの超展開シナリオが痛面白さに昇華された、バランス型で堅実なクソゲー優等生として。 『逃避行』は、詰めの甘さが神様の気まぐれで奇跡的に笑いへと転じた幸運の象徴として。 『雛遺書』は、内容以前に遊べる状態まで完成させない手抜きの極致と、業界のシビアな現実を端的に示す好例として。 それぞれ次点に名を連ねるに値する個性と資格を備えている。 ただし今年の次点争いは熾烈であり、評価基準の匙加減がわずかに変わっただけでも勝敗が入れ替わる大混戦であったことを改めて強調しておきたい。 だが、この戦いはいわば審査員特別賞争いにすぎず、次点のうち1つと大賞は満場一致で早々に確定していた。 『部室』と『ずっぷ』がほかを完全に凌駕していることは、確かな実感として住人達の胸に刻まれていたのである。 両作がものの見事にスレの本旨に沿っていることが最大の理由であった。 まず「その年でいちばんクソだったエロゲーを決める祭典」であるからには、絶対的な品質の低さが最重要視される。 その点、両作はエロゲーの中核であるシナリオとエロに単調・薄い・電波の大三元を抱えており、バグやメーカー対応の悪さといったドラに頼らずとも、クソゲーとしての基本点は確固として高く揺るぎない。 さらにそれらが1周して笑いに繋がってるだけでなく、常套句の汎用性や名前バグの応用力の高さは、住人によって活用されてさらなる笑いへと進化した。 もうひとつの趣旨である「クソゲーを掴んでしまった怒りや哀しみを笑いへと昇華する」にも合致しているのだ。 今年の特徴として挙げた、手抜き・破綻したシナリオ・笑いの3要素もすべて高水準で満たしている。 ただし、類似点の多い両作は一部で方向性を異にしていた。 『ずっぷ』は薄さと単調さを中核に据えており、比較的小さく収束してしまった印象は拭い切れない。 対して『部室』は理不尽・物語の放棄・化石UI・誤植・設定詐欺まで追加で備えている上に、ネタツールとしての自由度も高く、クソさと笑いの大パノラマを内包している。 この「クソゲーとしての雄大さ」が、両雄の勝敗を決定づけた。 おまけに名も無き修羅の立場で歴代の王者達を圧倒したことで、修羅の国の底知れなさをも示してみせたのである。 以上を鑑み、2013年KOTYeの大賞は『明日もこの部室(へや)で会いましょう』とする。 前年王者の君臨、新勢力の台頭、古豪復権の兆し、そして大賞をさらっていったダークホース。 今年もまた、入れ替わりが激しく先の見えない大荒れの1年となった。 歴戦のシットメーカー達はすでに次弾の発射に向けて動き始めており、激動の時代が続くことを予感させている。 ただでさえ、クソゲーを批評するからには否定的な論調になるのは必然であり、やむをえない。 また、徹底的な検証が難しいエロゲはクソさ競争への特化にリスクがともなう。 だからこそ「笑いに昇華する」という理念を今一度大事にするべきであろう。 クソゲーカーストで最上位ではなくともある程度柔軟に受け入れ、エンターテイメントに変えて負の感情を払拭せんとするのがKOTYeの独自性である。 「ネタスレだから」を免罪符に気に入らないものを罵倒するだけでは、否定自体が目的となって公開処刑ごっこに堕しかねない。 無と負がはびこる不毛のクソゲーにさえ、見た者に興味をも覚えさせる笑いを花開かせて「ネタスレだから」と胸を張る。KOTYeはそんな紳士の集う社交場であり続けたい。 最後に、クソゲーを掴んだ怒りや哀しみにとらわれたとき思い出してほしい言葉を、KOTYe2013の結びとして贈る。 「――果たして、無事に明日、クソゲーに克てるかどうかは、誰にも分からない。 それなら、この場所(スレ)で会いましょう。」