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英雄伝説 創の軌跡 【えいゆうでんせつ はじまりのきせき】 ジャンル ストーリーRPG 対応機種 プレイステーション4 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 2020年8月27日 定価(税込) 通常版 8,424円永久保存版 12,744円ダウンロード版 7,590円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 西ゼムリア大陸完結編シリーズ初の複数主人公豊富なやりこみ要素次回作への伏線が多彩 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 ストーリー(公式サイトより抜粋) 新システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 日本ファルコムの二枚看板の一つ・『英雄伝説・軌跡シリーズ』の一作。 『閃の軌跡』の後日談に位置づけされる作品で、「世界大戦」の後始末や、クロスベル独立の顛末などが描かれる。 シリーズ初の複数主人公と、それを活かした「クロスストーリー・システム」が大きなポイントとなっている。 ストーリー(公式サイトより抜粋) ここに終わり、ここに創まる―― 帝国全土を蝕ばんだ災厄『巨イナル黄昏』。 英雄たちによって危機を乗り越えたゼムリアの地で、新たな因果が紡ぎ出され、そして、物語は“終点”へと向けて動き出していく。 新システム クロスストーリーシステム ロイド、リィン、《C》という、3人の主人公を任意に切り替えながら物語を進めていくシステム。それぞれのルートはチャプターごとに区切られており、同じチャプター内であれば自由にルートを切り替えて進めることが可能。チャプター内の各ルートを終盤まで進めることで物語が大きく展開し、次のチャプターへと進められる。 ヴァリアントレイジ アサルトゲージを消費して行う特殊攻撃で、パーティメンバーが5人以上の時に使用できる。 敵全体にダメージを与えつつ、BPとCPを大きく増加させる物理攻撃「ヴァリアントアタック」と、ヴァリアントアタックと同様にダメージを与えつつ、BP、EPを回復させる「ヴァリアントアーツ」、味方全員のHPと状態異常を回復しつつ、BPを増やす「ヴァリアントヒール」の三種類があり、いずれも劣勢を覆す切り札になり得る。 真・夢幻回廊 メインストーリーを進めていくことで進入可能になる、攻略型コンテンツ。『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』の舞台となった「影の国」に近い、やりこみ型のダンジョンで、現実世界で仲間になったキャラクターたちで自由にパーティを組み、ダンジョンを攻略していく。 強敵を倒すことで「封印石」を入手でき、これを使用することで、従来の「扉」に相当するキャラクターエピソードやミニゲームを楽しんだり、貴重なアイテムを入手できる。さらに、金の封印石を使うことで、メインストーリーでは加入しないキャラクターも仲間に加えられる。 さらに、発令されるミッションをこなすことで「幻夢の欠片」と呼ばれるアイテムを集められ、パーティの強化や、アイテムの入手などに利用できる。 評価点 三人の主人公全員に、しっかりとした見せ場が存在している。彼らがそれぞれの立場から行動を起こし、それらが絡み合うシナリオが、主にシリーズファンから高く評価された。 また、ローゼンベルク工房やノルドの監視塔など、過去作では物語の中で登場したものの進入できなかった箇所へ訪れることもできるようになった。 + The Day of Reindependence(ロイドルート) 本作のメインとなるルートにして『零』、『碧』の真の完結編。『英雄伝説 碧の軌跡』のエンディングでわずかに描かれていたクロスベルの再独立が、いよいよゲーム本編で楽しめる。特務支援課とは何だったのか、独立で生じた歪みによる葛藤とロイドの原点が描かれていく。 このルートの趣旨は、再独立を目前に控えながら、突如乱入してきたルーファス新総統(*1)に敗北し、散り散りになった特務支援課が、それぞれの立場からルーファスや彼の私兵である黒の衛士たちに反逆し、真の意味でクロスベルの自由を勝ち取るというもの。『英雄伝説 零の軌跡』の時点から描かれていた、強者の都合に振り回されてきた苦難の歴史に終止符が打たれる、実時間にして10年分のカタルシスが味わえる。 『碧』において誤った方法でクロスベルの富国強兵を目論んだディーターやイアン、ヴァルドも再び姿を現し、彼らのその後も描かれている。また、空の軌跡の主役で、零の軌跡から幾度にも渡ってロイドたちと共闘してきたエステルやヨシュア、それぞれの仕事のためにクロスベルに赴任していたアリサやマキアス、トワなど、クロスベルとは別の舞台のキャラクターが多く加入するのも特徴の一つ。クロスベルの独立がいかに多くの人々に望まれているかがよくわかる展開となっている。碧から浮き彫りになり、次第に形骸化されてきた一面にしっかりと向き合い、捜査官として一段と成長を遂げたロイドが暴く『最後の真実』はトロフィーにもなっている。 + Lost Symbol(リィンルート) 前作の主人公であったリィンの視点から展開されるルート。主にトールズⅦ組のメンバーで構成されているが、アリサやマキアスなど、一部のメンバーとは別行動となる。また、別ルートの主人公である《C》や、その仲間と一時的に対立することもある。 このルートのキャラクターたちは、誘拐されたオリヴァルト皇子夫妻の行方を探すという目的で動いている。そのため、帝国における戦乱の後日談という側面が強く、途中まではクロスベルの独立に深く関わらないなど、ほかのルートと関係性は控えめとなっている。しかし、物語が進むにつれて「あるはずのないもの」が多く登場し、やがて前作における心残りが片付けられる結果へと収束していく。派手さ、名場面、印象に残ると言われるものが数多く存在する。ルートの評価こそ後述の《C》ルートに少し劣るが、リィンの人気の高さ(*2)と次回作以降に繋がる伏線なども相まって、総合的には同等以上の人気を獲得している。 前作のラストで鬼の力から解放されたリィンのその後に関しても、当然ながら語られる。多くのプレイヤーからは、鬼の力を失うことで弱体化してしまうのではないかと危惧されていたが、物語の終盤でそれが更なる強さを獲得するためのステップだったことが判明する。迷いを乗り越え、剣聖たる己を確固のものとしていく過程が丁寧に描かれていく(*3)。 またリィンの戦闘シーンが全キャラクターの中で最も多く最新のモーションキャプチャーを唯一使われており、特にノルドの戦闘シーンは迫力のあるものに仕上がっていて、ファンから高評価を得ている。余談だが、リィンは本編、エピソード、ミニゲームなどを含めると一番多く出番があり、今作でも最も重要なキャラクターとしてスポットが当たっている。特にエピソードなどを合わせると主役(主人公視点)を5回も務め、サブとしても多く出ている。前作同様に今作のエピローグの語り手も担当し、次回作の伏線を含む後日談にもレン同様に登場するなど今後の再登場を示唆されている(*4)。 + The Miserable Sinners(《C》ルート) 新生帝国解放戦線のリーダーである《C》が主人公のルート。かつて『閃の軌跡』に登場した《C》ことクロウ・アームブラストとは別人である。 その正体は、前作まで敵として登場していたルーファス・アルバレア(*5)。かつてはその悪辣な所業から、プレイヤーから大いに嫌われていたが、本作での活躍によってみごとに汚名返上を果たし、その評価はかつてとは真逆のものとなった。激戦の末に世界を救った英雄となったリィンと地道な活動で自由を取ったロイドと異なり、飽くまで陰で動くイメージが強いが、それゆえに成し遂げられる要素も多い。本作における騒動の発端にして根源となった存在を暴けるのも大きな魅力。 本作のヒロインにして、クロスベルで人気のローゼンベルク人形の最新鋭機であるラピスや、ゲーム内小説「3と9」の主役であるスウィンとナーディアが初登場。いずれも従来のキャラに負けないインパクトと魅力を誇り、物語の盛り上げに大いに貢献する。また、新規キャラ以外は、主人公のルーファスも含めてかつて敵対していたキャラクターのみで構成されており、ダークヒーロー的な要素を楽しめる。 男性陣は、ルーファスやスウィン、アリオスと真面目な人物のみということもあり、仲間たちとビジネスライクな関係を維持しようとするが、人の名前に点数をつけようとするラピスや、新生帝国解放戦線を新生帝国ピクニック隊と改名しようとするナーディア、更に主の仇であるルーファスの行く末を何だかんだで見届けるデュバリィとそれら全てを俯瞰して観察するレンなどが加わるという、女性は対照的なまでに超マイペースな人物揃い。そのため次第に和気藹々としたやり取りを楽しめるようになる。ストーリーが進むにつれて戦闘後の掛け合いも変化していく。 仲間たちとの交流で精神的に大きく成長するルーファスが、やがてロイドやリィンたちと協力して黒幕へと迫り、大陸統一を果たそうとする偽物のルーファスを否定するシーンは本作最高といってもいい大きな見どころの一つ。さらに、最後はルーファスだからこそできる方法で世界の危機を救うなど、紛れもなく英雄と呼ぶにふさわしい活躍を見せる。シナリオテキストが他のルートより良質なこともあり、後述する国勢調査では、三つのルートの中では最も高い評価を受けた。 一作で完結している 軌跡シリーズ自体の特徴として、前作までは一つの舞台を描き切るまで、最低でも二作以上のソフトをプレイする必要があった。 本作では、複数の視点による展開という相違点はあるが、一つの物語としてきちんとまとまっている。ただし、前作までの要素を大きく引き継いでいるため、あらかじめシリーズ作品をプレイしたほうが楽しめる点は過去作と同様。 また、前作までは絆システムでキャラクターそれぞれのバックグラウンドが描かれていたが、一周ですべてを鑑賞できないという難点があった。本作では、絆システムに代わって『The 3rd』で好評を得ていた扉システムが復活し、一周のプレイでほとんどの要素を鑑賞できるようになった。 クロスベルの独立が描かれている 『碧』の最後で帝国に占領されることが明かされ、それ以降、長きにわたってクロスベルが帝国の支配下にあったことから、ファンからは真の意味でのクロスベル独立を見たいという意見が以前から寄せられていた。 前作『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』では、エンディングでさらっとなぞっただけになっており、「これで終わり?」という不満が多く聞かれたが、本作ではそれに応えた形となる。 今までが消化不良だったこともあり、本作におけるクロスベルの解放は、多くのプレイヤーの留飲を下げるものとなった。また、これに伴い、特務支援課や彼らの協力者の活躍も目立ち、クロスベル編のファンからは高い評価を得ている。 多彩なプレイアブルキャラクター 『閃の軌跡IV』のプレイアブルキャラクターは、アイネス、エンネア、ゼノ、レオニダスを除いてすべて続投。オリビエやアルフィン、エリゼなど、それ以前に使用できたキャラクターも、その多くが復帰している。 また、ロイドが主人公ということもあり、『零の軌跡』、『碧の軌跡』で登場したキャラクターたちも、多数が参戦。ロイドたちにとって頼れる先輩の一人で、『碧』でスポット参戦したものの一時的に敵対したアリオスも、本作で初めてレギュラーキャラとして使用できる。その強さは『碧』に劣らず、ファン必見の性能となっている。 さらに、10月1日に施されたアップデートで、シリーズ最強候補であり、屈指の人気キャラクターでもあるマクバーンが、限定的ながら初めてプレイアブルキャラクターとして使用可能となった。火焔魔人への変身も条件付きだが当然可能。最強の名に恥じない暴虐を発揮するが、見所は戦闘後の掛け合い。縁のある人間に対する台詞は人間味あふれるもの(*6)となっており、更なる人気を獲得した。 真・夢幻回廊では、すべてのキャラクターをプレイヤー自身が編成することが可能で、原作でもあった「特務支援課」や「トールズⅦ組」のほか、エステル、ヨシュア、アガット、アリオス、フィー、サラ、トヴァルの「遊撃士協会チーム」や、ヨシュア、レン、シャロン、デュバリィ、クロチルダ、マクバーンの「結社チーム」、クロウ、トワ、ジョルジュ、アンゼリカの「先輩チーム」、ルーファス、ミリアム、レクター、クレアの「鉄血の子供チーム」、レクター、トワ、エリゼ、アッシュ、レンの「生徒会長チーム」などなど、共通点のあるキャラクターたちによる組み合わせを楽しめる。 このほか、アップデートによって真・夢幻回廊で似たような特徴を持つキャラクターたちでパーティを組み、戦闘するというミッションが発令されるようになり、達成すると特殊な掛け合いを楽しめる。 豊富なやりこみ要素 加入メンバーの多さや、真・夢幻回廊の存在などから、本作は特に、ミッションやミニゲーム、アイテム収集など、ストーリー攻略とは異なるやりこみ要素が充実している。 おなじみの釣り要素やカジノ、『閃の軌跡』シリーズで搭載されていたヴァンテージマスターに加えて、『The 3rd』以来となる「軌跡でポン!!」や『東亰ザナドゥ』の劇中劇である「魔法少女まじかるアリサ」を題材にしたシューティングゲームなど、多種多様なミニゲームを楽しめる。 また、10月1日のアップデートによって、敵のレベルを50、もしくは100上昇させられるようになった。さらに、「Nightmare」を上回る最高難易度である「Abyss」に挑戦することも可能になり、歯ごたえのあるゲームを求めるプレイヤーにも好評を博した。 更に、夢幻回廊の最上層から中心部へと突入できるようになり、その奥には予想だにもしない存在が待ち受けている。それを制することで、本当の意味で零・碧の軌跡の完結を迎えることが出来る。 次回作に繋がる伏線が巧みに描かれている 本作は、クロスベルの独立が主軸となっているが、帝国と比肩する力を持つ共和国に関する話題も多く語られる。 結社の盟主や帝国宰相であるオズボーンに匹敵する才能とカリスマを備えたカルバード共和国新大統領「ロイ・グラムハート」の想像以上の暗躍や、サラ以来となる最年少A級遊撃士の誕生など、次回作以降に関わりそうな話題が多く提示されている。 そして、極めつけとなるのは、10月1日のアップデートで追加された、完全クリア後に解禁される「創まりの先へ」。 三つのエピソードで構成されているノベル形式のシナリオで、まずはリィン、レンの視点から共和国に関する現状が明かされ、次回作である『英雄伝説 黎の軌跡』への伏線となる要素が断片的に語られる。さらに、黎の軌跡のサブキャラクターであるエレイン・オークレールを主人公とした物語が展開される。 これらのシナリオでは、「黎」のメインキャラであるヴァンとアニエスや、エレインのほかにキンケイド、シズナと言ったサブキャラクターもわずかながら登場し、期待を煽るものとなった。かつて『空の軌跡』の主人公であるエステルの妹分だったレンが、黎のヒロインとなるアニエスの姉貴分となった点も、彼女の成長を示していると好評。 モーションの改善 『イースⅨ』で初めて取り入れられたモーションキャプチャーが、こちらにも反映されている。その甲斐あって、前作までは今一つと言われがちだったイベントでの演出が強化された。 この要素は、主にリィンルートで多く見られており、中でも中盤で展開されるある人物との戦いは、高い評価を得た。 高速モードの実装 新作としては初めて「ハイスピードモード」が実装。これを使うことにより、戦闘やイベントシーンにかかる時間を大幅に短縮させられ、ストレスのないプレイを行えるようになった。 攻撃アーツを選択する際に、敵の弱点となる属性がわかるようになった。 これにより、いちいち敵の耐性を見ないで最適なアーツを選べるようになっている。 名曲揃いの音楽 もはや恒例と言っていいことではあるが、本作もファルコムの長所がふんだんに詰め込まれたBGMが楽しめる。 戦闘BGMは、それぞれのルートによって変わっているほか、ボス用のテーマ曲も多彩。このほか、クロスベルの独立に関わるイベントで多用される「The Destination of FATE」なども高い人気を集めている。 賛否両論点 声優関連 新規プレイアブルキャラとなるラピス、スウィン、ナーディアは、いずれもシリーズ初出演となる声優が当てられており、演技も好評を博している。また、セルゲイやスカーレットの声優が変わっているが、こちらも違和感なく受け入れられているほか、前作で問題視されたクルトの演技も改善されている。 一方で、ユウナの演技が、彼女の持ち味である元気のよさが削がれてしまっているという意見が見られた。前作におけるクルトと同様、今まではまったく演技に問題はなかったため、困惑したプレイヤーは多い。 グラフィック関連 モーションに改良が加えられたが、それはまだ一部にとどまっており、改善すべき部分は多い。また、ゲーム内のグラフィックそのものは過去作とさして変わらず、大手メーカーのゲームにはいまだ及んでいない。 一方で、エンディングのグラフィックでは新しいエンジンが使用されており、普段のゲーム画面とは桁違いのクオリティを楽しめる。また、今後はこちらのエンジンも活用していくと明言されている。 クラフト関連 加入するキャラクターたちは、新クラフトや強化クラフトを修得しており、使い勝手が増している。中でもリィンとロイドは、代名詞と言える「神気合一」や「バーニングハート」が強化されることで、心身ともに一皮むけたことがはっきりとわかるようになっている。 リィンのカットインは複数用意(*7)されており、前作のオズボーンと同じく、武器を構えつつ両手を大きく開くカットインも存在している。この点は、二人の関係を強調したものとなっており、大変好評。 一方で、人数の多さによる弊害からか、クラフトの総数が少ないキャラクターも多い。『閃の軌跡』から強化版ではない新クラフトが加わったキャラも、特務支援課のメンバーと、レン、ユーシス、エリゼ、セリーヌ、ジョルジュ、レクター、クレアに一つずつのみと少なめで、リィン、クロウの騎神召喚や、新Ⅶ組の機甲兵召喚が使用不可能となっている。ただし、クラフトの総数が少ないキャラは、総じて性能が高いことが多いため、クラフトの数が少ない=弱いというわけではない。 ロイドルート関連 本作は最終的にはクロスベルが舞台となるが、一連の事件の真実がクロスベル由来によるものではない点が指摘されている。またストーリーの内容も他の2つと比べると新鮮味が余りなく、過去の焼き直しではないかとも言われている。 ただし、前述した通り、『閃Ⅳ』での不満点として挙げられていたクロスベル独立の描写がなされた点は好評。 テキスト 《C》ルート(*8)や、前述した「創まりの先へ」のテキストは、キャラクターの個性が魅力的に描かれており、シナリオの質の高さも相まって、シリーズファンの間でも高評価を受けている。 ロイドルートも主人公周りの描写が優れており、リィンルートの内容もまた、前作から大幅に改善されている。一方で、同じ言い回しの多用やキャラがセリフを言う度に笑うというような、過去のファルコム作品で見られた点も残っている。 問題点 ダドリーの扱い 『零』、『碧』の両方で仲間に加わったダドリーが、本作では加入させられない。ツァイトやガルシアなどのスポット参戦キャラ(*9)以外では唯一、プレイアブル漏れとなってしまった。 ユニークなSクラフトや、似たような雰囲気を持つマキアスの登場(*10)があっただけに、残念なところ。せめて真・夢幻回廊だけでも使いたかったという意見が多く見られた。 装備、クォーツの付け替えが面倒 システム自体は前作までと変わらないのだが、プレイアブルキャラクターが増えた弊害により、付け替えが面倒になってしまっている。キャラクターごとに、着けた装備やクォーツを記憶する機能が欲しかったところ。 パッケージ 本作のパッケージに映っている女性は重要キャラの一人である「盟主」で、その正体に迫る展開なども期待されていた。しかし、実際の出番はほぼないに等しく、期待していたユーザーは肩透かしを食うことになった。 総評 西ゼムリア大陸の総決算と言える力作。豊富なミニゲームややりこみ要素など、『The 3rd』に通じる長所を多く備えるうえに、ストーリーが展開する現実世界と、育成要素がメインの真・夢幻回廊が両立されており、ボリュームは段違いとなっている。 三つの視点から楽しめる新システムや、それを巧みに生かしたシナリオ展開、クロスベルの真の独立や、数々のサブエピソードや育成要素、キャラクター同士の交流など、見どころは非常に多い。 『The 3rd』のシステムや、『零』『碧』のシナリオを好むファンには特におすすめできる作品。また、軌跡シリーズ後編と言える次回作『黎の軌跡』以降の伏線も多数張られているため、予習代わりにプレイするのもいいだろう。 余談 本作は当初、ロイドとリィンのほかに、エステルを主役としたルートが実装される予定だった。 しかし、リベール編はこれ以上描く要素が少ないため、開発が難航していたところ、新たに開発に加わった若手社員が《C》を主役にした物語を提案し、採用されたという。 ロイドルートは零、碧の完結編だけあってやり残しのないように幾つかのシナリオが候補に挙げられていたという。うちの一つが、ロイドの兄であるガイ・バニングスを敵役として(*11)クロスベル、特務支援課最大最強の壁として立ちはだかり、弟であるロイドと激闘を繰り広げるという内容もあった。だが進むにつれて、中の人が出演している某作品と被ったというエピソードがあったという。 海の檻歌からの古株で、今までの軌跡シリーズのメインライターであった竹入久喜氏が、本作はシナリオスタッフから外れている。 2020年12月17日に、次回作である『英雄伝説 黎の軌跡』の発表がなされた。 そして、その発表と同時に、ユーザーから様々な項目に関する人気を調査する『創の軌跡 国勢調査』が行われた。それによると、好きなルートは《C》ルートで、好きなキャラクターはリィンがトップ(*12)という結果になっている。 2021年8月26日に、Nintendo Switch/Steam版が発売された。 2023年3月以降、コトブキヤから「軌跡シリーズ」としてキャラクターのフィギュア化シリーズが発売するようになった。
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「娘の軌跡(むすめのきせき)」とは、ポケモンノベルにて掲載されている作品である。作者はネルフィー。 жжжжжжж目次жжжжжжж 概要 あらすじ 登場人物主要人物 データ 関連項目 жжжжжжжжжжжжжжжжжж 概要 ポケコン短編企画お題3『一番愛する場所』に投稿された作品。三人称と一人称。 ポケダン系統である。 あらすじ 夫と一人娘を失ったライチュウが娘の日記を紐解くことから物語は始まる。 レンギョウの種を持って秘密の日課を続けていた娘。だが、彼女は突如病に倒れてしまう。 そして、娘の死後、母であるライチュウが見たものは。 登場人物 主要人物 ライチュウ メスのライチュウ。下記のピカチュウの母親である。一人称は私。一人称部分の語り手の一人。 夫と娘を失い、悲しみの中で娘の日記を読むことに。 ピカチュウ ライチュウの娘。末期癌で死に至った。 母親であるライチュウにも秘密でとある場所に出かけること日課としていた。 病気が判明してからは日記を書くことが日課に変わる。一人称は私。一人称部分の語り手の一人。 データ 2011年2月1日公開 2011年2月6日編集 関連項目 ネルフィー
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涼宮ハルヒの軌跡 プロローグ 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 エピローグ -----下記のものは別の方がご厚意により作ってくれたものです----- 涼宮ハルヒの軌跡 動画(PC版) ※Divxコーデック必須
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<スターリベリオ 一覧 総合・その他> ○見上という名将の軌跡 過去ログ 作:見上とかいう名監督 2015/05/30~ tag 一言感想コーナー! あなたの意見を↓にどうぞ! メモ 過去ログ ☆【見上様vs】見上という名将の軌跡5【腐乱ス審判】 ★【出番ですよ】見上という名将の軌跡4【ご乱心】 ★【見上様が】見上という名将の軌跡3【見られてる】 ★【見上ジャパン】見上という名将の軌跡2【発進】 ★【真の】見上という名将の軌跡【黄金世代】 ★キャプテン森崎外伝スレ12 携帯過去ログ ☆【出番ですよ】見上という名将の軌跡4【ご乱心】 ★【見上様が】見上という名将の軌跡3【見られてる】 ★【見上ジャパン】見上という名将の軌跡2【発進】 ★【真の】見上という名将の軌跡【黄金世代】 ★キャプテン森崎外伝スレ12 <スターリベリオ 一覧 総合・その他> 森崎有三 本編 全日本ユース No.1ゴールキーパー ジャパンカップ サッカー 山森正吾 南葛中 全国中学大会 スラムダンク ドカベン ドラえもん テクモ版ゲーム ノビタジスタ V4 レナート 東方 サンパウロ+ ロベルト 北斗の拳 第二章 小田強 すしおだ 社会人トーナメント アモロ 遊戯王 大魔王 クラブAはここで生まれた クラブA アモロスターズ 完結 モロサキ 異世界 キスギ 麻雀 ブルノ ときめきメモリアル 新田瞬 反町一樹 イナズマイレブン ドッジボール 南葛SC 短編 シュナイダー ピエール オールスターズ ラブマリー グローバルフットボーラー ターク・ハル 奇跡のヤン 音撃戦士 仮面ライダーBLACK RX 燃えて燃えて奇跡を呼ぶミラクルシュート エリート熊が倒せない 来生哲兵 熱血硬派くにおくん バトル 変化球 山森正美 女子 妹キャラ総登場 マリー・シュナイダー ドン・ロバートドリンク 夏の大会・県予選の章 中里正人 忍者 修行の旅 風呂 パルメイラス 黒歴史ノート くのいち 小田ジュニア 小学生 蝶春菜 お嫁さんはドライアード マネージャー 裏方 てんびん座 南葛の歴史・分岐点 日向尊 エジプト ジョジョの奇妙な冒険 三杉淳 ゲーム版5 イタリア フィオレンティーナ サディスティック・貴公子(プリンス) コッパ・イタリア・プリマヴェーラ (三杉は)ミハエルからは逃げられない 未完 そしてA.Cへ 戦国時代 太閤立志伝 うつけものクラブ 幻想郷 ドリームチーム サッカー野郎Aチーム ミッドチルダ ポイズン 新ジャンル・陵辱生産機 新々ジャンル・シュート魔王 オータムスカイズ 妬ましパルパルズ 早田誠の憂鬱 城山正 シロノトリガー ウルトラマンシロ 秋津姫 月星美津乃 ガンダム カオス 妖怪いちたりない キャプテン丸山? 銀様 EXILE 全日本 1さん 全ての始まり 出発点 がんばりフォーレスツ メリーのアトリエ No.1メイドブリーダー 守矢杯 オリキャラ あずきざわ No.1マネージャー 菱野景 No.1ポストプレイヤー 信頼と実績のオチ落田 カードのJに愛された男・瀬川 No.1コーチ バスケ 大空翼 赤い手羽先 煩悩師弟 海南大付属 外伝も読んでね 牧監督 沢田あゆみ 賀茂みなと 中里(♀) フリードリヒ No.1接待皇帝 キャプテンズ ウイングス 松山光 厄 SSP SSPカード ファイアーエムブレム 光の拳 ロイヤルバカップル 『まりあだいじに』 第二部 第七小隊 霧雨魔理沙 夜襲 【禁則事項】 守矢恋色トラベラーズ 愛弟子ぬえ SDGK いつか決めるぜ爆宙ライトニングサイクロンマッハトルネードファントムシュート 岡山姉 JOKER アンケート セリエA ヤベッチュ外伝 作者は岡山姉の婿 No.1人気ゴールポスト アーバックル 井沢守 原作 キャラブレ オウガ サガ ドラクエ カオスの極み 岩見兼一 聖闘士高校 水瓶座のロック 巫女 水瓶座のケン セイントキャット 水見亜美 女性化 君代命 チャ・ザ神 bot 鎌瀬一 名将大矢 板野住明 ふらの中学 幸福な松山 KO☆I☆KE レミリア・スカーレット 第15回全国中学大会 イタリアJrユース 滝一 仮面ライダー ザビー 悪の組織 生田(仮)高校サッカー部 県大会 ビーバーファング ミストさん マリオとヨッシーFC ウサギ 迷解説者スレ フラグは成立するもの 天狗A頑張って SRGK大さん ハイ・ローリング・ドリブラー・大さん Mのチルノ シュテルトハイム・ラインバッハ3世 アラン・パスカル 鈴仙・優曇華院・イナバ atari2600 アイドルマスター 岬太郎 レトロゲーム
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-パーティの軌跡 第1章 The Wormwood Mutiny 第2章 Raiders of The Fever Sea 第3章 Tempest Rising 第4章 Island of Empty Eyes 第5章 The Price of Infamy 第6章 From Hell s Heart
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空の軌跡 PC・PSPで発売されている。 英雄伝説Ⅵ 空の軌跡からのゲスト出演で初期4人・追加6人で10人が参戦している。 空の軌跡キャラクターはシナリオ・エキスパートモードで質問に答える必要はなく、そのままやりたいキャラを選べる。また、初期レベルが10ほど高く、初期能力も高めなため、初心者向けといえるだろう 初期の4人は エステル(Rod Master) ヨシュア(Strider) シャラザート(Queen-Bute) アガット(Heavy-Edge) クローゼ(Princess) オリビエ(Playboy) ティータ(Technocrat) ジン(Grappler) の4人はシナリオモードをマスター問わず、レベル問わずクリアで出現 レン(Genius) レーヴェ(DarkKnight) エキスパートクリアで出現確認 RodMaster エステル 攻撃力・機動力が優れている。魔力がやや低め Strider ヨシュア 素早さ・魔力に優れている機動力型。防御力が低めになっている Queen-Bute シェラザード すべての能力が高めのハイバランサー型。特に機動力は優秀 Heavy-Edge アガット 攻撃力・防御力が優れているが、魔力がいまいち Princess クローゼ トップクラスの魔力を備える。魔法防御も優秀だが、逆に物理面は心細い PlayBoy オリビエ 高い魔力と射程6が売りの魔力型マスター。 Technocrat ティータ 圧巻の射程8+仰角大は升と呼ばれてもしょうがない性能。だが防御は最低クラス Grappler ジン 高い攻撃力・防御力・スピードを誇るが、魔力は最低クラス Genius レン 全体的に高い能力・特に魔力はすばらしいの一言。だが防御は最低クラス DarkKnight レーヴェ すべての能力が優秀。目立つ欠点はないが、対戦では自重したほうがいいかも 名前 コメント
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ゲーム概要 3DRPG 発売当時のシリーズ集大成というかお祭りゲーム 過去のシリーズから幅広くキャラが出てくるので一人くらいは引っかかるかもしれない キャラの離脱加入が激しいのでさっさとクリアして2週目にしたほうが良い シナリオはCルート以外はアレだし加入漏れとかないのですっ飛ばして良し 対応機種 ps4 ps5 steam 状態変化 名称 破壊有無 発生場所 条件 石化 味方に石化する装備をさせた上で、敵に洗脳させる 凍結 同上 対象者 名前 出現時期、場所 年齢 キャラ説明 アルティナ 14,5歳 初出は閃の軌跡Ⅱ ミリアム 14,5歳 初出は閃の軌跡Ⅱ、アルティナの妹 トワ 22歳 初出は閃の軌跡、今は士官学校の教師 ティオ 初出は零の軌跡 レン 初出は空の軌跡SC、続編でナーフされる ラピス 本作が初出、人形 フィー 18歳 初出は閃の軌跡、続編でナーフされる ローゼリア 無限回廊のガチャで入手(リセマラ可) 約800歳 初出は閃の軌跡Ⅲ セリーヌ 初出は閃の軌跡、黒猫
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《軌跡再び》 速攻魔法 このカード名の効果は1ターンに1度しか発動する事できない。また、このカードの効果は発動ターンによって異なる。 自分:このターン、P召喚をもう1度行う事ができる。 相手:前の自分ターンにこのカードの効果を使わずにP召喚を行っている場合、このターンにP召喚を行う事ができる。 その場合、P召喚後、自分のPゾーンのカードは全て破壊される。 奇跡が起こるの「きせき」と振り子の軌跡をかけたネーミングのカードとなっています。
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涼宮ハルヒの軌跡 プロローグ 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 エピローグ
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旅の軌跡 No. 名前 取得条件 備考 1 脱引きこもり? シェイクの肩書き変更時に取得 必ず取得可能 2 森の占い師 ワイン加入時に取得 必ず取得可能 3 王城の戦士 メルト加入時に取得 必ず取得可能 4 信頼 テラ救出時に取得 必ず取得可能 5 浅瀬の旅 小型船入手時に取得 6 空の旅 飛行船入手時に取得 必ず取得可能 7 竜神の試練 3つの霊水晶取得時に取得 必ず取得可能 8 すごいへたれ ブランと初めて会った時に取得 必ず取得可能 9 ゲームクリア! ラスボス撃破後取得 10 竜神の装備 最強武器&ウィランティア作成後に取得 クリア後、全て作成する必要有 11 初討伐! 初めてシンボルモンスターを倒した際に取得 12 魔物討伐のプロ 全てのシンボルモンスターを倒した際に入手 クリア後 13 初めての解呪 初めて呪いを解決した際に取得 必ず取得可能 14 呪いを解く者 呪いを25以上解決した際に取得 15 解呪の旅人 すべての呪いを解決した際に取得 クリア後、要裏ラスボス撃破 16 黒衣の異端者 ジャックの呪いを解決した際に取得 17 快活な呪術師 アークノアの呪いを解決した際に取得 クリア後 18 歴戦の赤猫 リファーの呪いを解決した際に取得 クリア後 19 賑わう幽霊街 アリア=ナイトホロウの呪いを解決した際に取得 20 アルセアの闇 影の魔竜、スードラグナ撃破時に取得 21 戦争の王 戦争の王、シャンドール撃破時に取得 クリア後 22 調停者 調停者ラダルバドゥル撃破時に取得 クリア後 23 運命の観測者 運命の観測者、キュエラ撃破時に取得 クリア後 24 命の雨雲 命の雨雲、エルレヴァレイン撃破時に取得 クリア後 25 再生と破壊 再生と破壊のドランツ撃破時に取得 クリア後 26 輪廻の賢者 輪廻の賢者、ノイザック撃破時に取得 クリア後 27 時の創造主 時の創造主、ウィラント撃破時に取得 クリア後 28 最強 シェイクのLvが99の時にカノンに入ると取得 29 転生 初めて転生した際に取得 クリア後 30 盗撮!? 『ヒミツのスナップ』使用後にフィールドに出ると取得 クリア後