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L'EMPEREUR 機種:PC88,PC98,X68k,FMT,MSX,FC,X1,PC 作曲者:石黒彰 発売元:光栄 発売年:1990 概要 フランスの英雄・ナポレオンを主人公にしたシミュレーションゲーム。「ランペルール」はフランス語で「皇帝」の意味。 プレイヤーはナポレオンとなり、フランスによるヨーロッパ全土の制覇を目指す。 完全一人用のゲームで、光栄の歴史シミュレーションゲームの中でも特に難易度が高い作品として知られる。 音楽はキーボーディストの石黒彰氏が作曲。ヨーロッパが舞台というだけあって格調高い曲が多く、サウンドの評価は高い。 地方ごとによってBGMが異なるのも特徴。イギリス、ロシア、スペインといった国々の雰囲気もよく出ている。 サウンドウェア版のサントラもあり、CD-ROMドライブでゲームと連動させて楽しむことも可能。ただ1部の曲は未収録。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 オープニング ~英雄の誕生~ オープニングフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」のアレンジ 厳命発令 国政コマンド 気高き王国-プロイセン- プロイセン(ドイツ)のテーマ 進撃~サン=ベルナールを越えて~ 戦争(優勢) イベリアの夕暮れ-スペイン- スペインのテーマ 窮地~トラファルガー海戦~ 戦争(劣勢) 朝もやのテムズ川-イギリス- イギリスのテーマ 終焉~ワーテルローの大敗~ 死亡エンディング コサック達の宴-ロシア- ロシアのテーマ 戴冠~新たなる治世~ 戴冠式 セーヌの愁い-フランス- フランスのテーマ 激戦~雌雄の行方~ 戦争(均衡) エンディング~皇帝の戴冠~ エンディング ランペルール 愛のテーマ BELIEVE IN YOUR LOVE イメージソング歌:森下恵理 サントラ未収録曲(仮曲名) イタリアのテーマ 北欧のテーマ オスマントルコのテーマ CPU戦争 コンピューター同士の戦争 エジプト遠征 舞踏会 休養イベント サウンドトラック ランペルール
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 L EMPEREUR タイトル L EMPEREUR ランペルール 機種 ファミリーコンピュータ 型番 KOE-QV ジャンル シミュレーション 発売元 光栄 発売日 1991-5-23 価格 11800円(税別) 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし)
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光栄の「ランペルール」を再現した、19世紀ヨーロッパのシナリオ。 あらすじ 入手先 戦国史旧作シナリオ復興委員会 備考 攻略難易度表(難 S ~ F 易) S A B C D E F キャプチャ画像 リプレイサイト 関連項目 以下、加筆求む
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:ヨーロッパ統一(シナリオは任意) 開始時間:2008/11/24(月) 20 37 39.66 終了時間:2008/12/03(水) 07 52 15.79 ランペルールとはフランス語で「皇帝」の意味。 主人公はナポレオン。三國志のヨーロッパ版といったところか。 コーエーのSLGの中じゃトップクラスの難ゲー。 これでも他機種版の隠しシナリオ(自国以外全部敵)が入ってないだけマシなんだぜ。 Le chemin à l empereur(皇帝への道) 史実ではナポレオンが皇帝になったのは1804年の12月2日なので、 このゲームの中では5年遅れの戴冠式となりました。 Vive l empereur(皇帝万歳) 欧州統一は1820年9月、ゲーム開始から24年と7か月、プレイ時間はおよそ60時間。 Fin 製作 コーエー(このゲームが発売された当時は光栄) La sage parole de Napoléon Bonaparte(ナポレオンの名言)
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光栄の「ランペルール」を再現した、19世紀ヨーロッパのシナリオ。 meetstalin氏のランペルールシナリオの改造。シナリオ5本セット。SE版対応。 あらすじ 総裁政府の信任を得たナポレオンは、 26歳の若さでイタリア方面軍司令官としてマルセーユに赴任した。 「兵士諸君! わたしは君たちを世界一の沃野へと連れていこうと思う。」 意気あがるイタリア方面軍は、ミラノへの進撃を開始しようとしていた。 (OPより) 入手先 戦国史旧作シナリオ復興委員会 備考 シナリオ5本セット。 シナリオ名: ランペルール改 作者: sama 現バージョン: - 最終更新: 2005年6月24日更新 動作環境: SE◎ FE○ 旧× 規模: ヨーロッパ 開始年月: 1796年3月 国家数: 16 都市数: 51 軍人数: 292 攻略難易度表(難 S ~ F 易) S A B C D E F キャプチャ画像 リプレイサイト 関連項目
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今日 - 合計 - ランペルールの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時52分36秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2013/12/10 (火) 00 03 53 更新日:2023/10/13 Fri 14 50 37NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 「あまり離れていると浮気しちゃうわよ」 「何事も予算というものが必要でな」 ゲリラわらわら ゲーム コサックわらわら コーエー タレイラン→亡命 ナポレオン ハゲ無双 フーシェ→亡命 ベルナドット→亡命 ランペルール 光栄 皇帝 神OP 隠れた名作 『ランペルール(L'EMPEREUR)』とは平成2(1990)年に光栄から発売されたナポレオンを主人公とした歴史シミュレーションゲームである。 『三國志』、『信長の野望』といった看板タイトルに比べて取っ付きにくい時代を舞台にしているためか、知名度は低く、コンシュマー機等への移植を除いて、一度もリメイクされていない。 しかし、練り上げられたゲームシステム、高めの難易度、秀逸なBGMなどにより光栄歴史シミュレーション史上最高傑作とも評される名作である。 現在はブラウザーゲー化されており、コーエーのサイトに入会するとプレイできる。 また、コーエー定番シリーズ(Windows2000/XP対応)で移植版が発売されている。 ◆概要 プレイヤーは史実では志半ばで挫折した英雄・ナポレオンに成り代わり、欧州全土の統一を目指す。 他の同社作品と異なり、フランス以外の国を担当したり、ナポレオンが死亡しても親族や配下に主人公を引き継ぐ事はできない。 また後述する特異なシステムが多く盛り込まれ、他の同社歴史SLGと一線を画す難易度と緊張感を形作っている。 ◆司令官コマンドと政府コマンド ナポレオンはシナリオ1で始めた時は1都市の司令官に過ぎず、他都市への移動すらできない。 フランス領を拡張して行くに連れ司令官→最高司令官→第一執政→皇帝と身分が上がり、最終的に国家の全権を握る事が出来るようになる。 (顔グラフィックも変わるが皇帝になるとハゲるので賛否両論。まあ、史実通りなのだが…) コマンドは現在自分のいる都市の内政や軍備を行う司令官コマンドと、予算や税率の決定や外交、大砲、艦船の配備など国家全体に関わる戦略を決定する政府コマンドに分かれており、 物資も国庫と各都市に備蓄されるものとで完全に区別されている。司令官コマンドは一カ月に一つの命令しか下せず、 政府コマンドも三ヶ月に一度しか使えないため、状況に合った命令を熟考しなければならない。 ◆外交 本作では以下の理由により攻略目標を絞り込む必要性があり、外交がかなり重要なウェイトを占めている。 基本的に直接司令コマンドを実行できるのはナポレオンがいる都市だけ(後述のように例外もある)であり、他の都市は全て委任状態となり、物量作戦や多方面作戦が取り辛い。 本作では敵国に攻め込むには宣戦布告が必要だが、こちらから実行したり、戦いに明け暮れていると、それを倦んだ配下軍人の忠誠度が下がってしまう。さらに、敵から持ち掛けられた講和条件を断ると、忠誠度が激減する。 忠誠度が一定以下になると勝手に戦場から退却したり、敵国に亡命するようになる。逆に敵国と同盟や講和を結ぶと忠誠度は上がる。 他の多くのシミュレーションゲームと異なり、敵国に勝利するとフランスに対する戦意が萎えてその国と講和が結びやすくなるため、 敵国をある程度追い詰めた後一旦講和し、他の国と戦いながら、再び反仏感情が高まって宣戦布告してくるのを待つといった戦い方が必要になり中盤以降も中だるみし辛い。 ◆戦争 地形には高低差が存在し、特に砲兵隊は「地形の低い位置からの砲撃は高い位置に届かず、逆に高地から低地への砲撃は射程と威力が伸びる」ため、地形の影響を大きく受ける。 また、従来の訓練度の他に士気の概念が登場。攻撃や移動を行うと徐々に下がって混乱しやすくなる。混乱した軍隊は非常に脆いため、そうならないように司令官が鼓舞して適宜回復させてやる必要がある。 海戦は数値処理のみで勝敗が決まるが、港湾都市に配備された艦隊の数で海域ごとの制海権が設定され、これを制していない状態だと上陸すらできず撃退される事も。 他にも橋を爆破したり、氷上の敵に大砲をぶちこんで沈めたり出来、上手く決まると痛快。 ◆各シナリオ 1…常勝将軍の登場(1796年3月) イタリア方面軍の司令官。他都市への移動は職務放棄と見なされてしまうため、初期の配下だけで敵を撃破する以外に道は無い。 敵自体は大した事は無いため、最初のターンで攻め込んでもうまく立ち回れば勝てるが、イベリア半島のイギリス軍の動きには注意。 最大の敵は総裁政府のバラス。陳情は却下するわ、勝手に敵国と講和を結ぶわで、腹の立つ事この上無い。陳情する前に中央へ賄賂を贈ると多少は採用率が上がる。 9都市を制覇すると最高司令官に出世。 2…権力への意志(1798年3月) 最高司令官に出世し、パリ以外の都市に自由に移動できるようになったため、シナリオ1より楽。 最初に交戦状態にあるのはイギリスだけだが、現時点ではまず勝てないので、各都市を転々としながら兵士や有能な軍人を集め、バイエルンやオーストリアとの戦端が開くのを待つといい。 12都市をフランス領にするか、勝利条件都市(各国の首都や重要拠点)を四つ支配した状態でパリに凱旋すると、クーデターで憎き総裁政府を倒し第一執政に就任する。 なお最初の月にパリに向かうと…。 3…革命の終結 (1802年3月) 第一執政に就任し、はじめて政府コマンドが使えるようになる。 宿敵イギリスをはじめとして、開始時に交戦状態の国が無いため政府コマンドに慣れるのに丁度いいシナリオである。 司令官時代とは逆に配下からの陳情がスパムメールの如くひっきりなしにやってくるが、的外れなものも多く、 断っても忠誠には影響しないのでよく精査する事。フランス領を18にするか勝利条件都市を八つ支配してパリに凱旋すると皇帝へと即位する。 4…ナポレオン帝国の栄光(1806年3月) 皇帝に即位しフランスの国力は最高潮。対仏大同盟が敷かれており複数国と交戦状態にあるが、うまくすれば外交無しでも勝てる。 また、皇帝に即位すると5人の親族がいる都市は直接司令官コマンドを実行できるようになる。それぞれ能力が違い万能型の人材はいないので、使い分けが必要。 ヨーロッパ全土を統一すればエンディングである。 5…エルバ島脱出(1815年3月) ナポレオンが退却不可能な戦場で捕虜になりゲームオーバーになった後の選択肢で「yes」を選択すると出現する隠しシナリオ。 フランスは6都市に縮小して、物資は枯渇、優秀な人材も多くが流出している上、オスマントルコ、ナポリ以外の全国と交戦状態にあり、 アムステルダムにはウェリントン公率いるイギリスの大部隊が上陸しているという絶望的状況。 光栄史上最難関との呼び声高く、普通のやり方では史実通りの百日天下で終わってしまう。 早急に各都市に親族を派遣していくつかの都市から撤収し、戦力を集中させるのが基本。パリと穀倉地帯のボルドーは守り切りたい。 なお、最大の敵は時代とともに寿命で数を減らしていく軍人たちだったりする。 ◆軍人 本作では8つの能力をA~Dの四段階に区分し、100満点による採点方式が廃されている。 また経験値が存在しており100溜まるとどれかの能力がランダムで1段階上がる。 上がってほしい能力(特にネイの騎兵、マルモンの砲兵など)が上がるまでリセットを繰り返すプレイヤーが続出した。 外交や貿易は経験値が多く貰えるため、目的そっちのけで精を出す人も。 また二人の女性君主の他、配偶者としてジョゼフィーヌとマリー・ルイーズが登場する。 ゲーム中にも陳情と称して話しかけてくる他、ED時にどちらを妻にしていたかによってムービーが変わる。 また他の光栄作品に比べて捕虜登用がやや難しくなっているので、意識してやっていかないと後半人材不足に悩まされがち。 政治…外交の成功率に関係。 経済…内政の効率に関係。 補給…食料、物資の分配や輸送に関係。 建設…病院の整備や戦場での架橋及び爆破の成功率に関係 統率…演説、鼓舞の効果や混乱のしやすさに関係。 歩兵…歩兵を率いた際の能力に関係。 騎兵…騎兵を率いた際の突撃の威力に関係。 砲兵…大砲を率いたときの命中率や威力に関係。 なお、一部の人物にはマスクデーターとして「性格」がつけられており、それによる補正も決して馬鹿にできない。 大体は歴史上の有名人物が対象となっている。 ◆主だった国の特徴 ○フランス 欧州屈指の大国として農業生産力が高く陸軍は精強だが、近代化がまだまだ遅れており工業力や海軍力はイギリスに大きく劣っている。 また、パリはアホみたいに人口が多く、分配をしても民衆の忠誠が上がりにくい。その分、徴兵する時や生産力的には便利なのだが…。 軍人は我らがナポレオンをはじめ不敗の若ハゲダヴーや伊達男ミュラなど一流所が揃う。 タレイラン、フーシェのような陰謀家やベルナドット、モローなど反ボナパルト派軍人は有能だが忠誠が下がりやすいので要注意。 ○イギリス フランスの宿敵。産業革命によって工業力で他国を大きく引き離しており、特に砲兵隊、海軍の力は圧倒的。 思わぬ所から侵攻を受ける事もしばしば。また海戦時には一定確率でかのネルソン提督が登場し、フランス艦隊を海の藻屑に変えてくる。 しかしイギリス本土は食料生産が低く大軍は編成できないため上陸さえしてしまえば意外とあっさり屈服させられる。 軍人はウェリントン公がとにかく強いが、序盤ではジブラルタルにいるべレスフォードの方が目の上のコブだったり。 ぅゎょぅι゛ょっょぃことヴィクトリアたんは登場年代が遅く初代三國志の姜維的幻の軍人扱いであった。 ○プロイセン ドイツの東側。国力は中堅どころだが、軍人は不屈の老将・ブリュヒャーやグナイゼナウ、シャルンホルストと言った プロイセン参謀本部の面々など強力な面子が多く、いつのまにか強国に成長している事も。早めに潰すのが吉。 ○ロシア おそらく本作、最大最強の敵。広大な国土により食料生産力が高く軍人もクトゥーゾフ、バルクラーイと言った強者揃い。 それより何より戦場が森や湿地など面倒な地形だらけの上、焦土作戦で都市をほぼ壊滅させてから撤退したり、 コサック騎兵が襲撃してきたりと史実のロシア遠征もかくやという受難が続く。親族の軍団も投入した総力戦で当たらないと勝てない。 ○スペイン 国力、軍人ともに特筆するところは無いが、こちらもロシア同様、人民蜂起やゲリラ襲撃といった嫌らしいイベントが頻発するため攻めるのが非常に面倒。 同盟にも応じやすいため、最後の最後まで後回しにするプレイヤーも多い。しかし早めに制圧すればイギリスからの制海権奪取に大きく前進する。 ○オーストリア 国力、人材ともにそこそこ。講和にも応じやすいため、最初の攻略目標になりがち。 ナポレオンを破った事もあるカール大公が強力。また「会議は踊る」で有名なメッテルニヒが外交官としており、少ない身代金でせっかく獲得した捕虜を分捕って行く。 ○オスマントルコ アジアとヨーロッパの中間に位置するムスリムの国。 人口は多いが国力はイマイチでロシアやスペインのようなイベントもないため攻め安い。騎兵に優れた軍人が多い。 ○スウェーデン 弱小国でロシアやプロイセンの餌。「ベルサイユのばら」にも出てきたフェルセンがいる。 ○ナポリ かのマリー・アントワネットの姉であるカロリーナが本作でも貴重な女王として登場する……が、正直言ってあまりうれしくない容姿である。 シナリオ5ではミュラが国王になっているが、はっきり言って防波堤にすらなってくれない。 これらの国々にはそれぞれの国の雰囲気を良く再現したBGMが設定されており、いずれも名曲揃い。 特にロシア、スペインの国はプレイ時のトラウマとともに多くのプレイヤーの脳裏に刻み付けられている。 wiki籠りが陳情してきました。『項目への追記修正をお許し下さい』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ロシア撤退後、フランス戦役時のシナリオはないんだな。 -- 名無しさん (2015-01-05 21 14 56) あれ? 産業革命って、フランス革命と同時期だっけ?? -- 名無しさん (2021-09-07 12 10 47) 名前 コメント
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ランペルール 【らんぺるーる】 ジャンル SLG 対応機種 PC-8801mkIISR以降、PC-9800VM/UV以降、FM TOWNS、X1、X68000、MSX2、ファミリーコンピュータ 発売・開発元 光栄 発売日 1991年5月23日 定価 【PC88】13,420円【X68】10,780円【MSX/FC】12,980円 判定 良作 コーエー歴史SLG作品 概要 特徴とシステム 評価点 問題点 総評 概要 フランス皇帝(L EMPEREUR)ナポレオンをテーマに扱った、日本製ではあまり見ないSLG。 外交重視な作りの独特なゲーム性で、AIがなかなか手ごわく歯ごたえがある。 特徴とシステム プレイヤーはナポレオンとなってヨーロッパ制覇を目指す。 シナリオは4つ。年代別に、イタリア方面司令官時代、最高司令官時代、第一執政時代、帝政時代となっており、実行できるコマンドが後者になるほど増えていく。 地位が低い状態からだと、クリア条件を達成していく事で、だんだんと出世していく。 さらに他に隠しシナリオが1つある。いわゆる100日天下を再現したもので、光栄(現:コーエーテクモゲームス)のゲームの中でも屈指の難易度を誇る(*1)。 ヨーロッパには都市が配置され、それぞれが道でつながっている。これらの都市を攻略していく事で、ヨーロッパ全土を制覇する。 制海権という概念があり、海域に面している都市の軍艦の保有数が最も多い国が握ることができる。 ロンドンなど、海を越えなければ行けない都市もある。この場合、制海権を握るか制海権を握っている国と同盟を結ばない限り進出が困難。逆に港に隣接している海が敵国に制海権を握られていると、常に攻められる危険が生じる。 コマンドは二系統。 司令官コマンド。毎月一回だけ実行でき、ナポレオンが駐留する都市や軍に命令を出せる。内政や直接の軍事行動はこのコマンドで行う。 司令官時代、最高司令官時代ではこのコマンドしかできない。このため、大砲の配備などは政府陳情する事になる。ただし陳情すれば、必ず応えてくれるとは限らない。外交権もプレイヤーにないため、勝手に講和を結ばれたという事態も起こる。司令官、最高司令官では、身勝手な政府に悩まされる事も。 ちなみに最高司令官以上になると都市間を自由に行き来出来るようになる。(*2) 第一執政では司令官時代同様ナポレオンの駐留する都市だけでしか命令を出せないが、皇帝になると親族のいる都市にも命令できるようになる。 政府コマンド。三か月に二回コマンドを実行できる。外交や軍事、人事などの命令を出せる。 第一執政、皇帝で実行できるコマンド。ようやく国を思う通りに動かせるようになる。 戦闘はタクティクススタイル。 兵科は歩兵、騎兵、砲兵の三種類。 歩兵は足が遅いが、河に架橋ができたり、橋を爆破できたりなど汎用性が高い。さらに補充がしやすいのも利点。 騎兵は機動力が高く、突撃の攻撃力も高い。ただし、馬の購入が事前に必要など、補充がやりにくい。 砲兵は唯一、長射程の攻撃ができる。揃えるのに手間がかかるが、その威力は絶大。装備として大砲が必要で、訓練度が低いと狙いを外す事も多い。さらに機動力は全兵科中最低で、大砲の向きを変えるのにすら1ターンを消費してしまう事と相まって他部隊との連携が必要。これらの事から扱いは難しいが、部隊の中でも特に存在感が大きい。 本作では攻撃されると、混乱という状態になる事がある。行動ができなくなり、戦闘時の被害も大きくなる。この混乱を起こしやすいのが大砲で、このため砲兵の使い方が、勝利への鍵となる。 マップ画面を一見しただけでは分からないが、高低差の概念も存在する。基本的に、高い位置に属するHEXにいる側の方が有利で、攻撃力・防御力に修正がかかる。ある一定以上の高さだと、大砲の射程が延びるという、決して無視できない要素もある。 人物の能力値はA(最高)~D(最低)であらわされる。 政治家、軍人は命令を実行すると経験値を得る。やがて一定以上経験値を溜めると、能力が上がっていく。 ナポレオンの駐屯都市以外は基本的にコンピューターが運営するのだが、その間に任命された司令官の経験値も増えていく。凡人がいつのまにか優秀な人物になっているという事もある。 さらに、マスクデータとして特定の人物には「性格」がつけられており、それによって様々な補正が入る。同じAクラス同士の将軍が闘っても、性格補正のために優劣がはっきりと分かれることも。 このゲームの大きな特徴の一つとして外交が挙げられる。 フランスに好意的ではない国も多く、相手国との関係をどう円滑にするか、敵をどう絞るかが大きな攻略ポイントとなっている。 本作は、一風変わった外交の流れとなっている。各国には反仏感情というパラメーターがあり、非戦争状態ではこの数値がだんだん悪化していき、ある程度悪化すると宣戦布告されてしまう。 開戦後にフランスが勝利を重ねるとさらに悪化…ではなく改善していくのである。やがてある程度下がると、講和できるようになる。関係悪化 ⇒ 開戦 ⇒ 休戦 ⇒ 関係悪化…というのが、本作の外交の基本的な流れとなっている。他の戦略タイプのSLGでは一旦開戦してしまうと、同盟などの状態に持っていくのはなかなか難しいが、本作ではこの点も特徴的(*3)。 「なんでそんな面倒くさいことをしなきゃいけないんだ?」と思う好戦的な方も多いと思うが、ちゃんとそうしなければならない理由がある。基本的に戦争時になると味方人物の忠誠は下がっていってしまう。 グズグズと戦いを続けていると配下の離反が続出し、ボロボロになるのは必定。敵国から持ちかけられた講和条約を蹴ると、さらに忠誠が激減してしまう。 「いつまでも戦争をやっているのが幸せなわけではない」という、従来とは一線を画する思想がゲームの仕様に反映されており、これもまた本作独自の味である。 イベントも豊富。疫病、ストなどがある。 特に本作では都市データに大きな偏りが設定されており、「その地方でしか起こらないイベント」がかなり多い。首尾よく敵地を占領した後の統治も、一筋縄ではいかないのだ。 この中で特にいやらしいのが、ロシアのコサックにスペインのゲリラ。供給率が高いにもかかわらず都市、軍ともども疲弊させられ、回復に手間がかかる。いずれも焦土戦術まで使ってくるため、新しい都市を手に入れてもほとんど何も手に入らないこともザラ。 後の信長の野望シリーズの『一向一揆』に三國志シリーズや項劉記の『異民族』に通じる要素と言える。 ナポレオンのライバルとして有名な、イギリスのネルソン提督もちゃんと登場する。 海戦時に彼が出てくると、イギリス海軍の艦船数が1.5倍として計算されるらしく、勝つのは困難。 ランダムで戦死することがある。戦死時のセリフも用意されている。 評価点 外交を重視した作り。 外交を駆使し、敵を絞り込む戦略性の面白さ。 各地方の特色が見事に出ていること。 先述の都市データやイベント面でももちろんだが、ちゃんとそれぞれの地方に違うBGMが用意されており、各地の雰囲気をよく醸し出しているのもポイントが高い。 大砲を使った、独特の戦術。 長射程の砲兵の位置取りや他の兵科との連携など、当時の光栄のゲームにはない戦術が楽しめる。 ただ、先述の通り標的から一つ外れる場合もあり、標的に隣接している味方が被弾するケースも。 手ごわいAI 同時期の光栄のSLGに比べると、かなり賢い。例えば『信長の野望 武将風雲録』では、戦力を全ての武将に分散させているが、本作ではそんな事はない。戦力は有能な将軍に集中配備されている。 CPU側の戦力回復力が早い。モタモタしているとあっという間に敵が大戦力になっていたりする。よく最後の敵となるロシアなどは、残存都市がわずかにもかかわらず、どこからかき集めたのかとんでもない戦力になっている事も。 CPUが攻撃側もしくは防衛側援軍だと、こちらの裏をかくように大砲の死角を突いて接近してくる。その為、こちらが単体だと密着されると放棄せざるを得ない状況に。よって、防衛側は分散させてでも二部隊以上用意する必要あり。 縛りプレイもなかなか楽しい。 基本的に難易度が高いゲームではあるが、慣れて来るとさらに厳しい条件でのプレイができる。第一執政にならず、権限の乏しい最高司令官のまま欧州制覇を目指す事も。 最高司令官にも最高司令官なりの良さがあり、外交や他都市の管轄が自由に出来ないものの、外交が苦手なプレイヤーに打ってつけのプレイスタイルと言えよう。 問題点 ひと月一回のコマンド。 都市への命令は一月一回だけ。しかも皇帝以外では、ナポレオンがいる都市だけ。このため人や軍、物資の展開がスムーズにいかない。さらに内政に手をかけている余裕もあまりない。 もっともこれがプレイヤー側のハンデとなって、CPUとうまくバランスが取れている面もある。 騎兵が使いづらい。 馬の購入の手間、訓練度の上がりづらさなど、戦力の補充に支障が多い。確かに攻撃力や機動力は高いが、どちらかというとマイナス面が強い。 砲兵で攻撃して混乱させ、そこに騎兵の突撃をぶち込む戦術は非常に強力なのだが、状況を作り出すまでが意外と難しい。 突撃はターン開始時に標的に隣接していないと発動出来ない事も使いづらさに拍車をかけている。 海戦がない。 正しくは自動戦闘で処理される。自国の艦艇数と敵国の艦艇数を参照して勝敗を判定している模様。 ナポレオン時代には、トラファルガー沖海戦など有名な海戦もあり、できればプレイヤーが操作できる方式で海戦要素もあった方がよかったかも知れない。 制海権が無いにもかかわらず援軍が上陸してくる。 制海権をこちらが掌握しているにもかかわらず、港湾のある都市に遠征した際、援軍が制海権を無視して上陸してくる。 プレイヤーがナポレオンだけ。 従来のシステムを踏襲していながらマルチプレイが出来ないのは問題だが、何よりの問題はプレイヤーを選べないところと言っていいだろう。 ナポレオンのライバルとなって、彼を下して彼を超えた時代の寵児になる等が出来たらより良作になり得たかもしれない。 忠誠の上がり具合が人物によってかなり差があり、下がりやすい政治家、軍人は、どうやっても忠誠値を高く維持できない。 このため、一部の人物は能力が高くても、かなり使いづらい。特に第一執政以降のナポレオンを支えたタレーラン、フーシェが使いにくい(*4)のは、悩ましいところ。 参謀的存在がいない。 『三國志』『信長の野望』シリーズの軍師をはじめとするプレイヤーに様々な助言をする者がおらず、初心者にはどう立ち回るべきかがわからない事も少なくない。 とはいえ、本作は前述の通り内政より軍備、何より外交重視のスタイルである事を理解すれば各コマンドの取捨選択は難しくない。 政治家、軍人の数が少ない。 合わせて255人しかいない。同時期の『三國志II』では350人、『信長の野望 武将風雲録』では700人と、これらと比べても少ない。 ほぼヨーロッパを制覇すると、人材不足に悩まされる事もある。 また人数が少ないため、シェイエス、ジュールダン、クレベールといった、いて当然と思われる政治家、軍人がいない。 能力設定に首をかしげる人物もいる。またスーシェの名前がスシェトになっているなどの間違いも見られる。 難易度設定がない。 前述の通り巧みな立ち回りをするAIや、頻発する特定地域の抵抗イベント等結構難易度が高い挙句、難易度設定もない。 従来の光栄SLGにおける『初級』にすると抵抗イベントの発生率を100%から供給率参照並びに被害を小さく緩和し、戦闘では自分に近い相手部隊を手当たり次第攻撃する等だと初心者でもプレイしやすくなるのでは。 総評 当時の光栄のSLGのみならず、戦乱の時代を題材にした和製SLG全体の中でも、かなりの異色作。ヨーロッパという舞台、外交を重視した作り、長射程の大砲を主体とした戦術などは、他に類を見ない。さらにバランスもよく難易度も高めと、プレイし甲斐もある。 一方、コマンド回数が少なく戦略偏重になりやすい。また人物の少なさと海戦の未実装並びに何よりプレイヤーがナポレオンだけでマルチプレイ不可なのも残念な所。 もっともこれらは改善の余地があり、もしシリーズとして成立すれば、さらなる良作となった可能性はある。 しかし、残念ながら本作はシリーズ化しなかった。世界的に有名なナポレオンとはいえ、三国志やチンギス・ハンなどと比べれば日本史と縁遠い歴史背景や、『ベルサイユのばら』を代表とする近い時代の著名作品が、むしろナポレオンを敵側に位置付ける世界観をまとっていたのも原因だろうか。 或いは、同じフランスの英雄である「悲劇のヒロイン」ジャンヌ・ダルク程に惹き付けられる地盤作りに後れを取ったのも一因かもしれない。
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名前 ランペルージ 性別 男 種族 人間(?) 年齢 20代 外見 髪の色・黒 瞳の色・黒 身長・175前後 体重・60㎏ぐらい 細身で、鋭い感じの美形 職業 ランペルージ商会会長 細かな設定 ランペルージ商会の主。 若手だが、かなりのやり手でここ数年でかなりの財を成している。 ただ、その経歴は不明なところが多く、商会を立ち上げる前に何をやっていたのか知っている者は少ないという。 しかし、この数年で築き上げた実績と信頼は確かなもので、現在彼の素性を疑うものはかなり減ったらしい。 黒や灰色などの暗色を好むが、身体の線は隠さないので、かなりスマートに見える。 やや童顔気味なのを気にして顎髭を生やしているが、あまり似合っていない。 穏やかで理知的な話し方をするが、商売の時はかなり冷徹。 イメージCV:福山潤 or 櫻井孝宏(各自脳内で変更可) コネクション(顔見知り/友人/貴重な友人):50/700/1000
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名称 ランペルージ商会 遭遇する人物 ランペルージ スカーレット 詳細 運輸、貿易を主とする総合商社。 ランペルージが行商から興した企業で、最近急成長を続けている。 近頃はミノア帝国との戦争を受け、独自の護衛を雇い、軍への輸送を請け負っている。冒険者に護衛を依頼することもある。 また、冒険者や一般人からの荷物も格安で請け負う。料金によっては貴重品や重要物資の個人輸送も引き受け、噂では危険な仕事も厭わないらしい。