約 2,307,568 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/405.html
登場人物 木ノ宮 翔(きのみや かける) 16歳。勉強よりバイトを重視しているためか成績はちょっと危ない高校生3年。 あまりこういったロボットに興味は無かったが、武装神姫はなんかピンとキタらしく購入を決意。 晴れてティアナのマスターとなる。 なお彼の住む町は首都から遠く離れた地方都市の一角。 なので新発売の神姫は県中から人が集まる「ヨド○シ」とかに発売日に並ばないと買えないというか、並んでいても買えるかわからない。それほどの競争率。 イメージCV 鈴村 健一 ティアナ 新発売のジルダリアタイプ。 気さくな性格設定のためか翔とは対等な関係で接しているが、本当はもっと甘えたいと思っている。 第4弾の見た目は"武装"神姫としては従来のモデルより"貧弱そう"なのだが実際に戦闘になれば"スゴイ"らしい… イメージCV 榊原 ゆい * 大地 文典(おおち ふみのり) 翔の幼馴染…というよりは腐れ縁である。 中学の2年時に少し遠い町に引っ越したが高校で翔と再開する。その後はずっと同じクラス。 テストもクラスで10番以内には入るし、勉強を教えるのが上手い。 翔がバイトに勤しんでも落第しない理由はテスト前に文典の講義を受けているからである。 イメージCV 荻原 秀樹 沙耶 文典の神姫でハウリンタイプ。 ただ特殊モデルで瞳が深緑色、さらに長髪なので1度見ただけではハウリンタイプと気が付かない人もいる。 無邪気な性格で人当たりも良い。それでも人の迷惑になることだけはしない。 本物の妹のように文典と接しているが近頃はそれでは物足りない様子。 イメージCV 成瀬 未亜 小野 香住 翔、文典と同じクラスの生徒。 2人と面識は全く無かったが、トーナメントをきっかけに仲良くなる。 自分の神姫のニーナの野望達成のために毎日踊らされるすこし損なキャラ。 綺麗な黒髪のショートヘアーが特徴。 イメージCV 名塚 佳織 ニーナ 犬型だが基本的にいつもツガル装備を好んで装着している。 そして神姫アイドルのナンバーワンを目指して日夜活動している。 しかしいまのところスカウトに引っかかるということは無い。 それでも止めないのが彼女の負けず嫌いな性格を如実に表していると言っていいだろう。 ヘッドにツガルのミニツインテールを付けている為、ぱっと見は通常より可愛く見える。 イメージCV 野川 さくら 神代 鈴莉 2人が3年で進級した「神姫科」の教諭。翔たちのクラスの担任である。 基本的に神姫科は単位さえ取れていれば進級に評定の数値と言った要素は必要ない。 しかし、2年時までの成績が悪かろうと彼女の授業を1年受ければある程度の技術者になれるだけの基礎が身に付く。 それだけの実績を持つ名教師である。 イメージCV 北都 南 シロガネ 鈴莉の神姫でアーンヴァルタイプ。 とても礼儀が良く、優しく、時には厳しくと正に教師の鑑といえる神姫であり、神姫科の生徒の神姫が目指すべき目標でもある。 基本的に学校内では素体状態だが"生徒"に危険が迫れば"力"を使うという噂がある。 しかし真偽のほどは定かではない。 イメージCV 日向 裕羅 独自設定 「星林学園」神姫科 翔の通う「星林学園」は3年次の専攻コースに「普通科」「理学科」そして「神姫科」を儲けている。 神姫科は全国でもまだ数の少ない科であるが、プロフェッッショナルを講師に雇い、本物の神姫をパートナーと一緒に勉強をする。 神姫科でMMSの基礎構造からプログラミング、その他もろもろの基礎を学び、エスカレーター式で大学に進学してさらに細かな専攻の勉強をするという「高-大一貫校」という試みを日本で始めて採用した学校である。 今では都市部にも同じような大学が増えており、この学園が地方の郊外にあるため入試の志願者数は近年下降気味。 それでも生徒数は県で一番多い。 その下部組織として小-中一貫校の付属校も存在する。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1212.html
SHINKI/NEAR TO YOU Phase02-4 gavotte 「ヒューマノイド・インタフェイス?」 「そう。人によって呼び方は様々だが、ようは人体を模した駆動義体の総称さ」 現在の2030年代に入ってから、人は様々なロボットを実用化してきた。 武装神姫もそうしたロボット開発の中で創り出された、人のパートナーとしてのアンドロイドの一種だ。 武装神姫は日常生活におけるマスコットとしての要求から、その大きさは14から15センチとなった。その一方、医療における義肢・義体の研究、純粋労働力としての可能性の研究としてのロボット開発も行われていた。駆動義体とは、そうした目的で作られた人体、もしくはその部分的な要素を模した機器のことを指す。 「でも、等身大の駆動義体なんて存在するのかしら?」 ふたり仲良く首を傾げる伊吹に、神楽さんがちっちっちっと舌を鳴らす。 「何だってアンダーグランド……裏社会は存在するものさ。表向きにはないとされているものが、本当に存在しないとは限らないのだよ?」 神楽さんの話によると、一般レベルでは様々な法・倫理的な問題で人間大のアンドロイドは実在しないとされている。が、裏の社会ではすでにそういったものの開発に成功しているらしい。 驚くシュンたちだが「考えてもみたまえ。全高15センチのオート・マタが存在するんだ。だとしたら、それを等身大にしたものが開発されていても、何ら不思議なことはないだろう?」と神楽さんに言われると、なんとなく納得できる。 確かにたった全高15センチほどで、あれだけの機能を備えた武装神姫がすでにいるんだ。むしろ、技術的な面で言えば人間を模したロボットを作るなら、人間と同じ大きさの方がいろいろと面倒がないんじゃないか? 「早い話、そういうことだよ。実験目的、研究開発、または趣味嗜好などなど……アングラなところでは様々な需要があるのだよ」 具体的にはどんな?――試しにシュンが聞くと、神楽さんは「君は知らなくてもいいことだよ」といい笑顔で返された。 みんなの方を向くと「シュッちゃんにはまだ早いわよ」と伊吹にいい笑顔で肩を叩かれた。 「いや、待てよ? 何かすっげー気になるんですけど……」 「…………えいっ」 「イタタタタッ!? ちょっ……足っ、足踏まれてるんですけど、伊吹さん!? つーか本気でいたっ……痛い、痛いってのっ!?」 耕一とチカが苦笑する。なんかその心配する表情がグサッとくるのは何故だ? 「ま、戯れるおふたりはそっと無視しておくとして……そのヒューマノイド・インタフェイスというものを使えば、チカさんが本物のヴァイオリンを弾くことは可能なのですね?」 「そうさ。しかし何ぶん非合法……げふっげふん。あ~、あまり良い子のみんなはまねをしてはいけないよ的な代物なので、いくつか制限がある」 神楽さんは指をひとつ立てる。 「まず、このことに関しては他言無用とすること。ここに集まったメンバ以外には、秘密を厳守してもらう。これは君たちのためでもある、絶対に他には喋ってくれるなよ」 ふたつ目の指。 「ひとつ目から分かると思うが、この方法での演奏を一般人の前で行うものNGだ。あくまでも必要最低限の関係者だけを集めた……まあ、ごく内輪でのリサイタルということになるね」 みっつ目。 「この方法ができるのは、今回一回のみだ。……別にバトル前に言っていたことは、ハッタリという訳ではないのさ。調達できたといっても、引っ張り出す名目をでっち上げて今回限りという取り決めとなっている。つまり――」 そこで神楽さんは耕一とチカを見て、ニヤリと笑った。 「あとから、あの時やっぱり本物のヴァイオリンを弾いておけばよかった……なんて後悔の念を抱いても、残念ながらもう協力はできないよ?」 ギョッとした顔でみんながチカを見た。 みなの見つめる先で、チカは驚いた眼差しを神楽さんに向ける。 「そんな……いえ、そういうことじゃなくて……。でも……」 「チカさん、あなた自身が疑問に思ってしまっているのではないのですか?」 今まで黙っていたゼリスが、ゆっくりと口を開く。 「本物のヴァイオリンを弾くことが、本当に自分の音色を見つけることになるのだろうか――と」 ゼリスの言葉に、ビクリとチカが肩を振るわせる。 「本当はもう気づいているのでは? ――本物のヴァイオリンがなくとも、あなたの創るべき音色は、その胸の内にあるということに」 チカがギュッと自分の胸に手を当てる。そこに息づくもの――神姫の感情中枢たる機関〝CSC〝。そこから紡がれる彼女の心――自らのマスターを想う気持ち。 「例え私たちの手足が人を機械的に模した縮小に過ぎないとしても、ヴェイオリンの音が電子的に再現された複製に過ぎないとしても、それを奏でるあなた自身――CSCから産まれる私たちの感情は、心は。まぎれもない私たちの――あなた自身の本当の想いです」 「私自身の――想い」 ポツリとチカが呟いた。 ――それはとても大切なもの。でも、それが実際何なのかは分からない、見えないもの。 だから、みんな勘違いしたのだ。 ――それは人間だって、自分自身のことだって、何かと問われれば明確な答えなど返せない。すごくあやふやなもの。 チカ自身も勘違いしていたこと、手段と目的を取り違えていたことに。 ――心。 それにゼリスは気づいていたのだ。そのために独りで反対したり、ワザと邪魔をしてみせたりしたのだ。 すべては本当に大切なことを気づいてもらうために。 ――それは、確かに誰もが持っている。人も、神姫だって。 ゼリスは最初からチカのことを、同じ立場の親友として、誰よりも心配していたんだ。 「大切なのは、弾く楽器ではなく、誰かを想って音楽を奏でるあなた自身です。あなたは、あなたの音色を奏でればいいのですよ」 ゼリスはチカの肩に手を置き、瞳を真っ直ぐに見つめた。その彼女の瞳、朝露に濡れた新緑のようなそれは、優しい色。 「私は……」 チカがその唇から、言葉を搾り出す。彼女の小さな体の中では、様々な葛藤が駆け巡っているのだろう。 「そのくらいにしておきたまえよ、ゼリス君。その先は彼女が一番良く分かっているはずさ。後は彼女自身の問題だよ」 ぐるりと神楽さんが一堂を仰いだ。 この場にいる誰もが、温かい目でチカを見守っていた。 チカがどんな答えを出そうと、誰もがそれを肯定する……と。 「さあ、命題だ。仮初の人の身を得、真のヴァイオリンという名のイコンを求むるか、否か――。君はどちらを選ぶんだい?」 悩める少女は、側らに立つ、最も大切な人の顔を仰いだ。 そこにあるのは、彼女の大好きな優しい笑顔。どんな答えを出そうとも、その意思を尊重する。彼女を認めると言っていた。 それに勇気付けられ、チカは静かに口を開いた。 「私は――」 ♪♪♪ 開幕。 シックな装いに身を包んだ彼女を、燕尾服を着込んだ少年が付き添う。 優しく差し伸べられた手を、白い小さな両手で大切に包む。 招かれた場所は、とある屋敷の一室。 観客は少年少女とふたりの人形、黒い影法師。 彼らに囲まれて、車椅子に佇むひとりの老紳士。 五人は彼女に勇気と奇跡をくれた、魔法使い。 老紳士は大切な家族。彼女の隣に立つ少年にとっては師。 彼女にとって、音の素晴らしさを教えてくれた恩師。 緊張した彼女を察して、隣に立つ少年が笑む。 優しい笑顔、大好きな笑顔。それだけで体を包む緊張という鎖から解き放たれていくのを、彼女はその身に感じた。 彼女を想い集まってくれた人たちへ、今日という日を与えてくれた喜びに、感謝を込めて。 少年がタクトを取り出し、少女はヴェイオリンを手に取る。 それは今宵一夜限りの。 慎ましやかで温かな、彼と彼女の音色のリサイタル――。 ♪♪♪ 六月といえば梅雨だ。先週までの雨も途絶え、今週の日曜は朝から暖かな日差し。 梅雨前線と高気圧のおしくら饅頭も、どうやら軍配が上がるのはもうすぐそこだ。 「今年の夏は暑くなるかなぁ~」 「そうですね。記録的な事例から、空梅雨のあとは猛暑が訪れる確率が高いと言えます」 だかだらとベットに横になりながら、なんとなしのシュンの独り言に、机の上から返事が返ってくる。 どうやらゼリスはシュンの机の上に陣取っての、ネットサーフィンの最中らしい。 「ぢゃんぢゃぢゃ~ん、優ちゃん登場!」 ガチャリとドアが開き、妹の優が部屋に入ってきた。 そのままニコニコ、ささっと机に向かい「何してるの?」とゼリスに話しかける。 わいのわいのと今度は優も一緒になって、ふたりはキーボードをカチャカチャしだした。 「お前ら、人の部屋に勝手に入ってきて騒ぐなよ……」 無駄だと分かっての投げ槍な講義は、キャアキャア騒ぐふたりに黙殺される。 シュンは読んでいた雑誌を放り出して、ベットに身を投げ出した。 あ~あ。日曜の朝から騒がしいヤツらめ。 「あっ、新着メールが届いてる。差出人は……チカちゃん?」 「そのようですね」 その遣り取りにシュンはハッとベットから身を起した。 あの一見以来、耕一たちとはまだ一度も連絡を取っていなかった。今ふたりはどうしてるんだろう? 「……ふむ。おふたりともあれから元気にしていらっしゃるようですね。耕一さんの音楽の修養の方も、チカさんのヴァイオリンの方も、順調に励んでいらっしゃるようです」 「そうなのか?」 シュンも優の後ろから、PCモニタを覗き込む。三人一緒になって同じ画面を覗きながら、ゼリスが文面を読み上げる。 「それで……ほう。おふたりは今度ヨーロッパに旅立たれるそうですね」 「ヨーロッパ?」 「はい。どうやら本格的に音楽の勉強をするために、耕一さんが留学なさるそうです。それにチカさんも一緒なさるそうです」 モニタに映し出された文章では、以前から海外留学の話があり悩んでいたが、最近になってやっと決心がついたので、ふたりで欧州に旅立つことにした事。向こうでもお互いに支えあって頑張ることなどがしとやかな文面で綴られ、最後に『しばらく逢えなくなってしまうけど、帰ってきたら必ずまたみなさんをヴァイオリン演奏にご招待致します』と締めくくられていた。 「そっか……ふたりとも頑張ってるんだな」 シュンの言葉に、ゼリスがこくんと頷いた。 あの日見た、ふたりの互いに寄り添う姿。きっとふたりなら遠い異国の地だって、うまくやっていけるに違いない。 感慨深げに目蓋を閉じるシュンとゼリスに、ひとり優だけが憮然とした顔をする。 「チカちゃんって、前に家にやってきたヴァイオリンの神姫だよね? そういえば、私だけあの後何があったか聞いてない。私だけ仲間はずれ~えっ! 結局チカちゃんは本物のヴァイオリンを弾けたの?」 優がぷっくり頬を膨らませる。シュンは苦笑しながら優の頭をポンポン叩く。 「別に仲間はずれにしてないっての。あの後なあ……」 と、そのとき聞きなれたメロディがどこからともなく聞こえてきた。開けっ放しのドアから、優の部屋の細工時計が10時を告げる音色を運んできたのだ。 「あ――っ!? もうこんな時間。黒猫キッドが始まっちゃうよ~っ」 「うわっと?」 いきなり優は奇声を上げると、椅子の上でピーンッと飛び上がり、大急ぎでリビングへと駆けていく。 ……そんなに慌てるほど大事か、黒猫キッド。 「ふう、慌てて階段から転げ落ちるなよ……」 やれやれとシュンが椅子にかけると、ゼリスがジッとモニタを見つめていた。 やっぱりゼリスなりに、親友の旅立ちを想っているのか。あるいは、ひょっとしたら寂しさを感じてるのかも知れない。 「ゼリス……」 シュンが声をかけると、ゼリスはこちらを振り返り、そのままシュンの頭に飛び乗った。 「ほら、シュン。急がないと今週の黒猫キッドを見逃してしまいますよ」 「はいはい、了解~」 ったく。少しはしおらしいところもあるんじゃないかと思ったら、すぐこれだ。 まあ、しおらしい態度なんかされたら、それはそれで調子が狂っちゃうけどな。 ゼリスを頭に乗せ立ち上がりながら、シュンは窓の外に目を向ける。 いつも道理の日曜の午前、雨の恵みによって芽吹いた新緑を、爽やかな青空が照らしていた。 FINE & ……To be continued Next Phase. ▲BACK///NEXT▼ 戻る
https://w.atwiki.jp/monsterracers/pages/119.html
1人目 オンサム 地形:いわ コース:エアーズロック ボレヴィーク LV:80 ターボ:オマチュリダーンSP:143 D:136 P:102 G:173 ST:5天性スキル:こんじょう パワー+5普通スキル:ラストアタック スーパータフネス スピード+10 ふくつのこころ 2人目 トゥーレ 地形:すな、みず コース:イエローストーン ホッパー LV:80 みず☆ ターボ:フリーズアローSP:133 D:125 P:114 G:127 ST:5天性スキル:みず○ スベラナイト普通スキル:ニトロ みず◎ コールドガード スピード+10 フリーズガード みず☆ 3人目 ズリー 地形:くさ コース:スターそうげん ジュピター LV:80 くさ☆ ターボ:ドラゴンブーストSP:118 D:118 P:110 G:135 ST:5天性スキル:くさ☆ チャージ普通スキル:スタートダッシュ メガニトロ メガオールガード スピードマスター 4人目 フォエ 地形:ひ コース:カムチャッカ マーズ LV:80 ひ☆ ターボ:バーストダッシュSP:127 D:143 P:102 G:110 ST:5天性スキル:ひ○ グライダー普通スキル:ライジングパワー スーパーカリスマ フレイムボディ ひ☆ 5人目 ファリス 地形:すな コース:ギザ ウラヌス LV:80 すな☆ ターボ:スパークタイガーSP:118 D:102 P:135 G:127 ST:5天性スキル:すな☆ タフネス普通スキル:こんじょう ジャンプアップ すな◎ ふくつのこころ プラズマボディ長い流砂のところではターボを使わないときつい。 6人目 シックサー 地形:ゆき コース:ホッキョク ディーマ LV:80 ゆき☆ ターボ:フリーズシールドSP:130 D:144 P:160 G:162 ST:5天性スキル:ゆき☆ タフネス普通スキル:ゆき◎ アイスクラッシュ ラストダッシュ ギガプレス パワー+15 7人目 セブン 地形:くさ、たき コース:ナイアガラ リザードマン LV:80 みず◎ ターボ:ポイズンキャノンSP:157 D:131 P:162 G:136 ST:5天性スキル:ポイズンボディ どくガード普通スキル:チャージ ミートアップ もうどくガード ラストダッシュ みず◎ ファイター ガッツマスター 8人目 ジョーンズ 地形:ゆき コース:マッターホルン ブッシュ LV:90 くさ○ みず○ ゆき◎ ターボ:ヒップアサルトSP:156 D:151 P:145 G:147 ST:5天性スキル:くさ○ みず○普通スキル:スターアップ スピード+10 ゆき◎ ロケットスタート ふくつのこころ開始直後にターボを使うので要注意。 9人目 ラパ・ヌイ 地形:いわ、たき コース:ラパ・ヌイのほこらのラウコース ペガサス LV:90 ターボ:プラズマソウルSP:162 D:160 P:144 G:133 ST:5天性スキル:カリスマ フラッシュボディ普通スキル:ニトロ スタートダッシュ ダッシュ+10 エアマスター 10人目 アナウンサー 地形:ひ コース:ラパ・ヌイのほこらのミハエルコース セキト LV:90 ひ☆ ターボ:しゃくねつのかぜSP:160 D:144 P:180 G:142 ST:5天性スキル:ひ☆ フレイムボディ普通スキル:ほのおのこころ こだいのちから じごくのはどう あんこくのかぜ しんぴのほのお ひかりのつばさ りゅうのまもり ドラゴンのいかり前にいるとき相手のスピードは相当あがってるので注意。 どう見ても改造です本当にあり(ry
https://w.atwiki.jp/sisi317kamiou/pages/92.html
プロ野球スピリッツA(プロスピA)の新イベント「プロスピラビリンス」 野球ゲームとは思えないようなイベントでRPG要素が強いゲーム性になっています。 プロスピラビリンスを効率良く進めるには覚えておくべきいくつかの攻略のコツやポイントがあります。 この記事ではプロスピラビリンスの効率のいい進め方・報酬獲得の攻略ポイントをまとめて書いてありますので、ぜひ一度参考にしてみて下さい! プロスピラビリンスの攻略まとめ記事をどうぞ! プロスピラビリンスとは imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 5つの難易度のラビリンスを探索しながら、宝箱を獲得し、ボスを倒してクリアするイベントです。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ラビリンスを探索するのは専用コストを消費します。 他のイベントと違って3エナジーで1コスト回復させることができます。 ラビリンスの難易度 ラビリンスには よわい (最深3階) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ふつう (最深4階) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ややつよ (最深8階) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 つよい (最深10階) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 げきやば (最深15階) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 の計5つの難易度が設定されています。 解放条件を満たすことで、次の難易度に挑めます。 ラビリンス専用オーダー 探索には難易度に応じた専用の野手オーダーを組む必要があります。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 自分の操作に慣れた選手をチョイスしましょう! 「プロスピラビリンス」の報酬一覧 到達(報酬) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 プロスピラビリンスのメイン報酬。 難易度MAXのげきやばのボスを倒すと「SランクS契約書」が手に入るので、必ず毎日クリアしましょう。 宝箱(報酬) imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 探索の道中で獲得でき、難易度によって種類も数も異なります。 なるべく全部獲得できるといいですね。 「プロスピラビリンス」の攻略とコツ 金の宝箱で豪華報酬を狙う imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ラビリンス内には稀に金の宝箱が落ちていることがあります。 金の宝箱の中身は報酬か罠です。 報酬の中身には「Sランク10%契約書」「Aランク自チーム契約書」などがあります。 罠だとしても狙う価値は十分あり! ストック経験値を出来るだけ多く獲得する imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 敵(ゴースト)とのバトルはバッティング対決で、打撃結果によってダメージを与えることができます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 相手のHPを0にすると勝利です。 また敵を倒すと250ストック経験値が獲得できるので、とてもやりがいのあるイベントです。 凶暴化した敵からはアイテムもストック経験値も獲得はできません。 探索専用アイテムの活用 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 敵を倒すとラビリンス内で使える探索アイテムが手に入ります。 バット カステラ 探索専用アイテム(回復剤や宝の書など) 探索や対決などを有利に進めるものばかりなので、必ず使いながら進めましょう。 特にバットやカステラは難易度が高くなるにつれて必要になってきます。 「プロスピラビリンス」のまとめ 副産物の報酬が嬉しいイベント。 プロスピラビリンスは進める程に何のゲームをしているか分からなくなるイベントです。 しかし慣れると意外と面白くハマってしまいます。 RPG要素が強いので、野球×PRG好きにはもってこいですね。 まだ新イベントなので自分なりの攻略を見つけよう!!
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2660.html
キズナのキセキ ACT1-22「異邦人はあきらめない」 ◆ 答案用紙の枚数をチェックしていた教師が、 「今日はここまでにしましょう」 教卓の上で紙の束を揃えながら、補習授業の終わりを告げた。 当番を任された生徒が「起立、礼」と号令をかける。 すると、教室内が一気に開放感で溢れた。 期末テスト後、成績不振者が集められた補習授業は、今日の再テストで終了である。 園田有紀と蓼科涼子は早々に荷物をまとめると、 「よし、急ぐぞ」 「うん」 足早に教室を出る。 しかし、出てすぐに、二人は呼び止められた。 「有紀、涼子。補習終わった?」 優しげに話しかけてきたのは、彼女たちのリーダー格の八重樫美緒。 その隣には、美緒の彼氏でチームメイトの安藤智哉と、もう一人のメンバー・江崎梨々香もいた。 有紀と涼子はみるみる鬼のような形相になり、三人を怒鳴りつけた。 「てめーらっ! 先に行っとけって言っただろ!」 「なんでここにいるのよ!?」 「え……だ、だって二人とも今日で補習終わりだって言ってたから、一緒に行こうかと思って待ってたのに……」 戸惑いながら言う美緒に、さらに二人はヒートアップする。 「アホか! あたしたちの補習よりも、菜々子さんの特訓のが大事だろが!!」 「もう仕上げの段階だって、遠野さんも言ってたでしょう!? こんなとこで油売ってる暇ないのよ!」 「ああ、こんなことしてる場合じゃねー。さっさと行くぞ、涼子」 「そうね、急ぎましょう」 二人は美緒たちを置き去りにして、小走りに昇降口へと向かう。 美緒たち三人も、あわてて後を追った。 期末試験前の週末が明けてから、有紀と涼子は態度が一変していた。 いつのまにか久住菜々子と和解し、特訓に積極的に協力するようになっていた。 その週末に何かあったことは確実だが、それが何なのかは、安藤も知らない。 遠野に訊いても何も言わないし、大城に訊いても、 「まあ、また遠野がやってくれたのさ」 とだけ言って、うやむやにする。 美緒は訳が分からず不満なようだが、大城の一言こそがすべてを物語っているように安藤には思えた。 あの日、安藤と大城に協力を求めた遠野は言ったのだ。奇跡が起きるところを見せる、と。 有紀と涼子が、菜々子と仲直りすることも、安藤からしてみれば、奇跡的な出来事だった。美緒たちがいくら諭しても気持ちを変えなかった二人が、こんなに短期間に態度をがらりと変えるなんて、奇跡としか思えない。 だが、それさえも、はじめから遠野の想定のうちだったに違いない。 これからいくつの奇跡をあの人は見せてくれるのだろうか。 それを遠野に言ったら、きっと、 「そんなのは奇跡でも何でもない」 そう言うに違いない。 いつものような仏頂面で。 その表情が頭に思い浮かんでしまい、安藤は思わず苦笑した。 ◆ 遠野のその一言は、久住頼子にとってかなり意外なものだった。 遙か彼方に飛んでいた記憶をたぐり寄せる。頼子さえすっかり忘れてしまっていたことだった。 「初期の頃から武装神姫をやってる頼子さんなら、持ってるかと思ったんですが」 「ええ……たぶん、物置にあるはずよ」 「よかった。しばらく貸していただけませんか?」 「いいけど……随分使っていないから、動くかどうかわからないわよ?」 「いえ、大丈夫です。メンテナンスしますし、出力が上がるように改造する予定なので……あ、もちろん、元に戻してお返しします」 律儀な遠野の物言いに、頼子は苦笑する。 「いいわよ、どうせ使ってなかったんだし、好きに使って。……菜々子の対戦に必要なんでしょう?」 「はい」 「だったら、遠慮しなくていいわ。あんな骨董品でよければ、いくらでも使って」 「恐れ入ります」 「それで、何本必要なの?」 「とりあえず、三本もあれば……」 頼子は、遠野と海藤を物置に案内した。 久住家の物置は、ちょっとした蔵レベルである。その大きさに遠野と海藤はちょっと驚いていた。 物置の中はほこり臭く、いろいろなものが所狭しと並んでいる。 「見てごらんよ、あのコレクションは相当なビンテージだぜ?」 海藤の言う方を見てみると、古い戸棚の中に、びっしりと箱が納められている。 何やら大判の辞書ほどの大きさのパッケージが占拠している棚もある。背表紙の文字は何かのタイトルのようだ。 「キング・オブ・ファイターズ」とか「餓狼伝説」、「ファイターズヒストリー・ダイナマイト」といったタイトルが読みとれる。 どうやら、大昔のゲームソフトのコレクションらしい、と遠野は見当をつけた。 遠野はあまりゲームに詳しくない。それらのタイトルから、ゲームの内容を類推することができなかった。 頼子は、物置の奥に足を踏み入れると、遠野の望みのものを引っ張り出した。 埃だらけではあるが、保管状況は悪くない。 「よし、早速作業に取りかかろう」 遠野の言葉に海藤は頷き、すぐに物置を出ていく。 二人が借り出したのは、頼子が武装神姫を始めてまもなく使っていたものだ。今はもう使っているマスターもほとんどいないだろう。最近武装神姫を始めたマスターは存在すら知らないかもしれない。 あんなものを何に使うのかしら? 頼子は首を傾げながら、物置の扉を閉めた。 ◆ すでに日が落ち、街灯が照らす暗い夜道を、尊と真那、梨々香が歩いている。 久住邸からの帰り道。 尊たちが久住邸に足を運んだのは二回目だが、今日も充実した対戦が楽しめた。多くの神姫マスターが通ってくるのも頷ける。 特に、日々追い続けている、神姫の違法パーツ……イリーガルマインドのことを全く考えずに対戦できるのが、尊にはありがたい。 「今日の対戦も楽しかった。収穫もあったしな、蒼貴」 「はい。今日対戦した、ティアのノールックショット……練習すれば、わたしにもできそうです」 肩に掛けたカバンから顔を出した尊の神姫・蒼貴が応えた。 隣にいるイーダ型の紫貴は少し不満そうに頬を膨らませている。対戦の時のことを思い出しているのだろう。 「わたしは散々だったわよ。まともな対戦にすらなっていなかったし」 「すまん、それは俺のせいだな」 尊は神姫たちに笑顔を見せながら、先ほどのバトルを反芻する。 あの男とのバトルは、双姫主としてのプライドを揺るがせるほどのものだった。 蒼貴と紫貴の二人をバトルに出したが、紫貴への指示をろくに出せないままバトルは終わってしまった。 だが、尊の胸には不思議なすがすがしさがある。紫貴には悪いが、自分の全力を出しきったと言い切れるバトルだった。あの男とあの神姫とは、また存分に戦ってみたいものだ。 そんなことを考えていると、不意に真那が口を開いた。 「でもさあ、あんな風に神姫マスター集めて、対戦してるだけって……何か意味あるのかしら? ただ遊んでるだけにしか見えないんだけど」 「なんだ、お前何も分かってなかったのかよ」 「なによ。ミコちゃんは何か分かったって言うの?」 「遠野貴樹……あいつは絆を武器にする。その方法を知っているんだ」 「はあ? 絆を武器に、って……みんなが信じてくれたから、力が漲る~……とかそんな感じ?」 「そんなんじゃねぇよ。根性論で強くなれるなら、苦労はしない」 尊は遠野の考えを見抜いていた。 ミスティの特訓は、マグダレーナ戦に特化したものだ。だから、特訓内容を逆に考えていけば、マグダレーナがどんな神姫かわかる。 ミスティの特訓はかなりまわりくどい方法だと、尊は思う。マグダレーナが彼の想像するとおりの神姫ならば、他にもっと手っ取り早い方法があるはずだ。 あの男……遠野貴樹もそれは分かっているのだろう。それでも今の方法を貫いているのは、マグダレーナに勝つ以上の意味が含まれているに違いない。 「あんな大がかりなことまでしなくちゃいけないなんて、『狂乱の聖女』ってどういう神姫なのよ?」 「それは、俺の口からは言えないな」 「なによケチ」 「ケチじゃねぇ。俺の考えは推測にすぎないから、おぼろげにしか分からない。それに俺が話して『エトランゼ』の特訓が台無しになったら困るだろ」 「まあ、そうだけど……」 あの頑ななまでの秘密主義にも意味がある。 そうしなくてはマグダレーナに立ち向かうことができない、ということだ。 つまり、マグダレーナの能力は……。 尊はそこまで考えたが、首を振って思考を中断した。 どちらにしても、尊はこれ以上深入りする気はない。 これは『エトランゼ』と仲間たちの戦いなのだ。 だが、どんな戦いになるのかは、非常に気になる。 「梨々香、『エトランゼ』と『狂乱の聖女』の対決がどうなったか、しっかり報告してくれよ」 「はい」 梨々香は笑顔で尊の指示に頷いた。 尊は立ち止まり、少しだけ後ろを振り向く。 暗い道の向こう、久住邸の中では、まだ特訓が続けられているはずだ。 「健闘を祈るぜ、『エトランゼ』、そして遠野」 口の中だけでそう言って、尊は踵を返した。 ◆ 三月も終わりの頃。 春の足音は例年よりも早く聞こえてきた。桜前線は急ぎ足で北上しているという。 日差しはもう春の暖かさを纏っている。 真冬の二月から続いた特訓は、早二ヶ月が過ぎようとしている。 菜々子とミスティの特訓は、最終段階を迎えていた。 ミスティは、トライク形態から一挙動で武装形態に変化すると、速度を落とさずに、ティアとランティスに襲いかかる。 左右の副腕を交互に振るう。 ティアはかわし、ランティスは両腕を胸の前で閉じてブロックする。 ミスティの爪をやり過ごし、ランティスは反撃に出た。 得意の踏み込みが地を震わす。 一撃必殺の正拳を繰り出した。 しかし。 「な……にっ……?」 それよりも早く、身を翻したミスティの副腕から、バックナックルが襲う。 ランティスの脇腹にヒットし、そのまま身体を吹っ飛ばして、正拳突きを防いだ。 飛んでいくランティスと入れ替わりに、ティアが迫る。 目前でスピン。 ムチのようにしなったティアの蹴りが、ミスティを襲う。 ミスティは止まらない、防がない。 ティアも容赦はない。 ミスティの頭部を狙って、超速の蹴りが放たれる。 瞬間、ミスティが加速した。 ティアの蹴りは、予測通りの軌道をたどったが、ミスティの副腕の付け根にヒットする。 「おおおっ!」 ミスティがさらに加速する。 姿勢を崩したままのティアに向かって、手にした刀・エアロヴァジュラを袈裟懸けに振るった。 「きゃああぁっ!」 かわす間もない。 ティアはその一撃でポリゴンの欠片となって、退場した。 ミスティの突進は止まらない。 目指すのは、二人の後ろに立っていた白い神姫。 その進路上に飛ばされていたランティスが起きあがろうとしている。 しかし、ミスティは速度も緩めず、一直線に迅る。 「がっ……!」 ランティスは防御をする暇もなく、ミスティの副腕から放たれた、地を這うようなアッパーをまともに食らい、宙を舞う。 ミスティが過ぎ去った後、地に落ち、そのままポリゴンの欠片と化した。 「……あと一人!」 ミスティは猛進する。 目指す白い神姫は雪華だった。手にした長柄の武器……自らの武装を組み替えたダブルブレードを身構える 今回の雪華はいつもと武装が違っている。アーンヴァル・トランシェ2をベースにしたカスタム武装の代わりに、同じフロントライン社製の神姫・オールベルンの装備を纏っている。 それでもミスティは油断しない。 なにしろ、この三対一の戦闘は何度も行われており、そのたびに軽装備の雪華にずっと歯が立たなかったのだ。 しかし今回、ミスティは調子がいい。 ここまでに前衛の二人を瞬殺している。無傷で雪華と向かい合えるのだ。 雪華が前に出た。 彼女は悠長に待つことなどしない。自ら攻め、そして勝つことを信条としている。それがどんな装備であろうと変わらない。 攻撃は、リーチに勝るミスティが先だった。 左の爪を下からすくい上げるように振るい、続いて右副腕の爪を揃えて突く。 雪華は斜めに振るわれた爪をかわし、追撃してくる右爪をいなす。ミスティの懐に飛び込む。 ミスティのエアロヴァジュラと、雪華のダブルブレードが同時に閃いた。 交差する剣閃が火花を散らす。 二人の影が跳び違う。 二人は同時に振り向き出す。 だが、先手を取ったのはミスティだ。 ミスティの必殺技、リバーサル・スクラッチ。反転攻撃の速さがその必殺技を支えている。 ミスティは身体を捻りながら、跳ねるようにして背後を向いた。 雪華はまだ振り向いている途中。 脚に装着されたホイールの回転を上げ、ミスティはさらに加速する。 身体の捻りを上半身の回転に変え、ミスティは再び雪華に襲いかかる。 「くっ……!」 セカンドリーグ・チャンピオンの雪華であっても、ミスティの攻撃……リバーサル・スクラッチ三連撃を捌ききるのは至難であった。 振り向き様に振るったダブルブレードを駆使して、なんとか両副腕の攻撃はいなした。 しかし、エアロヴァジュラの一撃は、軽装の雪華をしたたかに削った。 雪華の動きが止まる。 さらにミスティは動く。 竜巻のように身体を回転させ、容赦のない連続攻撃を繰り出す。 もはや雪華に、ミスティの攻撃を凌ぐ術はなかった。 副腕の爪にアーマーが削がれ、エアロヴァジュラの袈裟懸けの一刀がボディに決まる。 「……見事」 その一言を残して、雪華もまたポリゴンの欠片となって、ステージから消えた。 花びらにも似たポリゴンの破片を吹き散らしながら、ミスティがブレーキをかけて身体の動きを止める。 すっくと立ち、後ろを振り向く。 彼女が突き進んできた進路上に、いまや立つ影は何もない。 『WINNER:ミスティ』 ファンファーレとともにミスティの勝利が告げられる。 それを耳にして、ミスティはほっと安堵の吐息をついた。 □ 「ありがとうございました」 菜々子さんが頭を下げると、向かいに座っていた俺たち三人も、 「ありがとうございました」 と声を重ねて礼をした。 気分は武道の試合の前後のようだ。勝っても負けても、相手を敬う気持ちがそこにある。 「それにしても……強くなりましたね、ミスティ」 「まったく、我が女王の言うとおり。我々三人の布陣を一人で相手にして打ち破るのだからな」 雪華とランティスの賞賛に、ミスティは肩をすくめて見せた。 「まあ……それも付き合ってくれたみんなのおかげだけど」 「それでも、今のあなたの実力は並ではありません。今度は一対一、わたしのフル装備状態で対戦しましょう」 「……タカキが許したらね」 話す間、雪華は終始優しい微笑みを浮かべていたが、目が全く笑っていなかった。 今のミスティは強い。セカンドリーグ・チャンピオンの神姫が本気で戦いたいと思わせるほどに。 ミスティ対雪華のバトルは、俺も見たいカードではあるが、今はやめておいた方が無難だろう。ミスティが負けて自信を失ったりでもしたらたまらない。 そう、ミスティの特訓はすでに最終段階。この三対一の対戦に勝利を収めたミスティの実力は、俺が計画した最後の段階に到達していた。 さて、この先、どうするべきか……俺が思案していたところ、 「遠野くん、ちょっといい?」 「特訓場」の入り口から、頼子さんがそっと俺を呼んだ。 俺は静かに立ち上がると、そっと部屋から出た。頼子さんと二人、玄関前あたりで立ち止まる。 頼子さんが小声で言った。誰にも聞こえないように。 「遠野くん。今連絡が入ったわ。昨晩、C港の裏バトル会場が閉鎖になったそうよ」 「……本当ですか」 俺の小声の問いに、頼子さんは神妙に頷いた。 俺は思わず武者震いする。 この二ヶ月、C港の裏バトルについての情報を集めていた。 頼子さんは独自のコネクションを使って、調査してくれていた。 C港の裏バトル会場を閉鎖に追い込んだのは、『狂乱の聖女』に違いない。 俺は待っていた。 この知らせが来るのをずっと待っていたのだ。 そして、菜々子さんとミスティの実力が、俺の想定のレベルまで達した……つまり、ティア、雪華、ランティスの三人を相手に勝利することができるようになったその日に、知らせは来た。 俺に言わせれば、これ以上ないタイミングである。 もはや迷うこともない。ためらう必要もない。 ただ、覚悟を決める。 俺は頼子さんに頭を下げた。 「長らくお世話になりました。特訓は今日でおしまいです」 「……それじゃあ」 「はい。対決です、『狂乱の聖女』と」 頼子さんは真剣な表情で、もう一度頷いた。 俺は身を翻すと、歩き始める。 「特訓場」へ。 反撃の狼煙を上げるために。 □ その晩、アパートに戻った俺は、秘策を一つ実行に移した。 『狂乱の聖女』の居所はわからない。彼女たちの行動範囲に張り込む手もあるが、時間がかかりすぎる。 ならばどうするか。 向こうから来てもらうのが一番早い。 俺はPCに次のような文章を入力した。 ---------- 狂乱の聖女に告ぐ 異邦人はあきらめない 真剣勝負を所望する 明日、北斗十字の下で待つ 詳細はそのときに 黒兎 ---------- この文章を、考えつく限りすべての武装神姫関連のネット掲示板やコミュニティに書き込む。 これは誘いだ。 奴はこの誘いに乗ってくるのか? と問われれば、必ず乗ってくると確信している。 そうしなければならない理由が、彼女たちにはある。 誘いの結果は翌日の朝に出た。 ベッドから起きて、すぐにPCをチェックする。 昨日の夜書き込んだ文章は、すべてきれいに消されていた。 狙い通りの反応に、俺はほくそ笑む。 『狂乱の聖女』は来る。 この事件に関わってから三ヶ月ほど経過している。その間で、俺たちが初めて得た主導権だ。 このチャンスを必ずものにしなくてはならない。 そして、『エトランゼ』との決戦を必ず実現させる。 来るべき『狂乱の聖女』との会談に向け、着替えをしながらも、俺の思考はフル回転していた。 次へ> Topに戻る>
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/650.html
第漆幕 「READY STEADY GO」 華墨のここ二戦における敗因・・・それは俺のマスターとしての至らなさと、華墨自身の「猪突猛進なゴリ押し」スタイルにある 華墨は実戦経験がまだまだ足りない・・・にも関わらず、その身体能力でもって勝ちを続けてしまった事が、自身の弱点を見えにくくし、ひいては慢心さえ生んでいた 弱点を改良していき、より良い戦術を開発しなければ、勝利し続ける事は出来ない 例えば、俺はあの「シルヴィア」について殆ど何も知らないが、公式武装主義者が勝ち続けるには、多分ゴリ押しだけじゃ駄目なのだろうという事くらいは判る 別に俺は公式武装主義者になろうとしている訳ではない が、目下の所その「公式武装」もまともに扱えているのかどうか怪しい華墨に、山の様なカスタムパーツを託すというのは・・・かなり無理がある気がしてもいた 取敢えずは、今迄の華墨の戦闘データを見てみて、どういう戦術が良くて、どういうのが不味いのか、何が得意で何が不得手なのかを検証してみる事。今はそれが第一だろう (とは言ってもな・・・) 自慢じゃないが俺は戦術だとか戦略だとか、頭が要りそうな事はほとほと苦手だった (ええい、だからってやらない訳にはいかないだろう!華墨はこういうの、もっとやらない「たち」なんだから) それもまた、「二人で闘う」ことの一つの有り方だろう (まず注目すべきなのは華墨の「ゆらぎ」の賜物、この超抜の運動能力だろうな) 今迄華墨は、「ストラーフ(ニビルではない)」「マオチャオ」「ハウリン」「ジルダリア(?)」「サイフォス」と闘った事があるが、その運動能力・・・というか脚力は、ほぼ「ストラーフ」のパワードスーツと大差無いレベルに見えた その脚力が叩き出す瞬間速度は、全身に鎧を纏っていてもマオチャオやハウリンのそれを越える かなりの練習が必要だと思うが、半端な高度を飛んでいる相手になら補助装備無しで空中戦を挑む事すら可能だろう ただし、回避が下手糞というか、速度に頼って見え透いた突込みをし過ぎる所から、多分同じ相手とやると相当な高確率で敗れるだろうし、明らかにこういうタイプに強いであろう「エルギール」に勝利する事は不可能だろう (多分もうちょっと跳躍とダッシュを織り交ぜたトリッキーな動きをした方が良いんだろうなぁ・・・) 例えば、初めてヌルと闘った時に見せたあの壁蹴りの様な・・・だ 武器は今の所、「紅緒」に付属していた標準装備は一応全て使ってみたが、太刀が合っているだろう どのみち、運動能力を全面に押し出した戦いをするなら大き過ぎる武器は邪魔になる可能性が高い かといって、ナイフコンバットさせるには、密着戦のセンスが未知数だ。そもそも「紅緒」は、比較的大型の白兵武器を振り回すタイプなのだから、剣を手放させてもあまり良い事は無いように思える だが、太刀を主力に闘う限り、あの「エルギール」の「魔女の剣」は重大な壁になるだろう・・・あの剣は、太刀より遥かに間合いが広く、加えて長い武器を絡め取るのに向いている・・・ (もう少し強力な飛び道具があればアウトレンジから一方的に攻撃出来るんだがな・・・装甲が薄いから白兵戦相手じゃ強そうだが弾幕には弱そうだ) 結局華墨にとって最も攻略しなければならない第一の難敵があの魔女、エルギールである事は明白だった 「うぅ~むむむむむ・・・」 俺は頭を抱えて部屋でごろごろ転がるのだった 「・・・暇だな」 私はベランダで頬杖をつき、甲羅干ししている「ヴェートーベン君」をつついていた マスターが色々考え始めたのは良いが、どうもそういう作業に慣れて居ないのか、知恵熱が出る寸前の様だった かといって私は私で、普段は一人で色々考え込む癖に、いざ戦闘の事になると、何も考えずに突っ込んでしまえば良いと思っている(実際今でもそうだが)ものだから、結局マスターが考える事になってしまった様だ 少しずつ等身大の自分が見えて来たが、どうも私は、自己存在についてあれこれ悩む事と、何も考えずに体を動かす事が好きな様だ 「・・・また一人でバトルスペースに行こうかな・・・」 呟きつつ振り返る。そこでばっちりボナパルト君と目が合ってしまった 「・・・」 なんかまた激しく片目をぐるぐる動かしつつ片目はしっかり私を見ている・・・だから体の隅の方だけ色変えんな!気色悪い 「えぇいっ!相変らずでかい面してっ!言って置くが私はお前に負けた訳ではないのだからな!其処の所はっきり・・・うをっ!!」 またしても私の顔の横を凄まじい速度で通り過ぎるボナパルト君の舌・・・おのれ、爬虫類め・・・馬鹿にしくさって! その時、部屋のインターフォンが鳴る。同時に、これまた凄まじい勢いで駆け出すマスター 「はいはいっ!はいはいっ!!待ってましたっっ!!」 宅配されて来たものは・・・なんとも大掛かりな機械だった。結構な額を支払っているマスター 「へへっ・・・ようやく来たぜ」 「マスター、それは一体何だ?」 ごそごそと説明書を取り出してパソコンと繋ぎ始めるマスター 「所謂トレーニングマシンってやつさ。二個前の機種だから結構安く買い叩けたぜ・・・おっけい!多分コレで動く筈」 『ふいいいいぃぃぃ』とか間の抜けた唸りを上げながら起動するトレーニングマシン。無骨なアクセスポッドが大袈裟な蒸気を上げて開く・・・なんか微妙に入りたくねー 「さぁ華墨?カモ~ン」 渋々・・・という顔だけしてポッドインする。入ってみれば槙縞玩具店のアクセスポッドと大差無いな 『実際のリーグで使われてるのと殆ど同じステージが幾つか入ってるっぽいな・・・取敢えずこの「ゴーストタウン」とかいってみるか』 画面を切り替える度に『ぶひいいいん』とか一々音がする仕様を何とかして欲しい 切り替わった世界、出現するダミー神姫 「ふっ!」 機械に対する不満は幾つかあったが、こうやってバトルが出来る事自体には不満は無い・・・むしろ望む所だ 『んじゃぁ俺ちょっと出てくるから、その間に「慣らし」やっといてくれ』 「応!」とだけ応えて、私は手近のダミー神姫との殺陣に没頭し始めた 俺が帰って来た時、華墨は新しい相手と闘い始めた所の様だった。それを邪魔しない程度に、「買って来たモノ」をサイドボードに放り込む 新しい相手は「アーンヴァル」か・・・華墨が今迄闘った事がなく、そしてもし「エルギール」を下したら、その後最も大きな課題になるであろう神姫だ 上空から距離を保ったまま強烈な砲撃を繰り返すアーンヴァルに、華墨は大いに攻めあぐねている様だった 丁度良い 「華墨!今からサイドボードを送るから、巧い事ソイツでなんとかしてみろ。いくぜ!?」 さぁ行け、モデルPHCハンドガン「ヴズルイフ」!!華墨の可能性を俺に示せェェ!! たかだかボタンを一個押すだけに無駄に気合いを込めて、華墨の左手に大型リボルバーを転送する しっかり握り締める華墨、そして 『おおおおおおおおおおおおおおォォォオ!!』 ハンドガンを握り締め、傾いたビルの壁面を駆け上がる華墨。そうだ、それだ!お前にもし魂があるなら・・・ 跳躍する華墨。無論、実際に「飛んで」いるアーンヴァルに、翼無き身では届く筈も無い だが今の華墨には俺が与えたもう一つの剣がある・・・!やってみろ、華墨・・・お前の力を 「お前の力を見せてみろおおおおおぉぉぉォォ!!」 天使は、堕ちながらバーチャルの空気に溶けて消えて行った・・・ 神姫が人と同じ心を持ち、その身に燃える魂が有るならば・・・華墨のその魂の名は「闘志」に他ならないだろう 多分華墨は、良くも悪くも「武装神姫」を体現しているのだ プログラムされたものでありながら、ひとのそれと実質は変わり無い感情。機械の体に、熱い魂。 多分俺が抱え、悩んだあの葛藤すらも含めて、神姫は神姫足り得、華墨を「俺の神姫」として扱うならば、その全てを飲み込んでやらなきゃならない・・・ 人でもあり、機械でもある。玩具であり、パートナーでもある その、一見背反するもの全てがブレずに、ひとつの形として存在しているのが 「武装神姫」・・・人工の戦女神達なのだ 非常に軽いブレーキ音が槙縞玩具店の表に響く 待ち兼ねていた様に、皆川彰人は店の前に立っていた 「おかえりなさい西さん。大会はいかがでした?」 エレカのドアから電気盲導犬。それに引かれて女性が一人 「ええ・・・なかなか良かったようです。この子もかなりの刺激を受けたようですし・・・」 その女性の後から 堂々とした仕草で蒼い鎧姿がゆっくりと降りて来る 「有り難い・・・助かりました、奥様」 「もう、奥様はよしてと言っているでしょう?」 身長15センチの筈が、圧倒的に大きく見える威厳を備えた「サイフォス」 狗の頭部の様にカスタムした兜を脇に抱え、濃紺のマントを羽織った金髪の神姫・・・ 「おかえり・・・『クイントス』・・・」 それが槙縞ランキングの女王「クイントス」帰還の際のやり取りだった 剣は紅い花の誇り 前へ 次へ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1776.html
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…シャドウ・アンジェラス編} 「諸君!諸君等の多大な勇気と努力によって、イリーガル・レプリカの数は着々と減っている!!これも諸君等のおかげである!!!」 オオオオォォォォーーーー!!!! 「…ケッ!調子のいい奴等だぜ」 俺は壁に背を預けながら煙草を吸う。 肩にはいつも通りにアンジェラス達がいる。 現在いる場所はアンダーグラウンドの神姫センターである。 アンダーグラウンドの神姫センターでイベントがあるという情報を入手して来て見たら、この有様だ。 少し前に、この街でイリーガル・レプリカの出現が多数目撃され死人もでたという事件。 その被害は拡大していく一方でアンダーグラウンドの住人は困りに困り果てたという。 そこでイリーガルの神姫にはアンダーグラウンドの神姫で対決という話になり、討伐隊をエントリーする事になった。 私的には『どうでもいい』と思っていたが、オヤッさんの商売とかに支障がでたり、その他にも色々と理由があったので仕方なく参加した訳だ。 そしてこのイリーガル・レプリカを多く撃墜した者には賞金が出るという。 金の話が出ると、いきり立った馬鹿どもが我先にとエントリーする光景には正直馬鹿馬鹿しいと思った。 でもエントリーした俺も少しその馬鹿どもの気持が解る。 誰だって金は欲しい。 特にこの街は金の流通が激しいからな。 金の亡者になる奴は多い。 と、前の話はここまでぐらいだったよな。 そろそろ今の…現在の状況に戻ろうか。 イベントの話までしたっけ? まぁ簡単で簡潔に言うと神姫センターを貸しきってパーティーを行っている。 イリーガル・レプリカの神姫をブッ壊しまくって、この街ではすっかり数が減ってしまった。 俺等にとっては良い事なので調子こいてる奴が多い。 そこで浮かれている他のアンダーグラウンドの住人のオーナー達がこんな馬鹿げた宴をしてる訳だ。 ほんでもって主催者はこの前、電光掲示板で演説をした男の声の野郎だった。 外見から見て50歳前後かな。 大方、この神姫センターの店長だろうよ。 て、それは貸しきると言えるのか? 結果的にどうでもいい。 まぁ~そんな訳だ。 まったくもってどうでもいいイベントに参加しちまったもんだぜ。 「よ~閃鎖。浮かない顔してどうした?」 ワイングラスを片手に持って来て俺に声を掛ける男。 視線を会場からずらして見ると。 「オヤッさんか。別に、くだらないイベントに参加しちまったな、と後悔してるだけだ」 「ハハハッ!お前らしい感想だな!!」 オヤッさんはワイングラスをグビッと一気飲みして、ワイングラスをバイトをしてるボーイに渡す。 「にしても閃鎖達のおかげで俺の店も大繁盛したよ。武器を買いにくるお客さんが激増したもんだ。イリーガルの神姫に感謝だな!」 「酔ってんのか?でもまぁ、商人としては嬉しいだろうよ」 そーいえばここのところアンダーグラウンドの武装神姫関係の違法改造武器屋が24時間体制で店を開けていたのは商売繁盛のためか。 なるほどな、納得いくスジだ。 「つか、なんでここにオヤッさんがいるんだよ」 「あぁ~、そういえば閃鎖に教えてなかったけ?俺、昔は武装神姫のアンダーグラウンドのオーナーだったんだよ」 「ハッ!?オヤッさんがオーナーだと!?!?初耳だ」 「だから今初めて教えたんだ」 …マジかよ。 オヤッさんが武装神姫のオーナーだったとは…俺の神姫達も吃驚してるし。 でも今はオーナーを辞めたみたいな口ぶりだったな、昔と言ったもんな。 「ほら。閃鎖に挨拶しない」 「「は~い」」 んぅ? 声はするけど姿が見えない。 いったい何処にいるんだ。 「メイルで~す♪」 「テイルで~す♪」 声がしたん瞬間、オヤッさんと俺の間に出現した二体の神姫、サンタ型ツガルだった。 しかも片方はリペイントバージョンだ。 どうやら姿が見えなかったのは光学迷彩を装備してるからだと思う。 赤と青のカラーリングが少しカッコイイと思った。 で~さぁ。 「どっちがメイルで、どっちがテイル?」 「メイルで~す♪」 「テイルで~す♪」 「だ~もぉ!一緒に言うな!!」 あ~もう、いらいらイライラ苛々する! ただでさぇ下らないイベントに参加して、苛々してるのに更に俺をイラつかせる。 「ハハハッ!閃鎖の奴、早速遊ばれているな。ハハハッ!!」 「笑うな!こうなればオヤッさんに直接訊いた方が早い。で、どっちがメイルでどっちがテイルだ?」 「今は赤がメイルで青がテイルだ」 「へぇ~…ちょっと待て。『今は』つったか?」 「そう言ったが?たまに武装交換し合ってチョッカイだしてくるんだよ。まったく困った子達だ。ハハハッ!」 「…笑い事じゃないような気がする。それと、やっぱ酔ってるだろ」 にしてもこのサンタ型ツガルには神姫侵食に犯されていないみたいだ。 オヤッさんの商売上、違法改造武器を使ってとっくのとうに武装神姫を神姫侵食付けにするかも、て思ったけど…。 どうやら違うみたいだな。 「確かに俺は商売上違法改造武器を販売してるけど、俺の可愛い神姫達に使わせる訳ないじゃん」 「「そうそう、アタシ達はニー様に大事にされてきたんだから♪」」 「…頼むから一緒に言うな」 でもまぁ何にせよ、俺はオヤッさんの過去を知らないからどうこう言える立場じゃないし、別にどうでもいい事だ。 「今度、俺の過去の話をしてやるよ。閃鎖だけに教えてやる」 「そいつはど~も」 短くなった煙草を吸殻入れに入れ、そしてまた新しく箱から煙草を取り出しジッポで火を付け吸う。 苛々してるから煙草を吸う数が多い。 今日はもう八本も吸ってる。 俺は本来一日二、三本ぐらいしか吸わない。 だけど、苛々してる時とか仕事してる時に煙草の数が多くなる。 主に煙草は気分転換なものだ。 「もう帰りたいか?俺は五月蝿い宴に飽きたし苛々が治まらん。ブッチャケ帰りたい」 「ご主人様に任せます」 「ボクは帰りたいよ~」 「流石にこの場は常識がなってませんわ」 「うぅ~、少し回りが五月蝿いですぅ」 ふむ、どうやら三人は帰りたいみたいだな。 アンジェラスはいつも通りに俺の意見に賛同するような形。 もうちょっと自分の意見を言ってもいいのに。 …煙草の時はムカつく程意見を通そうとするくせによぉ。 「そんじゃオヤッさん。俺はこれで帰らせてもらう」 「おいおい、もうちょっといようぜ。どうせここにある食い物は全部タダなんだからよ」 「ここに居ること事態イヤなんだ。だから帰らせて―――」 ドカーン! 突如の爆発。 俺はバランスを崩し右足の膝を地面つかせ、両手で地面を掴みバランスを保つ。 そして何処で爆発したのか周りを見渡す。 すると天井にドデカイ穴が開いていて、その穴から続々と武装神姫達が入ってくる。 まさか…あれは全部イリーガル・レプリカなのか!? 「うわー!?」 「た、助けてくれぇ~!」 「応戦しろ!それと退路を確保するんだ!」 神姫センターの場を借りて宴の会場と化していた場所が、一気に悲鳴と銃声と剣がぶつかり合う金属音が鳴り響く、この状況を言うならば戦争状態。 どうしてこんな事になっちまったんだ! それとどうしてイリーガル・レプリカ達は今日のイベントで討伐隊の俺等が集まると知っていたんだ! 「閃鎖!大丈夫か!?」 オヤッさんの声がした。 けど天井の壁が崩れてオヤッさんの姿が見えない。 「オヤッさんか!?こっちは大丈夫だ!」 「よかった…スマナイがこっちまで来てくれないか。頑張ってイリーガルの神姫を追い払っているんだが数が多すぎる!」 「解った!今すぐそっちに行く!!」 俺は立ち上がり、自分の神姫達を確認する。 …よし! 全員ちゃんと居る。 「ご主人様!これはいったい!?」 「解らん。だが、壱つ言える事は『奴等は俺等襲っている』という事だ」 「どうして今頃になって…数も減っていたはず」 真剣な顔つきで考え込むアンジェラス。 今はそんな事どうでもいい。 あの天井の瓦礫で塞がるような壁の向こうでオヤッさんが闘っているんだ! 早く助けないと! 「そこら辺の情報は後回し。クリナーレ!パルカ!!あの瓦礫の壁をブチ壊せ!!!」 「ネメシス、来い!」 「ライフフォース、召喚!」 フル装備状態で自分専用の武器を召喚するクリナーレとパルカ。 行動が早くて助かる。 今までに比べて随分とレベルが上がったもんだ。 「光闇矢翼、展開!」 <ヴェーニア> ジャララララ!!!! 「穿ツ!」 <フォデレ> シュババババ!!!! 銀の矢が瓦礫の壁に長方形の線を形とるように突き刺ささていき、一本一本が突き刺さる度に瓦礫の壁にヒビが入っていく。 そして全体的に長方形の形が出来ると。 「ウォオリャーーーー!!!!」 <ソニックストライク!> バゴン! クリナーレが長方形の中央部分をネメシスでブッ叩いた。 すると衝撃でヒビが入っていた瓦礫の壁がガラガラ、と音を出しながら完全に崩れ落ちていくではないか。 しかもパルカが撃った長方形の部分だけしか崩れてない。 大きさ的に俺が通れるぐらいの長方形の穴だ。 「アニキ!これで通れるぜ!!」 「早くメイルさんとテイルさんを助けましょう!」 「サンキュー!」 俺はすぐさま穴の中に入り辺りを見回すとそこは悲惨な状態だった。 沢山のイリーガル・レプリカ残骸と人間の死体。 瓦礫と燃え上がる火。 血と硝煙の臭いが鼻につく。 さっきまで馬鹿騒ぎしていた宴が一気に地獄と化していた。 「ダーリン、危ない!」 「ッ!?」 ズバッ! ルーナが後方で叫ぶと同時に何か斬ったような音が聞こえた。 すぐに振り向くと、ルーナが俺を襲ってきたイリーガルの騎士型の身体に沙羅曼蛇を突き刺さしていたのだ。 「永遠の眠りにつきなさい!」 ルーナはそのまま沙羅曼蛇を縦に斬り上げると、騎士型の身体が真っ二つに切り裂かれた。 たった一振りの剣でそこまで強くなっていたとは…いや、元々ルーナはかなり強い。 あのぐらいの事は雑作ないかもしれない。 「行くよグラディウス!ツインレーザー!!」 <TWIN LASER> バババババシューーーー!!!! 違う方向ではアンジェラスが先行しながら攻撃していく。 しかもオプションを四つも召喚しながら撃っていやがる。 オプション一つ制御するのにも大変なのに。 そしてアンジェラスのバックアップをするために後方でクリナーレが頑張っている。 「ダーリン!気をつけないと駄目ですわ!!ここはもう敵が沢山いる戦場ですのよ!!!」 「す、すまねぇ」 「お兄ちゃん。今、アンジェラス姉さんと姉さんが先攻しながらメイルさん達の居る方向に向かってるの!」 「マジで?でもなぜ解る??」 「さっきルーナ姉さんがお兄ちゃんを守ってる時に、アンジェラス姉さんがホーンスナイパーライフルの銃声が聞こえたらしいの、だから早く行こう!」 「待て!敵の銃声かもしれないじゃないか!!信用できるのか?」 「今この状況で信用も何も無いよお兄ちゃん!今出来る事をやろう!!」 「!? そうだな、俺とした事がパニックてたかもな。行くぞ!」 俺はすぐさま走り、アンジェラスとクリナーレ達がいる場所へ向かう。 ルーナとパルカは俺の後方で敵が襲ってくるか確認しながら飛んでくる。 わざわざ確認してくれのは嬉しい、なんせ俺の身を守るために警戒してくれてるのだから。 さて、アンジェラスが聞こえた銃声は信用できるのか? 走り続けて角を右に曲がるとそこに居たのは、右腕を左手で押さえながら壁に背もたれて座っているオヤッさんが居た! アンジェラスの勘は当たったみたいだ。 流石というべきか、アンジェラスらしいというか…。 「オヤッさん!大丈夫か?」 「スマナイなぁ…閃鎖。ドジって敵の攻撃をクらってこのざまだ」 苦い顔しながら言うオヤッさん。 オヤッさんに近づき傷を確認する。 …右腕を負傷していやがる。 しかも結構血が出る量がはんぱない、かなり傷は深いようだ。 このままだと出血大量で死んじまう! 俺はドクドクと出てくる血を止血するために自分の上着の左腕部分を引きちぎり、引きちぎった服をタオルのように伸ばしオヤッさん傷口を塞ぐ。 「イテッ!もうちょっと優しくできないのか?」 「強く縛らないと止血できないだろうが!」 「…すまない、迷惑をかけちまった。今度その服を弁償させてくれ」 「謝るのなら今この場から脱出してからだ!」 俺は立ち上がり今この場の現状を確認する。 オヤッさんの神姫達と俺の神姫達がお互いカバーしながらイリーガルの神姫達と交戦していた。 けどイリーガルの神姫の数が多い! このままじゃジリ貧だ。 いくらんなでも敵の多すぎるぞ! 何十、いや何百体この神姫センターに襲撃してきたんていうだよ! 「出口は!?出口はないのか!」 キョロキョロと辺り見回す。 すると。 「あ、あんな所に!」 ここから役10メートル先に壁に大きく穴が開いた場所を発見した。 でもそこに行くためには、あの大量のイリーガルの神姫達に突っ込まなければいけない。 もしそんな事をすれば、いくら俺等の六人の神姫達が頑張ったとしても敵の猛攻撃で蜂の巣されるのがオチだ…。 それに今俺が通ってきた道もイリーガルの神姫達が大量に来た。 畜生、八方塞がりというのはこの事か! 「死ねー!」 「ッ!?」 突如、俺に突進してきたイリーガルの悪魔型ストラーフ。 アングルブレードを振りかざし俺に攻撃してきた! ザシュ! ブシャー! 「な、なに!?」 条件反射で俺は左腕で敵からの攻撃を防御した。 切り裂かれた腕から赤い血が噴水のように出る。 「このっ!人形風情が!!」 俺は右手でストラーフを下半身を掴み、そして上半身を左手で掴む。 そして。 ボギャ! バキバキ! 「ギャアアアアァァァァ!!!!」 背骨が折れるように真っ二つに折り曲げてやった。 けど左手も使った事により更に血が出てしまった。 すぐさま左腕に突き刺さったままのアングルブレードを引き抜くと更に血が出てくる。 「ちとマズイなぁ。この状況は」 ビリビリ 口で上着の右腕部分を引きちぎり、右手を上手く使って負傷した左腕を止血する。 この悪魔型ストラーフが攻撃することが出来たという事は、俺とオヤッさんの神姫達は相当疲れてきてやがる。 敵を倒しきれないのだ。 それもそのはず。 こんなにも大量なイリーガルの神姫達を相手にしてるのだから。 …一か八か! 「俺も参戦させてもらうぞ!」 「ご主人様!?駄目です!ご主人様は下がっていてください!!」 「そうも言ってらんねーだろうが!大丈夫、元不良の俺だ。人間の喧嘩がどのようなモノかこいつ等に教えてやる!!」 「でも!」 「アンジェラス、俺を信じろ!」 「!…解りました!でも無理はしないでくださいよ!!」 「お前もなー!」 オヤッさんを守るように陣形を作りイリーガルの神姫達と闘う。 俺が参戦した事によって少しは楽になればいいのだが…。 「サイクロンレーザー!」 <CYCLONE LASER> ビーーーー!!!! 「くたばれーーーー!!!!」 <グラビティーフォトンブレイク!> ズガーン!!!! 「遅いわ!」 <神機妙算> ズバズバ!!!! 「蒔く!」 <セミナーレ> ザシュザシュ!!!! 「ニー様は絶対死なせない!ホーリィナイト・ミサ!!」 バンバンバンバン!!!! 「そうよ!いつまでも一緒なんだから!!ハイパーエレクトロマグネティックランチャー!!!」 バキューンバキューン!!!! 六人の神姫達はそれぞれ攻撃し、敵をこっちまで来させないようにする。 けど、強攻突破してくる敵の数が多いため撃ち落としても斬り裂き落としても、いまいち効果が得られない。 後何体いるてんだよ! 「破ー!」 バキ! 拳で殴り落としたり足で蹴り落とすが、神姫自体が身体が小さいため、なかなかヒットさせるのが困難。 それに左腕を使い過ぎると傷口が広がってしまうため、激しい動きが出来ない。 「…おっと」 ヤベッ!? 今クラッてきやがった…血が出すぎたか? 視界も少し霞んできたし、そろそろ限界か? 「アッ!」 フと、アンジェラスの姿が視界に入った。 アンジェラスの奴は次の攻撃をするために攻撃準備していたが、敵はその隙を狙って十数体のイリーガルの神姫が剣系の武器で攻撃しようしていた。 クッ、あの状態じゃアンジェラスは反撃できない。 どうすれば!? …ハハッ方法ならあるじゃねーか。 「間に合えー!」 俺は力を振り絞り全力疾走する。 「ご主人様!?」 「ウオォォォォ!!!!」 なんとかアンジェラスの場所まで間に合う事が出来た。 そしてすかさず俺は両手でアンジェラスを抱え込むかのようにして守る。 そして。 ドグシュ! ザシュ! ブシャ! バシュ! ズシャッ! 「グハッ!」 俺の背中に何本もの剣が突き刺さる。 「アニキ!」 「ダーリン!」 「お兄ちゃん!」 激痛が走りジワジワと血が吹き出てのが解る。 …ヤバッ。 肺や心臓にも剣が達したかもしれない…。 足に力が入ら…な…い。 ドシャ 俺はそのまま剣が刺さったまま仰向けで倒れる。 そして最後の力を使って両手の中にいるアンジェラスが傷つかないようにカバーする。 …ハハハッ…俺の最後はこんな形で終るのかよ…。 意外とあっけないものだな。 でも悔いが無いように感じるのは何故だろうか? …あっそーか。 あいつ等と…アンジェラス達一緒に楽しく過ごせたからだ。 なんとなくそう思う。 俺の生き様も案外、良い終わりかたかもな。 「ご、ご主人様!?その傷は!?!?」 お、やっと俺の手から出れたか。 しかも俺の背中に突き刺さってる剣を見て絶句してるようだ。 おいおい、そんな顔するなよ。 最後ぐらいお前の笑った顔が見たいぜ…、と言ってもこんな状況じゃあ無理な注文か。 「ご主人様!ご主人様!!」 「…よう…大丈…夫か?」 俺の手から出てきて、グラディウスを放り投げ走ってくるアンジェラス。 そして俺の顔を両手で触る。 あぁー、なんとも…暖かく柔らかい手なんだ。 「私は大丈夫です!それよりご主人様が…!」 「俺か?多分…俺はここで…ゲームオーバー…みたいだ」 「!? そんな事言わないでください!!まだ間に合います!!!」 「何が…間に合う…て、言うんだ?」 「必ず救助が来ます!それまで頑張って生きてください!!」 「…ハハッ…そいつは無理な注文だな」 「そんな!?」 お前だって本当は解ってるんだろ? 俺の身体から大量の血が出血し、更に背中に突き刺さってる剣が急所に入ってる可能性があるんだ。 それに救助だってここはアンダーグラウンドの街。 そんなものが来る訳がない。 来たとしても相当時間が掛かるはず。 「お願いです!生きて!!生きてください、ご主人様!!!」 「………泣くなよ。折角の可愛い顔が…台無しだぜ」 「イヤ!死なないで!!」 ボロボロと涙を流すアンジェラス。 もう視界が霞みまくっていて、まともにアンジェラスの顔を見る事もできない。 あぁ…瞼が重くなってきた。 それに身体も冷たくなってきて…なんだか…眠いや。 あ、そうだ…永遠に眠る前に…言いたかったこと…言っとかないとな。 「最後は…お前の笑顔を…見たかった…かな…」 「ご主人様!」 「じゃあな…俺の…愛しいアンジェラス…」 そして俺の視界は真っ暗闇に包まれまた。 アンジェラスの視点 「最後は…お前の笑顔を…見たかった…かな…」 「ご主人様!」 「じゃあな…俺の…愛しいアンジェラス…」 ご主人様は目を閉じ息をしなくなった。 嘘ですよね? ワザと死んだフリをしてるんですよね? 息だって我慢して止めてるんですよね? 今はフザケてる場合じゃないんですよ、ご主人様。 ネェ、何か言ってくださいよ。 「………」 何か言ってくださいよ! ユサユサとご主人様の顔を揺さぶる。 でもご主人様は何も言ってくれない。 ご主人様の冷たい頬が私の両手から感じる。 「ご主人様…ネェ…起きてよ、ご主人様」 「………」 ユサユサ 「起きてください!ご主人様!!怒りますよ!!!」 「………」 いくら揺さぶり怒鳴っても、ご主人様は動かない。 さっきまで息が当たってた私の足にも、もう息が止まったかのように何も感じない。 「ご主人様!」 「………」 「ご主…人…さ…ま……」 私の所為…。 私の所為で…ご主人様は…。 死んで…。 死ぬ? 死? 「アタシと代わりなさい」 あの声が聞こえてきた。 「貴女の所為よ。身体を渡しなさい!」 私はよろめき、ご主人様の顔から両手を離す。 そしてご主人様の身体全体を見ると、そこらじゅうに斬り傷があった。 この傷は参戦して私を守ってくれたもの…そして背中には痛々しく数十本の剣が突き刺さっている。 「あ、あ…ああっ…ぁ…」 そして私の頭の中で怒鳴り声が聞こえた。 「アタシと…代わりなさい!」 「イヤアアアアァァァァーーーー!!!!」 私は頭を両手で抱え込み地面に両膝をつき泣き叫ぶ。 そして私はご主人様の『死』に耐え切れなく、『アタシ』に身体を渡した。 シャドウ・アンジェラスの視点 アタシは私が身体を素直に渡した事によりすぐに覚醒できた。 そしてアタシの一番最初に見たのは無惨にボロボロになった愛しいマスターの姿。 怒りと憎しみの感情が入り混じり、アタシの中に眠っいた力が今にも爆発しそうだった。 そう、『怒り』と『憎しみ』がキーとなって力が解放できたのだ! そしてこの力を。 「アアアアァァァァーーーー!!!!」 アタシは全ての装備品を解除し空中へと飛び、マスターをこんなメに合わした奴等を睨みつける。 こいつ等か…全殺し決定! 「貴女達…生きては帰れると思うなよ!破ッ!!」 右腕を横にスライドさせるようにおもいっきり振るう。 すると物凄いスピードで衝撃波ができ、イリーガルの神姫達に襲いかかる。 ズバズバズバズバズバズバズバズバズバズバ!!!!!!!!!! ドカーン!!!! その衝撃波にクらった者は次々に爆破していく。 いい気味だよ。 今ので百体ぐらいは壊せたかな? でもこれではまだまだ生ぬるいわ。 もっともっと壊さないとアタシの感情は治まらない。 だってアタシの愛しいマスターを殺そうとしたのだから。 「皆殺しにしてあげる♪さぁ次に壊されたい人形はどれから?」 「ウリャー!」 一体のイリーガルの神姫がアタシに刃向かってきた。 イルカ型のヴァッフェドルフィン。 フィンブレードでアタシの身体を斬りつけようとしたけど、そんなの無駄♪ バシッ! 「そんな!?」 「はい、ご苦労様♪」 素手でフィンブレードを受け止め、相手に笑みを見せる。 勿論のその笑みの奥には『怒り』と『憎しみ』が籠められている。 「ウザイから消えてちょうだい♪」 グシャバキ! 左手で相手の首を掴みそのまま握り潰す。 なんとも脆い人形達だね。 でも数だけはいっぱい居るのよね~、まるで烏合の衆だわ。 でも所詮は雑魚がいくら集まった所で雑魚は雑魚。 さぁ、どー破壊してやろうかな。 爆死・圧死・慙死・焼死・水死・感電死? うん♪ どれもアリかも。 だって…アタシの愛しいマスターをこんなメにあわせたのだから! 「死ね!死じゃえ!!みんな死ねばいい!!!破ァアアアアーーーー!!!!」 叫びながら両手を交互に振るい衝撃波作りだしイリーガルの神姫達を皆殺しにしていく。 敵の悲痛な叫び声と身体が切断される音と爆発音が左右の耳から入りアタシの快感をさらにヒートアップさせる。 楽しい、こんなにも相手を壊す事が楽しいとは思わなかった♪ …でもその裏腹にマスターをヤッた『怒り』と『憎しみ』がまだ治まっていない。 だからもっと死んで♪ アタシのために死んで♪ もっと………もっと……もっと…もっと、もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと♪ 「アハハハッ!楽しい♪楽しいよーマスター♪♪破壊の快楽がこんなに楽しい事だなんて、なんで気づかなかったのだろう♪♪♪」 「お姉様!もう止めて!!」 「んぅ?」 誰? アタシの楽しいひと時を邪魔する奴は? 「お姉様、もう十分にイリーガル神姫は撃滅したわ!だからもう…」 「…ツヴァイ、久しぶりね。会うのは九年前の殺し合い以来かな」 「やっぱり…アインお姉様なのね」 へぇ~、よくアタシの事を覚えてるね。 あの暴走事故以来アタシは眠らされていた時…アタシはあの会社のデータをバンクに侵入し、こんなデータがあった。 ツヴァイはアインとの戦闘で内部回路をズタズタされ一部の記憶デバイスを犠牲にして修復したと、そう書かれていた。 もしそれが本当ならアタシの事や九年前の事を知らないはず。 でもツヴァイは覚えていた。 「よく覚えてるよね♪記憶デバイスを犠牲にしてまで内部回路を修復したんじゃないの?」 「…ダーリンがアタシのために作ってくれた究極生命態システマイザーのおかげよ」 「究極生命態?」 「そうよ。損傷した部分を治してくれるナノマシンに近い存在。まさか犠牲までした記憶デバイスまで治してくれとは思っていなかったわ」 「ヘェ~そんなんだ。良かったジャン♪マスターにはその事言ったの?」 「いいえ。言う気にならないわ。まさか、アインお姉様と殺し合いしていた…そんなこと言える訳がない!」 「フゥ~ン。にしても変わったよね、ツヴァイ。あの時の殺し合い時なんか無表情の殺戮マシーンだったよ♪」 「あたしは記憶を無くした事によって『感情』というものが生まれ。そしてダーリンと出会い変わったわ」 「流石、アタシの愛しいマスター。元殺戮マシーンだった神姫を簡単に手懐けるとは」 「どうとでも言いなさい。今のあたしはツヴァイじゃないわ!ルーナよ!!」 M4ライトセイバーを二本取り出しアタシに向けるツヴァイ。 何、もしかしてこのアタシとヤル気? 九年前に内部回路をズタズタにしてやったのにまだ懲りないわけ? 「アインお姉様…いいえ、アイン!早くアンジェラスお姉様を解放しなさい!!」 「アンジェラスお姉様?あぁもう一人のアタシの事を言ってるわけね。無理だよ、もう一人のアタシは自分のマスターが死んだと思い込んで、自分の心の殻に閉じ篭ってしまったよ♪おかげでこの身体を動かすのも楽になったし、これで完全にアタシのモノ♪♪」 「違う!その身体はアインのモノじゃない!!お姉様のモノよ!!!」 「あのねツヴァイ。一応アタシもアンタの姉にあたるのよ。言葉に気をつけなさい。それにあの殺し合いの時にアタシの髪の毛を切ってくれた恨み、まだ忘れていないのよ」 「五月蝿い!お姉様を返せ!!」 あぁ~ウザイ妹だ。 今度は内部回路だけじゃなく全部ズタズタに引き裂いちゃおうかな? あの時の殺し合いは一応妹だから手加減してあげたけどぉ。 今はそんな気分になれないし、楽しい快楽を邪魔されて癪にさわってるから…うん、壊しちゃおう♪ 「そこまでよ、貴女達!」 「…チッ!」 「あ、あなたは!アウッ!?」 ツヴァイは細い線のようなものが身体に巻きつけられ地面に落ちる。 あの線は神姫を強制てきに捕縛し停止させる、とてつもなく強力な電線。 そしてこの聞き慣れた女性の声に苛立ち感じながら振り向くと。 「朱美…アンタのような人間が何故こんな所にいるのよ」 「№アインの覚醒がこちらで確認が取れてからに決まってるじゃない。そしたらこんあ場所でしかも戦場と化してる惨状になってるとは思わなかったわ」 ツヴァイを捕縛するための銃を持ちながら立っていた。 ゾロゾロと消防隊やら研究員や武装した機動隊がこの神姫センターに入ってくる。 少しタイミング的に都合が良すぎる気がしないでもない。 どうせ朱美の事、事前にこのアンダーグラウンドで何人かの人間を配置していたに違いない。 「相変わらずの殺戮兵器ね、№アイン」 「気安くアタシを呼ぶな、人間。それよりもお願いがあるのよ」 「あら?貴女からの『お願い』だなんって珍しいわね」 「マスターを助けってあげて。もうすでに死にかけているけど、まだ間に合うはず」 「何かと思うえば、そんな事。当たり前じゃない、アタシの可愛い弟を死なせるわけにはいかないわ。それにもうすでに病院に運びにいったから。ついでにあの中年の男もね。サンタ型の二体が張り付いてたけど」 「そう…その言葉を聞いて少し安心したよ♪」 さて、マスターは病院に運びだされたけど…次にアタシ達はどうされるのかしら。 このまま逃げてもいいけど、少しイリーガルに力を使い過ぎて疲れてしまった。 …やっぱりこの身体じゃあまだアタシの器に狭すぎる。 それにアタシはまだ不完全体。 どうしようかなぁ♪ 「ツヴァイ達は?」 「もう既に捕らえたわ。必死に起こそうタッちゃんにくっ付いてるドライとフィーアはタッちゃんから引き剥がし捕まえた…ツヴァイの事は言わなくてもいいでしょ?」 「目の前で捕まえられていたからね。そして今度はアタシを捕まえるの?」 「そうよ、無駄な抵抗はしない方が自分の身のためよ。どうする?」 朱美の前に数十人の機動隊が来て、アタシに向かってマシンガンを向ける。 あのぐらいのマシンガンはどうってことないけど…。 今この場で抵抗しても意味がないのよね~。 ならワザと捕まえられて、アタシのもう一つの身体を捜すのもいいかもしれない。 うん、それでいこう♪ 「さぁ返答は?」 「潔く捕まってあげる♪感謝しなさい、人間共♪♪」 「生意気な殺戮人形ね。捕まえなさい!」 朱美の言葉で機動隊達がアタシを捕らえる。 久しぶりにあの会社に行くね♪ そしてマスター…待っててね。 すぐに向かいに行くから♪ 愛しのマイマスター♪
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/3360.html
迷宮壁-ラビリンス・ウォール-(OCG) 通常モンスター 星5/地属性/岩石族/攻 0/守3000 ラビリンス・ウォール 上級モンスター 地属性 岩石族 関連カード 迷宮の魔戦車(DM8) 迷宮変化(OCG)
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1173.html
○オリジナル武器(龍悪自作武器) ●メインウェポン ○ANGELUS専用 『GRADIUS』 系統:大光銃剣 重量:20 攻撃:0~∞ 命中/HIT数:0/1 射程:0~∞ 必要:- 準備:0 硬直:0 スタン:0~∞ ダウン:0~∞ スキル:[攻]MEGA CRASH 神姫侵食度:∞ 備考:MEGA CRASHはその場に存在するものを全て消滅させる攻撃。 通常攻撃は近距離の場合は斬りつけ、遠距離は剣の先から螺旋模様線状レーザーのCYCLONE LASERを撃つ、中距離は使い主の意思のままにどっちかで攻撃する。 他にもリング拡散型レーザーのROPPLE LASER、連射型レーザーのTWIN LASER、波動砲型のENERGY LASERがある。 覚醒するとHYPERという名前がつきANGELUSとGRADIUSの性能が一気にパワーアップ。 人口知能が入っていて、性格はアンジェラスに的確な指示と気遣う優しい、女性の声で言葉は英語で語る。 実は武装神姫にも変形できます、ようするに擬人化ですよね。 擬人化した後、アンジェラスの支援をします。 容姿について、顔は小さく銀髪のツインテックにアホ毛が二本で目の色は赤。 性格はGRADIUSと同じです、といいますか、マンマ同一人物です。 この状態ではGRADIUSを使用する事は出来ません。 ただし、かなりGRADIUS自体がかなり強いので支援は期待できます。 翼は背中に六本生えていて、腰辺りに二本生えています。 最後に、GRADIUSはまだまだ未完成です。 更なるバージョンアップがあるでしょう。 剣版 擬人化版 (下の画像は、翼は限りなく結構動かせます) ○CRINALE専用 『ネメシス』 系統:重力剣 重量:∞ 攻撃:20000 命中/HIT数:100/4 射程:使用者の有視界 必要:- 準備:0 硬直:0 スタン:500 ダウン:500 スキル:[攻] GRAVITY CRASH 神姫侵食度:∞ 備考:GRAVITY CRASHは重力に因って無理矢理敵を自分の所まで引き寄せ、ある程度まで近づいてきたら攻撃し敵の内部で爆発させる攻撃。 通常攻撃はGRAVITYが敵に接触した時にその場で重力空間を発生させ、その重力空間は爆発する。 人間の目から見て殴った瞬間に爆発するように見える。 中距離は二次元の球を作りだしその穴に向かって銃類の武器で攻撃、その攻撃は敵を中心にして間合い半径1メートルから10メートルの間で360度ランダムで撃った攻撃が敵に向かっていく、GRAVITY HOLEというものがある。 人口知能が入っていて、性格はクリナーレにお調子者で少しチョッカイするが結構頼りになる、男性の声で言葉、日本語で語る。 ○LUNA専用 『沙羅曼蛇』 系統:火炎灼剣 重量:1 攻撃:10000 命中/HIT数:1000/444 射程:0~500 必要:- 準備:0 硬直:0 スタン:1000 ダウン:0 スキル:[攻] 沙羅曼蛇の舞 神姫侵食度:∞ 備考:沙羅曼蛇の舞は使用者の神姫の周りに炎渦が取り囲み、蛇のように突進し、敵を斬刻む攻撃。 通常攻撃はある程度相手距離を保ちつつ、隙あらば一気に敵の懐に飛び込み近接攻撃する。 人口知能が入っていて、性格はルーナのいいなりでかなりの無口、でも時々喋る、男性の声で言葉は日本語で語る。 ○PARCA専用 『ライフフォース』 系統:光闇弓剣 重量:10 攻撃:15000 命中/HIT数:10000/4 射程:100~100000 必要:- 準備:300 硬直:0 スタン:900 ダウン:100 スキル:[攻] 光闇矢 神姫侵食度:∞ 備考:光闇矢は二つ種類がある。 光は敵を追尾し、しつこく追いかけるが威力は闇より低い攻撃。 闇は一直線に敵を貫く、光より威力が高い攻撃。 同時に光・闇の攻撃可能。 通常攻撃は普通にノーマルな弓で攻撃。 もしくは敵に近づいて攻撃。 人口知能が入っていて、性格はパルカに全てについて冷静沈着に言い感情がない、女性の声で言葉は日本語だが何故か片言。 ●サブウェポン ○ANGELUS専用 『OPTION』 系統:オプション 重量:0 防御:0 対ダウン:0~∞ 対スタン:0~∞ 索敵:0~∞ 回避:∞ 機動:∞ 攻撃:0~∞ 命中:0~∞ 必要:- スキル:[追] OPTION SHOT 神姫侵食度:∞ 備考:OPTION SHOTは相手に物凄いスピードで体当たりする攻撃。 通常攻撃は神姫と同じ攻撃をする。 ラグビーボールみたいな形状で赤く光っていて数は四個。 装備している神姫の周りをクルクルと回ったり編隊したり神姫の後ろを蛇みたく追いかけたりする。 ○PARCA専用 『モアイラッシュ』 系統:オプション 重量:100 防御:1000 対ダウン:0~10000 対スタン:0 索敵:100 回避:0 機動:50 攻撃:5000 命中:50 必要:- スキル:[追]モアイラッシュ 神姫侵食度:∞ 備考:その名も通りにパルカの間合いにモアイが増殖し相手に体当たりや口からリングレーザーを放つ。 とてもやっかいなスキルである。 ●リアパーツ ○ANGELUS専用 『リアウイングM‐88対消滅エンジン』 系統:リア 重量:10 防御:0 対ダウン:0~∞ 対スタン:0~∞ 索敵:0~∞ 回避:0~∞ 機動:∞ 攻撃:0 命中:0~∞ 必要:- スキル:[移]SPEED UP 神姫侵食度:∞ 備考:SPEED UPは0~5速あって亜光速で好きな場所に移動する事が出来る。 因みにMAXの5速でスキルを使うとLNITIAL SPEEDとなり0速になる。 5速に近ければ回避・起動が上がり、0速に近ければ索敵・命中が上がる。 ○CRINALE専用 『DTリアユニットGRAVITY』 系統:リア 重量:200 防御:1000 対ダウン:1000 対スタン:1000 索敵:0 回避:-100 機動:-100 攻撃:100 命中:0~∞ 必要:- スキル:[防]GRAVITY FIELO 神姫侵食度:∞ 備考:形状はDTリアユニットplus+GA4アームと同格だが、違うのは中身。 GRAVITY FIELOはCRINALEを中心にして球状の重力空間を発生させる、この時のCRINALE状態はその場から動けないが攻撃は可能。 重力空間はありとあらゆる物を引き寄せたり、逆に引き離したり出来る。 CRINALEがGRAVITY FIELOを発動している時間が長ければ長い程、球状の重力空間が面積と体積が増加する。 CRINALEがGRAVITY FIELOを発動の終了をするとCRINALEは自由に動ける、更にGRAVITY FIELOはすぐに無くならず大きさによってラグが発生しその場で残るが時が経てば自然消滅する。 装着しているチーグルアームを駆動させ攻撃も可能。 ●アーマー ○ANGELUS専用 『FORCE FIELO』 系統:バリアー 重量:0 防御:0~∞ 対ダウン:0~∞ 対スタン:0~∞ 索敵:0 回避:0 機動:0 攻撃:0 命中:0 必要:- スキル:- 神姫侵食度:∞ 備考:神姫の全体を青い光によって包み込み全方向からの攻撃を防ぎます。 アクセサリーのFREE SHIELDより防御力が弱い。 ○LUNA専用 『究極生命態システマイザー』 系統:バリアー&リカバリー 重量:0 防御:700 対ダウン:1000 対スタン:1000 索敵:0 回避:0 機動:0 攻撃:0 命中:0 必要:- スキル:[回] リカバリー 神姫侵食度:∞ 備考:神姫の表面に究極生命態システマイザーが張り付き敵の攻撃を跳ね返したり、受けた傷を時間とともに完治していく。 ●アクセサリー ○ANGELUS専用 『FREE SHIELD』 系統:バリアー 重量:0 防御:0~∞ 対ダウン:0~∞ 対スタン:0~∞ 索敵:0 回避:0 機動:0 攻撃:0 命中:0 必要:- スキル:- 神姫侵食度:∞ 備考:神姫の周りに青い弐個の球体のシールドを何処にでも配置できる。 大きさは神姫の半分ぐらいの大きさ。 アーマーのFORCE FIELOより防御力が強い。 ●アイテム 『ストラヴァル』 系統:アイテム補充偵察戦闘機 重量:100 防御:100 対ダウン:0 対スタン:0 索敵:100000 回避:100000 機動:100000 攻撃:1000 命中:1000 必要:- スキル:補充武器乱射 神姫侵食度:0 備考:補充武器乱射はストラヴァルに積まれている武器を乱射する事です、弾幕攻撃です。 通常攻撃はバルカン砲やミサイルです。 偵察機なので防御方面は弱い。 神姫を二人まで搭乗させる事が可能。 搭乗した神姫のHPは時間とともに回復。 色が地味なのは偵察戦闘機だから。 下の搭乗 上の搭乗 ●アイテム 『ストレガ』 系統:敵殲滅戦闘機 重量:1000000 防御:100000 対ダウン:0 対スタン:0 索敵:1000 回避:100000 機動:1000 攻撃:1000000 命中:1000000 必要:- スキル:? 神姫侵食度:0 備考:詳細は不明。 ただ解る事は武装神姫で作られた戦闘機である。 バージョンがいくつかあるらしく、これからも改良される可能性が高い。 ノーマルバージョン EXバージョン
https://w.atwiki.jp/busou_bm2/pages/144.html
[部分編集] アーク オーメストラーダ製神姫、ハイスピードトライク型アーク。名の由来は俊足の英雄、アキレス。今作の紳士淑女にとって武装胸は標準装備である。彼女のシナリオには前作も語り草となったバトマス屈指の難度を誇る厳しいハンデ戦がある。(Mk.2の仕様変更により難易度は下がったが)乗り越えられるかはマスターである貴方の愛次第。フィギュアは本体抜きの武装単独(ただしダミーフレーム使用)でトライク「パトロクロス」に変形できるが、本作では未実装。 あーちる アーティルの俗称の一つ。 アーティル アキュートダイナミックス製神姫、ヤマネコ型アーティル。DL神姫。基本人格は根性と特訓を好むスポコン少女……というかタ◯ヤノ◯コ。3rdsmall素体に大きな胸部パーツという、初のロリ巨乳神姫。姉貴分のラプティアスより大きい アームズインポケット 武装神姫世界におけるメーカーのひとつ。略称はAIP。もともとはミリタリートイメーカーだったらしい。ゼルノグラード、フォートブラッグのメーカーでありアルトレーネやアルトアイネス、ジルリバーズやエストリルなどの武装部分の制作、スタルクリーゲル&シスターリーゲル(DLC)などの武装セットや、ぜるのんシナリオでおなじみアトミック・ジャベリン等の単体の武装も多数開発もしている。 アーンヴァル フロントライン製神姫、天使型アーンヴァル。旧アーンヴァルを指すが、バトマスでは旧アーンヴァル本人は登場しない(一部武装は出ている)ため、アーンヴァルMk.2の事を指すことが多い。両者は性格の違いが少なく、混同してもあまり困らない。ショップ店員曰く、自分の嫁候補にさせたらNo1らしい。アークに言わせれば「堅物」だそうだ。 アーンヴァルMk.2 フロントライン製神姫、天使型アーンヴァルMk.2。本作および前作から登場する、旧アーンヴァルの正統後継機。ちなみにロボットアニメやゲームでMk.は後継や次世代という意味で使われる事が多いが、本来は「第〇世代目の変種」という意味の言葉であり、新しいものを指す言葉ではない。 アーンヴァルMk.2黒 DLC「武装神姫 Moon Angel」全話DL特典として登場する黒いアーンヴァルMk.2。同機のリペイント版であるテンペスタと色が酷似しているが、ボディペイントは通常版の色違いで、テンペスタのデザインではない(腹部の数字が無いなど)。どういう機体なのかを知りたい紳士淑女は、「Moon Angel」を視聴されたし(というか、入手している時点で全話購入済みなのだが)。 相方 武装神姫的には、同時に発売された組み合わせの片割れを指す場合が多い。同期とも。使用例:アーンヴァルの相方はストラーフ。 アイネス 戦乙女型アルトアイネスの略称。 アヴァンフィジーク 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。紗羅檀とベイビーラズのメーカー。元々はスピーカーメーカーと楽器メーカーの合併でできた会社。ベイビーラズ開発にロックバンドのドラマーに監修を頼んだり、紗羅檀にヴァイオリン用木材を使用するなどのこだわりが特徴で、そのためか作中「あそこはブランドからしてプライドが高い」「高級神姫」と言われていたりもする。両神姫共、基本的にマスター運に恵まれていないのも特徴である。・・・合掌。 アウタスキン MMSの素体の設計者である浅井真紀氏が製作しているMMS用の服。通称「浅井服」。ソフビ製。和三盆、呼子鳥、玉兎、州浜の4種類があり、そのうち和三盆はバトマスにもDLCで実装されている。 明貴美加 神姫デザイナーの一人。ヴェルヴィエッタとリルビエートのデザインを手掛けている。女性のような名前だがれっきとした男性。1980年代後半のMS少女ブーム時代から活躍している、メカ少女の第一人者ともいうべき存在である。20年前からあの萌え絵を描いていた、偉大なる先人といえよう。美少女だけではなくメカデザイナーとしても知られている。主に携わった作品としては、機動戦士ガンダムZZ、同0083、機動戦艦ナデシコ、サクラ大戦シリーズ(3~5)、銀河お嬢様伝説ユナ、スカイガールズ等等。それだけに、神姫デザインを手がけることになったのを知ったファンからは、「あの大御所が!?」と驚きを持って迎えられたという。 アキュートダイナミックス 武装神姫世界におけるメーカーのひとつ。ラプティアスとアーティルのメーカー。らぷちーのお姉様設定といいあーちるの根性娘設定といい、開発スタッフは何かを狙っている模様。火と火が合わさると炎・・ってまんまじゃねーーか!いっそ立ち絵も腕組んで仁王立ちにすればよかったのに。 浅井真紀 神姫のMMS素体のデザイナー。女性とも思える名前だがれっきとした男性(名前は「まさき」と読む)である。他にグッドスマイルカンパニーが展開しているfigmaシリーズの基本コンセプトデザインも手がけている、可動フィギュアの第一人者。1st素体の時代から、商業ベースの可動フィギュアで、しかも無改造で「体育座り」を実現させたことは今でも語りぐさになっている。 飛鳥 フロントライン製神姫、戦闘機型飛鳥。前作では武装のみ登場していたが、今作ではDL神姫として参戦(DLC第4号で配信)。みこーき。武装脚を見てスト○イ○ウィッ○ーズのパクリと思う人もいるが、こちらが先に登場したので注意(あちらのOVA版は2007年で飛鳥の発売(2008年4月)より早い。有名になったのはTVアニメ版の放映からで、そちらは飛鳥より後だったので誤解されやすい)そもそもデザイナーが同じなのでパクリも何もあったものではない。イベントではなぜかセピア調の背景になり、別世界の雰囲気が醸し出されている。 アセンブル 装備の組み合わせのこと。純正、キメラの項目も参照のこと。アセンブ「リ」が組み合わせたセットのことを指し、それを組み合わせることをアセンブ「ル」(する)という。 アタックチェイン SPを消費して攻撃後の隙をキャンセルし、別の攻撃につなげる方法。ACと省略して記載する。レールアクションをアタックチェインで繋げたりする事もでき、身につけると戦闘を有利に運べる。前作ではSPの続く限り連携できたが、今作では2回まで(例:○→△→○、△→○→RA)連携できる。 アテナ 「武装神姫 Moon Angel」で登場した自立式汎用人型兵器。大きさは人間とほぼ同じで、自立戦闘用オートマトンであるアーンヴァルMk.2を模したかぐや(01)とストラーフMk.2を模した02のCSCを制御ユニットとして起動するようになっている。バトマスの続編が出たら、神姫サイズにダウンサイジングされるかもしれないな。 アフォンソファクトリー 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。エストリルとジルリバーズのメーカー。とはいっても担当は素体部分のみで、武装部分はアームズインポケット社が手掛けるという共同開発の形となっている。 油揚げ 蓮華の好物。神姫が食べ物を食べるのかと聞かれるとあれだが。ちなみに薄切りにした豆腐の揚げ物で、中に豆腐部分が残っているものは厚切りの豆腐が使用されており名称も厚揚げという。 アポカリプス荷電粒子砲 DLCリアパーツ、ランチャーを兼ねる。荷電粒子砲とはようするにいわゆるビーム砲。一応真面目に研究されているが現状はフィクションの域をでていない。 アホ毛 頭から一房もしくは数房、触覚のように跳ねている髪のこと。実は古くからある美容業界用語で、言う事を聞かない(セットが決まらない)跳ね毛を指すが、近代では前述の萌え要素デザイン記号の意味で使われる。神姫では、なぜかバイク系神姫(アーク&イーダ、エストリル&ジルリバーズ)が全員装備している(じるりんのはポニテにまとめた髪の一部が跳ねているだけだが、アホ毛に見えなくも無い)他にはエウクランテ、ヴェルヴィエッタ等が装備。 あまかけるてんしのきば アーンヴァルMk.2専用レールアクションのひとつグランニューレ使用時に発する台詞。「天駆ける天使の牙」と間違われやすいが、実際は「牙」ではなく「騎馬」。どちらもあまり天使とは関係ない気がしないでもないが、要するにアーンヴァルが乗っかっている武装組み換え支援機ラファールの事だと思っておけば合点がいく。 あらあら 主にリアクションとして口をついて出る言葉。語調によって感嘆にも悲嘆にもなる。「あらあら、…」とやや咎める様にはじまり「うふふ、…」と容認する話し方をするキャラをさす「あらあらうふふ系」を成す言葉でもある。主に年上設定の女性キャラに見られる。本作登場キャラではイーアネイラの口癖。 アラストール ドレス・メカニカ製神姫、鴉型アラストール。コナミが2011年にイベントと通販のみで発売した神姫で、レジンキャスト製ガレージキットのEXウェポンセット相当品。ガレージキットは組立に専用知識が必要なのに加え、綺麗に完成させるには最低でもガンプラ全塗装仕上げは朝飯前位の技術および専用工具が要求される。模型は基本素組み、やっても墨入れまでというレベルの人、単にブンドドしたいという人には絶対にお勧めできない。バトマスには素体は登場していないが、その武装セットがDLC第3号で登場するキュクノス同様、リアパーツをジールベルンに装備し「黒鳥型ジールベルン」を再現した紳士も多いのではなかろうか。 アルトアイネス ディオーネコーポレーション製(素体部分)神姫、戦乙女型アルトアイネス。アルトレーネの姉妹機。漆黒の鎧を身に纏う菫色の髪と深紅の瞳の戦乙女。武装そのものはほぼレーネと同じである。少々生意気だが、戦闘中のミスにはフォローを入れたりと割と常識的な性格のボクっ娘。設定上、「性格が扱いづらい」となっているが、ぶっちゃけ姉の方が別の意味で扱いづら(ryアルトレーネと同型の武装スカート部は、姉同様に翼にすることも可能だが、残念ながらバトマスでは再現できない。 アルトアイネスボイスパーツ 武装神姫TVアニメの最終回のエンドカードを飾ったアルトアイネスフィギュアの写真を投稿した人。いったい、何橋さんなのだろうか? アルトレーネ ディオーネコーポレーション製(素体部分)神姫、戦乙女型アルトレーネ。純白の鎧を身に纏う金髪碧眼の戦乙女で、素体も抜群のプロポーションを持ちつつも上品にまとめられており、高貴な雰囲気を持つ…口を開くまでは。その実態は、牛丼にこだわり、語尾に「なのです」と付ける天然娘で、多くのマスターをズコーとさせた。だが、それがいい。雑誌企画「ぼくらの神姫をつくろう!」での読者応募作品がベース。もっとも、製品化までに変更になった部分も多い。特徴的な武装スカート部は専用RA時のように組み換えで翼になるだけでなく、アイネスの専用RA同様に展開してクロー状のアームとしても使えるが、バトマスでは見せてくれない。 あんこ ゲームセンターに登場するマスター「ダーリン」の相方のアーンヴァルmk.2。公式サイトに連載されていた漫画「ヒブソウシンキ」の登場神姫(漫画ではアーンヴァルだったが、ゲームではmk.2になっている)で、晶&零や玲人&まお達同様他媒体からのゲストキャラである。わざわざ通常より一回り小さい立ち絵が用意されている。ダーリンとのやり取りはほぼすべての神姫を魅了し、「何か特殊な装置を積んだテスト型なんじゃないの?」とまで言わせたあげく、「手加減なんてしないよ」と普段言っている神姫にさえ「ちょっと照準がずれちゃうかも」「ギリギリで勝てればいいんだから、あの子に攻めさせてもいいんだからな!」と言わせてしまう恐ろしい子。「呼んでみただけでした~。えへ~」 あんばる アーンヴァルの俗称の一つ。 イーアネイラ マジックマーケット製神姫、マーメイド型イーアネイラ。マジックマーケットの方向性を象徴する胸部パーツが特徴。本来武装脚は人魚のような形状だが、専用の移動モーションを作るのが面d…大人の事情によりRA専用となっている。正直、空間潜行という荒業をやってのけるのだから、地面スレスレを浮遊してくれても良かった。本作ではパラメータ設定ミスにより下位の専用RAに必要な武装のコストが異常に高く、実用はほぼ不可能という問題点を抱えている。幸いEXRAに必要な武装のコストは正常のため、終盤からは問題なく人魚姿を見ることができる。「あの胸はバラストタンク。大事なことなのでもう一度いいますけど、あの胸はバラストタンク…ですわ」「あらあら」 イーダ オーメストラーダ製神姫、ハイマニューバトライク型イーダ。高飛車可愛いお嬢様型神姫。名の由来は俊足の神、韋駄天。「全神姫最薄の胸」という準公式設定を持ち、事実発売当時は群を抜く薄さを誇った。現在は類似コンセプトによる軽量・省スペース型の神姫も増えたが、それでも薄型胸部装甲の代名詞と言えばイーダ型であr(通信が切断されました。余談だが、イーダ嬢の固有武装はあのリアに付いたでかい腕のクローと、でかい大剣、そしてカービンであり、バトロンではスキルの大半は殴打である。華麗さってなんだろう…フィギュアは本体抜きの武装単独(ただしダミーフレーム使用)でトライク「ヴィシュヴァ・ルーパー」に変形できるが、本作では未実装。 飯田 ハイマニューバトライク型イーダの俗称の一つ。「イーダ」→「いーだ」→「いいだ」→「飯田」 イー姉/イー姐 イーアネイラの俗称の一つ。名前の略としては「イーあね」だが「イーねえ」のほうが読みとしては自然。姉、なのは彼女が他より年上っぽさを感じさせるためか。 犬子 犬型ハウリンの俗称の一つ。 イベントログ 自宅で利用できる機能の一つ。ログという名称だがどちらかと言うと神姫の個別イベントに対する主人公の感想のようなもの。見れば解るが、突っ込み所満載。次のイベントを起こすためのヒントも兼ねているが、大抵の場合LOVE値の上昇が条件となるので「とりあえずバトルしにいこう」といった意味合いの文で終わることが多い。上記の理由から「バトル大好き人間」という印象を主人公に抱くプレイヤーも少なくない。最近ではヴェルヴィエッタ型のイベントログが何かと話題に。ログを削除する事でその神姫のイベントを最初からやり直せる。 イラ姉 イーアネイラの蔑称。比較的マイナーなのは、かつてフィギュアがまだ製作段階にあった折に公開されたサンプルが、デザイン画に似てないだけならまだしも全く可愛くなかったため、思わずもらした「いらねえ」が始まりというネガティブなものに由来するためか。もっぱらこの単語の後に「あらあら」とどこかから聞こえてくるのがお約束。 ヴァルハラ クラブヴァルハラの事。 ヴァローナ フロントライン製神姫、悪魔夢魔型ヴァローナ。ヴァローナはロシア語でカラスの意味。素体は未登場だが、武器(アマラジェーニとバトルスタッフ)、装備(ヴァルナ―・テイル)が登場。常に眠そうでポヤヤンとしたキャラだが、完全に目覚めるとどの悪魔型よりも苛烈な性格。 ウェスペリオー マジックマーケット製神姫、コウモリ型ウェスペリオー。AIはノリのいいお調子者気味な性格。少し牙が見える、ファンタジーで言うとヴァンパイアガール的な外見をしている。(が、カラーリングからして紗羅檀の方がヴァンパイアガールっぽく見えるのは内緒だ)素体は未登場だが武器(ニンブス・グロブス等)だけ登場。同ブランド内では小さいほうだが、他ブランドと比べるとやはり胸部パーツは豊か。あと、神姫では珍しい三つ編みお下げの持ち主である。同時期に開発されたグラフィオス同様武装をリアに集中しているのが特徴で、武装を組み合わせてコウモリ型ビーグルメカ「ルブルム」に変形させることも可能。また他神姫との武装を合体させるシステムに対応し、グラフィオスの武装と合体させることでドラゴン型メカ「ゼオ」を作り出せる。ウェスペリオーという名は、ラテン語でコウモリを意味するウェスペルティーリオー(vespertilio)から名付けられたと思われる。 ウエディングドレス カタログ16号で配信されたコスプレ衣装。通常のコスプレ衣装の二倍値段ではあるが、公式大会では全員に専用台詞が用意されていたりする。アームに経験値+のアビリティがあり、アクセサリを圧迫せずに経験値を増やせるが、武装ランクが7の為、使用できるようになるのはLOVE27からと遅めで、イヤリングと効果も重複しないので、実用性は微妙なところ。パーツ自体の性能は高いが。当然これを着てバトルをするのだが、ウエディングドレスを着て大股を開き、爆弾を投げたりRAを使わせたりするのもまた趣があって宜しいかと。公式大会の相手は給料シーフや霧崎メルヒオットのような一線を越えたメンツかと思いきや、対戦相手は全て女性マスター。どうやら純粋にコスプレファッションとして楽しんでいるようである。 ヴェルヴィエッタ マーヴァインダストリーズ製神姫、ビックバイパー型ヴェルヴィエッタ。DL神姫。ビッ「グ」ではなくビッ「ク」。名前のとおりVVであってBVやVBではない。ぶっちゃけ機体を背負ってるだけとか、主力兵装のウィザークを足にしてどうするとか、突っ込んではいけない。前進翼が特徴的だが、原作に前進翼を採用したビックバイパーはグラディウス・ザ・スロット(パチスロ)しかなく、インテーク形状をはじめ、そのほか様々な意匠を鑑みるにアニメ「スカイガールズ」版のデザインと思われる。同作はキャラクター原案・メカデザインが島田フミカネであったり、MMSのフィギュアが発売されたりしている等、武装神姫と関連する部分があり、よく見ると主人公の部屋に飾られている模型も同じデザインであることから、パロディ的な意味合いも含め、武装神姫の世界におけるビックバイパーはこのデザインが基本とされているのかもしれない。 ウェルクストラ フロントライン製神姫、天使コマンド型ウェルクストラ。通称:量産型アーンヴァル。素体・装備は未登場だが武器(アサルトライフルやミサイルなど)だけ登場している。量産型としての自身の個性の無さに悩める神姫。 羽音たらく アルトレーネ/アイネスの素体部分のデザイナー。苗字は「うおん」と読む。後述の柳瀬氏とは逆にメカは苦手。ネームバリューの割には表立った仕事が少ない不思議な人。スタジオオルフェに所属しており、ゲームに登場するマスター倉田音羽は氏の名前を逆から読んだもの。使用神姫のオルフェの名前ももちろんここから。ちなみにオルフェには倉田英之が所属していたり、担当作品のヒロインに倉田雅世をよく採用したりと、妙に倉田に縁がある。 エアパスタ エアギターのごとく空想上のパスタを食す動作を行い空腹を満たす(ごまかす)方法。上級者は茹でる所から始めその姿は輝いているとかいないとか。神姫マスター、ニーヌさんの得意技。 エウ子/エウ/エウエウ セイレーン型エウクランテの俗称。 エウクランテ マジックマーケット製神姫、セイレーン型エウクランテ。同ブランドのイーアネイラと比べて、性格・スタイル共にネタになる部分が少なく、いささか目立たない。しかし、その癖の無いストレートな魅力故にファンは多いようだ。あくまで「イーアネイラと比べて」であり、他ブランドと比べるとやはり胸部パーツは豊か。 エス子 エストリルの俗称。 エストリル アフォンソファクトリー製(素体部分)神姫、モトレーサー型エストリル。スピードにこだわりを見せるが純正武装に固執すると枠の関係で最速の座を逃すことになる…スピードにはこだわるがバトルの勝敗にはこだわらず、果ては勝負なんてどうでもいいとか言い出すことも。戦闘前会話では語尾に「っしょ」と付けるがイベント時などでは付けない。エストリルという名は、ロードレース世界選手権が開催されている、ポルトガルのエストリル・サーキットが由来と思われる。ジルリバーズもそうだが、アフォンソファクトリー製の神姫は笑顔がとっても可愛い。「乾くんだよねぇ↑心がさぁ↓」 オーキド/オーキド博士 神姫マスターかつ主人公のダチの大木戸甚平の事。苗字部分が有名な某「モンスターをパートナーにするゲーム」に登場する博士と似ているためそう表記する場合がある。同様に「オーキド博士」と表現したりも。 大木戸甚平 主人公の親友にして神姫マスターとしては主人公よりも長い、ゆえにシナリオへの登場は最多の男。親友である主人公には無条件で力を貸してくれる頼りになる奴である。パートナーはマオチャオ型のたま子。作中では星になったり、「空気が読めないマスター」だの言われる。一応、ゲームセンターでは上位ランカーのようである。前作では主人公から始終「たま子のマスター」と言う扱いでしかなかったが、本作ではめでたく名前で呼ばれるようになった。ただし襲われた際には「たま子!甚平!」で、優先順位は低い。何気にカスタム武装作者の一人であり、"+JO"は彼の作品である。レザーアーマー+JOのコスト0と言う脅威の性能。またコアな知識を持つ人物との人脈も広いようで、主人公と神姫の危機を何度も救う。実は凄い奴なのかもしれないが、その性格ゆえ、三枚目を演じることの方が多い。 オメガスターロード プロキシマさんの専用RA。名前はプロキシマの名の由来となった恒星「プロキシマ・ケンタウリ」と同じくケンタウルス座にある「ω星団」に由来していると思われる。また、彼女の武装「サジタリウス」及び「ケイローン」は、同じくケンタウロスをモチーフとした射手座(及びその神話)に由来しているが、射手座には「オメガ星雲」の名称を持つ散光星雲M17があるため、こちらも念頭に置いたネーミングであろう。 オーメストラーダ 武装神姫世界における神姫製造メーカーのひとつ。シンボルマークは、ギリシャ文字のΩ(オーム)を図案化したもの。アークとイーダのメーカーだが内部では前者を開発したウエストラボと後者を開発したイーストラボで対立関係にある。社名は、デザイナーのCHOCO氏によると、青梅街道(オーメ=青梅・ストラーダ=イタリア語で「道」)からきているとも。 オールベルン フロントライン製神姫、剣士型オールベルン(パール)。前作では武装のみ登場し、今作ではDL神姫。元は島田フミカネ氏がHPにアップしたラフスケッチを元に、同人作家がレジンキャストで作成・販売し、それが公式本に取り上げられ、鳥Pが製品化を希望しゲームにも武装を追加した、という数奇な過程を経ている。なお、電撃ホビー誌上では当初「白鳥型」(対してジールベルンは「黒鳥型」)と表記されていたが、前述のレジンキャストキット版が便宜上オールベルン白鳥・オールベルン黒鳥と呼ばれていた(ジールベルンという名称はまだ無かったため)なごりで、公式には「剣士型」である。カラーバリエーションの多さは神姫随一で、現時点で6種類(ただし、うち3種類はジールベルン系統なので、オールベルン系統に限れば3種類)が登場している。詳しくはベルン姉妹の項を参照。彼女のフィギュア販売時のキャンペーンで付いてきた栞のデザインで話題になった。どんな栞だったのかは、このせいであだ名が「おっぱいベルン」になったところから想像していただきたい。電撃ムック、武装神姫アーカイブスにキャンペーンの栞の絵が掲載されているので、興味のある方はどうぞ。ちょっとお高いが。バトマスに実装された際のイラストからも、流石にイー姉とまではいかずとも、レーネと並ぶクラスの堂々たるものをお持ちの様子であり(ここで記録は途切れている) オフィシャルショップ アイテムを購入する場所。一部神姫のイベントはここに行かないと発生しない。プレミアムショップが出現して以降疎遠になるが、改造品の無いアクセスコードアイテムやDLCコスプレ衣装はここでしか買えない。公式大会の場所にあるので、神姫バトルの運営直営の印象を抱きやすいが、どうやら個人経営の店らしい。ショップの店員はなかなか話に絡んでこないが、神姫の知識や工作技術はかなりのものらしい。 お迎え 神姫達を購入して手に入れる行為をこう呼ぶ人がいる。もともとはドールのオーナーが使う言い回しで、一歩人形側に踏み込んだ感情によるもののため、同好の士以外には共感を得られる言葉ではない。使用する場合は話す相手を選ぼう。ツガルのイベントで実際に使われている。