約 2,308,097 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1576.html
盗撮は犯罪です。 正月は初日の出を見たくらいしか普段と変わった所は無かった。 礼奈の大学の冬季休校もあと残り一週間を切った。実家からの距離とここからの距離があまり変わらないから大変ではないらしい。 タマは礼奈といられる時間が減って落ち込んでいたが、俺としては礼奈が大学に行っている間は以前と同じ生活が送れて清々する。 別に礼奈がいると不都合があるわけではないが、やはり長年貫き通してきた生活リズムのほうが落ち着く。 外国で何日か過ごした後の帰国した時の久しぶりの我が家の感覚と言えばわかるだろうか?そんな感じだ。 「兄さん、郵便だよ」 「俺に?珍しいな。」 ・・・確か最後に郵便の類を受け取ったのはいつだったか・・・・・・思い出せない。 「差出人は?」 「山田晴子・・・母さんから」 「お袋から?ますます珍しいな」 お袋からもらった物なんて説教くらいしか思い浮かばない。郵便物は武装神姫の箱を半分の薄さと高さにしたような箱。 まさか長ったらしい説教入りのビデオレターとかじゃ無いよな・・・と思いつつ箱を開けて中身を見る。 「どれ、中身は・・・っと」 箱の中には一本のビデオテープ。まさか本当に・・・ 恐る恐るビデオテープをビデオデッキに入れる。映ったのは一軒の家。どこかで見た事あるような・・・ 「あれ?ここ、うちじゃない?」 礼奈が言う。そうだ。どこかで見た事あると思ったら、この家じゃねぇか・・・ 「なんでうちが映ってるんだ・・・?」 「このビデオ、撮影日12月24日って事は、私と兄さんで買い物に行った日だよ」 画面の中の俺の家から、あの日の俺と礼奈が出てくる。 微かだが俺と礼奈の話し声が聞こえる。 『んで、何で俺だけお前の買い物に付き合わなきゃならんのだ?』 『だって、クリスマスプレゼント買いに行くんだもん。タマちゃんの好みは兄さんに聞くのが一番でしょ?』 あの日と全く同じ会話だ。まぁ当たり前といえば当たり前だが。 それからの買い物の様子も撮られていた。別行動をとった時は、俺のほうが撮られていた。 「まさか・・・ずっと撮られてたってのか?」 『その通りや和章。』 突然、どこかから声がする。この声は・・・ 「お袋か?」 『大当たりや。ウチの声覚えててくれて嬉しいで』 周囲を見回す。 『捜したって無駄や和章。ウチ今実家にいるさかい。』 「実家に居るだって?じゃあ、何で声が聞こえるんだ?」 「それは、私が持つ無線機を通してリーダーの声をスピーカーで流しているからだ。」 さらに新しい声。こっちは聞き覚えが無いが・・・ 「和章様、これはマスターのお母様の神姫、ペルシスの声です」 キルケは知っているらしい。 「母さんがね、私が武装神姫が欲しいって言って買いに行った時、一緒に買った神姫なの。」 礼奈が言うには、どうやらキルケと同時購入したらしい。それなら俺が知らなくても頷ける。 「それで・・・何しに来たんだ?」 第八話につづく 第六話に戻る ネコのマスターの奮闘日記
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1774.html
{イリーガル・レプリカ迎撃指令…パルカ編} 「それじゃあパルカ以外は散開。敵は見つけ次第破壊しろ」 「「「はい!」」」 「いけ!」 俺の声と共に夜のアンダーグラウンドの街に散開する三人の神姫達。 最近、イリーガル・レプリカの出現率が低下してるらしい。 多分アンダーグラウンドのオーナー達がよってかたってイリーガルを破壊しまくるからだろう。 そりゃあ数も減るわなぁ。 「お兄ちゃん…」 「………」 左肩に座ってフル装備したパルカが暗い顔で俺に問いかけてきた。 「また…私だけ出撃禁止なんですか?」 「…あぁ」 俺はというとパルカの答えに声低く答えた。 あの高速道路でのバトル以来、パルカに軽くトラウマみたいなものが出来ちまった。 それはバトルでの恐怖感が普通の神姫より何倍も感じてしまうもの。 あまりにも増幅された恐怖感でパルカはバトルになった途端に力が抜け闘う事が出来なくなってしまうのだ。 『しかた無い・しょうがない』という言葉で済ませる事は出来るが、本来の『武装神姫』としての役割を果てせなくなってしまう。 パルカはそれが怖くて、自分が闘えないと知っててもこのように俺と一緒にアンダーグラウンドに来る。 俺的には来て欲しくないのだがパルカがどうしても、と言いしかたなく同行を許可してるだけ。 でもアンジェラス達みたく散開させて敵の討伐には行かせない。 行かした所で返り討ちになるのは目に見えてるからだ。 「あの…私は闘え」 「『闘えます』か?嘘つけ」 「でも!」 「でももクソも無い。今のお前じゃイリーガルの奴等にバラバラにされるのがオチだ。恐怖感は少しずつ直すしかない」 「私は役立たず…ですか?」 「『武装神姫』としては役立たずだな」 「! お兄ちゃん…」 パルカの心の痛い所を言葉で突き刺す。 俺はこういう事に関してはストレートに言う野郎だ。 同情とかあんまりしてやらない。 そいつの為にもならないからな。 「でもお前は何も『武装神姫』として役立つ必要は無い。お前にはお前の他に役立つ事があるさ」 「…けど」 「アンジェラス達が出来て自分だけ駄目、なのが許せないのか?」 「はい」 「まぁ気持ちは解らなくもない。だから少しずつ恐怖感を克服しようぜ、俺と一緒に」 「お兄ちゃん、嬉しいですぅ。私はお兄ちゃんの武装神姫になれて嬉しいです!」 「何も弐回も言う必要はないって。逆に恥ずかしいぞ」 さっきまで泣きそうな顔だったパルカが今は少し涙を流しながら喜んでいる。 まったく、本当に世話の掛かる妹みたいだぜ。 アンダーグラウンドの街を歩きながら路地裏の角を曲がる。 すると。 「ひ、ひぃー助けてくれ!」 一人の三十歳ぐらいの男が恐怖に怯えた顔しながらこっちに走って来た。 なんなんだいったい? 「イリーガルの神姫だ!俺の武装神姫は壊されて、近くまで来ている!!」 「チッ!こんな時に!!」 マズイなぁ~。 今はアンジェラス達を散開させて討伐しに行かしてるから、あいつ等がいない。 居るとしたらパルカだけ。 でもパルカは…。 クッ、兎に角この場は逃げるしか。 「お兄ちゃん!私にヤらせてください!!」 「馬鹿!お前じゃ無理だ!!」 「き!?来たー!奴等だ!!」 「ッ!?」 男はそのまま逃げてしまった。 俺は敵を見据えると数は1、2、3! 三体もいやがる! マズイにも程がある! あの男、とんでもない置き土産してれやがったな! 今度あった時には必ず暴力をプレゼントしてやる! 「お兄ちゃん危ない!」 「エッ!?ドワッ!」 パルカは俺の右手を無理矢理に引っ張る。 そのせいで俺はバランスを崩し地面に右膝を付けるような体制になった。 そしてさっきまで俺の頭や上半身があった場所に敵が撃った弾が通過していく。 あ、危なかったー。 パルカがもし引っ張ってくれていなかったら、今頃俺の上半身は蜂の巣のように穴だらけになっていたぜ。 でもマズイ状況には変わりない。 どうするべきか!? 考えろ、考えるんだ! 「お兄ちゃん…私、行きます!」 「え!?ちょっ、ちょと待てパルカ!」 ライフフォースを右手に持ちパルカは俺に背中を見せながら言う。 「ここでお兄ちゃんを守らないと皆に怒られちゃいます!」 「でもパルカ!お前はまだ!!」 「お兄ちゃん!心配してくれるのは嬉しいですけど、私は弱くありません!!もう皆の足を引っ張る私じゃないんです!!!」 「!? パルカ、お前…」 「叱るのは後です。今はお兄ちゃんの目の前に居る敵を倒します!」 「パルカー!」 パルカはスピードを出して敵に向かっていった。 パルカの視点 私はお兄ちゃんの大声を無視して敵に向かって飛んでいく。 敵は飛び道具系で弾幕はるような形で撃ってきて少し怖いです。 でも今の私は恐怖感なんかありません。 あの時、お兄ちゃんが敵に狙われた時に私は咄嗟に行動が出来た。 そしてお兄ちゃんを助けた瞬間、何かかが身体からはじけ飛んだような感覚があり、今までの恐怖感がまるで嘘のように無い。 多分、自分が死ぬ事と私が死ぬ事に怯えていたのだと思う。 でもそんな事で怯えていては必ずいつかは死んでしまいます。 お兄ちゃんや皆を死なせないためにも、私が頑張らないといけないと思いました。 そう思えば私は怖くない。 だから恐怖感も感じない。 今の私なら出来る! ごめんなさい、お兄ちゃん。 言う事きかなくて…。 ありがとう、お兄ちゃん。 心配してくれて。 でも私はお兄ちゃんを守りたいから。 だから。 「だから私は闘います!ヴェーニア!!」 <ヴェーニア> ジャララララ!!!! 大気中から無数に精製し、ライフフォースを中心にして翼状に展開させる。 このお兄ちゃんから貰ったこの武器で敵を倒します! 「蒔く!」 <セミナーレ> バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!! ライフフォースから無数の銀の矢を全方位に向けてばら撒くように放つ。 すると敵はバラバラに散開し銀の矢を避けていく。 敵の一体目の姿が見えました! 犬型のハウリンです! 姿が見えたのならこっちのモノです! 「ヴェーニア!奔る!!」 <ヴェーニア&ルケーレ> 再びライフフォースを中心にして銀の矢を再生させ翼状に展開させる。 でも銀の矢を半分程残し残りの半分を弾丸のように相手に撃ち出した。 「!?キャー!?!?」 ハウリンは銀の矢に命中し地面に落ちていく。 残り二体です! 「ヤァアアアアーーーー!!!!」 紅緒が私の後ろから攻撃してきました。 でも瞬時に振りかえりライフフォースを敵に向けて。 「護る!」 <レメディウム> ジャララララ!!!! ガキャン! ライフフォースから広がるヴェーニアの翼で私を覆い、敵からの攻撃を防ぐ。 更に敵の武器、破邪顕正をガッチリとヴェーニアの翼で取り囲み抜けなくした。 そしてそのまま。 ギギギギ、バキィ! 破邪顕正はヴェーニアの翼の力で折ってしまいました。 これでは相手は攻撃できません! 今です! 「断つ!」 <セクティオ> ズバッ! 「グヮァー!」 大きめな銀の矢、一振りを手に取りライフフォースにセットし、そのまま大上段から相手に斬りつける。 紅緒は斜めに斬られ、そのまま身体の中身を盛大に噴出しながら落ちていった。 残り一体です! でも何処にいるのか解りません。 完全にロストしてしまいました。 今のうちに再生しといた方がよさそうです。 「ヴェーニア」 <ヴェーニア> ジャララララ!!!! 再び銀の矢を再生させる。 ハウリンを倒すために半分程使ってしまいましたからね。 だからの次に備えて再生させたのです。 でもライフフォースは疲れていないかな? 大丈夫かな? <大丈夫、マスター、心配、ナイ> 「でも心配だよ。私だけのライフフォースなんだから」 <マスター、酷似、オールマスター、性格> 「私がお兄ちゃんと似ている?」 <一部断定> 「少しだけって…でもなんだか嬉しいです。本当の兄妹みだいで…」 <! マスター、敵発見、ドウスル?> 「勿論、倒します!」 <承諾!> ライフフォースを構える。 敵はヴァッフェバニーですか。 ならお互い飛び道具が主要ですね! バババババ!!!! 敵はSTR6ミニガンを乱射してきました。 私は負けじとライフフォースから銀の矢を乱射させる。 途中、銀の矢と敵が撃ってきた弾がぶつかり合い弾同士が砕け散る。 でもこのままの状態が続くのでしたら私の勝ちです! なぜなら。 カチッカチッ 「ナッ!?弾切れ!」 敵のヴァッフェバニーはSTR6ミニガンが弾切れに気づき慌てる。 その隙が命取りです! 私はライフフォースのお願いしてヴェーニアして銀の矢を補充。 そして再びライフフォースを敵に向けて照準、というより私の目と勘で狙いつけ。 「壊ツ!」 <ディルエレ> バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!!!! 「ッ!?」 大量の銀の矢がヴァッフェバニーに飛んでいき、叫びあげる前に銀の矢の餌食となり絶命した。 ヴァッフェバニーだった残骸がボロボロと落ちていく様を見ながら、息遣い荒く両肩を上下に動かす程、私は疲れていた。 今頃疲れが出てきたのかな? 少し無茶しすぎました。 これじゃあ姉さんと同じです…。 「パルカ!」 「!? お兄ちゃん!?!?」 地上を見るとお兄ちゃんと姉さん達が居ました。 お兄ちゃん、私、お兄ちゃんの事守れたよ! 闘えたよ! 「お兄ちゃん!」 私はお兄ちゃんの胸に飛び込み自分の顔をこすり付ける。 あぁ、お兄ちゃんの匂いがします。 「まったく、危なかっしい行動するなよな。クリナーレの事言えないぞ」 「そうだよパルカ!ボクがいる時にせめてバトルしてよ!!心配じゃないか!!!」 「姉さん…。ウフフッ、これで姉さんとおあいこですね♪」 「ナッ!?パルカァーこのー!調子にのるなよ!!」 「おい!俺の胸で暴れるな!!」 お兄ちゃんは怒鳴っていましたが顔は笑っていました。 無言だったアンジェラス姉さんとルーナさんも笑顔で私を見ていてくれました。 そして姉さんも私にじゃれ付きながらも笑っていました。 私はこの笑顔を守るため、皆を守るために恐怖感を克服できたのでしょうか? もし違ったとしても別にどうでもいいです。 結果的にお兄ちゃんや皆のために頑張れたのですから。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/228.html
春夏秋冬の日々 駄文著者 3スレ目70改め 永眠者>のifな(ご都合主義とも言う)武装神姫のお話し 登場する人&神姫の紹介 平日 プロローグ 一日目 二日目午前 二日目午後 三日目午前 三日目午後 休日 一日目 ご来店有難う御座います 本日 - 昨日 - 総計 - またのお越しをお待ちしています 07/09/09現在 初めての方、いらっしゃいませ 以前からの方、本当にご無沙汰しています。申し訳ない。 本当に久しぶりの更新でございます。 バトロンやったり、バトロンやったり、仕事でテンぱったり、バトロンやったり・・・ 複数の事が同時にこなせない量になって少し現実逃避したり。 あれからさらに新たな方達が増え毎日のチェックが楽しみな日々。 そして次の更新は年内に出来るのであろうか・・・では。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1330.html
ESTABLISHMENT DATA -設定資料集 near to you ■■■オリジナル武装神姫設定■■■ □天馬型オーラシオンver1.0 優がゼリスのために自作したオリジナル武装。 ゼリスの特性に合わせ、俊敏性と瞬発力に飛んだ装備となっている。 反面、各アーマーは戦闘時の過負荷から素体そのもの(ゼリス)を保護することに重点が置かれており、軽量化にともない防御力は最低限のものでしかない。 メイン武装は二丁の大型自動拳銃・エスペランサ。 また、特殊戦対応用の拡張武装として大型電磁砲、円状突撃盾などを装備可能。 [Ⅰ]バンデージ ‐電磁手甲 馬蹄を模した腕部装甲。 高磁圧を発生させ短時間のみなら一定の攻撃を跳ね返すことができる。 [Ⅱ]アクティヴスラスタ 翼を模したマフラー状の噴射ノズル。 アークジェット推進により複雑な高機動を生む。 初速や直加速に欠けるのが弱点。 [Ⅲ]エスペランサ ‐大型自動拳銃 腰アーマーにマウントされる二丁の拳銃。連射性に優れる。 また、近接戦用の打撃にも使用可能。 [Ⅳ]DIキャノン ‐大型特装電砲 神姫の身長とほぼ同サイズの重火器で、それに見合う攻撃力を有する。 砲身部を交換することで、レールガンのほか電磁機関砲など様々な用途に対応できる。 ゼリスは重くて大変なので、あまり使いたがらない。 [Ⅴ]ナスルーラ ‐突撃円状盾 円状の回転基部を持った突撃盾。 防御のみならず、回転基部をぶつけることによる近接攻撃もできる。 ゼリスは腕が疲れるので、あまり使いたがらない。 □妖精型テイタニヤ 摩耶野市の主要企業のひとつであるヴェクターインダストリジャパン社が開発した最新モデル武装神姫。 神姫センターとの提携の元、新世代型のコマーシャルヘッドとして、様々な新技術が用いられている。 フィシスはそのオリジナルテストモデルで、現在はまだ彼女以外量産されていない。 キャンペーン目的で作られた神姫のため、武装は様式美を重要視している。 メイン武装は、大儀仗サクラメント。 [Ⅰ]CIC-D/サクラメント(秘蹟) ‐複合情報管制デバイス 羅針盤と地球儀を模したデザインの長柄の杖。 センター内のマスターサーバとのインタラクト(相互作用)リンクによって、様々な電磁情報を高次処理する。 これによりジャミングなどを行えるほか、高磁気を収束することで障壁を展開できる。 また、EWI-Dと同時稼動することでマイクロ波を収束した高威力の電磁砲撃、通称「マ砲」による攻撃も可能。 [Ⅱ]ESP-D/レクテナ ‐エネルギー供給受電デバイス ドレスや貝を模した肩部装甲。 これ自体がエネルギーの供給蓄電器となっており、 センター側の親機(送電システム)からマイクロ波によって電力を受電する子機端末である。 これによってフィシスは(センター内に限られるものの)充電を必要とせず、供給が続く限り無限に稼動できる。 [Ⅲ]EWI-D/エーデルシュタイン ‐電磁波偏向デバイス 宝石とフリルを模した腕部装甲。 周囲の電磁波を偏向制御することで、電磁光弾を放つ。 また、CIC-Dと同時稼動することでマイクロ波を収束した高威力の電磁砲撃、通称「マ砲」による攻撃も可能。 [Ⅳ]UMPTS-D/アウローラ・フリューゲル(極光の翼) ‐統合管理型処理システム ハイパーモード時に現れる、妖精の羽根を模した巨大な翼。 フィシスと神姫センター内のマスターサーバ・各種システムが統合された証であると同時に、この状態の彼女にとっては神姫センターのシステムそのものが"武装〟となる。 より高次化した電磁処理により放たれる七色のホーミングレーザー 「ハイペリオン・シュトラール(太陽神の栄光)」は最大で1600の標的を同時に射抜くことが可能。 (本来はセンター内のバトル筐体の情報処理の限界試験のために考案されたものである) 戻る
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/265.html
前へ 先頭ページ 次へ 第七話 OFイクイップメント クエンティン達は、鶴畑屋敷の地下にある特設の武装神姫バトルトレーニングルームへ来ていた。仕方なく。 「僕の権限でここから追い出すことだってできるんだからな」 そう鶴畑大紀に言われたことは――興紀が許さないだろうから――特に気にならなかったが、余計な面倒を起こしたくなかった二人は渋々ながら彼に従った。 眠る必要のないクエンティンはどうということもなかったのだが、理音のほうはというと……。 オーナー席に着いたとたん、こっくりこっくり舟をこぎ始めていた。肉体的にも精神的にも疲労がかなり募ってきているのである。 こりゃお姉さまの指示は望めないな、とクエンティンはあきらめ、バトルスペースへと登った。ちょっとした違和感が後ろ髪を引いたが、今はその原因がわからず、クエンティンは立ち止まらなかった。 バトルスペースはバーチャルではなく、リアルバトル用のものだった。円柱の形をしており、面積は半径十五メートルほど、高さもそれくらいである。人間には狭く感じるが、体長わずか十五センチちょっとのクエンティンにとっては、一対一の勝負をするには必要十分な広さであった。 鶴畑大紀は興奮を抑えられていないようにクエンティンには見えた。まるで新しいおもちゃを手にした子供のようだ。実際子供なのだが。 スタート地点に登壇する。 「さあ、ちゃっちゃと終わらせましょうよ。子供は寝る時間よ」 「子供はいつまでも遊びたいんだよ」 クエンティンの挑発に、鶴畑大紀は乗らなかった。余裕綽々の態度である。おおいに勝算があるようだった。 「なあ、僕が勝ったら」 鶴畑大紀はとんでもないことを言い出した。 「そのイクイップメント、貰うぞ」 何のことだ、と思い、すぐにエイダだと気がつく。 くれよ、ではなく、貰うぞ、という否応のない表現が、鶴畑大紀という人間の傲慢さをよく表していた。 負けたらどんなに抵抗したところで、自分からエイダは引っぺがされる。興紀の言っていたとおり引っぺがすことが不可能ならば、ばらばらにされることは間違いない。 なんてこった。いきなり負けられなくなった。クエンティンは焦った。 ここまでやっておいて興紀が出てこないところを見ると、寝ているのだろうか。いずれにせよ彼の手助けは無いと考えたほうがよさそうだ。そもそも助けられたくは無いが。 今の自分に対してそこまで自信たっぷりに言い放つということは、やはり大きな勝算を持っているに違いなかった。 普通の神姫ではどんなに違法なパーツをつけたところで、エイダと融合したクエンティンには勝てない。エイダの性能はもう武装神姫という玩具の範疇を超えていた。 少なくとも武装神姫のノーマル装備がまったく通用せずかつ人間用の拳銃弾をはね返すような相手と複数対峙しそれらをいとも簡単にスクラップ同然にして、自らも二十ミリの大口径機関砲弾を素で防ぎきる性能を誇るような代物に、普通の武装神姫がどんなに徒党を組んでかかったところでかなう筈がないのである。 思い上がりなどではない。クエンティンが今まで実際にこのボディで体験してきた事実だった。 「アタシに勝ちたいなら戦車でも持ってきなさい」 そのとおりであった。 しかし、鶴畑大紀はフン、と鼻で笑った。 「その余裕、こいつを見ても言ってられるかな」 鶴畑大紀が右手に携えていた頑丈そうな金属製アタッシュケースを開くと、中から一体の人形が自分から躍り出た。 『人形ではありません。武装神姫です』 エイダが訂正する。 しかし、あんなタイプの神姫をクエンティンは見たことがなかった。 その神姫を一言で表すならば、棺、だった。 全身をホワイトピンクのメインカラーが彩っている、古代エジプトの棺のような装甲にその武装神姫は全身を覆われていた。見えるのは顔だけだが、素体タイプはもちろんサングラスのようなバイザーに目が隠されどのコアなのか判別できない。 唐突にチリチリという電子音とともに棺が細かいビットと化して散らばり、すぐに収束、マントとなる。 その神姫はどうやら素体はアーンヴァルタイプらしかった。あの憎たらしいノーマル主義なアイツと同じ、天使型。 それでも、もう天使の面影はどこにもない。 頭部には結んだ髪の毛を模したパーツが三対取り付けられ、全身をホワイトピンクの装甲で補強している。脚部はクエンティン同様足首が無くとがっており、首もとの球体から全身にピンク色のエネルギーラインが通っている。 股間部にはやはり立派な突起物があった。 「エイダ、あれ……」 『間違いありません。私をもとに作られたOFイクイップメントシリーズの一つ、MMSタイプ・アージェイドです』 デルフィのゼロシフターのように情報公開されたようである。 「OFイクイップメントって、なに?」 『私のような武装神姫の総合戦闘支援システムと、その専用装備を含めた総称を、オプショナリーフレームイクイップメント、OFイクイップメントと呼びます』 「何であいつがそれを持っているのよ!?」 「なんでって、当たり前だろう?」 鶴畑大紀が代わりに答えた。 「僕ら鶴畑家はこいつの筆頭出資者なんだから、サンプルを貰うのは当たり前だ。お兄様から聞いてないのか? 僕にとっては、お前が持っている方がおかしいんだ」 要するに目くらましのために、大元のエイダ、デルフィとは別の、どどのつまり試供品をあてがわれたわけだ、とクエンティンは考えた。 「お兄様から聞いたよ。本当の試作品はお前が付けてるヤツだってな。普通に頼んでもどうせ譲ってくれやしないだろうから、弱らせたあとに引っぺがしてやるのさ」 あの男、身内とはいえ意外に口が軽いな、とクエンティンは小さく悪態をついた。 「そんなホントのことしゃべるなんて、アンタ間抜けじゃないの?」 「お前が馬鹿だ。本当のことをしゃべるってことは、お前はもう檻に入れられたも同然なんだよ」 クエンティンは後ろを振り返った。バトルスペースの端っこを、いつの間にかオレンジ色のエネルギー膜が取り囲んでいたのである。 ブレードで切りつけようとする。その途端、エネルギー膜から強烈な電撃が放たれた。 「ぐあああっ!?」 『無駄だってば。もう逃げられないよ』 スピーカー越しに鶴畑大紀の声が聞こえた。 『それにお前の声は眠りこけているご主人様には届かない。おとなしくそのイクイップメントを渡すか、僕のミカエルにぶち壊されるかだ。選べ』 「どっちも嫌よ!」 『じゃあ壊れろ。行け、ミカエル!』 「イエス、マスター」 ギュオオッ! 熾天使の名を冠したその神姫が、マントをはためかせ猛スピードで接近してきた。 ミカエルはオレンジのエネルギーブレードを手の甲から放出し、切りかかってくる。 「くっ!」 自らのブレードを交わしてクエンティンは回避。左へ間合いを取りながら、 ツツツシュ! ショットを放出し牽制する。 『そんなもの、ミカエルには効かないよ』 ミカエル、エネルギーシールドを展開してショットをすべて防御。 『ウィスプでやれ!』 鶴畑大紀の命令でミカエルのマントがバラバラになり、無数のビットに変形、クエンティンへ突進する。 『レーザーで迎撃してください』 すかさずエイダがアドバイスを出す。 クエンティンはダッシュをしつつ、ウィスプと呼ばれたそのビット群を一つ残らずロックオン。 ガシォーン! 幾十本ものレーザーが応酬する。 爆発。黒煙がフィールドを埋め尽くす。 『敵機接近』 乗じてミカエルが突撃。黒煙をまといながら出現する。ビットとなって撃墜されたはずのマントが復活していた。 エネルギーブレードを振るう。命中。 「ぐうっ!?」 焼け付くような痛覚がクエンティンを襲う。右肩から左わき腹の装甲にかけて袈裟懸けに焦げ付いた切り傷がついた。とっさに広報へスウェーバックしたのだが、少し間に合わなかった。 『オブジェクト、出ます』 フィールド表面がぐにゅぐにゅと変形してゆく。ファーストレベルのスタジアムにも使われている実体ホログラム技術である。ホログラムでありながら触れたり持ち上げたりできるのだ。 岩山が連なり、谷間には天然ガス掘削基地を模した建造物が再現されている。 『鉄骨や鉄板などのオブジェクトを利用してください』 クエンティンは下降。建造物をすり抜けつつ、両の手元に一番近い鉄骨を引きちぎる。実体ホログラムは物体の材質的特性も可能な限り再現されるから、鉄骨はかなり重いはずである。だがクエンティンはその重量をまったく感じていなかった。エイダの反発重力機能の応用で、重量をカットしているのだ。 後方からミカエルが追ってきているのが分かる。クエンティンは上昇段階でいきなり振り向くと、二本の鉄骨を時間差で投げつけた。 「!?」 ミカエルは一本目は避けたものの、修正照準で投げられた日本目には思い切り衝突した。投げられた鉄骨の速度は非常に速く、鉄骨そのものの質量と相まってミカエルを圧し戻すには十分だった。ミカエルは建造物に墜落した。 その拍子にガスタンクが潰されたようで、建造物はミカエルを巻き込んで盛大な爆発に包まれた。あまりにも大量のガスが貯蔵されていると設定されていたためか、赤黒いきのこ雲が上がるほどだった。 「ぃやった!」 さすがにあの爆発では生きてはいないだろうとクエンティンは確信した。 その油断が隙を生んだ。 『爆心地より高エネルギー反応』 「えっ!?」 ズィ、ビュームッ!! 爆煙立ち上る残骸より金色の大出力ビームが飛び出した。 回避は間に合わない。クエンティンは最大出力でシールドを展開して、真正面からビームを受け止めた。 しかし、半分も受けきらないうちにシールドは散り散りになって瓦解。 「うああ!」 火花を散らしながら、クエンティンはバランスを崩し落下してしまう。 『ダメージ75パーセント突破。危険です』 エイダの警告を聞き終わらないうちに、クエンティンは岩壁に墜落した。 いまだ煙の納まらない建造物から、棺状態のミカエルが現れる。 『終わりだな』 嘲笑をこめた口調で鶴畑大紀が言った。 『そいつを渡す気になったか?』 「フン、前口上はいいからさっさと殺ったらどう? さっきから思ってたけど、そのカンオケ状態、たらこキューピーに見えるのよね」 岩壁にめり込んだままクエンティンが挑発した。 なんとこれが、とくにたらこキューピーのあたりが、鶴畑大紀の逆鱗に触れたらしかった。 『死ねぁー!』 彼の絶叫とともにミカエルが棺状態を解いて突撃する。 エネルギーブレードを展開。真上から振り下ろす。 ガギンッ 「……ばーか。だからアンタはお子ちゃまなのよ。そのまま遠くから撃ってりゃよかったのに」 切りつけられる間際、クエンティンは両手を突き出し、ミカエルの両腕をグラブして封じる。 「エイダ!」 『ハッキングを開始します』 エイダはミカエル、というよりはアージェイドのメインシステムに侵入、お目当てのプログラムを瞬時に探り当てた。 「作戦成功。アンタの得物、いただくわね」 水色のスパークが二体の間に発生する。すると一つのデータ粒子の塊が、ミカエルの方からクエンティンへ移動した。 『サブウェポン、ウィスプのデバイスドライバを取得しました』 「行っけー!」 クエンティンの腰にあった三つのはさみの形をしたスカートパーツが分離する。 それらはがっちりとミカエルを拘束したかと思うと、無理矢理クエンティンから引き剥がす。ウィスプとクエンティンの右手の間には水色のエネルギーワイアーが張られた。 「うおりゃっ!」 それを振り回す。 ミカエルはウィスプに引っ張られ、そのまま岩山に激突。岩の破片がバラバラと舞う。 間髪いれずにクエンティンは下に引っ張り、ミカエルを地面にぶつける。 再び岩山へ。続いて端のエネルギー膜へ。ミカエルは電撃を受ける。 「アンタの負けよ。ノックアウトは癪だから、ギブアップしなさいな」 『く、くそっ。誰がギブアップなんぞするもんか。ミカエル、振りほどけ! 反撃しろ!』 だが、ミカエルはもがくだけで振りほどけない。ウィスプの拘束は強力だった。ジャッジAIは戦闘不能を判断しない。 「早くしないと大事な神姫が壊れちゃうわよぉ」 『まるで悪役です』 「もともとそうよ」 掛け合いつつ、振り回すのはやめない。ミカエルはだんだん弱っていった。 『や、やめろぉ! もうやめてくれえ!』 ついに鶴畑大紀は弱音を吐いた。 「そこまでだ。試合を終了しろ」 予期せぬ方向から声がかかった。 冷静な、しかし威圧感のある声。 『試合終了。ノー、コンテスト』 ジャッジAIの音声とともにエネルギー膜が消え、オブジェクトも無くなりただの平地になった。 声の主を確認した鶴畑大紀の顔がみるみる蒼白になってゆく。 「お、お兄ぃ、さま……」 仕立てのよい白いスーツを着て、出入り口に興紀が腕を組んで直立していた。 「お前もよく分かっただろう、プロトタイプの実力が」 「なーんだ、やっぱり兄貴がけしかけたのね」 クエンティンの言葉に、興紀はフン、肩をすくめた。 「ど、どういうことだ!?」 冷や汗をだらだらと垂らしながら、次男坊はうろたえた。 「だからぁ、アンタはこのお兄様に利用されたのよ。エイダの戦闘データを取るためにね。アンタはつまり、かませ犬なの」 「なんだとお!?」 「大紀」 「ヒィッ!」 興紀の一言に、次男坊は硬直。 まるで蛇ににらまれた蛙だな、とクエンティンは思った。 狡猾な蛇に、太った蛙。良いたとえだ。 「あとで私の部屋に来い。アージェイドは捨てるな」 「は、はい、お兄様……」 蛙はそのばにへたり込んだ。 「夢卯理音嬢」 「……んぐ?」 今までずっと眠りこけていた理音が、興紀の声で目を覚ました。 「申し訳なかった。明日は昼までゆっくり休むとよい」 興紀はそれだけ言って出て行った。 理音は再び大きく振り子運動をやり始める。 「ああもう、お姉さまったら。ちゃんとお部屋に戻って寝ましょうよ」 クエンティンはグラブ機能で理音を肩に担ぐと、そのまま引きずっていった。 人間も持ち上げられるのか。便利な機能だ、とクエンティンは思った。 バタン。トレーニングルームの扉が閉められる。 バトルスペースでぐったりしているミカエルと床に座り込んだまま動かない次男坊を残したまま、オートで照明が落とされた。 部屋は真っ暗になった。 つづく 前へ 先頭ページ 次へ
https://w.atwiki.jp/nekokonomasuta/pages/15.html
【武装神姫 MMS,Type CANNON】 【FORT BRAGG】 「上下角誤差修正、完了……ファイア!」 斥候からの情報がAIに流れ込んでくる。それは後方に居ながらにして全てを見通すような感覚 未だ見えぬ『何か』に向かい、死の接吻を強要するため、私は照準を合わせる 轟音が周囲の空間全てを叱咤するかのように響き、決してか弱くは無い補助脚が悲鳴を上げる 謝礼の通信、戦果より仲間の生存に安堵する。これが私の道だから 『砲台型MMS フォートブラッグ』 フォートブラッグは第四弾としてジルダリア、ジュビジーと共に発表された武装神姫だ。 中~遠距離、特に支援砲撃に特化した武装を持ち、特に砲撃体制時の射撃精度は長距離とは思えない程の命中精度を誇る。 また脚部を【FB-RP3b ピボット】に換装することが可能で、この場合白兵戦及びライフルによる狙撃対応型としての運用も可能になるなど、汎用性にも優れている。 装甲に関してはそれなりのものが装備されて入るが基本的に後方支援用の為、最低限度のレベルに抑えられている。尚これは白兵戦仕様の機体も同様である。 【基本能力】 フォートブラッグは支援攻撃のプロフェッショナルである。 そのため戦闘基本値に以下の修正を得る。 【射撃基本値】(+5) 【格闘基本値】(+1) 【回避基本値】(+1) 【特殊】『射程(6)』以上で攻撃する場合、射撃武器の【威力】(+1) 《間接砲撃》習得済 【技能】 フォートブラッグはキャラクター製作時に、以下のリストから技能を3つ習得できる。 また経験を積んでキャラクターレベルが上昇した場合、3で割り切れるレベル(3,6,9,12……)に到達する度、新しい特殊技能をひとつ、修得できる。 フォートブラッグ 技能リスト 《追加HP》 《一斉発射》 《ウェポン習熟》 《緊急回避》 《逃走》 《シールドブロック》 《追加SP》 《反射神経》 《連携攻撃》 《タフネス》 《突撃》 《不死身》 《SP回復》 《間接攻撃》 《狙撃》 《待機攻撃》 《複数目標攻撃》 《ステルス》 《掃射攻撃》 《回避フォーメーション》 《高速移動フォーメーション》 《速攻フォーメーション》 《集中砲火フォーメーション》 《防御フォーメーション》 《砲撃フォーメーション》 ○フォートブラッグ(ノーマル)(*1) 【基本性能】 【射撃修正】(±0) 【センサー性能】(±4) 【速度】(5) 【格闘修正】(±0) 【装甲値】 ( 6 ) 【旋回】(3) 【回避修正】(±0) 【HP】 ( 26 ) 【パワー】 ( 6 ) 【格闘武器】 名称 /威力/格闘補正/使用回数 格闘 / 5 / ±0 / ∞ 【射撃武器】 名称 /威力/~5/~10/~15/~20/使用回数/間接/連射 FB0.9Vアルファ・ピストル/ 7 /+4/ - / - / - / 9M / × / × M16A1アサルトライフル / 9 /-3/ -2/ -7/ - / 10M / × / ○ 1.2mm滑腔砲 / 12 /-19/-12/ -14/ -18/ 8M / ○ / × ○フォートブラッグ(砲撃モード)(*1) 【基本性能】 【射撃修正】(+5) 【センサー性能】(±4) 【速度】(-) 【格闘修正】( - ) 【装甲値】 ( 6 ) 【旋回】(1) 【回避修正】( - ) 【HP】 ( 26 ) 【パワー】 ( 6 ) 【射撃武器】 名称 /威力/~5/~10/~15/~20/使用回数/間接/連射 1.2mm滑腔砲 / 12 /-19/-12/ -14/ -18/ 8M / ○ / × (*1)移動の代わりに変形。直後の旋回は可能とする。 通常の回避判定は行わず、固定目標として扱われる。【防御値(10)固定】 【カスタムデータ】 【部位】 /【CP】/ 【名称】 /【効果】 頭部 / (1)/ FB-CPA 複合機能ヘルメット /《装甲+1》 《センサー性能+4》 胸部 / (0)/ FB-CPC 胸部プロテクター /《装甲+1》 脚部 / (0)/ FB-WP7 汎用プロテクター /《装甲+1》 背部U / (4)/FB-RP3ファイアリング・バックパック/《HP+6》 《変形機能》 《追加ラック(1,2cm滑腔砲搭載)》 武装 / (0)/ M16A1アサルトライフル 武装 / (0)/ 1,2cm滑腔砲 計 /( 5 )
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2003.html
西暦2036年、第三次世界大戦も起きず、ノストラダムスの大予言も大ハズレしたため、 人類は平和を謳歌していた。 そんな中、携帯電話やパソコンに並ぶ「一人一つは必ず持っておきたいもの」と言うことで 大流行しているものがある。 「武装神姫」と呼ばれる身長150ミリの意志を持ったフィギュアである。 名前からしてお気付きだろうか、このフィギュアはいわゆる美少女モノである。 その容姿や性格は千差万別である。人々は彼女たちを戦い、競わせたり、話し相手にしたり・・・、 他にも色々あるが放送禁止用語も含まれるのでここでは省略させていただく。 前置きが無駄に長くなったが、この物語はどこにでも居そうだけど特殊なスキルを持った主人公とその神姫達が 織り成すコメディ(?)の序章である。 零之壱
https://w.atwiki.jp/sousakujojiouma/pages/36.html
(ここにラビリンスの名称を入力) ラビリンス管理レポート ( 番) ↓イラスト等があれば…! imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像のURL) 地形の特徴 場の危険度(最大危険度☆7つ★7つ 十四段階評価) 生息するリビング・スイーツ・モンスター 生息するエリアボスの詳細(いなければ削除してください) (記録主 名前 )
https://w.atwiki.jp/nekokonomasuta/pages/14.html
【武装神姫 MMS,Type SEED】 【JUVISY】 「秘めたる生命の力、今こそ……」 それは正に爛漫の時。それは最高の美を誇る時。 刹那の姿に魅せられて、誰もが幸せに包まれる。それを散らそうとする者に、私は怒りを覚えます。 朝、差し込んだ陽の下で、蕾がゆっくり開くように。 『花』を育てる貴方の為に。私は力を振るいます。 『種型MMS ジュビジー』 ジュビジーは第四弾としてジルダリア、フォートブラッグと共に発表された武装神姫だ。 副次効果のある武装群、ハイパーモードと呼ばれるパワーアップ等、他の神姫には存在しないトリッキーな装備が多いのが特徴。 その従来の系統と全く違う物を使いこなせるマスターは少ないものの、モノにした場合圧倒的な戦闘力をもたらす。 装甲面に関しては隙のない本体装甲に加え、ハイパーモード時には大幅な増加装甲が出現する為、第三弾以上の防御力となる。 特に可動式装甲【キュベレーアフェクション】を採用した事により、高い防御力を維持したまま軽量化及び重武装化に成功したのは非常に大きな強みといえる。 【基本能力】 ジュビジーは防御戦闘のプロフェッショナルである。 そのため戦闘基本値に以下の修正を得る。 【射撃基本値】(+2) 【格闘基本値】(+2) 【回避基本値】(+2) 【特殊】ハイパー・モード 「防御体勢」:自分のターンに宣言。 次の自分のターンまで【装甲】(+2) 【IV】(-10) 《シールドブロック》修得済 【技能】 ジュビジーはキャラクター製作時に、以下のリストから技能を3つ習得できる。 また経験を積んでキャラクターレベルが上昇した場合、3で割り切れるレベル(3,6,9,12……)に到達する度、新しい特殊技能をひとつ、修得できる。 ジュビジー 技能リスト 《追加HP》 《一斉発射》 《ウェポン習熟》 《緊急回避》 《逃走》 《鉄壁》 《追加SP》 《反射神経》 《連携攻撃》 《タフネス》 《突撃》 《不死身》 《SP回復》 《待機攻撃》 【基本性能】 【射撃修正】(±0) 【センサー性能】(±0) 【速度】(5) 【格闘修正】(±0) 【装甲値】 ( 7 ) 【旋回】(3) 【回避修正】(±0) 【HP】 ( 20 ) 【パワー】 ( 5 ) ○ジュビジー(ハイパー)(*1) 【基本性能】 【射撃修正】(+1) 【センサー性能】(±0) 【速度】(5/VTOL) 【格闘修正】(+1) 【装甲値】 ( 10) 【旋回】(3) 【回避修正】(+2) 【HP】 ( 20) 【パワー】 ( 7 ) 【シールド値】 ( 3 ) 【格闘武器】 名称 /威力/格闘補正/使用回数 格闘 / 5(7)/ ±0 / ∞ ハンマーシード / 8 / +2 / ∞ グリーンカッター / 10/ -4 / ∞ キュベレーアフェクション(*2)/ 12/ ±0 / 1 【射撃武器】 名称 /威力/~5/~10/~15/~20/使用回数/間接/連射 パウダースプレイヤー(*3) / 7 /+4/ -3 / - / - / 10 / × / × キュベレーアフェクション(*2) / 10/+5/ +2 / -8 / - / 10 / ○ / × (*1)HP50%以下で発動 (*2)ハイパーモード時のみ使用可能、【射程1~2】 (*3)命中した場合、(1D6)ターンに渡って【各修正】(-1D3) 再度命中した場合は、前回より1段階減少となる。但し累計が3を超えることはない。 【カスタムデータ】 ○ジュビジー(ノーマル) 【部位】 /【CP】/ 【名称】 /【効果】 頭部 / (0)/ / 胸部 / (3)/カーネルプロテクト+シェルスカート /《装甲+3》 脚部 / (0)/ ピスティルレッグパーツ /《装甲+1》 背部U / (2)/ キュベレーアフェクション /《ハイパー化》 武装 / (1)/ パウダースプレイヤー 計 /( 6 ) ○ジュビジー(ハイパー) 【部位】 /【CP】/ 【名称】 /【効果】 頭部 / (0)/ / 胸部 / (3)/カーネルプロテクト+シェルスカート /《装甲+3》 脚部 / (0)/ ピスティルレッグパーツ /《装甲+1》 背部U / (3)/ キュベレーアフェクション /《装甲+3》 《射撃+1》 《格闘+1》 《回避+2》 《シールド(3)》 《VTOL》 《パワー+2》 /《追加武装》 武装 / (0)/ パウダースプレイヤー 計 /( 6 )
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2698.html
あらすじ 著 ユキ 舞台は2044年。相も変わらず平和な世界に一人の引きこもり少女がいた。 これはそんな引きこもりを克服しようと奮闘する少女と それを共に歩んでいく神姫の話―――― レールアクションや武装ランク等、様々な設定は『武装神姫 バトルマスターズMk2』をプレイしてみて考察したりそのまま引っ張ってきています。 なお、ゲームでは出ていないシステムが出たりします。 あと『武装神姫 バトルマスターズMk2』の時代設定は2041年ということにしてあります。 ※1-2にある本の内容に関しましては、ライドオン204xのあらすじから使わせていただきました ※4-3にて登場するミス・非常識についてはライドオン204xを参照 ※バリアに関しての補足説明といたしましては、通常神姫(またはリアライド時のマスター)が張ることの出来る緊急的なバリアが一般的なものになっています。クリティカルダウンの回避にしか役に立たないものでHPにダメージがいきます。 ※読んで頂いた方、できればコメントのほどよろしくお願い致します ※第十二話から読まれる方へ。11-3の最後に少しつけ足しました。第十二話から読まれる方は、そちらから読むことを推奨します 更新履歴 2012,6,5、 初投稿 2012,6,10、第二話出来ました 2012,6,10、人物紹介も載せました 2012,6,12、第三話出来ました。ちょっと2が長いです 2012,6,14、第四話出来ました。初バトルです 2012,6,16、第五話出来ました 2012,6,17、第六話出来ました。全体的にちょっと長いです 2012,6,19、第七話出来ました 2012,6,21、第八話出来ました 2012,7,8、 第九話出来ました 2012,7,14、第十話出来ました。今度は3が長いです 2012,7,24、第十話を修正しました 2012,8,2、 ちょこっと修正してみました 2012,8,3、 第十一話出来ました 2012,8,9、 第十二話出来ました 2012,8,9、 最終話出来ました 2012,8,19、全体的に場面変更線を入れました。内容は変わってません(10―3が変に途切れていたのを修正しました) 登場人物紹介 引きこもりと神姫 第一話・引きこもりデイズ1 2 3 第二話・襲撃者1 2 その夜の話 第三話・逆さまの神姫1 2 第四話・それは卒業試験なの1 2 3 第五話・νタイプ1 2 第六話・等価交換1 2 3 第七話・くるっと回って一回転1 2 3 第八話・持たざるもの1 2 3 第九話・再会と不調の間奏曲1 2 3 第十話・斬鉄剣の伝承者1 2 3 第十一話・真夏の雪1 2 3 第十二話・終わりと始まり1 2 3 最終話・私たちの未来これからの話 9月1日 おまけ 本日 - 昨日 - 総合 - ご意見ご感想など、どんどん書いて下さい! -- ユキ (2012-07-12 00 58 30) テンポが良くて読みやすいです! -- 神姫中毒 (2012-07-12 09 42 23) ひさしぶりに来れたら面白い作品が始まってて、得した気分です、切り口が又良いですよね〜楽しみにさせて頂きます -- ナナシ (2012-07-12 19 20 23) おお! 嬉しい限りです! まだまだ至らぬ点はありますが、よろしくお願いします! -- ユキ (2012-07-13 14 53 38) 10話を修正しました。ちょっと調子に乗ってやりすぎてしまいまして、すいませんでした -- ユキ (2012-07-24 14 23 12) いい小説ないかなーと探していたら神作品を見つけてしまった!やばい!おもしろすぎ!次回の話も期待してます! -- しおん (2012-07-27 09 50 20) 読みやすくて良いですが、6-3や7-2で同じ場面を別視点から書く時に、視点が切り替わったことを示す印がないとわかりづらいかなと感じました。 -- 名無しさん (2012-07-30 22 32 48) なるほど、貴重な意見ありがとうございました。まだまだ未熟故、ご指摘いただける点は色々あると思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです -- ユキ (2012-08-01 19 43 48) 一応同じ場面を別視点で書くところに印(?)を入れてみました。他の視点変更点は何もつけてませんが、つけた方が良いですか? -- ユキ (2012-08-02 12 07 58) 上の印のことを書いた者です。分かりづらかったようなので私の好きなトミすけ氏の作品『ウサギのナミダ』を例に挙げます。1-1を読んでいただくと■や◇などが入っており、それらが入るたびに別の視点に切り替わっています。今回の修正のように露骨に誰々の視点と書く必要はありませんが、修正前の状態だと似た内容の文が不意に繰り返され読者が混乱する恐れがあると思います。(私もよく読むまで間違えて同じ文を挿入してしまったと思ってました・・・) ということが言いたかったのですが言葉が足りなかったようで申し訳ないです。長々と失礼しました。 -- 名無しさん (2012-08-02 18 31 16) 十一話の投稿、お疲れ様です。朱野君の言動が微笑ましいです。季節外れの雪とそれを不思議に思わない人々、謎が謎を呼ぶ展開で続きが楽しみです。 -- 名無しさん (2012-08-03 22 15 44) 楽しく読ませてもらってます~ 10-3 斬鉄剣のネタばらし部分なのですが、「不可」をかけたになってますが「負荷」じゃないでしょうか?お節介ですいません・・・>< -- 神姫中毒 (2012-08-06 11 52 10) ホントだ、間違ってる……。ご指摘ありがとうございました。他にも誤字、脱字等ありましたら、ご指摘していただけると有難いです -- ユキ (2012-08-06 21 42 02) 完結しない作品が多い中、凄まじいペースでの最後までの完走、お見事です。ただ一つ・・・12-3の最初のほうの「いいわけ…」の後、恐らく変換ミスだとは思いますが、ここだけは間違えちゃあいけねえ・・・! -- にゃー (2012-08-09 22 45 34) 完結お疲れ様でした〜、泣いて良いですか?神様の粋な計らいの仕業で私の涙腺決壊状態です(T^T)良い話をありがとうございました -- ナナシ (2012-08-10 01 43 29) むぅ…これは負けてられない…弟に負けっぱなしにしとくわけにはいかぬ -- rotto (2012-08-10 02 10 07) 祝完結!!見事なまでの完成度にウるっと来ちゃいました! ユキ先生の次回作にごきた・・・あれ? -- 神姫中毒 (2012-08-10 10 07 58) うっほうっ、最後の最後で誤変換してしまった。あそこでのミスはかなり痛い。ちゃんと修正しときました -- ユキ (2012-08-10 10 53 22) 完結おめでとうございます。凄まじい更新スピードでしたね、それでも手抜きは無く漫才・戦闘・成長の描写がしっかりしていました。学校に行った彼女がどうなったか…期待してもいいんですね! -- 白田黒乃 (2012-08-10 16 22 11) たくさんのコメント、ありがとうございます! 白田黒乃さん あなたの作品も読ませていただいています。次回作は製作予定です。流石に樹羽を高校に行かせてENDって言うのもアレですし、まだ色々解決してませんから。 -- ユキ (2012-08-10 23 06 38) 引き神完結お疲れさまでした!・・・これは泣くほどいい作品でした!文章力やばいですね!もしこの話の続きをやるならまたみさせてもらいますね!ともかく、お疲れさまでした!・・・自分も書こうかなぁ -- しおん (2012-08-13 01 05 20) 名前 コメント