約 2,307,912 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1223.html
西暦2037年、6月の始めごろ。 世間一般ではMMS(人造人間)の一つである「神姫」が流行っている。 同級生や、友人の風間も所持しており、休み時間はちょっとした神姫舞踏会だ。 …だが、僕「彩聞形人(さいもん けいと)」には関係のないことでもあった。 「なぜ?」と聞く人もいるが、その系の質問にはこう返している。 「友人ならいるし、わざわざ金溜めて「ともだち」を買う気にならない」 しかしその「関係のない事」とは、ある人物の帰宅によって繋がったのである。 「神姫が手元にやってきた」 ある人物とは、国際線の機長をしている父であった。 しかも某漫画の機長なみに色んなところに飛んでいるとゆう、年甲斐もなく元気な人である。 そのため年に会う機会は少ないし、休暇の日なんてもっと少ない。 過重労働で組合に申し立ててもいいくらいだ。 「形人、だいぶ遅れたが高校進学祝いだ」 そう言って父から大きめの紙袋を渡された。 紙袋の中に入っているものを取り出すと、1つは高さ26cmほどの箱。 もう1つもどっこいの大きさだ。 どちらも包装紙で包まれており、中身が何なのかは判らない。 「開けていいかな?」 「俺としては、部屋で「あっ!」と驚いてほしいな」 「わかったよ」 母に「夕食が出来たら呼ぶからね」と言われつつ、僕は二階への階段を駆け上がった。 ~・~・~・~・~・~・~ 自分の部屋に入り、机のイスに腰掛けつつ紙袋から箱を取り出し、包装を破き始める。 「サイズからしてスケールモデルではないと見た…、ん?」 箱にアニメ調で描かれていたは、機械を身に纏った少女。 箱の右下面には「Multi Movable System」の文字 そして右上面には「武装神姫」の文字があった。 「武装神姫…」 『あっ!』では無かったが、少し驚いたね、これには。 "関係ない"と思っていた物をこれから起動することになるのだから。 しばらく説明書を流し読み、基本的な事は覚えた。 説明書や箱を見て知ったのだが、この武装神姫はMagic Market製の形式番号MM08SR、セイレーン型神姫「エウクランテ」だとゆう。 ちなみにセイレーンとは、海に住みその歌声で船を遭難させる、下半身が鳥類の女性の姿をした精霊のことである。 英語ではサイレン、イタリア語でシレーヌと言うのだとか。 セットアップをしようとブリスターを開く。 そういえば、CSCとかいう中枢部が見あたらないな…。 「…んっ…」 思わずドキッとした。 おかしいな、ギャルゲは起動していない筈だが…? 「ん…ふぅあぁぁぁっ…」 開いたブリスターに動く小さい姿。 声の主はコレか…ていうかセットアップ終わってるのかよ!? 「ん…。わたしのオーナー、ですか?」 「あ、ああ。彩聞形人といいます」 何丁寧語になってるんだ僕!? 「『彩聞形人』…登録完了。わたしの名前は決まってるの?」 「えーっとだなぁ…」 まずい、考えてなかった。 どうする…? とここで、偶然視界に入ったのは超時空要塞マクロスのノベライズ版…。 「そうだな…、"ヒカル"。輝くと書いてヒカルだ」 「"ヒカル"…か。なら今からわたしはヒカルね」 どうやらOKみたいだ。 「よろしくね!形人」 呼び捨てかそうですか。 …これも個性か、なるほどなぁ…。 ~・~・~・~・~・~・~ 「……」 さっきからヒカルは本棚の端にあったマンガ文庫を読んでいる。 読んでいる本は「ファントム無頼」である。 史村翔・原作、新谷かおる作画の自衛隊漫画で、今では退役した(37年時点)F-4EJファントムⅡで空を翔ける航空自衛隊百里基地所属のパイロット、神田鉄雄二尉と栗原宏美二尉の物語である。 …と、誰も聞いていないのに頭の中で説明してしまう自分。 どんな状況でも説明してしまうあたり、完全にくせだな。 ヒカルは何に惹かれたのか? …大空を愛する心は同じということかな。 とか何とか思ってたら、下からお母さんが呼んでいる。ああ、晩飯の事忘れてた。 「じゃあヒカル、ちょっとメシ食ってくる」 「あ、うん」 ページから目を離し、こちらを向いて答えるヒカル。 部屋を出るときに、「神田さん…v」と言うひとり言か聞こえた気もするが、気のせいだと思う。 こうして「流れ流れて神姫無頼」の幕が切って落とされた。 「無頼」って「定職を持たず無法な事をする人」の事を指すのだが、神栗は「(航空法などで)無法な事をする人」だから無頼なのかと一人納得しつつ、今回は筆を置こう。 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/24399.html
ルナ・ラビリンス R 水文明 (8) UMAクリーチャー:UMAサイバー・ムーン 6000 ■W・ブレイカー ■自分の山札を使う時、山札を見て好きな順序で置いてもよい。 ■リセット 変身前⇒《標へと導く羅針盤》 作者:切札初那 フレーバーテキスト 収録 NDM-06 「冒険編 ステージ1 ダークモナーク洞窟」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/827.html
人物紹介 月夜 のどか Nodoka TSUKUYA 実の兄から神姫を強奪したちゃっかりさん(?)。 剣道部で、家も古い剣術道場。マリーと香子を溺愛、多分お兄ちゃんのことも好き。 月夜 時裕 Tokihiro TSUKUYA 実の妹に神姫を強奪された不幸な人。 アーニャが可愛くてしょうがない。香子ちゃんファンクラブ(通称ナイツ・オブ・ワイトドリーム)の会長兼会員ナンバー1番。多分妹のことも好き。 斎藤 香子 Kako SAITO カトー模型店に集まる全ての男性神姫マスターのアイドル的少女。 恥ずかしいのであまり公言はしないが、実は自分のファンクラブがあることがちょっとした自慢。 バトルを始めて、のどかに負けるまで全てのバトル(ただし非公式)に連勝を続けてきた。いつしか付いた通り名は『プリンセス・オブ・ワイトドリーム』。 ワイトドリーム(White Dream)とはチューリップのトライアンフ系の品種の1つ。 カトーさん Mr Kato カトー模型店の店主。お髭のおじ様。 神姫紹介 マリー・ド・ラ・リュヌ Marie de la Lune 人形型MMSノートルダムの武装神姫。月のマリーさん。 人形型云々というのはマリー自身とまわりの人間がそう言ってるだけ。もともとは素体だった。 マリー(マリア)と名づけられたからノートルダム(我らが貴婦人:聖母)。 傘っぽい武器とドレスっぽい何かを着けて戦う。 アーニャ Anya アーンヴァルモデルの武装神姫。ボディは紫色。 時裕のパートナー、変なお嬢様口調で話す。 時裕と二人きりのときはアンヌシカと愛称で呼ばれる。 ラーレ Lale ジルダリアモデルの武装神姫。ボディは通常のジルダリアタイプより少し明るい白。 ジルダリアらしく状態異常を引き起こす武装を使いこなす腹ぐ...否、知能派の娘。 ラーレとはトルコ語でチューリップのこと。 武装紹介 ロンブレル・ロング L ombrelle longue 『長い日傘』 日傘みたいな武器。一応ライトセーバーとライフルになる。 ラ・ローブ・ジュアン(ウォードレス) La robe jouant -War dress- 『遊ぶドレス』 ドレスのくせに傘よりも攻撃的な装備。ミサイルなどを追撃するための機関砲、フレキシブルに動くクワガタのような角が特徴。 チューリップ The tulips カトー模型店オリジナルウェポン。麻痺効果のある武器のシリーズ名。 超速効性ライフルタイプのフォステリアナ、遅効性ロッドタイプのトライアンフ、超遅効性ソードタイプのレンブラントがある。 どれもチューリップの系統の名前。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/390.html
凪さん家の十兵衛さんのお品書き あらすじ ある日、専門学生の凪千晶は一体の武装神姫を拾う。 過去の忌まわしい記憶から逃げ出そうとするその神姫に凪は言う。 「壊してやるよ」 かくして過去の忌まわしき記憶を秘めたその神姫は左眼の眼帯と共に新たな道を歩みだす。 その名は十兵衛。 「…十兵衛…推参…!」 ここではチアキが書いて描いて作ったりした「凪さん家の十兵衛さん」を掲載しています。 著/チアキ 作ったり描いたりした物はこちらに↓ <ギャラリー> <登場キャラ紹介> お話一覧 <正しい時系列で読んでみる> 第一話 <出会い> 第二話 <眼帯> 第三話 <ある日の休日> 関連作品 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン 第四話 <十兵衛、参戦> 関連作品 ねここの飼い方 第五話 <殺戮の歌姫> 第六話 <朝霧の紅眼> 第七話 <冬の日> 関連作品 ねここの飼い方 HOBBY LIFE,HOBBY SHOP 第八話 <真・十兵衛、推参> 関連作品 岡島士郎と愉快な神姫達 閑話休題その一 <眼帯の休日> <凪の暴走>#18禁要素有り <妄想> <番宣CM> 関連作品 魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン 第九話 <GとJ> 関連作品 HOBBY LIFE,HOBBY SHOP 武装神姫のリン ねここの飼い方 第十話 <その名はG> 関連作品 HOBBY LIFE,HOBBY SHOP 第十一話 <弁慶参上> 関連作品 凪さん家の弁慶ちゃん
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1864.html
第二回「神姫のお値段、いくら?」 時報「今回もやってきました"時報が回答したあとに"、解説の時報です」 日暮「助手の日暮です。…前回のオチは忘れる事にしてください」 時報「?、なんの事だい?」 時報「今回のテーマは"武装神姫ってどのぐらいで買えるの?"との事です」 日暮「神姫無頼の主な舞台であるアオゾラ町神姫センターから、カタログをもらってきたので少し見てみましょう」 MMS本体(基本タイプ、CSC込) 52700円 クレイドル(基本型) 15000円 武装セット・アーンヴァル型 47300円 武装セット・ハウリン型 36800円 武装セット・サイフォス型 42000円 武装セット・アーク型 53600円 (※セットでお買いもとめもできます) 日暮「私たちって意外と安いのですね」 時報「ハイテクの塊といっても小さいからね、MMS本体とクレイドルだけなら七万円くらいで買えるね」 時報「そういえば、携帯に新しいメロディを入れたんだ」 日暮「(まさか…)どんなやつですか」 時報「スイッチオン、と」 たん・た・たらりらたん♪ ||| || | __∩__ ぐしゃっ | ,. . .;§, |; ., ,・∮|_@δ,_|,. ; , 。 ∽(__)_)β 。,.・; 日暮「…時報さんが癒し系に潰されたので、今回はこの辺で」 神姫無頼質問コーナーに戻る 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2302.html
アスカ・シンカロン02 ~新荷~ 気を紛らわせる為に街に出たのは、別に夜宵にそう言われたからではなかった。 ただ。 何かしていたかっただけかも知れない。 「武装神姫、か」 確かに、始めてみるのも良いかもしれない。 確実に気は紛れるだろう。 (でもそれは、明日香を忘れる事になるんじゃないのか?) 最早、自分自身といっても過言ではないほどに近い相手。 彼女を忘れてしまう事は、今までの人生の全てを3割削ぐ様な事ではないのか? そんな気がして、神姫センターの前を通り過ぎる。 (別に、今日でなくてもいいよな) 言い訳かも知れないが、免罪符を手にした気分でいつもの本屋に立ち寄る。 雑誌を立ち読みし、お気に入りの漫画の新刊を買う。 意識しないでも行えるような惰性の数時間。 その帰り道。 ふと見上げた視界の隅に、それを見た。 『武装神姫』 古ぼけた木造の店舗。 ビルとビルの間に位置する間隙の空間に墜ちる様にその店はあった。 不自然なくらい古い店舗と、不自然なくらい真新しいノボリ。 そこに書かれた4文字。 「…武装神姫」 それを口にし、何気無く。 本当に何気無く。 北斗はその店に足を踏み入れた。 そこは、最新の電子機器である神姫を扱っているとは、到底思えないような薄暗い店内だった。 こういう店には骨董品の方が良く似合う。 「……」 店員もそれを分かっているのか、周囲には何に使うのか分からないガラクタが陳列されている。 「店、間違った、かな?」 そもそもおかしいと思うべきだったのだ。 外観からして、神姫を扱うような店ではない。 「誰かが悪戯でノボリだけ持ってきて店の前に置いたのか」 悪趣味な悪戯をする。 骨董品に興味は無い北斗は、そのまま店を出ようと身を翻した。 「…おや? 見もしないで出てしまうのかね?」 「――ッ!?」 人の気配など無かった。 慌てて声のした方へと振り向いた北斗の目に、一人の女が映る。 「アンタ」 「……」 不思議な格好をした女だった。 前時代的と言うか、古いというか。 凡そ現代人のセンスとはかけ離れた古めかしい衣装。 着物にも、ドレスにも、チャイナ服にも見え、そのどれとも違う。 「店の人、か?」 「客に見えるか?」 少なくとも、店員が客に対して取る態度では無かった。 「店を間違えたんだ。ここに用事は無い」 「いや。間違いではないぞ。…貴様を待つ物が、確かにここにある」 再び踵を返そうとする北斗に、間髪居れずに女の声が掛かる。 「…武装神姫を探しているんだ。ここにはどう考えても無いだろう?」 周囲にある物は、壷や皿、辛うじて時計と分かるような置物、古文書に掛け軸。 まるっきり骨董屋だった。 「…武装神姫?」 「無いだろう?」 「―――あるぞ」 「あるんかい!?」 どう見ても骨董屋。 でも神姫を売っているらしい。 「―――うん。シャレで置いてみた。……まさか初日に売れるとは思わなんだが」 骨董屋の風上にも置けない奴だった。 「じゃあ、ストラーフ、あるか? 黒い奴」 「ある」 「幾らだ?」 「在るけど、御主には売ってやらん」 「……オレ、客だぞ?」 「だからどうした、儂(わし)は店長だ」 「……………………………帰る」 店の出口に手をかけた。 「まてまてまてまて!! ほ、他の神姫はどうじゃ?」 「他ぁ?」 ゴソゴソとカウンターの下から白い匣を取り出す女。 「それは?」 「んふふ、聞いて驚け。つい昨日発売したばかりのらぷなんとかという最新型神姫じゃ」 ポンポンと匣叩きながら胸を張る女。 だが箱に書いてある名は―――。 「……飛鳥」 その名前。 それを読んで、北斗は…。 「結局買わされてしまった…」 金額は、丁度北斗の所持金全て。 1円単位でピッタリと、所持金を全て取られた形になる。 「新手の詐欺、じゃないだろうな?」 女が金額を告げたのは、北斗が財布を開ける前だ。 ありえない事だろうが、そう思わずには居られない金額設定だった。 そして、北斗は自室で箱を開ける。 中には黒髪の少女と幾つかの武装パーツ。 そして、説明書。 「……って、何で和紙に毛筆書きなんだよ!?」 ありえない。 「つーかこれ、あの人が書いたのか?」 中身は『毛筆で細かく書かれた、イラスト付きの説明書』だった。 「なんつー器用なマネを」 きっとどうでも良い事に全力を尽くすタイプだ。 あるいは、人の嫌がる事に全力を尽くすタイプか。 「どちらにせよ、ロクな人間じゃ無いぞ、あの女」 本物なんだろうか? と不安に思いながら、説明書通りの手順でパソコンに繋ぎ起動手順を順括って行く。 「……んで、Enterと」 説明書の最後には、明らかに付け足されたと思しき一文が添えられていた。 『起動には時間が掛かるので、一晩ほど待つが良い』 「………」 騙されているんじゃないか? と懐疑的になりながらも、北斗は寝る事にした。 どちらにせよ、もう夜も遅い。 続きは明日に成らざるを得ない……。 -
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1303.html
「ほほう、こちらの一角は華やかですね犬子さん」 「バトルが主流とはいえ、こういった需要も根強い人気を誇りますからね」 そして次に訪れたのは、アーマー・アクセサリーコーナーです。 バトルに使用できるアーマー類はもちろん、神姫を着飾る着せ替え用品も含まれるため、ウエポンパーツコーナーに比べるととても色彩きらびやかです。 「と言いつつ、『バトルに使用できる』『着せ替え用品』も充実しているあたり、実に油断がなりませんね武装神姫業界は」 「なんといいますか、バトルの場でもそれを追求する当たり、オシャレに関する執念は人間の女性も神姫も変わらないのですねぇ」 ……そんな感想を持つマスターさんに対し、「武装神姫自身の要望よりも、オーナーが自分の武装神姫をこんな衣装で着飾りたいという要望のほうが多い」+「武装神姫のオーナーは男性が圧倒的」という統計は伏せる私です。これも、オーナーに伝える必要のある情報の取捨選択の一環なのです。 「それにしても……ヘタをすると武器よりも多いんじゃないですか?」 「基本的に性能さえ追求すればよい武器に比べれば、こちらはバリエーションが必要になりますから。 例えば使う銃が何色であるかにこだわる武装神姫はそうそう多くありませんが、着る服が赤いのか青いのか黒いのか白いのかは、どの武装神姫にとっても無視し得ない重要な問題なのです」 「ああ、それはわかる気がします」 「しかも、その服に組み合わせる小物なども考えれば、組み合わせうるパーツは多ければ多いほどよい訳で」 「それだけに需要は増える、それを見込んで供給も増える、と言うわけですか」 「さらに追記すれば、自らの需要を自ら供給しようとする個人なども現れるわけです」 陳列棚を見回せば、『TODA』や『Electro Lolita』、『M-collection』、『プチトマト』といった、いわゆる個人サードパーティのタグのついた商品も多く見受けられます。 「かくて武装神姫は、一層華やかになりにけり、ですね」 「そういうことです」 ふむ、とひとつ頷くマスターさん。 「ところで犬子さん」 「何でしょうマスターさん」 「犬子さんでしたら、どういった衣装がお好みですか?」 「……はい? あの、その、それはつまりその……」 「はい。せっかくセンターに来たのです。何か買って帰るべきだと思うのですよ」 「あ、はい、それが来訪の目的ですし、よろしいかと」 「で、せっかくですので」 マスターさん、ポケットの中の私を覗き込んで、にっこりと笑顔を浮かべました。 「犬子さんのオススメな『僕に有用なモノ』以外にも、犬子さんが望む『犬子さんの欲しい物』も買いたいと思いまして」 「それは……その、身に余るご厚意ですはい」 ……なんと申しますか、『天にも昇る気持ち』とはこういった感情回路の軽度オーバーヒート状態をさすのでしょうね。もちろんドッグテイルは、とっくの昔に制御不能状態なのです。 ですが、本来ならば、生活サポート役としてはウェポンパーツコーナーでそうしたように、身に過ぎるお申し出はご辞退申し上げるのが筋なのでしょう。 しかし、お断りするには、あまりにもったいないお申し出なのも確かで。 あー、どうしたらよいのでしょうか。 「『日頃の感謝』『二人でのお出かけの記念』『初めてのプレゼント』、まぁ名目は何でもいいのですが、要するに今、僕は犬子さんに何かプレゼントを差し上げたい気持ちでいっぱいなのですよ」 う……! マスターさん、そのお言葉は破壊的です。笑顔でそんなことを言われたら、脳内会議での「甘えちゃってもいいかなー?」派閥が議席の過半数を占めてしまいそうなのです。 そして対する「マスターさんの財政状況にご負担かけるのは申し訳ない」派閥は、抵抗は粘り強いながらも対抗手段はもじもじしながら返答を先延ばしにする牛歩戦術しか存在しないのです。 「さ、ご遠慮なさらずに。僕はただ、犬子さんの喜ぶ顔を拝見させていただきたいだけですから」 …………まことに申し訳ありません、ただいま満場一致で「甘えちゃえ!」が可決されました。 「でしたら、その……ありがとうございます、お言葉に甘えさせていただきます」 精一杯の感謝と申し訳なさを込めて、胸ポケットの中で深々と頭を下げる私です。 あーでも、そんな精一杯の神妙さも、暴走状態のドッグテイルが台無し感丸出しでお恥ずかしい。 そんな私を前にくすりと小さく笑ったマスターさん、改めて陳列棚に手を差し伸べて。 「さてでは、何がよろしいですか? もちろん、先ほどの武器コーナーのものでもかまいませんよ。 値段のことはお気になさらず。記念ですし、多少値が張っても構いませんから」 さて。 マスターさんのその言葉に、私は冷静さを取り戻します。 脳内会議に、新たなる議題が提出されます。すなわち、「何を買っていただくべきか?」 考慮すべき点は、やはり「マスターさんにとって有益か?」と言う点と、「要求するモノの値段をいくらに設定するか」と言う点。 前者は、いかにこれがマスターさん自身からの『私が喜ぶモノ』というオファーであるとしても、私がマスターさんにお仕えする武装神姫である以上、考慮せずにいられないポイントです。 実際、マスターさんに喜んでいただけるものであるなら、それは自動的に私自身の喜びにもなるので、この程度ならばオファーの未遂行には当たらないでしょう。 そして後者も、重要なポイントです。マスターさんからは気にしないよう指示があったとしても、やはり可能な限り低額に抑える方が望ましいと考えます。 私は陳列棚を見回し、『TODA』ブランドのスーツ一式に目を向けます。 私の業務内容上、いずれは人様の前でマスターさんのサポートを行なうことも考えられます。 その時に備え、マスターさんの武装神姫として恥ずかしくない服装を整えておくことも必要かもしれません。 お値段も、まぁ公式グッズに比べれば量産が効きにくい分割高ですが、さほど無茶な金額でもありせんし、少なくとも凝った機能の満載な武器などに比べたら低額です。 もちろん大前提として、この品自体の完成度の高さは満足のいくところでありますし、そもそも単純に衣装が増えるのは喜ばしいことです。 このあたりが、妥当なところでしょうか。 と、不意に周囲を影が覆いました。顔を上げると、マスターさんが私の顔を覗き込んでいるところでした。 「犬子さん? 『欲しい物を選んでる』目じゃなくて、『妥協するものを探してる』目になってますよ?」 ……鋭い、鋭すぎますマスターさん。というか、そんな見事な洞察力をお持ちなのに、なぜリモコンの電池交換の際に堂々と絵で書いてあるプラスとマイナスを入れ間違えるのかが私には理解不能です。 「いや、お恥ずかしい。といいますか今回は洞察云々以前でして」 マスターさん、ぴっと私の背後を指差します。 「欲しい物を楽しく選んでいるにしては、しっぽが全然振れてないな、と思ってカマをかけてみました」 く、なんたる迂闊。振れなくてもいい時に勝手に振れて、振られなくてはいけない時に振られないこのドッグテイルは、きっと不良品に違いないのです。 「さ、変に妥協はせず、犬子さんの本当に欲しい物を教えてくださいね?」 えーと、なんと申しますか……いつもは安らぎを感じるマスターさんの笑顔に、今日はなにやら抗い得ぬプレッシャーを感じます。 「あるのですよね、欲しい物? 先ほどプレゼントのお話をしたときの目の輝き具合は、欲しい物がある輝きっぷりでしたよ?」 「マスターさん、追求に容赦がありませんね」 「あるのですよね?」 「………はい」 ごまかしも何もあったものではありません。 ……と、いいますか。 実際のところ正直に申しまして、確かにお申し出を聞かされたときからずっと私の心を捕らえて放さない物品は存在していたのです。 以前、ネットでその存在を知り、それ以来密かに憧れていた物品が。 ですがそれは、現在所有のものと比べて取り立てて性能に変わりはなく、それでいて金額的にもかなり割高になってしまうので、候補からは外していたものでした。 ですが一番ほしい物はと聞かれましたら、間違いなくソレでして……! 「さ、それはなんですか? 教えてください」 「えーと、その……」 マスターさんの笑顔のプレッシャーに押されるように、私はおずおずと、販売コーナーの片隅を指差します。 そちらは……ウエポンパーツコーナーやアーマー・アクセサリーコーナーのような華やかさはなく、人の姿もまばらでしかもその方々は一様に『濃い』とか『深い』といった形容の似合いそうな方たちなのです。 「…………?」 マスターさんも訝しがりながら、しかし私の指し示した方向に足を運びます。 そこは言うなれば。 先ほどまで私たちがいたのがPC関係で言えばライトな層が訪れるソフトや周辺機器のコーナーとすれば、これから向かう先はHDDやらCPUやらマザーボードと言った、もう一層ディープなパーツの扱う場所で。 つまり一言で言ってしまえば、武装神姫の素体パーツコーナーなのです。 「ええと……ここに犬子さんのお望みのものが……?」 「はい、ここにあるはずで……あ」 私が声を上げると、マスターさんも私の視線の先に目を向けました。 むう、マスターさん、なにやら一層訝しげなご様子。 「あの……これが犬子さんご所望の……?」 「はい!」 むう、いけないいけない、つい声が弾んでしまいます。クールにクールに。 あとあなたも落ち着くのです、不良品ドッグテイル。 「ええと、確認ですけど……武器とか服とかでなくて、これがよろしいのですか?」 「はい、これです!」 そこにあったのは、ショーケースの中に鎮座された、一対の脚部パーツでした。 「武装神姫脚部パーツGS ver 1.13、これで間違いありません!」 と、弾みがちな声を抑え、マスターさんをうかがってみます。 「……あの、一部とはいえ武装神姫の素体パーツのため、かなり割高になってしまうのが問題で、ご遠慮していたのですが……」 ちらり、と値札に目を走らせるマスターさん。 「確かに少々値段は張りますが十分許容範囲ですし、犬子さんがこれをご所望でしたらお送りさせていただきますが……あの、素人目には判らないのですが、一体これは何が違うのでしょうか?」 「あ、はい! これはですね、つい先日追加された新パーツで、確かに基本的な機能や耐久性は以前のものと変わらないのですが、特筆すべきは上脚部及び膝部の可動範囲が拡大していることでして!」 ううむ、抑え様としても、ついつい弾む声が止まりません。このパーツを装着できたら、と想像しただけで浮き足立つし目は輝くし声は弾むしドッグテイルは暴走状態なのです。 「ええと……つまり、どういうことでしょうか?」 おっと、説明がマスターさん向けじゃありませんでした。いけません、やはり今の私は浮かれてしまっているようです。 ですが、マスターさん向けの判りやすい説明をしようとすると……その、私が憧れたその決定的な機能を口にしようとしたら、どうしても冷静になれそうにありません。 「はい、つまりですね!! このパーツに換装しますと……」 ですのでいっそ、その興奮状態のままで言い放ってしまうことにします。 「きちんとした正座ができるようになるのです!!」 「……………………………………………………」 「……………………………………………………」 はて、なんでしょうかこの沈黙は。 しかもマスターさん、なにやらヒジョーにビミョーな、なにやら遠くを見つめるような表情でいらっしゃるし。 近くには人影もまばらな売り場に、人の賑わう遠くの売り場からの喧騒がかすかに響く中、ドッグテイルがぱたぱたと振られる音だけがイヤにはっきり聞こえてきます。 「……あの、マスターさん? やはりこれは、ダメでしょうか?」 ドッグテイルを丸めて恐る恐る聞く私の声にはっとなったマスターさん、慌てたように話し始めました。 「あ! いえ! すいません、つい考え事をしてしまいまして! いえ大丈夫ですよ、犬子さんがこれをご所望と言うのでしたら買いますとも! ですがその、なんというか……」 そこで一度言葉を切り、再びヒジョーにビミョーな表情になったマスターさん。 「……色々とゴメンナサイ犬子さん」 ……はて、なぜに私は謝罪されているのでしょうか? <そのなな> <そのきゅう> <目次> ○筆者注:8/30のジオラマスタジオのバージョンアップにて、武装神姫に正座の姿勢を取らせることが可能になったのを、「それが可能なパーツが追加された」と解釈してみました。 参考URL:http //www.shinki-net.konami.jp/journal/29_dai6dan.html
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/24.html
武装神姫のリン 第1話「リン」 今日は久々の休みだった。ということで某家電量販店へ出掛た。 目当ては今話題の「武装神姫」。 最初は購入を考えていなかったが、ネットでの評判や友人に勧められたこともあったので購入することにした。 結構な人ごみの中、なんとか最後の1箱を入手して帰宅した。 購入したのは「TYPE DEVIL STRARF」一番気に入っていたモデルだった。 早速起動させてみる。 瞳をゆっくりと開くと彼女は俺に挨拶をした。 「おはようございます。」 どうやら正常に起動したようだ。 マニュアルを片手に初期設定(とは言っても彼女に名前を与えるだけなのだが)を開始する。 「まず最初に私の個体識別のための呼び名をいただけますか?」 名前については購入前から決めていた。 「リン・・・リンですね。認識しました。」 それから彼女は部屋の中を走り回っては目に付くものがあると俺に質問してきた。 なんだか、歳の離れたいとこが家にやってきたような感覚を覚えた。 しかしリンばかりに気をとられているわけにはいかない。 リンの寝床の確保がまだだった。 おれは昔貰ったキャラクター物のタオルハンカチ2枚と100均で買ったバスケットを使って寝床を作る。 早速リンを呼んで寝かせてみると気に入ってくれたらしい。 そして少し頬を赤くさせたか?と思うと質問してきた。 「マスター、このキャラクターの名前は?」 これは少し予想外だったがちゃんと答えてあげる。 「…ピ○チュー。かわいい名前ですね。 マスター、こんなにいいものをありがとうございます。」 リンはそのピ○チューの描かれたタオルハンカチをうれしそうに抱きしめ、にこやかに微笑んでお礼を言ってくれた。 自分でも少し恥ずかしかったが「どういたしまして。」と返事をする。 その後、リンはじっとタオルハンカチを見つめていた。 俺が夕食を作っていると、リンがなにやらし始めた。 のぞいて見るとリンは鉛筆(ロケット鉛筆のヘッドの部分を与えてあった。) とメモ用紙を使って何か描き始めた。 だんだんと輪郭がはっきりしてきた。ジグザグのなにかと丸っこいからだ・・・・・ まあジグザグの何かの時点でだいたい検討はついていたのだが。 そうしてリンが描いたのは紛れも無い、ピ○チューだった。 「絵が上手いんだな」と声をかけるとリンはあわてて身体で自分の描いたピ○チューの絵を隠して、 「見ないでください・・・」と恥ずかしげに返事をした。 もちろんそのリンの顔が忘れられないほど可愛かったのは言うまでも無い。 その後もリンはお絵かきを続けていたが、俺が風呂に入っている間に寝てしまった様だ。 寝顔は穏やかでこれが人工のモノだとは思えない。 ふと表情が変化する。とても幸せそうな笑顔だった。 そのとき、俺はリンを大切にしようと誓った。 ~燐の2 「初めてのプレゼント」~
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2755.html
与太話11 : 祝! アニメ第一話放送開始! 注意! TVアニメ武装神姫、第一話のネタバレを盛大に含みます。 もう一度言いますが、 TVアニメ武装神姫、第一話のネタバレを盛大に含みます。 「うわあ……ビル一刀両断しちゃったよ、あのストラーフ」 「イルミ姉さんも、もしかしてあんなことできるんですか?」 メルとエルの期待の眼差しを、イルミはうっとうしそうに流した。 「同じストラーフなのだから不可能ではないだろうが――少なくとも私には無理だ」 「そんな事よりさ、あの武装を自在に出したり引っ込めたりするヤツとか、どんな場所でも仮想フィールド展開できる機械とか、あれすごくない? アタシもファーストとセカンドいつでも呼び出せるようにしたいぜ」 「確かに、私もあのシステムはとても有効だと思います。もう妹君に重い荷物をお持ち頂く必要がなくなりますから。 ……しかし、何より重要な問題があるでしょう」 どうせレラカムイなんで出ないし見る価値なし、と直前まで言っていたコタマも、なんだかんだで付き合ったマシロも最後の次回予告まで目を離すことはなかった。 深夜アニメだったために昼間のうちに寝溜めをしておいた彼女達の議論はテレビの電源を切った後も続いた。 その主な議題内容は、武装神姫の戦闘力のインフレについてだった。 戦乙女型アルトレーネ、エル。 戦乙女型アルトアイネス、メル。 悪魔型ストラーフ、イルミ。 狐型レラカムイ、コタマ。 人馬型クーフラン、マシロ。 弧域の部屋のテレビの前に並んだ五人の武装神姫達。 その中で同じタイプが登場したエルは、若干放心気味のメルを気遣うように問いかけた。 「アイネス、メチャクチャ強かったですね。私の『ブレードジェット』ほどじゃないですけど、かなりの速さで飛行してましたよ」 「うん……っていうかあのレベルだとボクのパンドラスカートの小細工とかほとんど意味ないよね……。ねえ、この中でさ、アニメで戦ってた神姫達に勝つ自信のある人、いる?」 答えはわかりきっていたメルだったが、手を挙げたのが予想通りコタマとマシロだけだったことに悲しさを覚えた。 例えばオープニングでストラーフがビルを一刀で切り崩したシーン、あれだけでメルはかなりの衝撃を受けた。 以前コタマVSエルメル姉妹を行った時、メルは高層ビル内部に多数の爆弾を設置して回り、自分自身を囮としてコタマごと巻き込んだことがあった。 捨て身の甲斐あって結果は引き分けに持ち込むことができたが、アニメのストラーフの圧倒的な強さを目の当たりにした今となっては無力感を覚えてしまった。 姉のエルにしてもそうだった。 アルトレーネが天然おとぼけ娘であったことは構わない。 元々アルトレーネとはそういうものである。 しかし引越し荷物の片付けの際、明らかに5kgくらいのダンベルを軽々と持ち上げていた。 (中が空っぽで水を入れて使用するダンベルという可能性もあるが) 基本スペックからして想定との差がありすぎるのだ。 あとハムスター可愛い。 「そう悲観することもないでしょう。我々は今まで閉鎖的なフィールドで戦ってきました。しかしアニメのような奥行きが半無限にあり空中戦が圧倒的に優位なフィールドが今後広まっていけば、神姫達も自ずとレベルアップしていくものです。それにカメラワークでバトルスピードが速く演出されていましたが、準優勝者だというエウクランテの装備はほとんどデフォルトだったではないですか。つまり努力次第ではどんな神姫でもアニメのキャラ程度には戦えるようになる、ということです」 しかしアニメのバトルスピードでは、例えマスターが指示を出せるとしても、それは「どのタイミングで必殺技を使え」といった簡易なもので精一杯になってしまうはずだ 加えて、今までの武装神姫バトルコンテンツが『バトロン』と『バトマス』だけだった、というのも問題に一役買っている。 『バトロン』はターン制のようなもので臨場感に欠けるし、『バトマス』は低予算ゲーム相応の動きしかできない。 いずれもアニメとのギャップは凄まじい。 「これからどうしましょう……。やっぱり現状の武装神姫はアニメが基準になるわけですから、私達もそれに合わせて戦闘力をインフレさせたほうがいいんでしょうか」 心配そうにエルはちらりとマシロのほうを向いた。 この中で現時点で戦闘力の頂点に立つマシロですら、竹櫛鉄子の主人公補正無しでは苦戦を強いられることになるだろう。 この地域では頂点に君臨する『デウス・エクス・マキナ』と呼ばれる、マシロを含めた五人の神姫がいる。 (『デウス・エクス・マキナ』については15cm程度の死闘でそのうち語られます) コタマですら入れない五強と勝負になるテレビの神姫との差を埋めるのにはどうしたらよいか。 頭を抱えて悩むエルとメル。 そこに、一筋の光をイルミが差し示した。 「15cm程度の死闘のキャラ性能と機械の技術力を底上げしたらいいだけじゃないか。別に今のままでも問題ないとは思うが、どうしてもというならば週刊少年ジャンプのバトル漫画のインフレのように、いつの間にか大幅な戦闘力の底上げがなされても適当な設定を加えるなどして『そんなものだ』で済まされるだろう」 「「ああ、なるほど」」と納得したエルとメル。 コタマとマシロは「それでいいのか」と思うだけに留めておいた。 戦闘力を危惧したのはエル達だけではなかった。 かくして翌日、全国の神姫とオーナー達からコナミへ、ハイテクシステムの発売予定についての問い合わせが殺到したそうな。 やはりバトルシーンはISと似たような感じになりましたな。 しかし個人的に、一話で切ってしまうようなクオリティでないとは思いました。 尻すぼみにならないことを祈ります。 次回はケモテック神姫が出るとのことで、頭身のデフォルメが気になるところです。 15cm程度の死闘トップへ
https://w.atwiki.jp/artifact_magicaloss/pages/260.html
ラビリンスシリーズ ラビリンスシリーズ 初登場2011.6.28~7.10 blankimgプラグインエラー:画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 画像 家具名 サイズ 価格 備考 迷宮のブロック 5×5 0.5G 迷宮の壁(5マス) 1×5 0.5G 迷宮の壁(クラック) 1×5 0.5G 迷宮の壁(4マス) 1×4 0.5G 迷宮の魔柱 2×2 0.5G 迷宮の階段 4×5 0.5G ラビリンスの壁紙 1×1 25G