約 2,307,912 件
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2315.html
西暦2041年 その世界ではロボットが日常的に存在し、さまざまな場面で活躍していた。 神姫、それは全高15センチほどのフィギュアロボットである。 :心と感情:を持ち、最も人々の近くにいる存在。 その神姫に人々は、思い思いの武器、装甲を装備させて、戦わせた。 名誉のために強さの証明のために・・・・・・・・・ 名も無き数多くの武装神姫たちの戦い 戦って戦い尽くした先には何があるのか バトルロンドは戦いの旋律 終わらない戦いの旋律 戦いの歴史は繰り返す いにしえの戦士のように 鉄と硝煙にまみれた戦場で 伊達衣装に身を包んだ神の姫たちの戦いが始まる。 著者 カタリナ・リナ ちなみにこのお話には公式の武装神姫以外にも私が製作したオリジナルの武装神姫が多々登場します。 登場する武装神姫は全て実際にフィギュアで立体化させた物を登場させるので、写真や画像を随時紹介していくつもりです。 不定期に気ままにやっていくのでよろしくお願いします。 カタリナ・リナ・武装神姫ブログ 武装神姫メインの私のブログです。武装神姫のイラスト、ジオラオスタジオ、フュギュア改造、小説、マンガを取り扱っています。 ブログでは武装神姫 「真零」というフィギュアを使ったSSを連載しています。世界観や登場する神姫、キャラクターなどはリンクしていますので、暇な人は合わせてお楽しみください。 コラボ大歓迎です。作品内のキャラクターやオリジナル武装神姫、設定、用語など、好きなようにご自由に使用してくださってかまいません。 第1部 戦闘機型MMS「飛鳥」の航跡 ・第1話 「飛兎」 ・第2話 「風兎」 ・第3話 「牙兎」 ・第4話 「戦兎」 ・第5話 「荒兎」 ・第6話 「重兎」 ・第7話 「轟兎」 ・第8話 「爆兎」 ・第9話 「嵐兎」 ・第10話 「射兎」 ・第11話 「火兎」 ・第12話 「焔兎」 ・第13話 「雷兎」 ・第14話 「燈兎」 ・第15話 「突兎」 第2部 「ミッドナイトブルー」 ・第1話 「night-1」 ・第2話 「night-2」 ・第3話 「night-3」 ・第4話 「night-4」 ・第5話 「night-5」 第6話 「night-6」 第7話 「night-7」 第8話 「night-8」 第9話 「night-9」 第10話 「night-10」 第11話 「night-11」 第3部 「竜の嘶き」 「ドラゴン-1」 「ドラゴン-2」 「ドラゴン-3」 「ドラゴン-4」 「ドラゴン-5」 「ドラゴン-6」 MMS戦記 外伝 「敗北の代価」 注意 ここから下は年齢制限のある話です。陵辱的な描写やダークな描写があります。 未成年の方は閲覧をご遠慮下さい。 「敗北の代価 1」 「敗北の代価 2」 「敗北の代価 3」 「敗北の代価 4」 「敗北の代価 5」 「敗北の代価 6」 「敗北の代価 7」 「敗北の代価 8」 「敗北の代価 9」 「敗北の代価 10」 「敗北の代価 11」 MMS戦記・登場MMS紹介 その1 MMS戦記・登場MMS紹介 その2 MMS戦記・登場MMS紹介 その3 MMS戦記・登場MMS紹介 その4 MMS戦記 各種設定用語集 その1 お話に関するご感想は下記にてお願いします。 コメントログ 個人的に海原さんの外道っぷりに拍手喝采を送りたいですねwとても良い趣味ですwあの場で瑠璃さんにゲスな野次を飛ばしたいです。自分の欲の為ではなく賭けバトルを行う瑠璃さん…応援したいですが、こういう良い娘さんだからこそ堕ちて欲しいという邪な気分になりますw神代さんとの因縁も何かありそうですし今後も楽しみです!w -- ユキナリ (2011-05-31 18 09 54) >ユキナリさま ありがとうございます。外道というか下品というかww実際にアヴァロンに乗っているような感じとか雰囲気とか表現できたらいいなーと思います。この後の展開、お楽しみに!!! -- カタリナ (2011-06-01 22 27 37) 何か危ない集団みたいになっていますねw目の前で神姫の集団がこんな演説?をやっていたら怖いですねwしかし…アオイさんもこの戦争に参加するんですね、これは…心配です。不吉な最後の一文…今後の展開も気になります。どの物語も本当に引き込まれますね、すごいです。 -- ユキナリ (2011-06-05 10 54 10) >ユキナリさま たしかに神姫の集団が会合開いてこんな物騒な集会開いていたらいやですねwまた前回に引き続き登場のアオイさんですが・・・どうなることやら・・・不吉な最後の一文はまあ、あんまり気にしないでくださいww今後の展開、私も気になります。なんにも考えていないのでなりゆきでどうなるのか私も知りませんwww -- カタリナ (2011-06-12 14 31 05) 機械だからマスターの子供を産めないグロリアさんの健気さ…何故か心を打たれますね。あれほど金持ちの海原さんは別に瑠璃さんにこだわる必要ないと思いますがw海原さんに対しての侮辱で怒るグロリアさん、ありきたりな物語だとグロリアさんが心を揺さぶられ負けに繋がる所ですが…そこはマスターと強い絆と信頼に結ばれるSSS、逆に力となった彼女に惹かれます。くすぐったい家族愛を踏みにじって欲しいですね!wもし瑠璃さんに子供が出来ても認知も援助もせずにより絶望を与えるとかw -- ユキナリ (2011-06-14 14 53 28) 武装神姫がマスターの赤ちゃんを産みたい!!っていう設定はかなり萌えるというか禁断の世界だと思うのですが・・・・海原さんが瑠璃ちゃんにこだわっているのはまあ、おっさんの趣味でしょう・・・ここからどうなるのかお楽しみに! -- カタリナ (2011-06-19 12 03 43) 夜帝の長所を弱点に変える…私では何も思いつきませんねwしかし神姫使いのチンピラとはwまさかこの手のノリのキャラが出てくるとは予想外で楽しめましたw -- ユキナリ (2011-06-20 18 19 56) >ユキナリさま サーベルタイガーという動物を知っていますか?巨大で強力な牙を持った肉食動物ですが、滅んでしまいました・・・過剰すぎる長所は同時に欠点を生みます。神姫使いのチンピラwwwやっぱりこういうバカも必要でしょうww -- カタリナ (2011-06-25 21 00 49) 6000万円の小切手を持つ神姫…w海原さんの太っ腹加減はとんでもないですねw瑠璃さんは敗北しましたが、新たに麗さんがヴァルハラへ参加…グロリアさんがどんな遊びをするのか、興味深い事態がいっぱいですw -- ユキナリ (2011-06-30 18 28 11) 失礼しました、ヴァルハラはバトルマスターズの方ですね、アヴァロンですw -- 名無しさん (2011-06-30 18 29 41) >ユキナリさま 太っ腹ー6000万でグロリアさんがすることとは?贅沢な遊びをしますよーお楽しみにww -- カタリナ (2011-07-03 21 51 45) こ…このイラストは!!本編もイラストもここまで描写されるとは!w非公式バトルロンドの果てにある物を見れるなんて…感動ですw瑠璃さんへの陵辱…この状況でも強気な口調が残っているのが良いです!w彼女の悲痛な心情を想像すると…萌えますね…w -- ユキナリ (2011-07-07 21 03 00) >ユキナリさま なんかエロゲーぽいですが、気にしないでください。強気で生意気な女をこうやって***するのは*****ですねwまあ、この後、どうなるかは・・・お楽しみに・・・ -- カタリナ (2011-07-10 18 30 51) 暗闇で倒してはじめて倒した事になる…電源を落とした時、私も思いましたが当事者ではない自分がそうコメントするのは、はばかれた為に何も言えませんでしたが…。ナターリャさんの行動いいですね!さすがSSS!是非とも成功して欲しいですが、あの攻撃のなかほとんど披弾せず余裕があるシュヴァルさんの恐ろしさ…。不安ですね…。 -- ユキナリ (2011-08-18 18 21 27) ナターリャもシュヴァルも結局は同じ穴のムジナです。いかに相手に屈辱的な勝ち方をしようか考えていますね(ドS)SSSのSはドSのS・・・・・シュヴァルさんに勝ち目はあるのか?圧倒的な不利な状況の中でどーするんでしょうね。コレどう見ても詰んでると思うのですが・・・次回もお楽しみにwww -- カタリナ (2011-08-21 21 20 42) 瑠璃さんもスクルドさんもいつの間にかすっかり海原さん達と仲良く(?)なりましたねwグロリアさんとスクルドさんの百合要素が良いですねw新キャラの春日さんが出てきましたが…彼女もボロボロに汚して貶めて屈辱を与えたくなる良い女性ですね!海原さん…期待しています!…表舞台なら古参神姫であるドラッケン・メリッサさんを使うユカリ姫との古参対最新鋭の戦いとかも見たいですがw -- ユキナリ (2011-08-28 19 26 22) >ユキナリさま 仲良くなったというか慣れたというか・・・グロリアとスクルドはぶっちゃけていっちゃうと、マスターうんぬん関係なしに利害関係が一致していますね。ある意味ドライww春日さんですが、ここから大暴れします。重要な物語のキーポイントとなるキャラです。表舞台なら古参神姫であるドラッケン・メリッサさんとの戦いですか?ううん、今のとことメリッサさんは出番ないですが・・・他のSSSランカー神姫さんが登場するかも?お楽しみに!!! -- カタリナ (2011-09-01 22 37 12) ミッドナイトブルー完結お疲れ様です。ナターリャさん達は実質敗北に近い勝利でしたか…どちらの株も下げていない良い決着だと思います。…最後のクリスティーさんは面白いですねw縄張り争いに負けた野良猫みたいで…w超音速の死神を追い出したら次は白い冥王が…そして最後は存在していないと言われるあの死神が…。 -- ユキナリ (2011-10-02 14 26 16) >ユキナリさま ありがとうございます。戦いに勝って戦いに負けるのはよくあることですwwSSS級はめちゃくちゃ強力なので彼女らが移動するだけで大騒ぎになりますww超音速の死神を追い出したら次は・・・因果は廻り廻りますww次回もお楽しみに!! -- カタリナ (2011-10-02 23 50 55) 名前 コメント 長くなりましたのでコメントに書き込みを頂いた過去ログをこちらにまとめました。 たくさんのコメントありがとうございますね。 MMS戦記 コメントログ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1068.html
戦うことを忘れた武装神姫・番外編 ちっちゃい物研・商品案内-12 <東杜田技研・新製品のご案内-12> 注)当然ですが、以下の内容はすべて当方の脳内生成物であり、 現実には存在しませんので。。。 <東杜田技研・新製品のご案内> ・・・・・・・・・・・・・・・・・ このたび、弊社の小型ロボット向け機器ブランド「HT-NEK」では、 プロフェッショナル志向のコンデンサーユニット「電龍」を新たに 発売いたします。 !警告! 本製品は、神姫本体を大幅にパワーアップさせる装置です。使い方 を誤りますと、神姫ご自身の破損や、周囲へ甚大な被害をもたらす 事故につながる可能性もあります。 従いまして、オーナー様・神姫本体ともに対戦を始めとした諸活動 に十分慣れている、あるいは耐えられるだけの補強がなされている ことが使用上の条件となります(詳細はパッケージをご覧下さい)。 なお、本製品を使用されて生じた故障・破損・事故等につきまして は、当社では一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。 また、コンデンサーユニットを対戦での使用を禁止しているリーグも あります。(主催者等にご確認下さい。) ~武装神姫専用コンデンサーユニット「電龍」主な特徴~ ■弊社が開発いたしました新型の小型軽量電気二重層コンデンサを 採用。 弊社の技術の結晶でもあります。 ■瞬発力・持続力ともに他社製品を軽々と上回る高性能を誇ります。 またサイズ・デザインも、極力神姫たちの活動の妨げとならない ように設計されています。 ■通常の瞬発力向上の使用方法のみならず、各駆動部・装備への直結 をさせることも可能。 通常では考えられないパワーを、即座に 得る事が出来ます。 ■DMH-SPシリーズとは異なり、瞬間的なパワー・すばやさが欲しい、 あるいは、装備の短時間過負荷使用を行いたい場合のお手伝いを いたします。 ■もちろん日常生活における「ちょっとしたパワーが欲しい」際にも ご活用いただけます。 ■ラインアップは全部で4種類。 ・電龍「1000」(カラー:白・黒・黄・緑・艶消し黒) オーソドックスな筒型。入門用に最適の電気容量です。 通常神姫で、神姫1充電あたり最大8~10回の使用が可能。 フルノーマルの神姫でも、安心してお使いいただけます。 ・電龍「2000」(カラー:白・黒・グレー・紫・迷彩) ツールボックス型。外寸は1000とほぼ変わりませんが、 容量が倍となっています。通常神姫で神姫1充電あたり 最大5~6回の使用が可能。 フルノーマルの神姫でも、安心してお使いいただけます ように、リミッターユニットを付属させております。 ・電龍「1500*2」(カラー:白・黄・赤・青・艶消し黒) ヒップバッグのようなクールなデザインに秘められた、 強大なパワー。 1500ユニットを二個用いることで、 どんな神姫にも、どこへでも取り付けられるように配慮 されたユニットです。 強力な瞬間的過負荷に耐えられるよう、専用のケーブル が付属します。通常神姫ですと神姫1充電あたり2~4回 の使用が可能です。 ※1500*2は、セミプロフェッショナル仕様です。ノーマルMMS・装備 の神姫には使用しないでください。破損・故障する恐れがあります。 ・電龍「5000」(カラー:タイガーのみ) ドラム缶をイメージした、やや大型のユニットです。 シリーズ最大の容量とパワーを持ち、いざという時には 大変に心強い味方となってくれること間違いなし。 専用配電ケーブル、専用コネクタを付属。 ※5000は、プロフェッショナル仕様です。ノーマル素体・装備の神姫 には絶対に使用しないでください。装備やMMSが破損・故障します。 また、神姫ご自身も十分に説明DVDを参照していただき、自らの保持 可能電力とのバランスを学習させてください。 通常神姫ですと、5000では1回の使用でMMSのバッテリーを約80% 消費いたしますので、使い方を誤ると活動停止に陥る可能性があり ます。 補助電源・バッテリーの使用を強くお勧めいたします。 ※パワーアップにより生じた神姫の破損、および事故等による周辺 への損害等への保証は致しかねます。ご了承下さい。 新たな情報は随時公開いたしますので、HPにてご確認下さい。 <武装神姫専用コンデンサーユニット「電龍」> ・対応武装神姫 現在発売中の全武装神姫(純正拡張ハンガーが使用可能な神姫に 限ります) ・対応オプションパーツ 専用ケーブル・コネクタセット(金メッキプラグ仕様) 電龍シリーズ・活用の手引き(取り扱い解説DVD) ・付属装置・付属品 マニュアル、収納ケース、専用ケーブル(1500*2・5000) ・発売予定価格 (現在未定) ・発売予定時期 (今秋予定) 以上 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/864.html
神姫長屋の住人達。 お品書き。 おおまかすぎるあらすじ。 東京西部に居を構える木造平屋建て一軒家に住む、売れない作家と難アリ品の神姫達とその他諸々の日々。 クロスオーバー大歓迎。更新頻度は低め(マテ 住人達。 ・人間サイド ・神姫サイド 設定とか。 どうぞご自由にお使い下さい。 ・ホビーショップ『165-DIVISION』 ・本編登場オリジナル(?)神姫 本編。 ・第0話 長屋のとある日常。または家主からのご挨拶。 ・第1話 夕焼け侍。 SIDE-A SIDE-B エピローグ。 (『HOBBY LIFE,HOBBY SHOP』より、若干お名前を拝借しています。) ・第2話 土砂降り子猫。 Track-1 Track-2 Track-3 Track-4 Track-5 Track-6 (『妄想神姫』、『戦うことを忘れた武装神姫』より、若干お名前、設定を拝借しています。) (あと、鳳凰杯を名前だけお借りしました。) ・第2.5話 いんたーみっしょん。または改めてご挨拶。 書いたスカ:長屋のご隠居。 ご意見等はこちらから・・・ おかえりなさい -- 読み手 (2008-07-26 12 00 20) 名前 コメント TODAY - YESTERDAY - ALL -
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2586.html
今作はPSPソフト「武装神姫BATTLE MASTERS」を土台として個人的な解釈を加えて作成する予定です。「MK.2」については、 平成23年12月までやらない予定でしたが、「武装神姫アーカイブ」を手に入れて、いかに見識が狭すぎたか思い知らされまして 先月ついに手に入れました。 そんなこんなで「バトルマスターズ」を土台とした作品を作る予定です。突然の方針変更申し訳ありません。 読み返してはいますが、誤字・脱字等ありましたら修正したいので一報いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 導入部分 登場人物 登場神姫 設定 導入部 神姫バトルの世界へ。 1話 2話 3話 最終更新平成24年2月28日 トップページを更新しました。 「神姫バトルの世界へ」の「3話」を掲載しました。 昨日来てくれた方 - 今日来てくれた方 - 今までに来てくれた人総計 - 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1696.html
{Drei} 前回はパルカ…『Vier』を調べた。 中身はとんでもない経歴が書かれていた事に驚愕した。 でも肝心の俺の記憶に関する事が全然書かれていなかった…。 まぁ、そりゃあそうだよな『Vier』に関するデータだったのだからな。 で、今日は『Eins』『Zwei』『Drei』の三個中の一個、『Drei』のセキュリティーを突破する事に成功した。 どうやら数字が低くなるにつれてセキュリティーレベルが高くなっていくみたい。 「ドライ…どんな事が書かれているかな?」 注意深く見ながら次々に色々な項目を見ていく。 『Vier』と同じく製造の日記みたいな感じに書かれていた。 西暦2027年12月×日 我が社が武装神姫というプロジェクトに参加するになった日。 そこで我が社はオリジナル、つまり試作型MMS(Multi Movable System)を開発する事になった。 試作型の数は四体。 西暦2029年5月1×日 この時はまだ武装神姫は一般に公開されていなかった。 『Drei』は『Vier』と一緒に誕生したMMS。 『Drei』の識別はDevil Type Version One。 西暦2030年6月2×日 攻防システムでトレーニングした結果。 近距離能力: ◎ 中距離能力: ○ 遠距離能力: △ 攻撃能力: ◎ 防御能力: ◎ 加速能力: △ 最高速度能力:△ いずれかは近距離関係に特化したMMSになると予定される。 西暦2030年10月×日 『Vier』と平行に製作された『Drei』は近距離攻撃に特化したMMSに決定された。 暴走の危険は多少検知され危険度は50%。 だが暴走の危険に注意し、このまま更なる研究が続ければ、通常のMMSよりも数十倍の能力を引き出されると肯定。 他の武装神姫に比べ、体重が重い。 西暦2031年5月1×日 『Eins』が原因不明の暴走。 研究員14人、機動隊32人を惨殺。 『Eins』の暴走を停止するため『Zwei』に迎撃させたが、残念ながらいまひとつ成果は得られなかった。 こうなってしまったら『Drei』『Vier』も同じ結果になると推定され試作型MMSによる迎撃は不可能と判断。 暴走してから数十分が経過した時、『Eins』近くに居た一人の少年によって『Eins』の暴走を止める事に成功した。 少年の名は…ある研究員の保護により記載されていない。 西暦2031年5月1×日 突如の『Eins』の暴走事故により、試作型MMSの研究は一時的に凍結。 研究の中断は余儀なくされ、確定は確実。 『Eins』『Zwei』『Drei』『Vier』はこの日をもって完全凍結された。 西暦2040年5月1×日 武装神姫が稼動、発売されてから9年。 ※神姫タイプ以外のMMSはこの限りではない。 武装神姫のシステムが総合的にバージョンアップし、ある程度安定してきた。 しかも武装神姫の人気は徐々に上がっていくのを見て我が社は試作型MMS研究を再開されるが決定した。 しかし、いくらバージョンアップしたとはいえ、9年前同様に暴走してしまったら危険。 我が社は試行錯誤を繰り返し結果、試しに人間と生活させる事にした。 人間と一緒に生活させれば、我々人間がどのように生きているのか生活面の知識が増えるだろうと予測。 そうする事によって我が社の四体の試作型MMSはこの世の中の知識を身につける。 そうすれば、人間がMMSをどのように使役してるか自分達がどのような存在か知る事になる。 結果、試作型MMSは自分達がどのような存在か理解し、無駄な抵抗をしないまま研究できる。 しかし、ここで少し問題が発生した。 この四体の試作型MMSと一緒に生活する人間を決めなければならないという問題。 我が社の人員から選んでもよかったのだが、9年前の事故によって誰もが拒否した。 だが、斉藤朱美研究員のスカウトによって一般人がこの大役を受け持つ事になった。 現在は 斉藤朱美研究員の弟、天薙龍悪に四体の試作型『Eins』『Zwei』『Drei』『Vier』を監視、今に致る。 ここで文章が終わっていた。 「ん~。あんまりたいした事は書かれてなかったな」 西暦2031年5月1×日からは殆どが『Vier』と同じ。 あんまり良い成果とは言えない。 でもまぁ、解ったといえば『Drei』の正体はクリナーレという事だ。 ある意味これだけで十分に等しい。 目的はあいつ等の事と俺の9年前の記憶を探す事なのだから。 次はセキュリティーが低いといえば『Zwei』だ。 だが、ただでさぇ『Vier』や『Drei』のセキュリティーに一苦労、いや二苦労はしたな。 兎に角、セキュリティーが硬いので根気よく解除するしかない。 こんな所で負けてたまるか。 まだまだ、知りたい事はたくさんあるんだからよ! 「(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。」
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2830.html
ぶそしき! これから!? 第0話 『トモダチ』 0-1 武装神姫。 彼女達は西暦2036年に発売され、一挙に社会に広まっていった15cmほどの心を持つフィギアロボだ。 その用途と需要、活躍は多岐にわたり、同時に彼女達のマスターとの関係も多岐にわたる。 当然、ただのおもちゃとしても扱われることもある。 動いて喋る着せ替え人形、暇つぶしの道具、ただ名誉と勝利のために戦わせるなど扱われ方は様々だ。 当然、家族としても扱われることもある。 ペット代わり、子供の遊び相手、仕事や家事の手伝い、大事なパートナー、バトルで苦楽を分かち合いともに戦うなどなど扱われ方はこれもまた様々だ。 当然、少子高齢化で不足した人手を補うために扱われる。 様々な分野と場所で、社会や会社、お店などで備品として扱われることもある。 後に神姫のマスターとなる、とある少年が彼女達と結ぶ関係はどんなものになるだろうか。 ■ ■ ■ 「……はあ」 ちょうど良さそうな公園を見つけ、ベンチに腰を下ろす。 その姿は子どもらしい明るさ溌剌さ、エネルギーなど欠片もなく、表情は仕事に疲れたサラリーマンのごとく暗く沈んでいる。 「はあ……」 もう1つため息をつく。周囲にほとんど人はおらず、時おり散歩の人が通るだけだ。 誰もいないわけではなく、考え事を邪魔されるほど人が多いわけでもない。 考えことなら家に戻ってもできる。 しかし、引っ越したばかりの家に戻っても今は誰もいない。 (父さん……、引っこしたその日に仕事なんて……) 父親は引越しが済んだと思ったら、すぐに仕事場に呼ばれてしまった。 少年はなんとなく寂しく覚え、自分1人しかいない家から出て行ったのだ。 少年は孤独だった。 父親はいるが気分的には孤独だった。 父親の転勤が多いせいだった。 しかも普段仕事で帰宅が遅くなることは珍しくない。 去年に母親がいなくなってからは、家に帰っても独りになる時間が圧倒的に増えた。 「はあ……」 さらにため息。 明日からまた新しい学校、新しいクラスメイトだ。 もし友達ができても、またしばらくしたら別れてしまう。 自身のその考えに、さらに気分を滅入らせる。 「マスター。マァースターー! こっちこっちー」 ぼんやりと考え事をしている少年の足元に、何やら勢い良く小さな物体が駆け込んで急停止する。 そして自身の走ってきた方に振り向くと、無駄に元気が有り余っている感じにぶんぶんと腕を振る。 緑の髪で笑顔の15cmほどの人型――巷では武装神姫と呼ばれる存在であり、数ある商品のうちの1つ――猫型MMSマオチャオの姿があった。 「待ってー! そんなに急ぐと転んじゃうよー」 マオチャオのマスターと思しき、少年と同じ位の子どもが姿を現す。 自身のマスターの姿を確認すると、マオチャオはさらに奥の道へと駆け出していく。 「にゃは、にゃっはっはっはーー。チャオを捕まえてごーらん、なのだ」 そんなマオチャオを「仕方のない子だなぁ」と追いかけていく彼女のマスター。 その途中、そんな光景を見ていた少年と、マオチャオを追おうとした彼女のマスターの目が合う。 「――あ、こ、こんにちは」 「――ど、どうも。こんにちは」 お互いに、なにか気まずいような気分になり、少しぎこちないあいさつが交わされる。 「うにゃあ!?」 そんな微妙な空気を吹き飛ばす悲鳴があがる。 見るとマオチャオがヘッドスライディングをしていた。 おそらく何かにつまづいたのだろう。そんなマオチャオの姿を見て、彼女のマスターが慌てて駆け寄る。 倒れているマオチャオを起こし、ハンカチで汚れを拭いてあげる。今度はマオチャオを肩に乗せて行く。 「……」 少年はそんな神姫とそのマスターの姿を見送る。 なんというか彼女達は仲が良さそうで、そして楽しそうに見えた。 「……いいなぁ」 ポツリと言葉が漏れる。 武装神姫――その名の通り武装を纏わせて戦わせる遊びの他、仕事の個人秘書に、家事手伝いのお供に、子どもの遊び相手に、話し相手に、ペットの代わりになどなど進んだロボット技術の結晶――活躍が多岐にわたる人気の商品だ。 「神姫かぁ」 子どもの遊び相手として、武装神姫を買い与える大人は珍しくもない。 武装神姫はその名の通り、全員女性型をしている。 お値段は流通や武装などのオプションの有無で変動するが、基本的には高いパソコン並である。 「女の子の人形を買うなんて、恥ずかしいと思っていたけど……」 年頃の男の子が買うとなると、心情的にも金銭的にもハードルが少々高い商品だ。 しかし今の少年の心は神姫を買う気恥ずかしさよりも、先ほどの神姫とマスターの仲の良さそうな光景への羨ましさの方が勝っていた。 「――よし!」 少年は決心する。 父親から与えられた携帯をネットに接続、近所で武装神姫を扱っている店を検索する。 ――HIT! 幸い、自身が行ける範囲内に店があることが分かる。 徒歩で行くには遠いが自転車なら多少時間はかかるが行ける、そんな程度の距離だ。 「家に戻って、自転車に乗って、ちょっと見に行こう」 なんとなく気分がウキウキとする。 家に戻る少年の足取りは軽い。 ――少年が神姫のマスターになるまであと26時間 次へ トップページ
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/715.html
戦うことを忘れた武装神姫・番外編 ちっちゃい物研・鳳凰カップ編-01 鳳凰カップ特別編便乗企画(マテ <東杜田技研・イベント出展のご案内> このたび、弊社では鳳凰カップにおきまして、企業ブースとして 出展することとなりました。 出展内容は主に武装神姫向け機器 (HT-NEK)のご紹介となりますが、他にも各種機器や製品の展示 やデモを予定しておりますので、ご来場の際にはぜひお立ち寄り いただきたく存じます。 また、物販コーナーも設置いたします ので、一部商品はその場でお買い求めいただけます。(十分な数 を用意いたしますが、品切れの際はご容赦ください。) 出展予定内容は下記のとおりです。 ~鳳凰カップ・企業ブースへの出展内容(予定)~ ■HT-NEK・武装神姫向け製品の展示 >現在までに発売した製品の展示・デモを行います。 和(なごみ)壱型 さわやかしんさつしつ ぬくぬくこたつ ふたごのおひめさま デラックスふにふに抱き枕型診断機 神姫といっしょ・神姫用端末 ・・・ほか >今後予定製品の試作品展示をいたします。 おっきいぬくぬくこたつ DMH-SP(オプションパーツも同時展示) レブリミット(仮称)シリーズ各種 ポケットスタイル 和(なごみ)弐型 ・・・ほか ■弊社各部門の紹介(企業案内) >リクルートコーナーも設置する予定です。 ■物販コーナー >弊社製品と、一部提携ブランド商品のの販売をいたします。 (販売予定商品) 和(なごみ)壱型 さわやかしんさつしつ ぬくぬくこたつ ふたごのおひめさま(直送になります) 各種オプション・周辺機器 TODA-Design・プリンセスドレス エルゴ・DXベッド型クレイドル ・・・ほか ■神姫メンテナンス相談 >小型機械技術研究製作部をはじめとした、弊社スタッフがあなた の神姫の日常メンテナンスから、リアルバトルによる損傷の補修 まで、ありとあらゆる質問にお答えいたします。 (時間枠あり・整理券方式、無料です。) ※内容は、随時HP等で更新いたしますので、ご確認ください。 ※弊社は協賛企業としまして鳳凰カップに協力いたしております。 今大会の副賞を、弊社より提供いたしました。 優 勝:クレイドル・ふたごのおひめさまフルセット および小型機械技術研究製作部による1年間 メンテナンスプログラム利用権(2体分) 準優勝:クレイドル・さわやかしんさつしつフルセット および小型機械技術研究製作部による1年間 メンテナンスプログラム利用権(1体分) 3 位:弊社・小型機械技術研究製作部による1年間 メンテナンスプログラム利用権(1体分) ほか、リザルトによる副賞に、下記の副賞を提供しました。 ぬくぬくこたつ、デラックスふにふに抱き枕型診断機、など 参加者全員に「神姫みかんストラップ」を用意いたしました。 以上 ※追加案内※ 本イベントにおきまして、クレイドル「ポケットスタイル」を先行 限定販売いたします。 数量限定となりますので、整理券方式にて 販売をさせていただきます。ご了承ください。 <<トップ へ戻る<<
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/
西暦2036年。 2006年現代からつながる当たり前の未来。 そこはロボットが日常的に存在する世界。 そして心と感情を持つ全高15cmのフィギュアロボが戦う世界。 武装神姫。 武装神姫SSまとめ@wikiへようこそ ここではエロパロ板武装神姫妄想スレッドの作品を、作者が各々自主的にまとめるページでしたが、移行の原因になった問題も今は完全に無いとおもわれますのでこのwikiを完全開放型にします。 ご新規さんも管理人にアカウントの要求を行わずに編集、投稿を行うことができるようになりました。 メニューもすでに誰でも編集可能になっておりますので編集権限をロックされた各作者のページ以外は自由に編集可能になっています。 ご新規さん常時歓迎中。 神姫SSwiki総合掲示板 新たに掲示板を新設しました。こちらをご利用下さい。 http //bbs3.aimix-z.com/mttbbs.cgi?room=shinkiss 旧掲示板はこちら。↓ http //www2.atchs.jp/shinkissmatome/ 注意 ブラウザの解像度によっては正常にテキストの表示が出来ない場合がありますので、そういった症状の出る方はブラウザを最大化して当wikiをご覧くださいますようお願いします。 「このページ内における神姫NETから転載された全てのコンテンツの著作権につきましては、制作及び運営元である株式会社コナミデジタルエンタテインメントに帰属します。 (c)2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. なお当ページに掲載しているコンテンツの再利用(再転載・再配布など)は作者本人以外は禁止しています。」 総合管理人 リンのマスター(ほぼ無意味) 本日 - 昨日 - 総合 - まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wikiへお問い合わせ 等をご活用ください
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1919.html
登校 アンジェラスの視点 私が目を覚ますと綺麗な町並みの中で立っていた。 空は晴天でとても晴れていて風も穏やか。 前にもホログラムで出来たバトルをした事がありましたが、前回よりもバージョンアップしたのか、かなりリアルになっています。 ただ前回よりも更に違うと言えば… 「何故にセーラー服?」 そうです。 今、私が着用してるのは青色のセーラー服なのです。 まるで本当に女子高生になった気分です。 今回のモニターは『武装神姫に高校生をやらせる』みたいな感じでご主人様が言ってましたが…。 なるほど、そういう事ですか。 この筐体のプログラムの中にいる時点で勝手に服を着せられる訳ですね。 で、セーラー服は多分…ご主人様の趣味ですね、絶対に。 にしても、なんか服が皮膚…ていうか素体に擦れてムズムズするよーな…。 身体は基本的に素体のままだけど今までの感覚となんか違うし。 それに本来、武装神姫の私達は服という物を着ません。 …だからといって常日頃、裸という訳じゃないですよ。 素体という身体だから、別に服を着る必要性がないだけです。 人間と違う私達だからこその理由でもあります。 って、裸うんぬんは置いといて。 …他にも武装神姫としての能力がかなり限定されてるみたい。 たとえを上げるなら武装神姫にある内臓時計なんかいい例です。 従来の武装神姫には内臓時計というものが装備されていて瞬時に現在時刻を確認できるのですが、能力限定されている上に高校生ぐらいの人間並みの能力しか使えません。 故に内臓時計は使えません。 その代わりに時刻を確認するための腕時計が私の左腕についてました。 アナグロ時計で一々針を見ないといけないし、腕を顔近くに持ってこないと針が見えづらい。 「人間とは時刻を確認するためだけに、こんなにも動作するものなのですね。何だか新鮮な気分です」 …にしてもこうやって、外部装置で時間を確認することも本当に人間になったような気がします。 多分、気分の問題としてもみられると思いますが、私達武装神姫はこれだけの事でも大いに違うのです。 所で。 「皆や他の神姫達はいったい何処にいるんでしょうか?」 キョロキョロと辺りを見渡していると。 「おーい、アンジェラスー。そこで何してるの~?」 この声はクリナーレ。 声がする方に向くとクリナーレがブンブンと左手を振っていました。 ルーナとパルカも一緒です。 そしてやっぱり皆セーラーを着ていました。 私は皆がいる所に行き合流する。 よくよく見るとクリナーレとパルカのセーラー服がピンク色ですね。 ルーナは私と同じ色のセーラー服。 あ、ローファーや靴下の色も違いました。 事細かいなぁ~、と思いながら皆の事を見てると。 「い~なぁ~…」 私の脳裏にあの声が聞こえたのです。 もう一人の『私』…シャドー=アンジェラス!? 「『私』だけズルイよ♪アタシも参加させてよー♪♪」 シャドーが脳内でそう言うと突然、私の横近くに光りの電子が渦巻き、徐々に光りは人間の形になっていき…。 「フゥ~。こんな感じかな?」 電子の光りが消えると同時にシャドー=アンジェラスが出現した。 しかもちゃっかり服も着てるし。 …て、服がセーラー服じゃない!? ラフな格好で腕にシルバーとかつけちゃってるし! なんで!? どうして!? 「アハハッ♪似合う?」 クネッと身体を動かしセクシーポーズを決めるシャドー。 私と同じ顔と身体でそんなポーズをしないでほしい! 寧ろするな! 命令形ですよ! 「なんで貴女が出てくるんですか!というか、私がここにいるのに貴女が出れるはずがないです!!」 「あら?『私』は知らないの??アタシは自由にプログラムを改ざん出来るのよ♪ここはリアル世界ではなく、電子のカタマリ…バーチャル世界。つまり『私』がこの世界にいても『アタシ』が出てこれるわけ♪♪服が違うのも制服のデータを書き換えたからよ♪♪♪」 後に『便利でしょ♪』といいながらニヤリッと笑い私達に説明するシャドー。 そうでした…シャドー=アンジェラスはネットワークや電子関係は全て操作出来るという特殊能力もありました。 ルーナもそれに似た能力がありますが、レベルが違いすぎます。 チートキャラまっしぐらですよ。 そしてなによりも今一番ヤバイ事はこの筐体のプログラムはシャドーの手に落ちたという事です。 私達を生かすのも殺すのも自由。 活殺自在とはこのことかな。 どうしよう、ヤバイ状況だわ。 「うん?あぁ~、そんなに睨みつけないでよ♪別に殺し合いしたくて来たんじゃないんだから♪♪」 「えっ!?そうなの?てっきり私はそー思ってたんだけど」 「今日はこんなにも楽しい企画があるんだもん♪そんな血生臭い事なんかしたくないよ、折角だから楽しみましょ♪♪」 ニッコリと笑いながら私を見るシャドー。 本当に殺し合いをしにきたんじゃなさそう。 たまにはシャドーも楽しみたいものなのかしら? でも私だけの判断じゃマズイ。 皆に迷惑をかけちゃう場合があるから。 「クリナーレ達はどー思う?大丈夫だと思う??」 私の疑問顔のまま皆に訊いてみる。 「ボクは別に構わないよ。楽しければいいし」 「………お姉様に従うまでですわ」 「少し怖いけど、シャドーさんが嘘言ってると思えないし…大丈夫だと思います」 クリナーレ達は大丈夫みたいな事を言う。 ルーナだけは苦い顔で不服そうだけど。 大丈夫よね? 本人も殺しをしないって言ってるし…。 でも後から半殺しにしたりしないようね? 『殺しはしていないよ~♪』とか言われたら、ひとたまりもありません。 どこまで信用していいのやら。 「ネェネェ、こんな所で話し合いするのはいいけど♪早く学校に行かないとヤバイんじゃない?」 シャドーがニッコリ笑いながら言われると、私はハッと思った。 私の左手に着いてる腕時計を見ると時刻は午前8 17でした。 ち、遅刻になっちゃいます! というか学校は何処にあるの!? 武装神姫のプログラムなら即座に分かるのに能力限定されてるから学校の場所が全然分かりません! 「プログラムによると方角はこっちよ♪ほら、早くしないと学校に遅れちゃうよ♪♪」 「流石、シャドー。プログラムの中身を見れば一発必中ですか。なんだか反則的ですけど」 「率直に解説してる場合じゃないよ、ルーナ!みんな、早く行きますよ!!」 「ランニング?よし、ボクが一番だ!」 「初日にいきなり遅刻ですか。ナンセンスですわ」 「アワワワッ!遅刻はイヤですぅ~」 私達はシャドーが教えてくれた方角に向かって学校へと急いでいった。 も~っ! 今回はいったいどいう日よー! 「(c) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.当コンテンツの再利用(再転載、再配布など)は禁止しています。」
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/1223.html
西暦2037年、6月の始めごろ。 世間一般ではMMS(人造人間)の一つである「神姫」が流行っている。 同級生や、友人の風間も所持しており、休み時間はちょっとした神姫舞踏会だ。 …だが、僕「彩聞形人(さいもん けいと)」には関係のないことでもあった。 「なぜ?」と聞く人もいるが、その系の質問にはこう返している。 「友人ならいるし、わざわざ金溜めて「ともだち」を買う気にならない」 しかしその「関係のない事」とは、ある人物の帰宅によって繋がったのである。 「神姫が手元にやってきた」 ある人物とは、国際線の機長をしている父であった。 しかも某漫画の機長なみに色んなところに飛んでいるとゆう、年甲斐もなく元気な人である。 そのため年に会う機会は少ないし、休暇の日なんてもっと少ない。 過重労働で組合に申し立ててもいいくらいだ。 「形人、だいぶ遅れたが高校進学祝いだ」 そう言って父から大きめの紙袋を渡された。 紙袋の中に入っているものを取り出すと、1つは高さ26cmほどの箱。 もう1つもどっこいの大きさだ。 どちらも包装紙で包まれており、中身が何なのかは判らない。 「開けていいかな?」 「俺としては、部屋で「あっ!」と驚いてほしいな」 「わかったよ」 母に「夕食が出来たら呼ぶからね」と言われつつ、僕は二階への階段を駆け上がった。 ~・~・~・~・~・~・~ 自分の部屋に入り、机のイスに腰掛けつつ紙袋から箱を取り出し、包装を破き始める。 「サイズからしてスケールモデルではないと見た…、ん?」 箱にアニメ調で描かれていたは、機械を身に纏った少女。 箱の右下面には「Multi Movable System」の文字 そして右上面には「武装神姫」の文字があった。 「武装神姫…」 『あっ!』では無かったが、少し驚いたね、これには。 "関係ない"と思っていた物をこれから起動することになるのだから。 しばらく説明書を流し読み、基本的な事は覚えた。 説明書や箱を見て知ったのだが、この武装神姫はMagic Market製の形式番号MM08SR、セイレーン型神姫「エウクランテ」だとゆう。 ちなみにセイレーンとは、海に住みその歌声で船を遭難させる、下半身が鳥類の女性の姿をした精霊のことである。 英語ではサイレン、イタリア語でシレーヌと言うのだとか。 セットアップをしようとブリスターを開く。 そういえば、CSCとかいう中枢部が見あたらないな…。 「…んっ…」 思わずドキッとした。 おかしいな、ギャルゲは起動していない筈だが…? 「ん…ふぅあぁぁぁっ…」 開いたブリスターに動く小さい姿。 声の主はコレか…ていうかセットアップ終わってるのかよ!? 「ん…。わたしのオーナー、ですか?」 「あ、ああ。彩聞形人といいます」 何丁寧語になってるんだ僕!? 「『彩聞形人』…登録完了。わたしの名前は決まってるの?」 「えーっとだなぁ…」 まずい、考えてなかった。 どうする…? とここで、偶然視界に入ったのは超時空要塞マクロスのノベライズ版…。 「そうだな…、"ヒカル"。輝くと書いてヒカルだ」 「"ヒカル"…か。なら今からわたしはヒカルね」 どうやらOKみたいだ。 「よろしくね!形人」 呼び捨てかそうですか。 …これも個性か、なるほどなぁ…。 ~・~・~・~・~・~・~ 「……」 さっきからヒカルは本棚の端にあったマンガ文庫を読んでいる。 読んでいる本は「ファントム無頼」である。 史村翔・原作、新谷かおる作画の自衛隊漫画で、今では退役した(37年時点)F-4EJファントムⅡで空を翔ける航空自衛隊百里基地所属のパイロット、神田鉄雄二尉と栗原宏美二尉の物語である。 …と、誰も聞いていないのに頭の中で説明してしまう自分。 どんな状況でも説明してしまうあたり、完全にくせだな。 ヒカルは何に惹かれたのか? …大空を愛する心は同じということかな。 とか何とか思ってたら、下からお母さんが呼んでいる。ああ、晩飯の事忘れてた。 「じゃあヒカル、ちょっとメシ食ってくる」 「あ、うん」 ページから目を離し、こちらを向いて答えるヒカル。 部屋を出るときに、「神田さん…v」と言うひとり言か聞こえた気もするが、気のせいだと思う。 こうして「流れ流れて神姫無頼」の幕が切って落とされた。 「無頼」って「定職を持たず無法な事をする人」の事を指すのだが、神栗は「(航空法などで)無法な事をする人」だから無頼なのかと一人納得しつつ、今回は筆を置こう。 流れ流れて神姫無頼に戻る トップページ