約 3,508,842 件
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/2844.html
ラストストーリー / THE LAST STORY メーカー 任天堂 発売日 2011年1月27日 対応機種 Wii FFシリーズの生みの親である坂口博信さんが、 18年ぶりにディレクターを務めたと鳴り物入りで発売されたファンタジーRPG 関連 0円ゲーム 0円ゲーム Wii ら行 THE LAST STORY コンプリートガイド (ファミ通の攻略本)
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/10115.html
【TOP】【←prev】【Wii】【next→】 THE LAST STORY タイトル THE LAST STORY ラストストーリー 機種 Wii 型番 RVL-P-SLSJ ジャンル RPG 発売元 任天堂 発売日 2011-1-27 価格 6800円(税込) タイトル THE LAST STORY スペシャルパック 機種 Wii 型番 RVL-S-WABA ジャンル RPG 発売元 任天堂 発売日 2011-1-27 価格 25800円(税込) 駿河屋で購入 Wii
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/1733.html
ラストストーリー キャラクター コメント 任天堂から発売されたRPG。 キャラクター エルザ:エルレイドorシュバルゴ♂ 前者は名前+剣の使い手、後者は騎士+覚える技から。 カナン:トゲキッスorジャローダ♀ 前者は色合い、後者は姫なので。 クォーク:ダイケンキ♂ 大剣の使い手と来たら… セイレン:ストライクorマニューラorキリキザン♀ シザークロス必須 ユーリス:ゴウカザルorウルガモス♂ 高火力の炎ポケなので。 ジャッカル:フリージオorマニューラ♂ 切り裂く、氷技も覚えるので。 マナミア:ハピナスorタブンネ♀ 回復技必須 アルガナン伯爵:コバルオン 指揮者なので。 トリスタ将軍:テラキオンorルカリオ♂ ザングルグ:エンテイ 王っぽいので。 タシャ:シュバルゴ♂ 騎士なので。 モンスター等、アイデア宜しくお願いします。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 キャラクター ジル:ペルシアン 貴族なので。てだすけは覚えさせないこと。 ゼーファ:ニダンギル おんがえし必須。 ゼーシャ:色違いニダンギル 斬撃技必須。 ロッタ:ローブシン 鍛冶職人なので。みやぶる必須。 -- (ユリス) 2017-04-02 10 49 32
https://w.atwiki.jp/kusataro/pages/183.html
ラストストーリー 2011/05/15 クリア(・∀・) 今度はあっさりラスボスを倒しましたヽ(゚∀゚ )ノ その後すぐエンディングかと思ったら 意外といろんなことができて中途半端に困りましたw 突っ込みどころはあるものの、及第点のRPGだと思います。 2011/05/10 久々にプレイして現在レベルは63。 おそらくラスボスと闘ってます( ・ω・) 3回挑んだんですがダメでしたorz 2011/03/31 プレイ時間は約20時間。 パーティーを3つに分けて進むところです。 チャプターの名前からも終盤だと思います。 2011/03/30 今日はけっこう頑張ったと思います。 現在レベルは54。操られたジルをあっさり倒しました( ・ω・) 2011/03/26 プレイ時間は約16時間。 グルグ族が攻めてきて伯爵をジャッカル達が連れて行くようです。 2011/03/25 トリスタ将軍が残念なことになりました>< 2011/03/21 早くクリアしないと、と思ってたのですが 後手後手になってるなぁ( ・ω・) 今日も予定より全然プレイしてません。 なんかルリ島が動き出しましたよ。 2011/02/26 本日はけっこう進めるはずが速攻で寝落ちしましたorz どっかの酒場から女の子を助けて騎士見習いになったようです。 2011/02/15 久しぶりにプレイしました( ・ω・) といっても2時間程度ですが。 ロッタの店で武器の呪いが解けるようになりました。 2011/02/04 プレイ時間は8時間弱。 地下の抜け道にいます。 2011/01/31 本日はちょこっとだけプレイ。 神秘の森に到着しました。 2011/01/30 船に乗ってます。まだ序盤ですね( ・ω・) しかしストーリーが少しお約束過ぎやしないかい? 2011/01/28 今年店で購入した完全新作はこれが最初です。 正直最初の食いつきはよくなかったのですが、 いろいろ周りが見えるようになってくると ギャザリングで戦略を考えるようになってきますね。 プレイ時間は2時間弱。 盗賊のところから薬を届けるシナリオをクリアしました。
https://w.atwiki.jp/gemenee/pages/15.html
討伐攻略
https://w.atwiki.jp/hannkudesu/pages/20.html
異世界に連れてこられた人間(参加者)たち 参加者は異世界については何も知らない 異世界には恐ろしい怪物、モンスターなどが住み着いていて 参加者を攻撃してくる、彼らは持っている武器でモンスターに立ち向かい 参加者は様々な方法で生きていき 現実世界に帰ろうとする という設定です 参加者は絶対に 『参加者へ』と異世界の大まかな事が書かれた紙と『参加者・敵リスト』を持っています その他、パン×7個・拳銃2丁(弾、一丁に付き3発)・地図・方位磁石・ライト・不思議な紙が入ったカバンが支給されます 『参加者』さまへと書かれた紙には 現実世界へ戻る方法は参加者同士で戦い最後に生き残った者が出られると書いています ストーリーは流れに乗って行く感じです ストーリの成功条件は ストーリのラスボスを倒す (ラスボスを倒した場合、現時点で生きている参加者全員が現実世界へ帰れます) 参加者全員で戦い、最後まで生き残る 失敗条件は 参加者全員が何らかのことで死ぬ事です
https://w.atwiki.jp/mariostory/pages/16.html
ストーリー攻略 プロローグ 〜星とマリオとクリボーと…〜 ステージ1 〜こうりゃく! ノコブロスのとりで〜 ステージ2 〜アラビンいせきのなぞ〜 ステージ3 〜ふじみのドガボン〜 ステージ4 〜とつげき! おもちゃばこ〜 ステージ5 〜南の海のジャンボル島〜 ステージ6 〜花と雲につつまれて〜 ステージ7 〜さいはての地へ〜 ステージ8 〜たいけつ! 大魔王クッパ〜
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/639.html
ベイグラントストーリー 1-563~574 563 名前:ベイグラントストーリー人物 投稿日:03/11/23 13 47 ID I04kCSni ∇主要登場人物 @VKP(バレンディア治安維持騎士団) ・アシュレイ=ライオット:重犯罪者処理班所属の「リスクブレイカー」、プレイヤーキャラ。 ・キャロ=メルローズ:情報分析班所属、アシュレイ支援の命を受ける。 ・ジャン=ローゼンクランツ:アシュレイと同じ「リスクブレイカー」、公爵と内通、レアモンデについて詳しい。 @メレンカンプ(カルト教団) ・シドニー=ロスタロット:メレンカンプの首謀者。ある目的の為バルドルバ公爵邸占拠事件を起こし、そこでアシュレイと出会う。 ・ジョン=ハーディン:メレンカンプ所属。シドニーを信頼し、親友として組織の為に尽力する。 @聖印騎士団(クリムゾンブレイド) ・ロメオ=ギルデンスターン:騎士団団長。法王庁の命でレアモンデへ向かうが、何か腹積もりがあるようだ…。 ・サマンサ:騎士団所属、純粋な騎士ではなく、元々は研究者。ロメオとはいい仲…?。 ・ティーガー、ニーチ、デュエイン、グリッソム:ロメオの部下、アシュレイの前に立ち塞がる。 @公爵家 ・アルドゥス=バイロン=バルドルバ公爵 旧バレンディアの内戦を終わらせた英雄であり、歴史の闇を司るフィクサー。占拠事件中は別宅にて静養中だった。 ・ジョシュア=コリーン=バルドルバ 公爵の息子。公爵邸占拠事件にてメレンカンプに拉致される。そのショックで一時的な失語症に。 564 名前:ベイグラントストーリー組織 投稿日:03/11/23 13 49 ID I04kCSni -組織、固有名称について- ・リスクブレイカー -VKP所属の、重犯罪者を対象に単独で活動することを原則とした人間の事。 ・VKP -議会の命で動く、バレンディアの法と正義を守る騎士団。だがその実態は…? ・聖印騎士団 - 法王庁の擁する、VKPと双璧を為す組織。 ・議会 -バレンディア国家評議会の事。元老院とも呼ばれる。国王から政権を委任されている。 ・法王庁 -国教であるヨクス教の法王バドウィズム(ゲームには未登場)の組織。議会とは水面下での対立が続いている。 ・メレンカンプ -古代の魔術師。レアモンデを創造した女性。ちなみにバレンディアではメレンカンプは邪教。 ・レアモンデ -メレンカンプの創った城塞都市。メレンカンプに心酔する人々が住んでいた。 25年前の地震で廃墟と化し、今はカルト教団(メレンカンプ)の隠れ家となっている。 レアモンデ産のワインは世界でも1、2を争う高級品との事(キャロ談) ゲームの舞台となるのはこの「魔都」レアモンデ。 ・「魔」 -現在のレアモンデを満たしている力。触れた人間は特殊な能力が開花する。 しかし、「魔」に触れた人間は死ぬと、魂だけがレアモンデを永遠にさ迷う事となる。 「魔」は魂のある所に寄って来るという。 565 名前:ベイグラントストーリー1/10 投稿日:03/11/23 13 50 ID I04kCSni ~プロローグ~ AM 2:00 貿易都市グレイランド、バルドルバ公爵邸は炎に包まれていた。 シドニー=ロスタロットを首謀者とするメレンカンプが、公爵邸を占拠したのだった。 それに対し火を放ち、独断で突入を開始した聖印騎士団。邸内は混乱を極めた。 騒ぎに乗じ、VKPエージェントのアシュレイ=ライオットは公爵邸へと侵入する。 アシュレイは邸内で首謀者、シドニー=ロスタロットと対面する。シドニーにボウガンを向けるアシュレイ。 静止も空しくアシュレイに斬りかかるシドニー。刹那、ボウガンの矢がシドニーの心臓を貫く。 脈を取り、死んだ事を確認するものの、教団No2のジョン=ハーディンが現れる。 そちらに向き直ったアシュレイは背後から殴り倒される、後に居たのは死んでいたはずのシドニー。 「…どういうことだ?、さっきは確かに死んでいたはず」 「死者の復活なんておとぎ話の中だけにしてくれ…」(アシュレイ) しかし、傷が深すぎたシドニーは、ハーディンに「先にレアモンデへ行け!!」と命令する。 自分は飼い慣らしているワイバーンを呼び、窓から逃亡を図った。 こうして、首謀者の逃亡により「公爵邸占拠事件」は幕を閉じた。 566 名前:ベイグラントストーリー2/10 投稿日:03/11/23 13 51 ID I04kCSni 同日の12:00頃、アシュレイは情報分析官キャロ=メルローズを伴ってレアモンデに居た。 メレンカンプの隠れ家がこの廃墟の中にあるというのだ。 アシュレイはシドニーを追う為、ワイン貯蔵庫から進入を開始する。 キャロは同行しようとするも、「実戦経験のないエージェントは足手纏いだ」と一蹴される。 一人残されたキャロは、貯蔵庫から地上へと続く階段を登り始める。 だが、気配を感じ視線を上げると、そこには…こちらを見下ろし、笑みを浮かべるシドニーが居た。 ここでアシュレイの消息は途絶える事となる。後日、再び姿を見せる事になるのだが…。 貯蔵庫内でシドニーと再び対面したアシュレイ、シドニーはアシュレイを評して言う。 「お前はなぜ心を支配できる?」 「絵本を読む子供と、本の中で活躍する勇者のように心と体が分離している」(シドニー) そしてシドニーは「力」を使い、アシュレイの記憶を覗きこむ。 そこに広がるのは、騎士崩れの野党によって妻と子供を惨殺されるアシュレイの姿だった。 アシュレイはその事がきっかけで犯罪を憎むようになり、リスクブレイカーとなったのだ。 しかし、シドニーはそこに「何か」を見たのか、アシュレイに「自分を追え」と宣言する。 おりしもハーディンに連れられ、捕らえられたキャロも姿を見せる。 シドニーは捨て台詞を残し、ハーディンはキャロを連れ、アシュレイを残し立ち去った。 先へ進もうとするアシュレイに、「身に覚えのない」殺人技(バトルアビリティ)が目覚めたのはこの時である。 567 名前:ベイグラントストーリー3/10 投稿日:03/11/23 13 53 ID I04kCSni その後レアモンデ内へ進入したアシュレイ。中途、先行していた聖印騎士団(と法王庁)の目的が 「完全なる不死」である事も判明する。さらに歩を進めるアシュレイ。 そして羽虫の森でローゼンクランツと出会う。彼は「手助けに来た」とアシュレイに告げるが 単独行動を原則とするリスクブレイカーにならい、拒絶する。 そんなアシュレイに、ローゼンクランツはレアモンデの秘密を語り始める。 「レアモンデは 牧場 なンだよ」「 魔 を放し飼いにする為のな」(ローゼンクランツ) そして、公爵邸占拠に端を発した今回の事件が、「魔」の所有権をめぐる争いと解る。 アシュレイはその争いの「議会側の代表」だと、ローゼンクランツは告げる。 アシュレイはローゼンクランツと別れ、森の中へと入っていった。 568 名前:ベイグラントストーリー4/10 投稿日:03/11/23 13 54 ID I04kCSni アシュレイは森の出口で、聖印騎士団のグリッソムと向き合うシドニーを見つける。 グリッソムは命を課してダーククルセイダー(敵モンス)を召喚、アシュレイとシドニーに襲いかかる。 二人は一時的に共同戦線を貼り、結果、グリッソムを退けた。 「魔」の存在を信じはじめていたアシュレイは、シドニーに「レアモンデは 牧場 だと聞いた」と告げる。 目で見たものしか信じないアシュレイを、シドニーは「頭の硬いお役人」と評する。 しかしアシュレイにとっては疑問だった。25年前の地震は人為的に起こされたものなのか? そして 牧場 を作ったのは議会や法王庁なのか? しかしシドニーは我関せず、アシュレイの成長ぶりを見るにつけ「素晴らしいな、暗殺者として鍛えられた結果か」と吐く。 その言葉に疑念を抱くアシュレイに、シドニーは再び「力」を用い「過去」を見せる。 そこにはあの、妻と子供が殺された草原が広がっていた。 記憶と同じように、野党の剣によって胸を貫かれる妻。 しかし、妻を殺した男の姿は野党ではなく…アシュレイだった。 驚愕するアシュレイに、これが「真実の記憶だ」と告げるシドニー。今までの記憶が偽りであると。 アシュレイは近衛騎士団一員だったとされていたが、実は暗殺や破壊工作を任務とする特殊部隊の一員であった そしてその頃アシュレイはある任務で、ターゲットとは異なる家族を殺してしまった。 その時の強い罪悪感を法に対する服従に変える為、VKPは人格変更(洗脳)を行った。 アシュレイが振るう殺人技(バトルアビリティ)の数々は、特殊部隊で習得したのもであり、レアモンデの秘術では無いと。 アシュレイに過去を見せた後、シドニーは去っていった。 「真実を知りたければオレを追って来い」、そう言葉を残して。 569 名前:ベイグラントストーリー5/10 投稿日:03/11/23 13 56 ID I04kCSni さらにシドニーを追うアシュレイは市街地にて、聖印騎士団団長のロメオ=ギルデンスターンとローゼンクランツを目にする。 彼らの会話から、騎士団が「グラン・グリモア」と呼ばれるものを探している事。 そしてローゼンクランツから、レアモンデ自体がその「グラン・グリモア」だという事を知る。 彼らの後を追おうとするアシュレイの前に、二人が姿を見せる。 ローゼンクランツは剣を抜き、前から一度戦ってみたかった事、昔からアシュレイの事を知っていると告げる。 問い返す間もなく斬りかかられ、広場で二人のリスクブレイカーが戦いを繰り広げた。 アシュレイに一蹴され、ローゼンクランツは戦意を喪失する。 しかし、ローゼンクランツはアシュレイに告げる。 自分たちは同じチームだったと。「夏のあの日」、自分もそこに居たと。 アシュレイの頭に、草原の記憶が再び蘇った。 記憶の中ではローゼンクランツが、ターゲットと違う家族を殺してしまった事でアシュレイを慰めていた。 しかし、アシュレイはその事実に耐えきれず激怒し、直後、気を失った。 気を取り直したアシュレイの前から、ローゼンクランツは捨て台詞を残して去っていった。 アシュレイは、何が正しく、どれが間違っているのか、自分の記憶に自身が持てなくなってきていた。 「人は自分に都合のいい嘘をつく…、自分を正当化するために…か。」(アシュレイ) 570 名前:ベイグラントストーリー6/10 投稿日:03/11/23 13 57 ID I04kCSni レアモンデの廃坑を抜けるアシュレイ、その時、キャロと知覚がリンクする。 見えたものは廃屋に座り込むキャロと、ジョシュアを連れたハーディン。 キャロはハーディンに、公爵邸を占拠した理由を聞くが、ハーディンは答えない。 しかし突如ハーディンの影が現れる、魔に触れたキャロには「心を読む力」が目覚めたのだ。 そして影は、問いていた理由を語り出した。 元々バルドルバ公爵とメレンカンプは繋がっていた事、公爵はこのレアモンデを 処分 しようとしていた事。 今回の占拠事件は、それに対し反旗を翻す為であった事…。 メレンカンプは、レアモンデの力を継承しようとしていた。そして、その為の 鍵 を探していたのだ。 さらにハーディンの口から、シドニーの 能力 についても語られる。 他人の過去を読みとったり、他人に自分の意志を押しつけたりできる。それがシドニーの 力 だった。 一連のやり取りを眺めていたアシュレイの心に、一つの疑念が沸き起こる。 森でシドニーが見せた自らの記憶に対する…。 「オレが見たあの 真実の過去 も、嘘かもしれない…。」(アシュレイ) 571 名前:ベイグラントストーリー7/10 投稿日:03/11/23 13 58 ID I04kCSni さらに時刻は流れ…。聖印騎士団はローゼンクランツの案内で、メレンカンプの本拠地である大聖堂に辿りついた。 ギルデンスターンの合図の元、突入を開始する騎士達。ギルデンスターンとサマンサもそれに続く。 しかしローゼンクランツはそれを横目に、すぐ側のキルティア神殿内へと去っていった。 同じ頃の大聖堂最上階、キャロはジョシュアに優しく接するハーディンを目の当りにする。 疑問に思った頃、以前と同じハーディンの 影 が現れ、キャロに語り出した。 ハーディンは以前、国家保安庁に属していた事。病弱な弟が居た事。そして、弟の為に味方を売った事を… その事をハーディンに問いただすものの、逆に手を上げられるキャロ。 しかし、ハーディンは突如飛来したボウガンの矢で膝を突く。 視界には聖印騎士と、ギルデンスターンの姿があった。 ギルデンスターンはハーディンを尋問する。後継者となる為の 鍵 のありかを聞き出す為に。 シラを切り通すハーディンに、ギルデンスターンは 力 を放つ、シドニーと同じ 力 を使える事に狼狽するハーディン。 そしてハーディンは 力 に惑わされ、 鍵 が 血塗れの罪 と呼ばれるものだという事を喋ってしまう。 ギルデンスターンは考えた。天上に描かれている 逆位置の聖印 を、かつて異端者の証として刻んでいた事。 そしてそれを 血塗れの罪 と呼んでいた事…。 その時、ギルデンスターンにシドニーと会った時の記憶が蘇った。シドニーの背中に刻まれていた 逆位置の聖印 …。 そう、シドニーは既に 鍵 を手に入れていたのだった。その事実に驚愕し、騙されていたと絶望するハーディン。 しかし一瞬の後、用済みとばかりに、ギルデンスターンの剣がハーディンを貫いた。 同時刻…。大聖堂側のキルティア神殿にてシドニーが、ハーディンの末路を感じていた。 そこに現れたローゼンクランツ。二人の会話から、シドニーがアシュレイを 魔都 の後継者にしようとしている事が解る。 しかしローゼンクランツはそれをよしとせず、自らを後継者とするようシドニーに迫る。 ローゼンクランツはシドニーに剣を向けるも、 魔 に惑わされ、動き出した邪神象に切り捨てられ塵となった。 シドニーはアシュレイに告げる、「お前こそ魔都を受け継ぐにふさわしい」と 「この街を貴様にやろう!、すべての力を貴様に託そう!!」 「だから早く来い!!、この高みまで!!。もうすぐだ!、お前ならすぐ来れる!!」(シドニー) そして、シドニーはアシュレイを残し、大聖堂へと去っていった。 572 名前:ベイグラントストーリー8/10 投稿日:03/11/23 14 00 ID I04kCSni シドニーは大聖堂最上階に着いた。そこにはギルデンスターン、刺されたハーディン、キャロ、ジョシュアの姿があった。 既に 鍵 の存在を知ったギルデンスターンは、シドニーに対し、継承の儀式に必要な 魂 について答えるように迫る。 拒否するシドニーに対し、自らの理想を得意げに語り始めるギルデンスターン。その後シドニー達に剣を向ける。 その刹那現れたサマンサ、シドニーは 力 でサマンサを弾き飛ばし、その隙にハーディンに駆け寄る。 安全な所へ送ろうと詠唱を始めたシドニーに対し、それを遮ってハーディンが言った。 「公爵を…、親父さんを助けたかったんだな…?」(ハーディン) 無言のシドニー、一瞬の後、ハーディン達三人が光に包まれ消えた。 次の瞬間、ギルデンスターンの剣が、背後からシドニーを刺し貫いた。 暫くの後…。アシュレイが大聖堂最上階に現れる。そこには背中の皮膚を剥ぎ取られ、横たわるシドニーの姿があった。 そしてアシュレイは見る、シドニーの子供時代の幻影を。幻影の語り出す言葉を聞いた。 「父さんを助けたかったんだ、この街の力を使って…」 「僕が生まれたとき、父さんがそうしてくれたように。今度は僕が助けたかったんだ。」 そしてシドニーはアシュレイに頼む、ギルデンスターンを止めてくれ、と。 魔 を望む者には 魔 を支配することはできない。いずれ魂を喰われる結果に終わると、そうなる前に…。 アシュレイは頷き、決意を新たに天上を見上げる。 「…すまない、アシュレイ。」 「…わかっている。」 573 名前:ベイグラントストーリー9/10 投稿日:03/11/23 14 01 ID I04kCSni 大聖堂の屋根の上、サマンサの魂を贄として、ギルデンスターンに力が宿っていく。 深い夜の闇の中、アシュレイと変貌したギルデンスターンの戦いが繰り広げられる。 激しい戦いの末、アシュレイはギルデンスターンを倒すのだが…。 次の瞬間、アシュレイの意識は飛んだ。 白い空間に佇むアシュレイ。そこへ、数々の声が語りかける。 「自分に都合の悪い記憶なんて忘れるものだ。」 「真実を知ってどうする。失われた時間を取り戻すことなんてできやしない。」 「あきらめろ。後悔するだけだ。どちらでもいいではないか。」 「失ったのが妻子であったとしても、殺したのが罪のない善良な一家だったとしても 失われた命は帰ってこないのだ。」 しかし、アシュレイはその 言葉 を拒絶し、跳ねつける。 「過去を見つめぬ者に 成長 はない。」 「美辞麗句で未来を語っても、地に足がついていなければ 進歩 はない。」 「 魔 よ、去れッ!!」 真実の過去 に対する誘惑を退け、そして“魔”との共存を否定するアシュレイ。 シドニーの願いに答え、魔都の 後継者 となる道を選んだのだった。 ギルデンスターンとの戦いが終わった頃、激しい地鳴がレアモンデを襲った。 崩れゆく大聖堂の中、シドニーに手を貸すアシュレイ。 その背中には赤い 聖印 があった そして、レアモンデは崩壊した。 574 名前:ベイグラントストーリー10/10 投稿日:03/11/23 14 02 ID I04kCSni 1週間後…。 ・王都バルナイン バルドルバ公爵別邸 別邸にて静養中のバルドルバ公爵が、何者かの手によって殺害された。 犯人はその直前に訪れていたアシュレイ=ライオットであるとされた。 しかし、公爵は見ていた。今わの際に現れた息子、シドニーの姿を。 「すべては片付いたか…。つらい思いをさせたな。」 「わしらの役目も終わりだ、あとはアシュレイという男に託すとしよう。…おまえが見込んだ男だ。」 シドニーが何かを呟く。それに答え、公爵が続ける。 「…わかっている。あとはおまえだけだな」。 公爵の言葉を受け、微笑むシドニー。そして、公爵の膝に短剣を置く。 「…おまえには親らしいことをしてやれなんだ。すまない…、我が息子よ。」 それを聞くシドニーの目には、わずかに光るものがあった。 公爵は、短剣でゆっくりとシドニーを胸を刺す。シドニーは光の塵となって四散していった。 そして公爵も… ・同時刻 公爵別邸前 そぼ降る雨の中、別邸を見上げるアシュレイの姿があった。 何かを秘めた表情を浮かべ、一人佇む。 暫くの後、踵を返し、夜の闇へと消えていった。 こうして、放浪者の物語(ベイグラントストーリー)は始まった -Fin-
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1304.html
THE LAST STORY 【らすとすとーりー】 ジャンル RPG 対応機種 Wii 発売元 任天堂 開発元 ミストウォーカーAQインタラクティブ 発売日 2011年1月27日 定価 6,800円Wii本体同梱スペシャルパック 25,800円 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、暴力、犯罪 備考 早期購入特典にビジュアルファンブック・ミニサントラCDが付属 判定 なし ポイント 坂口と植松のコンビ再びシンプルかつ奥が深い戦闘システムやっぱりムービーゲー※ファイナルファンタジーではありません 概要 特徴 戦闘システム マルチプレイ その他 評価点 戦闘システム 美しいグラフィックとBGM 個性豊かな仲間たち 様々な反応を見せるキャラクター その他評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後 概要 スクウェアを離れ、ミストウォーカーを立ち上げ独立した坂口博信氏の任天堂発売タイトル第2弾(*1)。 また、氏が『ファイナルファンタジーV』以来にディレクターを務めた作品でもある。 据え置き機としての発売は『ロストオデッセイ』以来であり、Wiiでの発売は今作が初めてである。 タイトルが『ファイナルファンタジー』を彷彿とさせるのは氏曰く「これで終わりになっても後悔はしない」として名付けたものとの事。 また、音楽も『FF』でお馴染み植松伸夫氏が担当している。 キャラクターデザインは『ドラッグ オン ドラグーンシリーズ』で有名な藤坂公彦氏。 今作の直前に開発中止が決定してしまった同スタッフの作品『クライオン』での起用が注目されていただけに喜ぶユーザーも多かった。 タイトルがFFに似ていてかつ坂口氏による作品である事から、発表当時は「真のFF」として揶揄する者も多かった。 特徴 戦闘システム 『ゼノブレイド』に代表される、画面切り替えの無いシームレスバトルとなっている。 操作系統はかなりシンプル。基本的に敵に寄りかかるだけで攻撃が出来る。オプションでボタンによる操作にも切り替え可能。 障害物や壁に寄りかかるハイド。これを利用して敵の隙を付いた戦術も出来る。 フィールドに置いてある砲弾を投げつける事も出来る。 戦闘中に仲間に近づくことで会話も聞ける。 ギャザリング ギャザリング発動により、敵をプレイヤーに注目させるシステム。簡単に言うなら「自分自身を周囲の敵すべてに向けた囮にする」というもの。自分がやられるリスクが高くなる反面、仲間の魔法詠唱時間が短くなる他、発動中にプレイヤーの攻撃が当たるとHPを回復出来るという見返りもある。また、レベルが上がれば発動中にガードし続けると力が蓄積し「ギャザリングバースト」という逆転技を使えるようになる。戦闘不能となった仲間を回復することも出来る。ただしライフゲージがゼロになったらその戦闘では回復できなくなる。主人公のエルザの場合は当然ゲームオーバー。 魔法サークル キャラクターが魔法を使うと、一定時間その魔法の範囲サークルが表示される。味方側の場合、ウインドにより効果を拡散させる事ができる。回復の場合は範囲内からパーティ全体に回復、炎魔法の場合はアーマーブレイクの追加効果など。 敵側の場合、サークルを消滅させられる。回復魔法を使った場合などに有効。 テンション技 戦闘中にゲージが溜まっていき、最大まで溜まるとキャラごとの固有技が使えるようになる。 注目モード 視点が主観となり、ボウガンによる攻撃や敵の弱点を探したり、利用できる地形や落ちてるアイテムなどを調べたい時に使う。ボタン一つで切り替えが可能。 イベント中に挿入されて、目標を見つけるとゲームが進むという仕組みもある。 マルチプレイ マルチプレイはレベル・装備品の強さは反映されず外見のみが反映される。つまり、レベルの格差が無い。 複数のプレイヤー同士で争う「乱闘」、プレイヤー同士が共闘し敵と戦う「討伐」の二つがある。この時、取得したアイテムはゲーム本編で使うことが出来る。 テキストチャットは出来ないが、その代わり予め用意された定型文が非常に多い(7,000種類以上)。また、通常はエルザしか操作できないが、ここでは他のキャラも選択可能。 その他 シナリオはチャプター仕立てとなっている。 街は一つだけしか用意されていないが、その分規模と施設が充実している。 また、ショップ自体は一部を除き街以外にも転々と存在しているため、買い逃しは殆ど無い。 マップ間移動が可能。 武器や防具などの装備品は鍛えることにより、追加効果が付く。 装備品はムービーにも反映される他、染料を入手することで装備品のカラーを変えることが出来る。中には『透明染料』というネタ的なものも。 装備品には元々様々な装飾品が付いているが、それらを一部ずつ取り外してカスタマイズする事も可能。それだけでは強さに影響しないので、自由に見た目の変更をできる。パーツは防具レベルに合わせて増えていく。 ムービーはプリレンダとリアルタイムレンダリングの二種類が併用されている。 基本的にプリレンダは回想や重要キャラの初登場、遠景などで使われる程度。前述の装備品の事を考えてと思われる。また、リアルタイムの出来もプリレンダと遜色がない。 闘技場やサモンサークル(ギャザリングで敵を呼び出せる魔法陣)など、フリーバトルエリアが多い。 アイテムの種類はそれぞれ項目分けされている。個数表示もされる。 システムのチュートリアルも充実している。メニュー画面からいつでも見返すことが出来る。 町人たちからクエストを請け負うことも出来る。 評価点 戦闘システム ギャザリングや魔法による連携を駆使して敵陣をかき乱したり、主観により地形の倒壊を命令したりと数多くの行動がとれ、どんな行動をするかはプレイヤーに委ねられる。 有利な行動をとって圧倒するもよし、魔法サークルの拡散効果でジリジリと攻めるもよし、壁張り付きからの切りつけばかりのチキン戦法をとるもよし、と同じ戦闘でも色々な戦い方ができる。 エフェクトも派手で、戦闘はとにかく爽快。 難易度は低めに設定されているので、初心者も取っつきやすい。戦闘が終わったら全キャラ全回復する。 マルチプレイの評価も高い。 共闘ではキャラクター一人一人にとれる行動が決まっており、ギャザリングも使えないので、敵が誰を狙っているのかしっかり観察して立ち回る、という本編とは違った楽しさがある。 時折ディレクターの坂口氏がTwitterで宣言してからマルチプレイに参戦するというイベントも行われた。 シームレスバトルながら非常にスピーディーな戦闘で、テンポが良い。レベル上げをする必要も殆ど無い。 フリーバトルエリアも多いのでレベル上げも容易。 美しいグラフィックとBGM グラフィックはHD機には劣るものの、Wiiのゲームとしてはトップレベルの見栄えの良さ。 街の作り込みが豪華な事も合わせて、美しさに見とれる。水の質感も美しい。 植松伸夫作曲の音楽は物凄い高評価。 通常戦闘「秩序と混沌と」特殊ボス「狂乱の誘い」ラスボス戦「全てを支配せしもの」など戦闘曲は戦闘のスピード感を損ねず、プレイヤーのテンションを高めてくれる良曲揃い。 個性豊かな仲間たち 各キャラクターはとてもキャラが濃く、短いシナリオのなかでしっかりとプレイヤーに印象づけがされている。見せ場のイベントもあり、感情移入もしやすい。 + 傭兵団メンバー エルザ(CV 宮野真守) 本作の主人公。クォークと共に設立した傭兵団で働きながらいずれ騎士になることを夢見る青年。 ルリ島での任務中に「異邦の者」と共鳴し、ギャザリング能力を獲得する。 カナン(CV 折笠富美子) 本作のヒロイン。ルリ島の領主アルガナン家の姫君。叔父のアルガナン伯爵の管理下の元、城に幽閉されている。 城を抜けだして街を散策したり、城下町で狼藉を働く騎士を叱責したりと大胆な行動をする。 クォーク(CV 石塚運昇) エルザ達が所属する傭兵団のリーダー。エルザとは幼少の頃から行動を共にする良き兄貴分。 彼が常に腰に下げている剣は、エルザと共に傭兵団立ち上げの際に購入した物だが、装飾用の切れない剣だと知らずに購入していた。 セイレン(CV 豊口めぐみ) 二刀流の女剣士。傭兵団の切り込み隊長。大酒飲みで口は悪いが、根は優しい姉貴分。 ユーリス(CV 下野紘) 傭兵団最年少で口数少ない無愛想な少年。魔法の腕は一級品。 普段の冷静な態度とは裏腹に幽霊の類が苦手でパニックになる。 ムール(亀のモンスター) ジャッカル(CV 藤原啓治) 軟派な性格で美女を見たら口説きにかかる軽薄な性格。 セイレンとは犬猿の仲だが、なんだかんだで軽口を叩きつつも互いに惹かれ合っていく。 マナミア(CV 能登麻美子) 神秘的な雰囲気を漂わせる美女。だが、人智を超えた健啖家で傭兵団の懐事情を悩ませる。 森で神獣に育てられた過去があり、大地の荒廃した原因を探っている。 様々な反応を見せるキャラクター 走っている最中、NPCとぶつかると愚痴をこぼしたり、いたずらで転倒させたりも出来る。 NPCとぶつかった時の動きも実にリアルで脈動感も感じられるほど。 「いたずらバナナ」というボウガンで発射出来るアイテムがあり、それを撃ち込むとNPCや敵や味方を転倒させられる。ボウガンを使える機会に登場するキャラの大半はもちろん、 重要人物やラスボスまでもがすっ転ぶ 。その光景はじつにシュールである。 キャラによってはフルボイスで喋ってくれる事も。 その他評価点 ヌンチャクによる操作とクラシックコントローラによる操作がほぼ同じ。 相違点はカメラ操作が出来るか出来ないか程度。クラコンが無くても十分に楽しめる。 ストーリーは王道で解りやすい。専門用語もあるが難解という程でもなく、プレイしていればおのずと理解できる。 常にセーブは出来ないものの、至る所にセーブポイントがあるため中断は容易。また、オートで中断セーブ(ゲームを終了すると無効)もしてくれる。 また、ダンジョン探索時に仲間の会話が流れる事も多い。 賛否両論点 基本的に一本道、かつムービーがゲームの大半を占める。 ムービーだけでチャプターが終わる事もしばしば。 シナリオに際立った評価点があればこの路線も評価できるのだが、本作のシナリオは良くも悪くも徹底した王道系であり、そこまで注力させるほどの要素とは言い難い。 前述の通り、ムービーの途中で注目モードに入る事も多く飽きさせない工夫はあるのだが…。 ただ、この時注目すべき対象がわからないといつまでたってもイベントが進まない。しかも注目モードのとき視点の移動はリモコンのポインターで移動できない。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『斬撃のREGINLEIV』では弓矢の操作時には狙いをポインターでつけられるというのに…。 戦闘の難易度が低く、序盤はゴリ押しでも大抵勝ててしまう。レベル差によるハンデも大きい。 ゲーム初心者にも向けた難易度とも言え、ストレスも緩和されている側面もあるので一概に悪いとも言えないが。 リアルタイムムービーは早送りやボイスカットは出来るものの、スキップが不可能。プリレンダムービーのみスキップが可能という仕様。 これは坂口氏が「早送りならば、字幕が見えるので物語の筋は追っていけるし、物語がぶつ切りにならない」という考えから導入された。 問題点 世界観が狭く、街は一つだけ、その他ダンジョン複数…と、やや寂しい。 ダンジョンにしてもそこへ向かう道などもなく、自由に歩き回れるのは基本的に街だけ。ダンジョンにはワールドマップからワープして向かう。 そんな狭いなかで「大地の荒廃」「主人公の力の謎」「異民族との紛争」など多くのテーマが詰め込まれているため、壮大なテーマがこぢんまりとした印象になってしまっている。 一本道である事を考慮した上での狭い世界なのかもしれないが。また、ストーリーなどから舞台設定そのものは奥深く練られている事が窺える。 ボリュームが少なめ。約15~20時間程度でクリア出来る。 一応、2周目への引継ぎなどはあり、2周目は一部大型モンスターの強化や、武器の成長限界撤廃といった特典が得られる。 シナリオそのものはかなり雑。 唐突な展開が目立ち、偶然辿り着いた先でこれまた偶然重要なものや探していたものがみつかる、危機に陥ると不思議な力が発動して形勢逆転といった展開が何度も繰り返される。 街ではミニマップの表示機能があるが、ダンジョンでは表示出来ない。 カメラもよく動く事と合わせて、迷ってしまう事もある。しかも暗い。 とはいえ、構造そのものはシンプルかつそれほど長くない事が多い。 ダンジョンでは進行中にキャラがしゃべってくれるが、聞きたいと思っても道を進みすぎてしまうとムービーが入ってしまい、ちゃんと聞けないことが多々ある。 ダンジョンには何回も入れるが、キャラがしゃべるのは初回だけ。さみしい。 サブクエストの進行具合がいつでも確認できない。 町人に話せば確認は出来るが、それでも不便。 マルチプレイでのチャットは定型文しか入力出来ず、不評。 上記の通り、定型文の数自体は非常に多いのだが。 ロード時間そのものは短いが、頻繁に入る。気になる人は気になるかも。 パーティキャラもストーリーの都合で頻繁に入れ替わるためあまり自由にパーティを組む事は出来ない。またオフラインだと操作できるのは基本的に主人公のエルザのみ。 Wiiとしては破格の高グラフィックである反動か、コマ落ちがやや多い。ムービーですらカクカク。 総評 本作を一言で纏めると『戦闘の自由度は高く高評価だが、シナリオは一本道路線で自由度が低い』となるか。 良くも悪くも坂口博信が作ったゲームらしい出来といった所である。 当初は、同じシームレスバトルを採用した『ゼノブレイド』の高評価から期待も膨れ上がっていた。その期待は任天堂側の強力すぎるバックアップによるものであるという面も持っていた(*2)。 現在では戦闘システムそのものは評価されているが、王道的で捻りの少ないシナリオが一本道的でムービー偏重の演出と噛み合っていないことや、細かいシステムの不親切な部分などが足を引っ張っている感もあり、『ゼノブレイド』となにかと比較され、ガッカリゲーと評するものもいた。 とはいえ完全新作のゲームとしては十分及第点の出来であり、改善すれば良作になる余地や開発力の高さが窺える部分があるため、続編などシリーズへの発展には期待できるものとなっている。坂口ゲー好みのユーザーには『ゼノブレイド』よりも気に入ったという声もちらほら聞かれる。 海外においても、メタスコア81(*3)となかなかの高評価を得ている。 その後 今のところ音沙汰はないが、任天堂のインタビュー企画「社長が訊く」でモノリスソフトの高橋哲哉と本作の坂口と任天堂社長岩田聡の対談が組まれ、高橋と坂口でまた一緒に仕事をしたいという旨の話題が登場している。 後にミストウォーカーが開発したスマートフォン用RPG『テラバトル』において、度々本作とのコラボイベントが行われている。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1176.html
THE LAST STORY 機種:Wii 作曲者:植松伸夫 編曲者:鈴木克崇、成田勤 開発元:ミストウォーカー、AQインタラクティブ 発売元:任天堂 発売年:2011年 概要 「ファイナルファンタジー」シリーズの産みの親である坂口博信が18年ぶりにディレクターとして制作した新作RPG。 タイトルやロゴも『ファイナルファンタジー』を意識したものになっている。 音楽も『ファイナルファンタジー』からの盟友植松伸夫が担当。植松氏が「映画音楽の方向に寄せて作曲した」と語る重厚な楽曲が揃っている。 収録曲 曲名 補足 順位 Theme of THE LAST STORY 第5回782位 その道に義はあるか 街の音色 町曲116位 苦難疾走 交錯する意図 絆 秩序と混沌と 通常戦闘曲 第5回226位第6回662位第13回823位任天堂49位2011年81位 光浴びて 心通う時 翔べるもの(Instrumental) 第5回233位2011年283位オープニング212位 弾む心高らかに 潜入 破壊 戦火 ただそばに居るだけで 騎士の誇り 陰謀 邪獣 ボス戦 2011年291位 ルリ城 没落貴族 忍び寄る気配 暗部 気心知れて バウトオブアリーナ~闘宴 讃えよ王を 戻らない時間 忘却の裏側 凋落貴族 集いの酒場 狂乱の誘い ジル戦 第5回109位2011年67位 権威と威光 決意を胸に 死の舞踏 ボス戦 第5回260位2011年129位 王者の風格 ザングルグ戦 2011年228位 待ち受ける災厄 全てを支配せしもの ラスボス戦 第5回52位ラストバトル97位2011年65位 新しい日々 歓びの声が聴こえる 翔べるもの 歌:カナン 第2回ゲームソング246位 夢半ばにして ゲーム未使用曲 心象葛藤 ゲーム未使用曲 にゃにゃにゃにゃにゃ~ ゲーム未使用曲 サウンドトラック THE LAST STORY Original Soundtrack