約 3,267,582 件
https://w.atwiki.jp/nishiparo/pages/360.html
「暦お兄ちゃん、ねえ暦お兄ちゃん?」 「どうした千石……って何だその服!」 「知らないの暦お兄ちゃん?今日はその…あの…えと……はわわわわわ」 「わかってる千石!わかってる!今日がクリスマスだってことぐらい誰でもわかる から!」 「よかった…」 「だからといって…どうして人類最強赤色みたいなコスプレをする必要性がある んだ」 赤い帽子に、同じく赤いミニスカ。 黒の靴下とスカートの間からは股間…いや、心ときめく『絶☆対☆領☆域』! 「あのね、ここへ来るまでにね、神原さんが…」 「『かわいいと思うから着てくれ』か、あいつのやりそうな事だな」 ていうか、神原はどうしてこのサイズの服を持っている。 あいつはいくら小柄とはいっても、中学生レベルの体躯だということは決してな い(主に胸とか)。 だとしたら、最初から誰かに着せるために用意したに違いない。 つまり、最初から千石に着せるつもりで…っ! 「違うよ!撫子が『暦お兄ちゃんのフェチ心を満たすプレゼントになるような赤い 服はありませんか』って聞いたら家まで帰って取ってきてくれただけだよ!」 「お前確信犯だろ!」 この季節この日に赤の服っていったらサンタクロース以外にあるのかよ。 それしかありえないだろうが! 僕は問いたい。 「12月」「プレゼント」「赤色」でこの全身赤色最強音速髭ジジイ以外を思い つくヤツがこの星にいるのか! 「そして千石!サンタクロースが背負っているのはプラカードじゃなくてプレゼン トの詰まった袋だ!」 「えっ…あっ!ひぁぁ!はわわわわわ」 「わかった千石!わかったから後悔の念を込めてプラカードに自分の頭を打ち付け るな!」 しかも何だよ「ざんげ百円」って。 何かの相談料かよ。 「やあ阿良々木先輩!後輩紳士からのクリスマススペシャル小生意気な贈り物は楽 しんでいただけただろうか」 「そんな事どうでもいいくらい僕は今のお前の小生意気な服装から目が離せねぇ よ!」 何だよ全身リボンのみって。 ミイラ男か「私がプレゼント」か。 早く服着ろ、服。 「ふむ、そうか。阿良々木先輩は自分の手で解くのではなく女の子に自ら解かせ て羞恥と恥じらいと恍惚の表情を楽しみたいというのだな、よしわかった、今か ら恥じらいと羞恥とほんの少しのエロスを込めて解くから」 「いやエロスしかこもってないから!」 しかも恍惚の表情になるのはお前だけだよ神原! 「さあ千石ちゃん、早く着衣を脱いで私と一緒に阿良々木先輩のプレゼントにな ろうではないか」 「うん!撫子頑張る!」 「まずは確か…よし!靴下からだ」 「どうして僕の性癖を知っている!?」 「決まっているであろう、いつぞやのブルマー回、阿良々木先輩がジュースを取 りに行っている間に二人でベットの下から机の裏から探索したのだ」 「暦お兄ちゃんの……お気に入り」 「わかりましたわかりました僕は靴下フェチであることは認めます!」 だから今すぐお前ら帰れ! 戻る
https://w.atwiki.jp/manasisrefrain/pages/142.html
日付 2021年12月16日16:00~2021年12月30日3:59 内容 「ツリーを飾ろう」までイベントストーリーを進めると3つのチャレンジステージが開放される。 以下のチャレンジステージをクリアすると交換アイテムを入手可能。 クリスマスソックス→クリスマスの挑戦-雪原の森 キャンディケーン→クリスマスの挑戦-雪原の湖 響鳴鉱→クリスマスの挑戦-アストムの穴 「星に願う」までイベントストーリーをクリアするとボスステージが開放される。 ※ボス挑戦クエスト解禁は2021年12月24日4 00 ヒイラギ→クリスマストナカイの挑戦 ヒイラギ 水元素晶核 軽量木材 楓の木 桃花源木 水元素宝玉 桜の木 小枝 竜骨霊木 進め方&所見 なぜか初回のみポケ〇ン金銀のこおりのぬけみちを彷彿とさせるようなミニゲームがある。 前回イベントと異なり、ヒイラギ以外の交換アイテムは雑魚からのドロップに戻った。 ただし、新規マップに伴い新規雑魚が増えたので依頼との並行はしにくくなった。アストムの穴に関してはマグマスライム2種、まぼろしマタンゴ、コハクマタンゴの依頼と並行出来なくもないが、雪原の森の水エレメントとの並行は面倒かもしれない(マップが広い&1体ずつしか出てこないため)。 また、新規マップ2種はキャンプがないので出入りしないとリポップしない。マップが広いので逆算しての周回も敷居が高め。 ボスはカメラキャンセルが出来なくなったので、5 00or17 00に時計をセットして2回狩ったら退出→時計セット→狩る、が早いかも 注意 メインストーリー1-4をクリアしていないとイベントに参加出来ない。
https://w.atwiki.jp/chaos-server/pages/67.html
イベントマップダウンロード-シングル用 ダウンロードパスワード:Chaos 内容: クリスマスを楽しもう!! 期間の間 夜8時(20時)以降に第3のサーバーがオープンします。 第3のサーバーはイベント限定で稼動します。 稼動時間は夜8時から11時の3時間! サーバー接続者 全員が「クリエイティブモード」でのプレイとなります。 またイベントサーバー接続者には接続日数*10倍*所有EXPもプレゼント! 配布はイベント終了時 28日からログインした際に管理人までどうぞ。 (28日から少しずつ集計していきます) 日数*10倍*所有EXPについて 例) イベントサーバーに4日間とも接続した。=4倍 基本レート=10倍 所有EXP イベントサーバーで17のEXPを所持していた。 三つの計算から4*10*17= Enchant Point 680 P 680 Lv分のポイントをプレゼントで貰う事ができます。 今後ともChaos-Serverをよろしくお願いします。
https://w.atwiki.jp/shirenmaturi/pages/16.html
広告や盛り上げもかねて、クリスマスイベントとの連携もします。 4つのダンジョンを使って、好きなダンジョンに潜りチキンの肉を取って来るイベントです。 ※今回のイベントは大会ではなく、ただのお楽しみイベントです チキンの肉の獲得方法は問いません。ブフ杖投げようが振ろうが地雷で焼こうが店で買おうが分裂させようが 様々な方法でチキン肉を貯めこんで24時のクリスマスパーティーに備えましょう! 持ち帰り方法も、クリアでも倉庫の壷でもなんでもOK ○開催期間 12月24日 18時から24時 (ミラーは21時くらいから24時過ぎまであるかもしれない) クリスマスが日没かららしいのでそれに由来 ○参加申請 不要です ○タイマー 不要です ○結果報告 いくつチキンの肉を宿場の倉庫に持ち帰ったか コミュ掲示板に25日AM1時までに報告 ○順位発表 ありません、シレンジャー達が総出でチキン肉を取りに行くイベントです 集計したチキン肉の数はコンビニの募金風にコミュ掲示板に張り出します! 日付変更くらいに倉庫に送りつけたチキンの肉をこばみ谷で食べたり、宿場の皆さんにおすそ分けしたり^^ メリークリスマス!と叫び散らしたり 2月の大会に参加予定の方は意気込みを語ってもらったりすると更にナイスです。 参加者の皆様には、放送詳細分にて 2月に行われるシレン大会~祭~の告知もお願いしたく思っております^q^ ご協力お願いします! シレン大会~祭~ 開催予定!! 開催期間 予選:2011年2月**日 本線:2011年2月**日・**日 開催コミュニティ 【SFC】風来のシレン~総合コミュニティ~(co39265) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/4036.html
《メリークリスマス(103)》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト1/赤 《使用条件》 【サンタ服】を持つキャラ2枚以上。 [メイン/自分] デッキの上のカード7枚を見て、その中にある【サンタ服】を持つキャラを2枚まで抜き出し、表にしてから手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。 とらドラ!で登場した赤色のイベントカード。クリスマスのひとつ。 【サンタ服】キャラが2枚以上いる時に発動でき、デッキの上のカード7枚を見て、その中の【サンタ服】キャラを2枚まで手札に加えてデッキをシャッフルする効果を持つ。 【サンタ服】キャラ専用のサーチカード。《クリスマス準備》と比べるとサーチ範囲は狭いが、最大2枚までサーチ可能な点で勝る。 ただし発動条件があり、序盤では使いづらいので注意。 《クリスマス準備》は入手が難しいので、手に入らない場合はこのカードで代用したい。 もちろん、《クリスマス準備》との使い分けも有効。 同名カードに《メリークリスマス(114)》が存在する。 また、《メリークリスマス!》とカード名の読みが同じなので、カード名を宣言するときは注意しよう。 カードイラストは版権絵。 関連項目 クリスマス《メリークリスマス(114)》 《メリークリスマス!》 【サンタ服】 収録 とらドラ! 01-103 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/rarzip/pages/12.html
2015冬クリスマス 村民 リクエスト プレゼント ビンタ - / 白 しらきのフローリング チューこ 家具 / ピンク ラブリーローテーブル やよい 植物 / 赤 ポインセチア さっち おもちゃ / 白 ボウリングのピン スミモモ 食べ物 / カラフル おかしケース ララミー 楽器 / 黒 アップライトピアノ リリィ かさ / ピンク いちごギンガムのかさ バズレー 植物 / 白 こちょうらん みかっち 人形 / 黒 くろいまねきねこ マーサ 楽器 / 緑 エレギギターES1
https://w.atwiki.jp/rinlen-broadcast/pages/66.html
リン・レンの歌声でクリスマス・イブ♪2009 09/12/24放送 クリスマス曲の特集です 1枠目 2枠目 3枠目 rinlen
https://w.atwiki.jp/imas_cg/pages/608.html
同名アイドル [クリスマスドール]佐城雪美(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [クリスマスドール]佐城雪美+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 [部分編集] 同名アイドル 佐城雪美 [プチ・マドモアゼル]佐城雪美 [夏宵のお嬢様]佐城雪美 [セレクトメイド]佐城雪美 [部分編集] [クリスマスドール]佐城雪美(特訓前) データ [クリスマスドール]佐城雪美 属性 クール レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値 3180(1コスト比212) Lv1守備値 3860(1コスト比257.3) 最大攻撃値 8348(1コスト比556.5) 最大守備値 10133(1コスト比675.5) コスト 15 移籍金 10,750マニー 特技 小さなトモダチ(クールの守 ランダムで中~特大アップ) 入手 「1周年記念クリスマスパーティー」ガチャ(2012/11/30~2012/12/12)新緑の淑女リミテッドガチャ(2013/05/15~2013/05/22)新・新緑の淑女ガチャ(2013/12/13~2013/12/17) [部分編集] プロフィール アイドル名 [クリスマスドール]佐城雪美 フリガナ さじょうゆきみ 年齢 10 身長 137cm 体重 30kg B-W-H 63-47-65 誕生日 9月28日 星座 天秤座 血液型 AB型 利き手 右 出身地 京都 趣味 ペット(黒猫)と会話 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 ガチャ所属時コメント 「だんろ…ぽかぽか……あったかい………でも…いっしょなら……もっと……あったか…クリスマス……」 ガチャ所属時コメント 「クリスマス…いつも…ひとり……。パパ…ママ…おしごと………。でも…今日は…みんな一緒…プロデューサーも……」 ガチャ所属時コメント 「プロデューサーも…。大きな…くつした…用意して………。そしたら…私……入る……。プレゼント………変…?」 プロフィールコメント 「サンタさんに…お手紙書いた……プレゼント…お願い……。いい子に…してたら…………お願い…プレゼント…くれる………。ねぇ……○○…私…いい子…だった……かな……」 親愛度UPコメント 表示 「○○と…いっしょの………クリスマス………………」 親愛度MAXコメント 表示 「サンタさんに…お願い……私の…欲しい…プレゼント………これからも…ずっと…ずっと…○○と……一緒………イイ……?」 リーダーコメント 「いいこに……してて……」 あいさつ 「じんぐ…べー…じんぐ…べー…」 あいさつ 「わくわく………」 あいさつ 「ペロも…サンタさんに…お願いして………今は…大事な…友達……」 あいさつ 「この靴下じゃ…小さい……?」 あいさつ 表示 「○○にも…サンタさん………くるよ……いい子…だから」 仕事終了時 「ツリー…キラキラしてて…きれい……」 仕事終了時 「ふたりで………お仕事………」 仕事終了時 「いっしょだと………暖かい……」 仕事終了時 「○○も……サンタさんに……お願い…する………?」 仕事終了時 表示 「サンタさん………好き…………。もちろん………○○も……」 [部分編集] [クリスマスドール]佐城雪美+(特訓後) データ [クリスマスドール]佐城雪美+ 属性 クール レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 3816(1コスト比254.4) Lv1守備値 4632(1コスト比308.8) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 5486(1コスト比365.7) Lv1守備値(MAX特訓時) 6660(1コスト比444) 最大攻撃値 12641(1コスト比842.7) 最大守備値 15345(1コスト比1023) コスト 15 移籍金 16,125マニー 特技 小さなトモダチ(クールの守 ランダムで大~極大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [クリスマスドール]佐城雪美+ フリガナ さじょうゆきみ 年齢 10 身長 137cm 体重 30kg B-W-H 63-47-65 誕生日 9月28日 星座 天秤座 血液型 AB型 利き手 右 出身地 京都 趣味 ペット(黒猫)と会話 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「サンタさん………待ちきれなくて…会いに来ちゃった…みたい………? ふふ…でも……きっと……喜んで……くれる人……いる……。いっしょに……ハッピー……メリークリスマス……」 親愛度UPコメント 表示 「私と…○○の………ひみつの……場所に………」 親愛度MAXコメント 表示 「たくさんの…プレゼント…嬉しい…でも………私…たくさん…いらない………○○のプレゼント……1番……大事…」 リーダーコメント 「プレゼント……あげる……」 あいさつ 「じんぐ…べー…じんぐ…べー…」 あいさつ 「わくわく………」 あいさつ 「私………すこし…………気持ち………ドキドキ………」 あいさつ 「キノコ…カワイイ…けど…こわい…」 あいさつ 表示 「○○……迷ったら……大変……手……つなご……」 仕事終了時 「ツリー…キラキラしてて…きれい……」 仕事終了時 「ふたりで………お仕事………」 仕事終了時 「おもちゃ………いっぱい………ここ……素敵………」 仕事終了時 「ペロの…新しい…お友達に……」 仕事終了時 表示 「○○と…いっしょ……特別な………クリスマス………」
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/742.html
今日は12月24日、いわゆるクリスマスイヴだ。 今年は諸事情により、SOS団のパーティーは26日になるらしい。 そして、何故か俺の家にはハルヒが来ているわけだ。 「かわいい妹ちゃんのためにプレゼント持ってきたげたのよ。悪い?」 いや、悪くはない。むしろ助かる。……だが、それだけが目的じゃないんだろ? 「よくわかってるじゃない。明日、期待してるわよ?どうしても欲しい物があるの。それを当てて、あたしにくれたらお返しは期待していいわよ」 ハルヒの期待出来るお返しか……少し真面目に考えてプレゼントしてみるかな。 「……今日も明日も一人だから、暇潰しに来たのよ。ほんとは……ね」 唐突にうちに来た理由みたいなものを語り出した。 「なんで一人なんだ?」 俺は、なんとなく聞かないといけないような気がして尋ねてみた。 「……ママ達は二人とも仕事の関係のパーティーなの。ほんとは今だって家で留守番してなきゃいけないんだけど……少しくらい、ね?」 あぁ、だからパーティーも延期だったのか。こいつもかわいそうだな、親の都合でクリスマスが潰れるなんてな。 しょうがない、俺が思いつく最高のプレゼントをくれてやるしかないな。 「あ、もうこんな時間!ご飯作んなきゃ……あたし帰るわね」 帰ろうとしたハルヒの裾を掴む小さな手。 妹がハルヒを引き止めていた。 「ハルにゃんも一緒にご飯食べよ?わたしにプレゼントくれたお返しだよっ!いいよね、お母さん!」 妹に対してはうちの親は弱いんだ。つまりハルヒは俺達と共に食卓につくことになった。 「あ、あの……すみません。ごちそうになっちゃって……」 孤島以来のかしこまったハルヒ、こうして見るととても落ち着いた少女に見えるな。 「いいのよ、この娘にプレゼントまであげてくれちゃって……それにキョンもいつもお世話になっちゃってるしねぇ。しっかり食べてね、ハルヒちゃん」 いつも世話をしてるのは俺なんだがな。……なんてことを言うと後が恐いから言わないが。 かしこまったハルヒとそれに懐く妹、それを眺めて微笑む俺と母親と親父。 こんな食卓もたまにはいいな。新鮮で、楽しい時間だ。 食事を終え、玄関でハルヒと別れた。いまからこいつは一人の時間を過ごすんだな……。 「プ、プレゼント楽しみにしとけよっ!」 俺は可能な限りの大声で叫んだ。 表情は見えなかったが、たぶん微笑んだと思う。微笑みながら俺に手を振って別れを告げた。 時間は20時。まだ開いているデパートに向けて俺は自転車を走らせた。 何を買おうか。どうしても欲しいもの……か。 18金のネックレスとかダイヤの指輪とかか?……なわけないか。 店内をくまなく探索していると、ある小物が俺の目にとまった。 真四角なケースに入れてあるペンダント、なんかシンプルな形の。 一目でなんかピンときたので値段を尋ねてみると……なんてこった。五千円だとよ。 ここで脳内で会議が開かれる。ハルヒに喜んで欲しい俺と、財布の中身を気にする俺。 会議は3秒で終わった。ハルヒの笑顔が見れるかもしれないなら財布なんて知ったことか。 あいつは今、一人で寂しく留守番をしてるんだ。そう、これはそのご褒美に買ってやるのさ。 すっかり寂しくなった財布と、ペンダントを抱えて家に帰宅した。 部屋に入ると、妹がハルヒからもらった熊のぬいぐるみと遊んでいた。 「くま~、くま~。シャミのお父さん~」 なんて歌だよ。こいつの作詞作曲センスはダメだな、通知表の音楽も最低ランクだったしな。 「こら。俺の部屋で遊ぶな。自分の部屋に戻れ」 「あ、キョンくん。あのね、この子を置く場所を整理するまでここに置かせてね!おやすみっ!」 そう言ってぬいぐるみを置いて逃げて行きやがった。 ……やれやれ、なんにせよ今日は精神的に疲れた。 もう寝るとするか……。 次の日、俺が起きたのは昼過ぎだった。妹が起こしに来なかったことを親に聞くと、朝からミヨキチの家にクリスマスパーティーに行っているだとか。 まったく……調子狂うぜ。 俺はかなり遅めの食事を取り、特に何もない時間をゲームをして潰すことにした。 「あ……ハルヒに連絡して、会う時間を決めなきゃな」 俺は携帯を開き、メールを打った。 《今日何時に会える?プレゼント渡してやるぞ》 簡潔にメールを打ち、俺はゲームの続きを始めた。……俺はなんて暇なダメ人間だ。 そこから無駄にストーリームービーの長いRPGを中盤まで終えた所でセーブして、電源を落とした。 そういえばハルヒからの返事がない。 もう一度携帯を手に取り、まず時間を確認した。 いつの間にか夕方18時を回っていた。どおりで目が痛いはずだ、5時間近くもゲームやりっ放しかよ。 次にメールセンターに問い合わせてみる。 《新着メールはありません》 このコメントが出るとなんだか切なくなるよな……俺だけか。 しかし、ハルヒと連絡が取れないのは困るな。アドレス帳を開き、《涼宮ハルヒ》を選択。電話をかけてみた。 『この電話は電波の届かない所にあるか、電源が入っておりません。……』 ……おかしいな。電波が届かない所にいるはずがない、あいつは留守番中だ。 しょうがない、自宅にかけてみるか。 …………………… 出ない?まったく……今度はどこをほっつき歩いてんだよ。携帯の電源を切ってまで……か。 妙なモヤモヤが残ったのを冷蔵庫から水を取り出し、一気に飲んで振り払うと、自分の部屋へと戻った。 熊のぬいぐるみ……か。無造作に手にとって抱き上げてみた。 これっていくらくらいしたんだろうか……。なんかペンダントより高そうな気がしなくもないな。 くるくると回してみると、ぬいぐるみの下に紙……のような物が張り付けてあった。 《プレゼントは22時までにちょうだいよね。……一人はとっても寂しいよ、キョン。あたしはたぶん、どっかにいるから……一人で》 いつもの、文字からも溢れてくる明るさの影はなく、どこか消え入りそうな文字だった。 「……っ!あのバカ、場所書いとくか携帯の電源いれるかくらいしときやがれ!」 俺は急いで着替えて、ポケットにペンダントを入れると自転車に飛び乗った。 ……どこへ向かう? 知るか、可能性のある場所は全部回ってやる。 なぜだかわからないが、あいつは凍えながらどこかに座って俺を待っているという確信があった。 なら、俺はあいつが風邪をひかないように、可能な限り早く見つけてやるしかないじゃねぇか。 とりあえず駅前からだ! いつもの自転車置場に向かって俺は冬空の下を飛ばしていった。 駅前から、様々な場所へ走って行った。 学校、公園、喫茶店に東中まで行ったがハルヒはいなかった。携帯も繋がらないままだ。 時間は、21時の少し手前。いろいろな店が営業を終える頃でもある。 クリスマスだけあって人はまだまだ多い。カップルに次ぐ、カップルの群れ。 一人の俺だけが浮いていた。……今は関係ないだろ。 ふと、少し前のことを思いだした。 『これくらい大きなツリーが欲しいわね』 『飾るとこないだろ』 『む……でも、このサイズだと絶対にサンタクロースも気付くわ!』 『俺達はこどもじゃないからプレゼントはもらえん』 『会いたいだけなの!会えれば、満足なのよ……』 あの場所、行ってないな。 近場で一番大きな樅の木、クリスマスツリーのあるあの場所。 こないだ、探索でハルヒと一緒になった時に通ったあそこのツリーだ。 「もう少し頑張れよ、俺の足!」 いうことを聞かない自分の足に二、三度気合いを入れて、大きな樅の木の下へと走り出した。 ……あのコート、あの背格好。間違いなくハルヒだ。 一つだけ違うのは……ポニーテールだってことか。 ポニーテールにしているハルヒは、樅の木の下から、今にも雪の降りそうな空と、飾り付けからでる光をジッと見上げていた。 俺はゆっくりと歩を進めて、ハルヒの肩に手を乗せた。 「サンタクロース、登場……なんてな」 ハルヒは驚いた顔で俺の方を振り返った。 「え……?なんで、キョン……が?」 あんな手紙を書いといて、白々しいな。俺が気付かなかったらどうするつもりだったんだよ? 「あ、バレてた?キョンなら見てくれる気がしてたの……ありがと、来てくれて」 自分の着ていたコートを脱いで、ハルヒにかけた。 先に言っておくが、走りすぎて暑いからかけたんだぞ。 「それよりさ、プレゼントは?サンタさん!」 ハルヒなニヤニヤと俺の顔を見つめてきた。 ポケットに手を突っ込んで、ペンダントを…… 「え?」 無い……だと? まさか、走ってる時に落としたのか?……なんで俺はこんな肝心な時にミスが出るんだよ、畜生。 「す、すまん……落とした、みたいだ」 地面を見るしかなかった。自分のマヌケさ加減にあきれて、顔が上がらなかった。 そんな頭が、暖かく包まれた。 「いいのよ」 「は、ハルヒ……?」 「いいの。あたしは何よりもうれしいプレゼント、もらったわ。それよりうちに行きましょ?ケーキあるからさっ!」 そう言うと、俺の手を引っ張り、意気揚々と歩きだした。……俺はもう、元気ねぇよ。 ハルヒの家……っつーかハルヒの部屋で、二人でケーキを食べた。 棒になりかけていた俺の足もだいぶ回復してきたな。 ところで、気になるさっきの話の続きをさせてもらうとするか。 「ハルヒ。さっき言ってた……『何よりもうれしいプレゼント』って何のことだ?」 少し頬が赤くなったハルヒ。暖房のせいか?……なんてな。 「あ~……うん。ほら、ね?今……二人でいるじゃない。さっきまであたしは一人だったのに」 頷いて答える。 「だからね、《一人きりじゃないクリスマス》をキョンがくれたの。ほんとに……うれしかったよ?」 あぁ……そうだったのか。やっぱり、恐いもの知らずのハルヒでも、孤独ってのは恐いのかもな。 「《どうしても欲しいもの》だったか?」 これは俺にとって、重要な問題だ。何故ならハルヒからのプレゼントがもらえるかどうかの問題だからな。 「……うん。大正解。プレゼント、あげるね」 ハルヒは引きだしから何かを取り出し、両手で包んで俺の前に持ってきた。 「覗いてみて?」 言われるままに覗き込む。暗くてよく見えないな……。 その時、ハルヒの顔が寄ってきて、唇同士が触れ合った。 ハルヒは目を瞑っていたが、俺は驚きに目を見開いていた。 閉鎖空間でやったのは、こんな状態だったのかな……。 数秒後、ハルヒの方から唇を離した。 「……あたしからのプレゼントはおわり。こっからはあたしの気持ち。キョン、付き合って……ください」 このバカ……不意打ちかよ。追撃のおまけまでつけやがって。 ハルヒの顔は歌に出て来るトナカイの鼻のように真っ赤で、うつむいていた。 ハルヒの告白、それに答える俺の気持ちはどうだ?決まってる。OKだ。 だから、あれだけ必死こいてハルヒを探したんだろ?あわよくば、俺から告白してやろうとも思ってたんだ。 ハルヒを抱き寄せ、唇を合わせた。ほんの、一瞬。 「もちろんだ。……メリークリスマス」 言い終わった直後、もう一度キスをした。今度は、長いキスを。 サンタクロースになり損ねた俺からの、精一杯のプレゼントだ。 「……キョン。あたし、やっとサンタクロースに会えたみたい、大好き!」 飛びついて来たハルヒを抱きとめ、俺達は笑いあった。 あと、数分で終わるクリスマス。 もう、今年は用無しになるかもしれない言葉を、今日だけの特別な意味をもつ言葉を、俺達は見つめ合いながら同時に言った。 「メリークリスマス」 そのまま二人で、夜が明けて目が覚めるまで、抱き合って幸せに眠り続けた……。 おわり
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/15943.html
SMP/W82-089 カード名:“メリークリスマス”紬 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:2 コスト:1 トリガー:1● パワー:2500 ソウル:1 特徴:《サマポケ》・《ヌイグルミ》 【自】[手札を2枚控え室に置く]あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の、レベルが相手のレベルより高いキャラを1枚選び、控え室に置く。 【起】●助太刀2500 レベル2[①手札のこのカードを控え室に置く](あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2500) メリークリスマスです、シズク レアリティ:U Summer Pockets REFLECTION BLUE収録