約 136,984 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/52209.html
登録日:2022/09/26 Mon 08 52 14 更新日:2024/09/17 Tue 10 09 26NEW! 所要時間:だいたい 28 分で読めるんだなはん! ▽タグ一覧 Yukino Bijin いっぱいおあげんしぇ! めんこい めんこいめんこいむつのはな もうひとけっぱり! ゆきあかり、おいかけて ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー シチーガール シティプリンセス! スケート靴 ダート適性あり ティアラ路線 トレセン学園中等部 ハルウララのライバル マイラー ユキノビジン 先行バ 地方出身の頑張り屋 山本希望 岩手の純朴美人 岩手県 意外とナイスバディ 憧れのシチーガール 方言女子 曲線に舞う深雪 田舎娘 白 盛岡市 盛岡弁 目指せシチーガール! 純粋無垢 編み込み 美浦寮 茶の子雪ん子 記録ではなく、記憶に残るウマ娘 雪 雪の美人 雪ん子 雪国仕込みの直滑降 チンクルシリーズさ出て めんこいシチーガールになりてぇ! ユキノビジン(Yukino Bijin)(以下「ユキノ」)とは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。 CV 山本希望 モチーフ元である競走馬『ユキノビジン』は当該項目を参照。 + 目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆アニメ版での活躍BNWの誓い うまゆる ◆漫画での活躍『うまよん』 ◆アプリ版での活躍性能[めんこいめんこいむつのはな] [茶の子雪ん子] サポートカードSR【シチーガール入門#】 SSR【ふるさと直送エール!】 SSR【宵照らす奉納舞】 個別ストーリー 育成シナリオ ◆関連キャラクター ◆プロフィール キャッチコピー:目指せシチーガール!地方出身の頑張り屋 誕生日:3月10日 身長:156cm 体重:増減なし スリーサイズ:B80・W55・H80 靴のサイズ:左右共に22.5cm 学年:中等部 所属寮:美浦寮 得意なこと:鍋料理、雪合戦 苦手なこと:暑さ 耳のこと:めんこい耳当てをたくさん持っている 尻尾のこと:プチプラお手入れグッズに挑戦中 家族のこと:上京後も方言が残る娘に、少し安心している マイルール:冬は絶対こたつ。寮でもミニこたつを愛用 スマホ壁紙:上京する時に撮った美冬ちゃんとの写真 出走前は…:髪やメンコをしっかり整える ヒミツ:①編み込みの腕だけはプロのヘアスタイリスト並み / ②ひとりで川魚を釣れるし捌けるし焼ける 自己紹介:あ、あたしはユキノビジン言います!チンクルシリーズでイケてるシチーガールになるのが夢です!ふぅ…ちゃんと言えたぁ… キャラクターソング:シティプリンセス! 北雪の花/ユキノビジン 美しさと儚さは 隣り合わせか 運命に導かれ 運命に翻弄されても 人の心を優しく照らした日々は 忘れない テレビ東京 土曜名バ座アルバム 2021年7月31日放送『北雪の花/ユキノビジン』より ◆概要 岩手県の盛岡競馬場から中央に移籍し、GⅠ勝利こそ無かったものの桜花賞、オークスで2着に入るなど、実力を見せたグッドルッキングホースがモチーフのウマ娘。 薄い茶色のボブカットに白のカチューシャを付け、さらにそのカチューシャの周りを覆うように編みこみ(*1)がなされている。その見た目や言動は純粋無垢にして美少女の言葉がピッタリ。 モデル馬が付けていた白いメンコを元にした白い耳カバーも相まってまるで雪ウサギを思わせる。ウマ娘と思ったらウサギ娘だったでござる 方言や訛りが強く残っており、標準語にはまだ慣れておらず、普段の会話でもかなりの頻度で盛岡弁が出てくる。 担当声優の山本希望氏も東北出身のためか、訛りに違和感がなく、非常に耳に残る。ほんにほんに(*2)。 上京してきた理由も、モデルとして活躍しながらレースでも成績を残していたゴールドシチーに憧れてと、簡潔にして明確なものであった。 ただ、体を動かすほうが性に合っているらしく、本を読んだり、ブラックでコーヒーを飲んだりすることが苦手だが、“シチーガール”になるべく我慢しているとのこと。 とにかくひたむきに、持ち前の明るさでチンクルシリーズ……もとい、トゥインクルシリーズへと駆け出していく。 ちなみにこの娘も初等部上がりたての可能性が高い。個別ストーリーで体操服モデルが使われただけかもしれないが、もしそうならユキノは間違いなく恵体である。 ◆アニメ版での活躍 BNWの誓い 高知県の物産展を開いていたハルウララとともに、物産展にて岩手県の土産物を販売していた。 ほかにも、オグリキャップの大食いチャレンジではわんこそば1,000杯の給仕係をしていた。ちなみにわんこそばも岩手県名物である。 うまゆる 第13話「うまゆるラップでプチョヘンザ」にてダークホース枠として登場。中の人が元々大のヒップホップ好きで『ヒプノシスマイク』にも出演していることから見事なラップを披露している。 ◆漫画での活躍 『うまよん』 他のキャラと比べてもかなり登場している回が多く、基本的にシチーと一緒にいる。 ユキノはもちろんシチーのことを尊敬の目で見ているが、彼女も彼女で結構目をかけているなど、このころからシチーとの関係性がクローズアップされていた。 そのほかにもマンハッタンカフェ、マヤノトップガンとも一緒に出ているが、ユキノの純粋さがどの話でも如実に現れており、 バレンタインチョコの回ではファインモーションのチョコつけ麺やシーキングザパールの全身チョコ(?!)とカオスな場になっていたのを、 初めての手作りに失敗したチョコを隠すことなく出してくるなど、清涼剤としていい〆をしてくれた。 ◆アプリ版での活躍 性能 バ場 芝:A ダート:B(A(*3)) 距離 短距離:D マイル:A 中距離:A 長距離:E 脚質 逃げ:C 先行:A 差し:F 追込:G 2022年9月12日よりピックアップガチャにて☆3「めんこいめんこいむつのはな」、さらに2024年1月31日には新衣装となる☆3「茶の子雪ん子」が実装。 牝馬三冠路線である桜花賞、オークスで2着に入る活躍があったことを反映され、マイル、中距離の適性がAとなっている。 短距離、長距離もそれぞれD、Eと補正で何とかなるレベルにはなっているため、その気になれば全冠を狙うことも可能となっている。 また、バ場適性も芝Aに加え、ダートがメインの盛岡競馬場で三歳新馬戦からビギナーズカップまで三連勝していたのでダートの適性もB。 こちらも継承での補正が容易なため、ダートでの活躍も十分に見込める。 脚質は先行がA、逃げがCとこちらも優秀。逃げに補正を与えてあげれば育成面で安定感も高まるだろう。 [めんこいめんこいむつのはな] 雪国のもちーふをたっくさん入れてもらいましたぁ…! 画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[めんこいめんこいむつのはな]ユキノビジン」勝負服 © Cygames・JRA 白のダッフルコート風のドレス。襟はあるが肩口や鎖骨が見えるようになっているほか、 スカートとコートの襟付近には赤い花の刺繍が施されている。カラーリングが紅茶花伝のパッケージにそっくりとか言われることも。 馬主であった荒井幸勝氏の勝負服である「黄、海老(*4)縦縞、青袖」は襟とスカートの裾等が青、 スカートのプリーツから見える裏地に深赤と黄色の縦縞が見える様になっている。 地味に髪飾りも普段がピンクなのに対し赤になっている。 また、鬣にもあった白のリボンは腰のベルトにくくりつけられる様に刺繍付の布で表現された。 モチーフ馬の右前足が白かったことを反映し、白の指ぬきグローブを右手のみ付けている。 原案から大きく変更されたウマ娘の一人で、原案では黒のダッフルコートにマフラー、ミニスカート、 それに白の厚手のサイハイソックスにミトンと、寒さに負けない女子高生なイメージだった。 ……が、それ以上にインパクトがあったのがスケート靴。誇張でもなんでもなく、マジでスケート靴を履いていたのである。 こんな靴でターフやダートを走ろうものなら間違いなく馬場が荒れてしまうだろうというのはさることながら、 それ以前に氷上でもないのにまともに走れるのかとキャラ発表当初から言われており、育成実装時にはほぼ間違いなく変更されるだろうと言われていた。 現在は元ウマの両後脚の毛色も白かったことから白ベースに青のリボンがついたブーツに変更されており、その心配はない。 私服もピンクの毛糸のセーターに水色のスカートとシンプルながらもユキノの純粋さを現したような服装になっている。 真夏でもセーターを着ているのはさすがに暑そうではあるが……半袖衣装はよ ステータス成長率はスピード+10%、根性+20%で、スピード、根性、賢さの初期値が高め。 逃げ育成の場合はこの根性の成長率の高さがより生きてくるだろう。 反面、初期値も低く、成長率補正もないスタミナとパワーをどうするかが育成のポイントとなる。 パワーはスピードや根性練習で何とかなるかもしれないが、それだとスタミナはどうにもならない。 かといってスタミナをサポカで補強しても今度はパワーが上がりにくくなってしまうため、育成に慣れている人とそうではない人とで差が結構でやすい。 スキル面に関しては「中距離直線○」の汎用スキルのほか、覚醒lv2で「雪の日○」を習得できるようになる。 lv3で「ノンストップガール(「垂れウマ回避」上位スキル)」、lv5で「決意の直滑降(「直滑降」上位スキル)」を習得可能。 特にアップデートによって汎用加速スキルとなった「ノンストップガール」を自前で持ってこれる点が強み。 阪神や京都、盛岡では大きな下り坂があるため、先行ならばこれらのスキルを全て生かすことができる。 しかし、回復スキルを一切所持していないため、終盤ではスタミナ切れを起こす可能性がどうしても付きまとう。 不安ならスタミナサポカを1枚ぐらい入れたほうが安定感が増すだろう。 2周年のアップデートによって実装された進化スキルでは、 「ノンストップガール」が持続時間が「しばらく」に強化され、コース取りが少し上手くなる効果を追加した「憧れのシチーガール(*5)」に、 「決意の直滑降」がこちらも持続時間が「しばらく」に強化された「雪国仕込みの直滑降(*6)」に進化する。 ただでさえ強力だった「ノンストップガール」がさらに強化され、コース取りの効果が付与された。 「決意の直滑降」は加速効果がさらに上昇。その様子はさながらもはや雪崩とも表現できるような勢いが期待できる。 より先団での競り合いに強くなり、下り坂が最終コーナーである盛岡、中京、阪神レース場では正に誰にも止められないユキノが見られるだろう。 更に2024年4月には「決意の直滑降」の分岐進化として、残り300mを切っている時に速度がわずかに上がる効果との複合スキルとなった「決意の根性娘」が追加されている。 特に京都2000m・2200m辺りのレースだと決意の直滑降とノンストップガールの2つの時点で加速が頭打ちな場合もあり、雪国仕込みの直滑降ではなくこちらに進化させるという選択肢も出てくるか。 白くて、ふわっとやっけぇ… こーんなに輝く、雪みてぇに! あたしもきっと、魅せますから! 画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[めんこいめんこいむつのはな]ユキノビジン」固有スキル発動 © Cygames・JRA 固有スキルは「ゆきあかり、おいかけて」。 発動条件と効果は「残り300mを切って先頭もしくは前の方で先頭のウマ娘との距離が近いと速度を上げる」となっている。 逃げ、先行どちらでも問題なく発動し、特に逃げの場合だと最後の一押しが望めるため、 他の逃げウマたちの固有スキルと合わせると終盤での競り合いに強くなり、加速スキルとあわせるとさらに伸びがよくなる。 速度上昇も申し分ないため、有用なスキルの一つである。 発動演出では口づけを交わした途端に意思を持ったかのように駆けだしていった雪うさぎを追いかけていき、 その先で待っていた幻想的な雪明かりの景色の下で笑顔を見せてくれる。 はわぁ~…応援ありがとがんす~っ! これからも見ててくなンしぇっ! [茶の子雪ん子] 和洋折衷…オシャレだなはん! 画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[茶の子雪ん子]ユキノビジン」勝負服 © Cygames・JRA こちらはイベントストーリー「おでんせ!和みの幸味庵」にて2024年1月31日に実装された新衣装。 白と青のドレスから一転、黄色の着物に茶色とベージュのエプロンと正に和洋折衷な衣装に。 正面からだとわかりにくいが、髪の後ろも縛っているなど、袖まくりも相まって裏方での仕込みもこなせる、 かわいらしくも元気いっぱいなユキノらしさが随所にみられる。 成長率はスピード、パワーに8%、根性に14%に変更され、根性育成がしやすくなった。 また、ダート適性がAに上げられており、南部杯を攻略しやすくなっているのもそうだが、ダート方面での活躍が大いに期待できる。 「コーナー加速〇」「負けん気」などのスキルヒントのほかに、 覚醒スキルで「アンストッパブル(「攻めの姿勢」上位スキル)」「曲線のソムリエ(「コーナー加速〇」上位スキル)」を獲得できる。 通常版と比べるとマイル方面での活躍がしやすくなっている。 進化スキルは「アンストッパブル」が効果をすごくに強化した「もうひとけっぱり!」に、 「曲線のソムリエ」がわずかに速度が上昇する効果を追加した「曲線に舞う深雪」に進化する。 一生懸命、真剣に… はっ!はっ!…たぁ~っ! …じゃじゃじゃっ!? …真心のチョコ、 おあげんしぇ! 画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[茶の子雪ん子]ユキノビジン」固有スキル発動 © Cygames・JRA 固有スキルは「いっぱいおあげんしぇ!」 スキル内容は「レース中間付近で前の方から仕掛け始めるときに少しの間速度が上がる。マイルレースなら効果が上がる」。 先行ならばまず腐ることのないスキルとなっており、最終コーナーに差し掛かるまでにいい位置に付きやすくなる。 マイルだとさらに効果が上昇し、ダート適性と合わせて南部杯、JBCレディスクラシックやチャンピオンズカップではより有利に進めやすくなるだろう。 演出では和菓子屋での仕込み作業中のようで、盛岡名物の南部せんべい(*7)を手際よくさばいている…が、 一枚割れてしまい、それでも隠さず綺麗に包装したニンジン柄の南部せんべいをこちらに渡してくれる、というもの。 最後に見せてくれる照れ顔は一度は見てみるべし。 毎度ごひいきに、ありがとがんした! 固有二つ名は「岩手の純朴美人」。 取得条件は「盛岡レース場で重賞を勝利し、桜花賞、オークス、秋華賞を勝利し、ファン数が32万人以上になる」。 牝馬三冠路線は育成目標に入っているためこれ自体は容易だが、問題は盛岡レース場での重賞。 盛岡開催のレースは現状実装されているレースは全てダート(*8)。 実質的にクラシック・シニア級の7月後半のマーキュリーカップか、クラシック・シニア級10月前半のマイルCS南部杯の2択(*9)になるが、 デフォのダート適性Bでも勝てることも多々あるためここはさしたる障害にはならない。ただし育成目標に組み込まれてない点には注意。 育成でレースのローテーションを決められるようになったら忘れずチェックしよう。 要求ファン数である32万人はトリプルティアラ路線だと少々厳しいため、第一の条件を満たしつつ少しでもファンを増やせるマイルCS南部杯への出走が理想か。 サポートカード サポートカードは初期からガチャで入手できる汎用RとSR【シチーガール入門#】のほか、2021年4月15日にSSR【ふるさと直送エール!】、 さらに期間限定イベント「晩秋、囃子響きたる」の報酬SSR【宵照らす奉納舞】が実装されている。 SR【シチーガール入門#】 得意トレーニングは根性。 固有効果に「根性ボーナスと初期根性アップ」がある。 完凸すると初期絆25%、得意練習率60%、やる気効果アップ30%に加え、パワーボーナスがつく。 根性育成であと1枚ほしいが、強いサポカがないという人は、このサポカを絡めると他の効果と合わさって1回の爆発力が上がるだろう。 さらに固有イベントがどちらもやる気アップがあるため、 よくやる気が下がるイベントが起こりやすいウマ娘の育成ではお出かけせずともやる気が回復する可能性が高くなる。 「コーナー加速○」のスキルヒントを取得可能。 SSR【ふるさと直送エール!】 得意トレーニングは賢さ。 固有効果は「トレーニング効果アップとレースボーナス」。 1stアニバーサリーで強化され大きく評価があがったサポカの一枚。 固有イベントでは全ての上の選択肢にやる気アップがあり、完凸した場合のやる気アップ効果60%を最大限生かすことができる。 2回目の上の選択肢はやる気2段階上昇+バッドコンディション解消、3回目上はやる気4段階上昇+バッドコンディション解消であり、育成失敗一歩手前から一気に巻き返せる。 2回目以降の下の選択肢はパワー、根性、賢さがそれぞれ+10、3回目まで下を選べば合計+60とこちらも強いので状況に応じて最適なものを選ぼう。 1回目で先行で優秀な回復スキルである栄養補給のヒントを貰えるのも美味しい。 「ノンストップガール」のスキルヒントを確定で入手できるため、逃げ以外であればどのシナリオで育成しても光るサポカとなっている。 唯一にして最大の弱点はサポート効果がとにかく貧弱なこと。 やる気効果だけは高いがトレーニング効果はないので非友情性能は高くないし、友情性能はかなり弱い。レースボーナスは固有で5%と最低限はある。 それを差し引いても1周年以降の「ノンスト」は凄まじい汎用性を誇るのである。 逆に言うとノンストが弱く、イベントのステ上昇値もそれぞれ+3ずつしかなかった1周年以前の評価は散々だった 下記サポカ同様にユキノ本人には使えないという欠点もあるが、本人がノンストを普通に覚えるため欠点にはなっていない。 サポート効果よりイベントと金スキルが肝心ということで(良くも悪くも)無凸でも気にせず使えるというのもメリット。 SSR【宵照らす奉納舞】 得意トレーニングは根性。 固有効果は「友情ボーナスと初期絆ゲージアップ」。 上2枚とは打ってかわってやる気アップはなく、むしろ体力がマイナスして根性と賢さが少しもらえるイベントばかりとなっている。 完凸すると初期根性+25、初期絆25%、トレーニング効果アップ+10%と配布SSRらしく効果は控えめ。 「曲線のソムリエ(「コーナー加速○」上位スキル)」を確定入手できるが、こちらも1周年で強化されたもののコースを選ぶスキルとなるため、 2回目でイベント打ち切りとなって絆ゲージが下がるかわりに「遊びはおしまいっ!」のスキルを入手できる選択肢があり、そちらも選択肢に入る。 しかし、このサポカの真骨頂はクライマックスシナリオ。 根性育成をするうえではレベルアップでの初期絆ゲージアップと固有ボーナスによる初期絆ゲージアップもあるため、 友情トレーニングをかなり早い段階から発生させられるのは非常に大きい。 加えてレースボーナス10%、ファン数ボーナス20%もあるため、フレンドポイント交換のSSRハルウララと並んで評価が爆上がりした。 無課金勢にとっては非常にありがたい1枚となっている。 唯一の欠点は上記の賢さユキノと併用できないこと 個別ストーリー 盛岡の山奥にあるとある村で育ったユキノは、幼いころから走りにおいて郡を抜いており、オグリキャップのように走れると周囲からの評価も高かった。 しかし、本来なら東京の名門小学校(*10)に進学することができたが、推薦枠が足りず、結局は盛岡で小学生生活を送ることになっていた。 それでも、都会に行ってみたいという思いからトレセン学園への編入はあきらめていなかった。 が、ユキノは編入した後のことは何も考えておらず、どうしたらいいかがわからないままだった。 そんなある日、誕生日が同じ友人でフィギュアスケートに打ち込む「美冬」が実家に訪問してきた。ユキノはその悩みを美冬に打ち明けると、彼女は何やらファッション誌を取り出す。 そこには「おしゃれもレースも最強のシティーガール」の題名とともに写るシチーの姿があった。 誰にも流されない、自分を地で行くシチーの活躍にすっかり釘付けなユキノは、自分の中にあった「なりたかったもの」のイメージが出来あがっていく。 (ンだべ……!あたしの憧れてたのは……まさに、こういうやつだなはん……!) (勝って、勝ち取って、実力で自分がなりてぇ自分になってる子! あたしみてぇに、ぼンやり生きてンじゃなく……!) そっか……あたしずっと、こういうキラキラな子に…… “シチーガール”に、なりたかったンだなはんっ……! 美冬も同じように自分からチャンスを掴みに行くために海外の強化合宿に行くことを聞き、ユキノも腹を決めた。 あたし、中央に行って、イケてる“シチーガール”になる──!! こうしてユキノは村のみんなに見送られ、上京し、トレセン学園へと編入した……のはいいが、 さっそく学園の名を騙る募金詐欺に引っかかりそうになっているところをたまたま通りかかったトレーナーに止められ事無きを得た。 その数日後、再び見かけたのはデビュー前の生徒の公開練習。 地方ウマ娘ブームがあった事もあり既に注目の的となっていたユキノだが、目標を聞かれた際に当然“シチーガール”になることをあげると、 周囲の人々にはまともに取ってはくれず、ただ「盛岡から来たアイドルウマ娘」としか見てくれなかった。 ユキノはそれを良しとせず、寮を離れ、夜にアンクルウェイトをつけ急な斜面の山道を往復し自主トレをする。 しかし、自主トレ故に無茶なトレーニングとなっており、いずれ身体を鍛えるどころか壊してしまいかねなかった。 それをまたしてもたまたま通りかかったトレーナーに声をかけられ、効率的なトレーニングのアドバイスをしてもらうことに。 翌日、ユキノ向けのトレーニングメニューを自主的に作っていたトレーナーのもとを、今度は彼女から訪ねてくる。 そこで、ユキノは盛岡を愛してやまないこと、みんなからの期待に応えたいこと、そして一番大事な“シチーガール”になるという目標を語る。 君の思う“シチーガール”って? それを聞いたトレーナーは、ユキノに「シチーガール」の意味を訊ねる。 まだユキノと接した時間は短かったが、それでも彼女の言う“シチーガール”が一般とは違う意味だと察していたのだ。 じゃっ……!ええっと、“シチーガール”てのはですね、 その……なンというか、とにかくすげぇンですっ! キラキラでっ、オシャレでカッコいいけど、 それだけじゃなくっ!強い意志とか、実力とかがあって……ンン~~~っと!! 見たほうが早ぇですっ! 本当に素敵な“シチーガール”を見にいきましょうっ!今がら! 今から!? ユキノに引っ張られる形でトレーナーが向かった中山レース場にはシチーの姿があった。 ユキノはシチーこそがとびきりキラキラの“シチーガール”だと語る。 当初は本人だとは知らなかったが、仲良くなってから雑誌に載っていたことを知ってから、ユキノにとっての理想の“シチーガール”像として目に焼きついていた。 憧れ、なんだな はい………! 憧れになるのも頷ける圧巻の走りを見た後、ユキノは改めて自分の目標を語る。 『盛岡の星』になるためには、ただちやほやされるだけでなく、本当に応援される存在でなくてはならない。 同じく地方から来たオグリキャップやイナリワン、そしてシチーも強いから「星」になれた。 今は実力が足りなくても、いつかは自分もそうなりたい、と。 実力は、これから見せればいい み、見せる実力さ、あると思ってくれてるンですか?あたしに……。 もちろん!昨晩の走りは忘れてない その帰り道、何か考え込んでいたユキノは、トレーナーに対してこう言った。 トレーナーは地元の人と似ている。自分自身を心の底から応援してくれていると。 だからこそ、選抜レースまでの間、自分を指導してほしいと申し出た。 トレーナーが断る理由もなく、すぐに選抜レースに向け、トレーニングに励むのだった。 そして迎えた本番、ユキノには隠れて友人の美冬、そして村の方々にも応援に来ていただいた。ユキノにとってはいい刺激になったようだ。 しかし、それと同時に、ユキノをアイドル視するファンも大勢いる。 ……っ!こンなの、ただのブームだ…… 身の丈にあってねぇ人気なんて……。 しかし、美冬はブームは自分の実力を見せ付けるいい機会だといった。まず走ってもらわなければ何も始まらない、ブームはチャンスだ、と。 (あたしは『ブームだから』なンて、勝手に落ち込んで……。 注目してもらえンのは、まンずありがてぇことだったのに……) 勝つぞ!村のみんなもファンの人たちもトレーナーさんも…… みんなみんなっ、どうか見ててくなンしぇ……! そして、ゲートが開く。10人中9番人気と周囲に大きな期待はされていなかったが、それを跳ね除けるように前へ前へ── 負けない、負けない……っ! あたしはここで勝たなきゃなンねぇンだ……! あたしも、あっち側さ行くンだ! キラキラのウマ娘たちに、胸張って並べるような…… 強ぐでっ、めンけぇ── “シチーガール”に゛っ!! なるンだあああぁぁぁぁーーーーーーっ!! 完全に後続を引き離し、3バ身差で圧勝を決めた。 あまりの実力にそれまでアイドル視していた人々は面食らう。ユキノは自分の実力を存分に見せ付けることができたのだった。 へへっ……えへへっ!みなさんたまげてら……! レース後、美冬やユキノの父親はユキノを祝福し、そしてトレーナーにユキノのことをお願いする。 ユキノ自身は照れから一度は否定するも、トレーナーもユキノとの契約を望んでいた。 一緒に最高の“シチーガール”を目指そう! ……っ!はいっ……!あたし、絶対にまンずイケでる“シチーガール”になりますねっ! 育成シナリオ 育成シナリオでは史実でも通ったトリプルティアラ路線を中心としている。 自身をアイドル視することなく、本当の自分を見てもらうべく奮闘するが、 それでも危惧していた飽き、過度なアイドル視によって生まれた妬みなどによって心が折れかけることなく、真の“シチーガール”を目指すことになる。 隠しイベントとして、トリプルティアラ、そしてエリザベス女王杯を勝利すると、 シニア級12月後半で根性と賢さのステータスアップ、スキルポイントに加え「コーナー加速○」「真っ向勝負」のスキルヒントがもらえる。 また、マイルチャンピオンシップ南部杯でも隠しイベントがあり、クラシックかシニアかで多少の誤差はあるが、 基本パワーが大きく上昇し、「盛岡レース場○」「まっしぐら」のスキルヒントがもらえる。 桜花賞、オークスは負ける可能性も高いが、このころにはステータスも上がっているため、それほど苦労することはないはず。 この二つの隠しイベントは上記の固有二つ名を狙う上で確実に通ることになるので、ぜひとも狙ってみよう。 特殊実況は史実で中央での唯一の重賞勝利となったG3クイーンステークスに設定されている。 育成でも必ず通るため、飛ばしてさえいなければ聞くことは容易。 + 特殊実況 ※ネタバレ注意 勝ったのはユキノビジン! みちのくの粘り!みちのくのたくましさ!問題なし!ユキノビジン!強い! ◆関連キャラクター ゴールドシチー ユキノにとっての憧れ、モデルもこなすグッドルッキングガール。 ギャルで都会っ子なシチー、純粋な田舎っこのユキノと一見正反対にも思えるが、 その実本当の自分を見せようと努力するという行動方針は両者ともに一致している。 ユキノがシチーの在り方を目標とし、彼女への憧れを自らが努力を重ねる原動力とする一方で、 シチーの方もまた、「キレイなだけのお人形」と見られている現状を内心で嫌っており、 似たような境遇にありながら、腐ることなくひたむきに前へと進もうとするユキノの姿に元気をもらっていた。 練習やレース外でも仲が良く、憧れの“シチーガール”となるべく、都会の洗練されたオシャレにも内心惹かれているユキノに、 シチーが「今のままで綺麗なんだから気にすることないのに(意訳)」と微笑みながらレクチャーするなど、姉妹のように仲が良い。 『うまよん』の時点で特に絡みが多く、ユキノに合うコスメを選んだり、 彼女が盛岡のいいところを聞こうとしたが言葉に詰まってしまったのを見て、事前に自分が調べた盛岡のことを話してきっかけを作ったりするなど、 ユキノが一方的に憧れているわけではなく、シチーの方もユキノのことを気に掛けている良好な関係性を築いている。 育成目標の最後であるジャパンカップに登場。2人の集大成を見ることになる。 史実では世代こそ違う(そもそもユキノビジン号の誕生年度=ゴールドシチー号の逝去年度)ものの、両者ともにグッドルッキングホースとして注目を集めたほか、 二代目ゴールドシチーが中央から岩手競馬に移籍して2勝をあげるなど、ユキノビジンとは正反対な経緯を持った競走馬がいるという接点がある。 他にも血統をたどるとテスコボーイの孫(*11)であるという共通点もある。 ちなみに、シチーが(主にトレーナー関連で)曇る二次創作には、どこからともなくユキノの口調を真似して「美しいべ……」とコメントするユーザーが現れ、 それに対して「消えるべ!闇のわだす!」という返信が付くのがお約束になっている。通称「ヤミノビジン」。 ただ、ウマ娘の公式が出した「キャラクターのイメージを損なうような二次創作・コメント投稿は控えてほしい」(意訳)というガイドラインに基づき、 「ヤミノビジン」もユキノビジンのイメージを損ないかねないという観点から、このガイドラインが公表されてからは下火になりつつある。 ウイニングチケット 底抜けに明るく感情があふれまくりなダービーを夢見るウマ娘。 固有イベントでも掛け合いがあるほか、ホーム会話でチケゾーのほうからユキノをケーキ屋に誘うなど、仲がいい様子がうかがえる。 チケゾーの誕生日限定会話にもユキノとのものがあり、みんなから祝われて泣きまくった結果目が痒いというチケゾーを気遣い、 「祝うのはチケットの感情が落ち着いてからにしよう」と内心考えていたが、うっかり自らのプレゼントのことを話してしまい、 結局「目が痒い」とぼやいていたチケゾーをまたもや号泣させることになって慌てるという、微笑ましい会話になっている。 史実では同期ではあるものの、対戦したことなどは無い。 しかしこの2頭の産駒に地方で競走馬として走っていたマルハチドーランが存在することから、その関係性が反映されたと思われる。 なお、チケゾーが同期ということは必然的にビワハヤヒデやナリタタイシンもそうであり、 とくにハヤヒデとは誕生日が一緒だったりするのだが、それ以外の史実における接点がほぼ皆無なためか今のところこの2人と絡んだことはない。 マンハッタンカフェ ルームメイト。 スピリチュアルな雰囲気を持つ、コーヒー党の物静かなウマ娘。 ユキノはカフェが淹れてくれるコーヒーを気に入っているが、いかんせん苦くてそのままではあまり飲めないらしい。 ただ、カフェはそんなユキノの事情を察し、砂糖やミルクを入れてみることを提案するなど、 カフェ自身はブラック派だがそれを押し付けず、ユキノが美味しく飲むことを優先してくれている。誰が言ったかカフェオレ部屋 ユキノの方も、ホーム画面にて「カフェさんが部屋に入ってくるとコーヒーのイイ匂いがするンです~…嗅いでたら笑われちゃいました。」という他、 カフェもホーム画面の台詞で、「自分がコーヒーを淹れているとユキノが手作りクッキーを焼いてくれる」と話しており、二人の関係性は非常に良好で、 カフェはユキノのことを「ゆりかごのように優しい方」と評し、普段以上に表情が豊かになる。 一コマ漫画では、シチュエーション的に「最高のコーヒー」を飲むべく、休日に二人で山に登り、カフェお手製のコーヒーを飲む微笑ましいものも。 ???「少しは私にやさしく接してくれたまえ」 また、カフェは生まれつき持っている高い霊感が災いし、気味悪がられてしまうこともあるが、 ユキノも自然や田舎の風景の中で幼いころから霊的な存在に親しんできたという共通点があり、そういう意味でも相性がいい模様。 史実では競走馬として登録こそされなかったが、二頭の間には仔馬が生まれている。 マヤノトップガン おませで大人に憧れる変幻自在な脚質を持つウマ娘。 ユキノ同様にシチーに憧れており、ファッション雑誌を一緒に見ていることがある。 一コマでもマヤにマフラー(マヤの勝負服と同じ柄)を編んであげたり、シチーと一緒にメイクをしてもらったりしている。 カレンチャン 魔性のカワイイカレンチャン。 ウマスタで「映え」写真を投稿するカレンチャンもユキノにとって憧れのひとつで、いろいろとアドバイスをもらっている。 カレンチャン自身もユキノの純粋さに好感を持っており、キャライベントでもユキノの頼みならばと快諾している。 期間限定イベント「晩秋、囃子響きたる」ユキノとシチー、カレンチャンの3人が奉納舞の踊り手に選ばれ競演したほか、 報酬サポカ「宵照らす奉納舞」ではその後の関係性も描写された(*12)。 ハルウララ 高知県からやってきた天真爛漫なウマ娘。 OVA『BNWの誓い』を皮切りに、アニメの学園祭回では互いに地元の物産展を出しあって火花を散らしている。 共通点としては互いに地方競馬場出身なこと、そしてウララは高知で、ユキノは中央重賞で勝利する前からグッズが販売されるなどしていた、ということがある。 サクラバクシンオー バクシンバクシン学級委員長。 [ふるさと直送エール!]の連続イベント2~3回目に登場するほか、育成でもクラシック級夏合宿でイベントがあり、 バクシンなりのやり方(*13)でユキノを元気付けようとしていた。 史実では世代こそ違えど、父がともにサクラユタカオーであるという共通点があり、 ユキノが育成イベントでバクシンオーについて「お父さんと似ている」と口にしていたのもこのためだと思われる。 美冬 ユキノの幼馴染として登場するウマ娘ならぬヒト娘。人間のネームドキャラが出るのはかなり珍しい。 フィギュアスケーターを志しており、ユキノがトレセン学園へと行くきっかけを作ったのも彼女である。 育成シナリオでもお互いに手紙やSNSで交流を欠かさず、お互いに切磋琢磨する様子を交換し合っている。 元ネタは不明だが、ユキノビジンの現役当時は伊藤みどり(*14)の活躍でフィギュア界が盛り上がっており、そのあたりから着想を得たのだろうか(*15)。それか原案勝負服の設定を引き継いだのか ハープアルファ ユキノビジン育成シナリオにて登場する特徴的なモブウマ娘。 桜花賞、オークスでは他よりも高いステータスを有しており、ネームドウマ娘と同等、もしくはそれ以上の大きな壁となって立ちはだかる。 モチーフ元はユキノビジンが2着となった桜花賞・オークスでいずれも勝利した「ベガ」。 「ハープ」→琴→こと座+「アルファ(*16)」→「こと座のα星」=「ベガ」といった言い換えとなっている。 史実で後にアドマイヤベガを生むからか、性格も彼女に似ている。 妹 シニア級1月後半の福引イベントで「特上にんじんハンバーグ」を当てると妹がいることが判明する。 妹が成長してご飯を食べられるようになって初めて行ったのが有名なハンバーグ屋で、そこでユキノが妹のためにいろいろ選んであげたらしい(妹はとても喜んでくれたそうな)。 血統で見ると全妹であるターフティファニーが存在し、ユキノビジン号と同様に繁殖牝馬にもなった。 一緒に追記・修正すっぺ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\あべ!あべ~!/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] G1勝利馬のように名馬の肖像とかがないからそこでめちゃくちゃ苦労した。 -- 名無しさん (2022-09-26 08 59 51) 適度にムチっとした感じなのが実にGood -- 名無しさん (2022-09-26 09 41 42) ゴールドシチー関連のネット界隈で定期的に表れる闇の美人 -- 名無しさん (2022-09-26 10 13 52) ↑途中送信すまん。『定期的に表れるヤミノビジンで笑う。』と送ろうとしてた -- 名無しさん (2022-09-26 10 15 23) 消えるべ!闇のわだす! -- 名無しさん (2022-09-26 10 42 45) ユキノもヤミノもコメするには方言翻訳サイトを使わざるを得ない 難易度たけーなオイ -- 名無しさん (2022-09-26 14 06 09) ↑2 それそれ。まぢ好きw -- 名無しさん (2022-09-26 15 39 03) 初期のPVだとハルウララと同室設定だったはず -- 名無しさん (2022-09-26 18 17 55) 作成乙です。周囲の見方と望む姿のズレってのは、憧れであるシチーのシナリオでも主題だった辺り、こんなところでも因果が… -- 名無しさん (2022-09-26 19 00 29) 賢さユキノは表面上の数値以上の強さがある。ノンストもだけど使ってみるとファインCBにも負けない強さがある -- 名無しさん (2022-09-26 19 06 04) ユキノ自身も強力なスキル覚えられるから、ステ十分ならチャンミでエースになれる可能性を秘めてる。もしエリザベス女王杯や秋華賞が来ればなお刺さる -- 名無しさん (2022-09-27 01 20 25) 某よしのんと同じくイメージに反して意外とおっきい娘(140台っぽいけど156ある)(胸もある) -- 名無しさん (2022-09-27 09 27 20) 実装前は闇の闇のってネタにされてて、実装されたら美冬NTRネタで逆襲されてるの笑う -- 名無しさん (2022-09-27 15 19 32) 体操服が板に付きすぎててヤバい -- 名無しさん (2022-09-27 22 34 02) 史実だとエアグルーヴLOVEなピルサドスキーとの間にも子供がいる。今後ファインモーションと絡むことあるかな。 -- 名無しさん (2022-09-29 15 57 42) この娘のスケート靴もそうだけど、今見てみると「あ、これ走るの考慮してないな」ってなる原案デザイン結構多いよね -- 名無しさん (2022-09-30 16 13 25) ↑スイープトウショウとかも顕著だよね(ローブが地面に引きずるレベルでダボダボ) -- 名無しさん (2022-10-02 07 50 39) うーん、スクショしても固有スキルのUIだけ残っちゃう。うまく画像のせられん -- 名無しさん (2022-10-13 22 04 54) 将来的には盛岡繋がりでメイセイオペラのウマ娘との絡みが欲しい -- 名無しさん (2022-10-13 22 11 33) スコーピオ杯のエース格になると誰が予想しただろうか -- 名無しさん (2022-11-03 14 59 06) 同郷だけど多分元南部藩の地域に住んでたとしてても今時こんなに訛ってる子いないよ……てくらい訛ってて笑う -- 名無しさん (2023-01-29 23 39 29) 訛りキャラってタマ、タイキ、ユキノの3人だけかな(あとはスペがたまに漏れるくらい。エルは似非だし)他の外国生まれとかオグリやウララも設定上は地方出身だけど訛りはないし -- 名無しさん (2023-03-15 00 58 43) ファインの姉ことピルサドスキーは女帝にぞっこんだけど史実だとユキノビジンの相手。はたしてこの先どうなるか -- 名無しさん (2023-08-15 20 19 24) 同期かつ元ネタ牝馬のノースフライトくるけど今後はこっちとも絡むようになるのかな(史実ではエリザベス女王杯を一緒に走っている) -- 名無しさん (2023-09-27 10 10 00) 実は今回のチャンミのダークホース。雪の日、冬ウマ娘を自力で獲得できるので地力は強い。 -- 名無しさん (2023-12-15 19 18 42) 新衣装確定ー!まってたよ! -- 名無しさん (2024-01-29 21 11 09) ↑しかもダート適性Aになってるからダート因子を気にせずに済む…! -- 名無しさん (2024-02-03 07 53 22) 脚質適正狭くて短距離も長距離も補正可能な範囲でダートも走れるから因子周回で便利 -- 名無しさん (2024-02-08 00 11 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mon_name/pages/146.html
雪の王(日本語) タグ:日本語 ポケットモンスター
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1215.html
『 日下月陰 ~ヒノシタノ ツキノカゲデ~ 』 ――その場所は、海のすぐ、近くにあった。 「こんな遠くまで、来ちゃったねー…」 地面に腰を下ろしていた青い髪のその少女は、遠く見える水平線を眺めたあと、隣に立ったままの私に向けて、嬉しそうにそう微笑みかけた。 「ホント。…長旅になるのは覚悟はしてたけど、ここまでとは正直、思わなかったわ」 そんな彼女に向けて、私は顔に苦笑いを浮かべる。 周囲にぐるりと視線を巡らせてみると、瞳に映るその景色が、改めて自分達がどれほどの距離を旅して、ここまで来たのかを思い出させてくれた。 山も、木も、海も、空気も。すべてが記憶に馴染まない。遠い異国に来てしまったんだと、心に覚えた小さな不安を、ただ一つ故郷と同じ夏色の空が、柔らかく包むように癒してくれているようだった。 二人が今いる場所は、海岸からすこし丘を登った場所に在り、背の低い沢山の草達が、日の光の力を借りて、夏色の絨毯を丘いっぱいに広げている。二人は、その絨毯の真ん中にポツリとある、大きな白い岩を背にして、じっと水平線の上の、空の向こうに広がる景色を眺めていた。 「疲れちゃった?」 小さな小さなその少女が、私に向かって今更のようにそう尋ねる。 「ん、まぁ少しわね」 私は彼女に視線を移すと、腰に手を当てて背筋を伸ばし、軽く屈伸をし始めたのを見て、それには同感と言った様子で少女も軽く頷いた。 「……でもさぁ」 と、少女が私を見上げた。 「でも……今日を逃すと、次に見られるのは、だいぶ先になるらしいし」 うん、と頷くと、私は視線を空へと移した。 視線の先にある、知らない街の南東の空には、いつもと同じはずの日の光が、朝から昼の色へと変わろうとしていた。 眩しさから、額に手を当てて瞳に影を作り目を細める。 少女も、それに倣って同じように空を見上げた。 「……もうすぐだね」 「……うん。もうすぐ」 そう、もうすぐだ。 あと一刻もしない間に、いつも見慣れた夏の空は、私達の前で一変する。 それは、太陽と月が、重なる瞬間。 真昼が夜に、変わる一瞬。 数十年に一度、奇跡のようなその時間。 「……皆既日食、かぁ」 その時を、共に過ごす、その為に。 私達二人は、ここに来た。 「でも――」 そう言いかけて私の唇はぴたりと止まる。 隣で座っている彼女があまりにも真剣に空を眺めているその光景が、なんだか少し可笑しかったのだ。 私は思わずくすりと口元に笑みが浮かべた。 「でも、こなたがこういうのに興味が在ったなんて知らなかったなぁ」 こなたは、食い入るように見つめていた南東の空から視線を外す。なぜか自分を見ながらくすくすと笑うか私の様子を見て不思議そうに首をかしげると、あぁ、と頷いた。 「日食とか、天体観測とか。別に興味があるわけじゃないよ」 「えぇ!?」 こなたの発言に、私は眉を潜めた。 ――皆既日食を見に行こうっ! と、5月の中頃、突然前ふりも無しにそんなことを言ってきたのはこなたの方からだった。 いつも脊髄反射的に計画を持ち出して来るこなたの性格にはだいぶ慣れていたつもりだったけど、流石にそんな提案には耳を疑うほどに困惑した。 もともとインドア派だというのもそうだけど、何よりとても暑がりな彼女は、夏に外出したがらない。 出て行くのも日中は避け夜や夕方。日中出かけるとしたらプールとか、クーラーが良くきいた涼しい場所。唯一、自分の趣味の事に関してだけ、日中に出かける事もあったが、それでも目的が完遂すると花が萎れていくように、とたんにぐったり元気を失い折れてしまう。 皆既日食を見に行こうという目的もなんだか彼女に似合わない。 今までの付き合いの中で、こなたの口から天体観測に興味があるなんて話が一度も出た事がないからだ。 確かに今回の日食は世間ではかなり騒がれてはいるが、そもそもこなたはミーハーではない。新しいものは確かに欲しがったりはするけれど、それは単なる物欲で、彼女は自分が興味のある、彼女が認めたものでなければその触手を動かさない。 つまり、世論でどんなに騒がれていようと、それが興味を示すものでない限り、彼女はまったく影響を受けたりはしないのだ。 でも、そんな私の思考とは他所に、こなたは思い立ったその日から、どんどん計画を進めて行った。 今日、ここに至るまでの旅行プランを決めたのは、ほとんどすべてこなた一人だ。 私はこなたの隣で、ただただ驚いて相槌を打っていただけで、そんなこなたの意外なやる気に、知らなかったけど、よっぽど興味があったんだなぁ、と考えを改めていたと言うのに。 あっけらかんと「興味はない」と言った彼女の発言に私は激しく困惑する。 私の心中を察してか、こなたは、そうだねぇ、と思い出すようなそぶりを見せると、 「たぶん……かがみが居なかったら、こんな風に旅行までして日食なんて見に来なかったよ」 「うん? 私、見たいって言ったっけ?」 「もう……鈍感だなぁ」 こなたは一つ、ため息をつく。 「――かがみともし出会わなかったら、日食なんて全然意味を持たなかったと思うんだぁ」 こなたは嬉しそうに、私の顔に笑顔を向けた。 「意味をくれたのは、かがみだよ。……私がかがみと出会えたから。かがみを好きになれたから。……かがみと一緒に見てみたいって、どうしようもなくそう思えたんだ」 私は目をキョトンと丸くする。 やがて、こなたの言っている意味を理解しだした私の顔は、熱を帯びたようにじわじわと赤くなる。 こなたはまるで悪戯が成功した子供のような顔でくすくす笑いながら見上げた。 「ふふふっ、かがみんどうしたの? 顔、真っ赤だよ?」 「……ばぁーか、アンタよくもそんな恥かしいこと真顔で言えるわね」 ふんっ、と、機嫌を損ねたようにそっぽを向くのは、不覚にも赤面してしまった顔を隠すためだった。こなたはその顔を追うように首を伸ばすが、やらせない。すぐその企みに気付いた私は、さらに向こうへとその首を向けた。 このままじゃ一回転して戻ってきちゃうよ? と、可笑しそうに茶化すこなたにジト目で振り向いた私は、はぁ、と大きめなため息を付くと、 「お?」 ――ストン、とこなたのすぐ隣に腰を下ろした。 「おかえり、かがみん♪」 「うっさい、ばぁか」 ニヤニヤと笑う少女に、呆れ顔でそう悪態を付いた私は、――でも、とこなたを見つめ微笑む。 「でもね、こなた。私も嬉しかったの。……こなたと二人っきりで旅行だなんて初めてのことだから。誘ってくれて、凄く……凄く嬉しかった」 たぶんこれが私の本心なんだな。 実は私も日食自体にあまり興味は持てなかった。 見てみたいなぁ、とは軽い気持ちで思っていたけど、特別、現地まで行って見てみたい、なんて事は旅行が決まってから今までもずっと、一度たりとも思ったことはなかった。 重要なのは、こなたがいること。 こなたが、ここにいてくれること。 それだけが、一番何よりも、私を幸せにしてくれることだって知っていた。 だから、 「ありがとう、こなた。私も……こなたと一緒に見たいな」 私は右手を、こなたの左手にそっと重ねる。 上からきゅっと優しく握ってあげると、今度はこなたの顔が夕日を浴びたみたいに赤く染まった。 「か、かがみこそ、恥ずかしいこと……」 俯くこなたに、澄ました表情の私は囁く。 「誰かさんの影響ねぇ」 「……誰かさんって誰? きっと私の知らない人だね」 いつものペースを取り戻そうと、そう意地悪な笑みを作るこなた。 私はにやりと微笑んで、 「ふふ、そうねぇ。私の傍に、いつも一番近くに居てくれる、そんな私の一番大切な人よ?」 「……そうなんだぁ、それは……」 「それは?」 「……嫉妬しちゃうかも」 「でしょ? ふふふっ」 私がそう笑うのに合わせて、こなたも噛み殺していた笑みを花のように広げて笑った。 夏の潮風が、陽光の下の草原に波のあとを残しながら吹き抜けて、二人の火照った顔を、程よい朱の色にまで冷ましてくれる。 こなたは気持ちよさそうに正面からの風を受けると、隣に座る私の肩に、そっと頬を寄せた。 軽く預けられる彼女の重み。 くっついた肌に広がる火照った彼女の体温と、僅かに香る甘い匂いが、私のそれとひとつに溶ける。 私が、空いていた左手でこなたの頭をそっと撫でてやると、気持ちよさそうに瞳を細める彼女の顔が、私の瞳に映って見えた。 「……安心した」 そう、こなたが小さく囁いた。 ――何が? と、私が聞き返す前に、こなたの瞳が、私のそれを正面から捕らえる。 「うん、だって……。ホントは、かがみに迷惑かけたかも、とか思っちゃっててさ」 「……何がよ?」 私は今度こそ、こなたにそう聞き返した。 「ホント、今更だけどさ……日食を見に行こうだなんて言ったこと。勝手に計画を進めちゃったこと。……かがみの意見も聞かないで、自分勝手に連れ回して……迷惑だよねって心の中では思ってた」 表情を隠すように、こなたは俯く。 「でもね? かがみも私と見たいって。私と……同じ気持ちでいてくれたから」 少しだけ、繋がれていたこなたの手に、力が込めれたのを感じた。 私は握り返してあげながら、くすりと彼女に微笑んだ。 「……そのぐらい信じなさいよ、ばか。私は迷惑だなんて思わない。むしろこなたに遠慮なんてされるほうが迷惑だわ」 「うん、ごめん……」 私は、こなたに繋がっていた右手を離す。困惑して顔をあげたこなたの頭を、両手で包むように抱きしめた。わわわ、と驚いて声を上げるこなたを無視して彼女の顔を胸に埋める。 「全部、受け止めてあげるから……ね?」 「……うん」 こんなところで抱き合って、少し気恥ずかしいけど、たまにはこうやって二人で確かめ合うのも悪くない。 私がこなたをどれだけ愛してるかってこと。 こなたが、私を愛してくれていること。 顔を埋める彼女にも、私が今、感じるものと同じものが、とくん、とくん、と穏やかに響く音色となって、きっと伝わっていると信じている。 「ねぇ、かがみ……」 胸の辺りでもぞりと動く感触に、私は腕の力を僅かに緩める。 「うん? なぁに?」 聞き返した私の瞳に、見上げる彼女の瞳が映りこんだ。 彼女のその柔らかなくちびるが、緩やかに動いて言葉を作る。 「…ス、……いい?」 「え?」 聞こえるか聞こえない位の声量で。小さく囁かれたその言葉。 「……するよ」 私の確認も待たずに、彼女は、身を乗り出した。 潤んだ瞳が私の瞳を真っ直ぐに捕らえ、彼女の両手は私の頬に当てられる。そして、半分開かれた彼女の小さな唇が、私のそれに、徐々に…… 「――てぇ! だ、ちょっと、待っ!!」 あと数センチでなんらかの事故が起こりそうな距離で、こなたの動きはぴたりと止まる。 瞳を潤ませたまま、息さえ届くこの距離で、こなたは甘えるような声色で囁く。 「キス……だけだから、ね?」 「な、なんで!」 「したくなったから。だめ?」 「――し、したくって。」 「遠慮するなっていったじゃん」 「そ、そうだけど時と場合が――」 「全部受け止めてくれるとも言った。……アレは嘘だったのかなぁ……」 「うぐぅ、でも……」 私は困惑したように周囲を見渡した。 「人が少ないところ選んだって言っても、一応、二人っきりってわけじゃないし……」 旅行は二人きりで来ていたけど、今、この場所にはそれなりに人の気配が感じられた。 それぞれは浮島のように転々と離れているけど、それでもやはり目の届く距離にはいる。 旅館の人に空が良く見える隠れたスポットだって教えらて来たのだけれど、同じ目的で来た人達にはそれなりに知られた場所だったらしい。 私達の今いる場所は、岩の陰になっているので丘の上からは見えないが、下からこちらを見上げてしまうと、モロではないけど、それなりに何をやっているのか見られてしまう。 「抱き合ってる状態で、ホント今更って気もするんだけど」 「う、うるさい。恥かしいけどアンタのために我慢したのよ」 「じゃあもう一声♪」 「ダメ、ダメよ。……見られちゃう」 至近距離の恥かしさから、私はふいと視線を逸らす。 ずっとこなたの顔を見つめていたら、つい、うん、と首を立てに振ってしまいそうだった。 ダメ、絶対ダメ、と心の中で何度も唱えている私に、こなたはくすりと微笑んだ。 「大丈夫、みんな皆既日食のほうに夢中じゃん。空を見上げてるから、私達のことなんて見てないよ」 こなたが体を起こして周囲を指差ししながら私に言う。 私もこなたの指す方角にいた一組の家族連れを見つけると、彼らが見上げる夏空を改めて仰いだ。 太陽は、もう高い位置にある。 今の時刻を見てみないと正確な時間は分からないけど、たぶんあと少しの時間で、あの眩しい太陽は月に隠れる。 「太陽もね……」 こなたが私の視線の先に割って入る。 「太陽も、月が邪魔してるから私達の姿は見えていない」 太陽を背にした彼女の姿は、その輪郭だけを白く輝かせて、影が差したその表情は、薄く笑っているようにも、真剣に私の瞳を見つめているようにも私には見えた。 「……いやよ」 と、私はこなたに、無表情のままそう答える。 「どうして?」 私の表情の変化に、深い拒絶の意思を感じ取ったのか、こなたの影はよりいっそう深くなる。 私は、仰向けになったまま、片腕を上げると、こなたの顔の横を通り過ぎ、空の太陽の近くを指した。 こなたは不思議そうに後ろを振り向く。 私はその横顔に向けてそっと囁いた。 「だって……月が……見てるじゃない」 彼女の耳のすぐ横に、顔を起こして近づけて。 外に漏れないくらいの声量で、私は彼女にそう言った。 こなたは驚いたような顔で、私にゆっくりと振り返る。 私は視線を合わせないように横に逸らす。 視線の端で、こなたがにこりと笑っていた。 「月は、きっと太陽が眩しくて目を瞑っちゃてる」 「……じゃあ星は?」 私は目を伏せたまま、何も見えない空を指した。 「星は今、眠る時間」 私は続けて雲を指す。 「……じゃあ――」 「――ねぇ、かがみ」 こなたが、優しい声のトーンで私の言葉を遮った。 「……今、この時だけなんだよ?」 そう言って、 「太陽が隠れるその瞬間だけ、かがみのことを見ているのは、世界で私一人しかいないんだ。だから……」 声と同じ優しい表情で、こなたは私に、微笑んだ 「こなた……」 「かがみ……」 空を指していた私の手が、そのままゆっくりと下りて、こなたの首筋にかけられた。 私の腕の重みに押されるように、こなたの顔が、瞳が、その唇が、ゆっくりと私に近づいてくる。 途中、こなたは瞳は閉じる。 私も、同じように瞳を閉じた。 まぶたの影越しに、こなたの呼吸が、体温が、私の敏感な唇を、包むように優しく触れる。 そして、 ――ぷっ 『――ふふっ、あはははははははっ!』 二人の声が重なった。 「――あははははは…っ、かがみー?」 「ふふ、だぁってぇ! 臭くってさぁ。あのこなたが、あんなっ…あはは……っ」 「あはは、かがみこそ。『月が見てる』なんて、何処で覚えてきたんだよ。ぷふふっ」 「はぁー、はぁー…だって、こなたが『太陽は見ていない』なんてっ、ふふ、言うからぁっ!」 「もぉー、せっかく我慢していいムード作ったのに台無しじゃん」 「あはは、ごめんごめん。でもこなたこそ。ふふ…」 私に覆いかぶさっていたこなたは、お腹を押さえながら地面に寝転がる。私もこなたと同じように腕を広げ、大の字で寝転がりながら、二人で空に向けて、声を上げて笑い合った。 「でも、こっちのほうが私達らしいんじゃない?」 「……ふふ、そうだね。このほうが私達らしい、ね」 二人で見詰め合って、そうして、悪巧みが成功した子供のように、二人で笑い合う私達。 ――と、無邪気に微笑むこなたの顔に、暗い影が差した。 顔だけじゃない、その周りの草原も、森も、海も、空も、何か得体も知れない黒い霧のようなものに、その身をゆっくりと覆われていくみたいに影が差していった。 周囲から、おぉっ、と上がる誰かしらの歓声。 「あ、見てかがみ。太陽が」 上半身だけ起き上がらせた、こなたの指が空を指した。 「……隠れる」 指の先にある太陽がその大きさを変える。 空は次第に藍へと変わり、昼間、太陽に雲が差したのとは違う本物の闇が、あたり一面に影を落とした。 空に浮かんだ白い雲は、灰の色をした彫刻のように変わり、遠い水平線から、空が私に近づくにつれ、光を奪われていくように、周りは暗く、色彩は奪われていった 慌てて私達は近くに置いてあった日食グラスをかけると、眼前に広がっていた世界は深い闇色の染められて、太陽だけぽつんと白い月のような影を残していた。 目に見える程度の速度で、ゆっくりと端からかけていくそれは、月の満ち欠けにもよく似ている。 丸い太陽が燃える光輪だけを空に残して、その姿を私達から隠していく。 最後の光の粒の一滴が、完全に隠れたのを見計らって、グラスを顔から外すと、そこはもう夏の夜のように変わっていた。 すぐ隣で動くこなたの影に私は這い寄ると、腕を抱き寄せて肩を預けた。 太陽と色彩と一緒に、温もりまでも失ったような世界の中で、寄り添うこなたの存在だけが、私の心に温かさをくれている。 確認するように、強く彼女を抱き締めると、こなたも答えるように、私の手を強く握り返してくれた。 「ねぇ、かがみ」 「なぁに?」 耳元で、彼女は静かに囁く。 私はくすぐったそうに目を細め、彼女の言葉に耳を傾けた。 「今、かがみを見ているのは世界でただ一人だよ」 こなたが、微笑む気配を感じた。 「……そうね。じゃあ、こなたのことを見ているのも、世界でただ一人だけね」 向かい合って、お互いを見つめ合う私達。 彼女のシルエットが、躊躇うようにゆっくりと近づいていくのが分かった。 私は、彼女の腕をそっと引く。 「……いいの?」 「……早くしないと、終わっちゃうわよ?」 「じゃあ……かがみ……」 こなたの僅かに震える手が、私の頬に当てられる。 私は静かに瞳を閉じた。 『ん……』 草原に浮かんだ二人分のシルエットは、いつの間にか一つの大きな影に変わっていた。 その影も、やがて、地面に倒れて消える。 太陽の下の、月の陰で、 星さえ眠る、この一瞬。 ――世界は、私達二人を、見失った。 コメントフォーム 名前 コメント 綺麗な終わり方!この作品大好きです!! -- 名無しさん (2010-05-28 23 08 08) 最後の一文がスゴく良かった -- 名無しさん (2010-05-15 01 00 54) 神秘的な話っすね。皆既日食を使うとはすごいッス。私も就活中に日食に遭遇したから。 -- アーマードコア (2009-08-04 11 48 57) 素敵で美しい話ですね GJ -- 紫電 (2009-07-30 21 59 19) す、素晴らしい!! -- 名無しさん (2009-07-27 07 51 39) すごいっ…!! -- 名無しさん (2009-07-25 08 51 44) おぉ、22日のアレか・・・。 -- 名無しさん (2009-07-24 13 51 55) 素敵だ………素敵な話だぴょん! -- 名無し (2009-07-24 09 55 49) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/naohmylist/pages/252.html
←前の月 現在のページ 次の月→ 2018年06月 2018年07月 2018年08月 計117曲 2018-07-01 (6) 真夏のきみを追いかけて / tonae 処女作 逐電 / 荻原九厘 Breeze and Soda・夏 / BADGUYS TEAM/春花坊合唱部 雨のせい / tezzy ハイドランジア / じゅみ 名も無き囚人 / なつめ千秋 2018-07-02 (3) Bright Sky / みーに 処女作 MIKU S BOUNCE / BIGHEAD セイリングユース / 犀は火曜日、山羊は海 2018-07-03 (1) 夜半の月 / ばぶちゃん 2018-07-04 (4) レインブルーアンブレラ / とうかさ 過ぎ去りし世界 / オカメP クリスタコーダ / TZ (oKTarmS) Departure / Yasuha. 2018-07-05 (3) 不器用な時間の使い方 / 最低ウォーリー トーキョーゲットー / Eve invisible sense 2018-07-06 (8) あーあ / たた Reflection! / M@SATOSHI 死生活 / syudou グリーンライツ・セレナーデ / Omoi デザート / monaca factory Fizzy* / 椎谷ユウ 金星のダンス / ナユタン星人 1999年7月の原風景 / Harima〆 2018-07-07 (10) Under the moonlight / jaguar_jaguar ルーニカ / まP Δ / chiem プロローグ / あ子 織姫と向日葵 / Lyricompo LOST NOTE / No.85 AFTER SCHOOL STRANGER / 0o0 リフレクションエンドロウル / ツミキ 願った夜空に約束の星歌 / calroha(カロハ) 月の憧憬 / 大佐 2018-07-08 (3) スクランブル / いちいいず 女雨露 / Harima〆 Attention Seeker / K*C*HACK 2018-07-09 (2) アルレッキーノに憧れて / Riquet Mei Mei / ピノキオピー 2018-07-10 (4) 彗星 / lol project 猫かぶりますた / たみゃう 処女作 紫陽花 / ポンヌフ 状況が裂いた / 土山時雨 2018-07-11 (1) 屋上のマツユキソウ / ばぶちゃん 2018-07-12 (4) Loneliness / てのひら ヘビー・ビビッド・トーン / あんやほ スカイデアンナイト / こがねむし 独白とスピルトミルク / 七夜 2018-07-13 (4) イトシイ2分間 / キシカワ 夜の踊り子に狂うダンスを / ふじただいき Rem / forute マシェリー / ジグ 2018-07-14 (3) Broken Flower / 樹人 あしたはきのう / ひき 霧雨 / lol project 2018-07-15 (1) HAPPY TUNE / Lyricompo 2018-07-16 (3) YELL FOR YOUTH / Lyricompo SA・E・ZU・RI / 凜之形 Behind The Moon / イナバの楽団 2018-07-17 (2) ノイズたちの遊び /Cube Monologue / BCNO 2018-07-18 (7) かいしんのいちげき! / 天月-あまつき- シェダーコール / shino 都市計画(すくすくREMIX) / 青屋夏生 終わりの庭 / イマイのロボダッチ 己がヨよ、/ ドグの指.jp 処女作 少女レイ / みきとP 千客万来 / 森羅 2018-07-20 (6) あなぐらぐらし / きくお 7月20日 / Play Of Color Alexis / 雄之助 人間色の / ユキノシタ 空洞より / ピコン ビートシンカー / DIVELA 2018-07-21 (2) home / イーゼル クロニクル / はりーP 2018-07-22 (6) 人生恋愛ゲーム / Naskey dull / 尾北ねむ。 デッドロイド / ていくる Call my name! / Jun Kuroda 華やぐ舞台 / キュウ 咲け / しにふぃ 処女作 2018-07-23 (2) さいたさいた真っ赤な花が / ばぶちゃん ブレインクラッシャー / Yasuha. 2018-07-25 (2) 木魚と金魚 / 虚無子 世界の雨 / Hello1103 2018-07-26 (2) 糠雨とりっぷ / catfish Struggle / PLAMA 2018-07-27 (7) Hello!! -Brave New World-(new version) / NoraCity サラバララバイ / X-Plorez 夏空を見上げて / Akki 涙を笑顔に変えて / ウエダバジル 蒼いサイダー / キシカワ ニーナ / time traveler 処女作 SUMMER VACATION / Moni(モニ) 2018-07-28 (7) ジュヴナイルのハートだから / だよねP Horizon / Clean Tears シネマチック・フィクション / 快晴P TYFW / 23.exe 忘れ華と陽炎 / たた beautiful disaster / nokken Perpetual Regression / lol project 2018-07-29 (3) 大切な人たちへ / 傘村トータ 虚無仮説 / Ponz 処女作 灰色の世界 / ちお 2018-07-30 (7) マツリアラシ / べっど バスルーム / Papyrus 処女作 雨の日の即興演奏 / 鏡わふ 処女作 サクラソウ / ぐりーん 処女作 空に溶ける / 晨 僕は愛を知っている / オゾン ソリッドガール / wyiroha 2018-07-31 (4) マリンワンピース / テシマ 滲む原色 / ジラートP I m Here / あんぼっくす LOST HEART / ワジョウフタシカ
https://w.atwiki.jp/metatronnote/pages/20.html
アイス・ブルー アイリス アステリスカス アナナス アマリリス ウツボカズラ エーデルワイス 高原の白い花の地図 ナポリ ジェノヴァの門の外 白い花の近く 生態調査 生物学 5 エーデルワイス エリデス オオオニバス カスミソウ カトレア カーネーション カラファテ 旅人が再び訪れる木 (リマ) カルセオラリア 鮮やかな花の地図 中南米開拓地 パナマの郊外 赤い花の近く 生態調査 生物学 5 カルセオラリア カントゥータ 人々と共にある花 (サントドミンゴ) クンシラン クレロデンドルム 青い羽の生えた花 (マルセイユ) グレヴィレア ゲッカビジン ゲッケイジュ コチョウラン コピウエ 小さな赤い鐘 (リマ) シクラメン ジャカランダ 鮮やかな花の地図 ナポリ チュニス 南米南東岸で上陸 上陸地点より北西 生態調査 生物学 4 ジャカランダ シラカバ シンビジューム スイセン ストレリチア スノードロップ スマトラオオコンニャク 大輪の花 (アムステルダム) セントポーリア ダマスカスローズ ダリア チュパチュパ 這う花の地図 アテネ バルパライソの南で上陸 二つ目の吊り橋を渡った先 生態調査 生物学 5 チュパチュパ チェリー チューリップ デージー トケイソウ トパトパ 袋状の植物の地図 チュニス パルパライソの南で上陸 上陸地点より東 生態調査 生物学 7 トパトパ トレニア ナナカマド ノートロ 風の大地に咲く花 (リマ) ファイアーバード 鳥の名を持つ花 (ナポリ) ハス バオバブ バンクシア ビカクシダ フクロユキノシタ 虫を捕まえる植物の地図 東南アジア開拓港 カカドゥの南西で上陸 奥地にある斜め岩の近く 生態調査 生物学 4 フクロユキノシタ ブルー・オーキッド ホウオウボク ボダイジュ ポインセチア マドンナリリー マリーゴールド マレシェルビア 星の花の地図 東南アジア開拓港 パルパライソの南で上陸 巨大枯れ木付近 生態調査 生物学 6 マレシェルビア メガスケパスマ・エリトロクラミス 日陰に咲く花 リマ メリダ郊外のユカタン半島内陸 東の重ね岩付近水のない文明未達成で出現。 生態調査 生物学 6 メガスケパスマ・エリトロクラミス モウセンゴケ 虫を捕まえる植物の地図 アテネ トレビゾントの東で上陸 上陸点より南東の大きな木付近 生態調査 生物学 3 モウセンゴケ ヤグルマギク ヨーロッパカエデ リュウゼツラン ロサ・フェティダ・ペルシアーナ 黄色を追い求めて (マルセイユ) 前提「青い羽の生えた花」 (マルセイユ) ワトル 熱帯スイレン
https://w.atwiki.jp/iroiroiro/pages/25.html
imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 タイプ 草氷 耐性 4倍 ほのお 2倍 かくとう/どく/ひこう/むし/いわ/はがね 1/2 みず/でんき/くさ/じめん 1/4 --- 0倍 --- 一見弱点が多いだけだが、抵抗が優秀。特殊の水、電気を受けつつドラゴンを釘付けできる 特性 雪降らし 決定力の補佐として強力だが、過信は禁物 種族値 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 90 92 75 92 85 60 実値 意地っ張り HA252 S4 Lv50 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 197 158 95 100 105 81 勇敢も人気だが、ラグラージや同族に抜かれるのは辛い。他には寂しがり等も候補 技考察 メインウェポン ウッドハンマー 高威力のタイプ一致技。水への遂行技にもなる 草結び 反動を嫌っての採用となる。地震を考えると攻撃に努力値を振りたいため、緻密な調整が求められるだろう。シャワーズが落とせなくなる エナジーボール 草結びと選択 吹雪 オートあられで必中。メインをウドハンと併用した場合、高威力技を物理と特殊に散らすことで受けられにくくなる サブウェポン 地震 電気、炎、鋼に刺さるので非常に相性がいい 氷の礫 ドラゴンに対しては吹雪よりやや有利。受けられにくさを考えないなら吹雪の枠に。しかし素の威力が無いため吹雪と共存させるタイプもメジャー 補助 宿り木の種 身代わりや守るとセットで使うと、あられと併せて読みの負担を軽減できる。が技スペースがないため人気はない 眠る 特殊への役割とウドハンの反動を考えると回復手段は欲しいが、眠るほど余裕のある耐久ではない上にドラゴンをフリーにしてしまう可能性があるのでオボン優位 持ち物考察 オボンの実 交換を牽制しながら確実に回復できる 食べ残し 宿り木型なら カゴの実 眠るなら 型考察 雪降らし 意地っ張り HA252S4 オボン ウドハン/地震/吹雪/礫 物理メインのフルアタ。補助技を入れる場合、礫よりふぶきを抜くことを推奨
https://w.atwiki.jp/altair0/pages/393.html
情報は下記新wikiを参照してください ttp //www9.atwiki.jp/altair1/
https://w.atwiki.jp/bwpokekousatsu/pages/260.html
最新世代の情報はポケモン対戦考察Wikiを参照してください。 No.460 タイプ:くさ/[[こおり]] 特性:ゆきふらし(天候が霰になる) 夢特性:ぼうおん(音に関係する技が無効になる) 体重:135.5kg(けたぐり・くさむすびの威力100) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 90 92 75 92 85 60 ばつぐん(4倍) ほのお ばつぐん(2倍) かくとう/どく/ひこう/むし/いわ/はがね いまひとつ(1/2) みず/でんき/くさ/じめん いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 特性による定数ダメージ、氷・草という攻撃面で優秀な組み合わせのおかげで広範囲の相手に弱点をつける。 そのためタスキやスカーフなどのタイマン性能をあげる道具を持たせるのが一般的。
https://w.atwiki.jp/kaihiriron66/pages/41.html
霰パにする場合のエースでカッスwwww 雪降らしが出来る偉い子でカッスwwwww 回避理論の主役、カブリアスの天敵でもあるでカッスwwwww 必中吹雪は強いでカッスwwwww 敵からも必中になるのは気を付けるでカッスwww
https://w.atwiki.jp/ptoshi/pages/79.html
【1_ノモセより西】こごえるかぜ れいとうパンチ 【2_キッサキシティ】いびき こうごうせい 【3_サバイバルエリア】どろかけ げきりん たねばくだん