約 2,021,254 件
https://w.atwiki.jp/moematome/pages/126.html
「中に、誰もいませんよ……?」 キャラクター形容に使われる言葉。 「病み」と「デレ」の合成語で、 精神的に病んだ状態にありつつ、他のキャラクター(主に主人公)に愛情を表現する様子 好意を持った(デレ状態の)キャラクターが精神的に病んでいくこと 心を病んだヒロインに対する萌え属性 などなど、現在でも定義が定まり切っていない。 恋愛対象に依存しすぎるあまり、 恋敵の物理的な排除、他人に取られるくらいならと恋人を殺害、叶わないなら自殺するなど、異常な行動をとる。 過度なツンデレや、主人公が非常に鈍感・もしくはヘタレである場合など、 気づかない・気付かれないため、ヤンデレになることが多い。 例:圭一が詩音をL5にする。誠が言葉にやったこと。 代表的なキャラクター 桂言葉(かつら ことのは):アダルトゲーム『School days』のキャラクター。 竜宮レナ(りゅうぐう レナ):『ひぐらしのなく頃に』登場人物(*1)。 園崎詩音(そのざき しおん):『ひぐらしのなく頃に』登場人物。 性格変更パッチではやんちゃから変化したもの。 本家の性格は能力補正を示す指標でしかないので、ヤンデレ行動をゲーム中でとるようなことはない。 萌えもん動画では浮気するトレーナーに対して技で制裁する形が多い。 百合姫様:百合姫のパートナー・えながヤンデレ気味。 ダンナの人:クマきちの萌えもんもヤンデレ傾向が強い。だが殺人行為はしない(らしい)(*2)。
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/622.html
ヤンデレ やんでれ 【その他の単語】 09-03-31最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「ヤンデレ」とは、女性キャラクターの性格を表現する単語。 一般的には、特定の男性に好意を持っている(「デレ」)反面、何らかのきっかけがあるとその好意が暴走し精神的に病んだ状態(「ヤン」)になる、という形になると思われる。もっとも、ファンの間で発生した単語であるらしく、そのためその定義や範囲は明確ではない。 概要 「ヤン」は精神的に病んだ状態、「デレ」は好意を持っている状態を指し、その両面を合わせもつ性格を言う。また、「ヤン」は「デレ」が暴走した結果陥るのが通常。 典型的には、主人公に対して恋愛感情を(しばしば露骨に)示すが、何らかの出来事(ライバルの存在が示された時など)をきっかけにその感情が暴走、感情のままに盲目的に行動する、という形のキャラクター造形となるか。感情の暴走は主人公の独占欲から主人公やライバルに対し暴力的行動に及ぶ、という場合もある。 「ヤンデレ」がジャンルとして成立したのは、2005年のアニメ「SHUFFLE!」およびゲーム「スクールデイズ(スクイズ)」がきっかけであったらしい。 前者のヒロインは「ヤン」状態にいわゆる「空鍋」を行い、後者はヒロインが凶行に及ぶルートが話題となった。特に、「スクイズ」は07年のアニメ版でもヤンデレ故に凄惨な行動に及ぶという内容で、放送直前に起きた事件(京田辺警察官殺害事件‐Wikipedia)の影響で地上波での放送が事実上打ち切りになったこともあって(いわゆるnice boat.事件、この内容自体をそう呼ぶことも)、スクイズのヒロインである桂言葉(かつら・ことのは)がヤンデレ界の女王的存在となっている。 余談 個人的見解としてはヤンデレは、ヤンデレは女性の独占欲を強調した表現ではないかと思われる。そうだとすれば、ネタ的であっても流行した背景に、「女性から独占欲の対象になりたい」という男性の感情があるのかもしれない。 なお、ヤンデレの「ヤン」状態は、精神医学的に見た検証などがされない(されるはずがない)ため科学的根拠は無い。 むしろ、「お昼のドロドロの修羅場ドラマ」的なノリから来る、ネタ的な要素が強いと思われる。もっとも、現実にいたとすればストーカー予備軍、それもストーカー殺人とかしてしまうような危険な部類のストーカーの予備軍である。 さらに余談だが、ツンデレの「ツン」も「デレ」の裏返しと考えれば、ヤンデレ・ツンデレのいずれも「デレ」の裏返しであり、どう裏返したかの差にすぎない、とも見うるのではないだろうか。 動画検索 「ヤンデレ」でタグ検索 「ヤンデレ」でキーワード検索 「ヤンデレ」の含まれるタグの一覧 → 検索結果 関連タグ ヤンデレCDと会話させるシリーズ (タグ検索 → 検索結果) random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm42SHUFFLE19話なんとsm42は「ニコニコ最古のヤンデレ動画」。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm42 School Days 第12話 「スクールデイズ」 ラストシーン や行の単語一覧にもどる 「その他の単語」関連の単語の一覧にもどる トップページにもどる - -
https://w.atwiki.jp/yandere01/pages/45.html
ヤンデレって何? 普段は優等生的なキャラクターに見えるが、主人公に惚れており(デレ)、ストーリーの進行に従って明らかになる何らかの事情により、精神的に病ん(ヤン)でしまう女性、もしくはその状態を指す。具体的には、主人公や対抗するヒロインに対して物理的行動を起こすなどが挙げられる。キャラクターの持つ背景設定が感情的な行動として強く表現され、そこが魅力となる。(はてなダイアリーより抜粋) 気持ちを素直に表現できなくてついツンツンしてしまう→ツンデレ 気持ちを素直に表現しすぎてつい監禁してしまう→ヤンデレ 助けてほしい、救ってほしい、愛してほしい→メンヘラ 助けてあげる、救ってあげる、愛してあげる→ヤンデレ 病に基づいた愛か、愛に基づいた病かの差があるってことだと思います。 電波→在りもしない物、居もしない人、個人的な神へ対する信仰、脈絡も予備知識もなく不可解な固有名詞をさも当り前のように語る。 例「昨日ね、○○君の夢を見たんだよ?…えへへ、嬉しいな。○○君、夢の中でも逢いに来てくれるなんて。これってきっと、日頃のスパイラルマタイの賜物だよね!うんきっとそうだ。私ね、昨日も寝る前にアールルボールグ環状星雲に向かってお祈りしたんだ」 ヤンデレ→社会的、倫理的ルールを極端に延長した線上にある判断基準を持つ。とにかく行動が極端。 例「昨日ね、○○君の夢を見たんだよ?…えへへ、嬉しいな。嬉しいから、もう一度寝直したの。また○○君に逢えると思ったから…なのに。どうして、どうして出てきてくれなかったの?私の事、嫌いになっちゃったの?ねえ、好きだったら出てきてくれるはずだよね?ずっと一緒に居てくれるって言ったよね?あれは嘘?嘘じゃないんだ?だったらどうして出てきてくれなかったの?ねえ、どうして?ねえ。ねえ。ねえ。ねえ。どうして?どうして?どうして?どうして――――」 よくわかんなくなってきたので、スレを参照してください。 まあ、あれです。 百人居れば百通り人生があって、百通りの健やかな日々があれば百通りの病み方があるわけです。 乱暴に言ってしまえば、「恋心が募りすぎて精神を病む」ヒロインのこと、です。
https://w.atwiki.jp/nentyaku/pages/119.html
住人を装ってヤンデレ呼ばわりしていたがボロを出してバレる 603 名前:最低人類0号[sage] 投稿日:2008/07/15(火) 15 17 09 ID Z0TYegJx0 なんだ劣化はヤンデレなのかw 622 名前: 最低人類0号 [sage] 投稿日: 2008/07/15(火) 16 44 56 ID Z0TYegJx0 くっそ ついうっかり書き込んでしまった! 因みにカスのヤンデレ・ツンデレ・クーデレの説明 ヤンデレ:好きとかいって包丁振り回す ツン:別にアンタの為に クー:長門 見事に説明できていない
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/848.html
4 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 40 13 ID Sf6DhUew 「9/16 日曜日」 こんなに愛しているのに、どうして。 こんなに近くにいるのに、どうして。 こんなに想っているのに、どうして。 どうして。 あなたは気付いてくれないのだろう。 いつでもあなたのことを考えているのに。 そう。毎晩あなたの写真とお話して、気がついたら朝が来てしまうくらいに。 好き。世界で一番好き。 こんなに好きなんだから、わたしの気持ちが叶わないはずないのに。 どうして。 5 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 40 48 ID Sf6DhUew ピピピ ピピピ ピピピ ピピピ 「ん…」 …朝だ。 いつもの規則的な電子音で目が覚める。 毎朝のことだが、早朝の寝ぼけた頭にこの大きな音は辛い。 布団から腕を出してゆっくりとその音源に手を伸ばすが、どうやらわずかに届かない。 そうして俺の手が空を掴んでいると、ふいにアラーム音が止まった。 「んー…?」 なんだか分からないが小うるさい音が止んだようだ。 ここはひとつ、もう少しの間惰眠を貪ろう。そう思ったときだった。 「こらっ!」 「んあっ!?」 突然の怒鳴り声に驚き、微妙に情けない声を出しながら起き上がる。 すると、そこにいたのは由香里だった。 「お兄ちゃん。起きて」 「んー…」 目をこすりながら、否定とも肯定ともとれない声を出す。まだ頭が働かないのだ。 「んー、じゃないでしょ。ほら早く」 そう言う由香里の片手には、目覚まし時計があった。 なるほど、アラームを止めたのは由香里か。 「…分かったよ」 ようやく目が覚めてきたので、俺はベッドから這い上がった。 大きなあくびをしながら首や肩を回すと、ボキボキっと鈍い音が鳴った。 「うわ…、ちょっとおじさんくさいよ」 「うるさい」 由香里の冷ややかな指摘を無視し、俺は重い足取りで部屋を出た。 「行ってくるよ」 男の支度なんて、本当に手早いものだ。 15分程度の間に身支度を整えて朝食も済ませた俺は、それだけ母に告げて家を出た。 「ちょっと、待ってよー」 そう言われ振り向くと、由香里が少し慌てた様子で追いかけてきた。 「人に起こしてもらっといて、なんで先に行っちゃうかなぁ」 「なんで、って言われてもなぁ」 俺は少し困って頬をかく。 「ていうかさ、なんで俺より早く起きてるのに俺より支度が遅いの?」 素朴な疑問だ。由香里の支度はいつも長く、正直いちいち待っていられない。 すると、由香里は少し怒ったような顔をして言った。 「女の子は支度に時間がかかるものなの!」 「そんなもんかね」 「そんなもんなの」 それだけ言うと、由香里は俺の隣に並んで歩きだした。 俺はふと、そんな妹の横顔を覗く。 由香里の顔立ちは俺と違って、完全に母親譲りだ。 もともと浅黒い俺とは違う白い肌が、いつの間にか覚えた化粧でほんのりと染められている。 茶色がかった髪は、地毛だろうか。思えば妹の髪など気にしたことがないので、ちょっと判別がつかない。 とにかく、そんな妹の髪はツインテールにまとめられて歩く度に揺れている。 確かに、こいつもいつの間にか年頃の女の子になっていた。 そりゃ身支度に時間がかかるはずだ。 そんなことを考えていると、いつの間にか由香里もこちらを見ていた。 「どうしたの?」 「ん? ちょっとね」 「なに?」 由香里は訝しげに首を傾ける。 「まあ…。お前も大きくなったな、と思って」 「なにそれ」 由香里は不思議そうな顔で、もう一度首を傾けた。 6 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 41 51 ID Sf6DhUew 俺と由香里が通う高校は、自宅から歩いて10分程度の距離にある。 今朝も由香里と他愛のない話をしている間に、学校へ辿り着いていた。 「おはよう。笹田くん」 ちょうど校門を抜けたところで、聞き慣れた声に呼ばれた。 「ああ、委員長。おはよう」 挨拶を返すと、委員長は長い髪を左手で耳にかけながら微笑んだ。最近知ったのだが、どうもこれは彼女の癖らしい。 他の女子ならちょっと気取った感じに見えるだろうが、委員長がやると清楚な感じに見えるから不思議だ。 「今日も妹さんと一緒なのね」 委員長は笑みを崩さずに言った。 「ああ」 俺がそう言うと、隣で由香里が頭を下げた。 「おはようございます。先輩」 「おはよう」 委員長も律儀に頭を下げて挨拶を返した。 「…じゃあ、わたし行くね」 そう言うと、由香里は一年生用の玄関へ向かって行った。 「可愛い妹さんね」 委員長が由香里の後姿を見つめながら、つぶやくように言った。 「そうかな」 「笹田くんはそう思わない?」 「よく分からないよ。兄妹だからね」 由香里を見送った俺は、今度は委員長と並んで歩き出す。 横で歩く彼女を見て、俺はあることに気付いた。 「委員長さ、最近ずっとメガネじゃない? コンタクトやめたの?」 俺がそう言うと、委員長は一瞬顔を赤くした。 「え、ええ」 「どうしたの? なんか心境の変化とか?」 「う、ううん。何でもないの。ちょっと、何となくっていうか…」 委員長はなぜかしどろもどろになる。あまり聞かれたくない話なのだろうか。 そんな間に、俺たちの教室の前まで来ていた。 すると、クラスメイトの一人が俺を見つけた。 「おーい、笹田。お前が聞きたいって言ってたCD持ってきたぞー」 「お、マジで?」 急いで友人のところへ行こうとして、委員長の存在に気付く。 「俺、行くね」と言おうとしたが、それより先に委員長が口を開いた。 「どうぞ。気にしないで」 委員長がいつもの笑顔でそう言ったので、俺は軽く頷いてからCDの、もとい友人のもとへ駆け出した。 「…笹田くんが、似合うって言ってくれたんだけどな」 委員長が小さな声で何かを言った気がしたが、よく聞き取れなかった。 7 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 43 42 ID Sf6DhUew 昼休み、俺は机に突っ伏して仮眠を取っていた。 こうして午後の授業のために体力を温存しておくのは、学生にとって重要な一日のプロセスなのだ。 しばらくの間そうしていると、あろうことか俺の安眠を妨害する不届き者が現われた。 誰かが俺の肩を叩いているのだ。 「………」 無論、シカトだ。 俺の大事な時間をそうそう他人に奪われてやるわけにはいかない。 しかし、どうしたことか。この不逞の輩は、俺の肩を叩き続ける。 トントン、トントン、と小刻みに俺の肩でリズムをとる。いい加減に鬱陶しくなった俺は、勢いよく起き上がった。 「なんだよ!」 そう言った瞬間、何か硬いものの角で頭を叩かれた。 「痛っ!!」 「全く。授業中だけじゃ寝足りないのか、お前は」 確実にコブが出来たであろう頭頂部を押さえながら見上げると、そこには担任の若槻先生がいた。 手に持っているの数学講師用の三角定規だ。…あれで殴られたのか、俺。 「いてて…。な、なんですか先生」 「今日の昼休みは、何か予定がなかったか?」 「予定…?」 そう言われて思い巡らすが、何も浮かんでこない。そんな俺を見て若槻先生は大きなため息をついた。 「…完全に忘れてるな。まったく、今日の昼休みは部活のミーティングだろう」 「…あ!」 思い出した。今日は美術部のミーティングがあったのだ。 美術部では選考会が近づくと必ずミーティングを開くことになっている。半分幽霊部員の俺でも、これは参加しなくてはまずい。 「まだ始まったばかりだろう。今からでも行ってこい。きっと芳野が怒ってるぞ」 腕時計を見ながら先生が言った。若槻先生は美術部の顧問でもあるのだ。 「は、はい! 行ってきます」 慌てて教室を出て行く。廊下は走るな、なんていってる場合じゃない。 「はぁ。だよなぁ、絶対芳野先輩怒ってるだろうなぁ…」 美術室へと向かって走りながら呟く。 我らが美術部の部長である芳野先輩は、俺にとっては頭の上がらない相手だ。 俺にとっては、というのは間違いか。おそらく彼女の周囲のほとんどの人間にとってはそうかもしれない。 先輩は容姿端麗、学業優秀、運動センスはおろか芸術センスも抜群、とまさに完全無欠のスーパーマン、いやスーパーウーマンだ。 おまけにちょっとした完璧主義者であり、自分に厳しいが人にも厳しい。 俺も一年の入部以来、何度芳野先輩に説教されたか分からないくらいだ。 とにかく急げなければ。俺は光のような速さで駆け行き、ものの1分程で美術室まで到着した。 「でも…。入るの怖いなぁ」 中へ入るのを躊躇う俺。しかしずっとこうしている訳にもいかず、俺は意を決した。 「…はぁ。素直に謝ろう」 ひとつため息をつくと、美術室の扉を開けた。 「すいません。遅れました」 そう言って中へ入ると、会議中の部員たちの目線が俺に集まった。…勿論先輩の目線も。 ミーティングの進行をしていた女子生徒がちらっと芳野先輩の方を見ると、先輩は顔色を変えずに「続けて」とだけ言った。 俺を無視したまま進行され始める会議。俺は非常に気まずい空気の中、昼休みの終わりを待った。 しばらく経って、先輩の締めの言葉でミーティングは終了した。 ぞろぞろと部屋を後にする部員たち。俺もさりげなくその列に加わる。 「笹田。あんたはまだよ」 「ですよね」 逃亡はあっけなく未遂に終わった。 8 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 44 58 ID Sf6DhUew 二人だけとなった部室で、先輩が口を開く。 「まったく。幽霊部員のあんたでも、会議くらい顔を出すものと思ってたけどね」 「いや、でも一応顔は出して…」 「コンパじゃないんだから、途中から少しやってきて『顔を出しました』なんて通用しないわよ」 まるでグサっという擬音が聞こえてきそうなほどの物言いに、思わずたじろぐ。 「す、すいません」 「だいたいもうちょっと部活出なさいよ。何のために部活入ってるの?」 「すいません」 「そんなダラダラ過ごしてたらね、高校生活なんてすぐに終わっちゃうわよ」 「すいません」 「すいませんすいませんってあんた本当に分かってんの!? ちょっとそこに座りなさい」 しまった、話してるうちに先輩を興奮させてしまった。一番悪いパターンだ。 「いや、でも先輩。もうすぐ授業…」 「なに?」 「なんでもないです…」 次の授業は遅刻だろうな…。 そう思いながら俺は、先輩に聞こえないように小さくため息をついた。 「以上だ」 午後4時半。若槻先生がホームルームの終わりを告げると、教室はすぐに騒がしくなった。 大急ぎで部活へ出る者、浮かない顔で補習に向かう者、特に予定もないので友人とだべりだす者。 生徒も先生もまだ残っていて、いろんな声が教室中を行き巡る。いつもの放課後の光景だ。 「さて、どうしようかな」 特に放課後の予定を決めていない俺は、一人呟く。 すると、近くの席の委員長が近寄ってきた。 「笹田くん」 委員長は俺のそばに来て軽く微笑む。 「笹田くん、今日は何か予定あるの?」 「ん、特にないけど」 俺がそう言うと、彼女は長い横髪を耳にかけてまた笑った。 「じゃあ、ちょとわたしに付き合ってくれない?」 「えっと、どうかしたの?」 「それがね、今日は図書館の当番なんだけど、もう一人の当番の子がお休みで…」 委員長は少し目を伏せた。 そういえば、委員長は図書館の司書係だった。 何度か仕事中の姿を見たことがあるが、本当に彼女のイメージにぴったりだった。 決して「地味だから」ではなくて、委員長の持つ、なんとなく知性的な雰囲気がそう思わせたのだと思う。 9 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 45 37 ID Sf6DhUew 「ちょっとわたし一人じゃ作業が大変で、よかったら手伝ってもらえないかなって」 委員長が申し訳なさそうに言った。 まあ、たまにはそうやって静かに放課後を過ごすのも良いかもしれない。人助けにもなるし。 そう考えた俺は「いいよ」と言おうとした。 しかしその声は、教室のドアを開ける音ともに突然入ってきた威勢のいい声にかき消された。 「笹田、いる?」 そう言いながら、ずかずかと下級生の教室に入ってきたのはもちろん芳野先輩だ。 先輩は教室の中から俺を見つけると、いつものキツめの口調で言った。 「今日は部活出るんでしょうね? 選考会も近いんだし、当然出るのよね?」 ずいっと俺に顔を近づけてくる先輩。至近距離で睨んでくるその目は、きっと「YES」の答えしか許さない。 「ああ、えっと…」 なんてタイミングが悪いことだ。俺は困ってしまい、横目で委員長を見る。 するとやはり、委員長も困ったような表情で下を向いている。 そんな様子に何か感じたのだろうか、先輩がじろじろと俺たちを見た。 「…もしかして、何か予定でもあったの?」 「あ、いや…」 口ごもる俺。 どうしたものか、実に困ってしまったこの状況。 しかしこの直後、さらに困ってしまうことが訪れた。 「お兄ちゃん。ちょっと帰り買い物付き合ってよ。荷物一人じゃ持ちきれなくて…」 そう言いながら、由香里が元気よく登場した。 まさしく、二度あることは三度あったのだ。 由香里は、俺のそばに立っている二人の上級生に気づく。 「あ、えっと。…他の予定あった?」 由香里はばつが悪そうにそう尋ねた。 「いや、その…」 本当に、どうしたものか。 自分でも情けないと思うのだが、俺が何も言えないでいると、委員長が控えめな声で口を開いた。 「わ、わたしはいいよ。元々自分の仕事だし…」 委員長は少し早口で続ける。 「やっぱり人に頼ってちゃダメだよね。…ごめんね、笹田くんの予定も考えないで勝手なこと頼んじゃって」 そう言うと、最後に「また明日ね」とだけ残して委員長は歩いていった。 なにか悪いことをしてしまったような気がして、俺は「うん」などと気弱な返事しか出来なかった。 すると、その様子を見ていた芳野先輩が口を開いた。 「…まあ今日は好きにしなさい。でも、せめて次の選考会にはちゃんと作品出しなさいよ」 釘を刺すようにそう言うと、先輩も教室を後にしていく。 「………」 「………」 残された俺と由香里。 「あー。買い物だっけ? 今から行く?」 「…んー、今日はもういいや。予定があったならそっち優先しなよ」 そんなことを言い残すと、由香里もそさくさと帰ってしまった。 一人残される俺。 「………」 「………」 「………」 「…帰ろ」 なんだかよく分からない状況に気疲れしてしまった俺は、一人帰宅することにした。 10 :ヤンデレは誰だ [sage] :2007/09/17(月) 03 46 58 ID Sf6DhUew 「9/17 月曜日」 あの人とわたしの距離は、近いようで遠い。 もう少し勇気をだせば、もっと一緒にいられるかもしれない。 でも、それが出来ずにいつも遠くから見ている。 今日の放課後は、結局誰と一緒に過ごしたのだろう。 あの人の近くには、いつも他の女の子がいる。 わたしのほうが、好きなのに。 絶対わたしのほうが、あの人のことを好きなのに。 どうして。
https://w.atwiki.jp/kyoronosuke/pages/172.html
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 08 31.23 ID ua5SZFdAO 追い付いた 誰か俺にヤンデレの定義を教えてはくれまいか 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 16 53.01 ID EZDwGroDO 65 あの人が好き。 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き…… と異常(病む)なほどに愛情が高まり壊れていく美少女を指す。 つまりデレてない娘や愛情とは関係ないところでおかしくなる娘(サイコ、電波)は狭義では異なる。 ただし、昨今では美少女がおかしくなったら皆ヤンデレとかいってる。 代表的なヤンデレ属性 言葉様、空鍋(笑)、音姫さんなんかがそう 70 :電波王 ◆denpa6Uf7Y []:2007/11/26(月) 08 18 21.40 ID Z9Xf2u6U0 68 おい楓は神だろ 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 24 37.75 ID DOkroG9HO バイオレンスはヤンデレの基本コマンドだよな 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 26 39.37 ID rn8R1EqNO 76 いや、メンタル面オンリーで一人でどんどんヤンで行くってのも美味い。 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 32 05.52 ID EZDwGroDO 76 俺はストーキングから始まり、部屋侵入 →ベッドで弟の匂いを嗅ぎながらごろごろしてると弟が帰ってくる →慌ててクローゼットへ隠れる姉 →彼女を連れて帰ってきた弟が部屋でセクロス →瞬きさえせず乾ききった瞳から涙を垂れ流しその光景を凝視する姉 こんなのが一番好き まぁヤンデレなら監禁でもなんでもいいけど 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 32 14.66 ID DOkroG9HO 77 ヤンデレうめー!抱き締めてぇー! 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 34 59.03 ID DOkroG9HO 78 テラ言葉様w 異常に愛されてるって状況がキュンってくるんだよな 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[]:2007/11/26(月) 08 36 12.93 ID rn8R1EqNO 78 いいなぁそれ そこから弟監禁か彼女殺害か、ただ一人で病みまくるか、・・・・・・ 79 庇護欲がむくむくと沸き上がって来るよなーw
https://w.atwiki.jp/tuku/pages/30.html
このヤンデレssは、実験的に書いたものです。 今までのssとは違い、かなりダークなssになってますので、苦手な方は読まないで下さい。 では、ヤンデレが苦手ではないという方のみお読みください。 ヤンデレss
https://w.atwiki.jp/danmakujp/pages/15.html
役割カード一覧へ戻る ヤンデレ 陣営:パートナー陣営 季節:春 収録:基本セット テキスト 目的―各パートナーと各ステージボスを倒す。ヒロインを守る。 くされ縁―あなたが倒されたとき、ヒロインが持っているすべてのIアイテムカードを捨て、手札のカードを2枚まで選び、残りのカードを捨てなければいけない。 *「Iアイテムカード」となっているのは誤植だと思われる 説明 ヒロインを守ることがメインですが、自分が倒されてもヒロインの大幅なディスアドバンテージとなり、ヒロインの助けとなるパートナーを倒すことになるので勝ちにくく、少々厄介な役職です。 8人ゲームの時、ヤンデレはヒロインが倒されていてもライバルが生存していればライバルが新しいヒロインとなるため、勝利することはできます。 ヤンデレが倒されて役職が公開された時、ヒロインは直くに手札を捨てなければならず、一切のカードによる行動を起こすことはできません。 目的はヒロインを守ることであって、生き残らせることは目的ではありません。よって、ヒロインが倒されていてもゲームが続行していればパートナーが各ステージボスとエキストラボスとパートナーを倒すことによって勝利することができます。 ただし、ヒロインが倒された時にステージボスなどのヒロインを倒すことだけが目的の役職を持つプレイヤーが居たならば、そのプレイヤーが目的を達成してヤンデレが勝利条件を満たす前にゲームが終わってしまいます。 詳細な処理 エクストラボス/チャレンジャー 残っているプレイヤーがヤンデレとエクストラボスとチャレンジャーの3人だけの時、ヤンデレはエクストラボスとチャレンジャーをラストワードなどの同時に攻撃するカードで同時に倒さないと勝利することが出来ません。
https://w.atwiki.jp/monaring/pages/510.html
ヤンデレ 勢力の一つ ヤンデレストーリー ヤンデレ特徴 有毒・畏怖・側面攻撃を得意にしているようだ クリーチャー・タイプは 人間・ホラーなど MTGにおいて「ホラー」というと怪物・妖獣のことだが、この場合のホラーとは「ホラー映画」などで使われる「恐怖」の意味に近い。 色は黒か黒緑 ヤンデレで検索 取得中です。
https://w.atwiki.jp/kajinpedia/pages/40.html
病んでるけどデレるみたいな女の子だと思う。 その人を好きすぎるあまり、傷つけてしまうような? 個人的に言えるのは、頭のキレないやつはヤンデレになれないという事だ。 あくまで、キレるやつのみヤンデレになれる。 そう言う点ではヤンデレって良いよね。