約 2,051,603 件
https://w.atwiki.jp/sansruriasarasi/pages/323.html
名前 キャラ 罪状 フィルフィア ティチエル セラピム ティチエル グランシャリオの黒幕 テアンドリア ティチエル 核兵器 エイヴァン イサック 養殖媚
https://w.atwiki.jp/gods/pages/109900.html
フランシスボイル(フランシス・ボイル) イングランド王の系譜に登場する人物。 初代シャノン子爵。 関連: リチャードボイル (リチャード・ボイル、父) キャサリンフェントン (キャサリン・フェントン、母) エリザベスキリグリュー (エリザベス・キリグリュー、妻) リチャードボイル(2) (リチャード・ボイル、息子) チャールズ(2) (子) エリザベス(10) (子)
https://w.atwiki.jp/web_soc/pages/1480.html
最終更新日時:2022-05-29 07 42 48 (Sun) プラットフォーム yahoo! 〇 mixi 〇 追加 2016/07/06 引退 - 適性1期目 適性2期目 適性3期~ 選手情報 2 2 5 2 2 5 2 2 4 フルネーム フランシスコ 3 3 6 3 3 5 3 3 4 肩書き 右サイドの安定感 4 3 6 4 3 6 4 3 6 国籍 スペイン 4 3 7 4 3 7 4 3 7 ポジ DF 1 1 1 1 1 1 1 1 1 年齢(1期) 27歳 区分 モデル フアンフラン 銀 タイプ サイドバック 在籍 スピ テク パワ スタ ラフ 個性 交換 1期目 7 7 6 9 3 6 B 2期目 8 8 8 9 3 7 B 3期目 9 9 8 9 3 8 A 4期目 9 9 8 9 3 8 A 5期目 9 9 8 9 3 8 A 6期目 9 9 8 9 3 8 A 7期目 9 9 8 9 3 8 A 8期目 9期目 10期目 PK FK CK CP 1 3 4 3 知性 感性 個人 組織 0 0 ウイング時代は、ドリブルを積極的に仕掛ける攻撃力が魅力であったが、今いちパッとしない印象だった。 しかし、サイドバックにコンバートされてからは徐々に評価が上昇。 守備力にはやや難があったが、タイミングのいい駆け上がりや本来備わっていた突破力を武器に活躍。ブレイクを果たした。 労力を厭わないハードワークが強みである。 ▲上へ 本日訪問者数: - 昨日訪問者数: - 名前 コメント 9期目:スピ8、テク8、パワ7、スタ9、ラフ3、個性8、交換A -- 名無しさん (2022-05-29 07 42 48) 8年目スピ9テク9パワ8個性8交換A(2017-9/22 -- 名無しさん (2017-09-22 15 40 43) 6年目998スタ9、ラフ3、個性8、交換A変らず -- 名無しさん (2017-05-21 03 27 00) 4期目:スピ9、テク9、パワ8、スタ9、ラフ3、個性8、交換A -- 名無しさん (2017-04-10 14 46 18) 5期目:スピ9、テク9、パワ8、スタ9、ラフ3、個性8、交換A -- 名無しさん (2016-12-13 15 45 42) 3期目です -- 名無しさん (2016-08-02 19 35 11) 9 9 8 9 3 8 A その他同じ -- 名無しさん (2016-08-02 19 34 14)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/113564.html
フランシスパリー(フランシス・パリー) イングランド貴族のウィンチェスター侯爵の系譜に登場する人物。 関連: キャサリンパリー (キャサリン・パリー、娘)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/990.html
「うわ~、とっても広いですね」 錬金爆破された教室の修繕が終わり、ルイズの後ろを付いて歩いていたシャオが感激の声をあげる。 「そっか、今日は部屋で朝食を食べたから教えていなかったわね。 ここは『アルヴィーズの食堂』って言って、そこに飾ってある小人の彫像が食堂の名前の由来なの」 鳶色の瞳をイタズラっぽく輝かせたルイズが説明を続ける。 「トリステイン魔法学院は魔法だけでなく、貴族としての教育も教えているの。 だからここも、それにふさわしいようにできているのよ。」 そう言うと、二年部の席へとルイズは腰を下ろした。 「本当は貴族以外は入っちゃダメなんだけど、シャオはわたしの使い魔だから特別。一緒にティータイムにしましょ」 そう言い、シャオを自分の座っているテーブルにシャオを招いた。 ルイズとシャオがティータイムを過ごしていると、パーン!!という威勢のいい音が食堂内に響き渡った。 音のしたほうを見てみると、ギーシュが一年の女子に引っ叩かれて右ほほに赤い紅葉を作っていた。 「そこの給仕の持っている香水が、あなたのポケットから落ちたことがなによりの証拠ですわ。さようなら!」 そう言い残してその一年は食堂を出て行き、入れ替わるように今度はモンモランシーがギーシュに近寄っていく。 無論、顔は鬼の形相だ。 「ま、待ってくれモンモランシー。これは誤解だ。君はなにか勘違いをしている」 ギーシュは青ざめた表情でモンモランシーに言い訳をしようとしたが徒労に終わった。 今度は右ほほに紅葉を作られたからだ。 「うるさい。黙れ。この万年欲情バター犬。さ・よ・う・な・ら!!」 そう怒鳴りつけ去っていった。 はたから見ていると哀れをマッハで通りすぎて滑稽でしかないが、このときはまだ笑いを零す者は誰もいなかった。 「なんだか可哀想ですね、あの人」 その一連の光景を遠くから見ていたシャオが思ったことをそのまま零す。 「同情なんてしちゃダメよ、シャオ。あーいうのを自業自得って言うの。彼氏を作るときには気をつけなさい」 ルイズは呆れ顔で今後のシャオのためにも、同情心を否定する。 そんな会話をしていると、今度は別の意味でギーシュのいたほうが騒がしくなる。 再びそちらの方向を見てみると、なんとギーシュが近くにいた給仕にあろうことか八つ当たりをしているのだ。 「ったく、あんのバカは!!」 いきり立ったルイズは席を立ち、ギーシュの方へ向かった。 「ちょっとギーシュ、やめなさいよ!」 二股がばれた原因を全部シエスタのせいにしようと八つ当たりをするギーシュに、ルイズは怒鳴りつけた。 「さっきのはどっからどう見ても、二股してたアンタが悪いんじゃない」 ルイズの的を射た正論に、ギーシュの友人達が笑いを上げる。 「その通りだギーシュ、二股してたお前が悪い!」「二股なんてするから天罰が下ったんだよ」「っつーか彼女を二人も作ってんじゃねぇ!一人よこしやがれ!!」 そんな笑い声に、ギーシュの顔がますます赤く染まる。 「ふん!ろくに魔法もが使えない『ゼロ』のくせにずいぶんと言ってくれるじゃないか」 頭に血の上ったギーシュは実に安い挑発をすると、まるで池の鯉の勢いでルイズは喰らい付いた。 「な、なんですって!自分の二股がばれたのを平民のせいにするような恥知らずに言われたくないわ!」 さて、こうなってしまうともう止まらない。双方怒りによってまともな判断ができなくなっていた。 そしてその場の勢いもあったのだろう。ギーシュはとんでもないことを口に出す。 「君はどうやら礼儀がなっていないようだね。貴族の誇りに懸けて決闘だ!」 その一言で、食堂内が湧き立つ。 だがその一方で、ルイズは酷く慌てた。貴族同士の決闘は禁止されているからだ。 「ちょ、ちょっとギーシュ。自分がなにを言ったのか理解しているの?貴族間での決闘は禁止されているのよ」 その反応に、勝ち誇ったかのようにギーシュは宣言する。 「決闘を受けないんなら今すぐ謝ることだね。『あなた様の名誉を侮辱して大変申し訳ございませんでした、ギーシュ様』とね」 そのセリフに、ルイズは苦虫を噛み潰したかのような表情で奥歯をかみ締める。 ここで謝ってしまえば、全てはそれで済む。 だが自分はなにも悪いことはしていない。 なのになんでこんなヤツに頭を下げなくてはいけないのだ。 そんな葛藤が彼女の脳裏で展開される。 「ほらほら、どうするんだい?早く決めたまえ」 ギーシュが返事を催促してくる。 彼にはわかっているのだ。ルイズが決闘を受けることがないことを。 ルイズは貴族としての体面に酷く忠実なのだ。故に自分からそれをやぶることはない。 それに、彼女には魔法が使えない。 これはメイジと1対1の決闘をするのに、とてつもなく広い差だ。 後はルイズが謝るのを待つだけだ。 否、ギーシュは返事を待たずにもっと催促をすべきだったのだ。 なぜなら、一昨日まで彼女にはいなかった、彼女の守護者がいるのだから。 「待ちなさい。その決闘は私が引き受けます」 月の精霊の声が静かに響き渡る。 シャオの顔にはほんわかとした笑顔はなく、あらゆることから主人を守る『守護月天』としての凛々しくもあり、どこか儚げな表情があった。 「は?」 流石にギーシュも唖然となる。なにかの聞き間違いであると思いたかった。 だが、その願いは無常にも砕かれる 「その決闘は私が引き受けると言ったのです。守護月天は常に主人と共にある存在。 主人に申し付けられた決闘は、私に申し付けられた決闘と同じです」 シャオはそう、高らかに宣言した。 「お、おもしろい。ではヴェストリの広場で待っているぞ」 多少引きつった顔でそう言い残し、ギーシュは食堂を出て行った。 「ちょ、ちょっとシャオ。なんで貴女がギーシュの決闘を受けちゃうのよ」 ルイズは慌てながらも自分の使い魔に問う。 あの瞬間、非常に不服ではあるがその場を収めるために謝ろうとしたからだ。 シャオはそんなルイズに、いつもの優しい笑顔で答える。 「昨日も言いましたが、私は守護月天。あらゆることからあなたを守ることが役割です。 たとえそれが、世界中の人間でも。あなたの心を傷つける言葉からでも」 そう言うと、シャオは近くで震えていたシエスタに広場の場所を聞き、食堂を出て行った。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/110226.html
トマスフランシス(トマス・フランシス) アイルランドのウェンマン子爵の系譜に登場する人物。 庶民院議員。 関連: フィリップウェンマン(2) (フィリップ・ウェンマン、父) ソフィアハーバート (ソフィア・ハーバート、母)
https://w.atwiki.jp/mixiswordsword/pages/126.html
竜魔・グランシア (SSR) とうとう辿り着いた…此処が魔王の間―…お!!勇者さん!?イラッシャイ♪―…魔王の間には少女が独り。やたらと尻尾を振って話しかけてきた―…ハッ!?今の無し無し///…お主が勇者か…我が手下共を屠り此処まで辿り着くとは…良かろう魔王直々に相手をして貰おう!!―…貰うって…尻尾止まんないし…コレが魔王なのか? #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (GRP_1873.JPG) 竜魔・グランシア (SSR+) 何という疲労感…攻撃は、届いているのか?―…キャン♪痛い♪痛い♪ネェ、勇者さん、首輪に回復魔法は掛けちゃダメだよ?―…どういう事だ…やってみた―…シマッター!!首輪に聖なるチカラが宿って魔力が弱まってしまったー!!―…なんだコイツ…この隙に奥義を使おう!!―…オー、更なる気の高まってる♪カカッテコイッ☆ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (GRP_1872.JPG) 竜魔・グランシア (SSR++) 奥義発動!!―…イッタァ…フフフ♪掠り傷なんて久しぶり♪楽しいねぇ、勇者さん!!―…掠り傷!?奥義を当てたんだが―…じゃ、お礼にコッチも行くからねぇ♪―…魔王が詠唱を始めた…ン?コレは?―…いっくぞー!!ファイアー☆―…初級魔法…ッ!?威力が異常だ!!辺を獄炎が包み込んだ―…アッチャー♪チョット、やり過ぎたかのぅ…テヘッ☆ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (GRP_1871.JPG) [完鉄壁の歓痛姫]竜魔・グランシア (DR) 勇者さん!!モットモット私と戦おうね♪楽しいなぁ♪嬉しいなぁ♪オォ!!体が光ってる☆スキル?スキル?…キャンキャンキャン♪くすぐったいよぅ♪コッチも行くぞー!!サンダー☆…アラ?1人リタイア?早く回復してあげて!!可哀想じゃないか…え?今のがヒーラーなのか…スマヌー…チョット待ってね、オメガヒール!!…どう?復活?ん♪続けよー!! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (GRP_1870.JPG) [完鉄壁の歓痛姫]竜魔・グランシア[極] (DR) オォ…勇者さん、リタイアするとは、何事だぁ…エンドレス・ヒール☆ヨシヨシ…コレで、勇者さんズット回復するよ♪ヤッタネ♪何?疲れてるの?嘘だぁ!!回復してる筈だもんっ!!メンタル?ソッチも何とかしようか?ズット、ハイにしてあげるよ!!フフフフフ♪楽しいだろうなぁ♪私に挑む人なんて、ズット居なかったから嬉しいよ!!エンドレス・ルナティック☆さ、永遠に遊ぼっ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/247.html
前ページ次ページとある魔術の使い魔と主 当麻がルイズによってボコボコの中のボコボコにされていた頃…… 「一体何者なのよあいつは!?」 フーケは独房の中で一人、先の体験を振り返りじだんだを踏んでいた。 もう少しで『破壊の本』――その一冊で誰にでも勝てるであろう最強の武器が手に入ったのに。 たまたま彼らに見つかってしまい、その結果、来週中には死刑の判決が下される状態にまで陥った。これが悔しくなければ一体どうなる? いや、彼らではない。彼、だ。 自分が操る巨大ゴーレムも、最強の武器も、自分を殴ったのも皆ツンツン頭の少年が行った事。 フーケはそこに疑問を持っていた。一体どのようにすればあんな事が出来るのだろうか? (まっ考えても無駄ね) 答えが浮かばない、というのも一つの理由ではあるのだが、なにより考えた所で意味がない。 どうせすぐにこの世とおさらばする命。ここから脱獄しようにも杖がない為魔法も打てない。 白馬に乗った王子様が来て助けてくる――なんてあったらちょっといいかも、と少し夢見ながら寝ようと思ったら…… 足音がした。この一つ上の階から聞こえてくる。 最初は牢番かと思ったが、どうやら違う。かつかつという足音の中に、かしゃかしゃという拍車の音が混じっているからだ。 この階、最も監視と警備が厳重な牢獄にいるのはフーケだけ。つまり、フーケに用があるとしか思えない。 まさかね……と、自分が先程思い浮かべた人物を否定しながらも、ベッドから体を起こす。 と、鉄格子の向こうに、長身の黒マントを纏った人物が現れた。白い仮面を被り、長い魔法の杖がマントから突き出ている。恐らくメイジであろう。 白馬の王子様、というより暗殺者といった方が正しいかもしれない。 「はっ! こんな夜更けにお客さんだなんて一体何用だい?」 フーケは大方想像がついていた。一人で活動したが、これでもかなりの数のお宝を盗んできた。 その中には当然フーケの事を殺したくなる程憎んでいる貴族もいるであろう。 何故なら、公に広がってはならない宝物を当然フーケは盗んでいるからである。そんな貴族にとっては、来週中ではなく今すぐに死んで欲しいと思っているはず。 つまり口封じというわけだ。 「残念ながら、見てのとおりここには何にもないですわ。つまりあなたをもてなすことができないのですわ。それを承知でここにいらして?」 言いながらフーケは身構えた。もちろん暗殺にきました、はいどうぞ。というわけにはいかない。彼女なりのプライドがある。 一応体術の心得もある。といってもあの時は防ぎようがなかったが。 しかし、このまま鉄格子から魔法を放たれたら対処しようがない。フーケは、どうやって相手を中に入れようか作戦を練る。 すると、ようやく黒マントの男の口が開いた。若く、力強い声だった。 「『土くれ』だな?」 「まぁ世間ではそう呼ばれてるわね」 ふむ……、と男が呟くと、両手を広げて敵意のない事を示した。 「話をしにきた」 「話?」 「簡単な事だ。我らに仕えて欲しい。マチルダ・オブ・サウスゴータ」 フーケは男が言った名前に言葉を失った。ずっと前に捨てなければならなかった名前。誰一人知らない名前であるはずなのに…… 「何を……求めてるの?」 平静を装うつもりであったが、明らかに声が震えている。しかし、男は気にせず話を進めた。 「なに、革命を起こすのさ、アルビオンにな。その為には優秀なメイジが欲しい。協力して欲しいのだがどうかね? 『土くれ』よ」 「随分ペラペラと喋るわね? 私が断らない理由でもあるのかしら?」 「もし断ったら――――」 「私を殺す、でしょ?」 フーケが割って答える。仮面ごしではあるが、恐らく笑ったであろうと感じた。 「さぁ、どうする?」 フーケに選択肢などなかった。 朝。ルイズは何かを引っ張りながら登校してきた。周囲の学生は、その何かに目がいってしまう。 それが何なのかは皆わかっている。ただ、それが何故首輪をつけられてルイズに引っ張られているのかがわからない。 そして何よりも、 「ねぇルイズ、一体何をしたらあぁなるの?」 香水のモンモランシーが、クラスの代表として聞く。上条当麻の、原型が見れない程変型している理由を。 「調教よ」 いや、どんだけしたんだよ……と何人かの貴族は心の中で突っ込む。当麻の顔は晴れ上がっていて、血も少量ばかりついている。 「なにしたの? 彼」 「わたしに襲い掛かってきたのよ、夜に」 「まぁ!」 モンモランシーは驚いた顔をすると、見事な巻き毛を振り乱し、大袈裟にのけぞった。 「はしたない! まぁ、そんな襲うなんて! まぁ! 汚らわしい! 不潔! 不潔よ!」 ち、違うんだけどなー、と伝えたい当麻だが、多分言った瞬間再びあの悪夢が襲い掛かると思うと、黙っているのが最良だと感じる。 一方のモンモランシーはそんな当麻の事など気にせず、ハンカチを取り出すと、噛み締めた。 オウとか、ヨヨとか当麻にとってよくわからない言葉を吐き出している。 そんな中、颯爽と自分の髪をかきあげて教室に入ってきたキュルケがルイズを睨んだ。 「あなたが誘ったんでしょ? エロのルイズ。大方いやらしい流し目でも送ったんじゃないこと?」 「なっ、そんなことするわけないじゃない! あなたじゃあるまいし!」 「可哀相なトウマ、私が治療してあげるわ」 こめかみから血管を浮かべて怒鳴ってくるルイズを、キュルケは無視して当麻を抱きしめる。 (うお、待て、胸が、く、苦しいけど、これはこれでラッキーイベント発生かー!?) 巨大な胸に顔を挟まれ、当麻は呼吸が出来なくなる。 しかし、なんというか悪くないかも、と思ってしまう当麻がいちゃったりする。 「大丈夫、あたしが『治癒』で治してあげるから」 「あんた『水』系統の『治癒』が使えるわけじゃないの。あんたの二つ名『お熱』でしょ。病気。熱病。少しは水で冷やしなさいよ」 ルイズが嫌味を込めてキュルケに向ける。 「微熱よ。び・ね・つ。あなたって記憶力までゼロなのね」 キュルケはルイズの胸をつついて言った。 「ゼロは胸と魔法だけにしたらいいわよ~」 ビキィ! とルイズのこめかみからとんでもない音がした。本人は至って冷静になっているが、逆に怖い。 この後、二人は討論するのだが。 いつもと変わらんな、と思う当麻であった。 いや当麻の顔は変わっている。念の為に。 前ページ次ページとある魔術の使い魔と主
https://w.atwiki.jp/gundamwarnexa/pages/1069.html
GARENCIERES ガランシェール [部分編集] セレクション1弾 UNIT S1B/U RD062U 2-赤1 戦闘配備 [1]:供給 艦艇 赤-UC 宇宙 地球 [0][2][3] スターター専用。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5492.html
前ページ次ページゼロ 青い雪と赤い雨 ルイズは怒っていた。 くりくりとした可愛らしい鳶色の瞳が今は怒りの炎に燃えている。 (何なのよあいつうううううううう!!!) ルイズは今一人で食事を取っている。 彼女の使い魔は食堂へ付くと 「俺はあまり食料を必要としねぇんだ、後で落ち合おうぜ」 と言ってどこかへ消えてしまった。 呆気にとられてしまったルイズではあったが、 まぁその位なら「まったくもう、先に言いなさいよね!」位で済ませる所だった。 しかし、その後がいけなかった。 床に置いてある手を付けられていない粗食と、 その隣の席でおもしろくなさそうに朝食を取っているルイズを見て 「あら、ふられちゃったのね。かわいそうなルイズ♪」 とキュルケにからかわれたのだ。 恐らく、これが一番の原因なのだろうが、果たして前述の「あいつ」とは キュルケに向けられた物なのか、あるいは自分の使い魔に向けられた物なのか、 という点については本人をもってしても不明瞭なままであった。 そんな事は露知らず、彼女の使い魔は学園内をうろついていた。 学園内をうろついていた、というのは語弊があるかもしれない。 学園内の地中をうろついていた、というのが正解だろう。 量子的存在であるアトリにとって、地中を進む事は訳もない事なのである。 散策も兼ねていたのだが、とりあえず今は水が飲みたかった。 ルイズにどこで飲めるか聞いておかなかった事を少し後悔したが、 過ぎてしまった事はしょうがない。目下自分で探すのみである。 近くで誰かが歩いている気配がしたので顔を出して覗いてみる。 大きいな盥に洗濯物をいっぱいに持っている、メイドの格好をした少女だった。 (あいつを使うか) 「よぉ」 地中から這い上がりながら声をかけたアトリに対するメイドの対応は、 手に持った物を落とし、叫び声を上げ、その場にへたり込む、そして最後にその土の中から現れた人間の姿をした物を怯えた目で見る、という 無個性的であり至極常識的なものだった。 アトリにしてみれば魔法が生活の一部となっているというこの世界で、 土から出てきただけでこの様な対応を受けるのは甚だ心外であったし、意外であった。 これでは水を飲める場所を聞けそうも無い。 アトリは表情を「やれやれ」とも微笑みとも取れるものにした後、 とりあえず自分のせいで散乱しであろう洗濯物をその視界に収めると 「チッ、めんどくせぇ」 とぼやきながらも拾い集め、少女の持っていた盥に入れる。 メイドはボーッとした表情を浮かべその光景を眺めていたが ハッと起き上がり、アトリに駆け寄る。 「す、すみません!ありがとうございます!」 「大丈夫か、気をつけろよ」 という言葉と共に,目の前に差し出された盥を受け取る。 「ありがとうございます。ところで私に何か御用ですか?」 警戒心は既にどこかへ飛んで行ってしまったようだ。 その表情には既に恐怖心は感じられない、むしろ零れ落ちそうな微笑みを湛えている。 「水が飲みてぇ、どこにある」 「あ、はい!すぐにご案内します!」 メイドは「飲み水は厨房にある」と告げ案内をした。 厨房までの間はとりとめのない会話をした。 会話というより、アトリがメイドの質問攻めにあったという方が正しいだろう。 警戒心を解いたメイドはその若い好奇心を抑える事もなく、その整った口から解き放ったのだ。 厨房らしき場所の前まで行くと「少々お待ち下さい」と言って中に駆け込み、水差しとコップを持ってきた。 アトリは水差しをひったくる様につかむと直接口に水を流し込んだ。 シエスタはそれ見て少し驚いた表情を浮かべたが、すぐに屈託のない笑顔に戻る。 「アトリさんはメイジなんですか?」 「ちげーよ。まぁ、話すと長いからまた今度な。」 唇の片端だけで微笑みそう言って、アトリは踵を返し食堂へ向かう。 面倒だがご主人様と合流する約束がある為だ。 普通に地上を歩いて食道へ向かう。 シエスタの様にいちいち怯えられては面倒だからである。 が、ここで彼は又もやミスを犯す事になる。 見知った建物、つまりが食堂についたアトリは習慣に基づきいつも通りの方法で侵入した。 即ち、壁を通過したのである。 誰も見ていなければそれでも良いのだが、 300人を超す生徒が朝食を取っている食堂に置いてそれを望むのは欲が深いという物であろう。 アトリは壁を抜けた先の少女の表情によって、自らの失敗をその目で確認する事になった。 アトリが壁から出てくるのを見てしまった少女は悲鳴を上げる。 アトリにとっての幸運は、それを見てしまったのは偶然壁の傍を通りがかった一人の少女だけであった事。 通常なら穏やかな表情で、手を差し伸べれば済む。 アトリにとっての不運は、その決して多いとは言えない目撃者が金髪縦ロールの少女だった事だった。 彼女の悲鳴は普通の少女のそれとなんら変わりはしなかったが、 事態を面倒な物にするにはそれで十分だった。 「すまねぇな、大丈夫かよ。」 手を差し伸べようと近づくアトリと少女の間に少年が割り込む。 「モンモランシーに何をした!!」 その言葉も、蒼い瞳も怒気に満ちていた。 「何もしてねーよ」 「黙りたまえ!それ以上モンモランシーに近づく事は許さん!!」 「そうかよ」 アトリは「やれやれ」という表情でその場を去ろうと体の向きを変える。 が、その足が次の一歩を踏み出す事は無かった。 目の前に青銅の鎧が槍を突き付けて立ち塞がっていたからである。 「よもや、このまま帰れると思っている訳ではないだろうね。」 涙を瞳に浮かべて震えているモンモランシーと呼ばれた少女を少年はチラリと見やると、 一層表情を険しい物に変えて、振り返りこちらを睨みつけるアトリを睨み返す。 その全身から絶対に揺るがない強さを滲ませながら。 厳しい目にも、声の響きにも、アトリに向かうその立ち姿にも。 特にその瞳の輝きは苛烈さを極め、まるで青白い炎を放っているかの様な怒気を孕んでいた。 そして、それは確かにどこかで見た事のある眼だった。 「貴族に対する無礼、万死に値する。決闘だ!!」 (めんどくせぇ・・・) アトリはいよいよ面倒な事態になってしまった事を理解した。 そしてそれと同時に眼下から自分を睨み上げるこの少年の眼の正体。 いや、それと同じ目をしていた男が蘇る。 ―――――――アイツだ。相変わらずムカつく眼をしてやがる。 そう思いつつも唇は微笑みを隠せない。 端末で確認するまでも無ぇ、俺には解る。 こいつはあいつだ。 アトリは確信めいた物を感じていた。 あいつには大きな貸しがある。 元より向こうから売り付けてきた喧嘩である。 この少年には「八つ当たり」でしかないが、少し遊んでやるくらいいいだろう。 「俺とやる気かよ、ガキ」 前ページ次ページゼロ 青い雪と赤い雨