約 5,115,147 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4469.html
メタルギア2 ソリッドスネーク 【めたるぎあつー そりっどすねーく】 ジャンル ステルスアクション(戦略諜報アクション) 対応機種 MSX2 / MSX2+(MSXturboR) 発売・開発元 コナミ 発売日 1990年7月20日 定価 7,840円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 配信 携帯アプリ版 2004年10月11日【Wii】バーチャルコンソール 2010年3月30日/800Wiiポイント(復刻盤) 収録 『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』『メタルギアソリッド3(20周年廉価版)』『メタルギアソリッド HDエディション』 判定 良作 メタルギアシリーズ ストーリー 概要 ゲームの基本 基本システムの変更点 アクション面の変更点 アイテム その他 ネタ要素・メタ演出 グラフィック・BGM シナリオ 問題点 総評 余談 リアリズムとゲーム ジェネレーションギャップ 復刻版について その他 ストーリー 米、中ソなどの大国間の雪解けに始まり、各地の地域紛争も和解、緩和に向かい、 ようやく世界は安定化の時代を迎えようとしていた。時に1990年代後半、 まさに核の脅威の時代は終わりを告げ、新たな安定の新世紀、21世紀を迎えようとしていた。 しかし、平和を好まない者達もいた―。 中東で不穏な空気が高まっていた。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国、ザンジバーランドに軍事政権が樹立。ザンジバーランドは世界各地の「廃棄用核兵器貯蔵庫」を襲撃、未だ未廃棄であった核兵器を奪い、世界で唯一の核武装を遂げた後、隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 核を放棄した世界にとってザンジバーランドの核武装は文字通り、脅威となった。 核保有を放棄した世界に再び、核の脅威が芽を出そうとしていた。 一方、30年は持つと言われた世界の石油資源の枯渇が予想以上に早く到来し、石油に代わる安全な代替エネルギーが得られないまま、世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者、キオ・マルフ(Kio Marv)博士により、高純度の石油を精製するという微生物(微細藻類)「OILIX(オイリックス)」が発明された(*2)。「OILIX」を巡って世界は再び緊張状態へと移行、アメリカでの学会に出席するためチェコを離れたマルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドによって拉致されてしまう。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」で軍事優位を確保しようとしているのである。 ―僅か数ミクロンの微生物が、今、世界を左右しようとしている。 元FOXHOUND隊員のソリッド・スネークに極秘任務が下る。 ザンジバーランドに単独、潜入、キオ・マルフ博士を救出せよ!世界を核の脅威から守れ!! (コナミ公式サイトより) 概要 『こちらSOLID SNAKE。オウトウねがいます・・・』 「敵を倒すのでなく、敵から隠れて進むミリタリーアクション」という斬新な発想の元、1987年に発売され評判を呼んだMSX2ゲーム『メタルギア』(MG)。 その続編が本作『2 ソリッドスネーク』(MG2)である。 前作の基本を踏まえながらも、アクション性・グラフィック・BGM・ストーリーテリングを超強化した本作はMSX2用ゲームソフトとしては非常に高い完成度を持ち、前作以上の高評価を受けることとなった。 しかし発売当時、既にMSX2市場は終息寸前であり、なおかつ本作もコナミ最後のMSXソフトとしてリリースされたこともあって一般的な知名度は低いまま、コアゲーマー達の間で「幻の名作」として語り継がれる作品となったのである。 『メタルギア』シリーズは本作で一旦終結し、8年後の『メタルギアソリッド』(MGS)発売まで休眠状態に入ることになる。 全世界的な大ヒット作となり、ゲーム史に巨大な足跡を残した『MGS』シリーズではあるが、そのゲームシステム・ストーリーテリングがこの『MG2』の時点で確立していたことを知る人は、少ないのではないだろうか。 ゲームの基本 『任務は接触を避けることで敵を排除することではない。これまで見たアクション映画のことは忘れろ。』 ――ロイ・キャンベル 前作と同じく、本作のプレイヤーキャラとなるのはお馴染みソリッド・スネーク。「装備は現地調達」「敵の視界に入らず目的地へ移動」「敵に見つかると増援を呼ばれる」「要所要所でキーアイテムを使う」という基本点も前作と同じである。だが、そのいずれもが前作と比較にならないほど練り込まれ、洗練されている。 基本システムの変更点 前作では「通常・発見」の2つのモードしかなかったが、今作では「潜入・危険・回避」の3つのモードと「物音モード」が導入された。 通常の「潜入モード」ではレーダー(後述)が使用でき、決められたルートを巡回する敵兵をかわしながら進んでいく。この時敵兵が音を感知すると「物音モード」に移行し、立ち止まって辺りを見渡したりルートを外れて異音の調査を行う。 金属床や鳴り砂などで足音を立ててしまうと、敵兵を呼び寄せてしまう。逆に、あえて自分から壁を殴ることで敵兵の注意を逸らすことも可能。 スネークが敵に発見されると「危険モード」となり、画面内の敵兵に加えて多数の増援兵士がスネークに攻撃を仕掛けてくる。 危険モードの状態で敵兵を一定人数(*3)始末するか、隣の画面に移動すると「回避モード」に入り、2名の敵兵がスネークを追跡してくる。この時発見されると再び危険モードに入り、一定時間隠れ続けるか敵兵を始末することで潜入モードに戻ることが出来る。危険・回避両モードではレーダーは使用できない。 このモード分けによって、発見されたら別画面へ逃げるだけで増援をまくことが出来た前作よりも「見つからずに進む、ごり押しは不利」というステルス性が強調され、プレイ中にユーザーが感じる緊張感が強められた。 スネークのいる現在画面を中心に3×3画面分、マップと敵兵の位置を確認できる「動体反応レーダー」が登場(*4)。 前作では現在画面外の敵は移動しなかったが、今作では画面を超えて移動する。現在画面に入り込んてきたり、画面を切り替えると目の前に敵兵がいた→即被発見、という場合もあるため、敵の動きの観察が更に重要となった。またマップの形は見えてもギミックはわからないため、双眼鏡による隣接画面の索敵も変わらず効果的である。 レーダーによってマップが区切られたことで、「ミサイルを使った画面外への攻撃」という要素も生まれた。 アクション面の変更点 新たに「ホフク(匍匐体勢)」が行えるように。フェンスの穴やダクトを潜り抜けたり、トラックやテーブルの下に潜って身を隠すことが出来る。また、このホフク状態では音の鳴る床(後述)でも足音が立たない。 前作でもサイレンサーなしの銃を発砲したり、爆発物を使用すると敵に気付かれたが、今作では「上を歩くと音が鳴る床」「壁を殴って音を出す」「カセットテープを再生する」など、更に「聴覚」のギミックが追加されている。 殴った音で敵兵をおびき寄せたり、床の材質の違いによる音の違いを聞き分けると言った新たな戦術が生まれた。 敵兵の視界が前方45度に拡大したほか、スネークの足音などの異音を感知するとその場で首を振って索敵を行ったり(実質180度視界)、音の発生地点の捜索も行うように。前作よりも危険な存在となり、スリルが増した。 落とし穴・壊せる壁などに加え、硫酸やワイヤートラップといった新たなトラップ、ギミックが追加。 アイテム 基本的には前作と変わりないが、既存品は統廃合が行われたり、亜種が登場している。各アイテムには細かい説明文が付記されており、これが謎解きのヒントとなっているものも多い。 武器に対空ミサイル(復刻盤ではスティンガー)と無力化ガス(同じくガス・グレネード)が追加。それぞれ別画面の敵への攻撃、離れた場所への攻撃ができるトリッキーな武器である。 ユニークな装備品が幾つか追加された。中でも本作のみの登場アイテムとしては、ダンボールの亜種である「バケツ」「カムフラージュ・マット」と、敵兵をおびき寄せたり落とし穴を判別できる手乗りロボット「マウス」の3種類に分けられたレーションなど。 その他 前作では捕虜の救出数に応じて階級が上がることで最大ライフ・弾薬所持数が上昇し、クリアに必須のあるアイテムは最高階級でしか入手できないという面倒な制約があったが、今作では撤廃され、ライフと弾薬はボスを倒すことで上昇する仕様に変更された。 ザンジバーランドの各地にはビッグボスが保護した戦争孤児たちがいる。彼らは攻略のヒントを教えてくれるが、攻撃してしまうとスネークのライフが減る。 味方への無線通信は大幅に進歩し、前作の倍の人数と会話が出来るように。流石に『MGS』の様な豊富なパターンはないが、限られた無線の中でしっかりと物語を語る工夫がなされている。 もちろん要所要所でしっかりヒントを与えてくれたり、何度も通信をすることで新たなヒントが登場することも。 謎解き要素や変則的なアクション要素がかなり多くなっている。ヒントをしっかり聞いていればすぐ解けるものばかりだが、いずれの謎解きも仕掛け・設定が凝っており、思わず感心してしまう。 「タップ・コード」という音を利用した暗号通信が登場する。解読方法は説明書に記載されており、プレイヤー自身が聞き取って解読する必要がある。 3種類あるレーション、無線機のデジタル表示、前作ではほぼ役立たずだったタバコ、何の変哲もないスプレー缶…既存品をどう使うか、武器の特性をどう生かすか、それがポイントとなる。 沼地を必死にはいずりまわったり、形状記憶合金のトリック(『MGS』ではなく本作が初出)に頭をひねったり、硫酸トラップの威力にあっけにとられたユーザーも多いのではなかろうか? なお、後の復刻版では片仮名交じりの文字が修正された。他にも著作権などの理由から一部アイテムや設定が変更されている(ゲームの本質に影響はない)。 ネタ要素・メタ演出 『流した汗の量が流す血の量を少なくし、流した涙の量がゲームオーバーを少なくする。』 ――マクドネル・ミラー 「荷物になる」「女子トイレ」といった、後の『メタルギア』シリーズでもたびたび使われるギャグが登場する。 危険モードでレーダーが使えなくなる理由が「ミノフスキー・リュウシでレーダーをかく乱する」という、著作権におおらかな時代だったからこそのネタも登場する(流石に復刻版では「妨害電波」に修正されている)。 「マスター・ミラーのメタ的な台詞」「パッケージ裏の写真に書かれた無線の周波数」など、やはり後のシリーズでもおなじみとなるメタ演出も。 本作がコナミ最後のMSXソフト(*5)故か、MSXカートリッジに関するメタ演出がちょくちょく登場する。 エンディング後に待ち受ける意表を突いた後日談はそれを象徴すると共に、ゲームへの愛に満ち溢れた最高の演出と言えるだろう。 グラフィック・BGM ドットグラフィックの書き込みは前作よりも格段に上昇している。前作よりも色が増え、より深い世界観が作りだされている。 オープニングアニメーションのワイヤーフレームやカメラレンズの動きはまさに職人芸。背景処理で表現されたメタルギアDの動きも見逃せない。 低いハード性能でも美麗な絵を演出するため、無線画面で表示される登場人物の顔グラフィックは『MGS』以降のアニメ・イラスト調ではなく、実際の映画俳優の顔写真の様なリアルタッチのものとなっている。スネークはシルベスター・スタローン、ビッグ・ボスはショーン・コネリーがそれぞれモデル。 復刻版では『MGS』以降の作品とつじつまを合わせる(+肖像権への配慮)ため、新川洋司氏デザインのアニメ調グラフィックに変更されている。 BGMはコナミ矩形波倶楽部が担当した名曲揃い(*6)。音源がPSGからSCCになったことで質が上がり、曲数も前作の倍以上に増えている。 サウンドトラックはコナミMSXソフトの中でも随一のプレミア。 『MGS』をはじめ、後の作品でもアレンジされて登場する。 シナリオ シナリオは監督の小島秀夫氏が担当。 話の主筋は「主人公が敵の基地に侵入し、仲間たちの協力を得ながら敵のボスを倒す」と王道的である。 そこに、オイルショックや冷戦の緊張緩和など1980~90年代当時の世相をよく反映した設定、各所に用意された謎解きや小ネタが絶妙に絡み合い、誰にでもわかりやすくかつ感情移入できるストーリーとなっている。 秀逸なセリフ回しや意外な展開などもあってプレイヤーを飽きさせず、現代の作品と比べても遜色のない出来である。 小島氏はB級ハリウッド映画的演出・セリフ回しを多用する傾向にあるが、本作は発売時期と時代背景も相まってか、B級映画的なセリフが特に多く感じられる。 今作が初登場のロイ・キャンベル大佐(*7)と、スネークの教官マスター・ミラーを始め、強面の情報屋ケスラー、大食らいの動物学者ヨゼフ、美人工作員ホーリーと、キャラクターも魅力溢れるメンツが揃っている。 前作では味方として、今作では敵として相見えるグレイ・フォックスとの戦いと、悲運の女工作員ナターシャとスネークの交流は本作のストーリーに欠かせない名イベント。また、前作で登場したマッドナー博士やシュナイダーも意外な役回りで再登場する。 なお、復刻版では肖像権などの問題から、一部の人名と殆どのボスの名前が修正されている。(一例:ナターシャ・マルコヴァ → グスタヴァ・ヘフナー、ヨゼフ・ノルデン → ヨハン・ヤコブセン) 後のシリーズで登場した台詞、シチュエーションの原型となるイベントが多い(*8)。 『MGS』で語られ、同作の根幹となるグレイ・フォックスとの死闘、ビッグボスとの決戦もこの作品で描かれている。『MGS3』をプレイした人ならば幾つかの台詞に感じるものがあるのではないだろうか。 問題点 ゲームシステム上、序盤の難易度が高い。 「ボスを倒すことでライフ上限が上昇」「装備品は現地調達」という仕様上、ライフが低く禄な所持品が無いスタート直後が実は一番厳しかったりする。 「ビル内の足場が音が鳴って見つかりやすい」「ボスが意外と強い」「グリーンベレーの男の尾行」「沼地の足場を探りながら移動」などギミック面でも明らかに厳しく、殺しにかかってくる内容のものが多い。 こちらの装備が整い、ライフも余裕が出てくる中盤以降は特に厳しい面は少なくなり、万一見つかってもゴリ押しが効くなど難易度が減少していく。 これらの難点は『MGS』でも引き継がれている。 『メタルギア ゴーストバベル』もライフ上昇式だが、こちらはライフの上昇が緩やかでボスの強さもプレイヤー側に合わせた強さになっているため、常に緊張感のあるバランスになっている。 全体的にボス敵が弱い。 パターンを掴めば楽勝…なのは当たり前だが、そのパターンが見切りやすく、激しい攻撃をかけてくる相手も少ない。ただし序盤のボスはこちらの装備状況も相まって意外と手ごわかったりする。 ブラック・カラー(ブラック・ニンジャ) 今作で一番初めに戦うボス。テレポートのような移動を繰り返し手裏剣を投げるだけ…なのだがランダム性が高いために移動のパターンが掴みにくく自ずと消耗戦を強いられる。 開始直後のためにこちらのライフ、レーション所持数がタイトなことも影響するせいかかなり厳しい戦いになる。加えて戦闘中の弾薬の補充手段が一切なく、接近戦も不可能なので下手をすると詰む。 ハインドD 上空から攻撃を仕掛けてくるため、唯一攻撃の効くスティンガーミサイルを駆使するしかないが…そのスティンガーミサイルが意外と使いづらい(*9)ために弾切れになることが多い。 また、スティンガーを構えている間は移動できないため、隠れるにしても画面切り替えで逃げるにしても、それなりの立ち回りが求められる。 一部、死にアイテム… というより使用機会の少ないアイテムが存在。 カモフラージュマットは手間がかかり、歩くと音が鳴るバケツを使うならダンボールで充分。リモコンミサイルと酸素ボンベは今作では使用する機会がほとんど無い。サブマシンガンの影の薄さも変わらず。 だが、バケツに関してはダンボールと違い、「敵が普通に素通りする」「敵の銃弾を跳ね返せる」という利点がある。ダメージを受けるにしても接触されなければ平気なので、単純に立ち止まってやり過ごすのならこちらの方が性能は良い。 カードキーの切り替えが非常に面倒。 前作でもそうだったがドアを開けるためのキーの数が非常に多く、またどのカードがどのドアに対応しているかはパッと見ではわからないため、非常にもどかしい思いをすることになる。 救済措置は一応存在しており、3種の特殊カードキーの存在に気づくことができれば手間を大幅に省くことができる(*10)。 次に何をすればいいのかわからなくなることが多い。 前作と比べれば攻略のヒントをくれる相手が増えて格段に改善してはいるものの、それでも次に何をすべきか、どんなアイテムを入手する必要があるかなどの小目標を見失って途方に暮れる局面がそこそこある(*11)。 終盤ではキャンベル大佐が形状記憶合金の秘密を教えてくれたり、ファンを名乗る人物がカードキーの隠し場所を明示してくれたりなどするが、序盤から中盤にかけては次の目的に関してのフォローのない場面も多く、マップの広さも相まって迷うことも多い。 マップ切り替え時にはROMカセットなのにロードが発生する。 そこまでストレスになるほどではない。ちなみにロード画面で表示されるフォックスハウンドの旧ロゴは『MGS』にてメリルのタトゥーとして引き続き登場している。 一説には圧縮したマップデータを展開している時間とも言われている。本作で使われているROM容量は4Mビットとはいえ、とても無圧縮で入りきる内容では無かったことは想像に難くない(*12)。 「次の周波数はパッケージの裏(復刻版では説明書の写真)に載っている」「タップ・コードは説明書に載っている」などのメタ要素により、ソフトのみの裸品では攻略情報を見ないとプレイが続行できない恐れがある。 これは当時から横行していたコピーソフト(及び中古売買)対策である「マニュアルプロテクト」と呼ばれるもので、裸品で手に入れた(と言う時点でほぼコピーか中古)人物がプレイ続行不可能になったところでメーカー側としては知ったことではない。 当時は本作以外でも『カオスエンジェルズ』などマニュアルプロテクトを用いたパソコンゲームは少なくなかった(*13)。後年の作品でも『二ノ国』付属の魔法の書「マジックマスター」がマニュアルプロテクトと言える。 このネタは『MGS』にて再登場することになる。 MSX2の性能でかなり頑張ったせいか、フレームレートが低く全体的に動きが重い。 総評 前作から比べ物にならない程の大幅な進化を遂げた上、現在まで続く『メタルギア』シリーズの基本を確立したと言っても過言ではない本作。 ゲーム向きでないMSXにしてこれだけのボリュームを誇るのは、MSXで数多くの名作を生みだしたコナミこそ成せる業であり、まさにコナミ発MSXソフトの集大成に相応しい作品だったと言えるだろう。 『MGS』からシリーズを知った人にも「これは紛れもない『メタルギア』だ!」と感じ取ってもらえる要素がふんだんにちりばめられている。 今なお色褪せないストーリー、職人芸的なグラフィック、ハード性能の制約を巧みにクリアして生み出されたゲームシステム…。 『MGS』シリーズファンは「核」「人の生き方」「兵士の楽園」「時代の変遷」といったシリーズの根底となるテーマが早くも描かれていることにも注目したい。 しばらく経って移植にも恵まれるようになり、「シリーズ第二の原点」とも呼べる本作をプレイしてみるのも一興ではないだろうか。 『敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。そして、生き残った者は死ぬまで戦士として人生を全うするのだ。』 『例外もある。俺は.. 人生を愛している。』 ビッグボスとソリッド・スネークの会話より 余談 リアリズムとゲーム 『メタルギア』シリーズは「緻密な設定に裏付けられたリアルな世界観」と「所々の笑える小ネタ&メタ演出」が融合した作風が特徴である。その作風は本作で本格的なものとなる。 リアルな世界観と、ゲームという制約から来る現実とのギャップ(*14)。以降の『メタルギア』シリーズを鑑みると、製作陣は映画的な演出を取り入れ世界観のリアリズムを追求しつつも、ゲームという触体だからこその表現方法もふんだんに使い、「面白い」作品を作る道を選んだようだ。 + 本作の笑いどころ。軽いネタバレを含むので注意 敵関連 不自然な場所でダンボール又はバケツに隠れると敵兵に怪しまれるが、敵兵は異常を確認するためいきなりダンボールめがけて発砲する(しかも5~6発ほど撃ちこんでくる)。 スネークが耐えきると敵兵はそのまま去っていき、ダンボールが壊れることはない。 カセットテープを使ってザンジバーランド国歌を流すと、敵兵はどんな状況でも「きをつけ」と直立不動の体勢になる(*15)。 ボスは倒されると爆発する(*16)。 アイテム関連 スネークが被って隠れられるほど巨大なバケツ。さらに銃弾を跳ね返す。『MGS4』での「ドラム缶」の前身だろうか。 ダンボール・バケツ・カムフラージュマットに敵兵が重なっても、上に乗ってもスネークがダメージを受けるだけで絶対にばれない。 手乗りロボット「マウス」のグラフィックはコンピュータのマウスそのもの。 チュウチュウ鳴きながら駆けだしていくマウスと、それを見つけて納得する敵兵の図はシュール。 ライターの説明文には「JRトウカイ」の表記が(MSX2版のみ)。 ハードの技術的制約からくる違和感 スネークは硫酸に触れると即死してしまうのだが、この時地面に沈んでいくように足から消滅していく。 スネークが溶けていくようにしか見えない。 もっとも、(ゲーム的都合とはいえ)銃や火炎放射器、機銃でさえ耐えてレーションで回復できるスネークが、靴を履いたままでも踏みつけただけで即死する硫酸である。本当に脚から溶けているとしても不思議ではない。 タバコ1本で部屋中の赤外線センサーが可視化される(*17)。 カムフラージュ・マットは地面に敷いて潜り込むものなのだが、コンクリであろうが砂であろうが油汚れであろうがどんな状況でも対応可能(*18)。『MGS4』での「オクトカム」の前身…ととれなくもない。 時系列的には本作よりも過去であるが、『MGS PW』にはステルスマットという装備品が登場。こちらは床だけでなく、壁にも使用可能。 敵兵は落とし穴に落ちない。たとえ開いた穴の上に乗っても落ちない。 その他 レーションを食べるヘビ。捨て方にはコツがいるため、メニューを開いて動きまわるヘビに気づき、パニックになった人もいるだろう。 何故かトイレの中にエレベーターが設置されているマップがある。 キャンベル 『ミノフスキー・リュウシでレーダーをボウガイするためだ』 マッドナー 『(OILIXのデータが隠されているのは)コナミというニホンのゲームメーカーのMSXカートリッジらしい』 『メタルギア』シリーズの進化の歴史、ひいてはゲーム史の一端を捉える上でも、本作の価値は大きいのではないだろうか。 ジェネレーションギャップ 前述したとおり『メタルギアソリッド』は本作の続編にあたるが、そもそも本作の続編が作られることは発売当時想定されていなかったこともあり(*19)、『MGS』においてかなりの後付け設定が付与され、一部変更された・無かったことにされた設定もある。 『MGS』がメジャーとなった現在では「直接の続編」ではなく「パラレル的な続編」という位置づけに変更されたが、その事情を知らないユーザー、特に『MGS3』以降から入ったユーザーの中には、本作をプレイして違和感を覚える人も多い。 以下、主な『MGS』との相違点、設定がこじれている点を挙げる。本作と『MGS』以降のネタバレを含むので注意してほしい。 + ネタバレ注意 ビッグボス=ネイキッド・スネーク関連 ビッグボスとソリッド・スネークは遺伝子上の親子ではなかった。本作以前ではただの元上司と元部下という設定まで。 ビッグボスの遺体は愛国者達に回収され、その後の戦いの遠因となる。しかし無粋なことを言うようだが、本作ではビッグボスは火だるまになった後に他のボスキャラと同様に爆散しており、とても回収に意味があったとは思えない。 『MGS4』では四肢を失いながらも生きていたということになっている。 『MGS』では出てこないがイラストだけは用意されており、復刻版や『MGS4』のビッグボスのデザインは、これを元に作られている。もっとも、上記の通り肖像権の問題から本作品の顔グラフィックは他の登場人物を含め二度と使われることは無いだろう。 グレイ・フォックス=フランク・イェーガー=ヌル関連 フランクとナターシャ(復刻版ではグスタヴァ)の恋愛が『MGS』以降抹消されている。また、当然本作の時点ではナオミ・ハンターの設定はない。 『MGS』でスネークが「俺たちは地雷原で殴りあった」と語るが、実際には壁際に地雷が敷き詰められた密室で最後の戦いが行われていた。所謂金網爆破デスマッチで、敗れたフランクも御多分に漏れず爆散している。 本作ではフランクが「自分はベトナムの二世」「ビッグボスにはベトナムとモザンビークで二度助けられた」と語るが、これは『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』(MPO)で語られる経歴と矛盾している(*20)。 ビジュアル関連 『MGS』の新川デザインはMSX版のキャラデザインとかけ離れた顔立ちになっている。スネーク、キャンベル、マスター、ビッグボスはいずれもどこか面影があるのだが、フランクは別。 後の作品では銀髪白肌の美形キャラとして描かれているが、MSX版ではトム・ベレンジャーがモデルの濃ゆい顔。『MGS』以降を先に知る人が見たら「誰だお前?」と言いたくなること請け合い。 もっとも、キャラの出生の設定などを考えればMSXの方が設定に忠実(リアル)と言えるかもしれない。 その他 「OILIX」の設定はどこかへ吹き飛んでいる(*21)が、もしかすると語られないだけで『MGS』シリーズの石油も全てOILIXから作られているのかもしれない。 『MGS』の後に発売された外伝作品『メタルギア ゴーストバベル』では、本作のザンジバーランド騒乱が無い世界の話になっている(*22)。 『MPO』『MGS PW』『MGSV』で語られるビッグボスの詳細な過去の構想が当時は存在しなかっため、細部の食い違いも多い。 『MG2』をプレイしたり、動画を観賞する上ではこれらの作品を一度忘れてみることが重要と言えるかもしれない。無論、各作品の違いを検証し、補完する楽しみ方もあるだろう。 とはいえ、小島監督は「パラレルなので(細かい所は)スルーしてください」という旨の発言を残している。まずは深く突っ込まず、作品それぞれの良さを味わおう。 復刻版について MSX2から長らく移植などがされなかったため、「名作らしい」という評判を聞きつつも実際にプレイすることが出来ない人が多く、オリジナル版はネットオークションで一万円以上の価格で取引されるプレミア品となっている。 十数年経って携帯アプリで復活、さらにその後『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』及び『メタルギアソリッド3 20周年廉価版』に『メタルギア』と共に復刻版が同梱されたため、容易にプレイ出来るようになった。パッドの操作性の違いからも、今からプレイするならば復刻版をお勧めしたい。 ゲームシステムの改善に加え、各項でも触れているように顔グラフィック、一部の人物や装備品の名称、著作権的にまずいテキストが修正・変更されている。 この復刻版は、後に発売された『メタルギアソリッド HDエディション』にも収録されている。 Wiiバーチャルコンソール版はグラフィックやキャラクターや武器の名前、著作権に抵触するテキストは復刻版準拠だが、それ以外の点ではオリジナル版そのままの内容となっている(*23)。 また、2023年10月24日にSwitch/PS4/PS5/XSX/Winで発売された『メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1』に本作が収録されている。 その他 ゲーム終盤に「サイバネティック・オーガズム」という酷い誤字がある。この誤字は復刻版でも修正されていない。 正しくは「サイバネティック・オーガニズム」(cybernetic organism、略してサイボーグ)であり、「オーガズム(orgasm)」だと性的絶頂という意味になってしまう。
https://w.atwiki.jp/mgskennkyuzyo/pages/15.html
Hold No.1(第一船倉) 敵兵の数 大量 ドッグタグ 1つ アイテム サーマルゴーグル(入手済みの場合はM9の弾15発)、M9の弾15発 ここでは、演説を聞いている敵兵に 見つからないように進まなければならない。 演説は映写機を使って投影されているので、映写機の光に当たると 画面にスネークの身体が写って見つかるので注意。 ここはホフクで移動すればよい。 途中で兵士が首の運動をはじめるとタイムがストップするが、 こちらを向いてくるので運動中は隠れること。 上から2列目、右から3列目の兵士はドッグタグを持っている。 ||| Hold No.2(第二船倉) 敵兵の数 大量 ドッグタグ なし アイテム なし またまた見つからずに通らなければならない。 ここにも映写機があるので見つからないようにする。 今回は直線のみなのでそれほど難しくはない。 兵士がこちらを向いたら隠れ、反対側を向いたら進もう。 走ると音がする床は歩くか前転で進もう。 Hold No.3(第三船倉) 敵兵の数 ???? ドッグタグ 3つ ドッグタグ 3つ アイテム なし いよいよタンカー編の目的である、 メタルギアRAYの撮影が来た。 メタルギアの写真を取ったらオタコンに送信すればよい。 機体左右1枚ずつと中央と MRINESのマーキングが見える写真4枚を撮影する。 左右の撮影は、頭部と胴体が見えていればよい。 中央の撮影は、マップ下のほうにある2つのカメラの間から取ればよい。 マーキングは、写真に文字が写っていればよい。 別にズームしなくてもよい。 ドッグタグはメタルギアの右側と正面にいる兵士と、 マップ右下のほうに隠れている兵士の3人。 正面のやつはサーマルゴーグルでだれが持っているか分かる。 他のやつを眠らしてからホールドアップ。 メタルギアの右側にいるやつは背後から近づいてホールドアップ。 右下のほうにいるやつは見つけにくい。 【トップへ戻る】
https://w.atwiki.jp/mgspwcapture/pages/15.html
体験版の攻略はこちら ストーリー攻略 クリア後 EXTRA OPS ボス攻略
https://w.atwiki.jp/mgspwcapture/pages/20.html
ピューパ戦 最初のボス。動きが早いので近づかないようにする戦いを心がけたい。 クリサリス戦 動きが素早いうえに威力の高い攻撃が多いのでとても注意が必要。 とくにレールガンでの攻撃は攻撃直後にランチャーなどを打ち込まなければ、回避するのは厳しい。 ランチャー系で攻撃すると攻撃を回避されてしまうが、敵の攻撃中は攻撃が当たるので覚えておくとよい。 弱点はAIポッド、またはプロペラの部分。 なお、チャフグレネードを使用すると一定時間クリサリスの動きが停止するので、あると有利に戦うことができる。 コクーン戦 巨大な機体と強力な攻撃が特徴。 ロケットランチャーなどの攻撃をしてくる。 とても強力な存在だが、他の機体より比較的攻撃が当てやすく、攻撃に注意すれば問題はない。 体力に気を配りつつ慎重に戦うのがよい。 ピースウォーカー戦 ピースウォーカーとの一回目の戦い。弱点はAIポッド。ランチャー系などを使うと大ダメージが与えられるだろう。 攻撃は離れて攻撃するばさほど苦しくはならない。 ロケットランチャーには注意が必要。またあまりにも近づきすぎると足に絡まれることもあるのでそこにも注意が必要。 ピースウォーカー戦2 この戦いでは敵の核発射攻撃を阻止するランチャー系は必須。 また弾を大量に消費するので、支援補給マーカーも必須。 攻撃方法はピースウォーカー戦とほぼ同じ。が、突進などの攻撃は威力が高いので注意が必要。 またこの回から敵が使用する電磁パルスはロケットランチャーなどのランチャー系の攻撃を跳ね返す効果がある。敵が使用中の時はアサルトライフルで対処するのがよい メタルギアZEKE戦 本編のラストボス。攻撃力が高く、動きも早い。 この戦いではステージにあるミサイル発射装置を使うとよいだろう。 なお、ミサイルを使わなくてもクリアは可能。 ミッション出現法は攻略ページのストーリー攻略にて記載。
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/39.html
70 :名無しさん(ザコ):2014/02/04(火) 13 29 07 ID l3BExujk0 ソリッド=スネーク(メタルギアソリッド) 核搭載兵器のメタルギアを何度も破壊してきた伝説の傭兵であり、 ビッグボスの遺伝子から作り出されたクローン。 ビッグボスに比べて冷静なイメージがあるが、女好きは遺伝している。 パイロット能力は数多の武器を使いこなす射撃命中技量が高めになっており、 回避と反応も及第点。CQCの第一人者だが格闘が控えめになっているものの、 格闘武装はほぼあるだけなので欠点にはなっていない。 SPは多少使い勝手が悪い。イメージ的に必須な隠れ身だけが完全回避SPで、 集中と熱血を覚えるが、後の気合友情愛と微妙なラインナップになっている。 ユニットはMGS1とラストバトル、MGS2とタンカー編の4種類。 MGS1と2はほぼコンパチといった性能。端的に言えば魔術師系の能力で、 生存性能が比較的低く、それを優秀な射撃で補う形になっている。 通常の魔術師と違い、大量の銃器を少なめの弾数で使う武装になっているため、 戦闘力が常に一定に保てる反面、優秀な武装にリソースをつぎ込むことはできない。 そのため、常に敵の性質を見極めて武器を使い分けるように意識していこう。 武装自体はどれも優秀。気力不要で高火力長射程のニキータとスティンガー、 手軽に使えるマップ兵器3種類、S盲M投L1で技量176CT+20のスタングレネードなど。 また、移動2で武装も使えなくなるがステルスLv2がつくダンボール箱に変形できる。 これで待ち構えるだけで安全に敵に近づき、マップ兵器をお見舞いできるだろう。 基本は長射程やマップ兵器、ダンボールなどを駆使して戦うステルスミッションになる。 どちらが後期型というわけではないが、M203がある分1の方がユニットとしては優秀。 ラストバトルでは、マーシャルアーツの威力が大きく上がる半面、他の武装がなくなり 装甲微減、運動性微増する。 基本的にイベント用であり、ずっとこの状態だとスタメン落ちは免れないだろう。 タンカー編ではユニット性能が1・2と同じだが、武装が大幅に減少し、 代わりに銃火器を装備できるようになっている。 火力的には失った威力射程マップを補えるような銃火器は存在しないため、 大幅に弱体化したといえる。また、ダンボール箱も装備できない。 これだけ見るとかなりの弱体化形態なのだが、地味に追加されているM9麻酔銃が曲者。 射程4弾数15の眠属性CT+20で状態異常値108と凄まじい性能を誇る。 主力として運用するには多少難ありだが、ひたすら眠らせまくる縛り屋としては 一級線の能力を持つといっていい。レベル上げもマップ兵器のグレネードや 銃火器があれば問題ないので、人によってはタンカー編が最強と評価できるだろう。
https://w.atwiki.jp/mgspedia/pages/28.html
基本データ ソリッド・スネーク SOLID SNAKE 身長 182cm(MGS1) 182cm(MGS2) 178cm(MG2) 体重 75kg(MG2) IQ 180(MGS1) 160(MG2) アメリカ国籍 「恐るべき子供達」計画によって生まれたビッグボス(ネイキッド・スネーク)のクローン リキッド・スネークと双子の兄弟 MG2では日本とイギリスの血を引くと記されている 6ヶ国語を流暢に話す事が出来、MGS4ではフランス語を披露している他、ユーピック語、アルゴンクイン語など北米先住民の言語にも造詣が深い 高等落下傘降下、スキューバ・ダイビング、フリー・クライミングの専門家 どのような状況下においても、いかなる場所にも潜入できる『不可能を可能にする男』 本名は不明とされるがMGS1で「俺の名前はディビッドだ」と名乗っている 担当声優 日本語 英語 大塚明夫 David Hayter MGS1 大塚明夫 David Hayter MGS2 大塚明夫 MGS4 経歴 1972年「恐るべき子供達計画」によりリキッド・スネークと共に誕生 FOX HOUND部隊に入隊 オペレーションイントルードN313の任務に就く FOX HOUND除隊 CIAのスカウトにより、秘匿工作員非公式身分として働くが局の体制に反発、半年で局を去る カナダの奥地で療養生活を送っていたがザンジバーランド騒乱の際キャンベルに呼び戻される その後アラスカ山脈ツイン・レイクスの畔で孤独な生活を送っていたがキャンベルにより再度呼び戻される 各作品内での活躍 メタルギア FOX HOUND部隊の新米隊員 オペレーションイントルードN313が初めての任務となる メタルギア2ソリッドスネーク 「俺は人生を愛している!」 メタルギアソリッド 「性欲を持て余す」 メタルギアソリッド4ガンズオブザパトリオット 「お前は雷だ」 メタルギアソリッド2サンズオブリバティ 「リキッドォォォォォ!!」 メタルギアソリッドピースウォーカー 2歳 出典 メタルギア メタルギア2ソリッドスネーク メタルギアソリッド メタルギアソリッド2サンズオブリバティ メタルギアソリッド4ガンズオブザパトリオット メタルギアソリッドピースウォーカー THE ART OF METAL GEAE SOLID by Yoji Shinkawa ver.1.5 METAL GEAR SOLID CLASSIFIED 関連項目 BIGBOSS リキッド・スネーク
https://w.atwiki.jp/pisuwoka/pages/27.html
◆人口知性研究所 ミサイル系、マシンガン系の武器で挑むと良いでしょう。 敵の通常モード時は移動が早いため、マシンガン系の武器で攻撃すると良い。 攻撃モード時は停止時を狙ってミサイル系の武器で大ダメージを狙っていこう。 敵が放出するキッドナッパーは邪魔になるので、マシンガンで速やかに撃ち落そう。 敵を見失ったときはサラウンドインジゲーターを使うと良い。 回復アイテムが尽きてきたら壁際などに逃げて支援補給マーカーを使おう。 敵のライフが0になったら墜落するので、AIポッドを破壊して乗り込もう。 【ミッションリザルト】 「カールグスタフM2の設計図 RANK.2」「支援攻撃マーカー射出器の設計図 RANK.3」を入手。 レベルの高い女の子います(*´ω`)→ http //www.b8y.in/ -- 由美 (2012-08-21 15 45 33) 武器を最初から追尾ミサイルを持っている状態にして始まったらすぐに真上目線で何もかんがえずに撃つと当たる うまくいったらメモリをひとつ消せる -- ジン (2014-03-10 21 46 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconico_rta/pages/562.html
METAL GEAR SOLID PEACE WALKER/MGSPW PSP/PS3(HDエディション)/Xbox360(HDエディション) ○4章オールSクリア タイトル画面でのスタート~4章終了後に画面が黄色になるまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 yukky2 sm22461943 1 51 30" 2013年12月15日 TA 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aberi_nu/pages/29.html
阿部「クッ……」 大佐「目が覚めたか」 阿部「うん…?これは何の真似だい?縄を解いてくれ。言っておくがアブノーマルなプレイは勘弁だ」 大佐「いや、君を誘拐したのはそんな理由ではない」 阿部「でも短い人生の中、アブノーマルを経験するのも悪くない」 大佐「まずは誘拐した理由を言おう」 阿部「だが、やっぱりアブノーマルは勘弁だな……」 大佐「ソリッド・スネークを知ってるか?」 阿部「シャドーモセス事件の?」 大佐「ほぉ、知っているのか」 阿部「世界の良い男の情報は全て頭に入っている」 大佐「うむ……そのスネークだが……」 阿部「ちなみにスネークは良い男ランキング2位だ」 大佐「……誘拐された」 阿部「何だとぉ?……よくも……」 大佐「?」 阿部「 よ く も 俺 の ス ネ ー ク を …… 」 大佐「誘拐したグループの名はデッドセル」 阿部「俺の任務はスネークを救出することか」 大佐「そうだ。君は去年、チベットで行なわれた“良い男選手権”でスネークと親密な仲になった」 阿部「彼はギャラリーだったけどね。本当に良い男だった……ウホッ」 大佐「アメリカじゃ有名だ……良い男を探すプロフェッショナルでありながら、なかなかの体術を持つ日本人……」 阿部「フフッ、光栄だよ」 大佐「誠に勝手ながら誘拐させてもらった。この任務も強制だ」 阿部「いいだろう……良い男の為なら一皮剥いてやるさ……」 オタコン「じゃあ、体内にナノマシンを入れるから」 阿部「ウホッ……メガネ男子もなかなか……」 オタコン「おっと、挨拶が遅れたね。僕はオタコン。スネークのパートナーさ」 阿部「ナノマシンって何だい?それは……気持ち良いのかい…?」 オタコン「これは簡単に言うと、『声を出さずに簡単に無線出来るようになるもの』かな」 阿部「喘ぎ声も周囲に聞こえないのか……ウホッ」 オタコン「ナノマシンを入れるよ」 ズッ 阿部「アッー……少し痛いけど……この痛み……悪くない……」 オタコン「はい。終わったよ」 阿部「もっと……くれないのかい…?」 オタコン「もう十分だ。大佐、彼に話の続きを」 大佐「うむ。続けよう」 阿部「これが……ナノマシン……(うっとり)」 大佐「今回潜入するのはデッドセルの本拠地の内部にある、アーセナルギアという場所だ」 阿部「そこに良い男……スネークはいるんだね?」 大佐「ああ。だが容易な任務ではない」 阿部「男は度胸!何でも試してみるのさ!」 オタコン「アッ!頼むがある」 阿部「なんだい?良い男の頼みだけは断れない」 オタコン「途中で……エマを助けてくれ」 阿部「エマ……?まさか弟か兄かい!!?」 オタコン「妹だ……」 阿部「 断 る 」 大佐「さて、行ってもらう」 阿部「いったいどんな良い男たちが待っているのだろうか……」 オタコン「頑張ってくれよ」 阿部「ああ シ ョ ウ タ イ ム だ 」 こうして阿部は、デッドセル本拠地に向かった。 大佐「行ったな……」 オタコン「ぶっちゃけキモかったですね……初めてですよ。ナノマシン注入で喜んだ人」 大佐「アメリカじゃそれが常識だった。それよりエマはいいのか?」 オタコン「……手は打ってあります。きっと……」 大佐「?」 一方その頃、阿部はA脚底部海底ドッグ(本編で雷電が最初に着いた場所)に到着した。 阿部「ふぅー!全裸で汚れた海を泳ぐのも興奮ものだな。何事にも挑戦してみるものだ」 敵「誰かいるのか?」 阿部「ウホッ……獲物が来た」 敵「しっ、侵入者d……モガッ!?(馬鹿な……!?こんな変態的な速さで俺の口を塞ぐなんて……)」 阿部「シーッ。二人だけの時間を楽しもうじゃないか」 敵「 ア ッ ー ! ! 」 阿部「なかなか締まりが良かった。楽しかったよ。ナイストゥーミーチュー」 阿部「しかし本当に良い尻だった……君……名前は?俺は阿部。アベリーヌで良い」 敵「……」 阿部「おやおや……泡噴いて気絶しちゃったよ……ちょっとハードすぎたかな?」 敵「……」 阿部「良いことひらめいた。装備品貰おう」 結局阿部が見つけたのは SOCOM(拳銃) レーション(非常食) ドッグタグ(名札のようなもの) の三つだった。 阿部「あとは服を頂こう。全裸はやっぱり流石に寒い」 CALL..... 阿部「うん?」 大佐「アベ!」 阿部「アべリーヌでも結構」 大佐「これから先は敵が多い。心してかかれ」 阿部「アベリーヌってダメかなあ」 奥に進むと、そこには昼寝中の見張りとエレベーターがあった。 阿部「ウホッ……良い男が寝てる……」 阿部の優先順位 男>>>>>任務>>>>>>>>>>【越えられない壁】>>>>>>>>>>>>>>>>>>>エマ 敵「あ?ちょっ!!やめっ!!あっ……くそ……好きにしろ…… ア ッ ー ! ! 」 阿部「さあエレベーターに」 エレベーター内 CALL.... 阿部「こちらアベリーヌ。エレベーターに潜入した」 大佐「よくやったアベ」 阿部「犯すぞ」 大佐「よくやったアベリーヌ」 阿部「良い男のためなら一皮剥くさ」 大佐「その調子で行ってくれ」 阿部「ちなみに俺は……包茎ではない」 大佐「くれぐれも油断しないように」 その軽やかな足運びで阿部は次々と敵を犯し、見事B脚変電室に到着した。 阿部「ふぅ……もう腹の中パンパンだぜ」 カチャッ ??「動くな」 阿部「おぉ?」 ??「振り向いたり、銃に手を伸ばしたら撃つ」 阿部「おやおや……」 ??「SEAL10の人間か。もしくはデッドセルか」 阿部「残念ながら、両方とも華麗にハズレだ」 ??「何者だ」 阿部「ただの異常性欲者……さ」 ??「目的は」 阿部「良い男を助けに来た。俺の尻の為に」 ??「……スネークか?」 阿部「今度は華麗にアタリだ」 ??「ナノマシン通信に切り返ろ」 阿部「切り返す瞬間が好きなんだ。少し刺激的で」 CALL.... ??「どうやら本当らしいな……」 阿部「良い男と死体は嘘をつかない」 阿部「俺は阿部。大佐はアベリーヌと呼んでいる」 ??「俺の名は……」 阿部「うん?」 ??「……プリスキン。イロコィ・プリスキンだ」 阿部「宜しく」 プリスキン「宜しくアべリーヌ」 阿部「なかなか良い男だ君は……」 プリスキン「俺の目的もスネークだ」 阿部「君はなかなか良い身体をしている……」 プリスキン「だが、ここは別行動をとる」 阿部「君と絡み合いたい……」 プリスキン「お前は構わずスネークを探せ」 阿部「あっ……ローション忘れてきちゃった……しょうがないから海水を使おう」 プリスキン「俺は……デッドセルを始末する」 阿部「海水ってどこで汲めるかしら」 プリスキン「俺はヴァンプという奴を始末する」 阿部「一回戻ろうか……」 プリスキン「おい」 阿部「ゴメンよ興奮してるんだ」 プリスキン「……スネークはアーセナルギアにいる。お前を待っている」 阿部「ウホッ」 プリスキン「だが、フォーチュンという女に気をつけろ」 阿部「女には興味無い」 プリスキン「奴に銃は効かない」 阿部「そんなものは使わない……が、女はちょっと倒す方法が無いな」 プリスキン「ヴァンプを始末したあとにフォーチュンは倒す。もし遭遇したら……」 阿部「超嫌々に犯す」 プリスキン「逃げて俺に連絡しろ」 こうしてプリスキンと阿部さんは別行動をとった。 阿部さんはとりあえず、中央棟に向かう。 プリスキンは、A脚の方からヴァンプを探しに行った。 阿部・プリスキン「 シ ョ ウ タ イ ム だ 」 阿部 IN C脚食堂 阿部「腹減ったな。玄米ビスケットか何かあるかな……」 カチャッ 忍者「動くな」 阿部「おやおや……日本刀とは物騒な世の中になったものだ……やらないか?」 忍者「デッドセルか」 阿部「しかも同じ質問だ。流行ってるのかい?……違うよ。仮にも私がそのデッドセルなら、こんな軽装備おかしいだろう?」 忍者「……」 阿部「君は?」 忍者「名乗るほどの者じゃない。貴様はスネークを探してる者か」 阿部「正解!僕は良い男には目が無いのさ」 忍者「さらばだ」 阿部「もういいのかい?」 忍者「デッドセルでないなら……用は無い」 阿部「釣れないな…またね」 忍者「ああ」 阿部「……なんか女みたいな尻だったな。童貞君かな?」 こうして阿部は謎の忍者とプリスキンに出会い、中央棟に足を運ぶのだった。 阿部 IN 中央棟 阿部「まったく……俺のチンポも大した体力だ」 そこで、悪夢が起こった。 フォーチュン「あなたは……私を殺してくれる?」 阿部「うわ女だ」 フォーチュン「殺して!!!」 ズドォォォォン!!! 阿部「良い男は女の攻撃なんて効かないのさ」 フォーチュン「!!?なっ……」 阿部「やれやれプリスキンは何をやっているんだ……嫌々犯すか」 フォーチュン「殺して……」 阿部「やっぱ女はダメだ。ペッ」 CALL.... 阿部「おいプリスキン!何をしているんだい君は!!!」 プリスキン「?」 阿部「ぼくは、おんなを、おかしてしまいました」 プリスキン「フォーチュンを倒したのか!!」 阿部「ああ。女の身体は柔らかすぎて気持ち悪いな」 プリスキン「そのままシェル2に向かってくれ」 阿部「シェル2?それはエッチなのかい?」 プリスキン「そこにアーセナルギアはある」 阿部「ああ!ああ!そういうことね!わかったよ!」 阿部は、シェル2に向かった。 ちなみにカードでしか開かない扉はぶっ壊している。 阿部は、L脚外周からシェル2に向かうことにした。 阿部「うん?上から小便をしている兵士がいるな……」 阿部は壁をよじ登った。 阿部「兵士さん。小便は俺の尻でしな」 敵「……いいのかい?」 敵「 ア ッ ー ! 」 阿部「さて行くか」 阿部さんはその股間のスティンガーを武器に、大胆にシェル2を進んだ。 阿部 IN シェル2中央棟空気清浄室 ヴァンプ「待ってたぜぇ……」 阿部「ウホッ……良い男……」 ヴァンプ「てめぇとは……同じ匂いがする……」 プリスキン「そこまでだヴァンプ」 ヴァンプ「!?」 阿部「プリスキン!ウホッ!いつの間に!!」 プリスキン「奥にいるエマを返せ」 ヴァンプ「貴様……誰だ」 プリスキン「俺の名はイロコィ・プリスキン。またの名を……… 雷電 」 阿部「雷電…?それは電気を使ったプレイのことかい?」 ヴァンプ「オセロットから聞いているぞ……ジャック・ザ・リッパー」 雷電「ふん」 ヴァンプ「貴様の目当てはエマか」 雷電「スネークもだ」 ヴァンプ「面白い……」 阿部「ここは俺がやる」 雷電「アベリーヌ!?」 ヴァンプ「いいだろう……」 阿部「まずは聞こう……受けと攻め、どっちがいい?」 ヴァンプ「攻め」 阿部「それは都合が良い。俺は受ける方が好きなんだ」 ヴァンプ「……激しくなりそうだ」 雷電「俺はエマを探しに行くかな」 ヴァンプ「レーション貸せ」 阿部「まさか……」 ヴァンプ「そのまさかさ……!!!」 ズボッ 阿部「あぁぁぁぁ!!レーションが!!レーションが穴にッ!!」 ヴァンプ「どうだ?降参するか?」 阿部「まだまだぁ!俺のケツメイシはそんなもんじゃない!」 雷電「エマどこだろ」 阿部「あ、手榴弾」 ヴァンプ「それはダメだろ常識的に考えて……」 阿部「知らないのか?」 ヴァンプ「?」 阿部「男は度胸……!何でもやってみるのさ……!」 ズボッ ヴァンプ「し、手榴弾がぁ!!」 阿部「まだまだァ!」 ドガァァァァン!!! ヴァンプ「アナルがァァァァァ!!!アナル爆発やァァァァァ!!」 阿部「俺の勝ちだ……!!」 雷電「エマいたよー」 エマ「なにがあったの?」 雷電「え、何お前勝ったの?」 阿部「決まり手はアナル爆発」 エマ「何か触れてはいけない世界な気がする」 阿部「行こうプリスk……雷電」 エマ「私は?」 雷電「ああ」 エマ「私は?」 雷電「エレベーターはこっちか」 阿部「エレベーターって狭くて興奮するよな」 エマ「……!!虫イヤ!虫嫌い!!虫嫌ァァァァァ!!」 阿部「 甘 っ た れ る な ! 」 エマ「ごめんなさい我慢します」 阿部「女の分際で何だお前」 エマ「ホントすみません」 阿部・雷電(と何か女) IN アーセナルギア 阿部「ここがアーセナルギアか」 雷電「スネークを探そう」 ?????「やあ」 阿部「男!!?………老人か(ショボン)」 ?????「我が名はリボルバー・オセロット」 雷電「オセロット!」 エマ「私……どうしたらいいの?」 阿部「死ねばいいんじゃないかな」 エマ「ちょ………」 阿部「良いだろう。相手になってやる」 オセロット「感じさせてくれ!!!」 雷電「エマ、あっち行ってよ」 エマ「あたしトイレ行きたい」 雷電「トイレならあっちっぽいよ」 オセロット「どうだ!?効くだろう!?」 阿部「まさかアナルにリボルバーとは……!!」 オセロット「服従するか?どうだぁ?」 阿部「老人なのにテクニシャン……!アンタになら……!!」 オセロット「ふはははは!!!」 雷電「UNOしよ」 エマ「あたし持ってる」 雷電「ナイス」 阿部「こっちの番だ……!!」 オセロット「貴様に何が出来る…!!!」 阿部「こっちは……これだ!!コレをアナルに入れる!!」 オセロット「二キータ……リモコンミサイル!?」 阿部「中央棟で見つけたんだ……!!お前の綺麗なアナルを粉々にしてやるぜ!!」 雷電「飽きた。ダウトしよ」 エマ「ルールわかんない」 雷電「マジで?じゃあダメだ」 雷電「ところで安部さんのメタルギアソリッドでyahoo検索したら「阿部さんのメタルギアソリッドではありませんか?」って出た」 エマ「ダウト」 雷電「うわ見抜かれた」 オセロット「やめろォォォ!!!」 阿部「Fire」 カチッ ドォォォォォォォォォォン!!!! オセロット「ヒギィィィ!!!」 阿部「ふう」 オセロット「まだだ……!!」 阿部「なんと」 雷電「俺さ、PS3買ったさ」 エマ「いいな!」 雷電「でもテレビ無いの」 エマ「oh……」 阿部「今度は……クレイモアだ!!!」 オセロット「こいつ……狂ってる!!」 雷電「ローズの手料理かレーションならレーションだな」 エマ「苦労してるのね」 【3時間後】 阿部「勝った」 雷電「長かったな」 阿部「決まり手は集音マイクだったよ」 エマ「zzz……」 阿部「起きろクソが」 エマ「はい」 阿部「仕事中だってこと忘れないでほしいわ」 エマ「けじめつけます」 忍者「お前ら」 雷電「誰だ!?」 阿部「大丈夫。味方さ」 エマ「味方?」 阿部「次喋る時は俺に許可とれ」 エマ「……」 雷電「本当か」 阿部「ああ、C脚で会った」 忍者「そこのお前」 雷電「?」 忍者「これを」 雷電「これは……刀?」 雷電「コレは……軽くて良い刀だ」 忍者「ああ、さっきまで“俺”が使ってた」 雷電「アンタは?」 忍者「うん?俺か?」 阿部「……!」 忍者が仮面を取った。 忍者「やあ、久しぶり阿部」 阿部「あんたは…… オタコン!!?」 雷電「オタコンって……フィランソロピーの!?」 阿部「なんで!?アンタが!?」 オタコン「この奥にスネークとオルガ・ゴルルコビッチがいる。勿論助けにきた。強化外骨格を作るなんて、僕には容易さ」 エマ「信じられない……」 阿部「……」 エマ「あっ。………」 阿部「……」 エマ「……」 エマ「ひそひそ……(オルガ・ゴルルコビッチって?)」 雷電「タンカー事件でスネークと戦った女だ。仲間だ」 阿部「ひそひそ話は女の次に嫌いだな」 雷電「すまない」 エマ「………」 オタコン「奥に行こう。スネークとオルガを助けるんだ」 阿部さん達 IN アーセナルギア回腸 そこにまちぶせていたのは、力果てて倒れた大勢の敵の屍の山だった。 屍の山の上に、ある男が立っていた。 逆光でよく見えない。バンダナが、風になびいているのがようやく見えた。 ある男「遅かったな。オタコン」 オタコン「まさか君ほどの男が捕まるなんてね………」 ある男は屍の山から阿部達の方に飛び下りた。 オタコン「ソリダスを倒しに行こうか スネーク!」 スネーク「 シ ョ ウ タ イ ム だ ! 」 阿部「ウホッ!!相変わらず良い男!!」 スネーク「変わらないなぁアベ」 阿部「気が向いたらいつでもアベリーヌって呼んでね」 オタコン「オルガは?」 スネーク「ソリダスのところだ。奴はこの奥のフェデラル・ホールにいる」 阿部「ウホッ……スネークは本当に良い男だ」 エマ「スネークは、ソリダスのメタルギア阻止が目的なのね?」 阿部「……」 スネーク「ああ」 雷電「じゃあ話は早い」 スネーク「行くぞ」 阿部「……」 エマ「ちょっとアンタしつこいよ」 雷電「スネーク、ちょっといいか」 スネーク「何だ」 雷電「何でアンタは表に出ない。有名にならない」 スネーク「……たくさんの人を殺した」 雷電「あんたの行動は語り継がれる。正当化される」 スネーク「人殺しが正当化される事などない。正当化される時代も無い。俺達は自分の功績を残そうとしてるんじゃない」 雷電「なら、あんたやオタコンは何のために戦っている?」 スネーク「俺は未来のために銃を握っている。いいか、つまらん殺戮に手を貸すのは、これで終わりにしろ」 雷電「俺は…どうすればいいんだ?」 スネーク「信じるものは自分で探せ。そして、次の世代に伝えるんだ」 話にピリオドを打つかのように、ドアが開いた。 阿部達 IN フェデラル・ホール エマ「食らえ!キック!」 阿部「ハァッオ゛!!」 スネーク「ソリダスは…?」 雷電「いないな」 スネーク「探すぞ」 阿部「みぞおちは止めろみぞおちは」 エマ「せい!」 阿部「ハァッオ゛!!!」 ソリダス「ふはははは!!!」 阿部「ウホッ、スネーク似の良い男……」 スネーク「オルガはどこだ」 ソリダス「とっくに国に返したさ」 スネーク「何!?」 ソリダス「あれを見ろ」 ソリダスが指差した先には、縛られた大佐がいた。 スネーク「大佐!!?」 雷電「いつの間に!?」 ソリダス「オタコンと阿部がいなくなった直後さ」 阿部「アベリーヌな」 雷電「じゃあ、大佐からの無線は!?」 ソリダス「俺さ。変声機なんて簡単に作れるだろう」 スネーク「……罠か」 ソリダス「そうさ。お前らは計画に邪魔なんだ」 雷電「……こうしてまとめて始末するわけか」 阿部「来な、ソリダスとやら」 オタコン・スネーク「アベ!?」 雷電「アベリーヌ!?」 エマ「キモい人!?」 阿部「トイレに来い。ソリダス・スネーク…… 貴 様 の “ 自 由 の 息 子 ” 、 試 し て や る ! ! ! 」 阿部 IN トイレ 阿部「さあ、始めようか」 ソリダス「貴様に……まだ精力が残ってるのかな?」 阿部「くっ……!!」 ソリダス「少々敵を襲いすぎたな」 スネーク「阿部!!受け取れ!」 阿部「?何だいこの布は」 スネーク「 無 限 バ ン ダ ナ だ ! ! 」 ソリダス「小癪な真似を!!」 阿部「これぞまさに鬼に金棒!!」 ソリダス「なに!!テクニックで倒すまでよ!!!」 阿部「まずは冷却スプレーを貴様のアナルに発射させる!!」 ソリダス「冷却スプレーだとッ!!アナルにフリスクの理論か!!!いいだろう!!!来い!!!」 ぷしゅー ソリダス「うあああああ!!!キタコレ!!!!」 阿部「どうだ!!!」 ソリダス「まだまだぁ!!」 ぷしゅー ソリダス「うあああああ!!!キタコレ!!!!」 雷電「でさーまたバイト落ちたの」 オタコン「俺なんて怖くて電話も出来んよ」 エマ「わかる」 阿部「次はバイブ中の携帯を入れるッ!!」 ソリダス「貴様ァ!!ラストだからって何だかリアルなことを!!!」 ブブブブ………… ソリダス「うあああああ……」 阿部「たまらんだろ!?」 ソリダス「たまらん!!」 阿部「 た ま ら ん だ ろ ! ? 」 ソリダス「 た ま ら ん !! 」 雷電「コンビニのバイトって意外と面倒なのな」 オタコン「俺働く気さえしないもん」 エマ「わかる」 スネーク「レーションうめぇ」 阿部「クソッ服がジャマだな」 ソリダス「お前はそんなものか!!!!!!!!」 スネーク「文句の多いやつだ。ほら」 阿部「こ、これはAV?」 スネーク 「ステルスだ」 ソリダス 「ふふふ。そんなもので何がわかるんだ!!」 スネーク 「あいつに付けろ」 阿部 「いったい何が・・・ハァッオ゛服だけが・・・フフフ・・・」 ソリダス「なかなかやるじゃないか……こっちからもいくぞ」 阿部「うああああ!!触手を使ってアナル探検隊だとッ!!?」 ソリダス「俺の姿だから出来る芸当だッ!!」 スネーク「ねー、仲間いれて」 雷電「いいよ」 オタコン「ここ座りなよ」 エマ「スネーク君はいりましたー、と」 阿部「くっ……」 ソリダス「馬鹿なっ!!まだ息があるだとッ!!?」 阿部「終わりにしてやる!!無限バンダナ装備!!」 ソリダス「止めろォォォォォォ!!!!」 ドバババババババババ!!!! ソリダス「お腹……パンパンだぜ……(ガクッ)」 阿部「勝った……!!!!」 スネーク「よくやった!!貴様は最高に良い男だッ!!!」 雷電「最高だった」 オタコン「参ったよ阿部くんには!!」 エマ「みんな切り変え早ッ」 雷電「俺らは……伝えなければならない」 阿部「子供の作り方?」 エマ「なにを?ジャック」 雷電「俺らの過ち……憎しみ……悲しみ……だがそれは未来に残してはいけない」 スネーク「俺たちは、誰の使いでもない。俺たちの意思で、俺たちの闘いをしている。俺達は……誰のためにも戦っていない」 オタコン「うん…!」 阿部「そしていつか……憧れの未来……そう…… 男同士でも堂々と愛せる未来に、俺たちはしていくんだ…!!」 阿部さんのメタルギアソリッド ―――完
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2341.html
【ゲーム】似非オタコンが実況するメタルギアソリッド2 【作者名】軽石モン 【完成度】【完結】( 08/10/06~ 09/01/18) 【動画数】40+4(part1・2画質修正版及びpart15ほぼノーカット版)+1(最終回OPリメイク版) 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/8699622 【備考】 名前 コメント