約 3,835,837 件
https://w.atwiki.jp/p2rdj/pages/214.html
ウォースウォーン Warsworn ウォースウォーンは戦いの犠牲となった数十人、時には数百人の死体からなる、自律行動する塊だ。彼らはアンデッドや戦争の神格によって作られるが、まれに特に凄惨な戦闘の惨状から自然発生的に現れることもある。 “知識の想起”――アンデッド(〈宗教〉) DC 37 一般的な知識 DC 35 専門知識 DC 32 ウォースウォーン Warsworn クリーチャー16 アンコモン NE 巨大 アンデッド 出典 Bestiary 323ページ 知覚+27;暗視 言語 共通語;(言語を一切話せない) 技能 〈運動〉+33 【筋】+9、【敏】+5、【耐】+7、【知】-1、【判】+5、【魅】+5 AC 37;頑健+29、反応+25、意志+27;[正のエネルギー]に対する全てのセーヴに+1の状態ボーナス HP 350(負のエネルギーによる回復);完全耐性 即死効果、病気、麻痺状態、[毒]、気絶状態 機会攻撃 [reaction] 畏怖すべき存在 (オーラ、感情、恐怖、精神) 100フィート、DC 35 移動速度 30フィート 近接 [one-action] 死体の波 +32[+27/+22](魔法)、ダメージ 4d12+9[殴打]、加えてenergy drain 近接 [one-action] 自律する武器 +30[+26/+22](機敏、魔法、間合い:100フィート、多用途:[殴打]、多用途:[刺突])、効果 武器のダメージ・ダイス4つ+9の武器のダメージ種別のダメージ 遠隔 [one-action] 残骸弾 +28[+23/+18](魔法、射程単位100フィート)、ダメージ 4d12+9[殴打]、加えておもり 吸収/Absorb [free-action] (即死、信仰、死霊術) トリガー ウォースウォーンが瀕死状態のクリーチャーの接敵面の中に移動する。効果 ウォースウォーンは瀕死状態のクリーチャーを自身に吸収し、そのクリーチャーを即座に殺すと同時に、そのクリーチャーのレベルに等しい値のヒット・ポイントを回復する。ウォースウォーンがまだ存在する限り、吸収されたクリーチャーはウィッシュあるいは同様の強力な効果以外では蘇生できない。 自律する武器/Animated Weapons (信仰、力術) ウォースウォーンは100フィート以内にある誰のものでもない武器の制御権を獲得し、それを周囲に浮かせる。ウォースウォーンはこれらの武器を念動力で装備でき、間合い100フィートの近接“打撃”を行うことができる。 生命力吸収/Energy Drain (信仰、死霊術) ウォースウォーンが死体の波による“打撃”あるいは蹂躙でクリーチャーにダメージを与えると、目標はDC35の頑健セーヴにを行わねばならず、失敗すると吸精状態2かつ凶兆状態1になる。大成功の場合、目標はは24時間ウォースウォーンの生命力吸収に対する一時的耐性を得る。 おもり/Plummet ウォースウォーンの残骸弾による“打撃”を受けたクリーチャーは、DC37の反応セーヴを試みなければならない。失敗した場合、対象は伏せ状態になり、空中にいた場合は最大120フィート落下し、落下によるダメージを受け、地上に降りた場合は伏せ状態のまま着地する。大失敗の場合、対象は残骸の山の下敷きになる(“脱出”DC37)。 蹂躙 [three-actions] 超大型あるいはそれより小さい、死体の波、DC 37 関連するクリーチャー:ウォースウォーン Warsworn 独特の恐ろしさがあるが、大量死をもたらす悲劇は戦争だけではない。ウォースウォーンに似た他の形態の塊状のアンデッドも、飢饉や災害などの原因によって発生することがある。フレイムスウォーンは火事で死んだ大群衆から、プレイグボーンは町や都市全体が病気で滅んだときに発生する。
https://w.atwiki.jp/yournotepad/pages/111.html
メタルギアがついにスマホ向けゲームとして登場! あなただけのPFを作り、ランキング上位を目指そう!スタッフカードにはおなじみのキャラクターが多数参戦! メタルギアRAYやサヘラントロプスを開発してライバルに差をつけろ! 馬鹿じゃねーの。MGDやってる層がスマホゲー嫌ってるのはソーシャルオプスで実証済みなのに。
https://w.atwiki.jp/pakemon/pages/365.html
ザドルノフ捜索 ◆エル・セナガル / ジャングル 道なりに進もう。 ◆エル・セナガル / 峡谷 道なりに進もう。 ◆エル・セナガル / 沼地 敵兵が2人いるので注意して先へ進もう。 ◆リオ・デル・ハーデ 敵兵がいるので注意して先へ進もう。(倉庫に捕虜が1人います。) 建物の2Fにザドルノフがいるので、フルトン回収するとクリアとなります。 【ミッションリザルト】 「ソリトンレーダーの設計図 RANK.1」を入手。
https://w.atwiki.jp/oukyuu/pages/20.html
攻略までのイベントとフラグ 前半(カイン墓イベントまで) エミリオに情報を聞く「典医」「薬草とお茶」発生 育成武術の付き添いでフランとの再会イベント「フランシスカについて」 森へデート(薬草についてのイベント) 平日ジークをたずねる テラスで女性に囲まれるイベント(アストラッド「ジークについて」発生) 平日ジークをたずねる フランとの会話の立ち聞き1回目 平日ジークをたずねる フランとの会話の立ち聞き2回目 デート(場所問わず)にフランと出会うイベント ジークの若さについて「イーヴェイン家について」発生 湖へデート 子どもを助けるイベント 5/1舞踏会「お相手願えますか、私では役不足かもしれませんが」 7/10建国祭 8/29カイン墓イベント 「カインについて」発生 後半(カイン墓イベントからエンディング) 平日ジークをたずねる ジーク&フランがアーデンでの会話 平日ジークをたずねる フランとの会話の立ち聞き3回目 平日ジークをたずねる ベッドに伏せて泣くジークイベント 「そんな風に」→【告白される】 「・・・でも・・・」→ジーク失恋 マロリーの丘へデート 外国への旅イベント 10/1ジークの誕生日(ソルの原石・ランプ) 10/20賊来襲 ジークに助けてもらう 10/21カインに予定を指示するかしないかのイベント 「忘れないうちに」→リオウ来襲→ジークスチルつきバッドエンド→「忘れない」カイン涙スチル 「忘れる」フランシスカエンド 「明日でも」→ジークルート 通常デート後、ジークの部屋によるイベント 11/26 夜ジークの部屋に行ってジークHイベント 1/1即位式後 「ジークと行く」→ジーク真エンド 「ここに残る」→字幕エンド 誕生日プレゼント 姫からジークへ:ランプorソルの原石 ジークから姫へ:手作りの薬草辞典orとても香りのよい香草 平日会話 典医(エミリオ情報) 薬草とお茶(エミリオ情報) フランシスカについて(武術の付き添い/フラン登場2回目・怪我イベント) イーヴェイン家(デート中にフランに会う) カインについて(カイン墓イベント後) 忘れがちなスチル 疲労ピークで倒れる(イベント後1週間強制休養) お得情報 過労で倒れる寸前、ランダムでジークが苦い薬を持ってきます。体力がかなり回復。 その週にジークに会っていれば確立アップ? 式典近くなると発生率高し。 倒れた場合は1週間何もできなくなります→スチル デート会話 ジークには「相手の話を聞く」の2↑を選択すると3回毎に追加でハートが2↑ 「※」はラブラブモード時に選択の場合のみ相手の反応が変わりハートが2↑ ■王宮庭園 相手の話を聞く「ローデンの花がとても美しく、誇らしげに咲いていますよ」 2↑ 「本当!もうそんな季節なのね、凛としていて、とても素敵だわ」 1↑ 「そうね、まるで私たちにもそうあるべきと促しているようだわ」 1↓ 「いつも気にかけていないから、気付かなかったわ」 自分から話しかける 2↑ 「いつも思うのだけど、この噴水の仕掛けって珍しいわ」 1↑※「色とりどりの花がとても素敵だわ」 1↓ 「こういう庭って王宮に必要なのかしら?」 ■王宮博物館 相手の話を聞く「一枚仕上げるのにどれだけ長い年月がかかったのでしょうね」 2↑ 「そうね、大層な時間がかかったと思うわ。」 1↑ 「描いてもらった間、じっとしているのも大変そうだわ」 1↓ 「どんなに長い年月をかけても、こうやって見るのは一瞬なのね」 自分から話しかける 2↑ 「ここは博学なジークにぴったりの場所ね」 1↑※「過去の遺産を見ることは、とても勉強になるわ」 1↓ 「ちょっと薄暗くて怖いわ…」 ■王宮テラス 相手の話を聞く「姫、こちらに来てお茶をしませんか?」 2↑ 「ありがとう、それではジーク特製のお茶を一杯頂こうかしら」 1↑ 「ええ、それじゃあ紅茶を淹れるわね」 1↓※「お茶よりもジークとお話がしたいわ」 自分から話しかける 2↑ 「ここから見える庭がまた素敵だわ」 1↑ 「お茶を少し揺らしたときの美しい曲線が好きだわ」 1↓ 「ジークは薬草茶ばかり飲んで飽きないのかしら?」 ■城下町 相手の話を聞く「できれば、人ごみは避けたいのですが…」 2↑ 「ええ、あちらの人が少ない広場へ行きましょう」 1↑ 「やっぱりジークは静かな所の方が好きなのね」 1↓ 「そう…折角街に下りたのにちょっと残念だわ」 自分から話しかける 2↑ 「この道、狭くて危なくないかしら?」 1↑※「あそこで売っている食べ物は何かしら?美味しそうね」 1↓ 「あの人だかりは何かしら?」 ■エフサスの塔 相手の話を聞く「そちらは危険ですのでお気をつけ下さい、姫」 2↑ 「ありがとう。つい下に夢中になってしまっていたわ」 1↑ 「あら…これくらい大丈夫よ、心配しないで」 1↓※「なんだかジークってば私の保護者みたい」 自分から話しかける 2↑ 「ここから見える景色の感動を沢山の人に伝えたいわ」 1↑ 「見て、ずっと向こうに王宮が見えるわ」 1↓ 「あっちに森が見えるわ」 ■港市場 相手の話を聞く「沢山お店がありますが、姫はどんなものに興味をお持ちですか?」 2↑ 「そうね、異国の書物など読み解いてみたいわ」 1↑ 「絵画かしら。異国の作品はそれぞれ風土が滲み出て面白いわ」 1↓※「やはり宝石や装飾品ね」 自分から話しかける 2↑ 「見たこともない食べ物が沢山あるわね」 1↑ 「ほら、あの人が着てる服!あれなんてジークに似合いそうね」 1↓ 「痛い!ぶつかっちゃた…」 ■マロリーの丘 相手の話を聞く「たまにはこの様な場所もよいものですね」 2↑ 「ええ、落ち着くし心が和むわ。ジークみたい」 1↑ 「そうね、息抜きするにはぴったりの場所ね」 1↓ 「公務の事など、どうでもよくなってくるわ」 自分から話しかける 2↑ 「草花の香りが心地良いわ」 1↑※「海が見えるわ」 1↓ 「ジークの服、何だか歩きにくそうだわ」 ■鄙びた町 相手の話を聞く「私の故郷であるこの町には、安らぎを感じます」 2↑ 「そう、この場所を選んで良かったわ」 1↑ 「故郷があるって羨ましいわ」 1↓※「そういうものなの?私には故郷がないから分からないわ」 自分から話しかける 2↑ 「作物の収穫は順調なのかしら」 1↑ 「牛を連れて歩いている人がいるわ」 1↓ 「もっと開拓を進めるべきね」 ■ヴァールの森 相手の話を聞く「この森についてなら何でもお任せください」 2↑ 「じゃあ、あの細い獣道はどこに繋がってるのかしら?」 1↑ 「そうね!ジークは野草集めによく来るんですものね」 1↓※「ジークはこの森の主といっても過言ではないわね」 自分から話しかける 2↑ 「あれってお部屋で育てている薬草よね?」 1↑ 「蛇でも出てきそうで怖いわ」 1↓ 「じめじめしていて歩きにくいわ」 ■レイノル湖 相手の話を聞く「静かでとても気持ちがいいですね」 2↑ 「ええ、とても落ち着くわ」 1↑ 「静か過ぎて何だか怖いわ、狼でも出てきたらどうしましょう」 1↓※「気持ちはいいけどちょっと退屈ね」 自分から話しかける 2↑ 「あ、あそこで小さな魚が泳いでいるわ」 1↑ 「湖面に映る姿って幻想的で素敵ね」 1↓ 「向こう岸って、一体どうなっているのかしら?」
https://w.atwiki.jp/mgspedia/pages/23.html
基本データ “国境なき軍隊”の実質的な運営を行う、スネークのサポート役。 担当声優 日本語 英語 杉田智和 Robin Atkin Downes MGSPW 経歴 1947年、横須賀で生まれる。 米国占領下の日本で、GHQの将校と日本人女性の間に生まれたハーフ。 米国にて大学卒業後、日本に戻り22歳の時に自衛隊に入隊。 2年後、母の死を機に自衛隊を除隊。 傭兵として各地を転々とし、コロンビアにてスネークと出会う。 各作品内での活躍 メタルギアソリッドピースウォーカー なんたら 関連項目 サングラス ビジネス 短足 銀河万丈
https://w.atwiki.jp/pakemon/pages/356.html
対コクーン戦 ◆採掘場底部 M60、FIM-43などを装備しておくと良いでしょう。 コクーンには多数の機銃がついているので、まずは邪魔な機銃をマシンガン系の武器で破壊していこう。 次にAIポットを狙ってミサイル系の武器でダメージを与えていこう。 ある程度ダメージを与えると、はしごが出現します。 ライフを0にする前にコクーンの上部までのぼり、最上部でトドメを刺そう。 あとはいつも通りポットを破壊して乗り込めばOK。 【ミッションリザルト】
https://w.atwiki.jp/pakemon/pages/357.html
地下基地潜入 ◆AI兵器格納庫 敵兵に注意しながら先へ進もう。 エレベーターで地下へ。(エレベーター周辺は敵兵が多いので注意。) ◆地下通路A 敵兵に注意しながら先へ進もう。(捕虜が1人います。) ◆地下通路B 敵兵に注意しながら先へ進もう。 奥まで行き、シャッターをボタン連打で開けて先へ進むとクリア。 【ミッションリザルト】 VERSUS OPSに「地下通路B」が使用可能になります。
https://w.atwiki.jp/ixsion/pages/86.html
ジーク・アリス(18・10) うさみみ青年・少女。(姉弟) 学校内では『兎哉時空・兎哉有栖』として生活しているが、うさみみの姿のほうが本物。 転校してきた琴美によって発見され、捕獲された初めての魔物である。 アリスはおとなしく、本が好きなフランス人形の様な少女である。(30歳) ジークは大人びていて、スタイルも良く、要とよく似ている。(20歳) 以後、2匹とも藍原家に住まう。 ジークは黒いスーツや、レザーの服を好み、アリスはゴスロリ調の服を好む。 「俺がなぜこんな事を・・・」 「ジークには関係ないわ」 ジーク:銀髪・赤目・褐色肌 アリス:銀髪・赤目・色白
https://w.atwiki.jp/pakemon/pages/349.html
熱帯雲霧林へ ◆セルバ・デ・ラ・レチェ / ジャングル 敵兵が数人隠れているので、注意して先へ進もう。 (弾薬が落ちています。) ◆セルバ・デ・ラ・レチェ / 坂道 敵兵に注意しながら先へ進もう。 (道中に「スネーク」が落ちています。捕虜も1人います。) ◆カタラタ・デ・ラ・ムエルテ 【ミッションリザルト】 「盾の設計図 RANK.1」を入手。 道中でスネークを拾っていると「スネーク(ネイキッド)」を入手。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/1328.html
* 「梓!そっちはどうだった!?」 「駄目です……みんな眠っちゃって……体を揺すっても起きなくて」 軽音部のメンバーは校門前に集まりこの街に起こった怪現象に戸惑いを隠せずにいた。 生徒も、先生もそれどころか街の住民が寝息を立て、テレビからは唯の声が延々と流れている。 「唯ちゃん……大丈夫かな」 紬がスカートのすそをぎゅっと握る。 澪は電柱にへたり込みぽろぽろと泣いていた。 律が慰めようとするも、どう声を掛けていいのか分からず出しかけた手をそっと引っ込めた。 「先輩!あれ!」 梓が指差す校門の方からラジコンのようなロボットのような物体が近付いてくる。 足にローラーがついているのか、あっという間に小さなロボットは軽音部の前にやってきた。 ディスプレイが開き、画面に1人の男が映る。 白衣を着てメガネを掛けた科学者のような出で立ちの男だ。 『君達……軽音部の部員だね?』 「な……何もんだ!」 律は警戒している。他のメンバーも怯えていた。 この状況下では無理も無い。 『僕はハル・エメリッヒ。スネーク ……いやジョン・コジマの友人だ。 僕の事はオタコンと呼んでくれてかまわない』 「ジョン先生の友達!?なぁ、唯はどうなった?大丈夫なんだろうな!」 律がMk2に掴みかかり機体をぐらぐら揺らす。よほど心配なのだろう。 「あああああ、揺らさないで!バランサーがおかしくなる!」 律がぱっとMk2から手を離す。 「ふぅ……平沢唯の安全は大丈夫と言えば大丈夫だ。 今彼女は夢を見てる。覚めない夢をね、この放送が証拠さ」 「夢?何のことだよ!」 オタコンは現在平沢唯が置かれている状況、そして彼女の能力 スプリガンについて出来るだけわかり易く簡潔に彼女らに伝えた。 何かの手がかりなればいい。 藁にもすがる思いだった。 唯がシュークリームを食べ終わると不意にペタペタ床を這うレプタイルの方を見た。 依然として白い空間の中である。 「いい事思いついた!ねえ、レプタイル」 イグアナが首を唯の方に向ける。 「ハイ」 「あだ名をつけてあげるよぉ」 「アダナ?」 「そう!」 「ソノヨウナ言葉ハ登録サレテオリマセン」 「うーんと、要するに名前みたいなもんだよ!仲良くなりたいなーって思った時にはこの名前で呼ぶの!」 「……理解シタ」 「えーと、じゃあねぇ……あなたの名前はレプ五郎ね!可愛いでしょう!?よろしくねレプ五郎!」 「カワイイ……レプ五郎……」 「気に入らなかった?」 「……認識シタ」 「そっかぁ~よかったぁ。あ!ザ・ボスのあだ名も考えて……」 「……私はそのままでいい」 ザ・ボスはそう言うと唯の方を見た。 目つきが鋭い。 「ボーちゃんって言うんだけど……ダメ?」 上目遣いでぶりっ子してみる。 「……私はそのままでいい」 失敗だった。 「あの……司令」 擬装トラックの中で通信兵がミラーを呼び止めた。 今から港へ向かい国内からの脱出を企てる所である。 「どうした?」 モニターの方へミラーが近付く。 「これ……どう思われます?」 兵士が指差す先には各AIの動作状況を示す画面が開かれていた。 AIママル、AIゼロ。そして……AIレプ五郎。 各AIの表記は確かにそう書き換わっている。 「ウィルスか?」 ミラーは苦虫を噛み潰したような顔だ。 「いえ、外部からの干渉ではないと考えられます。表記が変わったのは今から1分前。 ゼロAIつまり平沢唯がレプタイルAIに相互干渉を促した形跡があります」 3つのAIはデータを常に断片的に共有し、個々の自我を保ちながら互いにバージョンアップを繰返す。 特にママルとレプタイルは大脳と小脳のような関係にあり、情報交換が顕著だ。 しかしこの唯による奇妙な干渉はイレギュラーな事態だった。 干渉しなければ唯の催眠音波は外部に発信できない。 「撤退の準備を急ぐ。この先何が起こるか想像がつかん。 ショッピングモールに残るスプリガン及び全部隊も、迎えの船が来る前に港に移動させろ」 「了解、スプリガンには港への進行ルートを送信してあります。 彼女の脳波も固定されています。問題ありません」 ミラーはそっとレプ五郎の文字を指でなぞる。 「問題ありません……か……嫌なフラグだ」 「じゃあ、唯は蟹の化けモンの中でグーグー呑気に寝てるって言うのかよ?」 『あわわ、また!揺らさないで!壊れちゃうよ』 律は興奮気味に再びMk2をゆさゆさ揺さぶった。 「唯を……唯を助ける方法は無いんですか!?どうやったら目を覚ますんですか!?」 がっくりとうな垂れていた澪もほんの小さな変化に希望を託し、オタコンに詰め寄った。 『彼女の眠りの状態は特殊なんだ。 放送を聞く限り睡眠の誘発と食欲中枢に何らかのショックを持続的に与えられ続けてる。 別の要因、つまりそれ以外の大きなショックを彼女に与えないと彼女は目を覚まさない』 「あの……1ついいですか?」 梓がおずおずと手を上げる。 「もし仮に唯先輩がその眠りから覚めたらどうなるんですか?……まさか死んじゃったりしないですよね!?」 『それは大丈夫だと思う。ゼロAIは浅い眠りの時、つまりノンレム睡眠時意外の脳波を送り続けると システムエラーを起こすんだ。システムは搭乗者の精神汚染を最優先で保護するようプログラムされてるからね。 ゼロAIが停止すると相互情報伝達が不可能になり、ママルとレプタイルは機能を一時停止するだろうけど ……問題が1つある』 「問題?」 「彼女にどうやってショックを与えるかさ。 スプリガンはイングランドじゃ「宝を守る番人」とも呼ばれている。 その名前を冠したこのメタルギアは守りに特化したAI兵器だ。仮に核爆弾が頭上で爆発しても各AIは作動し続ける。 仮に僕が乗ってるノーマッドで特攻をかけてもキズ1つ付けられない」 「あの~私からもいいですか?」 今度は紬が小さく手を上げる。 「外で起こってることは唯ちゃんには伝わるんですか?浅い眠りの時って、外の影響を受けやすいじゃないですか。 夢を見たりするのってその時ですよね?」 『感覚器官を司るレプタイルと相互情報交換をしているから少しは入ってくるだろうけど…… 受け取り手側の平沢唯が興味を示すものじゃないとゼロAIはそれを受け取らない』 「それって、唯が興味を示す事をすればいいって事?」 澪が顎に手をやって何やら考えているようだ。 『そうだよ……けどそれは不可能に近い。彼女の脳波、放送を分析する限り彼女はあの夢から出たくないはずだ。 あの世界で不変を望んでる。好きなものを好きなだけ食べる。 平沢唯の資料には菓子類が好物とあるし、それを壊すなんて僕には無理だ』 Mk2が首を横に振る。 しかし何故か4人の表情が次第に明るくなる。 示し合わせたように互いに顔をみて頷きあっている。 「あんたはさ、機械とか科学の事よく知ってるのかもしれないけど、私らは唯の事を誰より知ってるつもりだ。 私は……私達は今出来る事をやる。 ジョン先生にそう教えてもらったんだ」 『俺は俺が出来る事をする、だから君は……君が今出来ることをするんだ』 スネークの言葉が律の心にはちゃんと残っていた。 律がそう言うと、澪も紬も梓も力強く頷いた。 オタコンだけは何をこれからするのか分からない。 「君達……これからどうする気なんだ?」 「手伝ってよ、今この街で起きてるの私らだけなんだからさ!」 放課後ティータイムのメンバーが校舎に向かって走り出す。 オタコンはわけが分からないまま彼女達の後についていった。 * 夢の中では時間の概念があやふやな様に、唯もまた時間と言う概念を無視しながらケーキをほお張り紅茶をすする。 ケーキは現在110個目に突入していたがその数を把握しているのはレプタイルだけだった。 「平沢唯」 「ふぁふぃ?」 対面に座るザ・ボスが急に口を開く。 「お前は何に忠を尽くす?国か?恩師か?名誉か?思想か?」 「ちゅう?」 「何を信じるか、と言うことだ」 ケーキを口に運ぶのをやめ、眉をへの字にして唯は考える。 そんな事を考えた事が無かった。 普段難しい事を考えないせいか頭から湯気が出る。 ふとどこかで、何かが聞こえた気がした。 唯の中で何かがコトコトと動いた気がする。 そしてその正体がザ・ボスが出した質問の答えのような気がした。 「何だろう……音が聞こえる……」 かすかに聞こえた音の断片が次第に輪郭を現す。 それらは繋がり、交わり、重なってひとつとなる。 はっと唯は顔を上げた。 この音が何なのか知らないはずが無い。 毎日聞いた、あの音の波を。 毎日弾いた、あの弦の感触を 毎日叫んだ、あの歌を 唯は急に立ち上がる。 見つけたのだ、自分なりの答えを。 「分かったよ!ザ・ボス!歌うこと、歌う事だよ!」 「歌う事?」 「うん!好きな事してると、あぁ~!生きてるぅ~!って感じするでしょう!?」 唯は急にそわそわしだす。 この場所にはケーキと紅茶しかない。 聞こえる音はどんどん大きくなってきているのに、何も出来ないジレンマが唯を襲った。 「じっとしていられない……と言う顔だ」 「うん……演奏したい!1人でじゃなく、みんなと!」 「そうか……いいだろう。ならレプタイルを連れて走れ」 レプタイルはくるりと顔をザ・ボスのほうへ向ける。 「ママルAIザ・ボスの提案ヲ、処理能力過多ノタメ放棄シマス。平沢唯二コノ件ヲ委譲」 「行くよ!私!」 唯は地べたを這っていたレプタイルを抱き上げる。 「ありがとう!あ、ザ・ボスその紅茶あげるよ!」 唯はレプタイルを抱いて曲が流れてくる方向へ走り出した。 ザ・ボス、正確には彼女の精神を模したAIはそんな唯の背中を見ながら自分が何に忠を尽くしてきたのか考えた。 生前ザ・ボスは任務に忠を尽くした。 けれどその生命最後の感情は、自ら銃を捨て歌う事だった。 最後の記憶はミラーが加筆したデータだ。 ママルポットのオリジナルを搭載したピースウォーカーの最後。 自己犠牲の果てに世界に平和を願い、歌を歌った。 平沢唯もまた同じように歌いたいのだと言う。 それを何故か暖かいと感じる自分がいる。 なるほど、これが嬉しいと言う事なのかもしれない。 唯の紅茶に彼女は手を伸ばす。 暖かかった。 「……おいしい」 8