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陸上部ユニフォーム(りくじょうぶゆにふぉーむ) 陸上部ユニフォーム アイテムカード 使用代償:青[敏]白 常時敏+100 このキャラが穏属性の場合、自ターン中、穏+100 「それはもちろん、 跳んでみようと思ったからです」 Version/カード番号 Ver.14.0/1227 レアリティ U コメント コメントの入力。必須ではない。
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メタルギアソリッド ピースウォーカー 概要 ストーリー ゲームシステム 基本システム アクションの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション 概要(HD) 余談(HD) メタルギアソリッド ピースウォーカー 【めたるぎあそりっど ぴーすうぉーかー】 ジャンル タクティカル・エスピオナージ・オペレーション 対応機種 プレイステーション・ポータブル 開発元 コナミデジタルエンタテインメント(小島プロダクション) 発売元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2010年4月29日 定価 5,299円 廉価版 PSP the Best 2011年2月24日/2,900円 レーティング CERO C(15才以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、飲酒・喫煙、犯罪、暴力 判定 なし ポイント 協力プレイを導入した狩りゲー風の『メタルギア』充実したやりこみ要素・ボリュームシステム・やり込み要素に練り込み不足の指摘有り メタルギアシリーズ 概要 シリーズ生みの親である、小島秀夫氏自らが監督、脚本、ゲームデザインを手掛け、『MGS4』の制作スタッフによる、「メタルギア サーガ」の正統派続編。 主人公はビッグ・ボスことネイキッド・スネーク(劇中では「スネーク」と表記される)。『メタルギアソリッド ポータブル OPS』(以下、MPO)の「サンヒエロニモ半島事件」から4年後の1974年の物語を描く。 ストーリー サンヒエロニモ半島事件から4年後、時はデタント(緊張緩和)が進む1974年。秘密資金「賢者の遺産」の一部を入手したスネークは米国を離れ、「ビッグボス」の称号も捨て、傭兵部隊「国境なき軍隊(MSF)」を結成して世界を転々としていた。ある日、コスタリカ沿岸に駐留するMSFを2人の人物が訪問する。コスタリカ平和大学の教授・ガルベスと、その教え子の少女・パスである。コスタリカは憲法で常備軍を持たない。しかし最近、そのコスタリカに西側の最新兵器を保有する統制のとれた部隊が現れたのだ。おそらくはCIAが絡んでいるこの部隊の排除を依頼するガルベスだが、彼がKGBの手の者だと察したスネークはそれを断る。「今回の依頼は自分のものではなく、彼らにつかまり暴行を受けたパスの願いなのだ」と説得するガルベスだが、スネークはあくまで断ろうとする。だが、パスが逃げ出す時に持ち出してきたカセットテープの音声を聞いたスネークは顔色を変えた。録音されていたのは、ザ・ボスの歌声。10年前、あのスネークイーター作戦で自ら殺害したはずのザ・ボスが、なぜ73年に発表されたカーペンターズの「Sing」を歌っているのか…?MSFの拡大を目論む副官・ミラーの説得もあり、スネークはついに折れた。スネークらMSFはコスタリカ奥地へ潜入し、コスタリカは報酬として廃棄された洋上プラントを、根無し草だったMSFの本拠地として提供する。キューバ危機以来のホットスポットである中南米を舞台にして「ピースウォーカー計画」が繰り広げられる。果たしてスネークがたどり着く真相・そして下す決断やいかに。 ゲームシステム 基本システム 本作は複数人の協力プレイ(CO-OPS)に対応したデザインが行われている。 もちろん「協力しなければクリアできない」ことは全くなく、全体的に難易度が引き下げられていることもあって、シングルプレイでも十二分に楽しめる。 シナリオ(MAIN OPS)はステージ制が取り入れられ、一度クリアしたステージは何時でも何度でも再挑戦できる。 ステージの展開も改善されており、「潜入(特定ポイントへの到達、アイテムの入手)」と「兵器との戦い」が個別のミッションになっているため、状況に応じて適切な装備を持っていける。 攻略に適さない装備を持ってステージに入った場合は一からやり直さねばらないケースもあり、慎重に装備を選択する必要がある。 メインシナリオ以外にも、各種指令をクリアしていく「クエスト」的なミッション(EXTRA OPS)が多数用意されている。内容も人質解放・殲滅・護衛・射的と盛りだくさん。中には心霊写真の撮影やヒロインとのデートも。 本作では難易度設定や周回要素はカットされており、1つのセーブデータをやりこむスタイルへの変更が図られている。 シナリオは「序章」込みの全六章構成。第四章でコスタリカの事件に終止符が打たれ、第五章はその後日譚と初代『メタルギア』へのミッシング・リンクの補完に重点がおかれた展開となる。 『MPO』の「勧誘システム」は健在。今作では集めた兵士や大型兵器をMSFの各部署に割り振り、組織を拡大させる疑似シミュレーション要素が導入されている。 研究班が成長すればいろんな装備が開発でき、諜報班が成長すれば未知のステージの事前情報がわかったり、ミッション中に行える弾薬補給の効率が上昇する…など。 これに関連して「OUTER OPS」という疑似戦略ゲームも用意されている。MSFの隊員・大型兵器から部隊を選抜し、各地の戦場に派遣するというもの。成功すればアイテムや、特定武器の設計図を入手できる。 回収には「フルトン回収システム」を使用する。行動不能となった敵・捕虜に風船を括り付け、上空待機するMSFのヘリに回収させるというもので手間いらずの快適なアブダクションが可能。なにかがおかしいが屋内でも使える。 開発できる武器装備は膨大。コレクションの楽しみもある。 異様にネタが凝っているのも特徴。随所に小ネタが仕込まれている。 コラボレーションを積極的に行っており、実在の商品がアイテムとして登場する(一部商品に関しては無線ネタも)。特に『モンスターハンターポータブル 2nd G』とのコラボは大きく話題となり、実際にリオレウスやティガレックスもEXTRA OPSで戦うことができる。 デモシーンは『バンドデシネ』や『MPO』でおなじみの「アーティストデモ」を採用。新川洋司氏やアシュレイ・ウッド氏といったお馴染みの面子が参加し、素晴らしいクオリティに仕上がっている。 一部デモシーンにはQTE要素が組み入れられている。 数は少ないが、据え置き機同様のムービーも用意されている。特に第五章のラストバトル〜エンディングに至るまでは多くが据置機宛らのムービーで描かれる豪華仕様となっている。 データインストールを利用する必要があるが、フルボイスに対応する。ただしCQC尋問のセリフだけはいわゆる「ポポポ音」のみ。これはHDエディションでも変わっていない。 アクションの変更点 これまでのコナミ製PSPゲームで培ったノウハウを生かし、携帯機に最適化された操作形態が実装されている。 + 細かい内容は格納 おおまかな操作形態は『MPO』に近い「アクションタイプ」と、『MGS4』に近い「シュータータイプ」に加え、コラボレーションされた『モンスターハンター』シリーズに近い「ハンタータイプ」の3つから選択可能。 全体的に『MPO』にTPS風の調整を加えた形となっている。各種調整や照準の自動補正機能もあり、PSPでも遊びやすい形に作られている。 ボス敵はいずれも装甲車やヘリ、AI兵器などの大型兵器で、ボス戦はいわゆる「狩りゲー」を意識した調整が行われている。 移動・アクション 立って走っている状態からシームレスにしゃがみ移動に移行することが可能になった。 ホフク態勢を取ることは出来るが、ホフク移動はできず武器も構えられない。トラックの下に隠れたり、穴を通るといったアクションが不可能になったが、ホフクはどうしてもゲームのテンポを悪くするための変更だろう。しゃがみ移動が可能な本作ではあまり気にならない。 壁に張り付いている間は移動ができなくなった。俯瞰カメラが廃止された近年の作品では覗き込みの有用性は低くなっているため、そこを考慮したのだろう。 マップが全体的に狭く、二段エルードできるような場所がないので実質的にエルードキャッチは廃止された。 シリーズお馴染みのダンボールを踏み台や遮蔽物として利用することが可能。一部区画でショートカットが図れる。 ダンボールには多数の亜種が登場している。『ASSASSIN S CREED』シリーズとのコラボアイテム「アサシン・ストロー・ボックス」や、自然回復速度や心臓マッサージの速度が早まる「救命ダンボール」に加え、他のプレイヤーと協力して砲弾が打ち出せる「ダンボール戦車」など。 出撃時にユニフォームを選び、ミッション中には変更ができないという現実的な形でカムフラージュシステムが復活。ユニフォームによってカムフラージュ性能・弾薬、武器、アイテムの携行数・防御力・移動速度が設定されている。 カムフラージュ率は装備品の総重量と、装備している武器の重量の影響も受けるようになった。同じ野戦服でも、使わない武器は外し、軽装備にすることでかなりカムフラージュ率が変わってくる。 攻撃 敵を攻撃した際、与えたダメージ量が表示されるようになった。 狙撃銃などスコープを覗く武器と双眼鏡を除いて主観視点が廃止された。射撃武器は肩越し視点での照準・射撃を行う。 ある程度弾の当たり判定が大きくなり、補正機能を使用することも出来るため、『MPO』で指摘された微調整の難しさはかなり改善されている。狙撃銃は相変わらず手振れが起こるが、これも過去作に比べて小さくなっている。 CQCは『MPO』から大幅な改良がおこなわれ、バランスが取れた性能に仕上がっている。 新たなアクションとして、敵が密集している状態で投げを行うと続けて他の敵を投げる「連続CQC」が可能になった。他にも拘束した敵を投げる際に方向キーを同時入力すればその方向に投げ飛ばせるようになり、他の敵を巻き込んだり、壁に叩きつけて高い気力ダメージを与えることができる。 対象年齢を考慮してか、首絞め・首切りでの殺害は廃止された。ナイフは敵専用の装備となっており、スネークやMSF兵士は「スタンロッド」をCQCナイフの代わりに使用する。開発による強化はできないが、使い込むことで武器レベルが上がり、最終的にはCQCよりも大きな気力ダメージを食らわせることができるようになる。 本作では立ち状態でホールドアップしても伏せホールドアップになる。危険フェイズになるか敵兵が確認に来ない限りは解除されず、危険フェイズではホールドアップが行えなくなった。麻酔弾が貴重な分、従来作と比較してホールドアップの有用性は増している。 その他 通信プレイが導入されたため、武器・装備ウィンドウを開いている際も時間が経過するようになった。 本作の無線は、ミッション中に通信すると一言二言の台詞がリアルタイムで聴こえる、という簡素なものとなっている。周波数選択も廃止され、通信相手はランダムで選択される。これを補うかのように、ミッション前に聴けるブリーフィングファイルがそれを補って有り余るほど充実した内容となっている。 ミッション中の強制無線もなくなり、進行中に『MGS4』のように一方的な通信が入るのみ。このため、同じミッションを繰り返し遊ぶ場合のストレスが緩和されている。 無力化(気絶・睡眠・殺害)した敵兵を運搬する事が出来ず、回収する以外にその場から動かす手段が無い。もっとも回収は無音行動なので敵に気付かれることはなく、殺害した場合はすぐに死体が消滅するため、デメリットはあまりない。 無力化した敵からのアイテム奪取は『MGS4』のようなボディチェックに変更された。ホールドアップ状態でないと全て出さず、また数回で目を覚ましてしまう。 評価点 シナリオ ―ザ・ボスの見出したもの― 米中関係の改善、SALTの開始、ベトナム戦争の終結と、冷戦がその様相を変化させ始め、また大阪万博に代表される「科学の進歩」が明らかとなり始める1970年代初頭。その独特な時代を舞台として描かれる本作は、『MGS3』の流れを引き継ぎつつも、これまでのシリーズとは違った雰囲気に溢れている。 キューバ危機以外は日本ではあまり知られていない、しかし実際は水面下での駆け引きが続いていた中南米を取り上げ、そこを巡る東西の抗争を軸としている。 できるだけ分かりやすく、歴史の知識があれば更に楽しめる構成となっており、終盤に迫る世界の危機とそれと向き合うことになる人々の描写は鳥肌間違いなし。 革命風土が盛り上がりを見せていた時代背景を意識してか、チェ・ゲバラの言葉が引用されたり、ニカラグア革命絡みの組織が登場するなど、シリーズを通して行われる「現実世界とのリンク」も変わらず行われている。「革命・変革」はこの作品全体に流れるテーマとなっている。 また、ビッグボス個人の物語として「ザ・ボスの意思の究明」というテーマも盛り込まれている。「スネークイーター作戦」を追体験する部分もあり、『MGS3』を遊んでいればより楽しめる。 『MGS3』を遊んでいない人に対してもある程度の配慮が行われており、シリーズ初作品に本作を選んでも「過去の話が分からないからつまらない」という事態にはならない。むしろ本作は単体の作品として完成している一面もある(第五章を除く)。 「そもそもザ・ボス関連は『MPO』でもうやった」という突っ込みもあるが、『MPO』とはまた異なる切り口からザ・ボスとビッグボスの関係を掘り下げるシナリオ構成自体は、おおむね成功したと言えるだろう。 『MPO』ではスネークが戦いから身を引いており、ストーリー上の展開でもスネークはなし崩し的に巻き込まれていた感が強かったが今作では「スネーク自身の意思で」過去との決着を付けると言う目的があるためにスネーク自身もかなり行動的になっており、より盛り上がる展開となっている。 スネークは10代後半からの10年間はザ・ボスの弟子としてほぼ2人だけで修練を積み、『MGS3』(当時約29歳)から『MPO』までは戦いを避けていたため、1人の兵士としては完成しても部隊の隊長や軍事組織の運営者としての経験は少ない。(*1)『MPO』での経験がなかったならばカズの支援があったとはいえ今作開始時点でいきなりMSFの隊長の役目をこなしているのは不自然であろう。 また、過去シリーズで語られていたビッグボスの偉業・所業を紐解くという点では、『MPO』は特殊部隊FOXHOUND設立に繋がる出来事を、本作は後に世界を震撼させる武装国家の前身となる組織の設立と発展を描いており、差別化及びそれぞれの役割の明確化ができているとも言える。 笑えるネタ以外の、わかるとシナリオがさらに楽しめる小ネタも随所に仕込まれている。メタルギアREXのセルフオマージュや、HAL9000(=ハル・エメリッヒの名の由来)を露骨に模したAIポッドなど。 出演声優の演技も光る。そのメンバーもシリーズお馴染みのスネーク役の大塚明夫氏やオタコン役の田中秀幸氏、ザ・ボス役の井上喜久子氏を初めとして、過去作で印象的なキャラを演じたEVA役の渡辺美佐氏にロイ・キャンベル役の青野武氏、またシリーズ初登場の大塚芳忠氏・小林ゆう氏・麦人氏・杉田智和氏・水樹奈々氏といったようにベテランから比較的新人だった方まで相当の方々が出演しており、そのクオリティは非常に高い。 PSP最高レベルの演出 グラフィックは見事の一言。マップのバリエーションも『MPO』から大きく進歩し、ごつごつした山岳地帯、乾燥した中南米の集落、鬱蒼としたジャングルを上手く表現している。 大型兵器は縦横無尽に動き回り、その割に処理落ちもあまり起こらない。 これまでウッド氏が手掛けてきたグラフィックシーンはその画風から敬遠する人も多かったが、今作ではシリーズ通したキャラデザイナーの新川氏が制作に加わり、ウッド氏の画風も少し変化していたことで、良い評価を下すプレイヤーが増えた。 1974年を従来のタッチで、1964年の回想を鉛筆で書き分ける手法で、演出にメリハリがつけられている。ザ・ボスの表情に涙腺が緩くなった人もいるのでは。 音楽も良質なものが揃う。さらにテーマソングとしてドナ・バーグ氏の歌う『Heavens Divide』と、挿入歌として水樹氏の歌うポップス『恋の抑止力』の2曲が収録されている。この他、随所でカーペンターズの名曲『Sing』が挿入され、お馴染みのメロディでストーリーを盛り上げている。 賛否両論点 ストーリー・演出 「序盤でスネークが部隊員を勧誘する → ザ・ボスの面影を色濃く残す敵と対峙する → ザ・ボスを殺してしまったことにスネークが苦悩する → 最終的に敵を倒し過去の葛藤を払拭する」というシナリオの流れが「『MPO』とまるきり同じだ」という指摘も。『MGS3』ラストのザ・ボスとの対峙シーンが作中で何度も挿入されるため、さすがに引っ張りぎみな感もある。 前述の通り詳細や背景等は根本的に異なっており、単純な焼き直しではないが。 ザ・ボスとの関連で3のラストシーンが回想として挿入されるが…。 おそらく多くのプレイヤーが涙した名場面と思われるが、くどい程に多様されるためはっきり言って興醒めしてしまう。演出としては失敗と言えるだろう。 騒動の発端の人物の計画があまりに稚拙。 ピースウォーカーに核発射(のフリ)を命じるのだが、その大まかな計画構想が「ピースウォーカーによる欺瞞発射 → 各国がこれを検知 → 大抵は反撃を考えるが物が物なので皆そんな度胸はなく良心が勝る → 諦めムードの中で発射は事実上ジョークとネタばらし → あんな怖い物は勘弁と誰もが理解 → 世界平和完成」という物。 念のために言うが、そこら辺の馬鹿なハッカーが考えた計画ではない。 第五章の展開は「EXTRA OPSやすでにクリアしたミッションを数回クリアすると、あるキャラクターが逃げるので探す、というかくれんぼミッションが現れるのでやるの繰り返し」あるいは「すでに戦った(あるいは攻撃力耐性のみがバージョンアップして方言を話すようになった)兵器と戦って部品を集め、機械をくみ上げていく」という単調で飽きやすい内容のわりに、クライマックスでは唐突に事態の暴露とラスボス戦が始まるため、「第五章は蛇足だった」と評する声もある。 その他、シリーズファンからは以下のような指摘もある。 『MPO』の事件に関しての言及がほとんどない(*2)ため、どこか物足りない感がある。 小島監督がプロデューサーではない(正確にはエグゼクティブ・プロデューサー)『メタルギアライジング リベンジェンス』と同じく『メタルギア』25周年記念サイトのメタルギアの歴史のページでは、この2つは省かれている。 後に海外メディアのインタビューにおいて、「OPSの大筋はサーガの本流に入っているが、細かい部分は本流から逸れている」と小島監督が発言している。 ストーリー上重要な位置にあるストレンジラブ博士役の菊地由美氏の演技が「下手」と指摘する声もある。 菊地氏の本職は女優だが、アニメ・ゲームでの声優経験もあり、決してずぶの素人ではない。いかんせん周りが先述した通りプロばかりのためどうしても浮いてしまっている。 菊地氏が小島監督と親しい関係にあることもあり、(言い方は悪いが)「コネでの起用」と反感を買った面もあるのだろう。 ゲームの面白さに寄与しているとはいえ、敵AI兵器の技術は『MGS3』のシャゴホッドやフライングプラットホームと比較しても、あまりにオーバーテクノロジーすぎる傾向にある(*3)。 他にもSONYとのコラボレーションとして、74年当時にはまだ試作段階だったウォークマンが登場している。 テクノロジーと言う点で言えば、現代の食べ物がコラボと称して複数登場しているが、『MGS』では最早いつものことなので今更問題にはならないだろう。国境なき軍隊食糧開発部は今日も健康意気軒昂です。 唯一気になるのがゼロカロリーのペプシNEXであるが、人工甘味料の多くは現実にも1960年代までには発見自体はされていたので、殊更オーバーテクノロジーと言う訳でもない。 敵側が兵士と兵器のみで印象が薄く、敵側の描写が希薄。 以前までの作品と違い生身で戦いを挑んでくるボスが存在しない。戦闘車両やAI搭載兵器といった兵器ばかりである。ストーリーボスとしてのAI兵器はそれぞれ独自の行動パターンや兵器を持つ特徴的なボスなので、ゲームとしてつまらない訳ではない。 しかし、本シリーズには敵キャラクターのインパクトの強さを期待する従来の支持者も多数居たため、不満点として挙げられることもある。 一応、敵側に相当する人物はいるのだが、直接対決の場面がなく、唐突に敵であることが判明して戦闘が始まる等、どうしてもキャラが弱くなってしまう(あくまで敵としてみた場合)。 ネタが豊富なのはよいことだが、プレイヤーを無理矢理笑わせようとしているのでは、というネタも多くなった。小島氏の相変わらずの出しゃばりぶりにうんざりすることも。 「セシール・コジマ・カミナンデス」というキャラクターの名から、キャラクター達が声を揃えて「コジマ・イズ・ゴッド(=小島神なんです)」と叫ぶシーンはさすがに失笑を誘う。 さらに言えば、このセシールのモデルはKCEパリ支社の社員であるセシール・カミナンデス氏(*4)。一応、コジマ・カミナンデスという名は以前のメタルギアにも登場しているが、今作のように実在の人物に「コジマ」という単語を入れて弄るのはいかがなものかとの声もある。 小島監督本人が兵士役として登場する(実戦向きではないが、医療・諜報がSランク)。 今までのメタルギアを含めた小島監督が手掛ける作品でも何らかの形でメッセージ等を出して自己主張してきたことがあったが、わざわざ専用ムービーまでつけてのこの登場には流石に出しゃばりすぎとの声が上がった。場所も場所なので「監督はここで何してんの?」なことに。 これとほぼ同じ内容が『MGSV GZ』『MGSV TPP』の1ミッションでも存在する。 テーマソング 激戦の中で「Heavens Divide」が流れるシーンはシリーズ屈指の名演出と評する人も多い。 一方で、とある局面で突然流れる「恋の抑止力」があまりにシリーズの雰囲気から浮いているという指摘も多い。「Heavens Divide」が正統派のバラードということもあって余計に差が際立っている。 ただ、ハイテンポなメロディは戦闘とうまく合っており、歌詞も落ち着いて確認すると、登場人物の心境や作品のテーマをそれとなく歌っていることがわかる。 カラオケUGAにて同曲が配信された際、ゲーム中のエンジンをそのまま用いてレンダリングしプロモーションムービーを作り背景映像に採用した。 夕日の美しい砂浜で屈強な兵士達が軍隊式格闘訓練に明け暮れる傍らヒロインが可憐に唄い踊り、スネーク達と敵軍戦車隊の衝突に割って入り人間の盾になり、しまいにはスネークとカズも一緒に踊りだすと言うシュール極まりないものであった。 これらのメディア展開はゲーム発売前後に行われたと言う事もあり、ゲームへの注目度や関連グッズ、CDの売り上げに少なからず影響を及ぼしている。 だがゲームを最後まで通してプレイすると、このプロモーション映像の内容自体が本編をなぞった「とんでもない茶番劇」である事が判明する。 システム 前述したとおり、本作はこれまでのシリーズとはかなり異なったシステムデザインが行われている。「遊びやすさ重視の結果」ととるか「シリーズをないがしろにしている」ととるかで評価が分かれがち。 PSPでのTPSの操作性は据置機と比べればどうしても劣るので「何故PSPでTPSをやろうとした」という意見もある。こればかりは各人の慣れ・好みの問題であろう。 本作発売当時は、『モンスターハンターポータブル』シリーズの全盛期であったためか、大型兵器とのボス戦闘は、いわゆる「狩りゲー」を意識したデザインになっている。 操作性やコラボレーションの内容からしても、『モンスターハンター』シリーズのユーザーを意識していることは強く窺える。 一方で、直撃を喰らえばライフを半分以上は確実に持って行かれる(*5)「主砲」や、マシンガンでもダメージを与えられる装甲目標、幾度となく必要となるミッション中の弾薬補給。プレイスキルの向上と共に「強力な武器の開発」が求められるのも相まって、これまでのシリーズとは相当毛色が異なる。 以前のシリーズでは「慣れとスキル次第で、数分もあればボスを倒せる」というのが前提のため、本作の「数種類しか行動パターンが無い敵と数十分間戦って、こちらはノーダメージで急所に完璧に全弾当てても打倒には到底至らず弾切れで強制敗北」という状態を到底受け入れられない人も多い。第五章以降のEXTRA OPSではその傾向は顕著になる。 潜入ゲームとしてシリーズを楽しんできた層としては、主観視点での射撃や匍匐移動の有無は臨場感の要として重視する声も多く、これらの要素を排した本作はそこでも評価が分かれる。 問題点 MSF関連 一般兵のグラフィックは性別ごとに1種類のみ。 一般兵や将校の他、医者や作業員、政治家と言った非戦闘員まで出動させられ、同じPSPで発売された『MPO』はその外見を利用した潜入スタイルが存在したことと比べると寂しくなってしまった。さらに『MPO』には通信対戦の時にしか使えないコスチュームに捕虜や敵兵が豊富に存在していた。 『MPO』は捕らえられた敵施設でのゲリラ戦に近いシチュエーションだったのが、今作ではスネークがMSFを立ち上げて組織で事件の解決に望むという展開に変わったこともあると思われる。 カズが言っているように「MSFはビジネス」でもあるので顧客への印象付けや隊員の意思統一を考慮すれば全員が専用ユニフォームを着用するのは当然であるとの声も。 成長するのはライフ、メンタル、GMPのみで、実戦部隊以外はほぼ死に要素になる。さらにMAXまで成長したかはMAX到達時点しかわからない。 スキルを習得したり、能力や適性を高めることはできないので、後半では適性が低い兵士は順次解雇していくことになる。 なお『MPO』では成長限界だと解るようになっていたり、『MPO+』で(仕様変更もあったためだが)適性を高めるアイテムが追加されるなど、人員に関しては効率が良かったので惜しい所である。 固有キャラクターをミッションに出動させられない 『MPO』ではユニークキャラクター(本編の登場人物やゲストキャラなど)をミッションに出動させることも出来たが、本作では不可能。 足の悪いヒューイ、幼いチコやパス、本当に一般人なセシールあたりをミッションに出動させるのはまずいとは思われるが…。 ちなみに、『MPO』ではソコロフのような非戦闘員キャラも使用可能だった。 自軍に組み込んだ戦車・ヘリなどの大型兵器はOUTER OPSに出撃させるしか利用法がないため、ランクSを狙わないのならば捕獲する意義も薄い。 なお、全24種類の鹵獲可能兵器の半数は「強化型」という名目で色と性能を変えただけ。さらにその内の5種類は単なる武装違いであるため(形状がまるっきり違うハインドA型とD型を含め)実質7種類ということになる。 OUTER OPSは最初期ファミコンのような仕様で、色の違いも無くなったシルエットのみの兵器や兵士達が、ターン制バトルを行うのみ。ハードのスペックの制約からして不可抗力ではあるが、物足りない感は否めない。 ラストバトルにてそれまでMSFに所属していたあるキャラクターが離反するが、エンディング後も何故かマザーベースに居座り、ミッションにも協力する。システム上永久欠番とするのは無理があるとはいえ、ラストバトル後の設定のミッションでも登場するのは流石に引っかかる。 周回システムが無くなったために同じシナリオを何度でもプレイできるようになっているので、居なくなるとそのシナリオを封印しなければならなくなることへの措置だと思われるが、もうちょっと上手いやり方は無かったのだろうか(*6)。 ちなみに『MGSV TPP』でも仲間が離反するイベントがあり、そちらではマザーベースからいなくなってしまうが、プレイに大きく関わるキャラのためにいなくなると大いに迷惑になってしまった。 アイテム 武器が多いのは結構だが、AI兵器戦で使う重火器はともかく、やたらと殺傷武器が多い。基本的に隠密・不殺が求められるゲームなので殺傷武器を使う機会は少ない。 しかし、非殺傷武器が開発・成長可能になるまでのハードルが高い。非殺傷のライフルやグレネードは比較的早期に手に入るが、爆音が伴うので使う機会が限られてしまう。比較的上がり易いハンドガンでもサプレッサーの消耗が速いため、無駄撃ちするとすぐに爆音を発してしまうように。 火縄銃・種子島は低性能の代わりに撃った敵を確率で神風でマザーベースへ直行させられるが、開発可能時期がクリア後のコラボミッション以降になるため、役に立つ機会は少ない。性能面でも必ず敵を回収する「フルトン弾」(ただし、こちらは条件が厳しく潜入に向かない)に立場を奪われている。また『MGS4』での同系の武器より性能も(ネタ的な)見栄えも劣っている。 同ミッションで戦えるティガレックスとギアレックスからは、人間パチンコの支柱とゴムが開発可能。文字通り人間を弾にしたパチンコで非常に大きなダメージを与えられるが、これを使うには支柱を持った仲間2人(*7)とゴムを持った仲間と弾役の仲間で四人も必要。それに見合うダメージもネタ性もあるが、条件を満たすには中々厳しいものがある。 開発段階が多く武器のバリエーションも多いが、それ故に強化による変化をあまり感じられないものも。特に雑誌は「普通の雑誌」「週刊ファミ通」「電撃PlayStation」「電撃ゲームス」「週刊少年マガジン」「料理本」の6種類にもなる(料理本のみモンスターにも有効である以外、効果は同じ)。カズ、幾らコラボだからって雑誌ばっかりこんなにいらないだろ! 高性能武器、装備は開発にやたら時間がかかる。高難度ステージを時間をかけてクリアすることで早く開発できるが、高難度では時間稼ぎをしている余裕はほとんどなく、また高評価を得るには手早い攻略が求められるわけで…。 銃火器は非常に豊富なバリエーションを誇るが、FPSで遠距離狙撃を行うなら別として、TPSで支障の無いよう調整されているので、特にSMGや突撃銃等同じカテゴリ間では体感的な性能差は装弾数以外ほぼ無い。実弾を要する敵は本作では的の大きな大型兵器ばかりなので尚更。 今作では補給支援マーカーで物資の補給が可能になったが、何故かフルトン回収装置だけは送ってくれない。捕虜を見つけてもフルトンが足りずに泣く泣く見捨てたり、捕虜を見越して敵兵を回収できないという展開が起こりやすい。 後述の敵兵器の鹵獲についてもこの問題が付きまとう。 カムフラージュ(UNIFORM)「スニーキングスーツ」の性能がオールマイティに高いカムフラ率+着るだけで足音がしなくなる、と非常に高性能。所持弾薬が減るデメリットも苦にならない、こう書くと環境に合わせて着せ替える野戦服の立つ瀬がないのだが…(後述)。 各銃火器のレベル上げが難しい。ステージ内での殺傷が多いと英雄度が下がるため、称号のコンプリートが難しくなることもあり、弾薬の安易な補充が不可能な仕様と戦いながら、何時間もかけて何百、何千発も路上の案山子をひたすら撃つ苦行を重ねないと最大レベルまで上がらない。 アクション 敵兵を隠れてやり過ごせるような局面が少なく、出来るだけ敵を麻酔銃で狙撃、あるいはホールドアップして無力化していく方法が安定する。 全体的にマップが狭く、それに合わせて敵の目も良くないのが大きい。 ゲーム全体の難易度選択機能が廃止され、そのくせ高難度に設定されたミッションは決まって大型兵器との戦いであるため、潜入好きのファンには物足りない面もある。 CQCが強すぎる。 敵の視界外では足音に気付かれた場合でも、発見され危険フェイズに移行するまでに若干の間がある。その間にCQCをかけてしまえば発見されない。 敵の後ろから走っていき、そのままCQCで投げてしまえば発見されず気絶までさせられるという有様。 『MGS3』でもこれに近い傾向はあったが、本作はPSPのスペックの都合上兵士の挙動やAIがPS2より劣る上に、何よりプレイアブルキャラは周囲の敵に連続でCQCを仕掛ける"連続CQC"が本作では使える。そのため、敵の耐久力が高い第五章以降の高難度のミッションでもなければ、文字通り瞬く間に敵を投げで気絶させるゴリ押しでもノーアラートが実現出来てしまう。 基本的には難易度にかかわらず最初の1回で気絶させられる敵兵は少ないが、連続CQCは回数によって威力が高くなる上に、寝かせた敵へ別の敵をCQCでぶつけることでさらにダメージを与えられる。そのため、妨害さえなければ事実上人数が多いほど強力になる。 ヘリや装甲車と言った大型兵器は破壊するか無力化するかの二択で、無力化すればその兵器を鹵獲することができる。 大型兵器の無力化の方法は「随行歩兵を全て殺すか回収し、最後に現れる指揮官を殺すか気絶させる」というもの。敵兵は同時4人までしか現れないものの、始末しても一定数の補充兵が到着するので手間がかかる。 カールグスタフM2(フルトン)や睡眠ガス地雷も数に限りがある上、前者は発見もされ易い(姿を見られなくても発見される場合がある)。かといってそれら無しでの無力化は途方もない作業となる。終盤の大型兵器戦は、いずれにせよ短くても十分、後半の第5章以降では数十分もの長時間の作業を要する。 一応、無限バンダナ(*8)があればフルトン回収の制限がなくなるが、入手できるステージの出現条件が実質EXTRA OPSの全クリアである。また前述のカールグスタフM2(フルトン)や睡眠ガス地雷が手に入るのは第五章以降である。それらのことから、対象ステージにCO-OPで参加しない限り、基本的に一度は殺傷による無力化か兵器破壊による攻略を行う必要がある。 なお、一度でも見つかれば、その後また隠れて敵の追撃を振り切ろうとも、大型兵器の中に居る指揮官は大型兵器に大ダメージを与えない限り出て来なくなり、歩兵を無力化するための武装では攻略不可能になる。 たった一度のミスで1回数十分はかかるステージを最初からやり直す事態に陥ることも日常茶飯事であるため、かなりのストレス要因になる。 増援の出動にはいくつかパターンがあるが、その中でもマップに予め複数箇所定められた地点からランダムで出現するパターンが厄介。出動の際はスタングレネードに似たエフェクトがあるため、効果音によって出現自体はまず把握できるが、どの地点に出現したかまでは分からない(*9)ため、敵と鉢合わせることがよくあるためである。 それだけならばレーダー等で索敵に気を遣えば対処できるが、増援の出現地点に身を隠している、またはその方向に移動している際にその場所に出現することさえあり、その場合はほぼ確実に敵に見つかることになる。 前述したように一度でも見つかれば歩兵を無力化するための武装では攻略不可能になることから、これらのことが鬼門となっている。 あまりに多い巨大ボス戦 潜入ゲームを銘打っておきながら、本作には巨大兵器やモンハンコラボミッションなどのボス戦がかなりの数存在する。後述の操作性の悪さも相まってかなりのストレスとなる。 更に過去作のような魅力的な人間のボスが1人も登場しないため、この点はシリーズファンから特に評判が悪い。 拷問イベントに対する指摘 シリーズおなじみの拷問イベントは、これまでの作品と比較してもハード。かなりの速度の連打を要求される上に、失敗すると即ゲームオーバーとなりミッションの初めからやり直しとなる。 周回制でないのでクリアすれば2度とやらなくてもいいのがせめてもの救いか。 一回きりなのでそこまで問題は無いが、そもそもPSPというハードは頑丈とは言い難く、連打という行為に弱い。連打による負荷でハードそのものが故障する事態を危惧するプレイヤーはこの点でも難色を示すだろう。 シナリオ進行による制限 一部のアイテム、武器、有能な兵士などはシナリオを進めていかなければ入手できない。この仕様に関しては当然のように思えるが…。 その中にはソリトンレーダー(*10)、スニーキングスーツ(*11)を始めとしたゲーム進行が楽になるアイテムなども含まれており、このあたりはゲームに慣れ始めた所やMAIN OPSをほぼやり尽くしたところで入手することがほとんど。 特にボス戦で有効なバトルドレス(*12)は入手が第三章終了後と遅すぎる。本編のボス戦、残り1回なんですが…。 操作性 本作は基本的に「アナログパッドで移動して十字キーでカメラを操作する」という『モンスターハンター』と同じ操作性である。 しかし、『モンハン』はアクションなのに対し本作はTPS。カメラ移動に加えエイムも行わなければならない。親指でアナログパッドを操作して移動し、人差し指で十字キーを操作してカメラ移動orエイムを行う…というのは人体の構造的にかなり厳しいのである。 ○×△□でカメラ移動を行う操作性も用意されているが、操作性的な意味でもボタン配置的な意味でも細かな調整が難しく、良好な操作性とはお世辞にも言い難い。 回避手段が本作よりは豊富な『モンハン』の仕様に合わせた出張モンスター達の動きに対して、スネーク達TPS寄りのキャラクターは鈍重とすら言って良い。先述の弾薬の所持数が増える代わりに動きが鈍るバトルドレスを着用した場合は顕著である。 そのため、この操作性とキャラクターの機動性で巨大な体躯を持つ相手モンスターの突進をかわすのはなかなか難しく、一度突進を喰らったら、地形次第では二度と態勢を立て直せないまま嬲り殺しにされる事態も珍しくない。 ただし、コラボミッションに関しては、前述の親指と人差し指を使ったいわゆる「モンハン持ち」で楽に攻略できる。 地形と装備次第で一度寝かされると格闘ゲームの起き攻めよろしく嬲り殺しにされかねない。という問題点は解消されないが…。 本作はアナログパッドを動かす大きさで「歩く」「走る」を使い分けるのだが、PSPはそれが正しく認識されないことがままあるため、突然意図しない動作をすることがある。 PSP側の問題のため本作の直接の問題ではなく、当然本作に限った話でもないのだが、足音を消して移動できる「歩く」が重要なアクションであり1つのミスが命取りになりやすいことから他作品よりもそのことが致命的になりやすく、PSPとの相性の悪さを露呈している。 根本的な解決でないがスニーキングスーツを使用することでほぼほぼ解消できる点なので、プレイスタイルに特にこだわりがなければ比較的早期に対処できることが救いではある。 先述したように『MGS』は隠密・不殺が求められるゲームであり、なおかつ本作は敵を無力化しながら進むようなゲームデザインである。 また下記の「照準が見えにくい」という点も合わさって、かなり大きな問題点となってしまっている。PSPで発売されたことに対する最大の不満がこれである。 その他 照準が見えにくい。特に空に向けると背景に混じって更に見えにくくなる。 協力プレイ中はあらかじめ設定した定型文でコミュニケーションを行う。ただしブリーフィング画面にもコメント機能がないためホストの意思表示ができず、鹵獲・殲滅・破壊など人によってプレイスタイルが大きく変わる対大型兵器ミッションでトラブルが起きやすい。 プレイスタイルに応じて「称号」を入手できるが、その内の半分の取得条件に「仲間と協力しながら」が含まれているので、1人では称号コンプリートができない。伝統の称号「FOXHOUND」が該当するのは残念。 本シリーズは、周回を経て慣れやスキルを向上させ、称号コンプリート等を狙うスタイルを好むプレイヤーも多く、この「1人ではどう足掻いても不可能」な点への批判は大きい。 内部値が蓄積され続けるが、累積数でなく比率によって出る称号もあるので、攻略本等で仕組みを理解しかつ丁寧に記録しないと「FOXHOUND」には到底届かず、実質的に「初見で称号コンプリートは不可能」である。 一番難しい、と言うか面倒なのが「マザーベースのスタッフを全員女性にする」と言う実績。文字通り定員350人を全部女性兵士で埋めないといけないため、それまで手に入れた優秀な男性兵士を一旦全員海へ投げ捨てなければいけない。 レーティングの問題でたたかうおねえさんは出て来ないので、地道に女性捕虜を回収するかリクルートで時々来る女性志願者を採用し、セットで来た男性は解雇するという非情かつ非常に手間の掛かることをしなければならない。 『モンハン』とのコラボミッションでは特別装備の材料が入手できるが、入手確率は非常に低いうえにランダム。モンスターの全部位を破壊し、眠らせてようやくまともな確率になる。まぁ、元々『モンハン』はそう言うゲームなので忠実な再現と言えばそうなのだが…。 オンラインプレイに対応していない。せっかく対戦や協力プレイを実装しているのだから、オンラインで遊びたかったという声も多かった。 同じPSP作品である『MPO』ではオンライン対戦が可能だった。 これによって目玉要素の協力プレイが遊べないプレイヤーも多く発生してしまい、前述の兵器戦の多さも相まって「作業感が強い」という印象に拍車をかけてしまっている。 総評 これまでのシリーズとの作風の違いが際立ち、特に昔からシリーズを遊んできたファンは周回プレイ等のやり込みをこのシリーズに対して期待する人も多かったため、評価が分かれている面がある。 ストーリーを含めた全体的なバランスでは高い質を獲得しており、新規層を初めとして作品全体に対する総合評価は高い作品であることは間違いない。 携帯機でも本格的に楽しめる『メタルギア』を完成させたという点でも、本作の意義は大きい。 ただし、上記のシリーズに慣れ親しんだ層以外にも、一通りストーリーをこなした層から、やり込みの内容やシステム面での粗を指摘されることが多々ある。 PSPソフトの累計売り上げでは12/11/29時点で79万本を記録(総合7位)しており、PS3/360用にHDリマスター化されるほどのヒット作となった。 現在はダウンロード版が890円という破格の値段で販売されているため、この機会に手に取ってみるのもいかがだろうか。 余談 本作ではストーリーを補完するためのアイテムとしてカセットテープがあり、そこで1974年当時の世界情勢・政治情勢が語られているのだが、その中には日本の憲法9条について触れるものがある。 ただし、内容としては憲法9条を取り巻く状況に対して事実だけを述べるに留まっており、なおかつしっかり問題提起するものとなっている。 + BRIEFING FILES「平和憲法」 『MGS』シリーズで唯一、非ナンバリングタイトルでありながら正史とされている本作だが、当初は本作が「メタルギアソリッド5」となる予定だったことを後に小島監督自身が明かしている(参照)。 メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション 【めたるぎあそりっど ぴーすうぉーかー えいちでぃーえでぃしょん】 対応機種 プレイステーション3Xbox 360 開発元 コナミデジタルエンタテインメント(小島プロダクション)元気 発売日 2011年11月10日 定価 パッケージ 4,980円ダウンロード 4,480円(*13) 廉価版 PlayStation 3 the Best 2013年2月7日パッケージ 3,480円 / ダウンロード 2,980円(*14) 判定 なし ※共通項目は省略 概要(HD) PS3/360用に発売されたHDリマスター版。『メタルギア』シリーズ初のマルチプラットフォーム作品。 グラフィックとサウンドがHD化(1080p/60fps/5.1chに対応)され、振動やトロフィー/実績に対応。右スティックでカメラ移動が行えるようになったため、操作性が格段に向上。 「シュータータイプ」では『MGS4』と同じような操作が可能。PS3版は「トランスファリング」と呼ばれる、PSP版とのセーブデータ共有機能が使用可能。さらにPSP版の無料ダウンロードコードも付属している。 ただし、トロフィーを獲得するにはPS3で新規セーブデータを作成しなければならない。 『MGS』シリーズのHD化の中で最も恩恵を受けている作品であり、シングルプレイなら目立った処理落ちもほとんどない。 ちなみにPSP版では未対応だったオンラインプレイにも今作は対応している。 グラフィックに関しては、高解像度になったことで敵がどちらを向いているのかわかりやすくなり、また、UIや文字などの高解像度化がされており、PSPに比べて格段に読みやすくなった。 一方、大画面で読むにはどうしても文字が大きすぎたり、コミックシーンの2D絵の解像度はそのまま、遠景の建物がアップになるシーンにおいて3Dのモデルがあるにもかかわらず、オリジナルのままの3Dを画像に変えたものを配置しているため画質が悪いなど、細かいところで惜しい面がある。 余談(HD) ダウンロード版を購入するかPS3版付属のプロダクトコードを使用することで、PSVでのプレイも可能。 右スティックに方向キーか右ボタンを、タッチパネルの隅に装備・アイテムボタンを割り当てることでPSV版の『MGSHD』に近い操作が可能になる。 PSPよりも大画面かつ快適な操作方法でプレイでき、バイリニアフィルタリングをONにすることで、ある程度有機ELディスプレイの恩恵も受けられる。 ただし、PS3とのトランスファリングは不可能。どうしてもやりたければPCとPSPを用意して、PS3 → PSP → PC → PSVの順番でセーブデータを移せば一応可能。 海外では『METAL GEAR HD COLLECTION』として『メタルギアソリッド HD エディション』といっしょに発売されている。 後に360版はOneの後方互換に対応した。
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名前(フルネーム)とユニフォームのサイズ、希望背番号を記入例に従って入力してください。 期限は2/5(木)までとします。 ただし、ユニフォームを配布する人は下記の条件を満たす人とします。 部費を払っている人(マネ除く) WAVEに所属している人(シニアチームにだけ所属する人除く) ※シニアチームは、五月女さんに取りまとめ依頼 上記期限までに、必要事項を入力した人 記入例 名前(フルネーム) ユニフォームのサイズ 希望背番号 住商太郎 L 5,8,9,10 ●●●● M 58 ※希望背番号は、優先順位の高いものを左に詰めて記載して下さい。 ※背番号は希望にそえない場合があります。ダダをこねないで下さい。 記入(下に追加して入力して下さい) 名前(フルネーム) ユニフォームのサイズ 希望背番号 西川徹 L 5,7,6 西尾一樹 L? 25 橋詰公一 L 17,18,19 成瀬勇樹 L 27 渡辺彰 L 42 川端和雅 L 5,27,24 西晃佑 L 10,14 谷口学 L 8 こぶ L 21,22,23 藤本勇人 L 26 佐藤玲門 L 0,00 下村元樹 L 13 千田春樹 L 99,11,77 中山裕士 L 29,17,19 五月女雅一 L 0 稲垣恒之 L 45 井上光晴 M 55 巽純一郎 L 22,24 綿貫 M XX リョウジロウ L 13,19,24 村上 敦 L 33 松永 寛治 L 7,2,19 松尾 幸一郎 L 20 舟山一星 M 12,14,15 柿沼 豊 L 40 澁谷 武郎 L 30 寺尾さん L 以前と同じ ●●●● ● ●
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4469.html
メタルギア2 ソリッドスネーク 【めたるぎあつー そりっどすねーく】 ジャンル ステルスアクション(戦略諜報アクション) 対応機種 MSX2 / MSX2+(MSXturboR) 発売・開発元 コナミ 発売日 1990年7月20日 定価 7,840円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 配信 携帯アプリ版 2004年10月11日【Wii】バーチャルコンソール 2010年3月30日/800Wiiポイント(復刻盤) 収録 『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』『メタルギアソリッド3(20周年廉価版)』『メタルギアソリッド HDエディション』 判定 良作 メタルギアシリーズ ストーリー 概要 ゲームの基本 基本システムの変更点 アクション面の変更点 アイテム その他 ネタ要素・メタ演出 グラフィック・BGM シナリオ 問題点 総評 余談 リアリズムとゲーム ジェネレーションギャップ 復刻版について その他 ストーリー 米、中ソなどの大国間の雪解けに始まり、各地の地域紛争も和解、緩和に向かい、 ようやく世界は安定化の時代を迎えようとしていた。時に1990年代後半、 まさに核の脅威の時代は終わりを告げ、新たな安定の新世紀、21世紀を迎えようとしていた。 しかし、平和を好まない者達もいた―。 中東で不穏な空気が高まっていた。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国、ザンジバーランドに軍事政権が樹立。ザンジバーランドは世界各地の「廃棄用核兵器貯蔵庫」を襲撃、未だ未廃棄であった核兵器を奪い、世界で唯一の核武装を遂げた後、隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 核を放棄した世界にとってザンジバーランドの核武装は文字通り、脅威となった。 核保有を放棄した世界に再び、核の脅威が芽を出そうとしていた。 一方、30年は持つと言われた世界の石油資源の枯渇が予想以上に早く到来し、石油に代わる安全な代替エネルギーが得られないまま、世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者、キオ・マルフ(Kio Marv)博士により、高純度の石油を精製するという微生物(微細藻類)「OILIX(オイリックス)」が発明された(*2)。「OILIX」を巡って世界は再び緊張状態へと移行、アメリカでの学会に出席するためチェコを離れたマルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドによって拉致されてしまう。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」で軍事優位を確保しようとしているのである。 ―僅か数ミクロンの微生物が、今、世界を左右しようとしている。 元FOXHOUND隊員のソリッド・スネークに極秘任務が下る。 ザンジバーランドに単独、潜入、キオ・マルフ博士を救出せよ!世界を核の脅威から守れ!! (コナミ公式サイトより) 概要 『こちらSOLID SNAKE。オウトウねがいます・・・』 「敵を倒すのでなく、敵から隠れて進むミリタリーアクション」という斬新な発想の元、1987年に発売され評判を呼んだMSX2ゲーム『メタルギア』(MG)。 その続編が本作『2 ソリッドスネーク』(MG2)である。 前作の基本を踏まえながらも、アクション性・グラフィック・BGM・ストーリーテリングを超強化した本作はMSX2用ゲームソフトとしては非常に高い完成度を持ち、前作以上の高評価を受けることとなった。 しかし発売当時、既にMSX2市場は終息寸前であり、なおかつ本作もコナミ最後のMSXソフトとしてリリースされたこともあって一般的な知名度は低いまま、コアゲーマー達の間で「幻の名作」として語り継がれる作品となったのである。 『メタルギア』シリーズは本作で一旦終結し、8年後の『メタルギアソリッド』(MGS)発売まで休眠状態に入ることになる。 全世界的な大ヒット作となり、ゲーム史に巨大な足跡を残した『MGS』シリーズではあるが、そのゲームシステム・ストーリーテリングがこの『MG2』の時点で確立していたことを知る人は、少ないのではないだろうか。 ゲームの基本 『任務は接触を避けることで敵を排除することではない。これまで見たアクション映画のことは忘れろ。』 ――ロイ・キャンベル 前作と同じく、本作のプレイヤーキャラとなるのはお馴染みソリッド・スネーク。「装備は現地調達」「敵の視界に入らず目的地へ移動」「敵に見つかると増援を呼ばれる」「要所要所でキーアイテムを使う」という基本点も前作と同じである。だが、そのいずれもが前作と比較にならないほど練り込まれ、洗練されている。 基本システムの変更点 前作では「通常・発見」の2つのモードしかなかったが、今作では「潜入・危険・回避」の3つのモードと「物音モード」が導入された。 通常の「潜入モード」ではレーダー(後述)が使用でき、決められたルートを巡回する敵兵をかわしながら進んでいく。この時敵兵が音を感知すると「物音モード」に移行し、立ち止まって辺りを見渡したりルートを外れて異音の調査を行う。 金属床や鳴り砂などで足音を立ててしまうと、敵兵を呼び寄せてしまう。逆に、あえて自分から壁を殴ることで敵兵の注意を逸らすことも可能。 スネークが敵に発見されると「危険モード」となり、画面内の敵兵に加えて多数の増援兵士がスネークに攻撃を仕掛けてくる。 危険モードの状態で敵兵を一定人数(*3)始末するか、隣の画面に移動すると「回避モード」に入り、2名の敵兵がスネークを追跡してくる。この時発見されると再び危険モードに入り、一定時間隠れ続けるか敵兵を始末することで潜入モードに戻ることが出来る。危険・回避両モードではレーダーは使用できない。 このモード分けによって、発見されたら別画面へ逃げるだけで増援をまくことが出来た前作よりも「見つからずに進む、ごり押しは不利」というステルス性が強調され、プレイ中にユーザーが感じる緊張感が強められた。 スネークのいる現在画面を中心に3×3画面分、マップと敵兵の位置を確認できる「動体反応レーダー」が登場(*4)。 前作では現在画面外の敵は移動しなかったが、今作では画面を超えて移動する。現在画面に入り込んてきたり、画面を切り替えると目の前に敵兵がいた→即被発見、という場合もあるため、敵の動きの観察が更に重要となった。またマップの形は見えてもギミックはわからないため、双眼鏡による隣接画面の索敵も変わらず効果的である。 レーダーによってマップが区切られたことで、「ミサイルを使った画面外への攻撃」という要素も生まれた。 アクション面の変更点 新たに「ホフク(匍匐体勢)」が行えるように。フェンスの穴やダクトを潜り抜けたり、トラックやテーブルの下に潜って身を隠すことが出来る。また、このホフク状態では音の鳴る床(後述)でも足音が立たない。 前作でもサイレンサーなしの銃を発砲したり、爆発物を使用すると敵に気付かれたが、今作では「上を歩くと音が鳴る床」「壁を殴って音を出す」「カセットテープを再生する」など、更に「聴覚」のギミックが追加されている。 殴った音で敵兵をおびき寄せたり、床の材質の違いによる音の違いを聞き分けると言った新たな戦術が生まれた。 敵兵の視界が前方45度に拡大したほか、スネークの足音などの異音を感知するとその場で首を振って索敵を行ったり(実質180度視界)、音の発生地点の捜索も行うように。前作よりも危険な存在となり、スリルが増した。 落とし穴・壊せる壁などに加え、硫酸やワイヤートラップといった新たなトラップ、ギミックが追加。 アイテム 基本的には前作と変わりないが、既存品は統廃合が行われたり、亜種が登場している。各アイテムには細かい説明文が付記されており、これが謎解きのヒントとなっているものも多い。 武器に対空ミサイル(復刻盤ではスティンガー)と無力化ガス(同じくガス・グレネード)が追加。それぞれ別画面の敵への攻撃、離れた場所への攻撃ができるトリッキーな武器である。 ユニークな装備品が幾つか追加された。中でも本作のみの登場アイテムとしては、ダンボールの亜種である「バケツ」「カムフラージュ・マット」と、敵兵をおびき寄せたり落とし穴を判別できる手乗りロボット「マウス」の3種類に分けられたレーションなど。 その他 前作では捕虜の救出数に応じて階級が上がることで最大ライフ・弾薬所持数が上昇し、クリアに必須のあるアイテムは最高階級でしか入手できないという面倒な制約があったが、今作では撤廃され、ライフと弾薬はボスを倒すことで上昇する仕様に変更された。 ザンジバーランドの各地にはビッグボスが保護した戦争孤児たちがいる。彼らは攻略のヒントを教えてくれるが、攻撃してしまうとスネークのライフが減る。 味方への無線通信は大幅に進歩し、前作の倍の人数と会話が出来るように。流石に『MGS』の様な豊富なパターンはないが、限られた無線の中でしっかりと物語を語る工夫がなされている。 もちろん要所要所でしっかりヒントを与えてくれたり、何度も通信をすることで新たなヒントが登場することも。 謎解き要素や変則的なアクション要素がかなり多くなっている。ヒントをしっかり聞いていればすぐ解けるものばかりだが、いずれの謎解きも仕掛け・設定が凝っており、思わず感心してしまう。 「タップ・コード」という音を利用した暗号通信が登場する。解読方法は説明書に記載されており、プレイヤー自身が聞き取って解読する必要がある。 3種類あるレーション、無線機のデジタル表示、前作ではほぼ役立たずだったタバコ、何の変哲もないスプレー缶…既存品をどう使うか、武器の特性をどう生かすか、それがポイントとなる。 沼地を必死にはいずりまわったり、形状記憶合金のトリック(『MGS』ではなく本作が初出)に頭をひねったり、硫酸トラップの威力にあっけにとられたユーザーも多いのではなかろうか? なお、後の復刻版では片仮名交じりの文字が修正された。他にも著作権などの理由から一部アイテムや設定が変更されている(ゲームの本質に影響はない)。 ネタ要素・メタ演出 『流した汗の量が流す血の量を少なくし、流した涙の量がゲームオーバーを少なくする。』 ――マクドネル・ミラー 「荷物になる」「女子トイレ」といった、後の『メタルギア』シリーズでもたびたび使われるギャグが登場する。 危険モードでレーダーが使えなくなる理由が「ミノフスキー・リュウシでレーダーをかく乱する」という、著作権におおらかな時代だったからこそのネタも登場する(流石に復刻版では「妨害電波」に修正されている)。 「マスター・ミラーのメタ的な台詞」「パッケージ裏の写真に書かれた無線の周波数」など、やはり後のシリーズでもおなじみとなるメタ演出も。 本作がコナミ最後のMSXソフト(*5)故か、MSXカートリッジに関するメタ演出がちょくちょく登場する。 エンディング後に待ち受ける意表を突いた後日談はそれを象徴すると共に、ゲームへの愛に満ち溢れた最高の演出と言えるだろう。 グラフィック・BGM ドットグラフィックの書き込みは前作よりも格段に上昇している。前作よりも色が増え、より深い世界観が作りだされている。 オープニングアニメーションのワイヤーフレームやカメラレンズの動きはまさに職人芸。背景処理で表現されたメタルギアDの動きも見逃せない。 低いハード性能でも美麗な絵を演出するため、無線画面で表示される登場人物の顔グラフィックは『MGS』以降のアニメ・イラスト調ではなく、実際の映画俳優の顔写真の様なリアルタッチのものとなっている。スネークはシルベスター・スタローン、ビッグ・ボスはショーン・コネリーがそれぞれモデル。 復刻版では『MGS』以降の作品とつじつまを合わせる(+肖像権への配慮)ため、新川洋司氏デザインのアニメ調グラフィックに変更されている。 BGMはコナミ矩形波倶楽部が担当した名曲揃い(*6)。音源がPSGからSCCになったことで質が上がり、曲数も前作の倍以上に増えている。 サウンドトラックはコナミMSXソフトの中でも随一のプレミア。 『MGS』をはじめ、後の作品でもアレンジされて登場する。 シナリオ シナリオは監督の小島秀夫氏が担当。 話の主筋は「主人公が敵の基地に侵入し、仲間たちの協力を得ながら敵のボスを倒す」と王道的である。 そこに、オイルショックや冷戦の緊張緩和など1980~90年代当時の世相をよく反映した設定、各所に用意された謎解きや小ネタが絶妙に絡み合い、誰にでもわかりやすくかつ感情移入できるストーリーとなっている。 秀逸なセリフ回しや意外な展開などもあってプレイヤーを飽きさせず、現代の作品と比べても遜色のない出来である。 小島氏はB級ハリウッド映画的演出・セリフ回しを多用する傾向にあるが、本作は発売時期と時代背景も相まってか、B級映画的なセリフが特に多く感じられる。 今作が初登場のロイ・キャンベル大佐(*7)と、スネークの教官マスター・ミラーを始め、強面の情報屋ケスラー、大食らいの動物学者ヨゼフ、美人工作員ホーリーと、キャラクターも魅力溢れるメンツが揃っている。 前作では味方として、今作では敵として相見えるグレイ・フォックスとの戦いと、悲運の女工作員ナターシャとスネークの交流は本作のストーリーに欠かせない名イベント。また、前作で登場したマッドナー博士やシュナイダーも意外な役回りで再登場する。 なお、復刻版では肖像権などの問題から、一部の人名と殆どのボスの名前が修正されている。(一例:ナターシャ・マルコヴァ → グスタヴァ・ヘフナー、ヨゼフ・ノルデン → ヨハン・ヤコブセン) 後のシリーズで登場した台詞、シチュエーションの原型となるイベントが多い(*8)。 『MGS』で語られ、同作の根幹となるグレイ・フォックスとの死闘、ビッグボスとの決戦もこの作品で描かれている。『MGS3』をプレイした人ならば幾つかの台詞に感じるものがあるのではないだろうか。 問題点 ゲームシステム上、序盤の難易度が高い。 「ボスを倒すことでライフ上限が上昇」「装備品は現地調達」という仕様上、ライフが低く禄な所持品が無いスタート直後が実は一番厳しかったりする。 「ビル内の足場が音が鳴って見つかりやすい」「ボスが意外と強い」「グリーンベレーの男の尾行」「沼地の足場を探りながら移動」などギミック面でも明らかに厳しく、殺しにかかってくる内容のものが多い。 こちらの装備が整い、ライフも余裕が出てくる中盤以降は特に厳しい面は少なくなり、万一見つかってもゴリ押しが効くなど難易度が減少していく。 これらの難点は『MGS』でも引き継がれている。 『メタルギア ゴーストバベル』もライフ上昇式だが、こちらはライフの上昇が緩やかでボスの強さもプレイヤー側に合わせた強さになっているため、常に緊張感のあるバランスになっている。 全体的にボス敵が弱い。 パターンを掴めば楽勝…なのは当たり前だが、そのパターンが見切りやすく、激しい攻撃をかけてくる相手も少ない。ただし序盤のボスはこちらの装備状況も相まって意外と手ごわかったりする。 ブラック・カラー(ブラック・ニンジャ) 今作で一番初めに戦うボス。テレポートのような移動を繰り返し手裏剣を投げるだけ…なのだがランダム性が高いために移動のパターンが掴みにくく自ずと消耗戦を強いられる。 開始直後のためにこちらのライフ、レーション所持数がタイトなことも影響するせいかかなり厳しい戦いになる。加えて戦闘中の弾薬の補充手段が一切なく、接近戦も不可能なので下手をすると詰む。 ハインドD 上空から攻撃を仕掛けてくるため、唯一攻撃の効くスティンガーミサイルを駆使するしかないが…そのスティンガーミサイルが意外と使いづらい(*9)ために弾切れになることが多い。 また、スティンガーを構えている間は移動できないため、隠れるにしても画面切り替えで逃げるにしても、それなりの立ち回りが求められる。 一部、死にアイテム… というより使用機会の少ないアイテムが存在。 カモフラージュマットは手間がかかり、歩くと音が鳴るバケツを使うならダンボールで充分。リモコンミサイルと酸素ボンベは今作では使用する機会がほとんど無い。サブマシンガンの影の薄さも変わらず。 だが、バケツに関してはダンボールと違い、「敵が普通に素通りする」「敵の銃弾を跳ね返せる」という利点がある。ダメージを受けるにしても接触されなければ平気なので、単純に立ち止まってやり過ごすのならこちらの方が性能は良い。 カードキーの切り替えが非常に面倒。 前作でもそうだったがドアを開けるためのキーの数が非常に多く、またどのカードがどのドアに対応しているかはパッと見ではわからないため、非常にもどかしい思いをすることになる。 救済措置は一応存在しており、3種の特殊カードキーの存在に気づくことができれば手間を大幅に省くことができる(*10)。 次に何をすればいいのかわからなくなることが多い。 前作と比べれば攻略のヒントをくれる相手が増えて格段に改善してはいるものの、それでも次に何をすべきか、どんなアイテムを入手する必要があるかなどの小目標を見失って途方に暮れる局面がそこそこある(*11)。 終盤ではキャンベル大佐が形状記憶合金の秘密を教えてくれたり、ファンを名乗る人物がカードキーの隠し場所を明示してくれたりなどするが、序盤から中盤にかけては次の目的に関してのフォローのない場面も多く、マップの広さも相まって迷うことも多い。 マップ切り替え時にはROMカセットなのにロードが発生する。 そこまでストレスになるほどではない。ちなみにロード画面で表示されるフォックスハウンドの旧ロゴは『MGS』にてメリルのタトゥーとして引き続き登場している。 一説には圧縮したマップデータを展開している時間とも言われている。本作で使われているROM容量は4Mビットとはいえ、とても無圧縮で入りきる内容では無かったことは想像に難くない(*12)。 「次の周波数はパッケージの裏(復刻版では説明書の写真)に載っている」「タップ・コードは説明書に載っている」などのメタ要素により、ソフトのみの裸品では攻略情報を見ないとプレイが続行できない恐れがある。 これは当時から横行していたコピーソフト(及び中古売買)対策である「マニュアルプロテクト」と呼ばれるもので、裸品で手に入れた(と言う時点でほぼコピーか中古)人物がプレイ続行不可能になったところでメーカー側としては知ったことではない。 当時は本作以外でも『カオスエンジェルズ』などマニュアルプロテクトを用いたパソコンゲームは少なくなかった(*13)。後年の作品でも『二ノ国』付属の魔法の書「マジックマスター」がマニュアルプロテクトと言える。 このネタは『MGS』にて再登場することになる。 MSX2の性能でかなり頑張ったせいか、フレームレートが低く全体的に動きが重い。 総評 前作から比べ物にならない程の大幅な進化を遂げた上、現在まで続く『メタルギア』シリーズの基本を確立したと言っても過言ではない本作。 ゲーム向きでないMSXにしてこれだけのボリュームを誇るのは、MSXで数多くの名作を生みだしたコナミこそ成せる業であり、まさにコナミ発MSXソフトの集大成に相応しい作品だったと言えるだろう。 『MGS』からシリーズを知った人にも「これは紛れもない『メタルギア』だ!」と感じ取ってもらえる要素がふんだんにちりばめられている。 今なお色褪せないストーリー、職人芸的なグラフィック、ハード性能の制約を巧みにクリアして生み出されたゲームシステム…。 『MGS』シリーズファンは「核」「人の生き方」「兵士の楽園」「時代の変遷」といったシリーズの根底となるテーマが早くも描かれていることにも注目したい。 しばらく経って移植にも恵まれるようになり、「シリーズ第二の原点」とも呼べる本作をプレイしてみるのも一興ではないだろうか。 『敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。そして、生き残った者は死ぬまで戦士として人生を全うするのだ。』 『例外もある。俺は.. 人生を愛している。』 ビッグボスとソリッド・スネークの会話より 余談 リアリズムとゲーム 『メタルギア』シリーズは「緻密な設定に裏付けられたリアルな世界観」と「所々の笑える小ネタ&メタ演出」が融合した作風が特徴である。その作風は本作で本格的なものとなる。 リアルな世界観と、ゲームという制約から来る現実とのギャップ(*14)。以降の『メタルギア』シリーズを鑑みると、製作陣は映画的な演出を取り入れ世界観のリアリズムを追求しつつも、ゲームという触体だからこその表現方法もふんだんに使い、「面白い」作品を作る道を選んだようだ。 + 本作の笑いどころ。軽いネタバレを含むので注意 敵関連 不自然な場所でダンボール又はバケツに隠れると敵兵に怪しまれるが、敵兵は異常を確認するためいきなりダンボールめがけて発砲する(しかも5~6発ほど撃ちこんでくる)。 スネークが耐えきると敵兵はそのまま去っていき、ダンボールが壊れることはない。 カセットテープを使ってザンジバーランド国歌を流すと、敵兵はどんな状況でも「きをつけ」と直立不動の体勢になる(*15)。 ボスは倒されると爆発する(*16)。 アイテム関連 スネークが被って隠れられるほど巨大なバケツ。さらに銃弾を跳ね返す。『MGS4』での「ドラム缶」の前身だろうか。 ダンボール・バケツ・カムフラージュマットに敵兵が重なっても、上に乗ってもスネークがダメージを受けるだけで絶対にばれない。 手乗りロボット「マウス」のグラフィックはコンピュータのマウスそのもの。 チュウチュウ鳴きながら駆けだしていくマウスと、それを見つけて納得する敵兵の図はシュール。 ライターの説明文には「JRトウカイ」の表記が(MSX2版のみ)。 ハードの技術的制約からくる違和感 スネークは硫酸に触れると即死してしまうのだが、この時地面に沈んでいくように足から消滅していく。 スネークが溶けていくようにしか見えない。 もっとも、(ゲーム的都合とはいえ)銃や火炎放射器、機銃でさえ耐えてレーションで回復できるスネークが、靴を履いたままでも踏みつけただけで即死する硫酸である。本当に脚から溶けているとしても不思議ではない。 タバコ1本で部屋中の赤外線センサーが可視化される(*17)。 カムフラージュ・マットは地面に敷いて潜り込むものなのだが、コンクリであろうが砂であろうが油汚れであろうがどんな状況でも対応可能(*18)。『MGS4』での「オクトカム」の前身…ととれなくもない。 時系列的には本作よりも過去であるが、『MGS PW』にはステルスマットという装備品が登場。こちらは床だけでなく、壁にも使用可能。 敵兵は落とし穴に落ちない。たとえ開いた穴の上に乗っても落ちない。 その他 レーションを食べるヘビ。捨て方にはコツがいるため、メニューを開いて動きまわるヘビに気づき、パニックになった人もいるだろう。 何故かトイレの中にエレベーターが設置されているマップがある。 キャンベル 『ミノフスキー・リュウシでレーダーをボウガイするためだ』 マッドナー 『(OILIXのデータが隠されているのは)コナミというニホンのゲームメーカーのMSXカートリッジらしい』 『メタルギア』シリーズの進化の歴史、ひいてはゲーム史の一端を捉える上でも、本作の価値は大きいのではないだろうか。 ジェネレーションギャップ 前述したとおり『メタルギアソリッド』は本作の続編にあたるが、そもそも本作の続編が作られることは発売当時想定されていなかったこともあり(*19)、『MGS』においてかなりの後付け設定が付与され、一部変更された・無かったことにされた設定もある。 『MGS』がメジャーとなった現在では「直接の続編」ではなく「パラレル的な続編」という位置づけに変更されたが、その事情を知らないユーザー、特に『MGS3』以降から入ったユーザーの中には、本作をプレイして違和感を覚える人も多い。 以下、主な『MGS』との相違点、設定がこじれている点を挙げる。本作と『MGS』以降のネタバレを含むので注意してほしい。 + ネタバレ注意 ビッグボス=ネイキッド・スネーク関連 ビッグボスとソリッド・スネークは遺伝子上の親子ではなかった。本作以前ではただの元上司と元部下という設定まで。 ビッグボスの遺体は愛国者達に回収され、その後の戦いの遠因となる。しかし無粋なことを言うようだが、本作ではビッグボスは火だるまになった後に他のボスキャラと同様に爆散しており、とても回収に意味があったとは思えない。 『MGS4』では四肢を失いながらも生きていたということになっている。 『MGS』では出てこないがイラストだけは用意されており、復刻版や『MGS4』のビッグボスのデザインは、これを元に作られている。もっとも、上記の通り肖像権の問題から本作品の顔グラフィックは他の登場人物を含め二度と使われることは無いだろう。 グレイ・フォックス=フランク・イェーガー=ヌル関連 フランクとナターシャ(復刻版ではグスタヴァ)の恋愛が『MGS』以降抹消されている。また、当然本作の時点ではナオミ・ハンターの設定はない。 『MGS』でスネークが「俺たちは地雷原で殴りあった」と語るが、実際には壁際に地雷が敷き詰められた密室で最後の戦いが行われていた。所謂金網爆破デスマッチで、敗れたフランクも御多分に漏れず爆散している。 本作ではフランクが「自分はベトナムの二世」「ビッグボスにはベトナムとモザンビークで二度助けられた」と語るが、これは『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』(MPO)で語られる経歴と矛盾している(*20)。 ビジュアル関連 『MGS』の新川デザインはMSX版のキャラデザインとかけ離れた顔立ちになっている。スネーク、キャンベル、マスター、ビッグボスはいずれもどこか面影があるのだが、フランクは別。 後の作品では銀髪白肌の美形キャラとして描かれているが、MSX版ではトム・ベレンジャーがモデルの濃ゆい顔。『MGS』以降を先に知る人が見たら「誰だお前?」と言いたくなること請け合い。 もっとも、キャラの出生の設定などを考えればMSXの方が設定に忠実(リアル)と言えるかもしれない。 その他 「OILIX」の設定はどこかへ吹き飛んでいる(*21)が、もしかすると語られないだけで『MGS』シリーズの石油も全てOILIXから作られているのかもしれない。 『MGS』の後に発売された外伝作品『メタルギア ゴーストバベル』では、本作のザンジバーランド騒乱が無い世界の話になっている(*22)。 『MPO』『MGS PW』『MGSV』で語られるビッグボスの詳細な過去の構想が当時は存在しなかっため、細部の食い違いも多い。 『MG2』をプレイしたり、動画を観賞する上ではこれらの作品を一度忘れてみることが重要と言えるかもしれない。無論、各作品の違いを検証し、補完する楽しみ方もあるだろう。 とはいえ、小島監督は「パラレルなので(細かい所は)スルーしてください」という旨の発言を残している。まずは深く突っ込まず、作品それぞれの良さを味わおう。 復刻版について MSX2から長らく移植などがされなかったため、「名作らしい」という評判を聞きつつも実際にプレイすることが出来ない人が多く、オリジナル版はネットオークションで一万円以上の価格で取引されるプレミア品となっている。 十数年経って携帯アプリで復活、さらにその後『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』及び『メタルギアソリッド3 20周年廉価版』に『メタルギア』と共に復刻版が同梱されたため、容易にプレイ出来るようになった。パッドの操作性の違いからも、今からプレイするならば復刻版をお勧めしたい。 ゲームシステムの改善に加え、各項でも触れているように顔グラフィック、一部の人物や装備品の名称、著作権的にまずいテキストが修正・変更されている。 この復刻版は、後に発売された『メタルギアソリッド HDエディション』にも収録されている。 Wiiバーチャルコンソール版はグラフィックやキャラクターや武器の名前、著作権に抵触するテキストは復刻版準拠だが、それ以外の点ではオリジナル版そのままの内容となっている(*23)。 また、2023年10月24日にSwitch/PS4/PS5/XSX/Winで発売された『メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1』に本作が収録されている。 その他 ゲーム終盤に「サイバネティック・オーガズム」という酷い誤字がある。この誤字は復刻版でも修正されていない。 正しくは「サイバネティック・オーガニズム」(cybernetic organism、略してサイボーグ)であり、「オーガズム(orgasm)」だと性的絶頂という意味になってしまう。
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【TOP】【←prev】【GAME CUBE】【next→】 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES タイトル METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES メタルギアソリッド ザ・ツインスネーク 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-P-GGSJ ジャンル アクション 発売元 コナミ 発売日 2004-3-11 価格 6980円(税別) タイトル METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES PREMIUM PACKAGE 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-S-PLQGS ジャンル アクション 発売元 コナミ 発売日 2004-3-11 価格 21000円(税別) メタルギア 関連 Console Game FC METAL GEAR PS METAL GEAR SOLID METAL GEAR SOLID INTEGRAL GC METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES Handheld Game GB METAL GEAR Ghost Babel 駿河屋で購入 ゲームキューブ
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胸ロゴ ユニフォーム 胸ロゴ 画像元:sat0m0 様 画像の取り込み方はコチラ ホーム アウェイ GKホーム GKアウェイ ホーム2 ユニフォーム ホーム2の画像を使う場合背中のストライプは再現できません。また下のユニフォームエディットではストライプの幅の細くなる方向が左右逆になります。 1st 2nd フィールド ゴールキーパー フィールド ゴールキーパー シャツ デザイン1 1 黒 1 黒 3 黒 3 黒 デザイン2 45 黒 9 黒 1 赤 1 オレンジ デザイン3 72 赤 -- -- 9 黒 9 オレンジ デザイン4 75 オレンジ -- -- 25 黒 -- -- ベースデザイン 4 赤 4 水色 4 白 4 黒 パンツ デザイン1 27 赤 -- -- 27 赤 -- -- デザイン2 -- -- -- -- -- -- -- -- デザイン3 -- -- -- -- -- -- -- -- ベースデザイン 黒 黒 白 黒 ソックス デザイン1 3 オレンジ 3 オレンジ 5 赤 5 黄 デザイン2 -- -- -- -- -- -- -- -- ベースデザイン 赤 黄 白 黒 キャプテンマーク 全ての項目で 白 白 黄 黄
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ミニリーグ開催時に使用する各チームユニフォームコマンド ユニフォーム画像 2ndシーズンはこちら→ カラーリセット /colors red clear /colors blue clear AC北野 /colors red 0 FFFFFF 000000 7D1232 000000 /colors blue 0 FFFFFF 000000 7D1232 000000 ぎゃんば太阪 /colors red 0 D6EB1E 005AA8 000000 005AA8 /colors blue 0 D6EB1E 005AA8 000000 005AA8 ワターズ /colors red 0 FFFFFF FF70D4 000000 FF70D4 /colors blue 0 FFFFFF FF70D4 000000 FF70D4 FC南風 /colors red 135 94CDFF 1487E0 1691F0 179AFF /colors blue 135 94CDFF 1487E0 1691F0 179AFF
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ノーマルユニフォーム 耐久力 15 全パラメータ上昇[効果E]
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メタルギアオンライン戦闘 ページは誰でも編集できます。編集方法はトップページに書いてあります。 このページではMGOの戦闘テクニックを紹介しましょう。 自分の オリジナルテクニック・技 などを書いて下さい。 既出は書き込まないで下さい。
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船尾甲板 ↓ ↓ 船橋一階移住区 ↓ ↓ ↓ 船橋一階リフレッシュルーム→→→船橋二階移住区 ↓ 船橋三階移住区 ↓ 船橋四階移住区 ↓ 船橋5階操蛇室 ↓ 航海甲板でオルガ戦 ↓ 船橋一階から機関室右側の小部屋へ ↓ 機関室 ↓ 機関室左側小部屋 ↓ 第二甲板 左舷 ↓ ゴルルコ兵戦 ↓ 第一船倉 ↓ 第二船倉 第三船倉でメタルギアRAYの撮影 ↓ タンカー編終了