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メタルギア サヴァイヴ 【めたるぎあ さゔぁいゔ】 ジャンル サバイバルアクション 対応機種 プレイステーション4Xbox One(*1)Windows(Steam) メディア Blu-Ray Disc 発売元・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 発売日 2018年2月21日 定価 5,178円(税込) プレイ人数 1人 セーブデータ 4箇所 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 オンライン専用 判定 シリーズファンから不評 ポイント 小島秀夫完全非関与作品土台があるのに粗すぎる作りサバイバル要素の着眼点は良い信用しづらいレビューサイトでの評価 メタルギアシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 メタルギア × サバイバル 概要 本作はステルスアクションの金字塔で有名な『メタルギア』シリーズの新たなスピンオフであり、小島秀夫氏が一切関与していない作品(*2)でもある。 ただし、本作のプロデューサーである是角有二氏、ディレクターを務めた堤崎陽太氏は小島プロダクションに所属していたスタッフであり、両者共に『MGSV』にも携わっていた(*3)。 前作『メタルギアソリッドV ファントムペイン(以下TPP)』開発段階で明らかになったコナミとコジプロの確執、さらにトレーラー映像が「異世界へ飛ばされたプレイヤー部隊がゾンビと思わしきクリーチャーと戦う」というシリーズから大きく離れている内容という事もあり、発表当初は相当なバッシングを受けた。 ただ、本編から流用された土台としてのアクション性と、『3』におけるサバイバル要素を深化させた内容は、良作とは言えないまでも酷評される程の出来でもなく、時が経つに連れて本来の評価がある程度見直される事になった。 特徴 ストーリーは『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ(以下GZ)』から分岐した内容(*4)で、システム面は『TPP』に準拠している。 ただし、システムの変更に伴い、新たに防衛設備の「召喚」をおこなう「ガジェット」の追加等により、操作体系はいくつか変更されている点がある。 本作は「孤立無援の異世界におけるサバイバル」をテーマにしたシステムが組まれており、野戦でのサバイバルを取り入れた『MGS3』におけるスタミナゲージ周りのシステムを更に掘り下げ「空腹・渇きゲージ」の導入がなされた。 ゲームが進むと、探索準備・製作・生産などが出来る拠点「ベースキャンプ」や「FOB」が登場し、これらを守る為の防衛戦が行われる事もある。ガジェットの導入などもあり、TPSアクションに加え、ちょっとしたタワーディフェンス要素も増強された。 評価点 良好なサバイバル要素 本作のキモであるサバイバル要素はうまくまとまっており、近年のTPSの中でもある程度の独自色を出す事に成功している。 フィールド中には素材が点在しており、これらを拠点に持ち帰り組み合わせていく事で様々なアイテムをクラフトできる。 ゲーム中、少しずつ減少していく空腹メーターと渇きメーターで、サバイバル要素を確立している。 ベースキャンプ強化の為に遭難者を救出するのも良し、素材集めの為に生存者を派遣するのも良し…等、やれることは結構豊富である。 クラフトできる物はかなり多く、食料から武器に防具、更に医療品や施設等も作れる。 バランスの取れたアクション部分の難易度調整 難易度のステップアップと各種要素の解放具合は良好。序盤は主に空腹と渇きによってかなり厳しいサバイバルを強いられる事になるが、徐々にできる事が増えていく感じを実感できる。 ストーリーの進行に沿って素材収集はもちろん、プレイヤーにも新たな要素が追加される為、「本当に飽きそうになったところで、また少し引き戻される」という感想を残したプレイヤーも。塩梅はある意味絶妙。 また、よく挙げられるのがチュートリアルの丁寧さ。『GZ』で一気に複雑化した操作とフィールドアクションを、かなりかみ砕いて説明してくれるため、全く知らない状態でプレイしたり、あるいは『V』が難しすぎたプレイヤーでもある程度は安心。 進行に従って充実していく装備と敵の強化のバランスも悪くなく、空腹と渇き以外の大まかな所を少し低めの難易度にアジャストしたおかげで、いざとなればゴリ押しも効く。『TPP』が高すぎる自由度故に、慣れていないと通り一辺倒なやり方しかできない状況に陥っていたため、本作は自由度は下がったのに、却って攻略構築の幅が広がったように感じるとする意見もある。 一方、唯一のボス戦では終盤に登場する事もあり、グレネードを使わない限りは、かなり苦戦する戦闘が展開される。本編最後の防衛戦も4回のウェーブに渡ってワンダラー達の襲撃を受ける事になる。難易度の高さも踏まえて今までのノウハウが重要になる為、ゲーム終盤に適した難しさを持っている。 ただし、特に序盤の空腹・渇きのシビアさは、ただただ止めたくなったと言われるレベル。野ネズミを喰らい、泥水を飲み、ヘドを吐き散らかしながらの千辛万苦を乗り越えるまでが一番の壁。詳しくは後述。 様々なコナミ作品へのオマージュ やり方としては少々不器用だが、歴代コナミ作品の要素もちょこちょこと入っている。 例えば、動物の名前として『ZONE OF THE ENDERS』シリーズ(*5)からの「ジェフティ」と「アヌビス」が登場していたり、 道中で拾えるカセットテープには往年から最近までのコナミ作品の(『メタルギア』シリーズを初めとした)BGMが入っている事もある。 似たような要素、特に楽曲に関しては『MGS4』でもあったが、それ以来。あちらはiPodとのタイアップ 小島氏と関わりのある作品のみという側面も含まれていた。選曲の幅という意味では拡張されているが、本作は全体的な意匠が2010年代ではなく、1980年代である為、『BEMANI』楽曲等の一部の楽曲が明らかにミスマッチすぎる感は否めない。 またある状況においては、現行機種レベルで3Dモデリングされた歴代メタルギアが出現して大暴れすることも。 賛否両論点 水分メーターと空腹メーターの是非 「素材は悪くない」と言われる本作のサバイバル要素だが、その中心である水分メーターと空腹メーターの存在は議論の的になる事がしばしば。 良く言えば、「絶望的な状況下でのサバイバルの難しさ」と言う意味でリアル性は増したが、逆に、本作のプレイ要素として最も大きな割合を占める長時間探検や防衛戦の必要な本作には向いていない。 ゲームとして一つの要素ではあるのだが、「サバイバル感」に主軸を置きたいプレイヤーと、「探索要素」に主軸を置きたいプレイヤーとで、価値の相違が発生する。 前述の通り、最初から最後まで「常に減少し続ける」という部分に対する特別な救済はほとんどない(アイテムで減少スピードを遅く出来る程度)ので、装備やスキルの無い序盤が一番厳しい。これで早々に投げたというプレイヤーもチラホラいる。 ある程度メインストーリーや探索を進め、建設レシピを入手して、拠点に食糧生産施設を設置できるようになるまでなかなか余裕は出てこないだろう。 そもそもの問題として、アクション側では「順を追って難しくなる」という大前提が遵守出来ているにもかかわらず、この点に関しては「序盤がMAXで難しく、後半は"軽い時間制限要素"くらいの認識」という、段階を追って陳腐化してしまう逆転現象も起きている。「異世界」という、ある意味都合のいい設定があるだけに、後半へ進むにつれてサバイバルも困難になるような形にセットされていれば、少なくとも「サバイバル要素」は一つの完全な評価点になっていただろう。 完全オンライン専用作 本作は文字通りのオンライン専用作であり、オフラインではメインストーリーをプレイする事すらできない。いくら世が世とはいえ、この点に対する不満を述べる層も当然ある。 協力プレイに軸足を置くつもりだったのか、そこそこ早い段階で、オンライン協力である「CO-OPミッション」に参加できるようになる。 序盤における資源の乏しさも、適切な難易度のCO-OPミッションを受諾、成功させれば、ガラッと変わるくらいのレベルで報酬を獲得できる。円滑・確実なプレイの為に、ある程度はシングルで準備を整える必要はあるが、それを差し引いても十分すぎるほどのお釣りがくる事もあり、「CO-OP抜きは半縛りプレイ」という意見も。 また、後述するが、様々な面で「ソーシャルゲーム」、あるいは「(MMO)RPG」の様な待機時間や、課金要素が出てくる場面も少なくない。 長大な待機時間は、『TPP』でも兵器開発などで発生する場合はあったが、あちらはクリア後もいい所、やり込み要素・チートクラスの武器開発で求められる程度であり、課金要素も存在しているが、少なくとも普通にやり込む分には、気にしなくていいような塩梅で抑えられている。 問題点 シリーズとしての問題点 ファンが納得できる内容ではなかったのは確かだった。 アクション面では、敵の視覚聴覚要素のほかに、背後から近接武器で不意打ちを行う「バックスタブ攻撃」や、その他に投げると音を立てたりダミー人形を形成して敵を誘導できるガジェットに光学迷彩スキル等が、シリーズ恒例のステルスゲーム要素。だが、その割には装備とスキルのゴリ押しでもそれなりに何とか出来てしまうのである。 とはいえ、これ自体はゴリゴリの戦闘アクションに転換した『メタルギアライジング リベンジェンス』を考えればまだ許容の範囲内。あちらは早い話が「別ゲー」として作られている。 また、シリーズとの繋がりがない(無理矢理つなげた)作品でありながら、ゲーム中の様々なリソースが『TPP』からの流用である点も大きな批判を呼んだ。 ゲーム中、一目でわかる所だけでも「モブ含むフィールドのほぼ全て」「キャラの基本的な造形」「銃火器」「新規武器以外の動作モーション」「UIデザインのベース」「画面上のインフォメーション」等、これだけある。 また、システム的な所ではマザーベース譲りの「班要素」と、操作方法を含めた「各種アクション」に加え、資源の名前を変えただけの「コモンリソースの備蓄(*6)」等。最も大きなところでは、小島プロダクションの遺産であるFOXエンジンをそのまま使っており、あらゆる面を労せず踏襲できるところにまで至る。 これらの点から、敢えて過激な表現をすれば、「開発/プロモーション両面で楽をする為にメタルギアの名を騙った」と捉えられる事が非常に多い。 もちろんこれを言いがかりとする意見もある が、後述する通りシステムもストーリー面でもメタルギアである必要はなく、その一方でこれだけの「TPPの部品」を使っているのだから、流石に無関係と言う事はできない。 ちなみにプロデューサーの是角氏はインタビューで「 『MGO』のように、本編『TPP』の評判の良かった要素を使った新しい遊び方を作れないか 」という事で企画が始まった、と述べている。 上記の点から、本作を評価するプレイヤーや制作側との兼ね合いもあるメディア等では「メタルギアでなければ…」という意見が頻出していた。 もっとも、小島氏は(看板クリエイターとはいえ)一会社員という立場であり、莫大な期間と人件費という億単位の大金を投じて完成した成果物の全権利を会社側が有しているのは当然の事実でもあるので、これらのIPやリソースの扱いについて感情論抜きで公正に見れば企業として問題がある訳ではない。本作の出来栄えに関する評価ではない点も踏まえれば、「作品への評価としては不当」と言えばその通りではある。 しかしながらここに至るまでの経緯を鑑みれば、やはり本シリーズの持つ影響力と、一連の騒動自体を軽視し過ぎたと言わざるを得ないだろう。 + ストーリーの顛末と関連した問題点 まず、本作の主人公達は『GZ』でのED後、突如出現したワームホールに巻き込まれ散り散りに。主人公はかろうじて留まるも、片腕をワームホールに巻き込まれて切断、昏倒する。半年後、「ウォーデンクリフ・セクション」という米国秘密組織にて目覚めた主人公は主席研究員である「グッドラック」という男から、主人公の失った片腕を癒着させた未知の生命体の寄生と、ワームホールへ巻き込まれて異世界へ飛ばされた仲間の存在を告げられ、組織からの任務遂行を依頼される。 治療と救出の為に、ワームホールを通じて向かった異世界「ディーテ」は人間をゾンビ化させる「塵」と、それによる寄生浸食が進みゾンビ化した人間「ワンダラー」が跋扈する世界だった。主人公はそこでかつての相棒である「セス」と、元MSFの主人公にとっては仇敵であるXOFの一員「リーヴ」に加え、足は不自由だが優れたコンピュータ技術を持つ少年「クリス」に、同僚がワンダラーと化した事をきっかけに、その治療法を探すと決意する看護婦「ミランダ」等の漂流者を救出する。 ゲーム終盤、相棒のセスがワンダラーの力に魅せられて離反。さらに「ディーテ」が異世界ではなく、22世紀の地球である事、組織からの任務を仲介していたグッドラックが、年老いた30年後のクリス本人であった事が判明する。 最終的に、膨大な「塵」とワンダラーを取り込んで知性を手に入れた「塵の王」と呼ばれる存在と対峙。ワームホールを利用して時間遡行を繰り返しながら強化されていくこの存在に対し、相手が最弱の状態であるタイミングを見計らい、打ち捨てられていたサヘラントロプスのレールガンを利用して交戦。一度目は塵の王が「死の概念を持たない」為に復活してしまうが、主人公達のナビゲーターであった「ヴァージル AT-9」というAIロボットが同化。「死の概念」を共有した事で、二度目の攻撃で塵の王の撃破に成功。その後も主人公達は戦い続け、結果的に本作におけるパラレルは解消され、『TPP』のストーリーに繋がる…というもの。 まずこの大筋を見て分かってもらえると思うが、導入以外はこれまでのMGSと無関係であり、繋げられない理由を「ワームホールを介したパラレルワールド」という設定で無理くり収めている。 「ワームホール」自体は『TPP』で登場したものだが、あちらはいわゆる「やり込み要素のチートアイテム」の意味合いで登場したものであり、少なくとも本編中には単語すら出てこない要素である。 それを見た目一つ変えずに都合よく利用した上、あまつさえストーリーの主軸に据えるというのは、「いくらSF要素の強い『MGS』シリーズでもやり過ぎ」という意見が多い。 MSF隊員の主人公と、XOF部隊の一員の交流という、おいしくなり得る部分についてもチョロっと触れただけ。 歴代を知っていると「どっかで聞いた組織・地域名を肩書に名乗るだけのモブキャラ」、知らない人にとっては「意味も意義も良く分からない肩書を持つ設定の薄いキャラ」という評価に終わる。 前述のサヘラントロプスのレールガンにしても、主人公達にとってロストテクノロジーに等しいというだけの存在であり、「それ」である必要は皆無。 本作のムービーで最初にワームホールが登場した『GZ』のEDである1975年、その半年後に主人公がディーテへのダイブを試みた時点でもサヘラントロプスはまだ影も形もない状態である。 また、ファンサービスとして過去作のメタルギアを22世紀に残すのであれば「REX」や「RAY」の様な、ゲーム内の2014年時点でも残っていた機体の方が説得力がある。 なのに敢えてサヘラントロプスを残したのかについては「ワームホールという存在を利用し、TPPのモデルを使いまわす為」と邪推せざるをえない。 この他、ストーリー背景とその他様々な部分の齟齬や、手抜きと取られても無理はない粗も。 本作の世界は「塵」によって荒廃しきった世界が舞台だが、22世紀であるにもかかわらず、目の前に広がる風景は1984年のアフガンorアフリカ。風景はもちろん、その場にあるガラクタや瓦礫はおろか、建物さえもそう。「実は22世紀でした!」という所に驚きを生み出したかったのかもしれないが、このあたりの齟齬は全て「ワームホールによる瓦礫や物資の転移」で済まされており、しかも、その何れも1980年代のそれで止まっている。仮にもラスボスの塵の王は、「時間遡行を繰り返す」という設定があるのだから、それら瓦礫の中にチョロっと80年代から時代錯誤な物を混ぜ込んでおけば、風景上の伏線にもなったはずである。 よく指摘されるのがラスボスの設定。「死の概念が無い=死なない」という理論で復活、逆にその概念を与える事で消滅したが、そもそもの成り立ちが死の概念を持つワンダラーをこれでもかと取り込んだ存在である事を無視している。 前述しているが、ストーリーの流れも「困った事が起こる→都合よく心得のある人間が漂流orクルーが手を挙げる」を繰り返す。 終盤、主要なクルー達 といっても見た目はモブキャラだが が一致団結し、それぞれの思いを胸に主人公に付き従う様子も、「とりあえずそれっぽい事言わせておけ」と言わんばかりの説得力の無さ。 とあるレビューでは「物書き初心者がやりがちな失敗の満漢全席」という評価も。 キャラクターも大概。主人公自体はよくある「プレイヤーの影」で済むが…。 その他のキャラも既に原形をとどめていないワンダラーを「人間に戻す」といって憚らない看護婦や偉そうなことは言うが早々に負傷して前線を退きっぱなしの元敵兵等、コメントに困るようなキャラクターばかり。 もっと言えば、ストーリーの顛末で記載されている通り、重要な役割を持つ「ヴァージル AT-9」の造形も、前作及び『PW』に登場したザ・ボスのAIポッドそのまんま(*7)である。 セーブスロットの作成に半課金要素が必要になる セーブスロットを作成するには1000SVコインが必要になる。SVコインは原則として課金の為に用意されている物であり、一応課金無しでSVコインを貯める事はできるが、その代わりに長い連続ログインが必要になる。 この為、カットシーンの再視聴や途中までの段階をリプレイしたい場合は、わざわざデータを消して対応する事になる。セーブスロットの制限は『TPP』でも同様だが、あちらはカットシーンが見たければ当該のミッションを再受注するだけでいい上、「あらゆるものを全てリセットしたい」というのでなければ、携行武器の調整等でいくらでもその時点でのプレイ環境を再現できる。 セーブスロット作成という基本中の基本に課金を強いられるため、プレイヤーの怒るのは当然と言えば当然。これは大半のプレイヤーに共通する問題点である。 なお、後にアップデートでカットシーンの再視聴はできるようになった。 全く詰め切れていない細かな仕様 このほかにも、杜撰なシステムも多数存在。 例えばクルー人員。全部で30人という、前作における一斑の10分の1という限られた人数しか雇用できないにも拘らず、一度雇用したクルーを解雇する事はできない。 この為、人数上限を超えてリクルートした場合は、既存のクルーが、この危険な世界にありながら突如として脱走する。場所と状況の関係上、クルーをおいそれと解雇できないのは分かるが、それだけに丸腰で「脱走」と言うのは流石におかしいとしか言えない(*8)。 何より、脱走するクルーはランダム(*9)の為、貴重な成長アイテムを消費して手塩にかけたクルーがあっさり逃げる可能性もある。 この脱走対策としてプレイヤーが取れるのは、要らない人員を丸腰で探索に放り出して殺すというもの。ストーリー上は協力して世界を生き抜くものであるにもかかわらず、である。おまけに、「探索班は無課金では1つしかなく、人員整理を行うと普通の探索は行えない」という問題もある。機能強化の為にクルーの選別を行おうとすると猶更。 本作は崩壊した異世界におけるサバイバルがテーマの為、重火器を手にしても、弾丸の作成にかなりのコストが掛かり、おいそれと撃つ事はできない。 一方、グレネード(手榴弾)はゲームの序盤から作れるようになるうえ、コストが安く、ちゃんと当てれば威力も申し分ないという、かなり高い性能を持っている。唯一のストーリー関連のボスであるセスでさえグレネード6発で倒す事ができる……というか、基本戦術自体がグレネードを推奨されている為、終始頼りきりになる「グレネードゲー」という誹りを受ける事もある。 ちなみにクリア後のボスはセスと比べてとても強くなっており、グレネード6発やマシンガンタレット等の攻撃力が高い武器でも足りない程の強さを持っている。 あまり目立つ事は無いものの、クリア後に実行可能になる「ベースキャンプ採掘」の仕様も大概。 基本的にはストーリー中にもあったワームホール採掘機同じ、半タワーディフェンスの防衛戦を行い、難易度レベルに応じた報酬を手に入れるというもの。従来の防衛戦と同じく、複数のWAVEに分かれて戦闘を行うが、1WAVE毎のインターバルが異常に長く、一律リアル時間で22時間ものインターバルが入る。 要は「一日一回」が基本であり、初回以降は最低でも2日、最高ランクの採掘プランでは実に6日間も報酬獲得を待たされることになる。一応、ワンダラーによる襲撃は、プレイヤーが都度採掘を再開したタイミングで行われる為、自身の与り知らぬ間に襲撃を受けておじゃんになるという事は無い。NPCに防衛を任せる事も出来るが、その場合でも、セオリーとして、キャンプ地に設置すべき設備がプレイヤー迎撃とNPC迎撃でかなり異なる点、結局はプレイして採掘再開を指示する必要がある点が足を引っ張る。 いくらオンライン専用に作られているとはいえ、仮にもコンシューマーゲームで、近年の基本無料RPGオンラインの如き待機時間を持たせるという点に反発を覚えたプレイヤーも多い。 もちろん、当然の様に課金する事でインターバルを短縮可能。「長大な待機時間」を前提として飲み込む事が出来れば、あって当然の要素なのだが、やはりこの点にも反発するプレイヤーも少なくなかった。 全体的な主人公の動作についても粗さが目立つ。 一応、前々作『GZ』及び前作『TPP』と2作分の土台がある為、全体的な操作感は良好。前作で批判されていた、所謂「ズザー(*10)」についても起伏の平面化や制限で、少々強引ながらも改善している。 ただ、新規で作られた動作モーションはかなりぎこちなく、不評を集めている。前述の通り、引き継ぎ部分はしっかり二作分と旧スタッフの作り込みが見える出来栄えなので、余計に悪目立ちする。 その他、別段隠密にこだわる必要もないのに、自発的なジャンプが出来なかったり、操作方法も妙に改悪されている部分があったりと、微妙に何かが足りていない。 総評 本作発表前に起こった小島プロダクションのゴタゴタ、そして予てから噂になっていた(当時の)コナミのゲーム事業に対する姿勢の片鱗が見えた事もあり、本作も同様にして、発表時点から強いバッシングを受けながらの船出となった。 もっとも、いざ蓋を開けてみると「サバイバルTPSとしては」それなりの差別化が図れた一作であった。 一方で、メディアサイトでも「つまらない」の一言で切って捨てられてしまう様なストーリーや、説明は親切な割に融通は利かない各種システム等、良作・佳作と呼ぶには至らぬ面も多々ある。 加えて、本作の基本的な部分はほぼ全て『TPP』をそのまま流用した事を隠そうともしておらず、「前作・前々作の土台ありき」な部分が目立っている。 『GZ』や『TPP』までの一連のシリーズ作をやり込んでいたプレイヤー程、本作の出来の粗さに嫌でも目に付くという点も、本作の評価を落とす一端となった。 実際、本作の完全オリジナル部分である「ストーリー」や「サバイバル要素の調整」等はあまりいい評価を受けているとは言えず、やはり「従来の『メタルギア』作品には遠く及ばない」と言う評価が、大部分のシリーズ経験者からの意見と言えそうだ。 結果的に、本作の評価としては「シリーズに思い入れが無い人が興味あるならば一考の余地あり」といった、玉虫色の評価と言わざるを得ない。 実際、システム面の粗さや調整不足・全体的な表現のお粗末さや使いまわしだらけの部分を批判する意見も、シリーズの隠れたプレイテーマでもあった「サバイバル(生存)」を再構築した着眼点や、少々乱暴だった難易度を噛み砕いた点を評価する意見も、一本筋は通っている。 「刺さる人には刺さる」という表現が一番妥当かもしれない。 何れにしろ、ネット上の意見は「本作に対する強烈な敵意を持つシリーズファン」と「小島秀夫氏個人とそのファンを異様に叩くアンチ」による舌戦ばかりが目立つ。 他の作品以上に本作の本来の姿が見えにくい為、ネット上の意見に囚われない方が良いだろう。 余談 ストーリー冒頭、兵士名簿が映るシーンで"MG KJP FOREVER"の頭文字暗号、"BASTARD(糞野郎) YOTA"と"CUNNING(狡猾な) YUJI"(後者2名にAWOL(*11)が表記されている)が表記されている。 これはおそらく本作のプロデューサー、及びディレクターであるYOTA(堤崎陽太氏)とYUJI(是角有二氏)の事を示している。 小島秀夫監督は、自身の新作発表会で「サヴァイブは小島監督のアイデアなのか」という質問に対し、「全然関係無いですよ」と発言。その後、あくまで個人意見と前置きした上で「メタルギアはポリティカルフィクションであり、エスピオナージ物である」「メタルギアにゾンビなんか出るわけ無いじゃないですか」と直接批判した事件も有名(*12)。 ただし、これに対して「ファントムペインの傀儡兵(スカルズ)も大概ゾンビみたいな敵だったじゃないか」「公式のプレイムービーで傀儡兵をゾンビと呼んでいた」という反論もあった。 「幽霊や超能力者が平気で登場していたシリーズで何を今さら」の方が批判としては適切かもしれない。 本作の評価はレビュー集積サイトMetacriticではメタスコア64/100点、ユーザスコア1.6/10点と低い数字。 特にユーザースコアに関しては、前述された本作への嫌悪感によるものが強く反映された数字と言える。 これについては、特に海外における『メタルギア』シリーズの人気・ファンの熱気が日本本国のそれを遥かに凌駕している事に起因していると思われる。 本作は流石にこれほどのユーザースコアに落ち込むような出来ではないのだが、やはりそこに至るまでの数々の紆余曲折、遺産の食い荒らしともいえる粗い開発内容が受け入れられなかったようだ。 発売から長期間が経過し、主戦場であったはずのマルチプレイは大分閑散とした状態になっている。 この影響で、ストーリー序盤の難易度が少々上がっている他、一部トロフィー/実績の獲得が難しい状態になっている。今からプレイしようという方は一応注意。
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《メタルギア AL-aurelia8000 ピースウォーカー》 《メタルギア GW-pupa5000》 《メタルギア TR-cocoon7000》 《メタルギア TJ-chrysalis6000》 《ダンボール》
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登録日:2015/01/24 (土) 18 19 49 更新日:2023/07/20 Thu 18 45 56NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 METAL_GEAR_RISING_REVENGEANCE MGR アームズテック社 バッテリー メタルギア 兵器 前座 架空兵器 蜘蛛 アームズテック社顧客用Q&A Q 民家が障害物となって大型兵器が投入出来ませんが、昨今の戦場では、大型兵器以外はサイボーグの傭兵達に対抗するのは困難です。弊社は彼らへの対策に苦慮しているのですが、御社に打開策となる商品はございますか? A みんかとかきにしなければいいよ! ぜんぶそうじするすごいのかいはつしたよ!! メタルギア・エクセルサスとは、METAL GEAR RISING REVENGEANCEに登場する上院議員搭載型大型多脚歩行戦車の名称である。 ■機体解説 ・開発経緯と名称の由来 核搭載型二足歩行戦車の代名詞であるメタルギアの名を継いでいるが、コイツは核搭載しない前提の兵器である。 この名を冠したのは、商業戦略の観点からこの名称で商品登録したい、という開発元の軍事兵器開発会社・アームズテック社の都合に因るもの。 一時期経営難に陥ったアームズテック社は、世界に根を張った戦争経済と自社の月光等のAI兵器の 大ヒットによって息を吹き返したが、再び苦境に立たされつつあった。 この時期、愛国者達の情報統制が解かれた結果、拡散した炭素繊維開発技術によって、 PMC所属の傭兵のサイボーグ化が急速に浸透。 高出力、高耐久のサイボーグ達が跋扈する戦場では、パワーが少々勝る程度で思考の柔軟さと機敏さで劣る 中型以下のAI兵器では活躍出来る余地が小さくなっており、自社製品が過去の遺物扱いされつつあったのだ。 そんな戦場のパワーバランスを覆し、アームズテック社の栄華を取り戻そうと考案した意欲作こそ、 このメタルギア・エクセルサスなのである。 エクセルサス=至高の、という凄まじい名前からして、その自信の程が窺える。 このエクセルサスはアパトサウルス、かつてはブロントザウルスと呼ばれた全長23m前後の大型恐竜の 名称でもあり、歴代メタルギア同様に恐竜を意識した名称でもある。 メタルギアシリーズ独特の恐竜染みた咆哮も健在。 ぶっちゃけ、メタルギアREXの項にもあるように、 これはパーツ同士の摩擦によって軋んで発生する音であり、明らかな欠陥であるにも関わらず、 21世紀に入っても相変わらず改善される気配は無い。 どうやら開発者は浪漫に生きているらしい。 ちなみに、このブロントと言うのは、古代ギリシャ語で「ブロントス=雷」の意もあるので 日本語では雷竜とも訳される。 サイボーグ技術が普及する以前から月光を狩りまくって「雷電の月光退治」なる逸話を打ち立て、 更には月光の対処法をマニュアル化してPMC業界に広めた、アームズテック社にとって怨敵だろう 子持ちの厨二病Mr.雷の存在を多少なりとも意識したと推測される。 ・機体スペック 話を変えて、この兵器の外観を簡単に説明すると、全長4mの月光程の足のついた巨大な脚6本と 脚に似た形状の長い2本の腕を備えている、さながら超巨大な金属の蜘蛛。正確には多脚戦車と言うべきか。 月光から目測出来る全高は歴代メタルギアより少し高い程度で大差は無いが、 この外に投げ出すような複数の脚部と、そのバランスをとる為と思われる頭部や後方に伸びた腹部が二足歩行戦車とは一線を画す。 この形状の影響で投影面積は極めて広くなっており、視覚的にはかつての二足歩行型戦車など比較にならない程の巨大兵器となっている。 動きは緩慢にも見えるが、何しろ脚が凄まじい長さの為移動速度も高く、雷電も距離をとるために全力疾走する必要があった程。 AI兵器に限界を感じたのか有人の搭乗型兵器に戻っており、使う人間の腕を問う代物になった。 そのサイズに反して搭乗員一名で制御でき、胴体後部に収納された球状のカプセル内部の操縦席から操縦されている。 操作系は思いのほかシンプルに纏められており、ゲームをしているようにすら見えてくる。 ワイシャツメガネのオッサンがスクリーンに囲まれた椅子に座ってネクタイを緩め、眉間に皺を寄せてキーボードを叩きジョイスティックを握る様はそれだけで笑いを誘う。 余談だが、ゲーム中ではコイツとの戦いで発生するバグによって、戦場を空中歩行したり、あらぬ場所を歩ける。 その際にこの機体の全容を遠方から眺められて対戦時には分からない細部や造り込まれたフィールドを確認することも可能である。 リセットするかわざとやられないと復帰出来ないが。 この機体に搭載された武装は、まだ製品化されてない影響からか数は少ない。 まず1つ目が、大型のブレードに変形する2本の腕。 巨大な鉈と化した腕を敵目掛けて振り下ろし、横薙ぎに切り払う。太刀筋は極めてシンプル。 だが、刃には並の高周波ブレードを遥かに凌ぐ切れ味があり、機体の全長に近い馬鹿げた長さの腕を振り回す為、驚異的な物理攻撃になる。 続いて2つ目。胴体上部、肩にあたる部分に大型プラズマ砲が設置されている。 こいつの射程と火力はなかなかのもので、最早出てる作品を間違えてると思える勢いで射線上の物体を焼き払う。 だが、この機体で最も強力な武器は操縦席のアイツを除けば脚だろう。 岸壁からこの巨体が落ちようとも壁をよじ登って見せる強靭な出力を誇る足による踏みつけは、並のサイボーグなぞ比較にならない雷電でもまともに喰らうと死ねる威力を持つ。 相変わらず対空火器に関しては不安がある兵装だが、比較的弱い装甲の脚部ですら 高周波ブレードでも容易には切断出来ず、胴体部は戦闘ヘリが積める程度のミサイルなら 直撃したところでダメージにもならない。驚異的な防御力を秘めている。 ゲームをプレイしてたら、上院議員が拳で胴体をブチ抜いてた?……彼はスポーツマンだ! 尚、輸送の際は自らが輸送機形態に変形して空を飛ぶというとんでもない設定が資料で確認できる。 男のロマンである変形機能を搭載している兵器の数少ない一つである。 ・運用コンセプト ここまで読んだところで、本作を知らない人は 「こんなデカブツ、現代を舞台にした作品で運用する余地があるのか」 という疑問を抱くかもしれないが、それが常人の思考というものだろう。 そもそもこの兵器は、先述の通り 高出力と柔軟な思考、更には市街地でも自由に動ける小型の筐体を持つサイボーグ相手では、中型や小型AI兵器では太刀打ち出来ない。 ならばいっそ、超高出力モーターも積めて質量攻撃も出来る、超大型兵器でゴリ押してやれば良い といった、逆転の発想を通り越した極めてシンプルな脳筋理論によって産み出されたものである。 当然ながら 「市街地が戦場となるケースが多い以上、民間人や民家を巻き込むからこんな兵器の運用は不可能。」 という結論に至る。普通はな。 が、アームズテック社に常識は通用しない。 「派遣されたアメリカ軍の兵士が死んだらアメリカ国民は大騒ぎする癖に、 戦闘機が間違えて民家を爆撃した時はアメリカ国民はさして気にしなかった。 だから、現地人の粗末な民家なんて、全部踏み潰して更地にしても誰も気にしないさ」 「それにこんなにデカイのを見れば普通なら逃げる。逃げない奴はよく訓練されたゲリラだ。だから遠慮なく踏み潰せ。 ホント戦争は地獄だぜ。」 という、別の次元の中で生きている。 そもそも巨大な足を装着させたのは、精々2,3階建ての中東部族の建築物なぞ空き缶の如く踏み潰して走破する為である。 動けない重傷・重病人が逃げ遅れた可能性などを含め、無辜の民間人の生活なぞ考慮していない。 馬鹿みたいな発想によって生まれた馬鹿みたいな巨体とパワーを誇るエクセルサスは 当然ながら発表時には観衆が我が目を疑うようなキチ○イ兵器として話題を掻っ攫い、 本当に需要があるのか疑問視する声も多く挙がった。 …………だが…………… ■作中の活躍等 文民政府と対立するパキスタン軍統合情報局がならず者PMC・デスペラード社と結託してクーデターを起こし、 パキスタンのシャバッザバード基地に会談に来訪したアメリカ大統領を基地内で暗殺。 という濡れ衣をパキスタン軍統合情報局に着せて、パキスタンをテロ国家に仕立て上げて対テロ戦争を再燃させる。 という、黒幕のM禿とその手足のPMC、ワールドマーシャル社の狂気によって展開される テクムセ作戦の進行を阻止するべく、デスペラード社が隠密裏に制圧していたシャバッザバード基地を駆け巡る雷電の目の前に、黒幕自らがエクセルサスを駆って地中から岩盤を突き破りながら派手に姿を現した。 上記の劇的な登場を始めとして操縦中のM禿上院議員の言動には玩具を自慢しているような節があるが、これは 「デスペラード社がエクセルサスのような高価な兵器を運用出来る訳が無い。 ならば、やはりパキスタン正規軍のような資金力のある組織が力を貸したに違いない。」 とアメリカ国民に見せつける意図があってのこと。まあ自慢したいのも嘘じゃないだろうけど。 その直後、本音交じりの虚言を弄しながらの大演説をぶった上院議員は意気揚々と コクピットに再搭乗し、上院議員にしてやられて動揺する雷電の始末にかかる。 ゲーム中において、雷電はアーム攻撃をかわしつつアームや脚部を攻撃してダメージを与え、 ダメージが蓄積したら脚を切断するという戦い方になる。 エクセルサスの物理攻撃はシノギで受けても完全にはダメージを相殺できず、カウンターもほとんどできない。 削りダメージを嫌うなら回避主体となるが、直撃してしまうとそれなりに痛い。 なお無敵判定になりながら攻撃できる攻防一体の技が特に便利となる。 プラズマ砲は月光が現れた時にしか使ってこない。軌道を見極めて回避に徹すればあまり当たらない。 ちなみにプラズマ砲に月光を巻き込んで倒すことで、斬奪して回復するチャンスとなる。 メタルギア・エクセルサスは力の限り善戦した。しかし、相手が悪かった。 所詮地を這う蜘蛛と雷神の化身たるジャック・ザ・リッパーとでは、文字通り天地の差があったのだ。 月光を軽々踏み砕くストンプ攻撃を軽くいなし、巨大ブレードの斬撃やプラズマ砲を巧みにかわし、 エクセルサスの巨体すら背負い投げをしてのける。 そして、巨大ブレードをも投げの反動と膂力を活かしてもぎ取ってしまう力量の持ち主たる雷電に エクセルサスは着実に追い詰められていく。 それでも尚、奪った巨大ブレードを振るう雷電に挑み続けて刃を交えるエクセルサスだったが、最期には雷電に解体され、空しく散ってしまった。 ……何かおかしい気がするかもしれない。だが、実際こんな戦力差であり、戦況だった。 だって所詮は前座だもの 上記の通り、コイツはネタ要員としては優秀な要素を持つなかなかぶっ飛んだ機体である。 が、己を見つめ直し、ジャック・ザ・リッパーと呼ばれた本能と上手く折り合いをつけた雷電の前では 準備運動の相手に過ぎないのだから。 上院議員にとっては良くて良質なお食事(バッテリー)か高価な玩具。実質的には無駄に巨大な拘束具に等しい。 作中では出番も少な目でそこまでの脅威を感じなかったこの兵器だが、 他とは桁の違うサイボーグである雷電でも多少梃子摺った戦闘力はなかなかの物であることは間違いない。 もしも雷電がアームストロングの目論見を粉砕できなかった場合について、ドクトルは 「アームストロングが勝利すれば、連邦直轄部族地域(俗にいうトライバルエリア)をエクセルサスの群が開発コンセプト通りに蹂躙する」 と予測している。 雷電が自分やサニーのような存在を生み出す元凶の一つとして憤る 「世界に対する無関心や無自覚、誰かのミーム(文化的遺伝子)に流されてただ享受するだけの人々」 が多数派で、代理戦争による戦争経済が成立し得る世界観だからこそ存在し得る化け物である。 メタルギア・エクセルサスは狂気の落とし子などではなく、現代社会において必然的に生まれた怪物と言える。 そんな社会的価値観を嫌悪する雷電とアームストロングの二人のうち、 アームストロングは「自分の理想の実現の為には仕方ない」と妥協して嫌悪する対象の象徴たるエクセルサスを利用し、 雷電は問答無用で真正面からブッタ斬る。 この時点で二人の明暗は分かれていたのかも知れない。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あんなデカイのへしおって振り回すなんてサイボーグすげー→は?なんでメタルギアより中に乗ってた奴の方が強いの? -- 名無しさん (2015-01-24 19 12 17) ↑あれはあくまで上院議員のお弁当だから……(震え声) -- 名無しさん (2015-01-24 19 48 06) こいつの狂った開発思想は大好きだ。弱者なんぞお構いなしで一方的に踏み潰していくなんていかにも上院議員が好みそう -- 名無しさん (2015-01-24 21 30 46) 上院議員搭載型多脚歩行戦車。なお末路は拳で胴体を砕かれるわ瓦礫を飛び道具扱いにぽいぽい投げられるわ悲惨な模様 -- 名無しさん (2015-01-24 22 03 28) ↑あぁ、核兵器=上院議員ってことでメタルギアの名前を冠していると…納得。 しかし、一応は作品のタイトルにメタルギアとあるのにその肝心の大型メタルギアが出オチ担当になる日が来るとは…あ、でもよく考えると2あたりでもその片鱗はあったか…。 -- 名無しさん (2015-01-24 23 12 33) メタルギアとの激闘→生身の相手との肉弾戦はシリーズ恒例だからあの展開は間違っちゃいない。問題は殴り合う相手がメタルギアよりはるかに強い怪物ってことだが、まあ雷電も人間やめてるしね… -- 名無しさん (2015-01-24 23 40 21) ↑4 代理させない戦争で尚犠牲に無関心な、他者のミームを否定し蹂躙する事に使命感すら抱く上院議員だから嬉々として乗り回してたろうな -- 名無しさん (2015-01-25 09 12 31) 弱ったものは弱らせて潰す。上院議員の慈悲の心もわからないなんて!! -- 名無しさん (2015-01-25 11 49 18) ???「メタルギアは拘束具」 -- 名無しさん (2015-01-25 23 31 07) スーツ姿の野太いおっさんがネクタイ整えながらこれの操縦席に乗り込んでる光景だけで大概ギャグなんだが、その後のインパクトが強すぎて霞む -- 名無しさん (2015-07-02 17 48 38) 柳瀬敬之さんがデザインしてんのな…。凄い…!! -- 名無しさん (2015-08-05 18 05 35) 結局スティーブンが持ってた戦闘が出来る電池でしかなかったんだよなこれ -- 名無しさん (2015-10-24 20 28 18) っていうかこれ変形するの!? こんなものを浮かべるとか変態だなアームズテック! -- 名無しさん (2015-10-24 21 57 44) 空飛べるの!?どの資料に書いてるの? -- 名無しさん (2015-12-03 01 46 47) 乗り物にもなるモバイルバッテリーとは便利だな。ちょっと置き場所に困るけど -- 名無しさん (2016-07-12 00 06 49) 上院議員搭載多脚歩行電源車と言われてたときは噴きだしたわwww -- 名無しさん (2016-11-13 22 23 48) 俺的には選挙カー呼ばわりされてたのに笑った -- 名無しさん (2017-04-13 00 32 28) 中の人の印象が強すぎて空気感ある -- 名無しさん (2017-08-26 18 09 35) そういえばヴォルギンもシャゴホッドで似たようなことをしていたね。あっちはヴォルギンの方が電池だったけど -- 名無しさん (2018-10-05 09 28 09) 他の敵役者達(リキッド、ソリダス、ヴォルギン、スカルフェイスetc)はこれを使いたがるだろうか? -- 名無しさん (2019-11-18 13 19 38) 最初見た時は「おいおい…こんなん出されたら本家の方は今後何出しゃいいんだよ…w」と思ったもんよ。だがしかし、小島監督の変態っぷりはやはり格が違った… -- 名無しさん (2020-03-27 18 12 44) 実は戦闘中のBGMの歌詞がなかなかぶっ飛んだ国家主義のプロパガンダ曲 -- 名無しさん (2020-07-28 00 51 57) ソリダスはこういうの好きそう -- 名無しさん (2020-08-23 22 13 40) 概要読むからに、上院議員がこれでチンケに生きてる連中に恐怖と闘争心植え付けてやるから作れじゃなくて、アームズテックが独断で作り上げたみたいなんですが…上院議員もこんなもん一企業が作り出してくれるなんてと喜んで事件引き起こしちゃったんだろうなあ -- 名無しさん (2020-09-15 16 58 47) 上院議員の陰に隠れてるけど、これの開発思想ってマジで気が狂ってる。MGRで出る負のミームの大きいものの一つ -- 名無しさん (2021-03-03 23 33 11) スティーブン・アームストロングという男の『弱さと限界』を示し雷電よりも『不純』で有る事、妥協による『敗北』と『破滅』をこれ以上無く示してしまった機体。 -- 名無しさん (2022-05-25 16 28 38) こいつ名前は恐竜だけど見た目的には虫よな -- 名無しさん (2023-05-01 20 11 12) Vガンダムのバイク戦艦かな>コンセプト -- 名無しさん (2023-07-20 05 49 56) 兵士だろうと民間人だろうとお構いなしにまとめて潰すというシンプルかつ豪快な兵器。そりゃ上院議員もニッコリですよね -- 名無しさん (2023-07-20 18 45 56) 名前 コメント
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メタルギア2 ソリッドスネーク 【めたるぎあつー そりっどすねーく】 ジャンル ステルスアクション(戦略諜報アクション) 対応機種 MSX2 / MSX2+(MSXturboR) 発売・開発元 コナミ 発売日 1990年7月20日 定価 7,840円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) 配信 携帯アプリ版 2004年10月11日【Wii】バーチャルコンソール 2010年3月30日/800Wiiポイント(復刻盤) 収録 『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』『メタルギアソリッド3(20周年廉価版)』『メタルギアソリッド HDエディション』 判定 良作 メタルギアシリーズ ストーリー 概要 ゲームの基本 基本システムの変更点 アクション面の変更点 アイテム その他 ネタ要素・メタ演出 グラフィック・BGM シナリオ 問題点 総評 余談 リアリズムとゲーム ジェネレーションギャップ 復刻版について その他 ストーリー 米、中ソなどの大国間の雪解けに始まり、各地の地域紛争も和解、緩和に向かい、 ようやく世界は安定化の時代を迎えようとしていた。時に1990年代後半、 まさに核の脅威の時代は終わりを告げ、新たな安定の新世紀、21世紀を迎えようとしていた。 しかし、平和を好まない者達もいた―。 中東で不穏な空気が高まっていた。 ソ連、中国、中近東に隣接する小国、ザンジバーランドに軍事政権が樹立。ザンジバーランドは世界各地の「廃棄用核兵器貯蔵庫」を襲撃、未だ未廃棄であった核兵器を奪い、世界で唯一の核武装を遂げた後、隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。 核を放棄した世界にとってザンジバーランドの核武装は文字通り、脅威となった。 核保有を放棄した世界に再び、核の脅威が芽を出そうとしていた。 一方、30年は持つと言われた世界の石油資源の枯渇が予想以上に早く到来し、石油に代わる安全な代替エネルギーが得られないまま、世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。 そんな中、チェコの生物学者、キオ・マルフ(Kio Marv)博士により、高純度の石油を精製するという微生物(微細藻類)「OILIX(オイリックス)」が発明された(*2)。「OILIX」を巡って世界は再び緊張状態へと移行、アメリカでの学会に出席するためチェコを離れたマルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドによって拉致されてしまう。 ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」で軍事優位を確保しようとしているのである。 ―僅か数ミクロンの微生物が、今、世界を左右しようとしている。 元FOXHOUND隊員のソリッド・スネークに極秘任務が下る。 ザンジバーランドに単独、潜入、キオ・マルフ博士を救出せよ!世界を核の脅威から守れ!! (コナミ公式サイトより) 概要 『こちらSOLID SNAKE。オウトウねがいます・・・』 「敵を倒すのでなく、敵から隠れて進むミリタリーアクション」という斬新な発想の元、1987年に発売され評判を呼んだMSX2ゲーム『メタルギア』(MG)。 その続編が本作『2 ソリッドスネーク』(MG2)である。 前作の基本を踏まえながらも、アクション性・グラフィック・BGM・ストーリーテリングを超強化した本作はMSX2用ゲームソフトとしては非常に高い完成度を持ち、前作以上の高評価を受けることとなった。 しかし発売当時、既にMSX2市場は終息寸前であり、なおかつ本作もコナミ最後のMSXソフトとしてリリースされたこともあって一般的な知名度は低いまま、コアゲーマー達の間で「幻の名作」として語り継がれる作品となったのである。 『メタルギア』シリーズは本作で一旦終結し、8年後の『メタルギアソリッド』(MGS)発売まで休眠状態に入ることになる。 全世界的な大ヒット作となり、ゲーム史に巨大な足跡を残した『MGS』シリーズではあるが、そのゲームシステム・ストーリーテリングがこの『MG2』の時点で確立していたことを知る人は、少ないのではないだろうか。 ゲームの基本 『任務は接触を避けることで敵を排除することではない。これまで見たアクション映画のことは忘れろ。』 ――ロイ・キャンベル 前作と同じく、本作のプレイヤーキャラとなるのはお馴染みソリッド・スネーク。「装備は現地調達」「敵の視界に入らず目的地へ移動」「敵に見つかると増援を呼ばれる」「要所要所でキーアイテムを使う」という基本点も前作と同じである。だが、そのいずれもが前作と比較にならないほど練り込まれ、洗練されている。 基本システムの変更点 前作では「通常・発見」の2つのモードしかなかったが、今作では「潜入・危険・回避」の3つのモードと「物音モード」が導入された。 通常の「潜入モード」ではレーダー(後述)が使用でき、決められたルートを巡回する敵兵をかわしながら進んでいく。この時敵兵が音を感知すると「物音モード」に移行し、立ち止まって辺りを見渡したりルートを外れて異音の調査を行う。 金属床や鳴り砂などで足音を立ててしまうと、敵兵を呼び寄せてしまう。逆に、あえて自分から壁を殴ることで敵兵の注意を逸らすことも可能。 スネークが敵に発見されると「危険モード」となり、画面内の敵兵に加えて多数の増援兵士がスネークに攻撃を仕掛けてくる。 危険モードの状態で敵兵を一定人数(*3)始末するか、隣の画面に移動すると「回避モード」に入り、2名の敵兵がスネークを追跡してくる。この時発見されると再び危険モードに入り、一定時間隠れ続けるか敵兵を始末することで潜入モードに戻ることが出来る。危険・回避両モードではレーダーは使用できない。 このモード分けによって、発見されたら別画面へ逃げるだけで増援をまくことが出来た前作よりも「見つからずに進む、ごり押しは不利」というステルス性が強調され、プレイ中にユーザーが感じる緊張感が強められた。 スネークのいる現在画面を中心に3×3画面分、マップと敵兵の位置を確認できる「動体反応レーダー」が登場(*4)。 前作では現在画面外の敵は移動しなかったが、今作では画面を超えて移動する。現在画面に入り込んてきたり、画面を切り替えると目の前に敵兵がいた→即被発見、という場合もあるため、敵の動きの観察が更に重要となった。またマップの形は見えてもギミックはわからないため、双眼鏡による隣接画面の索敵も変わらず効果的である。 レーダーによってマップが区切られたことで、「ミサイルを使った画面外への攻撃」という要素も生まれた。 アクション面の変更点 新たに「ホフク(匍匐体勢)」が行えるように。フェンスの穴やダクトを潜り抜けたり、トラックやテーブルの下に潜って身を隠すことが出来る。また、このホフク状態では音の鳴る床(後述)でも足音が立たない。 前作でもサイレンサーなしの銃を発砲したり、爆発物を使用すると敵に気付かれたが、今作では「上を歩くと音が鳴る床」「壁を殴って音を出す」「カセットテープを再生する」など、更に「聴覚」のギミックが追加されている。 殴った音で敵兵をおびき寄せたり、床の材質の違いによる音の違いを聞き分けると言った新たな戦術が生まれた。 敵兵の視界が前方45度に拡大したほか、スネークの足音などの異音を感知するとその場で首を振って索敵を行ったり(実質180度視界)、音の発生地点の捜索も行うように。前作よりも危険な存在となり、スリルが増した。 落とし穴・壊せる壁などに加え、硫酸やワイヤートラップといった新たなトラップ、ギミックが追加。 アイテム 基本的には前作と変わりないが、既存品は統廃合が行われたり、亜種が登場している。各アイテムには細かい説明文が付記されており、これが謎解きのヒントとなっているものも多い。 武器に対空ミサイル(復刻盤ではスティンガー)と無力化ガス(同じくガス・グレネード)が追加。それぞれ別画面の敵への攻撃、離れた場所への攻撃ができるトリッキーな武器である。 ユニークな装備品が幾つか追加された。中でも本作のみの登場アイテムとしては、ダンボールの亜種である「バケツ」「カムフラージュ・マット」と、敵兵をおびき寄せたり落とし穴を判別できる手乗りロボット「マウス」の3種類に分けられたレーションなど。 その他 前作では捕虜の救出数に応じて階級が上がることで最大ライフ・弾薬所持数が上昇し、クリアに必須のあるアイテムは最高階級でしか入手できないという面倒な制約があったが、今作では撤廃され、ライフと弾薬はボスを倒すことで上昇する仕様に変更された。 ザンジバーランドの各地にはビッグボスが保護した戦争孤児たちがいる。彼らは攻略のヒントを教えてくれるが、攻撃してしまうとスネークのライフが減る。 味方への無線通信は大幅に進歩し、前作の倍の人数と会話が出来るように。流石に『MGS』の様な豊富なパターンはないが、限られた無線の中でしっかりと物語を語る工夫がなされている。 もちろん要所要所でしっかりヒントを与えてくれたり、何度も通信をすることで新たなヒントが登場することも。 謎解き要素や変則的なアクション要素がかなり多くなっている。ヒントをしっかり聞いていればすぐ解けるものばかりだが、いずれの謎解きも仕掛け・設定が凝っており、思わず感心してしまう。 「タップ・コード」という音を利用した暗号通信が登場する。解読方法は説明書に記載されており、プレイヤー自身が聞き取って解読する必要がある。 3種類あるレーション、無線機のデジタル表示、前作ではほぼ役立たずだったタバコ、何の変哲もないスプレー缶…既存品をどう使うか、武器の特性をどう生かすか、それがポイントとなる。 沼地を必死にはいずりまわったり、形状記憶合金のトリック(『MGS』ではなく本作が初出)に頭をひねったり、硫酸トラップの威力にあっけにとられたユーザーも多いのではなかろうか? なお、後の復刻版では片仮名交じりの文字が修正された。他にも著作権などの理由から一部アイテムや設定が変更されている(ゲームの本質に影響はない)。 ネタ要素・メタ演出 『流した汗の量が流す血の量を少なくし、流した涙の量がゲームオーバーを少なくする。』 ――マクドネル・ミラー 「荷物になる」「女子トイレ」といった、後の『メタルギア』シリーズでもたびたび使われるギャグが登場する。 危険モードでレーダーが使えなくなる理由が「ミノフスキー・リュウシでレーダーをかく乱する」という、著作権におおらかな時代だったからこそのネタも登場する(流石に復刻版では「妨害電波」に修正されている)。 「マスター・ミラーのメタ的な台詞」「パッケージ裏の写真に書かれた無線の周波数」など、やはり後のシリーズでもおなじみとなるメタ演出も。 本作がコナミ最後のMSXソフト(*5)故か、MSXカートリッジに関するメタ演出がちょくちょく登場する。 エンディング後に待ち受ける意表を突いた後日談はそれを象徴すると共に、ゲームへの愛に満ち溢れた最高の演出と言えるだろう。 グラフィック・BGM ドットグラフィックの書き込みは前作よりも格段に上昇している。前作よりも色が増え、より深い世界観が作りだされている。 オープニングアニメーションのワイヤーフレームやカメラレンズの動きはまさに職人芸。背景処理で表現されたメタルギアDの動きも見逃せない。 低いハード性能でも美麗な絵を演出するため、無線画面で表示される登場人物の顔グラフィックは『MGS』以降のアニメ・イラスト調ではなく、実際の映画俳優の顔写真の様なリアルタッチのものとなっている。スネークはシルベスター・スタローン、ビッグ・ボスはショーン・コネリーがそれぞれモデル。 復刻版では『MGS』以降の作品とつじつまを合わせる(+肖像権への配慮)ため、新川洋司氏デザインのアニメ調グラフィックに変更されている。 BGMはコナミ矩形波倶楽部が担当した名曲揃い(*6)。音源がPSGからSCCになったことで質が上がり、曲数も前作の倍以上に増えている。 サウンドトラックはコナミMSXソフトの中でも随一のプレミア。 『MGS』をはじめ、後の作品でもアレンジされて登場する。 シナリオ シナリオは監督の小島秀夫氏が担当。 話の主筋は「主人公が敵の基地に侵入し、仲間たちの協力を得ながら敵のボスを倒す」と王道的である。 そこに、オイルショックや冷戦の緊張緩和など1980~90年代当時の世相をよく反映した設定、各所に用意された謎解きや小ネタが絶妙に絡み合い、誰にでもわかりやすくかつ感情移入できるストーリーとなっている。 秀逸なセリフ回しや意外な展開などもあってプレイヤーを飽きさせず、現代の作品と比べても遜色のない出来である。 小島氏はB級ハリウッド映画的演出・セリフ回しを多用する傾向にあるが、本作は発売時期と時代背景も相まってか、B級映画的なセリフが特に多く感じられる。 今作が初登場のロイ・キャンベル大佐(*7)と、スネークの教官マスター・ミラーを始め、強面の情報屋ケスラー、大食らいの動物学者ヨゼフ、美人工作員ホーリーと、キャラクターも魅力溢れるメンツが揃っている。 前作では味方として、今作では敵として相見えるグレイ・フォックスとの戦いと、悲運の女工作員ナターシャとスネークの交流は本作のストーリーに欠かせない名イベント。また、前作で登場したマッドナー博士やシュナイダーも意外な役回りで再登場する。 なお、復刻版では肖像権などの問題から、一部の人名と殆どのボスの名前が修正されている。(一例:ナターシャ・マルコヴァ → グスタヴァ・ヘフナー、ヨゼフ・ノルデン → ヨハン・ヤコブセン) 後のシリーズで登場した台詞、シチュエーションの原型となるイベントが多い(*8)。 『MGS』で語られ、同作の根幹となるグレイ・フォックスとの死闘、ビッグボスとの決戦もこの作品で描かれている。『MGS3』をプレイした人ならば幾つかの台詞に感じるものがあるのではないだろうか。 問題点 ゲームシステム上、序盤の難易度が高い。 「ボスを倒すことでライフ上限が上昇」「装備品は現地調達」という仕様上、ライフが低く禄な所持品が無いスタート直後が実は一番厳しかったりする。 「ビル内の足場が音が鳴って見つかりやすい」「ボスが意外と強い」「グリーンベレーの男の尾行」「沼地の足場を探りながら移動」などギミック面でも明らかに厳しく、殺しにかかってくる内容のものが多い。 こちらの装備が整い、ライフも余裕が出てくる中盤以降は特に厳しい面は少なくなり、万一見つかってもゴリ押しが効くなど難易度が減少していく。 これらの難点は『MGS』でも引き継がれている。 『メタルギア ゴーストバベル』もライフ上昇式だが、こちらはライフの上昇が緩やかでボスの強さもプレイヤー側に合わせた強さになっているため、常に緊張感のあるバランスになっている。 全体的にボス敵が弱い。 パターンを掴めば楽勝…なのは当たり前だが、そのパターンが見切りやすく、激しい攻撃をかけてくる相手も少ない。ただし序盤のボスはこちらの装備状況も相まって意外と手ごわかったりする。 ブラック・カラー(ブラック・ニンジャ) 今作で一番初めに戦うボス。テレポートのような移動を繰り返し手裏剣を投げるだけ…なのだがランダム性が高いために移動のパターンが掴みにくく自ずと消耗戦を強いられる。 開始直後のためにこちらのライフ、レーション所持数がタイトなことも影響するせいかかなり厳しい戦いになる。加えて戦闘中の弾薬の補充手段が一切なく、接近戦も不可能なので下手をすると詰む。 ハインドD 上空から攻撃を仕掛けてくるため、唯一攻撃の効くスティンガーミサイルを駆使するしかないが…そのスティンガーミサイルが意外と使いづらい(*9)ために弾切れになることが多い。 また、スティンガーを構えている間は移動できないため、隠れるにしても画面切り替えで逃げるにしても、それなりの立ち回りが求められる。 一部、死にアイテム… というより使用機会の少ないアイテムが存在。 カモフラージュマットは手間がかかり、歩くと音が鳴るバケツを使うならダンボールで充分。リモコンミサイルと酸素ボンベは今作では使用する機会がほとんど無い。サブマシンガンの影の薄さも変わらず。 だが、バケツに関してはダンボールと違い、「敵が普通に素通りする」「敵の銃弾を跳ね返せる」という利点がある。ダメージを受けるにしても接触されなければ平気なので、単純に立ち止まってやり過ごすのならこちらの方が性能は良い。 カードキーの切り替えが非常に面倒。 前作でもそうだったがドアを開けるためのキーの数が非常に多く、またどのカードがどのドアに対応しているかはパッと見ではわからないため、非常にもどかしい思いをすることになる。 救済措置は一応存在しており、3種の特殊カードキーの存在に気づくことができれば手間を大幅に省くことができる(*10)。 次に何をすればいいのかわからなくなることが多い。 前作と比べれば攻略のヒントをくれる相手が増えて格段に改善してはいるものの、それでも次に何をすべきか、どんなアイテムを入手する必要があるかなどの小目標を見失って途方に暮れる局面がそこそこある(*11)。 終盤ではキャンベル大佐が形状記憶合金の秘密を教えてくれたり、ファンを名乗る人物がカードキーの隠し場所を明示してくれたりなどするが、序盤から中盤にかけては次の目的に関してのフォローのない場面も多く、マップの広さも相まって迷うことも多い。 マップ切り替え時にはROMカセットなのにロードが発生する。 そこまでストレスになるほどではない。ちなみにロード画面で表示されるフォックスハウンドの旧ロゴは『MGS』にてメリルのタトゥーとして引き続き登場している。 一説には圧縮したマップデータを展開している時間とも言われている。本作で使われているROM容量は4Mビットとはいえ、とても無圧縮で入りきる内容では無かったことは想像に難くない(*12)。 「次の周波数はパッケージの裏(復刻版では説明書の写真)に載っている」「タップ・コードは説明書に載っている」などのメタ要素により、ソフトのみの裸品では攻略情報を見ないとプレイが続行できない恐れがある。 これは当時から横行していたコピーソフト(及び中古売買)対策である「マニュアルプロテクト」と呼ばれるもので、裸品で手に入れた(と言う時点でほぼコピーか中古)人物がプレイ続行不可能になったところでメーカー側としては知ったことではない。 当時は本作以外でも『カオスエンジェルズ』などマニュアルプロテクトを用いたパソコンゲームは少なくなかった(*13)。後年の作品でも『二ノ国』付属の魔法の書「マジックマスター」がマニュアルプロテクトと言える。 このネタは『MGS』にて再登場することになる。 MSX2の性能でかなり頑張ったせいか、フレームレートが低く全体的に動きが重い。 総評 前作から比べ物にならない程の大幅な進化を遂げた上、現在まで続く『メタルギア』シリーズの基本を確立したと言っても過言ではない本作。 ゲーム向きでないMSXにしてこれだけのボリュームを誇るのは、MSXで数多くの名作を生みだしたコナミこそ成せる業であり、まさにコナミ発MSXソフトの集大成に相応しい作品だったと言えるだろう。 『MGS』からシリーズを知った人にも「これは紛れもない『メタルギア』だ!」と感じ取ってもらえる要素がふんだんにちりばめられている。 今なお色褪せないストーリー、職人芸的なグラフィック、ハード性能の制約を巧みにクリアして生み出されたゲームシステム…。 『MGS』シリーズファンは「核」「人の生き方」「兵士の楽園」「時代の変遷」といったシリーズの根底となるテーマが早くも描かれていることにも注目したい。 しばらく経って移植にも恵まれるようになり、「シリーズ第二の原点」とも呼べる本作をプレイしてみるのも一興ではないだろうか。 『敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。そして、生き残った者は死ぬまで戦士として人生を全うするのだ。』 『例外もある。俺は.. 人生を愛している。』 ビッグボスとソリッド・スネークの会話より 余談 リアリズムとゲーム 『メタルギア』シリーズは「緻密な設定に裏付けられたリアルな世界観」と「所々の笑える小ネタ&メタ演出」が融合した作風が特徴である。その作風は本作で本格的なものとなる。 リアルな世界観と、ゲームという制約から来る現実とのギャップ(*14)。以降の『メタルギア』シリーズを鑑みると、製作陣は映画的な演出を取り入れ世界観のリアリズムを追求しつつも、ゲームという触体だからこその表現方法もふんだんに使い、「面白い」作品を作る道を選んだようだ。 + 本作の笑いどころ。軽いネタバレを含むので注意 敵関連 不自然な場所でダンボール又はバケツに隠れると敵兵に怪しまれるが、敵兵は異常を確認するためいきなりダンボールめがけて発砲する(しかも5~6発ほど撃ちこんでくる)。 スネークが耐えきると敵兵はそのまま去っていき、ダンボールが壊れることはない。 カセットテープを使ってザンジバーランド国歌を流すと、敵兵はどんな状況でも「きをつけ」と直立不動の体勢になる(*15)。 ボスは倒されると爆発する(*16)。 アイテム関連 スネークが被って隠れられるほど巨大なバケツ。さらに銃弾を跳ね返す。『MGS4』での「ドラム缶」の前身だろうか。 ダンボール・バケツ・カムフラージュマットに敵兵が重なっても、上に乗ってもスネークがダメージを受けるだけで絶対にばれない。 手乗りロボット「マウス」のグラフィックはコンピュータのマウスそのもの。 チュウチュウ鳴きながら駆けだしていくマウスと、それを見つけて納得する敵兵の図はシュール。 ライターの説明文には「JRトウカイ」の表記が(MSX2版のみ)。 ハードの技術的制約からくる違和感 スネークは硫酸に触れると即死してしまうのだが、この時地面に沈んでいくように足から消滅していく。 スネークが溶けていくようにしか見えない。 もっとも、(ゲーム的都合とはいえ)銃や火炎放射器、機銃でさえ耐えてレーションで回復できるスネークが、靴を履いたままでも踏みつけただけで即死する硫酸である。本当に脚から溶けているとしても不思議ではない。 タバコ1本で部屋中の赤外線センサーが可視化される(*17)。 カムフラージュ・マットは地面に敷いて潜り込むものなのだが、コンクリであろうが砂であろうが油汚れであろうがどんな状況でも対応可能(*18)。『MGS4』での「オクトカム」の前身…ととれなくもない。 時系列的には本作よりも過去であるが、『MGS PW』にはステルスマットという装備品が登場。こちらは床だけでなく、壁にも使用可能。 敵兵は落とし穴に落ちない。たとえ開いた穴の上に乗っても落ちない。 その他 レーションを食べるヘビ。捨て方にはコツがいるため、メニューを開いて動きまわるヘビに気づき、パニックになった人もいるだろう。 何故かトイレの中にエレベーターが設置されているマップがある。 キャンベル 『ミノフスキー・リュウシでレーダーをボウガイするためだ』 マッドナー 『(OILIXのデータが隠されているのは)コナミというニホンのゲームメーカーのMSXカートリッジらしい』 『メタルギア』シリーズの進化の歴史、ひいてはゲーム史の一端を捉える上でも、本作の価値は大きいのではないだろうか。 ジェネレーションギャップ 前述したとおり『メタルギアソリッド』は本作の続編にあたるが、そもそも本作の続編が作られることは発売当時想定されていなかったこともあり(*19)、『MGS』においてかなりの後付け設定が付与され、一部変更された・無かったことにされた設定もある。 『MGS』がメジャーとなった現在では「直接の続編」ではなく「パラレル的な続編」という位置づけに変更されたが、その事情を知らないユーザー、特に『MGS3』以降から入ったユーザーの中には、本作をプレイして違和感を覚える人も多い。 以下、主な『MGS』との相違点、設定がこじれている点を挙げる。本作と『MGS』以降のネタバレを含むので注意してほしい。 + ネタバレ注意 ビッグボス=ネイキッド・スネーク関連 ビッグボスとソリッド・スネークは遺伝子上の親子ではなかった。本作以前ではただの元上司と元部下という設定まで。 ビッグボスの遺体は愛国者達に回収され、その後の戦いの遠因となる。しかし無粋なことを言うようだが、本作ではビッグボスは火だるまになった後に他のボスキャラと同様に爆散しており、とても回収に意味があったとは思えない。 『MGS4』では四肢を失いながらも生きていたということになっている。 『MGS』では出てこないがイラストだけは用意されており、復刻版や『MGS4』のビッグボスのデザインは、これを元に作られている。もっとも、上記の通り肖像権の問題から本作品の顔グラフィックは他の登場人物を含め二度と使われることは無いだろう。 グレイ・フォックス=フランク・イェーガー=ヌル関連 フランクとナターシャ(復刻版ではグスタヴァ)の恋愛が『MGS』以降抹消されている。また、当然本作の時点ではナオミ・ハンターの設定はない。 『MGS』でスネークが「俺たちは地雷原で殴りあった」と語るが、実際には壁際に地雷が敷き詰められた密室で最後の戦いが行われていた。所謂金網爆破デスマッチで、敗れたフランクも御多分に漏れず爆散している。 本作ではフランクが「自分はベトナムの二世」「ビッグボスにはベトナムとモザンビークで二度助けられた」と語るが、これは『メタルギアソリッド ポータブル・オプス』(MPO)で語られる経歴と矛盾している(*20)。 ビジュアル関連 『MGS』の新川デザインはMSX版のキャラデザインとかけ離れた顔立ちになっている。スネーク、キャンベル、マスター、ビッグボスはいずれもどこか面影があるのだが、フランクは別。 後の作品では銀髪白肌の美形キャラとして描かれているが、MSX版ではトム・ベレンジャーがモデルの濃ゆい顔。『MGS』以降を先に知る人が見たら「誰だお前?」と言いたくなること請け合い。 もっとも、キャラの出生の設定などを考えればMSXの方が設定に忠実(リアル)と言えるかもしれない。 その他 「OILIX」の設定はどこかへ吹き飛んでいる(*21)が、もしかすると語られないだけで『MGS』シリーズの石油も全てOILIXから作られているのかもしれない。 『MGS』の後に発売された外伝作品『メタルギア ゴーストバベル』では、本作のザンジバーランド騒乱が無い世界の話になっている(*22)。 『MPO』『MGS PW』『MGSV』で語られるビッグボスの詳細な過去の構想が当時は存在しなかっため、細部の食い違いも多い。 『MG2』をプレイしたり、動画を観賞する上ではこれらの作品を一度忘れてみることが重要と言えるかもしれない。無論、各作品の違いを検証し、補完する楽しみ方もあるだろう。 とはいえ、小島監督は「パラレルなので(細かい所は)スルーしてください」という旨の発言を残している。まずは深く突っ込まず、作品それぞれの良さを味わおう。 復刻版について MSX2から長らく移植などがされなかったため、「名作らしい」という評判を聞きつつも実際にプレイすることが出来ない人が多く、オリジナル版はネットオークションで一万円以上の価格で取引されるプレミア品となっている。 十数年経って携帯アプリで復活、さらにその後『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』及び『メタルギアソリッド3 20周年廉価版』に『メタルギア』と共に復刻版が同梱されたため、容易にプレイ出来るようになった。パッドの操作性の違いからも、今からプレイするならば復刻版をお勧めしたい。 ゲームシステムの改善に加え、各項でも触れているように顔グラフィック、一部の人物や装備品の名称、著作権的にまずいテキストが修正・変更されている。 この復刻版は、後に発売された『メタルギアソリッド HDエディション』にも収録されている。 Wiiバーチャルコンソール版はグラフィックやキャラクターや武器の名前、著作権に抵触するテキストは復刻版準拠だが、それ以外の点ではオリジナル版そのままの内容となっている(*23)。 また、2023年10月24日にSwitch/PS4/PS5/XSX/Winで発売された『メタルギアソリッド マスターコレクション Vol.1』に本作が収録されている。 その他 ゲーム終盤に「サイバネティック・オーガズム」という酷い誤字がある。この誤字は復刻版でも修正されていない。 正しくは「サイバネティック・オーガニズム」(cybernetic organism、略してサイボーグ)であり、「オーガズム(orgasm)」だと性的絶頂という意味になってしまう。
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メタルギア ソリッド HD エディション メーカー KONAMI 発売日 2011年11月23日 対応機種 PS3.Xb36 メタルギアシリーズ??から、HDリメイクした2作品を収録 METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY?? METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER?? 又、MSX2版の2作品もオマケ収録されている メタルギア メタルギア2 ソリッドスネーク Xbox 360 ま行 プレイステーション3 メタルギア メタルギア2 ソリッドスネーク PR メタルギア ソリッド HD エディション (通常版) (ゲームアーカイブス版「メタルギアソリッド」ダウンロードコード同梱) - PS3
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【TOP】【←prev】【GAME CUBE】【next→】 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES タイトル METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES メタルギアソリッド ザ・ツインスネーク 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-P-GGSJ ジャンル アクション 発売元 コナミ 発売日 2004-3-11 価格 6980円(税別) タイトル METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES PREMIUM PACKAGE 機種 ゲームキューブ 型番 DOL-S-PLQGS ジャンル アクション 発売元 コナミ 発売日 2004-3-11 価格 21000円(税別) メタルギア 関連 Console Game FC METAL GEAR PS METAL GEAR SOLID METAL GEAR SOLID INTEGRAL GC METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES Handheld Game GB METAL GEAR Ghost Babel 駿河屋で購入 ゲームキューブ
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Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するキャラクターを全て選びなさい A ザ・ボス、ザ・ソロー、ザ・フューリー、ザ・フィアー、ザ・ペイン、ジ・エンド (他選択肢)ザ・ファン、ザ・フール Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するフェイスイベントを全て選びなさい A オヤマ、カブキ (他選択肢)ノウ、キョウゲン Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアアシッド2』に登場するグラビアアイドルを全て選びなさい A 木下あゆ美、石井めぐる、佐野夏芽 (他選択肢)ほしのあき、原田桜怜、深澤優希、福永ちな、原幹恵 Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』に登場する仲間兵士のキャリアを全て選びなさい A 政治家、医師、ギャンブラー、アスリート (他選択肢)忍者、テロリスト、ニート Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場する女性キャラクターを全て選びなさい A オルガ、メイ・リン、ウルスラ、EVA、パラメディック、フォーチュン、EE (他選択肢)エイムズ、ジ・エンド、ザ・ボス、ビッグボス、オセロット、ライコフ Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するソリダス・スネークが使用する刀を全て選びなさい A 民主刀、共和刀 (他選択肢)自民刀、共産刀 Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズのソフトが発売されたことがあるゲーム機を全て選びなさい A MSX2、PSP、ゲームキューブ、プレイステーション2 (他選択肢)ニンテンドーDS、スーパーファミコン、Xbox360、MSX Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作で使用されるコマンドを全て選びなさい A アイテムセレクト、武器セレクト、トランシーバー、中断 (他選択肢)パスワードの表示、タバコを吸う、マップを見る Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作に登場するアイテムを全て選びなさい A 赤外線ゴーグル、タバコ、レーション、ダンボール、ガスマスク (他選択肢)チャフ・グレネード、バンダナ、止血剤、雑誌 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド』のVR訓練モードで遊べるゲームモードを全て選びなさい A ガンシューティングモード、トレーニングモード、タイムアタックモード (他選択肢)クレイモアモード、ホフクモード、ブリーフィングモード、ステルスモード Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』でエンディング後のリザルト画面に表示される数値を全て選びなさい A セーブ回数、敵に見つかった回数、殺した敵の数、総プレイ時間、コンティニュー回数 (他選択肢)段ボール箱の使用回数、タバコを吸った本数、無線機のコール回数、ガンの発射弾数 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場する組織デッドセルのメンバーを全て選びなさい A フォーチューン、ヴァンプ、ファットマン (他選択肢)オタコン Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場するアイテムを全て選びなさい A 無限カツラ、無限バンダナ (他選択肢)無限タバコ、無限ダンボール Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食糧として使用できる爬虫類を全て選びなさい A キングコブラ、タイワンコブラ、サンゴヘビ、ミルクヘビ (他選択肢)インドコブラ、トサカヘビ、グリーンコブラ、カナヘビ Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘時に武器として使用できる道具を全て選びなさい A Mk22、EZ GUN、タバコ型麻酔ガス銃、サバイバルナイフ、フォーク (他選択肢)スコーピオン、グレネード Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘で拘束した敵に使えるアクションを全て選びなさい A 尋問、首絞め、喉切り、盾 (他選択肢)さば折り、蹴り Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできる特殊兵を全て選びなさい A クイズマジックアカデミー、麻雀格闘倶楽部 (他選択肢)バトルクライマックス、ザ・警察官、投球王国ガシャーン、スリルドライブ、ベースボールヒーローズ、セイギノヒーロー Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできるショップ兵を全て選びなさい A ソフマップ、ヨドバシカメラ、古本市場、GEO、TVパニック、ビッグカメラ、さくらや (他選択肢)トップボーイ、ブックオフ、ヤマダ電機、ワンダーグー Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』の通信対戦で使えるプリセット無線会話のセリフを全て選びなさい A 「敵だ!」、「隠れろ!」、「ゴーゴーゴー!」、「了解」、「異常なし」 (他選択肢)「やられた」、「応援を頼む」、「誰かいるのか?」、「クリア!」 Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』のスペシャル画面の説明で上級にランクされている基本アクションを全て選びなさい A エルード飛び降り、消火器、アイテム奪取、ホールドアップ (他選択肢)敵兵引きずり、サイドステップ、投げ、首絞め Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズのうちPS2で発表されたタイトルを全て選びなさい A 『メタルギアソリッド2』、『メタルギアソリッド3』 (他選択肢)『メタルギアソリッド』、『メタルギアソリッド4』 Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうち声優の大塚明夫が声を演じているものを全て選びなさい A ソリッド・スネーク、ソリダス・スネーク、ビッグ・ボス (他選択肢)リキッド・スネーク Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうちスネークのコードネームを持つキャラクターを全て選びなさい A ネイキッド、リキッド、ソリッド、ソリダス (他選択肢)ガス、プラズマ、アーマード (ランキング集計期間後に追加された問題) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食べると食中毒を起こすことがあるものを全て選びなさい A エゾテングダケ、イチゴヤドクガエル (他選択肢)アナウサギ、即席ラーメン、ロシアニセマンゴー
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Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するキャラクターを全て選びなさい A ザ・ボス、ザ・ソロー、ザ・フューリー、ザ・フィアー、ザ・ペイン、ジ・エンド (他選択肢:ザ・ファン、ザ・フール) Q 次のうち、PS2用ゲーム『メタルギアソリッド3』に登場するフェイスイベントを全て選びなさい A オヤマ、カブキ (他選択肢:ノウ、キョウゲン) Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアアシッド2』に登場するグラビアアイドルを全て選びなさい A 木下あゆ美、石井めぐる、佐野夏芽 (他選択肢:ほしのあき、原田桜怜、深澤優希、福永ちな、原幹恵) Q 次のうち、PSP用ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』に登場する仲間兵士のキャリアを全て選びなさい A 政治家、医師、ギャンブラー、アスリート (他選択肢:忍者、テロリスト、ニート) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場する女性キャラクターを全て選びなさい A オルガ、メイ・リン、ウルスラ、EVA、パラメディック、フォーチュン、EE (他選択肢:エイムズ、ジ・エンド、ザ・ボス、ビッグボス、オセロット、ライコフ) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するソリダス・スネークが使用する刀を全て選びなさい A 民主刀、共和刀 (他選択肢:自民刀、共産刀) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』シリーズのソフトが発売されたことがあるゲーム機を全て選びなさい A MSX2、PSP、ゲームキューブ、プレイステーション2 (他選択肢:ニンテンドーDS、スーパーファミコン、Xbox360、MSX) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作で使用されるコマンドを全て選びなさい A アイテムセレクト、武器セレクト、トランシーバー、中断 (他選択肢:パスワードの表示、タバコを吸う、マップを見る) Q 次のうち、ゲーム『メタルギア』第1作に登場するアイテムを全て選びなさい A 赤外線ゴーグル、タバコ、レーション、ダンボール、ガスマスク (他選択肢:チャフ・グレネード、バンダナ、止血剤、雑誌) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド』のVR訓練モードで遊べるゲームモードを全て選びなさい A ガンシューティングモード、トレーニングモード、タイムアタックモード (他選択肢:クレイモアモード、ホフクモード、ブリーフィングモード、ステルスモード) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』でエンディング後のリザルト画面に表示される数値を全て選びなさい A セーブ回数、敵に見つかった回数、殺した敵の数、総プレイ時間、コンティニュー回数 (他選択肢:段ボール箱の使用回数、タバコを吸った本数、無線機のコール回数、ガンの発射弾数) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場する組織デッドセルのメンバーを全て選びなさい A フォーチューン、ヴァンプ、ファットマン (他選択肢:オタコン) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』に登場するアイテムを全て選びなさい A 無限カツラ、無限バンダナ (他選択肢:無限タバコ、無限ダンボール) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食糧として使用できる爬虫類を全て選びなさい A キングコブラ、タイワンコブラ、サンゴヘビ、ミルクヘビ (他選択肢:インドコブラ、トサカヘビ、グリーンコブラ、カナヘビ) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘時に武器として使用できる道具を全て選びなさい A Mk22、EZ GUN、タバコ型麻酔ガス銃、サバイバルナイフ、フォーク (他選択肢:スコーピオン、グレネード) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で近接戦闘で拘束した敵に使えるアクションを全て選びなさい A 尋問、首絞め、喉切り、盾 (他選択肢:さば折り、蹴り) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできる特殊兵を全て選びなさい A クイズマジックアカデミー、麻雀格闘倶楽部 (他選択肢:バトルクライマックス、ザ・警察官、投球王国ガシャーン、スリルドライブ、ベースボールヒーローズ、セイギノヒーロー) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』で仲間にできるショップ兵を全て選びなさい A ソフマップ、ヨドバシカメラ、古本市場、GEO、TVパニック、ビッグカメラ、さくらや (他選択肢:トップボーイ、ブックオフ、ヤマダ電機、ワンダーグー) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド ポータブルOPS+』の通信対戦で使えるプリセット無線会話のセリフを全て選びなさい A 「敵だ!」、「隠れろ!」、「ゴーゴーゴー!」、「了解」、「異常なし」 (他選択肢:「やられた」、「応援を頼む」、「誰かいるのか?」、「クリア!」) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド2』のスペシャル画面の説明で上級にランクされている基本アクションを全て選びなさい A エルード飛び降り、消火器、アイテム奪取、ホールドアップ (他選択肢:敵兵引きずり、サイドステップ、投げ、首絞め) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズのうちPS2で発表されたタイトルを全て選びなさい A 『メタルギアソリッド2』、『メタルギアソリッド3』 (他選択肢:『メタルギアソリッド』、『メタルギアソリッド4』) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうち声優の大塚明夫が声を演じているものを全て選びなさい A ソリッド・スネーク、ソリダス・スネーク、ビッグ・ボス (他選択肢:リキッド・スネーク) Q 次のゲーム『メタルギア』シリーズの登場人物のうちスネークのコードネームを持つキャラクターを全て選びなさい A ネイキッド、リキッド、ソリッド、ソリダス (他選択肢:ガス、プラズマ、アーマード) (ランキング集計期間後に追加された問題) Q 次のうち、ゲーム『メタルギアソリッド3』で食べると食中毒を起こすことがあるものを全て選びなさい A エゾテングダケ、イチゴヤドクガエル (他選択肢:アナウサギ、即席ラーメン、ロシアニセマンゴー)
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 METAL GEAR Ghost Babel タイトル METAL GEAR Ghost Babel メタルギア ゴーストバベル 機種 ゲームボーイカラー専用 型番 CGB-BMGJ ジャンル アクション 発売元 コナミ 発売日 2000-4-27 価格 4500円(税別) メタルギア 関連 Console Game FC METAL GEAR PS METAL GEAR SOLID METAL GEAR SOLID INTEGRAL GC METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES Handheld Game GB METAL GEAR Ghost Babel 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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MGS2 ■タンカー編攻略チャート ├タンカー編簡易攻略チャート ├OP~オルガ戦 ├~ゴルルコ兵戦 └~メタルギア撮影 ■プラント編攻略チャート ├爆弾処理編の攻略チャート ├変装編~ └メタルギア編 裏技 小技 小ネタ バグ技