約 1,319,785 件
https://w.atwiki.jp/shambalah105/pages/35.html
第6層 5階「全てを捧げよ」 第7層 1階 安定度:★★★☆☆ ターン:★★★★★ 自軍配置案 敵軍初期配置 トリスタン ラスプーチン モンテズマ モンテズマ アリストテレス アトラス ジークフリート モンテズマ モンテズマ ファウスト モンテズマ モンテズマ 役割分担 アリストテレス=弓攻撃 ラスプーチン =オーラ トリスタン =クリティカルダウン アトラス =ハイパーバリア(ジーク) ジークフリート=バルムンク/待機 ファウスト =魔法攻撃 ものぐさ(じゃない)装備 アリストテレス=ホムンクルス ラスプーチン =アンキレー/ヒヒイロカネ トリスタン =なし アトラス =イカロスの翼/鷹の羽衣 ジークフリート=イージスの盾/龍玉 ファウスト =なし/打出の小槌 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/schwarze-katze/pages/308.html
画像保管庫 最終更新日 : 2012年06月18日15時20分54秒 避難所や本スレ等に投下された 【猫耳少女と召使いの物語】スレ関連の絵や地図などの画像類を集積する場所 ファイルアップロードはページ下部のメニューからどうぞ 行方不明集めてます 世界地図 大陸全体図(予想図)1 (本スレ9th-228) 大陸全体図(予想図)2 (本スレ11th-16) 大陸全体図(予想図)3 地図(絵板30/◆9DPXnINqecA氏) 複数作品競演 ハレ晴れユカイ (本スレ12th-234) 猪から鼠へ こちむいシリーズ マナ様と召使い君 (避難所1st-411) マナ マナ マナ マナ様とぼく ユナ リナとぼく リナ ミルフィとソラヤ 放浪女王と銀輪の従者 【学園】剣道部主将サーラ様 (避難所1st-665) 主役三人 挿絵風 互いを確認した後、また一拍間が空く。次の台詞は同時だった。 『案外、普通だな』 ドナテア 狗国見聞録 正座ジーク&あたし (本スレ8th-624) ジーク&フォローあたし (本スレ8th-624) ジーク あたし 「スキヨ スキヨ ダイスキヨ ジーク アナタダケデ ミタサレタイノ ゴシュジンサマダケニ タベラレタイノ」 ジーク アイヴィ ジーク サイアス 温泉 温泉その後 【学園】用務員ジーク&あたし (避難所1st-760) 【学園】水撒きディンスレイフ君 (避難所1st-829) scorpionfish 白猫仮装シロ (避難所2nd-604) クロダイ姉妹 クロダイ姉妹(脱衣ver) 【学園】飼育小屋刻男&シロ (避難所1st-703) 木登りと朱いピューマ シュナイメージ (???) 月夜のピューマ (???) 月夜のシュナ (???) 【学園】委員長シュナ (避難所1st-640) ダブルシュナ (避難所1st-814) 【学園】ブラジル水着シュナ (避難所1st-887) 夜明けのジャガー 【学園】無頓着ブルマパシャ (避難所1st-914) 蛇足~はみ出しモノ~ 【学園】スケバンレナさん (避難所1st-786) 魔法少女ホーネットぺすぺ 見参!成虫べすぺ (避難所2nd-208) 肉うどん 万獣の詩 マウントキャロ副主任 (避難所2nd-479) うさぎの騎士 ティルくん ティルナート イノシシの国 ヌシ様 ああ探偵猫 ヨーコ 虎の威 バラムとチヒロ アカブとチヒロ 犬国奇憚夢日記 アリスとカナ 羊と犬とタイプライター ヒツジとイヌと
https://w.atwiki.jp/398san/pages/497.html
《ワルキューレ・アルテスト》 効果モンスター 星5/光属性/天使族/攻1500/守1500 1ターンに1度、相手の墓地に存在するモンスター1体を選択しゲームから除外することが出来る。 この効果を発動したターンのエンドフェイズまで、このカードの攻撃力は900ポイントアップする。 光属性・天使族の下級モンスター。 ワルキューレの名を持ち、相手の墓地のモンスターを除外する効果、この効果発動後攻撃力を上昇させる効果を持つ。 相手の墓地のモンスターをゲームから除外するため、ぼちをこやして戦うデッキにとっては勿論天敵となる。 上級にしては物足りない攻撃力だが、リクル-ターで呼べる手軽な上級モンスターと思えばいい。攻撃力上昇効果を使えば上級モンスターの攻撃力基準値に達することができる。 原作アニメにおいて KCグランプリ編の変則決闘 羽蛾&竜崎vsジークでジークが使用。 後攻1ターン目で《Walkuren Ritt》の効果で1体特殊召喚され、おそらく《暗黒恐獣》の攻撃力を得て攻撃した。 城之内vsジークでジークが使用。 こちらも《Walkuren Ritt》によって1体特殊召喚され、《人造人間―サイコ・ショッカー》の攻撃力を得て城之内に 直接攻撃をした。その後、《白鳥の乙女》の効果で特殊召喚され、《一刀両断侍》を攻撃したが《1ドル銀貨》の効果で攻撃を無効に され、城之内の《真紅眼の黒竜》に破壊された。 海馬vsジークでジークが使用。 後攻1ターン目で《Walkuren Ritt》によって1体特殊召喚され、《X-ヘッド・キャノン》の攻撃力を得た。 その後は《クローン・ドラゴン》を戦闘で破壊したりして、《ワルキューレ・ブリュンヒルデ》の生け贄となるまでフィールド上に 残り続けた。海馬から攻撃対象にされていない唯一のワルキューレである。
https://w.atwiki.jp/sinjitsurowa/pages/208.html
これは、人間(ヒト)が願いを叶える物語だ。 ◆◇◆◇◆ コンビニエンスストアらしき建物にもたれ掛かる形で、ふたりの若者が並んで佇んでいた。 その片割れの青年は、色素の薄い白い肌に中性的で細い体躯をしていた。 支給品である何の変哲もない刀を差した彼は缶コーヒー(同じく支給品だ。微糖だった。)を飲み干すと、隣でうつむく少女に視線を落とした。 「……落ち着いたか?」 「少しだけ。」 声は震えて、酷くうわずっていた。少し落ち着いたというよりも、ようやく喋れるまで回復したと言ったほうが青年には適切に思えた。 それでも、意志のある会話ができる状態になってくれたことは僥倖と言う他ない。 30分ほど前に青年が少女と出会った時、少女はひどく錯乱し会話など成り立たなかったからだ。 「改めて自己紹介をしよう。名前は自己を定義する重要な要素だと教わった。 俺はジーク。少なくとも、君の味方だと思う。」 努めて穏やかに、ゆっくりと話すことを意識してジークは名乗った。 少女はこくりと頷き。ジークに顔を向ける。 錯乱して泣きわめく彼女を必死で抑え込み、その時に殴られた後で頬と肩が酷く痛む。 それでも、青年が少女に怒りの感情を向けてはいない。 自分が彼女でも、きっと同じように困惑し、錯乱し、暴走したことだろう。 「私の名前は……もう知っていますよね。」 「そうだな。この場にいる全員が知っているはずだ。 ……”梔子ユメ”。それがあなたの名前だろう?」 見慣れない制服を着て、緑色の髪を床につくほど伸ばしたグラマラスな少女。 額に縫い目のない少女は、行き場のない怒りをぶつけるように両手をぎゅっと握りしめる。 封の開いていない缶コーヒーが音を立ててひしゃげ、僅かに漏れたコーヒーが黒い手袋を濡らしていた。 ◆◇◆◇◆ ここの梔子ユメには、欠けているものがあった。 殺し合いの場に来る前数時間の記憶がない。 自分の甘い考えのせいで後輩を怒らせてしまったこと。砂漠に向かったこと。 彼女の記憶はそこまでだ。 少なくとも、死ぬほど苦しんだ記憶もなければ死んだような記憶もない。 もちろん、羂索という人物に体を奪われた記憶もない。 『自分の姿をした何者か』の手で殺し合いに巻き込まれる。 自分の想像力の外側にある異常事態に、梔子ユメの余裕は消し飛んだ。 まず襲ってきたのは、困惑。 何が起こっているのか分からない。どうなっているのか分からない。 ゲームエリアに放り出され、だだっ広い砂漠のど真ん中でさまよう中、困惑は疑問に変わっていく。 頭に縫い目が入り、歯の生えた不気味な脳を収納する箱となった自分の姿。 ・・・・・ あれは私だ。 ・・・・・・・・・・・ そして、あの私はもう死んでいる。 確信といってよかった。どす黒い笑いを浮かべ2人の人間をあっさり消し去った彼女は。私の死体を使っている。 自分が死んだという事実そのものは、梔子ユメに大きな影響は与えていない。 当然人並みにショックでは受けるだろう。自分の死を理解できず錯乱の1つもするかもしれない。心残りももちろんある。 だが。「あなたはドジ踏んで死にました」と言われたら。梔子ユメは案外あっさり納得できただろう。 梔子ユメは楽観的なところが多い人物だが、だからこその余裕というものを持っていた。 それは紛れもなく、梔子ユメの強みでもあった。 ・・・・・・・・・・ ユメが疑問に思った部分は、死んだ自分が目の前にいて、ここに生きている自分がいる。 私が2人いる。ただでさえおかしな事態の上に、その片方は死んでいるのだ。 目の前に死体があるというのは異常事態だ。見知らぬ他人のものでも恐怖と困惑は禁じ得ない。 もしそれが、自分自身の死体ならば恐怖は他人の死体の比ではないだろう。 梔子ユメの場合、その死体は名乗っていたし、笑っていたし、デスゲームの管理者の座についていた。 自分は死んだのか?生きているのか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 死んだとしたら、ここに立っている自分はなんだ? 梔子ユメの余裕は、すっかり消し飛んでいた。 ジークと出会ったのは、混乱をしていた矢先のことだった。 ◆◇◆◇◆ 「ふむ。」 梔子ユメがぽつりぽつりと語りだした苦悩を前に、ジークは顎に手を当て思い悩む。 梔子ユメの錯乱状態は大きく改善傾向にある。 だがそれは彼女が現実を受け入れたからではなく、慣れてしまったことによるものだ。 梔子ユメの表情は変わらず暗い。 キヴォトスでいた陽気で寛大な彼女を知る者が見たら、その全員が何かあったのだと確信できるほどだ。 どう話したものか。 この場に”黒”のライダーがいてくれればなとジークは思う。 陽気で真摯な彼なら、梔子ユメの悩みをうんうんと聞き、前に進むための答えを出してくれるだろう。 彼なら何というだろうか。 そう考えると、いうべき言葉は案外あっさりと思い浮かんだ。 「君はどうしたい。」 ジークの言葉にユメは「ふぇ?」と目を丸くした。 「梔子ユメが生きているのか死んでいるのか、俺には判断はできない。 それを知るのはこの場に君の知り合いがいない限りは羂索だけだろうし。仮にいたとしても正確な情報が得られる確証はない。」 「どうして?」 「君とは時間軸が異なる可能性があるからだ。 端的に言えば、その君の知り合いが”梔子ユメが死んだ後の世界”から来ていれば、ここにいる君の生死にかかわらずその人物にとって梔子ユメとは死んだ存在だ。」 並行世界。ジークの世界の表現を借りれば第二魔法というのが近いだろうか。 ジークの世界ではその実証は既にされていた。 世界を超えることが可能な羂索たちだ。時間遡行(レイシフト)は造作もないというのがジークの考えだ。 下手をすれば、時間軸が異なる同じ参加者が複数いる可能性もある。 「ということは、羂索が使っている私って。未来から来てるってコト?」 「可能性としてはあるだろう。 だから、そうだな。 君の姿をした羂索が君とは無関係とは言い切れないが、ここで生きる君が気にするには少々迂遠だろう。 だから今の君が優先すべきは『今この場の君がなにをしたいか』だ。 俺の友人ならば、きっとそう言うだろう。」 真剣なまなざしを向けるジークを前に、ユメは「ほへ~」と気の抜けたように返事を返した。 正直、ジークの話は半分も理解できていなかった。 だが、彼なりにユメの状況を考え、言葉を選んでくれていたことは伝わった。 さっきまでの自分の悩みがとても小さいものに思えた。 「私がしたいこと……」 当然、まず思い浮かぶのはアビドスの復興だ。 借金を返し、砂漠を立て直し、アビドス高校にたくさんの生徒が来てほしい。 でもそのために、ジークを含めたくさんの人を殺さなきゃならないというのなら。それは違うだろう。 何かを奪って、人を苦しめて。その先にある勝利では小鳥遊ホシノに胸を張れない。 「殺し合いを止めたい。 私の姿をしてたくさんの人たちを巻き込んだ羂索は許せない。」 梔子ユメは善人だ。 人を助けることに理由を求めない。バカと言われることもあるが根っからのお人よしだ。 そんな彼女にとって、死体とはいえ自分の姿をした相手がする行いは許せない。 「それに……」 ジークが穏やかに見つめる前で、梔子ユメは続けた。 「自分が死ぬかもしれないってことを、私はこれまで考えてこなかった。 死んだらどうなるなんて、考えすらしなかった。 羂索の姿を見て初めて、自分も死ぬんだって分かった。 今の私は、前よりちょっとだけ死にたくないって思ってる。」 死にたくない。 バトルロワイヤルにいる人間のほぼ全員が抱く、根源的な願い。 死が縁遠いキヴォトスに住む梔子ユメもその願いは抱いていたが。 願いの大きさを自覚したのは初めてのことだった。 「我がままかな?」 暗い顔をした問いかけに、ジークは首を横に振る。 「分かるとも、それは俺も抱いた願いだ。」 ジークは人造人間(ホムンクルス)だ。 聖杯戦争の魔力供給のためだけに生み出された十把一絡げの人造生命。 その1つが意思を得て。紆余曲折あり聖杯戦争の勝利にまで届いたのが、今の彼であるが。 その始まりにあった思いは、「生きたい」というただそれだけの願いだった。 そういう意味では、今のユメとよく似ていた。 「俺も死にたくなかった。生きたかった。 魔力の供給源として消費されるまま終わりたくなくて、必死に足掻いた。 英雄に心臓を与えられ、英雄に命を与えられ、令呪を与えられ。 考えて、行動して、足掻いて、戦った。」 「そういえば、ジークさんの令呪って黒いですよね?」 「これは元々俺が持っていたものだ。 既に使い切っていたはずなのだが、3画全て補充されているな。 恐らく三画全て使用できる。俺が聖杯戦争の参加者として判断されたんだろう。」 竜の顎のような形をした黒い令呪。 それはジークが、生きるために足掻いたからこそ得られたものだ。 それを見つめるジークの目は、どこか誇らしげに見えた。 「ユメのように学校に行っていたわけではないし、可愛い後輩がいたわけではないが。悪い人生ではなかった。 死にたくない。その願いに突き動かされていなければ俺の人生は後悔さえ出来ずに終わっていただろう。」 「……ジークさん。」 目の前の人生は自分よりずっと過酷な戦いを生きてきたのではないか。 そのことをおくびにも出さず、優劣をつけることもなく。 ジークはユメの願いを肯定する。 彼を救った英雄たちならきっと同じことをする。微かな笑みを浮かべてジークは言った。 「生きようと願ったのなら、死にたくないと訴えたのなら、やってみればいい。 俺の友人がかつて俺に言った言葉だ。 他者を殺してでも願いを叶えようというのならその時は止めるが、ユメがそのような人間でないことはここまでの会話で分かる。」 空っぽのゴミ箱にコーヒー缶を投げ捨てる。 箱がカランと小気味いい音をたてる。たったそれだけのことが随分幸せなことのように思えた。 「羂索に会うにしろ、仲間を集めるにしろ。暫くは同行しよう。 似たような殺し合いを経験した者として、被害を少なくこの戦いを終わらせたい。それが俺の目的だ。 俺と君の目的は共通する点が多い。」 「いいの!?」 「言ったろう。俺は君の味方だ。」 ジークのルビーのような瞳がにこりと微笑む。 屈託のない純粋な笑顔を前に、「はうっ」と小動物のような声をあげて、ユメの顔が少し赤らんだ。 ユメもジークに続き、潰れた缶の中のコーヒーを一気に飲み干し、ごみ箱の中に投げ捨てた。 微糖とはいえ香ばしい苦みが強い。 好みとはかけ離れた味だったが、そのの刺激が今はとても心地よかった。 「夜明けが近い。そろそろ行こう。」 ジークの言葉に顔をあげ、梔子ユメは空を見上げた。 夜明け前――彼者誰時の空は、誰かが巨大なキャンバスに描いたかのような、オレンジと紫がオーロラのように彩られていて。 殺し合いの場に似つかわしくない美しさに、ユメは目を奪われた。 「綺麗……」 思わず出た言葉に、ユメはまたしも顔を赤らめる。 その光景を目にしたジークも、美しい空を前に笑みをこぼすのだった。 【ジーク@Fate/Apocrypha】 状態:健康 服装:本編の服装 装備:浅打@BLEACH 令呪:残り三画(竜告令呪) 道具:ランダムアイテム×0~1、ホットライン 思考 基本:可能な限り被害を少なくゲームを終了させる 01:大聖杯はどうなっているのだろうか... 02:ユメと協力 殺し合いに乗り気でない参加者を探す 参戦時期:本編終了後 備考 ※FGOコラボイベントのイベントの記憶も有しています ※時系列的には邪竜の姿が正しいですが、ホムンクルスの姿をしています。本人は羂索の制約によるものだと考えています 【梔子ユメ@ブルーアーカイブ】 状態:健康 困惑(小) 服装:アビドス高校の制服 装備: 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~3、ホットライン 思考 基本:羂索の目的を知る キヴォトスの人間がほかにいないか探す 01:私の姿をした。羂索…… 02:ジークと協力 殺し合いに乗り気でない参加者を探す 参戦時期:行方不明になった後 備考 ※ゲームに参加する前後の記憶が朧気です。 少なくとも自分が死んだような記憶はないです 【支給品一覧】 浅打@BLEACH ・ジークに支給 死神が扱う斬魄刀と呼ばれる刀のうち、原型に位置する刀 死神たちはこの刀を常に帯刀し寝食を共にすることで、己の斬魄刀を磨き上げる 缶コーヒー@現実 ・ジークに支給 微糖の缶コーヒー 6本セット それ以上のものではない。味も普通だが女子高生には少し苦い 既に2本は使用済み
https://w.atwiki.jp/soq_skygalleon/pages/836.html
前列 大乱射 編集 発動確率100 範囲内の敵にランダムで4回AT×0.5のダメージを与える 効果1 効果2 属性赤 属性なし 範囲タイプ絶対 範囲タイプなし 効果範囲 クリティカル率 効果範囲 クリティカル率 確率 倍率 確率 倍率 ■□□ 60% ×0.50 ■□□ 30% ×0.60 ■□□ 10% ×0.75 備考
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1739.html
(投稿者:怨是) Apr.21/1945 私は今、病床に臥せている。 先日の戦いで瘴気にやられてしまったためだ。 人間ならば助かる見込みが無いと解っていた筈なのに、 地下鉄の駅に飛び込んでしまったのは、私の矜持が見捨てる事を赦さなかったからだろうか。 あの時の自分の感情を、よく思い出せない。 だが、私は確かに深手を負った。 目に見える傷ではなく、病、そして心の傷という形で。 ザハーラで望んでいた慢心の自覚というものを、漸く私は得られたのだろう。 自身の不手際で一人死なせて、漸くだ。対価にしては大きすぎる犠牲じゃないか。 所詮、私に他者を守る事や誰かを変える事など、不可能だったのだ。 お膳立てされた状況下で作業をこなし、それを形式上の賞賛を以って迎えられる。 それの繰り返しで私は、『最強』などという看板を打ち付けられただけだ。 今日まで何度も心の中でそれを思い、そして今、改めて実感した。 守護女神などという存在は既に死んでいた。 私の不甲斐無さが殺してしまったのだ。 私はこれからも彼らに、守護女神という虚無の看板を掲げ続けねばならないのだろうか。 決して太陽の光にはなり得ないと云うのに! しかしそれを解ってもらうにはどうすればいい? 直接、言葉で云うべきだろうか。いや、解ってくれる筈が無い。 いつかの皇帝陛下の演説でさえ、一部の人々を激怒させた。 では物理的に死んでみせるか? これも否。私が死んでも替えは利く。 ブリュンヒルデが証明した。思えば私はあの軍神の代替のようなものだ。 ならば尚の事、この下らない連鎖は私で終わりにするしか無いじゃないか。 にも関わらず私は、5年目を迎える今日まで、何も変えられはしなかった。 結局の所、私は機械的に敵を倒し続ける他に道は無いのか。 彼らが伝説を望む限り、提供し続けるしか無いのか。 あのグレートウォールの戦場で…… 1945年4月21日。ジークはベッドから起き上がれずに居た。 戦いの傷は癒えていない。癒える筈が無かった。五臓六腑を蝕むあの瘴気を余りにも大量に吸い込んでしまい、体内の自浄作用が追いついていない為だ。弱々しい手付きで、メディシス――彼女もまた身体の至る所を包帯に包まれている――から新聞を受け取る。 「しかし迂闊でしたわ。あの時の作業員がまさか、プロトファスマだったとは」 「仕方ありませんよ。瘴気の反応も無かったのでしょう?」 メディシスとスィルトネートは見舞いに来てくれたらしい。ベッドの隣の棚に薔薇の花――今回の件で皇帝が特別に、あの薔薇園から持ち出す事を許可したとの事だ――が飾られている。そんな二人の様子は、いつもながらに滑稽だ。片やいつまでも怒りを露わにし、片やそれをどうにかたしなめようとしている。 「仕方ないで済ませられる訳が無い。あぁ忌々しい。あんだけ時間掛けて仕分けした結局プレゼントも全部駄目になったし。残ったのはこの差出人不明の熊の縫い包みだけ」 「でもほら、お咎めは無かったんですから」 「わたくしのプライドが赦しませんわ!」 ――矜持(プライド)、か。 ジークは虚ろな目で二人のやりとりを眺めた。何もかもに疲れきってしまい、彼女らの会話もどこか遠く聞こえる。 やがて観察に飽きたジークは、メディシスより受け取った新聞を、うつ伏せになって開いた。 1945年4月21日 ジークフリート、V2ロケットを撃墜! 国民諸君は信じられないと思っただろうか。 否、これは紛れもない事実である! 5番街道とシルワート通りの交差点にて回収されたバルムンクに付着した金属片は、V2のものと一致していた。 守護女神は誕生日に勝利を手にした。そして我々国民をV2ロケットの脅威から守ったのである。 迫り来るGも、彼女が尽く切り伏せた。人類の勝利を約束する、バルムンクで! 最強の存在が、こうして改めて証明された。名実共に、守護女神の座を不動のものとしたのだ。 残念ながら今回の戦闘でジークは負傷し、パーティは中止となったが、 我々はあの4月20日を記念すべき日として永遠に記憶し続けるだろう。 尚、V2の供給ルートには黒旗の関与が疑われており、こちらも皇室親衛隊が総力を挙げて調査中である。 真実が明るみに出たその時、我らが守護女神は彼らを必ずや断罪してくれる事であろう! 勝利は既に目前である! ジーク・ハイル! ハイル・エントリヒ! 相変わらずの捏造ぶりに、自分でも解る程の速度で感情が凍って行く。実際にバルムンクを使ったのはスィルトネートであり、自分はと云えば、身体を蝕まれて座り込んでいただけだ。 「……下らない」 冷たい声音でそう呟いたのが拙かったか、背後で続いていた談笑が途切れた。ジークは焦ろうともせず、気だるげな目つきのまま二人へと向き直ると、メディもスィルトも、腫れ物に触れるような面持ちで硬直していた。 「この新聞は、返す」 言葉に感情が篭らない。つい先日までなら、申し訳程度に語気を和らげる程度の事は出来た。今はもう駄目だ。誰が相手となっても、如何様な印象を持たれようとも、もはやジークにとっては関係の無い事柄だ。 「何ですの、その態度! 苦労したのが自分だけだと思いまして? 全く、ジークはいつもそうやって――」 「メディ!」 「わたくしだって辛いし、こんなにも傷を負っている! わたくしだけじゃない、他の皆も同じ気持ちで!」 癇癪を起こしたメディシスを、スィルトネートは羽交い絞めにして諌めた。その様子を目の当たりにしてもこちらが何の反応を示さない様子に勢いを削がれてしまったのか、メディシスは溜め息をついて踵を返した。 「……ふん、ご勝手になさいませ。わたくしもこの有様ですので、失礼させて頂きますわ」 乱暴に閉められたドアを二人で暫く見ていたが、ややあってスィルトネートの方から口を開いた。 「ごめんなさいね、ジーク。メディも悪気があってあんな事を云った訳じゃないから」 「隠さなくていい……嫌われてるのは解ってる」 「ジーク?」 「どうせ私は、看板だけの存在だ。ただ敵を倒すだけで褒められる、出来の良い殺戮機械か何かだ……私自身の感情なんかに、誰も見向きもしないんだ」 窓の外へと顔を向ける。曇り空から日の光が僅かにこぼれている。その陽光ですら、ジークにとっては眩しく感じた。その理由は判然としない。少し視線を落とすと、帝都のそこかしこで復興作業が行われている様子が見えた。 『大丈夫。何が起こっても私が駆け付けてあげる。一緒に戦ってあげる。 他にもジークのこと気にしてる人はいっぱいいると思う。これから一緒に探そ』 誰かの言葉が不意に脳裏をよぎるのを、ジークは頬を掻いて忘却させる。一緒に戦う機会は、とうに失われた。同じ作戦に出向く事が無くなったせいで休暇も重ならず、すっかり疎遠になってしまった。ジークは忘却に努め、次の言葉へと繋いだ。 「いつか忘れ去られるとも判らない、都合のいい憂さ晴らしの相手。エースの役割なんて、そんなものは建前だ……みんな、私が嫌いなんだ」 頬に、自分の爪が喰い込む。相変わらず涙腺は枯れ果てて涙が出ない。無表情のまま、すらすらと言葉が口元から垂れ流される。昨年ベルゼリアとあの屋上で語らった時と同じように喉が軽くなっていたが、対して口から溢れ出るそれはあの時に比べると随分と絶望に彩られている事に、思わず自嘲してしまう。 「待って、それは間違ってる。みんなが嫌ってる訳じゃないし、少なくとも私は、」 「……スィルトネート。“私そのもの”を見ようとしてくれる人が、この世界中にどれだけ居る? みんな、守護女神としての私までしか見てくれない。どんなに私が頑張っても、誰も付いて来てくれない。前に出ようとしてくれない。私が前に出続けることでみんなの成長を妨げるというのなら、英雄に依存した戦場なんて必要ないじゃないか。私なんて必要ないじゃないか。いつまでも自分の身を自分で守れないままなら、それこそ間違ってる」 そこまで云い終えて、ジークは咳き込む。普段使わない喉を酷使しすぎた為だ。頬に爪を当てたままだったので、咽た勢いで爪が皮膚を切り裂いた。真一文字に赤い痛みが広がる。 ピントの合わない視界をどうにか澄み渡らせるべく、眉間に力を入れる。丁度それが睨んでいるように見えたのか、スィルトネートはまたしても口を硬く閉ざしてしまった。ジークはそのまま毛布に包まり、枕に血液が付着するのも構わずスィルトネートに背を向けた。 「だから私はもう戦わない」 「私が守りきれなかった分は誰が守ると」 「他の誰かが守ればいい。今までみんながそう思って戦って来たように、私もこれからはそうする」 帝都栄光新聞が証明して来た。民衆の真意の殆どは、あの新聞に表わされていた。先日の誕生日までは実感が湧かなかったが、ついにジークフリートは識(し)ってしまった。この帝都が“英雄ジークフリート”なる存在に依存しきってしまっている事を。 スィルトネートは腕を組んで暫く考え込んでから、再びジークへと語りかけた。 「なら他の誰かが守りきれなかった分は!」 「誰にも守れなかったと考えるしかない」 「あの時バルムンクを借りたのは、こんなジークを見る為じゃなかった! ジーク、立ち上がって下さい」 「立ち上がる理由がもう、無い……負の結果しかもたらさないなら、私が戦い続ける理由なんて何処にも無いじゃないか……」 スィルトネートは懸命に説得してくれている。その気持ちは痛いほど伝わってくる。が、疲れてしまったものは仕方が無いのだ。既に一部の兵士達は聞こえよがしに「あいつのせいで俺達は苦労するんだ」などといった陰口を云っている。誰一人、こうなるまでに何かすべき事があったのではないかという話をしていない。自分にそういった話をしてくれない。 「いいじゃないか、私が大人しく前線から身を引いて、消え去って、それからの帝国をスィルトネート達がどうにかしてくれれば……私が生まれてきたのが、そもそもの間違いだった。もっと早くに気付いていれば良かった。私が涙を流せる内に、自決なりしてしまえば、黒旗やレンフェルクのような組織が生まれる事も無かったんだ」 ――ドアが蹴破られた。 音に驚いて振り向いた瞬間に、頬に痛みが奔った。 黒く、長い髪をしたMAIDがこちらを鬼の形相で凝視していた。そうだ。もっと殺意を抱け。 「……メディ。私を目の敵にしているなら、今ここで殺してくれ」 スィルトネートが眼を見開いて制止しようとしたのをメディシスは振り払い、包帯だらけの両手でこちらの顔を掴みながら、今までに聞いた事の無いような低い声音で囁く。否、囁くと形容するにはいささか語気が強すぎるとも取れた。 「甘えるなよ、負け犬」 頭蓋骨が悲鳴を上げる程にメディシスの指に力が入るが、ジークはそれを解こうともしない。 「それだけ饒舌に語れる口があるなら、今すぐ民衆に今の事を語れ。死ぬならその後でも遅くは無い……どうですの、ジークフリート」 「……初めから、そうすれば良かったのか」 「ただ、それだけでしてよ。何故もっと語らない。何故お前は黙り続ける。何故お前は抱え込む! 何故、お前はいつまでそうやって孤独を選ぶ! これ程までに人が居るにもかかわらず! 何故、何故!」 「あまり頭を振り回さないでくれ……ただでさえ、気分が悪いのに」 「それだ、ジーク! お前は今まで言葉で誰かに望んだ事があるか! 例えあったとしても、数えるほどしか無いだろうに! ジーク、無言である事に甘えるな! 私ゃお前のそういう所が嫌いだって云ってるんだ! ええ、どうなんだ! ジークフリート!」 “無言である事に甘えるな”というメディシスの一言が、ジークフリートの胸中に渦巻いていた暗澹たる感情を爆発させる契機となった。掴まれた頭、こめかみの血管に熱が漲り、それから耳へ、やがては眉間、全身へと伝播する。 寡黙を望んだのは果たして誰であったか。語らせる事を阻んだのは、お前達全員だ。物云わぬ人形に仕立て上げたのはこの帝国だ。あの戦場だ。それをメディシス、お前は! 「お前は私がどれほど長い間、苦悩してきたか解るのか! 眠れない夜もあった! 涙を流し続けた日々も過ごしてきた! 苦労しているのはお前だって同じなのは私も知っている! なのに、なんで解ってくれない! 何年もかけて培われてきた自分の性質を、今更変えるのにどれだけの労力が要るか気付けないのか! 私だって好きで黙り込んでいる訳じゃない! それでもお前が語れと云うのなら!」 これが激怒という感情なのかと、ジークは制御を失った感情の中で冷静に分析しようとした。それでも口は勝手に開き、肺胞から二酸化炭素が吐き出されるのと同時に周囲へと激情を撒き散らした。 「じゃあ望み通り私の何もかもをぶちまけてやる! その結果が第二の黒旗を生み出そうと、それは私の知った事じゃない、メディ、トリガーを引いたのはお前だ! 私がやればいいんだろう、やれば! それでお前の気が済むなら幾らでもやってやろうじゃないか!」 「ああそうですとも! ご勝手になさいませ! やっと重たい腰を上げやがって! どんだけ鈍臭いんだとずっとずっと苛々していた所でしたもの! いっその事、何か一つでもどでかい事をやらかしてしまいなさいな! 一生物笑いの種にしてさしあげますわ!」 今まで重たかった身体が急に軽くなった。起き上がり様に薔薇の生けてあった花瓶を窓へと叩き付け、ベッドに添えてあったバルムンクを掴みながら外へと飛び出す。 この時ばかりは「病床を狙われて丸腰では困りますからな」等と寄越してくれた世話焼き屋の軍人に感謝してやろう。この身体だけでは長い髪を振り乱した病人にしか見えないが、肩に大剣を担いでいれば間違いなく民衆からはジークフリートとして見て貰える。 公園へ向かって疾走すると、国民の面々が次々と振り向いてくれる。 そうだ、私を見ろ。このみすぼらしい女の姿をした化け物こそが、お前達の守護女神様だ。 『私は、私は……“被害者”でいたかった、それだけだった、のか……』 向かい風に混じった声を、ジークは振り払った。誰が被害者で誰が加害者であるのかは今更関係の無い話だ。これは、自分に関わる全ての者が均等に責任を負わねばならない問題だ。 『違う! 違う……! 死ななくてもいいんだ……黒旗の定めた“特定MAID”も、アシュレイも、シュヴェルテも! 居なくなる理由なんてどこにも無い! そんな理由なんて、誰かが勝手に作っただけだ……!』 誰かが勝手に作った理由に、自分も踊らされていた事に気付くまでに時間が掛かり過ぎた。 『そう……自分の存在価値を認めるのは、自分なんだ……! そればかりは、誰にも邪魔されてはならない筈だ!』 だからこそ、ここで自分の存在価値を皆に知らしめねばならない。もう、誰にも邪魔はさせない。 『……もう、一人で考えるのは、やめにしようと思う』 最終的には一人だ。行動する場面では、誰も頼ってはならない。 『行動した時、目的は現実へと近づく! 成し遂げた時、それは現実となる! そうして勝ち取った勝利がある! そうして手に入れた喜びが、確かに存在する!』 風に混じる声は、全て自分自身のものだった。雨の激しい日の列車砲の上で、かつての同僚に放った言葉だった。何故、今まで忘れていたのだろう。これだから成長しないのだ。MAIDジークフリートという、等身大の私は。 ジークが公園に辿り着いて暫くすれば、騒ぎを聞きつけた軍人達とそれを押し退けて入り込んで来る大衆とが混ざり合い、巨大な人だかりとなってジークを取り囲んでいた。或る者は期待感を隠し切れずにそわそわとした微笑を浮かべ、隣の者と「何が始まるのか」などと語らいながら。また或る者は只ならぬ様子だと緊張した面構えで。 それらを、断水して機能していない噴水の上から一瞥し、ジークは静かに大演説を始めた。 「……皆様。私はただの、大勢のMAIDのうちの一体です。最強という肩書きを背負っているというだけの、単なるMAIDです……大切な仲間を何百人も守り損ねた、無力な、それでいて力加減の出来ないMAIDに過ぎません」 俄かに周囲がざわつく。予想の範疇だ。恐らくこの場の殆どがもっと、綺麗事や前向きな感情に満ちた言葉を期待して集まった手合いばかりなのだ。初めからこうすれば良かったのかもしれない。自身の感情に鍍金を施すような無理はする必要が無かったのだ。 ベルゼリアだって『もっとわがままになってもいい』と云っていた。今まで、押し隠しすぎていたのだ。 一人一人を凝視して沈黙させてから、ジークは再開した。 「私は伝説など要りません。ただ、普通のMAIDとして、みんなと笑い合いたいだけなんです……私は認められたくて、強くなればみんなに好きになってもらえると思って戦って来ました。強くなって誰かを守れれば自分自身を認める事が出来ると信じていました。しかし、今、私を口では褒めてくださる方々の感情は、何か、違う、友人のそれではない、もっとおぞましい……」 震える拳を、暴発しそうになりながらも何とか抑え、バルムンクを聴衆へと向ける。 空いた手で顔を抱えた。こうでもせねば、言葉より先に別の何かが口から零れ落ちそうであった為だ。奇しくもその手で支えた部位は、かつてヴォルフ・フォン・シュナイダーに殴られた所と同じだった。 「私一人の為に、同胞がどれだけ殺されたか、ご存知ですか! 下らない、行き過ぎた伝説を保障する為だけに、どれ程の対価を支払ったか、ご存知ですか! 先日放たれたV2も、私が壊したのではない。ギーレン宰相のMAID、スィルトネートが打ち落とした! そも、私の誕生日を祝う前に、この国を守る為に戦う全ての兵士に感謝すべきではありませんか! この国に関わる全ての存在を互いに支え合うと誓うべきではなかったのですか!」 初めは静かに、軍部で内々の内に。いつしかそれが大々的に行われ始め、秘密警察を動員し、帝都栄光新聞が悪口雑言を記し、それを見かねた皇帝の演説に呼応するかのように軍事正常化委員会が立ち上がり、やがてはそれすらも伝説の為に使役される道化と成り果てた。 その過程で、ありとあらゆる人が消え去り、或いは心を殺された。ジーク一人の単純な腕力では、それらを何一つ救う事など出来なかった。 「私はもう求める事に疲れました……私一人がどんなにもがいても、何も変わらない。何も変えられない! 何も守れない! こんな事になるくらいなら、私は弱いままで良かった! 偽りの王座に座り続けるより、罵声を浴びせられる生のほうがまだましだった! 私が何も持たない者であったなら、王座に座る私と本当の私との矛盾に悩まずに済んだ……!」 身体中の酸素が霧散し、頭脳がひりひりとした痛みを発するも、それに構わず叫んだ。錆び付いた肺を騙して、一杯に吸い込んだ呪詛を、この場の全員に響き渡らせるべく吼え続けた。 「……百歩譲って、私は今まで通り戦うとしましょう。ですが、私が守るのはあくまでこの帝都とあなた方の命だけであり、幻想までは守らない!」 病み上がりで無理をしたせいか、視界が融けて足元が揺れる。それを踏み抜いて煉瓦の破片を散らしつつ、顔を上げた。力の入らない下半身をバルムンクで支え、両足が生まれたての小鹿のように振れるが、ここまで来れば知った事ではなかった。 全身から噴き出す汗が、『……これからは、私は私の為に戦う。気付いたんだ。何よりも私は、私自身に認めて欲しかったと』という声が、勝利せよと魂を叱咤する。 ジークフリートにとって、これは本物の戦争だった。己の思想や存在意義を、公衆の面前という戦場で試す心積もりだった。彼らは目を見開いて聞き入っている。誰一人、こちらに銃を向けようとはしない。勝利は目前だ。 「守る保障が私には出来ないのです。何故なら、私は無力で、力加減の出来ない不器用なMAIDでしかない! この世界に数百居るMAIDのうち、他より少し、腕力が勝っているだけの一人でしかない! 今、私がこうして皆様の前で申し上げた理由をご存知か! ただ一つだけだ! 聞け!」 きっと私は狂気に陥ってしまったのだろう。 大きく息を吸い込みつつも、心のうちに潜むもう一人の冷静なジークフリートはそう分析する。今の自分の行為が空しいものであり、戦争などと名付けて良い類のものではないと、本当は解っている。大層な肩書きが無ければ、単なる狂人の戯言でしかない。 結局の所、守護女神という虚しい看板に寄りかかってしまっているのは彼らだけではない。自分もまた、同じだ。だからこそバルムンクを天に掲げ、次の一言で全てに終止符を打つ。 「――守護女神は死んだ! 私達全員で殺した!」 これがジークにとって、本日最後の絶呼だった。 ジークは精神が抜け切るような錯覚と共に卒倒し、寒気が、眩暈が、耳鳴りが、意識のことごとくを喰らい尽くす。 五感が薄れ行く中、ジークはこの帝都を渦巻く下らない伝説の連鎖の表舞台から引き摺り下ろされる事を願った。 1945年4月21日 号外 ジークフリート、公園にて演説 驚くべき瞬間を我々は目の当たりにしてしまった。 病床に臥していたあのジークフリートが突如として公園にて演説を開き、 我々に「守護女神は死んだ、我々が殺した」と説いた。 物理的に死んだ訳ではなく、ジークは演説後卒倒し、意識不明の重体で親衛隊本部の医務室にて治療を受けているとの事だ。 では何を以ってして守護女神は『死んだ』のだろうか。 この件について我々帝都栄光新聞社は、以下の見解を述べる。 ジークフリートは己の栄光の重みに耐えかねたのだ。かつてのブリュンヒルデのように。 諸君らもご存知の通り、ブリュンヒルデはその栄光ゆえに様々な者から妬まれ、栄光の座を狙われていた。 その陰謀渦巻く中で身体と精神の両方を酷使し、遂に軍神は倒れてしまったのだ。 今日の帝都に於けるMAIDの数は、昔ほど少なくは無い。 ならば、ジークフリートをあれほどまでに思い詰めさせた根本原因は他にある。 支える存在、或いは守る存在、癒す存在の不在ではなかろうか。 ジークを支える存在は無論、我らが皇帝陛下である。だが、ブリュンヒルデの頃とは異なり、周囲には政敵が増えすぎたのだ。 必然的に権力闘争へと巻き込まれ、背中を気にしながら戦わざるを得なくなる。 此処に来て、我々は再び団結力と絆を試される機会がやってきたようだ。
https://w.atwiki.jp/garden_chaos/pages/14.html
低atkで高威力魔法を使う相手なので、いかに耐性装備を揃えるかが重要になります □属性□ 最低限の耐性は以下 地:レジポ5%(風レジにより減少)+ガイアス15%+ジーク80%=100% 風:レジポ20%+ジーク80%=100% ただしどうしてもジークの切れ目は生じますし、移動時の事を考えればジークなしでの高耐性が必要となります よって以下のような装備が推奨となります 例1(特に移動時) 地:レジポ20%+ガイアス15%+テンドリルリオンの皮5%+ホード30%=70% 風:0% こちらのセットの場合も、ベースについたら風レジポを使用すること 例2 地:レジポ5%+ガイアス15%+テンドリルリオンの皮5%=25% 風:レジポ20%+ダスティネス30%=50% 土鎧でESは半減されるので、これでTSを1発でも耐えれるのならありかも? ※鎧の属性は、耐性により減ったダメージをさらに軽減するもので、属性耐性そのものには加算されません □凍結□ 常時ウォーマー設置予定ですが、s地鎧でのアンフロ推奨 ただし攻撃してスイッチを入れなければ範囲凍結は使ってこないので、 釣りに関してはアンフロの重要性はさほど高くないかもしれません また、高lvや高INT職においては、不凍になりアンフロが不要になります ジーク上では敷居が下がるか?正確な情報は後ほど追加予定 Lv119-INT150/Lv120-INT141/Lv121-INT132/Lv122-INT125/Lv123-INT118/Lv124-INT118/Lv125-INT113 基本成功率*(100-[INT-baseLv差^2/2])/100*装備・スキル補正 □スタン□ 特に耐性の要となる民、湾に関してはスタン耐性100%を達成するのが必須になります 不死身のジークフリードで属性耐性を獲得する以上、民湾のスタンは即決壊に繋がると思ってください スタラクライト20%+ダークバシリウム+20%+精錬値(+5)10%+ジーク50%
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/395.html
バハムート戦記 4-265~270・284~289 265 バハムート戦記(OP1) sage 04/03/03 20 35 ID tp8xC9js 遥かな昔、このバハムート大陸が出来て間もないころ、 そこには偉業の者達が、法も秩序も無く暮らしていた。 やがてその中から、強大な暗黒の力を思うままに操る邪悪な一団が生まれた。 大魔王クリムトが率いる悪魔族である。 悪魔達はその後、長きにわたり大陸を邪悪な強権によって支配し続け、 抵抗する者はことごとく滅ぼされた。 しかし、時の流れは、このような一方的悪の支配をいつまでも許してはいなかった。 悪魔族に最後まで抵抗した巨竜ベルフレイムとその一族の討伐に、クリムトが手を焼いていた頃、 その隙をつくように、それまで抑圧されていた善の力が、人間族を中心に広がり始めた。 人々を統率したのは、後に、大陸に平和と安定の時代をもたらしたフォーリア王家の創始者達だった。 彼らは、悪の根源、大魔王クリムトを倒すべく、暗黒魔法に対し、地の精霊魔法を使う聖騎士団を組織し、来るべき戦いの日に備えた。 ベルフレイム達ドラゴン族を葬ったクリムトは、その様な人間の動きを知るやいなや、直ちに全軍を引き連れてこれを潰そうとした。 無数の悪魔を迎え撃つ聖騎士団は、偉大な魔術師であり、また一流の剣士でもある二人の英雄、 レイモンド卿とバルマー卿に指揮され、勇敢に立ち向かった。 そして、幾多の戦いが繰り返され、多くの血が流れた。 いつしか戦況は硬直化し、人々に焦りの色が見えるようになったその時、レイモンドとバルマーは最後の決断を下した。 それは、古来より、暗黒の力の結晶として恐れられ、 レイモンドの善なる白き力によって地下に封じられていた、妖刀ベサルスネーガの復活であった。 ベサルスネーガは相手の精気を吸い取る魔法の剣であるが、それは同時に、使い手の命をも奪ってしまうと言われていた。 しかし、クリムトを倒すにはもはやこれを使うしかないと考えたバルマーが、 反対するレイモンドを説き伏せ、自ら剣を取ってクリムトに決戦を挑んだ。 かくして、壮絶な戦いの末、ついにクリムトは倒れた。 だが、妖刀の暗黒の力を一身に受けたバルマー卿もまた命を落としてしまったのだった。 266 バハムート戦記(OP2) sage 04/03/03 20 36 ID tp8xC9js それから長い年月が過ぎ去った。フォーリア王家はクリムトを滅ぼした後、 フォーリア聖騎士団に治安を守らせ、およそ二千年余り、大陸を平和に治めていた。 ところが、ここに至って、再び、暗黒の力の影がバハムートを脅かした。 一部の魔術師達がフォーリア王家に背き、忘れ去られた暗黒の力を求めて、禁断の暗黒魔法を使ったのだ。 これらの活動はフォーリア聖騎士団による厳しい弾圧を受けたものの、王家の威光はこれを機に少しずつ落ちていった。 それとともに、大陸に満ちていた善なる白き力も衰退し、善と悪のバランスが崩れると、 瞬く間に、邪悪を呼ぶ暗黒の力がバハムートを包み込んだ。 あらゆる天災が大地を襲い、人も土地も荒廃した。後に言う「闇の時代」の到来である。 そして人々が混乱の中で目の当たりにしたものは、遠い昔に滅びた者達の蘇る姿であった。 東の湿原にクリムト、北東の火山にベルフレイム、 さらに、かつてフォーリア聖騎士団が地下に封じ込めた巨人族までも、ガイラムという王を掲げて地上に再び現れた。 けれども、それにもまして忌まわしいのは、フォーリアの王城の下で永遠の眠りについていたあの英雄バルマー卿が、 「闇の時代」がもたらした力により、恐怖のアンデッドとして蘇ったことだった。 これにより王家は崩壊し、大陸の指導者は消え去った。 そうして、時代は、新たなバハムートの指導者を求め、戦乱の世へと移っていく・・・ 267 バハムート戦記(キャラ別END1) sage 04/03/03 20 39ID tp8xC9js ・聖戦士ジーク=フォーリア バハムートの法と秩序を二千年にわたって守ってきたフォーリア家の若き王。 闇の時代以降父王バーフの後を継ぎ、忠臣レイモンド卿と共に王家復興と大陸の平和を目指して立ち上がった。 幼少より剣士の訓練を受けた彼は、既に聖戦士の称号を持ち、剣の腕はレイモンド卿に勝るとも劣らないという。 また槍の使い手でもある。 レイモンド卿 バルマー卿が生きていたころからフォーリア王家と関わり、王家の繁栄に貢献してきた。 善なる白き力を極めている彼は、永遠の命を得ていると言われるが、その白き力の正体は知られていない。 ENDING 聖戦士ジーク=フォーリアは大陸に蘇った混沌たる邪悪をうち滅ぼし、闇の時代は終わりを告げた。 そして崩壊した王国を復興させ、新たなる時代の王として再び秩序ある平和な世界を導いたのである。 ・狂戦士バストラル=バインドアウト 闇の時代の到来前、フォーリア王家に対抗し、蛮人達の帝国が築かれた。 皇帝ボルマンは、その後フォーリアの討伐軍によって倒されたが、落ち延びた残党が密かに皇帝の血を引く子供を連れ出した。 それがバストラルである。 成人後、真実を知った彼は、帝国再建を誓い、闇の時代の混乱に乗じて挙兵。ジークと反目することになる。 ディーン=レスティア バストラルの義弟ディーンは、闇の時代到来と同時に、あたかも生まれ変わったかのように頭角をあらわした。 ある意味でバストラル以上の実力を持つ彼だが、何故か義兄の補佐に徹している。 ENDING 闇の時代に自らの力で帝国を築き上げた狂戦士バストラル=バインドアウトは、 大陸を平定後、ディーンを始めとする魔術師達を討ち滅ぼした。 そして力が時代を支配する時が訪れたのである。 268 バハムート戦記(キャラ別END2) sage 04/03/03 20 41ID tp8xC9js ・エル=モア(エルフロード) 大陸の東の森に古くから住むエルフ族の勇者。 森一番の弓の腕と魔法の力を見込まれて、エルフ元老院の勅命を受けた彼は、 闇の時代の邪悪と混沌に終止符をうつ為、軍勢と共に森を出た。 妹のエル=ウィンは、彼の心の支えであり、他のエルフ達は、エル=モア兄妹が必ず、世界を救ってくれると信じている。 エル=ウィン(エルフロード) エルフ族の勇者、エル=モアの妹にして最強の精霊使い。 弓や剣の腕こそ兄エル=モアに一歩譲るものの、 その精霊使いとしての力は大魔術師シェルファに勝るとも劣らない。 ENDING 闇の時代にエルフの兄妹エル=モアとエル=ウィンは森の軍勢を率いて邪悪を討ち滅ぼし、 大陸を平和に導くことに成功した。 やがてエルフを中心とする秩序ある共和制が取られ新たな時代が始まるのである。 ・大魔術師シェルファ=フレイア 闇の時代と共に、流星のように現れた混沌の女魔術師。 かつてフォーリア王家に背いて弾圧された魔術師達の末裔を率い、大魔術師団を結成。 永遠の魔術王国を創る為戦陣に立ったと言われるが、真相は分からない。 彼女に関しては謎が多く、その氏素性も不明。彼女自身、悪魔の化身ではないかと言う噂もある。 ENDING 大魔術師シェルファ=フレイアは遂に大陸の覇者となり、女帝として人々をひざまづかせた。 彼女は永遠の命を堪能し、己の意のままに行き、闇の時代が果てることは無かった。 269 バハムート戦記(キャラ別END3) sage 04/03/03 20 43ID tp8xC9js ・ガイラム=グリンダム(巨人族) 巨人族のモットーは「世界の中心は俺達だ」である。 だが、欲の無い彼らは、自分達の領域さえ守られればそれで満足する種族だった。 しかし、巨人族の土地の資源に目をつけたドワーフが、 フォーリア王家を騙して彼らを地下に閉じ込めさせてからは、 ドワーフと人間を憎悪する凶暴な集団へと変化した。 復活した彼らの怒りはもう誰にも止められない。 ENDING 大陸を制覇したガイラム=グリンダム公は満足であった。 ドワーフに続いて、エルフ、人間どもを滅ぼし、 巨人族だけの世界を確立させ、バハムートの王として君臨したのである。 ・大魔王クリムト 最も古くから大陸に存在する悪魔族の王。強大な暗黒の力を使って、一度は大陸支配に成功したが、 フォーリア王家の英雄バルマー卿によって、葬られた。 しかし、今、大陸に暗黒の力が蘇るとクリムトもまた、 亡霊のように地の底から復活し邪悪な野心の下に殺戮を開始した。 一説では、暗黒の力とクリムトとは同じ起源を持つとも言われているが定かではない。 ENDING かつて英雄バルマー卿によって葬られた大魔王クリムトは、 再び大陸の覇権を我が手に掌握し、混沌たる闇の時代を存続させた。 そして、バハムートの復活を夢見るのであった。 270 バハムート戦記(キャラ別END4) sage 04/03/03 20 44ID tp8xC9js ・巨竜ベルフレイム(ドラゴン族) かつて、大魔王クリムトと対立し、激しい戦いの末に命を落とした、ドラゴン族の女王。 クリムトを呪い、復讐を誓って死んだ彼女の怨念は、 闇の時代の暗黒の力に呼応して、再びその力を天空に示すこととなった。 ENDING 天空を舞う強大な赤きドラゴン、ベルフレイムにはもう敵はいない。 ベルフレイムは人間達に生贄を捧げさせ、邪悪なドラゴンとして君臨し恐れられ、 混沌たる闇の時代が終わることは無かったのである。 ・バルマー卿(アンデッド) フォーリア王家の創始者バルマー=フォーリアはクリムトと戦って絶命した後、王家の城の地下で妖刀ベサルスネーガと共に長い眠りについていた。 だが、闇の時代、彼は暗黒の力に操られ恐怖のアンデッドと化して、自らの王家を滅亡に追いこみ、王城を死者の群で埋め尽くした。 死者達の目的を知るものはいない。 ENDING かつて大魔王クリムトを葬ったバルマー卿は、皮肉にも闇の時代の力で邪悪なアンデッドとして蘇り、 ついには大陸に生きているものを葬り去り、バハムートの歴史は彼によって闇に閉ざされた。 284 バハムート戦記(真章1) sage 04/03/04 19 17 ID BFdzzxaI 闇の時代の到来とともに崩壊したフォーリア王家。しかし、若き国王ジーク=フォーリアはフォーリア聖騎士団、 そして忠臣レイモンド卿とともに再びこの大陸に平和をもたらすべく立ちあがった。 大陸の覇権を握ろうとする他勢力と戦いを続ける毎日。そんな最中、レイモンドはジークに対し、 レイモンド単身でアンデッドと化したバルマーを倒しに行きたいと願い出る。 ジークはこれを受け入れ、レイモンドはバルマー討伐の旅に出た。 しばらくして、ジークの下に「バルマー落つ」との知らせが入る。その後、レイモンドが到着し、 バルマーを倒したことを改めてジークに伝え、自らは再び軍師としてジークに仕えるのであった。 やがて、レイモンド卿は軍師としてではなく、一剣士として前線でジークと共に戦うことを望む。 かつてはバルマー卿と共に大魔王クリムトを倒し、この大陸に平和を呼び込むことに成功した白き善の力の使い手にして、 ジークにとっては剣の師匠でもあるレイモンド。その彼の望みを無碍に断ることも出来ず承諾したジークではあるが、 一方で一抹の不安を捨てきれずにいた。 バルマー討伐から帰還したレイモンドが、理由は不明ながら、明らかに以前より衰弱していることに気付いていたのだ。 そのジークの不安は不幸にして現実のものとなる。 再びクリムトを葬るべく戦いを挑んだフォーリア聖騎士団。しかし、戦いの最中にレイモンドがクリムトに深手を受けてしまう。 クリムトはジークの手により撃破されたものの、その時には既にレイモンドは虫の息であった。 自らの死を悟ったレイモンドは言う。 「私はもう駄目だ、ジークよ。よいか、バハムートを目覚めさせてはならん。大いなる邪気は奴のハラを満たしてしまう。 最悪のときは、奴の心臓を、この剣ベサルスネーガで貫け。最後に、わしの命をお前に託す。ジーク=フォーリア…」 そして、ジークにかつてバルマーと共にあった妖刀ベサルスネーガを渡すと静かに息を引き取った。 ベサルスネーガ。本来ならば相手の精気を吸い取ると同時に使い手の命をも奪い取ると言われた妖刀。 しかし、ジークの手に握られたその妖刀が彼の命を奪うようなことは何故か無かった。 これ以降、ジークはベサルスネーガと共に、レイモンドの遺志を継ぐべく戦いを続けることになる。 285 バハムート戦記(真章2) sage 04/03/04 19 19 ID BFdzzxaI 数ヶ月後、ジークとフォーリア聖騎士団の活躍により、バハムート大陸は統一寸前の状態にあった。 しかし、彼らの前には狂戦士バストラル=バインドアウト率いる蛮人の帝国軍が立ちはだかる。 そして決戦の時が来た。ジークはバストラルに対し一騎討ちを申し込む。バストラルはこれを承諾し、 二人は互いの軍勢が、そしてバストラルの義弟にして蛮人帝国の軍師ディーンが見守る中、戦い始める。 バストラルは決して騎士の礼などというものにこだわってジークの申し出を受けたわけではなかった。 彼には一騎討ちならば絶対に勝てるという自信があってのことだった。彼の自信を裏付けるもの、 それは彼の手にする伝説の戦斧、ウインドバーグにあった。 バストラルがかの戦斧を手にして以来、彼は常勝無敗を誇っていたのだ。 しかし、バストラルの余裕はやがて焦りに変わる。 今まで無類の強さを見せ付けていたウインドバーグの力が、ジークの持つ剣には通用しない。 その焦りをジークに付けこまれ、徐々に追いこまれていくバストラル。 「わが弟ディーンよ、助けてくれ!」 バストラルの声に反応し、魔法の呪文を唱え始めるディーン。 これを見たフォーリア聖騎士団は憤慨し、ジークを守るべく突撃を開始する。 しかし、これに呼応して蛮人帝国軍も進撃を開始した。戦場に怒りが、憎悪が、狂気が満ちはじめた。 この様子を見たジークの脳裏に、レイモンドの遺言が蘇った。 『バハムートを目覚めさせてはならん。大いなる邪気は奴のハラを満たしてしまう』 バハムートの目覚め、それが如何なる事象を指すのかは分からなかったが、 この状況はまさしくレイモンドが危惧していたものだということは理解できた。 「いかん、争ってはいかん!!」 しかし、ジークの言葉は遅きに失した。 「時、既に満ち足り」 ディーンの言葉と共に閃光が、衝撃が戦場を走った。 そして、閃光が薄らいだあとのジークの目に映ったものは、バストラルとディーンの二人だけであった。 286 バハムート戦記(真章3) sage 04/03/04 19 20 ID BFdzzxaI あれだけの軍勢が一瞬にして何処に?状況が理解できないジーク。しかし、それはバストラルも同様であった。 「オレ様の軍隊はどこだ?ディーンよ、何をした!」 バストラルの詰問に対し、ディーンは淡々と驚愕の事実を述べる。 自分はバストラルの義弟ディーンなどではないこと、本当のディーンは既に自ら葬り去ったことを。 自らの義弟を殺された恨み、そして今まで自らを欺いた怒りから、バストラルはディーンに突進、ウインドバーグを振りかざす。 しかし、いざディーンに戦斧を振り下ろそうとしたその瞬間、バストラルは忽然と姿を消した。後にウインドバーグのみを残して。 「ようやくバハムートが目覚め始めたか…。バーサーカーとは良く言ったものよ。 バストラルも所詮はただの気の荒い人間であったか。なあ、ジークよ。」 「バハムートの目覚めがそんなにうれしいか?レイモンドさえ警告したことを。 貴様は一体何者だ。バハムートの目覚めとは?答えろ、ディーン!」 「レイモンドが惚れこんだ割には感情的だな、ジークよ。わたしは人間でも悪魔でもない。 神だ。ディーンというのも本当の名ではない。 本当の名は別にある。もっともお前に名乗るほどでも無いがな」 神。この世界には、神が地上に現れたとき、世界が終わるという伝説がある。しかも、神には如何なる攻撃も通用しないと。 ただ1人この平原に残ったジークに対し、ディーンは語り始める。 かつて最高の神が世界の終わりに備え、清き心の人間のために食料を確保する手段とすべく生み出されたバハムート。 かの存在は巨大過ぎるため、神の世界には置いておけない。 さらに、バハムートはエネルギー源としてオーラを、それも勢いのある負のオーラを欲する。 そこで、負のオーラの供給源として、バハムートの背にありとあらゆる生き物を生み出し、 争いを起こさせることでバハムートを餓えさせないようにした。 当然バハムートに負のオーラを与えなければ衰弱しやがては死に至るが、 反面オーラを与えすぎれば暴れ出して手におえなくなる。 実際バハムートはクリムトという存在を自ら生み出し、戦争を起こし負のオーラを供給するよう目論んだ。 やがて、世界の終わりが近づいたため、ディーンは黄金のドラゴンに乗り、 充分に育ったバハムートを最高神に引き渡すべくこの地にやってきた。 ところが、ディーンと同じく神であり、バハムートを暴れさせぬよう管理すべく遣わされたはずのレイモンドは、 ここの人間と親しむうちに、この地に生まれた人間こそが心清き人間だとして、 彼らを守るために平和な世界を作り出すことでバハムートを餓死させようとしていた。 故にディーンは各地に邪悪を呼び起こし、戦乱を起こしバハムートを再び目覚めさせるべく働きかけたのだ。 287 バハムート戦記(真章4) sage 04/03/04 19 22 ID BFdzzxaI 「私は闇の時代を巻き起こし、人間を堕落させ、脅威と殺戮を起こすことに、見事成功した。 クリムトやベルフレイムを復活させ、更にはレイモンドの親友であったバルマーを邪悪なアンデッドとして復活させた。 そして、バハムートは見事に目覚め始めたのだ。」 「バハムートとはもしや…」 「その通りよ。バハムートとはこの大陸そのもの。お前達は奴の背の上で歴史をかたどっていたのよ。 そしてバハムートの目覚めと共にお前達の歴史は幕を閉じる。バストラルのようにどんどん消えていくのだ。 だが、レイモンドの心を受け継ぎ、人間から神になったお前は除いてだが」 そして、レイモンドの力を受け継ぎ神となったジークに対し、自らとともにバハムートを最高神の手に引き渡すよう要求する。 しかし、ジークはレイモンドの遺志、そして自らの意思によりこれを拒絶し、ベサルスネーガをディーンに向ける。 「なるほど、ベサルスネーガを持っているのか。バハムートの心臓を打ち砕き、神すらも切り裂く恐るべき剣。 普通の人間が持てばオーラを奪われ死んでしまうが、レイモンドの力を受け継ぎ神となったお前には関係無いか。 神々の武器を持ったものに神の技は通用しない。先の光でお前とバストラルが生き残ったのはそのためだ。 面倒だが直接倒すしかない」 ディーンは魔術師姿から一転、黄金の甲冑に身を包み、剣をジークに向ける。 「元は人間であった神などが、生粋の神たる私に敵うと思うのか?」 既にバストラルとの戦いで疲労の極地であったジークは、それでもディーンの猛攻になおしばらくは耐えぬいた。 しかし、もはやジークに勝ち目は無いように思われた。 勝利を確信したディーンに対し、うち捨ててあったウインドバーグを掴み背後から急襲する人影が! 「貴様、何故生きている。死んだはずではなかったか、バルマー!」 呪われしアンデッドの姿などではなく、生ある人間の姿でディーンと対峙したバルマー卿は語る。 「レイモンド殿はこの日を予見していた。 クリムト掃討戦のとき、クリムトを葬った私に全てを打ち明けられたレイモンド殿は、 我が魂を邪悪から守るため、私をクリムトと相討ちしたことにして、我が魂をベサルスネーガに封印した。 闇の時代の到来によりアンデッドにされたあと、レイモンド殿は剣より我が魂を解放し、 あろうことか、私を復活させるために自らの力の半分を使い切ってしまったのだ。 そして、完全に回復するまで、精霊の協力で大地の奥で眠っていたのだ。」 288 バハムート戦記(真章5) sage 04/03/04 19 24 ID BFdzzxaI 「レイモンド殿は最後に、ジークと言う若者を助けてくれ、彼は私の子孫だと教えてくれた。 精霊の知らせで彼がクリムトに倒されたのを聞いて涙が止まらなかったよ。 私のために力を使うようなことをしなければ、クリムト如きに遅れを取ることなど無かったものを。 わたしのせいで死んだレイモンド殿のためにもお前を倒す!」 そういうと、バルマーはウインドバーグを携えディーンに立ち向かう。 「たかが人間がそんな玩具で私に敵うと思っているのか?」 「そんなことは百も承知の上!」 ウインドバーグを振りかざしディーンに突進するバルマー卿だが、 たやすくかわされると同時にディーンの剣が彼の胸を貫く。 しかし、そのまま彼はディーンを押さえ込んだ。 「ジークよ、今だ、ディーンを叩ききれ!我が命尽きる前に・・・」 「は、離せ、この野郎、離さんか!」 ジークは勢い良くディーンに突進し、奴の心臓を貫いた。鮮血とともに断末魔を上げるディーン。 やがて、彼の姿は消え去り、あとにはジークとバルマー卿のみが残った。 急いでバルマー卿に回復の魔法をかけるジーク。しかし、バルマー卿の命脈は既に尽きていた。 「良くやってくれた。誇り高い我が子孫よ。後のことは頼んだぞ・・・」 「我が先祖よ、私は貴方のような素晴らしい英雄の血を受け継いだことを誇りに思います。」 バルマー卿はもう一度満足げに笑みを浮かべると、静かに目を閉じ消えていった。 その場に佇み、悲しみの涙を流すジーク。 しばらくして後、全てに決着をつけるべく、歩み始めた。 289 バハムート戦記(真章6) sage 04/03/04 19 26 ID BFdzzxaI バハムートの中心が眠る神殿。 その最深部にあるバハムートの心臓の前にジークはいた。 父王バーフの面影、レイモンドとの厳しい修行、愛する人との出会い、 邪悪との戦いの日々、そして愛する者、信頼するものを失う悲しみ、 様々な思いを胸に秘め、この戦いに終止符を打つべくベサルスネーガを心臓に向けるジーク。 しかし、今まさに心臓を貫こうとしたその瞬間、目の前に黄金のドラゴンが立ちふさがるように舞い降りた。 瞬間ディーンの言葉を思い出す。 『私は黄金のドラゴンに乗りこの地に降り立った』 剣をドラゴンに向けるジークに対し、ドラゴンは静かに語りかけた。 「私は確かにディーンとともにこの地にやってきた。しかし、私の目的は彼とは違う。 私は最高神の密命を受けここに来た。ジークよ、貴方に全てを話そう。」 その後、何が語られたかは誰も知らない。 やがて、バハムートを葬るべく、孤空の彼方より神々の軍団が現れた。 その前に、蒼き鎧をまとい、黄金のドラゴンに跨ったジークがただ1人立ちはだかったという。 FIN
https://w.atwiki.jp/wiki15_you/pages/313.html
盾とお嬢様 ダイスケ:ぐっ!!(急にうずくまる) カチュア+ か:なるほど、そういうことですか。(くす)そう聞くと吸血鬼って羨ましいですね。>アリア殿 盾とお嬢様 ヒカリ:あーあ、だめね、口で負けるとすぐに手を出すなんて。ナンセンスだわ。 トライホルン組 A:そんなあ!?>クビにしたら C:まあもちろん欠点だらけじゃないけどね。火炎を操れる、空を飛べる、そして何より人語をしゃべれる。>アリア 盾とお嬢様 ダイスケ:条件反射的に俺が盾になるんだからやめようよ、そういうのは!? トライホルン組 C:うん。家庭料理レベルから貴族の食事、デザートまで、やろうと思えばやれる。元世界じゃ「まだ」できないけどね。>アリア、カチュア トライホルン組 あ:いいなー、やり放題・・・でもめんどくさいトコもあるだろ?>ダイスケ クリス+@ イリーデ 魔力よ・・・我の元に具現したまえ・・・!!!(ブチ切れ状態+目が金色+最大魔力のコンボ) 盾とお嬢様 ダイスケ:畜生、力の代償がもうきやがった……(ぐぐぐっ…… カチュア+ か:へぇ……。凄いですね。私は家庭料理が関の山ですよ。(たはは>シフォン殿 領主と側近 ア:なるほど。欠点を補ってあまりある利点もあるってコトか。凄いんだねー。触っても大丈夫?>シフォン 盾とお嬢様 ダイスケ:うわぁー言わんこっちゃない!!起きろ、俺の獅子!!(またかばうように) カチュア+ か:ずいぶんと沸点の低い性格なんですね……。>イリーデ殿 領主と側近 ア:はー、すごいなぁ。ボクはそういうの全然ダメだからなー。食べるの専門。>シフォン クリス+@ ジー 沸点はかなり高いほうだが・・・最近は事情があって沸点が低い・・・ トライホルン組 C:食べてもらいたい人がいたからね。がんばったよ。そこまで凝ったのは作れないけどね。>カチュア 盾とお嬢様 ヒカリ;一条の力、甘く見ないでよね。(ふわぁっと、ヒカリのまわりにあるマナが霧散してゆく) トライホルン組 C:どうぞ。なんなら乗る?>アリア A:ぜひ! C:お前に聞いてない。 領主と側近 ア:ついでに、いくら食べても太らない(えっへん)>カチュア 盾とお嬢様 ダイスケ;ぐわぁーーーやられたー!(無傷でのたうちまわる)……って全然平気じゃん、俺! 領主と側近 ア:いいの? うん、じゃあ乗ってみようかなー。>シフォン、アニー カチュア+ か:あ、またそういう話。(くす)もう、独り身には辛いですね、今日は。>シフォン殿 盾とお嬢様 ヒカリ:(ふらり……ぱたん) 盾とお嬢様 ダイスケ;うぉぉおい!?一条の力使いやがったな!? 無茶すんじゃねーよ!?(おろおろおろ) クリス+@ イリーデ 一回だけで気絶するなんてなさけないですわね・・・ふらぁ(こっちは強い目眩) カチュア+ か:そうなんですか。とりあえず、落ち着きましょう?>イリーデ殿 カチュア+ か:あ、そこは素晴らしいですね。いいなぁ……(羨望のまなざし)>アリア殿 クリス+@ イリーデ;十分落ち着いていますわよ(魔力が馬鹿みたいに高まっている) トライホルン組 C:まあ、最近してなかったし、今はどうかなって感じかな? やってみると結構楽しいよ。>アリア トマサラ トーマ で。力を見せびらかした感想は? 満足したかな? サンサーラ なんでお前はいちいち挑発的なんだ……?>イリーデ クリス+@ ジー 全然落ち着いていないぞ。ついでにその術は使うな トライホルン組 A:どうぞどうぞ!(乗りやすいように座る>アリアきゅん C:何かあったら遠慮なく喉絞っていいからね。>アリア 盾とお嬢様 ダイスケ:……そろそろさ、俺怒ってもいいかな?(かるーく机を粉砕する)>イリーデ トライホルン組 C:許嫁とかそういうんじゃないよ。兄様だ。>カチュア クリス+@ ジーク (何でこの家系は・・・破壊者が多い) 盾とお嬢様 ダイスケ:さすがにヒカリの言も挑発的だったが、終いにはその挑発に乗って力使ったあんたを俺は一条の敵とみなすけど?(ニコニコ) カチュア+ か:(ふぅ、とため息)張り紙でもしておくべきでしょうかね。「喧嘩禁止」みたいな。 トライホルン組 と:やれやれ、今日は珍しく剣呑だな(荷物からRPGで言う回復アイテム取り出しヒカリさん介抱しつつ) クリス+@ イリーデ;でしたら、そちらの主の言葉使いの教育は満足にされていませんわね 盾とお嬢様 ダイスケ:今の俺は1.5倍なんてチャチな身体強化じゃねーぞ。(べきべき) トマサラ トーマ 昔のミュークトはそれは凄かったらしい。筋肉で銀河を壊したり、魔法弾で大陸を軽く消したり。 サンサーラ ……いや、そんなこと言われても。 カチュア+ か:それでも十分ですよ。そういう大切な方がいる。いいことじゃないですか。>シフォン殿 クリス+@ イリーデ 仮にも上流階級生まれですのに、あんなお下品なお言葉を カチュア+ か:…… クリス+@ (筋肉で銀貨崩壊wwww) 領主と側近 ア:あれ、カチュアは独り身なの?(きょとん、と)>カチュア トライホルン組 と:その頃を見るようだな、今日は。ある意味懐かしいというか。>トーマ トマサラ サンサーラ 「おまえが言うな」って、こういうときに使うんだったっけ? トーマ そうだね。>イリーデ 領主と側近 ア:あはは、そうするよ。よいしょっと。(乗ってみる)>シフォン、アニー カチュア+ か:言葉遣いが何か? 問題でもあるの? どんな言葉を喋っても、その人の中身は変わらないわ。上品も下品も関係ない。喋りたい言葉を喋ればいいだけよ。 盾とお嬢様 ダイスケ:喧嘩にさ。手を出したほうが負けって言葉あるんだけど? それはどーだろうね? 言葉遣いというが、じゃぁ、あんたは常識がなってないな(ふふん クリス+@ ジーク とりあえず、喧嘩は止めろ。回りの物が魔力で壊れている トライホルン組 C:空の上の人だけどね、もう。>カチュア カチュア+ か:……(こほん)ええ。月並みな言い方ですが、国が恋人、というところでしょうか?(くすり>アリア殿 盾とお嬢様 ダイスケ;あんたの相方が壊したものをこっちのせいにしないでくれないかな?(にこにこ クリス+@ イリーデ;弄られて喜んでいる変態には言われたくありませんわ トマサラ サンサーラ ところで、止めないのか? トーマ 止めて欲しいと言うと思う? サンサーラ 聞いた私が愚かだったよ。 領主と側近 ア:ふふ、よくうらやましがられるよ。(くすくす)>カチュア トライホルン組 A:上に上がりまーす(乗ったのを確認して立ち上がる)・・・そうするよ!? さらりと!?>アリアきゅん 盾とお嬢様 ダイスケ:ったく、護り手いらねーいらねー言うくせに、すぐにへばっちまって、どーすんだよ。そのための三条なんだけどな(苦笑してブレザーの上着をヒカリにかける カチュア+ か:あ、そうなんですか……。……ごめんなさい。>シフォン殿 トライホルン組 と:俺はたまには全力でここぶっ壊してみるのもアリじゃないかと思うがな。とりあえず問題はない、と思う。そのうち起きるさ、と思う。>ダイスケ カチュア+ か:世界中の女性が羨ましがりますよ、それは。(くすくす>アリア殿 クリス+@ ジーク;姫も軽い挑発ですぐ怒るな 領主と側近 ア:ふーん、もったいない。そんなに美人でいい人で、料理もできて、その上一国の主。引く手あまただと思うんだけど。あ、でも最後のにつられてくるような男にだまされちゃダメだよ?>カチュア 領主と側近 ア:あはは、ようはキミが変なコトをしなければいい話だと、そう思わない?>アニー カチュア+ か:もう、お上手ですね。(嬉しそうだけど) 実はそういう話は少ないんですよ。私、他の国では魔女呼ばわりされていますので。>アリア殿 クリス+@ ジーク;ただでさえ病気で体力が無いと言えるのに喧嘩なんてしたら負けるぞ 盾とお嬢様 ダイスケ:あんた、ほんとーに自分の物差しでしか物事はからねーな。そういうスキンシップだってあるんじゃない? それに今のセリフ、屁理屈にしか聞こえないよ? とりあえず適当なマイナス面 盾とお嬢様 述べてお前は黙ってろってか? クリス+@ イリーデ 生憎ですがこちらの国ではそんなスキンシップはありませんわ(断言) カチュア+ か:まぁまぁ、お二方とも……。こういう場での喧嘩はおよしになったほうが……。>ダイスケ殿、イリーデ殿 トライホルン組 C:いいよ。ちゃんと最後の別れも済ませたしね。>カチュア ぽ:これはASの世界ではありません。 クリス+@ (原作設定大幅にずれているwww) 盾とお嬢様 ダイスケ:いや、だから……(頭ガシガシ)それが自分の物差しでしか物事見てねーって言ってんだ。 トマサラ トーマ もうなんかダイスケの勝ちでいいんじゃない? 領主と側近 ア:周りの男どもは見る目がないな。まったく。(なんだか怒った感じで)>カチュア トライホルン組 A:・・・仰るとおりでございます、サー(ぴし>アリアきゅん カチュア+ か:そうですね、またいつか会える……というのは不謹慎でしょうか?>シフォン殿 クリス+@ ジーク 私もそうした方が良いとおもう。このまま言ったらまた魔術・・・秘術使いそうだからな カチュア+ か:仕方ないですよ。見ての通りの外見ですし、色々と周りの国にひどいことをしてきましたので……。(にがわらい>アリア殿 盾とお嬢様 ダイスケ:……ふう。(頭ぶんぶん)……あーのどが乾いた。(ごくごくと醤油を飲む)……心配はするなよ、俺は常人の1.5倍は醤油を飲んでも平気だ!(にやり トマサラ トーマ 普通に水を飲めよ。>ダイスケ 盾とお嬢様 ダイスケ:(そのままトイレに) クリス+@ イリーデ 納得いきませんわ・・・ ジーク 怒りやすいぞ カチュア+ か:それは体が温まるでしょうね。(くす>しょうゆ 盾とお嬢様 がっつんがっつんがっつん トライホルン組 と:いいんじゃないか、使っても。どうせそんなものを使ったところで誰にも被害は出ない。>ジーク トライホルン組 あ:ムチャしやがって・・・。>ダイスケ 領主と側近 ア:うん、よしよし。それじゃあ、ちょっと動いてみてよ。他の人の迷惑にならないくらいでいーからさ。>アニー 盾とお嬢様 ダイスケ:うん、普通に水のほうがうまいよな。(額から血を流しつつ、涙目で水をあおる) クリス+@ ジーク 被害を受けるのはこっちだ。伯父・・・国王陛下からの厳重注意 トライホルン組 C:そうでもないよ。ボクが仕えてるのは冥王だから、その気になったら冥府まで潜ればいいんだ。>カチュア 盾とお嬢様 ダイスケ:俺からは何にもいわねー。 トライホルン組 あ:・・・いや、いやいや。>ダイスケ トライホルン組 ↓血とかについてね 領主と側近 ア:ふーん……(それでもなんだか、面白くない、みたいな表情をしてる)>カチュア トライホルン組 と:はいはいそうですね。>ジーク クリス+@ ジーク どうして止めなかったと説教。今回はとばっちりなのに・・・ トマサラ トーマ 馬鹿って素晴らしいよね!(とても爽やかな笑顔で) サンサーラ 何を言ってるんだお前は!? 盾とお嬢様 ダイスケ:ふ、獅子は眠ったぜ(にやり。そしてしゃがみ込む)……さすがに無茶をしすぎたな。 クリス+@ ジークここに酒は無いのか?今日は倒れるまで飲む(額に青筋) 盾とお嬢様 ダイスケ:眠れる獅子を起こしたんだ。その代償はあまりにも大きい……(くっというような顔で トライホルン組 と:おーい、お姫様はどうする?(いつの間にか豪華なベッドに寝かされている>ダイスケ 盾とお嬢様 ダイスケ:いつもの1.5倍速く全身筋肉痛が俺を襲い、1.5倍俺を苛むんだ、畜生……。 カチュア+ か:それは羨ましいと言うべきか……(うーん>シフォン殿 カチュア+ か:? どうかしました?>アリア殿@面白くない 盾とお嬢様 (1.5倍速く筋肉痛が来るだけで、実際筋肉痛が治るのはいつもと同じw) 領主と側近 ア:うーん。よし、決めた。(うん、とうなずいて)>カチュア 盾とお嬢様 ダイスケ:時期に目が覚めるだろーからそのままだな。下手に起こすと俺が怒られるからな! カチュア+ か:添い寝でも……。>ダイスケ殿@ベッド カチュア+ か:?(きょとん)>アリア殿 盾とお嬢様 ダイスケ:いや、何を勘違いしているんだ、こいつとはそんなんじゃないよ!? ゆかりやかかりならともかくだな!>そいね トライホルン組 C:こないだ戦があったときは、冥府から戻ってきたしね。無論アンデッドだったけど。>カチュア カチュア+ か:既成事実を作ってしまえばどうということはないんじゃないでしょうか?(くすくす>ダイスケ殿 トライホルン組 と:じゃあ運びやすいよう下にタイヤつけとこうか(触ると手品のようにしてベッドにタイヤがつく>ダイスケ カチュア+ か:それは……状態にもよりますね。(苦笑>シフォン殿 領主と側近 ア:お菓子のお礼に、カチュアにいい相手を見つけてあげる。(にっこりー)>カチュア クリス+@ イリーデ やはり不思議な場所ですわね・・・(プライベートでは自分から話しかけるのが超苦手) 盾とお嬢様 ダイスケ:……!! ……うわぁぁぁぁっ!? 誰か俺を殴ってくれ、一瞬でも心動いた俺を!!(床にがんがんと頭打ち付ける トマサラ トーマ ちぇりお!(えぐりこむように殴ってみた)>ダイスケ 盾とお嬢様 ダイスケ:じみにすげぇ>タイヤ トライホルン組 C:実は戦時には顔をあわせてないんだけどね。部下の話じゃ生前の姿ほぼそのままだったらしいよ。>カチュア トライホルン組 あ:あ、くそ、先こされた!>トーマ 盾とお嬢様 ダイスケ:なっ、内角深め!? そりゃ殴れとは言ったけど手加減ぐらいしてよ!?今の俺はまったくの凡人ですから!?>とーま クリス+@ ジーク いきなりどうしたんた・・・ トマサラ サンサーラ え? ちょ、え!? 何で殴った!? トーマ 馬鹿は殴らないと治らないとどこかで聞いた。 サンサーラ えー…… カチュア+ か:あら。……ふふ、そのお気持ちは有難いですが。アリア殿、ではダメですか?(くすりと悪戯っぽく笑って>アリア殿 盾とお嬢様 ダイスケ:何喜々として言ってんの!? ぶぎゅらぶ!?(枕が当たる) トマサラ トーマ よし、僕を殴れ。 サンサーラ え、なんで!?>ダイスケ トライホルン組 と:じゃあ、はい。ちゃんと責任持って送り狼するんだぞ(ベッド引き渡しながら笑顔で>ダイスケ カチュア+ か:……いえ、やはりそういうのはいい、ですね。思い出は綺麗なままがいいですから。>シフォン殿 盾とお嬢様 ダイスケ:起きてる、絶対起きてるよね、ヒカリ大明神!? ヒカリ:す、すかーすかー。 トマサラ サンサーラ ……起きてるわね。 トーマ 青春だね。>ヒカリちゃん 盾とお嬢様 ダイスケ:……じー(えー俺そんな趣味ないし、つか、あんたドM?な表情して)>トーマ クリス+@ ジーク 狸寝入り・・・ トライホルン組 C:そうだね、あまり後ろは見ない方がいいとおもうよ。・・・最近まで見てたボクが言うのもなんだけど。>カチュア ぽ:繰り返しますがAS世界ではありません。 盾とお嬢様 ダイスケ:タヌキ寝入りしている奴襲っても罪にならないかな?>とれ クリス+@ ジーク 立派な犯罪だ 領主と側近 ア:うん? んー、カチュアがいいんなら確かにそれが一番手っ取り早いけど。>カチュア 盾とお嬢様 ヒカリ:そんなことしたら、あんた……むにゃ自給62円で永久就職だから……むにゃ トライホルン組 と:罪なんてのは原罪でもない限り、誰かが勝手に作るもんだ。・・・というわけで、思う存分やりなさい若者よ(避妊具一式手渡し>ダイスケ トマサラ トーマ ノリが悪いなぁ……(興ざめな顔) サンサーラ 何がしたかったんだよ……>ダイスケ 盾とお嬢様 ダイスケ:安!?一時間働いてもガリガリ君すら変えない給料って何!? トライホルン組 と:!?(勢いよくふりかえって)>それが一番手っ取り早い カチュア+ か:あら、予想外のお返事が。(軽くびっくり)>アリア殿 トライホルン組 あ:永久就職ってさ、ようするに結婚ってことだろ? 盾とお嬢様 ダイスケ:よし、俺の獅子よ、今こそ起きろ! カチュア+ か:……やればできる。>ダイスケ殿 クリス+@ イリーデ あ、あの・・・一体何を行うと・・・ トライホルン組 あ:子供が?>やればできる 盾とお嬢様 ダイスケ:1.5倍のテクニックで!ぐぅぅ、筋肉痛で獅子が目を覚まさない!! カチュア+ か:あら、一歩踏み出す勇気のことを言おうとしたのですが?(くす>アキラ殿 領主と側近 ア:けどカチュア、別にボクのこと好きなワケじゃないでしょー? ボクは本気なんだよー?(むー、と)>カチュア トマサラ サンサーラ ああ、人間の繁殖行動か。……こんな公衆の面前でやる気か!? 盾とお嬢様 ダイスケ:ねぇ、つかとめてよ、もっと真剣に!絶対みんなあとで俺が地上波初登場したら「やるとおもってましたよー」ってアヒル声で言うんだろ!!! トライホルン組 あ:うん、そうだろうとは思ったんだけど、一人くらいボケとかないとダメかなって思って(てへ>カチュア 盾とお嬢様 ヒカリ:……いくじなし。 クリス+@ ジーク ひ、姫の前でそんな事をするな!!(耳まで真っ赤) トライホルン組 と:ふと気になったんだが、サンサーラ自身はそういう機能は搭載されているのか?(真顔で>サンサーラ@繁殖行動 カチュア+ か:む、それは心外ですね。……私も好きだよ、アリア君のコト。(目を覗き込んで>アリア君 トライホルン組 あ:えー、だって、なあ? と:なあ。せっかくなんだ、いっちゃえよ。なんならそっち方面の毒でも出そうか?(ダゴン様っぽいのが閉じ込められた小瓶>ダイスケ トマサラ サンサーラ 無いよ。そういう行為をしなくとも、人間を全滅させれば私は自動的に新世界の子を孕むらしいから。(真顔)>トレイシーさん 領主と側近 ア:? どうかしたー?>トレイシー 盾とお嬢様 五:しょーじきここまで大助が使いやすいとはwwwそれに1.5倍馬鹿になるなんて思ってもいなかったんだがwww カチュア+ か:据え膳ですね。教育によろしくない。>いくじなし 盾とお嬢様 ダイスケ:お、俺だってあこがれているシチュエーションがあるんだ!! クリス+@ ジー き、教育以前に公衆の前だぞ トライホルン組 と:ほう。細かいことはよく判らんが、予言書のいたどこぞの世界に似てるといえば似ているな(内心残念がってる>サンサーラ カチュア+ あ:アキラさんが「せっかくなんだ、いっちゃえよ」って言ってるように見えて、お前が言うなと言いそうになったじゃないかw 盾とお嬢様 ダイスケ:まだ街角でパン加えた女の子とぶつかってないし、空から女の子も振ってこないし、 トライホルン組 と:いや、なんでもない・・・(青ざめた顔で>アリアきゅん トライホルン組 ぽ:おまwww 盾とお嬢様 ダイスケ:各地に散らばった俺の十一人の妹にもあってないし、持ち物が擬人化もしてない! トライホルン組 と:ご要望とあらばそんなシチュエーションも・・・(荷物あさりながら>ダイスケ 盾とお嬢様 ダイスケ:俺にはレベルがたりぃぃん!! トマサラ サンサーラ まぁ、その機能も変更されるかもしれないけど。私の創造主──ザラスシュトラ様次第……かな。>トレイシーさん 盾とお嬢様 ダイスケ:十秒後の俺見えた!なんか幸せそうな顔してる!? カチュア+ か:どれも実際には起こらないであろうというのがまた……(かわいそうな視線>ダイスケ殿 クリス+@ イリーデ (哀れみの目で見ている) 領主と側近 ア:うーん。そういうイミじゃあないんだけどなー。(ぽりぽり、と) ……(はっ) えっと、つかぬことをお伺いするのですが。>カチュア 盾とお嬢様 ダイスケ:なんだよ、その視線は! 盾とお嬢様 五:そろそろ限界だw トライホルン組 ぽ:ボクもそろそろあやういーw 領主と側近 (てーか私は大分前から眠くてアレですが) クリス+@ ペレ 私も微妙に カチュア+ か:ん、もうちょっと慌ててくれるかな、って思ったんだけど。(くす) 本当に気持ちは嬉しいんだけど、したいしたくないじゃなくて、できない、かな。>アリア君 カチュア+ あ:がんばれww トマサラ (そろそろ眠くなてきた気がするような) 領主と側近 ア:もう、ボクだってそんなに子供じゃないよ。まあ、本気だったとしても、ボクにはシエナが居るから、恋人にはなってあげられないけど。 クリス+@ (ツクールのイベントが全然消化されない) カチュア+ か:あら、残念。(くすくす)ごめんね、せっかく気を使ってくれたのに。(なでなで、と)>アリア君 クリス+@ (量が馬鹿みたいに・・・) クリス+@ 変わってくれwwww 領主と側近 ア:(むー、と) ちなみにさ、ボクだってカチュアのことは好きだよ? だからこそ、カチュアにはいい相手を見つけてほしいって、思ったんだけど。(なでられながら見上げ)>カチュア カチュア+ か:ありがと。でもまぁ、もうちょっと待ってほしい、かな?>アリア君 トライホルン組 ぽ:空気を吹っ飛ばすようで申し訳無いが、そろそろ寝てもよいだろうかw クリス+@ OK カチュア+ あ:カチュア使いやすいなぁ、意外だったw クリス+@ 原作設定ぶち壊しだったぜww 領主と側近 ア:まあ、無理を言ってもしょうがないしね。どっちにしろ、今すぐ見つけるなんて不可能だしさ。
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/524.html
【種別】 用語 【用語】 頭が高い! 【よみがな】 ずがたかい! 【使用話】 第23話、第24話、第49話 高貴な振る舞いをするジークに無礼な事をするとこの言葉を言いくちごたえした者を小さくしてしまう。 小さく出来るのはイマジンのみ。モモ、ウラ、キン、デネブは小さくされてしまった。 しかし効力は一定の時間だけ。もどる時は場所を選ばないので注意が必要。 最終話、ジークはデンライナーで現代につれてこられ良太郎たちの助っ人として戦いに加わる。デスイマジンを撃退しイマジンの未来が消滅したのと同時にすべてのイマジンもまた消滅した。良太郎はこの事に涙するもデンライナーで過ごした4人のイマジン+ジークは良太郎との様々な思い出と共に消滅をまぬがれた。しかし良太郎がシリアスモードで感傷に浸っている時に出るに出られずいつもの調子で騒ぎはじめる。隠れているのにジークが出し抜こうとして立ち上がった時に反対にモモタロスらに頭が高いとジークのキメ台詞で注意される。こんなやりとりをしているうちに良太郎にみつかってしまう。 【関連するページ】 用語 第23話 第24話 W良太郎