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魔法踵の死源 レヴガレータ SR 闇文明 (10) 進化クリーチャー:ダーク・メシア/マジック・コマンド 29000 ≡★★★≡ ■進化GV―自分の☆のあるクリーチャー3体を重ねた上に置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から10枚を見る。その中から☆のあるクリーチャーを2体まで選び、バトルゾーンに出す。その後、残りを山札に加えてシャッフルする。 ■ワールド・ブレイカー ■このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにあるクリーチャーをすべて破壊する。 作者:赤烏 収録 DMW-20 「アルケミア編III ワールドセンス」S2/S5 評価 名前 コメント
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戻る 梓が痛かった -- (名無しさん) 2010-06-28 20 46 46 の、和の私生活も見てみたかっ…た… -- (名無しさん) 2010-06-28 20 57 00 メシアの梓ちゃんwww律が可愛かったなwww -- (名無しさん) 2010-06-28 20 59 27 ワロスwww -- (名無しさん) 2010-06-28 21 29 41 厨二病のあずにゃんいいなwww -- (名無しさん) 2010-06-28 21 35 47 りっちゃんくっそかわええええええええええええぇwwwww -- (名無しさん) 2010-06-28 21 40 32 クソワロタwww -- (名無しさん) 2010-06-28 21 50 29 気がくるっとるで糞ワロタwwww -- (名無しさん) 2010-06-28 22 08 10 うわあああああ!!俺の過去を暴かないで!! -- (名無しさん) 2010-06-28 22 52 31 暗黒の咆哮wwwww -- (名無しさん) 2010-06-28 23 28 45 澪がひどいw -- (名無しさん) 2010-06-28 23 40 19 憂 可愛い 律 素晴らしいまさに俺のりっちゃん 澪 変態という名の紳士 梓 wwwwwwwwww -- (名無しさん) 2010-06-28 23 51 06 憂だっこしたいいいいいい あずにゃんは昔の俺だなw -- (名無しさん) 2010-06-29 00 32 41 最高 いやマジで -- (名無しさん) 2010-06-29 01 42 50 梓わろたwwww -- (名無しさん) 2010-06-29 02 11 57 実は今までの出来事はすべて、ムギの能力の一部だったりして -- (名無しさん) 2010-06-29 07 07 14 梓はこうでなきゃ -- (名無しさん) 2010-06-29 12 10 14 憂かわういいいいいい!!! 梓ちゃん… -- (名無しさん) 2010-06-30 05 42 14 ダーク・ブレスwwwww -- (名無しさん) 2010-06-30 06 42 10 あずにゃんが最後「梓ちゃん」だったな これはひどいwww -- (名無しさん) 2010-06-30 08 16 08 ホントだ、梓ちゃんになってるwwww orz -- (名無しさん) 2010-06-30 10 22 48 いや、中二病患者の梓に対して冷やかな目を向けてるとすればあずにゃん→梓ちゃんにランクダウンしても違和感はないのでは? -- (名無しさん) 2010-06-30 14 26 23 邪気にゃんwww -- (名無しさん) 2010-06-30 16 02 58 澪と梓wwww -- (名無しさん) 2010-07-01 00 03 33 タイトルでどうせエロかと思って読んでなかったけど…面白かった! -- (名無しさん) 2010-07-06 08 14 33 あぁ、まともなのが憂だけだなんて……。 いや、それ以上に梓のキャラ崩壊が精神的に辛すぎる……。 最後の梓ちゃんへのランクダウンで泣いたぞおい。 -- (名無しさん) 2010-07-17 20 58 28 律 透明人間 律「やることはひとつ!」 律「澪のパンツは縞パンか否か!」 律「ジーク縞パン!」 澪「いいかげんにしろ!!」 澪 透明人間 澪「……寝るか」 梓 透明人間 梓「これで唯先輩と……」ゴクリゴクリ 梓「よしOKです」 梓「唯先輩の家です」 ガチャリ(鍵) 梓「はぁはぁ……ヤバい。鼻血出そう」 憂「誰っ!」 ビクッ! 梓「透明だもん。憂でも見つかる訳ないもん」 憂「あっ!お姉ちゃんの裸」 梓「ばふっ!(鼻血噴出)」 憂「なんだ梓ちゃんだったの♪」 憂「明日はごきにゃんホイホイ買わないと♪お姉ちゃんに悪い虫がついちゃう」 梓「(虫じゃないもん)」 紬 透明人間 紬「……よしこれで透明」 紬「……なにしようかしら?」 -- (名無しさん) 2010-07-24 21 58 01 律、かわいいぃぃぃ! -- (名無しさん) 2010-07-25 13 04 40 いたいこいつら -- (名無しさん) 2010-07-25 16 51 47 梓が痛々しくて、腹いてぇ -- (名無しさん) 2010-07-25 18 15 49 やっぱこの作者の作品は好みだわw 出来れば唯憂をもっと発展させたのが見たかったw -- (名無しさん) 2010-08-07 22 53 42 憂可愛い -- (名無しさん) 2010-08-12 23 56 58 あずにゃんにはワロタわwwwwww -- (名無しさん) 2010-08-23 13 45 39 「ヤツら」ってw 琴吹家は一体何と戦っているんだw -- (名無しさん) 2010-08-23 14 00 30 あwwwずwwwさwww -- (名無しさん) 2010-08-28 13 17 52 唯が冷静すぎてワロタ -- (名無しさん) 2010-08-28 14 39 10 メシアェ -- (名無しさん) 2010-08-29 19 23 16 わろちwwww -- (名無しさん) 2010-09-02 21 18 11 熱反応で見つけるとかムギの家怖すぎー。 -- (通りすがり) 2010-09-02 22 12 50 怖がりな憂ちゃん可愛いw -- (名無しさん) 2010-09-09 23 03 34 あずにゃんww -- (名無しさん) 2010-09-11 21 24 00 律っちゃんマジカワイイ 聡「気がくるっとる」www -- (名無しさん) 2010-09-12 22 51 36 澪ちゃんがこんなんでも全然違和感を感じなくなっていた -- (名無しさん) 2010-09-17 00 13 33 あずにゃんwwww -- (名無しさん) 2010-09-17 10 23 01 メシアの梓ちゃんで特にワロタwwww -- (名無しさん) 2010-09-17 11 27 16 確かに面白かった、がしかしだ・・・! これさらに面白くなるのこの後の展開な気がするんだけどw もうちょい続けてもよかったんじゃないかな? -- (真・けいおん厨) 2010-10-16 12 15 25 あずにゃんwwwwwww -- (名無しさん) 2010-10-26 14 05 07 りっちゃん、かわいい^^ 憂もかわいい^^ あずにゃんがwwww -- (シップ) 2010-11-23 21 53 27 りっちゃんと憂激しくかわえええ!!!! その他2人ワロタ -- (名無しさん) 2010-12-02 13 48 01 澪のポエムとか、唯なら食いつきそうなネタがゴロゴロしてるのに全部放置プレイとか。作者面倒臭くなったな。 -- (名無しさん) 2010-12-31 11 40 03 あずにゃん・・・かわいそう・・・ -- (けいおんちっく) 2011-02-10 20 07 49 梓ちゃんになってしまった -- (名無しさん) 2011-02-10 20 47 35 くまきちって・・・ まさか・・・あのクマ吉君か?? -- (名無しさん) 2011-02-17 01 28 04 メシアの梓ちゃんwww -- (名無しさん) 2011-03-25 14 10 25 そういや原作でもアニメでもムギ宅は出てこないな… やはり私設の軍隊兼警備員がいるのか? -- (名無しさん) 2011-03-25 15 01 06 澪だけ適当だなおい! 思いつかなかったのか、飽きたのか。 それにしてもメシアの梓ちゃんwww -- (名無しさん) 2011-03-25 15 20 45 ごきにゃんホイホイって何なんだwwwwwww -- (真・けいおん厩) 2011-09-29 22 38 11 光学迷彩って聞くとゾイドのヘルキャットを思い出す。しかしこのりっちゃんめちゃくちゃかわいいじゃねーか!!それに引き換え澪と梓、君ら一体どうした? -- (名無しさん) 2011-09-30 02 00 46 純ちゃんが全く話題に上がらないのには誰もツッコミがないとかw -- (真・けいおん厩) 2011-10-31 13 05 45 憂かわ憂 梓wwww -- (名無しさん) 2011-11-12 13 34 46 うぅ…のど…か…純…スルーされてる(笑) 何かみんな痛い子になってるよ -- (あずにゃん) 2011-11-12 14 54 47 梓… -- (名無しさん) 2012-03-21 22 30 31 憂ちゃんとりっちゃんはよかったな。 澪さんは…まぁ 梓…何者? -- (アクティブ) 2012-03-21 22 42 58 ↓6俺もヘルキャットが頭に浮かんできた。 しかし律のくまきちってあのくまきちなのだろうか? -- (名無しさん) 2012-03-22 04 36 38 きっと唯は軍の透明特攻隊に改造手術でもされたんだろうな。 -- (名無しさん) 2012-03-22 08 37 55 本当に冷静すぎるよこの唯ちゃん。 -- (名無しさん) 2012-03-22 09 32 53 憂が可愛いが澪梓に吹っ飛ばされたwwwww -- (名無しさん) 2012-12-03 16 36 48 梓ちゃんwwwwwwwwwwww -- (名無しさん) 2012-12-03 17 32 23 唯の冷静さ、ムギの妖しさ、梓の尋常無さ -- (名無しさん) 2012-12-03 21 41 13 地の文が面白いなw いい唯だ -- (名無しさん) 2012-12-22 15 18 46 憂が可愛いと言ってる奴は机蹴飛ばしたのを忘れてんの? あと唯梓期待したんだがなぁ〜 -- (名無しさん) 2012-12-22 20 14 31 律可愛すぎるだろォォ((( -- (名無しさん) 2012-12-26 23 46 24 10代後半なら別に中二病でも構わないと思うけど…。 -- (名無しさん) 2013-03-05 14 56 20 憂可愛い。律可愛い。澪梓もある意味可愛い。紬の私生活も見たかった。 -- (名無しさん) 2013-03-06 05 03 21 憂めっちゃ可愛い -- (名無しさん) 2015-02-17 16 43 23 おもろい(笑) -- (名無しさん) 2015-05-28 22 20 24 メシアの梓ちゃん(笑) -- (名無しさん) 2021-10-06 17 55 17
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戦争という状況において、敵対する者の命など特に軽いものである。 そこにいちいち情念などをかけていたら、自らの死にも繋がるからだ。 そんな事が出来るのは、絶対に負けぬという自信と余裕と実力のある者だけである。 岩陰に二機のアームヘッドが対峙していた。 片方は帝国の文月、その鎧は黒く表面には黄金の文様が走り、高級感を醸し出している。 もう片方は連邦のヴァンデミエール、既に四肢を激しく損傷しており、地面に倒れこんでいた。 文月は両刃槍を回転させた後にヴァンデミエールの鼻先に突き付けた。 ヴァンデミエールは多少もがくものの、最早それ以上機体が動かないらしい。 あと一撃止めを刺すだけで、この小さな戦いは終わりを告げるだろう。 文月が武器を振り上げた時である。そのコクピットに通信が届いた。 モニタからは敵機の送ってきたものであると確認できる。 投降を申し出る気であろうか?仕方なく回線を開く。 「・・・・・・し、死にたくない!どうか!命だけは!・・・・・・」 案の定そうであった。 「何を今更。それを捨てる覚悟が無いのならば、どの道待つのは死だけだ・・・・・・!」 黒の文月は無情にも、槍と角で足元の敵を串刺しにした。 ヴァンデミエールの崩壊を確認した直後。 突然、文月のモニタの表示が歪みだし、次にはノイズの砂嵐が流れ、そして・・・・・・。 「!?」 帝国パイロットは我が目を疑った。 自機の腕がひとりでに動き出し、手先の両刃槍を振り回し始めたのだ。 「何だ!?止まらないっ!?」 やがて落ち着いたその矛先は、自らのコクピットに向けられていた。 プラント帝国軍のとある基地の一室に、三人の軍服の姿があった。 「キャロライン!ダーカス!俺たちの次の任務が決定したぜ!」 部屋に入ってきたばかりの若い男が言う。 「おっ!?やるじゃん!さっすがリーダーじゃん?」 呼ばれた一人の男、ダーカスが答える。 「一体どんなお仕事なの、ジン?」 続いて紅一点、キャロラインだ。 「要するにリズの重要補給基地を叩くって作戦だ! そこには何度も襲撃をかけちゃいるが、今まで行ったどの部隊も返り討ちにされたって話だぜ」 リーダー、ジンが言う。 「そんな任務を任されるってことは、オレら『カロータ隊』も名を上げたってことじゃん!? ホームランド防衛戦やゼリーフライ作戦でのオレらの活躍が、 いつのまにやらネームバリューを高めてたってやつじゃん!?」 「でもでも、そもそも捨て駒にされてるって考えられない?」 「心配ないぜ!この作戦には他の部隊も助っ人で来てくれるようだし、 更にあの”血染の羽毛”までも参加するらしいって噂だ!」 「・・・・・・じゃあむしろライバル多すぎって感じじゃん!」 「ま、どっちにしても、私たち『カロータ隊』にとっては、 ”超えるのに申し分ないハードル”なのよね!」 「その通りだぜ、キャロライン! 俺たち『カロータ隊』には根となるチームワークが、葉となるアームヘッドがある!」 「それって師匠のお言葉じゃん?」 「これは、私たちが師匠を超えていくための、大きな一歩になるわ!」 「見ててくれよ師匠!俺と『カロータ隊』の、 そして俺の新機体、武甲文月の真の力を!!」 「私の高機動型弥生もね!」 「ついでにオレのブートン・デスメタルカスタムもよろしくじゃん!?」 こうして、アームヘッド遊撃小部隊『カロータ隊』は、次なる戦いへ向け息を合わせるのであった。 所変わって、リズ連邦軍の中規模補給基地。 汚らしい廊下の端を、一人の少年がとぼとぼと歩いている。 頭を下げ、伸ばしたままの髪は目や顔を隠し、体に力は入っていなく、だらりとしている。 その上に頬はこけ、全身がやせ細り、実に不健康そうな外見で、その様はホラー映画をも思い起こさせる。 しかし彼は、迷い込んできた孤児難民などでは、決してない。 そう、パイロットなのである。 それも、この基地の数少ない番人の役に就いている。 彼が、足を引きずりながら食堂に入ると、席に座っていた屈強な体つきの男たちが睨みつけていた。 「俺たちが、今度この基地の防衛に派遣されてきたメンバーだ。宜しく」 少年は返事も返さず、ただ静かに、端の薄暗い席について通信端末をいじくった。 「・・・・・・挨拶もなしか。なるほど・・・・・・噂通りのガキだな」 「お前、今までここに派遣されてきた部隊を、みーんな盾にして皆殺しにしてきたらしいなぁ!」 「なぁー、噂の味方殺しってのはどうやってんだ?知りてーな、俺らを殺して見せてみろよ?」 男たちが口々に言うが、少年は何の反応も見せぬままだ。 「シカトこいてんじゃねーぞ!このクズ野郎!!」 一人の短気な男がいよいよ少年を蹴り飛ばした。 少年は、文字通り紙クズのように無様な態で転がっていった。 「あぁ?どうした?俺を殺してみろよ!」 喧嘩慣れしている他の男達は、出る幕もないとその様子を笑って見ているだけだった。 「・・・・・・・・・る・・・・・・・・・・ゃる・・・・・・・・・・」 少年が口を開いた。 「あん?聞こえねーよ!!?」 「・・・・・・・・・てやる・・・・・!・・・・・してやる・・・・・!!・・・・・」 低く小さく唱えられた念仏のような少年の言葉は、僅かにしか届かない。 「だから殺ってみろっつってんだよッ!!」 短気な男は少年にもう一度蹴りを入れる。 それから唾を吐き捨てた後、その得体の知れぬ底なしの怒りを床に叩きつけるように、 足音を響かせながら去っていった。 食堂が消灯された後、少年は再び、ゆっくりと廊下を歩いて行った。 少年はパイロットであるが、普通のパイロットではない。 基地に立ち入る者を壊滅させる存在として、先ほどのような人々にも名が通っている。 だからといって、異名を持つような凄腕のエースという訳でもない。 彼に対する”クソ野郎””最低の屑”などといった暴言こそが、もはや彼の異名となっていると言っても過言ではない。 しかし彼自身は、匿名のソーシャルメディアなどにおいて”トロージャン”という名を好んで名乗っている。 自室に戻った少年は、卓上通信端末を起動すると”トロージャン”としての活動に入った。 「・・・・・・ああいうバカは本当に死ななきゃ理解できないようだな・・・・・・ まぁ駒として扱うにはバカな奴の方が気楽でいいんだけどさ・・・・・・」 ”トロージャン”はぶつぶつと言いながら、慣れた手つきで裏・動画サイトを開いた。 それから携帯型記憶装置を接続して端末内にデータを移動すると、 サイトに一つの動画ファイルをアップロードした。 その動画は『発狂パイロット』シリーズと題したものの一つだ。 今回の内容は、ヴァンデミエールを倒したはずの黒い文月が、突然暴走し自殺を始めるというもの。 映像は何故か様々なアングルで撮影されており、更には暴走機パイロットの悲鳴までも録音されている。 それは通常の手段では出来ないことであったし、ヤラセや合成にしてはあまりにも生々しすぎた。 こういった動画を撮影し演出できるのも、”トロージャン”の特権なのだ。 しばらくすると彼の端末の画面に、幾つもの警告の表示や怪しげな画像が点滅を始めた。 少年は小さくため息をつくと、自身の作ったソフトウェアを立ち上げて、 それらウイルスやマルウェアの送信元を一挙に特定する。 先ほどの動画サイトや、彼の存在に反感を抱くネットワーク上の人々からの攻撃であった。 ”トロージャン”は彼らに対し、お手製の複合ウイルスをぶち込んで、停止あるいは再起不能に至らしめた。 少年はパイロットである前にハッカー、クラッカーであった。 天才とまでは行かないが、悪質であるという点では天才的なレベルに達している。 ”トロージャン”はネット上において全ての邪魔を排除する方法を知っていたし、 逆に特定の相手を永続的に苦しめ続ける方法も知っていた。 彼は動画のみるみる上がっていく再生数と支払われる広告料、溜まっていく閲覧者の個人情報、 どしどし寄せられる誹謗中傷コメントを確認すると、薄ら笑みを浮かべて端末の電源を落とした。 ある夜のことである。 リズ連邦・中規模補給基地の周辺、取り囲むようにして残っている未整備の悪地に、 プラント帝国軍アームヘッドの連合部隊が集い、敵の様子を伺っていた。 その中には、遊撃小部隊『カロータ隊』や”血染の羽毛”セイントメシアの姿もあった。 「これまた随分と手薄じゃん?」 カロータ隊の一人、ダーカスが言う。 「向こうもまだ様子を見ているのかもしれないわ、隠し玉で大物がいるのかも」 チームメイトのキャロラインが返した。 「何であれ俺たち『カロータ隊』はベストを尽くすだけさ! 各機戦闘用意!一番乗りで行くぞ!!」 リーダーのジンはそう言い、新たな愛機・武甲文月を走らせた。 カロータ隊の三機の突入を受け、補給基地から防衛アームヘッド群が展開を始める。 ブリュメールの砲火網を、三機のアームヘッドが掻い潜り距離を詰めていく。 続いて残りの帝国アームヘッドも岩陰から飛び出し、 カロータ隊に気を取られている敵機に対し追撃を始めた。 連邦の防衛アームヘッドはそれ以上数を増す事は無く、 物量の差では帝国側が勝っている状況だ。 「どうりゃぁ!!」 ブリュメールの一機が、大砲で弥生を殴りつけて地に埋めんとする。 弥生は激しい衝撃を受け、足関節がひね曲りよろめいて倒れた。 「雑魚め・・・・・・!」 ブリュメールはブレードを抜いて手早く止めを刺す。 突如そこへ通信が入る。信号は味方からのものであった。 「こりゃ・・・・・・あんガキか?」 周囲の敵機に注意を払いながら回線を開く。 「・・・・・・・・・・・・・・・」 しかし流れてくるのはノイズだけである。 「何だ?もっとデカい声で言いやがれ!こちとら忙しいんだ!!」 だが少年の声が聞こえるよりも早く、弥生の一群が襲い来たために、 ブリュメールは通信を切って迎え撃つこととなった。 ブレードを振る瞬間のことだった。 機体は途端に手を放し武器を放り投げて、動かなくなった。 「クソッ!?」 ブリュメールは六機の弥生の刃に一斉に貫かれ、装甲を破られる致命傷を負った。 「・・・・・・まさか・・・・・・ガキに、殺される!?」 満足に動くことの出来なくなった連邦機に尚も弥生の群は迫る。 丁度その時、それぞれの弥生に受信が知らされる。 それは目の前のブリュメールが出した投降申請で、弥生は刃を向けたままで攻撃を止めた。 「投降!?オレがか?」 ブリュメールのパイロットはモニタを見て愕然としていた。 彼自身は、投降する意思はなくまだ足掻いていたのである。 弥生は敵機を足元に、その武装を破壊して無力化を行っている。 しかし、その矢先である。 弥生の群れは突如として、両手とアームホーンを乱雑に振り回し、 ブリュメールの周囲を走り回りはじめたのだ。 「なんだクソ!今度は何だよ!!」 短気な連邦パイロットは、”トロージャン”に対して通信を入れるが、繋がらない。 弥生はやがて、ホーンを足元に叩きつけて敵機を少しずつ啄んでいく。 「・・・・・・おいバカ!?やめろ!・・・・・・やめさせろ!!?・・・・・・」 機体を貫く刃は次第に速度を増していく。 「・・・・・・もう・・・・・・やめてくれ・・・・・・助け・・・・・・」 情けない悲鳴を上げながらもブリュメールは、 弥生のアームホーンによってメッタ刺しにされ、原型を留めぬ程にバラバラの残骸となった。 ”トロージャン”は暗闇の中でモニタの光を浴びていた。 僚機が倒されたその頃、頬張っていたポテトチップスをコーラで飲み下した。 「悪いのは、殺せと言ったオマエだろ・・・・・・? まあでも、おかげさまで六機も引っかけることが出来ただけ、無駄死にじゃなかったね」 暴走を始めた弥生の群は、他の帝国機に対しても見境なく攻撃を仕掛けた。 その標的の中にはブートン・デスメタルカスタムの姿もあった。 「いったい何事じゃん!?」 カロータ隊の一人・ダーカスは、ブートンの持つ鎖鎌で、弥生の攻撃をいなす。 同時に後退するが更に別の弥生に切り込まれて、浅い傷を負うこととなった。 「しっかりするじゃん!?気を確かに持つじゃん!?何が起こったわけじゃん!?」 ダーカスは二機の弥生に通信を回し、パイロットの状態を確かめる。 すると返答は確かにあった。 「分からない!!ただ・・・・・・」 弥生からの声はそこで途切れた。 それと同時に、モニター上の表示がぼこぼこと激しく歪み、後にモノクロの砂嵐へと変化した。 ダーカスの目前にあったノイズは、やがて薄れ、モニタにはあるものが浮かび上がっていた。 そこに映し出されていたのは、半ば腐乱しているような馬の死骸であった。 唖然として見ていると、死骸の腹部が不可解に収縮し、中で何かが動いているのが判る。 「冗談きついじゃん・・・・・・」 ダーカスはモニタを操作しようとボタンを押すが、馬の腹が動くだけだった。 続いて機体の操縦桿を動かす。馬の腹が膨れるだけだった。 操縦不能となったブートンに対し、二機の弥生は改めて武器を振り上げる。 ダーカスはいよいよ死を覚悟して目を瞑った。 しかし外から響く激しい衝突音に、開眼せずにいられなかった。 「大丈夫か!ダーカスッ!!」 「私たちが来たからには!」 暴走弥生からブートンを救ったのは、同じくカロータ隊の武甲文月と高機動型弥生だ。 「二人ともっ・・・・・・命の恩人じゃんっ!」 「何、『カロータ隊』リーダーとして当然の事をしたまでだぜ!」 「さあダーカス、気を取り直してこの状況の原因を探るわよ!?」 チームメイトのジンとキャロラインがそれぞれ言う。 「ありがとじゃん・・・・・・。 そ、そうだ、さっき弥生に通信したら、いきなりブートンが操作効かなくなったんじゃん?」 「えっ?それって・・・・・・」 キャロラインが言いかけた時、彼女とジンのアームヘッドは、 弥生とブートンの同時攻撃に晒されていた。 「ちくしょう!ダーカスまでッ!?」 武甲文月は背後の弥生を弾き飛ばして、もう一度ブートンへ向いた。 「どうして!?『敵』はいったい何者なの?」 高機動型弥生も、暴走機体の包囲から抜けきった。 「申し訳ないじゃん・・・・・・完全に乗っ取られちゃったじゃん・・・・・・」 ブートンは依然として武器を振り回し、弥生群と互いに傷つけあいを始めた。 「キャロライン!暴走機の武装解除を行う!」 「了解!」 カロータ隊の二人は、暴走したアームヘッドを引き剥がす為に再び飛び込んだ。 武甲文月はブートンを蹴っ飛ばして群れから離し、更に接近をかけた。 すぐさま立ちあがったブートンは鎌を振り下ろし、文月の装甲を貫く。 「これ以上は無理じゃん!?・・・・・・早くオレを倒すじゃん!?」 ダーカスが促すも、ジンの機体はブートンの両腕を掴んで、力づくで攻撃を封じていた。 「何言ってんだ!俺たちはカロータ隊の仲間だ、助けるのに努力や命を惜しむかよ!」 「リーダー・・・・・・っ」 「ジン!ダーカス!大丈夫!?」 キャロラインの弥生もブートンの背後に周り、腕に手を回して動きを封じる。 「行くぞキャロライン!せーのっ!!」 二機のアームヘッドは、同時にブートンの肘先を切り取って武装解除した。 それでも残りのアームホーンや大砲が封じられたわけではない。 もがくダーカスを、ジンとキャロラインが肩を持って抑え、三人四脚の形で後退を始めた。 その直後。 ブートンの膝が力なく折れて、全く動かなくなった。 それは先ほどまで盛んに動いていただけに、麻痺でも起こしたかのような止まり方だった。 「しっかりしろ!ダーカスッ!!」 「だめ・・・・・・じゃん・・・・・・!?」 武甲文月と高機動型弥生がブートンを起こした時、 正面から突進してきた弥生がアームホーンを展開、 ブートンの大砲から胴体、背中までを貫いて爆散させた。 「ダァァーカァァースゥゥッ!!??」 「いやぁーッ!?」 ダーカスは、カロータ隊の仲間に支えられた状態で、その目の前で殺されたのだ。 ”トロージャン”はその光景を、不気味に笑いながら撮影していた。 「他人を命懸けで助けようとすんのは大したもんだよ。 でも必要なのは自分の心配だったんだよね。もう手遅れだ」 少年はそう言いながら、親指で二枚のコインを弾いた。 「きゃっ!?何!?」 親しんでいた仲間の死に、パニック寸前だったキャロラインの元に、 追い討ちをかけるように次の変化が襲った。 ダーカスと同様、彼女の機体のモニタにも、不可解な馬の死骸が表れていた。 キャロラインが自らの暴走を止めるために操作するが、その努力は実らなかった。 高機動型弥生はブースターを全開にして急加速、すれ違いざまに別の弥生の首を刎ねた。 「落ち着け!そいつらは操られてるだけだ、キャロライン!」 「違うわ!?私も乗っ取られてるの!!」 「何だと!?」 キャロラインの弥生は両手の短剣でジンの文月に斬りかかる。 武甲文月は刀でそれを弾いた後、もう一方の手で弥生の腕を捕えた。 高機動型弥生は、掴まれている文月の腕に狂ったように何度もナイフを突き立てる。 「もう・・・・・・ダメだわ!早く、私から離れて!ジン!!」 「くそッ・・・・・・!俺は・・・・・・ッ、どうすればいいッ!?」 セイントメシアが、残骸となった最後のブリュメールを蹴飛ばす。 「ここのアームヘッド・・・・・・まるで酔っ払いだ」 連邦側の防衛アームヘッドは全滅したはずだが、依然として戦火は飛び交っていた。 「やはり妙だ。帝国機までもが暴走を始めている・・・・・・!」 武甲文月と高機動型弥生の刃が激しく交わる。 それは模擬戦の時とは違う、命を奪いにかかった攻撃だ。 「ジン・・・・・・手加減はしないで、私があなたを殺してしまう前に・・・・・・」 「キャロライン!俺はお前に負けないし、お前もそんなラジコン操作なんかに負けやしねえよ!!」 「だけど・・・・・・っ」 その時、二機の頭上に月を背負った影が現れる。 ”血染の羽毛”は、体にまとわりついた弥生を翼を広げて弾き飛ばし、カロータ隊に接近をかける。 一方”トロージャン”はろくに噛んでないポテトチップスを飲み込んで喉を傷めた。 「ちっ!セイントメシアが割り込んできやがった!」 そして少年は仕方なさげに手元のスイッチを押した。 「・・・・・・うわっ!?これが、俺たちを・・・・・・」 武甲文月のモニターにも馬の死骸が表示された。 やがて画面の半分にキャロラインの様子が映り、彼女の方でもジンの姿が映しだされた。 「一体どうしたの!?次はなんなの!?」 パニック状態のキャロライン。 「わからない!俺もお前やダーカスと同じになっちまったようだ!」 ジンがコントロールパネルを殴る。 「・・・・・・応答しろカロータ隊!何が起こったか!?」 セイントメシアは二機にそう通信を送ったはずだったが、それはメシア自身のOSによって阻まれた。 モニタには幾つもの警告表示が浮かび、送信先回線から数千種ものウイルスが検出されたと告げていた。 「ウイルス・・・・・・通信によって全てのアームヘッドが感染していたのか!?」 それは恐らく真実であったが、敵味方関係なく死に至らしめる電子攻撃など正気の沙汰ではないと思えた。 武甲文月と高機動型弥生が、”血染の羽毛”に襲い掛かる。 メシアは剣と短刀を二振りの翼で受け止め弾く。 そしてスタッフで横なぎするが、二機が避けて掠めるだけに留まった。 「こうした動きをするのは、単に暴走しているわけではない、何者かが操作しているということだ」 ”トロージャン”の周囲には幾対もの操縦桿があった。 彼は今、片手につき一体の敵アームヘッドを操作している。 「セイントメシアが相手じゃあ、この二人にはもう少し粘ってもらわないと!」 少年はそう言って、足元のペダルを数回踏んだ。 ”血染の羽毛”が二機の帝国アームヘッドとのチャンバラを演じる間、 その装甲の表面では数回、鋭く短い金属音がした。 「何だ?」 危険を察したメシアが、背後に向かって回し蹴りを放つ。 足先のホーンは、飛んできた注射針のような矢を引き裂いて、その中の液体を撥ね散らしていた。 武甲文月の刀がセイントメシアのスタッフと競り合う。 そこへ襲い来る高機動型弥生のナイフは、開かれた血染めの翼によって受け止められた。 しかし次に彼を襲うのは、飛来する幾つもの注射針。 メシアは前後のアームヘッドを無理矢理弾くと、次いで針を蹴りで弾いた。 方向の変わった毒矢は、文月と弥生の肩口を射抜き、すぐさま武器を手放させた。 ”トロージャン”はコーラを吐くような勢いで笑った。 「スゴい、スゴいよ”血染の羽毛”!! 電子ウイルスも物理ウイルスも完璧にガード!! ・・・・・・流石だね。だけど負けを認めたわけじゃない。ここからが本番さ」 少年は、一瞬のみ文月と繋がれたセイントメシアの回線を突き止め、ハッキングしようと模索する。 それから興味を失ったカロータ隊の二機を思い出し、二つのサイコロを投げた。 「おっ?・・・・・・まあいっか」 ジンとキャロラインはモニター越しに見つめ合っていた。 「うう・・・・・・わたしは・・・・・・わたしたちは・・・・・・」 「泣くなよ、キャロライン。 救世主(セイントメシア)が何とかしてくれるさ・・・・・・」 次第に腹の動きが早くなる馬の死骸。 そして突然に駆け出す、武甲文月と高機動型弥生。 アームホーンを立て、”血染の羽毛”へ一直線に突撃する。 同時に彼らを囲むようにして無数の注射針が射出される。 セイントメシアは一瞬にして高く飛び上がり、それら全ての攻撃を回避した。 しかし走り続けた文月と弥生は、全身を毒矢に貫かれ、 そのフレームが、細胞が硬化して動けなくなった。 走った勢いのまま、向き合って空中で衝突する二機。 そのアームホーンは、互いに深く突き刺さっていた。 「・・・・・・き、キャロ・・・・・・ライン・・・・・・ッ・・・・・・」 「・・・い・・・・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 激しく動いていた馬の死骸の腹は、破裂して幾つもの血塗れの頭蓋骨をぶちまけた。 カロータ隊の二人は、目前で死に絶えていく仲間の生身の姿を、 互いに見ながら死んでいくこととなった。 「流石のセイントメシアも、お二人さんを救う方には手が回らなかったね。まあ妥当。 さあ、次は君の番だよ”血染の羽毛”?」 そして”トロージャン”は恐るべきスピードでキーボードを叩きはじめた。 セイントメシアが足元を見下ろす。 暴走していた弥生もいつの間にか相討ちとなって果てていた。 既に敵・味方共に、生存している機体反応も無くなっていた。 では、後は補給基地を潰せば終わりだろうか? それは違う。 アームヘッドを電子ウイルスで操作する者、 注射針の物理ウイルスで機能停止を狙っている者がいる。 その敵は果たして、基地内の安全地帯に潜んでいるのだろうか? そうだとしても、アームヘッドを容易に遠隔操作することが可能なのか? 調和によるものならば、なぜ自分はその被害を受けないのか? やはり操作妨害に関しては通信を介したウイルスの影響だと言いきれる。 いや問題は敵の位置だ。まずは基地に攻撃を仕掛け、その尻尾を掴むのもよいだろう。 ”血染の羽毛”は補給基地に対して急降下した。 「・・・ふひひひひ、さすが、メシア。セキュリティも他とは比べ物にならないや。 君が、基地に辿り着くのが先か。それとも僕が君の防壁を突破するか、あるいは毒矢の餌食になるのが先か・・・・・・!」 ”トロージャン”は久々の強敵に歓喜した。 セイントメシアは、地上より打ち出される無数のウイルス注射針の回避を強いられて、 基地へは容易に近づけぬ状態であった。 そんな時モニタに幾つもの警告表示が現れ、やかましく音を鳴らす。 今現在、激しいサイバー攻撃を受けているという証拠だった。 「不本意だが堅実にやるよりないな!」 メシアは毒針をかわしながらも、その射出元の方向へ向けて降下する。 降り立った先にあったのは、岩陰に隠された自動砲台だ。 血に染まった翼を軽く振るだけで切断、破壊する。 これらの砲台を一つずつ沈黙させれば、脅威が減る上に敵の本体へと巡りつける可能性もある。 問題はさっさと済ませなければセキュリティを突破される危険があることだ。 セイントメシアはウイルス針を全身の刃でひたすらに弾いていく。 そして出所である砲台を斬り、次の砲台、その次、その次の次と、的確にその数を減らしていく。 だが依然として本当の敵の姿は見えぬままだった。 ”トロージャン”はダミー砲台の反応が次々に消えていくことを受けて、 鼻血を流してモニターにかじりつきながらも笑みを浮かべたままだった。 「さすがブラッディフェザーは早いね!!でもあと少しで君も操り人形になる」 血染の羽毛が砲台を切り裂いた瞬間、同時に複数方向から毒針が発射される。 それらの殆どを迎撃するが、内の一本がセイントメシアの左眼を貫く。 天使は視界の半分を失いながらも、次々に自動砲台を破壊していく。 「あと少し・・・・・・!」 ”トロージャン”は強敵の内部への侵入を目前にして、舌なめずりをした。 セイントメシアが最後と思しき砲台を叩き潰す。 再び上昇をかけ、向かってくる毒針が無くなったことを確認した。 結局敵は基地内から電子攻撃をしていたということだ。 ”血染の羽毛”は全身の刃を展開して、全速力で補給基地に接近をかけた。 「ああ、もう壊し終わったのか、もうちょっと待っててよ」 少年は落ち着き払ってそう言った。 メシアが基地中心へ接近しレーザーを連射した時、 再びウイルス注射針がどこからか飛来し、メシアの右腕に突き刺さった。 肩から先のフレームがすぐさま麻痺し、持っていた武器が基地の屋根へと落下した。 ”血染の羽毛”は毒針の発射方向を見逃さなかった。 迅速に発射位置へと降下するが、その岩陰に自動砲台は隠されていなかった。 今までとは違っている、『敵』はこの辺りに隠れている・・・・・・? 「やばいな~!感動だよセイントメシア!ここまで来るなんて只者じゃない! でも~、ゲーム・オーバー。オマエは発狂したかのように無様に死ぬんだ!!」 ”トロージャン”の間近ではセイントメシアが辺りを見回していた。 そして少年は躊躇いなく実行キーをタイプした。 彼のモニタに、妙なマスクのような紋章が浮かび上がった。 それがカノイ・ハウだという知識は、”トロージャン”にはない。 「何?防がれた?そんなわけない!こんな所に割り込む余地があるはずがない、 なんで通らない?何を持って僕の攻撃を防ぐことが・・・・・・」 首を傾げながら実行キーを連打する”トロージャン”。 外の様子に目をやると丁度、セイントメシアが背を向けた所だった。 「ふふひ、甘いなァッ!!」 ”血染の羽毛”が振り返りざまに毒針を弾き飛ばす。 背後にあったのは単なる岩であった。針を飛ばす銃口などはない。 だが敵との距離が近いことを確認するには充分であった。 そこにあるのは岩。 だがメシアは経験上、それに敵が潜んでいる場合があることも知っている。 天使は躊躇いもなく岩に斬りかかり、その一部を砕いた。 ”トロージャン”の目の前では、セイントメシアが自分へ向かって岩を掘り進めていた。 「見つかったっ!?ウソだっ!!?冗談冗談!? ・・・・・・し、しょうがない、作業は中断だぁっ」 次にウイルス注射針が飛んできたのは、セイントメシアの後方、しかも足元だった。 やはりそこに銃口は無い。しかし一方向から一発のみ発射されていることから、 敵の本体そのものが地面という安全地帯へ逃げ、隙を見て撃ってきたと考えられた。 だが、岩から地面の中に移動することなど、可能なのだろうか? 思案する”血染の羽毛”の側面に、再び毒矢が襲い掛かる。 翼で弾いて振り向く。そこには低い岩。姿なき敵は動いている。 しかしわざわざ地中に潜むようなら、不可視化が能力の正体ではなかろう。 その時背後から迫る凶器に気付いた。 振り向いたセイントメシアの右眼は、氷のように冷たい輝きを放っていた。 その瞳は、隙間を這うゴキブリのごとく逃げまどう、真の敵の存在を見透かしていた。 透視のカノイマスク・アカクの発現である。 ”トロージャン”は地面の下を難なく歩き回っていた。 セイントメシアは続けて調和・カカマを発動、敵の頭上をぴたりと追跡する。 更にパカリによって脚力を増幅、足元を蹴り掘って標的の姿を露わにする。 「うわぁっ!?」 何にも隠れることなく姿を明らかする”トロージャン”。 しかし彼は瞬時に、岩に溶け込むようにして再び消えた。 ”血染の羽毛”は全く惑わされることなく、そこへ刃を突き立てた。 「・・・・・・・アイツ・・・・・・完全に僕を見ていた・・・完全に追っていた・・・。 ジャマーだって完璧にかけてるはずなのに・・・・・・逆探知だってありえない・・・・・・。 ハックするにももう少し時間が・・・アイツから見えるんならこっから出てもお終いだ・・・。 どうする、トロージャン?」 ”トロージャン”が早口で言っている間にも、セイントメシアは岩を削り進んでいた。 少年は人生史上最高のスピードでタイピングを行うも、 彼の攻撃の全ては画面に出る奇怪な仮面によってことごとく弾かれた。 「ハァ!ハァ!・・・・・・僕こそが、先駆者なんだ! それがなんで、こんなふうにおいつめられんだ!! ひ、ふふひひひ、そうかぁ、調和だなぁ、チートだ、卑怯な裏技つかいやがってぇ」 血塗れの翼が岩壁を大きく抉り取る。 そこには、細長い銃口と思しき筒が露出していた。 ウイルス注射針が射出されると同時、屈んだメシアが翼でライフルの先端を斬り掃う。 「ああーっ!ハァハァハァ、だめだ、もうだめだ・・・・・・ し、死ぬ!死ぬ?・・・・・・い、いやだ、イヤだぁ・・・・・・・・・」 密室の中の少年は、全方向から響き渡る凄惨な衝突音に震えていた。 ”血染の羽毛”の元に通信が入る。 「・・・こっ、殺さないでっ・・・・・・し、しぃ、死にたくないぃぃっ! ・・・・・・ど、どうかぁっ!命だけはっぁ・・・・・・!」 ”トロージャン”の声がメシアに届く事は無い。 そのメッセージもまた、自然と彼お手製のウイルスを帯びていたからである。 それが、心からのお手上げ、本気の降参であったとしても、その意思は誰にも通じることはないだろう。 セイントメシアは非情にも足を引き、最後の一撃を構える。 少年の生存本能が告げる、これを避けねば命はないと。 紅白の天使の攻撃直前、”トロージャン”の機体は、 岩の中から透過するようにして側面へと跳ね上がる。 メシアは一切のぶれなく、分かりきっていたようにそれを追って、 敵の体が半分、岩から出かかった状態のところへ、鋭い蹴りを打ち込んだ。 「あ・・・・・・あ・・・・・・!」 セイントメシアの爪先には、今まで砕いてきたウイルス注射針の毒液がたっぷりと塗られていた。 ”トロージャン”の機体は、自らの麻痺毒によって殆どの機能を停止し、 遂には『自分より質量の大きい物に透過できる』調和能力さえもその効力を失ったのだ。 ”血染の羽毛”の目前では、貧弱なアームヘッドが体の右半分を岩に埋めたまま、固まっていた。 「う、う、うあ・・・・・・」 調和の解かれた”トロージャン”は、体が霊体のように岩に透き通っていた感覚から、 徐々に通常の感覚に戻りつつあった。 つまり、半身が物理的に岩に入り込んでいる、あるいは岩が体に入り込んでいる感覚に戻るのだ。 「うううう、うがああああ!・・・いたい、いたい・・・イタ、イ・・・・・・! こ、ここ・・・・・・殺して、くれ・・・・・・ころ・・・・・・して・・・・・・」 「殺すなと言ったり、殺せと言ったり。 もう少し、ゆっくり考えて答えを決めたらどうだ? ・・・・・・そう、そこで、ゆっくりと、死んでゆくがいい・・・・・・」 セイントメシアは、岩からはみ出た敵の足やカメラ、アンテナ類を斬り潰すと、 そこへ向ける一切の意識を失くしたように、補給基地への攻撃を再開した。 少年からの通信には、皮肉にもウイルスが絡んでいなかった。 「・・・・・・・・・し・・・・・・・・・・ね・・・・・・・・・・」 ”トロージャン”は薄れゆく意識の中、複数のモニタに流れるノイズの向こう側に、あるものを見ていた。 それは、腹の中で何かが蠢いている、腐敗した馬の死骸――彼が、自身のトラウマに基づいて作った映像だ。 やがてそれが膨れ上がり、血に染まった頭蓋骨を吐いた時に、少年は息絶えた。 戦争という状況においては、追い詰められ、死んだ方がマシだと思える場合もある。 そこで死を選ぶ者が強いとか、死ねない者が弱いとか、そういう事は一概には言えぬものだ。 選択の余地を与えることが出来る、自信と余裕と実力を持った敵。 その掌の上に乗せられていることに、変わりはないからだ。 外道通り越してもうなんかすごい幸君に戦慄すら覚えた すげえ(^q^) -- げいぺど (2013-05-04 06 09 57) 名前 コメント 戻
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メニュー トップページ 基本ルール 正暦表 これまでの行動:時系列順 主人公 -やる夫と愉快な仲魔達 やる夫と愉快な仲魔達 入即出 やる夫 幻魔 クーフーリン 霊鳥 フェニックス 魔獣 ネコマタ 電霊 のらきゃっと 女神 コッコロ 登場人物 -所属組織 所属組織 十二鬼月 ヤタガラス メシア教 ガイア教 学院 フリーランス その他 その他 -データ集 データ集 スキル一覧 魔法一覧 種族一覧 属性一覧 状態一覧 アイテム一覧 用語集 +キャラ作成 キャラ作成 既出キャラ一覧 キャラ作成概要 スキル一覧 キャラシートテンプレート 投稿キャラ一覧(3~500) 投稿キャラ一覧2(501~) リンク 現行スレ 2スレ目 1スレ目 現行投下所 サンドボックス ここを編集
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登録日:2012/05/20(日) 13 45 44 更新日:2024/06/12 Wed 21 08 43NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 2011年 MAKAISENKIへの伏線 キバァァァァ!! バラゴ フェイスオブアヘ ホラー喰い 呀-KIBA- 暗黒騎士鎧伝 小説はもっとダーク 悲しき過去 映像絵巻 暗黒騎士 牙狼-GARO- 鋼牙狼 雨宮慶太 風雲騎士 魔戒導師 龍崎駈音 ――黒き闇に堕ちた心 その心に 輝きはなかったのか? その心に 希望はなかったのか? それを知りたい者は行くがよい 黒く深い 闇の中へと―― 「俺は、内なる光を消し去った!」 【概要】 雨宮慶太原作・監督の特撮番組『牙狼-GARO-』のスピンオフ作品。 TV第1シリーズに登場した敵役・バラゴこと暗黒騎士・呀(キバ)の誕生秘話を、バラゴの語りをメインに、イラストとグラフィックにデジタル処理を施し実写と融合させた「映像絵巻」として表現する。 この表現はTV第2シリーズ『牙狼-GARO- MAKAISENKI』でも用いられている。 また、『MAKAISENKI』に登場するホラー・ギャノンの存在が仄めかされている。 【あらすじ】 御月カオルが目覚めると、そこは黒い部屋の中であった。 現れたのは、心理カウンセラーとして敬い信じていた龍崎駈音と、魔戒導師エルダ。 カオルは龍崎がバラゴ、そして暗黒騎士・呀である事、自分はメシアのゲートであり、龍崎によって拉致幽閉された事を知る。 カオルは問う。「何故闇に心を売ったのか?」と。 龍崎は答える。「闇に心を売ったのではなく、自ら闇を選んだのだ」と。 そして語られる、龍崎の過去。 いかにして彼は、暗黒騎士と成り果てたのか――。 【登場人物】 龍崎駈音(バラゴ)/暗黒騎士・呀 ご存知姿はイケメン、中身はグロメンの暗黒騎士。 しかし子供時代はとっても可愛く、修業時代もキリッとした男前である。いつからあんなグロい顔になったのかは最大の謎。 今作は龍崎ことバラゴの悲しき過去、暗黒騎士誕生の秘話、そして彼の心の弱さも明かされる事になる。「キバは最強のカリスマ悪役」と考えている人は見方が変わるかも。 御月カオル ご存知ヒロイン。 幼い頃にバラゴによってホラーの始祖メシアのゲートにされ、現在はバラゴに拉致されている。 自分を騙していた龍崎=バラゴを必死に説き伏せようとするなど、逆境においても気丈で優しい面を見せる。 エルダ 龍崎に仕える魔戒導師。 予言ノ札と呼ばれる呪札を使った占いが得意。ガルムとは何だったのか。 実は本編開始前に死亡しており、現在の彼女はバラゴが闇の力で蘇生させた傀儡。 風雲騎士・波怒(バド) 二振りの風雲剣を操り、白銀の鎧を纏う、当時の西の管轄で最強と謳われた魔戒騎士。 涼邑零こと銀牙騎士・絶狼と共通点が多いのは、波怒が零の兄弟子だからである。 剣術と法術を組み合わせた戦法を操る実力者で、龍崎の前に度々現れ、戦いを挑む。 撃退されつつも再戦するごとに強くなっていくが実は……。 フランクな口調と渋い声がマッチして非常にカッコイイ。 バラゴの父 魔戒騎士。実力としては平凡なものだったらしく、小説とはかなり描写に差異がある。 ホラーに取り憑かれた妻=バラゴの母を斬り、それ以降息子とは疎遠になってしまう。 最後はホラーとの戦いで落命したらしいが、それを風の便りで聞いたバラゴの心に悲しみはなかった。 バラゴの母 魔戒法師。バラゴが幼い頃にホラーに憑依されるも、バラゴの父によって斬られた。 彼女の死がバラゴの運命を大きく狂わせた。 冴島大河/黄金騎士・牙狼 ご存知鋼牙のお父さん。龍崎の心の中にある内なる魔界に姿を現す。 光の象徴であり、これを斃す事でバラゴは完全な暗黒騎士に一歩踏み出す事ができる。 カオルを乗っ取ったメシアが用意した通過儀礼のひとつだが、牙狼を撃破した後、さらに最後の試練が待っていた……。 ガリウス ホラー喰いの旅を続けるバラゴが戦ったホラーの一つ。空中を遊泳する一角の怪魚を思わせる姿が特徴。 呀に襲いかかるも、戦斧・暗黒斬の投擲で真っ二つに切り裂かれて瞬殺される。 めちゃくちゃデカい。本編に登場すれば、鋼牙も苦戦は免れなかっただろう。 ブレイド (0w0)←こいつは関係ない。 バラゴが戦ったホラーの一つ。樹木のような姿と両腕の鎌が特徴。 森から突如出現し、呀と対決。呀の黒炎剣が変化した閻魔斬光剣の渾身の一撃を真っ向から受け止めるも、そのまま両手の刃ごと一刀両断にされた。 こいつも呆れるほどデカい。 【関連用語】 ギャノン 今作で存在が仄めかされたホラー。 「メシアの牙」と謳われた太古の赤き魔獣。その強大な力を取り込まんと、バラゴもその行方を追っていた。 エルダは過去に指令により恋人と他の魔戒騎士と共にギャノンの骸を探しに行くが……。 魔戒導師 簡単に言えば特別な占い師のようなもの。現在では結構珍しい存在のようだ。 専用のタロットカード『予言ノ札』(0~21番までちゃんと墨絵の図柄が存在する)を用いて近い未来や往くべき道を指し示す。 【余談】 パチンコ『CR暗黒騎士呀鎧伝』の演出で、魔天使が鎧を持ってくるシーンがあるのだが、その時バラゴ=龍崎駈音がアヘ顔をしていて笑いを運んでくる。 さぁ、行くがよいバラゴよ 破邪の道を 「いや、我が名は呀」 「――暗黒騎士!」 追記・修正は闇に堕ちてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エルダってどうなったんだっけ? -- 名無しさん (2014-04-08 13 42 53) ↑パチンコのスペシャルエンディングでは母親の幻影をバラゴがぶっ刺したら幻影が消えて実はエルダでしたー だったから死んでる -- 名無しさん (2014-04-19 11 48 52) 本編開始前にエルダとその恋人を殺した裏切り者の魔戒騎士、バラゴ以外にもホラーを千体喰おうとした魔戒騎士。今も昔も魔戒騎士の正義は絶対じゃないみたいだね -- 名無しさん (2014-04-19 13 57 01) まあホラーへの憎しみや単なる強さを求めて騎士になる奴もいるだろうしなあ -- 名無しさん (2014-05-29 20 30 33) バドの説明なんかはぐらかしてるけどなんのこと? -- 名無しさん (2014-08-06 23 18 31) ↑初戦で負けた時点で実は既に死んでいる。バラゴに再戦を挑んできたように見えたのは、実際は生前法術攻撃を仕掛けた際に精神に干渉する術も仕掛けていて、イメージ内でバラゴの邪心を斬ることで彼を闇の道から改心させようとしていた。優しい男である。 -- 名無しさん (2015-05-13 00 13 16) バドの闘い方がゼロよりもダンに似てると思える。 -- 名無しさん (2015-08-02 14 13 16) これの時間軸って鋼牙達がタワーに突入する間の話?それともパラレル時間軸? -- 名無しさん (2016-01-07 22 45 46) 牙狼と戦う時の剣の構えめっちゃ好き。 -- 名無しさん (2019-09-07 20 34 41) 名前 コメント
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○君と窓から投げ捨てるRPGプロット 後半8~13話のプロットはこちら プロット後半 最終話のプロットはこちら プロット最終話 プロットの一歩前の段階はこちら ストーリー ●ADV001:第一話「モップ使い、新人」 ○Scene001: ▼場所…現実世界の主人公(古守新人)の部屋 ▼登場人物…古守新人、VIPたん(声のみ、2人に分離する以前の状態)、たわし(古守新人の飼い猫) ・いつものようにPCでVIP(2chの板)を堪能する古守新人。 ・スレ(古守流聖葬術者ちょっとこいwww)を立ててへこんだりしながらも充実した時を過ごしている。 ・すると突然、古守新人のPCのスピーカーから謎の音声(VIPたんの助けを求める声)が流れてくる。 ・その声を聞いた後、デスクトップ上に謎のファイル(拡張子が.vipのファイル、 VIPたんの助けを求める意志が形となったもの)が出現している。 ・古守新人はどうせウイルスか何かだろうと思い削除しようとするが、 突然たわしがキーボードの上に飛び乗って歩き回られたせいで誤って.vipファイルを実行してしまう。 ・その影響(.vipを実行した事)により、古守新人は電脳世界(拡張子が実体化している異世界)に 引き込まれてしまう。 ・たわしは古守新人が消えたことにより驚いている。 ○Scene002: ▼場所…画像エリア(中世の時代をモチーフとしたエリア) ▼登場人物…古守新人、VIPたん(善の方)、ダストクワガード(弱) ・画像エリアの端の方で倒れている古守新人は辺りを見渡す(背景数枚入れ替え)。 ・辺りは一面森に囲まれていて、空は黒く汚れている。 ・古守新人の頭は、突然の環境の変化(いきなり森の中にいること)についていけずに混乱する。 ・手にモップを持っていることに気づき、少し安心する ・とりあえず人を探すために古守新人が歩き出すと、VIPたんに出会う。 ・お互いに自己紹介して古守新人がVIPたんを呼び捨てにすると、VIPたんが怒る。 ・古守新人はVIPたんに話を聞こうと近づくが、先にVIPたんからここはどこかと質問される。 ・VIPたんが自分と同じく突然ここ(画像エリア)にワープさせられたんだなと思った古守新人は、 VIPたんに自分がここに来るまでに起こった事(.vipを開いたらパソコンに引き込まれたこと)を説明する。 ・VIPたんは古守新人とは違い、記憶をなくしたと説明する。 ・VIPたんは今残っているわずかな記憶をたどり、知っている限りの情報(ここは電脳世界ということ、 さらに6つのエリアに分けられていること、この世界の住人はみんなエリア間を移動でき、 武器を所持していること)を喋ってくれる。 ・VIPたんはそれ以外のことを思い出せないでいる。 ・古守新人は異世界に来たということに驚きを隠せないでいる。 ・2人はお互いに協力して情報(古守新人は現状況の把握と現実世界に戻る方法、 VIPたんは自分の記憶)を集めるのが得策と考え、行動を共にすることになる。 ・2人の前に外部エリアからウイルス(VIPたんセカンド(悪の方)によって生み出される軍団や個体の名称) であるダストクワガード(弱・中・強とある強さの内の弱、色で違いを出す)が3体現れる。 ・2人共武器を所持(古守新人は電脳世界に来る際モップを握っていたのでモップを持っている) しているので、それを使って戦うことに。 ○Battle001: ▼場所…画像エリアの森の中 ▼味方…古守新人、VIPたん ▼敵…ダストクワガード(弱)×3 ▼目的…突然襲いかかる敵から身を守る為戦う ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…味方の全滅 ▼味方増援…なし ▼敵増援…なし ○Scene003: ▼場所…画像エリア ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ティフたん ・新人はウイルスが何者なのかをVIPたんに聞くが、VIPたんにも分からない。 ・敵を全滅させた後、ティフたんが歩いてきて、古守新人は話を聞こうと近づく。 ・ティフたんは、ウイルスが既にいないことを確認するとウインドウゲートを開き、どこかへ行ってしまう。 ・古守新人は初めて目にするエリア間移動に驚いて、VIPたんに質問する。 ・VIPたんが、ウインドウゲートは窓のような形でエリアをつなぐトンネルのようなものであり、 ウインドウゲートを開いて先ほど説明したエリア間を移動することが、「窓から投げ捨てる」 と呼ばれていることを、説明する。 ・豆知識としてウインドウゲートは一定時間を過ぎると再び消えてしまうことも説明するVIPたん。 ・古守新人は自分も窓から投げ捨てれるか実験するが失敗に終わる。 ・電脳世界、VIPという名や、ウインドウなどのキーワードから古守新人は、 電脳世界がパソコンに関係あるのではと考え始めるが、よく分からなくなったので今はスルーする。 ・VIPたんは古守新人のモップを使用した戦いぶりを思い出し、そこまで強くはないが関心する。 ・古守新人は古守流聖葬術という独自の技を特訓していたことを話す。 ・2人は情報を集めに行くと、古守新人が大きな屋敷(ペグール3世の屋敷)を発見したので2人はそこへ向かう。 ◇物語の裏: ・.vipファイルを実行した時点でVIPたんは善と悪の2人分かれる。 ・VIPたんセカンドは外部エリアにいる。 ・VIPたんセカンドは悪の塊なので、電脳世界を乗っ取ることが目的。 ・VIPたんセカンドはVIPたんと違って記憶をなくしておらず、 VIPたんを殺すと自分も死ぬことを知っているのでVIPたんを殺さず捕獲したい。 ・VIPたんセカンドの戦闘能力は現時点ではVIPたんとさほど変わらないので、 まずはVIPたん捕獲よりも時間はかかるウイルスの作成(戦力補強)を優先。 ・VIPたんセカンドは少しずつ各エリアへとウイルスを送る(電脳世界を乗っ取る計画の開始)。 ・オフィスエリアを拠点とするメシアは、ウイルスの出現により仕事内容がウイルス退治へと変更。 ・メシアは各エリアのウイルスを退治する活動をしている。 ・ティフたんは画像エリアでウイルスの反応をキャッチした為画像エリアに向かう。 ●ADV002:第二話「ウイルスの罠」 ○Scene004: ▼場所…ペグール3世の屋敷 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、ペグール3世(通常と感染)、ダストフロッピー(弱) ・ペグール3世の屋敷内へお邪魔した古守新人とVIPたん。 ・ペグール3世の屋敷の広さと豪華さに目を輝かせる古守新人。 ・古守新人やVIPたんは、ジェイたんとジフたんによる暖かい歓迎を受ける。 ・ペグール3世が登場して、2人は食事に招待される。 ・食事をしながら事情を説明し、現実世界への帰還方法や、VIPたんの記憶のこと等を尋ねる古守新人。 ・ペグール3世は古守新人がこの世界の者でないことに驚くが、どちらのことも分からない。 ・ペグール3世は食べ物をこぼしながらもウイルスが最近発生したことを語る。 ・ウイルスはどこかのエリアから進入して、各エリアを襲っているらしい。 ・しかし電脳世界の住人は全員何らかの武器を持っているのが普通らしいのでみんなそれで対処しているという。 ・VIPたんがペグール3世の口に食べ物が付着していることをこっそりと笑い、古守新人が注意する。 ・VIPたんは自分が目を覚ましたのとウイルスが発生した時期が被っていることに疑問を抱く。 ・ペグール3世は古守新人が電脳世界のエリアと窓のことを知らないだろうと思い、全部で5つあると説明。 ・VIPたんの話では6つあるとのことだったのでVIPたんにどういうことか聞く古守新人。 ・VIPたんは一つずつエリア名を言っていき、外部エリアのことを口にする。 ・ペグール3世は移動できないエリアの狭間である外部エリアを数えると6つだと納得。 ・VIPたんは外部エリアに移動できるという。 ・不思議に思ったペグール3世はVIPたんに実際に外部エリアに窓から投げ捨ててもらう。 ・VIPたんは外部エリアに窓から投げ捨てることができ、ペグール3世達はVIPたんが何者なのか気になる。 ・VIPたんは記憶がないので詳細は分からず、ペグール3世が最近妙な箱(エロ画像)を拾ったと話す。 ・誰かの落とし物だろうと思った為、まだ箱は開封していない。 ・VIPたんの落とし物でもなさそうなので箱の話題は終了。 ・会話の最中に古守新人の背中に張り付いていたダストフロッピー(弱)が突然ペグール3世に感染する。 ・ペグール3世ごと倒す訳にもいかずに悩んでいると、屋敷内部にダストフロッピー(弱)が7体出現する。 ・とりあえず身を守る為に戦闘することを決意する一同。 ○Battle002: ▼場所…ペグール3世の屋敷の食事をする大きな部屋 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん ▼敵…感染ペグール3世、ダストーフロッピー(弱)×10(3体は増援) ▼目的…自分たちの身を守り、ペグール3世を助ける為の戦闘 ▼勝利条件…ペグール3世以外の敵の全滅、ペグール3世のHPを50%以下にする ▼敗北条件…味方の全滅、ペグール3世の撃墜 ▼味方増援…なし ▼敵増援…2ターン目味方フェイズ開始時にダストーフロッピー(弱)×3 ○Scene005: ▼場所…ペグール3世の屋敷 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、ペグール3世(感染)、イーメルたん(回想) ・ダメージを与えてもペグール3世は元には戻らないので、安全の為に屋敷の地下牢に監禁する。 ・ジェイたんは噂で聞いた文書エリアにいる物知り巫女爺に治療法を聞いてみようと提案する。 ・古守新人とVIPたんもペグールを見捨ててはおけず、 さらに物知りと言われる巫女爺から情報を得る為ジェイたんとジフたんと行動を共にする。 ・一同は文書エリアへと窓から投げ捨てる(移動する)。 ◇物語の裏: ・VIPたんセカンドは相変わらずウイルスを作っては他のエリアに送っている。 ・メシアのバドが文書エリアでのウイルスの出現を確認する。 ・監禁されたペグール3世は牢屋の中で一人踊っている。 ●ADV003:第三話「わがまま娘」 ○Scene006: ▼場所…テクトたんの屋敷の入り口周辺 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん ・文書エリアに着いた一同は、巫女爺を探す。 ・噂によると巫女爺は大きな屋敷に住んでいるらしく(ソースはジェイたん)、古守新人はそれらしき屋敷を発見する。 ・屋敷には扉が存在せず、チャイムも無いので挨拶をしながら無断で進入する一同。 ・屋敷の主であるテクトたんが古守新人達を発見し、無断で進入したことに対して怒っている。 ・事情(ウイルスに感染したペグールを治療する為に巫女爺の知恵が必要なこと)を説明するが、 わがまま娘であるテクトたんがすんなり許してくれる訳がない。 ・テクトたんが文書エリアの端の方にある建物(テクトたんの数ある物置き場の一つでウイルスに占拠されている、 その中でも一番遠くにある)に置いてある鉄扇(テクトたんの武器、テクトたんは久しぶりに 手にしたくなった)を持ってくれば無断進入の件を水に流し、さらに巫女爺に会わせてくれるという。 ・一同は巫女爺に会う為にテクトたんの鉄扇をとりにいくことに。 ○Scene007: ▼場所…テクトたんの屋敷~鉄扇の保管してある倉庫までの間 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、バド ・一同は移動中テクトたんの悪口を言っている。 ・一同は鉄扇の保管してある倉庫に向かう途中、ウインドウゲートで移動してきたバドと遭遇する。 ・古守新人とぶつかったのでバドは謝る。 ・バドはこの時点ではメシアのことは話さずにウイルスを退治する為に来たとだけ説明する。 ・一同の向かう先にウイルスがいるということで、バドも同行してくれることになる。 ・一同は鉄扇の保管してある倉庫に辿り着くが、そこは既にウイルス達の拠点と化している。 ・鉄扇を入手する為に一同はウイルスに立ち向かう。 ○BattleA03: ▼場所…鉄扇の保管してある倉庫 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん ▼一時加入…バド ▼敵…ダストクワガード(弱)×3、ダストーフロッピー(弱)×3、ダストアーマリーオ(弱)×2、 ダストフロッグ(弱)×2 ▼目的…鉄扇を取り戻す為の戦闘 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…味方の全滅 ▼味方増援…なし ▼敵増援…3ターン目味方フェイズ開始時にダストアーマリーオ(弱)×2、ダストフロッグ(弱)×2 ○Strategy001 ▼場所…鉄扇の保管してある倉庫 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、バド ・次から次へと出現するウイルスに手を焼く一同。 ・先ほどの戦闘で鉄扇の置き場所は確認できたので、次は鉄扇の回収を優先し、ウイルスの相手は適度にすることに。 ○BattleB03: ▼場所…鉄扇の保管してある倉庫 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん ▼一時加入…バド ▼敵…ダストクワガード(弱)×5、ダストーフロッピー(弱)×5、ダストアーマリーオ(弱)×3、 ダストフロッグ(弱)×3 ▼目的…鉄扇の回収 ▼勝利条件…いずれかのユニットの指定エリアへの到達(ここに鉄扇が置いてある) ▼敗北条件…味方の全滅 ▼味方増援…なし ▼敵増援…なし ○Scene008: ▼場所…鉄扇の保管してある倉庫 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、バド ・古守新人がバドに何者なのか尋ねると、バドはメシアの事 (現在のメシアはウイルス討伐を主な目的としてる事、バドがその一員など)を話す。 ・ジェイたんとジフたんは同じ画像エリア出身でメシアの一員であるティフたんと仲が良い為、 既にメシアの事を知っている。 ・画像エリアの森の中でティフたんらしき人物を見かけたと話す古守新人。 ・ティフたんもバド同様各地のウイルスを退治しているらしい。 ・バドは次の戦いに備えてオフィスエリアにあるメシアの拠点へと窓から投げ捨てる。 ・鉄扇を入手した一同は、鉄扇をテクトたんに渡す為にテクトたんの屋敷に戻る。 ○Scene009: ▼場所…テクトたんの屋敷 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん ・テクトたんは待ってる間退屈で体操をしていた。 ・待ちくたびれたテクトたんに鉄扇を渡す古守新人。 ・テクトたんは自分の為に鉄扇を取りに行った古守新人達を少し信頼する。 ・鉄扇を手にして満足気なテクトたんは、先ほどの無断進入を許し、 巫女爺のいる巫女爺の間に案内してくれると言う。 ・巫女爺の間に向かう前にお互いに軽く自己紹介をすると、テクトたんは古守新人の名に聞き覚えがあるという。 ・しかし思い出せないらしい。 ・一同は巫女爺のいる巫女爺の間へと向かう。 ◇物語の裏: ・VIPたんセカンドの周りのウイルスは結構充実してきている。 ・巫女爺はこの話の間にウイルスに感染する。 ・メシアは相変わらず他のエリアのウイルスを退治している。 ●ADV004:第四話「Mico-G」 ○Scene010: ▼場所…巫女爺の間 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、巫女爺(感染) ・テクトの案内で屋敷の奥にある巫女爺の間に着いた一同。 ・自在に操作できる入れ歯を口から分離させ、巫女爺は一同に向かって戦闘を仕掛けてくる。 ・戦闘態勢に入りながらも巫女爺に攻撃をしていいのか迷う一同。 ・テクトたんは一同に巫女爺が死んでも構わないので巫女爺を攻撃するように言う。 ・一同は少しためらうが、巫女爺の素早い身のこなしには戦いで対抗するしかなく、 可能な限り殺さずに倒そうとする。 ○Battle004: ▼場所…巫女爺の間 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん ▼敵…感染巫女爺、入れ歯 ▼目的…巫女爺から情報を聞く為の戦闘 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…味方の全滅 ▼味方増援…なし ▼敵増援…なし ○Scene011: ▼場所…巫女爺の間 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、巫女爺 ・戦闘によって倒れる巫女爺、だが計り知れない生命力(巫女爺が老人の姿をしているのは 長生きできる存在、つまり生命力の高さをも意味している)で体内のウイルスをも消滅させて復活する。 ・喜ぶ一同。 ・巫女爺はウイルスに感染していたとはいえ、古守新人達に戦闘を仕掛けたことを詫びる。 ・古守新人は、巫女爺にペグール3世に感染したウイルスを除去する方法を尋ねる。 ・先ほど巫女爺のウイルスを除去できたのは巫女爺の生命力があってのことだったので、 音楽エリアにいるという噂の、歌で病気を治療できる者(ミディたん)に頼めばいいと巫女爺は言う。 ・テクトたんが突然古守新人の名を聞いたことがある理由を思い出す。 ・テクトたんは箱を取り出し蓋を開けると中から古守新人の自作ポエムが実体化した文字となって空に浮かぶ。 ・古守新人を冷たい目で見る一同、古守新人は赤面しながらテクトたんから自作ポエムの箱を返してもらう。 ・ジェイたんだけはポエムの内容に感動している。 ・古守新人はペグール3世が同じ形状の箱を持っていたことを思い出すが、回収するのは治療時にしようと考える。 ・自作ポエムを隠しファイルに設定していたことから自分の隠しファイルが電脳世界に広がっていると考える。 ・古守新人は隠しファイルが全部で5つあるので全部誰かに見られる前に回収するという新たな目的を持つ。 ・無事?にポエムを回収できた古守新人一同は、音楽エリアに向かおうとする。 ・文書エリアから去ろうとする一同を見て悲しそうなテクトたん (みんなのことが気に入った為、テクトたんも一緒について行きたい)。 ・テクトたんの気持ちを悟った巫女爺は、文句(テクトたんと巫女爺は仲が悪い)をいいつつも、 テクトたんが古守新人達についていくように促す。 ・古守新人は巫女爺も一緒に行かないか問うが、巫女爺は体に負担がかかるので誘いを断る。 ・テクトたんを加えた一同は音楽エリアへと窓から投げ捨てる。 ◇物語の裏: ・VIPたんセカンドはそろそろVIPたんを捕獲する準備を始める。 ・巫女爺は再び巫女爺の間に籠もってテクトたんの心配をする。 ・メシアはウイルスを生み出している者(VIPたんセカンド)のデータを突き止める。 ・メシアはウイルスの性質の研究に成功し、ウイルスの感染を防ぐワクチンの開発に成功。 ●ADV005:第五話「サイレントソング」 ○Scene012: ▼場所…音楽エリアの町 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ブレイカー ダストバーディオン(弱) ・音楽エリアが活気にあふれており、楽しそうなのでテクトたんがちょっとだけ遊びたいとわがままを言う。 ・ジフたんもそれにつられて遊びたいと言い出す。 ・古守新人とジェイたんが2人を注意するが、隙を見て2人は町の奥へと遊びに行ってしまった。 ・残された3人は2人を捜しつつミディたんを捜す(古守新人は自分の隠しファイルが落ちてないかもチェック)。 ・テクトたんとジフたんは音楽エリアの雰囲気が気に入ったらしく辺りを駆け回る。 ・その様子を遠くで眺めているミディたん。 ・テクトたんとジフたんが辺りを駆け回っていると突然ウイルスに襲われる。 ・プレイカーが偶然この場面に出くわし、様子を見ることに。 ・ミディたんが2人を助けに入る。 ○BattleA05: ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼味方…ジフたん、テクトたん、ミディたん ▼敵…ダストバーディオン(弱)×3、ダストワイバーン(弱)×1、ダスト斧(弱)×1、ダストアーマリーオ(弱)×1、 ダストフロッグ(弱)×1 ▼目的…ジフたんとテクトたんを襲うウイルスを退治 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…ミディたんの撃墜 ▼味方増援…古守新人、VIPたん、ジェイたん(勝利条件を満たすと増援としてMAP上に現れる。) ▼敵増援…ダストワイバーン(弱)×2、ダスト斧(弱)×2、ダストアーマリーオ(弱)×1、ダストフロッグ(弱)×1 ○Strategy002 ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ダストバーディオン(弱) ・古守新人達が軽くジフたんとテクトたんに怒った後、ミディたんが何者なのかを尋ねる。 ・2人は知らないと言うとウイルスの第2波が一同に襲いかかる。 ○BattleB05: ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん ▼敵…ダストバーディオン(弱)×3、ダストワイバーン(弱)×4、ダスト斧(弱)×4、ダストアーマリーオ(弱)×4、 ダストフロッグ(弱)×4 ▼目的…ジフたんとテクトたんを襲うウイルスを退治 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…ミディたんの撃墜 ▼味方増援…なし ▼敵増援…ダストアーマリーオ(弱)×3、ダストフロッグ(弱)×3 ○Scene013: ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ブレイカー ・この戦闘をずっと見ていたブレイカーはウイルスの残虐性を気に入る。 ・戦闘中に合流した古守新人達三人はミディたんにお礼を言い、名前を尋ねる。 ・ミディたんは喋ることができないので名前を言うことができない。 ・古守新人は現実世界でもそういった人を見ている為、いち早くそのことに気づく。 ・ミディたんを捜していることをジフたんが独り言で呟くと、ミディたんは自分のことを指さす。 ・ミディたんがミディたん本人ということが判明し、ペグール3世の治療のことを説明しながらお願いする。 ・ミディたんは快く承諾してくれる(笑った顔と怒った顔ではい・いいえを表現する)。 ・ブレイカーは古守新人達が前にもウイルスと戦った経験があると聞き(ペグール3世の説明時)、 後をつければ再びウイルスとの戦闘に遭遇しやすいと考える。 ・テクトたんとジフたんは勝手な行動をしたことをジェイたんに怒られる。 ・特にジフたんはペグール3世の件があるにもかかわらずこのような行動をしたので、たっぷりと説教される。 ・一同は画像エリアへ窓から投げ捨てようとする。 ○Scene014: ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ブレイカー VIPたんセカンド ・その時突然ウインドウゲートが開き、外部エリアからVIPたんセカンドが現れる。 ・VIPたんはVIPたんセカンドと遭遇した影響により記憶を少しだけ取り戻す (VIPたんとVIPたんセカンドが元々一人だったということ)。 ・記憶が戻る際VIPたんを激しい頭痛が襲う。 ・VIPたんセカンドは記憶を失っておらず、VIPたんを殺せば自分が死ぬということを知っている為 VIPたんを捕獲しようとするが、古守新人達に防がれる。 ・今の戦力では古守新人達からVIPたんを奪うことは不可能と判断したVIPたんセカンドは外部エリアへ撤退。 ・ブレイカーを含め、一同はセカンドが外部エリアへ窓から投げ捨てられることに疑問を感じる。 ・VIPたんの頭痛が収まり体調が良くなるまでの間、古守新人は隠しファイルが落ちてないか探し回る。 ・他のメンバーにVIPたんのことを任せ、古守新人は自作曲のファイルを発見し、回収することに成功。 ・VIPたんの体調も良くなり、ミディたんを加えた一同は画像エリアへと向かう。 ・それを見たブレイカーも画像エリアへと窓から投げ捨てる。 ◇物語の裏: ・外部エリアへ戻ったVIPたんセカンドは次々とモンスターを作り出している。 ・メシアはウイルスを生み出している者(VIPたんセカンド)を探している。 ・画像エリアの地下牢にいるペグール3世は餓死しそうになっていた。 ●ADV006:第六話「復活、ペグール3世」 ○Scene015: ▼場所…ペグール3世の屋敷の地下牢 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ペグール3世、ブレイカー ・ミディたんを加えて画像エリアに戻ってきた一同。 ・ブレイカーは古守新人達とは別の場所(画像エリア内だが通ったゲートが違うと着地点も変わる)に着く。 ・早速ミディたんはペグール3世を歌で治療(体内に残るウイルスのデータの除去)する。 ・ウイルスが完全に消滅し、元気になったペグール3世に古守新人は以前見せてもらった箱(エロ画像)は 自分のだったと言い、返してもらえないか頼む。 ・ペグール3世が拾って落とし物として預かっていたのですぐにエロ画像を返してもらえた古守新人。 ・ペグール3世は一同にものすごく感謝し、大げさにお礼を言う。 ・ジェイたんもジフたんは、目的(ペグール3世の治療をする事)を達した為、 古守新人達と行動を共にする必要がなくなる。 ・ジェイたんとジフたんは古守新人達にお世話になったお礼に、 古守新人が現実世界へ戻る方法探しと、VIPたんの記憶を取り戻す旅の手助けをしたいと言う。 ・ペグール3世は2人のことを古守新人に任せることを了承し、2人は正式に仲間になる。 ・一同はミディにもこの後どうするか聞いたところ、ミディの各エリアで歌を披露したいし、 他に感染者がいるかもしれないよという微妙な表情をテクトが読み取り、このままついて行きたいとのこと。 ・VIPたんは音楽エリアで少し取り戻した記憶(VIPたんとVIPたんセカンドは元々は一人だったということ) を一同に話す。 ・この時点からVIPたんセカンドはセカンドと呼称されるようになる。 ・なぜVIPたんが二人に分裂したか等、肝心な部分の記憶が欠けているので、 VIPたんは再びVIPたんセカンドと接触することで記憶を取り戻そうと考える。 ○Scene016: ▼場所…ペグール3世の屋敷前 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、ペグール3世 ティフたん、エグゼ、ブレイカー、ダスト弓(弱)、ダストビーメイラー(弱) ・セカンドのいる外部エリアに窓から投げ捨てようとペグール3世の屋敷から出た一同は、 ティフたんとエグゼに出会う。 ・ブレイカーもさまよいながらこの辺りに辿り着く。 ・メシアとしてウイルスの調査をしていた結果、VIPたんセカンド(この時点では姿は認識しておらず、 VIPたんセカンドに含まれるデータの一部のみ認識、当然名前も知らない。)が ウイルスを生み出していることをつかんだので、ティフたん達はVIPたんセカンドのデータを元に VIPたんセカンドを捜していたが、VIPたんにもVIPたんセカンドと同じ データが共有されていた為にVIPたんの元へ来てしまう。 ・ティフたんがその事を伝えるとVIPたんは人違いだと言う。 ・VIPたんがメシアにVIPたんとVIPたんセカンドが元々一つだったことを話すと、 VIPたんセカンドがウイルスを生み出している元凶だということが判明。 ・これを聞いていたブレイカーはVIPたんセカンドの凶暴性に惹かれた為、 仲間になりたいと考える。 ・その他にもペグール3世がウイルスに感染した事などを話すと、ティフたんはウイルスに感染しなくなるように ワクチンを注射してくれる。 ・VIPたんセカンドの目的は、先ほどのVIPたんの話によるとVIPたんを捕獲することなので、 VIPたんの護衛用にエグゼを残し、ティフたんは単独で外部エリアへと窓から投げ捨てる。 ・ティフたんの予想通りにVIPたんセカンドによって送り込まれた新型ウイルスが一同を襲う。 ・この時油断していたジェイたんをウイルスの攻撃が襲うが、 当たるギリギリでペグール3世が飛び出してかばい、死んでしまう。 ・みんな悲しむ暇も与えず、ウイルスは襲いかかってくる。 ・ブレイカーはこのウイルス達が通ってきた閉じる前の窓を発見し、それを使って外部エリアへ (ウイルスは単体では窓から投げ捨てられず、VIPたんセカンドがウインドウゲートを開く)。 ○BattleA06: ▼場所…ペグール3世の屋敷前 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、エグゼ ▼敵…ダスト弓(弱)×2、ダスト機(弱)×2、ダストエッグ(弱)×2、ダストビーメイラー(弱)×2、 ダストウサギ(弱)×2 ▼目的…ペグール3世の仇をとる為の戦闘 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…ジェイたんの撃墜、ジフたんの撃墜 ▼味方増援…なし ▼敵増援…ダスト弓(弱)×2、ダスト機(弱)×2、ダストエッグ(弱)×2、ダストビーメイラー(弱)×2、 ダストウサギ(弱)×2 ○Strategy003 ▼場所…音楽エリアの町の中心部 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、エグゼ ・敵の数は予想以上に多く、ジェイたんとジフたんはただひたすらに怒りをウイルスにぶつける。 ○BattleB06: ▼場所…ペグール3世の屋敷前 ▼味方…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、エグゼ ▼敵…ダスト弓(弱)×7、ダスト機(弱)×7、ダストエッグ(弱)×7、ダストビーメイラー(弱)×5、 ダストウサギ(弱)×5 ▼目的…ペグール3世の仇をとる為の戦闘 ▼勝利条件…敵の全滅 ▼敗北条件…ジェイたんの撃墜、ジフたんの撃墜 ▼味方増援…なし ▼敵増援…なし ○Scene017: ▼場所…ペグール3世の屋敷前 ▼登場人物…古守新人、VIPたん、ジェイたん、ジフたん、テクトたん、ミディたん、エグゼ ・ジェイたんとジフたんはペグール3世が死んだことにより泣いてしまう。 ・みんなは2人にペグール3世の為にも生きろと励ます。 ・2人の目的がウイルスを全滅させることに変わり、みんなのウイルスに対しての意識が高まる。 ・一同は今後の行動について話し合った結果、共に戦ってくれる仲間を捜す為に動画エリアへ向かう。 ○Scene018: ▼場所…外部エリア ▼登場人物…イーメルたん、VIPたんセカンド ・外部エリアではVIPたんセカンドがVIPたんの周囲に仲間がいることを厄介だと考えている。 ・いかにして邪魔者を排除し、VIPたんを捕獲するか悩んでいた。 ・ウインドウゲートが開き、手紙の配達をしていたイーメルたんが 外部エリアに偶然迷い込んでしまう。 ◇物語の裏: ・ティフたんは単独で外部エリアへ窓から投げ捨てている途中。 ・バドは単独で各エリアのウイルス退治を行っている。 ●ADV007:第七話「黒の世界」 ○Scene019: ▼場所…外部エリア ▼登場人物…ティフたん、イーメルたん、VIPたんセカンド ・手紙配達の途中で外部エリアに迷い込んでしまった(ウイルスが通ってきた窓を通ってしまった) イーメルたんは、VIPたんセカンドと遭遇し、襲われる。 ・ティフたんが外部エリアに到着する。 ・ティフたんは偵察が目的だったが、イーメルたんがピンチ(VIPたんセカンドに攻撃されそう) なので、イーメルたんを連れて逃げることを決意(イーメルたんは元メシアなのでティフたんと知り合い)。 ・VIPたんセカンドは、侵入者を簡単に逃がす訳もなく、ティフたんとイーメルたんを襲う。 ○Battle007: ▼場所…外部エリア ▼味方…ティフたん、イーメルたん ▼敵…VIPたんセカンド、ダストクワガード(中)×5、ダストフロッピー(中)×5、ダストアーマリーオ(中)×5、 ダストフロッグ(弱)×1、ダストバーディオン(弱)×1、ダストワイバーン(弱)×1、 ダスト弓(弱)×2、ダスト機(弱)×2、ダストエッグ(弱)×2、ダストビーメイラー(弱)×2、 ダストウサギ(弱)×2 ▼目的…イーメルたんを守る為の戦闘 ▼勝利条件…3ターンの経過(4ターン目の味方フェイズを迎える) ▼敗北条件…いずれかのユニットの撃墜 ▼味方増援…なし ▼敵増援…なし ○Scene020: ▼場所…外部エリア ▼登場人物…ティフたん、イーメルたん、VIPたんセカンド ・ティフたんとイーメルたんは、VIPたんセカンドを振り切って古守新人達のいる画像エリアへと 窓から投げ捨てる。 ・VIPたんセカンドは現段階でこれ以上ウイルスを消耗したくないのでティフたんとイーメルたんを 追わず、ウイルスの生成に取りかかる。 ○Scene021: ▼場所…ペグール3世の屋敷前 ▼登場人物…ティフたん、イーメルたん、バド ・2人は画像エリアへ戻ってきたが、そこには古守新人達の姿は見えない。 ・先ほどの大量のウイルス(イーメルたんはウイルスの存在を知っている)や VIPたんセカンドについてティフたんに質問するイーメルたん。 ・そこにバドが現れ、ティフたんはバドにウイルス発生の原因であるVIPたんセカンドを見つけたと報告。 ・ティフたんはイーメルたんの質問に答える為と、バドに先ほどの状況を説明する為に、 ウイルスの発生源が外部エリアにいる先ほど襲ってきたVIPたんセカンドで、 次々とウイルスを生み出しては他のエリアに送り込んでいると言う。 ・イーメルたんに今後どうするのかを尋ねると、もう配達する手紙も残ってないし またVIPたんセカンドに襲われるかもしれないのでティフたん達と行動を共にすることに。 ・ティフたんはVIPたんを護衛しているエグゼと一同がどこに行ったか分からないので オフィスエリアにある様々な設備が充実しているメシアの拠点で一同を待つことに。 ○Scene022: ▼場所…外部エリア ▼登場人物…ブレイカー、VIPたんセカンド ・ブレイカーがVIPたんセカンドの元に辿り着く。 ・ウイルスのことを気に入ったことを語り出すブレイカー、VIPたんセカンドを尊敬しているらしい。 ・VIPたんセカンドが電脳世界を乗っ取ることが目的だと言うと、 ブレイカーは是非自分を部下にしてもらえないかと尋ねる(最初はただの仲間にしてもらおうとしていたが、 目的の大きさや、達成可能という環境により心境が変化した)。 ・VIPたんセカンドはウイルスを感染させること(意識まで奪わないことも可能)を条件に了承。 ・ウイルスが感染すると、戦闘力が上昇するので並みのキャラでもウイルスを越える力を手にすることができるが、 相手が油断していないと感染させるのは難しい。 ・ブレイカーがなぜすぐに世界を乗っ取らないのかと尋ねる。 ・ウイルスはすぐにはたくさん作れず強いウイルスを作ろうとする程時間が掛かるので、 準備にも相当な時間が必要だと説明するVIPたんセカンド。 ◇物語の裏: ・VIPたんセカンドは時間が掛かっても、より強いウイルスを生成する。 ・巫女爺は何かしら嫌な予感がする。
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メサイヤ レジェンドレア 必要魔力 27 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 8228 10880 19108 11000 誕生日 12月25日 身長 165cm 体重 52kg(羽を含む) 3サイズ スキル 救世の光効果 常に敵からの攻撃ダメージを軽減し、体力が半分以下になると敵からの攻撃ダメージを極めて大きく軽減する 親愛度 コメント 低 ぴんぽんぱんぽーん!困っている人あればそこに預言者の影あり!救世主メシアことメサイヤちゃんです!お困りの貴方を救うべく参上しました!さぁさぁ、貴方は何でお困りですか?包み隠さず、メサイヤちゃんに話しちゃってください! 中 高 嫁 親愛度 セリフ 低 中 高 嫁 スキンシップ後 朝 夜 なでなで その他 誕生日 名前 コメント
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今日 - 合計 - タグ 真・女神転生 デビルチルドレン メシアライザーの攻略ページ 基本情報 ストーリー 攻略情報 Tips プチ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] 開発 ウィル 販売 ロケットカンパニー ハード ゲームボーイアドバンス 発売日 2004年11月4日 価格 4,800円(税別) ジャンル リアルタイムシミュレーション プレイ人数 1人(通信対戦可能) セーブデータ 有り 公式情報 https //web.archive.org/web/20041205080835/http //www.rocketcompany.co.jp/devichil/ 『女神転生シリーズ』から派生した『デビルチルドレンシリーズ』の一本。 このシリーズの開発はこれまでマルチメディア インテリジェンス トランスファーだったが本作はウィルが開発した。また、当初はアトラスから販売される予定だったがそれもロケットカンパニーに変わっている。 ターン制だった戦闘システムがリアルタイム制になっていて、従来作品とはゲーム性が大きく異なる。 ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2022年07月22日 (金) 20時55分23秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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キャラ名について一言:雪が好きなので。「雪のような~」とか「雪の降る~」とか言う意味だそうです。キャラデザインのコンセプトが幸薄そうな子なのでちょうどいいかと・・・本当にレア運が残念なことになりました(´・ω・`) 最近のcv シンプルボイス08 +4 よく使うクラス・・・ Gu/Ra or Ra/Gu よく使う武器と技・・・ 武器名 属性 潜在 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 技1 技2 技3 エルダーライフル 闇25 ファング・ソール シュートⅢ スピリタ・ブースト ワンポイント ホーミングエミッション スニークシューター ルージュコフィン 氷30 ミューテーションⅠ シュートⅢ アディションバレット アディションバレット アディションバレット クラフトプロジオン 光30 ミューテーションⅠ シュートⅢ クラスターバレット ロデオドライブ クレイジースマッシュ スルクライ 風30 ファング・ソール シュートⅢ スピリタ・ブースト デッドアプローチ サテライトエイム サテライトエイム スルクライ 風30 ファング・ソール シュートⅢ スピリタ・ブースト インフィニティファイア メシアタイム バレットスコール スルクライ 風30 ファング・ソール シュートⅢ スピリタ・ブースト デッドアプローチ メシアタイム エルダーリベリオン 今後欲しい武器・・・ガルド・ミラ、フレイムビジット よく使う防具 防具名 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 セット効果 ヴァーダーパック ファング・ソール スタミナⅢ スピリタ・ブースト 攻撃力+45 PP+3 ヴァーダーアルム ファング・ソール スタミナⅢ スピリタ・ブースト ヴァーダーレッグ ファング・ソール スタミナⅢ スピリタ・ブースト 今後欲しい防具・・・アラグネ一式 力を入れているクラススキル・・・スタンディングスナイプ キャラ名2について一言: 最近のcv よく使うクラス・・・ よく使う武器と技・・・ 武器名 属性 潜在 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 技1 技2 技3 今後欲しい武器・・・ よく使う防具 防具名 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 セット効果 今後欲しい防具・・・ 力を入れているクラススキル・・・
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前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ (カァカァ ギャアギャア ギャア ギャアギャア……) (カランコロン カランコロン カラン コロン) やあ、人間の皆さん、今晩は。松下一郎です。昨夜はテラカオスで失礼しました。 今宵も変わらずのご盛況、なにより乙でございます。 さて、『使い魔くん千年王国』第一部終了ということで、最終の投下に参りました。 思えば初投下が八月の下旬。時の過ぎるのは早いもので、彼岸花が満開ですよ。 ところで彼岸花って、有毒でお墓の周りに咲くから、『死人花』『地獄花』とも、言うんですねぇ……。 (ギャアギャア カァカァ ギャア ギャアギャア……) 「こ……これは、何事です!? 何が、ここで起きたのですか!?」 翌日の午後。アンリエッタ王女は、ユニコーンに跨り魔法衛士隊を率いて、ようやくタルブに到着した。 そこで彼女が見た物は、完全に焦土となったタルブの村であった。 その跡地にいくつか天幕が張られ、生き残った者たちが治療を受けていた。 キュルケが彼女の姿を見かけ、声をかける。 「あなたは、アンリエッタ王女! よくぞお出で下さいました!! あの、あちらで、ルイズたちが治療を受けています」 「ええっ、ルイズが!? な、なぜ、どうしたのですか!!?」 「彼女たちの活躍で、アルビオン艦隊は跡形もなく全滅したのですよ。 お見せしたかったといいますか、ご覧にならなくてよろしかったといいますか……」 あの光景を見たキュルケの顔は、なお蒼白だった。 王女は急いで馬を降り、教えられた天幕へ駆けつける。そこには、力尽きて昏睡しているルイズと松下がいた。 「あ、ああ……ルイズ!!! それに、使い魔さん!」 「いいえ、彼は『メシア』ですわ、王女様」 傍で看護している少女が、毅然とそう言った。 「あの……貴女は、どなた?」 「お初にお目見えいたします。トリステイン魔法学院の使用人、シエスタでございます」 王女は戸惑った顔を見せたが、魔法衛士隊や追って来た重臣たちを集めると、 アルビオンとの緒戦に勝利した事を力強く宣言する。 「我々は、彼女たちの活躍と始祖ブリミルの加護により、奇跡的に敵艦隊を『追い払う事』に成功しました。 とりあえず、今回の戦いで犠牲になられた方々に、黙祷と哀悼の意を捧げます」 丁重に王宮に運ばれたルイズと松下は、三日三晩昏睡状態にあった。 そして四日目の朝、二人は同時に目を覚ました。 「ふわぁぁあああああ、ああ、よく、寝た」 「ええ、よおおおく寝たわ。かつてなくバッチリの気分よ!」 付きっ切りで看護していたシエスタや『信者』、タルブの村人は、歓呼の声を挙げる。 「メシア! ああ、『我らのメシア』が復活されたわ!!」 「「メシア万歳!! 千年王国万歳!!」」 「「AMEN!! AMEN!! AMEN!!」」 「な、何? いきなり吃驚するじゃない、シエスタ」 「ああ、きみたちか。どうやらアルビオン艦隊は殲滅出来たようだね。 だがきみたち、今日のところは『トリステイン王国万歳』と唱えたまえ。 これでアルビオンも、しばらくこの国に手を出そうとは思わないだろうから」 騒ぎを聞きつけ、アンリエッタ王女もいそいそと駆けつけた。 「ああ、ルイズ! ミスタ・マツシタ! やっとお目覚めですね! 本当に……心より感謝いたします。 あなた方は、『救国の英雄』ですよ!!」 「姫様! わ、私……無我夢中で、何がなんだか、さっぱり」 「姫殿下、ご無事でなにより。今度の褒賞は、この国でもよろしいですか?」 松下は相変わらず、松下だ。 その翌朝。 論功行賞の結果、ラ・ロシェールの町の収入の十分の一がルイズに、タルブの村一帯の領地が松下に与えられた。 もっとも両方とも手ひどく破壊されたため、復興が急務である。 なにより国防最前線の軍港として、もっと大きくする必要もあった。松下は地図を貰い、シムシティ気分で大張り切りだ。 「早速、復興事業を始めよう。発注業者の入札制度はあるようだ。 ほとんどの家屋と森林が失われたから、かえって再建が早くなるな。貴族から絞り取った余剰資金を投入しよう。 住民は今回の件の難民に加えて、国内の商人やあぶれメイジや盗賊・傭兵などを掻き集め、 厳しい法律と教義で鍛えて、ぼくの私兵集団とする。税金はしばらく免除だ。 ラ・ロシェール空港のバックアップも行えるようにして、将来は国際的なハブ(主軸)空港としての役割を担わせる。 竜や『魔女のホウキ』の発着場も作っておこうか?」 お付きの文官連中を率い、8歳の領主さまは様々な青写真を描く。 「……役所をここに建てて、軍港にふさわしい施設と、銀行に病院に歓楽街。 ファウスト博士とムラシゲルの銅像も、地域の功労者として立派な物にしてやろう。 そうだ、今回の記念に、ぼくやルイズやシエスタ、ミスタ・コルバアルや火竜たち、 それに『地獄の門』の銅像も建てておくかな。慰霊碑と戦勝記念碑も必要だ。記念館もあとで建てよう」 「コルバアルって誰よ。コルベール先生でしょ」 つっこみどころはそこだけか、ルイズ。 「それで、結局何がどうなったの? そろそろ説明してよ」 「ぼくは『地獄の門』を呼び出し、きみと協力して悪魔の大群を召喚したのだ。 ちとやりすぎたかな。本来悪魔が十数体程度で良かったのだが、きみの潜在魔力は予想外のものだったよ。 やはりきみの系統は、失われた『虚無』だったのだ。ぼくを呼び出しただけのことはある。 流石にあれほどの大軍団は召喚できないだろうが、幾柱かの悪魔とはコンタクトが可能になった。 ……もっとも、いちいちタルブの山奥まで行かねばならないから、 もっとコンパクトな召喚方法はないか、と思っているがね。連れ歩くのも面倒だし」 数日後、タルブの村に復興の槌音が響き始めた。 松下が陣頭指揮を取り、ルイズが呆然と眺めている。王女も『前線基地』を視察に来た。 「やあ姫殿下、ご機嫌麗しゅう。時に今回、あつかましくももう一つお願いがあるのですが」 「まあ、何かしら? ご恩には報いなければなりませんが、この国は差し上げませんよ」 コロコロと王女が笑う。腹黒さではいい勝負かもしれない。この『ビッチ』め。 「ははは、流石にまだ早いですよ。戦争も始まったばかりですから。 そこでお願いなのですが、戦争に勝利したら『アルビオン全土』をぼくに下さい。 ぼくでダメなら、誰か高名で誠実な無能者をアルビオンに立てて頂けばよい。 不肖このぼくが、その者の黒幕としてかの地を支配しましょう。ルイズなどはどうです?」 腹黒王女も絶句する。ここまで図々しい『お願い』があるか。 「……ふふ、考えておきますわ。でも、アルビオンはそのうち王政復古をさせたいのです。 『レコン・キスタ』との戦争が終結すれば、その国内に貴族として封建するかも知れませんが、何年かかるやら」 「それでもよろしい、言質はとりましたぞ。あと、ぼくはトリステイン王国にではなく、 今のところは『ルイズに』仕えているという事を、お忘れなく」 互いに『にこやかに』笑い、会談は終了した。 「マツシタ! まさかあんたまた、姫様に変なお願いしたんじゃあないでしょうね!!」 ルイズが鋭く感づき、松下に詰め寄る。 「大体あんた、とうとう領地なんか貰って、これからどうする気?」 松下は、至極冷静に、今後の活動方針を語る。 「そうだなあ、手始めにアルビオン全土を掌握して、やがてはトリステインから正式に独立し」 「それから空軍力でガリアを辺境から蚕食するか、戦力が充実していれば直接王都を空襲して降伏させ」 「ガリアの有力貴族やゲルマニアは、賄賂や手紙やこの『魔酒』で結束を弱めておき」 「各地に諸侯を分立させ、国内がガタガタになるほど揺さぶった後」 「平民や下級貴族たちには、宣教と『白い粉』で革命に賛同させて、流言蜚語で上層部を混乱させ」 「そして『悪魔』の力で一気に無政府状態を作り、最小限の流血を以って、『汎大陸人民革命』を成就させる」 「ぼくは『メシア』となり、きみは『聖母』となるだろう!」 「なあ、ぼくの忠実なる『第一使徒・ルイズ』よ」 ルイズは、がっくりと崩れ落ち、頭を抱えた。 ああ……やっぱりこいつ…………『悪魔』だわ。 (第一部・完) 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ