約 3,425,703 件
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/590.html
記者「えっと、今回のスペシャル企画は去年のアジアツアーを経て今年欧米ツアーが決定するなどもはや日本だけでなく世界各国で人気を博しているローゼンメイデンにインタビューをしてみたいと思います。皆さんよろしくおねがいします」 真紅「そんな緊張しなくてもいいのだわ」 記者「すいません(笑)でもあのローゼンメイデンが目の前に居るんですよ?!そりゃ興奮しますよ!!」 雛苺「目が怖いの~」 水銀燈「さっさとインタビューを始めなさぁい?ジャンクにするわよぉ?」 記者「ははは・・・・えっとローゼンメイデンの皆さんは出身や生い立ちも結構バラバラなんですけどどういった経緯でメンバーの皆さんが集まったのですか?」 翠星石「ズバリ!この翠星石の 真紅「こういった話は蒼星石が一番いいわ。蒼星石、説明するのだわ。」 蒼星石「えっと・・・。僕と真紅と翠星石は同じ高校に・・・・ 舞台は彼女たちが高校生2年生の時まで戻る。 当時真紅と翠星石と蒼星石は私立薔薇学園に通っていた。 薔薇学園は県内では割と進学校として通っていたため部活動はあまり盛んでは無かった。 しかし一つ、いや正確に言えば一人だけ別格な人間がいた。真紅である。 真紅は弓道部に所属しており全国でも三本の指に入る実力者だった。 当然周囲の人間は真紅に期待を寄せていたし、学校側も真紅の全国制覇を望んでいた。 だがある日突然その真紅が弓道を辞めると言いだした。 学校全体が彼女を止めようとしたが真紅は反対を押し切り弓道を辞めてしまった。 記者「弓道ですか?!凄いですね~。でもなんで急に辞めたりしたんですか?」 薔薇水晶「・・・・人気アイドルのクンクンに 真紅「蒼星石、話を続けなさい」 その時、蒼星石と翠星石は物置のようなボロ小屋を部室とする軽音楽部に所属していた。(部の実績などは部室の状況から察していただきたい) 今までは蒼石星、翠星石と三年生2人の計4人で活動していたが、三年生が引退してしまい軽音楽部は廃部の危機に晒されていた。 翠星石「あのヘッポコ三年生が辞めたお陰で軽音楽部は廃部寸前ですぅ~!!」 蒼星石「先輩も頑張ってたんだからその言い方は良くないよ・・・・。でも困ったな・・・。あと3日以内に一人入部してくれないと本当に廃部に・・・・。」 翠星石蒼星石「・・・・・・」 ガラッ その時部室に漂う不安を一掃するかの如く部室のドアが開いた そこには学園で注目の的、真紅が立っていた。 蒼石星「真紅・・・・どうして君がここに・・・?」 真紅「蒼石星、紙とペンを頂戴」 蒼石星「えっ・・・・。ちょ、ちょっと待ってて!」 蒼石星が鞄からペンとルーズリーフを取り出し、真紅に手渡すと真紅は蒼石星達に背を向けペンを走らせた。 翠星石(何なんですかぁ?あの高慢な女は・・・・。) 蒼石星(あっ翠石星は初対面か。真紅っていうんだ。僕は一年の時同じクラスだったから。) 翠星石(あれが噂の真紅ですか!なんか感じ悪いですぅ~。) 蒼星石(ははは・・・ちょっと変わってるけど悪い人じゃないよ。でも何しに来たんだろう?) 二人が声を潜め話していると真紅は手に持った紙を蒼石星の目の前に突きつけた。 真紅「入部するのだわ。」 蒼星石翠星石「えええええええええええ!!!!!!!!!?????????」 翠星石は突然の出来事に動揺したのか口をパクパクさせている。蒼星石も数秒間我を失った。そんな二人をよそに真紅は机に座り紅茶を飲んでいる。 蒼星石「いきなりどうしたんだい?えっと、『入部届 2年A組真紅』って・・・・・本当だ・・・・。」 真紅「いつでも私は正しいと思うことしかしないのだわ。私が入ることで貴方達も廃部を免れる。互いに損は無いと思うのだわ。」 蒼星石「・・・・・・。」 蒼星石が返答に困っていると翠星石が口を開き始めた。 翠星石「確かに廃部はならないけど活動ができないなら意味無いですぅ!!お前楽器はできるんですか?!」 真紅「レディーにお前とは失礼ね。言葉遣いに気をつけなさい。」 翠星石「そっちこそそのひねくれた性格をちょっとは直すですぅ~!」 このままだと取っ組み合いになりそうなので蒼星石が慌てて止めに入った。 蒼星石「やめなよ二人とも!!確かにこの時期は学園祭とかがあるから忙しくなる。だからできれば明日にでも練習をしたいんだ。真紅は何か楽器弾けるかな?」 真紅「ギターなら少しできるのだわ。」 蒼星石「もし良かったらここで弾いてみてくれないかな?ギターならそこにあるしピックなら僕のを使っていいから。」 柔らかく言ったが要するに入部試験をする、ということだ。この時期にズブの素人が入ってくるのは活動ができないため、廃部とほぼイコールであった。 真紅「分かったのだわ。曲は好きなのでいいのね?」 蒼星石「いいよ。一番得意なので。」 翠星石「さっさとやるですぅ~!」 翠星石がそう言うと真紅はストロークを始めた。 蒼星石(あまり上手くないな・・・・。正直辛いかな・・・・。) 翠星石(ふんっ!口のわりには大したこと無いですぅ!!) 真紅のギターはあまり上手いものでは無かった。高校生のレベルで考えると中の下といった所だ。これではこの年代では頭一つ飛びぬけた実力の蒼星石や翠星石にはついっていけないだろう。 すると真紅は口を開き歌い始めた。 蒼星石翠星石(!!) 部室の空気が変わった。 ギターの技術などどうでもよかった。 周りにあるものすべてが芸術作品に見える。 そんな幻を見せるような歌だった。 真紅の口が閉じると部室はもとの汚い部屋に戻っていた。 数秒間の沈黙の後、蒼星石がポツリとつぶやいた。 蒼星石「・・・・・すごい・・・・。」 蒼星石「スゴイ!!凄いよ真紅!!!あんな歌初めて聴いたよ!!!」 真紅「入部は認めてくれるのかしら?」 蒼星石「もちろんだよ!!ねぇ翠星石!!!」 興奮している妹とは対照的に姉は驚きのあまりその場に立ち尽くしていた。 蒼星石「翠星石?」 翠星石「・・・・はっ!!どっ、どうしたですか蒼星石!!」 蒼星石「どうしたじゃないよ!!真紅の入部だよ!!!」 翠星石「まっ、まぁ認めてやらんこともないですぅ・・・。」 真紅「ありがとう」 普段は滅多に見れないであろう真紅の笑顔がそこにはあった。 * 次の日、廃部を免れた軽音楽部は活動を再開していた。しかし・・・・・。 翠星石「あぁ~っ!!また真紅間違えたですぅ~!!」 蒼星石「気にしないで、もう一回やろう。」 明らかに真紅のギターが足を引っ張っていた。 真紅の歌唱力は素晴らしいものがあるが、ギターはあまり上手くなく、しょちゅうミスをしていた。 翠星石「またですぅ!!何回ミスるですか!!」 蒼星石「まぁまぁ翠星石、まだ時間はあるしこれから修正していけばいいよ。」 真紅はさっきから口数が少ない。やはりさっきから2人の足を引っ張っている自分に負い目を感じているのだろう。 蒼星石も口では真紅を庇いながらも真紅をメインギターとする3ピースバンドは無理だと感じていた。 蒼星石(このままじゃマズいな・・・。まだ安心してギターパートを任せられるレベルじゃない・・・。どうしよう・・・。) ギターが弾ける人間。 蒼星石は心当たりが無いわけでは無かった。しかしそれは危険を伴う、ある種の賭けだった。 キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン 蒼星石「おっともう完全下校の時間だね。今日は終わりにしようか。」 翠星石「蒼星石~一緒に帰るですよ~。」 蒼星石「ごめん。今日はどうしても行かなきゃ駄目な場所があるんだ。」 翠星石「そうですかぁ・・・・。先にご飯作って待ってるですぅ。」 蒼星石「ありがとう翠星石。」 そして蒼星石は目的地へと足を向けた。幸い自宅からは割りと近い距離なので翠星石を心配させることは無さそうだ。 蒼星石は一軒家の前に立つとインターホンを押した。 蒼星石「みんなー部活の前に聞いてほしいことがあるんだ。」 翠星石「『みんな』って言う程の人数でもねぇですよ・・・・。」 蒼星石「コホンッ。えっと新しくメンバーを増やしたいと思うんだ。」 真紅翠星石「?!」 蒼星石「そのためには2人の意見を聞きたいんだ。どうかな?」 真紅「パートは?」 蒼星石「ギターだよ。だから真紅には歌に専念してもらいたい。」 真紅「わかったわ。」 蒼星石「翠星石は?」 翠星石「蒼星石が決めたことなら喜んで協力するですぅ!」 やはり言葉には出さなくても3人とも同じ考えだったのだろう、と蒼星石は感じた。 翠星石「で、どんなやつですかぁ?真紅みたいにひねくれたやつはカンベンですよ~」 真紅「やはりあなたとは決着をつけなければいけないようだわ。」 蒼星石「(ハァ・・・なんでこうなるんだろうな・・・・。)ちょっと待ってていま呼んでくるから。」 殺気漂う部室を後にし、蒼星石はその人物との待ち合わせ場所へ向かった。 数分後 蒼星石「ただいま~」 蒼星石とその人物が入ってきた。 翠星石「おかえ・・・・ぇぇえぇええええええ!!!!」 翠星石は叫び声をあげた。 それもしょうがないだろう。蒼星石が連れてきたのは容姿こそ普通だがメガネを掛けた小柄な男だったからだ。 蒼星石「っど、どうしたの?!翠星石!?」 翠星石「どうしたじゃないですぅ!!そのメガネのオタクオーラ出しまくりのチビ人間は誰ですか!!」 蒼星石「あぁ翠星石は初対面だったね。彼は桜田ジュンくん。のり先輩の弟さんだよ。」 桜田のりとは軽音楽部の設立者で蒼星石たちとは2歳違いの先輩だ。ギターの腕は優れたものを持っており、今はスタジオミュージシャンとして働いている。 翠星石「いくらのり先輩の弟はいえこんなチビにギターが弾けるわけないですぅ!」 ジュン「初対面なのに言い過ぎだろ!!それにお前のほうがチビだろ!!」 翠星石「チビはチビですぅ!!」 真紅「落ち着くのだわ2人とも。蒼星石が困っているじゃない。」 ジュン「あぁスマンな真紅。」 翠星石「え?真紅は知り合いなんですかぁ?」 真紅「隣の席同士なのだわ。ジュン弾いてみせて。」 真紅の一言で落ち着きを取り戻したジュンはケースからギターを出し、チューニングをし音作りを始めた。 ジュン「曲は?オリジナルでいいか?」 蒼星石「一番得意なのでいいよ。」 ジュン「わかった。いくぞ!」 そしてジュンの演奏が始まった。 疾走感のある印象的なリフから速弾きへと移る。 なるほどセンスの良さは姉譲りか、どことなくのりとプレイスタイルが似ている。 真紅は目を閉じて、翠星石はポカーンとして演奏を聴いている。 翠星石の目には普段のジュンとギターを弾いているジュンとのギャップでものすごい光景が映っているのだろう。 蒼星石(流石のり先輩の弟だ。これなら間違いなくいける!) ジュンのギターは荒い印象もあるがそこもまたジュンという人間性が映し出されているような感じで味があった。 蒼星石は確信していた。このメンバーなら今まで見たこと無い高い世界まで登っていけると。 ジュンの演奏が終わった。ジュンはいい演奏ができたと感じたのだろう。笑顔になっていた。 蒼星石「今の曲名は?」 ジュン「Flying High」 蒼星石「いい曲だね。」 ジュン「ありがとう」 蒼星石「じゃあ今度は僕たちの番だ。」 真紅はいつものポーカーフェイスでマイクの位置に立った。 翠星石は我に返ったように慌ててスティックを握る。 ジュン「どうしたんだ。」 蒼星石「ジュン君だけテストするのは不公平だからね。僕たちの演奏も聞いてもらうよ。」 ジュン「なるほどな。」 翠星石がカウントを取る。この瞬間から世界を揺るがすモンスターバンド「ローゼンメイデン」の原型ができた。 * 一ヵ月後、薔薇学園の学園祭(通称薔薇祭)の日がやってきた。 薔薇祭は生徒会や部活動の出し物で非常に盛んだった。 軽音楽部とてそれは例外では無く、校舎の端にある大教室を借りて演奏している。 しかし去年は先輩の実力不足なのか教室の位置が悪いのかそれとも宣伝を全くしなかったせいか10人程度しか集まらなかった。 今年こそは、と翠星石と蒼星石(特に翠星石)は張り切っている。 翠星石「ということでこのチラシを配ってくるですぅ!!」 ジュン「何で俺なんだよ!!」 翠星石「真紅は実行委員、蒼星石はクラスの出し物で今いないですぅ!!今手が空いてるのはチビ人間だけですぅ!2時間後には演奏するから早く配ってくるですぅ!」 ジュン「お前だって空いてるだろ!!」 翠星石「そのチラシは翠星石が作ったですぅ!早く行くですぅ!!」 ジュン(どうせ蒼星石が作ったんだろ!どう見ても蒼星石の字じゃねぇか!) しかしジュンはもう口論を続けるのは無駄だと思いチラシを配りに行った。 ・・・・ふぅ ジュンは30分かかってなんとか1/3近く配ることができた。ジュンは喉が渇いたので校舎裏の自販機に行って飲み物を買うことにした。 そこにはメイド服姿の蒼星石がいた。 ジュン「どうしたの?」 蒼星石「わっ!!!ジュ、ジュンくん!!!」 不意を突かれたからだろうか蒼星石は相当慌てていた。 蒼星石「あの・・・クラスの出し物で・・・・。」 なるほど。さっき翠星石が言っていた『クラスの出し物』とやらだろう。大体想像はつくのでどんな事をやっているのかは聞かないようにした。 蒼星石「はずかしいなぁ・・・・。あれ?それ昨日僕が作ったチラシ・・・。ジュンくんが配ってくれてたの?」 案の定蒼星石が作ったチラシだった。配り終わったら文句言ってやる。 蒼星石「そんな量一人で配ってたの?大変だったでしょ?店で僕も配るから半分ちょうだい。」 ジュン「え?いいのか?」 蒼星石「いいよ。そっちのほうが効率いいし。あっそろそろ時間だから僕は行かなきゃ!ミニライブ成功させようね!」 いい人だ。どうしたら双子の姉妹の性格がここまで異なるのだろうか、とつい考えてしまう。 蒼星石に別れを告げチラシを再び配ることにした。 ついにミニライブが始まった!が・・・・ 翠星石(どういうことです?この人数は?) かなり広めに作ってある大教室には4人しか人がいなかった。 蒼星石(おかしいなぁ・・・。でも来てくれたんだからちゃんと演奏しなきゃ) 真紅(心配しないでそのうち増えるのだわ) 翠星石のカウントが始まった。 2曲目が終わるころにはメガネをかけたぽっちゃりした女の子一人だけになっていた。 翠星石(もうやめるです!増えるどころか減ってるですぅ!!去年よりひどいですよ!!) 蒼星石(でもあの子は僕らの音楽を聴きにきているんだ。一人でも客がいたらちゃんと演奏しないと。) ジュンはさほど動揺は無いみたいだが、真紅はため息をついている。 ザワザワ 廊下のあたりが騒がしくなっていることに4人は気づいた。すると先ほど出て行った二人が10人近く教室に入ってきた。 翠星石(どっどういうことですぅ?!) 蒼星石(多分あの2人が僕たちの演奏を聴いて連れて来てくれたんだと思う) 先ほどの2人のグループからガンバレー!などの応援の声が聴こえる。4人は涙が出そうになった。 その後曲を終えるごとに人数が増えるのがわかった。1人や2人は無く10人単位で増えている。 そしてある人物が教室に入ったとき爆発的に人数が上がった。 のりだ。 いや、正確に言えばのりでは無く普段から交流のあるインディーズの歌手を中心としたミュージシャンたちだった。 ついに、教室には入らなくなり廊下に溢れかえってしまった。 ジュン(あのブス余計なことしやがって!!・・・・・ありがとよ) そこで、急遽体育館を借り、一時間後に再開するということに決まった。 そして一時間後、体育館に移動した4人は涙が溢れそうになった 体育館が人で埋め尽くされている もともと小さめの体育館とはいえこんなことは滅多にあるものでもない。(このときのりの連れてきたインディーズのミュージシャンたちは「俺らのライブより入ってるよw」と言っていたらしい) そして再び演奏が始まった。 真紅「次で最後の曲なのだわ」 客席からは「えぇー」「もっとやって!!」などの声が聴こえる 翠星石のフィルインから始まる、 そして蒼星石の高速スラップ、ジュンのギターが入る。 そして真紅の魔法の声が加わる 客席はこの日一番の盛り上がりを見せる 「Flying High」 あの時ジュンの弾いたものにアレンジを加えたものだ。 その時4人は空を飛んでいるような気分だった。(後に「これが今までで最高の演奏」と真紅たちは語っている) 演奏終了後アンコールが起こる。しかしこの曲で燃え尽きた4人はアンコールに答えることはできなかった。 その時のりたちが4人のもとへ来た。 その中の一人が握手を求めてきて言った。 「いつか君たちと同じ世界で会おう」 * あの薔薇学園の伝説となったライブから一ヶ月。季節は秋となっていた。 今日は珍しく軽音楽部のミーティングなるものをやるらしい。 ジュンは授業終了のチャイムがなると食堂へと向かった。 よくわからないがこういった話し合いのときは部室を使わない。 部室は音楽を演奏するためだけの場にしたいのだろうか? 中に入ると真紅と蒼星石の姿があった。 ジュン「翠星石は?」 真紅「よくわからないのだわ」 あいつ・・・自分から「明日は緊急ミーティングですぅ!!」なんて言い出しやがったくせに・・・・。 蒼星石「でも、遅いな・・・。もう10分過ぎてるよ・・・。」 ジュン「あれ?一緒じゃないのか?」 蒼星石「チャイムがなってすぐ教室から出ていったよ・・・。だからもう居ると思ったんだけど。」 ガタッ バタバタ バンッ!! 翠星石が来た。慌ただしく食堂に入ってきたと思ったら急にこっちに向かって走ってきて何かをテーブルに叩きつけた。 ジュン「お前今までなに 翠星石「大会にでるですよ!!」 ジュン翠星石真紅「え?」 翠星石「大会にでるですよ!!」 蒼星石「翠星石、もうちょっと詳しく 翠星石「大会にでるですよ!!大会にでるですよ!!大会にでるですよ!!」 ずっと同じ調子で同じ台詞を喋っている。機械かお前は。 真紅「事情を詳しく説明するのだわ」 翠星石「これを見るですぅ!!」 ジュン「なになに・・・。『高校生バンド大会アリスゲーム』・・・・」 チラシにはこう書いてあった 参加資格 ・参加する全員が同じ学校の高校生であること ・ソロ・グループを問わず、コピー・オリジナルの制限はありません。 音楽ジャンル・演奏形態もすべて自由 (但し1曲につき6分以内であること ) 特典 ・全国大会で優勝すると人気バンドのenjuとCDを出すことができます。 enjuとは邦楽界で人気・実力ともにNo1といわれているバンドだ。どうやらenjuが若い世代への期待を込めて企画した大会らしい。 あのenjuとCDが出せるとなれば全国の高校生が応募するだろう。だとしたら相当狭き門になる。 ジュン「・・・・本気か?」 翠星石「マジですぅ!!あのenjuとCDを出せるんですよ!!それに・・・。」 蒼星石「それに?」 翠星石「あの・・・体育館でのあの感覚をもう一度感じたいですぅ・・・。根拠とかは無いですけどこの大会ならあの感覚をもう一度味わえるような気がしたですぅ・・・。」 暫く重い空気が流れた。そう、あの体育館の快感に限りなく近い感覚を誰もが味わいたいと思っていた。 それ故今の演奏にはいつも不満が残っていた。時々言い争いになることだってある。 この大きな大会でその感覚が掴めるならいいけどもしも不満が残る演奏をしたら今まで溜まっていたものが一気に爆発してしまうのでは無いかと思った。 しばらく沈黙が流れた。そして 真紅「・・・出ましょう。」 沈黙を破ったのは真紅だった。 蒼星石「そうだね・・・。出よう・・・・。」 翠星石「真紅・・・蒼星石・・・・。」 真紅「ジュンはどうするの?」 ジュン「えーっと・・・。」 真紅「あなたも翠星石と同じ事を考えているのか、それとも違う選択肢を選ぶのか・・・。それは自由だわ。だけど・・・。」 ジュン「だけど?」 真紅「何かを得るためにはリスクは付きまとうわ。リスクを恐れていては何も掴めないのだわ。」 ジュン「逃げてなんかいない!!」 蒼星石「ジュン君・・・。君の考えていることは察しがつく。なぜなら僕たちも同じことを思っていたから。でも、それを乗り越えなきゃきっと今のバンドはバラバラになっていくと思う。だから僕はこの大会に出てあの感覚を掴みたい。」 ジュン「・・・・・。」 真紅「乗り越えられるかどうかあなた次第なのだわ。」 ジュン「・・・・出よう。」 翠星石「ジュン・・・・。」 ジュン「もう一度空を飛ぼう」 それからは練習漬けの毎日だった。寝るとき以外は楽器をしていたと思う。 しかし、何かに専念したい時は大抵何か邪魔が入るものだ。 そう期末試験だ。あと一週間後に期末試験が行われる。 薔薇学園は定期試験で赤点を取ると一週間部活禁止となり補修へと参加しなければいけなかった。 真紅と蒼星石は問題無いだろう。あの2人は学年で常に10位以上をキープしている。 俺も・・・・まぁ赤点は今まで取ったことないし一応大丈夫だろう。 ただ問題児が一人いた、翠星石である。蒼星石が学年で指折りの秀才なのに対し翠星石は補習の常連だった。 前にも思ったがなぜ双子の姉妹なのにここまで正反対なのだろうか・・・・。 部活一週間前は原則として部活禁止なので俺たちは翠星石の家に行き家庭教師をしていた。 そう、大会前に一人でも欠けるような状況は避けたい。だから俺たちはなんとか翠星石の連続補修参加記録をストップさせようとしていた。 が、しかし・・・・・。 蒼星石「さっき教えた公式言ってみて・・・。」 翠星石「えーっとはははは・・・・・。」 蒼星石「はぁ・・・。」 真紅「appearの意味は?」 蒼星石「アッ、アッパー?」 真紅「はぁ・・・・。」 ジュン「この人物はなにをした人か言ってみろ。」 翠星石「・・・トイレ?」 ジュン「これは酷い・・・・。」 いくらなんでもこれは酷すぎる。このままじゃ赤点確実だろう。 翠星石の能力を知ってから3人は付きっきりで教えた。 そして試験当日 翠星石「おはようですぅ・・・・。」 ジュン「あぁおは・・・ってえぇ!!」 翠星石は物凄くやつれて見えた、目の下にもクマが出来ている。 ジュン「蒼星石・・・・。何があったの?」 蒼星石「いや、ちょっと試験前の追い込みを手伝ったらあんな風に・・・・。」 真紅「蒼星石・・・あなたいったい・・・・。」 恐怖を感じた俺と真紅は足早に教室へと向かった。 数日後・・・・。 あの家庭教師のおかげか俺と蒼星石と真紅はかなり高い点数が取れた。蒼星石にいたっては学年二位といった有様だ。 そして翠星石はというと・・・・ 翠星石「よっしゃーですぅ!アリスゲームに向けて頑張るですぅ!!」 今日も元気にスティックを振り回しています * そして、来るべき時が来た。 アリスゲーム都大会開催当日。 この日4人は学校を休み朝早くから会場入りしていた。 係員「学校名とバンド名を言ってください」 蒼星石「薔薇学園でホーリエです。」 係員「あなたたちが薔薇学の・・・・。わかりました。二階が出演者の特別席となっていますのでご案内します。」 二階に上がると他校の生徒が「ほら、あれ・・・・。」「まじかよ・・・。凄いよな・・・。」と噂しているのが聞こえる。 そしてリハーサルの番となった。 真紅(こんな大きい所で歌えるなんて幸せなのだわ・・・。) 翠星石がカウントをとる。曲は体育館でのあの曲だ。 リハーサルだというのに他校の生徒が真紅たちを見ている。 リハーサルが終わると一気に会場がざわついた。 そして席に戻る際、蒼星石はジュンに話しかけた。 蒼星石「ジュンくん。ちょっといいかな。」 ジュン「何だよ」 蒼星石「ちょっと2人で話せる場所がいい。外へ行こう。」 ジュンと蒼星石は会場の外の自販機へと足を運んだ。 ジュン「ほらよ。で、なんだ?」 蒼星石「ありがとう。で話なんだけど。」 蒼星石がいつになく真剣な顔になる。 蒼星石「何かあった?」 ジュン「どうしたんだよ急に・・・。」 蒼星石「いつもの君の音じゃない。」 ジュンは黙り込んでしまった。 蒼星石「さっきは上手く誤魔化したけど、いつもの君の音じゃない。」 ジュン「黙ってようと思ったんだけど・・・・。」 ジュンは事の一部始終を話した。 単身赴任している父親が過労で倒れてしまったらしい。 それだけならまだよかったが、倒れる際、頭をぶつけてしまって、今危険な状況らしい。 母親は自分とのりが行くからお前は安心して大会に行け、と言ってくれたがやはり気が気ではないらしい。 蒼星石「そうか・・・。辛いだろうね・・・。だから細かいミスが多かったのか・・・。」 ジュン「ありがとう。本番では頑張るよ。」 蒼星石「無理はしないでね。さてそろそろ行こうか。」 ジュン「あっ、俺はもう少し風に当たるから。あとさっきのことはみんなには言わないでくれ。」 蒼星石「わかった。頑張ろうねお互い。」 * 翠星石「おかえりですぅ。チビ人間はどうしたですかぁ?」 蒼星石「あっ、ちょっと今トイレだよ。」 翠星石「きっと長い糞垂れてるですぅ。」 真紅「下品なこと言わないで頂戴。」 ジュン「ただいま・・・。」 翠星石「遅いですぅ!!」 ジュン「あぁスマン・・・。」 真紅「そろそろ始まるわ。」 会場の使用上の注意と開会宣言が行われた。そしてアリスゲームの進行の手順の説明があった。 それによるとどうやらまず予選グループを4つに分けるらしい。 そしてそこから各グループから一組ずつ選出し、4組で決勝戦が行われる。 真紅たちはAグループなのですぐに順番が来た。 「それでは薔薇学園 ホーリエでfaceです」 この曲は真紅の作詞に蒼星石が作曲したものだ。人間の内面を上手く表現しているミディアムテンポな曲だ。 蒼星石(やっぱりジュンくん・・・・。) ジュンが出す音はいつもとは全く違っていた。 真紅、翠星石、蒼星石が絶好調でカバーできているが、このまま決勝に行ったら厳しいものがあった。 なんとか真紅たちは演奏を終了した。そして予選結果が発表された。 真紅たちはAグループ代表となった。次にB、C、Dと発表されていった。 「Dグループ代表ASOです!!」 蒼星石(まずいな・・・。) ASOは都内の高校生バンドでは敵無しと言われているバンドだ。 小さいころから英才教育を受けてきた人間で組まれたバンドで演奏力が高い。 特にボーカルのkazukiとギターのtaro、ドラムのumeokaには目を見張るものがあった。 普段なら真紅たちと互角だろうが、今回はジュンの不調により真紅たちは分が悪かった。 蒼星石(さっきのジュンくんのままじゃ・・・・。) 真紅「ジュン何があったの?」 ジュン「え?」 真紅「そんな縮こまった演奏では優勝は狙えないわ。」 ジュン「真紅・・・・。やっぱり気づいて・・・。」 真紅「メンバー内で隠し事は良くないのだわ。」 ジュンは真紅を信じて全てを打ち明けた。 真紅はそれを聞いて呟いた。 真紅「・・・それはあなたが試されているのだわ。」 ジュン「試されている・・・?」 真紅「ここで中途半端な演奏をすればあなたのお父様は助からないわ。 ただここで持てる力を全て出せばお父様は助かる。これはあなたの覚悟を試されているのだわ。」 ジュン「・・・・・。」 蒼星石「真紅・・・・。」 真紅「お父様を助けるのはあなた、死なせるのもあなた。」 蒼星石「真紅ちょっとその言い方は」 真紅「分かる?お父様を助けれるのはあなたなのよ。」 ジュン「・・・・。」 蒼星石「・・・・。」 ジュンの閉じていた口が開いた。 ジュン「・・・真紅、ありがとう。」 真紅「その言葉は優勝してから聞かせて。」 蒼星石(真紅は凄いな・・・。それに比べて僕は・・・。) 係員「ホーリエさんスタンバイおねがいしま~す。」 一方そのころASOはステージに立っていた。 「芽華美高校 ASO 曲は 大地の風です。」 taroのギターがけたましく鳴り響く。 umeokaのドラムが上手くハマる。 そしてkazukiの美声が発せられる。 まさに敵無しといった感じだ。 高校生A「やっぱりASOはスゲーなぁ。」 高校生B「taroさんかっこいいよな。シビれるぅ憧れるぅ!」 高校生C「umeokaもすげーってありえなくね?」 高校生D「やっぱりkazukiだろそこらへんの歌手より上手いぜ。」 ASOの演奏が終わった。この日一番の拍手が送られる。 そしてラストは真紅たちだった。 「薔薇学園 ホーリエ 曲は Flying Highです。」 高校生A「薔薇学も上手いけどやっぱり優勝はASOだろ」 高校生B「あのギターが足引っ張ってるよな。」 次の瞬間翠星石のドラムの音が会場に響き渡る。 蒼星石のスラップが暴れまわる。 そしてジュンのいつも以上のギターサウンドが乗っかる。 そして真紅のかける魔法によりそれは一つの怪物へと化した。 高校生C「すげぇ!!!!本当に高校生かよこいつら!!」 高校生D「ギターの音がしっかりするとここまで変わるのか・・・・。」 怪物は止まることを知らずに会場を壊していった。 そしてギターソロが始まった瞬間怪物は進化を始めた。 演奏が終わり怪物は消える。 ステージには高校生4人がいた。 そして高校生4人は拍手の嵐に囲まれた。 優勝を果たし、真紅たちは全国大会への切符を勝ち取った。 そしてその帰り支度のとき プルルプルル ジュン「はい、もしもし。」 「ジュンか?」 ジュン「父さん・・・?!」 「父さんな。夢の中でギターを弾いてるお前に会ったんだよ。そしたら父さん意識が戻ったんだ。」 ジュン「父さん・・・。」 「心配かけてすまなかった。泣くな泣くな。」 ジュン「じゃあ今そっちに行くから。うん・・・。わかった。」 ジュンが振り返ると3人は笑顔だった。 ジュン「ありがとう・・・。」 真紅「どういたしまして」 長編SS保管庫へ/(中)へ続く
https://w.atwiki.jp/td2watch/pages/18.html
水銀燈と翠星石というキャラクターの台詞(口調)パク 途中からトリルというキャラが唐突に「お馬鹿さぁん」という台詞を使用したり、「◯◯しやがれですぅ」といった口調を使い始める。 お馬鹿さぁん 水銀燈というキャラの使う台詞 よくある台詞?と思いきや、「お馬鹿さぁん」で検索すると水銀燈関連もしくは 水銀燈を知っていると思われる人物によるページばかりがひっかかる。(もちろん全てというわけではない) google検索「おばかさぁん」 http //www.google.co.jp/search?hl=ja q=%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%81%95%E3%81%81%E3%82%93 btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2 lr= ローゼンメイデンより Go-STより やがれですぅ また攻撃的なことを言いながら語尾は丁寧な「〜やがれですぅ」口調は、小さい「ぅ」で伸ばすところまでそのまま 同じ作品の翠星石というキャラクターが使う特徴的台詞である。 こちらも検索するとやはり真っ先にこのキャラクター関連のページがひっかかる。 ローゼンメイデンより Go-STより
https://w.atwiki.jp/nightwizard2/pages/62.html
このページには、NW2の舞台『第八世界ファー・ジ・アース』の出来事や 各リプレイの時期等について、補間的な情報を加えた物を掲載しています。 (公式年表に補間を加えた箇所は、背景を赤に染色しています) ■年表 ■年表 時間軸 リプレイ等 出来事 1986年 ・第三天使の喇叭事件 200X年3月 ・ベール=ゼファーがダンガルド魔術学校を強襲 200X年4月上旬 ・リプレイ『星を継ぐ者』・リプレイ『紅き月の巫女』(開始時) ・マジカルウォーフェア勃発 200X年4月中旬 ・シナリオ『神様が多すぎる』(開始時)・リプレイ『フレイスの炎砦』(開始時) 200X年4月下旬 ・シナリオ『神様が多すぎる』(終了時) 200X年5月下旬 ・リプレイ『フレイスの炎砦』(終了時) 200X年6月上旬 ・リプレイ『黒き星の皇子』・シナリオ集『オーバーナイト』(開始時) 200X年6月下旬 ・コミック『不幸の在処~柊蓮司の一週間~』 200X年8月中旬 ・リプレイ『白き陽の御子』(開始時) 200X年10月中旬 ・リプレイ『幼年期の終わり』 200X年11月 ・コミック『ヴァリアブルウィッチ』 200Y年2月中旬 ・ファンブック『パワー・オブ・ラブ』 200Y年2月下旬 ・リプレイ『合わせ鏡の神子』・ファンブック『リーチ・フォー・ザ・スターズ』・シナリオ集『オーバーナイト』(終了時)・リプレイ『紅き月の巫女』(終了時) ・エンジェルシード強奪 200Y年3月中旬 ・リプレイ『白き陽の御子』(終了時)・ノベル『柊蓮司と宝玉の少女』(終了時)・アニメ『ナイトウィザード The ANIMATION』(終了時) ・マジカルウォーフェア終結 200Y年3月 ・ノベル『冥き迷宮のバーレスク』 200Y年4月 ・ファンブック『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』 200Y年5月 ・リプレイ『モノクロームの境界』(一話)・リプレイ『シェローティアの空砦』(1巻開始時) ・赤羽くれは、守護者代行に就任 200Y年10月 ・リプレイ『愛はさだめ、さだめは死』(一話) 200Y年11月 ・リプレイ『愛はさだめ、さだめは死』(二話) 200Y年12月 ・ファンブック『オペレーション・ケイオス』(リプレイ) 200Z年1月 ・ファンブック『オペレーション・ケイオス』(ドラマCD)・ファンブック『スターダスト・ティアーズ』(ドラマCD) 200Z年2月 ・リプレイ『モノクロームの境界』(二話) 200Z年2~3月 ・ノベル『大魔王は、世界滅亡の夢を見るか?』 200Z年4月 ・ファンブック『ブルーム・メイデン』(リプレイ) 真行寺命 氷室灯、輝明学園を卒業 200Z年9月 ・ファンブック『ブルーム・メイデン』(ドラマCD) 200Z年12月 ・リプレイ『蒼穹のエンゲージ』 200Z+1年2月 ・リプレイ『星空のラストリゾート』
https://w.atwiki.jp/gods/pages/109833.html
アンオブデンマーク(アン・オブ・デンマーク) イングランド王の系譜に登場する人物。 関連: フレゼリクニセイ (フレゼリク2世、父) ゾフィーフォンメクレンブルク (ゾフィー・フォン・メクレンブルク、母) ジェームズイッセイ(2) (ジェームズ1世、夫) ヘンリーフレデリックステュアート (ヘンリー・フレデリック・ステュアート、息子) エリザベスステュアート (エリザベス・ステュアート、娘) マーガレット(8) (子) チャールズイッセイ(チャールズ1世) (息子) ロバート(3) (子) メアリー(5) (子) ソフィア(8) (子) 別名: アンナ(92)
https://w.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/1317.html
「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十七話 絶対防衛戦」 「やれやれ、何とかドイツは事なきを得たね。」 ベルリンの基地でアリスの幹部が集まっていた。 「でも、どうするんだい?確かにまだここには兵器は山ほどある。それでも完全に囲まれてるじゃないか。」 梅岡が言う。しかし、槐は目を瞑り考え事をしているようだ。そして、ゆっくり目を開いた。 「問題はない・・・あれだけの規模の戦闘をしたんだ。レジスタンスも補給がなければそうそう攻めてきまい。 増してや、ここは我々の本拠地。完全に準備をしてから来ると睨んで間違いない。」 槐の話に白崎と梅岡は聞き入っている。 「やつらの補給の拠り所は中国基地だろう。そして物資を運ぶには・・・どうすればいいと思う?」 「成る程・・・いい手段だね。補給線を切れば相手はむしろ袋のネズミか・・・」 白崎が槐の意図を読む。 「じゃあ、襲撃にいかないと♪、はっ、補給物資をちらつかせれば桜田は先生に跪かなくてはいけなく なる・・・うっふふふふ・・・これは美味しい作戦だね。僕が行って来るよ。」 前回の戦いでさしたる損傷もないプラムで梅岡が出撃しようとする。 「いや、僕がメインで行こう。梅岡、君は補給艦が基地に入り込む直前を襲ってくれ。 はははっ・・・その時のやつらの絶望に滲んだ顔が見てみたいからね・・・ふふ・・・」 「その辺はお前らに任せる。私はスペリオルの調整をしておく。」 「なんだい?スペリオルは調子よさそうだったけど?」 去っていく槐に白崎が疑問を向ける。 「なぁに、補給が成功しようが失敗しまいが、奴らは最終的には攻めて来るだろう?だから、最終調整をな。 リフレクターシステムの最終調整だ。」 槐はそれだけ言うと、とっとと工場に歩いていった。 「べジータ、次はとうとうドイツなんだろ?どれくらいで攻めるつもりなんだ?」 「ああ、今日補給艦が来る事になっている。五日ほどかけて完璧に準備していこうと思ってる。」 JUMが紅茶を飲みながら通信でベジータと今後について話していた。 「まぁ、無難な日数だよね。決戦は五日後か・・・なんだか緊張するなぁ。」 「はははっ、その気持ちは分かるぞJUM。そうだ、そっちには補給物資はどれだけ回せばいい? メイデンは最優先で回すぞ?」 JUMはんーと頭の中で現在の状況を確認して、言う。 「ウチは持ってる分だけで何とかなってるよ。大破したヒナイチゴはとりあえずの修理だけどまだ新しいパイロット は見つかってないからね。」 「そうか・・・やはり雛嬢は厳しそうか?」 JUMが顔を落とす。 「ああ、一日中ほとんど眠ってるよ。たまに起きても体の自由が利かないみたいだ。本当はどっかいい病院に 搬送したいけど、雛苺が嫌がっててね。」 「・・・恐らく戦いの結末を見たいのだろう。雛嬢も今まで戦ってきたからな・・・・!? JUM!緊急事態だ!中国からの補給艦の進路にアリス軍の反応アリ!」 「何だって・・・・まさか!?」 JUMとベジータの背筋に戦慄が走る。 「間違いない!奴等、補給艦を撃墜してこっちに物資を流さないつもりだ!!不味いぞ!補給艦が 落とされればこちらの戦力が整わなくなる・・・」 「くそっ・・・べジータ!僕らがすぐに出る!すぐに応援に来てくれ!!」 JUMは即座に通信を切り、ブリッジへ走る。 「柏葉、出撃だ!補給艦の進路にアリスの反応があるらしい!総員、第一戦闘配備!!」 まさかのアリスの襲来にメイデンは慌てて出撃していくのだった。 「いいか!補給艦の防衛が絶対条件だ!これを落とされれば豊富な物資を誇るアリスにはまず 勝てなくなる!必ず補給艦を守りきってくれ!!」 「了解なのだわ!真紅、ガンダム5号機、出るのだわ!!」 メイデンから5機のガンダムが出撃していく。どうやら、補給艦はアリスの襲撃を聞き、多少速度を落した のか、メイデンが先にアリスとぶつかる。 「メイデン、やはり来たか・・・目標はあくまで補給艦だ・・・白崎、ラプラスでますよ!」 ディアーズからラプラスが1機、バーズ10機にZローン10機が出撃する。 「みんな、ここは踏ん張りどころかしら!追撃のカノン!!!」 カナリアが音を奏でる。その音は真紅達の精神を高揚させる。 「・・・補給艦、レーダー範囲に入りました。通信、いれます!」 「こちらメイデン、サクラダ艦長桜田JUM!貴艦を援護します!全速力で基地へ向かってください!」 「こちら補給艦の艦長です。了解しました。頼みましたぞ・・・・!」 補給艦が落していた速度を上げる。 「舵手!アリスとの射線上にサクラダを割り込ませろ!サクラダを盾にする!ピチカート起動!対空砲火、 見逃すなよ!!」 サクラダがアリス軍と補給艦の間に割って入っていく。 「ちっ・・・さすがはメイデン。かまわない!サクラダごと艦を落せ!あれも落ちれば儲けものだ!!」 ラプラスがサクラダに接近していく。しかし、スイセイセキがその進路を阻む。 「いかせねーですよ!!おめーはここで翠星石にやられちまえです!」 ガーデナーシザーが唸りをあげてラプラスを襲う。ラプラスはサーベルで受けながら、何とかスイセイセキを 出し抜きサクラダに接近しようとする。 「くそ・・・思ったより上達が早いじゃないですか・・・」 しかし、それを徹底的に翠星石が阻んでいた。 「だからいかせねーって言ってるですよ!余り余所見をしてると・・・兎の危機回避がきかなくなるですよ?」 「おちなさぁい!ファンネル!!」 スイギントウの背部から黒い羽、フェザーファンネルが射出される。その羽はバーズに向かって飛んでいくと 機体の各部で爆発していく。 「!?ディアーズが一隻追加かしら・・・このままじゃ数におされるかしら・・・・」 カナリアのレーダーの範囲は広い。もう一隻のディアーズが進路を塞ぐように躍り出てくる。 「くそ、レンピカ、スィドリーム照準!!邪魔するのは全部打ち落とすんだ!!」 サクラダの右舷左舷の副砲がディアーズを打ち抜く。しかし、撃墜には及ばずさらのアリス機が出てくる。 「ちぃ・・・落ちろ!!!」 キラキショウが背部の二丁のV・S・B・Rを放ち、数機を撃墜する。しかし、焼け石に水の状態だ。 「くっ・・・それでもやるしかないのだわ・・・一機でも多く!」 シンクがツインテールを振るい、眼前のZローンを撃墜する。しかし、一向に数が減る気配がない。 「くそ!応援はどうなってるんだ?」 「基地から通信!小規模のアリス軍が基地を攻撃!出撃に手間取っている模様・・・きゃあ!!」 サクラダにZローンのビームランチャーが被弾する。ビームコートである程度は防げているが、 出力の高いビームには少し厳しい。 「僕達だけでやるしかないのか・・・!メイメイ照準!目標は敵ならどれでもいい!うてええ!!!」 サクラダの6連ミサイルが放たれる。各所で爆発が起こる。当たったかなんか気に出来てられない。 「敵機を近づけさせるな!対空砲火、しっかりするんだ!!うわあああ!!」 一身に敵の攻撃を引き受けているサクラダの各部から煙が上がる。 「くっ・・・損傷率40%をオーバー!右舷格納庫に被弾!障壁が大破してます!スィドリーム沈黙! メイメイ発射管、1番4番沈黙!ベリーベル1から4、6から12、18、20番沈黙!!」 巴の悲痛な声が響く。シンク達も実弾兵器は打ち落としてはいるが、数が追いついていなかった。 艦が揺れた。その衝撃で、目が覚めた・・・戦ってる・・・みんな戦ってる・・・行かなきゃ・・・守らなきゃ・・・ 雛苺がその重い体を引きずってデッキに向かっていく。 重い・・・痛い・・・気持ち悪い・・・でも・・・行かなきゃ・・・ 廊下に手を這わせながら、それでもしっかりと、ゆっくりと一歩ずつ進んでいく。 「守る・・・JUMも、みんなも・・・巴も・・・雛が・・・守るんだから・・・」 再び艦が揺れる。その衝撃で雛苺は体勢を保てずに倒れこんでしまう。 立てない・・・なら、這ってでも・・・体が立てる力を戻すまで・・・ ズリズリと廊下を這っていく。倒れこんだ衝撃のさいに傷口が開いたのか・・・ 雛苺が這った廊下には薄い赤い線が出来ている。 「はぁ・・はぁ・・・動いてよ、雛の体・・・雛、今頑張らなかったら・・・いつ頑張るの?」 そのか細い腕に力を込めて状態を起こし、足にも力を入れる。 大丈夫、立てる・・・歩ける・・・デッキまでいける・・・ 「こんなの・・・痛くないの・・・全然痛くないの・・へっちゃらなんだからぁ・・・」 自分を奮い立たせるように震える声を発しながら雛苺は歩いていく。 また艦が揺れる。しかし、今度は踏みとどまる。体に力を入れる。しかし・・・ 「うゅ・・・・えほっ・・・はぁ・・・はぁ・・・うぃ・・・」 口に鉄の味が広がる。それでも・・・デッキはもう目の前だ。 「ヒナイチゴ・・・JUM、直してくれたんだ・・・・」 やっとこさ機体に乗り、システムを起動させる。所々損傷が残っているが、問題ない。 少なくとも、今の雛苺には・・・ 「待ってて・・・JUM、巴・・・雛が守るから・・・」 雛苺が空ろながらもまっすぐに前を見据える。ハッチは被弾した影響で開いていた。 「柏葉!被害状況は!?」 「損傷率50%超過!このままでは・・・・」 JUMが歯軋りする・・・しかし、基地はもう目前だ。 「みんな!踏ん張るんだ!あと一息だ!あと一息で補給艦が基地に入れる!!」 そう、あと一息だった。しかし・・・最悪のタイミングで最悪の敵が現れるのだった。 「!?識別プラム!!」 「なんだと・・・・・!?」 槍を持った赤い機体が急速に接近してくる。 「いけない!僕らじゃあれを防げない!柏葉!味方機は!?」 「・・・・ダメです!?この距離では間に合いません!!!」 「くそおおおおお!!!ここまで来て・・・・!?ええい!メイメイ照準!対空砲火も!狙うんだ!」 サクラダからミサイルと対空機銃がプラムに向けて放たれる。しかし、結構な発射管が潰れているせいか プラムは簡単に回避する。 「やぁ、桜田♪先生、会いたかったぞ♪」 「梅岡ぁ・・・!!」 JUMが梅岡を睨みつける。 「ふふっ、先生そんな顔されたらゾクゾクしちゃうよ。で・も・ね。桜田がそんな顔できるのはもうお終い。 何せ、僕があれを撃てば君は絶望に沈んだ顔をするんだから♪」 「くそ・・・撃て!少しでも時間を稼ぐんだ!!」 サクラダからありったけの銃弾が放たれる。しかし、プラムはそれを回避する。 「先生、ずっと待ってたんだ。桜田が絶望に満ちた顔をするの。ふふっ、想像すると先生イッちゃいそうだよ♪ じゃ、ヤルネ。もう、我慢できないんだ。」 プラムがライフルを補給艦に向ける。その時、プラムを砲撃する4つのビーム砲があった。 「だめーーーーーー!!それを攻撃したら・・・めっめっ・・・なのよ・・・」 「ぐうっ!?馬鹿な・・・まだ機体が残ってたのか・・・?」 「雛苺!?ダメ、戻って雛苺!!」 巴の声がブリッジに響き渡る。 「イヤなの!雛が、巴も・・・JUMも・・・みんなも守るの・・・ぜったいぜったい・・・守るんだからぁ!」 再び有線ビーム砲がプラムに襲い掛かる。梅岡はそれを回避し、ヒナイチゴに目をむけ・・・ そして歯軋りした。 「くそぉ!!補給艦撃墜失敗か・・・・また・・・僕はイケないのか・・・」 そう、雛苺が梅岡をひきつけていた隙に補給艦は基地へ入りきったのだ。 「ざまあみろ・・・なの・・・・」 「フフフッ・…はははははっ・・・・あーっはっはっはっは!!」 雛苺の言葉に梅岡は突如糸が切れたように笑い出した。 「許さない・・・許さないよ・・・僕の欲求をよくも邪魔してくれたね・・・・」 プラムがゲイボルグをヒナイチゴに向ける。 「クソガキが・・・・殺してやるぁああああああ!!!!」 ヒナイチゴもビームサーベルを抜く。 「雛だって、負けないのよ・・・絶対負けないの・・・!」 次回予告 雛苺の決死の活躍で補給艦は無事に基地に入り、防衛は成功した。 しかし、その雛苺に暴走した梅岡が襲い掛かる。果たして、雛苺の運命は・・・・ 次回、超機動戦記ローゼンガンダム 雛苺 その揺るがない思いは、みんなの胸に・・・
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/643.html
コール オブ デューティ(Call of Duty) コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア英陸軍第22SAS連隊 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2タスクフォース141 超国家主義者 コール オブ デューティ ブラックオプス パーティを組む際の例 候補未決定作品 参考リンク コメント 『コール オブ デューティーシリーズ』(Call of Duty)は、第二次世界大戦から現代戦までを舞台としたファーストパーソン・シューティングゲーム。 第1作目『コール オブ デューティー』が2003年に発売されて大ヒット、続編が制作される人気シリーズとなった。最新作は『コール オブ デューティ ブラックオプス』。 コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア 英陸軍第22SAS連隊 プライス大尉 (Captain Price) ドンカラス:頭のブッシュハットを再現するなら。紺色の体色も屋内戦闘装備を思い起こさせる。 ギャズ (Gaz) キノガッサ:被るのは野球帽では無いが、緑系でまとまっている為。こごえるかぜ(冷却スプレー)は覚えられない。 タネマシンガンで愛用のライフル(G36C)を再現できる。 マクミラン大尉 (Cpt. MacMillan) モジャンボ:言わずと知れたポケモン界のギリースーツ。ステンバーイ... ステンバーイ... コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 タスクフォース141 ジョン・”ソープ”・マクタヴィッシュ大尉 (Captain MacTavish) ムクホーク:モヒカン担当。新米時代(ムックル)から随分とたくましくなった。 ズルズキン:モヒカン担当その2。 ゲイリー・”ローチ”・サンダーソン軍曹 (Sgt. Gary "Roach" Sanderson) アギルダー:すばしっこく這い回る虫(コックローチ)繋がり。 ドジョッチ:本来の”ローチ”の意味ならこちらになる。 ゴースト (Ghost) サマヨール:ドクロ覆面を再現。少し太ましいのが難点。 既に同名のポケモンが存在する為、NNは「ライリー」(Simon Riley)が妥当か。 シェパード将軍(Gen. Shepherd) ムーランド:貫禄ある髭を生やし、リボルバー1丁で最前線に立つ将軍。「歴史は勝者によって記される」。 ダブルバトル、及びトリプルバトルで使うなら、用済みの味方(部下)の処理も視野に入れる事。 超国家主義者 ウラジミール・R・マカロフ(Vladimir R. Makarov) ゾロアーク:わるだくみ、ふいうち、だましうち等、それらしい技を多く覚える。悪タイプなのもポイント。 ヘルガー:「狂犬」の通り名から。ゾロアークと同じく悪タイプ。 コール オブ デューティ ブラックオプス 情報待ち パーティを組む際の例 SAS、タスクフォース141、米海兵隊フォースリーコン(未掲載)、米陸軍第75レンジャー連隊(未掲載)など、 各部隊のメンバーのNNをつけたポケモンをまとめると良い。 ただ、元ネタが洋ゲーだけあって、ネタを分かる人間があまり多くない事も頭に入れておくべき。 候補未決定作品 Call of Duty World at War 参考リンク コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 コールオブデューティ4モダン・ウォーフェア 米海兵隊第1武装偵察隊「フォースリーコン」 ヴァスケズ中尉 カイリキー:筋肉担当。ゴツゴツメット必携 ペラヨ マニューラ:ノブナガの野望の特性たかびしゃから。ボールシールに「デッドリー」と入れておくこと グリッグ グレッグル:名前ネタ。飛び道具の技を喰らったら負けること ヴォルカー デリバード:輸送機ヘリの乗員→分類名「はこびやポケモン」。 超国家主義者 カレド・アル=アサド ブーバーン:ギガインパクト必須。ドンカラスには負けること コールオブデューティモダン・ウォーフェア3 タスクフォース141 ユーリ アブソル:劇中で何度も災難に遭っているので。ガチ育成推奨 デルタフォース デレク〝フロスト゛ウェストブロック メガヤンマ:カラーリングがゴーグルっぽいので。 サンドマン フライゴン:飛び道具の技必須。くろいメガネ必携 トラック マリルリ:特性ちからもち推奨 グリンチ スピアー:特性スナイパー推奨 コールオブデューティブラックオプス USMC アレックス・メイソン大尉 ゲッコウガ:海兵隊員且つCIAの工作員→タイプがみず・あく。どろぼう(敵のZPU-4を奪う)必須 CIA グリゴリー・ウェーバー ヒトツキ:単眼のイメージ。持ち物フォーカスレンズ必携 -- (ユリス) 2016-03-12 14 35 25
https://w.atwiki.jp/oldscoolessential/pages/374.html
スタッフ・オブ・ウィザリング 杖で殴られたクリーチャーは魔法的に老化する: 神聖魔法 神聖魔法を使う者のみが使用できる。 効果:対象は10歳老いる。生きているクリーチャーは自然寿命に達すると死ぬ。 特に長寿の種族の場合: 一定量の老化の影響を無視する。(例えば、エルフは200年まで、ドワーフは50年まで、といったように)。 アンデッド・クリーチャー:この杖の力の影響を受けない。
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/4557.html
《ローグ・オブ・ザ・リング》 装備魔法 【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(魔法使い族または魔導騎士族)1体に装備できる。 【効果】装備モンスターの攻撃力は300アップする。 自分フィールドに装備モンスター以外のモンスターがおらず、 装備モンスターの元々の攻撃力よりも高い攻撃力を持つ表側表示モンスターが相手フィールドにいる場合、 装備モンスターの攻撃力は1000アップする。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/42.html
前ページ次ページローゼンメイデン 小ネタ集 ハイネ「よぉ、お前等。生きていたか?」 シン「あ、ハイネさん。御久し振りです。……って、その影は?」 金糸雀「ローゼンメイデン第二ドール! 金糸雀かしら」 レイ「かしらかしら」 シン「ご存知かしら」 金糸雀「そんな古くてマイナーネタは通じる人が少ないのかしらorz」 シン「そうか? 俺も結構好きだけどな」 レイ「ああ、決闘シーンとか造形が凄かったからな」 金糸雀「金糸雀を無視しないでほしいかしら!(どすっどすっ」 シン「いてぇっ! くっ、流石ドール。小さくても威力は凄い」 レイ「ああ、甘く見ていたな」 ハイネ「ほらほら、そのくらいにしてやれ。金糸雀が拗ねる」 シン「しかし、となるとハイネさんがミーディアムなんですか?」 レイ「また、何で? 議長もそうですがハイネさんも隊があってしょっちゅうは来れない筈ですが」 ハイネ「ああ……作者が連合やオーブの連中出すと他の面子が面倒だからって」 シン「成る程」 レイ「それでアスランも出ていないんですね」 金糸雀「ふふっ、計画的選択なのかしら!」 シン「あ、けど作者は金糸雀あんまし知らないって言ってるから」 レイ「君のネタに関しては他の人任せだな」 金糸雀「そ、それはこの紹介だけでもう出番が無いという事かしら!?」 シン「実際本編もそんなもんだろ? まぁ、ネタが思いつき次第だけど」 レイ「(どすっ)……ぅワァあああーーーーんかしらぁぁああ!!」 ハイネ「ほら、虐めるな。この子もまだ小さい。現実を知るのは早過ぎる」 シン「ぐふぅっ…そうですね。しかし、傘で刺されるとは思いませんでした」 レイ「ハイネさんもさりげなく酷いですよ」 ハイネ「割り切れよ。でないと死ぬぞ」 シン「いえ、精神的にじゃなく肉体的に地味にダメージが溜まっています」 レイ「気にするな。俺は気に…ぐふっ。後から来るタイプだった様だ」 金糸雀「ふふふっ、ローゼンメイデン随一の策士、金糸雀を宜しくなのかしら」 ハイネ「出番は見込めないがな」 水銀燈「シン! シン、何処なの!」 シン「水銀燈どうした? 部屋に居ると思ったのに」 水銀燈「か、勘違いしないで欲しいわ。このままじゃ出番なしで終わるからよ」 薔薇水晶「本当は寂しかった癖に」 水銀燈「貴女じゃ話し相手につまらないのよ!」 シン「こら、喧嘩は止めないか!」 レイ「仕方ないだろう。ああでもしないと金糸雀の出番が無いまま終わるんだ」 水銀燈「ふんっ。何よ。あんな子」 シン「こら! 全く、彼方此方歩くから裾が汚れてる。ほら抱っこしてやるから」 水銀燈「な、そんなの必要ないわよ!」 シン「その服大切なんだろ? 早く落とさないと染みになる。こういう時位言う事聞いてくれ」 水銀燈「くっ。……良いわよ。抱かせてあげるわ」 薔薇水晶「そういうとなんだかいやらしい」 水銀燈「おだまり!」 シン「ほらほら、喧嘩しない! 行くぞ水銀燈」 水銀燈「わ、解ったわよぉ」 シン「抱いてると大人しい癖に……全く」 レイ「何だかんだで仲良しだな」 薔薇水晶「そうね」 レイ「(無言で抱っこする)」 薔薇水晶「どうしたの?」 レイ「気にするな。何となくだ」 薔薇水晶「そう」 レイ「……嫌だったか?」 薔薇水晶「いえ」 レイ「じゃあ、何でそんなに硬くなってるんだ?」 薔薇水晶「……何となくよ」 レイ「そうか」 薔薇水晶「そうよ」 レイ「もっと力を抜いた方が良いと思う」 薔薇水晶「そうかしら?」 レイ「そうだ」 薔薇水晶「……そうね」 前ページ次ページローゼンメイデン 小ネタ集
https://w.atwiki.jp/orecaapplication/pages/461.html
パラメータ アイアンメイデン 成長パターン 初期コマンド 覚える技 出現条件 クラスチェンジ・派生 解説 由来 技コスト キャパシティ コマンドサンプル(属性攻撃型・コマンド潜在) コマンドサンプル(【針千本】型・コマンド潜在) コマンドサンプル(【無実の恨み】型・コマンド潜在) パラメータ 属性 火 性別 無 出現章 第6章 クラス ☆☆☆ 種族 悪魔 入手方法 シャックル+乙女の恨み 下位EX 残虐なエルジェーベト 上位EX 苛酷なエルジェーベト 消費EXゲージ 10 形式 目押し ドロップアイテム 乙女の恨み(レア) アイアンメイデン 成長パターン HP レベル 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 個 体 値 0 225 229 234 238 242 247 251 256 260 265 1 227 232 236 241 245 249 254 258 263 267 2 230 234 239 243 248 252 257 261 265 270 3 233 237 241 246 250 255 259 264 268 272 4 235 240 244 249 253 257 262 266 271 275 5 238 242 247 251 256 260 264 269 273 278 攻撃 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 個 体 値 0 50 51 52 53 54 55 56 57 58 60 1 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 2 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 3 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 4 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 5 53 54 55 56 57 58 59 60 61 63 素早さ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 個 体 値 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 初期コマンド ★ ★★ ★★★ ほほえんでいる ほほえんでいる 針千本 水責め 火責め 石抱き 水責め 火責め 石抱き ためる ためる 虫責め ためる ためる 虫責め 無実の恨み 無実の恨み 無実の恨み 覚える技 単体選択攻撃 水責め 火責め 石抱き 虫責め ランダム攻撃 針千本 全体攻撃 防御 無実の恨み 回復 強化 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ ★★→★★★ 技変化 無効 ほほえんでいる 出現条件 ☆クラス合計 7〜9 ☆クラス合計 10〜 クラスチェンジ・派生 アイアンメイデン+風の戦士ハヤテ→アメノウズメ 解説 枷が進化し、悍ましき拷問器具になった。 実物に忠実でキッズゲーに出して良い物かかなり怪しい。 【火責め】【水責め】【石抱き】【虫責め】はそれぞれ、火属性、水属性、土属性、風属性の倍率165%単体魔法攻撃。 ver1.9.1 より150%→165%に強化されたため、【ファイア!!】などの上位互換になった。 【針千本】対象ランダムの50%無属性8回物理攻撃。 【無実の恨み】は自身に物理反撃・魔法反撃・ブレス反撃(永続)を付与する 闇属性 の 無分類 技。反撃の際に低確率で呪いを付与する。 反撃は自身の攻撃力の150%(実質157.5%)。反撃の度に倍率が50%ずつ増えていくが、【無実の恨み】を発動するとリセットされる。威力上昇狙いで少なめにするか、確実に発動するよう多めにするか、あるいは前半のリールに多めに入れる等、考えてから育てよう。 軽減や無効化は無い。割と打たれ弱いので味方に回復してもらおう。 相手の攻撃で倒れると反撃が発生しない。 麻痺状態などを喰らうと解除されてしまい、反撃を行う事もできない。 反撃時にモーションがあるためか、【七十二変化の術】では使用できない。 『オレカンペキ攻略全集2』では「闇属性物理攻撃で反撃」と書かれているが、暗闇状態でも発動も反撃も可能である。 EXはランダムな敵単体へ無属性10回攻撃と、攻撃した敵 以外 に暗闇と沈黙をどちらも高確率で付与する 無分類 技。倍率は下位で30〜50%、上位で40〜60%とブレる。どちらか1つしか付与できない時もあるがそれでも高確率の暗闇と沈黙は強力。 相手がかばう状態の場合、かばっているモンスターが状態異常も引き受ける。 相手が1体だけの場合は攻撃だけとなる。 相手のEXゲージは最大まで増えるが、1体に平均400%、(上位では約500%)ダメージに加え、他の2体には暗闇と沈黙が高確率なので返しのEXが失敗する確率は高い。 下位EX技の名前は、ゲーム内や『オレカンペキ攻略全集2』では「残虐な~」だが、公式図鑑のみ「残酷な~」になっている。 ちなみに、【こうげき】のモーションが用意されていない為、幻銃士ダルタンのEX技等には参加できない。 由来 中世ヨーロッパの拷問器具、「 鉄の処女 (アイアンメイデン)」。 聖母マリアを模ったとされる木製または鉄製の人形で、中に針があり、人を入れて閉じる事で串刺しにするという。 実物こそ現存するが、実はその多くが再現品とされ、拷問器具として実在・使用されていたかは定かではない。 「エルジェーベト」の由来は、ハンガリーに実在した人物「バートリ・エルジェーベト」だろう。 幾多の残虐行為を行ったとされ、この「鉄の処女」を作らせたのも彼女だとする説がある。 技コスト キャパシティ 0.0 【ほほえんでいる】 1.0 【ためる】(1リール) 1.4 【ためる】(2リール) 3.0 【★→★★】【火責め】【水責め】【石抱き】【虫責め】 4.0 【★★→★★★】【針千本】【無実の恨み】 0 1 2 3 4 5 ★ ? ? ? ? ? ? ★★ ? ? ? ? ? ? ★★★ ? ? ? ? ? ? コマンドサンプル(属性攻撃型・コマンド潜在) ★ ★★ ★★★ ためる 属性攻撃 ★→★★ ★→★★ ★→★★ ★→★★ ★→★★ 属性攻撃は★→★★と同コスト。 2リールは属性攻撃で埋めた上でまだ【★★→★★★】【針千本】【無実の恨み】が1つだけ入る余裕がある。 コマンドサンプル(【針千本】型・コマンド潜在) ★ ★★ ★★★ ほほえんでいる ためる 属性攻撃 針千本 ためる 針千本 ★→★★ ★★→★★★ 針千本 ★→★★ ★★→★★★ 針千本 ★→★★ ★★→★★★ 針千本 ★→★★ ★★→★★★ 針千本 ★ ★★ ★★★ (省略) ほほえんでいる (省略) 属性攻撃 ★★→★★★ ★★→★★★ ★★→★★★ ★★→★★★ コマンドサンプル(【無実の恨み】型・コマンド潜在) ★ ★★ ★★★ (省略) ためる 属性攻撃 ためる 属性攻撃or針千本 無実の恨み 無実の恨み 無実の恨み 無実の恨み 2リールにだけ【無実の恨み】を置いて反撃の威力リセットを無くすことができる。 しかし、【無実の恨み】を発動せず【ためる】で3リールに行ってしまうこともあるので注意。