約 4,134,917 件
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/674.html
発言者:オルフィレウス 対象者:秋月凌駕 己の希求(エゴ)も陰我(イド)も受け止めて、それでも科学文明の未来を切り拓かんという意志の下、 研鑽を重ねながらずっと待ち望んできた真理到達者にして同属、最高の素材たる秋月凌駕に向けての、オルフィレウスの勝利宣言。 同属に対する一層の期待をかけながら、しかし“絶対に君は逃がさない”という思いが籠められているであろう言葉である。 ジュン√、機械天使の奮闘で天から地に墜とされた鋼の衛星から姿を現した機械神。 そうして、オルフィレウスは『この瞬間こそ私の望みだった』と歓喜に震えながら、秋月凌駕(己が同属)と激突するのだった。 もはや言葉で解り合う領域を超えているとして、互いの譲れぬ意地をぶつけ合う凌駕とオルフィレウス。 無限の出力(・・・・・)という他の同段階の殲機とは比べることすらおこがましいほどの、オルフィレウスの影装。 それでも、真理段階に到達した凌駕は機を伺い、ついに彼の無限光の独自言語(システム)を掌握、オルフィレウスが放ってきた無限のエネルギーの反転に成功する。 全身に膨大なエネルギーを浴びせられ、オルフィレウスの肉体は崩れ去っていく…… しかし、既に身体がほぼ消失しかけた状態になりながらも、永久機関の創造主、始まりの刻鋼人機(イマジネイター)はついに、その真理段階の姿を露にする。 それは、原初たる最強。 いまやオルフィレウスは、人を超え、刻鋼人機を超え、機械神どころか神話に現れる、裁きの剣を構えた魔神の如き威圧と姿を備えていた。 あらゆるエネルギーを把握し、掌握するという機能を有した真理段階の凌駕であっても、目にしただけで圧倒され吐き気を催す程の異常な状態。 全身が素粒子化、無限の力(∞)そのものと化した存在がそこには在った。 そして、オルフィレウスはその威圧に圧された凌駕に対し告げる―― 『勝てぬよ。ああ、それでも出来れば足掻いてほしい』 『最後まで折れず朽ちず諦めず…… どうか私に敬意のまま刻まれてくれ、秋月凌駕』 オルフィレウスとカグヅチの能力って、こうして見ると同一ですね -- 名無しさん (2017-05-17 20 28 44) ↑意味が分からん。どうしたらそうなる? -- 名無しさん (2017-05-17 21 24 26) 核融合を繰り返しながら爆発的に燃え続ける太陽とまるで同じ。この辺読んでそう思ったんじゃね? -- 名無しさん (2017-05-17 22 05 07) 同種ではあるけどね?レベル上げて物理で殴る的な意味で -- 名無しさん (2017-05-18 15 30 56) 単純性能ならオルフィレウスの方が上では?初めから無限なのと覚醒続ければいずれ無限になるのだと前者の方が強いはず -- 名無しさん (2017-05-18 20 55 36) まあ、オルフィレウスも作中の出力が限界ではないだろうし、カグツチじゃ追い付く前に死ぬんじゃないかな? -- 名無しさん (2017-05-18 21 02 25) 追いつき追い越す前に融合して新世界創りそう -- 名無しさん (2017-05-18 22 02 35) 光るキューピーになった瞬間か -- 名無しさん (2017-05-19 07 24 01) キューピーと言うか熾天使じゃないかな?どっちも体燃えてる(様に見える)し、神への愛か科学への愛かの違いはあるが -- 名無しさん (2017-05-19 14 22 41) 素粒子の塊ってあたり、星振光の塊のヘリオスの同類? -- 名無しさん (2017-05-19 22 07 08) 近いけど、エネルギーの量が桁違い。 -- 名無しさん (2017-05-24 20 39 04) ↑オルフィレウスのヤバいところは無限のエネルギーを無限に生み出し続けることだからな -- 名無しさん (2017-05-24 21 18 16) ↑で、ヘリオスのやばいところはまだだでいずれそれに追いつくところ -- 名無しさん (2017-05-28 09 01 13) ↑あれは出力上がるんじゃなくて収束しまくってぶち抜いてくるんやで?つまり凌駕さんと礼さんと同じようにそもそも違う法則持ってきてまともな勝負を成立させないことが大事。そうじゃないと力業得意なヤツにはどうやっても勝てんし -- 名無しさん (2017-05-28 11 12 48) 勝利を確信しながら諦めろじゃなくて足掻いてくれって言う辺りがオルフィレウスの歪な敬意を表しているよね -- 名無しさん (2017-05-28 11 42 41) オルフィレウス「諦めんなよ 諦めんなよ、お前!! どうしてそこでやめるんだ、そこで!! もう少し頑張ってみろよ! ダメダメダメ、諦めたら 周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって。 あともうちょっとのところなんだから。 俺だってこのマイナス10度のところ、しじみが取れるって頑張ってんだよ! ずっとやってみろ!必ず目標を達成できる! だからこそNever Give Up!!…………まぁ、それでも私には勝てんがね」凌駕「オルフィレウス超ウゼェェェェェェッッ!!」 -- 名無しさん (2017-06-16 21 22 21) シュピーネ「勝てませんよツァラトゥストラ。まあ、精一杯足掻いてください。」 -- 名無しさん (2017-11-03 06 33 09) 糞眼鏡「勝てぬよ。ああ、それでも出来れば足掻いてほしい」 -- 名無しさん (2017-11-03 14 00 44) ↑糞眼鏡死ね -- 名無しさん (2017-11-03 17 09 40) ↑2英雄「いいや、まだだ!!!!!」 -- 名無しさん (2017-11-03 20 19 35) ヴァルゼライド「仔細理解した。だが、勝つのは俺だ!」 -- 名無しさん (2020-05-25 12 04 31) ↑ふふ、ままならんものだな……人の心は… -- 名無しさん (2020-05-29 00 52 37) 某邪竜「真っ平御免だ」 -- 名無しさん (2020-06-19 08 27 44) ↑3それ新しい真理に至れるモルモット見つけて喜ぶだけでは!? -- 名無しさん (2020-06-19 08 29 02) 閣下が辿り着く真理とは? -- 名無しさん (2020-07-23 00 55 07) 知らない -- 名無しさん (2020-08-29 12 44 31) 全ては勝利を掴むために -- 名無しさん (2020-08-29 12 50 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nekoserver/pages/19.html
コメント欄で 書いてください http //minecraft.jp/servers/180.221.100.69 よろしくお願いします
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2398.html
385 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/01(月) 02 22 25 ID ??? 携帯サイトでのアンケートで、異性につけて欲しい下着のランキングがあったんだが、 男→女 1:フリルなどのついたかわいいもの 2:とにかくセクシーなもの 3:何でもいい 4:チェックやストライプ、水玉などカジュアルなもの 5:スポーツなどシンプルなもの 女→男 1:ボクサーパンツ(5割ぐらい) 2:トランクス(3割ぐらい) (中略) 下から2番目:ふんどし(2%) 最下位:ブリーフ(1%) だった。 カミーユ(ブリーフ派)「何、だと…!」 ギンガナム(ふんどし派)「無様だなカミーユゥゥゥ!!」 ジェリド(ボクサーパンツ派)「本当に無様だなカミーユwww」 387 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/06/01(月) 09 14 16 ID ??? 384 ファ「下…な、なんでもいいわよ、そんなの!」(////) フォウ「そうね、男性用の下着ってどんなのがあるのか良く知らないし…」 ロザミィ「お兄ちゃんはどんな下着つけてるの?」 カミーユ「ちょ、まっ…」 ファ「ロザミィ! 止めなさい!!」 ギャーギャー!! ジェリド「無様…」アレェ? ギンガナム「…何やら楽しそうなのである。 …… ………小生も、人の温もりが欲しいのである」クスン
https://w.atwiki.jp/nipponnokiki/pages/20.html
取上げて欲しいテーマがあればメディアに嘆願の声を届けよう。 雑誌 誌名 連絡先 will 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル will@web-will.jp 民主党の特集済 sapio 民主党の特集済 出版社・新聞社 社名 連絡先 産経新聞社 東京都千代田区大手町一丁目7番2号 東京サンケイビル 民主党批判本出版 番組 太田光の私が総理になったら 国民の怒り ズームイン ご意見箱・みんなの声 とくダネ 意見 たかじんのそこまで言って委員会 http //www.ytv.co.jp/takajin/ ↑取上げて欲しいメディアがあれば追加希望 ズームイン 日本を考えよう消費税アンケート 国民が知らない 検索 マスコミが伝えない 検索 をありとあらゆる処に張り付ける方法はないのか、考えてみては? -- 藤さん (2010-04-14 10 27 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sakiss/pages/28.html
~放課後 姫松高校 屋上~ 由子「どういう事なのよー?」 洋榎「言葉通りの意味や。こんな事他のヤツには相談できへん!」 由子「他のヤツにはって、恭子はどうなのよー……ってまさか」 洋榎「そのまさかや……」 由子「まさか洋榎が恭子をねー」 洋榎「せやから由子に相談しとるんや。どうしたらええと思う?」 由子「どうしたらって、素直に想いを伝えればいいと思うのよー?」 洋榎「それができたら苦労せんわ! それでも恋愛相談屋か! やめてまえ!!」 由子「じゃあやめるのよー」 洋榎「ごめんなさい、力を貸してください」 由子「まあ、他ならぬ洋榎の頼みやから協力してあげるのよー」 洋榎「おおきに!」 由子「それじゃあまず、恭子に惚れた経緯を話してよー」 洋榎「あ、アホ! そんな恥ずかしい事話せるか!」 由子「なら恋愛相談もここまでよー?」 洋榎「は、話す! 話すって!」 由子「最初からそうすればいいのよー。面倒くさいからそういうボケは抜きで頼むのよー」 洋榎「はい……」 洋榎「別に最初から恭子の事が気になってたワケやない。好きやと気が付いたんもつい最近やしな……」 洋榎「最初に恭子の事を意識し始めたんは、一年の合宿の時やった……」 ~回想~ 二年前の合宿 入浴時間 洋榎「……」ジィー 恭子「な、なに見とんのや……」 洋榎「いや、慎ましい乳しとるなぁと思うてな」 恭子「アンタに言われとうないわ!」 ~回想終了~ 洋榎「あれが始まりやった……」 洋榎「今までオカンや絹のデカイ乳ばかり見てきた反動やったのか、それとも同じ悩みを抱える同士を見付けた喜びやったのか……」 洋榎「ともかく、以来恭子の乳が頭から離れんようになったんや」 由子「軽く犯罪のニオイがするエピソードなのよー」 洋榎「ウチかて女や! 別に構へんやろ! 話しを戻すで」 洋榎「恭子の乳、最初はその事しか頭になった。せやけど次第に末原恭子本人の存在がウチの中で大きくなっていったんや……」 洋榎「それからというもの、恭子の一挙手一投足が気になって仕方なくなったんや!」 洋榎「今まで恋なんてした事なかったから、最初はそれが『恋してる』って事だとも気が付かんかった」 洋榎「でも、恭子が漫や代行と仲良くしとるの見ると、なんだかモヤモヤするんや」 洋榎「それで初めて気が付いた。このモヤモヤは嫉妬で、ウチは恭子に惚れとるんやって」 由子「……」 洋榎「な、なんで黙っとんのや?」 由子「洋榎にしてはえらくまともな話しだったから拍子抜けしてただけなのよー」 洋榎「失礼なやっちゃな!」 由子「ごめんごめんなのよー」 洋榎「まったく……。で、どないしたらええと思う?」 由子「うーん、やっぱりまずはデートに誘うところからなのよー」 洋榎「で、デート!? そ、そんなん恥ずかしくて誘えるか!」 由子「なら、デートって考えなければいいのよー。二人でお出掛けするだけって考えるのよー」 洋榎「二人でお出掛け……って、デートやないか!」 由子「洋榎は本当にアホなのよー」 洋榎「なんでやねん!」 由子「兎に角、デートに誘うのよー」 洋榎「だから……」 由子「デートにも誘えないのなら、告白なんて一生ムリよー?」 洋榎「それは……そうやけど……」 由子「明日誘うのよー」 洋榎「あ、明日!? そんな急に……」 由子「洋榎はこうやって強引にでも決めてあげないと、絶対に誘えないのよー」 洋榎「せやけど、どこに行けばええのかとかもよく判らんし……」 由子「そういう細かい事は私がどうにかするのよー。洋榎はデートに誘う覚悟だけを固めてくればいいのよー」 洋榎「覚悟……」 由子「それじゃあ明日の朝、ここに集合するのよー」 洋榎「わ、判ったわ……」 ~夜 愛宕家 洋榎の部屋~ 洋榎「……判った、とは言うたけど、やっぱめっちゃ緊張する……」 洋榎「さっきから動悸が激しい……夕飯もろくに喉を通らんかった……」 洋榎「……ウチ、明日どうなってまうやろ……。それ以前に今日寝られんやろか……」 洋榎「……あ、今気付いたけど、断られたらどうどないしよ」 洋榎「断られたら、ウチの事嫌いって事なんじゃ……」 洋榎「どないしよどないしよどないしよどないしよどないしよ!!」 ~翌日 朝 姫松高校 屋上~ 洋榎「そんな事を考えていたら結局一睡もできへんかった……」 由子「やっぱり洋榎はアホなのよー」 洋榎「なんでや! 誰が聞いても恋する乙女の悩みやろ!」 由子「恭子が洋榎の誘いを断るワケないのよー」 洋榎「え?」 由子「Loveの方かどうかは判らないけど、恭子は洋榎の事が好きなのよー。心配する必要はないのよー」 由子「だから自身を持って恭子をデートに誘うのよー」 洋榎「お、おう、判った……」 洋榎「せやけど、デートに誘うってどこに誘えばええんや? 細かい事はどうにかするとかって言うとったけど……」 由子「それなら問題ないのよー。はい、これチケットなのよー」ピラ 洋榎「USJのチケットやないか! どうしたん、これ?」 由子「知り合いがUSJのスタッフで、たまにチケットとかくれるのよー」 洋榎「そ、そうなんか。てっきりワザワザ買ってきてくれたのかと思って心配したで」 由子「そんなワケないのよー。バイトもしてない女子高生のお財布はそんなに豊かじゃないのよー」 由子(昨日、急いで金券ショップに行った事は内緒なのよー。おかげでお財布はすっからかんよー) 洋榎「それで、どうやって誘えばええんや?」 由子「そのチケットは今週末までが期限なのよー」 洋榎「あ、ホンマや」 由子「だから『週末ヒマ?』みたいな感じで誘えばいいのよー」 洋榎「もしヒマやなかったら?」 由子「大丈夫、恭子は今週末ヒマなのよー。恭子本人がそう言ってるのを聞いたのよー」 洋榎「そうか、よかった」 由子(昨日急いでリサーチした事も内緒なのよー) 洋榎「そんで、いつ誘ったらええと思う?」 由子「朝から行くのよー」 洋榎「そ、そんな……まだ勇気が……」 由子「なんの為に朝に呼び出したと思ってるのよー?」 洋榎「え?」 由子「朝でダメなら昼休み、昼休みでダメなら放課後があるのよー」 洋榎「せ、せやな!」 由子「でも朝に言えた方がいいのよー」 洋榎「なんでや?」 由子「一日中モヤモヤを抱えているのはよくないのよー」 洋榎「せ、せやな……」 ~放課後~ 洋榎「結局、放課後までデートの話しを切り出せんかった……」 由子「半ば予想していた事なのよー。洋榎はヘタレなのよー」 洋榎「クッ! 返す言葉があらへん……!」 由子「あんまり使いたくなかったけど、もう最終手段なのよー」 洋榎「最終手段?」 由子「洋榎、一旦チケットを返してよー」 洋榎「ほい」ピラ 由子「それじゃあ洋榎は先に部室に行って、恭子と会話でもしててよー。デートの話しはしないでよー」 洋榎「判ったけど、由子は?」 由子「私は後から行くのよー」 洋榎「さよか? じゃあウチは先に行くで」 ~部室~ 洋榎「おはよーさん」 恭子「おはようございます、主将」 洋榎(恭子はいつ見てもかわええなぁ~。制服プラスジャージでかわいく見えるのは恭子だけやで) 恭子「あれ? 主将、ゆーこは一緒やないんですか?」 洋榎「由子ならもう少ししたら来ると思うで」 恭子「そうですか」 洋榎「由子になんか用があったんか?」 恭子「いえ、ゆーこに用というか……久しぶりに三麻でも打ちたいと思いまして」 洋榎「三麻か……なつかしいな」 恭子「インハイも近いですからね、初心を忘れない為にもまた三麻を打ちたいんです」 洋榎「……せやな。由子が来たら三麻やるか」 恭子「はい、是非」 ドア「ガチャ!」 由子「遅れたのよー」 恭子「ゆーこ、インハイ前だと言うのに弛んでるで。主将からもなにか言うてやってください」 洋榎「うむ。一発デコピンやな」 由子「か、勘弁なのよー。それより、二人共週末はヒマなのよー?」 洋榎(来たか……) 洋榎「ウチはヒマやけど、恭子は?」 恭子「ウチもヒマです」 由子「よかったのよー」 恭子「ゆーこ、なんの話しなん?」 由子「知人に貰ったUSJのチケットが二枚あるのよー。期限は週末までよー。だけど私は用事があって行けないのよー」 恭子「つまり、ウチらで行ってこいと?」 由子「別に嫌ならいいのよー?」 洋榎「う、ウチは嫌やないけど……恭子は?」 恭子「ウチも嫌やないですけど、いいんか? ゆーこ。金券ショップに持ってけばそれなりの金になるやろうーに」 由子「お金にするより、二人が楽しんで来てくれた方が嬉しいのよー」 恭子「ゆーこ……」 洋榎「こ、ここはお言葉に甘えよか、恭子」 恭子「そう、ですね」 由子「ありがとうなのよー。はい、これチケットよー」ピラ 恭子「お礼を言うのはこっちの方や。ありがとーな、ゆーこ」 由子「私の分まで楽しんできてよー。それと、私はこれから用事があるから今日はこれで失礼するのよー」 洋榎「え? ちょ、ちょっと待ちぃ!」 由子「これだけお膳立てしてあげたんだから、あとは自分でどうにかするのよー」ヒソヒソ 由子「それじゃあまた明日なのよー」 洋榎「あ……」 洋榎(……せやな。いつまでも由子に頼ってられへんもんな。自分の想いぐらい、自分で伝えな!) 恭子「三麻……」 ~部活終了~ 洋榎「う~ん! 今日もぎょうさん打ったなぁ」 恭子「……」 洋榎「ん? どないした恭子。部活中も全然集中しとらんかったみたいやけど、なんかあったんか?」 恭子「……少し、週末の事を考えてまして」 洋榎「週末? ああ、USJか。ウチはめっちゃ楽しみやけど、恭子は違うんか?」 洋榎(恭子はウチとの……で、デートになんか不安でもあるんやろうか……) 恭子「いえ、ウチも楽しみです。楽しみ過ぎて上の空やったというか……」 洋榎「なんや、由子に弛んでるとか言っておいて自分がそんなんでどないすんねん」 恭子「そうですよね。インハイも近いのに……」 洋榎「でもまあ、たまには息抜きも必要やろ。気いばっか張ってたってしゃーないで?」 恭子「ふふ、そうですね。それじゃあ週末は思いっきり楽しみましょうか」 洋榎「もちろんや!」 ~その日の夜 末原家~ 恭子「とは言うたものの、めっちゃ緊張してきた……」 恭子「主将……いや、洋榎とUSJって、完全にデートやん!」 恭子「そもそも洋榎と二人きっりでお出掛けなんて初めてなんやなかろうか……」 恭子「アカン、考えれば考えるだけ緊張してきた。誰か相談に乗ってくれる人は……」 ~真瀬家~ ケータイ「電話やで」 由子「およ、恭子から電話? もしもしよー」 恭子『もしもしゆーこ? 恭子やけど……』 由子「恭子から電話とは珍しいのよー。どうかしたのよー?」 恭子『え~と、週末の事についてなんやけど……』 由子「週末? あ、もしかして行けなくなったって事よー?」 恭子『いや、そうやないんや。ただその……緊張してな……』 由子(およ? これってまさか、なのよー) 由子「恭子、もしかして……洋榎の事好きなの?」 恭子『……なんで判るんや?』 由子「友達と遊びに行くだけで、普通はそんなに緊張しないのよー。つまり、そういう事なのよー」 恭子『……やっぱりゆーこに電話して正解やったな』 由子(あ、この流れは……) 恭子『ゆーこ、ウチの恋愛相談に乗ってくれへんか?』 由子「やっぱりなのよー」 恭子『なにがやっぱりなんや?』 由子「こっちの話しなのよー。それで、恋愛相談って具体的にはどんな事なのよー?」 恭子『相談に乗ってくれるんか!?』 由子「他ならぬ恭子の頼みじゃ断れないのよー」 恭子『おおきに!』 由子(似たようなやり取りを昨日もした気がするのよー。多分気のせいなのよー) 恭子『それで週末の事やけど、どないしたええやろ?』 由子「どうもこうも、普通に楽しめばいいのよー」 恭子『それができれば苦労はせん!』 由子「ねえ恭子、上手くやろうとか、よく見られようとか、そういう事考えてない?」 恭子『それは……』 由子「難しく考えないで、普段通りの恭子でいればいいの。洋榎だって、そういう飾らない恭子を好きになってくれると思うよ?」 恭子『せやけど……』 由子「自信がない? そんなんじゃいつまで経っても前に進まないよ? 洋榎に好きになってもらえないよ?」 恭子『……』 由子「私が厳しい事を言っているのは判ってる。でもね、前に踏み出す勇気も持てない人間に、幸せは掴めないの」 恭子『……判った、努力してみる』 由子「うんうん。真瀬由子は頑張る女子を応援するのよー」 ~電話終了~ 由子「ふう、これでどうにかなりそうなのよー」 由子「……本当に?」 由子「奥手の二人の事だから、お互い言い出せずに解散、なんて事になりかねないのよー」 由子「両思いだって事を伝えられれば……ううん、本人の口で伝えなければ意味ないのよー」 由子「やっぱり私がどうにかするしかないのよー」 由子「……なんで私がこんなに心配しなくちゃいけないのよー?」 由子「まあ、これだけお膳立てしたのに進展はありませんでした、じゃあ目覚めがわるいけど……」 由子「はあ、これだけ悩んでも結局は手伝う方に心が流れてる……」 由子「うん、そうだよね。やっぱり友達……特に親友である二人には、幸せになってほしい」 由子「……私と違って」 ~週末 USJ~ 洋榎「キタで、USJ! 中学の卒業遠足以来やから、約三年ぶりか」 恭子「ウチもです」 洋榎「……」 恭子「どうかしましたか? 主将」 洋榎「敬語禁止、主将呼び禁止や。今日は部活やのうてプライベートなんやからな」 恭子「……せやな。ほな今日は思いっきり楽しもうか、洋榎」 洋榎「おう!」 ~洋榎達の後方十メートル~ 由子「気が付かれないように尾行するのって大変なのよー」 由子「メガネを掛けて、髪型と喋り方を変えると、自分でもビックリするぐらい別人だったのよー」 由子「でも、一番大変だったのは出費なのよー。まさか三枚もチケットを買う羽目になるとは……」 由子「おかげでお財布の中身は完全にすっからかん……まあ、これも二人に為と考えれば痛くはないけれど……」 由子「兎に角、今は二人をくっつける事に専念するのよー」 由子「まずはフェイズ1『はぐれると危ないから手を繋ごうか作戦』なのよー」 由子「作戦は簡単。私が走って恭子にぶつかり、それを洋榎が抱き留める」 由子「事前に『園内は広くて人が沢山いるからはぐれないように手を繋ぐといい』というアドバイスを洋榎には出してあるから、きっと手を繋ぐのよー」 由子「それでも繋がなかった時は……いや、考えない事にするのよー」 由子「さあ、突撃なのよー!」 チョットハヤスギルカモヨビーダッシュ 由子「ドン!」 恭子「きゃ!」 洋榎「おっと」キャッチ 洋榎「園内で走るんなやドアホ!」 由子「ごめんなさーい」 洋榎「なんやアイツ……大丈夫か、恭子」 恭子(洋榎の腕に……抱かれとる……)ドキドキ 洋榎「恭子?」 恭子「だ、大丈夫や。ありがとうな、洋榎」 洋榎「……手、繋いどこか」 恭子「え?」 洋榎「い、今みたいなヤツがまた居るかも知れんからな。念の為や」 恭子「せ、せやな」 由子「なんとかフェイズ1は完了したのよ」 由子「というか、こうでもしないと手も繋げないとは……奥手と言うか乙女と言うか……」 由子「まあ、文句を言って仕方ないのよー。私は私のできる事をするのよー」 由子「しばらくはこのまま様子をみるのよー」 由子「手を繋いだんだから、少しは進展があると思うのだけど……」 洋榎「……」ドキドキ 恭子「……」ドキドキ 洋榎(……アカン、手を繋いだけど、緊張してなにも言えへん) 恭子(洋榎なんにも言ってくれへんな……まあ、ウチもやけど。でも洋榎の手、温かいなぁ~) 洋榎(と、兎に角なんか話しを振らな……) 洋榎「きょ、恭子、どこから回りたい?」 恭子「う、ウチはどこでもええで? 洋榎は乗りたいアトラクションとかないんか?」 洋榎(せや、由子の言われた作戦や) 洋榎「ならジュラシックパークに行ってみいへんか?」 恭子「ええで」 由子「およ、二人はジュラシックパークに行くようなのよー」 由子「洋榎は私のアドバイス通りに動くつもりみたいよー」 由子「私もフェイズ2『濡れ濡れスケスケラッキースケベ作戦』を実行に移す必要がありそうなのよー」 ~ジュラシックパーク 制御室~ 由子「なんとか忍び込む事に成功したのよー」 由子「さーて、飛び出す水量の調整を……」 洋榎「……」ビショビショ 恭子「……」ビショビショ 洋榎(由子の言ってた通りびしょ濡れになったけど……) 洋榎「ジュラシックパークってこんなに濡れたか? 前に乗った時はここまで濡れんかったけど……」 恭子「レインコートを着てたのに中まで水が入ってきおった……乗る席がアカンかったんやろうか」 洋榎「かもな。兎に角、びしょ濡れのままやどうしようもあらへん。売店でTシャツでも買って……!?」 恭子「ん? どないしたん? 洋榎」 洋榎「い、いや、なんでもあらへん!」 恭子「? まあええけど。それより早く売店でTシャツ買って着替えな風邪ひいてしまうで」 洋榎「せ、せやな」 洋榎(濡れた服が肌に張り付いて恭子の下着が透けて見える……。なるほど、この為のジュラシックパークか、由子!) 洋榎(せやけど紫か……恭子もなかなかに派手な下着付けとるんやな) ~~~~~~~~~~ 由子「洋榎はこのアドバイスの意味を察したようなのよー」 由子「でも、本当の目的は別にあるのよー」 ~着替え完了~ 洋榎(これは……!?) 恭子「フリーサイズのTシャツやからブカブカやな」 洋榎(そのブカブカ加減が……たまらなくエロイ!) 洋榎(そうか由子、これが真の目的やったんやな!) 洋榎「せ、せやけどサイズはこれしかなかったんやからしゃーないやろ」 恭子「我慢するしかないか」 洋榎「それに、Tシャツも似合っとるしな」 恭子「……あ、ありがとう///」 由子「フェイズ2も成功したようなのよー」 由子「これでさらに二人の距離が縮んだはずよー」 由子「取り合えず園内でできる私のできる事はこんなところよー」 由子「さあ、一足先に帰ってフェイズファイナルの準備をするのよー」 由子「……結局、私はアトラクションには一つも乗ってないのよー」 ~閉園時間~ 恭子「もう閉園時間か。楽しい時間はすぐに過ぎてしまうなぁ~」 洋榎「せ、せやな」 洋榎(結局、告白できへんまま閉園時間になってしもうた……) 恭子「一応これから帰るって親にメールを……ん? 母ちゃんからメールが来とる」 恭子「……」 洋榎「ん? どないした?」 恭子「……急に両親で旅行に行く事になったて。明日の夜には帰ってくるようやけど」 洋榎「そりゃホンマに急な話しやな。家に帰っても誰もおらんのか。でもカギぐらい持っとるやろ?」 恭子「もちろんや」ガサゴソ 恭子「……あれ?」 洋榎「恭子?」 恭子「そ、そんなアホな……」ガサゴソ 恭子「……カギがあらへん」 洋榎「マジか」 恭子「ど、どないしよ……家に入れん!」 洋榎「お、落ち着け恭子」 恭子「わ、判っとるけど……」 洋榎「もう暗い。カギを探すのは困難や」 恭子「ならどないしたら……」 洋榎「……ウチに来い」 恭子「え?」 洋榎「帰るところがないんなら、ウチに来ればええ。幸い明日は休日やしな」 恭子「……ええんか?」 洋榎「あたりまえや。恭子が困っとるのを放っておけるか!」 恭子「洋榎……」 ~愛宕家前~ 洋榎(とは言うたものの、オカンが許可してくれるやろうか……) 洋榎(いや、弱気になるんやない。絹も仲間に引き入れてオカンを説得するんや!) 洋榎「……て、あれ? 電気が付いとらん」 恭子「ホンマやな」 洋榎「兎に角入るで」 ドア「ガチャ」 洋榎「ただいま~。オカン? 絹? おらんの?」 シ~ン 恭子「……ホンマにおらんようやな」 洋榎「取り合えずリビングまで行ってみよか」 ~愛宕家 リビング~ 洋榎「テーブルの上に置き手紙がある」 『急に帰省する事になった 明日の夜には帰る オカン』 恭子「……洋榎のところもか」 洋榎「まあ、この方が都合がええけど……」 洋榎(……あれ? これってつまり、明日の夜まで恭子と二人っきりって事か!?) 洋榎(……どないしよ) 恭子「洋榎、ウチは結局どないしたらええんや?」 洋榎「ん? ああ。心配ない、泊ってけや」 恭子「ええんか? 親御さんがいないのに勝手して」 洋榎「ええねんええねん。オカン達が勝手に帰省したなら、こっちも勝手してやろうやないか」 恭子「……そうか。ありがとう」 洋榎(……ここで言わなあかんよな) 洋榎「恭子、代わりに、っちゅーたらあれやけど、ウチの言う事に『はい』か『いいえ』でええから答えてほしい」 恭子「なんや?」 洋榎「……」 恭子「洋榎?」 洋榎「恭子! 好きや!! 付き合ってくれ!!!」 洋榎(……言うたで) 恭子「……」 洋榎「きょ、恭子……?」 恭子「……」ポロポロ 洋榎「な、なんで泣くんや? 泣くほど嫌やったんか?」オロオロ 恭子「アホ……逆や逆」ポロポロ 洋榎「逆?」 恭子「泣くほど……嬉しいんや!」 洋榎「え? ちゅー事は……」 恭子「答えは……『はい』や」ポロポロ 洋榎「恭子!」ギュッ 恭子「洋榎!」ギュッ ~真瀬家~ 由子「ふう、これでフェイズファイナルも完了なのよー」 由子「さすがに丸一日同じ屋根の下で過ごして進展がないって事はないハズよー」 由子「まあ、恭子にぶつかった時にカギをくすねたりと準備をするのは骨が折れたけど」 雅枝「お前さんが家に訪ねて来て、一日家を空けてくれと言ってきた時は驚いたけどな」 由子「雅枝さんも恭子のご両親も話しが判る人でよかったのよー」 雅枝「ウチらが反対したらどないするつもりだったんや?」 由子「最終的にはぶん殴ってでも了承を取り付けるつもりだったのよー」 雅枝「な、なかなかアグレッシブやな……」 由子「二人の為ならそれぐらいの事はするのよー」 雅枝「……お前さん、どうしてそんなんに洋榎達に入れ込んでくれるんだい?」 由子「それはもちろん親友だから……」 雅枝「それだけやないやろ?」 由子「……」 雅枝「教えてくれへんか?」 由子「……似てるんですよ、あの二人は……昔の私に」 由子「中三の頃、私も恋をしていました」 由子「相手は同じ麻雀部の仲間」 由子「その人の事を考えるだけで幸せで、まさに恋する乙女っていう状態でした」 由子「でも私は奥手で、なかなか自分の想いを伝える事ができないでいた……」 由子「そこで、仲のよかった麻雀部の仲間に相談したんです」 由子「その子が言うには『告白の為にもいくつかステップがある。まずは雰囲気作りから』」 由子「という事で、私は勇気を出して好きな人を遊園地に誘いました」 由子「ちょうど今回の洋榎と恭子のように……」 由子「でも、その人は約束の場所に来てくれなかった……」 由子「ううん、来られなくなってしまったって言う方が適切ですね」 雅枝「来られなく?」 由子「途中で事故に遭っていたんです」 由子「打ちどころが悪く、即死でした」 雅枝「……」 由子「結局、私は想いを伝えられず仕舞い。今となっては、その人が死んだという事よりも、そちらの方が心残りなんです」 由子「あの二人には、私の二の轍を踏んでほしくないんです」 由子「まだ『死』が二人を分かつ事はないでしょうけど、私達はもう三年生。卒業してしまえばバラバラになってしまう」 由子「連絡を取り合う事はあるでしょうけど、今のように毎日顔を合わせるという事はなくなってしまうでしょう」 由子「だから二人には、最高のカタチで『今』を過ごしてほしいんですよ」 雅枝「……お前さん」 由子「同情はなしで頼むのよー」 雅枝(口調が戻った……) 由子「私に同情するぐらいなら……私に同情してくれたのなら、その分二人の事を応援してほしいのよー」 由子「……そうすればきっと、私も報われるから」 雅枝「……せやな。よし! 今日は飲むで!」 由子「人の家であんまり酔っぱらわないでほしいのよー」 雅枝「なに言うとんのや、お前さんも飲むんやで!」 由子「高校生に飲酒を勧めるなんて、それでも教育関係者よー?」 雅枝「これも一つの教育や!」 由子「はぁ、今夜は眠れなさそうなのよー」 カン!
https://w.atwiki.jp/actors/pages/5371.html
サッシャ・ピトエフをお気に入りに追加 サッシャ・ピトエフのリンク #blogsearch2 サッシャ・ピトエフとは サッシャ・ピトエフの45%は株で出来ています。サッシャ・ピトエフの30%はビタミンで出来ています。サッシャ・ピトエフの18%は欲望で出来ています。サッシャ・ピトエフの3%は微妙さで出来ています。サッシャ・ピトエフの1%は覚悟で出来ています。サッシャ・ピトエフの1%は知識で出来ています。サッシャ・ピトエフの1%は歌で出来ています。サッシャ・ピトエフの1%は雪の結晶で出来ています。 サッシャ・ピトエフ@ウィキペディア サッシャ・ピトエフ サッシャ・ピトエフの報道 gnewプラグインエラー「サッシャ・ピトエフ」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 サッシャ・ピトエフのキャッシュ 使い方 サイト名 URL サッシャ・ピトエフの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ サッシャ・ピトエフ このページについて このページはサッシャ・ピトエフのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるサッシャ・ピトエフに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3501.html
『ゆっくりさせてほしいの』 28KB 前作に続き今作も虐待するだけの話 補足 虐待(ゆっくりを虐待するだけの話です。テンプレでごめんね!) ゲス(ゆっくりがゆっくりを殺す描写があります) 虐待人間(非情なのはゆっくりに対してだけです。普段はいい子なんです。多分) ある晴れた昼下がり。 公園にある池の畔で、ゆっくりの一家がとてもゆっくりとした時間を過ごしていた。 「ゆっくりのひー♪まったりのひ~♪ゆっくりしていってねー♪ゆっゆっゆぅ~♪」 「ゆぅ~!おきゃーしゃんのおうたはゆっきゅりできりゅにぇ!」 「おちび!おとーさんのおてほんどおりにゆっくりかりのしかたをおぼえるんだぜ!」 「ゆっきゅりりかいしちゃのじぇ!ゆっゆぅ~ん!ちょうちょしゃんまっちぇね!ゆっきゅりまりちゃにたべられちぇね!」 れいむ、まりさの番いにそれぞれの種の子供が一匹づつの計四匹。 至ってシンプルな家族構成である。 「「「「ゆっくり~♪」」」」 厳しい冬を乗り越え、春の恵みを存分に享受しているゆっくり一家は、まさに幸せの絶頂であった。 そんなゆっくりの一家を見つめる者が一人いた。 美しい黒髪を背中まで伸ばし、幼いながらも大人びた雰囲気を併せ持った人間の少女だった。 「・・・・・・なかなか『ゆっくり』してそうな家族ね。これなら期待できるかも。くすくす」 少女は妖艶とも言えるような笑みを浮かべながら、ゆっくりの一家に近づいていった。 「ゆっくりしていってね?」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 ゆっくりしていってね、の挨拶につい反応してしまったゆっくり一家だったが、声を掛けてきたのが人間であることに気付いた瞬間、怯えた表情を浮かべはじめた。 「ゆゆっ!?に、にんげんさんなのぜ!?」 「な、な、なんのようなの?れいむたち、わるいゆっくりじゃないよ!?」 「「きょわいよ~(ぷるぷる)」」 流石に公園に棲んでいるゆっくりたちである。 人間の恐ろしさは十分理解しているようだ。 「くす。そんなに怯えなくてもいいのよ?・・・・・・これ、私が焼いたクッキーなの。よかったらみんなで食べてね」 少女はお近づきの印にと、もっていたクッキーを一家に分けてあげた。 「ゆわぁぁぁぁ!とってもゆっくりとしたクッキーさんだよぉぉ!」 「あみゃあみゃ!ほちいほちい!」 「くすくす。いっぱいあるからゆっくり食べてね」 「「「「しあわせー!!」」」」 すっかり少女に気を許したゆっくり一家はクッキーを食べながら少女と色々な話題でおしゃべりをした。 おちびちゃんがどれだけかわいいのか、まりさが狩りの達ゆんであること、最近ゆっくりした出来事、などなど。 それはお互いにとって、とても楽しい時間だった。 一家は滅多に食べられないあまあまに上機嫌だったし、少女はそんなゆっくり達の話を聞きながらニコニコと微笑んでいた。 そんな最中、少女は突如アンニュイな表情を浮かべると「はぁ」と小さくため息を漏らした。 「みんなとってもゆっくりしてるのね。うらやましいわ。私、最近あまりゆっくりできないの・・・・・・」 「ゆぅぅ?ゆっくりできないなんて、ゆっくりしてないね。とってもかわいそうだよぉ」 れいむはそんな少女に同情した。 他のゆっくり達も心配そうな表情を浮かべている。 「それでね、とってもゆっくりしているみんなにお願いがあるの」 「「ゆゆ?おねがい?」」 番の二匹が揃って小首をかしげる姿にクスっとしながら少女は話を続けた。 『ゆっくりさせてほしいの』 「「ゆっくり?」」 「そうなの。とってもゆっくりしたみんなで、ゆっくりできない私をゆっくりさせてほしいの」 突然の少女のお願いに最初はキョトンとして顔を見合わせたゆっくり一家だったが、 「ゆ!そんなのおやすいごようなのぜ!とってもゆっくりしたクッキーさんのおれいにまりさたちがおねーさんをとぉ~ってもゆっくりさせてあげるのぜ!」 「そうだね!れいむたちのゆっくりとしたすがたをみていれば、おねーさんだってすぐにゆっくりできるはずだよ!」 人間に頼られたことに気を良くしたのか、ゆっくり一家は少女のお願いを快く引き受けることにした。 「ありがとう、みんな!私をゆっくりさせてくれたらお礼にあまあまをいっぱいあげるわね!」 「ゆゆ!?あみゃあみゃ!?まっかしぇるのじぇ!まりちゃたちはゆっきゅりのたつゆんなのじぇ!」 「ゆっち!ゆっち!」 先鋒はワシらに任せろ!とばかりに子供達が勢いよく乗り出してきた。 先ほどクッキーを食べたにも関わらず、あまあまと聞いて俄然やる気がでてきたようだ。 「おちびちゃんたち!がんばってね!」 そんな我が子達を両親はニコニコしながら応援していた。 「ゆふふ、ちゅいにまりしゃたちのじだいがきちゃんだじぇ!」 「れいみゅたちの『ゆらら☆だんっしんっ』、みせてあげりゅよ!!まりちゃっ!」 「おーけーなのじぇ!れいみゅ!」 子ゆっくり達はお互いコクリと頷き合うと、くるりと横を向きつつ、プリン!とお尻を突き出した。 「「ゆららゆらら♪ゆ~ららゆらら♪ゆららゆらら♪(ぷりん!ぷりん!)」」 子ゆっくり達は鼻歌を歌いつつプリプリとお尻をフリフリ踊りはじめた。 「「きぃりゃ☆きぃりゃ☆」」 そして舌をぺロリと出しながらバチコーンとウィンクを飛ばす。 「ゆゆ~ん!おちびちゃんたち!とぉ~ってもゆっくりしてるよぉ~ん!!」 「かわいいんだぜぇぇぇ!いますぐぺーろぺーろしてすーりすーりしてあげたいんだぜぇぇ!」 「・・・・・・・・・」 両親はその愛くるしい我が子の姿に涙を流して喜んでいるようだが、少女は全く笑っていない。 もるんもるんと尻を振る子ゆっくりたちを、無表情に見ているだけだった。 いや、無表情というよりも何かを我慢するかのように必死に感情を押さえている、そんな表情であった。 その証拠に、手はぷるぷると震えている。 「ゆふぅ~!いいあせかいちゃのじぇ!これでおねーしゃんもゆっきゅりできたのじぇ!」 「ゆっち!ゆっち!おねーしゃん!あみゃあみゃちょうじゃいね!いっぴゃいでいいよ!」 踊りきった満足感に浸りながらあまあまの要求をする子ゆっくり達だったが、 「ゆっくりできなかった。逆にイラっとしたわ」 少女は両手でバッテンを作りながら「NO」の判定を下す。 そのジャッジに一切の妥協はなかった。 「ゆぎゃーん!いっちょうけんめいおどっちゃのにぃ~!ゆんや~!」 「しょんにゃ~!れいみゅのあみゃあみゃ~!ゆ~んやぁ~!」 「ゆぅぅ、おちびちゃんたち!なかないでね!おかーさんたちはとってもゆっくりできたからね!」 落ち込む子供達をペロペロと舐めて慰める母れいむであった。 だが、ここで少女が思いがけない行動をとった。 「あ、言い忘れてたけど、ゆっくりできなかったら罰ゲームね。とりあえず、お飾りは没収よ」 ひょいっと、子れいむのリボンを取り上げる少女。 あまりにも一瞬の出来事だった為、子れいむは何が起こったのか理解できなかった。 少女にヒラヒラと目の前でリボンを見せつけられたことでようやく事態を理解した。 「ゆゆ!?れいみゅのすちぇきなおりぼんしゃん!かえしちぇね!?かえしちぇね!?」 「ほらほら、おリボンはここよ?返してほしかったら、自分で取りに来なさい」 子れいむがちょうど届かない高さでリボンをヒラヒラとさせている。 子れいむはリボンを取り返そうと、必死にピョンピョンと飛び跳ねる。 「な、なにするのぉぉ!?おちびちゃんのおりぼんさん、ゆっくりかえしてねぇぇ!?」 そんな母れいむの言葉を聞き流し、少女は持っていたポーチの中から釣り用の針と糸を取りだすと、針の先にリボンを取りつけ、今度は子れいむが届く位置にリボンを垂らし始めた。 「おりぼんしゃん!(パク!)」 「よし!フィーッシュ!」 子れいむがリボンに喰いつくのを確認した後、少女は釣り糸を近くに転がっていた長めの竹竿に括りつけ簡易の釣り竿を作成する。 「さぁて、れいみゅちゃん。しっかりとおリボンを咥えているのよ?もし離しちゃったら・・・・・・とぉっても痛い目にあうわよ。くすくす」 「ゆぴぃ!?」 子れいむはリボンを咥えたまま下を見る。 そして自分が身長の何倍もの高さの位置まで持ち上げられていることに気が付いた。 こんな高度から落ちたらただでは済まない。 子れいむは高さに震えながらも、落ちないようしっかりとリボンを噛みしめた。 「ゆぅぅぅ!おおひへぇ!おおひひぇひぇ~!ゆぅひゃー!」 口でリボンにつかまっているため、満足に話をすることはできないが、その表情からとても焦っている様子は手に取るようにわかる。 「や、やめてね!やめてね!おねーさん!おちびちゃんをはなしてね!」 「ゆぅぅ!?ま、まつのぜ!おちびをどこへつれていくのぜぇぇぇ!?」 ゆっくり達の声を無視して、少女は池の方へとスタスタと歩いてゆく。 そして、池の水面上に釣り竿の先端がくるよう、池の畔に釣り竿を設置する。 「さて、こんなところかしら。さあ、ゲームを再開しましょう。私をゆっくりさせてくれたら、このれいみゅちゃんは助けてあげる。もしできなかったら・・・・・・くすくすくす!」 少女は竿を軽く揺さぶった。それに併せて釣り竿に吊るされた子れいむもユラユラと揺れはじめる。 「ゆぅひゃー!おひひゅぅぅぅ!」 「「お、おちびちゃぁぁぁぁん!?」」 もし、子れいむがリボンから口を離したら、池の中へと真っ逆さま。デッドエンド確定だ。 体力の無い子ゆっくりがいつまでもリボンに喰らいついていられる訳が無い。 リボン自体の強度もどれほど持つかも分からない。まさに死の崖っぷちに吊るされている状態だった。 両親と子まりさが「どぼじでごんなごどするどぉ!?」と少女の足元にすがりつくように問いかける。 だが、少女はそんなゆっくり達を振りほどくように蹴り飛ばした。 「「「ゆべっ!?」」」 「いいから私をゆっくりさせなさい。それ以外にこの子を助ける方法はないわ。はやくしないと池にポチャンよ。くすくす」 もはや少女は出会った頃の優しい存在ではなかった。 「ゆ、ゆぅぅ・・・・・・このおねーさん、まさか・・・・・・」 「やっぱりにんげんさんはゆっくりできなかったんだぜぇぇぇ!」 「ゆんやぁぁぁぁ!れいみゅぅぅぅ!」 所詮は人間。やはりゆっくりできる存在ではなかったのだ。 それをゆっくり一家が理解した時には、もう手遅れだった。 子れいむを人質に捕られている以上、こうなったら少女の言うとおり彼女をゆっくりさせるしかない。 そう判断したゆっくり達は、思いつく限りの方法で少女をゆっくりさせようと奮闘した。 「れ、れいむがゆっくりとしたおうたをうたうよ!ゆっくりのひー♪まったりーのひー♪」 「ダメね。ダメダメ、全然ダメ。ゆっくりできないわ。てゆーか、ひどい音痴ね、貴女。そんなのでゆっくりできてたの?耳悪いんじゃない?」 「ゆがーん!れ、れいむおんちじゃないぃぃぃ!」 「まりちゃがこーろこーろするのじぇ!こりょこりょ~!」 「だから何?ひょっとして可愛さアピール狙ってる?言っとくけど、全然可愛くないわよ」 「ゆぴゃぁぁぁ!まりちゃはかわいいのじぇぇぇ!ゆんや~!」 「ま、まりさはかりがとくいなんだぜ!みてね!きょうのしゅうかくだぜ!すごいのぜ!」 「私、虫とか嫌いなの。気持ち悪い物みせないで。という訳で減点1。ペナルティよ。ほーら、ユサユサ!」 「ゆぴぃやぁぁぁ!?やへへぇぇぇ!?」 「ゆわぁぁぁ、す、すびばぜんんん!ゆらさないであげてねぇぇ!おちびがおちるのぜぇぇ!」 結局ゆっくり達は何をやっても少女をゆっくりさせることはできなかった。 「ゆ、ゆぅぅ・・・・・・ど、どうすれば、いいんだぜぇ・・・・・・」 万策尽きたゆっくり達はもう次は何をしていいのかわからず、ただ涙するしかなかった。 「ほらほら、もうネタはないの?そろそろれいみゅちゃんも限界みたいだけど?」 「ゆゆ!?お、おちびっ!」 子れいむはプルプルと震え、全身からはタラタラと冷や汗が流れ落ちていた。 無理もない。脆弱なゆっくりの顎の力で全身を支えているのだ。もはや長くは持たないだろう。 今にもリボンから口を離し、落ちてしまいそうな状態だった。 「ゆ!ゆ!な、なんとかしないと・・・・・・したはおみずさんなのぜ!おちびがとけちゃうのぜぇぇ!?・・・・・・ゆっ!?したは、おみずさん・・・・・・?そ、そうなのぜ!」 父まりさは何を思いついたのか、自身の帽子を脱ぎ、口に咥えると池の方へと駆けて行った。 そして父まりさは帽子を勢いよく池へと放り投げた。 池に落ちた帽子は沈むことなくプカプカと浮かび、子れいむの真下へとゆっくり進んでいく。 「おちび!そのおぼうしにゆっくりのるんだぜ!」 このまりさは水上まりさではないので自身が帽子の上に乗ることはできない。 だが、子れいむ程度の大きさなら、父まりさの帽子でも十分救命ボートとして機能するのだ。 「くすくす。なかなか考えたわね。でも、所詮はゆっくりね。その程度で危機を脱したとは言えないわ」 少女は池の畔に立ち、両掌を胸の前で「パン!」と叩き合わせた。 パン!パン!パン! 何度も何度も掌を叩き続ける。 「ゆ、ゆぅ?な、なにをしてるのぜぇ?」 父まりさは少女が何をしているのか理解はできなかったが、とても嫌な予感だけは感じていた。 すると、池の水面近くに何やら複数の影が集まっていることに気が付いた。 「あ、あれは・・・・・・?ゆ?おさかなさん!?」 そう、この池には鯉が棲んでいるのだ。 鯉は少女の掌の音に反応して集まってきた。 そして、ちょうど水面に漂っているまりさの帽子に気付くと、パクリと喰らいついた。 「ゆ、ゆわぁぁぁぁぁ!?おさかなさぁぁぁん!?まりさのおぼうし、たべないでねぇぇぇぇ!?」 しかも、それは1匹や2匹の話ではない。 パシャパシャパシャパシャパシャ! 帽子に喰らいついた鯉は、数十匹単位で存在しているのではという数だった。 まさに水面は鯉という鯉で埋め尽くされ、まりさの帽子を奪いあうように貪り喰らっている。 「ゆぴぃぃぃ!?」 その光景を池の上空からみていた子れいむは、更なる恐怖に怯えだす。 もし、この池に落ちたら水に溶けるどころの話ではない。 このおびただしい数の鯉たちに、あの帽子のように全身を貪り喰われるのだ。 それは想像を絶する死のイメージ。 そんな恐怖から逃れようと、子れいむはなけなしの力を振り絞り必死にリボンに喰いつくのだった。 「くすくすくす。残念だったわね、まりさ」 「ゆ、あ、あぁぁ・・・・・・まりさの、おぼうしがぁ・・・・・・」 「れいみゅちゃんを助けたければ私をゆっくりさせること。これが絶対のルールよ。貴方が帽子を失ったのはルール違反の罰だと思ってあきらめるのね。くすくすくす」 完全に積んだ。 父まりさは自身の無力を痛感し、ただただ涙を流すしかなかった。 そんな父まりさに、母れいむがゆっくりと近づいてきた。 「ゆぅ・・・・・・ごべんでぇぇ、でいぶぅぅ。ばでぃざ・・・・・・もうどうしたらいいのかわがらないんだぜ」 「だいじょうぶだよ、まりさ。れいむ、このおねーさんをゆっくりさせるほうほうがわかったよ・・・・・・」 「ゆ!?ほ、ほんとうなのぜ!?れいむ!ゆっくりおしえてね!」 すると母れいむは何を思ったのか、唐突に父まりさの頬に唇を押しつけた。 「ゆゆ!?れ、れいむ!?こ、こんなときにチュッチュなんて・・・・・・///」 突然の口づけに思わずドギマギしてしまう父まりさ。 だが、それは求愛行為などではなかった。 母れいむはそのまま、父まりさの頬にガブッと噛付くと、 ビヂィィィィ!! そのまま勢いよく頬の皮を引き千切ったのだ。 「ゆぎゃぁぁぁぁっぁぁ!?!?れ、れいぶぅぅぅ!?なにするんだぜぇぇぇ!!?」 母れいむによる突然の凶行と痛みに父まりさは混乱し、目を白黒とさせている。 そんな父まりさに対し、母れいむは冷淡に「ペッ!」と咥えていた頬皮を吐き捨てた。 「このおねーさんはぎゃくったいにんげんさんだよ。だからね、おねーさんをゆっくりさせるには・・・・・・ゆっくりがイタイイタイしてるところをみせてあげればいいんだよ・・・・・・!」 「な、なにいっでるんだぜぇぇぇ!?」 狼狽する父まりさを何の感情も無い表情で見つめながら、母れいむはトンデモないことを言いだした。 「どーせ、おぼうしをなくしたまりさはもうゆっくりできないよ。だったらおちびちゃんのために・・・・・・ゆっくりしんでいってね!」 倒れている父まりさに飛びかかり、踏みつけるように覆い被さってきた。 「ゆげはっ!?で、でいぶぅぅ、どぼじでぇぇぇぇぇ!!??」 「これはおちびちゃんのためなんだよ?それをりかいしたならゆっくりしんでね!」 母れいむは何度も何度も「しんでね!しんでね!」と繰り返しながら、父まりさをバフンバフンと踏みつける。 「ゆげっ!やべっ!でいっ!ぶっ!ぶっ!ぶぅぅぅ~!」 そして、父まりさは大量の餡子を吐きながら踏み潰されて死んでしまった。 「・・・・・・ゆふぅ、ゆふぅ・・・・・・ど、どう!?おねーさん!ゆっくりできたでしょ!?だかられいむのおちびちゃんをたすけてね!」 母れいむは『決死の覚悟でやり遂げました』と言わんばかりの引きつったような笑顔で少女に訴える。 だが、そんな母れいむとは対照的に、少女の表情は至って淡白だった。 「・・・・・・そうね。まりさが愛する番いのれいむに無様に踏み潰される様はとても滑稽だったわ。・・・・・・でもねぇ、そんなありきたりな『制裁』じゃあねぇ。ちょっと物足りないわね。・・・・・・私は『制裁』じゃなくて『虐待』が好きなの。この違い、ゆっくり理解できるかしら?それが解らないなら・・・・・・」 少女は池の淵に置かれた竿に手をつけるとユサユサと揺らし始めた。 「ゆぴぃぃぃ!?や、やへへぇへぇぇぇぇ!!?おひひゅー!おひひゅぅぅぅ!!」 「お、おてぃびちゃぁぁぁん!?」 「この子は返せないわねぇ。くすくす」 母れいむは焦った。 (このままだとかわいいれいむのおちびちゃんがあぶないよ!でもどうすればいいの!?) オロオロと辺りを見回した時、母れいむの目に飛び込んできたものは、 「おちょーしゃん!ちっかりするのじぇ!おちょーしゃん!おちょぉぉしゃぁぁぁん!!」 母れいむに踏み潰され圧死した父まりさの亡骸にすがりつき涙を流している子まりさの姿だった。 そんな子まりさを見つけると、母れいむは再びぎこちない笑みを浮かべ、わが子に話しかけた。 「ゆ、ゆひひ・・・・・・ま、まりさのおちびちゃん?ゆっくりきいてね!」 「ゆゆ?お、おきゃーしゃん?」 子まりさは父が母に殺される様をはっきりと見ていた。 その為、普段ならとってもゆっくりできるはずの母の笑顔が、今は恐ろしくてたまらなかった。 「おとーさんはれいむのおちびちゃんをたすけるために、えいっえんにゆっくりしちゃったよ」 「おきゃーしゃん!どうちて!?どうちてきょんなこちょ・・・・・・!」 「でもね、それだけじゃぁだめだったんだよぉ。だからねぇ、まりさのおちびちゃん?ゆひ、ゆひひ・・・・・・」 「ゆ、ゆぴぃ・・・・・・っ!?」 狂気を内包した笑顔でにじり寄ってくる母れいむ。 そんな母に恐怖し、子まりさはおそろちーちーを漏らしながらズリズリと後ずさる。 「れ、れいむのおちびちゃんをたすけるためだよぉ!?まりさのおちびちゃんも、ゆっくりきょうりょくしてね!!」 「ゆぴぃぃゃぁぁ!に、にげるのじぇぇぇ!」 クルリ回れ右をし、一目散に逃げ出そうとした、その瞬間。 パシュッ! 頭の上で何かが弾き飛ばされるような音が聞こえた。 「ゆ、ゆっ!?ま、まりちゃの・・・・・・おぼうち・・・・・・?」 遥かかなたに飛んでゆく自分の帽子を確認したが、子まりさは呆然と立ち尽くしてしまう。 取りに行けるのなら行きたかった。だが、それは目の前にゆっくりと立ちふさがる母れいむが阻止していた。 そして母れいむは宣言する。 「こんなところにゆっくりしてないゆっくりがいるよぉ?ゆっくりしてないゆっくりはぁ、せいっさい!いや、ぎゃくったい!だよ!」 「ゆ、ゆ、ゆ・・・・・・っ!ゆんやぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」 母れいむは振り上げた揉み上げを子まりさに何度も叩きつけた。 「いじゃぃ!いじゃいのじぇぇぇ!?ゆんやぁぁぁ!おきゃーしゃん!やめちぇ!やめちぇぇぇぇ!!」 更に母れいむは逃げられないよう子まりさに覆い被さった。 「ゆんやぁぁぁ!おもいのじぇぇぇ!どいちぇぇぇぇ!!ちゅぶれりゅぅぅぅ!!」 「さぁ、かみのけさんをひっこぬくよ!ぶーちぶーち!ゆっくりひめいをあげてね!」 「ゆびぇぇ!?まりちゃのきゅーてぃくるなきゃみのきぇぎゃぁぁぁぁ!!」 ブチブチと髪の毛を引き抜いてゆく母れいむ。 子まりさは泣き叫びながら、ゆっくりとハゲ饅頭へと姿を変えてゆく。 その途中、母れいむはチラリと少女の表情を窺った。 「・・・・・・・・・」 だが、少女は無表情なまま黙ってこちらを見ているだけだった。 (だめだよ!おねーさん、ぜんぜんゆっくりしてないよ!?) そんな焦りが母れいむの虐待をエスカレートさせていく。 「おつぎはおめめをくりぬくよ!ぐーりぐーり!」 母れいむはドスリ!と舌を子まりさの右目に突き刺すと舌をグリグリと動かし、目玉を抉り取った。 「ゆぎぇぇあぁぁぁ!!まりちゃのつぶらんぼなおめめぎゃぁ~!!」 片目を失った子まりさはその痛みでコロコロとのた打ち回る。 これならばと少女の方へと振り向く母れいむであったが、 「・・・・・・ふわぁぁぁ~」 少女は大きく口を開けて欠伸をしていた。明らかに退屈している仕草だ。 ますます焦燥感に追い立てられた母れいむは、揉み上げで子まりさを掴みつつ、大きく振り上げた。 「このぉぉ!もっとゆっくりとしたなきごえをだせぇぇぇ!」 そして思いっきり子まりさの顔面を地面へと叩きつけた。 「ゆぴゃぁっ!?」 再び掴みあげ、叩きつける。 「ゆぎゅぅっぅ!!」 何度も何度も叩きつける。 「ゆぎ! ゆが! ぼう! やべ! ゆんやっ! ・・・っ! ・・・! ・・・」 「もっとだぁぁ!もっとなげぇぇ!なきさけべぇぇぇ!こんのぉぉぉ・・・・・・っ!」 更に叩きつけようと振り上げる。 「もういいわ」 突然の少女の制止に、思わず動きを止める。 「ゆ、ゆぅ!?お、おねーさん?」 「これ以上続けても時間の無駄よ。その子、もう死んでるわ」 母れいむが掴みあげていた子まりさに目をやると、顔がぐちゃぐちゃに潰れて絶命していた。 「ゆひっ!きもぢわるい!」 母れいむはポイっと子まりさを投げ捨てた。 そして、これまでの疲れがどっと押し寄せたのか「ゆひぃ、ゆひぃ」と息を荒げていた。 母れいむはゆっくりと少女の方へと顔を向ける。 「ゆ、ゆへへ、お、おねーさん。こ、これでゆっくりできたでしょぉ!?だ、だからね!れいむのおちびちゃんを、ゆっくりかえしてねぇぇぇ!!」 少女は目をつぶり、腕を組みながら首をかしげていた。 「う~ん、そうねぇ・・・・・・」 暫く思案した後、少女はおもむろにニッコリと笑顔を浮かべた。 「ええ、そうね。とってもゆっくりできたわ。だからこの子は返してあげる、」 「ゆゆっ!?ほ、ほんとに!?」 母れいむも思わずパァっと笑顔となる。 「――ってぇ」 一瞬、少女の右足が母れいむの視界から消えた。その直後、 メコリ! 少女の右足のつま先は、母れいむの顔面に深々と突き刺さっていた。 「!?!?」 母れいむは自身に何が起こっているのかわからぬまま、蹴り飛ばされ、ビターンビターンと二、三回バウンドした後、ゴロゴロと転がり岩にぶつかることでようやく停止した。 「んなわきゃねぇぇだらぁぁぁぁぁ!!」 少女の笑顔は急変し、まるで汚物でも見るかのような嫌悪の表情を浮かべ、倒れる母れいむを見下していた。 「ゆぐはぁ!?ゆぎぃぃ!?ど、どぼじでぇ!?ゆぎぃいへぇあぁぁぁぁ!!」 歯が何本か折れた口から餡子を吐き出しながら、母れいむは理不尽な仕打ちに絶叫した。 すると少女は母れいむの揉み上げを掴み、自身の目の前まで持ち上げると唐突に語り出した。 「私はねぇ、ゆっくりが大好きなのよ」 「ゆ、はぁぁぁぁ!?」 れいむの混乱はますます増していく。 ゆっくりがすき?ゆっくりがすきならどうしてこんなことするの? そんなれいむの疑問など関係ないとばかりに少女の独白は続く。 「私が理想とするゆっくりはね、穢れを知らず、いつもニコニコと笑っていて、世界は『愛で』に満ちていると信じて疑わない、純真無垢な心を持った存在なの。仲間や家族のゆっくりにも優しくて、何かピンチがあっても力を合わせて立ち向かい、決して裏切ったりはしない、むしろ自身を犠牲にしてでも皆を助けようとする慈愛の心を持っている。それこそが真にゆっくりしているゆっくりだと、私は思うの!」 少女は、瞳をキラキラさせながら自身の理想のゆっくりというものについて語っている。 それは年相応の夢見る少女のような表情だった。 そんな天使を彷彿とさせるような愛らしい少女の表情が、残虐な悪魔の笑顔へと変貌する。 「・・・・・・それでね?私は、そんな頭ん中お花畑なゲロッカスな妄想を・・・・・・グッチャグチャの!ズッタズタに引き裂いて!ゆっくり共を絶望の淵に叩き落としてやるのが!だぁぁぁい好きなのよぉぉ!!ほぉんと私って最低なクズ人間でしょぉ?でもね、そういう性分なんだからしょうがないじゃなぁい!?くすっくすくすくす!」 「ゆ、ゆ、ぁ、ぁ、!?」 れいむは少女が何を言っているのか理解できなかった。 当然だ、人間でもこんな狂気を理解できるものはそうはいない。 「でもね?最近のゆっくりってホンっトにゲスばかりなの。仲間や家族を平気で裏切って、どいつもこいつも自分がゆっくりすることしか考えてないクズなのよ。だから私はゆっくりできなかった。言ったでしょ?私、ゲスを『制裁』したいんじゃなくて、善良を『虐待』したいの!こんな風にね!」」 母れいむを地面に叩きつけると力まかせに掴んでいた揉み上げを引き千切った。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!?で、でいぶのこけてぃっしゅなぴこぴこさんがぁぁぁぁぁ!?」 「ねぇ?わかる?私は、アンタらゲスの悲鳴じゃゆっくりできないのよ、このゲスれいむ!」 少女は苛立ちを露わに母れいむをゲシゲシと蹴り始めた。 「ゆげ!ゆぎっ!ぢ、ぢがう!で、でいぶは!げすじゃ、ないぃぃぃ!」 「ゲスはみんなそう言うのよ。でもまあ、厳しいこの世界を生き抜くうえではゲス化も仕方のないことってのは理解しているわ。その原因の大部分が私たち人間だってこともね。それでも忘れちゃいけないものってあると思うのよ。愛とか友情とかね」 「で、でいぶは!でいぶのおてぃびじゃんを!ほんっとうにあいしてるよ!だがらでいぶはげずじゃないんだよ!」 番いと子供のまりさは殺しておいてよくいうものだと少女は呆れた顔をする。 だが、ふと思った。 確かに、まりさを殺したのはゲス行為だが、それはれいむ種の子供を助けるためにしたことなのだ。 「なるほどね。確かに、貴女の同種の子供に対する愛情は本物かもしれないわねぇ・・・・・・?」 れいむ種はぼせい(笑)が高いとはよく言われるが、中には同じれいむ種限定でしか愛情を注がないものも少なくないという。 「たとえその愛情が同種限定のものだったとしても、本物の愛情であるのなら、私もゆっくりとすることができるかもしれないわね。・・・・・・いいわ、試してあげる。貴女の『愛』をね?くすくすくす」 少女は釣竿を手に取ると、上下にしならせるように揺さぶりだした。 「ゆゆっ!?お、おねーさん!なにするの!?やめてね?やめてね!?おちびちゃんがおちちゃうよ!?」 「このまま釣り針ごと池の中に放り込みたいところだけど、生憎ここの公園って釣りは禁止なのよね。でも、餌を与えるのはOKなの。だから、れいみゅちゃんだけお池に落っこちてね?今すぐでいいわよ。くすくすくす」 これまでにないほど釣竿を大きく振り回す。 「ゆぴぃっぃぃ!!」 だが、子れいむはしぶとくリボンに食いついてなかなか離れようとはしなかった。 「ゆああ!おちびちゃん!おちびちゃぁぁぁん!がんばってね!ぜったいにおくちをはなしたらだめだよ!」 「なかなか頑張るわね。でも、これでっ!フィナーレよ!」 少女が釣竿を大きく振り上げる。 それにあわせて釣り針も大きく上空へと放り投げられる。 「!?」 突然の大きな浮揚感が、子れいむのゆっくりとしての本能を刺激する。 その結果、 「おしょらをとんじぇるみちゃーい!」 思わずお決まりのフレーズを口走ってしまった。 当然、こんな状況でそんなセリフを喋ろうものなら、結果は考えるまでもない。 「ゆわぁぁぁぁ!?おてぃびちゃぁぁぁん!?おくちからおりぼんさんはなしちゃだめぇぇぇぇ!!」 「・・・・・・ゆ?ゆぅぅぅ!?」 気づいたときにはもう遅かった。 宙へ放り出された子れいむは驚愕と恐怖の表情を浮かべながら、ポシャン!と池へと墜落してしまった。 「くすくす!さぁさ、おいでなさいお魚さん達!美味しい美味しいお饅頭を召し上がれぇ!」 少女が再び両掌を「パァン!」と鳴らすと、池の鯉たちは池ポチャした子れいむへと群がっていった。 「(パシャパシャ!)ゆんやぁぁ!?(パシャパシャ!)やめちぇね!(パシャパシャ!)やめちぇ(パシャパシャ!)おしゃかな(パシャパシャ!)しゃん!れい(パシャパシャ!)みゅを(パシャパシャ!)たべに(パシャパシャ!)ゃいで(パシャパシャ!)にぇ!(パシャパシャ!)いちゃいぃぃ!(パシャパシャ!)やめ(パシャパシャ!)ちぇ(パシャパシャ!)ゆん(パシャパシャ!)やぁ(パシャパシャ!)ゆ(パシャパシャ!)や!(パシャパシャ!)ゆ゙っ!(パシャパシャ!)ゆ゙(パシャパシャ!)っ!(パシャパシャ!)!(パシャパシャパシャ)(パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャッパシャパシャ)」 子れいむの絶叫は直ぐに聞こえなくなった。 今はもう、池の鯉達が水面を叩く音が聞こえるのみであった。 「ゆ・・・・・・ゆあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁっぁぁあ!!?」 「くすくすくすくすくすくすくすくす!!」 少女は暫くの間、絶叫し涙を流す母れいむを嘲笑いながら眺めていた。 「やっぱりゆっくりにも愛とか友情は必要よねぇ。だって、それをめちゃくちゃにしてやった時の爽快感は最ッ高だもの、くすくす。・・・・・・さてと。それなりに楽しませてもらったから、そろそろ終わりにして帰ろうかしら」 ゆっくりの嘆きを堪能した少女は、母れいむを踏み潰そうと片足を持ち上げた。 「ゆぅ、おねーさん・・・・・・」 「なぁにぃ?」 最期に辞世の句だけでも聞いてやろうと返事をする。 「もう、じゅうぶんゆっくりできたでしょ?だったらもうかえってね。れいむにこれいじょうひどいことしないでね」 「・・・・・・・・・」 思わず足を降ろしてしまう。 母れいむの台詞にわずかな違和感を感じたのだ。 彼女のこれまでのゆ虐経験からすると全てを失ったゆっくりがとる行動は、怒りに身を任せて飛びかかってくるか、絶望し廃ゆっくりと化してしまうかが大半だ。 だがこのれいむはどうだろう。落胆はしているが、その瞳にはまだ生きようという意志があるように見える。 やはりただのゲスだったのか?いや、子れいむに対する愛情は本物だった。 それを失った今、何を希望に生きていくというのか。それとも、まだ希望が残っているのか? なんにせよ、 コ ノ レ イ ム ハ マ ダ ゼ ツ ボ ウ シ テ イ ナ イ 「・・・・・・くす」 少女の口が、三日月のように釣り上がる。 「そんなつれないこと事言わないでよ、れいむ。皆でクッキーを分けあった仲じゃない。もっと一緒に遊びましょう?」 「いいからかえってね!もうここにはなんにもないよ!」 その言葉でここらに何かあるのだと容易く理解した。 ゆっくりとは隠し事が下手なナマモノなのである。 「私の友人にね、宝探しが好きな子がいるの。だから、私も最近宝探しに興味があってね。どう?一緒に何か素敵なものでもないか探してみない?くすくす」 「や、やめてね!?やめてね!!ここにはなにもないっていってるでしょぉぉぉ!?」 そんな母れいむの言葉を華麗にスルーし、少女はウロウロと辺りを歩き始めた。 そして、ある方向へと足を向けた途端、 「ゆぅぅぅ!?そっちへはいかないでね!なんにもないからね!」 実に分かりやすい自爆であった。 少女はニヤニヤしながらそちらの方向へと歩みを進めていく。 母れいむも必死に後を追うが、ゆっくりの速度では少女には追いつくことができなかった。 「・・・・・・見ぃ~つけたぁ~!くすくす。これがれいむの宝物なのね。ホント、ゆっくりとしてるわね」 れいむの宝物。 それは、木陰に立てかけられたダンボール箱。 「ゆぴぃ・・・・・・ゆぴぃ・・・・・・」 その中でスヤスヤと寝息を立てている赤ゆのれいむであった。 「や、やめてね!やめてね!そのこは、そのこだけは・・・・・・っ!おちびちゃ~ん!にげっ!ゆぐふぅ!?」」 「ダメよ、れいむ。そんな大声あげたら赤ちゃんが起きちゃうでしょ?」 少女は素早く母れいむを踏みつけて口を閉じさせた。 そして、ポーチからガムテープを取り出すと、母れいむの口をふさぐようにベタベタと張りつけた。 「・・・・・・!?・・・・・・!!・・・・・・!!」 「これでよし、と。さて、後は動けないよう体の皮でもはぎ取っておこうかしら。ついでに目玉もね。くすくす」 取り出したカッタ―を母れいむに見せつけるように目の前でカチリカチリとゆっくり刃を押し出してゆく。 「その後で、とってもゆっくりとしたお歌を聞かせてあげるわ。おちびちゃんの絶叫と言う名のお歌を、ね。くすくすくす!」 狂気の笑みを浮かべた少女がカッターを振り下ろす。 それが、母れいむの見た最期の光景となった。 その後、全身の皮を生きたまま剥がされる激しい痛みに襲われ、意識を失ってしまった。 「あら?気を失ったみたいね。まあ、オレンジジュースでもかけておけばいずれ起きるでしょう。その間に、色々準備しとかなくちゃね。くすくす!」 母れいむは夢想する。 とてもゆっくりした家族達と幸せに暮らす日々を。 それが突如暗い闇に閉ざされた。 (どうしてこんなことになっちゃったの?れいむたち、ただゆっくりとしてただけなのに) 最後に残された赤れいむ。 もはや、それだけが唯一の希望だ。 (おちびちゃんだけは、ぜったいにれいむがまもるよ!) そして意識は覚醒する。 そこには夢も希望もない、ただただ絶望しかない非情な現実であることを理解するために・・・・・・。 <了> 前作: anko3313_声だけ
https://w.atwiki.jp/nicodrive/pages/41.html
予約されている枠(ドアのあるページ)を開いておけば、時間が来たときに自動でドアをくぐって、放送ページにジャンプします。 ドアのあるページとは次の二つのURLのページです。http //live.nicovideo.jp/gate/lv*** http //live.nicovideo.jp/watch/lv***
https://w.atwiki.jp/iguria/pages/17.html
1.味方と協力する。 このゲームは貴方の身勝手な行動で味方が大きく不利になるゲームです。 どんなに強いプレイヤーでも一人では絶対に勝てません。 まずはそのことを頭に入れておいてください。 2.前線に出るのならキャラのレベルは最大にする。 ステータスに大きな差がでます。1でも2でもレベルが低ければ貴方が自勢力の弱点になります。 特に敵勢力のオベリスクへのFAは絶対に控えましょう。 まず勝てません。 3.適切なアビリティを揃える。 ジョブによって有効なアビリティ、不利なアビリティが明確に分かれています。 キャラも栄誉キャラのステータスが優秀に思われがちですが、銅召喚のキャラに追加アビリティをつけたほうが断然強いです。 クリスタルの消耗が激しく、すぐには揃わないでしょうが、いつまでも初期状態のままというのは厳しいです。 4.装備をきちんと整える。 装備もレベル同様非常に大きな差がでます。 各キャラ、ジョブに見合った装備の最上級品を装備しましょう。 5.上記を揃えたキャラを5人防衛隊に設定する。 このゲームの戦闘は攻撃側が完全に有利なゲームです。 4人や3人のパーティで勝てるわけがありません。 6.むやみにオベリスクは叩かない。 左メニューのオベリスクの伸ばし方を参照。 序盤のオベリスクの折り方にはきちんと意味があります。 不用意なオベリスク制圧は味方が不利になるだけです。 あと、露骨にキャラのレベルが低いプレイヤーのファーストアタックもオベリスクのレベルが高いからといって追撃してはいけません。 7.マップチャットを開く。 マップチャットには戦場の状況や味方の発言が流れます。 戦場で行動する際には必ずマップチャットに切り替えてください。 8.「空」「追撃不要」「~は殴らないでください」というオベリスクに追撃しない。 俗に言う空オベFAです。 防衛上非常に重要な行動なので従ってください。 9.わからないことは質問する。 最初はみんな何も知らなくて当然です。 チャットでわからないことを質問すれば必ず返答がきますのでなんでも聞いてください。 また、質問が流れたとき分かる人は回答してあげてください。 そのことが勢力強化につながります。 10.戦場で勝つ喜びを味わう。 味方と綺麗に連携が取れ、1位がとれたときの喜びは格別です。(現にマップチャットが発言で埋まります) きちんとシステムを理解し、私達と一緒に勝利を目指しましょう!
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/763.html
依頼主 ブリギッド 出現条件 ブリギッド最終進化 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるブリギッド:親密度60 成功報酬 高級オートミール 依頼時 もっと頑張って、ダグザさんがびっくりするくらい力のある神になりたいです。そうすればあなたのお役にも立てるし…あなたのお力を借りたいです。お願いします! クリア時 嬉しい!私、これで本当の一人前になれました…!あなたが居なかったらきっとできなかったことです。ありがとうございます!