約 1,185,410 件
https://w.atwiki.jp/honey-honey/pages/34.html
ミルクを搾るで入手可能 色属性素材のひとつで、アバター作成時に使用すると白またはクリーム色になる。 属性表示:クレマ クレマミルク5 クレマの生クリーム その他のレシピ⇒4色総合レシピ
https://w.atwiki.jp/niconico_cookingtag/pages/229.html
■ミルクセーキ 料理名から動画を探す ミルクセーキ back
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/633.html
「じゃあな、ハルヒ。また明日、だ!」 うん、気を付けて帰るのよっ! ふと、公園の時計台を見あげると、もう九時近くになっていた。 これから帰るんだから・・・キョンが家に着くのは・・・十時近くかしら。 なんとなく、キョンが去っていった方向を振り返って見る。 いつも、ありがとう。 少しだけ呟いて、ハッとする! 何よ、アタシったら!まったく・・・ガラにもない・・・ 顔全体から耳たぶまで熱くなって、意味もなくアタシは家まで走った。 顔・・・というよりは頭の熱りが冷めないうちに、家には着いてしまった。 無理もないわね。 キョンがいつも送ってくれる公園は、アタシん家のすぐ傍なんだから。 玄関に近づくと、アタシは忍び足になる。 向かいのオバチャンが最近煩いのよね! 「最近、ハルヒちゃんの帰りが遅い」とか「男の子とお付き合いでも始めたのかしら」ってね。 もちろん、アタシに直接言ってくる訳じゃないわ。母さんを通じて言ってくるから困るのよ! だって母さんには、余計な心配かけたくないから・・・ ただいま~ 玄関のドアをそっと開けて、アタシは控え目に声をかける。 返事は・・・無い。 おそらく、もう二人とも寝たんだわ。 最近、オヤジが朝早いから・・・。 とりあえず着替えは後回しにして台所に向かう。 たぶん冷蔵庫の中に・・・・カレーがある筈だわっ! 台所に入った時に、ほのかにカレーの匂いがさたのよ。これが推理の決めてになったわね! 冷蔵庫を開けると、予想通り深めの皿に盛られてラップがかけられたカレーが姿を見せた。 すかさずそれを掴み上げ、レンジに放りこむ。 スイッチを入れると、レンジはブーンと音を放ち始めた。 そして除き窓の中で、カレーがゆっくり回り始めたのが見える。 これ、やってるウチにシャワー浴びちゃおうっと! 短目にシャワーを終え、少し冷めかけたカレーを食べた後で、アタシは最近恒例となった儀式を始めた。 テーブルの上には、ネスなカフェの瓶。 そして、砂糖の瓶。 あと、ポーションミルク。 とりあえず、カップにネスなカフェをスプーンで二杯。 砂糖をスプーンで一杯。 ミルクは・・・とりあえずいらないわっ! そして、そのカップにお湯を注ぎ・・・かきまぜて飲むっ! うげぇ!苦いっ! なんだってまあ、キョンはこんなのを美味しそうに毎日毎日毎日飲んでるのかしらっ! これを苦いと判断するアタシの味覚は決して異常じゃ無い筈よっ!でも・・・もうひとくちだけ・・・ うげぇっ!やっぱり苦いっ! もう!キョンの馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!こんなに毎日アタシが努力してんのなんか絶対知らないんだからっ! 結局、コーヒーは半分流しに捨てて、牛乳を足して飲む事にする。 不意に、いつもあの販売機でカフェオレを買ってくれるキョンの顔が頭に浮かぶ・・・ こんなの・・・一人で飲んでも美味しくないよ・・・ もう、寝よう。 ベッドに潜りこんだアタシは携帯を手にとりアラームをセットする。 ついでにメールと着信の確認・・・あれ?キョンから着信? しかも五分前・・・ 慌てて「この番号に電話します」のボタンをクリックする。しばらく呼び出しが鳴って・・・キョンが出た! あ、もしもし?キョン?何よ、夜遅く! 「ああ、すまない。ハルヒ・・・お前、俺のノート持ってないか?」 はあ?ちょっと待ちなさい?今、見てみるから! アタシは鞄を開けて中身を床にぶちまける。そして、その中からキョンのノートを・・・あった! ちょっと、キョン! 何でアタシの鞄にキョンのノートが入ってるわけ? 「知らん!だが、とにかくそれが無いと課題が出来ん。お前は昨日提出しちまったから関係無いだろうが・・・今から取りに行ってもいいか?」 !! 良い・・・わよ?でも丁度寝るところだったの!眠いから急ぐのよっ! 「すまん!」 電話を終えたアタシの顔が、ちらっとドレッサーに映る。 ちょっと!このニヤケ面は何よっ! しばらくして、携帯が一回だけ震えた。 メールだわ・・・ 『今公園に着いた』 それを見た瞬間、アタシは部屋を飛び出していた。 時計台の下にキョンが見える! アタシはラストスパートをかけよう・・・としてやめた。 一呼吸おいて・・・もう少し、こう、来てあげたわよ!みたいな感じで・・・ 「おい、何ブツブツ言ってるんだ?」 気が付くと、キョンが不思議そうな顔をして目の前に立っていた。 いや・・・あの・・今夜は冷えるわねっ! 「?、そりゃそうだろ。お前、キャミソールにジャージ履いて・・・」 !!!!部屋着のままだぁぁぁっ!!! 「何をそんなに慌ててんだ?しょうがないな、ホラ・・・」 キョンは、そういうとアタシを抱き寄せて自分のコートの中に導いた。 「風邪・・・ひくぞ?」 優しい温もりに、全身の力が抜ける。 そして、なにもかも素直に打ち明けてしまいたくなる。 なんか・・・嬉しかったのよ。 早く・・・会いたかったのよ・・・。 何故か涙がこぼれた。 キョンは「そうか」って一言呟くと、そのまま黙った。 遠くから電車が鉄橋を渡る音が聴こえる 少しだけ吹いているのは北風かしら 「!なあ、ハルヒ!空、みてみろ!」 突然、大きな声を出したキョンに驚く。 でも、その後に空を見上げて・・・もっと驚いた! 月が・・・これまでに見たこともないくらい大きな月が・・・青く白く輝いている。 「初めて見た・・・」 うん・・・ たぶん、こういうのを『ロマンチック』って言うんだろう。 少しだけ、キョンの体にアタシの体を押し付けてみる。 キョンの鼓動が少し早くなっているのが判る。 そして、少しづつ体温が上がって行くのも判る。 あらあら?キョン君は雰囲気に流されやすいタイプかしら? 急に照れ臭くなって、少しからかってみる。 「そうかもな・・・」 そう呟くと、キョンはアタシをコートの中で抱き締めた。 なんだか、朝までこのままがいい もし神様が本当にいるなら、キョンをこのまま・・・ 「あ・・あのさ、ハルヒ!今のこの状況は俺的には・・・その至福の一時な訳だか、本来の用事を済ませない事には帰るに帰れない。」 え・・ええ、そうね。 「すまんが、ノートは?」 ああっ!忘れたっ! 今とって・・・ 「待てっ!風邪ひいたらどうするっ!このまま玄関まで行ってやるよ。・・・まあ、多少歩き辛いが。」 ! ふーん?玄関から先まで行ったりして? 「な、なんだ?」 そしてこのまま、ベッドまでっ? 「おい、こらハルヒっ!」 ふふっ 冗談よ! キョン、いつもありがとう。 おわり
https://w.atwiki.jp/maimai_database/pages/89.html
ココナッツミルクのサフランライス 提供者:荒川、斎藤、田坂、富永、平賀、平井、山地、野崎、宮地、向 活動日:2012年5月20日 分類:エスニック 材料 ジャスミンライス (なければ日本米) 3合 ココナッツミルク 1缶(400グラム) マカダミアナッツかその他のナッツ 10個ほど(マカダミアナッツの場合) サフラン 一つまみ にんにく 4かけほど(好みで調整) 油 適量 塩 適量 ドライパセリ 少々 水 350ml 作り方 1.ナッツとにんにくをミキサーかフードプロセッサーに入れて細かくする。にんにくはすりおろし、ナッツは砕いても大丈夫。 2.鍋に油を引き、1を入れてこんがりキツネ色になるまで弱火で炒める。焦がさないように!! 3.2にココナッツミルクとサフランとパセリと水を入れる。 4.味を見ながら塩を足し、しばらく弱火で煮て時々かき混ぜる。火が強すぎて、沸騰してしまうとココナッツミルクが分離する。ご飯を炊くと塩味が薄くなるので、塩の味付けはしっかりと。 5.洗ったお米に4を入れて軽く混ぜて炊く。ジャスミンライスを使う場合、水量は日本米を炊く時より少なめ。2〜3ミリ白米の線より下になるようにして炊く。 ポイントなど 4でココナッツミルクを煮る時、なるべく注意してください。たとえ弱火でも、ほったらかしにしておくと水分と油分が分離してしまい、脂っこい味になってしまう。ジャスミンライスを炊くときの水加減も注意してください。白米のように炊くとちょっと水分が多く、少なすぎるとパサパサになります。 ジャスミンライスとは…タイ米の一種で最高級と言われている。炊き上がりにポップコーンのような香ばしい香りを発する。 その他のナッツ…クルミ、ピーナッツ、カシューナッツ、ピスタチオなどは美味しそう。 トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/daikon/pages/38.html
ミルク32 ◆milkV1OK4. 1度だけ大根スレに来たコテ 現在も活動してるかも ※現在も活動中でした
https://w.atwiki.jp/coffeeselect/pages/13.html
ネスレ ネスカフェ 香味焙煎 深入り 私は苦みや、コク、匂いは好きで酸味はそれほど好きではありません。 ブルーマウンテンなどはあまり好きでなくて、マンデリンなどの深入りで酸味の少ない味が好きです。 おすすめ度はそのへんを加味して見て下さい。 評価 8/10 (エクセラを基準の5/10点として) 香り 8/10 コク 7/10 苦み 8/10 酸味 3/10 GoldBlendのカフェインレスです。 困った事にこれGoldBlendよりおいしい。酸味が少なく感じます。匂いはゴールドブレンドとかわりません。オリジナルよりコクを感じます。 夜も安心して飲めます。 昼間はオリジナル 夜はカフェインレス。 そういえば、インスタントコーヒーは 90度くらいのお湯で薄めると一番おいしい。冷たい水で溶いた時と匂いの立ち方がぜんぜん違います。お試しあれ。 コーヒー豆100% フリーズドライ製法 生豆原産国 コロンビア エルサルバドル 、、、(GOLDBLENDと違う。)
https://w.atwiki.jp/hptrade/pages/30.html
2010東ティモールツアー報告 2010「東ティモール・フェアトレードコーヒー生産者を訪ねる旅」 2010年夏、「東ティモールマウベシ珈琲」の生産者を訪ねる旅に5人のほっかいどうピーストレード会員が参加しました。報告集をアップしました。東ティモールの様子やコーヒーの収穫と加工作業がわかる報告集となっています。どうぞご覧になってください。 ■日 程/2010年8月28日~9月5日 ■主 催/パルシック 東ティモール国内での第1日目から第5日目までを、参加者が分担して、報告いたします。 順番にクリックするとご覧になれます。 1.8月29日~8月30日午前(荒井久代) http //www13.atwiki.jp/hptrade?cmd=upload act=open pageid=29 file=2010Timor-Leste4-1.pdf 2.8月30日午前~午後(熊谷有理) http //www13.atwiki.jp/hptrade?cmd=upload act=open pageid=29 file=2010Timor-Leste4-2.pdf 3.8月31日午前(熊谷明史) http //www13.atwiki.jp/hptrade?cmd=upload act=open pageid=29 file=2010Timor-Leste4-3-1.pdf 4.8月31日午後(熊谷明史) http //www13.atwiki.jp/hptrade?cmd=upload act=open pageid=29 file=2010Timor-Leste4-3-2.pdf 5.9月1日(荒井久代)/9月2日(八木田道敏) http //www13.atwiki.jp/hptrade?cmd=upload act=open pageid=29 file=2010Timor-Leste4-4.pdf ※ PDFファイルをご覧いただくためには、ソフトウェアAdobe Reader(アドビリーダー:無料)が必要です。下記のAdobe社のサイトからダウンロードできます。 Adobe Readerダウンロードページへ *
https://w.atwiki.jp/medadictionary/pages/840.html
メニーミルク メダロット一覧 ⇒ ま行 - R - S 十二支(丑)型メダロット(MYM) 登場作品:R S 機体概要 機体説明メダロットR メダロットS 関連機体 機体性能メダロットR 機体概要 メダロットR初出の丑(干支)型メダロット。 乳牛とエプロンドレスを着た女性がモチーフ、ある意味カウガール。 両腕の袖がミルク缶になっていて、さらに頭部パーツのメダロットらしからぬ豊満な胸が最大の特徴である。 そしてイメージ通りの回復専門機体。 機体説明 メダロットR メダロットR パーツコレクションでのみ購入可能なメダロット。 全てのパーツが回復だが、頭部パーツの性能は両腕に劣る上、回数はたったの1回。 スタイル自体は良いので、お好きな人はどうぞ。 メダロットS ホドヨイシモフリ実装に伴って開催されたイベント、「焼肉の和民コラボ 焼肉クーポンゲット!」にて先行登場。 肉牛と乳牛、という組み合わせなのはあまりにも明白で、奇しくもいずれも女性型メダロットである。 また、メダロットRでの初登場から、およそ22年ぶりの復活と相なった。 その後、2021年年末年始イベント「謹賀新年!雪中ロボトル初め」で入手出来る初期ランク☆2メダロットとして実装された。 タイミングとしては、ギリギリに丑年に間に合わせた恰好である。 やはり回復系スキルを使用するが、頭部がスーパーリペア、両腕がチャージリペアと差別化された。 また、頭部パーツはヘヴィパーツとなっている。 このパーツのどこが"ヘヴィ"なのかは言うまでもないだろう。 使用回数は残念ながらメダロットRと同じである。 脚部特性はオートリペア。 チャージゲージが回復量に依存する、両腕パーツとの相性が良い。 また、ヘヴィリミットは頭部を支えられる1である。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 帰属するモチーフ群 十二支モチーフメダロットシリーズ メダロットRに登場する十二支メダ達 類似モチーフ COW型一覧 レッドマタドール 初代闘牛士 バレントレロ 真型の闘牛士 牛にまつわるメダロット達 バイソンステーキ 食う気マンマンの牛がモチーフ デアタウロス 牛の顔した姿、牡牛座がモチーフ メニーミルク 十二支の「丑」がモチーフの巨乳牛メイド ブラウンバイソン バッファローがモチーフ タウルス 変形すると闘牛に、牡牛座がモチーフ アステリオス 牛の頭を持つ獣人ミノタウロスがモチーフ ホドヨイシモフリ 食うか食われるか、黒毛和牛モチーフ ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロットR 「メニーミルク」(女) 頭部 カウガール MYM-01 装甲 成功 威力 回数 能力 行動 効果 45 10 16 1 回復 なおす 回復 右腕 ミルクバンド MYM-02 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 35 20 20 3 5 回復 なおす 回復 左腕 ニューリットン MYM-03 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 35 20 22 5 3 回復 なおす 回復 脚部 ボクソーハム MYM-04 装甲 推進 機動 格闘 射撃 索敵 隠蔽 能力 タイプ 75 30 28 9 12 18 18 復活 二脚 ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ ま行 - R - S
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/654.html
「じゃあな、ハルヒ。また明日、だ!」 うん、気を付けて帰るのよっ! ふと、公園の時計台を見あげると、もう九時近くになっていた。 これから帰るんだから・・・キョンが家に着くのは・・・十時近くかしら。 なんとなく、キョンが去っていった方向を振り返って見る。 いつも、ありがとう。 少しだけ呟いて、ハッとする! 何よ、アタシったら!まったく・・・ガラにもない・・・ 顔全体から耳たぶまで熱くなって、意味もなくアタシは家まで走った。 顔・・・というよりは頭の熱りが冷めないうちに、家には着いてしまった。 無理もないわね。 キョンがいつも送ってくれる公園は、アタシん家のすぐ傍なんだから。 玄関に近づくと、アタシは忍び足になる。 向かいのオバチャンが最近煩いのよね! 「最近、ハルヒちゃんの帰りが遅い」とか「男の子とお付き合いでも始めたのかしら」ってね。 もちろん、アタシに直接言ってくる訳じゃないわ。母さんを通じて言ってくるから困るのよ! だって母さんには、余計な心配かけたくないから・・・ ただいま~ 玄関のドアをそっと開けて、アタシは控え目に声をかける。 返事は・・・無い。 おそらく、もう二人とも寝たんだわ。 最近、オヤジが朝早いから・・・。 とりあえず着替えは後回しにして台所に向かう。 たぶん冷蔵庫の中に・・・・カレーがある筈だわっ! 台所に入った時に、ほのかにカレーの匂いがさたのよ。これが推理の決めてになったわね! 冷蔵庫を開けると、予想通り深めの皿に盛られてラップがかけられたカレーが姿を見せた。 すかさずそれを掴み上げ、レンジに放りこむ。 スイッチを入れると、レンジはブーンと音を放ち始めた。 そして除き窓の中で、カレーがゆっくり回り始めたのが見える。 これ、やってるウチにシャワー浴びちゃおうっと! 短目にシャワーを終え、少し冷めかけたカレーを食べた後で、アタシは最近恒例となった儀式を始めた。 テーブルの上には、ネスなカフェの瓶。 そして、砂糖の瓶。 あと、ポーションミルク。 とりあえず、カップにネスなカフェをスプーンで二杯。 砂糖をスプーンで一杯。 ミルクは・・・とりあえずいらないわっ! そして、そのカップにお湯を注ぎ・・・かきまぜて飲むっ! うげぇ!苦いっ! なんだってまあ、キョンはこんなのを美味しそうに毎日毎日毎日飲んでるのかしらっ! これを苦いと判断するアタシの味覚は決して異常じゃ無い筈よっ!でも・・・もうひとくちだけ・・・ うげぇっ!やっぱり苦いっ! もう!キョンの馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!こんなに毎日アタシが努力してんのなんか絶対知らないんだからっ! 結局、コーヒーは半分流しに捨てて、牛乳を足して飲む事にする。 不意に、いつもあの販売機でカフェオレを買ってくれるキョンの顔が頭に浮かぶ・・・ こんなの・・・一人で飲んでも美味しくないよ・・・ もう、寝よう。 ベッドに潜りこんだアタシは携帯を手にとりアラームをセットする。 ついでにメールと着信の確認・・・あれ?キョンから着信? しかも五分前・・・ 慌てて「この番号に電話します」のボタンをクリックする。しばらく呼び出しが鳴って・・・キョンが出た! あ、もしもし?キョン?何よ、夜遅く! 「ああ、すまない。ハルヒ・・・お前、俺のノート持ってないか?」 はあ?ちょっと待ちなさい?今、見てみるから! アタシは鞄を開けて中身を床にぶちまける。そして、その中からキョンのノートを・・・あった! ちょっと、キョン! 何でアタシの鞄にキョンのノートが入ってるわけ? 「知らん!だが、とにかくそれが無いと課題が出来ん。お前は昨日提出しちまったから関係無いだろうが・・・今から取りに行ってもいいか?」 !! 良い・・・わよ?でも丁度寝るところだったの!眠いから急ぐのよっ! 「すまん!」 電話を終えたアタシの顔が、ちらっとドレッサーに映る。 ちょっと!このニヤケ面は何よっ! しばらくして、携帯が一回だけ震えた。 メールだわ・・・ 『今公園に着いた』 それを見た瞬間、アタシは部屋を飛び出していた。 時計台の下にキョンが見える! アタシはラストスパートをかけよう・・・としてやめた。 一呼吸おいて・・・もう少し、こう、来てあげたわよ!みたいな感じで・・・ 「おい、何ブツブツ言ってるんだ?」 気が付くと、キョンが不思議そうな顔をして目の前に立っていた。 いや・・・あの・・今夜は冷えるわねっ! 「?、そりゃそうだろ。お前、キャミソールにジャージ履いて・・・」 !!!!部屋着のままだぁぁぁっ!!! 「何をそんなに慌ててんだ?しょうがないな、ホラ・・・」 キョンは、そういうとアタシを抱き寄せて自分のコートの中に導いた。 「風邪・・・ひくぞ?」 優しい温もりに、全身の力が抜ける。 そして、なにもかも素直に打ち明けてしまいたくなる。 なんか・・・嬉しかったのよ。 早く・・・会いたかったのよ・・・。 何故か涙がこぼれた。 キョンは「そうか」って一言呟くと、そのまま黙った。 遠くから電車が鉄橋を渡る音が聴こえる 少しだけ吹いているのは北風かしら 「!なあ、ハルヒ!空、みてみろ!」 突然、大きな声を出したキョンに驚く。 でも、その後に空を見上げて・・・もっと驚いた! 月が・・・これまでに見たこともないくらい大きな月が・・・青く白く輝いている。 「初めて見た・・・」 うん・・・ たぶん、こういうのを『ロマンチック』って言うんだろう。 少しだけ、キョンの体にアタシの体を押し付けてみる。 キョンの鼓動が少し早くなっているのが判る。 そして、少しづつ体温が上がって行くのも判る。 あらあら?キョン君は雰囲気に流されやすいタイプかしら? 急に照れ臭くなって、少しからかってみる。 「そうかもな・・・」 そう呟くと、キョンはアタシをコートの中で抱き締めた。 なんだか、朝までこのままがいい もし神様が本当にいるなら、キョンをこのまま・・・ 「あ・・あのさ、ハルヒ!今のこの状況は俺的には・・・その至福の一時な訳だか、本来の用事を済ませない事には帰るに帰れない。」 え・・ええ、そうね。 「すまんが、ノートは?」 ああっ!忘れたっ! 今とって・・・ 「待てっ!風邪ひいたらどうするっ!このまま玄関まで行ってやるよ。・・・まあ、多少歩き辛いが。」 ! ふーん?玄関から先まで行ったりして? 「な、なんだ?」 そしてこのまま、ベッドまでっ? 「おい、こらハルヒっ!」 ふふっ 冗談よ! キョン、いつもありがとう。 おわり
https://w.atwiki.jp/orikyara3rd/pages/548.html
作者:わんこ 缶コーヒーの中は別世界でした。さすがダ○ドー。 ぐるりと辺りを見回す。ボロい事務所は跡形もなく消え、代わりにコンクリートの瓦礫がそこかしこに散乱していた。 「すげー、大地震でもあったんか」 人っ子ひとりいない中、他人事のように呟く。 「ふーん」 鼻を鳴らすと、胸ポケットからタバコを取り出し、火をつける。こういう時はまず落ち着かんといかんのだ。 どーすっかな、などと考えながら紫煙をくゆらせて遊んでいると。 「ねぇ」 背中にかけられた、可愛らしい声。 振り返ると、真っ赤な服に身を包んだ少女がこちらを見ていた。 「……子供? お嬢ちゃん、どっから来たんだい?」 「ねえ、さっきの丸いの。どうやるの?」 こっちの質問には答えず、少女は真ん丸な目を開いて不思議そうに問いかけてくる。どうやらタバコの煙で輪を作ってたのが気になったらしい。 「いやそんなことよりも……まぁいっか。ほれ」 なんか話通じなさそうなので諦める。タバコの煙を肺に含むと、金魚みたいに口をパクパクさせながら煙を吐き出す。 「うわぁ! すごいすごい!」 それだけでパチパチと手を叩いて喜ぶ少女。壊れた街の中でタバコを吸う俺と、俺を見る少女。何この図。 「おじちゃんすごいね! 煙でドーナッツ作れるんだ!」 「おじちゃんじゃないぞ、山田さんだ」 「山田のおじちゃんすごい! あたし緒都っていうの! ね、もっと遊ぼ! 遊ぼ!」 ころころ笑いながら手を引っ張る少女。ていうかなんでそんな力強いの。怖。 「いや、山田さんはそろそろ家に帰りたいんだけどな~……って」 緒都の背後に、人影。 「うわッ!」 思わず身を引くと、それは瞬時に距離をとって俺と緒都の前に対峙した。 「おっふぅ……私したことがしくじるとは。いやはやどうしたものか」 着崩したワイシャツに、縞模様のお面。体をクネクネさせながらしゃべる姿は、不審者そのものだった。 「なんだおまえー!」 仁王立ちで緒都が叫ぶ。俺が言おうとしたことを先に言われたので、俺は緒都を盾にしながら「ナヲナノレー」と呟いた。 「これは失礼。私、下着ドロ太と申します。早速ですが、あなたのおパンツ、頂きに参上致しました!」 ビシッと指を指してポージングするドロ太。正真正銘の変態だ。 「うっさい! あっちいけー!」 またも言うつもりだった言葉を緒都に言われたので、俺は「カエレー」と囁いた。 「ええ、帰りますとも。その珠玉のお宝を頂きましたらね!」 「山田のおじちゃんのパンツは渡さないよ!」 「俺の!?」 そう叫んだのと、ドロ太の姿が消えたのはほぼ同時だった。 「な、速ッ……うげぁ!」 目を見張る間もなく、背後から衝撃を受けて地面に倒れる。 慌てて立ち上がろうとするも、体が動かない。いつの間にか体中を紐で縛られていた。 「ていうかなぜ亀甲縛り!?」 数秒遅れてびっくりする。 「ひゃあああん!」 突如、叫び声が耳に突き刺さる。 慌てて上半身をひねり、振り向くと。 「ふぅー……。山田のおじちゃんの真似ー」 半裸で縛られてもがくドロ太と、その上に座り不敵な顔でタバコを吸う緒都。違う、あれタバコじゃなくてじゃが○こだ。 「あれ? さっき可愛い声で『ひゃあん』って言ってたのは」 「私ですね」キリッ 「お前かよ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「解いて下さい! 私は今晩行かねばならないところがあるのです!」 小さな橋の上、俺はぐるぐる巻きにされたドロ太を冷ややかな目で見ていた。 「……どうする?」 俺は隣で髪を指に絡ませて遊んでいる緒都に尋ねた。 「山田のおじちゃんの好きなようにしていいとおもう!」 「ふーむ、そうか」 あっけらかんと言う緒都。紅いツインテールが揺れ、さらりとした甘い匂いが漂う。もう少し成長したら逸材になるな、うん。 「いや、今からでもジュニアアイドルとしてデビューさせるのもありか……。その手の客には需要がありそうだし」 「え、何?」 「ふふ、大人の話だよ」 首をかしげる緒都の頭をなでた後、俺は再び足下の変態に目を落とした。 「さて……下着ドロ太といったか? 金輪際こんなゲスい事しない、と誓うなら助けてやるが」 芋虫みたいな動きが止まった。 「ゲスい事、ですか」 「ああ。人の下着を盗むな、ってことだ」 俺に言わせれば下着や水着なんてものは商売道具でしかない。 だからドロ太が憤然として言い返すとは思わなかった。 「何を言っているのですか! 女性の身につけた下着こそが金銀に勝る至高の宝だということをあなたは理解していないのですか! ただの小さな布の塊と思うことなかれ、先程まで秘部に触れていたそれはあまねく全地の漢のロマンであり命を賭して手に入れる価値のあるものなのですよ! それを“下衆”などと……全てのおパンツ、いや全ての女性に対する冒涜ですぞ! 今宵もアリス嬢の秘密の花園を覆う至高の宝を……あっ、やめて」 反省の色がなさそうなので、俺は何も言わずに足に力を入れた。 「うわああああああ!!」 ハムみたいに縛られたまま、ドロ太の体は橋下の川に落ちた。盛大な水しぶきが上がる。 「うべっ、あっぷ、お助け…ほあぁあ…」 「すごい、ぷかぷか浮かんでるー」 前方にある小さな滝に向かってゆっくり流されていくドロ太を、両手で作った望遠鏡で観察しながら緒都が笑う。 「じゃあな、変態野郎!」 「じゃあなー!」 とりあえず二人で手を振って見送る。 「うぶぁ、わ、わたっ、私は…ガボッ……諦めませんぞおおおッ!! ふぉあ……オッアアアアアア!!」 そう叫び声を上げると、ドロ太の姿は滝壺の中へ吸い込まれていった。 -続く?- ※ちなみにドロ太は無事生還してアリスのもとへ下着を盗りに行きます