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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●2014年7月下旬登場 ●Item No:92271(パール)、No:92272(ブラック)、No:92273(クリヤーブルー)、No:92274(クリヤーレッド) 【本体内容】 シャイニングスコーピオンのアミューズメント景品仕様。 プレミアムとの差別化かどうかは知らぬが、シャーシは何とスーパー1採用。 サイドガードはVマシン型。 ベースキットとは異なりモーター付き。 シャーシ2色、ボディ四色の組み合わせでやはり4種類ある。 ホワイトボディは何とあのパールホワイト・・・つってもプレミアムシリーズの色違い版でパールボディが採用されまくってる今となっては希少感は全くないw GOLDEN EDGEの名の通り、ステッカーが金ぴか。 【漫画、アニメでの活躍】 カラーバリエーションのため、漫画・アニメ共に未登場となっている。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //charatoru.skj.jp/item/516/ 【備考】
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高??mm ●Item No:95282 ●本体価格1000円 ●2016年12月10日(土)発売 【本体内容】 ビッグ バン ゴーストのプレミアム版。 シャーシはライトブルーのスーパー2。ギヤケースなどのAランナーはブラック。 Aランナーと同色のワンロックギヤカバーを標準装備。 4.2:1のスピードギヤを採用。モーター付き。 ホイールはライトブルーの大径ナローライトウェイトホイール。タイヤはブラックのバレルタイヤ。 【漫画、アニメでの活躍】 風のレーサー侠 外伝で幽鬼男爵(バロン・ゴースト)の愛車として登場。侠シリーズのマシンとして最後の商品化である。 大日向白郎や主人公たちの前に立ちはだかった。 そのほか、ダッシュボーイ天にも主人公の友人の愛車として1巻冒頭で登場。 それ以後もダークサイドレーサー()黒川のマシンやモブでちらほら。 ちなみに、ダッシュボーイ天には幽鬼男爵と思しき人物が一瞬だけ登場している。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/95282/index.htm 【備考】 2016年10月には台湾で販売されていることが確認されている。 あとボディを光に翳すと肉抜きガイド穴が確認でき、裏面「2001TAMIYA」の刻印が在るので、GPAの金型を改修した物と推察される。
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【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●全高42mm ●Item No.19453 ●本体価格1100円 ●2018年9月15日(土)発売 【本体内容】 シャーシはFM-A。本体、Aランナーともブラック。 ギヤ比は3.5:1。 足回りは小径ローハイト。ホイールは蛍光グリーンのAスポークホイール、タイヤはブラック。 ノーマルモーター付き。 ステッカーはメタリック調のホイルシール。 【漫画、アニメでの活躍】 G マグナム タイプゼロが陽人の策略で破壊されたため、豪が新たに作り上げた新マグナム。 なんとマグナム初のフロントミッドシップマシンであるw(まぁおそらく最新のFM-Aシャーシを推したかったんだろう) 左右のカウルの中央部(コックピット横)に回転式拳銃の弾倉のような圧縮空気カートリッジのシリンダーがあり、コックピット後方の撃鉄で解放、強力な加速を得る。 山ごもりの末、助けられた猟師の助言と熊との対決を経て完成に至った。 なお、完成直後から山籠もりの間はフロントのデザインが完成版と異なっていた(よく見るとリヤカウルやコックピットも若干違う)。 レースでは圧縮空気を加速に使うだけではなく、左右のカートリッジを片側だけ解放することでコーナーをクリアしたり、左右交互に開放して連続コーナーをクリアする「マグナムR イナズマショット」という技も披露した。さらに空中で姿勢を変えマグナムトルネードに繋げる事で、触手でまとわり付いてきたハル001を振りほどくなど、トリッキーな動きも見せた。 しかし明らかにシリンダーのカートリッジ数以上に圧縮空気を撃っているのは秘密だw まぁたぶんプロトセイバーみたいに車体内にチャージ機構を載せてたんだろう、たぶん・・・もしくは1つのカートリッジで複数回撃てるとかw なお、こちらの原作版ではウイングのデザインがキット版と大きく異なり、珍しくマシン名が書かれていない(ってかウイング以外にも細部が違うところが・・・)。 まぁそもそも連載スパンが長かったせいか、劇中の作画でも11話と12話では細部で異なる部分があったり・・・w 13話では中破していたため出番は1コマのみ、13・14話の主役はサイクロンマグナム ブルーメタリック Ver.に譲る事となる。 16話ではなんと圧縮空気カートリッジの代わりに炸薬カートリッジを装填、ジェット機のように離陸しローラーだけで登りコーナーを駆け上がっていくというトンデモ走法「マグナム ダンガンファイヤー」を披露したw って最早タイヤで走ってないからミニ「四駆」だかなんなんだか・・・ 「レッツ&ゴー 翼 ネクストレーサーズ伝」にも登場。 傷ついたZウイングマグナムに代わり、時を越え翼の2代目マシンとなる。 長年仕舞い込まれたままでいたため当初はその性能を発揮できなかったが、俊がメンテナンスを施したことで往年の性能を取り戻す。 また、21話ではノズルの角度を調整できる機能がある事が判明する。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19453/index.html 【備考】 コロコロ アニキ 2018年春号特集ページ コロコロ アニキ 2018年夏号特集ページ 原作の作画とコロコロアニキで紹介されたCGやホビーショーで展示されたクレイモデルでは、リヤウイングの形状がかなり異なっている。 結局コロコロ アニキ 2018年夏号で掲載された試作品、その後公式ページに掲載された画像でもCGやクレイモデルのモノが採用され、製品もこの仕様になった。原作でも後からこの仕様になるのかは不明…だったが、結局RRでもネクストレーサーズ伝でも最終回まで製品版の仕様にはならなかった。 トライダガーXX(ダブルエックス)のウイングが近い形なので、マグナムRのブレード部分をカットして取り付ければそれっぽくなる・・・かも。 根元は同一規格なのを利用してトライゲイルのモノを切り出して加工すると楽。 ウィング本体は単純な平面の組み合わせなので、プラ板工作でスクラッチするのもアリ。 詳しい作り方はこちらを参考に。 マグナムトルネード習得エピソードなどで当時から「マグナム」の名が拳銃に由来することが取り上げられてきたが、歴代で初めて拳銃の要素を盛り込んだデザインとなった。上記の通りサイドのリボルバーの他にコクピット後部には撃鉄までついている。 フロントのフックがかなり独特な形状となっている。 FM-Aの独特なフック受けならではの形状といえる。 おかげで他のシャーシに載せ替えたい場合、この部分の加工が必須となる。 この箱型フックの上部(フロントノーズ)はパーツ分割の関係で別パーツになっていて、取り外しができる。 それを利用して、このスペースにマスダンパーなどを仕込むことができる。 この通り、直径が初期型と同じサイズのモノならすっぽり入るので、算盤玉アジャストタイプなど厚みの薄いモノならある程度ストロークも稼げる。 なお、(原作的に)肝心な圧縮空気の噴射口はシールでの再現だったりする。 なもんでシールを貼らないとこの通り何もないつるつる状態w ちなみにこの部分、原作11話と12話で形状が異なる。 まぁ連載間隔が長かったので、作者も途中で忘れちゃったんだろう・・・ 若しくは面倒臭くなって省略したか?
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長?mm ●全幅?mm ●全高?mm ●ITEM No:95339 ●本体価格1,200円 ●2017年7月27日 タミヤモデラーズギャラリー 2017発売 以降イベント限定販売 【本体内容】 エクスフローリーのカラーバリエーション。 シャーシはレッドのMAに変更、Aパーツはブラック。 ギヤ比は3.5:1。 タイヤはレッドのハードローハイト、ホイールはブラックのAスポーク。 ボディは元キットと同じクリヤーボディで、ステッカーはクリヤータイプにデザインが変更されている。ボディ用アタッチメントはレッド。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/4819-gallery2017.html 【備考】 イベントの物販ではレイボルフ イエロースペシャル(MAシャーシ)と共に販売された。
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279 :ドクオ二次創作5話 1:2014/02/26(水) 00 06 13 ID ??? ξ゚⊿゚)ξ「さ、さすがに人多いわね・・・」 ( ^ω^)「最近の公式大会は賑わってるからおね」 今日はみんなで久々に公式大会に来ていた。 ツンさんは公式大会初参加だ。なんでも「マーケット調査にメーカー公式の大会を見に行くのも悪くないわね」だそうだ。 ( ^ω^)「ツン、ちょっと肩の力抜くお」 ξ゚⊿゚)ξ「う、うん」 だが初めてでこれだけ人が多いせいか、緊張しているようだった。 280 :ドクオ二次創作5話 2:2014/02/26(水) 00 08 11 ID ??? (´・ω・`)「大丈夫、ツンさんだって頑張ってマシンを仕上げたんだから」 ( A`)「そうそう、そんなに固くならないで、楽しもうよ」 ツンさんのプロトセイバーは、みんなにアドバイスされて以前よりもパワーアップしていた。 シャーシはピンクのS2に変更され、ホイールはカーボンのLP、タイヤは赤のハード、 ローラーは19㎜オールアルミとプラリンになり、サイドにはマスダンパーも装備していた。 ボディも白く塗装されている。 281 :ドクオ二次創作5話 3:2014/02/26(水) 00 09 38 ID ??? 从 ゚∀从「いやー本格的な大会なんてもう何年振りだか、テンションあがるぜw」 川 ゚ -゚)「ふむ、コンクールは昼ごろか」 ツンさん以外にも、ハインやクーさん、仕事の都合がついた社会人チームも来ていた。 クーさんはレース目的ではなくコンクールデレガンス目当と言うことで、 やたらと大きな荷物を持ってきている。 282 :ドクオ二次創作5話 4:2014/02/26(水) 00 10 42 ID ??? ( A`)「いやぁ、しかしいつ見ても迫力あるなぁ」 ここ最近の公式大会で定番となりつつあるナイアガラスロープ。 目玉セクションの一つとあって、異様なまでの存在感がある。 (´・ω・`)「出来るだけのジャンプ対策はやってきたんだし、まぁ後は実際に走らせてみないとね」 ( ^ω^)「そうだお、思いっきりぶつかってみるお」 283 :ドクオ二次創作5話 5:2014/02/26(水) 00 11 45 ID ??? ( (゚∀゚∩「むしろあれを攻略するのが楽しみだよ!」 \(^o^)/「フヒwフヒヒwww」 (*´_ゝ`)「デュフフフフ・・・」 (´ _`;)「・・・兄者、ぼうっとして迷子になるなよ」 テンションがおかしなベクトルに向いてる人達がいる気がするが、見なかったことにしよう。 アナウンスで練習走行の開始が告げられた。 一度きりとはいえ、ぶっつけ本番よりはいいだろう。 ブースをカラにしないよう、順番に練習走行に赴く。 ブーンはツンさんに連れ添って列に並んでいた。 284 :ドクオ二次創作5話 6:2014/02/26(水) 00 13 17 ID ??? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みんなが公式大会に行くと聞いて、自分の家で扱っている目玉商品のメーカーが主催している大会を 見ておくことも必要だと思い来てみたけど、想像以上の人数とすごい熱気。 こんな中でレースに出走するなんて、どうしても緊張してしまう。 出来るだけ本番に備えようと、ブーンに付き添ってもらって練習走行に出ておくことにした。 ( ^ω^)「練習なんだから、気楽に行くお! スタートダッシュは気にしなくていいから、自分のマシンの挙動をよく見て本番に備えるといいお。 ここで問題が見つかっても本番までに直せばいいし、問題がなければ少し速度を上げるようにセッティング変更してもいいお」 ξ゚⊿゚)ξ「うん、わかったわ」 285 :ドクオ二次創作5話 7:2014/02/26(水) 00 14 28 ID ??? 私の順番が回ってきた。 マシンのスイッチを入れ、構える。スターターの合図で一斉に飛び出した・・・ と思ったら、緊張で手がうまく動かず私だけスタートが出遅れてしまった。 でも、さっきブーンが教えてくれた通り自分のマシンを見失わないように目で追いかけ、 出来るだけその挙動を観察することに神経を尖らせる。 すると・・・ ガシャッ ξ゚⊿゚)ξ「あっ」 私のマシンは、一周もしないうちにナイアガラスロープからの着地で転倒してしまった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 286 :ドクオ二次創作5話 8:2014/02/26(水) 00 15 32 ID ??? ブーンとツンさんが練習走行から戻ってきた。 ξ゚⊿゚)ξ「はぁ・・・」 ( A`)「(ツンさん、どうしたの?)ヒソヒソ」 ( ^ω^)「(一週目でいきなりコースアウトしちゃったんだお。 それにスタートダッシュが出遅れたことも気にしてるようだお)ヒソヒソ」 (^ω^;)「だーいじょうぶだお、ナイアガラ以外は問題なかったんだし、ブレーキとマスダンを調整すれば何とかなるお!」 ξ゚⊿゚)ξ「でも、こんなので予選突破なんて出来るのかしら・・・」 先ほどからの緊張からの反動で、すっかり気落ちしてしまっているようだ。 287 :ドクオ二次創作5話 9:2014/02/26(水) 00 16 20 ID ??? 从 ゚∀从「どーもツンは本番になると弱いな。よっしゃここはひとつ・・・お~いツン、ゴニョゴニョ・・・」 ξ゚⊿゚)ξ「・・・・・・・・・・・・巨乳死すべぇーし! こうなったら絶対優勝してやる!!!」 (;^ω^)「うお、いきなり気合入ったおね」 ( (゚∀゚∩「と、突然どうしたんだい?」 288 :ドクオ二次創作5話 10:2014/02/26(水) 00 17 02 ID ??? ( A`;)「おいハイン、ツンさんになに耳打ちしたんだよ」 从 ゚∀从「いや何時ぞやのチーム戦の時(本編二部1話参照)みたいにちょっとなw」 ( A`;)「おま・・・面白半分でやってるだろう」 \(^o^)/「無暗に緊張してるよりいいと思いますよ」 まぁオワタさんの言うことも一理ある。 289 :ドクオ二次創作5話 11:2014/02/26(水) 00 21 03 ID ??? ツンさん以外も、コースアウトしたメンバーはセッティングを見直していた。 俺はというと、幸い5周して戻ってくるまで比較的安定して走り切り、スピードもそこそこだったのでネジの緩みや破損個所がないかの確認など保守点検のみで済んだ。 再びアナウンスが流れ、予選が始まった。 (´・ω・`)「じゃあお先に。さあ行こうか」 ( A`)「うん」 从 ゚∀从「よっしゃ!」 まずは俺達三人だ。 290 :ドクオ二次創作5話 12:2014/02/26(水) 00 21 52 ID ??? 車検場の前にできた列に間隔をあけてそれぞれ並ぶ。まずはショボンの出番だった。 (´・ω・`)「・・・行け!」 スタートと同時にショボンともう2台が同時に飛び出した。 そして徐々に差が出始める。ショボンも速いが、スタートから少し経つと二番手に付けた。 しかし・・・ 「あっ」 一番手の人はナイアガラでバランスを崩し、そのまま着地でコースアウトしてしまった。 ショボンはさすが、そのままの速度でナイアガラをクリアし順位を保ってゴールした。 291 :ドクオ二次創作5話 13:2014/02/26(水) 00 24 16 ID ??? ( A`)(さて俺も続かなきゃな) 自分の番が来る。 スタート位置につくと、高揚感が押し寄せ、緊張が一気に高まる。 ( A`)「それ!」 シグナルが変わってみんな飛び出す。 スタートダッシュは上手く行った。そして徐々に差がつきだし、三位につけるが、いける。 一位や二位との差はわずかだ。 292 :ドクオ二次創作5話 14:2014/02/26(水) 00 26 00 ID ??? ナイアガラに入る。前を行く2台はコースアウトこそしないものの、着地で若干もたつき俺のマシンが前に出た。 練習走行の時のセッティングそのままで来たのは正解のようだ。 むしろ、ネジ類の増し締めをした所為か着地後のコーナーの安定感が増している気がする。 その後、三位につけてた人がコースアウトし、オレは一位でゴールして予選を突破できた。 从 ゚∀从「やるじゃねぇか!」 ( A`)「ハイン、大丈夫か? 練習走行じゃ見事にひっくり返ってただろう」 从 ゚∀从「ハッw まぁ見てろ!! ARで生まれ変わったオレのサイクロンマグナムがブッちぎりだぜ!」 293 :ドクオ二次創作5話 15:2014/02/26(水) 00 27 18 ID ??? ハインの組が来た。 シグナルが変わると同時に5台がほぼ横並びで飛び出した。 だがハインのマシンがすぐに抜き出てきた。 (´・ω・`)「さすがにスプリントダッシュは速いね。 それにみんな、ナイアガラへの警戒や決勝のことを考えてハイパーダッシュ以下のモーターにしてる人が多いから、 スピードでは勝ってるんだ」 ( A`)「でも、あんな速度でナイアガラを抜けられるの・・・ってうわ!」 294 :ドクオ二次創作5話 16:2014/02/26(水) 00 28 16 ID ??? なんと、ハインのマシンは登りからジャンプしたかと思うと、そのままクリヤーブリッジを飛び越え下りスロープに着地してクリアしてしまった。 (;・ω・`)「す、すごい。稀にあんな攻略をする人がいるのは聞いてたけど、実際にやってしまうなんて」 ( A`;)「練習走行の時は盛大に飛び出してたのに、わずかなブレーキ調整とマスダンのセッティングだけで偶然こんなにハマって来るとは・・・」 結局、ハインのマシンは全周そんな調子で1次予選を突破してしまった。 295 :ドクオ二次創作5話 17:2014/02/26(水) 00 28 53 ID ??? 从 ゚∀从「ハッハッハw どうだ!」 ( A`)「いやすごかったよ。よくあんなセッティング合わせられたなぁ」 从 ゚∀从「いやまぁマグレなんだけどな」 やっぱりか。 296 :ドクオ二次創作5話 18:2014/02/26(水) 00 29 31 ID ??? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ショボンやドクオ達は予選を通過したようだった。 さあ、ブーンと私も負けてられないわ。 それに、さっきハインから言われたことも頭から離れない。 ξ゚⊿゚)ξ「さぁ!行くわよブーン! 乳デカい上にデカい顔までされてたまるもんですか!!!」 (;^ω^)「ハインはホントになに吹き込んだんだお・・・」 297 :ドクオ二次創作5話 19:2014/02/26(水) 00 30 16 ID ??? 先に私が並び、同じ組にならないよう何人か遅れてブーンも並ぶ。 車検を無事に通過し、そして私の番が来た。 スターターの合図でみなスイッチを入れ、スタートの構えをとる。赤が点灯したシグナルを凝視する。 シグナルが変わって、スタート! ξ゚⊿゚)ξ「やったわ!」 シグナルを穴が開くほど凝視した所為だろう、私は真っ先にスタートダッシュを決めることができた。 思わず口元が緩むが・・・みんな速い。 298 :ドクオ二次創作5話 20:2014/02/26(水) 00 31 06 ID ??? スタートからほどなくして、私のマシンは4位に落ちた。 そして問題のナイアガラに入る。 「あっ」 「うわっ」 ξ゚⊿゚)ξ「よしっ!」 前を行く3台うち2台は、スタート位置に帰る前にナイアガラでコースアウトしてしまった。 私のマシンはセッティング変更が効いたのだろう、上手くバランスを取ってナイアガラをクリアしていった。 そして、私のマシンは途中から加速したのか直前を走っていたマシンを途中で逆転した。 そのままゴール! 299 :ドクオ二次創作5話 21:2014/02/26(水) 00 31 46 ID ??? ( ^ω^)「セッティングが上手く決まったおね」 ξ゚⊿゚)ξ「あんたも頑張んなさい」 ブーンは練習走行で走り切っていたから大丈夫だろう。と、思ってたら・・・ (°ω°)「ふぉ!?」 ナイアガラでバランスを崩した挙句、逆走をキメて係員に拾われていた。 ξ゚⊿゚)ξ「なっさけ無いわねぇ、何やってるのよ」 (;´ω`)「練習走行でだいぶ安定してたから、速度を上げてみたんだけど、失敗したお・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 300 :ドクオ二次創作5話 22:2014/02/26(水) 00 32 46 ID ??? ブーンたちが戻ってきた。 ブーンはどうやらコースアウトで予選敗退のようだ。 ( ´ω`)「残念だけど、しょうがないお。あとはツンのサポートに回るお」 その後、残りの出場メンバーが走らせに行き、兄者さんはいつも通りというかなんというか、 ちょっとしたミスでスピード負けして敗退、弟者さんは無事一次を通過した。 オワタさんはスピード負けしたが、 \(^o^)/「今日はどちらかというとコンデレ目当てなので」 とのこと。 301 :ドクオ二次創作5話 23:2014/02/26(水) 00 34 04 ID ??? なおさんは辛勝ながら一次予選は通過したものの、走行中にバンパーが破損、 二次予選までに修理しないといけないひっ迫した状況に追い込まれ、 ( (゚∀゚;∩「FRPプレートとネジ買ってくるよ!」 と言って足早に物販へと向かっていった。 ( A`)「さて、どうしたもんかな・・・」 (´・ω・`)「二次予選はみんな一次予選でナイアガラをクリアしてきた選手だからね。コースアウトでの脱落はかなり減る。 だから基本的にスピードと立体での挙動が勝負のカギだね」 302 :ドクオ二次創作5話 24:2014/02/26(水) 00 35 17 ID ??? ( A`)「う~ん、ショボンはどうするの? 俺は一次予選の時そこそこ調子よかったからこのままでいこうと思うんだけど」 (´・ω・`)「うん、僕とドクオはそれでいいと思うよ」 (´ _` )「俺はもうちょっとスピードを上げてみるよ、安定していたとはいえ二次予選やその先勝ち進むには少し不安なんでね」 ( ´_ゝ`)「いいなー弟者、オレも勝ちたかったなー」 (´ _`;)「そんなこと言うくらいならリヤステーのねじ止めくらいしっかり確認しておけ! スロープ入り口でリヤステーパージとか何処のチョロQだ!(※)」 ※昔のチョロQで、ゼンマイのパワーをロスしないためにリヤステーをマグネットで止め、ループ入口でリヤステーが自動的に外れるパーツがあった 303 :ドクオ二次創作5話 25:2014/02/26(水) 00 36 22 ID ??? 午後からの二次予選以降のレース前に、コンクールデレガンスだ。 クーさんが嬉々として大きな荷物を抱えて特設ステージの方に歩いて行った。 オワタさんや兄者さんも、何やら痛車を出品するようだ。 \(^o^)/「僕は、今回は蒼き鋼のアルペジオのイオナちゃんですw」 (*´_ゝ`)「僕はガールズ パンツァーのみっぽり~ん」 \(^o^)/「おや、渕上 舞さん繋がりですね」 声優ネタで盛り上がっていた。 304 :ドクオ二次創作5話 26:2014/02/26(水) 00 37 49 ID ??? メンテナンスを行うツンさんとその補助に回るブーン、修理を急ぐなおさん、セッティング変更を行う弟者さんをブースに残して、 俺を含む他のメンバーはコンクールデレガンスを見に行く。 ( A`;)「相変わらず押し合いへし合いになるなぁ」 (´・ω・`)「ミニ四駆は小さいからね、どうしてもみんな細かいところまで見ようと前に出たがるから・・・」 クーさんはとみてみると、アニメの一場面を再現したであろう見事なジオラマをテーブルに置いていた。 魚に乗り上げてクラッシュしているバックブレーダーをよそに、ハリケーンソニックがドリフトで追い抜いていた。 オワタさんと兄者さんは並んで出展したようだ。 305 :ドクオ二次創作5話 27:2014/02/26(水) 00 38 48 ID ??? コンクールが始まり、MCの二人が机の端から並べられたマシンたちをそれぞれ紹介していく。 クーさんのジオラマは流石、その大きさと作りこみで注目されていた。 しかし、最終的な採点はガッツたちが指名した子供たちが大きな比重を占めるため、 最優秀賞や優秀賞は逃したが、タミヤ賞を受賞していた。 川 ゚ -゚)「ふむ、わかる人にはそれなりに評価してもらえたようだな」 オワタさんたちはと言うと、きれいに作ってあったためMCたちにはそこそこ評価されていたものの、賞は取れなかった。 (#´_ゝ`)「フンッ、がきんちょには僕のハイセンスな萌えは理解できないようだな!」 \(^q^)/「僕は桜井なるさんに注目してもらえたので大満足ですw」 306 :ドクオ二次創作5話 28:2014/02/26(水) 00 39 54 ID ??? ―――――――― 午後 ―――――――― 手の空いたメンバーで会場近くにあったファーストフード店で買い出しを行い、 みんな昼食を済ませ、いよいよ二次予選だ。 一次予選の時と同じ順番でレースに赴く。 ( A`)「なおさん、大丈夫ですか?」 ( (゚∀゚;∩「何とか間に合いそうだよ、気にせず行っておいで!」 (´・ω・`)「それじゃあすいません、行ってきます」 从 ゚∀从「よっしゃ―、次も勝つぜ!」 307 :ドクオ二次創作5話 29:2014/02/26(水) 00 40 26 ID ??? まずはショボンだ。 ショボンともう一人が、見事なスタートを決めた。 3週目まではほぼ互角。しかし・・・ (´・ω・;)「差が開いてきたな・・・」 結局、ショボンのマシンはぎりぎりまで追いすがったが、マシン1台分の差で負けてしまった。 (´・ω・`)「まさか速度負けするなんてね。ドクオ、ハイン、頑張ってね」 ( A`)「うん、ありがとう」 从 ゚∀从「お前の分も走ってやるぜ」 308 :ドクオ二次創作5話 30:2014/02/26(水) 00 41 17 ID ??? 俺の番だ。 セッティングは一次予選の時と変わってないが、点検はしっかりしてある。 イレギュラーでも起こらない限り、大丈夫だろう。 ( A`)「よしいけ!」 スタートは上手く決まった。だが、すぐに後ろの1台が前に出て、2位だ。 しかしまだ始まったばかりだ。 3週目で、加速がついたのかあるいはモーターが温まったのか、俺のエンペラーは1位に追いついた。 ( A`)「いいぞ、いける」 309 :ドクオ二次創作5話 31:2014/02/26(水) 00 42 22 ID ??? だが・・・ ガッ ( A`;)「えっ!?」 なんと、練習走行でも一次予選でも何の問題もなかったウォッシュボードで盛大に跳ね上がり、クラッシュしてしまった。 今回も1週目と2週目で何のトラブルもなかったのに、いったい突然どうしたというんだろう・・・ そもそも、ウォッシュボードのような低いジャンプ台で、あんなに跳ね上がるのは普通なら考えられない。 (´・ω・`)「残念だったね」 ( A`)「突然すぎて何が何だか・・・いったい何がいけなかったんだろう?」 ( ^ω^)「お~い。大変だったおね。コブラ(※3)したのかと思ったお」 ※3 高度な性能を持つ戦闘機が出来る機動の一つ。プガチョフ・コブラ。 310 :ドクオ二次創作5話 32:2014/02/26(水) 00 43 32 ID ??? と、そこにブーンがやってきた。 ( ^ω^)「うん、ブーンはウォッシュボードの近くで見てたんだけど、 ドクオのマシンが跳ねたとき一緒に青いパーツが舞ってたお」 ( A`)「青いパーツ??」 そんなものつけた覚えはない。 レース中に落下するような部位にあるパーツは、ボディカラーに合わせて黒やガンメタルといった、 モノトーン調の部品を選んで着けていたのだ。 ( ^ω^)「ブーンが見た限り、青いスタビだったと思うお」 当然ながらスタビだって青いものは使ってない。 311 :ドクオ二次創作5話 33:2014/02/26(水) 00 45 25 ID ??? (´・ω・`)「恐らくだけど、別のマシンから脱落した部品がコース上に残ってたんじゃないかな? たぶん、それにつまずいてマシンが通常以上にはねたんだ」 ( A`)「何と・・・・・・ツいてないなぁ」 (´・ω・`)「大会の後、コース上の落下物を入れてあるスターターの横にある台のケースを覗いてみると、結構な数の部品が入ってるだろう? これだけの数のレーサーが集まってるから、どうしてもレース中の部品脱落が多くなっちゃうんだ」 まぁ、証拠の品である跳ねあげたスタビらしきパーツの行方も分からない今となっては、もうどうしようもない。 文字通り、石にでもつまづいたと思ってあきらめよう。 そうやって話しているうちに、ハインの番がやってきた。 312 :ドクオ二次創作5話 34:2014/02/26(水) 00 46 14 ID ??? ( A`;)「相変わらずすごいなぁ」 (;^ω^)「さっき話には聞いたけど、実際に見るとホント無茶苦茶だお・・・」 ハインのマシンは、まるで一次予選の再現のようにある意味見事な走りを見せていた。 そして、そのまま二次予選も通過していった。 从 ゚∀从「ハッハー、どうだw」 ( A`)「おめっとさん。あれだけ跳ねまわったんだから点検はキチンとしとけよ」 从 ゚∀从「解ってるってw」 そして俺たちと入れ替わりに、ツンさんがやってきた。 313 :ドクオ二次創作5話 34:2014/02/26(水) 00 46 56 ID ??? ・・・・・・・・・・・・ ハインが二次予選を通過したようだ。 クーもコンクールで賞を取ってたし、私だって後れを取るわけにはいかない。 ( ^ω^)「メンテはしっかり出来てたし、大丈夫だお」 ξ゚⊿゚)ξ「解ってるわ。行ってくる!」 私の番が来る。合図で一斉に5台がスタート。 流石に一次を突破してきただけあって、みんな速い。私は4番手だ。 314 :ドクオ二次創作5話 36(すみません↑のは35です・・・):2014/02/26(水) 00 48 06 ID ??? ξ゚⊿゚)ξ「くっ!」 3週目に入ったが順位は変わらず。もう駄目か? そう思いかけたとき、 「あちゃ」 「あれっ?!」 「しょぼん・・・」 1位と3位はスロープでクラッシュ、2位はマシントラブルなのか、着地後から急減速し、私が逆転した。 そしてそのままゴール。 ( ^ω^)「おめでとう、いい走りだったお」 ξ゚⊿゚)ξ「これで準決勝に進めるわ」 ・・・・・・・・・・・・・・・ 315 :ドクオ二次創作5話 37:2014/02/26(水) 00 49 18 ID ??? ツンさんとブーンが戻ってきた。ツンさんは二次予選も勝ち進んだようだ。 また入れ替わりでなおさんと弟者も二次予選に出場し、なおさんは残念ながらスピード負け、 弟者さんはスピードアップが功を奏して準決勝にコマを進めた。 ( A`)「あ、エンペラーのメッキキット格好いいなぁ。せっかく来たんだし、買っておくか」 ( ^ω^)「おっお、この会場限定FRPプレートカッコいいお! 買うお!」 暇になった俺たちはというと、物販コーナーを物色していた。 (´・ω・`)「あ、そろそろ準決勝が始まる時間だね。見に行こうか」 ちょうど俺が会計を済ませると同時に、準決勝の受付がアナウンスされた。 316 :ドクオ二次創作5話 38:2014/02/26(水) 00 51 04 ID ??? ブースはオワタさんと兄者さん、そして二人とコンデレの痛車で仲良くなった人が話し込んでいたので、 その場は任せてみんなで見に行くことにした。 ( ^ω^)「お、あそこにツンとハインさんが並んでるお」 言われてみてみると、車検場から伸びる列の中に二人が談笑しながら並んでいた。 二人の前にはもう10人も並んでないので、もうすぐ出番だろう。 ( A`;)「あれ、ちょっと待て。 二人連続で並んでるってことは、このままだと同じレースになる可能性が高いんじゃ・・・」 (´・ω・`)「どうも話し込んでいて気づいていないようだね」 ( A`)「言ってあげた方がいいんじゃぁ・・・」 (;^ω^)「もう車検の直前だお、多分言っても並びなおすのは難しいお」 317 :ドクオ二次創作5話 39:2014/02/26(水) 00 51 50 ID ??? ・・・・・・・・・・・・・・・ しまった、話に夢中でハインと離れて並ぶことを忘れていた。 でも、もう車検場は目の前。このままいくしかないわね。 ハインも気づいてはっとしたようで、 从 ゚∀从「あっ・・・・ちゃー。ま、しょうがないな」 とつぶやいた。 車検が終わり5人一組になると、案の定私とハインが同じ組になってしまった。 こうなったら、覚悟を決めるしかない。 318 :ドクオ二次創作5話 40:2014/02/26(水) 00 53 45 ID ??? ξ゚⊿゚)ξ「まさかあなたとココで当たる事になるなんてね」 从 ゚∀从「全くな」 ξ゚⊿゚)ξ「でも負けるわけにはいかない!」 从 ゚∀从「おう、望むところだぜ!」 クーもコンクールで結果を残した以上、私だって成果を残さなければ! 私たちの組が来た。女の子二人なんて珍しいのか、MCがスタート前に少し触れていた。 319 :ドクオ二次創作5話 41:2014/02/26(水) 00 54 24 ID ??? シグナルが青になり、一斉にスタート。スタートダッシュは上手く行った、けどハインのマシンは本当に速かった。 それでいて、ナイアガラもすごい攻略の仕方をしている。 ξ゚⊿゚)ξ「くっ!」 私のマシンだって、着実な走りをしている。でも、これだけ差が開くと・・・。 从 ゚∀从「ハハッ、今回もブッちぎりだぜ!」 もう4週目、さすがに勝負は見えたかと思ったその時。 320 :ドクオ二次創作5話 42:2014/02/26(水) 00 55 46 ID ??? 从 ゚∀从「ふぁっ!?」 ハインのマシンは着地で盛大にクラッシュした。 その時、一緒に丸い部品が飛んで行ったところを見ると、どうやらタイヤが外れてその所為でバランスを崩したようだ。 私は無事、ゴール。 ξ゚⊿゚)ξ「よし、やったわ」 从 ゚∀从「あー負けたぜ。でも、お前も2位だぞ?」 ξ゚⊿゚)ξ「へ?」 どうやら自分とハインのマシンばかり見ていたので気づかなかったが、 2番手ながらハインのマシンに追いすがっていたマシンが一台いたらしかった。 321 :ドクオ二次創作5話 43:2014/02/26(水) 00 57 29 ID ??? ( ^ω^)「2人ともお疲れ!だお」 ( A`)「2台ともいい走りだった。 けどハインさんよ、あれだけしっかり点検しとけって言ったのに、タイヤ外れてクラッシュしてちゃダメじゃん。 あんな無茶なナイアガラ攻略やってたんだから、足回りは特に気をつけなきゃ」 从 ゚∀从「あーはいはい。解ってるよ、今度から気をつけなきゃな」 322 :ドクオ二次創作5話 44:2014/02/26(水) 00 59 48 ID ??? (´・ω・`)「トップでゴールした人もすごかったね。 ハインが抜きんでた走りをしてたからみんなあまり注目してなかったけど、 あれだけの速度でナイアガラを安定してクリアしてた。 ボディ提灯だったけど、それだけじゃない。ボディが開いた時に見えたあの中身・・・MAのサス車っぽかったね。 サスと提灯を絶妙に組み合わせることで、ハインのマシンを追走できるほどのスピードで しっかりナイアガラの着地に合わせてきたんだろう」 ξ゚⊿゚)ξ「ふぅ、残念だけどここまでか」 ( ^ω^)「でも初出場で準決勝まで来れたんだから凄いことだお!」 323 :ドクオ二次創作5話 45:2014/02/26(水) 01 01 09 ID ??? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ その後、弟者さんが走ったが、残念ながら3位でゴールし決勝には進めなかった。 最後にみんなでお楽しみ抽選会に出たんだけど、私はなんとJCジュニアサーキットが当たっちゃった。 今は店にスペースがないけど、そのうち棚とかを整理してこのコースも使おう。 もし広げるスペースがなくても、持っておけば大会を開く時に使えるし。 324 :ドクオ二次創作5話 46:2014/02/26(水) 01 02 09 ID ??? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 会場を後にする。外はもう、すっかり茜色に染まっていた。 ( ^ω^)「ツン、大会はどうだったお?」 ξ゚⊿゚)ξ「そうね・・・。準決勝で負けちゃったのは悔しかったけど、楽しかったわ。それにいろいろ参考にもなったし、来てよかった」 ( ^ω^)「それは何よりだお」 325 :ドクオ二次創作5話 47:2014/02/26(水) 01 03 56 ID ??? あの日、お母さんが私のマシンを取りに行ってそのまま遠い所へ行ってしまった時からもう10年が経つ。 自分も大人になった今ならわかる。 きっと、お母さんは自分の所為で私がミニ四駆をやめ、荒巻模型店でミニ四駆の取り扱いをしなくなることは 望まなかったでしょうね。 でも、私とおじいちゃんには時間が必要だった。 今でも、お母さんがいなくなった傷が癒えたわけじゃない。でも・・・ ξ゚ー゚)ξ「お母さん・・・私、またミニ四駆楽しめるようになったよ」 おじいちゃんもいる。お店のお客さんたちもいる。私を支えてくれる友人たちもいる。そして、ブーンも。 だから、私はまたこの小さなレーシングマシンと走って行こうと思えたんだ。 ―――― 二次創作第5話 ツンは公式大会に初参加するようです 完 ――――
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長155mm ●全幅104mm ●全高49mm ●Item No:94870 ●本体価格3,000円 ●2012年3月24日(土)発売 【本体内容】 VSシャーシに様々なグレードアップパーツと前キッシュのボディをセットしたもの。 言わばボディ付き・ボールベアリング系パーツ抜き・モーター別売の簡易EVOシャーシである。 ボディが付いているので一応モーターと電池があれば大会に出れる。 【漫画、アニメでの活躍】 漫画アニメ未登場。 まあ、元はボディパーツだし。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/94870zenquish_progress/index.htm 【備考】 相方のア前テプログレスが発売中止になり、なんとなく影が薄くなった。 ちなみにこちらもGUPのみでの再現は一応可能。 メッシュはメモリアルボックス付録のボディセットの黒と違い、白に変更されている。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ノーマル ●全長144mm ●全幅90mm ●全高39mm ●Item No:19508 ●本体価格600円 ●1996年7月16日発売 13mmボールベアリング4個付き ●全長146mm ●全幅89mm ●Item No:94929 ●本体価格1,400円 ●2012年12月1日(土)発売 【本体内容】 シャーシは濃緑色のスーパーFM。スーパーミニ四駆で唯一のFMキットである。 付属ギヤ比は4 1と5 1。 ホイールはマンタレイ型(イエロー)。タイヤはいつも通りのアバンテ型。 ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し12mmを装備。 取り外し可能なリヤステー付き。 (画像は13mm付き) 【漫画、アニメでの活躍】 漫画「ダッシュボーイ天」にて筋肉モリモリ アーッな伊欧多 走一郎(いおた そういちろう)のマシンとして登場。 今までのFMとはちがうのだよ! ↑のセリフ、狙いましたね先生w ボディカラーも青だしキャラの口調も変わってるしwww 爆弾にも負けないすごいマシン。 伊欧多は劇中ではただ単に家が大金持ちとしか描かれなかったが、イオタ自動車の御曹司と言う設定がある。 【VIP内での評価】 通称ストベク 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19508strato_vector/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19508 ローラー用13mmボールベアリング4個付き http //www.tamiya.com/japan/products/94929strato_w13mm/index.htm MINI 4WDチャンネル-(You Tube) 【備考】 2012年12月1日に、ローラー用13mmボールベアリング4個を同梱した限定版がサンダーブーメラン W10 (ローラー用13mmボールベアリング4個付き)と共に販売された。 これらの前に13mmボールベアリング付きで再版されたレイホークガンマとブラックストーカー付属の13mmは全て新型だったが、このストラトベクターとサンダーブーメラン付属のモノはどうも新型と従来型の13mmベアリングが混在していた様子。 画像は左がストラトベクターのもので、右がブラックストーカーのモノ。 見ての通りベクターのモノは従来と同じく透明シールで球が8つである。 ベクターと同時に買ったサンダーブーメランは新型だった。 カラーバリエーションとして、海外限定でストラトベクター クリヤーブルースペシャル(スーパーFMシャーシ) LIL S HOBBY CENTER LIMITEDが登場。 限定GUPでブルーメッキボディも存在した。 大会などの景品用に、クリヤーレッド成型のボディも生産されている。 えのもとではボディ単品で販売されている。 最新フロントミッドシップシャーシのFM-Aに載せる場合、フロントのカウル下面前方が干渉するのでしてツライチに加工、フックの幅が広すぎて削らなければならなかったり、カウンターギヤケースが地味に干渉、さらにボディキャッチを取り付けてから装着する後方の追加パーツD-6(外す場合は後方に倒して引き抜く)があるので他のボディキャッチを使用する場合にはD-6を接着して干渉部分を切除とある程度加工する必要がある。 ちなみにD-5は前カウルの穴埋め、D-4はハイマウントローラー用のスペーサーパーツ(D-6を外して使用)
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( A`)スレまとめ 241 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 15 07 04.79 ID W3eDTRKwO ~第5話・決戦!ニダー研究所!~ ( ´∀`)「みんな、準備はいいモナ?」 ( (゚∀゚∩「バッチリですよ!」 \(^o^)/「完璧です」 (; A`)「う~ん…」 (;^ω^)「お…」 結局2人は必殺技を修得できなかったのだ。今日はレースの前日の夕方。ニダー研究所の近くの旅館に泊まる予定なのだ。 ( ´∀`)「ニダー研究所は火山帯にあるから、近くに温泉が出るモナよ」 (; A`)「そんな呑気な…」 ( (゚∀゚∩「緊張をほぐすことも必要だよ!」 かくして一行は出発した。 243 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 15 12 57.81 ID W3eDTRKwO \(^o^)/「なかなかいい旅館ですね」 ( ^ω^)「おっお、広いお!」 ( ´∀`)「まずは荷物を預けて…モヌァ!」 モナー博士が奇声をあげる。なにやらモナー博士のバッグがゴソゴソ動いていたからだ。 ( ><)「ぷはぁっ!苦しかったんです!」 (;´∀`)「ビロード!なにやってるモナ!」 (#><)「僕を置いてみんなで旅行なんてずるいんです!」 (;´∀`)「これは旅行じゃなくて…まあ、来ちゃったものは仕方ないモナ」 予想外の出来事もあったが、無事にチェックインを済ませ、食事をとった。 247 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 15 26 33.61 ID W3eDTRKwO (*^ω^)「ご飯おいしかったお」 (; A`)「ブーンは食べ過ぎだって」 ( ´∀`)「次はお風呂モナね」 ( ><)「わーい!温泉なんです!」 \(^o^)/「ここの温泉は混浴らしいですよ」 (*^ω^)「お?」 (* A`)「それはなかなか」 ( ´∀`)「それじゃあ早速いくモナ」 みんな温泉に入る準備を始めるが… ( A`)「あれ?なおさんは行かないんですか?」 ( (゚∀゚;∩「ぼ、僕はあとで入るよ!」 ( A`)「?そうですか」 なおるよ以外は温泉に浸かり、寝床についた。 ( A`)(…目が覚めちゃったな) ドクオは夜中に目を覚ましてしまった。 ( A`)(明日のレース…大丈夫かな。結局必殺技も身に付かなかったし) 256 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 15 43 16.56 ID W3eDTRKwO ( A`)(考え込んでも仕方ないな。よし、トイレ行って寝よう) ふと、布団がひとつ空いていることに気づくドクオ。 ( A`)(あの布団は…なおさんか。なおさんもトイレかな) トイレを済まし、部屋に帰ろうとしたドクオだったが…。 ( A`)(おかしい…部屋からトイレまでいくには一本の廊下しかない。それなのになおさんとすれ違わなかった) ドクオは思い出す。 ( A`)(あ、温泉あとで入るって言ってたな。…それにしてもこんな時間に入るか?) (; A`)(もしかしてのぼせて倒れてるとか!?一応確かめに行かなくちゃ!) 浴場に向かうドクオ。浴場からは水音と鼻歌が聞こえる。 ( A`)(よかった、無事みたいだ) 一応確かめるために浴場の扉を開けたドクオが目にしたものは… ( A`)「なおさんいますか……え!?」 真っ白で柔らかそうな肌をした、ショートカットの美少女だった。 「い、いやだよーっ!!」 次の瞬間ドクオの頭に洗面器が直撃し、気がつくとドクオは布団の中にいた。 259 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 15 55 19.19 ID W3eDTRKwO ( ´∀`)「みんなおはようモナ。良く眠れたモナ?」 \(^o^)/「はい」 ( ><)「ぐっすりなんです」 ( ^ω^)「お?ドクオはなんだかフラフラしてるお?」 ( A`)「うん…なんだか変な夢を見てね。あ、なおさん…昨日夜中にお風呂入ってましたか?」 ( (゚∀゚;∩「う、ううん!結局入らないで寝ちゃったよ!」 ( A`)「…そうですか」 \(^o^)/「汚いですね」 ( (゚∀゚;∩「う、うるさいよ!」 ( ´∀`)「さあ、出発するモナよ」 ( ><)「僕も行きたいんです!」 ( ´∀`)「ダメモナ!今日は遊びじゃないモナ。おとなしくお留守番してるモナ」 ( ><)「つまんないんです…でもわかったんです」 ( ´∀`)「ニダー研究所に行くモナ!みんな、気合い入れて行くモナ!」 ( A`)( ^ω^)( (゚∀゚∩\(^o^)/「「「「おーっ!」」」」 265 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 16 14 38.39 ID W3eDTRKwO ( A`;)「博士…まだですか?」 \(;^o^)/「疲れちゃいました」 (;´∀`)「もう少しモナ…」 ニダー研究所は車も通れない山奥にあるため、徒歩で行かなければならないのだ。 ( ^ω^)「お、建物が見えましたお!」 ( (゚∀゚∩「あれが…」 ( ´∀`)「ニダー研究所モナ!」 一行はニダー研究所にたどり着いた。 ( ´∀`)「さあ、行くモナ」 巨大の正門前でチェックを受ける。 門番「どちらさまですか?」 ( ´∀`)「モナー研究所一同モナ。ここに招待状があるモナ」 門番「…たしかに。お通りください」 モナーたちは研究所内へ入っていった。 門番「ふう…一服するか」 ( ><)サササササ! 門番「…ん?コラ、待て、そこのガキ!勝手に入るな!」 267 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 16 22 38.07 ID W3eDTRKwO 所内に入った一同を迎え入れたのは… 从 ゚∀从「よお」 ミ,,゚Д゚彡「久しぶりだな」 (; A`)「おまえらは!」 从 ゚∀从「そう身構えんなって。コースまで案内するぜ」 ハインリッヒとフサギコに案内されてコースまで到着した。 ( (゚∀゚;∩「こ、これは…!」 \(^o^;)/「暑いです」 (;^ω^)「落ちたら死んじゃうお」 煮えたぎる溶岩の上に作られたコースだった。 ( ´∀`)「ニダーめ…えげつないコースを作ったモナね」 270 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 16 48 58.82 ID W3eDTRKwO 「ウェーハッハッ!気に入ってくれたニカ?」 不快な笑い声が響き渡った。 ( ´∀`)「ニダー…!」 ヽ`∀´ ( A`)「あいつが…!」 そしてその隣には…。 (;^ω^)「ショボンと…覆面レーサー!」 (´・ω・`)( _ )「………」 ヽ`∀´ 「久しぶりニダね、モナー。今日こそ決着をつけるニダ」 ( ´∀`)「ニダー、おまえは間違ってるモナ!ミニ四駆は破壊の為の道具じゃないモナ」 ヽ`∀´ 「全てはレース結果が教えてくれるニダ。…ルールの説明をするニダ。ルールは簡単、トップでゴールしたレーサーのいたチームの勝ちニダ。こちらのチームからはフサギコ、ハインリッヒ、ショボン、そして…」 ヽ`∀´ 「ウリの息子、ヒッキーが出るニダ!」 そういうとニダーは覆面レーサーの覆面を取り去った。 271 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 16 58 28.62 ID W3eDTRKwO (-_-)「………」 (; A`)「ニダー博士の…」 (;^ω^)「息子!?」 (#´∀`)「ニダー…自分の息子にまで…!?」 温和のモナー博士が怒りを露わにする。 ヽ`∀´ 「さあ、勝負ニダ。レーサーはスタート位置につくニダ」 从 ゚∀从「よお、今度は粉々にしてやるよ」 ミ,,゚Д゚彡「いや、溶岩に落として溶かしちまおうぜ!ギコハハハ!」 (#^ω^)「負けないお!」 ( (゚∀゚∩「ブーンくん、冷静に。挑発にのっちゃだめだよ」 (´・ω・`)「最速はこの僕だ」 (-_-)「………」 ( A`)「ショボン…」 ドクオはショボンが自分たちなど眼中にないことに気づいた。そう、ショボンは覆面レーサー、つまりヒッキーへのリベンジを目論んでいるのだ。 276 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 17 29 05.78 ID W3eDTRKwO ヽ`∀´ 「レディ…ゴー!」 ニダー博士自らによってスタートの合図が切られた。8台のマシンが一斉に飛び出す。 (´・ω・`)「いくんだ!ウイニングバード!」 トップに飛び出したのはショボンのウイニングバードフォーミュラだ。 続いてなおるよ、オワタ、ドクオ、ブーンと続く。 (;^ω^)「あいつら、なんであんなに後ろにいるんだお?」 ( (゚∀゚∩「きっと後ろから攻撃してくるつもりだよ!みんな気をつけて!」 从 ゚∀从「はっは、その通り!」 ハインリッヒのサイクロンマグナムがオワタのマシンに体当たりする。 \(^o^;)/「ワークス!」 ( (゚∀゚∩「オワタくん、今助けるよ!」 ミ,,゚Д゚彡「おっと、そうはいかねえ」 フサギコのレイスティンガーがなおるよのマシンに迫る。 278 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 17 39 29.51 ID W3eDTRKwO ( (゚∀゚;∩「クッ…!ドクオくん、ブーンくん、ここは任せて2人はショボンを追うんだよ!」 トップでゴールしたレーサーでチームの勝利が決まる。ショボンを逃げきらせるわけにはいかない。 (;^ω^)「わ、わかりましたお!」 (; A`)「は、はい!いけっ!エンペラー!」 ドクオとブーンのマシンが抜け出してショボンを追う。ヒッキーは依然として最後尾で不気味な存在感を放っている。 ( A`)「マシンは…レーサーの意志に応えて加速する…!」 ( ^ω^)「ブーンたちを先にいかせてくれた2人のためにも…」 (# A`)「いけっ!エンペラー!」 (#^ω^)「いくお!ホライゾン!」 280 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 17 59 24.67 ID W3eDTRKwO 2人のマシンが急激に加速し、ショボンのマシンとの差を詰める! (´・ω・`)「へえ…少しは速くなったみたいだね…でも…!」 ショボンのマシンがさらに加速して引き離しにかかる。 (;^ω^)「お…やっぱり速いお…!必殺技があれば…!」 そのころ後方では…。 ミ,,゚Д゚彡「そろそろ終わりにしてやる…いくぜ!俺の必殺技…!」 レイスティンガーのGPチップが輝き、マシンの先端に特殊合金製の針が現れる! グングニール ミ,,゚Д゚彡「必中の槍っ!!」 ( (゚∀゚∩「ふんっ!かわすよ!サンダードリフト走法っ!!」 なおるよのマシンも輝きながらジグザグにドリフトする! これなら針はあたらない…かに思えたが…! ミ,,゚Д゚彡「へへ、一匹片付いたぜ」 ( (;∀;∩「サンダーショットっ…!」 フサギコのレイスティンガーはそのあとを追尾して、モーターを串刺しにした。 284 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 18 10 17.96 ID W3eDTRKwO ミ,,゚Д゚彡「俺のマシンの必殺技は必ず当たる…一度狙われたら逃げられないぜ」 \(^o^;)/「なおさん!」 从 ゚∀从「安心しな、次はおまえの番だ…」 从#゚∀从「ウオオオオオオ…!」 スパイラルエッジ 从#゚∀从「螺旋の刃っ!!」 高速回転するマシンが螺旋状の空気の刃を生み出すっ! \(;o;)/「ワ、ワークス…」 オワタのマシンはボロボロになり、壁に叩きつけられて停止した。 コース前方…。 (; A`)「な、なんだ!?」 (;^ω^)「なおさんとオワタさんだお!」 後ろから聞こえたなおるよとオワタの悲鳴に振り返る2人。 (´・ω・`)「どうやらあの2人のマシンはハインリッヒとフサギコに破壊されたようだね」 サラリと言ってのけるショボン。 290 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 18 32 43.70 ID W3eDTRKwO ( A )「…せねえ」 ( ω )「…さないお」 (´・ω・`)「?」 ( A )「あの2人がどれだけマシンを大切にしていたか…」 ( ω )「それを…破壊するなんて…」 (# A`)「絶対許せねえ!!」 (#^ω^)「許さないおっ!!」 (# A`)「ブーン、勝つぞ!」 (#^ω^)「当たり前だお!いくお!ホライゾン!」 ブーンが両腕を広げ、全力疾走する! ⊂二二二(#`ω´)二⊃ (#`ω´)「いくお!ホライゾン!」 パワーブーンスター (#`ω´)「内藤的加速装置っ!」 ホライゾンが輝きながら強烈な加速を見せるっ!そして… (;´・ω・`)「な、なんだと!?」 ショボンのマシンを抜き去ったっ! 292 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 18 45 33.97 ID W3eDTRKwO (# A`)「俺たちもいくぜ!エンペラー!」 ドクオのエンペラーが輝きだす…! (# A`)「これが俺たちの必殺技…!」 インペリアルソード (# A`)「皇帝の剣だっ!!」 エンペラーはさながら鋭利な剣のごとく、空気を切り裂きなが進むっ! (;´・ω・`)「またしてもっ!」 ショボンのマシン、さらにはブーンのマシンまで一気に抜き去るっ! ( ^ω^)「お!ドクオもやるお!」 298 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 19 22 38.14 ID W3eDTRKwO そのころ後方では…。 从 ゚∀从「さーて…こいつらのマシンどうする?」 ミ,,゚Д゚彡「もう直らないように溶岩の中に落としちまおうぜ!」 ( (゚∀゚;∩「や、やめてよ…」 \(^o^;)/「ピンクちゃんスペシャルが…」 从 ゚∀从「これで本当におしまいだ!」 ミ,,゚Д゚彡「あばよ!」 2人のマシンがコースの外に放り出される…! ( (;∀;∩「いやだぁ~~!」 \(;o;)/「うわぁぁ~~!」 そのとき!一陣の風が巻き起こり、マシンをコース上に押し戻す! 从#゚∀从「誰だ!」 ミ,,#゚Д゚彡「邪魔するんじゃねぇ!」 301 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 19 43 36.65 ID W3eDTRKwO 「どうやら間に合ったようだな」 「危ないところだったな」 从#゚∀从「おまえらはっ…!」 ( ´_ゝ`)「兄者と!」 (´ _` )「弟者!」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「流石兄弟、参上!」」 ミ,,#゚Д゚彡「ちっ、裏切り者が!」 \(^o^)/「兄者さん」 ( (゚∀゚∩「弟者さん!」 ( ´_ゝ`)「助けに来たぜ」 (´ _` )「あとは任せろ!」 ( (゚∀゚∩「どうして…?」 (´ _` )「このまえの君たちの走りに感じるものがあってね、ニダー研究所は辞めたんだ」 306 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 19 58 39.49 ID W3eDTRKwO (*´_ゝ`)「そう!オワタくんの周りの目を気にしない痛車に感動してね!」 ( (゚∀゚;∩「え?」 (´ _`;)「ちょっと待て、兄者!そんな理由だったのか!」 (*´_ゝ`)「そうだよ!だってあんな痛恥ずかしい車を堂々と走らせるなんて…兄者感動したっ!」 \(^o^)/「そうですよ 周囲の目なんか 気にすることありません 女の子は二次元に限ります」 ( ´_ゝ`)「そうそう!机離したりしてこないし!」 \(^o^)/「席替えで隣になったからって泣いたりしないし」 ( ´_ゝ`)「お釣りを上から落としたりしないし」 ( ´_ゝ`)\(^o^)/「「ねーっ!」」 ( (゚∀゚#∩「ふんっ!」 なおるよがなぜかオワタを軽く小突く。 \(^o^;)/「なにするんですか なおさん」 ( (゚∀゚∩「………バカ」 ミ,,゚Д゚彡「おーい、俺たち無視すんなよ」 309 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 20 06 29.39 ID W3eDTRKwO (*´_ゝ`)「ふっふっふ、おまえらはこの新ボディで撃退してやるぜ!」 兄者が取り出したのは女の子がプリントされたトルクルーザーだった。 \(^o^)/「魔法少女へりかる☆クラウンの オレンジ・クラウンちゃんですね」 (´ _`;)「いつのまに…ちょっと待て兄者!ベルクカイザーのボディじゃないとツヴァイフリューゲルもツヴァイラケーテもできないぞ!」 ( ´_ゝ`)「………」 ( (゚∀゚∩「………」 \(^o^)/「………」 从 ゚∀从「………」 ミ,,゚Д゚彡「………」 (;´_ゝ`)「付け替えるから待っててっ!」 从#゚∀从「やっちまえ!」 ミ,,#゚Д゚彡「おう!」 312 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 20 16 00.28 ID W3eDTRKwO 一方コース前方…。 (;´・ω・`)「くそっ!追いつけない!」 ( A`)「ブーン、このまま逃げきるぞ!」 ( ^ω^)「承知だお!」 ヽ#`∀´ 「なにやってるニダ、ショボン!ウリが与えた必殺技、 ゲイボルグ “必中の飛槍”を使うニダ!あれなら離れた相手でも倒せるニダ!」 (;^ω^)「お!?そんなものが…マズいお!」 (´ ω `)「…がう」 ヽ`∀´ 「どうしたニダ、ショボン?」 (#´・ω・`)「違うっ!僕の求める勝利はそんなものじゃない!」 ( A`)「ショボン…」 318 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 20 34 54.54 ID W3eDTRKwO ヽ#`∀´ 「…!だったらお前にはもう期待しないニダ!…ヒッキー!」 ヽ#`∀´ 「お前の力を見せてやるニダ!」 (-_-)「…了解」 瞬間、ヒッキーのマシン、レイホークガンマの周りにつむじ風が巻き起こる! (´ _`;)「クッ…なに?」 (;´_ゝ`)「ちょ、まっ…ってあれ?」 流石兄弟を攻撃していたハインリッヒとフサギコが動きを止める。 从 ゚∀从「あれをやるのか…」 ミ,,゚Д゚彡「チッ!いいとこなのによ!」 \(;^o^)/( (゚∀゚;∩「「?」」 (-_-)「…加速」 一言ヒッキーがそうつぶやいた瞬間、最後尾にいたレイホークガンマは弾丸のように飛び出した。 (´ _`;)「ぐっ!」 (;´_ゝ`)「はうあっ!」 ミ,,;゚Д゚彡「うっ!」 从;゚∀从「ぐおっ!」 320 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 20 47 33.69 ID W3eDTRKwO レイホークガンマは流石兄弟のマシンだけではなく、ハインリッヒとフサギコのマシンも吹き飛ばしながら進む。 (´ _`;)「見境なしか…」 そしてそのまま先頭グループの3台に迫る! ソニックブーム (-_-)「音速の衝撃波」 (;^ω^)「おっ…!なんだお、このキーンって音は!」 ( A`;)「うわっ!」 (;´・ω・`)「クッ!」 3人のマシンを衝撃波が襲う! (; A`)「エンペラー!」 (;^ω^)「ホライゾン!」 ドクオとブーンのマシンは吹き飛ばされたものの、壁に叩きつけられるだけでするんだ。しかし、ショボンのマシンはコース外に吹き飛ばされ、溶岩へ… (;´・ω・`)「ウイニングバード!」 321 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 20 55 20.16 ID W3eDTRKwO とっさにショボンがマシンに右手を伸ばす。しかしショボンもバランスを崩してしまった。コースを掴もうとした左手も虚しく空を切る…。 (´ ω `)(ああ、僕は死ぬのか…最後にまたちゃんとしたレース…したかったな) 「ショボーーンっ!」 しかし、ショボンの左手を誰かが掴んだ。 (;´・ω・`)「え…ドクオ…くん?」 (; A`)「よかった…間に合った…」 (´・ω・`)「どうして…」 (; A`)「どうしてって…当たり前だろ?お~い、ブーンも手伝ってくれ!」 ( ^ω^)「わかったお!」 (;´∀`)「ショボンくん…良かったモナ…」 ヽ`∀´ 「ウェーハッハ!しかしこれでヒッキー以外は走行不能ニダ!ウリ達の勝ちニダ!」 325 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 04 59.85 ID W3eDTRKwO 「みんなやっと見つけたんです!…うわあ~すっごい大きいコースなんです!」 そのとき、呑気な声がコースに響き渡った。 (;´∀`)「ビロード!?」 ( ><)「ついてきちゃったんです!」 ビロードはキョロキョロとあたりを見渡す。 (*><)「あ、ヒッキーくんなんです!…うわぁ、ヒッキーくんのマシンすごく速いんです!僕も走らせるんです!」 ビロードはヒッキーに近寄ると、マシンを取り出し走らせた。 ヽ`∀´ 「あのガキ、モナーの息子ニカ?…よし、ヒッキー、そいつのマシンも壊すニダ!」 (-_-)「………」 しかしヒッキーは応えない。 ヽ`∀´ 「ヒッキー?聞こえないニダか?」 328 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 15 35.78 ID W3eDTRKwO (-_-)「できないよ…」 ヽ`∀´ 「どうしたニダ、ヒッキー!早く壊すニダ!」 (;_;)「友達のマシンを壊すなんて出来ないよっ!」 ヽ;`∀´ 「な…!ヒッキー!」 そう叫ぶとヒッキーは電池が切れたかのように倒れ、同時にマシンも停止した。 (;><)「ヒッキーくん、ヒッキーくん!どうしたんですか!」 (;´∀`)「いかんモナ!」 モナー博士がヒッキーに駆け寄って脈をとる。 (;´∀`)「よかった、気を失っているだけモナ…」 (;><)「よかったんです!」 ( ´∀`)「この額についてるのがGPチップと連動したパーツモナね…感情が高まりすぎてオーバーヒートを起こしたモナ」 330 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 23 56.98 ID W3eDTRKwO (#´∀`)「こんな危険なものを子供につけるなんて…何を考えてるモナ、ニダー!」 モナー博士が叫ぶ。しかしニダー博士の耳には入っていないようだ。 ヽ ∀ 「ウリの…最高…傑作が…」 (#´∀`)「まだそんなことをっ!」 ヽ ∀ 「今日は全員走行不能…レースは後日仕切り直すニダ」 从 ゚∀从「じゃあ、場所変えますか、博士」 ミ,,゚Д゚彡「おう、撤収だ、ゴルァ!」 (´ _`#)「待て!お前たちこの状況を見て、まだニダー博士についていくつもりか!?」 从 ゚∀从「…俺たちには俺たちの事情があるんだよ」 ミ,,゚Д゚彡「あばよ」 ニダー博士、ハインリッヒ、フサギコは去っていった。 334 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 37 10.48 ID W3eDTRKwO ( ><)「ヒッキーくん、ご飯ができたんです!」 (-_-)「うん…今行く」 あのレースのあと、ヒッキーはとりあえずモナー博士の家に置かれることになった。 从 ー 从「今日はハンバーグよ~」 ( ´∀`)「おいしそうモナね」 (*><)「わ~い!ハンバーグ大好きなんです!ヒッキーくんはハンバーグ好きですか?」 (-_-)「うん」 ( ><)「よかったんです!…ヒッキーくん、よかったらウチの子になるといいんです!ね、お父さん!」 (;´∀`)「ビロード…」 ( ><)「だってそうなんです!ヒッキーくんもあんな怖いお父さんのところに帰るより…」 (-_-)「やめて…」 ヒッキーがビロードの言葉を遮る。 (-_-)「お父さんの悪口は言わないで…」 336 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 44 43.49 ID W3eDTRKwO ( ><)「ごめんなさいです…」 ( ´∀`)「…ヒッキーくんはあんな怖いものを取り付けられてもお父さんのことが好きモナか?」 (-_-)「…違うんです。あれは僕が自分からつけてもらったんです」 ( ´∀`)「モナ?」 (-_-)「お父さん、お母さんが死んじゃってから全然笑わなくなって…。でも、僕がレースに勝つと笑ってくれて…」 (;_;)「だ、だから、ぼ、僕がもっとレースに勝てば、も、もっといっぱいマシンを壊せば、元の優しいお父さんに戻ってくれるかなって…」 339 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 21 51 05.71 ID W3eDTRKwO ( ´∀`)「それは辛かったモナね…」 从;ー;从「かわいそうに、まだこんなに小さいのに…」 モナー博士の奥さんがヒッキーを抱きしめる。やがてヒッキーは泣き疲れて眠ってしまったようだ。 ( _ )「ムニャ…お父さん、お母さん…」 ( ´∀`)「なんとかしてニダー博士を正気に戻すモナ…おや、電話モナ」 モナー博士が電話に出る。 ( ´∀`)「そうモナか…ニダー博士から連絡があったモナね」 341 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 22 01 23.36 ID W3eDTRKwO レーサーたちがモナー研究所に呼び寄せられた。 ( ´∀`)「レース会場と日時が決まったモナ」 (; A`)「本当ですか!?」 (;^ω^)「いったいどこですかお?」 ( ´∀`)「ここにある鍾乳洞モナ」 (´ _` )「ああ、ここか…」 ( (゚∀゚∩「知ってるの?」 ( ´_ゝ`)「ニダー研究所所属のレーサーが特訓をする場所だ」 \(^o^)/「なるほど」 (´・ω・`)「中はいくつもの穴に別れていて、下手すると迷って出てこられなくなるんだよ」 あのレースのあと、ショボンも仲間に加わった。ニダー博士から受け取った攻撃的なGPチップは外し、荒巻のGPチップを装着していた。 342 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 22 12 04.64 ID W3eDTRKwO ( ´∀`)「今回も危険な戦いになると思うモナ…それでもついてきてくれるモナ?」 ( A`)「当然です」 ( ^ω^)「行きますお」 ( (゚∀゚∩「もちろんですよ!」 \(^o^)/「ピンクちゃんがいれば怖いものはないです」 (´・ω・`)「ある程度内情を知った僕がいれば役に立つでしょう」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「俺たちもな!」」 ( ´∀`)「みんな…ありがとうモナ。レースは明後日モナ。それまでに各自準備をして…」 「待ってください!」 ( ´∀`)「ヒッキーくん!」 ヒッキーが研究室に飛び込んできた。 (-_-)「僕も…連れて行ってください!」 ( ´∀`)「ヒッキーくん、また危険な目にあうかもしれないモナよ?」 (-_-)「それでも…お父さんを元に戻してあげたいんです!」 ( ´∀`)「…わかったモナ。ニダー博士を元に戻せるのはヒッキーくんしかいないかもしれないモナね」 346 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 22 30 55.53 ID W3eDTRKwO ――レース当日―― ( ´∀`)「ここモナね」 (; A`)「ここが…」 指定された鍾乳洞にはいくつかの入り口があった。そしてそれぞれの入り口にはレーサーの名前が書かれていた。 「おはよう、諸君!」 と、スピーカーからニダー博士の声が流れてきた。 「ルールの説明をしよう。見ての通り、それぞれの入り口に君たちの名前が書かれてるニダ。 君たちは自分の名前の書かれた入り口に入り、用意された相手と勝負するニダ。 出口はすべてウリのいる場所に繋がってるニダ。最初に抜け出したレーサーがウリと対決するにだ。それでは、待っているニダ」 349 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 22 46 06.43 ID W3eDTRKwO ( (゚∀゚∩「僕は…ここだよ!」 \(^o^)/「この穴ですね」 ( ´_ゝ`)「俺は…あれ?」 (´ _` )「流石兄弟って書いてあるな。2人で入れってことか」 みんなそれぞれ自分の名前のかかれた入り口に入っていく。 ( ^ω^)「ブーンもいくお!」 ( ´∀`)「私とヒッキーくんはどうしたらいいモナ?」 (-_-)「名前がない…」 そこへ、1人の男が現れた。 門番「モナー博士ですね?」 (;´∀`)「びっくりしたモナ!…そうモナよ」 門番「モナー博士は特別に直通通路で決勝会場までお連れします」 ( ´∀`)「わかったモナ。ヒッキーくんも一緒に来るモナ」 (-_-)「はい」 (´・ω・`)「僕たちも行こうか」 ( A`)「うん!」 こうして全てのレーサーが鍾乳洞に入った。 352 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 22 54 12.81 ID W3eDTRKwO ( A`)「中は意外と広いんだな」 ドクオは鍾乳洞に入り中を見回す。外からの印象とは違い、しっかり整備されたコースのようだ。 ( A`)「で、俺の相手は…!」 コースのスタート地点には1台のマシンが置かれていた。問題はそのマシンが… (; A`)「お、俺のとそっくりなエンペラー!?」 そう、ドクオのマシンと寸分違わぬマシンだったのだ。 「ウェーハッハ、驚いたニカ?」 スピーカーからニダー博士の声が流れる。 「君たちの相手をするのは、前回のレースを元に作成した、君たちのマシンのコピーニダ。もちろんただのコピーじゃなく、オリジナルよりもパワーアップされてるニダよ」 357 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 02 32.22 ID W3eDTRKwO 「レーサーはいないけど、自動で走るようにプログラミングしてあるから心配ないニダ。それでは健闘を祈るニダ」 そこまで言うとスピーカーはブツっと切れた。 ( A`)「みんな自分のマシンのコピーと戦うのか…!」 ――流石兄弟たちのコース―― ( ´_ゝ`)「…って流れたのに」 (´ _` )「どうしてお前たちが相手なんだ?」 ミ,,゚Д゚彡「裏切り者の始末はしなくちゃいけないからな」 从 ゚∀从「そういうこった。ありがたく思え」 (´ _` )「まあ、誰が相手でも関係ないさ」 「レーサーノミナサンハ スタートイチニツイテクダサイ」 機械音声が流れる。 「レディ…ゴー」 各コース、レースがスタートした。 361 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 13 06.87 ID W3eDTRKwO (; A`)「うおっ!こいつ本当に俺のマシンと同じ挙動だ!」 ドクオの相手、コピーエンペラーはドクオのマシンと同じ動きを見せながら、常にドクオのマシンの一歩手前を走っている。 ( A`)「よし…だったら…」 インペリアルソード ( A`)「皇帝の剣っ!!」 必殺技で追い抜きにかかる!…だが! (; A`)「な、なに!?」 コピーマシンも必殺技を使ったのだ。依然差は縮まらない。 (; A`)「クソっ!」 364 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 22 27.90 ID W3eDTRKwO ――決勝会場―― 決勝会場ではニダー、そしてガラスに仕切られた観覧席でモナーとヒッキーがレースの様子をモニターで見ていた。 ヽ`∀´ 「ウェーハッハ、苦戦してるニダね」 (;-_-)「お父さんっ!」 ( ´∀`)「ニダー、こんなことしてどうするモナ!」 ヽ`∀´ 「…ヒッキー、ずいぶんとモナーに懐いたニダね…まあ、いい。ウリが勝って、ウリの正しさを証明してみせるニダ」 366 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 29 20.83 ID W3eDTRKwO ――流石兄弟―― ( ´_ゝ`)「どうしてお前らはニダー博士に協力するんだ?」 (´ _` )「この前事情があると言ったな」 走りながら問いただす流石兄弟。 从 ゚∀从「言ったってお前らにはわからねーよ」 ハインリッヒのサイクロンマグナムが攻撃をしかける。 (´ _` )「おっと…!なぜそう言い切れる?」 かわしながらなおも聞く。 ミ,,゚Д゚彡「お前らとは環境が違うんだよ!」 レイスティンガーが兄者のマシンを襲う。 (;´_ゝ`)「ひゃっ!…環境?」 368 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 34 44.04 ID W3eDTRKwO 从 ゚∀从「…いいだろう、話してやるよ。俺たちはな、孤児だったんだ」 (;´_ゝ`)「孤児?」 ミ,,゚Д゚彡「ああ、そうだ。誰からも必要とされず、孤児院で膝をかかえて震えてたんだ」 从 ゚∀从「そんな俺たちを引き取ってくれたのがニダー博士だった」 ミ,,゚Д゚彡「毎日の訓練は厳しかったけど、成果を出せば俺たちに笑いかけてくれた」 从 ゚∀从「俺たちを必要としてくれた」 (´ _` )「…だけどそれはお前らを利用してるだけじゃないのか?」 371 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 44 43.81 ID W3eDTRKwO 从 ゚∀从「わかってるさ…」 ミ,,゚Д゚彡「それでも俺たちの居場所はここしかないんだ」 从#゚∀从「ニダー博士が、俺たちの親父なんだよ!」 (´ _`#)「だったらなんでなおさら間違った方向に進んでいるニダー博士を正してやらないんだ!」 ( ´_ゝ`)「弟者…」 それまで黙っていた兄者が口を開く。 ( ´_ゝ`)「言葉でいっても無駄だろう。走りで示すんだ、なおくんとオワタくんがしてくれたように」 (´ _` )「兄者…わかった!」 从#゚∀从「ゴチャゴチャうるせえ!これで終わりだ!」 ミ,,#゚Д゚彡「串刺しにしてやるぜ!」 スパイラルエッジ 从#゚∀从「螺旋の刃っ!!」 グングニール ミ,,#゚Д゚彡「必中の槍っ!!」 ツヴァイフリューゲル ( ´_ゝ`)「「2つの翼っ!!」」(´ _` ) 373 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/01(土) 23 57 43.51 ID W3eDTRKwO ――ショボン―― コピーマシンを見つめるショボン。 (´・ω・`)「今までの僕はこんなに荒々しい走りをしていたんだね…」 (´・ω・`)「無駄が多いよ…それっ!」 ショボンのマシンがコピーマシンを追い越す。 (´・ω・`)「僕にとってはこの試練は大したことないな。GPチップもとりかえて、あのときとは違う走りなんだから」 しかし、コピーマシンが輝きだす。 ゲイボルグ (´・ω・`)「ああ、必中の飛槍か。結局僕は一度も使わなかったな。あのときだって…」 (´・ω・`)「彼らが大切なことを教えてくれたから。それに、その技は僕には通用しないよ」 ショボンのマシンが輝きだす! (´・ω・`)「今の僕にはこれがあるからね」 ウイニングウインド (´・ω・`)「勝利への追い風っ!!」 375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/02(日) 00 06 29.69 ID +SzuEiXTO ――オワタ―― \(^o^)/「一見そっくりに 作られてるけど まったく違います」 コピーマシンのペイントをジロジロと眺め回すオワタ \(^o^)/「眉毛の角度が0、5度低い」 \(^o^)/「髪の色が若干薄い」 \(^o^)/「ウエスト位置が1ミリずれてる」 \(^o^)/「そしてなによりも」 \(^o^)/「愛 が た り な い 」 \(^o^)/「いきなさい TRFワークスピンクちゃんスペシャル」 マジカルチアリング \(^o^)/「魔法少女の応援っ!!」 379 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 12 13.57 ID +SzuEiXTO ――なおるよ―― ( (゚∀゚∩「これはなかなかやっかいだよ!負けちゃうかもしれないよ…」 ( (゚∀゚∩「…なんてね!冗談だよ!」 ( (゚∀゚∩「僕たちの絆、機械なんかには断ち切れないよ!」 ( (゚∀゚∩「それはそうと、僕のマシンだけ必殺技が地味だよ…漫画の技と同じだし…」 ( (゚∀゚∩「まあ、いいんだよ!きっと新技フラグだよ!前向きにいくよ!」 ( (゚∀゚∩「サンダードリフト走法っ!!」 382 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 21 37.56 ID +SzuEiXTO ――ブーン―― ( ^ω^)「君はかわいそうだおね」 コピーマシンに語りかけるブーン。 ( ^ω^)「隣を走るレーサーがいないんだから」 ( ^ω^)「悪いけど、先にいかせてもらうお。いくお、ホライゾン!」 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーーーーーン! パワーブーンスター ( ^ω^)「内藤的加速装置っ!!」 383 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 31 15.95 ID +SzuEiXTO ――ドクオ―― ( A`)「な~に焦ってんだ俺」 ( A`)「相手は機械なんだ」 ( A`)「マシンとレーサーの心がひとつになったとき、必殺技が生まれる」 ( A`)「レーサーの心がマシンを速くする」 ( A`)「…だったらさ、最初から俺たちが負けるわけないじゃん」 ( A`)「いくぜ、相棒!」 インペリアルソード ( A`)「皇帝の剣っ!!」 385 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 36 33.82 ID +SzuEiXTO ――決勝会場―― モニターはブラックアウトし、何も映し出していない。 ヽ`∀´ 「ゴール間際は映さない方が、誰が最初に来るかわからなくて楽しみニダ。それとも誰も来ないかもしれないニダね。ウェーハッハ!」 ( ´∀`)「彼らの中に、機械に負けるようなレーサーは1人もいないモナ」 ヽ`∀´ 「そうニダかね。…お、走行音が聞こえて来たニダ」 ニダーの言うとおり、マシンの走行音が聞こえてくる。 ヽ`∀´ 「誰が来るニカね」 決勝会場に飛び込んで来たのは…。 388 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 41 19.40 ID +SzuEiXTO (# A`)「おーっし!ゴールだ!」 ( ´∀`)「ドクオくん!」 さらに、次々と他のレーサーも到着する。 (´・ω・`)「おや、一番乗りはドクオくんかい」 ( ^ω^)「結構僅差だったおね」 ( (゚∀゚∩「楽勝だったよ!」 \(^o^)/「可愛いは正義」 ( ´_ゝ`)(´ _` )「「流石だな、俺たち!」」 从 ゚∀从「ニダー博士、すみません…」 ミ,,゚Д゚彡「敗れてしまいました…」 ヽ#`∀´ 「ぐぬぬぬぬ…」 394 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 00 54 20.62 ID +SzuEiXTO ヽ`∀´ 「…まあ、いいニダ。これからウリが再起不能にしてやるニダ。お前が相手ニダね、ドクオ?」 ( A`)「ああ!」 ヽ`∀´ 「スタート位置に着くニダ」 そういうとニダーはマシンを取り出す。 ヽ`∀´ 「ウリのアストロブーメランに勝てるマシンなど、この世に存在しないニダ。…そこで見てるニダ、ヒッキー!」 (-_-)「お父さん…」 スターター「それでは両選手、位置について。レディ…ゴー!」 ( A`)「いっけーっ!エンペラー!」 ヽ`∀´ 「圧倒してやるニダ!アストロブーメラン!」 とうとう最後の戦いの火蓋がきって落とされた。 396 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 06 30.00 ID +SzuEiXTO まずはドクオのマシンが先行する。 ( A`)「よし、いい調子だ!」 ヽ`∀´ 「クックック…やるニダ、ブーメラン!」 ニダーのマシンが輝きながら高速回転を始めるっ! ( ´_ゝ`)「あれはっ!」 从 ゚∀从「俺のマシンの技だな」 スパイラルエッジ 螺旋の刃がドクオのマシンを襲うっ! (; A`)「くっ、危なかった…」 なんとかかわしたエンペラー。 ヽ`∀´ 「チッ…次は外さないニダ」 ( A`)「今のはハインリッヒの必殺技…どういうことだ?」 ヽ`∀´ 「クックック…ウリのアストロブーメランはウリの配下のマシンのすべての必殺技を使えるニダ」 (; A`)「なに?」 ヽ`∀´ 「それだけじゃないニダ!すべてのニダー研究所の所属レーサーの力が、今ウリのマシンに集まってるニダ」 397 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 13 57.92 ID +SzuEiXTO (;´∀`)「あの腕についている大きな装置、ヒッキーくんが使っていた装置の強化型モナ!?なんて危険なものを…」 (;-_-)「そんな…!それじゃあお父さんは…」 ( ´∀`)「…今の私たちにはレースを見守ることしかできないニダ…」 ヽ`∀´ 「おっと…ウリの配下のレーサーのすべての必殺技といったけど、間違いだったニダ」 ( A`)「なんだと?」 マシンがコーナーにさしかかる。 ヽ`∀´ 「サンダードリフト走法っ!」 ( (゚∀゚;∩「ぼ、僕の技だよ!」 ( A`)「俺の仲間の技も使えるってわけか…」 400 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 20 11.10 ID +SzuEiXTO ヽ`∀´ 「ウェーハッハ!怖じ気づいたニダか?」 ( A`)「だからなんだよ」 ヽ`∀´ 「ニダ?」 ( A`)「なおさんのサンダードリフト走法はもっと鋭いぜ?」 ドクオのマシンは離されない。 ヽ#`∀´ 「ウヌヌ…パワーブーンスター!」 ( A`)「だから無駄だって…」 やはりドクオのマシンは食い下がる。いや、抜き返す。 ヽ#`∀´ 「なぜニダ!お前のマシンは必殺技を使っていないというのに…!?だったらぶっ壊してやるニダ!グングニール!」 403 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 30 33.51 ID +SzuEiXTO ( A`)「かわせ!」 ドクオのエンペラーがグングニールがかわす! ヽ;`∀´ 「なぜニダ!グングニールは必中のはず…!」 ( A`)「…今まであんたが使った技…そのどれもがあんた自身のものじゃない」 ( A`)「必殺技ってのは、マシンとレーサーの心がひとつになって初めて生まれるもの」 ( A`)「あんたとあんたのマシンには、その過程がない」 ( A`)「それに、すべての配下のレーサーから力を集めてるだって?」 ( A`)「力ってのは人から奪いとるもんじゃない。一緒に走って、磨き合ってお互い手に入れるものなんだ」 405 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 40 28.92 ID +SzuEiXTO ( A`)「今まで勝負したライバル、一緒に戦ってきた仲間たち…」 ( A`)「たとえ今一緒に走っていなくたって、そいつらの力は確かに俺と、俺のマシンの中に息づいてる。俺たちを後押ししてくれてる」 ( A`)「そんな俺、いや、俺たちは」 ( A`)「あんたのその借り物の必殺技、借り物の力なんかには…」 (# A`)「絶対負けねえっ!!」 ヽ#`∀´ 「クッ、綺麗事をっ!…それならこれはどうニダ?」 ソニックブーム ヽ#`∀´ 「音速の衝撃波っ!!」 407 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 01 50 55.40 ID +SzuEiXTO ヽ#`∀´ 「ウェーハッハ!全範囲攻撃ニダ!これなら避けられないニダ!」 (;^ω^)「み、耳がおかしくなるお!」 (;´・ω・`)「ここは鍾乳洞の中だから、反響して威力がさらに上がってるんだ!」 ヽ#`∀´ 「ウェーハッハ!壊れろ!みんな壊れろニダ!」 しかしドクオは慌てない。 ( A`)「忘れたのか?俺たちの必殺技を」 ヽ#`∀´ 「ニダ?」 ( A`)「音っていうのは空気を振動させて伝わるんだよな?」 ( A`)「必殺技を使うとき、俺のマシンは剣になる」 ( A`)「空気を切り裂く、天下無敵の剣になるっ!!」 (# A`)「いくぞっ!!エンペラー!」 インペリアルゥソーーードーーーーッ!!!! (# A`)「皇帝の、剣ーーーーーっ!!!!」 411 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 01 34.05 ID +SzuEiXTO スターター「ゴ、ゴーーーール!」 (;^ω^)「か、勝ったお…?」 (;´・ω・`)「う、うん…」 ( (゚∀゚;∩「ドクオくんが…」 \(^o^)/「勝ちましたよ!」 「「「「ウオオオオオオ!!!!!」」」」 みんなの歓声が地鳴りのように響き渡った。 (; A`)「へへ…疲れたぜ…」 (*^ω^)「ドクオ、やったお!ニダー博士に勝ったお!」 (* A`)「ああ!」 ( ´_ゝ`)「「流石だな、ドクオくん!」」(´ _` ) (;´・ω・`)「ちょっと待って!ニダー博士の様子がおかしい!」 ショボンの声に一同静まり返る。 412 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 08 17.70 ID +SzuEiXTO ヽ ∀ 「コワス…コワス…ミンナコワス…」 (;´∀`)「こ、これはマズいモナ!装置のせいでニダー博士の人格がおかしくなってるモナ!」 ヽ ∀ 「コワス…コワス…」 ニダー博士のマシンがソニックブームを放ち始める! (;´_ゝ`)「うおおっ!」 (´ _`;)「このままだと鍾乳洞が崩れ落ちるぞ!」 (-_-;)「お父さんっ…!」 (;´∀`)「ヒッキーくん、近づくと危ないモナ!」 ヒッキーはモナー博士の制止を振り切り、ニダーに駆け寄る。そして1台のマシンを取り出した。 414 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 15 29.72 ID +SzuEiXTO (-_-)「お父さん、見てよ、このマシン」 ヽ ∀ 「コワス…ミンナコワス」 (;´∀`)「ヒッキーくん、ダメモナ!早く離れるモナ!」 (-_-)「ねえ、覚えてる?お父さんが初めて僕にくれたミニ四駆だよ?」 ヽ ∀ 「オトウサン…ミニヨンク?」 ニダー博士の動きが止まる。 (-_-)「そうだよ、このトライダガーX。僕がテストで100点とったからって、ご褒美にくれたんだ」 ヽ ∀ 「………」 (-_-)「あの頃はまだお母さんが生きてて…2人でヒッキーは偉いねって誉めてくれて…」 ヽ ∀ 「オカアサン…ヒッキー…」 417 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 22 26.78 ID +SzuEiXTO (-_-)「それで、夕飯の時間まで2人でいじってて、お母さんに叱られたんだ…」 (-_-)「ねえ、お父さん…」 (;_;)「本当に覚えてないの?僕のことも、お母さんのことも…そんなの嫌だよ…思い出してよ…」 ヽ ∀ 「ヒッキー…」 “ほ~ら、ヒッキー!今日は100点を取ったヒッキーにご褒美ニダ!” “偉いわねぇ、ヒッキーは” “わ~い、ありがとう、お父さん、お母さん!” “早速一緒に組み立てるニダ” 420 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 28 22.76 ID +SzuEiXTO ヽ ∀ 「ヒッキー…」 “あなた~、ヒッキー、お夕飯ができたわよ~…ちょっと、いつまで遊んでるんですか!” “ごめんなさい!” “す、すまんニダ” “もう、あなたまで一緒になって…いつまで経っても子供みたいなんたがら…早く片付けて、手を洗っていらっしゃい。今夜はシチューよ” “は~い” “お父さん、怒られちゃったね” “そうニダね…” “プ…” “フフ…” “アーハッハ!” ヽ ∀ 「ヒッキー…」 424 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 34 37.94 ID +SzuEiXTO (つ_;)「お父さん…?」 ヽ ∀ 「ヒッキー…!」 (;_;)「お父さん!」 ヽ;∀; 「ヒッキー!」 ( (゚∀゚;∩「き、記憶が戻った!?」 (;_;)「お父さん、僕だよ、ヒッキーだよ!わかる!?」 ヽ;∀; 「ああ…ああっ…!ヒッキーの顔を忘れるもんかニダ!」 (;_;)「良かった、記憶が戻ったんだね!」 ヽ;∀; 「ウリは…今までなんてことを…!」 (;_;)「大丈夫だよ!また2人でやり直そうよ!」 426 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 40 36.70 ID +SzuEiXTO ( ;ω;)「おっお…いい話だお…」 (; A`)「お、おい、危ないぞ!」 そのとき、ニダー博士とヒッキーの頭上の岩が崩れて落ちてきた! (;´_ゝ`)「弟者!ツヴァイフリューゲルだっ!」 (´ _`;)「ダメだ!間に合わない…っ!」 ズシンという鈍い音と共に、砂埃が舞い上がった。 (;´∀`)「ふ、2人は無事モナか?」 428 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 45 13.76 ID +SzuEiXTO もうもうと立ち上がった砂埃が次第におさまる。ニダー博士とヒッキーは…。 ( (゚∀゚;∩「ぶ、無事だよ!」 从 ゚∀从「俺たちの親父と弟を」 ミ,,゚Д゚彡「怪我させるわけにはいかねーだろ」 ハインリッヒとフサギコの必殺技が2人を救ったのだ! (; A`)「よかった…」 (;´∀`)「しかしグズグズはしていられないモナ!この鍾乳洞、いつ崩れ落ちるかわからないモナ!」 ヽ`∀´ 「…わかったニダ!出口はあっちニダ!」 \(^o^)/「急ぎましょう」 430 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 02 54 13.36 ID +SzuEiXTO ニダー博士が先頭になって出口を目指す。しかし… ヽ;`∀´ 「ここが出口…だったニダ…」 (;´∀`)「これは…」 崩れ落ちた岩で出口が塞がってしまっていたのだ。 ( (゚∀゚;∩「これじゃあ出られないよ…」 (;´・ω・`)「救助を待つにしていつ崩れるかわからない状況じゃ…」 絶望感が漂い始める。 ( A`)「…みんな、聞いてくれ…俺に考えがある」 ドクオがある考えを皆に伝える。 (;^ω^)「本気かお?」 \(^o^;)/「かなりの賭けです」 ( (゚∀゚;∩「だけど…」 (;´・ω・`)「他に方法はないね」 433 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 04 58.25 ID +SzuEiXTO ( A`)「じゃあ、マシンを出して俺の言う通りにフォーメーションを組んで」 ドクオが先頭に立ち、右後ろにブーン、さらにその右後ろにオワタ。ドクオの左後ろにショボン、さらにその左後ろになおるよ。いわゆる魚鱗の陣と呼ばれるフォーメーションだ。 ( A`)「じゃあ、いくぜ?」 ドクオがマシンのスイッチを入れる。他の4人も頷いてスイッチを入れる。 (# A`)「いくぜ…!」 (#^ω^)「おっお!」 (#´・ω・`)「いこう!」 ( (゚∀゚#∩「いくよ!」 \(^o^#)/「いきます」 5台のマシンが輝きながら、埋もれた出口に突進する!そのとき、5台のマシンと、5人のレーサーは確かにシンクロしていた! エターナルウイング (# A`)(#^ω^)(#´・ω・`)「「「「「永遠の翼っ!!」」」」」( (゚∀゚#∩\(^o^#)/ 437 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 14 31.82 ID +SzuEiXTO ξ゚⊿゚)ξ「ねえ、おじいちゃん、大丈夫かしら?」 / , 3 「うむ、彼らなら心配ない」 ツンと荒巻はドクオたちが心配で鍾乳洞の近くまで来ていたのだ。 ξ゚⊿゚)ξ「だけど今にも崩れそうよ?」 周囲には消防隊や救急隊も来ている。しかし救助作業は難航している。 / , 3 「大丈夫じゃ。彼らを信じなさい」 ξ゚⊿゚)ξ「でも…」 「お、おい!あれを見ろ!」 人々の目線が集中する。そこには岩を突き破り、輝きながらまるで翼のように飛び出す5台のミニ四駆があった。 / , 3 「ほう…!彼ら本当にやりおったわい!」 440 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 28 24.95 ID +SzuEiXTO ~エピローグ~ ( (゚∀゚#∩「僕の勝ちだよ!」 \(^o^#)/「僕の勝ちです」 鍾乳洞でのレースから3ヶ月が経ち、今ではみんな平和な日常を取り戻していた。 (*´_ゝ`)「オワタくん、新作の痛車見せにきたよ~」 (´ _`;)「最近兄者はそればっかりだな」 覆面レーサー及びニダー博士敗れる!のニュースはあっという間にミニ四駆界に広まり、5人のレーサーは一躍有名人になった。 ( ><)「いくんです、ブリッツァーソニック!」 (-_-)「負けるな、トライダガー!」 (=゚ω゚)ノ「僕だって負けないょぅ!」 ( ● ● )「勝つのは僕です」 ヒッキーくんもすっかり明るさを取り戻した。ちなみに覆面レーサーだったことは世間に内緒だ。 444 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 35 11.63 ID +SzuEiXTO 「ブーンお兄ちゃん、あれ見せて!」 ( ^ω^)「おっお!わかったお…」 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーーーーーン! 「すご~い!はや~い!」 ξ゚⊿゚)ξ「有名になっても変わらないわねぇ」 / , 3 「そこがブーンくんのいいところじゃ」 ( ´∀`)「荒巻先生、ちょっといいですかモナ?」 モナー博士は依然としてミニ四駆研究の第一人者として活躍している。 447 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 42 18.50 ID +SzuEiXTO ヽ`∀´ 「フサギコ、こっちのデータをよろしく頼むニダ」 ミ,,゚Д゚彡「わかりました」 从 ゚∀从「博士、こっちはこれでいいっすかねぇ」 ニダー博士は一連の事件の後、深く責任を感じて研究所を閉鎖する決意をした。 しかしハインリッヒやフサギコを始めとする所属レーサー、そしてモナー博士と荒巻にも説得され、研究所を続けることにした。今ではミニ四駆の技術の向上だけではなく、健全なミニ四レーサーの育成にも尽力している。 450 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 48 22.63 ID +SzuEiXTO 「おい、あれがショボンだぜ!」 「やっぱりはえーな…」 (´・ω・`)「…そこの君」 「は、はい!」 (´・ω・`)「タイヤの径を小さくしてみたらどうかな?そしたら今より安定する思うよ」 「あ、ありがとうございます!」 ショボンはマシンの速さは相変わらずだが、かつての人を突き放すような雰囲気はなくなり、多くのレーサーに慕われている。ショボンのことを孤高のレーサーと呼ぶ者はもう誰もいない。 (*´・ω・`)「ハァ…ドクオくんどこにいるのかな…会いたいな…」 453 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 03 54 10.00 ID +SzuEiXTO そして、ニダー博士を一騎打ちで打ち破り、最もその名を上げたドクオは… 「よ~し、レースしようぜ!」 「おし、いいぜ!」 ( )「俺も入れてもらっていいかな?」 「いいですよ」 「あれ、あんたの顔どこかで見たような…もしかして有名な人?」 ( )「俺かい?」 ( A`)「俺はただのしがないミニ四レーサーさ」 今もどこかで愛車のエンペラーを走らせているという…。 ~ミニ四レーサー( A`)のようです~ 完 458 名前: ◆ItodYKFaCM :2008/11/02(日) 04 05 20.62 ID +SzuEiXTO 川 ゚ -゚)「…という話だったのさ」 从 ゚∀从「ふ~ん…。なんだ、男同士がズッコンバッコンじゃないんだな」 川 ゚ -゚)「なんてお下品な。はしたない」 从#゚∀从「お前がいつも読んでるヤツじゃねーか!」 川 ゚ -゚)「まあ、そういうコッテリしたのも嫌いじゃないが…なんだろう、妄想する領域を残したものの方が萌えるだろう?」 从 ゚∀从「いや、まったくわかんね」 川 ゚ -゚)「そうか?」 从 ゚∀从「そうだよ。これだから腐女子ってヤツは…」
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( A`)スレまとめ 121 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 20 45 07.90 ID MkIl+e48O 番外編~ミ,,゚Д゚彡はガキ大将のようです~ ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!俺の勝ちだな!」 「ちぇっ、またフサかよ」 「フサ兄ちゃん速~い」 ここは近所の子供たちが集まる模型屋だ。何をしてるかって?もちろん今大流行のミニ四駆に決まってる! 「ねえねえ、マシン見せてよ、フサ」 ミ,,゚Д゚彡「いいぜ…ほらよ!」 「うわぁ~、すげー肉抜き」 「僕にも見せてよう」 俺のマシンはこの辺りで一番速い。肉抜きだって俺が一番上手い。なんてったってガキ大将だからな! 123 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 20 56 12.24 ID MkIl+e48O 「ところでフサ、あの噂聞いた?」 ミ,,゚Д゚彡「おう!フォックスデパートのミニ四駆大会のことか?」 「うん。結構大きなコースらしいよ」 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!どんなコースだろうと俺様の優勝だぜ!」 俺のレイスティンガーは最強なんだ。負けるはずがない。…と、他の子分が口を挟んできた。 「…そういえばフサ、隣町に住んでる従兄弟から聞いた話なんだけどね」 ミ,,゚Д゚彡「なんだ?」 「隣町の女番長が子分を連れて大会にやってくるらしいよ」 ミ,,゚Д゚彡「女番長?なんだそりゃ。女なのに番長なのか?」 「うん。喧嘩もすっごい強くて、それにミニ四駆も速いんだって」 ミ,,゚Д゚彡「…おもしれえ。返り討ちにしてやろうぜ!よし、お前ら気合い入れていくぞ!」 「「「おーっ!」」」 125 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 03 33.00 ID MkIl+e48O ~~~~~~~~~~~~ 从 ゚∀从「よーし、お前ら、点呼だ!」 「1!」 「2!」 「3!」 「4!」 从 ゚∀从「……1人たりねーな。おい、ドクオはどうした?」 「ドクオは熱出して来れないって言ってたよ」 从#゚∀从「なんだと!あの野郎…今日は隣町のミニ四駆大会に遠征する日だってぇのに」 「熱あるなら仕方ないじゃん」 「ハインってドクオがいないと機嫌悪くなるよね~」 从#゚∀从「うっせーな!黙れ!気合いがたりねーから熱なんか出すんだ」 「そんなめちゃくちゃな…」 从#゚∀从「…まあ、いないもんはしかたねぇ。よし、お前ら、隣町に行くぞ!チャリに乗れ!」 「「「おーっ!」」」 128 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 10 41.02 ID MkIl+e48O ~~~~~~~~~~~ ミ,,゚Д゚彡「よし、こんなもんかな」 俺は机に向かっていた。といっても勉強ではない。モーターを分解して巻き数を増やしていたのだ。 ミ,,゚Д゚彡「へへ、これで今日の大会も優勝いただきだぜ!」 「お~い、フサ~、そろそろ行こうよ~」 外から子分の声が聞こえた。 ミ,,゚Д゚彡「おう!待ってろ!今行く!」 階段を駆け下りて外へ向かう。 ミ,,゚Д゚彡「よし、全員いるな?それじゃあ行こうぜ!」 「「「おーっ!」」」 131 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 23 53.46 ID MkIl+e48O ーーフォックスデパートーー ミ,,゚Д゚彡「おう、すげー人だな」 フォックスデパートの催事場は子供でごった返していた。無理もない。今は空前のミニ四駆ブームなのだ。 「あ、フサ、あいつだよ!隣町の女番長!」 指差さされた方を見てみる。 从 ゚∀从 ミ,,゚Д゚彡「あいつか…」 そこには取り巻きに囲まれて、1人の女が立っていた。ボサボサの髪からのぞく鋭い眼光。たしかにただものじゃなさそうだ。 从 ゚∀从「……!」 目が合って、俺の方を睨んできた。こちらも負けじと睨み返す。 ーお知らせします。ミニ四駆大会に参加する方は、正面の受付カウンター前に並んでくださいー そこへ受付開始を告げるアナウンスが流れた。 「フサ、行こうよ」 ミ,,゚Д゚彡「…ああ」 俺は女番長から目をそらし、受付へと向かった。 134 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 35 39.86 ID MkIl+e48O 受付の列に並ぶ。受付といってもタミヤのジャパンカップのように車検を行うわけではない。 「はい、これが選手番号になるからなくさないでね」 選手番号がかかれたバッジを渡されて終わりだ。 ミ,,゚Д゚彡「へへ、俺のマシンに勝てる奴なんかいねーよ」 手元の愛車、レイスティンガーを見つめる。限界まで肉抜きしたボディ、取り付けられた8個のローラー。そしてコイルの巻き数を増やした特製モーター。地元では負け知らずだ。 ーそれではコースを発表しますー ようやく受付が終わったようだ。いよいよコースがその姿を露わにする。 「「「お~」」」 会場がどよめく。 ミ,,゚Д゚彡「面白そうじゃねーか」 用意されたコースは噂通りに大きなものだった。ループチェンジに巨大バンク、そしてなにより目についたのは超ロングストレートだった。 136 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 46 22.76 ID MkIl+e48O ー番号を呼ばれた選手はスタート位置まで来てくださいー レースが始まった。会場に熱気が充満する。 ミ,,゚Д゚彡(へっ、どいつもたいしたことないな) 「あ、フサ、次は僕の番だ。いってくるね」 ミ,,゚Д゚彡「おう、負けんじゃねーぞ……ん?」 从 ゚∀从 どうやら女番長も走らせるようだ。 ミ,,゚Д゚彡(どんなもんだか見極めてやるよ) 「レディ…ゴー!」 レースがスタートした。 「「「お~!」」」 歓声があがる。そしてその歓声を向けられているのは女番長のマシンだった。 ミ,,゚Д゚彡(なるほど、やるじゃねーか) 139 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 21 59 05.33 ID MkIl+e48O 女番長のマシンはぶっちぎりの速さだった。コーナーも車体をねじ伏せるような強引なコーナリングでクリアしていった。 「ゴール!」 1位はやはり女番長だった。 「あの子速いなぁ」 「女の子なのにね~」 从*゚∀从 周囲の声に得意気にしている。 「ごめん、フサ…負けちゃったよ」 ミ,,゚Д゚彡「…だらしねーな。俺が手本を見せてやるよ」 次は俺の出番だ。 「「「お~っ!」」」 「あいつも速いぜ!」「さっきの子より速いんじゃないか?」 俺ももちろんぶっちぎりで勝った。 ミ,,゚Д゚彡(へへ、どんなもんだ) チラリと女番長の方を見てみる。 从#゚∀从 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!悔しがってやんの!」 「さすがフサだね!」 141 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 05 29.15 ID MkIl+e48O その後も俺と女番長は次々と予選を突破し、とうとう決勝レースまでたどり着いた。 「フサ、頑張って!」 ミ,,゚Д゚彡「おう、優勝してくるぜ」 俺のレーンは女番長の隣だった。 ミ,,゚Д゚彡「よう…」 从 ゚∀从「…なんだよ」 ミ,,゚Д゚彡「お前隣町の番長なんだってな」 从 ゚∀从「ああ。お前がこの辺りの頭か?」 ミ,,゚Д゚彡「おう…。お前のマシンもなかなか速いみてーだが、俺の相手じゃねーな」 从 ゚∀从「言ってろ」 それぞれ睨み合う。 「それでは決勝は始めます。レディ…ゴー!」 144 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 13 05.72 ID MkIl+e48O それぞれのマシンが飛び出す。しかし他の奴らのマシンはたいしたことない。事実上、俺と女番長の一騎打ちだ。 ストレートでは俺のマシンが速いが、どうもバンクでは相手のマシンの方が速いようだ。そして最終回の超ロングストレートに入った。 ミ,,゚Д゚彡「そのままぶっちぎれ!レイスティンガー!」 从#゚∀从「負けるな!マグナム!」 「ゴール!」 結果は…。 ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!俺の勝ちだな!」 「さすがフサ!」 「やっぱり俺達のリーダーだね!」 145 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 19 14.16 ID MkIl+e48O 最後のストレートで俺のマシンがぶっちぎって勝ったのだ。 从#゚∀从「クソ!クソ!」 「ハイン、落ち着けって」 「そうだよ、たかがデパートのレースじゃないか」 女番長は悔しがっている。ざまあみろ。 「優勝者にはトロフィーと商品の大径アルミベアリングローラーが贈られます」 ミ,,゚Д゚彡「お、やったぜ!」 「大径アルミベアリングローラーいいな~」 ミ,,゚Д゚彡「へへ」 そうだ、敗者にねぎらいの言葉をかけてやろう。 147 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 26 41.76 ID MkIl+e48O ミ,,゚Д゚彡「よう」 从#゚∀从「…なんだよ」 ミ,,゚Д゚彡「なかなかいい走りだったぜ」 从#゚∀从「………」 ミ,,゚Д゚彡「まあ、相手が悪かったな。…でも噂の女番長にしてはたいしたことねーな」 从 ∀从「……」 ミ,,^Д^彡「なんだったら俺の子分にしてやろうか?ギコハハハ!」 从 ∀从「……」 ミ,,゚Д゚彡「お、どうした?おいおい、まさか泣き出すんじゃねーだろうな。俺が悪人みたいになるから止めてくれよな。これだから女は…ん?」 从 ∀从「…っせえな」 「お、おい、ハイン!」 从#゚∀从「うっせえつってんだよおおおお!!!」 150 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 33 18.74 ID MkIl+e48O ミ;,,゚Д゚彡「お、おいよせ、バカ、止めろって!髪をつかむな!」 从#゚∀从「うるせえうるせえうるせえうるせえ!!!」 ミ;,,゚Д゚彡「いで、いでで…」 ブチッ! ミ,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚)「……」 ミ,,;Д;)「うわあ~ん」 「ちょ、ハインなにやってんだよ!」 从#゚∀从「帰るぞ!」 「え、あ、うん」 ミ,,;Д;)「ヒック、ヒック…ママァ…」 「うわ…フサってこんなに弱かったのか」 「…がっかりだよな。帰ろうぜ」 「うん」 ミ,,;Д;)「み、みんな…ま、待ってよぅ」 155 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 42 16.53 ID MkIl+e48O ~~~~~~~~~~~~ 从#゚∀从「………」 ヒソヒソ… (なあ、ハインはなんであんなに大径アルミベアリングローラー欲しがってたんだ!) (もう1セット持ってるのにな。欲張りだよな) 从#゚∀从「…おい、お前ら」 「な、なに?」 从#゚∀从「俺は用事があるから先に帰ってろ」 「わ、わかった(良かった、殴られるのかと思った…)」 ピンポーン! 从#゚∀从「………」 J( ー`)し「は~い!あら、いらっしゃい、ハインちゃん。お見舞いに来てくれたの?ドクオなら部屋で寝てるから、会ってやってね」 157 : ◆ItodYKFaCM :2008/10/10(金) 22 49 20.82 ID MkIl+e48O 从#゚∀从「…よお」 (; A`)「ハ、ハイン!ごめんよ、今日はどうしても熱があって…」 从#゚∀从「わかってる。風邪ならしかたねぇな」 (; A`)「う、うん」 从#゚∀从「…おい、ドクオ」 (; A`)「ハ、ハイ!」 从#゚∀从「やるよ、見舞いの品だ」 (; A`)「え…あ、ありがとう……ってなにこれ!?髪の毛?髪の毛だよね!?どうしたの、これ!?」 从#゚∀从「………」 (; A`)「黙らないでよ!怖いよ、なにこの髪の毛!ねぇ、ハインってば…」 番外編~ミ,,゚Д゚彡はガキ大将のようです~ 完
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●Item No:18077 ●本体価格1,000円 ●2013年2月9日(土)発売 【本体内容】 アスチュートJr.のRS版。 シャーシはシルバーのABS製S2。ギヤケースなどのAランナーはガンメタルカラーのABS製。 ギヤは4.2:1。モーター付き。 マンタレイタイプのブラックメッキホイールにレーシングスリックタイヤ装備。 スタンダードラインナップで色つきメッキホイールが標準で付属する初のキット。 メタリック仕様のホイルシールがセット。 タミヤモデラーズギャラリー 2014 会場など、公式イベント限定でレッドメッキバージョンも販売。 価格は1200円(税別)。 【RCについて】 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18077astute_rs/index.htm 【備考】 レーシングミク仕様から2週間経たないうちに発売される、怒涛のアスチュートラッシュで・・・ しかしそちらは発売延期で、どちらが先に発売されるか解らなくなったでござるの巻。 トップフォースは発展型のエボリューションがRS化されたのに、こちらはなぜか初代のRS化である。 選定基準は謎。