約 2,071,288 件
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/33.html
スロープセクション等のアップダウンで姿勢を制御するためのパーツ。 スロープ自体は昔から存在していたものの、当時に比べて速度が飛躍的に向上した近年では、そのままの速度では大きく飛び跳ね、また姿勢を崩しやすくもなった。 ARやMA、FM-Aに標準でスキッドパーツが付いたことからもわかるように、いわゆる立体レースと呼ばれるスロープを用いたコースが公式非公式問わず主流となり、必要性が格段に増した。 素材スポンジ その他スポンジ 硬質プラスチック その他硬質プラスチック ゴム系 その他 ブレーキパーツFRPリヤブレーキステーセット リヤーブレーキ・ローラー リヤースライドダンパー・ブレーキセット アンダースタビヘッドセット ボールスタビキャップ MSシャーシ マルチブレーキセット ゴムブレーキセット ブレーキスポンジセット ARシャーシブレーキセット ブレーキセッティング各部位の説明 セッティング実践ジャンプ時にフロントが上がる、いわゆる「バンザイ」状態になる場合 ジャンプ時にフロントが下がる、「前のめり」な状態になる場合 ノーブレーキ バンクスルー スポンジ加工 余談 素材 スポンジ 適度な減速、強く姿勢制御を行うのによく使われる素材。現在大半のユーザーがお世話になっている。 主にブレーキスポンジセットで入手する。他にも同様の物がMSシャーシ マルチブレーキセット、ARシャーシブレーキセットなどに付属する。 ・ホワイト(レッド) 高速マシンにおけるブレーキの主流。減速効果が強く、テープの食いつきも良い。1、2、3ミリ厚がセット販売されている。それまでブレーキスポンジは両面テープが別で、専用の両面テープは剥がれやすい上に厚みがありすぎて使いにくいと不評だったが、使いやすくなったブレーキスポンジとして瞬く間に主流となった。 派生として、 2ミリ厚のスポンジに、新形状のFRP製ブレーキステーをセットした「FRPリヤブレーキステーセット」 1ミリ厚のスポンジだけを6枚セットした「ブレーキスポンジセット (1mm レッド) 」(限定商品) も販売されている等の優遇を受けている。 2023年1月分からホワイトにカラー変更された。性能は変化なし。 ・ブルー 昔で言うターミナルスポンジ(下記参照)と同質のスポンジを単品販売、かつホワイトと同様3種の厚みの物がセットされ、それぞれにテープが貼られている使いやすさからこちらもよく使われる。「マイルド」とされる通り、ブレーキとしての効きは弱めで、コースやセッティングに応じてホワイトと使い分ける。ブレーキスポンジセット(無印)に付属するグリーンも同様の素材だが、テープがあるこちらの方が遥かに便利なため、ブルーの発売後はグリーンの使用率はさらに減った。 ・グリーン 上記ブルーと同じ素材だが、3ミリ厚しかなくテープも貼られていないため使いづらい。今わざわざこちらを選ぶ理由はほぼ無い。 ・ブラック ホワイトとブルーの中間程度の効きを持つバランスタイプ。効きの調整のために使えることもあるが、2ミリ厚しか無いためホワイトやブルー程は使われていない。 ・グレー ホワイトとほぼ同様の効きだが、劣化が早い、個体差が激しい、2ミリ厚しか無いなど、今ではホワイトに優先して使う理由はグリーン同様ほぼ無い。 その他スポンジ 基本的に上記ブレーキスポンジで事足りるが、どうしても自分のマシンに合うものが無い時に選択肢として考えられる。 ・レストンスポンジタイヤ 少々強度が低いものの、ホワイトやグレーよりも更に強い効きを期待できる。タイヤにしか存在しないので、厚みを調整してタイヤを切って自分でテープを用意して貼る必要がある。 ・ノーマルスポンジタイヤ ブルー、グリーンよりも効きが弱めなため、効きをよりマイルドにしたい時に選択肢に入りうる。ただし現在入手する機会は殆ど無いため、使われる事はまずない。骨董品レベルになった物をわざわざ切って使うくらいなら、上記のブレーキスポンジを使った方が全てにおいて楽。 ・ターミナルスポンジ ゴールドターミナル各種(MS以前の物)に、今で言うブレーキスポンジセットのグリーンと同等の物が昔は付属していた。当時の物を持っていれば流用できなくもないが、やはりテープが貼られていないため使う意味はほぼ無い。 ・ボールベアリングスポンジ 丸穴ボールベアリングは緑色、六角穴ボールベアリングは青色のスポンジに入れて販売されている。 今で言うブレーキスポンジセットのグリーンとブルーと同等の物なので使えなくはない。 ボールベアリングを購入した際のものを保管していた人にとっては活用方法が見つかった・・・と思うかもしれないが小さい上に穴が空いていて使いにくいことこの上ない。あえてこれをブレーキに流用する必要はない。 硬質プラスチック ブレーキというよりスキッド。地面に軽く擦らせて姿勢制御だけを行う際に使われる。アンダースタビヘッドセット、ボールスタビキャップ、フロントアンダーガードなどで入手する。 スポンジでは効きが強すぎる、または芝セクションがあってフロントの引っかかりが気になる場合に出番がある。 ・フロントアンダーガード フロントスキッドとして最もお手軽なパーツ。アップダウンの姿勢制御の他、フェンスにローラーが引っかかるのを防ぐ効果もある。 ビス穴の周りは座繰りされていてビス頭が飛び出さないようになっている。高さは各シャーシの地上高やタイヤのサイズに合わせて2種類付いており、ビス穴が多いため大半のシャーシの様々なセッティングに対応。 通常販売品はシルバーで、限定でレッド、ブルー、ブラック、パープル等があるが、ノーマルがポリプロピレン、低摩擦と書いてある限定品はPOM素材が使われていて、当然性能も異なるので注意。 アンダースタビ、ボールスタビキャップ バンパー下にビスを伸ばしてそこに装着する。 この手のアンダースタビ系はフェンスに乗り上げたら終わってしまうので、点でコースに接触するスタビ自体が時代遅れになって久しい。セッティング次第では使えるかもしれないが、何かしらの対策は必須と言える。 素材の関係でアンダースタビはよく削れる+ビス穴が割れやすい。そういう意味ではボールスタビキャップの方がお手軽と言える。 効き具合はアンダースタビ黄>アンダースタビ青>ポールスタビ≧ギヤスタビ その他硬質プラスチック 通常のGUPでは存在しないバリエーション。各種プラスチックパーツが加工出来ればそれだけ色々なスキッドパーツを作成できる。 ・ギヤスタビ ギヤを加工して自作されたオリジナルのスタビ。アンダースタビやボールスタビキャップでは対応しきれない厚みや大きさが必要な時に使われる事がある。当然自作しないと入手出来ない。点接触なところ、フェンス乗り上げに弱いところなどは上記アンダースタビ系と同様。 ゴム系 今となってはわざわざ使う理由も無くなってきたが、どうしても更に強くブレーキを効かせたい場合に使われる。減速させやすい上に耐久性も高いが、ゴムなので重い。ブレーキという低い位置に装着する都合で重心調整には便利かもしれない。 ・ノーマルゴムタイヤ 入手がしやすい普通のタイヤを切ってFRPプレート等に貼り付ける。ゴムブレーキとしては主流と言える。 両面テープが剥がれやすい場合、瞬間接着剤を塗って乾燥させればプライマーとして機能し、両面テープで十分に固定できる。 ・ソフトタイヤ ソフトタイプのタイヤを切って装着する最強の効力を持つブレーキ。 両面テープが殆ど効かないので、瞬間接着剤用のプライマーを塗布した後に瞬間接着剤を塗り乾燥させて、両面テープで貼る。穴を開けてビスで固定する方法もある。 ・ブレーキゴム リヤーブレーキ・ローラー、リヤースライドダンパー、ゴムブレーキセット等で入手する。 筒状のパーツを下に向けて装着する。効きの違う2種のゴムがあり、硬めの消しゴムのようなピンク(強)、砂消しゴムのようなグレー(弱)がある。 その他 ・マルチテープ 紙製のテープであり、名の通りマルチな対応が出来る。 スポンジを完全に覆って効き具合を調整する、剥がれ防止に先端だけ覆う等、色々な使い方が考えられる。 ・FRP FRPやカーボンプレートは、普通はその下にスポンジやゴムを貼るための基盤として使われるが、スキッドパーツのバリエーションとしてプレートだけを使う場合もある。 その場合は「面取り加工をする」「マルチテープを貼る」「座繰り加工をして皿ビスを使う」等でコースを傷つけないようにする必要がある。 ・スキッドシール 滑りやすいPET製の透明シールで、フェンス乗り上げ防止用ステーやブレーキステーの表面に貼ることで、ブレーキスポンジとは逆に速度を抑えないで姿勢制御が出来る。 着地にストレートが長く続くような高速コースでノーブレーキセッティングにする場合に使える。 ブレーキパーツ ブレーキを装着するために使うパーツ。昔は筒状のゴムを装着するためのリヤステーが登場していたが、現在はシャーシの下に付けたFRPプレートにスポンジを貼るパターンがほとんど。 FRPリヤブレーキステーセット ブレーキスポンジを貼る面積が大きく、ローラーと干渉しにくい形状のFRP製ブレーキステーで、マスダンパーなどのパーツが取り付けられる穴も多く開いているのも特徴。リヤステーが1点留めのシャーシを除き全てのシャーシに使える汎用性の高さが売り。 "リヤ"とあるが、フロントにも使いやすい。 普通にスポンジを貼る、スポンジを貼らずにスキッドプレートとして使うなどの他に、シャーシのバンパーをカットしてこのプレートを土台にし、そこにFRPを切ったり削ったりした自作ギミックバンパーを使うための土台としても優秀。 リヤーブレーキ・ローラー ブレーキパーツとしては最初期の物と言っていいリヤステー。 ステーのマウント部の先にブレーキを取り付ける筒があり、ノック式消しゴムのようなブレーキパッドを詰めて使う。 当時としては強度もそこそこあり、単純に使いやすいリヤステーとしての意義もあった。 2種類のブレーキゴムから選んで効きを調整する。 パッドの設置面積が小さく、今時のブレーキより効きは弱め。 リヤースライドダンパー・ブレーキセット 通称スラダンブレーキ。 リヤーブレーキ・ローラーのローラーステー部分をスライドダンパー化したもの。 ステーがアルミ製で強度が高くなり、スライドダンパーで衝撃を吸収できる。 出た当初よりもスライドダンパーの価値が認知されており、旧シャーシ限定かつ無加工レギュなどといったレースでなら今でも使いやすい。 付属のブレーキパッドは何故かピンク(強)のみになっている。 アンダースタビヘッドセット ショートスタビローラーの先端を単独パーツ化し、2種類の長さから選べるようにしたもの。 立体レース黎明期にはよく使われていたが、今では点接触のスタビ自体が使われなくなった。 最近は専ら別の使い方で活用されている。 ボールスタビキャップよりやや抵抗強め。 ボールスタビキャップ スタビライザーポールの先端を単独パーツ化したもの。カラーバリエーションが非常に多く、好きな色を選びやすい。 アンダースタビヘッドと同じく今では下方向に使われることはほぼ無いが、上面に飛び出たビス先端を保護するキャップとしてはよく使われる。 ある意味では原点回帰したとも言える。 MSシャーシ マルチブレーキセット その名の通りMSシャーシ用のリヤブレーキ。付属のスポンジは黒と灰色。黒はブレーキスポンジセット付属の物と同じだが、灰色は全く違う物となっている。 複雑な形状をしておりパーツ点数も多いが、ビスの取り付け位置、ブレーキパッドステーの数、スポンジの種類などで効きを細かく調整できる。 ビス穴の幅が2点止めリヤステーと一緒なので、後発の大半のシャーシに流用可能。 今ではもっと優れたブレーキセッティング方法がいくらでもあるので、このパーツをそのままブレーキとして使うことはほぼ無いが、そのパーツ点数と形状からパーツそれぞれが様々な活用方法を見出されている。 ゴムブレーキセット 筒状ゴムブレーキ(上記ゴムブレーキ参照)を装着するために、ブレーキ装着部分だけを抽出したようなパーツ。 やはり立体レース黎明期のパーツであり現在はブレーキとして使われることは無いが、この装着部分をスタビとして販売した「ハイマウントチューブスタビセット」が後に出るという面白い転身を遂げている。 ブレーキスポンジセット 上記の通り現在のブレーキの主流。基本的にはホワイトとブルーの二種類を常備していれば大体のセクションに対処できる。 ミニ四駆のパーツの中でも最も消耗が激しいパーツだが、人によって使う厚みが偏る事も多く、余るスポンジが出てくることも多い。 ついでに付属のプレートとビスセットも余る。本当に余る。値段そのままでいいからプレートとビス無しにしてスポンジだけくれ! ARシャーシブレーキセット ARシャーシ用のブレーキセット。リヤステーの仕様が近いMAの他、工夫次第で他のシャーシにも装着可能。 5mm幅にカットされた黒、灰色(こちらの灰色はブレーキスポンジセットの物と同じ)スポンジが付属し、スポンジをセットする部分に貼り付けて使用する。 MSシャーシ マルチブレーキなどよりも姿勢制御を考慮した形状になっていて、ARシャーシに付属するスキッドバーの発展型パーツとなっている。 あちら同様付け方のパターンを選んで効き具合やタイヤサイズに合わせた調整が可能だが、付け根の強度が低く壊れやすいのがネック。 初心者にはありがたいが、いかんせん立体レース攻略がこなれてくる前の時代のパーツなため、説明書通りの付け方ではバンクスルー(後述)が出来ないので上達するにつれて使わなくなる。 ブレーキセッティング フロントブレーキ、リヤブレーキ、応用として腹ブレーキが存在する。ブレーキは低くかつタイヤの設置点から離すほど接地時間が長く効果を発揮する。装着する際は最低地上高(タイヤ以外の部分が路面から1ミリ)に注意。 装着時は左右の高さの違いにも注意。スロープ等で思わぬ挙動を起こし、横転したりコースアウトする恐れもあるのでスロープでブレーキがどう当たるかはチェックしておく必要がある。 各部位の説明 ・フロント フロントアンダーガードやFRPリヤブレーキステーセットを使ってスロープ入口で擦らせる。バンクとスロープが併設されたコースでは、バンクでは効かずスロープだけで効くように綿密に調整する(バンクスルーという。後述)ことが重要である。 ただし、ジャンプで前傾姿勢になるマシンは前転など思わぬ事故の危険が大きいため調整が必要。 最近ではほぼ使われないが、軽く仕上げたいならスタビキャップ等を使う方法もある。 どんなブレーキセッティングにするにしろ、フェンスに引っかけて乗り上げないように注意が必要。 ・センター 腹ブレーキと呼ばれる方法。シャーシの腹(シャーシ裏側中央部)にゴムやスポンジを貼り付けたもの。コースの凸状となっている箇所でしか効かないため理想的なブレーキと考えられたが、実際には殆ど接触しない。腹ブレーキは最低地上高に注意(特に小径マシン)。 ・リヤ ARシャーシブレーキセットやFRPリヤブレーキステーセットを使えば手軽にブレーキ基盤が作れる。なのでそこにスポンジを貼り付けるのが基本となる。 強めに効かせるのが一般的とされていることも多かったが、コースやそのマシン特有の癖次第ではフロントにブレーキスポンジを使用し、リヤ側をプレートだけで済ます方法も使われる。 セッティング実践 冒頭にもある通り、ブレーキは姿勢制御の為に装着される。 立体攻略の要であり、ジャンプの姿勢が悪いと、いくらタイヤやウェイト、サスペンション改造などで跳ねを抑止しても、転倒したりコーナーで姿勢を崩してコースアウトすることは十分にある。 フロントアンダーガード ARシャーシブレーキセットといった基本形こそ存在するが、 それだけでは済まないような厳しいセクション、高速化したマシン等に対してはもっと別のブレーキセッティングを施す必要がある。 マシンの特徴、つまり使用シャーシやローラーセッティング等で重心や飛び方の癖等がそれぞれ違ってくるので、 悪い癖を修正して綺麗にジャンプさせることになる。 ジャンプ時にフロントが上がる、いわゆる「バンザイ」状態になる場合 基本形とは逆に、フロントのブレーキを強めてリヤのブレーキをあえて弱める方法が効果的。 加えてリヤ側のブレーキステーをレギュレーションの限界まで伸ばす、フロントのブレーキが早く、長くスロープに当たるようにフロントのブレーキステーを前方に伸ばす等も視野に入れていい。 調整が極端になって前のめりになりすぎないように注意。特に着地時に芝セクションがある場合、そのまま前転してしまってリタイアする。 ジャンプ時にフロントが下がる、「前のめり」な状態になる場合 基本形にならって、フロントを軽く擦らせリヤを強く効かせるセッティングにすると改善しやすい。 度が過ぎて上記の「バンザイ」状態にならないように、程よい効き具合を模索していく。 ノーブレーキ 速度の水準が低いチューンモーター縛りのルールだったり、タイムをより縮めたい高速サーキットだったり、 または複雑なセクションを一気に飛び越えてしまいたい場合には、ブレーキの摩擦を与えないノーブレーキセッティングが有効な場合もある。 立体レースで言われるノーブレーキとは摩擦を与えないというだけの話であり、ブレーキステー自体全く使わないということではない。 スロープセクションその他ジャンプがある以上姿勢制御は必須であり、ブレーキステーの高さもスポンジやゴムを使わない前提で調整する必要がある。 完全ノーブレーキでなくとも、例えばフロントを青1ミリスポンジのみにし、リヤにスポンジを貼らないと言ったノーブレーキに近い方が安定して完走出来ることもある。 ブレーキというのは強くかければ良いというわけではない(タイムの面でも姿勢の安定性の面でも)というのがブレーキセッティングの難しさ、奥深さであると言える。 バンクスルー ブレーキを装着する際、スロープにだけ当たってバンクには当たらない位置調整をする事。 スロープよりバンクの方が坂が緩やかなのでこういったセッティングが可能になる。 基本的にバンクでブレーキを効かせるメリットは無く、タイムが悪くなるだけなので、バンクのあるコースではこのバンクスルーを確実に行う必要がある。 最低地上高のルールは1ミリ以上となってはいるが、そんなに限界まで下げていても確実にバンクに引っかかり、良好なタイムは望めない。 AR、MA、FM-A等に付属するスキッドパーツもこのバンクスルーを実践出来ている理想的な高さであり、見事な設計である事がよくわかる。 実物のバンクセクションで確認するのが一番確実だが、一部ショップや通販、オークション等で入手出来る「バンクチェッカー」を使用するとバンクスルーの確認がいつでも出来るようになる。 スポンジ加工 ブレーキスポンジをただカットして貼るだけでも効果はあるが、様々な加工を施して効きを強くしたり着地時にブレーキが当たって転倒するのを防いだりも出来る。特性がかなり変わるので普通のブレーキに慣れてから少しずつ手を出すほうがいい。 先端を斜めに切る:フロントブレーキの一番前側を斜めにカットすることで着地時に先端を当てづらく出来る。斜めにカットした場所だけをマルチテープで覆うとスポンジが剥がれにくくなる。 スポンジを熱して加工する:スポンジはライター等の熱で簡単に変形するが、それを利用して斜めに圧縮させスロープに面で当たるようにする。縦に溝を入れたり網目模様を入れることで効きや耐久度を高めるなどのテクニックもある。 熱を与える方法は危険な加工になるため自己責任で。火気厳禁のショップも多いため、そういう場所では絶対にやらないこと。公式戦会場でやるなどもってのほか。 余談 ブレーキパーツも、使う内に摩耗、劣化したり、最悪剥がれたりするため、定期的にチェックして交換する必要がある。コース設置店によっては落し物の大半が剥がれたブレーキということもある。特にコース上に落ちたブレーキはコースアウトの原因となるため他の人にも迷惑がかかってしまう。 また、マスダンパーやサスペンション改造など、着地時の衝撃を吸収する改造と併用すれば、更にアップダウンでの安定性は向上する。 情報古すぎたから大幅修正 -- 名無しさん (2017-10-14 02 57 48) 素材とセッティングの欄は暫定完成。パーツの欄はどう作るか考え中。 -- 名無しさん (2017-10-14 03 54 51) 質問所の回答などをもとにセッティングの項目の強化をしてみました。必要に応じて追記等おねがいします。 -- 名無しさん (2020-06-22 03 39 53) いくらか更新+これからに備えてレッド→ホワイトに変更(抜けはあるかもしれないから気づいたら変更しとく -- 名無しさん (2023-02-26 18 06 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/370.html
( A`)スレまとめ 37 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 23 43.80 ID y5TFtl6CO ( ● ● )「おじゃまします」 (=゚ω゚)ノ「おじゃましますょぅ!」 (-_-)「おじゃまします…」 ( ><)「みんないらっしゃいなんです!」 ( ´∀`)「おやおや、今日はみんなで家で遊ぶモナ?」 ( ><)「そうなんです!みんなでマシンのメンテナンスをするんです!」 今日は日曜日なので家でのんびりしてるモナ。ビロード達は夏休みが終わったばかりで、まだまだ遊び足りないみたいモナ。 子供は元気が一番。いいことモナ。…だけど夏休みの宿題はもう少し計画的にやっておいて欲しかったモナ。最終日に手伝わされて、お父さん疲れちゃったモナ。 38 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 32 49.28 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「僕のスピンアックス、なかなか速くならないょぅ。どうしたらいいんだょぅ」 ( ><)「みんなで考えるんです!」 (-_-)「うん、協力するよ」 ( ● ● )「良いものを持ってきましたよ」 なにやらワカッテマスくんが鞄から取り出した。 ( ● ● )「古本屋さんで見つけたんです」 ( ><)「おもしろそうなんです!」 ワカッテマスくんが取り出したのは、古びたミニ四駆の改造本だった。 40 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 45 56.89 ID y5TFtl6CO ( ● ● )「この本によると、スピードを伸ばすにはレブチューンモーターが良いと書いてあります。ぃょぅくん、モーターは何を使っていますか?」 (=゚ω゚)ノ「トルクチューンだょぅ!レブチューンに変えてみるょぅ!」 ( ´∀`)(まあ、最近のレブは質が良いから、小径マシンに使うならありモナね) (-_-)「あ、僕の使ってるパーツも載ってる。“空力で差をつけろ!エアロハイマウントローラー!”だって」 ( ><)「やっぱり空力は大切なんです!お父さんの持ってる漫画にもダウンフォースが大事だって書いてあったんです!」 (;´∀`)(ミニ四駆程度の大きさじゃ空力は走りに影響しないモナ。それにあの漫画の超理論を信じちゃダメモナ。ああ、教えたい…だけど子供たちの自主性に任せるモナ) 41 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 51 32.42 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「そうなのかょぅ。だったらこれを使うょぅ!」 ( ´∀`)(それは!田宮きっての夢パーツ!) ぃょぅくんが取り出したのは可変ウイングセットだった。 (=゚ω゚)ノ「ちっちゃいウイングと大きいウイングがあるんだょぅ!」 ( ● ● )「大きいウイングの方が効果も大きいと思われます」 (=゚ω゚)ノ「僕もそう思うょぅ!よし、大きい方にするょぅ!」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(関東):2008/09/14(日) 01 57 58.29 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「できたょう!」 ( ><)「かっこいいんです!」 (=゚ω゚)ノ「でもスライドダンパー外しちゃったから、リヤーのローラーがなくなっちゃったょぅ」 (-_-)「なにか良いパーツ載ってないかな…。これは?」 ヒッキーくんの指差したのはリヤブレーキローラーだった。 ( ´∀`)(一点止めのリヤーステーとしてはまずまずの強度モナ。だけど、ローラーの取り付け位置が中途半端で使いづらいモナ) 43 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 04 31.08 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「だけど僕はそのパーツもってないょぅ…」 ( ´∀`)「ぃょぅくん、良かったら僕のをあげるモナ。どうせ使ってないから遠慮することないモナよ」 (=゚ω゚)ノ「ビロードくんのお父さん、ありがとうだょぅ!」 ( ><)「お父さん太っ腹なんです!」 ぃょぅくんがリヤーブレーキを取り付けはじめる。と、ここでワカッテマスくんがなにかに気づいたようだ。 ( ● ● )「ぃょぅくん、そのセッティングだとサイドローラーは壁に当たりません」 45 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 09 58.00 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「あ、本当なんだよう!今まで気づかなかったょぅ」 ( ><)「さすがワカッテマスくんです!」 (* ● ● )「いやあ、それほどでもないです」 (=゚ω゚)ノ「じゃあサイドローラーは外すょぅ。…でもなんだか寂しいょぅ」 ( ><)「ヒッキーくん、その本になにか良い改造載ってませんか?」 (-_-)「ちょっと待って…あ、これなんかいいんじゃないかな」 46 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 14 23.58 ID y5TFtl6CO ヒッキーくんの開いたページには、スタビライザーポールを外側に曲げる改造が載せられていた。 ( ´∀`)(ずいぶん懐かしい改造モナ) (=゚ω゚)ノ「やってみるょぅ」 ( ><)「お父さん、ペンチ貸して欲しいんです!」 ( ´∀`)「いいモナよ。気をつけて使うモナ」 (=゚ω゚)ノ「ありがとうだょぅ!」 47 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 19 29.21 ID y5TFtl6CO (=゚ω゚)ノ「よいしょ…これくらいかょぅ」 ( ● ● )「壁に当ててみるんです」 (-_-)「大丈夫みたいだね」 ( ><)「ちょうどいいんです!」 (=゚ω゚)ノ「ひとまず完成だょぅ!」 ( ´∀`)(微笑ましいモナねえ) (-_-)「あ、このページなんだか書き込まれてるよ」 ヒッキーくんが開けたページは、ミニ四駆の改造本にありがちな、自分のマシンの改造計画を書き込むページだった。 ( ● ● )「きっとこの本の前の持ち主が書いたんです」 49 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 31 25.60 ID y5TFtl6CO ( ><)「見てみるんです!」 (-_-)「えっと…えんぺらーうるとらみらくるはいぱーすぺしゃる。 モーターはトルクチューン。フロントは可変ダウンスラストローラー、サイドはスタビローラーセット、リヤーはリヤースキッドローラーで、ローラーは全部大型アルミベアリングローラー。 ホイールは軽量ワンウェイホイールでタイヤはレストンスポンジタイヤ」 (=゚ω゚)ノ「豪華なマシンだょぅ!」 ( ´∀`)(昔の子供が好きそうな改造モナね) と、そこで台所からお母さんの声が聞こえた。 「みんな~クッキー焼けたわよ~。お父さんは運ぶの手伝って~」 ( ><)「わ~い!お母さんのクッキーはすごく美味しいんです!」 ( ´∀`)「わかったモナ。すぐ行くモナ」 僕はクッキーを取りに台所に行ったモナ。 50 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 02 44 55.48 ID y5TFtl6CO ~~~~~~~~~ (-_-)「あれ?この本名前が書いてあるよ?」 (=゚ω゚)ノ「本当だょぅ!」 ( ● ● )「前の持ち主の名前ですね」 ( ><)「読んでみるんです!えっと……ド…ワ…オ?ドワオって書いてあるんです!」 (-_-)「変な名前!」 (=゚ω゚)ノ「変だょぅ」 ( ● ● )「聞いたことない名前です」 ( ´∀`)「さあ、みんな、クッキーを持ってきたからおやつにするモナ。ちゃんと手を洗ってくるモナよ?」 ( ><)(=゚ω゚)ノ( ● ● )(-_-)「「「「は~い!」」」」 ~~~~~~~~~「美味しいんだょぅ!」 「ビロードくんのお母さんは料理が上手ですね」 「あらあら、ワカッテマスくんありがとう」 「ウチのお父さんはキムチしか作ってくれないよ」 「ケホッ、ケホッ!」「ビロード、まだいっぱいあるからそんなに焦って食べなくても大丈夫モナ。はい、ジュースモナ」 「お父さんありがとうなんです!」 今日も我が家は平和モナ。さあ、明日からも家族の為に毎日仕事を頑張るモナ! ~番外編・モナーの自宅にて~完
https://w.atwiki.jp/keios/pages/32.html
一体誰の発案だったのか、いい大人が集まって第一回ミニ四駆大会が「ガチ」で開催された http //keibi32.hp.infoseek.co.jp/syugou.jpg ボディの飾りつけもガチ http //keibi32.hp.infoseek.co.jp/keihin.jpg 景品も豪華(一部を除く) コースがレンタルと言う事もあり 傷・破損箇所等多々あったが無事コース完成 http //keibi32.hp.infoseek.co.jp/course.jpg が、いざ走らせてみるとコースがミニ四駆の走行する衝撃に耐えられず崩壊 コース崩壊によるリアルマグナムトルネードが多発とカオス状態に陥った しかし、ガムテープでのコース補強・各自セッティングの見直しにより 何とかレースが成立する走行が出来るようになった(途中で足りないパーツをジョウシンに買出しに行く者も) その中でも他の追随を許さない速さを見せ付けたのが三輪号と松井号 本命の一角と思われた三浦号・トミオ号はセッティングの詰めの甘さがたたり、思うような走行が出来なかった レース結果は 個人トーナメント:松井号 タイムアタック:松井号 チーム耐久:松井号&河辺号ペア となった タイムアタック記録 松井 三輪 三浦 とみお やすのり 名木野 11,89 11,93 14,25 15,32 15,79 DNF 一回目の開催という事もあり、様々な問題点等があったが結構盛り上がり楽しいイベント開催となった http //keibi32.hp.infoseek.co.jp/zenin.jpg 記念にぱしゃり(良い笑顔) 編集:松井
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/913.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長154mm ●全幅92mm ●全高39mm ●Item No:95571 ●本体価格1300円 ●2020年10月3日(土)発売 再販時 ●2023年12月9日(土)発売 【本体内容】 エクスフローリーのカラーバリエーション。 シャーシはパープルのMS。Aパーツはブラック。 足回りは小径ローハイト。シルバーメッキのAスポークホイールに、タイヤはサイドプリント入りブラックのスーパーハード。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 https //www.tamiya.com/japan/products/95571/index.html 【備考】 2023年12月に再販。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/299.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長127mm ●全幅81mm ●全高51mm ●Item No:17502 ●1990年12月18日発売 ●本体価格900円(2010年7月10日[土]再販時) 【本体内容】 シャーシはタイプ3を改良した専用シャーシ(通称トラッキンシャーシ)。 この時代のレース用シャーシとしては珍しく、リヤーステーが標準装備されているという、非常に先進的な設計になっている(着脱式だが、現在のものとは企画が違う専用品)。 リヤーステー装備の関係でレーサーミニ四駆と同じボディ装着方法が取れなかったため、ワイルドシリーズと同規格の左右から固定する方式になっている(そのため、ワイルドのボディが装着できる)。 タイヤは、初めて小径スリックタイヤを標準装備。ホイールは銀メッキ仕様。ホイールの直径は、フルカウル標準型ホイールと同じ規格だが、幅やオフセット位置は独自規格の専用品である。 ボディが、左右のキャッチ部分に角度が付けられているので、取り付けたとき前傾するようになっている。 パケ絵のような水平な状態にしたい場合、キャッチの前側(ボディとシャーシの間)に紙を挟むなどしてあげるとちょうど良くなる。 再販版はホイールが小径メッキスポークホイール、タイヤが小径フルカウル標準型に変更されている。 正規のホイール(タイヤは持ってないんですごめん) 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/17502jolly_joker/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/17502 【備考】 トラッキンのレースは年齢無制限だったらしい。 しかし売り上げは伸びず、シリーズはこのジョリージョーカーとサニーシャトルのみで幕を閉じることとなる。 実はボディが、売り上げがヤヴァかった初期シリーズの焼き直し(おそらくフォード・レインジャー4×4)である。 ・・・じゃあ最初から売り上げ伸びないの確定してたようなもんじゃ・・・・・ シリーズが短命に終わり、生産数も多くは無かったため、非常に希少なものとなってしまいかなりのプレミアが付いていた。 2010年7月、待望の再販。 2010年の再販後、公式大会の物販などでメッキ版のキットが販売された。 ボディだけでなくボディキャッチ(左右のマフラー)とリヤステー(全て同じランナーの為)もメッキされている。 本体の指定色はTS-15(X-4)ブルー。 そして2013年、まさかのプレミアム化。 また、モデラーズギャラリーなどのイベントでシルバーメッキボディが販売されたこともあるようだ。 ミニ四駆オンラインの製品ページではなぜかホイールが白になっていた。
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/761.html
【基本データ】 【本体内容】 【漫画、アニメでの活躍】 サイクロンマグナム ミニ四駆BOOKに収録されている漫画「土屋博士物語」に登場。 本編から20年前、若き日の土屋博士が岡田博士、大神博士と共同研究していた時期に開発したマシン。 後のセイバーにつながるようなデザインになっている。 土屋博士の 「自分だけのマシンを作って欲しかった」 という思いから、わざと改造の余地を残して設計していたが、大神博士のマシンの速さを見た子供たちには受け入れられず土屋博士は自分の考えがわからなくなってしまう。 それをパイロット時代の友人に相談するためアメリカ・コロラド州の田舎まで赴いたものの、その友人は既に死去していた。だが、彼の忘れ形見である息子のケニーに出会う。 地元の子供たちにミニ四駆を配ったところ、ほとんどの子が大神博士をまねて作ったマシンばかりを選んだのに対し、ケニーだけが何かに引き寄せられるように土屋博士のマシンを手に取る。 翌日開かれた大会で、ケニーは一度はクラッシュさせられるものの、古時計の歯車でマシンをセッティング、見事に優勝を勝ち取る。 そして、土屋博士は自分の考えが決して間違っていなかったとの思いと共に帰国した。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 【備考】
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/179.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長132mm ●全幅90mm ●全高38mm ●Item No:19410 ●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1996年4月25日発売 【本体内容】 Vマグナムと同じくスーパー1シャーシを採用。 ギヤ比は5 1に加え、4 1が付属。 ギヤケースはグリーン。Vマグナムの改良型なのに、なぜか(軽量化及び軽快な外見イメージ重視?)付属のサイドガードがS1標準型(ブルー)に戻っている。 ホイールはフルカウル標準型のイエロー、タイヤもフルカウル標準型。 ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し10mmを装備。 ボディはVマグナムをベースに、ウイング付け根にあったボックス状ディティールと取り外し可能だったフロントカウル後端およびその取り付け基部をオミット、各部を肉抜き軽量化し、リヤウイングは若干拡大され下向きのウィングレットが追加されている。 その他、公式大会物販限定などでメッキボディのキットもある。 【漫画、アニメでの活躍】 レッツ ゴー無印では原作漫画に1話だけ出てきている。 ファイター自らVマグナムを改良したという設定。 マグナムベースだが、肉抜きしたボディが適度にしなるためコーナリング性能も高く、ファイターの天才的なセッティングにより星馬兄弟を圧倒する走りを見せ、途中のトラブルをものともせずにトップでゴールした。 ちなみに、同話ではメカマンが一瞬だけ出てきている(っても殆どセリフだけだが)。たぶん、レツゴ原作・アニメ含めてメカマンが登場したのはココだけだろう。 アニメ版の無印・WGP編では、シャイニングスコーピオンがファイターのマシンとして設定されたため登場していない。 が、実は劇中BGMに「伝説のマシン VFX」という名前のものがあり、もしかしたら当初のプロットでは登場させるつもりだったのかもしれない。 このマシン自体は、MAX編で登場する堂本サユリ(ファイターの大ファン)がファイターレディに扮した際に「ファイターレディマグナム」として登場。 この際に「ファイター様のマシン」「サユリさんのはファイターマグナムか」という発言があるので、どうやら時期は不明だが原作と同様に「ファイターが自ら改造した」という設定で市販されていたらしい。 しかし、やはり星条旗デザインのステッカーはものすごく作画カロリーが高いらしく、残念ながらものすごく単純な赤青のカラーパターンとなっている。 ミニ四ファイターVでは、さすがにファイターを主役に添えているだけあってレツゴよりも露出が多い。 でもあのローラーのつけ方は無茶だと思うよ、青木先生‥‥(特攻ゾイド少年隊や爆転米の人だからしょーがないか?) 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19410fighter_magnum/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19410 MINI 4WDチャンネル-(You Tube) 【備考】 富士通乾電池のキャンペーンで緑を基調としたステッカーが限定で配布されたことがある。 このステッカーは2006年のモデラーズギャラリーで販売された「ミニ四駆スペアボディジャパンカップ限定ステッカー付」のファイターマグナム VFXボディの方にも付属していた。 やっぱりウイングが折れやすい(オリジナルよりは多少ましだが…) どうでもいいが、発売日がスピンアックスと同じ4月25日である。 おそらくVFXの意味は V→VマグナムのV F→ファイター X→エクストリーム ってファイター被っとるやん。 サイクロンマグナム TRFをはじめとするフルカウル・エアロミニ四駆TRFシリーズ各車は本キットの流れを汲んだレツゴ主役マシンの肉抜きスペシャル仕様キットである。 プレミアム仕様も登場。
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/84.html
現在、ミニ四駆の高速走行のためのセッティングには欠かせない各種FRP。その種類や特性、使いどころなど。 あわせてアルミプレート類も。 FRPプレート類 アルミプレート類
https://w.atwiki.jp/mini_4wd/pages/114.html
TYPE-1(タイプワン) chassis(シャーシ) [基本データ] ホイールべース:80mm 地上高:10mm 使用ドライブシャフト:60mm 対応ギヤ比:5 1、6.4 1、8.75 1、11.2 1 使用カウンターギヤシャフト:ツバつき ターミナル:A型 重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):62.2g(*1) ※ これらの寸法はキットにセットされている部品により異なる。特に限定キットなど。 概要 素材 駆動系 電気系 バンパー サイドガード リヤステー 総合的に見た利点と欠点利点 欠点 総評 余談オフロードにおける強み カラーバリエーション等シャーシ本体 概要 レーサーミニ四駆としての初のシャーシ。 シャフトドライブ構造はこの時点でほぼ確立されていて、基本レイアウトは後の殆どのシャフトドライブシャーシに受け継がれる。 採用マシンの多くが当時のタミヤの看板商品だったRCバギーをモチーフにしている事からも判るように、どちらかというとオフロード向け。 素材 強化素材が使われるずっと前の時代のシャーシだけあり、基本的に全てABS樹脂。 色もほぼ黒ばかりなので色の差による細かい性能差も気にしなくていいが、当時の限定品にクリアカラーの物も存在した。 駆動系 さすがに初期のものだけあって、サーキットでの走行には全く向かない。 走行中にモーターカバーが外れる事も多々ある。 当時は何かの拍子に電源が入った状態で完全停止状態になった際、駆動系すべてがロックした状態になった場合に、モーターとギヤが弾けるように動いてモーターカバーが外れて駆動系を保護するように設計されていたからである。 妙にぴったりと乗るボディも、ボディの内側から部品が飛ばないように設計されていての物。 (なお、モーターカバー取り付け基部の形状が違うバージョンが存在する。 現在手に入る再販品は「コ」のような溝が付いているが、「г」のような形状の溝の物も存在する。) カウンターギヤシャフトもしっかり固定されていないので走行中にブレる。 リヤ側クラウンはシャーシとプロペラシャフト間に全く余裕が無いので、プロペラシャフトを押し付けるようになっている。 まだボールベアリングに対応しておらず、ハトメを装着するしかない。 そしてそのハトメはフロント側クラウンと干渉する。固定もしっかりしたものではない。 非常に地上高が高く重心も高い。レーンチェンジ等の横G性能を問われる場面では非常に不利になっている。 最高速度を上げるにはタイヤの径を大きくしてやればいいが、タイヤを大きくすると、高い地上高がさらに高くなり、 タイヤの径を小さくすると、最高速度は伸びない上、上述の対応ギヤ比にあるとおり、5 1のギヤまでしか使えないので速度では大幅に不利。 タイヤの選別には究極の選択を迫られる事になるので覚悟が必要。 なお、小径を付けても相変わらず地上高は高いままなので、芝をほとんど無視して走る事ができる。 などの点から、サーキットでの走行では大きなハンデとなる。 電気系 ターミナルは他のシャーシと互換性のないAタイプが使われる。 最初期には銀色のターミナルが付属していたが、後の時代に出た再販分などのキットには真鍮と銅のターミナルが付属した。 ゴールドターミナルは当然のように絶版のため当時の物をどうにか入手することになるが、昔のゴールドターミナルは今の物より品質のいい金メッキだったため、そこは有利と言える。 バッテリーホルダーがバーニングサン以外標準で付属しないため、電池が外れやすい。 初期のドライバーフィギュア付きのボディはドライバーフィギュアが電池を抑える構造になっていたり、エンペラーのようなフィギュアが付いていないボディでも、補強用の衝立がバッテリーを抑える設計になっていたりする。 つまり初期のボディと言うのはただの飾りではなく、電池を抑える役目を負ったある意味機能的な部品だったと言える。 その関係でボディがタイプ1シャーシの幅に合う形状になっているため最初期のキットのホットショットJr.やファルコンJr.はタイプ1系以外には載らない。(加工するにしても原型が分からなくなるほど削る必要がある) バンパー コースという概念が無かった時代に作られた最初期型はローラー用のネジ穴が無かったが、程なくしてにローラー穴が設けられた。 また、スラスト角という概念が無かった時代に設計されたシャーシなので当然スラスト角はゼロ。 柔らかいのもあって補強とスラスト角の調整無しでは、現代的な速度にする以前にコーナーで簡単に飛ぶ。 サイドガード 三角状に曲がった棒をシャーシに付けているといった形状で、ローラー用の穴すらない。 リヤステー無しでも後ろのタイヤがフェンスに接触しないというだけの代物であり、1次ブーム当時でさえ何をするにも足りない構造であった。 リヤステー 当然付属しない。シャーシに固定する方法も無改造では存在しない。 GUPで登場した最初のリヤステーと言える「リヤローラー・スタビセット(15027)」(*2)で一応装着出来るが、ボディキャッチ代わりに装着するというとんでもない仕様であるため強度には期待できない。 当時は確かにリヤステーよりもハイマウントローラーの時代ではあったが、あれもあれでボディに装着するパーツであり、そしてやはりその固定の要となるのはボディキャッチ。 まともなリヤステーが必要であれば、井桁のような改造で自分で用意してやるしか無い。 総合的に見た利点と欠点 利点 オフロード向けに設計されたシャーシであり、オフロードでは有利に走れる。 一応芝セクションなどの悪路には強い。重心の高さとどう向き合うかは別問題だが。 欠点 上記の特徴はサーキットにおいてはほとんど欠点であり、サーキットで走らせる上での利点が無いに等しい。 やはり古いシャーシであるため、本体もパーツも入手は困難。 総評 最初期のシャーシでありとにかく作りが古いので、今サーキットでまともに走らせるなら職人レベルの技術と知識が必要。 絶版品であるこのシャーシを入手してそこまでやるのは相当な物好きと言えるだろう。 ただ、オフロード向けマシンが欲しいなら一転して有力シャーシになる。 程よい速度や悪路走破性はサーキットでの走行とは違う魅力が見えてくるだろう。 繰り返すが、当時のタミヤのRCバギーを縮小したような作りであり、良くも悪くもオフロード用シャーシといったところ。 余談 再販品やメモリアルボックス、干支ミニ四駆のおかげで入手が割と楽な時期もあった。 キットの販売が行われていない現在でも新橋タミヤプラモデルファクトリーでシャーシの販売が行われている。また部品請求での入手も可能。その際は金具袋詰めの購入も忘れずに。 オフロードにおける強み このシャーシ特有の軸受けの緩さのおかげで、走行中に多少シャフトが歪んでも平然と走り続ける事も。 昔の改造本にあったように、良い位置でハトメを固定してやるか、精度の高い軸受けを移植しないとどうにもならない。 サーキットではネックとなる、アッパースラスト気味のバンパーもオフロードでは一転して強みとなる。 現在のシャーシでは引っ掛かってしまう障害物、段差や凸凹などもものともせずに走り抜けることが可能。 ギヤ比もパワー寄りの物が揃っており、オフロード向けのギヤ選択としては有効なラインナップ。 当時のマンガン電池とノーマルモーターでのオフロード走行を想定しており、6.4 1スピードギヤと11.2 1パワーギヤの2つがセットされていた(バーニングサンは除く)。 入手困難もいいところだが、GUPのハイスピードギヤセットで上記の組み合わせより少しスピード寄りの5 1のハイスピードギヤと8.75 1のミディアムギヤが入手できる。 ミディアムギヤはともかく、ハイスピードギヤを手に入れたいなら再販品のタイプ3シャーシに付属する物を流用するのが一番手っ取り早い。 カラーバリエーション等 シャーシ本体 ブラック 一番標準的な色。大抵の車種ではこれ。 レッド サンダーショットブラックスペシャルにて採用された色。 クリア ホットショット、FOX、ビッグウィッグなどで透明シャーシエディションが発売された。 このエディションはシャーシが透明なだけではなくスパイクタイヤの水色や黄色が付属する。 また、ロッテ景品にてタイプ1の透明シャーシが同梱された。 青 初期の頃、モデラーズギャラリーなどで販売された。 赤いレーサーミニ四駆という紙のタグで、ITEMナンバーは不明。 シルバー(シルバーグレイ) 2001年の干支四駆(馬)で採用された色。 透明シリコンのスパイクタイヤが付属する。 ホワイト 2003年の干支ミニ四駆(未年)で採用された色。 シャーシの色変えでは定番の色で、よくGUPとして販売されることが多い色だが、このシャーシに限ってはGUPで販売されていたか不明。 色々整理整頓してMAやVZのように見やすくしてみた。オフロードの件も自分で出来る程度には書いたので、あとは詳しい人におまかせします -- 名無しさん (2023-03-06 02 44 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/184.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長132mm ●全幅90mm ●全高37mm ●Item No:19416 ●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1997年3月29日発売 【本体内容】 元々はゲームの特典ボディだった。 こちらは成型色がパールホワイトになっている。 また、ゲームを店頭で予約するとゴールドメッキボディがもらえた。 フロントカウルが完全に別パーツになっていて、外すことでフロントは簡単に大径タイヤに対応できたのだが、その所為でフロントカウル根元の強度が弱く簡単に破損する。 ゲーム限定という触れ込みだったのに後々キット化された。 シャーシはスーパー1。 ギヤ比は5 1に加え、4 1が付属。 ギヤケースはグリーン。 フルカウル標準型のホイール(赤)を装備。 サイドガードはVマシン型になっている。 その他、公式大会など限定でメッキボディ仕様のキットが販売された。 第50回全日本ホビーショー限定のピンクメタリック仕様は、ボディがピンクメッキなのに加えピンクメッキのLPホイール(ディッシュ)とプリント入りのLPタイヤが付属した。 ただし、ボディはどちらかというとパープルメッキに近い色合い。 【漫画、アニメでの活躍】 もともとはSFCのゲームの主役マシン。 本マシンがタイトルを飾るシャイスコこと「ミニ四駆 シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!」は2次ブーム期のミニ四駆ゲームを代表する存在である。 このゲームではクリア後に入手できる隠しマシンとしてゴールドスコーピオンという金色のカラーバリエーションマシンも登場。 こちらは軽量ではあるもののボディの大径化改造ができない=シャイスコにおいて極めて強力な大径タイヤが使えないという致命的な弱点があり、その豪華な見た目や入手難度の高さとは裏腹にぶっちゃけ「遅い」とされる。 後に原作やアニメにも登場し、岡田鉄心先生の開発した最初のZMCマシンということになっている(ちなみに原作のネオトライダガー開発の話で、鉄心がAMC用の釉(うわぐすり)を取り出すシーンで存在が示唆されていた)。 その際に作られた試作品はアニメ無印だと当時小学生だったミニ四ファイターに渡されており、このことが明かされたエピソードの後にもチョイ役としてちょこちょこ登場していた。 原作では中国チーム「光蠍」のチーム全員のマシンとして登場しており、空龍がメインマシンとなったアニメ版でもホァンは引き続きシャイニングスコーピオンを使っている。 この時に「鉄心先生が中国の山奥で陶芸の修行をしているときにZMCを完成させ、その時に作ったシャイニングスコーピオンを陶芸の師匠(後のWGPチャイナチーム監督)に譲り、最終的に山奥でさびしい暮らしをしている孫のホァンへと渡った」というエピソードが明かされている。 このことから、ファイターのシャイスコは2号車かそれ以降のものと思われる。 …が、無印の時点では「10年前に一台だけ試作品が作られた」「ZMCも完成しそうだし試作品作っちゃおうかな~(鉄心談)」という説明だったので、この時点ではその設定はなかった様子。要するに後付け。 ゲームやレツゴ劇中では、速度にあわせてボディのマーキングの色が青から赤へ数段階に分かれて変化するという設定がなされている(ゲームのOPムービーの演出やゲーム本編の仕様などを考えると「走行時間の経過などの各種要因によって色が変化、その色の変化にあわせて速度が上昇する」と言ったほうがより適切かもしれない。OPムービーでは青→赤に素早く色変化した次の瞬間3倍の速さに猛加速してマグナム・ソニックを抜き去る本マシンの姿が描かれている)。 以前は塗装で再現するユーザーもいたが、現在はなんとプレミアム版のカラーバリエーションと言う形で(限定とはいえ)全色のキットが発売されている。 爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers 第6話にも登場。 三国建設で働く青年「たかし」が、藤吉との勝負で使用した。 1話のピーターと違い、明確に「シャイニングスコーピオン」と言うマシン名を言っていた(なお色が変わる機能はなかった)。 レッツ&ゴー 翼 ネクストレーサーズ伝にも登場。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19416shining_scorpion/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19416 【備考】 キットはゲームにボディのみ、限定で付属するもの・・・のはずだったが、のちに一般発売された。 このボディ欲しさにゲームを無理して購入した子供たちも多く、それが後々フルキットで発売されたとなると(一応、ゲーム付属のボディはパールホワイト成型で、通常キットはただのホワイトという差はあったとはいえ)当時どれだけの子供たちにトラウマを植えつけたことだろう・・・ また、予約特典だったゴールドメッキボディも(数は少なかったとはいえ)GUPで販売された・・・ シャーシをS2に変更したリメイク版「シャイニングスコーピオン プレミアム (スーパーIIシャーシ)」がある。 このプレミアム版はステッカーとギヤケース、タイヤの色を変えたレッドバージョンとピンクバージョンとバイオレットバージョンがカラーバリエーションとして展開され、以前は塗装などで再現するしかなかった色違いが手軽に再現できるようになった プライズ版も登場。 バリエーションとして、本マシンと同じくゲーム特典として登場したシャイニングスコーピオンX、その一般販売(もはやお約束)版といえるストームクルーザーがある。 2020年リリースのスマホゲーム「ミニ四駆 超速グランプリ」では3代目アプリアイコンを務める。