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4 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 12 11.56 ID y5TFtl6CO ( A`)「こんにちは」 俺は今日も荒巻模型にやってきていた。 ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃい。ブーン達はまだ来てないわよ」 ( A`)「あ、そうなんですか」 店内を見回してみる。確かに俺以外の客はいないようだ。 ξ゚⊿゚)ξ「こないだの大会でお客さん増えるかと思ったんだけどねえ…」 (; A`)「はあ…」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、まだ早い時間だしね。…そういえばあんた他にやることないの?」 (; A`)「ハハ…」 痛いところを突かれてしまった。彼女も友達もいない、アルバイトもしていない。俺は大学の長い夏休みを持て余していた。 5 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 14 47.90 ID y5TFtl6CO ミ,,゚Д゚彡「オッス」と、そこへ予想外の客がやってきた。 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!もう私には付きまとわないって約束だったでしょ?」 ツンさんが激高する。フサギコはブーンとのミニ四駆レースに敗れ、二度とツンさんに近寄らないと約束していたのだ。 ミ,,゚Д゚彡「いや、今日はそうじゃなくてよ…」 フサギコがチラッと俺の方を見る。 (; A`)(目が合った!) ミ,,゚Д゚彡「おう、おまえ、ドクオっていったっけ?」 (; A`)「は、はい。なんでしょう?」 何故か俺に話しかけてくるフサギコ。正直コイツは俺の最も苦手にするタイプだ。できることなら構わないで欲しい。 7 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 18 22.26 ID y5TFtl6CO ミ,,゚Д゚彡「おまえこの前のレース3位だったよな?」 ( A`)「…え、まぁ、一応」 この男は俺になんの用があるというのだろう。 ミ,,゚Д゚彡「あのよ…その、なんだ……どうしたら速くなる?」 ( A`)「え?」 フサギコの口から飛び出したのは意外な言葉だった。 ミ,,゚Д゚彡「だからよ、どうしたら俺のミニ四駆は速くなるんだ?」 (; A`)「えっと…それを聞きにわざわざ来たの?」 ミ,,゚Д゚彡「おう、そうだ」 どうやらフサギコは本気なようだ。どうしたらいいんだろう?俺はツンさんの顔を伺ってみる。 ξ゚⊿゚)ξ「…教えてあげたら?お客さんとして来たなら追い出すわけにもいかないわ」 (; A`)「…え、ちょ、待って…」 教えるといっても俺も復帰したばかりだし、それになによりフサギコは俺の苦手なタイプなのだ。 8 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 19 57.67 ID y5TFtl6CO ミ,,゚Д゚彡「頼むよ、すぐにヤレる女紹介してやっからさ」 (; A`)「ヤ、ヤレ…」 ミ,,゚Д゚彡「なあ、教えろよ」 どうも引き下がりそうにない。仕方ない、教えるしかなさそうだ。 (; A`)「えっと…じゃあ、とりあえずフサギコ…さんのマシンを見せてくれる?」 ミ,,゚Д゚彡「フサでいい。おう、こいつだ」 フサギコからレイスティンガーを受け取る。 ( A`)「…なるほど」 9 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 23 22.89 ID y5TFtl6CO フサギコのマシンは俗にいう夢パーツを満載したマシンだ。 ワンウェイホイール、レストンスポンジタイヤ、スライドダンパーetc.どれも第二次ブーム時に流行ったパーツだ。 ( A`)「う~ん…こういうパーツはあんまり効果ないんだよね。それにパーツ付けすぎで重いのに、トルクの少ないレブチューンじゃまともに加速できないね」 ミ,,゚Д゚;彡「げ、そうなのか?でもボディ肉抜きして軽量化してるぜ?」 フサギコの言うとおり、レイスティンガーのボディは綺麗に肉抜きされ、丁寧にメッシュが貼られていた。 ( A`)「あ、肉抜き上手いんだね…」 12 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 26 06.80 ID y5TFtl6CO ミ,,^Д^彡「だろ?子供の頃近所で一番上手かったんだぜ?」 自慢気にフサギコがいう。あんまり嬉しそうなので、少し肉抜きしたくらいでは速度に影響ないということは伏せておく。 ミ,,゚Д゚彡「で、どうしたらいいんだ?」 ( A`)「うん…基本的なセッティングから教えるよ…」 ………。 ミ,,゚Д゚彡「これでいいのか?」 ( A`)「うん、さっきよりは全然速くなってると思う」 俺が教えたのはFRPプレートを使ったバンパーの強化や幅出し、お勧めのベアリングローラーやタイヤ、ホイールなどといったごく基本的なことだった。 14 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 28 50.72 ID y5TFtl6CO ( A`)「ほとんどショボンやブーン達からの受け売りだけどね。俺のマシンはMSだからフサ…くんの使ってるスーパー1シャーシは良くわからないし。ショボンやモナーさんが詳しいよ」 ミ,,゚Д゚彡「おう、ありがとよ。じゃ、早速走らせようぜ」 そういうフサギコはレイスティンガーを持ってコースに向かう。 ミ,,゚Д゚彡「……」 フサギコがこれまでにない真剣な表情を見せる。 ミ,,゚Д゚彡「行けっ!」 レイスティンガーがスタートした。まずまずといったスピードだが、この前よりは格段に速くなっている。 15 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 29 40.18 ID y5TFtl6CO ミ,,^Д^彡「ギコハハハ!速い、速いぞ!」 レイスティンガーはコースアウトすることなく無事に3周してゴールした。 ミ,,^Д^彡「見たか!俺のマシン速くなっただろ?ありがとよ、ドクオ!」 俺の背中をバシバシ叩きながらフサギコが言う。 (; A`)「わ、わかった!わかったから叩かないで…痛い…」 喜ぶのはいいけど、俺の背中は太鼓じゃない。 ミ,,゚Д゚彡「おう、悪かった…嬉しくてよ」 ( A`)「そういえばどうしてマシンを速くしたいの?ブーンとまた勝負して勝って、ツンさんと付き合いたいの?」 俺はさっきから思っていた疑問をぶつけてみる。 16 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 33 48.39 ID y5TFtl6CO ミ,,゚Д゚彡「…いや、今度はツンちゃんは関係なくてよ…」 ミ,,゚Д゚彡「子供の頃は一応そこそこ速い方でよ、それなりに自信もあったんだぜ?」 だけどよ、とフサギコは続ける。 ミ,,゚Д゚彡「この前の勝負、俺のマシンは完璧に負けた。ブーンだけじゃない、他のマシンと比べても明らかに遅かった」 さらにフサギコは続ける。 ミ,,゚Д゚彡「なんていうかよ、悔しかったんだ。もっと速くしたいって思っちまったんだ」 ( A`)(こいつ…そんなに悪い奴じゃないかもな) 俺はフサギコに少しだけ親近感を抱き始めた。 19 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 35 55.11 ID y5TFtl6CO ( ^ω^)「おいすー!」 (´・ω・`)「こんにちは」 と、そこへブーンとショボンがやってきた。 (#^ω^)「フサギコ!お前がどうしてここにいるんだお!もうツンには付きまとわないって約束だお!」 ( A`)「あ、ブーン、実は…」 (#^ω^)「ストーカーは立派な犯罪だお!警察に通報してもいいんだお!」 (; A`)「ブーン、俺の話を…」 ミ,,゚Д゚彡「…いいんだ、ドクオ。今日はもう帰るぜ。邪魔したな」 そういうとフサギコは帰っていった。 (#^ω^)「早速約束を破るなんてなんて奴だお!」 (; A`)「いや、今日は客として来てたみたいだよ?」 20 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 38 39.19 ID y5TFtl6CO (#^ω^)「そんなのツンに近づく口実に決まってるお!」 (´・ω・`)「正直僕も彼はあんまり信用できないね」 フサギコへの風当たりは強いようだ。 「「「こんにちはー」」」 と、元気のいい声が店内に響きわたる。( ^ω^)「お…あの子達は…」 店内に入ってきた子供たちは、この前行われた大会の参加者だった。 「あ、コースあるぜ!」 「でもこの前より小さいぜ?」 「それでもいいよ、走らせよう」 と、そこで子供達は俺達に気づいたようだ。 「ねえねえ、この間のブロッケン見せてよ!」 まずはショボンが捕まった。 21 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 42 37.03 ID y5TFtl6CO (´・ω・`)「いいよ…はい」 「すげー!シャーシが反対向きになってる!」 「俺にも見せろよ!」 マシンを取り合うようにして観察する子供達。 (;´・ω・`)「あ、あ、あんまり乱暴にしないでね」 今度は俺とブーンのところにもやってくる。 「ねえ、どうしたら速くできるの?」 「走らせてみせてよ!」 (;^ω^)「おっお、わかったお。わかったからブーンのお腹をつつかないでくれお」 (; A`)「え、あ、俺もそんなに詳しくないんだけどね…」 それからしばらくの間、俺達は子供達にアドバイスをしていた。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、混んできたわね」 23 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 45 29.26 ID y5TFtl6CO 気がつくと店内には他にも何人かお客さんが来ていた。やはりこの前の大会の参加者のようだ。 / , 3 「おや、ずいぶんたくさん買っていかれるんですのう」 「ハハ、この前走らせてからどうも火がついてしまいましてね」 カゴいっぱいにパーツを入れている人もいる。 ( ^ω^)「おっお、商売繁盛だお」 ξ゚⊿゚)ξ「みんなありがとう。おじいちゃんも嬉しそうだわ」 ( ^ω^)「おっお、いいんだお。荒巻模型にはいつもお世話になってるし、当たり前なんだお」 (´・ω・`)「そうですよ。今度大会開くときも手伝いますからね」 ( A`)「うん、俺も」 24 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 48 46.95 ID y5TFtl6CO ξ゚⊿゚)ξ「みんな……ありがとう」 ツンさんはいつになくしおらしい。 ( ^ω^)「おっお、ツンが素直だとなんだか変だお」 と、ブーンがここで余計な一言を口にする。 ξ#゚⊿゚)ξ「…なんですって?」 (;゜ω゜)「痛い!痛いお!ブ、ブーンが悪かったお!だからほっぺたつねらないでくれお!」 どうやらいつものツンさんに戻ったようだ。 (´・ω・`)「ところでブーン、ドクオくんに話があったんじゃなかったかい?」 (※^ω^)「そうだったお」 ( A`)「俺に話?」 いったいなんだろうか。 26 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 53 29.32 ID y5TFtl6CO ( ^ω^)「そろそろ夏休みが終わるおね?」 ( A`)「うん」 ( ^ω^)「夏休みが終わって少しすると学園祭があるのは知ってるお?」 ( A`)「あ、そうなんだ…」 正直大学で空気のような存在の俺にとって、学園祭なんてものには興味がなかった。 ( ^ω^)「おっお、あるんだお。そこで、ブーンたちでミニ四駆レースを開かないかお?」 ( A`)「え!…でもサークルとかじゃなくても参加できるの?」 (´・ω・`)「その辺も調べてあるよ。実行委員会の審査を通れば大丈夫らしい」 27 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 54 57.39 ID y5TFtl6CO ( A`)「そっか…面白そうだね」 ( ^ω^)「おっお、じゃあドクオも参加してくれるかお?」 ( A`)「うん。参加する」 それまで学園祭なんて興味がなかった。どうせ1人で構内の隅っこの階段に座って焼きそばを食べるくらいで終わると思っていた。 しかし、ブーン、ショボンとミニ四駆大会を開くなら、楽しくなりそうな予感がした。 ( ^ω^)「おっお、それじゃあよろしくだお!…そういえばまだドクオの携帯番号とアドレス知らなかったお。教えてもらってもいいかお?」 ( A`)「あ、うん」 ( ^ω^)「おっお、じゃあブーンから送るお。ショボンとツンのも一緒に送っていいかお?」 28 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 00 57 59.66 ID y5TFtl6CO (´・ω・`)「よろしく頼むよ」 ξ゚⊿゚)ξ「構わないわ」 ( ^ω^)「お、わかったお」 3人の番号とアドレスが送られてくる。カーチャン以外の人を登録するのは初めてだ。 ( A`)「今度は俺が送るね」 俺の番号とアドレスを3人に送る。 ( ^ω^)「お、届いたお。…そうだお、モナーさん達にもドクオのアドレス教えていいかお?」 ( A`)「あ、うん、お願い」 しばらく話をしたり、マシンを走らせたりしたあと、俺達は解散した。 30 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 00 33.31 ID y5TFtl6CO ( A`)「ふぅ…」 家について一息つく。と、携帯が光っているので取り出してみる。メールが何通か届いているようだ。 「ドクオ、これからもよろしくだお!」 「よろしくね、ドクオくん」 「友達少なそうだから、一応メールしてあげるんだからね!」 「ドクオくん、モナーだモナ。これからもよろしくモナ」 「なおるよだよ!よろしくだよ!」 「ふっふっふ ドクオくん 私が 誰だか わかるかな? フヒヒヒヒwwwみんなのwwwwアイドルwwwwオワタだよwwwwwwwwよwwwろwwwwしwwwwくwwwっうぇうぇwwwwwwww」 ( ∀`)「おお!みんなからメールが来てる!」 31 : ◆UcHUIyQWbY (関東):2008/09/14(日) 01 06 05.31 ID y5TFtl6CO 今までメールといえば迷惑メールしか来なかった俺の携帯にメールが来ている。自然と頬が弛むのを抑えられなかった。 ( A`)「返信しなくちゃな。…よし、5通全部返したぞ」 最後のメールは見なかったことにした。 ( ∀`)「へへ…今日はもう寝るか」 おやすみ、誰にともなく呟いて電気を消す。 カーチャン、俺、この町でなんとかやっていけるかもしれない。
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その名の通りミニ四駆展示場 マシンをうpしたりワイワイ楽しんだりしてくらはい 画像を貼り付ける際 上の編集を押してこのページを編集を押す 編集画面がでるので以下を貼り付けたい場所に入力する あとページ保存を押す前に画像の文字を入れ忘れるのを忘れずに ↓ #ref(ここにURL,width=横のサイズ,height=縦のサイズ,title=タイトル) 会話スペース 気が付いたら研究所で研究してたり 大会に参加させられてた。 -- J (2008-10-09 22 23 43) なにこれ俺のマシンが乗ってるよこれ -- どM (2008-10-25 04 55 16) ミニ四駆 会話フォーム!
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( A`)スレまとめ 4 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 13 06.96 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「さて、着いたぞ」 俺は今日も荒巻模型店に来ていた。 ここ最近ちょっと通いすぎな気もするが、大学生の春休みは長く、バイトは深夜だし、昼間は他にすることもないのだ。 ( A`)「こんにちは」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、いらっしゃい」 ( A`)「あ、今日は子供たちが来てるんですね」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ、小学校も春休みに入ったらしいわ」 ミニ四駆のコースの周りには4人の子供たちが陣取って楽しそうにマシンをいじっていた。 ( ><)「あ、ドクオお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ( A`)「こんにちは、ビロードくん」 6 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 15 08.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) この子はビロードくん。ここ荒巻模型店の常連、モナーさんの息子だ。 ( ● ● )「こんにちは」 (=゚ω゚)ノ「こんにちはだょぅ」 (-_-)「こんにちは…」 この子たちはビロードくんの友達のワカッテマスくん、ぃょぅくん、ヒッキーくん。 みんな今年から小学4年生になる同級生だ。 ( A`)「ブーン達はまだ来てませんか?」 ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは確か今日はバイトだって言ってたわ。ショボンはわからないけど」 ( A`)「そうなんですか」 コースを使いたいところだが子供達が楽しんでいるから少し遠慮しよう。 9 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 16 42.08 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「また負けちゃったんです!」 (=゚ω゚)ノ「やっぱりワカッテマスくんは速いょぅ」 (-_-)「もう大人にも勝てるよね」 (* ● ● )「いやあ、そんなことないんです」 ( A`)(相変わらず仲良いなぁ…) 子供達の様子を微笑ましく眺めていたのだが…。 ( ><)「セッティング換えるんです!え~と…フロントは…」 ( ● ● )「あ、そのフロントスライドダンパーは止めた方がいいです」 ( ><)「そ、そうなんですか?」 ( ● ● )「強度的にも精度的にも良くないし、そもそも減速の為のパーツです。スピードアップには繋がりません」 10 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 17 56.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「フロントは後回しにするんです!タイヤを…」 ( ● ● )「あ、あ、スポンジタイヤは抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなるからダメです!」 (; A`)(ワカッテマスくん小学生なのに詳しいなぁ…) ワカッテマスくんがビロードくんにアドバイスをする。しかしビロードくんは釈然としない様子だ。 ( ><)「でもグリップ力があった方が…」 ( ● ● )「ダメです。しかもスポンジタイヤは変形しやすいし、跳ねやすいからゴムタイヤの方がいいです!」 (;><)「でも…」 11 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 06.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「あ、あとそのワンウェイホイールも重いし精度が悪いからダメなんです」 ( ><)「……」 ( ● ● )「それからそのエアロハイマウントローラーも強度が弱いし、そもそもミニ四駆程度の大きさじゃダウンフォースは…」 ( ><)「……いんです」 ( ● ● )「?なんですか、ビロードくん?」 (#><)「うるさいんです!」 (; ● ● )「な…」 (# ● ● )「せっかく人が親切に教えてあげてるのになんですか!そんなんだからいつまで経っても遅いんです! 僕の言うとおりにすれば速くなるんです!」 (#><)「うるさいんです!僕は僕の好きなようにマシンを組みたいんです!」 12 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 54.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;=゚ω゚)ノ「ふ、2人とも止めるょぅ!」 (;-_-)「そ、そうだよ、喧嘩はよくないよ」 ぃょぅくんとヒッキーくんが仲裁に入るが… (#><)「2人には関係ないんです!」 ビロードくんが振り回した腕が偶然ぃょぅくんの頭に… ボカっ! (=゚ω゚)ノ「……」 (=;ω;)ノ「うわああああああん!!」 (;><)「ご、ごめんなんです、ぃょぅくん!わざとじゃないんです!」 (# ● ● )「とうとう暴力まで振るいましたね!最低なんです、ビロードくん!」 (#><)「わざとじゃないって言ってるんです!」 14 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 22 31.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) ビロードくんがワカッテマスくんに飛びかかる。 (# ● ● )「イテテ…やりましたね!それならこっちだって…えい!」 ワカッテマスくんも応戦し、取っ組み合いの喧嘩になる。 (;-_-)「や、やめなよ」 (=;ω;)ノ「ヒック、ヒック……」 (;´・ω・`)「こんにちは…ってどうしたの?」 (; A`)「あ、ショボン!事情は後で話すからワカッテマスくんを抑えて!」 (;´・ω・`)「う、うん!」 (; A`)「俺はビロードくんを抑えるからツンさんはぃょぅくんをなだめて!」 ξ;゚⊿゚)ξ「わかったわ!」 なんとかして2人を引き離すことは出来たのだが… 15 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 23 53.37 (p)ID OF7FNrW2O(67) (メメ# ● ● )「ビロードくんの分からず屋!」 (メメ#><)「分からず屋はワカッテマスくんの方なんです!」 依然言い争いを続ける2人。 ξ;゚⊿゚)ξ「あらあら、仲良くしなきゃダメよ?」 (メメ# ● ● )「だって悪いのはビロードくんなんです!……行きましょう、ぃょぅくん!」 (=;ω;)ノ「グス、グス……」 (#メメ><)「ワカッテマスくんなんかもう知らないんです!ヒッキーくんは僕の味方ですよね?行きましょう、ヒッキーくん!」 (;-_-)「ま、待ってよ、ビロードくん!」 17 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 25 20.36 (p)ID OF7FNrW2O(67) ξ゚⊿゚)ξ「みんな行っちゃったわね……」 (;´・ω・`)「一体なにがあったの?」 (; A`)「実は…」 俺はことの成り行きをショボンに説明した。 (´・ω・`)「なるほど、そんなことがあったのか」 ( A`)「確かにワカッテマスくんの言ってることは正しいんだけど、頭ごなしに自分のセッティングを否定されたら腹が立つのもわかるよね」 (´・ω・`)「大人のレーサーでもたまにそういう人いるよ。自分の理論を押し付けてくる人」 ( A`)「あ、大人でもいるんだ」 (´・ω・`)「うん。本人に悪気はないんだろうけどね…やっぱり押し付けは良くないよ」 18 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 26 03.04 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そうだよね。やっぱりミニ四駆は自分の好きなように楽しまなきゃ。 ……それにしても普段仲の良い2人があんな大喧嘩するとはね……」 (´・ω・`)「うん、ちょっと意外だよ」 ξ゚⊿゚)ξ「モナーさんに連絡した方がいいかしら?」 ( A`)「仕事中だろうけど、メールくらいなら平気じゃないかな?」 (´・ω・`)「そうだね、一応メールしておこう」 ショボンがビロードくんの父親であるモナーさんにメールを送った。そしてしばらくして… (´・ω・`)「メールが返ってきた…じゃなくて電話だ。はい、もしもし」 20 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 29 13.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) 「もしもし、モナーだモナ。ビロードとワカッテマスくんが喧嘩したモナ?」 (´・ω・`)「はい、結構派手な喧嘩で…怪我は全然大したことないんですけど。……モナーさん今電話して大丈夫なんですか?」 「ちょうど昼休みだから大丈夫モナ。 それにしてもワカッテマスくんと喧嘩モナか……幼稚園の頃からの友達だけど、あんまり大きな喧嘩はしたこと無かったモナねぇ」 ビロードくんは本来素直な性格だし、ワカッテマスくんは年齢に似合わず落ち着いているので衝突も少なかったのだろう。 「う~ん……多分あの2人なら大丈夫だとは思うモナ。でも一応帰ったら話を聞いてみるモナ」 (´・ω・`)「はい、早く仲直りするといいですね」 「そうモナね。わざわざ教えてくれてありがとうモナ。それじゃあ失礼するモナ」 モナーさんは電話を切った。 (´・ω・`)「とりあえずは様子を見るしかないね」 ( A`)「そうだね…」 22 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 30 53.31 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~そのころビロードは~ (#><)「ワカッテマスくんなんてもう知らないんです!」 (;-_-)「落ち着きなって、ビロードくん」 (#><)「でも悪いのはワカッテマスくんなんです!」(-_-)「でもワカッテマスくんもよかれと思って言ってくれたんだろうし…」 (#><)「そんなんじゃないんです!きっと自分の方がミニ四駆に詳しいからって僕をバカにしてるんです!」 (;-_-)「そんな…」 (#><)「もうワカッテマスくんとは絶交なんです!口も聞きたくないんです!」 26 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 32 43.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~一方ワカッテマスは~ (# ● ● )「ビロードくんがあんなに分からず屋とは知りませんでした!」 (;=゚ω゚)ノ「いつものワカッテマスくんらしくなぃょぅ。少し落ち着くょぅ」 (# ● ● )「ぃょぅくんだってビロードくんに殴られたじゃないですか。とんでもない奴です!」 (;=゚ω゚)ノ「僕はもう大丈夫だょぅ。それにあれは多分偶然当たっちゃっただけだょぅ」 (# ● ● )「どっちにしろもう知らないんです。ビロードくんとはもう絶交です!」 29 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 34 53.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (#><)「フンッ!」 (# ● ● )「フンッ!」 (; A`)(弱ったなぁ…) あの喧嘩から一週間が経った。 しかしビロードくんとワカッテマスくんが仲直りをする気配は全くなく、店で顔を合わせても全く口を利かなかった。 (;-_-)「どうしよう…」 (;=゚ω゚)ノ「早く仲直りして欲しいょぅ」ヒッキーくんとぃょぅくんも板挟みにあって困っている。 (;=゚ω゚)ノ「ドクオお兄ちゃん、どうにかならないかょぅ」 (; A`)「え、俺?」 (;-_-)「はい、僕たちが説得しても全然聞いてくれないし…。 お父さんにも相談してみたけど“男は喧嘩して友情を深めていくニダ!ウェーハッハ!”って言って笑うだけだし…」 (; A`)「ニダーさんらしいなぁ…」 (´・ω・`)「う~ん…だからといって僕たちが口を挟むのもね…」 ( ^ω^)「おっお、モナーさんも“子供たちを信じるモナ”って言ってたおね」 30 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 35 50.21 (p)ID OF7FNrW2O(67) 今日はブーンも荒巻模型店に来ていた。事情は全て説明してある。 ( A`)「でもさすがにそろそろ放っておけないな」 (´・ω・`)「実は僕はモナーさんに頼まれててね。 2人がどうしても仲直りできない場合、自分はビロードくんを説得するから僕にはワカッテマスくんを説得して欲しいって」 ( ^ω^)「お、そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。モナーさんはどうして僕を選んだのか…。 でもワカッテマスくんの気持ち、わからないでもないんだ。頑張ってみるよ」 33 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 38 02.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (´・ω・`)「ワカッテマスくん、マシンの調子はどうだい?」 ( ● ● )「あ、ショボンお兄ちゃん。マシンはまあまあですね。だけどタイヤがなかなか決まらなくて…」 (´・ω・`)「レストンスポンジタイヤなんかどうだい?」 (; ● ● )「え!?ショボンお兄ちゃんがそんなことをいうなんて…。レストンスポンジタイヤは全然使えないタイヤなんです!抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなります!」 (´・ω・`)「フフ、じゃあステアリングシステムを使ったらどうだい?ついでに後輪はワンウェイホイールにしたら? ミニ四駆は前輪を滑らせてコーナーを曲がるから、抵抗の大きいスポンジタイヤだと減速してしまう、ワカッテマスくんはそう言いたいんだよね? でもステアリングシステムを使えばその悩みは解決さ!なにせステアリングを切ってコーナーを曲がるんだからね。スポンジタイヤの高いグリップ力も活かせる。 ワンウェイホイールで回転ロスを無くせば完璧さ!」 (; ● ● )「で、でもステアリングシステムもワンウェイホイールも実際には重すぎるし精度が悪いから遅くなるだけ…」 (´・ω・`)「そんなことないよ、今すぐ付けてみるといいよ」 34 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 39 35.38 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「で、でも…」 (´・ω・`)「さあ、早く付けてみるといいよ。さあさあ!」 (; ● ● )「わ、悪いけど僕は自分のセッティングを信じるんです!」 (´・ω・`)「……フフ、その気持ち、きっとビロードくんも一緒だと思うんだ」 (; ● ● )「!!」 (´・ω・`)「セッティングにも人それぞれ好みがあるよね。 いろいろなセッティングやマシンがあるから面白いんだ。 ……まあ、ステアリングシステムやワンウェイホイールは確かに速くするのは難しいパーツだけどね。それでも改良して使ってる人はいる」 (; ● ● )「はい…」 37 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 41 06.78 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「荒巻模型店に集まってるレーサーにもいろんなタイプの人たちがいるだろう? 僕やモナーさんみたいに速さを追求する人、なおさんのように古いシャーシで頑張ってる人、オワタさんみたいにボディのドレスアップが一番の楽しみだって人もいる」 (; ● ● )「はい…」 (´・ω・`)「でもだからといって誰が正しくて誰が間違ってるなんて決まってないよね?」 (; ● ● )「その通りです…」 (´・ω・`)「速くなければいけないとか、かっこよくなきゃミニ四駆じゃないとか、そんな風に人に意見を押し付けたらいけないんだ」 39 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 42 48.75 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「僕も自分のマシンをバカにされて、違うセッティングに無理やりさせられたら嫌なんです…」 (´・ω・`)「そう、それぞれの好きなように組めばいいし、それをバカにする権利は誰にもないのさ。 ……ひとつだけ言えるのは“ミニ四駆は楽しんだもん勝ち”ってことかな」 (; ● ● )「僕、ビロードくんに謝らなきゃ…」 (´・ω・`)「ビロードくんならきっとわかってくれるよ。頑張って!」 42 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 44 42.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ ( ^ω^)「お、話が終わったみたいだお」 ワカッテマスくんと話し込んでいたショボンだったが、どうやら話し終わったようだ。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、ワカッテマスくんがビロードくんの方に行くわ」 喧嘩の顛末を見ていたツンさんも2人のことが気にかかるのだろう、俺たちと一緒に見守っている。 ( ● ● )「あの…ビロードくん…」 (#><)「……」 ( ● ● )「その、この前は…」 (#><)「なんの用ですか?」 ビロードくんがワカッテマスくんの言葉を遮る。 (#><)「ワカッテマスくんとはもう絶交したんです!絶交した人と話すことなんかないんです!」 (; ● ● )「え…」 (#><)「今日はもう帰るんです」 45 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 46 47.12 (p)ID OF7FNrW2O(67) そういうとビロードくんは本当に帰っていってしまった。 ξ;゚⊿゚)ξ「ダメだったみたいね」 (;^ω^)「おっお、ビロードくん結構頑固だお…」 (´・ω・`)「う~ん…あとはモナーさんに任せるしかないね」 ( A`)「そうだね…」 ~ビロードの自宅~ (#><)「ただいまなんです!」 从 ー 从「おかえりなさ~い。あらあら、どうしたの、そんなに怒って?」 (#><)「ワカッテマスくんの勝手さに腹が立つんです!」 从 ー 从「あら~、まだワカッテマスくんと喧嘩してたの?ダメよ、お友達とは仲良くしなくちゃ」 (#><)「もう絶交したから友達じゃないんです!」 49 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 47 55.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ただいまモナ」 从 ー 从「あら、おかえりなさい。今日は早いのね」 ( ´∀`)「仕事が早く片付いたモナ。…ビロードはまだワカッテマスくんと喧嘩してるモナ?」 (#><)「だってワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「……。ビロード、少しお部屋でお父さんとお話するモナ」 ( ´∀`)「ふぅ…さて、ビロード」 ( ><)「なんですか?」 ( ´∀`)「喧嘩の理由は聞いたモナ」 53 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 49 39.72 (p)ID OF7FNrW2O(67) (#><)「全部ワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「ビロード、少し落ち着くモナ。……たしかにワカッテマスくんも少し押し付けがましいところがあったかもしれないモナ」 (#><)「そうなんです!」 ( ´∀`)「だけどきっとワカッテマスくんは親切で教えてくれようとしたモナ。それに対して怒鳴り返したりするのはよくないモナね」 (;><)「だけど…」 ( ´∀`)「ビロードは覚えてるモナ?ワカッテマスくんとは幼稚園からの友達だけど、その頃からなんでも2人は分け合ってたモナね?」 (;><)「……はいなんです」 56 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 51 35.28 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ワカッテマスくんはたとえ自分がもらったお菓子でも、独り占めしないで必ずビロードと半分こしてたモナ」 (;><)「覚えてるんです…」 ( ´∀`)「きっと今回もビロードに速さをおすそ分けしたかっただけモナ。ビロードも一緒に速くなって欲しかったんだモナ」 (;><)「!!」 ( ´∀`)「そんな良い友達と、本当に絶交しちゃっていいモナか?」 (;><)「よくないんです!ワカッテマスくんに謝りにいくんです!」 ( ´∀`)「モナモナ、そうするといいモナ。…だけど今日はもう遅いから明日にするモナ」 58 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 53 32.66 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~翌日~ ( ^ω^)「今日はあの2人、来るかおね…」 ξ゚⊿゚)ξ「どうかしらねえ…」 (´・ω・`)「ビロードくんのことはモナーさんが上手くやってくれてると思うけど…」 ( A`)「あ、ビロードくんとヒッキーくんだ!」 荒巻模型店にまずはビロードくんとヒッキーくんが現れた。 ( ><)「こんにちはなんです…」 キョロキョロと店内を見回すビロードくん。ワカッテマスくんを探しているのだろうか? ( ><)「あの、ワカッテマスくんは…」 ξ゚⊿゚)ξ「今日はまだ来てないわよ」 ( ><)「そうですか…」 59 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 54 13.32 (p)ID OF7FNrW2O(67) ガッカリしたようなホッとしたような表情を浮かべるビロードくん。そこへ… ( ● ● )「こんにちは…」 ワカッテマスくんとぃょぅくんがやってきた。 (;><)「!!」 (; ● ● )「!!」 お互いの存在を認め、緊張する2人。 (;><)「あの、ワカッテマスくん…」 (; ● ● )「ビロードくん…」 お互いぎこちなく話しかけ… 「「ごめんなさい!!」」 2人同時に謝った。 (; ● ● )「自分の考えを押し付けたりして本当に悪かったんです!」 64 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 57 25.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「僕の方こそせっかくセッティングを教えてくれようとしたのに、怒鳴ったりして悪かったんです! ぃょぅくんも叩いちゃってごめんなんです!」 (=゚ω゚)ノ「わざとじゃないのはわかってるし、全然気にしなくていいょぅ」 (-_-)「2人が仲直りしてよかったよ」 ( ><)「あ、僕はワカッテマスくんにお詫びのプレゼントがあるんです!」 ( ● ● )「え?僕も用意してきました…これです!」 ワカッテマスくんが取り出したのはオフセットトレッドタイヤ・ハードのオレンジ色だった。 66 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 58 42.05 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「オフセットトレッドタイヤは設置面を小さくすることで、コーナーでの減速を少なくするんです。 しかもハードタイヤだから、ジャンプ後の着地でも跳ねにくいんです」 それに、とさらに付け加えるワカッテマスくん。 ( ● ● )「ビロードくんがカラフルなタイヤが好きなのはワカッテマス!」 ( ><)「ワカッテマスくん、ありがとうなんです!…それで、僕のプレゼントなんですけど…」 ビロードくんがプレゼントを取り出す。 ( ><)「色は違うけど同じタイヤなんです!」 ビロードくんのプレゼントはオフセットトレッドタイヤ・ハードのライトブルーだった。 69 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 00 53.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「この色が気に入ったんですけど…かぶっちゃいましたね」 ( ● ● )「じゃあ、こうしましょうか」 ワカッテマスくんがタイヤをランナーから切り取る。 ( ● ● )「ライトブルーの前輪とオレンジの後輪を僕が、オレンジの前輪とライトブルーの後輪はビロードくんが使いましょう」 (*><)「半分こなんです!」 (; A`)(すごい色の組み合わせだな…) なにはともあれ2人は仲直りできたようだ。 ( ^ω^)「おっお、よかったお!」 (´・ω・`)「うん、これで一安心だ」 71 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 01 56.81 (p)ID OF7FNrW2O(67) 一安心したところでショボンに質問してみる。 ( A`)「ショボン、質問いいかな?」 (´・ω・`)「なんだい、ドクオくん」 ( A`)「ハーフタイヤについて教えて欲しいんだ」 ( ^ω^)「おっお、ハーフタイヤに挑戦するのかお?」 ハーフタイヤとは文字通りタイヤを半分(もしくはそれ以下)の幅に切って設置面を減らすことにより、コーナーでの減速の少なくすることを狙ったものだ。 (´・ω・`)「別に構わないよ。だけどドクオくんの使ってる大径タイヤは今はバレルタイヤやオフセットトレッドタイヤがあるから無理に作らなくてもいいとは思うけどね」 73 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 03 53.18 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「まあ、そうかもしれないけどさ」 オフセットトレッドタイヤはワカッテマスくんが説明したように設置面の少ないタイヤだ。 材質もハード、ノーマル、ソフトスリックの3種類が出ていてグリップ力が選べる。 バレルタイヤは名前の通り樽のように中央部が盛り上がった形をしているためにやはり設置面が少ない。 材質も一応3種類出ているが、ノーマルスリック以外は限定品や限定マシンの付属品だ。 ハードはまだ比較的手に入り易いが、ソフトスリックのバレルタイヤはほとんど手に入らないだろう。 74 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 05 07.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「まあ、軽量化にはなるしね。…ところでハーフタイヤの話に入る前にそれぞれのタイヤの材質の特徴は知ってるかな?」 ( A`)「だいたいは。ハードがグリップが低くて、ノーマルは普通、ソフトスリックはグリップ力が強いんだよね」 ( ^ω^)「おっお、だから前輪はハード、後輪はソフトスリックがよく使われるんだおね」 (´・ω・`)「うん、フロントはコーナーで滑らせるからグリップ低め、リヤは加速するためにグリップ力が必要だからね。その他の特徴も教えておこう」 ( A`)「その他の特徴?」 79 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 06 52.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ハードは跳ねにくいって利点もあるね。スロープセクションとかがあるコースで役立つ。 あとは欠点だけど、まずは重いことかな。それと劣化しやすくて割れやすいこと。 だからホイールにはめる前はお湯につけたりしてよくほぐしてやらないといけない」 ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「ノーマルは文字通りノーマル。一番汎用性が高い。 フロント用に使う場合は日光に長時間晒して意図的にグリップ力を落としたりする」 ( ^ω^)「いわゆる“干しタイヤ”だおね」 (´・ω・`)「ソフトスリックは通称シリコンタイヤとも呼ばれる透明なタイヤだね。グリップ力に優れている。 ただしホイールに両面テープや接着剤で固定しないと回転しているときにブレる」 81 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 07 38.59 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「……と、だいたいこんな感じかな。ドクオくんはどのタイヤを使うつもりだい?」 ( A`)「そうだな…前輪はノーマルにして後輪はソフトスリックにするよ。ハードタイヤは割れるのが嫌だから止めておく」 (´・ω・`)「ホイールはどうする?」 ( A`)「今使ってるこれでいいかな?」 俺が今使っているホイールはハードバレルタイヤ付属の大径カーボンホイールだ。 84 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 10 19.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ^ω^)「お…でもそれ限定品で今はあんまり手に入らないおね?加工しちゃっていいのかお?」 ( A`)「いいんだ、ホイールなんて結局消耗品だし、使ってなんぼだよ。すでにシャフトを貫通してるしね」 ホイールを抜けにくくするために通常の60ミリシャフトではなく72ミリシャフトを貫通させて使っているのだ。 (´・ω・`)「強度もあるし悪くないホイールだと思うよ。トレッドが少し広いのが気になるけど、まあ許容範囲内だね」 ( A`)「じゃあ早速ハーフタイヤの作り方を教えてくれないか?」 86 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 11 09.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。…っていってもたいしたことじゃないけどね。 まずは使いたいタイヤを切って幅を細くするんだけど、このとき自分がしたい幅より大きめに切るんだ」 ( ^ω^)「どうしてだお?」 (´・ω・`)「切っただけで望みの幅にするのは難しいし、まっすぐ綺麗に切るのもまず無理だからね。大きめに切ってヤスリで調整するんだ」 ( A`)「タイヤを切るのはデザインナイフなんかでいい?」 (´・ω・`)「うん。削るのは最初はダイヤモンドヤスリやメッシュヤスリがいいかな」 ( ^ω^)「ダイヤモンドヤスリは知ってるけどメッシュヤスリってなんだお?」 89 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 13 33.24 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「メッシュヤスリっていうのは…そうだ、昔タイヤサンダーっていうグレードアップパーツがあったろう?スポンジタイヤなんかを削ったりする編み目状のヤスリ。あれのことさ」 ( A`)「あ、あれのことなんだ」 (´・ω・`)「ダイヤモンドヤスリもメッシュヤスリも100円ショップで売ってるから手軽に手に入るよ。 大きさを揃えたら耐水ペーパーなんかで切り口を整えるといい。 耐水ペーパーっていうのは前に説明したことがあるかもしれないけど、水に濡らして使える紙ヤスリのことだよ。 付いてる番号によって目の粗さが違うんだ。番号が大きいほど目が細かくて、小さいほど粗い」 93 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 15 24.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「表面を整えるには目の細かいのを使うってわけか」 (´・ω・`)「そういうこと。タイヤが完成したらホイールの内側に寄せて瞬間接着剤で接着。 あとはダミータイヤだね」 ( ^ω^)「おっお、外側に使う路面に接地しないタイヤおね」 (´・ω・`)「うん。なんでこれをつけるかっていうと、細くしたタイヤだけじゃレギュレーションを通らないんだ。タイヤの最低幅も決められてるからね」 ( A`)「ダミータイヤにはどんなタイヤを使えばいいのかな?」 98 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 17 36.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ダミータイヤは主に軽いスポンジタイヤで作られるよ。 灰色のローハイトスポンジタイヤが薄くて軽いから最適なんだけど、今は絶版品だね。 簡単に手に入るレストンスポンジタイヤでもなんの問題もないよ」 ( A`)「じゃあ俺はレストンスポンジタイヤの黒にしよう」 (´・ω・`)「スポンジタイヤの加工は削りやすいから簡単だね。 ホイールにはめて大きさを整えたり接地しないように薄くしたりすれば完成さ。 ダミータイヤはホイールに接着してもしなくてもいいと思うけど、外れるのが怖いなら接着するといいよ。僕はそうしてる」 101 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 18 17.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そういえばタイヤを削るのはワークマシンでいいのかな?」 俺が取り出したのはワークマシン――パーツの加工用に使っているシャーシだった。 (´・ω・`)「うん、大丈夫だよ。ホイールを回しながらヤスリを当てていけばいい。 あ、大まかに削るときはハーフタイヤに使うホイールは使わない方がいいよ。傷んじゃうかもしれないからね。調整するときはつけなきゃダメだけど」 ( ^ω^)「おっお、そういえばドクオもワークマシン作ったんだおね」 ( A`)「うん、一台くらい持ってないと不便だからね。モナーさんが余ったシャーシを分けてくれたんだ」 102 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 20 06.20 (p)ID OF7FNrW2O(67) 俺のワークマシンはVSシャーシにウルトラダッシュモーターを積み、ナット止めホイールを装着していた。 ( A`)「それで4つのタイヤを作ればいいんだね」 (´・ω・`)「うん、タイヤの大きさがバラバラにならないように気をつけてね。せめてフロント同士、リヤ同士は同じになるように。 あとタイヤを削るときはマスクをした方がいいよ。削りカスが鼻に入るからね」 ( A`)「なるほど…そういえばショボンの使ってる超大径も同じような作り方なの?」 107 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 22 32.39 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。多少手間が多いけどね。径を大きくするためにタイヤを2重にはかせるんだ」 ( ^ω^)「おっお、興味あるからついでに聞かせて欲しいお!」 (´・ω・`)「いいよ。二重にはかせるタイヤの内側の方をインナータイヤって呼ぶんだ。これはゴムタイヤを使う場合とスポンジタイヤを使う場合がある。 ゴムタイヤの方が固いからしっかりしたタイヤを作りやすいけどその分重い。 スポンジをインナーにすると軽いんだけど、柔らかくてそのままでは使えないから瞬間接着剤を染み込ませてカチカチに固めなきゃならない。これが結構な手間なんだ」 ( A`)「ショボンはどっち使ってるの?」 114 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 27 27.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「僕かい?僕はダブルインナースポンジっていって、スポンジタイヤを2枚重ねた上にゴムタイヤを重ねてる」 (;^ω^)「お…でもそしたら径が大きくなりすぎるんじゃ…」 (´・ω・`)「もちろんレギュレーション内のサイズまで削るのさ。そのぶんゴムが少なくなるからかなり軽いタイヤができる。 ただしゴムが薄いからバーストしやすくて作るの面倒なんだけどね。 ちなみにレギュレーションのタイヤ径の最大サイズは35ミリだけど、僕は34.5くらいにしてるよ」 ( A`)「どうして?」 116 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 28 31.86 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「その日の会場の気温によってタイヤが膨張したりしてレギュレーションをオーバーしたら嫌だからさ」 (; A`)「な、なるほど」 (´・ω・`)「超大径は精度を出すのが大変だよ。4つの径を全部揃えなきゃいけないし。 ノギスは100円ショップのとかじゃなくてある程度ちゃんとしたのを使わなきゃダメだよ。 …まあ、もう超大径を使う人はあんまりいないけど」 ( ^ω^)「そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。以前は公式大会ではトルクチューン、レブチューン、アトミックチューン、ノーマルモーターだけだったのは知ってるよね?」 ( ^ω^)「おっお、知ってるお」 119 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 30 42.50 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「そんな中で最高速度を伸ばす為に考え出されたのが超大径だったんだ。 …だけど今はレギュレーションが改定されて、公式大会でもより高回転なダッシュ系のモーターが使えるようになった」 ( A`)「スプリントダッシュとかパワーダッシュだね」 (´・ω・`)「それからは小径マシンにダッシュ系のモーターを載せたマシンが増えてきた。 当然だね、小径マシンの方が重心が低くて安定するし、加速がつきやすいし、スピード不足はモーターのパワーで補える。 それに対して超大径は重心が高くなるし……まあ、それは工夫すればどうにかなるけど。電池の位置を落としたり、MSシャーシだったら車軸をずらしたり。まあ、それは置いといて。 ダッシュ系に超大径はさすがに速すぎて完走出来ないからアトミックチューンやトルクチューンを使うことになる。 そうすると結局手間暇かけて作っても小径ダッシュマシンに負けてしまったりする」 ( ^ω^)「苦労の割に合わないおね」 ( A`)「実際に小径マシンにダッシュ系を積んだマシンは速いからなぁ」 122 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 33 08.48 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。以前は秒7っていって、レギュレーション内で作ったマシンの速さが秒速7メートル以上なら一流レーサーの入り口に立った、っていうレーサー間での暗黙の基準みたいなものがあったんだ。 …走らせたコースの長さとタイムから割り出すから、もちろんどんなコースかにもよるんだけど。 それが今では小径ダッシュマシンでバンバン出るからね」 ( A`)「なるほど。……じゃあなんでショボンは今でも超大径を使ってるの?」 (´・ω・`)「僕かい?…そうだね、ミニ四駆の新製品が出なかった氷河時代も、ずっとミニ四駆を続けていたレーサーとしてのプライドみたいなものかな?」 124 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 36 34.15 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「ショボンにもそういうこだわりがあったんだね」 ( ^ω^)「おっお、速さ最優先かと思ってたお」 (´・ω・`)「まあ、ダッシュ系モーターを積んだマシンを否定するわけではないよ。一応僕も組んでみたし。 新しいものも柔軟に試さなきゃ速くならないからね。 ただ、やっぱり好みの問題かな。それに超大径を作る為に身についた技術も無駄ではないしね」 ( A`)「たとえば?」 (´・ω・`)「買ったばかりのタイヤでも微妙に歪んでたり径が違ったりするんだ。 それを微調整するのに超大径制作で培った技術が役立つのさ。これを真円出しって言ったりするんだ」 125 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 38 34.93 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 ( ^ω^)「おっお、なんにせよ好きなように組むのが一番楽しいお!」 超大径は今の俺にはあまり向いていなさそうだ。 とりあえずはハーフタイヤを作ることにしよう。 ( A`)「よし、じゃあ早速…っていってもさすがにお店じゃできないよな。今日は帰って家でやるよ」 ( ^ω^)「もう帰っちゃうのかお?」 ( A`)「うん、俺のアパート壁薄いから夜にモーター音響かせるわけにもいかないんだ」 (´・ω・`)「そっか、じゃあまた今度完成したら見せてよ」 ( ^ω^)「おっお、ばいぶー!」 ( A`)「うん、またね」 俺はすっかり仲直りした子供たちをチラリと見つつ荒巻模型店を後にした。 126 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 39 14.47 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~~ ( A`)「よし、家に着いたぞ」 早速工具とパーツを取り出して制作にかかる。 ( A`)「まずはこんなもんでいいか」 タイヤをデザインナイフで切り、ヤスリで削り始める。 ギュイイイン……。 ( A`)「結構時間かかるなぁ…」 タイヤをひたすら削るのはただヤスリを当てているだけとはいえ結構疲れる。 いや、単調な作業だからこそ疲れるのだろう。 ( A`)「もういいかな…」 ワークマシンのスイッチを止める。 127 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 40 53.98 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「あ、なんか微妙に太さが違うところがある。もう少し削ろう」 もう一度削り始める。 (; A`)「あ、こんどは削り過ぎた…」 そんなこんなで削ってるうちに… (; A`)「う~ん…削り過ぎちゃったかな…」 かなり細くなってしまったのだ。 ( A`)「まあ、前輪に使えば大丈夫だろう。もう一本同じ幅のを作って、後輪はもう少し太くしよう」 そう自分に言い聞かせて作業を続けた。そして… ( ∀`)「できた!」 とうとう4輪とも完成した。 ( ∀`)「へへ、我ながら初めてにしては結構いい出来だ…」 129 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 42 04.89 (p)ID OF7FNrW2O(67) 完成したハーフタイヤを眺めていると… ドンドンドン! (; A`)「は、はい!」 「鬱田さん、あんたさっきからうるさいんだよ!何時だと思ってるんだ!」 (; A`)「す、すいません!もう終わりましたから…」 「まったく、頼むよ!」 隣人に怒られてしまった。作業に熱中していて遅い時間になっているのに気づかなかったようだ。 (; A`)「ふう、今度から気をつけよう」 今日はもう寝ることにして、着替えて布団に入る。 ( ∀`)「へへ…早く明日にならないかな」 マシンのテスト走行を楽しみにしつつ、俺は深い眠りに落ちていった。 第2話・完
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長147mm ●全幅88mm ●Item No:95336 ●本体価格1,200円 ●2017年8月5日(土)発売 【本体内容】 サンダードラゴンJr. クリヤーボディをフルセットにした限定キット。 シャーシはホワイトの強化VSシャーシでAパーツはブルー。 ギヤ比は4.2:1、モーター付き。 タイヤはブルーの大径ナローバレルタイヤ(ハード)、ホイールはイエローのVスポークホイールとなる。 リヤステーはホワイト。 フロントローラーには16mmガイドローラー(ブラック)を装備。 ボディは旧GUP版と形状は同一だが、表面にマスキング用のビニール保護材が被せられている。 ステッカーは透明ビニル製でデザインはノーマルと同一だが、一部カラーが異なる。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/95336/index.htm 【備考】 最近のキットとしては珍しく、商品名に採用シャーシの名が入っていない。 また、ボディの指定色がサスペンションのスプリングにクロームシルバーが指定されている以外は一切無い。 ボディは 2018年8月25日 に単体GUPとしても発売される。こちらはステッカーデザイン、ボディキャッチ部の部品とサスペンションのスプリングの部品のパーツがクリアブルーに変更されている。
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参加メンバー こむお(記) 場所 ツインメッセ静岡 ルール チャンピオンズのみ参加可能 1回戦- 2回戦- 3回戦- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 コース チャンピオンズロード2017 結果 名前 結果 写真 こむお チャンピオンズ 2回戦進出 こむおの感想 えー!ここで終わるのぉ!というのが負けたときの感情でした。 あっけなかったですね。 さて、淡々と振り返ります。 【前日の練習】 パワニキさん、なせさんとパワニキさんカーで静岡へ。 パワニキさん、運転ありがとうございます! 今年のセクションで構成されるという事前説明とは裏腹に、新セクション、ファントムチェンジャーを投入してきたタミヤさん。 道中の車内でその情報が入ってきました。 チャンピオンズの面々がファントムチェンジャーにおそらく戦々恐々としているだろう中、自分は平静を装い富士山の写真を撮ってTwitterにUP。 こむお動じてない。 いや、実際はちびり倒してました。 でも戦いはすでに始まっているのだ。 で、到着して目視確認。 おもったよりごつい。 練習開始。 2回目で40秒台をマーク。 ここから39秒台を出そうと頑張り、設定をいじくりまわすも、ぜんぜん40秒を切れず。 速くしてブレーキを強くする→バウンシングも遅くなって結局タイムが伸びない ブレーキ弱める→ファントム入らない これの繰り返しでした。 残り30分を切って、思い切った設定変更を施す。 これがはまり、速度を上げてもファントム入るし、オメガ、バウンシングも速い。 が、しかし、スロープで離陸。 タイム的にはおそらく39秒くらいは出ている予感。 ここでタイムアップ。 もともとスロープをねじ込む設定にしていなかったので、焦りはなし。 勝負できる手応えを感じつつ、宿へ。 宿でメンテナンスしつつ、スロープねじ込み設定を施して、12時ごろに就寝。 【レース当日】 一発目の練習走行で38.7s。 やった。ようやく合わせてこれた。 ここからモーターと電圧調整でどこまでタイムを伸ばせるか試す。 練習後半は37秒後半で安定して入ることを確認。 よーし、今日も勝負できるな、と気合がみなぎる。 ここまで、前日から20回は走ってましたが、ファントム下りでは、COはおろか、引っ掛けることすら、一度もありませんでした。(フラグ) 【1回戦】 相手が先にファントムでCOし、完走すれば勝ち上がりの状況で4周目にファントムへ。 問題なく入って、よし!と思った瞬間下りで壁に乗り上げる。 何とか戻って2回戦へ勝ち上がるも、頭を悩ますことに。 えっ?何だ?何で?コースコンディション変わってきたの? 思考がぐるぐるぐる・・・ 【2回戦】 そのまま行くか、設定を変えるか大分悩んだんですが、結局変えることに。 これが完全に裏目に出ました。 ファントム下りであからさまに右に下りてCO。 最初に書いたとおり、あっけなかったです。 ここで負けるのかーと。 何ともいえない心境でしたね。 悔しいとかではなく、やってしまった感。嘘でしょ感。 もう少し上のほうで、ぎりぎりのバトルがしたかったし、もちろん優勝したかった。 【まとめ】 今大会をもって、2年間のチャンピオンズライフが終わりました。 2016 SPRING 東京 準優勝 ワーチャレ 6位タイ チャンピオンシップ 準優勝 2017 NEW YEAR 掛川 準優勝 SPRING 東京 3位 JAPAN CUP 福井 準優勝 ワーチャレ 4位 本当に楽しかったよ。 特にワーチャレやチャンピオンシップの準々決勝以降のあの興奮と集中は本当にたまらんのです。 また、出たい。 そして天辺とりたい。 オープンの厳しさに打ちのめされるのは間違いないと思うけど、また、ぜったいに戻ってやるからな!
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長147mm ●全幅88mm ●Item No:95337 ●本体価格1,200円 ●2017年8月5日(土)発売 【本体内容】 ファイヤードラゴンJr. クリヤーボディをフルセットにした限定キット。 シャーシはブラックの強化VSシャーシでAパーツはホワイト。 ギヤ比は4.2:1、モーター付き。 タイヤはレッドの大径ナローバレルタイヤ(ハード)、ホイールはブラックのVスポークホイールとなる。 リヤステーはブラック。 フロントローラーには16mmガイドローラー(ブラック)を装備。 ボディは旧GUP版と形状は同一だが、表面にマスキング用のビニール保護材が被せられている。 ステッカーは透明ビニル製でデザインはノーマルと同一だが、一部カラーが異なる。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/95337/index.htm 【備考】 最近のキットとしては珍しく、商品名に採用シャーシの名が入っていない。 また、ボディの指定色がサスペンションのスプリングにクロームシルバーが指定されている以外は一切無い。 ボディのみGUPとして販売される。(こちらはステッカーデザイン、ボディキャッチ部の部品とサスペンションのスプリングの部品のパーツがクリアレッドに変更されている。)
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ワイルドミニ四駆シリーズ一覧 ワイルドミニ四駆シリーズ用GUPITEM.15021 ワイルドミニ四駆ハイスピードギヤーセット ITEM.15066 ワイルドミニ四駆レーシングローラーハブセット ITEM.15076 ワイルド用スポンジタイヤ ITEM.15077 ワイルド用ハードシャフトセット ITEM.15078 ワイルド用ゴールドターミナルセット ITEM.15098 ワイルド用リヤースタビローラーセット ワイルドミニ四駆シリーズ一覧 ITEM 名前 備考 17001 モンスタービートル Jr. 17002 ブラックフット Jr. 17003 ランチボックス Jr. 現行販売中 17004 ミッドナイトパンプキン Jr. 17005 クラッドバスター Jr. 17006 ワイルドザウルス 現行販売中 17007 ニッサン キングキャブ Jr. 現行販売中 17008 ブルヘッド Jr. 現行販売中 17009 トヨタ ハイラックス モンスターレーサー Jr. 現行販売中 17010 トヨタ ハイラック サーフ 現行販売中 17011 ニッサン テラノ '93 パリダカ仕様(チーム NOK JATCO) 現行販売中 17012 コマンドザウルス 「真・ダッシュ!四駆郎」登場車 17013 マンモスダンプ 現行販売中 17014 ジャガノート Jr. 17015 いすゞ ビークロス チームジオランダー バハ1000仕様 巨大なタイヤが特徴的なシリーズ。 シャーシの中央にモーターを横置きし、前後のタイヤまでギヤを2個ずつ介した上でホイールの歯に直接動力を伝えるギヤトレイン式という独特の駆動系を持つ。(駆動系にプロペラシャフトを使用しない構造はミニ四駆PROシリーズ登場までワイルドミニ四駆シリーズのみだった。) また、取り外し可能な突起の付いたホイールキャップを装着すると片輪走行が、同じく取り外し可能な尻尾のようなパーツをシャーシ後部に装着するとウィリー走行ができるなど遊び方が増えている点も特徴的。 なお、巨大なタイヤを装着していることからオフロード走行に向いているような印象があるが、実際は重心が高く安定性が低い上、ホイールの隙間から砂がギヤに入りやすい等の問題がありそれほど向いていない。 因みに、ボディはGUPの「ARシャーシ サイドボディキャッチアッタチメント」を使用することでARシャーシにも搭載できる(一部ボディはシャーシと干渉するため加工が必要)。また、マンモスダンプのボディは低重心化しやすいことなどから上級者からの支持を受けており、ワイルドミニ四駆のボディでありながら公式大会でも何度か優勝を果たしている。 ワイルドミニ四駆シリーズ用GUP 第1次ミニ四駆ブームの頃の1990年のJCでワイルドミニ四駆クラスが開催された。これと前後してワイルドミニ四駆をフェンスコースの走行に対応させるためのGUPが発売されたがいずれも絶版となっている。 なお、GUP素組み+ポン付けのみではコーナーが安定しない。当時のコロコロコミック紙上でプラバンとハイマウントローラーセットのリアウイングを用いたフロントバンパーの制作方法が掲載されており、JCのワイルドクラス出場者はほぼそのフロントバンパーを制作できる中級者以上の猛者しかいなかった。 通常販売されたものは下記のものが全てであるが、第1次ミニ四駆ブームのモデラーズギャラリーイベント限定で販売されたワイルドミニ四駆用カラータイヤという激レアパーツが存在する。 タイヤは楽しい工作シリーズ No.96オフロードタイヤセットと同型だがホイールと車軸との接続をするのに専用のポリパーツを使用している。 また、ワイルドミニ四駆は駆動の構造上左ホイールにギアが付属しているのでタイヤ以外は流用不可。 楽しい工作シリーズNo.99 スポンジタイヤセットのタイヤも使用可能だが現在絶版。 車軸は3mm六角軸の長さ8.4mmで楽しい工作シリーズ オフロードタイヤセット付属の六角シャフト、 No.105 3mmシャフトセットを適宜の長さにカットすれば流用可能。 ITEM.15021 ワイルドミニ四駆ハイスピードギヤーセット ワイルドミニ四駆専用の高速ギヤ。 結果的にワイルドミニ四駆唯一のセッティング用ギヤになっている。1990年のJCではハイパーダッシュモーターと本ギヤを装着したマシンがワイルドミニ四駆とは思えない速度でコースを爆速していたのだが、当時は今ほど動画を気軽に撮影できる人がおらず…。 ITEM.15066 ワイルドミニ四駆レーシングローラーハブセット ホイールキャップを装着する場所に取り付けるパーツ。これをつけることで中央のBB弾のような玉がコース壁に触れ、ローラーの代わりになる。 余談として、小学館のミニ四駆本の前ちゃん改造の重心変化バラストシステムに使われたバラストの玉は本パーツのレーシングローラーの玉部分。 ITEM.15076 ワイルド用スポンジタイヤ ワイルドミニ四駆専用のスポンジタイヤ ITEM.15077 ワイルド用ハードシャフトセット ワイルドミニ四駆専用のハードシャフト。 ITEM.15078 ワイルド用ゴールドターミナルセット ワイルドミニ四駆専用のゴールドターミナル。 ITEM.15098 ワイルド用リヤースタビローラーセット ウィリーバー、ボディキャッチと交換して使用するパーツ。ウィリーバー、ボディキャッチの部分にローラーを装着し安定した走行ができるようになる。ボディキャッチに取り付ける関係上、何度も付け外しをしていると緩くなり外れやすくなる。なお17mm以上のローラーはコース幅を超えるため装着できない。また、FRPワイドプレートセットを装着することで簡単に補強ができる。ネジ穴の位置が合うのでおすすめ。
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参加メンバー こむお(記) 場所 新橋TPF ルール 一次予選- 二次予選- ヒート決勝- 決勝 第1ヒート~第5ヒートまであり、各ヒートの1位が決勝進出 参加者は60名弱。 コース 平面速度必須! 超高速レイアウト。 結果 名前 結果 写真 こむお オープン 4位 ナイチンゲール こむおの感想 TPFスタッフ、そしてレーサーの皆様、お疲れ様でした。 自分にとって今年2回目の新橋のレース! 今回も一生懸命がんばりました! ■第1ヒート MDP、超速、22.7mm。 電池パンパン(前日充電)。 ヒート決勝でストレート1枚差で敗退。 うぐぅ。 ■第2ヒート ちょっとばかりブレーキミスってCO。 むむっ。 ■第3ヒート ぱんぱん電池がなくなってきて、ブレーキを調整しつつなんとか勝ちを拾いに行く。 ヒート決勝に進むも、ストレート半枚差で敗退。 もーやだ>< ■第4ヒート 今日3度目のヒート決勝。 ストレート1枚差(自分が後ろ)でファイナルラップへ。 内側だしさせるかな?さしたい!お願い!と思ってたら、 相手がスロープ下りで引っ掛けてタイムロス。 逆転して勝ちあがり! やった! 神様ありがとー(*´д`*)!! ■第5ヒート モーターを別のMDPに変えてみたらタイムが落ちる。 ■優勝決定戦 モーターを戻して、残しておいたラストぱんぱん電池、ブレーキも薄めにしてレースへ! 完全に攻め攻めセッティング。 1位か5位だ!! と力んだら、COで4位でした笑 残念だが仕方なし! ■まとめ みんな速い>< 平面これ以上でないんだけどなぁ。。 う~ん、どーしよ。 ちょっとちゃんと考えよう。 ■アフター 赤へびさん、ちんぺいさん、どーもさんと飲みに♪ 「風邪ひいてたので一杯だけ!」と言ってたものの、結局3、4杯飲んで、2時間コース^^; も~楽しいんだから仕方ない!笑 これからもよろしくお願いしますm(_ _)m ちなみに、この後風邪が悪化して、翌日会社休みました(´・ω・`) ベッドの上でスマホぽちぽち。 TLには大阪遠征のご馳走が流れてきましたが、自分のご飯はスポーツドリンク2Lでしたorz タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ グレードアップ No.251 GP.251 19mmプラリング付アルミベアリングローラー 15251 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473 MSマウント
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参加メンバー こむお TOMMY(記) エキスパートクラス ルール 一次予選- 二次予選- ヒート決勝- 決勝 第1ヒート~第5ヒートまであり、各ヒートの1位が決勝進出 参加者は60名程度。 タミヤ製のすべてのモータが使用可能。 コース 1、2コースはスタート直後に新橋ウォッシュボードがあり、芝を抜けると巨大発射台が(笑) どうしても発射台に目が行きがちですが、一番の鬼門は1コースウォッシュでした。 結果 名前 結果 こむお のーたすお TOMMY 緑タスキ×1 TOMMYの感想 1年ぶりの参戦となった新橋大会。 久しぶりに来てみたら、何かやたらでかいセクションが(笑) 発射台セクションに目を奪われがちでしたが、そこは正直そこまで厳しくない。 どちらかというと、1コースのウォッシュボード後、ストレート半枚でコーナーに突入する というセクションの方が非常に痛かった。 ■レース 1~4ヒートまでノータスキ。 1ヒート目は発射台セクションにやられてしまったけど、あとはすべて1コースウォッシュ。 アトミックで挑んだものの、ストレート半枚しかないとやっぱり厳しい。 第5ヒートで、モーターをトルクに下げ、ローラーも下げまくった結果、 何とか緑タスキゲット。 しかし、続く2次予選で1コースウォッシュに再びやられ、あえなく撃沈。 こうして久々の新橋大会は終了しました。 ■総括 久々の新橋レースやったけど、今回のコースは苦しかった(笑) 何よりも、完走ができないという事実。 久しぶりの新橋はやはりドSなコースを出してきます。(笑) 今年最後のレース、タスキ1本取れただけ良かった。 また来年頑張ります! こむおの感想 ウォッシュ入らなかった!難しかった! 対応できたのが第5ヒート。時すでに遅し! その後はすしざんまいでのはいれぐ大納会! 仲良くしてもらってる方にも集まってもらい、本当に楽しかった! やっぱりミニ四駆×酒×仲間は鉄板! そして、H1チャンプとしてかつまるとトミーから寿司を御馳走になる! ありがとう!おいしかった! 2年ぶりのただ寿司は最高やった!(*´д`*)ウシシ また、かちょ~さんからは「はいれぐコースター」を頂きました! 2枚頂いたので、ちょくちょく泊りに来てくれるかつまると、ミニ四駆の必勝を祈願しつつ晩酌したいと思います! 本当にありがとうございます! 一年ふりかえって、ミニ四駆はそれ自体は過酷だけど、他にたくさん魅力があるから止められない!〈メンバーとか、酒とか、メンバーとか、酒とか) 新年のはいれぐは、香取神社への必勝祈願からの風月モダン焼きでスタート! 初心に戻って頑張るぜ!
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参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 オープンは2300名程度。 コース ステップサーキット2017 バウンシングはABBA。 もっともCOしやすいパターンだと思います。 結果 名前 結果 写真 こむお チャンピオンズ 準々決勝敗退 こむおの感想 レーサーの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 ミニ四駆はやっぱり難しいですね。 なかなか思い通りにはいきませんね。 ■一次予選(練習一回目) 午前のタイムや完走率をみて、ストレートの伸びを抑えようと、HDP、EX、フロント黒ブレーキで30.0秒で完走。 まずまずかと思っていたら、午後からタイムが伸びまくって、軌道修正を迫られる。 ■二次予選(練習二回目) もしかして、ブレーキなしで入るんじゃね?と考え、HDP、超速、フロントマスキングでチャレンジ。 もんのすごい勢いで1周目を終えて、2周目のストレートでさらなる伸びを見せて、淡い期待を見事に裏切りバウンシングで猛烈にCO。 奥の階段にクリーンヒットするも、タミヤさんの優しさ緩衝材により、無事帰還。 ありがとうタミヤさん。救われました。 ■準々決勝 フロントブレーキ黒復活。 でもどの程度の強さにしたらいいかの見当がつかない。 一回目よりはやや薄くなるように、幅を変えて、また、ツルツルのバーのリアを少し上げてみる。 LCのもたつきの改善を期待。 結果は28.3くらいの完走負け2着。 うーん。運があれば、いいとこまでいけなくもないタイム。 でも確実に勝ち上がるためには、あと0.8秒縮めたかった。 ブレーキを調整しきれなかったことが敗因。 練習一回目よりは良かったけれど、まだブレーキがきつすぎました。 残念。 ■まとめ さて、次の公式は来月の東京2。 バウンシングどんなパターンでくるのかな? ABBAにリベンジしたい気持ちもありますね。