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未来の希望龍 ラスト・ワールド・ラゴン VR 虹文明 コスト8 マナ0 クリーチャー:ワールド・コマンド・ドラゴン/クリエイター/マスター革命軍/ゼニス 16500 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーは、コストを支払って召喚できない。 ■G・ゼロ-バトルゾーンに能力に『革命』を持つドラゴンが3体以上と自分の場にフィールドがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 ■革命0トリガー―クリーチャーが自分を攻撃する時、自分のシールドが1枚もなければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 ■革命チェンジ―コスト7以上のドラゴン ■T・ブレイカー ■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出したとき、山札から3枚まで選び、マナゾーンに置く。その後、山札をシャッフルする。そして、相手の手札を見て、好きな数選び捨てる。 ■自分のターンの始めに、ドローするかわりに、山札からカードを一枚選び、手札に加え、その後山札をシャッフルする。 ■このクリーチャーがアタックする時、相手のバトルゾーン、マナゾーン、手札から二枚選び、山札に加え、シャッフルする。そしてその後、自分が負けるか中止するまでガチンコ・ジャッジをする。こうして、ガチンコ・ジャッジで勝った回数山札、シールドゾーン以外の場からドラゴンをバトルゾーンに召喚する。 ■自分の他のドラゴンがバトルゾーンに出たとき、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま自分のシールドに加えてもよい。その後、自分の手札を1枚、裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。 ■自分のドラゴンすべてに「スピードアタッカー」と「エスケープ」と「ブロッカー」と「スレイヤー」と「エターナルΩ」を与える。 ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、自分のクリーチャーがタップした時、自分のクリーチャーとマナゾーンをすべてアンタップする。 ■自分のフィールドがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを好きな数タップし、相手のシールドを2枚選び、選んだシールドを墓地へ置く。 ■革命0-このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、次の次の自分のターンまで、自分はゲームに負けず、相手はゲームに勝てず、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーをバトルゾーンに出せず、フィールドを展開できない。そして、バトルゾーンから離れるとき、離れずにバトルゾーンにとどまる。 「革命龍の歴史を俺が継いでみせる!」-未来の希望龍 ラスト・ワールド・ラゴン 作者:まったり
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ラストバトル 閣下VS神 ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第204話 ▼ ▼ ▼ 時間はハルヒがゆめにっきの世界に入り込んだところまで遡る。 結論から言うと、ハルヒはこのゆめにっき界で、未だ誰も成し遂げた事がない偉業を見事達成することになる。 それまでの経過を追ってみる事にする。 「? へえ、理屈は分かんないけど、あの本はこの空間に繋がっていたのね」 見覚えのある光景。12の扉が円状に並び、床には何やら民族的で奇妙な絵が描かれている。 物音など一切なく、静寂そのものだ。ハルヒは以前この空間に来た事があった。 遊戯、ニート、ロール、富竹、ロックマン、そしてハルヒ。通称、大樹組。名付け親はマルクだ。 あの頃は、皆が皆、とはいかないまでも、お互いを信頼し合っていた。 ハルヒは富竹とニートに盗撮されたりもしたが、なんだかんだで平和な一時だった。 あの頃の絆はもう完全に消失してしまっている。 しかし神はそんな感傷になど浸らない。以前の仲間などどうでもいい。 前はこの空間に恐怖したものだが、今では欠片も怖くない。 神の力を自覚したためだろう。この世は全て私の物。 そういった思い込みがある限り、ハルヒには怖いものなど存在しないのかもしれない。 部屋の中心に何やら黒っぽいものが蹲っていた。デーモンである。 「けひひ……あんたどうしちゃったのよ。永琳は私の下僕よ?」 「分かってます分かってますよ神……」 「殺さないと!あいつだけは殺さないとぉ!!」 デーモンの人格の一つは、永琳の姿が見えないこの空間であっても、未だに暴れ続けていた。 うどんげと、その他三人。今、デーモンの中では四つの人格が二つの勢力に別れ、激しい衝突を繰り返していた。 「さっさと元に戻りなさい!ふざけてる暇なんてないのよ!」 ハルヒは蹲るデーモンを蹴る。 「が、頑張っているわ……じきに元に戻る」 「うどんげの人格をなんとか封印してみせる!」 「じきにじゃ遅いのよ馬鹿!」 また蹴った。 さて、デーモンの元に駆けつけてはみたが、どうやってこいつを元に戻すか…… 蹴ってばかりいても仕方がない。どうにかしなければ…… 「私になんか手伝える事ある?」 「「「ありません」」」 「……ッ!! そんな即答するんじゃないわよ!」 ハルヒは顔を真っ赤にして怒る。デーモンにはハルヒに気を使うほどの余裕などないのだ。 「ここっていったいどうなっているのかしら……ねえデーモン私探検してきていい? どうせ私に出来る事なんてないんでしょ?」 「はい……これは私一人の……問題です」 「…………じゃあけりが付いたら私を呼びなさい。私あの扉に入ってみるから」 「……はい」 少々気に食わないが仕方ない。 デーモンが一人で頑張ると言っているのだから好きにさせればいい。 私一人だけ元の世界に脱出しても仕方がない。もういいから好きにさせて貰おう。 なんという我侭。なんというやりたい放題。 ハルヒは何も恐れず、適当に選んだ扉を開いた。 見覚えのある空間。床には数字が書かれている。ここも以前来た所だ。 ここでキョンの幻と出会った。 「ふうん……」 適当にぶらつき、偶然見つけた扉に入ってみる。 ベッドが大量に並んでいた。夢の中でいったい誰が寝るというのだろう。 ベットを眺めつつ、ハルヒは突き進む。相変わらずワケの分からない世界だ。 しかし今は不思議と怖くない。 誰かがいる。前の方に。 ハルヒは近づき、そして驚愕する。人間じゃない。 尖った口、異様に細く、大きい体。それでも人間の面影だけは残していて。 それはまさしく鳥人間だった。 「あんた誰よ」 鳥人間はハルヒの言葉を無視し、依然としてあてもなく歩き回っている。 「無視してんじゃないわよ。あんた、私を誰だと思ってるの!?」 それでも無視する鳥人間。 「ふん!この狂人め! 呆れたわ」 ハルヒは鳥人間を放置し、さらに先へと進む。しかしある事を思いつき、立ち止まる。 ここは夢の中だから……私の神の力も封印されていないのではないか? 例えば、あの鳥人間に向かって『死ね』と念じれば……死ぬのではないか? 「……死ね!」 試しにやってみた。念じると言うよりはただ言ってみただけ。 鳥人間は何の影響も受けず、歩き回っている。 つかつかと鳥人間に歩み寄るハルヒ。 「死!ね!」 鳥人間は死なない。 「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」 鳥人間はけろりとしている。やはり首輪を外さない限り無理なのか? 「神の命令よ、死ねぇぇぇーーーーーーーーッッ!」 やはり無理。ハルヒは鳥人間の顔を掴み、思い切り殴った。 「ふざけんじゃないわよ全く……」 鳥人間がぬらりと立ち上がる。空ろな瞳でハルヒを見つめていた。 鳥人間が初めて見せた反応。それが敵意であったとしても、ハルヒは何だかんだで嬉しかった。 鳥人間は素早く、ハルヒに接近し、抵抗する暇も与えず、何かでハルヒを突き刺した。 「うそ……」 全てが一瞬のうちに起きた出来事。このまま私は死ぬのか? 「……?」 何故か痛くない。これはいったいどういう事だろう。 ハルヒは気づいた。鳥人間の攻撃を何かが防いでいる。 巨大で透明で、水みたいもの。いや、これは手だ。巨大な巨大な手。 「これは……?」 手に沿って視線を動かしていく。これは、いやこいつは……いったい何だ? どこかで見た事がある。遠い昔。いやそれほど遠くもないか。とにかく見覚えがある。 ────ハルヒはついに目覚めた。この異常な空間で、神の力に…… 「動け」 巨人は動いた。ハルヒの体に疲労が溜まる。 どうやら巨人を動かすとハルヒの体に疲労が溜まるらしい。 制限のせいだろうか。 「潰せ」 巨人が平手で鳥人間を押し潰す。 骨がバキバキと砕ける音がし、鳥人間の奇妙な色の血が辺りに飛び散った。 「くひゃひゃ……ヒャハハハハハ!」 翼を得た気分だ。ついに私は神の力を取り戻した。 この世界だけでしか今は使えないのかもしれない。 だが首輪を外せばどうにでもなるはずだ。 「ヒャハハハハハ!」 私は嬉しさのあまり走り回る。何やら壁に付着した血を調べていると別の部屋へ移動できた。 そこには、数人の鳥人間がいた。 「死ぃねぇぇぇえええぇぇええ!!」 ハルヒの殺意と共に、神人が暴れまわる。 鳥人間の体を引き千切り、踏み潰し、部屋は一瞬で血の海となった。 鳥人間の血に染まったハルヒは薄ら笑いを浮かべながら、部屋を探索する。 さっきまでの部屋とはまた趣が違う。ひょっとしたら何かあるのかもしれない。 そしてハルヒは部屋の中央に設置されたギロチンを見つけた。 近づいてみると、何かが落ちていた。人間の首だ。小さな女の子の首。 エフェクト 【なまくび】 女の子の首を見ていると、だんだん気分が悪くなってきた。 何かとんでもない異変が自分の体に起こっているような……そんな気配。 ハルヒは自分の首から下がどこかへ消えている事に気づいた。 首だけ。ハルヒは首だけになって地面を転がっていた。 「どういう事?」 首から上しか残っていないのに関わらず、ハルヒの意識は依然としてあった。 精神的には別に何の変わりもない。これはいったい──── ハルヒは自身の首に未だ着いている首輪を見て、にやりと口角を吊り上げた。 いい事を思いついた。現実世界でも神になろう。今までのような半端な神ではない。本当の意味で…… ハルヒは首輪を外そうと、文字通り暴れた。今の私に体はない。 つまり──── ────首輪を外す事など造作ないはずだ。 暗雲とした空気がハルヒを包み込んでいく。 今ここに、真の神が誕生する。 ▼ ▼ ▼ デーモン、KAS、古泉、博之、永琳。 最後の戦いの舞台に上るのは、上記の5人の誰でもない。 ────閣下VS神 最後まで残ったのは涼宮ハルヒ、そして天海春香。 古泉は不安で不安で仕方なかった。 デーモンが復活したのかと思いきや、出てきたのは何故か神と名乗る涼宮ハルヒ。 古泉にとって今最も嫌いな人間に命を預ける事になるのだ。 博之は薄れゆく意識の中、勝利を確信した。 デーモンが復活したのかと一瞬震えたが、幸運な事に復活したのはハルヒ。 何の変哲もないただの外道だ。いくら閣下が瀕死でもあいつになら勝てる。 「けひひ、余裕とか思ってるんでしょ?でも甘いわ」 あまり挑発するなバカ!ここはもう逃げる事だけを考えるんだ。 お前にはもうアイスソードもないし、デーモンもいないんだぞ!? 「最後の相手が貴方で嬉しいわ……」 行け閣下!KAS、水銀燈、そして殺された皆の仇をとってくれ! 「古泉ィィ!!」 「は、はい!」 突拍子もなく、ハルヒが叫んだ。今までは君付けだったのに。 「永琳を連れてここから離れなさい。あんた達は邪魔よ」 「……分かりました」 もうハルヒの事などどうでもよくなってきた。勝手に威張って勝手に死ね。 古泉は這うように歩みだす。永琳は遠くで倒れていた。 「さっさと始めましょ?と、言っても貴方は丸腰だから、私から始めるしかないわね」 「ふふ、どいつもこいつも私を嘗めてくれちゃって……ぐふ、くひひ、あひゃひゃ」 「出てきなさい!忠実なる神の僕!『神人』!!」 ハルヒの背後に何かが出現した。ぬらりと立ち上がり、ハルヒの元へ歩み始める。 俺は文字通り、開いた口が塞がらんかった。声も出ない。 なんやあれは……デイダラボッチか!?何メートルあるんぞあれ……! 馬鹿な!閉鎖空間でもないのに……神人なんてどういう事だ! まさか涼宮ハルヒ……本当に能力を我が物に……!? 「これが神の力よぉぉおぉぉおぉぉぉぉ!!!」 ハルヒの首に巻かれていた布が解け、風に舞う。 博之、古泉、そして閣下は驚愕した。 「首輪がない……んなアホな……!!」 「博之!」 唯一平静を保っていた閣下は博之に向けて叫んだ。 「あんたはKASを連れて城へ逃げなさい!」 「ッ! あほぉ!わしも戦うん決まっとるやろうが!!」 「あんた達は邪魔よッ!」 拒否を許さない様子で閣下は一喝する。 「KAS、博之! 貴方達は充分やってくれた!でも後は私がやる!私の仕事は元々─── ───こいつらの足止め!!! 私には私の仕事がある!閣下として……あんた達を纏め、導く閣下として! この勘違いしたバカ女を倒してみせるわッ!!」 「そうは言うても……」 「行け!私のために行きなさい!」 博之は断念したかのように、ゆっくりと立ち上がった。 「閣下!頑張ってくれ!」 博之は閣下に敬礼、そして一礼した。 博之の体もすでに限界。緩い歩みながらも、KASの元へと急ぐ。 「これで邪魔者は全て消えた!永琳、古泉、デーモンの三人は私を信頼しきっている!後は閣下、貴様を殺すだけッ! 私が望む新世界はもうすぐそこよッ!」 「そうもうすぐそこ……私達のゴールはもう目の前……ここが所謂正念場!」 神人がハルヒに手を差し伸べる。ハルヒはそれを満足そうに眺め、神人の手に飛び乗った。 そして、今、ラストバトルが始まる。 「死ぃぃいぃぃいぃぃいいいねぇええぇええええいぃぃぃ!!」 神人が巨体を運動させる。歩くだけで地面が震えている気がする。 それでも閣下は一歩も引かず、神人に向かって走り、距離を詰める。 「ハルヒィィィーーーーーーーーーーッッ!!」 「様を付けろよ没個性野朗ォッ!!」 神人が閣下に向けて右拳を放った。一目見ただけでは、散漫な動きと捉えるかもしれない。 しかし、その実、神人は巨体ゆえに末端の動きは軽く音速を超える。 閣下は痛みを我慢し、必死に飛び上がる。ほんの数メートル下を神人の拳が通過していった。 「どこへ逃げようが無駄無駄無駄ァ!」 神人の頭の上でハルヒが叫んだ。 空中を浮遊する閣下に、神人の左拳が唸りを上げて迫る。 「あんたが神なら!私は真の閣下になってやるッ!」 閣下は全身を捻ってためを作り、神人の拳にタイミングを合わせ木刀を振るう。 「洞爺湖!全てを使い切りなさいッ!私の全身全霊の力をもって、この巨人の拳を砕けぇぇーーーーーーーッ!」 ぶつかり合う拳と木刀、力と力──── 神人に、ハルヒに、そして閣下に衝撃が走る。 「閣下め!消えてなくなれぇぇぇぇーーーーーーーーーッッッ!!!」 「ッあぁぁぁぁぁぁあぁあああああぁあああッ!」 らああああああああああああッッ!! 神人の拳が裂ける。閣下の木刀が競り勝った。 ハルヒはかなりの力を使ったためだろう。神人の上で、ふらりとよろめいた。 それでもぎりぎりと歯軋りしながら体勢を立て直す。一切まばたきもせず、閣下を睨みつける。 その目は今にも飛び出しそうで、とても人間のそれとは思えない。 閣下は神人の右腕に着地し、駆け上がる。 「こんの俗物めッ!あまり調子に乗るなァッ!」 神人は右腕を高速で振り回す。閣下は必死にしがみ付く。 そんな閣下に神人の左腕が迫る。 神人の左手は軽く開き、閣下を掴もうとしている。 閣下は今までしがみついていた右腕を蹴り、左腕に向けて飛んだ。 閣下の狙いは左腕に飛び移り、ハルヒまで一気に駆け上がる事。 しかし、閣下を握り潰そうと左手が迫る、迫る──── 閣下は咄嗟の判断で、木刀を神人の胸目掛けて投げた。 「何ッ!」 狙い通り木刀は胸に突き刺さり、神人の動きが一瞬だけ鈍る。 閣下はうまく左腕に着地し、ハルヒに向かって飛び上がる。 (きた……いくつもの難関を乗り越え、ついに神の元へ──) 「勝負よハルヒッ!文字通り肉弾戦ッ!」 閣下は神人の肩に着地、右手が迫ってきたが、間一髪避ける。 そして飛び上がり、神の御前へ──── 「KAS水銀燈キバこなたピッピ! レナ達から聞いたわよッ!貴様の悪事をねえ!」 閣下がハルヒの目の前に現れた。 「っがぁ!!」 閣下が現れるのとほぼ同時に、ハルヒは殴りかかった。 その拳は閣下の頬に当たる。ハルヒは口角を吊り上げる。 しかし、閣下は何事も起きなかったかのように、平然と立っていた。 「そんな……馬鹿な!」 ハルヒはこれ以上なく焦った。神人の手はもう間に合わない。 自分には武器などもう何もない。 どうしてこいつみたいな死にかけが!ゴミが!クズが!愚民が! どうして私を追い詰める!あってはならない事! ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなァァ! 私は!私ははははははははははは ──私は神だ! 「デーモンどこへ行ったの!古泉、永琳!TASは!?さっさと私を助けなさい!!」 ハルヒの精神を固めていた自信がついに崩壊し、哀れな姿で助けを求める。 「誰か!誰かこいつを殺せぇぇーーーーーーーーーーッッ」 「流星ブラボー拳!」 「私ををををををををを助けけけけけけけ」 閣下の拳が、ついにハルヒの胸を──── ────貫かなかった。 ハルヒはそのまま落ちて行った。バランスを崩し、神人の頭から奈落へと──── 神人の頭から地面までは軽く見積もっても数十メートルはある。 落ちたら確実に死ぬだろう。 神人の腕は必死に閣下を捕まえようと、閣下を追い回していた。 ハルヒをキャッチする余裕なんてない。 それに実際ハルヒを受け止めに行っていない。 神人は命令してくる傲慢な主人が死んだため、動きを止めていた。 はあ……はあ……ふう……ふう…… 閣下は必死に息を整える。無理をしたせいだ。内臓がさらに飛び出てしまった。 しかし、仕方ないと言えば仕方ない。あれだけの死闘をしたのだから…… 悔いはない。私は天海春香として、そして閣下として、達した。 人生において最高の頂。頂上へと。 古泉や永琳のように、デスゲームという状況に負けなかった。 ハルヒやデーモンのように狂いもしなかった。 「……悔いはないよ……戦ったんだもん……殺し合いには乗らずに……」 天海春香の臨終の言葉は、閣下ではなく春香の声で述べられた。 ────私に悔いはない。 「まだなのよおぉッッ!!!このド低脳がッッッ!!!」 神人の右手が素早く天海春香を握り────バキバキと音を立て──── 「握り潰したああッッ!!」 ────握り潰した。 ハルヒは死んでいなかった。彼女も神人の頭から落ちた時はさすがに死を覚悟したが、神は最悪なほどに幸運だった。 神人の胸には洞爺湖の木刀が刺さっていたのだ。 ハルヒは落ちていく最中、目ざとくそれを見つけ、死に物狂いに木刀を両手で握り、必死につかまったのだ。 神人が天海春香を念入りに潰し、地面に捨てる。 ゴミのように捨てられた天海春香は、もはや人の姿をしていなかった。 「ヒャハ!ヒャハ!ヒャーハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」 先ほどまでの哀れな姿とは一転し、ハルヒは再び絶対的な自信を取り戻し、笑う。 神人の手を借り、大地に舞い降りる。荒れた焼け野原に、人を超えた怪物の高笑いが響いた。 sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 時系列順 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 投下順 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 八意永琳 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 古泉一樹 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) チューモン sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 涼宮ハルヒ sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 天海春香 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) 永井博之 sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) KAS sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) ピエモン sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) マルク sm204:残酷な神が支配する sm204:D-2草原大炎上戦(後篇) コイヅカ sm204:残酷な神が支配する
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東日本会場:パシフィコ横浜北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県・茨城県・群馬県・栃木県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県 西日本会場:インテックス大阪滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
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長門ふたり 第七章 ラストバトル 涼宮さんが僕を『好きになる』という珍事が終息してから数週間後の日曜日、 長門さんは僕達を呼び出した。「僕達」というのはいうまでもなく、涼宮さんを 除く、SOS団の面々である。思えば、長門さんがふたりになってから、既に数ヵ月が 経過していた。いろいろなことがあった。世界の改変、彼の二重化、未来からの刺客と 情報統合思念体が放った暗殺者。最初はあまりにも異常と思えた長門さんが二人いると 言う状況にも、僕等は何時の間にかなれてしまい、あたりまえに感じるようにさえ、 なり始めていた。もともと、長門さんは人間ではないのだし、これが涼宮さんが二人とか、 朝比奈さんが二人、とかいうことになるとなかなかきびしかったかもしれないが、 長門さんだとそれなりに許されてしまう。人間とはいい加減と言えばいい加減なものだ。 今回の呼び出しもまた、何かの「事件」の発端であることは間違いないだろうけど、 しかし、それはそれ、これはこれだ。もはや、僕達は長門さんが一人になって欲しい (つまり、どっちかの長門さんがいなくなって欲しい)とさえ、 切実には思わなくなり始めていた。 だから、呼び出されてもそれはそれほど不安だったわけではなかったが、 ただ、集合場所が気になった。 マンションではなく、いつもの喫茶店だったのだ。これは長門さんのうちどちらか 一人しか来ないことをほぼ確実に意味していた。なぜ、一人だけ? なぜ、喫茶店で?嫌な予感がした。 喫茶店に着くと、そんな心配はおくびにも出さずに、 僕は作り笑いを浮かべながら席についた。 既に僕以外は皆集合していた。最後について場の雰囲気に合わせるといういつもの目論見はとりあえず、首尾よく開始されたわけだ。 僕の前に彼、横は朝比奈さん、彼のとなりに長門さんAが座った。「で、長門、なんのようだ?」 「緊急事態」 「えー、それってなんなんですかー」 「今まで、わたしはみんなに嘘を言っていた。今から本当のことを言う」 「長門、何言ってるんだ?」 「私が世界を改変して自分を変えたとき(わたしが二人になるまえに起きた、 最初の改変の時のことを言っている)、 わたしは、蓄積したエラーが、世界を改変させた、 と言った。前から解っていたが、対処できなかったとも。あれはみな、嘘。 わたしは実際には自分からエラーを切り離し、消去することに成功していた。 問題は、消去されたエラーが別人格として甦り、本体のわたしを倒したこと」 「何、いってるんだ長門?」 「あなたが改変世界でであった長門有希は私ではない。 あなたが刺されたとき、朝倉涼子を呼び出したのもわたしではない。 あなたが、校門の前で、改変直後に装置をつきつけたのもわたしではない。 改変世界にわたしはいかなる意味でも存在していなかった。 全て、わたしの切り離されたエラーのしわざ」 「しかし、長門さん、そのようなことはいまいまでも一度も...」 「嘘をついていた。他に選択肢はなかった。今、わたしがふたりいるのもそのせい」 「じゃあ、どっちかひとりはエラーからできた長門さんなんですかー」 「そうではない。『あれ』が復活するとき、わたしはその復活を止める力が無かった。 できたことは再度エラーを取り込んで自己を二重化し、 エラーの効果を薄めることだけ。 だから、いままではエラーは別人格を持つことが無く、致命的な闘争は起きなかった。 でも、それももう、限界。エラーはもう一人のわたしに再集中し、 もう一体を完全に支配した。あれはもうすぐ行動を起こすはず」 僕は頭がパニックになった。一度も聞いたことがない衝撃の真実。 世界改変をおこなったのは長門さんではなく、 エラーそのものだったとは。そして、それが今また、 具現化しつつある。が、彼は落ち着き払っていた。 「で、長門、そいつは何をやらかすんだ」 「それは不明。再度、世界を改変するかも知れない」 「止められないのか?」 「不可能ではない。その場合、我々が二人とも消滅する可能性がある」 「なんだって、やめろよ、長門。そこまで自分を犠牲にすることはないぞ」 「他に方法がない」 「じゃあ、なぜ僕達をここに呼んだのですか?」 「お別れを言うため」 既に朝比奈さんは涙をぼろぼろ流して泣き始めていた。さすがの彼も 顔面蒼白だ。僕は作り笑いをあいかわらずうかべてはいたが、 まったくひきつっていなかったという自信はもはやなかった。 「そんなこというな、長門。俺はいったはずだ。おまえがいなくなることなど 許さないと」 「これは情報統合思念体の問題ではない。わたしの二重化が情報統合思念体 のミスにより生じた、というのも嘘」 場を沈黙が覆った。僕は聞いてみた。 「で、長門さん、『あれ』の目的は何ですか?」 長門さんは答えなかった、代わりにじっと、彼の目をみつめた。 「いってみろよ、長門。なぜ、答えない?」 長門さんは答えた。 「あなたを手に入れること」 彼が息を飲むのが聞こえた。 「あれは、あなたの周囲に涼宮ハルヒがいない世界を作りたい。 あれは、あなたの周囲に朝比奈みくるのいない世界を作りたい。 あれはあなたがあれだけのことを想い、あれの想いどおりにあなたが 動く世界が欲しい」 彼の顔は今や紙の様にまっしろだった。 「長門」 「何?」 「俺が改変世界であった、泣いたり笑ったりする長門は、俺のことを恨んでいたのか?」 「....。」 「俺が、あの長門じゃなく、この長門を選択したことを恨んでいたか?」 「あなたの責任ではない」 「俺は、あのとき、最初におまえが世界改変をしたとき、てっきり、おまえを元に 戻すために東奔西走しているのだと思っていた。だが、違ったんだな。 俺は知らないうちに、二人いるうちの一人を選んでいたんだ。 人間的な喜怒哀楽を兼ね備えた長門じゃなく、無表情で無機的なこの長門の方をな」 「あなたは悪くない。あなたは何も知らされていなかった。全て、私の責任」 「長門、正直言うと、俺はずっと、あの改変世界でであった、喜怒哀楽のある長門が どうなったのか気になっていたんだ。おまえが仕組んでくれた脱出プログラムを 俺が起動した後、あの世界がどうなって、あの長門はどうなったのかってな。 だから、これは俺の問題なんだ。長門、もう一人の長門に会わせてくれ。 俺は責任があるんだ」 長門さんの答えはこうだった。 「それはだめ。わたしはいったはず。他のヒューマノイドインターフェイスが あなたを襲うようなことはわたしがさせない、と」 僕が覚えているのはそこまでだった。 気がつくと、僕等3人は仲良く、 くだんの喫茶店の椅子で眠っていた。僕は彼に起こされたのだった。 「おい、古泉」 「あ、長門さんは?」 「わからん。気づいたらいなかった」 「今、何時ですか? 彼は時計を見た。 「まずいな。1時間以上たっているぞ」 「行きましょう」 「そうだな」 「朝比奈さんは?」 「このままにしておこう。連れていっても気の毒なだけだ」 「そうですね」 僕と彼は喫茶店を飛び出すと長門さんのマンションに向かった。 マンションに着くと、彼はキーパッドを叩いて長門さんを呼び出した。 返事は無い。 「くそ!」 扉をこぶしで叩く彼。 「こんなときに!」 「ちょっとどいて頂けますか?」 僕は彼に変わってキーパッドに向かうと暗証番号を打ち込んだ。 マンションのドアは音もなく開いた。 「おまえ、なんで」 「『機関』の実力をなめてもらっては困りますね。これくらい朝飯前です」 「いそごう」 僕と彼はエレベーターに乗ると、長門さんの部屋に向かった。 「長門、長門、ここを開けろ!」 激しくドアを叩く彼。当然のごとく、何の返事もない。 「くそ!」 彼はドアを体当りで破壊しようとした。 「ここには長門さん達はいません」 「何、じゃあどこに?」 「というより、この時空間にはいない、といべきでしょうね」 「じゃあ、閉鎖空間か?」 「その様なものですね」 「入れるのか?」 「やってみることは」 「行こう!」 驚いたことに彼は自分の方から僕の手を握って来た。 「どうした、何を待ってる?」 「中に入っても戻って来られるとは限りません。 また、僕の超能力(ちから)が向こうで有効かどうかも不明です」 「だからなんだ?」 「平たく言うと生きて戻って来られないかも知れません」 「構わない」 僕は躊躇した。僕は彼よりはずっと、自分の生命に執着がある。 「古泉、よく考えろ。おまえの使命は、究極的にはこの世界の改変をふせぐことだろう。 もし、エラーが実体化した長門が勝ち残ったらどうなるんだ?あれは 確実に世界を再改変するぞ。それでもいいのか?」 「ですが、我々が行ったところでどうなるものでも」 「なるさ。『あれ』の目的は俺なんだ。俺なら事態を収束できる」 彼はじっと僕の目を見た。手を握る力をぐっと込めて来た。 「信じて、いいんですか?」 「ああ。信じろ」 正直言って、僕は誰かを信じて自分の命を預けるって柄じゃあない。 が、合理的に考えて、今、僕等がここにとどまり、「あれ」が勝利したら、 どっちにしろこの「僕」はいなくなるわけだ。だったら、ここに留まるのも 同じ様に危険だ。 「解りました。信じましょう。目をつぶってください」 僕は目を閉じた彼を連れて、長門さん達がいる時空に足を 踏み入れた。途端に襲って来る衝撃波。 「うわっ」 僕と彼は激しく飛ばされると嫌というほど床に体を打ち付けた。 「!」 息が詰まった。が、彼は果敢にも立ち上がるとこう叫んだ。 「長門、待て、やめろ、ちょっと聞いてくれ」 ふとみると、二人の長門さんがねじくれた混沌とした時空の中で 向かい合って立っていた。二人の体には無数の槍が突き刺さり、 体からは滝の様に出血していた。正に死闘。 「あなたはきてはいけないと言ったはず」 「そうはいかない、長門。どっちがどっちだ。本当ことを言え」 僕は思った。長門さん達が本当のことを言うわけは無い、と。 が、僕は間違っていた。一方の長門さんが言った。 「わたしが本物。彼女がエラー」 もう一人の長門さんはじっと彼をみたまま、否定しなかった。 彼は、エラー長門に歩み寄ると話始めた。 「長門、俺を覚えているのか?」 「覚えている」 「俺に入部届けを渡したことを覚えているか」 「勿論」 「あのあと、おまえはどうなったんだ?俺がプログラムを起動した後」 「何も起きはしない。あの後のわたしは存在しない。プログラムを起動したとき、 世界の改変は終了した」 「そうか。済まなかった。おまえがおまえじゃないと俺はあの時は 知らなかったんだ」 「仕方がないこと」 「長門、こんなことはやめてくれないか。 俺のために世界を変えたりするのもやめてくれ」 「それはできない。わたしはあなたが欲しい。 あなたといたい。わたしを作ったのは『長門有希』のあなたへの想い」 本物の長門さんが言った。 「『それ』と会話してはいけない。『それ』は忌まわしいもの。 捨てられたもの」 『それ』は答えた。 「彼女こそ偽善者。自分の中の想いを直視できずに切り捨てて わたしをつくり出した。わたしこそ、彼女の本心。あなたが欲しい」 「これ以上、話し合っても無駄。やはりあなたを消去する」 「望むところ」 二人の長門さんはまた身構えた。 「待て、ちょっと待て、長門」 そういうと彼は、『それ』に向かってこう言い放った。 「いいよ。俺をとっていけ。俺はおまえのもんだ」 「待ってください、あなたは自分の言っていることが解ってるんですか?」 「おまえは黙ってろ、古泉!」 何を考えているんだ、彼は。 「長門、良く聞け。あの時は二者択一だったし、どっちが『本物』かは 明らかだった。だから、な、長門、あのときはあっちでのおまえを選択するっていう 選択肢はありえなかったんだ。そのために世界を改変させたままにはしておけない」 『それ』は彼をじっと見た。 「だかな、長門、今は違う。違うってことを俺は学んだんだ。 また、俺を二人作れよ。この前みたいに。で、一人を連れていけ」 「正気ですか?あなたは自分の言っていることがわかってない」 「わかってるさ。なぜ、いけない?俺は別に改変された世界の長門が 嫌いだったわけじゃない。更に言うならな、古泉、ハルヒとくっついてる あっちの世界のおまえも嫌いじゃなかった。 こっちにいるおまえみたいに複雑な人生を生きているわけじゃないからな、 あっちのおまえは。もっとまっすぐだったよ」 「しかし....」 「冷静に考えろ、古泉。俺は死ぬわけじゃない。 こっちにはこっちの俺が残るんだ。もうひとりの俺はあっちで生きる。 あっちにはおまえもハルヒをいるんだ。またSOS団を作るさ。 朝比奈さんがいないのはちょっと寂しいけどな」 「...」 「彼の言っていることは論理的」 本物の長門さんが言った。 「長門さんまでなんてことを言うんですか!」 「冷静になれ、古泉。誰も犠牲にはならない。やれよ、長門」 『それ』は彼に近付くと、彼に手をかざした。ぶーんという音とともに 彼の輪郭がぼやけ、つぎの瞬間には彼は二人になっていた。 一方の彼が、もう一人の彼に言った。 「変な感じだな」 「そうだな」 「どっちが行く?」 「意味がないだろ、そんなこと」 「そうだな」 「俺が行くよ。おまえが残れ」 「ああ」 「行こうか?」 彼は『それ』の手を取った。 「!」 僕は何か言おうとした。何を言おうとしたのか。自分でも 解らなかった。つぎの瞬間には僕は彼と長門さんと3人で長門さんの 殺風景なマンションの部屋につっ立っていた。 「終わったのか?」 彼が聞いた。 「終わった」 長門さんが答えた。 「行こう」 長門さんと彼は部屋を出ていったが、僕は去り際に部屋を振り返らずには いられなかった。 「何してる、古泉。いくぞ」 そのとき、僕は悟った。これからも毎日の様に、この「彼」に僕は 会うだろう。だが、あの「彼」に会うことは二度と無いんだ、と。 エピローグ 長門有希は彼と腕を組んで歩いていた。自然に笑みがこぼれ、 何の苦労もなく、彼の腕に頭をもたせかけ、彼の体温を楽しんだ。 幸せだった。こっちの世界の涼宮ハルヒにも、古泉一樹にも会った。 彼らがわたしや彼の言ったことを信じたかどうかは解らない。でも、 彼らは笑って面白がり、これから作るグループを「SOS団」と名付けることに 反対しなかった。涼宮ハルヒは 「さあ、これから面白くなるわね。『あっちの世界』のあたしに 負けてられないわよね!」 とさえ言った。彼らと私達の学校は違ったが、そんなことは問題じゃなかった。 SOS団は不滅なのだ。 それでも、長門有希はこう尋ねずにはいられなかった。 「ねえ、キョン?」 思えば、向こうの世界では彼をこう呼んだことさえなかった。 「なんだ、有希?」 彼にこう呼ばれたことも。 「後悔してない?」 「何をだ?」 「こうなったこと」 「してないさ。するわけがない」 でも、長門は不安だった。だからこう聞いてしまった。 「このわたしとあっちのわたしとどっちが好きだった?ね、 本当のこと言って」 彼は答えた。 「ばかだな。どっちも好きだよ。だからこうしたんだ。 普通の男は同時に別の人間とつきあったりできない。俺は ラッキーだったよ」 「でも」 「もう、やめろよ。おこるぞ」 彼はそう言うと向き直り、肩を抱くと唇を近付けて来た。 わたしは目を閉じると黙ってそれを受け入れた。 幸せだった。絶対に得られないと思った幸せが今、ここにあった。 「幸せになろうな、有希」 彼が言った。長門はうなずきながらあっちの世界の長門を 思った。この喜びを決して得ることができない、単なる観察者の長門を。 ちょっとだけ、彼女が可哀想に思えた。 おわり 外伝
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ダウンロード(wiki保管庫) ゲーム紹介 自動で進行する見るゲ。 終わりはいつだって儚いもの。卒業であろうと、決戦であろうと。 スクリーンショット ラストバトルにしては大世帯 こんなこと、やったなあ 旅立ちの日・・・! 感想など その発想はなかった。 -- 名無しさん (2012-10-31 11 56 27) 深夜のテンションで見て腹がよじれた -- 名無しさん (2013-05-10 06 33 28) 名前 コメント
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ラスト・エスコート2 の攻略対象。 ホストクラブ・ゴージャスの店長に相応しいホスト。 温厚で落ち着いている。 人望も厚く、若いホストからも慕われている。 もちろん女性の扱いも慣れている。 名前 天祢 一星(あまね いっせい) 年齢 身長 体重 誕生日 血液型 声優 秦勇気 該当属性 温厚、女性慣れ、黒髪、ポニーテール、接客業 該当属性2(ネタバレ)
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[mA,-,User,-,-/SLx20G:SpR+SL+1] ☆ヒーラーは魔術を使えないので、転職前提のスキルだ。が、転職して魔術を強化するのならセージの方が良いだろう。《マジックノウリッジ》もある。ヒーラースキルの長所はMPを使わないことだが、膨大な回復力との相性が良くなく、自分の長所を自分では活かせない。ちょっとねじれている。(灯) 名前 コメント
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トップ|基礎知識|会話|合体|調教|攻略|マップ|魔獣|魔法|アイテム|その他 魔法の紹介Ⅰ ⬤攻撃魔法 名前 種類 対象 効果 消費MP アギ 火炎 敵単体 10 3 アギラオ 火炎 敵単体 30 5 アギラオン 火炎 敵グループ 50 14 マハラギ 火炎 敵全体 80 17 マハラギオン 火炎 敵全体 150 25 ブフ 冷気 敵単体 10 3 ブフーラ 冷気 敵単体 30 5 ブフラオン 冷気 敵グループ 50 14 マハーブフ 冷気 敵全体 80 17 マハーブフラ 冷気 敵全体 150 25 ジオ 雷 敵単体 10 3 ジオンガ 雷 敵単体 30 5 ジオラオン 雷 敵グループ 50 14 マハジオ 雷 敵全体 80 17 マハジオンガ 雷 敵全体 150 25 ザン 衝撃 敵単体 10 3 ザンマ 衝撃 敵単体 30 5 ザンマオン 衝撃 敵グループ 50 14 マハザン 衝撃 敵全体 80 17 マハザンマ 衝撃 敵全体 150 25 ムーンライト 月光 敵全体 200 20 ⬤回復魔法 ⬤補助魔法(ステータス変化) 名前 種類 対象 効果 消費MP ディア 回復 味方単体 20 4 ディアラマ 回復 味方単体 60 10 ディアラハン 回復 味方単体 150 25 メディア 回復 味方全体 12 10 メディアマ 回復 味方全体 40 28 メディアラハン 回復 味方全体 150 58 パララディ 麻痺回復 味方単体 0 7 ポズムディ 毒回復 味方単体 0 9 リカーム 蘇生 味方単体 0 20 サマリカーム 完全蘇生 味方単体 0 35 パトリカーム 完全回復 味方単体 0 50 トラリカーム ひょうい回復 味方単体 0 8 マカランダ MP奪取 敵単体 10 0 マカジャマ 魔封じ 敵単体 0 8 マカジャミル 魔封じ 敵グループ 0 15 プリンパ 混乱 敵単体 0 8 プリンフル 混乱 敵グループ 0 16 ドルミン 睡眠 敵単体 0 6 ドルミナル 睡眠 敵グループ 0 18 パララ 麻痺 敵単体 0 8 パララル 麻痺 敵グループ 0 22 ビルラ 毒 敵単体 0 14 ビルラム 毒 敵グループ 0 30 ムド 気絶 敵単体 0 15 ムドオン 気絶 敵グループ 0 32 テトラカーン 攻撃反射 味方単体 0 18 マカラカーン 魔法反射 味方単体 0 24 【出典】 株式会社アトラス.「魔法の紹介Ⅰ」.『ラストバイブルⅢ 取扱説明書』.株式会社アトラス.1995,p.38-39 上へ
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ラストチャレンジ西日本 カテゴリーB 優勝者ぽん ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 ディアルガ オボンのみ まもる りゅうせいぐん でんじは だいちのちから トゲキッス こだわりスカーフ このゆびとまれ エアスラッシュ たつまき しんぴのまもり カイオーガ ソクノのみ まもる しおふき かみなり ハイドロポンプ カビゴン イバンのみ まもる ばかぢから じばく かみくだく 準優勝ヨシヒコ ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 ルカリオ きあいのタスキ インファイト みきり バレットパンチ このゆびとまれ ディアルガ りゅうせいぐん トリックルーム オーバーヒート まもる バンギラス くろいてっきゅう なげつける まもる いわなだれ けたぐり ルギア こだわりメガネ だいちのちから ハイドロポンプ エアロブラスト サイコブースト カテゴリーB 優勝者クロネコ ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 ドーブル きあいのタスキ まもる みちづれ ねこだまし ダークホール ギラティナ たべのこし めいそう みがわり おにび りゅうのはどう メタグロス こだわりスカーフ だいばくはつ いわなだれ アームハンマー コメットパンチ カイオーガ オボンのみ まもる かみなり れいとうビーム しおふき 準優勝いちご ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 カイオーガ こだわりスカーフ ふぶき だくりゅう かみなり しおふき トゲキッス オボンのみ しんそく このゆびとまれ おいかぜ まもる メタグロス イバンのみ コメットパンチ だいばくはつ まもる アームハンマー ギラティナ たべのこし シャドーダイブ ドラゴンクロー まもる ストーンエッジ
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―じょしこうせい 自作 インターネットスラングでJKといえば大抵女子高生の略語ですが、女子高生が使う言葉でLJKといえば「何女子高生」の略? (2017年4月9日 賢押杯Alt./Abs.2017投稿問題) タグ:言葉 Quizwiki 索引 ま~英数