約 31,353 件
https://w.atwiki.jp/kyogokurowa/pages/95.html
映画館内にある、スクリーンルーム。 上映された映画が終わり、二人の男女が出てくる――といえば、まるでデートか何かのように思えるが、この二人を見てそう思える者はいないだろう。 白化粧に公家風装束とメイド服というとてもデートに行く外見ではないというのもそうだが、それ以上に二人の顔は仲良く映画鑑賞を楽しんだというそれではない。 「……なるほど。映画とやら、なかなか楽しめたでおじゃるな」 だが、マロロの口から最初に出て来た言葉がそれだった。 「それは良かったわ。私は、随分と疲れさせられたけど」 どこか機嫌の良さそうなマロロとは対照的に、咲夜はつい苦言混じりに言う。 それも無理はない。 何せ、そもそも映画という存在を知らなかったマロロに映画とはどういったものなのかを教え、さらに上映中にもちょくちょく補足説明を要求され、とんでもない手間をかけさせられた。 上映中のおしゃべりは禁止――などとは知らぬとばかりの状態であり、これがもし普通の映画館であれば周囲の目がとんでもない事になっていただろう。 もっとも、映画という存在すら知らなかったマロロにとっては関係のない事だが。 「にょほ、それは申し訳なかったでおじゃるな」 「まあ、言っても仕方がないわ」 これはマロロの不勉強などではなく、単に文明が違い過ぎただけだ。彼が悪いわけでもないし、変に知ったかぶりでもされた方が困る。 それに、マロロの自頭が良かったせいか、最低限の説明だけで理解できたのは不幸中の幸いといえた。 「それにしても、さっきのシャクコポル族の言っていた内容とは全然違ったでおじゃるな」 「ええ。もしかしたら、時間によって内容が変わるようになっているのかもしれないわね。あるいは、上映された場所が違っていたとか」 「それでも、興味深い内容だったでおじゃる」 そして肝心の映画の内容であるが、上映されていた内容は悪役令嬢の転生物語などとはまるで違った。 咲夜からすれば、カタリナ・クラエスも次の機会があれば始末しておきたい相手である以上、何かしら情報でも手に入ればと思っていたので当てがはずれたわけだが。 「それで、あの『すたんど』とやらは咲夜殿も知らないのでおじゃるか?」 「ええ、少なくとも私の知る限りでは」 上映されていた内容は、イタリアという国に存在するギャング組織『パッショーネ』に所属するスタンド使い達の抗争の物語。 国や街を裏から支配する『パッショーネ』に所属し、そこで成り上がる事によって組織を変えようとするジョルノを中心とし、入団試験、そしてボスの娘の護衛任務、暗殺チームとの戦い、そして組織からの離脱とボスへの反逆のストーリーだ。 だが、残念な事にその結末まで辿り着く事はなく、最終決戦の舞台へと向かうところで映画は終わっていた。 それでも、収穫は大きい。 この映画に出て来た登場人物の中での参加者名簿に載っているのは5人。 ジョルノ・ジョバァーナ。 ブローノ・ブチャラティ。 リゾット・ネエロ。 ディアボロ。 チョコラータ。 全員がスタンド使いと呼ばれる存在であり、この映画を見る限りいずれも油断して良い相手ではない。 派手さでいえば、あのヴライには劣るかもしれないが、スタンドの応用次第ではそれ以上の難敵となりえる。 「でも、あの兎が言うには、呼ばれた時期とやらが違う可能性もあるそうだけど」 「その通りでおじゃるな。特にリゾット・ネエロとチョコラータとやらは既に死んでいるようでおじゃるし、死ぬ前からと考えるべきでおじゃるか」 死者蘇生を公言している運営であり、時間差による召集の可能性も既に考えていた事もあり、特に驚く事はない。 「そのようね。でも、参加者である人物達の事を色々と知る事ができたのは僥倖ね」 「そうでおじゃるな。特にマロのような采配師にとって、チョコラータのような輩は面倒でおじゃる」 この映画を見る限りディアボロは、悪辣極まりない人物である事が分かるし、ブチャラティに「吐き気を催す邪悪」と称されるだけの男だ。 だが、危険度でいえばチョコラータの方が上だ。 何故なら、彼の行動指針は基本的に保身から来ること。 娘の抹殺を目論んだ事に関してもそうだし、以後の行動に関しても裏切り者達の粛清だ。 この殺しあいでどう動くか――おそらく、自身の生存を第一にした慎重な行動だろう。 そう考えると、ある程度は行動の予測はできる。 ディアボロはディアボロで油断できない相手ではあるが、完全に己の快楽のみを目的で行動するであろうチョコラータの方が読みにくく、危険だ。自分達と無関係のところで退場して欲しい相手である。 「そうね。私としてはあのディアボロとやらの能力の方が気になったけど」 何度か披露された、彼のスタンドである『キング・クリムゾン』。 ブチャラティやジョルノも戦うのではなく、撤退を余儀なくされた無敵のスタンド。 最も警戒すべき存在だろう。 自分とよく似た時間停止に近い気もするが、それとも微妙に異なるように見える。 (でも、もしそうならば何かしらの制限がかかっている可能性があるかもしれないけど) あの魔法学園での戦いで、自分の能力に枷がある事を確認させられた。 似たような類の能力であれば、咲夜と同様に制限がかかっている可能性は高い。 無論、楽観はできないわけだが。 「もう少し、詳しい事が分かれば良かったんだけど……」 とここでふと、チケットの自動販売機が目に入る。 それ自体は別におかしくない。自分達は無償で入っているが、本物の映画館は料金を払って入る場所であり当然の事。 だが、その販売機に書かれてある部分だ。 完全版チケット投入口:こちらに、完全版チケットを入れれば、完全版の映画を見る事ができます。 「これは何かしら?」 「完全版ちけっと、とやらは何の事でおじゃるか?」 「私に聞かれても……。ただ、完全版なんていう書き方からして、この戦いの決着まで書かれた映画が見れるって事じゃないの?」 この完全版チケットとやらがあれば、半端なところで終わったものと違い、『ボス』達との決着までの完全版が見れるという事かもしれないが、今の時点では推測止まりだ。 「いずれにせよ、この完全版とやらのチケットがないと無理ね」 誰かの支給品か。あるいは、宝物のように会場のどこかに隠してあるのか。少なくとも、ここまでにマロロと咲夜は見つけていないし、支給品としても与えられていない。 「まあ、ないものねだりをしても仕方がないでおじゃるよ」 それよりも、とマロロは続ける。 「この映画とやらからは予想以上に、情報が手に入ったでおじゃる。他の映画をやっているのならもう暫く、この地に留まり他のものも見て情報収集をするべきだと考えているでおじゃる」 情報戦を制する者が戦を制す――聖賢とうたわれし八柱将ライコウがよく言っていた事だ。 「これを利用すれば、色々とやれる事が増えるでおじゃるよ」 かつて、ライコウが「エンナカムイの惨劇」を多くの國に広めた事によってオシュトルらエンナカムイが孤立したように、情報をうまく使えば、特定の参加者を窮地に陥らせる事も可能だ。 ここで得た情報を利用して特定の参加者と知り合いだと騙る事ができるし、自分達のように臨時チームを組んでいるであろう参加者達に都合の良い事を吹き込んで疑心暗鬼にさせる事もできるかもしれない。 「なるほど、ね」 策としては悪くない。 ここで手に入れた情報が、思わぬ局面で役立つ可能性はある。 だが、いくつかの問題もある。 「私達が呑気に映画を見続けてる間に、他の参加者がここに来た場合は?」 「ここは、地図を見る限り、隅の方にあるでおじゃるし、この映画館の価値を知らなければこんな場所にわざわざ来たがる参加者はほとんどいないでおじゃる」 ヴライがオスカーや鈴仙らとこの近くで交戦したのは、初期位置の関係によるものが大きく、積極的に戦場になるであろう場所でもない。 「でも、私達のように映画の事を知って来る可能性もあると思うけど」 「確かにそうでおじゃるな」 マロロは、咲夜の言葉を首肯しながらも続けた。 「しかし、その場合はヴライのように暴れまわる類の参加者ではなく、情報収集が目当ての輩。どうにでも交渉のしようはあるでおじゃるよ」 わざわざ情報目当てで来るタイプの参加者であれば、先ほどのオスカー達のように無駄な戦闘は避けたがるだろう。 「なるほどね」 咲夜の方も、マロロの考えを認めつつも、最後の問題を口にする。 「それじゃあ、最後に一つ。まだ問題があるわ」 「にょほ? 何でおじゃるか」 「私としては別にいいんだけど、貴方には標的のオシュトルとやらがいるじゃない」 マロロと違い、咲夜は別に特定の参加者を始末したいという思いはない。 博麗の巫女の無力化も狙ってはいるが、それもできればの話であり、優先順位はさほど高くなかった。 「その人が、もし私達が呑気に映画を見ている間に殺されたりしたらどうするのかしら」 「……にょほ。そんな事でおじゃるか」 咲夜の言葉に、マロロはニィと微笑む。 独特な白化粧がよりいっそう、不気味なものとなり狂気すら感じるものへとなった。 「大丈夫でおじゃるよ。オシュトルは、きっと生き残っているでおじゃる。あの時、ハク殿を犠牲にして薄汚く生き延びた時のように、必ず」 にょほ、にょほ、とマロロは不気味な笑い声を出し続けている。 元の頼りなげでありながら優し気だった風貌は面影もなく、かつての仲間達が見れば信じがたいであろう鬼気迫るものだ。 その狂気に染まった采配師を見ながら、咲夜は冷静にもしもの時の場合を考える。 マロロはオシュトルへの復讐を最優先にしており、それは咲夜の目的とは相反していない。 それゆえの、これまでの同盟関係だ。 もし仮に、マロロがオシュトルが始末した場合であれば、気分良くその後も協力してくれる可能性はあるし、オシュトルの仲間達が残っていれば残党狩りという目的も残る。 だが、もし死亡者としてオシュトルの名前が呼ばれてしまえば、正直、マロロの行動に予想がつかなくなる。 行動の予測がつかなくなった味方など、敵よりも厄介だ。 もし、自分に不利益をもたらすようならば手を下すほかなくなる。 (その時は、悪く思わないでね。采配師さん) 最悪の場合を想像しながらも、咲夜は話を続ける。 「まあ、それならそれでいいけど、いつまで映画を見続けるつもりなの? 今後の方針は?」 「……その事でおじゃるが、この映画とやらをもう暫く見てから『大いなる父の遺跡』に向かってみようと思っているでおじゃるよ」 「理由は?」 大いなる父という言葉に関しては、マロロと色々と情報のすり合わせをしている時に聞いた。 どうやら、彼らの世界に存在していた存在であり、大古の世界を支配し、ヒトを創り出したされる者達を示す言葉らしい。 「咲夜殿によると、どうやら大いなる父はマロ達の世界の特有の存在のようでおじゃるし、奴らの一党が集結地にしそうな場所は他にない以上、ここにオシュトル達一味が集っている可能性が高いでおじゃるよ」 今となっては懐かしい話だが、かつてハクとその仲間達と共に『大いなる父の遺跡』へと赴いて調査した事もあった。 ここにあるのがまがい物である可能性は高いが、とりあえず知っている単語の場所へと向かおうとオシュトル達が考えてもおかしくはない。 その推測は正しい。 この二人が知らぬ事ではあるが、とりあえずの第一目標として自分達の知る名前の施設を目指した参加者は多い。 ゲッターチームは早乙女研究所を、災禍の顕主御一行はバンエルティア号を、「アイテム」メンバーが「アイテム」のアジトを目指したように。 「なるほど。当てもなく探し回るよりかは可能性があるかもしれないわね」 咲夜としても、特に反対する理由はない。 これが空振りに終わったとしても、咲夜からすればデメリットはない。 「待っているでおじゃるよ、オシュトル……」 呟くように仇敵の名を呼ぶマロロに、咲夜は促す。 「じゃあ、これからの話はこの辺りにして、次の映画を見る事にしましょう」 「そうでおじゃるな」 一通りの方針を決めたところで、スクリーン内へと戻っていく事にした。 公家風装束に、メイド服という映画館という場所ではどこかシュールな恰好だが、誰もつっこむものはこの場にはおらず二人も気にしなかった。 見る映画はどの世界のものでも良いが、警戒対象である間宮あかりや、琵琶坂氷至らのものでもあればなお良いと思いながら。 【B-2/映画館/一日目/午前】 【十六夜咲夜@東方Projectシリーズ】 [状態]:体力消耗(小)、全身火傷及び切り傷(処置済み)、胸部打撲(処置 済み)、腹部打撲(処置済み) [服装]:いつものメイド服(所々が焦げている) [装備]:咲夜のナイフ@東方Projectシリーズ(1/3ほど消費)、懐中時計@東方Projectシリーズ [道具]:基本支給品一式、不明支給品1つ [思考] 基本:早くお嬢様の元へ帰る、場合によっては邪魔者は殺害 0:映画館で情報収集を続けた後、大いなる父の遺跡に向かう 1:今後のことを見据え、遭遇する参加者については殺せる機会があれば殺 すが、あまり無茶はしない 2:取り逃がした獲物(カタリナ、琵琶坂)は次出会えば必ず仕留める 3:博麗の巫女は今後のことを考えて無力化する 4:マロロに関しては協力する素振りをしながらも探る。最悪約束を反故す るようであれば殺す 5:鈴仙達については暫く泳がせておき、琵琶坂達やヴライと潰し合っても らう。 6:余裕があれば完全版チケットとやらも探す。 [備考] ※紅霧異変前からの参戦です ※所持ナイフの最大本数は後続の書き手におまかせします ※オスカー達と情報交換を行いました ※『ジョジョ』世界の情報を把握しました。ドッピオの顔も知りましたが、ディアボロとの関係は完全には分かっておりません。 【マロロ@うたわれるもの 二人の白皇】 [状態]:オシュトルへの強い憎悪 [服装]:いつもの服装 [装備]: [道具]:基本支給品一式、不明支給品3つ [思考] 基本:オシュトルとその仲間たちは殺す 0:映画館で情報収集を続けた後、大いなる父の遺跡に向かう 1:ミカヅチ殿とは合流したい 2:ヴライには最大限の警戒を 3:十六夜咲夜はいい具合に利用させてもらう。まあ最低限約束(博麗の巫 女の無力化の手伝い)には付き合う 4:あの姫殿下が本物……?そんなことはあり得ないでおじゃる 5:間宮あかりとその一行を警戒 [備考] ※少なくともオシュトルと敵対した後からの参戦です ※オスカー達と情報交換を行いました ※鈴仙をシャクコポル族のヒトと認識しております ※『ジョジョ』世界の情報を把握しました。ドッピオの顔も知りましたが、ディアボロとの関係は完全に分かっておりません。 前話 次話 絶対絶望少女 投下順 最後に笑うは 前話 キャラクター 次話 混沌への導火線 十六夜咲夜 旅立ちの刻 混沌への導火線 マロロ 旅立ちの刻
https://w.atwiki.jp/gods/pages/66151.html
シシヒトノオオマロ(宍人大麻呂) シシヒトノオミオオマロの別名。
https://w.atwiki.jp/reiyonrakisutazuki/pages/399.html
価格5:重さ5:増加数‐ 和名:ツルノコモドキ パンモドキ?科 体長44㎜ 習性はパンモドキ?と同じだが、パンモドキ?より動きが速くなっている。 お宝を巣に運ぶ速度はオオパンモドキ?以上なので素早くピクミンで引っ張り合いしないとどんどん獲物やお宝を奪われてしまう。 ただ体力は低いので(パンモドキ?並)、倒し方はパンモドキ?と同じでOK。 体が白く、名前のとおりマシュマロのような形をしている。 巣穴はまるで粉砂糖がかけられたように真っ白。 そのため、地形が雪の場合は見つかりにくい点に注意。 なお、和名の「ツルノコ」は九州のお菓子の名前である(もしかしてこの生物の生息地は九州なのか?)。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5631.html
DQⅨ Ⅸに登場する街。 ビタリ山の南西、広大な花畑に囲まれた港町。 入ってすぐに花屋の屋台や大きな宿屋が出迎え、少々入り組んだ歩道橋を上り下りすれば お馴染みの武器屋や防具屋から、シリーズで初めての靴屋まで、店が豊富に建ち並ぶ。 全体的に明るくかわいらしい雰囲気で、女の子に人気のありそうな街。 特に目を引くのは大金持ちの【マキナ】のお屋敷と、船であろう。 船の方は最初に行っても、予想どおりというかすぐには貸してはもらえない。 一方マキナのお屋敷はお嬢様の財産目当ての自称お友だちに、 奇行の目立つマキナ本人と、胡散臭い雰囲気満載で出迎えてくれる。 ここでの事件を解決すれば船が手に入る。イベントの詳細は【マキナ】および【マウリヤ】の項を参照。 防具屋はドレスやスーツなどお洒落なものや可愛いものが多く、ネコミミバンドはプレイヤーの趣味が試される。 また、ゴールドメイルの錬金で稼ぐ場合はここでシルバーメイルを仕入れることになる。 宿屋は家族経営らしいが、リッカの宿屋が成長する前までは自称世界一の宿屋を名乗るなど、 (実際には宿王グランプリは長年1位該当者なしだったらしく、万年2位のここが勝手に1番を名乗っている) 景気のよい街のようだが、夫から町長の座を奪い取ったゴージャスマダムや、マキナがすでに故人であること、 宿屋が3位に落ちて息子を信用していないなどチームワークばらばらなことを考えると、将来的には経済破綻しないか心配に見えてくる。 クリア後には船守の老人が、「じじいの行水場」なる施設を開設。 「アンチエイジング効果あり」との触れ込みで大評判を受け、毎日老爺たちでごったがえしている。 すっかり斜陽になった宿屋とは対照的に、サンマロウの新名所となっている。 宿屋の元従業員の中にも、こちらの方が儲かるという事で転職してきた者もいる。 宿屋側はこのことが相当癪に障るのか、サンマロウ入口にいて街の紹介をしている女性(正体は宿屋の女将)は 「この街には宿屋くらいしか見るべき場所がない」とネガキャンを行っている。 なお客は本当にじじいばっかりで、アンチエイジングに反応しそうな妙齢のご婦人方は一人もいない。残念。 基本的に川の水を小屋の中に引いているだけで、アンチエイジング効果については未知数。 客の中には実際に若返ったと主張する元老人の若者がいるが、彼はサクラであり外見相応の実年齢である。 一方でにゃーにゃーと鳴くだけでクエストと言い張る猫、自分の誕生日を祝うため友達でもない主人公を利用する男、 何故か教会の鐘の裏にいるカデスの星メンバーなど、何だか地味に変わり者のクエスト関係者が多い場所。 ナザム村の少年ティルはもともとここの出身とのことで、エンディング後は家族の墓参りに来ている(が、ナザム村に帰る気配はない…)。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/43498.html
マロコノミコ(2)(丸高王) マロコの別名。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2345.html
501基地 俺「ここがあの方が言っていた場所か……」 連合軍第501戦闘航空団が拠点としている基地。そして今日からは俺も厄介になる基地 俺「確か、基地に着く前に渡された封筒のうちの1つ目を見るようにといわれていたな……」 前に厄介になっていた研究所を出るとき、命の恩人から預かった3つのうちの封筒から1つ目の封筒を開け、中身を確認する 俺「まずは、司令を勤めるミーナ中佐に会え。そしてできる限り11人のウィッチ達と打ち解けて仲良くなれ、か……」 どうやら俺は何としてでも11人のウィッチ達と仲良くならないといけないらしい だが、あの方は何を考えているのだろうか? 確か、あの方は11人のウィッチ達を憎んでいて、俺をここへ寄越したのもその復讐の為と聞いていたのだが…… それに俺なら1人で11人を制圧する事など容易いのにどうしてこのような回りくどいやり方をするような指示を・・・・・・? 俺「あの方の事だ。何か訳があっての事だろう。まずはここの基地の司令に挨拶でもしにいきますか・・・・・・それにしても基地がこんなお城みたいなとことはいやはや……」 誰かを見つけて案内してもらわないと道に迷ってしまいそうなそんな気がした 俺「どこかに誰かいないものか……」 あたりを見回しても人っ子一人いない。ウィッチはおろか整備士や憲兵、門番の姿もない 俺「時間も時間だからか?もぬけの殻。そんなわけないだろうし、中に入れば誰かいるだろうきっと」 しかし、そんな事を考える必要はなかったようだ 魔導エンジンの回る音、背後から11 俺「・・・・・・ストライクウィッチーズ」 あの方から見せられた資料、聞かされた話。その通りだった === == = ウィッチ視点 坂本「ミーナ、今滑走路に人が立っていたがあれが今日配属される者だろうか」 ミーナ「そうかもしれないわね。降りてから確認しましょう」 ゲルト「確かブリタニアからの派遣だったな。今度もまた新人を送り込んできたのだろうか?」 ミーナ「実践経験は浅いみたいだけど、元がテストパイロットのようだから飛行時間はそれなりにあるみたいよ」 坂本「実際見るまでは判らないが即戦力として期待してもいいだろう」 ミーナ「でもいくつか気になる事があるのよね……」 ゲルト「気になる点?」 ミーナ「前に所属していた研究所のようなんだけど聞いた事がないのよ……。経歴なども不明瞭な点が多すぎるわ」 坂本「何か特別な事情があるのかもしれないか」 ミーナ「ええ、そうね」 ゲルト「だが最近ネウロイが強くなっているからこちらとしては戦力が増えると喜んでもいいのではないか?」 坂本「経歴など、戦闘では何の役にもたつまい」 ミーナ「ええ、そうね……」 === == = 俺視点 俺「……少し挨拶でもしてやるか」 あの方の命令に背くことになるが仕方ない。今1人や2人病院送りになってもあの方は怒るまい。きっと喜んでくれる 俺「……アンチマジックフィールド急速展開。全てのエーテルよ我が元に集え」 哀れかな。 空を翔る11人ウィッチは急なストライカーユニットの不調で墜落。全員重傷を負うことになるだろう 俺「あの方につけて頂いた異名の通り、実行して見せます……魔女狩り-ウィッチハンター-としてね」 しかし…… 俺「……1,2,3、いや、もっとか。まさか俺まで監視されていて銃口を向けられているとは、あの方は俺を信用してくれていないのだろうか。俺はこんなにもあの方の為に尽くしているのに……」 仕方がないので、フィールドを解除する。味方だと思っていた奴らは、あの方の指示を少しでも俺が破れば簡単に敵になるみたいだ 俺「仕方ないか。まずはあの集団のところへいってみるか」 俺はウィッチ達が向かっている格納庫らしき場所へと走っていった…… === == = 格納庫 俺「ミーナ中佐はどなただい?」 ミーナ「私がミーナよ。俺大尉でよかったかしら」 俺「はい、今日から転属になった俺大尉です。よろしく」 目の前にいる女性がここの司令を勤めるミーナ中佐か・・・・・・ 先ほどストライカーユニットで空を飛んでいたからまだ若いのだろう。多分 ミーナ「こんな所で申し訳ないけど、今ここにストライクウィッチーズを構成するウィッチが全員いるから簡単に自己紹介をさせてもらうわ。もちろん俺大尉、あなたもね」 暫くして自己紹介が始まった ウィッチ達のデータは嫌というほど覚えたから自己紹介などしてもらう必要はなかったが・・・・・・ 断れば何か嫌な予感がしたから仕方がない ミーナ「以上11名がこの基地に在籍しているウィッチよ。今度は俺大尉から軽く自己紹介をしてもらってもいいかしら」 俺「俺大尉です。いつまた転属になるかわからないですがよろしく」 差し障りのない自己紹介を続けて行く 11人の少女……一部少女?と疑問符がつく女性も混ざっているが 話を聞きながら、困惑、驚き、恐怖、敵対、値踏、無関心といった様々な眼差しが向けられていた ミーナ「俺大尉、少し聞きたい事があるけどいいかしら?」 俺「なんでしょうかミーナ中佐」 ミーナ「俺さん宛に届けられている荷物の事で少し・・・」 俺「・・・・・・できればあまり人には知られたくないし、知らないほうがいいと思うのでその件は後でゆっくりと」 聞きたい事が山ほどあるようだった。予想の範疇ではある おおよそ見当はついている。俺のストライカーユニットについてだろう ミーナ「わかりました。ならこの後私の部屋でゆっくりと話を聞かせてもらうとするわ」 この後も様々な質問攻めにあった・・・・・・ ゲルト「で、お前はちゃんと戦えるのか?テストパイロットとして飛んでいたとは聞くが?」 俺「戦える?場違いな事を聞かないでくださいよ。戦えるからこの最前線に送り込まれてきたんじゃないですか」 ゲルト「実戦経験はないのだろう?」 俺「ネウロイとの実戦は・・・・・・ですが」 ゲルト「ネウロイ以外の何かとは戦った事があるというのか?」 俺「仕事柄、ネウロイ以外との戦闘のほうが主でした」 ウィッチとの戦闘ほど得意なものはない ウィッチご自慢の固有魔法やシールドを使えなくし、グローブに仕込まれた鋼線で切り刻んでいく・・・・・・ 許しを請うもの、泣き叫ぶもの、呪言を履き捨てるもの、多種多様だった・・・・・・ 思い出すだけでもご飯3杯はいけそうな気がした バルクホルン「なるほどわかった。その言葉期待させてもらおう」 坂本「ところで、ネウロイとはどう戦うつもりだ?」 俺「ネウロイとは・・・・・・あそこに立て掛けてある槍-蜻蛉切-とストライカーユニットに内臓されている兵器で戦います」 坂本「ほほう・・・・・・」 ミーナ「(やっぱりあのストライカーユニットは・・・・・・)」 俺「この位でいいでしょう?この後ミーナ中佐から色々と話も聞かないといけないみたいだし、そろそろお開きで」 ミーナ「そうね、みんなもまだ聞きたい事はあるでしょうけど、また今度にしてもらうわ。俺大尉、私に付いてきてもらえるかしら?」 俺「了解」 こうして抜け出す事に成功した俺はミーナ中佐の後についていった・・・・・・ === == = ミーナの部屋 ミーナ「俺さん、先ほど言っていたストライカーユニットの武装はやっぱり・・・・・・」 俺「ミーナ中佐達ならよーくしっているのではないでしょうか。ウォーロックのことは」 ミーナ「やっぱりあれは・・・・・・」 俺「ネウロイコアに制御まで任せたが故に、1年前のあの事件に繋がったみたいですからね。だから今回のあれは制御するのはウィッチである俺です」 ミーナ「あなたに制御しきれるのかしら?」 俺「もちろん。俺の体質や固有魔法の関係上、あれ以外のストライカーユニットは合わないというか、無理というか・・・・・・」 ミーナ「体質と固有魔法?そういえば固有魔法については何も資料に記載されていなかったわね」 俺「こればかりは完全なシークレット扱いです。命令されても言うわけにはいきません」 魔法力無効化 これだけは絶対に知られるわけにはいかない この力はあの方の最強にして最後の切り札・・・・・・ 知られたら、あの方の計画が台無しになってしまう・・・・・・ ミーナ「なら仕方ないわね・・・・・・。危ないものではないのよね?」 俺「はい、ネウロイとの戦闘で使えるような物ではないし、無害なものです」 ミーナ「それなら大丈夫そうね・・・・・・話を戻すわ。あのストライカーユニットは・・・・・・」 俺「先ほど言った通り、システムの制御をウィッチにさせるようにストライカーユニット化したウォーロックです。ネウロイのコアは左右に各1搭載」 ミーナ「ネウロイのコアを搭載しているの・・・・・・!?」 俺「内臓兵器やシステムを使うにはコアからのエネルギー供給が不可欠。エンジンも通常はコアからエネルギーを供給して使います」 ミーナ「・・・・・・」 俺「心配しないでください、絶対に大丈夫です。取り込まれたり、暴走の心配はありません。絶対にです」 ミーナ「絶対に安全なのね?」 俺「絶対に安全です」 ミーナ「少しまだ不安ですがいいでしょう。次の戦闘から出撃してもらいます」 俺「了解」 しかしまだミーナ中佐は俺のことを信用してはいないだろう いや、俺ではなくストライカーユニットをといったほうがいいだろうか 俺「(マロニー様・・・・・・俺はマロニー様の野望を・・・・・・望みを必ずや達成してみせます・・・・・・!)」 部屋 俺「……!」 部屋に誰かが侵入した痕跡がある 慎重に部屋のドアを開ける 男「……お待ちしておりましたよ俺様。先ほど庭で予定外の行動をされていささか焦りました」 俺「邪魔したのはお前か。……態々姿を晒してここに居るってことは、何の用だ?」 男「マロニー様からこれを預かっております。後これも」 俺「5番のワイヤー?何に使うんだよこんな役に立たないものを」 男「マロニー様がすぐに1番から5番のワイヤーに取り替えろとの連絡もありました」 俺「マロニー様直々に連絡がか?」 男「ええ。マロニー様はあなたの事をたいそう買っているし気に入っているようですからね。無暗に問題を起こしてほしくないのでしょう」 俺「問題を起こすとマズイっていうのもあるだろうけどな」 男「では、5番のワイヤーに今ここでお取替えください。1番ワイヤーは回収させて貰います」 俺「……嫌だと言ったら?」(わさわさ……) 手をブラブラしてるようなそぶりに見せかけてワイヤーを飛ばし、張り巡らせる 不自然に見せてはダメだ。自然に、自然に振る舞っているように。 男「その時は力ずくで構わないと命令を受けています」 俺「俺を力ずくで?」(わさわさ……) 男「はい。俺様を力ずくで取り押さえる為にマロニー様は2機のウォーロックを貸し与えてくださいました」 俺「へぇ……たった2機のウォーロックでどうにかできると思ってるのか?」 男「出来ると思いますが?」(わさわさ……) 俺「無理だよ。この状況ではいっ。って出せない限りはな」 男「……」 俺「あとお前の周りよく見てみろよ?」 男「!?」 男「いつの間にこんなものを、1歩でも踏み込んでいたら痛い思いをしていたのか」 俺「別に踏み込まなくても俺が少しでも弄れば四方八方からワイヤーが集まってきてバラバラ死体の出来上がり♪」 男「……ゴクリ」 俺「わかってるよ。 5番のワイヤーはベッドの上にでも置いといてくれ。後で付け替えればいいんだろ?」 男「はい」 俺「あの方の考えはわからないけどあの方がそうしろというのなら俺はそうするだけだ」 男「我々の目的の為によろしくお願いします」 俺「わかった。あのお方にもこちらでうまくやると伝えておいてくれ。そろそろ人が来る、隠れたほうがいい」 男「いえ、私はこれにて失礼します……」 俺「それじゃ昔、友人から借りたエロゲみたくコツコツ好感度を稼ぎつつフラグを立てていきますか」 俺の好感度稼ぎの毎日が始まった。 慎重に、堅実に、しかし時に大胆に 俺「友人には感謝しないといけないな……今頃あいつら元気にやってるかな?2年か……いろいろありすぎて長いようで短かったかな……」 俺の元々住んでいた国 国というよりは世界? 信号無視の軽自動車に微妙な速度で突っ込まれ、即死するわけでもなく、かすり傷の軽傷でもなく、微妙なライン それはそれはとてもとても幸運なのか微妙なのか…… 骨は折れてないけど頭も打ってないけど内臓も損傷してないっぽく ただ無茶苦茶痛い 痛みに耐えきれず意識を失ったと思ったら 次に起きた時は冷たい冷たいレンガの上だった しかも、一応はねられて転がって打ったであろう全身が痛くて痛くて…… 俺「……今思い出すだけでも最悪だった」 今までに見た事もない路上で悶え苦しんでいた俺を拾ってくれたのがあのお方 行く宛もなく、途方に暮れていた所に手を差し伸べてくれたのもあのお方 右も左もわからないこの世界の事を全て教えてくれたのもあのお方 ウィッチという希少な存在という事で俺のこの世界で為すべき事を教えてくれたのもあのお方だ 俺「でも、あの研究所内で使われてたのが英語とドイツ語でラッキーだったよなー……」 幸いだったのは言語自体は同じみたいだったので、困ることが無かったことか 俺「さて。どんどんテンプレ通り好感度を上げていくお!」 === == = 俺「……解せぬ」 宮藤「どうしたんですか?」 リーネ「解せぬって何か問題でもあるんですか?」 俺「独り言だ、気にしないでくれ」 ミーナ「そうだ、俺さん。後で頼みたい事があるのだけど」 宮藤「俺、後で一緒に訓練をしないか?」 俺「……やはり解せぬ」 なにこのイージーモード ここの子達なら、私とゲームどっちが大切なの!とか聞かれてゲームって即答しても即ビンタが飛んでくるとかないだろうな…… 俺「そういえば、ビンタくれたあの子は今頃元気にしてるかなー。丁度、この位の時期だったよなー……」 ペリーヌ「あら。俺さんが一人でどこかよその世界へ行ってしまわれているけどどうしたんですの?」 宮藤「それがわからないんですよ」 リーネ「さっきから時々訳の分からない事を口にしてて……」 俺「ふふふ……あの頃は若かったもんな。若さ故の過ちだから仕方ないよな……」 ミーナ「若さゆえの過ちって、俺さんもまだ若いじゃないの」 坂本「一体幾つなんだ?」 俺「一応こう見えてもう少しで26です。よく高校生と間違えられるんですけど……」 === == = そんなこんなで 俺「きっとここはアニメかゲームの中の世界なんだきっと。みんな純真無垢な天使たちなんだ。出てくる女の子たちはみんな18歳以上なんだきっと」 そう勝手に結論を付けて俺は明日に備えて寝た 501基地 俺「今日も張り切って好感度稼ぎとフラグ構築だお」 今日もこつこつと小さな親切をする作業が始まる 俺「見える、俺にも選択肢が見えるぞ。友よ!」 何故かこっちへ来てから人生イージーモードだった 俺「さてと……どうしよう。誰のところへ行くかな?」 今のところ、誰かに嫌われているなんてことは多分なさそうだ あえていえば、エイラという奴位か。あのあたりはあとできっとイベントが来るに違いない。きっと 俺「とりあえず、ミーナ中佐のところへ行ってみよう」 ミーナ中佐の執務室・ 俺「ミーナ中佐、何か手伝う事はありますか?」 ミーナ「俺大尉。どうしたの?」 俺「きっと忙しいと思って何か手伝える事がないかと思いまして」 ミーナ「ありがとう。ならそうね、この書類を片付けるのを手伝ってもらって良いかしら?一人じゃ多すぎて終わらなさそうなの」 俺「お安い御用です。こう見えても俺は槍を使った戦闘の次に書類整理が得意なんだ」 ミーナ「うふふ。この間は掃除だったわよ?」 俺「あれ、そうだったかな?とにかく書類整理は得意なんです。昔いやというほどやらされたから……」 あの糞教授は今も生きていて、次なる犠牲者が年々量産されているだろうか…… 本当にあっちでは大変だった思い出しかないな ミーナ「俺大尉。どうしたの?」 俺「何でもありません。少し昔の事を思い出していただけですよ」 ミーナ「それじゃあこれが俺大尉の分ね。適当に目を通して間違いがないか確認してくれればいいわ」 俺「了解。すぐに終わらせますよ」 === == = 俺「こんなもんでしょう。こっちがOKな書類でこっちが一部誤りのある書類です」 ミーナ「本当に早かったわね。助かったわ」 俺「いえ。この位楽勝ですよ」 ミーナ「俺大尉がこの基地に来てくれて本当に良かったかもしれないわ。みんなの事も色々手伝ってあげているんでしょう?」 俺「まあそんなところです。任務の1つがこの基地のウィッチ達の助けとなるように、ですから」 本当は仲良くなるように。だけど本当の事を言うのは不味いだろうと思い、咄嗟に適当な事を言っておいた ミーナ「俺大尉には本当に申し訳ないんだけどブリタニアは何を考えているのかしら……」 俺「といいますと?」 ミーナ「改良はされているんでしょうけど、あんな事故を起こしたコアコントロールシステムにまだ執着していたなんて……」 俺「仕方ありませんよ。事故を起こしたけれど起こす前に大きな戦果をあげてしまっていますから」 ミーナ「そうね……確かにあの力は強大なものだったわ」 俺「二度と事故を起こさないように、リミッターとして俺が扱うので大丈夫です。前も言ったと思うけど絶対に大丈夫」 ミーナ「……」 ミーナ中佐はやはりまだ警戒しているようだった 仕方もないか……それを目の当たりにした人なのだから 俺「それにこれはブリタニア軍でなく」 ミーナ「どうしたの?」 俺「……いえ、何でもありません」 このことは言ってはいけないことだった…… この事が知れたら俺はこの基地を追われるだろう そして、あのお方の崇高な計画に狂いが生じてしまう それだけは絶対に駄目だ 俺「書類の整理も終わったし、宮藤軍曹やリネット曹長のところへ行って昼食の準備の手伝いにでもしてきます」 ミーナ「働きものね。誰かに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわ」 === == = ブリタニア某所・ 男「以上が報告です。マロニー様」 マロニー「ご苦労だった。彼は上手くやっているようだな」 男「お言葉ですが、やはり私はあの男にこの計画の一端を任せるのは危険と判断します」 マロニー「彼ほど私に尽くしてくれる者はおらんよ」 男「ですが、マロニー様のこととなると少々行き過ぎた行動をとりかねません。現に2度も予定外の行動をしようとしたわけで」 マロニー「ウィッチを病院送りにしようとしたり、お前を切り刻もうとした事か?」 男「はい。私が切り刻まれる分には問題ないのですが、ウィッチに危害を与えるのは今の段階では時期早々かと」 マロニー「確かにウィッチに危害を加えるのはいかんな。できれば素直に大人しく普通の女の子をやっていればいいものを……」 男「彼は上手く彼女達をたらしこめるでしょうか」 マロニー「大丈夫だろう。彼がこういっていたから信じるとしよう。フッ、自慢じゃないが俺は槍の次に得意なのが女の子を攻略することなんだ。とね」 男「今は彼に任せるとしましょう……」 マロニー「そうだ。ウォーロックMK2の完成がもう少し早ければ……」 男「……これが今我々にできる精一杯の開発スピードです。あと2年、いえ、後1年半はかかるかと」 マロニー「1年で完成させてみせい。私もできる限り手を回す」 男「宮藤博士さえいれば可能かと……」 マロニー「彼は行方不明……いや、死んだのではないのか?」 男「噂ではブリタニア内で今も生存しているという噂がまことしやかに流れております」 マロニー「ならば宮藤博士をここへ連れて参れ。少々手荒なまねをしてもかまわん」 男「では、ウォーロック数体をこのまま引き続き使わせていただきます」 マロニー「数体でいいのか?必要ならばもっと持っていくがいい」 男「いえ、これ以上使うと見つかってしまう恐れがありますので……」 マロニー「そうか……このウォーロック軍団が必ずやウィッチに変わって大空を支配するためにはウォーロックMK2を完成させねば!」 男「一応、彼のストライカーユニットでも統制が取れるのでは?」 マロニー「確かにそうだが、彼もウィッチでしかもこの世界の人間ではない。彼をこれ以上巻き込むのも気が引ける……」 男「ふっ。マロニー様も色々とお優しい方ですな」 マロニー「別にやさしいわけではない。ウィッチの小娘など邪魔なだけだし、彼も哀れな犠牲者なだけだ」 男「ふっ。それではマロニー様、私は宮藤博士捜索に向かいます。念のため彼にはお気をつけください」 === == = 上空 俺「まさか昼食の真っ最中にネウロイが現れるなんて空気読めてない奴だよな……」 坂本「愚痴っていても仕方あるまい」 バルクホルン「俺大尉、期待しているぞ?」 坂本「名槍と呼ばれるそれを持つ実力を見せてもらおうか」 俺「期待に沿えるよう頑張りますよ」 坂本「見えてきた。大型と小型の群れのようだな」 バルクホルン「数が多い。油断するなよ?」 俺「一対多数こそ俺の本領が発揮される状況ですよ…CCS、小型ネウロイの指揮系統を乗っ取る!」 坂本「何っ!」 バルクホルン「ウォーロックと同じ事をするというのか」 俺「無論暴走してネウロイ化。なんて事はありませんよ。その為の俺ですからね?」 順調に小型ネウロイを乗っ取り自分の指揮下へと入れてゆく 俺「乗っ取り完了。これより小型ネウロイ群は俺達の味方と考えていいですよ」 坂本「本当に大丈夫なんだな?急に小型ネウロイから攻撃を受けるような事はないだろうな」 俺「もちろんそんな事はありません。安心して大型ネウロイとの戦闘に集中してください」 そんな事を言っている間にも小型ネウロイへと指示を送る 『大型ネウロイを攻撃せよ』と 宮藤「坂本さん、小型ネウロイが大型ネウロイへ攻撃を始めました!」 リーネ「でも小型ネウロイの攻撃じゃ大型ネウロイに中々ダメージが入らないみたいです……」 俺「小型程度じゃやっぱり話にならないか…」 バルクホルン「俺、大型を乗っ取ることはできないのか?」 俺「そんな事をしたら多分俺が制御しきれずネウロイ化するんでパス。小型が居なくなっただけでも十分でしょう?」 坂本「確かに、小型との無駄な戦闘で魔法力や弾丸を消耗しないですんだのは大きい」 俺「小型の攻撃でのダメージが皆無ならわざわざ攻撃をさせる必要はないな、せいぜい俺の役にたってもらうとするか」 再び小型ネウロイへと指示を送る 『攻撃を中止して俺の周りで静止しろ』 バルクホルン「俺、小型ネウロイをどうするつもりだ?」 宮藤「まさかシールド代わりにするつもりですか?」 俺「そんな事はしない、こうするのさ!」 周りに静止する小型ネウロイを薙ぎ、突き、両断する 坂本「何もわざわざ自ら破壊する必要はなかったのではないか?同士撃ちさせればいいものを……」 俺「自分で破壊する、これが重要だったんです。お陰で蜻蛉切のゲージが一気に溜まった」 坂本「?」 俺「戦いを見ていればそのうちわかりますよ」 バルクホルン「坂本少佐、そろそろ大型を片付けてしまいましょう」 坂本「そうだな、宮藤、リーネ、援護を頼んだぞ。バルクホルン、俺は私と一緒に来るんだ」 バルクホルン「了解した」 俺「おーけー」 === == = バルクホルン「うおりゃあああああ!」 坂本「烈風斬!」 俺「二人とも派手にぶちかますなー」 坂本「俺、何をやっている。お前も攻撃をしないか!」 バルクホルン「お前の力を見せてみろ」 俺「仕方ないな」 内蔵兵器を駆動。 機銃とビームがネウロイの装甲を吹き飛ばしていく 俺「こんなもんですか?」 バルクホルン「流石、あのウォーロックと同規格の武器を積んでいるだけはあるな。凄い火力だ」 坂本「私が興味のあるのはその長すぎる槍なんだがな」 俺「仕方ないな……特別に見せてあげますよ」 ただの大型ネウロイ相手だから通常駆動でよさそうだろう ネウロイの姿を穂先に映す 俺「結べ、蜻蛉切」 大型ネウロイを真っ二つに割断 しかしネウロイは再生を始める。どうやらコアには当たらなかったらしい 坂本「何が起こった……?」 バルクホルン「大型ネウロイが両断されただと……?」 俺「コアには当たらなかったか……坂本少佐、コアは今どの位置に?」 坂本「コアは……機首となっている部分に今は移動している」 俺「ネウロイはしばらく再生に専念してもらうとして、次はコアを露出させます」 内部兵器を再度稼動 大型ネウロイの機首付近に弾丸をビームの集中砲火を浴びせる 俺「リネット曹長、コアがもう露出する。狙いは任せたぞ?」 リーネ「はい!」 これで残弾0。コアからのエネルギー供給量も一時低下。最後のビームを機首へと叩く リーネ「見えました……!」 === == = 基地 坂本「無事にネウロイを撃退する事ができた」 ミーナ「ご苦労様。俺さんがCCSを使ったようだけど暴走の気配はあったかしら」 坂本「いや、暴走の気配はなかったな。本人が言うには大型クラスだと制御しきれないから無理と言っていた」 ミーナ「本人がどの程度まで使えるか把握しているなら大丈夫そうね」 坂本「だがまるで目の前にあのウォーロックが居るみたいな感じだった……」 ミーナ「そうでしょうね。あれはまさしく、ウィッチがコントロールするウォーロックそのものだもの」 坂本「ミーナ、あれは本当にブリタニア軍が用意したものなのだろうか。私にはそうは思えないんだ」 ミーナ「ええ……、確かにそうかもしれないわね。出所がどこかは謎に包まれているわ」 坂本「まさかマロニー大将が何か噛んでいるということはないだろうか」 ミーナ「それは考えられないわ。マロニー大将は責任を取らされているし、大々的に活動はできない位監視がきついはずですもの」 坂本「そうか……そうなるとマロニーとは別の誰かが裏に居るかもしれないというわけだな?」 ミーナ「ええ、そう考えるのが普通でしょうね。だけど、俺大尉はそのことを知らずにただ利用されているだけカも知れないという事も念頭においておかないといけないわね」 坂本「……」 自室 俺「ワイヤーも取り替えておかないと駄目だな……5番ワイヤー、これじゃせいぜい縛ったりするくらいしかできないな」 グローブに仕込まれたワイヤーを最細の1番から最太の5番へ変更してゆく。 あのお方からの命令となればそれに従うしかなかった 俺「マロニー様……あなたは一体何をしたいのですか?あなたはウィッチが憎かったんじゃないのですか?」 ここで予想外の行動をとったらどうなるだろうか 計画に狂いが出てしまうのだろうか、それともそれも計画に練りこまれているのだろうか それを知るのは今はまだマロニー大将ただ一人だった…… ブリタニア マロニー「彼はどう動くだろうか。予定ではそろそろウィッチ達を手に掛けようとする頃だろうな……そうなったときが我々が動く時。期待しているぞ……俺大尉」 マロニーの視界には埋め尽くされるほどのウォーロックが その中心にはまだ未完成と思われる1機の他とは違うウォーロック マロニー「次はガリアか……これの完成はかの地でになりそうだな」 宮藤「離しなさい。逃げたりはしない」 男「マロニー様、お待たせしました。宮藤博士をお連れしました」 マロニー「ご苦労だった。そして宮藤博士、手荒な真似をしてすまなかったな。手錠をはずしてやれ」 男「はっ。逃げようとは考えないほうがいい」 宮藤「わかっているよ」 マロニー「宮藤博士、どうだねこの絶景は」 宮藤「よくもまあこれほど……」 マロニー「宮藤博士、頼みがある。あの中央部分にある未完成の機体があるだろう?あれを完成させて欲しい」 宮藤「……拒否権はないんだろう?」 マロニー「察しが良くて助かる」 宮藤「マロニー大将。あなたはこれを用いて何をするつもりですか?答えていただきたい」 マロニー「ウィッチの小娘達に代わって、このウォーロック達がネウロイを駆逐する。ウィッチなど……この世にはいらんのだ」 宮藤「……一つ約束していただきたい」 マロニー「何だね?」 宮藤「ウィッチにとって変わる事は問題ない、けれどウィッチ達を傷つけてその座を奪い取るような事はしないで欲しい」 マロニー「我々からは手を出さない事を約束しよう。我々からはね……」 宮藤「ウィッチ達が攻撃を仕掛けてきたら、反撃するというわけですか」 マロニー「そうなるかもしれないな。ウィッチ達が大人しくネウロイとの戦闘を我々に任せれば何も問題は起きまい」 宮藤「……判りました。あの機体を完成させましょう」 マロニー「こちらも、宮藤博士がこの事を口外しないと約束して頂けるなら完成しだい即開放する事を約束しましょう」 もどる
https://w.atwiki.jp/gods/pages/66251.html
フジワラノウチマロ(藤原内麻呂) 皇族の系譜に登場する人物。 関連: クダラノナガツグ (百済永継、妻) フジワラノマナツ (藤原真夏、息子) フジワラノフユツグ (藤原冬嗣、息子) フジワラノフタキマロ (藤原福当麻呂、息子) フジワラノナガオカ (藤原長岡、息子) フジワラノオナツ (藤原緒夏、娘)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/66064.html
アベノクラハシマロ(阿倍倉梯麻呂) アベノウチマロの別名。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/43472.html
登録日:2019/12/15 (日) 14 04 24 更新日:2024/02/04 Sun 08 46 38 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 カンタム・ロボ クレヨンしんちゃん ヒューマロボノイド ロボット ロボット族 人間臭い 劇中劇 機械生命体 超電導カンタム・ロボ 「僕達ヒューマロボノイドは、自分の実体と同じ形をしたロボットの中で暮らしているんだ」 ヒューマロボノイドとは、『クレヨンしんちゃん』の劇中劇『超電導カンタム・ロボ』に登場するカンタムをはじめとするロボットたちの正式名称。ロボット族とも呼ばれる。 概要 関連語句 ヒューマロボノイドの謎 余談 概要 本編の時代より遥か未来の地球にて、秘密結社ミッドナイトの長、ギルギロス大統領によって創造されたとされる機械生命体。 この手の作品ではお馴染みの「人間のような心を持つロボット」だが、アトムやドラえもん、アラレちゃんに匹敵するレベルで人間に近い感性・性質を持っており、家族を持ったり結婚したり子供を作ったり成長・老化したりする。 ミッドナイト五人衆はカンタムの兄カイザム、叔父オータム、叔母キンタム、祖父ジジザム、従兄弟ザンダムで構成されており、カンタムには妻のシーラと息子のカンタムJr.がいる。また、『逆襲のロボとーちゃん』では17歳になったカンタムJr.が登場している。 「もうほとんど人間じゃね?」と思うかもしれないが、カンタムの機体が火炎放射や冷凍ビームを受けた時に、コックピットでは人間のジョンだけが悲鳴をあげていたり、ジョンが赤ん坊の頃のカンタムJr.を「ちょっと重い」と語っていることから、機械で出来ていることは間違いないようだ。 なお、飲食についてはできるかどうか不明。パロディ回の『クレヨン大忠臣蔵』ではカンタムがジュースを飲んでいたが、「飲むふりをした」とも取れる描写であった。(*1) また、『ヘンダーランドの大冒険』ではス・ノーマン・パーを撃退するためにおしっこをかけようとするシーンがあるのだが、カンタムは「なんとかやってみよう」と答えているので、排泄する機関はあるが、排泄したことは無かったようである。(*2) もう一つの特徴として、「ヒューマロボノイドは、全員自分と同じ姿の巨大ロボの中で暮らしている」というものがある。ヒューマロボノイド自体は等身大サイズであり、それがパイロットとして巨大ロボを動かしているのである。 しかしカンタムのような人型はともかく、OPに出てくるトカゲ型ロボットや7話に登場した球体に三角錐の頭部・両腕・下半身をくっつけたような外見のロボットは、いったいどうやって操縦しているのだろうか…? 装甲は非常に頑丈であり、自衛隊の兵器では傷一つつけられない。 関連語句 □秘密結社ミッドナイト 『超電導カンタム・ロボ』に登場する敵組織。「次元の穴」を通って過去の世界へ行き、人類を抹殺することで世界征服を成し遂げることを目的としている。 なぜ未来の世界で人類を攻撃せずわざわざ歴史改変を行おうとするのかは不明だが、ギルギロスの「人類が勝つか、ロボットが勝つか。道は一つだ!」という発言から、彼らにもそう易々と引き下がれない事情があるものと思われる。 カンタムも元々は組織の一員だったのだが、「ミッドナイトのやり方では憎しみしか生まない」と考え離反。人類を守るために戦う道を選んだ。 本編ではカンタムとシーラの自己犠牲によってギルギロスは敗れ、「次元の穴」も塞がれたが、その後も戦いは続いたらしく、 成長したジョンとカンタムJr.の活躍によって第15代党首アコギデスが撃破されたことで一応の壊滅となった。(*3) なお、本家Wikipediaの『クレヨンしんちゃんの登場人物一覧』の記事によると、ギルギロスの正体は実体を持たないエネルギー生命体とある。よって人類抹殺による歴史改変でヒューマロボノイドが消滅することは無いと思われる。 □ハイパー化 カンタムとミッドナイト五人衆の機体が可能とする変形。いわゆるパワーアップ形態で名前の前に超の文字がつく。 例)カンタム→超カンタム カラーリングは大幅に変わるもののシルエット自体はほとんど変わらないことが多い。ジジザムに至ってはカラーリング以外の変化点は「曲がっていた腰がまっすぐに伸びる」ぐらいである。 逆にハイパー化前後で一番外見が変わっているのはキンタムで、なんと「中年太りのおばさん」から「スレンダーな美女」に劇的ビフォーアフターしている。 五人衆のハイパー化が一瞬ですむのに対して、カンタムのハイパー化は一度上半身と下半身が分離して上半身と下半身を入れ換えて変形合体をする必要がある。理由は不明。メタ的に言うなら視聴者を惹き付けるためだろう。 ヒューマロボノイドの謎 何せ『超電導カンタム・ロボ』は通算3話+映画でチラ見せと、他の劇中劇と比較しても露出が少ないため、多くの謎を残している。 開発経緯 上記の通りヒューマロボノイドはギルギロスが創造したとされているが、開発当初どのような思惑があったのかは不明。 最初から人類を抹殺するための殺戮マシンだったのか。しかしそれなら人間のような心を持たせる必要は無いはずである。 巨大ロボの中で生活する意味 カンタムの私生活は一切描かれなかっため詳細不明。 ミサイルやらビームやらで武装しているロボットの中で生活するなど危険なことこの上無い。にもかかわらずなぜヒューマロボノイドは機体の中で生活しているのだろうか? そもそも未来の地球がどうなっているのかが不明 未来からやって来たカンタムたちヒューマロボノイド。しかしその未来がどうなっているのかはほとんど描かれなかった。「ヒューマロボノイドたちが独自の社会を営んでいる」ということが断片的に読み取れる程度である。 また、本編でカイザムが「人類が生きていることこそが、自然破壊の元凶」と断じていることから、環境問題の改善は全くされていない模様。 せめてカンタムが人類側につく決意をした詳細が語られたとされる「ライザック事件」が映像化していれば良かったのだが…。 余談 名前の由来はヒューマノイド+ロボットだろう。明らかに人型じゃないやつが混じっているが、そこはギャグアニメの劇中劇なのでご愛嬌。 メガノイド、レプリロイド、ヒューマノイズ、ヒューマギアとは名前が似ているだけで全く関係無い。どの機械も「人類を滅ぼして自分たちだけの世界を作ろう」と考える個体が登場しているが、この手の作品には本当によくあることなので大きな共通点とは言い難い。やってることだけ見ればスカイネットとT-シリーズが一番近いか。「人間側の主人公」の名前も「ジョン」だし。ただし、T-800/T-850がプログラムを変更されてコナー親子を守るようになったのに対し、カンタムは自らの意思で同胞を裏切り山田ジョンと交流を深めている。 「項目なら追記・修正すれば良くなるけど、人間はそうはいかないからね」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 確かに似てる -- 名無しさん (2019-12-15 17 05 35) キルギロス、実体がない首領ってシグマじゃねえか -- 名無しさん (2019-12-15 17 23 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/2361.html
角蜥蜴サマロドン 種族:竜族 登場作品:封緘のグラセスタ 解説 サマラ魔族国固有の幻獣種。 雑感・考察 名前