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メカマミさんとは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物である巴マミを元にして、快傑まふっとが考案した二次創作キャラである。 巴マミが死んだ翌日、悲しみに暮れるまどかとさやかの前に姿を現し、二人を驚愕させる。 そして生前の巴マミと同様、学園生活を送りながら魔女を狩っていくのであった・・・。 見た目こそ巴マミと全く同じ姿だが、その骨格は超硬度と柔軟性を併せ持つ特殊金属製。 それ以外の生体部品も人間を遙かに超える強度と復元力を持っている。 動力源は小型軽量の縮退炉で、何かしらの物質さえあればそれを燃料にできるため、半永久的な活動時間を持ち、絶大な威力の武器を使用可能。 性格や記憶も生前の巴マミの物を全て受け継いでいるが、それゆえ頭部に強力な攻撃を受けると、巴マミが死んだ瞬間の恐怖が蘇って性能が著しく低下するという弱点を持つ。 製作者(マスター)からメカマミさんに命ぜられた使命は主に二つあり、全ての魔女の殲滅と、鹿目まどかをあらゆる危機から守ること。 一体、誰が彼女を作ったのか?どこからやって来たのか?全ては謎に包まれている・・・。 パラメーター 体・20 攻・45 防・25 速・10 (攻撃重視) 文字色・橙 アイコン・AI-01 台詞 攻撃「この『Type-Ⅲフェイザー砲』に、撃ち抜けない物など無いわよ!」 回避「入力されたデータ通りの攻撃・・・回避は簡単だわ」 命中「その程度では、私の体に傷一つ付かないわよ」 会心「波動ガン出力最大!ティロ・フィナーレ!!」 勝利「私の使命は、死んだ巴マミに代わって魔女を殲滅することよ」 敗北「た、たかがメインカメラをやられただけよ・・・」 逃走「このままでは鹿目さんを戦闘に巻き込んでしまうわ。一時撤退よ」 台詞解説 「この『Type-Ⅲフェイザー砲』に、撃ち抜けない物など無いわよ!」 『コブラ』のサイコガンと同様、メカマミさんの左手に内蔵されているフェイザー砲。 連射速度、エネルギーチャージ共に早く、多数の敵を相手にしても充分に対応可能。 最低出力で撃てば人間を麻痺させる程度、最大出力では一撃でビルを粉々にするという幅広い設定ができる。 「波動ガン出力最大!ティロ・フィナーレ!!」 メカマミさんの要請に応じて、どこからともなく転送されて来る全長3メートルほどの波動砲。 その形状は、どう見てもイデオンガンと同一の物である。 もし台詞通りに出力最大で撃てば、都市の一つや二つは簡単に消滅してしまうので、実際は1パーセント以下の出力で撃っている。 「これまでに倒した魔女の総数は - 体に到達・・・全てはマスターの望むままです」
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_______ _ x≦//////////》 / ,ィア゙ / 爻ミ彡⌒ ミ .ィ////////==…= ;《 / ,ィア゙ / ー=彡 -― `i}/≫"´ ミ 、 / ,ィア゙ / / ,> ‐ __{{⌒}}ハ ./ / , i} / ,ィア゙ / 、_彡ィメ/ {{⌒ヾ }ノ、′ / / ,ィ ` . / ,ィア゙ / 爻, / ゞ=ァ@"/ , '/,.斗ァ-'、 /ハ ゚, / ,ィア゙ / 八{ 〃 / 人ノ_{! {!/ / { / /‐ト、! ! ./ ,ィア゙ / 乂jルイ 厂≧ 、{!ハ. | ,ォ=≠ミ{ / }ノ ! i} / ,ィア゙ / j/ ヽゞ レ'ヒ ゾ ヽ x=ミメ ∧j} / ,ィア゙ / `≪ニ≫xヾ ミ .\{ , , , ヒツ゚冫./ j! /ヤ《ア゙ / /三ニヽ. ___,゙ 、 ;}!、 ゝ ' 、、彡 ' /,xイ》 / 《==. \___彡_」__ヽ. ` - _./ r%* /,xイア゙ / , ‐…ミ` …ー`ヽ. 〉 / `ヽ━=ォーァ'爪彡} 》,/,ィ然゙ノ / 〃 __ \__ イ 少´/ ハ\.」彡i}/ノ ゙マィi@》゙/ {! / `¨¨¨ ´ ./ \ゞ=+ニ二]_.八ヤ゙/ 八 { / . ヽ \7三≧ョュ)) \’、 ヽ. . . . . . . . . . . `ヽ / , ≠ミ三三エ″ `¨´ \ ;___r ' f ゙マ;ヲ’ ヽ【o___z’ /! . i} . ゚, ノニj i/;.;/ . /´. . . .ノ ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 【マミさん】 ※リーダー LV:41 巴マミ♀ 個体値+05 最大HP / 430 最大MP./ 242 最大KP / 050 こうげき / 45A- ぼうぎょ / 42A- すばやさ / 46A- とくこう ./ 49A- とくぼう / 46A- うんせい / 凶 こうかんど / 081 <装備> 1 MG42機関銃っぽい杏仁豆腐 / こう+03・とこ+02・とぼ+01 <通常攻撃> 1 のびーるアーム : 単体に射撃の中+ダメージ / <物理> <防御技> 1 通常防御 (00) : ダメージを軽減する(防御力:小) <特技> 1 ティロ・ドッピエッタ(メラゾーマ) (20) : 単体にメラ系の大ダメージ / 中衛技 <魔法> 2 レガーレ・ヴァスタアリア(こごえるふぶき) (20) : 全体に氷息系の大-ダメージ / 中衛技 <息> 3 クロスコンビネーション (15) : 単体に射撃系の大-ダメージ / 中衛技 <物理> 4 トッカ・スピラーレ (08) : 単体に貫撃の中+ダメージ / 前衛技 <物理> 5 テ・ポメリアーノ (10) : HP50回復※自分 / 中衛技 <物理> 6 もう何も恐くないのポーズ (10) : 物理回避率を上昇させる ※隠し補正あり / 中衛技 <踊り> <必殺技> 1 ティロ・フィナーレ (60) : 単体にイオ系の特大-ダメージ / B3消費 <魔法> 2 ティロ・フィナーレ(物理) (30) : 単体に打撃系の大ダメージ / B1消費 <物理> <超必殺技> 1 スーパースコープ3D (30) ※にとりん : 単体にイオ系の大ダメージ / 必中 <魔法> 2 みやぶる (20) ※ゲコ太 : お姉さんが色々みやぶちゃうぞ♪ / <???> <アクティブスキル> 1 無限の銃製(アンリミテッドライフルワークス) : イオ・射撃系を全体技に変更する / 1戦闘2回 2 魔弾の舞踏(ダンザデルマジックブレッド) : 「もう何も恐くないのポーズ」をノータイムで使用可能 / 1戦闘1回 3 砲火後ティータイム : イオ・射撃系使用時:テ・ポメリアーノ使用可能 / 1戦闘1回 <バッシブスキル> 1 魔法少女衣装 : ぼうぎょ・とくぼう+補正 / ※お婆ちゃんが作ってくれたの♪ しかし…メラ系:弱点 2 ボンバルダメント : メラ系使用:高確率ボム+01 / イオ系使用:中確率ボム+01 / 息攻撃:威力減少 3 不意のアクシデントに弱い : つまり豆腐メンタル / 多彩なAAが売り / 混乱:必中 <上位リーダースキル> 1 円環の理っぽいリーダー : 全員ボム+01 ※現チームのみ <親> ♂ : ルイ ♀ : ナミ ※最新のステ/技:61スレ186-187 ※最新の更新:64スレ177 ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 初登場39スレ918(11スレ5395?) これだけ登場前から期待(?)されてるキャラもいないな・・・ その圧倒的な先輩力により先輩からも「さん」付けで呼ばれた そしてNNも「さん」付けになった。圧倒的先輩力 誰かとワイワイするのは好きな様子。レンとのお菓子作りにテンション↑↑だった 何よりも恐れるものは、ネタキャラ化。黒人が日焼けを気にしているような違和感が(ry でもリーダーらしくなってきたと思った矢先に幽香のカマセになったり、ネタに事欠かない ちなみに11スレ当時(祖父母にとりん&ゲコ太現役時代)での記述は、「特技 厨二、 特殊能力 友達0」である・・・
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マミさん漫画 ,ィ{! / }! / ヽ ,' `≧≠ヽノ /' | ヽ. ノ ((_,イゝl | ,' 、/ / ,'| ハ ☆ィ 〃 {! ノ l l_,∠,≧, -‐''/ ,--!. | ☆,' ,ハ` ,rλ |l イ)("ヽ //__| !/i/ ヽヽ !kヾ !| じソ ´ ,イ)(ヾ .,' / l __ ヽ \ヽ!ヾ/ハ,、 , じソ|/, ' ☆ /\\ \.\、 /ハ, l/ _.. ゝ、.`ヽ\ ,'≧、 ` ー ノ─' ̄,- ! _≧=、 ヽヽ ヾ!ーァ‐_ "´├┬─‐ | .|"_ i l r==≧'| ̄`‐-}}マ’/ ヽ ̄`rニニ i! | ヽ| \ | _ イ/l≧ ̄ ̄l`ヽi-‐'{-─‐ !! -' ヽ" / .| ヽヾ、 ノ \{-─‐ |! 、 pixiv のリンクの方法 # pixiv ... で始まるタグをコピペして、id=・・で始まる41桁の番号に、pixiv のコンテンツの番号をコピペすればOKです。 pixiv のコンテンツの番号は、コンテンツの右下にある " script src="http …" の中に書いてあります。 [部分編集]
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マミさんを救い隊とは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の第3話にて、壮絶な最期を遂げた巴マミを、なんとか救ってあげたいというイラストに付けられるタグである。 主なメンバー コブラ(スペースコブラ) ダーマッスパイダーマン(東映版スパイダーマン) テンガロン紳士(クルージング) 仮面ライダーサガ(仮面ライダーキバ) 仮面ライダーBLACK RX 仮面ライダーウィザード ゴセイナイト(天装戦隊ゴセイジャー) デッドプール(X-MEN) テッカマンランス(宇宙の騎士テッカマンブレード) ソラ(キングダムハーツ) 上条当麻(とある魔術の禁書目録) 須田恭也(SIREN) ゴンさん(HUNTER×HUNTER) 名前 コメント
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ありがとう、マミさん(後編) ◆gry038wOvE HAPPY BIRTHDAY 杏子とキュアピーチは二人で縦横無尽にこの空間の中を飛び交っていました。 HAPPY BIRTHDAY 跳躍しながらマミの姿を探します。普通なら、もっと魔女は大きいのですが、稀に大きい敵もいるようで、マミはまさにそれでした。 HAPPY BIRTHDAY しかし、魔力は正直に自分の居場所を教えるのでした。 HAPPY BIRTHDAY (……来る) HAPPY BIRTHDAY 杏子は直感しました。来るべき魔女が、どんな姿をしているのか、彼女には想像のしようもありませんでしたが、それが来た瞬間、少し驚きました。 HAPPY BIRTHDAY 見逃してしまいそうなほど小さな──子供のような魔女がそこにいました。 HAPPY BIRTHDAY 「ラブ、こいつがマミだッ!」 HAPPY BIRTHDAY 「打ち合わせ通りに……いくぞ!」 HAPPY BIRTHDAY ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 『マミはまだ生きている』 あの時、杏子は念話でラブにマミの事を告げた。 杏子は、真摯な顔でラブにそう言いながら、暁や美希の様子を伺っていたのだった。 『生きているって──』 『マミが動かなくなったのは、あたし達の持つソウルジェムが濁って砕けたからなんだ。……でも、ただそれだけじゃ、あたし達は死なない』 そう聞いた時のラブは、意外そうだった。少なくとも、嬉しそうではなかった。 何よりも驚きが勝っている。疑っているわけではないが、現実味というのが薄かった。 確かに見送った一人の人間の死が、ただの勘違いや誤解だったというのだろうか。 『あたし達は、魔法少女になった時から肉体じゃなくて、ソウルジェムが本体になる。だが、ソウルジェムが濁ると、あたし達は魔女になっちまうんだ……』 『!?』 魔女──確かに、マミは魔女と戦っていると言っていた。 つまり、それは魔法少女と戦っている魔女が魔法少女という事で──ラブは少し混乱する。それがどういう事なのか、理解し難かったのだろう。 『……マミは今日、魔女としてどこかで生まれるんだよ。あんた、もしそうなってるとしたら、どうする?』 その言葉が返すべき答えは一つだった。 ラブには、考える隙もなかったのだろう。まるで温めていたかのように自然な答えが口から滑り出て行った。 『勿論、絶対にマミさんを助けるよ。だって、友達だもん』 『……本当にそんな事ができるのか、わからないんだぞ? あたしだって、ここで知ったんだから、どうすれば魔女を助けられるのかなんて全然知らないし……』 その言葉が、杏子から彼女たちへの試験だった。 『でも、私は助けられないってわかるまで、諦めたくない。……バカだって、思われるかもしれないけど』 杏子が思っている以上に────『正義の味方』な言葉が、ラブの口から出てきた時、杏子は呆気にとられたほどだった。 しかし、つぼみやラブのその願いを叶える為に出来る限りのサポートをしたいと、杏子は内心で思ったのだ。 彼女自身も、そんな物語に憧れていたのだから──。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 「ロッソ・ファンタズマ!」 十三人の杏子が駆けていきました。 その姿を追って、黄色いリボンが杏子の体をすり抜けていきます。これが算段でした。Candeloroに対する時間稼ぎを杏子がしている内に、キュアピーチがマミを説得するのです。 彼女たちにとって、それが唯一の作戦でした。 ただ、意思ある魔女の「感情」を探し、そこに訴えるのです。少しでも心を動かし、元のマミがどんな人だったのか、この魔女に知らせるのです。 そうすれば、もしかすれば愛や勇気が全てに勝り、マミはマミに戻ってくれるかもしれないと思っていたのです。 「マミさんッ! 話を聞いて!」 キュアピーチは、マミにそう言いました。 叫び声を、Candeloroは聞いているのか、聞いていないのか──なおも攻撃を続けます。 それでも、キュアピーチは必死でマミに声を届かせようとします。 「私だよ! 桃園ラブだよ!」 杏子や、キュアベリーや、孤門が今頑張っている中で、キュアピーチはできる限りの大声で、友達に言葉を贈ります。 その言葉が届いたのか、リボンがラブを捕縛しようと一直線に向かってきました。 それを杏子の一人が庇い、十三体の内の一体の杏子が捕縛されてしまいました。 「怯むな! 呼び続けろ!」 そう言う杏子の姿は幻に溶けて消えてしまいました。 しかし、まだ本物の杏子が戦っているはずです。残り十二体の杏子が、時間を稼ぐ為だけに必死で戦っていました。 キュアピーチはその姿を確かに胸に焼き付けました。 「う……うん! 無理しないで、杏子ちゃん!」 「わかってるッ!」 ラブとマミの為に、誰もが頑張っています。 目の前での杏子の奮闘を見ていると、ラブも絶対に自分の役割を果たさないわけにはいかないのです。 「マミさん! あの時、一緒に約束したじゃないですか! 幸せな世界を作るって……」 また、杏子が一体消えてしまいます。 残りの杏子は十一体です。 「これから作る幸せな世界の中には、私や杏子ちゃんたちだけじゃなくて……マミさんだって、そこにいていいんですよ!? 自分を犠牲にして戦うんじゃない、みんなで一緒に帰りましょうよ!!」 その言葉に────ほんの一瞬、Candeloroが動きを止めました。 杏子を捕縛しようとした腕が少しだけ止まったのです。 (……!) しかし、構わずにまたすぐ動き出して、杏子を狙います。杏子の体はすぐに貫かれて、泡と消えてしまいました。 キュアピーチは続けるしかありませんでした。 「マミさん……! 一緒に帰ろうよ! 私だって、マミさんと一緒にいたい! もっと一緒にドーナツ食べたり、遊びに行ったり、お家に通ったり……!!」 Candeloroは、空中から弾丸を飛ばし、杏子を二体葬りました。 久々のロッソ・ファンタズマは制御の要領に手間取っているようなのです。 「マミさん! マミさんはこんな事をする人じゃない! 幸せな世界を作るんでしょう!」 Candeloroに言葉は届きませんでした。 そのまま、手下の使い魔に憑依すると、かつて見たティロ・フィナーレのような砲撃で一気に四体の杏子を消し去ってしまいました。 残る杏子は四体です。しかし、もう一度ティロ・フィナーレを喰らってしまえば、本物の杏子も被害を受けてしまうでしょう。 「…………お願いだから」 キュアピーチの腕は震えていました。 このまま、ずっと説得するわけにはいきません。 説得する事ができなかったら、もうトドメを刺すしかないのです。 マミの為でなく、杏子や美希や孤門の為に──。 「やめて! マミさん!! ──」 三体の杏子が、次々と痛めつけられ、弾丸がすり抜けて消えてしまいました。 もう、既に後がない状態です。杏子はあと一体。魔力をかなり使ってしまった為に、既に疲労が激しい状態のようでした。 槍を杖にして立ちながら、それでもなんとか食い止めようとしています。 「……」 杏子の想いを無駄にしない為にマミを救うのか、 それとも、杏子の為にマミを倒すのか、 今のキュアピーチにできる事は二つに一つでした。 最後の決断をしなければならない事が、ラブにもはっきりとわかりました。 勿論ですが、その答えはすぐに決まりました。 「……やめてよ、マミさん……どうして、やめてくれないの……さっきみたいに止まってよ、ねえ、マミさん……」 助けるべき優先順位が杏子にあるのは、至極当たり前の事でした。 「…………」 諦めきれない気持ちもあります。 ここで諦めてしまうには早いかもしれない、僅かな説得でした。 でも、それしか時間は稼げなかったのです。 「…………」 一瞬だけでも、マミはラブの言葉に動きを止めてくれた──それが少し、残念でした。 まだマミはどこかにいる。生きられるはずのマミを、今倒さなければならないのは悲しい事でした。 「…………ありがとう、マミさん」 キュアピーチは、Candeloroを倒す決意をせざるを得ませんでした。 いや、本当は決意なんて全くできていないのでしょうが、それでも決意ができたフリくらいはしなければなりません。 「ごめんなさい……」 流れそうな涙を呑み込んで、震える足をどうにか立て直して、それでもって、前にいるCandeloroを魔女として葬り、杏子を助けるしか術はないのです。 「届け……愛のメロディ! キュアスティック、ピーチロッド!」 キュアピーチは、キュアスティックを手に持ちました。 「馬鹿ッ! 諦めるなッ!! ──」 隣で息を切らす杏子が、キュアピーチの様子を見て、思わずそう叫んだのでした。 しかし、時すでに遅し、既に戦闘の準備が始まり、直後には光が真っ直ぐに魔女を包んだのでした。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 魔女の猛攻を前に、彼女はその判断をせざるを得ませんでした。 このままでは、杏子や仲間たちが死んでしまいます。 もし、この魔女を倒すとしたら、自分以外にいないと思いました。 「悪いの悪いの飛んでいけ!」 そう言う心は、少し苦しくもありました。 本人だって、暴れたくて暴れているわけではないのです。 だから、悪い心なんて少しもありません。 「プリキュア・エスポワールシャワー・フレェェェェェェッシュ!!!!!」 ──キュアベリーは、Candeloro目がけて、プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュを放ったのでした。 一瞬、他の誰も、何が起こったのか理解しきれませんでした。 Candeloroを呑み込んでいく青い光。それは、杏子の物でも、キュアピーチの物でもありません。 彼女たちの後ろから出現した物でした。彼女たちを追い越して、Candeloroの体を呑み込み、いつまでもそこに在り続けるそのシャワーに、誰もが驚いた事でしょう。 「ベ、ベリー!?」 エスポワールシャワーを繰り出すのは、当然キュアベリーです。 振り向いたキュアピーチは、ただ何も考えずに彼女の名前を呼びました。 「はああああああああああああああああっっ!!」 キュアベリーのエネルギーは、Candeloroの体の外で爆ぜました。 あるいは、それが一つの区切りを作り出したのかもしれません。 今、何が起こったのか気づいたのは、その瞬間が初めてでした。 肩で息を始めているキュアベリーがそこにいました。 「……はぁ……はぁ……」 彼女は、杏子とキュアピーチの視線を受けていました。 後ろでは孤門がディバイトランチャアを構えて立っていました。 「み、美希たん……どうして……」 キュアピーチが訊きました。半分、まだ呆然としているようです。 何故、キュアベリーがここまで来て、わざわざCandeloroを倒そうとしたのか、彼女たちには考えられませんでした。 「あの魔女は、ラブがやっちゃいけないわ……。勿論、杏子もよ……!」 彼女は、どうやらあかいろさんやももいろさんを何とか倒した後のようでした。 それはとても、エスポワールシャワーだけの疲労には見えません。 孤門も、少し不安そうな顔をしていました。 「あれが本当に巴マミっていう人なら……彼女と親しかったあなた達がやるべきじゃない……。……もし、本当に倒してしまったら、あなたたちはこれからずっと苦しむ事になる」 「バカ野郎ッ! だからって、そうまでして……」 「私の痛みは一瞬よ……でも、あなたたちの苦しみは一生かもしれない……」 この戦闘で、余程疲労が募っていたようです。 対人戦はあっても、集団との戦いは久々なのでしょう。いくつかの爆弾を受けたのかもしれません。 杏子は、すぐに彼女のもとまで行って、彼女の体を支えようとしました。 「……それに、大丈夫……助かると思って、放った技だから──」 しかし、杏子が辿り着くより、一瞬前でした。 孤門が倒れかけのキュアベリーを上手く支えました。 「『諦めるな』……そう言いたいんだ、美希ちゃんは」 孤門は、彼女の体を支えながらも、杏子やラブの向こうを見つめました。 果たして、これで本当に向こうにいるCandeloroが消えているのか、少し確認したかったのです。しかし、どうやら本当に撃退されたようでした。 「そう、きっと、まだ希望はあるはずよ……。……きっ、と……諦めないで……」 そう言うと、変身が解け、美希は意識を失ったのでした。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 彼女たちは、既に魔女の結界から外に出ていました。 まるで夢から覚めたような気分でした。──不思議の国のアリスの気分というのが、はっきりとわかった気がしました。 ただ、不思議の国から帰って来た証は、そこにありました。 「……ありがとう、みんな。まるで浦島太郎の気分ね」 ……いいえ、そこに確かにいたのです。 金髪の少女が、驚くべき事に、桃園ラブと佐倉杏子の前に突然、現れたのでした。 二人は周囲を見回しました。 蒼乃美希を抱きかかえる孤門一輝も、その時ばかりは、美希の様子を伺うよりも、目の前の一人の少女に注意を向けました。 「君は、……巴、マミなのか?」 少女は頷きました。 ◇ 彼女の名前は、巴マミと云います。 それは、Candeloroなる怪物ではありません。魔女と呼ばれるのも心外でしょう。 彼女の作り出した結界から脱した杏子たちの前に、彼女は立っていました。 「桃園さん、あなたの声……ちゃんと聞こえたわ。またこうして、眩しいおひさまの下に立てる日が来るなんてね」 マミが一度“死んだ”時もまた、こんな眩しい太陽が空に輝いていました。 その時と全く同じ太陽の下、マミは再び生まれたのです。 「本当……? 夢じゃないですよね? でも、どうして……マミさんがここに?」 勿論、ただその現実を受け入れるのは難しい話でした。嬉しそうながらも、どこかこれが夢ではないかと疑ったように、キュアピーチは震えました。 先ほど、魔女はキュアベリーが倒したはずです。 マミも、ちゃんと説明する事ができず、少し目線を泳がせてシドロモドロになりました。 そんな彼女に事情を話すべく、孤門が答え合わせをしました。 「美希ちゃんのお陰だよ」 そう言って、孤門が全てを話し始めました。 「ソウルジェムの汚濁は、魔法の使用か精神的な絶望で起きる。その結果、魔女が生まれる。……そのメカニズムは、僕から彼女に伝えておいたんだ」 「はっ!? 誰にも言わない約束じゃ……」 「……いや、彼女はとっくに勘付いていたよ。ラブちゃんが結界に入る時に確信に変わったみたいだから、あとの事情は全部僕の方から話しておいたんだ」 杏子は、あの結界に入る時の事を思い出しました。 そういえば、ラブはあの時、平然とマミの名前を口走っていた覚えがあります。 ただ、杏子も、まさか美希はそれだけで全て気づく事はないだろうと、何となく安心していたのです。 「美希ちゃんにも、考えがあったんだよ。……そうだ、以前、彼女があかねちゃんと会った時、ガイアメモリの毒素を浄化する事ができたらしい。今回もそれと同じなんだ。それと同じく、ソウルジェムが持っていたマイナスエネルギー──濁りを自分たちの技で浄化できないかと彼女は考えた」 ラブはふと思い出しました。 プリキュアの力が、本来、悪を倒す為ではなく、悪を許す為にある力なのだと。 ウエスター、サウラー、イース──様々な人たちと分かり合う事ができたのも、プリキュアの力がそんな性質を持っていたからでした。 しかし、彼女たちは極力、それで人を救うより、コミュニケーションを使って人の心を見つけていくようにしたかったのです。その成果も今回は充分にあったといえるでしょう。 「そして、彼女はきっと、魔女の負の性質の力を浄化して、元のマミちゃんの心を取り戻す為に技を放ったんだ。でも、それが失敗して、もし魔女が消滅してしまった時の事を考えて、ラブちゃんには任せられなかった」 彼女は、一応、魔女を救いだす希望を胸に秘めながら、あの行動をしたのでした。 今は孤門の肩に意識を任せているが、こうして眠る直前まではきっと、相当な不安でいっぱいだったに違いありません。 「僕たちは、君たちが戦い、説得している最中に、あの結界の中で、マミちゃんの体を見つけた。使い魔に守られていたけど、マミちゃんらしき人がいたんだ」 「えっ? でも、土に埋めたはずで……」 「魔女自体が結界に引き込んだんだろう。そうだよね? マミちゃん」 孤門が訊くと、マミは頷きました。 彼女自身が、自分の体を結界の中に引き寄せたのです。 「……私の体は、少なくとも魔女になるまでは誰かに魔力の供給を受けて鮮度を保っていたみたいです」 「それはきっと、主催側がやったんだろうと思う。……理由はわからないけど」 これにも理由がありましたが、これは今の彼らの知るところではありません。 ただ、一つヒントを差し上げるのなら、それは彼女たちと同じ魔法少女の仕業なのでした。 「いずれにしろ、そのまま魔女としての私を倒してしまえば結局、私の体は力を保てなくなります。肉体と精神の結合が上手くいかないかもしれません」 「だから、その為に、美希ちゃんがある手段を使ったんだ」 マミは、その言葉を聞いて、すぐにそれを取り出しました。 それは、ソウルジェムではなく、見覚えのある黄色い携帯電話でした。 この携帯電話は、ある人物の持ち物でした。 そして、ただの携帯電話ではなく、ある特殊な妖精が同化した携帯電話なのです。 キルン──山吹祈里のパートーナーの妖精でした。 「この妖精──えっと、キルンの力を媒介にして、彼女の体を維持できるかもしれないって言っていた」 東せつながかつて、ラビリンスの人間としての時を止めて蘇ったのも、アカルンの力によるものでした。 ダークプリキュアが消滅間際、新たな体を保てたのもプリキュアの力です。 そして、今はマミを救うべく、キルンがマミに力を供給しているのです。 「ブッキーが遺してくれたこの力が……」 「それは実は、殺し合いに乗った一人の女の子が持っていた時期がある物なんだ。それを取り戻してくれた人が、目の前にいるよ」 「……」 孤門が見たのは、杏子でした。 「杏子ちゃん……」 「礼ならいらないぜ。せつなに言いな。せつながいなけりゃ、そいつを取り戻そうなんて考えなかっただろうさ」 杏子は、ちょっと照れているのでしょうか。そう答えました。 どうやら、プリキュアたちの力が巡り巡って、こうしてラブの前にいる少女の命を救ったみたいなのです。 偶然なのか、必然なのかはわかりませんが、ラブにはそれが嬉しい事に思えました。 彼女たちが生きてきた事は、決して無駄な事などではなかったのです。 「桃園さん、佐倉さん。お久しぶりね。……ありがとう、二人とも。それに、そちらの二人も」 美希や孤門の活躍なしには、きっと彼女はこうして再び生きる事はできなかったでしょう。ソウルジェムが力を使い果たしたとしても、まだこうして再び生きる事が叶うなど、マミも思わなかったに違いありません。 実際、ラブもまだ半分は今起きている現実が信じられませんでした。 実際にこうなる前は、きっとこうなるだろうと信じていたのに、今こうして現実にありえなかったであろう事が起こると途端に真実味が感じられなくなってしまうから、人間の感覚は不思議なものです。 「……マミさん。もう一度確認します。本当に、嘘じゃないんですよね?」 「ええ。孤門さんが言ってくれた通りよ」 「また一緒に、いられるんですね!?」 マミはそんな彼女に優しく頷きました。 それに落涙しそうになったラブですが、何とかそれは堪えました。 「やったー!! マミさーん!!」 ラブは、即座にマミに抱き着くのでした。マミの顔がやたらと巨大な胸にぶつかり、一瞬跳ねて押し出されそうになった後、また密着しました。 嬉しそうに抱き着き、出かけていた涙を隠すのでした。紅茶の香りがラブの鼻孔をつきました。 そんな彼女の後頭部を、やれやれと見つめながら、マミは杏子の方に目をやりました。 「……佐倉さん」 「久しぶりだな、マミ。まさかまた、こんな風に会えるなんて」 「思い出したのね、ずっと昔の事……」 マミは、今度は杏子に微笑みかけました。 杏子はそんなマミの視線から目を外しました。目を合わせるのが余程いやだったのでしょう。 「……まあな。こういうあたしも悪くないだろ?」 「良かった……」 それがマミにとっての心配でした。杏子が殺し合いに乗るような事はなかったのだと、マミは思ったのです。 この杏子は、決してマミが知る杏子ではありませんでした。マミが知るよりも少し成長した杏子でした。 しかし、杏子にとっての心配はまだ晴れていません。 「……にしてもお前、怒ってないのか?」 「……何を?」 「前の事だよ。あたしがあんたと別の道を行く時の事……あの時の事を謝りたくて、さ……」 「あれは、お互いさまよ。私はあなたに何もしてあげられなかった。結局、あなたを本当のあなたに戻してあげる係、誰かに取られちゃったわね」 二人にとって、あの出来事はとうに昔の出来事のようでした。 お互い、引きずり続けた昏い過去でした。気にせざるを得ません。 どちらも──お互いに、その罪を抱えているのです。 ラブたちには何の事なのかはわかりませんでしたが、二人の様子では、そえrで話は終わりのようでした。 「……よし。とにかく、これで僕たちの任務は終了だ。……みんな、よくやった」 ふと、孤門が口を開きました。 「杏子ちゃん。君が戦ってくれなければ、ラブちゃんは彼女を呼び続ける事ができなかった」 杏子の力が、ラブを魔女から守り続けたのです。 「ラブちゃん。君が呼びかけ続けなければ、マミちゃんは心を動かさなかった」 ラブの想いが、魔女に届いたのです。 「美希ちゃん。……君がラブちゃんの言葉と希望を信じなければ、マミちゃんは元には戻らなかった」 美希の機転が、魔女を救ったのです。 眠っている彼女に、孤門はささやきました。 「何より、マミちゃん。君自身も彼女たちの想いに気づいたから、こうしてまた戻ってこられたんだ」 そして、彼女がその孤独から抜け出す術を知れたから、こうして魔法少女でも魔女でもない巴マミとして、ここにいるのです。 「……って、あれ? 僕だけ何もしてないのかな?」 と言った瞬間、その他がずっこけました。 彼が充分、どこかで役に立っていた事を、彼女たちは知らないでしょう。 「みんな、本当にありがとう──」 そう言うラブでした。 彼女の、もしかすれば無茶かもしれない提案にみんなが載ってくれたから、こうして救う事ができたのです。 「でも、十四人が十人に減るどころか、十五人に増えちゃったな」 杏子が笑いました。 「いいよ。……僕たちは生きている全員で還るんだ。多ければ多いほどいい」 ふと、その言葉が杏子の胸を打ちました。 彼が当然のように言ってのけた言葉が、彼らの本質なのです。 『命を粗末にしない事』──翔太郎にそう言われたのをふと思い出しました。 そうだ、彼もまた……。 (そうだ、忘れてたな……あの時の事。でも、あたしはもう大丈夫だ。こういうストーリーを、ずっと見たかったんだ……これが見られれば、もう死のうなんていう理由はない。あとは、──────精いっぱい生きてやるよ) ふと、杏子は心の中で笑いました。 しかし、そんな笑顔は外に漏れていたらしく、ラブが横で茶化しました。 「何笑ってるの? 杏子ちゃん」 「何でもねえよ」 長い間ずっと抱えていた夢がかなえられたのです。 もう、悔いはありません。 「あんたが作った条件、本当に役に立つじゃねえか。『諦めるな』、って……」 孤門の元に、杏子がゆっくり歩いて行きました。 孤門は、そういえばそんな事を彼女たちに広めていたっけ、と思い出しました。 「勇気と愛が勝つストーリーって、ちゃんとあるんだな……美希」 杏子の手が、眠る美希の手を握りました。 杏子の胸から何かが晴れていくような想いがありました。 美希の手に、何か自分の意思を託すようにして、強く、強く握りました。 小さな光が、杏子の手から美希の手へと────そっと重なって消えました。 「……」 彼らは、こうして、一人の命が救われる事の大切さと、それに喜ぶ人たちを見ていたら、到底誰を犠牲にしようなどという話に頭を切り替える事はできません。 今、孤門たちがすべき事は、冴島邸に向かう事です。 「とにかく、冴島邸まで急ごうか。マミちゃん、事情は後で話すよ。とにかく、車に乗ってもらえるかな」 五人で乗る車は、少しばかり重いのでした。 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ 生存】 ◇ ◆ ◇ そして、美希は、夢の中で────、 「あなたは────」 杏子が変身していたはずの、一人の巨人と会いました。 ◇ ◆ ◇ ……To be continued 【2日目 昼前】 【I-3 平原】 【孤門一輝@ウルトラマンネクサス】 [状態]:ダメージ(大)、ナイトレイダーの制服を着用、精神的疲労、「ガイアセイバーズ」リーダー、首輪解除、シトロエン2CV運転中 [装備]:ディバイトランチャー@ウルトラマンネクサス、シトロエン2CV@超光戦士シャンゼリオン [道具]:支給品一式(食料と水を少し消費)、ランダム支給品0~2(戦闘に使えるものがない)、リコちゃん人形@仮面ライダーW、ガイアメモリに関するポスター×3、ガンバルクイナ君@ウルトラマンネクサス、ショドウフォン(レッド)@侍戦隊シンケンジャー [思考] 基本:殺し合いには乗らない 0:冴島邸に向かう。 1:みんなを何としてでも保護し、この島から脱出する。 2:ガイアセイバーズのリーダーとしての責任を果たす。 [備考] ※溝呂木が死亡した後からの参戦です(石堀の正体がダークザギであることは知りません)。 ※パラレルワールドの存在を聞いたことで、溝呂木がまだダークメフィストであった頃の世界から来ていると推測しています。 ※警察署の屋上で魔法陣、トレーニングルームでパワードスーツ(ソルテッカマン2号機)を発見しました。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※魔法少女の真実について教えられました。 【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(小)、左肩に痛み、精神的疲労(小)、決意、眠気、首輪解除 [装備]:リンクルン@フレッシュプリキュア! [道具]:支給品一式×2(食料少消費)、カオルちゃん特製のドーナツ(少し減っている)@フレッシュプリキュア!、毛布×1@現実、ペットボトルに入った紅茶@現実、巴マミの首輪、工具箱、黒い炎と黄金の風@牙狼─GARO─、クローバーボックス@フレッシュプリキュア!、暁からのラブレター 基本:誰も犠牲にしたりしない、みんなの幸せを守る。 0:冴島邸に向かう。 1:みんなの明日を守るために戦う。 2:犠牲にされた人達のぶんまで生きる。 3:どうして、サラマンダー男爵が……? 4:後で暁さんから事情を聞いてみる。 [備考] ※本編終了後からの参戦です。 ※花咲つぼみ、来海えりか、明堂院いつき、月影ゆりの存在を知っています。 ※クモジャキーとダークプリキュアに関しては詳しい所までは知りません。 ※加頭順の背後にフュージョン、ボトム、ブラックホールのような存在がいると考えています。 ※放送で現れたサラマンダー男爵は偽者だと考えています。 ※第三回放送で指定された制限はなかった模様です。 ※暁からのラブレターを読んだことで、石堀に対して疑心を抱いています。 ※結城丈二が一人でガドルに挑んだことを知りました。 ※魔法少女の真実について教えられました。 【蒼乃美希@フレッシュプリキュア!】 [状態]:ダメージ(中)、祈里やせつなの死に怒り 、精神的疲労、首輪解除、ネクサスの光継承? [装備]:リンクルン(ベリー)@フレッシュプリキュア!、エボルトラスター@ウルトラマンネクサス、ブラストショット@ウルトラマンネクサス [道具]:支給品一式((食料と水を少し消費+ペットボトル一本消費)、シンヤのマイクロレコーダー@宇宙の騎士テッカマンブレード、双ディスク@侍戦隊シンケンジャー、ガイアメモリに関するポスター、杏子からの500円硬貨 [思考] 基本:こんな馬鹿げた戦いに乗るつもりはない。 0:冴島邸に向かう。 1:ガイアセイバーズ全員での殺し合いからの脱出。 [備考] ※プリキュアオールスターズDX3冒頭で、ファッションショーを見ているシーンからの参戦です。 ※その為、ブラックホールに関する出来事は知りませんが、いつきから聞きました。 ※放送を聞いたときに戦闘したため、第二回放送をおぼろげにしか聞いていません。 ※聞き逃した第二回放送についてや、乱馬関連の出来事を知りました。 ※警察署内での大規模な情報交換により、あらゆる参加者の詳細情報や禁止エリア、ボーナスに関する話を知りました。該当話(146話)の表を参照してください。 ※魔女の正体について、「ソウルジェムに秘められた魔法少女のエネルギーから発生した怪物」と杏子から伝えられています。魔法少女自身が魔女になるという事は一切知りません。 【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、ソウルジェムの濁り(中)、腹部・胸部に赤い斬り痕(出血などはしていません)、ユーノとフェイトを見捨てた事に対して複雑な感情、せつなの死への悲しみ、ドウコクへの怒り、真実を知ったことによるショック(大分解消) 、首輪解除、睡眠? [装備]:ソウルジェム@魔法少女まどか☆マギカ [道具]:基本支給品一式×3(杏子、せつな、姫矢)、リンクルン(パッション)@フレッシュプリキュア!、乱馬の左腕、ランダム支給品0~1(せつな) 、美希からのシュークリーム、バルディッシュ(待機状態、破損中)@魔法少女リリカルなのは [思考] 基本:姫矢の力を継ぎ、魔女になる瞬間まで翔太郎とともに人の助けになる。 0:冴島邸に向かう。 1:翔太郎達と協力する。 2:フィリップ…。 3:翔太郎への僅かな怒り。 [備考] ※参戦時期は6話終了後です。 ※首輪は首にではなくソウルジェムに巻かれています。 ※左翔太郎、フェイト・テスタロッサ、ユーノ・スクライアの姿を、かつての自分自身と被らせています。 ※殺し合いの裏にキュゥべえがいる可能性を考えています。 ※アカルンに認められました。プリキュアへの変身はできるかわかりませんが、少なくとも瞬間移動は使えるようです。 ※瞬間移動は、1人の限界が1キロ以内です。2人だとその半分、3人だと1/3…と減少します(参加者以外は数に入りません)。短距離での連続移動は問題ありませんが、長距離での連続移動はだんだん距離が短くなります。 ※彼女のジュネッスは、パッションレッドのジュネッスです。技はほぼ姫矢のジュネッスと変わらず、ジュネッスキックを応用した一人ジョーカーエクストリームなどを自力で学習しています。 ※第三回放送指定のボーナスにより、魔女化の真実について知りました。 【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】 [状態]:身体的には健康、キルンの力で精神と肉体を結合 [装備]:なし [道具]:リンクルン(パイン)@フレッシュプリキュア! [思考] 基本:ゲームの終了を見守る [備考] ※参戦時期は3話の死亡直前です。 ※魔女化から救済されましたが、肉体と精神の融合はソウルジェムではなくリンクルンによって行われています。リンクルンが破壊されると危険です。 時系列順で読む Back ありがとう、マミさん(前編)Next 私のすてきなバイオリニスト(前編) 投下順で読む Back ありがとう、マミさん(前編)Next 私のすてきなバイオリニスト(前編) Back ありがとう、マミさん(前編) 桃園ラブ Next White page(前編) Back ありがとう、マミさん(前編) 蒼乃美希 Next White page(前編) Back ありがとう、マミさん(前編) 孤門一輝 Next White page(前編) Back ありがとう、マミさん(前編) 佐倉杏子 Next White page(前編) Back ありがとう、マミさん(前編) 巴マミ Next White page(前編)
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マミさんのティーセットに小便ぶちまけたい 定期的に登場。単発で「マミさんのティーセットに小便ぶちまけたい」とだけ書き込む。 初期は末尾P、また出現頻度もあまり高くはなかった。 現在は末尾0、レス感覚も約1スレに1回と当初と比べ非常に多いため初期とは別人と思われる 特徴 空気を読まず「マミさんのティーセットに小便ぶちまけたい」とだけ書き込む。 「ブレないな」とレスするのが習慣になっている。 小便をグイっと飲むジョルノのAAを貼るのも可。 あまりにブレないため、スレ住民からある種のリスペクトを受けている。
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ありがとう、マミさん(前編) ◆gry038wOvE ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ さて、朝方の平野で車を走らせていた孤門一輝がそのドンヨリとした空気にブレーキを踏み込みました。 魔法少女でなくとも、その場所の異様に気が付いたのでしょう。孤門は誰の合図もなく、一人でに車をその道の真ん中に止めたのです。 魔女がこの先にいるのです。ええ、そうです。その魔女は、寂しがりやの魔女なのです。 魔女は、パーチーの準備をしていますが、生まれてから今日まで、誰もそのパーチーに足を運ぶ事がなかったのです。 だから、この場に来るどんな人間にもわかるように、ずっと自分の寂しさを外に向けて吐き出していたのです。 孤門が車のドアーのロックを開けますと、順番に、桃園ラブも、佐倉杏子も、蒼乃美希も、そのドアーを開けて外に出ました。 外へ出ると、朝の空気とともに、一部分だけが異様なその空間の邪気が、喉から胸になだれ込んでくるようでした。 魔女の結界。──それがラブや杏子の友人たる少女が作り出した異変の空間でした。ソウルジェムを濁らせてしまった彼女には、そこに人を呼ぶしか、誰かと仲良くする術はないのです。 「これが……魔女の結界?」 孤門が、鍵穴のように小さな魔力の出どころを指さしました。それらしいとは思いつつ、ラブと美希も孤門の横につきました。孤門も微かに震えているのが見えました。 「そうだ、ここに魔女がいる」 杏子の言葉を聞くと共に、ラブは唾を飲むのに手間取るほどの緊張を感じました。 「マミさんが……ここに」 ようやく呑み込んだ矢先にも、まだ喉が渇いて来るのでした。 むしろ先ほどより渇いているほどです。 「……入るぞッ」 杏子が彼女たちの前に出て行きました。 この魔女の結界は、魔法少女がこじ開けるしか入る方法はありません。本来ならば、杏子がソウルジェムを使って切り開くのが当然です。 しかし、魔女の正体が果たして、本当に彼女たちならば、そんな事をする必要は全くありませんでした。寂しがりやで、仲間の来訪に安心した彼女は、すぐに自分の暗闇を彼女たちに知って欲しいと、招こうとするに違いないのです。 杏子がこじ開ける時間さえ惜しいと思うのが、この魔女でした。 「──なッ!?」 意外でした。 魔法少女が魔女の結界に呑み込まれる、引き入れられるなど滅多にある事ではありません。そもそも、魔女は魔法少女の来訪を好みはしないはずなのです。 それでも彼女は呼ばれました。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ ……そして、彼女たちは、気が付けばその異様な空間の中にいました。 空間の中では、金淵の巨大な皿が浮かんでいます。おそらくは四畳ほどの皿です。ここに招かれた人間は、皆その上にいました。虹の橋が星座のように皿と皿とを結んでいて、その上を歩かなければ先に行けないようです。 彼女たちは、起き上がると自分の足場よりもまず周囲に目を向けました。周囲には、果実が実り、花が咲いた綺麗な木々がありました。 桃の木です。桜の木です。杏の木です。誰が作ったのでしょうか。誰が咲かせたのでしょうか。──ええ、魔女自身です。魔女自身の望みや乾きがこの木を育て、実を作っているのです。 魔女はそうして、自力で実を生み出しながらも、他から与えられる何かを求めているようでした。 「……この空間が、魔女の結界?」 美希がそう訊きました。三人は魔女の結界に入るのは初めてです。 一帯は、なんだか冬場の緑黄色野菜を剥いて皮だけを並べたような、どこか昏い色をしていました。 彼女たちは、恐る恐る周囲を見回しましたが、杏子はお構いなしに前に進みました。 見れば、彼女は既に魔法少女の姿へと変身していました。肢体を真っ赤でぴっちりとした魔法服で包みながら、呆然とするラブたちを促します。 「ああ、行くぞ。それから、変身もしておけよ。……本当に油断がならねえぞ」 ラブと美希にそう言うと、彼女はただ前に進んでいきました。少しは焦っているようですが、一方でどこかそれを冷静に隠している様子でした。それでも、そんな冷静の裏側を、他の三名は正確に読み取っていました。 「あ、ああ、うん……」 ともかく、言われたので、虹の橋の上を、そっとラブが踏んでみました。どうやら、透けて落ちてしまう事はないようです。虹の橋は人が渡る事ができる頑丈な橋ではあるようです。 しかし、物体を踏んでいるような感覚ではありませんでした。まるで空中を歩いているような感覚で、気が気でないところがありましたが、彼女たちは意外と素早く歩いて行きました。 一番歩くのに苦戦していたのは孤門でした。彼には、虹の上を歩くほど非現実に即した想像力はありませんでした。子供の頃の小さな夢が最悪の形で叶ったようで、複雑な表情です。 二人のプリキュアは、その後変身しました。 ともあれ、おめかしの魔女──Candeloroは、四人の客人を自分の内に招待したのです。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 「どこか、気味が悪いわね……」 キュアベリー──蒼乃美希がそう呟きました。 空はよく見れば薄暗く、木々はよく見ると健康的な肌をしていませんでした。 葉も少し薄暗いのです。 曇り空に真っ黒い雲が浮かんでいますが、これはこの時偶然こんな色をしているというわけではないようです。ずっと、この色でこの木は育ってきたのです。 「もっと向こうに魔女がいるはずだ。強い魔力を感じる……」 杏子が言いました。 マミは一体、どこにいるのでしょうか。それ、捜してみましょう。 見回してみて、キュアピーチ──桃園ラブが何かに気づきました。 「もしかして、あの木のお家?」 木々の中に、どうやら木でできた家があるようです。見れば、それはドアーを拵えていました。一つだけ太く、小さく、まるで何かを主張しているようでした。 きっと、彼女が招待したい場所はその家なのです。しかし、そこに行くまでにはいくつもの試練があります。 魔女の精神は複雑でした。本当は自分のもとに来てほしいのに、そこから人を突き放す癖もあるのです。人に接したい気持ちと、人を巻き込みたくない不安とが、彼女の中に両方あるのです。 今、彼女たちの前に進軍してくる怪物が誰かを巻き込みたくない気持ちなのでした。 自己の矛盾の中で、魔女は一人戦っているのです。 「……チッ」 杏子は、進軍を見つけて舌打ちをします。キュアピーチが見つけたのは確かに魔女の根城のようですが、それを守るために敵がやって来たのです。 それは、使い魔でした。 赤と桃色の髪で顔を隠した小さな少女が彼女たちの前にやってきます。こんなのが魔女の使い魔です。 「敵が来たッ、戦う準備だッ」 杏子は槍を構えました。 真っ直ぐ前に来ている使い魔もまた、赤色で槍を持っていました。 杏子は眉を顰めました。 「おいおい、あたしの真似事か?」 マミが繰り出した使い魔は、色と槍との特徴が、杏子にとても似ていました。 どうやら、マミの心の中に在る杏子は、こんな野蛮な怪物だったようです。 その使い魔は、「あかいろさん」と云いました。 あかいろさんが杏子に向けて槍を突き放ちました。しかし、槍は、杏子の体の横を掠めていき、そのまま杏子の左手に掴まれてしまいます。 「槍ってのはな、こう使うんだよ!」 杏子があかいろさんの槍を突き返しました。 そして、もう一遍、相手が槍を突いて来る前に、杏子はいつもの如く、自分のやりであかいろさんの体を引き裂きました。あかいろさんの体はすぐに消えていきました。 やはり、槍を使う者としても、使い魔を狩る者としても、年季が違うようです。 まるで杏子と瓜二つのあかいろさんを、容赦なく無に返し、杏子は次の敵を探しました。 「きゃあッ」 すると、杏子の耳に誰かの悲鳴が聞こえてきました。キュアベリーに、小さな小さな「ももいろさん」が矢を放ってきたのです。 ベリーが矢を間一髪、上手く回避すると、また横から杏子がももいろさんを槍で一撃突きました。ももいろさんもすぐに消えてしまいました。 魔女や使い魔との戦いには、プリキュアよりも魔法少女の方がずっと慣れています。 「ぼさっとするなッ」 「だって!」 小さく、少女にも似た姿の彼女たち使い魔を倒す事を一瞬でも躊躇った所為でした。 キュアベリーは、全くそれに対応できずに、置いて行かれます。少女のような外見の敵に容赦なく戦う事が難しかったのでしょう。 使い魔の危険性というのをよく認知していなかったのも一因かもしれません。 「はぁぁぁッ」 キュアピーチは、そこに住んでいたもう一体の「ももいろさん」に、真っ直ぐパンチを放ちますが、それはすぐに真横に避けられました。パンチは虹の橋を叩き、大きな音を放ちます。この「ももいろさん」はキュアベリーを襲った「ももいろさん」とは少し違うようでした。 彼女は、一本のスティックを持っていました。 スティックの先端から、魔法のように光のシャワーを浴びせる使い魔でした。 今もまた、避けた拍子に横からキュアピーチに向けてその技を放とうとしてました。 「あぶないッ」 キュアベリーが咄嗟に、その攻撃を放とうとするももいろさんを蹴り飛ばしました。彼女たちの体はとても軽いのです。 ももいろさんの攻撃は空中で全く的外れな所に放たれました。 しかし、それをカヴァアする為に、孤門が、空中のももいろさん目がけて、ディバイトランチャアの銃丸を当ててやりました。 ももいろさんは空中で爆ぜて、弱った四肢で必死に空中もがきます。 最後に、それを杏子が槍でついてトドメを刺し、消滅させました。どうやら、それで今回の使い魔は全部終わりのようです。 「これでひとまず全部かな?」 「そうだな……兄ちゃん、なかなかやるな」 ここにいた使い魔は、全て倒したようです。 ほっと一息ついて、彼らは先に進む事にしました。 杏子は、今の孤門の銃の腕を見て、暁美ほむらのやり方を思い出しました。 「あの家に着いたら、打ち合わせ通りにやるんだぞ」 杏子が、仲間たちにそう確認しました。 予め、算段を立てておいたのです。その算段にのっとって、ラブが上手くマミを救うよう、杏子は願っていました。 今の様子では、ピーチとベリーに少し不安が残るのです。 もし、Candeloroとなったマミを救える術がなく、彼女が一切構わず仲間を襲うなら、杏子は自分の手でマミを先ほどの「あかいろさん」のように引き裂くしかありません。 最後の手段として、杏子の判断でマミの最期を彩るしかないのです。 彼女たち魔法少女にとっては、それは全く造作もない事でした。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 「チッ……」 また杏子が舌を打ちました。 更に歩速を早めて彼女たちが進んでいくと、今度は彼女たちの前に、「あかいろさん」や「ももいろさん」が軍勢として現れてきたのです。 目の前には、何体かの使い魔たちがバリケェドを作っています。 彼女たちは正面突破に対して、少しの躊躇を感じました。 「さっきの奴らは偵察、今度のが主要戦力だ」 結界の中には、たくさんの使い魔がいます。 ただ、その使い魔はこれといって人間のエネルギィを吸収できたわけではないので、力はさほど強い者ではありません。 あくまで、彼女たちは軍勢になって固まって、向かってくる客人から最深部を防衛しようとしているのです。使い魔の兵隊たちは、こちらに向けて一斉に矢を放ってきます。 「うわあッ」 杏子に推されて、孤門が回避。他の二人はバック・ステップで後退します。 四人が先ほどいたところに、十本以上の矢が突き刺さっていました。 虹の橋に、いくつもの矢が深々刺さっています。矢は先端から真ん中半分まで潜り込んでいます。 「三十人はいるよ!」 「たかが三十だろ。それなら、こっちも数を増やせばいい」 杏子は、そう言って、ロッソ・ファンタズマを発動しました。ロッソ・ファンタズマは杏子が持つ幻影の技です。自らの体を幾人にも増やし、進軍する事ができます。 すぐに三体まで分身した杏子は、そのまま敵兵の矢をものともせず、前に進むのでした。 矢は、三体の杏子が全て避けています。 「正面突破しか手がないわけ!?」 そう言いながらも、後ろから、ピーチとベリーもついて行きました。 孤門は、もう少し遅く、ディバイトランチャアを構えながら五人の姿を追いました。 「そうだ、迎え撃てッ!」 先頭にいる杏子が指揮を執るように言いました。 あかいろさん、ももいろさんの集団に向かって、杏子たちはそれぞれの武器を構えました。 一人の杏子は多節棍、一人の杏子は鎖分銅、一人の杏子は槍を使いました。 「おらっ!」 杏子が多節棍を交わして、ももいろさんの体を消していきます。 一体、二体。優雅に消えていくももいろさんでした。前方の弓矢の兵団はまず先頭の杏子が、多節棍で消していくのです。 三体、四体。弓矢はこう伸縮自在の武器が前方に来られては使いづらいのです。 五体、六体。杏子が多節棍を振り回し、体をくねらせ、それを丁寧に消していきました。 七体、八体。しかし、一本の矢が偶然、杏子の体に命中しました。 九体、十体。それでも、その杏子はまず前方の弓矢の軍勢を全て消し去ってから、幻想の世界に帰っていきました。 本当の杏子は、まだ後ろにいます。 「次ッ!」 二陣として、杏子がまた鎖分銅を振り回し、次のももいろさんに投げました。 十一体、十二体、十三体。同時に三体纏めて分銅の犠牲になりました。 十四体、十五体。杏子がももいろさんを鎖で束ねて巻き込みました。 十六体、十七体。杏子が鎖で束ねたももいろさんは、別のももいろさん達に投げ当てられました。 十八体、十九体。分銅の重みが二人ほど使い魔を消しました。 二十体。残ったももいろさんの華美なスティックから放たれた光が、杏子に振りかかりました。彼女は、それで一瞬体ごと消えそうになりましたが、それより前に杏子は自分に光を浴びせるももいろさんに鎖分銅を叩きつけて消し去りました。 本当の杏子は、まだ後ろにいます。 「最後だッ」 二十一体。杏子が真正面のあかいろさんの頭を突きました。 二十二体。キュアベリーがキュアスティックで叩きました。 続けて、二十三体、二十四体。肘鉄と爪先があかいろさんを消しました。 二十五体、二十六体。キュアピーチが槍を掴んで敵を無力化し、拳を当ててみせました。 二十七体、二十八体。高く飛んだキュアピーチは、蹴りを繰り出しました。 「さあ、本当の最後よっ」 「はあああああああッ!」 二十九体。キュアベリーが残るあかいろさんが投擲してきた槍を手で捕って、あかいろさん本体を蹴り、消しました。 三十体。キュアピーチが最後のあかいろさんを、キュアスティックで叩きました。 これにて、目の前にいた全ての使い魔は消えたようです。 彼女たちの目の前には、ドアーがありました。少し見上げる程度のツリーハウスが目の前にあります。 ようやく孤門が追い付きました。 「遅ぇぞ、あんた隊長だろ。何やってるんだよ」 「ごめんごめん、……ていうか、君たちが早すぎるんだよ」 息を切らしている孤門でしたが、まだ戦う余力はあるようで、不器用に笑って見せました。 さて、残る準備は充分のようです。 四人は、ドアーの向こうに行く事にしました。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 杏子が、ラブが、美希が、孤門が……ドアーの先の奇ッ怪な空間に呑み込まれました。ドアーの向こうには自分たちから行ったはずですが、まるでそこに吸い込まれたような気がしました。 そうです。彼女たちが来るのを心のどこかで待ちわびていた彼女は、自分から引き込む事にしたのです。 「ここは……」 四人は薄暗いパーチー会場を見回しました。 これが魔女の結界の最深部です。 カラフルな輪飾りが天井や壁を飾っています。来訪者たちに向けて、たくさんのプレゼントが用意されています。テーブルの上にはお茶の準備ができているようです。 香ばしい匂いが漂っていますが、それが危険な蜜のようなつんとした刺激も混ぜ込んでいるのが彼女たちにはすぐにわかりました。飲んではいけない茶です。 「マミさん……」 そんな彼女たちを真っ先に襲ったのは、プレゼントでした。 彼女たちを囲むように供えられたプレゼントの箱が、一つ彼女たちに向けて飛んできたのです。 「危ないッ」 孤門が真上から降ってくる箱をディバイトランチャアで打ち抜きました。 プレゼントは空中で爆発します。どうやら、爆弾のプレゼントだったようです。一つのプレゼントが彼女たちに贈られると同時に、次々またプレゼントがやってきました。 きりがないほどにたくさんのプレゼントがこちらへ向かってきます。 杏子は跳ぶと、それを空中で爆発させ、猛スピードで急降下しました。 「これ……さっきの使い魔が投げてきたんだッ」 見れば、プレゼントの影には、使い魔たちがいたのです。 あかいろさん、ももいろさん。使い魔たちが物陰に隠れてプレゼントを投げて襲ってきます。しかし、彼女たちを絶つ為に真ッ向からプレゼントごと彼女たちを消そうとすれば、プレゼントが爆発してこちらも被害を受けてしまいます。 一刻も早く、マミの魔力の正体を見つけてどうにかしなければなりません。 「仕方ねえ……おい、ラブッ! 来い!」 杏子がやむを得ずにそう言いました。 「あたしたちが一刻も早く魔女を探さないと、キリがない。このままじゃ、この結界から出られねえぞッ」 どこかに潜んでいる使い魔が、また矢をこちらに向けて放ってきます。 隠れている場所からの距離が遠く、命中精度は低いのですが、万が一綺麗に的を射たのなら、孤門などは避ける暇もなく串刺しになるでしょう。 それだけに、彼らは運任せにして、早々に杏子が魔女を見つけ、ラブが説得しなければなりません。 「美希、兄ちゃん……悪いけどここは任せたッ」 「……行くの?」 「ああ! ちょっと野暮用を済ませにな……!」 杏子は、この攻撃にどこか懐かしいマミの面影を感じているのでした。 使い魔たちは全て、黄色いリボンに結ばれているのです。おそらく魔女が逃げないように捕まえているのでしょう。 この技は、マミの物でした。 これだけの元気があるのなら、間違いなくマミの意思がどこかにあると思うのです。 仕方なしに、杏子たちはマミを探す事にしました。 「じゃあ、わかったから行って。ここは私と孤門さんで何とか上手く持ちこたえるわ」 キュアベリーはそう答えました。 「ラブ、ここまでつき合せたんだから、無駄にしないでよね」 友達二人への激励の言葉が放たれると、二人はその先に行かざるを得なくなりました。 置いていく事になる二人が不安ですが、それでもこの一室を隅々まで調べ、魔女の本体を探すしかありません。 ◇ ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ぴん、ぽん、ぽろろろろん……。 ◇ 時系列順で読む Back 覚醒!超光戦士ガイアポロン(Cパート)Next ありがとう、マミさん(後編) 投下順で読む Back 覚醒!超光戦士ガイアポロン(Cパート)Next ありがとう、マミさん(後編) Back 崩れ落ちた教会の真横で 桃園ラブ Next ありがとう、マミさん(後編) Back 崩れ落ちた教会の真横で 蒼乃美希 Next ありがとう、マミさん(後編) Back 崩れ落ちた教会の真横で 孤門一輝 Next ありがとう、マミさん(後編) Back 崩れ落ちた教会の真横で 佐倉杏子 Next ありがとう、マミさん(後編) Back ラブとマミ 終わらない約束!(後編) 巴マミ Next ありがとう、マミさん(後編)
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^jノ⌒ 仇 Vさ// / ,j/ |ハ i ヽ 沁, ノ |,人])/_. | ] /, | ,ノ八]ヽ | 沁, ⌒^ |{ }/ ,ア゙ . / | 「j i| i ∧人 \V| ヽ 人 ヒ_ソ / i | ノ jノ八i ノ/ | 斗升=-ハリ i \\ ,i/, , アハi , ¦ | | イ, yX扞下.,,__,レノ人i | ∨l i | \| i^ 人ノj/ 人仆| 人 | |i/人 ノi 八ト __彡ノ }八 ,ノ | ト __r┐ ノ 广ア㍉,, 仇L | ; ∧ Vイ 辷ノ |j [ ̄ ,ノkx,__彡イ /ノ | ~ji 人 )ノ ト、 { '圦 人 \ 仆 ^ _彡⌒ ^~¨¨ア リ / リ _j’ ⌒'┐ ノ ∨ 八 「t_ハ \,L_式戈㌻¨ , ヽヽ__彡イ ,〈 彡′ | 〃 V"´ ̄ `┘ \} ^'トミ,ヽヽヽヽ ^ イj り ハ人 ^ _ナ厂} 八 ` _ _______彡 ^ iト __ ノ ,.ィ ^'r〈 ,xーー< ¨ア /\. \ \≧‐ァ'~⌒゚¨\\ 八 `ト .,_ イ¨¨ア ァ'′ \¨~ , ノ _,, ^' / \⌒ヾ, 廴 ゙⌒X¨¨¨¨ ,り /~丁 ~⌒ヽ, 辷 彡く,__ 廴, \_/ __ ヤ¨ Tl'弋」抖 ニL,\ ^ア´ '~ ̄ ̄} ‘, ⌒'ー-ミ_ ⌒ 丁` --孑 /'´ | ∨ } \〉 _}レ'⌒ {, | ~T {ト _,}/ | | ,ノ ┘.,_t__ __,xニニニアく, | i | ,ノ `ア¨㌻~ ノ | `マニニニ彡イ 爪¨⌒ヽ, \| i ′ 人 _,. -‐…‐- _ . '´ -‐‐‐-ミヽ `^ 、 / ミ \ ´ / j \ 、 / / ノ /∧ `、 ;゙ / / , ハ /, ∨ , i | イ /八i i i 抖 i| 斗┼ / | -┼ ミi | 廴廴廴 戎 i| 」八 |/ |/ リV八 戎廴船 圦 V 斗f芋ミ 斗f芋ミ|ノ 戎廴船 _沁 ]ト トしrう トしrう仆 厶ぃ三_ 厂^ ≫や乂)ツ 乂)ツ厶イ 〕 辷㍉, 人""" ` """ 人 /_㌻ニ ¬ ¬ )ト 介ト ._ ` ´ _,. <圦/ 〈y'´ 才 辷, `V彡 r㍉f]下「抖-ミ,ハ`-Lア えし-ミ 〃⌒れj,ノ { V^ i ∨ ト| ⌒廴彡ヘ ‘, . { 〔⌒´ [人 j ソ 人人 リ ノ 乂_ ] ^`介ナ ,厶⌒jrt_ __彡 ´ r¬t__, ニ-圦 狄 jにににソ ∨ ^[ 辷彡辷彡イ 厂 ]廴h‐ ¨¨└ツ⌒^LツLみx} ((⌒ヾ) ]廴ノ ¨¨ / / /\ \ \ \. / / // \ ヽ / | /, } | . , | 斗- / / ⌒¨ 八ト、 i ゚⌒Y⌒゚. ; | { {八 / / ノ\ | i 《 }{ 》. i !八 i{ 厶ァ ア勹心 \ | i 》 ( う )《. { \ィf厂ハ ) ハ㍉ | i 《 }{ 》 八 八 し/j し// } ′ . . . .ノ。__人__。 \ { ∨ソ Vこソ / . . . . /) j{ . . . \. ;个 ' / ./. . 厶ノ 厶-‐=ニ二} ノ人 厶イj/.,__/ 八 /二ニ≠‐- .,_ ` ' / / -──} ノ ‐- ⌒> <′/ . . . ,.. -‐===┘ (,_______ . . \ . _)ぅァ‐=≦ . . . . . . {__〈 . . / . ./------- .,.  ̄ ̄ `ヽ . . . . . . . .j⌒二ニ====tr==彡}∨ . /. . . . . . -‐=ニ二} /二ニ=‐-=辷ア\__,ノ¨\ ||l ノ. ∨____. . ./ ---{ ノ / ̄ ̄ ⌒V》 r──-ミ ||l 仆=ミ____/ . . . ./. ____} (,______ / V》 {///////\⌒Y'///////} \/ . /  ̄ ̄′ V》 ∨///////}//{///////ノ ∨ .(______ ノ二ニニ7 \ V》 }///////ノ__人//////{ V⌒ヽ . . . . `ヽ | |──- | \ |__/\ __ } i |/ ∨V | |ヲ |┃ ┃ムイヲ |''_O_'''ノZ゙ ([,]匚 | 廴⌒! |____} └jノ |辷辷ム | ヽ | | ┘ __ '" ` / \ , ' ' , , , ′ / /\ \\ . __ | . . | | | / l,' ハ \ '; ∧{ 〉 | . | | | | ‘ |/ ̄ ' .「V } }{ ハ~} | l l . /⌒| | i | _jノ_」. | l`Y^7"} 八 . l ..八∧| ィ灯心, | | | j∨∨ \\ ァ'灯心、_(_ `¨´_ノ|/ /,'八. \/゙\ \\( `¨´ノ 、  ̄ ムイ/ \/ /_ , -‐} ヾ ̄ , 仆´ __ ,/ /_/\ \_,,仆___ ` /ノ/ // ` 、// /_ r─\ i.斗 `ーt-、 `ヽ彡" ,/ // /⌒ヽ/⌒' , } | \⌒| | || ,} }__,/__,// / } }/. r─\ ソ | ,イ廴_,/〉 \ // ゙ヽ / 八{ ̄⌒/ \ У/〉 `7 / / ' ,/ \ \ / ,// /|\ | / / 〈\ 〈// || Г\| { \_// i / 〈_____| j 」 | /、 | / /、{ 〈 / _ノ/ / ヽ | ´l {`{ / .| i | / _ __l i  ̄ ̄ ̄ ̄/⌒ー| ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ \ l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ { | { ノ -─- ,, '" __ ー‐ ,, / '" \ / / \ / / / \ ヽ .. , / /{ ∧ , ', __ l ′ / ,/// 八 } ∧ ! ‘r=《 }} | | | | _/ 〃 ─-廴_ハ | |{ 坏ハ | | | |´/ / ミ | }》圦リ,_ノ |ハ ' |x=ミ ァテミx Ⅵ ,'Lソ'ヾ}. 八 \{ r' リ {rノり` } ノ、ノ弋ノ \ |`ゝ' `¨´ ノ//) } > '"  ̄}. ゙{ ’ /" ノ' ノ// ‘ , __丶 ー ' ‐''´// _) ノ⌒ヽ、 > .. ィ´ ト、,ノ〃 > '" { 辷=‐-≧ァハ´ __ノ" | //__,, -…ニ二} \ \ /Г¨´´ ∧/ / _) ノ⌒>ミ二ニ=ァ’ l| / /¨⌒\ , -=二ノ. \ / /⌒7⌒/⌒ ̄ ̄¨) ∧イ \_/ { 人_/ // } `二ニ'' 、. /⌒ ̄/ /__/ /\ /´ ; ̄ ̄⌒ヽ ヽ //⌒ー/ / //==//_>" / } } |/|. // / // / // / / ヽ, ハ ... ', ∧ | ///| // / / / / / ' i | | / /} |/ |/ , /-‐/-ミ //// l | | |r‐ ⌒t,! { | | . | / / 〃/′ ─‐- ,,|_ ト、 | | / } }. | | | /l / / |,'¨ミ、| ; { ノ. ,,/`| | . l〃 |/ j/ \| ' 丶ノノ / / 八 {V .. | | ‐-  ̄`` l / '7⌒ヽ、 /. /. ;' |\\ ゙、 ==ミ、 ァ==ミx、 | / /-、 / // ,/ . /| . .. | . | \ ヾ _ノ //心、 ' / , '⌒!} / // / //. /} l | | | { ////,' / ' /} ノ' /" /´//./ { /⌒ヽ、 | | | 乂//ノ // / ノ// // / . / ー┴‐'"⌒\ ‘ /´ノ/ ,, イ / / . / \ / ァ'' ´ '─- / / /{ \ /`; , `ー一 ,, ィ} / \/ ;' | . \ '/// >.... ,, <彡''// \ ∧ ... . | /| >__.. -‐≦-‐ ''"´ ,,/ ' ,./ \ ヽ .. |/ |//⌒`丶 ,,_Ⅵ//´ ,,..斗 ''"´/ \ |/ { /⌒7'" ̄ ̄¨7 / __ ノ)乏二辷_ _ `ヽ─- .. _ ,_,、 ,(/'jフ''=‐- ` \ \r‐ _王テ7ナヮz~辷ヌ尤マメ, メ、 / , //{` ハ∧/ ¨ ‐-=ニ二¨._双ラ77}}从ト、 ⌒{// / /| /ノ ハ,|l | }У _ ` 、 ¨辻マソミ圦夊__ ノ7 { /|7_ヘ/ 代乃リノ'}ムィミ_,/  ̄{`丶 `(二フ,, ∧( `丶 ノ⌒ミ、八{ ,∧= `´/ミ 廴__ { _,,ム____. ゝイノ//∧廴___ `ー-=辷_⌒゙ヽ、 _)_彡ヘ`- '彡{⌒¨ヽ、弋! |77二)`ー‐ V//∧ _ /゙ 'ー〈ヾ \-= ≧辷___〉 ∧ メリ/ 7しメ'' ∨/ ̄ ̄  ̄`ヽ、 廴_ } |} __>''7 __ ノ| Ⅵ |//|孑’  ̄ ゙iメ、ノ´ / (´ { ノリ;ニニ| ノ⌒ヽ. { 八 ィ ´ | |//|| / / _\乂_ _, ィミ廴7''’ |l//|| /|/ / / - Ⅵ王y ̄`メミマ゙/ | |//l| /| l / / ;〃 ヽ Ⅵ,,_ // 〉. | |//l!. /⌒ヽ///777777メ | | Ⅵ' { l ‘ | |//| / / /////// '; | | }、 | | |-、. | l//| r‐="-‐ / ////// , | | ノ `辷''⌒\\. | l//! { / ///// ゝ-─ ''" ∨\. \ l l//! _....-─ ..、 .....-‐ ∧ / -───` 、 , - ...,イ心 , '" 丶 ー=彡 〃γ个/ / . ! \ / {{ {{ / / . | ゙ 、. / >‐/ . ハ ヽ\、─-ノ"/ / 〃 ノ ' | ,| . / ∨ ! ',\ / / {{彡'' | | |/|/| / / '"⌒|,ハ|i| / /| | ィ"|⌒ // __j | | リ l // ,ィ ! 〃| | | 八 j´ 行j下 |ノ/ |// |/ | |八,〉 八 . |,ィf下` V少 ノ/ 〃´ ̄ ̄ ̄\{(\ 衣 ノ;少 ,,,,, ト、. }== \\_\ \\`",,,,, ` /j!ヽ. 〈二二フ ミ、 . ヽ/\ \ --' /// } , -──- __ ノ´{\}`⌒>- .. __/ニ"/ ,/─ 、. }  ̄ \\ ノ 〉、 ̄¨¨ ''==ハ、─ /⌒ヽ ! {二二ニュ. \\} ' \____,人 \ ̄ ̄ ノ / \ / |  ̄ ̄ ̄`ミ辷=ミ .、 /". , -‐ ,===彡" | ___ `ーミ、ハ _八 ( | ,,,〆" ̄ ̄\ ヾ } ,, xz孑"........` 、 \ \_ Ⅴ ∧_ Y || 圦 ハ  ̄ ̄ ̄ | \ | 廴{ 辷_''"/,ノ | / } リ / ノ~\乏‐}゙ ∨ / / // / ∧ ,ノ ∨ / }彡}゙ / |
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未公開セリフ集 この頁では『Sue s Workshop』にて『Doukutsu.exe』からテキストを抜き出した際に、 スクリプトに記載されていたけれど、 ゲーム内では使用されていないセリフを載せています。 もしもゲーム内で使用されていた場合はここにてお知らせください。 山下農園 何か光っている… ●猛獣の牙● を手に入れた。 +解説 【解説】 ゲーム内では入手不可能なアイテム取得時のセリフです。 このアイテムが絡みそうなイベントが見当たらないので、 イベントごとなくなってしまったのでしょうね…。 ジェンカの家 犬ころ ご! +解説 【解説】 犬ころたちを助けると、ワン、ツー、スリー、よ~ん。 と続けて言ってくれるのですが、 ゲーム中、どこをどう探しても「ご!」に辿り着くことは出来ません。 キャンプ ドクター下呂 「なぞのロボット、 モンスターX… ハッチが開いた時が 攻撃のチャンスだ。 +解説 【解説】 多分、ドクター下呂のセリフです。 当初はこういうヒントが散りばめられていたのかもしれません。 迷宮B ブースター 「うぅ… +解説 【解説】 迷宮Bにてブースターに話しかけた時のセリフのようです。 ブースターは話し終えた後に消えてしまいますが、 消える直前にもう一度話しかけることで最後の一言を言います。 その後にこのセリフがあるようなのですが、 現状では聞く事ができませんでした。 コア カーリー 「私… +解説 【解説】 気絶したところか、コアが浸水したところのセリフだと思うのですが、 ゲーム内で聞くことは出来ませんでした。 大農園 「・・・。 「おまえはキラーロボットだな!! 捕まってしまった… +解説 【解説】 スコップ隊に発見された時のセリフのようです。 元々は誰に見つかっても捕まる設定だったのかもしれませんね。 カクレガ 百鈴 とりあえず ブースターが必要なの。 だれか持ってないかしら… +解説 【解説】 このゲームでブースターを所持しないまま百鈴に会うことはできないので、 どうやっても聞くことが出来ないセリフです。 v0.8を手に入れなくても、アーサーの家で強制的にブースターからv2.0を貰うことに… アイテムを捨てる事が出来たら、言われたかもしれませんが、 クリアできなくなりますよね…。 ちなみに、アイテムを外した状態で話しかけても、 所持している事には変わらないので、やっぱりこのセリフは聞けませんでした。 王の食卓 サンタ 「あ、君はいつかの・・・。 +解説 【解説】 ドクターに話しかけられる前のセリフだと思われます。 どうあがいてもドクターの立っている場所の直前で話しかけられてしまい、 戦闘が始まるのでこのセリフには辿り着けないままです。 聖域地下2階 カーリー あと戻りは出来ないよ… +解説 【解説】 2階で1階へ戻る扉をくぐると出るセリフのようですが、 現在は普通に行き来できるため、このセリフは出現しないようです。 未公開アイテム説明集 セリフではないのですが、おまけということで。 ■最初の洞窟 ライフカプセル ライフカプセル。 +解説 【解説】 ライフカプセルはアイテムリストには載らないのですが、 説明がついていました。 当初は所持状態から使用することでライフが増えたのかもしれません。 ■ミミガーの村 マップシステム このフロアのデータがありません。 +解説 【解説】 マップシステムは選択するとマップを表示し、本来は説明がでません。 そもそもフロアのデータがないマップなんて存在しないような…? ■山下農園 猛獣の牙 山下農園に落ちていた鋭い牙。 主はまだ生きているのだろうか… +解説 【解説】 ゲーム内では完全に入手不可能なアイテムです。 ■砂区 犬ころ ジェンカの愛犬。 +解説 【解説】 犬ころは各犬ころごとに名前や説明が出るので、 このデフォルト説明のようなものは見ることが出来ません。 ※余談ですが、このWikiを製作中ずっと、 『わからないテキストども』 というひどい名前で保存されていました。 ここからはセリフではないのですが、 洞窟物語を製作中に使っていたと思われる、 デバッグ用コメントのようなものをまとめました。 Pixel s Memo
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/レVVVVVVVV イ _____ / / /////////|、_ / ∠ ////r  ̄ ̄ ̄ `ヽ、 / /ヽ/^^\ x≦⌒ ,、_//|l / | \ / / ( 〆 ミ ,.r ´ ̄ {l、 ll,/ i / , ,ィi、 トゝ | ′_ノ ― ム ヾ レ´`>' r,‐ | // / ,.ノ/ } | | ` 从| (>) (● ) §从、ゝ / ゝ- | .| l/ .| ./ ,/ /,--l/l | | (__人__) §ル′ / ,.イ / ,} | {. ,rV´ ,.--、レl| ト。 `ー ´ 。イ レ´__|_/ノ__A ヽ l{ ,-- } /} 。 。.┌─、 | `ヽ l|ヽ ,,, ` ,{ < _|\ ∞ /| _,ノ'⌒ヽ、 ヾニ>、ヽ , ,} ヽ、 _ ‐' /ヽ / 0i .\/ {′ \ r――-- } / ヽー―- -/ ヾ_,.// / , | 。 | ヽ. {ニニ-、 Y / `ー―‐'ヽ、 -{--,- ./ i | l , ハ } / | , .---、 ヽ }-'_____,r--、 ./ |/ 0| 。 .| ‐ , / } / { レ' ヽ Y { } l{ }}、 / { /| | .| // /| (__ ヽ、_ l `ヽ、 ,} -ゝ=='ノ { 、_)ノ′ | | .i .{ |  ̄ ヽ / ゝノ-'/´\\ 、 ヽ、 .| {i | ‐ /∧ ' |【ギャル夫withマミさん】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃■ステータス■┃【統率】3 【武勇】9 【情報】6 【政治】8┃┃■武勇内訳■┃【力】14 【体】12 【速】9 【技】8 【魔】2┃┃■成長率■┃【統率】D 【武勇】B 【情報】B 【政治】B┃┃【力】B 【体】B 【速】D 【技】C 【魔】D┃┃■成長ポイント■┃【36点】┃┃■特性■┃◎マジカル☆シューター/中衛┃ 可愛さ目指してちょっとイタい。┃ 戦闘時、好きなステータスを+1。更に【技】か【魔】が上昇ステータスに選択された場合、┃ そのステータスの合計値を+2する。┃┃■能力■┃┃◎村人┃ このキャラクターは村から動く事が無い。村限定のイベントでしか行動できないキャラである。┃ ただし、村関係のイベントで彼らが動く場合、雇用コストはかからない。┃┃◎建築技術ver2.0(ギャル夫)┃ 軍人時代に要塞建築などを行っていた際、どこぞの妖精に協力して色々やっていた関係で、┃ その辺の技術が妙に高い。このキャラが村にいる場合、建築出来る建物が増える。┃ また、このキャラが建築に参加している場合、【統率】ではなく【政治】+5で建築力を計算する。┃┃◎商業技術(ギャル夫)┃ 元商人故に、流通・販売・その他商業に関するコツや要点を知っている。┃ 商業に関わる判定に参加した場合、成功率に+10%。┃┃◎ティロ・フィナーレ(マミ)┃ ボウガンに魔力を乗せてぶっ放す必殺技。┃ 同じボウガン使いだが、鈴仙とは違って魔術の素質もあったらしい。┃ 小規模戦闘時、勝率+5%。また、相手の任意ステータスを-3出来る。┃┃○振興力ver2.0┃ 振興・発展などに関わる判定に参加している場合、成功率に+20%。┃ また、村復興で建物を建てる場合の統率値の計算に+2。┃┃○流通捜査┃ アイテムの購入判定成功率に+15%。┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ,ィ / ///l. ,ィ .// 〃 / ///.ィ l l / ./ /// /// l l ./ ./'"´./ / /// ヽヽl l / / / / ̄ ̄"''===― _,,.-`―-、 l ./ // ̄ ̄`ヽ‐-..,,`ヽ. _// /l l l .// ヽ`ー..,,__,,..-''`ヽl ,.ィー=ニ二// //ミミl,.-‐ /彡 .l l \ `"''――''"/. / /// // /"""""" | | l \\―‐''"´ / ///\ /ィ / | | | l ヽ ヽ\\`==-. / ///l \ l.| _,,..-''"| | | | .|\\\`二ニ=- l / l /l _ l| "´ l/l/ l | l.\\\ l ./| .l | | 〈 でッ、 _,,..- /ノl ||. | /ヽ ゝゝ |/| l、| |.l ‐-`¨′ ‐ニ..,,__ l l l | / |. ヽl.,-、l l //|.l/. l |.l ( l ) l ///| |‐、 _l l ヽ,.-、 `¨l´ `¨¨二l´ ,.-、//// .レ\\,-' ヽ/ /-..,,_ヽ__ノ / /ノノ从 `ヽ ヽ l |`''-r 、‐/ / ,.-――-ヽ. ヘ l l l .l/ /_ , 、 } \ _,,..-'"\ l / ´ 'ヽ/ / ,'. / \ / l ヽ/ ´ / / // \/ l l/ \ / / / / 〈 / `''-..,,/ /. l / └-、/ /▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『ギャル夫』 元はスペースコブラとは遠く離れたメガザル王国西部、アーランドの街で商人をしていた青年。 後に領主の志に打たれ、軍に志願。個人の武勇としては突出したものは無いものの、商人時代に培った ノウハウを元に、主に補給・治安維持などの面で功を残す。 グラズヘイム戦後に、冒険者となり主君らのように誰かの“ヒーロー”になってみたいという願いから、 軍を辞して冒険者となり、スペースコブラに流れ着く。 その後、駆け出し冒険者の巴マミと組み、後に彼女の願いを叶えるため、ココニ村に逗留。 できない夫からの説得を受け、村の“ヒーロー”になるために村の復興に協力する事に。 極端に優れた能力こそ無いものの、交渉力やバランス感覚に優れた人物であり、自身のコネから村の発展の為の 材料や人材を引っ張ってくるなど、大いに村の発展に尽力した。 また、苦手分野が少ない人物でもあり、村では一種便利屋的に、各分野の手伝いなどをすることも出来た希少な人物。 平時は主に軍隊時代に培った建設技術を生かし、村の建物を建てる事に専念していた。 スペシネフ戦後は村に出来た冒険者の宿の店主に就任。 村の中心人物として、巴マミと共に長く村の成長を見続けた。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲ / / /\ \ \ \. / / // \ ヽ / | /, } | . , | 斗- / / ⌒¨ 八ト、 i ゚⌒Y⌒゚. ; | { {八 / / ノ\ | i 《 }{ 》. i !八 i{ 厶ァ ア勹心 \ | i 》 ( う )《. { \ィf厂ハ ) ハ㍉ | i 《 }{ 》 八 八 し/j し// } ′ . . . .ノ。__人__。 \ { ∨ソ Vこソ / . . . . /) j{ . . . \. ;个 ' / ./. . 厶ノ 厶-‐=ニ二} ノ人 厶イj/.,__/ 八 /二ニ≠‐- .,_ ` ' / / -──} ノ ‐- ⌒> <′/ . . . ,.. -‐===┘ (,_______ . . \ . _)ぅァ‐=≦ . . . . . . {__〈 . . / . ./------- .,.  ̄ ̄ `ヽ . . . . . . . .j⌒二ニ====tr==彡}∨ . /. . . . . . -‐=ニ二} /二ニ=‐-=辷ア\__,ノ¨\ ||l ノ. ∨____. . ./ ---{ ノ / ̄ ̄ ⌒V》 r──-ミ ||l 仆=ミ____/ . . . ./. ____} (,______ / V》 {///////\⌒Y'///////} \/ . /  ̄ ̄′ V》 ∨///////}//{///////ノ ∨ .(______ ノ二ニニ7 \ V》 }///////ノ__人//////{ V⌒ヽ . . . . `ヽ▼――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▼『巴マミ』 家族を失い、冒険者になるために一念発起して大禍津に出てきた元狩人。 その才能は非常に高く、冒険者を続けるうちに将来を嘱望される人材となるが……。 最終的に、好きな人と平和に暮らしたいという願いのため、冒険者を引退。 ココニ村にて、一介の村娘兼狩人に戻ることとなった。 自身を助けてくれたギャル夫とともに、主に彼に助力する形で村の発展に協力。 彼のメガザル西武への人材・農作物確保の旅にも同行し、周囲の混乱どこ吹く風で美味しい食事を満喫していた。 スペシネフとの戦いでは目立った活躍は無かったものの、村の復興後は冒険者の店の看板娘に就任。 店主となったギャル夫を支えることとなった。 大望は無いが、マイペースで善良な人物。 周囲の物事に大きく動かされる事はなく、平和で平穏な生活を望み、そしてそれを掴みとった。 その後はギャル夫と共に、村の発展を―――相変わらずのんびりと見守っていくこととなった。▲――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――▲