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レベル変更/ポップンミュージック 解明リドルズ 前回 レベル変更/ポップンミュージック peace 次回 レベル変更/ポップンミュージック UniLab レベル変更/ポップンミュージック 解明リドルズ 全般 レベル変更一覧 CS版からAC版への移植、再録に伴うレベル変更 関連 全般 ポップンミュージック 解明リドルズにおける、前作からレベル変更された楽曲・譜面の一覧。 表記はジャンル名を基準にしている。 稼働途中でのレベル変更が行われた楽曲に関しては、該当の楽曲ページの新難易度表に【解明途中】を記載している。 互換性を考慮して旧難易度と新難易度の両方で表記している。 初級レベルがLv28まで、中級レベルがLv29~Lv41、上級レベルがLv42~Lv46、超上級レベルがLv47以上となる。 レベル変更一覧 レベル変更がない譜面は空欄となっている。 「旧表記」はfantasiaまでの旧難易度(※変更前の表記のみ)。 「新表記」はSunnyParkからの難易度で、50段階のレベル表記での「変更前→変更後」。 楽曲 譜面の種類 EASY NORMAL HYPER EX 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 以下、2021/xx/xxのオンラインアップデートで変更された譜面 [???]#? - - 29→30 - - Livelyからの収録 [virkatoの主題によるperson09風超絶技巧変奏曲] 50→49 (※):レベルと同時に譜面も変更 CS版からAC版への移植、再録に伴うレベル変更 楽曲 譜面の種類 NORMAL HYPER EX バトルN バトルH 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 ネバーデッド 13 19→26 25 31→35 33 39→42 新 20 - - 関連 レベル レベル変更 レベル詐欺・逆詐欺 その他関連一覧
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2000年2月10日発売4ブロック やはり今作も難易度高め。 演奏後に登場するキャラが変更されています。 【収録内容】 どこでもポップンミュージック vol.2 【通信販売】 ポップンミュージック3 アペンドディスク
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2000年10月12日発売5ブロック vol.3も難易度高め。 というか本編が得意な人は余裕なのかも。 【収録内容】 どこでもポップンミュージック vol.3 【通信販売】 ポップンミュージック4アペンドディスク
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7ボタン(ポータブル版) 注意点: 基本的にCSで新規収録された譜面の難易度評価になります。 ポータブルではH譜面もあるので、7ボタンH譜面もこちらで取り扱います。 版権曲に関してはAC版にも収録されているものは、ポータブルでは曲名と同一表記になっています。本ページでは両方記しておきました。 新規収録 収録 Lv. ジャンル名 譜面 難易 コメント por 16 シンパシー4 7 30 7H por(版権) 16 カルマ 7 RPGの主題歌にも使われている 24 7H por(版権) 18 風吹けば恋 7 CMの主題歌に使われている 30 7H por 22 ラブリーキャットポップ 7 33 7H por 22 ドリームゲイザー 7 ギタドラVからの移植曲。 32 7H por 18 グリーニング 7 CS版いろはのミニゲーム「イマ様の緑化運動」に使われたBGM 33 7H por 17 ポータブルポップ 7 32 7H ACからの新規収録(ポップン15・ee'MALL) 収録 Lv. ジャンル名 譜面 難易 コメント por(版権) 愛をとりもどせ!!(ホクト) 7 7H por(版権) ウィーアー!(ワンピース) 7 7H por ボーイズR B 7 7H por オンラインラブポップ 7 7H por コンティネンタル 7 7H por ウェルフェア 7 7H por シャイポップ 7 7H por ガラージハウス(together 4ever) 7 7H por アーバンメロウポップ 7 7H por ガールフッド 7 7H por ニューソウル 7 7H por 超中華流行歌曲 7 7H por 撫子ロック 7 7H por 悪魔城ドラキュラ 7 7H por ピンキッシュ 7 7H por エレキ族 7 7H por ヴェネツィアーニ 7 7H por 交響的物語 7 7H por ウィンディダンス 7 7H por(ee) A.I.KIDS 7 7H por ウォーリアー 7 7H por 夏休み 7 7H por 青春ロック 7 7H por クリオネテクノ 7 7H por(ee) JV-ROCK 7 7H por(ee) ルイン 7 7H por パーカッシブ2 7 7H por ケンドーロック 7 7H por フォルクローレ 7 7H por ケルティックウインド 7 7H por ヒップロック4 7 7H por グラウンドテクノ 7 7H por エンシャントユーロ 7 7H por ダークネス3 7 7H por フューチャーフュージョン 7 7H por ミュートロニカ 7 7H por チテイタンケン 7 7H por ラウドミクスチャー&ラガ 7 7H por エレフラッドウェイヴ 7 7H por オラトリオ 7 7H por 近代絶頂音楽 7 7H por IDM 7 7H por ヴィジュアルREMIX 7 7H por プロポーズREMIX 7 7H por アンセムトランスREMIX 7 7H por ニエンテ 7 7H (評価保留) 音源が9ボタンのEXと同様。そのためEXの譜面を元にした譜面構成で、ノート数が1300以上と、他の7ボタン譜面とは段違いの難しさ。 por アドベンチャー 7 7H 先行収録(ポップン16~) 収録 Lv. ジャンル名 譜面 難易 コメント por(版権) 創聖のアクエリオン 7 7H por(版権) ブルーバード 7 7H por(版権) 暗黒サイケデリック(アリプロ2) 7 7H por ハイパーファンタジア 7 7H por ツインヒーロー 7 7H por(版権) 嘘 7 7H 再録曲 収録 Lv. ジャンル名 譜面 難易 コメント por(版権) 残酷な天使のテーゼ(エヴァ) 7 ポップン18でボーカル変更されているがそれと同一のものになる。 7H por ファンタジー 7 7H por ウィンターダンス 7 7H por ネオアコ 7 7H por グラディウス 7 7H por ショウワカヨウ 7 7H por トゥイーポップ 7 7H por ハイスピードラブソング 7 7H por フレッシュ 7 7H por メガネロック 7 7H por ハイパンク 7 7H por ニューミュージック 7 7H por ゴエモン 7 7H por ユーロビート 7 7H por ソフトロックLONG 7 7H por 禅ジャズ 7 7H por フロウビート 7 7H por メロコア(H@ppy Choice) 7 7H por シンフォニックメタル 7 7H por ラメント 7 7H por J-テクノ2 7 7H
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レベル変更/ポップンミュージック18 せんごく列伝 前回 レベル変更/ポップンミュージック17 THE MOVIE 次回 レベル変更/ポップンミュージック19 TUNE STREET レベル変更/ポップンミュージック Sunny Park 全般 レベル変更一覧 CS版からAC版への移植に伴うレベル変更 関連 全般 ポップンミュージック18 せんごく列伝における、前作からレベル変更された楽曲・譜面の一覧。 (5ボタンを除けば)100譜面以上に渡る、過去のシリーズの中でも最大のレベル変更が行われた。 大手のレベル別難易度評価におけるユーザーの意見の反映がしっかりと行われていることが、裏付けされたといえるだろう。 やはりソフラン・低速譜面への苦手な傾向が多いことも、今回のレベル変更で見て取れる。 またレベルが上昇した譜面の大半はポップン16・17の曲に集中しており、いかに詐称難度が目立ったかがわかる。 多くの譜面のレベル変更に伴いネット対戦では環境の変化が見られるかと思われたが、多くの譜面が適正なレベルに変更されており、低ランク部屋での過疎化が進んでいたこともあって、あまり影響はなかったように感じる。 レベル変更一覧 レベル変更がない譜面は空欄となっている。 楽曲 譜面の種類 5buttons NORMAL HYPER EX フューチャー 31→32 パーカッシヴ 36→37 ヨーデル 29→31 チアガール 28→29 ラグタイム 37→38 テクノポップ(321 STARS) 31→32 モッズ(2tone) 35→36 オイパンク0 42→43 ヒップロック2 35→36 ダークメルヒェン 28→30 オルタナティブ 29→28 ロマネスク 28→29 カドルコア 28→30 オオサカ 34→35 ナニワヒーロー 33→34 ドラムンフライ 36→38 UKヒットチャート 25→24 J-ソウル(KOUYOU) 28→27 メッセージソング 29→30 アジアンコンチェルト 38→39 ガムラン 38→39 ビーチ 28→29 フロウビート 24→23 ラメント 41→42 J-ロックφ 32→33 グライド 27→25 カジノ 34→33 ダークオペラ 27→26 32→31 ハイパーマスカレード 38→37 フォーチュン・テイルビート 39→38 レーシング 40→41 SFポップ 38→37 哀愁ユーロ 23→22 アジアンミクスチャー 23→22 ときめきボッサ 25→23 演説 42→41 パペットアンサンブル 38→39 プログレッシブバロック 42→43 ケンカドラム 42→41 キュアー 26→24 なまらジャズ 33→34 オンラインラブポップ 35→33 ガールフッド 38→37 ケルティックウインド 39→38 アンセムトランスREMIX 37→36 パーカッシヴ2 21→23 38→39 ニエンテ 42→43 エレフラッドウェイヴ 40→39 ヒップロック4 41→40 チアパラ 36→37 パーティートラック 32→34 ヴィジュアル4 34→35 39→40 ムードテクノ 34→33 スパニッシュバラッド 28→29 ヴァイオリンプログレッシヴ 32→33 ガールズオルタナティブ 38→37 ビート4ディービー 29→30 ラヴリーパラダイスチューン 35→36 ハイパージャパネスク2 37→38 スパイREMIX 39→40 ヒップロックREMIX 40→38 彗星RAVE 38→37 ランドバラッド 17→13 30→29 テクノちゃいるど 29→28 アリプロ2 30→31 コンテンポラリーネイション4 37→38 バトルシンフォニー 33→30 39→38 ハンズアップ 38→39 ルナティックリール 32→34 ホッテストパーティー 39→40 ガールズオルタナティブコア 40→38 マダーロック 32→33 サイレント 42→43 ギャラクシヴロック 40→38 ハイパーファンタジア 22→24 フィーバーロボREMIX 40→41 メタルフロウ 34→33 ピアノテック 30→31 ポリリズム 10→7 30→26 キテレツ 28→29 創聖のアクエリオン 29→28 そばかす 33→34 任侠ロック 15→19 アフリカ 20→23 クラシック4 41→42 KG 28→31 80’sポップ 10→13 23→25 クラシック7 35→36 テラピー 9→12 パンプ 30→32 クラシック8 31→32 デジテクノ 39→38 トゥイート 35→36 タッキュウブギ 34→36 トイボックス 35→36 クラシック9 37→38 タイムトラベル 29→30 ハッピーハードコア(LOVE D RIVE) 32→30 パンク(そっと。) 32→31 プログレ(子供の落書き帳) 36→37 プログレッシブ(The Least 100 sec) 35→34 グラディウスII 38→37 ネジロック 40→41 ボーイズポップ 38→37 A.I.KIDS 27→26 CS版からAC版への移植に伴うレベル変更 楽曲 譜面の種類 5buttons NORMAL HYPER EX 萌えポップ 15→14 23→24 R&B&M 14→15 24→23 ポータブルポップ 33→35 関連 レベル レベル変更 レベル詐欺・逆詐欺 その他関連一覧
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タイトルに機種依存文字が含まれているため、ページ名を便宜上『ポップンミュージック eclale』としております。 ポップンミュージック éclale 【ぽっぷんみゅーじっく えくらる】 ジャンル 音楽シミュレーション 対応機種 アーケード 発売・開発元 2016/10/30まで コナミデジタルエンタテインメント 2016/11/1から コナミアミューズメント 稼動開始日 2015年11月26日 判定 なし ポイント 公募曲によるポップンらしさの復活まさかの打ち切り終了 ポップンミュージックシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 アーケード版『pop n music(ポップンミュージック)』シリーズの23作目。 サブタイトルの「éclale(エクラル)」はフランス語の「éclat(エクラ)=輝き」と「noble(ノーブル)=気品のある」を組み合わせた造語。 特徴 イラストの絵柄は前作『ラピストリア』同様の画風・デザインを踏襲しており、ジャンル名の撤廃やスコア計算式など前作から変更された要素はほぼそのまま継続。 「ポップンクリエイターズパーティー」による楽曲やキャラクターの一般公募 過去にも『20 fantasita』にて「つくって20」という同様の企画が行われていたが、本作では『SOUND VOLTEX FLOOR』から独立したポップン専用の公募サイトが立ち上げられており、過去作よりも大規模な展開となっている。 楽曲公募コンテストで採用された楽曲がポップンに収録されている。 稼働前に行われた「お題に挑んでクリエイト!ポップンオリジナル楽曲コンテスト☆大収録祭」の応募の際には「ラテン」や「テクノ」等、ジャンルを選択する形で、稼働直後より徐々に配信を重ね、実に40曲もの大量収録となった。 キャラクター公募は同じく公募を主体とするSDVXやMUSECAと共にイラスト投稿サイト『pixiv』とのコラボレーションを展開され、コンテストで採用されたキャラクターが実際に書き下ろし曲を担当する事になった。 さらに「お願い公募」と銘打ち、ユーザーからのお願いを募集。こちらは『10』の「お星様にお願い!」企画の再来とも言える。 期間内にポップンをプレーすることで、公式サイトで叶えて欲しいお願いを投稿できた。 投稿されたお願いはスタッフ選定の下にいくつかの候補が選ばれ、そこからさらに叶えて欲しいお願いをユーザー投票により決めるという形式だった。 上記の投票の結果、最終的に14個のお願い候補が残り、徐々に解禁されていく形式となった。「○○さんの新曲が聴きたい」「○○のキャラに登場して欲しい」等といったお願いのテーマに沿ってポップンオリジナルの新曲が制作されている。中には「PONさんとwacさんに熱湯風呂をやって欲しいです。」という謎なお願いもあり、これもエイプリルフール企画として実現してしまった。 前作の未クリアメダルの引継ぎ 本作では前作ラピストリアでクリア失敗した譜面の灰色メダル(FAILED)がそのまま引き継がれる。 これまでのシリーズでは未クリアメダルが毎作引き継ぎ時に消滅していた。 あくまでラピストリアからの引継ぎである為、Sunny Park以前の既に消えた未クリアメダルは引き継がれない。 ポップンミュージックカードの連続払い出し機能 PASELIプレー限定だが、カードを引く際に追加でPASELIを払う事でもう1枚引く事が出来る(=1プレーで2枚まで引ける)ようになった。 コインプレー相当のPASELIプレー(ライトプレー)が可能になった 2016/03/17のアップデートで、実質PASELIを支払ってコインプレーと同等のプレー(EXTRA STAGEが出現しない、イベントブースト無し)が可能になった。 正確にはパセリ特典を排除した割引機能で、(店舗の設定にもよるが)通常のPASELIプレーが120円のところ、100円でコインプレーと同等となる。 店舗によってはライトプレーが100円未満にされていることもあるため、元々ポップンの場合はPASELIプレーの特典が薄く、EXTRA出現を無視するならこちらの方が手軽にプレーできるということもあり喜ばれた。 キャラクター選択・楽曲選択方法がカテゴリ形式に変更 『ポップンミュージック20 fantasia』までの表示形式に近い形だが、過去作のようにカテゴリを直接移動するのではなく、前作までのフォルダ同様に一旦カテゴリを選んで開く必要があり、操作の性質上フォルダの見た目が変わっただけとも見て取れる。 お気に入りカテゴリの追加 楽曲のプレー終了時に7キーを押すことで登録でき、楽曲単位で自分の好きな曲のみを集めたカテゴリを作れる。 2016/01/27のアップデートでキャラクターについてもお気に入りカテゴリが追加。こちらはキャラ選択画面で1キーを押すと登録。 EASY譜面で使用するボタンの数・配置の詳細が表示されるようになった。 ただしポプともスコアやクリア率など別の詳細情報を表示している間は表示されない。 新オプション「JUDGE+」の追加 「TIMING」を選択すると、ポップ君をGREAT判定以下で叩いた時のタイミングが早い(FAST)か遅い(SLOW)かがプレー中に表示されるようになる。 前作まではオジャマだった「LOST(判定文字と光消滅)」「PANIC(判定文字がデタラメ化)」も「JUDGE+」に属するオプションに変更された。 ジャケットが表示される楽曲は、開始前のハリアイ画面で本来の担当キャラが表示されるように変更 Sunny Parkよりライセンス楽曲を中心に、選曲画面で担当キャラクターの代わりにジャケットイラストを使用している楽曲が導入されているが、今作ではこれらの楽曲を選んだ際、ハリアイ画面(曲開始前の準備画面)では実際の担当キャラのイラストが表示されるようになった。 ラピストリアではこれらの楽曲は親密度ゲージ(ハート)を貯められなかったため、キャラ表示に変更されたことでこれらの楽曲も担当キャラのゲージを貯めることが可能になった。 ただし表示されるキャライラストそのものは通常と同じで、過去作のような版権用の描き下ろしイラストではない(旧作では描き下ろしを使用していた「女々しくて」も通常のものに変更)。また、前作同様にジャケットキャラの対戦台詞は表示されない。 「ポップンスターメーカー」 1プレー終了後、エリアを指定し、そのエリアにいるキャラとメダルバトルをしてメダルを入手するイベント。 一つのエリアには何人ものキャラがいて、その中からランダムで対象が指定される。 初めて出会ったキャラとはバトル前に会話が入る。 戦闘終了時には下記メダルを育てる為の経験値、楽曲解禁の為のルミナが入手できる。 メダルは最大4枚まで装備可能で、組み合わせによっては攻撃力が上がるコンボが発生する。 対戦相手の体力ゲージを削り切った際にそのキャラのメダルを入手。 条件を満たすことで選べるようになる裏エリアが存在し、裏エリアのボスを倒してメダルを入手することが後述のスターファクトリーでの隠し曲購入のための条件になっている。 スペシャルカードの特典コードにより入手できるスペシャルメダルもある。楽曲解禁等は無いが、限定メダルが確実に1枚入手できる。 「スターファクトリー」 「ポップンスターメーカー」等で入手したルミナを使用して、楽曲やキャラデコパーツを購入する事が出来る。 条件隠し曲の解禁には特定キャラのメダル入手や、特定の楽曲のプレーが必要になっている。 ルミナは上限1000まで持ち越し可能。超過した分はそのプレー内に限り上限突破して1001以上も所持できるが、その回のうちに超過分を消費しておかないとプレー終了時に自動で切り捨てられて1000に丸められてしまう。 販売価格はアイテムによって様々で、中には上限値である1000ルミナを丸々要求するものもある。 ルミナはスターメーカー以外にも各イベントなどで入手可能。 新曲EX譜面が買い切り方式に変更 今作では新曲のEX譜面のほとんどがスターファクトリーで販売されており、SOUND VOLTEXシリーズ等と同様の買い切り形式となっている。ルミナを使って購入しない限りは該当曲のEX譜面を選ぶことが出来ない。 ルミナは隠し曲の解禁等にも使用するため、稼働初期は隠し曲とEX譜面のどちらにルミナを使うかというジレンマもあった。 例外的にライセンス楽曲や一部の追加楽曲、合同イベント等の楽曲は購入不要で最初からEX譜面が遊べる。 これにより今作のEXTRA STAGEではEX譜面無条件解放などは行われず、単なる1ステージ追加のみとなっている(Sunny Parkと同様)。 評価点 公募曲によるポップンらしさの復活 やはり応募する側も「ポップンミュージック」を意識したようで、初期のポップンミュージック曲に近い雰囲気の曲が多く、全体的に原点に立ち返った雰囲気の曲が多い。 また、今回の楽曲公募はポップンらしさを差し引いても「FLOOR INFECTIONで多機種に移植されてなかったアーティストがポップンの楽曲公募で日の目を見た」や、「SDVXの人気アーティストが多くポップンに楽曲を提供して嬉しい」等と様々な評価や話題も振りまいた。 加えて、「公募」がフィーチャーされた作品らしく、提供楽曲の約半分も「みんなでつくって20」出身者の楽曲で構成されていて、特にSDVX以外の機種に楽曲を書き下ろす機会が皆無だったBlackY氏の「Trixxxter」は大きな反響を呼ぶ事になった。 新規の絵柄でイロモノキャラも描かれるようになった。 稼働直後の追加曲でもアスパラ星人等が新規絵柄で描かれている。 前作でほぼ皆無だったなんでもアリな非人間モチーフキャラも増加。代表例は八橋に女の子の顔と綺麗な美脚がくっついた「どすえ」。 お気に入りカテゴリの追加 今までのカスタマイズカテゴリでは作れなかった自分の好きな曲やキャラだけを集めたカテゴリを作れるようになった。 これ自体は良いのだが、後述のようにいくつか問題もある。 「TIMING」オプションの追加で判定のずれを意識しやすくなった。 スターメーカーでのキャラとのやり取り 基本的には「メダルバトルしよう」という簡単なやり取りであり、前作のストーリーほど凝ったものではないが、そのキャラらしさが上手く会話に出ている。 ラピストリアではあまりキャラが描かれなかったキャラや、ひなビタ♪キャラとの会話も存在している。 前作のストーリーで「ポップンワールドとラピストリアの2つの世界」という設定そのものが解決したためか、今作では旧絵柄・新絵柄のキャラが同時に登場し会話している。 本作の楽曲解禁に要するクレジットの量は比較的重めだが、キャラクターとの会話やコンビネーションの組み合わせ探しを楽しんだりと、度重なる貢ぎの際に生じる「ダレ」への対策が本作で徹底的になされているとも言えるだろう。 自由度の高いスターファクトリー スターファクトリーでの楽曲及び譜面解禁では前作のストーリーの様に「楽曲解禁条件を満たす為にデコパーツ取得を強制させられる」という事例が一切無い為か、デコパーツを無視して楽曲解禁を進める事が出来たり、逆にキャラクターのカスタマイズやないものネダルでのイベント進行を優先する場合は楽曲解禁を破棄してそれら中心へシフトする事が出来たり…と様々な芸当が出来る為か、本モードは近年のポップンにおける個別解禁イベントの中では自由度が非常に高いとも言える。 楽曲の解禁に必要なルミナは音ゲーの解禁としては軽め 下記の通り、解禁自体が面倒な曲もあるものの、1プレーで2~300は入手できるので低レベルなら1~2クレ、高レベル曲でも4~5回クレプレーすれば解禁可能。 特にボスキャラとのバトルでは入手ルミナも多めになっているので、倒すまでに必要なルミナも溜まるようになっている。 『Sunny Park』以前に存在した楽曲ごとの個別背景(一枚絵)が復活・汎用背景もバリエーション増加 旧曲の個別背景は通常の汎用背景に重ねる形で表示される。残念ながらFEVER・MISS時の背景は搭載されておらず切り替わらないが、それぞれの楽曲の雰囲気に合った固有背景が復活したことについては好評。 前作ラピストリアの曲及びエクラル新曲は汎用背景のみだが、これについてもラピスのような濃い色合いで寂しいものではなく、全体的に落ち着いた色合いのものに変化し、背景にも気球や音符などが飛び交うなど明るいイメージになった。 さらに、ラピストリアでは実質的に汎用背景が1種類のみ(模様のみ変化)だったのに対し、今作では各キャラの属性に合わせ、明るいイメージなら青空(ゲージが溜まると夕焼け空)に気球などが飛び交う、和風なイメージなら花や文様が舞う、ダークなイメージの曲では深海のような背景で魚が泳ぐ、落ち着いたクール系の場合は歯車などが回る冷たいイメージの背景だったりなど、バリエーションが増加したため汎用ながら非常に凝ったものになっている。『4』の汎用背景のように楽曲個別に設定されているのではなく、担当キャラクターの属性で自動的に割り振られる形(*1)ではあるが、概ねイメージに合った割り振りとなっている。 前作の問題点であった、どんな曲でも似たような背景で代わり映えせず場合によってはイメージに合わないという問題もこれにより解決している。 家庭用限定の超高難度譜面として知られていたCS11の「カウボーイ(Blue River)」がEX譜面の変更もありついに移植された。 ただし元が理不尽配置故、さすがにAC版では譜面変更となり無茶な左右振り配置やノーツ数が減少し、多少は弱体化した。それでもCS曲特有のやや厳しい判定+辛ゲージもありLv49としては十分な難しさ。 配信当初はLv50となっていたが、修正後の譜面は同レベル帯の曲に比べればまだマシである事や、既存のLv49上位陣の方が難しいなどの声があったことからアップデートでLv49へ降格となった。元々の(封印された)CS譜面のままであればLv50相応だったと思われる。 配信前日のBEMANI生放送(仮)の告知にて「物理的に色々と無理でした」と譜面変更されることが事前に明かされていた。同時に、元の譜面がやりたかったという人は「お願い公募」へ投稿して欲しいと促されていたが、結局最終的にはお願い公募の投票リストにカウボーイの元譜面が入ることは無かった。 上記「カウボーイEX」も含め、高難易度曲が多数登場。 本作では「レベル49」の楽曲が、「カウボーイ」含め歴代最多の8曲も登場している。「レベル48」についても『Sunny Park』程ではないが11曲登場。最高レベル付近は曲数自体が少ない為、多く追加された事は喜ばれた。 代わりに前々作・前作と続いた最高難易度「レベル50」の楽曲は(カウボーイの降格により)最終的には登場していない。 懐かしの家庭用からの移植曲や過去作からの復活曲が登場。 前作ではiOSアプリ「ポップンリズミン」からの曲が数曲移植されたのみだったが、今作では上記「カウボーイ」を始め、『CS14』から「ジャパニーズレゲエ(晴香-HARUKA-)」と「ファンクフィーバー(World Spider Web)」、ポップンリズミンから「Erosion Mark」と「Rhythm in Pocket」、そして削除からの復活曲としてAC7の「Jr.R&B(S・S・L ~スーパー・スペシャル・ラブ~)」とAC8の「J-R&B3(Can t Stop My Love)」が収録された。 いずれもスターメーカーでの購入が必要だが、特に出現条件は必要ない。 新曲同様にハイライトゾーンが新たに加えられている他、「Jr.R&B」に関しては新規のEX譜面が追加されている。 家庭用からの移植曲については当時のジャンル名や固有背景がきちんと搭載されている。 ただし、復活曲に関しては新曲扱いになっているためかジャンル名のみ復活となり、残念ながら固有背景や過去のハイスコア・メダルは削除されている。 ネットワーク対戦で相手のリザルト詳細表示 今作より、ネットワーク対戦で対戦した相手のリザルトも詳細を見られるようになった。 賛否両論点 一般公募が主体の方向性 公募による楽曲が多く、追加曲数は十分にあるものの、BEMANIスタッフの楽曲は今までほど多くない。 今までにもkors kやRyu☆等の公募出身の作曲者もいるのだが、彼らは一作につき1~2人程度の輩出であったのに対し、今作の場合はSOUND VOLTEXに近い方針を採ってしまったこと、アマチュアの悪い面がネットで拡散しやすくなった時代背景もあって、一般公募そのものに難色を示されがちな状況になってしまっていた。 公募楽曲における過去キャラクターの大量使い回し 公募楽曲はほぼ全てが過去作のキャラクターのそのまま流用であり、ハリアイイラスト(立ち絵)すら描き下ろされていない。 また、過去のee MALL楽曲などと同様に担当時のカラーが固定されており、2Pカラーが普通に存在するキャラクターでも同キャラ対戦時にも相手側のカラーが変更されない。 ee MALL楽曲については元々は大半が2Pカラー担当だったことが理由で固定されており、他のカラー固定曲も専用のハリアイイラストやジャケットなどでカラーが1種類しか表現できなかったことからの措置であったため、通常の1Pカラーの流用が大半である今回の公募曲で2P変化が搭載されなかった事はやや不自然なものとなっている。 ただし今作では公募曲が非常に多いため、その全てに描き下ろしを用意するのは難しかったと思われる。 担当しているキャラクター自体は各公募曲に合ったものがきちんと選ばれており、使い回し自体は残念ではあるが、これまでずっと再登場していなかったキャラクターが新たな担当曲を得られたことは喜ばれた。 新キャラではないということが災いしてか、公募曲がやや話題になりにくい状況になってしまったのも事実である。 Sunny Park・ラピストリア時代の隠し曲が依然隠されたまま 前2作の隠し曲はごく一部を除いて本作でも無条件解禁されていないままとなっている。このため、今作から新規で始めたプレーヤーはスターファクトリーに隠し旧曲が大量に並んでしまう事態になっている。 さらに解禁した楽曲はSunny Park・ラピストリアのそれぞれのカテゴリに旧曲扱いで入るため、解禁した後に自分で探す必要がある(スターファクトリー解禁曲専用のカテゴリが用意されていない)。 ただし旧曲は比較的安値で購入できるようになっており、Sunny Park時代の楽曲はほとんどが60ルミナと非常に安いため、未解禁だった場合でも初期状態の所持ルミナで数曲を一気に解禁することも可能。前作のストーリー解禁よりもさらに軽くなっているため負担は少ない。 なお、Sunny Park・ラピストリア時代の楽曲は次回作『うさぎと猫と少年の夢』でFLOOR INFECTION解禁曲を除く全曲がようやく無条件解禁された。 前作「ラピストリア」におけるメインイラストの新絵柄(通称・ラピス絵)の続投 これにより「世界観やバックストーリーに合わせた一時的な変更」ではなく、「デザインコンセプト自体が以降のシリーズに跨って変更された」という形であることが明確になった。このため、前作でイラストの変化を受け入れられなかったプレーヤーの一部からやはり不満を持たれている、 一方で、今作では公募楽曲を中心に据えた関係で上記のように過去作流用のキャラクターが多いことに加え、本作独自の新画風キャラクターが前作よりも少なめであったことから、本作の新曲カテゴリ内では(使い回しではあるが)旧絵柄のイラストのキャラクターの比率の方が高いという事態にもなっている。 なお、前作でジズやかごめ等の一部のキャラクターに存在した「旧画風で新たなイラストを描き下ろし」は今作では一切行われていない。 家庭用カテゴリが再び一纏めに変更 前作まではアーケード版シリーズのようにタイトル別に分かれていた家庭用出身曲のカテゴリが、今作では「pop n music 家庭用」として一括したカテゴリに変更された(16 PARTY♪以来)。 家庭用出身曲は今作の時点ですべて合わせると120曲近く存在するため、この統合により一気にカテゴリが肥大化することになってしまい、Sunny Parkカテゴリ等と同様にこのカテゴリから曲を探すのがやや難しくなってしまった。 『ポップンミュージック17 THE MOVIE』等に存在したような小セクション分けも存在せず、家庭用出身曲全てがごちゃ混ぜに並べられている。 尤も家庭用ポップンシリーズは2011年末にPSP版『ポータブル2』が発売されて以来事実上の凍結状態であり、その後2013年に配信されたiOSアプリのポップンリズミンも既に更新停止状態で腕前チェッカーが本作のプレーデータには対応していない等、時代に即していない面もあるため統合されてしまったのもやむを得ない事情があると思われる。 また、前作までたった2曲で無駄に1フォルダを専有していた「うたっち」等も今作で家庭用カテゴリに統合されたため、カテゴリ間の移動という点で見れば整理されたことで目的のシリーズカテゴリを開きやすくなったとも言える。 ただしリズミンからの移植曲についてはこのカテゴリには収録されず、前作までと同様に移植されたアーケード版タイトルのカテゴリに属することになっている。 なお前作に引き続き「ee MALL」のシリーズカテゴリは用意されていないままだが、こちらは今作からBEMANIカテゴリ内に過去のBEMANIシリーズに収録された曲が分類される「BEMANI」のサブカテゴリが追加されたため、ある程度はフォローされた。 問題点 イベントを否定するキャラデコ仕様変更 本作でキャラデコの仕様が変更されたが、稼働開始時点では「怪盗BisCoの予告状!!」がまだ開催中であるにもかかわらず同イベントで解禁したパーツが引き継がれないという事態となった。 キャラメダルが条件の隠し曲の解禁に運が絡む 隠し曲追加の為にはスターメーカーで条件付きで出現するボスキャラを倒す必要があるのだが、その出現条件の多くに「特定のエリア内の所持メダルが一定枚数以上」が含まれており、まずはメダルを集めないといけない。 しかしエリア選択は出来てもキャラ選択は出来ない為、運が悪いと既にメダルをゲットしたキャラとのバトルばかり始まってしまう。 後に救済策としてスターファクトリーで「ないものネダル」という必ず出会っていないキャラとバトルを始められるアイテムが追加された。ただし、1000ルミナとかなり高く、期間限定で行われた割引セールを利用しなければ容易に使用できない代物であった。 隠し曲の条件が自力で気づくのは厳しい メダルの所持枚数は自然に増えやすくいずれ達成されるとはいえ、メダル枚数の他にも「装備しているメダルが一定枚数以上特定の属性の場合」といった条件もあり、こちらはプレースタイルによってはいつまでも達成されない場合もある。 後に公式サイトで条件が順次公開されるようになったが、ゲーム中での情報追加や条件緩和は無く、プレーしているだけでは気づきにくいのはそのままである。 ルミナの上限が厳しい レベルの高い曲では解禁に999ルミナが必要だったりと消費がそれなりに激しい割には、引継ぎ上限が1000と少ない。 やりこんだ人ほど余らせてしまっている状態で、新曲が複数来た場合等は余らせて消えてしまった分を使いたくなる事も多い。 特に初期はキャラデコパーツ等も少なく、余らせたルミナが消え続ける事も多かった。 現在はパーツが増えた事や、ないものネダルの追加で余らせる事も減るようになった。 楽曲のお気に入りカテゴリの登録と解除がしづらい 登録は楽曲プレー終了後しかできず、公式サイトでも編集が不可能。 特に終了後の一定時間しかできないのが不便で、プレー前から登録しておくことはできず、プレー後でも押し忘れたりするともう一度プレーしなおさないと登録できない。 解除は基本的に不可能。 上限の30曲を超えた際にオーバーした分の曲が消されるが、それ以外にお気に入りを外す事が出来ない。その上、優先順位がどうなっているのかが不明であり、登録の古い順から消えるとは限らず、最近登録したばかりの曲が先に消えたという事例も報告されている。 レベル別カテゴリ内での譜面難易度が変更不可に 前作まではレベル別フォルダ内で譜面難易度(EASY・NORMAL・HYPER・EX)を切り替えると、該当譜面のレベルのフォルダに自動で移動していた。しかし今作ではレベル別カテゴリ内で譜面難易度を変更すること自体ができなくなってしまったため、同じ曲の別譜面をやりたい場合は別のカテゴリから選ぶ必要があるなど手間が掛かるようになってしまった。 新曲のBATTLE-HYPER譜面の減少 これまで新曲には必ずBATTLE譜面がNORMAL・HYPERの2種類用意されていたが、今作では一部の楽曲のみに用意され、大半の新曲のBATTLE譜面はNORMALのみとなった。 BATTLE-HYPERの無い新曲が登場するのは『15 ADVENTURE』以来となる。 ただし、かつてスタッフが「一番譜面を作るのが大変なのはバトルモードの譜面」「『8』でのバトルハイパー譜面登場時、ノーマル譜面と同時にしかも差分を計算して作らなくてはならないという厄介な仕様にしてしまった」と語っていたこともあり、制作上の負担が大きかったと予想されるため、削減も仕方ないものと思われる。 ランダムセレクトが完全に廃止 前々作ではランダムセレクト専用フォルダが存在し、前作では専用フォルダこそ削除されたがフォルダ選択中に時間切れでランダムに楽曲を選ぶことができたが、今作ではカテゴリ選択中に時間切れとなった場合は前回遊んだ曲が強制選択されてしまうため、ランダムセレクトが完全に行えなくなった。 カスタマイズカテゴリ等の不便な点 プレーした曲がカスタマイズ対象外になった場合(未クリアを条件にしていて、カスタマイズカテゴリから対象の曲を選択してクリアした場合等)には、カスタマイズカテゴリの先頭ではなく、オススメカテゴリに飛ばされてしまう。 未クリア、未フルコン、ポプともに負けている、等、対象を減らすのを目的に使う事も多い為、一々別カテゴリに飛ばされるのは非常に不便。 その他のフォルダについても、NET対戦カテゴリから楽曲を選んだ場合(次のステージでは当然その時プレーした対戦待ち曲が消えている)や、削除予定曲をプレーして期日が来て消された後のプレーなどで同様の現象が発生する。 特にNET対戦についてはせっかく対戦しても終了後にいちいちオススメカテゴリを閉じてまた対戦カテゴリに戻らなければならないため、前作よりも不便さが増している。 ラピストリアキャラの表情変化廃止 前作ではラピストリア絵柄のキャラに限り勝利・敗北時に表情が変化したが、今作では表情変化が廃止され、多くのキャラは勝利時(主に笑顔)のイラストのみが使用されている。一部のキャラのみ別の表情が使われている。 もっとも、通常の表情自体は大半が楽曲バナーに残されており、偶発的ではあるが前作の楽曲の大半が「キャンディポップ(CANDY)」等のような「ハリアイイラストと楽曲バナー時でキャラの表情が異なる」仕様にこぞって変更されたとも言える。 表情変化については、後に『BeatStream アニムトライヴ』に本作と同様のイラストで移植されたミミ・ニャミ・いろはが向こうの機種で搭載されているため、今作でも搭載予定があったのではという噂も。 また、前作では楽曲開始前にラピス使用演出があったが、今作ではこれも廃止され、若干のロード演出が挟まれる程度になった。 とはいえ、こちらの方は設定の関係上作品特有の演出だったり、ラピスのアニメーションの都合で処理が若干落ちている点が指摘されていた事から、廃止自体は妥当という意見が多い。 新キャラクターの会話について ボスキャラクター達との会話シーンが多く設定されている反面、本作のデフォルト楽曲やボス以外のスターファクトリー隠し曲の新キャラクター達には会話のやりとりはなかった。 なお、該当キャラクターの多くには台詞自体は設定されているのだが、それらが発表されたのは公式Twitterの広報。発表された媒体が媒体故にキャラクター同士の掛け合いは無いに等しく、新キャラの中で何故か「田中さん」だけ台詞の発表が無かった。 ただし前作はストーリーモードを重点に置いた作品だったため会話シーンが非常に多かったということもあり、これについては前々作以前と同程度に戻ったと考えることもできる。 コースモードの廃止 前作で久々に再登場したコースモードだったのだが1作限りで終わってしまい、今作には継続されなかった。 前作では稼働途中で追加されたモードだったため、今作でも途中で追加が期待されていたものの、結局稼働終了まで復活することはなかった。 ネットワーク対戦の最大同時対戦人数減少 『ポップンミュージック20 fantasia』でのリニューアル以降、最大6人同時同時対戦が可能になっていたネットワーク対戦だが、今作より最大4人に減少してしまった。 まさかの打ち切りEND 本作は2016年8月分のアップデートまでは比較的順当に更新が行われていたが、その約1ヶ月後に新作『うさぎと猫と少年の夢』が突如発表され、恒例のラスボス曲やED曲がないまま同年12月より次回作へアップデート移行となってしまった。 その上、ユーザーからのお願いを実現する「お願い公募」も候補の半数ほどをまだ残した状態、本作内で行われたキャラクター楽曲公募コンテストの採用曲も本作では一切登場しないまま次回作へ持ち越されることになった。 本作で最後に登場したオリジナル曲はお願い公募の「ON-DO」と「Voices」であり、どちらもエンディングとして作られた曲ではなく、お願い公募自体が途中であったこともあり作品の締めくくりを感じさせる演出なども全く無かった。 結果的に最終配信曲となったのは7機種同時開催の合同イベント「流星フェスタ2016」のラスボス曲「Triple Counter」で、こちらは合同イベントだけにポップンだけのラスボスではない共通配信曲だが、この曲を含む同イベント解禁曲のEX譜面はLv48が1曲、Lv49が2曲と難易度自体はボス相応となっている。 ストーリー上ではスターメーカー初回プレー時にMZDがミミ・ニャミに対し「新しい世界を作ったが音楽が足りないので皆から【音のかけら】を集めてくれ」といった導入があったのだが、結局集めた上でのストーリーが追加される事はなかった。 一応、次回作『うさ猫』の稼働初期に本来なら本作のラスボスに相当したと思われる楽曲「НУМЛ」とエクラルをイメージしてデザインされた担当キャラクターの「エクラ」が登場したが、イベント序盤での登場ということもあり彼女に関するストーリーは無かったため、どういった経緯で登場したのか等は一切語られなかった。 スターファクトリーについては次々回作『peace』における過去作イベントを再現した「ポップンイベントアーカイブ」にて再登場したのだが、ここでも当時のメダルバトル等をそのまま再現して新曲が追加されるのみで、特に本イベントを完結させるような追加ストーリーなどは一切なかった。 ちなみに本作は外部サイトによると当初は前作及び前々作同様に1年半の稼働で全160曲を収録する予定であったが、稼働期間の短縮により実際に収録されたのは120曲前後で、残りの40曲の収録(「お願い公募」の残りやコンテスト公募採用曲も含む)は次回作に回される羽目になってしまった。 本作が打ち切りの憂き目にあった理由は公式には明確にされていないものの、本作稼働中の2016年11月にアーケードゲーム事業が「コナミデジタルエンタテインメント」から「コナミアミューズメント」(*2)に移管した事で発生したゴタゴタの可能性が高いと推測されている。 このタイミングに合わせ、ポップンだけでなく多くのBEMANI機種が近い日付で新バージョンに移行しており、本作もこれに巻き込まれたものと予想される。 + アップデート前の問題点 稼働からしばらくカテゴリを閉じると再び開いた際にカーソル位置がトップに戻されていた 例えばレベルカテゴリ内のレベル30を開いていた状態から、「レベル」や「ジャンル」といったカテゴリを選択する場所まで戻ってしまうと、再びレベルカテゴリを選択した際にはレベル1にカーソルがあってしまう。 特にレベルカテゴリはカテゴリ数が多い上に一つ隣のレベルを選ぶことも多い為、間違って閉じてしまった際等に一々選択しなおすのが大変だった。 アップデートにより閉じた位置が保存されるようになった。 総評 公募曲の作風もあってゲーム全体の雰囲気が初期のポップンに戻った一種の原点回帰とも言える一作。 当初は隠し曲の解禁には一部難もあったが、目立った問題点もなく順当な続編と評価されていた。 しかし全体的に地味で、特に稼動後半は大きなイベントも無く無難な印象のまままさかの打ち切りという事態となったため、最後の最後で後を濁す中途半端な終わり方となってしまい、ユーザーを残念がらせたまま次回作を迎えることとなった。 本作内で行われた公募関連イベントがそのまま次作『ポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢』へ引き継がれていることもあり、「次回作への繋ぎ」という形に落ち着いてしまった。 余談 本作は稼働途中の2016年3月に「新世界に突入!」と銘打ってマイナーバージョンアップが行われ、選曲画面などのゲーム中の背景デザイン・システムBGMの変更や、一部譜面のレベル見直し、スターメーカーのレベル上限引き上げと共にプラチナメダルの追加などが行われた。 本作では『4』から恒例の伝統行事となっていた村井聖夜による稼働時のデフォルト書き下ろし楽曲提供が無い初のバージョンとなった。 また、同じく『5』からの伝統行事であるDes-ROWによる書き下ろし楽曲提供も本作では行われず、ある意味前作とは別ベクトルの観点でシリーズ伝統を崩そうとしたと思われる。 ただし本作のための書き下ろしでこそないものの、村井聖夜の楽曲は稼働時デフォルトとして『オトカドール』からの移植曲である「オトカドール ~このゆびとまれ~」が、Des-ROWの楽曲は後に「BEMANI ROCK FES 16」書き下ろし新曲として複数機種収録の「在るが儘に」(担当キャラのハヤトも描き下ろし)がそれぞれ収録され、お願い公募隠しとして村井聖夜と劇団レコードとの合作新曲「Geocentrism」なども登場したため、各アーティストの出番が無かったという訳ではない。 本作の打ち切り終了に伴い、Akinoやmamiといった数名のレギュラーアーティストやPower Of Natureといった別名義の楽曲が収録されない事態が多発した上に、「みんなでつくって20 オリジナル楽曲部門」の受賞者のうちはるなばのみ本作では楽曲が未収録に終わってしまった。 なお、これらのレギュラーアーティスト及び別名義の楽曲の多くは次回作で何事も無く収録され、はるなば氏の楽曲も無事収録された。 本作では中途半端な形で終わってしまった「お願い公募」や、未登場のキャラクター楽曲公募の採用曲についても、次回作で全て無事に収録されている。 本作の打ち切りにより、前々作・前作では2回に分けて発売されたオリジナルサウンドトラックも、今作では久しぶりに1弾のみとなった。 本作のサントラは稼働途中での発売であったため、BEMANI×pixiv イラストコンテスト対象楽曲をはじめとする稼働後期の楽曲は残念ながら未収録となっていた。 これら未収録分の楽曲は、前述の「流星フェスタ」の楽曲も含めて次作『うさぎと猫と少年の夢』のサントラにまとめて収録された。 本作のタイトルの『éclale』について、本作との関連は不明だが、ほぼ同じ語源の造語が2012年にBARの名前の提案としてクラウドソーシング「ランサーズ」に投稿されていた(参考)。 またBEMANI生放送第108回(仮)では、番組内の即興の4行作文で「笑顔で」「苦難があるときも」「楽ばかりせず」「ルンバ」とも紹介された。 アニメ『干物妹!うまるちゃん』の主題歌「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」の担当キャラクターとして、同アニメの主人公である「うまるちゃん」本人が、ポップンシリーズ本編では初ともいえるほぼアニメの作画そのままで参戦した(*3)。 通常、アニメなどの版権曲は似た雰囲気の既存のポップンキャラが担当するのが常であり、うまるちゃん本人がまさかのポップン入りを果たしたことは話題となった(*4)。 ただし作画がポップン風ではなくアニメそのままという点については、(*5)やはり賛否はあった。 過去には外伝作品「ミッキーチューンズ」でミッキーマウス等のディズニーキャラクターがキャラ化していたり、「アニメロ」シリーズでアニメキャラの絵が画面に登場したことがあったが、本家ポップンシリーズでアニメ出身キャラがそのまま動くのは初である。 ジャケット曲で本来の担当キャラクターが表示されるようになった関係か、今作より「GUMI」のハートゲージも貯められるようになった。 今作でもGUMIを使用できないのはそのままであるが、GUMIの担当曲を選ぶとGUMIのハリアイイラストが表示されるためハートゲージを増やせる。 しかし、本来GUMIは使用不可キャラであるためか対戦台詞が設定されておらず、ハートを貯めることは想定されていなかったのか、稼働初期はGUMIと仲良くなると空欄のバグったコメントパーツを獲得するという不具合があった。 後のアップデートでコメントパーツは獲得できないようになったが、GUMIのハートを増やせるのはそのまま継続となった。 GUMIの対戦セリフについては、次作『うさぎと猫と少年の夢』にて無事追加されることになった。ただし、同時にコメントパーツ自体が廃止となっている。 2016年1月末の版権曲削除時に不発現象が発生している。 本来は毎朝5 00~7 00のメンテナンス時に選択不可にするためのフラグが設定され、筐体がそれを認識して当該曲を選択できなくなるのだが、このフラグが認識されなかったというものである。ただし、本作ではスコアデータの取得だけはしっかりブロックされていたという報告がある(後のバージョンでも削除不発は何度か発生しているが、そちらではスコアデータはきちんと表示される)。 翌日より開催されるイベントの準備のためのアップデートが当日中に配信されたため、そこで筐体上のデータから当該曲が削除される形で修正された。 余談だが、削除が不発した曲の一方が「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」であり、アップデート配信後その場で再起動した場合プレーヤーのいる場で同曲が\アッカリ~ン/されてしまう事態に。(*6) 「日向美ちくわ姫決定戦」の結果として「黒髪乱れし修羅となりて~凛 edition~」が追加されて以降、同イベントの楽曲解禁に関して不自然な現象が発生するようになった。 当初は「黒髪~」をプレー後にスターファクトリー入荷となる「凛として咲く花の如く ~ひなビタ♪edition~」をプレーしても楽曲解禁が進行しなかったが、しばらくしてから進行するように変化した。 理屈としては「凛として~」の収録日の扱いによるものと見られている。 「黒髪~」追加の翌日以降、イベント側ページに「進行条件となる曲はイベント開始前から収録されているもの」との告知が追加されていた。(*7) 「凛として~」の収録日を当初は「黒髪~」と同じ2016/4/18として扱っていたのが、後に2016/2/23以前(*8)に変更されたのではないかとみられている。 筋肉少女帯の楽曲が3年ぶりに収録された。 AC8で登場しAC20まで収録(Sunny Parkにて削除)された「トラウマパンク(釈迦)」と「カレー(日本印度化計画)」以降、長らく筋肉少女帯の楽曲は収録されていなかったが、今作では「うしおととら」第1・2クールのOPである「混ぜるな危険」が稼働途中のアップデートにより収録された。(*9) 配信当初はEX譜面が47であったが、稼働途中のアップデートによりLv48に昇格した。これにより、筋肉少女帯の楽曲が3年ぶりに版権楽曲として最高レベルに舞い戻る事となった。(*10) 本作で弱体化され移植された「カウボーイ / Blue River」だが、その2作後の『peace』にて「カウボーイ[UPPER]」として元のEX譜面がそのまま移植された。
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※先行収録は「削」欄に◆印 削 楽曲リンク 備考 バトルH OST収録 ◆ 暗黒サイケデリック (アリプロ2) 有 - ◆ 嘘 (「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」ED) 有 - 風吹けば恋 カルマ (ゲーム「テイルズオブジアビス」主題歌) グリーニング 有 シンパシー4 有 ◆ 創聖のアクエリオン 有 - ◆ ツインヒーロー 有 - ドリームゲイザー 有 ◆ ハイパーファンタジア 有 - ◆ ブルーバード (NARUTO-疾風伝- OP) 有 - ポータブルポップ 有 ラブリーキャットポップ 有
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ポップンミュージック Lively/楽曲パック vol.7 発売日 2022年04月25日 収録曲 30曲 定価 6091円(税込) ※e-amusementページの「購買部」から購入できる。支払いはクレジットカードまたはPASELIのみ。 ポップンミュージック Livelyでプレイ可能な楽曲パック。 ポップンミュージック ラピストリアで登場した楽曲30曲収録。 AC版が稼働していた中で、主にポップンウォーカーの前半までに登場した楽曲を収録している。 収録曲リスト ※公式ページでは曲名が記載されていますが、このwikiではジャンル名でのリンクとしております。 「Lively_楽曲パック7」をタグに含むページは1つもありません。 関連項目 ポップンミュージック Lively ポップンミュージック ラピストリア 楽曲一覧/ポップンミュージック ラピストリア
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ポップンミュージック peace 【ぽっぷんみゅーじっく ぴーす】 ジャンル 音楽ゲーム 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミアミューズメント 稼動開始日 2018年10月17日 判定 良作 ポイント これまでとは一転して保守的な方向性にシフトあらゆる点での原点回帰ロングポップ君の本格導入ヘビーユーザー歓喜の超高難易度楽曲ラッシュ低迷を続けていたシリーズを持ち直した立役者 ポップンミュージックシリーズ 概要 特徴・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 アーケード屈指の長寿音ゲー「ポップンミュージック」のシリーズ25作目。シリーズ20周年記念作品でもある。 今作のテーマは「原点回帰」。キャッチコピーは「みんなでポップなエブリデイ!」。 特徴・変更点 システムの根幹面は全て前作『うさぎと猫と少年の夢』同様となっており、ゲームに影響を及ぼさない部分にのみ変更が加わっている。 キャラクターデザインの再変更 『Sunny Park』までのデフォルメデザインをベースとし、これに『ラピストリア』の鮮やかで艶のある色彩を施しつつ、線を細くしたデザインに変更された。 デザイン的には『ハロー!ポップンミュージック』にも近いが、より線が細めになっている。 プレー画面でのアニメーションは従来同様となっている。 前作のプレーデータをほぼそのまま全て引き継ぎ 今作ではこれまでのシリーズ稼働開始時に恒例であった「前作からのデータ引き継ぎ」の設定が存在しない。 代わりに、前作までのほぼ全てのプレーデータが今作でもそのまま継続して使用されるようになっている。 これにより、これまでは新作に切り替わる毎にリセットされていた各曲や各モードのプレー回数等も残っているため、今作での数は前作から合算したものとなっている。 流石に「ナビくんの成長」など今作で廃止されている要素については引き継がれないものの、後述の事情により内部的には残っている模様。 内部的な仕様は前作とのデータの共用となっており、前作のe-amusementサイトにアクセスしても今作のプレーを含めたデータが表示される。 本作と同時期の他のBEMANIシリーズについても、タイトルが変わってもデータ引き継ぎの際に新バージョン用のデータを作成しない形式を多々採用しているのだが、それらは一応引き継ぎ作業を経てからのデータ移行であるため、前作のプレーデータそのものを丸々共有しているのは珍しいケースである。 この仕様はその後のpop nシリーズでも受け継がれていくことになる。 UPPER譜面 一部の楽曲に関して、通常よりも高難易度の追加譜面が実装された。 楽曲バナーに「UPPER」と書かれており別楽曲という扱いにはなっているものの、楽曲・ジャンル名に関しては通常譜面と同じになっている。 同じ楽曲で全く異なる譜面というシステム自体は『11』に登場した「ウラ譜面」として存在している。その点で考えた場合、実に14年越しに旧来のシステムが復活した事となる。 基本的にはEX譜面に続く第4の譜面を追加する目的ではあるが、あちらと違ってNORMAL・HYPER譜面も存在している。 また、上記に挙げた「ウラ譜面」についても今作の隠し要素として一部復活している。 ポップンタイムトリップ プロローグ (ポプローグ) → ポップンタイムトリップ 本作における楽曲解禁イベント。当初は「プロローグ」付きで略して「ポプローグ」となっていたが、2019年3月7日よりタイトルから「プロローグ」が外れ本格始動した。 「ポップン20周年」のお祝いの為に「ミミニャミ channel」という動画を配信しようと考えたMZD。動画の企画として過去のポップンワールドへタイムスリップし、その様子を中継する事をMZDから丸投げされたミミとニャミが、過去のバージョンの時代で会う人々にインタビューを行ってゆく。 行く先のバージョンをモチーフにしたスタンプカードが与えられる。ゲームをプレーする度に、このスタンプカードにスタンプが捺されてゆく。決められた数のスタンプが捺されればデコパーツや楽曲を解禁できる。 必要なスタンプの個数はバージョンによって5~10個。1ゲームにつき1個、1日最初のプレーでボーナスとして2個スタンプが貰える。途中からイベントフォルダが追加され、ゲーム中そこから1曲でも選曲していれば更に1個が貰える。 ポプローグ時代は期間限定で行われるバージョンも存在していたが、ポップンタイムトリップとなってからは常駐している。 イベントは2019年10月3日に「スペシャルなエンディング」としてイベントボス曲とエンディング曲が追加されたことでエンディングを迎え、その後2020年2月19日に終了。解禁イベントは後述のイベントアーカイブに引き継がれた。 ポップンイベントアーカイブ ポップンタイムトリップに続く解禁イベント。 「過去にクリアした解禁イベントにおいて新たな隠し要素が発見され、プレーヤーがその要素を発見するため再びイベントに参加する」という設定。 設定どおりに過去の解禁イベントを忠実に再現しており、開始時のタイトルコールや進行演出、そして流れるBGMやSEも過去のイベントを忠実に再現している。 ただしあくまでイベントを再現しているだけであり、ランダム要素が含まれるイベント(ポップンツーリスト等)では進行状況は決まった数値だけ進み、プレーヤーが操作に介入したり任意で進めるイベント(ポップンウォーカー等)は強制的に操作されるようになっているためあくまで再現という形に留まっている。 クリアメダルのデザインの再変更 前作でテーマに合わせた歯車のデザインに変更されていたが、再び『eclale』までの丸型・菱形・星型のデザインに戻された。 例外的にEASYクリアメダルのみ前作に近いデザインがそのまま引き継がれている。 ポップンクラスの名称変更 これも前作ではスチームパンクのテーマに合わせたものだったが、特定のテーマを持たない本作のコンセプトに合わせて変更された。 新名称は過去のNET対戦のレベル別部屋名から取られており、一部のユーザーには懐かしいものとなっている。 モード・キャラクター選択の制限時間の見直し 2019/03/05アップデートにて、これまでモード選択がNORMALとBATTLEを選ぶだけなのに90秒もあるのに対し、膨大なキャラクター選択が25秒しかないとあまりにアンバランスだったものが、「モード選択が10秒、キャラクター選択が40秒」と大きく改善された。 ただし、当初はカウントが始まると一気に数値が飛ぶ(表示にズレがある)など、プログラム変更のチェックが追いついていない様子が見て取れた。 評価点 キャラクターデザインの原点回帰 ラピストリアにて行われた少女漫画風のデザイン変更(通称:ラピス絵)はシリーズのマンネリ打破に成功、新風を吹き込み新規層の開拓にも大いに貢献した「ラピス絵」であったが、今作では以前のポップな画風のオリジナリティは明確にしつつも、ラピス絵の塗り方も取り込んだ良いとこ取りのデザイン(通称「peace絵」)となった。 そもそも「ラピス絵」は、ラピストリアという世界観の設定ありきでの挑戦的なデザイン変更だったはずであるが、次作・次回作とシリーズ展開が行われていくと同時に特に理由もないまま絵柄だけが続投し設定が形骸化していたため、「絵柄だけが一人歩き」しているのも同然の状態であった。 そのような「設定・コンセプト変更に関する疑問」が解消されたことも大きいだろう。 もちろん、過去作のデザインも旧ポップン絵・ラピス絵ともに従来通り残っているため、カラー変更で引き続き使用できる他、版権曲や移植曲の担当キャラクターとしては過去の流用のまま続投している。また、peace絵の新規デザインの中にもラピス絵での特徴を多少継承したものが存在している。 20周年記念に相応しいデザイン・解禁イベント UIなど各所に過去バージョンを意識したデザインが見受けられる。 モード選択や楽曲・オプション選択画面の背景は、白い下地にカラフルなデザインという、記念すべき第1作をリスペクトしたものとなっている。 タイトル画面においても、第1作から本作までのミミとニャミおよびタイトルロゴが代わる代わるに表示されていくというファンサービス。 イベントの内容もこれまでの振り返りという、記念作品に相応しい内容は好評であった。 インタビューは各作品のテーマに合わせた人気キャラクターやネタがモチーフになっており、スタンプもインタビューに登場するキャラクターのアイコンとなっている。 イベント画面内では、そのバージョンのシステムBGMも流れるというオマケ付き。 CS移植枠は「家庭用編」として一括りにされている。特定のテーマを持っていない為にオリジナルの展開が繰り広げられる。 メインの解禁イベントという都合もあり、KACでお披露目された楽曲の解禁も特別枠として行われた。 初期の楽曲の追加譜面が多数登場 初期シリーズから人気を博していたものの、低難易度譜面しか無いことを惜しまれていたコンポーザー「NAKATEK」の楽曲群に、一斉に追加譜面が登場したことが話題となった。 さらに、その後のイベントでそれまで低難易度しかなかった歴代シリーズの人気曲にもHYPER・EX譜面が次々と登場した。 これらの楽曲はデータが古いためこれまで何度も希望がありながらも追加譜面を作れず断念していたという経緯もあり、「キー音ありの本来の譜面に重ねる形でキー音無しノーツを新たに追加する」という初の手法が行われている。 「レッスン / POP-STEP-UP」のEX譜面に至ってはキー音の配置をがらっと替えて高難易度を実現するという手段を取っており、「最上級譜面へのレッスン」ともいうべき譜面になっている。 BEMANIお馴染みのアーティストによる大量の新曲群 デフォルト楽曲では「PON(*1)」「M@sumi」「阿部康広」「常盤ゆう」「sei☆shin」が参加。イベント隠し楽曲においては「ウッチーズ」「上野圭市」「kors k」「劇団レコード」「U1 overground」「あさき」「Mutsuhiko Izumi」「VENUS(Sota Fujimori、DJ YOSHITAKA)」「moimoi×Xceon×Dai.」「School(すわひでお、good-cool)」「猫叉Master」「Akino」「ブタパンチ」「Des-ROW」「dj TAKA」「Akhuta」「onoken」「OSTER project」といったBEMANIシリーズおなじみのアーティストが次々と登場。移植曲ではあるが「ota2」「佐々木博史」「Handsome JET」「Yuei」も登場。 そしてKAC決勝大会でのお披露目となった課題楽曲ではなんとポップン最古参アーティストであるサイモンマンこと「杉本清隆」が再臨し、実質的な「パーカッシヴ3(*2)」とも呼べる「西馬込交通曲」を提供。さらには担当キャラクターとして「Mr.KK」が新規描き下ろしで登場するという豪華ぶりでファンを喜ばせた。 杉本清隆以外にも「Sana」「平田祥一朗」「くまのきよみ」「藤野マナミ」「HIRO総長」とポップンシリーズ古参アーティストが続々と参加しており、年季の入ったファンを大喜びさせている。 イベントにおいてはCS移植楽曲も多数存在している。 独自性を発揮しつつも人気曲を揃えた版権ラインナップ 「おねがいダーリン」「POP TEAM EPIC」「ロキ」「一触即発禅ガール」等を他機種と同時収録。 後のアップデートでU/M/A/Aから「sasakure.UK」「DECO*27」のボーカロイド版権曲が追加。 これらのいくつかは動画サイトで数百万再生を記録している有名楽曲でもあり、古めながらも定番のラインナップと言える。中でも「モザイクロール」はちょうどポップン収録から2週間後にニコニコ動画で1000万再生を達成し、「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」「メルト」「千本桜」「マトリョシカ」に続く5曲目の「VOCALOID神話入り」曲となったほどの有名曲である。 また、BEMANIでのボーカロイド楽曲はそれまでEXIT TUNESからのライセンスがほとんどでどの機種も似たようなものだったが、今回はU/M/A/Aからの版権曲のため「或る街のギギ」のようにBEMANIひいては音ゲー業界初収録のものもある。 もはや説明不要の超人気ボーカロイド楽曲「千本桜」も本作にて堂々のポップンデビューを果たす。しかもありきたりな原曲ベタ移植ではなくカバー音源(*3)での収録。 基本的に版権曲にキー音非搭載となった『Sunny Park』以降の楽曲では、BEMANI×東方Project楽曲以来約4年ぶりのキー音搭載版権曲となった。 おなじみの東方アレンジ楽曲では大人気楽曲にもかかわらず長らくポップンには未収録だった「Bad Apple!! feat.nomico」「ナイト・オブ・ナイツ」「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」の3曲が満を持して登場し、ファンを喜ばせた。 いずれも10年以上前の古い楽曲だが、かつてのポップンは「若干古めの版権曲を収録する」という方針であったことや、開催中のイベントが「タイムトリップ」であることを考えると、この点に関しても「あえて時機を逸したところで収録するという原点回帰」と考えられる。 上記に挙げた超有名な定番版権曲以外に、「Marmalade butcher」や「Serph」といった知る人ぞ知るマイナーどころのアーティストを発掘した楽曲も収録されており、さらに彼らは本作書き下ろしの新曲も同時提供している。 現行音ゲーの版権ラインナップの多くが話題性を重視するがゆえにリアルタイムで話題となっている人気曲に偏りがちでどうしても似たり寄ったりなラインナップになりがちな中、ポップンはある程度の独自性を発揮していると言えるだろう。 高難易度譜面の大幅拡充及び早めの投入ペース ポップンシリーズは長らく続いた影響もあってプレーヤースキルの大幅な向上、というよりインフレが激烈に進行していることから、Lv47~48以上の所謂「高難易度譜面」の追加が強く求められているが、本作ではそういったヘビーユーザーの意見にお応えしたのか容赦なく超高難易度譜面を続々と投入している。 本家CS11の譜面を無修正で移植した「カウボーイ(UPPER)EX」、ロングノーツを加えてさらに難易度を跳ね上げた「ふること(UPPER)EX」とLv50譜面を2曲も投入、そしてLv49ながら実質Lv50弱~中近くとされている「BabeL ~MODEL DD101~EX」「西馬込交通曲EX」と稼働間もない期間で既に4曲もの超高難易度譜面を投下するという、前作以上のインフレぶりを披露し、往年のファンや上級者を歓喜させた。 前述の面々には劣るものの「Mirage Age(EX)」「焔華(EX)」「祭ノ痕、君ヲ憶フ。(EX)」「Timepiece phase II(EX)」「六花美人(EX)」「ドラムンフライ(EX)」「Vinculum stellarum(EX)」「限界食堂(EX)」「レッスン(EX)」「バトルダンスUPPER(EX)」「ヘビーメタル(EX)」「少女と時の花(EX)」「ラメントUPPER(EX)」「最小三倍完全数(EX)」「Zeeros(EX)」といった高難易度楽曲・追加譜面も存在し、歯応えのある楽曲が勢揃いとなっている。 更に2019年6月6日にて『CS pop n music 8』にて魔王地帯で猛威を振るった「クラシック8(Line Times)」のEX譜面が遂に登場した。勿論譜面自体は元の譜面そのまま(*4)。 そしてAC13にてボス曲として登場したにもかかわらず肩透かし感の否めない難度であった「コアダストビート」が「コアダストビート(UPPER)」として再臨し、ありとあらゆる面が超強化され堂々のLv50として逆襲を果たした。 コアダストビートと同様にAC18にてボス曲として登場したにもかかわらずLv42(現Lv48)という低難易度でユーザーをガッカリさせた「ふること」も「ふること(UPPER)」としてLV50で再登場し、リベンジを果たす。 解禁イベント「ポップンタイムトリップ」のボス曲「25 o clock the WORLD」も当然の如くLv50として登場。イベントのラスボスに相応しい超高難易度譜面として超上級者の前に立ちはだかる。 The 9th KAC pop n女性部門決勝課題曲として登場した「Popperz Chronicle」も堂々のLv50。内容も過去作のボス曲メドレーとなっておりシリーズファンには懐かしさを感じさせる内容。 そして男性部門課題曲として登場したのは「Popperz Chronicle UPPER」という、Lv50の譜面にさらに強力なアッパー版を投入するという前代未聞の試みが披露された。内容も通常譜面で簡略化されていた難所が一切弱体化されることなく投入されている。 第二の解禁イベント「ポップンイベントアーカイブ」の実質的なラスボス曲はまさかの移植曲「perditus†paradisus(UPPER)」。移植元での凶悪さに引けを取らない極悪な難易度に仕上がっている。 今までであれば、Lv50というのは1作に1,2曲、3曲も来れば「今作は50多いな」と語られるほどの頻度でしか追加されない難易度である。それがどうみてもまだ今作序盤の頃に実質50の譜面がいきなり4曲も追加されるハイペースぶりで、最終的にはLv50が7曲、Lv49が15曲(*5)も追加され、超高難易度譜面の大幅な拡充が行われることとなった。 また、初期収録ラインナップの楽曲が最高難易度でもLv47止まりであった事から、逆にヘビーユーザーが物足りなさを感じてしまっていた。前作が最終的に相当なインフレを起こしてしまっていた反動でもあり、あくまでも追加ペースの問題である。 とはいえ、高難易度楽曲の投入ばかりが目立つが初心者や中級者向けの豊富な難易度の譜面を取り揃えているため、一部の超上級者にだけ媚びているということもない。新規向けのEASY譜面ももちろん搭載されている。 過去曲へのEX譜面追加 前述のUPPER譜面やこれまでEX譜面が存在しなかった楽曲へのEX譜面追加は当然ユーザーから手放しで喜ばれた。 各譜面が追加された楽曲も「ハイパージャパネスク」「ドラムンフライ」「ワールドツアー」「フレンドリー」「モダン80」「レイニー」「ダークネス2」「J-ガラージポップ」「ヴィジュアル3」「ネオアコ」「ヘビーメタル」と分かっているラインナップ。 歴代キャラクターの大量登場 今作は周年記念作品として位置づけられているらしく、「あゆむ」「フィリ」「睦月」「ナカジ」「スミレ」「おんなのこ」「MZD」「鹿ノ子」「モイモイ」「リエちゃん」「ロキ」「リゼット」「イア=ラムセ」「マリィ」「ジュディ」「ウオヲ」「メテオ」「ルーフ」「六」「オフィーリア」といった歴代シリーズを彩ってきたキャラクターの数々が新規楽曲と書下ろしハリアイイラストを引っ提げて再登場。 今作の登場キャラには「オクターブ」や「ベティ」といった担当曲が既に削除済みだったり、「ライト」や「虹野ひかり」といった楽曲担当の数が1回きりだったキャラ達も勿論新規書下ろし楽曲を引っ提げて登場し、彼らにも再びスポットライトが当たる結果になった。 また、今作は新規書下ろしアニメの数こそ非常に少ないが、アニメの質自体はいずれも良質かつ丁寧に作られている。 稼働直後にはシリーズの看板キャラである「ミミ」「ニャミ」が当然のように描き下ろしで登場。 稼働から3ヶ月経った後のThe 8th KAC pop n部門決勝課題曲の担当キャラとして「Mr.KK」が登場。そして稼働6ヶ月後の「ポップンタイムトリップ」Sunny Park編とラピストリア編で「鈴花」と「烈」が描き下ろしで登場(アクションや立ち絵では「風雅」と「氷海」も登場)、ポップン2編で「Deuil(ユーリ、アッシュ、スマイル)」と、計10名の新規描き下ろしキャラが追加されるという豪華ぶり。いずれも非常に人気の高いポップンの看板キャラ的な存在で、人選についても非常にわかっているラインナップ。 特に「Deuil」の描き下ろしに関しては登場直後にツイッターにてトレンド入りをするほどの話題となる大成功となり、キャラデザ変更等でポップンを見限っていた引退勢を引き戻すほどの現象を巻き起こした。ポップンキャラの根強い人気を証明した形と言えるだろう。 また、「Babel ~MODEL DD101~」の担当キャラである「ザ・タワー」は相変わらず使用不可キャラだが、新規カラーで再登場した(*6)。イベントエンディング曲の担当キャラである「ニャミ」もセピア調の3Pカラーが用意され、一部アクションが変更されているという力の入れよう。 そしてポップンタイムトリップのラスボス曲にて、ポップンにおいては1年10ヶ月ぶりとなる完全新規キャラクター「ノルニル」が実装。キャラクター目当てのファンを大いに喜ばせた。 シリーズ中では二度目の開催となったThe 9th KAC pop n部門決勝課題曲では前年に引き続き担当キャラが描き下ろされ、ポップンシリーズの主役キャラとも言える「MZD」が新規描き下ろしで登場した。 現行音ゲー屈指の緩くて新規に優しい解禁イベント 解禁イベントである「ポップンタイムトリップ」は楽曲解禁分のスタンプ数までひたすらクレジットを積み重ねるだけというシンプル極まりないイベントであり、音ゲー初心者や新規ユーザーに対し非常に優しい仕様となっている。 単純に必要なクレジット数も毎回イベントブーストを1曲選べば基本は最短で2クレジット、最多で5クレジットと非常に安上がりで解禁を済ませることができる良心的な仕様でもある。 イベントブーストの楽曲も基本的にはそのシリーズの楽曲全てが対象となるため、選曲の自由度も高め。 さすがにエンディング楽曲のイベントのみは総額50クレジット以上とそれなりの貢ぎを要求してくるが、それまでの解禁の緩さを考えれば決して厳しいといえるものではない。 ストーリー面もボタン一つでの全カットこそできないが、興味がないのであれば赤ボタン連打で一分もかからずに終わらせることが可能。 後継のポップンイベントアーカイブも最低4クレジット、最多でも8クレジットというタイムトリップほどではないが良心的な設定となっており、相変わらずユーザーに優しい。 他の音ゲーでは簡易的な育成要素やストーリー要素で面倒なシステムを実装、もしくは解禁条件として高度なプレーヤースキルを要求してくるような、新規や初心者を篩にかける・上級者向けにしか解禁をさせないといった何かと不便な解禁イベントが多く存在する中、ポップンの解禁イベントは時間や金銭的面でもユーザー寄りと言えるだろう。 ロングポップ君の本格導入による演奏感の向上 前作では初導入作品ということもあってかロングポップ君を使用している譜面はそれほど多くなかったが、今作ではほとんどの新曲においてロングポップ君が実装されており、逆にロングポップ君の無い曲の方が少数派になっている。 ロングポップ君により片手で捌くノーツの割合が多くなったことで更なる演奏感(そして高難易度譜面の追加)が得られるようになった。 前作同様に一瞬だけならボタンを離してもセーフという甘めの仕様があるため、慣れればこれを前提として素早く手を切り替えるという手法も使っていけるようになっている。特にロングポップ君譜面の多い今作ではこれを知っているか否かで難易度が大きく変わるだろう。 ファン待望の「ポップンミュージックカード」復活 AC19にて登場し、魅力的なキャラクターの描き下ろしイラストを売りにしたコレクション要素としてユーザーから支持を集めてきたものの、前作のACうさ猫にて人気低迷もあってか無念の打ち切りとなったポップンミュージックカードが本作にて復活。 本作稼働中の2019/12/23よりカード発行に特化した新機種『カードコネクト』が稼働開始し、ポップンカードも描き下ろし新規レアカードが多数含まれる新弾がリリースされ、今後はそちらに完全移行されることとなった。 従来のカードが予め完成したカードを排出するのに対し、カードコネクトはその場での印刷型となっている。SOUND VOLTEXの筐体排出カードとも異なりある程度厚みのある硬質カードが採用されているため、従来のものとサイズが多少異なるなどの違いはあるが違和感は少ない。 その場での印刷式になったことで店側のレア抜きも防止でき、別の筐体を使うことでポップン筐体の占拠も防げるなど従来のカードで発生していた問題も解決された。 賛否両論点 コインプレー・PASELIライトプレーの優遇 前作までの作品におけるPASELIスタンダードプレーでは特典としてもう1ステージ遊べるEXTRA STAGE(EXTRAランプが5個必要のため、最短でも2プレーに1回)の他、イベントの進行速度が促される所謂「イベントブースター」の機能が追加されていた。 過去の作品ではEXTRA STAGEでは解禁ポイントが余分に加算される関係で、効率良く楽曲解禁を行う場合はEXTRA STAGE込みの方が良い=PASELIスタンダードプレーの方が優位であった。 しかし、本作におけるPASELIスタンダードプレーでは、「ポップンタイムトリップ」「ポップンイベントアーカイブ」がプレーの内容にかかわらず獲得進行度が固定となっているため、EXTRA STAGEを出そうがイベント進行が早まることは一切ない。つまり、実質的なメリットは2プレーに1回のEXTRA STAGEで1曲多く遊べる点のみ。 本作で楽曲を解禁するにはコインプレーもしくはPASELIライトプレー(安い方)が最も効率的という事になっている。(*7) ただし、元々pop nにおけるPASELIスタンダードプレーは当初からメリットが少なく、コインプレーやPASELIライトプレーでも選曲制限が無い上に3曲保証と、他機種のようなデメリット要素がほとんど存在しないという、まるでコインプレーやPASELIライトプレーの方を推奨しているかのような仕様である。 このために「PASELIスタンダードプレーの特典が薄すぎて損」という問題も顕著になっている、という問題はある。リフレシアの方がまだマシ、いっそのことjubeatのように廃止しちゃえという意見も CS移植曲の担当キャラについて 本作ではCS作品より「イノセント2」「スライ」「クリスマスプレゼント」が移植され古参ファンを喜ばせたが、「イノセント2」と「スライ」はなぜか担当キャラが原作の「睦月(CS8)」「スーツvsモリー」ではなく「睦月(CS7)」「スーツ」を既存のアニメーションのままpeace絵柄の描き下ろしイラストで担当キャラに起用するという賛否ある形での登用となった。 ただこれに関しては、未登場のCS版キャラクターのデータが何らかの事情でAC版に移植不可能という可能性もあるので、一概に問題視はできない。古いシリーズの楽曲について、度重なる基板変更の都合でデータに互換性がないため新たなキー音を切り出しての移植が困難だという公式側からの回答があり、キャラクターも同様の事情による可能性はある。 その後「アスレチックミート」「クリアトーン」の担当キャラとして「ベンベン」「文彦さん」がそのまま移植されたため、完全に全てのCSキャラが移植できないというわけではない模様。 「クリスマスプレゼント」の担当キャラはムービー形式の選択不能キャラ、かつ元々ACとCSのコラボ企画だったため内容自体はどちらも同じムービーなのだが、本来はACとCSで別々の曲に合わせてそれぞれアニメスピードを調整していた筈が、今作では既存のAC版のムービーをそのまま無調整でCS版の曲に流用したためタイミングズレを起こしている(*8)。 今作における新キャラの数について 今作の新キャラ(新アニメ・完全新キャラ含む)は前作の末期と比較して多く見えるのだが、それでも10人前後と数あるシリーズ作の中では非常に少ない部類。お世辞にも決して手放しで褒められる量では無い。 特に、完全新キャラはこれまでの作品では毎作平均で10人以上も登場することがシリーズにおけるお約束として位置づけられていたのだが、それら過去の作品に対して今作の完全新キャラは「ノルニル」たったの一組しか存在しておらず、膨大なキャラをウリとしていたシリーズ全体で見ると非常に寂しい数である。 また、近年コナミアミューズメントの広報担当キャラクターとして宣伝動画や連動イベント等で度々登場している「いちか」を未だに新キャラとして描き下ろさず、いちかが歌唱を担当するテーマソングを全て既存キャラの使い回しで済ませている点はさすがに批判が強い。 同社のスマホアプリ『ダンキラ!!!』とのコラボ企画の一環として追加された楽曲も、コラボ先がキャラを売りにした育成アプリにもかかわらず当然のように使い回し。 とはいえこれに関してはキャラクターの使い回しが深刻化し始めたサニーパークやラピストリアから散々言われているポップンチームのデザイナー不足、そしてKONAMIのアーケードゲーム事業縮小という「開発側の事情」によるものが大きく、この点で批判するのは酷とも言える。 また、本作での新規楽曲及び参加アーティストの充実ぶりから「今回は楽曲面に予算全振りしてる」とされることがある。実際過去2~3作のシリーズ人気低迷に伴いポップンキャラクターの人気自体も落ち込んでいることから、音ゲーとしてのメインである楽曲面に注力するというのは方向性としても間違ってはいない。 汎用背景が再び1種類のみに統一 演奏画面の汎用背景は、eclaleとうさ猫では担当キャラの属性に合わせて5種類のバリエーションがあったが、本作では再び1種類のみに統一されてしまった。 ただしラピストリア当時のような無機質な背景ではなく、今作の汎用背景は前述のように白い下地にカラフルなものとなっており、全曲共通ではあるものの各曲の雰囲気に馴染まない等の違和感が出るケースは殆どない。 また、今作で追加されたCSからの新規移植曲やUPPER譜面では楽曲固有の背景が表示されなくなった。 一方で旧作の追加譜面については従来通り楽曲のイメージに合った固有背景が表示されるため、同じ追加譜面なのに旧曲EXとUPPERで背景の使用・不使用の差がついている状態となっている。 UPPER譜面については元の楽曲の固有背景をそのまま流用できるにもかかわらず背景を使用していないため、意図が読めないものとなっている。 突然のイベント打ち切り 2作前の『eclale』同様、「ポップンイベントアーカイブ」の開催中に突然新作の稼働が発表され、当該イベントは中途半端な形で終了することとなった。 ただし、メインイベントである「ポップンタイムトリップ」はきちんと完結しており、上記にある通りそれぞれのイベントでラスボスとして相応しい難易度の楽曲も登場していたため、『eclale』当時ほど物議を醸すことはなかった(*9)。 むしろ、下記にあるように存続が危ぶまれていたシリーズの新作が無事発表されたことを歓迎する向きもあった。 問題点 前作のマスコットキャラ「ナビくん」の出番大幅減少 前作で大々的にメインのマスコットキャラクターとして活躍していた「ナビ」だが、本作では出番が大幅に減少している。 本作での出番らしい出番は、アドバタイズデモのちょい役や、新規プレー時のチュートリアル程度。「CV:村瀬歩」によるシステムボイスは継続されているが、全て前作からの流用であり、新録ボイスは一切なし。 解禁イベントにおいては、本作のメインイベントである「ポップンタイムトリップ」「ポップンイベントアーカイブ」共に一切出番なしとなっていた。 なお、稼働中期に追加された恒例の「ネットワーク対戦」では、こちら全て前作の流用だがボイス付きの挨拶スタンプで登場しており、インパクト自体は残している。 前作では全ての解禁イベントで主要キャラクターとして抜擢され、声優ボーカル曲までも多数用意、独自の成長イベント 新規フォルムの要素まで用意されていた事を考えると、さすがに扱いの差が大きすぎると言えるだろう。 もっとも、『ラピストリア』のメインメンバーであった「つぎドカ!」等のように、ナビくん自体はシリーズ全体のマスコットではなく『うさぎと猫と少年の夢』限定のメインキャラクターだったと考えるなら、画風の大きく変わった『peace』に移り変わったことでその役目を終えたと考えると納得ではある。 相変わらずのカテゴリ面 これは前作から言われている事なのだが、楽曲カテゴリについては新規の物が追加されることが少なかった。 特に今作は旧曲追加譜面が多いにもかかわらずメインイベント「ポップンタイムトリップ」や「ポップンイベントアーカイブ」のカテゴリが用意されておらず、旧曲にHYPERやEXが増えた場合はpeaceカテゴリではなく該当シリーズのカテゴリに入ったまま(例えば「ヘビーメタル」H/EXはpeaceではなく「2」カテゴリ)、一方で独立した新規追加譜面であるUPPERバージョンは新曲扱いでpeaceカテゴリに入っているなどややこしい事態となっているため、イベント解禁された楽曲・譜面のみを一纏めにしたカテゴリの需要は大いにあったはずである。 前作での開催からpeace稼働まであまり間が開いていた筈の「BEMANI SUMMER GREATINGS 2018」カテゴリや、今作でも未だ開催されている「FLOOR INFECTION」カテゴリが追加されなかったり、とっくの昔に稼働終了したりオフライン化が行われたにもかかわらずカテゴリが削除されていないBeatStreamやMUSECAカテゴリの方も相変わらず。 今作では稼働中に全機種連動イベント「いちかのBEMANI総選挙戦2019」が開催されたのだが、イベントカテゴリの方は同イベントの物が用意されているにもかかわらず、BEMANIカテゴリにDANCERUSH STRADOMの物が追加される事がなかった。本来なら総選挙戦を通じてpop nに初めて触れるダンスラプレーヤーも少なくはない筈なのだが… その1年後に「いちかの超BEMANIラッシュ2020」のカテゴリも用意されたが、連動要素が今回もあるのにやはりDANCERUSHのカテゴリは未だに存在しない。 今作のイベントカテゴリの一覧には何故か公募カテゴリが残っている。楽曲公募自体は前作、前々作で行われた物なのだが、とっくの昔に旬が過ぎている筈の公募イベントの楽曲カテゴリが残っているのはポップンの歴史から見ても違和感がある。 ちなみに似たようなカテゴリが存在する機種としてSOUND VOLTEXも挙げられているが、こちらは機種の方針自体が公募を主力としていることから問題視されていない。 ただし公募企画そのものは止まっているものの、eclale当時に「ポップンクリエイターズパーティ」公式サイトが立ち上げられ今も健在であるため、今後も公募企画が復活する可能性は考えられる。 取り逃したデコパーツの解禁方法は一切無し 「デコパーツ交換所」が廃止されたため、前作に登場したデコパーツのほとんどは引き継ぎでしか使えない状態になっており、前作で取り逃したプレーヤーや新規プレーヤーは入手手段が一切存在しない。 今作から新たに「ポップンタイムトリップ」追加されたデコパーツも登場したのだが、こちらも「ポップンイベントアーカイブ」に移行後は入手手段が無くなってしまった。 告知無しの楽曲削除 2019/04/23アップデートより「恋は渾沌の隷也」が何の告知もなく削除された。 同曲はおよそ6年前に収録されたため契約期限切れと推測されるが、他の版権曲は事前に削除告知が出されていたのに対し、本曲は突然削除された上にその後も告知も一切なかったため、この点について批判されることがある。 事前の公式告知無しで楽曲が削除されるケースは『Sunny Park』の「空想メソロギヰ」以来となる。 2019/08/27には「時の妖花」も告知なしで削除されている。 『GITADORA EXCHAIN』でも同日削除だが、あちらは告知あり。 また、それら以前にも2018/11/27に「シュガーソングとビターステップ」がGITADORA収録のカバー音源に差し替えられている。こちらも予告はなかった。 この差し替え自体についても「GITADORAだから許されるアレンジであり、pop nには合わずそのまま消える方がマシ」という批判もある。 再び発生したVOCALOID楽曲での不具合 本作で新登場の版権曲「ぼくらの16bit戦争」において、「相対と絶対の~」から「65535のテトラと~」に飛ぶ形で音源がつなげられた結果、両者の継ぎ目により『そうたん5535のテトラ』と歌詞が変わってしまう不自然な編集がある。この曲は後に『SOUND VOLTEX VIVID WAVE』にもそのままの音源で収録されたため、少なくとも現時点では仕様となってしまっている可能性が高い。 かつて多くの機種で発生していた「セツナトリップ」の「ワカメを冷ませ(わか目を覚ませ)」と原理は同じである。ただし、こちらは2014年8月~9月に掛けてBEMANI全機種で一掃された。 「千本桜」EASY譜面のキー音割り当てミス 「千本桜」では、上述の通り約4年ぶりのキー音搭載版権曲だったのだが、EASY譜面でキー音割り当てミスにより凄まじい不協和音となる不具合が発生してしまった。 この不具合に関しては配信翌日にすぐEASY譜面を一旦選択不能にし、数日後(*10)にキー音割り当て修正のうえEASY譜面復活という非常に素早い対応がとられており、その点は高く評価されている。 一方で、上述の「シュガーソングとビターステップ」同様GITADORA版そのままだった点から「収録そのものを撤回(『jubeat』も真っ青の1週間未満レベルでの削除)すべきだった」という(ある意味)過激な意見すら……。 総評 ラピストリアで大胆な改革を敢行しマンネリ打破を図った新生ポップンミュージックシリーズだが、賛否が分かれたラピストリアはともかくeclale、うさ猫と2作品連続で評価の芳しくない作品が続き、急激な失速感が否めなくなってしまった。 そうした中でリリースされた本作も稼働時点では極端に少ない新曲と描き下ろしキャラ、停滞する解禁イベントと不穏な要素ばかりであり「どうせ今回もパッとしないまま終わるのだろう」と疑念の目で見られており、本格的にシリーズの進退が危ぶまれるほどの状況となっていた。 そのような厳しい状況であったが、前作とほぼ同じシステムや前作末期でも見られた過剰なキャラクター流用の存在はともかく、多種多様な改革を推し進め新規層開拓を目指してきた直近の過去作とは打って変わって「原点回帰」という保守的な方向性を打ち出したことで、従来の方向性を取り戻したキャラデザや初期の名曲への譜面追加、豪華アーティストによる楽曲群など20周年記念に相応しい要素の数々でこれらの不安要素をカバーし、古参ファンの呼び戻しに成功した功労者となった。 余談 稼働時点の状況など 本作はロケテスト等を行わずに前日にて稼働開始の告知と共に最新作を発表するという、BEMANIシリーズでも類を見ない超スピード稼働が良くも悪くも話題になった。 この直前から「20周年のカウントダウンと共にポップンミュージックの歴史を振り返る」という名目で、日々ポップンにまつわるイベントやグッズ、ゲームで使用される基板などの紹介が行われており、その最後として新作を匂わせる告知と本作の発表が行われた。 この経緯の為、そもそも新作というよりも「記念日に合わせたデザインチェンジの為のアップデート」だったのではとも言われていた。 事実、本作のプレーデータは前作のものと共用となっている。引継ぎ処理やそれに伴うプレーヤーネームの変更やセキュリティ保護に関する同意も行われない。また、データが共用となっている為に本作で更新したスコアやステータスも前作でのプレーに反映される。 つまり内部的にはスキンをpeace仕様に変更した「うさ猫APPEND」のような状態であったと推測される。現に、従来なら新作ごとに更新されるはずのお邪魔「パニック」の数字が稼働当初はうさ猫と同じ「24」「2016」のまま更新されていなかった(稼働1ヶ月後に修正)。 これにより影響を受けたのが前作のイベントであった「ナビフェス」であり、該当の解禁曲は事前予告もないまましばらく解禁できない状況となってしまった。さすがに問題視されたのか、稼働翌週より「ナビフェス楽曲毎週無条件解禁」と銘打って該当イベントの楽曲が順次出現し、解禁無しでも全てプレーできるようになった。 なお、これまでのポップンシリーズは自乗となるナンバリング毎に節目となっているとも言われており、『4』および『9』はそれまでの過去作全曲収録を実現して温故知新を謳い、『16 PARTY♪』はシリーズ10周年記念作品だった。 本作もナンバリングこそ無いが5×5で『25』作目に相当しており、意図したものかは不明だが、20周年記念作品かつ原点回帰を掲げるという前例に従った立ち位置となっている。 公式サイトの縮小化 前作うさ猫の公式サイトでは途中から楽曲/キャラ紹介の更新が途絶えてしまっていたが、今作ではそもそも楽曲・キャラ紹介ページ自体を最初から用意していない。このため、今作の公式サイトは「お知らせ」「あそびかた」「プレーデータ」「ポプとも」「カスタマイズ」「ランキング」のみのシンプルな構造となっている。 元々うさ猫の時点で更新が停滞気味だったことに加え、2018年10月のkonami.jpドメイン消失によりSunny Park以前のページがほぼ失われてしまったことも関係していると思われる。 公式Twitterが関係者の告知ツイートのRT等を度々行っているため、今後も紹介専用ページは用意されない可能性が高い。 20周年記念グッズについて 本作ではポップンミュージックシリーズ20周年を記念した公式グッズが多数リリースされることが発表されており、実際に多数のグッズがリリースされた。 しかし、グッズに使われているイラストが全て旧ポップン絵で、ラピス絵が一切使われていない(*11)、前作うさ猫での主役的存在であったナビくんがグッズに一切使われていないという点がファンの間で物議を醸している。 とはいえ、DDRとの合同で行われた記念グッズ販売イベントは前評判とは裏腹に大盛況となっており、ポップン人気の根強さを証明した形となった。 また、グッズ販売と同時期にAC9以来となる「ポップンカフェ」が東京・大阪・愛知の三ヶ所で開催され、こちらも大盛況となっていた。 削除曲のフラグ処理の変更 eclale以降数度起きていた「版権曲削除の不発」と同様の現象が、2018/12/18~2019/11/25の削除曲全てで発生している。 当初は削除当日朝にそのためのフラグが設定され当該曲が選択できなくなるという形式だったのだが、この期間中の削除曲では全てオンラインアップデート適用後に削除という形になっている。そのため、削除当日に配信されるアップデートが適用されるまでプレー可能な状態が継続する。 eclaleやうさ猫の当時は削除処理が筐体上で正常に行われないというものだったのだが、今作では正式に仕様としたものと推定されていた。 『REFLEC BEAT 悠久のリフレシア』も同様の挙動となっており、手間を削減するためそもそもフラグ処理自体を設定していない可能性が高い。もっとも、pop nには楽曲削除の影響を受ける要素は存在しないのだが(リフレシアはクラスチェックモードの構成も同時に変更されている)。 2020年9月下旬(*12)に挙動がまた変更された模様である。 10時ごろに「毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020」にてDANCERUSH STARDOMより移植された「Love 2 Shuffle」と入れ替わる形のフラグ処理が行われたのではないかという説も。実際、当該曲のスコアデータの閲覧は削除当日は引き続き可能だったという報告もある。(*13) その後、2020/10/26の「にめんせい☆ウラオモテライフ!」削除時には当初の挙動に戻った模様。なお、この際に一部プレーヤーが「モード選択後ゲームが確定でクラッシュ、毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020が進行不能に陥る」という不具合に遭遇した。 キャラクターとしてのうまるちゃんも削除されているが、不具合の発生条件にうまるちゃんを使用していたか否かは絡んでいない模様。そのため、1曲+1名の削除以外に発生条件となる要素が不明という異常事態となった。 この不具合については一切の告知がなかったが、イベント終了後の10/30に修正された模様。 シリーズ終焉を思わせる要素 本作の一部の要素からシリーズ自体が本作で終了するのではないかとも囁かれた。 タイトルの「peace」がCS版におけるスタッフロールの締めの文句「We present this game to the people who loves music and games. peace.」と重なっている。 メインビジュアルのミミ ニャミが付けているバッジが卒業式のアレ(前作隠しのひなビタ♪曲「花のやくそく」のジャケットでまり花や一舞が付けている物)を彷彿とさせる。 「ポップンタイムトリップ」のメインルート最後の隠し曲が「さよならのうた」。ちなみにこの曲のアーティストはSana、杉本清隆、HIRO総長というポップン最古参アーティストのコンビである。 これまでのシリーズにおいてナンバーが2乗の数値になっているものは総集編的位置づけとされており、それとの複合で10周年記念作品である16より後の作品の総集編ではなくシリーズ全体の総集編と解釈されてシリーズ終焉説が補強されてしまうことにも。 ちなみに現在のシステム基板は15でPCベースに入れ替えられたものなのだが、本作稼働開始の少し前にpop nシリーズ20周年を記念して開催されたカウントダウンにおいて最終進化と言われてしまっている。入れ替え後の期間を考えればリフレシアも真っ青のゾンビっぷり(*14) また、2020年5月初頭には「peace」部分の他の候補がこぼれ話として挙がったのだが、よりによってその中にCLIMAXが…… 新作の稼働が発表された(後述)ことにより、結果的にこれらの懸念は杞憂に終わった。 エイプリルフール関連 これまでのシリーズではエイプリルフールネタが定番となっていたが、本作では2019年、2020年と2連続で非開催となった。 ただし、2020年4月1日に「ハイパーロッケンローレ(エイプリルフールの唄)」のUPPER譜面が追加されている。曲名からこの日にこそふさわしいネタとも言えるが、同日限定配信ではなく真面目なイベント更新であるという点は余裕がないとも言えなくもない。 もっとも、2020年は新型コロナウイルスの影響もあってかゲームだけでなく実社会でもあらゆるイベント等が自粛されていたため(*15)、その流れに倣ったものとも言える。 その後の展開 2020年2月のJAEPOで完全新規筐体の新作『NEWポップンミュージック Welcome to Wonderland!』が発表され、試遊が公開されていた。 小型のボタンやスライドパネルを使用した新しい操作デバイス、3Dキャラクター等を導入しており、大幅にリニューアルが図られる作品であることが窺える。 同作が発表された事や、当時のpeaceの解禁イベント「ポップンタイムトリップ」が綺麗に完結していた事、前述のシリーズ終焉を思わせる要素などから、この発表後に「現行の機種は本作で最終作となり、新筐体へ完全移行」という憶測が一部で広まっていたが、現状ではJAEPOでのお披露目以外に正式な発表が一切なされていないため、今後どうなるかは不明である。 後に「ユーザーの反応を探るための試験展示である」との開発者証言があり、当該作のリリース時期や、正統続編・外伝作といった位置付けについては現段階で明かされていない。(参考記事) その後、NEWポップンに収録予定だった版権曲がpeaceに収録され、さらに新たなイベント「ポップンイベントアーカイブ」が開始、そして同社のスマホアプリとのコラボを開催する等、peaceを打ち切るような展開は特に行われず、NEWポップンの動向は未だ不明であった。 ほぼ同時期に新筐体込みで新作が発表されたリブート版『jubeat』も同様の状況であり、JAEPOで先行発表されていた楽曲が現行作『jubeat festo』に収録されている。 2020年11月に発表されたコナミホールディングスの決算発表資料において、2020年末~2021年にリリースするラインナップとして『NEW pop n』と新『jubeat』のどちらも記載されていないことが確認され、少なくとも直近でのリリース予定は無いことが明らかとなった。 2020年9月7日よりWindows PC版コナステで『ポップンミュージック Lively』の無料βテストが行われ、同年11月5日より月額正式サービスが開始された。 インターフェイスは新規だがシステムはpeaceのものをベースとしており、実質的に9年ぶりの家庭用版となる。 2020年12月8日に公式Twitterで次回作『ポップンミュージック 解明リドルズ』の告知が行われ、翌日から稼働開始となった。 本作と同様の流れで、ほぼ全てのデータを自動的に引き継いでのアップデートによる稼働となっている。 本作のサントラは当初モバイルアプリの『beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE』内のMUSIC PLAYERで聴けるのみだったが、2021年12月15日よりCD4枚組の『pop n music peace Original Soundtrack』が発売。 コナステ特典として当時の解禁イベントストーリーを収録した「ポップンタイムトリップ おもいでBOOK」が付属。 収録曲はオリジナル新曲に加え各種移植曲も網羅し、さらにKAC共通課題曲の「Catch Our Fire!」「ランカーキラーガール」、コナミ50周年記念の「50th Memorial Songs」シリーズ、いちかイベント書き下ろしの「ラブキラ☆スプラッシュ」「Sparkle Smilin 」「狂水一華」「Jetcoaster Windy」等の合同イベント楽曲も合わせて収録されている。 加えて「Brand New Tracks」と銘打ち、前作のサントラと同様に完全新曲「天ぷらイントロドン!!」「Miracle 4 RELOADED」「パ・リ^ ^ピ・ポ」を収録。これらの楽曲は後にアーケード版『解明リドルズ』やコナステ版『Lively』にて実際にプレー可能になった。 + ポップンミュージック peace 公式PV動画
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/5477.html
レベル変更/ポップンミュージック UniLab 前回 レベル変更/ポップンミュージック 解明リドルズ 次回 ??? レベル変更/ポップンミュージック UniLab 全般 レベル変更一覧 CS版からAC版への移植、再録に伴うレベル変更 関連 全般 ポップンミュージック UniLabにおける、前作からレベル変更された楽曲・譜面の一覧。 表記はジャンル名を基準にしている。 実にポップンミュージック peaceで2019/03以来となる、規模の大きいレベル変更となった。 サブタイトルのバージョン変更に伴うレベル変更は、2014/06のSunny Park→ラピストリア以来となる。 HYPERやEXはもちろん、NORMAL譜面のレベル変更も多く見られ、有志wikiでのレベル評価をくみ取って反映している節が見られる。 今回のレベル変更が行われた譜面のほとんどが、ポップンミュージック Sunny Parkから登場した楽曲となっている。 さらに、UniLab稼働から途中のオンラインアップデートで、レベル詐称の声が強かった新曲の譜面を始めとするレベル変更が行われた。 1・2回目は2譜面ずつだが、3回目は前作のポップンミュージック Livelyからの登場曲と新曲の譜面で改訂がいくつも入っている。 EASY譜面の4譜面は、bemaniwikiでの極端に詐称となっていた譜面が底上げされた。 稼働開始時に行われたレベル変更は、コナステのポップンミュージック Livelyでも2022/10/31のアップデートで、該当の収録曲の譜面のレベル変更が反映された(エッジEXのみ2023/01/30に変更)。 稼働途中でのレベル変更が行われた楽曲に関しては、該当の楽曲ページの新難易度表に【Uni途中】を記載している。 互換性を考慮して旧難易度と新難易度の両方で表記している。 初級レベルがLv28まで、中級レベルがLv29~Lv41、上級レベルがLv42~Lv46、超上級レベルがLv47以上となる。 レベル変更一覧 レベル変更がない譜面は空欄となっている。 「旧表記」はfantasiaまでの旧難易度(※変更前の表記のみ)。 「新表記」はSunnyParkからの難易度で、50段階のレベル表記での「変更前→変更後」。 楽曲 譜面の種類 EASY NORMAL HYPER EX 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 [マトリョシカ] - - 15→17 - 26→28 - [千本桜] - - 19→17 - - [Geocentrism] - - 19→20 - - [オトカドール~このゆびとまれ~] - - 23→21 - - ハイパージャパネスク(UPPER) - - 20→22 - - グラティテュード - - 19→23 - - [花のやくそく] - - 20→23 - - [さよならのうた] - - 25→23 - - [願いのカケラ] - - 21→24 - - キャンディレイヴ(Wuv U) - - 22→24 - - スプリングテクノ - - 22→24 - - 43→44 [いつまでやったって、別にいいじゃない!?] - - 23→24 - - 浪漫歌謡 - - 23→24 - - [ルミナスデイズ] - - 25→24 - - ストリートチューン - - 23→25 - - ハイスピード幻想チューン - - 24→25 - - [Kaleidoscopic] - - 24→25 - - [Phantom Joke] - - 24→25 - - 42→43 [Les Jouets Sonore] - - 28→25 - - [Help me, ERINNNNNN!! -VENUS mix-] - - 25→26 - - [怒りと共に去りぬ!!] - - 25→26 - - [INHERITANCE of WILL] - - 25→26 - - [Strawberry Chu♡Chu♡] - - 25→26 - - 45→46 [virtual killer] - - 25→26 - - [紅焔(Live Version)] - - 25→27 - - [Burning Love] - - 25→27 - - 超恋愛☆エクストリーム・ガール - - 26→27 - - [乙女繚乱 舞い咲き誇れ] - - 26→27 - - 46→47 [天体カレイドスコープ] - - 26→27 - - [透明はまだらに世界を告げて] - - 26→27 - - [Angelic Jelly] - - 26→27 - - [Harmonia] - - 26→27 - - [キルト(Patchworker RMX)] - - 27→28 - - [ツーマンライブ] - - 27→28 - - [Cleopatrysm] - - 27→28 - - [Nove Primavere] - - 27→28 - - [popcorn parade] - - 27→28 - - [Habits] - - 27→29 - - 46→47 [エキサイティング!!も・ちゃ・ちゃ☆] - - 28→29 - - [御伽噺に幕切れを] - - 28→29 - - [革命パッショネイト] - - 28→29 - - スイーツプログレッシヴ - - 28→29 - - [Monkshood] - - 28→30 - - [Festum Duodecimum!] - - 31→30 - - [ポチコの幸せな日常 (狂犬U`x´UばうわうHARDCORE Remix)] - - 29→32 - 42→43 - 47→48 ラメント(UPPER) - - 31→32 - - [フィフネルの宇宙服] - - - 34→32 - [知りたい] - - - 35→33 - 夏祭り(UPPER) - - - 34→35 - 43→45 [飛べないぼくと鳴かない黒猫] - - - 38→40 - [天和無双] - - - 39→40 - [Versa] - - - 40→41 - [賢聖シリウスの采配] - - - 40→41 - [マッシュルームナイト] - - - 40→41 - [Jetcoaster Windy] - - - 40→41 - [Dracophobia] - - - 42→41 - [forever under construction] - - - 43→42 - [Revived After Ruined Shine] - - - 40→43 - 46→47 [多極性ニューロンの崩壊による人間の末路] - - - 42→43 - [Vinculum stellarum] - - - 42→43 - [朧月覆う雲をも裂きぬ] - - - 42→43 - ブラッドメタル - - - 43→44 - [Last Twilight] - - - 43→44 - [ΩVERSOUL] - - - 43→44 - [perditus†paradisus](UPPER) - - - 46→47 - [sparkle] - - - - 39→40 [Go↓Go↑Girls&Boys!] - - - - 41→40 [無頼ック自己ライザー] - - - - 41→40 ネバーデッド - - - - 42→41 [ナマステ☆ダンシング] - - - - 41→42 [white night story] - - - - 43→42 [ヒカリユリイカ] - - - - 43→42 [Bad Apple!! feat.nomico] - - - - 43→42 [或る街のギギ] - - - - 41→43 [運命のパラドックス] - - - - 42→43 [luck] - - - - 42→43 [おねがいダーリン] - - - - 44→43 [アマイヒミツ] - - - - 44→43 [打打打打打打打打打打] - - - - 43→44 [PM is Here!] - - - - 43→44 [insist] - - - - 43→44 [Usual Days-remix] - - - - 45→44 [なごりさえ] - - - - 44→45 [ハニートリック!!] - - - - 44→45 [ナイト・オブ・ナイツ] - - - - 46→45 [熱情のサパデアード] - - - - 46→45 [Struggle] - - - - 45→46 [Symsonic Breeze] - - - - 45→46 [Red Cape Theorem] - - - - 45→46 [浅見文彦の事件簿~迷宮荘のワンピース] - - - - 45→46 [On top of the world] - - - - 47→46 [ZEPHYRANTHES] - - - - 47→46 アカシックハードコア - - - - 46→47 エッジ - - - - 46→47 [8000000] - - - - 46→47 [叛逆のディスパレート] - - - - 46→47 [六花美人] - - - - 46→47 [Catch Our Fire!] - - - - 46→47 [cucumis melo] - - - - 47→48 [祭ノ痕、君ヲ憶フ。] - - - - 47→48 [Trill auf G] - - - - 47→48 [ミサコの告白(みーつけたっ♥)] - - - - 47→48 [魔法のかくれんぼ] - - - - 49→48 バトルダンス(UPPER) - - - - 48→49 [Bossa Gabba] - - - - 48→49 [BabeL ~MODEL DD101~] - - - - 49→50 以下、2022/10/18のオンラインアップデートで変更された譜面 [エゴロック] - - - - 44→43 [ダイバージェンス] - - - - 42→45 以下、2023/07/25のオンラインアップデートで変更された譜面 [Candy Crime Toe Shoes] - - 34→35 - 44→46 - [Satan] - - - - 48→49 以下、2023/10/17のオンラインアップデートで変更された譜面 [Danza Pantera] - 11→12 - - - [pastel@sweets labo(* v *)] - 9→13 - - - 残酷な天使のテーゼ(UPPER) - 10→15 - 25→26 - - [明滅の果てに] - 16→20 - - - [Mecha Kawa Breaker!!] - 16→21 - - - [いつかオトナになれるといいね。] - - 20→15 - 33→31 - 44→42 [ときめきブローカー] - - 23→19 - - [神っぽいな] - - 23→26 - 35→33 - [波と凪の挟間で] - - 26→30 - 39→40 - [ミックスナッツ] - - - 34→33 - [Hibiki] - - - 37→35 - [純真可憐デザイア] - - - 37→35 - 44→42 [Battle Against a True Hero/本物のヒーローとの戦い] - - - 38→36 - [ダイバージェンス] - - - 37→39 - [fallen leaves -IIDX edition-] - - - 40→42 - [バッドエンド・シンドローム] - - - 44→42 - [smile] - - - 42→43 - [Un Happy Heart] - - - - 40→38 [ただ、それだけの理由で] - - - - 47→48 (※):レベルと同時に譜面も変更 CS版からAC版への移植、再録に伴うレベル変更 楽曲 譜面の種類 NORMAL HYPER EX バトルN バトルH 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 旧表記 新表記 関連 レベル レベル変更 レベル詐欺・逆詐欺 その他関連一覧