約 3,777,266 件
https://w.atwiki.jp/pamu/pages/4.html
ポケモン不思議のダンジョン ポケモン不思議のダンジョンについて攻略するページ エンディング前 ちいさな もり でんじはのどうくつ? ハガネやま? あやしいもり? ちんもくのたに? ライメイのやま? おおいなるきょうこく? ぐんじょうのどうくつ? ほのおのやま? じゅひょうのもり? ひょうせつのれいほう? さわぎのもり? マグマのちてい? てんくうのとう? エンディング後 あらしのかいいき? たいようのどうくつ? ほのおのだいち? イナズマのだいち? きたかぜのだいち? はるかなるれいほう? ちていいせき? みなみのほらあな? さばくちたい? とおぼえのもり?
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/16.html
キトサンがもらえるパスワード [#f32538a1] 「ポケの森」配信 [#m486c83f] 体験版から分かる情報 [#pab9ab96] プロモーションビデオ公開 [#t0214382] 登場キャラクター [#tc6c4d86] 追加ダンジョン [#a0a2c59f] ミニゲーム「ビクティニのルーレットダンジョン」のパスワード [#jd0a4825] 選べる主人公 [#w6b7fde7] 出現する伝説のポケモン [#hb0b7e0e] わざ [#nee3ef0f] みんなでアタック [#ea47a5d6] わざの成長 [#b59f2ecf] チームスキル [#qfd2e72d] ポケモンパラダイス [#pf3c577e] ヌオー管理所 [#gea6edab] ズルッグわざっく [#we148896] Vルーレット [#i3e59073] マリルリのおしごと掲示板 [#j21193aa] キトサンがもらえるパスワード WS2M275T 「ポケの森」配信 ゴーストギフトが手に入るパスワード 8TSMFYP6 体験版から分かる情報 主人公の性別選択不可 ダンジョンでパートナーと会話できない 満腹度廃止 通常攻撃が弱体化 かしこさ廃止 プロモーションビデオ公開 PVはこちらからご覧いただけます。 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV1 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV2 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV3 登場キャラクター ピカチュウ(CV 釘宮理恵) ミジュマル(CV 小清水亜美) ブラッキー(CV 鳥海浩輔) エーフィ(CV 野中藍) ビリジオン(CV 西墻由香) ノコッチ(CV 古島清孝) マリルリ(CV 安野希世乃) キュレム(CV 前田弘喜) ムンナ(CV 佐藤恵) ゴチルゼル(CV 藤堂真衣) ナレーション(CV 津田健次郎) 追加ダンジョン 今回のポケモン不思議のダンジョンでは、有料でダウンロードできる特別なダンジョンをWi-Fiコネクションを通してダウンロードできる。 そして、新たに追加される特別なダンジョンの一つ「ポケの森」が、 発売日の11月23日~12月31日までの期間、無料で配信することが決まった。 「ポケの森」では、お金をたくさん拾うことができるらしい。 情報元(株ポケ) ミニゲーム「ビクティニのルーレットダンジョン」のパスワード ツタージャ SP38XJ35 キバコ HK3JHWW9 ピカチュウ C646T5CK ポカブ CQP342QH ミジュマル 2HN9KXHF 選べる主人公 ピカチュウ ツタージャ ポカブ ミジュマル キバゴ 出現する伝説のポケモン ルギア ホウオウ わざ みんなでアタック 冒険を続けていくと、仲間達の「心のはどう」が揃い、全て揃うと「みんなでアタック」という技を繰り出すことが出来る。 一度使ったらまた「心のはどう」を揃える必要がある。 わざの成長 ポケモンのわざによっては、沢山使うと成長して、威力や命中率、PPが上昇する場合がある。 各ステータスが上昇した技はチーム内の他のポケモンでも同じ効果を得る事が出来る。 例えば、「かみなりII」「かみなりIII」といった具合に名前もランクアップしていく。 チームスキル ダンジョンでは宝箱が見つかる事があるが、そこから「チームスキル」を見つける事が出来、 身につけると、ワナを踏みにくくなったり、ダンジョンに落ちているどうぐの数が分かるようになる等のスキルが手に入れられる。 ポケモンパラダイス ポケモン本編でいうところの秘密基地に近いもの。 わざを鍛えるための施設を建設したりできる。 ヌオー管理所 仲間になったポケモンたちを管理する施設。主にダンジョンに連れて行く仲間を選ぶときに使う。 ズルッグわざっく ポケモンが覚えた技を、忘れたり、思い出させたりする。 Vルーレット ルーレットで好きなタイプのVウェーブ(色々なタイプがあり、同じタイプのポケモンを強化する事が出来る特殊なウェーブ)が狙える施設。 マリルリのおしごと掲示板 救助やおたずね者などの様々な依頼が集まり、依頼を受けるために必要な施設。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/826.html
不思議のダンジョンシリーズリンク コンピュータRPG黎明期のゲーム『ローグ(ROGUE)』を原型とした、ローグライク系ゲームの一種。 当ページでは、チュンソフトが開発または監修を行ったシリーズを扱う。 携帯電話オリジナル作品は本Wikiのルール上省略。 トルネコの大冒険シリーズ 風来のシレンシリーズ チョコボの不思議なダンジョンシリーズ ポケモン不思議のダンジョンシリーズ 世界樹と不思議のダンジョンシリーズ 他単発作品 トルネコの大冒険シリーズ 馴染み深い『ドラゴンクエスト』シリーズのスピンオフ作品として発表され、ローグライクゲームを一般ゲーマーに広めた。『シレン』シリーズの先輩筋である。 機種 タイトル 概要 判定 SFC トルネコの大冒険 不思議のダンジョン シリーズの記念すべき第1作。 良 PS ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2 ~不思議のダンジョン~ 前作から正統進化した丁寧なつくり。ローグライク初心者にオススメの作品。 良 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス ~不思議のダンジョン~ 『2』のリメイク。さらに全体的な調整が施された。 PS2 ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン~ 新要素が全部賛否両論。ローグライク上級者にオススメの作品。 賛否両論 GBA ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス ~不思議のダンジョン~ 『3』のリメイク。さらにコア層向けに振り切ったつくり。 PS2 ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 不思議「な」ダンジョン的に路線変更。易しめの作風だが色々中途半端。 なし 風来のシレンシリーズ チュンソフトが送るもう1つのローグライクシリーズ。 独自の和風世界を舞台とし、敵やアイテムはさらなる進化を遂げた。 機種 タイトル 概要 判定 ナンバリング SFC 不思議のダンジョン2 風来のシレン 『トルネコ1』を発展させた、シレンシリーズ初代作。やや大味ながら、本当に「1000回遊べる」奥深さを持つ。 良 DS 不思議のダンジョン 風来のシレンDS SFC版のリメイク。ほとんどのモンスターにレベル4が実装された。しかし、プレイヤーに不利な変更要素が多い点が不評。カラカラペンペンの追加、やまびこの盾の削除などが批判された。 劣化 N64 不思議のダンジョン 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城! おとぎ話風の作風を取り入れ、遊びやすいバランスになった。マゼルンの初登場作品でもあり、合成の楽しみが大幅に増した。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その1。 良 Wii 不思議のダンジョン 風来のシレン3 からくり屋敷の眠り姫 RPG寄りのバランス、ミスマッチなシナリオ、テンポの悪化などが大不評。ぬれた巻物が白紙の巻物になったりと超贅沢な要素もあったりする。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その2。 シリ不 PSP 不思議のダンジョン 風来のシレン3 ポータブル テンポなど一部は改善されたが、根本的な変化は少ない。 DS 不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ 『3』の失敗を生かし見事汚名返上。初代の頃のキレのある攻防が復活する。新システム「夜」や、強化されたギャザーなどの要素は評価が割れることも。 良 PSP 不思議のダンジョン 風来のシレン4 plus 神の眼と悪魔のヘソ 新ダンジョンが3個追加。Twitterとの連動機能も。 DS 不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス 『4』をベースに調整された良作。しかし、販売戦略の悪さ故か売り上げ的には埋もれてしまった。前作で賛否両論だった夜システムも続投。 良 PSV/Switch/Win/iOS/Android 不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス PSV版では16個もの新ダンジョンが追加された。Switch/Win版ではさらに3個追加され、ダンジョン数は34個とシリーズ最多に。遊び応えやシステムは純粋に『4』及びDS版『5』以上。 Switch 不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録 約13年ぶりとなるナンバリングタイトル。「原点回帰」を目指した作りで、シビアさと親切さを両立させている。 良 GBシリーズ GB 不思議のダンジョン 風来のシレンGB 月影村の怪物 シリーズ第2作。完成度の高いゲーム性とシナリオを兼ね備えた名作。携帯機の限られた容量ながら、最大限の『シレン』が演出されている。 良 Win 不思議のダンジョン 風来のシレン 月影村の怪物 『GB』のリメイク。グラフィックがSFC版準拠に。追加ダンジョンの他、初の「フェイの問題」作成キットが付き、配布も可能。 不思議のダンジョン 風来のシレン 月影村の怪物 インターネット版 他ユーザーとの交流機能を追加したバージョン。ゴミ壺ダンジョンが大幅に増え、ダンジョン数は33個。 GBC 不思議のダンジョン 風来のシレンGB2 砂漠の魔城 携帯機とは思えない完成度とやりごたえ。SFC版やN64版のキャラも登場。バグの存在が玉に瑕。 良 DS 不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 砂漠の魔城 『GB2』のリメイク。改善された点もあるが、『DS1』同様、追加・変更点にやや難がある。 劣化 スピンオフ DC/Win 不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 非常に高い完成度と圧倒的なボリュームを誇る、ローグライクの1つの頂点。同時に、現在プレイするにはハードルが高い悲運の傑作でもある。Win版はダンジョン数が31個になり、さらにボリュームが増えた。ちからを上げまくるとヌルゲーになる作品その3。 良 関連作品 GBA シレン・モンスターズ ネットサル 『シレン』シリーズのモンスターを使ったフットサルゲーム。 良 チョコボの不思議なダンジョンシリーズ 『ファイナルファンタジー』シリーズからもローグライクでスピンオフ。 合成を始めとする様々なやり込み要素と、少し易しめの難易度を併せ持つ。 厳密にはチュンソフトが直接開発に関わるのではなく、第1作は制作上のアドバイスとして中村光一氏の監修を受けている。 機種 タイトル 概要 判定 PS チョコボの不思議なダンジョン 不思議「な」ダンジョンとしてハードルを下げ、違った面白さを見せた作品。バンプレストの協力によりデフォルメされた可愛いチョコボは本作以降も定番となる。 良 WS チョコボの不思議なダンジョンforワンダースワン WSのロンチタイトル。モノクロながら演出は凝っている。 PS チョコボの不思議なダンジョン2 前作の反省をふまえパワーアップしたPSチョコボの決定盤。シロマ初登場。 良 Wii チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 低難度ローグライクの決定盤。『FF』らしいジョブシステムが好評。 良 DS シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+ 上記の移植作。グラフィックこそ寂しくなったが内容は大幅に強化。 良 PS4/Switch チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ! 時忘れの迷宮をベースにした作品。過去作からのゲスト多数。PSでは約20年3か月ぶりとなる『チョコボの不思議なダンジョン』の新作。 ポケモン不思議のダンジョンシリーズ ポケモンの世界でも不思議のダンジョン。 ゲーム部分の開発はチュンソフトが手がけている。 機種 タイトル 概要 判定 DS ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊 『ポケモン』によるローグライクRPGの第1作。本編とは一線を画する世界観と壮大なストーリーがファンを掴んだ。青は初期版のみ、GBAソフトのデータを破壊する重大なバグがある。 良* GBA ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊 良 Switch ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX 『青・赤』を基にしたリメイク。 良 DS ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 『ダイヤモンド・パール』のポケモンも本格登場。前作の良かった点を引き継ぎ、粗削りな点を改良。 良 ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 上記のマイナーチェンジ完全版。サブストーリーを補完。新要素もいくつか追加されている。 良 Wii ポケモン不思議のダンジョンすすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団 DL専売。Wiiウェアで3バージョンが登場。 3DS ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 『ブラック・ホワイト』のポケモンが初登場。しかし前作より大幅にボリュームダウン。 なし ポケモン超不思議のダンジョン 前作の欠点も概ね改善され、シリーズ集大成の名に恥じない完成度。 良 世界樹と不思議のダンジョンシリーズ 『世界樹の迷宮』シリーズからでも不思議のダンジョン。 スキルツリー形式や素材集めなど、世界樹本編を意識したシステムが特徴。 機種 タイトル 概要 判定 3DS 世界樹と不思議のダンジョン 『世界樹の迷宮』のローグライク第1弾。仲間AIなどの問題あり。 なし 世界樹と不思議のダンジョン2 ゲーム性はやや改善、代償としてそれ以外が目を疑う完成度に。 シリ不 他単発作品 明確にシリーズ化はされていないが、『不思議のダンジョン』の名を冠した作品。 機種 タイトル 概要 判定 PS2 ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ 不思議のダンジョン 『ドルアーガシリーズ』との間に生まれたのはあまりに異端な鬼子であった。 スルメ PSV/PS4/Win 不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ 原作はフリーゲーム『片道勇者』で、そのアレンジ移植。リメイクで不思議のダンジョンシリーズとして世界観等を一新。
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/83.html
ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。 このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。 リーダー 主人公になっているポケモンの名前 パートナー パートナーになっているポケモンの名前 パートナーの性別は 男の子 とします。 女の子の方はこちら 冒険に失敗した場合のセリフはそのダンジョンの進行度によって変化します。 目次 目次 ノコッチ救出後~チーム結成まで チーム結成後~荒地開拓まで ビクティニ到来~クルマユ救出まで ノコッチ救出後~チーム結成まで +... ~ パラダイスセンター ~ ノコッチ「 リーダー さん! パートナー さん! ノコッチ「助けてもらって 本当に ありがとうございました!! ヌオー「ん~っ リーダー ! パートナー ! ヌオー「初めての依頼が 成功しただぬ! よかっただぬ~! パートナー 「うん! ありがとう ヌオー! エモンガ「ホント助かって よかったけどさぁ……でも もう無茶するんじゃないぞ。 ノコッチ「ううっ……うん……。 ノコッチ「ボク本当は 助ける方のポケモンになりたいんだけど…… ノコッチ「強くないし…… ノコッチ「すごく こわがりで……かんじんなところで勇気が出なくて…… ノコッチ「いつも失敗して ぎゃくに 助けられてばかり……。 ノコッチ「やっぱりボク 冒険家にむいてないのかなぁ……。 エモンガ「そ……そんなことないぜ! エモンガ「たしかにノコッチは おくびょうなところがあるから うまくいかないけど…… エモンガ「気持ちは まっすぐじゃないか。 エモンガ「今の世の中じゃ めずらしいぐらいにさ。 パートナー 「ノコッチも 冒険家になりたいんだ。 ノコッチ「うん。ボク 一流の冒険家になるのが夢なんです。 ノコッチ「冒険家として いろんな場所を探検するのもいいんですが…… ノコッチ「それよりも ボクは……世界中の こまっているポケモンを助けたい! ノコッチ「くるしんでいるポケモンに 勇気や 希望をあたえたい! ノコッチ「少しでも みんなの役に立つポケモンになりたい! ノコッチ「……というのが ボクの夢なんです。 ノコッチ「でも…… ノコッチ「理想と現実の差は はげしく……何をやってもダメでして……。 パートナー 「そんなことないよ。 パートナー 「すごくステキな夢じゃないか。 パートナー 「だいじょうぶ。がんばれば きっと 夢はかなうよ。 エモンガ「しかし どうしてまた トントン山なんかに行ったんだよ? ノコッチ「クリスタルが ほしかったんだ。 ノコッチ「トントン山にあるクリスタルが すごく きれいだって話を聞いて……。 パートナー 「クリスタル……? パートナー 「あれ……? それって もしかして…… - 回想 - パートナー 「あれっ!? リーダー あそこ……! パートナー 「ホラッ! 何か光ってる……! パートナー 「もしかして……! パートナー 「トントン山をのぼる とちゅうで 拾ったんだけど…… パートナー 「あった。これだ。 パートナー 「もしかして これのこと? ノコッチ「わあっ! そうです! ノコッチ「これです! ボクがほしかったクリスタルは! ノコッチ「しかし なんてキレイなんだろう……! パートナー 「そっか! パートナー 「だったら あげるよ。 ノコッチ「ええっ!? いいんですか!? パートナー 「うん。いいよ。 パートナー 「キレイだったから なんとなく 拾ってみただけだし…… パートナー 「ノコッチがほしいなら ノコッチに ゆずるよ。 ノコッチ「あ…ありがとう! パートナー 「でも どうしてクリスタルがほしかったの? ノコッチ「そ……それは……! ノコッチ「そのう…… ノコッチ「ぽっ……。 エモンガ「あっ! もしかして! エモンガ「なんだ! そういうことか! パートナー 「……? そういうことって……? ~ 宿場町 広場 ~ - ビリジオンが登場 - ワシボン「今日も すごいな。 カクレオン「ええ まぶしいです。 コアルヒー「あいかわらず べっぴんだよな。 ミネズミ「ええ。本当に ちょービジンさんですよねぇ。 ワシボン「背が高くて クールで りんとしていて…… ワシボン「ああもう……あこがれちゃうよなぁ……。 ハーデリア「食堂に 入ったようじゃ。 - 食堂内での会話 - スワンナ「アラ! いらっしゃい! ドテッコツ「あっ! ビリジオンちゃん(はあと) ドッコラー「わあ! ビリジオンちゃんだあ(はあと) ビリジオン「そこ あいてるかしら? ドテッコツ「どうぞどうぞ(はあと) コアルヒー「オ…オレ達も行こうぜ! ~ スワンナハウス 食堂 ~ ドッコラー「ビリジオンさん 今日はまあ いちだんとうるわしいですぅ~(はあと) ビリジオン「フフッ ありがとう。 ドテッコツ「ずっと この町にいてくれよ。ビリジオンちゃん(はあと) ビリジオン「う~ん 考えておくわ。 ワシボン「ビリジオンさん。今日は どちらまで行かれてたんですか?(はあと) ビリジオン「東にある洞窟へ。 ビリジオン「でも からぶり。残念ながら 何も しゅうかくが なかったわ。 ビリジオン「私 もしかして冒険家としての実力が おちたのかしら? ワシボン「そ…そんなこと ないです!(はあと) ワシボン「きっとダンジョンが ビリジオンさんのみりょくに しっとして…… ワシボン「道具とか 何も落とさなかったんだと思います! ワシボン「そうです! そうに決まってます!(はあと) ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「……なんか…… パートナー 「なんか すごくモテモテなんだけど……。 パートナー 「あのビリジオンっていうポケモンが そうなの……? ノコッチ「……はい……。 ノコッチ「ぽっ……。 エモンガ「ノコッチは 一目見た時から ビリジオンにあこがれてしまい…… エモンガ「友達になりたいと思っているんだ。 (そっか……。) (クリスタルは ビリジオンにプレゼントするために ほしかったのか……。) エモンガ「ノコッチ! 今がチャンスだぜ! エモンガ「クリスタルを持って 行ってくるんだ! ノコッチ「ええ~っ!!? ノコッチ「む…無理だよ~~~~~~!! ノコッチ「ビリジオンとは 友達になりたいけど! でも…… ノコッチ「やっぱる勇気が出ないよ……。 ノコッチ「どうせボクなんか 相手にされない……。 パートナー 「平気だよ。がんばろうよ。 パートナー 「じゃあ ボクが行って話してくるからついてきて。 ノコッチ「ええ~~~~~~~っ!? パートナー 「だいじょうぶ。うまくやるよ。 パートナー 「行こう。 ノコッチ「ちょ……みんなっ!! ~ スワンナハウス 食堂 ~ パートナー 「……そっかぁ。 パートナー 「ビリジオンがこの町に来たのは つい最近で…… パートナー 「それまでも ずっと気ままに旅を続けてきてたんだね。 ビリジオン「うん。目的がないワケじゃないんだけど…… ビリジオン「でも結局のところ 自由気ままに旅してるわね。 ビリジオン「この町には あるものが見たくて来たのよ。 パートナー 「あるもの? ビリジオン「希望の虹よ。 (希望の…虹……?) エモンガ「希望の虹……! オレも聞いたことがあるぞ! ハーデリア「この地方で名物だった虹じゃ。昔はこの町から よく見えたもんじゃ。 ハーデリア「虹が重なる不思議な光景は…… ハーデリア「とても美しく……見てて ホレボレするものじゃった。 ワシボン「ここに住むオレ達は いつも その虹を見て…… ワシボン「次の日もまた虹が見れたら うれしいな。 ワシボン「よし。また見れるまで 自分もがんばろう。 ワシボン「そう思いつつ 明日への希望をいだいてみんな がんばっていたんだ。 ワシボン「虹を見ると 不思議にも みんなの 希望がわいてくる…… ワシボン「それで いつの間にか 希望の虹とよばれるようになったんだ。 ハーデリア「しかし ここのところ まったく虹を見かけなくなったんじゃ。 ハーデリア「不思議のダンジョン化が進んだせいなのか わからんが…… ハーデリア「とにかく虹が かからなくなったんじゃ。 ビリジオン「虹が見られなくなったというウワサは 私も聞いてたんだけど…… ビリジオン「でも どうしても見たくてね。 ビリジオン「行けば もしかしたら見られるかもと思って ここまで来てみたんだけど…… ビリジオン「でも やっぱり見られなくて……しかたないんだけどね……。 パートナー 「そっかぁ。それは残念だね。 パートナー 「希望の虹かあ……ボクも見たかったなぁ。 パートナー 「そうだ。 パートナー 「ところで ビリジオン。 パートナー 「ビリジオンの友達になりたいっていうポケモンがいるんだ。 ビリジオン「友達? パートナー 「うん。 ノコッチ「あのー……そのー…… ノコッチ「こ これを……。 ノコッチ「このクリスタルを ビリジオンさんに プレゼントします! ビリジオン「プレゼント? ノコッチ「はいっ! そうです! ノコッチ「お…お願いです! ボクとお友達になってください! ビリジオン「ありがとう。うれしいわ。 ビリジオン「でも…… ビリジオン「せっかくだけど……プレゼントは 受け取れないわ。(*1) パートナー 「ええーーーー―――――っ!!? ビリジオン「私 友達は作らないことにしてるの。ごめんなさいね。 ノコッチ「え…え…え……? ビリジオン「残念だけど こんな世の中だからね……。友達とか信用してないの。 ビリジオン「せめて強ければ 友達として少しは考えてもいいんだけど。 ビリジオン「強ければ とりあえずは おたがい ささえあえるからね。 ビリジオン「でもアナタ……強くないでしょ? ノコッチ「ううっ……。 エモンガ「ノ…ノコッチ……。 ノコッチ「ううっ……ううっ…… ノコッチ「うわ~~~~~~~~~~~~っ!! - 食堂を飛び出す - エモンガ「ノコッチーーーーーッ!!! エモンガ「ビリジオン! テメー 何言ってンだよ! エモンガ「友達ぐらい なってやれよ! エモンガ「くっ!! - 飛び出したノコッチを追いかける - パートナー 「エモンガの言う通りだよ。 パートナー 「ちょっと ひどいんじゃない? ビリジオン「今の世の中は だましあいになってる。信用できないわ。 ビリジオン「親切にされても かならず 下心がある。 ビリジオン「ちやほやされても信じられないの。 ビリジオン「友達を作っても だまされて がっかりするだけよ。 ビリジオン「だから私は 友達を作らないの。 パートナー 「そ…そんな……。 ビリジオン「今の世の中だったら 当然のことよね? そう思わない? ドテッコツ「ヒャッハー!! フラれたぁーーー!! ワシボン「ノコッチが フラれたーーーーーーっ!! ???「おい 見てたかよ。今の。 ???「ああ……。 ???「ありゃ いいメシのタネになるぜ。 ???「追うか? ???「当然だ。 パートナー 「な…なに? なんなの? パートナー 「みんな なんで もりあがってんの? ドッコラー「じつは ここにいる全員(*2)が…… ドッコラー「すでに ビリジオンちゃんにフラれているんだ。 パートナー 「ええ~っ!? なんだって~~っ!? パートナー 「ここにいる全員……ってことは…… パートナー 「まさか……ママさん……スワンナも……!? スワンナ「ウフフッ……さあ? スワンナ「でも あんな かわいいコ……ふつう放ってはおけないよねぇ……。 パートナー 「えええええーーーーっ!? ドテッコツ「ビリジオンちゃんに アタックしてフラれる…… ドテッコツ「それがここでは もはやお祭り……。 ドテッコツ「こうれい行事と なってしまっているのだ。 ドテッコツ「早い話が…… ドテッコツ「いちいちフラれるたびにもりあがらないと……やってられんのだ! ドテッコツ「うわわわ~~~~~~~~~~ん!! みんな「うわわわ~~~~~~~~~~ん!!(*3) パートナー 「……みんな……なんなんだよ……。 パートナー 「でも…… パートナー 「もりあがることで 気がまぎれるなら まだいい方かも……。 パートナー 「ノコッチは ここの みんなみたいに ずぶとそうじゃないし…… パートナー 「 リーダー ……。ボク よけいなこと しちゃったかな……。 パートナー 「……うん。ノコッチが心配だよね。 パートナー 「早く さがこう。 ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「ノコッチ どこにも いないね……。 パートナー 「ああもう……どこ いっちゃったんだろう……。 パートナー 「あっ! ヌオー!! ヌオー「どうしただぬ? パートナー 「ヌオー! ノコッチを見なかった? ヌオー「ノコッチ? ああ ヌシ達が助けたポケモンだぬな。 ヌオー「それなら ちょっと前に見ただぬ。 パートナー 「ええっ!? どこで!? ヌオー「あっちの方で すれちがっただぬ。 ヌオー「なんか見知らぬポケモンも いっしょにいただぬな……。 ~ 十字路 ~ 『ワシが歩いていたら 3匹で話しているのが 聞こえてきただぬ。 ???「オマエ 強くなりたいのか? ???「だったら その願い……かなえてやるぜ。 ノコッチ「ホ ホント!? ???「ああ 本当だ。 ???「カンタンに 強くなれる方法があるんだ。 ???「ところで……カネは持ってるかい? ???「う…うん。 ???「そうか! ???「オレ達は コマタナ兄弟。よろしくな。 コマタナ「ここから ちょっと はなれたところに 荒れ果て谷という場所がある。 コマタナ「そこでカンタンに しゅぎょうができるんだ。 コマタナ「いこうぜ。 『たしか そんな感じの話をしたあと…… 『3匹は どっかにいってしまっただぬ……。 パートナー 「ホントなの!? それは! ヌオー「……? そんなに おどろくことだぬか? ヌオー「そういえば……! さっきもノコッチのことを聞いてきて…… ヌオー「ヌシ達と同じような反応をしたポケモンがいただぬ。 パートナー 「えっ? ヌオー「エモンガだぬ。 ヌオー「エモンガも ノコッチの話を聞いたとたん…… ヌオー「ヌシ達と同じように おどろいて…… ヌオー「そのあと けっそうを変えて どこかに とんでいっただぬ。 パートナー 「 リーダー !! (うん! ノコッチが あぶない!) パートナー 「荒れ果て谷で まちがいないんだね? ヌオー「たしか そう言ってただぬ。 - 急に駆け出す2匹 - ヌオー「ああ ちょっと! ヌオー「ん~っ どうしただぬか!? ~ 十字路 ~ パートナー 「たぶん まちがいない。 パートナー 「ノコッチは だれかに強くなれるとそそのかされて…… パートナー 「連れて行かれたんだよ。きっと。 パートナー 「エモンガも それを心配して 荒れ果て谷に 急いでいるはずだ! パートナー 「 リーダー ! ボク達も行こう! パートナー 「荒れ果て谷へ!! ~ 荒れ果て谷 ~ コマタナ「ん? どうした? ノコッチ「やっぱり…… ノコッチ「やっぱりボク 帰ります……。 コマタナ「どうしたんだよ? ノコッチ「ま…町にいた時は ボクすごく あわてていて…… ノコッチ「コマタナさんの話を聞いて すぐに 強くなりたい! って思ったから…… ノコッチ「ここまで きちゃったけど…… ノコッチ「でも…… ノコッチ「カンタンに強くなるのって……なんか ちがうのかなって……。 コマタナ「……………………。 ノコッチ「そ…それに…… ノコッチ「よく考えたら……カンタンに強くなんか なれないよね……。 コマタナ「……………………。 ノコッチ「だから ボ…ボク……帰ります……。 ノコッチ「サイナラ!! コマタナ「待てッ! ぼうずッ!! ノコッチ「ひっ!! コマタナ「ヘヘヘッ よく気がついた……と言いたいところだが…… コマタナ「ちょっと おそすぎたとも思わないかい? コマタナ「そうだよ。 コマタナ「オメエの言う通り カンタンに強くなる方法なんかないんだよ。カカカッ。 コマタナ「オレ達がほしいのは カネだ。 コマタナ「さあ出せ! カネを! そして持っているすべての道具を! コマタナ「おとなしく出せば ここは みのがしてやるぜ! ノコッチ「うううっ……。 エモンガ「ノコッチに さわるなーーーーっ!! ノコッチ「エモンガ!! エモンガ「オメエら! 手を出すな!! エモンガ「ノコッチは オレの友達だ!! コマタナ「カカカッ ふうん 友達ねえ……。 コマタナ「どうでもいいが 戦うのか? コマタナ「勝てるのかよ? オレ達に? コマタナ「ちょうどいい。オメエのぶんまではぎとってやるぜ。 パートナー 「おーい! ノコッチーーーーーー!! パートナー 「いた! ここだ!! ノコッチ「 パートナー さん!! エモンガ「 リーダー !! パートナー 「よかった! 間に合ったみたいだね! パートナー 「ノコッチ……町ではゴメン……。 パートナー 「ボクは……。 ノコッチ「 パートナー さん……。 エモンガ「フン! オマエら! エモンガ「どうする? 状況は 変わったぜ!? コマタナ「ヘヘヘヘッ! コマタナ「カカカカッ! おいエモンガとやら! コマタナ「多勢に無勢ってことが言いてえのか テメーは。 コマタナ「数が多い方が 勝てると思ってンだな? (……! まさか!) コマタナ「ヘヘヘヘッ! だったらよ…… コマタナ「これでどうだ!! コマタナ「出番だ! ヤローども!! ???「へいっ!!! - デンチュラ、フシデ達に囲まれる - パートナー 「な……! エモンガ「わわわっ!! コマタナ「エモンガよ。状況が また変わったな。カカカカッ! コマタナ「数で勝つんじゃなかったのか? ヘヘヘヘッ! エモンガ「うぐぐっ……。 ノコッチ「エモンガ! みんな! ノコッチ「ボク 戦うよ! ノコッチ「守ってくれなくていい! 絶対に こわがらないで戦う! ノコッチ「だから みんなも……! エモンガ「ノコッチ! パートナー 「ノコッチ! (ノコッチ! よく言った!) コマタナ「あ~あ 完全に囲まれちゃったなあ。 コマタナ「さて。じゃあそろそろ仕上げといくか。 コマタナ「ヤローども! いっせいに かかれぇぇぇーーーーーーーーッ!! ???「待って!! コマタナ「だ……だれだっ!? コマタナ「オマエはっ!? パートナー 「ビリジオン! ノコッチ「ビリジオンさん! ビリジオン「コマタナ! アナタ…… ビリジオン「さっきエモンガ達に『完全に囲まれた』って言ってたわね。 ビリジオン「でも…… ビリジオン「囲まれているのは どっちかしら? ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! (ドテッコツ!!) パートナー 「ドッコラー達も!! ドテッコツ「おい! コマタナ兄弟! ドテッコツ「 パートナー 達はな……オレ達の大事なお客さんだ! ドッコラー「そのお客さんに なにかあったら…… ドッコラー「ただじゃ おかねえからなっ!! ビリジオン「ノコッチの心の弱みにつけこんで こんなことを たくらむ…… ビリジオン「アナタ達……ホント最低ね。 コマタナ「くっ! オメエらなんぞに負けるものか! パートナー 「みんな! くるよっ!! コマタナ「いくぞ! ヤローども! ヤローども「オオーーーーーーーーーーーッ!! + 再戦時 パートナー 「みんなーーーーっ!! ドテッコツ「 パートナー !! ノコッチ「 リーダー さん!! パートナー 「よかった! まだ終わってない! ドテッコツ「コイツら さすがにタフだ! 戦いなれているだけあるぜ! エモンガ「でもオレ達だって 負けちゃいねえ! パートナー 「待たせたね! ボク達も加わるよ!! コマタナ「フン! 今さら オメーらが来たところで変わらねえ! コマタナ「いくぞ! ヤローども! ヤローども「オオーーーーーーーーーーーッ!! - 勝利後 - コマタナ「ぐ……ぐぐぐ……っ! コマタナ「ぐぐぐ…… コマタナ「ぐばぁーーーーーーーーーーっ!!! ヤローども「ひっ…… ヤローども「ひえ~~~~~~~~~~~~~~っ!! コマタナ「ま……待て ヤローども…… コマタナ「オレを…… コマタナ「オレ達を 置いて行くンじゃねえ!! コマタナ「ひ~~~~~~~~~~~~~~っ!! エモンガ「か……勝った……。 エモンガ「オレ達……悪者を追っぱらったんだ!! エモンガ「やったぜーーーーーーーーーーっ!! パートナー 「それにしても…… パートナー 「どうして ビリジオンや ドテッコツ達がここに……? ドテッコツ「ビリジオンちゃんが 教えてくれたんだ。 ドテッコツ「ノコッチ達が 危ねえってな。 パートナー 「ビリジオンが……? ビリジオン「見てたのよ。 ビリジオン「たまたまアナタ達と ヌオーが 話しているところをね。 ビリジオン「全部 聞いたワケじゃないけど……それでも だいたいの察しはついたわ。 パートナー 「そうだったんだ……。 ノコッチ「お…終わった~~~~。 エモンガ「ノコッチ! だいじょうぶか? ノコッチ「うん……ボク 助かったんだね……。 ノコッチ「でもボク……安易に強くなろうとしちゃって…… ノコッチ「それで あんなことに……。 ノコッチ「ああ やっぱりダメだね…ボクは……。 エモンガ「そんなことねえってば。 エモンガ「とちゅうで気がついたんだろ? カンタンに強くなんか なれないって。 エモンガ「そうじゃなきゃ こんなハンパな場所でからまれたりはしねえ。 エモンガ「最後まで連れていかれなくて ホントよかったぜ。 エモンガ「それに…… エモンガ「さっきはまったく こわがらずに勇気を出して戦ったじゃないか。 エモンガ「すごいよ ノコッチ……オマエ 今回がんばったと思うぜ。 ノコッチ「エモンガ……。 ビリジオン「ゴメンなさい。 ビリジオン「アナタに強さを求めさせてしまったのは 私のせいだわ。 ビリジオン「だから あやまる。でも…… ビリジオン「悪いヤツは そういった弱い心につけこんでくる。 ビリジオン「そしてアナタは カンタンに相手を信用してしまう。 ビリジオン「それだと今は 生きていけないわ。 ビリジオン「いい? 今の世の中信用しちゃ ダメなのよ。 パートナー 「そうかな……。 パートナー 「たしかに すぐに信用しちゃうのは よくないと思うけど…… パートナー 「でも……信用することは いけないの? パートナー 「相手を信じるのは ダメなことなの? パートナー 「たしかに今は だましたりするポケモンが多いと思う。 パートナー 「でもまずは 自分から歩みよらないと…… パートナー 「相手も気持ちを ひらいてくれないんじゃないの? ビリジオン「………………。 パートナー 「たしかにノコッチに ちからはない。強くはないよ。 パートナー 「でも……信じる気持ちは 持っている。 パートナー 「信じる気持ちが 重なれば 大きな ちからにも変わる。 パートナー 「信頼し合うこと……それこそが 本当の強さだと…… パートナー 「ボクは 思っているんだ。 ( パートナー ……。) パートナー 「だから ノコッチ……それに エモンガも…… パートナー 「2匹とも……ボク達の仲間にならないかな? ノコッチ「えっ? エモンガ「な…仲間!? パートナー 「うん。ボク ポケモンパラダイスをつくりたいんだ。 ビリジオン「……(ポケモンパラダイス……?) パートナー 「いろんな冒険もして お宝も見つけて…… パートナー 「みんなで ワクワクしながら楽しく暮らせる…… パートナー 「まるで楽園のような場所を つくるのが ボクの夢なんだ! ノコッチ「わぁっ……!! パートナー 「そのためにも 仲間がほしいと思ってたんだ。 パートナー 「キミ達みたいな……仲間をね! パートナー 「いいよね? リーダー ! (もちろん!) ノコッチ「い…いいんですか? ボクなんかで……。 パートナー 「うん! ノコッチ「だったらボク! 仲間に なりたいです!! エモンガ「オレは……ノコッチがいいって言うなら かまわねえけどよ。 パートナー 「やったー! 2匹とも ありがとう!! パートナー 「 リーダー ! できたよ! パートナー 「ボク達の……初めての仲間だ! ノコッチ「 リーダー さん! パートナー さん! ノコッチ「ボク がんばります! よろしくお願いします! エモンガ「まあ そうなったからにはしかたねえ…… エモンガ「オレも がんばるぜ! よろしくな! ビリジオン「あの……ちょっと いいかしら? ビリジオン「お願いが あるんだけど……私も…… ビリジオン「私も 仲間に入れてもらえないかしら? パートナー 「ええーーーーーーっ!? ドッコラー「ビリジオンちゃんが……!? ドッコラー「 リーダー 達の仲間に!? エモンガ「おい! なんのつもりだよ!? 友達は 作らないんじゃないのかよ! エモンガ「どうせ気まぐれで モノ言ってるンだろ? 冷やかしなら ゴメンだぜ! ビリジオン「冷やかし……そうね。 ビリジオン「言いワケもしないけど…… ビリジオン「でも……それでも…… ビリジオン「仲間に入れてもらえないかしら? エモンガ「オ…オレは イヤだからな! オマエなんか! エモンガ「おい! パートナー ! 早く ことわっちまえよ! パートナー 「…………いいよ。仲間にしよう。 エモンガ「ええ~~~~~~~~~~~~っ!!? エモンガ「なんでこんなヤツ 仲間にすんだよ? エモンガ「オレは 絶対イヤだぞ! エモンガ「なあノコッチ。オマエも そう思うだろ? ノコッチ「ボクは……ボクは…… ノコッチ「ぽっ……。 エモンガ「ええ~~~~~~っ!? パートナー 「でも仲間になるんだったら……みんなを 信じなくちゃ。 パートナー 「みんなと 信頼し合うこと。できる? ビリジオン「フフッ 努力するわ。 パートナー 「じゃ決まりだ。 パートナー 「ビリジオンも 今日からボク達の仲間だ。 ビリジオン「ありがとう。 エモンガ「おい! パートナー ! オレは イヤだからな! パートナー 「まあ そう言わずに……。 エモンガ「だいたい なんでアイツを仲間に!? パートナー 「ゴ…ゴメン。 パートナー 「向こうから仲間にしてくれって言われたの初めてだったから…… パートナー 「うれしくて つい……。 エモンガ「な…なんだ そりゃあ~! ビリジオン「あの……なんか もめてるみたいだけど…… ビリジオン「でも みなさん これからよろしくね。 ビリジオン「じゃ私は 一足先に帰ってるわね。 ビリジオン「ドテッコツ。 ドテッコツ「なに? ビリジオンちゃん(はあと) ビリジオン「あの時の……あの言葉…… ノコッチを助けるため…… ドテッコツに話をした時の…… - 回想 - ~ スワンナハウス 食堂 ~ ドテッコツ「なんだと! ノコッチが!? ドテッコツ「わかった! オレも行こう! ドッコラー「兄キ! オレ達も!! ビリジオン「まったく……相手を すぐに信じるからこんなことになるのに……。 ビリジオン「場所は 荒れ果て谷よ! すぐにきて! ドテッコツ「ちょっと待った! ドテッコツ「なあ ビリジオンちゃん。 ドテッコツ「あんた 世の中を信じてないようだが…… ドテッコツ「 リーダー と パートナー だけは…… ドテッコツ「みくびるんじゃねえぞ。 ビリジオン「……………………。 ドテッコツ「オレも ビリジオンちゃんと同じで……世の中を信用してなかった。 ドテッコツ「さらに ビリジオンちゃんとは ちがい オレは…… ドテッコツ「悪いことも いっぱいやってきた。 ドテッコツ「この間まではな。 ドテッコツ「だが…… ドテッコツ「 リーダー 達に出会って……考えが変わったんだ。 ドテッコツ「アイツらを見てると いつも思うんだ。 ドテッコツ「世の中……まだ捨てたもンじゃねえと。 ビリジオン「……………………。 ビリジオン「あの時のアナタの言葉……ちょっとだけ わかった気がするわ。 ドテッコツ「フ…フンッ オレ そんなこと言ったかな……。 ビリジオン「フフッ 素直じゃないわね。まあいいわ。 ビリジオン「……(でも……) ビリジオン「(宿場町も そろそろ出ようと思ってたんだけど……) ビリジオン「(もう少し ここにいてもいいかもね。) ビリジオン「(ここにいれば……) ビリジオン「(もしかしたら 見つけられそうな気がする。) ビリジオン「(私が求めている……大切な なにかを……。) 次の朝…… パートナー 「おはよう! リーダー ! パートナー 「昨日は 仲間がふえて うれしかったね! パートナー 「しかも一気に 3匹も! パートナー 「ボク達も合わせて 全員で5匹! パートナー 「4匹以上のグループになったから……これでチームとして登録できるよ! (チーム……?) パートナー 「うん。 パートナー 「冒険家の仕事は たいへんだから それをサポートするために作られた…… パートナー 「わくわく冒険協会っていうのがあるんだけど…… (わくわく…冒険協会……?) パートナー 「うん。名前は みょうだけど ちゃんとした そしきだよ。 パートナー 「わくわく冒険協会では より安全に冒険できることをモットーに…… パートナー 「4匹以上で 結成した冒険グループを 『チーム』として みとめ…… パートナー 「その『チーム』に 冒険に役立つものをていきょうしているんだよ。 ノコッチ「 リーダー さん! パートナー さーん! パートナー 「あっ! ノコッチの声だ! パートナー 「みんな きたのかも! ~ 自宅前 ~ パートナー 「みんな おはよう! ビリジオン「フフッ おはよう。 ノコッチ「おはようございます! エモンガ「おはよう! リーダー ! パートナー ! エモンガ「なあ パートナー 。 エモンガ「ペリッパーが ゆうびんを とどけにきたみたいだぜ。 パートナー 「わくわく冒険協会からだ! エモンガ「なんて書いてあンだ? パートナー 「えーと…… パートナー 「この手紙に チーム名を書いて わくわく冒険協会に 送れば…… パートナー 「チームとして登録されます……だって。 ノコッチ「ボク達 チームになるんですか? パートナー 「うん。前もって もうしこみしょを希望していたんだけど…… パートナー 「返事が こんなに早く来るとは思わなかったよ。 エモンガ「いいことじゃねえか。 エモンガ「チームになって チームバッジが もらえれば 冒険も有利になるぜ。 ノコッチ「じゃあ 早くチームの名前を考えようよ! エモンガ「ああ! そうだな! エモンガ「う~ん…… エモンガ「スーパーエモンガーズとか どうだ? カッコイイ名前だろ? パートナー 「 リーダー ! どんな名前がいいかな? パートナー 「 リーダー が決めてよ。 エモンガ「あ…おい! オレの案は……? (チーム名か……。どんな名前がいいのかな……?) ⇒チーム名決定 パートナー 「???(決定したチーム名)……! ???(決定したチーム名)か! パートナー 「うん! いい名前だね! ノコッチ「ボクも いい名前だと思います! ビリジオン「私も異論はないわ。 エモンガ「そうだろ? いい名前だよな。スーパーエモンガーズ……。 エモンガ「……って さっきからオレの言うことぜんぜん聞いてないだろ!? オマエら! パートナー 「じゃ決まりだね。 パートナー 「ボク達は……???(決定したチーム名)だ! ノコッチ「はい! ビリジオン「フフッ りょうかい。 エモンガ「しかたねえな。 パートナー 「ペリッパー! よろしくね! ・冒険に失敗した場合 +... - パターン1 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「もどされちゃったけど……でも…… パートナー 「ノコッチが心配だよ。 パートナー 「それに 先に行ったエモンガも気になるし…… パートナー 「とにかく ボク達も急ごう! - パターン2 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「でも……こうしちゃ いられない! パートナー 「この間にも みんなは コマタナ達と 戦っている! パートナー 「ビリジオンやドテッコツ達が なんで あそこに来たのかわからないけど…… パートナー 「でも とにかく今は 急がなきゃ! パートナー 「 リーダー ! ボク達も早く行こう! チーム結成後~荒地開拓まで +... ヌオー「チーム???(決定したチーム名)! おめでとうだぬ! ヌオー「とうとう リーダー 達も チームに なったんだぬ! パートナー 「ヌオー! ヌオー「それで…… ヌオー「チームになったのを記念して……ワシから またプレゼントがあるだぬ。 パートナー 「ええ? また!? ヌオー「こっちに 来るだぬ。 ~ パラダイスセンター ~ パートナー 「あっ! あれはっ!! パートナー 「ズ…ズルッグじゃないか!! パートナー 「ヌオー! なんでズルッグが ここに!? パートナー 「まさかヌオーの言うプレゼントって……ズルッグのこと!? ヌオー「そうだぬ。やっぱり ビックリしただぬか。 ヌオー「でも安心するだぬ。ズルッグは もう悪さはしないだぬ。 パートナー 「ええっ!? どうして!? ヌオー「ワシが こらしめたからだぬ。 パートナー 「ええーーっ!? ヌオーがっ!? ヌオー「そうだぬ。ワシ 悪者はゆるさんだぬ。 ヌオー「ゴリゴリ おしおきだぬ。 ヌオー「そして めいわくをかけた リーダー 達のために…… ヌオー「これからは サポートすることを約束させただぬ。 ビリジオン「さすがね。 ビリジオン「かつては みずから悪者をこらしめ…… ビリジオン「また悪者をこらしめるための組織も作り その運営に飛び回ったといわれる…… ビリジオン「風のウワサに聞いた『GODヌオー』の異名は…… ビリジオン「だてじゃないってことね。 エモンガ「GOD…ヌオーだって~~~~~~っ!? エモンガ「よくわかんないけど 得体の知れないすごみを感じるぞ!! パートナー 「ヌオーって もしかすると……すごいポケモンだったりするの!? ヌオー「いやいや。昔とった きねづかだぬ。 ヌオー「まあ昔はワシも その業界では有名だっただぬ。 ヌオー「……あっ ちょっとじまん話…… ヌオー「ぽっ……。 ヌオー「……とかやってる場合じゃないだぬ。 ヌオー「これから説明するから しっかり 聞くだぬよ。 ヌオー「これからは チームの中から…… ヌオー「出撃するメンバーを編成して ダンジョンに 行くことになるだぬ。 ヌオー「出撃メンバーは 多くて4匹までだぬ。それ以上では 行けないだぬ。 パートナー 「そっか。ボク達は今 5匹だから…… ビリジオン「だれかが あまることになるワケね。 ヌオー「あまったポケモンは ここで留守番することになるだぬ。 ヌオー「また……ダンジョンで戦ってると…… ヌオー「たまに仲間にしてくれと言ってくるポケモンがいるだぬ。 ヌオー「そういったポケモンを仲間にすると チームも どんどん ふえるだぬよ。 ヌオー「出撃メンバーを変えたい場合は ワシに話しかけてくれれば やるだぬ。 ノコッチ「あっ! ペリッパー! - ペリッパーが宝箱を落としていく - エモンガ「あれは……? パートナー 「……わくわく冒険協会からだ。 パートナー 「ボク達あてに なってるよ。 パートナー 「手紙を読んでみるよ。えーと…… パートナー 「チーム???(決定したチーム名)様へ パートナー 「あなたがたのチームを ここに みとめ…… パートナー 「そのあかしである チームバッジを お送りします。 パートナー 「ぜひ冒険に役立ててください。 - わくわく冒険協会より - パートナー 「……だって。 ノコッチ「わあっ……! エモンガ「オレ達 チームとして もう みとめられたのか! ヌオー「さすがは わくわく冒険協会。仕事が早いだぬ。 ヌオー「チームバッジについて説明するだぬ。 ヌオー「チームバッジは チームの仲間全員に配られるものだぬ。 パートナー 「なんか ものすごい数のバッジが入っているよ……? パートナー 「チームバッジって みんなひとつずつ持てばいいんだよね? パートナー 「ボク達のチームは 5匹だから こんなには いらないのに……。 ヌオー「あまったバッジは 新しい仲間ができた時に わたせばいいだぬ。 ヌオー「チームバッジは みんなで持つことで効果があるだぬ。 ヌオー「そのひとつが……わざの成長だぬ。 ノコッチ「わざの成長……? ヌオー「たとえば 『あわ』というわざがあるだぬが…… ヌオー「この『あわ』を使い続けると……『あわⅡ』 『あわⅢ』というように…… ヌオー「わざが どんどん強いものに成長するんだぬ。 ノコッチ「へぇ~! ヌオー「しかも技の成長は 同じチームバッジをもっているもの……つまり…… ヌオー「チーム全体で 共有されるんだぬ。 ノコッチ「チームで きょうゆう……? ビリジオン「たとえば 私が『でんこうせっか』というわざを使い続けて…… ビリジオン「『でんこうせっかⅡ』に 成長させたとするわ。 ビリジオン「すると『でんこうせっかⅡ』は チームのみんなで使うことが できるようになるの。 ビリジオン「ちなみに『でんこうせっか』というわざは エモンガも使えるわ。 ビリジオン「なので この例から言うと…… ビリジオン「エモンガは『でんこうせっか』を 自分で成長させなくても…… ビリジオン「『でんこうせっかⅡ』を いきなり使うことが できるようになるってワケ。 ビリジオン「これが チームでの共有ね。 エモンガ「フ…フン! オレは 別に オマエなんかと 共有したくないがな! ヌオー「わざについて くわしいことはあそこ…… ヌオー「あそこにいる ズルッグが 説明してくれるだぬ。 ヌオー「またズルッグは わざを忘れたり 思い出したりすることも…… ヌオー「やってくれると思うだぬから 利用するといいだぬ。 ヌオー「あと チームの共有で なんといっても大きいのが……けいけんちだぬ! ヌオー「ダンジョンで敵ポケモンを たおすと けいけんちが もらえるだぬが…… ヌオー「これからは それが ダンジョンには行っていない仲間にも…… ヌオー「つまりここで お留守番している仲間にもけいけんちが もらえるンだぬ!! ヌオー「最後は チームスキルだぬ。 ヌオー「細かいことは はぶくだぬが とにかく 覚えておくと…… ヌオー「冒険の役に立つスキルが たくさんあるだぬ。 ヌオー「これも わざの成長と同じく……チームで共有して覚えていくだぬ。 ヌオー「だいたい そんなとこだぬ。 ヌオー「まだまだ わからないことがあると思うだぬが…… ヌオー「とりあえずは 依頼の仕事を こなしていけば わかってくると思うだぬ。 パートナー 「親切すぎて 言葉がないよ……。 パートナー 「何から何まで……ホントに いろいろとありがとう! ヌオー! ヌオー「ぽっ……。 パートナー 「みんな! 今日からボク達は ひとつのチームだよ! パートナー 「がんばろうね! ノコッチ「はいっ! エモンガ「おう! ビリジオン「ええ! (うん!) 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ パラダイスセンター ~ ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! パートナー 「ドテッコツ どうしたの? ドテッコツ「決めたんだ。 ドテッコツ「今日からオレも ここでお店をやることにしたぜ! パートナー 「ええっ!? ドテッコツ「もう一度 大工の仕事を ちゃんとやってみたいと思ってな! ドテッコツ「あと どうせなら オメエらの役にも立ちたいから…… ドテッコツ「店も すぐそばに かまえた方がいいと思ったんだ! ドッコラー「……というのは 口実で…… ドッコラー「実は ビリジオンちゃんの近くにいたいというのが 本音らしいですよ。 ドテッコツ「オ…オメエらッ!! ヨケーなことをッ!! ドッコラー「ひえ~~~~~~~~~~っ!! - ドッコラー達を殴って追い払う - ドテッコツ「はあはあ……ジャマものは いなくなったぜ……。 ズルッグ「おい! ドテッコツじゃねえか! ドテッコツ「ズルッグ!! ズルッグ「ドテッコツ オマエ……いつの間にコイツらと 仲良くなったんだよ? ドテッコツ「ズルッグこそ! ドテッコツ「テメエこそ なんで こんなところにいるんだよ? ズルッグ「そ…それは……! ズルッグ「し…仕方ねえんだよ! 事情ってもンが あってよう! ズルッグ「オレだって……オレだって こんなとこ いたくねえんだよう!! ズルッグ「うわあああああ~~~~~~~~ん!! ドテッコツ「…………。 ドテッコツ「どうやら なにか深いワケがあるようだな……。 ドテッコツ「それがなんなのか よくわからんが……。 ドテッコツ「まあいい。 ドテッコツ「とにかく。というワケで…… ドテッコツ「今日から オレもここで 店を 開きたいんだが いいか? パートナー 「もちろん! ドテッコツ「ドテッコツが やる気になってくれるのは ボクも うれしいし! ドテッコツ「フッ! パートナー なら きっと そう言ってくれると思ったぜ。 ドテッコツ「そうだろうと思って 実は店を もう建ててしまったんだ。 パートナー 「ええっ!? ドテッコツ「あそこが オレの店……ドテッコツ組だ! ドテッコツ「どうだ カッコイイだろう! ドテッコツ「というワケで 今日からここで大工の仕事をがんばるぜ! ドテッコツ「ただ……とは言うものの…… ドテッコツ「だいぶ ブランクがあるから まだ自身がなくてよう…… パートナー 「そんなことないってば! パートナー 「ボク達の家だって ちゃんと建ててくれたじゃない? ドテッコツ「そうなんだが…… ドテッコツ「ただ 商売するのなら もう少しウデを上げたいところなんだ……。 ドテッコツ「ここのところ毎日 大工の技をみがいているんだが なかなか むずかしくてよ…… ドテッコツ「せめて『じょうぶなツタ』が手に入れば 練習も よりうまくできそうだし…… ドテッコツ「大工のカンも 取りもどせそうな気がするんだが……。 パートナー 「そっか! パートナー 「だったら! その『じょうぶなツタ』を ボク達が取ってくるよ! ドテッコツ「えっ! い…いいのか……!? パートナー 「もちろんだよ! パートナー 「ドテッコツは 練習に せんねんしたいだろうし ボク達が取ってくるよ。 パートナー 「それでその……『じょうぶなツタ』は どうやったら手に入るの? ドテッコツ「『じょうぶなツタ』は 依頼の お礼で もらえる。 ドテッコツ「あそこの掲示板から…… ドテッコツ「おれいが『じょうぶなツタ』になっている依頼を探して…… ドテッコツ「その依頼を クリアすればもらえるはずだ。 パートナー 「わかった! パートナー 「じゃ 依頼をこなして『じょうぶなツタ』を手に入れたら…… パートナー 「すぐに ドテッコツに わたすよ。 パートナー 「 リーダー ! おしごと掲示板の中から…… パートナー 「お礼が『じょうぶなツタ』になっている依頼を探そう! パートナー 「そして その依頼をこなしに行こう! 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「昨日は『じょうぶなツタ』が手に入って よかったね。 パートナー 「これがあれば ドテッコツも練習ができる。 パートナー 「さっそく ドテッコツのところに行って 『じょうぶなツタ』を わたそう! ~ パラダイスセンター ~ ドテッコツ「こ…これはっ!? パートナー 「うん。『じょうぶなツタ』だよ。 パートナー 「これがあれば 大工の練習もできるんだよね? - 『じょうぶなツタ』を渡す - ドテッコツ「オ…オメエら……本当に…… ドテッコツ「うるっ……! ドテッコツ「ありがてえ……これで練習して かならず カンを取りもどすから… ドテッコツ「かならず大工としてのウデを上げてみせるからよ…… ドテッコツ「待っててくれよな……。 パートナー 「もちろんだよ! パートナー 「がんばってね! ドテッコツ! 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ パラダイスセンター ~ ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! パートナー 「あっ! ドテッコツ! それにドッコラー達も! ドテッコツ「待たせたな! オメエら! ドテッコツ「今日から ドテッコツ組の 店開きだぜ! パートナー 「ええっ!? じゃあ! ドテッコツ「ああっ! まだ完全とはいかないがな! ドテッコツ「でも 大工としてのカンを ちっとは 取りもどしたぜ! ドッコラー「昨日から ねないで ずっと 練習していたんです。 ドッコラー「もちろん オレ達も 練習につきあったんだぜ。 ドテッコツ「オメエら パラダイスを作りたいとか言ってたよな? ドテッコツ「施設とか建てたいなら オレ達 ドテッコツ組がやるぜ! パートナー 「えっ? 本当に!? ドテッコツ「ああ! ウデは まだまだだが 気持ちをこめて建てるぜ。 ドテッコツ「あと 施設を建てるために必要な開拓もな。 パートナー 「かいたく……? ドテッコツ「ああ。ここらは 荒地ばかりだ。 ドテッコツ「オメエらの土地だって 先に進むことすらできないところが多いだろう? パートナー 「うん。ボク達の家のまわりとかがそうだよ。 パートナー 「岩や木が たおれてたりして 段差も はげしいし…… パートナー 「全然 奥に行けないんだ。 パートナー 「……そっか。こんな荒地じゃ 施設を建てようにも建てられないもんね。 ドテッコツ「ああ。だから そんな土地も オレ達にまかせてくれれば…… ドテッコツ「開拓して整地にするぜ。 ドテッコツ「そうすれば施設も建てられる。 ドテッコツ「ただ……施設もそうだが 土地を開拓するには…… ドテッコツ「おかねや材料が 必要だがな……。 パートナー 「材料って……ドテッコツが練習に使った『じょうぶなツタ』とかのこと? ドテッコツ「ああ そうだ。依頼のお礼でオメエらがもらった あの材料だ。 ドテッコツ「施設ができるまでの流れを説明するぞ。 ドテッコツ「まず 依頼をこなして…… ドテッコツ「開拓に必要な材料や おかねを手に入れる。 ドテッコツ「そしたら オレ達 ドテッコツ組にたのんでくれれば…… ドテッコツ「荒地を開拓するぜ。 ドテッコツ「開拓すれば そこに施設が建てられる。 ドテッコツ「施設を建てるまでの流れも さっきと 同じだ。 ドテッコツ「依頼をこなして…… ドテッコツ「施設を建てるのに必要な材料と おかねを手に入れれば…… ドテッコツ「施設が建てられるぜ。 ドテッコツ「大体こんな感じだ。 ドテッコツ「まあ まずは開拓からだな。開拓したい時は オレに話しかけてくれ。 パートナー 「ありがとう! ドテッコツ! なんとなく わかったよ! パートナー 「 リーダー ! パラダイス作りに また一歩 前進だよ! パートナー 「荒地を開拓して…… パートナー 「冒険の役に立ちそうな施設を建てていこうね! ・冒険に失敗した場合 +... パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「仕方がない。 パートナー 「今日はもう お家で休んで……また明日 挑戦しよう。 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「そういえば ドテッコツが…… パートナー 「『じょうぶなツタ』がほしいって言ってたよね。 パートナー 「それがあれば 大工の練習ができるって。 パートナー 「『じょうぶなツタ』は 依頼の お礼で もらえるって言ってたよね。 パートナー 「 リーダー ドテッコツのためにも『じょうぶなツタ』をとってこようよ。 パートナー 「お礼が『じょうぶなツタ』になっている依頼をこなして…… パートナー 「ドテッコツに わたそう! ビクティニ到来~クルマユ救出まで +... 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ パートナー 「あっ! みんな おはよう! パートナー 「あれ? エモンガは? ノコッチ「ホントだ。いない……。 ノコッチ「さっきまで いっしょだったんだけど……。 パートナー 「わっ! なに? この風は……? ~ 宿場町 広場 ~ ハーデリア「これは……Vウェーブじゃな……。 ミネズミ「ホントだ。Vウェーブですね。 スワンナ「また やってきたんだね。この季節が……。 パートナー 「……! 風がやんだ……。 ノコッチ「なんだろう……今の風……。 ノコッチ「ふつうの風じゃない気が……。 ビリジオン「Vウェーブよ。 パートナー 「Vウェーブ……? ビリジオン「この季節になると ふきはじめるどくとくな風のことよ。 ビリジオン「ほのおや みずといった……ポケモンのタイプごとのウェーブが流れていて…… ビリジオン「例えば ほのおのウェーブが流れている日は…… ビリジオン「ほのおタイプのポケモンが 強くなったり 成長しやすくなったりするのよ。 パートナー 「そっか。じゃあ その日は…… パートナー 「ほのおタイプのポケモンが 有利になるんだね。 パートナー 「あっ! でも…… パートナー 「ほのおタイプ以外のポケモンは……もしかして そんをすることになるの? ビリジオン「フフッ そうなるわね。でも安心して。 ビリジオン「Vウェーブは お天気と同じで 日によって コロコロ変わるの。 ビリジオン「だから いつまでも得をしたり そんをしたりということは ないわ。 エモンガ「みんなー! ノコッチ「あっ! エモンガ! どこいってたの? エモンガ「みんな! パラダイスセンターに来てくれ! エモンガ「ヌオーが よんでるんだ! パートナー 「えっ? ヌオーが? ~ パラダイスセンター ~ ヌオー「よし。できただぬ。 ヌオー「ん~っ ちょうど よかっただぬ。 ヌオー「Vウェーブの季節も来たことだし これを立ててみただぬ。 ノコッチ「なんなの? これは? ドテッコツ「Vウェーブ予報図だ。 パートナー 「Vウェーブ……予報図……? ズルッグ「なんだ? 知らねえのか? ズルッグ「仕方ねえな。じゃ特別にオレ様が教えてやっても…… ヌオー「ん~っ……? ズルッグ「ひぃっ……! ズルッグ「いえ。ぜひ 教えさせていただきます……。 ズルッグ「まず……Vウェーブのタイプは 日によって変わるんだ。 ズルッグ「まあ天気みたいなもんだな。 ズルッグ「オマエら 今日の天気とか 明日の天気とか 気になるだろ? ズルッグ「だから天気予報をみる。Vウェーブも それと同じだ。 ズルッグ「Vウェーブ予報図は 今日や明日のVウェーブ情報が見れる……つまり…… ズルッグ「Vウェーブの天気予報が 見れるってことなんだ。 ズルッグ「Vウェーブ予報図を見てみろ…… ズルッグ「Vウェーブのタイプが わかるだろ? パートナー 「ホントだ。 パートナー 「今日は かくとうで…明日は でんきで…明後日は みずかあ……。 ノコッチ「そっか。 ノコッチ「今日は かくとうタイプだから……かくとうタイプのポケモンが有利なんだね。 ノコッチ「ボクは ノーマルタイプだからかくとうタイプには弱い。 ノコッチ「ボクが今日 冒険するとしたら…… ノコッチ「かくとうタイプの敵ポケモンには 要注意だね。 エモンガ「でも そのかわり次の日は でんきタイプのVウェーブになる。 エモンガ「ずっと ノコッチが不利になることはないし…… エモンガ「オレにとっては 逆に有利になるぜ。 ヌオー「ん~っ そうそう。そんな感じ。 ヌオー「そんな感じで Vウェーブ予報図を 利用していくと いいだぬ。 パートナー 「な……なんだ!? ドテッコツ「上だッ! なにか落ちてくるぞ! エモンガ「こっちに向かっている!! ズルッグ「ひぇっ! にげろ~~~~~!! ???「じゃ~~~~ん!! ビクティニとうらい!! パートナー 「な…なんなんだ……。 ドテッコツ「なんだ ビクティニじゃないか。ビックリさせやがって。 ドテッコツ「ここに落ちてきたってことは……今年はここで 店を開くつもりなのか? ビクティニ「うん。ここに 決めたんだ。ボクが。かってに。 ビクティニ「よろしくね。 ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! パートナー 「ドテッコツは あのポケモンと知り合いなの? ドテッコツ「まあな。オレだけじゃなく ここらに住んでいるものは みな知っている。 ドテッコツ「コイツの名前は ビクティニ。 ドテッコツ「Vウェーブの季節になると かならず やってくるんだ。 ノコッチ「これは……なんなの……? ビクティニ「これは……ボクの じまんの…… ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビクティニ「ボクの商売道具だよ。 ビクティニ「これを回すと 今日のVウェーブが変えられるんだ。 パートナー 「ええっ? それってVウェーブのタイプを変えられるってこと? ビクティニ「うん。この…… ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビクティニ「……を回せばね。 ビクティニ「でも タイプを変えられるかは 運次第。だれにも わからないんだ。 ビクティニ「あと…… ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビクティニ「……を回すのは 1日に1回だけ。 ビクティニ「チャンスは 1回だけだからやる時は しんちょうにね。 ビクティニ「あとこれ……おかねを つぎこめば 好きなタイプに 変えることができる…… ビクティニ「……かもしれないから よろしくね! ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビリジオン「ビクティニ! 久しぶりね! ビクティニ「あっ! ビリジオン! 久しぶりー! ビクティニ「今は ここにいるんだ! ビリジオン「相変わらず元気ね。でも……いちいち…… ビリジオン「V(ブイ)ルーレット!! ビリジオン「……と言いながら ポーズとるのは どうかしら。 ビリジオン「ちょっと しつこいポケモンだと思われるかも しれないわよ。 ビクティニ「うん。そうだね。 ビクティニ「わかったよ。次からは やめるね。きっと。たぶん。 ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビリジオン「 リーダー 。 パートナー 。 ビリジオン「ビクティニは ノリはちょっとみょうだけど…… ビリジオン「でも実は とてもやさしいポケモンなのよ。 ビリジオン「ビクティニは Vウェーブで こまっているポケモン達を助けたいと思って…… ビリジオン「あのVルーレットと いっしょに全国をまわっているのよ。 ビクティニ「はい! 全国をまわってまーす! ビクティニ「ボクも Vルーレットもまわってまーす! ビクティニ「あはは! あははははははっ!! ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビリジオン「……まあとにかく Vルーレットは 必要な時……つまり…… ビリジオン「どうしてもタイプを変えたい時にやればいいんじゃないかしら? パートナー 「うん。そうだね。 パートナー 「 リーダー ! パートナー 「Vルーレットは 1日に1回しか回せないみたいだから…… パートナー 「やる時は しんちょうにね。 - その日の夜 - (ううっ……うーん……。) (………………。) (これは……夢の中……?) 助けてッ!!! うわぁぁぁっ!! (はあはあ……今のは……。) ( パートナー は……ねているな……。) (やっぱり夢だったのか……。) (あの……夢の中の声……。) (『助けて!』という声を聞いたのは 二度目だ……。) (最初は……この世界にくる前……) - 回想 - もしかして あなたは……人間でしょうか? もし そうであればお願いです私達を助けてほしい ポケモンの世界を助けてほしいのです ポケモンのせか…… 助けてッ!!! (思えば……) (ポケモンの世界を助けてほしいと言われて……) (ここまで きたんだけど……) (自分が何をしたらいいか まだ わからない……。) (しばらくすれば わかると思ってたんだけど……) (今のところ なにも 起きていないし……。) (そっか! さっきの夢があったか……。) (もしかしたら あの声がヒントになるのかも……。) (それにしても あの助けを求めていた……) (あのポケモンは だいじょうぶかな……。) (無事だといいな。) (きっと無事だからこそ また声が聞こえてきたんだよね……?) (だったらまだ 追われているのかもしれない。) (早く助けてあげなきゃ……。) 次の朝…… パートナー 「ふあああ……。 パートナー 「あれ? リーダー ……。 パートナー 「もう起きてたんだ……。 パートナー 「そっか。早起きは いいことだよね。 (本当はあれから 目がさえちゃって ねれなかったんだけど……。) (でも これ以上 なやんでも 仕方がないし……) (とりあえずは 手がかりが見えるまで待つことにするかな……。) (夢が カギになるんだったら……) (また夢の中で なにかが 見れるかも しれないし……。) パートナー 「とにかく おはよう! 今日も がんばろうね! 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! - 自宅前 - パートナー 「あれ? ノコッチ! パートナー 「どうしたの? ノコッチ「 パートナー さん! リーダー さん! ノコッチ「今から いっしょに 宿場町へ行きませんか! ノコッチ「丘の上から しんきろうが 見えるんです! パートナー 「えっ? しんきろう? パートナー 「しんきろうって……遠くのものが 空に うき上がって見えるっていう……? ノコッチ「そうです。 ノコッチ「宿場町から たまに 見えるそうなんですが…… ノコッチ「今回は 今までの中でも 特にきれいに 見えてるって聞いたんです! ノコッチ「みんなも もう行っています。 パートナー 「わかった! もちろん見たいよ! パートナー 「 リーダー ! ボク達も 行こう! ~ 宿場町 丘 ~ パートナー 「わあ~ もう何匹か集まってるね。 エモンガ「おっ きたな。 エモンガ「あそこだ。けっこう くっきり見えるぜ。 ノコッチ「わあっ! すごいっ!! ノコッチ「何か大きなものが うかんでみえる! パートナー 「真っ白な 山々に見えるけど…… パートナー 「なんだろう あれは……。 ビリジオン「北の大氷河よ。 (大氷河……?) ビリジオン「ここより北の海辺に 巨大な氷河が 広がってるの。 ビリジオン「私も海ぞいの山の上から ながめたことがあるけど…… ビリジオン「その ゆうだいな光景には ホント圧倒されたわ。 ノコッチ「すごいです! ボクも見てみたい! パートナー 「ボクも! パートナー 「大氷河って どんなところなんだろう! なんかワクワクするなぁ!! ビリジオン「あそこには 氷の宝石があるとか…… ビリジオン「まぼろしの大結晶があるとか 色々 言われているけど…… ビリジオン「でも ホントのところは まだ何も わかってないわ。 ノコッチ「どうしてですか? ビリジオン「大氷河に まだだれも 行ったことがないからよ。 ビリジオン「たぶん だれも……ね……。 ビリジオン「巨大なクレバスが 行く手を さえぎっているの。 ビリジオン「しかも不思議な土地の ちからが…… ビリジオン「クレバスを ふきそくに変えるから 地図も作れない。 ビリジオン「空を飛んで行こうにも いてつく風が じゃまをして 近づけないらしいわ。 パートナー 「そっかぁ……。 パートナー 「そんな場所なら 今のボク達のちからじゃ なおさら無理だね……。 パートナー 「でも! パートナー 「いつか行ってみたいな! 大氷河へ! ノコッチ「はい! エモンガ「へへっ そうだな! パートナー 「ボク達も 修業して 実力をつけなくちゃ! パートナー 「今日もがんばって 依頼をこなそう! - 次の日の夜 - ~ 宿場町周辺 ~ ???「はあはあ……。 ???「はあはあ……はあはあ……。 - 草木を掻き分けると、宿場町が見える - (………………。) (これは……また夢の……。) (……! 声が……) (声が聞こえてくる……。) ……さん…… …… リーダー …………さん…… リーダー ……さん……。 おねが…… たす……たすけ…… …………。 (……うまく聞きとれないな……。なんて言ってるんだろう……。) (……声が小さくなってきた……。) (待って……もう少し話を……) (だめだ……意識が……) (………………。) 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「……あれ? なんかぼーっとしてるね? パートナー 「ねぶそく? 昨日は ねむれなかったの? (………………。) (やっぱり心配するだろうし……) ( パートナー には ちゃんと話したおいた方が よさそうだね……。) - 夢のことを説明 - パートナー 「ええっ!? 昨日と あと その前の日に…… パートナー 「 リーダー が ここに来る前に聞いた『助けて!』って声が…… パートナー 「夢の中で 聞こえてきたって!? パートナー 「それで……その声は なんて言ってたの? パートナー 「……そっか。 パートナー 「うまく聞き取れなかったのか……。 パートナー 「 リーダー ! でも それって もしかすると…… パートナー 「 リーダー に助けを求めたポケモンが…… パートナー 「テレパシーか何かで 交信しようとしてるんじゃないかな。 (えっ……?) パートナー 「きっと そうだよ。 パートナー 「ここに来て最初のころは 夢の中にすら出てこなかったんでしょ? パートナー 「だったら やっぱり そうかもしれない。 パートナー 「たぶんそのポケモンは ずっと助けを求めて発信してたんだよ。 (ずっと助けを……?) パートナー 「でも なにかしらの理由で…… パートナー 「 リーダー も 聞き取ることができなかったんだ。 パートナー 「でも最初の時より 昨日の方がよく聞こえたってことは…… パートナー 「波長が だんだん合ってきてるってことじゃないかな。 パートナー 「これから どんどん聞こえてくるかもしれないよ。 (そっか……。そうかもしれないな……。) (やっぱり夢の中に……) (自分が なぜ この世界に よばれたのか……) (ナゾをとくカギが あるのかもしれない……。) パートナー 「そのポケモンの居場所がわかったら すぐに助けに行こう。 パートナー 「ボクも協力するよ。 ~ 自宅前 ~ パートナー 「あっ! ペリッパー! - ビラをばらまいていく - パートナー 「……なんだろう? パートナー 「何かの お知らせみたいだ……どれどれ…… パートナー 「えーと…… パートナー 「わくわく冒険協会からの お知らせです。 パートナー 「近ごろ 宿場町の周辺で…… パートナー 「あやしいポケモンが うろついているとの情報がありました。 パートナー 「念のため 外出や戸じまりには十分注意しましょう…… パートナー 「……だって。 パートナー 「あやしいポケモンなんて 前から宿場町にいたし…… パートナー 「ボク達も それで危ない目にあってきたよね。 パートナー 「でも……もしかしたら…… パートナー 「ダンジョンの中の敵や コマタナなんかよりも もっと危険なポケモンだから…… パートナー 「こんな知らせが 回ってきたのかな? パートナー 「宿場町は 今どんな様子なんだろう。ちょっと気になるよね。 ~ パラダイスセンター ~ ヌオー「おおっ ヌシ達。いいところに来ただぬ。 ヌオー「これを宿のママさんに とどけてほしいだぬ。 パートナー 「宿のママさん……? スワンナのことだよね? ヌオー「そうだぬ。 - ヌオーからおかねを受け取る - パートナー 「おかね……? ヌオー「昨日の食事代だぬ。 ヌオー「昨日 ご飯を食べに食堂へ ぬぼーと行っただぬが…… ヌオー「あまりにも ぬぼーとしてたせいか…… ヌオー「おかねを持っていくのを 忘れただぬよ。 ヌオー「思い出したのも 食べ終わった後だぬ。あとの祭りだぬ。 ヌオー「んでママさんに ツケにしてもらったというワケだぬ。 ヌオー「ホントなら ワシが とどけなきゃいけないだぬが…… ヌオー「今日は ちょっとコシの調子が悪くてだぬぅ……。 パートナー 「わかったよ。ヌオー。じゃボク達が とどけにいくよ。 パートナー 「宿場町の様子も 見たいと思ってたところだし ちょうどよかったよ。 ヌオー「スマンだぬぅ。よろしくたのむだぬ。 ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「わっ……だれもいないや……。 パートナー 「やっぱり あのお知らせを こわがって…… パートナー 「みんな外に出たがらないのかな……。 パートナー 「とりあえず スワンナのところに行ってみよう。 パートナー 「スワンナは 食堂にいるはずだよ。 ~ スワンナハウス 食堂 ~ スワンナ「あら? ヌオーから……? - おかねを渡す - スワンナ「えっ? 昨日の食事代? スワンナ「わざわざ ありがとう。こんなもの いつでもよかったのに。 パートナー 「そこそこ お客さんは いるんだね。よかった。 スワンナ「宿場町の周辺に あやしいポケモンがうろついているっていう…… スワンナ「注意があったから心配してくれてるのね。ありがと。 スワンナ「まあ ああいうお知らせは よくあることだから…… スワンナ「そんなに心配は してないんだけど……。 パートナー 「そっか。だったら ちょっと安心したよ。 スワンナ「でも……これは 今回のお知らせにかぎったことじゃ ないんだけど…… スワンナ「みんな……不安は持っているわ。 スワンナ「ポケモン同士のいざこざも 相変わらず 多いし…… スワンナ「ぎくしゃくした関係が 続いてる……。 ハーデリア「希望の虹も 今はかからんからのう……。 ハーデリア「わしもふくめて 宿場町のポケモンはみな……虹が見れなくなってからは…… ハーデリア「明日への希望も いつの間にか 持てなくなってしまってるんじゃ。 ワシボン「宿場町だけじゃねえぜ。 ワシボン「この世界に住むポケモン達みんなが 希望を失くしかけているんだ。 ワシボン「それで なんとなくだがよ……このままいくと…… ワシボン「イヤな予感がしてならないんだ……。 (イヤな……予感……?) ハーデリア「わかるのう……その感じは……。 ハーデリア「おそらく みんなが心の奥底で思っていることじゃろう……。 ハーデリア「このままだと…… ハーデリア「そのうち よくないことが起きるんじゃないか…… ハーデリア「明るい未来なんて こないんじゃないかという…… ハーデリア「ばくぜんとした不安が あるんじゃよ。 ワシボン「かといって……不安があるからといって どうすりゃいいかも わからねえ……。 ワシボン「なんかモヤモヤした感じなんだよな……。 (ばくぜんとした……不安感かぁ……。) ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「う~ん なんだか暗い話になっちゃったね。 パートナー 「でも ふさぎこんでも いられないし……がんばろ。 リーダー 。 (さっきの……そのうち よくないことが起きるんじゃないかって話……) ( パートナー は どう 感じてるんだろう……。) (さっき ハーデリアや ワシボンは……) (この世界に住むポケモン達が そう感じているって言ってた……。) (だったら パートナー も やっぱりそう思っているのかな……。) パートナー 「どうしたの? 元気出そうよ。 (明るいな。 パートナー は……。) (ちょっと考えすぎかもね……。こっちも明るくならなくちゃ。) パートナー 「うん。そうこなくちゃ。 パートナー 「じゃ今日もがんばって 依頼をこなそうね! - その日の夜 - ~ 宿場町周辺 ~ ???「はあはあ……はあはあ……。 次の朝…… (朝か……。) (…………。) (昨日は……見なかったな……。) パートナー 「 リーダー ! おはよう! もう起きてたんだ。 パートナー 「それで……どうだった? 夢は? パートナー 「また見ることは できたの? パートナー 「そっか……。 パートナー 「でも あせっても仕方ないし…… パートナー 「そのうち 見られるようになるよ きっと。 パートナー 「今日も がんばっていこうね! ~ 自宅前 ~ ノコッチ「おはようございます! エモンガ「今日も がんばろうぜ! エモンガ「あれ? ハハコモリに ヨーテリーじゃないか? エモンガ「どうしたんだい? ハハコモリ「すみません! お願いです! ハハコモリ「私の子供を……クルマユを 探してほしいのです! エモンガ「クルマユを……? もしかして いなくなっちゃったのか? ハハコモリ「はい……。朝起きたら すでに出かけていて……。 ハハコモリ「たぶんどこかに遊びに行ったと思うんですが…… ハハコモリ「お友達のヨーテリーに聞いてみたら いっしょじゃないって言うんです……。 ヨーテリー「おばさんから話を聞いて…… ヨーテリー「ぼくも近所の遊び場所を探してみたんだけど……見当たらないんだ……。 ハハコモリ「ふだんでしたら そんなに心配することもないんですが…… ハハコモリ「最近あやしいポケモンが ここら辺をうろついているって話でしょう? ハハコモリ「だからもう いてもたってもいられなくなって……! パートナー 「たしかに心配だね……。 パートナー 「わかった! ボク達が 探してくるよ! ハハコモリ「あ ありがとうございます! ハハコモリ「よろしくお願いします! 私達も 引き続き探します! パートナー 「クルマユが他に行きそうな場所は わかる? ヨーテリー「う~ん あとは ススカゼ草原と……シキサイの森かなぁ……。 ノコッチ「えっ? シキサイの森? ハハコモリ「まあ あなた達 あんな危ないところまで遊び場にしてたの? ヨーテリー「ご…ごめんなさい! ヨーテリー「だってあそこ 色々めずらしいものが手に入るし……。 パートナー 「まあまあ 今は そんなこと言ってる場合じゃないよ。 パートナー 「それより……話からすると…… パートナー 「ススカゼ草原より シキサイの森の方が危険な感じなんだよね? ヨーテリー「うん。 パートナー 「だったらボク達は シキサイの森に行ってみるよ。 パートナー 「キミ達は ススカゼ草原を探してみてね。 ハハコモリ「わかりました。 ハハコモリ「すみませんが よろしくお願いします。 エモンガ「 リーダー 。シキサイの森にいく出撃メンバーを決めてくれ。 エモンガ「残った仲間も 他の場所を探すようにするからよ。 パートナー 「そうだね。みんなで探さなくちゃ。 パートナー 「 リーダー ! 出撃メンバーを決めて行こう! パートナー 「シキサイの森へ行って クルマユを探そう! ~ シキサイの森 奥地 ~ クルマユと???(エーフィ)は別々に行動していると思ってください クルマユ「だいぶ奥まで来たよね……。 ???「はあはあ……。 クルマユ「うん。ここなら何か見つかるかもしれない。 クルマユ「いいものが あるといいな。探してみよっと。 ???「はあはあ……。 クルマユ「あれ? ここだけ なんか 土が もりあがってるような……。 クルマユ「なんか…… クルマユ「なんか うまっているみたいだ……。 クルマユ「ほり返してみよう。 ???「はあはあ……。 クルマユ「わあ 赤色の石だ。なんてキレイなんだろう……。 クルマユ「これ 持って帰ったら 喜ぶかなぁ……。 クルマユ「あとこっちは……なんだろう……。 クルマユ「不思議な もようが かかれてるけど……。 ???「はあはあ……。 クルマユ「……あっ……。 パートナー 「だいぶ奥まで来たよね……。 パートナー 「あっ! リーダー ! あそこ! パートナー 「あそこに少し広いところが! 行ってみよう! パートナー 「クルマユ……ここにいたんだ。 クルマユ「うわあっ!! パートナー 「あっ ゴメン! おどろかすつもりは なかったんだ! クルマユ「ど…どうしたの? パートナー 「キミを むかえにきたんだよ。早く帰ろう。 クルマユ「ボクを……? クルマユ「ボク ちょうど 今から帰ろうと思ってたんだよ? クルマユ「ここにも よく来るし……いつも平気だし…… クルマユ「そんなに心配しなくても だいじょうぶだよ? パートナー 「『外出は注意』っていう お知らせが出てるのは 知っているよね? パートナー 「だったら気をつけなくちゃ。お母さんも心配しているよ。 パートナー 「あまり こまらせるのも よくないんじゃないかな? クルマユ「……うん。 パートナー 「なんか あやしいポケモンがうろついているらしいし。 パートナー 「だから ここも安全じゃないんだ。 パートナー 「でも……そんなものに出くわさなくて ホントよかったよ。 クルマユ「…………。 パートナー 「さあ帰ろう。 ~ パラダイスセンター ~ クルマユ「お母さん……。 ハハコモリ「だいじょうぶ? 心配したのよ……。 クルマユ「ゴメンね お母さん……。ボク これを取ってきたんだ。 ハハコモリ「これは……? クルマユ「赤い石。なんか宝石みたいで キレイでしょ? クルマユ「お母さん たんじょう日だから……なんかプレゼントしなきゃって思って……。 ハハコモリ「なんて子……バカね……。 ハハコモリ「でも ありがとう……。 ヨーテリー「ぼくも心配したんだよ~! ヨーテリー「なんで1匹で行っちゃったんだよ~。 ヨーテリー「プレゼントを探しに行くなら 言ってくれよう。 ヨーテリー「ぼくも いっしょに行ったのに! クルマユ「ゴメンね。ヨーテリー……。 ハハコモリ「 リーダー さん…… パートナー さん…… ハハコモリ「このたびは本当に……本当に ありがとうございました! ハハコモリ「ささやかですが お礼をどうぞ。 ハハコモリ「では失礼します。 クルマユ「心配かけて ゴメンなさい。 ヨーテリー「ありがとう。 リーダー さん! パートナー さん! エモンガ「いやー よかったよかった。 ノコッチ「クルマユが無事で ホントよかったです。 エモンガ「しかしアイツら 仲がいいんだよなぁ。 パートナー 「……うん。見ててなんか なごんじゃったよ。 パートナー 「いいもんだね。家族や友達って……。 (家族や友達か……。) (……そういえば……。) ( パートナー の家族って……どうしてるんだろう……。) (今まで考えたこともなかったけど……。) パートナー 「……………………。 - その日の夜 - パートナー 「………………。 パートナー 「ねえ リーダー ……。まだ起きてる……? パートナー 「今夜は少し むしむしして ねぐるしいね……。 パートナー 「 リーダー ……。 パートナー 「今日 ハハコモリ達を見てて 思ったんだけど…… パートナー 「 リーダー の世界……つまり人間の世界にいる…… パートナー 「 リーダー の両親や 友達って……どんな感じなの? パートナー 「みんなで なかよく暮らしているの? パートナー 「…………ボクは…… パートナー 「ボクには……親はいないんだ。兄弟も……。 (…………。) パートナー 「物心ついた時から ずっと1匹だった。 パートナー 「友達も ずっといなかった……。ほしかったけど できなかったんだ。 パートナー 「ここでは ポケモン同士の関係が あまり よくないよね……。 パートナー 「もっとみんな仲良くすればいいのに いがみ合うポケモン達がいる。 パートナー 「見た目は仲良さそうでも 実は ちがっていたり…… パートナー 「本音を言い合わなかったり…… パートナー 「そういうのが ボクはいやだった……。だから今まで友達がいなかったんだ。 パートナー 「結局はボクも ビリジオンといっしょなのかもしれない……。 (…………。) パートナー 「でもね…… パートナー 「ずっとほしいと思っていたんだよ……。 パートナー 「上っ面の つき合いじゃなく…… パートナー 「心から信頼しあえる……本当の友達が……。 パートナー 「そして そんな友達といっしょに何かやりたい! と思いついたのが…… パートナー 「この楽園作りだったんだ……。 パートナー 「だから……今は毎日が楽しいんだよ。 パートナー 「ありがとう リーダー 。 パートナー 「これからも……よろしくね……。 パートナー 「……ねむくなってきちゃった……。 パートナー 「 リーダー は もう ねちゃったのかな……。 パートナー 「ボクも ねよう。じゃあね。 リーダー 。 パートナー 「……おやすみなさい……。 ・冒険に失敗した場合 +... パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「……もどってきちゃったけど…… パートナー 「でも…… パートナー 「早く クルマユを見つけないと心配だよ! パートナー 「もう一度 シキサイの森へ行こう!
https://w.atwiki.jp/pokecon/pages/4.html
ポケモン不思議のダンジョン あらすじ キャラクター紹介
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/99.html
ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。 このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。 リーダー 主人公になっているポケモンの名前 パートナー パートナーになっているポケモンの名前 パートナーの性別は 男の子 とします。 女の子の方はこちら 冒険に失敗した場合のセリフはそのダンジョンの進行度によって変化します。 目次 目次 大氷河遠征 帰還まで 遠征帰還後~ 宿場町出発~ムンナ救出まで 逃避行開始~ カレカレ草原 突破まで 大氷河遠征 帰還まで +... ノコッチ「はあはあ……はあはあ……。 ビリジオン「ノコッチ だいじょうぶ? ノコッチ「うん。平気。 ノコッチ「少し息苦しい気がするけど……。 パートナー 「そう言えば ボクもそんな気が……。 パートナー 「だいぶ上まで のぼってきたからなのかな……? エーフィ「どうなのかしらね。 エーフィ「そこまで高いところに来てるとも思えないけど……。 ブラッキー「みんな! ちょっと こっちまで来てくれ! エーフィ「これは……! ノコッチ「なんか ういている!? ノコッチ「氷の かたまりかな これ!? ブラッキー「これだけじゃない。ほかにもういているものが あちこちに見える。 エーフィ「じゃあ やっぱり! ブラッキー「ああ。どうやら ただのウワサじゃかたづけられなくなってきたな。 (まぼろしの大結晶は 今まで言い伝えでしかなかった……。) (でも それが……) (ここにきて いよいよ現実味をおびてきたということか……。) パートナー 「あれ? 今なんか光ったような……。 パートナー 「反射して光ったんだ。 パートナー 「これは…なんだろう……? ノコッチ「こっちにも 同じものがいくつもあるよ。 ノコッチ「とうめいだし すごくキレイだよね。 エーフィ「これ……フリズムじゃない? パートナー 「フリズム? エーフィ「ええ。とても めずらしいお宝よ。 ノコッチ「えっ!? お宝~っ!? エーフィ「うん。 ブラッキー「それにしても めずらしいな。 ブラッキー「一度に こんなたくさんのフリズムは 見たことがない。 エーフィ「それだけでも 来たかいがあるって感じよね♪ ノコッチ「 パートナー ! すごいよ! これ全部 お宝だって~~~~っ!! エーフィ「フフフッ! しかもこれ ただのお宝じゃないのよ。 エーフィ「ねえ パートナー 。ちょっと お願いがあるんだけど…… エーフィ「フリズムに 大きく開いている部分があるでしょ? エーフィ「そこに向かって なにか しゃべってみて? パートナー 「開いている部分に? わかった。 パートナー 「エー…ボク達は…… パートナー 「???(決定したチーム名)だーーーーーっ!! 『???(決定したチーム名)だーーーー! 『???(決定したチーム名)…だー…… 『……だー…… パートナー 「わっ! なんかフリズムの中で 声が ひびいてる! ノコッチ「わわっ! とうめいな部分が 白くなったよ!? ノコッチ「あの白くなった部分は……なんなの? エーフィ「あれは さっきしゃべった パートナー の声が…… エーフィ「白く こおったものなのよ。 パートナー 「ボ…ボクの声が~!? エーフィ「そうよ。じゃ今度はフリズムを温めてみて。 パートナー 「温めるって……どうやって……? エーフィ「白いところに息を ふきかけてもいいし さわってみても いいわ。 エーフィ「白く こおった部分が とけるから。やってみて。 パートナー 「わかった。 - フリズムを解凍 - 『エー……ボク達は……???(決定したチーム名)だーーーーーっ!! ノコッチ「 パートナー の声だ~!! (へえ~!) (まるでボイスレコーダーみたいなことが できるんだね。) パートナー 「これ ボクの声なの……? なんかヘンな声~。 パートナー 「でも おもしろいね これ! エーフィ「どうお? エーフィ「フリズムは ただのお宝じゃないってことが わかったでしょ? パートナー 「うん! ボクすごく気に入ったよ! ノコッチ「いくつか持って帰ろうよ。 ノコッチ「留守番してくれている エモンガのおみやげにしよう! パートナー 「うん! それは いいね! パートナー 「きっと よろこぶよ! パートナー 「全部 持って帰るのは さすがに がめつすぎるから…… パートナー 「いくつか持って帰ろう! エーフィ「じゃ各自で集めましょ。 ビリジオン「あれ? このフリズム……。 ブラッキー「ビリジオン どうした? ビリジオン「このフリズム……すでに白くなってる……。 エーフィ「ホントだ。 エーフィ「中に音が残っているのかしら……? ブラッキー「氷が くだけた音とかが はいってしまったのかもしれないな……。 ブラッキー「確認してみるか。 ノコッチ「ボク やってみてもいい? エーフィ「どうぞ♪ じゃ ノコッチよろしくね。 ノコッチ「うん。 - フリズムを解凍 - 『…………ぼ…く………… 『ぼくの……旅は…… エーフィ「これ……! ポケモンの声……!? 『これは ぼくの……冒険の記録…… 『ぼくが このグレッシャーパレスにたどり着いた その記録として…… 『そして これを聞いている君へ向けて…… 『このフリズムに声を残す 『……あっ……えっと まず…… 『ぼくは ここに来てよかったと心から思っている 『浮遊する物体……空洞だった氷山…… 『そして この氷の……宮殿……! 『すべて夢のようで…… 『何もかもが かがやいているし……何もかもが すばらしい エーフィ「これって…… エーフィ「ワタシ達よりも前に だれかが ここに来てたってこと? パートナー 「あれ? ビリジオン……どうしたの? ブラッキー「……! ビリジオン……! ブラッキー「まさか…泣いているのか……? ノコッチ「え!? 泣いてるの!? (あのクールな ビリジオンが……?) ビリジオン「ブラッキー……。 ビリジオン「この……この声を……私は知っている……。 ビリジオン「ケルディオの声よ……。 エーフィ「えっ!? ケルディオ!? パートナー 「ケルディオって たしか…… パートナー 「ビリジオンに ひどい手紙を送ったあの……!? パートナー 「でも手紙には 大氷河へは 行ってないとも書いてあったんだよね!? パートナー 「なのにどうして ここに声が……!? エーフィ「わからないわ。 エーフィ「とにかく 続きを聞いてみましょ。 『……というワケで 今回は 大変なことばかりだったし…… 『失敗もあったけど それを乗りこえることで ここまで たどり着けた 『でも ぼくの冒険は ここで終わりじゃない 『さらなる未知の世界へ この奥へ……進んでいくつもりだ 『もし この声を再生して聞くものがいるとすれば…… 『やはり 困難を乗りこえて ここまでたどり着いた冒険家だろう 『であれば これからこの奥に進むワクワク感は…… 『まさに今 これを聞いている君も体感しているはずだ! 『これから ぼくが見るものと あとで君が発見するものは…… 『同じものかもしれないし ちがうものかもしれない 『でも 何が待ち受けてるにせよ…… 『この わきたつようなドキドキ感は……変わらない! 『では ぼくは行く! 『これを聞いてくれているであろう君にも幸運を! 『…………………… エーフィ「……これで終わりみたいね……。 ビリジオン「あの声は……まぎれもなく ケルディオ……。 ビリジオン「私の知っている……友達だった時の…… ビリジオン「いつもの ケルディオよ……。 ブラッキー「ケルディオは わたっていたんだな……大氷河に……。 ブラッキー「……でも わからないな……。 ブラッキー「だったら ビリジオンに送った手紙は どうなるんだ? ブラッキー「本当は 大氷河なんかには 向かわなかった。 ブラッキー「たんに ビリジオンから はなれたかっただけだった……。 ブラッキー「もう友達ではない。だから忘れてほしい。 ブラッキー「手紙には そう書かれてたんだろ? ブラッキー「でも ケルディオは大氷河に行っていた……。 ブラッキー「手紙が ニセモノってことなのか? ビリジオン「いいえ。 ビリジオン「手紙に書かれていた足形文字…… ビリジオン「あれはまさしく ケルディオのものだったわ……。 ビリジオン「あの手紙は 本物だと思う。 パートナー 「声のケルディオと 手紙のケルディオは…… パートナー 「どう考えても 別のポケモンとしか思えないけど…… パートナー 「どちらの ケルディオも本物だとしたら…… パートナー 「ケルディオが変わったのは フリズムに声を残したあと…… パートナー 「そっか。 パートナー 「この奥に行ったあとってことになるのかな……? (何かあったのなら その答えは……この先にあるということか……。) エーフィ「この奥に行けば 真実もわかるのかもしれないわね。 エーフィ「ビリジオン だいじょうぶ? ビリジオン「ええ ありがとう。だいじょうぶよ。 ビリジオン「みんな 心配かけてゴメンなさい。 ビリジオン「行きましょう。 パートナー 「……あれ? 急に暗いところに出てきたよ。 パートナー 「みんな だいじょうぶ!? ブラッキー「ああ だいじょうぶだ! ビリジオン「こっちも平気! でも…… パートナー 「……! なに? 今の音は? エーフィ「なんか……すれるような音だけど……。 ブラッキー「みんな! 気をつけろ! 『ウオオオォォォーーーーーーンッ!! ノコッチ「うわああああぁーーーーーっ! ブラッキー「デ…デカイ!! ブラッキー「なんだ! コイツは!? (さっきの音は これの足音だったのか!?) - 背後からフリージオが出現 - エーフィ「後ろも囲まれているわっ!! パートナー 「みんな! くるよ! 『ウオオオォォォーーーーーーンッ!! + 再戦時 ブラッキー「みんな! 今度こそ突破するぞ! ノコッチ「うん! がんばる! パートナー 「気をつけて! くるよ! 『ウオオオォォォーーーーーーンッ!! - 勝利後 - ブラッキー「ふう……なんとか追いはらったな……。 エーフィ「今のは……風……? ブラッキー「風? 風が ふいたのか……? ブラッキー「ここは 氷でおおわれたドームの中…… ブラッキー「屋内だぞ? ブラッキー「それなのに風が……? ブラッキー「ドームでも これだけ大きければ…… ビリジオン「空気が動くことも あるんじゃないかしら? パートナー 「ボクも感じたよ。風を。 パートナー 「そよ風みたいな 弱いものだったけど……。 ノコッチ「ボ…ボクも! ノコッチ「この先に向かって 流れていたような気が……。 ブラッキー「きっと上へと続く道だな。 パートナー 「この先に なにか あるのかもしれない。 パートナー 「行ってみよう。 ノコッチ「はあはあ……はあはあ……。 パートナー 「ノコッチ! だいじょうぶ!? ノコッチ「……うん。だいじょうぶ……。 ノコッチ「待たせてゴメンね。 エーフィ「……はあはあ……。 パートナー 「はあはあ……。 ブラッキー「ぜぇ……ぜぇ……。 ブラッキー「先は……まだなのか……。 (ヘンだな。みんなの息が荒い……。) (ビリジオン!) (み…みんなも……!) エーフィ「なんか……すごく息苦しいんだけど…… エーフィ「どうして……。 パートナー 「なんでだろう……わからないよ……。 パートナー 「 リーダー ……。 パートナー 「 リーダー は……平気なの? パートナー 「そっか…よかった……。 パートナー 「……みんなは……動けないみたいだね……。 ブラッキー「ぐぐっ……やっと ここまでこれたというのに……。 エーフィ「でも……苦しくて…… エーフィ「どうにも……。 (みんな!!) (ど…どうしたら……?) (急にあたりが暗く……!) (うわああああぁぁーーーーー!!) - 上からキュレムが登場 - (お…大きいっ!!) (敵かっ!?) (ぐぐっ! みんなは……!) (今は ひとりで戦うしか……!) - キュレムの攻撃? - (うわああああぁぁーーーーー!!) (こ…ここはっ!?) パートナー 「ううっ……うーん……。 (…… パートナー !!) (みんなも……!) ブラッキー「こ…ここは……おれ達が さっき戦った……? (まさか……助けてくれたのか……?) エーフィ「あ…あなたは……一体……。 ???「われの名は キュレム。 キュレム「ここ グレッシャーパレスを つかさどるものだ。 ビリジオン「キュ…キュレム!? ブラッキー「キュレムって…… ブラッキー「いにしえのポケモンと言われた……あの……!? キュレム「オマエ達が行こうとしたところは 禁断の場所。 キュレム「決して近づいてはならない。 パートナー 「禁断の場所? キュレム「あそこの先は 巨大なパワーがうず巻いている。 キュレム「われにも近づけないほどのパワーがな。 キュレム「オマエ達がここに来ることは 予知していた。 キュレム「あそこに入ったら最後……二度と帰ることは できなかっただろう。 パートナー 「ちょ…ちょっと まって。さっき予知って言ったけど…… パートナー 「それって ボク達がここに来ることを 最初から知っていたってこと? キュレム「そうだ。 キュレム「われには 未来の行く末がわかるのだ。 キュレム「各地で何が起きるのか……このあと世界が どうなっていくのか…… キュレム「そのすべてを われは知っている。 キュレム「そして ここ……グレッシャーパレスで…… キュレム「はるか昔から……その未来を じっと見守り続けてきたのだ。 (キュレム……このポケモンは……) (予知能力を持っているのか……?) (しかも世界の行く末をも知るほどの……。) キュレム「この先に行くことは ゆるされない。 キュレム「これ以上の冒険は無理だ。引き返すがいい。 ブラッキー「……わかった。 ブラッキー「この先に ちょっと行っただけでたおれるとは おれも思わなかったしな。 ブラッキー「約束する。この先には行かない。 ブラッキー「でも その代わり教えてくれ。 ブラッキー「この先に……大結晶は あるのか? キュレム「……ある。 キュレム「グレッシャーパレス周辺の物体を浮遊させているのも…… キュレム「大結晶の ちからだ。 ブラッキー「わかった。ありがとう。 ビリジオン「私からも ひとつ聞かせて。 ビリジオン「ここに……ケルディオというポケモンが来たと思うんだけど……。 キュレム「いや。ここには来ていない。 パートナー 「ええ~!? 来てないだって!? キュレム「外からここに来たポケモンは オマエ達が初めてだ。 ビリジオン「…………。 キュレム「もういいだろう。 - キュレムが姿を消すと そこには宝箱が - 『多くの試練を乗りこえ よくぞここまで たどり着いた! 『それは 賞賛に値しよう! 『そこにあるものは われからの ほうびだ! 『受け取るがいい! パートナー 「……ケルディオが ここまで来ていなかったって…… パートナー 「一体 どういうことだろう……。 エーフィ「フリズムを残した場所からここに来るまでの間に…… エーフィ「何かが起きた……ということよね……? ノコッチ「ボク ケルディオは 絶対ここに来てたと思ってたのに……。 ノコッチ「だって 1匹で 大氷河を こえてきた 実力者だもん。 ブラッキー「何があったんだろうな……。 ビリジオン「みんな もういいわ。 パートナー 「ビリジオン……。 ビリジオン「たしかに ケルディオがここに来てなかったのは ナゾだけど…… ビリジオン「でも考えても わからないしね……。 ビリジオン「あと ケルディオが残したフリズムの声が…… ビリジオン「手紙の内容とは くいちがうのもわからないし。 エーフィ「ビリジオン……。 ビリジオン「ちがうのよ エーフィ。 ビリジオン「投げやりになってるワケじゃないから 心配しないで。 ビリジオン「ここまで来て私……わかったの。 ビリジオン「フリズムにあった ケルディオの声…… ビリジオン「あの声は まぎれもなく 私の知っている いつものケルディオよ。 ビリジオン「手紙のケルディオは ひどかったけど…… ビリジオン「でも 声のケルディオは なにも 変わっていない。 ビリジオン「そこまできて……やっと気づいたの。 ビリジオン「私 ケルディオから手紙が来て……それを読んだ時から…… ビリジオン「ずっと友達というものが 信じられなくなっていたけど…… ビリジオン「でも私に その気持ちを植えつけたのは…… ビリジオン「実はケルディオでも だれでもなかった。 ビリジオン「私に不信感を植えつけたもの……それは…… ビリジオン「手紙を見て失望した……私自身の心だったの。 ビリジオン「手紙を読んだ私が かってにがっかりして…… ビリジオン「かってに作り出したものだったのよ。 ビリジオン「まだ わからないことが たくさんある。 ビリジオン「であれば 真実もまた別のところにあるのかもしれない。 ビリジオン「だから思ったの。 ビリジオン「だったら もう一度 信じてみよう……ってね。 (ビリジオン!) パートナー 「ビリジオン! ビリジオン「これまで私 ずっと イヤなヤツだったと思う。 ビリジオン「でも みんなに会えて……そして いっしょに ここまで来れて…… ビリジオン「やっと信じる気持ちを 思い出すことができた。 ビリジオン「それもこれも みんなのおかげよ。すごく感謝している。 ビリジオン「本当に……本当に……ありがとう。 ノコッチ「ビリジオン! よかった! パートナー 「うん! ホントよかった! パートナー 「ビリジオンのことだけでも 今回の冒険は大成功だよね! エーフィ「そうね! エーフィ「他にも 大氷河を こえたし! 氷山の中にも おどろいたし! ノコッチ「氷の城も 見れたしね! ノコッチ「ここ! グレッシャーパレスっていうんだね! ブラッキー「おれは 大結晶がホントに存在したってところだな。 ブラッキー「実物を おがめなかったのは ちょっと残念だったけど……。 パートナー 「ボクは 何と言ってもフリズムだよ! パートナー 「ボクの一番の 宝物だよ! ノコッチ「エモンガにも プレゼントしようね! パートナー 「もちろん! パートナー 「絶対 よろこぶよ! ブラッキー「じゃ あとは…… ブラッキー「あの宝箱の中のものを もらって……帰るとするか。 パートナー 「うん。 パートナー 「ここにずっといると キュレムにおこられちゃいそうだしね。 パートナー 「 リーダー 。 パートナー 「宝箱は リーダー が あけてみて。 パートナー 「お願い。 - 宝箱開封 - パートナー 「わあ~っ!! ノコッチ「すごい! 大漁だね! ブラッキー「よし! じゃあ引き上げるか! パートナー 「うん。 パートナー 「みんな! これでボク達の…… パートナー 「大氷河の冒険は……終わりだよ! パートナー 「これから お宝を持って…… パートナー 「思い出も持って…… パートナー 「パラダイスへ帰ろう!! パートナー 「今回の冒険は…… パートナー 「大成功だーーーーーーーーーっ!! みんな「おおーーーーーーーーーーっ!! こうして…… ??? (決定したチーム名) の大氷河への冒険は終わり…… リーダー 達はパラダイスへと帰っていきました そこに待っていたのは宿場町の みんなや…… パラダイスの仲間でした みんな 大氷河の話が聞きたくて仕方がありません その日はみな宿場町の食堂に いりびたり…… みやげ話やお宝をサカナに…… 朝までドンチャンさわぎでもり上がったのでした ・冒険に失敗した場合 +... - バターン1 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うむむ……もどっちゃったね……。 パートナー 「でも せっかく ここまで来たんだし……。 パートナー 「くじけず がんばろうね! - バターン2 - パートナー 「ううっ……危ないところだったね……。 パートナー 「みんな だいじょうぶ? エーフィ「ええ。 ビリジオン「平気よ。 ブラッキー「あと少しなんだ。 ブラッキー「もう一度 進もう。奥を目指して。 遠征帰還後~ +... そうして 次の朝…… ではなく もう昼…… パートナー 「……おはよう…… リーダー ……。 パートナー 「昨日は すっごく楽しかったね……。 パートナー 「さわぎすぎたせいか まだ ねむいよ……。 パートナー 「でも いいかげん起きなくちゃね……。 パートナー 「今日も がんばろう……。 ~ 自宅前 ~ エモンガ「おーい! パートナー ~! パートナー 「あれっ? 今のは ひょっとして エモンガの声……? パートナー 「でも すがたが見えないけど……。 エモンガ「お~い! こっちだよ こっち~! パートナー 「んっ? あっちから声が! パートナー 「わかった! 家の ウラがわに いるんだ! パートナー 「行ってみよう! エモンガ「へへへっ そっちじゃないぜ~! エモンガ「こっちだよ~! パートナー 「今度は向こうか! パートナー 「なんか にげ回っているみたい。 パートナー 「ボク達を からかっているのかな? エモンガ「にげ回っているだって? フフフッ やだなあ~。 エモンガ「にげ回っているのとは ちょっと ちがうんだよなあ~。 エモンガ「じゃあ これでどうだい? エモンガ「ハハハハハハハハハハハハハハハっ!! エモンガ「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!! エモンガ「フフフフフフフフフフフフフフフッ!! パートナー 「わわっ! あちこちから エモンガの声が! パートナー 「まるで エモンガが たくさんいるみたいだ! エモンガ「ヘヘヘヘッ! まいったか! エモンガ「これぞエモンガ秘伝 分身の術だ! フハハハハハハハハッ!! パートナー 「ううっ……いつの間に こんな術を……。 パートナー 「ボク達が大氷河に行っている間に 特訓でもしたのかな……? エモンガ「フハハハッ! フハハハハハハハハハハーーーーッ! (…………。) (……なんとなく……) (なんとなく わかった気がする……。) パートナー 「あっ! リーダー ! どこへ? (やっぱり!) パートナー 「あんなとこに フリズムが! 『見たか! オレの分身の術を! フハハハハハハハハハハーーーーッ! パートナー 「フリズムから エモンガの声が……。 パートナー 「……ということは……。 パートナー 「やはり ここにも……。 エモンガ「どうだ? まいったか? エモンガ「不思議だろう? まったく カラクリが わからないだろう? エモンガ「フハハハハハハハハハハーーーーッ! パートナー 「……ねえ。 エモンガ「 パ … パートナー !! エモンガ「……や! やあ……。 パートナー 「やあ……じゃないよ! パートナー 「何やってんの!? エモンガ「い…いや。 エモンガ「おみやげに もらったフリズムが あまりにも楽しくてさ。 エモンガ「いろんな使い道があるな~って思って……んで試してみてたんだ……。 エモンガ「ま…まあ それもこれも…… エモンガ「 パートナー 達が 大氷河の冒険を 無事 成功させたおかげだよ! エモンガ「よかった! よかった! エモンガ「ハハハハハーーーーーーーーーッ!! パートナー 「ったくもう……。 パートナー 「でも ありがとう。 パートナー 「エモンガが留守番してくれたから ボク達も冒険できたんだし。 エモンガ「へへっ わかってるじゃねえか。 パートナー 「そうだ。留守番といえば…… パートナー 「留守中 こっちで変わったことはなかった? エモンガ「変わったこと? そうだなあ…… エモンガ「あっ! そう言えば ひとつだけ…… エモンガ「たまに光が のぼっていくことが……。 パートナー 「光が……のぼっていく……? エモンガ「ああ。 エモンガ「遠くの方で光の玉が 空高くのぼっていくのが見えたんだ。 エモンガ「ハーデリアに聞いても 今までみたことないって言うしよ。 エモンガ「ありゃなんだろ? ってみんなで話し合ったんだけど…… エモンガ「てんで わからねえんだ。 パートナー 「光の玉……ねえ……。 エモンガ「特に丘の上からだと よく見えるぜ。 エモンガ「けっこう ひんぱんに のぼってるようだから…… エモンガ「そのうち リーダー 達も 見る機会があるんじゃないかな。 エモンガ「それだけだ。あとは特にないな。 エモンガ「じゃあな。 エモンガ「あっと! フリズムを忘れてた! エモンガ「じゃ…じゃあな……。 パートナー 「エモンガって けっこうお茶目なんだね。 パートナー 「でも あんなに よろこんでくれてよかった! パートナー 「まあ フリズムは 楽しいけどね。ボクもひとつ お宝にしちゃったし。 (そうだよね……。) (でも それだけじゃなく……) (エモンガは そのよろこびを こっちにも伝えたかったのかもね……。) パートナー 「さてと……そろそろ行こうか。 パートナー 「今日からまた いつもの生活のはじまりだよ。 パートナー 「掲示板の仕事をしたり…… パートナー 「パラダイスを開拓したりして……がんばっていこうね! + シリーズ恒例の おそよう はここでしか聞けない - ノコッチに話しかける - ノコッチ「おはよう……じゃなくて もう おそようだよね。 ノコッチ「でも昨日は みんなで もり上がって ボク すっごく楽しかったよ。 - その日の夜 - (………………。) (こ…これは……) (これは ひさしぶりの……夢の中だ……。) (声が……声が聞こえてくる……。) リーダー ……さん…… 聞こえ……ますか……? リーダー さん…… (……! 前より聞きとりやすい……。) (……もう少しだ……。) (もう少しで……) (……声が……) (………………。) 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「……あれ? なんか ぼーっとしてるね? パートナー 「あっ! もしかして また夢を見たの? パートナー 「そっか。ひさしぶりだね。 パートナー 「えっ? 前より よく聞こえるようになってたって? パートナー 「…… リーダー ! それって……! パートナー 「やっぱり……やっぱり波長が合ってきてるんだよ。 パートナー 「それじゃ きっと…… パートナー 「もう少しで はっきり聞こえるようになるんじゃないかな。 (……そうかもしれない……。) (いつも いしきが とちゅうで きれちゃうけど……) (それがなければ ちゃんと声が聞こえそうな気がしたし……。) パートナー 「声の主がわかったら助けに行こう。ボクもいっしょに行く。 パートナー 「この世界に リーダー が よばれた理由を…… パートナー 「ボクも知りたい! だから 協力させてね! ~ 自宅前 ~ パートナー 「ねえ リーダー 。ちょっと いいかな? パートナー 「さっきの夢の話を聞いて 少し 思ったことがあるんだけど……。 パートナー 「 リーダー が なんでポケモンになったのかは わからないけど…… パートナー 「たぶん 何かしらの役目とか 意味があって…… パートナー 「この世界に来たと思うんだ……。 パートナー 「だから リーダー は それを探すべきだし…… パートナー 「やりとげるべきだと思うんだ。 パートナー 「でも もしも それが終わったら…… パートナー 「 リーダー が 自分の役目を果たしたら…… パートナー 「 リーダー は やっぱり…… パートナー 「人間の世界へ帰ることになるのかなぁ……? (……そういえば どうなんだろう……。) (今まで 考えたこともなかったけど……) (それが このポケモンの世界での役割なら……) (やっぱり帰ることに なるのかな……。) パートナー 「そっか…… リーダー にもわからないか……。 パートナー 「…………。ねえ リーダー ……。 パートナー 「どうなるか わからないのなら……ボクは…… パートナー 「ボクは ずっと いっしょにいたいな! (えっ……?) パートナー 「お願いだよ リーダー ! ずっと いっしょにいようよ! パートナー 「ホント!? パートナー 「やったぁ!! パートナー 「ボク うれしいよ! ありがとう! リーダー ! ( パートナー が あまりに むじゃきに言うもんだから……) (つい約束しちゃったよ……!) (……それにしても……) (自分がここにきた意味って 本当に なんなんだろう……?) (もし 何かしらの役目があったとして……) (それが終わったら……自分は どうなるんだろう……。) パートナー 「ありがとう! リーダー ! これからも よろしくね! 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ エモンガ「あっ! ちょうど よかった! パートナー 「どうしたの? エモンガ「前に話したよな? 光が空にのぼっていくって話。 エモンガ「それが今 見られるんだ。 パートナー 「ホント? エモンガ「ああ。丘の上で見られるぜ。オレもさっき見てきたところだ。 エモンガ「 パートナー 達も行ってみるといいぜ。 パートナー 「わかった。 パートナー 「 リーダー 行こう! ~ 宿場町 丘 ~ コアルヒー「ホント……なんだろうな あれ……? ワシボン「さあ……まったく わからねえな……。 パートナー 「先にもう 何匹か来てるね。 パートナー 「えーと……どこかな……? パートナー 「あった! あそこだ! パートナー 「 リーダー ! あそこ! ホラッ 光の玉が見える! (ホントだ。) (かなり遠いところに 光の玉が ひとつ ういている……。) パートナー 「………………。 パートナー 「なんか……空中に止まっているように見えるよね? パートナー 「エモンガは 空をのぼっているって言ってたけど……。 コアルヒー「まちがってねえぜ。あの光は上へ上へと のぼってる。 ワシボン「すごく ゆっくりとな。 ワシボン「動きが ものすごく おそいせいで 止まって見えるんだ。 パートナー 「そうなんだ……。 パートナー 「キレイだし……なんか神秘的な光景だね。 ワシボン「たしかに キレイだよな。まあ そうなんだけど…… パートナー 「ん? だけど……? ワシボン「い…いや。まあ これは 考えすぎかもしれないんだが…… ワシボン「オレは この町に生まれてからというものの…… ワシボン「あんなものは 今まで いちども 見たことがない。 ワシボン「それがここにきて こうもひんぱんに見せられるとよ…… ワシボン「なんだか……不安になるんだ……。 パートナー 「不安……? コアルヒー「よく言わないか? 何かの前ぶれとかって? コアルヒー「なんか よくわからない現象なだけに……不吉な予兆が…… コアルヒー「よくないことが起こりそうな気がしてならないんだよなぁ……。 コアルヒー「考えすぎかなぁ……。 (不吉な……予兆か……。) - その日の夜 - ………………さん…… リーダー ……さん…… ???「聞こえ……ますか……? ???「 リーダー さん!! ……! 聞こえる……! 声がよく聞こえる……! ???「……! よ…よかった~! ???「やっと……やっと通じた~! ???「 リーダー さん! キ…キミは……!? あの時に見た…… あの時のポケモンは……やっぱり キミだったんだ……。 ???「はい! ムンナと申します! こわそうなポケモンに追われてたけど だいじょうぶなの? こうして声を聞くことができるってことは……無事なんだよね? ムンナ「……はい。なんとか。まだ 追われていますが……。 そっか。それはよかった。 とりあえず ホットしたよ。 ムンナ「はい。でもだいぶ つかれが…… ムンナ「サザンドラの追走が はげしくて……。 サザンドラっていうのか……あのポケモンは……。 ずいぶんと凶暴そうな感じだったけど……。 ムンナ「はい。サザンドラは 3つのおそろしい頭を持ち…… ムンナ「その頭で 目の前にあるものを すべて食べつくし…… ムンナ「破壊のかぎりをつくすポケモンです。 ムンナ「そのせいで世界のバランスが くずれはじめました。 ムンナ「このままだと いずれ 世界に危機がおとずれます。 ムンナ「あのサザンドラは 自分さえよければいいと思っているんです。 ムンナ「世界がどうなろうが 知ったことではないと……。 ムンナ「なんとかしたいのですが サザンドラは あまりにも凶暴で…… ムンナ「だれにも止めることが できません。 ムンナ「仕方なく私は……人間の世界に 助けを求めました。 ムンナ「私は 人の夢の中に入ることができるんです。 ムンナ「そして私が入った夢というのが…… ムンナ「 リーダー さん……あなたの夢だったんです。 ムンナ「私は リーダー さんに 必死に よびかけました。 - 回相 - もしかして あなたは……人間でしょうか? もし そうであればお願いです私達を助けてほしい ポケモンの世界を助けてほしいのです ムンナ「しかし その時 同時に…… ムンナ「私が助けを求めていることをサザンドラにも気づかれ…… ムンナ「そして私は 追われることになってしまったのです。 (そうだったのか……それで ムンナは……。) ムンナ「それ以来 私はサザンドラにずっと追われ続けています。 ムンナ「まだなんとか にげ回っていますが……もうだいぶ つかれがたまってきていて…… ムンナ「このままだと いつかは……。 ……わかった。 それで 今ムンナはどこに? ムンナ「えっ? ムンナ「た…助けてくれるんですか!? うん。キミに よばれて この世界に来たんだしね。 ムンナ「あ…ありがとうございますっ!! ムンナ「私は今 ゲノウエア山という……森に囲まれた火山のふもとにいます。 ムンナ「すみません! 助けてください! ムンナ「うあっ! き…来た! あいつです!! ムンナ「すみません! 夢から はなれます! では!! うわあああああぁぁぁっ!! (はあはあ……。) (………………。) ( パートナー は……ねているな……。) (……やっぱり夢だったか……。) (でも……とうとう はっきりと 見ることができた。) ( パートナー の言ってた通り やっと波長が合ったんだ……。) (整理してみよう。助けを求めていたのは ムンナ。) (そのムンナを おそっていたのが サザンドラ。) (そしてムンナは今 ゲノウエア山という場所のふもとにいる……。) (助けを求められたのは 自分だし……) (その声に さそわれるようにして 自分はこの世界にやってきた。) ( パートナー も 協力してくれるって言ってくれたのは うれしかったけど……) (でも これは自分の問題だ。) (仲間を危険に まきこむようなことはしたくない。) (だから 最初は自分ひとりで行こうと決めてたけど……) (でも……) (ムンナは サザンドラのせいで……) (世界のバランスが くずれているとも言っていた……。) (そして いずれ この世界に危機がおとずれるとも……。) (ポケモン達はみな 未来に不安を感じている……。) (もし今回のことが なにか 関係しているとしたら……) (自分ひとりの問題には できないな……。) (朝になったら パートナー に……) (みんなに相談してみるか……。) 宿場町出発~ムンナ救出まで +... 次の朝…… ~ パラダイスセンター ~ ノコッチ「えっ!? ええ~~~~~~~~~っ!? エーフィ「 リーダー が!? ブラッキー「 リーダー は 実は ポケモンじゃなくて…… エモンガ「本当は 人間の世界からやってきた…… エモンガ「ニンゲンだっただってぇぇ~!? ズルッグ「えええええ~~~~~~~~っ!? ヌオー「ヌオ~~~~~~~~~~~~~ッ!? ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!? (そ…そっか……。) (人間だったことを みんなには話してなかったんだっけ……。) (そりゃ おどろくよね……。) (夢の話の前に そっちの説明からするべきだったかな……。) パートナー 「みんな ゴメン。 パートナー 「かくすつもりは なかったんだけど…… パートナー 「でも みんなには 言いそびれちゃってたね。 パートナー 「とにかく リーダー は 夢の中で助けを求められて…… パートナー 「なぜか ポケモンになっちゃって……この世界に やってきたらしいんだ。 パートナー 「そして ボクと出会って…… パートナー 「どこにも行くアテが なさそうだったんで ボクが さそって…… パートナー 「それで とりあえず パラダイス作りを手伝ってもらうことになったんだ。 パートナー 「どうして ここに来たのか わからないまま ずっと すごしてきたけど…… パートナー 「それでも そのナゾをとくカギがあるとすれば それは…… パートナー 「やっぱり夢の中にあるんじゃないかって リーダー と話してきてたんだ。 パートナー 「そして それが昨日 リーダー の夢で やっと わかったんだよ。 パートナー 「信じられないような話かもしれないけど……。 ズルッグ「まあ……信じられんよな。 ズルッグ「そこまで話がトンでちゃよ…… ズルッグ「信じろって方が むずかしいだろ。フツー。 ドテッコツ「そうだよな。オレも信じられ…… ビリジオン「アラッ? 私は信じるわよ。 ドテッコツ「オレも信じられ……信じられ…… ドテッコツ「信じられ……なくはないかな。 ドテッコツ「ははははーーーーーっ! ブラッキー「まあ…仲間なら…… ノコッチ「 リーダー さんなら…… エモンガ「だれが何と言おうと信じるだろ! (み…みんな!) エーフィ「その サザンドラとかいうポケモンがすべてを食べつくし…… エーフィ「それが世界のバランスをくずしているというのなら…… エーフィ「ワタシ達も だまって見すごすワケにはいかないしね。 パートナー 「みんな!! パートナー 「もちろん ボクも みんなと同じ気持ちだよ! パートナー 「じゃ決まりだね! パートナー 「これから ボク達 ???(決定したチーム名)は…… パートナー 「仲間みんなで……全力で…… パートナー 「 リーダー を バックアップしよう!! みんな「おおーーーーーーーーーーーっ! エーフィ「じゃ さっそく準備しなくちゃね。 エーフィ「だれか ムンナや サザンドラについての情報はある? ビリジオン「知らないわね。初めて聞く名前だわ。 ヌオー「ん~っ ワシも わからんだぬぅ……。 エモンガ「だれも知らないのか……。 エモンガ「 リーダー の話から すると…… エモンガ「その サザンドラってヤツは 相当ヤバそうだよな。 エモンガ「3つの頭で みんな食べちゃうし…… エモンガ「かなり凶暴で だれにも 止められないって話だろ? エモンガ「おそろしすぎるよな。 エモンガ「みんなで たばになって かかっても 勝てないんじゃないのか? ブラッキー「あまり弱気になりすぎるのもよくないが それでも…… ブラッキー「とりあえずは ムンナの救出を最優先にした方が よさそうだな。 エーフィ「そうね。 エーフィ「ワタシ達は今 サザンドラのことを あまりにも知らないものね。 エーフィ「最悪の可能性も考えておかないと。 エーフィ「こっちまで サザンドラに追われるハメになって…… エーフィ「宿場町にまで わざわいが ふりかかるようなことだけは さけないとね。 ビリジオン「目的は ムンナの救出。 ビリジオン「ただしサザンドラには 見つからずに行動する。 ビリジオン「ムンナを見つけたら 安全を確認し すぐにパラダイスに もどってくる。 ビリジオン「そして 助けたムンナから サザンドラの情報を聞き…… ビリジオン「そこから戦う しゅだんを考える……そんな感じかしら? ビリジオン「でも そう考えると 今回のムンナの救出は…… ビリジオン「あまりたくさんでは 行かない方がいいかもしれないわね。 パートナー 「うん。 パートナー 「じゃ今回は リーダー と ボクの2匹で行ってくるよ。 エモンガ「しんちょうにな。サザンドラまでこっちに連れてくるんじゃないぞ。 エモンガ「あと留守番は まかせとけ。 ノコッチ「気をつけて行ってきてね。 パートナー 「エモンガ ノコッチ ありがとう。 パートナー 「気をぬかずに がんばるよ。 ブラッキー「向かう場所も確認した方がいいな。 ブラッキー「ムンナは たしか…… ブラッキー「ゲノウエア山のふもとにいるって言ってたんだよな? ビリジオン「南にある火山よね。 ビリジオン「ここからだと かなり はなれているわ。 エーフィ「エンターカードを使った方が 早く行けそうね。 エーフィ「組み合わせを考えないといけないけど。 ブラッキー「そうだな。すぐに探ってみよう。 ブラッキー「オレと エーフィは これから エンターカードの組み合わせを考える。 ブラッキー「ゲノウエア山のふもとに直接ぬけられるダンジョンを探すんだ。 ブラッキー「距離はあるが 大氷河と ちがって 組み合わせは むずかしくないはずだ。 ブラッキー「そんなには かからないだろう。 ブラッキー「その間2匹は 冒険の準備をしてくれ。 エーフィ「丘の上で待っているわ。 エーフィ「準備ができたら話しかけてね。 パートナー 「わかった。 パートナー 「 リーダー さっそく冒険の準備をしよう。 パートナー 「そして 準備ができたら 丘の上に行こう。 ~ 宿場町 丘 ~ ブラッキー「おっ! ムンナを助けにいく準備ができたか? はい ブラッキー「エンターカードの組み合わせは もうわかっている。 ブラッキー「あとは ここにマグナゲートをよぶだけだが…… ブラッキー「ここからゲノウエア山までは遠い。 ブラッキー「行きはいいが 帰りはオレ達がいないから エンターカードは使えない。 ブラッキー「長旅になると思うぞ。 ブラッキー「準備はちゃんと ととのえた方がいいと思うが……だいじょうぶか? もちろん! ブラッキー「よし! ブラッキー「それじゃ 今からマグナゲートをよびこむぞ! ブラッキー「よし。うまく よびこめた。 エーフィ「 リーダー パートナー 。準備ができたわよ。 パートナー 「ありがとう ブラッキー。エーフィ。 パートナー 「じゃみんな 行ってくるね。 パートナー 「留守番は たのんだよ。 エモンガ「気をつけるんだぞ。 ドテッコツ「無理するなよ。 ドテッコツ「ムンナを見つけたら とっとと 帰るんだぞ。 パートナー 「わかってるよ。 パートナー 「とにかく サザンドラには 見つからないようにする。 パートナー 「あと 絶対に無理はしないよ。 パートナー 「 リーダー 行こう。 ヌオー「ん~っ がんばるだぬー! ノコッチ「 リーダー さん! パートナー さん! ノコッチ「がんばって~! パートナー 「ありがとう! パートナー 「みんなも パラダイスをよろしくね! ~ ゲノウエア間道 入口 ~ パートナー 「あった。 パートナー 「ここが ダンジョンの入口だ。 パートナー 「ムンナのいるゲノウエア山のふもとへは…… パートナー 「このダンジョンを こえれば 行けるはずだよ。 パートナー 「今回は 仲間がいないのが心細いけど…… パートナー 「でも がんばっていこうね! パートナー 「なんか……ずいぶんと暗いところだね……。 パートナー 「よく見えないから 手探りで進むしかない……。 パートナー 「なんとなく……ここがダンジョンの出口な気もするけど……。 パートナー 「 リーダー 行ってみようか? パートナー 「外も暗い! もう夜に なっちゃったってこと!? パートナー 「ここは 森の中なのかな!? パートナー 「なんか時間経過が よくわからないんだけど……。 (前にブラッキー達が……) (エンターカードで よぶダンジョンは 地脈 むりやりねじ曲げるせいで……) (何が起こるか わからないって 言ってたけど……) (これも そのひとつなのかな……。) (時間が左右されることも もしかしたらあるのかもしれないな……。) パートナー 「ゲノウエア山のふもとまでは 直接ぬけられるって言ってたから…… パートナー 「ここで まちがいないと思うんだけど……。 パートナー 「とにかく この近くにムンナがいる。そして サザンドラも……。 パートナー 「でも これじゃ探しようがないよね……。 パートナー 「いきなり サザンドラに出くわすのもイヤだし……。 パートナー 「仕方がない。とりあえずは ここで 野宿しようか。 パートナー 「なんか不気味な森だよね……。 パートナー 「そういえば……出発してから どのくらいたったんだろうね? パートナー 「ゲノウエア山まで歩いたら ふつう 何日もかかるらしいから…… パートナー 「それを早めるために エンターカードを使ったんだけど……。 (ホント どうなんだろう……。) (とにかく あまり たっていないといいな……。) (時間がたてば ムンナはここをはなれているかもしれないし……。) パートナー 「ムンナ……無事だといいんだけど……。 パートナー 「……ここで心配しても仕方ないし…… パートナー 「今日は早いこと休んで 明日に そなえよう。 パートナー 「あっ! でももし ねているスキに…… パートナー 「サザンドラに おそわれたら! パートナー 「や…やめよう。考えたら きりがないや。 パートナー 「とにかく ねなきゃ。おやすみ リーダー 。 (ううっ……うーん……。) ???「………………さん……。 ???「聞こえ……ますか……? ???「 リーダー さん……! キミは……ムンナ! だいじょうぶ!? ムンナ!? 無事でいるの!? ムンナ「はい! 何とか! ムンナ「ほ…本当に助けに来てくたんですね! うれしいです……! 今は どこに? ムンナ「 リーダー さんがいる森をぬけると岩場が見えると思います。 ムンナ「私は今 その岩場のかげにかくれています。 ムンナ「でも……サザンドラが だんだん近づいてきていて…… ムンナ「動けないんです! ムンナ「お願い……助けて……! ムンナ「おね…… ……ムンナ? どうした ムンナ? ムンナ!! (はあはあ……今のは……。) (早く パートナー を起こさなきゃ。) パートナー 「うわああぁぁぁぁぁ~~~~~っ!! パートナー 「 リーダー ! ど…どうした!? パートナー 「サザンドラが……! でたのか~~~~~~~~~!!? パートナー 「……あれ? いない……。 パートナー 「わわっ! もしかして ボクの早とちり……? パートナー 「でも どうしたの? リーダー ? パートナー 「こんな時間に……? パートナー 「えっ? 今すぐ ムンナを助けにいこうだって? パートナー 「急に どうしたの? パートナー 「ええっ? 夢を見たって? パートナー 「……それで……すぐにでも行かないとムンナが……!? パートナー 「……わかった。暗い中で動くのは危険だけど…… パートナー 「でも そんなこと言ってる場合じゃなさそうだね。 パートナー 「行こう。 ~ 闇夜の森 入口 ~ パートナー 「だいぶ目が なれてきたね。 パートナー 「森が奥へと続いている。 パートナー 「あの先をぬければ ムンナがかくれている岩場に出るんだね? パートナー 「早くしないと ムンナが危ない! パートナー 「行こう! リーダー ! パートナー 「あっ! リーダー ! あそこ! パートナー 「あそこから森が開けて……岩場が見える! パートナー 「 リーダー ……サザンドラに気づかれないように…… パートナー 「……(ここからは 小声で話そう……。) パートナー 「(この岩場のどこかに……ムンナがいるんだよね……?) パートナー 「(でも同時に サザンドラも近くにいると思うから……) パートナー 「(しんちょうに探そう。) パートナー 「(もし サザンドラを見つけたら……しばらく かくれて様子を見よう。) ムンナ「…… リーダー …… ムンナ「 リーダー ……さん……。 (……! あれは!?) パートナー 「……!( リーダー 見つけたの?) パートナー 「……!(ああっ!) ムンナ「ううっ……。 パートナー 「き…きずついている……! パートナー 「キミが ムンナなんだね? パートナー 「もしかして……サザンドラにおそわれたの!? ムンナ「……はい……はあはあ……。 パートナー 「サザンドラに見つかるといけないから…… パートナー 「……(ここからは小声で……。) ムンナ「……(はい……はあはあ……。) パートナー 「……(息があらいけど……だいじょうぶ……?) ムンナ「……(……はい……だいじょうぶです……。) ムンナ「(きずは思ったより浅いですし……それよりも今は……) ムンナ「( リーダー さんに やっと……やっと会えた……) ムンナ「(それが うれしいです……。) (ムンナ……。) パートナー 「……(サザンドラは……見当たらないね……。) (どこに いるんだろう……。) (まさか すぐ そばにいて……こっちを ねらっているのか……?) パートナー 「……(わからないけど……とにかく今は動かないと!) パートナー 「……(ムンナ 歩ける?) ムンナ「……(な…なんとか……。) パートナー 「……(じゃあ すぐにここを出よう。) パートナー 「……(ボク達のパラダイスに帰るんだ。) ムンナ「……(それは……できません……。) パートナー 「……(え? どうして?) ムンナ「……(それは……) ムンナ「(なぜなら…… リーダー さんは……) ムンナ「いや! リーダー は!! ムンナ「ここで…… ムンナ「くたばるからだッ!! ・冒険に失敗した場合 +... - ゲノウエア間道 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うむむ……もどってきちゃったね……。 パートナー 「ムンナを助けるために 早くしないと! パートナー 「がんばっていこうね! - 闇夜の森 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「でも ここでモタモタしているワケにはいかないよ! パートナー 「早くしないと ムンナが! パートナー 「行こう! リーダー ! 逃避行開始~ +... パートナー 「え……え……? - 突如左右からシャンデラが出現 周りが明るくなる - パートナー 「うわあああぁぁぁぁぁーーーーーーっ!! ムンナ「フフフ……とうとう…… ムンナ「とうとう リーダー を つかまえた! ブニャット「ブニャニャニャ! さすがは ムンナ様! ブニャット「すばらしい演技だにゃっと!! ドクロッグ「ドクドクドクッ! ドクロッグ「ムンナ様が探してたのが まさか コイツだったとは!! ドクロッグ「こりゃ好都合だロッグ!! ドクロッグ「オレ達ゃ コイツらには 借りがあるからなロッグ!! ムンナ「わかってるな! おまえ達! ムンナ「絶対に 取りにがすなよ!! てしたたち「おおーーーーーーーーーーーっ!! パートナー 「よ…よくわかんないよ! どうして!? パートナー 「どう……して……? (自分も よくわからないけど……) (何がナンだか 本当にわからないけど……) (とにかく今は 危険だ!) (それだけは わかる!) (にげなきゃ!) パートナー 「……( リーダー 聞いて!) (……!) パートナー 「(イチかバチかだ!) パートナー 「(あの明りを灯しているポケモン……) パートナー 「(アイツをねらおう!) (……! そういうことか!) パートナー 「(まよっている ヒマはない!) パートナー 「(いくよ!) - シャンデラに攻撃! - シャンデラ「ウアアアァァァーーーー!! シャンデラ「グワワワワワワァーーー!! ドクロッグ「ドゲゲッ! 見えんロッグ!! (急に暗くなれば……!) パートナー 「 リーダー ! このスキに にげろ!! ムンナ「くッ! にがすかッ! ムンナ「追えッ! 追うんだッ!! ドクロッグ「りょうかいだロッグー!! ヤローども! 追うロッグー!! てしたたち「おおーーーーーーーーーーーっ!! ブニャット「ブギャーーーーーーッ!! ブニャット「だれにゃっと! アタイのシッポをふんだのはブギャッ!? ドリュウズ「スマン! わしじゃ! ドクロッグ「ぐわわわ~~~~~~~~~~~ん!! 目が回るロッグ~~~~~~!! ドクロッグ「なんか巨大な岩にぶつかったような気がするロッグが……!? ギガイアス「ゴワスゴワス! ギガイアス「それはもしかして おいどんでゴワスか? ムンナ「何やってンだ! おまえ達!! ムンナ「とにかく リーダー を 追え!! ムンナ「絶対に見失うなーーーーーーッ!! てしたたち「おおーーーーーーーーーーーっ!! - あかつきの山岳 入口 - (はあはあ……なんとか……) (なんとか ふり切ったけど……) (でも…… パートナー と はぐれてしまった……。) (…………。) ( パートナー は 無事なのかな……。) (うまく にげきれてるといいけど……。) (しかし……) (ムンナの あの変わりようには おどろいたな。) (たくさんのポケモンに 待ちぶせされたし……) (その中には エーフィを おそったヤツもいたし……) (どう考えても……あれはワナだった。) (でも どうしてムンナは おそってきたんだろう……?) ドクロッグ「ドクドクドクッ! そっちには いないロッグ! ドクロッグ「こっちを探すロッグ~~~! (……! 追手が来ている!) (ここを早く出ないと!) (はあはあ……やっと ぬけられた……。) (……だいぶ つかれが たまっているな……。) (でも……先に進まないと……。) (い…行き止まり!?) (……がけだ……かなり高い……。) (……とびおりるのは きびしいけど……) (がけに しがみついていけば おりられるかも……。) ドクロッグ「ドクドクドクッ! お~い! いたぞ!! ドクロッグ「こっちにいたロッグ~~!! ドクロッグ「ドクドクドクッ! とうとう追いついたロッグ!! ドクロッグ「どうやら向こうより仕事が早く終わりそうだぜロッグ~! (向こう……?) (向こうより早く仕事が終わりそう……?) (ということは……) ( パートナー は……まだ無事だということだ!) (であれば……!) ドクロッグ「ドクドクドクッ! 観念しろロッグ!! ドクロッグ「オマエは ここで……くたばるんだロッグ~~~~~!! (何としてでも にげのびなきゃ!) (自分も!!) + 再戦時 ドクロッグ「ドクドクドクッ! オマエがここに来ることは わかってたロッグ! ドクロッグ「この先を ぬけるには ここしかないからなロッグ! (…… パートナー が にげのびてるんだ!) (自分もここで くじけるワケにはいかない!) ドクロッグ「ドクドクドクッ! 今度こそにがさないロッグ! (今度こそ突破する!) ドクロッグ「オマエは ここで……くたばるんだロッグ~~~~~!! (突破して……にげのびる!!) - 勝利後 - ドクロッグ「うぐぐっ……グゲゲ……ロッグ……。 (はあはあ……やった……。) (ついに たおしたぞ……。) (今のうちに……がけを おりるんだ……。) (ううっ……つかれが……。) (足が重い……。) ドクロッグ「ドクドクドクッ! に…にがすものかロッグ!! ドクロッグ「だ…だれか いないかぁ~~~~~!! ドクロッグ「ここに! ドクロッグ「 リーダー は ここに いるロッグ~~~~~~~ッ!! - 地中からドリュウズが - (新たな敵が2匹!) 『グオオオオオーーーーーーーッ!! (な…なんだ!?) - 空中からはボーマンダが出現 - (うわぁっ!) ドクロッグ「ドクドクドクッ! いいところにきた! ボーマンダ!! ドクロッグ「 リーダー を メタメタに たおすロッグ~~~~!! 『グオオオオオーーーーーーーッ!! (い…今! こんなのを相手にしなくちゃけないのか!!) (そうでなくとも……かなり体力を しょうもうしていて……) (立っているだけでも きびしいのに……!) ドクロッグ「いけえ~~~ロッグ~~~~~!! ドリュウズ「ドリューーーーーーーーーズ - ドリュウズ達の攻撃をかわすが… - (……! しまった!) (バランスが……!) (な…何か しかけてきそうだけど…… (よけられない!!!) (くっ……!!) ???「ふせてください!! リーダー さん!! (えっ!?) - 背後からサザンドラが登場と同時にボーマンダに攻撃! - 『ギャアアアァァァァァァァァッ!! (こ…このポケモンは!!) サザンドラ「にげます! リーダー さん! (えっ!?) - 突如尻尾で突き落とす - (うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!) - サザンドラが無事救出。逃走する - ドクロッグ「な…なんというロッグ~! (……。) (………………。) (………………………………。) (い……一体 なにが……どうなって……?) (……こ……ここは…………?) (……そうだ……自分は……) (がけから……落ちて……。) (そして……) サザンドラ「あっ! 気がついた! (うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!) (サ……サザンドラ!!) サザンドラ「わわっ! おどろいちゃいました!? サザンドラ「す すみません!! でも…… サザンドラ「私 リーダー さんを 食べたりとか おそったりとか…… サザンドラ「戦ったりとか やっつけたりとか たたきのめしたりとか…… サザンドラ「絶対にしないんで! 絶対! サザンドラ「本当です! 信じてください! (……そっか。思い出してきた……。) (たしか……危なかったところに サザンドラが あらわれて……) (そして がけから落ちるところを 助けてくれたような……。) サザンドラ「ああ どうやら落ち着いてくれたようですね。 サザンドラ「よかったよかった~! サザンドラ「 リーダー さん 今まで ずっと気を失ってたんですよ。 (気を……?) サザンドラ「はい。 サザンドラ「ここは ゲノウエア山近くの谷間にある洞窟です。 サザンドラ「私 リーダー さんを背負ってここまで飛んできたんです。 サザンドラ「 リーダー さん 意外と重たくて…… サザンドラ「私 もうヘロヘロで……かっくうするだけで せいいっぱいでしたよ~。 サザンドラ「それでも私 できるだけ目立たない場所を選んで…… サザンドラ「がんばって飛んできたんです。エライでしょう~? サザンドラ「ここなら すぐに発見されることもないでしょう。 サザンドラ「 リーダー さん だいぶ おつかれだったようですね~。 サザンドラ「全然 起きないんで心配しましたよ。 サザンドラ「でも気がついてくれて よかった~。 (……なんか……) (サザンドラのイメージが……) (思っていたのと だいぶ ちがうような気が……。) (ホント わからなくなってきたよ……。) (自分があの時見た光景……) (あの時のサザンドラは かなり こわい感じだったけど……) (目の前にいるサザンドラは 言葉づかいも やたら ていねいだし……) (おそろしい感じはしない……。) (あの時は サザンドラが ムンナを追っていた。) (だから自分は ムンナを助けなきゃと思った。) (でも なぜか そのムンナにおそわれて……) (今度は 自分を助けてくれたのが……このサザンドラだった……。) (……一体 何が起こっているんだろう……?) (………………。) サザンドラ「いや~ ホントに意識がもどってよかったですよ~。 サザンドラ「それに リーダー さん! 私 ずっとお会いしたかったんですよ? (えっ……?) サザンドラ「私の声を聞いたでしょ? 人間の世界で。 サザンドラ「ヤダな。忘れちゃったんですか~? (……サザンドラの声を? 人間の世界で……?) (まてよ? 人間の世界だって……!?) (ま…まさか! 自分がまだ ポケモンになる前の……) (あの時の!!) - 回想 - ……あなた…… 今 声を聞いているあなた…… もしかして あなたは……人間でしょうか? もし そうであればお願いです私達を助けてほしい ポケモンの世界を助けてほしいのです (もしかして あの時の……あの時の声!?) (あの声は 今までずっとムンナだと思っていたけど……) (実は ムンナではなくて……サザンドラだったっていうのか!!) サザンドラ「どうやら思い出していただけたようですね~。 サザンドラ「あの時は私 さんざん苦労して…… サザンドラ「やっと リーダー さんの夢とつながったと思ったんですが…… サザンドラ「でも…… サザンドラ「とちゅうで声をムンナに乗っ取られちゃうし…… サザンドラ「しまいには 私がムンナにおそいかかるなんていう…… サザンドラ「とんでもなく ウソなものまで見せられちゃうし! (ええっ!? ウソだって!?) (自分が見た あの光景は……) (ムンナが かってに でっち上げたものだっていうのか!?) (じゃ…じゃあ もしかして あの時 起こったことというのは……) - 回想 - 『あの時は何も 感じなかったんだけど…… 『あの時の……サザンドラの声は…… もしかして あなたは……人間でしょうか? もし そうであればお願いです私達を助けてほしい ポケモンの世界を助けてほしいのです ポケモンのせか…… 『あのサザンドラの声は……実は ここまでで終わりで…… 『この……波形がプツンっと切れたイメージの時に…… 『実は サザンドラの声をムンナが乗っ取り…… 『そして…… 助けてッ!!! 『ムンナがこの『助けて!』っていう声を自分に聞かせて…… 『そして このあとの光景…… 『ムンナが サザンドラに おそわれるあのシーンに つながるということなのか…… サザンドラ「そうです! そうなんですよ! サザンドラ「よく できてるでしょう! サザンドラ「……じゃなかった。ヒドイ話ですよね! プンプン! サザンドラ「 リーダー さんが こちらの世界に来てからも…… サザンドラ「ずっとムンナ達に ぼうがいされ続けて私 まったく お会いできなかったし…… サザンドラ「ホント どうしようかと思ってたんですが…… サザンドラ「でも…… サザンドラ「ちょっとした スキをつくことで……やっと お会いすることができました! サザンドラ「よかった~! ホントよかった~! (自分に助けを求めたのは……サザンドラだったのか……。) (でも それにしても……まだ わからないことが……。) (ムンナがなぜ サザンドラの声を乗っ取り……) (ウソのイメージまで見せて 自分をたおそうとしたのかもそうだし……) (それに……。) サザンドラ「……そうですよね。 サザンドラ「わかりました。お話しましょう。 サザンドラ「なぜ私が人間の世界に…… サザンドラ「人間である リーダー さんに 助けを求めたのかを……。 サザンドラ「まず……実は私…… 『グオオオオオーーーーーーーッ!! サザンドラ「ボ…ボーマンダの声だ! (洞窟の奥から聞こえた!) サザンドラ「すみません! 話は あとにしましょう! 早く にげないと! サザンドラ「とりあえず外に出ましょう! ~ イエローキャニオン 入口 ~ サザンドラ「向こうは 仲間が おおぜいいます。発見されたら やっかいです。 サザンドラ「がけの時のように リーダー さんを 運んで にげたいところですが…… サザンドラ「 リーダー さん 意外に重たく さっきも私 ヘロヘロだったので…… サザンドラ「ですので 申しワケないですが…… サザンドラ「飛んで にげるのは きんきゅうの時だけで……! サザンドラ「今は歩いて いきましょう。 サザンドラ「ちなみに私は リーダー さんのお仲間ではないですが…… サザンドラ「 リーダー さんと 心の はどうを 合わせることができます。 サザンドラ「つまり みんなでアタックを いっしょに発動させることができるんです! サザンドラ「そのために チームスキルも リーダー さんに シンクロします。 サザンドラ「……そうですよね……なぜ そんなことができるのかですよね……? サザンドラ「それは私が ふつうのポケモンとは ちょっと ちがうからなんですが…… サザンドラ「その話をすると 長くなるので あとにしましょう。 サザンドラ「とにかく今は なんとか安全と思える場所まで いきましょう。 ・冒険に失敗した場合 +... - あかつきの山岳 - (うまく いかなかったけど……) (のんびりしていると もっと たくさんの敵が……) (追いかけてくるかもしれない。) (早く ここを突破して……にげきらないと!) - パターン2 - (うまく いかなかったけど……のんびりしては いられないな。) (このまま ここにいたら……) (もっと たくさんの追手が来るかもしれない。) (今のうちに なんとかここを突破して……にげきらないと。) - パターン3 - ドクロッグ「いない!! ドクロッグ「 リーダー が いないロッグッ!!? ドクロッグ「ドゲゲッ!! さては たおれるすんぜんに にげたなロッグ~!! (はあはあ……危ないところだった!) (もう少しで つかまるところだった。) (あそこに行くのは 危険だけど……) (でも……) (ほかに ぬけられそうなところもないし……) (やっぱり あそこを突破するしかなさそうだよな……。) (時間がたてば 追手もふえるだろうし……) (できるだけ早く突破するしかない。) - イエローキャニオン - サザンドラ「ううっ……なんか うまく いきませんでしたね……。 サザンドラ「追手は……とりあえず 見当たりませんね。 サザンドラ「もしかして 行きちがいになってるのかもしれませんが…… サザンドラ「とにかく 今度こそ突破しましょう。 カレカレ草原 突破まで +... (はあはあ……はあはあ…。) (だいぶ まわりが暗くなってきたな……。) (もう少しで夜になるのか……。) サザンドラ「ずっと歩き回りましたからね。さすがに つかれました……。 サザンドラ「追手の気配もないようですし……ここらで野宿しますか。 (遠く はなれていても……) (月や星は パラダイスで見るものと同じなんだな……。) (パラダイスや宿場町のみんなは 今ごろ どうしているのかな……。) ( パートナー は……無事なのかな……。) (パラダイスまで うまく にげのびているといいな……。) (そこまで行けば……仲間がいる。) (自分も なんとか にげきろう。パラダイスまで。) サザンドラ「 リーダー さん。 サザンドラ「 リーダー さんは やっぱり……自分の家に帰りたいと思ってますよね? サザンドラ「でもその前に……やっていただきたいことがあるんです。 (やっていただきたいこと……?) サザンドラ「氷触体の破壊です。 サザンドラ「なぜ私が…… サザンドラ「人間である リーダー さんに助けを求めるのか……。 サザンドラ「先ほどは 話の とちゅうで 終わってしまいましたよね? サザンドラ「今 その続きをしましょう。 サザンドラ「まず……私なんですが…… サザンドラ「実は私……ポケモンではないんです。 (ええっ!? ポケモンじゃないって!?) サザンドラ「あ……ポケモンじゃないっていうのは 正確ではないかもしれないですね。 サザンドラ「見た目は ポケモンですし。でも これは かりのすがた…… サザンドラ「本当は……命の声なのです。 (命の……声……?) サザンドラ「命の声とは この星にある山や川 草や木など すべての自然の声…… サザンドラ「よろこびの声だったり なき声だったり……。 サザンドラ「そんな いろんな声が集まり ひとつのすがたになったのが……この私なのです。 サザンドラ「 リーダー さん。 サザンドラ「今のこの世界…… サザンドラ「ポケモンの世界は……ほろびようとしています。 (えっ……?) サザンドラ「氷触体という……とつぜんあらわれた なぞの物体が…… サザンドラ「成長して世界を むしばみ……破滅へと みちびいているのです。 (この世界が ほろびようとしている……?) (氷触体という……なぞの物体によって……。) サザンドラ「 リーダー さん達 ???(決定したチーム名)は…… サザンドラ「以前 大氷河に行ったと聞いています。 サザンドラ「そこでは ものが空中に ういてなかったでしょうか? サザンドラ「それは 氷触体の ちからによってなされています。 (えっ?) サザンドラ「つまり氷触体は……大氷河の……氷山の奥にあるのです。 (氷山の奥に 氷触体が……?) (しかも氷触体には ものを浮遊させる ちからが……。) (あっ!) (も…もしそうだとしたら……氷触体って……) (氷触体って まさか……!) - 回想 - ノコッチ「なんか ういている!? ノコッチ「氷の かたまりかな これ!? ブラッキー「これだけじゃない。ほかにもういているものが あちこちに見える。 エーフィ「じゃあ やっぱり! ブラッキー「ああ。どうやら ただのウワサじゃかたづけられなくなってきたな。 (まぼろしの大結晶は 今まで言い伝えでしかなかった……。) (でも それが……) (ここにきて いよいよ現実味をおびてきたということか……。) (ブラッキーがロマンを求めたいた まぼろしの大結晶……。) (まさか それが世界を破滅にみちびく……) (氷触体だったっていうのか……!) サザンドラ「この世界を守るためにも なんとか氷触体を こわしたいのですが…… サザンドラ「障害があります。 サザンドラ「氷触体を守るもの……キュレムがいるからです。 (えっ……? ええっ!?) (キュ…キュレムだって!!) - 回想 - (お…大きいっ!!) (敵かっ!?) (あのキュレムが……氷触体を……?) サザンドラ「キュレムは 未来を予知することができるようです。 サザンドラ「そして その未来の行く末をおびやかすような…… サザンドラ「未来に反するものがいれば……ようしゃなく それをたおします。 サザンドラ「決められた未来をかたくなに守る……それがキュレムなのです。 (決められた未来を……かたくなに……。) (そういえば……) (あの氷の城で キュレムは言っていた……。) (はるか昔から 未来を見守り続けてきたと……。) (キュレムが予知した未来は……世界の滅亡だったんだ。) (そして それを承知の上で……キュレムは守ろうとしているんだ……。) (破滅の……未来を……。) サザンドラ「 リーダー さんを おそった ムンナ達も…… サザンドラ「キュレムの配下のポケモンなんです。 サザンドラ「キュレム達は この世界が ほろびることを望んでいるのです。 サザンドラ「しかしこの世界のすべての声…… サザンドラ「命の声は それを望んでいません。 サザンドラ「この世界は 助けをさけんでいるのです。 サザンドラ「ですので 何としてでも氷触体を破壊したいのですが…… サザンドラ「しかし もうひとつ やっかいなことがあります。 サザンドラ「氷触体は……実はポケモン達の負の意識が生み出したものなんです。 サザンドラ「氷触体のまわりには ポケモン達の負の意識がうずまいています。 サザンドラ「ですので 氷触体にポケモンが近づくと…… サザンドラ「負のパワーに精神が ひっぱられ…… サザンドラ「息もできない苦しさにおそわれるんです。 (それって もしかして……!) (もしかして あの時の……) - 回想 - エーフィ「……はあはあ……。 パートナー 「はあはあ……。 ブラッキー「ぜぇ…ぜぇ……。 ブラッキー「先は……まだなのか……。 (ヘンだな。みんなの息が荒い……。) (あの時 みんなが息苦しそうだったのは……) (大結晶に……いや 氷触体に近づいたせいなのか……。) サザンドラ「ですので 氷触体は……ポケモンにはこわすことができないのです。 サザンドラ「では だれなら破壊できるのか? サザンドラ「もしかしたら……人間なら……! サザンドラ「人間であれば その えいきょうも 受けないかもしれないと…… サザンドラ「そう思った私は 人間に助けを求め…… サザンドラ「人間達の夢にむかって 声を発信しました。 サザンドラ「それを受け取り……この世界にやってきた人間のひとりが…… サザンドラ「 リーダー さん。あなただったんです。 (そうだったのか……。) (自分は……そのひとりだったのか……。) (……って あれ?) (自分がこの世界にやって来た人間の……ひとり……?) サザンドラ「そうなんです。 サザンドラ「実は リーダー さんだけじゃないんです。 サザンドラ「命の声をキャッチし ポケモンになってこの世界に来てくれた人間は…… サザンドラ「 リーダー さん以外にも たくさんいるんです。 (ええっ!? そうなの!?) サザンドラ「はい。そうなんです。今もこの世界のどこかにいます。 サザンドラ「ただ……その方々も…… サザンドラ「キュレムや ムンナ達によって 次々とぼうがいを受けています。 サザンドラ「 リーダー さんと同じく ムンナに おびきだされ…… サザンドラ「そして ことごとく たおされているのです。 サザンドラ「今 私が たよれるのは リーダー さん……! サザンドラ「あなたしか いないんです! サザンドラ「どうか お願いです! 氷触体を破壊してもらえませんか? (ポケモンになってこの世界に来た人間が……) (自分以外にもいるというのはビックリしたけど……) (でも みんなもムンナ達にねらわれ……) (そして次々に たおされている。) (もし この世界に来た人間がいなくなってしまったら……。) (でも 氷触体を破壊しないとこの世界は……。) (だれかが やるしかない!) (だれかが最後まで ふんばるしかない!) (だったら……! 自分が……!) サザンドラ「ううっ! ありがとうございます!! サザンドラ「なんとか……なんとか この世界をいっしょに救いましょう!! 次の朝…… ~ カレカレ草原 入口 ~ サザンドラ「宿場町へ行くには この草原を通るのが早いです。 サザンドラ「……といっても 歩いて行くしかないので 大変ですが……。 サザンドラ「たしか リーダー さん達は エンターカードを使って…… サザンドラ「大氷河まで行ったんですよね? (氷触体は 大氷河の先の……) (キュレムが グレッシャ―パレスとよんでいた あの氷山の中にある。) (そこに行くには……) (ブラッキーと エーフィの協力が必要だ。) (だから パラダイスに もどろうと サザンドラと話しあった。) ( パートナー のことが 心配だけど……) ( パートナー も きっと……) (パラダイスに もどってると信じて 自分も前に進むしかない。) サザンドラ「行きましょう! パラダイスまで! サザンドラ「どうやら草原も ここで終わりのようですね。 サザンドラ「ここさえぬければ あとはぐっと楽になりますよ。 サザンドラ「さあ 急ぎましょう。 ブニャット「ブニャニャニャ! ブニャット「そんなカンタンに ぬけられると思ってるにゃっと!? サザンドラ「こ…この声は~!? (この声は たしか……!) (前にエーフィを おそったポケモンか!) ドリュウズ「ドリューーーーーーーーーーズ!! ドリュウズ「ドリューーーーーーーーーーズ サザンドラ「わわっ! ドリュウズ! ブニャット「ブニャニャニャ! ブニャット「アタイ達から にげきれると思うなんて あまいにゃっと!! サザンドラ「ふんっ! 予想はしてましたよ。 サザンドラ「こちらも カンタンに にげきれるなんて 最初から思ってません。 サザンドラ「でも! サザンドラ「このまま すぐに たおされるとも思ってないです!! ブニャット「ブニャニャニャ! まあ そうだろうにゃっと。 ブニャット「 リーダー 1匹だけなら ともかく…… ブニャット「サザンドラ……あんたまでいるのは分が悪いにゃっと。 ブニャット「だから今回は 戦いにきたんじゃなく……お知らせにきたにゃっと。 サザンドラ「お知らせ……? ブニャット「 パートナー を とらえたにゃっと。 (えっ!? パートナー をっ!!?) ブニャット「ブニャニャニャ! ブニャット「 パートナー は今 アタイ達の手にあるにゃっと。 ブニャット「 パートナー を助けたければ……風穴の丘に来るにゃっと。 ブニャット「来なかったら パートナー はどうなるのか…… ブニャット「アンタ達でも想像はつくにゃっと。 ブニャット「じゃあにゃ。ブニャニャニャ! ブニャット「待ってるにゃっとー! かならず来るにゃっとーーーーー! ブニャット「ブニャニャニャーーーーーー!! サザンドラ「うぐぅっ なんて ひきょうなヤツらなんでしょう。 (ムンナ達が待っている場所……) (たしか 風穴の丘って言ってたな……。) サザンドラ「……! ま…まさか! サザンドラ「行くつもりですか!? サザンドラ「ダメです! これはワナです! サザンドラ「 パートナー さんが本当につかまっているかどうかも…… サザンドラ「わからないじゃないですか! サザンドラ「行っても パートナー は いなく…… サザンドラ「そこで リーダー さんがたおされたら どうするんですか!? サザンドラ「 パートナー さんが 心配なのもわかりますが…… サザンドラ「きっとこれは ムンナ達の ハッタリです! サザンドラ「だから 絶対に行くべきじゃない! サザンドラ「ここは パートナー さんは 無事に パラダイスに もどったと信じて…… サザンドラ「私達も パラダイスに行きましょう! (…………。) (たしかに自分も思う……。これはワナかもしれない……。) (本当は パートナー は つかまっていないのかもしれない……。) (でも……) (もしも本当に……つかまっているとしたら……!) ( パートナー は……!) サザンドラ「ど…どこに行くんですか!? サザンドラ「ええっ!? 風穴の丘の場所を教えてくれですってぇ~~~~!!? (たとえ ワナでも……見すごすわけにはいかない!) ( パートナー は 大切な友達だ!) サザンドラ「ダメです! 絶対ダメ!! サザンドラ「絶対 行ってはいけませんっ!! サザンドラ「……って…… サザンドラ「私がいくら言っても 聞かないんでしょう……? サザンドラ「どうしても……行くんですね……。 サザンドラ「ああ~ やっぱり……。わかりましたよ。まったくもう……。 サザンドラ「でも……なんかヘンなんですよね……。 サザンドラ「じつは私……ちょっと安心しました。 (……えっ?) サザンドラ「私 リーダー さんと いっしょに いるうちに…… サザンドラ「なんとなく わかったんです。 リーダー さんという人が。 サザンドラ「だから 私がさっき助けに行くのはダメって言ってる時も…… サザンドラ「そう言いながらも実は 心の中では反対のことを考えていたんです。 サザンドラ「 リーダー さんは 私の言うことは聞かない。 サザンドラ「きっと助けに行くって言うはずだ。 サザンドラ「いや。そう言ってくれ……と。 サザンドラ「でも よかった……。 サザンドラ「やっぱり リーダー さんは…… サザンドラ「 リーダー さんでした。 (…………。) サザンドラ「遠回りは あまり したくないんですが…… サザンドラ「 リーダー さんにとって パートナー さんは…… サザンドラ「大切な友達なんでしょう? サザンドラ「私……命の声にとっても世界は 大切な友達…… サザンドラ「かけがえのない存在です……。 サザンドラ「助けに行きましょう! パートナー さんを! サザンドラ「私も 協力します! (サザンドラ!!) ・冒険に失敗した場合 +... サザンドラ「ううっ……なんか うまく いきませんでしたね……。 サザンドラ「ううっ……もうちょい しんちょうに行った方が よかったんでしょうか? サザンドラ「でも パラダイスにも早く着きたいですし……。 サザンドラ「追手も気になりますが…… サザンドラ「とにかく もう一度 がんばっていきましょう。
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/1422.html
ポケモン不思議のダンジョン 835 名前:水先案名無い人 :2006/01/21(土) 14 35 10 ID dpoHWqHq0 ポケモン不思議のダンジョン 全ダンジョン入場!! ヘタレ殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み真のLV1ダンジョンが甦った!!! 清盛!! きよらかな もりだァ――――!!! 最初のダンジョンはすでに我々が完成している!! いきなり救助依頼ちいさな もりだァ――――!!! 能力下げられしだい↑踏みまくってやる!! ふしぎなゆか初登場 でんじはの どうくつだァッ!!! レアポケモンの多さなら我々の歴史がものを言う!! 特別救助依頼で登場 レアポケ数体生息 とおぼえの もり!!! 真のゲンガーを知らしめたい!! サーナイト封印地点 やみの どうくつだァ!!! 伝説の鳥ポケモン3匹制覇で入れるがモンハウの多さなら全階級オレのものだ!! ルギアの生息地 ぎんの かいこうだ!!! 泥棒対策は完璧だ!! 店初登場 ほのおの やま!!!! 全ポケモンのベスト・最強はミュウツーにある!! 能力アップの神様が来たッ にしの どうくつ!!! 仲間になりにくさなら絶対に敗けん!! 大地を揺るがすケンカ見せたる グラードン生息 マグマの ちていだ!!! イジワルズ(なんでもありの救助隊)との対決ならここが舞台!! 序盤のピュア・フォレスト あやしい もりだ!!! ポケモン海兵隊からカイオーガが上陸だ!! ダイビング必須 あらしの かいいき!!! ルールの無い妹助けがしたいからラティオスはシーフ(泥棒)になったのだ!! 仲間にできないケンカを見せてやる!!きたの さんみゃく!!! クリアの土産にラティ兄妹加入とはよく言ったもの!! プテラの奥義が今 集団でバクハツする!! 全25階層 ならくの たにだ―――!!! アンノーンだらけのダンジョンこそが地上最強の暇つぶし地点だ!! まさか28種集めても何も無いとはッッ アンノーンの いせき!!! 誤解を解きたいからここまできたッ ポケモンになった理由一切不明!!!! 逃避行のラスト(最後)地点 ひょうせつの れいほうだ!!! オレたちはアイテム稼ぎ最強ではないかしこさ稼ぎで最強なのだ!! 御存知イガグリ さわぎの もり!!! 事件の本場は今や天狗誘拐にある!! ここにサンダーはいないのか!! ちんもくの たにだ!!! 深ァァァァァいッ説明不要!! 全99階!!! ミュウ生息地!!! ちてい いせきだ!!! ラッキーはここでゲットしてナンボのモン!!! 超レアアイテム豊富!! LV1ダンジョンからしあわせの とうの登場だ!!! この森はオレのもの 邪魔するやつは思いきり粉雪浴びせ思いきり凍らせるだけ!! フリーザー生息地域 じゅひょうの もり サンダーを倒しにこの山へきたッ!! 電気ダンジョン全逃避行前チャンプ ライメイの やま!!! 秘伝マシンに更なる磨きをかけ ”地味に進行必須地点”たいようの どうくつが帰ってきたァ!!! 今の自分はデオキシスしかいないッッ!! 階段仮封鎖いんせきの どうくつ!!! 長きに渡る逃亡生活が今ここから始まる!! 中盤から ぐんじょうの どうくつだ!!! しろいグミ集めでならオレはいつでも全盛期だ!! 燃える序盤 ハガネやま 最後はエアームドと対決だ!!! 映画の仕事はどーしたッ ジラーチのいいことし放題 未だ消えずッ!! 願いを叶えるも仲間にするも思いのまま!! ねがいの どうくつだ!!! 特に理由はないッ エンテイが強いのは当たりまえ!! 他の2匹にはないしょだ!!! 炎の下開山! ほのおの だいちがきてくれた―――!!! ピカチュウの住処で磨いた実戦雷撃!! ライコウのデンジャラス・拠点 イナズマの だいちだ!!! 危険地域だったらこのダンジョンを外せない!! 超A級強敵生息地 きたかぜの だいちだ!!! 超一流伝説ポケモンの超一流の炎攻撃だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ホウオウの生息地!! はるかなる れいほう!!! ネイティオはこのダンジョンの最後に住み着いた!! 重要イベントの切り札!! おおいなる きょうこくだ!!! ストーリーの最終地点が帰ってきたッ どこへ行ってしまうンだッ パートナーッッ 俺達は君とずっとパートナーでいたかったたッッッてんくうの とうの登場だ――――――――ッ 加えて更なる冒険者発生に備え超豪華なリザーバーをいくつか御用意致しました! 砂嵐大量発生 さばく ちたい!! メタルコート みなみの ほらあな!! りゅうのウロコ ひりゅうの おか!! 壁の中にお宝 あんや いせき!! しんかいのキバ&うろこ おおきな うみ!! コイキングとヒンバス たきつぼの いけ!! すいへいぎり&しんくうぎり さいはての うみ!! 全22種類 マクノシタくんれんじょ!! 意味無し地点 いわの よこあな&ゆきの よこあな!! ……ッッ どーやらもう4つはデフォルトでは出てこない様ですが、解禁次第ッ皆様にご紹介致しますッッ 関連レス コメント 名前
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/107.html
ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。 このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。 リーダー 主人公になっているポケモンの名前 パートナー パートナーになっているポケモンの名前 パートナーの性別は 男の子 とします。 女の子の方はこちら 冒険に失敗した場合のセリフはそのダンジョンの進行度によって変化します。 目次 目次 ケルディオ登場~ムンナ戦まで ラストダンジョン~氷触体戦まで グレッシャーパレス崩落~ エンディングまで ケルディオ登場~ムンナ戦まで +... ブラッキー「はあはあ……敵はこれで最後か……。 ブラッキー「だいぶ苦戦したが……ようやく ぬけられそうだぞ。 ブラッキー「しかし やたらと敵の多いところだったな……。 エーフィ「ブラッキー! それより! エーフィ「あそこ! 何か見えない? エーフィ「あれは一体 何かしら……? ブラッキー「行ってみよう! ブラッキー「なんだろう? ここは? エーフィ「氷の塔……なのかしらね……? エーフィ「塔の全体に 電気のようなものが走ってるけど……。 ブラッキー「とびらのようなものも あるし…… ブラッキー「まるで何かを 封印しているかのようにも見える……。 エーフィ「ねえ ブラッキー。さっき たくさんいた敵って…… エーフィ「もしかしたら ここを守ってたんじゃないかしら……? ブラッキー「そうだとしたら…… ブラッキー「ここには ヤツらにとって大事な何かが あるのかもしれないな……。 エーフィ「それって まさか……! 氷触体……? ブラッキー「どうかな。 ブラッキー「おれ達が前にグレッシャーパレスに来た時は…… ブラッキー「大結晶は もっと上にあったはずだ。 ブラッキー「かといって ありえなくもないが……。 ブラッキー「がんじょうそうな作りだが…… ブラッキー「こちら側から ちからを加えれば 開けられるかもしれないな。 エーフィ「体当たり? がんばるわよ! ブラッキー「それが一番 手っ取り早そうだ。 ブラッキー「同時にいくぞ! ブラッキー「3……2……1…… ブラッキー「それっ!! エーフィ「うん! うまくいったかも! ブラッキー「ああ……。 ブラッキー「むっ? あれは……? エーフィ「ブラッキー! エンターカードよ! ブラッキー「しかも 氷山のあとで おれ達がひろったものと同じだ…… エーフィ「ブラッキー! あそこ! エーフィ「だれか たおれている! エーフィ「ねえ!? だいじょうぶ!? ???「ううっ……。 ブラッキー「よかった。意識は あるみたいだな。 ???「……キ…キミ達は まさか……? ???「……ホントに来てくれたんだ……ありがたい……。 ???「わずかな可能性に かけてみたが…… ???「希望はまだ つながっているってことか……。 ???「早くここを……。 ブラッキー「だいぶ弱っているようだな。無理するな。 エーフィ「ブラッキー……このポケモンって もしかすると……。 ブラッキー「ああ……。 ブラッキー「ケルディオに ちがいないだろう……。 ケルディオ「どうして……ぼくの名を……? エモンガ「なんだなんだ? 今のは? エモンガ「なんか すごい地ひびきだったぞ。 パートナー 「一体 何が起きてるんだろう……? ビリジオン「あまり よくないことでしょうね……。 ビリジオン「先を急ぎましょう。 エモンガ「なんとなく…… エモンガ「なんとなく ちがうところに出てきた気がするけど……。 ビリジオン「暗くて何も見えないわね……。 パートナー 「みんな! 気をつけて! パートナー 「何かいる……! ムンナ「おまえ達!! パートナー 「こ…この声は……!? (ムンナの声だ!) ムンナ「おまえ達! こんな世界を救ってどうしようと言うのだ!? ムンナ「こんな冷えきった……こわれかけている世界を! エモンガ「わわわっ!! (やはり囲まれていたか!) ムンナ「ここにいる ワタシの仲間達…… ムンナ「コイツらは みな……世界がイヤになってしまった者達だ! ドクロッグ「ドクドクドクッ! シャンデラ「シャーーーーー! ギガイアス「ギガガガガガガ……! ムンナ「りふじんな世界! 不公平な世界! ムンナ「正直者ばかりが そんをする世界! あくどいものが うるおう世界! ムンナ「そんな世界なら…… ムンナ「なくなった方がいいッ!! パートナー 「みんな! 来るよ!! ムンナ「この世界は なくなるべきなんだ! ムンナ「だから おまえ達! この先は絶対に通さない! ムンナ「絶対にだ! ムンナ「いっせいに……かかれぇぇぇぇぇっ!! ギガイアス「グオオーーーーーーーーーーッ!! + 再戦時 ムンナ「ここから先は通さないよ! 絶対に! ムンナ「こんな世界……なくなればいいんだ! ムンナ「本当に……なくなってしまえば! パートナー 「みんな! 来るよ!! ムンナ「いくぞ! おまえ達!! ムンナ「いっせいに……かかれぇぇぇぇぇっ!! ギガイアス「グオオーーーーーーーーーーッ!! - 勝利後 - ムンナ「うううっ……。 ドクロッグ「ドクゥゥゥゥゥ……。 ギガイアス「ギガガガガ……。 パートナー 「やった……ついに…… パートナー 「ついに たおした! エモンガ「ま…また地ひびきだ……! ビリジオン「先へ急ぎましょう。 ビリジオン「ここは 前に来た時の最上部あたりに似ている。 ビリジオン「頂上も もうすぐだと思うわ。 ビリジオン「あそこから先へ行けそうよ。 パートナー 「うん。行こう。 ムンナ「ま…待て……。 ムンナ「おまえ達…… ムンナ「先には絶対……行かせない……。 ムンナ「運命は絶対……変えさせない! (地ひびきが ふえてきている……。) パートナー 「どうして…… パートナー 「どうしてキミ達は……そこまでして…… ムンナ「ここにいる ワタシの仲間達は…… ムンナ「みな……世の中から 見捨てられた者達だ! ドクロッグ「ドククク……。 ギガイアス「ギガッガガッ……。 ムンナ「ワタシも そう! ムンナ「ワタシも 世の中に ふり回され……うらぎられ…… ムンナ「そして絶望した! ムンナ「そんな どん底のふちを さまよってた時 ワタシは みんなと…… ムンナ「そしてキュレム様と出会い……この世界の運命も知った! ムンナ「何も持たないワタシでも……みんなは やさしく受け入れてくれた……。 ムンナ「心を通わせてくれた……。 ムンナ「その時! ワタシは決めたんだ! ムンナ「ここにいる仲間と! みんなと いっしょに! ムンナ「この世界の運命と共に……静かに消えていくと! パートナー 「……ムンナが世の中に絶望してるのはわかったけど…… パートナー 「……でも そこまで…… パートナー 「そこまで大切に思っているなら…… パートナー 「みんなが消えてしまうことは……本当に いいことなの? ムンナ「なっ……! パートナー 「大切に思うなら 消えてほしくない。 パートナー 「本当に大切に思うなら……幸せになってほしい。 パートナー 「そう願ったりは しないの? ムンナ「い…今の世界で……どうやって幸せになれる? ムンナ「今の世界にあるのは 苦痛な時間だけだ。 ムンナ「だったら……せめて苦痛だけでも消すことができれば……。 ムンナ「1匹ずつ消えるのは あとのものに悲しみが残る。 ドクロッグ「ううっロッグ……。 ムンナ「でも みんな いっしょに消えるのなら! 悲しみも残らない! シャンデラ「ウウウウッ……。 ムンナ「みんな いっしょなら いいんだ! ギガイアス「ウウッ……。 ムンナ「いくぞ! みんな! みんな「おおーーーーーーーーーーーっ!! 待てッ!! エモンガ「ブラッキー! エーフィ! エーフィ「よかった! 間に合ったみたいね! ビリジオン「ケ…ケルディオ!! ムンナ「ケルディオ!! パートナー 「えっ!? ケルディオって あの!? ムンナ「ケルディオ! おまえ どうやって氷の塔から…… ムンナ「そうか! コイツらが! ケルディオ「だいたいのことは ブラッキー達から聞いた。 ケルディオ「ムンナ! 悪いがここは…… ケルディオ「 リーダー 達を通させてもらうぞ! ムンナ「くっ……! パートナー 「エーフィ! 氷の塔って? エーフィ「ケルディオがいた塔よ! エーフィ「ケルディオは グレッシャーパレスにとじこめられていたの! ムンナ「ちがう! コイツは わざと つかまったんだ! ムンナ「ワタシ達を説得するためにね! パートナー 「ええ~っ!? ムンナ「コイツは 初めてグレッシャーパレスに来た時…… ムンナ「まぼろしの大結晶まで到達し…… ムンナ「そして 氷触体の秘密まで知ってしまったんだ。 ムンナ「ワタシ達は 仲間になるようさそったが…… ムンナ「コイツは ことわった! ケルディオ「当然だよ。 ケルディオ「破滅する未来に 納得なんかいかないしね。 ケルディオ「それ以来ぼくは キュレムやムンナ達から追われるようになった。 ケルディオ「そして何度も 危険な目にあった。 ケルディオ「ただ……追われているうちに少し疑問が わいてきたんだ。 ケルディオ「ムンナ達は 破滅の未来について……本当に納得しているのか?という疑問だ。 ケルディオ「だから あえて自分から話をしに行ったんだけど…… ケルディオ「ムンナ達は ぜんぜん聞いてくれなくてね……。 ケルディオ「それで結局ぼくは つかまり……ここに とじこめられてしまったんだ。 ムンナ「当たり前よ! そんなの聞けるワケがない! ケルディオ「どうかな。ぼくには そうは見えなかった。 ケルディオ「今でもね。 ムンナ「ちがう! ちがう! ムンナ「ワタシ達にとって 今の世の中は いいことなんか 何ひとつない! ムンナ「だから ワタシ達は いっしょに消えることを望んでる! ムンナ「みんなが いっしょなら……悲しくないし こわくない! シャンデラ「ウウウウッ……。 ギガイアス「ウウッ……。 ムンナ「だから! いいことなんかない世の中だから! ムンナ「ワタシ達は 消えるしかないんだぁ!! パートナー 「いいことが ないだって!? あるじゃないか! パートナー 「仲間がいるじゃないか! パートナー 「やってることは どうであれ…… パートナー 「仲間とのきずなは 深いじゃないか! パートナー 「みんなと ささえあって生きてるじゃないか! パートナー 「おたがい感謝しあって生きてるんじゃないのか!? ドクロッグ「ううっ……。 エモンガ「このまま消えて ホントにいいのかよ!? シャンデラ「ウウウウッ……。 ビリジオン「みんな 大切な仲間をなくしてまで 本当に消えたいと思っているの!? ギガイアス「ウウッ……。 パートナー 「今の世の中じゃ イヤかもしれない! パートナー 「でも もし希望にあふれた世の中に変わるのなら…… パートナー 「もっと生きたいと思うんじゃないの!? ムンナ「き…希望にあふれた世の中だって……? ムンナ「そんな世の中が……来るのか!? ムンナ「もしも世界が救われたとして……本当にそんな世の中がっ!? パートナー 「きっと来るっ! ボクが作るっ!! エモンガ「じ…地ひびきが……!! ギガイアス「氷柱が ゆれてるでゴワス! ドクロッグ「ドゲゲゲ~~~~~~~~!! あっちの でっかい氷柱が…… ドクロッグ「たおれてくるロッグ~~~~~~ッ!! パートナー 「こ…こっちに たおれてくる!! エモンガ「あぶない!! エーフィ「にげて!! パートナー 「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!! ブラッキー「ム…ムンナが…… ドクロッグ「ムンナ様が…… エーフィ「 リーダー と パートナー を……助けた……。 (ムンナ!) パートナー 「ムンナ! パートナー 「だいじょうぶ!? ムンナ!? ムンナ「……心配するな……大丈夫だ……。 ムンナ「それより……先に行け。 パートナー 「えっ……? ムンナ「ワタシは キュレム様に忠誠をちかった身だ。この先には行けない。 ムンナ「でも……たのむ。 ムンナ「どうか世界を……救ってくれ……。 (ムンナ!) ケルディオ「 リーダー ! パートナー ! ケルディオ「ぼくからも お願いだ! ケルディオ「たのむ! どうか世界を! ドクロッグ「オ…オレからも!! ギガイアス「おいどんも!! シャンデラ「ワタシからも! お願いです! 世界を! ブラッキー「 リーダー ! エーフィ「 パートナー ! ビリジオン「 リーダー ! パートナー ! エモンガ「あとは まかせたぞ! エモンガ「行ってこい! リーダー ! パートナー ! エモンガ「氷触体を……ぶっこわしてこい!! パートナー 「うん!! パートナー 「ムンナ! パートナー 「そしてみんな! ありがとう! パートナー 「ボク達 行ってくるよ! 絶対に世界を守ってくる! パートナー 「行こう! リーダー ! パートナー 「じゃあ! エモンガ「がんばれよ~~~~~~~~っ!! ギガイアス「……行っちまったでゴワスな……。 ドクロッグ「そうだ! ムンナ様! シャンデラ「ムンナ様ぁ~!! ギガイアス「ムンナ様!! ムンナ「うるさいな……だいじょうぶだって言っただろう……。 ムンナ「まったく……。 ケルディオ「フフッ……ずいぶんと したわれてるじゃないか。 ケルディオ「キミは幸せ者だよ。ムンナ。 ケルディオ「ぐっ……! ビリジオン「ケルディオ!! ブラッキー「だいじょうぶか? かなり無理をしたからな……。 エーフィ「ワタシ達がケルディオを見た時は かなり弱ってたの……。 エーフィ「それでも どうしても行くって聞かなくて……。 ケルディオ「へ…平気だ……。 ビリジオン「ケルディオ……。 ケルディオ「ビリジオン……だいたいの話は ブラッキー達から聞いたよ。 ケルディオ「すまない。ぼくのせいだ。 ケルディオ「あの手紙のせいで ずいぶんキミをなやませてしまったようだね……。 ケルディオ「あの手紙を出す少し前…… ケルディオ「ぼくは キュレムやムンナ達から追われていた……。 ケルディオ「何度も危険な目にあっているうちに ぼくは 自分の身も心配だが…… ケルディオ「それ以上に キミのことが 心配になった……。 ケルディオ「ムンナ達が ぼくを探せば やがて 友達であるキミに行きつく……。 ケルディオ「もし キミまで おそわれることになったら…… ケルディオ「いや……それだけは 絶対 さけなきゃいけない……。 ケルディオ「ぼくは キミとの関係を たつことを考え……あの手紙を送ったんだ……。 ビリジオン「ケルディオ……。 ケルディオ「理由があったとはいえ キミを悲しませ 苦しめたことは ちがいない。 ケルディオ「本当に すまなかった。大切な友達なのに…… ケルディオ「あんなひどい手紙を送って……本当にゴメン……。 ビリジオン「ううん! 私こそ! ビリジオン「何が何でもケルディオを信じるべきだった! ビリジオン「でも私 まよってしまって…… ビリジオン「世の中まで信じられなくなってしまって…… ビリジオン「それで みんなにも冷たくあたって…… ビリジオン「でも最初から信じていれば…… ビリジオン「信じてあげることができなくて……ゴメンなさい……。 ビリジオン「本当に……本当に ゴメンなさい! ビリジオン「うわああぁぁぁんっ!! エーフィ「ビリジオン……。 エモンガ「ビリジオン……。 ケルディオ「なんかヘンだな……ぼくの方が悪いはずなのに……。 ケルディオ「なんか よくわからなくなってきたから もういいよ……。 ケルディオ「また友達でいてくれるなら…… ケルディオ「また笑顔を見せてくれるなら……それで……。 ・冒険に失敗した場合 +... - パターン1- パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 エモンガ「うーん……ゆだんしたつもりはないんだけどな……。 パートナー 「あきらめずに行こう! もう一度 チャレンジだよ! - パターン2- パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 エモンガ「うーん……ゆだんしたつもりはないんだけどな……。 パートナー 「でも! パートナー 「あきらめずに行こう! この先へ! - パターン3 - パートナー 「ううっ……いったん もどろう……。 エモンガ「う~ん……なかなか手強かったな……。 ビリジオン「なんだか ムンナの……しゅうねんのようなものを感じたわ……。 パートナー 「でも……だからといって ここで立ち止まるワケにはいかないよ。 パートナー 「時間が せまっている。 ビリジオン「もう一度 行きましょう。 ラストダンジョン~氷触体戦まで +... ~ グレッシャーパレス 大結晶の塔 入口 ~ パートナー 「はあはあ……ここを ぬければ 一番 上まで行けそうだね……。 パートナー 「はあはあ……この先に 氷触体があるんだ! ( パートナー の息が荒い……。) (塔の入口に向かってすいこまれていく風……。) (そういえばここは……) (グレッシャーパレスの かいろうに似ている……。) (あの時も風は ふいていた……。) (そして かいろうを歩いているとちゅうで……) (氷触体の えいきょうを受け……みんな たおれていった……。) (ここも 同じなのかもしれない……。) パートナー 「 リーダー 。ボクなら だいじょうぶだよ。 パートナー 「ちょっと苦しいけど ガマンできる。いや。ガマンしなくちゃ。 パートナー 「最後まで リーダー を せいいっぱいサポートするよ! パートナー 「がんばろう! リーダー ! パートナー 「はあはあ……はあはあ……。 ( パートナー が かなり つらそうだ……。) (それだけ 氷触体に 近づいているということか……。) (しかし そうとう無理しているみたいだけど……) (だいじょうぶかな……。) パートナー 「はあはあ……ここが塔の頂上なのかな……。 パートナー 「かなり広いけど……。 パートナー 「あっ! リーダー ! あそこ! パートナー 「ほら! あそこに向かって風が動いてる! パートナー 「あの先に 氷触体が あるのかも! パートナー 「行こう! リーダー ! キュレム「待てッ!! (この声は キュレム!) パートナー 「あ…あと もう少しのところなのに……! パートナー 「できれば キュレムとは出会わずに行きたかったのに……。 キュレム「たしかに その奥には 氷触体がある……。 キュレム「しかしッ!! キュレム「そこへ行くことは……ゆるさんッ!! (キュ…キュレム!!) キュレム「言ったはずだッ! キュレム「まだ世界を救う意志があるならば…… キュレム「その時は全力で たたきつぶすとッ!! (たとえ たたきつぶされようが受け入れられるものか!) (ポケモン達の世界が なくなるなんていう悲しい未来が!) キュレム「あきらめろッ!! キュレム「どうあがこうが 未来は変えられぬッ!! パートナー 「ちがう!! パートナー 「未来は自分で……きりひらくものだ!! キュレム「小さな運命なら その手で変わることもあるだろう! キュレム「しかしッ! キュレム「大きな運命の中では しょせんは誤差! キュレム「大きな運命は さだめられたものなのだッ! パートナー 「そんなことない! パートナー 「誤差が重なれば 大きな運命も変わる! パートナー 「奇跡という名前に変わる!! キュレム「ならば今! 起こしてみろッ! キュレム「その! 奇跡というものをッ!! + 再戦時 キュレム「なんど来ようが むだだッ! 未来は変えられぬッ!! パートナー 「いや! 絶対に変える! パートナー 「ボク達は あきらめない! パートナー 「何度でも はい上がり…… パートナー 「何度でも ここに来て……戦う! パートナー 「そして運命を……未来を変える!! キュレム「ならば今! オマエ達は! キュレム「ここで消えるしかないッ!! キュレム「われの手によって……消えるがいいッ!! - 勝利後 - パートナー 「はあはあ……や…やった……! パートナー 「キュレムを……キュレムをついにたおしたよ……。 パートナー 「はあはあ…… リーダー …… パートナー 「早く……氷触体のところへ……。 キュレム「……ま…待て……。 キュレム「むだだ……オマエ達……。 キュレム「オマエ達の気持ちの強さはわかった…… キュレム「だが そんなオマエ達が どんなにあがこうとも…… キュレム「それでもやはり……未来は 変えられないのだ……。 (………………。) キュレム「……しかし…… キュレム「その気持ちの強さの先に……何があるのか…… キュレム「それを……見てみたい気もする……。 パートナー 「キュレム……! キュレム「見せてみろ……オマエ達の意志を…… キュレム「オマエ達の たましいを……。 (キュレム……!) パートナー 「そこで見守っててよ! キュレム! パートナー 「ボク達の意志を! パートナー 「行こう! ~ 大結晶の塔 奥の間 ~ (あれが……氷触体……!!) パートナー 「く……苦しい……。 ( パートナー !!) キュレム「……これは…… キュレム「これは……ただの風ではない……。 (キュレムの声……!) キュレム「この風は ポケモン達の負の意識。 キュレム「失望の風だ。 (失望の……風……?) キュレム「そうだ。 キュレム「不信感や絶望……そして あきらめ…… キュレム「そんな ポケモン達の負の意識を氷触体は 風として吸収している。 キュレム「そして またそれが 大きな うずとなり 多方向に ふきあれている……。 キュレム「氷触体は 失望の風をエネルギーに変え成長しているのだ。 (そうか……失望の風は 負の意識そのもの……。) ( パートナー は 失望の風のえいきょうを受けて……) (息苦しさが ましているのか……。) パートナー 「…… リーダー ……。 パートナー 「ボクは いいから……早く…… パートナー 「早く……氷触体を……。 (く…苦しい……! 急に息が……!) (なぜ自分も……? 人間でもえいきょうを受けるのか……?) (これが 負の意識の苦しさ……でも……それでも……) ( パートナー よりは……マシなはずだ!!) (行くしかない!) (はあはあ……はあはあ……。) (く…苦しくて……ちからが 入らない……!) (これ以上 前に ふみ出せない!!) (なんだよっ! ここまで来て……) (ここまで来て 自分は……何もできないのか!?) (みんなの……みんなの希望を背負っているのに!!) (この世界を救うことを たくされているのに!!) (何も!!) がんばれ! (い…今のは……?) (何だろう……今のは……) がんばれ! (そ…空耳じゃない……!) がんばれ! パートナー 「ボクにも……聞こえる……。 がんばれ! キュレム「聞こえる……。 がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! (声が……ふえている……!) がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! (風が……。) がんばれ! がんばれ! がんばれ!がんばれ! がんばれ! がんばれ! (こ……これは……。) がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれだぬ! 『がんばれー! 『がんばるんじゃぞ! がんばれ! がんばれ! 『がんばるんだよ! 『がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれー! 『がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれ! 『がんばれ! がんばれ! がんばれ! (これは……みんなの……。) キュレム「はげましの声だ。 キュレム「ここに向かって ポケモン達が念を送っているのだ。 キュレム「すべてのポケモンではないが…… キュレム「それでも オマエ達の よびかけで 前を向くポケモンが…… キュレム「勇気を持つポケモンがふえたことで…… キュレム「失望の風が弱まったのだ。 (失望の風が……。) キュレム「そうだ。 キュレム「ポケモン達の前向きな気持ちが…… キュレム「氷触体の動きを さまたげているのだ。 パートナー 「やっぱり……! パートナー 「みんなの気持ちが 前を向けば…… パートナー 「世界は……未来は 変えられるんだ! (ちからが……もどってる!) (今なら たたける!!) (行くぞっ!!) (はあはあ……はあはあ……。) (攻撃が……) (自分の攻撃が……きかない!!) (ただの ひとつも!!) (どんなに攻撃しても……氷触体は きずひとつ つかない!) (一体……一体どうしたら……。) (し…しまった……!) (今! 気持ちに まよいをみせた その しゅんかん……) (風がっ……!) パートナー 「 リーダー ! くじけたらダメだ!! パートナー 「気持ちを強く!! (風が……!) (氷触体が! さらに!) ヨーテリー「おじいちゃん! グレッシャーパレスの上に 何か見えるよ!! ハーデリア「なんじゃ!? あの むらさき色のうずは!? ヌオー「何が起こってるんだかぬぅ……。 ヌオー「あまり よくないことのような気はするだぬが……。 ズルッグ「たしかに不吉な感じがするな……あれは……。 コアルヒー「……みんなで気持ちを ひとつにして向かってみたが…… コアルヒー「さっきから よくなっている感じもしないし…… コアルヒー「なかなか むずかしいな……。 ミネズミ「前向きな気持ちを もっても……ダメなんでしょうかね……。 ミネズミ「現実は きびしいんでしょうか……。 ノコッチ「な……何言ってるんだよ! みんな! あきらめちゃダメだよ!! ノコッチ「宿場町に出入りしているポケモン達のよびかけで…… ノコッチ「ほかの町でも 声を送っているポケモンは たくさん いるだろうし…… ノコッチ「なにより 広場にいる みんなは…… ノコッチ「グレッシャーパレスの様子が見えなくても 今 必死に声を送ってるんだよ!? ノコッチ「様子がわかるボク達が 弱気になってどうするの!? ノコッチ「もっと リーダー さんを…… ノコッチ「グレッシャーパレスに行っているみんなを……信じようよ! ワシボン「おい! 見ろよ! むらさき色のうずが…… ワシボン「さらに大きくなっているぞ!! ズルッグ「ホントだーーーーーっ!! コアルヒー「やっぱり! ヤバイのか!? ミネズミ「みんなの気持ちを ひとつにしても…… ミネズミ「もはや ておくれってことなんでしょうか!? ヨーテリー「おじいちゃん……。 ハーデリア「ヨーテリー……。 ハーデリア「みんな! くじけるな! ハーデリア「がんばるんじゃ! ハーデリア「がんば…… ハーデリア「……(わし自身の声が……言っててなぜか むなしく聞こえる!?) ハーデリア「(心からの声に聞こえない!?) ハーデリア「(なぜじゃ? なぜ そう聞こえるんじゃ……?) ハーデリア「(もしかして わし自身も……) ハーデリア「(気持ちが おれかかってるということなのか……。) ハーデリア「(やっと みんなの心を ひとつにして立ち向かおうとしたのに……) ハーデリア「(どんなに みんなで立ち向かっても……どんなに がんばってみても……) ハーデリア「(結局……運命というものは……変えられんものなのか……。) パートナー 「うぐぐっ……! パートナー 「 リーダー ! あきらめちゃいけない! パートナー 「ボクは 最後まで信じてる!! パートナー 「だから リーダー も!! (はあはあ……はあはあ……。) (そうだ……あきらめるな!) (最後の……こんしんのちからをふりしぼって……) (攻撃を!) (うあああああぁぁぁぁぁっ!!) (ぐわあああああぁぁぁぁぁっ!!) ノコッチ「みんな! 見てよあれ!! ワシボン「あれは! 虹……!? ミネズミ「本当だ! 虹だ! ミネズミ「グレッシャーパレスのうしろに……虹が見える!! ハーデリア「まさか……! ハーデリア「まさか あの虹は……!? ハーデリア「ああっ! 虹が……! ワシボン「虹が消えていく……。 コアルヒー「なんか! 少しの間だったが……! コアルヒー「でも みんなも見たよな!? ミネズミ「ええ! 見ましたよ! ヨーテリー「とれもキレイな虹だったね。 ハーデリア「……もう長い間 見ておらんから記憶からも忘れかけておったが…… ハーデリア「まちがいない。あれは希望の虹…… ハーデリア「希望の虹じゃ……。 ワシボン「やっぱり! やっぱり そうだよな! ワシボン「また かかったんだ! 希望の虹が! ワシボン「見るだけで みんなに希望がわいてくる……あの虹が!! ノコッチ「もう一度 見たいよね! ヌオー「そうだぬ! ヌオー「かかっているところを見たいだぬ! ミネズミ「ワタシ! 広場のみなさんにも伝えてきます! ハーデリア「希望は! 希望はまだあるんじゃ! ワシボン「たのむ! もう一度 見せてくれ! ヨーテリー「ぼくにも見せて! 希望の虹を! ノコッチ「お願い! ボク達に もう一度!! ノコッチ「 リーダー さんっ!! (……みんなの……) (みんなの声が……聞こえる……!!) (みんなの気持ちが……) (心が……!) (自分の……背中を!!) パートナー 「行けえぇぇぇぇぇぇぇっ! リーダー !!! ・冒険に失敗した場合 +... - 大結晶の塔 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「ちょっと ゆだんしちゃったかな……はあはあ…… パートナー 「でも……氷触体をはやく こわさないと世界が……! パートナー 「 リーダー ! もう少しだよ! がんばろう! - パターン2 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「ちょっと ゆだんしちゃったかな……はあはあ…… パートナー 「でも もう少しだよ……がんばろう…… リーダー ……。 - パターン3 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「やっぱりキュレムは 手強い……はあはあ……。 パートナー 「本当は戦わずに 氷触体のところまで行きたいんだけど…… パートナー 「でも あそこを通らずに先へ行くには むずかしそうだし…… パートナー 「キュレムとは……戦うしかないかな……。 パートナー 「 リーダー ……やるしかない……。 パートナー 「がんばって キュレムを たおそう……! - 大結晶の塔 奥の間 - (こ…ここは……?) がんばれ! がんばれ!がんばれ! がんばれ! (……! そうか……!) (みんなの声が うしろだてとなり……ちからとなり……) (自分を……!) (…………。) (だったら 行くしかない!) (氷触体の……あの前へ!!) (みんなの声に……答えるために!!) グレッシャーパレス崩落~ +... - 勝利後 - パートナー 「や…やった…… リーダー ……。 パートナー 「とうとう……氷触体を……。 ワシボン「おおっ! 虹だァ! また虹が見えた!! ワシボン「しかも前よりも くっきりと!! ヌオー「むらさき色のうずも 消えただぬ! ハーデリア「そして かわりに……希望の虹が!! ノコッチ「すごくキレイに見えるよ!! ハーデリア「グ…グレッシャーパレスが……くずれ落ちていく……。 ノコッチ「 リーダー さんは!!? みんなは……!!? ノコッチ「……(お…お願い……) ノコッチ「(みんな……どうか無事で……。) …………。 ……………………。 うっ……ううっ……。 こ……ここは…………。 (こ…ここは……。) (そうだ……) (たしか……氷触体が くだけ散ったあと そのまま意識を失って……。) ( パートナー ……。) パートナー 「う…ううっ……。 パートナー 「 リーダー !! リーダー だよね!! パートナー 「無事だったんだね!? リーダー ! パートナー 「よかったー!! パートナー 「……って……ところで ここは……? パートナー 「まさか……! パートナー 「まさか ここって……天国だったりするの!? キュレム「ちがう。ここは オマエ達の意識の奥深いところ…… キュレム「深そう意識の中だ……。 パートナー 「キュ…キュレム!! キュレム「オマエ達は……未来を変えてしまった。 キュレム「未来は真理。 キュレム「変えてはいけないものだし それが正しい道だ。 (……………………。) キュレム「しかし……思う。 キュレム「運命を みずから きりひらく その かくごさえあれば…… キュレム「ちがう明日を むかえることも……また真理だと。 キュレム「この世界のポケモンも……まだまだ捨てたものではない! キュレム「それを教えてくれたのは ほかでもない! オマエ達だッ! キュレム「オマエ達のおかげだ! 礼を言うッ!! パートナー 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! ~ 十字路 ~ パートナー 「こ…ここは……街道の……。 パートナー 「 リーダー ! パートナー 「ボク達 グレッシャーパレスで気を失ったはずなのに…… パートナー 「どうして ここに!? エモンガ「おーーーーーーーーーい!! パートナー 「み…みんなっ! エモンガ「よかった! 2匹とも無事だったんだな!! エモンガ「ホント……よかった……。 エモンガ「ううっ……。 パートナー 「みんなも……! よかった……。 パートナー 「よく無事に……。 パートナー 「やっぱり エンターカードを使ってだっしゅつしたの? ケルディオ「いや。それが…… ケルディオ「ホントは そうしたかったんだけど……時間がなくてね……。 エモンガ「ムンナ達もいて…… エモンガ「全員で マグナゲートに入るのは無理だったし…… エモンガ「何より オマエ達を残して帰るワケにもいかなかったからな。 エモンガ「どうしようと思っているうちに…… エモンガ「あっという間に グレッシャーパレスが くずれ落ちたんだ。 エーフィ「でも 不思議なの。 ブラッキー「それから気がついたら……おれ達は パラダイスにいたんだ。 パートナー 「えっ! そうなの? パートナー 「じゃ ボク達と同じだ。 パートナー 「ボクも なんか夢のようなものを見たあと…… パートナー 「気がついたら ここにいたんだけど…… パートナー 「なんで助かったのか わからないんだ。 パートナー 「なんでだろう……? ホント不思議だよね……。 (たぶん……キュレムだ……。) (キュレムが 助けてくれたんだ……。) (自分達も みんなも……そして ムンナ達もきっと……。) (キュレムが最後に言った『礼』という言葉……) (あの『礼』というのは きっとこのことだったんだ……。) エモンガ「まあ よくわかんねえが このさいいいじゃねえか。 エモンガ「みんな 無事だったんだからよう。 パートナー 「そうかなぁ……でも 考えてもわからないしなぁ……。 ビリジオン「そうね。 ビリジオン「エモンガほど お気楽じゃないけど…… ビリジオン「とりあえずは……今を よろこべばいいんじゃないかしら? ビリジオン「なぜ助かったのかは そのうちわかる日が来ると思う。 ビリジオン「その時に……感謝の気持ちさえ忘れなければ……。 パートナー 「そっか……そうだよね……。 エモンガ「おい! ビリジオン! エモンガ「オレ 言うほど そんなにお気楽じゃないぞ!? ビリジオン「アラ? 私 ほめ言葉で言ったつもりなんだけど……? エーフィ「あらあら 2匹とも……いつの間に そんな仲良くなったの? エモンガ「ええっ? な…仲良くなんか ねえよ! エモンガ「いつものケンカと 変わらねえだろ? エーフィ「そうかな? エーフィ「いつもとは ちょっと ふんいきがちがったわよ? パートナー 「ボクも そんな気がしたよ。 エーフィ「フフフ……エモンガ……。 エーフィ「もしかして……なんか あった? エモンガ「な…なにも ねえよ!! エモンガ「全然!! 何も!! エーフィ「おもしろ~い! エーフィ「エモンガって ホントわかりやすいのね! エーフィ「ハハハハハ! ノコッチ「 リーダー さん!! パートナー さん!! パートナー 「ノコッチ……。 ノコッチ「それに みんなも……! ノコッチ「みんな 無事だったんだぁ! ノコッチ「本当に無事で…… ノコッチ「ううっ……。 パートナー 「ただいま ノコッチ。 ビリジオン「約束通り 帰ってきたわよ。 エモンガ「泣くなよ ノコッチ。 エモンガ「安心して待ってろって言ったじゃねえか。 ノコッチ「……うん……。 ノコッチ「でも……グレッシャーパレスがくずれた時は…… ノコッチ「ボク ホント みんなが 心配になって……。 エモンガ「まあ……あん時は オレも どうなるかわからなかったけどな……。 エモンガ「でも リーダー 達も 無事だったワケだし…… エモンガ「まあ 奇跡が起こったということで。 ノコッチ「そうだ! 奇跡と言えば!! ノコッチ「グレッシャーパレスが くずれたあとに 虹が かかったんだよ! パートナー 「虹が? パートナー 「……ホントだ! パートナー 「すごい! はっきり見えるよ! パートナー 「すごく……すごく キレイな虹だね! エモンガ「ノ…ノコッチ! エモンガ「この虹は もしかして! ノコッチ「うん。ハーデリア達は 希望の虹ってよんでたよ。 (希望の虹……!) パートナー 「そっか! あれが希望の虹なんだ! ビリジオン「とうとう復活したのね。 ビリジオン「見るだけで みんなの心に希望の灯をともすとも言われる…… ビリジオン「あの虹が……。 エモンガ「へへっ なんか いい感じだな。 エモンガ「氷触体が こわれて……グレッシャーパレスが くずれ落ち…… エモンガ「そして 希望の虹が復活……。 エモンガ「こりゃあもう……どう考えても…… サザンドラ「そうです。世界は救われたのです。 エモンガ「急に何か出たっ!! パートナー 「サ…サザンドラ!? サザンドラ「はい そうです。サザンドラです。 サザンドラ「おひさしぶりです。 パートナー さん。 パートナー 「サ…サザンドラは たしか…… パートナー 「こおったところを キュレムに たたかれて…… パートナー 「くだけ散ったよね!? パートナー 「もしかして……お化け? ノコッチ「ええ~!? お化け~!? サザンドラ「いやいやいやいやいや!! サザンドラ「お化けなんかじゃ ないですよー!! お化けなんかじゃ!! サザンドラ「私は 命の声です。くだけ散ったのは その化身……。 サザンドラ「私が飛び散ろうとも 命の声は なくなりはしません。 サザンドラ「私がなくなる時は 世界がなくなる時ですよ。 サザンドラ「ハハハハハハハハハハハハハハ。 サザンドラ「それにしましても…… サザンドラ「みなさま……本当に ありがとうございました。 サザンドラ「みなさまのおかげで この世界は 救われました。 エモンガ「へへっ……。 ドテッコツ「 リーダー ! パートナー !! ドテッコツ「オメエら 帰って来てたのかよ!? スワンナ「よく……無事に……。 ヌオー「本当に……本当に…… ヌオー「ぶわっ! ヌオー「ううっ……よかっただぬ……。 ヌオー「無事で……本当に よかっただぬ……。 ドテッコツ「おーい! みんなー! 聞こえるかー!? ドテッコツ「 リーダー 達が帰ってきてるぞー!! みんな「ええ~っ!? リーダー 達が!? ドテッコツ「ああ! 今 丘の上にいる! ドテッコツ「勝利の がいせんなんだぜ! みんなで祝福だー!! みんな「おお~~~~~~~~~~っ!! パートナー 「わわわっ……! ハーデリア「みんな! ありがとう! ホント ありがとう! ハーデリア「うおおおお~~~~~~~ん!! ハハコモリ「みなさんの おかげです!! ハハコモリ「本当に ありがとうございました!! ヨーテリー「 パートナー さん! ぼく達も がんばったよ! パートナー 「うん! みんなが気持ちを ひとつにしてくれたおかげで こわせたんだよ! パートナー 「こちらこそ みんな ありがとう! ワシボン「うわぁぁぁぁん! すまねえ! ワシボン「オレは オマエ達のことを あまり信用してなかった! ワシボン「でも! 希望の虹があ! 希望の虹がまた!! ワシボン「オマエ達のおかげだ! ありがとう! うわああぁぁぁぁぁぁぁぁん!! こうして…… ポケモン達による祝福がたえまなく続きました いやポケモン達だけではありません この おだやかな天気…… 山や川……そして すみきった空までもが…… リーダー 達を祝福しているかのようでした そしてその日の夜は平和になったことを祝い…… 宿場町で たき火を囲んでのうたげが はじまりました ビクティニ「しかし 世界がすくわれて ホントよかったね。 マリルリ「はい! 本当に! ハーデリア「……なんと!? 人間である リーダー さんでも…… ハーデリア「氷触体の前では 息ができないほどの苦しさに……!? ハーデリア「でも そんな困難をも のりこえ…… ハーデリア「世界は 救われたのですな……。 ハーデリア「ありがとうございます。 コアルヒー「すまねえ! オレ オマエ達のことを信用してなかった! ダンゴロ「オレも!! ミネズミ「ワタシも!! ズルッグ「いや! オマエ達は まだいいぜ! ズルッグ「オレなんか……パラダイスに いながら信用していなかったんだぜ? ズルッグ「オレが一番……最低だぁ! ズルッグ「 パートナー ! すまねえ! ホントすまねえ! コアルヒー「イヤ! 一番 サイテーなのは このオレだ! ミネズミ「いや! ワタシです!! パートナー 「みんな もういいよ。ありがとう。 スワンナ「みんな! 今日は 私のおごりだよ!! スワンナ「じゃんじゃん食べるんだよ! ドテッコツ「やったー!! ドッコラー「あんた ここらじゃ見かけない顔だよな。 サザンドラ「ハイ。宿場町には 初めて おじゃましたかもしれないです。 ドッコラー「まあ あんたが何者だろうがどうでもいい。 ドッコラー「とにかく今日は めでたいんだ! いっしょに祝ってくれ! ドッコラー「いっぱい食べてくださいよ! サザンドラ「そうですか! サザンドラ「じゃ お言葉にあまえて たくさんいただきますね! エモンガ「へへっ……気分がいいな……。 ノコッチ「うん。最高だよ。 ヌオー「……ワシは…… ヌオー「 パートナー 達が ここにやって来た時のことを…… ヌオー「今でも思い出すだぬ……。 ヌオー「ただ あの時は あの2匹が ここまで かつやくするなんて…… ヌオー「思いもしなかっただぬ……。 ヌオー「パラダイスの管理人やってて よかっただぬ……。 ヌオー「 リーダー 達に 色々サポートできて…… ヌオー「よかっただぬ……。 ヌオー「ぶわっ! エーフィ「ええっ!? じゃあ ケルディオは そんな小さな可能性を信じて…… エーフィ「氷山のあとに あのエンターカードを残したって言うの? ケルディオ「ああ。ぼくが あの氷の塔に とじこめられていた時…… ケルディオ「ある日 グレッシャーパレスで さわぎが起こった……。 ケルディオ「何が起きてるのか とらわれの身のぼくには わからなかったけど…… ケルディオ「でも それでも確信した。 ケルディオ「とうとう みとうの地であるグレッシャーパレスに…… ケルディオ「だれかが来たのだと……。 ケルディオ「そしてその時 思ったんだ。 ケルディオ「あの地に来るほどの実力がある者ならば…… ケルディオ「可能性があるかもしれない。 ケルディオ「ほんの小さなことでも 気づいてくれるはずだ。 ケルディオ「とにかく その者達の力を信じてたくすしかない……と。 ケルディオ「氷の塔は 封印されているからマグナゲートは発動できないが…… ケルディオ「エンターカードを作ることならできる。 ケルディオ「グレッシャーパレスが いずれ浮上することは わかっていた。 ケルディオ「ぼくは その日のために 空を わたるエンターカードを 氷の塔で作り…… ケルディオ「グレッシャーパレスが浮上した時…… ケルディオ「格子状の窓から 氷山のもとへばらまいたんだ……。 エーフィ「あきれた! よくそんな小さな可能性に かけたわね? エーフィ「ワタシなら 別の方法を考えるわ。 ケルディオ「えっ? ええっ……!? ケルディオ「ガクッ……。 ケルディオ「ううっ ゴメン……だって ほかの方法思いつかなかったし……。 ブラッキー「……(意外と打たれ弱いんだな……。ケルディオって……。) ビリジオン「でも そんな小さな可能性も エーフィのカンが あったから…… ビリジオン「拾うことができたんじゃないかしら。 エーフィ「そうね。でも ほとんど奇跡のようなものよ。 ブラッキー「今回は その奇跡が色々重なったんだ。 ブラッキー「 リーダー が いなけりゃ氷触体は こわせなかったし…… ビリジオン「みんなが 心をひとつにしてくれなければ…… ビリジオン「 リーダー でも無理だった……。 ブラッキー「ケルディオが作ったエンターカードがなかったら…… ブラッキー「おれ達は グレッシャーパレスに行くことすらできなかったしな……。 ケルディオ「そうだよね! ぼくも役に立ったよね! エーフィ「ア~ラ! でも そのケルディオを助けたのは ワタシ達よね? ケルディオ「ガクッ……! ケルディオ「……そっか……。ぼくは 助けられたんだっけ……。 ブラッキー「……(なあ ビリジオン……。) ブラッキー「(ケルディオって いつもああなのか……?) ビリジオン「……(正念場になると すごく たよりになるんだけどね……。) ビリジオン「(でも そんなところも ふくめて 今のケルディオは……) ビリジオン「(私の知っている ケルディオよ!) ビリジオン「だいじょうぶ! ケルディオも いっぱいかつやくしたわよ! ケルディオ「そう! そうだよね! ケルディオ「ありがとう! ビリジオン! ブラッキー「とにかく…… ブラッキー「今回は リーダー や パートナー …… ブラッキー「そして ほかにも……だれか1匹でもかけていたら成功しなかった。 ブラッキー「世界は救えなかったんだ。 エーフィ「そうね。 エーフィ「みんなの勇気と奇跡が重なって 成しとげることができたのよ。 エーフィ「みんなが主役…… エーフィ「みんなが ヒーローであり ヒロインなのよ! ビリジオン「今夜は そのお祝いよ! ビリジオン「みんなで ゆっくり楽しみましょ! (少し はしゃぎすぎてつかれたかな……。) (ちょっと月でも見て 休もう……。) サザンドラ「 リーダー さん……。 (サザンドラ……。) サザンドラ「 リーダー さん。あらためまして…… サザンドラ「世界を救っていただき……私の願いを聞いていただき…… サザンドラ「本当に ありがとうございました。 サザンドラ「そして…… サザンドラ「 リーダー さんの……この世界での役目も終わりました。 サザンドラ「……つまりそれは…… サザンドラ「エート……大変 申しにくいことなんですが…… サザンドラ「人間がここにずっといると……世界に ひずみがでてしまうワケでして…… (世界に……ひずみ……?) サザンドラ「つまり…… リーダー さんは…… サザンドラ「人間の世界へ……帰らなければならないと……。 (人間の世界へ!?) (……そっか……。) (やっぱり人間の世界へ……帰ることになるのか……。) サザンドラ「 リーダー さん……私 悲しいです……。 サザンドラ「私 リーダー さんに 情がうつってしまったようです……。 サザンドラ「でも すみません。こればかりは 仕方がないことなんです……。 サザンドラ「 リーダー さんも たくさん心残りがあると思いますが……。 (……心残りか……。) (一番の……心残りと言えば……) (あの時の……) - 回想 - パートナー 「 リーダー は やっぱり…… パートナー 「人間の世界へ帰ることになるのかなぁ……? (……そういえば どうなんだろう……。) (今まで 考えたこともなかったけど……) (それが このポケモンの世界での役割なら……) (やっぱり帰ることに なるのかな……。) パートナー 「そっか…… リーダー にもわからないか……。 パートナー 「…………。ねえ リーダー ……。 パートナー 「どうなるか わからないのなら……ボクは…… パートナー 「ボクは ずっと いっしょにいたいな! (えっ……?) パートナー 「お願いだよ リーダー ! ずっと いっしょにいようよ! パートナー 「ホント!? パートナー 「やったぁ!! パートナー 「ボク うれしいよ! ありがとう! リーダー ! (……あの時……ずっと いっしょにいるって……) ( パートナー と約束しちゃったけど……) (約束……やぶっちゃうことになるな……。) サザンドラ「ぐすん……ここを はなれるのは 明日です……。 サザンドラ「光に包まれて……天にのぼっていくんです……。 (前に ここから見た……天にのぼっていく光……。) (前に キュレムから聞いた……あの光か……。) (とうとう自分も帰るんだな……。) (光に包まれて……元の……人間の世界へ……。) サザンドラ「もうひとつ。悲しいお話が……。 サザンドラ「 リーダー さんが 光に包まれた時…… サザンドラ「この世界に リーダー さんがいたという記憶は…… サザンドラ「ポケモンのみなさんの記憶の中から……すべて消えてしまいます。 (な…なんだって!?) (ポケモン達から……!) (みんなの中から……自分の関しての記憶が消えてしまうだって!?) サザンドラ「……はい……。 サザンドラ「本当に……本当に悲しいことで申しワケないのですが……。 サザンドラ「私は 命の声ですので…… サザンドラ「 リーダー さんのことを 忘れることはないのですが……。 サザンドラ「でも……他のみなさんは すべて……ううっ……。 (光に包まれた時……みんなは 自分のことを忘れてしまう……。) (今までの みんなとの思い出も……みんなの中には残らない……。) (これは……つらいな……。) サザンドラ「明日は……私も とちゅうまで見送ります。 サザンドラ「ううっ……。 サザンドラ「今……みなさんに……別れのあいさつをしますか? (………………。) (あいさつしたいけど……) (でも みんなに悲しい思いをさせたくはない……。) (みんなの記憶から 自分が消えてしまうなら……) (今 パートナー や みんなにお別れを言って……) (わざわざ悲しい思いをさせることもない……。) (だまって……出て行こう……。) サザンドラ「あ…あいさつ されないんですか!? サザンドラ「……そうですよね……。 サザンドラ「つらい思いは させたくないですものね……。 サザンドラ「わかりました……。 サザンドラ「では明日の朝 この丘に来てください。いっしょに行きましょう。 エンディングまで +... 翌日 朝早く…… ( パートナー ……。よく ねているな……。) ( パートナー ……。だまって出て行ってゴメン……。) (約束……守れなくて……) (本当にゴメン……。) (今までたくさん ありがとう……。) (この家を見るのも……これが最後か……。) - 回想 - パートナー 「ボク達は ドテッコツに……家を建ててほしいんだ。 ドテッコツ「な…なにっ!? - 回想 - パートナー 「ドテッコツ! ドッコラー! そしてヌオーも! パートナー 「本当にみんな ありがとう! パートナー 「みんなの気持ちが こもっている……それが大切なんだ。 パートナー 「とにかく これが…… パートナー 「これが ボク達の…… パートナー 「新しい……家だあぁぁぁーーーーーーーーっ!! (この家を建てたのが……すごく 昔のことのように感じる……。) (すでに たくさんの思いがつまっている……。) (さようなら……そして ありがとう……。) ( パートナー との……思い出の家……。) (……サザンドラ……。) サザンドラ「おはようございます。 リーダー さん。 サザンドラ「さすがに これだけ朝が早いと 起きているポケモンも少ないですね。 サザンドラ「それで……これから出発してしまうと…… サザンドラ「みなさんの記憶から リーダー さんが…… サザンドラ「消えてしまうワケですが…… サザンドラ「心残りはないですか……? サザンドラ「……そうですか……。 サザンドラ「では……出発しましょう……。 (光が……自分を……。) (これで……このしゅんかん……) (みんなは 自分のことを……忘れてしまったのか……。) (…… パートナー も………。) (でも……仕方ない……。) (自分は サザンドラの願いを聞いて ここに よばれ……) (そして この世界を救うことができた……。) (ここにいる みんなの役に立てた……。) (みんなを守ることができたんだ。) (それだけで十分じゃないか……。) (…………。) (意外と……) (のぼるのが速いんだな……。) (丘から見た時の光は……) (ほとんど止まっているように見えたけど……。) (………………。) (………………。) (宿場町が……だいぶ小さく……) (のぼりはじめてから 時間も経っているし……) (けっこう高いところまできてるんだろうな……。) (でも 小さくても 宿場町にいたポケモン達は……) (見て まだわかる感じだけど……。) (………………。) (……そうだ……。) サザンドラ「おや? サザンドラ「どうしたんですか? リーダー さん? サザンドラ「えっ? 最後にもう一度…… サザンドラ「もう一度 パラダイスを見ておきたいんですか? サザンドラ「わかりました。いいですよ。行きましょう。 (……! パラダイスが 見えてきた……。) (あっ! パートナー ……。) ( パートナー ……ヌオーと話している……。) (ふつうの……ふだんと変わらないパラダイスの光景……。) (ただ……自分がいないだけの……。) (…… パートナー が……) ( パートナー が こっちを見ている……。) (ずっと……) (ずっと こっちを……見つめている……。) (み…みんなも……!) (自分のことは 忘れているはずなのに……。) (……そっか……光に気がついて みんな 見上げているんだ……。) (………………。) (でも こうして見つめ合っていると……) (たとえ みんなに記憶がなくても……つながっている気がするよ……。) (最後にたくさん……顔が見れてよかった……。) (ありがとう……みんな……。) (ありがとう…… パートナー ……。) サザンドラ「そろそろ……よろしいでしょうか……? サザンドラ「……いきましょう……。 (さようなら…… パートナー ……。) (キミが忘れても……自分は覚えているよ……。) (いつまでも……) (いつまでも 覚えているよ……。) (ありがとう…… パートナー ……。) (さようなら……元気で……。) (…………。) (きれいな青空だ……。) (思えば……) (この世界に来た時も……こんな空だった……。) サザンドラ「 リーダー さん! 見てください! サザンドラ「すごくキレイですよ! (希望の! 希望の虹だ!) (あの虹が 今日もかかったんだ!) (最後に見れてよかった……。) (希望の虹が……見れてよかった……。) サザンドラ「 リーダー さん……。 サザンドラ「私がお見送りできるのも……ここまでです……。 サザンドラ「 リーダー さんには 本当にお世話になりました……。 サザンドラ「なんとお礼を申し上げたらいいのかわからないぐらい…… サザンドラ「感謝の気持ちで いっぱいです。 サザンドラ「本当に……本当に ありがとうございました。 サザンドラ「それで……最後に これを……。 (これは……フリズム……?) サザンドラ「 パートナー さんのものです。 ( パートナー の!?) サザンドラ「実は昨日の夜の……うたげの時に…… サザンドラ「 パートナー さんが 私のところに来たんです。 サザンドラ「 パートナー さんは 私に言いました。 サザンドラ「もし リーダー さんが 人間の世界に帰る日がきたら…… サザンドラ「その時は これを わたしてほしいと……。 サザンドラ「 パートナー さんから わたされたもの…… サザンドラ「それが そのフリズムです。 (……まちがいない……。) (これは パートナー が 宝物として大切にしていた……) (あのフリズムだ……。) サザンドラ「では 私はこのへんで……。 サザンドラ「 リーダー さん……本当に ありがとうございました! サザンドラ「お元気で! そして さようなら! (フリズムの中が白い……。) (なにか録音されている……。) - フリズムを解凍 - パートナー 「…………………… パートナー 「…… リーダー ……聞こえてる……? (……! パートナー の……) ( パートナー の声だ……。) パートナー 「 リーダー …… パートナー 「もし このフリズムの声を聞いているとしたら…… パートナー 「それは この世界からもう はなれている時だと思う パートナー 「前にも話したけど……ボクは ずっと さがしていた パートナー 「いっしょに笑ったり なやんだり……時には ぶつかったり…… パートナー 「でも 心から信頼できるきずなでつながった…… パートナー 「本物の友達を…… パートナー 「そして やっと出会えた! それが リーダー だった パートナー 「ボク達は友達だ 本当に大切な友達だ パートナー 「だから……ずっといっしょに いたかった…… パートナー 「でも……思ったんだ パートナー 「 リーダー は人間だ パートナー 「だったら リーダー には 人間の世界にも大切な人がいるはずだ パートナー 「そして その人は…… パートナー 「 リーダー のことを とても心配しているはずだ パートナー 「ボクは その人達を……悲しませたくない パートナー 「だから リーダー と 別れることになっても…… パートナー 「ボクは笑顔で見送るよ! パートナー 「会えなくても いつも リーダー を思っているよ パートナー 「絶対に忘れない パートナー 「サザンドラから聞いたよ…… パートナー 「 リーダー が 光に包まれる時…… パートナー 「みんなは リーダー のことを忘れてしまうって…… パートナー 「そうかもしれない…… パートナー 「でも…… パートナー 「それでも ボクは…… パートナー 「 リーダー のことを 絶対に忘れないよ! ( パ … パートナー ……!) パートナー 「今まで運命だって変えてきたんだ パートナー 「ボク達のきずなは そんなものじゃ変えられない! パートナー 「どんなに はなれていても…… パートナー 「どこにいても…… パートナー 「どんな時も…… パートナー 「ボクは リーダー のことを 絶対忘れないよ! パートナー 「それに……忘れないのは ボクだけじゃない! エモンガ「おーい! リーダー ! 聞こえるかー!? (エ…エモンガ……!) エモンガ「オレ達が リーダー を忘れるだって? エモンガ「ありえねえよ! そんなこと! ノコッチ「ボクも絶対 忘れないよ! ノコッチ「 リーダー さんは ボクにとって あこがれなんだから! (ノコッチ……!) ビリジオン「ありがとう! リーダー ! 私も絶対 忘れない! ビリジオン「 リーダー は 私達に たくさんのものを残してくれた…… ビリジオン「それを考えたら……絶対に忘れるワケにはいかないわ! (ビリジオンも……!) ブラッキー「なあ リーダー ! ブラッキー「あいさつなしに出て行くなんて 水くさいじゃないか! エーフィ「でもそれは ワタシ達に対しての リーダー の温かさ…… エーフィ「 リーダー の やさしさなのよね エーフィ「だから ワタシ達もそっと見送るけど…… エーフィ「でも安心して帰ってね! ワタシ達 絶対忘れないから! (ブラッキー……! エーフィ……!) ヌオー「ワシも! 絶対忘れないだぬ! ヌオー「 リーダー が ここに来た時のこと……今でも思い出すだぬ ヌオー「その時のことを……忘れるワケがないだぬ ヌオー「もし 忘れたりしたら……ワシは……ワシは…… ヌオー「ぶわっ! (ヌオー……。) スワンナ「 リーダー ! ありがとう! 私も忘れないよ! スワンナ「そして宿場町のみんなも! そうでしょ!? みんな! みんな「おおーーーーーーーーーっ!! (スワンナ……みんな……。) スワンナ「せっかく私達の世界に来てくれたのにお別れなのは さびしいけど…… スワンナ「でも 私達は忘れないから…… スワンナ「だから リーダー も たまには 私達のことを思い出してね! ヨーテリー「 リーダー さん! 元気でねー! ドテッコツ「家建ててほしけりゃ よんでくれー! 人間の世界まで行くぜ! (みんな……みんな……!) パートナー 「 リーダー ……みんなの声が聞こえた……? パートナー 「みんなも忘れないって言っているよ パートナー 「これから明日になって…… パートナー 「 リーダー が 光に包まれると…… パートナー 「ボク達の記憶もなくなるようだけど…… パートナー 「でも ボク達は…… パートナー 「運命に さからってでも……絶対に忘れない! パートナー 「 リーダー が一番がんばったことは みんなが覚えてる! パートナー 「だから忘れるワケにはいかないし 忘れるはずがないよ! パートナー 「本当に今までありがとう パートナー 「いっしょにいてくれて ありがとう パートナー 「さようなら リーダー ! 元気で! みんな「さようならーー! 元気でなーーーっ! みんな「………………………… (ううっ…… パートナー ……。) (ずっと いっしょにいようって言った……あの時の……) ( パートナー との約束……) - 回想 - パートナー 「お願いだよ リーダー ! ずっと いっしょにいようよ! パートナー 「ホント!? パートナー 「やったぁ!! パートナー 「ボク うれしいよ! ありがとう! リーダー ! (でも……) (あの時 パートナー は すでに感じていたんだ……。) (約束は……果たせないだろうということを……。) (自分と パートナー は はなれることになることを……。) (そして……最後に……) (最後に パートナー と見つめ合った あの時……) (あの時の……) (あの時の パートナー 達の顔……) (まちがいない……。) ( パートナー は……みんなは……) (自分のことを忘れていない……。) ( パートナー 達は 自分のことを覚えていて……) (光を自分だと思って見つめていたんだ……。) (さよならを言ってくれていたんだ。) (記憶が消えるという さだめをものりこえて……) ( パートナー 達は 今でも……) (自分のことを覚えていてくれているんだ……。) (…… パートナー ……! みんな……!) (ううっ……。) さようなら リーダー たとえ どんなにはなれていても…… たとえ 会うことができなくても…… たましいは いっしょだよ いつも リーダー のそばにいる ずっとずっと そばにいるよ
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2257.html
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 機種:GBA (赤の救助隊)、NDS (青の救助隊) 作曲者:飯吉新、石綱淳泰 開発元:チュンソフト 発売元:任天堂 発売年:2005 概要 「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズ1作目。ゲームボーイアドバンス版の『赤の救助隊』とニンテンドーDS版の『青の救助隊』が同時発売された。 DSの『青の救助隊』とアドバンスの『赤の救助隊』で音源が明らかに異なるので、本作の曲に投票する際はタイトルを『青の救助隊』『赤の救助隊』のどちらか1つだけ記載するようにすること (正確な集計がしやすくなりますのでご協力ください)。 ゲーム中で曲名は設定されておらず、ガラケーサイト『ポケモンサウンド♪ムービー』で一部楽曲が公開された際に設定された。 これ以外に、『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~』ではDLCとして『青の救助隊』の一部音源が収録されており、ここでも曲名が設定されている。 また、2020年3月6日にはリメイク作『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』が発売。音源が一新され、曲名も正式に設定された。 収録曲 (正式曲名および仮曲名) 曲名 作・編曲者 補足 順位 ポケモン救助隊オープニング イントロ ポケモン救助隊オープニング タイトル トップメニュー ポケモン432位(青) ようこそ! ポケモン達の世界へ! ポケモン358位(青) パートナーとの出会い 曲名はかつてのガラケーサイト『ポケモンサウンド♪ムービー』より『探検隊』『超』の「ほのぼの」はこの曲のアレンジ 大変だ! 小さな森 『空の探検隊』の「アンコクのもり」はこの曲のアレンジ 奥底にひそむもの 曲名は『マグナゲート』より 救助成功! 救助基地にて タイトルキャッチ 電磁波の洞窟 ポケモン454位(青) ポケモン広場 町曲74位ポケモン432位(青) 夢の中 ハガネ山 『空の探検隊』の「きょだいがんせきぐん」はこの曲のアレンジ 決戦! 曲名はかつてのガラケーサイト『ポケモンサウンド♪ムービー』より ポケモン432位(赤) マクノシタ訓練所 『空の探検隊』の「ガラガラどうじょう」はこの曲のアレンジ 怪しい森 沈黙の谷 せまるきょうふ 曲名は『探検隊』より ライメイの山 ライメイの山 山頂 大いなる峡谷 『超』の「せいれいの砂丘」はこの曲のアレンジ GBA104位ダンジョン164位ポケモン88位(青)ポケモン210位(赤)NDS108位 キュウコン伝説 逃亡の旅 曲名は『マグナゲート』より 第2回任天堂119位(青)ポケモン45位(青)ポケモン205位(赤)泣き曲121位(青)泣き曲162位(赤)NDS115位 群青の洞窟 炎の山 炎の山 山頂 カクレオンの商店 みんな つかまえて~! 氷雪の地へ 樹氷の森 樹氷の森 奥地 夢の中のサーナイト 曲名は『マグナゲート』より 氷雪の霊峰 冬・雪・氷216位(青) 氷雪の霊峰 奥地 モンスターハウスだ! マグマの地底 『空の探検隊』の「げんせんのどうくつ」はこの曲のアレンジ マグマの地底 最下層 『空の探検隊』の「げんせんのどうくつ かそうぶ」はこの曲のアレンジ 巨星接近! 曲名は『マグナゲート』より ポケモン292位(青) 天空の塔 第5回181位(青)第6回395位(青)第7回304位(青)第8回299位(青)第9回421位(青)第10回182位(青)第11回202位(青)第12回204位(青)第13回125位(青)第14回515位(青)第16回328位(青)第17回157位(青)任天堂62位第2回任天堂47位(青)第3回任天堂280位(青)GBA15位(赤)ダンジョン8位(青)ポケモン16位(青)ポケモン215位(赤)第2回ポケモン47位(青)NDS9位2000年~2007年71位(青) 天空の塔 最上階 レックウザとの戦い 曲名は『マグナゲート』より『探検隊』の「でんせつへのちょうせん」はこの曲のアレンジリメイク作『救助隊DX』では「最後の戦い」に曲名変更 ポケモン276位(青)ポケモン432位(赤)第2回ラストバトル238位(青) 戦いが終わって ずっと忘れない 『マグナゲート』の「別れの時……」は『青』のこの曲の移植 エンディング ポケモン292位(青) エピローグ 未知の探検 あらしのかいいきのBGM『空の探検隊』の「そらのいただき(いわば)」はこの曲のアレンジ 新たなる冒険 ちていいせきのBGM曲名は『マグナゲート』より『空の探検隊』の「そらのいただき(どうくつ)」はこの曲のアレンジ ポケモン347位(青) ともだちエリア そうげん ともだちエリア どうくつ ともだちエリア いけ ともだちエリア さばく 『空の探検隊』の「みなみのジャングル」はこの曲のアレンジ ともだちエリア もり 『超』の「森と山のささやき」はこの曲のアレンジ ともだちエリア うみ ともだちエリア やま ともだちエリア ぬま ポケモン418位(赤)ポケモン504位(青) ともだちエリア はいきょ 赤の救助隊 プレイ映像 青の救助隊 プレイ映像
https://w.atwiki.jp/katamematome/pages/319.html
作品データ タグ: ケモノ ゲーム ポケモン 意識なし 石化 破壊なし 解除可能 ジャンル ゲーム 種類 石化 性別 男女(♂・♀) ポケモンシリーズ ポケットモンスター XY Z 第48話 XYZの伝説! ポケットモンスターSPECIAL 第26巻 第302話 ~ 第29巻 第333話 ポケットモンスターSPECIAL 第6巻 ポケモン超不思議のダンジョン ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 内容 作中でポケモンたちが石にされていく事件が多発し、主人公とパートナーはその真相を追い求める。 そして、石化事件の犯人を突き止めるも、敵の不意打ちによって主人公とパートナーをはじめ、多くの仲間が石にされてしまう。 石化したポケモンは意識を失うだけでなく、魂が『虚無の世界』という暗黒の世界に閉じ込められてしまう(よってほとんど仮死状態に) しかし、主人公とパートナーは仲間の助けもあって、自力で『虚無の世界』を脱出し石からもとに戻る。 最終的には主人公たちの活躍で元凶は倒され、他のポケモンたちも石化が解除された 画像・動画 情報、画像等お持ちの方いらっしゃいましたら、追記・修正の方をよろしくお願い致します タグ: ケモノ ゲーム ポケモン 意識なし 石化 破壊なし 解除可能 外部リンク ポケモンシリーズ ポケットモンスター XY Z 第48話 XYZの伝説! ポケットモンスターSPECIAL 第26巻 第302話 ~ 第29巻 第333話 ポケットモンスターSPECIAL 第6巻 ポケモン超不思議のダンジョン ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 批評・コメント 名前 コメント