約 3,777,266 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20434.html
登録日:2013/08/03 (土) 22 33 20 更新日:2024/06/15 Sat 15 43 45 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 2012年 3DS ゲーム スパイク・チュンソフト ニンテンドー3DS フリズム ポケダン ポケモン マグナゲート マグナゲートと∞迷宮 不思議のダンジョン 任天堂 信じる心 想いの力 泣きゲー 涙腺崩壊 豪華声優陣←スペシャルムービーが 『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~』(Pokémon Mystery Dungeon Gates to Infinity)とは、2012年11月23日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。 サブタイトルの「∞」は「むげんだい」と読む。 ポケモン不思議のダンジョンシリーズ4作目にあたり、BWのポケモンが新たに追加された。 【新システム】 ◇主人公およびパートナーの自由選択 ピカチュウ、ツタージャ、ポカブ、ミジュマル、キバゴからそれぞれ選択可能。 主人公/パートナー候補にドラゴンタイプがいるのは後にも先にも本作のみ。 ◇本格的な3Dグラフィック 『救助隊』『探検隊』では2Dドット絵、『冒険団』ではデフォルメされた3Dだったが、 本作では本格的な3Dグラフィックになっており、ポケモンの表情の変化等も細かく表現されている。 ◇ポケモンパラダイス 主人公とパートナーの土地を開拓し、冒険に便利な施設やミニゲームを建てることができる。 難しい依頼をこなせば貴重な素材が手に入り、施設をグレードアップさせることも可能。 ◇あずかりボックス 過去作のガルーラ像に該当。道具やお金を預けることもできる。 町にも置かれているため、店としての倉庫や銀行は無くなった。 ◇なかまモード パラダイスにいる仲間達を操作して冒険ができる。ちなみに倉庫に預けた道具は主人公達のあずかりボックスと連動する。 ◇はっけん!マグナゲート 3DSのカメラ機能を使ったモードで、身の回りにある丸いものを写すと「マグナゲート」が発生し、そこから生じるダンジョンに挑める。 クリアすると、入手したアイテムとボーナスアイテムが本編に反映される。 ◇技の使い込み&強化 一定の技を使い込むことでレベルが上がり、PPや威力を増やすことができる。 主人公orパートナーをキバゴにし、ダブルチョップを強化するのは誰もが通る道 本作ほどユルユルではないが、超や救助隊DXでもこのシステムは引き継がれている。 ◇Vウェーブ 特定タイプのポケモンの技の威力や貰える経験値の量が増える。 ダンジョンにいる敵ポケモンにも影響するので注意。 ◇みんなでアタック チーム2匹以上でダンジョンを歩いたり敵を倒すと「心のはどう」が揃い、みんなでアタックが発動できるようになる。発動させることで同じ部屋の敵ポケモンにダメージを与える。 新たな対モンハウ兵器 ◇不思議度 クリア後のダンジョンには1~5までの「不思議度」が付加され、「不思議なひずみ」によって様々な現象が起こる。 敵が弱くなる等のメリットがある反面、タネやきのみが使えない(=オレンのみによる回復やふっかつのタネ無効)という凶悪なものまで。 また、途中で未知のダンジョンへ迷い込むことも。 今作は「想いの力」「信じる心」をテーマにしており、序盤から涙腺を刺激させてくる。 BGMも相変わらずの神曲揃いなのもポイント。 【あらすじ】 ある日、主人公は夢の中で不思議な声を聞きます。 「私達の世界を助けて!」 すると主人公の姿はポケモンになり、気が付いた時には空中から森へと落ちてしまいました。 そこを旅していたポケモン(パートナー)と出会い、彼の夢である「ポケモンパラダイスの開拓」を手伝うことになります。 そして主人公は、自分がポケモンになった理由と、この世界の真実を知ることになるのです…。 【主な登場人物(CVはスペシャルムービーより)】 主人公 CV:小清水亜美 元人間。夢で不思議な声を聞き、ポケモンの世界へやってきた。 スペシャルムービーではミジュマル。 パートナー CV:釘宮理恵 パラダイス開拓を夢見ており、その夢を実現しようと土地を購入する。 その道中で主人公を発見し、パラダイスの開拓に誘う。 実は歴代パートナーの中で一番重い過去を持つ。 スペシャルムービーではピカチュウ♀で中の人はくぎゅ。 ヌオー パラダイスの管理人だぬ。何かに感動するとじーんと来ちゃうだぬ。 その昔はGODヌオーとも言われた凄腕の探検家だっただぬ。あ、ちょっと自慢話…。ぽっ…… 探検隊のプクリンポジに該当するだぬ。 エモンガ 作中一のムードメーカーにして愛すべきバカ。ちなみに一人称は「オレ」。 終盤では漢と化す。 チームの名前を「スーパーエモンガーズ」にするのは文字数的に不可能なので諦めよう。 ノコッチ CV:古島清孝 エモンガの相方であり親友。気弱な性格だが、いざという時は勇気を出すタイプ。 ビリジオンに憧れている。 ビリジオン CV:西墻由香 冒険家。ノコッチの憧れのポケモンにして、宿場町のアイドル。 親友のケルディオを失ったショックで心を閉ざしている。 ドテッコツ 凄腕な大工で、弟子のドッコラー達を連れている。 ぶっきらぼうに見えるが、実は情に深い。 序盤の涙腺崩壊兵器。 スワンナ 宿場町の宿屋を経営する女将。 面倒見が良く、主人公やパートナーを快く迎え入れてくれる。 「ゆっくりしていってね!!!」 ビクティニ 風と共にやってきたポケモンで、Vウェーブを商売道具である…Vルーレット!!で変えてくれる。 ちなみに…Vルーレット!!は1日に1回しか回せないため、回す際は慎重に。 難しいダンジョンへ挑戦する際は是非この…Vルーレット!!で有利になろう。 え?いちいちVルーレット!!ってテンションがウザい?わかった。次からはやめるね。たぶん。きっと。 Vルーレット!! ブラッキー CV:鳥海浩輔 マグナゲートを研究する冒険家だが、研究の途中で何者かに襲われ、宿場町で行き倒れになる。 エーフィ CV:野中藍 ブラッキーの相方である冒険家。ブラッキーとはぐれてしまい、行方が分からなくなった。 ちなみに性別は恐らく♀と思われる。俺ら歓喜 ムンナ CV:佐藤恵 主人公の夢の中に度々現れ、助けを求めてくる。 詳しくはリンク先を参照。 サザンドラ 夢の中でムンナを襲うなど、「恐ろしい怪物」と恐れられるポケモン。 詳しくはリンク先を参照。 【賛否両論点・問題点あれこれ】 過去作(特に空の探検隊と比較されがち)よりもボリュームがダウンしており、前評判が高かった今作の評価を下げることになってしまった。 第5世代のポケモンが初登場(メロエッタ、ケルディオを含む)するが、登場するポケモンの総数は150匹程度まで減ってしまった。(*1) 過去作に比べ、画面の視界が極端に狭い。場合によっては物陰に隠れて見えなくなったり、ダメージの数値が見えないことも。 クリア後のストーリーがダンジョン1本分だけと少ない。過去作はクリア後も様々なストーリーが楽しめたが、今作はそういったものはない。 まさかのDLC etc… …とまぁ、欠点ばかりを挙げたが、シナリオ・BGMのクオリティが相変わらず高いため、かなり惜しい出来になったと言える。 ただ、今作でローグライクゲームやポケダンに触れる方は入門用としてもオススメであるため、一度はやってみたらいかがだろうか。 追記・修正は「みんなでアタック」をしながら、どうぞ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クリア後主人公が復帰しても特に何のイベントもなかったから売ってしまった 本当に残念な出来。救助隊と探検隊をやり込んだ人にとってはかなり不満 -- 名無しさん (2013-10-12 21 45 18) XYまでで721匹だっけ?個人的にはオールスターが好きなんで次回作では全部来るといいな -- 名無しさん (2014-01-30 12 51 42) 次回作を買わせるためのてn(ry -- 名無しさん (2014-05-15 00 19 27) 多分ボリュームダウンの原因は3Dモデルだろうな。前作、前々作で培った2Dモデルの流用ができない上、1から全部作り直しだから…。 まあ、ストーリーは安心クオリティなんだが…ホント、惜しい神ゲー。 -- 名無しさん (2014-10-13 11 17 56) 何処ら辺が涙腺崩壊なんだよ? -- 名無しさん (2014-11-28 01 18 32) エモンガがノコッチに冒険の権利を譲ったあたりの台詞はボロボロ泣いたわ -- 名無しさん (2015-01-06 05 26 15) ↑3 3Dモデルは全国図鑑PROのが流用できただろう。 -- 名無しさん (2015-01-06 18 40 39) ストーリーとBGMは過去作品に全く劣らないと思う、特に別れのシーンはシリーズで一番泣いた -- 名無しさん (2015-02-16 07 36 00) ボリュームは前二作品には劣るけど、シナリオはぶっちぎりで好きだな。それだけでも買う価値あったよ -- 名無しさん (2015-03-19 23 44 13) 秋に新作で超不思議のダンジョンか。メガシンカどうなるんだか -- 名無しさん (2015-05-25 20 34 58) お腹システム、質問による主人公選択の復活は確定した。種→枝になったのにハテナの片鱗を感じたが -- 名無しさん (2015-06-15 22 36 18) ボリュームダウンと聞いて買うの控えてたけどシナリオとBGMは良いのか。なら自分的には有りだな -- 名無しさん (2015-06-15 22 47 50) シナリオやキャラや音楽が素晴らしい分、上記の欠点がほんと惜しまれる -- 名無しさん (2015-09-28 22 25 07) クリア後は物足りないけど、ああいうメタ的な演出は好き -- 名無しさん (2016-02-02 18 45 26) かえらずの -- 名無しさん (2016-07-22 18 30 01) ミス かえらずの地のBGM「無限大ダンジョン2」だったかがラストステージに使われてもいいだけのクオリティ。まあ99Fダンジョンだからある意味ラストステージではあるのだけど -- 名無しさん (2016-07-22 18 37 30) 超ポケダンのドクロッグがマグナゲートと同一個体っぽいけどブニャットはちがうのね -- 名無しさん (2016-10-08 11 21 30) とりあえずサザンドラちゃんがかわいい -- 名無しさん (2018-02-26 06 17 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/9784.html
ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ とは、【ニンテンドー3DS】用のゲーム。 概要 追加コンテンツ ストーリー ゲームシステム キャラクター 関連作品 リンク コメント 概要 ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 他言語 Pokémon Mystery Dungeon Gates to Infinity (英語) ふりがな ぽけもんふしぎのだんじょん まぐなげーとと むげんだいめいきゅう ハード 【ニンテンドー3DS】 メディア 3DSカード ジャンル ダンジョンRPG 発売元 ポケモン 開発元 スパイク・チュンソフトポケモン(監修) プロデューサー 中村光一宇都宮崇人川村久仁美山上仁志 ディレクター 長畑成一郎石神宏紀 プレイ人数 1~4人 発売日 2012/11/23 (日本) 値段 5,028円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 対応機能 ローカルプレイインターネットすれちがい通信いつの間に通信 シリーズ ポケットモンスターシリーズ 日本販売数 約46.8万本 【ニンテンドー3DS】向けに発売されたポケットモンスターシリーズの1作。 そのタイトル通り、3DSのカメラと連動し、円形のものを撮影すると新しいダンジョンを生み出す「マグナゲート」を前面に推している。ただし、ゲーム内では空気システムである。 ハードを3DSへと移した事で、グラフィックが【ポケモン全国図鑑Pro】?準拠の高等身の3Dへと変化。 ゲームシステムも『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』をベースに一新されており、ダンジョン生成ルーチンは新規に作り直された。 また、ポケットモンスターシリーズでは初となる容量追加コンテンツに対応した。 高等身3D化に伴い登場ポケモンが152匹(操作可能なのは144匹)まで減少した事や、ED後のストーリーが簡潔気味である事で大きく評価を落とし、一新したゲーム部分はコンセプトがちぐはぐなためにゲームとしての評価も低い。 その一方で登場する【ポケモン】達の意外な配役や、一部改修されたゲームシステムを評価する声もある。 本作が後のポケモン不思議のダンジョンシリーズのベースとなっている。 追加コンテンツ バラ売りのみ。 付属しているBGMはミュージックパラダイスで流す事もできる。 ポケの森配信開始日 2013/01/01、価格 157円(税込)、BGM ハガネ山、レックウザとの戦いポケがたくさん手に入る低難易度ダンジョン。 つたつたパーク配信開始日 2012/11/23、価格 157円(税込)、BGM 新たなる冒険、別れの時……わざが成長しやすいダンジョン。くさタイプのポケモンがたくさん出現する。 みじゅいろビーチ配信開始日 2012/11/23、価格 157円(税込)、BGM マクノシタ訓練所、逃亡の旅わざが成長しやすいダンジョン。みずタイプのポケモンがたくさん出現する。 ぴかぴかランド配信開始日 2012/11/23、価格 157円(税込)、BGM 電磁波の洞窟、エンディング 救助隊わざが成長しやすいダンジョン。でんきタイプのポケモンがたくさん出現する。 修行の山配信開始日 2012/11/23、価格 209円(税込)、BGM 修行の山、プクリンギルドもっとわざが成長しやすいダンジョン。 スキル・トレジャー配信開始日 2012/11/23、価格 209円(税込)、BGM 沿岸の岩場、トレジャータウンチームスキルが入った宝箱がたくさん出るダンジョン。 キバキバロック配信開始日 2012/12/07、価格 157円(税込)、BGM おおいなるきょうこく、夢の中のサーナイトわざが成長しやすいダンジョン。ドラゴンタイプのポケモンがたくさん出現する。 カクレオンのバザー配信開始日 2012/12/07、価格 209円(税込)、BGM ランダムダンジョン2、時の歯車カクレオンのお店がたくさん出るダンジョン。 最強の山道配信開始日 2012/12/07、価格 262円(税込)、BGM 時限の塔、決戦! ディアルガ!全60Fの高難易度ダンジョン。持ち込みは可能でレベルは継続。「ふくつのあかし」という専用アイテムが手に入る。 ぽかぽかマウンテン配信開始日 2013/01/11、価格 157円(税込)、BGM 炎の山、巨星接近!わざが成長しやすいダンジョン。ほのおタイプのポケモンがたくさん出現する。 スイーツ・ロード配信開始日 2013/01/11、価格 209円(税込)、BGM リンゴの森、夕暮れの海岸で食べるだけで経験値が手に入るドーナツ系アイテムが出るダンジョン。 究極の荒野配信開始日 2013/01/11、価格 315円(税込)、BGM 幻の大地、時の海を越えて全99Fの高難易度ダンジョン。持ち込み不可・1匹のみ・レベル5スタート。「ゆうきのあかし」という専用アイテムが手に入る。 ストーリー 主人公はある日、自分がポケモンの姿に なってしまう不思議な夢を見ます。 気がつくとそこはポケモンだけが暮らす世界でした。 ポケモンになることで、 ポケモンと会話ができるようになった主人公は、 仲間たちとともに、 この世界に現れた「不思議のダンジョン」を 巡る冒険へと旅立つことになります。 ゲームシステム ※基本的なゲームシステムやルールは【ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊】を参照。 マグナゲート「はっけん! マグナゲート」で遊べる機能。丸いものをカメラで撮影すると、撮影した丸いものの画像に穴が空いてそこがダンジョンとなる。丸いものはなんでもOKで、硬貨やボールはもちろんのこと、指で作った丸でさえもダンジョンとして読み込みが可能。ここで手に入れたアイテムは持ち帰って本編に使用できる。 ポケモンパラダイス主人公たちが運営する町。本作の拠点となり、出会ったポケモンたちや仲間ポケモンを店番にして発展させる事ができる。なお、これ以外に普通の町(宿場町)もある。 Vウェーブポケモンたちの世界にかかっている不思議な風。風と同じタイプのポケモンはパワーアップする。Vルーレットという施設で変える事が可能。 みんなでアタック冒険を進めていくと仲間達の「心のはどう」が揃っていき、全員の「心のはどう」が揃うと発動可能。周囲の敵に大ダメージを与えたり、味方のHPが回復する。 わざの成長おなじわざを使うと「○○○○Ⅱ」や「○○○○Ⅲ」といった名称にパワーアップし、威力・命中率・PPが増加する。同じわざであればチーム全員の強化段階が共有される。 チームスキルこれまでのシリーズの「かしこさ」に該当する要素。チーム内全員に様々な恩恵を与えられるパッシブスキル。宝箱を壊すと手に入る事がある。 マルチプレイポケモンパラダイスでは他のプレイヤーと合流して最大4人までのマルチプレイを行える。一緒に依頼に向かってボスと勝負ができる。ボスの中には巨大な伝説のポケモンも登場する。 すれちがい通信本作ではすれちがい通信での救助が可能。ポストに「ふっかつのタネ」を入れてすれちがうと、すれちがい救助を出しているプレイヤーを助けられる。助けるとお礼を貰える。 細かい変更点 おなかが一部のダンジョンを除いて廃止。 『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』より「みわたす」が追加。部屋を一望できる。 『不思議のダンジョン 風来のシレン4 神の眼と悪魔のヘソ』の仕様に合わせ、HPの自動回復が最大HPに依存しなくなった。具体的には、最大HPが低い程回復が早くなり、逆に高いと回復しにくくなる。 通常攻撃で与えられるダメージが5で固定化される。 冒険中は仲間ポケモンと話せない。 れんけつ、専用どうぐは廃止。 大半のわざの効果がリニューアルされた。 条件を満たせばダンジョン内で進化できるようになった。仲間はクリア前から進化可能。主人公とパートナーはED後。 キャラクター 【主人公】とパートナー今回は以下の5種類が候補。 【ピカチュウ】 【ツタージャ】 【ポカブ】 【ミジュマル】 【キバゴ】 【ノコッチ】 【ビリジオン】 【ビクティニ】 【メロエッタ】 【エーフィ】 【ブラッキー】 【ケルディオ】 【サザンドラ】 【ムンナ】 【氷触体】? 関連作品 【ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊】 【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】 【ポケモン不思議のダンジョン すすめ!炎の冒険団・いくぞ!嵐の冒険団・めざせ!光の冒険団】?前の作品群 【ポケモン超不思議のダンジョン】?次回作 リンク 任天堂の公式ホームページ ポケモンの公式ホームページ スパイク・チュンソフトの公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/torunekod/pages/20.html
ちょっと不思議のダンジョン 目的:地下27階に落ちている「しあわせの箱」を持ち替えること 武器・盾・指輪・杖・草・種・巻物・パンが登場する 出現モンスター一覧 階層 モンスター 備考 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 B9 B10 鉄の金庫 B11 B12 B13 B14 B15 B16 B17 B18 B19 B20 リレミトの巻物 B21 B22 B23 B24 B25 B26 B27 しあわせの箱
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5255.html
ポケモン超不思議のダンジョン 機種:3DS 作曲者:いとうけいすけ、川越康弘、村上徳子 開発元:スパイク・チュンソフト、ポケモン 発売元:ポケモン、任天堂(販売元) 発売年:2015年 概要 ポケモン不思議のダンジョンシリーズの第5作目。 前作『マグナゲートと∞迷宮』に引き続き、今作もいとうけいすけ氏を中心としたノイジークロークのメンバーが作曲を担当。 BGMはメニューのジュークボックスから試聴可能であり、調査団ランクを上げて行くと前作のBGMが解禁されていく。 (つまり一部の曲は既に2012年の新曲ランキングで登場している) 収録曲(サウンドテスト順) No. 曲名 作・編曲者 補足 順位 1 ポケモン超不思議のダンジョン メインテーマ 2 トップメニュー 3 ようこそ! ポケモンたちの世界へ! ポケモン378位 4 この星に生きるもの 5 なんでいきなりっ!? 6 ジョバンとうげ 7 シンリョクの森 2015年259位ポケモン317位 8 ちょっとしたひと時に 9 しかたない...... 10 山を越えて 11 タイトルキャッチ 12 コノハナの家 13 村の子どもたち 14 わわわわわっ!! 15 おだやか村 16 小さなもめごと 17 こわそうな森 18 奥底にひそむもの 19 学校に行こう! 20 帰り道 21 ヤンチャムとチョボマキ 22 おこられる 23 モグリュー炭鉱 ポケモン378位 24 せまるきょうふ マグナゲートと∞迷宮より 25 ボスバトル! 子どもたちの冒険! 26 心の中の宝物 27 パートナーのテーマ 第10回395位第11回912位2015年26位ポケモン52位泣き曲69位 28 学校うらの森 ポケモン358位 29 冒険のとちゅうで 30 くじけない あきらめない 31 ミルホッグ教頭先生のテーマ 32 キララ山 33 ほのぼの 時の探検隊・闇の探検隊「ほのぼの」のアレンジ 34 おおらかな やさしさで 35 どうしよう…… 36 いったい どこに……? 37 カンロ草原 38 さすらいのデンリュウ 39 ニョロボンリバー 40 調査団のあかし 41 しずかな夜 42 夜の学校のウワサ 43 学校の見回りで 44 あついよぉ…… 45 おそろしい影 46 青白い火 47 いにしえの骨跡 ポケモン215位 48 パートナーのテーマ オルゴール 49 テンケイ山 50 子どもたちが見送りに…… 51 旅立ちの時 2015年384位ポケモン152位 52 キリタッタ山脈 2015年373位ポケモン160位 53 なだらかな洞窟 第10回961位2015年162位ポケモン358位 54 ワイワイタウン 55 進め! ポケモン調査団! 56 ポケモン調査団 オルゴール 57 伝説ボスバトル! ロックバージョン 2015年536位 58 風の大陸 パラムタウン 59 神秘の森 第10回423位第11回345位第12回855位第13回634位2015年84位ポケモン77位第2回ポケモン132位 60 石化のなぞ 61 せまるきょうふ アレンジ1 マグナゲートと∞迷宮「せまるきょうふ アレンジ」 62 立ち向かうのは調査団のほこり 63 炎の島の火山 2015年65位ポケモン270位 64 ボスバトル! 調査団の戦い! 65 スカーフのナゾ!? 超進化! 66 進化のちから 67 対決! カザンのエンテイ! 2015年176位ポケモン358位 68 この世界で起きていること 69 調査団の気持ちは同じ! 70 決戦ヶ岳 71 奥底にひそむもの アレンジ1 72 たいへんだっ!! 73 残された古代文字 74 なにかが…ちがう……!? 75 急襲! イベルタル! 76 スベテノポケモンニ告グッ! 77 虚無の世界 78 ならくの荒野 ポケモン317位 79 悲しみの中で 80 シンエン洞窟 81 静かな岩場 82 虚無の影 83 伝説の三聖獣 84 地天の山 2015年190位ポケモン300位 85 奥底にひそむもの アレンジ2 86 三聖獣の決意 87 たくされた希望 第10回620位2015年118位ポケモン109位第2回ポケモン141位 88 海中洞窟 ポケモン330位 89 古代遺跡 90 失われた記憶の秘密 91 生命の木 南の島 92 はじまりの森への道 2015年405位ポケモン432位 93 かれた生命の木 94 イベルタルたちとの戦い 2015年519位 95 とどく! 96 ぼくたちは飛べる! 97 ポケモンたちのちから 98 生命の木 はこびの千本根 第10回459位第16回630位2015年99位ポケモン61位 99 生命の木 かがやきの幹 ポケモン208位 100 かならず…たおすから! 101 ダークマター戦 ファースト ポケモン432位 102 再生! ダークマター! 103 弱くても あがくだけだッ! 104 奥底にひそむもの アレンジ3 105 あきらめるな 106 ダークマター戦 セカンド 第10回25位第11回42位第12回76位第13回81位第14回120位第15回211位第16回118位第17回349位2015年2位ポケモン5位第2回ポケモン32位歴代80位泣き曲63位第2回ラストバトル44位第3回任天堂124位 107 なくならぬ負の感情 108 こ…ここは……? 109 復活! 生命の木! 110 世界が守られたよろこびで 111 おだやか村へ帰ろう 112 おかえり! そしてありがとう! 113 光に包まれて… 114 別れの時 115 エンディング 第2回エンディング93位ポケモン358位 116 エピローグ 117 草の大陸 カピンタウン 118 霧の大陸 ノエタウン 119 砂の大陸 ラムルタウン 2015年481位 120 森と山のささやき 青の救助隊・赤の救助隊より 121 海岸の洞窟 時の探検隊・闇の探検隊「かいがんのどうくつ」のアレンジ 122 エレキ平原 時の探検隊・闇の探検隊「エレキへいげん」のアレンジ 123 水晶の洞窟 時の探検隊・闇の探検隊「すいしょうのどうくつ」のアレンジ 124 ボスバトル! 列強伝説! 125 ペリッパー島 時の探検隊・闇の探検隊「ペリッパーのしま」のアレンジ 126 モンスターハウスだ! マグナゲートと∞迷宮より 127 カクレオンのお店 128 わるものだぁ! 129 せいれいの砂丘 青の救助隊・赤の救助隊「おおいなるきょうこく」のアレンジ 130 ミステリージャングル 第10回807位2015年172位ポケモン235位第2回ポケモン222位 131 じょうかの洞窟 132 無限大ダンジョン1 マグナゲートと∞迷宮より 133 無限大ダンジョン2 134 無限大ダンジョン3 135 Vルーレット! 136 伝説との戦い 137 でこぼこ山 2012年221位 138 まぼろしのでこぼこ山 139 石の洞窟 140 カゲロウ峠 141 カゲロウ峠 高地 142 まぼろしのカゲロウ峠 143 トントン山 144 荒れ果て谷 145 シキサイの森 146 ドウコクの谷 147 ドウコクの谷 奥地 148 地脈のはざま 149 大氷河 2012年422位冬・雪・氷 98位 150 氷の地下道 151 グレッシャーパレス 152 グレッシャーパレス 最上部 153 ゲノウエア間道 154 闇夜の森 155 あかつきの山岳 156 あかつきの山岳 高地 157 イエローキャニオン 158 カレカレ草原 159 風穴の丘 2012年163位 160 まぼろしの風穴の丘 161 カエン砂漠 2012年248位ダンジョン 312位 162 シアンの迷い道 163 シアンの迷い道 最奥部 164 グレッシャーパレス 東の塔 165 グレッシャーパレス 西の塔 166 グレッシャーパレス 大結晶の塔 2012年82位第2回任天堂 131位冬・雪・氷 30位ダンジョン 290位 167 キュレム! 宿命の戦い! 2012年322位 168 氷触体戦 ファースト 169 氷触体戦 セカンド 第7回 325位第8回 671位第10回850位2012年33位第2回任天堂 109位冬・雪・氷 29位RPGバトル 331位 170 レックウザとの戦い 青の救助隊・赤の救助隊より(ただし曲名はマグナゲートと∞迷宮より) 171 決戦! ディアルガ! 時の探検隊・闇の探検隊より(実際の使用音源はマグナゲートと∞迷宮より) ジュークボックス未収録・未使用曲 BGM_DUN_16 テンケイ山 (本編2回目) BGM_EVE_POKEMON_NO_CHIKARA_03 未使用曲 紹介映像1 紹介映像2
https://w.atwiki.jp/pokemonrta/pages/38.html
『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』RTAチャートリンク集です。 作成者 チャートリンク チャート詳細 イトタカ ピカチュウ・ミジュマルチャート 目安7 30 チャート一覧 本編 赤・緑・青・ピカチュウ - 金・銀・クリスタル - ルビー・サファイア・エメラルド - ファイアレッド・リーフグリーン - ダイヤモンド・パール・プラチナ - ハートゴールド・ソウルシルバー - ブラック・ホワイト - ブラック2・ホワイト2 - X・Y - オメガルビー・アルファサファイア - サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ - ソード・シールド - ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール - LEGENDS アルセウス PMD 救助隊 (赤・青) - 探検隊 (時・闇・空) - 冒険団 (炎・嵐・光) - マグナゲートと∞迷宮 - 超 - 救助隊DX 対戦系外伝 スタジアム - スタジアム2 - スタジアム金銀 - コロシアム - XD - バトルレボリューション ポケカ ポケモンカードGB - ポケモンカードGB2 - ポケモンカードゲームあそびかたDS
https://w.atwiki.jp/magnagate/
#norelated このWikiは、Nintendo 3DSソフト 「ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞(むげんだい)迷宮 Wiki」 のまとめWikiです。 新しいページを作成する時は、必ず編集モードを『pukiwikiライクモード』にしてください。 攻略・交流Wiki←こちらも参考にどうぞ ゲームソフトの概要 発売元 株式会社ポケモン 製造・販売 任天堂株式会社 制作 株式会社ポケモン / 株式会社スパイク・チュンソフト 対応機種 ニンテンドー3DS / ニンテンドー3DS LL ジャンル ダンジョンRPG プレイ人数 1人 発売日 2012年11月23日(金・祝) 発売(DLカードは2012年11月17日) 希望小売価格 パッケージ版/ダウンロード版 各4,571円(税別) CERO A (全年齢対象) リンク 公式サイト ポケモン公式 プロモーション映像 任天堂公式 プロモーションビデオ 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV1 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV2 【公式】『ポケモン不思議のダンジョン ~マグナゲートと∞迷宮~ 』PV3 攻略本 公式ガイドブック 公式パーフェクトガイド 親戚のWiki ポケモン不思議のダンジョン~マグナゲートと∞迷宮~攻略・交流Wiki 関連作Wiki ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊/赤の救助隊 Wiki(ミラー) ポケモン不思議のダンジョン 時・闇の探検隊Wiki ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 Wiki ポケモン不思議のダンジョン 炎・嵐・光の冒険団 Wiki ポケモン超不思議のダンジョン攻略Wiki ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX Wiki
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1941.html
ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 【ぽけもんふしぎのだんじょん まぐなげーととむげんだいめいきゅう】 ジャンル ローグライクゲーム 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 ポケモン 販売元 任天堂 開発元 スパイク・チュンソフトポケモン 発売日 2012年11月23日 定価 4,800円(税込) プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 第五世代のポケモンが新たに登場(全種類出る訳ではない)システム面などの薄すぎる内容改善点もあるが改悪点も多いまさかの有料DLCBGMとストーリーは変わらず良好 ポケットモンスターシリーズ 不思議のダンジョンシリーズ 概要 新要素 評価点・前作からの改善点 賛否両論点 問題点・前作からの改悪点 総評 余談 概要 シリーズ第4作。株式会社ポケモンの石原社長曰く「決定版」(任天堂公式ページに発売前に掲載された岩田社長との対談より)。しかし蓋を開けてみると…… 新要素 ポケモンパラダイス 本作では主人公とパートナーの家の周りの土地を開拓し、冒険に便利な施設を建てることができる「ポケモンパラダイス」作りを楽しめる。 施設を建てるには、資金と依頼で手に入る「材料」が必要。さらに貴重な材料を手に入れれば施設をグレードアップすることもできる。 ちなみにポケモンパラダイスにはダンジョンで仲間にしたポケモンが集まっている。 なかまモード 一旦主人公たちの冒険をセーブして中止し、ポケモンパラダイスに待機している仲間を操作してプレイできるモード。ダンジョン内以外ならいつでも行うことが可能。 このモードで倉庫に預けた道具は主人公たちの倉庫につながるので、道具稼ぎに使える。 はっけん!マグナゲート タイトル画面からプレイできる、3DSのカメラ機能を使ったモード。身の回りにある丸いものを写すと「マグナゲート」が見つかることがあり、ここからダンジョンに行くことができる。 プレイヤーとして操作できるポケモンは、最初に主人公及びパートナーとして選べるポケモンとその進化系からランダムに決まる。 手に入れた道具は本編に持ち込める。 わざの使いこみ ダンジョンで「わざ」を使いこむと技のレベルが上がる。 レベルが上がると威力・命中率・PPが上がり、さらに同じ名前の技なら上がったレベルをチームで共有できる。 この仕様により、初代から前作まで存在していた技の威力を上げる道具「カテキン」は抹消されている。 強力だが当たり辛い、PPが少ない……といった技も使いこんだり、アイテムの「ひけつ」を使う事によって欠点の無い完璧な技にする事もできる。 Vウェーブ 特定のタイプのポケモンが「技の威力が上がる」「経験値増加(該当ポケモンが敵にとどめを刺した場合のみ)」「PP消費を少なく抑えられる」などの様々な恩恵を受けることができる。対象となるタイプは毎日変化する。 当然敵にも効果があるので、高難易度のダンジョンに行く際は注意。 みんなでアタック ダンジョン内で歩いたり、敵を倒したりすることで「心のはどう」が溜まると使える。 多くの敵に大ダメージを与えることができ、更にリーダーにしているポケモンのタイプによって良い効果が起ったりもする。 不思議度 クリア後は各ダンジョン・依頼に「不思議度」というパラメータが付加される。1~5まであり、高いほどダンジョン内で不思議な現象が起こりやすい。 不思議度の影響は各フロア開始時に「不思議なひずみ」となってランダムで発生。「敵が全員鈍足」などプラスのものも、「装備品が効果を発揮しない」などマイナスのものもある。 中でも凶悪なのが「食べ物を食べられない」効果。おなか(空腹度)要素ありのダンジョンでは当然ながら餓死に直結するし、更に恐ろしいのは死亡時に復活できる保険アイテムの「ふっかつのタネ」が無効になることである。 時空が歪んで別のダンジョンに飛ばされることも。飛んだ先でしか仲間にできないポケモンもいる。 なお、依頼でダンジョンに行く場合、どのフロアでどのようなひずみが発生してどこに飛ばされるか否かがあらかじめ決まっている。(依頼を受けない場合はランダム) ローカル通信 シリーズ初のマルチプレイ対応。なかまモードで遊んでるときにメニューからローカル通信を選ぶと、近くでこのゲームを遊んでる友達と一緒にチャレンジ掲示板の依頼(おたずねものや伝説のポケモンとの戦い)を協力して行う事ができる。依頼の報酬は参加したプレイヤー全員に与えられる。 評価点・前作からの改善点 グラフィックを細やかな3Dに一新。 同じ携帯機だったDSの『救助隊』『探検隊』では2D、据え置きのWiiの『冒険団』ではデフォルメした簡易的な3Dだったが、本作では本格的な3Dグラフィックを実現している。 『ポケモンバトルレボリューション』などの作品よりも繊細な3Dで、表情や仕草の変化も細かく表現されている。3D化によりカメラワークの自由度も広がっており、ムービーを用いた迫力ある演出も評価できる。 「ドット絵の方が味があってよい」という声もあるにはあるが。 また、後述する問題点から「無理にそんなことをしなくていいからポケモンを増やして欲しい」という声も上がった。 往年のシリーズでも好評だったストーリー・BGMはやはり高評価。 「希望」をテーマとする事もあり、序盤のドテッコツたちのエピソードからクライマックスまで、どんな絶望にも屈せずに仲間を増やして立ち向かう感動のストーリーが繰り広げられる。 特にパートナーは主人公レベル程の働きぶりに加え、エンディング以降もひたむきに主人公を慕う健気さには心を打たれるばかりである。 本作に於いても、『探検隊』と同様に表裏を裏返すかのような衝撃的な展開も用意されている。 + ネタバレ注意! 実は本編冒頭でサザンドラに襲われていたムンナはキュレムの配下で、主人公に襲いかかる。(*1) 逆にサザンドラの正体はというと、この世に存在する生き物達の心が一つになった「命の声」の化身であり(*2)、完全に主人公達の味方。凶暴そうなビジュアルに反してのあどけなくてお茶目で可愛げのある性格から、プレイヤーたちからの人気が高い。 BGMも音源の向上により序盤から高音質の良曲揃い。本家ポケモンにはない壮大なBGMが揃っており、聴いてて飽きない。 倉庫の中のアイテムは、同一アイテムの場合は全て1つの枠で束としてまとめられるようになった(『救助隊』と同じ仕様に戻った)。 例としてリンゴを倉庫に複数預けた場合、『探検隊』『冒険団』では「リンゴ/リンゴ/リンゴ」のように個別にバラけていたが、今作では「リンゴ 10」のように1枠扱いになる。 そのため倉庫がいっぱいになることはほとんどなくなった。 技マシンが『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』同様に何度でも使えるようになった。 過去作と比較すると、全ての技マシンが前作までの「ひでんマシン」に相当する仕様になったということ。 前作までは、通常のわざマシンを使うと「しようごマシン」という残骸となっていた。「しようごマシン」は倉庫に預けられない上、ダンジョン内で直す技「リサイクル」を覚えられるポケモンも少ないので、大抵はそのまま捨てられていたか、売られていた。 そのためか、本作の技マシンは全体的にレアになり、レベルリセットダンジョンではこれが問題になることに…。 ポケモンパラダイスに待機しているポケモンにも経験値が入る仕様に変更され、レベル上げがしやすくなった。また、ダンジョン内で進化もできるようになった。 さらに「なかまモード」の存在で、ストーリー中にイベントでポケモンパラダイスに戻れない時にレベルの上がったポケモンを使用できるので、ダンジョンで仲間にしたポケモンの存在意義が上がった。 エモンガ、ノコッチ、ビリジオンなどストーリー中で強制出撃を要求されるポケモンがいることに対する配慮でないかと思われる。 ただし、使っていないポケモンも強制的にレベルアップしてしまうため、前作までのように「依頼で序盤のダンジョンに行く時は低レベルのポケモンを選び緊張感を保つ」ということができない。まあ、今作では序盤のダンジョンで美味しい報酬という依頼自体が少ないのだが。 前作までの欠点だったテンポの悪さが改善された。 操作ポケモンの四つの技がABXYの四ボタンに割り振られており、Lボタン+ABXYのどれかのボタンでいちいち技メニューを開かずともすべての技を繰り出せるようになった(*3)。 Yボタンで技演出をスキップ。多くの敵に当たる部屋全体攻撃技もヒット時のアニメーションを省略可能。 しかし、技ショートカットで発動した場合もYでスキップなので、場合によっては二度手間になったり、押し忘れて無駄な時間を消費したりすることも。 「みわたす」コマンドで広い部屋の様子を遠くまで見られるようになった。このコマンド自体は改善点と言ってもよいが、後述する視界の悪さのせいでこれを使わないとやってられない状態。 リーダー交代も復活。しかしメニューボタンでは誰をリーダーにするか選べず、ステータスウィンドウにおける操作ポケモンの次のポケモンが自動でリーダーになるのでやや面倒。 実は、「ステータス」→「さくせんかいぎ」からもリーダーを変更できる。一つ後ろの仲間と交代するときはこちらの方が便利かも。 技の調整 強すぎる性能だった「ふういん」や「オウムがえし」などの技も原作準拠で無難な効果に変更されている。 逆に「みねうち」は原作準拠で有用性が薄い効果だったが、「倒した敵が仲間になりやすくなる」という役立つものに変更されている。 地味だが、「まるくなる」使用後に一回だけ「ころがる」の威力が上がるようになった。(再び使用するにはもう一度「まるくなる」必要あり) もっとも、「ころがる」が、「外れるまで最大5回連続攻撃」のみ(当たるごとに威力が倍増したりしない)という仕様になったのだが。技を鍛えられる本作でそんな仕様があったらバランス大崩壊ものだから仕方ないか。 ポケモンパラダイスを発展させる町造り要素。 タネ・きのみ系アイテムを増やす「畑」、技の熟練度を1日1回格安で上げてくれる「道場」などの施設は活用すればとても有用。 ミニゲームを遊べる施設もある。上手くクリアすればレアアイテムが手に入ることも。 荒地が開拓され、施設が並び、仲間にしたポケモン達で賑わっていく様子は見ていて楽しい。『救助隊』の「ともだちエリア」の発展形とも言えるだろう。 賛否両論点 ステータス「おなか」の事実上抹消と、通常攻撃の仕様変更。 行動の度に減少し0になるとHPが減っていく「おなか」の消失により、ダンジョンを動き回りやすくなった。一方でPP消費なしに使える通常攻撃(技ではない攻撃)は最大で5ダメージしか出せないようになり、実用度が大きく下がっている。 これにより、『「おなか」ではなくわざのPPや飛び道具が尽きた(=通常攻撃しか出来なくなった)ら探索限界』と言うバランスに変更されている。 従来の「不思議のダンジョン」系ゲームとバランスが大きく異なる変更点であり、賛否両論。ただ、通常攻撃かわざかを選択する自由度が下がった点、仲間が通常攻撃を使ってしまう点は問題と言えるだろう。 似たシステムとして『風来のシレン4』及び『5』の「夜」が挙げられる。こちらは夜になると1フロアあたり様々な効果を発揮する技が8回まで使えるかわりに技以外の攻撃が1ダメージ固定になる。この「夜」も賛否両論ではあるが、うまく利用すればメリットも多く、肯定的な意見も少なくない。 「おなか」のステータスが無くなった影響で、従来作の「かいふくリボン」にあった「おなか」が減りやすくなる性質が無くなって純粋なプラス装備になったり、壁の中では「おなか」の代わりにHPが最大値の5%ずつ減るようになったという変更点も。 壁ダメージは仲間も受けるので、仲間を壁の中に放置しておくと勝手に死んでしまうという問題も同時に生み出したが。 一応、クリア後の高難易度ダンジョンやDLC配信ダンジョンのごく一部のみ、例外として「おなか」が存在するダンジョンもある。これに限り過去作と同様におなかが減り、リンゴなどの食べ物も出現。 ポケモンシリーズとしては初の、有料DLCの存在 有料DLCの内容は、仲間にしにくいポケモンや珍しい道具を簡単に入手、高難易度の冒険が楽しめるダンジョンに行けるようになるものが配信されているのだが……値段に釣り合う価値があるかどうかは人それぞれと言ったところだろうか。 + 購入可能なDLC一覧、価格は消費税込み ポケの森 (154円) ポケ(お金)がたくさん落ちているステージ。難易度は低く、序盤から挑戦できる。 確かに落ちているお金は多いが、1個あたりの金額は10ポケ程度と、とても少ない。 クリア後であれば、このダンジョンでお金を集めるくらいなら普通のダンジョンに向かった方がよほど稼げる。恩恵を受けられるのは序盤くらいであろう。 そもそもクリア後は熟睡していた敵が起きてしまうので、アイテムを拾われまくるストレスフルなダンジョンになってしまっているのだが。 きのえだが手に入るのも密かなポイント。隅々まで探せば50本ほど手に入る。 ゴローンのいし以外の飛び道具は、施設での入手以外では原則エンディング後の依頼が発生しないダンジョンにしか出現しない貴重品。通常攻撃よりもはるかに高いダメージを出せるため、PPの節約に役立つ。 野生のデスカーンが出現する唯一のダンジョンでもある。 また、このダンジョンのみ期間限定で無料DLできた(現在は有料)。 つたつたパーク、みじゅいろビーチ、ぴかぴかランド、キバキバロック、ぽかぽかマウンテン (各154円) それぞれ対応する主人公・パートナー候補のポケモンが出現し、しかも仲間に出来る可能性があるダンジョン。 もっとも仲間に出来る可能性はかなり低いので、根気がいる。 しかし、通常はこれらのポケモンは、クリア後ダンジョンの迷い込み(特定ダンジョンの確率で発生)でのみ低確率で出現するものなので、早く仲間にしたい場合などには有用。 難易度は普通。 各種ドーピングアイテムの他、ダンジョンに応じてデバイスというアイテムが入手可能(つたつたパークにはくさのデバイス、みじゅいろビーチにはみずのデバイス等)。対応するタイプのHP以外の能力を2上昇させるドーピングアイテム。 通常は、エンディング後のダンジョンに依頼無しで潜らないと入手できないという、入手条件自体に気付きにくいアイテムだったりする。 また、技が成長しやすいオマケも存在する。 修行の山 (205円) 技を鍛えるためのダンジョン。技の成長率はかなり高い。普段は後述のわきみちにしかないわざれんスイッチも出現する。 かくとうタイプのポケモンが多く出現する。ドッコラー、ドテッコツはここ以外ではエンディング後の迷い込みでしか仲間にできない。 …が、肝心の敵の初期配置が少なく、0体の時もあったりする。制限時間も短い。Lv6以降はなかなか上がりにくいので、道場を併用して効率よく稼ぎたい。 手数を稼ぐよう工夫すれば、Lv1から一周でMAXにすることも可能ではある。 さらに、「ひけつ」も床落ちアイテムで入手可能。てつのトゲやぎんのはりといった飛び道具も手に入る。 後半には進化形の強力なポケモンがいるにもかかわらず、熟睡している敵がいない。後述のスキル・トレジャーと難易度を間違えているんじゃないかと思いたくなることも。 スキル・トレジャー (205円) 宝箱の出現率が高く、チームスキルを探したい場合に有用なダンジョン。 しかし、このダンジョンで入手した宝箱からは「モモンのみ」や「10ポケ」といったハズレが大量に出現する。 宝箱の開封にかかるお金を無駄にしたくない場合、リロードを駆使する必要がある。 エンディング後のダンジョンでしか入手できないようなスキルも入手できるため、引き次第ではゲームバランスが崩壊することも。 各種進化アイテムも床落ちで手に入る。 特にほのおのいし、みずのいし、リーフのいしはミニゲームで入手できない代物なのでかなり重要。 カクレオンのバザー (205円) カクレオンの店がほぼ毎層出現するダンジョン。売られているアイテムは技マシンやひでんマシン、各種フラッグ。 ギフト(後述)や金額1桁のポケが落ちている。ギフト集めにはもってこい。ただし、タイプ専用のギフトは出にくい。 しかし、今作は持ち込めるお金の上限が低く、技マシンも高価なので1周あたりではほとんど買えない。 また、今作の泥棒は難易度が高く(後述)、アイテムを持ち逃げすることも難しい。 他には野生のイーブイやミネズミ等がいる。ほとんどがレベル5であまり強くない上、ギフトの現地調達も可能。ここ以外ではエンディング後の迷い込みでしか仲間にできないものばかり。 特に「にげあし」ミネズミは、本作唯一の「はっこう」持ちであるミルホッグに進化可能な貴重な存在(「するどいめ」は進化前後で変化しない)。他のダンジョンで「はっこう」ミルホッグを直接仲間にすることもできなくはないが。 スイーツ・ロード (205円) このダンジョンの限定アイテム「ミニドーナツ」「ドーナツ」「ビッグドーナツ」を入手可能。 「ドーナツ」は食べると経験値が獲得できる(おなかの存在するダンジョンでは、おなかも回復する)。 究極の荒野 (309円) 上級者向けのダンジョン。 レベルリセット(Lv5からスタート)、99F、アイテム持ち込み不可、1匹のみ挑戦、チームスキル無効 と、今作のレベルリセットダンジョンでは最高難易度。 一応ふっかつのタネ(倒れた場合復活できる)が使用できるので、過去作の「うんめいのとう」ほど難しくはない。 しかし、ダンジョンとしての評価は悪い。詳細は後述。 クリアすると限定アイテムがもらえるが、効果は既存アイテムの上位互換なだけで、それ以外に何か特別なものが手に入るというわけではない。 倒れるとアイテムが全部なくなってしまうので、アイテムを持ち帰るにはあなぬけのたまで脱出するかクリアする必要がある。 ダンジョンの仕様上、実はエンディング前でも出動する仲間を自由に選ぶことができる。 最強の山道 (257円) 上級者向けのダンジョン。 レベルリセットなしで、過去作の「ゼロのしま ほくぶ」や「ゼロのしま ちゅうおうぶ」に相当する。 こちらのダンジョンの難易度調整も「究極の荒野」同様微妙。 道中で便利なアイテムも拾えず、クリアしても究極の荒野同様、大したものはもらえない。 一応、宝箱やキラキラ床から各種デバイスが入手できる他、技成長度も高いのだが、難易度の高さのせいでそれどころじゃない場合も。 DLCのオマケに過去作の曲を聴ける、という特典があるのだが、購入するとトップメニューの音楽が聴けなくなってしまう問題がある。 本編シリーズとしてではないものの、ポケモンシリーズで有料DLCを採用するのはどうなのか、という不評の意見も存在する。 Vウェーブは「Vルーレット」を回すことで好みのものに変更できるのだが、一日一回しか回せないうえに場合によってはルーレットの回転が非常に速く、目押しはかなり厳しい。 ポケを払って当たる確率を増やす事が出来るのだが、それに必要な金額はとにかく高い。確実に当てられるようにするには7777ポケ必要。 まあ前述の恩恵を考えれば妥当な仕様なのかもしれないが。 ルーレットの速度は遅い時もあるのでセーブ&リセットを繰り返すのもありかも。 前作まではBGMが突然止まり、「……おや、なにかがうごいた。」というどこかホラー染みた演出であった警告メッセージは、BGMが止まらず「風が吹いてきた!」という普通の(?)演出に変更されている。 あるダンジョンの特定のフロアには「わきみち」が存在する。カギを使ったり、あるタイプのポケモンを連れていったりすることで、閉ざされた道が開き、奥に進めるというものである。向こうには、強い敵ポケモン、ごうかなはこ、わざれんスイッチ、特別な効果を持つ床などが存在している。パラダイスの「わきみちあんない」でわきみちを利用するための様々なサポートを受けられる(見つけたり、入ったりしたわきみちはここで見ることができる)。 だがカギは四種類あり、デスカーンの店で交換するか、「わきみちあんない」を最大までグレードアップして購入(こちらは一日一個ずつ)する必要がありやや面倒。と言うより、わざわざ四つに分ける必要性はあるのだろうか。 中にあるものはというと…… 強い敵ポケモン→わき道に入ると同時に中にいるポケモンが起きて襲いかかってくるが、これが(そのダンジョンに登場する他の敵と比較して)かなり強く、最初から二つ目のダンジョンにいきなりLv54のウォーグルがいたりする。クリア前のレベルだとあっという間にやられてしまう。道具で対処したり、入らないようにすれば済む話かもしれないが。 ごうかなはこ→一応スキルがやや出やすいという利点はあるものの、特にここでしか入手できない珍しい道具などは出てこない。 特別な床→場所によって様々な効果があるものの、わきみちでしか利用できないため結局空気。不思議なひずみで通常のフロアにも発生する事があり、わきみちにしか出ないわけではないため貴重性も薄い。 依頼の際には目標に設定されたフロアまでしか進めないため、依頼の時に立ち寄るためには深い階層が目的地の依頼を受ける必要がある。 シナリオ中盤、他の仲間を連れていけなかったダンジョンにも依頼時限定のわきみちが存在するが、「わきみちあんない」では判別できないのでたちが悪い。 期間限定のダンジョンにもわきみちが存在するが、こちらは機会を逃しても迷い込みで訪れることが可能になっている。 問題点・前作からの改悪点 少なすぎるポケモンの種類 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で初登場したポケモン156種類の大半と、第四世代以前のポケモンのごく一部が登場する。つまり、第五世代ですら、すべてのポケモンが登場するわけではない。 例えば、プルンゲルのような雌雄で外見の異なるポケモンは何れも省かれている。 登場するポケモンは全152種類(*4)。そのうち144種類が仲間にできるが、この数は救助隊どころか初代ポケモン未満である。 そのため、序盤から同じポケモンが登場するダンジョンが続き、中盤に進んでもそのポケモンの進化系ばかりが登場する。 今作に登場するポケモン自体は精細な3Dグラフィックなのだが、ポケモンの登場数そのものが減ってしまっては元も子もない。 前作まではその当時までの本編シリーズのポケモンがほぼ全て登場し(*5)、序盤から同じポケモンが違うダンジョンで出続けることはなかった。 『救助隊』『探検隊』では往年のシリーズの御三家が全て選べ、その他のポケモンも多数いたのだが…… また、往年のシリーズでおなじみの性格によるポケモン診断もなく、ただ5種類の内から選ぶだけとなっている。 心理テストに関しては3作目『冒険団』でも存在しなかったが、あちらはシリーズでは異色の外伝に近く、またチーム候補のポケモンが多数存在して序盤から任意に入れ替え可能であった。 主人公の性別選択が無くなり、代わりにパートナーの性別を選択する。 仲間ポケモンが固定の場面が多い。 せっかくダンジョンで仲間にしたポケモンはストーリー中外さなければならないことが大半で(*6)、ストーリーの進行上必ず仲間になるポケモン以外は蚊帳の外のようなセリフ・演出多数。 ゲーム開始画面にいるチラーミィやチュリネ、デモ映像でゾロアが仲間になっていたが、それらのようなポケモンも蚊帳の外なため好きなポケモンで旅をしてもイマイチ釈然としない。 ちなみに強制的に仲間になるポケモンにはパートナー以外名前を付けられないので、人によっては愛着が沸きにくい。 れんけつの廃止 前作『冒険団』同様、「わざのれんけつ」は本作も存在しない。『空の探検隊』まではわざを連結することによって1ターンで技を複数繰り出すことができた。例えば「いやなおと」と「たいあたり」を連結することで、相手の防御を下げつつ体当たりで攻撃したりと、一見地味な技だったり、低レベルで弱い技しか無い場合でも活用することができたが、前作では廃止され今作でも復活はしなかった。因みに連結した技で敵を倒すと経験値が多めになるメリットがあったが、当然廃止。 また、『冒険団』にはれんけつに代わるシステムとしてポケモン同士が積み重なって連続技を繰り出す「ポケモンタワー」があったのだが、こちらも同様に廃止。 ダンジョンの構造が悪く、画面の視界が極端に狭い。 通路が多く小部屋が多い構造となる場合が多く探索が非常に面倒。通路を歩くより「ワープスカーフ」を持ち歩き、時々生じる強制ランダムワープで運任せに部屋を渡り歩く方が早いとまで言われる始末。 おまけに本作の敵は部屋にある道具を積極的に拾うので、運良く同じ部屋に道具が落ちているか(同じ部屋に操作キャラや仲間がいれば攻撃を優先してくる)、次のフロアに着いてすぐに「ひきよせのたま」を使うかしない限り、フロアのほとんどの道具が敵の手に渡る事になる 所持者が死んだ時に自動復活する「ふっかつのタネ」(敵にも有効)など、拾われたらまず間違いなく使われてしまう道具もある。 もっとも、敵が道具を使うのはクリア後やDLCの一部のダンジョンのみなので、普段依頼をこなす上などではそれほど気にするものではない。探すのが面倒なだけで…… 他の物体との距離感がつかみにくい。時折仲間の4匹目が見えなくなることもある。一応マップに物体の位置が表示されるが、それでも分かりづらい。 メッセージ履歴にはちゃんと残っているので、気になるならチェックしておこう。天候ダメージで誰がいるのかもある程度分かる。 一部のシステムの抹消により、それぞれのポケモンの個性が失われてしまった。 ステータス上の性別の区別がなくなった。主人公の性別選択も無くなり、パートナーの性別を選択するのみとなった。 パートナーの性別選択に関しても、会話シーンでの口調が変わるだけでダンジョンでは区別がなくなる(*7)。 主人公の性別選択が無くなったため、主人公をピカチュウにした場合のグラフィックは♂の姿で固定。性別の概念が無かった『救助隊』でも主人公の性別だけは選べたのだが…… 前作『冒険団』同様、『空の探検隊』では全ポケモン分用意されていた「専用道具」は本作でも抹消されている。主人公やパートナーにできるポケモンにさえ存在しない。 ダンジョン内で味方のポケモンとの会話ができなくなった。 「かしこさ」の抹消。「かしこさ」はグループにより性能差にばらつきがあったため改善点と見れなくもないが、やはりポケモンを育てる楽しみが無くなってしまったのは痛い。 上記「かしこさ」の代わりに導入された「チームスキル」だが、これも多くの問題を抱えていた。 これは敵を倒した時に手に入る宝箱から確率で入手できるものであるが、そのランダムな入手性により、狙いのスキルを獲得するのは難しい。 また、1度手に入れればチーム全員に適用されるため、個性も出ない。 さらに、この「チームスキル」に前作にあったかしこさ「わざだけつかう」に当たるものがないため、仲間に補助技だけを使わせるために補助技のみを登録しているのに、敵に隣接すると前述の貧弱な通常攻撃を出してしまうという問題が生じている。そもそも通常攻撃をゴミ同然にしておいて「わざだけつかう」を無くすとは意味がわからない。 チームスキルの中でも「にどめのスキル」は微妙な存在。このスキルは攻撃を外すと次の攻撃が当たりやすくなる、というものであるが、2度目でも低確率だが外す上、相手が「どたんばスキル」で回避した場合そちらが優先されることでさらに当てにくくなり、スキル入手の有無で差を感じられないことがある。 また、「かわらずスキル」は仲間が進化しなくなる(レベルアップ時に進化確認が出なくなる)スキルだが、何故かこのスキルも宝箱から手に入れなければならない。効果としては初期から持っていても良さそうなスキルだが…。 そして、ストーリー中盤以降は敵もチームスキルを習得している。(ストーリー中ではボス戦に状態異常の回復が速いポケモンがいるだけだが) 特に「いあつのスキル」・「ふんばりスキル」・「どたんばスキル」を有している敵はかなり厄介。攻撃が通りにくく、ダメージを与えても耐え、さらに回避されやすいと、ただただしぶとい。 しかもクリア後やDLCの高難易度ダンジョン、レベルリセットダンジョンでは主にチームスキルでバランスをとっているものがある。難易度調整の仕方としては間違っていない気もするが、上記の通り「強い」のではなく、ただ「しぶとい」だけであるため、効率が悪くなり、ストレスが溜まりやすい。そのためプレイヤーからの評判は非常に悪い。 掲示板での依頼が1つずつしか受けられなくなった。 前作までのように、同じダンジョンの依頼をまとめて受けることは出来なくなった。そのためアイテムやランクを上げるために必要なポイントが稼ぎにくくなった。 ランクを最高のパーフェクトランクまで上げるのは苦行の一言。ちなみにそこまで上げないと、サウンドテストで聞ける曲は全曲解禁されない。 この仕様により施設の開拓に必要な材料も集めにくくなっている。施設を最高までグレードアップするために必要な材料に関しては、入手できる依頼自体の出現率が低いためさらに入手しづらい。 おそらく、施設が簡単に最大まで育ってしまうのを防ぐための仕様。簡単に育ちすぎても飽きが早くなってしまうので難しいところだが、材料のレア度を上げる代わりに(ただし高級材料の比率は高めにした上で)複数の依頼を受けられるように……といった形でも良かったのではないだろうか? 高級材料以外はミニゲームの「おたからサルベージ」やでゲットできるため、早めに作ると楽かも。だが、何故か水系の素材は一切出ない(水に関係したミニゲームのはずなのに)。 「くじびきてん」でも、各種くじの大当たり枠に材料があるが、セーブ&リセットで当たるまで粘れるスクラッチくじ以外ではとても狙って入手できるものではない上、こちらも水系の素材は入手できない。 救助の方法がすれちがい通信のみ。 前作までのWi-Fi救助、パスワード救助は全て抹消。つまり救助を求めるなら街中で運よくすれ違わないと救助してもらえない。 一応、起動中のゲーム以外でもすれちがい通信可能な3DSなので都市部に住んでいたり、すれちがい中継所を利用すれば、すれちがいの機会は多いが…… 実はあまり利用価値がない「はっけん!マグナゲート」。 拾えるアイテムはシナリオが進めばダンジョンでも依頼でも手に入れられるようなものばかりだし、わざわざこのモードでアイテム稼ぎをする必要性はほとんどない。技マシンが拾えることがあるのが数少ない利点か(*8)。 技の威力・命中率・PPを上昇させる「ひけつ」系アイテムも拾えるため、お気に入りの技を育てたいプレイヤーなら重宝するかも。 また、前述のようにプレイヤーが育てたポケモンで挑むことができない。 技は本編のチームと共有しているので、使用される技を鍛えておけばいくらか楽にはなる。 これまた利用価値の微妙なローカル通信。 「自分の行動→仲間の行動→敵の行動」といった順番で行動するターン制を採用している不思議のダンジョンシリーズでは自分の行動を選んだ後、他のプレイヤーが行動を選び終わるまで待つことになるため、(一人で遊ぶ時より)テンポが悪い。チャレンジ掲示板の依頼(ボスとの戦い)しかできないのも納得がいく。そもそも不思議のダンジョンに限らずRPG(バトルがリアルタイム制のものを除き)は多人数プレイと相性が悪いので仕方のない事ではあるが…… そして、技の成長はどれだけ事前に鍛えていようとも全員とも(依頼の間だけ)初期化されるため、ポケモンも技も十分に鍛えた後は一人で挑んだ方が簡単な事も。もっとも、ポケモンが弱いうちは強い人と組んで難しい依頼をクリアしてもらうという事も一応できる。 仲間のAIが賢くない 使用する技が完全にランダム。その敵ポケモンに対し効果抜群になる技を覚えていても、それを使ってくれるかは運次第。 効果がないタイプの技であろうとそれを使って攻撃したり、敵と隣接しながらステータス上昇技を使うなど、イライラを募らせることもある。 このため、時と場合によっては技のオンオフをいちいち切り替えないと仲間がまともに戦ってくれず、全員を連れているとその管理も面倒になってくる。 ただし、これについては前作までと同様の仕様である。 連続技の脅威 通常、連続攻撃できる技というのは数回攻撃できる分、1発1発の威力が下げられていることでその技の強さが調整されている。 しかし、このゲームでは敵が使う連続技のダメージが単発の技のダメージとほぼ同等である。そのため、1発でも食らってしまうと相当な痛手になり、運が悪いと何もできずにHPが0になってしまう。 ただし、これについても前作までと同様の仕様である。 メインのポケモンの1匹、ノコッチがあまりにも弱すぎる。 初期レベルが低い点はポケモンパラダイスに放置して経験値を稼げば問題ないが、レベルを上げてもステータスの成長率が極端に低く、全く使えない。必ず使わなければならない局面はないが、本作ではその弱気なキャラから比較的人気があるポケモンなので、主要ポケモンらしくステータスが成長しやすくしたほうが良かったのではなかろうか。 一応、最終的にはこうげきがかなり高くなるうえ、自力で覚える技も優秀なので、「すてみタックル」あたりをメインウエポンにして活躍させることはできなくもない。高レベルになればとぐろをまく→ころがるで無双もできる。 シナリオ中だと弱いが、ただの大器晩成型かもしれない。そこまで我慢して育てるプレイヤーがどれだけ居るのかという問題はあるが。 対応するポケモンを必ず仲間に出来る「ギフト」という道具が追加されたが、これを作るための道具のレートがあまりにも高すぎるものがある。 大半はオレンのみといった各種木の実などが数個とレートは低いのだが、中にはエンディング後の高難易度のダンジョンでしか手に入らないような道具が材料であるものがある。 その一例として「メグロコギフト」←「ノーてんバンダナ×1」(*9)などが挙げられる。メグロコがクリア前から登場するにもかかわらずであり、プレイヤーに使わせる気がまずない。実際戦っていればいずれは仲間になるのだが、いったい誰がこんな貴重な道具を手放してまで作るのだろう。 一番酷いと思われるのが、ヒトモシ(*10)用の「ヒトモシギフト」←「みとおしメガネ×1」(*11)。 エンディング後は、多少のエピローグとダンジョンが増えるだけ。エンディング後も多数のエピソードが展開された『救助隊』『探検隊』のプレイヤーから見れば物足りない。 一応依頼をこなしてランクを上げればコバルオンやテラキオンといった伝説のポケモンを仲間に出来る依頼が出現するが、前述の依頼が1つずつしか受けられなくなった仕様によりランクを上げる前に飽きる、というプレイヤーも多い。 過去シリーズとは違い、エピローグではしばらくパートナーが事実上の主人公となるため、マンネリ化の打破には繋がっていると一応フォローする事はできる。 依頼を受けるときは「なかまモード」を使わないと主人公とパートナーをチームから外す事が出来ない。前作までは普通に外す事もできたのだが、こうしないと「なかまモード」の存在価値が皆無になってしまうからだろうか。 依頼に関係のない冒険に行く時は出撃前にメンバーの入れ替えができる。しかし、「なかまモード」では依頼以外の冒険に行けないため、固定メンバーで決まったダンジョンを周回したい場合は、毎回編成し直す必要がある。 主人公やパートナーを進化させると顔グラフィックの変化が無くなってしまうという問題は、初代からずっと改善されていない。 ポケダン恒例のレベルリセットダンジョン(今作ではレベル5からスタート)。だが、これらも色々な問題点を抱えていた。 + 今作のレベルリセットダンジョンについて(一応ネタバレ注意!!) 「かえらずの地」 全99F、道具やお金を持ち込めず、リーダー一匹で挑む。過去作でいうところの「きよらかなもり」「ゼロのしまなんぶ」に該当するのだが…… 前述の通り技マシンが何度でも使えるためか一切出現しないため、使用ポケモンは毎回技構成が同じになってしまう。過去作ではダンジョン内に技マシンが落ちており、運が良ければ強力な技を習得できる……などのランダム要素があった。 深層の敵の強さが前述のチームスキル頼み。低層から中層には厄介な技を持つ注意すべきポケモンもいるのだが、深層になると(これまでのシリーズと比較して)あまり強力な技を持っておらず、ステータスもさほど高くないポケモンばかり。(もちろん全てではないが) 大して強くもないのにひたすら攻撃を耐えてくるため、鬱陶しいことこの上ない。 「ほりあてやダンジョン」 出現条件が少々特殊で、パラダイスに一定確率で出現するモグリューにお金を払って土地を掘ってもらう事によって出現し、入れるようになる。ダンジョンの風景や敵は掘る地形によって異なり、仲間を四匹まで連れていける、どうぐ持ち込み可の10F程度のレベルリセットダンジョンで、仲間ポケモンの進化に使う道具を入手できる旨味のあるダンジョンではあるが…… 中層、時には1Fからかえらずの地深層に登場する敵に匹敵するほどのレベルとステータスを持った敵がそれなりの出現率で複数種類出現する。こちらがレベル5スタートであるにもかかわらず。固定ダメージを与える技や道具があれば十分対処可能ではあるものの、それでも理不尽感が漂う。 救助隊シリーズの「しあわせのとう」にも理不尽な強さの敵が多いが、こちらも技や道具で十分対処できる。(特にヤバい敵に関しては)ある程度味方が育っていることが前提のフロアに出てきており、出現率もあまり高くはなく、それぞれの出現期間も離れている。 土地を掘る際に場所によってはすでにある施設を潰す必要があり、最大にまでグレードアップした施設の場合はあきらめざるを得ない。(万が一潰すと建て直す際にまた材料と資金が必要になる) さらに探検の成功、失敗にかかわらず一度入ると入口が消滅してしまう。上に挙げたような理不尽さがあるのに探検に失敗しても入口が消えてしまうのはどうなのか。 「眠りの氷穴」 DLCを除けばここで挙げた中でもっとも問題点が多いといえる。ちなみに条件は「ほりあてやダンジョン」と同じで技マシンなども持ち込める。 出現する敵は「かえらずの地」とほぼ一緒。せいぜい道中に1、2匹ほどの+αがある程度。これまではレベルリセットダンジョン同士でも出現する敵には色々と変更が加えられていたのだが…… 深層の敵の強さも当然スキル頼み。仲間や道具が存在する分、対処は容易ではあるが。 BGMはなんと1Fから98Fまで(99Fの宝物部屋を除く)ずっと同じ。この曲(グレッシャーパレス 東の塔)自体はむしろ良曲ではあるが、最初から最後まで聴かされれば流石に飽きる。(一応救助隊の「しあわせのとう」にも言えることではあるが) ストーリーの終盤で東の塔に続けて訪れる事になる「グレッシャーパレス 西の塔」や「グレッシャーパレス 大結晶の塔」のBGMも東の塔のBGM同様に良曲だが、何故ここで使われなかったのだろうか? 「究極の荒野」 先述の通り、DLCのレベルリセットダンジョン。”究極の難易度を有するレベルリセットダンジョン”とのことだが、その実態は「眠りの氷穴」よりも…… DLCであるにもかかわらず、ここで挙げるダンジョンの中では問題が最も多い。 やはり出現する敵は「かえらずの地」と同じところが多い。DLCでありながらこれでは、ただの手抜きにしか見えない。 敵は最初からスキル頼みの強さ。仲間もいないため対処も難しい。 しかもBGMは最下層まで同じ。BGMは過去作の曲で評価も高いが、いつまでも聞かされると流石に飽きる。 一応、エンディング前にも挑戦でき、「かえらずの地」と同様のアイテムも手に入ること、限定アイテムの効果は序盤で大きな効力を発揮することから、Vウェーブ解禁直後ぐらい(*12)に攻略すれば、ゲームバランス崩階級の恩恵が受けられるダンジョンでもあるのだが。 これまでのレベルリセットダンジョンはみな、道具や仲間ポケモンなど、「ここでしか手に入らないもの」がそれぞれに存在していた。 一応「かえらずの地」にもレアな装備品(店売り限定)がこれまでの高難度ダンジョン同様に存在するので、行くメリットはある。 「究極の荒野」もクリアで限定の装備品が手に入る。苦労に見合った効果かどうかは微妙なところだが。 しかし、それ以外のレベルリセットダンジョンで出る道具はほかでも入手可能なものばかりで、ドーピングアイテムなどのレアな道具が入手しやすいというわけでもない。 また、この作品の他のレベルリセットダンジョン同様敵ポケモンも仲間にできない。つまり、わざわざ行くメリットは早い話皆無である。 総評 同じ携帯機版である第2作の完全版『空の探検隊』が非常に高評価だったこともあり、本作に寄せられる期待も当然大きなものであった。 だが、追加した新要素は結局その面白さを最大限に生かすことができず、むしろそれら新要素と引換えになる形での「ゲーム性の大幅劣化・喪失」が目立ってしまう形となってしまった。 ローグライクゲームのルールからは決して逸脱してはおらず、ローグライクを初めてプレイするプレイヤーならある程度は楽しめる内容となっている。 従来プレイヤーにとってもストーリーやBGMのクオリティをそのままに、グラフィックを一新したりと評価点も無い訳ではない。 しかし「初心者から熱心なポケダンシリーズファンまで、すべてのプレイヤーが楽しめる内容か?」と問われると、どうしても疑問符をつけざるを得ない「惜しい」作品である。 余談 シリーズ(冒険団除く)では唯一主人公に明確な記憶喪失の描写が無いのが特徴。作中、とあるアイテムを見て人間界の道具を連想するという場面もある。 過去作と違い、ダンジョンのカクレオンの店での泥棒が多少難しくなっている。「ひきよせのたま」を使用しても店の商品を引き寄せることができなくなり、店の商品を拾ってから「せいなるタネ」を使ってもワープした直後にその部屋にカクレオンが現れる仕様になったためである。 それでもワープ後に「てきおびえだま」などのアイテムを使えば切り抜けられるので、『チョコボの不思議なダンジョン2』等の泥棒に比べればまだまだ楽ではある。 本作だけの特徴の1つとしてエンディング後のストーリーイベントに バッドエンド が存在するという点がある。冒険団シリーズにも序盤に偽バッドエンド演出はあったものの、こちらは正真正銘のバッドエンドであり、パートナー達の努力や願いが完全に水泡に帰す後味の悪い結末を迎える事となる。とはいえ、問題の場面でわざとらしい選択肢を選ばなければ回避できるものであり、仮にバッドエンドを迎えたとしても初めから冒険に失敗した扱いになり改めてダンジョンに挑戦する事ができる。 本作の発売前にアニメーション及び実写によるPVが3作公開された。ピカチュウ役に釘宮理恵、ミジュマル役に小清水亜美を起用するなど豪華キャストが勢揃いしている。 後に、上記のアニメPVの完全版を収録したDVDがTSUTAYAで無料レンタルが行われた。現在では、ニンテンドーeショップで視聴可能。 救助隊・探検隊と同じようなものを期待していたファンからは「ポケダンの黒歴史」「マグナゲートなんてなかった」といった扱いを受けてしまう事も少なくない。 今作の一部の問題点は、実質的な次回作である『世界樹と不思議のダンジョン』で、ある程度改善はされているのだが…… ストーリーやBGMなどの点を評価しているファンも当然存在するため、SNSや掲示板等での書き込みの際にはその点を考慮すること。 本作の発売前の2012年1月30日に株式会社enishの育成RPG「ポケダンモンスターズ」がGREEで配信された。当然ポケモン不思議のダンジョンシリーズとはまったく無関係であるため、「ポケダン」と聞いてポケダン最新作を期待したプレイヤーは大いに肩透かしを食らう事となった。これが影響したかは不明だが、「ポケダンモンスターズ」はその後「ぼくらのポケットダンジョン2」へと名称変更されている。 その後、2023年10月に任天堂、クリーチャーズ、ゲームフリークの3社が突如「ポケダン」を商標登録。恐らく「ポケダンモンスターズ」の商標切れに伴う商標登録と思われる。 後に、本作のシステムをベースに登場ポケモンを大幅増加したポケダンシリーズ5作目『ポケモン超不思議のダンジョン』が発売されている。
https://w.atwiki.jp/torunekod/pages/19.html
ちょっと不思議のダンジョン 目的:地下10階に落ちている「王様の宝石箱」を持ち替えること 武器・盾・杖・草・種・巻物・パンが登場する 指輪は出てこない。 出現モンスター一覧 階層 モンスター 備考 B1 B2 B3 B4 B5 B6 B7 B8 B9 B10
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/97.html
ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。 このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。 リーダー 主人公になっているポケモンの名前 パートナー パートナーになっているポケモンの名前 パートナーの性別は 男の子 とします。 女の子の方はこちら 目次 目次 ブラッキー救出~エーフィ救出まで エーフィ救出後~ブラッキーとエーフィ加入まで 遠征出発まで グレッシャーパレス到着まで ブラッキー救出~エーフィ救出まで +... ???「はあはあ……はあはあ……。 ???「はあはあ……はあはあ……。 ???「はあはあ……はあはあ……。 - 宿場町入口で倒れる - 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ エモンガ「 リーダー ~~っ! パートナー ~~~~っ! パートナー 「エモンガ! どうしたの? エモンガ「あらわれたんだよ! エモンガ「宿場町に! あやしいポケモンが!! パートナー 「ええ~っ!! パートナー 「あやしいポケモンって…… パートナー 「わくわく冒険協会からの お知らせにあったあの……!? エモンガ「そこまでは わからねえ。 エモンガ「宿場町の とちゅうで 行きだおれになってたみたいだし……。 パートナー 「行きだおれに……? エモンガ「ああ。すでに宿に運ばれて スワンナの世話になってる。 エモンガ「オレもチラッと すがたを見たが…… エモンガ「あれは あまり こわそうなヤツじゃなかったな。 パートナー 「じゃ悪いポケモンとは かぎらないんだね。 エモンガ「ああ。ただ ここらに住んでいるものは だれも見たことないって言うから…… エモンガ「あやしいことには 変わらねえ。 エモンガ「ドテッコツなんかは もう悪者だと決めつけて…… エモンガ「そのポケモンを せめるように ガミガミやりはじめてるから タチ悪いんだ。 パートナー 「わかった。宿に行ってみるよ。 エモンガ「そうしてくれ。オレは ほかの連中もよんでくるからよ。 パートナー 「 リーダー ! 宿に行ってみよう! ~ 宿場町 ~ パートナー 「わっ いっぱい集まってるね。 パートナー 「ちょっと通してもらっていい? ゴメンね。 ~ スワンナハウス 宿 ~ ドテッコツ「しらばっくれやがって このヤロー! 正直に言えっつーの! ドテッコツ「オメエ 何たくらんで この町に来たんだよ!? ???「ちがう……おれは……。 ???「ううっ……。 スワンナ「ドテッコツ。まだ苦しんでるのにムチャ言わないの。 ドテッコツ「うぐぅ……しかしよ…… ドテッコツ「きずついたフリをしているのかも知れないぜ? ドテッコツ「みんなが油断したスキをついて なにか するかもしれん。 スワンナ「そんなワケないでしょ。昔のあんたじゃあるまいし。 ドテッコツ「……すみません……。 パートナー 「……このポケモンが たおれてたの? ハーデリア「そうなんじゃよ。 ハーデリア「朝 散歩してたら…… ハーデリア「宿場町の入口近くに たおれてて そりゃもう ビックリじゃったよ! ドッコラー「悪そうには 見えねえんだが…… ドッコラー「なにせ ここらじゃ見たことねえポケモンだからなぁ……。 エモンガ「みんな お待たせ! エモンガ「ノコッチと ビリジオンも 連れてきたぜ! ビリジオン「……! ブラッキー……! ビリジオン「ブラッキー……どうして……。 ビリジオン「どんな様子なの? スワンナ「だいじょうぶよ。 スワンナ「きずもあるけど……それよりも つかれが だいぶたまってるようね。 スワンナ「時間がたてば 回復すると思うわ。 ビリジオン「そう……よかった……。 パートナー 「ビリジオンは このポケモンのことを知ってるの? ビリジオン「ええ。名前はブラッキー。 ビリジオン「ダンジョン研究家よ。 パートナー 「ダンジョン……けんきゅうか……? ビリジオン「ええ。 ビリジオン「この地方がもつ……ダンジョンもふくめた不思議な土地のパワー…… ビリジオン「ブラッキーは その研究をしているの。とくに大氷河を 調査していたのよ。 ノコッチ「だ…大氷河を!? ビリジオン「前にみんなで しんきろうを見た時に私が言ったことを おぼえてる? ビリジオン「海ぞいの山の上から大氷河を ながめたことがあるって……。 ビリジオン「ブラッキーとは その時に知り合ったのよ。 ハーデリア「ほっほっほ。そうじゃったか。安心したぞい。 ハーデリア「どうやら悪いポケモンじゃ なさそうじゃのう。 ドテッコツ「……すみません……。 ビリジオン「ちなみに 私がその時会ったのは ブラッキーだけじゃなかったわ。 ビリジオン「もう1匹いたの。名前はエーフィ。 ビリジオン「ブラッキーとエーフィは 2匹で大氷河を調査していたのよ。 パートナー 「もう1匹……!? パートナー 「じゃ そのエーフィは 今 どうしてるんだろう……。 パートナー 「色々 気になるけど…… パートナー 「このブラッキーから聞いてみないと わからないってことか……。 スワンナ「今日は むずかしいけど…… スワンナ「ブラッキーが回復したら すぐに知らせるよ。 パートナー 「わかった。 パートナー 「じゃボク達は パラダイスに もどろうか。 エモンガ「ああ。掲示板の仕事をこなそうぜ。 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ ドッコラー「おーーーーい! ドッコラー「ブラッキーが……ブラッキーが 回復したみたいだぜ! パートナー 「ホント? ドッコラー「ああ。ただよ…… ドッコラー「すぐに宿場町を出るって 言い出してよ……。 パートナー 「ええっ!? ドッコラー「まだ無理するなって言ったんだが 聞きやしねえ。 ドッコラー「それで リーダー 達も よんできてくれって ママさんが……。 パートナー 「わかった。みんなも集めるよ。 ~ スワンナハウス 宿 ~ ドテッコツ「ちょ…ちょっと! まだ無理だろ! おい! ブラッキー「で…でも……早く行かないと…… ブラッキー「うぐっ……! ドッコラー「ああ 言わんこっちゃない……。 ドッコラー「無茶しちゃダメです。もっと休んでいないと。 ビリジオン「ブラッキー! ブラッキー「ビリジオン……キミが 誤解をといてくれたらしいな……。 ブラッキー「ありがとう……ゆっくり礼を言いたいところだが…… ブラッキー「今は急がないと…… スワンナ「ワケありな様子だね。 ブラッキー「ぐっ……。 スワンナ「その体じゃ まだ無理だよ。 ビリジオン「ねえ ブラッキー。よければ話を 聞かせてくれないかしら? ビリジオン「もしかしたら ちからに なれるかもしれないわ。 ブラッキー「…………………………。 ブラッキー「……そうだな……。 ブラッキー「わかった……話そう……。 ノコッチ「ええ~っ!? エモンガ「ブラッキーは だれかに おそわれて…… パートナー 「この宿場町に にげてきたんだって!? ブラッキー「ああ……。 ブラッキー「おれとエーフィは いきなり おそわれて…… ブラッキー「とにかくバラバラに にげたんだ。 ブラッキー「おれは 運よく ここに にげこめたんだが…… ブラッキー「エーフィは……エーフィは まだ にげ回っているはずなんだ……。 ブラッキー「早く……見つけ出さないと! エモンガ「なるほどな……。 エモンガ「しかしよ……なんでまたアンタ達は おそわれたんだい? ブラッキー「たぶん…… ブラッキー「これをねらってのことだと思う……。 パートナー 「これは……カード……? ブラッキー「見るのは初めてか? ブラッキー「エンターカードっていうんだ。 ブラッキー「ここらの土地の不思議なパワーには 少なからず法則がある。 ブラッキー「それを地脈と言う。 ブラッキー「地脈の流れが その土地の不思議度を 左右しているんだ。 ブラッキー「であれば その地脈の流れを ぎゃくに あやつることができないかと思い…… ブラッキー「われわれダンジョン研究家の間で 考え出したものが…… ブラッキー「このエンターカードなんだ。 ブラッキー「それで……このエンターカードで どんなことが できるかというと…… ブラッキー「……って みんな ねてるし!! ドテッコツ「オレ達……ねてたのか……。 エモンガ「ああ……。 エモンガ「なんか強力な さいみん術を かけられたような気がするんだが……。 スワンナ「わたしは いい夢が見れて スッキリしたよ。 ブラッキー「ごめん……。ちょっと説明が むずかしかったか……。 ブラッキー「実際に見てもらった方が よさそうだな。 ブラッキー「外に行こう。 ノコッチ「だ…だいじょうぶ……? ドテッコツ「オメエら 助けてやれ。 ドッコラー「へい! ドッコラー「オレ達が ささえるぞ。歩けるか? ブラッキー。 ブラッキー「ああ……すまない。 ~ 宿場町 丘 ~ ミネズミ「わっ! みんな集まって どうしたんですか? ハーデリア「わしも よく知らんが……これから なにか見せ物があるようなんじゃ。 ハーデリア「ジャマするでないぞ。 ミネズミ「へえ~! なんでしょう! なんか楽しそうですね! ブラッキー「うん。このへんがいい……。 ブラッキー「みんな。少し下がってくれ。 ブラッキー「いくぞ。 エモンガ「わわわわっ! 光が!! ドテッコツ「こ…これはっ!!? ノコッチ「なんなの!? これは!? ブラッキー「マグナゲート。 ブラッキー「ダンジョンへの……入口だ。 ビリジオン「ダンジョンへの入口!? ブラッキー「ああ。まだ不完全だが……。 ブラッキー「読み取りたい地脈をエンターカードに あらかじめ細工し…… ブラッキー「カードの配置を組みかえることで 地脈の流れを様々なかたちに変え…… ブラッキー「ダンジョンの入口を作ることができるんだ。 ブラッキー「とくに 今ここに現れているダンジョンの入口は…… ブラッキー「だれも よびこんだことのない 特別なもの……。 ブラッキー「おれとエーフィが 研究を重ねて やっと見つけ出したものなんだ。 ブラッキー「太陽と月の ちからを かりて ふくざつな地脈をあやつっている。 ブラッキー「ただ……今置いてあるエンターカードだけでは パワーがたりない。 ブラッキー「入口を完成させるためには あと2枚のエンターカードが必要なんだ。 ビリジオン「なるほど……なんとなく見えてきたわ。 ビリジオン「つまり残りは……エーフィが 持っているということね。 ブラッキー「ああ。 ブラッキー「おれのエンターカードと エーフィのエンターカード…… ブラッキー「この組み合わせによって おれ達の研究も…… ブラッキー「やっと完成が見えてきたところだったんだ。 ブラッキー「おそわれたのは その直後だ。 ブラッキー「だから 敵の目的は エンターカードなんじゃないかと……。 スワンナ「宿場町までは おそってこないところをみると…… スワンナ「さわぎは 起こしたくないのかもしれないね。 ドテッコツ「わからねえぞ そいつは。 ドテッコツ「そう思わせておいて ガツンとくるかもしれん。 ビリジオン「とにかくブラッキーは ここで みんなで守るとして…… ビリジオン「あとはエーフィね。 ブラッキー「え……? そ…それじゃあ……。 パートナー 「ここまで聞いておいて 助けないワケには いかないよ。 エモンガ「こまってるヤツがいたら 見すごせねえのが…… ノコッチ「ボク達 ???(決定したチーム名)だからね。 パートナー 「まかせて。きっとエーフィを 助けてみせるよ。 ブラッキー「あ…ありがとう! このおんは必ず……! ブラッキー「エーフィは ドウコクの谷あたりに にげこんだんじゃないかと思う。 ブラッキー「別の追っ手達が ドウコクの谷の方へ行くのを見たんだ。 ブラッキー「すまない! 早くエーフィを! ビリジオン「うん。あとは まかせて。 エモンガ「 リーダー ! 出撃メンバーの編成をよろしくな! ノコッチ「準備ができたら すぐに出発しましょう。 パートナー 「ドウコクの谷に行って……エーフィを 助け出そう! ~ ドウコクの谷 ~ エーフィ「はあはあ……はあはあ……。 エーフィ「はあはあ……はあはあ……。 ???「ブニャニャニャニャッ! ???「にげてもムダにゃっと! エーフィ「ど…どこ!? どこにいるの!? ???「ドクドクドクドクッ! さあな。 ???「知りたかったら 探してみロッグ。 エーフィ「あの……にげてるのは ワタシなのよ。 エーフィ「そのワタシが なんでアンタ達を わざわざ探すのよ? エーフィ「それに……ワタシは 絶対につかまりませんからね! エーフィ「あとアンタ達が ねらっているものも わかってるのよ! エーフィ「でも絶対に わたさないから! ???「ブニャニャニャニャッ! 気が強くて こまるにゃっと! ???「ドクドクドクドクッ! だが だいぶ つかれているロッグ。 ???「とらえるのは 時間の問題だロッグ。 ???「早く終わらせないと…… ???「こんどはアタイ達に とばっちりがくるにゃっと。 ???「ドクドクドクドクッ! わかってるロッグ! ???「それじゃ 仕上げにかかるロッグ! アイツを とらえるロッグ! エーフィ「はあはあ……はあはあ……。 エーフィ「はあはあ……はあはあ……。 ???「ブニャニャニャニャッ! ???「まったくもう すばしっこいから つかれるにゃっと! ???「でも……とうとう追いついたにゃっと! エーフィ「うっ……。 ???「ドクドクドクッ! ???「おい ブニャット! オマエは まだいいじゃないか! ???「オレなんか 先回りする役なんだからなロッグ! - 崖の下から飛び出してくる - ???「ちょーつかれたぜロッグ! ブニャット「あら ドクロッグ。ダイエットには ちょうど よかったんじゃにゃっと? ドクロッグ「ドクドクドクッ! ダイエットが必要なのは オマエだロッグ!? ドクロッグ「ドクドクドクッ! さあ出せ! ドクロッグ「持ち物を すべて出すんだロッグ! ブニャット「ブニャニャニャニャッ! 言っても どうせ聞かないにゃっと! ブニャット「強引に調べたほうが早いにゃっと! エーフィ「あっ……! ブニャット「ブニャーーーーーーーーーーッ!! ドクロッグ「ん? どうした? ブニャット「コイツってば なにも……! ブニャット「なにも持ってないブニャーーーーッ!! ドクロッグ「なんだとーーーーーーーーーッ!!? ドクロッグ「おい! エンターカードを どこに……! ドクロッグ「どこに かくしたロッグ!!? エーフィ「…………………………。 ブニャット「言わにゃーなら うでずくではかせるだけにゃっと!! ブニャット「かくごするにゃっと! エーフィ!! エーフィ「………………!! パートナー 「まてーーーーーーっ!! パートナー 「あそこにいるのが エーフィ みたいだね……! パートナー 「はあはあ……よかった……。間に合った。 ブニャット「ブニャ? なんにゃ? オマエ達は? パートナー 「ボク達は ???(決定したチーム名)! パートナー 「エーフィを助けに来たんだ! ドクロッグ「何言ってンだ? コイツら? 意味わかんねロッグ。 ブニャット「ああもう 早く すませたいのに めんどくさいにゃっと。 ドクロッグ「ドクドクドクッ! 仕方ねえ。 ドクロッグ「早いとこ かたづけるしかないロッグ! ブニャット「そうねえ……それしか にゃさそうにゃっと! パートナー 「くるよ! リーダー ! ドクロッグ「どこのどいつだか知らねえが……オレ達のジャマをするんじゃねえロッグ!! ドクロッグ「いくロッグ!! ドクドクドクーーーーーーーーッ!! ブニャット「ブニャニャニャニャーーーーーッ!! + 再戦時 ドクロッグ「こら! 言えロッグ! ドクロッグ「エンターカードを どこに かくしたロッグ!? エーフィ「イヤだ! 絶対 教えるもんか!! ブニャット「ホント強情だにゃっと! ブニャット「どうしたら いいにゃっと! パートナー 「エーフィーーーーーーーーー!! パートナー 「オマエ達! エーフィから はなれろ! ドクロッグ「ドクドクドクッ! また来たロッグ! ブニャット「ホント しつこいにゃっと。しつこいと きらわれるにゃっと。 ドクロッグ「めんどくせえヤツらだロッグ! ドクロッグ「また ぶったおしてやるロッグ!! パートナー 「くるよ! リーダー ! ドクロッグ「いくロッグ!! ドクドクドクーーーーーーーーッ!! ブニャット「ブニャニャニャニャーーーーーッ!! - 勝利後 - ドクロッグ「ドクドクドク……ドク……? ブニャット「ブニャニャニャニャ……ニャ……? ドクロッグ「ひ…ひぇ……ひええええええええ!! ブニャット「に…にげろにゃっと~~~~~~~!! パートナー 「だいじょうぶ? ケガはない? パートナー 「ボク達 ブラッキーから事情を聞いて キミを助けにきたんだ! エーフィ「そっか……ブラッキーから……。 エーフィ「助けてくれて ありがとう。 エーフィ「ちょっと いたいかな……でも平気よ。 エーフィ「うん だいじょうぶ。あんなヤツらには 負けないわ。 パートナー 「けっこうガッツがあるんだね。安心したよ。 エーフィ「それより…… エーフィ「早く宿場町へ……。気になることがあって……。 パートナー 「わかった。行こう。ブラッキーも待っているよ。 ・冒険に失敗した場合 +... - パターン1 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「も…もどってきちゃったけど…… パートナー 「エーフィが心配だよ……。 パートナー 「とにかく もう一度 ドウコクの谷に行こう。 - パターン2 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「も…もどってきちゃったけど……それよりも…… パートナー 「とにかく エーフィが心配だよ……。 パートナー 「早く助けなくちゃ! - パターン3 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「……こうしちゃいられない! パートナー 「早くしないと! パートナー 「エーフィを助けよう! エーフィ救出後~ブラッキーとエーフィ加入まで +... ~ 宿場町 広場 ~ ブラッキー「エーフィ!! エーフィ「ブラッキー!! エーフィ「ううっ……。 ブラッキー「よかった。無事で……。本当に……。 エーフィ「ブラッキーも なんともなくて よかった……。 エーフィ「でも…… エーフィ「こうして よろこびあっていたいんだけど…… エーフィ「ワタシ 気になることがあって……。 ブラッキー「わかった。 ブラッキー「でも まずは リーダー 達に ちゃんと お礼を伝えなくちゃ。 エーフィ「うん……。 ブラッキー「 リーダー …… パートナー ……。 ブラッキー「みなさん……本当に ありがとうございました。 ブラッキー「みなさんのおかげで おれ達は 助かりました。 パートナー 「うん! ホント無事で よかった! パートナー 「でも……キミ達を おそったポケモン…… パートナー 「あれは一体 何者なんだろう……? ブラッキー「さあ……ヤツらは なんなのかは おれにも……。 エーフィ「ブラッキー。 エーフィ「アイツらが ねらってたのって やっぱり エンターカードだったよ。 ブラッキー「やはり そうか……。 ブラッキー「おれ達を おそったポケモン達の正体が なんであれ…… ブラッキー「エンターカードを ねらったのなら 目的は はっきりしてくる。 ブラッキー「ヤツらは おれ達の研究を ジャマしたかったのか…… ブラッキー「もしくは エンターカードをうばって…… ブラッキー「大氷河へ行きたかったのかもしれない……。 パートナー 「えっ……? ええ~っ!!? エモンガ「ちょ…ちょっと待て! エモンガ「今 なにげに…… エモンガ「なにげに すごいことを……さらっと言わなかったか? ブラッキー「……え? そうか……? ブラッキー「エンターカードをうばって大氷河へ行くって言っただけだが……。 ノコッチ「だ…大氷河~っ!!? ミネズミ「大氷河に行くだって~~~~っ!!? ハーデリア「大氷河は だれも行ったことのない みとうの地……。 ハーデリア「そこへ……そこへ行くというのか……。 ブラッキー「そ そっか……。 ブラッキー「このことは みんなに まだちゃんと 話してなかったな。 ブラッキー「おれ達2匹は……ずっと大氷河の研究をしてきたんだ。 エーフィ「大氷河の奥……そこには きっと…… エーフィ「まわりの物体を浮遊させる 大結晶がある…… エーフィ「ブラッキーは そう考えているの。 (物体を浮遊させる……大結晶……。) ブラッキー「それを証明するためには 大氷河へわたるしかない。 ブラッキー「しかし 大氷河の前には…… ブラッキー「巨大なクレバスが 行く手をはばんでいて だれも行けない。 ブラッキー「なので 地脈の流れを利用して…… ブラッキー「クレバスをこえて 大氷河の前にダンジョンの出口ができるような…… ブラッキー「そんなエンターカードが作れれば……大氷河に行けると考えたんだ。 パートナー 「す…すごい!! パートナー 「じゃあブラッキーと エーフィのエンターカードがそろえば…… パートナー 「大氷河に行けるってこと!? ブラッキー「ああ。もう少し調整が 必要だがな。 ブラッキー「ただ……今となっては それも むずかしいかと……。 ブラッキー「エーフィ……。 ブラッキー「見たところ エンターカードは 持っていないようだね? ブラッキー「もしかして アイツらに うばわれたのか? ブラッキー「でも いいんだ。 ブラッキー「エンターカードなんか なくなってもいい……。 ブラッキー「エーフィさえ…… ブラッキー「エーフィさえ無事に 帰ってきてくれれば……おれは……。 エーフィ「ちょ…ちょっと! ブラッキー! なに かってに 早とちりしてるのよ! エーフィ「エンターカードは うばわれてないわ。 ブラッキー「えっ……? エーフィ「ただ それもあって……かえって心配事というか…… エーフィ「正直 ワタシ……こうかいしていることが……。 エーフィ「あっ! キミは……!! エーフィ「ケガはない!? だいじょうぶだった!!? クルマユ「おねえちゃん。これ……。 ノコッチ「も…もしかして あれは エンターカード!? エモンガ「でも どうしてクルマユが エンターカードを……!!? クルマユ「ボク 約束を守ったよ。だれにも言わなかったからね。 エーフィ「ああ……ありがとう! エーフィ「でも こわかったでしょう? クルマユ「だいじょうぶだよ。ボク強いもん。 エーフィ「ホント……ホントよかった! エーフィ「でも ごめんね! エーフィ「うわあああああーーーーーん!! クルマユ「ボクは だいじょうぶだってば。泣かないで。おねえちゃん。 ドテッコツ「……なんだ なんだ? ミネズミ「一体どうしたと いうのでしょう……? ハハコモリ「エーフィさん はじめまして。 ハハコモリ「私は この子の母です。 エーフィ「ああ……ゴメンなさい! 本当に申しワケないです! エーフィ「ワタシのせいで この子も 危険なことに! ハハコモリ「危険なこと……? ハハコモリ「一体 何があったのか……お聞かせ願えませんか? エーフィ「……はい……。 エーフィ「ワタシは ブラッキーと はぐれたあともずっと追われ にげ回っていました。 エーフィ「町になんとか にげこみたかったんですが 先回りされたりして…… エーフィ「ずっと この宿場町の周辺を さまよっていたんです。 エーフィ「……で そうしながらも 前もってかくしておいた持ち物が気になって…… エーフィ「それで向かった先が……シキサイの森だったんです。 - 当時の様子 - エーフィ「はあはあ……はあはあ……。 『ワタシは 敵に追いつかれるのを 気にしながら…… 『持ち物をかくした場所へ 向かいました エーフィ「はあはあ…はあはあ……。 『でも来てみると…… 『ちょうどこの子が いたんです エーフィ「キ…キミ! そこで なにやってるの!? エーフィ「あっ……! ああっ!? エーフィ「エ…エンターカードが!! 『そこには ワタシが かくした持ち物が ちらばっていました 『もちろん エンターカードも…… クルマユ「わわっ! これ もしかして おねえちゃんのもの!? クルマユ「ゴ…ゴメン! これが おねえちゃんのものだったら ボク取るつもりないよ! 『ワタシは あせりました! 『もしここに追っ手が あらわれたら エンターカードは うばわれる! 『いや! それよりも! 『もし今ここで……おそわれたりでもしたら! 『どうしよう……! もう必死に考えました 『そして……ワタシは…… エーフィ「はあはあ……。 エーフィ「ねえ キミ! よく聞いて! クルマユ「う…うん。 エーフィ「……(ダメ……必死な顔してたら こわがられる……。) エーフィ「(落ち着かなくちゃ……。) エーフィ「(……よし……。) エーフィ「ねえ キミ。たしかに この道具は ワタシのものなんだけど…… エーフィ「もしかして この中で 気に入ったものが あったりしたの? クルマユ「うん。この赤色の石が キレイだなって。 エーフィ「そっか! エーフィ「じゃ石は……キミに あげる! クルマユ「えっ? ホント!! エーフィ「うん。でもひとつ 約束があるんだ。 エーフィ「そこにあるカードも あずかってほしいんだ。 クルマユ「カードも……? エーフィ「うん。ワタシが受け取りにくるまでね。 エーフィ「あと……カードのことは ワタシと キミだけのヒミツ。 エーフィ「絶対に だれにも言わないでほしいの。 エーフィ「どう? 約束できる? クルマユ「うん! わかった! 約束するよ! クルマユ「カードのことは だれにも言わない! クルマユ「ボク 宿場町に住んでいるんだ。おねえちゃん 早く取りにきてね! エーフィ「わかった。 エーフィ「……(草の音……!) エーフィ「(だれかが来る……?) エーフィ「じゃ おねえさん そろそろ行くけど…… エーフィ「キミも今日は すぐ帰るのよ? お母さんも心配するわ。 クルマユ「うん! そうするよ! エーフィ「じゃあね。 クルマユ「わ~い! 赤い石をもらっちゃった~!! 『こうして ワタシは…… 『この子に エンターカードを たくしてたのですが…… エーフィ「でも そのあと気づいたんです。 エーフィ「約束したとはいえ ヒミツが秘密のままであり続けるとは かぎらない。 エーフィ「この子の手に エンターカードがわたっていることを…… エーフィ「もし ワタシ達を追っている者達が 何かのキッカケで知ってしまったら……。 ハーデリア「た…たしかに それが知れたら……クルマユも ねらわれただろうのう……。 エーフィ「ワタシ それに気がついて すぐに シキサイの森に もどったんですが…… エーフィ「でも……この子は もういなくて……。 パートナー 「たぶん すれちがったんだろうね。 パートナー 「エーフィが来た時って たぶん…… パートナー 「ボク達が クルマユをむかえに来たあとだったんだろうね。 エーフィ「あの時は 必死だったとはいえ…… エーフィ「ワタシは なんて危険なことにまきこんでしまったんだろうと……。 エーフィ「そのあとワタシは ずっと追われ続けていたので 探すこともできず……。 エーフィ「その間……本当に 心配で心配で…… エーフィ「でも無事で……ホントよかった……。 ハハコモリ「泣かないでください。エーフィさん。 クルマユ「そうだよ。泣かないで。 ハハコモリ「あなたも こわい目にあったんだから 仕方ないですよ。 ハハコモリ「それなのに この子のことを たくさん心配してくれて……ありがとうございます。 ハハコモリ「何よりクルマユは あなたとの約束を守った……。 ハハコモリ「あなたとの約束で この子はまたひとつ たくましくなれたんです。 ハハコモリ「母として……感謝していますよ。 エーフィ「うわあああああーーーーーーん!! ブラッキー「よかったな。エーフィ……。 パートナー 「エーフィ……。 スワンナ「うん。よかった よかった。これで いっけん落着だね。 スワンナ「ところで ブラッキー……。 スワンナ「あんた達 これからどうするの? ブラッキー「それなんだけど……めいわくじゃなければ…… ブラッキー「しばらくは ここに いさせてもらえないかな? ブラッキー「宿場町を出たら また おそわれるかもしれないし…… ブラッキー「おれもエーフィも 体がまだ 万全じゃないし……。 ドテッコツ「まあ それが一番だろうな。 スワンナ「ウチは とうぶん空いてるから えんりょなく使っていいからね。 ブラッキー「あ…ありがとう。 ブラッキー「じゃ お言葉にあまえて……しばらくは 宿にとまらせてもらうよ。 スワンナ「言っとくけど タダじゃないからね。 ブラッキー「わかってる。 - その日の夜 - パートナー 「今日は 色々あったけど……でも エーフィが無事で よかったよね。 パートナー 「エーフィって 初めて出会った時は たくましいなって思ったんだけど…… パートナー 「でも すごくまじめで……いっしょけんめいな ところもあって…… パートナー 「そして なみだもろいところもあって……。 パートナー 「ブラッキーも ひたむきだし……ボクは好きだな。あの2匹が。 (たしかに エーフィと ブラッキーって……) (まじめに研究してるのが こっちにも 伝わってくるよね……。) (あの2匹が研究しているという エンターカード……。) (そしてそれに みちびかれるように出てきた ダンジョンの入口 (マグナゲート)……。) (あの時の……まるい光があふれだして……) (そこから とつぜん マグナゲートがあらわれた光景は すごかったな) (まだ不完全らしいけど……) (完成したら いったい どうなっちゃうんだろう) (ちょっと見てみたいな……) パートナー 「うん。それが いいかも。 パートナー 「ねえ リーダー 。 パートナー 「ボクも あの2匹の研究を…… パートナー 「手伝ってあげたいなって思ったんだけど どうかな? パートナー 「???(決定したチーム名)として 協力してもいいよね? (もちろん!) パートナー 「よかった。ありがとう。 パートナー 「じゃ明日になったら さっそくブラッキー達に その話をしよう。 パートナー 「じゃ そろそろ ねよっか。 パートナー 「また明日。おやすみ。 リーダー 。 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ パートナー 「 リーダー 。ゆうべも話したけど…… パートナー 「まず ブラッキーとエーフィに会いに行こう。 パートナー 「ボク達も 手伝いたいことを伝えたいし。 パートナー 「たぶん スワンナハウスの宿にとまっているはずだよ。 パートナー 「行こう。 リーダー 。 ~ スワンナハウス 宿 ~ パートナー 「あれ? パートナー 「……いないね……。 パートナー 「どこ行っちゃったんだろう……。 パートナー 「スワンナなら 2匹がどこに行ったか知ってるかも。 ~ スワンナハウス 食堂 ~ スワンナ「え? ブラッキー達かい? スワンナ「ブラッキー達なら 丘の方へ行ったみたいだよ。 スワンナ「まあ いいことじゃないの。 スワンナ「まだ回復してないっていっても ちょっとぐらいは運動しないとね。 ~ 宿場町 丘 ~ パートナー 「あっ! あそこに ブラッキー達が! パートナー 「もう だいじょうぶなの? ビリジオン「私も心配したんだけど……元気なようよ。 ブラッキー「うん。みんなのおかげで だいぶ 回復したよ。 エーフィ「ベッドなんかに ずっといたら なまっちゃう。 エーフィ「研究も もう少しで終わりそうだしね。 パートナー 「そっか。それは よかった。 パートナー 「それで……その研究のことなんだけど…… パートナー 「ゆうべ リーダー とも 相談したんだけど…… パートナー 「ボク達も……ブラッキーとエーフィに 協力したいと思ってるんだ。 ブラッキー「えっ……? パートナー 「どうかな? お手伝いしても いいかな? パートナー 「あっ……別に めいわくなら いいんだよ? ブラッキー「イ…イヤ。ちがうんだ。 ブラッキー「めいわくだなんて 思わないし……ぎゃくに話を聞いて すごくうれしかったよ。 パートナー 「じゃあ…… エーフィ「実はワタシ達も ゆうべ 話し合ったことがあるの。 エーフィ「それで……お願いがあって…… パートナー 「お願い? ブラッキー「ああ。 ブラッキー「おれ達も リーダー の 仲間に…… ブラッキー「???(決定したチーム名)に……入れてもらえないかな? パートナー 「えっ? ボク達の仲間に? エーフィ「うん。みんなに おんを返したいというのも あるんだけど…… エーフィ「それだけじゃないの。 エーフィ「ワタシ達の夢をかなえるために 協力してもらえたらと思ったの。 ブラッキー「もし エンターカードが完成して…… ブラッキー「マグナゲートが かんぺきによべるようになったその時には…… ブラッキー「 リーダー 達も おれ達と いっしょに…… ブラッキー「大氷河に行ってほしいんだ。 みんな「ええ~~~~~~~~~~~~~~っ!!? エモンガ「オレ達 ???(決定したチーム名)が……! ノコッチ「ブラッキー達と いっしょに……! ドテッコツ「大氷河に……! 行くだってぇぇ~~~~~~~~~~っ!!? ヌオー「ヌオ~~~~~~~~~~~~~~ッ!! パートナー 「みんな かくれて聞いてたのかよ……。 パートナー 「なんなんだよ一体……。 ブラッキー「研究の方は もうすぐ終わりそうなんだ。だから おれ達だけで だいじょうぶ。 エーフィ「ただ大氷河は みとうの地……。何が起こるのか わからない。 エーフィ「ワタシ達だけで行って 無事に帰ってこられるかどうか……。 エーフィ「でも ???(決定したチーム名)と いっしょなら…… エーフィ「ワタシ達も安心して 大氷河を調査できると思ったのよ。 エーフィ「冒険中は めいわくかかけちゃうかもしれないけど……でも…… パートナー 「そんなことないよ! もちろん だいかんげいだよ! パートナー 「 リーダー も いいよね? ワシボン「すげえぜ!! 大氷河に行くなんてよっ!! ミネズミ「一体どんな冒険に なるんでしょう!? ワクワクしますね~!! ズルッグ「行ったら 新しい商売ができそうだな! ドテッコツ「大氷河って言うぐらいだから やっぱ 氷がたくさんあるんだよな!? ドテッコツ「オレ 氷の家とか つくってみてえ!! ドテッコツ「施設の材料に なりそうなもんがあったら よろしくな!! ドッコラー「兄キィ。ちょっと水をさすようで すみませんが…… ドッコラー「大氷河に行くとは まだ決まってないと思いますよ? ドテッコツ「なにッ? ドッコラー「そうだぜ。 リーダー が まだ うんと言ってないぜ? ノコッチ「もちろんOKですよね? リーダー さん。 エモンガ「 リーダー まさか…… エモンガ「まさか なやんでるんじゃないだろうな? エモンガ「ハハハハハ ゴメンな。ブラッキー エーフィ。 エモンガ「 リーダー って たまに…… エモンガ「意味不明に なやむことがあってよ ハハハハ……。 エモンガ「ちょっと待っててな。 エモンガ「いいか? よく聞け。 リーダー 。 エモンガ「大氷河は まだ だれも行ったことがない未知の世界だ。 エモンガ「そこへオレ達が最初に行けるかもしれないんだぞ。 エモンガ「冒険家だったら 絶対行く! 行くなと言われても行く! エモンガ「こんなチャンスは めったにないんだぜ? わかってんのか? (わわっ! なやんでるつもりは まったく なくて……) (みんな次々に話すから……) (言うタイミングを のがしただけなんだけど……。) パートナー 「どうする? リーダー 。 パートナー 「ブラッキーと エーフィを 仲間にする? (うーん……どうしよう……?) Q.ブラッキーと エーフィを 仲間にしますか? + ザンネンながら ごめんなさい…… (残念ながら ごめんなさい……とか ここで言ってみたら……) (みんな どんな反応するんだろう……。) (ちょっと見てみたい気もするけど……) (あとから ジョーダンでしたって言っても……) (通用しない ふんいきだよね……。) (ここは まじめにちゃんと言うか……。) パートナー 「 リーダー どうするの? パートナー 「ブラッキーと エーフィを 仲間にする? - もちろん!ルートへ - + もちろん! (もちろん!) パートナー 「 リーダー !! パートナー 「やった! 決まりだね!! パートナー 「ブラッキー! エーフィ! パートナー 「今日から2匹は……ボク達の仲間だ!! ノコッチ「わあっ!! ビリジオン「これからは 仲間なのね! ビリジオン「よろしくね! ブラッキー! エーフィ! エモンガ「新しい仲間が ふえるのって うれしいなあ! エモンガ「よろしくな! ブラッキー! エーフィ! エーフィ「み…みんな ありがとう! こちらこそ よろしく! ブラッキー「ホントに ありがとう! ブラッキー「でも……せっかく仲間にしてもらったけど…… ブラッキー「さっきも言ったとおり……おれ達の研究は もう少しで終わりそうなんだ。 ブラッキー「だから今は…… パートナー 「わかってるよ。 パートナー 「ボクもブラッキー達には…… パートナー 「今は 研究の方をがんばってほしいもん! パートナー 「だから 出撃メンバーには しばらく 入れないようにしておくね。 ブラッキー「ありがとう。 エーフィ「研究が終わって エンターカードが完成したら…… エーフィ「すぐに知らせるわ。 ヌオー「その時は ワシ達にも 知らせてほしいだぬ。 ヌオー「どんなものか見たいだぬ。 ズルッグ「おうおう! 見たいぜ 見たいぜ! エーフィ「うん! パートナー 「よし! パートナー 「じゃ とりあえずボク達は 掲示板の仕事をこなそう。 パートナー 「その間に ブラッキーと エーフィは 研究を進める。 パートナー 「そして エンターカードが完成したら…… パートナー 「みんなで行こう! 大氷河に!! おおーーーーーーーーーーっ!!! + 任意で発生 ~ スワンナハウス 食堂 ~ スワンナ「そうだ! スワンナ「あんた達あてに なんか 手紙を あずかったんだ。 スワンナ「ホラッ! 「覚えていますでしょうか? ワタクシ イシズマイです。」 「え? 覚えてない? そ…そんな……。」 「でも それでも けっこうです。一応 読んでみてください。」 「ついに!」 「ついに ワタクシのマイホームが こわれてしまいました……。」 「オオッ ノー!」 「なに? このワタクシの ひん弱なすがた……。」 「もう はずかしすぎて……」 「 リーダー さん達には お会いできません。」 「ですので ワタクシ 新たな家を求めて 旅に出ることにします。」 「しばらくは 会うこともないでしょう。」 「実は かくれて聞いていました。」 「 リーダー さん達が 大氷河に行くことを……。」 「 リーダー さん達は ロマンを求め……」 「そして ワタクシは 家を求める……。」 「こころざしは 同じです。おたがい がんばりましょう。」 「では さようなら。- さすらいのイシズマイ -」 スワンナ「なんだか長い手紙だったね。 スワンナ「えっ? 手紙は 私があずかってて いいって? スワンナ「あっそう。じゃ また 読みたくなったら話しかけてね。 遠征出発まで +... - 皆が寝静まった夜 - ~ 宿場町 丘 ~ ビリジオン「となり……いいかしら? ノコッチ「あっ……ビ…ビリジオン!! ノコッチ「あわわわわわっ!! ビリジオン「おどろかせて ごめんなさい。 ビリジオン「いっしょしちゃ おじゃま? ノコッチ「そっ……そー……そーんなこと! ノコッチ「はあはあ……。 ビリジオン「どうしたの? ビリジオン「夜 こんなところに 1匹で たたずんでたりして……。 ノコッチ「………………。 ノコッチ「ま…前にここから見た しんきろうを思い出したくて……。 ノコッチ「大氷河の しんきろうを……。 ノコッチ「だから…… ノコッチ「ここに来ればまた 大氷河の光景を思い出せるかなって思って……。 ビリジオン「……行ってみたいのね。 ビリジオン「大氷河に。 ノコッチ「……うん。 ノコッチ「ボク 一流の冒険家になりたいんだ。 ノコッチ「そして 世界中の こまっているポケモンを助けたい! ノコッチ「苦しんでいるポケモンに 勇気や 希望をあたえたい! ノコッチ「それが ボクの夢なんだ。 ノコッチ「あっ……ああっ…… ノコッチ「ヘ……ヘ……ヘンですか!? ビリジオン「ううん。ヘンじゃないわ。 ビリジオン「もう笑ったりはしない。 ビリジオン「あの時は……ゴメンね。 ノコッチ「は……はい……。 ノコッチ「……ぽっ……。 エモンガ「なんか ねむれなくて散歩してたら ここまで来ちゃったよ。 エモンガ「あれ? あそこにいるの…… エモンガ「ビリジオンかな? エモンガ「あっ! ノコッチもいる! エモンガ「……(わわっ! なんで かくれてンだよオレ……?) エモンガ「(意味不明に ドキドキしてるし……!) エモンガ「(しかし……あんなところで 何をやってるんだろう……?) ノコッチ「それで…… ノコッチ「ボクには そんな夢があるんだけど……理想と現実の差は はげしくて…… ノコッチ「何をやっても ダメだったんだ……。 ノコッチ「でも ???(決定したチーム名)に入って…… ノコッチ「みんなと出会って…… ノコッチ「今はそれが少しずつ変わってる気がするんだ。 ノコッチ「いや…相変わらずダメなところもあるんだけど……それでも…… ノコッチ「自信ってほどじゃないんだけど…… ノコッチ「なんか明るい気持ちで がんばれるようになってきたんだ。 ノコッチ「そう思ってたところに 今日 大氷河に行く話が出てきて…… ノコッチ「ねえビリジオン。あの時 ボク 思ったんだ。 ノコッチ「ボク 絶対 大氷河に行きたいっ!! ……って。 ノコッチ「きっと いろんな経験ができそうな気がする。 ノコッチ「自分のカラを やぶれそうな気がする。 ノコッチ「だからボク…… ノコッチ「大氷河には 絶対 行きたいって思ってるんだ! ビリジオン「そっか。 ビリジオン「ノコッチは今 すごく成長しているのかもしれないわね。 ビリジオン「新しいものを どんどん 吸収している時なのかも。 ビリジオン「大氷河で何か見つかるといいわね。私も おうえんするわ。 ノコッチ「ホ…ホント!? ビリジオン「ええ。 ビリジオン「がんばってね! ノコッチ「よ…よおおおうし!! ノコッチ「ボク がんばるっ!! ノコッチ「ぐぁんばるぞぉぉぉーーーうっ!!! ノコッチ「……ぽっ……。 エモンガ「……(ううっ。出て行くタイミングを 完全に のがしちゃったな……。) エモンガ「(でも……) エモンガ「(最近 ノコッチが明るいなと思ってたけど……なるほどな……。) エモンガ「(少しずつ 自信がついてきてるんだな。) エモンガ「(そういうことだったら……) エモンガ「(もちろんオレも おうえんするぜ!) エモンガ「(がんばって いっしょに大氷河を冒険しような!) エモンガ「(ノコッチ!!) 次の朝…… パートナー 「 リーダー ! おはよう! パートナー 「今日も がんばろうね! ~ 自宅前 ~ パートナー 「あれ? ヌオー? パートナー 「どうしたの? ヌオー「あ……あ……あ……っ! パートナー 「ん? どうしたの?? ヌオー「じ…実は 重要なことに気がついただぬ。 ヌオー「この前は みんなで…… ヌオー「みんなで大氷河に行こう(だぬ)!! ヌオー「おおーーーーーーー(だぬ)っ!! ヌオー「……って感じに もり上がったと思うだぬが…… ヌオー「よくよく あとで考えてみたら…… ヌオー「とても大切なことを忘れていたのに 気がついたんだぬ!! ヌオー「なので 今からその話をしたいだぬ!! パートナー 「よくわかんないけど……わかった。 パートナー 「みんなを集めてくるよ。 ~ パラダイスセンター ~ パートナー 「ええ~っ!? 留守番が必要だって~!? ヌオー「そうなんだぬ……。 ヌオー「大氷河へは 長旅になると思うだぬから…… ヌオー「ここには何日も 帰ってこれないと思うだぬ。 ヌオー「実は『わくわく冒険協会のオキテ』というのが あってだぬ…… ヌオー「それによると 長旅の場合は チームを留守にしては いけないという…… ヌオー「鉄のオキテがあるのを思い出したんだぬ……。 パートナー 「な…なんなの!? それって!? ヌオー「たぶん 長い間 チームと れんらくが取れないのは こまるからだと思うだぬ。 ヌオー「昔 なんか もめ事というか 問題があって…… ヌオー「それで こんなルールになったというのを聞いたことがあるだぬ。 ヌオー「オキテが守れない場合は チームバッジは はくだつ…… ヌオー「チームは解散! という きびしいものだぬ……。 ヌオー「なので ???(決定したチーム名)のうち…… ヌオー「中心メンバーの 1匹は ここに残ってほしいだぬよ……。 ヌオー「せっかく もり上がったのに残念だぬが……。 パートナー 「そんなぁ……。 パートナー 「ボクは みんなで 行きたかったのに…… パートナー 「でも チームが解散したら 元も子もないし…… パートナー 「だったら仕方ないのかなぁ……。 ビクティニ「だれかが留守番役になって さみしい思いをしたら…… ビクティニ「ボクのところにおいで。 ビクティニ「その時は この…… ビクティニ「V(ブイ)ルーレット!! ビクティニ「……を回せば 気がまぎれるよ。 ズルッグ「相変わらず うざい……ちがった。すごいなオマエ。 ズルッグ「それは ともかく…… ズルッグ「だれが ここに残るのかって話だがよ…… ズルッグ「やっぱりこの中で 実力が一番ないものが 残るべきじゃねえかな? ノコッチ「……(実力が…一番ないもの……。) ドテッコツ「まあ そうだろうな……。 ドテッコツ「大氷河は みとうの地だ。何が起こるか わからん。 ドテッコツ「それだけに危険も多いと思うしな。 パートナー 「実力とか 関係ないよ。 パートナー 「冒険家なら だれもが行きたいと思う場所なんだ。それなのに…… パートナー 「だれかを残して行かなきゃいけないなんて……悲しいよ……。 ヌオー「ん~っ ワシもみんなで 行ってほしいだぬが…… ヌオー「こればかりは 仕方ないだぬ……。 ノコッチ「……(実力のないものが残る……。) ノコッチ「(やっぱり……) ノコッチ「(ボクが……ボクが残るべきなのか……。) エモンガ「あれ? エモンガ「どうした? ノコッチ……? ノコッチ「あの…… ノコッチ「ボ……ボクが…… エモンガ「……!(ノコッチ! まさか!) エモンガ「わわっ! やめろ! ノコッ…… ビリジオン「私が残るわ。 パートナー 「えっ!! ノコッチ「ええっ!? エモンガ「ビリジオン! ビリジオン「私 大氷河に きょうみがないこともないけど…… ビリジオン「でも 実は寒がりだし……危険なところも苦手なの。 ビリジオン「だから 私がパラダイスに残るわ。 ビリジオン「じゃあね。 ドテッコツ「や…やったぁ! ビリジオンちゃんが残るッ! ドテッコツ「オレ 実はひそかに…… ドテッコツ「ビリジオンちゃんが行っちまったら どうしようって思ってたんだけど…… ドテッコツ「でも!! さみしい思いをしなくてすむんだ!! ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーツ!! ドテッコツ「ワッハッハッハッハーーーーーーーッ!! パートナー 「……どうしちゃったんだろ……。 パートナー 「ビリジオンって クールだし…… パートナー 「感情をあまり表に出さないからわかりにくいけど…… パートナー 「でも 大氷河に関しては……一番 行きたそうな感じがしたのに……。 エモンガ「 リーダー …… パートナー ……。 エモンガ「なんか にえきらねえな。こんなことに なっちまうなんてよ……。 パートナー 「うん……どうしよう……。 エモンガ「ビリジオンが残るかどうかは 別として…… エモンガ「とにかく みんなで大氷河に行けなくなったことには変わらねえ。 エモンガ「そのことだけでも ブラッキー達には 伝えた方がいいんじゃねえか? パートナー 「うん……。 エモンガ「 リーダー 。ブラッキー達のところに行ってくれ。 エモンガ「ブラッキー達は 丘の上で 研究を進めてるんじゃないかな。 エモンガ「話す時は オレやノコッチも 行くからよ。 ~ 宿場町 丘 ~ エーフィ「あっ! リーダー ! ブラッキー「みんな いいところに来た。もうじき研究が終わりそうなんだ。 ブラッキー「明日には 大氷河へ出発できそうだぞ。 パートナー 「えっ? 本当!? エーフィ「うん。楽しみにしててね。 エーフィ「明日 みんなで大冒険よ!! パートナー 「みんなで……。 パートナー 「えーと……ブラッキー エーフィ……そのことなんだけど…… ブラッキー「ええっ!? みんなで大氷河には 行けないだって!? エーフィ「しかも ビリジオンが残るって言ってるの!? パートナー 「うん……そうなんだ……。 ブラッキー「だれかが留守番しなきゃいけないのは わかるとして…… ブラッキー「ビリジオンが残るのは反対だ。 パートナー 「えっ? どうして? エーフィ「みんなは…… エーフィ「ビリジオンが友達を作りたがらないことは 知ってるの? パートナー 「うん……知ってるけど……。 エーフィ「ビリジオンが友達を作らないのは 理由 (わけ)があるの。 エモンガ「理由……? ブラッキー「ああ。ビリジオンにも 前は友達がいたんだ。 ブラッキー「名前は ケルディオ。 ブラッキー「ケルディオは かつて大氷河に向かい…… ブラッキー「そして そこから消息をたったんだ……。 パートナー 「だ…大氷河にっ!? ブラッキー「ビリジオンは心配して ケルディオを ずっと探したようだが…… ブラッキー「結局は 何もわからなかったらしい……。 ブラッキー「しばらくすると ビリジオンに手紙がとどいた。 ブラッキー「ケルディオからだった……。 ブラッキー「そこには こう書かれてあったそうだ。 ブラッキー「本当は 大氷河なんかには 向かわなかった。 ブラッキー「たんに ビリジオンから はなれたかっただけだった……。 ブラッキー「もう友達ではない。だから 忘れてほしい……と。 ノコッチ「ええ~~っ!? パートナー 「大氷河に……向かってなかっただって!? エモンガ「いや! それも そうだけど! エモンガ「なんだよ! その…… エモンガ「ビリジオンから はなれたかったとか…… エモンガ「もう友達じゃないとかってよぉ!! エーフィ「ビリジオンも おどろいたでしょうね。そのショックは 計り知れない。 エーフィ「信じられない気持ち……。それでも まだ信じていたい気持ち……。 エーフィ「いろんな気持ちがまじって 結局 何を信じていいのか わからなくなる。 エーフィ「それからだって言ってたわ……。 エーフィ「ビリジオンが友達を作らなくなったのは……。 ブラッキー「おれ達がビリジオンと出会ったのは その後だ。 ブラッキー「おれ達の研究のことを知ると ビリジオンは自分の過去を打ち明け…… ブラッキー「そして 自分もいっしょに大氷河へ連れてってほしいと たのんできた。 ブラッキー「ケルディオのことは 今でも なやんでると思うし…… ブラッキー「大氷河に行けば 何かわかるかもしれないと思ったんじゃないかな。 ブラッキー「そのビリジオンが行かないと言うのは……おれは信じられない。 ブラッキー「しかも 今はあんなに明るくなったのに……。 パートナー 「えっ? 明るく!? エーフィ「ワタシ達が初めて出会った時なんて まったく感じが ちがったわよ? エーフィ「たぶん この宿場町に来てから変わったんじゃないかな……? エーフィ「???(決定したチーム名)に入って……みんなと出会って…… エーフィ「相手を信頼する気持ちが また もどってきてるんじゃないかしら。 ブラッキー「それなのに……。 ブラッキー「まったく ビリジオンのヤツ……何を考えてるんだか……。 ブラッキー「とにかく おれは絶対 連れて行くつもりだからな。 パートナー 「……………………。 ~ 自宅前 ~ パートナー 「………………。 パートナー 「ビリジオンが友達を作らない理由にそんなワケがあったなんて……。 エモンガ「しかし ケルディオてヤツは ひでえヤツだな! エモンガ「大氷河に行くなんてウソまでついて ビリジオンと はなれるなんて…… エモンガ「絶対 ゆるせねえよな! パートナー 「あれ? パートナー 「エモンガって ビリジオンのことが キライなんじゃなかったっけ? エモンガ「い…いや! キライだけどよ!! エモンガ「それと ケルディオってヤツがひどいのとは また話が別だろ!? ノコッチ「……(ビリジオンも本当は大氷河に行きたかったんだ……。) ノコッチ「(それなのに残るって言いだしたのは……) ノコッチ「(やっぱり……あの時の……) - 回想 - ビリジオン「大氷河で何か見つかるといいわね。私も おうえんするわ。 ノコッチ「ホ…ホント!? ビリジオン「ええ。 ビリジオン「がんばってね! ノコッチ「よ…よおおおうし!! ノコッチ「ボク がんばるっ!! ノコッチ「ぐぁんばるぞぉぉぉーーーうっ!!! ノコッチ「……ぽっ……。 ノコッチ「……(あの時……ボクが あんなことを言ったから……) ノコッチ「(ボクを大氷河に行かせたくて……) ノコッチ「(ビリジオンは あんなことを言い出したんだ……。) ノコッチ「(でも……ビリジオンは大氷河に行くべきだよ。) ノコッチ「ねえ みんな……。 ノコッチ「ブ…ブラッキーの言う通りだと思う。 ノコッチ「ビリジオンは やっぱり大氷河に行くべきだと思うんだよ。 エモンガ「ノコッチ……オマエ……。 ノコッチ「だ…だから! ノコッチ「のこ…… エモンガ「わーーーっ! ちょっと待て! な? な? ノコッチ「でも……! パートナー 「エモンガの言う通りだよ。 パートナー 「だれが残っても すっきりしないんだ。 パートナー 「ビリジオンみたく 自分の気持ちにウソをついちゃいけない。 パートナー 「そしてそれは ノコッチ……キミも同じだよ。 ノコッチ「ううっ……。 エモンガ「そ…そうだ! くじに しないか? パートナー 「く…くじ? エモンガ「そう。みんなで くじをやる。ビリジオンもいっしょにな。 エモンガ「そこで当たりを引いたものが パラダイスに残る。 エモンガ「だれが残るにしろ にえきらねえんだ。 エモンガ「だったらいっそのこと 運にまかせた方がいいってもンじゃねえか? パートナー 「くじかあ……。ホントにそれが 一番いいのかなあ……。 ノコッチ「ビリジオンが当たりを引いたらどうなるの? エモンガ「ビリジオンが残ることになる。 エモンガ「その時は オレがブラッキー達を説得するさ。 エモンガ「くじは オレが今晩にでも作る。どうだ? パートナー ? パートナー 「うーん……正直あまり乗り気じゃないけど…… パートナー 「でも他に方法も なさそうだしなあ……。 エモンガ「決まりだな。明日までに用意しとくぜ。 エモンガ「じゃあな。 パートナー 「なんか心が晴れないけど……仕方ないのかな……。 パートナー 「今日のところは 依頼をこなして 明日にそなえようか……。 - その日の夜 - パートナー 「いよいよ明日 大氷河へ出発するんだけど…… パートナー 「ワクワクする反面……やっぱり もやもやするんだよね。 パートナー 「ああもう 考えれば考えるほど ごちゃごちゃしそうだよ……。 パートナー 「今日のところは はやく ねよう。おやすみ。 リーダー 。 (………………。) (自分も ねるとするか……。) (しかし……) (だれか1匹が 留守番として残る……) (何とか ならないのかな……。) (みんな あんなに行きたいと思っているのに……。) (もちろん自分も 大氷河には 行ってみたいけど……) (でも……みんなと比べたら どうなんだろう……?) (最近 見なくなったけど 夢のことも気になるし……。) (もし夢の方に進展があったら そっちに向かうべきだと思うし。) (だったら……ここに一番残るべきメンバーは……) (自分なんじゃないか……。) (明日 くじで決めることになっちゃってるけど……) (チャンスがあったら言ってみよう。) ( パートナー は……) (自分の気持ちに ウソをついちゃいけないって言ってたけど……) (それでも言うべきだと思う。) (少なくとも ビリジオンには行ってもらわないと……。) 次の朝…… パートナー 「 リーダー 。おはよう。 パートナー 「今日は いよいよ大氷河に行く日だけど…… パートナー 「その前に ここに残るメンバーを決めなきゃいけないんだよね……。 パートナー 「なんとなく気が乗らないけど……。 ~ 自宅前 ~ ビリジオン「残るのは私で決まったんじゃなかったの? ビリジオン「なんで こんなことするのよ? エモンガ「まあまあ。物事はやっぱり 公平に決めないと。 エモンガ「いくらビリジオンが残るって言っても みんな納得してないしね。 エモンガ「というワケで…… エモンガ「ジャジャーーーーーーーーーン!! エモンガ「これからパラダイスに残るメンバーを決める くじ引きを はじめるぜ!! エモンガ「みんな くじを引いてくれ。 ビリジオン「まったくもう……。 エモンガ「紙きれのはしっこに ひとつだけ 赤くなっているものがある。 エモンガ「それが当たりだ。 エモンガ「いいか。あとくされなしだからな。当たっても文句言うんじゃないぞ。 エモンガ「じゃ みんな確認してくれ。 ノコッチ「ボ…ボクだ!! ノコッチ「赤いのがついている!! (ノコッチ!) エモンガ「……ノコッチか……。 エモンガ「まあ……でも くじなんだから…… エモンガ「仕方ねえよな……。 エモンガ「決まりだな。じゃ残るのは…… ……!(ちょっと待った!) パートナー 「ええ!? リーダー がっ!? ビリジオン「いえ! やっぱり私が残るわ! パートナー 「ビリジオンも……! パートナー 「いや! ダメだよ! ビリジオンは! パートナー 「ビリジオンが残るぐらいなら 代わりにボクが! エモンガ「ダメだ! ダメだ! ダメだ! エモンガ「みんな 何を言い出すんだ! やっと決まったとこなのに! エモンガ「だいたい ここで くつがえしちゃ くじをやった意味がねえじゃねえか! ビリジオン「そんなこと関係ないわ! とにかく私が…… ノコッチ「ボクが残るっ!! パートナー 「ノコッチ……。 ノコッチ「ボクが残るべきなんだ。 ノコッチ「そして…… ノコッチ「ビリジオン……キミは大氷河に 行くべきだよ。 ノコッチ「ブラッキー達から聞いたんだ。 ノコッチ「あんな理由があるなら 大氷河に行かなきゃダメだよ。 ビリジオン「……………………。 ノコッチ「それに 昨日だれかが 言ってたけど…… ノコッチ「実力がないものが残るべきだっていう言葉……その通りだと思う。 ノコッチ「そして 今日のくじ引き…… ノコッチ「公平にやって決まったことなんだから ボクは受け入れるよ。 ノコッチ「だから みんなも納得してよ。 ノコッチ「留守番は ボクにまかせて! みんな気をつけて行ってきてね! (ノコッチ……。) ビリジオン「ノコッチ……。 エモンガ「みんな 決まりで……いいよな……。 エモンガ「ノコッチ……ゴメンな……。 エモンガ「だれかが残らなきゃいけない以上 仕方ねえんだ……。 ノコッチ「だいじょうぶだよ。エモンガ。 ノコッチ「こっちは ヌオーや ビクティニもいるから さびしくないよ。 ノコッチ「大氷河 気をつけて行ってきてね。 ノコッチ「おみやげも たくさん持って帰ってきてね。 エモンガ「ああ……。 エモンガ「決まりだ パートナー 。進めてくれ。 パートナー 「じゃ…じゃあ……みんな それぞれ出発の準備をしようか……。 パートナー 「その前に ボクと リーダー は ブラッキー達の様子を見てくるよ……。 パートナー 「 リーダー 。行こう……。 パートナー 「ブラッキー達は 丘の上にいるはずだよ……。 ~ 宿場町 丘 ~ エーフィ「 リーダー ! パートナー ! エーフィ「待ってたわよ! パートナー 「えっ! それじゃ……! ブラッキー「ああ。おれ達のエンターカードが やっと完成したんだ。 ブラッキー「あとは ダンジョンの入口を ここに よびこむだけだ。 パートナー 「ついに できたんだね! パートナー 「じゃあ ボク達も帰って 冒険の準備をしよっか。 ブラッキー「準備が終わったら おれに 話しかけてくれ。 ブラッキー「そしたら 大氷河に出発しよう。 パートナー 「うん。 ブラッキー「大氷河に行く準備ができたか? はい ブラッキー「大氷河へは きっと長旅になる。 ブラッキー「ここを出たら しばらくは帰ってこれないと思うが…… ブラッキー「それでも だいじょうぶか? もちろん! ブラッキー「よし! じゃあ みんなも集めよう。 ブラッキー「ダンジョンの入口……マグナゲートを よびこむぞ。 ドテッコツ「いよいよ見れるんだな! ドテッコツ「完成されたダンジョンの入口が! ヌオー「ん~っ なんだか すごそうだぬ。 ヌオー「楽しみだぬー。 ブラッキー「エーフィ そっちはどうだ? エーフィ「だいじょうぶ。準備OKよ。 ブラッキー「よし! ブラッキー「みんな! ちょっと はなれてくれ! ブラッキー「いくぞ! エーフィ「うん! ブラッキー「3…… エーフィ「2…… ブラッキー「1……! ズルッグ「すげえ……! ドテッコツ「これが エンターカードによってよびこまれたダンジョンの入口……! ドテッコツ「マグナゲートか!! エーフィ「やった! 完成ね! ブラッキー「これでやっと……やっと行けるんだ! ブラッキー「大氷河へ!! エーフィ「マグナゲートを よびこんだわ。 ブラッキー「あとは あの光の中に入れば ダンジョンへ すいこまれる。 ブラッキー「おれ達は あの中で調べたいことがあるから先に行ってるぞ。 エーフィ「マグナゲートは 時間がたつと消えちゃうから注意してね! パートナー 「わかった。 ブラッキー「行こう! エーフィ! エーフィ「うん! エーフィ「みんなも早くきてね! パートナー 「じゃ ボク達も行こうか。 ノコッチ「みんな! 気をつけて行ってきてね! (ノコッチ……。) ノコッチ「おみやげ 待ってるからね! ノコッチ「帰ってきたら……大氷河がどんなところだったか教えてね! ノコッチ「あれ? ボクどうして なみだが……? ノコッチ「お…おかしいな…… ノコッチ「笑顔で見送ろうって決めてた…のに……。 パートナー 「ノコッチ……! ビリジオン「ノコッチ……。 エモンガ「泣くな! ノコッチ!! ノコッチ「えっ……? エモンガ「ノコッチ! 大氷河は オマエが行け! ノコッチ「ええ~っ!? (エモンガ!) エモンガ「かならず心に残るような いい旅を……! エモンガ「ワクワクするような冒険をして帰ってこい! エモンガ「大氷河のすべてを その目に焼きつけ…… エモンガ「大きくなって 帰ってくるんだ!! エモンガ「みんな……ノコッチを…… エモンガ「ノコッチを……よろしく たのんだぞ!! パートナー 「エモンガ! ビリジオン「エモンガ…!! ノコッチ「ダメだよ! エモンガ! ノコッチ「エモンガーーーーーーーーー!! - マグナゲートが消滅 - エモンガ「絶対に いい旅をして……帰ってこいよーーーーーーーー!! ドテッコツ「オマエ……。 ヌオー「ん~っ ヌシ……最初っから こうするつもりだっただぬか……。 エモンガ「ううっ……。 ビクティニ「元気出して。エモンガ。 ビクティニ「センターに もどって……Vルーレットやろ? エモンガ「ああ……よろしく…な……。 グレッシャーパレス到着まで +... パートナー 「…………。 パートナー 「……………………。 パートナー 「ここは……どこだろう……? パートナー 「ここがエンターカードで地脈をねじ曲げて作ったという…… パートナー 「ダンジョンの中なのかな……? パートナー 「真っ暗で……よく見えないや……。 ビリジオン「……! 向こうから声が……! ビリジオン「ブラッキーの声じゃないかしら。 パートナー 「向こう……? どっちなのかな? ビリジオン「こっちよ。ついてきて。 ビリジオン「暗いから注意してね。 エーフィ「みんな 来たわね。 ノコッチ「エモンガ……。 (ノコッチ……。) (……まさか エモンガが……エモンガが残るなんて……。) ビリジオン「……ホント…… ビリジオン「最後の最後になって あんなやり方をするなんて…… ビリジオン「ずるいわね……。 パートナー 「……たぶん……ああするしかなかったんだよ……。 パートナー 「だから……。 ブラッキー「そっか……。 ブラッキー「パラダイスに残ったのは……エモンガだったのか……。 エーフィ「仕方がないとはいえ……やっぱり さびしいわね……。 パートナー 「でも ボク達は…… (そんな エモンガの やさしさに 応えなくてはいけない……。) ノコッチ「うん……わかってる……。 ノコッチ「きっと ボクに…… ノコッチ「ボク達みんなに……いい冒険をしてほしくて残ったんだ。 ノコッチ「だったら その気持ちを大事にして……今は 前を向かなくちゃ。 ビリジオン「……そうね……。 ビリジオン「ここでいつまでも しずんでいたら エモンガに おこられそうだわ。 ブラッキー「……そうだな……。 ブラッキー「みんな前を……前を向いて進もう! ブラッキー「ちからを合わせて この冒険を 成功させよう! ~ 地脈のはざま 入口 ~ エーフィ「ブラッキー! あれ! ブラッキー「うん。まちがいない。 ブラッキー「地脈のはざま……その入口だ。 ブラッキー「ここまでは 予想通り。 エーフィ「そして…… エーフィ「みんな ここからが本番よ。 ブラッキー「この先から不思議のダンジョンが広がっている。 ブラッキー「ただ エンターカードで地脈を むりやり ねじ曲げてるせいで…… ブラッキー「不思議度も どうなってるのか読めない。 エーフィ「この先 なにが起こるか わからないの。だから注意してね。 パートナー 「わかった。 パートナー 「あと……気になっていることが…… パートナー 「前にブラッキー達を おそったヤツらなんだけど…… パートナー 「アイツらが ここでまた おそってきたりすることは ないのかなぁ……? ノコッチ「そっか! ノコッチ「宿場町から出たワケだし また おそってくるかもしれないよね!? エーフィ「それは だいじょうぶ。 ブラッキー「エンターカードで よび出したダンジョンは 特別なんだ。 ブラッキー「まったく同じエンターカードで ここに入ってこないかぎり…… ブラッキー「おれ達を探し出すのは むずかしいと思うよ。 パートナー 「そっか。じゃ 心配いらないね。 エーフィ「ワタシの計算だと このダンジョンをぬけさえすれば…… エーフィ「巨大なクレバスを こえて……大氷河の前に出てこれるはずだわ。 ブラッキー「出撃メンバーを2つに分けて行こう。 ブラッキー「ひとつは リーダー 達の メンバー。 ブラッキー「もうひとつは それ以外だ。 ブラッキー「出撃メンバーの変更は ダンジョンの入口でやれる。 ブラッキー「 リーダー 。出撃メンバーを編成してくれ。 ~ 大氷河~ パートナー 「こ…ここは……外……? ノコッチ「わわっ!? まわりが全部 氷だよ!? ブラッキー「山だ! 山が見える! パートナー 「ホントだ……! パートナー 「目の前に広がっているのが 大氷河で…… パートナー 「その向こうに 大きな山が見えるけど……。 ノコッチ「氷の山……ですよね……? ブラッキー「ああ……氷山だ……。 ブラッキー「きっと……あれが…… ブラッキー「あれこそが…… ブラッキー「言い伝えに かくされた……神秘の山じゃないかな。 パートナー 「神秘の……山……? ブラッキー「そうだ。 ブラッキー「あれが神秘の山であれば……大結晶も きっとあそこに! エーフィ「みんな! 見て! エーフィ「大きなクレバスが いくつも見える! エーフィ「そして ワタシ達の反対側には氷山! エーフィ「ねえ ブラッキー! ワタシ達 計算通り こえられたのよ! エーフィ「巨大なクレバスを!! ブラッキー「やったな! エーフィ! ブラッキー「ええ! ブラッキーも おつかれ様! エーフィ「でも これからよね! ブラッキー「ああ! ブラッキー「神秘の山という名は…… ブラッキー「言い伝えでは 不思議な現象が起きることから つけられたらしいが…… ブラッキー「くわしいことは まだナゾに包まれている……。 ブラッキー「でもそれは ものを空中に うかせる現象じゃないかと…… ブラッキー「つまり……神秘の山には…… ブラッキー「物体を浮遊させる まぼろしの大結晶があると おれは考えているんだ。 パートナー 「へえ~! すごいね! パートナー 「ずっと研究してきた結果や ウラづけからそう思うんだね! エーフィ「フフフッ! そうだったらいいんだけど…… エーフィ「ちょっと ちがうのよね。 ブラッキー「おい! エーフィ! 笑いすぎだぞ! エーフィ「アハハ! ゴメンゴメン! エーフィ「もちろん 研究はしたし 情報もたくさん集めたけど…… エーフィ「残念ながら ちゃんとしたウラづけなんて ひとつもないの。 エーフィ「すべては 言い伝えやウワサ……こんきょのない おとぎ話ばかりだわ。 パートナー 「ええっ!? ブラッキー「だれも知らないことなんだ。こんきょなんて出てきやしない。 ブラッキー「だいたいウラづけなんて なくたっていいじゃないか。 ブラッキー「言い伝えやウワサ話……それで十分だよ! ブラッキー「そこに ときめきや あこがれがある! そう思わないか! パートナー 「へえっ! ブラッキーって ダンジョン研究家なんだけど…… パートナー 「実は 冒険家も顔負けの ロマンチストなんだね! パートナー 「こっちも 負けてられないや! ノコッチ「ボクも ワクワクしてきました! パートナー 「よーし! パートナー 「みんな行こう! あの奥へ! パートナー 「この先 どんな敵がいるのか…… パートナー 「何が待ち受けてるのか わからないけど…… パートナー 「それでも……どんどん先に進んで行こう! おおーーーーーーーーーーっ!!! パートナー 「だいぶ奥まで来たけど…… パートナー 「あっ! リーダー ! あそこ! 出口かな! パートナー 「あそこから ぬけられるんじゃないかな! パートナー 「行ってみよう! ノコッチ「あっ! 氷山が! ノコッチ「氷山が あんな近くに! パートナー 「きれいだなあ……。 パートナー 「表面の氷が すき通っていて…… パートナー 「なんか不思議な感じで うつりこんでいるね……。 ブラッキー「とうとう ここまで来たんだな……。あと少しだ。 ビリジオン「でも……この先 進むのは むずかしそうよ。 パートナー 「えっ? ノコッチ「ホントだ! こんなところに 大きなクレバスが!! パートナー 「……どこまでも続いてる……。 パートナー 「これじゃ回り道するのも むずかしそうだね……。 エーフィ「ああもう。せっかく ここまで来たのに。 パートナー 「ジャンプして クレバスの向こう岸までわたるのも無理そうだしね……。 パートナー 「どうしたら いいんだろう……。 (……あれ?) (あれは……?) (なんか……うっすらと まるいくぼみがついている……。) (氷が えぐれたりしたのかな……?) (……!? まてよ……!) (これって……形といい……大きさといい……) (どこかで見たような……。) (でも……どこで……。) (……! そうだ!) (もしかしたら!!) - 回想 - ブラッキー「エーフィ そっちはどうだ? エーフィ「だいじょうぶ。準備OKよ。 ブラッキー「よし! ブラッキー「みんな! ちょっと はなれてくれ! (……あの時……) (マグナゲートを よび出したあとに……) (地表から のびてきた光のうず……。) (このあとは あの時のうずの形ににている……。 (もしかすると これは……!) パートナー 「あれ? リーダー ? パートナー 「どうしたの? パートナー 「えっ? エンターカードでよび出した…… パートナー 「光のうずと にたような形のあとがあるって…? ブラッキー「……ホントだ……。 ブラッキー「たしかにこれは マグナゲートをよびこんだ あとだ。 エーフィ「くぼみが うすい……。 エーフィ「氷の けずられ方からして かなり前によびこんだみたいね。 エーフィ「よく見つけたわね。これを。 ブラッキー「エーフィ……。 ブラッキー「このくぼみ……調べてみて 思い当たらないか……? エーフィ「ええ。使われたエンターカードは スタンダードなもの……。 エーフィ「地脈の よびこみ方も そんなに ふくざつじゃないけど…… エーフィ「でも その目的が もしワタシのすいそく通りだとすれば…… エーフィ「ホント……たいしたものね。 ブラッキー「試してみるか。 ブラッキー「ここに合う エンターカードは わかるよな? エーフィ「ええ。うまくいくことを いのりましょ。 エーフィ「みんな 少し はなれていて。 ブラッキー「3…… エーフィ「2…… ブラッキー「1……! パートナー 「光が……氷山に向かっている……! ブラッキー「まちがいない。 ブラッキー「これは マグナゲートのあと…… ブラッキー「しかも……ここから氷山へぬけるためのものだったんだ。 ノコッチ「ええ~っ!? ということは!? エーフィ「だれかが ここでマグナゲートをよびこみ…… エーフィ「そして 氷山に向かったってことになるわね……。 パートナー 「じゃあ ボク達より前に だれかが ここに来ていたってこと? ブラッキー「そこは なんとも言えないな。 ブラッキー「このあたりに住んでいるポケモンが エンターカードと似た しくみを使って…… ブラッキー「向こうにわたる橋として 利用してたのかもしれないし……。 ビリジオン「わからないけど…… ビリジオン「そういったナゾも とにかくあそこへ…… ビリジオン「氷山へ行ってみれば わかるんじゃないかしら? ノコッチ「この光って 時間がたつと消えちゃうんじゃなかったっけ? エーフィ「そうね。急ぎましょう。 パートナー 「行こう! みんなで! この奥に! ~ 氷の地下道 入口 ~ エーフィ「よかった。みんな無事に入れたみたいね。 ブラッキー「ここから先に行けば 氷山へとつながっているはずだ。 ブラッキー「みんな 注意していこう。 ブラッキー「 リーダー 。また出撃メンバーの編成をよろしくな。 ブラッキー「たのんだぞ。 パートナー 「………………。 パートナー 「だいぶ奥まで来たと思うんだけど……。 ノコッチ「あっ! あっちから光が! ブラッキー「出口が ありそうだな! パートナー 「行こう! ~ 氷山内部 ~ パートナー 「こ……ここはっ!? ノコッチ「な…なんだろう ここは……? ノコッチ「最初は外に出てきたと思ったんだけど……。 ノコッチ「よく見ると ちがう気も……。 ブラッキー「まさか……! ビリジオン「おどろいたわ……。 ビリジオン「太陽は さしこんでいるけど ここは 外でも屋内でもないみたいね。 ビリジオン「このまわりは たぶん氷でおおわれているんだと思う……。 ビリジオン「私達は今……氷山の中にいるんだわ……。 パートナー 「ひょ…氷山の……中だって~~っ!!? ビリジオン「ええ。この氷山は 中が大きな空洞になっているのよ。 ビリジオン「上を見て。 パートナー 「氷のかべが……キラキラ光ってる。 ビリジオン「外からの光が はんしゃしているのよ。 ビリジオン「ここは すべて氷のかべにおおわれている。 ビリジオン「氷の巨大なドームといったところかしら。 エーフィ「あと……あの中心にあるもの…… エーフィ「あれは一体……。 パートナー 「氷の柱なのかな……? パートナー 「とがった氷の柱が 重なるように たくさん つき出している……。 ノコッチ「それで…… ノコッチ「まるで大きな……氷の城のようにも見えるけど……。 ブラッキー「氷の城……ノコッチの言う通りかもしれないな……。 ブラッキー「そしてあそこに……あの氷の城に…… ブラッキー「おれが求めた……まぼろしの大結晶があるのかもしれない……。 ブラッキー「みんな ありがとう。 ブラッキー「みんなの おかげで ここまでこれた。ホント感謝している。 エーフィ「まったく ブラッキーったら 何言ってるんだか。 エーフィ「感動するには まだ早いわよ。 パートナー 「そうだよ。これからが本番だよね? ノコッチ「お宝も いっぱいあるかもしれないし! ノコッチ「早く あそこへ 行ってみようよ! ブラッキー「そうだな。 ブラッキー「でも みんなには感謝したいんだ。ホントありがとう。 ブラッキー「おれ達の冒険も いよいよ おおづめだ。がんばっていこう。 ・冒険に失敗した場合 +... - 地脈のはざま - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「仕方がない。出直すか……。 パートナー 「あれ? みんなも もどってるし! パートナー 「やっぱり カンタンには突破できないみたいだね! パートナー 「がんばろう! リーダー ! 今度こそ突破しよう! - 大氷河 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うーん……もどってきちゃったね……。 パートナー 「カンタンには ぬけられないようだけど……でもがんばろう! パートナー 「今度こそ突破しよう! - 氷の地下道 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「ううっ……手強いね……。 パートナー 「でも あきらめずに突破しようね! - グレッシャーパレス - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うむむ……もどってきちゃったね……。 パートナー 「でも せっかく ここまで来たんだし……。 パートナー 「くじけず がんばろうね!
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/78.html
ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。 このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。 リーダー 主人公になっているポケモンの名前 パートナー パートナーになっているポケモンの名前 パートナーの性別は 男の子 とします。 女の子の方はこちら 冒険に失敗した場合のセリフはそのダンジョンの進行度によって変化します。 目次 目次 ゲーム開始~でこぼこ山 突破まで パラダイス建設予定地到着~石の洞窟帰還まで 石の洞窟帰還後~家を建てるまで 家建設後~ノコッチ救出まで ゲーム開始~でこぼこ山 突破まで +... (……。) (………………。) (……………………………………。) (こ ここは………。) (ここは どこだろう……。) (………………。) (もしかして……夢の中……?) (自分の夢の中……なのかな……?) (……! 今のは……!) (まちがいない。たしかに今 声が……) (どこからか……声が聞こえてくる……。) ……あなた…… 今 声を聞いているあなた…… もしかして あなたは……人間でしょうか? もし そうであればお願いです私達を助けてほしい ポケモンの世界を助けてほしいのです ポケモンのせか…… 助けてッ!!! - ムンナがサザンドラに追われている場面が映る - (……! 今 見えたものは一体……。) (何だったんだろう……今のは……。) (……今度は もやが……。) (あれ……? あそこに うっすらと見えるの……) (あれは もしかして……自分……?) (……!) (じ…自分の すがたが ゆがんで……) (何かに変わるような……) ⇒主人公ポケモン選択 (じ…自分の すがたが……) (???(選択したポケモン名)に……!!) (や やっぱり……) (やっぱり ???(選択したポケモン名)になっている……。) (あっ……なにか光が……。) (なんとなくだけど……) (さっきの『助けて!』っていう声は あそこから……) (あそこから聞こえてきた気がする……) (たしか ポケモンの世界を助けてほしいとか言ってたような……。) - マグナゲートが反応 - (うわああぁぁぁぁぁ~~~~~っ!!!) わわわわわわわーーーーーーっ! (イテテテ! 目から星が……! 何も見えないよ……!) ???「キ キミ……! だいじょうぶ!? ???「しっかりしてよ! ねえ!! (……声が聞こえる……。) (でも だれだろう……?) (……! だんだん見えるようになってきた……。) (……あれは……?) ⇒パートナーポケモン選択 パートナー 「あっ! 起きた! パートナー 「キミ! だいじょうぶ!? (わわっ! ポ…ポケモンが!) (ポケモンが……しゃべったっ!!?) パートナー 「ケガとか平気!? (……そ…そっか……。) (自分も ???(選択したポケモン名)に なったから……) (ポケモンの言葉が わかるんだ……。) パートナー 「どこも いたくない!? ねえ!? パートナー 「ホント……? パートナー 「………………。 パートナー 「よかった~!! パートナー 「キミ 空から ふってきたんだよ!? (空から……?) (そっか。そういえば……) (……光が見えて……) (ここに落ちたような……。) パートナー 「ケガひとつないなんて ラッキーだよ。 パートナー 「ホントびっくり! でもよかったね! パートナー 「ボクは パートナー 。 パートナー 「キミは……? 名前は なんていうの? (名前? そうだ。名前は……?) ⇒主人公の名前決定 パートナー 「 リーダー …… リーダー って 言うんだ。よろしくね。 パートナー 「それで…… リーダー は どこから来たの? パートナー 「い いや……! 空とかじゃなくてさ! パートナー 「キミ ここらへんじゃ見かけないから… パートナー 「出身地とか どこらへんから来たのかな?とか思ってさ。 パートナー 「そりゃ なんで空から ふってきたのか 不思議だけど…… パートナー 「まさか 空に自分のおウチがあるとか言わないよね。 (そっか……まあ そうだよね……。) (空の向こう側から来たって 言っても……) (ふつうは信じてくれないよね……。) (せめて 空に穴とか あいていればなぁ……。) (でも ウソを言うのもイヤだし……) (ここは すなおに本当のことを言ってみるか!) - 今までの状況を説明 - パートナー 「ええ~~~~~~~~~~っ!? パートナー 「 リーダー は 本当は人間で…… パートナー 「『助けて!』って声を聞いたら いつの間にか ポケモンになっちゃって…… パートナー 「人間の世界から ここに 落っこちたんだってぇ~!? (……や やっぱり信用してくれないか。) パートナー 「…………………………。 (…………………………。) パートナー 「うん! わかった! パートナー 「ボク信じる! 信じるよ! (ええっ!? あっさり!) (あっさり信じてくれたよ!) パートナー 「たしかに リーダー の言うことは 不思議だよ。 パートナー 「人間なんて おとぎ話の中にしか出てこないと思ってたし……。 パートナー 「その人間がポケモンになって 空からふってくるのも ありえないって思うし……。 パートナー 「でも……ボク思うんだ。 パートナー 「世の中には まだまだ不思議なことがたくさんある……。 パートナー 「そして じつはそれは不思議なものでもなんでもなくて…… パートナー 「ボク自身が知らないから 不思議だと感じるだけじゃないかって……。 (へえ~……すごく すなおで 考えがやわらかいんだな……。) パートナー 「ボクは もっと いろんなことを 知りたいし見てみたい! パートナー 「今まで見たこともない まぼろしのポケモンにも 会ってみたいし! パートナー 「遺跡や洞窟も 探検したいし! パートナー 「いろんな冒険をしてみたい! パートナー 「冒険家になりたいんだよ! パートナー 「そのために ボクは旅をしてやっとここまで…… パートナー 「あっ! パートナー 「そうだ! いけない! パートナー 「大事な用があるんだった! パートナー 「うぐっ! 急ぎたいけど…… パートナー 「でもこの先を行くには むずかしくて苦戦しそうな気もするし…… パートナー 「ううっ……どうしよう……。 パートナー 「そうだ! パートナー 「 リーダー ! お願い! パートナー 「いっしょに この先に 行ってくれないかな? パートナー 「ボクの旅も 目的の場所まで あと少しなんだけど…… パートナー 「でも 急がないと 間に合わないかもしれないし…… パートナー 「ボク1匹だと 不安なんだよ! パートナー 「ああもう 時間がない! お願い! つきあって! (わわわっ!) ~ でこぼこやま 西の口 ~ (わぁっ! すごくキレイだなあ!) (なんて自然が豊かなところなんだろう!) パートナー 「 リーダー ! こっちだよ! 早く! 早く! パートナー 「あれっ!? パートナー 「橋が こわれている……! パートナー 「どうしよう……これじゃ先に行けないよ……。 パートナー 「あっ! - 洞窟を発見する - パートナー 「どうやら あそこに入ってみるしかなさそうだね。 パートナー 「行こう リーダー 。 パートナー 「やった! 向こう側に行けたよ! パートナー 「もう少しで ぬけられるはずだよ! がんばろう! ・冒険に失敗した場合 +... ~ 2匹が出会った森 ~ パートナー 「ううっ……こ ここは……。 パートナー 「うぐぅ……先に進めなかったね……。 パートナー 「どうやら とちゅうで たおれると ここに もどされちゃうみたいだね……。 パートナー 「な…なんか つきあわせちゃって ゴメンね。 パートナー 「でもボク どうしても行かなきゃいけないところが あるんだ! パートナー 「早くしないと ボクの夢が……。 パートナー 「お願い! もう一度つきあって! パラダイス建設予定地到着~石の洞窟帰還まで +... ~ 十字路 ~ パートナー 「はあはあ……やった! やっと来れた! パートナー 「やっと ぬけたよ! パートナー 「 リーダー の おかげだよ! 本当にありがとう! パートナー 「さあ 早く行かなくちゃ! パートナー 「手紙には たしか こっちだって書いてあったはず! ~ 荒地 ~ パートナー 「よ よかった。間に合った……。ハアハア……。 ヌオー「ん~っ ワシは ヌオー。 ヌオー「ここらへんの土地を管理しているものだぬ。 ヌオー「もしかして ヌシかぬ? パートナー というのは? パートナー 「うん。そうだよ。 ヌオー「おお やっばり! 遠くから はるばる ごくろうさまだぬ! ヌオー「んで ワシも待ってたかいがあっただぬ。 ヌオー「ここに1匹でずっと ぼおーっと 立ってたんだがぬ…… ヌオー「あまりにもヒマだったんで もう 帰ろうかと思ってたところだぬ。 ヌオー「まあ でも…… ヌオー「ん~っ 本当にいいのかぬ? ヌオー「こんなに あれてるし 何もないところだぬし…… ヌオー「なにより ここらは不思議のダンジョン化が進んでいて…… ヌオー「なにが起こるか わからぬ土地だぬよ? パートナー 「うん。むしろそれを望んでいるんだ。 パートナー 「おかねも持ってきたよ。 ヌオー「ん~っ こうかいしないんだぬ? ん~じゃホレ けんり書。 ヌオー「今日からこの土地は ヌシのものだからぬ。 ヌオー「自由に使ってもいいからぬ。 パートナー 「や……やったあああああああ!!! パートナー 「今日からここが……ボクの楽園だあああーーーーーっ!! パートナー 「あ……。 パートナー 「1匹で もり上がって ゴメンね……。 パートナー 「ボク さっき いろんなものを知りたいし 冒険家になりたい! って言ったよね。 パートナー 「その夢を じつげんするためのスタートが ここなんだよ。 パートナー 「ボクの夢……それは ボク達の楽園 ポケモンパラダイスを作ること。 (ポケモンパラダイス……?) パートナー 「うん。ここを夢の楽園にするんだ。 パートナー 「ここらは 不思議のダンジョン化が進んでいて…… パートナー 「なにが起きるか わからない土地なんだ。 パートナー 「だから それを いやがるポケモンも多いんだけど…… パートナー 「でも ぎゃくに ワクワクするような冒険も おきると思うんだよ。 パートナー 「ここから いろんな冒険をして 仲間も あつめて…… パートナー 「みんなで ちからを あわせて くらせる…… パートナー 「そんな みんなで心が おどるような 生活ができる…… パートナー 「まるで楽園のような場所をつくりたい! それがボクの夢なんだ! パートナー 「そのためにおかねをためて 今やっと 買ったところなんだよ。 パートナー 「まあ ほかは あまりに高すぎて…… パートナー 「ここを買うしか なかったっていうのもあるけど…… パートナー 「でも! ここがボクの夢のスタート地点になるんだよ! (へえ~! パートナー には そんな夢があったんだ……。) (でも 夢があるのっていいな。) (聞いているだけで こっちも ワクワクしてくるよ。) パートナー 「それで…… リーダー は これから どうするの? パートナー 「どこか行くあては あるの? (………………。) パートナー 「行くところがないのなら お願い。 パートナー 「ポケモンパラダイスを つくるの…… パートナー 「 リーダー にも 手伝ってもらえないかな? (えっ……?) パートナー 「ボク1匹だけじゃ とうてい無理だし…… パートナー 「だから これから仲間も すこしずつ ふやそうと思ってたんだ。 パートナー 「どうかな? リーダー 。いっしょに やってもらえるかな? (うーん……どうしよう……。) (あの……『助けて!』って きこえたのが気になるんだけど……) (でも……今 手がかりがあるワケでもないし……。) (いくあてもないし……。) (だったら……) (とりあえず今は パートナー と いっしょにいても いいのかも……。) (そのうちに 自分が なにをやるべきかも……) (わかってくるのかもしれない……。) (よし。) パートナー 「ホント!? 本当に手伝ってくれるの!? パートナー 「やったぁーーーーー!! ありがとう!! パートナー 「今日からボク達は友達! そして仲間だよ! パートナー 「 リーダー ! せっかく友達になれたんだし…… パートナー 「これからは ボクのことを あだ名でよんでもらっても かまわないよ? パートナー 「何か いいニックネームとか あるかな? ⇒ パートナー のニックネーム決定 パートナー 「 パートナー ! パートナー か! パートナー 「じゃ パートナー で これからもよろしくね! パートナー 「そうだ! これからは 他のみんなにも そう よんでもらおうっと! パートナー 「ボク 絶対がんばる! がんばるぞーー!! ( パートナー が あんなに よろこんでいるし……) (手伝うのをOKして よかったかもね。) (それにしても……まさか自分が ポケモンになっちゃうなんてね……。) (夢の中で 声みたいなのを聞いて……) (気がついたら ポケモンになっていたんだけど……。) (そういえば……!) (あの追われていたポケモンは だいじょうぶかな……。) (……そうだ! 早く助けないと! ……でも どうやって……?) (うーん……今はわからないことだらけだし……) (助けるためにも まずは この世界に来たワケを知らないとね。) (それに……) ( パートナー と いっしょにいると……) (ワクワクすることが起きそうな……) (そんな なにかが この先 待ってるような気がするよ!) パートナー 「 リーダー ! これから がんばろうね! パートナー 「今は何もないところだけど……でも…… パートナー 「ここが! パートナー 「こここそが! パートナー 「ボク達 2匹の…… パートナー 「楽園だあぁぁぁーーーーーーーっ!!! パートナー 「………………………。 パートナー 「あっという間に……夜になっちゃったね……。 パートナー 「当たり前だけど パラダイスには まだ なにもないし…… パートナー 「とりあえずは……ここで野宿しようか……。 パートナー 「ううっ……少し さむいね……。 パートナー 「………………。 パートナー 「まずは家を建てる必要が……あるかもね……。 (……たしかに……。) (これで雨でも ふったら もっと ツライし……。) (とりあえず雨や風を しのげるようにはしたいよね……。) パートナー 「明日になったら家を建てることを考えよっか。 パートナー 「おやすみ…… リーダー ……。 ヌオー「おはようだぬ。様子を見にきただぬ。 ヌオー「ゆうべは よく ねむれただぬ? パートナー 「おはよう ヌオー……。それが あまり ねむれなくて……。 パートナー 「ちょっと さむくてさ……。 パートナー 「やっぱり まわりに なにもないから ねる時に風が しのげないんだ。 パートナー 「それでボク達 まずは家を建てようと思ってるんだけど…… パートナー 「どうしたら いいかな? ヌオー「ぬおー! それなら! たしか宿場町に 大工がいたはずだぬ! パートナー 「え? ホント!? ヌオー「ホントだぬ。 ヌオー「大工に たのめば 家を建ててもらえるんではないかぬ。 ヌオー「宿場町は すぐ近くにあるだぬ。ちょっと会ってみるだぬか? パートナー 「うん! パートナー 「行こう! リーダー ! パートナー 「大工さんに ボク達の家を建ててもらおう! ヌオー「こっちだぬーん。 ヌオー「ムダに広……ちがった なかなか 広いんだぬーん。 ~ 十字路 ~ ヌオー「こっちなんだぬーん♪ ヌオー「ぬーん♪ ぬーん♪ ぬーん♪ ヌオー「ぬーん♪ ぬーん♪ ぬぬぬーん♪ ぬぅーーーーん♪ ヌオー「この街道は 旅をするポケモン達が たくさん通るんだぬ。 ヌオー「んで そのポケモン達が休む場所として 宿場町が つくられたんだぬ。 ヌオー「宿場町は この先だぬ。 ヌオー「行ってみるだぬ。 ~ 宿場町 広場 ~ ヌオー「着いただぬ。ここが宿場町だぬ。 パートナー 「へぇ~ もっと のどかなところかと思ってたけど…… パートナー 「意外と にぎわっているんだね。 ヌオー「ここは 水がとてもキレイなところとしてひょうばんで…… ヌオー「おとずれたポケモン達は ここの水を飲んで 旅のつかれを いやすんだぬ。 ヌオー「だから みな集まりやすいのかもしれないだぬ。 ヌオー「設備も いろいろあるだぬ。 ヌオー「あそこの みょうな箱は あずかりボックスといって…… ヌオー「道具やおかねを あずけたり 取り出したりできるんだぬ。 ヌオー「あそこは お店だぬ。いろいろな道具が買えるだぬ。 ヌオー「ほかにも宿とか食堂とか いろいろあるだぬ。 ヌオー「ヌシ達も気軽に利用するといいだぬ。 ???「何すンだよ! ダンゴロ「わざと ぶつかったよな? ダンゴロ「いてえじゃねえか! コアルヒー「ちょっと クチバシがふれただけだろ!? コアルヒー「いちいち大きな声 出すなよ! ダンゴロ「ふん!! コアルヒー「フン!! (なんかトゲトゲしいな……。) (まわりのポケモン達も とくに止めるそぶりを見せなかったし……。) ヌオー「最近みんな なんかピリピリしているのか…… ヌオー「ポケモン同士のいざこざが ふえてるだぬ。 ヌオー「聞くところによると みんなの しんけいが とがっているのは…… ヌオー「各地に不思議のダンジョンが広がってるせいだと言われたりもするだぬが…… ヌオー「本当のところは どうなんだぬぅ。 パートナー 「とにかくポケモン同士の関係が 最近 なぜか ぎくしゃくしてるんだよね。 パートナー 「自分勝手なポケモンが どんどんふえてきてるし…… パートナー 「さっきの いざこざだって だれも 止めようともしない。 パートナー 「ポケモン同士が信用できなくなっているんだ……。 パートナー 「みんな もっと仲良くしてくれるとうれしいんだけど……。 ヌオー「なんとなく世の中が暗いんだぬ。明るい話題でもあれば いいんだがぬぅ。 ヌオー「まあ それはおいといて。ヌシ達 大工を探してるところだったぬ? ヌオー「ワシ ちょっと探してくるから…… ヌオー「その間 ヌシ達は町中をうろうろしてればいいだぬ。 パートナー 「うん! ありがとう ヌオー! ヌオー「おおっ ヌシ達 ちょうど よかっただぬ。 ヌオー「あそこにいるドッコラー達は 大工の弟分だぬ。 ヌオー「ドッコラーたちに 聞いてみるだぬ。 ヌオー「ちょっと いいかぬ。 ヌオー「ヌシ達の親方は どこにいるだぬ? ドッコラー「え? 親方……? ドッコラー「兄キ……のことですか? ドッコラー「兄キなら ここの食堂にいるけどよ……。 パートナー 「その兄キというのが 大工さんなんだよね? パートナー 「ボク達 家を建てたいんだよ。 パートナー 「兄キのところに 案内してくれるかな? ドッコラー「わかりました。 ドッコラー「こっちだ。ついてこい。 ヌオー「おおっ よかっただぬ。がんばって大工に お願いしてくるだぬ。 ヌオー「ワシは ここで待ってるだぬ。 パートナー 「うん! ありがとう! ~ スワンナハウス 食堂 ~ パートナー 「兄キは どこにいるの? パートナー 「あそこにいるのが 兄キかな? ドッコラー「全然ちがうぞ。兄キじゃない。 ドッコラー「どう見たら あれが大工に見えるんだよ? ドッコラー「あそこにいるのは スワンナ。 ドッコラー「この食堂と宿の あるじ。ママさんだ。 ドッコラー「オレ達の兄キは あそこ…… ドッコラー「あそこにいるのが ドテッコツ兄キです。 ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! ドッコラー「い いいか……? ドッコラー「兄キは あらっぽいところがあるからな。気をつけるんだぞ。 ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーツッ!! ドテッコツ「ギロッ。 ドッコラー「ひっ! ドテッコツ「どうした? オメエら。 ドッコラー「あっ 兄キ……。じ…実は ここにいるヤツらが…… ドテッコツ「むっ? なんだ? もしかして仕事の話か? パートナー 「うん。ボク達 家を建てたいんだ。 パートナー 「大工さんにお願いすれば きっと家が建てられるんじゃないかと思って…… パートナー 「それで ここに大工さんがいるって話を聞いて ここまでやってきたんだよ。 ドテッコツ「…………………………。 パートナー 「あ……お礼は もちろんするよ。 パートナー 「ボク達 住むところが まだなくて こまっているんだ。 パートナー 「お願いだよ。ボク達の家を建ててもらえないかな? ドテッコツ「…………………………。 ドッコラー「ど どうします? 兄キ。 ドテッコツ「…………。 ドテッコツ「……………………。 ドテッコツ「………………………………。 ドッコラー「兄キ……あ…兄キ? ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! ドッコラー「ひえっ!! ドテッコツ「わかった。引き受けるぜ。 パートナー 「ホ…ホント!? ドテッコツ「ああ ホントだぜ。 ドテッコツ「オレァ 大工だ。そして大工に 二言はねえ。 パートナー 「あ ありがとう! パートナー 「 リーダー ! やったよ! パートナー 「ボク達の家が建てられる! パートナー 「家を建てるには おかねが必要だよね。 パートナー 「ボク達まだ おかねがないから 今から がんばって かせいでくるよ。 ドテッコツ「いや。かねは いらねえ。 ドテッコツ「そのかわり 取ってきてほしいものがある。 ドテッコツ「この近くに石の洞窟というところがあるんだけどよ…… ドテッコツ「そこの一番奥深くにある石っころを いくつか取ってきてほしいんだ。 パートナー 「石っころ? ドテッコツ「ああそうだ。水色をした石だ。 ドテッコツ「家を作るには 材料がいる。 ドテッコツ「水色の石は その材料とこうかんできるんだ。 ドテッコツ「石のありかは 石の洞窟の奥まで行けばわかるはずだ。 ドテッコツ「えーと そうだな……小さいやつでも 5個ぐらいあれば十分だな。 ドテッコツ「取ってきてくれれば オレはその石を ある場所へ行って 材料にかえてくる。 ドテッコツ「そしたら家を建てることができるぜ。 パートナー 「わかった。水色の石を5個ぐらい取ってくればいいんだね。 パートナー 「行こう! リーダー ! パートナー 「ありがとう! ドテッコツ! ドッコラー達! ~ 宿場町 広場 ~ ヌオー「おおっ どうだっただぬか? パートナー 「だいじょうぶ。こころよく引き受けてくれたよ! パートナー 「石の洞窟に行って たのまれたものを取ってくれば…… パートナー 「ボク達の家を建ててくれるって! ヌオー「そうだぬか! それは よかっただぬ! ヌオー「石の洞窟なら この先の十字路から行けるだぬ! パートナー 「やった! じゃあ さっそく行こう! ドッコラー「あっ あのー……。 パートナー 「あれ? ドッコラー達。どうしたの? ドッコラー「…………………。 ドッコラー「…………………………。 パートナー 「ん? 伝え忘れたことでもあるの? ドッコラー「い……いや。いいんです。 ドッコラー「すまん。なんでもない……。 ドッコラー「がんばって 行ってきてくれ。 パートナー 「うん! ありがとう! パートナー 「じゃ がんばってくるよ! ~ 十字路 ~ ヌオー「石の洞窟は この十字路から行けるだぬ。 ヌオー「ただ注意したいのは……わかっていると思うだぬが…… ヌオー「石の洞窟は……不思議のダンジョンだということだぬ。 (不思議のダンジョン……。) (昨日から たまに出てくる言葉だけど なんだろう……。) パートナー 「ここらの土地は 不思議なことがよく起こるんだ。 パートナー 「行くたびに地形が変わったり…… パートナー 「地下をくぐりぬけた先が思わぬ場所につながってたりとかね。 パートナー 「そんな不思議な土地だからこそ きっと冒険も待っている。 パートナー 「そう思ったから ボクもここの土地を買ったんだ。 ヌオー「たしかに それが楽しいところではあるだぬぅ~。 ヌオー「たまに 珍しいお宝もあったりして ウハウハな時もあるだぬし。 ヌオー「ただ……ぎゃくに…… ヌオー「凶暴な 敵ポケモン達に いきなり おそわれることもあるし…… ヌオー「とても危険な ところだから そこは注意してほしいだぬ。 (そっか……。) (どうやら カンタンな仕事じゃなさそうだね……。) (でも 家を建てるのも大変なワケだし……。) ヌオー「まあ がんばって行ってみるだぬ。 パートナー 「あのさあ ヌオー。 パートナー 「ヌオーは ボク達がこれから危険なところに行くって わかっているのに…… パートナー 「どうしてそんな ぬぼーってした感じでいられるの? ヌオー「ぬぼーっとした感じは 生まれつきだから仕方ないだぬ。 ヌオー「それに…… パートナー 「それに? ヌオー「ヌシ達なら なぜか やりとげる気がしてぬぅ。 ヌオー「なんか安心しているだぬ。 ヌオー「まったく こんきょ ないだぬが。 パートナー 「いいかげんだなあ……。 パートナー 「でも家は建てたいし……がんばるしかないよね。 パートナー 「 リーダー 。 パートナー 「出かける前に ドテッコツからたのまれたことを確認しよう。 パートナー 「石の洞窟の奥までいき 水色の石を 5個ほど とってくる…… パートナー 「これでOKだよね? パートナー 「よし! じゃ行こう! パートナー 「絶対に とってきて ボク達の家を建てようね! パートナー 「よし! 行こう! パートナー 「がんばって 水色の石を取ってこようね! パートナー 「ふう~ だいぶ奥まで来たよね。 パートナー 「あっ! あそこに! 何か光ってるような! パートナー 「行こう! リーダー ! パートナー 「あった! 水色の石だ! パートナー 「ドテッコツに たのまれたものって これで まちがいなさそうだよね。 (ここが洞窟の 最後のようだし……) (たしかに ここにある石を持ち帰れば よさそうだよね。) パートナー 「うん。じゃあ持って帰ろう。 パートナー 「よし。5個拾った。 パートナー 「 リーダー ! 早く帰ろう! パートナー 「帰ってドテッコツに 家を建ててもらおう! ・冒険に失敗した場合 +... パートナー 「ううっ……うまくいかなかったね……。 パートナー 「……十字路まで もどされちゃったね。 パートナー 「しかたがない。 パートナー 「今日のところは帰って……また明日 ちょうせんしよう。 パートナー 「ううっ やっぱり さむいね……。 次の朝…… パートナー 「おはよう! リーダー ! パートナー 「今日こそ 石の洞窟の奥までいこう! - 洞窟に行く際に 再度ドテッコツから頼まれたことを確認 - パートナー 「今度こそ 水色の石を取ってきて ボク達の家を建てようね! 石の洞窟帰還後~家を建てるまで +... ~ 十字路 ~ パートナー 「 リーダー ! 急ごう! ( パートナー はりきっているな。) (家を建ててもらうのが よっぽど うれしいんだろうな。) (でもわかるよね。そういう気持ち。) ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「着いた! 宿場町だ! パートナー 「早くドテッコツに 会わなくちゃ! - 謎のポケモンがぶつかってくる - パートナー 「イタッ! パートナー 「な…なんなの!? ???「す…すみません! ちょっと あわててたもので……! ???「し…失礼します! パートナー 「ビックリした……! なんなの 今のは……。 パートナー 「まっ いいや。 パートナー 「 リーダー 早く行こう。 ~ スワンナハウス 食堂 ~ ドテッコツ「おっ! 取ってきたか? 水色の石を! パートナー 「うん。手強い敵が たくさんいたけど なんとか がんばったよ! ドテッコツ「よし。約束だ。オメエらの家を 建ててやろう。 パートナー 「やったぁ! ドテッコツ「まあ 石をくれればの話だがな。水色の石を見せてくれ。 パートナー 「うん。 パートナー 「……あれ? ドテッコツ「どうした? パートナー 「石がない。水色の石が……。 (え……?) パートナー 「おかしいな。ちゃんと持ってたはずなのに……。 パートナー 「何度たしかめても ないよ……。 ドテッコツ「ドテッコーーーーーツ!! ドテッコツ「ドゥワハハハハ!! ドテッコツ「なんだ。取ってきてねえのか。 ドテッコツ「それじゃ家を建てることは できねえな。 パートナー 「本当に水色の石を 取ってきたんだよ!? 信じてよ! ドテッコツ「でも今 わたすことは できねえだろう? ドテッコツ「まあ……また取ってくればいいだけの話だ。 ドテッコツ「がんばってくれよな。 パートナー 「そんなぁ……。 ~ 宿場町 広場 ~ パートナー 「おかしいなぁ……たしかに 持って帰ってきたはずなのになあ……。 (ヘンだよね……。) ( パートナー が水色の石を拾うのは ちゃんと見てたし……) (帰る時も パートナー が 先頭だったから……) (もし落としたとしても 自分が気がついたと思うし……。) パートナー 「うーん。なんか納得いかないけど……考えても仕方ないか……。 パートナー 「水色の石を もう一度取りに行こう。 パートナー 「ん? あれ……? パートナー 「あのポケモンは……? (あのポケモンは……さっき見た……) (そうだ!) (ぶつかった時に 石を落としたかもしれないし……) (あのポケモンに聞けば 何か わかるかも!) パートナー 「ん? どうしたの? リーダー 。 パートナー 「え? さっきのポケモンに 聞いてみようって? パートナー 「……そっか! パートナー 「もし水色の石を 落としたんだとしたら…… パートナー 「あのポケモンが 見つけてるかもしれないもんね。 パートナー 「ぐずぐずしてたら見失っちゃう。 パートナー 「 リーダー ! 早く行こう! ???「ま… 待ってくださいっ!! パートナー 「あれ? だれかと思ったらドッコラー達じゃないか。 パートナー 「でも ちょっとゴメン。ボク達 今 先を急いでいるんだ。 ドッコラー「……わかっています。 ドッコラー「ズルッグのあとを追うんでしょう? パートナー 「ズルッグ……? パートナー 「あの……さっきのポケモンが……ズルッグっていうの? パートナー 「ああ。ヤツの行く先なら……知ってるんだ。 パートナー 「えっ? ドッコラー「向かった先は カゲロウ峠。そこにズルッグはいます。 ドッコラー「アンタ達……じゃなかった あなた方をみこんでお願いだ。 ドッコラー「どうかズルッグを追って……あなた方が ぬすまれたもの…… ドッコラー「水色の石を 取り返してきてくれ! パートナー 「水色の石が……ぬすまれたって!? ドッコラー「あなた方が 食堂に入る前です。 ドッコラー「あなたが 後ろから ぶつかられた その時に…… ドッコラー「ズルッグは 水色の石を ぬすんだんだ。 パートナー 「え…ええっ!? パートナー 「キ…キミ達は……どうして そんなことを知ってるの……? ドッコラー「そ…それは……! ドッコラー「ス…スマン! カンベンしてくれ!! パートナー 「ああ ちょっと? ちょっとーーー!! パートナー 「……ああ 行っちゃった……。 パートナー 「何だか よくわかんないけど…… パートナー 「ドッコラー達は『水色の石を 取り返してくれ』って言ってた……。 パートナー 「ボクが ぶつかられた時にぬすまれたって……。 (あの……ぶつかった時の……) (あの いっしゅんで ぬすむのって すごく むずかしい気もするけど……。) パートナー 「でも ドッコラー達が ウソをついているようにも見えなかったし…… パートナー 「 リーダー ! とりあえず ズルッグを追ってみよう! パートナー 「ズルッグは カゲロウ峠に向かってるって言ってた……。 パートナー 「カゲロウ峠も たぶん街道の十字路から行けるんじゃないかな。 パートナー 「十字路に行ってみよう! ~ 十字路 ~ パートナー 「やっぱりここから カゲロウ峠へ行ける! パートナー 「うん! じゃあ この先を進んで なんとか ズルッグに追いつこうね! パートナー 「 リーダー 。この先から道が少しずつ明るくなってる。 パートナー 「もうちょっと進んでみよう。 パートナー 「あっ! あれは!! パートナー 「ズルッグだ! やっと見つけたよ! パートナー 「 リーダー ! さっそく 聞きに行こう! (……! だれか来る!!) (……まさか……!) パートナー 「えっ? かくれようって? パートナー 「わわっ!! - 岩陰に隠れる - パートナー 「いきなり どうしたの!? パートナー 「え? 小さな声で話せって? パートナー 「……ふがふご(一体どうしたの?) パートナー 「……(あっ!! あれはっ!!) パートナー 「(ドテッコツだ!) パートナー 「(ドテッコツが どうしてここに!?) ドテッコツ「待たせたな。 ズルッグ「おせえじゃねえか。オレは早いとこ売っぱらいてぇんだよ。 ドテッコツ「そう言うな。こっちだって つけられてるかも しれねえんだ。 ドテッコツ「足がつかねえよう しんちょうにやらなきゃな。 ドテッコツ「しかし さすがだな。相変わらず あざやかな仕事ぶりだ。 ドテッコツ「それで……礼は? ズルッグ「ああ……約束通り 用意してるぜ。しかしお前も がめついな。 ドテッコツ「フンッ! がめついのは どっちよ!? ドテッコツ「あの水色の石は 西の地方で売ればけっこうなカネになる。 ドテッコツ「それに比べれば オレに はらうカネなんか…… ドテッコツ「たいしたこと ねえだろうが。 ズルッグ「ククッ まあな。 ズルッグ「まあ自分で石の洞窟に行って取ってきても いいんだが…… ズルッグ「ちょっとあそこは 手強くてな 。 ズルッグ「こうして アンタに協力してもらった方が…… ズルッグ「オレにとっては 手っ取り早いからな。 ドテッコツ「ヤツらには また取りに行かせるからよ。 ドテッコツ「そしたら またお礼の方 よろしくたのむぜ。 ズルッグ「へっ? また行かせるのかよ!? ヤツらに!? ドテッコツ「ああ。 ドテッコツ「アイツら オレが家を建てることを信じているからな。 ドテッコツ「このまま だまし続ければ ずっと 水色の石を 取ってきてくれるぜ。 ズルッグ「ホントかよ!? おい! ズルッグ「マイホームを建てるのが ヤツらの夢なんだろ? ズルッグ「かなわぬ夢を信じて……ヤツらはこの先も ずっと石を拾い続けるのかい? ズルッグ「ううっ 泣ける。泣けるじゃねえかおい。 ドテッコツ「おいおい 泣くかあ? このていどでよお。 ドテッコツ「西ではもっと 悪どいことをしているズルッグさんがよう。 ズルッグ「ちげえねえ。 ズルッグ「ズケケケケケケケケケケケケケッ!! ドテッコツ「ドゥワ…ドゥワ…… ドテッコツ「ドゥワハッハッハーーーーーーー!! パートナー 「オマエ達!! ドテッコツ「オ…オメエら!! どうしてここに!? パートナー 「ズルッグのあとを追ってきたんだ! パートナー 「ドテッコツ! よくもボク達をだましてくれたな! ドテッコツ「フ…フン。今の世の中正直者は バカをみるだけだ。 ドテッコツ「夢なんか見るから ぎゃくにダメになる。 ドテッコツ「だまされるヤツが 悪いのさ。 ズルッグ「オ…オレが つけられてたとはな……。 ズルッグ「つまりは オレ様のテクニックを見破ったってことかい? おそれいったぜ。 ズルッグ「しかし……それで どうするつもりよ? ズルッグ「やるのか? オレ達と。 ズルッグ「言っておくが オレはヤバイ橋を ずっと わたり歩いてきた。 ズルッグ「キサマらとは しゅら場をくぐりぬけてきた経験がちがう。 ズルッグ「ここは すなおに 帰った方がいいぜ? パートナー 「い…いやだ! ズルッグ「……やれやれ。せっかくの忠告もきかんとは…… ドテッコツ「とことん かしこくないらしいな。 ズルッグ「よかろう。キサマらは まちがっていたことを…… ズルッグ「これから教えてやるッ!! ズルッグ「いくぞ!!! + 再戦時 ドテッコツ「……それで。カネは? ドテッコツ「いつになったら くれるんだ? ズルッグ「そう せかすなよ。気がみじけえな。 ズルッグ「今探してンだからよ。 ズルッグ「おかしいな……。どこ いっちまったのかな……。 ドテッコツ「オメエまさか……! カネをわたさない気じゃねえだろうな! ズルッグ「おいおい。なんのジョークだよ。 ズルッグ「今までオレが 約束やぶったことがあるか? パートナー 「ズルッグ! ドテッコツ! ズルッグ「なんだ。またキサマ達か……。 ドテッコツ「クッ! 今はオメエらにつきあってる場合じゃねえンだよ! ドテッコツ「帰れ! パートナー 「いやだ! ボクは納得いかない! ズルッグ「仕方ねえな……。 ズルッグ「また痛い目に あわせてやるぜ!! ズルッグ「いくぞッ!! - 勝利後 - ズルッグ「ヒ……ヒエ~~~~~~~~~ッ!! - ズルッグが逃走 - ドテッコツ「クッ…! オレは負けん! ドテッコツ「負けんぞ! ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! ドテッコツ「いくぞッ!! ???「兄キ! もう やめてくださいっ!! ドテッコツ「な…なにっ!? ドッコラー「兄キ……お願いだ! ドッコラー「こんなことは……こんなことは もう やめてください! ドテッコツ「オメエら…… ドテッコツ「オメエらが どうしてここに……? ドテッコツ「ま まさか……! ドテッコツ「そうか! パートナー 達にバラしたのは…… ドテッコツ「他でもねえ! オメエらだったんだな!! ドテッコツ「うおおおーーーーーーーーっ!! ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! ドッコラー「ひいいいいいいいっ!! ドッコラー「あ 兄キ!! ドッコラー「こ…こんなことを やるのは もう最後にしましょうよ!! ドテッコツ「なに……? ドッコラー「オレ達もう イヤになったんだ。仕事もしないで 悪い事ばかりやって。 ドッコラー「そんな兄キを 見てるのがもう……。 ドッコラー「昔の兄キは ちがった……。仕事もしたし やさしかったし……。 ドッコラー「でも今の兄キは……兄キじゃないです……。 ドテッコツ「なんだとォッ!? ドテッコツ「オメエら このオレに…… ドテッコツ「このオレに たてつくって言うのか!!? ドッコラー「オレ達 もう悪いことをするのがイヤなんだ。 ドッコラー「お願いだ。兄キ。 ドッコラー「もう一度…… ドッコラー「もう一度 昔みたいに仕事ができないかな? ドッコラー「みんなで楽しく……仕事できないかな? ドテッコツ「昔みたいに仕事がしたいだと!? ドテッコツ「そんなことが……そんなことが無理なのは…… ドテッコツ「オメエらだって よく わかってるだろうが!! ドテッコツ「うおおおーーーーーーーーーーっ!! ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! - ドッコラー達が殴られる - パートナー 「な…なにするんだ!? ドテッコツ「オメエら 覚えておけ。 ドテッコツ「もう昔には……昔には もどれねえんだよ。 - 更に奥へ向かったドテッコツ - ドッコラー「イテテテ……。 パートナー 「だ…だいじょうぶ !? パートナー 「どうやら なにか事情が ありそうだね。 パートナー 「ワケを聞かせてよ。 ドッコラー「はい……。 ドッコラー「あれでも兄キは……昔は うでのいい大工だったんだ……。 ドッコラー「兄キが作るものは とても ひょうばんがよくて…… ドッコラー「オレ達も そのうでに ホレこんで 弟子入りしたんだ。 ドッコラー「兄キと いっしょにやる仕事は それは とてもとても楽しかった……。 ドッコラー「てもある時……兄キは 背中に大きなケガをしてしまって…… ドッコラー「それがキッカケで 体がいうことをきかなくなってしまったんです。 ドッコラー「思うように体を動かせないから 大工の仕事も うまくいかず…… ドッコラー「そして 兄キの うでまえも どんどん落ちてしまって……。 ドッコラー「それでも! ドッコラー「たとえ うでが落ちようとも 兄キは 必死で仕事をしたんだぜ!? ドッコラー「仕事に ほこりを 持っていたんだ! ドッコラー「でも……あんなことが起こって……。 パートナー 「あんなこと? ドッコラー「あるポケモンから 家を建てる注文がきたんです。 ドッコラー「その時はもう仕事が へってたんで……兄キやオレ達は 大よろこびしました。 ドッコラー「そして たましいをこめて……がんばって家を建てたんですが…… ドッコラー「そのポケモンは 家の できばえに いちゃもんを つけはじめ…… ドッコラー「なんと その家を オレ達の目の前でこわしてしまったんです……。 パートナー 「ええ~っ!? ドッコラー「最初は オレ達のうでが悪いからこわされたんだと思ったさ……。 ドッコラー「それなら しかたがないと……。 ドッコラー「でも そうじゃなかった。 ドッコラー「はじめから……冷やかしだったんだ! パートナー 「えっ!? 冷やかし!? ドッコラー「最初から こわすつもりで家を建てたんです……。 ドッコラー「代金も いちゃもんをつけて ハナからふみたおすつもりで……。 ドッコラー「そのポケモンは 兄キが作った家を ボロクソに ののしり…… ドッコラー「ボロボロになるまで たたきこわしたんです……。 ドッコラー「兄キは その日をさかいに自信を失くし…… ドッコラー「ヤケになって仕事もしなくなり…… ドッコラー「そして今みたいに 悪どいことをするようになったんです……。 パートナー 「ヒドイ話だね……。 パートナー 「でも そのポケモンは 最初からこわすつもりで…… パートナー 「冷やかしのつもりで 家を建てるのをたのんだワケでしょ? パートナー 「だったら できの悪さは関係ないと思うんだけど……。 パートナー 「ドテッコツは 自信を失くさなくてもいいんじゃないの? ドッコラー「オレ達も そう言ったんだが 全然 聞いてくれなくてよう……。 ドッコラー「実際 うでが落ちているのは 兄キが 一番感じてることだし……。 ドッコラー「それに がんばって建てた家を 目の前で こわされるあの光景…… ドッコラー「あれを見たら 自信を失くすのもしょうがねえと思うよ……。 ドッコラー「それでも……悪事をはたらくのはよくないことです……。 ドッコラー「オレ達は もう兄キに悪いことをしてほしくない……。 ドッコラー「今回それを変えられるキッカケになればと思い…… ドッコラー「 リーダー さん達に ズルッグの事を打ち明けてみたのですが…… ドッコラー「結局 兄キは……変わらないのでしょうか……。 ドッコラー「オレ達は もう一度兄キと仕事がしたい……。 ドッコラー「楽しく仕事していた いつもの兄キにもどってほしいんだ……。 ドッコラー「ううっ……。 パートナー 「……(いいよね? リーダー !) (わかってる。) パートナー 「決めた! パートナー 「ボク達の家は……やっぱり ドテッコツに たのむことにするよ! ドッコラー「え……ええ~っ!? ドッコラー「あ…あんなに ひどい目にあったのに……どうして……!? パートナー 「決めたんだ。 パートナー 「ボク達の家を建てられるのは ドテッコツしかいないよ。 パートナー 「ドテッコツやドッコラー達が たましいをこめてつくった家を…… パートナー 「ボク達は 見てみたいんだ。 パートナー 「ドテッコツは この先に行っている。これからドテッコツに たのみに行く。 パートナー 「たとえ ことわられても……がんばって たのんでみるよ! ドッコラー「うっ…… ドッコラー「ううっ…… ドッコラー「ぶわっ……! ドッコラー「うわああああ~ん!! ドッコラー「ありがとう! 本当にありがとう! ドッコラー「うわ~~~~~~ん!! パートナー 「この先は みんなで行こう。 パートナー 「ドテッコツに 会いに行こう。 ドッコラー「もう少しで 頂上です。 ドッコラー「あっ! あそこにいるの……兄キじゃないか? パートナー 「よし。じゃキミ達は ここで 待ってて。 パートナー 「とりあえずは ボクと リーダー で…… パートナー 「ドテッコツを 説得してみるよ。 ドテッコツ「……(クッ!) ドテッコツ「(やっぱり ちからが……ちからが入らねえ……か……。) パートナー 「ドテッコツ!! ドテッコツ「なんだ。オメエらか……。 パートナー 「探したよ。ドテッコツ。 ドテッコツ「まだ いかりが おさまらないのか。……まあ いいだろう。 パートナー 「ええ~っ!? ちがうよ!? パートナー 「ボク達は ただ…… ドテッコツ「ドテッコーーーーーーーーーーツ!! ドテッコツ「オレはもう 家を建てられねえ。 ドテッコツ「大工をやるにも ちからが入らねえんだ。 ドテッコツ「だが……! ドテッコツ「暴れる ちからは なぜか残っている! ろくでなしの ちからがな! パートナー 「 リーダー ! くるよ!! ドテッコツ「すべてのいかりを オメエらにぶつけてやる!! ドテッコツ「かくごしな!! + 再選時 ドテッコツ「また来たのかよ。 ドテッコツ「オメエらがおこっていようがいまいが まあどうでもいいが。 ドテッコツ「ただ…… ドテッコツ「また痛い目に あいたいというのなら…… ドテッコツ「あわせてやろう! ドテッコツ「いくぞ! - 勝利後 - ドテッコツ「うぐぐぐっ……。 ドテッコツ「これで…… ドテッコツ「これで 気が晴れたか……? ドテッコツ「だが オメエらが いくら おころうとも…… ドテッコツ「いくら こまろうとも……変わらないものがある。 ドテッコツ「今の世の中は……だまし だまされて回っている。 ドテッコツ「正直者は バカを見るだけだ。 ドテッコツ「この世の中じゃ むしろ だまされたオメエらが悪いんだ。 ドテッコツ「のろうなら この世を のろえ。 パートナー 「たしかに今の世の中は そうかもしれないけど…… パートナー 「でも……というか だからこそ納得できないし……。 パートナー 「そもそもボク達は そんな話をしに ここに来たんじゃない。 パートナー 「ボク達は ドテッコツに……家を建ててほしいんだ。 ドテッコツ「な…なにっ!? ドテッコツ「オレに だまされたというのに…… ドテッコツ「それでも仕事を たのむというのか? このオレに? パートナー 「うん。 パートナー 「おかねや 材料がいるなら がんばって なんとかするよ。 パートナー 「だから お願いだよ。ボク達の家を建ててもらえないかな? ドテッコツ「ドゥワ…ドゥワ…… ドテッコツ「ドゥワッハッハッハーーーーーーー!! ドテッコツ「本当に……本当に めでてえヤツらだな! オメエらはよ!! ドテッコツ「まだ だまされたことに気がつかねえのか? ドテッコツ「オレは この世に! ドテッコツ「仕事に! ドテッコツ「希望を失くした! ドテッコツ「背中のきずを見ろ! ドテッコツ「このきずのおかげで 体もロクに 動かせねえ! ドテッコツ「もう大工なんか できねえ! ドテッコツ「家を建てようにも ヘタクソな家しかできねえ体に なっちまったんだよ! ドテッコツ「わかったか? オメエらは こんな大工もできねえ ポンコツに…… ドテッコツ「仕事を たのもうとしてるんだ! ドッコラー「兄キ! それはちがう!! ドテッコツ「オ…オメエら……。 ドッコラー「 パートナー さん達は 兄キのケガのことを すでに知っている! ドッコラー「オレ達が 話したんだ! ドテッコツ「なんだと!? ドッコラー「でも パートナー さん達は それを しょうちの上で…… ドッコラー「兄キに仕事を たのんでいるんです!! ドテッコツ「なっ……! パートナー 「さっきドテッコツは ヘタクソな家しかできないって言ったよね? パートナー 「でも……ヘタクソでも いいんじゃないの? パートナー 「また少しずつ うまくなればいいのよ。 パートナー 「ボク達は ドテッコツに 作ってほしい。 パートナー 「心をこめて作ってくれるなら りっぱな家じゃなくてもいい。 パートナー 「たとえ うでがよくても 気持ちが入っていない家なんて 住みたくない。 パートナー 「気持ちをこめて作ってくれた家にボク達は 住みたいんだよ。 ドテッコツ「ううっ……。 パートナー 「それに……。 パートナー 「ドッコラー達は こんなにもドテッコツのことを したっているじゃないか。 パートナー 「ドテッコツが グレてしまっても…… パートナー 「どんなに なぐられようとも…… パートナー 「いつかまた 楽しく仕事ができると信じて…… パートナー 「ドッコラー達は ついてきてるんだよ。 パートナー 「ドッコラー達のことは どうするの? パートナー 「ドッコラー達が 必死にキミのことを思っているのに…… パートナー 「ドテッコツ! キミは こんなことをしていて どうするの!? ドッコラー「兄キ! また仕事やりましょう! ドッコラー「いっしょに仕事やりましょう! ドッコラー「お願いだよ! ドッコラー「昔の楽しかったころに もどろうよ! 兄キ!! ドテッコツ「オ…オメエら……。 パートナー 「ドテッコツ! お願いだよ! パートナー 「ボク達の家を…… パートナー 「キミにしかできない ボク達の家を……作ってくれ!! ドテッコツ「うううっ…… ドテッコツ「ぶわっ……!! ドッコラー「あ…兄キ!! ドッコラー「兄キ!! ドテッコツ「 パートナー … リーダー ……。 ドテッコツ「わかった。 ドテッコツ「家は……家は建ててやる。 (ドテッコツ!) パートナー 「ホント!? ドテッコツ「ああ。たましいをこめて建ててやる。 ドテッコツ「ただ…… ドテッコツ「ただ今は……すまん。 ドテッコツ「泣かせてくれ……。 こうしてドテッコツは…… パートナー たちの家を作ることを約束しました カゲロウ峠から帰ってくるとドテッコツとドッコラー達は…… さっそく家作りを はじめました また リーダー と パートナー の2匹も…… そしてヌオーまでもが…… がんばって家作りを手伝いました そして数日後…… パートナー 「できたぁっ! ボク達の家だ!! ヌオー「ん~ なかなか味のある家になっただぬ。 ドテッコツ「クッ ボロくて スマンな。 ドテッコツ「今のオレには これが限界だ。 (でも……どこか温か味がある……。) (いい家だと思うな……。) ドッコラー「まあ 見た目は おいといて…… ドッコラー「オレは 今回 仕事していてすごく楽しかったですよ。 ドッコラー「オレもだ。今までで一番楽しかったぜ。 ドッコラー「なんて言うのかなあ…… ドッコラー「たしかに ボロいんだけど……ボロくないというか……。 ドッコラー「不思議なんだけど……デキについては みょうに満足してるんだよな。 ドッコラー「でも見た目は……やっぱボロいかな……。 パートナー 「見た目とか 関係ないよ。ボクは 満足しているよ。 パートナー 「ドテッコツ! ドッコラー! そしてヌオーも! パートナー 「本当にみんな ありがとう! パートナー 「みんなの気持ちが こもっている……それが大切なんだ。 パートナー 「とにかく これが…… パートナー 「これが ボク達の…… パートナー 「新しい……家だあぁぁぁーーーーーーーーっ!! ・冒険に失敗した場合 +... - パターン1 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「……十字路まで もどされちゃったね。 パートナー 「しかたがない。 パートナー 「今日のところは帰って……また明日 ちょうせんしよう。 パートナー 「ううっ やっぱり さむいね……。 パートナー 「わからないけど……もし ズルッグが 水色の石を ぬすんでたとしたら…… パートナー 「なんとか ズルッグから取り返して……はやく家を建てようね。 次の朝…… パートナー 「おはよう! リーダー ! パートナー 「今日こそ カゲロウ峠の奥までいこう! ~ 十字路 ~ パートナー 「がんばろう! リーダー ! パートナー 「カゲロウ峠の奥まで いこう! - パターン2 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「もう少し先に行けば ズルッグがいるのかな……。 パートナー 「とにかく ズルッグを探し出さなくちゃ! パートナー 「 リーダー ! がんばろうね! - パターン3 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うまく いかなかったけど…… パートナー 「でもボク 納得いかないよ! パートナー 「もう一度 ズルッグやドテッコツのところに行こう! リーダー ! - パターン4 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「ドッコラー達とも はなればなれになっちゃったけど……だいじょうぶかな? パートナー 「この奥で また合流できるといいけど……。 パートナー 「でも とにかく こんなところで くじけてなんか いられないよ。 パートナー 「なんとかドテッコツに たのまなくちゃ。 パートナー 「がんばろう! リーダー ! - 7Fに進む際 ドッコラー達と合流 - ドッコラー「 リーダー さん! パートナー さん! 待ってました! ドッコラー「ここから オレ達も いっしょに 行くぜ! パートナー 「うん! ありがとう! パートナー 「今度こそ がんばろうね! - パターン5 - パートナー 「ううっ……うまく いかなかったね……。 パートナー 「うまく いかなかったけど…… パートナー 「でも こんなところで くじけてなんかいられないよ。 パートナー 「なんとかドテッコツに たのまなくちゃ。 ドッコラー「とりあえずは ここで持ち物とか準備してから…… ドッコラー「またこの先に 向かうことになると思いますが…… ドッコラー「その時には オレ達には かまわずに行ってください。 ドッコラー「あとから すぐに合流するからよ。 パートナー 「わかった。 パートナー 「今度こそ がんばろうね! 家建設後~ノコッチ救出まで +... 次の朝…… パートナー 「おはよう! リーダー ! パートナー 「ゆうべは よく ねむれた? ボクはもう ぐっすりだったよ! パートナー 「ねている間も さむくなかったし…… パートナー 「やっぱり家って いいよね! サイコーだよ! パートナー 「家ができたから 今度は パラダイスを 広げたいな。 パートナー 「パラダイスの施設を ふやしていきたいんだ。 (し…しせつ……?) パートナー 「うん。木の実をふやす『はたけ』とか…… パートナー 「わざを きたえる『わざどうじょう』とか…… パートナー 「冒険に役立つ施設を ふやしたいんだ。 パートナー 「もちろん ここは不思議な土地だから…… パートナー 「ほり返してみたら じつはダンジョンだった! パートナー 「……なんてことも あるかもしれないけど! パートナー 「とにかく この土地を開拓して はってんさせたいんだよ。 パートナー 「あと……信頼できる仲間も 必要かなあ。 パートナー 「仲間があと 2匹ふえれば チームとして登録できるから…… パートナー 「そうなれば 冒険もグッと楽になるからね。 パートナー 「仲間なら だれでも いいってワケじゃないんだけど…… パートナー 「でもやっぱり 仲間もほしいなぁ…… (信頼できる…仲間か……。) パートナー 「でも いきなり ぜんぶは無理だと思うし…… パートナー 「まずは すこしずつでも 前に進んでいかないとね。 パートナー 「 リーダー ! 今日も がんばっていこうね! ~ 自宅前~ パートナー 「あっ ヌオー! おはよう! パートナー 「朝早くから どうしたの? ヌオー「おはようだぬ。 ヌオー「2匹が起きてくるのを 待ってただぬ。 パートナー 「えっ? ボク達を? ヌオー「こっちにくるだぬ。 ~ パラダイスセンター ~ ヌオー「これだぬ。 パートナー 「これは……? 掲示板? ヌオー「そうだぬ。ワシからのプレゼントだぬ。 ヌオー「その名も『おしごと掲示板』だぬ。 ヌオー「ここには 冒険に関しての情報や…… ヌオー「おたずね者や悪者を こらしめてくれといった依頼…… ヌオー「そうかと思うと 近所での ちょっとした相談事とかも のってたりと…… ヌオー「バラエティーにあふれる情報が集まってるだぬ。 パートナー 「そっか! パートナー 「ここの依頼を こなせば おかねや 道具も 集められるってワケだね! ヌオー「そうだぬ。 ヌオー「ちなみに…… ヌオー「宿場町にある あずかりボックスを ここにも置いただぬ。 ヌオー「道具や おかねの 出し入れに使うといいだぬ。 ヌオー「あと今日からワシも お店を はじめただぬ。 ヌオー「品ぞろえは そまつだぬが…… ヌオー「ワシに話しかけてくれれば 売物が見れるだぬから…… ヌオー「ほしいものがあったら ぜひ 買ってくれだぬ。 パートナー 「色々ありがとう! ヌオー! ホント助かるよ! パートナー 「でも ヌオーはどうして そんなにも親切にしてくれるの? パートナー 「家を建てる時も 手伝ってくれたし。 ヌオー「ん~っ ワシにも よくわからぬだぬ……。 ヌオー「たぶん…… ヌオー「たぶん リーダー 達が がんばっているからだぬ。 ヌオー「がんばってる すがたを見てたら なんか おうえんしたくなっただぬ。 ヌオー「ワシ ふだんは ぬぼーっとしてるんだぬが…… ヌオー「 リーダー 達を 見てると なぜか熱い気持ちが こみ上がってくるだぬ。 ヌオー「ぽっ……。 ヌオー「さ…さてと……。 ヌオー「おしごと掲示板の 使い方を 説明するだぬ。 ヌオー「おしごと掲示板には いろんな依頼のメモが はられているだぬ。 ヌオー「この中から 受けたい依頼メモをえらんで ペリッと はがすだぬ。 ヌオー「そしたら 次に そのメモを 依頼カウンターに持っていくだぬ。 ヌオー「カウンターのマリルリに 依頼メモを わたせば…… マリルリ「はい! 出発のさいには ワタシに お声をかけてください! ヌオー「そうすれば 依頼のダンジョンへ行くことができるだぬ。 ヌオー「説明は おわり。だいたい こんな感じだぬ。 ヌオー「さあ さっそく掲示板の中から記念すべき最初の依頼を えらぶだぬ。 パートナー 「 リーダー 。ボクにやらせてよ。 パートナー 「えーと どれにしようかな……。 パートナー 「決めた。これにしようっと。 パートナー 「それで マリルリに わたせば いいんだね? マリルリ「ようこそ! 依頼カウンターへ! マリルリ「どの依頼へ むかいますか? パートナー 「これを おねがい。 マリルリ「はい! わかりました! それでは 出発の手続きをします! パートナー 「わわっ! とびらが開いたよ!? マリルリ「依頼ゲートをオープンしました! がんばって行ってきてください!! パートナー 「こんな感じでいいの? ヌオー「ん~っ バッチリだぬ。 ヌオー「あとは その依頼ゲートから 出るだけで 依頼のダンジョンに 行けるだぬ。 ヌオー「ちなみに パートナー は どんな依頼を えらんだぬか? ヌオー「ちと きょうみあるだぬ。ワシにも 見せてほしいだぬ。 ヌオー「なぬなぬ…… ヌオー「トントンやまから 出られなくなっちゃったんです! ヌオー「このていどの山なら 自分だけでも行けると思ったんですが…… ヌオー「気がついたら どっちにいったらいいかも わからなくなり…… ヌオー「すみません! そんなワケで助けてください! - ノコッチ より - ヌオー「……ん~っ なんか パッとしない依頼だぬぅ。 ヌオー「お礼の おかねも たいしたことないし……。 ヌオー「ホントに この依頼で いいだぬ? パートナー 「うん。 パートナー 「だって掲示板のなかでは 一番こまってそうな依頼だったし。 パートナー 「お礼の中身より こまっているポケモンを助ける方が 大切だよ。 ヌオー「ん~っ…… ヌオー「ぶわっ……! ヌオー「か…感動しただぬ。ヌシ達 やっぱりいいヤツだぬ。 ヌオー「さあ あとはセンターを出れば ダンジョンに行けるだぬ。 ヌオー「早く行ってくるだぬ。ううっ……。 パートナー 「うん。 パートナー 「いこう。 リーダー 。 ~ トントン山 東の丘 ~ パートナー 「ここまで 気をつけながら来たけど…… パートナー 「ノコッチは 見当たらないね……。 パートナー 「もうちょっと先まで行けばいるのかな……。 ???「だれだ!? そこにいるのは!? ???「ノコッチ……? じゃないよな……。 ???「かといって 敵ポケモンでもなさそうだけど……。 パートナー 「今……ノコッチって 言ったよね? パートナー 「ボク達 依頼で そのノコッチをさがしているんだけど……。 ???「依頼……? ああ 掲示板の。 ???「あんなに お礼が安くても 受けてくれるポケモンがいるんだな。 ???「でも ありがとう。助かるぜ。 ???「オレは エモンガ。同じくノコッチを さがしている。 エモンガ「ノコッチは オレの友達なんだ。ただ…… エモンガ「なにかと おくびょうで……失敗が多くてよ…… エモンガ「なんかするたびに だれかの世話になることが よくあるんだ。 エモンガ「まあ なんだかんだで心配だし だからオレもこうして さがしてるんだが…… エモンガ「アンタ達も もし見つけたらよろしくたのむぜ。じゃあな。 パートナー 「ノコッチって いろいろ 心配をかけているみたいだね……。 パートナー 「それはともかく……こまっているんだから 助けなきゃ。 パートナー 「ボク達も 先に進もう。 - なわばしごに近づく - (なわばしごを使って おりられそうだ。) - なわばしごをおりる途中で落下(*1) - (うわーーーーっ!!) (こっちからは のぼれないみたいだ。) パートナー 「ノコッチは……ここにも いないようだね……。 パートナー 「もうちょっと 進んでみようか。 パートナー 「あれっ!? リーダー あそこ……! パートナー 「ホラッ! 何か光ってる……! パートナー 「わあっ! なんてキレイなんだろう! パートナー 「多分これ……クリスタルじゃないかな。 パートナー 「すごく すきとおっているんだけど はんしゃもして キラキラ光って…… パートナー 「こうやって のぞきこむと……自分のすがたが 鏡のようにうつるよ。 パートナー 「 リーダー も 見て。 (……ホントだ……。) (すきとおった中にも 自分のすがたが くっきりと見える。) (……というか いまさらながら思うけど……やっぱり自分は……) (???(選択したポケモン名)に なっちゃったんだな……。) パートナー 「これ 家にかざったりするといいかもね。 パートナー 「持って帰ろうっと。 パートナー 「おまたせ リーダー 。さあ行こう。 パートナー 「だいぶ のぼってきたね……。 パートナー 「あっ! リーダー ! あそこ! パートナー 「あそこにいるの……ノコッチじゃないかな? パートナー 「行ってみよう! ???「ううっ……どうしよう……。 ???「あっ……! パートナー 「キミ ノコッチだよね? ノコッチ「はっ…はい! パートナー 「よかった! パートナー 「ボク達 キミの依頼を見てやってきたんだ! パートナー 「助けに きたんだよ! ノコッチ「あ…ありがとう……! ノコッチ「ありがとうございます! ノコッチ「本当に ありがとうございます……。 ノコッチ「うわ~~~~~~~~~んっ!! パートナー 「もう だいじょうぶだよ。 パートナー 「でも無事で よかったよ。 エモンガ「ノコッチーーー!! ノコッチ「エモンガ!! エモンガ「よかった。ここに いたんだな。 エモンガ「アンタ達が さがしてくれたのか。 エモンガ「ありがとな。助かったぜ。