約 3,764,542 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4244.html
本項ではGBC対応ソフト『ポケットモンスター 金・銀』と、マイナーチェンジ版であるGBC専用ソフト『ポケットモンスター クリスタルバージョン』を紹介しています(判定は共に「良作」)。 ポケットモンスター 金・銀 ポケットモンスター クリスタルバージョン 概要 ストーリー 特徴・新要素 クリスタルバージョンでの追加・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 ポケットモンスター 金・銀 ポケットモンスター クリスタルバージョン 【ぽけっともんすたー きん・ぎん】 【ぽけっともんすたー くりすたるばーじょん】 ジャンル RPG 裏を見る裏を見る裏を見る 対応機種 金銀 ゲームボーイカラー(全GB共通) クリスタル ゲームボーイカラー(専用) メディア 金銀 8MbitROMカートリッジ クリスタル 16MbitROMカートリッジ 発売元 任天堂 開発元 ゲームフリーククリーチャーズ 発売日 金銀 1999年11月21日 クリスタル 2000年12月14日 定価 3,990円(税込) 配信 【3DS】バーチャルコンソール(金銀) 通常版 2017年9月22日/1,111円(税別) 特別版 同日/1,389円(税別) 【3DS】バーチャルコンソール(クリスタル) 通常版 2018年1月26日/1,111円(税別) 特別版 同日/1,389円(税別) 判定 良作 ポイント 金銀 新タイプ「あく」「はがね」「もちもの」などの大幅な新要素2つの地方を股にかけた大冒険カセットの電池切れでセーブ消失 クリスタル 女主人公初登場オンラインに初対応 ポケットモンスターシリーズ 概要 大人気シリーズの2作目。 実時間経過と同じく前作から3年後の物語で、舞台は和情緒あふれるジョウト地方。 GBCに正式対応しカラー表現が可能になったことや、当時のGBソフトとしては珍しい時計機能など、後のシリーズ作品でも重要となる様々な新要素で注目を集めた。 社会現象となった前作への評価に加え、アニメや雑誌の広報、延期に次ぐ延期などから、本作に期待するファンは非常に多かった(詳細は余談の項で)。 約1年後にはマイナーチェンジ版『クリスタルバージョン』が発売された。ちなみに『ポケモンスタジアム金銀』と同時発売である。 後のマイナーチェンジ作と比べると変化は少なめだが、前作の『青』『ピカチュウ』と比較すると新要素は多い。 後述するモバイルシステムGBの旗艦タイトルでもあった。 ストーリー この世界には、ポケットモンスター(通称ポケモン)という生き物が住んでいます。ずっと昔から人間とポケモンは、なかよく遊んだり、いっしょに力を合わせたりして暮らしてきました。が、その生態には謎が多く、ワカバタウンのウツギ博士をはじめ、いろんな科学者がポケモンの研究を続けてきました。そんなある日、ウツギ博士はポケモンじいさんと呼ばれる知人から1通のメールをもらいます。「すごいものを発見したから見に来てくれ!」…というのですが、ウツギ博士は研究に追われる毎日。出かけることができません。そこで近所に住む仲良しの少年・ゴールド(主人公)を研究所に呼び、「どんなものなのか見てきてくれないか?」と頼みました。やさしくて好奇心の強いゴールドは、こころよく引き受けます。するとウツギ博士は3匹のポケモンを見せ「好きなポケモンを1匹、パートナーとして連れていくといいよ」と言いました。初めてポケモンを手にしたゴールドは大喜びです。一方、そんな様子を窓の外からジッと見つめる人影が…。ゴールドと同じくらいの年の少年です。ゴールドが不審に思い、外に出て話しかけてみると「人のことジロジロ見てんなよ!」と、乱暴に突き飛ばされました。この少年はいったい何者なのでしょうか。そしてポケモンじいさんの大発見とは…。(金版の説明書より引用) 特徴・新要素 根本的なゲームシステム自体は前作と同一である。 『金』と『銀』は、シナリオは完全に同じだが「出現する野生ポケモンの種類とその出現率」が違うという点で前作を踏襲している。 本作のみの特徴としては「パッケージに掲載された伝説のポケモンを、もう片方のバージョンに比べて育成しやすい状態で捕獲できる」という、以降の世代で採用されていない独特な仕様が存在する。 以下、前作から変更・追加された点を記す。 なお以下の追加要素のほとんどは、少しずつ形を変えながらもほぼ後作に続投され続けている。初代の続編であると同時にシリーズの基礎をより固めた作品と言えるだろう。 カラー対応、グラフィック刷新 ゲームボーイカラーに正式に対応。戦闘やフィールドなど、すべての画面がカラー表示となった。 前作では主人公や使用ポケモンの後ろ姿は小さいドットの引き延ばしだったが、本作では細かく描き込まれるようになった。 個性豊かな新ポケモン 新ポケモンが100匹追加され、全251種類になった。 完全な新ポケモンはもちろん、前作登場ポケモンの進化形や進化前など、様々なポケモンが追加された。また、一部のポケモンには後述の専用アイテムが登場するなどのアクセントも加えられた。 前作のポケモンはデザインのみならず、パラメータや進化方法などでも種族ごとの違いが特徴づけられていたが、本作ではそれ以外にも、見た目や性能などあらゆる面で強烈な個性を与えられたポケモンが多数登場する。 以下では特に話題になったポケモンについて挙げる。 アルファベット26文字の形をした「アンノーン」 野生で出現するたびにランダムでアルファベットを模した形で出現する。捕まえたアンノーンの形態が記録される「アンノーン図鑑」なるものもあり、収集意欲を湧かせた。完成させると別売り周辺機器「ポケットプリンタ」で印刷できる。アンノーン図鑑への登録は捕まえた順にされ、後から変えることはできないのでアルファベット順にしたい場合は注意が必要。 ほぼすべてのわざを覚えられる「ドーブル」 固有の新技「スケッチ」は、使うと直前に相手が使ったわざ(ごく一部を除く)を自分のわざとして覚えられる(代わりに使った枠の「スケッチ」は忘れる)という非常に特殊な仕様。戦闘中に一時的に相手ポケモンに変身するメタモンの「へんしん」とは異なり、事前にわざを覚えさせれば後のバトルで永続的に使用可能。 ステータスは低いが、ハメ技からの一撃必殺や独自のコンボなど、無限の可能性を秘め対戦環境に現れた個性的なポケモン。戦闘だけでなく「キノコのほうし」「みねうち」などを覚えさせた捕獲要員としても便利。 伝説のポケモン「エンテイ」「ライコウ」「スイクン」 これら3匹はダンジョンの奥に潜んでいるのではなく、マップ上を常に走っている(出現場所が変化する)ため、まず出会うこと自体困難を極める。一度出会えば図鑑の機能で追えるが、戦いに臨んでもすぐに逃げてしまうのでそれへの対処が必須である。その分、捕獲したときの感動もひとしお。こうしたポケモンは「徘徊伝説」などと呼ばれるようになり、一部仕様は変わりつつもシリーズの伝統的存在になった。 パッケージに映る伝説のポケモン「ホウオウ(金)」「ルギア(銀)」 イメージ画像に過ぎなかった前作と異なり、シリーズで初めて伝説のポケモンがパッケージを飾った。以後のシリーズで伝統となる。 ちなみに次回作以降は伝説のポケモンがシナリオに深く関わってくるが、今作では特にこれらの戦闘や捕獲をしなくてもシナリオは進められる。 色違いポケモン 各ポケモンに、通常とは色が異なる「色違い」の個体が出ることがあるという新要素。 野生遭遇時、タマゴやイベントでの入手時など、自分で入手可能なポケモンにおいて1/8192という低確率で発生する(1000体遭遇して色違いに1体でも出逢える確率は11.5%程度)。 今作ではポケモンの個体値が特定の条件を満たしているかどうかで色違いが判定される。そのため一部ポケモンの♀には存在せず、姿が個体値で決まるアンノーンも特定の姿しか存在しない。次回作以降は個体値が判定に関係なくなった。 色以外の仕様(能力やわざなど)は通常色の個体と一切変わらない。 発売前から目玉要素として大々的に取り上げられたカラー化の恩恵の一つだが、戦闘での登場時に専用の輝くエフェクトが出るため非カラーの環境でも判別可能。 特定のイベントでは、あるポケモンの色違いが確実に出現し、ゲットもできる。 ただし野生戦の頻度と確率からそれ以外の場面で出逢える可能性は極めて低く、エンディングまで一度も遭遇しないプレイヤーの方が多い。それでも、エンカウントするたびに「もしかしたら…?」と期待でき、ポケモンに遭遇する楽しみを増す要素である。 性別の導入 前作では1種(ニドラン)にしか存在していなかった性別の概念が、すべてのポケモンに導入された。 「メロメロ」など性別で効果が異なるわざが登場したほか、後述する「タマゴ」に関わる。 大半のポケモンでは性別比が♂:♀=50 50だが、一部「♂か♀の片方しか存在しない種族」「性別比が偏っている種族」「そもそも性別不明な種族」も設定されているなどバリエーション豊か。 性別が違っても同じポケモンは同一種族(図鑑上は性別の区別はない)だが、唯一ニドランのみ前作同様、図鑑上で♂と♀が別種族として扱われる。(*1) なお、図鑑完成のために両方の性別を捕まえる必要はない(上述のニドランを除く)。 「育て屋」の仕様変更とポケモンの「タマゴ」 育て屋へはポケモンを2匹預けられるようになり、そこへ「タマゴグループ」が同じ♂と♀のポケモンを預けると、のちに一定確率でポケモンのタマゴが発見される。 タマゴグループは非表示のパラメータであるが、「陸に住むもの」「海に住むもの」「人のような姿」などある程度は察せられる。 生まれてくるポケモンは原則「♀の進化前の状態」だが、メタモンと一緒に預けた場合に限り、♂や性別不明を含め対になったポケモンを確実に入手できる。 ただしメタモン同士を預けたり、アンノーンや伝説のポケモンを預けても絶対にタマゴが生まれないようになっている。 通常では覚えられないわざである「タマゴ技」や個体値(*2)の遺伝ができるようになっている。 後に言う「孵化厳選」の礎はここで築かれた。 なつき度 ポケモンがトレーナーにどの程度なついているかを示す、非表示のパラメータ。 該当のポケモンを長期間連れ歩いたり、特定のどうぐを使ったりすると上昇するが、ひんし状態にしたり漢方薬を使ったりすると下降する。 一部のわざの威力が変動するほか、この値の高さが進化の条件となるポケモンも追加された。 ポケルス 戦闘後に3/65536の確率でポケモンが感染する良性のウイルス。 その効果は感染したポケモンは戦闘での「きそポイント」(*3)の獲得量が2倍になるというもので、育成にはとても役に立つ。デメリットは一切無い。 感染と表示されている間は一定確率で手持ち内の他のポケモンに伝染する。日が経つと消失し他のポケモンへの伝染は起こらなくなるが、一度かかった後は上記のポイント獲得量増加は永続する。 ゲーム内では、感染したポケモンを初めてポケモンセンターで回復させた時に「問題はなさそうだが詳細は不明」と言われるのみの正体不明な存在であり、効果の説明は一切ない。 悪い病気かのように誤解される表現だったためか、情報が少なかった当初はプレイヤー間で様々な憶測を生み混乱を招いた。そのためか以降の作品では「くっついている間はポケモンが良く育つ」と、プラス効果であることが明言されるようになった。 時計機能 ゲームソフトに時計が内蔵され、ゲーム内の午前午後・朝昼夜・曜日の概念が実時間と連動する仕様になった。 時間帯によって出現する野生ポケモンが変化するようになった。 たとえば鳥系のポケモンは、明るい時間帯ならポッポ、夜にはホーホーしか出てこないなど、生態系を窺わせる演出となりリアリティが増した。また「ずつき」をすることで揺れた木から落ちてきたポケモンが時間帯によっては最初から「ねむり」状態になっていることもある。 野生ポケモンとの戦闘BGMも昼と夜で微妙に異なる。 時計機能を活かした多数の時間限定イベントも登場。 特定の曜日や時間帯しか開店しない店、特定の曜日に開催される「虫取り大会」、金曜日にだけ特定の地点に現れる野生のラプラス、曜日ごとに違う場所に現れる曜日兄弟など。 時計の動作には内蔵電池を消費しており、セーブデータ保持用の電力と共有である(「問題点」で詳述)。 便利ツール「ポケギア」 ゲーム内で様々なことができるデジタルツール。 最初は時計と電話機能くらいだが、ストーリーを進めるとマップやラジオ機能などを拡張できる。 電話では、お母さんやウツギ博士などの主要キャラクターのみならず、戦ったトレーナーの番号なども登録できる。 トレーナーによってはポケモンの大量発生などお得な情報を教えてくれたり、再戦の連絡をしてくれたりする。 ラジオは番組によってポケモンの出現場所を知れたり、流している間のエンカウント率を操作できるなどの効果を持つ。 地方や曜日によって流れる番組が異なるほか、状況によっては「番組ではない何か」を聴取でき、一部シナリオを進めるためにも必要となる。 対戦面の調整 おおむね前作の仕様を踏襲しつつ、複数のタイプ追加とタイプ間相性の変更が行われている。前作での強タイプを弱体化させ、逆に不遇だったタイプの処遇を改善するための措置であり、タイプバランスが大きく変化した。 これらの仕様変更は後のシリーズを通しても大変珍しく、14年後に発売される『X・Y』まで今作の仕様が続いた。 新タイプ「はがね」「あく」が追加された。 「はがね」は「エスパー」「こおり」を含む数多くのタイプのわざを半減でき防御面に優れる一方で、前作で不遇とされた「ほのお」「かくとう」「じめん」技を弱点とする。 複数の新ポケモンに付与されているほか、前作ではでんき単独タイプだったポケモン「コイル」「レアコイル」に今作から「はがね」タイプが追加されている。その為、この2体はじめん技で4倍ダメージを喰らってしまう。 「あく」は前作で猛威を振るったエスパーに対して攻防両面で有利であり、なおかつ前作で不遇とされた「むし」「かくとう」技を弱点とする。 「あく」タイプが与えられたのは新ポケモンのみで、前作登場済ポケモンへの追加付与はなかった。 前作でノーマル技だった「かみつく」は今作からあく技に変更された。なお「あく」タイプは特殊技扱いとなる。 既存のタイプ相性も前作のものから一部変更された。 「ゴースト ⇒ エスパー」が無効から効果抜群、と本来の仕様へ修正された(*4)。 他にも「こおり ⇒ ほのお」が等倍から半減、「どく ⇒ むし」が抜群から等倍、「むし ⇒ どく」が抜群から半減、といった変更が行われた。 わざに関しても増加・調整が大規模に行われた。 前作でまともな攻撃技がなかったタイプに新技が追加された。 ゴースト技「シャドーボール」・どく技「ヘドロばくだん」・かくとう技「クロスチョップ」・ドラゴン技「りゅうのいぶき」など。しかし、この内「クロスチョップ」以外は覚えさせるのにゲーム中で1つしか手に入らないわざマシンが必要になる。(*5) ポケモンの個体値に応じてタイプと威力が変化する特別な仕様のわざ「めざめるパワー」も今作で初登場した。苦手なタイプへの対抗手段として持つなど、うまく使えれば有効な攻撃手段となりうる。 前作で猛威を振るった「はかいこうせん」「ふぶき」などの凶悪なわざが弱体化された。 前作で通信対戦を含むトレーナー戦における効果が一切ないわざだった「ほえる」「ふきとばし」に、相手ポケモンを強制的に交代させる新たな効果が付与された。 前述の「かみつく」同様に前作ではノーマルタイプのわざだった「かぜおこし」「からてチョップ」が、それぞれひこうタイプ、かくとうタイプに変更された。 前作で「かぜおこし」を初期段階で覚えていたポッポは、序盤でチコリータを選んだ際に不利にならないようにするためか、初期技が「たいあたり」に、「かぜおこし」はレベルアップで習得するように変更されている。 また、前作でやはり凶悪な仕様だった「ねむり」「こおり」の状態異常に調整が入った。 わざを忘れさせてくれる「わすれオヤジ」が登場。 前作で忘れる手段のない仕様が不評だった「ひでんわざ」を忘れさせてくれる。前作のポケモンを連れてきて忘れさせることも可能。 パラメータ「とくしゅ」が「とくこう」と「とくぼう」に分離された。 前作では「とくしゅ」のパラメータ1つが特殊タイプのわざの攻撃力と防御力の両方を決めていたが、今作では「とくこう」が特殊タイプのわざの攻撃力を、「とくぼう」が特殊タイプのわざの防御力を決めるように変更された。 「とくこう」「とくぼう」の傾向はポケモンごとに異なり(*6)、「『とくしゅ』の高いポケモンは攻防一体で無条件に強い」という前作でのおおざっぱさが大幅に改善された。 なお前作との互換性を保つためか、前作で「とくしゅ」の基礎ポイントを上げる栄養ドリンク「リゾチウム」は、今作では「とくこう」「とくぼう」両方の基礎ポイントを増加させる。 どうぐ ポケモンに「もちもの」を1つ持たせられるようになった。 一部のどうぐは、持たせると戦闘中に効果が発揮される。 「きのみ」は複数の種類が存在し、持たせるとHPや状態異常を回復してくれる。 もらえる賞金が2倍になる「おまもりこばん」など、冒険を快適にしてくれるもちものもある。 前作では微妙な使い勝手だった「がくしゅうそうち」が持たせたポケモンにのみ経験値が入る仕様になり、ポケモンの育成が快適になった。 特定のどうぐを持たせて通信交換することで進化するポケモンもいる。またガラガラ系統の「ふといホネ」のように特定のポケモンに持たせることでしか効果を発揮しないどうぐも存在する。 持たせて交換することで相手に文章を伝えられる「メール」など、遊びも楽しめるようになっている。 「わざマシン」はラインナップが前作から大幅に刷新された。 モンスターボールの種類が大幅に増えた。 前作では実質4種類(*7)だったが、本作では各地で入手できる「ぼんぐり」をモンスターボールを作る職人「ガンテツ」に渡すと、個性的な効果を持つモンスターボール(通称「ガンテツボール」)を入手できるようになった。 また、マスターボールが正規の手段で複数個入手可能になった。もっとも、入手確率は極めて低いため、普通にプレイした場合は前作同様1個限定。 サブイベントやストーリーが多数追加 ジョウト地方を制覇すると、前作の舞台・カントー地方へ行けるようになる。 前作から3年後という設定であり、前作登場ジムのジムリーダーたちと戦えるなどイベントも豊富。当時のゲームクリア後の要素としては比類なき充実ぶりで、後継作品と比べても遜色のないボリュームになっている。 NPCのポケモンを一時的に預かるイベント(*8)など。 カントー地方の某所には、前作に登場した意外な人物が裏ボスとして登場。 タイムカプセル 前作ソフトとの間でポケモンを交換できる新しい施設。ポケモンセンターに設置されており、シナリオをある程度進めると使えるようになる。 前作未登場のポケモンや今作の新技を覚えたポケモンは前作へ送れないが、それ以外の制限は特にない。 「もちもの」のデータは、前作でのポケモン個体に付属する未使用領域に相当する場所へ保存されているため、今作で何か持たせたまま前作へ送っても保持され続け、今作に戻した際にも消滅していない。 逆に前作で捕まえたポケモンを今作に送った場合、今作では手に入りにくい貴重な道具を持っていることがある。 前述のとおり今作の色違いは個体値に依存するものであるため、色違いのデータも失われない。逆に「前作から送ったポケモンが色違いになった」という非常にレアな事態も(理論上は)起こり得る。 前作で育てたポケモンを連れてくるだけでなく、前作限定のわざマシンを使ってから今作へ戻すなど、その用途は多彩。 UIの改善や便利要素の追加 一緒くたにされていたどうぐ欄が「リュック」として整理され、「どうぐ/ボール/わざマシン/たいせつなもの」と分類されかなり使いやすくなった。 「どうぐ」に分類されるもの以外は全種類を持ち歩けるようになり、前作のように預けきれなくなるような事態は起こりにくい。 アイテムの順番変更が、位置の交換ではなく、指定した箇所へ挿入される形に変更された。 べんりボタンの搭載。 じてんしゃやつりざおといった頻繁に使うたいせつなものを登録すると、セレクトボタンを1度押すだけで即使用できるようになった。 ひでんわざを1ボタンで使えるようになった。 前作ではポケモンのメニューから選択して使う必要があったが、今作ではメニューを開かずオブジェクトに向かってAボタンを押すだけで「○○をつかいますか?」などのメッセージが出るようになった。 ポケモンのステータス画面も「状態・タイプ・経験値・レベル/ステータス/つかえるわざ」の3ページになった。 「つかえるわざ」でポケモンの覚えているわざの性能を見られるようになった。 次のレベルアップまでに必要な経験値がバーで表示されるようになり、ステータス画面だけでなくバトル中にも表示されるようになった。 主人公のお母さんにお金を預けられるようになった。 全滅時のデメリットを軽減できるようになったほか、たまに貯金を勝手に使って道具を定価より安く買ってきてくれる 妙にリアルな 演出も。 バトルで獲得した賞金の一部を自動的に貯金する設定も可能。 ふしぎなおくりもの ゲームボーイカラーの赤外線ポートを利用して行う簡易の通信機能。 双方なんらかのアイテムを手に入れられるほか、最後にふしぎなおくりものをした相手はトキワシティのトレーナーハウスで対戦相手として登場するため、擬似的な対人戦が手軽に楽しめるようになった。 ポケモンのもちものが反映されないため、レアな道具を持たせて「どろぼう」で増やせないなど、完全なコピーというわけではない。 歩数計ゲーム『ポケットピカチュウカラー』との連動も可能。こちらは送信したワット数に応じて決められたアイテムが手に入る。 クリスタルバージョンでの追加・変更点 前作のマイナーチェンジだった『青』『ピカチュウ』とは異なり、様々な面に手が加えられている。 ポケモン関連 『金銀』で粗かった新種ポケモンやアイコンのグラフィック・色合いが修正され、現在のものにより近くなっている。 ステータス画面や敵として登場した時など、ポケモンがアニメーションをするようになった。 動作が長めなのでテンポは良くないが、ポケモンの演出としての評価は高い。設定でOFFにもできる。 一部野生ポケモンの出現分布や時間帯、出現確率が変更された。 『金銀』では最終盤にならないと出現しなかったニューラなど一部のポケモンは殿堂入り前にゲットすることが可能になっている。 『金銀』では一日中出現していたスリープやデリバードが夜のみの出現になるなど、出現時間帯もポケモンの設定に合った調整がされている。 『金銀』では大量発生イベント以外では見つけにくかったマリルとブルーの通常時の出現率が上がり、簡単に出会えるようになった。 フスベシティのとある場所で質問に正しく答えれば、本来は覚えない「しんそく」を覚えたミニリュウをもらえる。 パッケージを飾る伝説のポケモン・スイクンにまつわるイベントの追加。それを追う青年「ミナキ」も登場する。 シリーズで初めて、伝説のポケモンに専用戦闘BGMが用意された。それまでは通常の野生ポケモンと変わらなかった。 『金銀』と同様に、ホウオウとルギアはどちらも出現する。ただしレベルは60固定。 ホウオウがいるスズのとうに入る条件として「ライコウ・エンテイ・スイクンの3匹の捕獲」が追加された。1匹でも捕獲に失敗して倒してしまった場合は二度と入れなくなるため、かなり難しくなった。 後の「トレーナーメモ」の先駆けとなる履歴機能が登場。捕まえたポケモンに出会った場所・時間帯・レベルが記録され、出会った時間帯・出会った場所で戦闘すると懐きやすくなる。 確認方法は、タンバシティにいる「おみとおしおばあさん」から聞く、『ポケスタ金銀』のステータス画面の二つ。『金銀』と交換しても履歴が消えることはないが、初代に送ると失われる。 一部ポケモンのレベルアップで覚えるわざが追加・変更され、『クリスタル』でのみ覚えられるタマゴ技も追加された。 システム関連 シリーズで初めて、ゲーム開始時に女の子の主人公を選択可能になった。ただしストーリーが変化したり選ばなかった方が登場したりすることはない。 それに合わせて、ステータス画面の親の名前の横に性別が付くようになった。なお、女の子にしたデータで『ポケスタ金銀』に参加すると、しっかりと女の子になる。 わざおしえ ゲームコーナーのコインと引き換えに、おじさんからポケモンに「かえんほうしゃ」「れいとうビーム」「10まんボルト」を教えてもらえる。 ガンテツのボール作製が改善。本作では同じぼんぐりを用意した数だけ、その種類のボールを作ってもらえるようになった。ただし、肝心の効果は修正されていない。 ポケギアの電話機能が拡張。 汎用だった台詞はトレーナー固有のものに変更され、再戦の申し込みや大量発生以外のイベントが発生するようになった。 進化の石を始めとしたアイテムをくれたり、コガネ百貨店のセールなどイベントが発生したりする。中にはストーカーのような電話をしてくるトレーナーも。 ラジオ番組「アオイのあいことば」の追加。 毎日発表される合言葉を答えるとポイントがもらえ、貴重なアイテムと交換できる。 後述する『金銀』の問題点である「ゼニガメじょうろ」の入手法が多少変更された。 地形関連 アルフの遺跡のパズルの小部屋の奥に隠し部屋が追加。 氷の抜け道のグラフィックが一新。さらに地形も変更され難易度がやや低下した。 竜の穴にトレーナーが出現。さらに祠の中にも入れるようになった。 焼けた塔のグラフィックが一新されて、焼け崩れた塔のようなものになった。 また、焼けた塔に行くのがストーリー進行上必須となったため、『金銀』では焼けた塔での対戦をスルーできたライバルとも必ず戦うことになる。 モバイルシステムGB 別売りの「モバイルアダプタGB」を使用し、携帯電話と接続することでシリーズ初のオンラインサービスが利用できた。 通信ケーブルと同様に、直接通信による交換や対戦が可能。公式サーバーにアクセスしてデータのやりとりも可能であった。 近年のシリーズにおける「GTS」のように、条件の合うポケモンを預けた人同士をマッチングして自動交換するシステムが初導入。 育て屋さんから「タマゴけん」をもらえ、当時のベイビィポケモン7匹のうち1匹が生まれるタマゴをもらえた。このポケモンは特別なわざとして「ピヨピヨパンチ」を覚えている。 NPCと戦う「バトルタワー」が登場。勝ち抜いたプレイヤーのデータによって登場トレーナーは毎日更新される。 Lv制限は10刻みで10種類、さらにLv70以降はいわゆる禁止伝説(*9)が解禁されるなど、後の世代では見られない要素もあった。 操作こそCP任せだが、全国のトレーナーたちのデータがそのまま敵として登場する。時にはプレイヤー自身のデータが敵として現れることも。 毎月更新されるニュースを購読できた。最新情報やプレイヤーランキング(*10)、ミニゲームに加えて、ゲーム内で使えるアイテムやポケモンが手に入ることがあった。期間限定だったが、セレビィ入手イベントのキーアイテムである「ジーエスボール」もここで入手できた。 『ポケスタ金銀』向けのデータをダウンロードすると、公式大会のリプレイを観戦したり、挑戦ができた。 初のオンライン大会である「モバイルカップ2001」が開催。「モバイル通信でスタッフ相手にバトルを繰り返し、最後まで勝ち抜いたプレイヤーがイベント会場で実際に会してトーナメントを行う」という一風変わった大会であった。 以上のように様々なコンテンツが利用できたが、発売からちょうど2年後の2002年12月14日でサービス終了している。仲間同士での対戦・交換はサーバーを介さないためサービス終了後も使用できたが、現在では携帯電話の通信方式の変化によって利用できなくなっている可能性が高い。 VC版ではモバイル通信機能は再現されていないが、モバイルによる目玉の一つであったセレビィ関係のイベントは通常プレイで出現するようになっている。 評価点 前作からの正統進化 ゲーム性やグラフィック、BGMやUIなどほぼすべての要素において前作の反省を活かし、発売延期を経て見事に練り上げた。 ボリュームの増加、UIの改善、グラフィックの進化など、続編ものとしてお手本のような出来と言える。 20年前の作品ながら、携帯機のシリーズの中でも屈指のボリュームである。 ストーリーや世界観も前作の牧歌的雰囲気を損なっておらず、前作から数年という時間経過を見事に活かした演出に成功している。 ジョウトジム制覇後に前作の舞台・カントー地方を訪れるシーンはセリフ・BGM・ゲーム開始時からの伏線がかみ合い、シリーズ屈指の名場面として挙げるファンも多い。 大幅に改善されたドット絵 戦闘中のポケモンのドット絵はすべて公式画および『ピカチュウ』版に準じた高品質なものに一新された。 『赤・緑・青』版は絵柄やクオリティに統一感がなく中には奇抜なドット絵も見られたが、今作は『ピカチュウ』版と同様に杉森建氏が手がけた公式画に忠実な絵柄で描かれている。 また、前作では粗かった戦闘中の主人公やポケモンの後ろ姿も今作では非常に細かく描き込まれ、前作とは比べものにならないほど綺麗になった。 カラー対応 グラフィックが進化してカラー表示に完全対応。新旧双方のポケモンに色がついた。 いずれも配色センスは秀逸であり、当時のプレイヤーにハード、ソフト両面で格段に進化したと感じさせることに成功した。 1キャラに使われている色数は4色、白(背景)と黒(輪郭)は共通のため残りわずか2色ながら、前作と異なり輪郭のはっきりしたアニメ塗りを採用することで色相の異なる2色を使うことができ、総じて非常に見やすい色合いになっている。 「キレイハナ」の色が公式画と異なる(*11)など、一部ポケモンの色合いは不自然だが、それを考慮しても全体として出来は非常に良い。 町や施設、マップ上のギミックなどにも色がついたことで、オブジェクトを判別しやすくなり、快適なプレイにもつながった。 忘れがちだが『金銀』はスーパーゲームボーイにも対応しており(*12)、ポケモンの配色はゲームボーイカラーと同等。ほとんどが同色のグラデーションだった前作と比べ圧倒的にあざやかカラーである。 新システム「タマゴ」 「タマゴ」が導入されたことにより、入手法が限られるポケモンの多くが正規の手段で入手しやすくなった。 たとえば前作で1周1匹しか入手できなかった御三家、イーブイ系、エビワラー・サワムラー、化石系などの量産がかなり容易になった。 前作でのこれらのコンプリートは他人から交換でもらう(*13)、2台持ちで片方のデータを初期化して周回プレイする、『ポケモンスタジアム2』でジムリーダーの城をクリアする、など煩雑な手順が必要だった。 1匹しかいないポケモンを交換に出すのは惜しいが、タマゴで増やせば気軽に交換できる。 初代ではサファリゾーンにしかいなかったレアポケモンやNPCとの交換限定だったポケモンも通常の野生種として出現するようになり、タマゴも発見できるため入手・量産難易度が大幅に下がった。 野生での出現率や捕獲率も、前作に比べ概ね良心的な設定となっている。また、前作におけるNPCとの交換限定ポケモンは変更不能な既定のニックネーム(*14)が付けられていたが、今作ではそれらを自分でゲットして好きな名前を付けられるようになった。 幅の広がった対戦要素 新ポケモン・新タイプ・新技に加えて、もちものの登場やパラメータへのテコ入れにより、対戦バランスは大きく変化した。 前作で一強だったエスパータイプの強さに歯止めがかかった一方で、前作でほぼ使われなかった複数の「弱タイプ」のポケモンがかなり実用的になった。 前作でゲームバランスに見放され使い物にならなかった補助技も、戦略次第ではかなり実用的になった。 たとえば、攻撃力を2段階上げるわざ「つるぎのまい」は、前作では使ってもそれで1ターンを無駄にしてしまうためむしろ倒されてしまう可能性が増し、それなら高い急所率や高火力のわざで叩いたほうが早いという、1対1での戦いの枠にはまりきった大味なバランスであった。しかし新ポケモンの「ハッサム」なら、新タイプのはがねの耐性を活かしてつるぎのまいを使った後に行動のチャンスがあり、新技の「バトンタッチ」を使えば後続のポケモンに攻撃力アップを引き継ぐことも可能…といった具合に戦略性が増した。 「複数VS複数」の視点でバトルを考えることがようやく現実的になった。 汎用性が高い前述の「めざめるパワー」や、雨を降らせて一部わざの性能を上げる「あまごい」などの天候変化技、ねむり状態で動けなくても攻撃できる「ねごと」「いびき」、上手く決めればお互いのステータスに関係なく相手を倒せる可能性のある「みちづれ」「ほろびのうた」など、前作のバランスに対する反省を活かし対戦の幅を広げるような新技が多く見られる。 どうぐを持たせられるようになったことで、「持たせると状態異常やHPを自動回復する」「低確率で先制攻撃できる」「タイプごとにわざの威力を上げる」などの効果により一発逆転できたり、意表を突く戦い方のバリエーションも格段に増え、対戦の深みが増した。 状態異常を回復する「きのみ」は一見おまけ程度の存在だが、追加効果による事故を防いだり相手の行動を1回分無駄にしたりと大きな役割を持っていた。 約1割の確率で致死ダメージもHPを1残して耐えられる「きあいのハチマキ」は、2000年の公式大会決勝でドラマを生んだことで有名。 シナリオやキャラ周り メインシナリオは前作よりも濃くなった。 ロケット団の復活や前作から続く点などメインのシナリオの冒険感はより強くなっている。 今回もキャラが立っている。ライバルは「ポケモン泥棒」というシリーズ中でも珍しい悪党だが、徐々にその本質が見えてくる。 3年の時間経過で前作のキャラクターたちがジムリーダーや四天王に出世している、キャラクターデザインも前作のイメージを引継ぎつつも成長が表現されている、など前作プレイ者へのファンサービスも豊富。 特に裏ボスに当たる「最強のポケモントレーナー」とのバトルは意表を突いた展開としてプレーヤーの間で大きな話題となり、今なお語り継がれることとなった。 BGM すべて一新されており、初代同様耳に残る名曲が多い。 しかも冒険の舞台がカントーに移ってからはきちんと戦闘・フィールド曲も前作のアレンジ曲に切り替わるという手が込んだつくりとなっている。 賛否両論点 パッケージにもなっている伝説のポケモン「ホウオウ」「ルギア」はストーリーに一切関わらず蚊帳の外で少々寂しいとする声もある。ただし伝説のポケモンはこの程度の立ち位置がちょうどよいとする声もあり、意見は分かれている。 良くも悪くもネタポケモンである「アンノーン」 条件を満たす事でアルフのいせきにアンノーンが出現するようになる。 しかし、アンノーンの種族値は決して高くなく技もめざめるパワーしか使えない。対人戦では実用性が無く、本編ストーリー内でも最後まで使おうとするのは一種の縛りプレイとなってしまう程である。 下記のようにアンノーンは姿が複数あるもののその内の2種類にしか色違いが存在しない。 最もアンノーンは存在そのもので存在感を放っており姿も26種類存在する(*15)など他のポケモンにない個性を放っている。バトルでの実用性だけがポケモンの全てではない事を示したポケモンとも言える。 3番目のジムリーダーであるアカネ(の使用するミルタンク)が強すぎる。後述の余談を参照。 問題点 セーブデータ保持用の内蔵電池の消耗が早い おそらく本作最大の問題点。 早ければ約2年、持っても3年で切れてしまう。新品在庫ですら年数が経過すれば電池は切れており、そうなるとレポートを書いても本体の電源を切るとセーブデータが保持されなくなり、事実上ゲームの続行が不可能になる。 ゲーム外の要因とはいえ商品として見れば大きな地雷的要素であり、特に発売後長くプレイし続けた人、発売後しばらく経ってから新品を購入してプレイした人にとっては本作の評価を致命的に下げうる要因となっている。 前述の通り、セーブデータ保持と時計機能を1つの電池で共用しているのが原因。セーブデータ保持のみの通常のゲームと比べると電池消費が大幅に激しくなっている。 そもそもバックアップ電池切れの問題は当時あまり認知されておらず、中古販売店では説明無しで売られているケースも少なくなかった。 『クリスタル』では、電池切れに関する注意書きが同梱された。 かつては任天堂公式サポートで電池交換サービスを行っていたが、現在では『クリスタル』を含め終了している。よって現在交換するならユーザーの自己責任となるが、半ば強引に電池を外すことになり、適切な技術や工具が無いと基板や端子が壊れ再起不能となるおそれもある。 他に時計機能を搭載したゲームボーイソフトには『ロボットポンコッツ』や『ゲームで発見!!たまごっち』といった例があるが、それらはユーザー側で簡単に電池交換が行える構造になっている。 また次回作の『ルビー・サファイア』においても内蔵電池による時計機能が存在するが、セーブが電池不要のFlashROMとなっており、問題を克服している。 今作における御三家の格差 前作でも同じ問題があったが、今作では最初にもらえるポケモンであるくさタイプの「チコリータ」が不遇となっている。 + 具体的な説明 習得できる攻撃技がくさ・ノーマルばかりで、タイプ相性で道中に有利を取れる相手が少ない。前作では(バグに近い仕様により)超高確率で急所に当てることができた「はっぱカッター」も、今作ではその仕様が撤廃され単に火力の低い技となってしまっている。ステータスは耐久面に優れているが、有用な補助技である「ねむりごな」が習得不可、「やどりぎのタネ」もタマゴ技限定で覚えにくいなど、耐久を活かした戦いもしづらい。 更に、旅の途中に何度も戦うことになるロケット団員、洞窟や海のポケモンにどくタイプ持ちが多く、ライバルに至ってはユンゲラー(フーディン)とニューラ(*16)以外の全てに不利。 ジョウト地方のジムリーダーの得意タイプはカントー組と重複しないように設定されているが、その弊害で殿堂入りまでに戦うジムリーダー・四天王・チャンピオンの計13人の中でタイプ有利を取れるポケモンが数えるほどしかいない。挙句、相性が普通なはずのゴーストジムでは主力のゴース系がくさタイプにとって不利などく複合だったり、エスパー使いのイツキやあく使いのカリンの手持ちにもくさタイプに有利な複合が多く、結果として相性で不利になる相手が半数以上を占める。 必然的に多くの戦闘を他の手持ちポケモンに頼らなければならない状況が続き、プレイスタイルによっては前作のヒトカゲよりも厳しいとの声も。 捕獲難易度が非常に高い徘徊系 徘徊系ポケモンと呼ばれるライコウ・エンテイ・スイクンの捕獲が非常に難しい。 遭遇すると1ターン目で必ず逃げるので、先制で「くろいまなざし」などを使わないと一度しかボールを投げるチャンスはない。仮に逃げるのを封じたとしても、1/4の確率で「ほえる」を使い強制的に戦闘を終了してくる。 対策は味方の回避率を上げるか相手の命中率を下げるぐらいで、先手を取れなければ対策は難しい。 これらのポケモンは「発動したわざの効果を『戦闘から逃げる』に置換している」という特殊な仕様で動いている。そのため、3体の中でも発動自体を先手で行える「でんこうせっか」を覚えているライコウの場合は、くろいまなざしを使う隙すら与えず先制で逃げることがあり少々理不尽。 これらは再戦時もHPやPP、状態異常が保存される仕様だが、「ほえる」のPPは20もあるうえ、これを使い切る頃には他のわざのPPが0に近くなり、「わるあがき(*17)」で自滅され捕獲不能になってしまう危険性も出てくる(*18)。 そして捕獲率自体も、確実に遭遇でき逃げもしない伝説のルギアやホウオウと同じで非常に低く、必然的に長期戦を強いられ相手に行動させてしまうことも多い。捕獲率100%のマスターボールという最終手段はあるが、正規手段で確実に手に入るのは1個であり対策としての意義は限定的。 一度遭遇すれば図鑑から現在地を参照できるが、こちらが移動すると相手も移動してしまう(*19)。狙って遭遇するには「マップを切り替える⇔図鑑を開き捕捉する⇒偶然合っていたら草むらへ」という地道な作業を、運が悪ければ延々と続ける必要がある。 厄介なことに「主人公が直前とその前にいた場所には移動しない」という仕様まであり、2箇所を往復するだけでは絶対に会えない。 『クリスタル』ではスイクンのみシンボルエンカウントになり、「ほえる」もレベルで覚えなくなった=バトルで使われず強制終了されなくなったので、若干楽になってはいる。 後のシリーズに登場する徘徊系ポケモンは救済措置が段階的に採られており、本作における過剰なまでの捕獲難易度は製作側も反省したようである。 ひでんわざの増加による問題 ひでんわざに「たきのぼり」(*20)「うずしお」が追加され、合わせて7つに増えた。さらにひでんわざではなくクリアに必須ではないが、一部サブダンジョンの攻略に必要なわざとして「いわくだき」が追加。 そのため、6匹しかいない手持ちが秘伝+いわくだき要員で前作にも増して圧迫されることに。 水のひでんわざだけ3つもあるが、これをすべて覚えられるポケモンは意外にも限られており(*21)、水上移動を1匹に任せるのも簡単ではない。 「たきのぼり」は「なみのり」の劣化、「うずしお」は威力が低すぎる、と戦闘における有用性も低い。 「たきのぼり」のひでんマシンは、特にヒントもなくダンジョンの中にさりげなく置かれている。場所自体は分かりやすいが、うっかり取り逃してしまうと後から探す時は苦労する。 前作では「フラッシュ」がなくても壁や階段がわずかに見えるため突破も可能だったが、本作では出入口以外が完全に真っ黒になるため、使わずに突破するのがほぼ不可能になった。 ストーリー進行に関する問題 ストーリー進行上必要となる道具「ゼニガメじょうろ」の入手方法が分かりづらい。 その入手法は、コガネジムのバッジをもらった後に、コガネシティのある民家にいる女性に話しかけるというものだが、それに気づかず何時間も探し回ったプレイヤーも多かった。 ジョウト編終盤の「こおりのぬけみち」があまりにも複雑。 チョウジタウンジムにもある「滑る氷の床」のギミックを用いたものだが、足場が用意されているジムと異なり岩にぶつかるまで止まれない。区画が広大なのもあって現在地や進行方向が把握しづらく、「詰む」プレイヤーが続出した。 あまりにも難易度が高いことから、クリスタルバージョンおよびリメイクでは難易度が下げられることとなった。 面倒甚だしいなつき進化 隠しパラメータのなつき度を上げることで進化するシステムだが、上昇率が低く進化条件を満たすまでが非常に長い。さらになつき度は一定以上に上がると上昇率が下がる仕様。 上げる手段に乏しく、こつこつ連れ歩いたり、美容師兄弟や毛づくろいによって上げたりすることができるが、果てしない道のりである。 ポケモンリーグのクリアがレベルアップも兼ねられて手軽なため、育成における注目の新要素ながら、やることは結局前作と同じ…ということにも。 タマゴに関する問題 ポケモンを増やしたり、個体値を遺伝させる人には避けられない作業で、孵化でしか手に入らないポケモンも結構多く図鑑完成のためにも必要な行程だが、本作が初ということもあってやや調整不足、説明不足な点がある。ポケモンをおじいさんとおばあさんのそれぞれに話しかけて預ける必要があるのも少し手間。 ゲームの序盤からフィーチャーされている要素だが、タマゴグループや生まれるポケモン、タマゴわざなど、規則性に関するヒントがあまりに少なく、普通にプレイしていると有効活用するのは難しい。 またタマゴは生まれるまで中身が分からないこと、「タマゴを孵化させるとトゲピーが生まれる」というイベントが個別に用意されていることなどから、システムを理解しない状態だと積極的に孵化させる行動に至らず、無意味に手持ち枠を埋めてしまいやすい。 + 調整不足な点の数々 孵化歩数が非常に多い。 数千~一万歩歩かないと孵化しない。意図して多くのタマゴを孵化させるとなるとかなりの手間になる。ユーザー側には一定段階でメッセージが変わる程度しか違いがわからず、ただの作業にしかなっていない。後発の作品ではじてんしゃが早くなったり、一部の特性に孵化速度が二倍になる仕様が導入される(*22)など徐々に改善されていったが、大部分の解決には『BW2』まで尾を引いた。 タマゴグループがノーヒント。 同じタマゴグループの♂と♀だと別種でもタマゴは発見されるが、どのポケモンがどのグループに属しているかは作中ではほぼノーヒント。 タマゴ技は条件に一致した♂のわざが♀の子に遺伝するというシステムだが、それ以前の時点で躓いてしまうことになる。 タマゴ技の仕様が不便すぎる。 こちらも作中や初期の攻略本ではノーヒント。試行錯誤ではどうにもならないパターンの多さが各系統ごとに設定されている。 タマゴ技の中には、特定のポケモンがタマゴ技で覚えたものを使ったり、ドーブルに覚えさせたものを使わないと覚えない例も存在する。特に前者は♂のポケモンが生まれないといけないため、出るまで粘る必要がある。 ポケモンによっては対戦ではほぼ必須となるわざもあるため、野生のポケモンを捕まえてそれをそのまま育成して戦わせるということができなくなったのも非常に難点。 この為、タマゴ技ではなく「レベルアップか後天的に覚えさせられる技を増やす」にしてよかったのでは?という意見もある。 タマゴの発見しやすさについて。 1.「持ち主が異なり性別が♂と♀の同種」2.「持ち主が異なり性別が♂と♀の同タマゴグループ」「持ち主が同じで性別が♂と♀の同種」3.「持ち主が同じで性別が♂と♀の同タマゴグループ」4.「タマゴみはっけんグループ(伝説系・ベイビィポケモンなど)」、その他。の四段階あり、上から順に発見しやすさが高く、三段階目だと一個発見されるだけでもそれなりに時間がかかる。なお、四段階目は絶対に発見されない。特に問題なのは持ち主が同じポケモン同士だと一段階下がる仕様。上記のタマゴグループやタマゴ技の仕様と合わせて、試行錯誤すらままならない要因になっている。 育て屋に特定の個体値が一致する個体同士を預けると「げんき いっぱいだ!」というメッセージが表示されるようになり、この場合は絶対にタマゴが見つかることがない。遺伝の関係上、親子同士を預けると必ずこのメッセージになる。イメージとしては近親交配を避けるための処理か。なお無関係な個体同士でも1/128で一致しうる。この仕様も次回作以降は改善されている。 タマゴの受け取りについて 育て屋の建物内に入り、ポケモンがいる柵内側に出てから育て屋のおじいさんに話しかけて入手と、一手間かかる。前述のタマゴの見つかりやすさを示すポケモン同士の相性も、このスペースに出てからポケモンに話しかけなければ分からず、これを調べることなく親子同士やニドリーナ、ニドクインのような事前情報なしではタマゴが発見されないイメージが沸きづらいポケモンのタマゴを手に入れようとすると意味もなく走り続ける事になる。これらの仕様も次作以降は改善されている。 バッジが足りないと、レベルの高すぎる「親が自分以外のポケモン」が言うことを聞かなくなる これ自体はポケモン本編シリーズの伝統のようなものであり、レベルの高いポケモンを通信交換で連れてきて楽してゲームを進めるのをある程度抑える役割があるので本来は問題点とは言えない。しかし、この仕様はキキョウシティでマダツボミとの交換で手に入れられるイワーク(ブルブル)にも適用されてしまう。 バッジを一つも持っていない状態で親が自分以外のポケモンが言うことを聞くレベルの上限は10であり、インセクトバッジの入手で上限が30まで上がる。しかし、バッジ所持者のツクシのポケモンの最高レベルが16なので、普通にイワーク(ブルブル)を育てれば言うことを聞くレベルを超えてしまう。 カントー地方の問題点 突入後しばらくはジョウト地方に戻れない。 いくらかイベントをこなしてリニアを開通させるまで、ジョウト地方に戻るには「そらをとぶでセキエイ高原に行き、そこからさらに歩いて戻る」か「特定の曜日にしか出航しないアクア号に乗る」のどちらかしかなく、戻りたい時にパパッと戻れないのは面倒(*23)。 容量の都合からか一部マップが変更されており、サファリゾーンが閉鎖、グレンじまが荒廃しているなどオミットされた名所もある。 クリア後に行ける場所にしては野生ポケモンのレベルが低めに設定されている所が多い。 1番道路でLv2~6のポケモンが出現する、といったように初代と大体同じレベル。釣りを除くと高くても30前後と即戦力となるポケモンが一切出現しないので、捕まえてもまずはボックス行き、となりがち。 この点はリメイクの『HGSS』でもそのままになっているが、同様の場所がある『BW2』では改善されている(*24)。 使い道に乏しいガンテツボール 特殊な性能のガンテツボールだが、使い勝手に難がある。 まず入手にはガンテツに「ぼんぐり」を渡して1日待たなければならない。無料とはいえ入手の手間と消耗品であることを踏まえると1日1個は明らかに釣り合っていない。 そうして手に入れたところで効果が微妙だったり、バグや設定ミスにより正常に機能していないものも多く、一部以外はまるで実用性がない。 + ガンテツボールの詳細 ムーンボール 「つきのいしで進化するポケモンに有効」という効果のはずが、設定ミスにより「やけどなおしで進化するポケモンに有効」となってしまっている。もちろんそのようなポケモンはいないため、効果が一切機能しておらず、モンスターボールと全く同じ性能となってしまっている。もっとも、効果が有効でも対象は4種(*25)しかいないが。 ラブラブボール 「異性のポケモンに有効」とあるが、実際は「自分のポケモンと同種かつ同性のポケモン」が捕まえやすくなっており、設定ミスで内容が真逆になっている。設定ミスがなかったとしても、同種のポケモンを用意する必要があるため実用性はいまひとつ。同種でなければいけない事は各種攻略本だけでなく、リメイクされたHGSSのゲーム内でも言及されていない。 性別不明のポケモンに対してはモンスターボールと同等である効果は想定通りに動作している。 スピードボール 「逃げやすいポケモンに有効」なはずだが、設定ミスにより「低確率で逃げるポケモン」であるコイル・ベトベター・モンジャラの3匹にしか効果がない。結果としてライコウ・エンテイ・スイクンに対しては無力であり、モンスターボールを投げているのと変わらない。このせいでライコウ・エンテイ・スイクンを捕まえられず、涙を飲んだプレイヤーも多いだろう。 フレンドボール 捕まえたポケモンのなつき度が非常に高い状態になるボール。なつき度が進化条件になっているポケモンに特に有効なのだが、該当する野生ポケモンがズバット・ゴルバットとラッキーしかいない。 ヘビーボール 他と違い加算方式で捕獲補正を上げるボールで、重いポケモン(204.8kg以上)に有効だが、その対象はごく限られ、さらにハイパーボール以上の効果を発揮するのはカビゴンとルギアのみ。これら2体に対してはかなり有効だが、体重が一定以下だと逆に捕獲率が下がるデメリットも相まって、その他多くのポケモンにはモンスターボールよりも低い性能になる。 ルアーボール 釣りで出現したポケモンが捕まえやすくなるボール。釣りでしか出現しないポケモンは結構いるため、レベルボールに次いで出番がある。 レベルボール 「相手のレベルが自分のポケモンよりも低いほど捕まえやすい」という汎用的な効果。レベル100のポケモンが手持ちにいれば、常にハイパーボール以上の高い性能を発揮する。 最終的に作製するのはこれだけになりがちであり、半ば個性を活かせていない様態となってしまっている。 まだまだ粗めな対戦バランス 全体的にとくこう低め・とくぼう高めの調整、ぼうぎょ・とくぼうに努力値を限界まで振れること、すばやさの値の役割変化による火力低下、ねむる→ねごとコンボ、ひかりのこな+かげぶんしんコンボなど、耐久型が有利になるような調整が多かった。特に耐久寄りのステータスに加え、回復技や壁貼りで並大抵の攻撃が通らなくなったスイクンやブラッキーなどは相当厄介だった。その一方で、専用アイテムで圧倒的な火力を発揮するガラガラや、場に出た瞬間に永続的なこんらん状態になる代わりにこうげきが2段階上がる「はかいのいでんし」(*26)など、攻撃面でのバランスもまだまだ煮詰まっていなかった。 耐久型の対策自体はある程度選択肢もある(*27)ため比較的容易にできたものの、忘れてしまえば数十ターンを余裕で超える泥仕合になることも少なくなかった。 多くのタイプの性能が大幅に改善された一方で、新タイプを筆頭に対戦での扱いが悪いタイプもちらほら散見された。 新タイプのあくはこうげきが高いポケモンが多いが、あく技はとくこうでダメージを計算するため、全体的に威力不足気味。例外はヘルガーくらい。 その割に攻撃技は肉弾戦のわざしかない。「RS」では攻撃技が全て接触技になっており、仕様が変更された「DP」で既存の攻撃技は全て物理技に変更されて、この時の特殊技は新規追加の「あくのはどう」だけになっている。 初代では「かみつく」はノーマルタイプの物理技であり、「かみつく」を覚えるポケモンはその大半が「こうげき」が高い傾向にあった。しかし「かみつく」の技タイプそのものが「あく」に変わった本作においてはミスマッチを起こしている事もある。代表的なのは、本作で「とくこう」を大幅に下げられたギャラドス。 前作で不遇だったむしタイプに追加された攻撃技が、使い勝手の悪いれんぞくぎりとヘラクロスの専用技メガホーンだけ(*28)。そのため、ヘラクロス以外の攻撃面は総じて微妙で、他に使えるのはわざや耐久面で特徴的なハッサム・フォレトス・ツボツボくらいと、おざなりな調整になっている。 そのヘラクロスもかくとうタイプを複合しているため、対エスパー戦では不利。あくタイプに対してもヤミカラスやヘルガーといったむしタイプに有利な属性を複合している者も多いため、前作に引き続き役割を持たせることが難しかった。 それでも、当時の対戦環境には根強い愛好者が存在することから分かるように、前作に比べれば一定のバランスは確保されてはいると言える。詳細は余談の項目を参照。 新ポケモンの活躍がやや地味 100匹ものポケモンが追加されたが、扱いは全体的に地味だった。 最初の道路には新ポケモンのオタチとホーホーが出現するが、同じ場所に似た性能を持つ前作のコラッタとポッポも出現する。その先で出現する虫ポケモンもまた然り。 その一方で、カントー地方やラストダンジョンなどクリア後の最終盤にしか出現しない新種もいる。シナリオクリアに使えないため存在感が希薄(*29)。 大量発生時に限って出現率が上がる一部のポケモン(マリル・ブルー・ヤンヤンマ)の平常時の出現率が1%と低すぎて遭遇しにくい。 しかも、大量発生を確かめる手段が「ポケギアで特定のトレーナーを登録し、連絡を待つ」しかなく、条件を満たさないと気づきにくいのも難点。 様々なタイプのポケモンが追加されたが、ドラゴンタイプはキングドラ、ゴーストタイプはムウマの各1種類のみ。目玉のあくタイプもシナリオクリア前に入手可能なのは野生出現のない「ブラッキー」のみで、ほかはカントー地方でしか入手できない。 ジムリーダー8人のうち新種のポケモンを使うのは半分の4人。 その4人も切り札以外は前作のポケモンを使うので、扱いは十分とは言い難い。 ゴーストタイプ使いのジムもあるのにムウマはそこに一切登場しない(裏ダンジョンのシロガネやまに生息するのみ)などかなり残念な扱い。 四天王の一人、あくタイプ使いのカリンに関しても、ブラッキー・ヤミカラス・ヘルガー以外は「ワルっぽい」だけのあくタイプではないポケモンを使ってくる。 ドラゴン使いのワタルも強さ的には前作よりバリエーション豊かになった分マシとはいえ、やはり「それっぽい」ドラゴンタイプでないポケモンを3体出してくる。しかも全員ひこうタイプである為、事実上最初のジムリーダーとタイプが被る。 ちなみにキングドラは出してこない。あるジムリーダーの切り札なので仕方ない面もあるが。 前作ファンには馴染みやすく、またゲーム全般にわたって新旧ポケモンが混在していることから「今作の舞台が前作のカントー地方から地続きである」という雰囲気作りには一役買っている、と言えなくもない。 前作『赤 緑 青 ピカチュウ』がないと不可能・困難な要素 ポケモン図鑑を完成させるためには『金・銀』両方に加えて、前作のいずれか1つが必須。 本作単体ではカントー御三家・化石(*30)・伝説の三鳥・ミュウツーらを入手不可能なため、図鑑完成も不可能になる。もっとも、前作の時点でも通信交換なしではコンプリート不可能だったうえ、どちらも図鑑を完成させてもとある場所で表彰されるだけで、「マニア向けのやりこみ要素」というレベルではある。 本作では進化の石の入手手段が少なく、石で進化するポケモンをシナリオで使うのが困難になっている。 特に入手が困難なのはほのお・みず・リーフ・かみなりの4種。ふしぎなおくりもの(低確率)かクリア後のイベント(確実に入手できるが個数限定)に入手が限られている。 前作ではこれら4種は普通に販売されている(*31)ため、タイムカプセルを使えば石進化ポケモンの「入手」は容易なのだが…。 この点は『クリスタル』では多少改善された。 追加されたポケモンの中で、4種の石で進化するポケモンは存在しないため、前作を使えば図鑑完成には支障がないのが幸いか。 つきのいしは終盤のダンジョンで確実に入手できる(時間をかければ何度も可能)ほか、クリア後にも入手機会はある。また、たいようのいしは虫取り大会1位の景品。面倒だが、他の4種類に比べれば量産できるだけマシと言える。 「でんきだま」「まがったスプーン」など、前作を使わないと入手できないアイテムも存在する。 「でんきだま」「まがったスプーン」はそれぞれ『ピカチュウ』版で最初にもらうピカチュウ、野生のユンゲラーだけが持っている。前者はピカチュウのとくこうを2倍と現在と変わらず限定的な効果。後者はエスパータイプの技のダメージを1.1倍するものだが、他タイプに対応した同種のアイテムが今作だけで入手できるのに対し、これ以外の入手手段が存在しない。 特に「きのはこ」「きりのはこ」は『ポケスタ2』で入手できるポケモンしか持っていない。しかし、使用する(開ける)事で手に入るのはもようがえグッズである上に、中身が「ぎんのトロフィー」「きんのトロフィー」であることからもわかるように、そもそも同作をクリアしたことへの褒章である。以後の作品でも同様のアイテムをバトル施設の連勝記録達成で貰えるが、他作品で達成した事で手に入るのは珍しい。 命中率・威力共に安定している「10まんボルト」「れいとうビーム」のわざマシンが削除されたため、それらのわざを覚えさせるためには前作に通信交換で送る必要がある。当然新ポケモンには覚えさせられない(*32)。 『クリスタル』では多少改善されたが、取得のためには強運または多額の金銭が必要となるのが難点。 「タイムカプセル」の問題点 前作と通信するタイムカプセルを利用する際、『金銀』からの新ポケモン、または新技を覚えたポケモンが手持ちにいると入場を断られる。 前作に無いデータを弾くこと自体は当然の処理なのだが、問題は「新しいわざ」であるか否かをゲーム内で直接確認する手段が無いこと。ポケモンについては図鑑番号で確認できるのだが…。 具体的にどのわざが原因で引っかかったのかは教えてくれるが一度に1つのみである。手持ちポケモンたちが新しいわざを複数覚えている場合、「指摘させたわざを忘れさせる→話しかける」を何度も繰り返す必要がある。 前作をやりこんでいてわざの種類を暗記しているようなプレイヤーなら気にならないが、前作未経験者の場合は判別しようがなく非常に手間取る可能性がある。 一番問題なのが前述のレアになってしまった「ほのお・みず・リーフ・かみなり」のいずれかの進化の石で進化するポケモンたち。進化の石で進化するポケモンは基本仕様として「進化後はレベルアップでわざを覚えなくなる」というものがあるため、今作で新技を覚えるようになった石進化ポケモンは「今作では石がレアになったので進化させにくい」、「だが新技を覚えてしまうと石が店売りの旧作に戻せない」、「旧作で進化させてしまうと新技を覚えられない(忘れさせたわざを思い出させることもできない)」ということになり、確実に入手できる個数限定品を使った後は進化と新技のどちらかを諦めるか、ふしぎなおくりものの低確率入手にかけるかのいずれしかない。 この為か『DP』から『ピカブイ』までは一律で「一度次の世代へ連れていくともう戻せなくなる」という措置が取られた。その後『Pokemon HOME』にてソフト毎に技を別途管理する機能が実装され、プレイヤーが新技を確認する必要は無くなり、『剣盾』以降のソフトでは共通して登場するポケモンであれば相互移動が可能になった(*33)。 「ふしぎなおくりもの」の問題点 受け取ったものがどうぐである場合、ゲームを起動してポケモンセンターにいる配達員から受け取るまで次の通信ができなくなる。 1日5回までの制限があるので、せめて5個分まではストックしてくれても良かったのではないか。 なお『ポケスタ金銀』でも研究所でどうぐを受け取る機能があるのだが、その機能を利用できるのは「ポケモンセンターでレポートしている場合」のみなので結局受け取る手間は変わっていない。 先行した類似システムである『ポケモンカードGB』の「カードポン」と比べると特に不便さが目立つ。 全ての状態異常を治す「きせきのみ(*34)」、急所に当たる確率を上げる「ピントレンズ」といった、対戦で重要なポケモンのもちものの入手手段がこれに限定されている。 『ポケットピカチュウカラー』があれば、「きせきのみ」は確実に入手可能。「ピントレンズ」は運に頼るしかない。 入手アイテムには4段階の希少価値が設定されているが、出現確率は最も出やすいものに極端に偏っている。 部屋に飾る家具のほとんどはこの方法でしか手に入らない。家具は通信交換もできないのでコンプリートが非常に困難である。 ただし、これらは鑑賞以外に用途の無い純粋なコレクターアイテムである。 プレイヤーのIDによって相手に送られるアイテムが決まるという非公開の仕様がある。そのため、同じ相手とだけ通信しても絶対に出ないアイテムが存在する。 ライバルについて 本作のライバルは、他のシリーズ作品の幼なじみやお隣さんなど主人公と関係のある人物ではなく、たまたまワカバタウンで出会っただけの他人。 おまけにウツギ研究所やタンバシティのコレクターからポケモンを強奪し、主人公と遭遇した際は主人公や他のトレーナーを「弱い」とこき下ろし、主人公との対戦に負けたら手持ちのポケモンに責任転嫁する(*35)など、ライバルというよりほぼ悪役であり、プレイヤーの心証をどちらかと言えば悪くする。 ただし「負けた時の手持ちを見捨てて次の対戦時には全く別のポケモンを使う」といった冷酷な展開は一切無く(*36)、一度手持ちに入れたポケモンは一体も欠かさずに最終段階まで進化させている。手持ちの中にはなつき状態や通信交換など進化に一手間かかるポケモンもいることから「ツンデレ」と呼ばれることも。 ロケット団をひどく嫌っている描写があるもののその背景などは一切明かされず、何戦か交えた後に改心する様子は見られるが、ポケモンを盗んだことについては特に反省の弁もないなど、描写不足も目立つ。人によっては感情移入がしづらいライバルとなってしまっている。 リメイクでは、ロケット団ボスのサカキの息子であることが明かされたり、ポケモンを盗んだことを博士に謝るなど、この点に関しては改善されていると言える。 レベリング手段に乏しい 殿堂入り後は手持ちのレベルが40以上のトレーナーがほとんど登場しないため、パーティーのレベルが上がりにくい。 四天王、チャンピオンの面目を保つためか、アンズ以外のカントー地方のジムリーダーが四天王と同等で、総合レベルがチャンピオン以上なのは裏ボスとグリーンのみ。 そのため、バッジをすべて集めてもまだ覚えていないレベル技があることもザラ。 ジムをすべて制覇した後は、裏ボスを倒そうと思うとポケモンリーグ(とトレーナーハウス)を巡る作業ゲーと化す。 問題点の一部はリメイク版で改善されることとなった。 総評 1作目の問題点を上手く調整し、さらに様々な追加要素を加えた本作。 それらのほとんどは後作でも引き継がれ、改良されており、シリーズのシステムを大きく進歩させた作品。 またポケモンの世代刷新の際はこの作品に倣い、基本的なシナリオ展開や対戦システムはそのままに、新ポケモンの追加やバランスの調整をメインに行っており、シリーズの方向性を決定づけたと言ってもよい。 さらに前作との互換性もあって、製作側の意気込みが強く感じられる。長らく発売延期をした作品だが、それに見合った内容と言える。 本作はシリーズものの続編として、一つのお手本と言えるだろう。 余談 永きに渡る発売延期の顛末 当初は1997年末頃に発売予定とされていたが、開発が難航して発売が遅れ続けたことでも有名。 『赤・緑』発売直後の1996年春から製作は始められており、当初は『ポケットモンスター2』として発表された。 発表以降、キャラクターデザインや画面写真も相次いで公開され、1997年夏の任天堂スペースワールドでは来場者が実際にプレイ可能な体験版が展示されるなど、一見すると開発は順調であるかのように思われた。 当時公開された画像や体験版では、製品版と比べ地形などのデザインが大幅に異なっている(自転車の代わりにスケボーで移動など)。体験版に登場したポケモンもデザインや名前が変更されていたり、中には製品版からは跡形も無く消えてしまった例も存在する。 しかし、その後は長らく続報が途絶えていた。1998年には『ピカチュウ』バージョンや、『ポケモンスタジアム』などのスピンオフ作が発売されたものの、肝心の本作は、発売年の1999年に入るまで具体的な情報がほとんど公開されない状態が続いた。 1997年4月1日に放送されたアニメ第1話には金版のパッケージ伝説であるホウオウが、1999年公開の劇場版2作目には銀版パッケージのルギアが登場した。ルギアは元は映画のために作られたポケモンであり、開発が遅れたことによりホウオウと対になるポケモンとしてパッケージを飾れたようである(参考リンク)。 本作においては結果的にそうなった形であるが、以降の作品においてはアニメや映画などのメディアミックスにより、発売前の新作に登場するポケモンを華々しくデビューさせるのが定番となった。 熱心な対戦環境の研究 本作の対戦環境は前作に比べてかなり洗練され、システムはその後の作品にかなり近くなっているため、現在でもコアなファンによって研究が続けられている。 第三世代以降と違い、努力値の総量に上限が無いために全ての能力値に振れる。アタッカーであっても高いHP・ぼうぎょ・とくぼうを持つために、全体的に耐久が高めになっている。そのため相手の攻撃をいなし続けるという「役割理論」が生まれて極端な耐久思考になったり、そこから相手をいかにして崩すかを考えてのパーティ構築にシフトするなど、本作ならではの味がある。 禁止伝説を除けばカビゴンが頭一つ抜けた強さだが、そのカビゴンには「すばやさがとても低い」という大きな欠点があるので対処手段の幅が広い。 極めれば「どのパーティにも確実に勝てるパーティは存在しない」「貧弱なポケモンでも立ち回り次第で格上のポケモンに有利を取れる」といった点から、「歴代最高の対戦バランス」と評価するプレイヤーも存在する。 役割理論を壊しかねないとして「一撃必殺技」「カビゴンの"はらだいこ"」など、一部のわざに否定的な風潮がかつて存在した。現在では風潮自体は廃れたものの、一撃必殺技に関しては未だにローカルルールで禁止されることが多い。もちろん当時行われた公式大会のレギュレーションでは問題なく使用可能だった(実際に決勝進出者でも使用実績がある)ため賛否はある。 不具合など 内蔵電池の問題点で挙げた通り、現在市場に流通しているソフトの中でレポート可能なものは中古新品問わずほぼないと思われる。 現在は後述するニンテンドー3DSのVC版で電池切れの心配なしに遊べるものの、どうしてもソフトを使って本作をプレイしたい場合は、セーブなしでプレイするか、自力で電池を交換してみるのも手。 使用されている電池はCR2025。100円ショップなどで簡単に手に入るが、基本的なハンダの技術や専用ドライバー(ものにもよるがドライバー以外の物でも可)を要する。電池には直接ハンダせず、接点をテープなどで止める程度にしておいたほうが無難。 前作ほどではないが、今作にもバグが存在する。致命的なものを除き基本的にバグが修正されないVC版でも実行可能。 虫取り大会である手順を踏むと預けたポケモンを増殖させたり、通常では覚えられないわざを覚えたポケモンがゲットできるバグが存在する。これを応用すると色違いのポケモンやなみのりを覚えたピカチュウなども手軽に入手可能。 厳密にはバグではなくセーブデータの書き込み処理の問題だが、ボックス内のポケモンを移動する際のセーブ中に特定のタイミングで電源を切ると、移動前と移動先両方に同じポケモンが存在し、無限にポケモンやアイテムを増殖できてしまう。こちらはクリスタル版で修正された……かと思いきや、タイミングがシビアになっただけで可能なままである。 幻のポケモン「セレビィ」 前作のミュウ同様に、本作にもセレビィという幻のポケモンが存在。 ゲーム単体で入手する方法は存在しないものの、出現方法についての噂はインターネットや口コミなど様々な形で全国に伝わっていった。 特に有名なのは「ホウオウに金の葉っぱ、ルギアに銀の葉っぱを持たせて育て屋に預けると、ある場所でセレビィが出現する」という噂か。この噂は公式攻略本のスタッフインタビューでも話題にされている。 前作のミュウ同様にイベント会場でプレゼントされたほか、『クリスタル』においてシリーズ初のオンライン配布が行われた。 アカネのミルタンク 3番目のジムリーダー・ノーマルタイプ使いのアカネのミルタンクの強さは今でも語り草となっている。 Lvは20と高めで、ステータスも未進化ポケモンゆえに全体的に高い。わざも外れるまで威力を上げながら連続攻撃をする「ころがる」やHPを半分ほど回復する「ミルクのみ」、性別が逆のポケモン(ミルタンクはメス固定なのでオス)をたまに行動不能にする「メロメロ」など強力なものが揃っており、壁ボスとして多くのプレイヤーを恐怖させた。 御三家のみに経験値を振ってレベル差(*37)を付けずに、多くのポケモンにバランスよく経験値を振ったパーティの場合、力押しでは相当手ごわい相手だが、命中率低下技か回避率上昇技を使ったり状態異常技をかけたりすればそれほど怖くない。 近くでNPCとの交換で入手できる「きんにく」と名付けられたワンリキーはメスでメロメロ無効・かくとうタイプでミルタンクの弱点を突けるので、それを使う方法もあるが、入手時点でのレベルが低いためレベルを上げておく必要がある。 リメイク版ではレベルが上昇傾向にある切り札級のポケモンの中で唯一レベルが下がっている。VC配信発表時のダイレクトや公式Twitterでも本作のこのシーンが公開されるなど、製作側もミルタンクの強さは認識していた様子。 その他 本作の四天王の一人であるカリンの発言「つよい ポケモン よわい ポケモン そんなの ひとの かって ほんとうに つよい トレーナーなら すきな ポケモンで かてるように がんばるべき」は有名で、しばしば名台詞として取り上げられる。 ポケモンに登場する優れたトレーナーによくある「ポケモンに対する自らの信念を語る場面」なのだが、一方で「強いポケモンを選んで使うプレイヤーへの批判」と曲解されることもあり、しばしば論争のタネになりやすい。 焼けた塔では戦闘後にグラフィックがモノクロになるトレーナーが存在する。 「燃え尽きた」という戦闘後のセリフと連動した、カラーならではの遊び心だと思われる。 クリスタル版では登場せず、リメイク版では再登場するが真っ白になる演出は無くなった。 ニドラン♀はタマゴを発見できるが、進化してニドリーナ・ニドクインになるとタマゴを発見できなくなる。 初代の公式攻略本『ポケットモンスター図鑑』にある「進化して子供を守る為の戦闘能力を得た代わりに生殖機能を失った」という設定に基づく仕様と言えるが、ゲーム中の図鑑説明では現在に至るまでこのことについて記載されていない。ニドクインの母性的なデザインとのギャップもあり、この設定を知らないプレイヤーが混乱する原因になっている。 本作の新要素であるタマゴわざは♂しか存在しないポケモンや性別不明のポケモンには基本的に設定されていないが、本作の時点でヒトデマンやバルキーのような例外が存在している。 バルキーのタマゴわざはいずれも進化後の3匹が覚えるもので、それを別の進化先に覚えさせるための設定と思われる。 一方のヒトデマンは遺伝の方法が存在せず、クリスタルバージョンで削除された。 このような遺伝の方法がなく、後の作品で削除されたタマゴわざは以降の作品でもいくつか見られる。 「遺伝経路が存在しない」という点は後の『SV』で「ものまねハーブ」が登場したことで「その技を覚えるポケモン自体が入手不可能」という場合(*38)を除いて全て解消された。 本作で登場した御三家だが、実は種族値の数値が前作の御三家から流用されている。 メガニウムはフシギバナからぼうぎょととくこうを入れ替えた数値になっており、オーダイルはカメックスからHPととくこう、こうげきととくぼうを入れ替えた数値になっている。バクフーンに至ってはリザードンと全く一緒である。 ちなみに、本作のパッケージポケモンであるルギアとホウオウもミュウツーから種族値の数値を流用している。 このような種族値の数値シャッフルは他のポケモンでも見られるが、それらは対の関係であるなどの繋がりがある場合がほとんどであり、特に繋がりのないポケモン同士で種族値がシャッフルされているのは非常に珍しい例と言える。 『金・銀・クリスタル』発売後の展開 『金銀』発売から1年後の2000年12月14日、大画面でプレイできる対戦ツールとして『ポケモンスタジアム金銀』が発売された(『クリスタル』との同時発売)。 『ポケモンスタジアム2』同様ただの対戦ツールの枠では収まりきらないハイクオリティな作品として有名である。また、今作のゲームバランスやシステムの改善も若干行われている。 『銀』『クリスタル』でホウオウに「せいなるほのお」、『金』『クリスタル』でルギアに「エアロブラスト」を覚えさせるには本作が必須。これはレベルの影響で該当技を忘れており、わざおもいだしが存在しないため。 2009年9月12日には、本作のリメイク『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』がニンテンドーDSで発売された。『クリスタル』の要素も追加されている。 ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールとして、2017年9月22日に『金・銀』、2018年1月26日に『クリスタル』が配信開始。 初代VCと同様にパッケージのダウンロード特別版も発売。当時のものを再現したパッケージでマグネット・説明書風シールが付属しているのは同じで、本作で登場した100匹のポケモンと当時の相性表(*39)が描かれたポスターが付属している。 『金・銀』VC間の通信や初代VCとのタイムカプセルによる通信交換もちゃんと再現されている。VC間の「ふしぎなおくりもの」にももちろん対応(GBC⇔VCは不可能)。初代VC同様『ポケムーバー』にも対応。 時計機能も3DS本体の時計を基準に進行するので、内蔵電池の問題も解消されている。3DS本体の時間を変更すると本作の時間もそれに合わせて変動する(元々想定外だったためか時間変更のペナルティは存在しない。ただし現在の日時から戻した場合は反映されない)。 ポケットプリンタの機能は使用できない(*40)ほか、メールを持たせたポケモンを通信交換に出そうとすると個人情報や不快な発言などに関する注意書きが画面下部に表示されるといった仕様変更・追加もある。 戦闘アニメーション時にHPゲージが消えず、さらにポケモンの動きと連動して動く(例えば「はねる」を使うと上下に激しく動く)という不可解な変更点がある。『クリスタル』ではオリジナル版と同じ表示。 「ポケモンの持ち主の名前が特定の条件を満たしている状態でタイムカプセルを利用した場合、持ち主の名前が内部で強制的に書き換えられる」という、オリジナル版には存在しなかった不具合が確認されている。書き換えられた場合は元のソフトに戻してもニックネームが変更できなくなるが、獲得経験値や言うことを聞いてくれるかどうかには影響しない。 前作側のトレーナー名が4文字以下の場合、交換時に持ち主の名前の終端部分が強制的に書き換えられる。5文字の名前にするか、残りの文字を全て空白で埋めた場合は問題ない。厄介なのが『ピカチュウ』版で最初に貰えるピカチュウにこの症状が起こった場合で、通常のピカチュウと同じ扱いになり後ろを付いて来なくなってしまう。 本作側のトレーナー名をデフォルト名の一覧(ゴールド、シルバーなど)から選択した場合、こちらも初代に送った際に内部で書き換えられる。自分でデフォルト名と同じ名前を入力した場合は問題ない。こちらは『クリスタル』で修正された。 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の『DX』『SP』にピチューがファイターとして参戦している。 チコリータ、ルギア、セレビィなどはアイテムのモンスターボールから登場する。 余談(クリスタル) 当初は『ポケットモンスターX』という仮題で発表された。 後の『ポケットモンスター X・Y』とは無関係である。 初代およびそのリメイクを除けば、いわゆる「禁止伝説」以外がパッケージを飾っている唯一の例である。 ライオンの洗剤「ブルーダイヤ」の有名なキャンペーンにかけて「金銀と来たら、もう一つはクリスタルじゃなくてパールじゃないの?」という小ネタが発売当時からあったが、約6年後に本当にパールパージョンも発売された。 当時のゲーム雑誌「Nintendoスタジアム」(現在は廃刊)において、女性主人公追加ということもあって発売前に女性プレイヤーへのインタビューが行われている。 そのプレイヤーは主人公の着せ替え機能を要望していた。主人公の着せ替え機能の導入は、『クリスタル』発売後の約13年後、『XY』まで待つこととなる。
https://w.atwiki.jp/lsyap/pages/23.html
「ダイヤモンド」 2000年 9/20on sale 1,050yen 1.ダイヤモンド BUMP OF CHICKENのメジャーデビュー曲 アルバムjupiterに収録されている。 この曲良すぎます。励ましになります。 2.ラフ・メイカー このCDでどっちをメインにするか迷った曲。 アルバムpresent from youに収録されている。 隠しトラック オゴマメ 巨大ソドップの唄と呼ばれている。
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/2267.html
マルコ・ポーロ『東方見聞録』では、ダイヤモンドの産出地としてインドのムトフィリ王国を紹介しており、 「この世界には、ムトフィリ王国以外にダイヤモンドを産する土地はない」と記述している。 また、その採取方法についても記述がある →谷底の宝石を鳥に持ち出させる 参考文献 『マルコ・ポーロ 東方見聞録』 マルコ・ポーロ 東方見聞録
https://w.atwiki.jp/raisyo/pages/268.html
ポケットモンスター ホワイト/コード
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/10328.html
今日 - 合計 - ポケットモンスター リーフグリーンの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 19時09分03秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/pokemonrta/pages/32.html
ポケモンストーリーRTA並走部 ニコニコミュニティ 2024年8月5日にニコニコミュニティのサービスが終了したことにより、ポケモンストーリーRTA並走部のページは閲覧できなくなっています。 情報交換や並走の募集はDiscordサーバー等をご活用ください。 以下は、当時の文章を残したものです。 ポケモンストーリーRTA並走部 ポケモンストーリーRTA並走部とは ポケモンストーリーRTA並走部とは、第3回駅伝をきっかけに「ポケモンRTA並走のミラーができる場所が欲しいよね」「人口増やすためにもいいんじゃない?」という声があり、並走を楽しむ会という意を込めて発足した部。 現在の部員数はほんの一握りであり、部としての活動はほとんど行っていないが、情報交換等を中心に部員との交流を行い、今後の活動としては定期的に座談会等の開催を行っていく予定。 「大会運営等で人手が足りない」「オフ並走の会場が遠い!」「時間が合わない!」などの声をもらった時、気軽に相談・実況のできるグループチャットも存在するらしい。加入方法は並走部部員に走れる作品を言えば誰でも加入が可能という噂が極一部で広まっている。 活動履歴 2014/09/07 アイリス生誕祭ポケットモンスター信号機RTA 2014/11/01 第1回ポケットモンスター並走部座談会 2014/11/16 ORAS発売記念RS大型並走会ミラー 2014/11/19 BW2並走ミラー 2014/12/21 フルマラソン企画 BW2 ORAS区間ミラー 2014/12/21 初代RTAミラー 2015/2/11 ORAS並走ミラー 2015/2/16 FRLG並走ミラー 2015/2/22 FRLG並走ミラー 2015/3/01 HGSS並走ミラー 2015/4/26 初代4倍速3周VS等速1周RTA並走対決 ミラー 2015/5/10 RS並走ミラー 2015/6/07 HGSS並走ミラー 2015/6/27 初代並走ミラー 2015/8/09 第4回ストーリーRTA駅伝本部ミラー 2015/9/28 初代並走ミラー 2015/11/19 FRLGRTA並走ミラー 2015/11/21 ORAS発売1周年記念並走 2016/1/2 ポケモンサファイアRTA新春大並走 2016/1/10 新春初代ポケモン大並走会!ミラー 2016/1/11 ポケモンサファイアRTAノーセーブ並走会 2016/1/22~23 ポケモンRTA七番勝負ミラー 2016/2/27 第2回ポケットモンスター並走部座談会 2016/2/28 XY並走ミラー 2016/4/17 FRLG並走ミラー 2016/5/3 FRLGお使いRTA 2016/5/5 初代並走ミラー 2016/5/15 異種並走ミラー 2016/5/15 大型異種並走初代ミラー 2016/5/22 初代、FRLG異種並走ミラー 2016/6/12 XY並走ミラー 2016/7/25 初代並走ミラー 2016/8/9 RS、ORAS異種並走ミラー 2016/9/28 XY並走ミラー 2016/12/29 XY並走ミラー
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/5543.html
ポケットモンスター 赤・緑 とは、【ゲームボーイ】用のゲーム。 また、このページでは ポケットモンスター 青 も合わせて記述する。 概要 ストーリー ゲームシステム 基本的な設計 後の世代には無い仕様 後の世代にもある(当世代で確立された)仕様 キャラクター 主要キャラクター 住民たち 【ジムリーダー】 【四天王】 【ポケモントレーナー】 アイテム かいふく えいようドリンク せんとうよう どうぐ ボール たいせつなもの わざマシン・ひでんマシン 地名 BGM バグ 攻略情報 関連作品 マイナーチェンジ ポケットモンスター 青 【ポケットモンスター ピカチュウ】 移植・リメイク 余談 コメント 概要 ポケットモンスター 赤・緑 他言語 Pokémon Red and Blue (英語) ふりがな ぽけっともんすたー あか みどり ハード 【ゲームボーイ】 メディア 4Mbitロムカセット ジャンル RPG 発売元 任天堂 開発元 任天堂ゲームフリーククリーチャーズ プロデューサー 宮本茂川口孝司石原恒和 ディレクター 田尻智 プレイ人数 1~2人 発売日 1996/02/27 (日本) 値段 GB 3,900円3DS 1,222円 レーティング CERO A(全年齢対象) 対応機能 通信ケーブル【スーパーゲームボーイ】 シリーズ ポケットモンスターシリーズ 移植・リメイク GBA 【ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン】3DS バーチャルコンソール 日本販売数 822万本(2バージョン合計) 世界販売数 3137万本(『青』を含む3バージョン合計) 【ゲームボーイ】で発売したRPG。ポケットモンスターシリーズの1作目。 不思議な生き物【ポケモン】を捕まえて育てて戦わせ、世界を冒険する。 昆虫採集をヒントにしてゲーム化した作品であり、「集める」「育てる」「戦わせる」の3本軸は今後のRPGどころか日本のゲーム業界に大きな影響を与え、本作が存在しなければ今のゲーム業界の形にはなり得なかったと言えるほど影響は大きい。 交換を促せるために複数バージョンで発売された点も特徴的。 RPG部分は自己流の【MOTHER】という形で制作されており、フィールドマップが存在しない(移動用の全体マップ・ワールドマップと町の中のマップの区別が無い)現代風RPGである点は共通している。 上記のため、現在どこにいるかの「内部的な」切り替えは通常の移動中に発生し、わかりやすい例では町の領域の内外を通過すればBGMが切り替わる。この時キャラクターパターンの切り替えも行われるため、町の人を町の領域のギリギリに誘導してから町の外に出ると他のキャラクターに切り替わる事もある。このような挙動も『MOTHER』と同様であり、システム面も参考になっていると考えられる。 初動こそは控えめの販売数だったが、口コミと長期的なブームによって徐々に売上を伸ばして行き、後続の青やピカチュウバージョンを累計すると遂にはゲームボーイで最大の販売数を記録している。 北米版は『Red』と『Blue』の2バージョンで発売された。 『Blue』は後発の『青』のグラフィックを使用しているが、ポケモン出現率等は日本版の『緑』と同じ。 ストーリー ※赤バージョン基準の名前 レッド (主人公)は11歳。 マサラタウンな母親と暮らしており、となりには幼なじみの グリーン (ライバル)が住んでいます。小さい頃はいっしょに遊んだ2人でしたが、最近のグリーンはレッドによくつっかかります。 背の高さも、成績も同じくらいの レッド を、自分のライバルとして意識しているようなのです。 ある日、 レッド はこの町に住むオーキド博士がポケットモンスター(通称ポケモン)の研究をしているというウワサを耳にしました。好奇心旺盛な レッド はいてもたってもいられません。 レッド がポケモンを探しに行こうと町の外へ一歩踏み出したその時です。 「おーい! 草むらに入っちゃいかーん!」 その声の主はオーキド博士。草むらには野生のポケモンが生息しているので、大変キケンなのだそうです。自分もポケモンを持っていれば戦わせることもできると言うのですが・・・・。 さて、研究所に連れてこられた レッド 。そこには グリーン の姿がありました。 グリーン はオーキド博士の孫で、博士に呼びつけられたというのです。オーキド博士は2人の少年にむかってこう言いました。 「ここに3匹のポケットモンスターがいる。好きなものを1匹、もってゆけ!」 さて、ポケモンを受け取った レッド を待ち受けているものは・・・・? ゲームシステム 基本部分はオーソドックスなRPGだが、本作ではプレイヤーが直接戦うわけではなく、ポケモンを集めて戦わせて交換する事にフォーカスを当てられている。 基本的な設計 2つのバージョン『赤』と『緑』の2つのバージョンに分けて販売されている。当時では斬新な手法である。バージョンによって出てくる野生ポケモンが異なる。 野生のポケモンを捕まえる各地の草むらやダンジョン内には野生のポケモンが登場する。「モンスターボール」やその上位版のボール系アイテムを使うと捕獲ができ、味方として使用できる。捕獲できる確率はポケモンによって異なり、体力を減らしたり状態異常にしたりすると捕まえやすなる。手に入れたポケモンは6匹まで持ち歩きができ、それ以上は「ボックス」という預かり所に収納される。各地のパソコンからアクセスして自由に入れ替える事も可能。 ポケモン図鑑手に入れたポケモンは「ポケモン図鑑」に自動的に記録される。これを集めるのもゲームの目的の一つである。 通常プレイの範疇では発生しないが、総合数が152匹を超えていると強制リセットがかかり、データを初期化してしまう。 進化ポケモンはレベルが上がると進化し、別の姿へと変わる場合がある。レベルアップ以外では「○○のいし」といったアイテムの使用、通信交換で進化するポケモンも存在する。 通信交換手に入れたポケモンは通信ケーブルを使った交換できる。交換を促すために片方のバージョンにしか出ないポケモンや、1回のプレイでいずれかしか選択できないポケモンもいる。選択式ポケモンは、本作ではいわゆる御三家(【フシギダネ】・【ヒトカゲ】・【ゼニガメ】)、化石(【カブト】・【オムナイト】)、格闘(【エビワラー】・【サワムラー】)、進化分岐(【イーブイ】→【シャワーズ】・【サンダース】・【ブースター】)が該当する。 戦闘ポケモン同士で1vs1で対決する。ポケモンにはいわゆる通常攻撃が存在せず、4枠だけ習得できる「わざ」を使用して攻撃する。「わざ」にはPPというMPのようなものが設定されており、PPの回数しか使用できない。手持ちのポケモンが2匹以上いる場合、1ターン使用して他の手持ちに交代する事もできる。手持ちが全滅すると原則的に目の前が真っ暗になってゲームオーバー、おこづかい(所持金)が半減して再開となる。 トレーナー戦町の外やジムの中等ではポケモンを使う人間、【ポケモントレーナー】との戦闘が発生する場合がある。トレーナー戦は相手が手持ちのポケモンを使い、複数持っている場合は倒す度に次のポケモンを繰り出し、全部倒さないと勝利にならない上、逃げられない。勝利するとお金を貰える。また、トレーナー戦で貰える経験値は、同レベルの同種のポケモンであれば野生戦よりも経験値が多い。 わざマシン各地で手に入る「わざマシン」というアイテムを使用すると、ポケモンがわざを覚えられる。ただしわざマシンは使い捨てであり、1個しか入手できないものも多い。当然、ポケモンによって覚えられるわざは異なる。 ひでんマシン特定の場所で手に入る特別なわざマシン。効果はわざマシンと同様だが、これで覚えたわざは特定のバッジを手に入れればフィールドで使用できる。多くの技は、ゲーム進行上フィールドで使用する事が必須な場面がある。また、わざマシンと違って何度でも使用可能。本作の時点では一度覚えたら忘れさせる事ができない。もし忘れされる事ができる場合、ひでんのわざが無いと身動きが取れない地点でわざを忘れさせてしまうと、該当のひでんマシンを預けたままで「あなをほる」等の脱出手段がないと詰んでしまう。つまり詰み防止のためと思われる。 ひでんマシンの技以外でも「あなをほる」「テレポート」はフィールドで使用できる。(バッジも不要) バッジジムリーダーに勝利すると、「バッジ」と呼ばれるアイテムが貰える。バッジがあると特定のひでんわざをフィールドで使用でき、ポケモンの能力に若干補正がかかる。更に他人と交換した「おや」が他人のポケモンが高レベルでも言う事を聞くようになる。紛らわしいのだが「交換を介さずに貰ったポケモン」(最初に貰える御三家等)は、「おや」が自分のポケモンなのでバッジが無くても常に言う事を聞く。 クリアまでの道のりこの頃の一般的なRPGは「最終ボスを倒す」がクリア(ストーリー上の目的)で、そこから先はおまけ要素、やりこみ要素の事が多い。本作でのクリア(ストーリー上の目的)は「最終ボスを倒す」ではない。(一応スタッフロールは流れるが。)明確に「ポケモン図鑑の完成」がクリア(ストーリー上の目的)となっている。図鑑の完成には前述のように交換が必須となっており、一筋縄ではいかない。この一筋縄ではいかない図鑑の完成を目指すというのがプレイヤーの意欲を沸きたてた事が本作がヒットした理由の1つに挙げられる。なお、本作の時点ではタマゴは存在しないため、御三家全ての進化前の状態を図鑑に載せる事が非常に困難だった。(GB本体とソフトを2つ以上所持し、何度データを消しても問題ないソフトを所持していれば集められるが、それは「本作の仕様」をきっちり把握している人だけができた手段であり、普通にプレイしている人同士での通信交換ではほぼ不可能だった。) 後の世代には無い仕様 黎明期なので本作限りの仕様も多く、後の世代から入るとこの辺の違いで戸惑う場合がある。 タイプの相性が異なる。以下の通り。どく→むし以外は当時発売していた各社の攻略本と記述が異なるためバグと見られている。 どく→むし 2倍 むし→どく 2倍 こおり→ほのお 1倍 ゴースト→エスパー 無効 また、ドラゴンタイプの攻撃わざが「りゅうのいかり」のみなので、攻撃タイプとしての相性が機能していない。 実際の倍率には影響しないが、2タイプ持ちのポケモンに耐性と弱点に関与するタイプのわざ(例 くさ/どくタイプにじめんタイプ等)を使った場合、「こうかはばつぐんだ!」などの相性の表示・効果音が実際の倍率と異なる事がある。表示・効果音には優先順位があるようで、計算の結果1倍だったとしても抜群と今一つのどちらかの表示が出る。 急所時のダメージは「能力ランクの補正がない状態」で計算される。そのため、有利不利問わず上下している能力ランクはすべて無視される。 急所率が(すばやさの種族値/2)/256という数式であるため、すばやいポケモンほど急所率が高い。ただし255/256が限界。 急所に当たりやすいわざは上述の分子を8倍にするという無茶苦茶な効果。つまり、すばやさ種族値64以上のポケモンならほぼ確実に急所に当たるわざになってしまう。 + 解析情報 実は「急所率上昇」の判定に誤りがあり、通常時が急所率上昇状態となっているためこのように急所率が高くなっている。本来急所率が上昇するとされる「きあいだめ」「クリティカッター」を使用すると逆に急所率が普通の状態になる(低くなる)。 一撃必殺のわざは、自分と相手のすばやさによって成功するかが決まる。よって、使ったポケモンよりもすばやさが高いポケモンには当たらない。「まひ」にしてから当てるという戦術が見られていた。 敵のPPが無限。野生のポケモンを捕まえようとしている時に関しては、わるあがきで勝手に自滅する事が無いので便利ではあったが、PP5のわざでも無限に使われてしまう。 ポケモンの交代と道具の使用は、プレイヤー側は必ず先攻で行えるがコンピューター側はその時出しているポケモンの素速さによる行動順で行うため、後攻で行う事もある。通信対戦ではどちらもプレイヤーなので、交代は必ず先攻で行う。双方が同一ターンに交代した場合は、「見た目上」は双方とも自分が先に行動し相手が後に行動しているような表示になる。本作では交代をトリガーにしたわざは無く、通信対戦ではアイテムを使えないため特に問題は無い。 「ふきとばし」「ほえる」にはポケモンを強制的に交代させる効果は無く、トレーナー戦で使用しても何も起きず無駄行動となる。 「ちいさくなる」「かげぶんしん」の回避率上昇技の効果が高い。本作では上記のように強制交代のわざが無く、回避率に関係なく当てられるわざも無いため、対抗手段は「くろいきり」(自分側の能力上昇もリセットされるため実用的ではない)しかなかった。【64マリオスタジアム】?や公式大会ではお互いに回避率上昇技を最大まで使用してお互いに攻撃がまるで当たらず100ターン単位で試合が長引くという事が常習化し問題となった。なお、対戦ではあまり効果的ではないが「すなかけ」「フラッシュ」等の命中率下降技の効果も回避率上昇技の効果と同等になっている。 本作には逆の「自分の命中率上昇」「敵の回避率下降」の技は存在しない。 アイテムの「ヨクアタール」は本作では命中率上昇ではなく確実に命中するようになるという効果である。 「まきつく」等の2~5ターン連続で攻撃し続けるわざ(今でいう、バインド状態にするわざ)は、相手の行動を封じる効果になっており、先攻で命中し続ければ相手は全く行動できなくなる。ただし交代を封じる効果は無い。本作ではノーマルタイプの技でゴーストタイプの相手に使った場合でも封じる効果は有効で、ダメージ0なのに行動を封じ続けるというおかしな(無意味な)状態になる。 命中が100%に設定されているわざでも、極稀にわざが外れる場合がある。これは命中率が乱数未満(以下では無い)なら外れるという設定のため、判定乱数で255を引くと最大値の命中100%(=命中率255)でも未満と判定してしまうのが原因。(余談だがSRPGシリーズの方にも命中率に似たミスがある。) 「スピードスター」はゲーム中の説明と異なり単なる命中100の攻撃わざとして設定されているが、「みがわり」を貫通し、「あなをほる」と「そらをとぶ」中の相手にも当たるという特殊効果がある。 日本国外版の「スピードスター」はこれまた仕様が異なり、命中率と回避率の影響を受けずに必中し、「あなをほる」と「そらをとぶ」中の相手にも当たるという効果。 「ものまね」は相手がコンピュータである場合はそのポケモンのわざをすべて見て、どのわざをコピーするか選ぶことができる。通信対戦では、覚えているわざを見たり選択できず、コピーできるわざはランダムで選定される。 「はかいこうせん」は攻撃が命中し相手を倒しきれていない場合のみ反動が発生し、攻撃が外れた場合ととどめを刺した場合は反動が発生しない。とどめに対して使うと強力なため、『ポケモンスタジアム2』ではわざを使用するといかなる場合でも反動を受けるようになった。 「いかり」は1度選択するとターン開始時のコマンド選択が行えなくなり、常に「たたかう」→「いかり」を行う状態になる。(コマンド選択が行えなくなってからはPPは消費しない。)コンピューター戦の「いれかえモード」なら別のポケモンに交代すれば「いかり」状態は解除できるが、「かちぬきモード」だったり通信対戦の場合は倒されるか戦闘終了まで解除する手段が無くまさに生きるか死ぬかの戦いになる。 命中率を下げられている状態で使用すると、使用する度に命中率が下がるバグのような仕様もある。 全てのわざのPPを使い切った時の「わるあがき」がノーマルタイプのわざとして扱われ、相性の影響を受ける。通信対戦で両者が「ゴースト」同士だと効果がないため、降参しない限り終わらないなど問題も生まれている。(コンピューター戦では相手のPPは無限のためこの問題は発生しない。)また、ポイントアップを使用しているわざがある場合は「わるあがき」を使わないなどバグもある。 預けられるポケモンは「ボックス」単位となっており、1つのボックスは30匹まで、8ボックス用意されている。手持ちがいっぱい(6匹)の時にポケモンを捕まえた場合は「現在選択中のボックス」に送る事ができるが、「現在選択中のボックス」が30匹でいっぱいの場合はボールを投げようとするとボックスがいっぱいであるというメッセージが出て投げられなくなる。伝説のポケモンやミュウツーを捕まえようとした時にこのメッセージが出て泣きを見た人は数知れず。簡単な対策は「手持ち5匹」の状態で進める事である。自動で他のボックスにポケモンを送る事はできず、いっぱいなら「現在選択中のボックス」を切り替える必要がある。ボックスを切り替える際は必ずレポートを書く(セーブする)仕様となっている。このような仕様になっているのはGBのメモリが少ない事が原因。1度に8ボックス240匹の操作ができないので、ボックスを切り替える際に「切り替える前のボックスの30匹のデータ」をセーブデータに書き込み、「切り替えた後のボックスの30匹のデータ」をセーブデータから読み込む事で疑似的に8ボックスを扱う処理をしている。ここでセーブデータのやり取りが必須なので、ボックスの切り替えと同時に必ずレポートを書く(セーブする)ようになっている。 経験値を得てレベルアップする際、1度に2以上のレベルが上昇した場合、飛ばしたレベルの技は覚えられない。 「がくしゅうそうち」はアイテム欄に存在すると常に有効で、ON/OFFを切り替えるような機能は無く、使いたくない場合はパソコンに預ける必要がある。また、有効の場合毎回手持ちのポケモン1匹1匹に対しての経験値獲得表示が出るので非常に使い勝手が悪い。 「がくしゅうそうち」は全体の経験値の1/2を戦闘参加したポケモンで分配(獲得経験値=経験値÷2÷戦闘参加ポケモン数)し、残り1/2を手持ちのポケモンで分配(獲得経験値=経験値÷2÷手持ちポケモン数)する仕様に思えるが実は異なる。全体の経験値の1/2を戦闘参加したポケモンで分配(獲得経験値=経験値÷2÷戦闘参加ポケモン数)し、残り1/2を戦闘参加したポケモンで割った値を手持ちのポケモンで分配(獲得経験値=経験値÷2÷戦闘参加ポケモン数÷手持ちポケモン数)が実際の仕様となる。よって、学習装置がある時にポケモンを交代すると消滅する経験値が発生してしまう。消滅経験値=経験値÷2×(戦闘参加ポケモン数-1)÷戦闘参加ポケモン数 本作では御三家(フシギダネ系・ヒトカゲ系・ゼニガメ系)が「希少なポケモンに見えない」ようになっている。御三家を出してくる一般トレーナーが存在するため、普通にありふれた存在でそのうちどこかで(残りの2匹も)手に入るだろうと感じてしまうのである。前述の通り本作で御三家を手に入れて揃えるのは非常に困難(交換で一時的に借りて図鑑に載せるだけというのすら、進化前の状態を載せるのは困難)のため、罠のようにも思える。 後のピカチュウバージョンでは御三家が3匹とも手に入るようになっている。 ピーピーエイド、ピーピーエイダー等の技のPP回復アイテムは、落ちている物を取るしか入手方法が無く個数限定。 状態異常関連 「こおり」になった場合、ターン経過では回復しない。相手が「やけど」にする可能性のあるわざを使ってきた場合か、相手が「くろいきり」を使ってきた場合のみ回復する。アイテムが使用できない通信対戦では基本的に負け確定になる。(操作ミス以外で、相手がわざわざ「こおり」を回復させる行動をする事は考えられないため。)野生のポケモンなら安全に捕まえられるようになる。 ターン経過で「ねむり」から回復する時「めをさました」と言う表示だけでターンを消費してしまうので、後攻で眠らせられ続けた場合は全く行動できなくなる。 上記のように「こおり」「ねむり」が強すぎるので、64マリオスタジアムや公式大会では1体までしかこの状態異常にしてはならないという制限が設けられた。 「どく」によって受けるダメージが1/16と低い(もうどくは1(+毒によるダメージを受けた回数)/16)。事前に「どく」にすることで、他の状態異常の対策をするという方法もあった。(通信対戦では事前状態異常は不可能。) 「どくどく」で「もうどく」にした相手に「やどりぎのタネ」を使うと、やどりぎで吸収する分まで倍々に増えていく。 バグみたいな挙動だが、『ポケモンスタジアム2』では仕様を突いたコンボとされている。 トレーナー戦でも、敵のポケモンが無駄行動(既に状態異常になっているのに状態異常攻撃をする等)をする。この点はピカチュウ版では改善されている。 これらの仕様の一部は、同一世代にかかわらず【ポケモンスタジアム】で調整が設けられたものがある。【ポケモンスタジアム2】ではより顕著となる。 後の世代にもある(当世代で確立された)仕様 属性にはタイプ同士の相性によるダメージ倍率の他、一部のタイプには(説明書には明記されていない)以下の特徴がある。 ほのおタイプはやけどをおわない こおりタイプはこおりづけにならない どくタイプはどくをあびない くさタイプにやどりぎのタネは効かない キャラクター 主要キャラクター 【主人公】(【レッド】)主人公の少年。名前は自分で決められる。赤ではレッド、緑ではグリーン、青ではブルーがデフォルトネーム。 【ライバル】(【グリーン】)幼なじみであり、オーキド博士の孫。名前は自分で決められる。自信家であり、かなり嫌味ったらしい性格。赤ではグリーン、緑・青ではレッドがデフォルトネーム。 【オーキド博士】ポケモン研究の第一人者である博士。 + 解析情報 解析によりトレーナーとしてのデータ(ただし「オーキドせんせい」表記)が存在する事が知られている。 バグ技を活用して実際にバトルすることも可能で、主人公とライバルが選ばなかった御三家の最終進化形を使う。 最終戦のライバルよりもレベルが高いポケモンを使うので、クリア後の裏ボスとして登場させる予定があったのだろうか? もし実現していれば、【キクコ】の言う「昔は強かった」が体現できたであろう。 住民たち 【おかあさん】? グリーンの姉?(本作の時点では名前が出てこない) 【マサキ】? せんちょう? しゃちょう? えんちょう? 【フジ老人】? 【モノマネむすめ】? 【エスパーおやじ】? カラテだいおう?格闘道場の師範。トレーナー名は一般人と同じ「からておう」である。本作では名前は表示されない。 【ミラクルサイクル てんしゅ】? 【ポケモンだいすきクラブ会長】? 【姓名判断師】? 【ポケモン育て屋さん】? ジムリーダーの解説をしてくれる人いつもジムの入口にいて、ジムのタイプや攻略法を教えてくれる。なぜか主人公に対して「おーす! みらいの チャンピオン!」と話しかけてくる。ゲームの主人公である以上、いつかはチャンピオンになるわけであり、メタフィクションの一種かもしれない。 エラーイはかせ・へんなはかせグレンタウンのポケモンラボにいる博士。化石またはコハクのポケモンを復元してくれる。 【ジムリーダー】 【タケシ】ニビシティのジムリーダー。いわタイプのポケモンを使う固い男。 【カスミ】ハナダシティのジムリーダー。みずタイプのポケモンを使うおてんば少女。 【マチス(ポケットモンスター 赤・緑)】クチバシティのジムリーダー。でんきタイプのポケモンを使う、イナズマアメリカンと呼ばれる軍人の男性。 【エリカ(ポケットモンスター 赤・緑)】タマムシシティのジムリーダー。くさタイプのポケモンを使う和服のお淑やかな女性。 【キョウ】セキチクシティのジムリーダー。どくタイプのポケモンを使う忍者風の男性。 【ナツメ】ヤマブキシティのジムリーダー。エスパータイプのポケモンを使うエスパー少女。 【カツラ】グレンタウンのジムリーダー。ほのおタイプのポケモンを使うハゲ熱血クイズ親父。 【サカキ】世界征服を企むロケット団のボスにして、トキワシティのジムリーダー。じめんタイプのポケモンを使う。 【四天王】 【カンナ(ポケットモンスター 赤・緑)】こおりタイプのポケモンを使う眼鏡をかけた女性。 【シバ】かくとうタイプのポケモンを使う空手家のような風貌の男性。ただし、切り札のポケモンに覚えさせているのは「じわれ」であり、なぜか手持ちに【イワーク】が入っていたりするため、じめんタイプ使いのようにも見える。 【キクコ】ゴーストタイプのポケモンを使う老婆。オーキド博士とは顔見知り。本作の時点ではゴーストタイプのポケモンを3匹しか使っておらず、それらの【ゴース】系統はどくタイプが複合されている。更に穴埋めのポケモンが全てどくタイプのため手持ちはどくタイプで統一されており、切り札のポケモンに覚えさせているのは「どくどく」だったりするため、どくタイプ使いと解説される場合もある。 【ワタル】ドラゴンタイプのポケモンを使う、四天王のリーダーたるマントの男性。 【ポケモントレーナー】 【エリートトレーナー】 【おとなのおねえさん】 【ガールスカウト】 【かいじゅうマニア】 【かいパンやろう】 【かじばどろぼう】 【からておう】 【きとうし】 【ギャンブラー】 【サイキッカー】 【ジェントルマン】 【ジプシージャグラー】 【スキンヘッズ】 たんパンこぞう 【つりびと】 【でんきグループ】? 【でんきやのオヤジ】? 【とりつかい】 【はぐれけんきゅういん】 【ふなのり】 【ボーイスカウト】 【ぼうそうぞく】 【ミニスカート】 むしとりのしょうねん? 【もうじゅうつかい】? 【やまおとこ】 【りかけいのおとこ】 ロケットだんいん 登場ポケモンは【ポケモン】/一覧1のNo.0001~0151を参照。 アイテム 大まかな分類は後続のシリーズに準している。 かいふく ポケモンのHPや状態異常、PPを回復する道具。後続のシリーズでは「ふしぎなアメ」もこちらに分類される。 名前 買値 売値 効果 備考 キズぐすり 300 150 ポケモン1匹のHPを20回復 いいキズぐすり 700 350 ポケモン1匹のHPを50回復 HP1あたりの回復コストパフォーマンスが悪い すごいキズぐすり 1200 600 ポケモン1匹のHPを200回復 まんたんのくすり 2500 1250 ポケモン1匹のHPを最大値まで回復 ポケモンのHPが全体的に少ないため基本的にはすごいキズぐすりの方が安上がり かいふくのくすり 3000 1500 ポケモン1匹のHPを最大値まで回復し、状態異常も回復 おいしいみず 200 100 ポケモン1匹のHPを50回復 わざマシン13を入手するのに必要ヤマブキシティのゲートを通るのに必要 サイコソーダ 300 150 ポケモン1匹のHPを60回復 わざマシン48を入手するのに必要ヤマブキシティのゲートを通るのに必要 ミックスオレ 350 175 ポケモン1匹のHPを80回復 わざマシン49を入手するのに必要ヤマブキシティのゲートを通るのに必要 どくけし 100 50 ポケモン1匹の「どく」を回復 まひなおし 200 100 ポケモン1匹の「まひ」を回復 やけどなおし 250 125 ポケモン1匹の「やけど」を回復 ねむけざまし 250 125 ポケモン1匹の「ねむり」を回復 こおりなおし 250 125 ポケモン1匹の「こおり」を回復 なんでもなおし 600 300 ポケモン1匹の状態異常を回復 本作の時点では「こんらん」は治せない げんきのかけら 1500 750 「ひんし」のポケモンをHPを半分まで回復 げんきのかたまり - 2000 「ひんし」のポケモンをHPを最大値まで回復 個数限定 ピーピーエイド - 0 ポケモン1匹の1つのわざのPPを10回復 個数限定 ピーピーリカバー - 0 ポケモン1匹の1つのわざのPPを最大値まで回復 個数限定 ピーピーエイダー - 0 ポケモン1匹の全てのわざのPPを10回復 個数限定 ピーピーマックス - 0 ポケモン1匹の全てのわざのPPを最大値まで回復 個数限定 ふしぎなアメ - 2400 ポケモン1匹のレベルを1をあげる 個数限定「ひんし」のポケモンに使うと増えた分のHPが回復する形で「ひんし」が回復 せんとうよう 戦闘時のみ使うことができる道具。 名前 買値 売値 効果 備考 ヨクアタール 980 490 戦闘に出しているポケモンが出したわざが必ず当たるようになる 厳密には命中率を上げる効果ではない クリティカッター 650 325 戦闘に出しているポケモンを「きあいだめ」を使ったのと同じ状態(きょうしょアップ)にする 第一世代ではバグで急所率が1/4になる エフェクトガード 700 350 戦闘に出しているポケモンを能力を下げられない状態(しろいきり)にする プラスパワー 500 250 戦闘に出しているポケモンのこうげきを1段階あげる ディフェンダー 550 275 戦闘に出しているポケモンのぼうぎょを1段階あげる スピーダー 350 175 戦闘に出しているポケモンのすばやさを1段階あげる スペシャルアップ 350 175 戦闘に出しているポケモンのとくしゅを1段階あげる ピッピにんぎょう 1000 500 野生ポケモンから必ず逃げられる わざマシン31を入手するのに必要 ボール ポケモンを捕まえるために必要な道具。 名前 買値 売値 効果 備考 モンスターボール 200 100 野生のポケモンを捕まえるために必要 スーパーボール 600 300 モンスターボールより捕まえやすいボール ハイパーボール 1200 600 スーパーボールより捕まえやすいボール マスターボール - 0 投げると必ず野生ポケモンを捕まえられるボール 一点物 サファリボール - - サファリゾーンで30個支給される特別なボール ハイパーボールと同性能説明書には「性能はスーパーボール」と書かれているが、第一世代では誤り わざマシン・ひでんマシン ポケモンにわざを覚えさせられる道具。わざマシンは使い捨て、ひでんマシンは何度でも使える。 タマムシデパートやロケットゲームコーナーが手に入る物以外は、基本的に一点物である。 番号 わざ 番号 わざ 番号 わざ 番号 わざ 01 メガトンパンチ 16 ネコにこばん 31 ものまね 46 サイコウェーブ 02 かまいたち 17 じごくぐるま 32 かげぶんしん 47 だいばくはつ 03 つるぎのまい 18 カウンター 33 リフレクター 48 いわなだれ 04 ふきとばし 19 ちきゅうなげ 34 がまん 49 トライアタック 05 メガトンキック 20 いかり 35 ゆびをふる 50 みがわり 06 どくどく 21 メガドレイン 36 じばく 07 つのドリル 22 ソーラービーム 37 タマゴばくだん 08 のしかかり 23 りゅうのいかり 38 だいもんじ 09 とっしん 24 10まんボルト 39 スピードスター 10 すてみタックル 25 かみなり 40 ロケットずつき 11 バブルこうせん 26 じしん 41 タマゴうみ ひ1 いあいぎり 12 みずてっぽう 27 じわれ 42 ゆめくい ひ2 そらをとぶ 13 れいとうビーム 28 あなをほる 43 ゴッドバード ひ3 なみのり 14 ふぶき 29 サイコキネシス 44 ねむる ひ4 かいりき 15 はかいこうせん 30 テレポート 45 でんじは ひ5 フラッシュ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25361.html
登録日:2013/11/22 Fri 23 44 11 更新日:2024/09/01 Sun 20 06 32NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 13年秋アニメ 15年秋アニメ 2013年 OLM XY XY Z Z アニポケ アニメ カロス地方 テレビ東京 ポケットモンスター ポケットモンスターXY ポケモン 冨安大貴 冨岡淳広 園田英樹 大橋志吉 松井亜弥 武上純希 矢嶋哲生 第六世代 米村正二 終盤は鬱展開 藤田伸三 面出明美 キズナが導く新たな冒険! カロス地方を巡る挑戦がいま、始まる!! テレビ東京系列他で2013年10月17日~2016年11月10日まで放送されていたアニメ。 アニメ『ポケットモンスター』シリーズでは5期にあたる。 原作では『ポケットモンスター X・Y』に対応している。 ◆目次 ◆概要 ◆演出、変更点など◾︎おまけコーナーXY&Zでのおまけコーナー ◆キャラクター◇サトシ一行 ◇ライバル ◇その他のキャラクター ◆楽曲〈OP〉 〈ED〉 〈その他〉 ◆エピソード◇劇場版(ポケモン・ザ・ムービー) ◆概要 監督は、矢嶋哲生。シリーズ構成は冨岡淳広。 また、無印から参加してきた大橋志吉や藤田伸三・武上純希・園田英樹らメインライター陣の一部は、本作をラストにアニポケ脚本担当から降板した。 物語は、前作最終話はサトシがパンジーとピカチュウと共にカロス地方行きの飛行機に乗るところで終わっており、1話ではミアレシティの空港に到着したところから冒険が始まる。 (ただし、厳密には、セレナがヤヤコマに起こされる場面から第1話がスタートしている。これは、ゲーム版と同じ始まり方である)。 なお、ポケモンBW2からポケモンXYまでの期間が日本より短い海外では、XYの発売に合わせて本作を放送する為に『デコロラアドンベンチャー』をカットしている。 これまでのシリーズに比べレギュラーキャラの合流が遅め。 5話の途中まではセレナが各話冒頭と終わりに登場し本編はサトシ、シトロン、ユリーカの旅が描写された。 また62話終盤でシトロンがサトシとのジム戦の準備のため先に一人でミアレシティに向かったため、63話~65話にかけてサトシ、セレナ、ユリーカの3人での旅が描写された。(セレナの時同様、シトロンも冒頭や所々でジム戦の準備などの様子で登場はしている) また、同じ世界の別の場所でトレーナーアランの身の周りに起こる物語を描いた番外編『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ』シリーズが不定期的に放送された。 2015年10月29日からは第2シーズンとも言うべき『ポケットモンスターXY Z』が放送開始。 最強メガシンカの要素を本編にリンクさせ、謎の組織フレア団との闘いやジガルデに隠された謎を描くなど、物語もクライマックスに近付いていく。 前作でもBW2発売に伴いBWシーズン2に改題されたことから、ジガルデ=Zからジガルデがパッケージのマイナーチェンジ版である『Zバージョン』発売フラグかと思われたのだが発売されることなく最新作として2016年11月に『ポケットモンスター サン・ムーン』の発売が決定。 しかしジガルデの新たなフォルムが『サン・ムーン』に先駆けて登場する。 2016年4月からポケモンショックの影響でのアニメ再開以来、アニポケは木曜の19時からのスタートだったが、今作の途中で18年ぶりに時間が変わり、18時55分からになった。 2016年10月27日放送回で事実上、本編最終話を迎えセレナ、シトロン、ユリーカと別れ『ダイヤモンド パール』同様、ラストはマサラタウンに帰還するサトシとピカチュウの姿で締めくくられており次回作『サン ムーン』への繋ぎシーンも特になかった。 更に劇場版・ジガルデのフォルムチェンジやサトシゲッコウガの先行登場・逆輸入を除いて、『サン ムーン』に登場するポケモンが先行登場はなし。 『サン&ムーン』側もポケモンを除いてほぼ意図的に今作からのつながりが明確に言及されておらず、サトシを演じる松本梨香は『サン ムーン』でのサトシは「マサラタウンを旅立って3つ目くらいの街からアローラに来た感じで演じている」と語っている他、アニメディア2019年12月号にて「サン&ムーンのサトシはXYより幼く演じてほしいと要望があった」と明かしている。 『ダイヤモンド パール』が「無印から続くサトシの集大成」を描いたのに対し、今作は「サトシに影響されて成長する人々、追いかけられる気持ちを知ったサトシの完成」を描いたものともいえる。 しかし次々作『ポケットモンスター』第2話においてサトシの部屋に本作で手に入れたバッジケース及びカロスリーグ準優勝トロフィーが置いてあり、旅のメンバー全員と再会していることから本作の出来事はなかったことになされていないことが判明した。 これらの違いは、XYの矢嶋監督が「ゲーム『ベストウイッシュ2』PVの感想で、「サトシじゃなくてこれでテレビアニメやれよ」というものが多くて残念だったので、XYはサトシのかっこよさを描こうと思った」(*1)ために成長したサトシ(*2)を描いたのに対し、サン ムーン以降の監督・総監督を務める冨安大貴は、10歳らしい少年を描いたためと思われる。 かっこよさに拘っているため歴代随一と言っても良い立体的で丁寧な作画と演出が多く、シトロン戦など主要な局面では作画スタッフを大幅に増やして立体的なカメラワークに拘っている。 非常に手間が掛かる作画方式だったため次回作には引き継がれず、『サン ムーン』からは中割りを大きく崩すことで動きを表現する作画方式へと変わった。 なお無印編から続いたサトシがバッジを集め、リーグを目指ながらその地方を旅をするという物語は今シリーズが最後となった。 ちなみに、今シリーズでは過去作への明確な言及が殆どなく、過去作キャラのゲスト出演が極めて少なかった。 過去作から出てきたゲストはダイゴくらいで、そのダイゴも第六世代のゲーム本編で重要キャラだったから出てきただけにすぎない。 前作レギュラーキャラすら例外ではなく、前作ヒロインがも初めて本編に出演しなかった。 今まで恒例となっていた「前作のヒロインが本編にゲスト主演で合流する」という流れはXY編以降変わっていくのかもしれない。 ただし、前作ヒロインのアイリスが主役のBW特別編はXYシリーズ放映中に放映されている。 本編最終話の後も放送は2週続き、11月3日はプラターヌ博士とパンジーが語るカロス地方の伝説、10日はあのデントが再登場した番外編が放送された。このため、番組上は11月10日の放送が最終話扱いになっている。 ◆演出、変更点など サブタイトルが出る前に数秒間レギュラー4人の立ち絵を表示。 立ち絵の右側には基本的にサトシ、ピカチュウ、セレナ、シトロン、ユリーカのいずれかが表示される。 基本はサトシで、サトシ以外のキャラが重要な役割を担う回は他のメンバーになる。 ピカチュウが立ち絵の右に来る場合、人間ではなくポケモンにスポットを当てた回になることが多い。 この演出はXY&Z編でも受け継がれている。 サブタイ画面右はレギュラー5名で固定…かと思いきや、コルニ編とシャラジム戦の回にはコルニ。 ロケット団主役回にはまさかのロケット団 デデンネ主役回にはなんとデデンネまで…と初期は特にバリエーションが多い。 60話のラストでセレナがイメチェンを行ったため、61話からはセレナの部分を変更。 最終的なポーズは従来と似ているが、ポーズを取るまでの動作は大きく変更された。 (60話まで:しゃがんだ状態から髪に手を当てて立ち上がる/61話から:少し屈んだ状態から足を伸ばしてその場でターン+ウィンク) 120話までの内訳(XY&Z編含む)は、サトシ53回、セレナ22回、シトロン12回、ユリーカ12回、ピカチュウ7回、コルニ6回、ロケット団5回、デデンネ1回、サブタイトル画面に立ち絵なしが2回(14話と4本立てだった78話)。 ジム戦などのサトシ主役回のみならず、特別スポットを当てたキャラがいない回も基本的にサトシが立ち絵の右に来るため、立ち絵の右はサトシの比率が高く、サトシとそれ以外で半々くらいになる。 サトシを除けばサブタイ立ち絵右はセレナがトップで、40話付近から主役回の回ってくる頻度が急激に上がった。 次回予告やタイトルコールは基本的にサトシだが、過去シリーズ同様にサトシ以外も担当することがある。 CM入りのアイキャッチはお馴染みのシルエットクイズで四択式。時々変に難易度高い回やネタ回を織り交ぜており、無印編時代を彷彿とさせる。ex.ピカチュウに変装したマーイーカ、正解がまさかのロケット団、全部ルチャブルのシルエット バトル前の演出として、どこからか光が現れ直後にVSの文字とトレーナーの顔のアップのカットが追加。※原作のDP~BW2にも似たような演出がある。 ピカチュウのアイアンテールがDP編時代のものに戻った。ただし色は青白い。 DP編までやBW編とも違う遠く離れた場所なので、ジョーイさんとジュンサーさんのキャラデザ、声優が再び変更。ジョーイさんの助手はプクリン。ジュンサーさんの助手はライボルト。話の舞台となる場所によっては今までのジョーイさんとジュンサーさんも登場する。 ポケモンが技を出す際、後ろにジムの内装やフィールドの外側などが背景として描かれることが増えている。作画の枚数制限がなくなり演出上の制約が減ったことに加え、ニンテンドー3DSの3D表示も意識しているのかもしれない。 今までヒロインが紅一点だったが、今回のシリーズはセレナの他にユリーカがいる。初めてレギュラーに女性キャラが2人になったのである!。ユリーカはマサト以来のポケモンを所持できないレギュラーで、前作で先行して本作の服装を着るなど繋ぎがあり『アドバンスジェネレーション』のオマージュが見られる。 2014年4月24日に放送予定だった24話「海底の城! クズモーとドラミドロ!!」だが、放送直前に韓国のセウォール号が沈没事故に配慮する形で放送が延期となった。そのため4月24日の放送は25話の「ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!」が2週間前倒しで放送されることになり、お詫びのテロップが出された。その後11月に放送延期となった回が50話として放送され、サトシがショウヨウジム戦前でジム攻略の鍵となった理由が明かされている。しかし時系列は繋がっておらず、OPの一部場面でセレナが苦悩する場面やEDが「ドリドリ」であること、おまけコーナーが「マノンのメガ進化絵日記」と前後回と同じものとなっており、次回予告では51話の予告を流している。レンタルビデオやポケテレでは順番通りに放送されている。過去にも天災などで放送中止になった回は存在するがこれまでの回は全てお蔵入り(欠番)になっている為、改めて放送された事例は今回が初めてとなる。 またカロス地方のモデルである「フランス」で2015年11月に「パリ無差別テロ」が起きており、フレア団の最終兵器といった過激な演出も制限される恐れがあったが、伝説の巨石の暴走という事で収まった。 広島県では無印編の開始以来、TBS系列の中国放送にて放映されていたが(*3)、2015年4月にテレビ朝日系列の広島ホームテレビ(*4)に移行された。(*5) ◾︎おまけコーナー 「オーキド博士のポケモンホロキャスター」 XY第1期のおまけコーナーで従来のオーキドのポケモン講座アシスタントに前作でゲットしたロトムや一時期フーパも登場した。DP編以前のあのオチも復活した。第六世代のポケモンが少ないので、それ以前のポケモンも紹介されるが、映像は全てXYでのもの。だが映画の宣伝やプレゼント案内は致したがないが、途中マノンにコーナーに取られ、XY&Zが始まるとともに終わってしまった。(遅れネットなどでは最終回と特別編のみ復活した)。 XY&Zでのおまけコーナー XY&Zシリーズが始まったと同時に「オーキド博士のポケモンホロキャスター」が無くなり、毎回違ったコーナーが始まった。その回の後日談も加わるほか、XYシリーズ以前の映像も使われたりした。なお前コーナー同様スペシャルや映画の宣伝などでは休止となり、ネット配信での追加となる。 ◆キャラクター ◇サトシ一行 サトシ カロスリーグ優勝を目指し旅を続けている。 今回はレベルリセットは抑え目…というよりも普通に成長している。 公式イラスト発表直後は「頭身上がった」「イケメン化した」と評判に。ただ、作画はBW編の頃とあまり大差はない。 イケメンなのは容姿だけじゃなく行動も今までより増えている。 公式では4人の中で僅差だがセレナより背が少し低い程度ながらも背は高い。 ピカチュウ ご存知電気ネズミ。 しっぽを撫でられると喜ぶ。 過去シリーズで数度描写されたケチャップ好き設定が久々にフィーチャーされている。 シトロン ミアレシティのジムリーダー。 自分を鍛え直すためにサトシ達の旅に同行。 発明が趣味で様々な機械を作る。ただし失敗も多い。というかほぼ毎回失敗している。 原作と違い素顔が見えている(ゲームの設定資料では見れる)。 父親のリモーネには、ある秘密がある。 ユリーカ シトロンの妹。ょぅι゛ょ。おっと誰か来たようだ しっかり者でポケモンの世話が得意。キープ、キープ! 頼りない兄のため、頼まれてもいないのに彼のお嫁さんを探している。お兄ちゃんをシルブプレ! 年齢問わず、地位問わず女性ならば所構わず片っ端からナンパする某5歳児を彷彿とさせる超絶肉食系ょぅι゛ょである。なんかタケシみが強い。 決して音を殺して歩くことがクセになっているわけではないし、ボールの取り合いになっても殺してでもボールを取りたくなることはないはず。 ちなみに中の人は春日野うららや山岸れもんといった、レモンにゆかりのある役を演じている。 セレナ 新人トレーナーの少女。モデルは原作の女主人公(タイプB)。 幼い頃サマーキャンプでサトシと知り合っており、年齢を迎えたからではなく、テレビで彼を見かけたことから旅立ちを決意する。 最初からサトシに対して明確な好意を抱いているという旅の仲間としてはアニポケ史上初のヒロイン。 母親は元サイホーンレーサー。 現在はサトシ達との旅の中でトライポカロンのことを知りポケモンパフォーマーを目指すことに。 ミルフィやサナが良き友人でありライバル。 60話にて髪型及び服装をチェンジ。部分的に予告があったため一部では心配されていたが、いざお披露目したらめちゃくちゃ可愛いと非常に好評。 ロケット団 ご存知ラブリーチャーミーな敵役。口上は初代と同じ。 コミカルなキャラに戻ったが、メカはBW同様ハイテクになり、たまにその頃の片鱗とも言える一面を見せる事も。 前作最終話にて本部で再登場したソーナンスが手持ちに加わり大活躍。 気球のデザインがリアルなディティールに変更された。 プラターヌ博士 ミアレシティでメガシンカの研究をしているポケモン博士。 作中セレナにフォッコを渡した。 美人なソフィーと可愛いコゼットが助手。 パンジー 様々な地方を飛び回るジャーナリスト。 取材の際は映像を撮っている。 前作から引き続きゲスト枠で登場。 ◇ライバル サンペイ CV 三瓶由布子 XY初期のサトシのライバル。 忍者村に住む忍び。カロスなのに忍者いるというツッコミ感満載だが。 手持ちはゲッコウガ系統。 何度か登場し、バトルもしたが、カロスリーグには出場しなかった。 CVは恰好などからボルト。またユリーカの中の人とは某国民的少女向けアニメでも共演で共演している。 コルニ(ポケモン) CV 寺崎裕香 シャラジムのジムリーダーな人。命爆発。 シャラジム編の途中から一時的にレギュラーとしてサトシたちとともに行動していた。何気にシトロン以外のジムリーダー中一番登場回数が多い。 XY編終了後はもう再登場しないと思われていたが、8年後にまさかの復活。 ショータ 第3期のOPで先行として登場した後輩ライバル。口癖は「経験値」。 初登場はシトロンとのジム戦であり、サトシとはクノエシティで対面した。 ホウエン出身であり、キモリを貰っている。 ドラゴンタイプがフェアリータイプに相性が悪いことを知らないなど、トレーナーとしてはまだまだ未熟であり、サトシやダイゴを慕っている面もある。 XY Zの放送前ポスターにメガジュカインが映っていたため、サトシのジュカインがメガジュカインとして復帰するのかと期待した人もいたらしいが、のちにこのメガジュカインはショータのジュカインであることが判明した。 CVはピカチュウの人、声は光彦のイメージそのまま。 ティエルノ サトシ側のライバルで踊るのが得意で、手持ちのポケモンもリズム戦法を得意としている。通称DD。 セレナに度々アプローチするも苦笑いされて、受け流されている。 トロバ ヒトカゲを手持ちにして旅立ったポケモントレーナー。 フォトコレクターとしていろんなポケモンを撮るのが夢。 ロケット団からはオタクボーイと呼ばれており、一度熱中すると止まらなくなり、ポケモンの角の形など微妙な違いなどを収めている。 ティエルノやショータなどと比べて、出番が少なく、カロスリーグ1回戦でアランに敗れたりと不遇扱い。 アラン ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカの主人公であり、サトシの先輩ライバルにあたる。 XY Z編の1話でニアミスした後にサトシと偶然再会。 大切な同行者マノンの相棒ハリマロンの治療の為に、メガシンカエネルギー収集とジガルデ・コア探索任務の補助を任命されたフラダリ財団(フレア団)のエージェント。 マノンや恩人プラターヌ博士ら、大切なものを守る為に是が非でも強くならねばならないと思い詰めつつ旅を続けていた彼にとって、 サトシとのバトルは純粋に興奮と楽しさを呼び戻してくれるものだったが、サトシとアランの出会いによってフレア団の最終作戦は一気に加速し、カロスは史上最大の危機へと突き進む。 サナ セレナの先輩ライバルかつ最大の親友。 フシギダネをパートナーに旅立った。 セレナにトライポカロンの道を進めた人物の一人。 ミルフィ CV 林沙織→真道 圭 セレナの恋のライバル。 少々ツンデレな感じでセレナといがみ合っていたが、和解したが、サトシのことで宣戦布告され、以来セレナをからかっているもセレナを激励したりと、ヒカリやアイリスのライバルと比べるとツンデレは控えめ。 実はセレナがサトシへの好意を抱いていることに気付いた最初の人物。 パートナーはペロリーム 中の人の都合により、声優が変わった。しかも2代目は次回作のヒロイン.リーリエであり、「ボーッとしてるとサトシ貰っちゃうわよ?」と台詞通り、本当にセレナからサトシを奪うこととになる。 ちなみに、リーリエの中の人は、のちにゴウの幼少期役を演じることになったと、私本で読んだことがあります! ◇その他のキャラクター ジガルデ 主にXY&Z編のキーとなるポケモン。 これまでゲームで登場していた姿は50%と判明し、さまざまな姿に変えることが判明し、完全体はゼルネアスやイベルタルを圧倒するほどだがあくまで元はアニメオリジナルの姿である。 元はフラダリの研究所にいたが『ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカ』act 4でジガルデ・コアが脱走したことから始まる。 ひょんなことからユリーカのポシェットに紛れ込み、フレア団との争いに巻き込まれていく。 劇中には2体存在し、ユリ-カのもとにいるジガルデ・コアはおなかがピンク色した「Z1」である。 ユリーカからはプ二ちゃんと呼ばれており、彼(?)の歌も存在する。 50%フォルム時の鳴き声はギラティナと同じくモスラの流用。 プラターヌ博士 CV土田大 カロス地方でメガシンカの研究をしているポケモン博士。 口癖は「マーベラス」で助手に美人のソフィーやコゼットがおり、時折女性にナンパすることも。 サトシらが研究所を訪れるたびに壊されるジンクスも。 カルネ カロス地方のチャンピオン。 アイコンタクトのみでかわすチートなサーナイトがパートナー。 シロナ同様スイーツ好きとカロス地方の危機に駆けつけたりと被る所があるが、やや出番は少なめ。 ダイゴ CV 鈴村健一 「けっきょく ボクが いちばん つよくて すごいんだよね。」とあの名言とともに、山男越えから青年らしい声になって帰ってきたご存じ石集マニアことホウエン地方のチャンピオン。これまで曖昧だったホウエンのチャンピオンもこのシリーズで明らかになった。過去キャラの登場が極めて少ないシリーズで数少ない人物。 エル カロスクイーンの少女で、セレナ達の憧れで、セレナが夢を持つ大きなきっかけを作った人物。 パートナーのマフォクシーとともにポケビジョンなどといった芸能活動をしている。 一度フォッコたちと喧嘩して落ち込んでいたセレナに「エレーナ」という偽名を使って、励まして、パフォーマーとして大切なことを教えた。 フラダリ フラダリ財団代表にして、秘密結社フレア団の総帥。 ポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカで登場していたが、XY Z編から本格的に参戦した。 本作では計画実行の前準備としてジガルデ捕獲に執念を燃やし、手足のフレア団員を動かして暗躍している。 最強メガシンカにて進めていた計画は最終段階に突入し、全世界が注目するカロスリーグにタイミングを合わせて本格的に活動を開始。 前代未聞の能力と選り優りのポケモンで腹心のアランと熱戦を繰り広げたサトシに興味を抱いている。 ◆楽曲 〈OP〉 V(ボルト) 歌・作詞:遊助 作曲:たなかひろかず 編曲:CHOKKAKU いきなりのタイプ連呼から始まり、ポケモンの歌らしく冒険と絆が歌われる。 初回放送前の特番で先行公開、本放送では映像が微修正された。 サトシ役の松本梨香さんが歌うカバーも存在する。XY編完走後に聞くとすごくエモい曲。 メガV(ボルト) 歌・作詞:遊助 作曲:たなかひろかず リミックス編曲:塩川満己 オリジナル編曲:CHOKKAKU V(ボルト)のアレンジバージョン。歌詞は2番を使用している。 映像もメガシンカを強調した迫力満点のもの。 シャラジム戦終了後の44話からコルニに関する場面が苦悩するセレナの場面に差し代えられた。 ゲッタバンバン 歌・作詞:佐香智久 作曲:小川智之 編曲:Saku 今日も始まる出会い、冒険、そして運命のジム戦… 本曲初使用回で登場したヌメラの今後と新たなライバルが示唆されている。 55話から使用されているが、初期バージョンの映像の使用期間はなんとたったの6話のみ。 61話からイメチェンしたセレナ、ポケモンが進化(テールナー、ヌメイル、レントラー)したバージョンになった。 また71話からは離脱したヌメルゴンの代わりにオンバットやイーブイが登場。 そして鏡越しにアランとサトシが手を合わせるシーンが登場し、話題になった。 ちなみに歌と作詞担当する佐香は大(と言うか普通に廃人レベル)のポケモンファン。 それから2年後にはテレビアニメ20周年記念として、サトシとピカチュウが歌うバージョンも登場した。 XY Z 歌:サトシ(松本梨香) 作詞・作曲:佐香智久 編曲:佐香智久、saku タイトル通りXY Z編になってから使われるようになった。 何気に貴重なサトシ名義の曲(多くは松本梨香名義) OP画像はいつもの日常の絵から始まりサビ後半ではプニちゃんことジガルデ・コアとフレア団、そしてアランとの闘いを描く。 ショータのメガジュカインとサトシのゲッコウガの新たな姿・サトシゲッコウガのバトルも熱い。 アニメで話が進展したことにより、以下の話で映像が若干変更されている。 13話(セレナのイーブイがニンフィアに進化した事により、イーブイがニンフィアになった) 18話(サトシのオンバットがオンバーンに進化した事により、オンバットがオンバーンになった) 30話(サトシがエイセツジムのウルップを破った事により、ウルップの場面がジガルデ関連に変わった) 作中では特にサトシゲッコウガになる際のテーマ曲として使用された。 〈ED〉 X海峡Y景色 歌:J☆Dee'z 作詞:戸田昭吾 作曲・編曲:たなかひろかず リズミカルなメロディに合わせ言葉遊びのような歌詞が展開する。 ポケモン図鑑とタウンマップに映ったピカチュウの百面相およびニコニコ動画風の演出が特徴的。 ピースマイル! 歌:J☆Dee'Z 作詞:PA-NON 作曲・編曲:たなかひろかず ポケモンの可愛らしいダンスと旅の思い出たち。 後ろのカットはよく見ると一つの物語になっている。 タイトルの由来は「ピース」「スマイル」であって「ピー」は放送禁止用語のアレではない。 短編映画『ピカチュウ、これなんのカギ?』の主題歌でもある。 ドリドリ 歌:中川翔子 作詞:中川翔子、岩里祐穂 作曲:鈴木健太朗 編曲:黒須克彦 夢に向かい進んでゆくセレナの心情が歌われる。 セレナとポケモンたちの可愛らしい衣装は必見。 セレナのイメチェンに伴いラストの部分が60話で早速変更されたが、気が付かなかった人が多かったとか。 ガオガオ・オールスター 歌:Little Glee Monster 作詞:丸谷マナブ 作曲・編曲:丸谷マナブ サトシ一行やロケット団のポケモンたちが遊んだりお昼寝したり。 冒頭とサビの音楽隊をイメージした衣装がなんとも愛らしい。 「ピースマイル!」同様、短編映画『ピカチュウとポケモンおんがくたい』の主題歌でもある。 プニちゃんのうた 歌:ユリーカ(伊瀬未莉也) 作詞:佐香智久 作曲:馬渕直純、長田直也 編曲:中西ゆういちろう XY Zの1話より使用。比較的シリアス寄りかつ熱い内容だった『XY Z』1話及びOPと打って変わってまさかの超ほのぼの路線。 新たな仲間プニちゃんと仲良く遊ぶユリーカの姿が歌われる。 〈その他〉 『XY Z』ではキャラソンプロジェクトという企画が実施され、話の内容次第では『プニちゃんのうた』以外の曲が流れることもあった。 ドリドリ(セレナver) 中川翔子が歌っていたドリドリをセレナ(CV:牧口真幸)が歌うバージョン。 『XY&Z』20話の挿入歌、及び20話と45話のEDで流れた。 キラキラ 歌・作詞・作曲 佐香智久 ゲッタバンバンのカップリング曲。シトロンのイメージソングとして主に彼のメイン回における劇中歌として使われる。 キャラソンプロジェクトとして『XY Z』31話、44話、最終話にてシトロンverがEDに流れた。この時の映像はサトシ宛に手紙を書くシーンだった。 ロケット団団歌 歌・作詞:ロケット団(ムサシ、コジロウ、ニャース) 作曲:たなかひろかず 編曲:中西ゆういちろう 2001年に無印編第12期ed「前向きロケット団」以来、約15年ぶりのロケット団による楽曲。 彼らのモットーを歌いあげるなど、歴代のロケット団による曲に匹敵するぐらいの前向きな曲。 作曲はたなかひろかず。「ニャースのうた」「ニャースのパーティ」「前向きロケット団」など歴代のロケット団EDを手がけた人。 歌の中には「ロケット団よ永遠に」の歌詞が部分的に受け継がれている。 2016年以降、彼らが名乗る際に使われており、『XY Z』14話ではEDとして流れた。 ピカチュウのうた 歌 ピカチュウ(大谷育江) 作詞・作曲 佐香智久 キャラソンプロジェクトにまさかのピカチュウのキャラソンが登場。 が、歌詞はまさかの「ピカ」や「チュウ」のみという何とも言えない歌詞だった。一応EDで流れた時は下に訳があったが。 配信及びEDで流れる前に歌詞が公開されていたため、狂気とか手抜きとか言われたが、 『XY Z』36話のEDで流れるとそこは大谷氏の演技力で見事な癒し曲となった。 映像の中には彼の大好きなケチャップが存分に描かれている。 ニャースのパラード 歌 ニャース(犬山犬子) 作曲:たなかひろかず 編曲:戸田昭吾 無印の「ニャースの歌」を彷彿させるような歌で月をバックにニャースがギターを弾いて歌う曲。 秋の夜長にひっそりとムサシ達やロケット団のポケモン達が集まるといった静かな曲。 『XY Z』43話、46話のEDで流れた。 ◆ エピソード 一覧 [部分編集] 話数 タイトル 脚本担当 第1話 カロス地方にやってきた!夢と冒険のはじまり!! 冨岡淳広 第2話 第3話 第4話 ピカチュウとデデンネ!ほっぺすりすり!! 大橋志吉 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 第14話 ぶきみな雨宿り! ニャスパーは見ていた!! 大橋志吉 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 ジャジャーン!ニセサトシ現る!! 大橋志吉 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 うつしみの洞窟!鏡の国のサトシとサトシ!? 米村正二 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話 第45話 第46話 第47話 シトロン、想い出のキャンパス!電撃の再会!! 藤田伸三 第48話 第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 セレナの本気!激走メェークルレース!! 面出明美 第54話 第55話 第56話 第57話 第58話 第59話 サトシとセレナ初デート!?誓いの樹とプレゼント!! 面出明美 第60話 目指せカロスクイーン!セレナ、デビューです!! 冨岡淳広 第61話 第62話 第63話 第64話 フォッコVSマフォクシー!華麗なるパフォーマーバトル!! 面出明美 第65話 第66話 第67話 第68話 第69話 第70話 第71話 第72話 第73話 第74話 第75話 第76話 第77話 第78話 第79話 第80話 第81話 第82話 第83話 第84話 第85話 第86話 第87話 第88話 第89話 第90話 第91話 第92話 第93話 第94話 第95話 第96話 第97話 第98話 第99話 第100話 第101話 第102話 第103話 第104話 第105話 第106話 第107話 第108話 第109話 第110話 第111話 第112話 第113話 エルVSセレナ!開け未来への扉!! 面出明美 第114話 第115話 セレナ、サトシになる!最強ピカチュウ対決!! 松井亜弥 第116話 第117話 第118話 第119話 第120話 第121話 第122話 第123話 第124話 第125話 第126話 第127話 第128話 ライバル決戦!サトシゲッコウガVSメガジュカイン!! 面出明美 第129話 第130話 第131話 第132話 第133話 第134話 第135話 第136話 第137話 第138話 第139話 第140話 第141話 第142話 終わりなきゼロ!また逢う日まで!! 冨岡淳広 ◇ 劇場版(ポケモン・ザ・ムービー) 破壊の繭とディアンシー 光輪の超魔神 フーパ ボルケニオンと機巧のマギアナ 画像出典:ポケットモンスター エックスワイ アニメーション制作:OLM Team Kato 製作:テレビ東京、MEDIANET、ShoPro 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-29 21 09 19) アニメXYも今年で終了だろうな…。離脱するであろうセレナはサトシにどう対応するのか。 -- 名無しさん (2016-05-29 22 45 05) 今回のリーグでまた過去組使わなかったらセレナ、シトロン、ユリーカはサトシの以前の手持ちはピカチュウ以外一切知らないってことになるんか -- 名無しさん (2016-05-29 23 45 23) 残り半年ちょいでカロスリーグ編とフレア団編をやる訳か…かなりしんどいな。でもサンムーンの情報が一切ない現段階でフレア団編を後にしたのは英断だと思う(フレア団はサンムーンで続投の噂もあるし) -- 名無しさん (2016-05-30 00 52 41) ここまででもう一人のカロスの王、AZにゃんの姿は無し… -- 名無しさん (2016-06-14 15 36 45) キラキラはシトロン版も登場したね。 -- 名無しさん (2016-06-19 19 47 00) なんか次回以降の話の規模と作画が劇場版レベルなんですけど…本当にスタッフ死ぬんじゃないのか -- 名無しさん (2016-08-18 19 39 55) 総作画監督さんのツイッターで -- 名無しさん (2016-08-26 07 49 52) ↑(途中送信されたため続き)残り10話ほどと聞いたけど、これはサンムーンもゲーム発売と同時期に放送する形? -- 名無しさん (2016-08-26 07 52 14) 連続になるけどこれまで視聴してきた方に質問です、放送された本篇の中にXYの伝説ポケモン・ゼルネアスとイベルタルは出ましたか? -- 名無しさん (2016-08-26 08 12 19) 祝・ポケモンサンムーンアニメ新シリーズ決定! -- 名無しさん (2016-09-08 16 44 31) こんなタイトルだけどゼルイベは空気。完全にジガルデに原作の役割を取られた -- 名無しさん (2016-09-11 10 41 02) 今週はロボットアニメだった。あとマノンの -- 名無しさん (2016-09-15 20 03 06) 作画クオリティの向上に伴ってバトルがスピーディーに描かれるようになったのも大きいが、闘いの規模が劇場版レベルとかポケスペよろしくなキャラ集合のカタルシスとか、ストーリーの盛り上げ方を心得ている脚本にもとても好感が持てる。 -- 名無しさん (2016-09-20 10 05 26) ここ数週間のフレア団との攻防戦はアニメーターが死ぬんじゃないかってレベルの作画で動きまくってたな……映画が終わって一息付けると思った矢先にこれであるw -- 名無しさん (2016-09-20 10 14 05) カロスリーグは前菜ってくらいにフレア団は面白かった。こっちの路線の方がいいと思うんだけどな。 -- 名無しさん (2016-10-04 01 37 23) ↑たった三週だったがな パなんとかさんは忘れろ -- 名無しさん (2016-10-04 01 40 23) セレナにシトロンにユリーカ。本当に良いチームだったと思うよ。 -- 名無しさん (2016-10-28 15 33 45) 後にも先にもアニポケは続くだろうがベストシーズンの呼び声は高いだろうな。サトシをヒーローとして、パーティを導く存在として描き切り、ヒロインの自立と恋も描き切ってみせた。エンタメとして一級だった。 -- 名無しさん (2016-10-31 08 58 16) 単純にラストバトル相手にシトロンホルビーを据えてるんじゃなくて、セレナと別れた後に、ラストバトルを持ってくる辺りが本当によくわかっている。そうなんだよ、最初にホルビーとバトルした時、セレナはまだ仲間になってなかったんだよ。素晴らしい。 -- 名無しさん (2016-10-31 13 26 16) 年齢相応だけども今までの経験フル活用でかっこいいサトシを限界まで描き切ったって感じのシーズンだった。ゆえに大幅転換しちゃうのも仕方ないのかなぁと思ったり(真面目か大人キャラだとDPかXYと比較され続けるだろうし) -- 名無しさん (2016-11-09 22 53 49) ↑なんだかんだ言ってまだ10歳児だしな -- 名無しさん (2016-11-09 23 26 13) DPは最初から最後までシンジが全てを支えてる感じで、XYは全体的に良かった -- 名無しさん (2016-11-20 02 51 37) 今作は少し固い印象があったけどこういう路線も嫌いじゃないし良かったよ -- 名無しさん (2017-03-16 23 32 43) カラマネロの件を除けば話のまとまりのよさは歴代トップクラスだと思う -- 名無しさん (2017-08-15 05 08 25) アニポケの順位としては無印>XY≧DP>AG>BWって感じ SMはまだ終わってないから決められない -- 名無しさん (2017-10-04 12 54 07) 過去要素を出さなすぎたせいでセレナだけ他シリーズのレギュラーと一切接点が無いぼっちとなってしまった悲劇 特別編も音沙汰無いし -- 名無しさん (2017-10-22 17 40 05) ↑ 過去キャラ出さなかっただけで無印からの設定引っ張って来たりでむしろ過去要素はシリーズ内でも結構多かったんだけど。 -- 名無しさん (2017-10-22 20 04 47) xyす -- 名無しさん (2018-06-24 16 56 53) 今のアニポケに対して頃に戻せとか言う声あるけど、そもそもXYはやれることはやり切ったし、なんだかんだ体裁としては綺麗に終わってくれたから今更同じ絵柄で同じことされても二番煎じにしかならないからこれでいいよ。それぐらいXYは良かったから -- 名無しさん (2019-06-19 11 58 05) 知恵袋でこの作品のキャラソンプロジェクトを異常事態とか言ってる奴見かけてドン引きした -- 名無しさん (2019-10-10 15 45 44) ツイッターで矢嶋監督がキャラを物扱いしてるとか言ってる奴いたけど、どこを観てそう思ったんだと言いたいわ -- 名無しさん (2020-04-22 01 10 35) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2020-09-29 13 56 42) ある意味戦隊シリーズで言う所のジェットマンにあたる作品だと思う。よくも悪くも -- 名無しさん (2020-12-14 13 39 53) ムサシのソーナンスはサカキによって鍛えられたらしくってWikipediaにかいてあったけど何話でいわれてたっけ? -- 名無しさん (2021-01-10 17 41 30) カラマネロの話って伏線放置じゃなくて視聴者が勝手に深読みして伏線扱いしただけでは?コジロウのマーイーカ掘り下げ話としてまとまってたわけだし。仗助の回想シーンに出てきた不良を伏線放置扱いするのと同レベル。 -- 名無しさん (2024-07-19 13 08 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/6217.html
このページでは【ポケットモンスター プラチナ】のキャラクター、 ケイト を解説する。 【F-ZERO X】のキャラクターは【ケイト アレン】を参照。 プロフィール 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 外伝 関連キャラクター コメント プロフィール ケイト 他言語 性別 女 手持ちポケモン 【エアームド】など 初登場 【ポケットモンスター プラチナ】 シンオウ・ジョウト地方の【フロンティアブレーン】?の1人。 バトルステージのステージマドンナを務める壮年の女性。 作品別 ポケットモンスターシリーズ本編 【ポケットモンスター プラチナ】/【ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 バトルステージのフロンティアブレーン。 50連戦目と170連戦目にそれぞれ登場。選んだタイプとは関係なく、規定の合計種族値から選ばれたポケモンからランダムで使用する。 具体的には、50連戦目では「0-339」、「340-439」、「440-499」、「500以上」の4種類の合計種族値カテゴリが分類されており、プレイヤーの使っているポケモンと同じ合計種族値カテゴリ内からランダムで選ばれる。170連戦目では合計種族値500以上からランダム。 当然ながら運ゲーであるため対策は不可能だが、運が良ければ大したことのないポケモンを使う事もあるのであっさり勝てる。 出る回数が決まっているので、挑戦しているポケモンの苦手タイプの高ランクパネルを温存しておいてそれを潰させる形で呼び出すと効果的。 外伝 ポケモンマスターズ EX 2023/09/18から実装されたポケマスフェス限定バディーズ。★5。バディは【エアームド】。原作の使用ポケモンがランダムであるため、本作オリジナルの組み合わせとなっている。(一応使う可能性はあるが……) 関連キャラクター 【フロンティアブレーン】?(シンオウ) 【クロツグ】? 【ネジキ】? 【コクラン】 【カトレア(ポケットモンスター プラチナ)】 【ダリア(ポケットモンスター プラチナ)】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/nicomment/pages/436.html
[2011/01/25 22 07] ポケットモンスター ベストウイッシュ 直前スペシャル 第01話 「イッシュ地方へ!ゼクロムの影!!」 第02話 「アイリスとキバゴ!」 第03話 「ミジュマル!メグロコ!危機一髪!! 」 第04話 「バトルクラブ!謎のポケモン現る!!」 第05話 「サンヨウジム!VSバオップ、ヒヤップ、ヤナップ!!」 第06話 「夢の跡地!ムンナとムシャーナ!!」 第07話 「ツタージャ・ゲットでメロメロ!?」 第08話 「ダルマッカとヒヒダルマ! 時計塔の秘密!!」 第09話 「ペンドラー暴走!キバゴを救え!!」 第10話 「ライバルバトル!強敵プルリル!!」 第11話 「イシズマイ!自分の家をとりもどせ!!」 第12話 「ヤブクロン戦隊と秘密基地!?」 第13話 「チラーミィはきれいずき!?」 第14話 「シッポウシティ!博物館で大冒険!!」 第15話 「シッポウジム戦!VSジムリーダー・アロエ!!」 第16話 「再戦シッポウジム!新技炸裂!!」 第17話 「タマゴからかえったあばれん坊!」 もう待てない!ポケットモンスターBW 直前スペシャル 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm***29456 13 22 26,198 3,741 第01話 「イッシュ地方へ!ゼクロムの影!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12205122 24 59 1,376 641 sm12206557 21 44 416 103 開始時実写パートなし 第02話 「アイリスとキバゴ!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12205371 24 26 1,065 549 sm12207194 22 11 304 53 終了時実写パート無し 第03話 「ミジュマル!メグロコ!危機一髪!! 」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12279394 24 55 746 434 第04話 「バトルクラブ!謎のポケモン現る!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12352828 24 54 760 254 第05話 「サンヨウジム!VSバオップ、ヒヤップ、ヤナップ!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12429235 24 54 941 522 第06話 「夢の跡地!ムンナとムシャーナ!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12502441 24 54 773 189 第07話 「ツタージャ・ゲットでメロメロ!?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12575129 24 54 241 86 第08話 「ダルマッカとヒヒダルマ! 時計塔の秘密!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12645715 24 54 663 158 第09話 「ペンドラー暴走!キバゴを救え!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12717773 24 54 577 130 第10話 「ライバルバトル!強敵プルリル!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12787331 24 55 500 208 sm12785662 24 47 108 10 第11話 「イシズマイ!自分の家をとりもどせ!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12923572 24 54 66 1 第12話 「ヤブクロン戦隊と秘密基地!?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm12982040 24 55 380 63 第13話 「チラーミィはきれいずき!?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm13042867 24 55 293 135 第14話 「シッポウシティ!博物館で大冒険!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm13106158 24 54 891 498 第15話 「シッポウジム戦!VSジムリーダー・アロエ!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm13234552 24 55 467 252 第16話 「再戦シッポウジム!新技炸裂!!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm13297921 24 55 127 9 第17話 「タマゴからかえったあばれん坊!」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm13359504 24 55 411 111