約 1,067,793 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7179.html
902: 635 :2021/06/20(日) 19 16 07 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようですその四十四 記者たちの目の前でアナスタシアは大小様々なゼルモニターを造成する。 空間に浮かぶ幾つものゼルモニター、SFの様な光景に記者たちからは感嘆の声が上がる。 「…まずは東京に飛来した方々について説明致します。」 総理の言葉と共に総理の隣の最早画面というかプロジェクターで映し出す様なサイズの巨大なゼルモニターが切り替わり弓状のナニカを映す。 ゼルモニターに現れるのは文字通りの月弓の様な形状の全幅一キロを超える巨艦、それが地球を背景に日の光を浴びて浮き上がる。 "彼女"が初めて実戦投入された時の映像、それを示す総理の姿を多くのカメラマンが写真に収める。 記者たちはあれ機械仕掛けの神かと話し合う。良く知らないのはあいも変わらずなんのこっちゃであるが。 そしてネットは神代の海洋を思わせるその映像に沸く。 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ アルテミスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ どう見ても神代巨神海洋です!ありがとうございました! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ やはり異聞帯の機神なんじゃろか? 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ そりゃねえだろ。汎人類史の機神とか? 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ まだわからんぞ。あっちのティ連てのがオリュンポス十二機神生み出した文明の可能性もあるし そして銀色の髪を持つ女性、『アルテミス』が映し出されネットの反応は最高潮に達するが、 「こちらは機動砲艦アルテミス。神崎島鎮守府所属の『艦娘』です。」 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ え"!?艦娘!? 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ 月女神アルテミスじゃない!? 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ( ゚д゚)ポカーン 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ( ゚д゚)ポカーン 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ( ゚д゚)ポカーン 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン… 「数年前に神崎島鎮守府にて建造され先の極東戦争において"初めて"実戦投入され多大な戦果を上げた武勲艦だそうです。」 事前知識との違いに記者たちは混乱する。 機神と想定し、どう見てもアルテミスです。ありがとうございましたなのに艦娘ってどういうことなの…とまあ大混乱である。 建造から十年未満でしかも建造したのが向こうの地球国家とか、アレ建造出来るの地球外の星間文明じゃねえの?とか疑問もエラく湧いてくる。 まあ使用されているのがティ連という星間文明の技術なので間違いではない。 903: 635 :2021/06/20(日) 19 17 09 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp そして続くは『物語』を知る者からすれば雷霆神との決戦において駆けつけた火星を冠するローマの主神ことギリシャの軍神にしか見えない存在。 だが背中のバインダーに三連装主砲らしきものが見え、色合いも若干違う。 真紅の躯体には赤と白のストライプが走るその姿にアルテミスも艦娘ならこの軍神も艦娘かと思うもいる。 しかしこれこそマルスになる以前の軍神ではないかと言うものもいる。 続いて映像が流れた。真紅の機体が戦闘を行う動画だ。 敵はこの世界の人類が知り得ない知的生命体の敵、『この世の全ての毒(ヂラール)』を模した仮想ヂラール。 サルカスで得た情報とゼスタール合議体から齎されたヂラールの情報をベースに星間都市山脈の魔獣等の情報をミックスし生み出されたモノ。 巨大な魔獣としか思えない怪物と軍神と思しき存在が戦う光景、傍から見たら白き滅びとの戦いにも見える。 そして映し出された人間体の姿にネット共は湧くが、 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ アレスのアバターキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!って!? 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ 女性!? 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ アレスって男だよな!? 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ どういうことだってばよ!? 名前:名無しの憂鬱な日本人 投稿日:~ ワケワカメ… 「こちらは人型機動攻撃戦艦ローマ、アレス・ローマ或いはマルス・ローマとも呼ばれております。 第二次世界大戦で活躍したヴィットリオ・ヴェネト級戦艦四番艦戦艦ローマを所謂宇宙戦艦として改装した姿になります。」 人間体の姿、茶色のボブカットの髪をし白いケープを肩に掛け、眼鏡を掛けた艦娘ローマだ。 比較対象として第二次世界大戦時の戦艦ローマの画像も映し出される。 全員が目をむき戦艦ローマの過去と現在の姿を何度も行き来する。 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ まさかの戦艦ローマロボ化 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ 人型機動攻撃戦艦…ロボじゃなくて戦艦なんかアレ… 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ まあ元ネタ?のアレスも艦艇みたいだし 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ しかも既存艦艇を大改造したものダゾ 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ だけど魔改造ってレベルじゃねーぞ… 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ ローマ、戦艦から空母にコンバートした赤城や加賀さん超えたな… 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ 元の艦の原型すらない… 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ イスカンダルまで行ったうちう戦艦ですら原型のこってたぞ… 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ なんというか人型で戦艦だとマクロス思い浮かべるわ 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ 最強の家じゃね? 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ むしろジェイアークが近いんじゃ? 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ しかしアレス・ローマか…マルスとロムルスが合わさり最強に見える…! しかも艦娘の名前は元からローマだ!! 名前:名無しの憂鬱なT督 投稿日:~ アレスとロムルスが合わさり最強に見える…!! そ の 発 想 は な か っ た 904: 635 :2021/06/20(日) 19 18 36 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp その頃最後のマスター共のスレは、 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ あのアレスっぽいのについて艦これのやつらとんでもないことを発見したぞ!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ 何だ 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ アレス・ローマ、その名マルスとロムルスが合わさり最強に見える…!! これだ!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ !!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ !!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ !!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ その発想はなかったわ!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ つまりローマか!? 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ 艦娘の名前もローマだしな!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ クソ!神祖と軍神の組み合わせとか最強じゃねえか!! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ つまりあの艦娘はローマ(人類史)を守るローマ(艦娘)ということか! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ つまり全ての艦娘もまたローマということか… 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ローマ! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ローマ! 名前:名無しの憂鬱なぐだーず 投稿日:~ ローマ! 以後ローマのコールが続く 905: 635 :2021/06/20(日) 19 19 12 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 以上になります転載はご自由にどうぞ。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/3099.html
国・地域 / アジア情勢 / 日中関係 / 日韓関係 / 中韓関係 / 新満州国 / アジアと日本 / 西アジア / 中央アジア / 東南アジア / 東アジア / 南アジア / 支那文明圏 / 中国 / 韓国 / K-POP / 北朝鮮 インド / インドネシア / タイ / カンボジア / ミャンマー / フィリピン / スリランカ / ベトナム / パラオ / バングラデシュ / ブルネイ / 南シナ海 アジアインフラ投資銀行(AIIB) / インド太平洋戦略 【日印関係】 / 【日中関係】 / 【ブータン】 ■ 外務省、インドとブータンを支持 「社会科学上の不満(2017.8.22)」より / 政府が裏切ら無いと言う信頼があれば、官僚は絶大な力を発揮すると言う事例である。 中国が、インドとブータンとの国境にあるドクラム高地の領有権問題に関して、日本がインドとブータンを支持する立場を示したことで、日本政府に抗議しました。 IRIB国際放送ラジオ・ヒンディー語によりますと、中国外務省の華春瑩報道官は、18日金曜、北京で行われた記者会見で、日本の平松賢司駐インド大使のドクラム高地に関する表明は根拠が欠けているとして、関連する事実を正しく理解できずに、このような判断を行うべきではないとしました。 華報道官はまた、「ドクラム高地に関する対立は存在しない、国境線は明確であり、双方共にそれを受諾している」と述べました。 さらに、インドは軍事力によって現在の地域の状況を変えようとしているとしました。 平松大使はインドと中国のドクラム高地の国境における緊張について警告を発し、緊張の高まりは地域の安定を乱すとしました。 平松大使はまた、この緊張においてインドの立場を支持し、ドクラム高地の状況を一方的に変える暴力的な措置は決して行うべきではないとしました。 最近、インド軍が、ドクラム高地において、中国軍による国境の道の建設に反対し、2つのバリケードを壊し、中国領への影響を強めたことにより、中国とインドの国境における緊張が高まっています。 http //parstoday.com/ja/news/japan-i34128[Pars Today] (※mono....中略、詳細はブログ記事で) / 左翼の方々は、「中国の侵略は良い侵略」 とのスタンスか? もうバレバレなのだが、TV関係者はネットが出来ない(やらないではなく)との噂がある、故にこのテイタラクか? 日本も口先だけでなく、中国へのODA辞めたらどうか?日本よりGDPが凄い国になぜODAなのか?外務省が食い込まれているからか? このニュース、外務省内のチャイナスクールの影響が下がってきたと言うことか?それなら大歓迎である。 ■ China Alert 2017/03/14 アジアの激動と習近平政権 「二階堂ドットコム(2017.3.14)」より / 今回は、両会(全人代と政協)で何が議論されているのか、中国の今後の金融政策はどのようなものになるのか、そして最後に北朝鮮情勢を中国の学者はどう見ているのかをお伝えします。 習近平は、機構改革によって、遮二無二中国を改造しようとしています。かなり目玉となる政策もあるようです。中国人民銀行も、かなり大胆な政策を採用するようです。さすがにゴールドマンサックスも、中国株が有望だと考えているのは、中国側の政策変更を考慮した上のことなのでしょう。 最後に、北朝鮮情勢ですが、中国のかなり名の通った学者も、北朝鮮と米国の衝突を遅くしています。このまま、アジアは激動の時代を迎えるということなのでしょう。 1.習近平が掲げる国家理念 2.中国人民銀行副総裁の発言 3.世界情勢、特に北朝鮮情勢を中国人学者はどう考えているのか http //www.j-cia.com/archives/13212 【G20】 ■ 【インテリジェンス・K】アメリカの動き 9月5日 劇団ひとり、習近平 「二階堂ドットコム(2016.9.5)」より / 今回のG20は、中国が威信を賭けて成功させようと躍起になっています。しかし、戦場はどうも会場となる杭州ではなかったようです。勝負はサミット前に決まっていたようです。8月初旬の尖閣諸島をめぐる動きから、全ては中国に不利な方向に動き出しています。 本来であれば、このG20以降、中国は以前にも増して南シナ海や尖閣諸島の領有権を主張したことでしょう。しかし、その前提が次々と崩されています。気持ちよいほどの中国包囲網の完成です。自国の名声を高めるために開催した杭州G20でホストである習近平が最も孤立することになるとは誰が考えたでしょうか。 http //www.j-cia.com/archives/12773 ←※有料課金記事 ※monosepia数式メモ:【アジアの今後 =(日米+インド+ベトナム-オーストラリア)VS(中国+北朝鮮+パキスタン)±ロシア】 ■ 【インテリジェンス・K】アメリカの動き 2月22日 高まるアジアの緊張 「二階堂ドットコム(2016.2.22)」より / アメリカの大統領選も、そろそろ候補者が絞れてきたのではないでしょうか。現段階では、親日的な、皇室とも関係の深い候補者が最も有利になっています。それでも、アメリカ大統領選では、思いがけないことがしばしば起こるものです。まだ、決定したとは言えないでしょう。 むしろ、アジアでの緊張の高まりが気になるところです。それよりも気になるのが中国の人民解放軍のちぐはぐな対応です。パキスタンの情勢も気になるところです。今週すぐに何かが起きるということはなさそうですが、アジアの状況は着実に悪化しているといえるでしょう。 (※mono.--以下略) ★ フィリピン、ベトナム、マレーシア 「中国の脅威」で日本の安保見直しに期待 「産経ニュース(2014.7.11)」より 【中越関係】 ■ 日本人は、今が動乱の時と覚悟する必要がある 「浮世風呂(2014.5.9)」より / 日々何事もなく、平和を謳歌する日本だが、日本のメディアが意図的に詳細を伝えない海外では、アジアや米国、欧州、豪州など至る所で動乱が起きている。 その原因の殆どが特亜3国(支那、南朝鮮、北朝鮮)である。 (※ 後半の長文略、詳細はブログ記事で) 【 保存記事 】 ★■ 2016年、米軍撤退でアジアの大混乱が始まる――日高義樹のワシントン情報 「Yahoo!news[PHP Biz Online 衆知](2014.3.13)」より / アメリカ軍はアジアからすべて引きあげる アメリカは2014年以降、本格的にアジアから引きあげる。すでに述べたように、沖縄からグアム島に海兵隊が移動し、日本にアメリカの基地はあっても、アメリカ軍がまったくいない状況になる。 アメリカ第七艦隊が横須賀や沖縄に基地を持っているが、海軍というのは、孤立主義の象徴と言ってもよく、基本的にはアメリカ本土から出撃する体制をとる。海軍力の日本における存在は軍事的には無視される。 2016年、アメリカ陸軍部隊は完全に韓国から撤兵する。アメリカ軍はアジアからすべて引きあげることになるのである。アジアを取り巻く西太平洋、日本海から南シナ海、インド洋からペルシャ湾に至る広大な海域は、アメリカの戦力地域からはずされることになる。その結果、アジアにおいて、これまで予想しなかったような大動乱が起きると予測される。 この大動乱についてはのちほど詳しく述べるが、日本にとって最も懸念されるのは、いくつかの戦争と、インドネシアのイスラム勢力による反米の動きが、中近東から日本への石油の流れを阻害する結果、日本に石油危機が到来することである。 そうした戦争をもたらす要因として、中国、ロシア、インドなどにおける地殻変動的な政治的変革を挙げることができる。まずこの変動について述べてみよう。 (※ 以下略、詳細はニュース記事で) ■ 今こそ「パックス・アンチ・シニカ」(Pax Anti Sinica)を指向すべき 「木走日記(2013.11.25)」より / 中国国防省は23日、日本の領土である尖閣諸島の上空を含む東シナ海に、中国が防空識別圏を設定したと発表いたしました。 中国国防省が出した公告は、識別圏内を飛ぶ各国の航空機に、国防省の指令に従うことや飛行計画の提出を求めています、従わない航空機には「防御的緊急措置を講じる」としています。 また中国国防省報道官は「適切な時期にその他の識別圏も設定する」と述べ、東シナ海だけでなく今後はフィリピンやベトナムと領有権を争っている南シナ海にも防空識別圏を拡大していく意向も表明しました。 いよいよ、中国が軍事的拡張主義を露わにしてきました、軍事力によって現状変更を図ろうとする強い意図による危険な挑発行為が始まったのです。 (※ 中略) / この重大な局面において、日本は対中国においてどのような外交戦略を取れば日本の国益に叶うもっとも有効なものとなるのでしょうか。 短期的な視座で持って日本単独で中国に日中首脳会談開催などの呼び掛けをするなどの戦略なく右往左往することは愚の骨頂と云えましょう。 中国の新たなる軍事「覇権主義」に日本一国で対処するのは避けるべきだからです。 日米同盟を基軸に、豪州・ニュージーランドとの連携、フィリピンやベトナムなど中国と領土問題を抱える国や伝統的な親日国タイなどASEAN10各国との安全保障関係強化、さらにはインドやロシアとの連携を、粛々と並行して進めるべきと考えます。 日本は、台頭する中国に対し驚異を覚えている諸国と幅広い外交を展開し、中・長期的にぶれる事ない外交戦略を取るべきでしょう。 最近の安倍政権の外交姿勢及び周辺国の動静をこの動きを念頭にトレースしておきます。 (※ 後略) ■ アジア各国に浸透する嫌中感情 「浮世風呂(2013.10.8)」より (※ 前中後略、詳細はブログ記事で) / それまで、シャン族の人々は自給的な農業によって細々と暮らしていた。そこに中国人の商人が現れて、トウモロコシを作れば高値で買い取ると言って回った。そして、ハイブリッド種子と肥料を売りつけた。その結果、コメを植え付けていたところや山の斜面が次々にトウモロコシ畑に変わった。 それは貧しかったシャン族に現金収入をもたらし、生活の向上に役立ったことは確かである。しかし、トラブルも多発することになった。実ったトウモロコシを、中国人が約束した価格で買わないためである。相場が変わったなどと言って、最初に約束した価格を値切るのだ。国境付近までトウモロコシを運ばせておいてから値切り始めて、「いやなら持って帰れ」などと言い放つ悪辣な手口もあると言う。 ミャンマー人は熱心な仏教徒が多く温和な人々であう。中国人商人は赤子の手をひねるようにミャンマー人を騙すという。その結果として、シャン族にも嫌中感情が広がり始めた。 / 経済について、日本経済の成長率は中国に及ばないが、日本経済は依然として活力を持ち、衝突が起こったとしても中国経済のように脆くはない。政治的には、日本は東アジアの安全を担う一員であるとされ、米国のみならずEUやNATOの全面的支持を取り付けている。一方、中国のアジアにおける盟友は北朝鮮とパキスタンの二国のみである。戦略上的に、日本が中国と同等のライバルであり続けることは、米国やEU、NATOの利益に合致し、豪州やインドも日本に手を貸す意思を見せている。 最後に、日本が戦略的に屈服することを中国が確信しているか、または中国は戦略的に日本を見下しているかどうかを論じたい。問題は2つに分けられる。まず、日本の歴史や潜在的なナショナリズムがそれを良しとするかどうか。そして、国際社会および米国が、日本が中国に屈服することを認めるかどうかだ。 最初の問題について、日本の民族性と伝統がそれを許すことはない。後者について、自信を強める中国に対し、国際社会は日本が中国と同等のライバルであることを望むだろう。ロシアですらそうであると断言しても良い。 中国が日本を軍拡競争に引きこもうとしていることは間違いないが、行き着く先は、中国の国際社会における政治的、経済的な孤立なのである。 / 2013年08月05日 新華経済 ロシア警察が大規模な移民取り締まりを実施し、すでに数百人の中国人不法移民が摘発された。ロシア政府は、「チャイナタウンの形成は絶対に許さない」と話している。5日付で人民網が伝えた。 ロ シア経済開発貿易省の国際関係担当部署、国家政策局のジュラフスキ局長は「中国人移民が形成するチャイナタウンは、地方行政法規に従って徹底的に取り締ま る。移民たちはロシアの風習に馴染むべき。まずはロシア語ができなければ、ロシア社会には溶け込めない。だが、一部の中国人はロシア語を使わなくても済む 環境で生活している」と指摘。 / ◆礼儀知らずの金持ち=インドネシアの中国人イメージ 先日、インドネシア・ジャカルタを訪問したところ、現地在住の華人書道家にこう言われた。「インドネシアで人をだまさないでほしい。中国人の悪事が多すぎて評判が悪いのだ」と言われた。初対面の相手からこのようなことを言われてきまずい気持ちになったが、確かに中国人による振り込め詐欺の横行など問題は多い。 【中国】 ■ シナの新パスポートに台湾景勝地や南シナ海 「日本が好きな人のブログ(2012.11.24)」より ★ 中国 新旅券に係争地記載 台湾やベトナムなど抗議 「毎日jp(2012.11.24)」より 中国が最近発行した新旅券(パスポート)に、台湾の観光地の絵が使われ、中国の領土であるかのように扱われていたり、周辺諸国との係争地を中国領とする地図を記載したりしていることが分かり、台湾やベトナム、インドが23日までに、相次いで抗議した。 このパスポートには南シナ海の大半を自国領とする地図も記載されており、領有権を争うフィリピンが22日、中国に抗議したばかり。 台湾行政院(内閣)で対中政策を主管する大陸委員会は23日、「絶対受け入れられない」と抗議する声明を発表。(共同) ーーーーーーーーーー ★ 中国、新規発行旅券に台湾名勝地 台湾当局「受け入れられない」 「iza(2012.11.23)」より 【台北=吉村剛史】中国が新規に発行した旅券(パスポート)の中に、台湾の名勝地のイラストが含まれるなど台湾が中国領のように扱われていることが分かり、台湾の対中国政策を担当する行政院大陸委員会は23日、「断じて受け入れられない」などとする声明を発表した。中台の現状維持に反する行為として台湾では警戒感が広がっている。 大陸委員会や台湾メディアの報道によると、中国の新旅券には天安門や万里の長城などとともに、台湾中部にある湖の日月潭(たん)や、東部の清水断崖など名勝地のイラストが含まれていた。 このため同委員会では「努力して築いた相互の信頼の基礎と、台湾の2300万人の感情を傷つける行為」とし、台湾側の法に基づく「主権」や「領土」の観点から「中国大陸当局は両岸(中台)分治の事実を正視すべきだ」などと主張した。 この中国の新旅券は、南シナ海の大半を自国の領海とする地図も記載しており、南沙(英語名スプラトリー)諸島などで領有権を争うフィリピン、ベトナムの両政府も23日、中国に抗議している。 ■ 世界を騒がすコレラ・南京虫・多剤耐性菌の起源は同じ場所? 「Darkness of ASIA(2010年11月3日)」より ● アジアのコレラは「インド・コレラ型」と言われており、インドが震源地である。そしてそのインドコレラが常住している場所も分かっていて、それはまぎれもなく、あのガンジス川そのものである。 .
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1422.html
234 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 17 43 ID T3M55Cpp 澄川家の平日の朝は早い。 まず朝の六時には、父の武雄が家を出る。 さらに六時半には、母の八重子も家を出る。 それぞれ職場で重要な立場に就いている人間ゆえ、とにかく常に仕事に追われている。 八重子は五時には起きて夫と一緒に朝食をとり、さらに子供たちの食事を作っておくことをここ数年の習慣としていたが、最近になって変化が生まれた。 「じゃあ後はお願いするわね。私はもう行かなければならないから」 「わかったわ、お母さん」 「助かるわね。あなたは本当、出来た子だわ」 早朝の台所で、八重子は娘の千鶴子にいくつか指示をした後、そう言って微笑んだ。 きっちりとスーツを着込み、すでに化粧も済ませてある。 髪を後ろで結わえていたゴムを外すと、ややウェーブがかった黒髪が背中に流れた。 千鶴子の母親とだけあって、千鶴子に良く似た顔の造りをしており、大人らしい色気と美しさに溢れた女性だった。 ただ、八重子はその表情に生き生きとした変化があり、千鶴子はその表情には全くと言っていいほど変化が無い。 ともに美しいと言っても、その違いが、両者の美しさの種類を異なったものとしていた。 動的な八重子の美しさに対し、どこまでも静かな美しさの千鶴子であった。 「もう私よりもおいしいご飯が作れるんじゃないかしらね」 「そんなことはないわ」 八重子の褒め言葉に、千鶴子はその端正な顔立ちをほとんど動かさずに返す。 八重子は小さく笑って、先ほどまで自分が身につけていたエプロンを千鶴子にかけた。 「相変わらず愛想がないわね、あなたは」 「…………」 「学校でお友達はできた?」 「ううん」 「……まあ、あなたのことだから心配は無いと思うけどね。女の子なんだから、もう少し可愛く振舞っても罰は当たらないわよ」 「…………」 八重子が何を言っても、千鶴子はただ黙って八重子を見つめるか、一言短い返事をするだけだった。 生まれてこの方いつもこの調子だったので、八重子は今更特に思うことも無かった。 自分の娘に能力が備わっていることは既に承知していたので、この年齢にしては落ち着き過ぎに思える態度も、実に頼もしく思えた。 「頼むわよ、千鶴子。そろそろあのだらしないのが起きてくると思うから」 「誰がだらしないって?」 八重子が言うと同時に台所に入ってきた文雄が、寝ぼけ眼を擦りながら不満げな声を出した。 「あなた以外に誰が居るというのよ。まったく、本当にだらしない……。千鶴子を見なさい。もうきちんと着替えて、ご飯の支度だって始めているっていうのに」 「え……? う、うわっ!」 八重子の言葉に、文雄は千鶴子の姿を視界に捉える。 眠気に半ば閉じていた目を見開き、叫び声をあげて飛びのいた。 「なによ、あなた。千鶴子を見て飛び退るなんて。家族とはいえ失礼でしょう」 「あ、い、いや。居るとは思わなかったから」 「何言ってるの。このところあなたの食べている朝食を作っているのは千鶴子なんだから、起きていて当然でしょ」 「まあ、そうなんだけどさ……」 よほど心が乱れたらしい。 文雄は母の追及に、しどろもどろといった様子だった。 「まあいいわ。それじゃあ私は行くからね。二人とも、しっかりやりなさい」 八重子は時計を見ると、バッグを肩から提げてぱたぱたと廊下を走って行ってしまった。 玄関の扉が閉じる音がして、家の中には一瞬奇妙な静寂が訪れた。 後に残された兄と妹。 千鶴子は文雄をじっと見つめ、文雄はその視線から逃れるように目を逸らしていた。 「おはよう、文雄さん」 千鶴子は文雄の様子など一切気にした風もなく、挨拶を口にする。 対する文雄の声は小さく、どこか落ち着かないものだった。 235 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 18 52 ID T3M55Cpp あの日から、文雄は千鶴子に対してよそよそしい態度をとってしまっていた。 冗談とはいえ、自分と性交渉を持ちたいと口にした妹を、意識せずにはいられなかったのだ。 自然に、何も無かったように振舞おうとしても、そこは澄川文雄、根が正直な男である。 気付けば千鶴子と距離を置くように動いてしまっていた。 「おい、文雄、どうしたんだ。このところ、随分粗末な昼飯じゃないか」 「ん? ああ……」 窓の開け放たれた五月の教室。 いつものように海風が通り抜け、真っ白なカーテンをはためかせる。 このところの陽気のおかげで、昼休みとなると生徒たちは屋外で食事をとるようになっていた。 人少なになった教室で、文雄と統治郎はいつもと変わらず、窓際の机を挟んで向かい合って座っていた。 文雄の手の中には、先ほど購買部で買ってきたカレーパンがあった。 「まあ、色々あったんだよ」 そう言って、文雄はカレーパンにかじりつく。 統治郎が自分の弁当のおかずを箸で指し示した。 「いるか?」 「いや、いいよ。案外足りそうだし」 「そうか? 遠慮しなくてもいいんだぞ? あの豪華な弁当からだと落差が激しいだろう」 「前が異常だったんだよ。これが普通さ」 「異常と言うか、尋常ではなかったのは間違いないがな。千鶴子ちゃんと喧嘩でもしたのか?」 「……どうしてそんなこと聞くんだ?」 「あれほど凝っていた弁当がぱったりと無くなれば、不思議に思うだろ」 「別に……喧嘩なんてしてないよ」 喧嘩ではない。 ただ文雄が一方的に避けているだけだった。 例の冗談の数日後、昼の弁当はもういらないと言ってしまったのだ。 既に作ってしまった弁当を手に玄関口に佇む妹の、無表情ながらどこか寂しさを感じさせる顔を思い起こし、文雄は胸を痛めた。 「そう……喧嘩なんてしてないよ」 「何かあったのなら相談に乗るぞ?」 「何もないよ」 「お前は正直者だ。顔に出る。苦しそうな表情をしている。何かあったと書いてある。話してみれば楽になるかもしれないぞ」 「話すほどのことはないさ。心配してくれるのは嬉しいけど、気持ちだけ受け取っておくよ」 さすがに、妹を意識してしまって避けている、などとは口が避けても言えない。 俯く文雄の肩を、統治郎がどんと叩いた。 「気持ちだけなんて寂しいことを言うなよ。俺は出来る限りのことをするぞ。実際のところ、お前と千鶴子ちゃんが喧嘩をしていると困るんだ」 「? 何で統治郎が困るんだ?」 文雄の問いに、統治郎はそれまでになく真剣な表情を見せた。 「実はな、文雄よ。俺は今、ある悩みを抱えているんだ。その解決に力を貸してもらいたいんだよ。お前と、千鶴子ちゃんに」 「よくわからないけど、それは俺一人じゃ力になれないことなのか」 「無理だ。というか、千鶴子ちゃんじゃないと無理なんだ」 「何だそりゃ。そう思うなら、千鶴子に直接頼めばいいんじゃないか?」 呆れたように言う文雄に、統治郎はずいと顔を寄せた。 「簡単な話だ。俺から頼んでも千鶴子ちゃんは引き受けてはくれないだろう。ああいう子だからな。毎日愛情弁当を作ってもらうくらいに懐かれているお前から頼んでもらった方が、引き受けてもらえる可能性が高い」 「あ、愛情って、そんな……」 「それにだ。兄妹は喧嘩しているよりも仲が良い方がいいに決まってる。俺の相談をきっかけに、二人を仲直りさせることができれば、それは喜ばしいことだ。一石二鳥だ」 「仲直りって……だから、喧嘩とかじゃなくてもっと複雑なもので……それに、元々仲が良かったのかどうかも怪しいよ、俺と千鶴子は」 統治郎は、ふむ、と首を捻った。 「素直じゃないな、お前は」 「……それで、統治郎、お前の悩みっていうのは何なんだよ。千鶴子じゃないと無理という話だけど、それこそ俺だって出来る限りのことをするつもりはあるぞ」 統治郎は大柄な体をゆすって椅子に座りなおすと、一息ついてから話し始めた。 「実は、俺には従妹がいてな。この学校の一つ下の学年に在学しているんだ」 「へぇ……統治郎の従妹か。お前に似てワイルドなのかね、やっぱり」 「いや、これが全然似ていないんだ。俺の一族は確かに俺みたいに体が大きくて性格はいいかげんなのがほとんどなんだがな。その従妹はどこをどう間違ったのか、やたら小さくて、繊細な面構えなんだよ。千鶴子ちゃんほどではないが、まあ可愛いと言えるだろう」 「そう真剣に言われると、自虐ネタなのか従兄馬鹿なのか千鶴子へのお世辞なのかわからなくなるな……。で、その従妹がどうしたっていうんだ?」 「うむ、そいつがな、人を殺したと言っていてな」 「そりゃあ……なかなか……」 「困ったもんだろう?」 236 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 21 44 ID T3M55Cpp 夏江統治郎には従妹がいた。 が、その従妹とはすでに数年間会っていなかった。 統治郎の親族は、そこまで付き合いが希薄な面々ではない。 ただ、その子の過去があまりに特殊だったからだった。 「お前を信じて話すんだ。口外はするなよ」 そう言って始まった統治郎の従妹の話は、驚くべきものだった。 美山叶絵、旧姓は里井。 彼女は中学に入学する少し前に、両親を亡くした。 父親が彼女以外の家族を皆殺しにした末に、自殺したのである。 殺人鬼の娘となった叶絵。 そのあまりの壮絶さゆえに、統治郎の両親をはじめ、親戚の者たちは彼女を引き取ることに消極的だった。 また、親族間で囁かれる噂が、彼女をさらに窮地に追い込んだ。 叶絵と父親は男女としての関係を持っていたのだという、そんな噂だった。 叶絵との関係が明るみに出た父親は、他の家族に責められることとなり、最終的に家族を皆殺しにしてしまったのだということだった。 親族の中で警察と繋がりを持つ者が聞きだしたもので、信憑性の高い話とされた。 家族を崩壊に導く要因となり、その命を全て奪い、一人生き残った娘――親族達は叶絵をそう認識し、蔑み、忌み嫌った。 当時統治郎はそのあたりの事情を良く知らずに、両親にうちで引き取ってはどうかと提案したが、一蹴されてしまった。 結局誰も引き取り手の現れないまま日は過ぎ、叶絵は施設に送られることになった。 しかし施設に送られる直前になって、ある人物が自分が彼女を育てようと言い出した。 その人物は美山作蔵という、親族の中の鼻つまみ者だった。 若い頃から粗暴で、親から受け継いだ財産で好き勝手に暮らし、暴力団関係など良くない人間達との噂も絶えなかった。 普通だったらそんな男が名乗りを上げたところで、他の親戚が止めるのだろうが、叶絵についてはそんな事情だったため、鼻つまみ者同士ちょうどいいということになってしまった。 そうして叶絵はそのまま美山作蔵の養子となり、名字を変えた。 以後、美山叶絵は美山作蔵と共に、秋日市郊外の山裾にある大きな一軒家に暮らし、他の親族とは断絶状態となった。 それまで従兄妹として普通に親交のあった統治郎は、彼女のことがずっと心に引っかかっていたのだ。 この春、新入生の中にその従妹の顔を見つけた時は本当に驚き、喜んだ。 年齢よりも幼く見える顔立ちと、くりくりと愛らしい瞳は、昔のままだった。 セミロングの髪を二つに分けて結び、新しい制服のスカーフを初春の風になびかせて歩くその姿を見た統治郎は、すぐに声をかけに行った。 が―― 「私のような人殺しに何か用なの?」 悲しげに微笑んで、叶絵はそう言った。 「かなちゃんよ、そんな、自分を人殺しだなんて言うな。俺はそんな風に思っちゃいないぜ」 「何よ今更……あの時、助けてくれなかったくせに……」 唇を噛み、搾り出すように叶絵は言った。 悲しみとも憎しみともつかぬ、何とも言えない表情に、統治郎は胸をつかれる思いだった。 「統にい、もう私に近付かないで」 辛そうに呟き、統治郎から離れようとする叶絵に、統治郎は言った。 「確かに今更だ。今更だが……これからお前を手助けすることを許してもらえんか? 俺はずっとお前のことが心に引っ掛かっていたんだ」 「統にい、言ったでしょ。私は人殺しだって。近付くと不幸になるよ」 「だから、俺はそんな風には思っちゃいないと……」 「あの事件の話じゃないよ。あれからも、私は何人も殺しているの。最低の人殺しなんだよ」 「な……」 あまりの言葉に、絶句してしまった。 踵を返して立ち去る叶絵のその背中を、統治郎はただ見送るしかできなかった。 237 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 23 10 ID T3M55Cpp 「というわけだ」 一通り話を終えて、統治郎は、大きく息を吐いた。 「どういった事情なのか、本人にきちんと聞きたいところなんだがな」 「聞きに行けばいいじゃないか」 「俺は恨まれているんだ。信用も無い。話してくれるわけがないさ」 「お前が悪いわけじゃないだろ。その時のお前には決定権も、両親をねじ伏せるほどの力も無かったんだから」 「どうだろうな」 自嘲気味に呟いて、統治郎は文雄の肩を掴んだ。 「とにかく、そういうわけだから、千鶴子ちゃんにお願いしたいんだよ、俺は」 「つまりあれか。千鶴子をその叶絵ちゃんとやらに接触させて、どんな状況にあるのか聞き出そうと、そういうことか」 「さすがは親友、理解が早いな」 「話はわかったけど、やめた方がいいんじゃないかな。千鶴子はそういうのには向かないよ」 文雄は妹の冷たい表情を思い浮かべた。 幼い頃からずっと千鶴子はあんな様子だった。 とにかく自分の興味ある事柄以外は眼中に無い。 家族との感情の交流ですら希薄なのだから、他人との交流なんてあるはずもなく、友人と呼べる存在が居たことは今までただの一度も無かった。 「あいつ、そういう、人付き合いとか苦手だからさ」 「そうなのか? 千鶴子ちゃんに任せれば間違いないと思ってたんだが」 「あれで色々欠点のある奴なんだ。同年代の子と話しているところなんて見たことないぞ」 「うーむ……まいったな。他に頼むとなると……」 腕を組んで考え込む統治郎。 文雄が空になったカレーパンの袋をくしゃりと握りつぶす。 と―― 「人付き合いも、必要ならばするわよ」 澄んだ声が二人の真横から響いた。 「え……」 文雄と統治郎が声のした方向を振り返る。 真っ直ぐな目を文雄に向けた千鶴子が、いつもの弁当箱を両手で包むようにして持ち、少し離れたところに立っていた。 「ち、千鶴子……? お前、何しに……」 「これ。お弁当」 二人のついた机にするりと近付き、弁当箱を置く。 その視線が文雄から外れることはなく、文雄は思わず顔を逸らしてしまった。 「弁当はもういいって言っただろ」 「私が食べてもらいたいのよ」 「俺は別に……食べたくない」 千鶴子は少しの間黙って文雄を見つめていたが、やがて二人のやり取りを聞いていた統治郎の方を向いた。 長い髪が肩からさらりと流れ、窓から入る陽光を綺麗に映す。 統治郎は千鶴子の美しさを間近に見て一瞬どきりとしたが、顔には出さずにいた。 「夏江さん」 「おう、何だい、千鶴子ちゃん」 「先ほどのお話に協力します。一週間以内に調べてみせましょう」 「え……え? おいおい、そりゃ本当か? いや、だったらありがたいことこの上ないが……」 「ただ、条件があります」 「条件?」 「はい。その従妹のことを調べている間、文雄さんが私に付き従うこと。それが条件です」 光の具合のせいだろうか、統治郎は、千鶴子の瞳の奥に、赤く煌く何かが見えたような気がした。 238 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 24 47 ID T3M55Cpp 次の日の放課後、文雄と千鶴子は市内を走る電車に乗り、郊外へと向かっていた。 電車といっても、線路はかろうじて複線だが車両は一両のワンマン車両で、窓の外の景色も民家や路地裏といった、いかにも日常的な風景である。 市民にとって最も身近な移動手段として親しまれている鉄道だった。 下校する生徒達の利用時間帯から少し遅れているため、車両内に人は少ない。 がらがらに空いた席に、文雄と千鶴子は二人、西日を背に受けて座っていた。 二人がこうして肩を並べるのは、実に数日ぶりのことであった。 「良かったわ。文雄さんが一緒に来てくれて」 「統治郎にあそこまでされたらな……」 千鶴子の出した条件を、統治郎はすぐに呑んだ。 そして、その場で文雄に土下座した。 「お前と千鶴子ちゃんに何があったのは知らんが、ここは条件を呑んでもらえないか。俺はあの従妹が心配でたまらんのだ」 そう言って床に額を擦り付ける統治郎を、文雄は拒むことは出来なかった。 こうして数日来の気まずい想いを抱えたままで、文雄は千鶴子と行動を共にすることになったのだ。 「というか、俺を従えてどうするんだ? 何か考えでもあるのか?」 「特に意味はないわよ。文雄さんが私を避けるから、傍に置いておこうと思っただけ」 「置いておくって……」 「文雄さんは本当、お人好しよね。あんな土下座一つで動いてしまうんだから」 「お前な、そんな言い方ないだろう」 統治郎との友情を馬鹿にされたようで、文雄はいい気分がしなかった。 が、そこは電車の中、仮にも公共の場ということで、うるさく言うのはやめにした。 「それで……どこに向かってるんだ、これは」 「言ったでしょう。美山叶絵さんの家よ」 「いや、言ってないから。放課後教室にやってきて、そのまま引っ張ってきたんだろ、お前が」 「そうだったかしら?」 「そうだよ! いや、まあいいや……。昨日の今日で、もう美山さんと友達になったのか」 「いいえ。今のところ彼女は私にとって赤の他人よ」 「だとしたら、家に行ったところで追い返されるだけだろ。話を聞きに行くにせよ、もっと関係を深めてからじゃないと無理なんじゃないか」 文雄は統治郎の従妹であるという、美山叶絵のことを思い出した。 既にその日の昼休みに、千鶴子と二人でその外見を確認済みであった。 統治郎の血筋らしからぬ、と言っては失礼だが、線の細い印象の、やや童顔の可憐な少女だった。 彼女は何人かの友人と食堂で昼食をとりながら、可愛らしく笑っていた。 統治郎の話から想像していたのとはまったく違った明るい様子が、文雄には何とも印象的だった。 あんな少女が凄絶な、暗い過去を持っている――そう考えるだけで胸が痛む思いだった。 「文雄さん、何を考えているの?」 千鶴子の呼びかけに、文雄は回想を打ち切られた。 「え……? あ、ごめん。別に何も……」 「美山さんのことを思い出していたんでしょう」 「いや、まあ……うん」 「よほどあの娘が気に入ったのかしら」 千鶴子の言葉を、文雄は首を横に振って否定した。 「違う。ただ、少し可哀想だと思っただけだよ」 「可哀想だは好きと同じよ、なんて言葉があったわね」 「だから違うって。しつこいぞ。何か言いたいことでもあるのか?」 「別に……そんな怒らなくてもいいじゃない」 小さく俯いて、千鶴子は言った。 文雄は少し気まずくなって、椅子に座りなおした。 239 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 25 14 ID T3M55Cpp 「ま、まあ……とにかく、そういうわけで、話を聞きに行くのは少し早いんじゃないか」 「話を聞きに行くわけじゃないから」 「え?」 「話を聞くなんて無意味だから、聞かないわ。嘘をつかれたら確認のしようがないもの。自分で考えて、自分で調べるのよ」 「え……じゃあ、深山さんの家には何をしに……」 思わず千鶴子の方を向いて問いかける文雄の唇を、千鶴子の白い指が押さえた。 「わからない?」 「……わからない」 身を引いて文雄は答える。 少し離れて座りなおそうとしたが、気付いたら千鶴子に手を握られていた。 「文雄さん、人を殺したと言っている人間が、ごく普通に生活を送れるのはどんな時だと思う?」 「え、ええと……言っているだけの時とか?」 「半分正解」 口元だけ動かして、千鶴子は言う。 相変わらず文雄の手を握ったままで、どうやら離すつもりは無いようだった。 「半分というと、残りの半分は何なんだ?」 千鶴子と距離を置くことを諦めて、文雄は尋ねた。 「実際に人を殺していて、警察に捕まっていないときね」 「おいおい、そんなこと……」 あっさりと言う千鶴子に、文雄は反論した。 「そうそうあるわけないだろう。仮にあったとして、彼女のように人殺しを公言するなんてありえない」 「そうね、ありえないわ。せっかく捕まらずにいるのに、自分の罪を明らかにするのはおかしいわよね」 何という会話をしているのだろうと、文雄は思わず車内を見回した。 線路を渡る静かな振動音が響く車内には、自分達以外に年老いたの男女が数人乗っているのみである。 彼らはぼんやりと窓の外を眺めていたり、あるいはうつらうつらとしていたりで、文雄たちの会話は耳に届いていないのか、少なくとも興味を示している様子は無かった。 「以上のことを鑑みると、彼女の置かれている状況というものが見えてくるのよ」 「え? どうやって?」 「簡単な場合分けよ。中学校の数学でもやったでしょう」 「ええと、今の流れだと……美山叶絵が何もしていない場合と実際に人を殺している場合があるけど、後者の場合は公言するはずがないから、やっぱり何もしていないということになるのか?」 「捕まる覚悟で殺人を公言することもあるし、絶対捕まらないとわかっているから公言するということもあるでしょう」 「つまり、どうなるんだよ……?」 「捕まる覚悟で言うのなら、それこそ警察に行けばいいわよね。でも彼女は行っていない。ごく普通の、高校生としての生活を送っているわ」 「絶対捕まらないとわかってて言っている……お前はそう考えているわけか」 「ええ。もちろん、美山さんが何もしていない可能性や、何も考えずに口に出してしまったという可能性も、等しくあるわ。けど私はそう考えているの。ねえ、文雄さん」 千鶴子が手を伸ばし、文雄の頬を優しく撫ぜた。 「捕まらない人殺しって、どんなものだと思う?」 「え、そ、それは……」 ありうるのだろうかと、文雄は一瞬考え込んでしまった。 「……わからないな」 「私の考えるとおりなら、面白いものが見られると思うわよ」 淡々としながらも、千鶴子はいつもに比べてずっと口数が多かった。 アナウンスが鳴り、市の最北に近い、山際の駅に着く。 扉が開くと千鶴子は立ち上がり、文雄の手を引いた。 「行きましょう、文雄さん」 何だか千鶴子は楽しそうだ。 文雄はそう思った。 240 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 27 11 ID T3M55Cpp 美山家は、駅から少し坂を上った高台に、その居を構えていた。 石垣に囲まれ、その全貌は見えないが、大きな家であるということはわかる。 夕刻、日が落ちるまでまだ一時間はあるという時間、あたりには人通りは無かった。 「それで、千鶴子、どうするんだ?」 「言ったでしょう、調べるって」 千鶴子は美山家の脇を通る細路地に入り、周囲を見回すと、ひょいと飛び上がって石垣の上に手をかけた。 「お、おい、千鶴子! 何を……」 慌てて文雄は止めに入るが、千鶴子は無視して石垣をよじ登る。 足を掴もうかとも思ったが、 「あら文雄さん、私の下着が見たいの?」 との一言に、引き下がらざるを得なかった。 「……犬がいるわ。放し飼いにされているみたいね」 石垣に登った千鶴子は、スカートのポケットから何か取り出すと、庭に向かってそれを放り投げた。 いったい何をしているのかと、文雄も覚悟を決めて石垣に登る。 草木の茂る、それなりの広さの庭の片隅に、犬が二匹、地面に鼻をこすりつけて何かを貪っていた。 「何をやったんだ?」 「非常食よ。このままじゃ庭に下りられないでしょう」 「いや、食べ物をやったところで、そんなすぐには懐かないと思うんだが……」 そう言っている間に、二匹の犬は千鶴子の与えた食べ物を食べ終え、地面から顔を上げた。 すぐに歩き始めるが、なにやらふらふらと足元がおぼつかず、やがて唸るような、苦しげな声をあげる。 ついには、二度三度と嘔吐を繰り返し、二匹が二匹とも横になって倒れてしまった。 「これで大丈夫よ」 千鶴子はひらりと庭に下り、文雄も続けて下りる。 犬たちの方を見ると、ぴくりとも動かず、自らの吐瀉物に鼻先を突っ込んで地面に倒れていた。 「何をしたんだ?」 「眠らせただけよ」 とてもそうは見えないが、文雄は可愛い妹の言葉を一応は信じることにした。 「……どうやって?」 「知識と、あとは自然の力ね。身近なところに、色々なものがあるものなのよ」 不法侵入という明らかな犯罪行為に加えて、先ほどの倒れる寸前の犬たちの不気味な様子。 文雄は正直怖かったが、千鶴子に従うと約束した以上、ここで逃げ去るわけにはいかなかった。 そもそもにして、この様子では自分がいなくなったらどんな無茶をするかわからないという思いがあった。 草木が伸び放題の、手入れの行き届いていない庭を、千鶴子は既に歩き出していた。 木造の、大きくはあるが質素な造りの家が見えた。 「まるで探偵ごっこね」 「ああ……そうだな」 「文雄さん、私の後についてきて。窓から死角になるように近付くから」 「近付いて何するつもりなんだ……?」 「中に入るのよ。決まってるでしょう」 「……おい、待てこら」 はっしと文雄は前を行く千鶴子の肩を掴んだ。 「家にまで入るつもりなのか。無茶を言うな」 「大丈夫よ。犬を庭に放し飼いにしていたから、意外と戸締りには気を遣っていないかもしれないわ」 「俺はそういうことを言ってるんじゃない。さすがにそれはだめだ。犯罪だろ」 「何言ってるの、夏江さんの従妹さんのこと、調べなきゃならないんでしょ」 「それはそうだけど、もう少しまともな手段でだな……て、何を……むぅ!」 文雄の言葉は、千鶴子によって遮られた。 突然飛びつくようにして、口を手で塞がれてしまったのだ。 「静かにして」 千鶴子が耳元で囁く。 妹の髪の香りにどぎまぎとしながらも、文雄はしっかりと頷いた。 241 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 27 48 ID T3M55Cpp 「声が聞こえるわ」 「声?」 手を離してもらい、ひそひそと会話を交わす。 文雄の耳には何も聞こえなかった。 「文雄さんの日頃の行いのおかげかしら。どうやら、家の中には入らずに済みそうね」 「え……?」 千鶴子が身を屈めて歩き出し、文雄もそれに続いた。 植え込みの陰を縫うように進み、美山家の南側の縁側の前にたどり着く。 草葉の陰からそっと頭を上げて見えた光景は、衝撃的なものだった。 縁側のガラス戸の向こう側の、十畳ほどの居間。 そこで一人の少女が、初老の男性に背後から突かれて犯されていた。 少女は居間の隅にあるソファーに手を置き、男に向かって尻だけを高く掲げていた。 膝まで下ろされた白い下着と、捲くられたスカート。 それは紛れもなく秋日高校の女子制服で、男の激しい腰の動きに合わせて体を揺らしているのは、紛れも無く、あの美山叶絵だった。 「あ……ああ……! んぁあっ……!」 ここまで来ると、文雄の耳にもはっきりと声が聞こえた。 美山叶絵の喘ぎ声だった。 昼間話したあの娘が、小柄な体をびくびくと震わせて、よがり啼いていた。 「あ……! ああっ! だめ……だめぇえ……!」 ぱちゅん、ぱちゅんと、男の腰が押し出される度に濡れた音がして、叶絵の白い尻が揺れた。 「へへ……何が駄目なんだよ、え?」 「せ、制服……脱がないと……まだ新しいのに……汚れちゃう……」 「うるせえな。お前はだまって俺にまんこ差しだしてりゃいいんだよ」 初老の男が下品に笑って言った。 容貌を具体的に聞いていたわけではないが、あの男が叶絵の養父となった美山作蔵だろうと、文雄は思った。 あまりの光景に、文雄は顔を逸らしてしまう。 と、隣に身をかがめていた千鶴子と、ぴたりと目が合った。 千鶴子は目の前の光景に全く動じた様子は無かった。 「ほら、面白いものが見れたでしょう」 「千鶴子、面白いものって……これは……」 「例の話、堕胎よ。彼女はこれまで、養父との間にできた子供を、堕ろしたことがあるんでしょうね」 凍りつく文雄を気にした様子も無く、千鶴子はまたポケットから何やら取り出し、文雄に手渡した。 「はい、文雄さん。よろしくね」 「これは……?」 「家から持ってきたビデオカメラよ。しっかり撮ってね」 「と、撮るって、あれをか!?」 驚く文雄の口を、再び千鶴子が手で塞いだ。 「静かにして。ここでこうしているのがあの男にばれたら、無事で済まないことくらいわかるでしょう」 なるほど確かに叶絵を犯している男は、堅気の人間には見えなかった。 文雄は統治郎の説明に、美山作蔵は暴力団との関係などが囁かれているという話があったことを思い出した。 「千鶴子、さすがにまずいよ。帰ろう」 「駄目よ。きちんと証拠を撮っておかなくちゃ」 「証拠って……彼女に何があったのかということなら、俺とお前が統治郎に伝えれば十分だろ。さすがにこれは見ていられない」 「夏江さんに見せるための証拠じゃないわ。いつか彼女をこの家から救い出すのに役立つのよ」 文雄ははっとした。 確かに警察に行くにせよ相談所に行くにせよ、養父からの虐待の、これ以上の証拠は無いだろう。 しかし、だからといってこんな覗きのようなことが許されるのだろうか。 悩む文雄をよそに、千鶴子は冷静な面持ちでガラス戸の向こうで行われている行為を見ていた。 「文雄さん、最終的には、彼女のためなのよ」 冷たく響く千鶴子の言葉に、ついに文雄はカメラを構えた。 242 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 30 50 ID T3M55Cpp レンズ越しに見る養父とその娘の性行為は、激しく、いやらしいものだった。 制服のセーラー服もたくし上げられ、露になった叶絵の胸を男が乱暴に揉みしだく。 男の擦り付けるような腰の動きに合わせて、可愛らしい胸が揺れるのが見えた。 「あ……あっ! あ……やぁあ……」 「へへ、何がいやだって? たく、どこもかしこも柔らかい、スケベな娘だぜ」 「んふっ! ん! んうん~っ! ん……っ!」 背後から圧し掛かるようにして、男は腰の動きを大きなものにする。 ずぱん、ずぱん、と肉同士のぶつかる音がして、叶絵は膝をがくがくと震わせた。 男がにやにやと笑いながら叶絵の耳元で何かを呟くのが見えた。 叶絵は上気した顔で頷き、右足を浮かせて股を開くと、その脚を男に預けるようにして横を向いた。 文雄は叶絵の露になった肉体と表情を真正面から見ることになった。 叶絵は、唇を噛み締めて泣いていた。 「へへ……まだまだ。今日も犯しまくってやるからな」 男が、涙の流れた叶絵の頬にべたべたと舌を這わせながら言った。 やがて腰を動かし始めると、赤黒いペニスが叶絵の小さな性器を割り開くようにして入っていった。 小柄な叶絵が大柄な男の男性器を受け入れているその姿は、痛々しくもあった。 「おいおい、しっかり濡れてんのに、泣いてるんじゃねえよ。気持ちいいんだろ?」 「う……」 作蔵がねちねちと腰を動かすと、結合部からぬらりと光る愛液が溢れるのがわかった。 「おら、気持ちいいんだろ!?」 「……う……うぅ……」 「気持ちいいんだろ!?」 「あ、は、はい……いいです……気持ちいいです……っ」 叶絵の右の太腿を抱え、男はますます激しくペニスを抜き差しする。 ぬちょ、ぬちょ、ぬちょ、とくぐもった音が、微かに文雄の耳にも届いた。 目の前に広がっているのは、間違いなく虐待の現場だった。 許されざる行為が行われていた。 しかし、男性の自然な反応として、文雄はその光景に確かな興奮を覚えていた。 見知った女性が為すすべも無く男に蹂躙されるその姿は、いち男子高校生にはあまりにも刺激的なもので、本人も気付かぬうちに股間を硬くしてしまっていた。 不意に、その股間に何かが触れた。 思わず下を見ると、そこには千鶴子の手があった。 地面にしゃがみこんだ千鶴子が、文雄の股間を擦るようにして手を動かしていた。 「千鶴子……!?」 「喋ったり動いたりしたら、見つかってしまうわよ」 はっとして家の方を振り返るが、作蔵は義娘の体を貪るのに夢中で、気付いた様子は無かった。 ただ、犯されながら窓の外を見る叶絵と目が合ったような気がして、文雄は思わず固まってしまった。 そのわずか数秒間で、千鶴子は文雄のズボンのファスナーを下ろし、中に手を滑り込ませていた。 「わ、お、お前何を……千鶴子!?」 「静かにしてと言っているでしょう。見つかって捕まりでもしたら、私まで犯されるかもしれないのよ」 ある意味理不尽な物言いだったが、状況に呑まれていた文雄は、おとなしく言葉に従ってしまった。 千鶴子はそのままペニスを取り出し、手に握った。 「文雄さん、しっかり立ってるのね」 「千鶴子、いいかげんにしろよ、これ以上は……」 「あら、こちらにカメラを向けると、私が文雄さんのおちんちんを握っているのが映ってしまうわよ。後で人に見せるときに大変ね」 文雄は慌ててカメラを持ち直した。 目の前では叶絵が涙を流しながら犯され、喘ぎ声を上げていた。 「また硬くなったわね」 そんな千鶴子の声がしたかと思うと、文雄はペニスが何とも言えぬ温かな感触に包まれるのを感じた。 視線のみを移して下を見ると、なんと千鶴子が、文雄のペニスの先を口に咥え込んでいた。 「ん……ふ……」 鼻から声を漏らしながら、千鶴子は文雄のペニスを喉の置くまで咥え込む。 唇を窄め、すするようにして愛撫しする。 小さく水音が鳴り、文雄には自分のペニスが千鶴子の唾液に濡れるのが見て取れた。 「千鶴子、やめろ……」 拒絶の言葉を口にするも、その口調は弱々しいもので、千鶴子が聞いた様子はない。 一旦兄のペニスから口を離したが、亀頭をちろちろと舐めて濡らすと、再び深く咥え込んだ。 243 ノスタルジア ◆7d8WMfyWTA sage 2008/05/29(木) 04 31 23 ID T3M55Cpp 千鶴子の口唇愛撫は巧みなものではなかった。 しかし、妹が自分の股間に顔を埋め、ペニスを咥えているという事実だけで、文雄には十分に刺激的であった。 千鶴子がペニスを咥えたまま顔を前後に動かし、艶のある黒髪が揺れるのを見ると、文雄は何とも言えない背徳感に襲われた。 「千鶴子、お前、何を……」 文雄の呼びかけに答えず、ただ黙々と顔と舌を動かす。 千鶴子は次第に大胆になり、文雄のペニスを吸い上げ、舌を這わせ、頬の粘膜で擦りあげた。 舌を纏わりつかせる時には、いつものすまし顔が唾液と粘液にまみれ、この上なくいやらしかった。 気付けば文雄は、千鶴子の愛撫に身を任せていた。 草木の伸びた荒れた庭で、叶絵が蹂躙されるのを見ながら妹にフェラチオをされるという、異常な状況だった。 涙を流して犯される叶絵に興奮してしまっている自分。 実の妹にペニスを咥えられて感じてしまっている自分。 罪悪感と背徳感、見つかるわけにはいかないという恐怖感に縛られ、文雄は抵抗することができなかった。 構えたビデオカメラのレンズの向こうでは、叶絵が片足で必死に立ちながら、男に突かれていた。 未発達の陰唇をずるずると巻き込むようにして、男のペニスが叶絵を蹂躙している。 興奮が高まったのか、男は腰の動きをより速く、細かなものにして、「出すぞ!」と叫んだ。 「や、やめて……! やめてください! また赤ちゃんが……」 「うぉおお! 出る! おおっ!」 「やだ! いやっ! いやぁあっ!」 叶絵は目を見開いて悲痛な声を上げたが、男は薄ら笑いを浮かべながら、叶絵の膣を抉るように深くペニスを突き刺した。 「あ……あぁ……あ……あぁ~……」 叶絵が目を細めて宙を見つめ、細く唸るような声を出した。 脚をぴんと伸ばしたままで、微かに震わせる。 やがて耐え切れなくなったのか、膝を折って床に崩れ落ちてしまった。 その拍子に、男の赤黒いペニスが糸を引いて叶絵の膣口から抜け出た。 「お前もイったみたいだな」 笑いながら男は、肩で息をつく叶絵を、上半身をソファーに寄りかからせるようにして床の上に仰向けにした。 そして、乱暴な指使いで、叶絵の秘所を割り開いた。 「へへ、やらしい形になったよなあ。まあ、毎日あれだけやってりゃあたりまえか」 露になった膣口から、精液がねっとりと溢れ出るのが、文雄の目にも見えた。 「まだまだ終わらねえぞ。気が狂うまでイかせてやるからな」 「やあ……」 「おら、いくぞ」 男が叶絵の腰を掴み、ずぽんと一気にペニスを押し込んだ。 繰り出される荒腰に、叶絵は背筋を反らし、悶えるように声にならない声を上げた。 また繰り返される父娘の激しい性行為に、見ていた文雄の興奮もいよいよ高まり、同様に激しさを増す千鶴子の愛撫がそれにさらに拍車をかけた。 「んあっ! ああ~っ! やあ……やっ! んおっ、あっ! んぁあ~……っっ!」 叶絵の喘ぎ声が大きく響いたとき、ついに文雄は耐え切れなくなってしまった。 射精感に、慌てて千鶴子の口からペニスを引き抜こうとするも、千鶴子は文雄の腰にしっかりと手を回し、それを許さない。 さらに吸い付くように、文雄のペニスを喉の奥まで咥えこんだ。 「……! ちづ……こ……!」 あまりの刺激に、次の瞬間、文雄は千鶴子の口の中に射精してしまっていた。 これまで経験したことのないような快感だった。 数秒に渡る射精で、自慰のときとは比べ物にならない量の精液が出ているのがわかった。 「ん……んぅ……」 千鶴子は目を細め、慈しむようにして、それを飲み込んだ。 白い喉の嚥下の動きが、何ともいやらしかった。 全ての精液を飲み終えた後も、千鶴子は文雄のペニスを咥えたまま、口の中でねっとりと舌を這わせた。 「はぁっ! あ……ああっ! んぁあああああああっ! あああ~……っ!」 ガラス戸の向こうからは叶絵が何度目かの絶頂を迎える声が聞こえ、やがて千鶴子は文雄のペニスから口を離した。 亀頭の先と千鶴子の唇との間に、透明な糸が引いて落ちた。 「千鶴子、お前……何考えてるんだよ」 陰鬱な感情に支配されながら、文雄が問いかけた。 「こんな……こんなことして……」 「私が何を考えているか、わからない?」 千鶴子が顔を上げて文雄を見つめた。 日は既に落ちて、微かな残照がその美しい顔を映し出していた。 「文雄さんて、馬鹿なのかしらね」 そう言う千鶴子の表情には、柔らかな微笑が浮かんでいた。 戻る 目次 進む
https://w.atwiki.jp/eojpsp/pages/415.html
No. アルージアの封魔術 相手のスペルを1ターンの間完全に防ぐことができる強力なエンドカード。 ウィニーの切り札としてしばしば使用され、スペルを全てシャットアウト出来るので、 例えばパルマス教の聖宴やゴーリの祭壇、機巧の大地を利用した相手の戦略を総瓦解させられる。 できればスペルさえ来なければ完全にチェックメイト出来る状態で使いたいが、 中途半端に追い詰めてを大地打たれては元も子もないので 時には勇気を持って見切り発車的な使用も視野に入れよう。 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/noidea/pages/42.html
商会コンペディション情報 2009年4月15日~5月15日 納品物 ディンカの指輪(5) マグロのオリーブステーキ23皿(5) 大型船尾楼(4) ボルジアの秘毒(4) 鶏丸焼きニンニク詰め5皿(3) ディンガの腕輪 探索9 アフリカ南東岸奥地 マグロのオリーブステーキ23皿 船乗りの魚介料理マグロのステーキ[調理10] マグロ1 オリーブ油1 塩1 大型船尾楼 大型特殊兵装製造法大型船尾楼製造[鋳造12] 鉄材30 木材30 ボルジアの秘毒 民間伝承の錬金術その4ボルジアの秘毒の製法[錬金術2] ブタ3 赤の錬金薬液1 砒石の毒5 赤の錬金薬液 パラケルススの錬金術赤の錬金薬液の製法 赤い鉱石10 水銀3 火トカゲの刻印1 鶏丸焼きニンニク詰め5皿 料理長の肉料理鶏とニンニクのあぶり焼き[調理14] 鶏肉1 ブランデー1 ガーリック1 貢献度状況 4月16日1時5分現在 20/110
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/1427.html
読み とくていアジア 正式名称 別名 和了り飜 役満 牌例 解説 1筒、北、中の刻子を含む上がり 成分分析 特定アジアの91%は言葉で出来ています。特定アジアの5%は税金で出来ています。特定アジアの4%は玉露で出来ています。 下位役 上位役 複合の制限 採用状況
https://w.atwiki.jp/rs_wiki/pages/346.html
秘密ダンジョン/コボルト洞窟の隠されたアジト 入り口マップ名 入り口座標 制限Lv 手順の複雑さ クリアの難しさ 人気 コボルトの洞窟B1 105,132 Lv1~10 ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆ コボルトの洞窟B2 64.82 コボルト洞窟の隠されたアジト(コボルトの洞窟)【制限Lv1~10】 攻略 必要スキル 【クリア必要】特に無し 【罠解除】ディザームトラップLv1では不可ダメージは大したことないので踏んでもOK マップ表示条件 称号 マップ製作者Lv1 手順 [1] 扉を2つほど超えた分岐点を←(テレポの方)にいく [2] シャーモンテルと話す [3] 分岐点まで戻って→の狼を倒す [4]シャーモンテルと話して報酬(経験値2500?)をもらい、その先にいるゲリドを倒す(経験値10000と経験値7000獲得) 敵種類 病気のコボルト(Lv1) コボルト系 グレムリン警備兵(Lv2~5) コボルト系 警備大将ガルン(Lv4~5) コボルト型小ボスZinだが雑魚の極み。 警備大将ジェリ(Lv5~6) コボルト型小ボスZinだが弱い。 警備大将ジェツ(Lv7~8) コボルト型小ボスZinでも弱い。 倉庫番ハイファン(Lv8~9) コボルト型小ボスLv高くても弱い。 副族長ベス(Lv7~8) コボルト型小ボススキルが強くなっても弱い。 副族長ネッシュ(Lv7~8) コボルト型小ボス等級が上がっても弱い。 族長ゲリド(Lv10) コボルト型中ボスやや硬く、攻撃速度もまあまあ。でも全滅するほどではない 胸幅な洞窟狼(Lv1) 捨て犬型中ボス突発的なインシナに注意。 「ピアスインパクト」通常攻撃 使用率50% 物理ダメージ10前後+火ダメージ1~9「バイトハンギング」特殊攻撃 使用率50% 噛み付いて約2秒毎に10ダメージ ハッキリ言うとピアスインパクトの方が強い「インシナレイト」反撃攻撃 HP一定以下で使用率30% 周りに炎を纏い、3〜4秒周期で火ダメージ約5〜35 これをしだしたらキャンディーSPを使うこと ゲリブ(Lv15) コボルト型大ボス前に比べてかなり弱くなっているが、油断は禁物 「メルティングウェポン」特殊攻撃 最初に使ってくる 武器攻撃力を下げる 効果・持続時間共に無いので無視してOK「シールドピアシング」通常攻撃 使用率100% 単なる通常攻撃。ダメージは10前後「ファイアースキン」 炎をまとって3〜4秒毎に火ダメージ5〜15 宝箱 固定宝箱 ボスの部屋に一個(ロックピックLv2必要) ランダム宝箱 詳細不明 隠し宝箱 発見不能 = 無し 備考 攻略手順の[2][3]経験値2500分のパートなので、しなくてもクリア可能ゲリド→胸幅な洞窟狼の順に倒すと報酬がもらえなくなる現象を確認 かなり易しいダンジョンとにかく敵が硬く攻撃も痛い首飾りとキャンディーSPの準備は必須 ※コメント・報告等は秘密ダンジョンへお願いします。
https://w.atwiki.jp/mob-strike/pages/16.html
ソルジャー (Lv9 - 12) $@体力・・・1体力あたりの獲得金額 係数・・・消費体力に対する経験値の倍率 必要回数・・・100%にするための回数 仕事名 解禁Lv 消費体力 獲得金額($@体力) 経験値(係数) 習熟度(必要回数) 必要装備 備考 マフィアのアジトを襲撃 LV9 5 $840(168.00) +5(1.00) +7/+6/+5(15/17/20) ×2 ×3 護衛されている密告者を殺害 LV9 5 $7,040(1408.00) +5(1.00) +7/+6/+5(15/17/20) ×3 ×2 脱獄ほう助 LV9 5 $7,600(1,320.00) +5(1.00) +7/+6/+5(15/17/20) ×3 ×2 自動ライフル入手可能性あり 美術館襲撃 LV9 18 $48,000(2,666.77) +22(1.20) +21/+20/+19(5/5/6) ×2 ×3 密造酒の精製 LV9 7 $8,500(1,214.29) +7(1.00) +9/+8/+7(12/13/15) ×2 ×2 海軍の払い下げ品を強奪 LV9 9 $16,000(1,777.77) +10(1.11) +13/+12/+11(8/9/9) ×3 ×2 ×2 半自動ショットガン入手可能性あり タンカートラックを奪う LV9 8 $19,400(2,425.00) +9(1.10) +10/+9/+8(10/11/13) ×4 ×4 焼夷弾入手可能性あり 全ての仕事を3段階(金:100%)まで習熟することで、体力の回復時間が40秒短縮されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cerberus2ch/pages/228.html
混沌R ノスタルジア・ミュゼット ノスタルジア・ミュゼット MAX Lv 50 性別女性 必要統率 20 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 1480(3168) 1560(3148) 1950(3803) 4990(10119) LvMAX時能力(純正品) 5900(7588) 5200(6788) 6500(8353) 17600(22729) 純正継承値 +1688 +1588 +1853 スキル ソウル・グルーム味方DF +5%初期 ☆ MAX --- 売却価格 3320マーニ 入手経路 ログインパッケージ召喚 召喚セリフ「ふふ、わたしの帰る場所はきみみたい…。」 図鑑テキストこのペンダントはね、ママとパパの形見なの。パパがいなくてもママはいつもペンダントを見て幸せそうだったわ…。こうして付けていると、わたしにもこのペンダントが力をかしてくれる気がするの…。 レアリティ一覧 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル Uノーマル サンライト・ミュゼット 40 15 味方DF +2% 初期 ☆ MAX --- レア ノスタルジア・ミュゼット 50 20 味方DF +5% 初期 ☆ MAX --- Sレア トゥインクルバース・ミュゼット 60 30 味方DF +7% 初期 ☆ MAX --- Uレア トリックダンサー・ミュゼット 70 50 味方DF +10% 初期 ☆ MAX --- レジェンド トリックスター・ミュゼット 80 79 味方DF +12% 初期 ☆ MAX --- SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) コメント
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/1449.html
タイ(国名) アユタヤ