約 1,072,752 件
https://w.atwiki.jp/yaruofullcourse/pages/110.html
レッドホットチリペッパー 食べた瞬間比喩ではなくほんとに口から火がでるチリペッパー。 まだ見ぬ誰かの適合食材。
https://w.atwiki.jp/negipedia/pages/110.html
ケッパー(英:caper) ケッパーは、フウチョウソウ科の半蔓性の低木。学名はCapparis spinosa。 ケッパーは上記の植物から作られる食品。本項に記述する。 ケッパー(英:caper、ケイパー、ケーパー、カープルとも。)は、フウチョウソウ科の低木のつぼみをピクルスにしたもの。 地中海沿岸が原産とされ、主な栽培地はフランス、イタリア、スペインなど。 カプリン酸に由来する独特の風味を持ち、料理の薬味やサラダのつけ合わせに用いられ、特にスモークサーモンには、薄切りのタマネギとともに欠かせないものとされる。 刻んでバターと混ぜたものはモンペリエ・バターと呼ばれる。 使用例 「赤ワインの煮詰め方も干しぶどうもソテーもオレ自身もなにもかも甘すぎる! グリヴィッシュの中でエストラゴンとコルシニョンがとてもケッパーだ!」 「クーゲルシュケッパー!」 その他使用例 保坂で凸したという事を一言で表現できる魔法の言葉 落ちるときに勢いで落ちる事ができる魔法の言葉 一言凸で使用できるかもしれない魔法の言葉 skype着信やMADにも利用できる魔法の言葉
https://w.atwiki.jp/ineitougi/pages/43.html
アッパー - Uppercut ダメージ 消費スタミナ スタミナダメージ 発生F 有利F 攻撃範囲 状態 備考 ヒット ガード ヒット ガード ヒット ガード 5.0% 2.5% 2.2% 5.0% % 3 +5 -1 密~近(0~3) ●● アッパーを放ちます。 かなり相手に接近しなければヒットさせることは難しいですが、ガードされた場合でも さほど威力は落ちません。 ver 4.1.1からは、ヒットした場合、相手が大きく反り返るようになり、出の早い技で追撃できるようになりました。 + アッパーのコンボ技 ジャブ,ストレート,ワンツーパンチ,フック,水月手 ブレイクアッパーのスケールダウンバージョン。 攻撃範囲がとても狭く、ガード崩し・吹っ飛ばしも出来ない。 攻撃を外すとフック等の反撃を受けることがあるので、使うのであれば距離を縮めたい。 しかし、非常に技の出が早い。 フロントキックから繋がり、フックに繋げることが出来るので、間で使われることが多い。 地味にガード時の威力はブレイクアッパーよりもほんの少しだけだが上である。 また、ガードされたときの燃費(威力/S消費)は113.6%程と良い。 ガードさせるとフックなどにつながらなくなる上に、わずかに相手のほうが先に動けるが、 あえてガードさせて相手の行動を上段回避技やSA技で返り討ちにするのもいいかもしれない。 近距離でも気軽に振れる技ではないので、連に組み込まれる。 密着に限ればそこそこ優秀な技である。 連 (Sリバーブローorボディーブロー⇒)フロントキック⇒アッパー⇒フック(主に近距離隙時で使用) フロントで近くなった距離を有効活用した連。 踵落とし⇒フロントキック⇒アッパー⇒フック(主に中距離ガード時で使用) 踵落とし、フロントキックで近くなった距離を活用。ガードされても連が決まるので中距離で積極的に攻撃してこない影に有効。 対策
https://w.atwiki.jp/pazdra-z/pages/33.html
ホウライエリア - ワカクサ平原 とても広く 平和な草原。 野生の りん族が たくさん生息している。 ステージ1 旅立ちの平原 モンスター名 HP 防御 攻撃 ターン ドロップ確認 備考 木 モリりん . . . 2 チップ、エッグ . 木 モリゴン . . . 2 チップ、エッグ . 木 ホッパー . . . 2 チップ、エッグ . ボス モンスター名 HP 防御 攻撃 ターン ドロップ確認 備考 木 ホッパー . . . 2 チップ、エッグ . コメント ここで出る鳥のモンスターがホルスに進化するわ -- 2013-12-14 02 25 09 ↑焼き鳥の進化前はここじゃなくてエルドラドエリアの最初の森な -- 2013-12-14 04 35 08 出現の所に名前表示されないけど両方とも出現するね。進化出来るのはエリュシオンエリア突入後だけど -- 2013-12-14 19 50 15 曜日ダンジョン回れるとエリュシオン行くまでにいけるぽい -- 2013-12-14 20 34 30 ↑×2コダマの森が最速表示でいるぞ -- 2013-12-14 20 36 56 木霊は突入時に名前出てた。ここと火影は何度か出たり入ったりしても表示無し。やはりホルスに進化するだけあって特別扱い?「~の森」系にランダムで出るのかね -- 2013-12-15 03 06 42 リン族の進化 -- 2013-12-27 09 40 36 ホッパー強すぎて倒せんー -- 2014-03-05 01 48 37 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/99.html
クライマックスは終わらない(後編) 身体中が馬鹿みたいに痛てぇ……。 こんな経験は久しぶりだな……。 もう、このまま少し休憩するか……? それもいいかもしれねぇなぁ……。 きっとこのまま楽になれば、ちょっと眠れば直ぐに痛みも引くだろうしよぉ……。 『あれ、モモタロス? こんなところでなにやってんの? もしかして負けちゃった? ハハハハハ! モモタロスってやっぱ弱いんだねー♪ だったら僕が代わって、闘ってもいいかな? 答えは聞いてない!』 はぁぁぁぁぁッッッ!? おいおいおいおいおいおいーーーーー! なんであのハナタレ小僧の声が聞こえるんだ!? しかも俺が負けただとぉー!? 馬鹿言うんじゃねぇ、このハナタレ小僧がッ! 俺が負けるわけねぇだろが!! 『やっぱりモモタロスは単純だよね~♪ ほら、クマちゃん! もう元気になったよ!!』 『うむ! 単純なヤツやな~。もっとこう、俺らみたいにクールにいかんとな! それができんのなら強くなるしかないで、モモの字! まぁ、俺のように泣ける強さはどーせ無理やろうし、お前には求めへん! だけど、ある程度の強さにはならんとな!』 なぁぁぁぁぁにいいいーーーーー!? こおぉぉの馬鹿グマ! てめぇも居るのかよ!? というか、単純って言うんじゃねぇ! 大体てめぇらがクールとか有り得ねぇつーの! しかも俺はてめぇより弱くねぇぞ!! 『おぉ~やっぱアホは良く吼えるのぅ。なぁ、カメのじ?』 『全くだね。先輩、今更僕達にそんな嘘、ハッキリ言って全然意味がないよ。 先輩の頭が少しばかし弱いコトはもう、僕達にはよくわかってるからさぁ。 先輩は本当に僕に良く釣られてくれるもんね、釣りがいがあるよ本当に」 おおおぉぉぉぉぉいッッッ! エロガメ! てめぇまでも居るってのか!? 俺の頭が弱い!? んなコトあるか! 俺はいっだって正直者なだけなんだよ! いいか!? 言っておくが、俺はてめぇの悪趣味な冗談にいつも付き合ってるだけだ! だから、てめぇの嘘に騙されてるわけじゃねぇぞぉぉぉーーー!! 『はいはい、そういうコトにしてあげるよ。先輩♪』 『しょっぱいヤツやなぁ、素直に認めればええものを』 『やーい、やーい♪ モモタロスの嘘つきー! しかも凄いヘタな嘘だしー♪』 うるせぇぞ! てめぇらぁぁぁぁぁーーーーー!! それよりも、何だ? てめぇらはなんで此処に居る!? 俺に一体何のようだ!? 『ん? そういえばなんやったかな?』 『クマちゃ~ん、しっかり……アレ? そういえば僕達、何しに来たんだっけ?』 『二人とも、僕らがそんなコトでどうするのさ? 先輩、僕達はね……って、言う必要もないか。 もう、僕達の目的も終わったようなもんだしね』 はぁぁぁーーーーー? よくわかんねーコト言いやがって……いや、待てよ。 ひょっとして、お前らアレか? もしかして…… 『ああ! 思い出したよ、カメちゃん! 確かにもう僕達、ぶっちゃけ意味なそうだよね~♪』 『なんや、リュウタに先を越されてしもうたか……いーや! 俺にもわかったで! モモのじの調子を見ればもうよさそうやな!』 『その通りさ、二人共。それに先輩が考えてるコトもきっと正しいよ。 僕達は励ましに来たのさ。先輩がもう一度立ち上がれるように……ね』 へっ……この馬鹿野朗共が! そんなコト言っても何も出ねぇし、ちっとも嬉しくねぇぞ! それにお前らに言われなくても、俺は未だやれるぜ! 『モモタロス……ごめんね、僕には君に頑張れとしか言えないけど……それでも、頑張って。 最後まで諦めちゃ駄目だ……僕はそう思うよ』 おおおぉぉぉぉ!? 良太郎も居るのか!? しかし、相変わらずすっとろいぜ、良太郎! カメとクマとハナタレ小僧が一杯喋っちまったのに、今頃出てきてよぉ! もう、殆ど話は進んじまったぜ! 『うぅぅ……酷いよ、モモタロス。僕、ウラタロス達と一緒に最初から居たのに……』 『気にしたらあかんで、良太郎! 男は黙って背中で語ればいいんや!』 『クマちゃん、よく意味わかんないよー?』 『まぁまぁ、良太郎、取り敢えずご愁傷様だね。それよりも……やれるよね? 先輩?』 ああ、勿論だ! 俺をボコボコにしてくれたあいつ……そういえば名前知らなかったな。 うーん……なんか、トンボみてぇなヤツだったからトンタロスでいいや。 うし! 決定! あいつの名前はトンタロスだ! 俺はあのトンタロスに仕返ししなくちゃなんねぇしな! 『トンタロス……相変わらずセンスなさすぎだよ……。まぁ、いいか。 だったら見せてやりなよ、先輩!』 『そうや! モモのじ、男に二言はないで!』 『モモタロスー、普段見せられないカッコいいところを見せるチャンスだね!』 『頑張って……モモタロス、あの人に見せてやろうよ……!』 へっ! なんだか、悪口も言われたような気がするが今日の所は見逃してやる! そうさ、やってやるぜ……あのトンタロスに見せてやる! あいつの両目を引ん剥いてでも、見せてやるぜ! 『僕らの!』 『俺らの!』 『僕達の!♪』 『僕達の……!』 俺達の――――――――を! ◇ ◆ ◇ V3は思考を走らせる。 先程、赤い鬼――――モモタロスと名乗った鬼には充分ダメージを与えた。 恐らく、暫くは意識が、いや、それどころかもう絶命しているかもしれない。 ショッカーによって強化改造を受けた、V3の力は尋常なものではない。 だが、歩を進めるV3はどうしても、気を抜く事が出来なかった。 「……しぶといな」 そう。たった今、モモタロスが再び立ち上がったから。 しかし、先程の戦闘でモモタロスが武器として使用していたディスカリバーは、今は彼の腕の中にない。 ディスカリバーはモモタロスから数十メートルも離れた位置に転がっている。 モモタロスが取りに行こうと動いても、それよりも先にV3は彼を捕える自信がある。 そもそも、立ち上がったモモタロスはV3の眼からでは既にフラフラで、そんな動きは出来そうにない。 しかしだ。 どうにも、油断が出来ないとV3は本能的に感じていた。 そう。モモタロスが自分を食い入るように見つめる瞳が、彼から感じる気迫のようなものが。 異常な程に、強大なものになっているような気がしてならなかったから。 「……おい、トンタロス。てめぇに見せてやるぜ……!」 V3は『トンタロス』という不可解なワードに疑問を抱く。 もしや、自分の事を言っているのか? そんな疑問が抱くが、それはどうでもいい。 それよりも、問題なのはモモタロスを倒す事。 そして、モモタロスが意味深げに呟く言葉の意味も少し気にはなるが。 「俺とあいつらを繋げてくれるもの……俺に強さを与えてくれるものをな……!」 言葉を吐き捨て、モモタロスがある方向へ勢い良く飛び込む。 モモタロスの予想以上の動きにV3は舌打ちをし、咄嗟に身構える。 だが、モモタロスが飛び込んだ先はV3の方でもなければ、ディスカリバーの位置でもない。 やがて、モモタロスが手に取ったもの――それは彼が持っていたデイバック。 先程、V3キックを受けた時、モモタロスの身体から離れ、且つ未だ碌に内容は確認していない。 そして、モモタロスは急いでデイバックを漁り始める。 「だから、良く見とけ! 俺のカッコいい姿を!」 モモタロスにはディスカリバー以外の支給品は知らない。 だが、中に何が入っているかまるでわかっているかのようにモモタロスは何かを探す。 V3は直ぐには襲い掛からず、モモタロスの行動をじっと眺める。 その真意は計り知れない。 ――そして、やがてモモタロスが目当てにしていたものが。 ――何故だか、絶対に入っている筈とモモタロスが信じて疑わなかったものが。 ――モモタロスにとってとても馴染み深いものが モモタロスの両腕にしっかりと握られる。 「そして……俺の――――」 モモタロスはフラフラの身体に鞭を打ち、大きな丸い模様が一つ、そして赤、青、黄、紫の色のスイッチが付いた一本のベルトを両手に掴む。 すぐさま、モモタロスはそのベルトを腰に巻きつけ、赤いスイッチを押す。 モモタロスにとって聞き親しんだ電子音が周囲に鳴り響く。 その軽快な電子音は来るべき闘いへの合図。 そして、モモタロスにカッコいい闘いを招きよせてくれる神秘の音色。 鳴り響き続ける電子音をしっかりと聞きとめ、モモタロスは腰を落とし、右肩を引き、右腕を少し高く上げた。 上げられた右腕にはいつの間にか握られたものが一つ。 モモタロスは右腕に握ったパスカードのようなもの――『ライダーパス』をベルトの――『デンオウベルト』の中心部に翳すように滑らせる。 「変身をッ!!」 ――SWORD FORM―― 響き渡るモモタロスの咆哮、電子音声と共に、落とした腰を上げ、ライダーパスが完全にデンオウベルトの前を通り過ぎる。 瞬間、デンオウベルトから銀色の眩い粒子のようなものが四散し、直ぐにモモタロスの身体を覆うように包み、彼の身体に強化スーツを纏わせた。 更に、モモタロスの周りにレールのようなものが浮かび、赤、青、黄、紫の奇妙な形をした金属片がそれらの上を走る。 やがて、モモタロスの全身に、金属片が各々変形を行いながら次々とぶつかり、彼の外部装甲を織り成す。 変形した金属片によって形成された装甲に銀と黒、そして燃えるような真紅の色が宿る。 最後に変形し、モモタロスの顔面にへばりつき、変形した金属片の成れの果て――電仮面が左右に開き、桃のような仮面を形成した。 そう。その桃の電仮面こそが変身の終着点の印。 「俺、ようやくこの姿で参上ッ!!」 どんな時の干渉をも受けない存在である特異点――野上良太郎、そして彼に協力するイマジン達だけに成る事が許された存在。 時の運行を守る使命を帯び、時の列車で時の流れを見守り続ける戦士――電王 仮面ライダー電王・ソードフォームへの変身が終わったという証。 両手を前後に開き、ポーズを取りながら、モモタロスは――いや、電王は声高らかに名乗りを上げる。 「いいか!? 言い忘れたが俺に前振りはねぇ! あるのはクライマックスだけだ!!」 右の人差し指で構えを取るV3を指差し、電王はお決まりの台詞を叫ぶ。 言うや否や、両腰に装備された部品を取り出し、連結。 使い慣れた一振りの剣――デンガッシャーを造り、電王はそれを右腕に握り締める。 デンガッシャーを肩に担ぎ、電王が強固な意志を漂わせながら、V3を睨む。 「行くぜ、行くぜ、行くぜ! ここからが本番だぜッ!!」 やがて電王はデンガッシャーを握り締めながら、地を踏み鳴らすように、怒涛の勢いで疾走する。 対して、V3も腰を落とし、電王の侵攻に対応しようと構えた。 やがて、二人の距離が近づき、電王のデンガッシャーが大気を切り裂く。 袈裟掛けに振り下ろされたデンガッシャーを、V3は何度もやったように避け―― 「グッ!?」 てはいなかった。 タイミングに狂いはなく、身体を後に引く事により、紙一重で避けたつもりだったV3。 だが、ほんの少し、それでいて確実にV3の身体をデンガッシャーが掠り、小規模ながらの火花を散らし、V3に小さな痛みを味わわせる。 自分の感覚が狂っていたのだろうか? そんな疑問を抱くV3に更に電王は返した刃で、逆横一閃に斬りかかる。 直ぐに思考を断ち切り、今度こそデンガッシャーの軌道から逃れるため、後ろ脚を引く―― 「へっ! 遅いぜ! 今の俺には……てめぇはトロすぎんだよ! トンタロスッ!! 」 「これは……!」 だが、またしても上手くはいかない。 咄嗟に回避は不可能とV3は判断を下し、両腕を交差させ、デンガッシャーの斬撃に備える。 トラックが衝突したかのような轟音が響き、V3の両腕から派手に火花が散りゆく。 思わず、数歩後退せざるを得ない状況となったV3。 なんとか耐え切り、V3は両腕の交差を解き、反撃の拳を放とうと、力を込め始めるが―― 「うおぉらああああッッッ!!」 しかし、またしても遅い。 今度はデンガッシャーを左腕に持ち替え、電王はすぐさまV3に斬りかかる。 振り上げられたデンガッシャーがV3の胸部を抉るように、斜め一文字を描く。 胸部を襲う下方からの衝撃にV3の身体は浮きかけるが、辛うじて踏み止まる。 だが、V3が安堵する間もなく、電王は間髪入れずに腹部に対し蹴りを叩き込み、彼はよろめきながら後退する羽目となる。 (なんだ、こいつは……一体、この力は……?) 電王の蹴りの痛みに耐えながら、V3は目の前の相手、電王に疑問を抱く。 先程の戦闘で電王には充分な打撃を与えた筈であり、変身をした所で疲労や負傷は取れない筈だとV3は思う。 実際、V3の推測の通りであり、電王の身体状況は改善されておらず、更には今も刻一刻と彼の疲労は蓄積していた。 だが、電王の動きは全く精彩を欠く事なく、それどころか先程よりも動きにキレがあり、V3を圧倒している。 V3にはその、目の前で起きている現実がどうにもわからない。 何故、有利である筈の自分がここまで圧倒されるのかが。 そんな時、デンガッシャーを再び振りかぶり、距離を詰めてきた電王の声が響く。 「あいつらの声を聞いちまったからなぁ……いつもにまして負けるわけにはいかねぇ!!」 ありったけの力で振り下ろされたデンガッシャーをV3は間一髪で、身体を逸らす事で避ける。 漸く、電王の打撃を捌く事に成功したV3だが、余裕はない。 そして、同時にモモタロスが言った『あいつら』という言葉にV3はほんの少しだけだが疑問を抱く。 しかし、V3に深く思考を張り巡らす時間はない。 「カメも! クマも! ハナタレ小僧も! 気にいらねぇところはあるが……あいつらは俺の仲間だ!」 再度、返した刃で振り上げるように電王はV3を斬り上げる。 「あいつらはご苦労な事にこの俺につまらねぇコトを言いに来やがった……。 そんなあいつらに俺が負ける姿なんて……ぜってぇーに見せるわけにはいかねぇんだよッ!!」 寸前の所で、V3は両腕を交差させデンガッシャーを受け止める。 やがて小さく漏れるV3の嗚咽、そして対照的に電王の咆哮は大きな勢いを持つ。 「それに俺達が居なけりゃあ、あの不幸すぎる良太郎がどうなるかわかったもんじゃねぇぜ……! だからな、俺たちがあいつをしっかりと見守ってやんなきゃならねぇ……」 だが、次第に電王の動きは鈍くなり始める。 今まで負傷した身体でここまで動いたことが祟ってきたのだろう。 その事実に気づいたV3が黙っているはずもない。 直ぐに体勢を整え、腰を回し、大きく右肩を引き、振りかぶる。 「オオオオオオッッッ!!」 電王が再びデンガッシャーを振り下ろすよりも先にV3の右拳が彼の左頬を捉える。 強烈な右拳の打撃により、否が応でも電王の顔は大きく右を向く。 手ごたえは確認するまでもなく充分。 右拳に乗った勢いを殺さずに、V3はそのまま右腕を振りぬこうとする。 「そうだ。だから、俺とカメとクマとハナタレ小僧の……俺達四人は――」 しかし、どうしてもV3はそれ以上拳を振りぬけない。 電王の左頬に突き刺さった右腕はまるで石のように硬く、それ以上侵攻を行えない。 やがて、V3の右拳に不可解な圧力が掛かる。 「良太郎と一緒に闘う! それが俺達の――」 そう。電王は力任せに顔を振り、V3の右拳を押し返した。 思わず、後方へよろめく、V3。 一瞬の内に電王は前方へ飛ぶ。 デンガッシャーを握る腕に力を、ありったけの自分達の想いを乗せ、叫ぶ。 電仮面の下に潜む両目をカッと見開き、喉が潰れるくらいの雄叫びを上げながら―― 「やりてぇコトだああああああッッッッッッッ!!」 がら空きのV3の胸板にデンガッシャーを突き刺す。 避ける事も、防御する事も叶わず、V3は傷を受けた箇所から火花を散らしながら後方へ吹っ飛ぶ。 そして、電王はライダーパスを手に取り、デンオウベルトに翳す。 ――FULL CHARGE―― ライダーパスが翳された事により、デンオウベルトが鋭い真紅のエネルギーを――フリーエネルギーを放出する。 鋭い細線を模ったフリーエネルギーが電流のように電王の身体中に流れ、やがてデンガッシャーの先端に――オーラソードへ辿り着く。 燃え滾るようにゆらめくフリーエネルギーをオーラソードに纏わせ、電王は軽く両脚を開く。 両手でデンガッシャーを握り、刀身を天に向け、電王は構える。 「チッ――――」 そんな電王の不穏な動きを見て、V3は大地を蹴り飛ばし、跳躍する。 V3が跳躍を始めた理由。 定かではないが、きっと電王から只ならぬ気配を察し、本能的に跳んだのだろうか。 兎に角、V3は空中へ身体を預け、宙で一回転を行い、電王に右足を向ける。 先程、電王に変身するまえに叩き込んだV3キックをもう一度、蹴りこむために。 だがそんな時、V3の視界に、デンガッシャーを天に向かって振り上げる電王の姿が確かに入る。 「いくぜ! これが必殺――――」 刀身から離れた、フリーエネルギーに包まれたオーラソードを電王は、天へ飛ばす。 ドリル状となったオーラソードが、回転を行いながら宙へ浮ぶ。 そして、電王はここ一番、ありったけの力を込め、一文字にデンガッシャーを振りぬき、その斬撃の軌道を追うかのようにオーラソードが走る。 急な坂道を駆け下る滑車のように。 一直線に宙で、V3キックの姿勢を取るV3に向けて上方からオーラソードは振り下ろされる。 その名も『エクストリームスラッシュ』、仮面ライダー電王・ソードフォームの最大の技。 エクストリームスラッシュとV3キックが空中で―― 「俺のぉぉぉぉぉッ必殺技だッッ!!」 「ウオオオオオオッッッ!!」 互いの咆哮を交えながら、激突した。 ◇ ◆ ◇ 「へっ……手間掛けさせやがって……」 エクストリームスラッシュに吹き飛ばされたV3の沈黙を確認した電王は左の膝を地に落とし、苦しそうに呟く。 電王とて度重なる打撃、そして先程V3キックの負傷のせいで状況はハッキリいって深刻だ。 悔しいが直ぐに何処か安全な場所で休憩を取らなければ取り返しのつかないコトになるだろう。 そう思い、電王はフラフラな身体を必死に動かし、歩を進める。 電王が向かう先は、うつ伏せに倒れ、V3への変身が解け、デイバックを横に取り落とした風見の元。 モモタロスに風見を殺すつもりはなく、みすみす放っておくわけにはいかない。 まぁ約束通り、自分の子分――トンタロスとして精々こき使ってやろう。 そんな邪な事を考えながら、電王は風見の下を目指すが―― 「なっ……に……?」 ふと、電王の足は立ち止まる。 電仮面に隠された電王が浮かべる表情は驚き一色。 電王の視界に人影が一つ浮かび上がる。 「けっ……しぶといヤツだぜ……」 そう。それはゆっくりと、再び立ち上がった風見志郎。 彼が依然、感情を灯さない空虚な瞳で、しかしそれでいて食い入るようにモモタロスを見つめる。 そして、風見の腕に握られるものが一つ。 それは風見が休憩した時、マニュアルに眼を通していた代物。 そう。それは一本の奇妙なベルトだった。 「お前に譲れないものがあるように……私にも譲れないものがある……!」 風見がベルトを腰に巻く。 見慣れないベルトに電王は視線を飛ばす。 そして、風見の鋭い瞳はまるでナイフの刃のように研ぎ澄まされている。 「そのためなら……ちはるの幸せのためなら……私は……」 言葉を吐き出すように口を開く風見。 その表情から何か苦しさのようなものを電王は僅かながらに感じた。 そして、風見は徐に右腕を翳し、デイバックからその右腕に吸い込まれるように何かが飛び込む。 緑色と茶色の二色を帯びた、バッタのような物体が。 「たとえ、地獄に落ちる羽目になろうとも……後悔などないッ!!」 風見は握り締めた物体――ホッパーゼクターを力強く握り締める。 意志を持つホッパーゼクターは何故だかわからないが、風見を仮初の主と認めるかのように、黙って彼の腕の中で動きを止めた。 たとえ、地獄に落ちようとも闘う事を、求める事をやめようとしない風見の意思にホッパーゼクターが共鳴を起こしたのかもしれない。 そして、風見は決して譲れないもの――愛する妹、ちはるの失われた笑顔を思い出しながら。 風見はベルトの中央の窪みの部分にホッパーゼクターを滑るように差し込む。 ――HENSHIN―― 変身を知らせる電子音声が響き、風見の身体を脚の方から銀色の金属片が寄せ集まる。 やがて、その金属片は緑色と黒色の装甲を形成し、最後に風見の顔をバッタを模したマスクが覆う。 そして、全ての過程が終了し、マスクに備え付けられた赤い複眼が鋭い閃光を放つ。 ――CHANGE KICK HOPPER―― 奇しくも風見に付けられた名前、『ホッパー』と同じ名前を持つ戦士。 地獄をその眼で見てきたある男が変身したライダー――仮面ライダーキックホッパーに風見は変身を完了する。 デンガッシャーの刀身を上げ、キックホッパーの動きに注意を寄せる電王。 そんなキックホッパーは、電王の行動に眼もくれずにベルトの中心部に手を掛ける。 そう。マニュアルに記されてあった、ある機能を引き出すスイッチを滑るようにキックホッパーは押した。 ――CLOCK UP―― 瞬間、キックホッパーが一陣の風となる。 キックホッパーを含むマスクドライダーシステムに装備された、高速移動を可能とさせる機能、『クロックアップ』。 たとえ、制限されていようともその速度は高速である事に変わりはない。 一瞬の内に、キックホッパーは電王の下へ近づき、そして―― 「うっ!うおあぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!」 両拳、両脚、四肢の全てを使い、キックホッパーが電王の周囲を回りながら打撃を与える。 クロックアップで補助されているといえども、すでに電王によって痛手を負っており、キックホッパーの動きには粗が目立つ。 だが、電王も既に満身創痍であり、キックホッパーの動きに上手く対応が出来ない。 キックホッパーの猛攻を受け、思わず電王は苦痛の声を上げる。 しかしそんな除々蓄積されるダメージが電王の命を確実に削り落とす。 やがて、キックホッパーが何度目かはわからないが、電王の目の前に立つ。 ――CLOCK OVER―― クロックアップを終える電子音声が響き、キックホッパーの動きが電王のそれと大差ないものに戻る。 今までの仕返しといわんばかりに電王は反撃のデンガッシャーを振りかぶるが―― デンガッシャーが届く事はなかった。 「ガッ……!」 「お終いだ」 キックホッパーの高く振りあげられた右脚が電王の胸板に叩き込まれ、彼の身体が数十メートル後方へ吹っ飛ぶ。 勢いに抵抗できず、宙を漂う電王の身体はやがてしたたかに地面に叩きつけられた。 度重なるダメージがついに限界を迎え、電王への変身が解けモモタロスの姿に戻る。 最早、モモタロスにとって絶体絶命。 打つ手がないといえるほどのもの状況―― 「ま……まだまだあああああッッッ!!」 だが、モモタロスは諦めない。 最早、モモタロスの身体には限界以上の負荷が掛かり、碌に身動きも取れない筈であるにも関わらず。 うつ伏せの体勢からモモタロスは必死に身体を持ち上げ、彼の腹部と地面に僅かな隙間が生まれた。 そして、モモタロスはその隙間を縫うように、再びライダーパスをデンオウベルトに翳し、電王への変身を試みる。 「なっ!? 変身できねぇ!?」 「無駄だ。どうやら時間制限が掛かっているらしい……」 だが、デンオウベルトからは何も電子音声は流れず、変化は起こらない。 信じられない現実に対し驚くモモタロスに、キックホッパーが冷たく言葉を掛ける。 モモタロスにはこの会場で行われている変身に対する制限を未だ知らなかったからだ。 変身できない事に、キックホッパーの言葉にショックを受けたのだろうか? モモタロスの身体は途端に再び崩れ行き、折角作り出した空間さえも閉じてしまう。 「もうわかっただろう? お前では私には勝てない。 だが、そのベルトを私に譲れば命は助けてやるが……どうする?」 そんな時、キックホッパーが倒れ伏せるモモタロスに冷たく、言い放つ。 勿論、この殺し合いに勝ち残るつもりであるキックホッパーには――風見にはモモタロスを見逃すつもりはなく、単なるブラフである。 だが、モモタロスのデンオウベルトに興味があるという事で嘘ではない。 キックホッパーに変身出来た事から、どうやら時間制限は一つの変身機能に対するものであるらしく、複数の変身を連続で行う事は可能であった。 ならば、変身を、力を与えてくれるものは一つでも多い方がいい。 そう考え、キックホッパーはモモタロスに嘘の提案を持ちかける。 「けっ……考えるまでもねぇ。答えは決まってるぜ……」 モモタロスは倒れ伏せたまま言葉を返し、キックホッパーはその言葉に特に満足も不満を見せはしない。 恐らく、キックホッパーも元々期待していなかっただろう。 そう。自分と今まで闘った相手――モモタロスが助かりたいばかりにベルトを差し出す真似はしないという事を。 モモタロスに対しキックホッパーは何かを認めるような、視線を送る。 「ならば、お別れだ……!」 不可解な感情を振り払い、キックホッパーは両脚を軽く開き、腰を落とす。 その構えは、いうまでもなく必殺の構え。 地を踏みしめる両脚に力を込めるキックホッパーだが……ほんの少しだけ、その力が弱まった。 何故なら、もう立つ事はないだろうと思い込んでいた人物。 モモタロスが傷だらけの身体で再び立ち上がってきたから。 もう、既に致命傷を負っていると思われるモモタロスが、再び自分に鋭い眼光を浴びせてきたから。 「こいつはなぁ……電王はなぁ……譲れねぇんだよ……! 俺とあいつらの……思い出ってヤツが……憎たらしいほど、入ってんだ……」 デンオウベルトを指差しながら、モモタロスが言葉を漏らす。 そんな時、ものを握る力も弱まったため、モモタロスは支えにしていたデンガッシャーを取り落とす。 途端にモモタロスの身体は前方へよろめくが、彼は辛うじて踏みとどまる。 モモタロスが絶え間なく響かせる呼吸音はとてつもなく荒々しいものだ。 最早、喋る気力すらも残っていないのかもしれない。 だが、モモタロスは傷だらけの身体で立ち尽くし、口を開く。 「そうさ、こいつは……俺の『記憶』みたいなもんだ……。 そして、俺の存在を証明してくれるもの……あいつらの中で一番強い、このモモタロス様の存在をな……。 だから、こんなところで止まるわけにはいかねぇ……止まれるわけがねぇ……!」 モモタロスは知った。 特異点である野上良太郎に憑き、電王として闘い、様々な事を知った。 只の弱者としか見ていなかった良太郎の――人間の強さを、そして仲間達との絆を。 だから、モモタロスにはここで退く理由などない。 零れ落ちる砂のように過ぎ行く時間の中で光る、唯一の存在。 自分自身の存在を証明してくれる『掛け替えのない思い出』を守るために。 「…………」 ――RIDER JUMP―― キックホッパーが無言でベルトに備え付けられたレバーを引き、跳躍する。 モモタロスの言葉を受け、キックホッパーが何を思ったのかは知らない。 だが、その天へ跳ぶキックホッパーの姿は全てから抜け出すように、がむしゃらに身を任せたようにも思える。 まるで、モモタロスの言葉が自分の何かを侵食しそうな恐れを抱き、そこから逃避するように。 「今度こそ、見せてやるぜ……俺の全てを証明してくれる、てめぇをぶったおす力を……。 そうさ……これが俺と!カメと!クマと!ハナタレ小僧と!良太郎のぉぉぉ――」 デンガッシャーを取る暇はない。 残り僅かな全ての力を右腕に込め、モモタロスは振りかぶる。 自分が持てる、大切な仲間達と共に持てるありったけのものをぶつけるために。 だが、そんな時、新たな電子音声が響く。 ――RIDER KICK―― キックホッパーがレバーを戻す事により、左脚に装備されたアンカージャッキが上がる。 それはキックホッパーの必殺の技、『ライダーキック』の完成の合図。 右腕を振りかぶるモモタロスに上空からキックホッパーが左脚を向けながら、迫る。 口をこれでもかといわんばかりに、開けるモモタロスにキックホッパーが飛び込み ―― 「クライマックスだああああああああああああッッッ!!!」 キックホッパーの左脚がモモタロスの突き出された右拳より先に、彼の胸板を捉える。 轟音が響き渡り、キックを受けた衝撃でモモタロスの身体が派手に後方へ吹っ飛び ほんの少しの間を置き―― (へっ……お終いかよ…………じゃあな、お前ら…………) 大きな音を響かせ、派手な爆発が起きた。 ◇ ◆ ◇ 風見が停車させていたジャングラーを走らせる。 肩に担いだデイバックに新たに入ったものは電王のデンガッシャー・ソードモード。 デンオウベルトは爆発に巻き込まれ、回収は不可能だった。 そして、風見は今休憩できる場所を探している。 モモタロスとの戦闘で手痛いダメージを負った為、再び身体を休めておこうという考えからきたものだった。 モモタロスに貰った負傷による痛みに耐え、風見は真っ直ぐ前を見据える。 (モモタロスか……せめて、お前の名は覚えておく。また会おう……私が本当に地獄に落ちたときには……) モモタロスへ、かすかな敬意のようなものを示し、風見は別れを告げる。 そう、先程の爆発の主――モモタロスに対して。 彼のキックで爆発を起こし、跡形もなく消えたモモタロスに―― ――彼は僅かな感情の気配を見せた。 【モモタロス@仮面ライダー電王 死亡】 【残り44人】 状態表 【風見志郎@仮面ライダーTHE-NEXT】 【1日目 早朝】 【現在地 D-8 西部】 【時間軸 】THE-NEXT中盤・CHIHARU失踪の真実を知った直後 【状態】 疲労大、全身打撲、大。両腕、腹部にダメージ大。二時間V3、キックホッパーに変身不可 【装備】 ジャングラー 、ホッパーゼクター、デンガッシャー 【道具】 不明支給品(未確認)1~4。基本支給品×2セット、ピンクの腕時計 【思考・状況】 1:殺し合いに勝ち残り、優勝してちはるに普通の生を送らせる。 2:ショッカーに対する忠誠心への揺らぎ。 3:取り敢えず、身体の負傷を癒す 【備考】 ※葦原を殺したと思っています ※モモタロスの死を受け止め、何か複雑な心境です。 ※ホッパーゼクターを扱えます。 【共通備考】 ※ライダーパスは爆発に巻き込まれ、回収不可能です。またデンオウベルトは不明です ※ディスカリバー、モモタロスの基本支給品はD-8中心部に放置されています。 032 クライマックスは終わらない(前編) 投下順 033 ワインディング・ロード 032 クライマックスは終わらない(前編) 時系列順 033 ワインディング・ロード 032 クライマックスは終わらない(前編) 風見志郎 052 イプソ・ファクト(前編) 032 クライマックスは終わらない(前編) モモタロス ---
https://w.atwiki.jp/wiki10_chp/pages/627.html
初心に帰ってシナリオチーム大会 初心に帰ってシナリオチーム大会 1Aリーグコメント09,オーナ かみさん, チーム神の子01, アングリフ + 2xローケン 02,オーナ トロン, チーム放たれた紙飛行機達, チァーイカ + フライド + ロータス 04,オーナ U次郎, チーム甘党ナード野郎, ラスティネール + 2xマリアエレナ 01,オーナ 髭レッド, チームモンキーハート, 3xネグローニ 11,オーナ スクリーン, チームチーム01, アングリフ + 2xローケン 1Bリーグコメント07,オーナ 農林ピート1号, チーム初級ウキウキパセリ, 2xエッグノッグ + ジェイラー 13,オーナ 大犬太, チーム七転八倒エグジエ試式, 2xエッグノッグ + ジェイラー 12,オーナ MASAHIRO, チームケイゴ討伐し隊 TEAM5, 2xアラクネー + グラスホッパー 05,オーナ ハナアルキ, チーム暴風, アングリフ + 2xローケン 1Cリーグコメント03,オーナ TAKE, チームTeam 八千代 初心仕様, ジェイラー + 2xエッグノッグ 10,オーナ まの, チームチーム勇者r.s., ラスティネール + 2xマリアエレナ 06,オーナ b., チームUpper Nakid, ラスティネール + 2xマリアエレナ 08,オーナ Ash, チーム撫象スタイルSN, グラスホッパー + 2xアラクネー 1B実況コメント 1Aリーグコメント 09,オーナ かみさん, チーム神の子01, アングリフ + 2xローケン 1xアングリー, アングリフ, 80mm熱, パシ地, 冷修妨盾 2xボローケン, ローケン, 90mm , ビシ機, 冷冷妨盾 チーム特徴 オフセット移動で接近して中距離でビームパルス、近距離ショットガンで攻めるチーム。 装甲の薄い機体ばかりなのでローケンのビームがかなり活躍していた。 車両との近距離撃ち合いでもショットより有効に働く場面もあった。 まずはOP関係。 修復装置はHPを回復するOPなので、残エネルギーではなく残HPを見る&戦闘終了間際に起動するのがいいだろう。 盾は敵機を近距離に捉えたときに起動して自動旋回正面ショット前進射撃とするとかなり効果的。 被弾状態で起動するのも有効だが、被弾状態でループを回して飛翔体検知で起動とするという手もある。 次に射撃関係。 射角から大きく外れている時にも前進射撃を続けている事があったので、ここは自動旋回で調整すべき所。 アングリフは射角が狭いので注意が必要だ。 武装1と2の使い分けをターゲットの左右の位置で行っているようだが、左右ではなく距離で見るべき。 せっかく正面近距離に捉えているのに敵機が右側にいるためにパルスやビームを使ってしまっているので 近距離に捕捉したら正面に捉えてショットを使うのがいいだろう。 あと移動と旋回。 真正面にエリア外があると急速後退としているようだが、これはやめた方がいい。 車両は横に移動出来ないのでとにかく動き続けて飛翔体を回避しなくてはならない。 急速前進している所で後退すると速度が大幅に落ちて隙が出来てしまう。そこで急速旋回を使う。 正面にエリア外や地雷を見たら急速旋回とすることで速度を殺さずに移動し続ける事が出来る。 自動旋回と併せて使うことでいい具合に動ける。 あと、旋回チップの後にすぐ急速前進のチップを置いているがこれでは旋回が実行されない。 基本的にひとつのルートにひとつの動作チップを置かないと相互干渉してうまく動かない。 この場合後の急速前進のみが実行されてしまう。 静止を減らしたいのならメインのルートにいくつか静止状態ならば急速前進としてやる事である程度解決できる。 地機雷は固めて発射せず、ある程度間隔を空けて散布すると効果的。 02,オーナ トロン, チーム放たれた紙飛行機達, チァーイカ + フライド + ロータス 1x赤い折り紙, チァーイカ, 10mm , ビナロミ, 妨冷 1xべたつく中古品, フライド, 10mm , ビパ爆, 妨連 1xゴミ屑, ロータス, 10mm , ア, 妨 チーム特徴 高度を高めに設定したまま移動射撃を多様して動き続ける事で回避しつつ攻撃する。 被ロック0ではしっかり狙撃連射するので冷却持ちのイカの手数が多くなっている。 コメント PGが公開設定になっていたので色々見てみた。 中型CPUという事である程度は仕方ない面もあるのだろうが、一時停止と思考停止チップが多すぎる。 回避時の4f停止はいいとして、射撃時の23f停止はさすがに隙が大きすぎる。 基本的にひとつのルートにひとつの動作チップを通過で置くべき。 イカの急速移動と特殊動作のキャンセルによる回避は非常に高性能なので良いが、フライドでこれをしてもあまり意味がない。 元々フライドは機動力が高いので普通に急速移動するだけでかなり避けられる。 これはどの機体にも言えることだが機雷持ちと戦うと反応範囲の広さと一時停止でほぼ回避しっぱなしになってしまっている。 具体的には急速前進と急速後退が相互干渉して固まってしまっていた。 機雷回避は正面にあったら急速旋回、なかったら急速前進とするだけでもそこそこ避ける。 全般的に一時停止と思考停止でうまく動けなくなってしまう場面が多く見られた。 エリア外付近でうまく動けなくなる事も多かったので、wikiにある壁スイッチを適用してみるのも良いだろう。 ビーム連射をローカルループで組んでいるのは隙を減らせるので良いと思う。 自機の射撃状態を検出してループを組むといいだろう。 すべてのチップを通過で組めばもっと強くなるはず。 04,オーナ U次郎, チーム甘党ナード野郎, ラスティネール + 2xマリアエレナ 1xオレンジフランベ, ラスティネール, 80mm , カミ, 妨修冷連 2x芋ようかん, マリアエレナ, 10mm徹, ビミ囮, 盾修加 チーム特徴 特徴的なのは何と言っても2機とも自動旋回をほとんど使っていないことだろう。 マリアは要所要所で自動旋回をONにしてうまく戦場を駆け回っていたのが印象的。 機体カラーはそれっぽく見えるといえば見えるかも。芋ようかんはうまそう。 コメント マリアはうまく動けていたと思うが、ラスティが通常旋回をしていることが多く もっとカノンを撃っていれば、という場面が多かった。 敵機が近距離にいるときには急速旋回を実行していれば良かったと思う。 バックジャンプ射撃を行わないようで、車両やスプー機に近寄られると一気にHPを持っていかれていた。 マリアは自動旋回のONOFFや多彩な動きで敵機を翻弄していた。 しかしスプー機に捕まる事も多いようで、エリア外付近に追い込まれて殴られていた。 自動旋回斜め前に設定して急速前進するだけで大抵は逃げ切れるので 敵機の加速が切れるまではそういった回避でもいいかもしれない。 01,オーナ 髭レッド, チームモンキーハート, 3xネグローニ 3xモンキーハート, ネグローニ, 20mmス, 手ロミ, 偏妨加 チーム特徴 開幕に1番武装狙いでロケットとミサイルを全段発射し、スプー起動で接近し、格闘で殴る。 地面を滑るような動きがネグローニの持ち味。とても格好良い。 CPUのメイン領域下方にクマがカモーンしている。 コメント オリジナルと比べてみると加速1枚でも同じ速度が出ている模様。 コメントの通り開幕での武装捨てと青機動の成せる業だろう。 敵機を格闘有効範囲に捉えているにも関わらず格闘ルーチンに移行出来ていない事が多々あったので、 PGを見せてもらったところどうも旋回時に思考停止を長く実行しているのが原因ぽい。 加速装置で機動力が上昇しているので旋回速度も速く、左右旋回を繰り返してしまっていた。 せっかく接近に成功しているのにこれは本当にもったいない。 スプー機は格闘ルーチンへの移行が肝なので、旋回をカウンタで管理して隙なく格闘へ繋げるといいかもしれない。 勝利ポーズが用意されていて、左右に腕を振り回す。かなり怪しい動き。 11,オーナ スクリーン, チームチーム01, アングリフ + 2xローケン 1xアングリフ, アングリフ, 80mm熱, パシ地, 冷修妨盾 2xローケン, ローケン, 90mm , ビシ機, 冷冷妨盾 チーム特徴 集中ロックでオフセット接近し、ビームパルスで牽制して近距離ショットで仕留める。 単純だが確実な強さを誇っている。 コメント チップ数が少ないので、反応も良好。特に目立った弱点はないような気がする。 強いて挙げるなら味方の撒いた地雷に当たっていたことくらいか。 正面近距離の敵機を逃さずに確実にショットを決める事で車両相手にもうまく立ち回っていた。 1Bリーグコメント 07,オーナ 農林ピート1号, チーム初級ウキウキパセリ, 2xエッグノッグ + ジェイラー 2x変な模様エッグノッグ, エッグノッグ, 50mm , ア手ミ, 冷妨加 1x面白模様ジェイラー, ジェイラー, 50mm , シロ, 妨冷連 チーム特徴: 全機体4*4チップの省チップチームだが、攻撃、回避とも良好で、反応速度アップがプラスに働いている。 ジェイラーはさらにスプー機動を持ち、高速で敵機体に近づいていく。 接近して行うロケット連射は圧巻で、敵の攻撃を盾で防ぎつつ、敵機体を吹き飛ばす。 13,オーナ 大犬太, チーム七転八倒エグジエ試式, 2xエッグノッグ + ジェイラー 2x七転八倒エグ試式, エッグノッグ, 50mm , ア手ミ, 冷妨加 1x七転八倒ジエ試式, ジェイラー, 50mm , シロミ, 妨冷連 チーム特徴: 着地地点予測射撃搭載のエッグノッグとスプージェイラーのチーム。 ジェイラーが単身特攻、それを後ろからエッグノッグがアサルトで援護する。 エッグノッグが被弾させ、そこをジェイラーが格闘で仕留める。 12,オーナ MASAHIRO, チームケイゴ討伐し隊 TEAM5, 2xアラクネー + グラスホッパー 2xアラクネー, アラクネー, 80mmビ, シミミ, 冷妨連盾 1xグラスホッパー, グラスホッパー, 70mmビ, ア機, 冷冷盾 チーム特徴: アラクネーがメインで弾幕を張って、その後ろからグラスホッパーがさらに弾幕を張るチーム。 グラスホッパーのアサルト連射は脅威的で、冷却2枚装備で手数が落ちない。 近距離で一度捕まえればそのまま怒濤の連射で攻め続ける。 05,オーナ ハナアルキ, チーム暴風, アングリフ + 2xローケン 1x烈風, アングリフ, 80mm熱, パシ地, 冷修妨盾 2x旋風, ローケン, 90mm , ビシ機, 冷冷妨盾 チーム特徴: 周回して牽制し、近寄ればショットガン連射で敵機体を吹き飛ばす高火力チーム。 ローケンはビーム牽制のほか、背後の敵機体へのヴァルキリー直撃も狙う。 パルス援護などテクニカルな面も光り、いつもとひと味違うが、エンブレムは相変わらず卑猥。 1Cリーグコメント 03,オーナ TAKE, チームTeam 八千代 初心仕様, ジェイラー + 2xエッグノッグ 1x初盾, ジェイラー, 50mm , シロミ, 妨冷連 2x初酒, エッグノッグ, 50mm , ア手ミ, 冷妨加 長距離格闘でまっすぐ突っ込むジェイラーと アサルトに定期ミサイルと回避中の手榴弾をまぜるエッグノッグ。 このリーグはカノン持ちが多かったのでジェイラーはあまり活躍する機会がありませんでした。 エッグノッグは結構ながい距離で戦っていますが、距離を詰めないと弾速の遅い武器ばかりなのですぐ弾切れに。 また、エッグノッグはジャンプ射撃や射撃3を一時停止で実行してしまっているため、 その隙に回避できずに被弾する傾向がみられます。 エッグノッグは全弾切れると、上段格闘で踊ります。 無駄…とおもったら、意外とこれで攻撃を交わして囮になったり。 でも、交わすだけなら特殊動作の前転ゴロゴロの方がいいかも。 10,オーナ まの, チームチーム勇者r.s., ラスティネール + 2xマリアエレナ 1xロベルトLv.1, ラスティネール, 80mm , カミ, 妨修冷連 2xさなえLv.1, マリアエレナ, 10mm徹, ビミ囮, 盾修加 長距離で砲撃戦を挑む後衛ラスティネールと、 中距離で集中ロックしつつ発射タイミングをバラしてミサイルを打ち込む前衛マリアエレナ。 きっちりと役割が分かれていて、突撃するような機体がいないこのリーグでは マリアエレナの回避力とラスティの攻撃力が十分に発揮されていました。 ラスティは相手が被弾すると連射装置でミサイルx2→前進カノンを叩き込みます。 マリアエレナは接近→特殊動作で旋回で回り込む、ミサイルをキャンセル機動でかわすなど 機動力を活かした動作を行います。 06,オーナ b., チームUpper Nakid, ラスティネール + 2xマリアエレナ 1x羅守子零式, ラスティネール, 80mm , カミ, 妨修冷連 1x鞠夫弐号, マリアエレナ, 10mm徹, ビミ囮, 盾修加 1x鞠夫壱号, マリアエレナ, 10mm徹, ビミ囮, 盾修加 回避よりも攻撃を重視しているラスティネールと、 中距離での射撃と接近しての加速装置+格闘を狙うマリアエレナ。 ラスティは距離をとりすぎるため、ミサイルが相手に接近する前に誘導切れに。 小ミサイルは130メートル越えると惰性で飛ぶだけなので注意したほうがいいでしょう。 また、回避がちょっと鈍いので、なるべく高い頻度で高速飛来物検出したほうがいいです。 逆にマリアエレナのミサイルは垂直打ち上げ→空中で方向転換なので 近すぎると今度は当たらなくなります。ただ、やはり小ミサイルは130m以上とぶと誘導が切れます。 さらに、空中で方向転換する分移動距離が伸びるため敵と離れるとすぐに誘導が切れます。 全方向に打てるメリットはありますが、、有効な距離の範囲は狭いので注意。 08,オーナ Ash, チーム撫象スタイルSN, グラスホッパー + 2xアラクネー 1xグラスホッパー, グラスホッパー, 70mmビ, ア機, 冷冷盾 2xアラクネー, アラクネー, 80mmビ, シミミ, 冷妨連盾 足を止めて連射しまくるグラスホッパーと、 じわじわショットガンでおすアラクネー。 アラクネーが前に出て盾となるのでグラスホッパーの手数がかなり多く 攻めと守りがかみ合うとかなりの強さを発揮しますが、 各機体が離れてしまい、グラスホッパーの掩護射撃がなかなか当たらないということも。 アラクネーは相手によってムラマサショットガンコンボと前進射撃などを使い分けます。 射撃1を停止で行うためそこで被弾することが多いようです。 1B実況コメント 07,オーナ 農林ピート1号, チーム初級ウキウキパセリ, 2xエッグノッグ + ジェイラー 13,オーナ 大犬太, チーム七転八倒エグジエ試式, 2xエッグノッグ + ジェイラー 「面白模様ジェイラー」と「七転八倒ジエ試式」の一騎打ち。 格闘しようと接近する「七転八倒ジエ試式」だが、 「面白模様ジェイラー」のロケットにショットガンという弾幕に阻まれ接近出来ない。 お互いエッグノッグのグレネードやアサルトの援護が入るが、 ショットガンで吹き飛ばした「面白模様ジェイラー」に軍配が上がる。 その後はショットガンで前転避けする「七転八倒エグ試式」を吹き飛ばし、初級ウキウキパセリ勝利。 07,オーナ 農林ピート1号, チーム初級ウキウキパセリ, 2xエッグノッグ + ジェイラー 12,オーナ MASAHIRO, チームケイゴ討伐し隊 TEAM5, 2xアラクネー + グラスホッパー ジェイラーがグラスホッパーを捉えてロケットで果敢に攻めるも、 背後から執拗にショットガンを叩き込まれて満足に攻撃出来ずに破壊される。 遠距離からエッグノッグがアサルト連射で削るが、シールドを持つアラクネーには決定打にならない。 ジェイラーが破壊されてからはショットガン弾幕で防戦気味となり、 前転回避したところにショットガンが直撃、ついでもう1機もアサルト連射で破壊された。 ケイゴ討伐し隊勝利。 07,オーナ 農林ピート1号, チーム初級ウキウキパセリ, 2xエッグノッグ + ジェイラー 05,オーナ ハナアルキ, チーム暴風, アングリフ + 2xローケン アングリフがパルスで停止させつつ突撃、ローケンも同時に突撃。 至近距離のみならず中距離からも積極的にショットガンを連射して接近していく。 ジェイラーもエッグノッグも吹き荒れるショットガンの嵐に次々破壊される。 圧倒的な火力を見せつけて、暴風勝利。 13,オーナ 大犬太, チーム七転八倒エグジエ試式, 2xエッグノッグ + ジェイラー 12,オーナ MASAHIRO, チームケイゴ討伐し隊 TEAM5, 2xアラクネー + グラスホッパー ジェイラーとグラスホッパーが激突。 格闘でグラスホッパーを捕まえるが、 アラクネーのショットガン援護で被弾し、グラスホッパーのとどめのアサルト連射で破壊される。 ケイゴ討伐し隊はジェイラーに3機がかりで挑んだため、 エッグノッグからの着地地点予測射撃で削られるが、シールドで耐えきる。 ジェイラー破壊後は流れを引き寄せて、 エッグノッグをショットガンで捉えてアサルト連射でダメージを与えていく。 対するエッグノッグは 前転ミサイル避けなど高い回避性能を見せつけるも、圧倒的な弾幕量には成す術が無かった。 ケイゴ討伐し隊勝利。 13,オーナ 大犬太, チーム七転八倒エグジエ試式, 2xエッグノッグ + ジェイラー 05,オーナ ハナアルキ, チーム暴風, アングリフ + 2xローケン ジェイラーが果敢に突撃するが、惜しいところで格闘を迎撃されてしまう。 横へのキャンセル機動で回避しつつ粘ったが、パルスで止められてショットガンを浴びて破壊される。 その間にエッグノッグがアサルトでダメージを与えるも、シールドを持つ車両への威力は微々たるもの。 エッグノッグへ矛先が向かってからは一方的な展開となる。 軽量二脚に近接ショットガンに対抗する手段は存在しなかった。 暴風勝利。 12,オーナ MASAHIRO, チームケイゴ討伐し隊 TEAM5, 2xアラクネー + グラスホッパー 05,オーナ ハナアルキ, チーム暴風, アングリフ + 2xローケン グラスホッパーのアサルト連射で群がる車両をくい止めるも、 ショットガンの暴風雨に長時間耐えきれず、車両による怒濤の進行が進む。 アラクネーへ殺到した車両にショットガンを撃ち返して反撃して渡り合うが、 パルスで固められ近接ショットガンを受けて破壊される。 先遣のアングリフの耐久値をほとんど奪うも、後続にはローケンが控えていた。 暴風勝利。
https://w.atwiki.jp/pazudora-z/pages/159.html
モンスター図鑑 > ファルクス 基本データ No.157 ファルクス 属性 木 タイプ ミュータント レア ★3 進化前 ホッパー 進化1 必要アイテム: 進化2 必要アイテム: 進化3 必要アイテム: 入手方法 ■出現ダンジョン:腐った森、エピメニデス迷宮、樹天楼 ■進化:ホッパー スキル はいすいのいちげき 味方の体力を90%削って敵1体に削った分のダメージ リーダースキル ハイパーチャージ 毎ターン、スキルゲージが中アップする。 (※ただし、ドロップを消したターンのみ) レベル HP 攻撃 防御 1 (最大)
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/210.html
【種別】 声の出演 オリジナルキャスト 【名前】 徳山秀典 【よみがな】 とくやま ひでのり 【担当キャラクター】 仮面ライダーキックホッパー 第2話、第3話、劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 「仮面ライダーカブト(平成第7作)」でエリート部隊・シャドウの隊長を務めるもザビーの資格を手放したことで戦線を離脱、やさぐれた姿で衝撃の再登場を果たした矢車想を演じる。 ファンからはやさぐれた矢車を指し「やさぐるま」、影山とのコンビを「地獄兄弟」などと呼ばれることが多い。 2008年の戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」にも出演し、声のみの出演を含めればスーパーヒーロータイムに4年連続で出演している。 さらに2・3話は「ゴーオンジャー」も直前に放送中であり、全く同時期に戦隊とライダーに同時出演となった。 【主な出演作品】 仮面ライダーカブト(矢車想/仮面ライダーザビー/仮面ライダーキックホッパー) 仮面ライダー電王 俺、誕生!(モレクイマジンの声) 炎神戦隊ゴーオンジャー(須塔大翔・ゴーオンゴールド) ビーファイターカブト(エイジ) ホーリーランド(伊沢マサキ) 【関連サイト】(外部リンク) 公式プロフィール M2 Music ~Artist 徳山秀典プロフィール~ 公式ブログ 徳山秀典は・・・ 【関連するページ】 オリジナルキャスト オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優 カブトの世界 ディケイドの世界 仮面ライダーキックホッパー 声の出演 登場人物・出演俳優 第2話 第3話
https://w.atwiki.jp/nikkepedia/pages/130.html
ペッパー Pepper 「一にも二にも健康第一ですよ?」 【製造企業】ミシリス 【所属分隊】セラフィム 【使用武器】SG ビタミンボム 【二人称】指揮官 【CV】鬼頭明里 医療部隊セラフィムに所属する明るく元気なニケ。 常に患者の事を第一に考えており、その明るく元気な性格で病棟のアイドル的存在で患者からの信頼も厚い。 しかし患者を思うあまり情を持ってしまい必要以上に背負い込んでしまうなど医療従事者ゆえの苦悩も人一倍強い。 同じ部隊のメアリーを尊敬しており、ペッパー曰くメアリーは「本物の医者」で、患者への差別、医療品横領、そのような恥ずべき行為を行う医者とは対極の人で人格も技術も素晴らしい人だと絶賛する。ペッパー自身もメアリーのような本物の医者になりたいと努力している。 + ... 人間だった頃にペッパーとメアリーは同じ医療機関で働いていた事が判明する。当時もペッパーはメアリーを尊敬する先輩として慕っていたがメアリーの不正行為を知ってしまい裏切られた怒りからメアリーを階段から突き落とし殺してしまう。 その後ニケとなったペッパーだが当時の記憶は抹消された。ペッパーは自分が殺してしまった先輩だと知らずに今も尊敬し慕っている。
https://w.atwiki.jp/rnext/pages/144.html
狂気と侠気 朝日が昇り、闇が晴れて光が現れる。空も白から青へと変化していき、雲の切れ目から降り注ぐ陽光に男は目を細める。 風が運ぶ臭いには血臭が混じっており、無愛想な表情がさらに厳しくなる。 川の流れる音を耳にしながら、石を踏みしめて男は先を進んでいた。 逆立つ金髪に人を厳しく射る瞳と黒い眉。肉付きの少ない骨ばった輪郭の痩躯の持ち主であった。 名は葦原涼という。 五代と別れた葦原は、風のエル―― 彼は名を知らず、アンノウンとしか認識していないが ――を探し出し、立花藤兵衛の仇を討つ。 決して揺らがない意思を持って歩みを進める彼の身体が止まる。 支給されていた携帯が鳴ったのだ。この殺し合いで使われるのにふさわしく、川に落ちても防水対策が施されているらしい。 この分では、衝撃対策もされているのだろう。頑丈な携帯だと感想を持つと同時に、画面が勝手に点滅しているのを目撃する。 甲高い甘い声が葦原の耳朶を打ち、やがて放送が告げられる。 死んでいった者の名を告げる女に葦原は不快感を示しながら、その内容を一言一句漏らさず聞き入った。 聞こえてくる声に、葦原の知っている名は一人しかいない。 立花藤兵衛、アンノウンに殺された、ここで出会った仲間。 真魚が無事であることに葦原は安堵のため息を漏らす。携帯をポケットにねじ込みながら、再び南の方向へと歩く。 あのアンノウンがどこに消えたかは葦原は知らない。 血を覚えた狂獣。立花のような犠牲を二度と出すわけにはいかない。 恩師に疎まれ、父親を失い、恋人から離れられたこの力。ただ人を守る。 そのためにあるのだと葦原は思う。血の臭いを運ぶ風を前にしながらも、葦原の視線は揺るがない。 光がいずれ沈もうとも、死ぬまで生きるのをやめるわけにはいかなかった。 葦原が土手を越えると地に伏せる人影が視界に入る。 砂利道に突っ伏している女の姿。黒い髪が肩よりも先に流れており、整った眉の下の瞳を血走らせていた。 息も荒くし、右手に機械のベルトを持っている。白いスーツはところどころ砂埃にまみれており、一心不乱に走っていたことを示していた。 瞳に見える狂気に、葦原は眉をしかめる。この殺し合い、巻き込まれて精神を保てる人間はどれほどいるだろうか。 風見も、妹のことがあるとはいえ修羅の道を行った。あの女は関わるには危険が大きすぎる。 (だからどうした?) 葦原は内心毒づき、一歩女へと歩みを進める。 確かに、この殺し合いで精神を保つのは難しいのかもしれない。 葦原の力を知り、去っていった恩師や恋人を思う。彼等は日常を壊されることを恐れた。 それは当然のことだと思う。誰も、今いる場所を破壊などしたくないのだ。 葦原とて、この力さえなければと何度思ったか、数え切れない。 突然、見知らぬ土地につれてこられて、殺しあえと言われるなど、自分が変身能力を得たと同じくらい、理不尽な状況だろう。 人として、大事なものを失う人間が出るかもしれない。 誰かを殺すことも、自分も守ることも、等しく恐ろしい。孤独こそが人を殺せる手段だ。 そのことを理解している葦原だからこそ、関わることを決める。 孤独にも負けず、変身能力にも負けない。そのことを誰かにも知ってほしいと思う。風見にも。 だからこそ、放っておけなかったのだ。目の前の女の狂気を。 「どうした?」 携帯電話より聞こえる放送すらも耳に入らず、走り続ける女が一人。 緑川あすか。黒い髪を流した彼女は、不幸だといえる。 彼女は本郷猛を恋人の仇だと、頑なに信じていた時期より現れ、狂気をもたらすデルタのベルトを手に入れた。 あすかを守るために戦う、二人の男本郷猛、一文字隼人の思惑を超えて、暴走するしか道はなかった。 彼女がもう少し、本郷と話を交わせていたのなら。 彼女がもし、一文字と出会っていたのなら。 今の状況も少しは、改善したのかもしれない。 機会は失われ、デモンズスレートと呼ばれる毒にあすかは身体を任せる。 ギュッ、と握ったデルタのベルトを、胸元に引き寄せた。 まるで恋人のエンゲージリングのごとく。デルタのベルトこそが、あすかのより所だった。 恋人を殺した本郷猛を殺すための。 恋人の偽者を殺すための。 血に塗れた歪んだエンゲージリング。愛の証と信じて疑わない。 その狂気こそが、デルタの毒とは知らずに。 (克彦。絶対、私が仇を討つから。本郷猛と、あなたの偽者を殺して……!) 何度目か分からない後方確認をあすかは行い、誰も追ってこないことに安堵をする。 いや、聞こえてくるバイクの排気音だけが、恐怖を覚えるのに充分だった。 追われている。変身が解けたいまでは、太刀打ちできない。 変身が解けたあと、何度か変身を試したが、もう一度身体が変わることはなかった。 そういえば、風間やヒビキがもう一度変身できるまでに、時間を置かねばならなかった事実を思い出す。 このベルトもおそらくそうなのだろう。 まずい。生身同士の戦いで、本郷を殺せる自信はない。 あすかはさらに速度を上げようとする。その瞬間、足がもつれて、身体が土手へと踊る。 転がり落ちて、受身も取れず体中に擦り傷が生まれていく。 ようやく止まったころには、あすかは息も荒く上半身を両腕で支えるのが精一杯だった。 惨めな自分の姿に、涙が出る。これでは克彦の仇を取るどころではない。 一滴の涙が、瞳より零れ落ちそうになったあすかに、声がかかった。 「どうした?」 □ 「禁止エリア……?」 「そうだ。ここが今回指定された禁止エリアだ」 呆然とするあすかを、見つけた小屋に連れて行き落ち着かせた。 ログハウスの木の香りが室内に漂う中、葦原が自分の名と放送の内容をあすかに伝えたのだ。 禁止エリアを書き写したあすかはデルタのベルトを抱きしめるように、引き寄せる。 すがるような態度に、葦原はいつか見た亜紀の瞳を思い出した。 「何があった?」 葦原が声をかけると、話するべきかどうか迷っている態度が目に入る。 葦原を信頼できるかどうか、迷っているのだろう。 無言で答えを葦原は待つ。立花なら、安心できるように声をかけたのかもしれない。 自分にはせいぜい、相手が切り出すのを待つしかできない。そのことに歯がゆく思いながらも、あすかが口を開いてきた。 「恋人を……克彦を殺されたのよ」 「この殺し合いでか?」 葦原の問いに、あすかが否定の意味で首を振る。 ここにつれて来られる前に人が死ぬ機会に遭遇した。 つまり…… 「犯人がこの殺し合いに参加しているということか」 と、なる。肯定するようにあすかが首を縦に振った。今度は肯定の意味だ。 話はここで終わりではない。 「それに……克彦の偽者まで出て、何がなんだか……」 「偽者?」 「克彦と……克彦と同じ顔をした男が、私のことを知らないといったのよ。 克彦ならそんな酷いことを言わない。きっとあれは克彦の偽者よ!!」 語尾がだんだんと強くなっていき、必死に言い切るあすか。 その姿を見て、葦原はやはり彼女の状態が望ましくないことを知る。 葦原は自分のように、死んで生き返ったのではないかと一瞬疑ったが、携帯の電話帳に克彦らしき人物の名はない。 おそらく、よく似た他人であろう。 どう落ち着かせるか。あすかは明らかに冷静ではない。 単純な結論さえ見落とすほど、視野が狭くなっている。このままでは、あすか本人の命も、彼女に関わる人間の命も危うい。 悩む葦原の耳に、バイクの排気音が聞こえる。音から察するに、よほどの馬力があるのだろう。 窓から外の様子を覗くあすかの表情が険しくなる。 「私を追ってきたのね……本郷猛!」 デルタのベルトにあすかの手が伸びる。 葦原は女の手にふさわしい、力を入れれば折れてしまいそうなほどの細くて白い、たおやかな手をつかむ。 「やめておけ」 「離してよ!!」 「……俺が行く」 葦原の言葉に、あすかが目を見張る。 葦原は無言でドアを開けた。 □ カブトエクステンダーを走らせ、本郷は走り去ったあすかを探索していた。 途中、聞こえてきた放送にいったん足を止める。仲間は無事だ。 しかし、聞きなれた名前が二人、呼ばれていた。 「一文字……けど、あいつは無事だった。……同姓同名の、誰かか? ……立花さん」 かつて、サイクロン号を与えてくれた人。大人の顔になったと呟いた、彼の声が蘇る。 もはや、彼に会えることはない。悲しみを持ちながらも、本郷はフルフェイスのヘルメットのバイザーを下げる。 グズグズしていられない。このままでは、あすかが二回目の放送で呼ばれる羽目になるかもしれないのだから。 彼女がなぜ変身を果たし、自分を襲ってきたかは謎だ。 確かに、彼女は一時自分のことを恋人を殺した男だと勘違いをしていた。 その誤解については解かれ、和解したはずである。 本郷はあすかにほのかな恋心を抱いた。ショッカーの魔の手から救い出したいと思い、奮い立った。 綺麗なものを守る。 命も、愛した人も、すべて本郷にとっては綺麗なものだ。 確かに、黙って消えたのは悪いと自覚はしている。 しかし、ショッカーと戦わずにはいられない運命の自分の隣では、ただ不幸に巻き込まれるだけだと思ったのだ。 彼女に対しての想いは、いまだに燻っている。 できることなら、そばにいて支えてあげたい。その想いで、カブトエクステンダーのアクセルグリップを捻った。 一段と高く唸る排気音。砂利道を乗り越えてカブトエクステンダーが走る。すでに、この道は何度も行ったり来たりを繰り返していた。 人の足とバイクでは、移動速度が違う。 あすかの足の速さを計算に入れるなら、まだこのエリアに留まっているはず。 見つからないのは、隠れているのか、それとも、殺されたのか。 本郷の背筋がゾッとした。 彼女を失いたくない。純粋にその想いから、本郷のハンドルグリップを握る手に力が入る。 本郷は走るカブトエクステンダーの上で、あすかの身を案じていた。 やがて、一軒のログハウスを本郷は見つけた。 このログハウスに、あすかが隠れているのかもしれない。淡い希望をもって、駆け寄ろうとする。 本郷がドアの五メートルほど手前まで進むと、ドアが開いた。 現れたのは、金髪の青年。 「あの……」 「お前、克彦という男を殺したのか?」 「え!?」 本郷は青年が尋ねてきた内容に驚く。 かつて、過去に同じことをあすかに言われたのだ。 なぜ、今更過去の事実が、ショッカーとして暗躍していた罪が自分を襲うのか。 いや、それは正しいのかもしれない。自分がショッカーの改造人間として暗躍していた事実は、罪は簡単には拭えない。 とはいえ、なぜ目の前の青年がそういってきたのか。疑問を口にしようとした。 「本郷猛、言い逃れはできない。私は見たんだから! あなたが克彦を殺すところを!」 「あすかさん!!」 青年の後ろから乗り出したあすかが、憎しみのこもった視線をぶつけてきた。 訳が分からず、本郷は戸惑う。その件については、誤解は解けたはずなのだから。 青年があすかを制して、前に出る。 「…………いくぞ」 「待ってください! あすかさんと話を……」 「いったい、何を話すというの!?」 かけられる拒絶の言葉に、本郷の心が抉られる。かつて、同じことを言われた。 なぜ、今また同じことを繰り返すのか。本郷には知る余地もない。 やがて、青年が両腕を交差する。 光が青年の身体から発して、緑の異形が青年の隣に並んだ。 「変身!」 青年が叫ぶと同時に、本郷へ向かって突撃を開始する。 緑の異形―― アギトの力を持つ、ギルスという存在 ――が青年の身体に重なった。 驚く本郷を前に、ギルスは跳躍、右拳を繰り出してきた。 本郷は身を捻って辛うじて避ける。本郷がいた地面を、ギルスが砕いた。 「やめてください!」 「あいつに引く気はない。ここは大人しく去れ」 ギルスはそう告げて、再度殴りつける。殺気がないことから、自分を殺すつもりはないのかも知れない。 本郷は彼があすかのそばにいてくれたことを感謝する。 同時に、誤解を解くことをやめるわけにはいかないと、決意を強くした。 ギルスの右ストレートを捌いて、本郷は後方に跳躍。ギルスと十メートルほどの距離を作る。 「俺も……引くわけには行かない……」 本郷の言葉に感応するように、ベルトが顕在する。 風車が回ると同時に、強化スーツが本郷の身体を包んで、一瞬にしてホッパー1号としての姿を見せた。 ライダーヘルメットを被り、クラッシャーを装着。 ホッパー1号、彼はギルスと対峙する。大事な人の誤解を解くために。 「ウォォォォォォォォォォォォォ!!」 ギルスの咆哮をきっかけに、二人の地面が爆発。 疾風のごとく勢いで互いに右脚を振り上げ、激突する。 衝撃が走り、ギルスは後方に下がった。追い討ちをかけるホッパー1号をギルスは冷静に見つめ、迫る右拳を首を捻って紙一重で躱す。 あいたホッパー1号の胸板に、ギルスの鋭い突きが打ち込まれる。 咳き込むホッパー1号を尻目に、ギルスは回転、鳩尾に後ろ回し蹴りを叩き込んだ。 ギルスの身体が、蹴りを打ち込んだ体勢で止まる。ギルスの右足を、ホッパー1号が掴んでいたのだ。 片腕で身体全体を支える怪力にギルスは戦慄する。ホッパー1号はギルスが振りほどく動作に入る前に、思いっきり大木へと投げ飛ばした。 木をへし折る衝撃が、ギルスの全身に駆け巡る。息をするのもきつい。しかし、休んでもいられない。 ギルスはホッパー1号にV3と似た戦闘方法だと感じ取っていた。 変身方法が、V3と似ていたこともある。ホッパー1号とV3では多少の差異があったが、戦闘スタイルは似ている。 つまり、次の動作の予測がつく。 ギルスは前も見ず、地面を全力で蹴って跳躍する。 「やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 ホッパー1号の蹴撃―― ライダーキックと呼ばれる技 ――が、ギルスが数秒前まで存在していた、地面を木の根ごと抉りぬいた。 舞い上がる土砂に紛れて、ギルスの瞳が輝く。 「なにっ!?」 避けられたことに戸惑うホッパー1号を見下ろし、ギルスが天を仰いで獣の叫び声をあげる。 振り上げたギルスの右脚が上半身と密着した。 「オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!」 落下に合わせて、鉄槌のごとく右足をホッパー1号の胸板の中央にめがけて振り下ろす。 ギルスのトンを超える衝撃を生み出す踵が、上半身を逸らそうとするホッパー1号の右胸を叩く。 「がはっ!」 ホッパー1号が五メートルほど吹き飛んで、地面を転がる。 身体を震わせるホッパー1号を前に、ギルスは腰を落として油断なく構えていた。 あすかは戦うギルスとホッパー1号の戦いを見て心を躍らせる。 異常な力を持つ本郷に、葦原は勝っている。 さすがに本郷も並ではなく、ほぼ同等の戦いを見せているが、ギルスが優勢である。 ここで、そろそろ制限が解けたであろうデルタを使えば、ギルスの勝利は確定する。 それに、克彦の敵討ちは譲りたくない。あすかがゆっくりとデルタのベルトを取り出した。 「よせ! こいつとの戦いは、俺が決着を着ける!!」 ギルスの鋭い声が、あすかを射抜く。 何を馬鹿なことを。そういって変身を続けようとしたが、ギルスの無言の視線が押しとどめた。 変身しようとしたあすかの身体が止まる。 偉そうなことを言って、と言い返し、反発する力を奪われていった。 仕方なく、あすかは目の前の戦いを見届ける。 再度、ギルスとホッパー1号の影が交差した。 二人の右ストレートがぶつかり合い、衝撃を生む。 数秒の拮抗の後、互いに吹き飛んだ。ギルスはすぐに直進、ホッパー1号にワンツーを繰り出す。 ギルスの一発目の右拳が捌かれ、左拳がホッパー1号の脇腹を捉えた。 怯むホッパー1号に向かって跳躍し、右足と左足を時間差で身体を捻りながら打ち込んだ。 ギルスが地面に着地した瞬間、ホッパー1号はその隙を狙っていたかのごとく突進してくる。 V3とホッパー1号の突進がギルスの脳内で重なった。 「はぁぁぁぁっ!」 ホッパー1号の拳が唸りを上げてギルスに迫る。立花藤兵衛が生きていれば、ライダーパンチと呼んだその技が。 ギルスは掌で腕の横っ腹を叩いて逸らした。驚くホッパー1号に膝蹴りで鳩尾を強打する。 「かはっ」 続けて、ギルスは両腕でホッパー1号を猛打した。 吹き飛ぶホッパー1号を前に、ギルスは咆哮をあげる。 「オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」 ギルスのY字の角が伸び、エネルギーを身体中に充満させる。 跳躍、振り上げた踵を再度ホッパー1号へと振り下ろす。 ホッパー1号の仮面にギルスの踵が当たった。直撃したホッパー1号は仮面が外れ、放射状に地面を飛び、地面に叩きつけられた。 「あ……すか…………さん……」 震える手をホッパー1号の仮面が外れた本郷が伸ばす。 そのまま力尽き、意識を手放していった。 「やったわ……ありがとう」 「いや、いい」 変身を解いた葦原を前に、あすかは礼を言う。 ホッパー1号こと本郷猛を倒すことに協力してくれた。恋人、克彦の敵討ちを助けてくれたのだ。 いくら感謝しても足りない。あすかは葦原を味方と認識した。 「克彦……いま仇を討ってあげる……」 ログハウスから取り出した包丁を手に、あすかは本郷の前に立つ。 本郷猛、人殺しの彼だけは許しておけない。 太陽の光を、包丁の刃が反射してあすかの狂気を浮き彫りにする。 逆さに両手で包丁を構えたあすかは振り下ろすために持ち上げた。 「やめろ!」 葦原が押しとどめた。あすかはなぜ彼が止めたのか、分からず戸惑う。 「なんでよ! やっと、やっと克彦の仇を討てるのよ!?」 「……人を殺して、得るものなんてない。奴はしばらく身動きが取れないようにした。いくぞ」 「離して!」 しかし、葦原の力は強い。女の腕では振り解けなかった。 葦原に感謝はするが、復讐の機会は逃がしたくない。 それでも、葦原の鋭い眼光があすかの行動を縛る。下手に動いて、葦原を敵に回したくない。 あすかは歯噛みしながら、本郷を倒す次の機会を伺うことにする。 葦原に引っ張られるまま、流されるように彼の後をついていった。 まだ、狂気に蝕まれたままの想いを持ちながら。 葦原はあすかの手を引きながら、カブトエクステンダーへと近寄る。 これは借りていく。なぜなら、風のエルを追わねばならないからだ。 内心、本郷にあすかを守るからそれで勘弁してほしいと謝罪を告げる。 葦原は本郷があすかの恋人を殺したことは誤解ではないか、疑っている。 本郷の拳に、自衛の意思はあっても人殺しの殺気はなかった。動き自身は修羅場を潜り抜けたそれではあったのだが。 風見のことも話として聞きたいが、今はまずあすかを落ち着かせる必要がある。 そのために、この二人は長く同じ場所にいてはいけない。 あすかに時間を与えるため、カブトエクステンダーのエンジンをかける。 同時に、葦原の全身に激痛が走った。 「っ!?」 「どうしたの?」 「いや、なんでもない」 葦原は強がり、バイクのアクセルを全開にする。唸りを上げたエンジン音を耳に、加速を続けた。 風に木の葉がそよいでいる、森の中に赤いカブトムシを模したバイク、カブトエクステンダーが道路沿いを走る。 人里はなれた薬局が寂れた様子をかもし出しながら存在していた。 葦原の細く、それでいて筋肉のついた背中に頬をつけながら、あすかは思考を進ませる。 やはり、戻って本郷を殺すべきかどうか、迷いを見せているのだ。 本郷が無防備をさらすのは、数少ないチャンスなのだ。 葦原を味方につけることのメリットと合わせて、彼に従ったのだが後ろ髪を引かれる。 葦原を説得するべきか。あすかが正面の葦原の顔を覗くと、玉のような汗が葦原から流れていた。 しかも、顔色が悪い。 「どうしたの?」 「……いや、大丈夫だ」 「嘘! 顔色が悪いわよ!?」 あすかが心配で声をかけると同時に、カブトエクステンダーが止まる。 振り返る葦原の息が荒い。 「大……丈夫……と……いって……」 葦原はそう呟くと、バイクから崩れ落ち、地面へと倒れた。 あすかは主を失ったバイクを支え、スタンドを立てて固定してから葦原に寄る。 「ちょっと、ねえ! あなた! 葦原さ……涼! しっかりして!!」 あすかが必死で呼びかけるも、葦原の震えは酷くなる一方だ。 腕の皮膚がそこだけ年をとったように皺だらけになる。葦原が激痛に眉をしかめていた。 「何……? これ……」 「この力の…………反動だ……。すぐに……収まる…………」 「それだけ……辛いのに私を助けるために、変身をしたの……?」 葦原は答えなかった。答える力もないのだろう。すぐに意識を落としていった。 あすかの心が揺れる。 葦原は、命を削ってまで自分を助けてくれた。こんなにも、辛いのに。 彼がどうして、自分のためにここまで戦ってくれるかはあすかは知らない。 それでも、あすかのために、誰かのために命を懸ける葦原を無碍には扱えなかった。 あすかの中に、一時的だが本郷も克彦の偽者も消える。その瞬間、彼女の瞳に狂気だけでない光も宿った。 (涼……あなたは私を守るために力を貸してくれた。今度は、私の番) あすかはデルタのベルトを巻きつける。 「変身!」 ―― Complete ―― 白いラインがデルタのベルトから生み出される。 まとわりつく三角を示すラインが、黒い強化スーツを生成した。 デルタと化したあすかは葦原を担いで、目の前の薬局へと進む。 「涼、あなたは殺させない。私が……デルタの力で守る。だから、生きて! 克彦のように死なないで! お願いだから…………」 デルタは葦原を幼子を抱く母親のように抱いた。 その怪力で押し潰さないように、そっと大切に。 生まれた感情が、亡くした恋人の代用品なのか、それとも異常な環境に追い詰められた中で生まれた歪なものかは、誰も知らない。 それでも、彼女が抱いた感情は、ただ一つの真実であった。 たとえ、それがデモンズスレートという毒に塗れていても。 葦原は揺れる意識の中で、虚無に手を握っては開いた。 あの時、狂気に満ちた瞳を持って、葦原を守ると宣言した亜紀を守ることはできなかった。 同じ言葉が耳に入り、葦原は思う。 (亜紀。俺を守る必要なんてない。俺が守る。だから、君はそんな眼をしないでくれ) ただ一つの願い。 狂気から、愛する人を解放したい。 その思いがあるから、この力にわずかながら価値を見出せる。 葦原涼。 野生のごとき戦いをする、ギルスへとなるもの。 彼の想いは、見た目よりも純白の雪のごとく、優しかった。 状態表 【本郷猛@仮面ライダーTHE-NEXT】 【1日目 朝】 【現在地:D-7中央道路】 [時間軸]:THE-NEXT終盤(ショッカー基地壊滅後) [状態]:全身に激しい痛み、全身負傷中。疲労中。気絶中。二時間変身不可(一号) [装備]:ホッパーマスク@仮面ライダーTHE-NEXT、サソードヤイバー@仮面ライダーカブト [道具]:なし 【思考・状況】 基本行動方針:戦いには乗らない。目指すは脱出。 1:あすかを追いかける。 2:葦原(金髪の青年)はいったい? 3:戦いを止め、主催と対決。 4:スマートブレインに対する強い怒り。 5:志村の後を追い、長田結花との合流を目指す。 [備考] ※志村を信用しています。彼から『白い怪物と剣崎一真は共に殺し合いに乗り、尚且つ組んでいる』『桜井侑斗は危険人物』という話を聞きました。 ※名簿に自分の名前と一文字の名前が二つずつある事、連続変身出来なかった事に疑問を感じています。 ※サソードゼクターに認められていないため、ゼクターは現れません。 【緑川あすか@仮面ライダーTHE FIRST】 【1日目 朝】 【現在地:D-8東道路】 [時間軸]:本郷を疑っている時(トラック事故後) [状態]:軽い疲労、精神汚染(軽度)、葦原に依存? デルタに変身中 [装備]:デルタギア@仮面ライダー555 [道具]:なし 【思考・状況】 基本行動方針:本郷殺害後、脱出するか生き残る 1:葦原涼を死なせはしない 2:本郷をはじめとした仮面ライダーに復讐 3:護身のために仲間を増やす 4:牙王、影山瞬に気をつける [備考] ※精神汚染は凶暴化、被害妄想などです(ストレスなどで悪化する危険性も)。 ※D-6エリアのどこかにデンカメンソードの欠片が散乱しています。 ※電撃を出す能力を得ましたが、威嚇程度にしか使えません。 ※本郷よりも先に手塚を先に始末しようと考えています。 【葦原涼@仮面ライダーアギト】 【1日目 朝】 【現在地:D-8東道路 】 [時間軸]:第27話 死亡後 [状態] 全身負傷(中)、疲労(大)、2時間変身不可(ギルス) 腕部に小程度の裂傷、変身の後遺症、仇を討てなかった自分への苛立ち [装備] フルフェイスのヘルメット、カブトエクステンダー@仮面ライダーカブト(道路傍に放置) [道具] 支給品一式、ホッパーゼクターのベルト [思考・状況] 1:殺し合いには加担しない。脱出方法を探る。 2:立花藤兵衛の最後の言葉どおり、風見の面倒を見る? 3:自分に再び与えられた命で、救える者を救う。戦おうとする参加者には容赦しない。 4:立花を殺した白い怪物(風のエル)に怒り。必ず探し出して倒す。 6:五代雄介の話を聞き、異なる時間軸から連れて来られた可能性を知る。 白い怪物(ダグバ、ジョーカー)を倒す。 7:本郷(R)に対し、すこしすまなく思っている。 ※五代の話を聞き、時間軸のずれを知りました(あくまで五代の仮説としての認識です)。 ※剣崎一真の死、ダグバの存在、ジョーカーの存在などの情報を五代から得ました。 ※ホッパーゼクターが涼に興味を持ちました。(まだ資格者とはなり得てません) ※カブトエクステンダーはキャストオフできないため武装のほとんどを使えません。 今の所、『カブトの資格者』のみがキャストオフできます。 044 ウェイクアップ・コール 投下順 045 かげやまのなく頃に~仕切り直し編~ 044 ウェイクアップ・コール 時系列順 045 かげやまのなく頃に~仕切り直し編~ 040 Riders Fight!(後編) 本郷猛(リメイク) 055 The flames of destiny/炎の果てに(前編) 040 Riders Fight!(後編) 緑川あすか 072 感情(前編) 034 不屈 葦原涼 072 感情(前編)