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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 00 51 53.12 ID 9aqnhMra] 軟骨の唐揚げに切り替えていく 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 00 52 32.69 ID oMquWHmk] 岡田「ビビンバあるで」 3 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 00 55 35.99 ID j+35VSwC] 福本「かまへんやん、そんなもん。」 4 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 00 56 19.59 ID fPkNl6Ru] 気持ちを落ち着かせる為か手には砂肝を持っていた 5 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 00 57 15.00 ID VKjlIxSX] 岡田「(ホッケ)おいしいんよ」 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 00 58 49.72 ID VKjlIxSX] 落合「お前らには行き渡らなくて結構。」 10 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 01 03 13.39 ID Rt0tIVNy] ホッケのコストパフォーマンスの高さは、今年のノリさん並にすばらしい 11 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 01 09 38.52 ID 6GCkmGEY] 広澤「まあ、証拠もないし 断定もできないけど、二岡は完全に独り占めだね。」 12 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 01 12 36.98 ID VKjlIxSX] 店員「シシャモじゃいかんのか?」 15 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 01 29 20.82 ID Oyy0+HUv] 下柳「食えたらいいなと思いました」 20 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/11/06(火) 01 57 43.53 ID 7I96e17W] 温め直していく 21 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 02 02 06.74 ID ixeJcAC3] (レンジでチンとは)知らなかった 22 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 02 02 33.29 ID 6dllG26e] ホッとケ 23 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/11/06(火) 02 04 02.62 ID bBL9W6NK] たこわさのツキダシで我慢しろカタワ共
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【名称】 バランスブレイカー 【読み方】 ばらんすぶれいかー 【登場作品】 全て 【詳細】 ゲームバランスを崩壊させるアイテムや武器、コンボ等の通称。 ロックマンエグゼシリーズは唯一無二のゲームシステム、コンボ開発の奥深さ、絶妙なゲームバランス等が今も尚高く評価されている。 しかし、バランス調整やデバッグは決して完璧だった訳ではなく、どの作品にも公式が意図しない不具合やおかしな仕様が存在しており、それを巧みに突いた戦法や強力すぎるバトルチップ、プログラムアドバンス等がゲームバランスを崩壊させてしまった事例が散見される。 また、バランスブレイカーは敵側にも存在しており、登場時期に見合わない強さを持ったネットナビや恐ろしい相乗効果の組み合わせで襲ってくるウイルスは、「みんなのトラウマ」等と呼ばれて多くのネットバトラーに恐れられた。 以下に紹介するのは各作品毎の主なバランスブレイカーである。 ※☆マーク付きは『アドコレ』では修正済み 『1』 インターラプト(通信対戦で相手のチップを全て破壊) ポイズンアヌビス(『1』ではHPの減少速度がとても速い) ライフセーバー(30秒間インビジブル状態。HP全回復などおまけに過ぎない) 発電所の電脳(恐らくシリーズ屈指の難関ダンジョン。極限状態の中で挑む電脳は、厄介な仕掛けやウィルス、最後まで油断出来ないナビ戦との展開は子供達に匙を投げさせた) 『2』 フルカスタム(激安、低容量、フォルダに5枚投入可能) ☆プリズム+フォレストボム系(言わずと知れたプリズムコンボ。アドコレでは通信対戦時のみ挙動が修正された) ドリームソード3(600ダメージ、素材全てがコード*で揃う) ゲートマジック(序盤に手に入るチップで合計900ダメージ) ボディガード(合計1,800ダメージ) サイトスタイル(各スタイルの長所を全て兼ね揃えた最強スタイル) クイックマン(圧倒的なスピードと避けづらい攻撃、アームガードを用いた防御が第2話から立ちはだかる) サンダーマン(攻撃と移動を阻む雷雲×3と本体の波状攻撃を、実質フォルダが縛られた中で戦わなければいけない) 『3』 バリアブルソード(コマンド入力によりスタンダードチップ単体で合計640ダメージ) キラーセンサー3(麻痺中に射線上で無敵時間が発生しない技で長時間のけぞると無限ループに陥る) フラッシュマン(チップ)(対インビジ、ブレイク性能持ちかつ麻痺状態にする全体攻撃。しかも同コードのバリアブルソードと組める) プラントマン(チップ)(対ユカシタ、ブレイク性能持ちの全体攻撃。ヒット後に一定時間動きを封じつつ追加ダメージ) フォルダリターン(自身を含めた全てのチップが復活、しかもコード*。歴代最強のサポートチップ) マスタースタイル(ナンバートレーダーで全ての素材が揃う。序盤で合計900ダメージ) カスタム11枚バグ(狙ったチップを何度でも使用可能。) 『4』 カウンター系(タイミングさえ合えば場所を問わず攻撃可能) ステルスマインバグ(相手がステルスマインを踏んだ瞬間に暗転チップを使うかカスタム画面を開くと瞬殺) ☆イアイフォームバグ(カワリミを張った状態でイアイフォームを構えるとAボタンを離すまで毒以外のダメージを完全無効化) エアホッケー系(SPナビをも瞬殺できる驚異の破壊力。更にフルシンクロがしやすい) ナンバーボール系(HP下2桁を99に調整すれば、開始時に最大威力の99×5で495ダメージも叩き出せるのは、チップ火力がデフレ傾向の「4」で貴重。しかもスタンダード。) ロールソウル(チャージショットでチップを全て破壊+チップ使用時に最大HPの10%回復) ウッドソウル(クサムラパネル上でHPが自動回復。アンダーシャツと組み合わせるとほぼ不死身に) リフレクト・カワリミマジック(反撃の威力が100。しかも防げなかった場合の入力を受け付けない時間がない) ☆改造カード(公式大会での使用が想定されていない為か、『5』以降と比べて明らかにブッ飛んだ効果が多い。アドコレでは通信対戦時のみオールガードは使用不可) サーキラー系+クーモス系(高頻度+高威力の射撃と自エリアへの侵入による恐怖のハーモニー) デューオ(避けにくい技やブレイク性能のある技が多く、1周目ではソウルユニゾンが不足。エアホッケー系やジゴクホッケー系が無効。悪状態ではダークチップも無効と圧倒的な強さを見せるラスボス) 『5』 ☆ダークサンダーAI(麻痺効果を持ったダークサンダーとビッグノイズを連発) ゼルモンEX+はさみうち(左右からショートインビジが発生しない攻撃力200×2の猛攻) 『6』 カーネルフォース(ギガクラス唯一の非暗転攻撃で獣化による強化が可能。しかも麻痺効果付き) サイトバッチ(ナビ大幅パワーアップ、HP減少なし、アンインストールで無効化されたナビカス付与と通信対戦で驚異) ゴーイングロード+エリアスチール+カミングロード+ダブルポイント+キラーセンサー系(フロートなしならば当たればほぼ確実にデリート) ☆クサムラシード+トルネード+ホワイトカプセル(ホワイトカプセルバグでダメージ4倍) リフレクメット系(反射性能の変更でブレイク以外の攻撃ならカウンターなんでもこざれ。コード*があるにもかかわらず他のチップのコンボに組み込みやすく、スタンダードながら4枚投入可能) 『OSS』 バスターパンチ+ガッツマン*(誰が呼んだかガッツマンエグゼ。大幅にダメージが上がったチップと*版ナビのシナジーが敵の地の利を奪う) 『アドコレ』 バスターMAXモード(ロックバスターの攻撃力がなんと100倍!時代やプレイ環境の変化に対応して用意された公式バランスブレイカーその1) 特別配信チップ(イベント配布や周辺機器が必須だった数々の強力チップも無条件で最初から使用可能。公式バランスブレイカーその2) 改造カード(特別配信チップ同様、イベント配布限定カードも含めた全種類が無条件で最初から使用可能。公式バランスブレイカーその3)
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登録タグ その発想は無かった どうしてこうなった ジョーク・ネタ ホラー 人物 危険度1 真実 アメリカのイリノイ州のシカゴ市在住の女性。 見かけは普通の女性だが、彼女の特技は眼球突出させることである。 突出記録は12mmにもなり、ギネス記録に認定されている。 尚、このようなことが出来るのは病気ではなく、ホッケーのマスクが顔に当たったことがきっかけだという。 関連項目:アキル・ミッチェル 分類:ホラー ジョーク・ネタ 真実 危険度:1 コメント これ昔アンビリバボーでやってたな~。 -- オレンジ少年俺 (2017-11-26 01 35 54) 韓国人みたいな名前だよね -- りりあ (2017-11-28 16 21 14) ↑韓国系アメリカ人なのでしょうかね -- テツロー (2017-11-28 20 57 10) kimbaryキンバリーの略称かも -- 名無しさん (2017-12-01 00 49 46) ↑kimberlyだった。女性名で、略すとkim(キム) -- 名無しさん (2017-12-01 00 51 46) 削除しました。 ↑よく考えたらキムポッシブルとかあったわ -- 名無しさん (2017-12-07 16 36 08) キム・グッド”マン”なのに女性とか草(どうでもいい) -- 名無し男 (2018-05-10 11 31 14) 昔なんかの番組で取り上げられてたな -- ゆうていみやおうきむこう (2018-05-11 09 27 59) うちの両親がこの人の芸苦手すぎてアンビリバボーで取り上げられると必ずチャンネル回してたのを思い出した。 -- 名無しさん (2018-12-24 11 10 09) 女賢j…失礼かな -- 名無しさん (2018-12-24 15 07 42) 目、取れないの? -- 3億円事件 (2019-04-04 12 04 59) 目玉って思ったよりも大きいし丸いんだなってよく分かるよ -- 名無しさん (2019-04-06 22 17 20) もしボーボボが実写化したらビュティ役はこの人で決定だな -- 名無しさん (2019-11-23 22 45 54) すげえなww痛くないのかな?w -- 澱 (2020-03-10 13 24 56) エネル顔か? -- スカ苦手 (2020-04-13 16 47 58) 失礼かもしれないけど漫画のキャラクターが驚いたときの顔みたい -- メタトンNEO (2020-06-19 20 38 38) バラエティで何故か昔特集してたな -- 名無しさん (2020-07-14 19 28 25) 目の周りの筋肉が柔らかいのかな -- 名無しさん (2020-09-16 20 24 53) 最初12cmかと思ってたまげたわ -- 名無しさん (2020-10-12 02 26 18) すげぇ -- ゲーム太郎 (2021-03-10 21 58 20) これは凄い(;゚∇゚) -- コッペパン (2021-03-21 10 08 12) 視界どうなるんかな -- ナイル (2021-05-01 22 15 32) これ絶対ホラーだろw -- 名無しさん (2021-12-29 16 37 08) どうやってやってるんだこれ -- 名無しさん (2022-02-04 20 17 47) 精神的に来た。 -- 名無しさん (2022-07-22 09 33 05) チャッピーのやつで草 -- 名無しさん (2022-10-21 19 37 43) 昔、この人のギネス挑戦だったか防衛だかをテレビでやってたな -- 名無しさん (2022-12-07 14 06 18) 超能力か? -- 名無しさん (2023-02-24 14 52 38) テレビ東京でこれ紹介されてたね -- かっき~ (2023-05-20 14 31 07) 子供の前でこれ見せない方がいいよ -- 名無しさん (2023-06-03 09 11 46) bad kensaku!!に使おうと思ってたらwikiに先に見つけられてる惨敗感。既出 -- 名無しさん (2023-06-07 18 11 24) コメントの最初の方がバカなネトウヨすぎてこっちのほうが危険度ありだわ。外国は名前→苗字の順なのになんでキムが金になるのか。 -- 名無しさん (2023-06-07 23 55 59) ↑マジで誰も政治の話してないのにいきなりどうした… -- 名無しさん (2023-06-08 02 57 20) なんかっこうして見ると自分の眼球も丸いんだなって思う笑 -- めろん (2023-08-27 15 34 12) これ出来るようになったきっかけもすご過ぎる、この人個性溢れてるなって思った -- 名無しさん (2023-10-15 09 45 49) ブラジル人のシドニー・デ・カルバリョ氏に記録を塗り替えられたとのこと -- 名無しさん (2023-10-15 12 30 14) ホッケーのマスクが当たったことのみじゃなくてもしかしたら本人の体質にも原因があるかもしれないね -- 名無しさん (2023-10-20 16 43 50) 名前 コメント
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1989年にオーディション(第3回BADオーディション)に合格。その後、B z、ZARD、TUBE、松本孝弘、T-BOLAN、DEEN、織田哲郎などのビーイング系アーティストのコーラスを担当する。 1990年には安宅美春(後にKIX-Sを結成)のギターソロアルバム「孤独のRUNAWAY」にゲストボーカルとして参加し(当時の表記は大黒摩紀)、山下久美子の「WHY?」「LOVE PEACE」「BIBBIDI,BOBBIDI,BOO」をカバーしている。1991年にCM NETWORKの一員として「GO!GO!貴花田」という曲を歌っている。 歌手デビューが中々できなかったために、会社を辞めてアメリカへ旅に出たことがある。その後、社長から滞在先に電話をかけられ、歌手デビューの話が進んでいたため帰国する。 1992年、『STOP MOTION』でデビュー。2ndシングル『DA・KA・RA』がミリオンヒットを記録し、日本レコード大賞「新人賞」受賞。以降、『チョット』、『あなただけ見つめてる』、『夏が来る』、『ら・ら・ら』、『熱くなれ』等のヒット曲を出す。デビュー後数年は露出を控え、メディア出演やライブ活動をすることはなかった。そのため、「大黒摩季は歌手担当、写真で顔を出すモデル担当、作詞・作曲担当とそれぞれ三人いる」「大黒摩季はコンピューターで作られたもので実在しない」という都市伝説まで存在した(同様にZARDのボーカリスト・坂井泉水や小松未歩の存在が挙げられる)。 数少ないテレビ出演としては、デビュー前の1992年5月17日にフジテレビ「ミュージックフェア」において、テレビ初出演をしている。B zと近藤房之助、坪倉唯子が昔の名曲を歌う企画のコーラス参加だが、歌う前に大黒はB zらと横一線に並び、司会に名前を紹介されていた。また1996年に『熱くなれ』がNHKのアトランタオリンピック中継テーマソングとなった関係から、同局の『サンデースポーツ』に出演しインタビューに答えているほか、1996年6月1日には当時ビーイングがスポンサーについていたテレビ番組「ROX」(関西テレビ)の第一回で特集され、アマチュア時代の思い出を語るなどインタビューに応じている。 1997年8月1日にレインボースクエア有明特設ステージで行われた初のソロライブ『LIVE NATURE#0〜Nice to meet you〜』で、初めて本格的にファンの前に姿を現す。このライブの一部は「ミュージックステーション」で生中継されたほか、大黒摩季 LIVE BEATsに一部収録されている。以降、全国ツアーを開催する。 それ以前にもわずかながらステージに立ち姿を現している。1990年5月に横浜バードで行われた近藤房之助と小島良喜のライブにゲストボーカルとして参加。1996年2月と3月には大阪・心斎橋にあるグランカフェで行われていたサンデーブルースLIVEクンチョーのステージに飛び入りゲストとして参加している。その他にも「大黒摩季」個人として、1996年9月21、22日に札幌で行われた「ゆうあいピック北海道大会」に、大会テーマソングとして当時は未発表だった「風になれ」(のちにアルバム「POWER OF DREAMS」収録)を提供した縁で、大会閉幕後に選手や大会役員、スタッフなどを招いて行われた後夜祭にサプライズ登場しミニLIVEを行ったことがある。 1999年、全国ツアー『LIVE NATURE #3』を開催。夏にはツアーファイナルとなるスペシャルライブを千葉マリンスタジアムで敢行。12月31日に奈良・東大寺で開催されたカウントダウンライブで充電休養を宣言。2001年にはビーイングを脱退し古巣であった東芝EMIにレコード会社を移籍して活動再開(その結果[要出典]、ビーイング側のCDで、作詞に「ビーイングスタッフ」と付けられてしまった)。8月8日に復帰第一弾シングル『虹ヲコエテ』を発表。 2003年、アルバム『RHYTHM BLACK』を引っさげて、全国ツアー『Live BOMB!LEVEL.3』を開催。11月11日、友人の紹介で知り合った会社員と入籍。初対面の際、男性は大黒のことを知らず、「アーティスト?画家ですか」と答えたと大黒は語っている。 2004年、武部聡志、土屋公平、真矢、恩田快人らとコピーバンド“大黒摩季とフレンズ”を結成。80年代の名曲をコピーしたアルバム『COPY BAND GENERATION VOL.1』を発表。シングル『ASAHI〜SHINE GROOVE〜』がアテネ五輪ホッケー女子日本代表オフィシャルサポートソングに起用される。この曲は大黒が偶然見ていたテレビ番組に出演していたホッケー女子日本代表の選手が話していた女子ホッケーの現状を聞き、自分の下積み時代の姿と重なり何か出来ないかと思い作られたもの。出来上がった時には代表チームの合宿地へ訪問して聴いてもらったとのこと。 2005年、2年ぶりの新作『HAPPINESS』を発表し、7月15日より全国ツアー『Live BOMB!LEVEL.4』を開催。12月には初となる日本武道館単独ライブを行う。同31日、ナガシマスパーランド(三重県)にてカウントダウンライブを行なう。 2006年、初のバラードシングル『胡蝶の夢』がCX系昼ドラ「新・風のロンド」主題歌に起用される。3月にはバラードベストアルバム『weep』を発表する。5月15日、ワールドカップ選手発表に伴って、FWに選出された大黒将志と巻誠一郎(二人合わせて大黒摩季(巻)だから)、友人の中田英寿にエールを送った。ちなみに大黒巻の共演は実現しなかった。10月20日より全国ツアー『Live BOMB!LEVEL.5 〜デビュー15周年前倒し企画・わりと津々浦々お客様大感謝TOUR “ダイブ見せますMaki Best”+〜』を開催。 2007年4月9日、北海道立校としては初の「中高一貫校」として誕生した登別明日(のぼりべつあけび)中等教育校の開校式にサプライズゲストとして登場。ノーギャラで作詞作曲を手がけた同校の校歌「明日(あけび)の空に」を生で披露し、新入生たちを驚かせた。 4月18日にシングル『コレデイイノ?!/恋の悪魔-She s no Angel-』を発表。『コレデイイノ?!』は前出の『Live BOMB!LEVEL.5』ツアーで披露され、観客と共に踊れる振り付けが施されており楽しめるナンバーになっている。大黒曰く今時のイイ言葉はないかと考えて辿り着いたものが『コレデイイノ』と云う言葉であり、「これでいいの?」に「コレデイイノ!」と大黒流の背中を押すエールの言葉となっている。 5月24日、東京青年会議所と2016年東京オリンピックを望む学生の会が開催するイベント、「オリンピックを東京に2016!」にて、無料ライブを開催。オリンピックへの市民ムーブメントを盛り上げた。 5月25日、夕張市において2万本のサクラやモミジを植え、地域再生を図る「しあわせの桜ともみじ」プロジェクトがスタートし、同市内の石炭の歴史公園内で記念植樹会に参加。新曲「桜ごころ」を初披露した。10月、大黒摩季とフレンズを再結成し、青春ロックライブハウスツアーを開催。年末にはANAインターコンチネンタルホテル東京他で初のディナーショーを開催した。 同年5月27日に死去したZARD・坂井泉水の6月26日の音楽葬に参列した。その後記者陣に対して終始泣き崩れながら「心遣いが素敵な女性でした」等とコメントした。 2008年2月9日より全国ツアー『MAKI OHGURO Live Bomb! Level.6 15th Anniversary Final Tour〜ありがとう!そして…POSITIVE SPIRAL〜』(全21公演)を開催する。
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ファミコン/あ行 あ行 アイギーナの予言 アイスクライマー アイドル八犬伝 アウトランダーズ アストロファング アストロロボSASA アスミッくんランド アタックアニマル学園 アテナ アドベンチャーズ オブ ロロ アドベンチャーズ オブ ロロII アトランチスの謎 アバドックス アフターバーナー アメリカンドリーム アメリカンフットボール タッチダウンフィーバー アメリカ横断ウルトラクイズ アメリカ大統領選挙 アラビアンドリーム シェラザード アルカノイド アルカノイドII リベンジオブドゥ アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃 アルテリオス アルマジロ アンタッチャブル アンパンマンのひらがなだいすき アーガス アークティック アーバンチャンピオン いきなりミュージシャン いけいけ熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘 いただきストリート ~私のお店によってって~ いっき イメージファイト インセクターX インドラの光 イー・アル・カンフー イース イースII イースIII ワンダラーズフロムイース ウィザードリィ ウィザードリィII リルガミンの遺産 ウィザードリィIII ダイヤモンドの騎士 ヴィナス戦記 ウエスタンキッズ うしおととら 深淵の大妖 うっでいぽこ ウルティマ 恐怖のエクソダス ウルティマ 聖者への道 ウルトラマン倶楽部 ウルトラマン倶楽部 スポ根ファイト! ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部 ウルトラマン倶楽部3 うる星やつら ラムのウェディングベル エアー・ウルフ エアー・フォートレス エイセス・アイアンイーグル3 エイト・アイズ エイリアンシンドローム エキサイティング・ラリー エキサイティングボクシング エキサイトバイク エグゼドエグゼス エクセリオン エジプト エスパ冒険隊 エスパードリーム2 新たなる戦い エッガーランド 迷宮の復活 エモやんの10倍プロ野球 えりかとさとるの夢冒険 エリュシオン エルナークの財宝 エレベーターアクション おえかキッズ アンパンマンとおえかきしよう!! オセロ おそ松くん バックツーザミーの出っ歯 おたくの星座 おにゃんこTOWN オバケのQ太郎 ワンワンパニック オペレーションウルフ おぼっちゃまくん オリュンポスの戦い 愛の伝説 オーバーホライゾン
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“殲滅”を宣言した獅子堂戌子は、対象である二人の男女――飛場・竜司と伊達・成実の出方を伺った。 状況が二対一となるのか、一対一対一になるのかを見極めるためだ。 二人は戌子が乱入する直前まで戦闘行為を行っていたが、戌子という共通の敵を得た現在、二人の敵対が共闘に変わる可能性も少なからず存在している。 (……とは言っても、ボクは二対一になっても全然構わないのだがねー) 戌子は己の力に絶対の自信を抱いている。 純粋な戦闘力だけならば虫憑きにとって最強の称号といえる一号指定を受けた虫憑きたちにも引けをとらないつもりだ。 多対一の状況に陥った経験も腐るほどある。こと戦闘という事例に関して言うならば、この状況は決して難度の高いものではなかった。 さて、と改めて戌子は目の前の二人を観察する。 先の戦闘を見て、二人とも素人とはかけ離れた、荒事慣れした人間だということが分かった。 ……というか、片方はサイボーグ手術でも受けたのかというような機械の四肢をしている。 あそこまで奇天烈で珍妙な格好をしている人間は、強烈なキャラクター性を有した人物が多い虫憑きたちの中にもいなかった。 (こんな戦いに呼ばれるくらいの人間だ、このくらいは当たり前ということかなー) 機械仕掛けの身体から繰り出されていた斬撃は、速く、重いものだった。 それをいなし続けていた少年も、人並み外れた戦闘力を有していると言えるだろう。 二人とも“虫”のような特殊な能力は使ってはいなかったが、その体術と身体能力だけでも並の虫憑き程度では相手にならない。 たった数合の打ち合いを見ただけで相手を推し量ったつもりになるのは早計というものだが、仮に号指定をするならば最低でも五号以上の指定はされるであろう力の持ち主だ。 (……だったら“あさぎ”の全力も――受け止められるかな?) 二人との戦闘を想像した戌子の身体が、歓喜に震えた。根っからの戦士である獅子堂戌子の細胞が、興奮を始めたのだ。 期待に口の端を歪ませた戌子の身体から紫電が立ち昇る。それは彼女の能力に起因するものだ。 揺らめく紫電が臨戦の合図だと知る二人が、戌子に対して構えを取った。 「反応は上々。戦闘系なら今ので反応しないとねー」 特別環境保全事務局、中央本部所属“あさぎ”、獅子堂戌子。 突然巻き込まれた殺し合いの中で自らに課した任務は、己の後進となる戦士を見つけ、育成し、状況を打破すること。 任務の遂行の邪魔となるものは容赦なく排除する。 獅子堂戌子の“現地調査”。 対象、飛場・竜司、伊達・成実。 ――開始。 ◇ 飛場・竜司は混乱していた。 どうしてこんなことになったんだとこの数十分の一連の流れを思い出し、 (ええと、僕はこの綺麗系お姉さんに襲われて、でもこんな人に殺し合いなんてやって欲しくないから止めようとして―― そうだ、お尻を触ったんだ。ええ、素敵な揉み具合でした――よく動く人特有の脂肪分少なめな、でも形と張りは十全のお尻です。 でもやっぱりそういう人でも、お尻って脂肪がつくものなんですよね。烈しい人でも柔らかい。素敵な部位だと思います、お尻ーーー!) 現実から目を背け、虚空で手をこねこねし、揉んだ尻の柔らかさに浸っていた。 外界からの情報をシャットダウンし、己の回復を図る行為だ。 かくして飛場は約二秒の妄想によって状況の整理を果たし、意識を復帰させる。 ――目の前にホッケースティックが迫っていた。 「うわあああああああ、死にます、死にます僕!」 叫びながら身を捩らせ、すんでのところで回避した。 ――危なかった、あと少しでも妄想時間が長ければ直撃でした……! 妄想の対象が美影さんだったら間違いなく死んでいました、ええ。 ホッケースティックを空振らせた少女は、息を切らせながら慌てて体勢を復帰させる飛場を見ながら声に残念を含ませ、 「おいおい、ボクが殲滅すると言ったら本気だと決まってるのだよー。まさかこの期に及んで気が抜けてるのかー? 死ぬ寸前まで殴って、それから話を聞こうと思っていたのにうっかり殺してしまうところだったじゃないかー」 “あさぎ”を名乗った少女の呟きを聞いた飛場は思った。これはマジの冗談抜きで本気だと。 あまりにも軽すぎるノリな気がしないでもないが、飛場は既にこういう人種を知っている。 全竜交渉絡みで知り合った人間は味方側だろうが敵側だろうがだいたいこういうノリで本気なのだ。 そしてタチが悪いのは、向こうの本気にはこちらも本気で応えなければそのまま飲み込まれるということ。 (だったら、僕も本気で、僕の理想を貫くまでです!) 飛場の理想。それは、誰も傷つくことなくこの場を収めることだ。 次いでの理想は、自分だけが傷ついてこの場が収まること。 だから飛場は、自分を貫くために動いた。 おそらく、飛場が全力を出せたところで二人を同時に制圧することは難しいだろう。 先の戦闘の一対一の状況ですら飛場が有利を取れていたとは言い難いのだ。 更に複雑に、そして難しくなった現状を飛場が独力で解決するのは不可能と言っていい。 ならば、力だけでなく言葉で、状況を変えていくしかない。 「二人とも話を聞いてください! ……僕たちが戦う理由なんか、どこにもないはずですよ! 少なくとも僕の方にはありませんし、あなたたちが戦わなきゃいけないというなら僕が何とかして戦わなくてすむようにします!」 「……口だけなら、何とでも言えるのよ!」 「でも口すら開かなかったら、僕たちは何も分かり合えないままなんですよ!」 「分かり合う必要なんかあるのかー? ボクはキミたちから話を聞ければそれでいいのにー?」 飛場の言葉に対して、返ってきたのは拒絶と不理解だ。 だが飛場は続けた。飛場は知っているからだ。交渉と理解は、拒絶と不理解の先にあるものだと。 「……我侭だと、そう言われても構いません! でも僕は、あなた達と戦いたくなんかないんです」 飛場の言葉は、しかし、無視される。ホッケースティックを握った少女は、その得物を義肢の女性へと振り上げた。 義肢に逃走の意志が込められたのを、“あさぎ”と名乗った少女は見逃さなかったのだ。 しかし振り下ろされたスティックの一撃は、かばうようにして間に入った飛場の手によって止められた。 そして飛場は、防御が失策であったことに気付く。 振り下ろされた一撃は、華奢な少女の体躯からは想像できないほどの重さを秘めていた。 捌ききれなかった衝撃が飛場の手を軋ませた。痛みに顔を曇らせながら、飛場は、 「……僕たちはまだ、お互いの名前だって知らないんですよ!」 「――殺す相手や殺される相手の名前を知って、どうするというの?」 声は、飛場の後ろから響いた。飛場は振り向き、声の主に返す。 「――殺し、殺される以外の関係を築きます」 「――理想ね。現実を見ていないわ」 「理想を追い求めて、何が悪いんですか! 実際僕は理想を掴みましたからね! 美影さんという理想を! だーかーらー、とりあえず名前を教えてください! ね!? ビバ理想! 蹴飛ばせ絶望ですよ!」 「……はぁ? 貴方、自分が支離滅裂なことを言っているのが分かってるの?」 飛場の滅茶苦茶な会話展開は、義肢の女性から敵対ではなく呆れを引き出した。 ここぞとばかりに飛場は言葉を重ねていく。 「あっ、まずは僕から名乗るべきでしたね! ええ、僕の名前は飛場・竜司、絶賛思春期継続中で色々拗らせつつある高校一年生です!」 ◇ 戌子は眼前で繰り広げられるコント紛いの会話を呆れ半分面白半分で聞いていた。 なるほど、戦いを避けることを望み、この場の争いを終わらせようとするならばこのような形で戦意を喪失させようとするのはある意味で理に叶っているといえるかもしれない。 そして同時に、こうも思った。 ……ボクも名前くらいは聞こうと思ってたし、この流れに乗ったほうが面白くなるのではないかなー? 「ボクは獅子堂戌子。身分はヒミツで……ああ、ボクもキミたちの名前くらいは知りたいと思っていたのでねー。 せっかくなので流れに乗らせてもらうことにしたよー」 義肢の女性の反応を窺う。半ば予想出来ていたことだが絶句していた。 流れ的にはむしろ二人で少年を論破するところだったんじゃないのか!?と訴えるような表情をしている。 しかし少年の主張を否定する姿勢だけは、頑なに変えようとしていなかった。 (……それは、名前を知るという行為に意味を感じているということだねー。 知ればその分、刃が鈍るか。優しさは残っている。だけどそれは、他者を傷つける意志もまた残っているということで、) つまり、戌子の敵であるということだ。だから“あさぎ”は、標的を二人から一人に絞った。 ホッケースティックを手の中でくるくると回し、握り直す。 心の中で己の虫を呼ぶ。アサギマダラ、と。 戌子の雨合羽が、紫電を纏った。紫電はその量を増していき、雨合羽のみならず戌子の手に握られたホッケースティックをも包み込んでいく。 「……名前の続きは、これが終わってからにさせてもらうよー」 駆けた。予備動作が存在しない急加速だ。 人の身のままでは成し得ない速度で、戌子は殲滅対象である義肢の女性へと接近する。 虫憑きである戌子の能力――それは、磁力の操作だ。 特殊型の虫を使役する戌子は、己の“領域”を展開することにより領域空間限定で強大な力を発揮することが出来る。 空間内に存在する物質――そこには、己自身も含まれる――の磁力値を操作することにより、超人的な速さと重さを得るのだ。 既に領域は展開し終えている。己の身体を強力な磁石に変え、そして対になるのは、 ……その義肢は、ボクの能力と相性が良さそうなのだよー。 機械仕掛けの身体を目掛け、戌子は一直線に飛びかかる。 「させま……せんっ!」 戌子の前に立ち塞がったのは、飛場だ。 ホッケースティックの一閃に、今度は受け止めるのではなく受け流す防御で対応する。 そして飛場は、攻撃をした戌子――ではなく、かばった相手である義肢の女性へと言葉を放つ。 「今ので貸しが一つ増えましたよ……! さぁ、何ポイント貯まればあなたの名前と交換出来ますか!?」 ……ああ、この子はアホなのだなー。 戦闘狂の戌子ですら思わず力が抜けてしまいそうになる。 だが何とか気を取り直して、戌子は飛場へと警告をする。 「どいてくれたまえー。邪魔をしないのなら、キミは悪いようにはしないと約束しよう」 「でも僕が退けば後ろのこの人に乱暴をするんでしょう? エロ同人みたいに! ああ、でも……ッ、それも見たいという気持ちがムクムクと!」 「いや、それは少し発想が飛躍しすぎだと思うのだよー」 このまま会話を続けていたところで埒が明かないのではないかと、いい加減戌子のイライラが募ってきたところで、 「ねぇ……いつまでもそうやってお遊びを続けるつもりなら、私はさっさと行かせてもらうわよ?」 再度の逃走宣言が出た。だから戌子もこう返す。 「それを見逃すわけにはいかないのでねー。次は、ボクも本気を出すよー」 飛場の暴走で緩んでいた空気が、再び緊張を得た。 次に誰かが動いたとき、確実に状況は一変する――半ば確信ともいえる共通認識が、三人の間で生まれ、 義肢に力が込められ、ホッケースティックが振るわれ、右手が伸ばされた。 ◇ 最初に動いたのは成実だった。成実の目的は単純至極。消耗を出来る限り抑え、ここから逃げ出すこと。 ここで人数を減らせるのならばそれが一番だが、成実の最終的な目的は最後の一人となることであって、戦うことそれ自体は目的ではなく手段だ。 飛場を名乗った少年は、こちらに手を出すつもりはなく、むしろ好戦的な少女を止めてくれるという意味では成実の味方と言っていい。 少年が壁になってくれている間に、ここから逃げ出してしまおう。そう思っていたのだが―― 成実の左手を、飛場の右手が握っていた。それはつまり、飛場の初速が成実のそれを超えていたということだ。 咄嗟に振り払おうとするが、少年が握る力は強く、そう簡単には振りほどけそうにもない。 「掴まえました。もう離しませんよ」 成実は内心驚き、そして己に落胆していた。逃走が失敗に終わったことに対してではない。 飛場に対して遅れを取ったというそのことが、成実の中にあった自尊心を傷つけていた。 ……何のために、この身体を得たと思っているの! 己を叱責する。この機械仕掛けの鉄の四肢は、自らの失敗と弱さを、成功と強さに変えるためのものだろう、と。 成実は過去を厭う。己の失敗が君主である政宗の失敗に繋がり、そして現在に至るまで政宗はその失敗に囚われ続けている。 断ち切らねばならないと、そう強く願うのだ。何物に変えてでも叶えねばならない願いが――夢が、ここにあるのだ。 こんなところで立ち止まっていられない。だと、いうのに―― 「――来ますよ! さすがに僕だけじゃ対処しきれないので協力お願いします!」 自己嫌悪に陥りかけた成実の意識は、飛場の呼びかけによって戦闘時のそれに戻った。 襲い来るのは戌子のホッケースティックだ。紫電を纏い、磁力によって速度と衝撃を倍加させた一閃が、成実と飛場を狙っている。 このままでは二人まとめてノックアウト。強引に飛場を振り払おうにも、もたもたしている間に戌子の振るうホッケースティックが成実を捉えるだろう。 「……仕方ないわね!」 故に成実は、嫌々ながらも飛場の意図に乗ることにした。 二人、手を握ったまま戌子を迎撃する。片手では戌子の一撃を捌くのは難しい。 だから、使うのは片手と片手だ。 空いている成実の右手と飛場の左手が同時に前に突き出され、戌子のホッケースティックを上方へと弾き飛ばした。 即席にしては十分すぎるほどの連携だったが、しかし浮かれる暇などない。 「……まだよ、二撃目が来るわ!」 空中に弾かれた戌子が――物理法則に反したかのごとき動きで、再度二人の元へ突撃する! いや、決して物理法則に反しているわけではない。戌子が操る磁力が、戌子自身と成実の義肢とを引きあわせたのだ。 受け止めたのは成実の右手だった。衝撃を殺しきれなかった代償として、成実の腕が軋み、曲がる。 そのまま戌子は操る磁力を上積みし、更なる追撃を行おうとした――が、それは飛場の反撃によって食い止められる。 飛場の掌底が戌子の身体を捉える。力のベクトルを合わせたカウンターだ。 芯を捉えた感触が、飛場の手に返ってくる。 だが、同時に、 「……ッ、痺れ……!?」 戌子が纏っていた紫電が、飛場に対してのカウンターになった。 人間の動作とは電気信号による神経伝達によって為されるものだ。 故に、乱れが生じる。人間として身体を行使する以上回避不可避の影響だ。 そして一瞬一秒を争うレベルの戦闘において、その乱れは致命的なものとなる。 成実は戌子が三度スティックを構えるのを見た。 対してこちらは、飛場が動きを止めているために機動力は半減。しっかり固められた手は振り放すことも出来ない。 手枷をかけられた状態で戌子の一撃に対処しなければならない。 ……でも、決して絶体絶命じゃない。方法は、あるわ。 それは飛場を肉の盾とすることだ。左手を引き、飛場の身体でホッケースティックを受け止めればいい。 成実は防御成功、飛場は運が良ければ重症、悪ければ死ぬだろう。 成実にとってみれば、自身の消耗は防ぎ、なおかつ残り人数を減らせる最善の手だと言える。 だが成実は、咄嗟にそれを選択することが出来なかった。 迷ってしまったのだ。 何故、と成実は自分に問う。 ――答えは出てこなかった。何故選べなかったのか、自分でも分からない。 だが。 ここで飛場を捨てられないということは――それは、政宗を捨てるということと同義ではないのか? 浮かんだ連想に、成実の胸が痛みを得た。 しかし成実がどう逡巡したところで、戌子は攻撃の手を止めはしない。 磁力によって強化された打撃を、成実は右手で受け止め、弾いた。 しかし。 気付かされる。成実は、弾いたのではなく、弾かれたのだと。 横薙ぎに振るわれたホッケースティックが、そのまま一回転し更に加速をつけて四撃目となった。 右手は弾かれ、左手は埋まっている。故に成実が迎える未来は、打撃の直撃だ。 ――飛場と繋がっていた左手が、一度だけ強く、握られた。 え、と思う間もなく、握りは消える。 飛場がその両の腕で、ホッケースティックを受け止めようとしていた。 ……あ。 しかし、間に合っていない。紫電による乱れが残っているのだろう。 成実を超えてみせた初速は見る影もなく、受け止めることも受け流すことも叶わず、ただ成実を守る肉の壁として飛場はその身体を投げ出していた。 インパクトの瞬間、思わず成実は両の腕を飛場を受け止めるように広げていた。 成実の胸の中に、飛場が飛び込んでくる。 「…………っ」 言葉が出てこなかった。飛場の自らの犠牲を顧みない捨て身の行動に対して、そんなもの頼んでいないと言いたくなる感情と。 救ってもらえたのだと、素直にそう感じる心と。思わずのうちに飛場を助けるような行動をした己と。 様々な感情と思考がないまぜとなって、何も言葉が出てこない。 結果、出てきた一言は、 「……成実よ。伊達・成実。……ええ、もう名前分くらいは、ポイントも貯まったみたいだわ」 「――じゃあこのおっぱいクッションは、ポイント交換じゃなくてサービスってことでいいんですか!?」 ――反射的に突き飛ばした。力の抜けた飛場の身体は、成実のされるがままに飛ばされ、戌子に覆いかぶさる形となる。 ……感傷的になった私が、馬鹿みたいじゃない! だが、結果として、逃げるなら今だ、と成実は判断した。 戌子と飛場がもみ合っている今なら、邪魔をするものはいない。 一度最高速に乗ることが出来たならば、義体である成実に追いつくことは難しいだろう。 成実は駆けた。振り向きもせず、ただ、一人となることを選んだのだ。 ◇ 「……というわけで、まんまと逃げられたわけなんだが……キミが原因だということはわかってるのかー?」 成実が逃走を果たしたのち――戌子と飛場、二人だけが残っていた。 飛場は、五体を地に付いている。もはや立ち上がる気力も残っておらず、仰向けのままだ。 その飛場に、戌子は告げた。 「……キミは、“不合格”だなー。ああ、戦士には向いていない」 続いて戌子は、その理由を述べた。 「戦闘能力は申し分ない。今まで鍛錬を積んできたようだし、これからもまだ伸び代を感じる。 ただ、キミは……正しすぎるのだよ。それでは正義の味方にはなれても、戦士にはなれない」 戌子にとってもっとも重要な戦士の資格。 それは、“壊れかけ”ていることだ。 正しすぎては戦士としての判断を徹底出来ない。完全に壊れていては、戦士としての使命を全う出来ない。 “壊れかけ”であることが重要なのだ。 その点において、飛場は完全に失格だった。彼は正しすぎる。 「まぁ、キミを否定するつもりもないがねー。ただ、ボクがキミを気にかけることはもうないだろう。 ……さぁ、ボクももう行くことにするよー。アレを放っておくわけにはいかないのでねー」 「……成実、さんを……」 「……そうそう、今度こそボクはアレを殺すつもりだよ」 「……っ! それはっ!」 「キミは彼女を止められなかった。だから今度は、ボクが止める。ボクなりのやり方でね。 キミが彼女を止めるチャンスはいくらでもあったはずだよ。だがキミは失敗した。 だというのに文句だけをいうのは筋違いというものではないかなー?」 飛場は返す言葉もなく口ごもるだけだ。全て戌子の言うとおりだったからだ。 それに、と戌子は雨合羽のポケットから包装された飴を取り出しながら言葉を続けた。 「……ボクにはもう時間がないのだよー。だというのにやらなければならないこと、やりたいことは山積みだ」 鉄の色をした飴玉を、戌子は口の中に含めた。 そしてそのまま飛場に背を向ける。 残されたのは、飛場一人だ。 起き上がることすら出来なかった。 何も出来ず、何も言い返せず――己の力と言葉の足りなさに、打ちひしがれるばかりだ。 「……悔しいなぁ」 ポツリと、そう零した。 自分にもっと力があったら――言葉を届ける事が出来れば――“たら”や“れば”は、後からいくらでも浮かんでくる。 「僕は……どうしたらいいんでしょうね」 と、その時だった。 飛場の前に、二つの人影が現れたのだ。 一人は飛場もよく知っている人物だった。日本UCAT所属の自動人形、Sfだ。 いつもと変わらぬ怜悧な目を、飛場へと向けてくる。 「これはこれは飛場様。現実から逃避するための御就寝タイムでしょうか? 子守唄は御所望でしょうか。独逸UCATの技術の粋を集め作られた不肖Sf、各種歌唱機能も取り揃えておりますが」 「……Sfさんの皮肉だが素だか分からない言葉には慣れたつもりでしたけど、確信突かれてるとそれはそれでまた痛いですねー……」 「それは失礼いたしました。――では、いっそのこと介錯機能をご利用されますか? 日本はハラキーリ、セプークの国だと伺っておりましたので来日の際に追加インストールしたのですがこれまで使用する機会がなく、遺憾に思っていたところです」 「もっとこう、優しく膝枕だとか腕枕だとかおっぱい枕だとか、あ、尻枕もいいですね! そういう機能はないんですか!?」 「は?」 「うっわ、今の素でしたよ! 十代のガラスのハートが傷つきまくりですよ! ……あ、それでですね、さっきから後ろで踊ってるそちらの……」 全裸、という言葉を飛場は飲み込んだ。 ……もしかしたら、宗教上の理由で全裸を強いられている方かもしれませんからね……! 下手なことを言っては失礼に当たるかもしれません。 あ、でも全裸の宗教あるんだったら女性信者の方はどうしてるんですかね、コレ。気になります。 「ああ、全裸のことでしょうか」 「あ、言っていいんですね!? 言葉濁さないのがSfさんのいいところですよね!」 と、ここでようやく全裸は踊りを止め、 「Jud.葵・トーリだ。ま、何も出来ねぇ俺だけどよ。いっちょ楽しくやっていこうぜ!」 ◇ Sfとトーリの二人があらかじめ情報交換と意志共有を済ませていたために、三人でのそれはかなり手早く終わらせることが出来た。 Sfと飛場は元から知り合いで、互いの認識にも齟齬はなかったからだ。あとは飛場がトーリのことを理解するだけで良かった。 そして飛場は、自身が接触した二名――獅子堂戌子と伊達・成実の存在をSfに伝えた。 「二名とも好戦的な人物である、と。一人は生還のため、一人は粛清のためと目的に違いはありますが、注意は必要ですね」 Sfと飛場の知らぬ名だったが、トーリにとっても同様だった。 次に出会うことがあるならば注意が必要だということを三人の共通認識にして、 「それでは今後、御二人はどのように行動するおつもりなのでしょうか」 改めて、Sfはこれからの行動方針を聞いた。 Sf自身は主である大城・至がこの島に存在する可能性がある限り、彼の捜索を続けるつもりだ。 勿論この島から脱出する方法も探していくつもりだが、大城・至よりも優先する事項ではない。 大城との関係が薄く、目的の上位に来ないであろう飛場とトーリの二人とは取るべき行動も変わってくるだろう。 Sfの問いかけに、飛場はこう答えた。 「僕は……脱出のための仲間を探したいのもあるんですが……」 口ごもる。続く言葉は、飛場の中では決まっている。だがそれを、口に出すことが出来なかった。 ……成実さんを止めたいと、やっぱりそう思うのはダメなんでしょうか。 戌子に言われたとおり、飛場はあれだけのチャンスがあったにも関わらず成実を止めることが出来なかった。 だというのに、今の飛場がそれを望みとしていいのだろうか。 「オメエがやりたいことあるんならよ、やったほうがいいぜ」 悩む飛場に対して、トーリから放たれたのは肯定だった。 飛場はトーリの言葉に、過去への微かな後悔と、そしてトーリ自身へ言い聞かせるニュアンスも含まれていると感じた。 「――トーリさんにも、あるんですか? やりたいことが」 「Jud.――俺さ、生きて帰れたら、ホライゾンにコクろうと思ってるんだ」 親指をグッと立て、満面の笑みを浮かべて告白宣言をしたトーリを見て、飛場は、 「――それって盛大な死亡フラグじゃないですかーーーー!!」 「それだけじゃないぜ! 俺には帰りを待ってくれてる母ちゃんと姉ちゃんと幼馴染もいるし、 積んでるエロゲだってまだまだ残ってるし、予約したエロゲもまだ届いてねえし!」 ……エロゲ分かなり多いですね! と、叫びたくなるのを飛場は堪えた。 トーリが、続く言葉を放ったからだ。 「……でもよ、俺の字名“不可能男(インポッシブル)”は――出来ることがないって意味だ。 ここは俺に任せて早くいけ! とかよ、そんな死亡フラグ立てたりすることすら出来ないかもな」 出来ることと言ったら泣きゲーやって色んな汁をドバドバーするくらいだぜ、とトーリは言った。 トーリの言葉を聞いて、飛場は思う。 ……この人は、出来ないということを、ちゃんと受け止めているんですね…… 出来ないということを認めるのは、難しいことだ。 本当は出来るのにだとか、まだ本気を出してないだけだとか、そうやって言い訳を作っていくか、 ……今の僕のように、そのまま潰れそうになるか。 認めた上で、なおかつ明るく振る舞えるというのは一種の才能だと飛場は思う。 「きっとオメエは、何も出来ない俺よりは出来ることを持ってる。 だからよ――ここは一つ、俺に預けてみねえか。オメエの出来ないってヤツを。 もう一度やってみて、何度でもやってみて、それでもうムリだダメだっつーんなら、そんとき改めて俺のとこまで返してもらいにくりゃいいさ」 出会ったばかりでまだ互いのことは何も知らない。 だというのに、トーリは飛場を信じた。何も出来ない俺と違うオマエなら、きっと出来ると。 信じられる、ということの心地よさを飛場は感じていた。 信じると言ったトーリの言葉を、飛場もまた信じたい。 「……いいんでしょうか、僕はまだ、成実さんを救いたいと言っても」 「Jud.それがオメエの望みなら、俺は応援するぜ。だって、俺の夢は――」 ◇ 緒方有夏月は、獲物を探していた。 失われてしまった大切な人たちと、彼らと過ごした楽しかった日々を取り戻す。 ただ、その一心で――有夏月は心の中に浮かんだ殺意を、確実なものにしようとしていた。 まだ有夏月の心の中には、戦いを憂いていた夢の残滓が残っている。 愛していた少女を殺した相手だったといっても、この手で生命を奪ったという事実にはなんの爽快もなく、ただ心に黒い澱が溜まっただけだった。 それでも有夏月は、他者を殺し、夢を掴むことを選んだ。 だから――早く心をそちらへ定めなければいけない。 後から迷ってしまわないように。一人でも多くを殺し、『手遅れ』にしてしまわないといけない。 ――そして有夏月は、獲物を三匹も見つけた。 三人とも有夏月が知っている顔ではない。知り合いを殺すよりは、まだ見ず知らずの人間のほうがいい。 その意味では二戦目の相手としては悪くない――が、さすがに三対一になってしまうのは、状況がいいとは言いづらい。 もしかしたらたまたま三人出会っただけかもしれない。このあと別れる可能性があるならば、それを待ってから仕掛けてもいいだろう。 幸い向こうはまだ有夏月の存在には気付いていないようだ。少しの間、様子を窺うことにしよう。 全裸が何かを話している。有夏月は会話に聞き耳を立てて――聞いてしまった。 「だって、俺の夢は――みんなの夢が叶う国を作ることだからよ」 ――瞬間、頭に血が上っていくのを感じた。 それは、その、言葉は――有夏月にとって、特別な言葉だ。 彼が自分を見失いかけていたとき、とある少女が教えてくれた夢だ。 その少女は、もういない。彼女の夢も、もうなくなってしまった。 なのに――何故、お前が、それを言う。それを口にしていいのは――彼女だけだというのに! 気付けば有夏月は三人の前に飛び出していた。 躊躇はしない。有夏月の使役するヒメカゲロウは、既にその身を亜成虫化させている。 虫憑きにおける準最強位である二号指定の力が、熱を伴う光となって三人を襲った。 ――やったか!? いや、まだだ。 「アーチーチーアーチー! オメエいきなり何するんだよ俺のゴッドモザイクがバーニングラブするとこだったじゃねぇかよ! お嫁にいけない身体になっちゃったらどうしてくれんのよもう~!」 何故か途中からオカマ口調。そして、何故か無傷だ。 亜成虫化した有夏月の虫の能力は、周囲のエネルギーを吸収し自分のエネルギーに変換することだ。 故に周囲にエネルギー源が存在しない今ではその攻撃力も最大時のそれに比べると格段に落ちてはいる。 しかしそれでも、常人が直撃をくらえばただではすまないのは確かだ。 全裸で、他に防護服も着ていないのにあれだけの防御力を発揮しているということはなんらかの特殊な防御能力を持っているのだろうと有夏月は推測する。 「なら……その防御を貫くまで撃ち続けるだけだ!」 再度ヒメカゲロウ――“陽炎”がレーザーの射出準備をする。 しかし、その間に三人は散開。 メイド服を着た銀髪の女性は何処から取り出したのか六砲を備える回転式機関銃――所謂ガトリングガンを構え、有夏月へと照準を合わせる。 全裸ではない方の少年も得物こそ持たないものの、拳を構え戦闘態勢を取っている。 全裸だけは全裸のままだ。 だが次にアクションを――言葉を放ったのは全裸だ。 「よっしゃ、ここは俺に任せて先に行けよリュージ!」 「――また死亡フラグ立ててるじゃないですかぁぁぁぁぁ!? それに、先に行けって言われたって……!」 「……救いたいヤツがいるんだろ。だったら行けよ。俺、葵・トーリが保証するぜ。 ……オメエの望みは、夢は、きっと叶う。“出来る”さ。何も出来ない俺と違うオマエなら、な」 全裸の言葉に、少年はしばし迷い――しかし、戦場に背を向けて走り出すことを選択した。 有夏月は敢えて追うことをしなかった。たとえ獲物を逃がすことになったとしても、三対一よりは二対一であるほうが良いと判断したのだ。 ならば、まず狙うべきは、と有夏月はメイド服の女性へと“陽炎”の狙いを合わせる。 銀髪の女性はガトリングガンの重さを物ともせず、表情すら変えずに有夏月へ告げる。 「おそらく葵様では御相手にならないでしょう。ならばここは私――Sfめが相手を務めましょう。 御安心ください。世界に誇る独逸UCATの秘蔵っ子である私は、何時如何なる方が御相手であろうと暇を持て余すことなどさせません。 お見せいたしましょう、独逸式おもてなしの心を――たっぷり堪能し、ギブアップされるまで」 ◇ 飛場は、走っていた。追う相手は伊達・成実だ。 全裸の言葉を思い出す。オマエなら、きっと出来る。出来ない俺が保証すると――全裸はそう言ってくれた。 ……あの言葉があったから、折れずに済んだんですよね…… 拳を握る。そして、開いた。またこの右手で、成実の鉄の冷たい手を握ってみせる。そして今度こそ、離しはしない。 そう、決意を固めて――気付いた。後ろから飛場を追ってくる者がいると。 ……! さっきの襲撃者が追い付いてきたんですか!? いや、違う。声がする。聞き覚えのある声だ。 「おぉーい、リュージちゃーん、ちょっと待ってぇーん」 ……全裸!? いや、違う。全裸ではない。 「……女装! 女装ですか! 新境地!? ……あっ、ちょっと待って下さいそこでストップストップ! 近寄らないで! なんで抱きついてこようとしてるんですか!? いやホント待ってくださいよ僕まだその域に達してないややエロなんですからぁぁぁぁぁ!」 「いやー、Sfにまで『近くにいると邪魔ですので何処かへ行って頂けないでしょうか、飛場様のところなどどうでしょうか』って言われてよ」 「……ええ、僕も色んな人に出会ってきたと思ってるんですけど、ホントに死亡フラグすら立てられない人はさすがに初めて見ましたよ……」 「と、いうわけでぇー、リュージちゅわーん、アテクシを一緒に連れてってぇーん」 「うっわ気色悪い! ちょ、そのオカマ口調と女装どうにかならないんですか! こんなトコ他人に見られたらどんな誤解されるか……あ、」 その言葉がフラグだった。飛場は自分たちに向けられた視線に気付く。 ……よりにもよって、知っている人間だった。新庄・運切。全竜交渉部隊の一員で、割と常識人だがボケ担当だ。 飛場と、じゃれつく半裸女装を見て新庄は、 「あ、あのね? ボクも佐山くんと確かめるためにって、そういう……その、男の人同士のとか……調べたこともあるから分からないこともないんだよ? でも……美影さんが、悲しむよ?」 ……誤解しか生まれてないですよねこれ! 慌てた飛場がここまでの事情を説明する。そこでようやく新庄は得心がいったようで、 「な、なんだ……よかった、ついにややエロからランクアップしちゃったのかと思ったよ」 「あー、なんかよく分かんないんだけど……よーするに変態はこっちの女装だけってこと?」 塩原鯱人を名乗った飛場と同年代の少年が、半裸女装を指す。 新庄と鯱人はたまたま出会い、それ以降行動を共にしているらしい。 飛場は新庄の性格をよく知っている。この場所でも戦いを止めるために奔走するつもりなのだろう。 そして鯱人は、そんな新庄の望みを――夢を、応援する、つまりは協力するつもりなのだという。 新庄と鯱人の考えを聞いた半裸女装が、一つの提案をする。 「ならよ、オメエら、ちっとあっちの方にいってくれねーかな? Sfがヘンな虫使うヤロウと戦っててさ――」 「Sfさんが戦ってるの!? ……急ごう、鯱人くん! あ、でも、竜司くんは……」 「……すいません。僕には他に、救いたい人がいるんです。だから……新庄さん、お願いしていいですか?」 「……うん、分かった。竜司くんがそう言うってことは、それだけ大事なことなんだよね。だから、うん、任されたよ」 新庄は頷いた。飛場を知っているからこそ、彼がただ戦場から逃げ出したのではなく、救うべき人のために走ったのだということが分かったからだ。 続いて新庄は、鯱人を見た。彼を本当に戦場に連れていっていいのか、最終確認をするためだ。 ……あれ? 新庄は鯱人の表情に違和感を覚えた。出会ってまだ数時間しか経っていないとはいえ、その表情は新庄が抱いていた鯱人のイメージと乖離していたのだ。 ――鯱人は、笑っていた。いつも浮かべている軽薄な笑みではない。歓喜の笑みだ。 ……え? これから、戦うかもしれないのに? 新庄が驚いた目で鯱人を見つめているのに気付いた彼は、その笑みを普段の軽いそれに戻して、 「あれ、新庄ってばそんなにオレのこと見つめちゃってどうしたの? なになに、もしかしてオレに惚れちゃった?」 整った顔立ちをぐいと新庄のほうに近づけて、軽口を叩いてくる。 そこには新庄が感じたような違和感はどこにも残っていなくて、 ……ボクの、勘違いだったのかな。 「鯱人くん、……本当についてきてくれるの? 無理に戦う必要なんてないんだよ?」 「だーいじょうぶ大丈夫。さすがに危ないなーって思ったら自分で逃げるくらいはするしね。 それにほら、こういうときにポイント稼いどかなきゃ新庄もオレのほう見てくれなさそうだし?」 「……もう、どうせ女の子みんなにそういうこと言ってるんでしょ。そんなこと言ってもボクは釣られないよ?」 「いやいやいや、今に見とけって。新庄もオレの魅力に気付くときがくるんだからさー」 なにはともあれ、新庄と鯱人は共にSfの援護に向かうということで話が落ち着いたようだ。 半裸女装は飛場に付いてくることにしたようだ。その理由を聞くと、 「んー、だってSfセメント過ぎっから。それにアイツなら、きっと大丈夫だろうしな。サメヒトも行ってくれるっつーし」 「いや、サメヒトじゃなくてシャチトだから……ま、とりあえずそういうことでオッケーな感じ? んじゃ早速行こうぜ新庄」 「うん、そうだね。早くSfさんを助けに行かないと。……それじゃ竜司くん、頑張ってね」 「ええ、お互い頑張りましょう。……きっと、大丈夫ですよ。僕たちは、出来るはずです」 トーリから伝えられた言葉を、飛場は無意識のうちに新庄にも伝えていた。 ……僕たちはきっと、出来るはずです。 今では飛場自身そう思える。だから他者にもそれを伝えたのだ。 「んじゃオメエら、――失わせるなよ。俺たちは失っちゃいけねえ。失わず、失わさせず、そんでもって、――帰ろうぜ、みんなで」 了解の意を示すTes.の声が二つと、頷きが三つ、そこにはあった。 【時間:1日目 黎明】 【場所:F-04】 【伊達・成実@境界線上のホライゾン】 【持ち物:リュータの日本刀、不明支給品1つ、 水・食料一日分】 【状況:健康】 【備考】境界線上のホライゾンⅣ(中)からの参戦 【獅子堂戌子@ムシウタ】 【持ち物:ホッケースティック、鉄分入りの飴×6、水・食料一日分】 【状況:健康】 【備考】鯱人と同じ時期から参戦 【場所:G-03】 【緒方有夏月@ムシウタ】 【持ち物:不明支給品×? 水・食料一日分】 【状況:健康】 【Sf@終わりのクロニクル】 【持ち物:拳銃 ガトリングガン 水・食料一日分】 【状況:警戒度、別の意味で上昇】 【備考】原作5(下)以降より参戦 【場所:G-04】 【葵・トーリ@境界線上のホライゾン】 【持ち物:ゴッドモザイク×10 女装セット 水・食料一日分】 【状況:健康】 【備考】原作Ⅰ(上)より参戦 【飛場・竜司@終わりのクロニクル】 【持ち物:不明支給品2つ 、水・食料一日分】 【状況:健康】 【備考】終わりのクロニクル6(下)以降からの参戦 【新庄・運切@終わりのクロニクル】 【持ち物:悲嘆の怠惰@境界線上のホライゾン 不明支給品1つ 水・食料一日分】 【状況:決意】 【塩原鯱人@ムシウタ】 【持ち物:ぬるはちっ@境界線上のホライゾン、とりかへばや物語・どきどき宮廷編@境界線上のホライゾン 水・食料一日分】 【状況:健康】 【備考】原作6巻、戌子と出会ってから自身の夢に気付くまでの時期から参戦。 境界線上の選択者 投下順 夢測るかっこう 境界線上の選択者 時系列順 夢測るかっこう
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クリス・マッケーナをお気に入りに追加 クリス・マッケーナのリンク #blogsearch2 クリス・マッケーナとは クリス・マッケーナの40%は大阪のおいしい水で出来ています。クリス・マッケーナの31%はやらしさで出来ています。クリス・マッケーナの13%は勇気で出来ています。クリス・マッケーナの8%は微妙さで出来ています。クリス・マッケーナの7%は希望で出来ています。クリス・マッケーナの1%は下心で出来ています。 クリス・マッケーナ@ウィキペディア クリス・マッケーナ クリス・マッケーナの報道 gnewプラグインエラー「クリス・マッケーナ」は見つからないか、接続エラーです。 冬のソナタ またでるよ 冬のソナタ 韓国KBSノーカット完全版 DVD BOX(初回限定 豪華フォトブックレット&スペシャル特典ディスク付) 本当に長い間、待たせてごめんなさい。「冬のソナタ」韓国KBSノーカット完全版をいよいよお届けします。 映像は韓国KBSのオリジナルそのままに、音楽に関してもユン・ソクホ監督が想いを込めて監修し、一部楽曲を変更しました。初回限定特典にはぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/ユン・ソクホ監督&田中美里の対談スペシャルDVDの他、DVDオリジナルポストカード、シリアルNo付 豪華フォトブックレット(20P)を封入しております。 今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!)に加えて、映像特典の【スペシャル短編集】には、ペ・ヨンジュンのスノーボードシーンの撮影風景も収録しています。 【ここが違う!8つのポイント】 ◆今までの日本用編集版よりも約166分長いノーカット映像(本編後のエンドロールも収録!) ◆ファン待望の「ダンシング・クィーン」「白い恋人たち」をついに収録。 ◆日本語吹替を再収録。萩原聖人さん、田中美里さんが担当、その他主要人物もなつかしいあの声で。 ◆本編は日本語字幕に加えて韓国語字幕も収録 ◆一部変更した楽曲をユン・ソクホ監督が想いを込めて監修!(一部BGMはオリジナル版より変更されています) ◆<初回限定特典1>スペシャルDVD:★ぺ・ヨンジュン 独占インタビュー/★ユン・ソクホ監督&田中美里の対談 ◆<初回限定特典2>豪華フォトブックレット:シリアルNo付(20p) ◆<初回限定特典3>DVDオリジナルポストカード3枚 クリス・マッケーナのキャッシュ 使い方 サイト名 URL クリス・マッケーナの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ クリス・マッケーナ このページについて このページはクリス・マッケーナのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるクリス・マッケーナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:トーナメント優勝 開始時間:2007/06/12(火) 15 58 39.59 終了時間:2007/06/12(火) 16 45 28.83 コナミのスポーツシリーズ 操作方法 Åボタン=パス Bボタン=シュート 守備時は正面から相手とぶつかると殴りあいになって、 Aボタン連打で相手を沈められるぞ! 流石は氷上の格闘技www あと、シュート時に敵ゴールに矢印が出るので、 相手GKの逆を突くようにシュートしよう! 良く動くので、そこら辺を楽しんでプレイしてちょ。 フィーフーフィーフー カレッジリーグ? フィーフーフィーフー
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【TOP】 あ か さ た な は ま や ら わ い き し ち に ひ み り う く す つ ふ む ゆ る え け せ て ね へ め れ お こ そ と の ほ も よ ろ 他 え エアーマネジメント エアーマネジメント II 永遠のフィレーナ abc MONDAY NIGHT FOOTBALL エイリアン³ ALIENS VS. PREDATOR エースをねらえ ! A列車で行こう III EXHAUST HEAT EXHAUST HEAT II SD F-1 グランプリ SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 SDガンダム外伝 2 円卓の騎士 SDガンダム GX SDガンダム GNEXT SDガンダム GNEXT ユニット&マップコレクション SDガンダム Power Formation Puzzle SD機動戦士ガンダム V作戦始動 SD機動戦士ガンダム 2 SD ザ・グレイトバトル 新たなる挑戦 S.T.G. SD飛龍の拳 エストポリス伝記 エストポリス伝記 II ESPARKS 異次空からの来訪者 X ZONE X-MEN MUTANT APOCALYPSE Edono 牙 ENERGY BREAKER NHL プロホッケー '94 NFL QUARTERBACK CLUB 95 NFL QUARTERBACK CLUB 96 NFL FOOTBALL NFL プロフットボール '94 NBA ALL-STAR CHALLENGE NBA 実況バスケット ウイニングダンク NBA JAM NBA JAM T.E. NBA PRO BASKETBALL BULLS VS BLAZERS NBA PRO BASKETBALL '94 BULLS VS SUNS NBA LIVE 95 F-15 スパーストライクイーグル F-ZERO F-1 GRAND PRIX F-1 GRAND PRIX PART II F-1 GRAND PRIX PART III EMIT Vol.1 時の迷子 EMIT Vol.2 命がけの旅 EMIT Vol.3 私にさよならを EMIT バリューセット MVP BASEBALL エメラルドドラゴン エリア88 ELNARD ELFARIA ELFARIA II
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及川あかね マネージャー 18 国際総合学類 宮城県 好きな食べ物→なす 女子部の好きなところ→いつも真剣でいつも励まし合って、切磋琢磨してがんばりあえるところ よろしくお願いします!