約 1,607,895 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29179.html
登録日:2014/07/15 (火) 13 26 20 更新日:2024/09/07 Sat 20 11 34NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 3DS MAZE OF LIFE changing me hage 「死を想う」+「自分(真実)と向き合う」=? アトラス ゲーム シャドウ オブ ザ ラビリンス ニンテンドー3DS ペルソナ3 ペルソナ4 ペルソナQ ワイルドパワー! 世界樹の迷宮 夢の共演 豪華声優陣 出会いが、人を強くする そして別れは、人に何かを残す。 「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」とは、ゲームメーカー・アトラス開発のニンテンドー3DS専用ソフトである。 【概要】 アトラスが誇る人気シリーズ、ペルソナ3、4に世界樹の迷宮の要素を合わせたRPG。 ペルソナ3、4の主人公のどちらかを選び、物語を進めていくことになるが、イベントの変化はあるものの大筋に変わりはないので好みで選んでOK。 ちなみに選ばれなかった方の主人公も後に仲間と共に合流するのでご心配なく。 ストーリーの主軸は善と玲であり、メインストーリーはペルソナ3、4を知らない、あるいはアニメや劇場版しか見ていない、という人でも楽しめる作りになっている。 しかし、同作品キャラクターの掛け合いや人間関係についてはペルソナ3、4をプレイしていないと分からない部分もあるので、本作をより深く楽しみたい、ネタにニヤリとしたい人はプレイしてほしい。 また、テオドアはP3Pの、マリーはP4Gの追加キャラクターなので、本作でペルソナ3、4に興味を持った人はP3P、P4Gをプレイした方が良いかもしれない。 原作未プレイで、本作プレイ前にある程度ペルソナ3、4の知識を持っておきたい人やストーリーを忘れた人は公式の「忙しい人のためのペルソナ3(4)」を見ておくといい。 ちなみに世界樹はほぼシステムしかシリーズとの共通点はないので、やってなくても特に問題はない。 なお今作品は公式でネタバレ動画や報告を厳禁としている。 特に「第四の迷宮」以降のネタバレをすると某最強のエレベーターガールに「力封じ・魔封じ・速封じをされた上でF.O.Eの群れの中に放り込まれる」ので、命を大切にしよう。 また、ペルソナシリーズといえば良質なBGMだが、今回もやっぱりハイクオリティな曲とLotus Juice氏らの美麗な声やラップがゲームを盛り上げてくれる。 特に通常戦闘曲『Light the Fire Up in the Night』は選んだ主人公によって川村ゆみ氏のパワフルなヴァージョンか平田志穂子氏のさわやかなヴァージョンに変化する豪華仕様。 OP曲は『MAZE OF LIFE』で、こちらは川村氏と平田氏が両方参加している。ペルソナ3、4で彼女たちの歌声に魅了されたファンは是非聞いて欲しい。 【システム】 マッピング 世界樹の迷宮でお馴染みのシステム。 3DSの下画面に表示される方眼紙に壁を書き込んだり、宝箱やら階段やら扉などのアイコンを置いたりして地図を完成させていく。 見やすさを重視するなら前述している宝箱などの一見して何かわかるアイコンを使えばいいが、どうアイコンを使うかはプレイヤー次第。 君はわかりやすいアイコンを駆使して見やすい地図を作ってもいいし、自分のこだわりを反映させたオリジナルマップを作ってもいい。 F.O.E 世界樹の迷宮でお馴染みのシステム。フィールド上で視認できる強めの敵のこと。見た目はなんかやばいヤツが多い。 「強い強い言っても、所詮雑魚に毛は生えた程度だろw」とか思って突撃し、hageるのは初心者が誰しも通る道。基本初エリアのF.O.Eは避けよう。 ただ、敢えて突撃してギリギリの戦闘を楽しむのは自由。君は勇敢にF.O.Eに突撃してもいいし、慎重に回避して進んでもいい。 一応マップでもF.O.Eの場所は表示されており、仲間も近くにそれらがいると注意を促してくれるが、やむを得ず戦闘に入ってしまうことも多々あるので注意。 因みに世界樹の迷宮ではF.O.Eは「フィールド・オン・エネミー」の略だが、今作では「フューシス・オイケイン・エイドロン」の略。 サブペルソナ ペルソナシリーズの代名詞といえるペルソナシステム。本作のものはペルソナ3、4のものと比べると少し特殊になっている。 本作ではキャラクターはほぼ全員固有のペルソナを一つ保有しているのだが、それの他に一つサブペルソナとしてペルソナを自由に付け替えることができる仕様になっている。 サブペルソナを装備すると戦闘時にHP・SPに補正がかかる他、そのペルソナの持つスキルも使用できるようになるので、このサブペルソナをどうするかで戦闘の難易度が全然違う。 なんでこんな今までにないシステムになったかは本編参照のこと。 BOOST、追撃・総攻撃 敵の弱点をつく、あるいはクリティカルヒットするなどで、味方がBOOST状態になる。 この状態になると次ターンのスキル使用コストなし、回避率・行動速度上昇などのメリットを得られる。そのためいかに相手の弱点を上手につくかが戦闘の鍵。 しかしBOOST状態時に敵の攻撃を受ける(吸収も含まれる)とBOOST状態が解除されるため、味方のダメージを庇うスキルを使うなどで確実にBOOST状態を維持するのもひとつの手。 味方にBOOST状態のものが何人かいる場合、追撃、あるいは総攻撃をたまにターン終了時に提案してくれる。 追撃はその名の通り提案したキャラが相手に追撃を行う。キャラによって様々な性能を持ち、ダメージはどれも高め。ちなみに敵を倒した時と倒しきれなかった時で別のボイスが収録されている。 総攻撃はカットインが入った後に全員で敵全体を攻撃する、ペルソナ3、4プレイヤーにとってお馴染みの所謂ボコスカアタック。 これで一斉に敵を倒すとボーナス経験値が入るので、積極的に狙っていきたい。 依頼 世界樹・ペルソナシリーズ両方でお馴染みのシステム。物語が少し進むと、保健室にてエリザベスから依頼を受けることが出来る。 内容はこれを持ってこいとか、アイツを倒して来いとか、または仲間との会話と選択肢で終わるものまで様々。完遂すると報酬と経験値が全員に入る。 同時に受けられる上限は3つで、期限のないもの、期限のあるもの、ある程度レベルが上がっていないと辛いもの(EXTRA表記)の3種類がある。期限のあるものは優先的に受けておきたい。 難易度 今作はちょっと難易度が特殊。SAFETY・EASY・NORMAL・HARD・RISKYの五段階あり、左から順に簡単。 アトラス製RPGの常識に漏れず、本作も難易度は結構高めなので、訓練された世界樹プレイヤー以外は素直にNORMAL以下から始めるほうが良い。 難易度はプレイ中でもコンフィグで自由に変えれるので慣れてきたら上の難易度をやればよい。 しかし最高難易度のRISKYだけは別で、一度選んだら変更不可で、最初に選ばなかったら最後まで選べない。RISKYはペルソナ準拠で主人公が死んだら即終了。 勿論敵も強くなっており、またF.O.Eから逃走不可という要素も加わり、しかも難易度変更不可なので訓練された世界樹プレイヤーも一周目でこれを選ぶのはお勧めしない。二周目以降にしよう。 パーティ編成 今作ではペルソナ3、4の魅力的で個性豊かな面々から5人パーティーを編成する。自分が選んだ主人公は固定だが、その他4人は自由に選択できる。 世界樹シリーズと同じく前列3人、後列2人のパーティーであり、前列はダメージを受けやすいがどこにいる相手にも攻撃でき、後列はダメージを受けにくいが前列の相手しか攻撃できない(魔法を除く)。 そのため、前列には物理型、後列に魔法型、支援型を配置するのがオーソドックスな編成になるが、どのような編成をするかはプレイヤー次第。自分好みのパーティーで迷宮を突破しよう。 また、戦闘中に位置を換えることもでき、傷つき弱ったメンバーを後ろに下げて回復に専念させるなどもできる。 ナビ 原作における情報支援のポジションにいたキャラクターは、今作では迷宮で様々な情報を戦闘中、ないし探索中のプレイヤーに教えてくれるナビを務めてくれる。 回復に優れる山岸風花、支援に優れる久慈川りせを戦闘、探索のどちらのナビにするかはプレイヤー次第。ナビ専用のスキルも存在し、彼女らにそれらを覚えたサブペルソナを装備させることで効果を発揮する。 なお、実際に支援しているキャラクターとは違うキャラクターに音声ナビをしてもらうことも可能で、有料DLCで風花、りせ以外のナビゲーションボイスもある。 【ストーリー】 八十稲羽にある八十神高校では、文化祭が行われていた。今日はその最終日。そこへ突然聴こえてきた鐘の音。 ペルソナ使いたちは、それを合図に異世界へと呼び寄せられてしまう。 八十神高校そっくりの学校。そこに現れた、不気味な時計塔。校内で出会った、記憶を奪われた少年と少女。 鐘の音が鳴り響く時、ペルソナ使いたちの新たな戦いが幕を開ける。 ○ペルソナ3 秋のある嵐の夜。中止になった文化祭を残念に思いながら、タルタロスに集合していた特別課外活動部の面々は、奇妙な鐘の音を耳にする。 直後、主人公以外誰も知らない謎の青い部屋…ベルベットルームに召喚された彼らは、訳のわからぬまま部屋の異変に巻き込まれ、どこかに落ちていってしまう。 停止したベルベットルームから出ると、そこは文化祭で賑わう見知らぬ学校“やそがみこうこう”だった。 とりあえず校内を探索すると、ナビを務める風花がシャドウの存在を感じる出し物を見つけ、そこがここから脱出する鍵となる場所と考えたメンバーはそこの探索を始める。 謎の迷宮に四苦八苦する彼らの前に、“特別捜査隊”を名乗るペルソナ使いの少年たちが現れ…。 ○ペルソナ4 八十神高校文化祭の最終日、特別捜査隊のメンバーは文化祭を楽しんでいた。しかし突然、聞き慣れない鐘の音が鳴り響く。窓の外には、本来あるはずがない時計塔の姿が見える。 直後、何故か雰囲気が変わった校内に戸惑う彼らは、とある出し物内でシャドウの気配を感じ取る。どこか異状を感じる高校から脱出するため、出し物内の迷宮を進む“特別捜査隊”。 無数のシャドウとの戦いを繰り広げる彼らの前に現れたのは、少年たちと同じく“ペルソナ”を使う、見知らぬ学校の生徒たちだった。 “特別課外活動部”に所属しているという彼らとともに、少年たちは出口を探して迷宮の謎に挑む……! 【主要キャラ紹介】 ○今作オリジナル 善(CV:梶裕貴) 今作のキーパーソンその1。八十神高校一年生。記憶を失っているが、何か使命を背負っているらしい。 ペルソナは持ってないが高い戦闘力を持つ。玲を守ることを最優先としており、やや過保護気味。武器はクロスボウで攻撃担当。 玲(CV:名塚佳織) 今作のキーパーソンその2。八十神高校一年生。同じく記憶を失っている。心優しいが常に何か食べている腹ペコ属性。 やはりペルソナを持っておらず戦闘能力はないが、攻撃は善に任せて自身は回復・補助スキルを会得する。 ○ペルソナ3 ペルソナ3主人公(CV:石田彰) ご存知キタロー。あらゆるペルソナを使いこなす「ワイルド」の能力の持ち主だが今作では…。 固有ペルソナはオルフェウス。 岳羽ゆかり(CV:豊口めぐみ) イマドキの女子高生な同級生。ツッコミ役、回復役として優秀なペルソナ使い。 固有ペルソナはイオ。 伊織順平(CV:鳥海浩輔) お手上げ侍な同級生。通称テレッテ。シリアスな特別課外活動部の貴重なムードメーカー。 固有ペルソナはヘルメス。 桐条美鶴(CV:田中理恵) クールで女王様だが、どこか可愛げのある先輩。今作のテンタラフーはそこそこ使えます。 固有ペルソナはペンテシレア。 真田明彦(CV:緑川光) ボクシング部な先輩。一応文武両道のはずだが、何故かボケまくる。「アイツ…バカだから…」 固有ペルソナはポリデュークス。 山岸風花(CV:能登麻美子) 隠れ巨乳で癒し系な同級生。とても家庭的に見えるがその実ペルソナ恒例のメシマズ枠。 固有ペルソナはルキア。 アイギス(CV:坂本真綾) 最終兵器な彼女。時折物騒で結構天然なチタン製美少女。 固有ペルソナはパラディオン。 コロマル(CV:???) ペルソナ使いの忠犬。キュートな見た目に漢気を秘めたマスコット。 固有ペルソナはケルベロス。 天田乾(CV:緒方恵美) メンバー最年少のペルソナ使い。子供扱いを嫌がるお年頃。 固有ペルソナはネメシス。 荒垣真次郎(CV:中井和哉) 見た目は不良、中身は家庭的なオカン系先輩。相方がボケまくるので苦労が絶えない。 固有ペルソナはカストール。 ○ペルソナ4 ペルソナ4主人公(CV:浪川大輔) ご存知鋼のシスコン番長。キタローと同じく本来は「ワイルド」の力を持っているのだが…。 固有ペルソナはイザナギ。 花村陽介(CV:森久保祥太郎) ガッカリ王子な同級生。今作でもガッカリぷりを発揮。 固有ペルソナはジライヤ。 里中千枝(CV:堀江由衣) 肉食系な同級生。肉ようかんというリーサルウェポンで周囲に恐怖を振りまいた。 固有ペルソナはトモエ。 天城雪子(CV:小清水亜美) 次期女将の同級生。淑やかな見た目に反してバクショウ大魔王な黒雪姫。ゆきねえちゃん。 固有ペルソナはコノハナサクヤ。 巽完二(CV:関智一) 見た目は不良、中身は家庭的…ってあれ?さっき書いたような…? 固有ペルソナはタケミカヅチ。 久慈川りせ(CV:釘宮理恵) アイドルな後輩。ツンがなくデレデレな釘宮。だがそれがいい。 固有ペルソナはヒミコ。 クマ(CV:山口勝平) クマはクマクマ。女の子を口説いて轟沈するまでがテンプレ。 固有ペルソナはキントキドウジ。 白鐘直斗(CV:朴路美) 探偵王子な後輩。その頭脳を活かして迷宮探索をサポートしてくれる。 固有ペルソナはスクナヒコナ。 ○ベルベットルームの住人 マーガレット(CV:大原さやか) 最強の姉。まともそうに見えて天然で女王様。 今作はイゴールの代わりにペルソナ合体を行う。 エリザベス(CV:沢城みゆき) 最強の妹。やる時はやるがいつも通り暴走気味。 今作は治療と依頼の管理を行う。 テオドア(CV:諏訪部順一) 最強の弟。姉二人に振り回される苦労人。 今作はショップとアイテムの管理を担当…だがそのエプロンはなんですかね…? マリー(CV:花澤香菜) 何故か紛れ込んでしまったP4Gのキャラ。恥ずかしいポエムは今作でも健在。ばかきらいごっつぁんふぁんたじー! すれちがい通信を今作で担当。 追記・修正はネタバレがない程度でよろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タルンダ先輩の残念具合が本編の五割り増しくらいになってる気がするのは気のせいなんだろうか… -- 名無しさん (2014-07-15 14 39 43) 4メンバーが3メンバーに良い影響を与えていて良かった。あとキタローがのんびり屋 -- 名無しさん (2014-07-15 16 24 01) 買った奴はみな口を揃えて言う「ペルソナシリーズ史上最悪のクソゲー」と。 -- 名無しさん (2014-07-15 16 33 28) ↑自分が合わなかったからって「買った奴はみな」とか言わないでくれる? -- 名無しさん (2014-07-15 16 44 08) 3のキャラの中の悪さが4と比較されたせいで浮き彫りになっちまったな…。 -- 名無しさん (2014-07-15 16 49 09) ↑3 なんでそんなにあなたは人格者なんですか? -- 名無しさん (2014-07-15 16 54 22) 普通に面白いし、シナリオも泣けたよ。あとカブトムシ絶対許さねぇ -- 名無しさん (2014-07-15 16 56 47) そっとしといてやれよ、頭の中のお友達がいっぱいいるのさ -- 名無しさん (2014-07-15 16 57 19) 迷宮王者ムシキング -- 名無しさん (2014-07-15 17 05 39) イゴさん…… -- 名無しさん (2014-07-15 17 36 04) 赤ちゃんは -- 名無しさん (2014-07-15 17 43 12) ミスった。赤ちゃんはいけるけど、人形はホント無理。変な声でたわ -- 名無しさん (2014-07-15 17 44 13) P3 拳銃自殺者のポーズ P4 ジョジョ立ち に感じる温度差 -- 名無しさん (2014-07-15 17 52 27) ↑P4組のはマーガレットさんが吹き込んだから許してやってくれwww -- 名無しさん (2014-07-15 18 25 13) OP最大の伏線は最後らへんの全員が戦闘態勢取っているシーンで髪や服が一切靡いてないキャラがいることかな -- 名無しさん (2014-07-15 18 35 46) つまらんとは言わないが、ダンジョンが長すぎて面倒になって投げた。 -- 名無しさん (2014-07-15 18 43 27) 戦闘前の掛け合い、せっかくなんだから越境掛け合い欲しかったなぁ。真田先輩 千枝ちゃんの肉師弟とか -- 名無しさん (2014-07-15 19 16 46) ↑6 あれ本当に怖いよな…完全に攻略情報とか無しで初見で遭遇して普通にパニくったわ -- 名無しさん (2014-07-15 19 29 18) ウフフ…(でーん) -- 名無しさん (2014-07-15 19 31 01) たこ焼きだ、アレはたこ焼きなんだ -- 名無しさん (2014-07-15 19 33 22) リスキーでも難易度そんなに高く無くね新世界樹エキスパや世界樹2メガテン3ハードやSJのがよっぽどキツイ -- 名無しさん (2014-07-15 21 55 24) 味方が強すぎて中盤からのヌルさは否めないが、世界樹に飢えてて且つペルソナ3・4無印だけやってた俺には良ゲーだったわ。思わずP4gとP3p買っちゃったしな・・・マリーかわええ -- 名無しさん (2014-07-15 22 13 35) P3面子の不仲についてはゆかりっちが美鶴先輩に不信感憶えてナーバスになってる上に天田少年が荒垣さんにもごもごしてる時期だからしゃーない。それを差し置いても肉彦先輩のゆるキャラっぷりが異常だが -- 名無しさん (2014-07-15 22 24 48) 音楽室の子守り歌で眠るかわいいあかちゃん見てたらなんか和んだ -- 名無しさん (2014-07-15 22 36 19) ↑↑相対的に一番キツいのはアナタだもんな…おめーのせいだよカブトムシ! -- 名無しさん (2014-07-15 22 40 12) プレイして無いんだけど時系列的には正史なのかな?完全にパラレル?全クリでこの物語の記憶消去?じゃないとP4Uには繋がらないし… -- 名無しさん (2014-07-15 22 45 52) ↑ネタバレにつきお答えできませぬ。 -- 名無しさん (2014-07-15 22 55 20) 巡る迷宮の順番と内容に意味があったのにちょっと感心 -- 名無しさん (2014-07-15 23 17 22) ガキさんが動いて喋ってくれているだけでも買った甲斐があったわ。P3Pのハム子のシナリオ以上に喋るし笑うし怒るし照れるし。 -- 名無しさん (2014-07-15 23 40 04) 這いよるベイビーちゃんのせいで、クロックタワーのこれまた巨大な赤ちゃんが追いかけて来るの思い出したぜ -- 名無しさん (2014-07-16 00 51 20) 雪子ちゃんが上手く使えん…なんで雪子ちゃんすぐイゴってまうん? -- 名無しさん (2014-07-16 01 47 48) ↑雪子は紙耐久だから仕方ない。うちの雪子は力魔反転で物理アタッカーしてます。 -- 名無しさん (2014-07-16 02 40 59) キタローと番長で序盤に回想する台詞のタイミングが違う。お祭りゲーでも良いんでまた共演を・・・って気分になった。 -- 名無しさん (2014-07-16 03 42 43) 高レベルだと固定スキルの消費がでかいんで弱点ついてブースト→強スキル使用が難しくて楽しい -- 名無しさん (2014-07-16 14 27 35) ムドオンカレー→不毛なオムライス→クリスマスエディションと本編では徐々に脅威レベルが下がってた物体Xがなんで今作では飛躍的に強化されてるんだよww -- 名無しさん (2014-07-16 14 32 43) P3・P4好きな人には迷わずオススメできるぐらいには良ゲーだと思う。本編じゃスキルの関係上使いにくかったキャラもサブペルソナのおかげで使いやすいのも嬉しい -- 名無しさん (2014-07-16 14 49 12) ↑↑時間差&幻覚作用には笑ったw -- 名無しさん (2014-07-16 14 56 05) やっぱりイゴールいないのね…(泣) -- 名無しさん (2014-07-16 17 50 59) ↑2料理下手4人がカルテット組んだ瞬間は、ゲームの中の出来事とはいえ胃が痛くなったぞ。 -- 名無しさん (2014-07-16 19 02 18) このサブタイトル、シャドウラビリスのBGM名と同じだけど・・・ -- 名無しさん (2014-07-16 20 04 36) 無印ペルソナとかを攻略した剛の者ならともかく世界樹システムを知らないペルソナ3・4のライトユーザーには優しくない作品かも?面倒ならオートマッピングなんかもあるけど、地図書いてメモ置いてダンジョンを丸裸にしてくのが楽しい部分だし -- 名無しさん (2014-07-17 19 07 15) …ところでFOEは倒してしまっても構わんのだろう? -- 名無しさん (2014-07-17 20 52 34) 人形が恐くて二週目行けないお -- 名無しさん (2014-07-18 12 34 51) スタッフロールでボスキャラの声優陣を確認し損ねた... -- 名無しさん (2014-07-18 22 02 01) ペルソナシリーズやったことなくても大丈夫って書いてあるからやろうと思ったのに知ってること前提のシナリオなの?内容知らずに買おうとしてたわ -- 名無しさん (2014-07-22 01 36 21) ↑4 ちょ、それ死亡フラグ; -- 名無しさん (2014-07-22 17 31 46) ↑5 テオドアさん向こうでお姉さんが呼んでますよ -- 名無しさん (2014-07-22 17 36 56) すれ違い通信ですれ違う人みんな10~20時間しかやってない。レベルも低い所か3と4のメンバーが合流してない人も多い -- 名無しさん (2014-07-22 21 57 49) ↑4 知ってなくても大丈夫っていうのがどの程度のことなのかは分からんが、ペルソナ3、4やってないとまず楽しめないのは断言する。 -- 名無しさん (2014-07-23 00 46 04) ↑ペルソナシリーズやったことない世界樹ファンだけど、楽しめたぞ。 -- 名無しさん (2014-08-01 19 54 40) 完二君と天田がせっせと編み物(靴紐)を編みながらする会話が大好き。 -- 名無しさん (2014-08-01 21 05 15) ↑3宣伝で言ってたしパッケにも書いてあった↑2良かった、SQ好きで楽しめるなら買おうと思います。シリーズ興味有ったけどアニメすら見てないから楽しみ -- 名無しさん (2014-08-04 02 49 25) ↑今ならDVDでアニメ(4)、映画(3)をある程度見ておくとより楽しめると思います。3は映画レンタル一章までしかないけど…。システムやゲーム性はともかく、ストーリーやイベントはキャラの性格やストーリーの背景等を多少把握しておくとより楽しいと思いますよ♪本作だとナレーションベース?でザックリ紹介という感じなので。 -- 名無しさん (2014-08-04 03 09 20) マリーの厨二ナビが癖になる -- 名無しさん (2014-08-08 19 44 31) お祭りゲーだからある程度仕方ないとはいえ、キャラ付けがやたら極端になってるのが……特に真田とかエリザベス -- 名無しさん (2014-08-08 19 53 55) ↑ぶっちゃけべスは原作からあんな感じだけど真田は同意。一応成績良いって設定忘れられてるだろこれ… -- 名無しさん (2014-08-08 21 03 11) ↑↑賑やかしが順平一人じゃ色々と息苦しいからね。あと真田さんが妙にウキウキしてるのは荒垣さんが居るからじゃないかと考えられないこともない。個人的にはハム子も欲しかった・・・ -- 名無しさん (2014-08-10 17 30 19) うん 確かに豪華声優陣だな -- 名無しさん (2014-08-10 17 37 12) ↑×2 つか真田が最高潮に浮かれてる時期だよね。個人的に4の仲の良さをうらやましがるゆかりと重そうってみてる順平の対比が好き -- 名無しさん (2014-08-10 18 21 27) こういうダンジョン系はすぐ飽きてクリア出来ない事多かったけど、PQはなんか頑張れてる。ペルソナをひたすら育成したり愛でたりするゲームが欲しくなったw -- 名無しさん (2014-09-23 14 27 54) 地図埋めないと気が済まない性質のボウケンシャーにとってある意味最高級の賛辞があるエンディングが物凄く記憶に残ってる。いわゆる6層が無いのが残念だが、二週目行く気力が湧かない満足感 -- 名無しさん (2014-09-24 01 37 20) エンディング見て即サントラポチったゲームはこれが初めてかもしれん -- 名無しさん (2014-10-14 23 46 10) ↑8 単なるウザキャラ化したクマ ずっと生理中って位イラついてばっかなゆかり 常人の斜め上な感性を発揮しすぎて気持ち悪さ激増の雪子 個人的に悪い意味で気になったのはこの辺りのメンツだった -- 名無しさん (2014-10-16 20 37 46) あー、確かにクマはたまにイラつく場面あったわ。P4のときはそんなこと一度もなくて大好きなキャラだったからプレイしてびっくりした。良くも悪くもキャラが記号化されたんだろうなぁ -- 名無しさん (2014-10-16 21 16 22) だれか、凶悪な凶器もとい物体Xファイナルエディションの記事 -- 名無しさん (2014-10-19 10 48 50) ↑を作ってくれないか? -- 名無し (2014-10-19 10 49 16) ↑,↑2第四迷宮以降のネタバレは禁止されてますので……。それ出てくるの第四だし。 -- 名無しさん (2014-10-19 11 49 09) まじか残念。 なら牧師の記事あんだし、ごーこん喫茶の記事ほしいな。 -- 名無しさん (2014-10-19 21 30 48) ×4ゆかりの個性は口の悪さと切れやすさだからしょうがない、ぶっちゃけ原作でも切れまくりだし。 ツッコミも陽介がやっているし、ゆかりのはツッコミというより悪口だし。 -- 名無しさん (2014-11-14 17 45 02) 買ったけど第3階層無茶苦茶怖かったからお人形さん皆殺しに出来るまでレベル上げして突破した -- 名無しさん (2014-12-03 20 13 33) OPのベルベットの四人→善と玲からのぬいぐるみ、手、血の涙の意味に全クリの後やっと気づいてゾクッとした -- 名無しさん (2015-02-07 01 05 43) 人形ヤバかったなあ(遠い目 -- 名無しさん (2015-02-10 22 58 09) DLCのオルフェウス改のせいで初見ハードがヌルゲーになってしまった……勝利の雄叫び流石やで -- 名無しさん (2016-02-04 11 55 15) 頼む、頼むからPSPかWindowsに移植してくれええええええ!!>< -- 名無しさん (2016-02-04 13 55 22) P3とP4のテーマをクロスさせたらそらろうなりますわ -- 名無しさん (2016-07-19 04 27 42) 質問で相手が決まる奴、マリーが選ばれて本当に良かった…使ってたのキタローだったから不思議なカップルになったけど -- 名無しさん (2016-07-23 13 01 46) P5メンバーを混ぜたらどうなるか興味あるな。双葉は玲の気持ち誰よりも理解できそうだし。 -- 名無しさん (2016-10-06 04 54 41) ↑4 このご時勢に容量が3DSより下のPSPと言いだすのがまず信じられないし、そして下画面マッピングを無くせと言ってるのも信じられん。3DSも買えない貧乏人は帰って、どうぞ(無慈悲) -- 名無しさん (2016-11-20 14 43 37) 第三迷宮の存在のせいで周回が気軽にできない… -- 名無しさん (2017-03-01 17 20 05) Q2来たね やっぱ5絡むか -- 名無しさん (2017-08-02 20 50 21) ↑Q2出るのか!マジかぁ…、買うか。 -- 名無し (2017-09-20 14 38 51) Q2絶対買うけど状態異常対策されそうだなぁ…1は刈り取る者もラスボスも麻痺が効いちゃうから -- 名無しさん (2017-12-22 09 14 17) まずマハムド系は不浄の手の対象外になるとか色々弱体化されそう -- 名無しさん (2017-12-22 09 15 24) 次回作はペルソナ所持枠をもっと大きく取って欲しい。スタメン+ナビに7枠取られたら合体の試行とか控えペルソナの育成がキツ過ぎ -- 名無しさん (2017-12-22 16 08 23) EDの曲好きだけど、最後のキタローと番長のあれを見るとすげー切なくなる -- 名無しさん (2018-07-14 01 59 38) 番長とジョーカー戦っとる。あれは芝居とかではなさそうだなー。まあ思想的に根本はともかく過程が相容れんのよな4と5は。 -- 名無しさん (2018-08-06 05 05 29) 初代と2のメンツも参戦して(切実) -- 名無しさん (2019-06-27 09 47 41) 1も2も仕方ないんだけど控え使いたい時のレベル差はなんとかならんのか。 -- 名無しさん (2020-01-29 09 47 16) 1も2も仕方ないんだけど控え使いたい時のレベル差はなんとかならんのか。 -- 名無しさん (2020-01-29 09 48 04) ↑ 2は一気に追いつかせるアイテム増えてたじゃん -- 名無しさん (2020-01-29 10 09 43) 2の売りあげ下がったのを「ハム子が出たせいだ!」と叩く輩がやたら目立ったのはうんざりした。3,4メインで使いたい層と時代遅れになってた3DSが原因だろうよどう考えても。 -- 名無しさん (2020-02-09 20 30 47) Q2はなぁ、ストーリーが低学年向けの道徳みたいだったからなぁ・・ -- 名無しさん (2020-02-25 22 00 11) 次は、ぜひとも、P4と東ザナという、まさかのアトラスとファルコムのコラボやってほしいな。向こうにも、格闘娘、不良、お嬢様、アイドル揃ってるし -- 名無しさん (2020-07-05 20 05 24) 2を3DSで出したのはタイミング的にNGだったなぁ。いや、1と2を同じハードでやりたい、という人がいるのもわかるんだが。。。 -- 名無しさん (2020-07-05 20 24 40) 1は2周したけどどっちも泣いたなあ。 -- 名無しさん (2021-04-09 20 55 05) ↑2 問題はswitchで世界樹系統出すノウハウが全くないってこどもあるんだよね。キャラの掛け合いという面では2もいいのあったんだけどなー。 -- 名無しさん (2021-10-13 18 26 18) 今更全クリしたけどキャラの記号化とか確かに気になることはあったけど外伝だからこそ出来る3(メメントモリ)と4(真実と向き合う)が上手いこと融合してて面白かった 善玲は難しいだろうけど他の作品にも出てほしいくらい好きだわ -- 名無しさん (2023-02-09 20 00 31) ペルソナ34も出て世界中の迷宮123リマスターも出るってことは、これもSwitch移植ワンチャンある? -- 名無しさん (2023-02-13 09 34 24) Q2の怪盗団はやたら呑気に見えるけどあいついるってことはニイジマパレス辺りなんだよな…まああいつをはめようとしてる時だからある程度は余裕あるんだろうけど -- 名無しさん (2024-06-26 19 32 09) 可愛いデザインとお祭りゲーな雰囲気に反して話はくっそ悲しくて重いし、ゲーム面も世界樹踏襲してるだけあってゴリゴリにハードコアだよなぁ -- 名無しさん (2024-09-07 20 11 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1922.html
未投下 前へ 目次へ戻る 次へ Episode 20 『ハートフル・クライ』 1/31 決戦当日 朝 ---俺の部屋--- 迎えた決戦の日の朝。窓から差し込む日差しで目を覚ます。 俺(いよいよ・・・か・・・) 一度上体を起こし、自分の隣で眠る少女を見やる。 サーニャ「すぅ・・・すぅ・・・」Zzz… 俺「・・・・・」ナデナデ そっと髪を撫でる。 俺「あれ・・・?」 ふと我に返る。どうして今、自分の隣にこの少女がいるのか。 半ば睡眠状態の脳漿を揺り起こし、記憶を辿りよせる。次第に昨晩の記憶が鮮明によみがえり始めた。 俺「・・・///」ナデナデ とりあえず、撫で続けることにした。 サーニャ「ん・・・ぅ・・・」 俺「っと・・・ごめん・・・起こしちゃったっスね・・・」 彼女も体を起こし、「ふぁ・・・」と1度可愛らしいあくびをする。 サーニャ「おはよう・・・」コシコシ 俺「おはようっス。まだ、寝てても大丈夫っスよ?」 サーニャ「ううん・・・だいじょうぶ・・・もう起きるわ・・・」 ベッドから降り、寝ぼけ眼のまま着替えを始めるサーニャ。 俺「って・・・ちょっと!」 サーニャ「?・・・どうしたの・・・?」 俺「そ、それ・・・俺の・・・服・・・」 サーニャ「・・・?」 サーニャは視線を着ている服に落とす。確かに、サーニャが着ているのは俺の軍服であった。 サイズが合わず、ぶかぶかの格好でなんだか可愛らしい。 俺(かわええなぁ・・・///) サーニャ「・・・ごめんなさい・・・今、着替えるから・・・」 そう言って俺に背を向けようとした時、 サーニャ「あっ・・・!」ズルッ 俺「あぶねっ!」 丈の余った裾に足を引っ掛けつまづくサーニャ。間一髪、俺が抱きとめた。 サーニャ「あ、ありがとう・・・」 俺「いえ・・・怪我、無いっスか?」 サーニャ「うん、大丈夫・・・」 俺「・・・・・」 ギュッ… 突然、俺の抱きとめた手に力がこもる。 サーニャ「お、俺・・・?」 俺「ごめん・・・なんか、今度は俺が怖くなっちゃったみたいっス・・・」 サーニャ「・・・俺。」 俺「はい?」 サーニャ「一回、離して・・・」 俺は彼女の言う通り、抱きしめていた腕の力を緩める。 解放されたサーニャは、俺の体を軽く押して、ベッドへ座るように促す。そして俺がベッドへと腰かけた直後、 ギュッ… 俺「!!」 サーニャ「・・・・・」ギュゥ… サーニャの体が俺を優しく包み込んだ。 俺「あ、あの、サーニャ・・・」 サーニャ「黙って・・・」 俺「はい・・・」 服越しに胸の柔らかな感触が頬に当たる。その奥から次第に、サーニャの鼓動が聞こえてきた。 とくん、とくん、とくん・・・ 俺「・・・・・」 サーニャ「聞こえる・・・?私の音・・・」 俺「・・・・・」 サーニャ「・・・俺?」 俺「・・・胸、やわらかいっス・・・」 サーニャ「! え・・・えっち・・・///」 俺「ごめん・・・聞こえるっスよ、サーニャの音・・・すごく、落ち着くっス・・・ずっとこのままでいたいくらい・・・」 サーニャ「・・・///」 俺「もう少し、こうしてても良いっスか・・・?」 サーニャ「うん・・・」 俺の手がサーニャの腰へと回る。それに気づいたサーニャは、左手で俺を抱き寄せながら、右の手で俺の頭をなだめるように撫でる。 俺「サーニャ・・・」 しばらくして、ふと俺が話しかける。 俺「・・・もし今、俺が一緒に逃げようって言ったら・・・一緒に逃げてくれますか・・・?」 サーニャ「えっ・・・?」 俺「・・・俺、ホントは、君には戦ってほしくないっス・・・戦って君が傷つくのも嫌だ・・・君を、失うのも嫌だ・・・すごく、怖いっス・・・」 数秒の間があった後、サーニャはこう言った。 サーニャ「・・・いいよ。」 俺「え・・・」 サーニャ「俺が逃げるなら、私も一緒に行く。最後まで、ずっと一緒にいるわ。でも・・・」 俺「でも・・・?」 サーニャ「逃げても、逃げなくても・・・俺が戦うなって言っても、私は戦うわ。俺も、エイラも、大切な人みんな・・・守りたいから・・・」 俺「・・・うん・・・そうっスよね。ごめんなさい、逃げるってのは嘘っス。」 サーニャ「・・・うん、知ってた・・・俺は逃げるなんて言わないって、信じてたから・・・」 俺「そっか・・・あの、サーニャ。」 サーニャ「なに・・・?」 俺「俺、ずっと君と一緒にいたいっス・・・これからも、この先もずっと・・・」 サーニャ「うん・・・」 俺「君は、絶対に俺が守ります・・・何があっても、必ず・・・」 サーニャ「私も、俺を守るわ。どんなことがあっても、絶対に・・・」 俺「・・・ありがとう・・・絶対、生きて帰って来よう・・・」ギュッ サーニャ「うん・・・」ギュゥ ・・・ ・・・ ・・・ ♪ウィッチの斗い ---ブリーフィングルーム--- 続々と皆が部屋へと集まる。誰も居眠りをするような者は居なかった。 ミーナ「こうして号令をかけるのもこれで最後ね・・・」 坂本「ああ。ミーナ、頼む。」 ミーナ「ええ。・・・皆さん、おはようございます。昨晩説明したように、本日が我々人類にとっての最終決戦の日となります。」 最終決戦。その単語に全員の表情が引き締まる。 ミーナ「私たちを乗せる空母は既に着港済みです。このブリーフィングの後、皆さんにはすぐに搭乗してもらう予定です。」 ミーナ「それではもう一度、作戦内容の確認を行います。」 ミーナが再び作戦内容のブリーフィングを行う。一通り説明を終え、 ミーナ「以上でブリーフィングを終了します。それでは、これより第501統合戦闘航空団はオペレーション『ラグナロク』に参加します!」 全員『了解!!』 ミーナ「・・・それと・・・・・」 ミーナの声色が少し暗くなる。 ゲルト「? どうした、ミーナ?」 ミーナ「私、みんなにお礼を言わなきゃいけないわ・・・ここまで、何も言わずついてきてくれてありがとう・・・それに、頼りない上官で本当に、ごめんなさい・・・」 坂本「突然何を言うんだ、ミーナ。」 芳佳「そんなことありません!ミーナ隊長は頼りない上官なんかじゃないです!」 ミーナ「宮藤さん・・・」 ゲルト「宮藤の言うとおりだ、ミーナ。私たちはミーナが居てくれたからこそ、今こうして生きていられるんだ。」 エーリカ「そうそう。ミーナが今まで指揮してくれたおかげで、私たち誰一人欠ける事なくここまで来れたんだよ?」 シャーリー「あたしも素直にそう思うよ。隊長が仕切ってくれてたから、あたしたち、色々無茶もやってこれたんだしさ。」 リーネ「お礼を言うのは、私たちの方です。」 エイラ「そうダナ。サウナ作ってもらえたのもミーナ隊長がいたからだしナ。」 サーニャ「うん。隊長のおかげで、逃げることなくここまでやってこれました。」 ルッキーニ「あたしね、ミーナ隊長だーいすき!」 ペリーヌ「貴女の指揮があってこその501だと、私は思っております。」 俺「そうっスよね。と言うより・・・こちらこそ、色々勝手してすみませんでした・・・」 坂本「ああ。ミーナには付き合いがあってからずっと苦労を掛けさせてばかりだったな。本当にすまない・・・いや、ありがとう、ミーナ。」 芳佳「みんな、ミーナ隊長の事が大好きなんです。みんな、ミーナ隊長に感謝してるんです。だから、謝らないでください。」 その言葉に、 ミーナ「みんな・・・ありがとう・・・本当に・・・あり・・・がとう・・・グスッ・・・」ポロポロ 嗚咽を堪えた、絞り出すような声でミーナが感謝を述べる。彼女の双眸からは止めど無く温かな雫が零れ落ちる。 ゲルト「泣くのは全てが終わってからにしよう、ミーナ。」 ミーナ「・・・そうね・・・まだ、終わってないんだものね・・・グスン・・・ごめんなさい、もう大丈夫よ。」 裾で涙を拭い、いつもの顔に戻ろうとするミーナ。しかしながら、やはり目は少し腫れていた。 坂本「うん。よし、では最後の円陣を組もう!」 坂本の言葉に、仲間達が中心に集まり円陣を組む。 坂本「俺、お前は中心に入れ。」 俺「え?でも・・・」 シャーリー「いいからいいから。」 背中を押され、俺が円陣の中心に入る。 坂本「さあ、ビシッと決めてくれ。」 俺「お、俺っスか?」 皆が同時に頷く。 俺「・・・わかったっス。」 一呼吸置いて、 俺「みんな・・・今までたくさん迷惑かけてごめんなさい・・・」 俺「やっぱり、俺がここに来なけりゃ、みんながこうして苦しむことも無かったのは本当だから・・・」 ゲシゲシゲシゲシ 俺「いだだだだっ!ちょ・・・誰っスか蹴ったの!?」 エイラ「バーカ。そういう事じゃないダロ。」 シャーリー「ここはもっと、気持ちがよくなるようなこと言ってもらいたいよなぁ。」 芳佳「そういう話はナシです!もう一回やり直してください!」 俺「は、はいっス・・・」 再び一呼吸おいて、 俺「・・・俺、みんなと会えて本当に良かったっス。みんなから、思い出だけじゃなくて・・・大切なもの、たくさん貰いました・・・俺、みんなの事、大好きっス。」 エーリカ「わたしも俺の事、ダイスキだよ♪」 ルッキーニ「あたしもー!スキスキ!!」 サーニャ「私のほうが、好きだもん・・・」ボソッ エイラ「さ、サーニャ!?」 ゲルト「まったくお前たちは・・・だが・・・その・・・私も、嫌いではないぞ・・・///」 シャーリー「おやぁ?バルクホルンは俺の事、好きだったのかぁ。そっか~へぇ~」 ゲルト「ば、馬鹿者!!そういう意味ではなくて・・・私は家族として俺を・・・///」 坂本「はっはっは!愛されているな、俺。」 俺「は・・・はいっス・・・だから、みんなの事も、みんなの夢も、みんながいるこの場所も、この世界も・・・全部守りたいっス。」 俺「でも、それは俺一人じゃできないっス・・・だから・・・どうか、みんなの力を貸してください。」 シャーリー「水臭いこと言うなよ。今までだって、一緒に戦ってきたんだからさ。」 ペリーヌ「そうですわ。それに、貴方に頼まれずとも、私は勝手に戦いますわ。」 リーネ「俺さんを一人で戦わせたりなんかしないです。みんなで、一緒に守り抜くんです!」 ミーナ「ええ、誰一人欠けることなく、この基地(いえ)へ帰ってくるわよ!」 俺「ありがとうっス、みんな・・・絶対・・・絶対にみんなで帰って来よう・・・ウィッチに不可能はないっス!行こう、みんな!!」 全員『おうっ!』 結束。 ただの仲間ではなく、その垣根を越えた、家族にも似た固い絆が皆の間に確かに結ばれていた。 その絆を胸に、ストライクウィッチーズは決戦の地、北海へと向かう。 夜 ---北海海上 航空母艦『ライオン』内--- 空を、次第に闇が湛え始めていた。他の統合戦闘団を乗せた母艦や軍艦、駆逐艦と合流を果たし、人類連合軍は北海海上に現れたネウロイの塔へと進路を進める。 海上には『大和』に次ぐ新たな扶桑皇国の主力戦艦『尾張』。リべリオンの誇る巨大戦艦『ミズーリ』。ブリタニアの超弩級戦艦『ヴァンガード』。ロマーニャの『ヴィットリオ・ヴェネト』等々・・・ 各国の主力艦隊並びに主力戦闘機、更には各国のトップエースのウィッチがこの北海へと集結していた。文字通り、人類戦力の総決算である。 ゲルト「なるほど・・・爽観だな。」 ミーナ「ええ。全て各国の主力艦よ。」 リーネ「ねぇ芳佳ちゃん、あれ・・・」 芳佳「うわぁ・・・おっきいね・・・」 宮藤とリーネの視線の先にある巨大戦艦。ビスマルクに次ぐ、カールスラント最新鋭の戦艦、『ティルピッツ』。 ティルピッツの主砲には各国の技術者が共同で作り上げた『魔導砲』が搭載されていた。 戦艦内には通常の乗組員の他に10人のウィッチが乗り込んでおり、魔導砲は彼女たちの魔力によって起動する。 10人がかりで魔力を極限まで充填し、圧縮。それをそのまま撃ち出すという単純にして大胆な兵器である。 対戦艦では意味をなさないが、対ネウロイに関しては絶大な威力を発揮する。もうネウロイの力に頼らない、という人類の意思の表れでもあった。 エーリカ「あの『魔導砲』ってやつ、ウルスラも手伝ったんだって。」 芳佳「ウルスラ・・・って確かハルトマンさんの妹さんですよね?すごい・・・」 シャーリー「なぁ、それより俺はどこ行ったんだ?」 ペリーヌ「あの殿方なら、先ほど甲板の方へ行きましたわよ。船に酔った、ですって。」 ゲルト「まったく・・・さっきまでの威勢はなんだったんだ・・・」 一方甲板では・・・ 俺「うっぷ・・・うぇ・・・」 サーニャ「大丈夫・・・?」サスサス エイラ「ストライカーは平気なのに、なんで他の乗り物はダメなんだヨ・・・」 その時、 ゴオオオオォォォォォ!! 俺「!?」 サーニャ「きゃっ!」 エイラ「うわっ!?な、なんダ!?」 突如、俺たちの目の前の海上に巨大な火柱が屹立する。波が大きくうねり、艦を激しく揺さぶる。 ---戦艦『尾張』 艦橋--- 杉田「なんだ!?」 副官「わかりません!突然火柱が・・・」 その操艦技術を買われ、三度、扶桑皇国艦隊の指令に選任された杉田。そんな彼も、船員も突然の出来事に焦燥する・・・が、さすがは指令。 杉田は直ぐに冷静さを取り戻し、部下に命令を与える。 杉田「艦長操艦、両舷半速!!」 副官が杉田の命令を復唱し、艦内の水兵たちに命令を伝達する。 杉田「両舷停止!!」 副官「両舷停止!・・・行き足止まりました!」 杉田の命令通り、艦隊は動きを停止した。他の艦隊も同じように停止している。 杉田「あれは・・・」 杉田が双眼鏡で状況を確認する。空に、極小さいながらも赤い光が二つ、灯っていた。 杉田「ネウロイ・・・いや、人間か!?」 ---航空母艦『ライオン』 甲板--- 一方、俺も魔眼によりその存在を捉えていた。 俺「あいつらだ・・・」 エイラ「あいつらって・・・まさか・・・」 俺「グレゴリ・・・!」 先日のラジオの演説により、その生存が確認されたグレゴリの2人組。ここに来て、ようやく姿を現した。 俺が、ストライカーが格納されたハンガーへと足を進めようとする。 サーニャ「待って!」 その声に、足を止め振り返る。 サーニャ「俺・・・行くの・・・?」 俺「・・・心配いらないっス。ちょっと行って、すぐ戻ってきますから。」 エイラ「一人で行く気かヨ・・・」 俺「俺がやるって決めたことっスから。大丈夫っス、2人とは、一緒にサーニャの両親を探しに行くって言う約束をしたっスから。それを果たすまでは、俺は絶対に死なないっス。」 エイラ「どうしても行くのカ・・・?」 俺「はい。」 エイラ「・・・死んだら、許さないからナ。」スッ 俺「もちろんっス。」スッ 互いに拳を突き出し、コツリと付け合わせる。 サーニャ「俺、これ・・・」シュルッ サーニャが手首に巻いていたリボンを、俺へと手渡す。 サーニャ「側にいれない間の、私の代わり・・・戻ってきたら、返してね・・・」 俺「ありがとうっス。じゃあ、これはサーニャが持っててください。」シュルッ 俺も、腕に巻いていたリボンをサーニャへ渡す。 俺「必ず戻ってきます。戻ってきたら、きっと返してください。」 サーニャ「・・・・・」コクッ 俺「じゃあ、行ってきます。」タッタッタ 受け取ったリボンを腕に巻き、踵を返し、ハンガーへと走る。そして彼は、グレゴリの待つ夜空へと飛び立った。 ---北海上空--- 高度約2000メートル地点。そこに緋色の瞳を持つ二人組が上空で停滞していた。 アダム「なんや、他のお仲間はどうしたんや?」 俺「仲間なら、ここにいるっス。」 腕に巻きつけたリボンを指さす俺。 それはサーニャから預かった誓いのリボン。しかし、それによって繋がっているのはサーニャだけではない。エイラも、宮藤も、リーネも、ペリーヌも・・・他の俺の仲間の全てが、このリボンを通して繋がっている。 俺「俺は、一人じゃない。」 アダム「なんのこっちゃ?」 当のアダムはそんなことを知る由がない。首をかしげるのも当然であった。 俺「・・・アンタ・・・その腕・・・」 以前、斬り落されたはずのアダムの右腕は、確かにそこに存在していた。 しかし、それは人の腕と言うにはあまりにも黒く、一種のグロテスクな禍々しさを醸し出している。 アダム「ああ、これか?ネウロイん力っちゅうんはホンマ便利でなぁ。テキトーな金属の近くに腕晒しとったら勝手に再生しおったわ。ま、見ての通り、もう人間の腕やあらへんけどな。」 アダム「って、オレの事はどうでもええんや。お前一人で何しに来たっちゅう話や。」 俺「俺たちはその先に行かなくちゃいけないんス。そこを、どいてください。」 イヴ「今更抗ってどうなるのです。もはや滅びは避けられないというのに。」 アダムの隣にいた少女、イヴが口を開く。 俺「その滅びを止めに行くんスよ。」 アダム「せやから止られへん言うとんのや。アホか。」 俺「だから、意地でも止めるって言ってるんスよ。邪魔しないでください。」 イヴ「あなたは一つ勘違いをしている。私たちは別にに立ちふさがっているわけではありません。ただ、祝祭の時をここで静かに待っているだけです。」 俺「祝祭・・・?滅びが?馬鹿げてる・・・どうかしてるよ、アンタ。」 アダム「おい、口には気をつけろや。次、イヴを愚弄するような言葉吐きおったら叩っ斬るで。」 アダムが俺を睨みつける。 イヴ「落ち着きなさい、アダム。とにかく、私たちは静かに滅びを待ちたいだけ・・・あなた方はその祝祭の障害となるから攻撃した。それだけです。即刻この場から立ち去れば、これ以上危害は加えません。」 俺「そうはいかないっス。俺たちは、アンタたちのその先に用がある。」 アダム「退かへん言うとるんが聞こえへんのかワレ。」 俺「退かないなら、押し通る。」シャン 刀を抜き、切先を二人へと向ける。 イヴ「・・・どうやら、何を言っても無駄なようです。いいでしょう、あなた方とは決着をつけねばならない。ここで滅して差し上げましょう。」 アダム「そういうこっちゃ、恨むなや。」シャン アダムも、以前の大剣ではなく、腰に帯刀していた刀を抜き打つ。 アダム「ほんなら・・・」 俺「いくぞ・・・!!」 ブォン! ♪出撃 互いに肉薄。その間にイヴは詠唱を開始する。 アダム「オラァ!!」ヒュン! 先手はアダム。袈裟懸けに俺へと刃を振り下ろすが、俺はそれをすれ違いざまに捌く。 空戦における刀剣術は基本、切り結んだ後、いきなり止まることはできず、身を翻すのに多少の時間を必要とする。 だが、今の相手にはその常識が通用しなかった。 アダム「よそ見すんなや!!」 再び、後方から唐竹に振り下ろされた刃。 俺「くっ!!」ギィン! 俺は無理やりストライカーを反転させ、刃を受け止める。 グレゴリの2人は、魔力により飛行しているのではない。あくまで、ストライカーは浮遊を行うための媒介。 その証拠に、2人のストライカーには魔力によるプロペラが発現していない。2人は体に無理やり宿されたネウロイの力で浮遊しているのだ。 ストライカーの機動では、彼らの機動についていくことは難しい。 俺は刀の柄をしっかりと持ち、峰に手を添え、直上から振り下ろされた刃を懸命に受け止めている。 アダム「言っとくけどなぁ、お前に腕斬られた恨み、忘れとらへんからのぉ。」 俺「アンタこそ・・・バルクホルン大尉を傷つけた事と、サーニャを傷つけようとしたこと・・・許さないっスから。」 アダム「ほんなら、またお仲間斬ったろうか?こんな風になぁ。」 フッ… 俺「!!」 刹那、目の前からアダムの姿が消える。 俺「くそっ!!どこだ!!」 懸命に探すもなかなか見つからない。ふと、背後に風を切る音と気配を感じる。 俺「そこかっ!!」 ギィン!! 反転し、刀を振るう。金属同士が打ちつけ合われたような甲高い音が響く。 アダム「ハッハァー!ご名答や。よぉ分かったな。」 俺「俺の家族に手を出したら、許さない・・・」 アダム「安心せぇや。お前倒すまでは手ぇ出さへんから・・・っと!」 不意に、アダムがその場から後退し、距離を取る。 イヴ「フィムブルヴェト!」 声が聞こえると同時に、頭上に巨大な氷塊が現れ、俺へと振り落ちる。とても回避が間に合う状況ではない。 俺「スルト!!」 俺の意思に呼応し、刀を蒼炎が覆う。それを真っ直ぐに振り上げ、氷塊へと打ち付ける。 炎により氷は完全に気化し、辺りを濃い水蒸気が覆った。 ---航空母艦『ライオン』甲板--- シャーリー「俺は!?」 ミーナ「大丈夫、まだ反応がある。生きてるわ。」 ミーナの空間把握能力は、確かに俺の存在を捉えていた。 水蒸気が晴れると、俺の姿が見えた。俺は再び、相手と刀を打ちつけ合っていた。 サーニャ「俺・・・」キュッ 俺から預かったリボンを握りしめるサーニャ。 エイラ「サーニャ・・・」 ゲルト「くっ・・・いくら手を出すなと言われても、相手は二人・・・あれでは劣勢だ・・・」 ルッキーニ「少佐、なんで行っちゃだめなの・・・?」 坂本「それが、俺からの頼みだ。あの二人は、必ず自分が退ける、だからみんなが手を汚すことはない、とな。」 エーリカ「俺一人だけが、手を汚すってこと・・・?そんなの・・・」 坂本「いや、そうではない。俺も、相手をできるだけ傷つけずに退ける術を私とともに身に着けた。ただ、今のままではあまりにリスクが大きすぎるがな・・・」 芳佳「坂本さん。」 ふと、宮藤が坂本の名前を呼ぶ。 坂本「どうした、宮藤。」 芳佳「私も、あそこへ行きます。」 リーネ「芳佳ちゃん!?」 ペリーヌ「あなた、何を考えて・・・」 坂本「それはダメだ、宮藤。お前を危険な目に合わせる訳には・・・」 芳佳「坂本さん。」 坂本の言葉を遮るように、宮藤が再び名前を呼ぶ。 芳佳「お願いします。行かせてください。」 しっかりとした口調で、そして、一切の濁りを感じさせない真っ直ぐな瞳を坂本へと向ける。 芳佳「私だって、坂本さんや俺さんと一緒に稽古してきたんです。それに、坂本さんだって、きっと私と同じこと考えてたんじゃないんですか?」 坂本「! ・・・」 宮藤に考えていたことを見抜かれた坂本は、押し黙ってしまう。 芳佳「私、言いましたよね。坂本さんの分も戦うって。」 坂本「・・・・・」 芳佳「お願いします、坂本さん。」 誰もが、坂本は反対すると思っていた。しかし、 坂本「ミーナ。」 ミーナ「・・・何かしら。」 坂本「・・・宮藤を、送り込む。」 全員『!?』 ミーナ「ダメよ。許可できないわ。」 坂本「頼む。」スッ 芳佳「!!」 何を思ったか、坂本は甲板のウッドデッキに膝を屈し、頭をつけた。 坂本「この通りだ。」 土下座。己を押し殺し、平伏して相手に礼節を尽くす、扶桑の礼式。ミーナもそれを知っていた。 ミーナ「美緒・・・」 今、目の前にいる戦友は、ミーナに対して最大級の礼節を尽くし、懇願している。ミーナにとって坂本は戦友と言う言葉ではくくれないほどの仲。 その坂本がここまでして自分に頼みを申しでている。それを無碍にすることなど、ミーナにはできなかった。 ミーナ「・・・必ず生きてここまで帰ってくること。それが条件です。」 芳佳「ミーナ隊長!!」 坂本「ミーナ・・・ありがとう。」 ミーナ「もう頭を上げて頂戴・・・あなたにそんな事、させたくないわ。」 坂本が平伏を解き、立ち上がる。 坂本「行って来い宮藤。俺を助けてやってくれ。」 芳佳「はい・・・!」 リーネ「芳佳ちゃん!!」 芳佳「ごめんね、リーネちゃん。私、行ってくる。」 ギュッ 芳佳「り、リーネちゃん!?(む、胸があたって・・・)」 リーネ「絶対、戻ってきてね・・・約束だよ・・・?」 芳佳「うん、大丈夫。絶対帰って来るよ。」 その言葉を聞いたリーネが、抱擁を解く。 リーネ「・・・いってらっしゃい。」 芳佳「うん!いってきます!!」 そして宮藤は震電の待つハンガーへと駆け出した。 続き→ペルソナ20.5 -ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/2201.html
エリザベス(ペルソナ3)(ペルソナ3) 大昔のボスランク非対応データを思い出すような、無茶苦茶なHPと装甲、燃費が特徴。 数値面の圧倒的な高さは勿論、地形適応オールA、形態によって無効化=突だったり耐性=全だったり、往年のジノ氏や抹茶氏も真っ青な強ボス…もとい「狂」ボスとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。 変形機構によって属性関連や射程が変化するが、そんな細かい事はどうでも良くなるほどの圧倒ぷりである。 攻略法としては、移動4+2P持ちである事を利用すると良い。 2Pは無消費1600と圧倒的性能だが、威力そのものは普通の範疇なので、ひらめきや鉄壁を掛けた囮役で誘い出す事は容易だ。 そして1ターンキルしてしまうこと。 最大火力自慢の列強キャラで準備万端待ち構えれば、等身大最高峰の超耐久を粉砕する事も夢ではない。 逆に言えば、ベストコンディションの超火力キャラ数体を動員できる陣容でなければ、撃破は至難。 尤もその場合、責められるべきはデータでなくシナリオの側であろうが。
https://w.atwiki.jp/vipsonavip/pages/22.html
26 【ペルソナ名】霊亀(レイキ) 【得意属性】ジオ系ブフ系カジャ系 【弱点属性】アギ系 【能力傾向】魔法 【説明】「蓬莱山」と呼ばれる山を背負った巨大な亀。 吉凶を予知すると言われている。 27 【ペルソナ名】マルコシアス 【得意属性】火炎 【弱点属性】呪殺 【能力傾向】魔法 【説明】翼をもった狼の姿をしており、地獄の候爵と呼ばれる。 28 【ペルソナ名】ケプリ 【得意属性】火炎 【弱点属性】疾風 【能力傾向】魔法 【説明】輪廻転生を繰り返すとされる巨大な甲虫。スカラベ。 29 【ペルソナ名】アスクレピオス 【得意属性】神聖・破魔 【弱点属性】暗黒・呪殺 【能力傾向】魔法 【説明】医神として知られ、優れた医術で人を蘇らせ神の座についた。 蛇が巻き付いた杖を持つ。 30 【ペルソナ名】アンラ・マンユ 【得意属性】暗黒・呪殺・神経 【弱点属性】神聖 【能力傾向】魔法 【説明】ゾロアスター教に於いての最善神アフラ・マズダー。 その対局に位置する絶対悪の象徴。 冬や病気、悪など16の災害を生み出した。 31 【ペルソナ名】内藤ホライズン 【得意属性】物理・補助 【弱点属性】バステ 【能力傾向】極速 【スキル】電光石火・エストマ・リフトマ・トラエスト 32 【ペルソナ名】アジ・ダハーカ 【得意属性】物理 【弱点属性】神聖 【能力傾向】物理 【説明】3頭3口6目を持つ龍のような怪物。アンラ・マンユの配下。 剣で突き刺してもそこから爬虫類など邪悪な生き物が這い出る。 その為、生きたまま山の奥深くに幽閉された。 33 【ペルソナ名】ドクオ 【得意属性】補助 【弱点属性】破魔 【能力傾向】バランス 【スキル】逃走加速、タルンダ、ラクンダ、スクンダ 34 【ペルソナ名】アータル 【得意属性】火炎・物理 【弱点属性】暗黒 【能力傾向】物理 【説明】アフラ・マズダーが生み出した火の神。 「勇敢で良き戦士」と讃えられ、光輪を手に入れる為にアジ・ダハーカと戦った。 35 【ペルソナ名】ミジンコ 【得意属性】暗黒 【弱点属性】破魔 【能力傾向】魔法 【説明】小さな心が生み出した小さなペルソナ。 しかし、ミジンコと侮るなかれ。 塵も積もれば何とやら 36 【ペルソナ名】ゴールデン・エンゼル 【得意属性】ハマ系 【弱点属性】ムド系 【能力傾向】回避率が異様に高く、すぐに逃げるスピード型 【説明】黄金に輝く金色の天使 幼い子供に小さな翼が生えた姿をしている チョコレートに包まれたボール状の菓子とは関係ありません 滅多に現れないが、倒すと貴重なアイテムや大金や経験値をドロップする 37 【ペルソナ名】シルバー・エンゼル 【得意属性】ハマ系 【弱点属性】ムド系 【能力傾向】回避率が異様に高く、すぐに逃げるスピード型 【説明】白銀に輝く銀色の天使 幼い子供に小さな翼が生えた姿をしている ゴールデン・エンゼルの劣化型だが集団で現れやすい チョコレートに包まれたボール状の菓子とは関係ありません 滅多に現れないが、倒すと貴重なアイテムや大金や経験値をドロップする 38 【ペルソナ名】スピードライダー 【得意属性】暗黒・疾風 【弱点属性】破魔・神聖 【能力傾向】物理(スピード型) 【説明】走りを追求する音速のライダー。 交通安全?なにそれおいしいの? 39 【ペルソナ名】スカルヒーロー 【得意属性】物理・暗黒 【弱点属性】神聖 【能力傾向】物理 【説明】パスカルと言う名の犬は連れていない。 凄まじき怨念で蘇ったのはいいが骨だけなので自立すら危うい。 体に染み込んだ剣の腕は一級品。 40 ペルソナ名】やる夫 【得意属性】物理・暗黒 【弱点属性】魔法 【能力傾向】物理 【説明】究極のお調子者。 世間の冷たい視線もどこ吹く風。 しかし、メンタルが異常に弱い。 「やらない夫!遊びに来たお!」 41 【ペルソナ名】やらない夫 【得意属性】魔法・神聖 【弱点属性】物理 【能力傾向】魔法 【説明】やる夫を押さえることが出来るのは俺ぐらいだろ常識的に考えて…… 42 【ペルソナ名】シュヴァリエ 【得意属性】神聖・物理 【弱点属性】電撃 【能力傾向】物理 【説明】忠義の騎士。 守る者の為に命を懸け、必殺の剣を放つ。 43 【ペルソナ名】キャスタール 【得意属性】神聖・暗黒 【弱点属性】火炎 【能力傾向】魔法 【説明】ペルソナの成りそこない。 歪んだ思春期を迎えた清き精神の末路。 44 【ペルソナ名】ミガティール 【得意属性】暗黒・神経 【弱点属性】火炎 【能力傾向】魔法 【説明】負の心が積もりキャスタールが孵化した形態。 歪んだ魂が生み出した極彩色の蝶は何を夢見るか。 45 【ペルソナ名】マイ・シスター 【得意属性】マリンカリン・他属性魔法 【弱点属性】物理 【能力傾向】魔法型 固有技「お兄ちゃん、だーいすきっ!」…男性キャラを高確率で行動不能にする 【説明】二次元に妹を求める多くの人間の願望が具現化した姿 人によってはゴスロリに見えたりスク水に見えたりするとか何とか 俺には白スク水に見えたよ 46 【ペルソナ名】アベ・サン 【得意属性】万能 【弱点属性】無し? 【能力傾向】バランス 固有技「やらないか」…男性キャラを高確率で瀕死に・女性キャラを高確率で戦闘不能にする 【説明】青いツナギのイイ男 ペルソナ3、4における、死神的な感じか? 47 【ペルソナ名】カーチャン 【得意属性】火炎・回復・補助 【弱点属性】バクステ・疾風 【能力傾向】マハアギダイン・アギダイン・ 火炎ブースタ・火炎ハイブースタ 大天使の加護・メディアラハン・リカームドラ・アムリタ 【説明】カーチャンスレを立てたりする 48 【ペルソナ名】アメノサグメ 【得意属性】射撃、氷結 【弱点属性】呪殺 【能力傾向】バランス 【説明】素直になれない人についてる 要するにツンデレ女性キャラ専用 49 【ペルソナ名】オヤジ 【得意属性】電撃、疾風、補助(カジャ系) 【弱点属性】火炎 【能力傾向】カジャ挟みつつマハダイン 【説明】なんだかんだ言ってカーチャンに弱い 50 【ペルソナ名】ツァトゥグア 【得意属性】マハテラダイン サイクラノーシュ 聖なる怠惰 【弱点属性】火炎呪文 【能力傾向】魔法(回復・状態変化) 【説明】クトゥルー神話に登場する暗黒の空間ンカイに 住む地の神。羽根の生えたヒキガエルのような姿をしている
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/3154.html
【作品名】ペルソナ3 ポータブル 【ジャンル】ゲーム 【名前】女主人公(ペルソナ3) 【属性】ワイルドのペルソナ使い 通称ハム子 【年齢】17歳11ヶ月11日 【長所】キタローと比べて明るめな性格 【短所】結構毒舌 【備考1】1992年の?月?5日生まれ。最低値で1992年の3月25日生まれとする。2009年4月に港区の月光館学園高等部に転校してくる。それから2010年3月5日まで生存が確認できるため17歳11ヶ月11日。 【備考2】享年(?) vol.6
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/585.html
俺「ストライクウィッチーズですから。」 243-257,654-671 前へ 目次へ戻る 次へ Episode10 『正義』 ---医務室--- 俺「ヘックション!」ズルズル 芳佳「大丈夫ですか?」 俺は先の戦いで海へ落ちたのが原因で風邪を引いてしまった。 元々風邪気味だったのに加え、さらに追い討ちをかけるような気温と海水温のおかげで余計に悪化してしまった。 俺「あはは・・・こりゃちょっときついっスね・・・ハックション!」ズルズル 彼の声は風邪のせいで鼻声になっていた。 芳佳「これ、おかゆ作ってきました。これで体あっためて、早く元気になってくださいね。」ニコ 俺「かたじけないっス。いただきます。」 素朴だがこれが意外と美味い。 芳佳「どうですか?お口に合いましたか?」 俺「はいっス。とてもおいしいです。」 芳佳「よかった。それ、サーニャちゃんとエイラさんと一緒に作ったんですよ。」 俺「そうだったんスか・・・後でお礼言わないとな・・・」 芳佳「はい。だから早く体治してくださいね。」 俺「はいっス。」 芳佳「それじゃあ私は失礼します。食べ終わったらそのままで結構ですから。」 俺「ありがとう、宮藤さん。」 にっこりと笑いかけて宮藤はいってしまった。 俺(さて・・・どうっすかな・・・) やることがなくなってしまった。 今日は普通に訓練日なので当分の間訪れる者はいない。 俺(おとなしく寝よう・・・) しばらくの間眠ることにした。 ---???--- 俺「・・・あれ?」 目を開ける。 そこには見慣れない街の風景が広がっている。 俺「どこだ・・・ここ・・・?」 あたりを見渡しても見たことのない建物ばかりが並んでいる。 そこかしこに扶桑語が書いてあるあたり、ここは扶桑なのだろう。 俺「扶桑にこんな街あったか?」 往来を歩く市民はこれまた扶桑では見慣れないフォーマルな格好をした者や、ラフで派手めな服装をしている者など様々だ。 俺「ちょっと歩いてみるか・・・」 この往来の中では俺の服装は明らかに浮いていた。 しかし、誰も俺の様子に気づくものはいない。 まして存在にすら気づいていないようだ。 ここで俺が少し立ち止まる。 俺「えっと・・・あれってここの名前かな?」 列車の駅と思われる場所で足が止まった。そこには駅名らしきものが書かれていた。 俺「巌戸台駅・・・?」 『いわとだい』 確かにそう書かれていた。 俺「全然知らないな・・・扶桑もまだまだ広いんだな・・・」 もうしばらく探索してみることにした。 周りの人間はせわしなく動き続ける。 止まっている者は大概手に持った機械をなにやら弄っているか、タバコを吹かす者ばかりだ。 俺(なんなんだろうな・・・あれ・・・) 見るもの全てが新しかった。 少し冒険気分になったところで誰かに声をかけられる。 ?「そこの君。」 俺「?・・・俺っスか?」 ?「そう、君だ。」 俺の存在に目を向けるものが現れた。 声をかけてきたのはメガネをかけた、どこか優しそうな男性だった。 ?「見たところ君はここの住人じゃなさそうだね。一体どうやってここに来たんだい?」 俺「え?さ・・・さぁ・・・目が覚めたらここにいました・・・」 ?「そうか・・・私も似たようなものでね。今、元の世界へ戻るためにいろいろと調べているんだ。」 俺「元の世界?」 ?「うん。おそらく君と私のいた世界は同じだ。そしてここは私たちがいたところとは別の世界。」 ?「これを見てくれ。」 見せられたのは世界地図。 しかし、明らかに地形が異なっている。 俺「あれ・・・似ているけど・・・違う・・・」 ?「そう。それで今私たちがいる国がここだ。」 そう言って男性が指を指した場所は本来『扶桑』と書かれているはずの場所だ。 しかし、そこにはこう書かれていた。 俺「日本・・・?」 ?「そう。私たちの世界では扶桑と呼ばれているがここはどうやら日本と言うところらしい。」 ?「そして・・・」 今度は別の建物のほうを指差す。 そこには巨大な画面があり、この日の日付が書かれていた。 俺「2009年・・・9月6日・・・2009年!?」 明らかに年号がおかしい。 ?「そうなんだ。世界も違えば明らかに年代もおかしい。」 ?「私は何年もの間この世界から出られずにいる・・・」 ?「家族も心配しているかもしれない・・・できることなら一刻も早く帰りたいんだ・・・」 俺「あの・・・あなたは一体・・・」 ?「ああ、すまない。まだ私の名前を言っていなかったね。」 ?「私の名前は宮藤一郎。前までは扶桑で技術者をしていたんだ。」 俺「宮藤って・・・あの宮藤博士ですか!?」 一郎「私を知っているのかい?」 俺「いや、寧ろ知らない人のほうが少ないんじゃ・・・」 俺「それに宮藤さんの・・・芳佳さんのお父さんですよね?」 一郎「君は芳佳を・・・娘を知っているのか?」 俺「はい。一緒にネウロイと戦ってる仲間っスから・・・」 一郎「そうか・・・それにしても君は男性のウィッチのようだね。これは珍しい・・・」 俺「はい。よく言われます・・・」 一郎「そうか・・・話を聞く限りではネウロイはまだ消えていないようだね・・・」 俺「はい・・・いまだに出現しています。最近ではより一層手ごわくなってきていて・・・」 一郎「私たちの世界はいまだ危険な状態にあるんだね・・・」 俺「はいっス。でも、平和な空を取り戻すまではあきらめられないっス!」 一郎「そうだね。正直成人もしていない君たちに戦わせるのは非常に心が痛むのだが、今は君たちに頼らざるを得ないんだ。すまない・・・」 俺「大丈夫っス!みんなも平和な世界を取り戻したい気持ちは一緒っスから!」 一郎「そう言ってもらえるか・・・ありがとう。しかし、しばらくは私はまだ戻れそうにない。それまでは君たちに向こうの世界を頼むよ。」 俺「任せてくださいっス!」 一郎「それじゃあ私は行くよ。どうか平和な世界を取り戻してくれ、えっと・・・」 俺「自分は『俺』っていいます。」 一郎「そうか。では頼んだよ俺くん。」 俺は宮藤博士に敬礼をする。 博士もそれに応えるように答礼してくれた。 宮藤博士はそのまま群集の中へと消えていった。 俺「でも博士がここから出れないんじゃ俺も出れないよな・・・」 俺「仕方ない、もう少し出る方法を探るか・・・」 再び歩き始める。 しばらく歩いていると横断歩道に差し掛かる。 ふと反対側へ目をやると向こう側に一人の少年がいた。 少年の髪はダークブルーに近い色で、髪の毛が右目にかかっていた。 そして少年の耳には妙な機械が取り付けられ、それは胸元あたりの小さな機械とつながっていた。 俺はなぜかその少年が気になった。 多くの人々の中で、ただその少年だけが・・・ 信号が青へと変わり人々が歩道をわたり始める。 それに合わせて俺も向こう側へと渡る。 向こうの少年もこちら側へ歩いてくる。 そして、その少年とすれ違う瞬間、彼の耳元の機械から音がもれて聞こえてきた。 "Burn My Dread" 俺「!?」 ザザッ… その言葉を聴いた瞬間、急にノイズのように頭の中に言葉が流れ込んでくる。 Man was born free, and everywhere he is in chains. complexwhat does not kill me makes me stronger ressentiment ego anima frouss animusOMME FIGURE ANTHROPOMORPHEhe who has a why to live can bear almost any howPenes, Done je suistopological spaceAufhebenou personnage fictifLiving not breathing, but doing."The meating of two personalites is like the contact of two chemical substance if there is any reaction, both are transformed."forgetting pain provides relief, but only leads to repetition Chaos theolyLa mort est personnifiedes le debut de I'humanitelife is the law, death merely sleepconsciousness mattergeneralizationconcept ldeologycogito, elgo sumdependency semblanceinductionspirit hypothesis そしてひたすらこの言葉が頭の中で繰り返される。 "Memento mori" ---医務室--- 俺「ハッ!」ガバッ エイラ「うおっ!」 サーニャ「・・・!」ビクッ! 俺「ハァッ・・・ハァ・・・こ・・・ここは・・・?」 エイラ「い・・・医務室に決まってんダロ!それより急に起きんじゃネーヨ!サーニャもびっくりしただろうガ!」 俺「ハァ・・・ハァ・・・すみません・・・」 サーニャ「大丈夫ですか・・・?すごい汗・・・」 俺「いえ・・・ただちょっとすごい夢見ちゃったみたいです・・・」ハァハァ… エイラ「・・・夢?」 俺「はいっス・・・」 サーニャ「聞かせてもらえますか・・・その夢・・・」 俺「たぶん訳わからないと思いますけど・・・」 エイラ「いいから話せヨー」 俺「わかったっス。」 俺は夢の中の出来事を2人に話した。 サーニャ「宮藤博士が・・・」 エイラ「ふーん、まぁ夢だしナ。」 俺「そうっスね・・・」 サーニャ「・・・このお話、芳佳ちゃんにしてあげたらどうですか?」 エイラ「そうダナ。あいつ喜ぶかもしれないゾ?」 俺「そうですか?じゃあ時間があれば・・・」 エイラ「それにしても、お前もう風邪は大丈夫なのカ?」 俺「ん?そういえば体が軽くなったような・・・」 サーニャ「体温計持ってきますね・・・」トコトコ 俺「ありがとうっス。」 サーニャが体温計を取り出し俺へと渡す。 サーニャ「はい、どうぞ。」 俺「どうもです。」 熱を測るとすでに熱は下がっていた。 エイラ「36.4℃・・・うん、もう大丈夫ダナ。そりゃあれだけ汗かいてれば下がるカ。」 サーニャ「でも今日は大事をとってもう少し休んだほうがいいと思います・・・」 俺「そうっスね。そうさせてもらいます。」 サーニャ「それじゃあ、お夕飯の時また来ますね。」 エイラ「じゃーナー。」 俺「何から何まですみませんっス。あ、そうだ。」 サーニャ&エイラ「?」 俺「おかゆ、とってもおいしかったっス。お2人ともありがとう!」ニコ エイラは下を向いていたため表情が良く見えなかったがサーニャはにっこりと笑顔を返してくれた。 満月の3日前の夜 ---俺の部屋--- 深夜0 00 アニマ「こんばんは。」 俺「ん・・・ああ、来たのか・・・」 アニマ「今日はね、やってくる『終わり』についてもう少しだけ思い出したんだ。」 俺「そういえばそんな話してたな・・・」 アニマ「もしかして忘れちゃったかな?でも一応話しておくね。」 アニマ「その『終わり』は、みんなに望まれてやってくるんだ。」 アニマ「おかしな話だよね、終わりを望む人がいるなんてさ。」 俺「そうか?」 アニマ「え?君は、『終わり』を望むのかい?」 俺「いや、お前の言う『終わり』がどういうものか分からないけど、俺は早いとこ、このネウロイとの戦いを終わらせたいけどな。」 俺「多分、これって他の普通に暮らしてる人とかも思ってるはずだ。」 アニマ「フフフ。君は面白い考え方をするね。」 俺「それに約束もしたからな。この戦いを終わらせるって。」 アニマ「そっか。えっと、じゃあ今回現われるやつの話をするね。」 アニマ「今回は1体だ。その者は正義の名の下に君たちに立ちはだかるだろう。」 俺「正義・・・ね・・・」 アニマ「まぁ今の君たちならきっと倒せるはずだよ。じゃあね。」スー… 俺「ああ、またな。」 少年は消えていった。 翌日・・・ ゴロゴロ… 外は生憎の雨模様だ。 俺「雨か・・・今日はどうすんだろうな・・・」 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「みなさん、おはようございます。」 ミーナ「今日は雨が強いため訓練は中止とします。この天気ならネウロイの進行の心配も無いでしょう。」 ミーナ「なので今日は・・・」 坂本「大掃除だ!」 基地の掃除をすることになった。 ♪寛ぎのひととき まずは自室の掃除。 ---エーリカ&ゲルトの部屋--- エーリカ「めんどくさいー」 ゲルト「いい機会だハルトマン。今日という今日はおとなしく片付けてもらうぞ!」 エーリカ「え~。じゃあトゥルーデも手伝って。」 ゲルト「私のほうの掃除が終わったら手伝ってやろう。」 廊下から声が聞こえてくる。 ルッキーニ「むしー!」 エーリカ「なんかやってる!」タッタッタ エーリカは部屋を飛び出した。 ゲルト「おいこら!ハルトマン!!」 ---基地内廊下--- ゲルト「まてー!ハルトマーン!」 シャーリー「ん?どうしたんだバルクホルン?」 ゲルト「シャーリーか!ハルトマンはどっちへ行った!?」 シャーリー「ルッキーニと一緒にあっちに・・・」 ゲルト「そうか!助かった!」タッタッタ シャーリー「お、おい!あたしもルッキーニを追うかな・・・」 シャーリー「ってかあいつ、いつからあたしのこと『シャーリー』って呼ぶようになったっけ・・・?」 ---大浴場--- 浴場ではすでに自室の掃除を終えた坂本、宮藤、リーネ、ペリーヌがいた。 坂本「ふぅ・・・これだけ大きいと掃除も大変だな。」 宮藤「そうですね・・・」ゴシゴシ リーネ「清掃班の方々も大変なんですね・・・」ゴシゴシ ペリーヌ「少し休みたいですわね・・・」 その時浴場に誰か入ってきた。 ルッキーニ「まてーむしー!」 エーリカ「まてー!」 2人はどうやら虫を追っているようだ。 宮藤「ルッキーニちゃん、ハルトマンさん!?」 ペリーヌ「なんなんですの、騒がしい!」 坂本「おい、どうしたんだ2人とも?」 ルッキーニ「あんね!見たことないむしがいたんだよ!」 エーリカ「そうそう!青くてきらきらしたちょうちょ!」 リーネ「青い蝶?」 芳佳「あ、あれじゃない?」 宮藤が指を指した場所には能天気にひらひらと舞う蝶がいた。 ルッキーニ「いたー!」 エーリカ「つかまえろー!」 ゲルト「いた!こらーハルトマン!!」 エーリカ「げっ!トゥルーデ!」 ゲルト「まったく・・・手こずらせおって・・・」 その時ゲルトの近くに蝶が近づく。 エーリカ「トゥルーデ!それ捕まえて!」 ゲルト「ん?」 ルッキーニ「そのちょうちょだよバルクホルン!」 ゲルト「まったく・・・これをとったら戻って掃除するんだぞ?」 エーリカ「分かったからはやく~!」 ゲルト「よし・・・それ!」 少しジャンプして蝶を掴もうとする。だが・・・ スカッ ゲルト「あれ?」 ゲルトの腕はむなしく宙を掴んだ。 ゲルト「クソ!・・・この!」スカッ スカッ 何度やっても捕まりそうにない。 エーリカ「も~、なにやってんのさ~トゥルーデ~」 ゲルト「やっても捕まえられないんだ!!」 シャーリー「あ、いたいた。おーいルッキーニ~!」 ルッキーニ「シャーリー!そのちょうちょつかまえて!」 シャーリー「ん?こいつか?よし、任せろ!」 シャーリー「よっと!」 ジャンプして捕まえようとするが・・・ スカッ シャーリー「ありゃ?」 どうも蝶はつかまりそうにない。 シャーリー「おっかしーなー・・・確かに捕まえたはずなんだけど・・・」 その間にも蝶はまた廊下のほうへと出て行ってしまう。 ルッキーニ「まてー!」タッタッタ エーリカ「逃がさない!」タッタッタ ゲルト「おいハルトマン!」タッタッタ シャーリー「ルッキーニー!」 4人はどこかへ行ってしまった。 リーネ「行っちゃったね・・・」 芳佳「うん・・・」 坂本「3人とも・・・」 ペリーヌ「どうされました、少佐?」 坂本「蝶を捕まえに行くぞ!」ムフーッ! 芳佳&リーネ&ペリーヌ「・・・・・・」 坂本「私の部屋に網があったはずだ。取りに行って来るからお前たちは先に行ってろ!」タッタッタ 芳佳&リーネ&ペリーヌ「・・・・・・」 ペリーヌ「行きますわよ・・・」 芳佳&リーネ「はい・・・」 3人はゆっくり追うことにした。 ---エイラ&サーニャの部屋--- エイラ「フー・・・一段落したナ。」 サーニャ「お疲れ様、エイラ。はい、お水。」 エイラ「サンキューな、サーニャ。」ゴクゴク エイラ「うん、一仕事終えた後の水はうまいナ!」 サーニャ「あれ・・・なんだろう・・・?」 エイラ「ん?あれは・・・」 そこには青色に輝く蝶が一匹。 ルッキーニ「むしー!!」 エーリカ「どこだー!」 突然ルッキーニとエーリカが2人の部屋へ押しかけて来た。 エイラ「なになに!?なんダヨ急に!」 ルッキーニ「エイラ、サーニャ、ちょうちょいなかった?あおくて、キラキラしてるやつ!」 サーニャ「それなら・・・そこにいるよ。」 サーニャが指を指した先では蝶が羽をはためかせ舞っていた。 エーリカ「いたー!う゛!」グイッ 襟首を誰かに引っ張られた。 ゲルト「ようやく捕まえたぞハルトマン。さぁ、部屋へ戻って掃除だ!」 エーリカ「えー!やだーいやだーい!!」 ゲルト「ええい!駄々をこねるな!」ヒョイ ゲルトはエーリカを担ぎ上げ部屋へと戻っていった。 エーリカ「はーなーせー!」 声はどんどん遠くなっていった。 シャーリー「あはは・・・あいつも大変だな・・・」 そこへまた一人現われる。 坂本「蝶は!?蝶はどこだ!!」 坂本は手には網を、肩には虫かごをかけていた。 シャーリー「少佐・・・それ・・・」 ルッキーニ「少佐!ここだよー!」 坂本「そこか!なるほどその位置ではルッキーニには届かんな。どれ、私が捕まえてやろう!」 そう言って坂本は網を振りかぶり・・・ 坂本「烈風斬!」 と言って網を振り下ろす。が・・・ スカッ 坂本「なに!?」 網でも蝶は捕らえられない。 芳佳「あ、いた。坂本さん!」 ペリーヌ「少佐!」 坂本「来るなお前達!」 リーネ「!?」 坂本「これは私と蝶の闘いだ・・・横槍はいれてくれるなよ・・・」 ルッキーニ「よくわかんないけど少佐かっちょいー!」 シャーリー「あはは・・・」 坂本「とうっ!せいっ!やぁッ!」スカッスカッスカッ しかし、何度やっても結果は同じだった。 坂本「ゼェ・・・ゼェ・・・なぜだ・・・」 そう言っている間にも蝶は悠々と去っていく。 ルッキーニ「あ、逃げちゃう!」タッタッタ 坂本「逃がすか!」タッタッタ サーニャ「行っちゃった・・・」 シャーリー「とりあえず私は追うけど、みんなはどうするんだ?」 ペリーヌ「とりあえずは・・・」 芳佳「追います・・・」 リーネ「私も・・・」 シャーリー「エイラとサーニャは?どうするんだい?」 サーニャ「いきます。」 エイラ「マジでカ!?・・・じゃあ私も行く。」 シャーリー「じゃあみんなで行くか!」 ---基地内廊下--- ミーナと俺が掃除を終えて話していた。 俺「みんなが一段落したらお茶でも入れましょうか。」 ミーナ「そうね。あら?」 2人の近くに蝶が現われる。 ミーナ「珍しいわね、こんなところに・・・」 俺「蝶?」 遠くのほうから誰かが駆け寄ってくる。 ルッキーニ「中佐ー!俺ー!」 坂本「ミーナ!」 ミーナ「ルッキーニさんに美緒!?どうしたの!?」 坂本「その蝶を足止めしてくれ!」 ミーナ「これのことかしら・・・それ!」スカッ ミーナ「あ・・・あら・・・?」 蝶は能天気にひらひらと舞いつつ次第に俺へと近づく。 俺「ん?」スッ 俺は右手を差出し、蝶を手のひらへと迎え入れようとした・・・その瞬間、 カッ! 俺「うおっ!?」 ミーナ「!?」 突如蝶が強烈な光を発する。そして次に目蓋を見開いた時には・・・ 俺「あれ・・・」 ミーナ「び、びっくりしたわ・・・なんかのおもちゃだったのかしら・・・」 蝶の姿はどこにもなかった。代わりに俺の目の前に、帽子をかぶった雪だるまのような人形が一つ落ちていた。 俺「なんだ・・・これ・・・?」 人形を拾い上げ、背中のタグを見ると、扶桑語でジャックフロストと書かれている。 ルッキーニ「あれ?ちょうちょは?」 俺「えっと・・・なんか消えちゃったみたいっス。」 坂本「なん・・・だと・・・?」 シャーリー「おーいルッキーニ!どうだった?」 遅れてシャーリーたちもやってきた。 ルッキーニ「あ、シャーリー!あのね、ちょうちょどっかいっちゃった・・・」 シャーリー「そっかー、残念だったな。次は捕まえられるといいな。」 ルッキーニ「うん・・・」 ミーナ「あらあら、みんな揃って・・・掃除は、終わったのかしら?」 芳佳「私たちは終わりました。」 エイラ「こっちもダ。」 ミーナ「そう、それじゃあお茶にしましょう。みんな、ラウンジに集合ね。」 皆が続々とラウンジへと向かっていく。 俺「う~ん・・・」 そんな中、俺は相変わらずその場で人形を眺めていた。 サーニャ「あの・・・どうしたんですか・・・?」 俺「あ、サーニャさん。いえ・・・なんかさっきの蝶が消えた途端に、目の前にこれ落ちてて・・・」 サーニャ「・・・?」 俺「あぁ・・・訳わかんないですよね・・・すみません。」 サーニャ「・・・・・」ジーッ… サーニャはまじまじと、その人形を見つめている。 俺「・・・あの・・・よかったら、いりますか?これ?」 サーニャ「え・・・?いいん、ですか・・・?」 俺「俺が持っててもしょうがないっスし、サーニャさん、きっとこういうの好きかなって思ったんスけど・・・もらってくれますか?」 サーニャ「は、はい。ありがとうございます・・・」 俺はサーニャに人形を手渡す。 俺「そいつ、ジャックフロストって言うらしいっス。よかったら、大切にしてあげてくださいっスね。」ニッ サーニャ「はい・・・ずっと、大事にします・・・」ギュッ サーニャ(なんだか、普通の嬉しいとは違う・・・とっても嬉しい・・・) 結局この日もエーリカの部屋は掃除されず、ジークフリート線は引かれたままだった・・・というのはまた別のお話。 2日後 ---ブリーフィングルーム--- ミーナ「今回で11体目ね・・・運がよければ今日で全て終わらせられるかも・・・」 坂本「2体同時に出ればな・・・」 エイラ「それはそれできつくないカ・・・?」 ルッキーニ「ねー中佐!」 ミーナ「なにかしら、ルッキーニさん?」 ルッキーニ「あのねあのね、まだあたしと俺だけコア壊したことないんだよー!」 ルッキーニ「だからさ!もしかしたら今日はあたしの攻撃で壊せるかもしんないよ!」 ミーナ「!・・・そういえばそうね・・・でも、確かめてみなければ分からないわ。」 ミーナ「では今日の1番目の攻撃はルッキーニ少尉にお願いします。」 ルッキーニ「了解!にひー!」 夜 ---基地内ハンガー--- 俺(後2体・・・か・・・) ―――なぁ、1つ言いたいことがあるんだが・・・――― 突然頭に声が響く。ルシフェルの声だ。 俺(? なんスか?) ―――『そんな装備で大丈夫か?』―――――― 俺(・・・・・・) ルシフェルは期待しているようだ。 俺「大丈夫だ、問題ない。」ドヤァ… リーネ「俺さん・・・?」 ペリーヌ「急に大声出して・・・どうかしましたの?」 俺「へ?あ、いや・・・なんでもないっス!あははははははは!」アセアセ ―――クフフフ・・・結構だ。―――じゃあ、頑張れよ。――― 俺(・・・・・・) ミーナ「ストライクウィッチーズ、出撃します!!」 ---バルト海上空--- 深夜0 00 俺&サーニャ「来た!!」 2人の魔導針の色が変わる。 シャーリー「あれは・・・」 ペリーヌ「天使・・・ですの・・・?」 満月のほうを見ると翼を持った天使の様なネウロイがいた。 正義のアルカナのネウロイだ。 サーニャ「上空5000m地点に『ジャスティス』を確認。」 ミーナ「ルッキーニさんお願い!俺さんと宮藤さんは彼女の援護を!」 俺&ルッキーニ&芳佳「ウィルコ!/了解!」 3人がジャスティスへと接近する。 ルッキーニ「うりゃりゃりゃりゃー!」ガガガガガガガガガガガガガ 先手を打ったのはルッキーニ。 無数の弾丸がジャスティスを捉える。 ギュアアアアアアアアアアアア!! ジャスティスが悲鳴を上げる。 そしてジャスティスが行動を始めた。 ヒュン!ヒュン! ルッキーニ「うぇー、はやいよー!」 俺「これはちっとキツイかッ・・・!」ガガガガガガガガガ ジャスティスは瞬間移動をするかのように現われては消える。 芳佳「俺さん!ルッキーニちゃん!あれ!」 俺「あれ?」 ルッキーニ「?」 宮藤の指を指した先に何かがある。 俺「石像か・・・?」 ルッキーニ「なんか浮いてる~!」 そこにはネウロイ特有の模様が刻み込まれた黒い物体・・・それこそ石像のようなものが宙に浮いていた。 よく見ると離れた別の場所にも2つ同じものが浮いていた。 芳佳「あれって多分ネウロイのですよね!?だったらあれを壊せば・・・」 俺「やってみる価値はありそうっスね・・・」 俺「リーネさん!」 リーネ「はい!」 俺「そこからボーイズであの石造狙えますか!?」 俺が指差した方向を確認する。 あの位置なら十分ボーイズの射程距離内だ。 リーネ「やってみます!」 リーネが照準を覗きライフルを構える。 ダンッ! 銃声が響き弾丸は一直線に石像へと向かう・・・が・・・ リーネ「そんな・・・」 弾丸は石像を通り抜けてしまった。 俺「ダメか・・・」 リーネ「すみません・・・」 俺「リーネさんのせいじゃないっス!だからそんなに気に病む必要ないっスよ!」 芳佳「そうだよリーネちゃん!」 リーネ「うん・・・ありがとう2人とも。」 ルッキーニ「じゃさ!ぴったり3つあるんだし、3人に分かれて壊そうよ!」 俺「そうっスね、それがベストかも・・・」 芳佳「じゃあ私はあっちを!」 ルッキーニ「あたしこっちー!」 俺「なら向こうは俺がやるっス!」 3人が別れ、それぞれ石像へと向かう。 ヒュン! ジャスティスが突然俺の前へと立ちはだかる。 俺「そう簡単には行かせないってか・・・」 両手を前へと構えビームを撃つ構えを取る。 俺「至近距離は無理だっての!」ビュン! 俺は急速に上方へと離脱する。が・・・ ヒュン! ジャスティスがすぐに目の前へと現われる。 すでにビームの充填は完了していた。 俺(やられるッ・・・!) そう思った瞬間。 ギュアアアアアアアアアアアア!! ジャスティスが突然悲鳴を上げる。 俺「隙ありだッ!」ズバッ! 俺が横一閃に抜刀。 蒼炎を纏った刀はジャスティスの装甲を大きく散らす。 だが、装甲はジワジワと再生する。 ジャスティスはフラフラになりながら少し遠くへ瞬間移動をする。 芳佳「俺さん、大丈夫ですか!?」 俺「はいっス・・・大丈夫っス。」 芳佳「石像を破壊したんですが、効果あったみたいですね。」 俺「なるほど・・・それで・・・」 ルッキーニ「うじゃ!」 突然インカムを通してルッキーニの声が聞こえた。 芳佳「ルッキーニちゃん!」 ルッキーニへ視線を向けると、彼女のの前にはジャスティスが立ちはだかっていた。 芳佳「俺さん!石像を!」 俺「はいっス!」 俺は刀をしまい拳を構える。 俺「本気出せよ・・・オルフェウス・・・!!」 俺「巻き起これ!」ブロロロロロロロロロ!! 石像へと急速に肉薄し、黒風を纏わせた拳で殴りつける。 ガキッ!!バキバキバキ!! 石像が拳に纏われた風から発生した鎌鼬により、激しく削られ、砕けた。 ギュアアアアアアアア!! 間一髪のところでジャスティスがルッキーニの前から離脱する。 ルッキーニ「ありがとう!俺!」 俺「さぁ・・・仕上げっスよ、ルッキーニさん!」 ルッキーニ「うん!」 俺と宮藤が再びルッキーニと合流する。 ジャスティスが最後の石像の破壊を阻むため舞い降りる。 俺「俺があいつをひきつけるっスから、お2人は破壊をお願いするっス!」 芳佳&ルッキーニ「了解!」 石像の破壊はジャスティスに大きな影響を与えたようで、もはや瞬間移動は出来なくなっていた。 ジャスティスは破壊しようとする2人を阻むため近づこうとするが・・・ シュバ! 俺「お前の相手は俺だ。」 神速の居合いがジャスティスを捉え、斬り裂く。 ギュアアアアアアア!! 一度後退したジャスティスは渾身の力を込め、ビームを空へ放つ。 俺「どこ狙ってんだ?」 するとビームが矢の形になり驟雨の如く降り注ぐ。 俺「マジかッ!」シュババババババ 刀を振るい矢を掻き消してゆく。 しかし・・・ 俺「しまった・・・!」 俺へと向けられていたはずの矢の一部が宮藤とルッキーニのほうへ向かっていた。 俺「宮藤さん!」 芳佳「え?うわっ!!」 宮藤が矢の存在に気づく。 芳佳「れ・・・烈風斬!!」ザン! 烈風斬により生み出された風圧で、一瞬の内に矢は全て薙ぎ払われた。 俺「すげぇ・・・」 ルッキーニ「うりゃりゃりゃりゃりゃー!」 その隙にルッキーニが得意の光熱魔法を応用した突撃で石像を破壊する。 ギュアアアアアアアアアア!! ジャスティスが再び悲鳴を上げ、動かなくなる。 ルッキーニ「シャーリー!」 シャーリー「おう!」 下で待機していたシャーリーがルッキーニの元へ向かい、いつものあの技を繰り出す。 ブォンブォンブォンブォンブォンブォン ルッキーニの足を持ちジャイアントスイングを始める。 そして・・・ シャーリー「いっけええええええええええええルッキーニ!!」 ルッキーニ「どっかーん!」ビュン! シャーリーのカタパルトによる超加速でネウロイへと急速接近するルッキーニ。 そのまま多重シールドを張り、ジャスティスへと突撃する。 ズドーン!パリーン… ルッキーニの突撃によりジャスティスの中心部にあったコアは貫かれ、一気に砕けた。 ルッキーニ「やっほー!!あたしらの勝ちー!」ブイ! シャーリー「ナイスだ、ルッキーニ!!」 俺「あはは・・・すげぇや・・・」 こうして11番目の敵は見事退けられた。 ---俺の部屋--- デブリーフィングを終え、部屋へ戻ってきた。 俺「ふぅ・・・ちょっと疲れたな・・・」 机に目をやるといつものカードがある。 今回は1枚だ。 俺「【JUSTICE】・・・『正義』か・・・」 カードのアルカナ名は【JUSTICE】。秤を持った天使が描かれていた。 カードが砂のように消え、頭に声が響く。 ――私は耳を傾けるもの―――――スラオシャ―――― ―――――お前に邪(よこしま)を退ける力を与えましょう―――― スラオシャから与えられたのは護る力。 自分以外の味方1人に強力な全方位シールドを展開することが出来るようになった。 俺「お前の護る力・・・借りるっスよ、スラオシャ。」 続き→ペルソナ11 -ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/nwxss/pages/12.html
クロス元の作品一覧です。 英数字 ARIA、AQUA Fate/stay night MELTY BLOOD Rozen Maiden Wild Armsシリーズ Yes! プリキュア5 あ行 怪 ~ayakashi~ アルシャードガイア 異界戦記カオスフレア か行 神のみぞ知るセカイ 仮面ライダー 仮面ライダー555 パラダイスロスト 銀魂 恋姫・無双 コードギアス 反逆のルルーシュ こどものじかん さ行 円環少女(サークリットガール) サウザンドアームズ 三國志 三国志大戦 しゅごキャラ! シルバーレイン 新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん シンデレラ 涼宮ハルヒの憂鬱 住めば都のコスモス荘 聖剣伝説 LEGEND OF MANA 絶望先生 セブン=フォートレス た行 ダブルクロス ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 超女王様伝説エンシェント★クイーン 月姫 デ・ジ・キャラット デルフィニア戦記 とある魔術の禁書目録 東方Project となりのなにげさん な行 夏目友人帳 は行 ぱにぽに ヴァンパイア騎士(アニメ版) ひぐらしのなく頃に 武装錬金 フルメタル・パニック! ペルソナ3 僕にお月様を見せないで、僕の血を吸わないで ま行 マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー(MD版) 舞-HiME(漫画版) 真剣で私に恋しなさい! 魔法先生ネギま! みなみけ モノノ怪 ら行 らき☆すた 英数字 ARIA、AQUA 柊蓮司と退屈なお茶会 Fate/stay night 聖剣/乱舞 Fate/stay Nightwizard! MELTY BLOOD よるのある風景 Rozen Maiden 薔薇乙女と夜闇の魔法使い Wild Armsシリーズ アガートラムが多すぎる とある魔剣の回顧録 Yes! プリキュア5 青き薔薇の巫女 交わる“勇気”と“希望” あ行 怪 ~ayakashi~ 悪夢を紡ぐもの アルシャードガイア 紅と蒼と黒の円舞曲 異界戦記カオスフレア いくさ姫と剣の担い手 か行 神のみぞ知るセカイ 落とせる神と子 仮面ライダー 猛き風の戦士達 仮面ライダー555 パラダイスロスト パラダイスロスト異聞 銀魂 ぐらすうぉーず。 恋姫・無双 ウィザード無双~武将だらけの三国志魔法大戦~ コードギアス 反逆のルルーシュ ○○と秘密の本 アンラ=マンユの魔王 こどものじかん こどものじかん with NW さ行 円環少女(サークリットガール) 柊蓮司と地獄の虚神 サウザンドアームズ 柊 蓮司の魔剣が折れたようです 三國志 ウィザード無双~武将だらけの三国志魔法大戦~ 三国志大戦 ウィザード無双~武将だらけの三国志魔法大戦~ しゅごキャラ! だいすきなうた~Project S.D. II~ シルバーレイン 柊蓮司と雨の中の子蜘蛛 新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん 居酒屋ろんぎぬす 従者たちの哀歌(さぁばんつ・えれじぃ) シンデレラ 合わせ鏡のシンデレラ 涼宮ハルヒの憂鬱 ○○と秘密の本 住めば都のコスモス荘 ナイトウィザードin住めば都のコスモス荘 聖剣伝説 LEGEND OF MANA LEGEND OF MANA ~あるいはある異邦人の物語~ 絶望先生 当校は魔法使いの多い学校ですからどうかそこは「はい」か「イエス」で諦めて下さい セブン=フォートレス 月と星と柊と 柊蓮司と黒の騎士 3vs5 宰相編 た行 ダブルクロス 従者たちのの舞踏遊戯 柊蓮司と銀なる石の少女 「ゆにばーさる」と魔法使いの夏 よるのある風景 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 吸血鬼が多すぎる 超女王様伝説エンシェント★クイーン 月と星と柊と 月姫 よるのある風景 デ・ジ・キャラット ナイトウィザード異聞-はわっとにょ~とPoooo!- デルフィニア戦記 異界の剣士と放浪の戦士 とある魔術の禁書目録 とある偽善使いと魔剣使い よるのある風景 東方Project 東方ウィザード『柊蓮司と発狂弾幕』 はじめまして幻想郷 となりのなにげさん となりの7Nさん な行 夏目友人帳 妖(あやかし)が多すぎる~柊蓮司と夏目貴志~ は行 ぱにぽに 桃月町の魔法使い的日常 よるのある風景 ヴァンパイア騎士(アニメ版) 吸血鬼が多すぎる ひぐらしのなく頃に ひいらぎがなく頃に 武装錬金 NIGHT WIZARD cross period フルメタル・パニック! 巨獣の咆哮 ペルソナ3 魔法使いたちの仮面舞踏会 僕にお月様を見せないで、僕の血を吸わないで まほうせんせいと赤毛の悪魔 ま行 マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー(MD版) ナイトウィザード異聞-はわっとにょ~とPoooo!- 舞-HiME(漫画版) 志宝エリスと双子の貴石 真剣で私に恋しなさい! それぞれの溜息の理由 魔法先生ネギま! ネギま!×ちびらぎ よるのある風景 みなみけ 柊蓮司の穏やか?な一日 モノノ怪 悪夢を紡ぐもの ら行 らき☆すた 柊蓮司と終わらない明日 闇祓う光明
https://w.atwiki.jp/persona2tsumi/pages/226.html
名前 LV 消費SP 初期スキル マテリアルカード タロット 主人公 成長タイプ(速度) 力 属性 習得スキル(ランク) 耐性 栄吉 成長タイプ(能力) 体 物理攻撃 リサ レベルアップボーナス 技 物理防御 舞耶 魔晶変化 速 魔法攻撃 ゆきの 変身ペルソナ 運 魔法防御 変異習得スキル 個性 淳 ブラフマー 67 40 ブフダイン 正宗の眼帯 201 △ ノーマル 49 無 回転説法(2)サマリカーム(4)サマカジャ(5)メギドラオン(7)アルファブラスタ(8) 剣―弱 飛―弱 打―弱 投―弱 技―弱 火―反 水―反 風―反 地―反 ◎ 大器晩成A 47 232 ○ 力+1 66 228 氷―反 電―反 核―反 光―反 闇―反 万―反 経―反 精―反 ○ 烈火のカード 57 185 ○ - 60 188 スリスティ 賢い ◎ ヴァルナ 59 36 ドルミナー - 177 △ 晩成 44 水 テトラジャ(2)マハアクダイン(3)マカラカーン(5)旋回速弾(6)回転説法(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―無 風―- 地―- ◎ 魔攻バランスB 46 206 ○ 力+1 55 210 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ○ アギダインカード 53 157 ○ LV60杯ダグダLV67法王ブラフマー 49 160 メディラマ 賢い ◎ ミスラ 53 33 毒かみつき - 159 △ 晩成 45 水 プリンパ(2)光子砲(4)フィアトレント(5)メギドラ(6)トラフーリ(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―弱 水―吸 風―- 地―- ◎ 魔攻バランスB 48 196 ○ 力+1 43 202 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ○ マハラギオンカード 43 128 ○ LV55剣アーサーLV59法王ヴァルナ 44 131 テトラジャ 賢い ◎ ヤマ 38 27 利剣乱舞 - 114 △ 晩成 34 地 コトルディ(2)マハンマ(4)マハムド(5)ポズムディ(6)闇の審判(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―無 ◎ 魔攻バランスB 32 144 ○ 力+1 37 140 氷―- 電―- 核―- 光―無 闇―無 万―- 経―耐 精―耐 ○ マハアクエスカード 31 104 ○ LV40剣クー・フーリンLV45杯バッカス 29 108 タルカジャ 賢い ◎ シャカ 29 23 ホーリーライト 唯我独尊 87 △ 長期成長 21 地 マフーイ(2)リカーム(5)テトラカーン(6)催眠波(7)ニルヴァーナ(8) 剣―耐 飛―耐 打―耐 投―耐 技―耐 火―耐 水―耐 風―耐 地―耐 ◎ 魔攻バランスA 22 100 ○ 力+1 32 102 氷―耐 電―耐 核―耐 光―無 闇―無 万―耐 経―無 精―無 ○ リカームカード 24 87 ○ LV35金貨エビス 28 91 マカラカーン 賢い ◎ ウマヤドノオウジ 23 19 ドルミナー - 69 △ ノーマル 18 無 ひっかき(2)プリンパ(4)ディアラマ(5)トラフーリ(7)エストマ(8) 剣―- 飛―反 打―- 投―反 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ◎ 魔攻バランスC 18 82 ○ 力+1 22 82 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―耐 精―耐 ○ LUCカード 19 62 ○ LV25杖ナンキョクロウジン 26 64 マヒひっかき 賢い ◎ ゲンジョウ 15 13 メディア - 45 △ 長期成長 12 無 マフーイ(3)イルゾーン(4)ホーリーライト(5)メパトラ(6)ディアラマ(8) 剣―- 飛―- 打―- 投―- 技―- 火―- 水―- 風―- 地―- ◎ 補助A 14 54 ○ 力+1 20 58 氷―- 電―- 核―- 光―耐 闇―耐 万―- 経―無 精―無 ○ スートラ 15 52 ○ LV20金貨フクロクジュLV23法王ウマヤドノオウジ 10 57 グライ 賢い ◎
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1775.html
未投下 前へ 目次へ戻る 次へ Episode19 『決意の先に』 俺「俺は・・・いや、俺たちは・・・」 決意の一声。迷わず、言い放つ。 俺「・・・逃げない。俺たちは、立ち向かう。」 僕「・・・僕の言ったこと、うまく伝わらなかったのかな・・・いいかい、もう一度言う、僕は・・・」 俺「もういい。」 僕「えっ・・・?」 俺「もう、決めたんだ。みんなで立ち向かおうって。」 僕「・・・・・」 僕が501の仲間たちの顔を見渡す。誰もが迷いのない瞳を僕へと向けていた。 僕「・・・どうしても・・・なのかい?」 俺「ああ。この選択は、絶対に曲げない。」 その言葉と眼差しに僕は押し黙ってしまう。 それからしばらくして、ふぅ、と僕は一度溜息を吐き、閉じていた口を開いた。 僕「・・・わかった。残念だけど、命は君たち自身のものだ。その使い方もね。」 僕「君たちの選択に従おう。」 その言葉に皆の緊張が解け、一様に安堵の表情を浮かべる。 ミーナ「それじゃあ教えてちょうだい。その、『母なるもの』に会うにはどうすればいいの?」 僕「分かりました。もうすぐ0時になる・・・時間がないから、手短に話します。」 僕「『母なるもの』に会うには、約束の日に、北海海上に現れたあの塔の頂上に行けばいい。」 芳佳「約束の日・・・?」 僕「そう。明日から数えてちょうど一ヵ月。1月31日の満月の夜・・・その塔を目印にして『母なるもの』が降り立つ。」 僕「そしてそれを期に、世界中のネウロイが一斉に君たちに攻撃を開始する。それが、世界の終わる日だ。」 リーネ「一ヵ月・・・」 坂本「つまり、その日の夜に塔の頂上へ行けばいいのだな。」 僕「そうです・・・でも、いいかいみんな。明日からは君たちにとって途方もない絶望との戦いが始まる。」 僕「前にも言った通り、『母なるもの』を倒すことは不可能だ。直に向かい合ったとき、それが何故かわかるだろう。」 ミーナ「それは覚悟の上よ。そう何度も言わなくていいわ。」 エイラ「1ヵ月後の1月31日・・・ダロ?もう覚えたヨ。」 僕「うん。・・・それと、もう一つ悲しいことを言わなくちゃいけない。」 ルッキーニ「なに・・・?」 僕「仮に・・・もし仮にだ。君たちが『母なるもの』に打ち勝つことができたとしても・・・」 俺「この一年間の記憶は消える・・・ってか?」 全員「!?」 僕「・・・ああ。母なるものが消えればネウロイは消える。同時にそれは、宣告者である僕も消えると言う事。宣告者が消えれば、アルカナを持つネウロイたちに関しての記憶は全て消える。だから、もしかしたら、この一年間の君たちの思い出も一緒に・・・」 ゲルト「確証はない・・・ということはそのまま残ることもあり得るということだな?」 僕「少しはあるはずです。ただ、それでも消えてしまう可能性の方がずっと高い・・・」 俺「それでも、俺たちは立ち向かうよ。それに、消えるか消えないかなんて、その時になんなきゃわかんないし。」 サーニャ「俺・・・」 僕「そうか・・・うん、わかったよ。僕からは以上だ。それじゃあ、僕は先に行くよ。」 僕「あぁ、そうだ。宮藤さん。」 芳佳「は、はい・・・」 僕「君に怪我をさせてしまったこと、ずっと謝ろうと思っていたんだ。本当にごめん・・・謝って済むことじゃないけれど・・・」 芳佳「いえ、大丈夫です。私、気にしてなんかいないですから。」 芳佳「坂本さんも言ってました。昨日の敵は今日の友だって。」 坂本「宮藤・・・」 芳佳「だから、僕さんも私にとって大切なお友達の一人です。そのお友達を、責めるようなことはしません。」 僕「友達・・・」 シャーリー「そうだぞ。お前も、私たちの大切な友達だ。」 ルッキーニ「友達だよ!」 僕「うん・・・みんな、ありがとう・・・みんなの事は、ずっと・・・見守っているよ・・・」 そういって僕は歩きだし、俺の前で一度立ち止まる。 僕「俺くん。これが最後の試練に関してのアドバイスだ。『12の旅路の果てに最後の者は現れる。』」 サーニャ「12の旅路・・・?」 俺「・・・わかった。覚えておくよ。」 僕「ありがとう俺くん・・・僕の大切な友達・・・」 俺「ああ。また、会おうな。」ニッ 僕「俺くん・・・うん・・・また、会えるといいな・・・」 そして僕はドアへと歩き出す。そこで再び立ち止まり振り返ってこういった。 僕「良いお年を。・・・って言うんだよね、年の終わりは。」 サーニャ「良いお年を。」 サーニャに続いて皆も言う。 僕「ありがとう。じゃあね。」ニコ ガチャ バタン ペリーヌ「行ってしまいましたわね・・・」 ゲルト「1月31日か・・・」 ミーナ「行きましょう、みんなで!」 その言葉に、皆も力強く頷いた。 まもなく、新年を迎えようとしていた。 そして、数えきれないほどの思い出の詰まった1946年が静かに明けてゆく・・・ 迎えた1947年1月1日。 深夜 ---俺の部屋--- ガチャ パタン… ?「・・・・・」ウトウト 俺「くぅ・・・くぅ・・・」Zzz… ?「・・・・・」ヌギヌギ ペタ…ペタ…ガバッ スルリ モゾモゾ ?「すぅ・・・すぅ・・・」Zzz… 俺「ん・・・くぅ・・・くぅ・・・」Zzz… ~数時間後~ 早朝 モゾモゾ 俺「ん・・・うん・・・?」ピコッピコッ 年明けの明朝。布団の中に妙な違和感を感じ、目を覚ます。 モゾモゾ 俺「モゾモゾ?」 近くに置いてあるメガネをかけ、布団をめくり上げる。 ガバッ 俺「!?」 サーニャ「すぅ・・・すぅ・・・」Zzz… 見れば布団の中では、サーニャが可愛らしい寝息を立てながら、丸くなって眠っていた。 しかし衣服は床に脱ぎ捨てられ、下着とズボン一枚だけのあられもない姿であった。 俺(な・・・なんで!?俺、一人で寝たはずだよな!?それがなんで・・・お、落ち着け俺・・・こういう時は確か素数を数えればいいんだよな・・・で・・・素数ってなんだ?) サーニャ「う・・・んぅ・・・ふわぁ・・・」 俺があれこれと考えていると、サーニャが目を覚ました。 俺「お、おはよう・・・ございます・・・」 サーニャ「ん・・・」コクリ 俺「・・・・・」 サーニャ「・・・・・」 サーニャ「・・・すぅ・・・すぅ・・・」Zzz… 俺(いやいやいや、可愛いけどそれはないっスよ・・・) 俺「あの・・・さ、サーニャさん?」ユサユサ サーニャ「ぅ・・・ん・・・なに・・・?」 俺「なんで俺の部屋にいるんスか?俺、一人で寝てたはずなんスけど・・・」 サーニャ「わからない・・・」ウトウト 俺「わからないって・・・」 サーニャ「・・・俺・・・・・」 俺「は、はい・・・?」 サーニャ「さむい・・・」 俺「・・・ごめんなさい・・・・・」 そう言って俺は布団をかけなおす。 俺(まぁいっか・・・それより、まだ結構早いよな・・・もう少し、寝てもいいか・・・ソファで寝るかな・・・) 横たわった状態のまま、ゆっくりベッドから抜け出そうとしたその時。 ムギュ 俺「!?」 ガバッ 再び布団を返すと、背中越しにサーニャの手が俺の腰に回され、美脚が俺の脚に絡められていた。 俺「な、何してはるんですか!?」 サーニャ「・・・こうすれば・・・あったかい・・・」スリスリ 俺の背に顔を埋め、猫のように頬をこすりつけるサーニャ。 俺「あったかいって・・・」 サーニャ「俺、こっち向いて・・・」 俺「・・・・・」 渋々体をサーニャの方へ向けなおす。 ギュゥ サーニャの腕が俺の腰へと回る。 サーニャ「あったかい・・・♥」スリスリ 俺「そっスか・・・」 サーニャ「う、ん・・・すぅ・・・すぅ・・・」 サーニャはそのまま、俺の胸の中で再び眠りに落ちた。 俺(寝ちゃったか・・・) 眠るサーニャを、俺はそっと抱きしめる。 俺(それにしても・・・) 俺は腕の中のサーニャを一瞥する。 陶磁器のように白い柔肌に、整った顔立ち。そしてしなやかで、少し力を入れれば折れてしまいそうなほど細い体。 そんな目の前の儚げな少女がたまらなく愛おしくて仕方がなかった。 サーニャ「ぅ・・・ん・・・」 見つめているうちに思わず邪なことを考えていることに気づき、その思考をなけなしの紳士心で何とか押しとどめた。 サーニャ「すぅ・・・すぅ・・・」 俺(こんなにか細い子がネウロイなんて危ない相手と闘ってるんだよな・・・) 俺(そう考えると、ちょっと、な・・・いや、だからこそ俺が守らなきゃだよな。) 俺は片手を彼女の後頭部へ回し、髪を撫でる。 俺(・・・って・・・よく考えたらエイラさんに黙ったまんまだよな俺・・・エイラさんはきっと、サーニャの事大好きなんだよな・・・今だって・・・) 俺(でも、この子は俺の事好きって言ってくれた・・・別れようなんて言ったら今度はこの子が傷つくのかな・・・) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 男「またある時は他人の関係に良くも悪くも干渉し、言葉で隣人を殺す。」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 俺(あれってこういう事なのかな・・・このままでいいのかな・・・俺・・・いや、よくないよな・・・でも、どうしたら・・・) 思案をするうちに次第に眠気が勝り、彼女を抱いたまま、俺はまどろみに落ちた。 ~数時間後~ 俺「ん・・・」パチクリ サーニャ「・・・///」カアァァ 再び目を覚ました俺の目の前には、頬と耳を紅葉させたサーニャの顔があった。 サーニャ「お、俺・・・///」 俺「は、はい・・・?」 サーニャ「離して・・・///」 俺「あ、あぁ・・・すみません・・・」パッ 俺の腕から解放されたサーニャは体を起こし、恥ずかしそうに俺に背を向ける。 俺「そっか・・・俺、抱いちゃったまま・・・恥ずかしかったっスよね・・・ごめんなさい・・・」 その言葉にサーニャは俺に背を向けたまま首を振る。 サーニャ「ううん・・・違うわ・・・俺にぎゅってしてもらったのは、とっても嬉しい・・・ただ・・・///」 俺「?」 サーニャ「おなかに・・・かたいの・・・当たってたから・・・///」 俺「!?」 下半身へとゆっくり視線を落とす。 俺「・・・///」 サーニャ「え・・・えっちなのは・・・ダメ・・・///」 俺「ごめんなさい・・・///」 サーニャ「・・・で、でも・・・男の人はこういうの・・・我慢できないって聞いたことあるから・・・俺も、我慢・・・できなかったんだよね・・・///」 俺「えと、これは・・・その・・・」 サーニャ「ううん・・・いいの・・・これは、仕方ないこと・・・だ、だから・・・ホントは、ダメだけど・・・」 そう言うと、サーニャは俺に背を向けたまま上の下着の紐に指を掛け、それを取り払う。 ハラリ 俺「え!?いや・・・ちょ!?」 露わになった胸を彼女は右腕で覆い隠し、恥ずかしそうに俺に向き直り、こう言った。 サーニャ「俺がしたいなら・・・しても・・・いい・・・///」 俺「」 サーニャ「わ、私・・・シャーリーさんみたいに胸、大きくないし・・・ほ・・・ほかの人みたいに綺麗じゃないから・・・俺に・・・喜んでもらえるか・・・わからないけど・・・///」 顔を真っ赤にし、恥ずかしさからか、涙でいっぱいの潤んだ瞳で彼女は言う。 サーニャ「俺・・・///」 どこかなまめかしい表情で、ゆっくりとにじり寄るサーニャ。俺は後ずさりするが、すぐにベッドの端まで追い込まれた。 俺「ス、ストップ!あああ、あの、サーニャ!?」 左手を突き出し、静止を訴える俺。サーニャはその場で止まった。 サーニャ「・・・///」ウルウル 俺「い、嫌なら無理してそんなことしなくてもいいんスよ?今だって誰かに言われたからそんなこと言うんス・・・よね?」 サーニャはその言葉に首を横に振った。 サーニャ「誰にも言われてないわ・・・無理も・・・してない・・・私がしてあげたいって・・・思ったの・・・」 俺「え・・・」 サーニャ「男の人は、他の女の人に目移りしやすいから・・・ほっといたら別の人にとられちゃうって・・・」 俺「それは・・・誰から聞いたんスか・・・?」 サーニャ「本に・・・書いてあった・・・」 俺「どんな本読んだんスか・・・」 サーニャ「でも・・・えっちなことしろって・・・書いてあったわけじゃないの・・・これは、私が自分でしようって・・・決めたことだから・・・」 俺「どうして・・・」 サーニャ「・・・俺に・・・」 俺「?」 サーニャ「・・・俺に・・・ずっと好きでいてほしい・・・ずっと・・・一緒にいてほしいから・・・だから・・・」 俺「っ!」トクン 心臓が一度大きく鼓動を打つ。同時にみぞおちの奥がきゅうと締め付けられるような感覚が襲う。 ギュッ サーニャ「あっ・・・」 俺「・・・・・」ギュゥ 無言でただ、抱き締めた。 サーニャ「俺・・・?///」 俺「・・・ありがとうっス、サーニャ・・・俺、好きになったのが君でよかったっス・・・」 サーニャ「!・・・///」 俺「それと、その・・・エッチなことしなくたって・・・俺はずっと、君の事・・・だ、大好きっスよ・・・」 サーニャ「本当・・・?」 俺「はい、絶対に・・・だから、服、着てくださいっス・・・///」 サーニャ「うん・・・でも、これじゃ着れないわ・・・///」 俺「あ、そうっスよね・・・すみません・・・」 抱擁を解こうとする俺の腕をサーニャがしがみ付いて制止する。 サーニャ「ま、待って!・・・もう少し、このままが・・・いい・・・///」ギュゥ 俺「・・・///」 しばらく抱き合いながら、お互いに照れくさがりながら微笑みを交わす。 その内、俺の胸の奥からどうしようもなく抑えがたい感情が沸き起こり、俺がサーニャへと唇を寄せる。 サーニャもそれに応えるように瞳を閉じ、 そして二人は―― バタン! シャーリー「ハッピーニューイヤー!!お・・・れ・・・?」 俺「」 サーニャ「!?///」 シャーリー「あ・・・ああ、あ・・・」 ルッキーニ「? シャーリー、どしたの?」 シャーリー「わっ!み、見るな!ルッキーニ!!///」バッ ルッキーニ「え~!?なんで~?見えないよシャーリ~!」 シャーリー「あ・・・あははは・・・ご、ごゆっくり~・・・」 パタン ネェネェナニガアッタノ? イイカラツギイクゾツギ! ア!マッテヨ~ タッタッタ… 俺「・・・・・」 サーニャ「・・・///」 俺「あ、あの・・・サーニャ・・・」 サーニャ「なに・・・?///」 俺「あけまして、おめでとうっス・・・」 サーニャ「う、うん・・・あけまして、おめでとう・・・///」 それから、誰もいなくなったことを確認し、 チュッ… 人知れず、二人はそっと口づけを交わした。 ――――― ――― ― しばらくして・・・ ---基地内ラウンジ--- 一通り新年の挨拶を済ませた皆はラウンジへと集まっていた。 芳佳「え!?着物、あるんですか!?」 坂本「あ、ああ・・・私の知り合いが勝手に送りつけてきてな・・・みんなにぜひ着てほしいと・・・(まぁ、醇子のことなんだけどな・・・)」 ミーナ「あら、綺麗な柄ね。この前のゆかた・・・だったかしら。あれとはどこか違うのかしら?」 坂本「浴衣は薄手で着るのも簡単なのだが、着物は誰かが着付けをしないと着るのがなかなか難しいんだ・・・宮藤、お前、着付けはできるか?」 宮藤「あ、はい。お母さんに教えてもらったことがありますから。」 坂本「よし、ならば私たちで着付けしよう。俺は・・・すまんな、お前のはまた無いみたいだ・・・」 俺「あ、いえ。俺はみんなの着物姿が見れればそれで十分っスから。」 坂本「そうか?なら、楽しみにしていろよ。」ニヤリ 長し目をしつつ、どこか怪しい笑みを浮かべる坂本。 俺「ゴクリ・・・」 数分後 シャーリー「う~ん・・・やっぱちょっときついなぁ・・・」 ルッキーニ「シャーリーはおっぱいおっきいもんね~」 宮藤「<●><●>」ジーッ リーネ「よ、芳佳ちゃん・・・」 エーリカ「スースーする・・・」 ミーナ「ふふっ、似合ってるわよ、トゥルーデ。クリスにも見せてあげたいわね。」 ゲルト「か、からかうなミーナ・・・///」 ミーナ「あら、からかってなんかないわ。本当に似合ってるもの。」 ゲルト「うぅ・・・ミ、ミーナの方こそ、よく似合ってると思うぞ!///」 ミーナ「え?そ、そうかしら・・・?ありがとう///」 ペリーヌ「しょ、少佐・・・とてもお似合いですわ・・・///」 坂本「ん?そ、そうか・・・?少し恥ずかしいのだがな・・・はっはっは・・・///」 ペリーヌ「少佐・・・///(恥じらわれる少佐も素敵ですわ・・・///)」 俺「・・・///」ポーッ… 各々、色とりどりの色を見せるウィッチたち。浴衣とはまた違う美しさに俺は思わず見惚れていた。 エイラ「な~に鼻の下伸ばしてんだダ、このむっつりスケベ。」 俺「むっつりって・・・ひどいっスよエイラさ・・・」 振り返った俺の目の前には、いつもと違うエイラ。 彼女は藍色の地に、桔梗と清流が刺繍された着物に身を包み、髪を後ろに束ね、頭には蓮華の花飾り。 エイラ「な、なんダヨ・・・急に黙って・・・」 俺「い・・・いえ・・・エイラさん・・・めっちゃ綺麗だなって・・・///」ポーッ… エイラ「な!?う、ウルセー!!///」ポカッ 俺「痛っ!し、しどいっス・・・叩くなんて・・・」 エイラ「わ、私よりも・・・その、サーニャのほうが綺麗だゾ・・・ほら・・・」 俺が視線をエイラの言われた方へと移す。 エーリカ「ねぇねぇ、サーニャもさ、『はいてない』の?」 サーニャ「えっ!? ・・・///」 少し離れた場所で、サーニャが団欒している。黒地に藤の花が刺繍された着物を纏い、髪は団子状に後ろにまとめられ、頭には白百合の花飾りをつけている。 時折首元からのぞかせるうなじが悩ましい。 俺「すっげぇ可愛いっス・・・///」 エイラ「ダロ?サーニャは何着ても似合うんダ。」フフン なぜか誇らしげなエイラ。ただ、その横顔はちょっぴり寂しそうに見えた。 俺「・・・・・」 俺(やっぱり俺、サーニャが好きだ・・・だから、ちゃんと言わなきゃ・・・) 俺「あの・・・エイラさん・・・」 エイラ「な、なんダ・・・?」 俺「エイラさんは、サーニャのこと・・・大切に思ってるんですよね。」 エイラ「あ、ああ・・・当たり前ダ・・・」 俺「その・・・俺・・・俺は・・・」 そこで俺は口を噤んでしまう。 エイラ「・・・・・」 俺(クソっ・・・なんで言えないんだ・・・いや、怖いからだよな・・・エイラさんを傷つけるのが・・・) 俺「・・・・・」 エイラ「・・・知ってるよ。」 俺「えっ?」 エイラが口を開く。 エイラ「知ってる。お前とサーニャが、そういう関係になったってこと。」 俺「! ・・・・・」 エイラ「サーニャが言ってたんだ。お前に好きって言ってもらったって。サーニャ、凄くうれしそうだった・・・」 俺「・・・・・」 エイラ「それに、お前もいつの間にかサーニャの事名前だけで呼ぶようになってたし、それくらい、ワタシでもわかるヨ・・・」 俺「ごめんなさい・・・」 エイラ「あ、謝るなヨ!オマエ、サーニャの事好きなんダロ・・・?」 俺「そうっスけど・・・でも、エイラさんだってサーニャの事・・・」 エイラ「・・・ああ!好きだヨ!今だってずっと好きダ!でもさ、サーニャはお前を選んだんだヨ・・・」 俺「・・・・・」 エイラ「悔しいけど、サーニャが好きなのはお前ダ・・・でも、ワタシ自身、まだ踏ん切りがついてない・・・諦められないんダ・・・」 エイラ「それに・・・サーニャの両親が見つかるまで、私はサーニャを守るって決めたんダ・・・それは今でも変わらないし、これだけは譲りたくない・・・」 俺「・・・・・」 エイラ「それと、オマエの事もちゃんと見極めたい・・・ちゃんとサーニャを守ってくれるかどうか・・・ワタシの、勝手な考えだけどサ・・・」 エイラ「だから・・・」スッ 俺「・・・?」 エイラ「サーニャの両親が見つかるまでは・・・サーニャを・・・い、一緒に守ろうナ・・・」ポリポリ 手を差し伸べながら、そっぽを向き照れくさそうに頬を掻くエイラ。 俺「エイラさん・・・」 エイラ「そ、それと、サーニャだけ名前で呼ぶのはずるい・・・だから、ワタシもエイラって呼んでくれヨ・・・お前と私はその・・・家族、なんだからサ・・・」 俺(一応・・・許してもらえたのかな・・・) エイラ「ど、どうなんだヨ!」 俺「・・・もちろんっス。こちらこそ、よろしくっス、エイラ!」 パシッ 交わされる固い握手。二人の間には、確かな絆が生まれていた。 サーニャ「エイラ、俺。なにしてたの?」 遠くで話していたはずのサーニャがいつの間にか近くまで来ていた。 エイラ「さ、サーニャ・・・いや、なんでもないヨ。な、俺。」 俺「はいっス。なんでもないっスよ。」 サーニャ「本当?・・・ちょっと怪しい・・・」ジトー エイラ「ハハ・・・」 サーニャ「・・・あ、あのね、一つお願いがあるの・・・」 俺「? どうしたんスか突然?」 サーニャ「さっき、ミーナ中佐にお願いして時間を貰ったの。だから、基地の中だけだけど・・・このまま・・・デ、デートしたいなって・・・///」 俺「デート・・・っスか・・・?俺はいいっスけど・・・」 エイラ「・・・わ、ワタシ邪魔みたいだからあっち行ってるナ!」 サーニャ「待って、エイラ。どこ行くの?」 エイラ「どこって・・・だってサーニャ、俺と・・・デートするんだろ・・・?」 サーニャ「うん・・・でも、エイラも一緒よ?」 エイラ「えっ・・・」 サーニャ「前のお祭りの時みたいに、また3人でお出かけできたらなって思ったの・・・だから、エイラも一緒じゃなきゃ嫌よ?」 エイラ「いいのカ・・・?ワタシ、邪魔じゃないカ・・・?」 俺「邪魔なわけないっス。エイラが来ないのは、俺も嫌っス。」 サーニャ「だから、一緒に行こう?」 エイラ「サーニャ・・・俺・・・」 エイラ「・・・ったく・・・し、しょーがねーなぁ・・・今日ダケダカンナー」ニコッ サーニャ「うん。じゃあ、行こう?」ニコ サーニャがエイラと俺の手を引く。 それから三人は手を繋いだまま、ゆっくりと歩き始めた。 その後、デートを整備兵やその他男性配属員に目撃され、俺がボコボコにされたのは語るに及ばない。 続き→ペルソナ19.5 -ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3787.html
登録日:2012/02/16(木) 02 27 20 更新日:2021/10/14 Thu 23 33 53 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 P3P テオドア ベス男 ペルソナ ペルソナ3 弟 綺麗な巽完二 諏訪部順一 アァ〜トラアァ〜ス♪ あ…姉上、初めから飛ばしすぎでは…… テオ、もう始まっていますよ。 あっ…これは失礼。 皆様、ご無沙汰しております。エリザベスでございます。本日は主抜きでこの項目の紹介をさせていただきます。 この項目は我が不肖の愚弟・テオドア(CV 諏訪部順一)の項目でございます。姉より優れた弟など存在しないという方はそのままブラウザバックを…… どんな紹介の仕方ですか!? まぁ!テオ、お客さまの前ですよ!? あ…あぁ…失礼しました。 ……では気を取り直して。 テオはペルソナ3ポータブル(以下P3P)に追加されたベルベットルームの新しい住人で私の弟でございます。 ハム子様がベルベットルームに訪れた際の選択肢で、私かテオのどちらかとお会いできるのでございます。 残念ながらキタロー様では会うことができないので、OPでしかテオを知らないというお客様もおられます。空気より薄いとは正にこの事でございます。 本作品発売前はその容姿がペルソナ4の巽完二様に似ていると言われ、今でもきれいな完二様……と呼ばれるお客様もおられるとか。 名前が伏せられていた頃は姉上の男版だからベス男、スタッフの間ではエリオットと呼ばれていたそうです。今はテオと呼ばれるのが多いですね。 きれいな完二様と呼ばれるだけあり、このテオにもアッチ系を匂わせるイベントがありません! とあるイベントではハム子様を無視してイク突き様とアッートラスな関係になりません! 私がエレベーターガールを務めさせていただいているように、テオはベルボーイを務めております。 性格は極めて生真面目で悪く言えば堅物、ムッツリ、要領不足なのでございます。 発売前のPVの私とのやり取りから、お客様からは弄られ役という評価をいただいているのでございます。 さすがにそれは言い過ぎでは…… それなのに妙に見栄っ張りなところがあり、理解できていないのに知っているフリをして墓穴を掘る姿は正しく……愚弟の極み。 姉として恥ずかしい限りでございます。また、ドラマCDでは夏祭りに行きたいと駄々をこねるなど… いや、駄々をこねたのは姉上のほーー また、大量のきな粉やドックフードを食べても体を壊さない強靭な胃袋の持ち主でございます。それなのにこのクイーンエリザベス(カクテル)だけは名前も聞くのも嫌だとか。 他にも、触っただけで物体の温度がわかるというどこに役立てるのかわからない地味な特技を持っております。使えるかどうかはともかく、誰にも特技というものはあるのですね。 ………。 勿論、私の時のように依頼でテオと街を歩くことが可能です。 しかし、ハム子様とのやり取りと中の人の熱演により「P3Pをプレイしていると思ったら乙女ゲーをプレイしていた」という錯覚に陥るお客様が後をたちません。 そして、テオとの外出最後の依頼「あなたの部屋に出かけたい」では……、 手袋を外す ↓ 私にも教えられることがあるんですよ ↓ 二人きりで過ごした ↓ これ以上はこちらの世界にいられません ……完全にヤリ逃…ゲフンゲフンでございます。 ……ヤリ? 武器です あ………あぁ、もちろん知ってましたよ!…ハハハ。 ちなみに、ハム子様で私を選択した場合はキタロー様の時と会話が変わっているので、興味があれば一度目を通して見るといいでしょう。 以下、ネタバレでございます。 ………聡明なお客様はもう気づいていると思いますが、 何を隠そうこのテオは私と同じ力を司る者。……すなわち、今作の裏ボスなのでございます。 通常攻撃では回し蹴りを披露し、使用するペルソナは私とは違いますが仕様は勿論メキドラオンでございます。……ですのでテオと相対する際は殺す気で向かってください。 しかし、P3Pでは私やテオ以上に強くなった姉が居りますので、私達に勝利してこのゲームを制覇したと思わないでください。 あの姉上、そろそろ終わりの時間に… あら…そうですか。では、ここでテオにお客様に追記・修正のお願いをする権利を与えましょう。 えっ!?あの…ちょっ はい3.2.1.Q! 追記・修正は私を撃破してからお願いします。 ……はぁ、今のは面白く噛むところだったのに。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] PVで姉に弄られっぷりときたら・・・。PQ出演おめでとう -- 名無し (2013-12-13 03 09 19) PQではえらくかわいいエプロン着用してたなw -- 名無しさん (2014-04-29 00 38 17) 映画では他メディアでの出番の無さを姉に笑われたけど、存在を消された様な状態のハム子のが悲惨だと思うんだ…。 -- 名無しさん (2014-06-22 00 04 31) Qもテオは出るけどハム子は…。いやそこは本当に仕方ない事なんだけど、なんか寂しいんだよな。 -- 名無しさん (2014-06-22 01 48 12) そろそろペルソナQの情報も載せて良いんじゃないか? 公式の通りネタバレは無しで。 -- 名無しさん (2014-07-04 15 42 22) エリザベスの色変えてみたけどそんな変わらなかった -- 名無しさん (2014-07-04 16 32 47) エリザベスがキタロー救いに行くということはハム子だったらテオドアなのか? -- 名無しさん (2014-09-14 22 33 47) テオとエリザベスって強さ変わんないよな? -- 名無しさん (2014-09-24 23 31 02) ↑もう公式で姉達のパシリ設定だから強いイメージ湧かない… -- 名無しさん (2014-09-24 23 51 55) ↑ああそういう意味じゃなくて戦闘面での話。 ペルソナが変わってるだけで強さは変わんないよな? -- 名無しさん (2014-09-25 23 38 13) ↑うん。記事にもあるけど「メギドラオンでございます☆」も標準搭載。彼の場合ペルソナはベルゼブブだったけど。 -- 名無しさん (2014-09-26 00 15 27) ↑やっぱりそうか ミカエルとかアバドンとか俺の中では強いイメージのあるペルソナが入っていたからテオの方が強いと思ってたわ、疑問が解けた、ありがとう! -- 名無しさん (2014-09-26 23 19 01) 5に登場する双子にも弄られそう -- 名無しさん (2015-05-09 13 11 06) 真面目なんで弄られやすいってのはPQ2でも言われている。意外と双子には邪険にされていない。 -- 名無しさん (2020-06-23 13 44 11) 双子にとっては姉様達の暴虐を引き受けてくれる防波堤みたいなものなんで同情こそすれど手助けはしない -- 名無しさん (2020-06-23 14 40 10) 名前 コメント